河上覃雄
かわかみのぶお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月23日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○河上委員 きょうはいろいろと都合がございまして、午後の一番バッターでございましたが、最終バッターになりました。 これまでの議論を伺っておりまして、やや重複というより、かなり重複するところがあるかもしれませんが、それぞれ、私も現地に行ってまいりましたので、それらを踏まえて質問...全文を見る |
○河上委員 東京管制部の現在の航空管制官数は四百三十一名と伺いました。要員の課題については今御答弁がございましたが、ふやすという側面からぜひとも早急に御検討をいただければと思っております。 もう一点は、今度は管制官の適格性のチェックをどうするか、私は、これをもう一遍再検討する...全文を見る | ||
○河上委員 局長、ぜひ具体的に御検討いただきたいと思っております。 もう一つ、管制部に参りまして、東京管制部としては一日どのくらい扱っていらっしゃるのか、あるいは年間どうなんだと、資料をいただいてまいりました。私もびっくりいたしましたが、東京管制部の平成十二年におきます一日の...全文を見る | ||
○河上委員 今回の事故が発生した焼津上空というのは、横田空域の南側に位置をしています。また、日本の上空には軍用機の訓練空域や米軍基地周辺の米軍管制空域が複雑に入り組んでいるわけでありまして、管制官にとってもこれは大きな負担になるという指摘もあります。 そこで、今申し上げました...全文を見る | ||
○河上委員 ニアミスについてもう一点だけ質問をいたしておきたいと思います。 事故調査委員会の権限については、先進国では事故調査を担当する機関に強い権限を持たせていまして、原因の究明に優先権が与えられる。当事者の法的違反や怠慢がなければ、刑事免責も与えられる場合もある。日本では...全文を見る | ||
○河上委員 事故が起こりましたら、航空会社、そして航空局の指示に基づいて事故調査委員会、こういうタイムラグがあるという意味で事務局長もおっしゃったんだと思いますが、これらの点についても、もう少し素早く機能できるような体制というものはあるのかないのか、これもぜひとも御検討しておいて...全文を見る | ||
○河上委員 ぜひこれも具体化をよろしくお願いします。 大臣は午前の質問で、陸海空の安全を確保する国土交通省とおっしゃいました。残念ながら、陸海空、直近で三つとも事故が起こったわけでありますから、しっかりと頑張るようによろしくお願いして、終わります。 | ||
03月09日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号 議事録を見る | ○河上委員 公明党の河上でございます。 三十分でございますから、早速質問に入ります。 これまでの立体交差化及び構造改良の指定状況を見ていますと、どうも期限末の一、二年間に集中をしているという実態がございます。もちろん、さまざまな事情があると思います。その指定がおくれる理由...全文を見る |
○河上委員 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。 次に、連続立体交差事業につきましては、鉄道事業者による立てかえ制度の創設、あるいは鉄道事業者に対する融資制度の創設、さらに用地買収を実施する土地開発公社等に対する融資制度が創設されることになりました。鉄道事業者による事...全文を見る | ||
○河上委員 副大臣が御答弁なさったように、いろいろな課題等問題があると思います。さりとて、十年間で半減をさせるという大きな目標、そして五カ年ごとに計画を立てるわけでありますから、その五カ年の中で前のベースよりも三%、五%アップしただけでは、法改正そのものの効果というものが十分発揮...全文を見る | ||
○河上委員 そうしますと、この調整連絡会議の目的は、従来の中身と余り変わりないということですね。ただし、鉄道事業者を入れること、都道府県関係者を入れること、これはまあ周辺部分でしっかりと意思の疎通を図り、合意をしていく、こういうことですね。 もう一点申し上げておきたいと思いま...全文を見る | ||
○河上委員 踏切の拡幅等の構造改良事業におきまして、協議が調わず裁定に持ち込まれた場合、その裁定に際してどういう基準を準用なさるのか。そもそも、基準はおありになるのか。申請のまま裁定を下すことになるのか、それとも、踏切の除去を目途として、まず立体交差を推進する立場からの裁定を下す...全文を見る | ||
