神本美恵子

かみもとみえこ



当選回数回

神本美恵子の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第186回国会 参議院 本会議 第2号
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○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子です。  会派を代表しまして、安倍総理の施政方針演説に対する質問をいたします。  東日本大震災と原発事故から間もなく三年。原発事故により避難生活を余儀なくされた避難生活の中で、配偶者が認知症を発症されたある女性の叫びです。  三回...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。  一昨日、三・一一から三年目を迎えました。質問に先立ちまして、東日本大震災及び福島原発事故の傷痕に改めて思いを致したいと存じます。巨大地震、津波、原発事故を含む震災や原発事故では多くの方々がお亡くなりになり、また行方不...全文を見る
○神本美恵子君 これ、実際所管は、防災科研というのは文科省ですけれども、ここで得られた知見あるいは研究成果というものが今具体的にはどのように生かされているのか、補足をお願いしたいと思います。
○神本美恵子君 実際にはそういうふうに生かされているというふうに今御答弁聞いたんですけれども、この防災科研として研究している方たち、しかも、そのセンター長さんを責めるわけではもちろんありませんけれども、この施設が国の予算を投入してやられているわけですから、そこでやっていることを国...全文を見る
○神本美恵子君 ありがとうございます。  私も初めて知ったことですけれども、先ほど申しましたように、この研究者の少なさというのは、火山噴火した場合の、あるいは予知の場合の災害リスクといいますか、そういったものの研究も進まないということですので、観測監視体制と同時に、そういった災...全文を見る
○神本美恵子君 必要な指導というのをもう少し具体的にお知らせいただけませんか。
○神本美恵子君 原因が分かりました。  文科省自身がこれまで、本人、保護者から意向は聴取するけれども、総合的に判断して各都道府県教委が特別支援学校に行きなさい、あるいは地域の学校でもいいですよというような判断をしていたのを、今度の施行令改正ではインクルーシブ教育の方向へかじを切...全文を見る
○神本美恵子君 産経新聞が入手したとされる資料は、中身はもちろん非公開で言えないでしょうけれども、新聞報道によりますと、A4判、A4判だったかな、A4判の十三枚というふうに書かれているんですが、政府が今非公開で持っていらっしゃる報告書というのは、その外形ですね、A4の十三枚なんで...全文を見る
○神本美恵子君 もしも同じもので、この場では同じであるかどうかコメントできないということですが、もしも同じものであれば、これは内部の資料が流出したということですから、どなたかがリークしたということになると思いますが、それについて調査なさるおつもりはありませんか。
○神本美恵子君 それでは、同一のものであるかどうかもここではコメントできないということですので、私たちにはそのことがどちらかということは何とも判断ができないということだと思います。  改めてお伺いいたしますけれども、検証するというふうに御答弁をなさっていますけれども、何をどんな...全文を見る
○神本美恵子君 その検証チームが行う検証の方法についてなんですけれども、例えばその十六人の聞き取り調査の裏付けが取れていないというのであれば、もう一度その十六人、十六人が御存命かどうか、私もどうなったか分かりませんけれども、確かめられるのか。また、日韓との両政府のすり合わせがあっ...全文を見る
○神本美恵子君 ということは、そのときの調査報告書、十六人の聞き取り調査の文面を見るということと、すり合わせがあったかどうかは政府の報告書の中に書かれているものを見るということで、新たな資料を探すとか聞き取りをやるとかいうことではないんですね。もう一度お願いします。
○神本美恵子君 裏付けとする政府の資料が発見できなかったというふうにたしか、それは全てではなくて、強制があったかどうかを裏付ける政府の資料は見付からなかったということを二〇〇六年か、第一次安倍内閣のときに当時の塩崎官房長官が答弁なさっているんですね。という、そういったことは、新た...全文を見る
