刈田貞子

かりたていこ



当選回数回

刈田貞子の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第117回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○刈田貞子君 私が伺いたいことは、まず自分の意見として申し上げてみたいんですが、内外価格差の是正ということが本調査会のテーマ及びいかなる現状にあるかということだろうと思うんです。  その前段で、何のために内外価格差の問題を問題にしなきゃいけないかということでありますし、まただれ...全文を見る
04月19日第118回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○刈田貞子君 参考人の皆様きょうは大変御苦労さまでございます。先ほどから大変貴重な御意見を勉強させていただいております。私もたくさん時間を持っておりませんので、質問を先に申し上げまして後お答えをまとめて各参考人からいただきたいと思います。  女性の年金権の話が出ておりましたので...全文を見る
○刈田貞子君 もう一つ、田代先生に最後にお伺いしたいんですけれども、先ほどの婦人の年金の話ですが、今回の農業者年金について、遺族年金の問題がかなり前回あるいは前々回よりは真剣に取り扱われたというふうに私は思っています。ただ、それが今回実現しそうもない。しかし、させたいというふうに...全文を見る
○刈田貞子君 終わります。
04月24日第118回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○刈田貞子君 公明党の刈田でございます。午前中からたくさんの質疑がございましていろいろ勉強させていただきましたので、私は同僚委員が触れなかった部分についてだけ質問させていただきます。したがいまして、御通告申し上げた順序が違うかもしれません。  本農業者年金制度の補完事業として行...全文を見る
○刈田貞子君 七十歳でも一生懸命動いている農業者っていっぱいいる。だから、ちょっと私は実情に反すると思いますよ。  二番目は、今度処分する面積によって支給する額に差をつけた、給付金に差をつけたという問題なんですけれども、農業者年金の本体の方では、今回いわゆる分割移譲を認めている...全文を見る
○刈田貞子君 一定の構造政策の効果をねらおうとしているのはわかるんですけれども、やっぱり離農していこうとする当事者にとっては、今までは六十二万円だった、今度は三十万円だということになるわけで、この辺の考え方をかなり徹底しないと、いわゆる構造政策目的がこれで成立するんだろうかという...全文を見る
○刈田貞子君 この問題についてもいろいろお伺いしたいことがあるんですが、時間の関係がありますので次に移ります。ただ、サラリーマン農家といいましょうか、こうした農家もその実態を見ていると随分層が厚いんですね。いろいろな種類のサラリーマン農家があるわけです。だから、やっぱり一律にはい...全文を見る
○刈田貞子君 局長にお伺いしますけれども、さっきの農業共済で国民年金基金制度を取り入れて、そして農家主婦がそれにかかわっていこうという話が出ていましたけれども、これはあれでしょうか、地域型か職能型かというのはもう決定したんでしょうか。  それから、これ厚生省から出ている資料だと...全文を見る
○刈田貞子君 比較的規模の大きい、こうした掛金が掛けられるような農家を対象にしてこういう制度を設けて、しかも六万八千円の社会保険料控除を認めるというような考え方は、一般論としては、今こういう農村の女性の年金をどうするかというようなことを考えている中では、一つ成果みたいな形で朝から...全文を見る
04月27日第118回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第3号
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○刈田貞子君 私は、内外価格差の問題について、公的規制のあり方をめぐってお伺いしたいと思います。昨年の十一月と本年四月と二度にわたって出ましたところの行革審の「公的規制の在り方に関する小委員会報告」、これを中心にお伺いしてみたいというふうに思います。  まず、内外価格差の本題に...全文を見る
