鎌田さゆり

かまたさゆり

小選挙区(宮城県第二区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

鎌田さゆりの2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第159回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○鎌田委員 おはようございます。民主党の鎌田さゆりでございます。  私は、きょうは、弁護士法の一部を改正する法律案につきまして御質問させていただきたいと思います。  その前に、野沢法務大臣にお伺いをしたいと思うんですけれども、今国会、この委員会に付託をされた法案の数、御存じ二...全文を見る
○鎌田委員 大臣の、濃密な審議、そういう言葉を私も非常に重く、そしてきっとほかのすべての委員の方も重く受けとめていらっしゃると思いますので、その基本的な姿勢を決してお忘れることなく、これからのぜひ国会審議、委員会運営に臨んでいただきたい、御要望申し上げたいと思います。  弁護士...全文を見る
○鎌田委員 幾ら特例による資格取得であっても、質量ともに拡充を目指すものであって、その資格は決して、いわゆる恩典ではございませんね。確認いたします。
○鎌田委員 そこでなんですけれども、そのふさわしい資格というものにとってとても大切なのは、やはり司法サービスを利用する国民、市民側からの目線だと私は思います。ですが、今回の法改正で特例がなお二項目残っております。このことはもう皆様も御存じのことだと思いますけれども。  国民にと...全文を見る
○鎌田委員 大臣、大変申しわけございません。本当にこんな若輩者が大変失礼なことを申し上げますけれども、私が聞いたこと以外の答弁の方が、今の答弁では大部分を占めております。  私は、今なおかつ特例が二項目残っていることについてどう考えているかとお聞きをしました。今回の法改正の概要...全文を見る
○鎌田委員 さまざまなという言葉、先ほどとまた重ねておっしゃいましたけれども、私もそれはよくよく理解をしておるつもりです。  ただ、司法サービスを利用する市民の側にとっては、どの角度から見ても公正無比な、客観性の持てるフィルターを通って、そして弁護士資格を取っていらっしゃる方と...全文を見る
○鎌田委員 特別考試のお話が出ました。司法試験合格と同等という御答弁がございましたが、これもまた少し後に触れさせていただきたいと思います。  それでは、大学等の法律学の教授、助教授の特例廃止の理由、これは前回の国会でもさんざん御審議ありまして、附帯決議等にもあらわれておりますけ...全文を見る
○鎌田委員 先ほど失礼な口をたたいたのが災いをしたのか、そんな御答弁をいただくとは。  これまでの国会の審議があったからというふうに簡単に御答弁されてしまわれましたが、やはり私、初めから申し上げているとおり、あるいは御質問させていただいているとおり、いわゆる大学等の法律学の教授...全文を見る
○鎌田委員 今の御答弁に関連してお聞き返しをさせていただきますけれども、すごくわかりやすいようで、よく考えないとわからないような感じもするんですが、附則のところに「「通算して五年以上となる者」とあるのは「平成二十年三月三十一日までに通算して五年以上になること。」とする。」というの...全文を見る
○鎌田委員 だから、ことしの、十六年四月一日で一年以上になっている者ということでしょう。ですから、四月一日の午前零時で一年以上になっていればいいわけでしょう。ということは、去年の、平成十五年の三月三十一日から、一年さかのぼってということなんですけれども、そういうことでよろしいんで...全文を見る
○鎌田委員 四月一日午前零時ピッピッポーのときに在籍していたということですね。ただ、そこで手続ということは、きっと前からかなと。ただ、法律上の仕切りのところでは、四月一日からの在職の証明がないとだめだということ、わかりました。  ただ、私は、そこの時点から考えて、結局平成二十年...全文を見る
○鎌田委員 ではお伺いしますけれども、四月一日の時点で一年たっていて、あと四年間、きっと能力がつくだろうという期待を持たれて、守られた方々、この間の方々というのは、今回の法改正後、弁護士資格を取るにはどういうプロセスを経なくちゃいけないわけですか。法改正後の、つまりことしの四月一...全文を見る
○鎌田委員 だから、四月一日の時点で一年たっていれば、所定の研修は受けるけれども司法試験は受けないということですよね。  つまり、今回特例を見直して、公正無比なフィルターを皆さん通って資格を取る、その司法試験、一番初めに申し上げましたけれども、原理原則のところ、そこを、ことしの...全文を見る
○鎌田委員 もう時間がなくなってきましたので、私から最後にちょっと一方的に申し上げるだけにしますが、今の答弁は、私はすごく重大だと聞きました。濫用という言葉が出た。それから駆け込みという言葉はさっきからも出ていますけれども、法務省は、やはりそういうことが念頭にあるわけですね。そし...全文を見る
○鎌田委員 私も、自分で考えついて、そして質問しようと思ったときに、非常に強烈だなというふうに自分自身思いました。  しかし、先ほど来申し上げているように、百年に一度の司法制度の改革、そして本当に、以前この国会、委員会で、小泉総理がこの場にいらっしゃったときに、森山大臣と並んで...全文を見る
03月18日第159回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○鎌田委員 お答え申し上げます。  まずは、このたびの審議に当たりまして、私どもがお出しをいたしました修正案もともに御議論をいただきますことを感謝申し上げます。そしてまた、この委員会に集われているすべての委員の皆様、それぞれ御地元、地域を背負われて、地域の声を代弁する代表者とし...全文を見る
○鎌田委員 私どもも、民主主義の国家において常にいろんな議論があって、いろんな討論が交わされるということを承知した上で、しかし、今、全国知事会からのお声、四十を超える知事の皆さん方が、まさに地域現場を見て歩いて、地域に住んでいる人たちからの直接の生の声を聞いて、そして今回の改正案...全文を見る
○鎌田委員 まず、率直に結論、お答えから申し上げますと、意欲が高まると考えていれば修正案は出しません。  私は、先ほどから、政府側と委員の皆様のやりとりをお聞きをしながら、いわゆる永田町、役所の目線と、現場で、地域で暮らしを営んでいる市民、住民、国民の皆様との目線の思いというも...全文を見る
○鎌田委員 お答え申し上げます。  現行制度のもとでは、世帯主が四十五歳から五十九歳以下の場合、それから年収制限におきましても、世帯の年収が七百万円以下でないと支援金が支給されないという現状がございます。  私たちは、やはり政治家がここに集っているわけですから、今、政府の答弁...全文を見る
○鎌田委員 私どもも全く村井委員と同じ考えでございます。  阪神・淡路大震災の際には、八割を超える方々が、いわゆる住宅等の倒壊によりまして圧死あるいは圧迫死、これで命を落とされているということも聞き及んでおります。やはり、天災はいつ襲ってくるかわかりませんけれども、しかし、ふだ...全文を見る
○鎌田委員 私どもがこのたび提案いたしました修正案の主眼のテーマが住宅本体の建築費でございますので、ここは何としても皆様に御理解をいただき、ぜひ成立に御賛同いただきたい。今の改正案のままでは、はっきり申し上げて、地域再生のエネルギーにはなり得ない、私たちはそのように考えております...全文を見る
○鎌田委員 お答え申し上げます。  最後に、やはり三年以内の見直しというものは、私たち何としてもこだわりを持って外せない重要なところでございますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
03月30日第159回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○鎌田委員 民主党の鎌田さゆりでございます。  元気さにおいては国会でだれにも負けない自信はありますけれども、知性と教養は、少なくとも永田さんよりは劣りますので。それは余計なことですが。  先ほど来ずっと委員会審議をお聞きしておりまして、最高裁からお見えの山崎さんも、それから...全文を見る
○鎌田委員 大臣、大変恐れ入ります、恐縮でございますが、再び同じことを。  私は、今の大臣の御答弁を聞いて、本当にこの法案を通そうという意気込みのようなものも感じました。しかし、私、御確認をさせていただきたいと申し上げましたのは、今回のこの制度導入は、日本として、まさに法治国家...全文を見る
○鎌田委員 最後のその一言が欲しくて、何分も、随分かかっちゃったなと思いますけれども、まさに法曹一元化に向けた一里塚というふうにとらえていただければと。  私は、これは、うがった見方をしますと、法曹一元化が進まない、弁護士任官が進まない、ではちょっとその場しのぎでこれをというふ...全文を見る
○鎌田委員 未経験の方の方が優先だけれども、すべてということの確認をさせていただきました。  先ほど漆原委員との質疑のやりとりの中で、できるだけ多くという御要望を最後になされて、それに対しては御答弁なく、ただ、それまでのやりとりで、山崎人事局長からの答弁の中で、具体に何人という...全文を見る
○鎌田委員 次に、期間のことについてお伺いをします。  法案には「二年を超えることができない。」というふうに数字が掲げられております。先ほど来からも出ていましたけれども、日弁連としてのお考えとしては最低限三年必要だというような意見も試案の中で出されておりますけれども、その間日弁...全文を見る
○鎌田委員 先ほど永田さんからの質問の中で、ああこの人が、目の前にいる弁護を依頼しようとしている人が今そういう状況で来ているんだとなると頼みたくなくなっちゃうという気持ち、私も正直、すごくその気持ちが理解できます。  というのは、今回、二年間という数字を見たときに私ふっと思った...全文を見る
