刈田貞子

かりたていこ



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刈田貞子の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第101回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○刈田貞子君 農林水産省にお尋ねをいたしますが、その前に新農林大臣がことしの年頭会合で、農産物の需給の不均衡、労働力の高齢化、行政改革の要請、諸外国からの市場開放要求など、農業は厳しい状況下に置かれているが、あくまでも日本の農業を守る立場を堅持し、適切に対処していきたいと、このよ...全文を見る
○刈田貞子君 いまのお答えで作況指数九六、やや不良、四年連続不作ということでございますけれども、かつて三年連続不作のときに異常だということが言われましたけれども、この四年連続不作という事態についてどんなふうな把握をしていらっしゃるのか、いまその不作の原因についてあらあらおっしゃい...全文を見る
○刈田貞子君 私ども農業の問題にいささかかかわる立場の者としては、いまのお答えのかなりのウエートを、気象条件の理由というふうに位置づけてこの不作をおっしゃっておるようでございますけれども、私どもが考えますのに、その不作の根底には、異常気象の問題だけではなく、かなり、農業の技術低下...全文を見る
○刈田貞子君 いまのお答えの中にありました技術的な問題あるいは農業の構造的な問題、こういうふうな原因を踏まえて、将来の稲作づくりにどんな基本的な方針を持っておられるか、大臣お新しくなられましたので、大臣からひとつ御所見をお伺いしたいと思います。
○刈田貞子君 大いに期待をいたしておりますのでよろしくお願いいたします。  ところで、ことしの米の需給計画がどうなっているのか、これについてお伺いいたします。
○刈田貞子君 その五十九米穀年度需給見通しを私も手元に資料としていただいたのですけれども、まずその一点は、五十八年十月末持ち越し十万トン、このことですけれども、この五十八年十月末に十万トン持ち越したというこの米は、五十七年産米の米でしょうか。
○刈田貞子君 それでは、その他というところの十ないし十五万トンの分でございますけれども、これは超古米に当たる五十三年産米を充てるということでしょうか。
○刈田貞子君 それから、五十八年産米生産量を一千三十七万トンと踏んでおられますけれども、この中に私かねがね昨年秋あたりから、昨年の端境期の状況をいろいろ耳にいたしておるわけでございますが、端境期にかなり厳しい状況があったために早食いがあったというようなことを耳にいたしておるわけで...全文を見る
○刈田貞子君 そういたしますと、私素人の計算なんですけれども、供給量の一千六十というのの数合わせをするためには、その二十七、二十を千三十七から引いておかなくてよろしいのでしょうか。
○刈田貞子君 数字合わせのようなことをお伺いして大変恐縮なんですけれども、こういう需給計画を細かくお伺いする理由は、昨年の需給状況ということをどんなふうに認識しておられるかという問題にもかかってくるわけでございます。  私どもは、昨年九月、大消費地の米の卸売業者の倉庫はほとんど...全文を見る
○刈田貞子君 それで、私が先ほどの数字合わせを素人ながら一生懸命しながら考えてみたのは、ことしの端境期にこんな事態が起きては大変だというふうに思ったからでございますけれども、その点もう一度確認さしてください。
○刈田貞子君 五年目の気象異常があるというふうに考えたくはございませんけれども、もし五年目の気象異常にかかったようなときに一番功を奏するのがこの超古米、五十三年産米だというふうに私思いますけれども、この五十三年産米はいまどのぐらいあって、その中で主食として本当に使えるもの、これが...全文を見る
○刈田貞子君 本年五十九年度から米作の第三期対策が始まるわけでございますけれども、その三期対策がスタートするに当たって、片やいま幾つかのお答えがありましたように、米の不足の状況もいささか要因としてあるという状況の中で、この三期対策の減反政策、これをそのままお進めになるのかどうなの...全文を見る
○刈田貞子君 主食用一千四十万トン、それから積み増し量四十五万トン、合わせて一千八十五万トンという数字でございますけれども、この単収を幾らに計算していらっしゃいますか。
○刈田貞子君 五十五年が四百十二、五十六年四百五十二、五十七年が四百五十八、五十八年私は四百五十九というふうに調べておりますけれども、この単収から見て四百八十一というのは甘い読みではないでしょうか。
○刈田貞子君 それから、四十五万トンの積み増し量、この実現の可能性、この辺のところの見通しはいかがでございましょうか。
○刈田貞子君 その御指導、ぜひ徹底していただきたいというふうに思います。  三期対策等についてはまだたくさん伺いたいこともございますんですが、きょうは需給問題だけにしぼって実はこの三期対策をちょっと出したわけでございますが、いずれにいたしましても、十年がかりで計画されている水田...全文を見る
○刈田貞子君 次に消費者米価のことについてお伺いをいたします。  去る十三日、米審を通して消費者米価三・七六%の値上げが決定になったわけですけれども、このたびの値上げの理由はどういうところにございますでしょうか。
○刈田貞子君 このたびの値上げが国民生活の家計の上にどのくらいの影響をもたらすというふうにお考えでしょうか。
○刈田貞子君 各種の公共料金値上げの予定がある中で、私は消費者米価の値上げというのは二百八円云々で済むというふうには考えておりません。それは単なる家計の中の米代ということだけで試算をされているのかというふうに思いますけれども、外食費の伸びもありますし、あるいはまた米菓等への影響も...全文を見る
○刈田貞子君 米価審議会でたしか改定時期を慎重にということが出たはずでございますが、これを二月十五日に定めた理由はどういうところにございますでしょうか。
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、このたびの値上げは消費者へのツケ回しという結果になっているというふうに私は思います。  三・七六%の消費者米価がアップしたことによって、いまおっしゃられていたいわゆる売買逆ざや、これが三・四まで縮小されたというふうに思っているわけですけれど...全文を見る
○刈田貞子君 いずれまたこのコスト逆ざやについては集中的にお伺いをしたいというふうに思っておりますけれども、大臣のお時間等がおありになるようですので次に移ります。  最後に伺いたいのは、米飯学校給食の値引き率の問題が課題になっているというふうに聞いておりますけれども、この点の議...全文を見る
○刈田貞子君 私はいささか学校行政にかかわっていた立場から申しますと、文部省の指導では米飯給食の回数を多くするよう推進策を進めておる、その支えになっているのがこの六〇%ないし七〇%の値引きが支えになっているというふうに私は思うわけでございます。  それからまた、一方農政の側から...全文を見る
○刈田貞子君 いまのところ見通しはどうなんでしょうか。
○刈田貞子君 これが圧縮されて値引き率がもっと少なくなっていくという実情が出てまいりますと、それは結局受益者負担、父母負担というような事柄にもつながっていくというふうに私思いますので、農水省としてがんばっていただきたい、このように思うわけでございますが、いかがでございましょうか。
○刈田貞子君 それでは大臣、お時間もおありになるようですから、どうぞ退席して。ありがとうございました。  最後になりますけれども、先ほど午前中に社会党の同僚議員からも話が出ましたので、私から改めて申し上げることはないかというふうに思いますが、きょう、あすと日米農産物協議が行われ...全文を見る
01月25日第101回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○刈田貞子君 私も婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約について種々お伺いしたいと思いますけれども、午前中同僚議員のるる質問がございましたものですから、それを避けまして、少し観点を変えて、あるいはまた重なる部分もございますかと思いますが、お伺いをしたいと思います。  ...全文を見る
○刈田貞子君 新任の労働大臣は去る金沢市で開かれた閣僚の就任祝賀会で、論議の的になっている現行労働基準法の女子保護規定は母性保護以外実情に応じて外していくというふうに語られておりますけれども、この点大臣にお伺いいたします。
○刈田貞子君 午前中の同僚委員の発言に対して、大臣は小異を捨てて大同につくというようなお話をなさいましたけれども、これはどういう意味でしょうか。
○刈田貞子君 重ねてお伺いいたしますが、そういたしますと、大臣は婦人差別というものをどのような概念でとらえておられますか、お伺いいたします。
○刈田貞子君 私たち女性の立場から申しますと、この条約の第十一条にあります(a)から(f)までの権利の一つ一つは、どれをとってみても小異なるものは一つもございません。とにかくこういう一つ一つの女性の働く権利をしっかりとお認めいただいて、いままでいまおっしゃられたようにあったと思わ...全文を見る
○刈田貞子君 この中教審での審議の中身があると思うんですけれども、およそどんなことがいま課題になっているわけですか。
○刈田貞子君 この条約の十条の(c)で「男女の役割についての定型化された概念の撤廃。」ということがうたわれておるわけですけれども、このことについて大臣どのようにお考えでございましょうか伺わせてください。
○刈田貞子君 いま中学校の家庭科は、相互乗り入れということで一部共修という条件を満たす形にはなってきているのではないかというふうに思われますけれども、そのところですでに領域指定をしているという、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
○刈田貞子君 それでは、文部省ではこの相互乗り入れで批准に持ち込む立場で差し支えないというふうにお考えでしょうか。
○刈田貞子君 外務省にお伺いいたしますけれども、いまの文部省の答えはどんなふうにお受けとめになりますか。
○刈田貞子君 まだ検討中であるということでよろしゅうごいますか。
○刈田貞子君 高校家庭一般について文部省にもう一度お尋ねいたしますが、私ども聞いておりますところによりますと、研究指定校を設けて、共修についてのモデル校をつくって研究しているというふうなことを伺っておりますけれども、この点いかがでしょうか。
○刈田貞子君 それから、教師用の指導資料を作成しているあるいはするというふうなことを伺っておりますが、この点いかがでしょうか。
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、この家庭科一般あるいは中学における家庭科というふうなものが、今日かなり教育の問題に関心が高まっている母親層の中で、話題というよりは課題になっております。ぜひいろんな人の、多くの人の声を聞いて、そして一番いい方向で結論を出していただきたいという...全文を見る
○刈田貞子君 私は、最後に申し上げたいことは、批准の条件を満たすために整備をしていくということではなくて、現状、現存している婦人差別、そして不平等、こういうものをなくしていくために国内法を整備していくという観点に立っていただいて、そして結果的にそれが批准に向けて条件がそろった、こ...全文を見る
○刈田貞子君 最後に総理府にお伺いいたしますが、五十六年四月に本決算委員会において五十二年の決算を締めます際に、政府に対して本決算委員会が警告をいたしておりますね。このことを御存じでございましょうか。
○刈田貞子君 警告を受けて、そして種々手を打たれ今日までの運びがあるというふうに思いますけれども、先ほど午前中からいろいろのやりとりを伺っている中で、この批准に向けての動きというのが大変敏速性に欠けている、あるいは大変おくれているというふうに私は思いますが、この点いかがでございま...全文を見る
○刈田貞子君 中曽根総理は、自民党本部で開かれた東京都の各種団体協議会のごあいさつの中で、婦人差別撤廃条約を来年、これは十二月の一日の話でございますので、ことしのことになります。来年批准しようと考えているというふうに述べられておりますけれども、こういう進捗状況になるのでございまし...全文を見る
○刈田貞子君 日本の全婦人の大きな希望でもございますし、念願でもございますので、どうぞその作業におくれることなくこれは進めていただくことを希望いたしまして、私、きょう持ち時間これしかございませんので失礼いたします。ありがとうございました。
02月16日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号
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○刈田貞子君 大変結構なお話、ありがとうございました。  先生が先ほどお話しなさっていらっしゃることの中で、住宅政策あるいは土地政策を基本的に洗い直すということが非常に大切になってくるということもおっしゃられましたけれども、それとあわせて、当面、今起きている、現にある乱開発に対...全文を見る
○刈田貞子君 先生の先ほどのお話の中で、二十年後ぐらいにはかなりの状況でこういうものが進むんだというふうにおっしゃられましたけれども、四十歳あたりの落ちこぼれていく年代は別といたしまして、これから教育を受けていく立場の者の学校教育、あるいは若い人たちへの教育のあり方というのは、今...全文を見る
03月02日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○刈田貞子君 大臣にお伺いをいたしますが、先日の所信を読ませていただいて、その中に、来年に「国連婦人の十年」の最終年を迎えておるにもかかわらず、婦人の問題について一言も触れられていないことにつきまして、大臣も婦人問題企画推進本部の構成員の一員でおありになりますから、所轄の農水省の...全文を見る
○刈田貞子君 細かい事業の内容については後ほど所轄の課からお伺いいたしますけれども、午前中からいろいろ伺っておりますと、農村の問題というのはどんな条件を伺っても明るい見通しの話がない中で、そういうしわ寄せは全部農村の婦人の肩に重くのしかかっていくという実情がかなりあるようでござい...全文を見る
○刈田貞子君 私は先ほど農林省の所轄の婦人対策事業についてお伺いをし、頭だけを先にいただきましたけれども、その前に緊急で大変申しわけないのですけれども、消費地における野菜の高騰に対する対策についていささかお伺いをいたしたいと思います。  昨日の新聞によりますと、農水省が消費地に...全文を見る
○刈田貞子君 それでは、さらに細かく生活改善普及事業のことについてお伺いいたしますが、この生活改善普及事業の五十九年度予算が減額になっておりますけれども、この理由はどういうところにございましょうか。  私の考えでは、こういう時期にも到来いたしておりますし、婦人問題には特に力を入...全文を見る
○刈田貞子君 私が厚生省から出ている国民健康調査で調べさしていただいたところによりますと、農家世帯の有病率は年次を追ってふえてきているということで、五十一年ごろまでは都市部の方が有病率は多かったのが、五十二年ごろからは漸次郡部の方に有病率がふえてきているという実態がございます。そ...全文を見る
○刈田貞子君 今、局長が言われたことはもっともなことでございまして、私はそういう意味からも農村における婦人の生活指導というようなことが大変重要な役割を持っているというふうに思い、その任を担う生活改良普及員の存在を大変重要な役柄だというふうに思っているわけでございますが、この生活改...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、農業改良助長法改正の結果、予算措置が変わったことに関する結果はまだつかめないわけですね。私は改悪ではないかというふうに思ったりもいたしますのですけれども、いかがなものでしょうか。
○刈田貞子君 私は生活改良普及員制度を大変重視いたしてぶりまして、今後ともこの問題に関心を寄せていきたいというふうに思います。  それから、「国連婦人の十年」の国内行動計画後期重点目標を農林水産省の立場でつくられてございます。三点ございますけれども、この三点についておおむねどん...全文を見る
○刈田貞子君 婦人対策がなかなかいい方向には進まないというようなお話もございましたけれども、今後ともそういう問題についてぜひお力を入れていっていただきたいと思います。  それから、最後に総理府にお伺いいたしますが、ただいま農水省の方のお答えがありましたけれども、来年の批准に向け...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、細かく連絡をとり合いながら農山村の婦人の地位向上、福祉充実ということに力を入れていっていただきたいことを希望いたしまして、質問を終わります。
