刈田貞子

かりたていこ



当選回数回

刈田貞子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○刈田貞子君 阪神・淡路大震災が起きてちょうど一カ月目に当たるわけですが、大臣も被災地を御視察なさって、特にきょうこれから私御質問申し上げようと思っております淡路島にもわざわざ行っていただいたようでございまして、本当に御苦労さまでございました。私は、現地は行かせていただいて、いろ...全文を見る
○刈田貞子君 基本的には、やはり道路とか家とかいうふうないわゆる一般的なインフラの方の救済の方が先になるので、ため池は後回しみたいな話もあるやなしやに聞いておりますけれども、やはりこれはこれから島の復興の生産手段として大切な事柄に当たりますので、重々の配慮をぜひお願いしたいという...全文を見る
○刈田貞子君 何が難しいとおっしゃいましたか。
○刈田貞子君 つまり、既に腐敗してしまっている牛乳なんかを、生乳なんかを捨てちゃったというような損害に対して補償していくというような事柄については難しいと。これは農産物だけの損害額ではなくて、他にもそういうものがたくさんある。つまり、直接間接に受ける影響について補償できるものとで...全文を見る
○刈田貞子君 しかし、やはりそれは踏んだりけったりという感じもありますし、何とかそうした中でできてきたマイナス面を補てんしてもらえないだろうかという声は実際にあることは確かですから、やはりいろいろな面で工夫をしていただきたい、こんなふうに思います。  それからもう一つは、これは...全文を見る
○刈田貞子君 私が伺ったところでは、県外に山田錦が五五%出て、県内に四五%というふうに聞いております。そういたしますと、県内の四五%の分がことしの作付でどうなっていくのかという問題になるんだというふうに思うんですけれども、もう一つは、年間の契約で六年産米もいわゆる倉庫預かりでまだ...全文を見る
○刈田貞子君 そうおっしゃいますけれども、これは平成三年から。平成五年までに江東区の城東健所と深川保健所がリンゴ果汁の検査をした結果、アメリカから輸入の果汁からはTBZが検出されているというデータを持っておるんです。だから、つまり生食のリンゴでは今まで一件しかなかったというふうに...全文を見る
○刈田貞子君 ちょっとおかしいんですけれどもね。  消費者はこういうふうに考えていたんですよ。リンゴは皮ごとかじることもあり得る、ミカンは皮ごとかじる人はまずないだろう、こんなふうな考え方で消費者はいたんです。今のお話だと総量で考える、こういうことですね。何か人間の体が人体実験...全文を見る
○刈田貞子君 いただいた資料によりますと、平成五年でTBZを含んだ農業は国内で三十六トン使用している。国内で使用しているんですね、このぐらい。だから、余りアメリカには厳しく言えないということになるのかもしれませんけれども、これは約束事ですから、やはりきちっと約束を守っていただかな...全文を見る
○刈田貞子君 大臣にお願いいたしておきますけれども、大臣の所信の中には、消費者対策の一環として食品の安全性についてこれを十分確保していくということを大きくうたっていらっしゃいます。先ほどもお話が出ましたけれども、このことは今後輸入食品等がますますふえていく中で非常に大事な事柄につ...全文を見る
○刈田貞子君 リンゴの輸入については、ニュージーランドから始まって、あのぐらいいろんな反対があったんだけれども、農水省では植防法上こういうものをこれだけ完備したんだよということで解禁したわけですよね。だから、今TBZの話からいえば、これは食品衛生法上の問題になるわけですけれども、...全文を見る
○刈田貞子君 いろいろなものを読んでみますと、中国の国内事情も、かくなるいろいろな事情があるように私も思います。しかしながら、そうした国からの穀物の輸入ということを前提に私どものいわゆる長期需給のようなものが計算の中に入っているとすれば、やはり日本の国の問題としても大変大きな問題...全文を見る
02月21日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○刈田貞子君 平成会の刈田でございます。  まず、先ほど提案されました法案について二、三質問をさせていただきます。  本法案は、当初は阪神・淡路復興法案としてお出しになるはずでございましたところが、阪神・淡路大震災復興の基本方針及び組織に関する法律案という、本日提案されました...全文を見る
