亀井久興

かめいひさおき



当選回数回

亀井久興の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月21日第77回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○亀井久興君 限られた時間でございますので、私は安全保障の問題と、もう一つは原子力行政の問題、この二点にしぼって総理のお考えを承りたいと思います。  核防条約の不完全性、不平等性というものについては、先ほども御答弁である程度お認めになったわけですが、特に核兵器国の核軍縮が実質的...全文を見る
○亀井久興君 次に、核防条約を批准した際に非核兵器国の安全保障は万全なんだろうかという、この点についてもいろいろな疑問点が出されたわけでございますが、その際に、日本の防衛、安全保障というものは一体どういうことなんだろうかということを若干考えてみたいと思うんですが、防衛庁長官がおい...全文を見る
○亀井久興君 多面的な高度な外交努力というものが一番大切だということについてはよく理解いたしましたが、唯一の被爆国であるというわが国、そしてまた、世界で類のない平和憲法を持っているという現実、また、それに加えて非核三原則を堅持している、それでもなおかつ、日本があるいは核武装するん...全文を見る
○亀井久興君 次に、他の委員から非核地帯を設定すべきであるという御指摘があったわけですが、私、その意見にもかなり賛成はするんですが、もう一つ現実を考えてみたときに、たとえば非核三原則との関連から考えてみましても、つくらず、持たず、持ち込ませずという、その持ち込ませずということが非...全文を見る
○亀井久興君 次に、デタントということについてちょっと承りたいと思うんですが、私は世界が緊張緩和の方向に向かっているのかいないのかという、この点についての意見が非常に分かれるもんですから、それで核防条約の批准の問題についてもずいぶん意見が分かれてくるんではないか、そういう感じがし...全文を見る
○亀井久興君 次に、いま世界全体が、まあ国際社会と言ってもいいですが、新しい秩序を求めて大きく動いているというこの現実は、恐らく総理もよく御理解になっておられるだろうと思います。それだけに、その新しい秩序を求めるためのいろいろなことを各国とも考えておるだろうと思いますが、日本の場...全文を見る
○亀井久興君 次に、やはり安全保障の一環なんですけれども、私は、日本は、ウサギの耳はなぜ長いのだという、そういうことを一番考えなくてはならぬ国だろうと思うのです。それだけに、世界のどこでどういう出来事が起こっても敏感に影響を受ける国ですから、どこの国よりも早く正確な情報をキャッチ...全文を見る
○亀井久興君 時間がありませんので、最後になりましたが、簡単に、原子力行政の問題ですが、不拡散条約の批准によって、ウランの濃縮だとか軽水炉の開発とか、こういうことについての自主技術の開発が非常にむずかしくなる、そういう危機感が非常に強くあるわけですが、私どうも、一部の科学者の意見...全文を見る
06月30日第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第11号
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○亀井久興君 島田証人は、四十七年の五月から出十九年の六月まで防衛事務当局の最高責任者としての立場におられたわけでありますが、次官にはられます少し前に四次防の大綱が決定をされて知るわけでございます。防衛当局は、その装備の国産化、中でも高等練習機並びに支援戦闘機及び対潜哨戒機、こう...全文を見る
○亀井久興君 そこには機体を含むというように理解しておられたということでありますが、その大綱を受けまして、四十七年の十月九日に主要項目が決定をされておるわけですが、ここには大綱において「各種装備等」と書かれていた部分が「電子機滞等の研究開発」という表現に変わっているわけでございま...全文を見る
○亀井久興君 重ねて確認しておきたいと思いますが、その「電子機器等」の中には機体も含まれるということでございますね。
○亀井久興君 次に、わが国の防衛装備の調達については昭和四十五年に装備の生産及び開発に関する基本方針が決定されているわけでございますが、装備の国産、輸入、このどちらをとるかということについてのメリット、デメリットについてのお考えを伺いたいと思います。
○亀井久興君 PXLに関連してお尋ねしたいと思いますが、島田証人の在任中であった四十七年八月に、従来アメリカがその技術資料の提供というものに余り積極的ではなかったP3Cオライオン、これの日本へのリリースについて、当時ワシントンにおられた玉川海上一佐から海幕の方へ連絡があったように...全文を見る
○亀井久興君 事務当局としては、この問題については全然関知していなかったということでございますね。
○亀井久興君 それでは、P3Cオライオンについてはどのように理解をしておられましたでしょうか。
○亀井久興君 次に、高等練習機並びに支援戦闘機の件でございますが、四十七年の十月の八日に大蔵省の宮下主計官からT2並びにT2改の国産化のかわりにノースロップのFsBの輸入を示唆されたということが言われておりますが、その当時の経緯をできるだけ詳しく御説明いただきたいと思います。
○亀井久興君 丁2とT2改、これの国産化ということのかわりにということです。ノースロップのFsBを輸入すべきであるということが、当時の宮下主計官から小田村経理局長あてに伝わったということが言われておりますが。
○亀井久興君 ちょっと聞き違いがあったんでもう一度お尋ねしますが、十月八日では日にちがちょっと違いましたけれども、それ以前に大蔵当局の方からそういう話があったわけですが、その間のいきさつについてお伺いしたいと思います。
○亀井久興君 そのときに輸入を大蔵当局の方から示唆された背景については、当時どのようにお感じになりましたでしょうか。
○亀井久興君 四十七年の十月九日にいわゆる国防会議議員懇談会の了解事項が決定をされたわけでございますが、この了解事項が決定されるいきさつについては、島田証人はどの程度理解をされておられましたでしょうか。
○亀井久興君 国防会議につきましては、島田証人は正式のもちろんメンバーでもなかったわけですし、それから議員懇談会についてはいわゆるオブザーバーという立場であられたと思うんですが、その十月九日の国防会議の内容でございますが、PXLの問題よりも高等練習機並びに支援戦闘機の問題がその議...全文を見る
○亀井久興君 この十月九日の議員懇談会においての了解事項の決定、それを受けて専門家会議が発足するわけでございますが、本来、航空機の機種選定というのは、防衛庁設置法五条によって権限が与えられておりますとおりに、防衛庁が中心になって当たるべきではないかと思うわけです。それにもかかわら...全文を見る
○亀井久興君 この了解事項の結果、四十五、四十六の予算で執行されました次期対潜哨戒機の調査研究費、これが四十七年産は執行停止ということになったわけでありますが、このことについてはどのようにお考えになっておられたでしょうか。
○亀井久興君 時間前ですが、終わります。ありがとうございました。
07月09日第77回国会 参議院 外務委員会 閉会後第1号
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○亀井久興君 本委員会の高橋雄之助委員長、戸叶武理事、吉田忠三郎委員、塩出啓典委員、渡辺武委員及び私の六名は、去る六月二十三日から二十七日までの五日間にわたって北海道を訪問し、国際海峡問題、北方領土問題等を調査してまいりました。  現地におきましては、まず、国際海峡問題につきま...全文を見る