唐沢俊二郎

からさわしゅんじろう



当選回数回

唐沢俊二郎の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第108回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○唐沢国務大臣 今、郵便貯金の利子非課税制度につきましてお尋ねがありましたが、実は、私は昨年、先生と若干考えを異にいたしまして、非課税制度存続に努めてまいりました。しかし、六十二年度の予算案では、先生お話しのようにこの非課税制度は改正をされることになりました。その意味で、期待され...全文を見る
03月04日第108回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○唐沢国務大臣 ただいま先生言われましたように、私も少額貯蓄優遇制を維持しますと申し上げております。  担当大臣でありますから、ちょっと時間を拝借をいたしまして申し上げますと、私は、こういう国際化、自由化が進みますと、MMCとかCDとか大口の貯金がどうしても大事にされる傾向があ...全文を見る
03月24日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○唐沢国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和六十二年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして、御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するものであります。...全文を見る
○唐沢国務大臣 今先生からハイビジョンについていろいろうんちくを傾けられたわけですが、電気通信というのは、今のところ国際的にいろいろ話し合わなければいけない点が三つある。一つは通信方式を標準化する、一つは技術協力をすること、それからもう一つは発展途上国に対する協力をすること、これ...全文を見る
○唐沢国務大臣 今、川原会長から、できるだけ国民の皆様のためにいい番組をつくるんだ、さらに、新しい高度情報化社会へ向けて新しいメディアに積極的に挑戦して開発をしていくんだというお話がありまして、私は、この予算についてはおおむね適当である、こう判断しておるわけでございますが、いろい...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま阿部先生の言われました特殊法人等の活性化方策というのを私も拝見をいたしております。その意味で、NHKも特殊法人でありますから、当然こういう意味で活性化をしていただかなければならない。しかし、先ほどもお話にありましたように公共放送としての使命も達成していただ...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま先生から四年ごとに受信料を値上げしているじゃないか、上げた年は収支バランスして、なかなか事業収入は伸び悩んでいるし、事業支出の増額は避けがたいので、四年サイクルでやっておって、それが慢性的に続くようなことは厳に慎まなければならないというお話でございます。 ...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま川原会長がお答えになりましたのと裏表になると思いますが、オリンピックの放送権料は、放送事業者と開催国のオリンピック委員会の両当事者の交渉によって決定されるものでございます。安ければ安いにこしたことはないのでございますが、今回も政府に対する要望とか、いろいろ...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま国際放送の重要性、先生の言われたとおりでございまして、一つは、在留邦人の皆様に日本の新しいニュースを一刻も早くお届けをする、さらには、国際摩擦、貿易摩擦を解消するために外国の方に日本のありのままの真の姿を知っていただくという意味で、こんな緊急を要する重要な...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵政省は、エイズ問題総合対策大綱の閣議決定を受けまして、放送事業者に対して、エイズに関する正しい知識の普及に関して協力要請を行いました。先生仰せのとおりでございます。その結果、三月十日から二十四日まで、NHK及び在京五社で二十三の番組が放送されたように聞いておりま...全文を見る
○唐沢国務大臣 松前先生、NHKの財政状況、経営状況よく御存じでいらっしゃって、そしていろいろ今御高見を伺わせていただいたわけでございます。  私どもも先生と同じような考えをしておるわけでございますが、結局いい番組をつくって国民の皆さんにサービスはしていただきたい、公共放送とし...全文を見る
○唐沢国務大臣 今オリンピックの放送権科で先生から、視聴者のお立場だと思いますが、御意見を述べられました。私もおっしゃるとおりだと思います。しかし、建前は私もさっき申し上げました、また局長が申しましたように、当事者間において決定さるべきものと考えております。それで、またこれは政府...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま伊藤先生から国際放送について力強い御支援の誉言葉をいただいて、大変ありがたく思っております。  先生方が外国へ行かれますと、日本の放送が聞けないとかよく聞こえないという陳情は確かにしょっちゅう受けてこられる。外国で働いておられる皆さんが日本のニュースがな...全文を見る
○唐沢国務大臣 特に六十二年度の予算の編成に当たりましては、年度内二百八十人の要員を純減するとか、あるいは支出の伸びを既往最低に抑えるとか、非常に努力してNHKも予算を作成したわけであります。  なお、この六十二年度の予算に当たりましては、受信料は御承知のように非課税になってお...全文を見る
○唐沢国務大臣 確かに質のよい映画、番組を容易に利用できるということは大切なことでございまして、特にまたハイビジョンの時代になれば、ハイビジョンの映像と映画の映像と同じ、共通になるわけでございます。そういう意味で、今後とも放送番組の収集保存とその利用のあり方を含めまして、映像ライ...全文を見る
○唐沢国務大臣 滞納とか契約拒否とか、いわゆる受信料の不払いですね、これはNHKの経営の根幹を揺るがす問題でもあるし、また負担の公平の原則からいっても見逃すことはできないわけでございまして、郵政省は前からNHKに対してそのことは強く申し入れてきた。NHKも今お話がありましたように...全文を見る
○唐沢国務大臣 上田先生が六十二年度から六十三年度、将来にわたっていろいろ問題を提起して、そしていろいろ危惧の念も表されたわけでございまして、また今NHKの会長からも、将来を考えて非常に慎重な苦しい胸のうちを披瀝されたわけであります。  私も先生のおっしゃることもよくわかります...全文を見る
○唐沢国務大臣 日本放送協会昭和六十二年度収支予算等につきましては、慎重なる御審議の上、ただいま御承認をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。  これまでの御審議に当たりまして各委員の提起されました貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきまして、今後の放送行政を進めるに当...全文を見る
03月26日第108回国会 参議院 逓信委員会 第1号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま議題となりました日本放送協会昭和六十二年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定に基づきまして、郵政大臣の意見を付して国会に提出するもので...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今、及川先生はNTTのことから始めてNHKの経営のあり方についてお触れになったわけですが、NTTが民営化していろいろ事業の問題になりますと、私は原則的にこれはレッセフェールであると。ただ、アンフェアなことだとかまた基幹的な電気通信事業者としての立場を利...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま及川先生、大木先生が番組の問題をお取り上げになりまして、私もこれは大変重要な問題だと思っております。今、川原会長も言われましたように、放送の持つ社会的な役割、影響というものは非常に大きい。特に青少年の人間形成に与える影響力の大きさを考えますと、...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 「ハイビジョン等のニューメディアについて、NHKがどこまで実施するかはNHKのあり方と密接に関連する問題であるので、慎重に検討。」いたしたい。  「仮にNHKがハイビジョン等のニューメディアを実施するとしても、それに要する費用は、安易に受信料の改定に...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 協会の財政は大変厳しい状況に置かれておりまして、六十二年度の予算は、先生御高承のように約百億円の収支不足となりまして、これを前年度繰越金で補てんをいたしておるわけでございます。しかし、六十二年度におきましては受信料は据え置くということでありますし、受信...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま永田先生から国際放送の重要性を力説せられまして、まことにそのとおりでございます。特にこの場をお借りいたしまして先生方にお礼を申し上げたい。  六十二年度の予算案で国際放送関係経費は十四億九千万でございまして、前年度比二億五千万増額したわけでご...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今局長から御答弁申し上げましたように、放送についての売上税法案では、先生御高承のとおり、NHKの受信料は非課税になった。民放も広告放送にかかわる部分はこれは課税である。放送サービスの中で広告放送のものは課税であるけれども、その他は非課税という特別の配慮...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 大変原田先生御心配いただいて、いろいろ御親切な御意見をいただきましたが、私の税制に関する意見は先ほど申し上げましたとおり、国民の皆様からぜひ簡素に徹して、公平、公正な税制の抜本改革を求めておられる、そして御希望の多かった所得税、住民税の減税をするための...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま橋本先生から、国際放送は国の重要な施策であるから、できるだけ国際放送交付金をふやすようにというお話がございました。一応建前では、もう先生百も御存じだと思いますが、我が国の国際放送は、郵政大臣の命令による命令放送とNHKの本来の業務である自主放送...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 難視聴解消を目的とした衛星放送、いよいよその目的とかあるいは内容が変わってきて、そろそろけじめをつけるべきではないかという先生のお気持ちはよくわかります。しかし、今局長がるる申し上げましたような、また先生が指摘されましたようないろいろな問題があるわけで...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 日本放送協会昭和六十二年度収支予算等につきましては、慎重なる御審議の上、ただいま御承認をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。  これまでの御審議に当たりまして、各委員の提起されました貴重な御意見並びにただいまの附帯決議につきまして、今後の放送行...全文を見る
04月06日第108回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○唐沢国務大臣 第二KDDのことにつきましてはただいま総理大臣から御答弁があったとおりでございますが、渡辺委員長の示されました案は、二グループから依頼を受けて調整をされました結果、一グループ四社当て、合計八社を中核会社にして、それを株式シェアは均等であり、ともに役員を派遣すること...全文を見る
04月27日第108回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 第二KDDについてのお尋ねでございますが、国際電気通信分野では現在二つのグループが新規参入を希望いたしております。しかし国際電気通信の新規参入というのは、既存のKDDとの有効な競争のためにも、また外国の例を見ましても、一社が適当と考えられますので、二つ...全文を見る