○刈田貞子君 これは企画庁の資料だと思うんですけれども、一九八六年のベースで「生活の質」ということの資料を挙げておられまして、ここでは企画庁は犯罪率とか検挙率とか所得分配、それから住宅、平均床面積とか、年間労働時間、今おっしゃった年間労働時間あるいは生計費、それから公園面積、一人...全文を見る
○刈田貞子君 公的規制と一口に言ってもかなりいろいろな範疇に及ぶわけですよね。価格の規制の問題であるとか参入規制の問題であるとか、あるいは価格支持の例あるいは輸入規制の問題とか、公的規制といってもあらゆる分野、ジャンルに及ぶわけですけれども、そのすべての、例えば制度的な問題を一つ...全文を見る
○刈田貞子君 だから、成果が半分上がればいいということだろうと思うんだけれども。  しかし、これは非常に言うは易しいがやることについてはなかなか難しいだろうというふうに思うその例として、許認可事項の問題についてそちらにも通告してあるはずですけれども、省庁別の許認可等事項数につい...全文を見る
○刈田貞子君 済みません、もう一度。本日の閣議で具体的なものが決まったんですか。
○刈田貞子君 これはあれですか、こうした答申を受けて今後具体的に検討していくというふうに今おっしゃいましたけれども、例えば各省庁所管の課題、それを取りまとめていくのは総務庁がやっていくんですか。
○刈田貞子君 日銀が出されている資料の中で、公的規制が物価指数に占めるウエートの調査が出ておりますけれども、これなんかを見ますと、卸売物価に占めるウエートが一八%、消費者物価に占める指数のウエート二八%というふうになっていて、公的規制が国民生活、経済に及ぼす影響というのはかなり大...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、今くしくも公共部門についてはなかなか競争原理が働かないというお話が出たわけですけれども、制度的要因が大きな一つの料金等の硬直化にかかわってきているわけですが、公共料金の問題について少しお伺いをしてみたいというふうに思います。  これもいただいてある資料で、...全文を見る
○刈田貞子君 公共料金の考え方はいろいろありますけれども、やっぱり何らかの形で競争原理を導入していくということが非常に大切なこれからの課題になっていくだろうというふうに思うんですね。例えば、制度的には規制されていないにもかかわらず行政指導でそれを抑えていくような例として、昨年の四...全文を見る
○刈田貞子君 企画庁さん、国センの「国民生活」三月号で、チェーンストア協会の高岡さんが、この公共料金の問題については国の法律または地方公共団体の条例によって決められる認可料金であるが、一つには料金算定基準が極めて保守的であるというような指摘をされています。それからもう一つは料金改...全文を見る
○刈田貞子君 それから通産省さんにも申し上げておきますけれども、先ほど、六十一年来電気料金は値下げをしておりますという話で、これは円高差益の還元の話をしていらっしゃると思うんですけれども、これは一般国民の言い分から言えば非常にその値下げ率が少ない、円高差益でどのくらい電力業界はい...全文を見る
05月28日第118回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○刈田貞子君 参考人のお二人の皆様、きょうはありがとうございました。私は、たくさん時間を持っておりませんので簡単に伺わせていただきます。  まず、フックス参考人には、この出された資料の「まとめ」の一番最後のところのcの欄で、「残念なことに」我が国の「「規制」は、官僚的硬直性、政...全文を見る
05月29日第118回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○刈田貞子君 大臣、あした五月三十日は国が定めた消費者の日でございまして、農水省がお持ちの消費者の部屋で今遊漁者の展示をなさっておられまして、私行ってきました。大変に褒めてさしあげようと思いまして、本来大臣がPRすべきだと思うんですけれども、遊漁者に対して資源を大切にというPRを...全文を見る
○刈田貞子君 スライドなどを使って大変にわかりやすく解説をしておられるようですから、ぜひいらしてください。  私は、たくさん時間持っておりませんので、まず水協法の一部改正のところで、漁業協同組合が新たに行うことができる事業ということを一部お尋ねしたいと思うんですが、今の遊漁船業...全文を見る
