唐沢俊二郎
からさわしゅんじろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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12月07日 | 第64回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号 議事録を見る | ○唐沢委員 廃棄物処理法案に入ります前に一般的なことを伺いたいと思うわけでございますが、公害国会と称せられます本国会も、本日からいよいよ委員会で実質的な審議が始まるわけでございます。そこで、公衆衛生を担当しておられるということで実質的には公害に最も御関係の深い厚生大臣の御所見を承...全文を見る |
○唐沢委員 これはあるいはあした伺ったほうがいいのかもしれないわけでございますが、今回の公害立法並びに改正案の提出等によりまして、いろいろ基準が問題になっておるわけでございます。環境基準とか食品規格基準とかたくさんございますが、そのほとんどを厚生省できめておられる。将来国立の公害...全文を見る | ||
○唐沢委員 ただいま大臣から非常に積極的また弾力的な研究を進めるというお話でございましてて、これはたいへんけっこうなことだと思うわけでございます。いまいろいろと基準がございまして、たとえば米に含まれるカドミウムは一PPMと言う人もあるし、〇・四PPMと言っている人もあるわけでござ...全文を見る | ||
○唐沢委員 まあキノホルムにつきましてはわが国で一番初めに指摘したということで、ぜひそういうことをあらゆるものについてやっていただきたいと思います。 ただいまカドミウムの米に含有される含有量、私ちょっと不正確だったかもしれませんが、大体人体に影響するのが一PPMで、いろいろ調...全文を見る | ||
○唐沢委員 今回の廃棄物処理法案は、いわゆる処理法でございます。法案自体にはあまり問題はないと思うわけでございますが、意図しておりました所期の効果をあげ得るかどうか、ここに非常に問題があろうと思うわけでございます。 そこで、地方自治体の固有業務とされているものに対する行政指導...全文を見る | ||
○唐沢委員 土地収用法で従来から規定があったわけでございますね。実際にこれが発動されたことがあるのかどうか。 | ||
○唐沢委員 それでは、従来よりも行政指導を強化せられる、そしてこの法案の実効をあげられるというお考えだと理解いたします。 次には、これにかかる経費のことについて伺いたいのですが、市町村の一般廃棄物処理のための費用も清掃を徹底するという意味においては今後もかなりかさむだろうと思...全文を見る | ||
○唐沢委員 残りは全部起債と言いますが、残りの何%かが起債ということですね。 | ||
○唐沢委員 それから、今回の公害立法は、いずれも企業家の責任を明確にした、企業家に対するきびしい規制だと思いますが、特にこの廃棄物処理法案はその中でも最もきびしい法案だと思うわけでございます。しかし、企業者といいますか企業家の中にもいろいろありまして、事業者の中には、零細企業であ...全文を見る | ||
○唐沢委員 いろいろな廃棄物の運搬、処分は、大体地方自治体が主になって行なうのがたてまえだと思いますが、これを大幅に業者に委託されることは考えておられるのかどうか。それが第一点。 もう一つは、再生利用の目的となる一般物のみの収集、運搬、処分を業とするものにつきましては、これは...全文を見る | ||
○唐沢委員 次に、清掃施設整備緊急措置法に基づく屎尿処理、ごみ処理の五カ年計画があるわけでございますが、今回の廃棄物処理法の法案が提出されまして、これが可決された以上は、このような計画が変更されるとか、新しい長期計画を立てられるおつもりだと思いますが、腹案とかお見通しがありますれ...全文を見る | ||
○唐沢委員 罰則につきましてちょっと伺いたいのですが、毒物及び劇物取締法では、特殊劇物の廃棄は、十五条の二を受けまして二十四条に罰則があります。これは特殊劇物を廃棄した者は直罰でございます。これに対しまして、廃棄物処理法では、産業廃棄物の事業者が基準に従わないで処分した場合、十一...全文を見る | ||
