川上義博
かわかみよしひろ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月25日 | 第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○川上義博君 仮説に対してというよりも、今まで数回の意見を参考に少し話をしたいと思います。 少子高齢社会というのは、日本に経済が衰退して年金、医療とか財政も崩壊するという、そういった想定の下に少子高齢社会というのは良くないんじゃないかという意見があるわけでありますけれども、そ...全文を見る |
03月17日 | 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第7号 議事録を見る | ○川上義博君 民主党の川上でございます。ハスキーな声になりまして、お聞き苦しいことがあるかもしれませんが、四十分、与えられた時間であります。 ちょっと順番を変えまして、まず金融庁にお尋ねをしたいと思うんですけれども、銀行に有価証券、この評価損を自己資本に反映しないという、昨年...全文を見る |
○川上義博君 今、緊張感は持って臨みたいと、ところが必要性がないんだと、理由は述べられました。ところが、ある生保、大体そうなんですけれども、株式で有価証券運用しているのは七〇%ぐらい運用しているというのがあるんですね。だから、評価損がどんどん出るとたちまち経営に影響するのは確実な...全文を見る | ||
○川上義博君 今の答弁、本当に是非、検討するんだと、やるかどうかは別ですよ、検討して、これはやはりやらなければいけないという判断が出ればやるんだということだと思うんですね。だから、これは検討してくださいよ。どうですか。 | ||
○川上義博君 納得できませんけれどもね。危機に対応するための制度設計というか、それはやっていくということで理解していいんですね。よろしいですね。──分かりました。 一つ地方交付税のことについてお伺いしますけれども、二十一年度の税収の見込みが四十六・一兆円なんです。交付税特別会...全文を見る | ||
○川上義博君 当然、消費税を上げるというときには地方のことも考えなければいけないと。 これは質問というか、これはやめようと思ったんですけれども、今消費税が地方交付税に算入しているのが三〇%弱なんですね。これを維持しますか、上がったらやはり上がった分だけの今までどおりの三〇%弱...全文を見る | ||
○川上義博君 先ほど議論聞いていましたら、潜在成長率の話があって消費税の話が出てきました。GDPギャップのことだと思うんですね。それが、ギャップが広がれば広がるほど失業率が高まると、大変な失業率が発生するんじゃないかと言われているんです。特に失業率は、若年層とか地方の方が失業率が...全文を見る | ||
○川上義博君 先ほど議論ずっと聞いていると、今大臣は、大変な状況にあると、だからデフレの状況だと、極めて深刻だと、そのようにお考えだと思うんですけれども、それでよろしいですか。 | ||
○川上義博君 おっしゃるとおりなんですね。力というのは、政治の力というか政策、今こそしっかりした政策を打たなければ、民間とか市場ではこれは無理だということだと思うんですね。 デフレのスパイラルというか、デフレのときの財政とよく言われますよね、まず財政が主導的役割を担う。そして...全文を見る | ||
○川上義博君 今、需給ギャップの話が、埋めなければいけないというのは、内需を拡大をしなければいけないというのを前々から言われていたんですね。前々から言われたにもかかわらず、なかなかそれを構築できないということを、要するに経済構造が内需の拡大のための経済構造ができていない、だから輸...全文を見る | ||
○川上義博君 ところが、本年度、この二十一年度の予算で、どうもその予算の中に経済が成長するというものがどこを読んでも出てこないんですよ。 先ほども、先週だったでしょうか、経済見通しの話が出ていたんですけど、経済見通しというのは一言で言えば税収見通しなんでしょう。税収見通しがど...全文を見る | ||
○川上義博君 四十六兆円を確保できるかどうか、大変厳しいんじゃないかという大臣の認識がありました。 二十年度の税収見込みは五十三・五兆円だと、補正後は四十六・四兆円、こう減額修正したんですね。二十年度決算をすれば、この四十六・四兆円も、これはまたもっと税収額小さくなる可能性あ...全文を見る | ||