○河上委員 御答弁の中身はわかりましたが、またいろいろ工夫を凝らしていただきたい、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 それから、平成十一年四月一日現在、鉄道との平面交差箇所は三万二千三百五十九カ所。このうち、市町村道と交差するものが二万八千三百十一カ所でありまして、実に...全文を見る | ||
○河上委員 今局長から御答弁をいただきまして、わからなくはないんですけれども、現実的に私の地元の相模線という単線が十二カ所、これを廃止したいという鉄道側の要請で市長さんがお受けになっていらっしゃる。まだなかなか進んでいないわけでありますけれども。さまざまなその箇所箇所によって状況...全文を見る | ||
○河上委員 あと五分でございますからもう一問だけにさせていただきますが、平成十三年度予算で相模鉄道本線が連続立体交差事業の新規着工準備箇所に挙げられております。この相模鉄道本線の踏切道関係につきまして、今後のスケジュールそして計画等についてお尋ねをいたしまして、質問を終わりたいと...全文を見る | ||
○河上委員 これで終わりますが、前段も触れましたように、法律施行後もなおさまざまな工夫が必要だと思いますので、ぜひとも御検討いただきたいことを最後にお願い申し上げまして、終わります。 | ||
03月16日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号 議事録を見る | ○河上委員 ただいま議題となりました高齢者の居住の安定確保に関する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、保守党及び21世紀クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文はお手元に配付してありますが、その内容につきまして...全文を見る |
03月27日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号 議事録を見る | ○河上委員 公明党の河上でございます。きょうは、参考人の皆様には、大変御多忙の折、当委員会に参考人として御出席いただきましてありがとうございました。 初めに家田参考人にお尋ねをしたいんですが、先ほど意見陳述の中で、鉄道事故の大きな項目の2の最後の(3)の中で、「事故調査体制整...全文を見る |
○河上委員 ありがとうございました。 佐藤参考人にお尋ねしますが、調査機関の中立性という、意見陳述の中でお話がありました。 当然、中立の機関を中心に関係者が協力し、中立的な第三者機関が実施することが望ましいというお立場だろうと思いますが、そして調査体制の二番目の方、運営組...全文を見る | ||
○河上委員 ありがとうございました。 家田先生にお尋ねをいたしたいと思いますが、今回の調査は、中間報告で約四カ月後、そして最終報告が約七カ月後。こういう、大変御苦労なさったんじゃないか。御多忙の中、精力的にお取り組みになられたんじゃないかとは思いますけれども、この中目黒の事故...全文を見る | ||
○河上委員 佐藤参考人、今の点についてどういう御見解をお持ちでしょう。 | ||
○河上委員 佐藤参考人にもう一点お伺いいたしますが、鶴見事故のお話の、後に四年七カ月間ですか、その後もさらに継続して対処をなさってきたというお話を承りました。 私も知りませんでしたけれども、このような事例は他の事故の中でも、やっていらっしゃるところはその他あるんでしょうか。あ...全文を見る | ||
○河上委員 今回の改正案の主要な一つといたしまして、従来、鉄道局長の懇談会であった鉄道事故検討会を常設の調査機関といたしまして、航空関係と一緒に、調査機関を改めて再編成をするという考え方になるわけでございます。 鉄道事故の視点と航空事故の視点とやや質的に違いがある、しかし、今...全文を見る | ||
○河上委員 さらにもう一点、具体的な側面からちょっとお尋ねをしておきたいと思いますが、平成十二年度の改正航空法におきまして、ニアミスやオーバーラン、アンダーシュート、滑走路からの逸脱、発動機等の破損、これらの重大インシデントについては国土交通大臣に報告をするということが義務づけら...全文を見る | ||
○河上委員 大変痛ましい残念な事故がございまして、この間、私も新大久保駅へいろいろと事情聴取に行ってまいりました。事故直後でございましたけれども。重大なインシデントとはやや質が異なるかもしれませんけれども、安全上の対策としてさまざまな問題をいろいろとその現場で思うことがございまし...全文を見る | ||
○河上委員 航空関係に移ろうと思いましたが、これで時間がほぼ参ってしまいましたので、終わります。ありがとうございました。 | ||