03月23日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○刈田貞子君 御質問さしていただきます。  公明党は、先ごろ農水大臣に申し入れをさしていただきました。昭和五十九年度の畜産物の価格については、生産農家の所得補償と畜産物の再生産を確保できる水準で決定すること、また加工原料乳の限度数量については、最近における乳製品の需給と価格の動...全文を見る
○刈田貞子君 先ほどから同僚議員の中で、農家の現状が非常に厳しいという状況が多々出ておりますので、ぜひ大臣、そのお覚悟を施策の上に表現していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  私は、先ほどから伺っておりますと、生産者の保証価格の問題、限度数量の問題...全文を見る
○刈田貞子君 私は生活を預かっております主婦といたしまして、食生活が大変多様化していることが今食生活の中で一番大きな変化だというふうに思いますし、特に欧風化していることが一つの特色だというふうに思うわけです。そういう食生活の変化に伴う乳製品の対応の仕方、この問題がいささかおくれて...全文を見る
○刈田貞子君 乳等省令の中に、「「乳飲料」とは、生乳、牛乳若しくは特別牛乳又はこれらを原料として製造した食品を主要原料とした飲料」というふうなことが入っているわけです。私が言いたいのは、これを原料として製造した食品を主原料とした飲料という種類のものはどういうものに匹敵するのかとい...全文を見る
○刈田貞子君 私は、解釈の仕方によってはそれが生乳を使う頻度を占めているような感じに思えて仕方がないのでこのことを質問しているわけですけれども、そうすると、乳飲料それから乳等を主原料とする食品、こういう種類のものも全部生乳を使って現行つくっているわけでしょうか。
○刈田貞子君 そういたしますと、私が四番目に申し上げました乳等を主原料とする食品、例えばこれはクリーミーパウダーとか、エバークリームとか、あんなふうな種類のものが入るのではないかと思うのですけれども、これは何でできているのですか。
○刈田貞子君 クリーミーパウダーはどうでしょう。紅茶にクリープ、というあれですね。
○刈田貞子君 余り局長も市場を御存じないようでございますけれども、目をみはるほど並んでおります。それで、もしお調べになれるようでございましたら、その種の製品の一覧表とそれからメーカー名と価格みたいなものを、いつでも結構でございますので、私どもの手元の方にちょうだいできれば大変あり...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、先ほど申しましたように、多様化した食生活の中で新し好きの若いファミリーが何かこういうふうなものに飛びつきがちなところがございますので、やはりこの際市場の商品整理みたいなことをなさると同時に、あわせて今私が申し上げましたこれは、恐らく何かの形で...全文を見る
○刈田貞子君 要冷蔵が外されるという方向で話がだんだん固まりつつあるというふうに了解してよろしゅうございましょうか。
○刈田貞子君 厚生省のお方がお見えになっておると思うのですけれども、この常温流通で安全であるというデータをお出しになった何か経過でしょうか、この経過について、もし御説明いただければ、どんな実験をしたか。難しいことは私どもは素人ですからわかりませんけれども、やはり消費者を納得させる...全文を見る
○刈田貞子君 その場合の賞味期間をどういうふうに考えるのでしょうか。
○刈田貞子君 私どもは公明党といたしましても、随分あちこちの方からいろいろ意見を聞かれるわけでございますけれども、公明党はこの問題に対して慎重でございます。まだ結論を出しておりません。先ほど局長の方からもお話がありましたように、ぜひあらゆる分野の角度の方々からの御意見をまとめて適...全文を見る
○刈田貞子君 牛乳は、私ども主婦の懐から言えば、安ければ安いほどよく売れるのです。それで大変困ったことになるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、流通秩序とか整備あるいは取引価格の正常化というふうなことはやはり農水省所轄の仕事になると思いますので、消費拡大ということを...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、生産者の再生産を確保できるという水準をぜひ保っていっていただきたい、このように思います。  それから、先ほどちょっと局長の方から出ました学校給食における牛乳の問題ですけれども、この補助金が降下の一途をたどっておりまして、五円八十銭の時期、五...全文を見る
○刈田貞子君 そういたしますと、これは一応趣旨があるわけですね。その趣旨を踏まえて将来ともこれを保証していくということでは今確認できたわけですけれども、どのくらいの水準、例えば地方自治体では国の補助にさらに上乗せをしていた事例はございますけれども、これが消えていってしまった地方自...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひよろしくお願いいたします。  最後にお伺いいたしますが、先ごろ酪農の中にコンピューター導入による新しい一つの試みをということで、研究会が開かれたやに伺っておりますけれども、今後こういうことがどんな形で進んでちって、将来的にはどんな見通しを持っているのか、あるい...全文を見る
04月13日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。  足かけ三年に及ぶ日米農産物交渉がようやく決着をいたしまして、大臣を初め交渉に尽力をなさった方々には心から御苦労さまと申し上げたいところでございますが、しかし、その後に持ち込んだ課題を考えるときには、この決着を評価し、歓迎するということ...全文を見る
○刈田貞子君 昨年の一月に、行政管理庁の指摘で、この価格安定制度について、肉の放出の数量あるいは時期が非常に不適切で、高値安定にとどまっているのではないかということで、改善措置を講ずるような勧告があった経緯がありますようですが、そういう問題についてはいかがでしょうか。
○刈田貞子君 それから、先ほどの怪物の話ですけれども、流通機構の改善をしなければ輸入肉といえども安くはならないという指摘がありますけれども、こういうことについてはどういうお答えをなさいますか。
○刈田貞子君 もう一つ、輸入牛肉の販売指定席がもっとふやせないものかという声がありますが、この点いかがでしょうか。
○刈田貞子君 豪州との交渉の見通しはいかがでしょうか。
○刈田貞子君 先ほど六十五年までのビジョンを変えるつもりはないというお話もございましたけれども、私は先日いただいた「農業の動向に関する年次報告」を見ておりますと、日本の食糧供給は伸び悩みとなっているという事実があるようでございます。でん粉質食料比率の低下、そして畜産物や油脂類につ...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いします。  二点目に、かんきつ類についていささかお伺いをしたいのですけれども、私は、この交渉妥結ということが決まった後、ある消費者団体と話し合いをする機会がありまして、話し合いをしている中で、温州ミカンをつくっている農家の方々が晩柑類の転作へ移った、...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、輸入を約束されてきたかんきつ類にはOPPは使われていないというふうに考えてよろしいのですか。
○刈田貞子君 農産物の輸入の問題についてはこの辺にとどめますが、今後もみんなで出てくる問題については考えていきたいというふうに思います。  特許法とそれから種苗法についての問題をはらんでヨモギがホットな論議の対象になっているようでございますが、特許庁にお伺いいたします。  日...全文を見る
○刈田貞子君 小島局長にお伺いをいたしますが、この件について特許庁長官とお話し合いをなさったというふうに新聞記事で読みましたけれども、御意見は一致したのでしょうか。
○刈田貞子君 五十三年当時の事情から見て、新しい状況があるというふうに今おっしゃられましたけれども、これはどういう意味でしょうか。
○刈田貞子君 私も五十三年当時の会議録等をひっくり返したり、あるいはまたジュリストを真剣にひっくり返したりしていろいろ勉強はいたしてみましたけれども、本質的にかなり難しい要素を持っているということは私もうなずけます。この今回の、特許法によってヨモギの特許を認めるということはUPO...全文を見る
○刈田貞子君 両省庁にお伺いいたしますが、現在新品種の出願件数が急増しているような話も聞いておるわけですが、この件数についてお伺いしたいと思いますが。
○刈田貞子君 それで特許庁に伺いますけれども、出願するとどういう経過で、私が読んだところでは、一年半ぐらいまず寝かしておいてそれから扱うような話も出ているわけですけれども、例えば五十年ごろ三件出願があったという、こういう問題については今どうなってますのですか。
○刈田貞子君 五十年三件。
○刈田貞子君 五十二年のヨモギが……これは五十三年でしたね。
○刈田貞子君 この分が今ここで許可が出ようとしているのに、五十年ごろの分については依然としてそういう措置がないということは、要するに審査の対象になっていないのか、それとも合格していないのか。
○刈田貞子君 この問題は深入りいたしますと何時間やっても大変論議の尽きないものだというふうに思いますので、今私は必要だと思われる部分だけについてちょっとお伺いするわけですけれども、特許庁では、世界の各国では保護政策としてこの種苗等植物に関する特許については、先ほど小島局長がおっし...全文を見る
○刈田貞子君 小島局長、この自家採種の問題について農水省の方の見解をお伺いします。
○刈田貞子君 かつて五十三年当時、たしか説明員として局長がお答えになっていたことではないかというふうに思うのですけれども、種苗法の品種登録により与えられる利益は農業政策的見地からのものであって、工業所有権でないと理解している、という言葉がありました。私はこれは全くそのとおりであり...全文を見る
○刈田貞子君 特許庁の方にお伺いするのですけれども、今のバイオテクノロジーを応用した新しい育種技術が特許を取るという場面でそちらの方に申請が出ていくということはありますね。
○刈田貞子君 重ねてお伺いしますけれども、先ほど出願が出ているという数字をお出しになりましたけれども、その中で外国人及び外国企業からの出願はございますでしょうか。
○刈田貞子君 大変難しい問題を含んでいるのに、私のような素人がこんな問題に取りかかったというのも、私は実は今のところの部分が大変気になるわけで、外国との関係で、外国のいわゆる技術が日本の特許等を利用して、そして日本の国内に影響力を持っていくというようなことが考えられるのか、られな...全文を見る
○刈田貞子君 話が少し飛躍するかもしれませんけれども、現在欧米の大手種苗会社などでは、豊富な資金を多くの種子や人材の確保につき込んで新品種の開発能力を高めるというようなことを考えている、また、植物新品種の保護に関する国際条約に加盟する国々がふえてきて、国際的な舞台でいわゆる種子の...全文を見る
○刈田貞子君 私がその問題に興味を持ち始めたのは、NHK取材班がつくりました「一粒の種子が世界を変える」というあのテレビを見てから取りつかれたわけでありまして、いろいろ勉強させていただきました。たかが野菜の種を扱う会社がというふうに思っていましたけれども、年商一千億を超える大金を...全文を見る
04月16日第101回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○刈田貞子君 私は、きょうはドリンク剤についてお伺いしたいんですけれども、その前に、先ごろ食品添加物の規制緩和に対する反対運動が一千万署名運動と称して行われております。既に国会等にもこの請願がたくさん届いているわけでございますけれども、この一千万署名運動のうねりに対して大臣はどん...全文を見る
○刈田貞子君 添加物についてもいろいろなことが研究され討議されていることと思いますけれども、私ども国民といたしまして、やっぱりこれはオープンにわかりやすくできるだけ審議の過程等を明らかにしていっていただきたい、こういうふうに希望いたします。  きょうは、添加物についてはいろいろ...全文を見る
○刈田貞子君 その文章中で、「表示の有無を確認する習慣を身につける必要がある」、こういうことが書かれております。また、「含有量がわからない場合は、できるだけその摂取を避ける」ということが書かれているわけですけれども、この表示は徹底されておりますでしょうか。また、含有量についてきち...全文を見る
○刈田貞子君 ちょっと怪しげなところもありますけれども。  私が言いたいのは、この表示の問題なんでございますけれども、今、添加物の全面表示をするということで、一カ月に一度ずつこの問題に向けてどういう方向性を持っていけばいいか、こういうことで討議をされているというふうに私、聞いて...全文を見る
○刈田貞子君 私が伺いますところによりますと、今のフェニルケトン尿症の子供の問題があるので、アスパルテームについては警告表示をうたってこれを出す、警告表示、こういうふうな扱いにするという話を聞いているわけでございますけれども、この警告表示なるものをお使いになりますか。
○刈田貞子君 少しかみ合わない部分があるようなんでございますけれども、私がこのフェニルケトン尿症の子供のこととアスパルテームについてこれを取り上げた理由は、結局今までの添加物行政において、添加物は万人に安全である、万人に大丈夫であるという観点で許可がなされていたはずなんであります...全文を見る
○刈田貞子君 それでは、決して特例を設けて許可をしたということではないというふうに了解をいたしまして、以降、添加物の認可、許可に当たっては慎重にしていっていただきたいことを希望いたしまして、時間がございませんので、次の問題に移りますが、先ほど申し上げましたドリンク剤のことでござい...全文を見る
○刈田貞子君 ところで、私どもがアンケートの調査をいたしますと、この飲料水分の方です、いわゆる食品に当たる方の分でございますけれども、この飲料水についても飲む理由、飲用する理由として、疲労回復になると思うから、あるいは健康にいいと思うから、あるいはすっきりすると思うからというふう...全文を見る
○刈田貞子君 済みません。時間がなくて大変残念ですけれども、公取さんにもきょうは来ていただいてありまして、テレビのコマーシャルについて、かなり際どい誇大広告をしているような部分があって、その辺のところもちょっとお伺いしたいと思ったんですけれども、私ちょっとそこまできょう立ち入る時...全文を見る
○刈田貞子君 ここにありますのが小児用ドリンク、子供が飲むドリンクというのができております。この小児用ドリンクにもアルコールが入っております。これいかがなものでございましょうか。
○刈田貞子君 私は四年ほど前からこのドリンク剤を大変心にかけていろいろ見てきた者の一人でございますけれども、やっぱり一番気になるのがこのアルコール分でございました。ここに一つの実験データがありますので、それを御紹介いたします。  これは名古屋経済大学の浅井先生のデータを拝借して...全文を見る
○刈田貞子君 今私が申し上げましたデータは、一%アルコールを含んでいるものでやった実験です。先ほど申し上げましたように、一一・六%あるいは五・五%、八・七%、こういうアルコールを含んでいるドリンク剤がたくさんあるわけですね。そういたしますと、さっきの動態視力が一体どうなっていくの...全文を見る
○刈田貞子君 私もアルコール分について前から大変問題意識を持っておりましただけに、この浅井先生、古村先生のお話を伺いまして大変にショックを受けているわけでございますけれども、このドリンク剤中のアルコールがこんなことに災いをしていくのではないかというふうなことを考えたとき、厚生省で...全文を見る
○刈田貞子君 春の交通安全週間が終わった直後でございますけれども、突然のあれでデータお持ちかどうかわかりませんが、この安全中の酒気帯び運転の量などおわかりになりますでしょうか。——わからない。そうですか。今、概して言えばこの酒気帯び運転というのは多いのか少ないのか、そのくらいおわ...全文を見る
○刈田貞子君 その酒気帯び運転の場合は、例のこれで調べるんですか、酒気帯び運転の調べ方。
○刈田貞子君 それによりますと先ほどドリンク剤の中に入っている程度のいわゆるアルコール度は出てこないんですか。
○刈田貞子君 今私が使いました名古屋経済大学の浅井先生のこのデータというのは、四十四年ごろから先生が長い間積み重ねてつくってこられたデータでございまして、交通事故との因果関係を研究され、重ねてこられたものでございまして、私はこういう地味な研究にも耳を傾けていきたいというふうに思っ...全文を見る
○刈田貞子君 私は、やっぱりこれを警察庁の方でもデータとしてひとつ検討していただきたいということを希望いたしますし、それから、あわせて厚生省の方でもこういう種類のことが起こり得るということを念頭に置いて、いわゆる溶解剤として使っていくアルコールの適正量というのがどこまで考えられる...全文を見る
