川口順子

かわぐちよりこ



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川口順子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第150回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま佐藤委員おっしゃられましたように、一月二十日にIPCCの第三回目のレポートが発表をされまして、そこに書かれました数字は佐藤委員がおっしゃられましたとおりでございます。  それで、地球温暖化は人類や生態系の存続そのものに大変な影響を及ぼす問題だと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤委員おっしゃられましたように、昨年のハーグでは大変残念なことに合意に達することができませんで、これは今後の交渉にゆだねられることになります。それで、ハーグ会議終了後も実は引き続き電話その他で会議も持ちましたし、今後も交渉はそういう形で、あるいは他のい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御指摘のように、国内の対応とそれから国際的な交渉とは相互に絡み合ったところもございますし、それから、国際交渉は国際交渉として、とるべき国内対策はきちんととっていかなければいけないという面もございます。  国内対策でございますけれども、日本は平成十一年の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいまの佐藤委員の、特に冒頭のお言葉を大変に身が引き締まる思いで聞かせていただきました。  御質問、幾つかの部分に分かれているかと思いますけれども、まず環境省にしていただきましてどういう決意でかということでございます。  環境庁が環境省になりました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられますように、地球温暖化対策推進法、それからその法律に基づく地球温暖化対策に関する基本方針というものがございまして、私どもというか我が国は、それに従っていろいろな対策を実施しているということでございます。  それで、一番最近の数値の、九八...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ハーグで合意に達することができませんでしたことにつきましては、日本も大変に、私も大変に残念に思っておりますし、それから、これは日本だけではなくて、参加をした世界のほかの国々も一様に大変に残念であったというふうに最後の会議において言っていました。これは各国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 吸収源につきましては、京都議定書におきまして一つの使い得るメカニズムとして存在をしているわけでございまして、委員おっしゃられましたように、吸収源がハーグでの幾つかあった議論のうちの一つの大きな要素であったということはそういうことでございます。  これは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤委員おっしゃられましたように、各国が温室効果ガスを削減していくに当たり、自国の国内での行動によってそれを行うということは非常に大事なことでございまして、京都議定書にもそのように書かれておりますし、当然ながら我が国もそういうことで考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 途上国問題というのは非常にこの温暖化問題を考えるときには重要でございまして、委員おっしゃられましたように、二〇二〇年には、二〇一〇年には途上国全体の排出量が先進国のそれを上回るということでもございますし、それから、現時点で既に中国は一国といたしましては世...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 途上国で先進国が温暖化ガスの削減をしていくことができるというメカニズム、クリーン開発メカニズムまたはCDMというふうに言いますけれども、これにつきましてもこの間のハーグの会議でその細かい部分を決めるための交渉が行われまして、ほかのものと同様にこれは最後に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二〇〇二年までの京都議定書の発効が可能になるように、できるだけ多くの国が締結できるよう私どもといたしましても全力を尽くして今後のさまざまな場において努力をしていく所存でございます。
○国務大臣(川口順子君) 私は、昨日、名古屋の南部地域と、また近くの湾岸の工業地帯を訪問させていただきまして、患者の方々とも直接お会いし、お話も伺わせていただきました。  国道二十三号線というのは、割に朝早い時間ではございましたけれども、大型車を中心としまして車の量は非常に多く...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自動車の排出ガスとそれの健康への影響についてでございますけれども、その因果関係については科学的な知見がまだ十分ではないということで、因果関係が明らかにまだなっていないというふうに理解をしております。  それで、名古屋の南部の公害訴訟の判決にも、極めて限...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ぜんそくで世の中にお苦しみの方は非常に多うございまして、大変にお気の毒に存じております。ただ、ぜんそくの原因につきましては、これは大気汚染だけではなくてさまざまな原因でぜんそくというのは起こるということでございます。  それで、以前は公健法で地域指定と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一番最初に申し上げましたように、私は患者の方にお会いをいたしましてお話をさせていただきまして、その方々のお苦しみの状況には非常に私は個人的には大変なものだろうと心からお見舞いを申し上げます。  それで、そのときに患者の方に申し上げたわけですけれども、環...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃった大綱に沿いまして現在国内対策をいろいろと進めているところでございます。  それで、環境省でさらに具体的にどのような国内対策があるか、やり方があるかということを議論するために、例えば中央環境審議会で国内制度のあり方について議論をいただいており...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六千万トンの削減、これは炭素換算での六千万トンということでございますけれども、これをどうやってやっていくかということですけれども、これをやっていくためにはさまざま、産業界だけではなくて、例えば運輸、民生、いろいろ関係がございますので、各関係の省庁と連携を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本が世界に誇るべき一つのことは、省エネルギーにつきまして先進国の中で一番高いエネルギー効率というものを持っているということでございます。何でそういうことが可能になったかといいますと、その背後にはそれを可能にした広範なさまざまな省エネルギー技術があるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自然エネルギーというのは、地球温暖化への対応のために非常に重要なエネルギーだと思っております。  それから、福島委員も御参加の自然エネルギー促進議員連盟では法案の用意を御検討中であるというお話も伺っておりまして、環境省といたしましても、そういった取り組...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省も自然エネルギーの関連の事業については既にさまざまな取り組みを行っております。  例えば、生ごみから発生するメタンを利用した燃料電池といった、あるいは太陽光発電の実証・検証事業等をいたしておりまして、これからも引き続きこの取り組みには積極的に努力...全文を見る
02月07日第151回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 環境の視点からすべての政策を見直すべきではないかとのお尋ねでございましたけれども、ただいま総理もおっしゃられましたように、持続可能な社会は良好な環境が基盤にあって初めて可能になるというふうに考えます。その意味で、すべての政策は環境の配慮を一体不可分のもの...全文を見る
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○川口国務大臣 地球に優しい環の国日本づくりといいますのは、二十一世紀を見通して、百年間を見通して日本をそのような国にしていくという構想でございまして、今総理のもとで人選等を御検討いただいているところでございますので、できるだけ早い機会に発表させていただきまして、意味のある、意義...全文を見る
○川口国務大臣 腎臓に例えるのがいいのか子宮に例えるのがいいのか、何に例えるのがいいかよくわかりませんけれども、干潟というのは、環境保全上非常に重要な機能を持っておりまして、浄水機能ですとか、あるいは渡り鳥がとまるという機能ですとか、大変に重要な機能を持っていると思います。  ...全文を見る
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○川口国務大臣 委員御指摘になられましたように、返還跡地の環境保全の問題というのは大変に重要な問題だと認識をいたしております。  この環境保全の問題が行われ、跡地の利用が円滑に進むように、先ほど防衛庁長官から御答弁のございました跡地対策準備協議会というのがつくられておりまして、...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、干潟というのは、水質の浄化機能ですとか、それから渡り鳥が渡来するとかいう機能を持っておりまして、そこにすむ生物あるいはそこに立ち寄る生物の微妙なバランスの上に成り立っている生態系でございまして、その機能を保全するということは非常に重要...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○川口国務大臣 田端委員がお話しになられましたように、環の国の環(わ)は、環境の環(わ)であり、循環の環(わ)であり、さらに申し上げれば、人と人の共働、ともに働く環(わ)でありますし、人と生物の環(わ)でもありますし、日本と世界のほかの国々の環(わ)でもあるというふうに思っており...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員がおっしゃられました、環の国と循環型社会形成推進基本法に基づく基本方針とのダブりということについてでございますけれども、この具体的な基本法に基づく指針といいますのは、来年の四月一日までに中央環境審議会が議論をいたしまして、環境大臣に意見を言うということに...全文を見る
○川口国務大臣 COP6後の進捗状況につきましては、その後引き続き私のレベルでも電話等で会議を続けましたし、それから、事務当局のレベルにおきましても、会合を開いたりなどいたしまして交渉を続けております。  それから、二月の上旬にナイロビでUNEPの会合がございまして、その折にも...全文を見る
○川口国務大臣 国民の一人一人が環境を保全、改善するために行動をとるというのは、委員御指摘のように大変重要なことだと思っておりまして、田端委員の「エコライフのすすめ!」は私も時々拝見をさせていただいて、反省をいたしております。  それで、環境省といたしましても、さまざまな努力を...全文を見る
○川口国務大臣 北九州のエコタウンの試みは、地域の過去の歴史、あるいはそこにお住まいの方々の環境保全に向けての思い、そこに存在する技術、さまざまなものを組み合わせた大変にすばらしい取り組みだというふうに思っております。それから、北九州以外にも、ほかの地域でもそういう取り組みが行わ...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○川口国務大臣 環境大臣の川口順子でございます。引き続きよろしくお願いを申し上げます。  国民の環境行政への期待に沿うように全力を尽くしてまいりたいと存じております。五島委員長を初め環境委員会の委員の方々に、よろしく御指導、御鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。(拍手)
○川口国務大臣 第百五十一回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  今日の環境をめぐる状況を概観いたしますと、自動車に起因する大気汚染などのように従来から解決が求められている課...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○川口国務大臣 今委員が、環境問題は喫緊のテーマであるというふうにおっしゃられて、私も全くそういうふうに思っております。  二十一世紀は環境の世紀と言われておりますけれども、ちょうどその二十一世紀の初めに環境庁が環境省にしていただいたということは、国民の皆様の環境保全に対する強...全文を見る
○川口国務大臣 ハーグで合意ができませんでしたことにつきましては、私も、ほかの国からの代表もそうですけれども、大変に残念だったというふうに思っております。  その関係で、私どもはハーグでもそういうふうに言いましたけれども、二〇〇二年に締結ということを目指して合意をするということ...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、土壌の汚染の問題というのは大変に重要な、重大な環境問題であるというふうには私どもも認識をいたしております。  それで、昨年の十二月から、学識経験者の方々に集まっていただきまして、土壌汚染の問題の研究を始めております。幾つか検討すべき...全文を見る
○川口国務大臣 大都市の大気汚染の問題というのが大変に問題であるということも十分に認識をいたしておりまして、特に窒素酸化物ですとか浮遊粒子状物質について大気汚染の改善が進んでいないということでございます。環境基準の達成率が非常に低い状況にございます。  それで、自動車NOx法に...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、「地球と共生する「環(わ)の国」日本」づくりということで提案をさせていただいておりまして、総理のもとで会合がこれから開かれることになるわけでございますけれども、おっしゃったように、環(わ)というのは、環境の環(わ)でもあり、循環社会の...全文を見る
○川口国務大臣 循環型社会をつくっていくに当たりまして、単にリサイクルすればいいということではございませんで、できるだけ自然からの資源の収奪を少なくする、それから、使えるものはできるだけリユースをする、リユースできないものについてはリサイクルをする、リサイクルをできないものも最後...全文を見る
○川口国務大臣 マテリアルフローが、これが循環をしていくということは、循環型社会を形成するという意味では非常に大事な基本であるというふうに思っております。  日本の経済社会を考えましたときに、そういった物を使う部分と、それから、その付加価値といいますかプラスアルファで、エネルギ...全文を見る
○川口国務大臣 環境と経済の関係というのは常にずうっと難しい問題であったわけでございますし、その時々の日本のあるいは世界の人々の価値判断によっても変わってきた問題であると思います。地球への負荷がこれだけ大きくなった経済社会をつくってしまったということでございますから、今後私どもが...全文を見る
○川口国務大臣 環境庁が環境省になりまして、引き続き総合調整のための機能というのは持っております。そのほかにも、委員がおっしゃられましたように、廃棄物のような専管の部分がふえるとか、リサイクル等のように共管の部分もふえるといったようなこともございますけれども、総合調整の機能は引き...全文を見る
○川口国務大臣 有明海の問題につきましては、ノリ等で被害を受けられている漁民の方は非常に大変な状況におありになるというふうにお見舞いを申し上げております。  それで今、どういったことが原因であるかということについて農水省が、環境省もそれに参加をさせていただいておりますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書の運用ルールをつくるという会議は、すべての参加者がどうやったら地球益を守れるかということを考えるためにやっている、これはもう大前提でございます。同時に、各国が考えておりますのは、そういった地球益を守るための仕組みをつくる中で、どうやったらそれぞれの国の相...全文を見る
○川口国務大臣 今、中環審の場でいろいろ御議論をいただいて、勉強していただいているところでございます。私どもとしては、その六%の削減が可能になるような枠組みとしてどういうことが可能になるかということを今勉強していただいているわけでございまして、それをベースに、実効性のある国内制度...全文を見る
○川口国務大臣 委員のお話を伺いながら、私の知り合いが中国のトキセンターを訪問して、空を舞う、飛ぶトキを見て感激をしたという話を聞いたことを思い出しておりましたし、いずれの日にか、佐渡の上空をトキが舞い、あるいはこの地図にあるように東アジアの上をトキが舞うというようなことになれば...全文を見る
