刈田貞子

かりたていこ



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刈田貞子の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号
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○刈田貞子君 質問をさしていただきます。  ESPで長官の年頭所感を読ませていただきました。その中から幾つかのことを伺わせていただきたいと思います。  私はきょう前段の質問の中で、本年の経済見通しあるいは経済運営等についてお伺いをする予定でございましたけれども、前段で同僚委員...全文を見る
○刈田貞子君 民間活力の導入ということはかなり前から言われてきていることなんでございますけれども、私は経済の専門でないのでよくわからないのでお伺いいたしますが、即効性ということについてはどんなふうに考えられますか。
○刈田貞子君 最近の新聞、ニュース等で全民労協の生活実態調査を大変興味深く読ましていただきました。  この中で、国民が中流意識を持っているという実態はやはり出てきているようでございまして、総理府の国民生活に関する世論調査等でも、中の中程度と考える人が五四%という数字とごくごく近...全文を見る
○刈田貞子君 個人消費の伸びが非常に鈍化しているということ、あるいはまた可処分所得が少ないというようなこと、そういうふうなことが大きな家計経済を圧迫している要因になっているということを私は思うわけですけれども、とにかく経済の繁栄が国民生活に返ってこない限りは何の経済やということに...全文を見る
○刈田貞子君 政治姿勢として長官がそういう姿勢を持っていらっしゃるのは私は大変必要なことであろうかというふうに思うんですけれども、事実上は赤字がどんどん累積していくということについてどういう考え方を持たなければならないかという問題がもう一つあろうかというふうに思うわけですね。 ...全文を見る
○刈田貞子君 副理事長は先ほどの言葉の続きでこういうことを言っておられます。「これを改善するためには、何といたしましても逆ざやでございますので、出資金の比率をふやしまして、一般会計の負担を多くしていただくというのが基本的な対策でございますが、同時に、非常に厳しい財政事情にございま...全文を見る
○刈田貞子君 これから国際社会の中における日本の立場としてこの事業は非常に大切な事業であろうかというふうに私は思いますので、ぜひ取り組みに真剣になっていただきたいということを希望いたしておきます。長官の所感を読ませていただいてそんなふうな質問を持ちました。  次に、私は消費者問...全文を見る
○刈田貞子君 総務庁の統計局の方見えていらっしゃいますか。——私はこの指数の計算についてかつても自分でかかわったこともございますんですが、この指数の計算について、そういう実感とのずれをなくすために進める作業というのはありますんですか。
○刈田貞子君 五百十二品目の品目についての見直しはどうでしょうか。
○刈田貞子君 六十年は物価指数のローリングをする年であるということを伺いましたので、その作業をよろしくお願いしたいと思います。  それから、消費者問題の第二段目として、昨年十一月二十日に行われた消費者保護会議の報告書を読ませていただきましたが、二百八十項目にわたる事柄について、...全文を見る
○刈田貞子君 予算は少なくなってきているけれども、策としては充実をさせていきたいというお答えなんでございますが、国の予算が減りますと、地方公共団体の消費者行政予算というのも連動して減っていくわけです。消費者が一番消費者行政というものを身近に感じあるいは恩恵をこうむっていくのは、実...全文を見る
○刈田貞子君 それから、今二百六十六というセンターの数をおっしゃっておられましたけれども、民営化とか統廃合の問題というのは常に出てくるわけですね。充実という方針の裏に、やはり経費の問題を考えて統廃合あるいは民営化という話が出てくるんであろうというふうに思いますけれども、現に東京都...全文を見る
○刈田貞子君 今の高齢化社会に向けての消費者対策というのは、実は大変大事な仕事ではなかろうかというふうに思いますが、私どもも、たくさんお年を召した方が悪徳商法で泣いている例を御相談を受けまして大変に遺憾に思っておりますので、こういう事業というのは大変大事であろうかと思います。 ...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つは、「事業者の消費者志向の促進」というテーマがございます、取りまとめがあるわけですけれども、この点について私は少し意見を持っているわけですが、事業者について適切な消費者相談及び苦情処理を行うために、消費者志向の促進あるいは教育をしていくということにな...全文を見る
○刈田貞子君 そういうことになるんですけれどもね。例えば、それはあなたの誤使用ですよという形で落ちになったとき、それは事業者が得をしているのか消費者が得をしているのか私はわかりませんけれども、誤使用をしないように、消費者に向けてその器具等の使い方について一生懸命説明をする、あるい...全文を見る
○刈田貞子君 最後に、局長にお伺いをいたしますけれども、今、予算の面なんかも含めて消費者行政は後退しているというふうに言う方もありますけれども、言い方によって、消費者行政は後退はしていないと、だけれどもおくれているという言い方をなさる方があります。  先ほど、十七回の保護会議で...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
02月22日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号
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○刈田貞子君 きょうはお忙しいところ大変ありがとうございました。  まず公団の救仁郷さんにお伺いをいたしますが、都市再開発法に基づいて行われる再開発事業の中で、公団が施行主になる分とそれから組合が施行主になるもの、あるいはまた地方自治体が施行主になるものというケースがあるわけで...全文を見る
○刈田貞子君 これに「生活道路のイメージ」というすてきな絵が書いてあるんです。
02月26日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○刈田貞子君 時間もございませんので、急いで伺います。  私は、先ほど同僚委員の中からも話が出ておりましたが、消費者米価の問題についてお伺いをいたします。  先ほど長官から、三・七%の消費者米価の値上げの理由について三点ほどお話がございました。売買逆ざやの解消、あるいは財政負...全文を見る
○刈田貞子君 いや、その自主流通米の価格が、政府が米価を決定するときにどのくらい影響性を持つんですかということです。
○刈田貞子君 値上げ幅等についても、いろいろ私、議論があるわけですけれども、きょうは値上げ幅の問題はちょっとわきへ寄せておきまして、実は家計への影響ということで、先ほど家計への影響は〇・一%である。それからまた、消費者物価指数への影響は〇・〇一%であるというふうにおっしゃっておら...全文を見る
○刈田貞子君 米価の決定の流れを見てみますと、苗が植え終わってしまった後の七月に生産者米価をやりますね。そして、これも植える前にやってもらいたいという説もあるようでございますけれども、とにかくその時期で生産者米価は決定していて、年末になって予算編成作業が始まりますと、年末すれすれ...全文を見る
○刈田貞子君 昨年の二月十五日、三・七六%の値上げ、そしてことしが三・七%、合わせて七%以上の二年連続値上げになっているということに関しては、私ども大変遺憾であるというふうに思います。  総理府の「食料及び農業、農村に関する世論調査」の中で、「主食としてのお米の値段は安い方だ」...全文を見る
○刈田貞子君 お米の問題についてもう少し用意をしたんですけれども、時間の関係で削除させていただきます。  林野の問題について少し伺わしていただきます。  ことしは「国際森林年」ということでいろいろなことが言われてきておりますけれども、まず「国際森林年」に関する政府の取り組みか...全文を見る
○刈田貞子君 私は、きょうこの後、また同僚委員の方から林業に関するいろいろな御提案あるいは取り組み等の話があると思いますので、実は林野火災についてだけ集中してお伺いをしようと思ったわけでございますが、これも御好意でいただいている時間でございますので、ちょっと時間がないようですから...全文を見る
○刈田貞子君 消防庁の方、おいでになっていると思います。せっかくおいでをいただいておりますので、川之江市の山林火災の被害状況及び原因等をお知らせいただいて、その中から得た教訓等を発表していただいて、私、質問を終わりたいと思います。
03月26日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○刈田貞子君 今の藤原委員の質問の関連でお伺いをいたしますけれども、今、店頭、市場には大変たくさんの牛乳が出回っているわけです。私たち消費地では、これになれるために大変苦労をしていることでございます。整理すると、牛乳、加工乳、飲料乳及び乳酸菌飲料というような整理の仕方があると同時...全文を見る
○刈田貞子君 牛乳だけでできている牛乳ということになりますと、牛乳だけでできてない牛乳もあるということになるわけで、非常にややこしいのはこれは大変なことになるわけで、ちょっと厚生省さんが見えていると思いますのでお伺いいたしますけれども、今、乳等省令の話が出ました。これは全く厚生省...全文を見る
○刈田貞子君 済みません。同じ見解を、公正取引委員会がお見えになっていると思いますので、公正取引委員会の見解をお聞かせください。
○刈田貞子君 厚生省に改めてお伺いするわけですけれども、乳等省令の中で加工乳についての表示の仕方の中に、加工乳にあっては主要な原料名を書くことと、順次に書くことということがございますね。私は今、公正取引委員会の御提案の、もし生乳一〇〇%がひとり歩きをしていくのならば、当然加工乳に...全文を見る
○刈田貞子君 済みません。時間かないので、あと五分なので公正取引委員会にちょっとお伺いするんですけれども、飲用乳の表示に関する公正競争規約四条で特定事項の表示基準についてのところですが、ここで「「牛乳」、「特別牛乳」及び乳脂肪分三・〇%以上の「加工乳」以外の飲用乳の表示に「牛乳」...全文を見る
○刈田貞子君 それで、私最後に農水省に申し上げたいんですけれども、先ほど同僚委員の方から還元乳の話が出てきたわけでありますけれども、いわゆる生産者がまじめに農水省の言い分に従って一生懸命努力しても、その利益の集積というものは大変なアンバランスが出てくるというような問題、それは実は...全文を見る
04月02日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○刈田貞子君 私は、農村における婦人の問題についてお伺いをいたします。  先ほどから伺っておりますと、農業就業人口の話が出ておりましたが、農業就業人口の六一・三五%は女性で占めております。今日、農村社会における婦人の果たす役割は大変大きいものであろうかというふうに私は認識いたし...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、六十年度農水省の予算の中で婦人対策事業についての問題をお伺いをしてまいります。  婦人対策費というのも、それだけが取り抜かれてできているわけではございませんで、婦人の対策費を引き抜くのは大変でございますけれども、これは私が総理府の婦人問題担当室かち得た資料...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、さらにお伺いいたしますわけですが、昨年まであった事業が六十年度落ちていて新しくメニュー化されているというようなものがございますので、そのことについて御説明を伺いたいわけですが、五十九年度の婦人農業従事者セミナー開設事業ですね、これが農村婦人役割開発促進事業に...全文を見る
○刈田貞子君 それで、この農村婦人役割開発促進事業のことですけれども、私さっき一生懸命数字を見て感じたんですが、九千四百四十万一千円という少額のものですよね、見てみれば。これでうたっていることは、農村婦人役割開発、こういう事業名がついているわけです。私は大変興味を持つわけでござい...全文を見る