○神本美恵子君 私は、その点について今日委員の皆さんのところにも資料をお配りしておりますけれども、「終りなき海軍」という書籍の一部と防衛研修所戦史室の資料のコピーをお配りしております。これは、中曽根康弘元総理が海軍主計大尉として文章を載せておられるものであります。  昨年の三月...全文を見る
○神本美恵子君 私は、こういった慰安所開設に携わられたという明白な資料があるわけですので、是非公の場で私は聞かれるべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○神本美恵子君 先ほど来お聞きしているこの検証の目的をお聞きしますと、官房長官自身、菅官房長官自身はこの河野談話についてはこれまでの官房長官と同様に継承されるおつもりだというふうに理解してよろしいでしょうか。
○神本美恵子君 であれば、それをまた検証するということに私はいま一つ納得できないところがあるんですけれども、今日、皆さんのお手元にも河野官房長官談話そのものをお配りをしておりますけれども、この中の、例えば三行目辺りから、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置されたことや、そ...全文を見る
○神本美恵子君 であれば、最初に戻りますが、全体としてこの談話を継承する、しかし検証するというのは、やっぱり何のための検証になるのか、そこがちょっとよく分からないんですけれども、改めてお願いします。
○神本美恵子君 私は、今のお話の、最近になってまた韓国政府からこの談話について云々というふうにおっしゃいましたけれども、それは冒頭申し上げましたように、安倍政権が河野談話の見直しということを、昨年ですか、一昨年の選挙の頃からおっしゃっておりますので、そういうことが影響しているので...全文を見る
○神本美恵子君 私がお伺いしているのは、その検証の結果、すり合わせをして、善意でこういうふうな取りまとめになったということが検証されたとしますよ。それはどうするんですか。国会で求めがあれば報告をするということなんですか。
○神本美恵子君 それでは、河野談話は見直さないと。しかし、その結果を国会の求めがあれば報告をするということで、新たな官房長官談話を出すとか、例えば来年は戦後七十年になりますが、その七十周年の何かの決議なり談話なりをするときに、その検証の結果を何らかの形で出すとかいうことは考えてい...全文を見る
○神本美恵子君 続けて、慰安婦問題なんですが、談話ではありませんけれども、先日、一月二十九日、参議院の本会議で私、代表質問をさせていただきました。そのときに、昨年の国連社会権規約委員会と国連拷問禁止委員会が慰安婦問題に関する勧告を出しておりますけれども、それについて安倍総理は、事...全文を見る
○神本美恵子君 今、教育はやっていると、教科書に記述されているというふうにお答えになりましたけれども、現在もそれ、記述されておりますか。
○神本美恵子君 たしか、これも第一次安倍内閣のときに、教科書の記述は適切でないということで、二〇〇六年度までは記述された教科書があって、使用されていたんですけれども、二〇〇七年度からもう記述がなくなったというふうに私は認識しておりましたが、これはどうでしょうか。
○神本美恵子君 国連からのこういった勧告について、二〇〇六年に、国連人権委員会の事務局に対して、政府は、慰安婦制度を性奴隷制度と捉えるのは不適切であるというふうに日本政府のコメントを出されておりますけれども、これについては、その根拠は何でしょうか。どのような調査によって性奴隷制度...全文を見る
○神本美恵子君 お聞きしたのは、こういう反論をしたその根拠、性奴隷制度ではないと、これは不適切であると言われるその根拠をお聞きしたんですけれども。
○神本美恵子君 我が国が使っていないからそれは不適切だというのは理由にならないと思うんですね。  それで、これも本会議で私質問したんですけれども、国連安保理決議一三二五に基づく国別行動計画に今外務省も、政府としても着手していらっしゃると思うんですけれども、これに慰安婦問題等の問...全文を見る
○神本美恵子君 もう時間が来ましたので、私としては、今の政府の国際社会に対するコメントも非常にやはり弱いと思うんですね。ですから、きちっとしていくためには、官房長官にもお願いですけれども、この慰安婦問題についてはしっかりとした調査研究をして、そして真相を究明していただきたいという...全文を見る
○神本美恵子君 数が正しいかどうかだけで結構です、償い金を渡した数が。
○神本美恵子君 終わります。済みません。
04月07日第186回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。  田村大臣には初めて質問をさせていただきます。  私は、この決算委員会、二〇〇一年の初当選以来ずっと、ここ二、三年ちょっと離れておりましたけれども、委員として議論に参加してまいりました。  会計検査院が検査をしてそ...全文を見る