05月07日第108回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 憲法第二十一条、それから今放送法第一条を挙げられましたが、たしか第三条で我が国は世界で最も放送につきましては放送番組編集自由の原則が守られておるわけでございまして、民放が放送する場合はその放送事業者の自主的判断で決定をいたしているわけであります。
05月11日第108回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 電気通信の民営化の成果というお尋ねでございますが、まずNTTを民営化いたしました。事業部制をとりましたり、企業意識を徹底して合理化に努めまして、NTTは御承知のような成果を上げております。六十年度も三千億、六十一年度も三千億以上の利益も計上できるだろう...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) NTT以外の新規参入の方も、第一種通信事業者としてもう十社以上、第二種は三百社以上参入をいたしております。それで、第一種通信事業者はもう昨年夏から秋にかけて企業化をいたしまして、既に専用線サービスは先生おっしゃるように開始をいたしておりまして、秋には電...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 六十年の四月に電気通信事業法が施行されまして、民間企業も通信衛星を購入して事業を営むことができました。六十年六月に第一種通信事業の許可を得ました日本通信衛星と宇宙通信、二社でございますが、それぞれ米国の企業の通信衛星と購入契約を締結いたしまして、その事...全文を見る
05月14日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○唐沢国務大臣 逓信委員会の皆様には、平素から郵政行政の適切な運営につきまして、格別の御指導をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に、所管業務の当面する諸問題について、所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  まず、郵便事業について申し上げ...全文を見る
○唐沢国務大臣 最初に、郵便貯金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便貯金の預金者の利益の増進等のため、貯金総額の制限額及び貸付金総額の制限額の引き上げ等を行うとともに、金融自由化に適応した健全な郵便貯金事業...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵便貯金の非課税制度につきましては、関連方面の皆様の大変な御支援をいただきまして、特に阿部未喜男先生におかれましては、衆議院本会議で御高説を展開され、大変な御激励をいただきましたことを感謝申し上げ、敬意を表する次第でございます。  私もそのときには、できるだけ非...全文を見る
○唐沢国務大臣 どれが根幹でどれが枝葉か存じませんけれども、本当に、真に貯蓄の必要なお年寄り、七十歳というお話もありましたが、六十五歳以上のお年寄りには非課税が存続する。また、初めは母子家庭のみという話でありましたが、ここにおられる吹田部会長も自民党の税制調査会で、また多くの逓信...全文を見る
○唐沢国務大臣 私もかつて十年前に大蔵政務次官をやらさせていただいておりまして、なかなか大蔵政務次官というのは答弁が難しいのです。特に、税制に関しては非常に慎重を要するわけでございまして、中西政務次官のお立場もよくわかるわけでございますが、私が総理と話すときやなんかも、私は、決断...全文を見る
○唐沢国務大臣 大事なことでございますから、税制については先ほどお話をした、申し上げたとおりでございますが、国債の窓販とか自主運用とか預入限度額の引き上げというのは国民の皆様からも非常に強い御要望があり、先生方からも常々御指摘がありまして、毎年重要施策として要求してきたものでござ...全文を見る
○唐沢国務大臣 委員会で先生方から長年御指摘をいただきまして、いろいろ御支援をいただいて、今言われましたように自主運用とか窓販とかあるいは限度額の引き上げも認められたわけでございます。  いずれにいたしましても、自由化、国際化というのはとうとうとした世界の流れでございます。こう...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま春田先生が少額貯蓄の非常に重要なことを力説されまして、私もその意味では全く先生と同じ意見でございまして、この間の公定歩合の引き下げがありましたときも、例えば郵貯の場合は福祉定期とか通常貯金やなんかは据え置かしていただいて、ほかの下げた金利も公定歩合ほどは下...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま中村貯金局長が答弁したとおりだと思います。
○唐沢国務大臣 間違いないです。
○唐沢国務大臣 先生方の御支援を得まして、国債の窓口販売、長年の懸案でございますが、これが実現できることになりつつあるわけでございまして、本当に感謝を申し上げる次第でございます。  ただいま先生からいろいろな点におかれまして貴重な前向きな御意見をいただきまして、大分事務当局から...全文を見る
○唐沢国務大臣 昨年の予算編成時には、伊藤先生からも貴重な御意見また御支援をいただきまして、ありがとうございました。  私も郵便貯金非課税制度存続のために努力をしてまいりましたが、先ほど御答弁申し上げましたような理由で、大局的見地に立って決断をいたしたわけでございます。  先...全文を見る
○唐沢国務大臣 この問題は、衆議院で先ほど申し上げましたように協議機関が設けられて、そこで御検討をいただくということになっておりますので、そういうときに政府からあれこれ申し上げるのは大変僭越でございます。私は大変謙虚な人間でございますので、これからの御審議の成り行きを見守らせてい...全文を見る
○唐沢国務大臣 大変に大事な御質問でございますが、金融機関というのはどこでも、どちらかというと大口を優遇するわけです。特に金利自由化の今日ですと、大口の定期とかMMCとかCDとか、こういうところは非常に大事にされるのですが、私は小口貯蓄こそ大事にすべきだという考えを持っておりまし...全文を見る
○唐沢国務大臣 田並先生いろいろ専門的な立場で御質問いただいたわけですが、まず第一に国債窓販とか自主運用とか限度額の引き上げ、これは先生方から昔から御要望のあった点でございまして、これが今回認められておるということで、これに関する法案は税制関連法案とは全く別個のものであるというこ...全文を見る
○唐沢国務大臣 先のおっしゃるように、電気通信事業法では外資の参加は三分の一来満とされておりまして、その範囲では私は歓迎すると申しております。確かに外国の国際電気通信事業者の出資につきましては、先進国の主要な電気通信事業への参加の例はございません。しかし、国際電気通信分野における...全文を見る
○唐沢国務大臣 今木内先生から少額貯蓄の重要性についての御講義を伺ったわけでございますが、私も全く同意見でございます。
○唐沢国務大臣 そのとおりでございます。
○唐沢国務大臣 今いろいろ選挙公約を持ち出されまして私の見解を御質問されたわけでございますが、せっかくの逓信委員の先生でございますから、私の発言をお許しいただきます。  私は、いわゆる大型間接税に反対をいたしました。当時、私は忠実なる官房副長官でございましたので、「いわゆる大型...全文を見る
○唐沢国務大臣 少額貯蓄というものは大事にしなければならないということはもともと私の信念でございまして、きょうも申しましたように、公定歩合が引き下げられたときも、福祉定期とか通常貯金というものは据え置いたし、引き下げなければならない定額貯金なんかも、引き下げの幅は公定多念の引き下...全文を見る
○唐沢国務大臣 少額貯蓄と申しますか、預金者に対する先生の御配慮は、もうこの前も委員会でお話を承りましたが、今回も承りまして先生の御趣意のほどは私もよく理解できたわけでございます。私も基本的には同じ考えを持っておるわけでございますが、しかし、税制につきましては先ほど申しております...全文を見る
○唐沢国務大臣 少額貯蓄に対する先生の御理解、これには心から敬意を表させていただきます。私も少額貯蓄の優遇のために一生懸命努力をしてまいりますが、税制問題は先ほど申し上げているとおりでひとつ御理解をいただきたいと思います。
○唐沢国務大臣 国債窓販とか自主運用とか預入限度額の引き上げ等、郵便貯金関係法案でこのたび改正していただく諸点でございますが、これは予算の重要施策としてかねてから郵政省が要求してきたものでございますし、また、当逓信委員会においてもその実現方を再々決議していただいてまいったものでご...全文を見る
○唐沢国務大臣 先生今おっしゃられましたように、やはり運用計画はできればできるだけ早く立てた方がよろしいわけでございます。そういうわけでございますが、今中村局長が申し上げましたように、今後の運用実態とか金融自由化の進展状況とか、また郵貯の経営状況等々を総合的に勘案しながら、できる...全文を見る
○唐沢国務大臣 このたび自主運用が認められることになったわけでございますが、この際大事なことは、これは安全確実に運用することは当然でございますが、できるだけ高利、有利に運用して、その運用益を預金者に還元することに努めなければならないということと、もう一つは、今木内先生申されました...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵貯の制限額につきましては、国民の健全な資産形成の促進を図る観点から、経済情勢の推移や利用者の要望を考慮いたしまして、その引き上げに努めてきたところでございますが、今後とも、先生のおっしゃられますように、経済情勢の推移や利用者の要望を考慮して、その都度検討していく...全文を見る
○唐沢国務大臣 けさほどから申しておりますように、私は各方面の御支援をいただきながら郵便貯金非課税制度存続のために努力を重ねてまいりましたが、政府の一員として大局的見地に立って決断をいたした次第でございます。
○唐沢国務大臣 昨年の税制改正のいろいろな御議論の中で、やはり一番貯蓄の重要な六十五歳以上のお年寄り、それから真に手を差し伸べなければならない母子家庭、身体障害者の方には非課税制度が存続されるようになったということと、国民の強い御要望がある、また国会でも野党の先生から強い御要望の...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵政審議会の先生には、郵政事業、郵政行政等につきまして非常に有益、貴重な御意見をいただいておりまして、私は郵政審議会の答申を尊重することにつきましてはほかのどなたにも劣らない、このように考えております。したがいまして、昭和六十二年度予算案におきましても、郵政審議会...全文を見る
○唐沢国務大臣 慎重な御審議をいただきまして、ただいま郵便貯金法の一部を改正する法律案、郵政官署における国債等の募集の取扱い等に関する法律案及び郵便為替法及び郵便振替法の一部を改正する法律案を御可決いただきましたことに対し、厚く御礼申し上げます。  この委員会の御審議を通じて承...全文を見る
○唐沢国務大臣 最初に、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律及び簡易保険郵便年金福祉事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の我が国の経済情勢の動向にかんがみまして、簡易生命保険及び郵便年金...全文を見る
05月14日第108回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 逓信委員会の皆様には、平素から郵政行政の適切な運営につきまして格別の御指導をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に、所管業務の当面する諸問題について、所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  まず、郵便事業につい...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵便法及びお年玉等付郵便葉書及び寄附金付郵便葉書等の発売並びに寄附金の処理に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便事業の現状等にかんがみ、利用者に対するサービスの向上等を図る...全文を見る
