山東昭子

さんとうあきこ

比例代表選出
各派に属しない議員
当選回数8回

山東昭子の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第180回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○山東昭子君 東日本大震災から一年余りが経過いたしましたが、復興の歩みは遅く、被災地の方々の苦しみもまだまだ続いております。復興のスピードを加速しなければならないことは、これは言うまでもありませんが、同時に考えなければならないことは、次に起きるであろう災害に対し、いかに備えるかで...全文を見る
○山東昭子君 今、五回検討会が行われたということでございますけれども、この検討会での検討状況、報告書の提出時期、そして報告書の提出を受けての政府の対応はどうするのか、お伺いしたいと思います。  報告書が提出された後は、いよいよ政府がどのように取り組むのかが重要であります。より高...全文を見る
○山東昭子君 政府の具体的な取組が盛り込まれている平成二十四年度予算案では、この件に関しての予算は幾ら計上されており、どのような事業を行うことになっているのか、お伺いしたいと思います。
○山東昭子君 この件に関しましては、やはり国益ということに関して非常に大切なことであろうと思います。一つの団体であるとか、あるいは一部の職業にも利する、そういうようなことではなしに、国家国民の安全ということ、命を守るということ、こういうことに関しての非常に大切な案件でございますか...全文を見る
○山東昭子君 その際に是非お願いしたいことは、今回のその検討会の中でも、どうも病院船というようなことが銘打ってありながら、厚生労働省というものがなかなか出番がなかったと申しましょうか、何やらちょっと引いておられたというような感じが否めないんでございますけれども、これは病院船でござ...全文を見る
○山東昭子君 平成七年の阪神・淡路大震災の後にも、国内災害に対応するための多目的船舶の必要性について議論が高まっており、内閣官房において有識者及び関係省庁の実務者から成る委員会を設置して検討されていました。そして、その検討の結果は平成十三年三月に取りまとめられましたが、その内容は...全文を見る
○山東昭子君 しかし、実際には成果が上がらなかったという感じでございますね。そこできちんとした形のあるものができ上がっていたら、今回の震災にも非常に役立ったと思いますが。  今お話のあった「いず」及び「おおすみ」の医療機能というものは本当に十分なものなのでしょうか。また、今回の...全文を見る
○山東昭子君 日本が現在保有している船舶では、病院船として十分な機能を持つものはないと言わざるを得ないと思います。しかし、米国を始めとして、病院船も保有し運用している国は多数あると聞いております。  世界の主要国において病院船を保有している国とその病院船の機能について、簡潔に御...全文を見る
○山東昭子君 建造に関しては、私どもも聞いているところによりますと、例えばロータリアンがみんなでお金を出し合って、そして立派なものを建造したというような実績があるわけでございます。  日本が病院船を導入するに際しての課題についてお伺いしたいと思います。  その第一は経費である...全文を見る
○山東昭子君 仮に、海上自衛隊の自衛艦として建造、運用するとなれば防衛関係費として予算に計上することになります。そうであれば、ただでさえ装備に関する経費が圧迫されている中で、防衛費が更に窮屈になることが予想されます。したがって、防衛費を圧迫しない方法を検討する必要があると思います...全文を見る
○山東昭子君 現在、政府専用機について航空自衛隊が管理、運用しております。この機は一九八七年に導入され、当時の総理府の予算で航空自衛隊が運用しておりました。九二年に総理府から防衛庁に移管されて現在に至っております。  政府専用機導入のときと同様に、例えば内閣府の予算で病院船を導...全文を見る
○山東昭子君 今までもやはり、盛り上がってはいたんですけれども、その平時のときのいわゆる運用といいましょうか、どのように活用するかというようなことが非常に大きなネックになっていたと思います。しかし、目を国外に向ければ、病院船を活用する機会は格段に増加するものと思われます。  近...全文を見る
○山東昭子君 活用方法としては、外国の災害だけではないと思います。病院船が保有する高度の医療技術と優れた医療スタッフを考慮すれば、国内の様々な用途に使えるものと思われます。  例えば、離島を回ることにより、通常では受けられない高度の医療を離島の患者さんが受けることが可能となりま...全文を見る