○川口国務大臣 ただいまの、昔に戻るということではないのだということは非常に含蓄のある言葉で、しみじみと聞かせていただきましたけれども、トキの野生復帰ということでいえば、えさを食べる場所があるとかねぐらがあるとかすめるような森林があるとか、あるいは環境と共生できるような農業という...全文を見る
○川口国務大臣 個人的には、最初にやはりおやと思ったのは、カネミ油症の件が報道をされたころであったかと思います。
○川口国務大臣 申しわけございませんが、どういう症状が起きているかということは存じておりますけれども、現在、カネミ油症の患者の方々について存じ上げていることは、認定患者が二千名弱いらっしゃるということでございまして、その当時、患者の方の症状を、テレビだったか絵だったか写真だったか...全文を見る
○川口国務大臣 この問題も非常に多くの不幸な方を生み出した大変に重大な問題であるというふうに認識をいたしております。  いろいろ過去の経緯その他があってなかなか思うように物事が進んでいかないということなのかもしれないということを、委員とそれからこちらのやりとりを伺いながら思って...全文を見る
○川口国務大臣 行っておりません。
○川口国務大臣 私は、現場主義ということをいろいろ言っておりまして、実は一月は、全部で何カ所かちょっとはっきり記憶にないんですけれども、日程上東京を離れることが可能な限り、千葉の不法投棄の現場ですとか、それから愛知の大気汚染の現場ですとか、それからフロンを破壊している工場ですとか...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま、農水省と連携をいたしまして、予断を持たずに総合的に原因を究明するという過程にございます。  この問題については基本的に素人でございますけれども、私が仄聞した範囲でも、諫早のほかに、いろいろな原因とおぼしきことが挙げられて議論をされているというふうに理解...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書を二〇〇二年に締結することができるように、全力を尽くして交渉に当たりたいというふうに思っております。
○川口国務大臣 COP6以降いろいろな動きが実はございまして、COP6の後、電話会合でずっと昨年の暮れまでやっておりまして、一部事務レベルでは会合もございましたし、閣僚レベルで会合をするかどうかということで長々と電話会談も数カ国の大臣でやりまして、私も当然そこに入っておりましたけ...全文を見る
○川口国務大臣 交渉事でございますから、今の時点で、日本はこの点について譲歩をするということを申し上げてしまうと交渉にならないわけでございます。交渉でございますから、これは日本だけではなくて、すべての国がそうですけれども、何を譲歩する、何をそのかわりほかの国からもらうということで...全文を見る
○川口国務大臣 どういうスタンスで交渉をするかということですけれども、ハーグ以降も先ほど申しましたように交渉は進んでおりまして、ですから、ハーグのところのポジションを日本はいつまでも持っているということではないということでございます。という意味では、今、交渉はまさに動いている過程...全文を見る
○川口国務大臣 田中知事の脱ダム宣言について申し上げる前にちょっとだけお時間をいただいて、先ほど私がCDMと原子力について申し上げたことが多少言葉足らずだったかなと思いますので、もう一度きちんと申し上げさせていただきたいと思います。  CDMの議論というのは、基本的に途上国が、...全文を見る
○川口国務大臣 二十一世紀は環境の世紀ということでございまして、循環型社会をつくっていかなければいけないわけですけれども、そのためには、国民の一人一人あるいは企業の一つ一つ、あるいは国、国の機関がライフスタイルを変えていく、仕事の仕方を変えていくことが非常に大事なことだと思ってお...全文を見る
○川口国務大臣 自然エネルギーの利用促進ということは、温暖化防止という観点からも重要なことだと思っております。  それで、環境省は今までに、自然エネルギーを活用したモデル事業として幾つかのことをさせていただいておりまして、例えば太陽熱、太陽光、バイオマスなどの新エネルギー活用の...全文を見る
○川口国務大臣 フロンを空中に放出させない、回収して破壊するということが、委員おっしゃいましたように、オゾン層を守るという観点からも、それから地球温暖化の防止という観点からも非常に重要だという認識は私も全く共通にいたしております。  私が理解いたしましたところでは、業務用冷凍空...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃいましたように、地球環境問題というのは、ずうっと時間がたっても問題としては続くということでございますから、この世代が後の世代のためのすばらしい地球環境というものを奪ってしまうというようなことがあってはいけないわけでございまして、まさにそれが持続可能なと...全文を見る
○川口国務大臣 環境問題には今大勢の日本の方々が関心を持っているわけでございまして、特に樋高委員のように将来の日本をしょっていかれる方の世代の環境への関心というのが特に高まっているというふうに私は認識をしております。環境庁が環境省になりましたのも、そういった国民の皆様の期待、環境...全文を見る
○川口国務大臣 責任は十分に自覚をいたしておりますし、全力を尽くしていく所存でございます。  環境庁が環境省になる前に環境庁三十年の歴史があるわけでございまして、これは日本のほかの省庁、ほかの府省、例えば財務省、大蔵省ですけれども、等と比較いたしますと、大変に新しい歴史でござい...全文を見る
○川口国務大臣 不法投棄につきましては、不法投棄が行われないようにできるだけ未然に防止するということがまず大事だというふうに思いますが、同時に、投棄されてしまったものが生活環境に悪い影響を与えないようにということも必要だというふうに思っています。  それで、平成九年に廃棄物処理...全文を見る
○川口国務大臣 鶴見川多目的遊水地の問題につきましては、事態の推移というのは委員がただいまお話になられたようなことでございまして、環境省といたしましては、この検討委員会での議論に関しまして、国土交通省ですとかあるいは地元の自治体から、すなわち神奈川県ですとか横浜市ですとかから逐次...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、昨年の春から日米共同モニタリングを行っておりまして、民間の廃棄物処理業者の焼却炉にバグフィルターを設置した後の四月から六月の大気環境中のダイオキシン類の平均値は、それぞれ〇・二、〇・四六、〇・四九ピコグラムということでございますので、...全文を見る
○川口国務大臣 まず、PCBの対策でございますけれども、長いものは三十年ぐらい保管ということになっておりまして、その過程で、不明ですとか紛失が発生をした。その結果、環境汚染が懸念をされるということでございますので、処理を進めるための施策が必要だということで法律案を提出させていただ...全文を見る
○川口国務大臣 三十年放置をされてきたということについて、普通の人が考えればどうして三十年と思われるのはそういうことかなというふうに思いますが、決して手をこまねいていたということではございませんで、まずPCB廃棄物については、昭和四十七年に当時の通産省の行政指導によりまして、PC...全文を見る
○川口国務大臣 この国会に提出をさせていただいているPCBの関連法案に基づきまして、PCB製品の大部分を占め、不明、紛失による環境への影響が極めて大きいと懸念されます高圧のトランス、コンデンサーを中心として、広域的な処理施設の整備に取り組んでいきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 今般の有明海の問題というのは、過去に例を見ないほど非常に大きな問題でございまして、深刻な事態であるというふうに思っております。その原因については今の時点では明らかではないということで、大事なことは、予断を持たないで徹底的に調査をして原因を明らかにすることだというふ...全文を見る
○川口国務大臣 今回の有明海のノリの不作問題につきましては、先ほどから出ておりますように、予断を持たないで何が原因かということを政府一体となって徹底的に調査をすることがまず大事であるというふうに思っております。  それで、谷津農水大臣がおっしゃっていらっしゃいますように、その過...全文を見る
○川口国務大臣 まず、原因が何かということを徹底的に予断を持たずに調査をするということが先にあると思います。  その調査の結果を踏まえまして、どのような対策が必要かということ、あるいはそれが有効かということを、先ほど申しました有明海の環境の保全それから改善ということの観点から検...全文を見る
○川口国務大臣 私は、委員室で、実はそちら側に座っておりませんで、こちら側に座っておりまして、なぜだろうかと考えておりました。
○川口国務大臣 今の質問にお答えする前に、私自身も去年の夏までは永田町あるいは霞が関から遠いところで仕事をいたしておりましたので、原委員のような新しい目でこの国会、これは環境大臣として申し上げていることではなくて、去年の夏までいた一人の個人として実は永田町、霞が関を見ておりました...全文を見る
○川口国務大臣 国民の皆様が政策についてどうお考えになるかということは、その政策評価ですとかアセスですとか、いろいろな仕組みで真剣に取り組んでいくことが重要だというふうに思っております。  行政をどうチェックするかということについては、先ほど申しましたように、審議会の動向を見守...全文を見る
○川口国務大臣 原告適格の問題につきましては、おっしゃるように、特に環境の分野では、例えば後世代のいい環境を享受する権利をどういうふうに考えるかというような問題もありますし、あるいは自然の、言葉を出せない例えば動物たちの原告適格性はどうかというような問題もございますし、原委員が今...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど廃棄物リサイクル部長が申し上げたように、今そういう状況で管理をされている状況では、廃棄物処理法あるいは公有水面埋立法の規制が適用されるということでございます。全部終わってしまった後ということでしたら、そこからまた掘り出す場合には、さらに、場合によっては廃棄物...全文を見る
○川口国務大臣 瀬戸内海の環境というのは非常に日本にとっては重要なもので、比類のない景勝地でございますし、漁業資源の宝庫でもございまして、国民がその恵みを十分に受けることができることが必要だと思っております。  それで、海砂利でございますけれども、十二月の瀬戸内海環境保全計画の...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今おっしゃられた愛媛県でございますけれども、愛媛県も十三年二月に骨材対策委員会を設置して、採取禁止も視野に入れて今後の方針の検討を始めたというふうに理解をいたしております。  そういうことで、海砂利の採取についての、先ほど申し上げましたような三つの、モニタ...全文を見る
○川口国務大臣 この問題につきましては、昨年の何月でございましたか、金子委員初め皆様に大勢おいでいただいて、いろいろお話を聞かせていただいたときのお話の内容は非常に鮮明に記憶をいたしております。スナメリのほかに、ハヤブサですとかカクメイ科という貝ですとかということもよく記憶をいた...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○川口国務大臣 動物の愛護が青少年の健全な発展に大きなかかわり合いを持っているということは、私どもも認識をいたしております。  お話にございました動物愛護推進員でございますけれども、これは、おっしゃった改正動物愛護管理法で、有識者のネットワークを地域レベルでつくっていくというこ...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○川口国務大臣 平成十三年度環境省所管一般会計予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。  今日の環境をめぐる状況を概観いたしますと、自動車に起因する大気汚染などのように従来から解決が求...全文を見る
○川口国務大臣 お答えをいたします。  大勢の方が環境庁から環境省になって何が変わったかというのを御関心をお持ちいただいていらっしゃいまして、本当にもっともな御疑問だというふうに思います。  それで、環境省は環境庁時代と比べまして、所管という意味では、廃棄物対策を初めといたし...全文を見る
○川口国務大臣 今の委員の例を伺いながら、そうすると、多分水洗ではない別な形のトイレを開発しないといけないかなと思っておりましたけれども、おっしゃるように、愛知万博は自然の叡智というのをテーマにしまして、それからまた、循環型社会という言葉もサブテーマの一つになっております。これの...全文を見る
○川口国務大臣 環境問題というのは、委員がおっしゃられますように、国民あるいは企業あるいはその他の省庁、自治体、さまざまな主体がかかわってやっていかなければいけない、取り組んでいかなければいけない課題だと思っております。  それから、環境安保ということをおっしゃいましたけれども...全文を見る
○川口国務大臣 まず、アンマンにおける世界自然保全会議の決議をどう受けとめているかという点でございますけれども、これは、沖縄の希少な野生生物に対する保護についての国際的な関心のあらわれだというふうに受けとめております。  それで、この決議を踏まえて環境省としてどういうふうに考え...全文を見る
○川口国務大臣 環境省が主体的に調査をするなりというお話がございましたけれども、調査あるいは環境影響評価ということでもそうでございますが、これは、物事の考え方といたしまして沖縄施設庁がやるということでございまして、環境省あるいは環境庁は、これに、必要に応じ適切に助言を今までしてき...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問にお答えする前に、先ほど私、防衛施設庁と申し上げたつもりで沖縄施設庁と言っていたようでございますので、訂正をさせていただきます。  それから、今の御質問についてでございますけれども、環境影響評価というのは平成十一年十二月末の閣議決定で実施するということ...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄で赤土の流出の問題が非常に大きな問題になっているということは承知をしておりまして、写真も見たことがございます。これが、沖縄が自然環境を生かして観光業ですとか水産業で発展していく上で非常に問題だということはよく理解をいたしております。  環境省は、関係府省それ...全文を見る
○川口国務大臣 環境問題というのは、国民生活のあり方あるいは社会の仕組みにかかわる大きな問題でございまして、身近な公害問題ですとか廃棄物の問題から、地球環境、地球レベルの問題まで、さまざまな広がりを持っている問題だと思っております。  そういった大きな広がりを持つ問題への取り組...全文を見る
○川口国務大臣 環境基本法十九条では、国が環境に影響を及ぼすと認められる施策を策定、実施するに当たっては環境保全に配慮しなければならないというふうにされておりまして、公共事業の実施と環境保全上の配慮ということで申しますと、基本的には事業所管官庁が適切な環境保全上の配慮を行っていく...全文を見る
○川口国務大臣 法律の前には、閣議によってアセスという制度がございまして、そういうことによってやっているということでございます。さかのぼらないということです。
○川口国務大臣 事業認可が行われているものについては、もう始まっているということでございますので、再申請をするということはできないと思います。
○川口国務大臣 有明海のノリの不作の問題については、原因につきましては今さまざまな考え方が、あるいは意見があると承知をいたしております。諫早湾の干拓の問題というふうにおっしゃられる方もありますし、そうではなくて別なことであるとおっしゃっている方もいると認識をいたしております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 政府の関係各省が連携をいたしまして、徹底的に、予断を持たないで原因の究明を行っていくということでございます。
○川口国務大臣 これは、谷津農水大臣と私、全く同じ意見でございます。第三者委員会というのがございまして、実はこの委員会の中のメンバーには環境省から推薦を申し上げた方も入っていらっしゃいますけれども、その委員会において、水門をあけてさらに調査をする必要があるということでございました...全文を見る
○川口国務大臣 まず調査の結果を見たいというふうに思います。
○川口国務大臣 多分二回ぐらい登っていると思います。
○川口国務大臣 高尾山は、多分この地域、東京やその近辺で小学校時代を過ごしたことのある人間でしたら必ず登ると言っていい、非常に親しまれている山だと思います。それから、登るルートも幾つかあって、体力に合わせて選べるというようなこともありまして、そういう意味でも非常に親しみやすい山で...全文を見る
○川口国務大臣 環境保全と人間が生きていくために必要なさまざまな活動をどういうふうにバランスをとるかというのは、本当に一般論としても非常に難しい問題だというふうに思っております。  それで、お話の圏央道建設ですけれども、これは平成元年にアセスメントの手続が終了いたしておりまして...全文を見る
