山東昭子

さんとうあきこ

比例代表選出
各派に属しない議員
当選回数8回

山東昭子の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月03日第75回国会 参議院 文教委員会 第11号
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○山東昭子君 ことしイギリスの保守党では初めて女性党首が誕生し、国際婦人年にふさわしいニュースとなりましたが、わが国においても女性の職場でのさまざまの問題が叫ばれております。日本の各分野における女性の専門職、管理職の進出状況はどんなものか、先進諸国と比較して明らかにしていただきた...全文を見る
○山東昭子君 今日先進諸国の間に共通している差別は、人種差別と男女差別であると言われております。日本におきましても、昔から比べますと女性の地位も大分向上してまいりましたけれども、まだ本物ではございませんし、家庭内でも男女差別の意識があるようでございます。大臣は、教育面で差別意識を...全文を見る
○山東昭子君 女性の職業の中でも、次代を担う青少年を育成する立場にある女子教員の育児休暇については、私自身もたくさんのお手紙による訴え、あるいは現場で働いていらっしゃる先生方からもいろいろとお話を伺いました。女子教員の方々にはよりよい待遇、環境を与え、正しいしっかりとした教育をし...全文を見る
○山東昭子君 現代は変化の時代であると言われております。毎日、新しい知識、情報がつくり出され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの情報メディアによって広範囲に私たちに伝達され、その中でもテレビは現代を揺るがす力の一つとして、非常に私たちの日常生活の中に入り込み、深いかかわり合いを持っ...全文を見る
○山東昭子君 いつぞやテレビの放送で大ぜいの子供たちを集めていろいろ質問をしておりましたが、司会者が、「あなたは日本の国を好きですか」と聞きますと、一人の子が、「ぼくは日本はきらいです」と、「それは公害があるからです」と発言をしますと、ほかの子供たちもほとんどが判で押したように同...全文を見る
○山東昭子君 戦後三十年、アメリカの置きみやげである六・三・三制について是か非かという論議が高まっているようでございますが、もうそろそろわが国でもいままでの制度を思い切って改革するときが来ているような気がするのでございますが、大臣はこの六・三・三制について一体改革なさるお気持ちが...全文を見る
○山東昭子君 最近、少年少女の非行が増加していることは各方面で指摘されております。特に中高生の間に乱交、アルバイト売春など、性の乱れも目立っております。その背景を考えますと、青少年の体の発育状況もさることながら、最近の少年少女の雑誌の内容にも問題があるのではないでしょうか。読んで...全文を見る
○山東昭子君 時間がなくていろいろお話を伺えませんでしたが、いままでのようなかたい構造の教育システムから、もっとソフトな弾力性のある教育システムヘ、一歩一歩永井大臣のお力によってぜひとも進めていただきたいとお願いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございま...全文を見る
12月11日第76回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○山東昭子君 昭和二十一年に再発足した戦後の学校給食は、経済的に恵まれない児童の救済から栄養不良児童、身体虚弱児童、それらの栄養改善、さらに学童の体位向上という点において大変意義深いものであったと思います。私自身もそのお世話になった一人でございます。  去る九日に行われました学...全文を見る
○山東昭子君 それからさらに、一食当たりのお米と小麦粉との栄養面を比較いたしますと、御承知のように、お米はたん白質、ビタミン類が小麦粉よりも劣りますけれども、この栄養面の補充はどうなさるおつもりでしょうか。
○山東昭子君 いま御答弁で、まあおかずで補うということをおっしゃったわけでございます。しかし、私のところへもいろいろなお母様方から、まあおかずで補うのはいいけれども、一体給食費はどれぐらい値上がりするものなのだろうかと、大変御心配なお問い合わせがあるわけでございますけれども、そう...全文を見る
○山東昭子君 やはり、父兄の方々にとって学校給食というものは大変興味深いものであるわけですから、栄養面の方でもあるいはそうした経費の負担の面についても、ぜひよりよい状態を文部省の方でも御指導いただきたいと存じます。  それから、話は変わりますが、最近、私は自由な教育で有名なある...全文を見る
○山東昭子君 まあいままでの教育と、そして社会教育と家庭教育という三つの分野で分担をしていたわけでございますね。ところがどうも現在は学校教育に九〇%ぐらいのウエートがかかっているのが実態でございます。そうした中で、ローマのクインティリアスという学者などに言わせますと、学校というも...全文を見る
○山東昭子君 いつぞや、私はある身体障害者の施設を訪問した際に、大変、心の温まるような話を耳にいたしました。それは夏休みを利用したある大学の学生たちが、施設で働く人たちが非常に不足しているということを聞き、毎日何人かが交代で障害者たちのお世話をしたそうです。職員の方々も、もちろん...全文を見る
○山東昭子君 日本のように大学生が多いと、アメリカのように何か教授が学生五人に一人というような話もちょっと聞いたことがございますけれども、そのような理想像にはなかなか近づかないだろうと思いますけれども、いろいろな角度からぜひ大臣の新しい着想でそうした問題に対処していただきたいと思...全文を見る