○神本美恵子君 今報告ございましたけれども、調査された三百二十六事業所に約五十七億円を交付されているわけですけれども、その中で、二百五十五の事業所で、利用者がゼロ、六年間ですよ、利用者がゼロのところが八事業所、それから利用率が五〇%を下回るのが二百四十七事業所というふうな報告にな...全文を見る
○神本美恵子君 市町村が交付申請を出して、そしてそれを都道府県が審査をして、そして都道府県から厚労省の方に上がってきて交付額が総額が決定される、大まかにそういうことだろうというふうに私は検査報告書、検査院の報告書を読んで理解をしたんですけれども、年度ごとの利用状況チェックあるいは...全文を見る
○神本美恵子君 適正な指導が行われていれば、この六年間こういった利用がゼロというようなことはあり得ないと思うんですけれども、今日、委員の皆さんにも資料をお配りしていますが、これは二十四年度の交付金の決定状況、都道府県別で出していただいております。二十四年度は三十四億、合計で出てお...全文を見る
○神本美恵子君 一週間ぐらい前に私はこの要求を出したと思うんです。ですから、当然、国会で要求しているわけですので出てしかるべき。それがないから私も、なぜこういうふうになったのかという原因を私なりの分析ができずにここに今立っているんですよね。  ですから、これからもまたこの地域密...全文を見る
○神本美恵子君 全体的に大臣の方から今御答弁いただいたんですが、お聞きしていて、私も専門ではありませんけれども、実際に小規模多機能の事業所に訪ねていって、そこでやっている方々というのは、本当にいろんな御苦労をしながら、介護を必要としている認知症のある方の介護はどのようにあるべきか...全文を見る
○神本美恵子君 今、民主党政権のときに鳴り物入りでと言われたこの夜間、定期巡回のサービスですね、これは私もいいんじゃないのと思ったんですけれども、今事業者側からは、夜間や深夜が増えて大変じゃないかという声も聞こえてくると。  でも、逆に、その介護を支援しているNPOの方のお話を...全文を見る
○神本美恵子君 後でまた資料を精査したいと思うんですけれども、この対象者の把握事業に掛けた費用、二次予防事業への参加者数という費用対効果を考えた場合に、介護予防事業にどれだけの効果があるのかという疑問が湧きます。  これについては、二〇〇九年十一月の事業仕分、二〇一〇年の六月の...全文を見る
○神本美恵子君 四月から消費税が上がって、その分もこの年金、介護、医療、それから子育てに回るわけですけれども、そのための改正法案が、十九本もの法案が一括で今国会に提出をされていると、一括で審議されるというふうに聞いておりますけれども、本当に、先ほどから繰り返して申し上げているよう...全文を見る
04月10日第186回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。  私は、今日は男女共同参画の視点から御質問をさせていただきたいと思います。  今日、上川副大臣にもおいでいただいていますが、以前、男女共同参画担当の大臣もなさっていらした頃、何度かこの質問をさせていただいたんですけれ...全文を見る
○神本美恵子君 改正案の中で明文化されて、この仕事と家庭、仕事と生活の調和及び男女共同参画社会の形成に資するということは明文としては入っておりませんけれども、指針の中に定めるというような今御答弁があったと思いますけれども、この指針の中で、もう一度お伺いしたいんですが、仕事と生活の...全文を見る
○神本美恵子君 そのことについてはまた後で詳しくお伺いしますが、仕事と生活の調和を図るためには、まず何よりも超過勤務、超勤の縮減というのが重要だというふうに考えておりますけれども、この実態はどうなっているのでしょうか。人事院にお伺いします。
○神本美恵子君 本府省では三百六十八時間、本府省以外で二百七時間というふうになっておりますが、この十年間の推移を見てみますと、本府省で十年前と比べますと三十時間、本府省以外で二時間、全職員で十二時間増えているという実態でございます。それから、男女で比較すると、いずれも男性が多いと...全文を見る
○神本美恵子君 御答弁の中では、超勤を縮減しようという意識は高まってきているというふうにおっしゃいました。  それから、超勤の上限目安時間を決めてそれを遵守するようにということで、これも人事院の超勤縮減に関する指針で定められておりますけれども、本府省で言えばその上限の目安の三百...全文を見る