○川上義博君 見込みより上回ることはないというのは当たり前なんです、だれが考えても。下がる可能性はあるということなんですか。 | ||
○川上義博君 もう一つは、経済成長の見通しが二十年度は二・〇%だったんです。年末の先ほどの経済見通し、実質でマイナス〇・八と。最近の一月―三月期のものがちょっと速報で出ていたかもしれませんけれども、経済情勢を考えればマイナス〇・八よりはもっとまた下がるんじゃないかというふうなこと...全文を見る | ||
○川上義博君 相当大きなマイナス成長ということなんですけれども、史上最悪なマイナス成長になる可能性もこれは十分考えられるということなんですね。 | ||
○川上義博君 それで、先ほど私が、この今の総予算というか、これでは経済成長も見込めないし税収も見込めない、どんどんどんどんスパイラル的に力が低下していくというような予算ではないんですかというように言っているんですね。 だから、なぜ、総理はスピードが大切だとおっしゃったんです。...全文を見る | ||
○川上義博君 なかなか、はぐらかされている感じがするんですけれどもね。 補正が出てきた、大型のものを組んだ、真水も何十兆円かになった。やはりスピードと量と質だと思うんですね。だから、スピード感があって、量も中途半端じゃ駄目で、量もたくさん出さなくちゃいけない、量も大きく構える...全文を見る | ||
○川上義博君 じゃ、先ほど私がちょっと言いました減損会計、時価会計、そのことと、それからBIS規制、これは何度も取り上げられているんでしょうけれども、少なくとも国内行については、四%というのは日本だけの基準ですから、これを凍結するというようなことをやはりやる必要があるんじゃないだ...全文を見る | ||
○川上義博君 時間が来たんでまた次の機会に質問しますけれども、最後に、これは時価会計とそれから資産査定の第Ⅳ分類の話をもっと緩和すべきであると。絶対これはしなければいけないと思うんですね、緩和を。甘くすると、査定を。 これを最後にお伺いしたいのと、それから、かんぽの宿の質問主...全文を見る | ||
○川上義博君 ありがとうございました。 | ||
04月07日 | 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第14号 議事録を見る | ○川上義博君 おはようございます。川上でございます。 まず、石田副大臣、御就任おめでとうございます。これからも是非頑張っていただきたいと思います。 先ほど大臣の方から金融サミットの報告がありました。 そこで、前回私もBIS規制のことで質問をしたわけでありますけれども、...全文を見る |
○川上義博君 だから、要するに今の議論の、いいときと悪いとき、自己資本比率を変更する、柔軟にやる、運用するということ自体は大臣はどうなんですか。いいと思われますか。 | ||
○川上義博君 分かりました。 もう一つ、前回私が質問をした時価会計、これを金融サミットで議論されたのかどうか分かりませんけれども、これも同じ効果があると。インフレのときはインフレずっと増幅させて、デフレのときはデフレスパイラル、これも議論されましたか。 あるいは、時価会計...全文を見る | ||
○川上義博君 これから国際的にいろんな議論をされていって、いい政策であればどんどん取り入れるということだろうと思うんですね。だから、時価会計も日本としては一度凍結するなりの選択というのはあり得るということでございますか。 | ||
○川上義博君 注意深くこれから、国際協調というのがありますから、今回の金融サミットで、だから協調してやっていくということは基本的に変わらないということだろうと思います。 実は、監査法人のことでありますけれども、監査法人が過度にというか、保守的な対応をして安直に、形式的というか...全文を見る | ||
○川上義博君 まあ、いい、いいというか柔軟な答弁でありまして。 もう一度ちょっとあれなんですけれども、債務超過であっても、将来、合理的な経営計画というものがあれば立ち直るよと、実質的な判断というものを加えられるということだろうと思うんですけれども、そういうことでよろしいですか...全文を見る | ||
