刈田貞子

かりたていこ



当選回数回

刈田貞子の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第114回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。きょうは貴重な御意見をありがとうございました。  私、まず錦織参考人にお伺いをしたいんですけれども、いろいろお話がもう出ておりますし、午前中からも重なる質問が多々あるわけですが、確認をさせていただく意味でぜひ教えていただきたいんです。 ...全文を見る
03月23日第114回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。時間がございませんので早口でしゃべらしていただきます。  当調査会は、余暇と労働についてかなりの参考人等もお呼びをいたしましていろいろ勉強さしていただきました。きょうもまた両省からいろいろ勉強さしていただいたわけですが、幾つかの疑問をお尋...全文を見る
○刈田貞子君 労働省のこの経済効果の問題について、企画庁はどのような御見解を持っていらっしゃいますか。
06月16日第114回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○刈田貞子君 肥料価格安定臨時措置法を廃止する法律案について審議をさせていただきます。大臣、一番最後に質問させていただきますので、先ほどからお座りいただいていて恐縮なんでございますが、済みません。  私も、ただいま一井委員の質問の冒頭でお話がございましたように、この価格安定臨時...全文を見る
○刈田貞子君 合理化あるいは再編成の問題等については、後ほど時間があればまた伺わなければならないところでございますが、農水省の方にお伺いいたします。  先ほどの価格が高値安定したのではないかというテーマですけれども、先ほどの局長の答弁では値上がり幅を抑制しつつやってきた、こうい...全文を見る
○刈田貞子君 今回のこの法律廃止に当たっては、現場の農業者からの廃止論がかなり強かったやに聞いておりますけれども、その意識の中には、生産者のコスト意識というものが非常に根づいてきたということに連動するものだろうというふうに思うんです。そういたしますと、やはりこの法律を廃止する暁に...全文を見る
○刈田貞子君 私がつらつら勉強するに、そこのところが今回は一番心配な部分だというふうに思うんです。でなければこの法律を廃止することの意味もなくなってきてしまうわけでございまして、これが一番私は気になる部分でございます。大変に国際経済の中で依存していく部分というのが大きくなっている...全文を見る
○刈田貞子君 時間がないので大変残念なんですけれども、もうちょっとお伺いしたいことがあるんですが、価格の問題もさることながら、国際需給関係もこれまたもろにかぶってくるわけですね。したがいまして、そういうことを考えますと、今局長の方からは情報の収集ということを強調されましたけれども...全文を見る
○刈田貞子君 午前中に引き続き、大臣御苦労さまでございます。  大臣は、所信の中で「農業者が将来を見通しつつ、営農を展開できるような中長期展望を確立する」ということを言っておられます。確かに、今日の農業にとって展望は非常に大切なものでございまして、猫の目農政と言われてはばからな...全文を見る
○刈田貞子君 いろいろ言いたいことがあるんですけれども、時間がございませんので先へ進めますが、例えばやっぱり短期的な問題でも数字で一つ一つ押さえていくというようなものの積み重ねということは、私はできるのじゃないかなというふうに思います。  そこで、私昨日、大変関心があったもので...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵省は、一般家庭で家計に及ぼす影響を一・一というふうにはじきましたけれども、私どもが計算した、私の試算では一般家庭に一・三四という数字が出てきたわけです。これは一般家庭ですね。農家は、私どもの党で試算した農家に及ぼす影響というのは、これはまだ導入前の試算でございま...全文を見る
○刈田貞子君 今までのか産物交渉経過も、さっき細々とまた改めて伺ったわけでありますけれども、非常に強い姿勢を持ちつつ押しまくられてしまうという何か経過があるように思うんです。私は、この木材に関しては、かつて川上から川下までというキャッチフレーズで随分対策をやったわけですよね、日本...全文を見る
○刈田貞子君 林業の方でもいろいろな計画、政策を積み上げて、そして国内的にも努力してきているところでございますので、やはりこういうもので、そうしたものまでも何かつぶされてしまうということでは大変遺憾でありまして、今後の交渉に非常な私は責任を持ってこれに当たっていただきたいというこ...全文を見る
○刈田貞子君 大臣の認識も私はわかるんですけれども、確かに基幹的労働力ですよ。そして、経営権持っていますよ。だけど、やっぱり基本的な立場で、今言った例えばじゃ農協の婦人部は活発なんだけれども、その農協を動かすまでの決定権持っているかと言えば持っていないわけですね。組合へ入ったとし...全文を見る
