刈田貞子

かりたていこ



当選回数回

刈田貞子の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第112回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○刈田貞子君 私は、まず最初に農村婦人の対策の問題について質疑をさせていただきます。  歴代の農林大臣に農村婦人の対策についてお伺いをいたしておりますので、大変農村問題にお詳しい大臣と伺っておりますので、婦人対策についても大変懇ろな対策を講じていただけるものと思いましてお伺いを...全文を見る
○刈田貞子君 大臣もよく御存じのとおり、農村で農事に従事している女性というのは、百五十日以上農事にかかわる婦人は六五・五%という数字がございます。一方で、言ってみれば半分以上を占める労働力として農村で婦人が活躍をしているにもかかわらず、その農村婦人の地位というものを考えた場合に、...全文を見る
○刈田貞子君 そうおっしゃられますけれども、課題は具体的には非常に多いですね。  局長、いかがでございますか、具体的にこれから農村の婦人の地位を高めていくために、具体的にはまずどんなことから手がけていけばよろしいというふうにお思いでしょうか。
○刈田貞子君 私は、農村で婦人たちが元気を出す、非常に力を発揮するということで農村の活性化は大いに進むと思います。ぜひ農村婦人の対策についてしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  次に、大臣が所信の中でうたわれました土地利用型農...全文を見る
○刈田貞子君 私も、その更新の分とかあるいは作業受委託の問題とか、あるいはまたやみ耕作でしょうか、何か数量的にあらわれてこないものも見ますと目的数値に近いものがあるのではないかなというふうに思われますけれども、統計上はそういうものが出てきませんので、やはり当初の目的よりは少しおく...全文を見る
○刈田貞子君 これは私の考え方なので、違っていたら違うとおっしゃっていただいていいわけですけれども、私、昨年の九月十六日の農業会議所の大規模稲作農家における水田小作料の実態に関する調査というのを見ていて、実勢小作料についてはかなり高いと答えている農家が一〇・四、それからやや高いと...全文を見る
○刈田貞子君 農水省の一つの目標としては、規模拡大は十ヘクタール規模を考え、北海道で二十五ヘクタール規模というふうなことを考えられておるわけですね。そうすると、十ヘクタールの規模拡大に対してやはり小作料はできるだけ安い方がいいわけですよね。まして米価引き下げムードがますます濃くな...全文を見る
○刈田貞子君 ですから、仮にも制度によって二兼農家を云々というようなことにはならないんで、そこに住んでいる人たちの合意によって、あるいはまたその農地の条件あるいは労働市場というような問題を考えながらやっていかなければならないものじゃないかなというふうに私は思いますものですからこん...全文を見る
○刈田貞子君 次に、農産物貿易問題についてお伺いいたしますが、先ほど同僚委員の中からガット裁定後の十品目の問題についてお尋ねがございましたが、私もそのことについてぜひ伺わせていただきたいわけです。  八品目の自由化を事実上受け入れたということで二月一日、その受諾後同時に農産物自...全文を見る
○刈田貞子君 そういたしますと、いついつまでにという期限を切らなくても大丈夫なだけの余裕が対アメリカとあるということですね。
○刈田貞子君 先ほど同僚委員の中からも出ておりましたけれども、八品目の農産物に関してはできるだけ早く国内対策を打ち出していただく、そのことが農民を安心させることにつながるんだからというお話がございましたけれども、私どもも党として大久保書記長を中心にして沖縄のパインの緊急視察を行っ...全文を見る
○刈田貞子君 私、もっと時間があると思ったら時間がないので、ちょっとはしょってしまいますけれども、今のお話についてもまだ言いたいこといっぱいあるんです。  もう一つは、今回のガットの十品目を事実上是認したということが今後の、今ステージが変わってきている牛肉、オレンジの問題につい...全文を見る
○刈田貞子君 最後です。時間がありません。  大臣にお願いをしておきますけれども、牛肉、オレンジ交渉については牛肉の問題についてかなり話題が多く焦点が当てられているように私は思いますけれども、かんきつ農家の現状というのは大変深刻な状況にあります。そして、かんきつ、オレンジの自由...全文を見る
03月24日第112回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○刈田貞子君 午前中に引き続き、私もただいま畜産振興審議会で審議されておりますところの畜産物の価格の問題について質疑をさせていただきますが、主として畜肉の価格の問題について質問さしていただきたいと思います。  午前中にもいろいろ出ておりましたけれども、今回の牛肉の価格の問題では...全文を見る
○刈田貞子君 午前中にも同僚委員の中から安定価格帯と実勢価格との問題について質疑がございまして、それに対して、その差は余り出てこないのではないかというふうなお話がございましたけれども、ここで、これは朝日新聞でしょうか、何か言われているところでは、高級なしゃぶしゃぶや、すき焼きに使...全文を見る
○刈田貞子君 今言われたのは等級の問題ですよね。六等級から十五等級になるというあの問題ですよね。  それをやることによって霜降りの度合いの部分を単純化していって、それが赤身志向へとだんだん持っていくということなんですけれども、それは例えばよく言われているところの生産者がこれから...全文を見る
○刈田貞子君 ここでこうした制度上の改正を行っても牛肉の価格がすぐに下がるわけではないが、長い目で見ると歩どまり中心の生産体制に移行し、乳牛や並み牛の和牛の生産コストが二、三割下がるというようなことを言っておられるわけですけれども、この酪農と肉牛生産の近代化の基本方針ですね、これ...全文を見る
○刈田貞子君 それから、同じ基本方針の中に需給見通しの問題が載っております。これによりますと、七十年度で需要が八十から八十八万トンということになっておりますけれども、国内生産量が四十八万トンということになれば、三十二から四十万トンぐらいは外国からの輸入が必要であるということを言っ...全文を見る
○刈田貞子君 その数字をさらに自給率ではじいてみますと、これは現在の七二%から最低五五に低下をするということになっておりますね。この五五%の自給率というものに対してはどういう考え方をすればいいのか。これはもう固定的にこのぐらいのものを考え、あと残りは輸入で賄うというふうにするのか...全文を見る
○刈田貞子君 ならざるを得ないというお話なんですけれども、生産農家があるわけですね。一生懸命努力をしておられるわけです。にもかかわらず、その自給率が上がっていかないという考え方については私いろいろ異議があるわけでございます。  これは、政務次官にお伺いしたいんですけれども、たび...全文を見る