○川上義博君 分かりました。 今私が冒頭に金融安定化フォーラムの話をしたんですけれども、その中にAIGの、公的資金を投入されたにもかかわらず、CDSの担当者ですね、これを退社させないために多額のボーナスを支給したと。このことについて大臣はどのように、前の委員会でも多少質問があ...全文を見る | ||
○川上義博君 あり得ない、日本では。そうでしょうか。 それに絡んで、同じ担当者が二人ですか、そのボーナスを返還する、で、退社をしたと、で、二十兆円を超えるCDSの処理が非常にこの二人がいなくなったものだから困難になっているという報道もあるわけなんです。このような個人というかパ...全文を見る | ||
○川上義博君 日本ではリスク管理をしっかりしなさいという指導をしていると、だから日本ではこういった種の問題は起こらないというように断言してよろしいんですね。 | ||
○川上義博君 次に、決算期を迎えて、来月五月になるわけでありますけれども、GMは破綻するんじゃないかという話が今あるわけなんですね。この社債の値動きを見てみると、リーマンのときと同じような動きがあるという指摘もあるわけなんですね。市場は売り込みを始めていると、この社債の九〇%は、...全文を見る | ||
○川上義博君 リーマン・ショックというのがあった、記憶というか、我々は覚えているんですけれども、GMショックというのが新たに発生するんじゃないかというおそれがあるわけなんです。だから、その辺りを最小限にショックを抑えるということを考えておかないといけないということだろうと思うんで...全文を見る | ||
○川上義博君 私のところの選挙区も、アメリカに部品を出している社が、ひところは物すごく調子が良かったんですね。今は全然駄目なんですよ。だから、そういう金融機関のほかに製造業の中に大きな影響を与えるおそれがあると思うんですね。その場合に、そういった会社に対する手当てというのは、これ...全文を見る | ||
○川上義博君 分かりました。 次に、金融関連に、金商法とか貸金業法とかその辺りのことを御質問したいと思いますけれども、まず金商法、金融商品取引法で、何というか、コンプライアンス、法令遵守をしなければいけない、販売するときにそのリスクをしっかり説明しなさいということで、この商品...全文を見る | ||
○川上義博君 次に、金融機能強化法のことなんですけれども、先般も質疑があったんですね。資本増強の申請を三行行って、その計画を出していると。中小企業向けの融資については増えていないと前回も話があったんですね。これで資本注入して本当に、目的は中小企業に対する金融の円滑化なんですね、重...全文を見る | ||
○川上義博君 ずっと私の持論なんですけれども、公的な資本増強というのもこれは必ずしも否定しないわけでありますけれども、先ほど言ったように、自己資本比率を見直しというのはやっぱり考えた方がいいと思うんですね。地域の実情に合った金融機関、それを何が何でも四%を確保させるんだというのは...全文を見る | ||
○川上義博君 自己資本比率を全くなくしてしまえとは言っていないですね。ゼロ%に近くてもいいんじゃないかというふうに思っているんですけれども、全くもうないんだと、そんなのはもういいんだということを言っているわけじゃないんですね。 〔委員長退席、理事大塚耕平君着席〕 だか...全文を見る | ||
○川上義博君 今ちょっと、例えば大病院へ突然行って先進医療を受ける、ところが最寄りの開業医は、おじいさんの代からここの家系は、家庭はDNAの中に昔から糖尿のDNAがあるんじゃないかというのを知っているんですね。信金、信組も同じようなことが言えると思うんですよ。今のこの経営は非常に...全文を見る | ||
○川上義博君 どうしてもBISの基準を固執するんだと、あるいは資産査定ももう厳格にこれからもやっていくんだということであれば、本当に必要としている借り手というのがあるわけでありまして、与謝野大臣は昔、この貸金業の、貸さないのも親切だとおっしゃったことがあるんですね。それとは別に、...全文を見る | ||
○川上義博君 あの当時、少し思い出したんですけど、まだまだ議論しなければいけなかった。当時、政調会長で、ですよね、議論をしようとしたら小泉総理が、もういいかげんにしろと、早くこんなのをやめて、総務会も決議を経て早く成立させるということで、最後はもうどたばたでやってしまって、私なん...全文を見る | ||