○刈田貞子君 よくわかりました。  それで、私は昨年も婦人対策の問題についてお伺いをいたしましたけれども、生活改善普及事業なんかも見てまいりますと、普及改良員ですかの人数がやはり減りつつありますね。そして、かつて二千三百人ほどでしょうかおった者が、今ではもう二千人を割っていると...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いをいたします。婦人の年はことしがスタートの年とも言われておりますので、特に農村の婦人の対策について大臣のような温かい方からよく激励をしていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  次にそれではお伺いいたします。主要農産物の価格安定に供...全文を見る
○刈田貞子君 今、五〇%とおっしゃいましたね。それは野菜総生産に占める指定野菜の量ですか。
○刈田貞子君 そうすると、その指定野菜が全野菜の作付面積に占める割合はどのぐらいでしょうか。
○刈田貞子君 七二%。
○刈田貞子君 それで、五割と七二%という数字を今伺っているわけですが、野菜指定制度というのは、私は、先ほどおっしゃっておられるように、消費地についてもそれから生産地についても大変メリットがあろうかというふうに思いますし、それから価格変動の激しい野菜に対して非常に効果的な対応ができ...全文を見る
○刈田貞子君 それでお伺いいたしますが、野菜の連作障害というのは今全国的にかなり広がっていて、私も先般伺ったことでは、最近は花卉にまで発生をしているというようなことも伺っております。野菜試験場が最近お出しになられた連作障害に関する実態調査の概要というのがあるそうでございますので、...全文を見る
○刈田貞子君 連作障害の問題は古くて新しい話というようなことを言われるわけですけれども、近年特に、とみに連作障害のことが言われているという事情の中に、農業技術の問題等あるのではないかというようなことも言われるわけでございますが、その点はいかがでございましょうか。
○刈田貞子君 どちらでもとれますから、いいです。
○刈田貞子君 そこで、先ほど農業技術という問題を私申しましたのは、つくる方の農業技術、この問題が、農業技術が低下しているとかいないとかいう、都会の私どももいろいろ聞かされるわけでございまして、この連作障害を防止するためにできる技術というのが、なかなか指導方が行き届かないということ...全文を見る
○刈田貞子君 今のそのお話の中で、適正な農薬の使い方の問題が出ていたかと思うんだけれども、基準以上の農薬が使われた場合に野菜に、そこにできる作物に残留する量もふえていくというようなことを考えるとすれば、そういう指導というものもまことに適切に行わなければならないわけですけれども、農...全文を見る
○刈田貞子君 今、消費地では残留農薬の問題が添加物と並列でやはり不安な事項として問われているところでございますので、今の指導徹底方ひとつよろしくお願いをしたいと思うわけでございます。  そこで、厚生省のお方がお見えになっていると思います。  厚生省にお伺いいたしますが、厚生省...全文を見る
○刈田貞子君 時間が終わりなんですけれども、要望として申し上げておきたいのは、先ほど申しましたように、やっぱり残留農薬に関する関心というのはすごく今高いわけですね。そして、五千種ほどもある農薬の中で、いろいろ国の基準等で規制を受けているものが三百あるいは二十六というような、いろい...全文を見る
04月12日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○刈田貞子君 繭糸価格安定法及び蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する法律案を審議させていただくに当たって、大臣にまずお伺いをいたします。  先ほどから、あるいはまた先回の参考人の質疑あるいはその前の委員会質疑等で、当産業が大変厳しい実情に置かれていることを私もつまびらかに...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、足腰の強い養蚕業を何年たってもつくっていかなければならないということで、現場のお話を実はお伺いしたいわけなんですけれども、私きょうも時間が余りありません。それで生産現場の話を、恐縮でございますけれども全部落とさせていただいて、二、三、法改正について気になる部...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一点は、今回、異常変動防止措置が廃止されることによって勘定が廃止されるわけでございます。その勘定の積立金相当額の一部を今度振興資金に繰り入れるわけですね。今回は二十五億五千二百万円ですね。それで、従来積み立ててあった三十八億のこの積立金の問題でございます...全文を見る
○刈田貞子君 次に、先ほどから出ております絹消費拡大の問題についてお伺いをいたします。  本改正法案については、立場をかえる方々によっていろいろ異論がある部分もあるようでございますけれども、そうした方々の中にあっても、いわゆる絹の需要拡大という部分については異論なくこれを進める...全文を見る
○刈田貞子君 通産省の方がお見えになっていると思うんでございますけれども、先ほど村沢委員の方からも話が出ておりましたが、絹の着物を私どもが買うときに大変価格が高いことが一番のネックになっておると思います。その価格が常に問題になるわけでございますけれども、先ほど出た話のように、その...全文を見る
○刈田貞子君 済みません。公正取引委員会の方がお見えになっていると思いますので絹織物の表示についてお伺いをするわけですが、五十六年の六月表記改正があって、五十七年一月一日から実施指導されております原産国表示のことでございますけれども、これは過日松尾官平先生が二度にわたって御指摘く...全文を見る
04月18日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  私は、金融三法の一部を改正する法律案を審議するに先立ちまして、ただいま特別委員会をつくって審議が始まっておりますところの国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案の問題について、いささかお尋ねをしたいというふうに思います...全文を見る
○刈田貞子君 他省庁との関係、今、国の方針というふうにおっしゃいましたけれども、その関係でこの補助金の問題について考えるというようなことはございますか、兼ね合いで。
○刈田貞子君 そこでお伺いをいたしますけれども、このたびこの十四本の措置について、補助と融資という今回審議いたしますところのこの金融三法との絡みで、基本的な考え方としてはどういうふうにこのことを考えればよろしいか。一括法案の中にある十四本の補助金削減あるいはカットという問題につい...全文を見る
○刈田貞子君 それでは、今回のこの金融三法改正に補助から融資へという方向がどういうふうに盛り込まれていますか。
○刈田貞子君 午前中にも補助と融資の問題というのが出ておりましたけれども、補助金と融資の問題について少しお尋ねをしてみたいというふうに思います。  最近の資料を読ませていただきますと、農林漁業投資の動向、あるいはその資金調達の推移のようなものの中で、補助金に対する依存度というの...全文を見る
○刈田貞子君 補助金への依存度が非常に高いという現実を持ちながら、しかし融資への道を考えていくという今回の流れについて、私は素朴な疑問を持つわけでございます。要するに補助金に対する依存度があるということは、裏を返せば、日本の農業はまだそれに頼らなければ立っていけないという部分があ...全文を見る
○刈田貞子君 それでいて、政策としては徐々に融資への道を開いていくということで、補助金の額あるいは件数というものをどんどん減らしていくことですね。
○刈田貞子君 融資制度がこれまで果たしてきた役割についてはこれから後でお伺いをするわけでございますが、それぞれの立場の評価があろうかというふうに思いますけれども、今農林漁家で非常に問題になっている負債を考えるときに、私はこれも非常に素朴な物の言い方なんですけれども、特に酪農とか、...全文を見る
○刈田貞子君 私は、融資ということは借りることで返さなければならないということになるわけでありますけれども、農家の負債というものの考え方ですが、これだけは借りても何とか返済能力があるというような安全圏みたいなものを農水省としてお考えになっているのかどうなのか。粗収入というか、粗収...全文を見る
○刈田貞子君 先ほども補助は創意工夫を損ねるというようなお話がありましたけれども、融資ということになれば、私はやっぱりこれから一番大事なのは経営指導というようなことが大変自立営農というようなことからも大事ではないかというふうに思うんですけれども、その指導というようなものについてど...全文を見る
○刈田貞子君 大臣にお伺いいたします。  先日、私もこういう金融関係のものが現場でどんなことになっておるのか、いろいろ調査をしたくて現地をいろいろ回りました。そのときに生産者の方々から言われたことは、日本の農業に農業政策はあるというふうに思う、こう言うわけでございます。しかし、...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、今回審議されますこの金融三法の中のそれぞれの制度が、今まで農村あるいは日本の農業に果たしてきた役割について一つ一つ伺ってみたいと思います。  まず、農林漁業金融公庫資金から御説明いただきたいと思います。
○刈田貞子君 近代化資金についてお伺いします。
○刈田貞子君 続いて農業改良資金の御説明をお願いします。
○刈田貞子君 それでは個々の問題についてお伺いいたします。  今の改良資金の中の無利子資金の再編についてお伺いをするわけですが、まずこの無利子資金が四部門に選定されておりますね。この問題について御説明いただきたいと思います。
○刈田貞子君 その四部門それぞれが、どんな需要があるというふうに見ていらっしゃいますか。
○刈田貞子君 方針はよろしいんでございますけれども、どのぐらいの需要があるかということがちょっと伺いたかったわけです。というのは無利子ですよね、これは生産者にとって魅力があろうかというふうに私は思うんです。それで、その需要が殺到するということがあろうかということを思うから、どのぐ...全文を見る
○刈田貞子君 需要の動向をつかむのは難しいというお話でございますけれども、むしろ需要の動向を正確に把握することによって、こうした大事な現場で必要とされるような資金についてはやはり枠を極力設けるべきであるというのが、私思うところでございます。  借りる側からいけば、何しろ金利の低...全文を見る
○刈田貞子君 それは不公平が起きるといけませんので、しっかりとその辺のところをお願いしておかなければいけないというふうに思います。  それから、本当はこの各資金について一つ一つ細かく、これは私がわからないからだろうと思うんですが、伺いたいことがたくさんあるわけですね。このたび、...全文を見る
○刈田貞子君 次に、公庫資金の方のことでお伺いいたします。  このたび、公庫資金の中で、卸売市場近代化資金の拡充について策をなされましたが、まずこのことについて御説明をお願いします。
○刈田貞子君 そこでお伺いをするわけですが、卸売市場の役柄といいますか、そういうものをどのようにお考えになっているかお伺いしたいわけですけれども、卸売市場というのは生産現場の者にとっても、それから消費地における消費者にとっても、やっぱり生鮮品の流通対策ということについては大変重要...全文を見る
○刈田貞子君 卸売市場の重要性をおっしゃられるわけでございますが、卸売市場近代化資金の融資枠を見ますと余り伸びていないという実情があろうかと思いますが、その必要性、重要性が問われている中で、なおかつ、この資金が伸びていかない理由は何でしょうか。
○刈田貞子君 そういたしますと、このたびの法改正によりましてこの地方卸売市場の、今非常に統合整備が難しいというお話をなさったわけでございますが、統合整備というようなことについて効果が上がるのでしょうか。