04月17日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○刈田貞子君 私は、肥料は農業生産にとって不可欠の基礎資料であるということの大前提に立って、諸般の事情を考えるときに、本法案の延長はやむを得ないであろうという立場に立っていささかのお尋ねをするものでございますが、そういう立場に立ては立つほど、それだけにシビアに事実関係の確認をして...全文を見る
○刈田貞子君 通産省にお尋ねするものでございますが、この業種は海外的要因に左右される部分がかなりあるわけですけれども、諸外国において、今回のこの価格安定措置法に類するようなものがあってこういうものが保護されているのかどうなのか、その実情についてお尋ねいたします。
○刈田貞子君 私は、今回のこの法案の延長に当たって、何といっても目玉は通産省所轄のところの構造改善のところに一番ウエートがかかっていくのではないかというふうに思うわけでございます。この五年間の構造改善事業のいかんによって今回この法案を延長してよかった、あるいは無意味であったとか、...全文を見る
○刈田貞子君 積み重なる累積赤字、あるいはただいまの構造改善等にかかる費用が国内向けの肥料価格に転嫁されているのではないかというような言い分があるわけですけれども、その点についてはどのようにお考えですか。
○刈田貞子君 私が勉強していく過程ではこのことが非常に強調されて書かれているのです。こういう誤解はどこから出てくると思われますか。
○刈田貞子君 ぜひそのようにしていただきたいと思います。  農林水産省の方にお伺いをいたしますが、最近の肥料の国内需要の動向、この中長期的に見た見通しを御説明いただきたいと思います。
○刈田貞子君 水田利用再編対策の実施が進められているわけでございますけれども、その関連でこの窒素肥料の使用の推移を見ますと、米で使われていく量が年々減ってきております。この水編対策と肥料の国内消費の割合、関係でしょうか、将来どんなふうになってきますでしょうか。
○刈田貞子君 もう一つ確認させていただきたいことは、農家経済における肥料費の支出状況、他の生産資材との比較を含めてお願いいたします。
○刈田貞子君 近年、地方が低下しているという話を聞いております。そして、それに向けて大臣も土づくりということを言われておるわけでございます。先ほど同僚委員の方からもお話が出ましたけれども、この土づくりということと、それから肥料価格安定法ですか、この問題をどういうふうに関連を持たせ...全文を見る
○刈田貞子君 先進主要国の肥料の消費状況をちょっと調べてみたのですけれども、主要国の十アール当たりの肥料消費量、この資料で見ますと、日本は化学肥料を使い過ぎているのではなかろうかというような感があるわけでございます。これをキログラムで十アール当たりに使用されている量を申し上げてみ...全文を見る
○刈田貞子君 最近、有機農法というようなことが叫ばれておりますけれども、有機農法における有機肥料というようなものとの関連でこの化学肥料をどういうふうに考えたらよろしいでしょうか。
○刈田貞子君 午前中に同僚委員の方からもお話が出たわけでございますけれども、日本は南北に長くて、そして土地の条件やできる作物が違うというふうなことから、肥料というものは一律画一的なもので果たしていいものであろうかというふうなお話があったわけでございます。こういう点を勘案しながら、...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いします。  終わります。
04月20日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。先輩議員の間に割り込みまして、一言お伺いしたく立ち上がりました。  きょうは参考人の皆様大変御苦労さまでございます。貴重な御意見ありがとうございました。  私は先ほどから御意見を伺っておりまして、林業の厳しさというものをさらに感じておる...全文を見る
04月23日第101回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○刈田貞子君 私は、きょうは電気料金とガス料金の問題について集中的にお伺いしたいというふうに思います。  しかし、何と申しましても、一主婦で家計の中で電気料金、ガス料金が大変大きなウエートを占めているという立場からの発言をさしていただくつもりでございます。  ところで、大臣は...全文を見る
○刈田貞子君 総理府の五十八年度上半期の家計調査によりますと、勤労者世帯では電気代が四・七%、そしてガス代が一・九%、合わせて六・六%でしょうか、実質一万二千二百二円というウエートをもって家計に占められているわけですけれども、先ほど大臣がおっしゃいましたように、電気代、ガス代は私...全文を見る
○刈田貞子君 ガス料金、電気料金という問題は、これまでも国会で何回も取り上げられておりますので、今さらという感じも私自身もなくはないのでございますけれども、このたびの大臣の御発言で、いわゆる原油差益を還元するというこの問題に一区切りをつけられたというような感じを私持ちますものです...全文を見る
○刈田貞子君 もうちょっと大きな声で言ってください。
○刈田貞子君 私が調べたものでは九電力会社の経常利益、五十五年四月電気料金値上げのときに通産省が査定した諸般の状況から、八%配当を基準にということが考えられて決められた三千二百億円の基準を、まず初年度五十五年、今おっしゃったように七千六百億円もオーバーした。それから五十六年はこの...全文を見る
○刈田貞子君 私どもの考え方といたしましては、この五〇%電気代を値上げしたということに伴って出できた収益というのは、物すごいものがあるのではないかというふうに思うわけです。当初、今八%配当というふうにおっしゃいましたけれども、その後、利益が上がったところを見て配当は一〇%配当で、...全文を見る
○刈田貞子君 私ども国民の立場から言いますと、電気料金の算定というのは非常に複雑で難しゅうございますね。わかりませんね。よくみんなが頭を寄せ合って勉強もいたしましたものでございますけれども、本当にわかりにくい。それでできればできるだけわかりやすくこの電気料金の算定の仕方、こういう...全文を見る
○刈田貞子君 アラビアンライト、これが基準価格として考えられているというふうに了解してよろしいわけですね。
○刈田貞子君 その次に、いろいろとこれはかねてから消費者団体等で言われている問題だというふうに思いますけれども、減価償却の問題で定額方式と定率方式の問題がそちらの方にもよく届いているというふうに思うんですけれども、五十五年の値上げのときに各社ともみんな定額法から定率法へと変更して...全文を見る
○刈田貞子君 通産省は当初この査定、この問題についての査定では脱石油、つまり水力とか石炭とか地熱、あるいは原子力発電、こうした機械装置に限ってだけ定率法を導入する、これを認めるという経過が多分過去にあったと思うんですけれども、ところが、最近ではこの査定というのは全く関係なしにほと...全文を見る
○刈田貞子君 割合が上がっているんです。
○刈田貞子君 この議論をしていますと大変、一日かかってもできないほど電気料金の算定というのは非常に難しいということは私よくわかっておりますので、あえてもう申し上げませんけれども、私どもの認識では、この燃料費といわゆる減価償却費、資本費の中の減価償却費というこの分が電気料金に一番多...全文を見る
○刈田貞子君 これもいろいろお伺いをし始めますと、もろもろ伺いたいことが出てまいりますので、時間がございませんので、次に譲りますけれども、この辺のところがいわゆる水増ししやすい部分だなどと言われないように、その計画と実績、この辺の細かいチェックをぜひ通産省の方できちっとしていって...全文を見る
○刈田貞子君 ところで、その利益、これを先ほど大臣もおっしゃっておられましたけれども、価格の長期安定に役立てるために留保する、こういうことでございましたけれども、具体的にはどういう名目でどういう形で留保をなさいますか。
○刈田貞子君 今の余剰金を頭に置きながらもう一つ確認をさせていただきたいことは、我が国で現在持っている電力の供給能力ですね。供給能力と需要との関係はどうなっているのか、こういう問題でございますけれども、先ほど来からおっしゃっておられるように、電力会社は毎年三兆五千億円ぐらいの巨額...全文を見る
○刈田貞子君 余剰が出てくると設備投資というふうな形で消費者に還元していくんだというふうな話は、私ども前々から伺っているわけでございますけれども、その設備投資が過剰になってまたその資本費がふえてくる、そういうようなことから経営が不振になる、そうするとまた値上げにつながる、こんなふ...全文を見る
○刈田貞子君 LNGの価格が平均して二〇%値下がりしているということで、五十七年度で円・トンで七万三千八百七十二円、五十八年六万三千七百二十一円、五十九年一月三万九千百五円というふうに値下がりをしていて、これは二〇%降下しているというふうに私ども承知しておるわけでございますけれど...全文を見る
○刈田貞子君 最後に大臣にお伺いするわけでございますけれども、昨年から原油の値下がり、バレル当たり五ドル値下がりしたということが大変に国民生活にいろいろな形で影響を及ぼしている。そして、これは私ども消費者グループの試算でございますけれども、ちなみに灯油業界では前年度比三百円私ども...全文を見る
04月24日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○刈田貞子君 先日の審議に引き続き、午前中からまたるる質疑が進められておりますので、私は同僚委員の御質問がなかった部分のところをいろいろお伺いしてみたいと思うわけでございます。  午前中の質疑等を伺っておりまして、かなり重要な部分が私自身にも知らされてまいりまして、大変気持ちと...全文を見る
○刈田貞子君 例えば、具体的に申し上げますと、造林面において同じ大きさの木をたくさん並べるとか、あるいはまた同じ樹種を並べるとかいうふうなことによって起きてくる弊害というようなものがあるわけでございます。こういうことは大変林業を不健全化していくということにつながると思いますけれど...全文を見る
○刈田貞子君 林政審の答申の中でも、「公益的機能の高度発揮及び多様な木材需要に対応した弾力的な供給を可能とする資源造成の観点から、複層林施業の推進に努める必要がある。」と、こういうことが書かれておりまして、その複層林施業とは、「森林を構成する林木が二層以上となるよう植栽等を行い、...全文を見る
○刈田貞子君 ところで、今の混交林化ということを保安林にこそ考えてみたらどうかというふうに私は思うわけでございますけれども、この場合、保安林に対しては森林法でいわゆる不作為の義務があるというような問題がございますので、そういう点での絡みはいかがでございましょうか。
○刈田貞子君 私は大切なことだと思いますので、ぜひ将来の検討課題にしていただきたいと思います。  ところで、先祖とから同僚議員の質問の中から出てきたいわゆる出づくりの大変さ、そして今荒れている状況等を私は伺っておりまして、大変胸が痛くなる思いをいたしますわけですが、こうした出づ...全文を見る
○刈田貞子君 こういう例えば今おっしゃられた林業技士ですか、あるいは指導林家の方々、こういう人たちをもっとふやすとかということを通して、いわゆる林業改良普及事業ですか、こういうものをさらに振興させるという方針というものをお持ちでございましょうか。
○刈田貞子君 そうしたいわゆる技術振興というものを図ることとあわせて、林業あるいは山づくりといったものに対して国民的なコンセンサスをつくっていくということの努力も、実は非常に大切な要素になっていくのではないかというふうに私は思うわけでございますけれども、例えば学校林の設置あるいは...全文を見る
○刈田貞子君 私がきょうここに持ってきたのは、これは西ドイツのパンフレットなのですけれども、これがミュンヘンの町の中にまでたくさん配られてありまして、掲示板があるようなところにひょっと立てかけられてあったり、あるいは公共施設に全部備えであったりして、これが非常におもしろいというこ...全文を見る
○刈田貞子君 五十三年の指導要領改定のときに、産業教育の中でこの林業がカットされたというふうに聞いておりますけれども、これはどうなのでしょうか。
○刈田貞子君 私は地元の教育委員を長いこといたしておりました関係で、子供との触れ合いが多くあったわけでございますが、日光の山の学校に子供を連れてまいりましたときに、戦場ケ原の森林の中にきれいな木の札がたくさん下がっていました。板橋何々小学校というふうなことが書いてございまして、実...全文を見る
○刈田貞子君 そういった面の御指導をひとつよろしくお願いしたいと思います。  ところで大原、今回の法律改正によりましてこの林業の問題、山の問題は、国民的な課題としてみんなで考えていきたいというふうに私は思うわけでございますけれども、今後の林業というものについての大臣の抱負をひと...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いいたします。  次に、分収育林制度の問題について一部お伺いをしたいのでございますけれども、この分収育林制度の導入を契機にして国有林における体験林業あるいは施設設置の導入の拡大といったことを考えながら、つまり分収育林とそれから分収造林の制度を結合させて...全文を見る
○刈田貞子君 先ほども同僚議員の中から出ておりましたけれども、この分収育林制度についてはやはり今後民法二百五十六条の適用除外とか、それから国の善管義務とか、こういうふうなものも含めて検討課題が残るであろうと思いますけれども、その辺のところはまた私は機会を得てお伺いをしますので、き...全文を見る
○刈田貞子君 それから、私も持ち時間が決まっておりますので、次の課題に入らしていただきます。  先ほど稲村委員の方からも、山の木の売り方の問題で話が出ておりましたけれども、いわゆる立木販売にするのか、素材販売にするのかということで課題があるわけです。この素材販売で大変いい成績を...全文を見る
○刈田貞子君 それから、木材加工の際のこれは質向上につながる問題だと思うのでございますけれども、乾燥度の問題で、私はこういう専門家がいるのかいないのかよくわからないのですけれども、木材乾燥士とかあるいは木材保存士というふうな士がいるようでございますけれども、こういう名前を持った人...全文を見る
○刈田貞子君 日本農林規格についてお伺いをいたしますが、先ほど私がソフトな要素を取り入れた採材というようなことを申し上げましたけれども、例えば四メーターを六メーターに変えたり、あるいはまた、三・六が七・三に変わるというような採材の仕方がこの日本農林規格に何か触れてくることはござい...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、いわゆる普通採材か ら特殊採材に変えても、表示さえすれば問題はないわけですね。
○刈田貞子君 ところで、今JASの格付を受けている格付量はどのぐらいございますでしょうか。
○刈田貞子君 ところで、この日本農林規格、つまりJAS製品というのは、今例えば製材品で二二%というふうにおっしゃっていましたけれども、このJAS製品は基準でいくといわゆる高級品に入るのか、それともいわゆる基準なのか。食品などの場合いろいろ問題があるわけでございますけれども、木材の...全文を見る
○刈田貞子君 もう一つは、先ほど木材保存士のところで御説明があったわけでございますが、材木の防虫剤、いろいろなものが使われておりまして、これはたしか農林規格の中で決められていたのではないかというふうに思うのですけれども、弗素、ホルムアルデヒド、クロルデン、その他いろいろ使われてい...全文を見る
○刈田貞子君 これは住宅問題研究会みたいなものがございまして、その中で木材研究みたいなものをやる主婦が出てきたわけです。そこらあたりで、家を建てたけれども、何かいろいろと薬品のにおいがするみたいな話が出てきまして、これは材木そのものの、要するに薬品の問題ではなくて、建築工程の中に...全文を見る
○刈田貞子君 このクロルデンについては当国会の社労委員会でも問題になりまして、これは厚生省でも使い方を考えておられるはずですので、その辺ぜひ連携をおとりになって聞いてみていただくようお願いいたします。  それから、集成材等あるいは合板、こういうものの中に使われている接着剤のこと...全文を見る
○刈田貞子君 細かい問題で種々お伺いをいたしましたけれども、いずれにいたしましても、私先ほどちょっと秋田営林局の例を御紹介いたしましたが、こういう小さな自助努力がつながってこそ何かこのたびの三法が初めて生きてくるというようなことを考えながら小さな問題をたくさん集めて考えてみたわけ...全文を見る
04月25日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第2号
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○刈田貞子君 まず、経済企画庁にお伺いするんですけれども、現在、生活資材の多くを海外依存している我が国にとっては、平和で安定的な国際関係ということは非常に大切なことでありますけれども、その一方で、社会資本の充実ということで資源の安定供給ということをうたっておられるわけですけれども...全文を見る