05月15日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○唐沢国務大臣 昨年、各方面の御支援をいただき、先生からもいろいろ御指導また御激励をいただきまして、少額貯蓄の非課税制度存続のために努力してまいりましたのですが、いろいろ税制問題の審議過程におきまして、非課税存続の分野もかなり広くなってまいりました。また、所得税減税、これは国民か...全文を見る
○唐沢国務大臣 先生言われるように簡易保険、郵便年金は国営でございます。したがいまして、一つの特徴は山村、離島を含む郵便局ネットワークによりあまねくサービスを提供していることだと思います。金融機関というのは民間でございますと採算を考えますが、そのとき大きく物を言うのは店舗政策なの...全文を見る
○唐沢国務大臣 その前のお尋ねで、急激な伸びに対してどう思うかということでございました。保険金額の増額とか、また、だんだん高齢化してきたというようなこともあるのでございましょうが、私も今数字を聞きまして、これほど急激に伸びているとは思っておりませんで、一瞬ちょっと驚いたわけでござ...全文を見る
○唐沢国務大臣 簡保等の資金につきましても、これは国営でございますからまず第一は安全かつ確実に運用すること、それから加入者、利用者のためにできるだけ高利、有利に運用すべきだろうと考えております。そのほかに、全国に広く加入者がおられますから、今までどおり地方に還元すること、これも重...全文を見る
○唐沢国務大臣 今後ともますます効率化に努めまして、加入者利益の維持向上に努めてまいりたいと考えております。
○唐沢国務大臣 先ほど申しましたように、有利、高利に運用すると同時に安全かつ確実な運用をしていかなければならないということで、外国債についてはやはり慎重は要すると思っております。しかし、今局長が申しましたいろいろな理由もありますが、外国債でも円建て情もあるわけでございますし、今度...全文を見る
○唐沢国務大臣 いろいろ今先生御指摘ございました。私も詳細に存じませんので、後でよく報告を受けておきますが、確かにいろいろそのような問題が起きるといけませんので、今後とも監督を強化してまいりたいと思っております。
○唐沢国務大臣 先生おっしゃいますように、高齢化、自由化、国際化の昨今でございまして、保険事業も一大転換期を迎えでおると思います。そういう意味で、国民のニーズを踏まえまして、今後とも商品、サービス面で次々に新しい施策を推進して、国民の御期待にこたえたいと思っております。
○唐沢国務大臣 関係各方面の御支援を得ながら、特に先生から御指導、御激励、応援をいただきまして郵便貯金非課税制度存続に努力をいたしてまいりましたが、非課税存続の範囲をお年寄りから母子家庭、身体障害者まで広げていただいた、また国民の願望であります所得税の減税を含む税制の抜本改正をす...全文を見る
○唐沢国務大臣 常時五十人または常時女子三十人以上の労働者を使用する事業場におきましては、労働者が臥床することのできる休養室または休養所を男子用と女子用に区別して設けなければならないこととされており、当省においてはこれを満たしていない事業場はないと我々は認識をいたしております。
○唐沢国務大臣 最初に、放送法及び電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、国際放送の受信改善を図るため、外国放送事業者に我が国の国際放送の放送番組を中継してもらう場合に、その外国放送事業者の放送番組を日本放送協...全文を見る
05月16日第108回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 本件につきましては確かに区と協議はいたしておりませんけれども、状況によりましては地方公共団体と意思疎通を図る等適切に対処する必要のある場合もあろうかと存じております。
05月18日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○唐沢国務大臣 大変大事な問題でございますが、具体的には事務当局から御答弁いたさせますが、最近非常に外国の通信大臣も参ります。私も一月各国を回ってまいりました。そこで、これからは電気通信に関しましては技術的な話し合い、事務当局の話し合いも必要であるが、やはりトップレベルでの話し合...全文を見る
○唐沢国務大臣 当時、確かに私は国際電気通信分野の参入は当面一社が適当ではないかというようなことを御答弁いたしました。大体民間の会社もそういうことをお考えのようでありまして、二つのグループが一本化の調整を渡辺経団連情報通信委員長に依頼されまして、四月の初めに調停案が示されたわけで...全文を見る
○唐沢国務大臣 一社の問題でございますが、いろいろ事業規模等からして一社がふさわしいであろうと私は考えるということを申し上げましたし、実はイギリスのパーキンソン元貿易産業相も下院の答弁で、たしか一九九〇年までは新規参入は一社にするということを述べておられるし、二つのグループが一本...全文を見る
○唐沢国務大臣 実は先生のおっしゃることもよくわかるわけでございますが、私はそのときに記者会見をいたしまして、大体出るところと出ない箇所がございまして、そのときには、私はただ米国側の問題もあるので今後の展開を注視したい、こういうふうに申し上げでおるわけでございますので、それを含め...全文を見る
○唐沢国務大臣 中核八社というのは、日本を代表する企業、それからアメリカ、イギリスの企業も入っておられる。そこで今いろいろ打ち合わせをされて、検討されておられる。今奥山局長が申しましたように、第一義的には、ケーブルならケーブルを敷設しようとする民間業者でこれはお決めになる問題であ...全文を見る
○唐沢国務大臣 確かに先生の危惧されているお気持ちはわかるわけでございますが、何しろ電気通信事業法も三分の一まで外資を認めております。今度の渡辺調停案では役員の派遣もこれを認めておるということは、これは世界にかつて例のないことでございまして、それだけ我が国は逆に言うと電気通信では...全文を見る
○唐沢国務大臣 先生おっしゃるように、違法がまかり通る、正直者がばかを見るような世の中であってはならないわけでございまして、電気通信の分野でこのような違法な行為があるとすればこれはゆゆしき問題でございます。  今奥山局長も答弁申し上げましたように、できるだけ早く事実関係を調査い...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま上田先生から不要電波による事故につきまして詳細に御報告がありまして、いろいろ啓発をしていただきました。本当に痛ましい事故だと思っております。電気通信の発達もいいわけですが、不要電波の発生源となる機械もふえておる、またその障害を受ける機械もふえておるというこ...全文を見る
○唐沢国務大臣 先ほど申し上げたのですが、不要電波の対策につきましては各省にも関係がございますので、各省とも十分調整をいたしまして、そして総合的な対策をとらせていただきたい、このように考えております。
○唐沢国務大臣 第二KDDの問題で先生いろいろ御心配いただきました。確かに基本的な問題だろうと思っております。そして、先生御承知のように、我が国の電気通信改革というのは世界で非常な評価を得ておるわけでございます。アメリカは昔から自由でございましたからこれは論外といたしますと、イギ...全文を見る
○唐沢国務大臣 均衡ある国土の発展ということでございまして、私も出身地からいうと先生と全く同意見でございますが、こういう高度情報社会になりますと、やはり地方と中央との格差というものが非常についてくる可能性がある。  カナダのマクドナルド大臣も、やはりカナダの大きな問題は中央と地...全文を見る
○唐沢国務大臣 電気通信が発達いたしますと、重要な問題は通信方式の標準化と並んでやはり通信の秘密保持であろうと思っております。そういう意味で、法律に基づきましてNTTなどの通信事業者には万全の措置をとるように指示しておるところでございます。  今お話しになりました件につきまして...全文を見る
○唐沢国務大臣 放送用の電波につきましては、従来から、これをできる限り有効活用して国民の利便の増進を図ることといたしております。  この趣旨のもとで、既にテレビジョンの多重放送を実用化したところでございまして、今般、FM放送の電波のすき間を使って多重放送を行うことができるという...全文を見る
○唐沢国務大臣 電気通信の基本に関することをたしか四つ御質問いただいたと思います。  まず第一、電気通信事業法の改正でございますが、今回の改正は、先ほどから奥山局長が申しておりますように、国民の要望と申しますか、このように国際化しておる、そして金融市場や為替市場が世界じゅうのど...全文を見る
○唐沢国務大臣 慎重な御審議をいただきまして、ただいま放送法及び電波法の一部を改正する法律案、電波法の一部を改正する法律案及び電気通信事業法の一部を改正する法律案を御可決いただきましたことに対しまして、心から御礼を申し上げます。  この委員会の御審議を通じて承りました御意見につ...全文を見る
05月19日第108回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵貯の自主運用制度は、金融自由化に対処して適切に対応をいたしまして、金融自由化対策資金を高利、有利に運用してそして預金者の利益の増進を図ろうという趣旨でございまして、現在、関係法案を国会に提出して御審議をいただいております。運用対象は、今言われましたよ...全文を見る
05月20日第108回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 電話料金につきましては、利用者と企業とのバランスをとる、できるだけ安いサービスを提供するという観点から認可になっておるわけでございます。  それから、よく国際電話料金は円高メリットがあるのでこれを還元せよというお話でございますが、実はKDDは円高の差...全文を見る
05月21日第108回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) その前に、審議会ですか、にかかる案件が多いということでございました。確かにそのほかにいろいろな私的な懇談会や何か随分あるなと、本当に私は郵政省に来て驚いたわけでございますが、しかし、ずっと半年以上やってみまして、なるほどな、我々は大変な未知の世界ですか...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) よくわかりません。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 昨年来私がいろいろ一般の方から承りました質問で一番困ったのは、NTTの株は一体幾らになるんだろうかと、買った方がいいのかどうかという御質問が多くて非常に私は困ったわけでございますが、今先生の御質問は、個人的には先生のお気持ちもよくわかります。NTTの売...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 昨年来及川先生には非課税制度存続をめぐりましていろいろ御指導、御支援をいただきましたことをまずもってお礼を申し上げる次第でございます。  私は、何と申しますか、これから高齢社会に向かって、個人のためにも貯蓄は重要であるし、まだまだ日本は社会資本が先進...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今先生の述べられました郵便貯金の自主運用、また郵便局での国債の販売、また郵便貯金の預入限度額の引き上げ、これは当委員会でも先生方から強い御要望がありましたし、附帯決議で決議をしていただいたものもございます。郵政省といたしましては毎年重要施策の一つとして...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) はい、さようでございます。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今申し上げましたわけで、その自主運用の問題、国債窓販の問題、また預入限度額の引き上げ、これはおかげさまで実現しつつあるわけでございまして、法案を国会に提出して御審議をいただいておる。それで、非課税の問題につきましては、先ほど申し上げました理由で、原則的...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 国権の最高の機関である国会の中でこのような協議機関が設けられるわけでございまして、そこで御検討いただくということでございますから、政府としてはとやかく申し上げるべき立場にもないし、申し上げることもできないわけでございまして、その成り行き、結果を謙虚に見...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) はい、そうです。そのとおりでございます。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵貯の預入限度額の問題でございますね。