唐沢俊二郎

からさわしゅんじろう



当選回数回

唐沢俊二郎の1973年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
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○唐沢委員 交通安全対策に関する関係大臣の所信表明に対しまして、若干質問をいたします。  御承知のように、交通事故による死傷者は、昭和四十五年をピークとして減少傾向をたどっております。このことは、われわれ委員としても非常に喜ばしい限りでありまして、まず第一に、交通安全対策に携わ...全文を見る
○唐沢委員 ただいま総務長官の御説明にありましたように、特徴並びに対策はおっしゃるとおりであろうと私も考えております。順次その特徴なり対策について伺いたいと思いますが、その前に、一般論でありますが、最近非常に自家用車による事故が多い。オーナードライバーによる事故が多い。ところで、...全文を見る
○唐沢委員 いま、佐藤政務次官と交通局長さんのお話のようなことだと思うのですが、それをひとつ徹底してますます強化していただきたいと思います。  いま、スピードの問題が出たのですが、これは建設政務次官に伺いたいと思いますが、高速道路で最近交通事故が増加しております。そして高速自動...全文を見る
○唐沢委員 では次に、先ほど総務長官が指摘されました最近の交通事故の特色につきまして一つ一つ伺いたいと思うのですが、先ほどお話がありましたように、地域別に見ると、交通事故が大府県から近郊県、特に観光県、通過県に、大都市から農村に移っておるわけでございます。これは簡単に言えば、オー...全文を見る
○唐沢委員 いま気象条件のお話がありましたが、次は、道路の特殊性もあると思うのです。高速道路につきましては、建設政務次官の言われたように、設計のときから非常に気をつけてやっておられるが、昔からの旧態依然たる道路を拡幅して使っているようなのが非常にたくさんある。地理的条件に非常に制...全文を見る
○唐沢委員 同じようなことですが、もう一つ例をあげますと、私は松本市というところに住んでおるのですが、これは古い城下町でありまして、道は徳川時代の道もあるわけで、非常に不規則なわけであります。したがいまして、全国平均で交差点の事故は四割くらいだと思うのですが、その城下町では六割く...全文を見る
○唐沢委員 次は、先ほど御指摘がありました夜間の事故であります。夜間の事故はたしか四七%だと思うのですが、これは走っている自動車の数からいったら非常に高い数字であります。ですから今後は、昼間よりも夜間対策に重点を置いていただきたいわけでありますが、夜間の事故は、当然のことながら視...全文を見る
○唐沢委員 じゃ、須藤室長に重ねて伺いたいのですが、夜間の事故防止については、都道府県が指導しているわけだけれども、府県によって非常にばらつきがあって、非常によくやっているところとやってないところがあるわけですね。それは、総括される総理府でもっと強力な指導をすれば、いま非常に徹底...全文を見る
○唐沢委員 いま伺いましたのは、最近事故が減っているのは、やはり交通安全対策基本法が四十五年に制定されたその効果だと思って、私も、そのとき当委員会に属した一員として、非常に喜んでいるわけです。ですから、今度は、いよいよそれに肉づけして、さらに強力にそれを推進していく時期だ。確かに...全文を見る
○唐沢委員 幼児の事故を伺いまして、学童の事故は減っているというお話でございましたが、低学年は相変わらず高い率にあるわけであります。  そこで、学童となると、うちへ帰ってきても、うちで遊ばない。また学校へ出かけていって一学校の近所で遊んでいることが非常に多い。だから、学校の付近...全文を見る
○唐沢委員 ごく最近の傾向でございますが、農道や林道が大型化しております。これらの道路は、耕うん機運搬とか材木の運搬等の特別の目的を持つものであるけれども、現実には多目的に使われていて、一般の人が使用している。一般の人に入っちゃいかぬということは言えないわけですね。ところで、その...全文を見る
○唐沢委員 以上、たいへんこまかいことを伺いましたが、自動車事故の対策は、要するにこまかい対策の集積になるわけです。基本法や基本計画だけで片づくものではないということで、あえて申し上げたわけでございます。今後とも綿密な対策をとっていただくよう希望いたします。  それから、今度は...全文を見る