○川口国務大臣 私は現地に行っておりませんので、今委員がおっしゃったお話を伺ってということですけれども、これは、所管からいえば環境省の所管ではないので、申し上げるのは環境大臣としてのコメントではないということで申し上げさせていただければ、地元の方にとっては、本当に一刻も早く安全の...全文を見る
○川口国務大臣 制度から申しますと、産業廃棄物の処理の指導監督というのは、廃棄物処理法に基づきまして、都道府県それから保健所設置市が行うということになっております。したがいまして、この件につきましても、宇都宮市において事業者を指導するといった対処がなされるべき話ということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 「環(わ)の国」日本づくりの第一回の会合がきょう五時半から開かれるということになっております。  「環(わ)の国」といいますのは、日本、大和の和(わ)ということでもありますし、環境の環(わ)でもございますし、循環の環(わ)でもございますし、人と人がともに働く、協...全文を見る
○川口国務大臣 公用車といたしましては、CNG車を使っております。それで、単に乗っているだけではほかの方に余りわかりませんので、大きくステッカーを張りまして、CNG車であるということを宣伝しながら走っております。  ついでに申し上げますと、個人的には、私は車を持たないということ...全文を見る
○川口国務大臣 全くおっしゃるとおりだと思います。  政府でも閣議決定がございまして、これによりますと、各省庁の、たしか一〇%だったと記憶しているのですけれども、低公害車をその比率にするということで、昨年の暮れだったと思うのですけれども調査をいたしまして、まだまだその基準を満た...全文を見る
○川口国務大臣 実は大変に残念ながら、一〇%という数字でございますけれども、これは目標値でございまして、平均いたしますと、各省庁、これは十一年度末の時点でございますけれども、ということは十二年三月ですが、とてもそれには至っていないということでございます。  ただ、その閣僚懇談会...全文を見る
○川口国務大臣 政府の場合は、確かに車はたくさんありますけれども、まだ買いかえの時期に来ていない車を一遍に買いかえるということはできないわけでございます。数年間、これは十年くらいなんでしょうか、ちょっと数字ははっきりいたしませんが、それぐらいの期間がたって買いかえるときに初めて低...全文を見る
○川口国務大臣 グリーン購入というのは、リサイクル社会をつくっていく際に、リサイクルをしたものに対しての需要が生まれるという意味で非常に重要だと思っております。需要がふえればふえるほど、それが供給増加にはね返って、スケールメリットがありますから価格が下がって、その結果としてさらに...全文を見る
○川口国務大臣 何ができるかできないかということからいきますと、環境庁は、環境省になった段階で、旧厚生省から廃棄物対策を引き継ぎました。したがいまして、廃棄物対策は環境省が一元的に実施をするということになりました。  それから、一つの政策はいろいろな側面を持っているということで...全文を見る
○川口国務大臣 省庁の再編成の結果、環境庁が環境省になったわけですけれども、その過程でさまざまな議論があって、その一つとして、例えば林野庁が環境省と一緒になるべきではないかといった議論もあったというふうに聞いております。  ただ、そういったさまざまな議論が行われた結果として現在...全文を見る
○川口国務大臣 環境省は、二十一世紀を環境にいい、地球と共生できる国にしていくために可能なことを、関係省庁と連携をしながら、それから国民の皆さん、あるいは事業者、地方公共団体の皆さんの意見を聞きながら、極力前向きに進めていきたいと思っておりますし、いくべきだと思っております。
○川口国務大臣 フロンといいますのは、オゾン層破壊という観点からも、それから地球温暖化という観点からも回収を進めていかなければいけない物質だと思っております。  今法律が各党によって御議論をいただいているところでございますので、私といたしましては、おっしゃった費用の徴収法も含め...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、実効性というのは仕組み全体で考えるべき話でございまして、今の時点では、私どもといたしましては実効性のある制度というふうに申し上げたいと思います。
○川口国務大臣 政策を企画立案する官庁、それから、廃棄物行政のように、実際に実施をし、行動する官庁として全力を尽くしたいと思っております。
○川口国務大臣 廃棄物行政が厚生省から環境省に移ったときの廃棄物に対する考え方の大きな違いといいますのは、厚生省においては、処理をするところの環境の衛生上の観点からやっていたということでございまして、環境省に移ったということは、これが循環型社会の一環としまして扱われるという観点か...全文を見る
○川口国務大臣 全力で取り組みます。
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(川口順子君) お答えいたします。  最初の方の御質問でございますけれども、お話しの米国海洋哺乳類委員会と申しますのはアメリカの機関でございまして、これのアメリカの国防総省あるいは国務省への勧告というふうに私は報道で承知をいたしておりまして、ということでございますので...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(川口順子君) お答えいたします。  IUCNの勧告決議は、おっしゃるように沖縄のジュゴンについての保護を勧告いたしておりますけれども、これは山原地域の希少な、沖縄の希少な野生生物資源への国際的な関心のあらわれだというふうに理解をいたしております。  それで、環境省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省といたしましては、代替施設協議会においてジュゴンを含む自然資源の、自然環境の保全という観点から適切に対処をしてまいりたいというふうに考えております。  それから、全般的なジュゴンの保護の枠組みでございますけれども、現在、文化財保護法、それから水産...全文を見る
03月09日第151回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました環境省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  環境問題への国際的な取り組みの中で我が国が積極的かつ主導的な役割を果たすためには、地球温暖化防止を初めとする地球環境保全に関する国際交渉...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 日本についてお聞きでいらっしゃると思いますが、これは国によって違いますけれども、日本の場合は、一九九〇年と比較しまして、二〇〇八年から二〇一二年の期間において六%削減ということになっております。
○国務大臣(川口順子君) 合併浄化槽は、私は一月に成田に参りまして現場を見せていただきました。それで、先ほどその処理の能力の御質問がございましたけれども、普通の水と比べてもほとんど遜色のないような色まできれいになっておりました。  先ほど来御答弁ありましたように、下水道ですとか...全文を見る
03月15日第151回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○川口国務大臣 お尋ねの、地球環境審議官の職務及び事務次官それから地球環境局長との関係でございますけれども、これはどの省も同じようなことになっていますが、まず事務次官との関係ですけれども、事務次官は、大臣を助けて、環境省の政策、事務全般を整理監督するということになっております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 結論から先に申し上げますと、今までと変わりがないということでございます。  どういうことかということですけれども、環境省の任務というのは環境の保全を図ることということでして、その任務の達成のために必要な国際交渉に臨むということでございます。  それから、外務省...全文を見る
○川口国務大臣 これはすべての仕事について言えることだと思いますけれども、各省が密接に連携をとりながら仕事をしていくことがまず基本にあるということでございます。  環境省は、例えば、国際交渉をいたしまして、その結果、条約などを締結、批准するという場合には、国内制度を設けてその実...全文を見る
○川口国務大臣 私は、就任以来、現場主義ということを言ってまいりまして、環境問題というのは、地球環境問題という地球規模の問題もございますけれども、毎日の生活に密着した非常に身近な問題というのが多いわけでございます。環境省にとりまして、全部の職員が問題意識を共有して、そういう、地元...全文を見る
○川口国務大臣 今まで廃棄物・リサイクル行政は厚生省が所管されていたわけですけれども、それが環境省に移ったということで、一番大きな違いは、廃棄物行政の一元的な実施が可能になったということでございます。環境省は個別リサイクル法も所管いたしておりますので、そういう意味で、環境省におい...全文を見る
○川口国務大臣 言うまでもなく、情報公開というのは非常に大事なことでございます。  例えば、環境省ではホームページから、「そらまめ君」というのがございまして、空をまめにチェックするということで「そらまめ君」という名前がついたようでございますけれども、大気汚染の状況を地図上で見る...全文を見る
○川口国務大臣 一言でとおっしゃると非常にお答えが難しいのですけれども、環境省の目と心を持った分身が地方にいるようになりますというふうに申し上げたらいいかと思います。  それで、どういうことが可能になるかということでございますけれども、全国に地方環境対策調査官を配置するというこ...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に、環境庁が環境省に格上げになったというふうにおっしゃいましたけれども、実態にふさわしい肩書きをいただいたというふうに私は思っております。  それから、お話にございましたアセスなどの役割のことでございますけれども、これは今アセス法で各事業者が自分の、例え...全文を見る
○川口国務大臣 産廃が、数字を五億トンとおっしゃられましたけれども、大量に発生をするということが今起こっているわけで、その一方で最終処分場の処理施設は、特に大都会地域、大都市圏ではほとんどないということで地域内での処理ができない、その結果として地方に、処理施設のある地域、ほかの地...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになってしまうかもしれませんけれども、産廃の処理というのは、そもそも、それを排出した事業者が、自分の責任において適切な場所で適正に処理をするということになっているわけです。という限りにおいて、その処理をする場所がその事業者が住んでいる都道府県の中であるかど...全文を見る
○川口国務大臣 鎌田委員の思いはよくわかります。国民の安全と安心についての関心が非常に高いということもよく理解をいたしております。  ただ、おっしゃっていらっしゃる問題はかなり根本的な問題でもございまして、一つの言い方をさせていただければ、小さい政府がいいのか、大きな政府がいい...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられましたように、二十一世紀は環境の世紀ということで、環境省にことしの初めにしていただいたということは、環境問題が重要であるということについての国民の皆様の期待があってのことと思っておりまして、環境省は一同、その期待の大きさと責任の大きさを十分に自覚いたし...全文を見る
○川口国務大臣 地球環境審議官と事務次官と両方が存在することになるわけですけれども、地球環境審議官は、事務次官のもとにあって大臣を助けてということでございます。事務次官は、そもそも、大臣を助けて環境省の事務全般をつかさどるということでございまして、各省それぞれ、地球環境審議官に当...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、自然保護事務所というのが全国で十一カ所ございまして、その業務といたしましては、国立公園や国設鳥獣保護区の保護管理等、それから絶滅のおそれのある野生動植物の保護増殖等さまざまな任務、業務を行っております。二十一世紀に入りまして、自然保護に...全文を見る
○川口国務大臣 昨年の十一月の終わりにハーグで交渉が中断をしたということで、ことしの七月の下旬にボンでまた会合が再開されるということは委員今おっしゃられたとおりでございます。  昨年の十一月以降、電話あるいはEメール等で閣僚間で交渉を引き続いて行ってまいりましたし、ことしに入り...全文を見る
○川口国務大臣 確かに、京都議定書を締結した国というのは島嶼国にはございます。ただ、これらの国々は、実際に自分たちが削減義務を負うということにはなっていない国でございます。削減義務を実際に負い、それを国内的に制度をつくってやっていかなければいけない国々にとりましては、議定書の六%...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、日本は世界に先駆けまして平成十一年に地球温暖化対策の推進に関する法律を施行いたしまして、現在、この法律に基づいて閣議決定をされました地球温暖化対策推進大綱に沿って各種の国内施策を推進いたしております。  ただ、最近の数字を見てみます...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまな制度が考えられる中で、税、排出量取引、いわゆる経済的な手法と呼ばれているものでございますけれども、これは市場メカニズム、価格メカニズムを前提といたしまして、経済的にインセンティブをあるいはディスインセンティブをつけていくということで、各主体が経済合理性に...全文を見る
○川口国務大臣 有明海のノリの不作の問題につきましては、予断を持たずに徹底的に原因を究明することが大事であるということでございまして、現在、水産庁それから環境省で緊急調査を実施いたしているところでございます。  平成十三年度からは、関係省庁の共同で、有明海の海域環境の改善の方向...全文を見る
○川口国務大臣 有明海の環境の保全及び環境の改善につきましては、その環境悪化の原因の究明を踏まえまして、いかなる対策が必要か、また有効かについて検討していくということが基本的に重要だというふうに思っております。  それから、大牟田川のダイオキシン類の問題でございますけれども、福...全文を見る
○川口国務大臣 環境省といたしましては、有明海を豊かな海にするということが重要であると考えております。  今回のノリ不作問題に関しましては、まず原因の究明が重要であるということで、その調査の結果等も踏まえまして、有明海の環境の保全及び環境の改善について、どのような対策が必要か、...全文を見る
○川口国務大臣 私は、委員おっしゃられるように民間出身でございますので、現在の政治状況についてのコメントは差し控えさせていただきたいと思っております。
○川口国務大臣 私は、民間出身の閣僚といたしまして、環境保全についての責任を持っているというふうに承知をいたしておりまして、そういう観点から仕事をさせていただいております。
○川口国務大臣 COP6再開会合、七月の会合での交渉は、従来のハーグの交渉同様にやはり大変に難しい交渉であるというふうには認識をいたしておりますけれども、日本のみならず参加をしているすべての国が、できるだけ早く京都議定書の運用ルールに合意するようにという観点で一生懸命に議論をし、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来出ておりますように、ただいま交渉が続行をしているということでございます。電話、Eメールその他の場で交渉が続行しているところでございますので、そういう意味で、日本が今どういうポジションを、今後の七月の会合においてどういうポジションで臨むかということについては...全文を見る
○川口国務大臣 環境保全を行っていくために、一人一人の人間が行動をとるということの重要性は、私も全く委員と同じように思っております。そのための環境教育の重要性も委員がおっしゃるとおりでございまして、私といたしましては、例えば森総理に主宰をしていただいております「環(わ)の国」日本...全文を見る
○川口国務大臣 確かに、私自身でございましたら使わない言葉でございます。この言葉の意味は、恐らく私が申し上げたようなことと同じ意味であるというふうには思っております。  たびたび申し上げておりますが、現場主義というのは大事でございますし、地域住民の方が何をお考えでいらっしゃるか...全文を見る
○川口国務大臣 地元におかれまして今具体的な活用策についての検討をしていらっしゃると聞いております。  環境省といたしましては、市及び環境事業団の努力を見守りつつ、市及び県などの地元の声を聞きながら幅広く活用策について相談に応じてまいりたいと存じております。