○川上義博君 時間が、もっと様々な議論をしたかったんですね。自由貿易、保護貿易とかですね。 最後に二つ、商工ローンのSFCGの破綻というのがあって、これ代替機能、つなぎ融資として機能していたんですね。これは通告していないんですけれども、何らかの機能、つなぎ融資の、中小企業に対...全文を見る | ||
○川上義博君 終わります。 | ||
04月22日 | 第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号 議事録を見る | ○川上義博君 私は元々、「ガリア戦記」といってカエサルが書いた日記があるんですけれども、それからローマ時代が大変興味が出てきて、ローマの話から少し始めたいと思います。 ローマ人というのは、三百六十五日すべて仕事をするんだと。途中からこれでは人間は生きていけないのではないかとい...全文を見る |
04月23日 | 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第16号 議事録を見る | ○川上義博君 川上でございます。 まず最初に発議者に、この租特措置の問題点、これを御質問したいですね。問題点を簡潔にお願いします。 |
○川上義博君 今答弁がありましたけれども、この答弁に、民主党が出している透明化法案、これに対する大臣の評価、どのように今の答弁聞いてお考えですか。 | ||
○川上義博君 今、当分の間、一年か二年に見直すという話があったんですけどね。これは既得権益化して半永久的にこの措置がとられているというおそれがあるという、だからはっきり世間にどれだけ優遇されているかというのを明らかにする責任があるということで議員立法を出されていると思うんですよ。...全文を見る | ||
○川上義博君 今の大臣の答弁を受けられまして、発議者が再度というか、これをまた提出されるこの理由を改めてお聞きしたいと思います。 | ||
○川上義博君 今、相当、私が生まれる前からのやつが、生まれているかどうかまだ、そういうことからずっとやっているというのは不思議なことだなと思うんですけど。 まず、租特による減収額、見込み、見積りが、二十一年度の税収額が四十六・数兆円だったですかね、それにどのくらいの減収、これ...全文を見る | ||
○川上義博君 五・二兆円といえば消費税何%分に相当するわけでありますけど、二兆円ですか。(発言する者あり)あっ、二%だ。二%、相当なものなんですね。だから、これを検討するというのは政府の責任であると思うんですけれども、大臣、福祉の関係で、福祉政策の関係で最初に措置、措置っていうの...全文を見る | ||
○川上義博君 私も自民党の電話帳をやったことがあるんですよ。部会に所属しているんですよね。その一つずつといって、そういう何とかしてあげたいという心境があるんだとおっしゃるんですけれども、心境じゃないんですよ、あれは。部会に所属している部会が陳情をいただいて、その業界から、それを一...全文を見る | ||
○川上義博君 ところで、この法案で国民、納税者はすべからく協力しなければいけないと、この施策にね。これは発議者と政府側両方聞きたいんですけれども、これは、政府は国会に対して全部の所得の適用についての調査を求められているんですね。これに協力しなかったら、罰則規定もないわけであります...全文を見る | ||
○川上義博君 行政的に大きな問題があるというか、負担があると言うんだけれども、これは本来、業務であるというか当たり前の話じゃないですか。行政の本分、本旨であるというふうに思うんですけれども、局長、もう一度、やればやれるんだと、当たり前の話なんですね。それをもう一回、もう一度答弁を...全文を見る | ||
○川上義博君 一生懸命努力、今徴収も徴収率がどの程度か分かりませんけれども、一生懸命努力しているんだと。だから、努力義務があるということはお認めになっていると、こういうことだろうと思います。 今の、何年もずっと延長しているという話がありましたけれども、これは政府に質問したいん...全文を見る | ||
○川上義博君 これはあれですか、先ほども五・二兆円という数字が出ましたけれども、期限のない措置に限ってですか。限ってその百九十項目、税目か、あって、五・五兆円だということなんですか。 | ||