○唐沢委員 国民のレジャーが多様化して、飛行機の操縦を練習して免許をとることが静かなブームとなっている。その結果として、小型機による飛行が大衆化しておるわけであります。     〔井上(泉)委員長代理退席、中村(弘)委員長代   理着席〕 そして実際小型機による事故は操縦者...全文を見る
○唐沢委員 小型機の機数もふえ、パイロットもふえておる、そうして事故がいまのように起きているわけです。最近の新聞論調にも、小型機の規制強化が散見されるわけであります。ところで、いま佐藤運輸政務次官より、政府の小型機の事故対策について伺いました。いろいろ講じておられるようであります...全文を見る
04月17日第71回国会 衆議院 運輸委員会 第17号
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○唐沢委員 質問に入る前に委員長にお願いいたしたいと思います。  ただいま佐藤委員から、ストやサボについてお話がありました。私は調べてみたんですが、昨年度における動労、国労のストは実に百二十日ではなくて百三十日にのぼっております。これは一年の三分の一以上になる。そして、ストやサ...全文を見る
○唐沢委員 今回出されました改正案、これを拝見しますと、今後十年間に国鉄、鉄建を含めまして、実に五兆六千億にのぼる血税が国鉄再建のために使われるわけです。その上、運賃値上げも含まれている。だれでも税金がふえたりあるいは運賃が上がることを喜ぶ人はありません。しかしながら、現在、国鉄...全文を見る
○唐沢委員 いろいろ含めて増収が十五兆ですね。いままでのベースでいくと七兆九千億というのが増収分ですね。それに対してベースアップ分が七兆五千億ということでありますから、私はやはり運賃収入、増収による分の大部分はベースアップに充てられるのだ、きわめて算術的に申しますと、ベースアップ...全文を見る
○唐沢委員 それでは、鉄道監督局長にお伺いいたしたいわけでありますが、現在の国鉄の現状が、「公共企業体等の予算上文は資金上、不可能な資金の支出を内容とする」という文言があるわけでありますが、この条文に該当するかどうか、御見解を伺いたいと思います。
○唐沢委員 四十七年度末に国鉄の赤字は一兆一千億ですね。それで、この再建計画によっても、さらに今後十年間に一兆四千億に赤字が増加するような段階であります。どんな名目で資金を出しても、これは結局税金か運賃値上げかどっちかでまかなわなければならない、私はそう思うのです。したがって、私...全文を見る
○唐沢委員 それでは、はっきり反対だという、そういう主張は聞かれたことはありますか。
○唐沢委員 いま総裁の御答弁で一応よくわかったのは、鉄道を愛しておるということでありますが、これも私は、いまのやり方を見ていると必ずしも愛しておられぬのではないかと疑問に思う点もあるわけですが、総裁が鉄道をみな愛しておるのだということで、私はこれは信じます。そして運賃値上げには反...全文を見る
○唐沢委員 大部分の、ほんとうにまじめに仕事に精励されておる職員は、私もそうだと思います。いずれ、先ほど委員長にお願いしたように、証人として来てくだされば、そこで私はいろいろ伺いたい、かように思います。  いまたいへん国鉄総裁に耳ざわりなことを言ったかもしれませんが、私は国会議...全文を見る
○唐沢委員 それでは国鉄が再建できるかどうか。もちろん再建してもらわなければいけないのでありますが、これは重要な、ほんとうにたいへんな問題でありますが、私はこの再建計画が承認されたとしても赤字は一兆四千億ふえるのですから、国鉄労使によほど企業努力をしていただかなければいけないと思...全文を見る
○唐沢委員 ただいまの運輸大臣のお話は、私はたいへん賛成でありますが、たいへん問題があるわけです。地方閑散線を分離したら、また廃止したら、これはたいへんなことが起きますね。それで、貨物部門がいまたいへんな赤字である。貨物取り扱い量をふやそうとしておられるが、これは非常にいろいろむ...全文を見る
○唐沢委員 ただいまの大臣の臨時総合交通問題閣僚協議会、この総合交通体系、確かにあるわけです。しかし、私ははっきり申し上げて、これは作文であって、ほんとうの総合交通体系ではない。少なくとも私の求めておる総合交通体系ではないと思います。大臣は、非常にお気の毒だと思っておるわけです。...全文を見る
○唐沢委員 私は大臣によくわかるようにお話ししたつもりでございますが、やはりこういう情勢の変化のとり方の感覚が、若い者とだいぶ違うのじゃないかと思うわけであります。ですから、私は、市場メカニズムをいままでと同じように考える、自由原理、競争原理をいままでと同じように考える、さらに、...全文を見る
