鹿野道彦

かのみちひこ



当選回数回

鹿野道彦の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第180回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 細田議員の質問にお答えをいたします。  農政、特に、土地改良、中山間地域対策についてのお尋ねでございます。  我が国農林漁業は、所得の減少なり、あるいは担い手不足、高齢化といった問題に直面いたしておりまして、その再生は待ったなしの課題と認識をいたして...全文を見る
01月31日第180回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○鹿野国務大臣 経営規模拡大のこの今回の予算計上は、TPPに交渉参加するかということとは関係のない考え方によって、今後五年間で何とか新しい農業の形をつくりたい、こういうふうなことの初年度としての予算を計上させていただいたということでございます。
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○鹿野国務大臣 重複しますけれども、今先生から言われた件は大変重要だと思っています。  というのは、昨年の十二月に塩竈に参りましたときに、宮城県の漁業関係、水産関係の人たちが何を一番求めるか、かさ上げだ、かさ上げだ、もう強く求めておられました。  そういう意味で、今、この漁港...全文を見る
○鹿野国務大臣 事実関係だけ、まず申させていただきます。  この暫定規制値超過の原因究明というようなことにおきましては、いわゆる暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたということを受けまして、まず、飼養管理状況がどうであるかというようなことを調査するということに入りました。...全文を見る
○鹿野国務大臣 非常に重要な御指摘をいただきました。  農林水産省が設計いたしました当初の調査が終了した後に、いわゆる暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたということに対しましては、これは先生から御指摘のとおりに、真摯に受けとめていかなきゃならない、このように思っておると...全文を見る
○鹿野国務大臣 検査、調査体制というものが、私どもとしてはこれで十分だと思っておったのがそうでなかったということは、これは反省に立って、この原因究明というものに福島県と連携をして取り組ませていただき、そして、作付を来年度どうするかということにつきましては、当然、今おっしゃられた農...全文を見る
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○鹿野国務大臣 そのとおりでございます。  基本的に、農林水産省が設計した調査を行った後に暫定値を超えるものが検出されたというふうなことは真摯に受けとめなきゃならない、そういうことで、これから、農家の心情というものをしっかりと受けとめて、県なり市町村と連携して、来年度に向けて対...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、先生からの御議論は、これまでも、そういうようなことで三倍というようなお話もございました。  しかし、今総理からお話しのとおりに、今後、例えばアメリカにおきましても、パブコメを受けてどういうものを要求してくるかということはこれからでございまして、そういうものを...全文を見る
○鹿野国務大臣 世界各国、全ての国が関税撤廃をした場合にということを想定して試算をしたところ、それが一三%になるという試算を提示させていただいたところでございます。
○鹿野国務大臣 今お話ありましたとおりに、TPPに対しては、交渉参加に向けて協議を行うということでございますから、まだ具体的に交渉参加をするかどうかということは決まったわけでもございません。  そういう中で、私どもといたしましては、基本的に、自給率をまず五〇%という目標を掲げな...全文を見る
○鹿野国務大臣 それはあくまでも仮定の話でございますけれども、いろいろなる施策というものを複合的に推進することによって自給率五〇%を目指していくというふうなことは、私どもの基本的な考え方でございます。
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、日本の国の再生ということを考えたときには、大都会だけが活性化が図られるというふうなことでは真の日本の再生にはつながりません。やはり全国、地域社会全体が活力を生み出していくということが必要であります。そのことを考えたときに、やはりいかにして地域に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的にはやはり安定ということだと思います。そういう意味で、農業の生産にいそしんでいただくためには、やはり農業者の方々が安定した一つの姿をつくり出す、そういう意味で戸別所得補償制度というものをこれからも継続していきたい。  そして、同時に、今日の日本の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 具体的にどの程度というふうなことは、それぞれの地域によっても、また取り組んでいく方々によっても違ってくるわけであります。ただ、私は、今一番大事なことは、よし、やってみましょうというこの意欲を持ってもらうことが大事だと思うんです。  過般、仙台に私参りま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に大事な点を御指摘いただきました。  このことにつきましては、農林水産省、私ども反省するところが多々ございます。当然周知していただいているものだと、こういうふうなことが周知してなかったというふうなことも多々ございました。そういう意味では、農業政策に...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の豪雪、大雪に対しまして、農林水産省内におきましてもこの大雪に対する対策本部を開催をいたしました。そして、とにかく実態をしっかりと把握をして、それに対して万全の策を講じていくと、こういうようなことを指示しているところでございます。  共済金の早期支...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今の案件につきましては、規制・制度改革に係る追加方針というものに沿いまして、議会の同意を含めた市町村の同意でも可能とする方針と、こういうふうな考え方に立っております。そのことを年度中に林野庁長官のいわゆる通知を改めて、改正をして出してまいりたいと、こう思...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 御指摘の随意契約の要件につきましては、公共用、公用又は公益事業など、政令で定める場合には該当することが必要と、こういうふうなことになっているわけでありますけれども、現在、今御質疑をいただいたことにつきましては、経済産業省の協力を得ながら財務省及び農林水産...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 再生可能エネルギーにつきましては、安住財務大臣が非常に理解のある大臣でありますから、私どもの考え方を取り入れてくれるものと思っております。
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、この岡山県の美作市でございますか、この事業につきまして経緯がございましたけれども、いわゆる市が事業主体となって七・一ヘクタールの圃場整備が実施されてきたわけですけれども、このような経緯の中で、市の方からすると受け入れてくださいと、しかし農業者の方から...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、いろいろと今説明がありまして、この写真も見せていただきましたけれども、県の方からの申請というものを受けて農林水産省としてもいわゆる予算付けもさせていただいておるわけでありますので、よく話合いをしながら物事を解決していくということが大事だと思いま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねてということになりますけれども、市の方はどうぞ引き取ってくださいと、このとおりにしましたからと、一方の農業者の人たちは引き取るような状況じゃありませんと、こういうことなんでしょう。ですから、そういうふうな状況の中で今調整が進んでいると、こういうことで...全文を見る
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○鹿野国務大臣 基本的には、TPPにつきましてどうするかということについては、これから情報をしっかりと把握して、そして国民の皆さん方にも提示をして、そして議論をしていただいて判断するということでございます。  基本的に、この食料自給率というふうな問題は、長年の間にわたっても取り...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず冒頭に、今先生から危なっかしいという言葉がございましたけれども、これはぜひ撤回をしていただきたいと思うんです。今、事業が継続中のものであります。それに対して、主観でそういうふうなことを申されるというのは、私はぜひひとつ慎重であっていただきたいと思います。  ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、我が国にとりまして、農産物の輸出の問題が大変重要なテーマでございます。そういう意味で、私どもといたしましては、田中氏の基本的な知見そして人脈、そういうふうなものを活用して、そして中国に対する輸出の拡大につながっていくなら、このようなことで私どもとしては顧問をし...全文を見る
○鹿野国務大臣 実は、顧問に就任していただきましてから、中国の中農集団という八万人の雇用をしておる企業がございます。その企業が日本の農産物を受け入れる、こういうようなことから、いろいろと御尽力をいただきまして、震災の後の三月の二十日前後に、私自身も、この関係の団体の方と一緒に、そ...全文を見る
○鹿野国務大臣 前段の件は、公設秘書を辞任したということです。
○鹿野国務大臣 先生、一人の方の人格にもかかわることですから、ぜひ慎重に発言していただきたいと思いますが、私が先ほど申し上げましたとおりに、人脈と知見によって、そして、中国との農産物の輸出ということについて前進を実質的にするというような可能性が大きかったんです。ですから、三月の二...全文を見る
○鹿野国務大臣 検疫が要らないというような形で会員を募集したというような事実は、私どもは把握いたしておりません。まず、それを一点申し上げたいと思います。  それから、なぜ顧問をやめられたかということは、先ほど申し上げましたとおりに、農林水産省としてはある程度、どこの政府もそうで...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生御承知のとおりに、検疫については、いろいろと輸出のことについては、各県もそれぞれ規制緩和してもらいたいというようなこと等々で努力しているとおりに、田中氏におきましても、検疫については何とかしてほしいというようなことの働きかけをするのは、民間の活動としては当然の...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、オープンが九月に予定というふうな話は、私は聞いたことございません。三月くらいを目指して準備をしているというふうな話を聞いておるところでございます。  それから、もう一つは何でしたか。
○鹿野国務大臣 これは先生、先生も弁護士ですからおわかりのとおりに、今、いろいろと中農集団と協議会の間で事業を継続してやっているわけですよ。そういう中で、政府の立場の私が民間の立場になっていろいろなことを申し上げるというのは、そういうふうな立場にないものと、私もそういう性格のもの...全文を見る
○鹿野国務大臣 まだ続けられるだろうから……
○鹿野国務大臣 よろしいですか、先生。  いろいろ、危なっかしいとか、いろいろなことを、自作自演だとか、こういうふうなことを先生は申されたわけですけれども、これは全国の人たちがテレビでいろいろと見ておられるわけですよ。そういうことを考えたときに、どうしてもやはり、誤解を生んでし...全文を見る
○鹿野国務大臣 私、答えさせていただいております。  結局、これは今継続している民間の仕事なんですよ。それに、政府の私の立場の者がその中身について申し上げるというのは、そういう性格のものではありませんということを申させていただきます。
○鹿野国務大臣 基本的に、何遍も申し上げますけれども、私どもの立場として民間の経済行為のことについて云々ということは申し上げる性格ではない、こういうふうに思っております。  それから、農林水産省がいろいろ働きかけたということ、これは、昨年の一月に、程大使も参加をしていただいて、...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、先生、危なっかしいとかなんとかという言葉をよく使われますけれども、今、中国側と日本側で、民間同士で、何とか輸出を拡大していこうというようなことで懸命になって努力がなされている継続中のことでございますから、ぜひこの点は、言葉そのものを、表...全文を見る
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○鹿野国務大臣 確かに、今先生おっしゃるとおり、政権交代によりまして、政策の転換から、大きく予算の形も変わりました。実質的に、農林水産省の省内の枠内で戸別所得補償政策というものを導入した。こういう新たな政策を導入することによって、まさしくこのような、今先生から御指摘のような予算編...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、今先生が触れられた、木をまず伐採したらどうか、こういうようなことでありますけれども、そういう森林の施業、いわゆる間伐等々を行ったときに、放射性の物質が拡散するのをどうやって防止するかということをまず技術的に研究開発していかなきゃならない、そういうようなこ...全文を見る
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○鹿野国務大臣 今先生から御指摘のとおりに、とにかく今日の状況を考えたときに、具体的な提案があったわけでありますけれども、この点につきましては、飯舘村の村長さんも、一つの考え方としてというふうなことも申されたことがございました。  そういう中で、今、来年度の作付をどうするかとい...全文を見る
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○鹿野国務大臣 公共事業と非公共事業の違いにつきましては、従来から、公共事業は一般的に効用が長期に及ぶ社会資本の整備を実施する事業、こういうふうなことで、公共事業以外の事業は、公共事業のように効用が長期に及ぶ社会資本の整備以外のものとしてその時々の政策課題に応じて行う事業、こうい...全文を見る
○鹿野国務大臣 財務大臣からもお話がありましたとおりに、この四次補正におきましてこういう強い農業づくりの交付金、あるいはまた農業農村整備関連予算につきまして計上させていただいたということは、基本的に、この四次補正の位置づけといたしましては、安全、安心を確保するというふうなことも一...全文を見る
○鹿野国務大臣 私どもは、選挙運動というものを意識して予算計上したのではございません。本当に、今日の各地区におけるところの、そういう実態、実情というふうなものをしっかりととらえさせていただいて、そして現場の声を聞かせていただいて、この計上をさせていただいたということだけは明確に申...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、最初の、前段の先生からの質問でございますけれども、どういう理由で行動計画、こういうふうな基本方針を打ち出したかということでございますが、私が一昨年このポストに就任したときに、二十年前に、正確に言うと二十二年前にも、自民党時代、この農林水産大臣のポストにつ...全文を見る
○鹿野国務大臣 そこで、先ほど申し上げましたとおりに、補正につきましては、いわゆる地域の現場の声が非常に高いというようなこと等々、そして、先ほど申し上げましたけれども、四次補正につきましては安全、安心の確保というふうなことも位置づけされているわけでありまして、老朽化等々の施設等々...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、結論を申し上げますと、強い農業の交付金、あるいはまた農村、農業のいわゆる整備事業というふうなものは、これからも体質強化ということを考えたときには、やはりきちっと常に意識をしてやっていかなきゃならない、こういうふうな考え方でございます。  ただ、あえてま...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の点は、前文というのでしょうか、「はじめに」というところにございまして、基本的に、(4)の「本基本方針は、」というところで、「「食料・農業・農村基本計画」に基づく食料自給率五〇%の達成等を目指していく。」こういうふうなことを私どもとしてはその中に盛り込ませていた...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、基本的に、食料自給率五〇%を目標としていくということは、何ら変わったものではないということを申させていただきたいと思います。  それから、いわゆる試算の件でございますけれども、これはまさしく全世界において関税撤廃になった場合に、どの程...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、先生、TPPにつきましては、まだ、具体的に交渉に参加をするということも決めたわけではございません。  それからもう一つは、私どもといたしましては、この五〇%というふうなものを目指していくということにおきましては、経済連携というものの中におきましても、高...全文を見る
○鹿野国務大臣 このTPPに関しましては、今先生くしくもおっしゃられたとおりに、いわゆる市場アクセスにつきましてどういうふうなことを日本の国に求めてくるのか、それからまた各国の生産というものがどういう状況にあるのか、あるいはどれだけの輸出力を持っているのかというようなこと等々は当...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず最初に、中山間地におけるところの十から二十という形態を目指していくということについては、現実離れじゃないかというようなお話でございますが、これは御承知のとおりに、実現化におきましてもいろいろ御議論いただいての考え方を取り入れさせていただいたというようなことでご...全文を見る