○刈田貞子君 昨年の春でしょうか、これは第四次ですか、第四次卸売市場整備基本方針を策定するための作業が始まったというふうに私聞いておるわけでございますが、長期的な視点に立って卸売市場をどんな形に持っていこうということでこういう委員会をおつくりになりましたか。
○刈田貞子君 そこで局長、その二十一世紀に向けての新しい市場のあり方というようなことの御審議をなさっておるわけでございますので、私も流通の問題等いろいろかかわってきた立場で少し懇ろにお伺いをしてみたいというふうに思うんでございますが、教えていただきたいと思います。  この市場に...全文を見る
○刈田貞子君 局長の今のお話、私も大変賛成なんでございますけれども、私も市場外流通とか、あるいはまた産地直結取引というようなものは卸売市場取引に対してある種のインパクトを与えるというふうに思っております。ですから、やっぱりこうした種類のものについては、現時点である種の位置づけをし...全文を見る
○刈田貞子君 それから、卸売市場の話が出るとき必ずと言っていいほど出るのが例の転送の問題でございますけれども、これについては本当に古くて新しい話と言いたいところなんですが、そのほかにぐるっと回って地元へ帰ってくる輸送の仕方を何と言うのかと昨日ちょっと消費者団体に尋ねましたら、Uタ...全文を見る
○刈田貞子君 よくわかりました。  私がここのところを極めて細かくお伺いいたしましたのは、これからの農業というのは、生産面だけの政策ではなくて、こうした流通面の政策にも力を入れていかなければ、やはり農業の活性化には結びついていかないであろうということを考えておりますものですから...全文を見る
○刈田貞子君 今の話にもありましたけれども、加工原材料用の新品種を使用する製造加工業者も本資金の貸付対象となるというようなことですね。この加工製造業者のことについては、先回も同僚委員の方から話が出ておりましたけれども、これは例えばどういう製造業者のことですか。
○刈田貞子君 そうしますと、中小企業庁が所管しているところの中小企業金融公庫資金というのがありますね。あれとの兼ね合いでどんなふうになるのかということと、素朴に言って、民間企業の方々が使う費用を農林水産の予算に盛り込んであるような感じがするんですけれども、どうですか。
○刈田貞子君 そこで、国産農産物をより多く使う道を開くためにと、こういうことでお話があったわけでございますけれども、この国産農産物の 加工利用の問題については私も前々からいろいろ機会があるごとに関心を持ってまいったわけでございます。これも先日お話し合いをした中でいただいた資料な...全文を見る
○刈田貞子君 時間がなくなってきましたので、持ってきたものをあと最後の時間の中でお伺いしてみたいと思いますが、一つは、今回の法改正の恐らく伏線になっているであろうと思われる金融の自由化の問題との絡みでございます。私、日本の金融市場というのは、既成金利体系の中で守られてきて安定的で...全文を見る
○刈田貞子君 私も私なりに考えたのは、農家所 得を分析してみると、いわゆる農外所得が占める比率というのが非常に高くなってきておりますね。これが要するに、かつてのようにストレートに所得が農協に入ってこないという事情に、まことに顕著につながろうかというふうに思うわけでございますね。...全文を見る
○刈田貞子君 それから近代化資金の貸付対象の追加として、政令改正で農業用の生産情報処理機具あるいは管理情報処理機具あるいは情報処理施設、通信施設というようなものに対して今度新たに枠を拡大したというようなことがあるわけでございますけれども、近時の農業、農村における近代化と情報収集と...全文を見る
○刈田貞子君 それから、これは先ほど午前中、山田委員の方からも出ておりましたのですけれども、手続上の問題の簡素化ということ。地域農業総合整備資金等で近代化あるいは公庫資金等三資金を編成し直したというようなことの中で、手続の簡素化とか、あるいは融資の迅速化のようなことが配慮されてい...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つは、農村の都市化が進む、あるいは混在化が進むというような現状の中で、農村集落生活環境整備事業といったようなものが、要するに非農業者も受益者になってくるというような場合が農業関連投資で出てくるんじゃないかと思うのですが、こういうふうな問題についてどのよ...全文を見る
○刈田貞子君 一度も大臣にお尋ねしていなかったので、お伺いいたします。  金融三法改正の後に新しい制度が発足いたしますと、また農村の活性化に大きな一つの要因ができるのではないかと私は期待をしているわけでございますけれども、それについてはやはり指導体制というか、むしろ助言体制と申...全文を見る
04月19日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第2号
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○刈田貞子君 時間の制約がございますので、ちょっとくくって御質問さしていただきます。  先ほど先生が歩道橋の問題と川の問題をお取り上げになりましたけれども、私、くしくもその歩道橋問題で反対運動をやりました国立の歩道橋要らない反対運動の地元でございますので、そのことはよくわかって...全文を見る
○刈田貞子君 住宅投資というものの中に占める増築とか改築とかいう問題はどういうウエートを持つのか、どういう考え方をすればいいのかという問題が一つ。  それからもう一つは、アメニティー資源確保のためのイギリスの政策は何か、具体的にお持ちでしたら教えていただきたい。その二点です。
○刈田貞子君 政策的にはあることはあるわけですね。
○刈田貞子君 それから日本の場合、いわゆる公庫資金なんかにしても、家を新築するというときにはしかとした手だてがあるわけですけれども、増改築に関しての政策というのは非常に薄いわけですね。だから、そういう意味でどういうふうに考えればいいかということもお伺いしたい。いわゆる住宅投資とい...全文を見る
○刈田貞子君 二点お伺いをいたします。  一点は、先ほど先生のお話の中で、文化の質をどうはかったらいいかと、こういうお話がございまして、実はこれもかねがね私自身も考えていることでございまして、大変共感を覚えたわけでございますが、私は一つの考え方として、社会指標という考え方があり...全文を見る
04月22日第102回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○刈田貞子君 私は男女雇用機会均等法の問題についていささかお伺いさせていただきます。  既に社会労働委員会で御専門的に細部にわたっての審議をなさっておられますので、あえて細かいお話をお聞きするつもりはございませんけれども、婦人の議員といたしましていささか私の立場でも確認をさせて...全文を見る
○刈田貞子君 そういうハードなお答えというよりは、本当にすごいと思ったとか、それから大変だなと思ったとか、大臣にも心の方を吐露していただきたいわけですよね。わかるんです。局長の答弁、大臣の答弁も私も伺っておりましたから、よくわかるんですけれどもね。非常に御理解の早い大臣でいらっし...全文を見る
○刈田貞子君 そこで今回の法案の中で、私もそう思っている者の一人ですけれども、一条、二条の目的及び基本理念の問題でございますが、これもたくさんの審議過程でお話がございました。私はこれはやっぱり今回の審議の基本的な大前提になるものであろうかというふうに思いますんで、この辺がやはり本...全文を見る
○刈田貞子君 もう一つは、これもだれもが御指摘なさった分でございますけれども、いわゆる政府原案の欠陥の一つであるところの、そして私自身も反対の大きな理由に挙げているものの一つですが、現状で男女差別の著しい現象を呈しているところの募集、採用、配置、昇進という部分ですね、ここのところ...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、走り出した中でいろいろ問題が出てきたときには再度また改正をしていくということになれば、その見直し規定というようなものについても慎重にお考えになって政府原案の中で御検討なさっていらっしゃいますか。
○刈田貞子君 それからもう一つ重大なこととしては、政府案の欠陥の重大な問題点の一つが骨抜きだというふうに皆さんがおっしゃる平等法と抱き合わせの労基法改正、この問題先ほど大臣も盛んにおっしゃいましたけれども、恐らく大変お気になるのでこの労基法改正のことをおっしゃっておられるんだろう...全文を見る
○刈田貞子君 大分大臣のお気持ちがうかがえるような気がいたしますけれども、いずれにいたしても私も個々別に、そして事例別にいろいろお伺いしたいこと等たくさん持っておりましたんですけれども、ただいま社労委員会におきまして慎重な御審議をなさっておるところでございますので、ぜひにこれが実...全文を見る
○刈田貞子君 農林水産省の方にもお伺いしてみたいのですが、今申し上げましたように出稼ぎ労働者は、特に農村出身の出稼ぎ労働者というのは減少の傾向を示している。だけれどもやはり農業者が都会に働きに出ているということには間違いないわけですね。先ごろ岩手県の報告によりますと、昨年は稲作を...全文を見る
○刈田貞子君 そこで労働省にお伺いいたしますけれども、出稼ぎ労働者が部会に出てきて就職するときの就業経路でございますけれども、公共職業安定所を経由している者の数がやはり非常に少ないわけですね。この点についてどのようにお考えになっておられるのか。私が調べたところによりますと四三%で...全文を見る
○刈田貞子君 そうしたいわゆる職安を通さない就労経路をとる人たちのためには、これをやはり正常化するために、できるだけ職安を通してほしいというような御指導はなさるわけですね。
○刈田貞子君 それでは労働条件の問題についてお伺いをいたしますけれども、この出稼ぎ労働者の賃金あるいは労働時間等のことを含めた条件が、一般の都会の労働者と比較してどんな条件下に置かれているか、把握していらっしゃいますか。
○刈田貞子君 先ほど申し上げました民間機関の調査でもただいまおっしゃられたようなことが出てきております。一カ月当たりの平均が十五万円から二十万円、これが大体七三%ぐらいという民間調査ですけれども出ております。それから今労働時間についてはいささか長目であるというお話ですけれども、こ...全文を見る
○刈田貞子君 けが等の事故はどうですか。
○刈田貞子君 そこで、やはりこうした労働条件の向上というようなことについて、労働省も具体的な手をお打ちにならなければならないし、現になさっているであろうかというふうに思うんですが、いわゆる送り出している地域、そして受け入れ地域というふうに分けての安全対策、あるいは就労条件の向上と...全文を見る
○刈田貞子君 援護相談所のお話でございますけれども、今先ほどもお答えの中にありましたように、いわゆる出稼ぎ労働者の年齢が高齢化してきている。したがって、求人の枠も大変狭まってきている。しかし、選ぶわけにはいかないので就職してみたらば、まことに耐えられないというようなことで、求職及...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、こうした出稼ぎ問題を解決するために、むしろ居住地における就労の機会というものを設けていくということが大変大切な政策になっていくのかというふうに思うわけでございますが、農村地域工業導入促進法及び工業再配置促進法に基づいて、居住地への工業の導入あるいは工業の分散...全文を見る
○刈田貞子君 私もこの促進事業については農村における農業者の農外労働市場、そういうものをつくるためにはある種の役は果たしていると思います。けれども、まだまだやはり地元雇用というのが進んでいない実態を私も聞いておりますので、やはりこれだけの促進事業を興しているけれども、まだまだ用は...全文を見る
○刈田貞子君 農業出嫁ぎ労働者問題というのは、あるいはまた農外労働市場の問題というのは、実は農業の基本的な問題と密接にかかわっておりまして、これまで政府がとってきた農業政策あるいはまたこれから講じようとする農業の政策というものに触れないでは、実はこの話は論議できないという関係を私...全文を見る