○刈田貞子君 あと二、三間ですけど、これはどちらにどういうふうにお伺いしていいかわからないので、質問をまとめて言いますので、部署で整理していただきたいと思います。  一つは、これはもう既に竹田先生の各論の中で出ておりますので、私が改めて伺うこともないのではないかと思いますけれど...全文を見る
05月09日第101回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第3号
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○刈田貞子君 今の関連のお話で、私も新交通システムのことをちょっとお伺いしようと思ったんですけれども、大部分竹田先生がお伺いくださいましたので、私は端的に一言だけお伺いしておきたいのは、ここに出ている大阪と神戸の例で、これは当初からこういうふうに採算が合わないということを見ている...全文を見る
06月21日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第18号
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○刈田貞子君 私は消費地を代表いたしまして、今のお米の問題についてお伺いさしていただきます。  昨日もある婦人の団体の会合に参りましたらば、話の中身はほかの問題のはずだったのでございますけれども、話は一切米問題に集中をいたしまして、消費地の主婦たちがいかに今回のお米の問題につい...全文を見る
○刈田貞子君 まず、五十三年産米についてお伺いをいたします。  私は、ことしの一月二十日、米の需給関係について、決算委員会で五十九年度米穀年度に対する需給関係を質問いたしました。そのときに、五十三年産米の中身をちょっとお伺いをしたわけですけれども、在庫がどのぐらいあるか、こうい...全文を見る
○刈田貞子君 今おっしゃられたのは計画上の問題でありまして、実質五十三年産米というものが主食として使えるという認定を持っていたかいないかという質問を私は合しているつもりでございますが、実は昨年秋、十月に私は一人で政府倉庫を見せていただきに参りました。そのときに既に私はこの薫蒸処理...全文を見る
○刈田貞子君 安全だという認識がなければこういうことはなさらないであろうというふうに私も思います。三十検体を取り出して調査をした最初の調査の問題でございますけれども、五〇ppmを超えたものが一検体であったということなのです。そしてこれは五回以上の処理をしているものということですね...全文を見る
○刈田貞子君 それでは三十検体の問題は別といたしまして、先ほどこの三十検体の問題が出たことによって、二千にわたる各地の倉庫の状況のいわゆる五十三年産米について総検査をしたということで、その中で作業が二、三〇%進んだのですか。そして二千六百トンがアウト、そして半分がセーフ、こういう...全文を見る
○刈田貞子君 この臭素に関しては、米、穀物に関して現在日本で残留基準がない現状です。それで私はこの際、こういう事故が出てきたことを一つの契機にして、そういうものの基準づくり等も考えていかなければならないであろうというふうに思っておりますので、そういうことの意味合いも含めて、これは...全文を見る
○刈田貞子君 その点ぜひよろしくお願いをいたします。  ところで、この五十三年産汚染米について通達をお出しになっておられますが、その中で二点ほどお伺いをしたい。  一点が、これはおたくが出しになったのじゃなくて、厚生省が出された「くん蒸処理された米の取扱いについて」というもの...全文を見る
○刈田貞子君 五月二十九日に通達が出ていて、七月一日以降これを超えるものについては販売、加工なされぬことという、私、この時間の猶予をどういうふうに読み取ればいいのかと思って随分と考えました。この間にさらに流通するということはあり得るのかないのか。
○刈田貞子君 それではもう一つ、食糧事務所の所長さんあてに長官から出ている通達の中で、五十三年産米についての後半の部分のところですが、一番最後のくだりですけれども、「なお、これまでに売却してきた五十三年産米については、別添三のとおり、厚生省より都道府県知事あて通知されているので、...全文を見る
○刈田貞子君 要するに、今ちまたでは、五十三年産米の既に流通の経路に乗ってしまったものも回収してほしいというような話がたくさんあるわけです。そして、先ほどの、二千六百じゃなくて二万六千ですね、二万六千のフィフティー・フィフティーでアウトが出てきているような状況の中で、流通経路に乗...全文を見る
○刈田貞子君 私のところへもたくさんの要望が参りますわけですけれども、それによれば、流通させっ放しでほうり出して、手元に残っている分だけについて安全性を確認していくということは片手落ちじゃなかろうかということで、大変不満の声があるようでございますので、そのことをお伝えしておきたい...全文を見る
○刈田貞子君 それで、五十九米穀年度の計画の中では、主食用として六百六十万トンが計画の中に入っておりますね。これは昨年の実績から見て低い数値で抑えられておりますけれども、まさか数字合わせではないでしょうと思いますが。
○刈田貞子君 わかりました。  その次は、この需給の関係の中で、この前、決算委員会でも私はお尋ねした早食いの問題があるわけですが、早食いをするということは早場米を早く集荷しなければならないわけで、先ほど同僚議員の中からも、早場米がどのくらい集められるのかというお話が出たわけです...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、昨年の早食いの実績は六五ですね。そうしてさっきの主食のマイナス分が二〇あって、これを足すと八五で、要するに、この厳しい端境期を何とかなるというふうにお思いですか。
○刈田貞子君 ちまたで、特に消費地の人たちも大変心配でいろいろ勉強しているようでございまして、その方たちから八月の第四週と九月の第一週が心配でございますが大丈夫でございましょうか、こういう手紙をもらっていますが、いかがでしょうか。
○刈田貞子君 需給関係についてはぜひ厳しくやっていっていただかなければ大変なことになるのではないかというふうに思います。  それで、あわせて六十米穀年度の需給の見通しとそれから計画でしょうか、ちょっと御説明いただけますか。
○刈田貞子君 ここら辺が一番心配なのですが、相なっております、というふうにおっしゃられますので、さようにいたしておきたいと思います。  それで、ちまたの実情についてちょっとお伺いをいたします。  三月一日に五%削減をお出しになってから以降やはり市場は大変詰まっているような感じ...全文を見る
○刈田貞子君 いわゆる俗称くず米というのは、主食に向けられてよろしいものなのですか。主食に使っていいものなのですか。
○刈田貞子君 一般家庭に売り渡されるところの普通米の中に混ぜてもよろしいのですか。
○刈田貞子君 五%とか三%とかという削減なさった分だけお米屋さんの店頭に行くと、混じっているのです。きょう消費者団体のお米に関する調査が届いて、出回っているのですよ、どうしますか。
○刈田貞子君 先ほど同僚委員が申し上げましたように、余り市場の実情を御存じないようでございますので、このお米のことだけについても話しますと二時間ぐらいかかります。それでこれはやめます。  それであと、今食糧庁があるいは農水省と申し上げればよろしいのか、農家の自家米といいますか、...全文を見る
○刈田貞子君 それから、これは全部ちまたの話の集約をいたしておりますので、お米屋さん自身にはお米が比較的ないのだという話を持っていながら、いわゆるやみ米業者というのでしょうか、日曜日ごとに三トントラックでしょうか、引っ張って、そして団地の中に売りに来る、大変に安売りをしますという...全文を見る
○刈田貞子君 そのやみ米業者というようなものについては厳しく取り締まりをしていただかないと大変に不公平なことにも相なりますし、それから、事お米の問題でございますので、やはり社会的問題じゃなかろうかというふうに私は思うので、こういうのはしっかりと監視、管理をしていっていただきたいと...全文を見る
○刈田貞子君 品質とおっしゃいますけれども、きのう聞いてきたばかりですけれども、コシヒカリなのです。そして本来五千七百円のところが九百円の差だから四千八百円なのです。それで、うそでしょうと言ったら、そうなのですと。大変おいしいので、売る日が決まっているけれども常用して買っている、...全文を見る
○刈田貞子君 ただ、非常に今市場が混乱しているということだけは確かであろうと思いますので、そういう現状をしっかりと把握をしていただきたいというふうに希望をいたします。  それから、先ほどの韓国産米のことでございますけれども、これも団体代表の方たちから、またやはり同僚議員の中から...全文を見る
○刈田貞子君 時間もだんだんなくなくってきたので、飛び飛びの質問をさしていただくことになりますが、私が調べさしていただいた五十九年度の予算の中で、米消費拡大事業というのがあるわけです。米不足がこれだけ論議されている中で、米消費拡大運動というのはどうもなじまない言葉になってまいりま...全文を見る
○刈田貞子君 あと、この消費拡大事業の中にいろいろ普及啓発に使う費用がたくさんついているわけです。私もお米がないないと言いながら一生懸命食え食えの普及啓発をするのはどんなものかなと、一生懸命その啓発普及の費用を考えましたのでございますけれども、ひとつその費用を、今、米の需給関係が...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひそういう形で正しい情報を教えていただきたいと思います。  それから、今後の日本のお米の問題の長期展望について、消費地の代表といたしまして大変いろいろ危惧を持っているわけですけれども、先回決算委員会でこれも質問さしていただいたときに、新しい一つの計画として、発想...全文を見る
○刈田貞子君 私は、稲作というものは、先ほど同僚議員からもお話がありましたように、今生産者が生産意欲をなくしているというふうな話が出ておりましたが、私もそのように思います。  それで、やはり生産者の生産意欲をどのようにつくっていくか、これが大変大事な事柄ではなかろうかというふう...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、生産者の人たちの意欲を何とか盛り立てて差し上げたいというのが私の願いで、そんな問題もあわせて考えてみたわけでございますが、先日、宮崎の田舎の人から百年ヒエという話を聞かされました。    〔委員長退席、理事北修二君着席〕日本人の穀物に関する...全文を見る
06月25日第101回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○刈田貞子君 私は、本日提案されております予備費関係についてお伺いをいたします。  この本日提案されております予備費を見ますと、各省庁において退職手当の不足を補うために予備費使用が行われておりますが、これは、先般公務員の退職金減額等の措置あるいは六十歳定年をしかれたというような...全文を見る
○刈田貞子君 いや、五十六年のをやっているんだから。そうじゃなくて、要するに駆け込みの人がふえているのではないか、こういう考え方でございます。おわかりでございましょうか。
○刈田貞子君 それでお伺いをしたいんですがね、この退職手当というのは、当初予算に計上する場合にやっぱりあらかじめ予測がつくとかいう、こういう問題ですけれども、予算編成時に、だれがどの程度退職をしていくのかということの退職手当の見通しというのは、正確に見積もることが不可能なのかどう...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、五十六年度で百十六億、五十七年度で七十八億、五十八年度(その1)四十七億足りなくなって予備費からこれを支出しているわけですけれども、大蔵省はまとめてこの退職手当にこれだけ予備費を充当させたということについてどういう見解を持たれるわけですか。
○刈田貞子君 それで、五十六年度百十六億もあることをどのように考えられるか、このばらつきをどう考えておられるのかということなんです。
○刈田貞子君 そこで、各省庁のばらつきの問題に入らしていただきますけれども、五十六年、五十七年度で一番多く退職手当のために予備費を使っているのが総理府所轄の防衛庁になっています。五十六年度で二十二億三千八百万、五十七年度で五十一億九千九百万というのは他省に比べて非常に額が多いわけ...全文を見る
○刈田貞子君 そういう御説明を聞いております。それで、五十六年度当初で百三十八億の退職金を見積もってあったと。そしたらば決算時で百六十一億二千万ですかの費用を要するようになり、二十二億の不足を生じたということですね。それから五十七年度が百二十四億五千六百万ですか、当初。そして、百...全文を見る
○刈田貞子君 それでは大変しつこくお伺いをいたしますけれども、五十五年の決算時はどうだったのか。それから今度、五十八年十一月二十八日に参議院を通過してこの退職手当法の改正が成立いたしました。そうしますと、五十八年は全く低い額が、あるいはゼロでこの予備費が出てくるというふうに考えて...全文を見る
○刈田貞子君 そういうことになりますと、この防衛庁における予備費というのは、私が勘ぐるように、防衛費突出などと言われるのは大変困るので、予備費の中で人件費を隠しているというようなことは全くないというふうに考えてよろしいわけでございますね。
○刈田貞子君 さらにお伺いをいたします。  五十一年度以降の退職手当のための予備費流用を見させていただきますと、    〔委員長退席、理事属黒今朝次郎君着席〕 五十一年ではなし、五十二年で五億九千四百万、五十三年で五億七千四百万、五十四年で一億六千九百万、五十五年で三十四億...全文を見る
○刈田貞子君 国会関係と会計検査院ですね、ここでも毎年退職手当が不足して予備費使用を行っているというところがございますんで、私はこれを今の問題で勘ぐったわけです。つまり、事業官庁でない国会とか会計検査院などシーリングが厳しくなってくると削るところがないということで、退職手当等でき...全文を見る
○刈田貞子君 なければ大変に結構だと思いますので、その基本でお願いをしたいわけでございますけれども、本来、予備費というのは年度途中で予測のつかなかった、予見がきかなかったものに対して支出をするというのが本来の性格でございますから、できるだけこの予備費というものの費目については大蔵...全文を見る
○刈田貞子君 次に、先ほど同僚委員の中からも話が出ました決算調整資金についてお伺いをいたします。  先ほども御指摘がありましたように、鈴木内閣の大失政で、五十六年度決算で当初予算額から三兆三千三百十八億円という膨大な税収不足を出したというこの問題でございますけれども、補正後なお...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると大臣ね、今のその話ですけれども、鈴木総理が五十六年度を財政再建元年と名づけて、五十九年に赤字公債依存から脱却するんだと、今おっしゃったそのとおりですよね。それは明言しておられた。それなのに初年度からつまづくわけだけれども、そこで、前年度対比二兆円へ国債減額...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、大変正直でいらっしゃっていろいろ本音をおっしゃってくださっているようでございますけれども、そうしますと、次に私は、調整資金のことで大蔵当局にお伺いしておきたいのは方法論のことだと思うんですけれども、この調査資金の条文を見ますと、七条の一項で「資金に属する現金」...全文を見る
○刈田貞子君 これは五十三年当時ですか、法制化したのは。その当時そういう論議はなかったかどうか、あるいはまた財政制度審議会あたりからそういう見解についての御指摘がなかったかどうかということをお伺いすると同時に、そこにやっぱり資金に属する現金とみなすというようなみなし規定みたいなも...全文を見る
○刈田貞子君 わかりました。  それで、この決算調整資金の私自身の締めになる部分を申しますんですが、先ほどから午前中の同僚議員の質問に対しても見通しの難しさということを盛んにおっしゃっておられて、大臣の答弁の中にも出てきておるわけですが、今回五十六年、決算調整資金を発動せざるを...全文を見る
○刈田貞子君 それで、したがって調整資金を発動せざるを得なかったという事態が生じたのだというふうに私は認識しているわけです。いかがでしょうか。
○刈田貞子君 ありがとうございました。  次に私は、立川防災基地計画についてお伺いをいたします。  私は当立川の隣接に居住いたしておりまして、立川飛行場跡地利用等にも大変いろいろの経過があったことをよく存じております。五十四年十一月、国有財産中央審議会から大規模公園と防災基地...全文を見る