○鎌田委員 本当に、くどいようですけれども、その二年間、たとえ二年間であっても弁護士になり切っていただかなくちゃなりませんので、弁護士になり切るということは、依頼人と二年間だけのおつき合いという気持ちじゃなくて、実際に今弁護士として活動している方々は一生のつき合いと思って受任して...全文を見る
○鎌田委員 わかりました。  ただ一つ、実現できるならばという仮定のお話がございましたので、ちょっと残るものはありますけれども、しかし、大臣を頂点にして、提案する皆さんが、絶対にそういう懸念だとか異論だとか不安だとかそういったものを払拭する制度としてこれを生かしていく、そして最...全文を見る
○鎌田委員 義務だろうかと思ったんですが、なおはっきり義務だというふうになりますと、またそれはさらに重く受けとめたいと思います。  法案の中には、勤務条件及び弁護士業務への従事の状況というふうに書いてございます。これは、簡単に言えば、弁護士職務従事職員のいわゆる働きっぷりという...全文を見る
○鎌田委員 守秘義務はもちろんそれに入らないということでしたけれども、いわゆる外形的なこと。そうすると、私が今申し上げた働きぶりなんというのは、もしかしたらそれぞれの弁護士さんの主観、見方によっても違うでしょうから、もしかしたら働きぶりなんかも入らないのかなと。単純に何時から何時...全文を見る
○鎌田委員 前半の方は、それで納得いたしました、確認をさせていただきました。  後半の方は、私、何も一律に評価めいたことを報告させたらいいんじゃないのということを言っているのではありません。もしそういったこと、今申し上げたような内容について何も検討が今まで、こういうことも報告し...全文を見る
○鎌田委員 はい、わかりました。  次に、懲戒のことについて伺いたいと思います。  法案上、読む限りにおいては二重の懲戒権というものが生じているのではないかと思いますけれども、そのように読み取ってよろしいでしょうか。
○鎌田委員 しかし、その二年間の間においてはいわゆる公務には従事はしないわけですから、その懲戒権に対する考え方としては、弁護士職務に関連した非違行為と、そしていわゆる私生活上の非違行為、この場合に当てはまる、その二年間の間、公務に従事しない間、そのように考えてもよろしいですか。
○鎌田委員 今、公務員としての信用失墜という言葉もありましたが、この二年間は公務に従事していないわけですから、だから弁護士職務に今ついている職員の方々に対する懲戒権の発動というものは、この二年間は、まずはその弁護士職務としていかがか、そしてまた私生活についてももちろんそうですけれ...全文を見る
○鎌田委員 重ねて確認ですけれども、将来、二重の懲戒が及ぶ場合も出てこようかと思いますが、そういったものは、刑事罰のような重大なそういう案件というふうに考えてよろしいですか。
○鎌田委員 しかし、それは、今重いという言葉がありましたように、重いものであろうというふうに考えてよろしいですね。
○鎌田委員 終わります。ありがとうございました。
04月13日第159回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○鎌田委員 民主党の鎌田さゆりでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  お疲れさまでございます。静かな、大変環境のいい中でやらせていただきたいと思います。  今回の刑事裁判の充実、迅速化を図るための諸方策が導入された刑事訴訟法の一部を改正するこの法律案でございますけれ...全文を見る
○鎌田委員 きょうで今回の通常国会の法務委員会、大臣とのやりとりは三回目になりますけれども、御自身のお言葉でというふうにおっしゃっていただいて御答弁いただいたのは初めてかなと思いまして、すごくまとまった言葉でしたけれども、大変うれしく、感動してお聞きをさせていただきました。全く私...全文を見る
○鎌田委員 これは非公開ですか。
○鎌田委員 ということは、非公開の場面において、同一の裁判官が、この手続にもかかわり、そしてまた公判後の裁判に受訴裁判所としてかかわっていくというふうになるわけですか。
○鎌田委員 もう本当にこれだけお聞きしただけでも、いわゆる予断排除の原則に反するんじゃないのというふうに感じて当然じゃないかなと思うんですが、審議会の意見書でも、その予断排除の原則には配慮しなければいけないというふうな意見もございますけれども、これに反しないというふうにはっきり根...全文を見る
○鎌田委員 いろいろと御説明をいただきましたけれども、その主張に触れるものにしかすぎない、触れられちゃ困るんじゃないかなと思って聞きましたが、ひとしく集うといったって、ここは非公開の場でありますから、とにかく、この受訴裁判所が主宰をするということについては、もうこの法案ののっけか...全文を見る
○鎌田委員 必要がないという判断は、裁判所が下すわけじゃないですね。これを明らかにする者の側の方が判断をしていいんですね。
○鎌田委員 ちなみに、その一から十一まである中で後半の部分に、証拠調べをする決定、今も触れた部分もあるかと思うんですけれども、これからその裁判を進めていく、公判の期日が決まって、そして公判が進んでいく、そういう流れの中に非常に大きくかかわりのあるような内容と思っていいと思うんです...全文を見る
○鎌田委員 ですから、そういうふうに、なるべく計画立てて、あらかじめ明らかにして、それこそこの法案の理念のところに、迅速化と充実化というところにもつながっていくんだというふうには理解はできるんです。  だから、だからこそなんです、だからこそ戻っていって、主宰は受訴裁判所がするべ...全文を見る
○鎌田委員 そうしますと、この法案、公判前整理手続から読んでいくと、現在の起訴状一本主義、これとの兼ね合いはどうなるのかなと。これはここで考えを改めていくということになるわけですか。
○鎌田委員 作業現場の局長とは、ずっとやっていてもこのままだと思いますので、大臣にぜひお伺いしたいんですが、私は、迅速化、充実化のためにこの整理手続を今回導入して、そして、なるべく整理整とんされた中でというか、それは理解できます。否定はいたしません。しかし、ならばこそ、この手続の...全文を見る
○鎌田委員 大臣のお考え、わかりました。でも、私は、大臣からそういうお言葉をいただきましたけれども、やはりこのことについてはどうしても理解ができないなというふうに思います。  裁判官といえども神様ではないと私は思いますし、だからこそ、完璧に予断というものを、有罪の心証をとってし...全文を見る
○鎌田委員 もし私の解釈が少しそれていたら、逆に指摘していただければいいんですけれども、例えば、刃物を持った人がだれかを刺したという現場を目撃した場合、「記録された供述に現れた事項」、これというのは、例えばこれだと、その目撃したという供述の録取書に当たるんだと私は思うんですね。 ...全文を見る
○鎌田委員 わかりました。であればというような気持ちも持ちました。  やはり、その前後の関連するようなものというものは公判廷の中で非常に大切だと私は思いますので、ただ、「同一の事項に関する」、その同一というものがどうしても誤解を招くのかなと思いますけれども、今の答弁でそれが生き...全文を見る
○鎌田委員 再び大臣に確認をさせていただきたい、お聞きをしたいと思います。  この「できる限り早期に」という言葉、そしてそこからつながって、「努めなければならない。」というふうに文末を結んでおりますので、このように若干でも強制的なニュアンスが伝わってくるような法文上でいきますと...全文を見る
○鎌田委員 大臣にどうぞよろしくと言われると、何か静かな威圧感のような、はいと言わざるを得なくなっちゃいますけれども、でも、どうしてもはいとは言えないでございますですね。できる限り早期にこれを終結させなければいけないと何で法案で書くのかなというのが、とても私には、そんなことを言わ...全文を見る
○鎌田委員 では、明示しなかったとして、それは不利な心証をとるという、そこにつながるということは、そういうおそれはありませんね。
○鎌田委員 私がこれに対して異議を感じ、そして異論を唱え、申し上げましたのは、ここで強制というふうにちょっとでも伝わって、そして、ここで何が何でも明示しなくちゃいけないんじゃないか、明示しなかったら後で不利な心証になってしまうんではないか、そういうような、ちょっとでも萎縮あるいは...全文を見る
○鎌田委員 いや、ですから、その時期的にのところでは、先ほど来私も申し上げているとおり、前倒しをするというところで、環境が違うじゃないですか、環境が。だから、大きく、だってこれは公判前整理手続の中での主張明示義務ですよね。非公開か公開かという天と地ほどの差もあるようなところでしな...全文を見る
○鎌田委員 続いて、公判前整理手続終了後の証拠調べ請求について伺いたいと思いますが、三百十六条の三十二のところで、三行目、「やむを得ない事由によつて公判前整理手続」云々かんぬんとございます。「手続が終わつた後には、証拠調べを請求することができない。」というふうにあるんですが、この...全文を見る
○鎌田委員 「やむを得ない事由によつて」というふうにありますけれども、「やむを得ない事由」というのは非常にあいまいな表現でありまして、ぜひ確認をさせていただきたいのは、刑事訴訟法の三百八十二条、ここのところに、一審とそれから控訴審のいわゆる性格の違いからするところの「やむを得ない...全文を見る
○鎌田委員 局長、今そこまでおっしゃったのであれば、何もここで「やむを得ない事由」という誤解を招くようなあいまいな表現ですることないんじゃないかと思うんですよ、私は。  だから、今のお話の裏を返せば、つまりは、訴訟の進行を、わざとというか意図的にというか、明らかにおくらせた、意...全文を見る
