刈田貞子

かりたていこ



当選回数回

刈田貞子の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第104回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。  私も、先ほど来からお話が出ております国立病院保療養所の再編成について一部確認をさせていただきます。  この計画は五十八年三月、臨調の最終答申の指摘によって話が持ち上がり、そして五十九年一月二十五日、閣議決定された行革大綱で、十年を目...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、よろしいんですか、理解をいただいているというふうに考えているというふうに言っておられますけれども。大臣、いかがでしょうか。
○刈田貞子君 厚生省は二十七年にも、これは移譲の分ですけれども、二十七年にも国立病院六十カ所の移譲計画を立てましたね。しかし、これは六分の一の十カ所しか実現しませんでしたね。このときには非常に財政当局の協力がまずかった、このように私は聞いておりますので、老婆心ながらそういうことを...全文を見る
○刈田貞子君 自治省お見えになっていると思うんですが、昭和六十年度地方財政の運営についてという次官通達でしょうか、お出しになっていらっしゃいます。その中で「国立病院及び療養所の再編成・合理化に当たって、その統廃合とともに地方団体等地の経営主体への経営移譲も検討されているが、各地方...全文を見る
○刈田貞子君 これは大臣ね、今自治省でもああいうふうに言っているわけ。ああいうところの理解も得るんですよ。大丈夫ですね。頑張っていただかないとそう簡単にこの計画は進められるものではないと思いますけれども、まだまだいろいろ言いたいことがたくさんあって資料を集めたんですが、またこれは...全文を見る
○刈田貞子君 私が新聞等やら、いろいろそちらから伺ったりする話では、したがって一一九番通報後四十分かかっているというふうに確認してよろしいわけですね。いいですね。  救急患者でそういう重傷と判断したという形の中で、四十分たったらどういう現象が出てくるかわかると思うんです。私は非...全文を見る
○刈田貞子君 総務庁がお出しになっております救急医療対策に関する行政監察結果報告書というのの中で、救急隊員千四百人に対してとったアンケートの答えとして、隊員自身が教育訓練は不十分であると考えておる、救急隊員が自分でそう言っている。それから、特に現場における救急患者の容態観察の知識...全文を見る
01月23日第104回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○刈田貞子君 私は、最初に文部省の方の質問からお伺いをいたします。  国立大学における授業料免除制度についてお伺いをいたします。国立大学では国立学校設置法十二条に従って、経済的理由によって授業料納付が困難な者に対して、その免除を行い、その教育の機会を確保するという制度があるわけ...全文を見る
○刈田貞子君 もう一つ、私は有効にということも重ねて伺っているわけですが、これはまた後でお伺いしますけれども、経済的理由によって大学教育が受けられないはずの人が、この制度によって教育の機会を得ているということは確かでございますね。  そこで、この制度ともう一つあるのが日本育英会...全文を見る
○刈田貞子君 今おっしゃっていらしたように、会計検査院の指摘では、全国五十三の国立大学の授業料免除総額六十四億のうち六十二億を調べてみると、育英資金の第一種奨学生、その基準額を超えている家庭の子弟に対してまでその免除を与えているということがあって、それで六億四千八百万円という数字...全文を見る
○刈田貞子君 命のお話の中で、枠は多過ぎるからといって返してくる大学があるんですか。
○刈田貞子君 このたびの会計検査院の指摘では、お茶の水女子大、旭川医科大学、東工大、一橋大等二十校の学校において生活困窮度の判定の方法に不適当なものがあるというふうなことがきちっと書いてございますね。このいわゆる不適当の中身というのが今言った生活困窮度を判定する判定の仕方にあろう...全文を見る
○刈田貞子君 もう一つ判定の基準が学業優秀というのがあるわけですね。この学業優秀の判定についてもこれまた非常に各大学がばらばらであって、しかしこれはまたまことに判定のしにくい要因でもあろう、要素でもあろうというふうに思うわけですけれども、この難しさ、しかしそれを超えてある種の一つ...全文を見る
○刈田貞子君 それから、先ほどおっしゃったように一定の枠を大学に示す、その後大学側の方の要望によってはさらにそれを調整するんだというようなお話があったわけですね。先ほどは減額の方の話を伺いましたが、今度調整分の、ふやしてくれという方の分ですけれども、この枠を超える承認を求められた...全文を見る
○刈田貞子君 会計検査院の指摘によれば、この超過免除をしていたというところの分の方にかなりの問題、五十三大学のうち十六大学があったというふうな指摘もあるわけで、このチェックの仕方にかなりずさんさがあるのではなかろうかと、こういう御指摘あるんですね。これぜひよく文部省の方の側でも検...全文を見る
○刈田貞子君 それから大臣ね、もう一つ、これは私の全く素人的な考え方なんですけれども、さっき申しました成績優秀の判定の仕方、これですよね、これは好きでも嫌いでも、どうしても今の段階ではやっぱり大臣が一番嫌いな数字で判断するよりしようがないわけですよね、海部大臣が一番嫌いな数字によ...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つ大臣にお尋ねをするんですが、大臣は私学の雄であるところの早稲田の御出身でいらっしゃいますわけですけれども、かつて日本の大学というのは、どういうのでしょうか、金持ちが私立に行き、そしていささかの高給者は国立へ行くというような概念があったと思います。私も...全文を見る
○刈田貞子君 ついでにその先の方私申し上げますから、時間がないのでごめんなさい。  私のところにございますものでは、要するに今国立いったら小さいときから塾へ通わしてね、そしてたくさん教育費かけてやらなかったら国立に入れないんですよね。そうしたら結果的には国立に入っている家庭の方...全文を見る
○刈田貞子君 国立大学は年間二十五万二千円の人と、それから二十一万六千円の人と今二通りいるわけですよね、国立大の生徒というのは。片や私学はもう二百万に近いところだってあるわけでしょう。だから、それでさえ不公平があるわけですよね。その中で国立大学にこういう制度が設けられておるからに...全文を見る
○刈田貞子君 この問題はまた改めてやらせていただきます、時間がないので。ですけれども、ちょっとだけ確認させていただきたいのは、廃炉にしなければならないということ、これは私も消費者問題をやっている中から原発の問題が出てきまして、大変関心があったものですから素人ながらずっと見てきたわ...全文を見る
02月20日第104回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会生活条件整備検討小委員会 第1号
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○刈田貞子君 何か話がごちゃごちゃになると思いますけれども、思いついたところから一つ一つ伺いたいんですけれども、今のお話にも関連するんですが、まず、この中に出ている景観地区の条例の指定の話が出ていますね。景観条例というんですか、このことでいい成果を上げている地域があったら教えてい...全文を見る
○刈田貞子君 道路のオープンスペースにかかわって、道路の幅員の問題がどこの地域に行っても今出ているようですけれども、ある地域では、緑をふやすということで、フラワーボックスのようなものをむしろ歩道の外側へ出して道路の幅員を狭くしながら、フラワーボックスを置いて何か花を一生懸命植えて...全文を見る
○刈田貞子君 だから、結局、どんなオープンスペースをつくるとかどんな道路をつくるとかじゃなくて、その地方自治体が、例えばスクールゾーンみたいな考え方がありますね、ああいうふうにした形で生活道路の確保をしていくというようなことは、私は、これからの町づくりの中でとっても大事なものだと...全文を見る
03月20日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○刈田貞子君 私も、まず大臣の所信の中から少しお伺いをしていきたいわけでありますけれども、私はむしろ、大臣が発言をなさったり、あるいは書かれておることの中でよく探しても見えにくい部分のところからまずお伺いをいたします。  それは食料、食品を扱うかなめになる農林水産省が一番大事に...全文を見る
○刈田貞子君 中曽根総理も、食品の問題について御質問申し上げたときには、食品、食料は安心、安全、安定であると、大変ごろのいい答えをいただきましたけれども、まさにそのとおりだというふうに思いますので、このことについては、ぜひ農水省としてもこれをしかと踏まえていただきたい。  今の...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると発色剤についてはよろしいんですね。
○刈田貞子君 そこで、これは東京都の市場検査所が分析したデータでございますけれども、五十二年と五十九年で検査を行っております。特に消費地におきましては、野菜類に使用されているその他化合物の中で一番使用量ないしは使用回数の多いものは燐酸であろうというふうに言われておりまして、東京都...全文を見る
○刈田貞子君 とても赤いきれいな色のサツマイモが市場に並んでいるのはまさにおっしゃるとおりなんですけれども、これは今言われたように、様態、形状というものが市場における価格と相当密接な関係を持っております上で、出荷時においてそういう作業をしなければならない必要性のようなものも生産者...全文を見る
○刈田貞子君 私は、農林水産委員会にいて生産地の様子もよくわかりますので、少しでも市場に持っていって高く売れなければならないという事情、大変にいたく思います。ですけれども、だからといって安全性を無視してはいけないという立場に立っておりますものですから、ぜひそういう御指導をお願いし...全文を見る
○刈田貞子君 内山課長にお伺いするんですが、これは新聞のコメントに課長は、「現在はEDBに代わるべきものが開発されるのを待っている段階。農水省がいつまでも動かなければ、応急措置として」、現在の〇.一三ppmのことだと思いますけれども、「基準値をより厳しくすることも検討したい。」と...全文を見る
○刈田貞子君 そこで課長に再度お尋ねいたしますが、アメリカでは、これにかわる方法というふうには私、確実には聞いておりませんけれども、いわゆる放射線の照射処理について国内許可をするということが出ておりますんで、私ども団体の方からもお話を承っておりまして、照射処理のようなものがそれに...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、先ほど大臣が言われたように、輸入食品に至っても、安全な形のものを確認していただいた上で食品の輸入ということはしなければならないというふうに思いますし、これは当然のことだと思いますので、強く要望をいたしておきます。  こういう問題についてはま...全文を見る
○刈田貞子君 今まさに大臣おっしゃられたように、二百九十五人の人が入った、しかも四十歳以下が八割というふうなデータをいただいてこれを見ているんですが、この中でその当人たち自身が感じていることは、今大臣も言われたように、入る前の段階ではできるんだろうかという不安が一番高いですね。し...全文を見る
○刈田貞子君 水田利用再編対策について次にお伺いします。  四十四年からでしたか始まりましたこの水田利用再編対策、六十一年度、本年で終了するわけですけれども、この事業の実績を大臣はどのように評価なさいますかお伺いします。
○刈田貞子君 今大臣まさにおっしゃったんですけれども、定着したあるいは成功したというふうに評価すればいいかどうかというふうにはすっきり言えない部分もあるというニュアンスだろうと思うんですけれども、四十四年以来十八年間で転作奨励のために使ったお金、ざっと計算してみたら四兆円近くにな...全文を見る
○刈田貞子君 これは食管会計に、第二次過剰米の処理は終わったんだけれども会計が残っていて、六十一年度で六百七十七億の損失補てんをいたしますね。それでもなおかつ六十一年度末で千八百四十二億が残りますね。これは六十四年までに穴埋めできますか。
○刈田貞子君 昨年十一月に米の流通改善対策について打ち出しをなさいました。超過米の集荷を集荷業者にさせるというようなこと、それからまた政府米の売却に当たっての一部競争原理を導入する入札制ですとか、それからまた卸売業者間の競争確保のための複数卸売制度の導入、この三つの制度をお取り上...全文を見る
○刈田貞子君 一のいわゆる集荷業者に競争的な要素を取り入れるということで、今九五%農協系というふうにおっしゃったんですが、これを取り入れることによって今の商系と農協系との競争の激化というようなことが起きるのではないか。これが一つ。  それから二番目の政府米の売却に当たっての一部...全文を見る
03月24日第104回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○刈田貞子君 私は、まず最初に円高差益と原油値下がり差益の還元問題についてお伺いをいたします。  通産省の電力・ガス差益問題懇談会が二十八日までに大筋の結論を出すと聞いています。電力、ガスの還元問題についてはこれまでいろいろと新聞等の論評あるいはまた当委員会においての答弁等もあ...全文を見る
○刈田貞子君 企画庁長官、いかがですか。
○刈田貞子君 これまでの通産大臣の答弁によりますと、還元することはするとおっしゃっているんです。そうすると問題は、具体的に時期、規模、そして方法であります。いかがでしょう。
○刈田貞子君 企画庁長官は三月十八日、閣議後の記者会見で、三月いっぱいにまとめなければならない、四月上旬の総合経済対策会議では間に合わぬと、こうおっしゃっている。それからエネルギー庁の首脳は、円高差益と石油値下がりの還元は、時期は早くても六月と、こう言っています。食い違っておりま...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵大臣にちょっとお尋ねしたいんですけれども、今通産大臣が言われたように、石油の値下がりをもうちょっと見通したい、あるいはまた円高の状況についてと、こういうことを言われるわけでありますけれども、円高の見通しについてはいかがでしょうか。逆介入の話等もこの委員会でさんざ...全文を見る
○刈田貞子君 それでは、いろいろ論議されていることをお伺いします。  その方法です。方法は暫定的に還元するという方法と、それから料金体系を抜本的に見直すという関係が両方あわさって報道されていますが、いかがですか。
○刈田貞子君 その抜本見直してはない方法というのは、現状で使われている産業用の特別割り増し料金制度、それから一般家庭用の三段階料金制度、これには手をつけますかつけませんか。
○刈田貞子君 それは電気料金体系の抜本的改正ということになるんですか。
○刈田貞子君 ならない……。
○刈田貞子君 一般需要者への還元は六十年度分は難しいということですが、これはどうですか。
○刈田貞子君 内需拡大策が昨年打ち出されたときにガス・電力業界は内需拡大のための策を打ち出されましたですね。電気が三年で一兆円規模、それからガスが一千億ですか、これを三月-四月の公共事業空白の時期に前倒しをさせるということですけれども、これはいかがですか。