○刈田貞子君 そうなんですよ。輸入の、自由化問題が出ると、国内で自給をする、そして不足分について輸入をするというのがあらゆる農産物に対してこれが原則だったわけです。でも、そういうふうに考えられない部分がたくさんあると私は思います。例えば先般の十二品目の農産物の問題にいたしましても...全文を見る
○刈田貞子君 理解はしたいんですけれども、この三月三十一日で牛肉、オレンジ協定が日切れになって、そうして四月一日からまた新しい年度が始まる。それに対して農水省は既に六十三年度分の輸入枠を明らかに明示なさっている。しかもこれはかなりの前倒しで御明示なさっているように私は思いますけれ...全文を見る
○刈田貞子君 いろいろ言いたいところがたくさんあるんですけれども、時間がありますものですから先へ進めます。  先ほど、素牛価格の問題が出ておりまして、これが非常に高値安定で大変に肥育農家の収益性の悪化を招いているというような問題が出ておりましたけれども、    〔委員長退席、...全文を見る
○刈田貞子君 輸入牛肉のことでちょっとお伺いしたいんですけれども、昨日畜産振興審議会で話が出たそうでございますが、現在の輸入牛肉は、国内産四・三の引き下げに伴って五%ほど輸入牛肉の価格を引き下げるということが出ておりますね、これはそのとおりでよろしいんでございましょうか。  そ...全文を見る
○刈田貞子君 今度は豚肉の方ですけれども、豚については九・九%引き下げということで、これも生産者にとっては大変厳しい価格であるわけです。要するに、安くなっちゃうということで、これは輸入抑制の観点からもまたいろいろ問題が出てくるんじゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか...全文を見る
○刈田貞子君 はい。
○刈田貞子君 私が計算しますと、安定基準価格が四百十円でいいですか。それから上位価格が五百八十円でよろしいのか。それと、先ほど問題にしている中心価格というのは四百九十五円でよろしいでしょうか。
○刈田貞子君 わかりました。    〔理事高木正明君退席、理事水谷力君着席〕  それで、最近、自由化の中で豚肉の輸入が非常にふえておるということで、特に台湾産などは非常にふえております。私が今ここでお伺いしたいのは、外国産の肉を輸入するとき、やはり安全性の問題が、午前中にもオ...全文を見る
○刈田貞子君 それで、米国産の輸入豚肉については、米国が検査を強化するということを条件にして、我が国ではそれは書類審査、つまりノーチェックで上陸させられる、こういう話し合いがついていたばかりのところだと聞いておりますが、これいかかですか。
○刈田貞子君 証明書がついていればノーチェックでパスさせるという基本的な方針はまだ持っているわけですか。
○刈田貞子君 私の考え方の発想というのは、要するに、安い豚肉を輸入しているようだけれども、そのすべてについて検査をしてそしてチェックをしながら輸入を進めていくということになれば、実は事実上高いものにつきはしないかなという思いがありましてそういうことを伺っておるわけでございまして、...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、農水省にもお伺いしたいんですけれども、六十五年度をめどにこの鳥肉の食品衛生法に基づく検査を制度化していくというようなことについては、農水省はどんなお考えでいらっしゃいますか。
○刈田貞子君 五十九年度で流通量が約百八十五万トン、八億羽と、私これで読みましたんでございますけれども、その一つ一つを検体として扱った場合には大変コストのかかる問題になりますし、それから業界からも円滑な導入をというような意見もあるようでございますので、これは私考え方としては大変痛...全文を見る
○刈田貞子君 最後に、動物用医薬品の使用の規制に関する省令でございますけれども、これがたびたび改正になっているようです。  ただいま、食鳥肉の問題あるいは豚肉の問題等にいろいろその安全性について確認をさしていただきましたけれども、それについては今むしろ菌があったというよりは、医...全文を見る
03月25日第112回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○刈田貞子君 午前中に引き続き、私も原材料の供給事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付けに関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を質疑させていただきます。  午前中、いろいろ法案そのものに触れて同僚の委員からお話がございましたので、確認...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、この法律は時限立法で、今回もまた五年を目途に考えておるわけでございますね。そういたしますと、今の話ですと、最初の五年で達成できなかったものを次の五年でまたもう一つというふうに言われたわけですが、先ほど同僚菅野委員の方からもお話がありましたように、日本を取り巻...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、その次の五年はあるかないかわからないということも含んでいるわけですね。
○刈田貞子君 それから、私の質問の中に、運転資金の問題がこの制度では含まれていないのでということを申し上げてありますけれども、これも先ほど同僚委員の方からお話が出ましたが、いわゆる水産庁が利子補給しているところの水産加工経営改善促進資金ですね、あの強化資金が変わった促進資金ですけ...全文を見る
○刈田貞子君 次に、公海の問題について少しお伺いをしたいんでございます。  報道によりますと、アメリカの上院本会議でベーリング公海水域での操業を一時凍結するという米ソ間の合意が実現することになったということで、この海域で操業する日本などについてもこの合意を遵守させる決議案を可決...全文を見る
○刈田貞子君 政務次官にお伺いいたします。  今もお話ありましたように、国務長官への要請事項であるというふうに今御説明がございましたが、いずれにしても我が国の漁業は年を追うことに狭められて、大変厳しい状況に追い込まれていっていることは確かでございます。これまで水産国日本が開発し...全文を見る
○刈田貞子君 水産加工品の問題についてお伺いをいたしますが、水産加工品といいますと、私ども一番最初すり身のことを思い出しますけれども、すり身を主原料としたところの練り製品の話ですね、この練り製品が全体的に生産が大変縮小傾向にあるということを水産新聞にも盛んに書かれております。これ...全文を見る
○刈田貞子君 これは食品需給研究センターのデータですと、昨年の練り製品生産量は七十六万五千百四十トン、これは対前年比三・一%の減ということで四年続きの減産なんですね。だから、いい方に向いているというのはごく最近のデータでありまして、ここのところ四年連続減産であることは間違いないわ...全文を見る
○刈田貞子君 やっぱり消費者が一生懸命買わなければ日本の魚加工業界が大変困るんだということになるわけですけれども、きょうの新聞に魚肉練り製品の活性化ということで日水が新しい新製品をたくさんつくり出したという話が載っていまして、私は大変興味があるものですから一生懸命読んでおりますわ...全文を見る