○鎌田委員 明らかにおくらせる目的に限る、それ以外ならばもう何でも、そうすると手続をやった意味がない。私は、そういうふうなお話に流れていくというのは非常に、日本の、今百年に一度の司法制度改革をやっているすごく大切なターニングポイントというか新たな出発のときなのに、私はですけれども...全文を見る
○鎌田委員 正直、すごく残念な気持ちでおります。  だからなんです。確かに大臣がおっしゃるように、上手な日本語を使って幾らでもカバーできるようになっている。それでよくないから、だから、訴訟の進行を明らかに遅らせる目的というふうに限った方がいいんじゃないかと。  私は、被告人の...全文を見る
○鎌田委員 あと四つぐらいテーマを予定していたんですけれども、時間もないので、あと二つは絶対何としてもやりたいので、以上は閉じて、次に行きます。  連日的開廷の確保ということも今回は法律の中で、二百八十一条ですか、うたわれておりますけれども、これも先ほどからずっと私が主張してき...全文を見る
○鎌田委員 今私が申し上げたものは、ここで初めてじゃなくて、もういろいろな場所でいろいろな方々がそういう要望を意見として言っているわけですから。  やはり、今の御説明ありましたけれども、連日的開廷を確保していくとなったら、まじめに、だって、こういうふうに接見交通権を拡充されない...全文を見る
○鎌田委員 通告をしていたものがまだ残っていますけれども、時間が来ましたので、ルールを守って終わりにしたいと思います。  ぜひ、いい司法制度の改革が進みますように、そして、みじんも弁護活動あるいは被告人の防御活動というものを阻害するようなことがない、そういう制度設計にしていって...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○鎌田委員 お疲れさまでございます。初めて内閣委員会に所属をし、その内閣委員会で初めて質問をさせていただきます、民主党の鎌田さゆりでございます。  その初めての内閣委員会での質問が、何と、特区法案の中の文部科学行政にかかわるテーマを選ばせていただきました。初当選からずっと文部科...全文を見る
○鎌田委員 私も、法案を初め見させていただいたとき、実は、初めという言葉にみそがあるんですけれども、全く同感の思いで読みました。  そして、いろいろ読んでいくうちに、どうも、日本の官僚の方々の書く、ましてや難しい日本語ですから、その法文というものが私の頭ではなかなか理解が追いつ...全文を見る
○鎌田委員 もちろん、ここで違いがあってはいけないだろうと思いますので、そういうお答えになるんだと思いますが。  そうすると、そこで一つ疑問がわくのが、都道府県でもう今既に、例えば東京都が都として特別免許状を出している、その先生方は東京都内で教職員として教壇に立てる。しかし、例...全文を見る
○鎌田委員 市町村教育委員会は、やはりこれはうれしいんですかね、こういう権限がうちで出せると。今までは都道府県から県費教員として県が出していたものが、今度はおらほ、例えば仙台なんかは、市町村、宮城県内に村もありますけれども、うちの方なんて言わないですよ、おらほですよ。おらほの教育...全文を見る
○鎌田委員 出す限りにおいては、やはりそういう目標のもとで。ただ、私はまだまだやはりちょっとぬぐい切れないものがあります。  今の御答弁いただいたのも関連してなんですけれども、法案の第十九条の三号ですか、ここのところも、この日本語もまた難解、厄介な日本語になっておりまして、金子...全文を見る
○鎌田委員 そうすると、今十七条のところにも触れられましたけれども、今の御説明のとおり、やはり、もう既にその特区、特例において、十七条の規定によって、義務教育、市町村立、そちらの方は、自費でもう既にやれている。県費じゃなく自費でやれるところはもう十七条の方である。しかし、今度は高...全文を見る
○鎌田委員 本当にすばらしい御答弁と思います。ただ、私は、文部科学委員会に長く所属をする中で、義務教育費の国庫負担制度が変更されていったり、最低限、国で、全国共通、あまねく、どこにいても、だれでもというそこのところにも少しずつ、私は変わっていいものと変わっちゃいけないものがあると...全文を見る
○鎌田委員 樋口審議官は、現場で先生の体験というのはおありな方なんですか。教えていただければ。
○鎌田委員 審議官の顔を見て話を聞いていると、これからの日本の教育、過去のいろいろなことはもう忘れ去って、明るい希望を抱きたくなるような御答弁ぶりなんですけれども、しかし、現実はなかなかそうはいっておらないわけでございます。  さっき、ゆとりが緩みになっちゃいけないとおっしゃっ...全文を見る
○鎌田委員 終わります。ありがとうございました。
04月23日第159回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○鎌田委員 お疲れさまでございます。民主党の鎌田さゆりです。きょうもよろしくお願いします。  司法ネットに関する質疑ですけれども、連日続いておりますが、私は最初でございます。多分最初で最後になるのかなとは思いますけれども、私なりの思いを込めて質疑をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○鎌田委員 山崎局長の方から、普通のというか、いわゆる独立行政法人とはちょっと違ったという表現の答弁をいただいたというか、得ましたので、私は、実はきょうの質疑の中で、これはちょっと違うでしょうということも確認をしたかった一つでございますから、その確認を得たということで質問をしてい...全文を見る
○鎌田委員 その国の責務をうたっているところに「総合法律支援の実施及び体制の整備に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。」とありますから、そして、今局長のお答えの中に国会も含まれましたので、私は、その国会をなす一人として、これから細かく聞くときもあるかもしれません...全文を見る
○鎌田委員 局長、今初めに、ヘッドは理事長で、そして理事数人、監事数人、これは法律で決まっていますのでというふうな答弁でしたが、その法律で決まっていますのでといった表現の法律というのは何ですか。
○鎌田委員 いや、私、もしかしたら通則法でそういうふうに決まっているのかなと思ったものです。  ちょっと法案とはそれますけれども、局長、法律で決まっていますのでという表現を使ったんですよ。決まったんですか、これは。すごく基本的な、どうでもいい話かもしれないけれども、何のために今...全文を見る
○鎌田委員 それで、この法案でなわけですから、この法案、まだ採決されていませんし、採択されていないですから、ここに、理事長は一人で、それから何は何人でと書かれていようとも、それは決まっているわけですからという前提はあり得ないわけです。  では、この理事長を中心とした理事会という...全文を見る
○鎌田委員 今の大臣の御答弁で、なるべく本部の役員組織は小さくしてという答弁がありました。まさに特殊法人改革を国を挙げてやったときに、独立行政法人に移行したときに、天下りの温床になるからなるべくそういう役員の理事のところはちっちゃくしようという声が非常に大きかった、それがここに反...全文を見る
○鎌田委員 わかりました。その局長の言葉に、武士の情けパートツーで期待したいと思います。  理事長のことについて、もう少し突っ込みたいと思うんです。  通則法を見ると、主務官庁の大臣が決める、もしくは公募で決めることができるというふうにあると思うんですが、この理事長は、法案で...全文を見る
○鎌田委員 私は、今御答弁をいただきましたけれども、日本の司法の現場、裁判所での裁判での現場を見ると、どうしても何でだろうというふうに、ますます、一番初め冒頭に申し上げた法務省の傘の下という、そういう意識ばかりがやはり強く残って、この国を支配できるのはまさに法だけ、そして、その司...全文を見る
○鎌田委員 法務省の中につくられるというのはわかりました。  ここで準用すると書いていないから、あの通則法の中で定められている、各省庁に評価委員会を置くこととするというのは、では、これではないんですか。では、別にまたつくるわけですか、評価委員会。
○鎌田委員 だから、私がお聞きしましたのは、ほかに独立行政法人がないから、これができたら法務省の中につくる、それはわかります。私がお聞きしたのは、独立行政法人の定めによるところで、各府省ごとに独立行政法人評価委員会が置かれるんですよね。通則法でそうなっていますよね。それで、総務省...全文を見る
○鎌田委員 十九条に基づく評価委員会が一つできていくということなんですね。それはわかったんですよ。  私がお聞きしているのは、まだこの法案も未知のものですから、成立していませんから未知のもので、ただ、その独立行政法人通則法の定め、通則法がいただいたこの法案の後の方にも載っており...全文を見る
○鎌田委員 わかりました。だから、独立行政法人通則法は通則法であるんだけれども、なかなか全部同じには、押しなべて当てはめることができないんだということ、わかりました。私の解釈の方が少し、だから、このセンターはできるけれども、それは、その独立行政法人は法務省が主務省ではないというこ...全文を見る
○鎌田委員 とにかく、この通則法にある評価委員会が行っている役割あるいはその任務、仕事といいましょうか、それから、そこでどんな意見が出て、それがどういうふうに影響するかというのは、今この司法ネットの法案の中にある評価委員会と仕事の役割的にはほとんどダブっている、そういうふうに思っ...全文を見る
○鎌田委員 実はそれも聞きたかったところなんです。その評価委員会に、この司法ネットの法案には、「最高裁判所の推薦する裁判官一人以上が含まれるようにしなければならない。」とあります。これは、いわゆる独立行政法人のあれには当てはまらない、あり得ない話でありますので、ここからしてもやは...全文を見る