衆議院の修正をしていただいたわけでございますが、これは何といいますか、非課税問題とは一税制問題ではないわけで、ないと申しますか、直接は関係ないわけでございまして、結局民間と郵貯とのバランスでございますね。これをとっ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 及川先生がそのような受け取られ方をしたとすればまことに遺憾でございまして、恐縮に存ずる次第でございますが、やっぱり今申し上げたことではっきりしているはずなんですが、もっとはっきり申し上げますと、自主運用というものは金融自由化に適切に対処するための措置で...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) どうも私の答弁が舌足らずで御理解いただけないのかと思うわけでございますが、自主運用が認められたというのは、これはもう長年の本当に懸案でありまして、このような金融自由化のときには、こういう施策が実現しておらなかった。それがなかなか実現できなくて、やっと昨...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今、小川先生から提案理由の説明を考えた方がいいだろうというお話がございましたが、実はその限度額の引き上げですね、ほかの国債窓販というのもそうですが、長年この逓信委員会でも御審議いただいて、そういうことを御指摘をされた。郵政省も毎年重要施策の一つとして強...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) よく日本の電気通信改革の一年半、二年くらいの成果と言われるんですが、私はいつも申しておるんですが、おかげさまで成果は上がっております。一つは民営化したNTTさんが事業部制を採用したり、また何と言いますか企業意識を徹底されて、昨年もそれからことしも、これ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) あるいは舌足らずだったところがあろうかと思いますが、先ほども申しましたように、私はいろんな国会での答弁でも今までの評価はいたしておりまして、これは参議院の予算委員会の議事録にもばっちり載っておると思いますので、そういうのもひとつごらんいただきまして、今...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) やはりこういう高度情報社会になりまして、通信の秘密というのは、通信方式の標準化と並んで最も重要な問題であろうと思いまして、NTT初め電気通信事業に携わる皆様には万全の措置をとっていただくように今までも申し上げておりました。  ただ、本件は今検察ですか...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 高度情報化社会に向かって、今、大木先生から基本的な問題を提起せられたわけでございまして、いずれも私、重要な問題だと思っております。  いろいろありますが、私はやっぱり原則を守っていくということは非常に重要だと思うわけでございますが、通信では、プライバ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) なかなか郵政事業も厳しい環境にあることは先生もよく御承知のとおりでございます。また、そうかといって郵便料金の値上げが許されるような状況でもないわけでございます。そういう意味で事業財政の健全化を図ってまいりますために、まずサービス改善や営業活動による郵便...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵政事業というのは国民の日常生活、社会経済活動に深いかかわりがあるということは前から存じておりましたが、最近よく見ておりますと、郵便局というのは完全に地域社会とか国民の生活の中に溶け込んでしまっているという感じがいたします。ですから、同じネットワークで...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 鶴岡先生からも昨年、郵便貯金非課税制度存続につきましていろいろ御指導、御支援をいただきましたことを心から御礼を申し上げる次第でございます。それが、結果的にその非課税制度が原則的に改定された事情は、先生今申されたとおりでございます。  そこで、現在おま...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵便料金の値上げにつきましては国民生活に与える影響も大きい、また電気通信メディアへの転換、宅配業との厳しい競合もございまして、その点からも慎重にしなければなりません。本当は諸外国の例を見ても郵便事業というのは人力に依存することが非常に大きいのでなかなか...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 全く原田先生おっしゃるとおりでございまして、いろいろ御支援をいただきまして、六十二年度は二億五千万倍の予算をいただいたわけでございます。おかげさまで四月一日からカナダから北米向けの中継放送は一時間から四時間に拡大いたしましたし、アフリカのガボンから新た...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 確かにやはりラジオの時代ではない、テレビの時代だよということでございまして、国際放送もテレビを考えていかなければいけない。前回も先生から御指摘をいただきまして、現在は映像交流懇談会、こういうところでいろいろ何といいますか、研究をしていただいておるところ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 確かに先生おっしゃるように、高度情報社会に向かって郵政省の政策課題は非常に多いわけでございますが、残念ながら六十二年度の予算額はわずかに二百四十五億円でございます。郵貯は百兆を超えておる。簡保も三十二兆円を資金として超えておるわけでございますが、本省の...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今保険局長が答弁いたしましたところで、それぞれ持ち味を出して切磋琢磨して、国民の皆様にできるだけのサービスをしてまいりたいと思います。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま通信政策局長が具体的に申し上げましたような内需拡大策を考えております。  それから、今ちょっと先と言われましたケーブルの地中化ですね。これはやはり私は、日本が社会資本が先進国に比べて劣っているうちの一つの非常に大事な問題ではないかと思いまして...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵貯の非課税問題につきましては、昨年、先生からもいろいろ御指導、御支援をいただきましたことを心から御礼を申し上げます。  この間の経緯につきましては先ほど来申し上げてまいりましたんですが、結果的に申しまして、自主運用とか国債窓販とか限度額の引き上げと...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 実は郵政省ぐらい商売熱心な役所はないなと言ってくださる方がありましてね、大変ありがたいことだと思っておりましたんですが、今青島先生の何ですか、郵便事故の後始末のお話を聞きますと、幾ら商売熱心でやっても役所は役所だなあという感じがいたしておったわけでござ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私は、郵政事業というものは、郵政事業は国民生活に本当に密接不可分に結びついた事業である、電気通信は二十一世紀につないでいく、また二十一世紀に向かって先導的な中核的な役割を果たしていかなければならない、両方とも大事なネットワークに関する事業であろうと思っ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 提案制度は確かに国民のためにもなりますし、また職員にも事業参加意識を高揚して、士気の向上にもつながるわけでございまして、大変これは意義深い施策であると思っております。せっかく出されたものが頭のかたい者だけで判断するのはどうかというお話でございますから、...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 最初に郵便貯金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便貯金の預金者の利益の増進等のため、貯金総額の制限額及び貸付金総額の制限額の引き上げ等を行うとともに、金融自由化に適応した健全な郵...全文を見る
05月22日第108回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) そのとおりでございます。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 衆議院議長のあっせんによりまして税制問題を取り扱う協議機関が設立されることになりまして、そこで、その協議機関では税制改正問題全般について検討をせられるということでございますので、当然この非課税問題も含まれると思うわけでございまして、そこにおきます御審議...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) そこの協議機関でどういうふうに決まるかということは、もちろんその協議機関でお決めになる問題でございます。そしてまあ国権の最高機関である国会、その衆議院において協議機関が設けられて、各党の英知が集められてそこで御検討いただくということでございますので、我...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) それはどういうふうな御論議が進みますか、今のところ我々としては何も申し上げられないわけでございまして、その成り行きを見守らさしていただいておるところでございます。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) もちろん一般論といたしまして、審議未了になれば、これは廃案になるということはもう決まっておるわけでございまして、それはそのとおりでございますが、その協議機関でいろいろ検討され、議論をされましてどのような結論に達するか、それは我々の予測の限りでございませ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今、先生おっしゃいました、詳細はまた事務当局、政府委員から御説明申し上げますが、非課税制度が改定される場合ということでございまして、どういうふうに改定されるかということは何も決まっておるわけでないわけでございます。これが協議機関で御検討される内容だと思...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) そのとおりでございます。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 確かに税制改正の問題というのは、最近における、また今国会における大変大きな問題であろうと思っております。そういう意味で議長のあっせんで協議機関が設けられたわけでございまして、そこで各党の英知が集まられましていろいろ御検討いただいて御審議をされるというふ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 制度というものは、大体小さく産んで大きく育てるというのが原則でございますので、まあこの程度からスタートさしていただきたいと思っております。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私は残念ながらこの間の日曜日見ておりませんので、よく存じません。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 昨日来申し上げておりますように、衆議院に協議機関が設けられて、そこでは税制改革問題全般を御検討、御討議されると承っておりますので、当然この非課税の問題もそこにおいて御審議されるものと考えております。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先ほど来先生方から本当に郵便貯金者のためを考えて将来の郵便貯金のあり方、また特に自主運用についての疑問点、問題点を御指摘をいただき、また御指導をいただいて、また御激励までいただきまして本当にありがたく思っております。  ただいま大木先生の御質問の三点...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 確かに先生仰せのように、そのような御答弁を申し上げた。