河井克行
かわいかつゆき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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11月25日 | 第173回国会 衆議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○河井委員 おはようございます。自由民主党の河井克行です。 馳議員が法案についての的確な質疑をされました。ぜひ大臣、その趣旨をしっかりと尊重していただきたいと存じます。 私は、その上で、法務行政全般につき、幾つか問いただしを行いたいと思います。 まず初めに、大臣は指揮...全文を見る |
○河井委員 ただいまの大臣の御発言を聞いておりますと、やはり違うんですね。歴代の法務大臣は皆、毛頭考えていないと明確に否定をしていらっしゃる。いろいろと今修飾語は使われましたけれども、要は、慎重に考えたいと。ですから、それが、先ほど私が申し上げた、選択肢の一つとして考えていらっし...全文を見る | ||
○河井委員 言葉じりをとるわけじゃありませんが、やはり表現が違うんです。歴代の自民党を中心とする法務大臣は、皆さん明確に、毛頭考えていないという表現を使っていらっしゃる。これ以上、同じことの繰り返しであります。 私は、少なくとも、民主党の関連する疑惑に関し、一切の指揮権を行使...全文を見る | ||
○河井委員 お答えされるたびに、ますます私たちが考えていることから距離が生まれてきている、そのように私は感じております。 このように、党の最高幹部に疑惑があり、それが解消されていない状態で、今、省内で捜査の可視化についての検討会を設けて活動していらっしゃいますね。私は、それに...全文を見る | ||
○河井委員 マニフェストに書いてあるかどうかというのは、今、本質的な議論では全くありません。要は、刑事手続、捜査の手法について、その根幹にかかわる話をあなた方が今行う資格があるかどうかという点なんです。国民の皆さんがどう見ていますか。 先ほども大臣は明確に否定されないじゃない...全文を見る | ||
○河井委員 目的をもう少し突っ込んで確認したいんですが、政策会議というのは、与党議員の意見を集約するものなのか、あるいは行政運営に資するために設けられたものか、お答えください。 | ||
○河井委員 つまり、そうなりますと、今私がお尋ねしたのでは、初めの方、与党議員の意見の交換とか集約、集約にもいろいろな定義がもちろんあると思いますけれども、それが主たる目的だと。 そうであれば、与党議員の意見の集約をする、意見交換するのであれば、なぜそれが法務省のホームページ...全文を見る | ||
○河井委員 今、副大臣は、与党議員の意見の交換や集約だ、そのようにおっしゃいました。私は、行政運営というのはあくまでも中立でなくてはならないと。公務員にも、不偏不党、特定の党派に偏らず、中立なる法の執行を求めているところでありまして、そういう存在であるのに、与党の議員の意見だけが...全文を見る | ||
○河井委員 今おっしゃる中で矛盾しているところがあると思ったんですけれども、ですから、与党の議員が集まっていろいろと意見を交換して集約する、なぜそれが役所の、政府のホームページに独占的に掲載されるのかなと、私は、今の副大臣の御説明を聞いても、腑に落ちるところではありません。 ...全文を見る | ||
○河井委員 議院内閣制の話ではないと私は思っておりまして、憲法に書いてありますけれども、内閣は国会に対して連帯して責任を負うというふうにされております。内閣は国会に責任を負う存在でありまして、今副大臣もおっしゃったし、どうも今の内閣の要路の方々の話を聞いておりますと、与党の国会議...全文を見る | ||
○河井委員 今の大臣、副大臣のお答えを聞きましても、疑念が晴れるところではありません。この問題については、また引き続き自民党を含めてしっかりと議論をしていき、繰り返しますけれども、やはり与党の国会議員だけが集まっている会議体の発言要旨、議事録が役所のホームページに堂々と載るという...全文を見る | ||
○河井委員 私も先ほど、同僚の法曹資格のある自民党の議員から教えていただきました。第二十一条で読み取れるということでありますけれども、陳情活動というのは政治活動ですか。 | ||
○河井委員 表現の自由、それもこの二十一条から読み取れますし、この陳情というのも表現の自由の一つであることは間違いない。 ただ、もう一度聞きます。陳情活動は政治活動なんですか。これはもう私はイエスかノーかしかないと思っております。再度お答えをいただきたい。 | ||
○河井委員 答弁がなかなか安定していらっしゃらないようなんですが、陳情は政治活動なんですか、政治活動ではないんでしょうかということについてもう一度お尋ねをいたします。(発言する者あり) | ||
○河井委員 「地方自治体、地方議員など地方からの陳情」というふうに配信されております。これについては政治活動なんですか、政治活動じゃないんですか。 | ||
○河井委員 また今、驚きの御答弁だったんですが、市民が行う、いや、市民だけじゃないですよ、政治の主体は、御承知のとおり。ですから、私は今、「地方自治体、地方議員など地方からの陳情」というふうに限定してお尋ねをしたんです。それについては政治活動なのかどうかと伺っているんです。 | ||
○河井委員 ですから、この新しい陳情の仕組みが、表現の自由、政治活動の自由を保障している憲法二十一条を含めた憲法に違反しているんじゃないか、私はそのような疑念を抱いているわけですよ。何人たりといえども、自由に、いつでも、どこでも、自分の要求、それは個人も法人も、単数、複数もあわせ...全文を見る | ||
○河井委員 それについて、法律をつかさどっていらっしゃる大臣から御見解をいただきたいと思います。 | ||
○河井委員 見解がかなり異なっております。また引き続き、法務委員会、この場でいろいろと議論をしていきたいと存じます。 最後に申し上げますと、やはり私は、きょうの質問中でも申し上げたんですけれども、三権分立、司法、立法、そして行政、このいい意味での緊張関係そして連携、これを本当...全文を見る |