○鎌田委員 法務省の御答弁、それではとてもじゃないけれども私は承服できない。私たった一人かもしれないけれども、承服できない。大臣官房の中にできると思う、しかし、構成も、それから何をどうやってどんなふうに評価するかもまだ具体的に決まっていないと。  「政令で定める。」というふうに...全文を見る
○鎌田委員 決まりましたら力を入れて考えていかなければいけないと最後ありましたけれども、私は、法制部長さんの答弁、そのまま、ただそのまま受け取って聞いています。それに対して、今私が申し上げた質問の話なんです。  この支援センターを設立に向けて、成立に向けてつくられた新しい法案が...全文を見る
○鎌田委員 見解の相違かもしれませんけれども、法務省設置法の第五条、ここに評価委員会のことが記されていますね。それから、この法案の第十九条、三十四、四十、四十一、四十二、四十四、四十五、四十六、四十七、全部これは評価委員会が果たす役割のことを書いてありますよ。これだけ重いんですよ...全文を見る
○鎌田委員 言葉をそういうふうにかえて使われ、どっちが正しい、総務省に聞けば、正式名称は政策評価・独立行政法人評価委員会ですと答えられるし、この法案を見れば審議会となっているし、頭が混乱しちゃうんですけれども、同じだということが、今この国会の場でわかりました。  結局は、この四...全文を見る
○鎌田委員 ここまでやりとりをしてくる中でも、独立行政法人という仕組みを、何だかわからないけれども、いつの時点だかわからないけれども、そこに落ちついて、その仕組みをとって、それで、とったがゆえにどうしてもその通則法が適用になって、よく言えば、国が責任を持って、国の業務としてさまざ...全文を見る
○鎌田委員 局長、そんなこと言って最高裁は怒らないですか。(発言する者あり)いや、最高裁は最高裁で独自の予算を持っているところですよ。そして、それこそもう細かいところまできっちりお金のことをやっているわけですよ。そして、これもちょっと調べたんですけれども、十一項目にわたって、第十...全文を見る
○鎌田委員 最高裁、怒らないんですね。私だったら怒っていたかなと思うんですけれども。何だ、ばかにするのかというふうに怒ると思ったら、怒っていないんだ。不思議です。  今の御答弁、まさにこの後の方で、財務大臣との協議というところで、「財務大臣に協議しなければならない。」というとこ...全文を見る
○鎌田委員 私も思わず拍手をしてしまいました。  大臣、実はぶっちゃけた話、さっきその三文字を私は言おうかなと。そんなこと、失礼なことはと思って言わなかったんですが、大臣の方から言っていただいて、これで日本の衆議院の法務大臣に名を残すことにきっとなるんだろうと思いますので、まさ...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第10号
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○鎌田委員 お疲れさまでございます。民主党の鎌田さゆりでございます。  私は、この分野の委員会配属は初めてでございまして、日ごろから、主権独立国の国会議員として議席を預かっている一人として、外交、防衛あるいは平和維持という問題に非常に関心を強く持っておりますけれども、なかなか勉...全文を見る
○鎌田委員 これまでの国会答弁の記録を見たり、あるいは我が党の平岡議員からの質問主意書に対するお答え、記録も見ますと、この武力攻撃予測事態と周辺事態法に言うところの周辺事態が併存することがあり得るというお答えは、再三にわたって私たちも手にしておりますけれども、そうしますと、やはり...全文を見る
○鎌田委員 では、あり得ないということですか。併存はあり得ない。
○鎌田委員 済みません。私には、今の御答弁、説明を聞いても、それがどうやって区別をされるのかなというふうに、若干理解が及ばないところがあるんですけれども、今までの国会答弁あるいは質問主意書に対するお答えの中では、明らかにこれは、武力攻撃予測事態と周辺事態法に言う周辺事態が併存をす...全文を見る
○鎌田委員 どこで線引きをするのかというのが、今の御答弁でははっきりとは、ここからがこうでということにはなっていないと思うんですね。だから、これは併存はあり得るというふうな解釈になるんじゃないでしょうか。
○鎌田委員 同僚の席から、オペレーションとしてあり得るのかという声がありますけれども、これだけでとどまっているわけにもいかないものですから、後ほどそのオペレーションというところに関連してちょっとまた聞きたいところもありますので、そちらの方でまた聞かせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○鎌田委員 続きまして、第十条の三項のところについて伺いますけれども、ここの三項の書き出しの頭のところが、「前項に規定するもののほか、」というふうに表現がされております。この「ほか」というのは、結局、二項のところで「出動を命ぜられた」という表現がありますけれども、出動を命ぜられる...全文を見る
○鎌田委員 防衛出動を命ぜられていない自衛隊となりますと、そうすると、防衛出動が出た自衛隊と防衛出動が出ていない自衛隊、つまり、すべてということでよろしいんでしょうか。
○鎌田委員 だから、そうすると、この二項と三項で全部ということになってよろしいんですねとお聞きしたんですが。
○鎌田委員 この法律のずっと後の方に、「防衛出動下令前の行動関連措置」として七十七条の三に定めているものがあるんですが、これとの関連はないんですか。
○鎌田委員 では、この十条の二項もしくは三項とは関係ない、とにかく、防衛出動下令前の行動関連措置についてここで定めているということで、十条の二項と三項については、結局、防衛出動が出ているところと出ていないところと、全部だということなんだろうと。今ので間違っていれば……。
○鎌田委員 私は、この三項が、結局、自衛隊法七十七条の三のところにつながっていって、だから、出動命令が出た後のと出る前の自衛隊に対して、下令前と、結局、そうやってすべてにというふうに思ったんですけれども。いや、いいです、連動するというところでうなずいていただきましたので。  こ...全文を見る
○鎌田委員 まさしく、日本の有している法令に従って、そして対処基本方針に基づいてということですから、今のような想定が出てくるんだろうと思います。  しかし、これは私の個人的な思いかもしれませんが、さまざまな委員会でさまざまな法律に遭遇をしますと、政治家は大所高所から見地判断をす...全文を見る
○鎌田委員 五条ですね。  そうしますと、このACSAが改定されて、これが国会で承認をされ、そして、今回提案されている法律案が成立をしていくというと、お互いに状況として重なり合っているところにおいては、お互いの法案の中で規定されているものがそれぞれ行き合っていくというふうに解釈...全文を見る
○鎌田委員 わかりました。  ですから、確認していきたいんですけれども、そうすると、弾薬の補給は認められる、そして部品、構成品も相互に提供できるようになると。そのACSAの付表のところを見ていきますと、「区分」のところにいろいろ区分項目が書いてあって、その下に説明が書いてありま...全文を見る
○鎌田委員 さらに、同じ付表のところで、「燃料」というものに関してですけれども、これも何の燃料かは書いていないんですが、これは、やはり戦闘の際の戦闘機に使われる燃料も含まれるんでしょうか。  それから「修理・整備」、これも何を修理、整備するかというのは書いていないんですけれども...全文を見る
○鎌田委員 確かに、武力攻撃が起きているときに、日本の平和と安全と独立を守るためにというその御説明は理解できます。わかりますけれども、しかし、ここまで日本の自衛隊と米軍が、もういわばほとんど一体状態でその事態のときに活動をするというようなことが、今、それを想定して法案でこうやって...全文を見る
○鎌田委員 この補給業務のように、それ自体は武力の行使に該当しない場合であっても、外国の武力の行使と一体化に映るというのは、先ほど私申し上げましたが、私はやはり、日本で現行憲法として持っているところの一貫して貫かれている解釈、ここのところとの兼ね合いというものは、もっと慎重に考え...全文を見る
○鎌田委員 長官の頭の中ではそのように整理なされているんでしょうけれども、私の頭の中の整理ではそういうふうに整理がつかなくて、直接武力行使を一緒にやっていない、補給業務ですよね、さまざまな支援の。そういうことを一生懸命せっせせっせとやっているというところにおいて、私は、それはいわ...全文を見る
○鎌田委員 これも何か平行線のような感じがします。済みません、御丁寧に御説明をいただいたんですけれども、やはりどうしたって、外から見れば、あるいはいろんな角度から見たら、それはもう一体化であるというふうに私には感じられますので、これは平行線なんでしょうから、また機会があったらよろ...全文を見る
○鎌田委員 先ほど言ったように、また機会があればということで、でも、一緒に頑張っているねということがそういうふうに伝わるということを私は申し上げたいと思います。  それから、先に御答弁いただきました、予測事態の判断は日本政府が主体ということなんですけれども、そうすると、例えば米...全文を見る
○鎌田委員 そうすると、たびたびこの委員会でも出てきている調整メカニズムというのは、指揮命令系統がきちんと一本化しているということですか。
○鎌田委員 いや、何か大事な、自分たちだけわかっている宝箱をなかなかあけないで中を見せてくれないような感じに聞こえるんですけれども、調整メカニズムというのをもっと具体的に御説明していただければ。
○鎌田委員 いや、統一された司令部があれば、その辺のところはなお絶対心配ないんだなというふうに確信を持てるんですけれども、結局は、統一された司令部がなければ指揮命令系統が、いや、今の御説明をまたお聞きをいたしましてもそういうふうに、一本化じゃないというところがどうしても危惧の思い...全文を見る