そして、先生初め委員会の先生には大変な御支援をいただきまして、私も努力をしてまいったわけでございますが、郵便貯金の非課税制度につきまして原則的に改定されることになったわけでございます。これは与党の税...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) いろいろな見方もあろうかと思いますが、先生方の御支援のおかげで、十数年来の念願でありました郵便貯金の限度額は引き上げが認められましたし、また五十六年以降我々が要求しておりました自主運用も認められる。それから、これは二、三年来でございますが、国債窓販もこ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 原田先生、御親切にわざわざ長野県のことまで御言及いただきましたが、私は自由民主党の長野県連会長もただいまいたしておるわけでございまして、さきの統一地方選挙の結果につきましては厳粛に受けとめておるわけでございます。そして税制改正につきましては、今後衆議院...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私どもといたしましては、公的証明でもって本人確認をし、名寄せをいたしまして、我々は限度額をきちんと管理することに努めてまいったわけでございます。  先ほど申しましたように、私が決断をしたというのは、国民から非常に御要望の強い所得税減税をするためにこれ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今中村局長が御答弁申し上げましたように、貯蓄の重要性は何もお年寄りだけではない、私も全くそのとおりだと思っております。きょうずっとお話を伺っておりますと、先生方は非常に小口の預金者のことをお考えいただいておる。私も全くその意味では同じ考えでございまして...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 国債窓販が実現されました暁は、私もぜひ郵便局で購入いたしたいと考えております。原田先生も郵便局で購入しようと、してやろうというお話でございまして、まことにありがたいお言葉だと思っておりますが、どうぞ逓信委員の先生もよろしく御利用のほどをお願い申し上げま...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま先生から御指摘がありました件でございますが、今後とも先生御指摘の積立額、貸付額の引き上げを含め、引き続き利用の実態や利用者のニーズに配意をしながら幅広く制度の改善に努めてまいりたいと存じております。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今税制改正、所得税の税制改正でございますから、税制改正につきましては、今衆議院に設置されます協議機関で検討をされるということになっております。そういうことでございまして、その結果を、成り行きを今見守っておるところでございます。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 結局また同じことを申し上げて恐縮でございますが、衆議院に設置される協議機関で今後御検討をいただくということでございますので、その御審議の成り行きを見守らせていただきたいと思っております。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 国債の窓販というのは、もう局長がたびたび申し上げておりますように、預金者の金融資産形成の選択の幅を広げるという意味で、数年来郵政省の重要施策として要求しておった問題でございますので、一日も早くこれを実施させていただきたい。ただ、税制に関しましては、売上...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 去年の選挙の公約のお話が出たわけでございますが、確かに今言われましたように、私はいわゆる大型間接税の導入に反対する、それから少額貯蓄優遇制度を維持すると、このように申しております。大型間接税につきまして、私はいわゆる大型間接税と申しておりまして、当時私...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 厳密に申し上げますと、私は少額貯蓄優遇制度と申しております。その中には確かに税制も入りますが、税制だけではないわけでございます。それから郵貯の非課税制度の問題につきましては、先生方の御支援と指導をいただきながら、私もこの制度の存続に努力をしてまいりまし...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私はよく事実関係を存じませんけれども、今後とも御要望のありました皆様に対しまして資料はちゃんと配付してまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私はいろんな事実は知りませんけれども、そのような考えは毛頭持っておりません。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私は先生方の御指導と御支援のもとに郵便貯金の非課税制度存続のために努力をしてまいりましたが、先ほど申し上げました経緯で最終的な決断をいたしたわけであります。  総理は非常に穏やかな人で、余り人をどなるということはいたしませんので、私もどなられたといっ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先生おっしゃるように、長寿社会を迎えて大事なのは、公助とお互いが助け合う互助、一番やっぱり中心になるのは自助であるということでございますから、そういう意味で急速に高齢化が進展していく中で、豊かな長寿社会の建設はやっぱり国政の重要問題の一つでございます。...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 慎重な御審議をいただきまして、ただいま郵便貯金法の一部を改正する法律案を御可決いただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  この委員会の御審議を通じて承りました御意見につきましては、今後為替貯金事業を運営していく上で十分生かしてまいりたいと存...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 最初に、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律及び簡易保険郵便年金福祉事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近の我が国の経済情勢の動向にかんがみまして、簡易生命保険...全文を見る
05月25日第108回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○唐沢国務大臣 郵便法及びお年玉等付郵便葉書及び寄附金付郵便葉書等の発売並びに寄附金の処理に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主な内容を御説明申し上げます。  この法律案は、郵便事業の現状等にかんがみ、利用者に対するサービスの向上等を図るため、第一種...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵政事業は非常に人力依存度の高い事業でございまして、何よりも正しい、安定した労使関係が大事であろうと思っております。最近は組合の皆さんもいろいろ理解をしていただきまして、深夜勤や鉄道郵便局の廃止についても円滑に実施ができました。実はいわゆる民間版の行革白書によりま...全文を見る
○唐沢国務大臣 料金値上げをしたときは一番経営は楽なわけですが、年々利益が減ってくるわけでございます。六十一年度は、先ほども政府委員が御説明申し上げましたように、おかげさまで赤字の見込みが黒字を計上できるという見通しになったわけでございます。  ところで、では今後はということで...全文を見る
○唐沢国務大臣 東京中央郵便局の休養施設の問題につきましては、詳細は政府委員が御答弁したとおりでございますが、やはり職員の安全衛生、健康管理というのは大変重要でございますから、今後とも法令の趣旨に十分沿うよう指導をいたします。
05月25日第108回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) ちょっと先に……。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先ほど総理府からお話がありましたように、昨年六月ですか、長寿社会対策大綱ですか、これを決めまして、これが基本的な方針を決めて各省で今努力しておりますが、実を申しますと、長寿社会になりますと、今先生言われました公助ですね、これで十分なことがなかなか期待は...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 正確なことは申し上げられないんですが、これから長寿社会になる、六十五歳以上の者が占める割合が昭和七十五年になると一五%を超える、昭和九十年だと二割を超える、こういう見通してございますから、こういうお年寄りに対する労働生産人口というものが相対的に減るわけ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 大変基本的な、重要なことについて小川先生からお話があったわけで すが、私も大体小川先生と同じような考えを持つのでございますが、初めはたしか高齢化社会と、こう言っておりましたね。これが問題だ、問題だと言っておりました。我々はそうではなくて、これからは非...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) それは委員長に伺った方がいいかと思いますが、最低生活なら私はできると思います。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 大木先生御指摘のとおり、高齢化の進展によりまして、個人年金の役割は非常に増大をいたしておるわけでございます。  我々は二万三千の郵便局を通じて、あまねくこれが提供されますということで、郵便年金の使命は大きいと同時に思っておるわけでございます。ただ残念...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先生のおっしゃることは私も日常感じておるわけでございますが、やっぱり国際化時代でだんだん国境というものがなくなり、また自由化でいろいろな垣根もなくなっている現在でございます。そして情報化時代ということで、ニーズも非常に多様化をいたしておりますので、それ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま局長が御答弁申し上げましたように、現在では資金運用部資金法によりまして、この余裕金もほかの特別会計の余裕金同様、資金運用部に預託する以外に運用できないわけでございますが、資金の性質上、発生と同時に積立金と同様に運用すべきものと考えております。そ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今の御意見は一つの御意見としてわかるわけでございますが、やはり簡保の資金というものは国の運用する資金であるし、また全国の加入者から集められた共同準備財産ですから、まずは安全確実に運用する。しかし、やはり同時にできるだけ有利、高利に運用して、その果実を加...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今の点は委員会で初めて伺いまして詳細よくわかりませんけれども、このような措置をとった理由は、今簡易保険局長が申したとおりでございまして、利率の改定ですか、これは結局、上げる方だけでもこれは慎重にした方がよかったというような御意見だろうと思いますが、これ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 我々も今までも先生のおっしゃるように加入者の皆様の利益というものをまず第一に考えておったわけでございますが、やはりだんだん時代が変わってまいりますと、いろいろ制度も変わってまいると思いますが、その際には加入者の皆様の御意見をよく聞いて慎重に検討してまい...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) きょうはずっと先生方に金銭給付について評価をしていただいて、大変ありがたく思っております。今、福祉、もろもろの福祉サービスとか、あるいは介護員の派遣等ですか、いろいろ現物給付も考えるべきではないかというお話でございましたが、これは局長が御答弁申し上げま...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先ほども御意見がございましたが、やっぱり長寿社会に向かって保険、年金というものはますます重要になるわけでございます。国際化、自由化、情報化の時代でございますから、やはり制度もその都度変わると思いますけれども、その際には十分加入者の皆様の御意見を伺って慎...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) この間も役所の、郵政省の文書についていろいろ御指摘をいただいてありがたく思っております。  最近、郵便局も非常に愛想がよくなったと、最近——前もよかったのかもしれません、最近特によくなったらしいのでございますが、ただ、残念ながら文書には、先生御指摘の...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 最初に、電気通信事業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における国際電気通信役務の需要の多様化等にかんがみ、本邦外の場所との間の通信を行うための電気通信設備を他人の通信の用に供す...全文を見る