○刈田貞子君 今回、漁協の方に認められている事業内容と、それからリゾート法等に基づいて出てくる大きな事業とをやっぱり考えておるとみえて、私が歩いた漁協は相当優秀なところばかりを歩いたはずなんですけれども、それでもなおかつやっぱりそうした大資本等が出てきて、いろいろなことを始めた場...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、沿岸漁業整備法に基づいていわゆる漁場の利用協定を結ぶわけですよね。そのことと、今回の資源管理協定を結ぶ、その協定との中身が相反するというか、整合性がないというようなことはあり得ないわけですね。
○刈田貞子君 それから、私今の資源管理法の続きで実はお伺いをするんですが、先ほど同僚の委員から、協定の認定に関する問題について御質問ございまして、私も同じところを実は通告してあったわけですけれども、さっきの話をすっかり聞いておりますと、そうすると、認定を受けた協定と受けない協定と...全文を見る
○刈田貞子君 私は、ちょっとあれでわからないんで伺うんですが、そうしますと漁業法に基づいてできている漁業調整委員会というのがありますね。この漁業調整委員会なるものがする仕事の中身とはどんなふうなかかわりがあるんでしょう。
○刈田貞子君 よくわかりましたけれども、そこまでやっぱり資源問題等の協定について、何と言うんでしょうか、    〔委員長退席、理事北修二君着席〕 積極的に行政もかかわってこられるということであれば、やっぱりその効果というか目的をクリアするためには、さっきから長官自身も言われて...全文を見る
06月01日第118回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○刈田貞子君 私は、平成二年度の農林水産省の新規事業でありますところの、海外食品表示等実態調査事業及び輸入食品等品質表示適正化検査分析評価費等についてお伺いをいたします。資料をちょうだいいたしましたから、その事業の中身についてはおよそわかっておりますので、その事業の中身というより...全文を見る
○刈田貞子君 それではここで、調査内容の中に、輸入食品の国内流通及び表示の実態調査、その中身は、原材料、製造年月日、添加物等の表示内容のチェックをするというようなことがまず第一点書いてありますので、持ち時間の中だけでお伺いをするので大変に恐縮なんですけれども、つまみ食い的になりま...全文を見る
○刈田貞子君 ところが、今消費者はそう言っていないんですね。  ここで、私も何とかならないものかというのでこの質問をさせていただいているわけですけれども、カナダ産のそば粉でつくって信州そばとはこれいかにと、これが消費者の愚問というのか疑問なんですよ。中国のワラビを持ってきて大臣...全文を見る
○刈田貞子君 私が新聞で読んだのでは、包装するばかりにした製品を持ってきて我が国において包装して出荷するような商品については、これはいかにもメード・イン・ジャパンと書くのはできないのじゃないか、包装した国を原産国と言うというJASの規格においてもね。そこで、苦肉の策で加工国という...全文を見る
○刈田貞子君 そうすると、今の御答弁からいくと、今四十二種類でしたか、公正競争規約で自主的につくっている、義務づけている食品がありますでしょう。あの数ないしは業界の幅がもっとふえるということは考えられますか。
○刈田貞子君 それから、この原産国表示に関する報告書の私一番納得できないところは、「食品の安全性と原産国表示」ということで、ここは私に言わせれば切り捨てているというふうに言いたいんですけれども、つまり、今消費者の中で原産国表示というものにこれだけ関心が高まってきた。おたくでおとり...全文を見る
○刈田貞子君 野村課長、今のですけれども、相手があることでございますね。これは、その工場を登録させるというようなことになればかなりの問題があるのではないかというふうに思うんですが、私はむしろ相手国が我が国に対して食品等の輸出を望むというふうなことであれば、逆に喜んで参加するという...全文を見る
○刈田貞子君 いずれにいたしましても、農水省の方に話を戻しますが、やっぱり各所でこういう事業というのはあるわけですよね。だから、そのところをよく連絡をとり合って生かせるものは生かし合っていかないと、縦割り制度の中で非常に損ばかりしているのは消費者だ、国民だということにもなりかねま...全文を見る