○鎌田委員 ですから、私がお聞きしたいのは、今の御説明のように、ACSAの改定とこれは連動しているということですけれども、自衛隊法の改正案を見ますと、条文を読みますと、自衛隊の日常の、平時の活動について、改正案の中で規定がなされているというふうに私は読みました。ですけれども、AC...全文を見る
○鎌田委員 だから、そこの拡大のところで、私はただ単純に法文を読んでそのように感じたことを疑問としてお聞きをしているわけでして、その拡大のところは、結局、日常の、平時のところにも来たというふうに私は解釈をしたんですね。  そうすると、日常、平時のところに拡大してきた、だけれども...全文を見る
○鎌田委員 すごく丁寧にじっくり御説明いただいたんですが、済みません、私、もう本当に頭を訓練しないと、優しさを、愛を持って説明してくれたと思うんですけれども、なかなか理解ができなくて。ありがとうございました。  きょう、ずっとこの間、質疑申し上げてきたことは、私、一貫して言いた...全文を見る
○鎌田委員 質問時間が終わりましたので、やめにしますけれども、長官、初めの言葉、私たちは劣化ウランが健康に影響が出るとは思っておりませんけれどもとつけましたが、その冒頭の言葉、それは余りにも、余りにも世界に目を向けていないと思います。向けていると思いますけれども、長官が向けていら...全文を見る
05月14日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○鎌田委員 お疲れさまでございます。民主党の鎌田さゆりでございます。よろしくお願いします。  きょうは朝からずっとこの法案の審議、やりとり。そろそろ論点も大分出てきまして、まだ突いていないところを突く役割かななどとも思いつつ、しかしながら、午前中からのやりとりを聞いていまして、...全文を見る
○鎌田委員 さすがに長々と御立派に御答弁をいただきまして、ありがとうございました。長々とは余計だったかもしれませんけれどもね。  今回のような形でスムーズにスタートをさせていただきたいという、大臣としてのこの法案を成立させる意気込みというか決意だったと思いますけれども、お言葉を...全文を見る
○鎌田委員 今、政令のことも触れられたので、それはまたちょっと後にと思いますけれども、どう見たって、これはだれが見たって、当初四百八十を超える法令の列挙状態、それから法案になってきたら七つになっちゃったとなったら、私、決して自分の性格、うがった人間じゃないと思いますけれども、うが...全文を見る
○鎌田委員 これは、私、きのう打ち合わせで通告をしていますから、通告をして聞いたとおりに答えてほしいんですよ。私、今質問したのもそのとおり言ったつもりですし。  四百八十というその数字が出てきたのは、何月何日、何の会議で、どういう審議会なのか検討部会なのか。そしてその後、何月何...全文を見る
○鎌田委員 ちょっとごめんなさい、今の答弁の中で認識が及ばなかったんですけれども、二月九日、四百八十九の法令別表云々というところをもう一回御答弁いただけますか。
○鎌田委員 ちなみに、この検討部会なんですけれども、ずっと一貫性のあるメンバーじゃないですよね、途中かわっていますよね。結構大幅に入れかえがあったのかなと思いますけれども、この間のメンバーの変更と、この公益通報者保護法案の検討内容状況との兼ね合いのようなものはありますか。
○鎌田委員 私は、やはり、先ほど来続けて申し上げますけれども、この法案の必要性、理念、目的一致に共通の認識を持ちながら議論してきた方々が、昨年の五月で十八次が解散になって、今度九月に新たに十九次のメンバーが組まれて、そして継続された方は四名だけで、新規十八名、こういうふうにスター...全文を見る
○鎌田委員 では、ちょっと続けて伺っていきます。  それから、外国で危険性が認識されて禁止されている医薬品の使用、例えば、私たちの記憶では、薬害エイズ事件を発生させた非加熱血液製剤、こういったものはどうなのか。  それから、総会対策として、株主でない暴力団やその関連企業への利...全文を見る
○鎌田委員 今、法案審議をしているんですから、法案に当てはめて答えていただいていいんですよ。政令は、さっきの答弁の中で、平成十六年度中をめどにとおっしゃったから、それはまた別な話として、今、法案審議をしているんだもの、私たち、この法案をよこされて。法案を当てはめて今言ったのを答え...全文を見る
○鎌田委員 今、局長御自身の御答弁の中で、結局、要約すると、法律が後追いになるというふうなニュアンスの表現を使われました。つまり、何か最悪の事態が起きる、それが事件、事故化する、社会問題化する、そしてそれを企業側が容認して受け入れる、そうしてやっと初めて法律になる、後追いになる、...全文を見る
○鎌田委員 私は、何もこれだけで解決しようなどという気持ちももちろん持っておりませんし、これもまた一つということ。ただし、この国の国家のシステムとしてつくり上げていく上においては、やはりいいものとして、ただお互いに、政府側と私たちとでそれぞれに絶対の自信を持っていいものだと言うの...全文を見る
○鎌田委員 そのほかにも聞きたいことがあったので進めたいんですけれども、企業の方しか見ていないのであればこんな法律はつくらないと。どうしたらそういうふうな発言が出るのか、私、わからないですね。企業の方だけしか見ていないとは言っていないんですよ。そっちだけ一〇〇%見て、公益通報をと...全文を見る
○鎌田委員 さっき私、開発本部長等幹部ということで、私の認識は、これは幹部ですから労働者ではない。だから私は、これは該当しないというふうに考えております。  それから、九九年に広島でバスの事故がありました。このときに三菱は、バス会社に対して原因はわからないと、それから運輸省には...全文を見る
○鎌田委員 いや、だから、バス会社は、私、今バス会社のを聞いたんですね。時間がないのでもうやめますけれども、バス会社は労働者じゃなくて、三菱のお客さんですから、ユーザーですよ。ユーザーと私申し上げましたけれども。  だから、そのユーザーがそういうふうに、自分のところの商品を買っ...全文を見る
05月21日第159回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○鎌田委員 ただいま議題となりました公益通報者保護法案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブを代表し、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  国民の信頼を裏切る公務員の不祥事や消費者の信頼を裏切る企業不祥事が続発しています。この多くは、内部関係者の告発により発覚して...全文を見る
○鎌田委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の公益通報者保護法案に反対し、共産党提出の公益通報者保護法案に対する修正案に反対し、民主党提出の公益通報者保護法案に対する修正案に賛成する立場から討論を行います。  国民の信頼を裏切る公務員の不祥事や、消費者の信頼を裏切...全文を見る
06月11日第159回国会 衆議院 法務委員会 第34号
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○鎌田委員 お疲れさまでございます。民主党の鎌田さゆりです。よろしくお願いします。  私は、きょうは、通告をし予定をしております質問は民事訴訟の手続のオンライン化についてでございますけれども、その質問に入る前に、もうここ数年というか、また最近、連日というか、テレビ、報道等を通じ...全文を見る
○鎌田委員 私も、きのう、おとといと拝見をし、そして、私は正直申し上げて、えっ、うそ、本当にそうなのというふうに非常に驚いて、がっかりし、残念だなという思いを持ったんですが、今一緒にどういう感想を持ったか聞けばよかったんですけれども。  このホームページに書かれてある、日記風に...全文を見る
○鎌田委員 そうしますと、この間の手続、届けのやりとりの中で、私も、一〇〇%、どちらかの言い分がというより、両方聞かないとと思っていますから、もしかしたら何らかの誤解があったかもしれないし。しかし、いずれにせよ、世界じゅう、どこでも、いつでも見ることができる向井さんのこのホームペ...全文を見る
○鎌田委員 今の御答弁ですと、口頭で直接お会いしているときにちゃんと御説明をしているから文書ではと、それは必要ないということであって、別に文書で出しちゃいけないという決まりがあるというわけじゃないというふうに解しました。  ですけれども、個別の事案について細かくということをおっ...全文を見る
○鎌田委員 中段のそれは、私は初めに触れないというふうに申し上げましたので、いいんです。役所の対応のことを言っているんです。  とにかく、文書できちんと説明をいただきたいという声に、じゃ、こたえられないという局長の今の答弁になりますよ。ちゃんと口頭で説明しているんだから文書で答...全文を見る
○鎌田委員 その市区町村、担当の区役所は、法務局、法務省から何の説明も聞いていないので、全くわかりませんと。不受理の経緯の説明を聞けるのかどうか向井さんが区役所に問い合わせたら、法務局からも法務省からも何の説明も聞いていないので全くわからない、お話しすることは不可能ですというふう...全文を見る
○鎌田委員 後段の方は私も素直にそのまま今の御答弁を受け取らせていただいて、真摯に、反省をしながらという言葉を局長おっしゃっていただきましたので、ぜひ対応を求めたいと思います。  しかし、前段は、しつこい、くどいようですが、「「法務局、法務省から何の説明も聞いていないので、まっ...全文を見る
○鎌田委員 そうすると、今の御説明ですと、やはり迅速化というよりは、便利になるかなと。正直申し上げて、私は本当に素人の立場ですけれども、今まで、司法制度改革のいろいろな法案を議論するときに、感動物がありましたり、もちろん異論があって議論したものもありますけれども、非常に大きな新し...全文を見る