○刈田貞子君 だから今のお話で、誤認をされるような疑似加工食品をつくる場合は打ち消し表示というのが必要になってくるわけです。さっきのシェルステーキなんかについては、これは貝ではありませんと書かなければいけないわけで、今のカニ風味かまぼこには、これはカニではありませんと必ず書いてあ...全文を見る
○刈田貞子君 すべてに使われますか。
○刈田貞子君 そういうことなんです。それで、消費者としては、やっぱりそういう添加物みたいなものがこういう魚肉加工品に入っていることは考えられないわけでございまして、こういうものも御指導していただかなければなかなか魚加工品になじめない。これは煮干しだけじゃないんです。すべての干物に...全文を見る
○刈田貞子君 それから、大変細かい話ばかりで恐縮なんでございますけれども、加工業界からの御要望の中で、缶詰の缶の値段が大変に高くて採算が合わないと。きょう私ちょっと買って持ってきて、うっかり置いてきてしまったんです。イワシの缶詰九十八円というのを買ってまいりましたけれども、九十八...全文を見る
○刈田貞子君 だから、安いのほどやっぱり缶のウエートが高くなっていくわけですよね。この辺のところが泣きどころでございまして、これも私が思いますには、必ずしも缶を使わなくてもいいんじゃないかなというふうに思いますので、さっきの包装技術、こういうふうなものも含めて、いろいろな技術の開...全文を見る
○刈田貞子君 これは五十九年三月に公表され、六十二年度で締めになる第一次の基本方針ですね。私も読ましてもらいましたけれども、いろいろ出されておりますが、それはクリアされてきておるんでしょうか。例えば、私なんかは、八十種にわたる種苗の研究とか、それから十種については大量生産実用化が...全文を見る
○刈田貞子君 大臣も所信の中でつくり育てる漁業というようなことをうたっておられますから、これから漁業を考えるに当たっては非常に大事な部分になるわけですけれども、菅野委員の方からも、息の長い事業なものだから財政当局からの理解がなかなか得られないということで、近視眼的な物の考え方をと...全文を見る
○刈田貞子君 これは県名も言いませんけれども、マダイの人工種苗年間で二十万尾を放流するというのに九千尾しか放流されなかった、この辺のところが非常に放流計画が進んでいないということで指摘されていることですね。これは措置済みとして検査院に報告をするにはなかなか大変なことだろうというふ...全文を見る
03月28日第112回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○刈田貞子君 午前中に引き続き、質疑をさせていただきます。  明日から大臣は大変重要なお仕事でアメリカに渡られるわけでございますが、その御激励は質問の一番最後にさせていただくといたしまして、私は、本日は配偶者確保の問題と、それから二番目が捕鯨の問題、そして三番目が開発援助問題に...全文を見る
○刈田貞子君 そうした配偶者不足ということで、最近フィリピンなど東南アジアからのいわゆるアジアの花嫁さんを迎えて各市町村にというような話が出ておりまして、これに自治体が仲介に入るとか、あるいはその自治体の仲介のための業者の仲介というようなことが出ておるように伺っておりますし、また...全文を見る
○刈田貞子君 先般、所信のときに、農村における女性の地位の問題についてお尋ねをいたしましたけれども、いろいろかかわっておるというふうに思うんですね。これは名城大学の光岡先生がなさった調査でございますが、農村の青年と若い女子に対してアンケートをとられた調査があります。これは一々にわ...全文を見る
○刈田貞子君 私、フィリピン大使館のアンガーラさんは知っておりますけれども、大変物をはっきりおっしゃる方でございますが、しかし良識人なんですね。あの方がこういう発言をなさるということは、やはり母国、つまりフィリピンにとっても非常に屈辱的というか、衝撃的な事態になってきているという...全文を見る
○刈田貞子君 それでは、法務省の見解としてはただいまのような事態をどのようにお考えでございますか。
○刈田貞子君 朝日新聞の二月二十一日の記事では、フィリピン大使館は、日本人男性と結婚したフィリピン女性が離婚した場合、日本滞在は許されないと子供を置いて帰国をせざるを得ないケースがふえてきているので、法務省に善処方を要望しておるということが載っておりますので、これはまた後に調べて...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、今国土庁さんが答えられたように、過疎地域市町村対策というものの一環にやはり配偶者確保対策が入っておるのでございます。結婚された方のお祝い金を地方自治体が贈呈するとか、あるいはまた仲人の役を果たした人に謝礼金を出すとか、あるいはまた結婚奨励のためのさまざまな施策...全文を見る
○刈田貞子君 特に、結婚に至るプロセスの問題を社会的問題として取り扱われているようでございまして、本来一対一の合意で進められていかなければならない、今おっしゃられた大事な結婚という問題が、いろいろな要因が入ってきて、しかも、例えばお会いもしないで結婚が成立していたとか、一週間で決...全文を見る
○刈田貞子君 六十二年の秋でございましたか、当時の水産庁長官でいらした佐竹長官が渡米なさって、そしてアメリカ側と折衝して、そしてそこのところは非常に話し合いがうまくいったやに私どもは聞いておりましたし、日本の立場は十分理解されたんじゃないかというふうに私思っていたんですけれども、...全文を見る
○刈田貞子君 ペリー法が発動された場合には、七万一千トン、七百六十六億円、八六年ペースでの我が国の水産物の輸出、これが全部ストップしてしまうのか。そうすると大変な打撃を受けるということで、我が国はガット違反としてそれを提訴する方針のようなものも新聞で読みましたけれども、このペリー...全文を見る
○刈田貞子君 場合によってはガット提訴もやむを得ないということになりますと、大変泥沼の事態になるわけですね。私どもは、できればそうしたことのないよう、このペリー修正法の発動が何とか未然に防止されるということが一番ベターではないかというふうに思うのですけれども、この御見解をひとつ伺...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、これも先般お話が出たわけでございますけれども、これまで国際社会の中で我が国の調査捕鯨について、そのあり方ないしは正統性を主張してきておる調査捕鯨の経費の問題でございますが、調査捕鯨の費用が足りないので、寄附金の募集を行うということで二十二日に閣議を通った、こ...全文を見る
○刈田貞子君 了解です。  次に、国際協力の推進の問題でございますが、六十三年度の予算の国際協力の推進方見せていただきました。我が国は経済力の増大あるいは国際社会における地位の高まりを背景にして大変に開発途上国に対する経済協力といいますか、こういうものが我が国の大事な責務として...全文を見る
○刈田貞子君 余り時間がありませんので、これは後藤次官が経済局長をしていらしたときにもこのODA問題について農林サイドからの質問をさせていただいておりますが、今回、六十三年度予算の中でいろいろと事業が組まれております。私はこれの中で、特にことし六十三年度、農水省が胸を張って海外発...全文を見る