○刈田貞子君 そういたしますと、例えばこの病院設備のための厚生省所属の中身とか、あるいは備蓄倉庫のための食糧庁の所管の計画、こういうふうなものはまだ全くないわけですか。
○刈田貞子君 それで、私はこの質問をするに当たって、恐らく各省庁個々にかかわってくる省庁がまだ予算もついていないような形でスタートしているので、一体どこにこの質問を向けてすればいいのかなと最初考えたわけですけれども、やっぱり結局は国土庁あたりにお伺いをするより仕方がないのだなとい...全文を見る
○刈田貞子君 そこで防衛庁にお伺いするわけでございますが、防衛庁はこの立川防災基地で緊急時の人員あるいは物資の輸送の任務を負うということで、そのための準備は防衛庁が一番進んで行われているはずですけれども、この辺のところをお聞かせください。
○刈田貞子君 長官ね、この計画を私は反対するものではございません。南関東防災基地計画というのは大変私は立川基地跡地利用としてはベストの、跡地利用としてすばらしい計画であるというふうに思うんですけれども、先ほど伺っていると、これに関係する各省庁は何にもまだやってない、それなのに防衛...全文を見る
○刈田貞子君 六月十一日に立川市から防衛庁に正式ゴーサインの回答があったということは私もよく承知しておりますけれども、そういたしますと、この離着陸訓練はいつから始まるわけですか。
○刈田貞子君 それでね、このローアプローチは既に二十回ほど行われているわけですけれども、この離着陸について、当初立川市からローアプローチはいいけれども、離着陸、発着訓練についてはしばらく待ってほしいということがあったはずでございますけれども、それがここでゴーサインが出たということ...全文を見る
○刈田貞子君 その地元の御理解でございますけれども、騒音とそれから電波障害、こういうようなものについてどんな手だてをなさっていくおつもりか伺いたいのと、ローアプローチはこれまでも何回か行ってきていますね、今二十回ですか、五十七年十月から。それで、あそこは御存じのとおり、横田基地と...全文を見る
○刈田貞子君 騒音等について市民に対してどういう手だてをして、これを少しでも避けるという方法をおとりになるおつもりですか。
○刈田貞子君 ここの地域は御存じのとおり繁華街、住宅の真ん真ん中でございますね。そういうことから、やはり先ほどから市民ニーズはどうなっているのかということを慎重に考えていただかなければならないというふうに申し上げましたけれども、自衛隊機の事故等を聞いたりするたびごとに、みんなやっ...全文を見る
○刈田貞子君 まさに今おっしゃられたように、この防災基地機能というのは天気のいいときだけ飛ぶわけではなくなるわけで、やっぱりそういう意味からいっても気象状況のいいときだけ飛ぶわけにはならないということを前提にして、この障害物件になり得るものについては考えていかなければならないとい...全文を見る
○刈田貞子君 局長、今、不適応の増加が多くなったということに対して、進路指導でどこへでもいいから入ればいいというふうに思う者が多くなってというふうなことをおっしゃったけれども、それは入ればいいじゃなくて入れればいいなんです。つまり、進路指導をしながら、学校の側としても中学校の進路...全文を見る
○刈田貞子君 午前中も同僚議員の中から高校教育についての質問が出ておりましたけれども、これは今、高校は非常に大変な課題をたくさん抱えているのではなかろうかというふうに思うのは、先ほどのいわゆる中退者の数が年々ふえているということでも、私は非常にいたく思えるわけでございます。  ...全文を見る
○刈田貞子君 合格者の資格別。
○刈田貞子君 一昔前ならば、この大検というのは経済的理由等で進学できなかった中卒者が大半であったというふうに思うわけですけれども、それが高校中退者によって四割を占められるようになったということ、これはやっぱりこの大学資格検定試験の性格を変えるものになってきているというふうに思うん...全文を見る
○刈田貞子君 本来の趣旨をそれて、大学入学資格検定を大学入試へのバイパスに仕立て、専門コースを開設する予備校が出現するなど、この面にも受験体制のゆがみがあらわれ始めできたとして最近話題になっています。マスコミはこんなことを書き始めるようになりましたけれども、これはいかがですか。
○刈田貞子君 でも、現実にそういうものがあるということは御存じだと思うのです。それで小学校のころから塾へ通うことが本業で、その合間を縫って学校へいくというような、本末転倒した初等教育が行われるようになっているのではなかろうかということを考えたくなるくらい、今塾へ通うのは当たり前で...全文を見る
○刈田貞子君 親たちの意識もそうなんですけれども、現実に対応するにはそうせざるを得ないという現実も私はあるというふうに思います。  それで今日、一九化した教育体系の中で、やっぱり高校教育が非常に形骸化してしまっているのではないかという現象的なあらわれが、こういう数字の中に私は出...全文を見る
○刈田貞子君 要望をいたしておきます。  大学入学資格検定試験というのも、それはそれなりに大切な機能を持っているものでございますから、これをゆがめることのないようにしっかりと監視をしていただきたいということと、それから文部省が一生懸命努力をなさっても教育産業というような側面から...全文を見る
07月03日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第22号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  農業振興地域の整備に関する法律の一部を改正する法律案及び土地改良法の一部を改正する法律案にかかわっていささか質問をさせていただくわけでありますが、何しろ素人でございますので、丁寧にお答えをちょうだいいたしたいと思います。  ところで、...全文を見る
○刈田貞子君 ありがとうございます。  それでは、法律の問題についてお伺いいたします。  この法が改正成立後、いわゆる拡充農振計画の策定を指導することになろうかと思いますけれども、生活環境の違いとかあるいは土地利用の状況等を踏まえて、その策定に当たっては決して押しつけになるよ...全文を見る
○刈田貞子君 私は、農林水産委員会の中ではただ一人都会をねぐらとする者でございますものですから、大変いつも陣地を持っていないということで肩身の狭い思いをいたしておりますけれども、そのことについていささかお伺いをいたします。  経済の安定成長あるいは国民の価値意識の変化等に伴って...全文を見る
○刈田貞子君 それではこれからのその一番弱い、農村の実情について知らない立場で教えていただくということで質問さしていただきます。  先日参考人のお話を伺っておりました中で、大和田参考人のお話の中に、集落の形成についての話が出ておりました。この集落のあり方ということについてお伺い...全文を見る
○刈田貞子君 このたびの法律改正の中に、農用地利用計画において定められた農業用施設についてはその適切な配置に関する協定を結ぶことができる、十八条の二から十一まででしょうか。それからさらに、「当該施設の維持運営に関する協定を締結し、当該協定が適当である旨の市町村長の認定を受けること...全文を見る
○刈田貞子君 それから法律の中身に、農業上効率的かつ総合的に利用する土地及び土地に関する権利の取得等に関していろいろ事項がうたわれておりますので、農地についていささかお伺いしたいと思いますけれども、農地の流動化ということで私わからないので教えていただきたいわけです。農地に関して利...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、利用権の設定ということで少しお伺いをいたします。  農用地利用増進事業が農地の流動化にどのくらいの効果をもたらしたのかということをお伺いするわけですが、農業調査等によれば、経営耕地面積に占める借入地の割合が、昭和五十三年の四八%から昭和五十八年には七四%に...全文を見る
○刈田貞子君 ちょっと質問を先取りされた感じでございますが、農業所得確保のために規模拡大が当面の課題であるわけです。そのために農地の流動化政策がとられているわけですけれども、今の話のように、利用権設定が増大したということが農業所得にどんな影響をもたらしているかという問題が、私素人...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、新規の設定にせよ、やみ上がりの移行にしても、とにかく利用権の設定というものが一巡し、利用構造というものが現時点ではある形ででき上がってきているというふうに思うのですけれども、硬直化をしているというふうに考えるべきか、これはさらに進むというふうに考えるべきか。
○刈田貞子君 それから設定期間の問題ですけれども、設定期間をどういうふうに考えるか。それから、農地利用の増進事業が発足して八年を過ぎているわけでありますが、再設定の現状ということもあろうかと思いますが、こういう点について。
○刈田貞子君 農地の流動化ないしは利用権の設定ということで、担い手の側から見た問題点を幾つか考えてみたいと思います。それは、農地の流動化の進展にマイナス的な要因になるのではなかろうかということでお伺いをするわけです。  その一つは、先日参考人の中の青木先生からもたしか話が出てい...全文を見る
○刈田貞子君 それから、心配する二つ目は、先ほど出た小作料の話であります。  小作料の実情がどうなっているのかということで先ほど局長は少しおっしゃいましたけれども、五十七年白書などで見ますと、稲作については小規模層での所得の低迷等により、五十五年以降大規模層の支払う小作料が小規...全文を見る
○刈田貞子君 二つ目の小作料の次の問題は。
○刈田貞子君 もう一つ三つ目の問題。
○刈田貞子君 つまり、二兼の人にプラスの条件ばかりそろっていて、それをしょい込む相手はマイナスの要因ばかりしょい込まないかということでございます。
○刈田貞子君 次に、就労機会の促進ということで、このたびの改正事項では農業従事者の安定的な就業の促進に関する事項が盛り込まれておりますけれども、農村地域における安定的な就業機会の確保対策として昭和四十六年に制定された農村地域工業導入促進法はどんな実績を上げてきたというふうにお考え...全文を見る
○刈田貞子君 これも私は現場を知りませんので、これは新聞でございます。「農村部への工業導入は、周辺農家の働き口を作る点から期待されている。しかし、現実には、地元雇用にそれほどつながらないという問題」がたくさんあるのではなかろうかということで、「その一つの例として、先日、千葉県我孫...全文を見る
○刈田貞子君 雇用の問題についてはぜひよろしくお願いいたします。  それで、先ほど大臣から、農村の未来図のようなお話を伺いましたけれども、私の立場から考える農村の未来構想みたいなことを考えてみるに当たって何点かお伺いしたい。  実は、こちらの最上先生と水谷先生が御一緒の委員会...全文を見る
○刈田貞子君 余り時間がなくなりましたので、まとめてあとの分をお伺いしますけれども、いわゆる新社会システムをどう導入していくか、あるいはニューメディア、情報化システムというような問題を農村の未来図の中にどうのせていくか、こういうことをまとめてお伺いいたします。
○刈田貞子君 次に、土地改良法改正に伴った関連の問題についてお伺いいたします。  いわゆる混住化や生活様式の高度化といった農村地域の社会情勢の大きな変貌のもとで、農業用用排水路の管理面で種々の影響が生じ、土地改良区がその対応に苦慮しているという問題は午前中にも多く出たわけであり...全文を見る
○刈田貞子君 これも午前中に話が出たと思いますけれども、農業集落排水事業と下水道事業とのそれぞれの特質と相違点をお教えいただき、その環境整備の推進の要望が高まる中で、こうした事業が特に農村部において進捗の度合いが低いと言われている理由の中に、種々あると思いますけれども、今後も農業...全文を見る
○刈田貞子君 農村地域の混住化の進展は、時代の趨勢とはいえ、公共用施設等の地域で必要とする土地需要に対してもこたえていく必要があることは私の立場でもよく理解できるわけでありますが、地域開発に際しては、土地、水のスプロールが生じないよう、計画的、長期的な観点からの対応が図られるべき...全文を見る
○刈田貞子君 それから、土地改良区は混住化の進んだ地域でも引き続き農業用排水路の管理者として責任を今後も全うしていくべきであろうというふうに思います。しかしながら、午前中からいろいろお話が出ておりましたように、その施設管理について土地、水の農業外利用との調整といったいろいろな課題...全文を見る
○刈田貞子君 そのほかにお伺いしたい一、二のことがございます。  土地改良事業によって農用地等の排水能力が改善される一方で、水田の湛水能力が弱まり、中小河川のはんらんの要因となるというようなことがよく言われているわけでございます。このようなことがないように河川管理との円滑な調整...全文を見る
○刈田貞子君 農業用排水路の改修あるいは管理に当たって、地域の自然環境あるいは生態系や景観の保全についてどのような注意をお払いになっておられるか、そのことを聞いて質問を終わります。
07月10日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第24号
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○刈田貞子君 私は、主といたしまして米の流通問題についてお伺いいたします。  先ほど同僚議員の中から現在の米の在庫量のこと等お伺いをいたしましたが、今、政府米と自主流通米の状況を百十万トンと八十万、これは五月末とおっしゃられているわけでございますが、この自主流通米の実情について...全文を見る
○刈田貞子君 値段の関係は…。
○刈田貞子君 個別と言わなくても、傾向的に。
○刈田貞子君 消費地では、今特例標準価格米、安くておいしいということで、これを買いたくて米屋の店頭に行くけれども、要するに政府米が買えないという実情があるようでございます。そして、勢い仕方がないので自主流通米を買っているという実情があるようでございますけれども、こういう点はいかが...全文を見る
○刈田貞子君 そうでなくて、買えないのじゃなくて、高い方の分を買わされているということを言っておりますので、実情ですのでお伝えをいたしておきます。  それで、どうしてそういう状況が生まれるかということも店頭から聞いてまいりましたので、後ほどそのことはお伝えをいたしますといたしま...全文を見る
○刈田貞子君 幾つかの記事を調べてみますと、この自由米は今相当に需要が多くて、そして建て値も上がってきているという状況があるようでございますが、不足状況が続くと、その自由米の手持ち筋は売り惜しみをする、そして価格をつり上げているというようなことが出ております。それからまた、東京相...全文を見る
○刈田貞子君 この特定米穀は集荷のときに穀物検査を受けますね。この検査方法は何を検査するのですか。
○刈田貞子君 特定米穀そのものの検査というのはないのですね。米を検査した結果特定米穀は出てくる、こういう感じですね。それだったらよろしいのですけれども、私、大分仄聞のよくできる者でありまして、あっちこっちから入ってくることによりますと、その特定米穀を意図的につくるというような形の...全文を見る
○刈田貞子君 それでは次に、ちまたでいろいろ言われていることの話を幾つかお伝えしてみますけれども、いずれにしても先ほどから申し上げるように、消費地では非常に米が詰まってきていることだけは確かでございます。  小売店でも先ほど申し上げましたように、政府米が不足してきて大変悩んでい...全文を見る
○刈田貞子君 余り実情をおわかりになっておられるのかおられないのかわかりませんけれども、現にそういうことが行われているようでありまして、系列化が非常に強固に進んでいるということだけは確かでございます。その大型の卸の業界の方たちが、我が方は何店の小売店を傘下に持っているということが...全文を見る
○刈田貞子君 消費地ではこのブレンドということを一番やはり問題にしているわけです。何がまぜられているかわからないという不安を持っているわけです。それで先ほどの特定米穀、そして三類から五類等の雑銘柄の自由米、ここら辺のものがやはりブレンドの素材になっていくということを一般消費者はみ...全文を見る
○刈田貞子君 私は三カ所ほど見て歩きましたけれども、研米までは必要がないのではないかと思ったりいたしております。それで大臣、この間の七日の土曜日に農協の青年部と婦人部が集まりまして、消費地の消費者団体のメンバーと合わせて、「米不足を考える」という会を持ったようでございます。そこで...全文を見る
07月19日第101回国会 参議院 農林水産委員会 第26号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  本日から事前米審が始まり、二十四、二十五日の本舞台に向けて米価に関する動きが始まったというわけでございますけれども、私は、きょうここに消費者運動のリーダー的な役を果たす一つの機関紙を持ってきております。その発行元が七月五日に米価審議会の...全文を見る