○鎌田委員 負担量は変わらないということで、そうすると、書記官の事務的なそういうお仕事をなさる方は負担量は変わらないんだから、今までのままで十分だというふうなお考えなんでしょう。そうですか。  地方において法曹の方々から御意見を伺うと、そこのところの御懸念を抱いている方が非常に...全文を見る
○鎌田委員 そうすると、申し立て等をした方が、ちゃんとそれが届いているということは確認、送っただけで安心じゃなくて、送ったものの返事が来て、ちゃんと安心になるということなわけですか。わかりました。  それで、署名押印等にかわる措置として、当該署名押印等にかえなければならない措置...全文を見る
○鎌田委員 質疑時間が終了してしまいましたので、最後、答弁は必要としません、ちょっと意見というか考えだけ述べて終わりにしたいと思います。  認定認証事業者が平成十六年六月四日現在で二十一事業者、資料としていただきました、ございますが、今のお答えですと、例えばその二つをそういうふ...全文を見る
11月02日第161回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○鎌田委員 民主党の鎌田さゆりでございます。  質問に先立ちまして、冒頭、多くの人々の生きていてほしいという願いむなしく、無残な殺され方をしてしまいました若き青年、香田さんの死を悼み、そしてまた国内においては、たび重なる台風被害、そして地震被害で今なお日常の生活を取り戻せない多...全文を見る
○鎌田委員 大臣が今御答弁いただいたことは、私どもも手にしている調査室の資料ですとか、さまざまなところに書いてあります。何度も読みました。  しかし、大臣、私が今御質問をさせていただきましたのは、物件明細書が競売手続の中においてどれほど重要かというその認識度合い、大臣はどう御認...全文を見る
○鎌田委員 大臣、大変恐縮でございますけれども、何かしら、物件明細書がその手続の中において非常に重要だと。権利がどちらに行くか、あるいはもう極端な話、出ていかなくちゃいけないか、立ち退かなくちゃいけないか、そこに残っていていいのか、あるいは裁判を進めていく中で判決が途中でひっくり...全文を見る
○鎌田委員 済みません、素朴な疑問で質問しますが、執行裁判所の権限であるものが、しかし今回、書記官に作成の権限が移されるわけなんですけれども、公明正大な、社会に通用する制度上では執行裁判所の権限だったものが、しかし実務実態では書記官がやっているから、そして書記官に非常に優秀な方が...全文を見る
○鎌田委員 きのう最高裁から御説明いただいたお話と今局長がお話しになったのとでは全然、まるっきり逆なんですよね。書記官の方が実際はつくっている、しかしそれを裁判官がチェックすることはまずないと。現場と局長が把握しているのと違うんじゃないですか。  その最高裁の説明に来た方、非常...全文を見る
○鎌田委員 ただいまの局長の答弁のとおりにこの物件明細書の作成がちゃんと進んでいきますように。  次に、扶養義務等に係る金銭債権についての間接強制について伺いたいと思いますが、大臣、まず冒頭伺いたいと思います。  この金銭債務についての金銭による間接強制、今回、扶養料等にかか...全文を見る
○鎌田委員 大臣は、看護師さんの大ベテランでいらっしゃって、命や人権のとうとさを非常に強く心に刻んでいらっしゃる方で、そういう土台でもって法務大臣におなりになって、そして日々、きっと、法務省あるいはさまざまな方から、今日本が取り組んでいる司法制度改革について、レクチャーというか、...全文を見る
○鎌田委員 いかに金銭債務に対する金銭による間接強制が重要なというか、実際にそれを受ける側にすれば大変重いものだということが今の説明でわかりました。  だからこそ、今回の扶養料等に限っての導入だということなんですけれども、それに限定して導入をする、そして我が国で初めてこれを導入...全文を見る
○鎌田委員 今、二つ、局長からの御答弁で問題があると私は思ったんですけれども、今回の法案に関してだとちょっと問題があるんですけれどもという表現は、つまり、今回の法案で対象になっている、限定されているその費用に関しての履行勧告、命令のデータはないということなんです。それに特化しての...全文を見る
○鎌田委員 不都合が生じないように努力をする、そしてそれも条文の中に盛り込まれているという御答弁が最後ございました。そのとおり見受けられます。  私が先ほど来懸念をして申し上げている点はそういうところで補っていきたいというお気持ちなんでしょうけれども、条文の言葉を見れば、言葉的...全文を見る
○鎌田委員 適切な判断をしていただけるのではないかという、ちょっと人ごとのようにも聞こえますけれども、そうではなく、非常に重要な問題でございますので、ぜひ今の答弁のとおり適切に運用を図っていただきたいと思います。  次になんですが、これは南野大臣に、きっと大臣お得意の分野、専門...全文を見る
○鎌田委員 最後の答弁にはぜひ期待を込めて進めていただきたいと思います。  質疑時間が終了いたしましたので終わりにいたしますけれども、今回の法案は、民事執行手続迅速化、効率化を目指したものでありますから、何も悪気があって法案を書いている人なんかいないと思うんです、みんな、司法サ...全文を見る
○鎌田委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     民事関係手続の改善のための民事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府並びに最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項につい...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○鎌田委員 きょうもよろしくお願いします。  冒頭ですけれども、お天気のいいお昼休みなどは、それぞれの議員の皆さんの地元から国会見学あるいは修学旅行生などが国会を訪れていまして、きょうは私も地元の小学六年生の修学旅行を御案内してきました。  そのときに、ちょっと意外というか、...全文を見る
○鎌田委員 宝物というのは、その言葉を信じているからこそ宝物であって、ですから野沢大臣がおっしゃった言葉も重いし、今、引き継がれたというふうにおっしゃいましたので、三文字を、私はぜひ南野大臣からその三文字を引き継いでいますというのが聞きたかったんですが、なかったので私がかわりに言...全文を見る
○鎌田委員 十七年、準備に向けての七億二百万という数字でございましたけれども、この数字に対して、先ほど私は、法案に魂が入るために向けてのということですが、それは自信を持ってそのような数字になっているんでしょうか。
○鎌田委員 はい、わかりました。  おっしゃるとおり、十八年度業務開始、ここからのところが非常に、でも、今の時点から非常に悩ましくて、生々しくて、東京の本部のセンター、そしてあと全国の支部と。全国の支部でだれが支部長になるのか、どんな形でその支部長をやっていくのか、どうやってそ...全文を見る
○鎌田委員 ただいまの答弁で大切という表現を大臣おっしゃっていらっしゃいましたけれども、済みません、私は、大切などというものをはるかにはるかに超えて実は憲法の第三十七条の三項ではうたっていると思っております。  その三十七条の三項の、特に後半の部分なんですが、「被告人が自らこれ...全文を見る
○鎌田委員 今、大臣の御答弁の中に実効的という言葉がありました。さまざまな資料等を見て、実効的というよりは実質的に、実質的に保障するということを多く目にすることがありますけれども、その実効的、実質的ということは、大臣、何を示していると思いますか。  私は、実質的に弁護人依頼権を...全文を見る
○鎌田委員 また最後に実質的、効率的という言葉で、だから、そこに対して、私は、それに見合った準備も含めた弁護活動の労力、そして時間と、それに見合った費用というものが成り立ってこその実効的、実質的ということのこの考えについていかがですかというのに対して、いやそのとおりだとか、いや違...全文を見る
○鎌田委員 それもそうですよね、おっしゃるとおりですよね。そうだと思いますけれども、割合的に見て、日本の刑事裁判におけるところの大半を国選弁護人が弁護活動を担ってきている。つまりは、日本の刑事裁判のほとんどを国選弁護人が担ってきている。ぜひ、そういうところからの意義もともに感じ取...全文を見る
○鎌田委員 八万五千二百円という提示がありましたけれども、二年連続で減額されていますよね。その実態、それから合理的、客観的根拠というか、二年連続減額。そして、その減額は、結局は財務省がそういう提示をしたからなんでしょうけれども、その前は最高裁が要求しているはずですから、最高裁はど...全文を見る
○鎌田委員 非常に残念ですよね。最高裁の要求のときからしてどんどん減っていって、そして最高裁の要求額も、だって、弁護士さんの実態を知っているところのはずなのに何でこんな数字なんだというふうに思うんですけれども。  だって、この八万六千何がしって、地方の弁護士さん、弁護士さん一人...全文を見る
○鎌田委員 済みません、ちょっと確認させていただきますが、これ以上頑張ったらこれ以上出す、これ以上頑張らなかったらこれより低額というのはあるとおっしゃったんですけれども、それはどんなふうになっているんですか、具体的に。
○鎌田委員 それは何か基準があるんですかね。裁判所ごとによって、あるいは裁判官ごとによって違うんでしょうか。
○鎌田委員 それも少し驚くのです。基準もない。まず、基準がないんですね。さっきの八万五千何がしは一応の目安で、それの上、アップもあれば下もある。基準はない。  だから、裁判官の、裁判所の方で、うん、頑張ったかな、プラス、はい、頑張らなかったね、だめと。そんなものですか、日本の刑...全文を見る