05月26日第108回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 第二KDD問題の経緯はただいま電気通信局長が御答弁申し上げたとおりでございますが、電気通信改革をやりまして、おかげさまで今まではNTTにしても新規参入にしても非常に順調にまいりまして、今度このような国際電気通信の分野で新規参入が行われようとしておりまし...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先ほど奥山局長が御答弁申し上げましたように、今の国際電気通信事業の規模ですか、あるいは外国の例等も勘案いたしまして、大多数の方が一社が適当だろうと考えていらっしゃる。そういう関係で、二つのグループの発起人の方が渡辺経団連の情報通信委員長にその調整を依頼...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 及川先生御専門の分野でございますが、大体先生の御意見が何と申しますか、国民の大多数の抱いている意見ではないかと私は思っております。  基本的なスタンスをお尋ねでございますので、我々は、大きな人口を抱え資源の乏しい国であって、自由貿易が国の存立の基本で...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 御専門の及川先生から、国際電気通信の基本に関する重要な問題をまとめて今御質問というより御意見があったわけでございますが、私も本当に先生のおっしゃるとおりだと思っております。  まず、通信の秘密という問題でございますが、やはりこれは高度情報社会を担う電...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ございません。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 国際電気通信、またケーブル問題についていろいろ先生から御指摘をいただきまして、我々にとって一番頭の痛いのは、電気通信関係の見通しを聞かれるということは非常にお答えするのに困るんですがね。例えば、去年佐藤前大臣がこのくらいのポータブルのショルダーホンを持...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま奥山局長がお答えしたのと同じようなあれでございますが、確かに国際化、自由化が著しく進展をいたしておりまして、一日二十四時間のうちに世界のどこかで替為市場、いろいろ金融市場が開かれておるわけでございまして、国際通信、特に国際的なデータ通信に対する...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 国際放送の問題は郵政省の重要施策の一つでございまして、ただいま原田先生おっしゃるとおりでございます。国際放送、一つは海外で活躍する在留邦人に我が国のニュースを早くお伝えするということ、一つは今貿易摩擦とかいろいろ騒がれておりますが、ややもすると外国の人...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 詳細の数字につきましては事務局から御説明いたしますが、郵政省は従来から厳しい財政事情のもとではありますが、大事な電気通信行政の充実には必要な予算の確保を図ってきたわけでございますが、来年度以降も要員事情、予算事情も引き続き厳しいものがあると見込まれます...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) パーソナル無線につきまして免許の有効期間を延長いたしましたのは、ただいま奥山局長が申し上げましたように、その公平かつ能率的な利用がかなりの程度で達成されておること、周波数の割り当てが国際的に決定される周波数の分配による影響をほとんど受けないということ、...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) プライバシーの保護のあり方につきましては、OECD理事会の勧告や総務庁に設けられましたプライバシー保護研究会報告等において指摘されているように重要な問題でございます。これは今先生言われたとおりでありますが、しかし、プライバシー保護のあり方は、同時に表現...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 以前のことでよく記憶しておりませんが、事実でないと思います。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先生方御苦労して実現をいたしました電気通信改革、これは世界の注目の的になっております。その目的は、できるだけ安い料金で、しかもできるだけよいサービスを国民に提供することでございます。したがいまして、NTTにおきましても、利用者から見て、民営化して本当に...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 政府が売却することのできるNTT株の三分の二でございますか、これにつきましては、今は国債整理基金特別会計法によりまして国債の償還に充てるように定められておることは先生よく御存じのとおりでございますが、仮にNTTの売却益が国債償還以外の目的に使われる場合...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) その点につきましては関係省庁と十分連絡をとって、懸念されるようなことのないようにさしていただきたいと思います。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 大木先生から五十九年十二月当時の委員会の答弁と、今回の電気通信事業法の改正につきまして御指摘をいただいたところでございますが、この点について、まずお答えを申し上げます。  現行の電気通信事業法も将来における国際VAN導入の可能性を踏まえて立案したもの...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 慎重な御審議をいただきまして、ただいま電気通信事業法の一部を改正する法律案を御可決いただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  本委員会の御審議を通じて承りました御意見につきましては、今後電気通信行政を運営していく上で十分生かしてまいりたいと...全文を見る
07月03日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま御決議のありました簡易生命保険積立金の過大貸し付けの再発防止につきましては、既に所要の措置を講じておりますが、御決議の趣旨に沿って今後一層努力してまいりたいと存じます。
07月14日第109回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○唐沢国務大臣 先回の国会で国債も郵便局で販売することができることになりましたが、郵便局で販売する国債が特別マル優の適用の対象とされておりませんのは、昭和六十二年度の税制改正の一環として特別マル優の廃止が政府の方針として決定されたためでございます。  なお、税制問題につきまして...全文を見る
07月15日第109回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○唐沢国務大臣 郵便貯金の限度額は、さきの百八国会で三百万から五百万に引き上げていただきましたが、その実施日は、税制改正の施行日に合わせて「政令で定める日」となっておるわけでございます。これは、もう先生御高承のように、郵便貯金の預入限度額と民間金融機関の非課税限度額は同額でバラン...全文を見る
07月17日第109回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○唐沢国務大臣 情報化時代に郵政省関係の政策経費が減っておるのは遺憾であるというお話でございましたが、私も先生おっしゃるように、高度情報社会になりますと電気通信の果たす役割は非常に大きいと思うのです。  せっかく御質問をいただきましたのでこの機に申し上げますと、問題点は二点ある...全文を見る
○唐沢国務大臣 ビデオテックスの無料配付の問題でございますが、我が国の電気通信の発達、また情報化の進展はよその国に比べて大変スムーズでございますが、その中で比較的歩みののろいのがビデオテックスであったわけでございます。かつてフランスがビデオテックスを無料配付してこれが普及に非常に...全文を見る
07月24日第109回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) お尋ねの点訳絵本の件でございますが、経緯を申し上げますと、盲人用の点字につきましては三十六年の郵便法の改正で無料化が決まりました。そのときは点訳絵本というのはなかった。その後出てまいりまして、普及したのは最近でございます。したがいまして、厳密に申します...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) きょうのあしたというわけにはまいりませんが、いいことは早くやれというお話でありますし、総理から言われる前にやった方がいいと思いますので、来週の月曜日、二十七日から実施いたしたいと考えます。
07月27日第109回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○唐沢国務大臣 読んでおります。
○唐沢国務大臣 本日は決算委員の先生方にこのお暑いところ郵政行政についていろいろな御指導、御高見をいただけることになりまして、大変ありがたいことだと思っております。  ただいま岡島先生から電気通信また放送についての基本的な問題について御質問がありました。また、郵政事業につきまし...全文を見る
○唐沢国務大臣 先ほど先生が言われました郵政三事業の決算、おかげさまで二年続きで黒字の決算をさせていただきまして、大変ありがたいことだと思っております。まだまだ至りませんけれども、郵政職員も一生懸命努力はいたしております。  私は、日本の郵政事業を考えるときに忘れてはいけないの...全文を見る
○唐沢国務大臣 今小川先生が言われましたように、さきの国会で郵便貯金の自主運用をお認めいただき、また郵便局におきます国債の窓販をお認めいただきまして、それぞれの法改正ができまして心から感謝申し上げております。  しかし、今先生おっしゃいましたように、この法律をつくりましたときは...全文を見る
○唐沢国務大臣 先ほど申しましたようなわけで税制改正につきましては税制改革協議会において検討がされて、去る二十四日にその協議の状況について原衆議院議長に報告がなされたところでございます。今後この報告において示されました種々の見解に十分配慮をしつつ政府内において税制改正法案の取りま...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵便局の国債窓販また自主運用と税制改革との関係からいろいろ郵政事業について御心配をいただきまして、本当にありがたいことだと思っております。  しかし、十月一日までと申しますと、余り長くはございませんが、まだ二カ月以上あるわけでございまして、その間に税制改正の協議...全文を見る
○唐沢国務大臣 私は、貯蓄が非常に大切であるというのは全く小川先生のおっしゃるとおりだと思います。とかく金融自由化になりますと大口の預金、貯蓄が大事にされて、小口の預貯金がそういう意味で大口に比べて不利な扱いを受けてはならないと私は常々思っておりますので、過日の公定歩合の引き下げ...全文を見る