06月20日第114回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○刈田貞子君 特定農産加工業経営改善臨時措置法案について質疑をさせていただきます。  私は、まず一番最初に、大臣にこの立法措置についての基本的なお考えをお伺いするわけですが、先般の大臣の趣旨説明の中に、牛肉・かんきつ、農産物十二品目の自由化が決定となり、農業者ばかりでなく、地域...全文を見る
○刈田貞子君 法案についてのいろいろと中身に入って伺いたいところでございますが、先ほど来、同僚委員の質疑もございましたので、いろいろ勉強させていただきました。そこで私は、本案がいわゆる計画承認行為を都道府県知事に委任している部分があるわけですが、このいわゆる政府の承認基準であると...全文を見る
○刈田貞子君 三割か六割か、業種によっていろいろ違いますからね。平均してそういう考え方があると思います。  それで、私は話を先に進めますけれども、地域農業の健全な発展に資するということが、今の御答弁によればあわせてそれは食品工業の発展とも符合するのだ、こういうことですよね。車の...全文を見る
○刈田貞子君 私の感想ですけれども、一村一品がいい形で発展してきているというふうに思うんですね。もう一つ各地域で耳にするのは、売り先を何とか世話してほしいという話が出てまいりまして、やっぱりマーケティングみたいなものに関するノーハウをむしろ工業会の方たちから聞いていくというような...全文を見る
○刈田貞子君 いわゆるその承認は都道府県知事が委任されているわけでありますけれども、やっぱりそうしたものを承認するかしないかに当たっては、何らかの私は歯どめが要るのじゃないかなというふうに思います。企業ですからやっぱり利潤を追求いたします。安い原材料はどうしても欲しいですね。です...全文を見る
○刈田貞子君 いろんな障害があることはわかるんですけれども、恐らくそこら辺のところがやっぱり一番私は問題になると思います。どうなんでしょうかね、今後この法案が通ったときには政省令なんかもできていくことになるのだろうと思うんですが、その中ではどうですか。
○刈田貞子君 やっぱりそこに私はこだわります。  それで、それならばでき上がった製品に対してどんな素材を使ったかという、その出所をちゃんとすべきだと。それで、この間大臣言っていらした各県のマークつけようかって何かおっしゃっていたけれども、ああいうふうな考え方は私は必要だと思うん...全文を見る
○刈田貞子君 局長、食品流通局で、あれは消費経済課ですか、抱えておる例の地域食品認定制度あるでしょう、あの地域食品認定制度みたいなものを使って、これは県知事の所管の事業だと思うんですが、ああいうものを使って、長野県産なら長野県産のそば粉を使っておるということをきちっと書けば、ああ...全文を見る
○刈田貞子君 表示の問題だから公正取引委員会さんに申し上げておきますけれども、ラベルが小さいから、面積がないから書けないというのは、これはやっぱりちょっと言い逃れでありまして、最近のPOSのバーコードを見てごらんなさいよ。最初小さくて登場してきたのにこんなに大きくなってチョコレー...全文を見る
○刈田貞子君 シーズンドビーフみたいなものですか。
○刈田貞子君 終わります。
06月21日第114回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○刈田貞子君 午前中に引き続き農地二法について質疑をさせていだだきます。  私は、まず大臣に今後の構造政策の基本的な考え方というものをお伺いするわけでございますが、構造政策というのは価格政策とあわせて日本の農政の重要な二つの柱だというふうに私は思いますけれども、その中で構造政策...全文を見る
○刈田貞子君 そこで話を進めますが、今回の法改正によって直ちに農地の流動化に加速が加わり、規模拡大が進むかという問題でございますけれども、私思いますのには、なかなかそういうわけにばいかない要因がまだ周りにあるのじゃないかというふうに思います。例えば昭和三十八年ごろから日本の高度成...全文を見る
○刈田貞子君 そのほかにたくさん周辺要因というのはありまして、私もそれはもう単品でみんな時間をかけてお話し合いしなければならないというふうに思うくらい、まだまだこの改正案だけで事が足りるということでは決してないだろうというふうに思います。  それから、今お話に出ております基盤整...全文を見る
○刈田貞子君 まだ本年度の米価の決定というのは確たるものが出ておりませんので、私どもも何とも言えないんですけれども、いろいろ取りざたされている中でこういう問題が非常に危惧される、きょうの法案にかかわって言えば非常に危惧されるということを申し上げておきます。  法案そのものの中身...全文を見る
○刈田貞子君 この後また、各関係機関のかかわりについてお伺いするわけですけれども、私がそういう質問をした下敷きには、やっぱり持っていき方いかんによっては行政主導型になりかねないというところも考えられるということで、より地域のコンセンサスを強力に吸い上げる分だけ成功率が高いわけです...全文を見る