○刈田貞子君 どうも御丁寧にありがとうございました。  開発援助といいますと、今お話がありましたように資金援助とそれから技術協力ですかがあるわけでございますね。  まず、その資金援助の方でちょっと私、お伺いをしたいんでございますけれども、ただいま円借款のお話が出ました。これは...全文を見る
○刈田貞子君 それは大変好ましいことでございまして、我が国のODAが問われる場合に、必ず円借款の比率が非常に高いということの批判があるわけでございますね。  それからもう一つ。全部確認事項になってしまうんですが、農林水産業の協力実績の中で専門家派遣の人数のデータをいただいてござ...全文を見る
○刈田貞子君 まさに今御答弁なさったとおりでございまして、我が国は技術協力、経済協力合わせて二国間協力と多国間協力がございますね。その中で国際機関に関するその技術者、専門家の派遣数が非常に少ないという部分が質が問われるところのまた一つの中身にもなっておるわけでございまして、私、こ...全文を見る
○刈田貞子君 農水省はつつましくてPRが下手なんですよ。もっと余計なものまで書いていいと思います。  それから、時間がないので私一人でしゃべってしまいますけれども、今後の課題の分で私が感じておることを申し上げますので、その後そちらの方から御意見があればおっしゃっていただきたいと...全文を見る
04月13日第112回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○刈田貞子君 私は時間をたくさん持っておりませんものですから、自分の意見等を陳述する時間がございませんので、大変恐縮ですが、質問だけを最初全部申し上げますので、少しメモっておいていただいて、後からお答えの方をいただきたいというふうに思います。    〔会長退席、理事斎藤栄三郎君...全文を見る
○刈田貞子君 労働省の方にお伺いいたしますけれども、育児休業制度については例の有識者会議の提言の中にも順を追って進めていくことがいろいろ提言されておりまして、最終的には男女がともに育児休業制度がとれていくようなシステムまで持っていくべきであるというふうなことが書いてございます。こ...全文を見る
○刈田貞子君 それから長尾さんの方に伺いたいのですけれども、年金の問題は中へ入りますとややこしい問題になりますので、最近の自分自身の思いでございますけれども、新国内行動計画の女性に対する十五の重点項目の中の所得保障の充実という重点項目の中で、公的年金の確立と、それからその次にやは...全文を見る
04月20日第112回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
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○刈田貞子君 イグナチェフ参考人にはきょうは大変御苦労さまでございます。大変有意義なお話を伺わせていただきましてありがとうございました。  私は二十分しか持ち時間がございませんので、最初に質問をずっと並べてしまいますので、その後にお答えをいただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○刈田貞子君 ありがとうございました。
04月28日第112回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○刈田貞子君 午前中に引き続きまして農用地開発公団法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。  私は、用意した質問のほとんどが午前中の稲村同僚委員のお話の中に出ておりましたので、それを確認するような形で少し細かく伺ってみたいというふうに思います。  今回の法改正...全文を見る
○刈田貞子君 今のお話では、面的な部分のものはもちろんですけれども、社会資本の充実ですか、あるいはまた地域経済への寄与というようなことでかなりの貢献度をお話しなさったわけですけれども、いただいた資料によりますと、四十九年から六十年、それから六十二年見込み額までの分を入れて、ただい...全文を見る
○刈田貞子君 私は、この三割程度のシェアで果たしてよかったんだろうかどうなんだろうかというところが公団の存在意義というものとあわせて考える資料になるのではないかというふうに思ってこの数字をいろいろ分析してみておるわけでございますけれども、五十五年、五十六年、五十七年、確かに非常に...全文を見る
○刈田貞子君 事業の中に、総合整備事業と緊急保全整備事業と分かれておるわけでございますね。この総合整備事業の方についてまず伺うわけですが、今言われたようにこの事業は整備を急速に図るということ、あるいはまた集中的に行うというようなことを一つの採択の基準にされているんだろうと思うんで...全文を見る
○刈田貞子君 それから、既存の事業がいろいろあるわけですよ。その中でこの公団の事業を選ぶというにはいろいろメニューがそろっていなければいけないわけですね。この費用負担の問題、さっき緊急の石狩の話が出ておりましたが、この費用負担についてはどんなふうに考えておられますか。
○刈田貞子君 国の補助率が決まってから確かに地元あるいは県の負担というのは決まってくるんだろうとは思うんだけれども、本当は、この手の法律が出てくるときには、少なくとも国はこのぐらいの補助率でいく、地域によってはこんな差をつけるというふうな形のものが出てきて初めてこれはいい悪いとい...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにしても、その事業が基本的には当初よりも四五%アップというような地元負担になってきていることについては、当然地元の了解を得てそういう事業変更が出てくるんだろうと思いますけれども、ただ数字だけを見ておりますと、比較的短い工期の間で公団事業というのは完成させられる...全文を見る
○刈田貞子君 法改正前の地区が二十四カ所ですね。それから事前調査地域が十数カ所あると、こう書いてあるわけですね。これを完了までに十年程度要するものと、こういうふうに書かれていますね。  そうすると、これからの新事業と、それから今までの既存の事業と、今職員の振り分けの話をしました...全文を見る
○刈田貞子君 たくさん伺うことがあるので、先へ進めます。  次に、公団の役職員の問題でございますけれども、今回の改正案が提出された契機というのは、先ほど局長は否定していらしたけれども、基本的には行革審答申の指摘等によって改変せざるを得ないという背景があるのではなかろうかと私ども...全文を見る
○刈田貞子君 私は、指摘事項もあることでございますし、極力努力をしてそういうところを考えていかなければならないというふうに、大事な指摘事項だと思うんですよ。決算委員会等でもよく この話が出ますね。農水省に特に天下りが多いんだなどということが言われないように、私はこういうところを...全文を見る