○川上義博君 先ほど私が言ったように、この措置というのは特定の業種、特定の企業に対する優遇なんですね。これはやはり透明化しようとすればできるわけなんです。これは納税者も期待しているだろうと思うんですね。民主党が出している法案に似通った実数とか実額とか実態、これをやはりやってみると...全文を見る | ||
○川上義博君 先ほど発議者は、補助金と同じ効果が出ているんだという話がありました。補助金を出しているようなものなんですね、特定のものに対して。この関係、この補助金と減税措置の関係、これをもう一度、どのようにとらえていらっしゃるのか、お伺いしたい。 | ||
○川上義博君 最後に、政府並びに発議者にお伺いしますけれども、この法案が施行された場合の納税者に対する負担の増加、やはり負担が、増減税明細書、どんな書式になるか分かりませんけれども、これをやはり添付しなければいけないと。だから、今まで何もないのにやるんだと、協力してほしいと、負担...全文を見る | ||
○川上義博君 終わります。 | ||
05月11日 | 第171回国会 参議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○川上義博君 まず、決算委員会の理事並びに委員の皆様方には、こういう機会を与えていただきまして心からお礼を申し上げたいと思います。 午前中の質疑で、大久保さんの答えで大臣は漁業者の生活と安全を守る義務があると、こうおっしゃいましたですね。 山陰沖漁業のことについて質問しま...全文を見る |
○川上義博君 最初に、新協定ができたときに国会承認あるんですよ。これは、共同委員会というのは政府間で交渉するんだという大前提があるんですね。だから、途中で民間を入れたというのは、これは現場サイドで、小さな細部の現場の漁場で何かトラブルがないようなというそういう話なんですよ、民間と...全文を見る | ||
○川上義博君 いや、民間は民間の役割というのがあるんですよ。そうでしょう。民間の役割というのは否定していませんよ。 ところが、政府はその間、十年間何もしてこなかった、実質的に。だから暫定水域で締め出しに遭っているんじゃないですか。そして、EEZ内で違法操業されて漁具が、韓国の...全文を見る | ||
○川上義博君 いや、だから要するに新しい枠組みをつくらなければいけないと、その枠組みは何ですかって聞いているんですよ。外務省と連携した新しい枠組みとおっしゃっているんですよ。外務省と話したことがあるんですか。 いやいや、大臣ですよ。大臣がそうおっしゃっているんだから。 | ||
○川上義博君 新たな枠組みでも何でもないんじゃないですか、今の。今までやってきたことの練り直しじゃないですか。それで実際実効が上がらないから要するに進展がないということじゃないですか。全然相手からも回答ない、それがずっと繰り返してきているというのが現状じゃないですか。新しい枠組み...全文を見る | ||
○川上義博君 今、七十数億円とかいう数字、初めて聞いたんですけれども、それは漁業の直接補償ですか。直接補償じゃなくて、要するに回収費だとかあるいはそれを処理する費用だとか、そういったものを基金の中で使っているということですかということが一つ。 それから、今、民間協議にゆだねる...全文を見る | ||
○川上義博君 今、ある民間の人が、聞いたことがないとおっしゃっているんですけれども、聞いたことあるんじゃないですか。山陰沖漁業対策の場面で何度も何度も、政府はしっかりしてほしいという発言をしているじゃないですか。私も前職のときにそんな話、何度も聞きましたですよ。聞かれてないはずな...全文を見る | ||
○川上義博君 海洋法違反というのは、共同管理責任というのは、暫定水域というのは共同管理責任が義務がありますよと言っているわけですから、義務を履行しなければいけないでしょう。 じゃ、しからば、EEZの中で違法操業をしている証拠が挙がっているわけですよ。EEZ内においての海洋法違...全文を見る | ||
○川上義博君 それは、海洋法条約がきちんとなっていないということ自体、前提がおかしいんで、じゃ、今まで暫定もEEZもすべて別にやる必要ないんじゃないですか、きちっとなっていなければ。 ただ、もう一つ、大臣に就任された後にいろんな新聞のインタビューで、この協定ですね、先ほど言っ...全文を見る | ||