○刈田貞子君 それによって起きる内需拡大への影響はどのくらいと見ていますか。経済企画庁にもあわせてお伺いします。
○刈田貞子君 いずれにしても答弁が渋いのでありますが、ただいまの電気料金の基礎は二百四十二円ですね。そして、バレルでは三十二ドルでしょう。大変な差があると思うのですね。OPECの総会では十八ドルぐらいに安定させようという話も出てきておりますけれども、通産大臣、いかがですか。
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、私ども消費者は事業法十九条の精神を曲げない形で直接、間接にやはり利用者に還元をしていただくということが一番の策であろうかというふうに思いますので、その筋を曲げないでいただきたい。対外的に海外援助基金に利用するとか、あるいは高齢化社会対策基金あ...全文を見る
○刈田貞子君 次に、悪徳商法の話を伺います。  通産省のお出しになりました六十一年版「消費生活へのしおり」六十三ページに「士商法」というのが載っております。これを説明してください。
○刈田貞子君 ここにありますのは「通商産業省主管特別講習案内」という申込書なんですね。これはあたかも通商産業省主管の特別講習が開かれるように思われておりますけれども、通商産業省主管はその資格は電気主任技術者という資格だけで、この講習は通産省と関係のない講習会なんです。ところが、あ...全文を見る
○刈田貞子君 今回の国会に、国家資格試験の民間委譲についての法案が出てくるようですけれども、御説明してください。
○刈田貞子君 さっきの申込書ですけれども、これを私持っております、控えを。こういう商法にひっかかっているのは一流企業のエリートばかりです。社内の生き残り作戦のため、そしてまたリタイア後のよき条件ということで、これはもうほとんど一流企業の商社マンばかりがひっかかっているのが実情でご...全文を見る
○刈田貞子君 この間私が、今、日本ではそのような国家資格というのは全体でどのぐらいあるのかということをお尋ねしたところ、どこでもこの数を把握しておりませんでした。そこで私が調べてみましたところによりますと二百四資格、そして区分数で三百六十四ということになっておりますけれども、どれ...全文を見る
○刈田貞子君 先ほどの法律であるところの国家資格を民間委譲するという今回のこの措置でございますけれども、これがまたそういうことに悪用される嫌いはございませんでしょうか。
○刈田貞子君 私がこの問題を調べてみて一番遺憾に思ったことは、通産省主管云々というふうに国の名前が平気で使われていること。トラブルとして一番多いのは通産関係と建設関係で、土木何々士という、こういう士ですね。だからやはり私は、国の名前がこういうふうに使われていることを知らないでいる...全文を見る
○刈田貞子君 男性の方がすべての被害者であるということをよく認識しておいていただきたいと思います。  次に、豊田商事問題についてお伺いいたしますが、この問題については既に百三国会等を中心にしてたくさんの論議が出ておりますし、またそれに対する各省庁の御答弁がたくさん出ております。...全文を見る
○刈田貞子君 大体御答弁を伺いまして、まあ進んでいるところもあれば、似たような答弁を繰り返しているような感じもしないわけではございませんけれども、いずれにいたしましても、二千億円そして三万人という人たちの被害があるわけでございますね。厳密には二千二十億円ですか、そしてそれが二万七...全文を見る
○刈田貞子君 通産省が一つの前向きな手だてとして新法をおつくりになるということで、その特定商品等の運用受託取引に関する法律案(仮称)について一部伺いますけれども、この新しい法律案の中で一番気になるのが、やはり私は、いわゆる窓口をあけておいて、そうして行為は自由というふうな感じのも...全文を見る
○刈田貞子君 この問題についてはまだまだたくさん伺わなければいけないことがあります。また場所をかえて委員会等で審議をさしていただきたいと思います。  後ろの先生方が時間を短くしてサービスしろと言っておりますので、少しテンポを速めたいと思います。  私の意見といたしましては、こ...全文を見る
○刈田貞子君 文部大臣は消費者の四つの権利というのを御存じですか。おっしゃってみてください。
○刈田貞子君 これは一九六七年にアメリカのケネディ大統領が議会に対して、消費者保護に関する特別教書を送り、消費者の権利宣言を行った大事な四つの権利であります。その後、一九七五年にフォード大統領は、これに消費者教育を受ける権利というのを一つ加え、ただいまアメリカでは消費者五つの権利...全文を見る
○刈田貞子君 私は、臨教審のメンバーが発表されたとき、そのメンバーの面々を見ながら、人間の生命全体に迫るあるいはまた生活をすべて見渡せる立場に立って物が言える人はいないなというふうに思いまして、臨教審ではこの種のものは論じられないであろうというふうに私どもは言っておりましたが、臨...全文を見る
○刈田貞子君 ここに「月刊消費者」という本に投書がありましたのを持ってまいりました。  最近、世間にいろいろな悪徳商法が横行している。それは子供の社会にまで入り込んできている。子供向けの雑誌に子供が欲しがりそうな商品の広告を載せて、子供が代金を送金したのに何も物が送られてこない...全文を見る
○刈田貞子君 そういう親を育てる社会教育もまた大事になってくるというふうにお思いですね。
○刈田貞子君 アメリカでは、レーガン教書にあるように消費者教育、消費者問題というのが非常に発達をいたしております。そして、この種の消費者問題は、たくさんの法規制をつくるよりは、むしろ消費者にそういうものにひっかからない教育をしていくということが非常に進んでいるんですね。どうしても...全文を見る
○刈田貞子君 それにしては経済企画庁の予算が大変この種のものについて削られておるわけですね。先ほども申し上げましたように、今リーフレット、パンフレットをつくるというふうにおっしゃったけれども、老人というのはそういうのは読めないし読まないんですね。だから、テレビがとても私は有効だと...全文を見る
○刈田貞子君 厚生省にお伺いをいたしますが、十代の人工妊娠中絶数の推移についてお伺いします。
○刈田貞子君 人工妊娠中絶の低年齢化あるいは性非行の一六%増というふうな状況があります。そして、そういう中でピル解禁の話が出てきているわけでありますが、私は賛成でも反対でもありません。やはり客観的にこの問題を考えていってみたいという立場に立っているものでございます。  そのピル...全文を見る
○刈田貞子君 私が外国のデータを読ませていただいたものの中で、喫煙高年者といいますか、そのピル服用は死亡率が高いということを聞きましたが、いかがでしょうか。
○刈田貞子君 ただいまの我が国の状況の段階でピルを解禁するときのメリットとデメリットについて厚生省はどのようにお考えですか。
○刈田貞子君 先ほど十代のいろいろな問題が出ておりましたけれども、これはまた文部大臣にお伺いしなければいけないんですけれども、この種のものが社会的に出回るに当たっては、やはり正しい性のあり方というものの認識を高めていかなければならないというふうに思うわけでございますけれども、現在...全文を見る
○刈田貞子君 私もしばらくの間、教育委員などという仕事をいたしておりまして、こういう性教育については現場の教師と話し合いをしてきたことがございますが、実は社会の状況の方が先行していて、そして教育現場ではこの種のものは非常に実はやりにくいのだということが言われておるわけでございます...全文を見る
○刈田貞子君 私は、今の段階で、ビル云々にかかわらず、やっぱり性教育というのは非常に大事なテーマであろうというふうに思います。これは今むしろ教育の現場の方が遅れている。心配をしているのはむしろ医師会等の厚生省側の方が心配をしてきているということで、私の知っておる海老名市の医師会が...全文を見る
○刈田貞子君 一地域の部分にそういう課題を預けておくのではなくて、私はむしろ文部省がそういうリーダー役にやっぱりなっていくべきだと思うんです。結構なお話ですというふうにして終わらせるのではなくて、むしろそういういい事例を全国的に広げていくようなリード役、これは私はやっぱり文部省で...全文を見る
○刈田貞子君 厚生大臣にお伺いいたしますけれども、厚生大臣はこの種の性教育という問題についてどのようにお考えですか。
○刈田貞子君 厚生大臣は、基本的にはこのビル解禁についてはどういうお考えをお持ちですか。
○刈田貞子君 私もまさにその慎重にという立場の者でございますけれども、先ほど来ずっと申し上げているように、性教育に関する実態が現在のような形のものであるのならば、これはまだまだ時期尚早と、こういう感じに思っています。  そしてもう一つは、先ほども性に関するテーマが出ておりました...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
03月25日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○刈田貞子君 質問をさしていただきます。  私は、今お二人の同僚委員がいろいろ御質問なさいましたので、時間もお互いにない中でございますので、重複を避けまして、通告分を少し外して御質問さしていただくことになると思いますが、よろしくお願いいたします。  我が党といたしましても、現...全文を見る
○刈田貞子君 これは私どもの山口県のメンバーによる聞き込みアンケート調査でありますけれども、山口は北海道の経営なんかとはおよそ違ったものでありまして、これは割合に小規模な健全経営をしたスタイルをとっておるわけですけれども、そしていわゆる畜産粗生産額というのは米に次いで二位だという...全文を見る
○刈田貞子君 その五十六年からの酪農経営負債整理資金制度は、これは六十年度を最終年度とするということになっておりますけれども、この継続はなさるんですか、いかがですか。  それから肉用牛経営合理化資金制度、こういうのも十分に機能させられていますか。
○刈田貞子君 肉用牛の方は。
○刈田貞子君 何と申しましても、畜産経営を論ずるときは、この固定負債ないしは農家が、生産者が抱えている負債の問題がまず一番最初に考えられなければならない問題だと思います。次には、先ほど来お話が出ております輸入の問題ですね。生産は幾分か過剰ぎみである。しかし輸入もふえているではない...全文を見る
○刈田貞子君 部位志向が強いというのも私聞いてはおりますけれども、結局、国内のどこかにそれが回るわけでしょうね。生産もたくさんある、そして輸入してきたのもあると。どこかの部位だけが少し余計出回っているけれども、総量としては非常に多くなっているということだけは確かですよね。またこの...全文を見る
○刈田貞子君 置かれておるところでございますというのを表につくってくださったわけよね。私はこれを読んで日本もこの種のことを考えてもいいのではないかというふうに思うのです。消費者代表としての私がこんなことを言うのはおかしいとお思いになるかもしれませんけれども、生産者が生産意欲をなく...全文を見る
○刈田貞子君 それで、今回のこの畜産物価格を論ずるに当たって一番テーマになるのはこのチーズの国産化ということ、国産化振興ということが先ほど同僚委員からも出ていましたけれども、こういう数字を見るにつけても、これは生産者の側からも当然出てくる話になってくるわけですよね。それについては...全文を見る
○刈田貞子君 それから大家畜のことにまた戻ってしまうような感じなんですが、牛の生体輸入がふえているという話が出ていますね。こういうことについて農水省はどんな御見解を持っておられますか。
○刈田貞子君 これは生産者にどんな影響を与えますか。
○刈田貞子君 余り影響がないというふうにおっしゃるんですか。
○刈田貞子君 昨日も予算委員会で竹下大蔵大臣ともちょっとあれしてみましたけれども、円の相場というのはまだどこまでどう発展していくかわからないという状況にありますよね。そうすると、うまみとしてはこういう商法というのはまだどんどん進むんじゃないか。こういう予測があるわけで、〇・四%、...全文を見る
○刈田貞子君 検疫がいいストッパーの役になるというふうにおっしゃっておられるようですけれども、手をかえ品をかえしながらいろんな形の輸入がふえていること、さっきのカゼイン、ココア調製品あるいは擬装品、ナチュラルチーズなんか、前はこういう形で入ってきたわけじゃないですよね。だから、そ...全文を見る
○刈田貞子君 消費拡大が今後の日本の畜産物生産の方向を大きく変えていくということになるわけですけれども、牛乳・乳製品等で見てみますと、六十年で、総務庁の家計調査では、これは減っているわけですね。これから今おっしゃった懇談会等でいろいろ討議をするというふうに言われますが、これが減っ...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  あと、長期展望に立ったお話になるかというふうに思いますけれども、足腰強い農業ということで先ほども話が出ました。ついこの間、牛肉・オレンジを通して日米農産物交渉で日本の農政はあおりにあおられた。昨年は、今度は東南アジアからの...全文を見る
○刈田貞子君 局長どうですか。補足をすることありますか。
○刈田貞子君 これは畜産局長の報告の要旨なんですけれども、その中に「飼料」のところがあります。「粗飼料」のところで、今言われたように、自給飼料をふやしていくということをおっしゃっておるんですけれども、草地の開発、既耕地の作付転換等によって年々増加してきてはいるけれども、五十八年以...全文を見る
○刈田貞子君 それからこの自給飼料生産については、これはずっと前から毎度言われていることで、先ほど同僚委員からも出ておりましたけれども、自給飼料生産の場合、所得及び労働報酬の問題で、結局、他の飼養部門との差が非常に大きいということから作付増産の意欲が減退していくというのが一番基本...全文を見る
○刈田貞子君 結局、まあ悪い言葉で言えば、割に合わないということでこれは進まないのと違いますか。私はそういう見解を持っておるものだから、いつもそういうふうに思うんです。  それからもう一つ、今回この草地開発事業に三百五十九億という、ほぼ前年並みの予算を確保したというふうに書いて...全文を見る
○刈田貞子君 じゃ、さっきの反論の方、首を振っていた反論の方、算定の仕方が違うとおっしゃった方。
03月27日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○刈田貞子君 我が国の国民生活にとって最も基礎的な物資である食糧の安定供給のために農業が果たす役割は、大変大きなものがありますということは、これは私が常に申し上げていることでございまして、農業生産力の向上と経営規模拡大など、農業構造の改善を図る土地利用型農業の体質強化のために、こ...全文を見る
○刈田貞子君 そうした背景を踏まえて、少しでもよき条件をつくるということで今回法改正が行われるわけですね。先ほども同僚委員の方から御質問がございまして、それに答えられて局長の御答弁の中に、今回の財政投融資資金を活用することによってどの程度の事業量が拡大できるのか、あるいはまた遅延...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、その逆から物を言いますと、これまではそうした面で農民負担が非常に多くあったというふうに御認識でございますか。
○刈田貞子君 それから、今この制度導入によるメリットの面を伺いましたんでございますけれども、憂慮されるデメリットの関係について、提案者側として何かお考えになることはございますか。
○刈田貞子君 今回の措置の中ではデメリットの要因はないというふうにおっしゃられるわけですけれども、相乗して基盤整備事業の総枠がまずマイナスになっていることが一つ。それから事業別の高率補助金率の例のカットの分ですね、これがありますね。そういたしますと、事実上これは今回の法改正とはか...全文を見る