○刈田貞子君 私が、そういう質問をした意味は、関係諸機関が自分たちが持っている機関の正しい機能のさせ方をしないと、逆にかえって混乱をしていくのではないかということを思うので、私余りいろんな団体、またこの後改善団体の役割も出てくるわけですけれども、お伺いしているわけですね。  私...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、その次の農用地利用改善団体、これは農用地利用法に基づいて出てきている一つの組織だと思いますけれども、改善団体の役割はどういうふうに考えればいいか、どういうふうに評価なさっているか。
○刈田貞子君 これはそうすると、生産組合なんかが代行しているというケースはないんですか。
○刈田貞子君 もう一つ、集落の中のいろいろな問題として私が申し上げてみたいのは、小団体、小組織がいろいろな機能を持って動くわけですけれども、最終的には組織とかそれから集団というよりは、いい農村経営あるいは集落の経営をしていく、あるいはいい形で土地の流動化が進んでいる、あるいは団地...全文を見る
○刈田貞子君 そこで今の、人に合わせて物を考えていきますと、大規模農家の規模拡大とかいうようなことに集落とかあるいはまた集団、今言ったようないろいろな集団ですね、そういうものがかえって足を引っ張る、さわりになっていないかというような説もあります。また、そういうこともある会で私は研...全文を見る
○刈田貞子君 集団と個という問題は、ひとり農村社会のテーマだけではございませんけれども、とかくそういうことを危惧いたす部分がございます。  次に、個々別の問題についてひとつお伺いするんですが、利用権の再設定の問題です。再設定の問題がどのぐらいの比率になっているかということですけ...全文を見る
○刈田貞子君 それから次は、農地流動化助成金の問題ですけれども、六十三年に前のを受けて農地流動化助成金という名前に変わりましたね。だけれども、これをまた今度、平成元年からは農地流動化助成金交付事業が終了する市町村を対象にして流動化対策事業に連動させるということが出ていますね。私が...全文を見る
○刈田貞子君 それから、遊休農地の問題ですけれども、今回のこの法案ではいわゆる遊休化している農地に対して、私文言で読む限りにおいてはいささか強引であろうと思われるような措置もちょっと書いてあるように思うんですが、これは都会でいえば、私が私の土地をどうしておこうと勝手でしようという...全文を見る
○刈田貞子君 だから今後はこの法案が通れば、例えば該当しないのに耕作放棄をしているという理由を省令で今度決めるわけでしょう。そういうふうなときにも、この中に何と何と何を含ませるかというようなこともこれからやはりある程度含みを持たせて検討しなければならないし、また遊休農地所有者等が...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
11月15日第116回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。  まず、文部大臣にお伺いをいたしますが、去る十日の閣議の場面を思い出してください。高原経済企画庁長官が国民生活白書を報告した閣議があったと思います。そのときに高原長官から、男性が育児、教育、高齢者介護、家事等に目を向け、 主婦の介護負...全文を見る
○刈田貞子君 大変御丁寧な御答弁をいただきましたが、これから私は、二月に発表された新学習指導要領の男女家庭科共修について文部省に質問をしていくわけでございます。  先ほど文部大臣のお話によりますと、男子厨房に入るべからずという時代にお育ちになられました大臣がこの新指導要領を進め...全文を見る
○刈田貞子君 何となく理解できなくはないんですけれども、やはりその文言をどこかできちっと私は入れるべきではなかろうかなというふうに思います。  先ほどいみじくも大臣は、男子は台所に入るべきではないという時代の話をなさいましたが、私は、今回のこの家庭科共修という問題がただ単に男性...全文を見る
○刈田貞子君 私も内容を全部見ました。家庭一般、これは従来の家庭科の中身というふうに思います。生活技術、これは中学校の課程の中の技術のようなものが入っていますね。それから生活一般という中身で一部生活情報とかコンピューター等々新しい分野が幾分か盛り込まれてきて、あるいは消費生活とい...全文を見る