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○鹿野国務大臣 基本的には、多様な農業というふうなものにつきましては、やはり、我が国としての考え方でございまして、経済連携というものを進める上におきましても、そのことが生かされるというようなことの中で今後とも話し合いをしていかなきゃならないんじゃないか、こういうふうな考え方に立つ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、小野寺先生からの御指摘の点は非常に重要なことでございまして、私どもも、モニタリングの調査の強化等々、そして正確な情報をしっかりと消費者の方々に提供させていただくということも含めて、風評被害の防止のためにできるだけあらゆる努力をしていくべく、私ども政務三役も事務...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からの御指摘の点につきましては、お話しのとおりに、新基準値の施行が四月一日からということでございますので、その時期を待たずに、牛の飼料というものの暫定許容値を改定いたしました。そして、二月の三日に、その飼料の暫定許容値を改定する通知、すなわち、三百から百ベク...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、緊急的には、やはり切りかえが必要でございますので、輸入のいわゆる代替粗飼料の確保というふうなものでやっていかなきゃなりませんので、輸入業者の方に協力を要請いたしておるところです。  それからもう一つは、牧草が一番のポイントだということになりますので、牧草へ...全文を見る
○鹿野国務大臣 餌の件でございますけれども、昨年来から稲わらの問題等々が明らかな事実として問題視されてからは、代替飼料として輸入の確保というところに力を入れてきたわけでありますので、まず当面、そのような措置を講じてきたわけでありますから、私どもとしては、いろいろな実情に応じて、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 特に宮城県におけるところの汚染稲わら、四万五千個のロールということにつきましては、まず、今どういう取り組みをしているかということにつきまして申させていただきますと、ラッピングがほぼ終わりました。それを今度、やはり場所を、何とか理解していただいてということで、パイプ...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的にはそのような考え方でありますけれども、しかし、現実、なかなかそういうような状況になりませんので、何とか一刻も早くパイプハウスの方に移管して、とにかく隔離をさせていただくというようなことで力を入れさせていただいております。
○鹿野国務大臣 今、各市町村と連携をとりながらやっておりまして、とにかくパイプハウスの場所を設定するところまで至ったのが六割でございます。そういう意味で、あとの四割につきましては、何とか場所を確保すべく今取り組ませていただいているところです。
○鹿野国務大臣 まさしく先生のおっしゃられること、心が本当に痛む思いでございます。  そういう中で、警戒区域内で死亡した家畜の処理につきましては、感染症等々これは当然防止をしなきゃなりませんので、その処理につきましては、消石灰の散布、あるいはブルーシートを覆いかぶせて応急措置を...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○鹿野国務大臣 基本的に、この食料自給率という目標というふうなものに向かって、やはり全力を挙げて取り組んでいかなきゃならない、これが基本だと思っております。  平成二十二年度、今先生が言及されましたけれども、一%下がったというのは、天候の不順等々ということもございまして一%下が...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的に、食料自給率の目標を掲げて、そしてそれに向かって進んでいくというふうなこと、大変困難なことであるということも私は承知をさせていただいております。実は、私が二十数年前に農林水産大臣を拝命したときに、当時四九%でございました。これを何とか五〇%にしたい、こんな...全文を見る
○鹿野国務大臣 自給率向上ということになりますと、基本的に、まず麦と大豆をどう生産してもらうかということでございまして、そこに、やはり需要も伴っていかなきゃならないということもございますから、そういうところの今後の見通し等々というようなものを含めて、きちっとそこに位置づけしていく...全文を見る
○鹿野国務大臣 今申し上げますとおりに、ある程度、食料自給率に向けて一つの見通しというふうなものが立ってくれば、そういう年度ごとにということもございますけれども、今、まだそういう状況というふうなものはなかなか定めにくいところもございますから、とにかく麦、大豆をどうやって作付けして...全文を見る
○鹿野国務大臣 安愚楽牧場に対する農林水産省の対応につきましては、平成二十一年の一月に立入検査を実施の上、同年の三月には、検査結果をもとに財務諸表等を適正に作成し、かつ、その結果を定期的に報告するよう指示をし、同年七月に第一回目の現状報告を受けた、このようなことでございますという...全文を見る
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○鹿野国務大臣 五百以上のところはいわゆる隔離、そして百を超したところについては生産者の人たちのところのお米を隔離する、こういうことでございます。ただ、地域につきましては、いろいろな考え方が農家の方々にもあるものですから、これは県と今話し合いを進めているというふうなことでございま...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく阿部先生のおっしゃるとおりでございまして、そういう意味で、具体的には、特に農林水産物の輸出減につきましては、香港、中国というところが非常に数字の上でも落ち込んでおるということでございまして、そういう中で、具体的に私どもも、各省の関係者の方々と連携をとってや...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○鹿野国務大臣 農協系系統金融機関の休眠口座の状況につきましては、金融庁等との連携の上で、できる限り早急に把握してまいる所存でございます。
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○鹿野国務大臣 日ごろからお茶の振興に御尽力をいただいて、ありがとうございます。  まず、出荷制限が行われた県でございますけれども、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県、この五県でございます。それから、出荷自粛が行われた都県は、福島県、埼玉県、東京都、静岡県、こういうことで...全文を見る
○鹿野国務大臣 お話のございました放射性セシウムの問題によりまして、茶商の皆さん方、流通業者にも、製品の回収や出荷自粛によるところの影響があったというふうなことも承知をいたしておるところでございまして、これはもう賠償というふうな形で請求も行われておりまして、それに対して、我が省と...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生方の与野党ともにの御努力によりまして、昨年、いわゆる議員立法として法案も成立をしていただきました。  それを受けまして、今基本方針に取り組んでおるところでございますけれども、やはり一つは、地域経済のかなめとしての重要な茶業の振興、二つ目は、お茶の文化的側面の...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、石破先生から触れられた点につきまして、私は、食料自給率というふうな目標を掲げるということは、やはり国にとりまして、国民に食料の安定供給をしていくというふうなことは非常に重要なテーマだと思っているんですね。そうしますと、その自給率というものを一つの目標に掲げて、...全文を見る
○鹿野国務大臣 所得補償政策を推進することによって、まず基本的には農業者の方々が安心して安定的な食料供給にいそしむことができる、そういう意味で意味のあることだと思っております。  それから、生産調整につきましては、私は、今先生触れられたとおり、ただ単に生産調整をすればいいという...全文を見る
○鹿野国務大臣 この東日本大震災におきまして、十一県におきまして、四百二地区、約六百億円の被害、こういうふうなことでございます。二月の二十三日現在ということでございます。  農業の集落排水施設は、規模が非常に小さいということで分散をしておりまして、主な被害は、液状化によるところ...全文を見る
○鹿野国務大臣 農林水産省といたしましては、今お触れになりました農業集落排水施設の効率的な整備を推進するために、国交省、環境省と連携をいたしまして、都道府県に対して、汚水処理の整備に関する構想に関する通知を平成七年に出しました。そして、その通知に基づきまして、各都道府県におきまし...全文を見る
○鹿野国務大臣 当然、設置されているというふうなことでありますならば、その施設がどういう状況にあるかということも踏まえて機能診断をして、そして補修なり更新を行っていくということを、各都道府県におけるところの整備構想の見直しの機会を捉えてやっていくべきじゃないかな、こういうふうな認...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から、バランスのとれた施設をつくっていくべきじゃないか、対応すべきじゃないか、こういうことでありますけれども、平成二十三年度からは県の一括交付金でも対応ということで、県で地域の声をよく聞いて整備してほしいというようなことも私どもからも申し上げているところでご...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生おっしゃられたことは、一つの重要なことだと思います。  ただ、農業集落排水施設というのは、先ほど来からのお話のとおりに、どちらかというと農村地帯におきましても過疎地域でございまして、特に、財政的な事情なりあるいは人口の減少等々という問題を常に抱えておる、そ...全文を見る
○鹿野国務大臣 平成二十二年度におきましては、水産庁関係の当初予算が千八百十九億円、補正予算が九十三億円、合計で千九百十六億円でございます。平成二十三年度におきましては、当初予算が二千二億円、一次補正が二千百五十三億円、二次補正が百九十八億円、三次補正が四千九百八十九億円、四次補...全文を見る
○鹿野国務大臣 水産庁の一般会計予算定員は、平成二十二年度末におきまして八百七十一人です。平成二十三年度末におきましては八百六十六人、マイナス五人、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 今先生から、水産庁の月別の超過勤務手当の支払い総額について見せていただきましたが、平成二十三年の三月十一日に発生したところの大震災によりまして、水産関係、漁業関係に甚大な被害が発生しました。そして、震災発生直後から水産庁職員を総動員いたしまして、被災地の支援物資の...全文を見る
○鹿野国務大臣 職員の超過勤務につきましては、各職場の管理者が、いわゆる公務のため、臨時または緊急の必要がある場合におきまして命じておるわけでございまして、二十三年度八月以降におきましても、調整率等を用いて超過勤務支給額を減額しているというような事実はございません。命令によって超...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる農林水産省におけるところの職員の超過勤務手当の支払いにつきましては、職員の超過勤務については課長等管理者が命令をいたしているわけでございまして、この命令によりまして超過勤務を行った全時間に対して超過勤務手当を支払っているところでございますということを申させ...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○鹿野国務大臣 まさに今、玉木委員からのお話のとおりに、やはりスタートの時点は、確かに、どうするかということの議論の中で、販売農家ということを一つ仕切ったわけでありますが、そこから努力をして集約化していくというようなこと、そうなっていけば一人当たりの農家の人たちの収入もふえるとい...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、玉木委員からお触れになりました、この所得政策をやる上におきまして、やはり農家の人たちが政府の政策に一番求めることは、できるだけ継続してほしい、とにかく、そのときそのときの場当たり的な政策じゃなしに、こうだというふうな政策であるならば、ぜひそれを続けていってほし...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、戸別所得補償制度を導入するということにおきましては、ここに資料として出されておりますけれども、意欲ある全ての農業者に将来にわたって農業を継続、こういうふうなことでございまして、そのようなことから、私どもといたしましては販売農家というふうなところを対象として仕...全文を見る
○鹿野国務大臣 生源寺先生がどういうふうなことの考え方で御指摘いただいたかというのは、私は定かでありませんけれども、農業者戸別所得補償制度というものは、農業者の人たちが、ぜひこれを継続していってほしい、こういう非常に強い思いを持っておられる方が多いというふうなことは、やはりこれは...全文を見る
○鹿野国務大臣 まず、意欲ある農業者が農業を継続できる環境を整えて、国内農業の再生を図ることにより、我が国の食料自給率の向上を図るとともに、農業の有する多面的機能が将来にわたって発揮されるようにするために導入をする、こういうことであります。
○鹿野国務大臣 当然、重ねて申し上げますけれども、私たちはこの所得補償制度というものをどこに対象として位置づけするかというふうなときにおきまして、実はいろいろ議論があったんです。でも、基本的に、やはり段階が必要じゃないか。  私も長い間取り組んできましたけれども、農地解放によっ...全文を見る
○鹿野国務大臣 土地改良事業につきましては、確かに、私ども、政権交代後、予算が削減されました。それは、戸別所得補償制度というものを導入する際、農林水産省内の予算で調整をした、こういうことでございます。そういうふうなことから、確かに、重ねて申し上げますけれども、削減されました。 ...全文を見る
○鹿野国務大臣 確かに、今、小里委員から申されたとおりに、十五町歩くらいのところで一つの限界というふうなものがあるのではないかということでありますけれども、十五町歩以上というふうなことになってきますと、例えば機械を一セットから二セットくらいにしていくというようなことによって、規模...全文を見る
○鹿野国務大臣 今お話しのとおりに、各酪農家が生産する原乳というのは、地域のクーラーステーションと呼ばれる原乳の冷蔵保管施設に一旦保管されまして、その後で乳業工場に輸送されるというのが一般的でございます。そういう中で、いわゆる消費者に供給する牛乳なり乳製品の安全性を確保する観点か...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○鹿野国務大臣 平成二十四年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  初めに、予算の基礎となっている農林水産施策の基本方針について御説明いたします。  昨年来、東日本大震災を初め、集中豪雨や台風、大雪などの災害に見舞われ、農林水産業への被害が相次ぎました。大震災に伴う原子...全文を見る
○鹿野国務大臣 過般、御指摘いただきました、いわゆる宮城県の畜産産業に対する賠償金の支払い状況でございますけれども、三月一日の時点におきましては、一次請求、二次請求、三次請求が行われまして、十月までの請求につきましては支払いが行われております。その後、四次請求十二月に、五次請求一...全文を見る
○鹿野国務大臣 数回にわたりまして連絡会を開きまして、この賠償の早期支払いについて、農林水産省といたしましても、東電の方に対しまして申し入れを行ってきたところでございますけれども、今、小野寺先生からの御指摘もございますので、さらに東京電力に対して、社長からも過般、小野寺議員の質疑...全文を見る
○鹿野国務大臣 新基準値に基本的には適合する牛のみが屠畜されるように、関係者に対しまして、いろいろ指導をさせていただいているところでございます。  仮に屠畜後に百ベクレルを超過する牛肉が見つかった場合は、当該牛肉の出荷自粛を要請するとともに、実質買い上げて処分する事業も措置して...全文を見る
○鹿野国務大臣 二月の三日でございますけれども、牛の飼料の暫定許容値を改定する通知を出しました。今までは三百ベクレルということでございましたけれども、これが百ベクレル、こういうことになるわけでございます。  その通知を出しました後に、いわゆる新許容値を下回る粗飼料への速やかな切...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる規制値の切りかえによりまして必要となります代替粗飼料の確保というふうなことがまず大変重要なことだと思っておりまして、これは輸入業者に協力を要請いたしておるところでございます。  それから、利用できなくなるところの今お話しの牧草につきましては、焼却なり、す...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、相当緊急を要することでございますので、いわゆる輸入によっての粗飼料というものを確保しなきゃならないと思っております。その際には、当然のことながら、東京電力に対する、賠償というふうなことによって支払われていくように、私どももさらに後押しをしていきたいと思...全文を見る
○鹿野国務大臣 農業者、農家の方々の負担にならないように、私どももできるだけの努力をしてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 負担にならないように、東京電力に、しっかりと賠償するように私どもは取り組んでまいります。
○鹿野国務大臣 基本的な考え方を私ども発出させていただいているわけでありますけれども、今先生のおっしゃるとおりに、やはり地域の方々のお考えというふうなものもございますので、今後、この基本的な取り組みにつきましては、当然のことながら、地域の方々、自治体とも丁寧に説明をさせていただき...全文を見る