○刈田貞子君 それからいわゆる事業単価の問題です。物価上昇等に伴う事業単価についての考え方をちょっとお伺いいたしますけれども、私が拾った例で県営圃場整備の例で見ますと、四十五年の事業が単価十五万六千円で、これが農家負担額でいけば四万三千円です。これを六・五%の率で二十五年償還分の...全文を見る
○刈田貞子君 次に、基盤整備事業の全国的規模で見た整備率と地域別の整備率を私はちょっと数字で見せてもらいました。そういたしますと、これは当然のことだろうと思いますけれども、北海道が六三・一で最高ですね。そして中国、四国地方が一三・四で整備率からいけば一番低いという状況にあるようで...全文を見る
○刈田貞子君 それから最近の基盤整備の推移を見ますと、水田から畑地へと移行していますね、重点が移ってきておりますね。私はこういうものに対するそういう事情を大きな一つの変化であろうというふうに見ております。これは、まずたった一つの事業から出てくるものではなくて、農政全般から連動して...全文を見る
○刈田貞子君 それから水田にいたしましても、田畑転換農法というふうなことが言われてきておりまして、いわゆる汎用田というようなこともこれからの先を見越すとどうしても必要な一つの考え方になっていくのではないかというふうに思うわけでございます。この種の基盤整備については単価等もいろいろ...全文を見る
○刈田貞子君 今のことにも関連してくるわけでございますけれども、私どもの党といたしましては、基本政策の中で、こうした土地改良事業等のの補助事業なんかについても、圃場整備や農機具、施設の導入にかかわるものについては計画策定と施行に際し、受益者、地域住民の意見を十分反映できる方法を確...全文を見る
○刈田貞子君 施行面は。
○刈田貞子君 私が申し上げている施行ということの中身には、受益者たち自身がその事業に参画していくという考え方も含めてお伺いを実はしているわけであります。つまり画一単一な行政基準というふうなことを言われますけれども、それを一つの地域基準というようなものの考え方をつくっていくためにも...全文を見る
○刈田貞子君 次に、六十年十二月に会計検査院の五十九年度分の予算執行に関する検査報告が出ました。その中で会計検査院が農林水産大臣に対して指摘をしている事柄がございます。これは農用地開発事業に伴う問題でございますけれども、これも衆議院で出たと思いますが、農用地が開発されたあとの未利...全文を見る
○刈田貞子君 そして、その未利用の原因が会検から指摘されておる。まず、自然の立地条件が厳しくて営農が定着しなかった。それから二番目が、受益農家の労働力不足があった。それから三番目が、農産物価格の低迷で生産意欲が減退した、こういうことになっておるわけでございます。  私は、この最...全文を見る
○刈田貞子君 まあ、ついでですので、申し上げさしていただきますと、自然の立地条件が厳しいということでは、第一に高冷地で導入作目が気象条件に適合しない。ミカンを導入しようと思ったんだけれども、造成してみたらば、そこはミカンに温度が低くて適合しなかったと、こういうことを言っているんで...全文を見る
○刈田貞子君 会計検査院は、この指摘の締めのところで、「速やかにその事情を調査して、利用の可否を判断し、その結果、自然立地条件、社会的条件等からみて営農上十分利用可能と認められる農地についてはその利用を促進する。」ということを言っておりますね。私は、こうした六十二事業、二千五百ヘ...全文を見る
○刈田貞子君 これは要望になりますけれども、これからは、先ほども申し上げましたように、こうした基盤整備というのは平場からだんだんこういう地域へと広がっていくことは当然だと思うんですね。そのときにこういう轍を踏まないように、事前調査あるいは地元の農民たちの計画、これこそ計画なんです...全文を見る
○刈田貞子君 今の理由の次のところに労働力不足というのがあるんですね。それを分析すると結局、農家の高齢化の問題が出てきているわけです。つまり遠隔造成地に行く労働力、これは非常に年をとってできない、こういう原因があって放置されているという要因があるようでございます。  私が最後に...全文を見る
04月02日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。  六十一年度農林水産予算の説明を先ほど大臣から伺ったわけでありますが、いろいろ考えるところがありました。私は今ここに一つの新聞の投書を持ってきましたので、大臣に聞いていただこうと思います。   わが国も例外ではなく、戦時中には聖戦遂行...全文を見る
○刈田貞子君 大変力強い抱負をいただきまして、ぜひ大臣の力を発揮していただきたいというふうに思います。  次に、輸入牛肉のことについてお伺いをいたしますが、新聞の記事だけで読みましたが、事務次官の三十一日付の御発言で、円高差益を何らかの形で反映させるために、輸入牛肉の値下げ問題...全文を見る
○刈田貞子君 その値下げの考え方なんですけれども、今まで輸入しているのが例えば二百四十円だとしますと、今、百七十八円だから幾ら幾ら、何%下げられるというふうな一つの基準といいますか、ルールをつくって値下げをなさるのか。それとも事業団の考え方でするのか。そのことを確認しておきません...全文を見る
○刈田貞子君 消費者にとっては値下げは大歓迎ですよね。ようやってくれた、当然だというふうには思うんです。ただ、それが今度国内和牛との競合の中ではどんなことになりますか。私は両方の立場を踏まえておりますものですから、そんなところはいかがですか。
○刈田貞子君 はい、了解いたしました。  次に、先回予算委員会のときに、私どもの中野明議員が農用機具の安全性の問題等についてお尋ねをいたしました。私もそれについて引き続き少しお尋ねをしてみたいのであります。  安全対策の事業がどんなふうに具体的になっているのか。あのときの大臣...全文を見る
○刈田貞子君 今の農作業安全指導研修の実施ですね、これは指導員がじかに巡回指導をして歩くということが一番大事なことなんですけれども、総務庁の行政監察なんかでは、これを見ると、安全指導員のいわゆる委嘱が進んでいない、あるいはまたそういう研修をやっても安全指導員の出席率がまことに悪い...全文を見る
○刈田貞子君 いろいろ機械化が進んでいくことは目に見えているわけでして、それだけにそういう安全確保ということに対する事業というのはこれからもとても大事なものになっていくというふうに思うんですね。それで私ども先回の予算のときにもお願いをいたしました次第でございますので、ぜひ安全確保...全文を見る
○刈田貞子君 今の補助ですね、当面三年ほどの補助というふうにおっしゃいましたね、今。それが今までたしか五年補助でやってきましたね、発足当初は、名目は違うけれども事業内容は同じですね。それで五年の補助でやってきたんだけれども、補助事業が終わった途端に、それが定着してないで結局、解散...全文を見る
○刈田貞子君 だから、いわゆる団体とか都道府県ですよ、こういうところへの指導というか目配ばりというか、そういうものをやっていっていただかなければいけないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、共同利用、広域利用というのはこれから必要で非常に大事な事柄になります。それだけにこ...全文を見る
○刈田貞子君 地方を回りますと移動展示が実は人気があるんです。中古農機具の移動展示が人気あるんですけれども、今度これを廃止なさいましたね。それはいかがですか。
○刈田貞子君 少し機械の問題に頭を突っ込んでみましたら、非常にいろいろなテーマがありますし、こういうシステムを組織化し、あるいは近代化していくためにはまだまだいろいろなことが考えられていかなければならないなということを実は感じたんですけれども、きょうはそういう細かいところまでお伺...全文を見る
○刈田貞子君 私は資料がちょっと手に入らなくて古いのしか持ってないんですけれども、五十五年の資料ですと、日本の全エネルギー消費量の三%が農薬投下量というふうに聞き及んでいるんですが、現在とのぐらいになっていますか。
○刈田貞子君 日本の農業のエネルギー依存度は世界一であるというふうに私は聞いております。アメリカの三・四倍に当たるというふうに聞いておりますんですが、この辺のところのそれだけエネルギーに依存した農業であるということについて何らかの方法を考えていかなければならない。万が一のときのた...全文を見る
○刈田貞子君 これも申し上げたいことはたくさんあって、何といろいろ使っていることかというのをこのたび発見しました。消費者の立場から言うのは大変恐縮なんですけれども、魚の干物など天日で干してほしいというふうに思ったりいたしておるところでございますけれども、こうした水産加工などという...全文を見る
○刈田貞子君 昨年のこの同じときに、私、委嘱のときにやはりこの問題をお伺いいたしまして、日本の婦人の国内行動計画の中の後期重点目標の中に三点がありますよということでお話をいたしまして、大臣がそのことについて極力努めていくというふうにおっしゃっておられたんで、その三つの項目を申し上...全文を見る
○刈田貞子君 要するに女性は下支えの役をやっぱりやっていると、こういう感じなんですね。しかし、昨年ケニアで国連婦人の十年の最後の締めくくりの会が開かれて、そこで西暦二〇〇〇年に向けて新しい婦人対策のための未来戦略というものが打ち出された。三百七十二項目にわたって出ております。その...全文を見る
04月07日第104回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○刈田貞子君 質問をさしていただきます。  私は、家庭生活用品に関する通産省の安全性をどう確保していくかというテーマで、一部質問さしていただきたいと思うのでありますが、ことしの冬には石油ファンヒーターによる事故がいろいろありました。死亡事故にまで至っているものがあるわけでござい...全文を見る
○刈田貞子君 私は今石油ファンヒーターなんかを片づけるというかしまう時期に入ってしまったので、そういうのが残っていた場合に、また次のときに、つまり寒さが来てまだ市場に出回るとか、あるいは家庭において使うとかいうふうなことへの対策も考えておいていただかなければいけないということで、...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、今おっしゃられた不完全燃焼防止装置の設置でしょう、それから、いわゆる窒素酸化物の排出基準の強化ですね、それからあと、チェック機関としては検査体制の強化というようなことをお出しになっておられるわけですけれども、これいかがですか、よろしゅうございますか。
○刈田貞子君 あるメーカーではこのファンヒーターで三十二億の増収を見込んでいた、ところが回収方に十三億もかかってしまって、結局はこの種のものを開発、市場に出したことが意味がなかったというようなことにもなり得るわけで、通産省というのは企業を育てるところなのかつぶすところなのか、こう...全文を見る
○刈田貞子君 今回のこの基準緩和一括法案の中のいわゆる基本的な姿勢としては、原則自由、例外制限ですね。そして例外制限の内容も必要最小限のものと限定するというようなこと、そしてまた可能な限り消費者の選択と責任にゆだねる、それから生産者の義務と責任について自覚を促す、この四つの姿勢が...全文を見る
○刈田貞子君 都内の消費者団体からの一つの声であります。基準・認証制度の緩和をしていくことは、国際社会に向けての日本の立場としては非常に大事なことだと、けれどもやはり安全基準の緩和は絶対にやらない方がいい。安全基準の緩和はしてはならない、これが一点です。それから、自己認証の場合は...全文を見る
○刈田貞子君 通産省は製造物責任についてどんなふうに考えておりましょうか。
○刈田貞子君 経済企画庁は九年前でしたかね、国民生活審議会からそうした製造物責任についての何らかの形の措置をとるべきであるといったしか答申か何かが出て、それで法務省と詰めた時期があるでしょう。だけれども、そのときに法務省から完全にシャットアウトを受けたということで、企画庁は比較的...全文を見る
○刈田貞子君 両大臣に申し上げますけれども、これは国民生活センター危害情報室、いつもいつもいただいていも資料ですが、六十年一月から六十年十二月だから昨年一年間のですけれども、私の話はいつも話が細かくて大変申しわけないんでございますけれども、一般国民というのは電気あんかでやけどした...全文を見る
04月10日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。午前中は大変深いお話を聞いていて、お役人の神様は講義を聞くという感じであったようなんですけれども、お昼からは私が本当の質問をいたしますので丁寧に答えていただきたいと思います。  まず法令の関係の方から伺います。  主要農作物種子法の三条...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど参考人の方からのお話で、今の種子協会にみんな新規参入の人は入ってもらいたい、それが計画生産あるいは計画配布というようなことに大変必要なことなのでというふうなことを言っておられたわけです。この種子協会ですけれども、これもちょっと伺わしていただいたところによると、...全文を見る
○刈田貞子君 私わからないから伺うんですが、指定種子取扱業者という業者がありますね。これは農林大臣の任命でしょう。この種子協会と取扱業者とはどういう関係になるんですか。
○刈田貞子君 そうすると、今回のこの法改正でこの指定種子取扱業者に民間が入ると、この指定を受けるということはどういう方法になりますか。
○刈田貞子君 次は六条の二の2、圃場指定の問題です。  原種間及び原原種圃の指定に関して、「適正かつ確実に生産されると認められる場合」というふうに書かれておるわけですけれども、この「適正かつ確実に生産されると認められる」という「適正かつ確実」というのはどういうことに該当するのか...全文を見る
○刈田貞子君 さっき一定面積のところでお話をしたからまた話は重なるかもしれないんですけれども、主要農作物の原種とか原原種の生産というのは、これまでその生産体制が都道府県段階できちっと計画されてできていたわけですね。さっきお答えもあったように、つまり流通の量とか配布する量とかいうふ...全文を見る
○刈田貞子君 これまで主要穀物の種子というのは国が一括して官の立場でやってきて、その技術というものはまことにウエートの高いものがあるけれども、一方、これは公的立場で押さえられていたから、民間が今いい種子をたくさんつくればというふうにおっしゃったけれども、これはむしろ差がかなりある...全文を見る
○刈田貞子君 バレイショとお茶とサトウキビの話が出ましたので、国の農水省直轄の農場でつくっている原種、原原種の採種のことにつきまして、昨年の五月の総務庁の行政監察の指摘があるわけです。この中で、御意見を伺いたいんですが、まずバレイショとサトウキビについては 原原種の配布について、...全文を見る
○刈田貞子君 それから同じ指摘の中でバレイショ、サトウキビについて言えば価格の問題が出ています。その他の種苗、種子等の価格の問題にも私は大変興味あるところなんですが、価格の問題でいきますと、六十一年産からそう実施したいとあなたの方は答えているんですね。現在のバレイショは一袋九百六...全文を見る
○刈田貞子君 それからお茶の方ですね、お茶の方は廃止する方向で考えられますか。
○刈田貞子君 国が直営で管理していても、原種圃、原原種圃というのは、そういう指摘事項にあるような事実が出てくるということを踏まえますと、これから主要農産物の圃場指定なんかを民間が受けていくというようなことになりますと、そういうふうなチェックとか管理とかいうふうなものはどうなってい...全文を見る