04月23日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○刈田貞子君 参考人の皆様、本日は大変ありがとうございます。お忙しいところを恐縮でございます。  私は、松川参考人にまずお尋ねをするわけでございますけれども、先ほどからお話を聞いておりますと、大変厳しい現状がいろいろあろうというふうに思うんですが、五十九年度、豊作にもかかわらず...全文を見る
○刈田貞子君 要するに、自分たちが要望する中身を、ここがわかってもらえないという部分があるんじゃなかろうかという問題の意味ですよね。  それから、農林水産省、先ほど酪農のことで申し上げましたけれども、あちらは改善されているとおっしゃっているけれども、先ほどからの報告は全然改善さ...全文を見る
○刈田貞子君 ありがとうございます。  それでは、個々別の参考人の方にお伺いしていきますが、時間がございませんので、ずっと通して申し上げてしまいますが、松川参考人にお伺いしたいのは長期低利の融資ということでございますけれども、その枠の条件がそろえば一番望ましいことですが、私が伺...全文を見る
05月15日第102回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第9号
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○刈田貞子君 私は国の補助金等の整理及び合理化並びに臨時特例等に関する法律案についていささかの質疑をさしていただくものであります。  今回の補助金カット法案は、農水関係のものを見ますと高率補助引き下げによるものが百五十三億円、一般財源化措置によるものが六億円、行革関連特例法等の...全文を見る
○刈田貞子君 地方自治体によるある種の措置を期待してということでございますけれども、その辺がかなり問題であろうかと思いますが、後ほど話をしてみたいと思います。  次いで、大蔵大臣にお伺いいたしますが、我が国の農林水産業について大蔵省はどのようにお考えになっておられるか、このこと...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵大臣の農業に関するロマンの話は私も会議録等で読ましていただきまして、大変よく浸透しておるわけでございますが、農業はロマンだけでは解決できないものがあるわけでございまして、私はもっと大蔵大臣と補助金の投資効果のようなものについてもゆっくりと話をしてみたいというふう...全文を見る
○刈田貞子君 今の交付金化の問題について自治省の御見解を伺いたいと思います。
○刈田貞子君 時間がないので、いろいろ言いたいことがございますが先へ進めます。  今回の補助金削減の中で一つ私どもの党として気になる問題がありますのでお伺いいたします。  森林病害虫等駆除費補助金が三億円ほどカットされるわけでございますが、これによって森林などにおける病害虫の...全文を見る
○刈田貞子君 国内の森林資源を保護するということは、ただ単に環境保全、治山治水といった広範な目的があるだけでなく、何といっても産業としての日本の林業を守り育てるということが一番大事であろうかというふうに思います。そこで、日本の林業を守るというようなことで気になりますのが今課題にな...全文を見る
○刈田貞子君 その報告は私もけさの新聞で少し確認をさしていただいたわけなんですが、ここで大変気になりますのは、日本独特の合板流通機構、こういう業界の仕組みや商慣習についてまでいささか指摘があるのではなかろうかというふうな懸念を持っているわけですけれども、この点はどうなんでしょうか...全文を見る
○刈田貞子君 それから日本農林規格認定の問題について、アメリカの権威ある検査機関において認定作業を代行させるという要求がございますが、これがどんな形に話が煮詰まるかということは日本の法律に触れる問題にもかかわりますので、大変気になります。  それからもう一つは、このJASの認定...全文を見る
○刈田貞子君 私の記憶では、これまで外材輸入に関しては農林規格をいささか書きかえたということはあっても、作業の代行をさせるという要求がかつてあったことは記憶してないわけでありまして、大変気になることでございます。  外務省は見えておりますか。——この事務次官協議についてどういう...全文を見る
○刈田貞子君 この交渉の中で大変に問題になるのが、やはりアメリカが関税引き下げの実施時期を繰り上げてほしいということを重ね重ね要求していることであろうと私は思います。しかも、我が国が国内対策を講じて後にということについては、国内対策実施と同時に関税引き下げについても並行して作業を...全文を見る
○刈田貞子君 農林水産省はいかがですか。
○刈田貞子君 林野庁長官がなかなか御説明できる段階でないということは、やはりこれは財源を伴うものだからじゃないかなと思うんです。  それで私、新聞報道等で見ますと、もう五百億とか一千億とかいうような財源措置を考えるようなことが報道されているわけでございますけれども、これは大蔵省...全文を見る
○刈田貞子君 田中長官、今広葉樹合板の話が出たんですが、昨日藤尾政調会長がお帰りになられまして、このASEAN関係のインドネシアの合板については何か新展開があったでしょうか、お伺いします。私が、これもけさの新聞でしょうか、見たところでは、四月九日の対外経済対策の繰り返し、つまり「...全文を見る
○刈田貞子君 さらにお伺いをいたしますが、農林水産省は一連の国内対策の一つとして税制面での措置も考えておるということがあります。例えば森林の資産評価を農地並みにする、あるいは生育中の森林については相続税を減免するといったような特例を設けてはどうか、それによって経営の安定あるいはコ...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵大臣、相談を受けていなくても、むしろ積極的にそういう国内対策としての優遇策を講じていただきたいと私は希望をいたします。これはなかなか農水省あるいは林野庁あたりから言えないこともあろうかと思いますので、代弁をさせていただきます。  この後、私は稲作、米価の問題に...全文を見る
○刈田貞子君 農業の問題一本に話さしていただいたんですけれども、最後に、時間がございませんので私、自分の見解を一つ申し上げたいんですが、これは農業ではございませんで、このたびの補助金カットの中で売春防止法関連で収容保護費とそれから婦人相談所の行う一時保護の徴用がそれぞれやはり十分...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
05月17日第102回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○刈田貞子君 私は、消費者行政について通産大臣にお伺いをするわけですが、きょうは消費者問題の元締めであるところの経済企画庁がおいでになるわけでございますけれども、経済企画庁に対しましては先回特別委員会の方でいろいろお伺いをさせていただきましたので、きょうは通産省のお答えを聞いて監...全文を見る
○刈田貞子君 そこで私は、主として先回十二月一日からの施行になりました改正割賦販売法、その後の状況と、それから訪問販売法の問題について主としてお伺いをさせていただくわけでございますが、私がこういう問題を取り上げました事情をいささか御説明申し上げますと、実はこの割賦販売法改正後にい...全文を見る
○刈田貞子君 あのね、国会でつくった法律を、それを正しく運用していくのはやっぱり行政の仕事ですから、やはりそれが四日が平気で出回っていて、もっとも私どもの調査ではこのクーリングオフなるものについて認識している消費者が五二%ぐらいしかいないというところにも大変悲しい現実があるわけで...全文を見る
○刈田貞子君 それから、この登録証を持っておられるところの人たちでございますけれども、これは訪販協会の教育を受けているわけでございますね。それで、その教育内容のようなものは一体どういうふうになっているのかということを伺いたいのと、それからもう一つは、このポスターでは「通商産業省も...全文を見る
○刈田貞子君 一千三十万ぐらい、たしか五十五年つけられましたよね。そうしますと、やはりそれがゼロになったということは、この制度に対する一つの後退じゃないかなというふうに私は認識していたんだけれども、このポスターには非常に充実を図るということをお書きになっていらっしゃるので、はてど...全文を見る
○刈田貞子君 それで、その資料に基づきますと、むしろ業者名公表制度というよりは、情報提供制度という形に持っていった方がいいという形の結果がそこに出てきているのかどうなのかということを私はお伺いしたいので、その資料が欲しいというふうに思うわけでございます。  そして私は、この業界...全文を見る
○刈田貞子君 時間がございませんので、私言いたいこと言わしていただきます。  訪問販売法が締めが厳しくなればなるほど新手新手といろいろな取引の、あるいは売られ方の手が出てくるわけですよね。そこで、今かなり問題になっておりますキャッチセールスのことが出てくるわけでございますけれど...全文を見る
05月23日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○刈田貞子君 質問さしていただきます。  我が国は、地理的な条件や自然的な条件によって自然災害を受けやすい条件にあるわけでございますが、特に農林水産業は自然条件に影響されやすい産業であるというふうに心得ております。一たび災害が発生すれば農林水産物はもちろんのこと、農地あるいは農...全文を見る
○刈田貞子君 それで、五十九年度の例を見ますと、これは関東中心にしま葉枯れ病の発生があって、これがかなりこの共済の支払いにウエートが置かれているわけですね。それで、図が支払った再保険金は約九千七百万円になっておりますね。  これは園芸の方にお伺いするわけですけれども、この関東一...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、私が先ほど申し上げたそういう病虫害等が起きない方策というのが、これは共済の制度とやはり裏腹でひとつあるのじゃないかというふうに思うんですね。そういう施策をいろいろ考えておられるというふうに思いますけれども、例えばこれは例の新稲作運動が発足して強い稲づくりとい...全文を見る
○刈田貞子君 強い品種の開発はどうですか。
○刈田貞子君 この間、婦人対策のことがあって栃木県に行ったときに、このしま葉枯れ病のことが大変に農村婦人の中から出ておりましたので、いろいろ対策を考えてあげていただきたいと思います。  それから、イネミズゾウムシの多発に備えてというようなことで、これも私ニュースを聞いていて耳に...全文を見る
○刈田貞子君 これは、まだ田植えの前の状況にある苗についての話ですよね。
○刈田貞子君 お伺いするんですが、これは水稲に関する共済の責任範囲のところですけれども、原則的には稲の被害に対する補償というのは、田植えをしてからということになるのではないかと思うんですが、苗の段階のところの被害というのはどういうふうに考えればよろしいんでしょうか。
○刈田貞子君 いろいろ申し上げたいことがありますけれども、私先ほど申し上げましたように、やっぱり被害が起きてからどんな形でそれを補償していこうかという補償制度を完備することとあわせて、この被害が起きないためのあらゆる方策を講ずるということは、これは今水稲に限ってお伺いしております...全文を見る
05月30日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
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○刈田貞子君 きょうは五月三十日であります。お国が決められた消費者の日であります。それで、いつもそうでございますが、消費者サイドから考える輸入の問題についていささか意見を申し上げ、また質問をさせていただきたい、このように思います。  過日、消費者団体の代表が総理及び農水省、各党...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、伺いますけれども、昨年四月七日でしたか、日米間で高級牛肉について四年間で二万七千六百トンの輸入枠を増加することを決定したというこの種のこと。これにオレンジが入りますけれども、牛肉、オレンジ協定の所管をしたいわゆる通商代表部あるいは農務省あるいはさらにア...全文を見る