03月28日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号 議事録を見る | ○河上委員 公明党の河上でございます。 三十分でございますので、早速質問に入りたいと思いますが、その前に、大臣には、昨夜は御苦労さまでございました。前回、前々回、その前と三回ぐらい私も質問いたしましたが、大臣の参議院あるいは他委員会への御出席のもとで、いつも調整弁の役割を持た...全文を見る |
○河上委員 経緯の中から理由を御説明いただいたわけでありますが、航空事故が重くて鉄道事故が軽いということじゃないですよね。いずれにしても、事故を起こした場合には人命にもかかわる重要な問題でございますから、ひとつしっかりとお取り組みを願いたいと思います。 二番目に、設置法の第四...全文を見る | ||
○河上委員 今事務局長から御説明をいただきましたが、この点、非常に重要な点でございますので、なおいろいろと精査をしてしっかりとお取り組みを願いたい、私はそう考えるわけでございます。 そして次に、昨日の参考人質疑の中でも、初動調査ということが非常に重要だと、四名の参考人、おおむ...全文を見る | ||
○河上委員 今委員のお尋ねをいたしましたが、もう一つ、スタッフの話も重要であるというのが昨日の参考人質疑の中の一致したお話でございました。私も、確かにそのように思います。 特に、初動調査に対応する場合には、大村委員からもお話がありましたように、家田先生は、東京都内で起きたから...全文を見る | ||
○河上委員 事務局長の決意表明をいただきました、これで頑張っていきたいと。 確かに、発足当時、十年間で十人ずつぐらいしか増員されておりませんよね。大変厳しい対応になるかと思っておりますし、重要な問題でございますので、何とか充実強化を図るべきであろうと私も考えるわけでございます...全文を見る | ||
○河上委員 もう一遍今の体制をよく見直していただいて、本当に有機的な、そしてさらに充実できるような体制を、工夫をぜひともお願いしておきたいと思います。 それから、もう一点。昨日の参考人質疑等でもいろいろと議論をいたしまして、私の方からも家田参考人や佐藤参考人にお伺いした点でご...全文を見る | ||
○河上委員 大臣から極めて前向きなお話をいただきました。ぜひとも一緒になってしっかりと取り組みたい、こう決意をいたしております。 ちょっと話は変わりますが、十二年の改正航空法で、ニアミス、オーバーラン等の重大なインシデントを国土交通大臣に報告することが義務づけられました。鉄道...全文を見る | ||
○河上委員 もう時間がなくなってしまいまして大変恐縮でございますが、昨日、営団地下鉄日比谷線中目黒脱線衝突事故に関しまして、営団職員五人が東京地検に書類送検をされました。 いろいろな問題点があったと思います。ヒューマンエラーとインターフェースの問題そのものではないのかというこ...全文を見る | ||
○河上委員 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
05月23日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号 議事録を見る | ○河上委員 公明党の河上でございます。 きょうは、参考人の皆様方には、大変に御多忙の折、ありがとうございます。 早速質問に移らせていただきますが、まず大塚参考人にお願いを申し上げたいと思います。 実は、きょう参考人として御出席していただかない方の中に、駅周辺の飲食店や...全文を見る |
○河上委員 ありがとうございました。 次に、冒頭、参考人は株の話をお話しになりました。完全売却で初めて完全民営化が完結をする、こうおっしゃいました。 そこで、政府が所有する本州三社の株の処分につきましては、完全民営化に向けて、市場との関係を踏まえながら、できる限り早い時期...全文を見る | ||
○河上委員 ありがとうございます。 続いて、先ほど伊藤参考人から、特に貨物についての線路使用あるいは使用料の継続というお話がございました。環境の上からの御説明もちょうだいをいたしました。確かにそのとおりであろうと。私も、環境の側面あるいはエネルギー対策、物流効果の上からも、中...全文を見る | ||
○河上委員 伊藤参考人にお伺いいたします。 自動車の十八分の一ですか、船舶の二分の一のCO2の効果もあると。環境問題の視点、あるいはリサイクル施策の展開などが昨今めまぐるしい勢いで変化をいたしております。こうした社会経済情勢の変化の中で、JR貨物の今後の経営基盤の強化、そして...全文を見る | ||
○河上委員 もう一問だけ、これは大塚参考人にお願いを申し上げたいと思います。 冒頭のごあいさつの中で、安全性というものは経営の根幹をなす、このようにおっしゃってくださいました。事故も六割の減少、そして踏切事故等も三分の一に減少しております、このようなお話もちょうだいいたしまし...全文を見る | ||