○刈田貞子君 それはそのとおりなのでございますけれども、過去にいろいろ経過もございますし、そうして委員の人たちがやはり自分たちは一体何の役を果たしているのかという実感を持つような実情があるようで、その辺のところ、今後の米審への課題というものはあるのか、ないのか、さらにお伺いしたい...全文を見る
○刈田貞子君 米価の問題はこれだけ関心が高く、そして課題の要因を持っておればおるほど、米価審議会の機能というものは非常に重要な役割をもたらすものだと私は思うので、ぜひただいまおっしゃったようなことでやっていっていただきたいというふうに思います。  次に進みます。  消費者とい...全文を見る
○刈田貞子君 ことしまた詰まってまいりますと消費者米価の問題が出てくるわけですけれども、そのときにはそのような形で客観的には消費者米価を勘案していくにしても、この生産者米価との関係性でこれが玉突き的に消費者米価に反映してくるということはございませんか。
○刈田貞子君 お米の需要が落ちていくということもありまして、やはり消費者米価の問題もこれはなかなか多くの課題を持っておりますので、またその時期になりましたら大きな声を出すつもりでございます。  次に、食管法三条二項で、先ほどおっしゃいました生産者米価の考え方でございますが、「生...全文を見る
○刈田貞子君 後でもまたちょっと触れますけれども、私は「其ノ他ノ経済事情」という中で、本年は財政事情が一番問題ではなかろうかというふうに思いまして実はお尋ねをしたわけでございます。  午前中も生産者米価に関する算式の方法がいろいろと論議をされたわけでございます。私は、きょうこの...全文を見る
○刈田貞子君 米価も一つの政策価格でありますから、需給事情や財政事情等いろいろな条件によって、それは政策的な要素が加わって大きく変動していくということは当然考えられるわけです。したがって、それだけに生産者は常に不安を持っているわけです。午前中にもその話も出ました。それでやはり私は...全文を見る
○刈田貞子君 再生産が確保されるような形で米価が決まっていくことを希望いたします。  私は、先ほどの米審の小委員会が出されました米価算式に関する報告を読みました。ここにはかなりの課題があるわけでございまして、この報告書をもとに質疑を始めますと二、三時間はかかるのじゃないかと思い...全文を見る
○刈田貞子君 これは小委員会のメンバーを私も拝見さしていただいたのですけれども、こういう形の報告書しか出ない形の人員構成にもなっているわけですね。もうちょっと客観的な形で報告が出せる人員構成というものが考えられなかったものかどうかということも、私は個人的意見として持っておりますけ...全文を見る
○刈田貞子君 大臣の心意気を生産者の皆様にお伝えしたいと思います。  次に、良質米奨励金のことについてお伺いをいたします。  今、財政の問題等を私がお伺いした理由は、生産者の皆様の希望に沿って生産者米価を少しでも上げていきたいというのが大臣の偽らざるお気持ちであろうと思うので...全文を見る
○刈田貞子君 昨年流通促進費がカットされ、そして今また良質米奨励に関する中心的な助成措置であるところのこの奨励金がカットされる、削減の対象になるというようなことになれば、良質米生産に関してやっと生産者の意欲が燃えてきているというこの時期に、水を差すようなことになるのではないかとい...全文を見る
○刈田貞子君 ところが、これは地方によっていろいろあると思いますけれども、その単収、そしてかかり増し経費というものを勘案いたしますと逆転している場合もあるわけなのです。そういうことを考えた場合に、この良質米奨励金というものは大きな意味を持ってくる。それで、これをばっさり切り落とし...全文を見る
○刈田貞子君 それから、万が一この奨励金がカットされたときに、このことが自主米の価格に乗せられるということはないのですか、値段が高くなるというようなことはないのですか。
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、とにかくこの良質米奨励金がこれまで果たしてきた役割というものは非常に大きなものが私はあると思うので、その点もしっかりと御検討なさった上で考えていっていただきたい、このように思います。  それから、きょうの事前米審でも話し合いの柱になっている...全文を見る
○刈田貞子君 生産者団体等からは、この備蓄ということは国民的合意の中で今動いているような話である、したがって、食糧安保の立場からも備蓄という問題は真剣に考えていかなければならない、大蔵省が言おうと臨調が言おうと、農水省は真剣にこの備蓄というものに取り組んでほしい、それについては経...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにしても百五十万トンとか年間四十五万トンとかそういう絵にかいたもちのような話が動いているのではなくて、やはり財政的手当てをどうしていくかという問題も含めた実のある備蓄計画、こういう施策を講じていくよう真剣に取り組んでいただきたいと思います。  そして、勘ぐり...全文を見る
○刈田貞子君 それであれば結構でございますけれども、ぜひ真剣に取り組んでいただきたい。  それから、先ほど転作に関する話も減反政策に関していろいろ午前中話が出ておりましたけれども、この減反政策の見直しは、今大切なもう一つの課題ではなかろうかというふうに認識している者の一人でござ...全文を見る
○刈田貞子君 青田刈りのようなことをさせることはございませんか。
○刈田貞子君 時間がありませんので、重ねて意見を申すわけにはまいりませんけれども、いずれにしても生産地の方々の気持ちを大事にしていこうということを私は申し上げているわけでございます。他用途米等についてもたくさんお伺いしたいことがございまして、きょうは用意をしたわけでございますが、...全文を見る
07月26日第101回国会 参議院 地方行政委員会 第20号
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○刈田貞子君 当委員会では初めて質問さしていただきます刈田でございます。よろしくお願いいたします。  私は、この風俗営業法改正に当たって、この法案の中に種々問題があることを感じておりますけれども、きょうはその中身に立ち入る前にその沿岸の問題と申しましょうか、あるいはまた基本にな...全文を見る
○刈田貞子君 その状況をもうちょっと数字では出ませんか。
○刈田貞子君 そういたしますと、やはり基本的には問題の多い営業が増加しておりますということについては、業種及び数ともにふえているというふうに了解してよろしいでしょうか。
○刈田貞子君 つい先ごろ私伺いましたことでございますけれども、警視庁で風俗環境浄化本部を設置して、百九十人の専従捜査員によって歌舞俵町を中心として、一帯の実態調査をなさっているということを伺っておりますが、ここで得た種々の結果、そしてこれが今回の改正に何か反映されている事柄がある...全文を見る
○刈田貞子君 ところで、このたび届け出制とはいいながら、風俗関連営業に関して規制対象に加えたということについては、私どもは婦人問題関係者の中で大変問題にしているところの一点でございます。  それはつまり性産業の公認の道につながるのではないかという問題。そして、さらにこの種の業種...全文を見る
○刈田貞子君 現行法との関係はまだこの後すぐに伺いますけれども、今回の改正のものに関連して、今の問題の後に関連してちょっと伺いたいのは、マントル、ホテトルあるいは愛人バンク、これを今回の規制の対象から外している理由は何なのでしょうか。このことが非常に気になるものの一つでございます...全文を見る
○刈田貞子君 ただいまのお答えにもちょっと異論があるのですけれども、これは後でまとめて伺います。  ところで、先ほどの現行法ではなかなかできる部分とできない部分があるようなお話の中の、個室付浴場業、トルコぶろについて、私はこれの一つ例を挙げまして具体的に本論に入ってみたいと思い...全文を見る
○刈田貞子君 私ここに、これは五十六年の白書だと思うのですけれども、警察白書をちょっと調べてみますと、五条の違反が件数で八百八十五、それから六条違反が件数で千八百八十七、それから十一条違反が四百十八、それから十二条は何と九十三なんですね。これは件数でございますが、九十三件です。人...全文を見る
○刈田貞子君 次に、十三条の件でございますけれども、資金等の提供、この問題ですけれども、私どもはこの十三条適用というのはむしろ皆無であるというふうに伺っているような状況があるというふうに私聞いているのです。  それで、私ちょっとこれお伺いしたいのでございますけれども、これは少し...全文を見る
○刈田貞子君 それで、今度この風営法でこれが対象に入ってくるわけですね。そうすると、今までよりはもっと十二条、十三条に値するような種類のものが取り締まることができるのでしょうか。
○刈田貞子君 措置の問題については厳しくしていただくということ、これは大変ありがたいことなんでございますけれども、その立証について、しやすくなるのかならないのかということです。
○刈田貞子君 私どもはこの種の営業が野放しになっているというふうに理解をいたしておりまして、こういう問題についてずっと廃止方を進めているグループがたくさんあることを御存じだろうと思いますけれども、いかんせん法があっていて、なおかつ先ほどの数字を伺いますと、どんどん業界が太り、ふえ...全文を見る
○刈田貞子君 浴場法の問題についてはお触れになる気はございませんか。
○刈田貞子君 それでも全然関係のない問題じゃないわけですよ。やっぱり横の連携をおとりいただいて、その辺とのかみ合いを考えていただくというのが、私は筋じゃないかと思うのですけれども、これいかがでしょうか。
○刈田貞子君 その辺ぜひお話し合いを重ねていただきたいと思います。  次に外務省お見えになっておりますか。  私は、国連婦人の十年を来年に控えて、婦人に関するあらゆる差別撤廃条約の批准、これに向けて今国内は動いておるわけでございますが、既に署名済みのこの差別撤廃条約についてお...全文を見る
○刈田貞子君 それは大変なお答えをちょうだいしたことになります。  私ども婦人の議員の中で話し合いをいたしましたのは、いわゆる国内法の改正云々というようなことは全く関係がないのだけれども、現実に即したときに一番問題になるのはこの六条の条項ではないかというふうに私たちは大変危惧し...全文を見る
○刈田貞子君 それはいろんな配慮を持ってやられているのは、先ほどから伺っているのでございますけれども、現実があるということをやはり私たちは大変に残念に思っている。    〔理事真鍋賢二君退席、委員長着席〕 外国の方が日本に来るガイドブックの中にトルコぶろが堂々と載っていて、日...全文を見る
○刈田貞子君 外務省にもう一度お伺いいたしますけれども、二条関係の方ですけれども、ここでいわゆる性差別の問題ですけれども、先ほどからのお話の中に、男女ともに等価値を得ているとか、あるいはまた共存であるとかいうような言葉が出てくるわけですよ。そうしますと、この二条、私は二条にも現状...全文を見る
○刈田貞子君 それでは売春防止法の中に不平等な取り扱いがあるというのは御存じでしょう。十七条一項の方です。補導処分、こういう問題は、私も時間がないので大変汚い言葉で申し上げますけれども、要するに買った方には問題がなくて、そして売った方にだけ補導処分がある、こういうことが売春防止法...全文を見る
○刈田貞子君 私、時間が来ましたので、大変恐縮なんですけれども、こういう問題になりますと、私も熱が入りまして、もっと真剣にやりたくなるのでございますけれども、やめておきます。そのかわり、また機会を得てやらせていただきたいと思います。  それで、最後に私、これは外務省さんじゃなく...全文を見る
07月31日第101回国会 参議院 地方行政委員会 第21号
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○刈田貞子君 参考人の皆様、本日は御苦労さまでございます。私、時間もたくさんございませんので、簡単に伺わしていただきます。  まず、津田参考人にお伺いいたしますけれども、私が常に持っておりますテーマとして、先ほど高橋参考人の方からもちょっと出ましたけれども、子供たちが立ち入る地...全文を見る
09月04日第101回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○刈田貞子君 私は、捕鯨の問題についてお伺いをいたします。  この捕鯨の問題については既に百一国会会期末、衆議院農林水産委員会においてかなりの論議がなされておるように聞かされておりますし、私も会議録等で読ませていただいておりますので、私からはこの八月十三日から始まりました日米捕...全文を見る
○刈田貞子君 それで、今のまずマッコウのことでございますけれども、十月から漁期が始まるわけですね。これは我が国としては操業に入るわけですか。
○刈田貞子君 その際、アメリカの国内法とのかかわりで、報復措置というようなことがあるのでしょうか、ないのでしょうか。その辺の見通しを。
○刈田貞子君 これは衆議院の委員会でも質問が出ていたと思いますけれども、それについては日米協議にすべてを託してということでアメリカ側の理解を求めるというような御答弁をたしかなさっておられるはずなのです。そうするとアメリカ側の理解が得られなかったという了解でよろしいのでしょうか。
○刈田貞子君 そこで、アメリカがそういう強硬な姿勢を持っていることの背景に、やはり国際捕鯨委員会というものをバックにした発言があるというふうに私思うのですけれども、IWCの現在の機構について、その機能性といいますか、それが私ども種々海員組合の方等からの言い分などを伺ってみますと、...全文を見る
○刈田貞子君 それから、先ほど話し合いの中身の中に、モラトリアム後のあり方についてということで、この中身も物別れになっているというお話でございます。種々の情報で商業捕鯨の全面禁止が打ち出されて、後にはとにかく日本も商業捕鯨というものを転換して、調査捕鯨というふうな考え方を水産庁も...全文を見る
○刈田貞子君 日米捕鯨協議が終わった後のニューヨークタイムズの社説等では、日本がモラトリアムに挑戦するようなことがあれば強い制裁を、というようなことをうたっている記事があるようでございます。こういう制裁措置というようなことは今後も覚悟の上で、なおかつ息の長い交渉を進めていくという...全文を見る
○刈田貞子君 それから、これも国内の関係者による言い分ですけれども、沿岸捕鯨についてはやはり現にノルウェーやアラスカのエスキモーなど特例として認められている人たちもあるわけで、なぜ日本の沿岸捕鯨が六十一年以降認められないのかという言い分があるわけですけれども、こんな点についても御...全文を見る
○刈田貞子君 さらに、関連産業に携わる方たちの言い分では、IWCの決定に対して日本は全く素直過ぎる、無抵抗であるのではないかというような言い分がありまして、もっと日本の立場を主張してほしいという陳情を受けました。それからブライトンの会議以降全く歯がゆいほど手が打たれていないのでは...全文を見る
○刈田貞子君 今後も、先ほど科学委員会ですか、日米科学者会議ですか、というようなお約束を取りつけてきたように伺いましたけれども、今後粘り強い話し合いを進めていくことの中にどういう方途を期待して話し合いを続けていかれるおつもりですか。
○刈田貞子君 大臣にお尋ねいたします。  私はこの関係の方たち、船に乗る方が千三百人、それから関連業者の方が五万とも伺っておるわけでございますけれども、生活に直接かかわってくるので大変この成り行きに心配をいたしている事実があるわけです。大臣、この問題解決のために御決意をひとつ。
○刈田貞子君 ひとつ大臣よろしくお願いいたします。  それから次に、私は漁港を歩きました。そして、そこでプラスチック船の廃棄処理についての質問を受けました。それで大変問題を感じましていささか質問をさせていただくわけでございます。  これは水産庁の方にまずお伺いするとすれば、こ...全文を見る
○刈田貞子君 経費は。
○刈田貞子君 運輸省の方お見えになっていらっしゃると思いますけれども、小型漁船からモーターボートに至るまでFRPの漁船が四十年代にかけて全盛で生産されたわけですけれども、今廃船になってきているものがかなり出てきておりますようで港で大きな問題になっている。私の伺うところによりますと...全文を見る
○刈田貞子君 全漁連あたりではこれに対してFRPの代替というような問題も考えているやに聞いているのですけれども、そういうことはそちらの方でお考えになっておりませんか。
○刈田貞子君 つくるときには、捨てるときのことも考えてつくっていただきたいというのが、私ども消費者問題をやっておりました者の一番の言い分なのでございますけれども、捨てるときのことが考えられていなかったのがこのFRPではないかというふうに思います。燃やせば大変有毒な塩素ガスが出ると...全文を見る
10月17日第101回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  先回に引き続きまして食品添加物の問題についていささかお伺いをしたいと思います。  昨年の八月末、食品衛生法施行規則の一部を改正し、新たに十一品目の食品添加物がふえたことになったわけでありますが、私どもといたしましては大変複雑な気持ちで...全文を見る