○鹿野国務大臣 環境大臣に対しましても申し上げていきたい、こう思っておりますが、農林水産省といたしましても、大変重要な課題でございますので、ともに一体的な取り組みで、今後、関係自治体ともしっかりと、丁寧にお話し合いをさせていただいて、一歩でも二歩でも早く前進するようにしてまいりた...全文を見る
○鹿野国務大臣 この点につきましては、十分の十の補助ということで行うことにいたしておりますので、このことは、これからも農業者の方々にも御理解いただくように丁寧に説明をしてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今回の予算措置でございますけれども、食品衛生法に基づく基準値の見直しを見据えて、飼料の暫定許容値を見直すことによりまして、除染が必要となる百ベクレル以上の粗飼料が生産される農地は、放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染重点地域とほぼ重なっております。そういう意味で、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の件につきましては、重ねて申し上げますけれども、除染が必要かどうかというふうなところにつきましては、そういう面積をしっかりと精査してまいりたいと思います。  そして、今、具体的な形での取り組み、東日本大震災農業生産対策交付金を活用して、先行的に取り組みというも...全文を見る
○鹿野国務大臣 具体的に誰がというのは、いわゆる作業そのものでございますか。(小野寺分科員「作業です」と呼ぶ)それは、関係市町村とも連絡をとって、実際にどういうふうな形でやっていくのが一番望ましいかというようなこと等々は、当然、自治体の方々とも、関係者の方々とも打ち合わせをしてい...全文を見る
○鹿野国務大臣 現場におきましては、生産者の方々なり、あるいは農業公社などと検討をさせていただいているところでございますけれども、さらに詰めさせていただきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 重ねて申させていただきますけれども、どの程度の除染の面積になるのかということは精査させていただくわけでありますけれども、今先生からの御指摘のとおりに、相当面積が大きいということになりますならば、当然、機械等々は他県からも借り入れをしていかなきゃなりませんし、また、...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の小野寺先生からの御指摘の件につきましては、よく、農林水産省といたしましても、実態、実情というふうなものをしっかりと把握をするというふうなことが大事でございまして、今後、当然、各県のそういう現場におきましてお願いをさせていただくというふうなことになるわけでありま...全文を見る
○鹿野国務大臣 今おっしゃられたとおりに、いわゆる法令的な、実質的な実施というものは十月ということでございますけれども、我々としては、やはりそういう新しい規制値になりますと、こういうふうなことを見据えて取り組んでいかなきゃなりませんので、当然のことながら、賠償につきましても、そう...全文を見る
○鹿野国務大臣 今私申し上げましたとおりに、そのケースの場合も、今先生からの御指摘のケースの場合も賠償の対象になるというような考え方を基本として、当然のことながら、東電ともしっかりと話し合いをしてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 まず、日豪のEPAにつきましては、国会の決議というふうなものもございますので、そういう国会におけるところの決議というものをきちっと受けとめてやっていかなきゃならない、こういうふうな私自身の基本的な考え方を申し上げたところでございます。  それから、TPPにつきま...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、二〇二〇年までにFTAAPを構築する、そういう中でいろいろなる道筋がありますね、こういうようなことの中で経済連携を進めていくということでありますけれども、御承知のとおりに、包括的経済連携を進めていく上での基本方針というふうなものにつきましては、今お話あ...全文を見る
○鹿野国務大臣 日豪のEPAを推進する際におきましては、国会決議というふうなものがございます。  その国会決議というものは、私どもとしても、その考え方というものは十分頭に入れながら取り組んでいかなきゃならないことだと思っております。
○鹿野国務大臣 平成二十二年の三月に閣議決定いたしました食料・農業・農村基本計画というものは、今後の十年間程度を見通しての基本的な考え方を打ち出したところでございます。戸別所得補償制度、そして食の安全、安心の確保、六次産業化によるところの農山漁村の再生、こういう三本柱として、農政...全文を見る
○鹿野国務大臣 農業の担い手の位置づけというお話でありますけれども、担い手ということにおいて、農家の人がどう思っておられるか。耕作面積が少ない人でも、自分たちはやはり農業の担い手なんだ、こういう意欲を持って取り組んでいただいておる、そういうような方もおられると思うんです。  そ...全文を見る
○鹿野国務大臣 石山議員には民主党の所得補償制度チームの座長として取り組んでいただいておりまして、敬意を表させていただきたいと思います。  そういう中で、今お話しのとおりに、農業政策を進めるというふうな上においては、農業者の方々は、やはり政策の継続性というふうなものを求めておら...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、井上先生からのお話のいわゆるプラムポックスウイルスにつきましては、青梅市で最初に確認されまして、自来、植物ウイルス学の専門家や東京都及び関係市町の意見を踏まえまして、平成二十三年度までに感染植物等の特定及び処分を行ってまいりました。そして、平成二十四年度から二...全文を見る
○鹿野国務大臣 これからも、御指摘をいただいておりますので、東京都とも連携を図りながら、さらに今後の見通し等々につきましても検討をしていかなきゃならない、こんなふうに思っておるところでございます。
○鹿野国務大臣 現場の実情というふうなものも、もう一度、農林水産省といたしましても確認をいたしてまいりたいと思います。そして、具体的に対処してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今申し上げましたとおりに、もう一度、現状というふうなものを私ども確認いたしまして、そして、対処すべきところは対処してまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今、お話、御指摘ありますとおりに、いわゆる伐採植物の所有者に対しましてはその損失を補償する、こういうふうなことで取り組んでいかなきゃならないわけでございますけれども、観光業にも影響がある、このようなことから、観光業者等の被害にも補償をやるべきだ、こういうお話でござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生からもいろいろお話ございましたけれども、自治体の方々も、今どういうふうな状況になって、どう考えているかというふうなことも、私どもの方からもちょっと考え方も聞かせてもらいたい、こう思っております。
○鹿野国務大臣 プラムポックスウイルスの緊急防除の区域につきましては、植物ウイルス学の専門家の意見を聞きまして、ウイルスを媒介するアブラムシの行動範囲を踏まえて、感染が認められた植物を起点として半径一キロメートルの範囲内に含まれる地域を、今お話しのとおりの大字単位で指定してまいり...全文を見る
○鹿野国務大臣 やはり、今御指摘のとおりに、いかにして防除をするかというふうなことに万全を期していかなきゃなりませんので、市当局、東京都とも連携をとりながら、今後の対策について、できるだけのことに努めてまいりたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今橘先生からお話しのとおりに、被災地においては、地域経済の核となっておったところの漁業と、それからその関連事業というふうなものの一体的な取り組み、水産加工業界のこの一体的な取り組みというものが、再生の重要なポイントになると思っております。  そういう意味で、まず...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生おっしゃるとおりに、水産物の消費量というものが減少傾向にあるわけでございます。日本の食文化というものを守るというふうな観点からも、魚食普及というものは大変重要だ、こう思っております。  そして、お話のとおりに、子供たちに、地域の食文化というふうなものを支え...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、もう全く別の視点から捉えさせていただいております。  昨年の十月に決定いたしましたところの食と農林漁業の再生に向けた基本方針なり行動計画というものは、今日の農業の実情、実態を踏まえて、限られた期間、五年間をいわゆる取り組みの期間にさせていただきました...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の状況というのは、TPPの交渉参加に向けて協議を始めたということでございますから、まだ交渉参加するという判断には立っておりません。  そういう意味で、各国が、もし日本の国がTPPに交渉参加する場合は何を求めるかということが一つのポイントになってくるわけです、判...全文を見る
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、交渉参加を決定したわけではございませんで、いわゆる交渉参加に向けて協議ということでありますから、いろいろと、関係国、九つの国が、日本が参加することを仮定した場合にどういうようなことを求めるのかということをできるだけ国民の人たちにも承知を...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的にはございません。  というのは、例えばアメリカ、九つの関係国の中で一番ポイントは、やはりアメリカだと思います。アメリカは、御承知のとおりに、パブリックコメントをかけまして、いろいろな考え方をまとめ上げた。しかし、その考え方、パブコメを受けて、国民の関係者...全文を見る
○鹿野国務大臣 日米の間において、いろいろと交渉事がなされてまいりました。そういうふうな中で、今、あべ先生がおっしゃられたようなことも話し合いがなされたと思っておるわけでございますが、今回のTPP交渉参加に向けて協議を始めますということの協議の中におきましては、先ほど申し上げます...全文を見る
○鹿野国務大臣 安全の問題でございますから、国民に当然のことながら情報を提示して、こういうことを求めていますよということを提示しながら議論をし、そして判断をしていくというふうなことになるものと思っております。
○鹿野国務大臣 重ねて申し上げますけれども、今、食の安全等々に遺伝子組み換えのこと等も含めて、どういうことを求めるかというふうなことはまだ定かでありません。そういう意味では、私自身が今予見を持っていろいろとお話を申し上げるというのは決して好ましいことでもございませんし、控えさせて...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさしく、日本の農業というものも強いものにしていかなきゃならない、そして安定的な形で継続をしていく、そういう農業の経営のあり方というものをやはり求めていかなきゃならない、そういうふうな認識に立って、そして二十から三十というふうな一つの形態を大宗にしたい、こういうふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 強い農業にというのはいろいろあると思いますが、まさしく、生産性の向上を図っていくというようなことは、強い農業というふうなものを目指す一つであるものと思っております。
○鹿野国務大臣 中山間地というのは、この集約化というものは大変難しゅうございますということは、まさしくそのとおりだと思います。  しかし、そういう中山間地域におきましても、その中山間地域の方々としっかりと話し合って、できるだけ集約をして取り組んでいただくということにおいて進めて...全文を見る
○鹿野国務大臣 ございます。それだけに、私も、この中山間地の農業の取り組みというふうなものについて、実は、正直申し上げますと、二十数年前に、中山間地域に対する対策という予算を初めて私が農林水産大臣のときに盛り込ませていただいたということでございます。  それだけに、あべ先生と同...全文を見る
○鹿野国務大臣 概略頭の中に、全部入っているわけじゃありませんけれども、おおよそのところを読ませていただきました。
○鹿野国務大臣 今先生からのお触れのいわゆる多面的機能の維持、いかに機能を維持していくかというふうなことに対する評価というものは、当然のことながら、戸別所得補償制度の中にも基本としてあるわけでございまして、そういう中で、この中山間地域というふうなものを、今後どういうふうな形でしっ...全文を見る
○鹿野国務大臣 ですから、先生御承知のとおりに、戸別所得補償制度を導入いたしておる中におきましても、中山間地域におきましては、いわゆる区分的ではございますけれども、加味させていただいておりまして、そして、中山間地においてもぜひ農業を継続していただきたい、こういう施策もとっておるわ...全文を見る
○鹿野国務大臣 この導入をする際に、集落営農というものをせっかく築いたのに、そこにいわゆる戸別的な形での施策が行われるところから、俺もうやめたというような形で集落営農から離れていく、そういう現象、状況が起きているというふうなことは私どもも承知させていただいておりました。
○鹿野国務大臣 恒久的な今の赤字体質というものから脱却するまでというふうなことが一つの考え方になるものと思っております。
○鹿野国務大臣 それぞれ、その取り組みというふうな中でございますから、一概にそうだとも、こういうふうなことを申し上げることはできませんけれども、やはり、そういう動向、需給関係も含めた価格の動向というものについては、当然、農業者の方々が常に注視をされている、こういうふうに思っておる...全文を見る
○鹿野国務大臣 目標数値は変わっておりません。
○鹿野国務大臣 今日は三九%でございます。
○鹿野国務大臣 このことにつきましては、予算委員会等々におきましても工程表を出したらどうか、こういうふうなお話もございました。そういう中で、なかなか、個別的な農作物というふうなもの等々もございますので、今日の状況におきましては、いわゆる年ごとにというふうなことはなかなか難しいわけ...全文を見る
○鹿野国務大臣 そうやって詰められると、ちょっとなかなか具体的に何年ごろかというふうなことは今この場で申し上げることはできないわけでありますけれども、何とか、そういう一つの大事な過程でございますので、四五%に持っていき、そして次の五〇%へ持っていく、こういうふうな段取りになるので...全文を見る
○鹿野国務大臣 この食料自給率について、一つの期間の中で、四五から五〇ということは、半分ずつでありますから、それを真ん中ごろにというふうな、そういう一つの考え方というものが当てはまるかどうかというふうなことになりますならば、なかなかそれはそう簡単に当てはまるものではないと思ってお...全文を見る
○鹿野国務大臣 そういうような状況においてのお話は、私どもにも聞こえてきているところでございます。
○鹿野国務大臣 総務大臣とも話し合ってみたいと思います。
○鹿野国務大臣 今先生からお話の、北海道等におけるところの刺し網漁業などにおきまして、トドの被害というものが大変大きいものである。漁具の損壊、あるいはまた漁獲物の減少という被害が発生しているわけでありますけれども、私どもとしては、国といたしましても、重大な問題だ、こういうふうな認...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から申されたように、このトドの被害等々につきましては、北海道とも、道庁ともしっかりと連携をとってこれからもやっていきたいと思いますが、現在は、駆除なり、あるいは追い払い手法の実証試験、あるいは出現調査等を実施しているということも申させていただきたいと思います...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生からの御指摘の点につきましては、いわゆる資源管理・漁業所得補償対策というふうな中におきましては、トドの被害によりまして生産金額が減少するというふうな場合は、これも補填されるということになります。ゆえに、ぜひともこの資源管理・漁業所得補償対策につきまして加入をし...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生が言及されましたことにつきましては、牛乳・乳製品の関税が撤廃されまして、かつ、何ら追加対策を講じないというふうな場合でございますけれども、バター等の国産乳製品のほぼ全量が外国産に転換するのではないか、そして、北海道の乳製品向け生乳がいわゆる都府県の飲用向け生...全文を見る
○鹿野国務大臣 どうなるのかというふうなことは、私から、この段階におきまして、仮定の話ということでございますけれども、今申し上げましたとおりに、何ら追加対策を行わないということを前提とした場合は、バター等の国産乳製品はほぼ全量が外国産に転換すると同時に、北海道のいわゆる乳製品向け...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から言われた農場リース事業というふうなものにおきましては、平成二十三年度の四次補正予算及び平成二十四年度の当初予算の中でも措置をさせていただいております。  そういう中で、今の状況というものも先生から言及されたわけでありますけれども、そういう農場のリース事...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、金田先生からの豪雪対策につきましては、私も青森県に行ってまいりまして、現地を見てまいりました。パイプハウス等々の損壊の現状、そしてリンゴの木の枝折れ等々、こういうふうなことを直接この目で確かめさせていただきましたけれども、今御指摘のとおりに、非常に重要なことで...全文を見る
○鹿野国務大臣 全世界を対象にして関税撤廃をした場合にどういう影響かということの試算を出させていただいたのが、いわゆる一四%に自給率はなります、こういうふうなことでございまして、あくまでも、何もしないというようなことを前提とした、仮定の話として試算をさせていただいたということでご...全文を見る
○鹿野国務大臣 私自身は、そういう捉え方はいたしておりません。