○神本美恵子君 私も以前、地方公務員の端くれをやっておりましたので、学校の教員ですけれども、本当に今でも一般公務員の方よりも学校の教員の超勤の実態というのは本当にひどい状況だというふうに聞いております。  それを何とか改善しないことには、特に、私は小学校でしたけれども、小学校は...全文を見る
○神本美恵子君 同じ質問なんですが、上川副大臣、せっかくおいでいただいておりますので、本当は違うところで答弁していただく予定だったと思うんですが、これまで男女共同参画を中心的にリーダーとして担ってこられたこともございますし、国家公務員における女性の参画の重要性について御認識を、も...全文を見る
○神本美恵子君 稲田大臣も上川副大臣も女性ですので、それぞれの部署において男性も女性もいる国家公務員の部下の働きぶりなどを見ながら、女性の参画、登用については非常に重要であるということの御認識を今示していただいたと思うんですけれども、先ほども言いましたように、今回の改正案の中には...全文を見る
○神本美恵子君 明文化されなかったという、これは本当は是非明文化すべきであったというふうに私は思います。  といいますのも、第三次基本計画の行政分野における女性の参画拡大の具体的施策の中で、特に登用について、登用が進んでいないんですけれども、女性国家公務員の採用、登用が一層の拡...全文を見る
○神本美恵子君 非常に前向きな御答弁をいただいたというふうに受け止めております。  国際的な条約に基づく勧告などについては、それは国内法と整合しないときはどうのこうのという答弁がこの間ずっと続いておりましたので、私は今の御答弁というのは非常に重要だと思いますし、これからこの国家...全文を見る
○神本美恵子君 私もちょっと事前準備でこの十年間の推移を、これもレク受けておけばよかったと思うんですが、進んではいるんですよね、たしか。あっ、用意がありますか、十年間の推移。済みません。
○神本美恵子君 それこそ、上川副大臣が大臣の頃、私もこの内閣委員会で女性の参画ということを強調していたんですが、何しろ採用が増えないことには登用も増えないんだというようなお話がございまして、私もここは本当にそうだなと思って見てきたんですが、今の人事院の御報告によりますと、二〇二〇...全文を見る
○神本美恵子君 今総裁おっしゃった、いわゆる文系には多いけれども、理系といいますか、そちらが少ないというのは、私も、もう二年前になりますか、文科省の政務官やらせていただいたときに、若手研究者、女性研究者の実際話を聞かせてもらったりしたんですけれども、本当になかなか、そういう能力が...全文を見る
○神本美恵子君 採用に比べて登用の状況というのは、それこそ一%、二%、若干伸びて三%というような現状で、いずれの役職でもまだまだ圧倒的に男性社会という、非常に私はこれはいびつな風景ではないかなというふうに受け止めております。これまで講じられてきた措置では効果がなしというふうに言わ...全文を見る
○神本美恵子君 同じ質問なんですが、稲田大臣、この女性の管理職というか幹部職員登用が進まない、その要因はどのように御認識されていますか。
○神本美恵子君 採用が、母集団が少ないからなかなか進まないという、それはもうずっとこの間言われたことで、採用は増えてきていると。じゃ、それに見合った登用も進めるべきだと。採用が半々になるのを待って半々にするというのではなくて、やっぱりこれをかなり意図的に登用していかないと増えてい...全文を見る
○神本美恵子君 ありがとうございます。  今マニュアルの見直しというお話がございましたけれども、この人事評価の基準あるいはその評価をする場合において、ジェンダー平等という視点と、それから妊娠、出産、育児、介護というように、現実的に女性が担っている部分を配慮した人事配置も含めた評...全文を見る
○神本美恵子君 今読み上げていただきましたけれども、繰り返します。ゼロ、指定職に女性がゼロという、私は、これは非常に恥ずかしいことだと思いますが、内閣官房、内閣法制局、宮内庁、国家公安委員会、金融庁、消費者庁、復興庁、総務省、法務省、農林水産省、環境省、何かたくさんあるからまあい...全文を見る
○神本美恵子君 ただ、繰り返しになりますが、そういうふうに生かせるかと思いますというレベルでは、実際にこれが行われるようになったときに、やっぱり蓋を開けてみたら、指定職、各府省を見たらゼロがこれだけあったというようなことにならないようにするために、私は具体的な措置を考えるべきだと...全文を見る