○鎌田委員 ごめんなさい。だから、お聞きしたのは、請求をどこかにするんですか、弁護人の方がどこかに請求して支払われるんですか。
○鎌田委員 済みません、その基準がないわけですよね、戻りますけれども。  そうすると、例えば、謄写料、五万かかりましたと五万と書いて、あるいは交通費も、とんでもない遠隔地を行ったり来たりして、これも何万だ、それを請求書に書いて出す。これに対しても基準はないと思っていいのかが一つ...全文を見る
○鎌田委員 必要か必要でないかはその裁判官が判断なさるんでしょう。そこに基準がない。だから、裁判官によっては、この人は、必要と判断して出そう、こっちの裁判官は、そうしたら、国選弁護人も、裁判官の当たり外れで、わあ、当たった、外れだという感じで、あの裁判官のときには絶対厳しいんだよ...全文を見る
○鎌田委員 私より大きい声を出してとは言いませんけれども、もうちょっと大きい声で言っていただかないと、この距離でも聞こえないんですよね。何か最後の方、特によくわからなかったんですけれども。  最高裁は最高裁なりに伝統もあるでしょうし、この支払いの手続のやり方について。今、まして...全文を見る
○鎌田委員 今、おりませんと最後に言いましたね。低いと思っておりませんと言いましたね。一概には低いと思っておりませんとおっしゃいましたね。信じられないな。私、けんかするつもりは全然ございませんので。  さっき、私、ちらっと触れました、弁護士さんの日々の活動の実態、こういったもの...全文を見る
○鎌田委員 弁護活動に踏み込んでの調査にもなるからという、それもそれで本当に非常に正しいというか、慎重なそういう御判断だと思いますけれども。最高裁がなさらなければ、何も、弁護士さん同士でやっている実態調査の資料も山ほどありますし、見るのが嫌になるぐらいいっぱい数字が載っている資料...全文を見る
○鎌田委員 賛成できるだけの予算要求の数字をしっかり要求していただいて、こんな要求じゃだめじゃんというふうにならないように、ぜひ政務官、全然差し出がましくございません、どんどん。  何も事務所経費を国選弁護の報酬でやろうなんというあれはないです。まさに今おっしゃったように、私選...全文を見る
○鎌田委員 あらゆる努力をこれからも重ねていただいて、本当はもっとやりとりしたいんですけれども、より迅速になるように、ぜひ、被害者の立場に立ってもやはりこれは大切な検討課題だと思いますので、要望したいと思います。  国立印刷局にもおいでをいただきましたので一つ伺いますけれども、...全文を見る
○鎌田委員 ありがとうございました。  独立ですべて賄っているというのを改めて知りまして、無料ということは要望として一応申し上げましたけれども、今後とも、迅速化ということでぜひ御努力をいただきたいと思います。  最後に一つ伺いますけれども、さきに香田証生さんという若者が、イラ...全文を見る
○鎌田委員 終わります。ありがとうございました。
11月16日第161回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○鎌田委員 おはようございます。民主党の鎌田さゆりです。きょうもよろしくお願いします。  いただいたお時間一時間、三分の一ぐらいを今回の刑法改正に若干関連を、私は大いに関連していると思っているんですが、そういうテーマについて、実は国会議員になってからずっとやっていまして、という...全文を見る
○鎌田委員 ずっと答弁席を回して見ていただいている間に、この件について、私の考え等を述べたいと思うんですけれども、今、パネルに張って、答弁席を回して見ていただいておりますものは、きっと、ほとんど全国各地、温度差こそいろいろあれ、いわゆるピンクチラシというものでございますけれども、...全文を見る
○鎌田委員 文科省さんは文科省さんの答弁だなと思いました。余り生々しさが御答弁からは伝わってこなくて、これはきれいごとで、立派な言葉で語れるようなものじゃなくて、もっと本当にもう生々しくて、どろどろしくて、それだけ私は大変なことだと思っているんですね。だから、とらえていただいてい...全文を見る
○鎌田委員 私は、そういう答弁が来るんだろうということを、というのは、この間ずっとそういう答弁を聞きながら、何とかならないのかなという気持ちでずっといまして、また取り上げさせていただいたんですが、総務省もいらっしゃっていますね。  改めて伺いますけれども、これに関しては電気通信...全文を見る
○鎌田委員 全然不満足ですけれども、今の答弁自体は。しかし、私が国会議員になって五年間の中では非常に満足な答弁でございます。これを撲滅したいという目的からすれば不満足なんですが、しかし、五年間を振り返ると、今のような御答弁は初めてでございました。  だから今の、大分言葉が、いっ...全文を見る
○鎌田委員 おっしゃるとおり、国の、ましてや政治に携わるお立場からすれば、やはり自主規制ということが、これは、私は残念な気持ちはありますけれども、しかし正しいのではないかなという認識を私も持っています。  しかし、そういう情報を自分で選択できない、より正しい判断がなかなか難しい...全文を見る
○鎌田委員 大変すばらしく御指導いただいている。しかし、実際にうちの子供なんかを見ると、教わる方がだめなんですね、きっとそういうものが伝わっていないんですね、子供には余り。  でも、今御答弁の中にありましたように、権利の存否、回復等について裁判所が、それから社会の秩序を守るため...全文を見る
○鎌田委員 いや、だから、そういう御答弁をされると、またそこで、ああ言えばこう言うで、十分じゃない、百年ぶりの刑法改正で、大改正を十分でないって言わないでよと思いたくなるんですね。そちらはそちらの立場で、自信を持って十分だと言ったっていいと私は思うんですよ。そこで議論が成り立って...全文を見る
○鎌田委員 一番初め、どう言ったらいいかとおっしゃったときにはびっくりしましたけれども、後段、本当にうなずいて聞かせていただきました。  まさにハムラビ法典の代表的な言葉の、目には目を、歯には歯をというのは、どうしても一般的に、特に私たち日本人は、目をとられたら目をとり返せ、私...全文を見る
○鎌田委員 副大臣のお立場、あるいは副大臣として常に持っていらっしゃる法務、司法に対する信念がやはりそういうお気持ち、そういう御答弁につながるんだろうと思ってお聞きをいたしました。  しかし、きのう提示していただいて説明をいただいた国民規範意識の変化の根拠となる資料を見ましても...全文を見る
○鎌田委員 済みません、素人の私にはちょっと難しいお言葉も大分あったんですけれども、つまりは、恨みの連鎖を続かせない、恨みの連鎖を断ち切る。私的な応報、私的復讐はやはり恨みの連鎖を生むだけ、それを国家がかわって取り上げる、そして国家に刑罰権を集中させて、正当な公正な客観的な判断で...全文を見る
○鎌田委員 ありがとうございました。  共通の認識ということを確認させていただきました。  今回の法案の提案理由の説明にもあります国民の規範意識の変化、これが背景となって改正にもつながっているということは、これはどうしたって、それはそれとして認めざるを得ないと思うんですけれど...全文を見る
○鎌田委員 これはこれとして参考にしたとおっしゃるのであればそれでいいんです。  ここにあるものと同時に、今回、結果としてさまざま数字が動きましたけれども、それに関して、防圧の効果、両方あわせての検証というのはなさいましたか。
○鎌田委員 しかし、刑法の本来の形成しているところの目的、意義のところで、やはり防圧と応報ということが二つ大きな柱だと思うんですよね。これは両方、やはりちゃんとバランスよく検証しないと、私は、今回の上限をどうする下限をどうするという法案を提出するところの根拠になっていない。その根...全文を見る
○鎌田委員 ありがとうございました。  私、先ほど文化と申し上げましたけれども、私が申し上げた、そういう文化をつくっていかなくちゃいけないという思いの根底にあるのは、そういう人をはじき出さない、つまはじきにしておかない。どこかに閉じ込めて、出てくるな、また出てきたら何をするかわ...全文を見る
○鎌田委員 質疑時間が終了ですのでもうやめますけれども、大臣、御就任された際にマスコミのインタビューにお答えをされているのを私見まして、正直、その当時びっくりしたんですが、法務大臣就任について、大臣は、治安が悪化しているこの日本の状態を女性の力で何とかせいということでの私への指名...全文を見る
11月24日第161回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○鎌田委員 民主党の鎌田さゆりでございます。  山崎事務局長、推進本部のお取りまとめ役、本当にお疲れさまでした。もう間もなくですね。カウントダウンにもう入っているんじゃないかと。心が浮き浮きなのか、もう気が抜けない最後の段階なのか、はかり知れないところがありますけれども、その局...全文を見る
○鎌田委員 ありがたい気持ちでもって受けていた、それから、修習のときは人間性を磨く、将来にわたってと、いろいろ御説明をいただきました。ちょっと長くなって、途中からちょっともやもやっとなって、私の理解力不足なのかもしれないですけれども、最後に、残念だけれどもやむを得ないという言葉も...全文を見る
○鎌田委員 明快にありがとうございました。  次に、財務省に伺いたいと思いますけれども、財務省としての認識なんですよね。結局、今回の司法制度改革は、言うに及ばず、五十年に一度の改革どころか、私は百年に一度の大改革と。政治改革、行政改革、選挙制度が変わる、省庁の再編があった、そし...全文を見る
○鎌田委員 通告すると答弁長くて、何か聞いているうちにわけわかんなくなっちゃって、そうすると、別に意地悪じゃないんですけれども、通告しないのを聞きたくなっちゃったりするわけなんですけれども、司法制度が国家の重要な社会的インフラであるということは認識ございますか。