○刈田貞子君 それで局長、先ほど御答弁の中で、したがって昨年四月七日の合意は一九八七年、六十二年度末までは続くべきものであると理解をしているというふうにお答えになられましたね。そういたしますと、もちろん牛肉、オレンジの問題は先ほどの策定作業の枠外ですね。
○刈田貞子君 そうすると、策定計画を練るその委員会で話し合われる中身にはなるわけですね。
○刈田貞子君 そうしますと、これは畜産局長にお伺いすることになりますけれども、メンバーのお一人として、牛肉に関して基本的にはどんな方針をお持ちで、この策定委員会の中で発言をなさっておられますか。
○刈田貞子君 昨年、日米交渉が決着した時点で、マスコミはすき焼き一人前の牛肉交渉であるとか、あるいはまたハンバーグ一個分の攻防であるとかいうふうな輸入枠数量を過小評価して報道をした立場があるわけですけれども、果たしてそうでありましょうかということですね。四年後には、牛肉の輸入量が...全文を見る
○刈田貞子君 日米交渉の決着が間もない今日の段階で、先ほどの新聞の記事等を読んで、改定要求が出てきているというようなことを思いますと、私どもは非常にさまざまな不安を持つわけでございますので、ぜひ国内の方針をしかと踏まえた上での今後の交渉をしていただかなければならないというふうに思...全文を見る
○刈田貞子君 局長、そのとおりなんです。だからこれからそのことについてお伺いをしていきたい、こういうふうになるわけでございます。  それで、まず、消費者が輸入牛肉はおいしくはないけれども安いから買うというこのことについて、輸入牛肉の価格の問題について少しお伺いをしてみたいわけで...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、安いというメリットは消費者の立場ではずっと確保できるということの今のお話なんですが、それではおいしくないという方の分ですけれども、一般商品で輸入食品を買って満足でしたかという設問が今のアンケートにありますが、それに対して不満足度の方は各商品にわたって大...全文を見る
○刈田貞子君 いろいろあるのはわかっているんですけれども、輸入牛肉についてはおいしくないという通念、概念が定着しているということについて、これの解消は難しいということになるわけですね。ところが、日本の国内の牛肉の消費量はいささか下降し、今少し安定して横ばいという感じでしょう。これ...全文を見る
○刈田貞子君 きょうは難しい機構の問題等はやりませんから、このアンケートに即してやっていますからね。  そこで、牛肉の環境をいろいろつくっていただかなければならないという問題についてお伺いをしますが、このアンケートでも、先ほど流通局長おっしゃったように、国産牛肉が安ければもっと...全文を見る
○刈田貞子君 それでは指定助成対象事業の効果のほどはどうですか。
○刈田貞子君 細かいいろいろな個々の問題がありまして、このことだけでもいろいろお伺いできる時間が本当はとれればよろしいのですけれども、あとのあれがありますのでね。  もう一つは、四番目の柱の消費者対策の方。消費者対策の中では二つありまして、店頭小売段階における表示の改善の問題が...全文を見る
○刈田貞子君 表示が一番話題になり課題になっていますね。部位別だけではわからないので、こうでもよろしいという用途別表示になっているのがありますね。今ほとんど用途別になっているんじゃないでしょうか。牛すき焼き用と、こうなっちゃうわけですよね、もう今。牛ステーキ用、これで表示というふ...全文を見る
○刈田貞子君 指定店での輸入牛肉の表示についてですけれども、冷蔵と冷凍の表示をするようになっていますか。フローズンとチルドの違いを値段で知りたいために輸入牛肉、これはチルド、これはフローズンと、こういうふうに書かせる指導はあるんですか、ないんですか。
○刈田貞子君 なっておる……。
○刈田貞子君 なってないですわよ。輸入牛肉しか書いてないですわよ。冷凍物か冷蔵物かなんて書いてないでしょう。
○刈田貞子君 おるはず……。
○刈田貞子君 おるはずならそのように見てみますから、私も見落としの分もあるかもしれませんのでね。ただ輸入牛肉は書いてありますよ。だけれども、それがチルドかフローズンかはわからないですね。わかりませんよ。よろしゅうございます。  そして、いろいろと申し上げたいんですけれども、先ほ...全文を見る
05月31日第102回国会 参議院 本会議 第19号
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○刈田貞子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十八年度決算について、中曽根総理並びに関係大臣に質問をいたします。  まず最初に、昭和五十八年度財政運営についてでありますが、基本的には相も変わらぬ後年度へのツケ回し、つじつま合わせが行われた非常に問...全文を見る
06月06日第102回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○刈田貞子君 参考人の皆様、きょうは大変ありがとうございます。御苦労さまでございました。  私は一点についてすべての先生にお伺いをしたいと思うわけでありますが、実はきょう午後から婦人の年金加入についての問題の質疑をさせていただく関係で、そのことについてお伺いさせていただきたいと...全文を見る
○刈田貞子君 農業者年金基金法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。  今、同僚委員の長時間にわたる御質疑を聞いていまして私も大変いろいろ勉強になるわけでありますが、まず、今回の改正は公的年金制度の改定に伴うものでありますが、具体的な内容を検討すると、今もずっと...全文を見る
○刈田貞子君 それで私も、その農村で婦人が果たしてきた役割というものを少し数字的に拾ってみようと思って調べてみました。  第一に、これはいつも申し上げているように、五十九年度段階で農業就業人口に占める女性の割合が六一・一であるということはこの前のときも大臣と確認をし合ったわけで...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、先ほど参考人の方にも私はお尋ねしたんですけれども、参考人の方の御意見では、そこのところを補完するとすれば、遺族年金制度のようなものを導入することしかないであろうというふうなこともおっしゃられたわけでありますけれども、一番がっかりしたのは、農業者年金制度研究会...全文を見る
○刈田貞子君 これは、このたび衆議院の参考人質疑のときに宮崎参考人から出ている御意見なので、私ちょっとこれを伺ってみたいんですが、実は理論的に、純粋に学問的に申すと、それよりも実際に経営の采配まで任されて御婦人がやっていらっしゃる場合には、それは決して無断耕作といいますか、不法耕...全文を見る
○刈田貞子君 養女です、嫁だから。
○刈田貞子君 皆さんが、この法律では女性の加入が、ただ労力になっているということだけではなかなかなじまないということをおっしゃっておられる中で、この参考人は非常に真剣に考えてくださって、懇切丁寧にこういう回答をしておるんですね。私はしかと読んでみました。これはぜひ宮崎参考人のこの...全文を見る
○刈田貞子君 これは自首業という概念に入っているわけですけれども、ぜひ私は検討していく必要があろうかというふうに思いますし、一番地権だとか相続人とかいう問題を考えないでできる部分の話なんですから、ぜひ農水省の方からそういう声をお出しいただいて検討していただきたいというふうに私は思...全文を見る
○刈田貞子君 年金の問題でいろいろ申し上げましたけれども、私は農村社会の中には、やっぱり婦人の問題についてまだまだいろんな課題があろうかというふうに思っておるんです。そういう問題が一つの権利意識になって解決されて出てこない限りは、農村の女性たち自身の力によってこういうものは獲得さ...全文を見る
○刈田貞子君 次に、基金が行う事業の中で農地の売買事業それから融資事業などがありますけれども、この問題を伺うわけですが、何といったって、先ほどから出ているように財政が厳しくなる一方ですね。それはつまり農地売買勘定にしても、それから融資勘定にしても、みんな年金勘定から借りて動かすわ...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど参考人の方からも、井上参考人ですか、山村の農地を引き受ける人がいない、経営移譲をしたいけれども引き受ける人がいないというような話が出ておりました。この農地は置いておくとやっぱり荒廃してそのまま放置されていくんだという話が出ていたわけですけれども、そういうことに...全文を見る
○刈田貞子君 当然加入の場合は三年だけれども、任意加入の場合には必要ではないのではないかという話があります。それから、先ほどやはり午前中の井上参考人の御意見では、Uターン青年の要件としても引き続き三年ということがついてありますね。それで、これは経営移譲終了日まで引き続き六カ月以上...全文を見る
○刈田貞子君 二年半ということですか。
○刈田貞子君 それから、つまみ食い的で大変申しわけございませんが、自留地の考え方についてちょっとお伺いをしたいわけでありますが、第三者移譲の場合には十アールの自留地を認められておりますね。これについては十アールを拡大してほしいという声があるのは御存じのところでありますが、これは法...全文を見る
○刈田貞子君 拡大、十アールの拡大。
○刈田貞子君 その自留地の十アールというのは、どういうことが根拠になっているのかということを私は伺いたいのですが、それで自分の家の食べる量を生産していくという考え方の十アールですか。
○刈田貞子君 それから、後継者移譲した場合に十アールというのは、やっぱり一括移譲しなければ税の恩典も受けられませんしいたしますので、無理な要求であることは私もわかりますけれども、ここにも質問がありますように、私はことし六十歳で経営移譲年金がもらえることになるので、近日中に次男に農...全文を見る
06月12日第102回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第6号
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○刈田貞子君 きょうは、参考人の皆様お忙しい中大変ありがとうございます。  私は、時間の関係で高木先生と二人で時間を分 けますので、参考人の方々に質問を全部最初に私の方から申し上げてしまいますので、お一人、お一人後からお答えいただきたいと思います。  まず、竹内参考人にお伺...全文を見る
○刈田貞子君 農業の問題については大変まだまだ申し上げてみたいことがたくさんあるんですが、今承ったことでとどめておきます。  それで、竹内参考人には、続いて大変恐縮でございますが、先ほど貿易摩擦を解消するためには、要らないものを買うことと、ただでお金を配ることと、自主的規制とい...全文を見る
09月19日第102回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○刈田貞子君 質問をさしていただきます。  決算の総括でたくさんの大臣をお呼びしてお話し合いができる中、あえて大蔵大臣とだけ懇ろに話をさせていただきたいと思うのは、税の問題が大変気になるからであります。明日から政府の税制調査会が始まります。  そこで、この税制調査会に対して何...全文を見る
○刈田貞子君 大体の答申の目安とか手はずはどんなふうになっているのかということが一つと、全般についてと今おっしゃっておられるわけですが、しかし、その中で中心的柱というかおありになるのではないかと思うのでございますが、さらにお伺いいたします。
○刈田貞子君 このたびの税制調査会に通常の政府税調委員三十人、そしてこれまで特別委員と申しましょうか、専門委員と申しましょうか、十八人おられますね。それに加えて十人の特別委員が増員され、加えられたわけでございますけれども、私はこの問題についていろいろ意見を持っているわけでございま...全文を見る
○刈田貞子君 そうですね、抜本的な改革ということは、これまでの三十人の委員及び十八人の特別委員では間に合わないということで、新たに十人を選ばれたという理解の仕方になるのだろうと思うのですが、決算的な物の考え方からいいましても、新聞等で税調の強化というような使われ方、補強強化という...全文を見る