03月15日第151回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 環境大臣の川口順子でございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。  環境省に対する国民の皆様の期待を裏切らぬように、全力で環境行政に取り組んでまいりたいと思っております。吉川委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をぜひよろしくお願い申し上げます。(拍手...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第百五十一回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  今日の環境をめぐる状況を概観いたしますと、自動車に起因する大気汚染などのように従来から解決が求めら...全文を見る
03月16日第151回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました環境事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、ポリ塩化ビフェニル廃棄物が長期にわたり処分されていない状況にあることにかんがみ、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の処理に必要な体制を速や...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三点、お尋ねがあったかと思います。  まず第一に、今回の計画は事業団を救うためであって、税金のむだ遣いではないかということでございました。  PCB対策、PCBの廃棄物を早急に処理する、これを実現しまして、不明、紛失を防止するためには、国が関係自治体...全文を見る
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(川口順子君) 今の御質問にお答えを申し上げます前に、多分先ほど私、委員の御質問を聞き間違えたんだろうと思いますけれども、昨年の十一月、ハーグにおけるCOP6で私が出席をしたことについてほとんど相手にされなかったというふうにおっしゃられたように私にはちょっと聞こえました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、その中でブラジルの環境大臣と共同議長も務めさせていただきましたし、それから日本全体として途上国問題をどうするか、途上国への支援をどうするかという提案をアンブレラグループの中で日本として取りまとめさせていただきましたし、相手にされなかったということと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 吸収源につきましては、確かに十一月のハーグの会合で大きな問題となった。これは各国間の、日本だけではございませんで、ほかの国、アメリカ、カナダ、オーストラリアを含めたアンブレラグループとそれからEUとの間で大きな争点となった問題でございます。  それで、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の状況でいろいろそれぞれのセクターでどれぐらいの排出の削減が可能かということの勉強は中央環境審議会のもとでさせていただいております。  それで、さまざまなかなり政策的に確実である、実現可能であるということを前提に今の政策を考えますと、削減は大綱当時考...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) まず初めに、環境庁が環境省になりましたことについてお祝いのお言葉をいただきまして、どうもありがとうございます。これも環境委員会の各委員の方々を初め、国民の皆様の環境保全についての厚い期待があってということでございますので、その期待を失望させることがないよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 都市における自然といいますか、都市の緑地について環境省がもっと積極的に発言をすべきではないかという御意見は私も全く同感でございまして、必要であると思っておりますし、また同時に、今までも随分やってきているつもりでございます。  例えば昨年十二月に新環境基...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げたことに尽きますけれども、基本的に今の機能ということで考えますと、都市の環境保全という観点から必要な廃棄物であれ水であれ大気であれ、そういったものの環境の質ということについては、都市も含めて、環境管理局であったり自然環境局であったり、あるい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 都市の環境の保全という観点から、各省の政策をどのように連携をしていくかということが一つの大事な点であろうかと思いますけれども、そのためには、新環境基本計画に基づいてどういうことがなされなければならないかということが、そこに先ほどちょっと申しましたように書...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどちょっと触れさせていただきました環の国日本づくりという考え方が、まさに今委員がおっしゃられたような、日本を今までのような、先ほど都市が分断をされたというようなこともおっしゃられましたけれども、大量生産、大量消費、大量廃棄という量あるいは進歩、まあ進...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今お話がございましたその環の国日本づくりというのは、聖徳太子の十七条の憲法の第一条のところで和をもってとうとしとなすというのが和という言葉が使われているわけですけれども、違う漢字を使ってはおりますけれども、環というのは環境の環でありますし、循環の環でござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境事業団は、日本で公害問題が非常に大きな問題になりました昭和四十年に産業公害型の、産業公害の防止ということを目的としてつくられたものでございまして、それ以降、都市・生活型の公害ですとか、それから廃棄物問題、あるいは地球温暖化といった地球環境問題が広がり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最近、工場の跡地の再開発が進んでいるということですとか、それから事業者が自主的に土地の汚染状態を調査するという動きがございまして、そういったことの結果、市街地における土壌汚染の判明件数が大変ふえてきております。  このような状況でございますので、今委員...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境保全のための経費が政府全体として効率的に、また適正な形で使われるということは非常に重要なことでございまして、環境省といたしましては、そういった観点から最大限のリーダーシップを発揮してまいりたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 環境庁が環境省になりまして、これの背景には、環境委員会の委員の方々を初めとして、国民の皆様の環境保全が二十一世紀の日本にとって重要な課題であるということへの認識と環境省への期待があるというふうに考えておりますので、その期待に沿うような形で一生懸命に全員で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 個人としての感想を申し上げさせていただきます。  私は、今、日本の全体の流れが官から民へ、あるいは官から政へということで動いているわけですけれども、民での経験も持つ人間として、その流れというのは非常に重要であり、それから日本の活性化のために必要なことだ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 確かに、家の中と外で環境省がかかわるかかかわらないか違うというふうに説明をされなければ、普通の国民の方には何で環境省がこのシック症候群の検討に加わっていないかということは多分非常にわかりにくい話であろうかと思います。  ただ、同時に、先ほど副大臣からお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題の細かい点というのは私は全く存じませんので、今伺った話だけでの感想でございますけれども、非常にわかりにくいというふうに思います。もしも同じことを全く言っているのであれば二つの違う表現形態をするということはわかりやすいということでは全くないと思いま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省におきましても花粉症関連は予算をとってやってきておりますし、私は細かくは存じませんけれども、厚生労働省でもあるいは林野庁でも気象庁でもそれぞれ取り組んでいるというふうに思いますので、ここはやっぱり各省の連携の強化をますますしていくことが必要ではない...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実は、今副大臣が浜中局長について言ったとおりでして、実は説明が終わった後、浜中局長はあっということで、今すぐ言い出そうとなさったところに、実は先生の質問で副大臣がお答えになったので、先生がそういうふうに思われたようなことの事態になってしまいまして、浜中局...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 浜中局長の頭の中に入っている温暖化交渉の過程というのは実に非常に長いものでございまして、かつ非常に幅の広い分野、これはたくさんの要素がまざっていることでございますので、局長も私の見たところ、コンピューター的に頭の中の整理が非常によくできている方だとは思っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お話しのブッシュ大統領からの手紙というのはブッシュ大統領がヘーゲルという議員にあてたものですけれども、その中では、おっしゃったように京都議定書には反対であるというふうに述べていますが、このことは共和党が大統領選挙の過程で出した綱領にも実ははっきり書かれて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いたしました。いたしまして、ということだけれども、ホイットマン長官がトリエステでおっしゃったようにアメリカ政府としては今検討中であるということだと理解をしているので、そこにおいてホイットマン長官の貢献を期待したい、リーダーシップに期待したいということを書...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いわゆる環境ホルモンの問題というのは科学的にまだまだ未解明な点がたくさんございますが、世代を超えた、今まさに加藤委員もおっしゃられましたけれども、世代を超えて深刻な影響が子供たちにもある。さらに、その先の世代にもあるというおそれがありますし、国民の一人一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 雪氷エネルギーにつきましては、環境省といたしましては、モデル事業ということで、岐阜県で貯雪を利用した冷房システムの整備事業というところに補助をしておりますし、それから平成十一年度には、雪氷の冷熱も含めて自然エネルギーの有効利用調査というのを実施いたしてお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環の国ということを申し上げ、それから循環型社会の形成も重要だということをお話し申し上げているわけでございますけれども、循環型の社会の形成というのは環の国づくりの中の重要な柱の一つだというふうに考えております。環の国づくり会議の中では、恐らく二十一世紀にお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 諫早湾といいますか、有明海のノリの不作の問題につきましては、私どもは農水省と緊密に、密接に連絡をとりながら対応をさせていただいておりますけれども、まずその原因について徹底的に何ら予断を持つことなく総合的に調査をし検討することが重要だというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 有明海の海域の問題については、まず原因を徹底的に予断を持たないで総合的に調査をすることが大事でございまして、その調査の数字を第三者委員会で検討していただいているという仕組みになっておりますけれども、有明海を豊かな海にしていくということが重要でございますの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環の国づくりといいますのは、生物と人間との環ということも含めまして議論をいただくということでございます。それで、その中で生物多様性国家戦略の見直しというのもその実現、環の国を実現していくための重要な施策であるというふうには考えております。  生物多様性...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられましたように、土壌の汚染をどういうふうに、土壌の汚染に対してどのような対策をとっていくかというのは非常に難しい問題でございます。  近年、御案内のように土壌の汚染が判明するケースが大分ふえて、さまざまな理由によりふえてきているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省になりましたことに伴いまして、いわゆる化審法ですけれども、それによる化学物質の事前審査や製造、使用の規制を環境省も担当することになりました。  それから、PRTR法で多数の、三百五十種類ぐらいの化学物質につきまして、ことしの四月から事業者による環...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省に対しての御期待を今委員からおっしゃっていただいたわけでございますけれども、私は、まずアセスというのは、基本的に事業者が環境保全を十分にその事業の中に取り組んでやっていく、そのための発想なり視点なりを持って、まずそれが事業者がアセスをやるということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三番瀬を見せていただきまして、見に行きまして私が思いましたのは、三番瀬というのは都会の近くに残された非常に貴重な干潟でございまして、よく今まで残ってきたと思いましたと同時に、これを先々子孫に引き継いでいくということが非常に重要であるというふうに感じました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 干潟といいますのは水質を浄化する機能ですとか、それから渡り鳥の渡来地であるといった点で、先ほど有明海について話が出ていますように、非常に重要な機能を持った地域であると思っております。三番瀬は、東京湾の中に残された貴重な干潟であるというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三番瀬をいい形で後世の世代に引き継げるように努力をいたします。
○国務大臣(川口順子君) ラムサール条約の登録に関しましては、国設鳥獣保護区、特別保護区の指定をするなどいたしまして、将来にわたって保全がきちんと行われるということが明らかになる必要があるということでございます。  現在、三番瀬につきましては、千葉県が埋め立て計画の見直しを進め...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられましたように、二〇〇五年までにラムサール条約の登録湿地を少なくとも二千カ所に拡充をするという短期目標が九九年に決議されたというのは、おっしゃるとおりでございます。  それで、決議の趣旨を踏まえまして、日本におきましても、ラムサール条約...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国会の場で使う言葉としては適切でないかもしれませんが、日本には、色男、金と何とかはなかりけりということわざがございますけれども、環境省は、金はなくても力はある環境省ということで当面はいるということだと思っておりますが、二十一世紀が環境の時代というふうに言...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二〇〇二年までの京都議定書の発効ということで、それが可能であるためには、国内制度、日本としても国内制度の構築というのが非常に不可欠、非常に重要であるということはおっしゃるとおりでございます。  具体的には、京都議定書を担保する国内の措置というのが必要で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ことしの七月の下旬にボンでCOP6の再開会合ということが開かれることになっております。まず、そこで国際的な合意に達する、京都議定書の運用ルールにつきまして合意に達するということが必要であると思っております。  国内制度につきまして、それまでの間にできる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員から、縦割りであって、非常にどこが何をやっているかわかりにくいという御指摘がございまして、普通の人が法律の細かいことを読むということも余りございませんし、わかりにくいというのはおっしゃるとおりだと思います。  ただ、各省には法律に基づいてやるべきこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省が対応していかなければいけない環境問題というのは実はたくさんございまして、その中に委員がおっしゃられたような遺伝子組みかえ作物、生物の話もございますし、その他国民の安全と安心にかかわる問題も非常に多くあるわけでございます。  環境省といたしまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イエスでございます。