○刈田貞子君 今の御説明のとおりだと思うんですけれども、巷間伺うところによると、この観法案のところにもつぐらいの法案がまた具体的な政策として傘下に入ると。既にそのうちの三法案は先般可決をして、そしてこれが既に施行されておりますね。そういう状態を見ますと、何か観法案が後から追っかけ...全文を見る
○刈田貞子君 それから、法律に関してもう一点だけお伺いをいたしますと、この法律が五年の時限立法になっております。そして、活力ある関西圏の再生あるいは経済の復興ということをうたっておられますけれども、五年間でどういう活力ある関西圏の再生をしようとなさっておるのか。今言われたように、...全文を見る
○刈田貞子君 五年たって復興ということに現時点で想定していることが及ばないときにはまた延長もあり得るということを考えながら、五年という一応のめどをつけられた、こういうことだろうというふうに思います。  それで、法律の中身についても実はもう少しお伺いしたいことはあるんですけれども...全文を見る
○刈田貞子君 私の質問にみんな先取りして答えちゃって、このぐらいで物価が安定しているようでございますけれども、そういう認識でいいですかといって聞いたんですよ。そうしたら、そうですと、こう、言えばいいのに、景気の状況までおっしゃってしまったけれども、そういうことだと思います。それは...全文を見る
○刈田貞子君 今、宅建業協会等でもいろいろ御指導しているようでございますけれども、基本的には家の絶対数が少なくなってしまっているということから、こういうことが起きてくるんだろうというふうに思います。  大学生協にも聞いてみましたが、大臣、大学生協なんか本当に困っているんですね。...全文を見る
○刈田貞子君 神戸市等との契約があって、緊急時に生活物資を放出するというようなそういう日常、通常からの契約を結んでいた関係があって、コープこうべは被災直後に全地域に持っている物資を全部放出して、そして市民のために役に立ったということの報告を私もしていただきまして、大変市民の皆様か...全文を見る
○刈田貞子君 要するに、建設作業員が足りないという話があるわけでしょう。これはどういうふうに考えればいいのかなというのがもう一つと、それからその場合に、もし海外からのそうした労働力を応援いただくというようなことになるとすれば、これは、労働省が単純労働者はだめですというふうになるん...全文を見る
○刈田貞子君 まだ現地で聞いてきたことがあって、もうちょっとそこのところをお訴えしたいんですけれども、また後刻にいたしまして、あともう一つ環境庁にお伺いするんですが、被災地の環境調査をなさったと伺っております。  私は、前にアスベスト対策について当院で大分しつこく質問した者の一...全文を見る
○刈田貞子君 きょうは、復興財源のことで大蔵省にも来ていただいておりましたけれども、時間がなくなりましたので、大変失礼いたしました。  どうもありがとうございました。
03月16日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○刈田貞子君 農業者年金基金法一部改正について先ほど来から同僚委員の質問を伺っておりまして、私も今回の改正に当たりまして女性の年金権が発生するということに関して大変関心を持って見てまいりましたが、そのことについて少し伺わせていただきたいと思います。  先ほど来から局長は家族経営...全文を見る
○刈田貞子君 そういたしますと、その協定が今度第三者機関で認定されていった場合には、そこで経営者としての資格が発生することになるんですけれども、そのこと自体はいわゆる現実に即した判定をするという意味合いですか。実態に即した判定というんですね。
○刈田貞子君 「新しい農山漁村の女性−二〇〇一年に向けて」、このビジョン懇では、女性が農林水産業や農山漁村地域の担い手として社会的に認められ、その意見が適切に反映されるような環境づくりを進めることが必要だということをうたわれております。しかしながら、経営における女性の位置づけは概...全文を見る
○刈田貞子君 さっき同僚委員の中からも、いろいろな面倒くさい話になるとそういう形の方向に事が進まなくなっちゃうと。だから、かなり私的な部分でやっていけば年金への道は開かれる、こういうことにはなるというふうに思うんです。みなしでやっている部分が今回相当あるわけです。経営者とみなすと...全文を見る
○刈田貞子君 つまり、農業の場面でいうところのいわゆる農地の権利名義というのは必ずついて回るわけです。しかし、国税の方ではそうではなくて実質に沿って、だれが支配的にこの農業経営をやる、つまりイニシアチブをとってやっておるか、力を投入しているか、生産性を上げておるか、こういうことの...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、農水省に申し上げたいのは、基本的にはやっぱり権利名義というものがついて回っておるわけで、今回はその農地の権利名義がないけれども、この家族協定が成立して、それが第三者機関で認められれば、権利名義を持っていない女性も年金がもらえるような道が開きますよということな...全文を見る