○鹿野国務大臣 国会決議は承知をいたしております。
○鹿野国務大臣 私は矛盾することではないと思っております。  すなわち、TPPに対するということじゃなしに、包括的経済連携についての基本方針というものにおいては、いわゆる高いレベル、確かにそのとおりです。しかし、センシティブ品目に配慮をしながらというようなことで、国会決議という...全文を見る
○鹿野国務大臣 向こうの要求は、御承知のように、今先生から言及されたとおりに、我が国にとっては困難なことが要求されるのではないか、こんなふうなことはおのずと推測されるものと思っております。
○鹿野国務大臣 先生のそういう見識、一つの考え方だと私は思いますが、外交交渉でありますから、まず一つは、九つの関係国が日本の国に何を求めるかということをできるだけ把握するというふうなことが大事だと思います、やはり判断をしていくわけですから。  そしてもう一つは、やはり外交交渉で...全文を見る
○鹿野国務大臣 TPPについてでございましょうか。(金田分科員「TPPの準備やら何やら」と呼ぶ)  TPPについては、重ねて申し上げますけれども、まだ、具体的な形で交渉参加に向けて話し合いをしている段階でありますから、予算措置は講じておりません。  それから、それぞれの各経済...全文を見る
○鹿野国務大臣 決して弁明、弁解ではございませんけれども、前回の衆議院選挙におきまして、戸別所得補償制度導入というものをマニフェストに掲げさせていただきました。しかし、残念なことに、政権交代になった時点におきましては、税収が御承知のとおりに九兆円減、こういうふうなことでありまして...全文を見る
○鹿野国務大臣 非常に重要なテーマだと思います。地域におけるところの格差をいかになくしていくか、こういうふうなことだと思っております。  以前は、農業の価格維持制度と、公共事業によって格差を是正してきたんです。しかし、今日の状況は、国全体が非常に厳しい経済状況、そういう中で、戸...全文を見る
○鹿野国務大臣 今日の食料事情をめぐるところの状況というのは、国際社会においても大変重要なところを迎えておるわけでありまして、いわば食料安全保障という問題を二十数年前に提起させていただいた私自身も、本当に具体的に今後は国民の人と一緒に考えていかなきゃならないときに来ているというこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 法案を提出したということでありまして、まだ成立をいたしておりませんけれども、基本的には、私自身も、中央競馬、地方競馬、やはり両方これからもぜひ活力を生み出してもらいたいな、こんな思いをいたしております。  実は、私の地元で上山競馬というのがありまして、残念ながら...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろな考え方があると思います。  ただ、ほかのいわゆる公設のレースとの比較等々も当然出てまいるのでしょうし、それから、私も直接いろいろと知事さんなり関係者の人たちの要請、要望をお聞きしますと、少し幅を持たせてくれと。そして、ある程度、ファンに対するサービスと...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろな考え方がありますけれども、今回、この改正案を出させていただいた一つとしては、延長して中央競馬会が地方競馬会に支援をしていくということでありますから。  そしてまた同時に、地方競馬の方々の話を聞きますと、やはり独自で自分たちはやっていきたい、そういう意も...全文を見る
○鹿野国務大臣 私自身も、経済成長が右肩上がりというふうなことを前提としておりません。  ただし、やはり地方競馬は地方競馬の魅力があるわけですよね、積み上げてきた魅力があるんですよ。例えば、身近なところに実際自分が行って、そして競馬を楽しむことができる。場外馬券とはまた違います...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、宮崎先生から、小水力発電の普及をこれからもさらに進めていかなきゃならない、そういう思いを述べていただいたところでございますけれども、私自身も、宮崎議員と考え方を共有させていただいております。  やはり、これからの日本の国のエネルギー政策として分散型のエネルギ...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○鹿野国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、委員長のお許しをいただき、所管大臣として所信の一端を申し述べます。  昨年来、東日本大震災を初め、集中豪雨や台風、大雪などの災害に見舞われ、農林水産業への被害が相次ぎました。大震災に伴う原子力発電所事故による被害もいまだ続いて...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○鹿野国務大臣 今、こうやって先生から、TPPに関してでございますけれども、影響額、すなわち関連産業も含めての試算につきまして私どもに指摘をいただきました。こういう中で、私どもも、こういう影響について受けとめさせていただきたい、こう思っております。  そういう中で、TPPに関し...全文を見る
○鹿野国務大臣 初めて教えていただきました。
03月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○鹿野国務大臣 予算委員会でも先生からいろいろと御指摘もいただいてきているところでございまして、また、飯舘村の村長さんも、そういう考え方もお示しになられたということもございます。そういう中で、地域の資源をいかにして生かしていくかというようなこと等々は、非常に大事なことだと思ってお...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○鹿野国務大臣 今先生がおっしゃられたとおりに、それぞれの市町村の考え方ということの中で、できるだけ農地の転用等々につきましては弾力的にやっていくというふうな基本的な考え方でいかなきゃならないと思っております。
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 口蹄疫等のいわゆる発生というものはまだ最近におきましても近隣のアジア諸国で継続しているわけでありますので、この水際におけるところの対策というものはしっかりとやっていかなきゃならない、特に動物検疫の的確なる実施というものが非常に大事だと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 一つの統一した形でという質問書に対しても回答をもらうというふうなことだと思いますが、いわゆる口蹄疫等の発生国からの入国者に対して限定して求める質問と、それから全ての国からの入国者に対して税関申告書を統一するということについては、いわゆる果たして利便性なり...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 所信を申し述べる前に、一言おわびを申し上げたいと思います。  私の健康上のことから、参議院農林水産委員会委員長を始め委員の皆様方に大変御迷惑をお掛けいたしましたことに対しまして、おわびを申させていただきたいと思います。  農林水産委員会の開催に当たり...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 最初に、私の健康上の理由から委員会を欠席するということになりましたことに対しまして、委員長を始め委員会の皆様方に、また国民の皆様方に心からおわびを申させていただきたいと思います。  今の御質問についてでございますけれども、基本的には、農業者戸別所得補償...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は国会でも答弁申し上げてきましたけれども、交渉参加を前提としないと、こういうふうな考え方に立っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 片山先生から非常に重要なお話をしていただきましたけれども。  環境保全型農業、あるいはまた地産地消等々につきましては、食と農林漁業再生の基本方針・行動計画にも盛り込まさせていただいております。今の先生からのお話、具体的に青森県の農家の方でありますけれど...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 概略的に申し上げますと、いわゆる我が国としても諸外国に対する農林水産物の輸出というふうなものを更に促進していくと、こういうふうな考え方で臨んでいく、そういう考え方を示してまいりました。そういう中で、やはりアジアの国が中心的存在になると、こういうふうなこと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 一昨年のたしか秋だと思いますけれども、そういう合意を受けた後に、昨年つくられたものと、こんなふうに承知をしております。
○国務大臣(鹿野道彦君) そのとおりです。
○国務大臣(鹿野道彦君) 勉強会をずっと続けてきまして、そしてそういう中で、筒井副大臣が一昨年中国側に行きまして、そして中農集団との間において、今後、この貿易、特に農林水産物の輸出についてお互いが協力し合っていこうというふうなことの合意がなされたと、こういうふうな経緯だと、私ども...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆるいろんな意味で農林水産物の輸出を進める上において、やはり人脈なりあるいは知見を持っている人たち、そういう人たちに活躍してもらうというようなことの必要性というものを感じ取ったということでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 根拠というのは、ずっと勉強会を重ねてまいりまして、そして実質的にその中農集団という、その受入れの、そういう企業との人間関係なりあるいは人脈というふうなものを私どもとしては感じ取ったと、こういうふうなことでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) そういうようなこともあって、一昨年、筒井副大臣が中国に渡って、そして中農集団との間で覚書が交わされたと、こういうふうなことだと私どもは承知しております。
○国務大臣(鹿野道彦君) やはりいろいろと農産物の輸出というものを促進する上においては、机上論だけでいわゆる五千億近いものを一兆円にするといったって、ただそこに言葉だけを並べても具体的なことがありませんから、やっぱり具体的な形になっていくというようなことでありますならば、私どもは...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 農林水産省といたしまして、重ねて申し上げますけれども、輸出促進というふうなものの一つの考え方というふうな中で取り組んでおるということでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) これも前に答弁させていただきましたけれども、いわゆる兼任の場合は半年以内に手続を行わなきゃならないということでございまして、四か月たって秘書をお辞めになられたと、こういうふうなことでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、田中氏がやはり中国とのそれまでの関係の人間関係、人脈というものを通して農林水産物を増やしていきたいというふうなことについて、個人的にもそういう思いがあったと思います。ゆえに、協議会が設置された、こういう段階におきましては顧問もお辞めになっておるとい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いたことというのはございません、いたというのはどういう意味か分かりませんけれども。
○国務大臣(鹿野道彦君) あります。
○国務大臣(鹿野道彦君) そのビル内の協議会そのものには行ったことはございませんが、ビルには行ったことがございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 私が代表選挙に立候補した際に、いわゆる仮の集まる場所というようなことからその場を提供していただいたと、こういうふうに私は承知しております。その関係でビルにお伺いしたと、こういうことでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 何もひも付き等々というふうなことじゃございません。厚意によってそういうような場所を提供していただいたと、そして、当然のことながら家賃も支払っておるものと、こういうふうに私は報告を聞いております。(発言する者あり)
○国務大臣(鹿野道彦君) 何も推薦とかなんとかは一切ございません。推薦したとかなんとかということはございません。私ども、立候補をするというふうなことに際して、関係の議員の人たちがどこにそういう集まる場所を設けるかというふうなことでいろいろと具体的な形で取り組んでいただいたと、こう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) どなたがそのビルの持ち主であるかはちょっと私も承知しておりません。ただ、私自身が立候補をするというときに、仲間の議員の人たちがどこか集まる場所必要だねということで、その場所を提供していただいたというふうに報告を聞いております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は立候補者でありましたから、どういう形でその場所を提供していただいたかどうかの詳細な点は私も承知しておりませんでした。
○国務大臣(鹿野道彦君) 代表選挙の件については、仲間の人たちがいろいろと相談をして、急な話でありましたから、なかなかそう簡単に場所が見当たる当てがないということで探していただいたということでございまして、協議会のそういうことと代表選挙の話は、私の方は全く別問題だと思っております...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に私どもとしては、何遍も申し上げますけれども、いい人脈あるいは知見というふうなものを持った人であるならば、そういう人に活躍していただいて少しでも輸出を増やしていきたいと、こういうふうなことでございまして、そして、もちろん、この代表選挙に出た場合は、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生、私も三十年間こうやって政治の世界におって、それなりの分別はきちっとわきまえさせていただいていると思っておりますので、まあそういうふうな、今先生から申されましたけれども、そういう意識を持って取り組んでいるものではございません。
○国務大臣(鹿野道彦君) まあ過去におけるところのものでございますから、もう大分前のことでございますので、私の元秘書がそのいろいろな問題を起こして、そして事件として扱われたと、こういうふうな問題でございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) もう既に、過去におけるところの問題については、もう新聞でも報道され、私もこの委員会において参考人として具体的な形での説明もさせていただきました。  そういうふうなことで、私どもとしては十分そういうものを反省をしながら今日まで取り組んできていると思ってお...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 先生、過去におけるところの私の元秘書の事件と今回の件を同じようなものだと、こうおっしゃいますけれども、私どもは全くそういう認識に立ちません。何度も申し上げますけれども、いわゆる今回のこの協議会というふうなものを通して農林水産物の輸出というふうなものが少し...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、私自身が指弾を受けたわけですから、それ以来、まさしくそういう問題については厳しく自分に当たっていかなきゃならないと、こういうふうな姿勢で来たつもりでございます。
03月21日第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○鹿野国務大臣 昨年の東日本大震災、その後におきまして、国民生活にとって食料供給というものがいかに大事であるかというふうなことが、改めて国民の人たちからも再認識されたんじゃないかと思っております。  そういう中で、平成二十四年度の予算編成におきましても、野田総理自身の基本的な重...全文を見る
○鹿野国務大臣 もう既に我が国はASEAN諸国やインドとの間でEPAを締結、発効しております。今後とも、農林水産省といたしましても、市場として大変有望なる地域であるアジア諸国を中心としてEPAを進めていくというふうなことには積極的に取り組んでいくことが大事なことだと思っております...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、御承知のとおり、先生が言われた、やはりしっかりと情報を国民の人たちにも提供していくということは非常に大事なことだと思っております。  とりわけ、国論を二分する、こういうふうに言われておるこのTPPに関しましては、国民の人たちがどういう判断をしていくかという上...全文を見る
○鹿野国務大臣 津波によりまして被災した農地のうち、復旧を必要とする農地は二万一千四百八十ヘクタールということでございます。農林水産省といたしましては、農業・農村復興マスタープランに基づきまして、何とかおおむね三年間くらいで復旧してまいりたい、こういう目標を掲げておるところでござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今日までの取り組みの中で、過般も先生から質問いただきましたけれども、一つの一回りということを考えたときには、大体十五ヘクタールくらいが一つの機械を基準とした一つの取り組みということになって、その辺が生産性向上の一つのピークという状況じゃないかというようなことの議論...全文を見る
○鹿野国務大臣 当然、一つの機械というふうなものの効率性というものを考えたときに、いわば十五ヘクタールくらいのところがぎりぎりだ、それ以上の場合は二台必要だというふうなことになってくるわけですね。ですから、そこに導入すれば、また新たに生産性の向上が図られるということで、そしてまた...全文を見る
○鹿野国務大臣 TPPにつきましては、もう何遍も申し上げましたけれども、交渉参加に向けて、今、事前的な形で、いかに、どういうふうな国々が我が国に何を求めるかというふうなことの情報をしっかりと把握するということの中で、そして情報を提供して、判断をしていくということでございます。 ...全文を見る