○山東昭子君 災害時多目的船に関しては民間の方たちからもいろいろ具体的な提案がございます。政府もこのような提案に対しては柔軟に検討し、実現の可能性を探っていくことが必要ではないかと思います。  例えば、高速青函フェリーのような船舶を活用する方法があります。ナッチャンワールド号や...全文を見る
○山東昭子君 検討することは大変結構なんでございますけれども、やはり実際に実現をさせることが本当に国民の安心できる安全な体制というものにつながるわけでございますので。しかも、時間が掛かっていたのでは、もう災害は待ってくれません。  ですから、やはり官房長官、内閣の姿勢として、そ...全文を見る
○山東昭子君 とにかく、やはり五回ぐらいではとても中身が充実していないと思うんですね。ですから、やっぱり高いレベルの人たち、やる気のある、いろんな産学官、いろんな民間の人たちも含めて、いろんな分野の人たちを集めて、やる気のある人たちで実現をさせていく方向、それをやはり政府が先頭と...全文を見る
○山東昭子君 次に、東京電力福島第一原発の事故において、住民の避難の際に家畜を救出しなかった問題についてお伺いいたします。  原発事故により畜産農家の方たちが避難し、そして二十キロ以内は立入禁止となりました。その結果、犠牲となった家畜の数は膨大なものだと思います。  乳牛、肉...全文を見る
○山東昭子君 二〇〇四年の中越地震の際には、孤立した山古志村に生存していた牛は全てヘリコプターで救出されました。今回の震災ではこのような救出措置がとれなかったのはちょっと残念でございます。  チェルノブイリ原発事故の際にも、牛一万三千頭、豚三千頭を千百台のトラックで避難させたと...全文を見る
○山東昭子君 畜産農家にとって家族とも言える家畜をこのような形で死なせてしまったことは本当に残念でならないと思います。  今後の問題といたしまして、家畜を救出できなかったことについて、そして、今後の災害における家畜の避難についてはどのような方策を検討なさっているか。いろいろ原発...全文を見る
○山東昭子君 とにかく、充実したことを余り考えて検討するというようなことだけだと前へ進みませんから、シンプルにスピーディーに、そして本当にやる気を見せて今回の震災の後の体制というものを是非とも政府として積極的に取り組んでいただくことをお祈りをいたしまして、私の質問を終わらせていた...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○山東昭子君 皆さん、宇宙と聞くと、子供のころから何かわくわくするようなロマンを感じられるのではないでしょうか。私も、一九九四年に、初のアジア女性宇宙飛行士、向井千秋さんのシャトル打ち上げをオーランドで視察いたしました。そのときの感激は今でも忘れることができません。  現在の日...全文を見る
○山東昭子君 宇宙に関しては、今まで開発目的を絞っていたため経済分野の面からは市場が限られ、世界的に見ると技術開発も競争力が低下したと思います。今回、組織が集約されることによって最先端の科学技術を先導し、そこから様々な技術が産業界に波及し、新しい産業が興ることも期待されております...全文を見る
○山東昭子君 今、法改正の一方で、またその活用する担い手というものはやはり各省であると思います。例えば、文部科学省には、先端研究、基盤技術や人材育成面での役割を担ってもらう必要が中長期的に見て非常に重要だと思います。また、国土交通省は、国民にもなじみの深い気象衛星「ひまわり」を運...全文を見る
○山東昭子君 現在の取組と、そして今後の可能性については分かりましたけれども、これからは縦割りの行政というものを超えて、やはり各省がしっかりと連携をしてこの行政を行っていただかないと、宝の持ち腐れになってしまうんではないかと懸念をいたしております。  そういう意味で、やはり現実...全文を見る
○山東昭子君 宇宙関連産業を育成するためには、民間事業者の参入を促進するための法整備が必要であります。二〇〇八年、宇宙基本法案に対して参議院内閣委員会が行った附帯決議では、基本法の施行後二年以内を目途に、宇宙活動に係る規制などに関する法制を整備するよう努めることとされていました。...全文を見る
○山東昭子君 私は、我が国にとっての資源は人材と技術とそしてたくましい精神力だと思っております。これによって未来の日本は、科学技術創造立国を目指すしか道はありません。  御承知のように、アメリカがオバマ政権になってからブッシュの行った宇宙開発は継続しない方針のようで、陰りを見せ...全文を見る