○鎌田委員 そういう意義を認識していても、財政の合理化というところがやはり財務省のお考えの、頭の中は大半を占めているんだなというのは、今の答弁で大変よくわかりました。  法律家の養成は国家の責任と負担で私は行うべきと思っておりますし、ほかの省庁に関係するところだって、むだでもっ...全文を見る
○鎌田委員 済みません、今のところ、もう一回。請求はないとおっしゃった……(発言する者あり)聖域はない、ごめんなさい。聖域はない、そうですね、ありがとうございました。聖域はない改革がほかの分野でも行われていくという御答弁でしたので、わかりました。  法案についてなんですけれども...全文を見る
○鎌田委員 ありがとうございました。何も、つけ加えてのあれは、別に要らないんでないかなと思うんですけれども。  私、思ったんですけれども、ここに書いてあることは一部局の見解でしょうけれども、ここにこうしてきちんと資料として存在をしているんですよね。だからこれは、うそが書いてある...全文を見る
○鎌田委員 ずっと書きかえていないから、そうすると、これからこれは書きかえなければならないということで……(発言する者あり)書きかえない。これは書きかえない。その当時出したものだから、もうそれで終わりと。ああ、そうですか。そういうものでしょうかね。いや、私、さっき山崎局長が読んで...全文を見る
○鎌田委員 頭のできが違うので、わかったようなわからないような、うなずいて一応は聞いていたんですけれども、とにかく、私、この逐条解説というものが、たとえ一部局の解説であろうとも、このようにして我々の目に触れて参考になるわけですから、そのときつくったものだから、一部局がつくったもの...全文を見る
○鎌田委員 今回、貸与に変わるということで、最高裁さんにおかれましては本当に御苦労さまなお仕事がたくさんふえたなということを、この時点でも、本当に大変ですね、と思いました。  次に行きますけれども、貸与を受ける受けないにかかわらず、アルバイト等、これは不可と思ってよろしいんです...全文を見る
○鎌田委員 修習期間がいずれ一年間に短縮をされる予定と聞いておりますので、バイトをしている暇なんというのはないんでしょうけれども、間口が広くなった分、いろいろな人材の、すばらしい、有能な方がいらっしゃって、また変わった方もいらっしゃるかもしれないし、例えば、医師免許を持っていて、...全文を見る
○鎌田委員 個別に考えるのは、どこのだれが何を基準に考えて決めるんですか。
○鎌田委員 どこのだれがは最高裁判所と、一言で終わらせられたんですね。何に基づいてというのは、何か明快な基準というのはあるんですか。
○鎌田委員 いや、専念という言葉が文字となって法律の中に明記されておりますので、何か最高裁の方に素人の私が言うのはちょっとおこがましい、不遜な感じもするんですけれども、明記されいている以上は、明快にきちんと今のうちから、国会にこの法案が出てきたという時点でちゃんとつくられていない...全文を見る
○鎌田委員 注意を受けたり、はっきりここで示していただきたいんですよね。  というのは、だから、何度も言いますけれども、専念が言葉になって法律に入った。それで副職、兼業は禁止、土日もだめ、アルバイトだめよと。そして、では、専念義務に違反している、ルール違反と今おっしゃいましたけ...全文を見る
○鎌田委員 いまいちすっきりしないんですけれども、専念という言葉が法律に入った、そしてアルバイトは禁止ですとなっている以上、それが発覚したら、それは専念義務違反、法律違反ということで受けとめてよろしいんですよね。
○鎌田委員 私は、許可を受けないで、発覚ですから、そうなった場合はどうするのかなと。法律に専念が明記された、それ違反だったら法律違反でいいのかと言ったら、許可を受けないでとなった場合にはそれは違反だというふうに今おっしゃいました。  法律違反の想定があることに関して、そんなに責...全文を見る
○鎌田委員 何度も言いますけれども、専念という言葉が入っているんですよ、法律に。今までも、これからも、専念というその基本的に流れるものは変わらない、全くおっしゃるとおりですよ。しかし、法律にここで入ったんだから、ここは大きな違いですよ。  法律に書いていても書いていなくても、流...全文を見る
○鎌田委員 私も統計を持っていないんですよ。ただ、全く正反対ですね、私のとっている情報収集と。例えば、初めから、あなた、実家は富山だったね、じゃ、富山とか、あるいは、第六希望まで一応希望は聞かれるんだけれども、そんな若いときに、全国津々浦々転々としていろいろなところを知っているわ...全文を見る
○鎌田委員 今その支給の事務を行っているところがそのままということの御答弁でしたけれども、アウトソーシングの可能性はあるんですかと聞いたんですが、それについては。
○鎌田委員 アウトソーシングの可能性はと聞いたのに対して、その時点で工夫すべきところはしていくということが必要になろうかと思いますと。  私の頭が悪過ぎるんでしょうか。全然聞いたことへのお答えとは、だから、そうすると、今の答弁と私の聞いたのをつなげるとすれば、その時点で工夫しな...全文を見る
○鎌田委員 まだ何も具体的には、そんな深くうなずかないでください。具体的には決まっていないなんておかしいでしょうと言いたいんだから、余り深くうなずかれるとちょっと困っちゃうなと、ますます私の性格が悪くなるなと思うんですけれども。  これは、お金を貸して、ましてや、さっきからずっ...全文を見る
○鎌田委員 十八と二十三に関しては申請があれば出しちゃうと今おっしゃったんですけれども、そして二十八については御説明いただいたとおりで、では、十八と二十三については申請があれば出しちゃうんですね。申請があれば出しちゃう。ここについての要件というのはないんですか。
○鎌田委員 はい、わかりました。ああ、そうですか。もっと私は、それこそさっきからあるように、税金から出てくるそういうお金なので、十八万にしろ二十三万にしろ要件があってちゃんと、例えば、返せる見込みみたいなものも、あるいはそういう意思の確認だとか、いろいろなことが審査があるのかなと...全文を見る
○鎌田委員 関連すると思うんですが、その施行時期はこの法案では十八年ということですけれども、しかし、これもまた委員会冒頭、山崎事務局長、この時期についても柔軟に考えていくこともあり得るような御答弁がございました。でして、開始時期とこの据置期間の数字の兼ね合いというのは非常に重要だ...全文を見る
○鎌田委員 貴重な御意見と言っていただきましたので、貴重な御意見は貴重な御意見ですからね、局長。でも、局長が決める権限がないと言ったって、やはり局長は局長ですから、五年になるんじゃないかなという期待を込めて、次の質問に入りたいと思うんです。  また法案の中で、ちょっとあやふやと...全文を見る
○鎌田委員 それはわかるんですよ。私が聞いたのは、だから、もう時間もないので、聞いたことにお願いしたいんです、お答えを。何か基準があって、何か資料があって、それに基づいてだれが認定していくんですかと聞いたんですね。今の御答弁だと、私が聞いたのには何にも御答弁いただいていないと思う...全文を見る
○鎌田委員 いや、だから、次の答弁のときにまた加えて答えてください。もしも変更することが生じた場合は、今のこの法律を変える、現在の最高裁規則では、そのままではできないということで、いや、いいです、ちょっと待って、時間ないから次に続けて行っちゃうので。  この回収手続なんですけれ...全文を見る
○鎌田委員 さっきの、法律を変えないで、まだいいです、次がきっと最後になるのかなと思うんです、また最後のときに加えてください。ちゃんと議事録に残しておくべき御答弁ではないかなと思うので、お願いしますね。  本当は、この法的回収手続のところを一番時間をかけてやりたかったんですが、...全文を見る
○鎌田委員 ありがとうございました。終わります。
11月26日第161回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○鎌田委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     裁判所法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府並びに最高裁判所は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 ...全文を見る
12月02日第161回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○鎌田議員 御質問いただき、ありがとうございます。  まずもって、ことしのたび重なるさまざまな災害で今なお不自由な生活を強いられている多くの国民の皆様に対して、改めてお見舞いを申し上げたいと思います。  そしてまた、当災害対策特別委員会の委員長さんを初め、理事、委員各位の皆様...全文を見る
○鎌田議員 ありがとうございます。  おっしゃるとおり、それぞれの大臣、お気持ちの込め方ぐあいにも若干の温度差がありまして、あ、これはいいのかなという、言葉は不適切かもしれませんが、思わせぶりな、そんな御発言もあったやに記憶をしておりますけれども、しかし、やはり政府は、一貫して...全文を見る
○鎌田議員 現行制度の方を見ますと、住宅本体への支給を行わないということのほかにも、支給に際しまして、年齢ですとか収入ですとか、はっきり申し上げて、合理的とはなかなか言いがたいそういった制限を設けていると私たちは考えております。  これらの問題点をぜひ今後とも国会の場で多くの方...全文を見る
○鎌田議員 被災地全体の町づくり、コミュニティー維持の観点から見ますと、個人の住宅は、私有財産であると同時に公共性を持つものということは再三申し上げてまいりました。これに公金を投入するということは、地域復興の視点からも十分な合理的な理由があると考えております。  加えてなんです...全文を見る