○唐沢国務大臣 限度管理につきましては、本人確認、名寄せ両面につきまして今後も一層徹底していかなければならないと考えております。  それから先ほど申しましたように、小口貯蓄というものが特に高齢化社会を迎えて大事であるということにつきましては、私も全く先生と同じ意見でございますが...全文を見る
○唐沢国務大臣 いろいろNTTの経営につきまして渡部先生から御指摘があったわけでございますが、六十年に民営に移行してから、事業部制をとったりまた企業意識を徹底するなどして、NTTもそれ相応の努力はしてきたと思っております。  ところで、我々郵政省といたしましては、せっかく自由化...全文を見る
○唐沢国務大臣 毎年、会計検査院から不名誉な不正行為を御指摘をいただいて、申しわけなく思っております。  また、先生には再々この問題を取り上げられまして、いろいろ御指導をいただきまして、恐縮に思っております。  実は私、この前の国会で、ある委員会で、郵政省の一番大事な財産は何...全文を見る
○唐沢国務大臣 国民にもっと政治を知ってもらう、関心を持ってもらうために、もっと国会からの中継ですか、ふやしたらどうだろうか、また、決算委員会もプロ野球並みにその中継をしたらどうかというお話でございました。  確かに、けさほどから伺っておりまして、諸先生方の御高見もぜひ国民の皆...全文を見る
○唐沢国務大臣 高度情報社会に向かいまして、国民にぜひ政治を知ってもらい、関心を持ってもらいたい、そのためにはやはりテレビを通じて国民に関心を持ってもらうことが非常に重要であろうという先生のお話でございます。私もそのとおりだと思います。  先ほどプロ野球のことを言われましたけれ...全文を見る
○唐沢国務大臣 今電話の重要性について小川先生からお話がありましたが、電気通信が非常に発達すると、特にここで二つのものが問題になる。一つは、通信方式の標準化である、もう一つは、やはり秘密の保持、プライバシーの保護であるということは、私ども十分に認識をいたしております。
○唐沢国務大臣 四けた、万けたとおっしゃいますが、私は四けたの松本市の出身でございますから、先生のおっしゃること、何かわかるような気がいたします。ただ、NTTは民営化をいたしまして郵政省はできるだけ口を出さないようにということでございますので、NTTの方でしっかりやっていただいて...全文を見る
○唐沢国務大臣 残念ながら見ておりません。
○唐沢国務大臣 ちょっとお答えになるかどうかわかりませんが、先生今御指摘の不要電波の問題は非常に新しい問題であり、まだわからないところもございますが、社会的な重要な問題であると考えております。我々としては、こういう不要電波障害を引き起こす電波の対策について今鋭意取り組んでおるとこ...全文を見る
○唐沢国務大臣 まず、先生おっしゃいますように懇談会は、何と申しますか、自主規制を望ましいと考えておりますが、同時に協議会などの開催の必要性も提唱いたしておるわけでございまして、郵政省といたしましては、他省庁との調整を図りながら一句と申しましても電波を規律する主管庁でありますので...全文を見る
○唐沢国務大臣 昨年、政府原案の作成のときに最終的に非課税制度は改正されることになりました。  それは、一つには先生方の御努力で、例外とされるもの、非課税を残すものですね、お年寄りが初め七十歳というような話でありましたが六十五歳になる、また初めは母子家庭だけというお話だったけれ...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵便貯金、またマル優の非課税制度、この問題につきましてはけさほどから諸先生からいろいろ御質問をいただいて、こちらの考えも申し上げてきたわけでございます。  たしか今月の二十四日に一応の報告が議長さんにはなされておるわけでございますが、皆様の御意見が一致を見られた...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま郵政省の浜松町の用地の処分に絡みまして、先生から国有地についての御高見をいろいろ拝聴いたしました。特に土地問題は現下の地価の状況から重要な政策課題となっております。郵政省の用地の処分につきましては、これまで公正に実施してまいったと考えております。  なお...全文を見る
○唐沢国務大臣 非課税の問題につきましては、先生方初め各方面の御支援をいただいて、当初存続のために努力をしてまいりましたが、結果的に政府原案作成のときに非課税制度は改定されるということになったわけでございます。  その理由につきましては、先ほども申し上げたわけでございますが、先...全文を見る
○唐沢国務大臣 重ねてのお尋ねでございますが、現在税制改革協議会で御審議をいただいておりますので、こういうときに政府の一員がとやかく申し上げることは大変私は僭越であろうと思っておりまして、今その成り行きを見守らせていただいておるところでございます。
○唐沢国務大臣 私が昨年政府原案作成のときに非課税を原則的に改定するということに賛成いたしましたのは、今先生おっしゃいましたように、非課税の残る範囲が広がったということと、もう一つは大幅な所得税の減税をするためにやむを得ない、このように考えたわけでございます。  今後とも私は、...全文を見る
○唐沢国務大臣 先ほどから先生が言っていらっしゃるのは、少額貯蓄の重要性、国家にとっても、また高齢化社会を迎えて国民にとって大事であるというお話で、私はそれは基本的に全く同じ考えを持っております。  したがいまして、過日、公定歩合の引き下げがありましたときに、同じように郵便貯金...全文を見る
○唐沢国務大臣 先生方のおかげで、ことしから郵便貯金資金の自主運用をお認めをいただきまして、これを今中村局長が申しましたように、お預かりする方も金融自由化ですから、金利も市場金利に連動するようなものもつくっていかなければいかぬ。そうすると、お預かりする方じゃなくて運用する方もやは...全文を見る
○唐沢国務大臣 今先生御質問されていた問題、細かい点は私もよくわからないわけでございますが、NHKは公共放送として非常な使命、重要性を持っておるわけであります。  それで、先生のおっしゃらんとすることは、放送行政についてもう少し監督を強化したらどうかということではないかと思うの...全文を見る
○唐沢国務大臣 先生からはいろいろな点を御指摘いただきまして、また郵政事業につきましても、今後ともできるだけ経営の効率化を図ってまいりたいと思っております。  ただ、保守会社の件につきましては、これはやはりなかなか専門的なものでございますので、こういう専用の機器につきましては、...全文を見る
○唐沢国務大臣 六十年の四月から自由化が電気通信の分野でも導入されたわけでございます。その結果、第一種だけで十九社が参入いたしてまいりまして、六社がサービスを開始している。この秋には、さらに電話、ページング等の各分野でも新規参入事業者によるサービスが開始されるわけでございます。そ...全文を見る
○唐沢国務大臣 NTTが民営化されまして事業部制をとり企業意識を徹底してこられまして、その結果私の耳に入るのも、NTTが昔の電電公社よりもサービスが大変よくなったということは聞いておるわけであります。  また、NTTの専用線のサービスもそういうことで八月一日から一割引き下げると...全文を見る
○唐沢国務大臣 今先生のお挙げになりました、いろいろ新聞でにぎやかに出ておりますが、私どもはNTTがいろいろ料金の原価計算をしたり収支構造を研究しているという話は聞いておりますが、具体的な話は全然聞いておりません。  繰り返しますが、電気通信改革の大きな目的は、よりよきサービス...全文を見る
08月21日第109回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま総理の御答弁もございましたが、及川先生から御質問のありました二点についてお答えを申し上げます。  まず、電気通信改革につきましては、日ごろ及川先生にいろいろ御指導を賜りまして、ありがたく思っております。  御質問の第一点、民営化後のNTTの...全文を見る
08月27日第109回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○唐沢国務大臣 ただいま議題となりました日本放送協会昭和五十九年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書の国会提出につきまして、概略御説明申し上げます。  これらの書類は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出するものでありま...全文を見る
○唐沢国務大臣 国民のニーズの多様化、高度化に対応いたしまして、新しい放送の実用化、新技術の研究開発が重要であります。また、我が国の喫緊の課題であります内需拡大のためにも、衛星放送、ハイビジョン等の新しい放送は効果が極めて大きい。  特に、今先生はハイビジョンについての御見解を...全文を見る
○唐沢国務大臣 虎島先生から大変重要な御質問を受けたわけでございますが、ただいまのNHKの答弁のとおりでございまして、御指摘の点につきましてNHKに対しまして事実関係を確認いたしましたところ、報道内容は事実無根であり、NHKから報道元の通信社に対して抗議を行ったということを聞いて...全文を見る
○唐沢国務大臣 衛星放送で独自番組の放送を認めたということは、NHKの路線拡大、民放圧迫という偏った放送界の体制となって、不偏不党を守る体制が崩れるのではないかという御質問でございますが、先生御承知のように、いよいよ放送は衛星放送の時代に入りまして、多種多様な放送需要に対処するた...全文を見る
○唐沢国務大臣 大変抽象論で恐縮でございますが、将来のNHKを考える場合には四つの柱があると思います。  一つは、放送の普及、発達に果たすべき先導的しかも試験的な役割、これが一つ。その次は経営状況、三は国民の放送に対する高度化し、多様化する需要の動向、四番目は民間放送に与える影...全文を見る
○唐沢国務大臣 ハイビジョンを二百台メーカーにお願いしたというのは、カラーテレビも東京オリンピックが非常な契機となりまして、ハイビジョンの普及宣伝をしようと思いましてもやはりその時期が必要なわけで、今六十五年を目指しておるわけですが、その普及促進の大きなエポックというのがソウルの...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵政事業は古くて新しいネットワークでございまして、時代とともに変遷をしてまいりましたが、現在は特に転換期を迎えております。先生方のお力によりまして郵便貯金資金の自主運用も認めていただいたわけであります。  また、電気通信は二十一世紀の高度情報社会を構築する上で先...全文を見る
09月04日第109回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵便貯金の限度額管理についてお答えを申し上げます。  郵政省といたしましては、従来から郵便貯金の限度額管理について努力してまいりましたが、特に、昨年一月以降、預け入れのときの公的書類による本人確認を一層厳格にいたしましたし、さらに、コンピューターによ...全文を見る
09月16日第109回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○唐沢国務大臣 今、田並先生から郵政事業のあり方についていろいろ心配をされて御質問をいただきましたが、早速、記事が出ましたときに山下総務庁長官に廃止とあるがと言いましたら、そんなことは言っておらない、おれは絶対そういうことは考えていないし、役所に帰ったら徹底するということを言って...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵政職員はまず第一に国家公務員でございます。それで、国民の皆様にできるだけのサービスをしなければいけない。それから、事業をいたしておりますから、激しい競争場裏また厳しい環境に置かれております。その上に、郵政事業は非常にマンパワーに依存する事業でございますので、いか...全文を見る
○唐沢国務大臣 ただいま奥山局長が御答弁したとおりでございまして、これは少し先を見なければなりませんけれども、我々はできるだけ安い、できるだけよいサービスをということを念願いたしまして御承知のような電気通信改革をいたしたわけでございます。そういう意味で、私は、目的は達成されつつあ...全文を見る
○唐沢国務大臣 おかげさまで九月四日から新電電の電話サービスが開始されまして、約二〇%今までより安い料金で国民の皆様に電話サービスを提供させていただいております。その結果、今先生言われましたようにNTTさんも大分危機感を持っておられるようでございますが、しかし、NTTは公社時代か...全文を見る
○唐沢国務大臣 郵政事業も非常な転換期に来ておりまして、先生方の御支援をいただいて、ことしの六月から郵便貯金資金の自主運用も開始することができたわけでございます。また一方、電気通信行政というのは、高度情報社会を迎えます上で大変先端的な役割を果たす行政でございます。データ通信とかC...全文を見る