○刈田貞子君 次は、先ほど私は事業完成区域の事業費の推移をいただくようにずっとお願いして、これ見たわけでございますけれども、こういう中にあっても、完成後その事業を通していい経営状態にあるところと、まことに経営状況の悪いところがあるわけですね。これは午前中にも話が出たわけでございま...全文を見る
○刈田貞子君 これは、資料としては古いんで大変恐縮なんですけれども、六十年十二月三十一日で全中で調査なさった例の畜産経営負債動向の調査ですね、それではA農家というのは一般農家の場合ですけれども四〇・三ですね。それでB、C、D合わせて五九・七なんですね。そうすると、公団事業でもって...全文を見る
○刈田貞子君 きょう私は、関連して畜産の質問もたくさん用意してございましたんですが、これはまた後日に譲らせていただいて集中的に伺わしていただきますので、よろしくお願いいたします。  最後に政務次官にお伺いするわけですけれども、年前中もお話がございました。私も幾つかの点をお伺いし...全文を見る
05月10日第112回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○刈田貞子君 農用地開発公団法の一部改正については、先般私は質疑をさせていただきましたので、きょうは大臣お帰りになって初めての委員会でございますので、引き続き牛肉、かんきつの交渉経過について一部お伺いさせていただきます。  先ほど来、同僚委員のお話を伺っておりまして、非常に大変...全文を見る
○刈田貞子君 私どもは、大臣がアメリカで交渉しておられる中身はほとんど新聞を通じてしか状況を知ることができないわけでございますけれども、私どもどんなやりとりがあったのかというようなことは本当は知りたいわけです。その幾つかのことを挙げてみましたけれども、国民がみんな不審に思うことは...全文を見る
○刈田貞子君 今おっしゃるように、合法非合法ということは別として、実質的にそれがやはりアンフェアであることは私ども国民が一番言いたいところなんです。恐らく大臣もそのあたりのところが一番言いたいところじゃなかったかというふうに私思います。  もう一つお伺いしたいのは、新聞等で今回...全文を見る
○刈田貞子君 ことしの四月一日から自由化だという認識を相手側に持たせた根拠はどこにあるんでしょうか。
○刈田貞子君 今回の交渉の中で、日本側から提示した一つの仮説という形の提案の仕方、万が一自由化をした場合に当たっては自由化時期はいつである、その後こうした国境措置もとるということが焦点であり、その国境措置等に関し、あるいは自由化時期に関して話し合いがつかない焦点になったというふう...全文を見る
○刈田貞子君 仮説は仮説ですけれども、このたびの交渉の中身、そして今決裂している状況を客観的に判断してみた場合に、近い将来、我が国はやはり自由化という方向に向かって道を開いていかなければならないのではないかということを恐らく大臣も考えておられるのではないかというふうに思います。 ...全文を見る
○刈田貞子君 具体的に伺いますけれども、国内の諸般の施策というのはこれからやはりかなりの努力が要るであろうというふうに思います。これから、もう一度アメリカに向かって交渉をするという努力以上に国内に向けての努力というもの、諸般の施策に関する努力というものは大変なものであろうというふ...全文を見る
○刈田貞子君 これは、局長に伺いますが、「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」が出ておりますね。その中で、六十一年度対比で今後肉用牛生産でしょうか、に関しては二、三割コストを下げるというようなことが言われております。これは、先般、畜産物価格のときにも私は質問いたしまし...全文を見る
○刈田貞子君 私どもも、今後牛肉が海外から入ってきた場合に、さらに自由に入ってきた場合に、内外価格差をどう埋めていくのか。しかも、先ほど来お話がありますように、農家の存立を考えつつという問題を考えています、一生懸命。いろいろ申し上げたいことがありますけれども、これは後に譲りまして...全文を見る
05月17日第112回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。  きょうは、参考人の皆様大変御苦労さまでございます。時間がございませんので、早口で端的に、本当は質問の趣旨を説明してからお答えいただくと一番よろしいんでございますけれども、時間がございませんので質問だけをさしていただきます。  まず、...全文を見る
○刈田貞子君 ありがとうございました。
○刈田貞子君 農村地域工業導入促進法の一部を改正する法律案について質疑をさせていただきます。  私は、ただいま同僚の稲村委員からお話がございましたこれからの景気及び産業の動向について、それをさらにまず通産省からお伺いしてみたいと思います。  ただいまいろいろお話がありまして、...全文を見る
○刈田貞子君 もろもろのお話を伺わせていただきましたけれども、私具体的に数字挙げましたのは、五十六万人の失業者が発生するという根拠はどこにあるのかということが実は本当は知りたかったんで、バラ色の話ばかり出たので、私はちょっとこの失業者の問題について疑問を持っておるんですが、答えら...全文を見る
○刈田貞子君 労働省にお伺いいたしますけれども、先ほど来通産省の方から産業全体にわたっての変化していく状況のお話があったわけですけれども、そういう産業構造の変化が雇用の場に与える影響はどうでしょうか。
○刈田貞子君 重ねて伺いますけれども、先ほど来通産省から説明がありましたように、これからの産業の変化の中に今言われたような産業の高度化という言葉が出てきておりますね、ソフト化という言葉も入っておりましたが。そういう産業の質が違っていくということ、この問題が今度の農工法との問題で私...全文を見る
○刈田貞子君 お伺いしたいことはたくさんあるんでございますけれども、四十六年以来この農工法がどんな効果、効用をもたらしたかということについては、先ほど来からいろいろ御答弁の中でもあったわけでございますけれども、企業数で四千二百三十七ですか、それから二十六万八千人の雇用を創出したと...全文を見る
○刈田貞子君 これは、通産省の委託調査なんですね。六十二年二月にして三月に発表されている調査じゃないかな。——失礼。そうじゃありません。内閣官房内閣内政審議室の資料ですか、局長、今の数字。数字ないはずなんですよ、そんなに。
○刈田貞子君 六十二年の、昨年の二月に調査なさって三月に出された内閣官房内閣内政審議室の調査資料というのが、一括してまとまっているのがその今の数字と大体似ています。ただ、工場閉鎖四十六事業所とかあるいは解雇者九百七十一人とかいろいろまた出ています。まとまったのがこれだけ見つかった...全文を見る
○刈田貞子君 だから、要するに進んでないんですよね、なかなか難しいんですよね。  それで、もう一つの数字、私いろいろ皆さんのお話のように数字で確認したくて数字を拾い集めたんでございますけれども、六十年の四月に私が決算委員会で労働省に質問をいたしましたときに、農水省にも立ち会って...全文を見る
○刈田貞子君 労働省に伺いますけれども、一番近いところの、直近の数字で出稼ぎ労働者の数はわかりますか。