○唐沢委員 貴重と言って、委員会で非常におほめいただいても、実際やっていただかなければいけないし、そういうことをやるのに、何といっても各省分担があるでしょう。しかし、港も運輸省だし、飛行場も運輸省だし、国鉄も運輸省が担当しているわけですから、何といっても運輸行政を分担している。で...全文を見る
○唐沢委員 いまの総裁のお話を聞くと、あまり物価には影響がないようなお話で、私は一応この点は安心したわけでありますが、国内の諸物価とか外国の運賃に比べると、アメリカの貨物運賃以外はみんな日本より高い。そうすると、赤字に悩む国鉄は世界一安い低料金で、そして自分はアップアップしている...全文を見る
○唐沢委員 それではあと一問だけ伺いますが、佐藤委員も質問しましたけれども、貨物部門のしわを旅客にしわ寄せしているのじゃないかということもありますが、貨物運賃の中で大口を優遇して、そして大衆の生活必需物資にしわ寄せしているのじゃないかという疑問は、これは国民みんな持っているわけで...全文を見る
○唐沢委員 何十品目の品物を一々教えていただいて検討すればいいのですが、その時間はありません。いまお話を伺っている限り、大衆の必需物資にしわ寄せしているのではなくて、むしろそれを優遇しているという話でありますので、その点あとでできたらその資料をいただきたいと思います。  それか...全文を見る
05月08日第71回国会 衆議院 運輸委員会 第22号
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○唐沢委員 各界の貴重な意見を聞かしていただきまして、ありがとうございました。  私がこれから御質問いたしますのは二つでございまして、また同僚議員がいずれ理由なり御意見を伺わしていただきますので、結論だけ教えていただきたい、かように思います。  その前に、先ほどの御陳述で、私...全文を見る
○唐沢委員 次に、代表して吉田先生に伺いたいんでございますが、国鉄がバランスをとることばかり考えておる、しかし、国鉄というものは元来受益者負担による独立採算はなじまないんだというお話がございました。それでは一体どうしたらいいでしょうか。それであるいは合理化をするという方法もある。...全文を見る
○唐沢委員 そうすると、一般国民が負担しなさい、そのほうが好ましいということ、はいわかりました。  次に、谷上さんにお伺いいたしたいのでございますが、国鉄の貨物の扱いは大企業優先である。大口の割引をしておるというようなお話があったように考えます。ところで大口割引をしている品目、...全文を見る
○唐沢委員 そうすると、それは大口のほうは割引はそのまま続けてよろしい、一般の貨物の運賃値上げをしないで、その分は国民の税負担でまかなえという御意見ですね。
○唐沢委員 もう一問、ひとつ今度は平野さんにお伺いいたしますが、いま、もし私の解釈が違っておったらお許しいただきたいんですが、政府は国鉄に金を出しておるんだ、政府が国鉄にもかなり金を出しておる、しかし、これは新幹線の建設とか、そういう建設に非常に出しておるんだと、これは大企業奉仕...全文を見る
○唐沢委員 そうすると、やはり新幹線にウエートを置くということは、国民のために奉仕するよりも、むしろ大企業に奉仕しておるんだと……。
○唐沢委員 そうすると、たとえば東海道新幹線を年間一億人が利用しておるという事実があるわけですが、これはどうごらんになりますか。
○唐沢委員 時間になりましたので、どうもありがとうございました。
05月30日第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号
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○唐沢委員 ただいま大臣からカーフェリーの事故につきましての御報告を承ったわけでございます。  わが国も経済大国となって、そして特に若い人たちの夢が非常に大きくなってみずから自動車をかってこの長い日本列島を走り回る。たまには船にも乗り込んで美しい日本列島を駆走しようというような...全文を見る
○唐沢委員 交通事故が起きた場合には、まず第一に事故原因を徹底的に究明して、二度と同じような事故を起こさないということが重要なわけであります。大臣からいま事故原因について大要のお話があったようでございます。さっそく調査団を派遣されて、二十三日に帰ってきて、はっきりしたことはわから...全文を見る
○唐沢委員 そのほかにはないですか、原因は。
○唐沢委員 それではちょっと伺いますが、「せとうち」は受検後間もないというのですが、検査をされたのはいつでしょうか。