○刈田貞子君 これは後でまた伺いますけれども、そうすると、これから各学校においてその実施計画を組む中でかなりの工夫をしないと、そういう傾向になりはしませんかというのが一つと、生活一般については当分の間この二単位でよしとして、そしてそれを体育あるいは情報等で補うという形をとっていま...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、これは平成六年からの実施ということになるわけですが、私どもいろいろ読ませていただいた関係によりますと、男子校、工業高校等を含めて全国に七百校ぐらい家庭科教室がない学校があるというようなことが言われておるわけですよね。そうすると、平成六年までの間にはこの...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、そこで施設、設備を整えていくための手順及び財政的裏づけというようなことがすぐ問題になってくるわけですけれども、今依然として男女役割分業の固定化観念みたいなものがまだ社会や子供の教育環境の底辺にもある。あるいはまた受験重視の高校教育というような関係から、家...全文を見る
○刈田貞子君 今言われた産業教育振興法に基づく助成というのは三分の一ではありませんか。
○刈田貞子君 そうすると、あとはみんな地方自治体任せの出費になっていくわけですね。  きょう午前中も施設、設備のお話がありました。私は、大変小さな町ではございますが、地元で教育委員をしていた経験がございます。そのときに大変に苦労したのは、たかが小さな体育施設の問題なんですけれど...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、やっぱり交付税の関係だから地方自治体の責任になってくるのね。  いずれにしても、私たちは、これがお打ち出しなされたとおりに進んでいくことを願い、しかし、なかなか厳しい条件下にあることを危惧いたしまして質問をしているわけでございます。  それから先ほど...全文を見る
○刈田貞子君 家庭科教師と申しますと女性の先生が大部分でございます。男性の家庭科教師というのをお考えでしょうか。
○刈田貞子君 まだまだ伺いたいことがいっぱいあるんですけれども、時間がないので大変申しわけない。  いわゆる女子差別撤廃条約前文及び十条の(b)、(c)です。これをもし何でしたらごらんになってください。十条の(b)は、同一教育課程、同一の試験及び同一の水準の資格を有する教職員及...全文を見る
○刈田貞子君 かつてのCMで、あんたつくる人、僕食べる人というCMがキャンセルされましたが、やはりこれは学校教育の問題、特に高校の家庭科共修の問題だけに限って教育という観点からの男女平等の問題を今伺ったわけでございますけれども、社会教育においてもあるいはまた家庭教育においてもこの...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
11月16日第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第5号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  ただいま発議者の方から御答弁がございました見直しの問題についてあえて質問させていただくわけでございますが、この食料品非課税の問題については全国の主婦が一番関心を持っているところでございます。今発議者の方から御答弁がございましたように、実...全文を見る
○刈田貞子君 海部総理は参議院の選挙中から再三大幅な見直しあるいは抜本的な見直しという言葉を使っておられます。しかし、私どもはともするとこういう言葉に惑わされがちでございますが、今ただ食料品の問題一つをとっても、抜本的あるいは大幅というような見直しは不可能だろうということは察しが...全文を見る
○刈田貞子君 もう一つお示ししてみたいのが、ここにございます日本生活協同組合連合会の家計簿調査でございます。  この家計簿調査によりますと、四月から九月までの間の調査で、この組合員の方々は一世帯平均当たり半年で大体四万八千円の消費税を負担しておると、こういう調査が出ておるようで...全文を見る
11月17日第116回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○刈田貞子君 質問をさせていただきます。  私は、通告をしてあった順序が少し変わりますけれども、まず畜産局の方から先に伺わせていただきます。  昨日、同僚の委員の方から、飲用乳の指定団体とメーカーとの本年度の契約時期が大変大幅におくれている問題について御質問がございました。酪...全文を見る
○刈田貞子君 なぜ近年長引く傾向にあるかという状況の原因についてという質問には少し答弁がずれているようには思いますが、私が思いますのに、まあ団体の言い分と乳業メーカーの言い分とがなかなかかみ合わないという状況のもとに起きている現象だというふうに思うんでございますね。  ことしの...全文を見る
○刈田貞子君 前年の実績に基づいて仮契約みたいな形で事は進んでいくんだから、さして現場に支障はないというふうには言われておりますようですが、私はやっぱりそこら辺のところは何らかの指導が必要じゃないかなというふうに思っております。  現実には、好決算だった大手乳業三社というような...全文を見る
○刈田貞子君 昨年の段階では百八円から百十円ぐらい、ことし、状況によっては四円ぐらい引き下げを迫られているところがたくさんあるというような話も聞いておりますけれども、平均するとどのくらいになりますか。据え置きないしは微減と言われましたけれども、平均すると幾らぐらいになりますか。