○神本美恵子君 国連開発計画のジェンダー・エンパワーメント指数、二〇〇九年の指数においては、日本は、この指数はどういうふうに計算されているかというと、専門・技術職、管理監督者女性、女性の国会議員が基になって作られているんですけれども、日本は百九か国中五十七位。また、OECDの国際...全文を見る
05月26日第186回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○神本美恵子君 民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。  本日は、全ての子供の健やかな育ちと学ぶ権利を保障したい、そんな思いから、主に文科大臣、厚労大臣、それから少子化担当の森大臣においでいただいておりますけれども、質問をさせていただきたいと思います。  この決算委員会で...全文を見る
○神本美恵子君 下村大臣御自身もあしなが育英会等に関わってこられて、私も野党時代から子ども・男女共同参画の担当をしておりまして、あしなが育英会の方々から、本当に交通事故で親御さんを亡くしてどれだけ苦労して学んできたかというようなお話も聞かせていただきましたので、今の御答弁の中でも...全文を見る
○神本美恵子君 ありがとうございます。  今資料もお手元にお配りしております。この資料に沿って御説明をいただいたわけですけれども、特に、この一番最後、四番目にあります準要保護者に係る支援というのが、これは平成十七年度より国の補助が廃止されて、税源移譲、地方財政措置を行われて市町...全文を見る
○神本美恵子君 要するに、文科省からこれだけ実施されておりますという額が総務省に送られて、総務省はその額を基に算定方式に合わせて支給されているということなんですけれども、現行のスキームではそういうことにならざるを得ないと思うんですが、果たしてそれが十分に各市町村に行っているのかと...全文を見る
○神本美恵子君 定期的に行われているかということ、定期的にということは毎年ということですが、それと、市町村ごとの今のような調査は行っていないという確認でよろしいですか。
○神本美恵子君 先ほど周知のことについても、何度かやった調査のことがお話にありましたけれども、これは、生活保護と違って、準要保護者への就学援助には全国共通の認定基準がなくて、多くが認定要件として生活保護基準所得が用いられております。今御説明にあったとおりであります。生活保護基準の...全文を見る
○神本美恵子君 ここで文科大臣にお伺いしたいんですけれども、今幾つか、例えば市町村のどれだけ実施しているか、毎年その中に交付税がどのぐらい比率であるのかとか、それから大事なのは認定基準だと思うんですね、認定基準がどのようになっているのか。それから、今のように教職員だけではなくて、...全文を見る
○神本美恵子君 下村大臣、ありがとうございました。  私は、今日の質問は、そういう御答弁を是非いただきたいと思いました。やはり、これは市町村単独事業とはいえ、文科省としては、国の責務として、学校教育法は、その前に、教育基本法の教育の機会均等というものを受けておりますし、この教育...全文を見る
○神本美恵子君 クラブ活動費というのは、例えば野球部などですと、ほかのものですと共有できる道具なんかもあるんですけれども、例えばユニホームとかシューズとか、そういうものは置いておいてそれを共有して使うというわけにいかないので、そのユニホームやスパイクやグローブなど道具が買えないと...全文を見る
○神本美恵子君 地方単独事業だから強制はできないという、そのことによって、生活扶助、生活保護基準が引き下げられた、それに連動して、先ほどから話題にしているこの準要保護の認定基準も引き下げられたというようなことがこの四月にも報道で幾つか出ておりましたけれども、それがまさに影響だと私...全文を見る
○神本美恵子君 まさに今、厚労大臣、これは全国一律ではないと、準要保護の基準はですね、それから、財源のやっぱり限界があるというようなこと、まさにこの準要保護の今抱えている最大の課題だと思うんです。地方単独事業ですから、そこに財政力で格差が出てきていると。  これは、文科省として...全文を見る
○神本美恵子君 四大臣、お答えいただいたんですけれども、これを全国共通の認定基準にすると下がるところもあるというふうにおっしゃいましたけれども、これ、共通の認定基準を作るとなると、現行法のままではちょっと限界があるところがあると思うんですね。例えば、学校教育法の第十九条を変えなけ...全文を見る
○神本美恵子君 ありがとうございます。必要であれば、議員立法としてもまた後押しをするようなことを考えたいと思いますので、是非取組をお願いをしたいと思います。  あと、残り少なくなりましたが、次にインクルーシブ教育についてお伺いをしたいと思います。  このインクルーシブ教育の就...全文を見る