○刈田貞子君 労働省の方に差し上げてあると思いますけれども、秋田県の出稼組合連合会の会長さんが書かれたこの手記「論壇」をお読みになったと思いますけれども、私は前に、労働省に向けて、日本の農村を守るためにも出稼ぎ者の労働条件をしっかり管理していかなきゃいけないということを申し上げま...全文を見る
○刈田貞子君 数字で労働時間等を言われましたけれども、細谷さんは自分で百カ所以上の場所、現場を歩いておられるわけですよね。だから、今の所定労働時間を幾らと決めているかどうかは別として、「正月明けから二月中旬までの一カ月以上、一日も休日のない連続労働の状況であった。」というようなデ...全文を見る
○刈田貞子君 これは、労働省にお願いをいたしておきますが、四月一日から新労基法になりまして、それに先立ってこうした出稼ぎ労働者に対する有給休暇の付与について御指導なさっておられますね。これはぜひ強力な指導をしていただいて実現を見るようお願いをしておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○刈田貞子君 この繊維粉じんについては基準がないそうですね。そういうものもやはり設けていくことが必要じゃないかというふうに私は思います。  それから、もう一つは労働省に伺うんですけれども、先般、テクノポリスの関係で幾つかの場所を視察していただいて、いろいろ私はないしょで聞いてき...全文を見る
○刈田貞子君 確かに、賃金の比較というのはおっしゃるように難しいというふうに思いますけれども、現実これ見ても、差があると読めばいいのかないと読めばいいのかわかりませんけれども、私はあるというふうに思うんでございます。今県名は申しませんけれども、一般的にそのように言われておりまして...全文を見る
○刈田貞子君 運輸省さんすみません、先ほど稲村先生のお話と同じでございまして、私トラックの話をお伺いするつもりでございましたが、割愛さしていただきます。恐縮です。  最後になりますけれども、さっき私が申し上げました、これからの産業としてどんな形のものが望ましいかということについ...全文を見る
05月18日第112回国会 参議院 本会議 第18号
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○刈田貞子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま報告のありました昭和六十一年度決算について、竹下総理及び関係大臣に質問を行うものであります。  財政の役割は、端的に言えば、国民生活の向上を実現することにあると思います。そこで、私は、以下、この観点から順次質問いたします。...全文を見る
05月27日第112回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○刈田貞子君 私は企画庁長官と通産大臣に、消費者保護行政について質問をさしていただきます。  昭和四十三年五月三十日、消費者保護基本法が制定されて、ことしはちょうど二十年目に当たります。この五月を消費者月間と決めて、消費者の啓発に努めるということが昨年の十二月の消費者保護会議で...全文を見る
○刈田貞子君 要するに問題の質が違ってきているわけですね。私どもはかつて相談を受けていた時期は、おなべの柄がとれて熱いおつゆを浴びてしまったというような感じのものだったわけです。それでこのなべは欠陥商品ではなかろうかというようなことだったわけですけれども、今日ではそのなべの売り方...全文を見る
○刈田貞子君 先般豊田の事件が起きましたときに、特定商品等の運用受託取引に関する法律等を整備しましたね。それから、あのときにやはり割販法の改正もいたしました。ですけれども、やはり先ほどから申し上げておるように事件は続発しているわけで、それも質が悪くなってきているという状況にありま...全文を見る
○刈田貞子君 私が言いたいことを先取りなさっているようでございますけれども、要するに、消費者啓発をしていくということから、消費者の教育ということが当面問われていくわけですね。その消費者教育に関しては私も随分何回か文部省及び企画庁に質問を重ねてきたところでありますけれども、ことしの...全文を見る
○刈田貞子君 基本的にはやっぱり費用の問題が出てくると思うんです。それは当初民活でも何でも仕方がないんじゃないかと思うけれども、早く形をつくってほしいというふうに私は思います。  あと、通産省も消費者行政というのは活発にしていただいているんですね。それから大臣も内閣総理大臣が座...全文を見る
07月07日第112回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○刈田貞子君 大臣に質問さしていただきます。  私は、先ほど稲村委員の方からもお話がありましたけれども、本年の生産者米価決定に当たって、大臣がどんな基本姿勢で臨まれたのかということをやっぱり伺わなければならないというふうに思います。  そこで、新算定方式は一年凍結したというこ...全文を見る
○刈田貞子君 おっしゃることはよくわかるし、大臣が一生懸命になっておられるのはよくわかるんです。大変なときの御苦労をしょい込まれた大臣だなと私は本当に思っておりまして、一生懸命やっていただいていることに感謝はいたしておりますが、現実問題としてそのツケがどうしても生産現場に行かざる...全文を見る
○刈田貞子君 申し上げたいことがいっぱいあるんですけれども、私時間ないものだからちょっと大臣に。  これは、日本の優秀なる農林水産省広報室がつくられたなかなか消費者に理解してもらえない農業、比較的頭のかたい農林水産省が漫画でようやったと私も言いたいところなんです。ナウないいのが...全文を見る
○刈田貞子君 整合性がない。
○刈田貞子君 午前中に引き続き少し各論について質問さしていただきますが、先ほど午前中に、昭和六十三年産米穀の政府買い入れ価格の試算についていろいろ御説明をいただきまして、それから今同僚委員の算定要素のとり方等についての答弁を伺っておりまして理解してきた部分もあるんですが、重ねてお...全文を見る
○刈田貞子君 現場を歩いてみますと、いわゆる担い手層という方たちが兼業農家の水回りまで一生懸命見てやっていたり、それから集落の運営まで全部負担しているというような部分があるんですね。それは必ずしも米価算定の中の企画管理労働というものに入るか入らないかは別といたしまして、すべてその...全文を見る
○刈田貞子君 これについては、私もまだいろいろお伺いしたいことがあるんですけれども、また改めて別な機会に伺ってみたいと思います。  もう一つ、要素の問題として、そちらにもたしか御通告してあったはずですが、私、地代の問題を伺ってみたいんです。  今回の算定要素の中で自作地地代が...全文を見る
○刈田貞子君 先ほど宮島委員の方からもお話しがありました基盤整備の問題でございますけれども、今現在、土地改良事業の農家負担分というのがまだありますね。最初にやった改良分の償還が終わらないうちに、また次の償還分を払うというようなことが重なっているような農家がたくさんあります。十アー...全文を見る
○刈田貞子君 ところが、生産農家では具体的にその月々に払っているお金の額というのは正確に把握しているわけです。それだけに数字で痛みをちゃんと持っているわけです。だけど、その効果というのが回り回ってしか反映してこないというのは、やはり生産者にとってみれば非常に歯がゆい話になっている...全文を見る