○鹿野国務大臣 政権交代によって、戸別所得補償制度を導入するときにいろいろ言われたのが、集落営農はどうなのかということでありました。  そのときに、私も、党員の一人として党の議論に参加したときに、集落営農だけは大事にしなきゃいかぬ、せっかくそういうそれぞれの地域の人たちが仲間意...全文を見る
○鹿野国務大臣 なかなか進まないというようなお話でございますけれども、ちょっと具体的な数字は後ほど示させていただきますが、この戸別所得補償制度導入に際して集落営農への参加も相当ふえてきておる、こういうふうなことは御理解をいただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 具体的な数字でありますけれども、平成二十二年度におけるところの集落営農数は一万三千五百七十七でありましたが、平成二十三年になりまして一万四千六百四十三、こういうことでございますから、数は相当ふえておるということでございます。  そういう中で、先ほど副大臣からも答...全文を見る
○鹿野国務大臣 何もやっていないというわけではなしに、農政局等々からも、相当に現場主義で、特に私が就任してからは、とにかく現場に足を運んで、こういうふうなことで、今申し上げたような制度の説明なり、新たな具体的な予算措置についての説明はできるだけさせていただいております。さらにこれ...全文を見る
○鹿野国務大臣 そういうそれぞれの地域におけるところの特産品というものを続けて農業にいそしんでもらうというふうなことは、大変重要なことだと思っております。
○鹿野国務大臣 基本的に、この四十数分間、いろいろな意味で小里議員からの基本的な考え方をお示しいただいたわけでありますけれども、このTPPに関しましては、いわゆる市場アクセスだけではなしに、二十一分野においてのことでございますし、ましてや第一次産業にとっては大きな影響を及ぼす、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 農畜産物価格の決定の時期がことしもやってまいりまして、過般も、伊東先生初め自民党の主なる方々からいろいろ御要請もいただいておるところでございます。  そういう中で、あす三月二十二日に、いわゆる審議会に向けて、諸物価等の動向もぎりぎりまで注視しているというようなこ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、政務官から答弁がございましたけれども、経営安定対策と環境保全を混然一体として財政支出を行うことはやめるべきだと、いわゆる提言型政策仕分けにおきましてそういう御提言がございました。  そういうふうな意味で、私どもも、内閣一体としての取り組みでございますから、そ...全文を見る
○鹿野国務大臣 実質的にどういうような形になっていくかというふうなことは、正直、私どもも想定しにくいところがございます。農家の人たちの心理というふうなものがやはりございますから。しかし、少なくとも、関税撤廃というような形というふうなものは心理的な影響を相当及ぼすのではないかという...全文を見る
○鹿野国務大臣 私が申し上げるのは、何もしないというようなことの中で申し上げているわけじゃなしに、例えば、何らかの具体的な措置を講じた場合でも、なかなか心理的な、そういう農家の心理というふうなものは私どもからするとなかなか想定しにくいところがあるんじゃないか、こういうふうなことを...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる米国産の牛肉の輸入条件を含むBSE対策の再評価については、厚生労働省がBSE対策を開始してから十年が経過したという中で、国内の検査体制や輸入条件といういわゆる対策全般を対象といたしまして、最新の科学的知見に基づいて再評価を行うこととして、昨年十二月に食品安...全文を見る
○鹿野国務大臣 今日の状況は、内閣としての基本的な考え方は、交渉参加に向けて協議を始めます、こういうことでありますから、私自身が、今、江藤先生が言われたようなことに対して、予断を持って申し上げるというのは控えさせていただきたいと思います。
○鹿野国務大臣 手厚くなったか薄くなったかというふうなことについては、その状況に応じて対処するというようなことでございますけれども、現在は、いわゆる我が国の繁殖農家の生産コストの低減を図り、経営体質の強化を促進していくためには、全国一律に交付金が支払われる、そういう現行の仕組みと...全文を見る
○鹿野国務大臣 今の江藤先生のお話を聞いて、お父さんのことを思い起こしながら、私どももいろいろと農畜産のことについて勉強させていただきました。そういう中で、山中先生初め、江藤隆美先生たちが肉用の子牛対策というふうなものを三段階に分けてやられてきた、それをいわば、いろいろなそれに対...全文を見る
○鹿野国務大臣 こうした状況の中で、今申された八千ベクレル以下の処理については、焼却なり埋却なり圃場へのすき込み等が可能であるという周知はいたしておりますけれども、今のお話のとおりに、生産者の人たちが非常に不安な気持ちである、また、汚染稲わらについては高濃度のものが多いというふう...全文を見る
○鹿野国務大臣 確かに、先生がおっしゃるとおりに、一五%減ということでございます。  これは、いろいろな事情がございます。やはり財政的事情というふうなことが一番大きいと思いますが、そういう中で、例えば具体的に、いわゆる俗称一括交付金の方に回すというようなお金も一千億を超すものが...全文を見る
○鹿野国務大臣 それぞれ政権交代によって新しい施策の導入というふうなこと、これはもう御承知のとおりに、農林水産省内で調整をさせていただいたというようなことから、他の予算に影響を及ぼした、これは事実でございます。  今日までの取り組みの中で、新たに二十四年度予算におきましても新規...全文を見る
○鹿野国務大臣 私も、今村先生が今言われた自由民主党の農業、第一次産業政策についての概略だけ目を通させていただきましたが、とりわけ戸別所得補償等々については三党で協議をしていただく、こういうようなことで今調整していただいているということも承知しておりますので、そういうことも含めて...全文を見る
○鹿野国務大臣 この新規就農給付金というものを今回初めて二十四年の予算に計上させていただいたわけでありますけれども、やはり、今、先生触れたとおりに、誰でも、どなたでもというわけにもいかない。やはり農業そのものに自分の人生をかけてみる、こういうふうな方に対して、その準備期間とその後...全文を見る
○鹿野国務大臣 私、決して初めて見るわけじゃありませんけれども。新しい予算ですから、私も、どういうふうな形で制度設計をするかというところに対しては、当然、私の意向というものが含まれているわけであります。  ですから、やはり基本的には、先生のおっしゃるとおりに、リスクを負っていく...全文を見る
○鹿野国務大臣 ここに書いてある親と子の関係というのは、今も私が基本的な考え方を申し上げました、いわゆる町の云々という話を先生されましたけれども、基本的に新規就農の対象者というものについては人と農地プランという形で市町村にしっかりとした取り組みをしていただいて、そしてそういう中で...全文を見る
○鹿野国務大臣 市町村で人と農地のプランというものを作成する上で、いろいろな形でいろいろな要求なり要望なり、あるいは考え方が出てくると思います。そういうふうなものも我々としても耳を立てながらきちっと受けとめていくという姿勢だけは持ち続けていきたいと思っています。
○鹿野国務大臣 なかなか進んでいないという理由として、一つは農林水産省のそういういわゆる制度のあり方についてよく周知されていなかったというようなところもあると思います。  それからもう一点は、二十四年度からは両方に対しての施策も行うということもあって、少々様子を見ていただくとい...全文を見る
○鹿野国務大臣 集落営農というふうなものの実態、実情というものは、非常に私らも大事にしなきゃならないということは先ほどの答弁でも申し上げたところでありますけれども、受け皿というふうな、こういういわゆる利用権設定というものを最初に受けた時点で受け手に対し助成を行うという制度でありま...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、今後安定した形で経営規模の拡大を進めていくというふうなことを考えたときに、やはり利用権設定というものは法人化というふうな形にした方がいいな、そういう考え方から私どもとしては制度設計させていただいたわけであります。  それから、集落営農というのは、これ...全文を見る
○鹿野国務大臣 現地、現場というふうな声を大事にするということは、具体的にこの集約を進める上においても、先ほど申し上げた新規就農者のことを進める上においても大事なことだと思っています。そういう意味では、徹底的に話し合ってやっていただく、そして、市町村ごとに農地と人のプランというふ...全文を見る
○鹿野国務大臣 集落営農というものは、確かにおっしゃるとおりに、理想的な形でいえば法人化等々に進んでいく一つの過程だ、こういうふうなことになるかもしれません。そういう位置づけを私どもはさせていただいています。それだけに、集落営農をしっかりと固めていくということも大事なことだという...全文を見る
○鹿野国務大臣 予算が余ったときに返す返さないの問題よりも、もっと大事なことは、実質的にこの予算という措置が執行されるようにしていく。そういう意味では、その地域地域においての現状というものを捉まえて、そしてどうやって集約化をしていくかということを実行に移していくことが大事でありま...全文を見る
○鹿野国務大臣 そういう実情というものの、執行されていないような状況というものは、私どもとしても一つの反省材料にしながら、二十四年度の予算措置というものがきちっとそれに使われるようにしていく。そういうふうな意味で、現場、現地の声を大事にしていきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 今先生からのお話のとおりに、北海道におきまして、農協の調査によりますならば毎年二百戸程度が酪農経営を中止している、こういうふうなことも承知をしております。  その中で、なぜなのかというと、酪農経営も大変だというようなことから、畑作物へのいわゆる経営転換というふう...全文を見る
○鹿野国務大臣 これは大事な御指摘だと思っておりますけれども、そういう意味では、まず、今日の酪農家の人たちに対してどういう具体的な施策をさらに進めていくかというふうなことだと思っております。  酪農家の皆様方へ飼料供給するところ、いわゆる餌センターや、あるいは子牛育成施設の整備...全文を見る
○鹿野国務大臣 いろいろと今伊東先生から、今日の酪農の実態、事情についてお考えをお示しいただきました。  私どもも、そういう現場、生の声というふうなものはこれからも大事にしていかなきゃならないと思っておりますが、やはり酪農経営の安定には生産コスト削減と需給の安定化が重要だ、こう...全文を見る
○鹿野国務大臣 調査捕鯨の今後の実施体制につきましては、具体的な今年度の調査の実施状況あるいは鯨肉の販売動向、調査実施主体の財務状況等について分析を行った上で、調査を安定的に実施していくためにどういう体制が適切か、さまざまな選択肢について検討を進めてまいりたいと思います。
○鹿野国務大臣 こうやって、数字の上では公表されていましたけれども、こういう表にしてというのは初めてでございます。
○鹿野国務大臣 まさにそういう意味では、今先生おっしゃるとおりに、地方、地域の自治体の要求、要望というものがどこにあるかというふうなことを示しておる一つの数字でもあるもの、こういう考え方でございます。
○鹿野国務大臣 今の先生からの御指摘は、二十一年の六月に取りまとめた林業公社の経営対策等に関する検討会報告に基づきまして、解散手続を進める公社がある一方、経営立て直しに向けた取り組みを進めている公社もあるなど、それぞれの実態に応じた対応が行われているところでございまして、そういう...全文を見る
○鹿野国務大臣 大震災によるところの海岸防災林の被害がかつてない規模であるということから、その復旧、再生に向けて、学識経験者から成る検討会を設置して、本年の一月に技術的な方針について取りまとめいたしたところでございます。  この中で、特に、林帯幅を確保することや、樹木の根の健全...全文を見る
○鹿野国務大臣 率直に申し上げまして、この実施率が一六%というようなこと、この数字があらわれていることからいたしますと、実質的にはおくれておるなというのは率直なる思いがいたします。  そういう中で、それぞれの地域においてもばらつきがあるようなところもございまして、マッチングがう...全文を見る
○鹿野国務大臣 まさに今先生おっしゃるとおりに、宮城県においてはゼロということでございまして、そういう実態、実情というふうなものが、なぜこういうことになっているのかということを、引き続き、各都道府県におきまして、いわゆる請求事務等々を進めるに当たっていろいろな問題点があるのかどう...全文を見る
○鹿野国務大臣 何遍かにわたりまして先生から御指摘をいただいてまいりましたが、この共同利用漁船等復旧支援対策事業の執行状況につきましては、三月十四日現在でございますけれども、宮城県におきましては八十五億の交付決定額が行われておりますが、まだ、支出額につきましては、現在二億円の決裁...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、今井局長から御答弁させていただきましたけれども、いわゆる一つの、なかなか価格が回復していないことから毎月払いというものを実施するというふうなことにしたわけでありますけれども、今後のそういう価格の動向というふうなものを注視しながら対処していかなきゃならないな、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 過般の予算委員会分科会におきましても、稲津先生からは、酪農の実態、実情についていろいろ御指摘も言及をしていただきました。ただいまもいろいろと酪農の非常に大変な状況につきましてもお話をいただいたわけでありますけれども、基本的には、明日決めさせていただきたい、こう思っ...全文を見る
○鹿野国務大臣 二十三年度は、乳価が上がったものの、乳量は、一昨年の猛暑の影響等によりまして、低下からいまだ回復しておりません。二十三年度の加工原料乳は本年度の限度数量百八十五万トンを大幅に下回る見込みでございまして、乳製品等のバター在庫も低水準にあると認識いたしております。 ...全文を見る
○鹿野国務大臣 二十数年前になりますけれども、五極の農林水産大臣の会議におきまして、私からも、初めてそういう国際の会議におきまして食料安全保障という問題を提起させていただいたことを思い起こすわけであります。  まさしく食料安全保障というふうなものをどうやって確保していくか、これ...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる大震災からの復旧復興は、言うまでもなく、政府にとっての最大かつ最優先の課題でございます。  そういうふうな中で、いわゆる復旧復興の状況などを配慮した上で、昨年の十一月に、交渉参加を前提とせず交渉参加に向けて協議を開始する、こういうふうなことになったところ...全文を見る
○鹿野国務大臣 SBS米につきましては、副大臣が答弁しましたとおりに今後の動向というものを注視していく、こういうことでありますけれども、現実におきまして、この枠を広げるという考え方は持っておりません。
○鹿野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。
○鹿野国務大臣 競馬法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国の競馬は、近年の景気の低迷、趣味や娯楽の多様化等に伴い売り上げが継続して減少しており、競馬主催者の多くは事業収支が厳しい状況にあります。特に、地域の活性化に重要...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、徳永先生からお話がございましたとおりに、今年、昨年末からということでございましょうけれども、全国各地におけるところの大雪の被害というものは本当に深刻な事態を招いておると、こういう認識を持っております。  そういう中で、農林水産省といたしましても、独...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPに関しましては国論が二分されておると、こういうふうなことであります。それだけに、大変重要なテーマであるものということは言うまでもないものと思っております。  そういう中で、今委員から触れられましたとおりに、シンポジウムなりあるいは説明会というもの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員から触れられたこの農業者のあるいはまた第一次産業にいそしんでいただいている方々の思い、こういうふうなものは私どもはしっかりと受け止めていかなきゃならないと、このことだけは申させていただきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 新規就農のいわゆる対策というふうなことにつきまして、平成二十四年度におきまして初めて予算措置を講じさせていただきました。今までは融資というふうなものが一つの基本的な施策の軸でもあったわけでありますけれども、給付というふうな形でやるということは初めてのこと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今委員がお触れのとおりに、我が国の国民に対する食料の安定供給というふうなものをこれからもきちっと確立をしていくということを考えたときに、やはり制度そのものが継続してこれからもずっとつながっていくと、そういうようなところから農業者の人たちにおいても安心して...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) やはり重ねて申し上げますけれども、施策そのものの継続性というふうなものが求められると思います。そういう意味で、法制化ということできちっと形をつくっていくというふうなことが求められていると思いますので、三党の間において是非ひとつ話し合っていただいて、そして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今日の段階は、過般来、私も委員会、その他の、予算委員会でも申し上げてきましたけれども、交渉参加を前提としたものではないと、こういう認識でございます。その考え方には変わりございません。