○神本美恵子君 各教育委員会の手引を見てみますと、次のような表現で説明している手引が六か所あります。インクルーシブ教育システム構築のためには、可能な限り障害のある子供とない子供が共に教育を受けられるよう配慮することが大切になります。その場合にはそれぞれの、これ皆さんのお手元には、...全文を見る
○神本美恵子君 時間が参りました。  森大臣、せっかくおいでいただいておりますので、一言だけ、子ども・子育て関連に関して、消費税が上がれば一兆円超えということが少子化対策会議の中でも言われているんですけれども、それが七千億しか今確保できていないということについて、これは何として...全文を見る
○神本美恵子君 終わります。     ─────────────
06月12日第186回国会 参議院 内閣委員会 第22号
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○神本美恵子君 おはようございます。民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。  今日は、ちょっと法案の質疑に入る前に、お手元に今資料をお配りさせていただいておりますが、就学援助について、まず文科省にお伺いをしたいと思います。  これは、就学援助というのは、もう言うまでもない...全文を見る
○神本美恵子君 いや、各自治体にこの結果を報告するだけではなくて、情報提供ではなくて、実際に、例えば一つの、中野区ではもう二百人がこの対象から外れていると。七十一自治体で、じゃ何人ぐらいこの対象から外れて実際に就学が困難になっているのか。就学は、授業料は徴収しないから学校には行っ...全文を見る
○神本美恵子君 そういう靴の外から、隔靴掻痒といいますか、かくような取組ではなくて、中野区が福祉と連携するとかアンケートを取られたのを私読みましたよ。でも、スクールソーシャルワーカーから情報提供するとかそんな問題ではなくて、実際に保護基準が下げられて認定基準が下げられたことによっ...全文を見る
○神本美恵子君 ですから、レクでそれをお聞きしたんですけれども、それが条文の目的に、例えば今おっしゃったようなことが規定の中に明文化されていれば国民にも、原子力委員会はこういう仕事を、こういう機能を果たす必要があるので、そういう役割があるから、改廃も含めて検討された結果、今回また...全文を見る
○神本美恵子君 明示しなかった何か理由があるんですかと聞いているんです。
○神本美恵子君 ちょっとよく分からないんですけれども、ちょっともう時間がないのでこのくらいにしますが、私は、やっぱり国民に分かりやすくするためには、この法律の目的規定に、今回こういうふうな役割に特化してやるんですよということが法律の中に書かれないと、こういうふうにやりますというふ...全文を見る
○神本美恵子君 一切行われなくなるという、自ら行わないけれども調整をするという、一言で言えばそういうことですかね。  同じく、二条の第一号、原子力利用に関する政策に関することと、第二号、関係行政機関の事務の調整に関することについて、これはそのまま残っておりますけれども、現行の制...全文を見る
○神本美恵子君 原子力政策大綱は作らないけれども基本的考え方は示す、どうもこの二条の一号、二号を残して、しかし原子力政策全体を見通す網羅的な大綱は作らない、基本的考え方にする。  その前の削除された条項がありますよね。原子力委員会というのは、先ほどから言っていますように、目的に...全文を見る
○神本美恵子君 その辺がもう本当に、最初から私、問題意識として、今、この事故収束と廃棄物、廃炉、もう様々な課題がある、原子力委員会を残すべきか、それともどこか別のところで担うべきかと、国民は大変関心を持っているわけですよね。そんな中で原子力委員会、残すのであれば、こういう特化した...全文を見る
○神本美恵子君 エネルギー基本計画、閣議決定されて、ベースロード電源とするというような方針は分かるんですけれども、それが本当に倫理性から考えて、リスクを考えたときにどうなのかというようなことは、政府のそのものとはちょっと離れたところで専門的な立場から、私は、是非この原子力委員会が...全文を見る
○神本美恵子君 終わります。
06月19日第186回国会 参議院 内閣委員会 第23号