○河上委員 参考人の皆さん、大変ありがとうございました。 終わります。 | ||
05月25日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号 議事録を見る | ○河上委員 二十分でございますから、早速質問に入りたいと思います。 国鉄改革以来十四年を経まして、改革は一定の成果を上げる中で、今回、本州三社の完全民営化の改正案が審議をされているわけでございます。しかし、お話が出ましたように、三島会社あるいはJR貨物はいまだ厳しい経営状態に...全文を見る |
○河上委員 局長、いいんですよ。恣意的なというところに力点を置いて質問しているわけじゃなくて、やや懸念が皆さんの御意見の中にもあったわけです。それは、完全民営化をされる本州三社との間で、今まではともかく、そうなるんだからやや御心配の向きがありますよという意見が今まで出てきたので、...全文を見る | ||
○河上委員 ぜひ、これはよく連携をとりながら対応していただきたい。 そこで、おとといは田中政務官にお答えいただきましたから、きょうは、次の質問は木村政務官にお答えいただきます。 そうしますと、本州三社に適用される今回の指針、路線の維持あるいは廃止についての指針、これはあく...全文を見る | ||
○河上委員 木村政務官の明快な答弁がありました。よろしくお願いいたします。 次に、整備新幹線の整備に伴う在来線の問題とJR貨物の関係に絡む質問を何点かさせていただきます。 並行在来線を第三セクターが維持する場合、JR貨物の路線使用料はアボイダブルコストルールとすることは可...全文を見る | ||
○河上委員 これについての質問は後ほどまた出させていただきますが、まず何点か、理論的可能性を確認するための質問をいたしたいと思います。 今度は、第三セクターなど並行在来線の担い手がいない場合、JR貨物はルートを確保することができなくなる事態が想定されます。この場合において、地...全文を見る | ||
○河上委員 そこで、JR貨物の北から南に至る路線網の確保に当たっては、第三セクターの設立やその運営のあり方などが地元の対応にゆだねられている部分が大きいと言わざるを得ない。 例えば、東北新幹線の並行在来線については、いわゆる調整金制度によって、日本鉄道建設公団から調整金を交付...全文を見る | ||
○河上委員 ありがとうございました。 本州三社の完全民営化で国鉄改革のすべてが終わったわけではありませんで、三島並びに貨物もまだある、将来の課題でございます。 いずれにいたしましても、貨物輸送は我が国の動脈、静脈に例えられておりますが、環境やエネルギー対策、物流の効率化の...全文を見る | ||
○河上委員 大臣、ありがとうございました。 | ||
06月05日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号 議事録を見る | ○河上委員 大臣、けがをなさったということでした。冒頭、お見舞いを申し上げます。大事に至らずよかったと思います。終盤を迎えましたし、いよいよ参議院選も近くなりましたので、どうぞお体を大切にしていただきたいと思います。 早速質問に入ります。 本改正案が、非常に放置艇が多くな...全文を見る |
○河上委員 次に、この登録事務を、今回JCI、小型船舶検査機構に行わせる合理的な理由を御説明してください。 | ||
○河上委員 続きまして、現行の登録手数料は、五トンから二十トン未満で四万三千円です。今回の改正に伴って、登録手数料の額の適正化を図るとともに、その算定の基礎となる情報など、所要の情報を公開することが必要ではないかと考えますが、この点はいかがでしょうか。また、全体としての収入見込み...全文を見る | ||
○河上委員 どうぞよろしくお願いをいたします。 続きまして、今回の改正によって、日本船舶検査機構は新たに登録業務を追加されることになるわけです。従来の安全検査に加えまして、約五十万隻の現存船と、年間二万隻等と計算なさっていらっしゃるんでしょうか、新造船、これら現存船と新造船と...全文を見る | ||
○河上委員 続きまして、日本船舶検査機構が行う登録測度事務につきまして、今回の改正に伴い、ぜひとも区分経理をしっかり行っていただきたい、また収支状況を公表するなど透明性を担保していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。 | ||
○河上委員 いろいろ細かい具体的な側面をお尋ねしてまいりました。 今回、改正に伴いましてJCIは大幅な業務増となる、したがって、役員や人員、組織が大幅増にならないかという心配があるわけでございまして、現在、政府全体として行政改革の方向性を検討している渦中でありますので、これら...全文を見る | ||