○唐沢委員 いまの局長のお話ですと、噴射された油がほかのエンジンの排気管に行った、これが原因であるというお話のようでございます。そうすると、これは船の欠陥といいますか構造に原因があるわけでございまして、しかも検査は四月二十八日ですから一月もたっておらない。こういうことですと、検査...全文を見る
○唐沢委員 中間検査で今回の事故原因は検査対象になっておらないというのは、これは弁解にはならないと思うのです。それでは四年もたないような定期検査は考えなければいけないし、あるいは中間検査もこういう事故のないような中間検査にしていただかなければならないわけで、中間検査だから一カ月後...全文を見る
○唐沢委員 じゃ、もう一度念を押しておきますが、今度立ち入り臨検をするとかマニュアルをつくる、そして指導を強化すれば今回のような事故はもう絶対に起きないというふうに確信されておるかどうか、これを伺いたい。  それから、それと関連して、ほかの船舶とカーフェリーはちょっと違うところ...全文を見る
○唐沢委員 ぜひ安全基準は強化するように、慎重にしかも早急にお願いをいたします。  ところで、「せとうち」は何年に建造された船でしょう。
○唐沢委員 そうすると、安全基準と申しますか、三十六年と四十六年、二回にわたってこれを強化されたわけでございます。だから、四十六年以降に建造された船についてはいいかもしれないが、三十六年から四十六年の強化されるまでにできたカーフェリーについてはやはり問題がある。だから、こういう事...全文を見る
○唐沢委員 もう一つ、特にこの五十五隻ですね、以前に建造された船、新しく安全基準が強化された以前にできたカーフェリーについては、追加していろいろ工事をしたりあるいは構造を変えたりする必要もあると思うのですが、そういう既建造の船についてどういうような指導をしておられるか。
○唐沢委員 それでは、その事故が起きて、それから火災が非常に広まった原因のうち、送風機が火災発見後も作動し続けていたとか、消火装置の作動がおくれていたというようなこともあるわけでございます。そうすると、ちょっと事故に対する乗り組み員の訓練が十分ではなかったんではないかと思うわけで...全文を見る
○唐沢委員 それでは、避難活動は大体よろしいが消火活動はちょっと遺憾であった、五十点くらいであったということですね。ぜひ、消火活動についても万全を期していただきたいと思います。  時間が限られておりますので、最後に大臣にお伺いいたしたいわけでありますが、私は、いままでの運輸行政...全文を見る
○唐沢委員 大臣が陸上、海上、航空全般に見直せということでいろいろ示達を出しておられるのはよく知っております。私が申し上げましたのは、輸送の形態が変わって、交通事故の態様も変わってくるわけですね。だから、事故が起きるまではわからぬとおっしゃられればそれっきりだけれども、輸送の形態...全文を見る
07月13日第71回国会 衆議院 運輸委員会 第34号
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○唐沢委員 公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案について若干伺いたい、かように思います。  昭和三十四年にジェット機が羽田空港に離着するようになり、三十五年から大阪国際空港にも離着するようになりました。それから約十四年たつわけで...全文を見る
○唐沢委員 ただいまの次長からのお話で、夜間の航空機の発着の禁止でありますとか、その他いろいろな対策をとってこられた。いままでの対策はおっしゃったとおりでございまして、大体学校や病院等の共同施設等の対策とか、非常に広い対策がある、移転補償もございますが、今度の法案改正によって個々...全文を見る
○唐沢委員 いま事務当局から感謝していただきまして、これは私でなくて、運輸委員あるいは地元の国会議員に対する感謝だと思いますが、これからは感謝するだけではなくて、積極的に取り組んでいただいて、われわれは少しオーバーランするくらいでもかまわないと思います。その際、もちろん与党議員は...全文を見る
○唐沢委員 画期的な法案改正の基本方針、ただいま政務次官からお話しのあったことで大体よくわかりました。そのような法改正でありますが、非常の頭のいい方がつくったのでしょうが、読んでみて非常に難解でございます。特定飛行場で大体いま問題になっているところは、第一種、第二種、第三種区域が...全文を見る