○刈田貞子君 その検討会が結論を出すのはいつごろであるのか、先回私がいろいろお伺いしたところでは一、二年をめどというようなことが発表されておりましたようでございますけれども、これはいつごろをめどにしてお出しになるのか、そして、その持つ意味というもの、出た方向性が持つ意味というもの...全文を見る
○刈田貞子君 先ほども申し上げましたように、食品添加物をめぐって種々の運動を続けてまいりました者にとりましてはこれは実は大変重要な意味を持っております。  それで、まあこれはお答えをいただかなくて結構でございますけれども、希望といたしまして一部話をさせていただくわけでございます...全文を見る
○刈田貞子君 ちょっと通産省の方にお伺いをいたしますけれども、新しい乾電池を開発なさることは大変私大事なことだと思うんですけれども、それは新しいタイプの乾電池ができることによって受ける消費者メリットは何でしょうか。つまり、コストが高くなるとか、あるいはもちが悪くなるとかいうふうな...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど厚生省の方からお話を伺いましたけれども、これは我が党の春田委員が環境委員会でお尋ねをしたときに小林課長からの回答の中で、例の厚生大臣の諮問機関であるところの生活環境審議会の廃棄物処理部会の中に適正処理専門委員会ができたということで、そこで現在適正処理専門委員会...全文を見る
○刈田貞子君 審議の内容をお伺いしたわけですが、厚生省見解をお伺いしたいと思います。  今、私どもは乾電池の問題をいろいろやっておりまして一番ネックになっているのは、この乾電池が処理困難物という形で了解されないということが一番ネックになっているのではなかろうかというふうに思うわ...全文を見る
○刈田貞子君 今、地方自治体では分別収集をして、そしてトン九万七千あるいは十三万五千、あるいは十六万何がしというコストをかけてイトムカまで運んでおりますね。あの場合は地方自治体において、終末処理地がいわゆる適正処理困難物であるということを盾にとって、つまり認定して終末処分地に入れ...全文を見る
○刈田貞子君 一つお伺いをいたしますが、昭和五十二年に一般廃棄物の処理法が一部改正になって、いわゆる遮水シート、土壌汚染問題が出てきて遮水シートを使うような形に改正されましたね。今、終末処分地は全国で二千五百カ所ぐらいあるというふうに聞いておるわけでございますけれども、この二千五...全文を見る
○刈田貞子君 環境庁にお伺いをいたしますが、この遮水シートがない終末処分地の周辺において水銀――無機、有機ともにですけれども、水銀が検出されたというような調査をなさったことはございますでしょうか。
○刈田貞子君 調査はしたことがないということですか。データがないということですか。
○刈田貞子君 先ごろ神奈川県方面で〇・六ppm――〇・〇三ppmをはるかに超えた〇・六ppmの水銀が検出されたというようなデータがございまして、これは終末処分地であったところの箇所から検出されているというようなことなんですね。それで、私は今細かい問題に入る気は実はないんです。一体...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。国民の皆様の関心は乾電池に対して身近な生活用品であるだけに大変深いものでございますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。  それから、これはもう一度厚生省の方にお伺いをするわけなんですが、処理法第四条の考え方ですけ...全文を見る
○刈田貞子君 通産省にお伺いいたします。  現在の法律によりますと、一般廃棄物というのはやっぱりその処分の責任が地方自治体にあるわけで、今大変に国民の不安に思っている処理困難物であるところの乾電池を皆それぞれボランティアの力も働いて、これを分別収集、回収し、そしてそれぞれの処分...全文を見る
○刈田貞子君 乾電池の論議は私どもの党も本当に長々とやっておりますので、だんだん専門的になっていくわけです。専門的になっていくとかえって袋の中に入ったみたいに道が出てこないんですね。これは我が党でも大変に頭を悩ませております。それでいて一方で地方を歩きますと、国で何をやっているん...全文を見る
○刈田貞子君 環境庁長官にお伺いいたします。  長官は三月二十七日の環境委員会で春田議員の質問に対して「水銀に対しましては懲り懲りいたしておりますので、この問題につきましてはこれから後も引き続き検討を加え、問題の起こらないように処置をさせていただきたい」というふうにお答えになっ...全文を見る
○刈田貞子君 御決意のほどを伺いたいと思います。
○刈田貞子君 ひとつよろしくお願いいたします。  ことしの十月、東京都で行われる消費者週間では、乾電池を最大のテーマにいたしますようでございますし、日弁連の十九、二十日の大会でもこの廃棄困難処理物としての乾電池をテーマにやるようなお話を伺っておりまして、国民の意識というのは非常...全文を見る
○刈田貞子君 次に私がお伺いするのは、アルコール症の問題でございまして、先回アルコール入りドリンク剤の問題につきましては、大臣の大変素早い手を打っていただいたおかげで、事がいろいろな形に動きまして感謝を申し上げる次第でございますが、アルコールの問題については、実はアルコールそのも...全文を見る
○刈田貞子君 よく御理解をいただいていて助かるわけでございますが、アルコール依存症の問題について少し質問をしたいということの意思表示をいたしましたところ、昨日の夜までに資料ががさつと集まってきて、今スーパー袋で持ってまいりましたが、そしてこれも聞いてもらいたい、これも聞いてほしい...全文を見る
○刈田貞子君 対策の問題等、私はたくさん意見を持っているわけなんですが、時間の制約がありますので私の住んでおります地域、小さな町の国分寺市で、一カ月に一度第二木曜日に、アルコール症者あるいはその家族の相談――いわゆるプライマリーケアないしは地域ケアというような形の行事を六年ほど続...全文を見る
○刈田貞子君 この問題については、それこそスーパー袋いっぱいでございますのでとてもやり切れませんものですから、あと柱を二つ立てて整理をさしていただきますと、先ほど申し上げましたように若年層の飲酒についての問題と、それからあとは女性の飲酒に関する問題と、この二つを整理してみたいと思...全文を見る
○刈田貞子君 未成年がお酒を飲む機会というのは大変に多いわけですし、それから私が集めました未成年関係の飲酒による犯罪事項、事件というもの、今ここに二十七持ってきておりますけれども、こういう状況の中で未成年飲酒禁止法が生きているという見解はどういうところから出るのでしょうか。
○刈田貞子君 取り締まりも結構なんですけれども、先ほど私申し上げましたように教育ということ、酒の害に関する教育というのがほとんどなされてないわけで、諸外国の例ではWHO等の指摘もありまして、既に酒の害についての教育というのが進んでおるわけですよね。そういうのはおたくさんの方はなさ...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、大蔵省がおいでいただいていると思うのでお伺いいたしますが、今も話が出ましたけれども、未成年に酒を飲むなということで未成年飲酒禁止法が現に生きておるわけでございますけれども、にもかかわらず、酒を飲む機会あるいは環境というものは十分に青少年の間にあるわけでござい...全文を見る
○刈田貞子君 私どもは、このお酒に関してはアルコール産業というのは今売りまくるという感じを受けております。特にテレビコマーシャル等使いまして広告宣伝、連日幾つ映るかと調査しているのもいます。物すごいものです、売りまくるという感じを受けます。こういう環境の中で未成年にお酒を飲むなと...全文を見る
○刈田貞子君 昨日も厚生省の方々とお話し合いをしている中で、これを防ぐ方法はあるのかないのかというようなことでお話し合いをいたしましたけれども、母子手帳を交付される段階でそういうものが注意書きとして書かれていたのではもう既に遅いんだというふうにおっしゃるわけですよね。そうすると、...全文を見る
○刈田貞子君 私は、これはやっぱり提案なんですけれどもね、最初の子供さんを出産するときに、その母子手帳をもらった段階でそういうものが、注意事項というか、列挙されていたというものを見てはたと気がついたというようなこともあって、次のお産にも役に立つわけでございますしね、私は母子手帳に...全文を見る
○刈田貞子君 もう時間でございますので、本当は、この社会をにぎわしている事故例、事件例という種類のものを七十四件全部御披露したかったわけですけれども、これを知っていただくことによって、今日本の社会の底辺でアルコール症というものが社会的な問題として、底辺に非常なウエートを持ってある...全文を見る
10月19日第101回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。私は、農林水産省の補助金の中で水田利用再編対策に関する問題についていささかお伺いをいたします。  会計検査院の五十七年度の報告では、農林水産省の補助金について不当と指摘されたものが十八事業あります。その中で、水田利用再編対策に関する不当事...全文を見る
○刈田貞子君 私が今回この問題を考えたのは、会議録等を拝見いたしますと、例年出ている問題、そしていわゆる不当事項というものが何か定着して、お墨つきを得たような、こういう委員会においてもなかなかいい御回答が得られないというようなことから、質問をする方もだんだん少なくなっていくのでな...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど私が申し上げました預託水田制度の問題の中では、今回の五十七年度の指摘の中で、預託水田についてその実態を調査したところ、五十五年度末における預託水田は全国で四万九千二ヘクタール、うち保全管理四万八千八百四十三ヘクタール、九九・七%となっておって、預託水田の転作等...全文を見る
○刈田貞子君 今回のこの会計検査院の指摘の中では、不当事項に対する指摘とあわせて、今もお話の中に出ておりましたけれども、効果の問題、効果が上がらないということ、十分に発揮し得ていないということ、このことがかなり強くうたわれているわけでありますけれども、効果という面でどのようにお考...全文を見る
○刈田貞子君 運用上の改正というか、手直しをしながら効果を上げていきたいということなんだろうと思うのですけれども、それでは会計検査院の指摘の中で改善策を要求されている一つの項目がございますね。これについて今お話の中にもいささか入ってまいりましたけれども、どのように措置されたか、御...全文を見る
○刈田貞子君 後で会計検査院の方にその改善措置でよろしいかどうかお伺いいたしますけれども、私は、できるだけ少ない費用でというふうなことがたびたび出るわけですけれども、お金がかさむという問題よりも、やっぱり投じられているものが生きていかなければいけないというところが指摘されているん...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いいたしたいと思います。  それで、私はこういう時期にこの問題を、私も農林水産委員の一人でございますので、やっぱり真剣に考えなければいけないと思いましたのは、本年前半で起きた米の需給問題等がいろいろございまして、そして転作に関するあるいは減反に関するい...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、これは五十七年の十月に行われました決算委員会で、当時の農林水産大臣であられました田澤大臣のお話の中に出てくるんですけれども、「私はこれからは水田利用再編対策というのは単に緊急避難的な扱いでは困りますと、これこそ日本農業の新しい姿をつくる基本なんですよと、非常に...全文を見る
○刈田貞子君 また次に会計検査院から厳しい指摘を受けないように、それからこの十年間の事業が終わったときに何も残っていなかったというようなことがないようにお願いしたいと思います。  では私、次の課題として健康食品の問題をいささかお伺いしたいと思います。  健康食品、健康食品とは...全文を見る
○刈田貞子君 今お話の中に出ておりましたけれども、この健康食品については他省庁も皆取り組みをいたしておるわけでございますけれども、農林水産省としてこの健康食品に取り組む基本姿勢が、この健康食品というものを認知した上で健全育成をしていくというのが、規制一本やりでやっている他省庁とは...全文を見る
○刈田貞子君 二点お伺いいたしますけれども、五十七年から油脂課でやっているニュータイプ食品の実態調査の中で、健康食品のものを少し扱われておられましたですね。これは三年計画でやるはずだったんですが、この活動とどう連動させていくのかということを一つ伺うのと、それから、先ほどもJAS云...全文を見る
○刈田貞子君 厚生省でお見えになっていると思うんでございますが、四月一日から機構改革によって食品保健課ができましたね。その中に健康食品対策室を設けられましたけれども、この健康食品対策室ではどんなことをやっていくんでしょうか。
○刈田貞子君 厚生省では、四十六年通達とか五十二年のクロレラ基準づくり、あるいは五十七年の新開発食品安全性評価研究会ですか、そうですね、研究会等、健康食品の問題については先んじておられる感があるわけでございますけれども、先ごろ経済企画庁が調査なさいました健康食品総合調査、この中で...全文を見る
○刈田貞子君 経済企画庁、お見えになっておられますでしょうか。  このたび大変いい調査をおまとめいただいて参考にさせていただいているわけですけれども、ただ、これ部数がないそうで借りているんです。ありましたら、一冊下さい。  それで、大変いい調査をおまとめになられたんですけれど...全文を見る
○刈田貞子君 公正取引委員会、お見えになっておられますか。  公正取引委員会の中の景品表示法違反事件関係事務処理細則ですね。これはどんなふうに動いておりますんですか。
○刈田貞子君 先ほど経企庁の方からもお話がありましたように、私もこの健康食品の苦情等は長年聞かされてまいりまして、今一番エスカレートしてきて問題になっているのは、商品そのものの問題よりも売られ方の問題だということで、末端の消費者相談あるいは苦情相談に当たっている人たちが大変困って...全文を見る
○刈田貞子君 ありがとうございました。  では、私がきょうこの健康食品の問題を取り上げた理由は、実はちまたでいろいろそういう問題があるので、ついででいろいろお伺いをしたわけでございますけれども、決算委員会の中で私がこれを問題にして取り上げた理由は、ここのところ、五十七年以降でし...全文を見る
○刈田貞子君 最後に大臣にお尋ねいたします。  今局長が大変決意を述べていただいたわけですけれども、健康食品の問題については、実は私どもの認識では、農林水産省の取り組みが一番おくれているというふうに思っています。それで、来年度から新しい事業を五カ年計画でスタートなさるわけですけ...全文を見る
○刈田貞子君 食糧庁の方に問題を用意いたしましたけれども、また機会を得てさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
11月08日第101回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
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○刈田貞子君 最初に大臣にお伺いをいたします。  先ほど村沢委員の方から、消費者米価の御発言についてお尋ねがございましたけれども、私もこの大臣の御発言は大変気になりますので、もう一度実は確認をさせていただきたいわけでございます。先ほど大臣は、そういう意味のことは申さぬというよう...全文を見る
○刈田貞子君 それでは、十二月になりまして米審を招集して消費者米価についての御諮問をなさいますか。
○刈田貞子君 私どもは、大臣が新しく御就任なさって早々から消費者米価の話が飛び出してまいりまして、その筋の代表といたしまして大変緊張いたしておりますので、またその節にはよろしくお願いをいたします。  私は今日はカドミ汚染米についてお伺いをするわけでございますが、今なぜカドミかと...全文を見る
○刈田貞子君 一号地域、二号地域と合わせて当初は千五百ヘクタールの汚染田があったというふうに聞いておるわけですけれども、その後、復元田がどのぐらいできて、そして一号地、二号地の割合がどんな状況になっているかということなのですが、それはわかりませんか。おたくじゃないのですか。
○刈田貞子君 今の第三次以降の計画のことですけれども、これに建設省はかんでおられるのですか。三次以降の計画のことを今まだ具体的になっていないとおっしゃいましたが、地元ではいろいろな話が出ているのです。
○刈田貞子君 そこで、お米の話に入ります。  この一号地域は休耕地なので米はできていないということで、二号地域における稲の作付の問題についてお伺いをしたいと思いますが、二号地域のほかに神通川流域では自主停止地域がございますね。その自主停止地域と、それから二号地域、つまり汚染はさ...全文を見る