○刈田貞子君 それから、みんな聞きたいので簡単に教えてください。  私、物財費のことを申し上げてありますね。物財費が意外と下がっていないんです。物財費も細かく調べてみると、下がっていると思われるのは光熱動力費とそれから肥料ぐらいで非常に物財費が下がっていない。これをもうちょっと...全文を見る
○刈田貞子君 それじゃ、意欲というのが救えないじゃないですか。
09月07日第113回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○刈田貞子君 私、公明党の刈田でございます。持ち時間が十五分しかございませんので、先に質問を全部続けて申し上げますので、後から御回答をお願いしたいと思います。  まず、藤本参考人にお伺いいたしますけれども、さっきからお話を伺っておりまして、他国の労働条件から見ますと、これは前々...全文を見る
○刈田貞子君 ありがとうございました。結構でございます。
10月07日第113回国会 参議院 本会議 第7号
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○刈田貞子君 私は、公明党・国民会議を代表して、当面の緊急かつ重要な課題となっているこのたびの冷害問題について質問をいたします。  初めにまず、このたびの冷害で被害を受けられた方々に対し、衷心よりお見舞いを申し上げるものであります。  改めて言うまでもなく、最近の農業を取り巻...全文を見る
10月18日第113回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。  質問させていただきますが、先ほど来から東北地方を中心とした冷害の問題については種々御質疑がございましたので、私はその中で何点かについてだけ改めて伺わせていただきます。  一つは、今回の冷害に対して救済の対象にならない、特定のさまざま...全文を見る
○刈田貞子君 だから、言いたいことは、かなりきめ細かい対応が必要であろうということの問題でございますので、よろしくお願いしたい、そういうことですね。  それから二番目には、各種の低利融資の、低利長期でしょうか、のいろいろな融資等がこれからまたいろいろな形で出てくるわけです。激甚...全文を見る
○刈田貞子君 北海道の農家なんかから見れば、東北の借財は少ないというような話もいろいろ話の中で出たことがありましたけれども、いずれにしても、農家にとっては借金であることには間違いないわけで、その辺の救済の仕方のあり方については、やはりいろいろ考えていかなければならないのではないか...全文を見る
○刈田貞子君 この間農水省の人が来て、すき焼きをやるんだけれども、ネギが一本百円なものだから、しようがないのでネギを減らしてコンニャクを余計入れたという話も聞いているくらい、農水省の人たちも家に帰れば消費者ですから皆やっぱり苦労しているわけでございまして、こんなふうなときにもでき...全文を見る
○刈田貞子君 ぜひよろしくお願いいたします。  私はきょうは、本来は畑作の問題についてお伺いをしようと思って質問を用意いたしておりました。時間の中で間に合う中でやらしていただきたいと思います。  六十三年産畑作物の価格決定が明日なされるのではなかろうかというふうに思って聞いて...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、具体的にお伺いをいたしますが、まず大豆ですわ。この大豆については昨年からの等級間格差を導入した、これで農家にどういう影響が出てきたのかということをまず伺います。  それからその次は、さらに六十三年産については、この等級間格差の幅を広げるということが報道され...全文を見る
○刈田貞子君 これは、報道によると十九日ということになっていますけれども、あした一応決まることになるのですか。
○刈田貞子君 それから、この銘柄間格差研究会、これから出てくるところの銘柄間格差の導入について、どういう見解を持っておられるのか、我々はまたどういう理解をすればいいのか、この点についてもあわせて伺わせてください。
○刈田貞子君 私は、この銘柄間格差のような種類のものについては、そんな早急に導入する種類のものじゃないだろうというふうに思っているんです。それは、適地適作というような言葉があるように、その地域、その他城にできる大豆というものがあるでしょう。そういうものを、いい銘柄のものを早く定着...全文を見る
○刈田貞子君 それから、昨年からですけれども、最低標準額の制度を導入するということで、販売代金精算額と最低標準額の差額については交付金を支給しない、こういう形の制度を導入しましたね。これも大豆なたね交付金暫定措置法のときに随分検討されたのじゃなかったかと思うんだけれども、これは考...全文を見る
○刈田貞子君 畑作の中では、カンショ、バレイショの問題もありますし、それからサトウキビ、てん菜の話もあって、たくさんお伺いしなきゃならないことがあるんですけれども、私もう時間がございませんので、一つだけバレイショ、カンショにかかわってでん粉の問題とあわせてお伺いしておきたいのは、...全文を見る
○刈田貞子君 コーンスターチの量。
○刈田貞子君 六十三年度補正予算で十八億、基金造成のための予算を確保したということで、この基金造成というのは何に使うんですか。
○刈田貞子君 終わります。
10月26日第113回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第3号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。  きょうは参考人の皆様、大変結構なすばらしい御意見を承りましてありがとうございました。私は持ち時間が少ないので、自分の意見と質問を兼ねて申し上げ、その後御答弁をいただきたいと思います。  まず、一番ケ瀬先生にお伺いをしたいのでございま...全文を見る
12月06日第113回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。  きょうは参考人の皆様、お忙しいところを大変ありがとうございました。  私は十六分しか時間がございませんので、自分の演説をやっている暇がありませんものですから大変恐縮でございますが、最初に全部の先生に御質問をさせていただいて、後お一人...全文を見る
○刈田貞子君 結構でございます。
○刈田貞子君 私も、この後大変御苦労でございますけれども、大臣、七時ですか、お立ちになるそうで御苦労さまでございます。  一九八八年は二月に十二品目の問題、それから六月が牛肉・オレンジの問題、そして今またここで米の問題がこれが懸案として浮上しています。それを佐藤農水大臣は歴代の...全文を見る
○刈田貞子君 これまでの農産物交渉でも、大臣は今まで一度もいよいよ自由化に踏み切らざるを得ないというような言葉を使われたり、そういう立場をとられたことは今までもないわけです。でも結果的にそうならざるを得なかったという結果があるわけです。それで、私ども初め国民のみんなが心配している...全文を見る