○河上委員 JCIの役員はOBの皆さんで占められておりました。その意味で、今回の改正で登録業務を追加するということになるならば、JCIの事業そして組織、役員の任命、構成、給与など、管理運営及び経営情報開示のあり方について、今申し上げましたように、政府全体の行政改革を先取りする形で...全文を見る | ||
○河上委員 改革の観点から、最後の質問になります。 民間法人化された認可法人のあり方について、現在進められております特殊法人等及び行政委託型公益法人等の改革に関連いたしまして、事務事業、経営管理などの実態を踏まえつつ必要な検討を行っていただき、ぜひとも具体的な措置を平成十七年...全文を見る | ||
○河上委員 どうぞ大臣、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 それで、全く話が変わるんですが、この間、不法投棄の産業廃棄物の撤去、行政代執行、二十都道府県で二十七件、費用は八十一億二千五百万円かかっている。 今度は、放置艇の問題から海の中へ入った、沈船ですね。 ち...全文を見る | ||
○河上委員 これで、時間前でございますが、山田先生いらっしゃってますのでバトンタッチをいたしますが、ぜひとも、焼却が大変難しいFRP、この技術開発の促進、そして循環型社会形成に寄与できるような新技術の開発と実用化、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。 最後になりますが...全文を見る | ||
06月12日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号 議事録を見る | ○河上委員 公明党の河上覃雄と申します。参考人の皆様方には、本日は、大変に御多忙の折、ありがとうございます。 早速質問に入りますが、まず森地参考人に。 今回の改正案は、事前説明会の開催の義務づけあるいは公聴会の義務づけ、第三者機関の意見聴取、事業認定理由の公表などを盛り込...全文を見る |
○河上委員 先ほど陳述の中で大変参考になるお話をいただきました。時間管理の概念の導入の意義は極めて大きいと。なるほど、お伺いしていて私もそのとおりだと考えます。あらゆる仕組みの中に時間管理概念を導入することが必要であるとおっしゃられましたが、学問的蓄積が不足しており、世界的に公共...全文を見る | ||
○河上委員 ありがとうございました。 森地参考人にさらにお尋ねいたします。 今回の改正でリサイクル施設と廃棄物処理センターが収用適格事業に追加をされております。今後、この収用適格事業の対象は今回の改正のままでよいと思われるか、それとも、さらにまた見直しが必要とお考えになら...全文を見る | ||
○河上委員 もう一点お尋ねいたしますが、社会資本整備に当たりまして、民間の技術と資金を活用するPFIの手法を積極的に導入すべきという議論もございます。どのような公共事業にこのPFIの手法を導入したら効果的であって、国や地方自治体が実施すべき公共事業はどのような分野がよいとお考えに...全文を見る | ||
○河上委員 ありがとうございました。 次に、貫洞参考人にちょっとお話をお伺いしたいと思います。 東京都の収用委員会会長の経験のお立場から、国家プロジェクトによる広域公共事業と、地方自治体による単独公共事業とは、収用委員会における裁定手続においてその差異をお感じになられたこ...全文を見る | ||
○河上委員 貫洞参考人にはもう一点だけお伺いしたいと思います。 地方自治体の事業として事業認定をする際、公益性の判断をする上で、どのような点に留意をされましたか。また、地域住民の声をくみ上げるために、どのような点に配慮をなさったか。具体的にお答えいただければありがたいわけでご...全文を見る | ||
○河上委員 横島参考人に一点だけお願いを申し上げたいと思います。 ペーパーの(2)に「情報共有と説明責任」というのがございますが、その三番目に、「私権制限と公益性の関係」というところがございます。実は、今お話し申し上げましたように、私は、今回のこの土地収用法における一番の基と...全文を見る | ||
○河上委員 ありがとうございました。大変貴重な意見をちょうだいいたしました。大変にありがとうございました。 終わります。 | ||
06月13日 | 第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号 議事録を見る | ○河上委員 本を持ってきませんでしたのでサインは求めませんが、土地収用法の改正につきまして、何点か質問をさせていただきます。 今回の改正が、事前説明会や公聴会を義務づけたことを初めといたしまして、第三者機関の意見聴取、認定理由の公表、私は、現行法に比べまして透明性、公平性、合...全文を見る |