○刈田貞子君 今おっしゃいました〇・四ppmから一ppmまでの間の買い上げる分、この分が四千何がしですね。もう一つは、以上のものについてはどういうふうに、どこが管理しているのですか。
○刈田貞子君 それから、二号田でできるもので〇・四ppm以下のものはどういうことになるのでしょうか。
○刈田貞子君 それで、一から〇・四までの食糧庁で買い上げられた分の凍結米、これは買い上げられて地元の農協倉庫に確保されておかれて、そして漸次工業用ののり等、接着剤なんかに売却されていくというルートになるわけですね。これはそのとおりでしょうか。
○刈田貞子君 このお米が一般の食用米として出回るようなことは一切ございませんでしょうか。
○刈田貞子君 私がいろいろ調べて伺ったところで、五十七年産米それから五十八年産米、つまりことしの夏と去年の夏、倉庫の米が今までとは違った形の移動の仕方をしたというふうに観察している者があります。工業用品に回るときはこれが漸次量が動いていくのだそうですが、ある日突如、全部なくなると...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つでございますが、カドミ汚染地産米、二号田でできた米を自家米として使わなければならないような農家の分については等価値の非汚染米と交換をするということが原則になっております。ですけれども、交換される米がまことにまずい米を交換される。したがって、それよりは...全文を見る
○刈田貞子君 それで、当地では学童、児童の尿の検査をすると、通常の二倍から九倍に匹敵するカドミが尿の中に出るというふうな話もいろいろあるわけで、私は、二号田から出た自家米を食べていていいのかどうなのかなというのは、素人考えなのですが大変心配をしております。  それは別問題として...全文を見る
○刈田貞子君 後半の部分の方がちょっとよくわかりませんでしたけれども、要するにやみルートに乗って農家保有米が、汚染米が出回っているということは確かではなかろうかなというふうに私は認識をいたしました。  それからもう一つ、これは今度五十九年産米のことに話がなるわけでございますけれ...全文を見る
○刈田貞子君 ですから、地元の要望としてはその汚染地域の面積はぜひ抜いたものに割り当てをしてほしい。つまり余計割り当てが来るわけですね、他用途利用米。これは安いでしょう。だからどうしてもみんなやりたくないのだけれどもやらなきゃいかぬ。それで、そういうところへつくっておいてこれはよ...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひしっかりとお調べをいただきまして御指導をお願いしたいと思います。  私は、この神通川流域のカドミ汚染田がいかにも復元、回復がおくれていることを大変にびっくりいたしました。そこに田があり、そこで作付すれば米もできるという現状の田んぼを前にして、そして米はつくれな...全文を見る
○刈田貞子君 現地の要望もそのようでございますので、よろしくお願いをいたします。  次に、対外貿易の問題についてお伺いいたします。先ほど村沢委員の方からもこれもお尋ねがありましたけれども、対外経済対策のうちで懸案となっております農産物の関税引き下げあるいは自由化の問題について少...全文を見る
○刈田貞子君 調整は種々問題があって難航しておりますということでございますが、その中身は。
○刈田貞子君 新聞で読ませていただきました対外経済対策閣僚会議で出た三国間援助の構想について少し御説明してください。
○刈田貞子君 農水省にお伺いいたしますが、農産物の関税引き下げなど今のお話で出てきております。大変厳しい要求があるわけですけれども、この問題については先ほど大臣からも、日本の農政を守るために一歩も譲れないのだというお話でございましたけれども、その態度を今後もお続けになりますか。
○刈田貞子君 そこで通産に伺います。  おたくの統計によりますと、日本とASEAN諸国との貿易収支、白書で見させていただきましたけれども、ASEAN側で二十三億ドルの赤字、中でもタイの場合は貿易対日赤字は三十億ドルです。こういう不均衡な状況が続いていくと、アジアの中の日本という...全文を見る
○刈田貞子君 これは十一月の二十六日にガット総会がありますが、このガット総会に向けては日本はどういう態度を持ちますか。
○刈田貞子君 大臣、今伺っていると、やはり大臣は頑張ってくださるのですが、いろいろと厳しいです。それで、今の十二月の関税率審議会、あるいはまた十一月二十六日から始まるガット総会、このあたりを中心にして農水省も腹をくくらなければならないときが来るかもしれないのですが、もう一度御決意...全文を見る
12月12日第102回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。  午前中、六十年度文教予算等の話が出ておるわけでございますが、義務教育費国庫負担金等がいろいろ論議されたようでございますが、私はまず教科書の無償駈付の問題についてお伺いをいたします。    〔委員長退席、理事目黒今朝次郎君着席〕  ...全文を見る
○刈田貞子君 しかし、大蔵省あたりの切り込み等も厳しいのではないかと思いますが、ひとつ大臣に頑張ってこの予算をしっかりと継続していただきたいと思いますけれども、再度御決意をどうぞ。
○刈田貞子君 よろしくお願いをいたします。  私は次に学校の教育環境の問題についてお尋ねをいたします。  この学校の教育環境というのは大変漠としたものでございますけれども、実は委員の諸氏にもこの物件に関する地図等をお配りすればよかったかというふうに思うんですが、その手はずをい...全文を見る
○刈田貞子君 ここには二者協議ないしは五者協議というようなシステムもつくられて、暫時話し合いも進められているように聞いておるわけですけれども、私はどう考えても何度現場に参りましてもやはりあそこにインターができるということ、上下線のインターができるということは考えられないわけでござ...全文を見る
○刈田貞子君 しかしいずれにいたしましても、学校の学童の通学路にそのような数量の自動車が走るというようなことは、私どもとしては学校環境として考えられないわけですけれども、今後の解決というのはどんな方向をお考えですか。
○刈田貞子君 話し合いの方向は開通をさせるという方向でお話し合いを進めるわけですね。
○刈田貞子君 そこで、文部省の方にお伺いをいたしますわけですが、私は何回あの場所を見ても学校環境としては恐ろしい場所だというふうにちょっと考えているわけでございまして、東海大の公衆衛生学研究室の方々の御調査等もございますけれども、現在時点では子供たちの健康に関する、つまり排ガス等...全文を見る
○刈田貞子君 昨日、農林水産委員会で道路公団の方に対して、この中央高速道の延長線上で道路の凍結防止剤を、塩化ナトリウムをまく、このことがリンゴの枝先を枯らしている現象を各所に導き出しているということで、かなりの論議がございました。その因果関係がはっきりしたらば、その補償については...全文を見る
○刈田貞子君 通学路の話なんですよね。教室内はそういう形でカバーできると思うんですけれども、通学路の問題もありますし、地域の子供の生活環境ということもありますから、空調あるいは二重窓、鉄筋化したということだけで解決できる問題では私はないと思うんですけれども、もはやこれは長々と計画...全文を見る
○刈田貞子君 大臣のような御理解のある住民ばっかりおりますと大変よろしいんでございますけれども、実は現実はそうではございませんで、運動会の練習が始まる夏休みを過ぎた秋ごろから、学校長はあちこち周辺のお宅にごあいさつに回るというのが現実でございますので、これはぜひお聞きになりまして...全文を見る
○刈田貞子君 びっくりするようなお話をいたしますのですが、こちらに現場の先生もいらっしゃいますのでよく御存じかと思いますが、この時期になりますと中学では文化祭の時期、それから小学校では運動会の時期、この時期は本当に学校長及び管理職は頭を痛めているというのが現実でございましてね、そ...全文を見る
○刈田貞子君 大臣ね、こういう事実が起きるという背景、土壌、それは何があるとお思いでしょうか。
○刈田貞子君 五十七年度、東京都の実情では小学校が五十一校、中学校が十二校、それで支払われた、過大に交付された金額二億二千六百九十三万五千二百九十七円、これが私が所属する東京都の不正ということになるわけですけれども、私は今のお話の中で学級環境を少しでもよくしていこうという不正だと...全文を見る
○刈田貞子君 先ほどおっしゃられたように、二クラス編制でいくよりは三学級編制になった方がより学級環境がよくなるんだというお話でしたから、四十人学級編制というのはやはり現場の非常に必要欠くべからざる条件として私はこれからあるというふうに思いますので、この四十人学級への取り組みを、あ...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひお取り組みをよろしくお願いしたいと思います。  次にお伺いしたいのは、同じく予算が絡んでまいりますところの学校給食の問題でございますが、我が国の学校教育では学校給食は教育活動の一部として位置づけられてまいりまして、これまで三十数年間子供たちの健康あるいは食生活...全文を見る
○刈田貞子君 ことしの九月、総務庁から出た「学校給食及び学校安全に関する行政監察結果」に基づく勧告ですね、これを受けて恐らく通達をお出しになるというふうに思うんですけれども、この中身の問題、私何回か検討させていただいて、やっぱりいろいろと心配な節がありますものですから、一つ一つお...全文を見る
○刈田貞子君 四十六年の体育局長の通知ありますね。あの条件がどんなふうに変わったというふうに考えればよろしいんでしょうか。
○刈田貞子君 あれでしょう、製パン加工など外部委託が適当と認められる場合を除いては、学校または学校設置者の設置管理する調理施設内で調理をするということでしょう。
○刈田貞子君 そこで、そのいわゆる外部委託という問題のことでございますけれども、御存じのとおり、この外部委託の問題についてはたくさんの世論があることは御存じだと思うんですけれども、これちょうだいした資料では、調理業務とそれから物資購入、管理ですね、この分についての委託化が一番多く...全文を見る
○刈田貞子君 調理場を他に求めてやるということ、つまり業者の調理場で調理をするという委託の方法は認められないんですか。
○刈田貞子君 衛生の面を気をつけるというような考え方じゃなくて、例えば調理場を業者の調理場を使ってやるようなときには、学校給食実施基準の中の施設及び設備というようなこの五条とか六条とかが該当していくんでしょうか。
○刈田貞子君 実施基準の方、実施基準の五条、六条は施設の問題とそれから設備の問題について言っていますね。読みましょうか。調理室とかパン置き場とかいうような施設、こういうものもきちっと衛生上、管理上適切であるということを確認しなさいということですね。それから今度は、なべかまに至る、...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、かつて埼玉県で民間委託の給食から事故が起きた例があったかというふうに思いますけれども、この状況、私結末については聞いておりませんが、例えば事故が起きたときの責任なんかはどこがとることになるんですか。
○刈田貞子君 そうしますと、今私がここで申し上げました調理業務だけを委託しているところがありますね。例えばセンター方式でいくと、二十二人なら二十二人の労力だけを委託して来てもらってやるというふうな形をとりますときに、この方たちに対する労務管理は教育委員会がやることになるんですか。
○刈田貞子君 非衛生的な行為とかいうようなものがあるときに、その人の行為に対して注意をするのはだれですか。
○刈田貞子君 それから、物資購入及び管理についてこれを委託するということ、私これも非常に心配な節があるわけでございますけれども、この実情はどうなっているんでしょう。
○刈田貞子君 その場合の栄養計算とかカロリー計算とか、それは要するに学校が主体になってそういうものを持ってそして購入させるわけですか。
○刈田貞子君 この間日比谷の公会堂で、学校給食の危機に瀕するということで緊急集会が開かれたわけですけれども、私も声をかけられましたが、こういうところでの心配というのは実はそういうところにあるんですよね、細かい、ささいなところにあるわけです。そういうところを明確にしないと、例えば物...全文を見る
○刈田貞子君 それからこの総務庁の勧告の中に、これも合理化追求の中で出てくることになるんだと思うんですが、物資の購入に関するいわゆる承認物資と指定物資の問題ね、それでこれを一切廃止をする、これは私はよろしいかと思います。  二番目の検定経費の削減、これはいかがなものでしょうか。
○刈田貞子君 それから物資の助成についての問題ですが、助成事業の縮減で牛乳とそれからジュースと米でしたね、三つの物資ね、この農水省による補助、これが「食料政策上の配慮をしつつ」縮減せよと、こう書いてあるわけでございます。大変身勝手な言い方であろうかというふうに私は思うわけですが、...全文を見る
○刈田貞子君 ところが、お米の六〇%の補助は農水省の予算だと米の消費拡大事業の中に入っているんですよ。学校給食の現場を使って米の消費拡大をするための予算であることには間違いないわけで、誘導策とか何とかきれいな言葉ではございませんで、あくまでも学校現場を使って米の消費拡大を図るとい...全文を見る
○刈田貞子君 学校給食の問題というのは自分もかかわってまいりましたし、それから日常生活の中で大変普遍化されている話のものですから、話をいたしますと幾らでもお伺いしたいことがたくさんございますんですが、テーマをもう一つ用意している関係上、また場を改めてさせていただきたいというふうに...全文を見る
○刈田貞子君 ことし六月に発足いたしました家庭科教育に関する検討会議でございますが、この検討会議が年内を目途に高校家庭一般の今後のあり方についての基本的な考え方を明示するというようなことを伺っておりますが、この検討会議、今どんな状況になっているのか、これはもう全然私たちやみの中の...全文を見る
○刈田貞子君 七月の衆議院文教委員会では、政府答弁の中で、この討議の内容を公開していくということの御要求、御意見があったのに対して、その旨を検討会議に伝えてみるというふうなことがあって以降、この検討会議の中身というのは依然オープンにされないままその結論が出る段階まで来ているわけで...全文を見る
○刈田貞子君 今度検討会議の結論ですね、取りまとめたものでございますが、それを今後どう取り扱い、どういう作業でこれを来年の批准に向けて持ち込もうというふうに、作業の。
○刈田貞子君 外務省にお伺いいたします。  今の文部省の御答弁で具体的ないわゆる教育課程の改定というものは現時点ではできないのだと。だけれども、その精神は盛り込んだということを今おっしゃっておられるわけですが、こういう状況の中で批准に持ち込むということは技術的に可能なんでしょう...全文を見る
○刈田貞子君 外務省でそのようにお認めになられるのならば仕方がございませんが、手形だけが先に走ってという感じも私婦人の立場になりますと考えられますので、大変いささか不安が残るわけでございます。それで、さっきちょっと口走ったんでございますが、局長、あれですか、家庭科一般は方向として...全文を見る
○刈田貞子君 残念でございます。それで、局長に大変申しわけないんですが、少しもとに戻ってこれを確かめさせていただくことによって、もしやするとその方向が私にも読めるのではないかというふうに思いますものですから、ちょっと復習をさせていただきます。  私は、一月の二十五日にこの問題に...全文を見る
○刈田貞子君 私が今このことを申し上げたのは、結局履修のあり方がどうだ、こうだという問題よりも、やっぱりその基本的な考え方がどこにあるかという問題を一つ押さえておけば、中学の問題も高校の問題も自然に解決していくわけですよ。だから、基本の考え方がこの検討会議ではどんな状況にあったの...全文を見る
○刈田貞子君 こういう論議はいつまでやっても尽きないような気もいたしますけれども、後ろから声をかけようと思って手を出したら、すてきな長い髪をしている男性だったりして、世の中大分変わってきているんですよね。だから、やっぱり文部省も余り固定的な物の考え方ではなくて、主婦の婦の字が夫と...全文を見る
○刈田貞子君 教育基本法五条でしたか、共学。男女共学は私は家庭科においてこそ不可欠な条件であろうかというふうに思っておりますので、ぜひこの点を、こういう願望を持っている者たちの意も体していい方向を出していただきたいというふうに思います。  最後に、大臣にお伺いいたしますけれども...全文を見る
○刈田貞子君 私は、大変私ごとで申しわけないんですけれども、消費者教育学会という学会に籍を置いている者なんですが、その消費者教育学会で言う家庭科というのは、生活者として自立のできる人間を育てるという教科だというふうに位置づけているわけでございまして、私はこれは大変に力を入れて自分...全文を見る