○国務大臣(川口順子君) 国土交通省から環境省に対しまして協力依頼があったということを事務当局から聞いております。環境省といたしましては、必要な協力をさせていただく所存でございます。
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(川口順子君) お答えいたします。  まず、ジュゴンに対する国際的な評価でございますけれども、ワシントン条約におきましては、商業目的の取引が禁止をされています附属書Ⅰに含まれております。  それから、IUCN、国際自然保護連合でございますが、ここが作成しているレッド...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど自然局長から御説明を申しましたように、現在、ジュゴンは文化財保護法や水産資源保護法で捕獲が規制されているということでございまして、政府全体としてどういうふうに保護をしたらいいかということを密接に連携をして関係省庁で取り組むべき課題だというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ジュゴンが確認された事例というのは非常に数が少のうございまして、生息の頭数が非常に限られているというふうに思います。ですので、仮に数が少ないということであっても、漁網によってジュゴンが死亡する、死ぬということは沖縄のジュゴンの生息には非常に大きな影響を与...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま谷津大臣からの御答弁がございましたので、環境省といたしましては農林水産省と連携をしまして前向きに御相談をしていきたいというふうに思っております。
03月27日第151回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりましたポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては、ポリ塩化ビフェニル廃棄物が長期にわたり処分されていない状況にあることにかんがみ、ポリ塩化ビ...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○国務大臣(川口順子君) 清水委員がおっしゃられましたように、アメリカは二五%弱という世界の中での排出量のシェアを持っております。非常に大きな排出国でございまして、そういう意味で、そのアメリカの参加が京都議定書の実施という観点からも、それからさらに広く温暖化問題への対応という意味...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 青少年のミーティングというのは私も非常にいいことだと思っております。これはこの温暖化の交渉の際に行われたわけでございますけれども、私の記憶ですと、その前にも同様な環境関係の国際会議でそういう試みが行われていて、問題の重要性の認識、あるいは将来の世代もこの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境が、特に地球環境問題ということで国際的に取り組まれるようになっている部分が非常に大きいわけでございまして、その中で国際機関の果たす役割は大変に大きいと思います。  私も委員と全く同じ意見でございまして、国際機関にもっと日本人が出ていって環境問題に対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 有識者会議は、昨年私が九月に北九州でエコ・アジアを開きましたときにその席上で提案をさせていただいたわけでございます。  その背景といたしましては、リオ以降、かなり貧困あるいは環境問題への取り組みが行われているわけですけれども、それにもかかわらず貧困の問...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この日中韓の環境大臣会合は、この三カ国が環境という意味からいうともう一体であるという、そちらにいらっしゃる真鍋元環境庁長官の御発想で始まったものでございまして、その後、韓国、中国とやりまして、今回は日本で始まるということになっております。  それで、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの態度についての御質問でございましたけれども、現在アメリカは、この前のG8の場でホイットマン環境保護庁長官がおっしゃられたことでは、それからブッシュ大統領からヘーゲル上院議員への手紙にもありましたけれども、アメリカは気候温暖化問題への取り組みを真...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 有明海の問題につきましては、今、石井委員も幾つか有明海で過去に行われた工事についてお話がございましたけれども、現在のノリの不作の問題については、原因を総合的に予断を持たないで徹底的に調査をするということが大事でございまして、現在、農林水産省を中心といたし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境産業、環境ビジネスは、委員おっしゃられますようにこれからの日本の経済の一つの担い手として大変に重要だというふうに思っております。それで、ビジネスが成功をするためにはやはりそれなりにそれが商売になっていかなければいけない。ということはそれなりの需要が必...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということで、この問題の重要性については十分に認識をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 基本法と個別法の問題でございますけれども、環境省は廃棄物・リサイクル行政をおあずかりするという立場から、個別法の整備に当たりましては、まさにその制度をつくろうという創設の段階から主体的にかかわっているということでございます。このように、環境省が制度の創設...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、経済産業省から非常に網羅的なお答えがございましたので、特につけ加えることはございません。
○国務大臣(川口順子君) 拡大生産者責任といいますのは、生産者が生産をし、それを使用するという過程を超えて、廃棄物になった後まで一定のその責任を負うという考え方でございまして、循環型社会を構築していくという点では非常に重要な考え方だと思っております。現在、OECDにおいて、環境対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) リサイクルの考え方、だれが費用を負担するかということは、だれが払うか、及びマーケットのメカニズムの中でだれが最終的に負担をすることになるかといった問題であるわけでございますけれども、環境省といたしましては、この費用の負担あるいはその徴収方法については拡大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現状で政府の各省が、一般論といたしまして、いろいろな政策をとるときに関係をしている省庁というのは数が多うございまして、常に連携をしながら対応をしているということだと思っております。  それで、自動車のリサイクル問題につきましても、経済産業省が環境のこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 関係省庁で連携をして、国にとっていい制度をつくっていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(川口順子君) 化審法について、生態系への影響をどうやってとめるかということについては、今副大臣が御答弁を申し上げたとおりでございます。  それで、この前、前回のこの場であったかと思いますが、シックハウス、それからシックスクールの話も出ましたけれども……
○国務大臣(川口順子君) それについてはそういうことでございまして、さまざまな化学物質が環境に排出され、環境、それからそれを経由して人体の健康に影響を与える、あるいは生態系に影響を与えるといったことは環境ホルモンの問題を初めといたしましてさまざまあるわけでございまして、それぞれに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この条約の早期の署名それから批准と、履行していくのに国内制度に万全を期すということが重要だというふうに思っております。  それから、現在、国会にPCB法案のお願いを申し上げておりますけれども、この法律が成立するということも、このPOPs条約の批准すると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省の立場といたしましては、有明海の海域におきまして、その水質あるいはその底生生物あるいはその底質といったことの環境の質がどうなっているかということを調べるということでございまして、その観点から、農林水産省が中心になってやっていらっしゃいます原因究明、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 工事中断につきましては、実はきょう第三回目の第三者委員会が開かれることになっておりますけれども、その第二回目の会合におきまして工事を一時中断をして調査をするということになったわけでございます。  環境省は、このノリの不作問題の原因がどういうことにあった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 化学物質の環境汚染、人体の健康への影響あるいは生態系への影響ということにつきましては、環境省としても関心を持っております。  さまざまな化学物質がございまして、例えばPCBでございますと今国会に法案を提出させていただいておりますし、それから環境ホルモン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) IPCCの場で三つの作業部会がございますけれども、それぞれのところで報告書をつくっているわけでございまして、この報告書はピアレビューといいますか、研究者の方々の同僚の方々による審査を経て出てきているという意味で、きちんと審査をされた上で出てきている報告書...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったことについては私も実は大賛成でございまして、IPCCのような科学的にきちんとした報告書について理解を深めるようにするというのがまず第一歩。で、その理解に基づいて、この理解がありませんと何が必要だという議論になかなかつながっていかないわけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ホイットマン環境保護庁長官への手紙でございますけれども、これは先ほど副大臣からお話を申し上げましたトリエステでのG8の会合で、アメリカは気候変動問題については検討中であるということを言ったということでございましたので、その検討の過程でぜひホイットマン保護...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの政府は、今、政府部内で気候変動の問題についてどういうスタンスでこれからやっていくべきかということを議論し検討している最中だというふうに了解をいたしております。  それから、ブッシュ大統領からヘーゲル上院議員の手紙の中で、ブッシュ大統領は、この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、アメリカの政府は、今、政府の中で議論をし検討をしていただいている最中でございます。  私は、アメリカは、温室効果ガスの排出の量という意味でいいますと世界全体の排出量の四分の一近くの排出量を占めておりますし、その国が参加をするとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本といたしましては、国際的な合意というのが非常に重要であると思っておりますし、また、その合意をしたときに国内的にその担保が可能なような制度の構築というのが重要でございまして、先ほど申し上げましたことは、こういったその国際合意に向けての努力をし、なおかつ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私どもは、昨年のハーグの場でも、日本は二〇〇二年までの発効を目指して努力をするということを、最大限の努力をするということを言ってきておりますし、それはいまだに変わっておりません。
○国務大臣(川口順子君) お答えいたしましたように、日本はずっと二〇〇二年までの発効を目指して最大限の努力をし、取り組んでいくということはずっと言っております。
○国務大臣(川口順子君) コミュニケにございますように、日本は、これはそういう意味でいいますと、清水大臣がなさった昨年の大津のG8の会合からそうでございますけれども、二〇〇二年までのその発効を目指して努力をするということでございます。ということで尽きていると思います。
○国務大臣(川口順子君) 現在、中央環境審議会の場で二つの小委員会を設けまして議論を進めていただいております。これは、その京都議定書の目標を達成するために必要な国内制度のあり方、あるいはその技術的な可能性といったことについて議論をしていただいているわけでございます。  それぞれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど局長が申し上げましたように、どういうような対策が必要かということの議論を今いたしております。  それから、同時に国際場裏で議定書への合意が達成されて、そこでどのような京都議定書の細かい運用ルールが設定されるかということも、今後の対応を考えるときに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府として一貫してある対策をとろうということになりました場合に、それは閣議決定によるというふうに思っております。
○国務大臣(川口順子君) これは、温暖化だけではなくて、さまざまなことについて本部というものがあり、それを受けて閣議決定をするということに、そこでの、本部での議論を受けて閣議決定をするというようなことで日本政府としては動いているわけでございまして、これも全くそれと同じようなことで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 有害な化学物質が身の回りの製品、子供のおもちゃも含め、に含まれていて、生活者がなかなか安全だと感じられない、あるいは安全であると言われても安心できないというような状況にあるというふうに認識をいたしております。  今、大変に多くの種類の化学物質が使われて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられましたように、化学物質に対して過敏な人たちというのは確かにいらっしゃるようでございまして、これの原因が、ただいま厚生省からお話がございましたように、さまざまな未解明な部分があるというふうに私も承知をしております。実際に、新しい建物に入...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も委員御指摘の新聞記事を読みました。そういうようなことが言われているということは承知をしております。ただ、子供の社会で起こっているさまざまなこと、これは教育に関連して言われていることもございますし、それから家庭のあり方、社会のあり方、さまざまな要因があ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 食品と、それから生物ということで違いがあるわけですけれども、遺伝子組みかえの食品につきましては、これは厚生労働省が事前に審査をいたしまして、安全性の審査をして輸入が行われる、あるいは生産が行われるということでございます。  環境省のかかわり合いというの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃった予防原則ですけれども、これはリオ宣言でそういう考え方が出されているということでございまして、環境基本計画、昨年十二月に決まった環境基本計画においても、それからPRTR法においても予防原則の考え方というのが出されているわけでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省におきましては、ヤンバルクイナですとかノグチゲラ等を種の保存法に基づきまして国内希少野生動植物種に指定をいたしております。それから、さらにノグチゲラにつきましては保護増殖事業計画を策定いたしております。  それで、山原地域につきましては、環境省と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま防衛施設庁長官から御答弁ございましたけれども、今回の調査は、移設候補地とそれからその周辺約七百ヘクタールを調査の対象として行われたということで、ノグチゲラですとかヤンバルクイナなど、こういった絶滅のおそれのある動植物が多く発見をされた、確認をされ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど防衛施設庁からお話ございましたように、一月三十日の調査結果の公表の際に、あわせて継続調査を実施するという旨の御発表がございました。  それで、環境省としては、候補地の周辺の希少な野生動植物の保護について十分に検討を行うためにはさらに広い範囲を対象...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 世界遺産への登録には、国内法上その保全のための措置をとるということが必要でございます。環境省では、山原地域の国立公園の指定を念頭に置いて自然環境の調査を進めている段階でございまして、世界遺産の候補になる資格を得るという意味でもこのような取り組みを積極的に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 干潟は、委員おっしゃるように非常に重要でございまして、水質の浄化機能も持っておりますし、さまざまな生物がいる重要な生態系の一部でありますし、それから今おっしゃられましたように、渡り鳥が飛来するというところでもございます。また、この地図に出ていますように、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今までお話に出ていましたように、泡瀬干潟における藻場の移植につきましては、移植先での生育を確認するように知事の意見が出ているというふうに承知をしておりまして、また藻場の造成については、今まで実施をしてうまくいっている例もあるというふうに認識をしております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省といたしましては、今後、引き続き知見の蓄積に努めまして、必要に応じ県等への助言をしてまいりたいと存じます。