○国務大臣(鹿野道彦君) 野田総理がいつの時点でアメリカに、訪米するかどうかということは私も承知いたしておりません。  そういう中で、自主的に、先生御承知のとおりに、アメリカとの話の中におきましても、アメリカはパブコメを掛けて、そしてそれを受けて今分析をして、そしてそういう中で...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 政府といたしまして、今先生言われたとおりに、昨年の十二月でございますけれども、いわゆるTPP交渉参加に向けた関係国との協議に関する関係閣僚会合というものが設置されました。ゆえに、このTPPについての今後の意思を決めるというふうな場合は、この関係閣僚の会合...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 関係閣僚会合はもう必要ないんだというふうな私自身は認識に立っておりません。  ましてや今、情報を把握するべく協議を行っているわけでありますから、その考え方というものがまだ示されてないところも多々あるわけでございますので、ましてや市場アクセスのことだけで...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、山田委員がどういうふうなことから申されたか分かりませんけれども、いわゆる交渉参加に向けての今協議を行っている中で、交渉参加するかしないかというふうな判断をする場合は、関係閣僚会合というふうなものにおける議論というふうなものが不可欠であるというふうなこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) はい。そういう基本的な考え方を私は認識として持っておるところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、失礼しました、私、笑ってという意味ではないんですけれども、非常に真剣なんですけれども、昨年も同じような、同趣旨の質問もいただいたわけでございまして、同じ答弁になるわけですけれども、まだ具体的に交渉参加に向けて協議を行っている段階でありますから、今の時...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、こうやって改めて見せていただきました。私どもも、聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加には反対するという自民党としての基本的な考え方をお示しになられたというふうなことは承知をしておったところでございます。  そういう中で、いわゆる協議に先立って判...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) はい、非常に大事なことだと思っております。それだけに、私もいろんな機会を通してできるだけ、外交案件ですから全て何でもかんでもというわけにいかないときもあるかもしれませんけれども、できる限り、重ねて申し上げますけれども、非常に広い分野におけるところの交渉の...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 一つの基本的な考え方を今山田委員から申されたわけでありますけれども、この変動部分についてどう対処するかということにつきましては、いわゆる二十二年産の価格そのものが随分低くなったというふうなことについては前の年のいろんな問題等もかかわってきているわけであり...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に、今、山田委員からの御指摘のとおりに、厳しい状況の中で酪農家の人たちが取り組んでいただいておるというようなことは私も承知をさせていただいております。そういうふうな意味で、今回、審議会の方に諮問をさせていただいたというふうなことも、やっぱり全国の酪農...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この消費税のことに関しまして、食料品等々に対する軽減税率をどうするかという議論は、いろいろもう以前から常に議論がなされてまいりました。  そういう中で、いわゆる本年の二月の十七日に閣議決定された社会保障・税一体改革の大綱におきましては、基本的に、今先生...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 食料品等々に関しましては農林水産省の所管というふうなこともなってくるわけでありますので、いろいろ先ほども申し上げましたけれども、この消費税の導入の際から、三%から五%、上げる際におきましても、この軽減税率についても議論がありましたことも承知をしております...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、福岡先生からのいわゆる御指摘の点につきましては、佐賀県の知事さんからも、また弁護団の方々からも佐賀の方に来るようにというような、そういう要請もございました。  そういう中で、二月には副大臣にも行っていただきましたけれども、私自身が参るということにつ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この菅総理のインタビューでございますけれども、いわゆる、少しから始め効果があれば次の段階に進めばいいというようなことを述べておられますけれども、いわゆる、問題の本質は堤防内に海の水を入れるか入れないかだという発言もされておりますので、ケース三の二という制...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) ここはちょっと、前総理と見解は違うということでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 別に先生、反論も何もございません。  ただ、菅総理の、今このインタビューのそのものを見せていただいたので、どういう趣旨で前総理がおっしゃったかということも私も定かでないところがありますので、これ以上ちょっと、私としては申し上げるということは控えさせてい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私どもは、品目横断の施策において、先ほど山田委員からもお話がございましたけれども、集落営農という一つの経営体をつくるのにも地域の方々が大変努力をされたというふうなことは評価をいたしておるところでございます。ゆえに、政権交代によって政策転換なされたときも、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) それぞれの地域において具体的に集積化を進める、あるいは新規就農を進める上で人・農地プランというふうなものをそれぞれ策定していただく、こういうことでございますから、よく話し合っていただくという中で、どういうような状況があるかということも私どもしっかりとつか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 決して私、逃げるわけじゃございませんけれども、一つだけ事実関係申し上げますと、こういうものが作られたときに私、落選中でございました。実質的に私も復帰しましてからこの戸別所得補償制度というものを導入する際に、集落営農については、郡司先生なり座長なりおられま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私は、基本的には農地改革だと思っております、原点は。やっぱり農地改革によって、農地解放によって、戦後、改めて新たな農地というものの所有者になられた方々は、せっかくこういう大事な農地を与えられた限りはこの農地をどうしても守っていきたいと、そういうふうな思い...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 決して矛盾するものではないと思っております。  要するに、戸別所得補償制度の一律の施策をなぜ行っておるか、すなわち、集約化すればそれだけ個々の農家の人たちの収入が増えるんですよとインセンティブが与えられたわけであります。そういうふうなこの実質、実態とい...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 何遍かこのことにつきましても議論をさせていただきましたけれども、基本的に私どももこの戸別所得補償制度を制度設計する際に、どこで仕切るかというふうなところは相当な議論になりました。そういう中で、やはり販売農家というふうなところに一つの具体的なところを置かさ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 平成二十四年の加工原料乳生産者補給金につきましては、単価につきまして十二円二十銭というふうな形で畜産部会に諮問させていただきました。そして、限度数量につきましては百八十三万トンということで諮問いたしまして、今議論していただいているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる配合飼料価格を含む流通飼料費の上昇というのは、六銭分の単価引上げ要因と、このようなことで試算をさせていただきました。
○国務大臣(鹿野道彦君) 軽油、灯油を含む光熱動力費の上昇というのは三銭分の単価引上げ要因と、このように試算をさせていただいたところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 御承知のとおりに、先ほど申し上げましたけれども、空枠というふうなところが二十一万トンというふうな中で、そういう中でもできるだけ、とにかくバターの不足等々もございますので酪農家の人に頑張っていただきたいというような気持ちから、こういう百八十三万トンというこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 本日、配合飼料価格の改定につきまして諮問を行った補給金単価の算定につきましては、いわゆる配合飼料価格というものを適切に反映したものだと思っておりますが、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法等によると、特に必要があると認められたときは補給金単価等を改定するこ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる今日の状況の中で、低価格志向というふうなことの影響を受けておるんじゃないかなと、率直にそういう思いがいたします。
○国務大臣(鹿野道彦君) SBS米の枠を拡大するという考え方は持ってないだろうねというふうな、長谷川先生のそういう御質問だと思いますけれども、今日の状況の中ではこの十万トンという枠を拡大するという考え方には立っておりません。
○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろ、食品安全委員会においての議論等々につきましては、農林水産省としては、現場の実態、実情というものをできるだけ情報を提示させていただいたというふうな経緯もございます。そういう意味で、今後ともこの現場の情報、状況というふうなものはさらに引き続いて提示...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 指示をいたします。
○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろ勉強してまいります。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生のお触れのとおりに、新たな規制値の施行というふうなことを待たずに、私どもといたしましては、この飼料の暫定規制値を改訂いたしました。それが三百から百ベクレルと、こういうふうにしたところであります。  そうしますと、当然、飼料のいわゆる確保というもの...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 昨年の十月に策定いたしました食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画というものは農業全般の施策を政府全体として決めさせていただいたということであります。一方、この畜産あるいは酪農の部門の展望につきましては、いわゆる平成二十二年七月に策定されました酪農...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からもお触れいただきましたこの漁業と水産加工、流通業の一体的な取組というものによる再生は、この東日本大震災からの復興に際しまして極めて重要だと思っております。  そういう意味で、現在検討中の新たな水産基本計画におきましては、復興の実現に向けた施策...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 議員レベルにおきましていろいろと各国と、関係国と意見交換を行うということは意義のあることだと思っております。そのことが国民的議論に結び付けば更にTPPについての国民的な議論にも盛り上がってくるのではないかと、こんなふうに思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からのこのNGO団体からの発言というものは、詳細私も承知しておりませんけれども、言わば具体的にまだ交渉参加の意思を表明していないというふうなことにおきましては、オブザーバー参加なり、あるいは協定上の条文案の共有が認められないということも、これも私ど...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 事前交渉というよりは事前協議ということでありまして、もちろん交渉参加を決定したわけではございませんので、情報を得るというふうなところにも限界があるということは当然承知した上での総理の判断でもあったと、こう私は思っております。  そういう中で、ある程度結...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 小野先生おっしゃるとおりに、鳥獣被害は本当に深刻でございます。  じゃ、どうやってその捕獲の体制をこれからつくり上げていくかという、その捕獲の担い手の一つとして猟友会がございますけれども、私のところの猟友会も実は会員数が減ってきて、高齢化ということで、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 三月二日に紙先生始め共産党の議員の皆様方から御要請、御要望をいただきました。  そういう中で、近年の飼料価格の高騰というふうなもの、あるいは原油価格の上昇等による生産コストが大変増加をしていると。そしてまた、景気の低迷によって、もう一つは昨年の東日本大...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私といたしましては、今申し上げましたとおりに、相当この飼料の状況あるいは原油の状況というふうなもの、そしてその他のいろんな風評被害等々、あるいは東日本の大震災の影響等々、そういうこの非常に厳しい状況を鑑みて、相当思い切った形で今日諮問をさせていただいたと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) どういうふうに受け止めているかというふうなことにつきましては、まさしく野田総理の昨年十一月の交渉参加に向けて協議を始めるというようなこと、それに沿って今各関係国から情報を把握すべく協議を行っていると、こういう認識でございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 三月八日の農業新聞ですか、今先生から言及された外務省幹部が云々の話でありますけれども、私は外務省幹部がどういうことを発言したか、それは承知いたしておりません。正式に関係閣僚会合におきまして、等々でいわゆる外務大臣等々がこういうふうなことであったというふう...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろと現場の声からは当然出てくると思いますが、私どもとしては、強制的にこうだという押し付けでなしに、何遍も申し上げていますけれども、この集約化なりあるいは今後の新規就農の対策事業というものを行う際も、やはり地域においてよく話し合っていただいて、そして...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) とにかく基本的には、今の農業なり林業なり漁業をめぐるところの状況というものはそれぞれ、私どもだけではなしに、市町村においても同じやはり深刻な事態であるという受け止め方もされておりますし、また農業者、第一次産業にいそしんでいる人たちも果たしてどうなるんだろ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPP参加を前提とするものではございません。基本的には昨年の、一昨年ということになります、年明けたものですから、いわゆる包括的経済連携というふうなものをこれから推進する上におきまして、FTAAPというふうなものに対する道筋というふうなものを私どもとしては...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) TPPは国論を二分すると言われておるわけでありますから、やっぱりそういう中でしっかりとした、関係国がどういうふうなことを求めるかということの情報を提示させていただいて、国民的な議論の中で判断していくということは大事なことだと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に従いまして、最近の畜産をめぐる情勢を踏まえつつ、十分検討してまいる所存でございます。     ─────────────
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 今、荒木先生から言われたとおりに、TPPというのは原則関税撤廃ということでありまして、そういうことになりますと、当然、仮にの話でございますけれども、参加した場合は、農林水産関係に多大な影響を及ぼすということになってくるわけであります。  そういう中で、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生がお触れいただいた試算は、全世界に対して関税撤廃をした場合に何も施策を行わない場合は、いわゆる第一次産業・産品について四兆五千億、そして自給率が一三%まで下がりますと、こういうことであります。  TPPの関係国というふうなことに限っては、今申し上...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) SBS米は、まさしく主食用として消費されているというふうなことでありますけれども、基本的には、その数量に見合ったものを海外の援助等、あるいは主食用以外の用途に向けて、いわゆる需給に影響ないようにしておるわけでございまして、これからもSBS輸入米が国内の主...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) SBS米というふうなことにつきましては、御承知のとおりに十万トンという枠を設けておるわけでございますので、それを拡大するという考え方に今立っているわけではございません。