○刈田貞子君 ただ、据え置きないしは微減ですから、生産者にとっては決していい条件では交渉がまとまっていっていなかったというふうに理解をするより仕方がないんじゃないかなというふうに思うんですが、私は、先ほども申し上げましたように、メーカーが大変に大きな収益を上げているという環境の中...全文を見る
○刈田貞子君 私もこういう状況を何年か追ってみていて思うのは、やっぱり生産者団体も情報交換をもっと密にしながら交渉に当たるには、大きな集団としてのやっぱり一つの意思をはっきりとさせて、相手が大きいだけに交渉の場に臨まなければいけないのではないかというようなこと。一応各部道府県段階...全文を見る
○刈田貞子君 この農政審報告を見ますと、これは全体の報告でもあるわけですが、特に小委員会報告の中で既に実質面では先取りされているようなものもあるわけですよね。  例えば自主調整保管とか、あるいは水田農業確立対策による生産調整のいろいろな変化とか、あるいは生産者米価の引き下げをす...全文を見る
○刈田貞子君 私もいわゆる市場が立つのかなというような単純なものを描いてみたりするんですが、よくわからないものですからいろいろ読んでみると、例えばこんな解説を読みますと私のイメージは違うのかなと思うのは、通信網などを使った取引の場のようなものを消費地に数カ所設ける、いわゆる立ち会...全文を見る
○刈田貞子君 市場原理に価格をゆだねるということでございますので、今言われた作況の話なんかも出ましたけれども、五十九年、六十年でしたか、綱渡り需給の時期のときと、それから今日いささかだぶつきぎみであるという、この今日の状況と、こういう状況の中ではおのずと市場に働く原理というものも...全文を見る
○刈田貞子君 非常に論議をしていかなければならない事柄がたくさんあるわけですけれども、時間もたくさんありませんのでちょっとお伺いいたしますのは、そういう中で政府米の位置はどうなっていくのかということが一つですね。  それからもう一つは、結局のところ、昨日の定で八十三万ヘクタール...全文を見る
○刈田貞子君 今後また機会を得てこの問題についてはお伺いをさせていただきたいと思います。  次に御質問を申し上げますのは、一連の流通機構改革の問題でございます。  昨年から始まった米流通改善措置における卸の新規参入の問題でございますけれども、これが食糧庁の方では十月末までに何...全文を見る
○刈田貞子君 今お話しのとおりで、岡山で一カ所決定したという話ですね。それで十二月二十日に東京で許可をする予定であると。  東京の場合でございますけれども、これは資格の基準等も見せていただきましたけれども、定数三という考え方ですね。これはどういう根拠から出てくるのか。例えば手を...全文を見る
○刈田貞子君 それから、先ほどお話が出ておりました今後愛知、神奈川、千葉、それから大阪というふうに漸次こうしたものを許可し決定していくという動きはあるようなんですけれども、例えば今既存の卸の大手があって、そこののれん分けをするような形でしていくというこの新規参入のスタイルですね。...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、これもまた国民の基本的食料であるところの米を一つの商品として扱う業界の話でございますから、やはり適正な御指導をされていかなければならないというふうに私は思います。  時間があと五分ほどになりましたので大変はしょりますが、いろんな問題を全部整...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
11月22日第116回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○刈田貞子君 私は、カード化社会における今後の課題についていろいろお話をして、お伺いしてみたいと思います。  今カード化社会と言われるようになりつつあるわけですけれども、私は、コンセンサスが得られたカード化社会というよりは、カードが非常に多数発行され過ぎている社会というふうにこ...全文を見る
○刈田貞子君 これは東京地裁の方の破産申し立て件数が非常にふえておるというデータから見ても、先ほど申し上げましたAさんの方の例は、今おっしゃられましたカウンセリング協会に行ったんだけれども、法的手続をとりなさいということで弁護士会の方に回ってきた例の話なんですね。だから私たちにし...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵省にお伺いいたしますけれども、これはいただいた資料でございまして、例のサラ金二法ができた直後に御指導なさった通達だというふうに思うんですが、無担保無保証で貸し付ける場合の貸金業者への一つの指導として、「当面、当該資金需要者に対する一業者当たりの貸付けの金額につい...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、貸金業者というのは消費者信用の中の販売信用と消費者金融とありますね、その中の消費者金融の業に入るものですか。