○国務大臣(川口順子君) 環境省では、全国的なモニタリング調査をやっておりまして、その中で、泡瀬干潟に、おっしゃったムナグロを含む多くのシギ・チドリ類が定期的に渡来をしているということは承知をいたしております。  この事業の一部が含まれました港湾計画が審議をされましたのが平成七...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題についての先生のちっとも物事が動いていないではないかというお気持ちは理解はいたしますけれども、制度的に申しますと、これは口から食物として食べてその影響がある、あったというのがカネミ油症事件でございまして、環境省の所管ではないわけでございます。環境...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省は、ダイオキシン類の健康被害ということにつきましては暴露調査を各省と連携をしながらやっているところでございます。  それから、カネミ油症事件ということでございますと厚生省の油症研究班が対応いたしておりますので、その成果を見守りたいということでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一般論といたしまして、各省が連携をして事に当たっていくということは、現在さまざま問題が複雑になってきておりますので非常に重要だというふうに思いますし、完全ではないと思いますけれども、各省、基本的にそういう立場で連携をしながら行政をしていっているというふう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、有明海のノリの不作の問題につきましては、農水省それから環境省において緊急調査を今やっているところでございます。環境省は緊急補足調査で底生生物ですとか底質ですとかについて調査をいたしておりまして、きょうの第三者委員会にもそれが報告をされているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どこに原因があるのかということがわかりませんと、どのような対策をとれば有明海がまた豊かな海になっていくかということについての道筋がつくれないわけでございまして、そういう意味で現在検討して、それを第三者委員会で御検討いただいておりますので、そのあたりの動向...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私はこの問題について松岡副大臣とお話をいたしたことはございません。
○国務大臣(川口順子君) 有明の海域を豊かな海にする、それからその前提として、どういうところに原因があったかということを調査するということは、各省連携をして考えていかなければいけない問題でもございますし、それから地元の方の中にもさまざまな御意見がおありになるというふうに間接的に伺...全文を見る
03月30日第151回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○川口国務大臣 PCB廃棄物が今までずうっと三十年間保管されたままになっていたことによって、それがその過程で紛失をしましたりあるいは行方不明になったりということで、環境汚染につながるということがあったわけでございます。  それから、国際的に見ましても、日本が先進国の中でPCB廃...全文を見る
○川口国務大臣 新聞に出ておりますように、アメリカのブッシュ大統領は、京都議定書を支持しないということを記者会見で御本人がおっしゃっていらっしゃいますし、それから昨日、アメリカとドイツの間でトップ会談がございました際、首脳会談がございました際にも、アメリカは支持しないということを...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカは、京都議定書につきまして、京都議定書を支持しないということの理由として、すべての国の参加がない、それからアメリカの経済に悪い影響を与えるということを言っているわけでございます。  京都議定書は支持をしない、反対をしていると言っておりますが、先ほど申しま...全文を見る
○川口国務大臣 PCBの問題につきましては、カネミ油症事件という不幸な事件が日本でもございまして、それを契機に毒性が確認をされて社会問題化したという経緯がございまして、そのときには、処理体制の確立を待たないで製造禁止、それから回収という措置がとられたわけでございます。  その後...全文を見る
○川口国務大臣 情報公開法にもお触れになりましたけれども、一般論といたしまして、私は、情報公開というのは、二十一世紀の日本を活性化し、国民全員が政策のあり方、日本のあり方を考えていく上で非常に重要なことだと思っております。  IT技術が進んでいきましても、基本的に国が公表してい...全文を見る
○川口国務大臣 PCB廃棄物が、委員今おっしゃられましたように、過去、住民の皆様の理解と協力が難しくて処理できなかったということにかんがみ、住民の方々の安全と安心という観点から、委員の御質問は非常に重要な点だと思っております。  まず、PCB廃棄物を処理する施設を設置する段階で...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ大統領は、選挙のキャンペーンの中で既に、京都議定書は支持しないということをずうっと言ってきております。ということで、その理由は、ただいま委員がおっしゃったように、多くの国が参加をしていない、あるいはアメリカの経済に悪い影響を与えるということでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、アメリカは世界で最大の排出国でございますから、こういった国が参加をしてくれることが、京都議定書の実効性あるいは地球環境問題、温暖化問題に適切に対応していくことができるために非常に重要なことだと思っております。  その観点から、アメリカの大...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカは、アネックス1という削減義務を負っている国の中で、排出量で三七%弱を占める国でございます。こういった国が参加をしないということは、地球温暖化への対応として非常に問題がある、実効性を欠くというふうに私どもは考えております。  日本も、森総理の親書を初めさ...全文を見る
○川口国務大臣 今ドイツの例を出させていただきましたけれども、現在世界の国々が、EUの国々、それからアンブレラの他の国々が全部一緒になってアメリカに働きかけるという努力を行っている最中でございます。アメリカ自身、国際的なプロセスで地球温暖化問題に取り組むということは言っているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 そもそもPFIとはどういうものかという御質問でございますけれども、これは、本来、公的部門が行う公共施設の建設、学校ですとか橋ですとかございますけれども、それから維持管理、運営などを、公共施設等の管理者と民間事業者の契約に基づいて、官民の役割、それからリスク、責任の...全文を見る
○川口国務大臣 民間の資金、すなわちPFIの手法というのは、先ほど申しましたように、民間の資金や経営能力や技術的な能力を活用することによって、本来、国や地方公共団体が実施するものについて、国や地方公共団体が直接実施するよりも効率的かつ効果的に公共サービスを提供するという事業である...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃられた劇場ですとかそういったケースでPFIを使うということが、恐らくそれは適しているという考え方があるのはよく理解をいたします。英国においても、学校ですとか橋ですとか鉄道ですとか病院ですとかといったことにPFIの手法が使われているということは、委員の...全文を見る
○川口国務大臣 一番重要なことは、PCB廃棄物の処理を一刻も早く行って、その結果として廃棄物をゼロにするということでございます。その努力を今までしてきたけれども、うまくいかなかったということです。  PFIの事業というのは、まさに定義により、それをなぜ行うかということを言います...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと申し上げ方を変えて申し上げますと、PFI事業というのは、そもそも、本来国がやるべき事業、要するにパブリックな事業、鉄道ですとか学校ですとか、そういったものをやるときの効率的に行うための手法として使われるわけでございます。このPCB廃棄物の処理というのは、本...全文を見る
○川口国務大臣 PFIの事業が、劇場の例もおっしゃいましたし、あとはイギリスでいろいろな例が今ございますけれども、それなりに社会的に使われている、しかも増加をしてきているということは、その効率性等についてプラスの面があるからであるということは私もよく認識をいたしております。  ...全文を見る
○川口国務大臣 田端委員がただいまおっしゃられましたように、ブッシュ大統領は、みずから記者会見で、それからドイツとの首脳会談の後の共同声明で、京都議定書を支持しないということを言っております。このことはまさに、ハーグで中断をされ、七月にボンで再開をすることになっております京都議定...全文を見る
○川口国務大臣 私は、気候の温暖化、地球の温暖化の問題というのは大変に重要な問題であって、これに国際的に共通な枠組みで対応していくということが非常に重要だと思っております。その意味で、これはほかの国々の思いとも共通したものがあると思っております。  現在、どうやってその枠組みを...全文を見る
○川口国務大臣 委員ただいまおっしゃられましたように、これは日本で初めての施設となりますことから、地元の方の御支援、御支持、御理解が非常に重要であるということでございます。  私も、末吉市長と一度お会いさせていただいて、このお話をさせていただく機会がございました。末吉市長からも...全文を見る
○川口国務大臣 二つ御質問がございまして、一つが、循環型の社会をつくっていくための閣僚会議ということでございました。  田端委員には、循環型社会形成につきましてはかねてよりさまざまなお教えをいただいておりまして、非常に学ばせていただくことが多いわけでございますけれども、「環(わ...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカの動きにつきましては、私としては大変に懸念をいたしております。  総理の書簡あるいは私から環境保護庁長官への書簡というのもございますし、その他、できる限りの働きかけをしていく必要があると思っております。また、先ほどは田端委員から、議員の派遣のお話も党内で...全文を見る
○川口国務大臣 共和党の選挙の綱領におきまして、京都議定書を支持しないということは、先ほど申しましたように出ておりました。それであればこそ、ハーグにおきまして、民主党の政権のときに、できるだけ合意に達すべきであるというふうに、実はアメリカも含め考えまして、合意のための努力をいたし...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、平成十年度に、PCBの処理方法として化学分解法による処理方法がきちんと位置づけられたわけでございます。その時点でなぜその制度を、今日審議をお願いしているような制度を考えなかったかということでございますが、平成十年のこの時点での考え方とい...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初のお尋ねの、どれぐらいあるのかということでございますけれども、昨年の七月に旧厚生省が取りまとめました平成十年度の調査結果によりますと、PCBを含む高圧トランス・コンデンサーは、全国約四万事業所において約二十二万台保管をされておりまして、PCB入りの廃感圧紙...全文を見る
○川口国務大臣 処理の期間でございますけれども、これは、まず、その処理体制の整備状況などを勘案して、政令で定める期間ということでございまして、これが実行できないような過重な負担を事業者が背負うことになってはいけない、合理的な期間ということでございます。考え方としてはそういうことで...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、期間内の処分義務に違反をした場合には、環境大臣または都道府県知事が期限を定めて処分を命ずることとするということでございまして、この命令に違反をした場合は罰則が適用されるということでございます。  直ちに罰則を適用するということではな...全文を見る
○川口国務大臣 今までの調査によりますと、委員がただいまおっしゃられましたように、高圧トランス・コンデンサーにつきまして、一万一千台が紛失・不明となっております。これらにつきましては、現在、紛失・不明の実態の把握と原因を究明する調査を行っております。  この調査は、紛失・不明と...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃられるとおりでございまして、この一カ月間の間にそういうことがあってはならないというふうに私どもも考えます。ということで、そういうことがないように、この法律におきましては、できるだけ短く、一カ月という期間で施行するということでございます。  それから...全文を見る
○川口国務大臣 私は、今委員がおっしゃった数字の細かい内訳については存じておりませんけれども、考え方といたしまして、この法律は、PCBの廃棄物を保管する事業者に対しまして、政令で定める期間内に処理をすることを義務づけているということでございまして、事業者はその期間内に、みずから施...全文を見る
○川口国務大臣 鐘化はPCBの製造者でもあり、同時にこれを保管する事業者でもあるわけでございまして、保管するPCB廃棄物を期間内に処理する、みずからするなりあるいは委託をしてするなり、いずれにしてもその費用を自分で負担してする義務を負っているわけです。同時に鐘化は、基金へ出捐をす...全文を見る
○川口国務大臣 簡単にお答えを申し上げたいと思いますけれども、まず、化学的な分解法というのは、PCBを十分に分解することができるという観点から技術を評価して導入した、廃棄物処理法に基づく処理基準に盛り込んだということでございます。  次に、その分解のレベルですけれども、それは、...全文を見る
○川口国務大臣 森総理がアメリカに行かれる前に、ブッシュ大統領も大変にお忙しい方なので時間的にかなり制約があるということはわかっておりましたし、そのときに、えひめ丸の事件を初め経済の問題あるいは安全保障の問題、京都議定書の話以外にもお話をしていただかなければいけないさまざまな問題...全文を見る
○川口国務大臣 委員がお話しになられましたカネミ油症事件という非常に不幸な事件が日本ではございました。三十九カ所というお話がございましたけれども、その後、PCB廃棄物の処理をするための努力がいろいろな形で行われたわけでございますけれども、その施設を設置する場所の地元の住民の方々の...全文を見る