06月14日第118回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○刈田貞子君 市民農園整備促進法案を審議させていただくに当たって、前段で私はやっぱり、先ほど村沢委員の御発言もございましたけれども、まず大臣に、我が国における都市農業というものに対してどんな御認識をお持ちであられるのか、このことについて最初にお伺いしたいと思います。
○刈田貞子君 私はちょうど、この市民農園法がぴったり当てはまるような地域に住んでおりまして、私自身も相対で農家から土地を借りて市民農園的なものを自分でやってみたりした経験のある者としては、今ごろになって国がこういうのを出してくるというのはいかがなものであろうかと思うくらい、地方団...全文を見る
○刈田貞子君 だから、そこのところなんですけれども、良好な環境づくりということよりもむしろ新鮮な野菜、食物を供給するという意識が非常に強いんです。その上に環境の保全にもという考え方の方が、何か私は進んでいるように思います。  今その市街化区域内のという話が出ましたので、先ほど村...全文を見る
○刈田貞子君 農林水産省では、さっきお話伺いましたけれども、この四条のところの市街化区域内にある区域を除くという指定区域の問題、ここのところは、ここの市民農園区域を指定することができるということの中で、さっき村沢委員の話にもありましたけれども、この「除く」というのはなぜ除くことに...全文を見る
○刈田貞子君 さっきの東久留米の話で言うと、面積どのぐらいの土地かな、あそこは。百ヘクタールの生産緑地の指定を受けている、物すごいんですよね。だから、それだけのネギ、大根、そしてウドなんかを集中的に中央卸売市場に出荷できるという能力を持っているわけ。だから、私はただ単に緑空間とい...全文を見る
○刈田貞子君 さっき言った、私が感激した論文の中に、都市農業を維持していくために阻害される要因という幾つかの問題を書かれておるわけですが、その阻害される要因の中の一つに、混住社会になっているために、農業生産者としての生産条件の整備ないしは条件を確保していくことの難しさというのを一...全文を見る
○刈田貞子君 全国農協中央会が、六十二年の四月にお出しになっているところの「都市農業確立にあたっての考え方」ということで、市街化区域内農地について具体的な政策を出しているのも読みましたのですが、今みたいなことも含めて、要するに農協あたりの強力な指導なんかが必要じゃないかというふう...全文を見る
○刈田貞子君 これも、私は記事で拾ったんですけれども、農協市民農園実践交流集会の話が出ていましたね。あの中で、こんなにも努力しているのだろうかという例なんですけれども、大変な二千百二十九区画、千三百五十二世帯に農地を市民農園としての利用を提供しているというふうなことで、その市民農...全文を見る
○刈田貞子君 それはどこが決めるのですか。
○刈田貞子君 それから、先ほど来から都市農地及び今回の関連の問題で、税金、税制の問題が出ておりましたのですが、私もこの税制の問題は各地を歩きましてやっぱり一番言われたところでございまして、都市農業をゆがめている大きな一つの要因だというふうに言われてまいりました。先ほど固定資産税で...全文を見る
○刈田貞子君 今の問題に関連しての事例でございますけれども、東京の多摩の保谷市に、文京区が区民農園として持っているいわゆる通い農園の例なんです。これは、文京区が一区画当たり一万一千円を補助していて使用する人から五千円もらって、一万六千円が農園として貸している保谷市の農地所有者に入...全文を見る
06月19日第118回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○刈田貞子君 私は、午前中質疑がございました麦価の問題について少し質問をさせていただきたいと思います。  先ほど、同僚委員の中から算定基準の問題についていろいろ質疑がありましたので、私は、生産者と実需者との間でどんな交渉が今進んでいるのか、そのことについて話をしたいと思いますけ...全文を見る
○刈田貞子君 今の、事前協議での話のことですけれども、実需者の側からは、これは六十二年で七十五万六千トン、元年が八十五万トン、二年が八十五万トンで、三年産ではこれよりも一割方削減をすべきであるというような話が進んでいるやに情報として聞いているわけですけれども、この辺のところも含め...全文を見る