○刈田貞子君 大変にこの税調のこれからの行く先が、やはり注目されるであろうということを私は申し上げておきます。  この問題だけこだわっているわけにはまいりませんので先に進みますが、ここに八月十一日の総理府の発表のアンケート調査、国民生活に関する世論調査、五月の末から六月にかけて...全文を見る
○刈田貞子君 今までやってこなかったからなじまないのでありまして、やっぱりそういう一つの策も考えていって私はいいんじゃないかなと思います。イギリスのグリーンブックとかアメリカの財務省の基本的税制改革報告書みたいなもの、これは大変に論議の対象になっていたというふうに聞いておりますし...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵大臣は大変お苦しいお立場で、そこまでは答弁できないお立場も私はわからなくはないんですけれども、非常に格好いい発言ばかりたくさん続いて、この夏各派の皆様の研修会等で減税必要の必要論がたくさん出て、そして貿易摩擦解消のため、内需拡大のために減税は大いに必要というよう...全文を見る
○刈田貞子君 私はまた逆に、先ほども言いましたように、財政需要というのは、黙っていてもこれから先、高齢社会到来を控えて進むわけですね。だから、それに合わせてエスカレートしていったのでは際限なく伸びていくということの関係からいけば、逆にここまでが上限だというものがあって悪くはないの...全文を見る
11月08日第103回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第2号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  私は、昨日通告した質問では、このたびの円高による経済効果とか、あるいは内需拡大策による経済効果を細かく計算して、そしてその数字をお示しいただきたいということを申し上げてあるはずでございますけれども、先ほど来、同僚委員からこうした内需拡大...全文を見る
○刈田貞子君 ただ、私が申し上げたいのは、先ほどから円高によるデフレ効果はそんなにないのではないかということが局長の方からも出ておるわけでございますが、それだけに私はそのお示しいただく数字を大変期待しているところでございます。内需拡大策を進めていく中で、円高によるデフレ効果という...全文を見る
○刈田貞子君 はい、結構です。
○刈田貞子君 今、長官がおっしゃられましたようにまさにそのとおりでありまして、このたびの内需拡大策というのは、今言われたいわゆる財政及び金融の両政策、これが欠けているわけですね。私はあんまりこういう難しい問題を得意とはしないのでありますけれども、つらつら勉強すると、西ドイツの今回...全文を見る
○刈田貞子君 大変思い切った策を講じておられるというところは私も何かわかるような気がするんですけれども、その効果の方ですね。効果をやはり追っていかなければならないだろうということであります。  次に、私は今回の円高誘導によって出てくる差益の問題に少し質問を移らせていただきますけ...全文を見る
○刈田貞子君 輸入品の値下げを指導していくように検討するということをおっしゃったんだそうですね。私どもが非常に期待をしていることであります。その具体的な方策あるいは御指導というようなものはどんなふうなことを考えておられるのか。  私どもが聞いておるところでは、いわゆる卸段階では...全文を見る
○刈田貞子君 次に、私は先ほどからお話が出ております電力・ガス料金について少ししつこいんですが細かく伺っていきたいと思います。  先ほど長官は、非常に大事なテーマである、大切に考えていかなければならないことだろうと思うというふうにおっしゃられました。私もそのように思います。で、...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、少し業界のことについてお伺いをしたいんですけれども、この電力業界が持っている余剰金あるいは別途積立金というような問題については、昨年の四月、五十八年度業界決算を終わった時点で私は決算委員会で質問をいたしておりまして、そのときには例の原油値下がりによる余剰をど...全文を見る
○刈田貞子君 五十三年にやっぱり円高現象によって五十四年度に別途積立金をつくりましたね。これができて、それから五十八年の原油価格の値下がりによってこれは原価変動調整積立金ができましたね。これらのいわゆる余剰金を電力会社が大変大きく抱えているわけでありますけれども、こうしたものの使...全文を見る
○刈田貞子君 料金の長期安定ということでおっしゃられるわけですけれども、本当はそういう論法というのは、電気料金は値上げをするのが当たり前なんだけれども上げないで済んでいるんだということになりますよね、値上げをただ延ばしているというだけの言い方だから。いつもそういう理由を、五十三年...全文を見る
○刈田貞子君 次いで、内需拡大策の方を伺います。  この内需拡大策の中で「民間設備投資の促進」をうたってありますが、その中の電気、ガス事業の設備投資の追加について積み増しがありますね。この分ですけれども、電力、ガス会社の設備投資を六十三年度までに合計一兆一千億積み増しをするとい...全文を見る
○刈田貞子君 それで、いわゆるこの積み増しのために、資金調達をするために今度例の特例法を改正するわけですね。そうして、四倍から六倍までに拡大していくというところの話なのですが、これ今の積み増しとひっかかるのですけれども、つまり先ほどからの答弁では、円高差益で出てきたのは料金の長期...全文を見る
○刈田貞子君 ついでだけれども、十一月末が上期の決算でしょう、電力業界の、違いますか。この末で円高の影響は決算に出てきますでしょうか、きませんでしょうか。
○刈田貞子君 それで、先ほどの特例法の改正のことに移りますけれども、そこで四倍を六倍にしていくということがありますね。六倍に今度変えるわけでしょう。それから、その期間を、これまで特例法は有効期間が五十一年から六十一年までの十年間であったわけですね。ガスの場合は、これはもうそのまま...全文を見る
○刈田貞子君 それから、余談になるかもしれないんですけれども、今の社債発行に関する手数料の件で、これは通産省にお伺いする筋ではないのかというふうに思うんですけれども、気になるのが、つまり銀行あるいは証券会社等が電力会社の社債を扱う場合の手数料、これを電力業界が金融機関に引き下げる...全文を見る
○刈田貞子君 電力会社に対して大変関心が高まっているときなので、適切なやはり御指導をしていっていただきたいというふうに思います。先ほど申し上げましたように、円高の推移もありますし、そうすぐに効果も出てこないという今のお話でもありますので、今すぐに電力料金を下げよというようなことは...全文を見る
○刈田貞子君 どのくらい。
○刈田貞子君 そこで、私は申し上げたいんですけれども、この地中化工事の費用負担の問題で考えていってみたらどうだろうかというこれ一つの提案といいますか、そういう問題なんですが、費用負担のあり方というのは、例えば事業主体が単独でやったときの工事費を限界として負担するというような負担の...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
11月20日第103回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号
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○刈田貞子君 お伺いいたします。  いわゆるコミュニティ施設というふうに位置づける施設のある領域でございますけれども、先ほど公民館については小学校区に一とか中学校区に一というようなことをおっしゃっておりましたけれども、このコミュニティモデル地区の大きさというか広さでは、三小学校...全文を見る
○刈田貞子君 それは事業に対して有料なのか、施設の利用料としての有料ですか。
○刈田貞子君 いわゆる公立学校のプールの開放というのは物すごいテーマがありますよね。それでどこの地域もみんな悩んでいるわけですね。その開放する場合の責任は、もちろん教育委員会が責任を持って主催してやる事業になるわけでしょう、形としては。
○刈田貞子君 そうすると、それが比較的理想的にはいっていないということですか。
○刈田貞子君 余裕ということは、それだけプールが学校側でフルに使われているからということですか。
○刈田貞子君 そんなことはないな。そうですか。夏でも水が青くなっていますよ、そんなことはないですね。要するにプールが一番難しいんです。それでいて期待をしてつくった施設なんですよね、みんな。だけれど、一番利用されてないのが私はこの公立学校の夏のプールじゃないかと思う。もう教師は夏出...全文を見る
○刈田貞子君 お願いしておきます。
○刈田貞子君 それから、施設の有料、無料については。
○刈田貞子君 コミュニティ施設の有料、無料という問題は、また利用率の問題ともやっぱりかかわってくるんじゃないかなというふうに私は思うので、大変に微妙なものであろうというふうに思います。  それからもう一つは、いわゆる入館料とか使用料を取って、それで運営の一部に充てられるほどは実...全文を見る
○刈田貞子君 大学の施設というよりは、オープンスペースとしての大学の敷地の問題でちょっとお伺いしたいのですが、国立大学の敷地というのは一般市民が入っていいことになっているのかいないのかということですけれども、大体の大学の敷地が、私何カ所か知っているんですが、その地域の災害のときの...全文を見る
○刈田貞子君 私は一橋大学の前に住んでいるんですね。一橋大学は最近塀を二重になさいました。網を乗り越える者が出てきたとみえて、その上にまた外側にもっと高い網の塀を全域にめぐらして中に入れないようにしているという実態があって、一方で四カ所に広域避難所という、市とも多分話し合いができ...全文を見る
○刈田貞子君 大変あちこち話が飛んで申しわけないんですが、文部省の方で考えておられる学校施設の一つのモデルみたいな形のものがあるんじゃないかというふうに私は思うんですけれども、土地が高いために小さな面積の中にコンパクトな学校をつくろうというようなことで、私は最近非常にこれでいいの...全文を見る
○刈田貞子君 コミュニティ銭湯の話が出ましたので、もうちょっと詳しくお伺いしたいんですが、あれは恐らく一号かと思いますけれども、私は国立の銀静湯という府中市と国立市の境のところのおふろ屋さんがコミュニティ銭湯の東京都の第一号と聞いておりますけれども、その割に利用されているというふ...全文を見る
11月22日第103回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○刈田貞子君 質問さしていただきます。  私は、去る七月、政府が発表されたODA、政府開発援助第三次中期目標にかかわって農政の立場の問題を少しお伺いしたいと思うわけでありますが、あわせて外務省の方にも御質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それに先立ちまして...全文を見る
○刈田貞子君 日本の海外援助のいわゆる実践部隊として、私はこの協力隊のメンバーの活動をつぶさに見てまいりまして非常に感銘を受けておる者の一人でございますので、大変に痛ましいことであるというふうにけさ思った次第ですので、今後の事後処置ですね、そういうものについても十分の御配慮をいた...全文を見る
○刈田貞子君 外務省にお伺いをいたしますけれども、日本のODAの事業は、これまで戦後の賠償という形を変化させながら続いてきているわけであります。この経済協力評価報告書も読ましていただきましたんでございますが、これまで日本で行ってきた開発援助事業というものの中で農業分野が占めている...全文を見る
○刈田貞子君 その評価の問題でございますけれども、私もことしの夏、ケニアのほか数カ国を歩きながらODA事業について、いささかではございますが自分の目でいろいろなことを確認したく歩いてきたわけですけれども、評価の仕方の難しさというものを大変に感じてきた者の一人でございます。  そ...全文を見る
○刈田貞子君 農水省にお伺いいたしますが、今の話でもわかりますように、この開発援助事業の難しさというのは、やはり相手国の事情を非常に詳細に理解し調べていかなければ、こちらは一生懸命かかわっておるのだが成果が上がっていかないという事情があろうかというふうに思います。  私も、現地...全文を見る