○川口国務大臣 廃棄物処理法という法律におきまして、これは平成九年に改正をされましたときに、最終処分場と焼却施設については、住民の意見を適切に反映させるという観点から、幾つかのことが導入されました。  それはどういうことかといいますと、一つは、事業者による生活環境影響調査の実施...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、平成九年に廃棄物処理法が改正されたときに取り込まれたことを四つ申し上げましたけれども、全部が紙によるものということではございませんで、確かに、申請書等の告示、縦覧というのは書面によるものですけれども、さらに、都道府県知事による関係住民及び市町村長の意見を聴...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今おっしゃられましたように、過去の経緯にかんがみまして、PCB廃棄物の処理の施設をつくる、その整備するに当たっては、地元の住民の方の協力がなければこれは全くできないことでございます。それができなければ、御協力を得られなければ、先ほど十五年というお話を申しまし...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように環境事業団は特殊法人でございますけれども、特殊法人の情報公開ということで、これは三月十六日に閣議決定をされまして国会に提出をさせていただいたところでございまして、これが成立いたしますと、公布の日から一年以内に施行をされるということになっ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、それぞれの法律がいつ成立をするかということによりますので、恐らくタイムラグが生ずることになる可能性があると思います。
○川口国務大臣 まず一般論といたしまして、情報公開というのはこれからの社会にとって非常に重要なことだと私は思っております。ということで、情報公開はできるだけするようにということを、これは政府の中、環境省の中につきましては言っております。  といいますのは、政府の中で、情報公開法...全文を見る
○川口国務大臣 私は、個別にこの問題についてどなたかと議論をして、今原委員がおっしゃったような御意見を伺ったという経験はございませんけれども、現在、タウン・ミーティングということを、環境省が発足をいたしました一月以降あちこちで開催をさせていただきまして、それぞれの地域で何百人かの...全文を見る
○川口国務大臣 現在保管されているPCBは、民間の保管をする事業者がみずからの責任において保管をしていただいているわけでございまして、環境省として、その保管をしているものについて、その中身の分析ということはいたしておりません。
○川口国務大臣 これは、保管をしている事業者が、国のつくる基準、例えば地下に、汚染物質が地下水に浸透しないとか、そういうふうな基準を決めていますけれども、それに従って適正に保存をしているというふうに考えております。
○川口国務大臣 私は余り想像力が豊かでないものですから、どういう状況で保管をされているかというイメージを余り持つことはございませんけれども、適正に保管をされているというふうに思っております。  それから、ある事業所に参りましたときには、その事業所において、どういうふうにそれが保...全文を見る
○川口国務大臣 原委員のような方といろいろ現場を見るということができれば非常にいいとは思っておりますけれども、日程その他いろいろございまして、なかなか今自由にならないということですけれども……。  そのお見せになられた写真につきましては電力会社で、非常に大量のトランス等を持って...全文を見る
04月03日第151回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、目的には「国民の健康の保護及び生活環境の保全を図る」というふうに書いてございまして、海の哺乳類等については触れていないということでございますけれども、この法律を成立させていただいた暁には、その運用に際して、そのようなことにも十分に注意を...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますリスクのコミュニケーションということにつきましては、私も非常に大事なことだというふうに思っております。  このリスクコミュニケーションの考え方に基づいてさまざまなやるべきこと、情報の収集あるいは整理、その情報公開といったようなこともあると思っ...全文を見る
○川口国務大臣 主体がだれであれ、事業を行うに当たっては、コストの削減ということには十分に注意を払うというふうに考えておりますし、またそれが必要だろうというふうには思っております。  ただ、本件は、さまざまな理由があって今まで排出者責任という原則にもかかわらず、民間ベースではで...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられました運転状況その他に関します情報公開等でございますけれども、やはり地元住民の方の安全と安心の確保、あるいは御理解と御協力ということが、この事業を適切に進め、予期された成果を生み出すために非常に重要なことだというふうに考えております。そのようなこと...全文を見る
○川口国務大臣 事故があるということはあってはならないことだというふうに私ども考えておりまして、そのことがないように適切に指導監督をしていきたいと考えております。
○川口国務大臣 今回のPCB廃棄物処理特別措置法によりまして、PCB廃棄物を一定期間内に処理するということを義務づけるわけでございます。その場合、義務を果たすことができる、処理をすることができるということの前提は、それを可能にする施設があるということでございます。ということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 今回の法改正というのは、急がれているPCB廃棄物の処理を国が行っていく、緊急に処理体制を確保するということが必要で、そのために、環境事業団の事業にPCB廃棄物処理事業、それから処理費用の助成を行う事業を追加するというものでございます。  また、この事業を追加する...全文を見る
○川口国務大臣 環境事業団は、今までさまざまな業務を行ってまいりました。まず、昭和四十年に公害防止事業団として設立をされまして以来、国の環境政策の重要な政策手段の一つとして位置づけられてきたわけでございまして、環境問題に対する社会のニーズを踏まえて仕事をしてきたわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、私どもといたしましても、できるだけ早く処理を完了したいということで、そのために全力を尽くす所存でおります。  ただ、この体制の構築というのが一から始めなければいけないということでございますし、それから高圧トランス・コンデンサー約三十...全文を見る
○川口国務大臣 PCB廃棄物の処理は、日本は国際的に見ても大変におくれております。今まで三十年間近く保管をいたしまして、その過程で紛失をしたり行方不明になったりということで、その中で環境の汚染が懸念をされているわけでございます。  私どもといたしましては、このPCB廃棄物が、こ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は三権分立ということでやっているわけでして、その三権それぞれの立場に従って、憲法にのっとって仕事をしていくべきものだと思っております。
○川口国務大臣 まず、大統領と直接に私が交渉をしたかという御質問でございますけれども、各国政府におきまして、私のカウンターパートはそれぞれの国の環境大臣でございまして、私は、必ずしもといいますか、残念ながら大統領と直接交渉ができる立場にはないということをまず申し上げさせていただき...全文を見る
○川口国務大臣 私も、先ほど申しましたようにホイットマン長官には手紙を書きましたし、それから談話を出させていただきまして、その中で、今回のアメリカの状況については、今後の京都議定書をめぐる議論をおくらせる、それに問題を生じさせるということで、非常に遺憾であるということを申し上げて...全文を見る
○川口国務大臣 私は先週申し上げたことと全く同じことを申し上げているわけでございまして、先週申し上げたことで先ほど答弁のときに申し上げませんでしたことは、アメリカの共和党は選挙のときから、選挙綱領において京都議定書は支持しないということを言っている、それをブッシュ大統領は、議定書...全文を見る
○川口国務大臣 というふうに私どもは理解をいたしております。
○川口国務大臣 吸収源というのは既に京都議定書に盛り込まれておりまして、それを日本が提案して拒否されたという話では全くないわけでございまして、一九九七年の第三回の締約国会議の際に、吸収源については相当な時間を使って議論がなされ、それを京都議定書の一部として取り入れるということで各...全文を見る
○川口国務大臣 私は、その共和党政権の当事者ではございませんので、今その点について、どこにあるかということはよくわかっておりません。  各国と電話等で、何を今アメリカは考えているのかということを話をいたしますけれども、どこの国におきましても、そこについてはよくわからないというこ...全文を見る
○川口国務大臣 どこの国も、これは二〇〇八年から二〇一二年の期間が今約束期間というふうになっておりますので、その国それなりに、どういう政策をとったらそこでその議定書の定めるところの削減目標を満たすことができるだろうかということで一生懸命に考えておりますし、そのために、京都議定書の...全文を見る
○川口国務大臣 環境省で、中央環境審議会のもとでさまざまな検討を今行っておりますけれども、その検討会で出しました試算におきましては、これはさまざまな前提がございますけれども、多分、今のままでいきますと、二〇一〇年に、これは約束期間のど真ん中の年でございますが、恐らく五から八%ぐら...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、削減をしなければいけないということは、環境ビジネスといいますか、環境産業の育成あるいは振興ということでいきますと、非常に重要なチャンスであるというふうに私どもは認識をいたしております。  このために、環境省といたしましては、そのため...全文を見る
○川口国務大臣 PFIの事業といいますのは、本来公的部門が行う公共施設の整備あるいは建設、維持管理、運営等を、ある役割分担を官と民ですることによって行うという事業でございまして、その意味でいきますと、委員おっしゃった福岡の一廃の処理の施設というのは、一廃は本来市町村が行うべきもの...全文を見る
○川口国務大臣 たくさんの御質問を一遍にちょうだいしたものですから、全部ちゃんと記憶している自信がなくて、あるいは少し抜かすかもしれませんけれども。  まず、なじむかどうかという一番最初のお話でございますけれども、多少誤解をしていただいているのではないかというふうに思います。一...全文を見る
○川口国務大臣 再度、誤解をしていただいているのではないかというふうに申し上げさせていただきますけれども、PCBの処理の事業というのは、本来、排出者の責任の原則にのっとりまして、民がやるべきものであるわけでございます。そういう意味で、東京電力なりその他の大企業は、排出者責任の原則...全文を見る
○川口国務大臣 日本の方針といたしましては、二〇〇二年の京都議定書の発効ということが非常に大事だというふうに考えておりまして、そのために、国際的な取り組み、国内的取り組み、全力を尽くしてやるということに全く変更はございません。
○川口国務大臣 アメリカは、排出ガスの量の大きさということからいいますと世界一でございまして、この気候変動枠組み条約で削減の義務を負っている国の中で考えますと、三六から三七%という比率をアメリカの排出ガスの量というのは持っているわけでございます。この国が京都議定書の運用ルールの決...全文を見る
○川口国務大臣 少しその前提を整理して申し上げた方がいいと思うのですけれども、私が先ほど申し上げたことと昨年来申し上げている二十何%という数字とは、実は前提が違うお話を申し上げておりまして、前提をそろえれば矛盾する話ではないということですけれども。  二〇一〇年において一九九〇...全文を見る
○川口国務大臣 コストを安く事業をするということと安全と安心の確保をするというのは、本来両立できれば一番いいことであるというふうに考えております。  ただ、このPCBの処理につきましては、まさに委員も今おっしゃられましたように、安全と安心の確保という観点から三十年間処理ができな...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、まず、事故が起こらないように万全の準備をして事業を行うということが第一だと思います。このためには、環境事業団に学識経験者から成る委員会を設置いたしまして、採用する技術の選定や施設の安全性の評価を行うといったようなことを考えております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 そういった危険な農薬あるいは化学物質が環境に出ることによって環境汚染をするということがあってはいけないことだというふうに思っております。環境省といたしましては、ほかの省庁と連携をいたしまして、できることに取り組んでいきたいと思っております。
○川口国務大臣 PCBというような問題が二度起こってしまっては大変ということは、全くおっしゃるとおりでございます。  それで、対応の体制、枠組みといたしましては、新規化学物質の製造、輸入が行われるという場合には、化審法に基づいて適正な措置をとっていくということでございまして、ま...全文を見る
○川口国務大臣 まず一般論といたしまして、今の官から民へという一連の流れの中で、特殊法人は、法律等で事業独占などのそういう地位を守っているということでございますので、官から民へということの流れの中で、やはり民でできることは民でやっていくということが社会の基本的な流れだと思いますし...全文を見る
○川口国務大臣 お話しの建設譲渡事業でございますけれども、これは、地域の環境の改善のために、工場移転用の企業団地や工場と住宅の間の緩衝緑地を整備するということ、あるいは産業廃棄物処理施設の整備を、中小零細企業や地方公共団体からの依頼を受けて建設をして、完成後譲渡をするというもので...全文を見る
○川口国務大臣 PCBの廃棄物につきましては、昭和四十七年に当時の通産省が行政指導で、PCBの製造の中止、回収を指示いたしたということでございまして、その後、製造業者を中心に電気絶縁物処理協会という財団法人をつくりまして、それから委員おっしゃいましたように、ノーカーボン紙協会とい...全文を見る
○川口国務大臣 この法律案を成立させていただきましたらば、速やかに環境事業団に、PCBの処理法の検討を含めまして、具体的な準備に入っていいということを了解するという北九州市のお話がございましたので、具体的な準備を環境事業団に開始させるということにいたしております。具体的には、環境...全文を見る
○川口国務大臣 お会いいたしておりません。
○川口国務大臣 PCB廃棄物につきましては、今まで長い期間、処理の体制も整備ができなくて保管されたままになっていて、高濃度のPCBを含む高圧トランスですとかコンデンサーが紛失・不明をいたしまして、環境の汚染が懸念されるということでございますので、この特別措置法案によりまして、PC...全文を見る
○川口国務大臣 これは、普通の一般の国民の方にはなかなかわかりにくいことではあると思いますけれども、物事の整理はきちんとしておかないといけないと思いますので申し上げさせていただきたいと思いますが、カネミ油症というのは、食品、要するに食べ物による健康被害の問題でございまして、環境省...全文を見る
○川口国務大臣 環境事業団でこのPCB廃棄物の処理をしなければいけないと私どもが考える理由といいますのは、過去三十年間、PCB廃棄物が処理が進まないままに保管をされて、その過程で紛失あるいは行方不明になって環境汚染につながっていったということからでございます。  それがなぜそう...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。     ―――――――――――――
04月03日第151回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました環境省設置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  環境問題への国際的な取り組みの中で我が国が積極的かつ主導的な役割を果たすためには、地球温暖化防止を初めとする地球環境保全に関す...全文を見る
04月04日第151回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  大都市地域を中心とする窒素酸化物による大気汚染については、工場等の固定発生源や自動車排出ガスに対する規制...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 福山議員から、まず、アメリカのブッシュ大統領が京都議定書を支持しない旨表明をしたことについてのお尋ねがございました。私もこのことについては大変に残念に思っております。  京都議定書の締結に関するお尋ねにつきましては、米国は世界最大の温室効果ガスの排出国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、米国政府に対する働きかけについてのお尋ねでございますが、私も、ブッシュ大統領が京都議定書を不支持ということを言いましたことについては、非常に残念に思っております。  米国が参加をしなければ、実効ある京都議定書の実施を確保することが難しい、また、地...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、米国のブッシュ大統領が京都議定書を支持しないということを表明いたしましたのは、私も大変に残念に思っております。  それで、米国政府に対する働きかけについてのお尋ねでございますけれども、三月二十九日に森総理からブッシュ大統領に対して、京都議定書の発...全文を見る