○河上委員 事業認定申請前に起業者による事前説明会を義務づけておりますことは今申し上げたとおりですが、例えば、任意買収の大半が完了している段階での事前説明会と、買収が開始された段階での事前説明会、開催時期や参加対象者によって事前説明会そのものの性格が変わってきますね。前者ならば、...全文を見る | ||
○河上委員 周知徹底の方法について伺います。 官報だけじゃなくて、例えばホームページを活用する。事業の内容によっては、関係地域に限定する場合もあるでしょう。この場合は、新聞の地方紙等も活用していただく。国民的な関心が想定される場合などは、全国紙等を活用して、行き届いた周知徹底...全文を見る | ||
○河上委員 大事な点は、やはり政治や行政に対する国民の信頼という点が最も大切だと思います。時代や社会の進展に伴いまして国民の権利意識というものが変化をいたしております。その上で、ぜひとも、これらを的確にとらえながら、地域住民の一層の理解を深める努力、あるいは情報公開を促進するとい...全文を見る | ||
○河上委員 今回の改正案には、生活再建のための措置というものを設けております。しかし、あくまでも努力義務、このようになっております。 高齢者の居住の確保、これは非常に重要な問題です。それから、職業など生活基盤そのものの転換を余儀なくされる方々、これらの方々に対する対策というも...全文を見る | ||
○河上委員 大臣、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 土地収用制度研究会報告では、土地収用法の補てんに関する補償基準、細目でございますが、法令化するように求めておりました。損失補償は権利対価補償が基本であることは認識をいたしますが、高齢者等の居住の確保について、極めて細...全文を見る | ||
○河上委員 これもぜひよろしくお願いを申し上げます。 改正法の附則第二条の経過措置について、一点だけ確認をいたしたいと思います。 第二条の経過措置で、事業認定手続に関しまして、事業認定申請が施行日の前の申請であれば、施行日後においても改正法は適用されないこととしております...全文を見る | ||
○河上委員 わかりました。 もう一つ、これはやや外れるのですが、この一月の省庁再編に伴いまして、各省庁に政策評価を担当する部局というものが設置されました。これをしっかりと、収用法に関しても政策評価をしていただきたいな、こういう趣旨で質問をさせていただきますが、その際、公共性の...全文を見る | ||
○河上委員 もう一点、払い渡し方法についてこの際質問をいたします。 改正法は、権利者が補償金等を確実に受領しているか否かにかかわらず、一定の期間前までに現金または郵便為替証書等を書留郵便で配送したときは権利取得裁決や明け渡し裁決を失効せしめないという、発信主義という立場をおと...全文を見る | ||
○河上委員 最後に一点だけ、ややかた苦しい議論になりますが、ぜひとも御見解をちょうだいいたしたいと思います。 公共の利益のために私有財産の譲渡を強制または制限されること、これは憲法第二十九条一項で明らかにされておりますが、これに基づきまして、土地収用制度は、憲法第二十九条三項...全文を見る | ||
○河上委員 いろいろと大事な問題ですから、これはまだ、これから議論を深めたいと思います。別の機会にまたさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 | ||
11月09日 | 第153回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○河上委員 十分でございますが、なるべく五分程度で終わりにしたいと思いますので、答弁も簡潔によろしくお願いいたします。 きょうは、自動車事故対策センターによる介護料支給制度について質問をいたしたいと思います。 自賠責保険料の運用利子を財源といたしまして、自動車事故によって...全文を見る |
○河上委員 それでは、もう一点。自損事故等によりまして後から障害認定を受ける場合に、事故証明が必要とされます。現在、自動車事故対策センターでは、警察の事故証明がない場合でも、裁判記録、救急搬送記録、警察の事故現場記録等については事故の証明として認められております。これに加えて、そ...全文を見る | ||
○河上委員 自動車事故の被害者の保護の充実ということは、さきの通常国会の自賠責法改正の本委員会での附帯決議の第一番目の項目でございます。したがいまして、これらの諸問題につきましてしっかりとお取り組みをいただくことを強く主張申し上げまして、質問を終わります。 以上でございます。 |