○国務大臣(鹿野道彦君) 昨年のお米に比べまして、大体、今日の、相対取引等々も含めて二割くらいいわゆるお米の価格が上がっておると、こういうふうなこと、それを受けて店頭にも並ぶようになってきた。また、低価格志向ということもございましょう。それだけに今後の動向については注視をしていか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 平成五年におきまして閣議決定いたしております。それは、いわゆる米のミニマムアクセス導入に伴う転作の強化を行わないと、こういうようなこと等々も含めてきちっと対処しているわけでございますから、米の需給というものに影響を及ぼさないようにこれからも取り組んでいく...全文を見る
03月27日第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○鹿野国務大臣 「大地のファンファーレ」というふうなことは、NHKで三月の十三日、三月の二十日に放送されたものでありまして、ばんえい競馬を取り上げたものでございます。見ていなかったのでございますけれども……(石川委員「お届けしますから大丈夫です」と呼ぶ)はい、ありがとうございます...全文を見る
○鹿野国務大臣 地方競馬の馬主登録は、競馬法等の規定に基づきまして、地方競馬全国協会が実施をいたしております。  海外に居住している馬主については、地方競馬全国協会においては犯罪歴等の身元調査が困難でもございまして、公正確保というものが担保されないおそれのあることから、現在は登...全文を見る
○鹿野国務大臣 軽種馬生産農家は、平成二十二年度現在で一千六十七戸、そのうち八割が北海道日高地域に存在している、こういうことでございます。日高地域の軽種馬生産を専業としている農家のうち九割が負債を抱えておる、そのうち四割は一戸当たり四千万円を超える負債があるという大変厳しい状況に...全文を見る
○鹿野国務大臣 地方競馬の状況につきましては、平成十六年と十九年に競馬法を改正いたしまして、JRAからの支援等の仕組みなども創設をいたしました。これらの支援措置によりまして、平成十七年度から売り上げの減少に一定の歯どめがかかりまして、平成十六年度に地方競馬十六主催者の単年度収支が...全文を見る
○鹿野国務大臣 ビートルズの件につきまして、ジョン・レノンという人と何とかさんという人がどういう立場にあるかというのは、私、そちらのことは余り関心がなかったものですから承知しておりませんが、昨日の質疑を聞いておりまして、私の頭に残っておりますのが、総理自身が、予断を持ってお話を申...全文を見る
○鹿野国務大臣 今回の改正案でございますが、先生おっしゃるとおりに、他の公営競技と同様に、主催者が一定の範囲内で払い戻し率を定めることとしておりまして、その下限については法定七〇%、こう決めておりますが、上限については、農林水産大臣告示で定めるというふうにしているところでございま...全文を見る
○鹿野国務大臣 競馬に関しては、関心を特に持っておったときもございました。電話投票も私も行っておりました、大分赤字でございましたけれども。そういう意味では、農林水産大臣になりましてから馬券が買えないということに対しては、寂しさを感じておるところでございます。
○鹿野国務大臣 今も副大臣の方から答弁させていただきましたけれども、今回の改正によりまして、ある程度、払い戻し率の柔軟性によって、ファンに対してのサービス向上、そしてまた主催者側の基盤整備をしていく、こういうことであります。  例えば、馬券にもいろいろ種類がございますけれども、...全文を見る
○鹿野国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。     —————————————
03月28日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく今、福島県におきまして、何とか一日も早い農林水産業の再生というふうなものに向けて取り組んでいかなきゃならないと、こういうふうなことでございます。そういう意味で、私自身も何回かにわたりまして福島県に参りまして、漁業者あるいは農業者の関係の方々ともお...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 平成二十四年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成二十四年度における農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて二兆三千二百八十四億円となっております。  まず、東日本大震災からの復旧復興対策に係る予算として千五百五十七億円を計上しており...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 野田総理自身の発言等々につきましては、過般、当委員会の紙委員の方からも言及があったわけでございますが、基本的に、五月の段階でG8における総理自身がどういうような姿勢で臨んでいくかというふうなことにおきましては、全く今の段階で私ども決まったというふうなこと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる政府といたしまして、このTPPに関しましては、TPPの交渉参加に向けて協議に入りますと、こういうふうなことを昨年の十一月に総理が表明したわけでございます。それに基づきまして、関係国といろいろと協議をしながら、我が国に対するどのような基本的な考え方...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的に、TPPに関しまして、第一次産業に対して市場アクセスの分野におきましては大変大きな影響を受けると、このようなことから、第一次産業を思う気持ちの中でいろいろと御議論をいただいておると、こういうふうなことに対しましては、私どもも承知をさせていただいて...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 二十三年の十月に、お話しのとおりに、食と農林漁業の再生の基本方針・行動計画を出しました。二十三年の十二月にその取組方針を出したわけでありますけれども、実質的に、この取組方針というものは、基本方針・行動計画を地域で実際に進めるための具体的な取組の考え方を示...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 重ねて申し上げますけれども、この十月の基本方針・行動計画というものに沿って取組方針をやっていくと、こういうことでございますから、その基本方針・行動計画というものが前提になっているものでございまして、言わば、ぼかした形で云々というようなことではございません...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) まず、二つの点だと思います、今御指摘いただきましたのは。  農業者戸別所得補償制度というのは、明確に申させていただきますけれども、農業政策の柱であるというふうなことを位置付けしてこれからも続けていきたいと、こういう考え方であるということを申させていただ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 三月六日の日に野村先生始め自民党の主なる先生から御要請をいただきました。そのときに、私が頭の中にあった思いよりもやっぱり相当被害の影響というものが大きいのではないかと、こういうふうなことから、事務方に対して状況がどうなっているかということをしっかりつかむ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) そのようなことでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 非常に厳しい、一つの交渉参加に向けて各国といろいろ話合いをしておる中で、厳しい状況であるなというふうなことは、当然私も頭の中にあります。  そういう中で、特にアメリカ等々におきましては、過般、御承知のとおりにパブコメを掛けまして、それを受けてアメリカと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 正直なところ、弁明、弁解というふうに受け止められるかもしれませんけれども、現実、交渉参加をするかどうかというふうなことはまだ政府としても決めたわけでもございませんし、また、我が国としてどういうふうなものを、例えば除外品目として求めるかというようなこと等々...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いわゆる除外品目、例外品目というふうなもの、いわゆるセンシティブ品目というふうなものを、こういうふうなことを考えていますというふうなことになってくると、明確になってくるわけですよね。それが果たして外交、これからの交渉事についてプラスになるのかどうかと、こ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この牛ふんのことにつきましては、本当に私どもといたしましても重大な関心を持って取り組んでおるところでございますけれども、既に焼却等最終処分を終えた県もございますけれども、とりわけ福島県におきましては当面一時保管を行うと、こういうふうなことで対応しておると...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今日までも、今先生御指摘のことの考え方に立って、環境省とも連携を取ってやっているところでございますけれども、現実的に、今申し上げましたとおりに、直接市町村の協力というふうなものが必要になってくるわけでありますので、そういう意味で、私どもと市町村の直接の話...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 検討いたします。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、副大臣から答弁させていただきましたけれども、必要な箇所について計画的に保安林を指定すると、こういうふうなことを申し上げましたけれども、今先生おっしゃるとおりに、それぞれの都道府県が条例を作ってまで守っていきたいというようなそういう取組もしておるという...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 藻類につきましていろいろと今、事務局長の方からも報告をいたしたところでございますけれども、二十四年度の予算案におきましても、僅か、少な過ぎると、こういう御指摘もございますけれども、今後一定の成果、いろいろな取組の中で一定の成果がありますので、どうやって採...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 常々小野先生が花粉症対策について重大な関心を持って取り組んでいただいているということに対して、罹患の一人として本当に有り難いなと思っております。  私も、かつて、白マスク春の喜び遠くなり、なんていうふうなお粗末な句を詠んだこともあるくらい、この時期にな...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、紙先生から言われたこの状況というものを、我々、私といたしましてもしっかりと把握をして、なぜこういう状況になったのかというふうなことも含めながら、今後必要な措置というふうなものについても取り組んでいかなきゃならないと、こういう認識を持っているところでご...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この法律の二十一条では、必要な資金の確保や漁業被害を回避するために必要な措置等による漁業被害者への支援も規定されていることから、これを併せて支援の可能性というものを検討していきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 過般、委員会におきまして福岡先生からもこの点について言及がございました。私自身、佐賀県の知事からも、また原告の弁護団の方々からも是非佐賀にも来るようにと、こういうお話がありましたので、それについては時期的には検討しておるところでございますと、こう申し上げ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 紙先生から申された件につきましては、私どもも真摯に検討していきたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 漁港なり農地等の災害復旧事業や共同利用漁船等の復旧支援対策事業などは、年度内におきまして支出が終わらない可能性のある事業に係る経費につきましては翌年度に繰り越して使用ができるように、補正予算におきましてもいわゆる繰越しができる事業としての予算として計上い...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) そのとおりでございます。
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 基本的には、今後、関係市町村なり関係の人たちというのとよく打合せをしながら、当然再生可能エネルギーというふうなものを推進していかなきゃならないわけでありますけれども、優良農地というものを確保するということも一面においては非常に大事なことでございますので、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この点につきましては、青森県がいわゆる解釈をちょっと違っておった、そういう認識をたがえておったというようなところでございまして、そういうふうなところから農林水産省といたしましても改めて指導をさせていただいたということでございまして、決して規制の強化とかと...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 正確に申し上げますと、青森県は、いわゆる土石その他の資源の採取を目的とした農地転用については第一種農地においても認めますと、こういうふうなことでございますけれども、その解釈といたしました土石その他の資源の採取というふうなものは、土石を例示して挙げておりま...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(鹿野道彦君) あらゆる問題、遺伝子組換えのことについてもこれは議論をしていかなきゃならないと、こう思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 遺伝子組換えの問題についてアメリカ側から言及されるということでありますならば、当然いろいろそのことについてはこの議論をしていかなきゃならないと、こういうことだと思います。
○国務大臣(鹿野道彦君) まさしく、関係閣僚会議においていわゆる必要な議論がなされて、そして政府としての考え方を示していくということだと、こういう認識を持っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) 我が政府といたしましては、協議に先立ってその条件を言わばこうですということを設けてやるというふうなそういう考え方でなしに、関係各国がどういうことを我が国に求めてくるかというふうなことをしっかりと把握をして、そして議論をしながらどうするかということを決めて...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私の認識といたしましては、言わばニュージーランド、オーストラリアもまだ具体的な形でこうだというふうなことは申されていない。そして、アメリカにおきましては、パブリックコメントを掛けて、それに対してどういうふうなことを日本に対して言ってくるかというふうなこと...全文を見る
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(鹿野道彦君) はい、そのとおりです。
○国務大臣(鹿野道彦君) 今、筒井副大臣からお話ししましたとおりに、いわゆる事務所はほかの団体とフロアを二つにしてやっていると、そこに、今、副大臣のお話のとおりに常時人もおりますよと、そしてまた、今後促進する上においていろいろと田中氏が飛び回っていると、こういうふうなことであると...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今外務大臣からもお話がありましたとおりに、いわゆる中国の輸出促進協議会が第一便として中国に輸出した米等に関する筒井副大臣等の会見等について、中国の質検総局から問合せがあったと。  これに対しまして、政府内部で、この部内で回答を作成しました。そして、三月...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 質検総局の方からそういう問合せがあったということでございますので、私どもとしては、たしか、今御報告申し上げましたとおりに、北京検疫等々においてきちっと通関したものであるというようなことで御返事をさせていただいているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 一昨年でございますけれども、筒井副大臣と中農集団の間におきまして覚書が交わされました。これから輸出の促進についてやっていこうと、こういうことでございます。  それに対して中農集団の方から、私自身の考え方というものも確認をしたいと、こういうふうなことから...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 私が考え方を示したとおり、実は震災が三月十一日でございました、昨年の。三月の十九日から、いわゆる都道府県の、三つの県の知事さんも含めて、それから関係団体も含めて百名以上でございますけれども、中国に参りまして、そして輸出の促進をしていくということについて、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) いろいろ先生申されましたけれども、いわゆる今回のこの第一陣の輸出品目についての云々の話につきましては、在東京の中国大使館から、いわゆる中国農発食品有限公司、これは中農集団の子会社です、高端農産品展示会、いわゆる展示会の件ですけれども、に出品される米及び粉...全文を見る
