河上覃雄
かわかみのぶお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月10日 | 第132回国会 衆議院 労働委員会 第7号 議事録を見る | ○河上委員 この法律に入る前に一点だけ、急激な円高の雇用に対する影響ということで御質問をいたしたいと思います。 三月に入りまして、急激な円高で、一時は八十八円台をつけたわけでございます。仮に現在の円高水準が定着すれば、最悪期を脱したと言われております雇用情勢が再び悪化するよう...全文を見る |
○河上委員 よろしくお願いいたします。 それでは、本法についての質問に移りますが、主に予定運用利回りと加入促進の二点について考え方を確認して、御質問したいと思います。 まず、今回の改正の主要なポイントは給付テーブルの改定でございまして、すなわち、基本退職金の予定利回りを五...全文を見る | ||
○河上委員 金融の情勢が厳しいといたしましても、現在、一つにはバブル崩壊後の累積でも黒字を保っておりまして、平成五年度に若干赤字を計上したところにすぎない。それから二つ目、現在責任準備金が二兆五千億円もあるわけでありますので、こうした二つの視点から、運用資産の編成を変えたり安定的...全文を見る | ||
○河上委員 もう一点、平成二年に改正をいたしました際は、施行日以降の新規加入者から新たな予定運用利回りを適用したのに対しまして、すなわち、既に加入している人はもとの率で、新たに加入した人は新しい率でと二段階になっておったわけですが、今回の改正は既加入者も含めて全部一括して同じ率に...全文を見る | ||
○河上委員 現在この中退制度の被共済者は最低掛金月額付近に集中をしているわけでございまして、その意味から今回の最低掛金月額の引き上げということは退職金金額の向上につながることとは考えられますが、反対に加入企業の実態を考えますと、これは小零細企業に集中しているわけでありまして、最低...全文を見る | ||
○河上委員 痛ましい惨事となりました阪神。淡路大震災、この際に、一部この中退制度が新聞報道で大きく取り上げられたことがありました。ある意味では中退制度が広く周知されたということにもつながっている側面もあるわけでございますが、予定運用利回りの引き下げという点も、考えてみますとすべて...全文を見る | ||
○河上委員 今の数字で実態を示していただいたわけでございますが、在籍は一万人ちょっとと極めて微少でございます。 そこで、雇用保険制度では平成六年四月、先般の大臣告示で示したわけですが、短時間労働被保険者の範囲が従来の二十二時間から三十三時間を、二十時間から三十時間に改めたわけ...全文を見る | ||
○河上委員 現在の加入促進策はまだまだ十分なものとは言えないと思いますし、いろいろと新規の加入促進策も五本程度お考えのようでございますけれども、ひとつ今後、さらに加入促進策については前向きに積極的にお取り組みいただきたい。そして、パートタイム労働者を含めましてこの加入促進策の一層...全文を見る | ||
○河上委員 大臣の前向きの御発言がございました。ぜひともお取り組みをよろしくお願いを申し上げたいと思います。 ちょっと時間を余しておりますが、私の質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 | ||
04月14日 | 第132回国会 衆議院 労働委員会 第9号 議事録を見る | ○河上議員 ただいま議題となりました介護休業等に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 我が国は、世界に例を見ないほど急速に人口の高齢化が進行しておりまして、二十一世紀初頭には世界一の超高齢社会が到来するのであります。それは先進諸外国が経験...全文を見る |
04月28日 | 第132回国会 衆議院 労働委員会 第11号 議事録を見る | ○河上議員 委員御指摘のように、政府案にはこの規定はないわけでございますが、新進党案といたしましては、介護休業中の所得保障は介護休業中の労働者の生活保障のために必要である、さらには、現実に介護休業の取得を選択することを容易にするためにもぜひとも必要なことであると考えております。 ...全文を見る |