○刈田貞子君 それから今回の改正案を見ますと、生産圃場の指定、原種圃及び原原種圃の指定、あるいはまた、後で伺いますが、奨励品種決定試験制度等が、先ほども稲村先生の方から出ていたように都道府県という単位で事が行われているということです。先ほどの回答を聞いていますと、生産圃場指定、原...全文を見る
○刈田貞子君 つまり四十七都道府県全部で奨励品種試験に通りたいといったら、四十七ずっと歩けばいいということですね、そういう意味ですよね、今おっしゃったのは。日本は北から南まで長いんだから、全部通用するような品種があろうとは考えられませんけれども、強いて言えばそういうことですよね。...全文を見る
○刈田貞子君 それから奨励品種決定試験にかかわる期間短縮の問題、これも声が大きく出ていますね。民間がある研究開発の成果を早く欲しい、実用化するためにも早くその結果が欲しいんだというような場合にも、三年も五年もかかっていたのではとても奨励品種なるものの意味が生かされてこなくなるとい...全文を見る
○刈田貞子君 私企業の試験データを受け入れることもやぶさかではないということだと思うんですが、行革審答申でも、奨励品種決定調査の内容等の改善方の指摘が出ておりますね。ですから、これはそういう方向で解決して、できるだけ早く要望に沿った形にしていっていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、国が税金を使ってやるから安くできて、民間は自分の自己資本でやるから高くついて、それを同じ土俵の上で勝負させるということになれば、優秀性ということを除けば、安い方を買いますね、みんな。一方で、民間というのは利益の追求、利潤の追求ということを必ずやるでしょう...全文を見る
○刈田貞子君 次は種苗の方に入らせていただきますが、一番最初の一条の二のところの種苗の中に林業の用に供される樹木の種苗が除かれているということについて私も大変疑問を持っておりましたが、先ほど稲村委員の方に御答弁なさっていらしたのでそれは私も聞きおきますけれども、果たしてそれでよろ...全文を見る
○刈田貞子君 この改正点も読ましていただきまして、この表示全般にわたって言えることは、さっき証票のことで稲村委員が問題をお出しになっていらっしゃいましたけれども、この中で禁句というのかな、書いてはいけない方、表示してはいけない方みたいな物の言い方をする必要はないか。つまり例えばJ...全文を見る
○刈田貞子君 それから全種苗に書かなければならない表示義務の中身をもっと充実してほしいという声があるのですが、もしこの一、二、三、四、五項目に対してさらにつけ加えるとすれば何かありますか。
○刈田貞子君 それから権限の委任についてでございますけれども、六条の二のところで、三条の四項、第四条、五条の二項及び三項と五条の二に委任事項が書いてある。「その一部を都道府県知事に委任することができる。」。これは各都道府県に委任してしまうことによって、「することができる。」ですか...全文を見る
○刈田貞子君 その次は、一般の生産農民の人たちが優秀なそういう品種の知識を持つためにどんなインフォメーションの方法があるのか私はいつも疑問に思っているんです。種子協会が推薦して取扱業者が持ってきてという形のものでおりてくるのか、それともそれは生産する人自身の選択の余地があるのかと...全文を見る
○刈田貞子君 すごい写真入りのカラフルなカタログなんかを種屋さんなんかがたくさん出すでしょう。ああいうのを見ながら一生懸命カタログで品種を選んで、自分で買って作付するというふうなところまで日本の農家はいっていないのか、いっているのかというような感じのことが聞きたかったものだから伺...全文を見る
○刈田貞子君 調査をなさるということになっているようです。ぜひ調査をなさる方がいいと思います。  それから新品種というようなことが非常に言われる一方で、いわゆる在来の品種というものがありますね。この在来品種についても、これが漸次消えていくということに対して憂いを持っている筋もな...全文を見る
○刈田貞子君 それから、五十八年の九月に農水省がお出しになりました野菜の指定種苗の生産等に関する基準のことですけれども、種子生産農家にとってはとても厳しい中身だというふうに言っているところがあるわけです。そうしたら、基準だから守らなくてもいいんだという話もきのう伺った、一応の目安...全文を見る
○刈田貞子君 それからOECDの種子品種証明制度への加盟についてお伺いします。牧草とかてん菜がこの制度に我が国でも加盟しているというふうに伺いますが、これは今後どういうふうに対応していかれるのか。これに加入していることによってどんなメリットがあるのか。
○刈田貞子君 遺伝資源のことについて少し伺います。日本の植物遺伝資源の保存点数は、いただいた資料にたしかついていて、数を見せていただきましたが、非常に低いわけですね。櫛渕さんは「農林水産ジーンバンク元年」というのをお書きになっていらして、読ましていただきましたんですけれども、我が...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、その遺伝資源を民間に提供するという問題なんですが、種苗業界あたりは、国の機関も、それから大学の附属機関もこういう研究あるいは資料というものを、あるいは現物というものをたくさん持っているんだ、だけれども、今ネットワークというふうにおっしゃいましたけれども、そう...全文を見る
○刈田貞子君 まだまだたくさん用意したんですが、時間も来たようですので、意見を最後に言わしていただけば、今回のこの改正案によって民間が参入してくる一つの場所を与えたということについては、我が党は大変にこれを評価するところでありますし、また、これによってバイオテクノロジー等による品...全文を見る
○刈田貞子君 これで終わります。
04月11日第104回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査特別委員会 第3号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。  私どもの党は、このたびのこの総合経済対策は内需拡大に対して何の効果もないのではないかという見解を、既に正木政審会長を通じて談話を発表しているところでありますが、その具体的な部分についていささか質問させていただくわけでございますが、これ...全文を見る
○刈田貞子君 税制調査会の答申を待ってということなんですけれども、逃げですね、それは。私が質問いたしましたのは、効果があらわれない場合には見直しをなさるおつもりはありますか、それからどのあたりから効果が出るというふうに思っていらっしゃいますかということを伺ったんですが、上期には出...全文を見る
○刈田貞子君 今回の円高によって輸出産業が大変に影響を受けているということで、倒産やらあるいは縮小に伴う雇用問題等既に深刻になっていることは、これは皆共通の認識に立っているものというふうに私は思いますけれども、そのことで、この総合経済対策では第六項に中小企業対策等の推進ということ...全文を見る
○刈田貞子君 転換事業のことも先ほども伺いましたけれども、そんなに簡単に転換できない事情があるでしょう。先ほども新潟県の燕市の話が出ておりましたけれども、ここは国の国策によって農村地域への工業の導入を促進するという農村地域工業導入促進法で、そしてこれは昔から地場産業としてあったと...全文を見る
○刈田貞子君 この燕市の問題については、既に方々の委員会でいろいろ論議がございますので、あえて私は申しませんけれども、強いて言うならば、そういう雇用されている立場の者が実は農民が多いというところの視点が以外と欠落しているわけでございますので、そこのところをぜひ御認識いただきたいと...全文を見る
○刈田貞子君 そこでお伺いいたしますけれども、この一種から二種に指定がえをするということは土地の価格にどういう影響をもたらすかという問題が一つあろうかというふうに思うんでございます。それで国土庁が発表した例の一月一日現在の地価公示価格、あれなんか見ますと、例えば日本橋蛎殻町でした...全文を見る
○刈田貞子君 そうだと思います。  それで、国土利用計画法の届け出規則がありますね、あれの強化をやはりする必要があるんじゃないかと思うんです。今、東京都が条例で三百平米から届け出をせいという条例をつくろうとしていますね。現在は二千平米まで無届け出でできるということになっているわ...全文を見る
○刈田貞子君 先ほどは面積率の話を伺ったわけですから。あなた容積率とおっしゃったけどね、面積率の話ですから。容積率の問題もここでまた出ているわけですが、そういうことも含めまして私はこの市街地再開発事業が一体経済対策としてどういう効果があるのだろうかということを経済企画庁の方にお伺...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、やっぱりこれはあくまでも将来に向けての話にこれはなってしまうんですよね。時間がないので、お伺いしたいことがたくさんあるんですけれども、この前残しておいた輸入品の話のことをちょっとお伺いいたします。  先ほど松岡委員の質問に対して、三十七品目の調査をこれ...全文を見る
04月14日第104回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○刈田貞子君 質問をさしていただきます。  私はまず、大変御苦労なことでございましたが、日ソ漁業委員会第二回会議に御出席をなされてお帰りになられました農林水産大臣に、この漁業交渉の結果等についてお伺いをするわけでございますけれども、まあ、申し上げて非常に残念な結果であるというこ...全文を見る
○刈田貞子君 向こうの国ね。ソ連の国の方が。
○刈田貞子君 そこで、私何か新聞の報道なんか読ませていただきますと、ソ連側の交渉の過程で、いわゆる日本の漁船の違反操業の何か指摘があったというふうに報道されておりまして、昨年中の違反操業が我が国がソ連水域に入ってやった違反が四百六十四隻で、そして一方で日本水域の方でソ連漁船が違反...全文を見る
○刈田貞子君 水産庁の長官にお伺いをいたしますけれども、このたびの交渉で着底トロールだけが一応認められたことによって、スケトウ漁が少し助かったということがあるわけでございますけれども、そのことについても長官はいわゆる底刺し網漁業が全面禁止されたということの意味合いは、つまり何とい...全文を見る
○刈田貞子君 それから、先ほど大臣のお話の中にもございましたけれども、いわゆる他の魚種への影響等も勘案したものだからということを言っておられるわけでございますけれども、間もなくいわゆるサケ・マスが交渉の段階に入るわけですが、これへの影響というようなことをどう見ておられるか。五月一...全文を見る
○刈田貞子君 今回の結果を踏まえて我が国の北洋漁業基地というのは、根室あるいは釧路あたりを中心にして、結局減船やむを得ないというところになっていくわけでございますけれども、私が持っている少ない知識でいきますと、減船をする船の方が多くなって操業できる船の方が少なくなった場合の共補償...全文を見る
○刈田貞子君 少なくとも政府の責任でソ連と交渉してきたということになれば、私はこれはどうしても政府の責任において救済策を講じていくべきであるというふうに思いますし、私どもの党としてもそのことを強く要望するところでございますので、よろしくお願いいたします。  水産業の非常に厳しい...全文を見る
○刈田貞子君 それから次に、農業者大学校の方ですけれども、これもやはり定員割れのことで指摘をされておりますけれども、これ、総務庁は、この農業者大学校の方に関してはやはり検討していきなさい、あるいは見直しをという御指摘をなさっておられるのですけれども、定員割れをしていることによって...全文を見る
○刈田貞子君 農林水産省の方ではどのようにお考えですか。
○刈田貞子君 私は、従来総務庁の御指摘等を農水省にいかがなっておるかというふうな形でいつも申し上げていたんですけれども、この指摘は自分の立場で考えてみますと、これはちょっといただけないのではないかなというふうに思うわけでございまして、つまり実績が上がってないから縮小しなさい、こう...全文を見る
○刈田貞子君 最初一ヘクタールの単位で売り出していた、それがだんだん細分化されてきて、しまいには百坪単位になるとか、あるいは今度それが三十坪単位になるとかいうふうにだんだん細かくなっていくんですね。それからまた、ある一つの区域から言えば、一人の持ち主であったものが、これもあの報道...全文を見る
○刈田貞子君 その森林組合の御苦労も報道されてまして、つまりいわゆる不在対者ですよね、不在対者を集めるのに東京から、大阪から、最近はそれが福岡あたりまで散らばっているという状況なんですね。その不在対者を集めて回って、何といったって、三十坪持ってたってその人の持ち物ですから何も手を...全文を見る
○刈田貞子君 林業が経営難の時代に、私有林を個人が自分で放すんですから、そのことについて、言ってみればだれも何も言えないという背景は私はあると思うんですね。ですけれども、一番の基本は私有林を売りに出すということがまず問題だと思うんですね。これはどうにもできませんけれども、その辺は...全文を見る
○刈田貞子君 林野庁では林業白書等もお出しになっていらっしゃいますし、講じようとする施策ということできめ細かくうたっていらっしゃるわけでございますから、やはりこうした、たとえ特定地域というふうには言われておりましても、やはりこういうことが起きているという現実を踏まえられて、やはり...全文を見る
○刈田貞子君 国民生活センターやら消費者センターで把握できるというのは、やはり苦情を申し出ていくから把握できるわけで、これは本当の氷山の一角というふうに考えていいですよね。私はそういうふうに思って、今の件数を私もいただいておりますけれども、思いました。こういうものが動いているとい...全文を見る
○刈田貞子君 私が知っている人の分は帯広周辺の山林なんです。それは木を切り倒してあって、そして切り株がまだある。それで道らしきものがあって、そこに白い灰か砂か何か知らぬけれどもまいてあるというような状況だけのところを宅地として買っているんですね。これはいかがでしょうか。
○刈田貞子君 それで、もしその原野が宅地だということが認められない場合には、無免許でも売れますね。それから一切の宅建業法に基づく監督とか規制とか関係者の処分とかいうことは一切網がかかりませんね。
○刈田貞子君 そこでまた経済企画庁の方にお伺いするんですけれども、あちらはさるものでありまして、もともと宅地なんか売ってないんです。もともと宅地なんか売ってないで、山林を売っているんです、山林を。これは帯広の地域で使われた契約書の約款でありますけれども、セールストークでは、これは...全文を見る
○刈田貞子君 公正取引委員会の方見えてますか。公正取引委員会の方に伺ったときは、この種の悪徳商法をやる人たちは、ダイレクトメールとかあるいはパンフレットとか、その種のものは残さない、つまり証拠を残さないで商法を進めるというふうに聞かされました。したがって、公正取引委員会がこの種の...全文を見る
○刈田貞子君 確かに今のように「新幹線、東京−札幌五時間五十分」ですというような言い方は、その業者が言っておるのじゃなくて、北海道開発庁が言っているらしいのです。それをうまく利用してそれに載せているわけです。それから、将来こんな団地開発が進みますよとか、あるいはまた主要プロジェク...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、お聞きになっていらしたと思うんですけれども、なかなか手ごわいんです。やはりこういう商法をひとり農林水産省や林野庁だけにお願いしておくのは私は非常に酷だというように思います。やっぱりこういうのは綿密なネットワークをつくって防止をしていくためのいろいろな施策を考え...全文を見る