○刈田貞子君 それから、今までもそうであったように、これからも、例えば七年という経過を見ただけでも協力のあり方とか中身というのは、相手国の事情にもよるわけですけれども、必然的に変わっていかなければならないものがあるだろうというふうに思うんですね。  その一つの考え方の例として、...全文を見る
○刈田貞子君 エビとかトウモロコシは、日本にもニーズがあるからいいわけですよね。だけれども、競合する部分のものがあちらでも非常に生産が高まってきたというような事情が出てくると、これはやっぱり農業の分野においては非常に大変だなということは率直にあると思います。第二の経済摩擦を起こす...全文を見る
○刈田貞子君 外務省にお伺いするんですが、先ほどの青年海外協力隊のメンバーとの話し合いをいたしましたときに感じたんでございますけれども、十人に会いますと、その中の割合として四人は必ず農業関係がおるわけでございます。  そのメンバーたちが、結局自分たちがやってきている仕事が一体よ...全文を見る
11月27日第103回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○刈田貞子君 質問さしていただきます。  大変時間がなくなりましたので、端的に伺わしていただきます。  午前中同僚委員の中から出ました流水占用料のことについてお伺いをいたします。  時間がないので、自分の言いたいことから先に言わしていただきますが、午前中の同僚委員の言い分を...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、先ほど午前中の答弁の中で、これはいわゆる増税というような認識には立たないというふうにおっしゃっておられましたけれども、ただいま厚生省関係の資料で読ませていただきますと、水道普及率が九三・七%ほどですよね。そうすると、ほとんどの家庭が水道というものを使っておるわ...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、通産省の方がお見えになっていると思いますので、お伺いをいたしますが、工業用水についてもこれがかかっていくわけでありますが、先ほど私申し上げましたように、一般家庭水道料としては三十円から三十五円程度ということになるわけですけれども、これが新聞等の報道では、この...全文を見る
○刈田貞子君 それから厚生省においでをいただいておると思いますが、水道事業の所管の省としてこちらも反対ののろしを上げておられるわけですけれども、厚生省の反対理由の中に水道事業者は水資源開発利用費としてダム費負担などを負担しており、公共利益のための治水事業の財源までを重ねて徴収する...全文を見る
○刈田貞子君 それで、先ほどから治山治水の事業というのはとても国民生活にとって大変なんだと、だけれども財源がないのでこういう形でひとつお願いしたい、こういうことを盛んにおっしゃっておられるわけですね。災害から国民生活を守るためには大切なんだというふうに午前中も盛んに御説明をなさっ...全文を見る
○刈田貞子君 きょう私はない時間の中から、同僚議員から時間をもらいましてこの問題をやらしていただいた事情は、まだ固まっていないということなので、それではみんなで声を大にして話をしようじゃないか、こういうことで少々の時間ですけれども時間をいただいて、声を大きく物を言っているわけでご...全文を見る
○刈田貞子君 お願いしておきます。  公共性というのは非常に高いわけですからね、それだけに影響も大きいということをぜひお考えいただいて、国民の立場に立った御配慮をいただきたい、希望いたします。
11月29日第103回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○刈田貞子君 私は、さきの同僚委員の中から出ました山口労働大臣が山野愛子会長が主宰するところの財団法人国際美容協会に大臣賞をお出しになったというこのテーマについて、ちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  山口大臣は御就任以来大変エネルギッシュに御活躍をなさいまして、小さ...全文を見る
○刈田貞子君 私が思うには、今回の受賞者二百六名というふうに伺っておりますけれども、その中の八割方が着つけ師の方が多かったというふうに聞いておるわけですね。この着つけという技術に関しては、これはまだ国家試験制度もございませんし、したがってこの検定の仕方あるいは評価の仕方とかいうよ...全文を見る
○刈田貞子君 大臣の善意みたいなものは私もわからなくないんですね。そしてこの着つけというような技術は、やはりこれから大事な実は分野で、なかなか着物を一人で着られる人が少なくなってきている時代で、一つの技術として社会的に認知されていかなければならないものであることも私よくわかります...全文を見る
○刈田貞子君 厚生省にお伺いします。  先ほどお金の授受があったかどうかということについては、今調査中であるというふうな話でございましたけれども、こういうことにお金が要る、動くというようなことについては、これをお出しになった当の大臣も御存じなかったというようなことなんですが、も...全文を見る
○刈田貞子君 公益法人に反するようなというのはどういうことですか。
○刈田貞子君 この問題ばかりやっているわけにいかないので、次に、内閣官房の方からおいでいただいて、きょうは先ほど同僚委員の方もおっしゃってみえてましたけれども、本当は官房長官がおいでになって軍配を振ってほしいわけなんですけれども、そういうお出ましがないものですから、しかしやはり内...全文を見る
○刈田貞子君 あのね、大臣賞というのは、その授与に当たっては各省庁担当の部局で非常に厳密な規定がある。そうですね、非常に厳密な規定があるわけでしょう。そして新規に大臣賞を申請するに当たっては正式文書を提出して、そしてさらにその賞に値するかどうかの厳密な審査がある、こういうことでし...全文を見る
○刈田貞子君 法務省、お出ましいただいていると思います。今の話のことですけれども、私的大臣印というのは法律的に成立するのかどうなのか。そうすると私的大臣がいるということになりまして、事実上大臣職を私物化しているということにつながるんだろうと思うんですが、法務省の方の御見解を伺わし...全文を見る
○刈田貞子君 私はやっぱり非常にすっきりしない。大臣は善意でなさっているのよね。だけど、それが非常に誤解されていますね。また、誤解される要因が非常に多過ぎるということ。私は、この種の私的大臣印ないしは私的大臣賞なるものについて検討する機関をやはり設けるべきではないかというふうに思...全文を見る
○刈田貞子君 私的と名前がつくと行政はとても入り込めませんもね。それはおっしゃるとおりなんで、私は今言ったように、こういうものを基本的に見直して検討をしていただく機関を設けていただくということを要望いたしましてこの質問を終わりますけれども、とにかくお金が絡んだことがこのたび非常に...全文を見る
○刈田貞子君 これは抽出して二万六千人の調査をやったわけですね。その中から、私が計算すると不正受給者が約三・八%ぐらい出ているわけですね。そうすると単純計算すると百五十四万人の三・八%だと五万八千五百二十人という人数になって、金額にすると百億三千三百六十万円、そういう試算をしてみ...全文を見る
○刈田貞子君 次に、最低賃金法の問題についてお伺いをいたします。  先ほど大臣もおっしゃっておられたように、現在最低賃金周知旬間に当たっておるわけでございますが、六十年度地域別最低賃金額改定の目安についてという、この目安についての答申についても私はいろいろ持論を持っておりますけ...全文を見る
○刈田貞子君 最低賃金法四十四条、四十五条、罰則がありますね。この罰則規定ですけれども、一万円以下ないし五千円以下というものでございますが、まず罰則の適用状況はどうなっておりますか。
○刈田貞子君 それで、八件にせよ九件にせよ、とにかく反社会的な企業であることには間違いないわけでありまして、先ほどのお話ですと非常に中小企業が多いということではありましたけれども、私この一万円ないし五千円の根拠がわからないのですけれども、今の時代に軽過ぎるんじゃないかと、違反得み...全文を見る
○刈田貞子君 先ほどの調査の中で、最低賃金法があることも知らなかったし、その額も知らなかったと、毎年改定になるので周知徹底はなかなか難しいということでございますけれども、これはやはり労働省の御指導、啓発、行政が大事だと思いますので、この辺をよろしくお願いいたします。  次のテー...全文を見る
○刈田貞子君 大学の就職課か何かへ聞きますと、そういう事実がありますというふうに言いますよ。私はことしの例でなくても今までの例で、例えば自動車メーカーなんかへ就職をした、そうして誓約書を交わした後には背広代とかお支度金とかいうのが出るのが普通だというふうなこと、御存じありませんか...全文を見る
○刈田貞子君 それからその逆の現象、つまり、幾つも幾つも滑りどめを持っていた大学生が、仮内定の状況の中で仮内定を破ったらとんだツケが回ってきたというようなもの、これは新聞記事で皆さんも御存じだと思いますけれどもね。企業名は言いません、一人当たり一万八百円ずつ、いわゆる採用選考にか...全文を見る
○刈田貞子君 非常に大学生が金で動かされているというような感じが、この就職戦線の最前線で私はこの種のものを調べさせていただきますとありまして、よくないなと思います。御指導をしていただきたいなと思いますよ、これは。  時間がないので、次はもう一つのこれもやっぱり青田買いの事後現象...全文を見る
○刈田貞子君 文部省の方ではそういう状況をつかんでいらっしゃいますか。
○刈田貞子君 大就研というのは大学生就職研究会というんでしょうか、大就研というふうに私聞いているんですが、そこに所属している人たちに話を聞くと、兆しがあるということは聞きますね。つまり、内定している会社から電話がかかってきて家庭事情等を一生懸命尋ねられると。あれだけ全部書類を出し...全文を見る
○刈田貞子君 就職戦線を健全なものにしていくためにもとても大事なことだと思いますので、よく話し合いを進めていただきたいと思います。  それから時間がなくなりましたので、これも実は大臣にお伺いをしたいことなんですが、私のきょうの通告の中に入っております土日社員の話でございますけれ...全文を見る
12月04日第103回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会技術革新に伴う産業・雇用構造検討小委員会 第1号
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○小委員外委員(刈田貞子君) 途中からお話を伺いましたので何でございますけれども、私はかねがねこのバイオの問題を考えるに当たっては、先ほど松岡先生の方からもお話は一部出たように思いますけれども、やっぱりその技術がもたらす利益の再配分の問題というようなことが、これからやはりいろいろ...全文を見る
○小委員外委員(刈田貞子君) ありがとうございました。
12月09日第103回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○刈田貞子君 まず最初に、郵便局職員の不正についてお伺いをいたします。  会計検査院の検査報告の郵政省のところの部分を見ますと、毎年決まって多くのページ数を割いて郵便局の職員の不正が指摘をされております。これは過去、国会でも何回か指摘をされ、取り扱われてきた事柄でありますけれど...全文を見る
○刈田貞子君 今、補てん部分が二十六、それから補てんされていないものが十三というふうにおっしゃいましたので、これは後で伺おうと思いますが、私は今の大臣の答弁の中で、できるだけ防犯管理体制の強化を図って、そしてこういう事故のないようなことにしていくのだという御答弁なんですけれども、...全文を見る
○刈田貞子君 郵便局というのは国民生活に、先ほどから話も出ておりましたけれども、非常に密着している、ないしは地域に非常に密着しているということで、一番いわゆる金融機関というんでしょうか、にしては私どもの身近なものなんですね。子供がやがてお年玉をもらいます。そうすると郵便局に貯金に...全文を見る