○唐沢委員 それでは、次に環境庁から発表されました航空機騒音にかかる環境基準についてお伺いいたしたいと思います。  環境庁から運輸省に、四十六年十二月二十八日航空機騒音対策に関する環境庁長官の勧告というのが来ております。これは指針の第一の2を見ますと)「航空機騒音がWECPNL...全文を見る
○唐沢委員 新たな環境基準がきまりましたときには、それに伴って、当然法改正なりいろいろ施策が変わるということで、いまどうなるかということは、これ以上伺いません。  それから次に、航空機騒音に関する環境基準ですが、われわれは昔、何ホンということばを使っておりました。最近はWECP...全文を見る
○唐沢委員 そうしますと、WECPNLは低いけれどもホンが非常に高いという空港があると思うのですが、そういう空港に対してはどういうふうな考えを持っておられますか。
○唐沢委員 いまお話しのように、まず最初はWECPNL、頻度まで含めた騒音公害に対する対策が必要でありますけれども、逆にそのホンのほうも重要だと思うわけですね。だからWECPNLが八十五とか七十という基準がある。ホンについてもたとえば百とか、たとえ一日一機でもそれがものすごい騒音...全文を見る
○唐沢委員 大体五十機以上離着陸する飛行場が特定飛行場ということですね。そうすると、特定飛行場以外の第二種空港及び第三種空港周辺における騒音が現在でも問題になっているところもあるし、将来問題になるであろうという飛行場もあるわけでございます。これについての今度の法改正でございますが...全文を見る
○唐沢委員 飛行場にもいろいろありまして、われわれの松本空港などは、一便しか飛ばない。飛行場はつくったけれども飛行機の飛ばない飛行場、こういう名称がつけられております。それでも、一便往復するだけでも鶏が卵を生まなくなったというようなこともいわれておる。そういうのまで一々やるのはた...全文を見る
○唐沢委員 特定空港につきましては本法案でかなりカバーできるわけでありますが、それ以外の空港も含めて、現在問題になっている空港もあるし、また将来航空機騒音公害が問題視されるような空港も現にあるわけでございます。こういう空港の場合、もう早々と隣接地域を国あるいは地方公共団体が買い上...全文を見る
○唐沢委員 そういうことを指導し、やっていきますと、非常に国が表面に出る、それから一般会計からも航空機騒音公害のためにかなりの資金が回されるというようなことになった場合なんですが、そういう場合ひとつ注意をしなければいけないと思うのは、現在並びに将来、航空機騒音公害がそこに発生する...全文を見る
○唐沢委員 飛行場周辺の先行取得、たいへんけっこうだと思うのですが、大体飛行場というのは従来人家のないところにできていて、ぜひ飛行場をつくってもらいたいという誘致運動があってやった。そうしてそのうちそこにだんだん人家が建ってきて航空機の騒音公害というものが出てきたわけでありますけ...全文を見る
○唐沢委員 私は空港周辺の立地規制をすべきだと思いますが、当面なかなかむずかしいと思います。その考え方を都市計画に織り込んで、ぜひいまのとおりやっていただきたいと思います。  次に、民家の騒音防止工事ですが、これはたしか本年度の予算では国の助成は七五%というように承っております...全文を見る
○唐沢委員 あと、この二五%について財政当局と十分話し合っていただきたいと思うわけですが、このさらにこまかい基準、たとえば一室の防音工事をするときには何%、あるいは地域住民の希望によって全部うちの中をやりたいという場合とかいろいろあると思うのですが、そういうこまかな基準までいま確...全文を見る
○唐沢委員 先ほど政務次官から基本方針を伺ったわけですが、そのとき空港周辺の整備と並んで、もう一つ発生源対策のお話があったわけでございます。そこでICAO条約だと思いますが、その付属書類というようなことで、騒音基準適合証明制度が今度新設される。これは航空法でしたね。まあこちらも関...全文を見る
○唐沢委員 いまの次長のお話は、騒音基準適合証明制度の対象になっていない飛行機がエンジンの改良等でやられるということなんですね。これは大体いつごろをめどにしておられますか。
○唐沢委員 時間がなくなりましたから簡単にお答えいただきたいのですが、私が最初伺いましたのは、一〇一一、DC10に騒音適合証明制度が適用されるということになるわけですね。そういう制度が創設されたということなんだけれども、それがどんな制度なのか、その制度によってこの航空機の騒音問題...全文を見る
○唐沢委員 次に、さっきおっしゃった、画期的だといわれる空港周辺整備機構のことについて伺いたいのですが、まず第一にこれが認可法人ですね。これなんか、もっとも私は特殊法人でいいんだと思いますが、認可法人になった理由を伺いたいと思います。