04月17日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○刈田貞子君 引き続き本改正案について質疑をさせていただきます。  けさほど来語を伺っておりまして私が思いましたことは、今日の厳しい国の財政事情のもとで農林水産省が農業関係の財源を確保するのにいかに御努力をなさったかということを思うと同時に、知恵も相当絞ったなということを感じて...全文を見る
○刈田貞子君 そうじゃなくて、一般的にですよ。このケースの話を聞いているんじゃなくて、一般的に国庫納付金というのはどういう性格のものですかということを聞いたので、おたくへの質問じゃなくて、もしかしたら大蔵省かなんかに伺わなければいけない質問になるかもしれないんですけれども、そうい...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、中央競馬会の澤邉さんにお伺いいたしますが、二十九条には、特別積立金をやっていきなさい、こういうことが書いてあるわけでございますけれども、その二十九条の二項のところでお伺いをしたいんです。その特別積立金の処分についてのお話でございますけれども、この特別積立金の...全文を見る
○刈田貞子君 澤過さん、いかがですか。
○刈田貞子君 先ほど、例のこの特別積立金の累積額約四千億弱、その中からいわゆる流動資産といわれるものが千三百何がしというふうにおっしゃられまして、さらにその内訳として長期の有価証券、それから四分の三が固定資産になっているというお話が出ていましたね。これは競馬会の方にお伺いするんで...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど大坪局長の方から例の損失てん補準備金のことが出ていたので、それもあわせて伺いますけれども、言われたように、この二十八条を受けでできている政令四条で確かに二億になってますね。これは伺いましたら、昭和二十九年の段階の金額だそうでございますけれども、この辺のところを...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、この二十八条のこれは死んでいるわけですよね。これは考え直して、額なり何なりを直さないと、二十八条も二十九条もともに正確にしかも有効に運用できないという形の法律にはなりはしませんかということで、私は馬のことなど余り詳しくはないんでございますけれども、こうい...全文を見る
○刈田貞子君 相当苦しい答弁だと思いますよ。私のような素人が読んでも、なぜ二億かねと、こういう感じを持つわけ。だから、それを御検討なさいますように希望をいたします。  次に、畜産振興費の総額、十年でもいいんだけれども、とりあえず過去五年間の畜産振興費の総額を教えてください。
○刈田貞子君 それで、中央競馬会の国庫納付金、第二国庫納付金の四分の三をいただいているわけです。そうすると、その中央競馬会からの畜産振興費の総額は、その今言われたものの何%に当たりますか。
○刈田貞子君 これをちゃんと通告してありますよ。このパーセンテージを教えてくださいとお願いしておいた。  そこで、そのパーセンテージが出てくるでしょう。そうすると、今度私が言うのは、こんなに中央競馬会からお世話になっていますねと、こうくるんだから、そのパーセンテージが出てこない...全文を見る
○刈田貞子君 ただいまのパーセンテージ、六十一年七三%ですよ。こんなにお世話になっているんです。これは大変なものだというふうに思いますよ。  それで、今ありました三百億は、競馬会の財政に影響を与えない範囲のというふうにおっしゃっておられましたので、私もそういうふうに理解をしたい...全文を見る
○刈田貞子君 気候の状況とかなんとかの状況によってその場所でできない場合は他でそれをやるというふうなことも書いてありますから、それはいいと思うが、府中の東京競馬場の場合はたしか毎週土日、土日でやっているのと違いますか。にぎやかに人が集まりますので、私は東京競馬場のそばにおりますも...全文を見る
○刈田貞子君 地元でも自動車の被害については大変に迷惑だということで、競馬の日にはノー・カー・デーというふうなポスターまでつくってできるだけ車をたくさん持ち込まないように、パニックになるわけですね、それで持ち込まないようにというような運動もやっておりまして、こんなふうなものは中山...全文を見る
○刈田貞子君 局長、円満な妥結をしていただきたいように要望してきたというふうにおっしゃいましたけれども、局長が言われる円満な妥結というのはどういう話し合いのことですか。
○刈田貞子君 一方で一生懸命酪農を底上げしていこうという動きがあると、一方でその足を引っ張る動きがあるというのでは、トータルで見るとまことに不都合でございます。ですから、そういう御指導をきちっとしていただかないと困るなというふうにこの記事を見、そして事情を聞きまして思いましたので...全文を見る
04月21日第104回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  私は、円高差益等に関連して、交通関係料金をどんなふうに考えればいいかということの基本をただしてみたいというふうに思います。  先ごろ発表されました、政府がお出しになりました総合経済対策等では、この総合経済対策七つの柱の中には特別とり得...全文を見る
○刈田貞子君 もらってあるからわかっているから、理由だけ。
○刈田貞子君 私が調べさせていただいた限りにおきましても、日本航空、それから全日空、それから東亜国内航空の各営業費用を見させていただきますと、大体平均して二四・八から二五%ぐらいこの航空燃油費というのがとられているわけですね。だから、当然コストが上がればこれは上げなければならない...全文を見る
○刈田貞子君 政務次官、お聞きになっていらっしゃると思うんですけれども、上げるときにはすぐ上げちゃうのね、簡単に。下がるのは下がりにくいんでございますね。国民はこういうところからやはり政治の力を信じて、やっぱりそういうのに機敏に反応するようなそういう料金システムというのは、これは...全文を見る
○刈田貞子君 先ほどの企画庁の報告では、試算ですか、試算報告では、これは運輸、通信と一緒に入っているわけですけれども、運輸、通信両差益を合わせて二兆一千九百億円などと書いてあるわけですね。こういうのを聞きますと、国民はまあすてきと、こう言いますから、ぜひこの還元方法を考えていただ...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど総理府の話、試算、お話ししたでしょう。あれで、中曽根総理がおっしゃるのには、経済企画庁も含めてなんですが、ここのところの円高、そして原油値下がりによる我が日本の国民が得た差益は十兆であるとおっしゃっていますよね、十兆。その中で、輸出産業等のマイナス分を六兆五千...全文を見る
○刈田貞子君 それは恐らくタクシー料金体系の問題だけでなく、各論で言うとどこもみんなそういう話が出てくるのが実情だというふうに思うのね。だから、この差益還元というのは、決して、中曽根総理が言われるように、すとんと国民にはもろに返ってこないということの一つの事例として、タクシー料金...全文を見る
○刈田貞子君 でも、それが事実上機能していなければしようがないでしょう。これを、だからその前のところの話でいけば、タクシー乗り場という立派な看板をこちらに動かすか、それでなければこの条文をなくすか、どっちかでなければこういうのが設けられていても全然意味がないわけであります。  ...全文を見る
○刈田貞子君 私は一日三回タクシーを使うものですから、運転手さんと話をよくします。そして、あの方たちの言い分もすごくよくわかるのね、実は。生活がかかっておる、ノルマもある、こう言うわけですよね。だけど、言ってみれば、乗車拒否ではないんだけれども、あえてそれに近い行為をしながら逆に...全文を見る
04月25日第104回国会 参議院 補助金等に関する特別委員会 第7号
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○刈田貞子君 私は婦人の立場から、婦人にかか わる問題についてお伺いをいたしますが、その前に先般来ずっとこの委員会の質疑を聞いておりまして素朴な疑問を二、三持ちましたので、補助金に関する基本的な問いをまず二、三させてみていただきたいというふうに思うのでございます。  まず、こ...全文を見る
○刈田貞子君 できるだけ差をつくってはならないというふうなことをおっしゃっておられるわけでございますけれども、例えば生活保護等で見てみますと、昨年の六十年の四月から生活保護を受ける世帯数が落ちてまいります。それまでは昭和五十年からの数字を見てみても、生活保護世帯というのはずっとふ...全文を見る
○刈田貞子君 それで補助金の問題を討議しました検討会では、提言の中で生活保護等に関する問題だけが意見が分かれたというふうに伺っておるわけでございまして、補助金問題検討会報告の中でもそういうことがうかがわれるわけですが、三分の二にするという意見と十分の八に戻すべしという意見があった...全文を見る
○刈田貞子君 今生活保護費なんかについては、これは地方自治体の自由裁量に任せるべき中身ではないのではないかというようなお話があったわけでございますけれども、このたびの措置の中で機関委任業務といいますか、団体に委任される、委譲されるということがかなり多く行われるわけですね。そういた...全文を見る
○刈田貞子君 地方財政に必要な措置を講じているということでありましたけれども、これも私はわからないので教えていただきたいんですが、地方財政法第五条、この趣旨に照らしますと、今回財源不足を地方債で措置する、つまり経常経費の財源不足を地方債で措置するというのはいかがなものであろうかと...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵大臣、それよろしいんでしょうか。今六千百億円の経常系統で補てんをしなければならないということですよね。私は法律の読み方がよくわからないのですけれども、やっぱり適債事業として定められているものがあるわけですから、その筋論から言いますとどうしても筋が違う。そこで苦肉...全文を見る
○刈田貞子君 次に、各論の方に入らしていただきますが、今回の補助金のカットについて見させていただきますと、母子保健法関係について未熟児養育費等補助金、それから妊婦乳児健康診査費等補助金、これが昨年の十分の七からまたことし二分の一になっているわけですが、この辺の事情を教えてください...全文を見る
○刈田貞子君 妊婦乳児健康診査費でございますけれども、今の我が国の妊婦の死亡率は他国より も高い。ふえてはいないけれどもその水準はずっと保たれているという形で、これは私も調べてみて意外だったわけですけれども、ある水準であるわけですね。それから、乳児については特定の疾病で死亡、い...全文を見る
○刈田貞子君 これは届け出制ですか。
○刈田貞子君 それがやっぱり原因しているというふうに思いますし、それから所得制限のところも調べてみてもらいたいのですが、そういうものが私はかかわってきているというふうに思うので、せひせっかくにある補助金でありそして制度でございますので、十分に使われるべきだというふうに思います。妊...全文を見る
○刈田貞子君 内容じゃなくて、それを受けてどうするのですかと聞いているんです。
○刈田貞子君 それで、これは厚生省の方にお伺いするんですが、婦人相談所職員設置費というのは昨年六十年から一般財源化されましたですね。それでこの一年を振り返って相談所の活動に支障がなかったかどうなのか、これを一番の関心事として皆様が問うておりますので、お答えをいただきたいと思います...全文を見る
○刈田貞子君 そうじゃないんですね。実態は停滞しているんですね。市によっては婦人相談員なんかないところもできてきた。それから母子相談員と兼務させられている例が非常に多くなってきている、こういう実態はわかりませんか。
○刈田貞子君 これは兼務ないしは非常勤でもよろしいわけですね、法律的にはよろしいわけですね。
○刈田貞子君 それで私は、婦人相談員さんの状況についていろいろ伺わせていただいておりますけれども、なかなか大変な仕事でございます。  この中で、先ほど申し上げました総理大臣への審議会からの御提言の中に、やはり婦人相談所及び相談員の、今お答えの中にもありましたけれども、活性化とい...全文を見る
○刈田貞子君 この報告書を見ますと、先ほども総理府の方からお話がありましたが、売春防止法等で該当してくる事犯の例というのが違ってきておりますですね。例えば五条違反というようなもの、つまり勧誘等にかかわる事犯でございますけれども、五条違反というようなものはだんだんになくなってきてお...全文を見る
○刈田貞子君 それから法務省にお伺いいたしますけれども、出入国管理令違反の中でいわゆる資格外活動、これに属する人がどのくらい入っておりますか。これは五十九年でも六十年でも結構ですが、教えてください。
○刈田貞子君 それで、警察にお伺いしますけれども、七千七百件のうち六千件がいわゆる国内において売春等にかかわる資格外活動をしているのではなかろうかというただいまの法務省のお話なんですが、こうした外国から来た人による売春というようなことも、今回のこの報告書の中に特色ある現象として、...全文を見る
○刈田貞子君 昨年、ケニアのナイロビで世界婦人会議が開かれました。そのNGOフォーラムのときに私どもは大変恥ずかしい思いをいたしましたけれども、日本は売春のメッカであるというようなことまで話に出ました。そしてそうした世界的な認識があるために、海外からかくなる女性がたくさん入国をし...全文を見る
○刈田貞子君 私は、できれば何とかこういう現状がなくなることが大変好ましいわけですから、取り締まり等もよろしくお願いしたいというふうに思います。  それから、時間の関係で大変飛び飛びになって申しわけないんですけれども、これは厚生省にお伺いをするわけですが、先ほどの売春対策審議会...全文を見る
○刈田貞子君 この報告書、御提言の最後にありますものの中に、青少年が、特に低年齢層がこうした売春等に走るということの中に、一部のマスコミあるいは情報提供産業の記事、報道、広告といったものを規制をしなければならないということが書かれております。一方でその調査の前半の中に、青少年で売...全文を見る
○刈田貞子君 情報産業を取り締まってくださいというふうにお願いしています。厚生大臣でもいいわ。情報産業をしっかり取り締まりましょうということなの。そういうもので侵されています、だから青少年がこういうところに抵抗なく走るんですよということなんですよ。だれだって常識的に答えられること...全文を見る
○刈田貞子君 愛人バンク、デートクラブ、ホテトル、マントル、こういう新しい売春形態を宣伝するために、それに使うビラとかあるいは広告、こういうものが実にはんらんしているんですね。これを取り締まらずして低年齢層の売春を取り締まるということにはなりません。したがいまして、私はどうしても...全文を見る
05月08日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○刈田貞子君 参考人の皆様、きょうは大変ありがとうございます。先ほど来いろいろ話を伺わせていただいておりますんですが、私はサイエンス音痴と申しましょうか、大変話が難しくてちょっとわからない部分があります。それで卑近な話で教えていただきたいと思います。  まず、中村参考人にお伺い...全文を見る