○刈田貞子君 見守るということであるのならばそれもいいんでしょうけれども、むしろはみ出たものについてまでそれをフォローしていく。つまり、農民がつくったものですから買い上げていくような立場を私はやっぱり農水省はとるべきであろうというふうに思います。  さっき、価格算定基準について...全文を見る
○刈田貞子君 加工適性の高い麦、私は、いろいろ勉強するとオーストラリアの麦がかなり評価が高いんですね。そのオーストラリア産に近づける努力をというようなことがいろいろなものに書いてあったり聞いたりしますので、もうちょっと私も麦の勉強をしてみたいと思うんです。  時間がありませんの...全文を見る
○刈田貞子君 この間、当委員会で花博を視察させていただきまして、私は、大きくなったら何になるのかと言われるときに、お花屋さんになりますと小さなときからそう言っていた者の一人でございますので、大変夢多き一日を過ごしてきたわけですが、しかしいろいろ見てまいりますに、この花卉栽培という...全文を見る
○刈田貞子君 最後になりますが、今度は市場の方の側ですね。これは九月に、大田の東洋一市場と言われるものが開設されることについて、私も大変関心を持っております者の一人でございますが、やっぱりその市場を大きくしていく、これもまた農家が安心して生産していく、それから出荷できる、こういう...全文を見る
07月05日第118回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○刈田貞子君 私は、十四分しか時間持っておりませんので、大臣にお尋ねいたします。  私の質問は、先ほど既に両同僚委員の中から出ているわけですが、今回の生産者米価の決定に当たっては、国内の関心はもちろん、国の内外からもかなりの関心を持って注目されていることであろうということを私も...全文を見る
○刈田貞子君 次長とはお昼からやるから。
○刈田貞子君 つまり大臣、私申し上げたいのは、いわゆる自主流通米ベースに乗る米が多くは生産できない地域もあるわけですよ。そういう地域のこともやっぱり考えなければいけないし、さっき次長が答えられたことを私なりの了解でもし話をそのまま進めるとすると、政府買い上げ米価というのは一体何な...全文を見る
○刈田貞子君 それが常に言われる答弁であり、文言にもそう書いてあるわけですけれども、事実上はそのようなことになっていないわけですね。これも私、午後からやりますけれども、六十二年でしたか、大幅な引き下げ、五・九五引き下げ、それから六十三年が四・六事実上引き下げになっておりますね。そ...全文を見る
○刈田貞子君 そういう御答弁なものですから、みんながそのことは言うんですけれども、なかなかそういう形に、算定基準となっていかないところが本当に私たち力がないな、幾ら国会でわめいてもどうにも変わっていかないなというところを私は長年ここにおってて本当に痛切に感じます。一体どうしたら、...全文を見る
○刈田貞子君 前段で、各委員から今回の米価決定に当たっての新算定方式の問題についていろいろ御質問がございましたので、私もまず最初にこの算定方式の中の、先ほどは対象農家の問題等がいろいろ話がございましたが、その中の要素の問題で御質問をするべくたしか御通告してあったはずでございますが...全文を見る
○刈田貞子君 私は、この算定要素の問題を考えるときにいつも必ず論議になりますところの、水田の土地改良等土地に伴う事業の負担金あるいは金利負担等がございますね、この問題が実は農家、生産者の懐からいうととても大きな負担になっているわけですよ。    〔委員長退席、理事北修二君着席〕...全文を見る
○刈田貞子君 自作地地代の中でカウントするという場合は、恐らくそれは引き下げ要素となって入ってくると思うんです。だけれども、私が言っているのは、農家負担の軽減対策として何とかならないのかというふうに質問しているんですけれども、これはならないんですよね。
○刈田貞子君 ずうっと長いこと懸案になって毎年毎年出てくる話ですので、なかなかすぐに私もすとんとは落ちないんですけれども、時間の関係がありますので次の質問に入ります。  先ほど同僚委員の中から、良質米奨励金の話が出ましたけれども、これがいわゆる自主流通米奨励金へと変わっていくの...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、自主流通米と政府米との関係の話になるわけなんですけれども、その前に、自主流通米の価格形成の場というのがさっきも話がずっと出ていましたね。この市場が設置されて、東京と大阪に市場を設置するというようなことになっておるようですが、そこで出てきた市場価格というものが...全文を見る