○唐沢委員 それでは次に、空港周辺整備機構の一応の業務ですね。それからそれに対して政府がどのような財政援助をしていくのか。基本的なお考えを伺いたい。   〔委員長退席、細田委員長代理着席〕
○唐沢委員 いま大阪国際空港周辺整備機構のお話が出ましたが、そこで、十年間の事業費約五千三百七十億円程度を見込んでおられる。運輸省は最近ものすごく早手回しになった、この点は私は非常に敬意を表するのですけれども、まだ周辺整備機構もできていない。大体これは設立されてから事業計画が運輸...全文を見る
○唐沢委員 ちょっともう一度伺いたいのですが、大阪でWECPNL八十五以上、第一種区域内の方が三万三千世帯くらいある——もう一度、それがどういうふうになるか……。
○唐沢委員 事業計画のことも伺いましたので、これはあくまでも想定ですが、資金の調達についてお伺いしたい。
○唐沢委員 将来の話でまだちょっとわからないのですが、大体国の負担は二割ということ。その場合、空港整備特別会計だけでこれができるのか。一般会計からいまみたいに二割くらいか、将来はもっと大きいものを考えて、これを立てられたのか。その点ちょっとお伺いしたい。
○唐沢委員 大体時間も参りましたので、最後に政務次官にちょっと伺ってやめたいと思います。  いま航空機の騒音防止の問題を、いろいろ伺ってまいりましたけれども、やはり最終的には予算の限度だとか、資金の限度にぶつかるわけであります。そうすると、例によりまして、これを利用者負担にする...全文を見る
○唐沢委員 ただいま政務次官から陸海空にわたって六点についての問題点を指摘されて、現状は十分把握しておられるわけでございます。非常にアイデアに富んで、かつ実行力のある政務次官御在任中に何らかの形でその成果がありますよう期待いたしまして、質問を終わります。
07月19日第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第20号
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○唐沢委員 各界で活躍せられておる参考人の皆さま、きょうはいろいろ貴重な意見を聞かしていただきましてありがとうございます。また、皆さまは各方面において被害者救済に御努力せられておりまして、心から敬意を表します。  最初に、須藤先生にお伺いしたいのですが、いま先生から保険金額の引...全文を見る
○唐沢委員 次に、金沢先生にお伺いいたしたいわけでありますが、いまも話が出ましたけれども、いまの保険は公平の原則に反するのではないか、もっとメリット・デメリット制を大幅に導入をしたらどうかというようなお話がありました。先生は、われわれが聞いているところでは、ドライバー保険の権威と...全文を見る
○唐沢委員 次に、大内先生にお伺いいたします。  治療費の問題は、いま質問がありましたので、私も繰り返しませんけれども、非常にひどい人は乱診乱療が行なわれているという人もあるし、実際にはもうちっとももうかっていないのだというお話で、いま先生のお話だと、赤字であるということで、私...全文を見る
○唐沢委員 次は、塙さんにお伺いいたしたいわけであります。  被害者救済の立場から、われわれは何とか保険金額、限度額その他支払い基準を引き上げたいと考えておりますが、もし保険料据え置きということを前提とすると、これに限度がありましてなかなか十分なことができない。できれば全部の人...全文を見る
○唐沢委員 最後に、吉田さんにお伺いしたいと思うのですが、自動車事故の救済というのは、お金だけではないと私思うのです。自賠責はいま先生からお話がございまして、アフターケアのことでちょっと伺いたいのですが、たとえば非常に重度の脳障害の方は一つの病院に収容したらどうかという大内先生か...全文を見る
○唐沢委員 終わります。
09月25日第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第23号
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○唐沢委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党の三党を代表いたしまして、本修正案について、その趣旨を御説明申し上げます。  修正案の案文はお手元に配付したとおりでございます。  修正の趣旨は、第一に、限られた水域のみを航行する小馬力の小型船舶に乗り組む者に対して、新たにこれ...全文を見る