05月09日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○刈田貞子君 生物系特定産業技術研究推進機構法案に対する質疑をさせていただきます。私はこの法案に関しては、この後同僚の塩出委員の方から法案そのものについての審議をさせていただくことになっておりますので、私は周辺問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  まず最初に大臣に...全文を見る
○刈田貞子君 農林水産省がバイオテクノロジーについて力を入れ始めだというのは五十九年度からというふうに私たちは認識しているわけでありますけれども、そのハイテクに対する先端技術開発研究ということで五億円の予算を計上されましたね。このプロジェクトをつくり、そして研究課題五項目を挙げら...全文を見る
○刈田貞子君 今おっしゃったのはみんなこれに載っているんですね。
○刈田貞子君 四つ載っている、大変よくわかりました。これなんか楽しみながらやっているようでいいなと思う。カラタチとオレンジを融合したらオレタチができたというのはいいですね。楽しみながらバイオと取り組んでおられるのだと思います。予算をかけてやっておられるのだし、その意気込みを成功に...全文を見る
○刈田貞子君 これは私わからないので伺うんですが、共同研究制度というのは五十六年に発足させましたね。その事業の中で、いわゆるプロジェクトでしょうか、その中で、イオ技術を特別にやっているグループないしは事業がありますか。資料が私の手元にないのですが、六十年三月一日現在でこの共同研究...全文を見る
○刈田貞子君 このことはまた後で、研究と実用化ということで伺うので、今ちょっと確認をしておいたわけであります。  それでは二番目に私がお伺いしたいことは、この種の科学技術が進んでいくために必要なのは、人と資金と素材であろうというふうに思います。まず人の問題からお伺いしましょうか...全文を見る
○刈田貞子君 これもこの論評に書いてあるんですが、五十八年十二月、同研究所設立に当たって国会で質疑がありました。問いに対して、農林水産省ではこの種の新しい研究分野に必要なのは人材であるというふうにお答えになっておられるわけです。したがいまして、そうした研究者の招聘に努めるんだとい...全文を見る
○刈田貞子君 学者の先生というのはなかなかこういう組織的なものになじめないという一つの体質もあるのは私もよくわかるんでございますけれども、だから逆にこちらの環境の方が学者風になじんでいただくというような形をとってでもここにいていただいてそういう研究を進めていただかなければならない...全文を見る
○刈田貞子君 それで、我が国のハイテク関係予算のあり方として、特色、特徴と言われるのが、いわゆる開発資金を援助するという傾向が強いということだと指摘されています。アメリカなんかの場合は、何といっても基礎研究を重視している、まことに対照的であるというふうに言っているのですが、この言...全文を見る
○刈田貞子君 応用研究あたりを中心にして力を入れていくということですね。  それから三番目、三番目というのは私が頭の中でつくっている三番目なんですが、人と資金と素材、その中で、先般私はジーンバンクのことについてお尋ねしたんですけれども、このジーンバンクのあり方について、農水省の...全文を見る
○刈田貞子君 言われるところは、農水省のジーンバンクというのはかなり有用なデータソースを持っているんだけれども、その整理が立ちおくれている、だから利用価値がまことに低いんだと、そういう現状にありますというふうに言われております。近い将来にある程度の体制を整えてもらわないと大変であ...全文を見る
○刈田貞子君 このたびの推進機構でもそうした遺伝資源の提供のあっせんみたいなことも入っていますね。だから、こうしたことを一つの契機にしてこの種の事業の充実を図るということをぜひお願いしたいというふうに思います。これはあたら持っていてそれが機能させられないということではまことに残念...全文を見る
○刈田貞子君 その遺伝資源のデータベースをつくるとあわせて、研究成果のデータベース、電話一本でずっと取り出せるようにしてください、だんだんにね。大事なことだと思います。  それから次に、そうした開発研究というものが進んできて、それが実用化されていくというような問題の段階の話を少...全文を見る
○刈田貞子君 話の次第によっては、民間資金への橋渡しをするというところまで考えているというふうに確認してよろしいですね。
○刈田貞子君 それからアメリカの例で、いわゆるベンチャーですね、そういう機能について、アメリカではこうした研究開発ということのリスクは企業が負わない、それはベンチャーがしょっている、こういうシステムになっていますでしょう。この辺のアメリカ的なあり方についてどういうふうに考えられま...全文を見る
○刈田貞子君 連携プレーをとっていかないと成果も倍増していかないということがあると思いますので、それはよろしくお願いしたいというふうに思います。  さっき私が、共同研究の制度のことで実用化段階にどうなるかは後で伺うというふうに申し上げたのがそこで出てくるんですが、共同研究制度下...全文を見る
○刈田貞子君 三年と五年というのは、販売される権利の有する期間ですか。
○刈田貞子君 五年過ぎたらどうするんですか。
○刈田貞子君 私は、例えばこの例一つを伺っているのは、そうした共同研究とか、あるいはまたそうした研究が実用化されていく段階で、そうした技術の権利の保障みたいなもの、そういうふうなものが今後いろいろな形で品種あるいは物ごとにいろいろあると思うんですよ。時間がないのでたくさんの例は聞...全文を見る
○刈田貞子君 それから次は、基礎研究が今度はいろいろ応用化の形に入っていく中で、私は昨日も参考人の方に安全性というような問題について実はお伺いをしたわけでありますけれども、昨日のお話でも、安全性については、現段階での科学のベースで押さえられている安全性という意味のことを言われたん...全文を見る
○刈田貞子君 バイオテクノロジーそのものについてのガイドラインは科学技術庁の基本的なものがありますね。今度は農林水産省がいろいろ今後基礎研究を応用の段階に持っていくというときには、どうしてもそうした一つの物差しが必要になってくるんじゃないかというふうに思うんです。  これは私の...全文を見る
○刈田貞子君 それから畜産局長がお見えいただいて大変恐縮ですけれども、先ほど言いましたように、高等動物に対してこの種のバイオテクノロジーがどう働くんだろうかということで、これもまた一つの脅威を持っているわけでありますけれども、例の凍結卵——今、核移植はまだできないんだと思うんです...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
05月12日第104回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○刈田貞子君 大臣方にはいろいろお忙しい中を御出席いただいて大変ありがたく思っております。  まず、一番お忙しい外務大臣から先にお伺いをいたしますので、恐れ入りますが、要領よく伺いますので要領よく答えてください。  私は、これはもう本会議の質疑でも出ましたし、それから衆議院の...全文を見る
○刈田貞子君 日本の政府がリビアを名指しした、つまり名指しに同意をしたということによって、リビアを含めた中東の諸国がいろいろな形の反応を今後も示すであろうということを思うわけでございますけれども、つまり、その反応に米欧諸国だけでなく我が国もテロの脅威に巻き込まれるのではなかろうか...全文を見る
○刈田貞子君 米及び欧州諸国のそうしたテロに対する抗議に対して、例えばアラブ諸国とは大変関係のよかった我が国であり、特に安倍外務大臣は昨年七月にはアラブ諸国を歴訪されてこられて、大変あちらでいい関係を持ってこられておるわけでございますから、サミット以前においてはむしろ他国の状況、...全文を見る
○刈田貞子君 サミット宣言が出る前にその意欲をやはりアラブの諸国にも、それからアメリカやら英国やらにも説明をして、そして私はその仲介の役をとるのがよりよかったのではないかというふうに思うので今の質問をしたわけであります。  先に進めますが、我が国の立場を中東諸国も理解をしてくれ...全文を見る
○刈田貞子君 それで理解の求め方でございますけれども、私は在外分館等を通じて我が国の状況を説明するというのではなくて、一番迫力のある、外務大臣がじかにお出ましになりましてそしてそういうことをやはり説明をしてくるべきであるというふうに思うんでございますけれども、サミットが終わった後...全文を見る
○刈田貞子君 まさにそのとおりでありまして、やはり外交というのは一朝一夕にならないわけですよね。それで、これまで日本が積み上げてきた中東外交、特に外務大臣が本当に努力をされてきたこと、これをやはり崩していくというのは私は大変不本意でございますので、ぜひ大臣のお立場で御努力をなさっ...全文を見る
○刈田貞子君 その後すぐ七日にも十一人の死亡者を出す、百十四人のけが人が出るという爆破事故がまた同じスリランカ市内で起きているわけですね。ですから、実は大変なところであるわけで、これは若い人たちに伺いますと、このモルジブ共和国が大変夢の楽土だということで、ここが今流行になっている...全文を見る
○刈田貞子君 どうもありがとうございました。どうぞ。  そこで、運輸大臣にお伺いをいたしますけれども、先ほど来お話を伺っておりますと、テロは世界の各地で多発しておる、こういう話がございますね。そして、私なんかがあっちこっち今調べて歩いておりますと、今の外務大臣のお話のように、円...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵大臣の言い分なんかを伺いますと、何しろその円高の差益が一番顕著に国民がつかめるのは海外旅行だって、これはもう大蔵大臣一言におっしゃるわけです。そうですね、大臣。だから、みんな円高差益を使って海外旅行というのはことしの夏のひとつの、何というのでしょうか、旅行業者が...全文を見る
○刈田貞子君 五十九年海外旅行者、史上最高四百六十六万人、六十年は私はデータを持っていないからわかりませんけれども、円高が秋から始まっておりますからこれもさらに更新しているんじゃないでしょうか。そして六十一年はさらにふえていくのではないでしょうか。だから、やはりこうした海外に行か...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひその点よろしくお願いいたします。  問題を次に進めます。通産大臣、お忙しいところ、お疲れのところ済みません。通産大臣も四十分にお出かけになられたいということなので急いでお伺いをいたします。  まず、予算委員会のときに、大臣、例の電気代、ガス代の円高差益の問題...全文を見る
○刈田貞子君 そういたしますと、大体百八十円、二十二ドルで一兆円規模を見込んだということでございますから、見込みとしてそれを各家庭一世帯当たりに配分すると千二百円程度割り戻しということが書かれてあります。この百六十円、そして今の四月の一番新しい原油の価格で計算を今言ったように書き...全文を見る
○刈田貞子君 少し。
○刈田貞子君 なるべくたくさんふやしてください。
○刈田貞子君 国民が喜びます。円高差益の還元の、この間総合経済対策も出ましたけれども、あの中でやっぱり国民が、ああ、割り戻しが返ってきたなという実感ね、これつかめるのはやっぱり電気料、ガス料だと思うんですよ。大蔵大臣そうですよね、私そう思う。だから、できるだけ国民が、ペイがあった...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、結構です、どうもありがとうございました。  あと局長の方に伺いますが、この中小企業の経営悪化ということの影響は大変大きいというふうに思いますし、その中で帝国データバンクの資料なんかを見ますと大変に倒産数がふえているということですね。三月には一カ月三十二件にも...全文を見る
○刈田貞子君 私ども公明党といたしましても、この深刻な円高による不況というものに対して緊急な対策を要望しているはずでございます。  それで、政府系中小企業金融三機関による円高対策等、特別貸付制度の貸付規模の拡大とそれから金利の一層の引き下げを図る、それから既往貸付金の返済条件の...全文を見る
○刈田貞子君 公正取引委員会も調査に入っているようです。ですから連携をとりながら、この種のことがあってはいけません。ぜひ公正取引委員会等とも連絡をとりながらやっていっていただきたいというふうに思います。  非常に親会社の身勝手で値切りとそれから遅延というのが一番多いようでござい...全文を見る
○刈田貞子君 アカデミーの報告でも事故は鎮火しているという発表がありましたから、恐らく我が国もそういう立場をとられるんだというふうに思うんですけれども、そこで我が国への影響のことで二、三お伺いをしますが、まず問題は、四月三十日は到達のおそれが出たんです、おそれが、まず。それで、五...全文を見る
○刈田貞子君 時間ですので、もっと実は伺いたいことがあるんですが、先に進めます。  私はこの後二点だけ申し上げたいんですが、一つは原子力発電所等周辺の防災対策についてということで、我が国は例のスリーマイル島の事故以降一つの防災対策というようなガイドラインを持っておるわけですね。...全文を見る
05月13日第104回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○刈田貞子君 私は、きょうは法案の問題に先立ちまして、昨日決算委員会で本当は大臣にお尋ねするはずだったテーマなんでございますけれども、昨日大臣がお忙しくて決算委員会にお出ましになられなかったものでございますから、その続きを聞かせていただきたいというふうに思いますので、ひとつよろし...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つは、今回事故が起きました地域を中心にして——皆さんよく御存じのとおり、これはソ連でも大きなウクライナ穀倉地帯といわれるような地域で、大変に穀物を多く産出するところで有名なわけですね。そういう地域が大きく汚染をされたであろうことはだれも疑う余地のないと...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いいたします。  食品、食糧を所管する省として大臣に御責任があると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは、本論の方に入らせていただきまして、私は午前中からずっと同僚委員の討議を伺っておりまして大変勉強になったわけですが、今回の...全文を見る
○刈田貞子君 そこで伺うんですが、農林中金法は、その法律の総則の中に中金の性格ないしは目的をうたっていない、明文化されてないということがあるわけですけれども、これはどうしてですか。
○刈田貞子君 「農業六法」の隣に書いてあるのでのぞいてみると、金融公庫法なんかはちゃんと目的から法人格というふうに法律の中でうたってありますよね。法律のスタイルとしてはなぜこういうふうなのかなという疑問が当然出てくると思うんでお伺いいたしました。  森本参考人にお伺いをするわけ...全文を見る
○刈田貞子君 通告してあることと違うことを聞いているなと思っていらっしゃるようなので、済みませんが、お伺いいたします。つまり金融の自由化が進むと、いやでもそれに応じていかなければならないし、そのための力をつけていくというのがただいま参考人の御答弁だというふうに思うわけでありますけ...全文を見る
○刈田貞子君 これは参考人のところの調査部研究センターでお出しになっている資料のようなんですが、預貯金以外の金融商品の所有状況というのを、お調べになっているデータがありました。ただし古くて五十八年六月の分ですが、ありました。それを拝見させていただきますと、「現在持っている」預貯金...全文を見る