○河上議員 委員御指摘のように、政府案にはこの規定はないわけでございますが、新進党案といたしましては、介護休業中の所得保障は介護休業中の労働者の生活保障のために必要である、さらには、現実に介護休業の取得を選択することを容易にするためにもぜひとも必要なことであると考えております。 ...全文を見る | ||
○河上議員 介護のための時間短縮等の措置を一年以上の期間といたしましたのは、この時間短縮等の措置は介護休業の補完代替措置であるために、少なくとも労働者が介護休業をすることができる期間については時間短縮等の措置も利用できるようにすることが適当であると考えたからでございます。 そ...全文を見る | ||
○河上議員 十七条の内容並びに特別の配慮とは何かという先生の御指摘でございます。 私どもは、国による事業主等に対する援助についてこれを定めるとともに、所定の規定の整備を行いつつ、中小企業に対しては配慮規定を定めているわけでございます。 国は、家族の介護を行う労働者、家族の...全文を見る | ||
○河上議員 今申し上げましたように、具体的には支援措置を大企業よりも手厚くするということが基本でございまして、介護休業取得者が生じた企業に対して助成金を支給することを予定しております。これは、今年度中は奨励金としての性格を持ちますけれども、来年度、実施以降となりますが、来年度から...全文を見る | ||
○河上議員 ただいま御説明をいたしましたように、中小企業の実態を考慮いたしますと、極めて厳しい負担というものは考えられなくはございません。したがいまして、私どもは、今申し上げましたように、今年度中は奨励金としての性格を持ちますけれども、来年度からは介護休業を労働者に取得させる企業...全文を見る | ||
○河上議員 先生お尋ねの件でございますが、私どもとしては、御指摘のように、介護休業中の所得保障は、介護休業中の生活保障のために第一点目は必要であるばかりでなくて、現実に介護休業取得を選択することを容易にするためにぜひとも必要なものだと考えておるわけでございます。 そして、ただ...全文を見る | ||
○河上議員 今先生の御指摘でございますが、ILO百五十六号条約がかなり早い時点で批准されたにもかかわらず、なぜ今日までこれがなかなか進まなかったのか、こういう御質問、新進党はどのように考えるか、こういうことだと思っております。 私どもとしては、鋭意努力しつつ、そして一日も早い...全文を見る | ||
05月11日 | 第132回国会 衆議院 労働委員会 第12号 議事録を見る | ○河上委員 新進党の河上覃雄でございます。 お三方の陳述人におかれましては、まことに本日はありがとうございます。時間も十五分なので、技術的なところからお尋ねをいたしたいと思っております。 先ほど、介護休業制度の導入の困難性ということで御指摘がございました。特に富田さんにお...全文を見る |
○河上委員 ありがとうございました。 次は富田さん、よろしくお願いいたします。 | ||
○河上委員 これは富田さんにお尋ねしなくてはならないと思いますが、先ほど、一九九九年までまだ四年間ある、その準備期間があるので、さまざま施策を講じて私どもも対応したい、むしろこの時間の猶予については大事だというお話があったように思います。 その際、原因として三点お挙げになりま...全文を見る | ||
○河上委員 ありがとうございました。 もう一点お尋ねいたしたいのは、高島さんのお話の中に、平成十一年介護休業本体部分実施、ただし、できることならば大手先行、そして加えて、中小零細についてはさらなる猶予措置を、こういうお考えを二つの条件の一つとして御指摘になったと思います。 ...全文を見る | ||
○河上委員 高島さんの御率直な意見はよくわかりました。 では、富田さん、よろしくお願い申し上げます。 | ||
○河上委員 富田さんの中小企業を代表するすばらしい御決意も今賜りました。ぜひともそのように頑張っていただきたいとは思いますが、私どもとしても、社会保障制度のあるべき姿、御指摘のとおり、これはもうきちっと頑張りたいと思っております。 現実的な中小企業の実態という側面をいろいろと...全文を見る | ||
05月15日 | 第132回国会 参議院 本会議 第22号 議事録を見る | ○衆議院議員(河上覃雄君) 星野議員の御質問のうち、私からは第五、第六について答弁をさせていただきます。 質問の第五は、事業主とりわけ中小企業への支援措置についてであります。 新進党案では、介護休業制度の実施に関しまして、国が事業主等に対して助成金の支給その他の必要な援助...全文を見る |