○刈田貞子君 だから、この家族経営協定というのはなかなか難しいんですよね、私もそう思います。しかしながら、それが成り立たなければ女性の年金加入権というのは権利名義の持たない者にはないことになるわけで、やはりその辺のところを私は相当にこれから先努力していかなければならない課題が逆に...全文を見る
○刈田貞子君 大臣、女性の農業者年金の問題は長いことの課題でございました。そして、今回こういう形で、大変御苦労なさったと思いますけれども、道が開かれた形になっております。しかし、今いろいろ御発言をいただいたわけですけれども、現実としては大変難しい状況下にあろうというふうに思います...全文を見る
○刈田貞子君 女性企業家への支援策等を強く打ち出していただいた関係があって、非常に企業家としての女性は元気でございます。おっしゃるとおりです。  ただ、日本の農業の一番基本的形態である家族経営という問題が今回課題になってきているわけですね。それをどういうふうに今後農村社会やある...全文を見る
○刈田貞子君 そこで、女性はなかなかこの農年の道が開かれないということで、平成三年でしたか、にできました国民年金基金、みどり年金ですね、これに加入した者もあるやに思います。このみどり年金とのすみ分けはどういうふうにするんでしょうか。
○刈田貞子君 両方の年金に加入していくにはやはり相当の負担もあるわけですよね。だから、そうはいうものの二戸の農家、家庭にとっては大変な出費にもなるわけですから、これはなかなか大変だろうなというふうに思います。  さっき同僚の細谷委員の方から保険料の話が出ていましたけれども、あれ...全文を見る
○刈田貞子君 二万一千六百六十円。国民年金が今は一万一千七百円。それで農年が一万六千六百七十円ですね、現行。それを足しただけでも二万八千三百円ぐらいになっているわけね。これ掛ける二ですよね。これは現在でも大変です。これが平成十三年になると二万一千六百六十円になるということは、やは...全文を見る
○刈田貞子君 それから、何か順序が後先になるような気もいたしますけれども、先ほど来からお話が出ておりますように、この農業者年金というものはいわゆる政策年金と社会保障制度と両方の意味合いを持たせてあるというようなことであります。そのいわゆる政策年金としての効果が上がったのか上がらな...全文を見る
○刈田貞子君 それから、政策年金として非常に色濃いものがあるということになりますと、政策誘導していくことにもウエートをかけていくわけでありますが、いわゆる構造政策の一環としては農業者年金の中では農地に着目してやっているわけです。ですから、農地の流動化を図り、そして担い手を確保する...全文を見る
○刈田貞子君 大臣にちょっと私申し上げたいと思うのは、この農業者年金は一般論で言われる年金というのと違って非常に複雑な構造を持っているわけですね。それでなかなか扱いにくい部分もあるわけですけれども、今日、日本の農業は価格政策等前面になかなか打ち出しにくい環境下にあっては、やはり構...全文を見る
○刈田貞子君 そういう思いで、私の感想として申し上げさせていただきました。  それから、あと時間もないんですが、今回の承認事項の方の問題について少し伺わさせていただきたいと思います。  地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、農林水産消費技術センターの設置に関し承認を求め...全文を見る
○刈田貞子君 よくわかりました。  このセンターの役割というのがいろいろあるのも勉強させていただいたんですけれども、ここはいろいろな機関が寄り集まった関係上、いろいろな検査事項やら調査事項があるわけですね。その中で、今まで私がかわってきた関係がありますので、JASの関係のことで...全文を見る
○刈田貞子君 食の安全性に関する検査体制は、平成六年で八千六十件の分析件数を取り扱っているのだけれども、それは二十四人でやっているということ、それから平成七年では三十八人になることになっていますけれども、これだけの人数でいわゆる検査分析というものができるのかどうなのかということを...全文を見る