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○神本美恵子君 おはようございます。民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。  前回に引き続きまして、原子力委員会設置法の一部を改正する法律案について質疑を行いたいと思っておりますが、その前に、これ通告はしていないんですけれども、先日の石原環境大臣のいわゆる最後は金目でしょと...全文を見る
○神本美恵子君 誤解を招く表現とおっしゃいましたけれども、私は、この誤解を招く表現が悪かったというふうな認識そのものが二度福島県民を踏みにじる、また、今大臣は寄り添うとおっしゃいましたけれども、寄り添っていないからこそこういう発言が出てくるというふうに思いますけれども、もう一度お...全文を見る
○神本美恵子君 おっしゃればおっしゃるほど踏みにじっているというふうにさっき申し上げたんですけれども、山本大臣自身は、この環境大臣がこういう発言をしたことについて、やはりこれは誤解を招く表現だった、あるいは寄り添う、そういう方針は変わらないということを山本大臣、また今ここで、本当...全文を見る
○神本美恵子君 いいえ、だから、それは環境大臣がそうおっしゃっているんであって、山本大臣自身は、環境大臣は住民に寄り添っている、そして、しかもこの発言は誤解を招く表現だったとおっしゃっているんですけれども、それはそう言い訳をしていらっしゃるので、山本大臣はそのことについてどう思い...全文を見る
○神本美恵子君 お答えが出ないようです。  山本大臣自身のお考えを、これ、放射性廃棄物の処理処分にこの原子力委員会はこれから重点化して取り組むわけでしょう。これに関わるんですよ、この中間貯蔵施設をどうするかという話は。だから、当事者としてこの発言についてあなたはどう思いますかと...全文を見る
○神本美恵子君 そのとおり、同じように思うという今御答弁でございましたけれども、この発言の後、山本大臣自身は、福島県民あるいはこの事故によって避難している方々の声とか聞かれたことありますか。
○神本美恵子君 私のところには電話があったりファクスがあったりしております。本当に悔しいと、ばかにしているという声があるんですけれども、是非、私は山本大臣にもそういう声聞いてほしいと思うんですね。  何が悔しいって、金が欲しい、金をもらったもらわない、これは損害賠償もそうなんで...全文を見る
○神本美恵子君 先ほども言いましたけれども、この原子力委員会は、これから放射性廃棄物の処理処分について、所管としてここに重点化して取り組むわけですよね。今回のこの大臣の発言を受けて住民がどんな思いをしているかということを考えると、私はこれも難航していくと思うんですよね、このままで...全文を見る
○神本美恵子君 多分、昨日私に電話をくれた知人は今日の質疑を見ていると思います。安倍内閣自身、閣僚がこういう答弁をするということを見て更に傷ついていると思いますので、そのことを申し上げて、法案に入りたいと思います。  まず、二条四号の核燃料物質及び原子炉に関する規制に関する事務...全文を見る
○神本美恵子君 どのように平和利用目的だということを担保するかということは、これから引き続き具体的に考えるということで、ちょっとよく分からないんですけれども。  次に、第五号の試験及び研究の助成、第六号の研究者及び技術者の養成、訓練の削除についてお伺いしたいと思いますが、福島の...全文を見る
○神本美恵子君 言われているように、確かに学生のこの原子力関係の分野を希望する学生が減っている。また、関係する企業も減っているという今御報告だったんですけれども、私はこの福島の事故にしっかり向き合って、ちゃんと安全に廃炉にしていくということは非常に重要だと思うんですけれども、その...全文を見る
○神本美恵子君 経産省にもお願いしていたんですが、もう時間がないので結構ですから。  先ほどお聞きしたのは、文科省や経産省がそれぞれに今のような取組をやっているけれども、これは非常に中長期的な人材育成ですから今すぐ育つわけではないので、省庁横断的に中長期的な展望を持って人材育成...全文を見る
○神本美恵子君 それぞれの取組を促す、調整するだけではなくて、中長期的なやっぱり方向性を示すべきだというふうに私は思います。  次に、原子力委員会の組織に関する透明性の確保についてお伺いしたいと思います。  これは前回も別の会派の水野委員から御質問があったことなんですけれども...全文を見る
○神本美恵子君 今、皆さんにはこれを、原子力規制委員会の委員長及び委員の要件についてということで資料をお配りしております。  今お答えになったように、この原子力委員会においても国民の理解が得られるような人選をするに当たって、私は、このような規定を、これと全く同じでいいのかどうか...全文を見る