○唐沢委員 では、最後に、第十五条の清潔の保持に関する、これは訓示規定だと思いますが、十五条について伺いたいと思います。 これの罰則を設けるかどうか、これは軽犯罪法との関係もあって、当然軽犯罪法に譲るべきものだろうと思います。しかし、せっかくのこのような規定が、単なる美辞麗句...全文を見る | ||
○唐沢委員 生活環境をよくするためにいろいろな運動をしてこられた、今後もぜひやっていただきたいのですが、同時に、このような運動を起こされて、それに対してこたえていろいろ努力している者に対しては、また激励する意味で何らかの措置をとっていただければと思うわけでございますが、実は私の知...全文を見る | ||
○唐沢委員 以上でもって終わります。 | ||
12月08日 | 第64回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号 議事録を見る | ○唐沢委員 さきの六十三国会で国立公園、国定公園の海中景観を保護するための改正案を成立させましたし、また引き続き本国会でも緑地の保全、自然環境の保護のために、わが国で最も美しくあるべき自然公園について、国及び地方公共団体、事業者及び自然公園の利用者等の責務を規定する等の改正案を提...全文を見る |
○唐沢委員 大臣のお話はよくわかって非常に期待申し上げているわけですが、部長は、国立公園関係の予算ですが、大体どの程度の要求をしておられるか、前年比の増加率をちょっと教えてください。 | ||
○唐沢委員 時間がありませんのでこまかいことは伺いませんが、三割五分では十分足りるかどうか、私は非常に疑問に思います。ただいまの大臣の御発言を期待をいたすということで、この問題はこれで終わります。 今度の改正案で問題となりますのは、特別地域及び特別保護地区における河川への排水...全文を見る | ||
○唐沢委員 湖沼及び湿原等が一番汚染しておるから、まつ先にこうやりたいということはよくわかりますが、河川も自然公園内全部やるわけではないので、指定すればよいわけですから、特別に指定すべきものはやはり私は指定していただきたいと思うわけでございます。特に問題となっておる河川はいまのと...全文を見る | ||
○唐沢委員 では、時間がありませんから、次へ行きます。 特別地域とか特別保護地区における許可を要する規制は、特別地域とか特別保護地区に指定されるかもしくはその区域が拡張された際に未着手であった行為のみに適用されまして、既着手の行為は除外されております。これでは現在以上に汚染さ...全文を見る | ||
○唐沢委員 たとえば下水道法三十四条を根拠とする政令で、都市化している地域に対して下水道を敷設する場合に補助金を出しておるようですが、そういうようなことを考えていただけないかとか、また特に国立公園内にいろいろ浄化槽などを設ける場合にも補助するということは考えていただけませんでしょ...全文を見る | ||
○唐沢委員 次に罰則でございますが、自然公園で職員の指示に従わないでみだりにいろいろなものを捨てたりなんかした場合には一万円以下の罰金でございますが、今度の廃棄物処理法では投棄禁止は五万円ということになっております。これは当然五万円が適用されると考えていいと思います。いろいろ条文...全文を見る | ||
○唐沢委員 では、最後に大臣に伺いたいと思います。 今回の自然公園法の改正に関連して、ここに観光政策審議会の答申がございます。「国民生活における観光の本質とその将来像」というのがございますが、それとの関係について伺いたいと思いますので、ちょっと聞いていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○唐沢委員 部長に伺いますが、いままで個別の公園計画がなかったというのはどういうことなんでしょうか。 | ||
○唐沢委員 いま総点検をしていただいているそうで、非常にありがたいと思いますが、確かに部長のおっしゃるように、その場合、類別化指定とかレイアウトをぜひ考えていただきたい。そうすれば、お話のようにそのまま自然保護に徹底した公園も出てくるでありましょうし、また、いまより若干開発される...全文を見る | ||
○唐沢委員 時間が来ましたので、局でも部でも一生懸命やっていただけるということでありますので、今後とも自然公園を最高に美しい、そして最も品位のある観光地として造成していかれることを希望いたしまして、私の質問を終わります。 |