○刈田貞子君 例の報告書を見ますと、政府米の役目柄というんでしょうか位置づけというんだろうかな、について、年間を通じて全国的に供給と価格を安定する役割を担うということが書いてありますんです。  私はまず、価格形成の場とおっしゃるその価格形成の場ででき上がってきた価格というものが...全文を見る
○刈田貞子君 ただ非常に、何というのか、難しい状況が生まれてくるのではないかなというふうに私は思っておって、この価格形成の場における相場が政府米には影響しない、連動しないと言うけれども、万が一それが影響をするような事態が起きてくると、市場では生産費などというものは一切関係なしにこ...全文を見る
○刈田貞子君 今回の米価を考えるに当たって、決してわきに置いては通れない一つの大事な問題だろうなというふうに思いますので、お伺いいたしました。  それから最後に、規模拡大と先ほどもお話が出ました米価引き下げの問題でございますけれども、この規模拡大と米価引き下げの問題は、先ほど谷...全文を見る
08月03日第118回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
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○刈田貞子君 質問させていただきます。  先ほどからお話を伺っておりまして、きょうは大臣、少し元気がないのと違うかなと思って聞いていました。いつもより声に張りがなく、お疲れなのかなと思ってみたり、大変御苦労があったのかなと思ってみたりいたしておるところでございます。  後で大...全文を見る
○刈田貞子君 新聞でだけ読んで私ども情報はわかるわけですけれども、ヤイターさんの発言なんかでは輸出補助金がどのぐらい減るんだか見ものだみたいなことを何か言ってるようでございます。しかし、いずれにしても八六年ですか、にさかのぼっての十年間ということでしょう。だから、その三〇%保護削...全文を見る
○刈田貞子君 それはだから、もちろん計量化ということもできないわけですね。それならば、このアグリミニマムという考え方は米市場開放を阻止する根拠にはなり得ますか。
○刈田貞子君 私は、前にこのアグリミニマム構想ですか、こういう論拠を持った論文を読んだことがあります。その論文は、このアグリミニマムとあわせてインダスマキシマムというものを併用して、そして提案している論文なんで、かつて読んで、ああおもしろいなと思って、実は言ってい たことがある...全文を見る
○刈田貞子君 それから、これも出たお話なんですが、二国間交渉の問題でございます。二国間交渉には持ち込まないということで先ほど決意を伺ったわけですが、八月の三週目にはヤイター農務長官もまた来日されるというようなことを私ども新聞記事で読むわけですけれども、何しに来るんですかというのも...全文を見る
○刈田貞子君 それから、リストの問題も先ほど出たわけでございますけれども、これもまだ向こうから確たるものが来ていないのでというお話もありましたわけですが、十月一日までに出さなければならない国別リスト、それから十五日までのオファーリスト、こんなものも含めて、このリストの提出が今後の...全文を見る
○刈田貞子君 新聞等では既に、農水省筋ではということで、米は載せない、その他の品目も含めて載せないものをつくるというふうなことが書かれておるわけでございますね。その辺のところは、マスコミの方にはこちょこちょとささやくんだけれども、こういう場ではなかなか答弁できないということになる...全文を見る
○刈田貞子君 大変な夏休みの宿題になるんではなかろうかというふうに思います。  次は、私どもはいろいろなものが新聞でしかわからないので、大変恐縮なんですけれども、アメリカの一九九〇年農業法の問題ですが、これが上院を通過したというようなことを私どもは読むわけでございます。ヤイター...全文を見る
○刈田貞子君 全面保護措置の撤廃というようなことをガットの場では柱として一番強力に打ちげているアメリカの国内事情はそういう事情にるということは、私どもよりは、むしろそういう状況を農業を具体的にやっている現場の人たちが聞いたら大変に矛盾を感じるだろうというふうに思うんですね。だから...全文を見る