05月23日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○刈田貞子君 きょうは、参考人の皆様大変お忙しい中、ありがとうございます。  私も二十分ほどしか時間を持っておりませんので、まず四人の参考人の方々に質問の方を先にさせていただきますので、順次お答えをいただきたいと思います。  まず、高野参考人にお伺いをいたします。  今回の...全文を見る
05月25日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○刈田貞子君 農産物検査法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。  時間の協力、節減というお話が出ておりますが、私は野党でございますので、当局の方から大変快い答弁が出てまいりますと、舞い上がりましてそういう協力もあるかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたしま...全文を見る
○刈田貞子君 一段と表示に関する作業を強めていくということと合わせて、実際に消費者にそれが利用されていかなければ幾ら努力なさっても仕方がないわけでありますから、利用されていくようなものをつくっていくべきだというふうに思います。  その次に、今後、しかしながらいろんな混乱が予想さ...全文を見る
○刈田貞子君 計画外流通米を少しでも計画の中に取り込もうという作業として、これは新食糧法の施行令とか省令とか政令とか、細かい部分のところを私たちはいただいてありませんので、よくわかりません。  それで伺うわけですが、そうしたもの、つまり計画流通米に対して助成金のようなものをお出...全文を見る
○刈田貞子君 食糧庁は計画外流通米に流れる量の評価を過小評価し過ぎているという論評がいろいろあります。  その説明の中に出てくる言い分として、つまり米を商品として今後扱っていく場合には、やはり先ほどから出ております価格の問題が大きくかかわってくるわけですね。いかに高く売れるか、...全文を見る
○刈田貞子君 今備蓄の問題とかどうとかいうお話出ましたけれども、それはいわゆる安定的に供給するための数量の確保の問題のことであって、私が申し上げているのは、大変価格にこだわっております、価格の問題なんですね。  ですから、どうやったら高く売れるかという、そういう商業ベースの哲学...全文を見る
○刈田貞子君 穀物検定協会あたりのところが表示と中身の分についていろいろ巡回しながら指導もしておられるようですけれども、これもやっぱり限界があるわけです。それから、自分たちがフォローできる部分というのは二割ぐらいだと、八割方はこれはもう自分たちのフォローできる範囲じゃないというよ...全文を見る
○刈田貞子君 大体卸とか大きな小売店さんが持っている器械では、今おっしゃられたように、たんぱく、アミロース、それからあと水分、そのぐらいを検査して、それを総合的に判断して食味値というような形のものをつくっているようでございますので、政府が考えている成分規格の中身と大体似たようなも...全文を見る
○刈田貞子君 有機農産物ガイドラインの見直し作業も進もうという中で、こういうのも検討の中に入れていかれることは私はやぶさかではないというふうに思いますけれども、しかしながら、今言われたそもそもこうした制度ができたときのこともやっぱり考えますと、やはりそれは慎重に私は対応してよろし...全文を見る
○刈田貞子君 そうですね、一番消費者がこだわっているのは賞味期限。賞味期限というのはあくまでも味に重点を置いているんですよ。おいしく食べられる期限のことを賞味期限と言うんです。そうして、その次の品質保持期限というのは、その品質がやはりあくまでもその商品の本質を保ち得る期限のことだ...全文を見る
○刈田貞子君 どっちにも読めるでしょうよ。  確認します。そうすると、基本的には製造年月日もあるいは賞味期限も両方書いてもいいということなんですね。
○刈田貞子君 移行期間の二年を過ぎても一括表示の中でない場所で書くのはよろしいということでいいですか。
○刈田貞子君 そういたしますと、このことをきちっとやはりおっしゃっていただきたいんですね。消費者団体の皆さんはそう思っていません。ですから、いわゆる欄外ですね、欄外ならいいというのであれば、製造年月日の判こを押せばいいんですから。  私はどうしてこういうことにこだわるかといいま...全文を見る
○刈田貞子君 そうしますと、さかのぼれば、この問題が起きてきたのはいわゆる国際的表示の統一化ということからコーデックスが言ってきたのかどうか私は知りませんけれども、そうした問題が発端になってこの賞味期限あるいは品質保持期限というものに結びついていくことになったんだろうというふうに...全文を見る