○刈田貞子君 通産省にお伺いしますが、今大蔵省が持っているいわゆるキーワードでは過剰、多重債務、これは押さえられないと言っているんですけれども、そうするとそれは割販法もだめね、これ。何でこれは歯どめをかけようとお思いになりますか。
○刈田貞子君 そういう御答弁しかできないのはわかるんですけれども、要するに与信を厳正にしますということでしょう。そのために、今伺うところによれば、銀行系、流通系、信販系、その持っている消費者信用情報をネットワークをつくって、そしてお互いにそれを提示し合いながらチェックをきつくして...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵省にお尋ねいたしますけれども、さっき言った多重、過剰債務の債務者は実は複合型という形で言われているわけよ。さっきのAさんの例もそうです。クレジットカードで物を買うわけです。そしてその返済がだんだん苦しくなってくると今度はキャッシングに入るわけです。そして現金を借...全文を見る
○刈田貞子君 なまぬるいと思いますよ、そういう答弁では。  文部省来ておられますか。——私は六十一年十一月に塩川文部大臣に、カード化時代の学校教育における消費者信用をどう教育していくかという問題を取り上げました。そして、大臣は大変前向きにこのことを取り入れてくださって、六十二年...全文を見る
○刈田貞子君 大学が何か親権者の役を果たすようなことにもなりかねないわけですよね。私は大学の名前も知っておりますし、その大学が提携している信販も知っております。しかしこういう場で言うべきではないと思うが、現存しております、そういう大学が。ですから、その実態が今後どんなになっていく...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
12月13日第116回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○刈田貞子君 私は国の財政事情についてお伺いをいたします。  まず大蔵大臣にお尋ねいたしますが、先ほど同僚委員の御質問に対しても、現在国の財政事情は決して楽なものではないという御認識をお話しされておられましたので、あえて重ねて質問することはないように思いますけれども、先ほどのお...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、平成二年度予算から国債整理基金への定率繰り入れを再開するということを、これ私は正式に聞いておりませんけれども、私ども国会議員というのはいつも新聞を資料にいたしまして物を言うようなこういう国会で、私は大変遺憾に思っておりますけれども、正式にそういう御報告をいた...全文を見る
○刈田貞子君 これは本当に時間をかけてゆっくりと教えてもいただきたいし、一緒に考えさせてもいただきたいという課題でございまして、本当は二十分でこんな大きな問題をやらせていただくのは大変過酷なのでございます。  私は、あえて先ほどの大臣のお答えに反論をいたしますとすれば、それじゃ...全文を見る
○刈田貞子君 今すぐ国の歳入欠陥が生じるというような環境には確かにないと思います。けれども、これは五十三年に設けられたものですよね。五十三年当時二千億ですか、二千億組み入れましたね。それは当時の税収の一%程度だという記録があるんです。そうすると、今五十一兆の平成元年度の予算からい...全文を見る
○刈田貞子君 なお、私の要望でございますけれども、目標年度よりは早く平成二年度で赤字公債依存体質からの脱却ができる、この目標を達成なさったということについては、その御努力といいますか、認めたいというふうにも思いますけれども、先ほど申し上げましたようにかなり周辺の追い風に乗ってそう...全文を見る
○刈田貞子君 十六分しか時間がないので、大変恐縮ですけれども、まとめて質問させていただきます。  私は、先ほど来から問題になっておりますところの個人情報の問題について、これを受け手のセントラルファイナンスの方の側から見てみたいというふうに思うのでございます。  実はセントラル...全文を見る
○刈田貞子君 大蔵大臣、私御通告申し上げていないのでございますけれども、何かありましたら。
○刈田貞子君 消費者自身がカード一枚の裏にある社会的契約というのは何であるのかというようなことをしっかり自覚していかなければならない、それは当然のことですが、そういうものを理解し得ない若者がターゲットになっているというところを私はずっと問題にしてきたんです。そして、学校教育の中で...全文を見る
○刈田貞子君 政策、平成二年の目玉商品。
○刈田貞子君 私は、公明党・国民会議を代表して、昭和六十一年度決算外二件に対し、是認することができないことを表明するものであります。  以下、その理由を申し上げます。  我が党が本決算を是認することができない理由の第一は、端的に言えば、昭和六十一年度予算が国民生活の向上を実現...全文を見る