○川上義博君 だから、政府間同士がそういった方法のことについて、資源管理のことについてしっかり議論しなければいけないということでしょう。それをやっていないということなんです。十年間何が進展しているんですかということにつながっていくんですよ。それは認めて、多分普通だったら認められる...全文を見る | ||
○川上義博君 時間が来ましたけど、最後にもう一点。あれやこれや今、言い訳されていますけど、実際問題、放置の漁具が減っていないんですよ、まだEEZ内で。増えているんですよ、逆に。それでちゃんと適切な処理をしていると言うけれども、それは言い難いですよ。 それから暫定水域、この中の...全文を見る | ||
○川上義博君 分かりました。 そういうことで、もう一回やりますけど、何か御意見があったら、今の、答えてください。 | ||
06月18日 | 第171回国会 参議院 財政金融委員会 第22号 議事録を見る | ○川上義博君 民主党・新緑風会・国民新・日本を代表いたしまして、政府提出の租税特別措置法の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。 反対する第一の理由は、理念なきばらまきのツケを消費税増税により国民に負担させる政府・与党の平成二十一年度補正予算そのものに反対であるか...全文を見る |
07月07日 | 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号 議事録を見る | ○川上義博君 川上義博です。 私は、臓器移植を進めることに何が何でも反対するということではなくて、先ほども医療の現場では違うという話がありましたけれども、今の現行制度で運用の実態を改めていけば提供者が増えるんじゃないだろうかという立場から質問をいたしたいと思います。 そし...全文を見る |
○川上義博君 先ほどの話ですね。ガイドラインは法律じゃないんですね。手順とか手続に違反した場合に、全く罰則も何もないわけでしょう。だからWHOが、ガイドラインじゃ駄目なんで、法律で規制した方がいいというふうな考えもあるわけなんですね。だから、先ほどの答弁で、これから、これがいった...全文を見る | ||
○川上義博君 先ほど脳死の話がさんざん出ていたわけでありますけれども、発議者は、やはり脳死は一律に一般的に人の死であると、これは修正の話ありましたけれども、これは全く撤回しないと、基本的には脳死は人の死であるんだ、それを前提にしているんだと、これは臓器の提供する意思あるなしにかか...全文を見る | ||
○川上義博君 とすれば、今までの、今の現行法はダブルスタンダード的なものがあるんですね。脳死は認める、これは提供する意思がはっきりした場合は脳死として認める、意思がなければ脳死としては認めない、脳死、死ではない、ダブルスタンダード的なものなんだと。これは要するに間違っていたんだと...全文を見る | ||
○川上義博君 先ほどから、脳死臨調で脳死は人の死なんだと、おおむね受容されているという話があったんですね、脳死臨調で。私はそうは思わないんですね。おおむね、おおむね受容されているんじゃないか、認められるんじゃないかと。ただし、少数意見といいますか、あれ十五人かどうか分かりませんけ...全文を見る | ||
○川上義博君 今日、大臣おいでになっていますけれども、脳死が人の死であるのかないのかという議論が午前中からずっとあるんですね。大臣、個人的に議員としてこれはやはりどうなんだというお考えを、せっかく来ていただいていますから、ちょっと披瀝していただきたいと思います。 | ||
○川上義博君 ちょっとしつこいようですけど、じゃ、どんな倫理観をお持ちなんですかね。御自身の倫理観の下にということを今、さっきも倫理と法律の話ありましたけど、どんな倫理観なんですか。 | ||
○川上義博君 次に、もう一度聞きますけど、脳死は人の死であるとした場合に、臨床的脳死状態である人がいますよね、この人に対して医療行為が、要するに人工のあれを外すとか、そういった医療行為が家族の意思に反して打ち切られるという危惧を私は持っているんですよ。こういった意思に反して、だん...全文を見る | ||