○神本美恵子君 その専門性は原子力事業者も欲しがっているわけで、そういう意味で、そこに密接につながっていたがために利益誘導しているのではないかという疑いが国民の間にいまだに広がっているわけですから、この前の原子力規制委員会の委員長の国会同意人事のときも、そういうことが大きな問題に...全文を見る
○神本美恵子君 もう時間がなくなってまいりましたので、最後にお伺いしたいのは、福島事故からの復旧復興に向けた取組ということで、事故が発生した背景として、いわゆる国全体が安全神話に陥っていたと。陥っていたというよりも、私は、原子力委員会も当時の原子力、今なくなった安全委員会も、それ...全文を見る
○神本美恵子君 そうであれば、また最初の質問に戻りますけれども、この原子力委員会としての見解の中にも、地域住民とのコミュニケーション活動というようなことが重要なこととして見解として示されているわけですよね。そんな中で起きた今回の環境大臣の金目発言については、やっぱりこれは担当大臣...全文を見る
○神本美恵子君 終わります。
○神本美恵子君 私は、ただいま可決されました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、新党改革・無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     原子力委員会設置法の一部を改正する法律案に...全文を見る
10月28日第187回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○神本美恵子君 おはようございます。民主党・新緑風会の神本美恵子でございます。  文教委員会、久しぶりなんですけれども、下村大臣には決算委員会で御質問をさせていただきました。今日は、その点も少しだけ触れながら質問させていただきたいと思います。  まず、昨日、御嶽山の噴火から一...全文を見る
○神本美恵子君 御答弁いただきました。昨日、ちょっと質問通告のときに聞いたら、予算、概算要求はちょっと分からないというような答弁でしたが、今大臣の方からしっかりと答弁していただいたんでよかったんですけれども。  その内閣委員会で質問したときに、内閣府にも御質問したんですけれども...全文を見る
○神本美恵子君 私も、一年間でしたけれども、文科省の中で政務官をやらせていただいたときに、この防災も関係しておりまして、つくばにある防災科研というところに視察に行ったときに、まああそこは本当に、JAXAとかああいうふうな大きな施設、日の当たるところではないという印象を持ったんです...全文を見る
○神本美恵子君 今、定数改善やサポートを強めるというような御答弁で、ちょっと安心したんですが、この貧困対策大綱に書かれているものを読みますと、学力や学校運営等に課題がある市町村ということで漠然としているなと思ったんですね。私はもっとはっきりと、今フリースクールの例を出されましたけ...全文を見る
○神本美恵子君 デリケートな問題だからということで、確かにそういう答弁だったんですね、総務省は。その状況は今も変わらないので、これはかなり強く文科省の方から、それがないと、この義務教育未修了者の方々の基礎教育、初等教育をしっかりと保障することは、初等中等教育を保障することはできな...全文を見る
○神本美恵子君 約十二万八千人。現在、夜間中学は、公立夜間中学ですけれども、八都府県二十五市町村、三十一校。そこで学んでいる方々の総数は、千八百七十九人なんですね。この国勢調査で分かっている未就学者は十二万八千人で、実際に夜間中学で学んでいらっしゃる、公立で学んでいらっしゃる方々...全文を見る
○神本美恵子君 しっかりと取り組んでいただきたいと思いますが、最低都道府県に一か所という目標で、ところが、現在の夜間中学の設置状況を見ますと、八都府県三十一校ですよね。その内訳を見ますと、東京都に八校、大阪府に十一校、近畿地区だけで大阪府を含めて十七校というふうに、偏在していると...全文を見る
○神本美恵子君 終わります。
11月18日第187回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○神本美恵子君 おはようございます。  私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、維新の党、日本共産党及び次世代の党の各派共同提案による教職員定数の充実等義務教育環境の整備に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     教職員定数の充実等義...全文を見る