○唐沢国務大臣 電気通信につきましては、やはり基礎技術の研究というものは非常に重要でございますので、我々もATRについてできるだけの御支援をさせていただきたいと考えております。  それから、先生も御存じのように、ことしの総理の施政方針演説にありまして、諸外国から来る人が関西の非...全文を見る
○唐沢国務大臣 確かに、今言われましたように放送法は昭和二十五年にできました。それから何年置きかに改正をしてきた。のりとはさみで改正してきたようなものでございますが、今もちょっとお話がありましたが、このような時代に今の放送法でいいかどうかという問題はあろうかと思います。そういうこ...全文を見る
○唐沢国務大臣 昭和二十五年にできました放送法は、先生方にいろいろ御研究をいただいて逐次改正をしてきたわけですけれども、先ほど申し上げましたように、国際放送の時代になる、衛星放送の時代になる、第三のテレビと言われるハイビジョンも出てくるということで、ここでやはり全面的に見直しと申...全文を見る
09月17日第109回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま一年二カ月たったのでその感想と、いよいよ来年に対する取り組みについてのお尋ねをいただきまして、まず第一に、私は、大変浅学非才、不明不敏でございますが、及川先生初め参議院の逓信委員の先生に非常に御懇篤なる御指導をいただきましたことを大変に感謝を申...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私は、最初に申しましたように浅学非才、不明不敏でございまして、反省することはかり多いわけでございますが、おかげさまで先生方の御指導、御支援によりまして、電気通信の改革もまあまあ順調に来ているのではないか。また、郵便事業も三事業とも二年にわたりまして黒字...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 何社体制になるかということはなかなか申し上げにくいわけでございますが、国際化時代の我々の電気通信の政策というものは簡素、透明、内外無差別ということをもう以前から宣明しておるわけでございます。したがいまして、現在申請が出ておらない段階で許可の見通しについ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) まず電気通信についてでございますが、確かに公正かつ有効な市場の形成というものも大変必要だと思いますが、やはり私は最初申しましたように、電気通信分野におきまして国際化、自由化には前から積極的に対処はしてまいりたいと考えております。しかし、先ほど申しました...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 第二KDDの問題は、先ほど奥山局長が御説明申し上げました。また先生の方がよく御承知のとおりでございますが、これは民間で話し合いが進められてまいりましたものでございまして、郵政省が積極的にいろいろこれに関与する問題ではないわけでございます。ただ、我が国の...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 電電改革後、NTTも事業部制を採用されましたり、企業意識を徹底されて順調に来ておられるんじゃないかと思っております。さらに基幹的な電気通信事業者でございますから、今後とも合理化努力はしていただかなければならないわけでございますが、今後電話収入にすべて依...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 我々は情報通信の基盤整備ということに全力を注いでおるわけでございます。これは一つは、国土の均衡ある発展のために必要である。情報格差のために、さらに中央と地方の格差がつくということは、これは世界じゅうの問題になっている。そういう意味で、テレトピアに外国の...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先生おっしゃるように、私は許可、認可というのはできるだけ少ない方がいいと思うのです。昔、お役所というと、判こを押すところという感じがありましたし、許認可行政が大きな行政の一つの要素でございましたが、行政改革によりまして、その点大分是正されてまいりました...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今先生言われましたように、以前は電電公社でございましたが、今民営化されまして、いろいろ私のところへ伝わってくるのは、民営化されてサービスがよくなったというお話はあるわけでございます。まあ今後も、何と申しましても、民営化されても基幹的な我が国の電気通信事...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 外資の規制、三分の一ということになっておりますが、この制限は、資本構成の面で外資による経営の重大な影響を防止するために設けられたものでございまして、これだけで国益が担保されるとは考えておりません。  また、この法律では、国民利用者の利益保護という観点...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) この問題につきましては先ほどもお答えしたわけでございますが、電気通信分野におきましては国際化、自由化には前向きで対処してまいりたい。しかし、個別的な事案につきましては、電気通信事業法にのっとりまして公平、透明かつ迅速に対処してまいりたい、このように考え...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今経理部長がお答えしたとおりでございますが、郵政三事業というのはなかなか難しくて、厳しい条件のもとに置かれておると思います。全国あまねく平等なサービスをしなければならないという公共性もございますし、しかし、何と申しましても事業でございますから、そこに企...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今、収入の予測についての見込み違いについては、NTTと奥山局長からお話しのあったとおりでございますが、今までは独占でやっていた、そこへ新規参入してこられるということになると、それは大変だと思うのは当たり前じゃないかと思うんです。別に故意にハッパをかけた...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今我が国のみならず世界で一番問題になっているのは国土の均衡ある発展、特に高度情報社会になりますと、情報格差によるまた中央と地方の格差がつくんではないかということで、各国とも是正といいますか、均衡を図ることに非常に力を注いでおります。  そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) いや、それは長野県の一部なんですよ。私の方まで来ないんです。一〇山中郁子君 ああそうですか、松本がないわけですね。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ないんですよ。  そういうことで、サービス地域の拡大ということは、今奥山さん言いましたように、不採算地域とかなんとか言われると問題があるんで、私はやっぱりそれなりのメリットがあると思うんですね。会社側のそういうメリットと国民の要望がマッチして、そうい...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま白井人事部長が御答弁申し上げたとおりでございますが、郵政互助会の出資会社である弘信商事の不良融資につきましては再々御指摘をいただいておりますが、本当に遺憾に存じております。今も答弁にありましたように、郵政省といたしましては、同会の退職給付事業の...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 私も何とお答えしていいか非常に困るわけでございますが、例えば日本が夜ならどっか外国が昼間なわけですね。そこで、例えばデビスカップのテニスの試合とか、あるいは全米オープンのゴルフの試合とか、これを生中継で見られるということは大変幸せなことだとも思うんです...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 残念ながら存じません。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今マル優制度のお話がございましたけれども、原則的にマル優制度が廃止、マル優制度が改定されるということになるわけでございますが、皆様のおかげで、本当に特に非課税の必要な方には私は存続はできたと思っておるわけでございます。  それから、この問題を通してや...全文を見る
09月22日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 今申されましたように、放送法第一条にも規定してございますごとく、「放送の不偏不党」というのは最も大事な原則だと考えております。
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 放送につきましてはおっしゃるとおりだとは思いますが、民放の事業運営ですね、これは民放の言論、報道機関としての自主性を最大限に尊重してまいらなければなりませんので、こういう事業経営については民放経営者の自由に任されておる。そういう意味で、現行法でも一般放...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 放送につきましては不偏不党ということを申しておるわけでございますが、一方、憲法二十一条、放送法第三条初めいろいろな法律に決めてありますように、やっぱり言論の自由ですね、放送の自由、こういうものは非常に重要なわけでございます。したがいまして、郵政大臣とい...全文を見る
10月27日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○国務大臣(唐沢俊二郎君) 菅野先生には、前決算委員長として、まず当委員会でいろいろ御指導いただきましたことに心から御礼を申し上げます。  聴力障害者のためのいろいろな施策についてのお話でございましたが、もう百も御承知のことだと思いますが、一応郵政省の立場を言わせていただきます...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 菅野先生から郵政事業につきましていろいろ御質問、御意見をいただきました。  実は郵政の三事業というのはなかなか難しいわけでございまして、辺地、離島あまねく等しいサービスを提供しなければいけないという公共性もありますし、そうかといって独立採算制でござい...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) ただいま松野部長も御答弁いたしましたが、我が国の電気通信改革というものは六十年に行われまして、イギリスよりは一年遅かったわけでございますが、その後の経過が第一種電気通信事業者だけで二十六社ですか、第二種に至っては四百社以上参入をしているということで、自...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 先ほど守住先生が松前先生の名前を出されましたが、松前先生、八木先生初め逓信、郵政省の先輩の御努力のおかげで、今や我が国の電気通信は技術の面でも自由化の面でも世界のトップランナーになったわけでございます。そのような情勢におきまして何が一番重要かといいます...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 郵政の大先輩の守住先生からいろいろ御指導をいただき、将来の指針を示していただきまして大変ありがとうございます。  私は、諸外国から通信大臣がお見えになりますと、日本の電気通信の改革の現状やなんかをお話しすると同時に、郵政省の一階にあります少なくとも二...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) いろいろ峯山先生から貴重な御意見を拝聴させていただきましたんですが、電報の問題ですね、大分努力をされて赤字も年々減ってきたと。慶弔電報がふえた、それはそれなりに意味があると。それじゃ、あと一般電報はどうかというと、大分その使途も一定の方にだんだん限られ...全文を見る
○国務大臣(唐沢俊二郎君) 此花郵便局のことは今ここで先生から伺ったわけでありますが、私は参議院の逓信委員会である先生から御質問をいただきまして、郵政省の最大の財産は何かという御質問をいただいたんです。預金も百兆を超えておりますし、保険資金も三十兆を超えているから、これかなと思っ...全文を見る