○刈田貞子君 まあ当然あるということなんですけれども、EC、アメリカあるいはケアンズ・グループ、NIESそれからASEAN等みんなそれぞれ食料あるいは食というものに対する考え方、それから慣習、慣行全部違うわけですからね。その中で我が国の基礎的食料を米だということでその特別な扱いを...全文を見る
○刈田貞子君 東京ラウンドとか、ケネディ・ラウンドとかいうころの時期と違いまして、やっぱりこのウルグアイ・ラウンドの特徴というのは、すべての要件が皆さっき大臣言われたように、テーブルに全部のってしまう、これは非常に我が国にとってもかつてない厳しい状況に置かれるのだろうと思うんです...全文を見る
○刈田貞子君 時間が、私はあと十分ほどしかないので今回の法案の中身については、また次の機会に譲らしていただくといたしまして、牛肉自由化にかかわる基礎的と申しましょうか、基本的環境について時間の範囲内でお伺いをしておきたいんでございますけれども、我が国のいわゆる牛肉の需要量の問題に...全文を見る
○刈田貞子君 あわせて、これも後の資料に使いたいのでお伺いしておきたいんですけれども、国際需給量の事情の関係からいくと、今のような推移が国際市場にどういう影響を与えるとお思いになりますか。
○刈田貞子君 終わります。
12月15日第113回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○刈田貞子君 午前中に引き続き、大臣お疲れのところ恐縮でございますが、質疑をさせていただきます。  私はまず一番最初に、きょう厚生省からおいでいただいておりますものですから、同僚の菅野委員の方からもお話がございましたが、これから外国産の牛肉等海外からの輸入食品がふえることによっ...全文を見る
○刈田貞子君 一番語尾の大事なところがよく聞こえないんだけれども、実施しますんですか。私が伺ったところでは、八九年四月から相手国の事情を調査してそしてこれから基準づくりをするということで、チェックの段階という話ではなくてまだ基準づくりをする、そのために四千二百万円の対策費がついた...全文を見る
○刈田貞子君 食品化学課の方では少し読んでおられるようなんですが、このデラニーパラドックスの研究報告書をやっぱり目を通す必要があると思うんです。これは大変恐縮だけれども、かなり膨大なもののようですね。それで、農薬はCFRの四十巻にある、それから添加物はCFR二十一巻にある、それか...全文を見る
○刈田貞子君 牛肉の話なのでオレンジは関係ないんですが、アメリカから輸入するオレンジにも、この報告書によれば十六種類の農薬が認められているということになっていますね。これ全部名前差し上げてあります。その中で我が国がチェックするのは六種類だけ、あとはフリーパスで通ってしまう、こうい...全文を見る
○刈田貞子君 農水省の食品流通局の消費経済課に食料品モニター千人いますね。あの方々がとられたアンケートの中で、食に対する関心事、ニーズというのをとったアンケート調査がありますけれども、その中でやはりダントツが安全性です、質及び安全性、五四・九%かなんかです。価格というのは三番目ぐ...全文を見る
○刈田貞子君 私は、そこでこの体外受精の技術というのも顕微鏡をわざわざセットしておいていただいて見てきまして、大変興味があったのだけれども、これはコストがまだまだ追いつかないと思います。それから材木ね、あれは材木の種類が大分ふえたと言っておられましたが、果たしてどうなのかなと思う...全文を見る
○刈田貞子君 自由化後の対策としてどんな研究をされていますかという私の宿題に対して、あの研究試験所はこの三点セットを出されたので、私はこれにかなり期待をしているわけでございますけれども、果たしてその実用化ということがどんなふうになっていくのかなということを思います。  それから...全文を見る
○刈田貞子君 農業総合研究所のシミュレーション、一つのモデルなんだと思うんですけれども、これでいくと和牛卸売価格、これは西暦二〇〇〇年でキロ当たり千三百十四円、乳用種が七百六十円、こんなふうになっているんですね。こういう試算があります。  私は、一つ今消費者サイドの方から話を持...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、牛肉の価格安定制度の仕組みのことでお伺いいたしますが、今までの事例でいくと、牛肉の価格が安定基準価格を下回るということはなかったわけでしょう。だけれども、今後はそのことが考えられるわけです。その場合に、牛肉の価格安定制度というのはまず自由化前の三年ではどうい...全文を見る
○刈田貞子君 この間、参考人の方が見られたときに、完全自由化が進むまでの三年間にどんなことをしてもらいたいかという質問を私がしたときに、その間、現在の事業団の機能をフルに生かして、そして万全の体制をつくるための地盤強化にぜひ協力してもらいたいものだという話をしていました。これはど...全文を見る
○刈田貞子君 それから、さっき私が言いましたキロ二百円ないし三百円価格がダウンすることによって生産農家、特に肥育農家に十万円ぐらいのコストダウンが強いられるというこのこと、一方で、消費者サイドでは四十円か五十円の安い肉しか提供できないというような感じ。このことを考えるんですが、消...全文を見る
○刈田貞子君 四万五千円の関税、これはやっぱり大きい。それでいて一方関税割り当て枠、つまり無関税のもの二万五千頭でしたか、これふやして二万五千頭ですよね。これは今の検疫能力の限界を見た上で二万五千頭という数字が出てきているのですか。
○刈田貞子君 私どもの党では、関税割り当ての枠を撤廃する、それから四万五千円の関税も安くするないしはなくすというような方向でできるだけ子牛の輸入ということを考えております。けれども、これは一方で、考え方によっては繁殖農家への影響というものもあるわけですけれども、繁殖農家といっても...全文を見る
○刈田貞子君 それからもう一つ、コスト低減を図るもう一つの課題である飼料の問題でございますけれども、配合飼料の工場認証制度を取り外すというような記事を読みました。こういう作業が今後この飼料価格にどういう影響を及ぼすのか、コスト低減にどうつながっていくのかお伺いします。
○刈田貞子君 生産農家が、飼料を単体で買い込んで自家配合をするというようなことが非常に生産コストの低減につながるというようなことになるということであれば、そういう制度をどんどん私は進めていかなきゃならないと思うんです。そこで、今度は配合飼料、飼料配合の技術ですか、こういう種類の指...全文を見る
○刈田貞子君 それから、濃厚飼料一辺倒の使用でない生産方式ということで、粗飼料の扱いというようなことも私ども提案してきております。この前、衆議院の方でも申し上げました例のスイートソルガムについては余り積極的な研究、あるいはまた何というのかな、意向というものを持っておられなかったよ...全文を見る
○刈田貞子君 それから一番最後に、先ほど同僚の委員からも地方自治体、地方団体における自由化後の各種対策についての質問が出ました。私もこのことについて大変関心を持っておりまして、各地を回るごとに各県のあるいは団体のオリジナルな対策についていろいろ聞いてまいりましたけれども、先ほど申...全文を見る