○刈田貞子君 これ、十五部門にわたっての課題がいろいろあるようでございますので、なお私自身も要約でなくしっかりしたものをちょうだいして読んでみたいというふうに思います。  次の質問は、これは大臣への質問になるのかと思いますけれども、いずれにしても、この報告書等にもうたわれるよう...全文を見る
○刈田貞子君 日米構造協議の中で公共事業費四百三十兆などというのが出てきたんだけれども、あんなあたりからもらってきて少し頑張った方がいいと思うんですよね。  それで、最後に申し上げておきますが、私どもも五カ国農相会議あるいはまたウルグアイ・ラウンドの交渉の状況、あるいはまたサミ...全文を見る
11月01日第119回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○刈田貞子君 おくれて済みませんでした。  ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業交渉の問題が前段でお話があったというふうに思いますが、私はこのウルグアイ・ラウンド農業交渉のグループの中で、検疫・衛生作業部会の討議の現状についてお尋ねをしていきたいというふうに思います。  まず一...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、今我が国の立場についてお伺いをするわけですが、かの宣言の中の農業貿易に与える悪影響を最小限にするというこの課題ですね。その悪影響というのは、このガット二十条前文のところのその任意の「若しくは正当と認められない差別待遇の手段となるような方法」、あるいはまた「国...全文を見る
○刈田貞子君 輸入食品の安全性の問題というのは再三取り上げさせていただいて、そしていろいろ主張してきておりますけれども、そのやはり一番かなめのところの国際貿易機構と申しましょうか、ウルグアイ・ラウンドの場において今この種のことが討議されているということは割合知られていない。こうい...全文を見る
○刈田貞子君 厚生省はこれについて何か言い分がありますか。
○刈田貞子君 後から伺います。  食品衛生に関してはやはり厚生省の方の分野ですから、今後ガット交渉の中でどんな立場をとっておるのか把握していてほしいなというふうに思うわけです。  じゃ、話を先に進めまして、実はつい最近台湾産の豚肉からの抗菌剤の検出という話があって、きょう厚生...全文を見る
○刈田貞子君 六十三年のときに私が御質問しましたときも、こうした日本の食品衛生法ではサルファ剤がこんなのは出ちゃいけないんだと、だからすべての台湾産の豚肉については輸入時に全ロット検査を行うような体制をとったというふうに難波さんは答えているわけですね。それはそのときの一時的な体制...全文を見る
○刈田貞子君 だから全ロットの検査というのはたった三カ月しかやっていないわけですよね。それは確かにこうした検査体制をしくということは非常に大変なことだろうというふうに私思いますけれども、来年牛肉の自由化もスタートすることだし、私はこうした食肉の輸入に対しては多くの主婦たち、国民が...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、今も申し上げましたように、私はいつも安全性の問題ばかりお尋ねして大変恐縮なんですけれども、やはり食を所管する農水省の立場として見れば一番大事な仕事だというふうに思っています。そこでいつもこういうことを重ねるわけでございます。  さっきウルグアイ・ラウンドでこ...全文を見る
○刈田貞子君 さっき私が申し上げましたアメリカのデラニー条項というのは、一切の発がん物質を認めないという大変厳しい条項でしょう。だけれども、あれが今緩和されようとしている。そのかわりに、今アメリカの消費者団体の人たちが非常に心配しているのが、デミニミス理論というのが出てきましたで...全文を見る
○刈田貞子君 季節的な変動もあるんだというふうにおっしゃるんですけれども、これは安くなっても消費現場には安くなってこないという現象があります。これはいつも私ども消費者団体からも大変問題にされるところなんですけれども、東京都の小売物価統計で見ますと、今、九月以降下がってきている豚肉...全文を見る
○刈田貞子君 よろしくお願いします。