○刈田貞子君 金融の自由化なんかの話が出てきたのは、国債の発行なんかが多発してきて一つのインパクトを与えていると私は考えるんですけれども、その国債の扱いについても、これは法律の中にも出ているようですが、中金しか扱えなくて、そして系統あるいは農協あたりでは扱えないわけですね。そうい...全文を見る
○刈田貞子君 それから農林債券のことで伺いますけれども、これも私、素人的な考え方で、大変わからないものですから伺うんですが、先ほど来、平易な言葉で言えば、金がだぶついているというふうに言われているわけですね。それなのに、この債券の発行による資金の調達といいますか、これは依然として...全文を見る
○刈田貞子君 つまり預金コストよりも債券発行による調達コストの方が安いということですか。
○刈田貞子君 もう少し伺いたいんです、保険の方もあるので。いろいろ自由化に対応する今参考人のこれからの御努力とか、それから行政側の方の支援の体制とかいうふうなことを伺いましたので、これによってその金融の自由化にさらされても、なおかつ力強く進んでいけるという状況になりましたというふ...全文を見る
○刈田貞子君 手厚く保護していくということになるんだろうと思うんですが、それだからというのでしょうか、保険料率の引き上げのことが予定されているわけですね。現行の十万分の六から十万分の十へという算定があるわけですね。これは一般預金保険制度の保険料率と差があるわけですが、これはどうい...全文を見る
○刈田貞子君 それから、これは先ほど稲村先生の方からも話が出たんですけれども、農協等の合併の問題です。地域経済が冷え込んでくれば、どこの地域における農協というのもみんな同じ状況下に置かれるわけですね。それが合併することになれば、まずは先ほど言われたように合併がスムーズにいかないだ...全文を見る
○刈田貞子君 それから改正案のところの相互援助の取り決めのことですけれども、これは六十二条関係の分ですが、この中で相互援助の取り決めについて全国農協信用事業相互援助制度と、それから全国漁協信用事業相互援助制度が予定されていて、しかしそれは財務内容が不良だと組合に加入することができ...全文を見る
○刈田貞子君 漁協ほど援助制度が欲しいんじゃないの。財務内容が不良だとその加入が認められないというのは、私にはその辺よくわからないんです、何か納得できないんですね。ただし、みんなできるだけ加入を勧める、加入率を高めるというのが一番ごく自然でしょう。それは財務内容が悪ければ加入をさ...全文を見る
○刈田貞子君 ありがとうございました。終わります。
○刈田貞子君 私は、ただいま可決されました農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合及び二院クラブ・革新共闘の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします...全文を見る
08月06日第106回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○刈田貞子君 公明党の刈田貞子です。質問させていただきます。  私は、先ほど来いろいろ昨日諮問の米価が論議されておりますが、まことにつかまえどころのない話にもなりがちなので、大臣が就任当初、閣僚インタビューとして新聞にインタビューをなさいました言葉じりをつかまえるというわけじゃ...全文を見る
○刈田貞子君 その生産性向上ないしは生産者自身が努力してつくったコスト低減というようなものが果たしてこの算定でもって手元へ戻っていくかどうかというようなこと、こういうことについては非常に論議があるところでありまして、私これに時間をかけておりますと先へ進みませんのでやめますけれども...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、お話がお上手だからとっても聞き入ってしまうのでございますけれども、時間がございませんので少し縮めて答えて下さい。  それで、今中核農家の育成というふうな話が出たので、ついでに私同うんですが、行革審答申、六月十日に発表されたものの中で、生産者米価抑制についてう...全文を見る
○刈田貞子君 その願いを込められる分だけ大変悲痛な願いを込めて言っていらっしゃるんだと思うのよね。確かに難しさがあると思います。そして、それは現場の方々も非常によくわかっているわけですよね。懸命に中核農家になろうとする方々が、十アール当たり三万七千円の小作料を払って、事実上どのぐ...全文を見る
○刈田貞子君 食管の問題については、消費地も含めてこれまた大変に関心の深いところでございまして、これはこのことだけについてまた十分にやる時間をとってみたいというふうに思うんでございますので、それはそのままにおきまして、あとポスト三期対策についてちょっと伺うわけですが、これもまたタ...全文を見る
09月09日第106回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○刈田貞子君 私はまず最初に、午前中もお話がありました藤尾前文部大臣の発言問題についてお伺いをいたします。  けさの新聞に、昨晩の後藤田長官の談話が載っておりまして私も読ませていただいたわけでありますが、今回の発言の一連の問題の中で、その下敷きになっております藤尾文部大臣の個人...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひそうした官房長官のお気持ちを閣僚の皆さんに徹底をしていただきたいというように思います。  それからもう一つは、閣僚の資質という問題について私は大変疑問を持ちました。そういうことを言っていいのか悪いのかいささか迷いますけれども、例えば過去の大臣在任中にある方々の...全文を見る
○刈田貞子君 もろもろ余波についても申し上げたいことがございますけれども、限られた時間でございますので、ぜひ今後ともこのようなことのないように閣僚の方々への自粛を長官からもお願いしていただきたい、このように思います。  次に、私も自衛隊機事故の連続して起きております問題について...全文を見る
○刈田貞子君 防衛庁長官あっちへ行っていらっしゃったからわからなかったんだけれども、ねじが緩んでいるというふうにハッパかけられたのです。
○刈田貞子君 再びこんな事故のないように、よろしくたがを締めていただきたいと思います。  次に、私は補正予算の問題についてちょっとお伺いをしたいんでございますが、衆議院の議運でも補正予算はいつ、どんな規模で出すのかということが再三話し合われているようでございますけれども、その都...全文を見る
○刈田貞子君 財源はどのようにお考えですか。
○刈田貞子君 それで、その補正予算がどの範囲のものをクリアするかということになるわけですけれども、実は私、きょう農林水産大臣もおられるんですが、その補正予算の中にどうしても北洋漁業の補償対策を何とか入れてもらいたいというふうに、この間稚内に行ってきて感じてきたわけ。これは農水大臣...全文を見る
○刈田貞子君 それでは食品業界恐喝事件についてちょっとお尋ねいたします。グリコ・森永事件が解決をしていない。私は日本の優秀な警察がなぜこの事件が解決できないのだろうかというのが一つ大変疑問なんですけれども、そのことはさておきまして、この問題に関連して、ロッテが脅迫をされましたね。...全文を見る
○刈田貞子君 農林大臣にお伺いいたします。  その要請を受けて農林水産省はどんな手を打ちましたのですか。
○刈田貞子君 この種の事件というのは、食べるものに毒を入れるぞというような形の国民の生命を担保にして起こす犯罪だということで、非常にけしからぬたちの悪い大変な犯罪だ。一つ問題が起きれば実は大きなことにつながりかねないという私は問題であろうというふうに思うんでございます。したがいま...全文を見る
10月17日第107回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○刈田貞子君 ことしは、男女雇用機会均等法が施行されて初めて迎える年でありまして、やがてそれが半年になろうとしておりますが、この間労働省はことし六月に、男女雇用機会均等法月間というのを設けて、均等法の周知徹底に当たるということで努力をされております。  私どもも大変喜ばしく思っ...全文を見る
○刈田貞子君 この均等法を実効あるものにするために職場での配置、昇進、あるいは教育訓練、福利厚生の問題等、あるいは定年退職、解雇といったようなことについて常々会社の中である苦情等を処理していくことの問題、これが均等法をつくるに当たってかなりみんな苦労された部分なんでありますが、そ...全文を見る
○刈田貞子君 そのもう一つ上の段階の解決の場でございますこの調停委員会の機能でございますが、これには何らかの変化がありますでしょうか。
○刈田貞子君 それから先ほどの苦情の中で、先ほど来ずっとお話が繰り返されております今日の円高による不況下で特に女性の職場に対してしわ寄せが多くあると、そのことの苦情と申しましょうか、あるいはそのようなことをあらわす現象というようなものを把握しておられますか。実は私は幾つかの資料を...全文を見る
○刈田貞子君 就職戦線のことでございますけれども、ことしは均等法が始まって初めての就職戦線ということで、大なり小なりこの影響が出てくるであろうということでマスコミ等もかなり論じておるわけですけれども、一つ私伺いたいのは、企業が採用方式の形として、これまでは男女別求人方法というのが...全文を見る
○刈田貞子君 まあ、考え方だと思います。そして、そういう一歩前進的な考え方としてこの種の採用方法を受けとめてみたいというふうに思います。また男性にとっても、転勤はいやだと、地域に徹してそれでマイホームに尽くすんだということであれば、管理職、総合職という方を望まないで一般事務職の方...全文を見る
○刈田貞子君 会計検査院さん見えていると思うんでございますけれども、時間がなくなっちゃったの。それでおたくが御指摘なさいました雇用保険にかかわる給付の問題についての御指摘の問題をちょっとお伺いしようと思ったんですが、時間がなくなりましたのでこれ落としますものですから御退場いただい...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、実績は一カ月の実績を見てという意味ですね。わかりました。そこのところがちょっと表現で読み切れなかったものだから、三カ月なら前とどこも変わっていないじゃないかというふうに思ったのでお聞きをいたしたところでございます。わかりました。  それから二番目に、助...全文を見る
○刈田貞子君 それから補助率も上げて、そして指定業種もふやすということになりますとお金が必要になってくるわけでございますので、今度その資金の問題について伺いますが、この助成金の支給実績、これもずっと数字五十八年から拾ってきてみましていろいろ言いたいこともあるんですが、六十一年度予...全文を見る
○刈田貞子君 予備費があるから十分対応できるということなんだと思うんですが、それはあれでしょうか、雇用安定資金のことを言っておられるんですか、お尋ねします。
○刈田貞子君 雇用安定資金のことでついでに申し上げておきますけれども、ここにもこの四事業で余剰してきたものをプールしてあるわけですが、たまっているんですね。十月末で五千九十七億円あるというふうに私は理解しておるわけでございますけれども、これもかなりフルに十分この調整助成金の方に引...全文を見る
○刈田貞子君 大変に時間がない中で、実は今の不況下の中で大事な機能を果たすこの調整金の問題についてもうちょっと私伺いたかったんですけれども、今度新しく二十日から行っていきます状況も見ながら、また機会を得させていただいていろいろ伺わさせていただきたいと思います。  次に、アスベス...全文を見る
○刈田貞子君 私は、環境庁のその発表を見ましたとき、問題に思ったのが二点。  一点は、労働衛生安全基準を基準にして物を考えておられる。つまり、一CC中今二本と言った、立方でいうと二千ですよね。それは一日八時間、一週間五日働いた場合のいわゆる労働安全基準を基準にして物を言っておら...全文を見る
○刈田貞子君 さっきの報告は受けておりますというふうにおっしゃったけれども、義務づけには恐らくなっていないと思うんですけれども。それは義務づけにしていくべきであるというふうに思います。  それから、その通達の関係がどのぐらい浸透しているのかということで私も業界に電話で尋ねてみま...全文を見る
○刈田貞子君 だけれども、不況下の話でその費用負担はだれがするのかというのが結局は現場の声なんですね。だから、そういうふうなことを十分踏まえられてやはり指導をお進めになる必要があろうかというふうに私は思います。  それで大臣、最後にこれとても大事な問題なんです。マスコミでもそろ...全文を見る
11月05日第107回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○刈田貞子君 ワーゴさん、きょうはどうもありがとうございました。大変参考になるお話をいただいたわけですけれども、私は二点ほど自分の意見を述べて、それについての御所見を伺いたいと思います。  十一月三日は、我が国は文化の日と称しましていろいろな行事があるわけですけれども、地域でい...全文を見る
11月18日第107回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。  きょうは参考人の先生方ありがとうございました。  時間がございませんので、簡単に三人に質問を先にさせていただいてしまいます。  まず、岸参考人にお伺いをいたしますが、先ほどの話の中で、これまで九年、三兆円の国費をかけて過剰米が出な...全文を見る
11月21日第107回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○刈田貞子君 質問さしていただきます。  私は専修学校の問題について少しお伺いをしてみたいというふうに思います。昭和五十一年に専修学校が制度化されてちょうど十年になるわけでございますが、私調べさしていただきましたところでは、ことし六十一年度で専修学校数、違っておりましたら後で教...全文を見る
○刈田貞子君 各種学校がかなりずっと昔からいろいろ課題があり、そしてそれを少し改善して位置づけしていくということが教育界の大きな課題であったことは私もよく存じておりますけれども、今大臣が言われたとおりだと私も思っております。しかし、文部省はこれは文部省がおつくりになったんでしょう...全文を見る
○刈田貞子君 今おっしゃられた中身のことで私も大変に関心を持ちましたものですから、少し調べてみたわけでございますけれども、その教育内容、玉石混交と言われるような状況が出てきているという中で、さまざまあるわけでございますね。これは有名校の専修学校ですけれども、こんなすごいパンフレッ...全文を見る
○刈田貞子君 それは非常に私は大事なことで、また父兄も確かな正しい情報が得られなければ、また、進学指導する教師の側も専修学校に関する正しい情報がなければ、進学指導を間違えるわけでございますから、非常に大事な事柄だろうというふうに思いますので、ぜひ指導を徹底していただきたいというふ...全文を見る
○刈田貞子君 専修学校卒業者が短大並みに扱われているのは、栄養士、保母、歯科衛生士、看護婦、管理栄養士、無線通信士などごく限られている。小学校教員二級、それから税理士、社会教育主事、公認会計士、不動産鑑定士など多くの資格試験は、短大卒業生なら試験の免除の特典もあるけれども、専修学...全文を見る