04月10日第180回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 国有林野の有する公益的機能の維持増進を図るための国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  国有林野事業は、これまで、奥地の水源地域などに多く所在する国有林野について、そ...全文を見る
04月12日第180回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(鹿野道彦君) 一般会計化することによりまして、今までの企業的運営というよりは、国有林野の有する公益的機能の発揮のための事業、いわゆる公益重視というふうな考え方、より顕著にというような考え方でございます。そして、民有林へのいろんな意味での指導なり支援なり、あるいは、木材...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この法律案に基づきまして、国有林野の有する公益的機能を十分に発揮させる必要があると、こういうふうなことが一つでございます。それから、国有林野事業職員の職務及び勤務環境の特殊性というふうな、こういうところを人事院等の関係府省にしっかりと説明をいたしまして、...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この災害によるところの被害状況というのは、やっぱり農家の人でなければ分からないところが多々あると思います。我々も大変な実態だというふうなことは承知もさせていただいておりまして、いろいろとその取組につきましても、農林水産省としてもできるだけのことをやってき...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 加治屋先生から非常に重要なポイントにつきましてお話がございました。  まさしく、私自身もこの立場に就任させていただきましてから森林の保全というふうなこと、また、まさしくCOP17でも議論されましたいわゆる森林吸収量ということにつきましても合意がなされた...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 森林というものにおきましては、先生御承知のとおりに、民有林そして国有林というものがあるわけでございますけれども、森林をどうやって今後しっかりと保全をしていくか、森林の持つ公益的機能というふうなものをいかにして発揮させていくかというふうなことは非常にこれか...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) この森林におけるところの除染につきましては、まず生活圏のところの除染というところに重点を置きまして、二十メートル圏内というようなところで、落ち葉なり枝葉の除去というところに力を入れてまいりました。ある程度これは成果、効果があったと思っております。  そ...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生がお触れになりました緑の雇用につきましては、先生を始め公明党の先生方にも大変御支援をいただきながら、平成十五年度から開始されておるわけでございまして、お話しのとおりに、これまでも一万人以上研修を修了したところでございます。事業開始前に毎年二千人程度...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今先生からの御指摘の、いわゆる種苗生産、放流というふうなものにおきましては、何とか沿岸資源の維持及び回復のためにより高い成果が得られるようと、こういうことで、国と都道府県、漁協等が連携を取ってこの問題に取り組んできました。  平成二十二年に策定いたしま...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 今回の、先生お話しのとおりに、原発事故によりまして、やはりこれからはいかに地域分散型エネルギーシステムをそれぞれの地域に定着させるか、非常に重要な課題であると思っております。その一つが、やはり木質バイオマス発電というふうなことにもなるものと私どもは思って...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 国有林の伐採、利用等は、法律に基づく地域管理経営計画等で明確に定めておりまして、債務の返済のために計画に基づかない伐採を行うということはございません。また、国有林野につきましては、原則といたしまして森林経営のための財産としての行政財産に位置付けられており...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 林野庁長官から答弁をいたしたところでございますけれども、やっぱり基本的に総合評価落札の方式というものを二十一年から導入しました。これは、安けりゃいい、安いところに落とすというようなことではなしに、やっぱりいろんな技術力なり、あるいは創意工夫なり地域に対す...全文を見る
○国務大臣(鹿野道彦君) 基幹作業職員の人たちが大きなこれまでに役割を果たしてきていただきました。そういう意味で、職員の雇用を維持するということを前提といたしまして、本制度の在り方につきまして、今後、関係府省とも連携を取りながら検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(鹿野道彦君) ただいま法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、関係省庁とも連携を図りつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。
04月18日第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○鹿野国務大臣 漁業者の方々が大変厳しい状況に置かれている中におきまして、今お話しのとおりに、数度にわたりましていわゆる漏水が発生したというふうなことは、本当に遺憾なことでございます。こういうようなことから、東京電力に対しまして再発防止を強く申し入れてきたところでございます。また...全文を見る
○鹿野国務大臣 時期が早いとか早くないとかというような議論も非常に大事でございますけれども、私は、やはりプロセスというものが非常に重要だ、重視しなきゃならないと。これは民主主義の基本であります。  野田総理の表明の際も、交渉参加に向けて協議を始めますというときには、いろいろ、関...全文を見る
○鹿野国務大臣 初めての日中韓三国の農業担当大臣会合でございまして、こういう中で一堂に会して話し合ったということは私はよかったと思っております。これは定例化することにいたしました。来年は日本でございますけれども、やはり、責任者が忌憚のない意見交換をすることが大変重要だなということ...全文を見る
○鹿野国務大臣 今、筒井副大臣から話もいたしたところですけれども、TPPに関しましては、同じような答弁になりますけれども、交渉参加に向けて協議を始めますということで、いろいろ協議を始めておる、こういうことでございます。  これはどういうことかといえば、日本の国に対して、交渉参加...全文を見る
○鹿野国務大臣 地域分散型のシステムというふうなものをどう地域に定着させていくか、これからのエネルギー政策にとって大変重要な課題であると思っております。  そういう中で、小水力発電というふうなものは、農林水産省として、本当に重要だという認識の中に取り組んでいくというふうな考え方...全文を見る
○鹿野国務大臣 再生可能エネルギーというものを国民生活の中にどう位置づけしていくかということは、エネルギー政策にとって根本的な問題でございますので、そういう中で、農山漁村におけるいわゆる未利用の資源を活用して、地域分散型のエネルギーシステムをつくるというふうなことに農林水産省とし...全文を見る
○鹿野国務大臣 一昨年、筒井副大臣が中国に参りまして、中農集団と輸出について協力していこうという合意がなされたわけでありまして、それを受けて、中農集団側の方から、大臣としてもそういう考え方であるかどうかということをやはりきちっと確認したい、こういうふうなことでございますので、私か...全文を見る
○鹿野国務大臣 二つ今言われましたけれども、後段の件は、以前につくられた協議会じゃないかなと思っております。
○鹿野国務大臣 小泉総理のときの農林水産物等輸出促進全国協議会というのは、全ての国を対象にした、こういうふうなことでございまして、今回の協議会はいわゆる中国ということでございます。そして、当然のことながら、オール・ジャパンというような考え方で、農業団体等々にも、そういうふうな申し...全文を見る
○鹿野国務大臣 輸出の促進をする場合は、さまざまなルートを通して輸出をするということによって、輸出の拡大というものが、その道が開けてくるわけですよ。  ですから、何も私どもが、今いろいろなことを先生おっしゃいますけれども、いろいろなルートを通じてこの日本のすばらしい農産品を外国...全文を見る
○鹿野国務大臣 今月の十一日か十二日に、訪米した玄葉外務大臣が米国のカークUSTR代表とのお話の中で、関税の最終的な扱いについてはTPP交渉プロセスの中で決まっていくということを確認したというようなことであったということは承知しておりますが、基本的にこの考え方は、これまでもいろい...全文を見る
○鹿野国務大臣 関係閣僚会合が開かれるかどうかということも何も決まっておりません。  訪米ということについては、きょうの十一時に発表されたというようなことでございますので、きょう初めて、この委員会が開かれている中で総理の訪米というものが発表された、こういうことを今情報として受け...全文を見る
○鹿野国務大臣 関係閣僚委員会、閣僚会合が開かれるかどうかというふうなものも定まっておりませんし、きょう総理の日程が正式に発表されたということでございますから、予見を持って私が今の段階で云々というふうなことを申し上げるのは、まだその段階ではないと思っております。  私は、もし、...全文を見る
○鹿野国務大臣 小野寺議員の今の質疑等々というか思いというものは当然私自身も、また農林水産委員会の皆様方からの御指導というものは真摯に受けとめていきたいと思っております。
○鹿野国務大臣 円滑な漁業活動の再生のためには、漁港区域内に漁船の修理や通信に必要な部品の調達等ができる体制を整備しておく必要がございます。漁港区域内には、漁港施設以外のこうした関連施設も立地可能というふうなことでございます。
○鹿野国務大臣 いろいろやりとりがあったわけでございますけれども、中間指針で対象とされなかったものにつきましては、具体的な事情に応じて、相当な因果関係のある損害というものは、やはり認められるものは認められるということにしていかなきゃならないと思いますので、賠償の対象にしていくとい...全文を見る
○鹿野国務大臣 小野寺先生から、私ども農林水産省が見捨てるとかというふうな言葉をお出しになられるとは思いもしませんでした。  私どもとしては、今日まで、あの大震災以後、誠心誠意、精いっぱい取り組んできた、その気持ちは私は多くの方々にも御理解していただいておりますので。しかし、基...全文を見る
○鹿野国務大臣 東京電力に対しまして、証拠書類の確認作業を急ぐとともに、確認作業を終えたものから順次支払うなど、被害者の速やかな救済を最優先に取り組むよう申し入れているところでございますけれども、さらに強く申し入れをしていきたいと思っております。  また、県協議会等による賠償請...全文を見る
○鹿野国務大臣 牧草は、汚染濃度が低いことから、その処理につきましては、焼却、埋却、圃場へのすき込み等を指導いたしているところでございます。  焼却につきましては、岩手県の一関市で本年二月六日から本格的に着手いたしました。また、環境省と一緒に現地に赴きまして、既存の廃棄物処理施...全文を見る
○鹿野国務大臣 いわゆる牧草のすき込みにつきましては、まさしく、そういう農家の人たちの気持ちというふうなものを当然大事にしなきゃいかぬというふうに思っております。今、牧草のすき込み試験の実施ということもやっております。二十四年の四月十二日に牧草のすき込み試験を開始いたしまして、こ...全文を見る
○鹿野国務大臣 追加被曝線量が年間一ミリシーベルト以上の地域である汚染状況重点調査地域におきましては、環境省の除染事業によりまして、それ以外の牧草で百ベクレルを超える地域のうち、先行的に実施するところにつきましては、農林水産省の東日本大震災農業生産対策交付金によりまして、さらに、...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的には、今、私の答弁で、農家の負担なしで行っていくということが基本でございます。こういうふうなことで、いろいろと具体的な取り組みにつきまして周知徹底するようにしている、そして一体的な取り組みをしていきます、こう申し上げたところでございます。
○鹿野国務大臣 一ヘクタール百万円でございます。
○鹿野国務大臣 基本的に農家の負担がないというようなことで取り組んでいくということでございます。
○鹿野国務大臣 独立行政法人の家畜改良センターのプラウ十六基の対応を受け付けしている、こういうことでございます。
○鹿野国務大臣 四月の三日には、各県に対しまして改めてプラウ等の機材の県内での融通、調整を進めるとともに、不足する機材等の確保に対する要望があれば農林水産省にぜひ連絡していただきたい、こういうふうな通知も出しておるところでございます。  また、四月九日の日には、機材メーカーを招...全文を見る
○鹿野国務大臣 それは、今小野寺先生から言われた思いを持って、私ども農林水産省といたしましても、連絡会をもう数回にわたって農林水産省で取り組んでまいりました。それは、東電にも来てもらって、そして、生産者の方々のこの実情というものを踏まえた形で、ぜひその賠償に当たって早速取り組んで...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から御指摘の、諫早湾の干拓事業に伴う漁業補償につきましては、昭和六十一年度には、諫早湾内十二の漁協に対して二百四十三億五千万円、昭和六十二年度、六十三年度には、長崎県島原、佐賀、福岡、熊本県の漁協等に対して三十五億七千万円、合計で二百七十九億二千万円の漁業補...全文を見る
○鹿野国務大臣 あの三月二十二日の参議院の農林水産委員会で、反論も何もないと申し上げましたのは、インタビューに発言されていることは事実でございますので、そのように申し上げたということでございます。  そして、今先生から言及がありましたケース三—一、三—二というものは、調整池の水...全文を見る
○鹿野国務大臣 平成二十二年十二月十五日、官邸におきまして菅前総理にお話をした際に、農林水産省としては、防災、営農、漁業への影響等の問題もあるということから、上告した上で和解による解決を求めていくという方針を当時の総理大臣に申し上げたところでございました。  当時の総理大臣は、...全文を見る
○鹿野国務大臣 私自身、過般の福岡先生の質問に答えまして、この諫早干拓事業というのは、洪水防止等の防災効果を有するものということから推進をしてきた、また、集団的な優良農地を創出するというふうな意味もある、こういうふうな考え方を頭に持ちまして発言をさせていただいたところでございます...全文を見る
○鹿野国務大臣 諫早湾の干拓事業につきましては、防災上、営農上、漁業上、しっかりとした対策を講じていかなきゃならない、こういうふうに考えております。  そして、昨年の六月、今先生のお話がありました長崎地方裁判所におきましては、全面開門を求める原告に対しまして、全面開門は棄却した...全文を見る
○鹿野国務大臣 今徳田先生から言及をされました、二十三年産のサトウキビが大変な不作であるということにつきましては、昨年の十二月の交付金決定の時点で私も事務方から報告を受けました。そういう意味では、そういう状況というものは自分なりに承知をしておったというふうに思っておるところでござ...全文を見る
○鹿野国務大臣 二十三年度産のサトウキビが未曽有の大不作、こういうふうなことでございまして、生産者の方はもちろんでございますけれども、関係の方々の心労というふうなものを思いますと、私どもも本当にしっかりと取り組んでいかなきゃならないという思いでございます。  サトウキビのことに...全文を見る
○鹿野国務大臣 サトウキビの生産を維持拡大させていくためには、今般のような台風なり病虫害の発生による不作があった場合に、その影響を断ち切り、一刻も早く回復基調に乗せる、土づくりや防除、堆肥の管理など基本技術を励行していく、そして収穫作業の共同化など効率的な生産体制をつくっていく、...全文を見る
○鹿野国務大臣 基本的にいろいろな考え方があると思いますけれども、この六次産業化ということにつきましては、いろいろとこの法案を議論していただく、審議していただく過程におきましては、六次産業という具体的な名前はついていない、こういうふうなことは先生御承知のとおりであります。いわば俗...全文を見る
○鹿野国務大臣 私は、坂本先生の考え方と根本、根幹は、決して考え方は違っていないと思っています。  それはどういうことかといいますと、私は、いわゆる通称六次産業化というふうなことを言わせていただきますけれども、今回の法案提出につきましても、一次産業の強化だ、これが私の基本的な考...全文を見る
○鹿野国務大臣 先生の御指摘された、今村先生の言われた女性に関する評価については、これは全く先生と同じで、実際に農業を支えてくださっているのは、農家においては五〇%台が女性の方です。この女性の人たちにやはりもっと輝いてもらいたい、こういうふうなことから、今回のこの法案につきまして...全文を見る
○鹿野国務大臣 今先生から、戸別所得補償制度というものの導入によって地域社会がばらばらになってしまう可能性がある、そういう方向に行っているのではないか、個々優先ということになってしまうのではないか、こういうような話でございました。  そういう中で、先生の地域の方々が集落営農とい...全文を見る
○鹿野国務大臣 台風十二号によりまして大変大きな被害をこうむりました市町村におかれましては、いわゆる被害の調査なり、あるいは復旧工法の検討、あるいは査定設計書というふうなものをつくる上において大変な御苦労があったということも承知をさせていただいております。  そういう迅速なる中...全文を見る
○鹿野国務大臣 何といっても、森林・林業再生ということを考えたときには、森林施業の集約化や路網整備等によりまして効率的な施業を推進していくという必要があります。このために、面的にまとまりを持った森林を対象として森林経営計画制度を創設いたしました。  そういう意味では、この森林経...全文を見る
○鹿野国務大臣 国有林野の有する公益的機能の維持増進を図るための国有林野の管理経営に関する法律等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  国有林野事業は、これまで、奥地の水源地域などに多く所在する国有林野について、その公益的機...全文を見る