○川上義博君 今日午前中の、森岡参考人いらっしゃっていましたけれども、生命倫理会議の声明の中でこのような文章があるんですね。臓器不足ということは脳死者不足にほかならないと。交通事故が減って、救急医療体制が整備されれば、脳死者も減ることが予想されるんだと。国民が安全で安心して暮らせ...全文を見る | ||
○川上義博君 それでは、ドナー・アクション・プログラムというものがあるそうでして、これのことについて質問をいたしますけれども、その前に、ドナーになり得る人、この意思がはっきりしていない場合、これは家族に対して例えばアクションプログラムでも誘導するわけなんですね、スペインなんかの例...全文を見る | ||
○川上義博君 前回の質問主意書で、このドナー・アクション・プログラムの実施病院ってどのぐらいありますか、現在ですね、二十四病院だということなんですね。その実施病院を増やせば、今の法律の枠組みでドナーの数は相当増えるんじゃないかと思うんですよ。なぜ二十四病院しかないんですか。あの四...全文を見る | ||
○川上義博君 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。 | ||
11月17日 | 第173回国会 参議院 財政金融委員会 第2号 議事録を見る | ○川上義博君 民主党の川上でございます。 今日は、両大臣に、亀井大臣は私の元派閥のボスでございまして、なかなか今日はやりにくいことでありますけれども、一生懸命質問をいたしたいと思いますが。 昨日、速報値でGDPが四・八%、これは七月—九月期だったと思いますけれども、上昇し...全文を見る |
○川上義博君 まさに実体経済を反映していない株式市場になっているんですね。これはもう大臣おっしゃるとおりなんです。ばくち場になってしまっていると。それが外資がもういいようにコントロールしていると。これをやはり規制をしなければいけないと思うんですね。 日本の市場だけ売買の手口と...全文を見る | ||
○川上義博君 それと二番目には、国内の日経二二五とTOPIX、国内で外資が売るときに、例えば信用取引で空売りをやって空売り規制しましたね。売るときには現在値段よりも高い売り指し値として、指し値を高くして現在値値段以下の、要するに現在値以下での売りを禁止すると。要するに、現在値値段...全文を見る | ||
○川上義博君 研究というよりは、いや普通、日ごろの亀井大臣とおっしゃっていることが違うじゃないですか。 | ||
○川上義博君 いや、そんなことないですよ、一番私よりも大変詳しいと思っているんですけれどもね。まずはその手口の公開、それから売りの、要するに現在値段よりも低いのは規制するんだということを、是非ここは前向きな答弁をもう一度お願いしなければいけないと思うんですよ。是非、これはできるん...全文を見る | ||
○川上義博君 今日はこの程度に、もう一回またやりたいと、もう一度やりますから、しつこくこれはやらなきゃいかぬと思う。これは日本を守るためですから、日本の市場を守るためですから、これはやっていきたいと思います。 ところで、今外資の話をいたしました。これは両大臣にお伺いしたいんで...全文を見る | ||
○川上義博君 是非閣議の懇談会の席でもおっしゃっていただきたいと思うんですね。 それともう一つ、財源が要らない景気対策、不動産上げるべきだと。 実は、去年のサブプライム以降、二〇〇八年の一月から銀行が不動産売買に係る資金供給を完全にストップしているんですよ。凍り付いている...全文を見る | ||
○川上義博君 金融大臣、前段の、銀行。 | ||
○川上義博君 先ほど、冒頭に私が言いました二次補正のことなんですけれども、三兆円規模だという話に今言われていますけれども、そもそもこの補正というのは何のために組むのかという議論。 もうこれは、総予算でこれはもう緊急事態があって手当てができない、あるいは景気がどんどんどんどんス...全文を見る | ||
○川上義博君 藤井大臣、要するに、旧政権、前政権がやった補正のその政策というのは余り効果がないと、新しい今の両面併せた政策で効果を発揮できるような補正なんだという話でありましたけれども、その効果が現れるような補正の規模は大体どのぐらいなんですか。 | ||
○川上義博君 時間が参りましたので、これで終わります。 どうもありがとうございました。 |