○刈田貞子君 私も大変関心のあるところの課題でございますので、これからも気がついたことはお伺いにまいりたいと思いますから、ぜひ力を入れて、この点せっかくできてきて、そしてこうして育てられてきている制度でございますので、これを早く課題を取り去っていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○刈田貞子君 それで、文部省にお伺いをするわけでございますけれども、こうしたいわゆる資格外活動を各種学校、日本語学校が主のようでございますから各種学校になろうかと思いますが、そういたしますと、いろいろ都道府県関係の仕事にもなろうかと思うのですけれども、いずれにしても日本の学校が一...全文を見る
○刈田貞子君 それで、法務省にもう一度伺いますけれども、新聞なんかの報道によりますと、この手のことが起きないように今後、いわゆる俗称就学ピザと言うんだそうですけれども、こういうものの発行に際して日本国内に在住する個人の身元引受人、これは改正されましたね、五十九年に一応。いわゆる学...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いいたします。  次に、私、消費者教育の問題についてもう一度文部省にお伺いをするわけですが、その前に経済企画庁にお尋ねをいたします。  ことしは消費者問題についてたくさんの論議があった秋であったというふうに思います。そして、十月三十一日に消費者保護会...全文を見る
○刈田貞子君 時間がだんだんなくなってまいりましたので私の言い分の方から先に言わしていただきますが、経済企画庁はそういうふうに一生懸命やり始めてくださってもう三、四年になるわけですけれども、それを受けて立つ方の、つまり学校教育という場面を使っての消費者教育に関して文部省の受け入れ...全文を見る
○刈田貞子君 最後に大臣に私も要望させてください。  私きょうこの消費者教育の問題についてはずっと発言をしてきております。消費者という言葉を使いますと、大変小さな片隅のおばさんたちが走っている運動のような話にとられがちでございますけれども、私たちが申しておりますのは、いつも言い...全文を見る
11月26日第107回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○刈田貞子君 フィリピン問題について質問させていただきます。  アキノ大統領がさわやかなコリースマイルを残して帰国されてからまだ何日もたっていないのに、フィリピンにいろいろな動きが出てきているように思います。  アキノ政権のトラブルメーカーと言われたエンリレ国防相の事実上の更...全文を見る
○刈田貞子君 そのほかに私思いますには、オラリア議長の暗殺の究明の問題でありますとかあるいはまた旧国民党の再編の問題でありますとかいろいろな動きが報道されているようでありますけれども、外務省が見るに、一応情勢としては安定をしてきているというふうにごらんになっておられるでしょうか、...全文を見る
○刈田貞子君 フィリピンのマニラに、今、日本人が三千人ほど在住しておられるということを聞いておりますが、先般三井物産マニラ支店長若王子信行氏の事件が起きました、十一月十五日午後のことでございます。私は、人命に関する問題でございますので、なかなか御答弁の方も難しかろうとは存じますけ...全文を見る
○刈田貞子君 事件の背景のようなものも伺えませんか。
○刈田貞子君 私は、この間エンリレ国防相を更迭するというふうな発表をしたときのベニグノ報道官の言葉の中に、今回こういう措置に出なければならない理由を三点挙げておったのを聞いておりましたんですが、一つがオラリア人民党議長の暗殺の問題、そして二つ目が日本企業人の誘拐問題、そして三つ目...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど来お互いにそう思っておるように、人一人の命にかかわる問題でございますのでなかなか難しいわけですけれども、私どもはどうも単なる身の代金要求の問題だけではないように思いますものですから、政治絡みにこういうものがもし発生しておるとすれば、また外務省あたりの対応の仕方...全文を見る
○刈田貞子君 それで、この問題を一つの契機にいたしまして、企業等海外に人をたくさん送っておるところの動きがいろいろあるというふうに聞いております。日本系企業あるいは合弁企業等がいろいろな策を講じておるということで、私もいろいろこれ調べさしてもらったんですが、企業自身でマニュアルを...全文を見る
○刈田貞子君 この民間のこれを見ますと、今外務省で言っておられるようなものではなくて、もっと細かにマニュアルができているんですね。日本在外企業協会五十八年版「海外安全のための提言と施策への手引き」、「事務所・工場周辺の広告は控え目にする」「窓際に机を置かない」「金持ちや重要人物を...全文を見る
○刈田貞子君 昨日山口査察使が五カ国を査察するために二週間の期間で立たれたことを聞いたわけでございますけれども、私はいろいろいきさつがあったことも何となくわかりますし、山口さん自身が元大蔵事務次官であられて、客観的なお立場にあっての査察をなさるということで、非常に意味があろうかと...全文を見る
11月28日第107回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  私も先ほど来ずっとお話が出ております少額貯蓄非課税制度についてお伺いをいたしますが、先ほど来ずっと論議を聞いておりますと、郵政省の側はこれは必ず堅持していくのだという大臣の御決意でございますし、局長の答弁もそういうお立場であられるわけで...全文を見る
○刈田貞子君 そういたしますと、先ほど来話が出ておりますように、十三兆五千億というこの多額のものが課税ベースから外れておるということに関して、やはり大蔵としては不公平だと、したがいまして、まあ財源探しのいいターゲットにもなっておるというふうにお考えになっているというふうに了解して...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど山本委員の方からも話が出ておりましたけれども、郵便貯金の性格と、それから銀行に貯金をするというような事柄との国民生活ベースにおけるものは違うということを先ほど来話が出ていたと思うんですけれども、そういうことを私はもっとしっかり大蔵省も踏まえて欲しいなあと。郵政...全文を見る
○刈田貞子君 これは桶川市の学校用地取得の問題についての大変具体的な例になってしまうわけでございますけれども、埼玉県桶川市がそこに団地を開発するということで、これは小学校用地を取得するために住宅・都市整備公団から五億七千万円を受け取った。これは寄附という形になるわけですね。それが...全文を見る
○刈田貞子君 帳面上欠損がなくなっているとはおっしゃるけれども、これをこの年度内中で返済した桶川市にとっても、二億が一遍、それからあと三億四千万ですか、また返してということで、地方自治体にとってもとても痛い話なわけで、私はこういう問題はやっぱり借入団体に対する郵政省の説明不足とい...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、この問題を取り上げたのは、先ほど申し上げましたように、かつてない額なんです。五億という額でございます。それから資金の性格が国民の一人一人からちくちくと集めてきたお金だということ。このことを考えますと、この手の事故については二度とあってはならないというふうに思い...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いいたします。  郵便事業の財政状況については、これも先ほど山本同僚委員の方からお話がございましたので、その収支等については省略させていただきますけれども、その中で累積欠損金はだんだん減ってきて七十五億というふうにたしか言われたと思うんですが、つまり郵...全文を見る
○刈田貞子君 運輸省の方が扱っている、要するに宅急便、宅配便というもの、私も数字が違うのかと思って何回も見てみたんですけれども、取扱個数が三兆八千四百九十万個なんですね。これは全部の宅配便を入れての問題ですから、今のはふるさと便だけの個数でしょう。だけれども、運輸省所管の宅配便と...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、「無料」という表現は適切ではないと思います。  それからもう一つは、いわゆる払込料金。この振替用紙が一切全部下についています。それで、この振替用紙を使っての取引になるわけですけれども、その払込料金、これも全部ここに書いてあるのですよね。払込料金は「通常...全文を見る
12月12日第107回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○刈田貞子君 私、まず一番最初に、きょう国土庁長官お見えになっていらっしゃいますので三原山災害対策本部長としてのお立場に対していろいろお願いを申し上げようと思って原稿を起こしておりましたが、私どもの党が昨日長官のところに大勢参りまして、そして大変前向きないろいろ御協力方の御答弁を...全文を見る
○刈田貞子君 公庫の方にお伺いいたしますけれども、こういう事実は御存じでしたでしょうか。
○刈田貞子君 会計検査院から、五十七年、五十八年と二度にわたって指摘を受けておりまして、処置済みということになっているわけですね。だけれども、またこういう事態が発生しているということについて、私はやはり住宅金融公庫さんも、飯田橋という何といってもあの募集時における競争率からいって...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど住宅金融公庫の融資の問題については、同僚の梶原委員からも話が出ていたわけでございますけれども、建設大臣、この住宅金融公庫の原資のことを考えますと、やはりこれは一〇〇%財投資金を入れておる。それで、しかもその中で差額に出た、つまり安く貸して出た分については一般会...全文を見る
○刈田貞子君 こういう形の使われ方だと、問題になるそのウエートが重なる分だけ一体住宅金融公庫って何なのかと、国民の信頼もなくなってきますよね。だから、そういう点気をつけていただかなければならないし、本来、さっき言ったように、住宅建設というようなものを含めて内需拡大の波及効果等ねら...全文を見る
○刈田貞子君 これは昨年の新聞ですけれども、おたくの総裁にきょうお見えいただければ大変よかったんですが、総裁自身が就任の弁で言われているのかな。これは公団の建てかえについては分譲は民活でいき、そしてその賃貸の方は何とか我が方でやるというふうなことをきちっと立て分けておっしゃってお...全文を見る
○刈田貞子君 それから、賃貸の方の建てかえの計画が川崎市の小杉御殿団地と、それから大阪の臨海第二団地が手始めにというようなことで例が出ておりまして、これもまた建設委員会等で論議があるところでございますけれども、私、きょうもっといろいろ申し上げたいんですけれども時間の関係があります...全文を見る
○刈田貞子君 きめ細かく温かくとおっしゃってくださってはおるんですが、やっぱりいざとなると政治的発想で、住めぬ者には住めるような所へと、こういうふうに動かすわけですけれども、家があり、人が住めばやはりそこには人情も生まれたり人の心も根づくわけですよね。そういうときにあなたの生活圏...全文を見る
○刈田貞子君 時間がないので、次に進めます。  沿道整備事業についてお伺いをいたしますが、東京、大阪などの大都市における幹線道路は大変に今でも排ガス、騒音、振動ということに悩まされております住民ばかりでございまして、これは改善方が、早くから社会的問題にもあるいは政治的問題にもな...全文を見る
○刈田貞子君 ことしの七月十七日に関西の国道四十三号線についての公害裁判で、国側に対して損害賠償の一部を命ずるという、建設省に対しては大変厳しい判決が出て、つまり国道四十三号線はあれは欠陥道路だという話が出てきたわけでございますよね。私は実は硫黄酸化物、それから窒素酸化物等の規制...全文を見る
○刈田貞子君 次を急ぎます。  地価対策についてお伺いをいたします。  これは私が申し上げるまでもなく、今、都心の地価対策についてはだれしもがその対策を急がなければならないという必要性を感じておるところでございますけれども、私はこの地価対策、言われているほどには事が進んでいっ...全文を見る
○刈田貞子君 今、東京都に十二月一日から条例改正をしてもらって、そして二千平米から五百平米の取引規制をされたと、こういうことなんですよね。私ここでお伺いしたいのは、国土庁さんでしょうか、内閣法制局の方へもお尋ねになりながら、法律よりも条例の方を先行させていくことに疑義はないかどう...全文を見る
○刈田貞子君 前向きに御検討いただいているというふうに受けとめさしていただきます。  それで、なぜこんなに都心の地価が高騰するのかということについて、先ほど来おっしゃられております中に、金融機関の問題等をおっしゃられておりましたけれども、私はその前に国公有地の払い下げがいかなる...全文を見る
○刈田貞子君 この六本木宿舎跡地の問題は、入札に至るまでにも論議が物すごくございました。動きもたくさんありました。ところが、入札後もまだいろんな論議があります。それを見るだけでも御報告しかねるほどたくさんあるわけです。地価押し上げのやはり懸念の声はどうしても消えないんです。  ...全文を見る
○刈田貞子君 それから、土地高騰を招いている原因として地上げ屋というような存在が強引な土地の買い占めを行っていくというような事柄もいろいろ出ておるようでございますけれども、その裏にやはり民間金融機関等の不動産業種への異常な貸し付けというのは、これは私、否めない事実なんですね。これ...全文を見る
○刈田貞子君 土地が動くというのはお金が動くということなんですよね、だから大蔵省さんしっかりしてもらいたいと思いますね、これを私は四月に申し上げました。  それで、大変時間延長しているんですが、私の持ち時間。同僚が少し分けてくれると申しておりますので最後にちょっと申し上げて伺う...全文を見る
12月16日第107回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○刈田貞子君 私は一番最初に大臣にお伺いをいたしますが、農林水産省が二十三日ごろに消費者麦価を引き下げるために米価審議会を開かれるというふうに漏れ伺っておるわけでございますけれども、消費者麦価引き下げの要因として四点ほど挙げておられるようでございまして、円高差益の還元、あるいは内...全文を見る
○刈田貞子君 まだ検討中というふうに理解をさせていただきます。麦価も十四年ぶりの値下げでございます。私ども消費者の立場からいきますと、今まで消費者米価の値下げという記憶がなかなかまさぐるにないような気がいたしますので、これも今、内外価格差というようなことが言われている段階において...全文を見る
○刈田貞子君 農家手取りの価格についてはこれから実需者たちとの話し合いによってということでありますけれども、この中で今回アルコール添加用とあわせてモチ米を使うあられ用なんかか入ってきておりますね。今までこれはワキシーコーンのような輸入品を使っていたわけでありますけれども、私素人的...全文を見る
○刈田貞子君 五十九年のときの韓国米輸入の問題が、これからも一つの課題として私はまだずっと尾を引いていくと思いますので、こんな問題を取り上げてみました。  時間がございませんので、私もこの農政審の答申について一問だけ伺わせていただきまして、先ほど来稲村委員の方からもお話が出てお...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、もう一つだけ課題を、これは応援の弁でございますが、今売上税の話がいろいろ論議されていますね。その中で食品、飲食品類については非課税にするという話が出ておりますね。ですけれども、生産資材等あるいはその他関連の輸送、包装、サービスといったようなものにかかわって、一...全文を見る