○刈田貞子君 特定郵便局長任用規程というのを見ますと、これには「一 年齢満二十五年以上ノ者」、「二 相当ノ学識才幹アル者」ということが書いてあるだけなんですね、これ。  それで、これは五十六年の参議院決算委員会で政府からの御答弁として、「特定郵便局の局長の大事につきましては、特...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つ伺いますけれども、先ほど私が申し上げました局長不正の数字の中で、局長の出身がいわゆる世襲制による局長ではなくて、部内から局長になった人の方に不正があったというようなことを仄聞するんですけれども、そんなことはございませんか。
○刈田貞子君 そういうのをつまびらかにしておいた方がいろいろの分析になると私は思いますので、やはりお調べいただいておいたらよろしいんじゃないでしょうか。私はそれを仄聞いたしました。  それから次に、起きた事故の不正処理についての問題でございますけれども、これは先ほど、既に国損額...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、いわゆる郵政事業特別会計の中から補てんをするということになる段階は、どの段階になるとそれを補てんするようになるのか、それからまた五十八年度ではその見込み額がどのぐらいになるのか。
○刈田貞子君 そうすると、それ全部特別会計で埋めることになるわけ、お国が。そのことを聞いているんですよ。
○刈田貞子君 時間がないので先へ進めますけれども、この種の指摘を会計検査院が報告をすると、それに対して当局がいわゆる指摘事項に対して遺憾の意であることを表明なさるわけでありますけれども、私はこれをずっと五十六年、五十七年、五十八年の分と拾って見てみた。そうしたら、文言、文章全部同...全文を見る
○刈田貞子君 「指摘のような不祥事件が生じたことは、誠に遺憾である。」、これも全部同じです。それから、「今後」「不正行為の絶滅を期することとする。」、全部同じ。私はこういうことを機械的にお出しになっているというふうには思いませんけれども、やはり当局としてきちっとこういうものに対す...全文を見る
○刈田貞子君 KDDが五十四年以降過去六回にわたって国際公衆電気通信料金と申すんだそうですね、正式には。この引き下げを行ってきたということで、かなり私も適正化が図られてきていると思いますし、今物価、サービスを通じて物が下がるという傾向はなかなかない中で、努力をしておられるというふ...全文を見る
○刈田貞子君 時間がなくなってきたので、済みません、箇条書きでお伺いしますね。  そうだとすると、料金引き下げの条件というのはどういうことになりますか。
○刈田貞子君 KDDはことし四月から平均九・五%料金を引き下げたわけでありますけれども、総額にして二百四億円規模の料金引き下げということになるわけですね。この引き下げの根拠はどこにあったんでしょうか。
○刈田貞子君 五十九年度決算の当期利益の収支差額でしょうか。ありますか、そこに。それが二百四億なんです。それで、今年四月から二百四億を値下げ分に投資したということは、この数字と関係ありますか。つまり、もうけ分だけは値下げに充てたと、こういう考え方でしょうか。
○刈田貞子君 だから、この数字はたまたま偶然に一致していたということに了解していいわけですね、そうですね。本当にたまたま一致しているんですよ。  それで、ことしの四月から九・五%値下げをしたということの影響でしょうか、というのはどんな形に出てくるというふうに見込まれますか。つま...全文を見る
○刈田貞子君 要するに、値下げをしたら利用者もふえてきたということで、いわゆる利益はこれからますます上がっていくであろうというふうに私は思うんです。その中で、さっき大臣も言われたように、ここでいわゆる円ドル関係の問題でもっと違う条件が出てきたわけですよね。  それで、私はあと五...全文を見る
○刈田貞子君 でもね、六十年九月二日現在で日本からアメリカへ即時通話で平日の日の五分間電話をかけた場合、国際電話料金でいくと二千五百五十円、それがアメリカから日本にかけてもほぼ同じ電話料金だったわけよ、改定してきているからね。ところが最近の、いわゆるドル安・円高という外国為替相場...全文を見る
○刈田貞子君 その逆転現象を利用して、例えば商社なんかが日本からかける回数を減らして、向こうからかける回数をできるだけふやしてくれ、二割安になるからと。こういうふうなことになると、事実上それによって一番打撃をこうむるのは、私、KDDの精査の仕方は聞いてますから、だからそれによって...全文を見る
○刈田貞子君 それで、さっきの五%しか値下げしない、そしてその時期を来年の九月にするということについては、私はなぜ、ことしは四月に下げたんだから、来年の四月の改定期であっていいと思うんですね。    〔委員長退席、理事林道君着席〕  それから、五%という根拠はやはりどこにも見...全文を見る
○刈田貞子君 最後に申し上げますけれども、さっきから答弁聞いていて、局長は対処してまいりたいと思いますと言うけれども、それに対処していくのは、郵政省が対処していくんじゃないんですよね。おわかりですね。KDDが対処していくんですよね。そして、郵政省はそれに対して適切な御指導をしてい...全文を見る
12月09日第103回国会 参議院 本会議 第7号
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○刈田貞子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました農林漁業団体職員 共済組合法の一部を改正する法律案並びに私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対して、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  我が党は、かねてより、高齢化社会の到来を控えて...全文を見る
12月19日第103回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○刈田貞子君 農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案について、引き続き質疑をさせていただきます。  私は、まず一番最初に、今回の改正の趣旨について農林水産大臣から説明を求めるものでありますが、これまできょうの私の番で三巡してくるわけですね、質問の機会が。そして、だんだ...全文を見る
○刈田貞子君 その趣旨を、憲法二十五条ないしは国民年金法の一条、二条等の精神を踏まえて改正に当たるのであれば、この種の、私に言わせてもらう大改悪というものは出てこないと思うんですよね。私は、その点の配慮が本当にあったんだろうかどうなんだろうかということを非常に疑問に思います。 ...全文を見る
○刈田貞子君 それでは厚生省の方に伺います。  今回の改正の一番のやはり基本になる基礎年金の問題について、先ほど同僚委員の中からも指摘があったわけでありますけれども、私の方の党といたしましては、かねてから基礎年金導入ということについては、積極的に取り組んできていることは御承知の...全文を見る
○刈田貞子君 先ほどの御説明にもありましたように、受ける側に立っておっしゃられた言い分としては、食料費とか、あるいは被服費とか、あるいは住居費とかいった、生活の基礎的部分を保障するものだというふうに言われているわけですけれども、保障するという言い分は私はあえて値しない。つまり、こ...全文を見る
○刈田貞子君 これも先ほどからも出ておりましたように、しかも五万円満額というこの額が保障される人というのは、あえて言えばごく少ない人たちでないだろうかというふうに私は思っております。  小さな各論に入らせていただくわけですけれども、例えば今回の改正の中で組合員の妻の話が出てきま...全文を見る
○刈田貞子君 だから、私どものような女性の立場から言いますと、女性の年金権というものを少しでもその水準を上げていくという観点から言えば、これを空期間と考えないで、六十一年四月一日からは年金権が発生するのと同じ原理で、さかのぼって考えたらどうなんですか。そうして、そういうふうに私が...全文を見る
○刈田貞子君 あくまでも試算です、これは。ですけれども、そうするとしないとではどんな差が出てくるかということで試算をしてみたんですが、国民年金制度が発足した昭和三十六年に二十歳でいた人、そして今度の改正施行日においてはそれが四十五歳になるわけですね。この人が共済組合員と結婚して旧...全文を見る
○刈田貞子君 だから、結局、それは任意加入していた人たちの既得権とかいうふうな問題を保障していくということになるわけでしょう。だから、空期間を設けて差をつけるというよりは、その人たちの既得権を保障する形を考えることによって婦人の年金というものを少しでも上げていく、特に基礎年金部分...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、お支払いしてきた人にお払いするのが筋だということになると、本当のことを言うと、これはへ理屈になるんですが、来年の四月一日からお支払いしない形の婦人に年金がおりるという逆の言い方もあるわけですけれども、これはどう考えますか。
○刈田貞子君 それから、これも先ほどから出ましたけれども、今回はいわゆる皆年金制度を最前提にするということで、これによっていわゆる無年金者ということはなくなるのだということにはなっておりますけれども、先ほどの御指摘にもありましたように、そうはなかなかなっていかないのではなかろうか...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つ、これは大変卑近な話ですけれども、周辺で出ているのは、パートで働く主婦の立場のことですけれども、これが非常にふえていて、これは短期共済とか、あるいは税制の問題で言われる部分と同じことになるわけですけれども、年間九十万を超えた主婦、この人は国民年金保険...全文を見る
○刈田貞子君 さっきの任意加入の問題の任意という認識がどこまでPRされていたかということとあわせて、この辺のところのやっぱりPRでしょうかね、大事になってくると思います。私は婦人の立場からこのことを主張しておきたいと思います。  それから次に、これは農水省の方の質問になろうかと...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、保険は一体世帯単位なのか個人単位なのかという問題があるわけですけれども、今回の改正では、個人で主張されていっているような部分もあるようだし、世帯として考えられているような部分もあるようだし、この辺のところ、私は非常に定かでない部分があるというふうに思うんです...全文を見る
○刈田貞子君 反対に、残された方が夫であった場合で六十歳に達している、こういう場合は妻が掛けてきた年金を夫はもらえるんですか。
○刈田貞子君 時間がなくなりましたので先へ進めます。  もう一つは、支給開始年齢の問題についてお伺いをするわけですが、現在農林漁業団体の定年が五十六、七歳前後というところでありますけれども、これを速やかに六十歳定年に移行するということを今回措置をするわけですね。そして、七十五年...全文を見る
○刈田貞子君 衆議院段階の参考人質疑の今のお話は桜井さんの御発言だと思うんですけれども、私はその後、現場にいて現にそのことを扱ってきている人たちの発言が非常にやっぱり重みを感じるわけで、例えば定年延長については非常に難しさがあるんだということを言われて、そして五十四年当時に平均で...全文を見る
○刈田貞子君 最後に、もう時間がなくなりましたんですが、今回の問題の一つは、私はやっぱり算定方式の問題が大変大きなウエートを占めているのであろうというふうに思うんですけれども、いわゆる算定方式について、厚生年金方式というんですか、これを取り入れることにしたとして、それによって出て...全文を見る
○刈田貞子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました政府提出の農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案及び修正案に反対する立場から討論を行います。  今回行われます共済制度の改革は、本格的な高齢化社会の到来を前に、各種の年金制度が分立することによって...全文を見る