04月05日第151回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 昨日の朝、日本時間でいえば昨日の朝、ほかの国は時間が違いますけれども、六カ国の国の大臣とお話をさせていただきました。米国につきましては、ホイットマン環境保護庁長官ではなくて国務省の高官が電話に出ました。この電話会談は実は私が働きかけてするということになっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題は福山委員のみならず、実は私も最大の関心事の一つでございますし、それからEUにとってもほかのアンブレラの国々にとっても最大の関心事の一つでございまして、当然この点について質問をいたしましたけれども、今の時点では何も言えないということでございました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうふうに理解しております。
○国務大臣(川口順子君) 九日に来て十日に帰ると聞いておりまして、その中でどの時間帯に時間がセットされるかはこれからだと思います。
○国務大臣(川口順子君) これ、何を外に出そうかということを話していたわけでございますけれども、その中で、名前を、国の名前は出しますが、だれが言ったということは、これ大臣はわかっていますけれども、たまたまこの方が出てきたということだと思いますので、特にその名前自体が今後のことにつ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 選挙の綱領にそういうふうに書いてございましたから、アメリカの共和党政権が政権をとった後でそういうことを言うであろうという可能性は認識はいたしておりましたけれども、言う前にアメリカの政府が日本の環境省あるいは日本のどこかに連絡をしてきたということはございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) だれがどのようにやってきたかという御質問でございますけれども、そもそも地球環境審議官の役割というのは、環境省が所掌している事務のうち特に地球環境問題に、地球環境の保全に関係がある事項で国際的に取り組む必要のあること、これを大臣を助けて国際交渉に当たってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは普通の一般の公務員の一つの職でございますから、そういう意味では任期とかそれから任命基準とか、決まったものはございません。  ただ、じゃ実際にどういうスペックといいますか、どういうものが必要かということについては先ほど申し上げたとおりでございまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 具体的な年数とか月数で申し上げることはできないと思います。その人間がその分野で全部トータルしてどれぐらいの蓄積を持っているかということも長さのうちになりますでしょうし、それから人によって時計の進み方は必ずしも同じでないわけで、非常に早く立ち上がる人間とそ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、組織の整備をするに当たっては、ふやすだけではなくて、その組織を合理化し、それからよりその業務にふさわしい体制を整える。今、公務員の数も総定員法で決まっておりますし、ということでございますので、大臣官房審議官を一つ、それから大臣官房参事官のポストを一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 参事官というポストで各省それぞれやっている役割は違うというふうに思いますが、環境省の参事官は現在その国際交渉に当たっております。例えば、今ミッションがアメリカに気候温暖化問題について行っていますけれども、それに随行をしていると、そういうような仕事をやって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おのずからそのランクが違いますので、今回のケースでしたらば行くことになるかどうかはわかりません。ほかの省からは地球環境審議官クラスの方も行っているということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 福山委員の大変に強いサポートのお言葉をいただいて大変に心強く思っておりますけれども、二十一世紀は環境の世紀ということで、環境問題に対応するために、国際的にも国内的にも環境省の組織、定員を拡充していかなければいけないというふうに思っております。当然、それを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは私が環境省に来る前のことでございまして、さまざまな経緯があったというふうには聞いておりますけれども、そのさまざまな経緯の中で今のような形で環境庁が環境省になった、あるいはしていただいたということでございまして、それでまたこの時期に地球環境審議官の設...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 審議官は環境省では四人おります。それぞれある業務を担当いたしまして、その業務をやっているラインの局長等を補佐して仕事をしております。それから参事官は、先ほど申しましたように国際関係の業務に従事をいたしております。  今、それぞれ仕事をやっているわけでご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地球環境審議官が外国に行って交渉をする、あるいは国内に外国の方がいらっしゃって交渉をするというときに、常に各省が一緒にいるわけではないです。  例えば、今度の週末に日中韓の三カ国の環境大臣会合、これは、今お席を立たれましたけれども、真鍋委員が環境庁長官...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的には以前なさっていたことと同じでございますけれども、四月一日から食品リサイクル法が施行になりましたので、その関係の業務が新たにつけ加わったということでございまして、基本的にはその情報収集等、それは前と変わりありません。
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃるように、廃棄物関係の業務が環境省に来まして、その関係で不法投棄などの課題に対応するということもこの地方環境調査官の大きな仕事の一つでございます。地方にいてこの不法投棄などの事態を早く把握してそれを環境省の政策に反映するということが重要だとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実際の配置は、全国をブロックに分けてそこに数人まとめて配置をするということになりますが、人数的に十分かとおっしゃられれば、環境省を担当している私といたしましては、いただけるのであればそれは多ければ多いほどいい仕事はできるというふうに思っておりますが、さま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 具体的には全国を九つのブロックに分けまして、そこに平均すれば五人ということになります。
○国務大臣(川口順子君) ブロックは、北海道、東北、関東、北陸、中部、近畿、中国、四国、九州ということの九つでございます。  それで、それぞれのブロックに何名かというのは、ただいままだ検討中でございますので、四十五を九で割れば平均五というふうに申し上げたわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) それぞれ、それぞれの地域の中心的な都市にいるということでございまして、北海道は札幌、東北は仙台、関東は東京、北陸は新潟、中部は名古屋、近畿は大阪、中国は広島、四国は高松、九州は福岡ということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 別にこのために建物を建ててとかいうことは全然考えておりませんで、国の合同の庁舎のようなものがございますので、その中に入れていただいてというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) この地方環境対策調査官は、先ほども申しましたように、地域の現場の情報を踏まえて環境政策の企画立案あるいは実施といったことに、その機能は環境省が持っているわけですけれども、その強化、充実し強化をする、そういう役割を持っております。  この配置によって地方...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということで結構でございます。
○国務大臣(川口順子君) 御質問が抽象的ですので、お答えも実は抽象的にならざるを得ないんですけれども、環境基本法でどう定めているか、環境行政における国とそれから地方公共団体の仕事といいますか、その責務をどう分けているかということで申しますと、国の責務というのは、環境の保全に関する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この地方環境対策調査官の仕事というのは、何か緊急の課題が地方にあったときに、その状況をできるだけ早く把握し、従来ですと県の方とか地元の住民の方とか、そういう方を通して環境本省に上がってくるということを待つという体制で仕事をするわけですけれども、そうではな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地方が、県等が立ち入りの検査をするということができるわけですね。それで、この調査官は、国の法律の枠組みの中でそもそも国が立ち入り権を持っているということについては、この人たちがやることはある、あるでしょうと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) グリーン購入法が施行になりましたけれども、まず、グリーン購入法で地方公共団体でグリーン購入の推進に努めるべきであるというふうに規定がなされております。  それで、選挙の掲示板ということでございますと、これは市町村の選挙管理委員会が調達をするということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、一般論といたしまして、私は、環境情報が公開をされ、それで地方のベースでそれがわかるということは大事だと思っておりまして、それによってそれぞれの地域にお住まいの方が自分の地域の環境の情報を把握して、あるいは他の地域と比較をすることが可能になるというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと抽象的なお答えになってしまいますが、それは情報公開法に基づきまして、情報開示の請求がありましたときに、これが開示情報か不開示情報かということを判断していくしかないと思っております。
○国務大臣(川口順子君) この問題につきましては先日も御質問があって、その際に政府参考人からお答えを申し上げておりますけれども、これは、さまざまな要因を含め、統計学的にさらに検討をしていくことがまず必要だというふうに考えております。それで、現在、委員御指摘の報告の内容に関しまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そう御理解いただいて結構です。
○国務大臣(川口順子君) 新潟県から市町村に対しまして、現在、事実関係の確認の作業を行っているところでございます。現在までのところ、現地では雪が積もっておりますので、トランス等が投棄されているという事実は確認はされていない状況にございます。  そのために県は、雪解けを待ちまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 容器というのはいろいろな種類がございまして、瓶もあれば缶もあればペットボトルもあれば紙製の容器もあるということでございます。  それぞれの容器ごとにどういうふうに使われるか、どういう飲料に適しているかというのがさまざま異なってくるわけでございまして、ど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 循環型社会の形成というのは、もう二十一世紀をかけてやっていかなければいけない重要な課題だというふうに私は思っております。ただいま委員がおっしゃられましたように、それから先ほど副大臣も申しましたけれども、このためには市民の方々の取り組み、行政の取り組み、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今のお話のように、循環型社会を形成していくためにリサイクル等を推進していく必要性というのは本当に大きくあると思いますし、非常に重要なことだと私も思っております。  それから、同時に、日本の社会では、その他の日本の社会をつくっていくいろいろな規範、例えば...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このたびの地方環境対策調査官の設置につきましては、これは中央環境審議会では今まで政策についての御議論をいただくということでございまして、例えば地球温暖化のためにどういう政策が必要かというようなことはただいま中央環境審議会で御審議いただいているわけですが、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私と同じようにお考えいただく方がいらっしゃるということを知りまして、私としては非常に心強く思っております。  環境審議官ということだけではありませんで、一般論として私は、民間企業の、あるいは民間企業に限らず、学者あるいはNGOの方が霞が関に来て官の世界...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと私が申し上げたことに誤解があったかもしれませんけれども、官では高い給与が払えないということなんですね、制度的に。ということが一つのその障害であるということを申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 官僚の給与というのはもう決まっておりまして、法律の枠で決まっておりまして、あるポストの仕事にはある決まった金額しか払えないということなんですね。ですから、民間で例えば地球環境審議官をなされる、ちょっと民間でという言葉は忘れていただいて、地球環境審議官のポ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどの御質問とも関係するものですから、ちょっとまず私から申し上げさせていただいて、もし何かあれば副大臣から補足をしてもらいたいと思いますけれども。  先ほどとの関係でちょっといまだに誤解があってはいけないと思いますものですから、最初に申し上げますと、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどもちょっと申しましたけれども、この仕事というのは、この調査官を設けることによって今までの本省と、環境省と国と地方の権限が何ら変わるものではないんですね。これは国が環境の仕事をしていくときにその事務の体制の整備をするということであるわけですので、した...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃった藤前干潟の例は、真鍋委員が環境庁長官だったときのことでございまして、おっしゃったようなことで推移を、そういう意味で環境保全ができたというケースでございます。  環境省には、環境保全に関する基本的な政策を企画立案して、それを他の省庁...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  大都市地域を中心とする窒素酸化物による大気汚染については、工場等...全文を見る
04月10日第151回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) 本日は、米国の京都議定書への対応に関する我が国の取り組みについて、簡潔に御報告いたします。  ブッシュ政権は、京都議定書を支持しないとの立場を表明していますが、気候変動問題への対応について引き続き閣僚レベルでの検討作業を行っている段階であり、国際交渉へ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) EUと昨日、一時間ほど会談をいたしました。  先方は、EUの議長国であるスウェーデンの環境大臣と、それからベルギーの、これは次の議長国になりますけれども、エネルギー持続可能開発大臣とおっしゃる方、EU委員会のワルストロム・コミッショナーは飛行機の関係で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 清水委員もおっしゃられましたように、アメリカを孤立させないで京都議定書の枠組みに戻ってもらうように働きかけるということが非常に大事なことだと思っております。  アメリカは、現在レビュー中である、政策をレビュー中であるというふうに言っていまして、同時に国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日中韓の三カ国の環境大臣会合は、真鍋委員が環境庁長官でいらしたときに始めていただいた会合でございまして、私は初めて出席をさせていただきましたけれども、今まで私がこの仕事につかせていただいてから出席をした国際会議の中で最も有意義であったと言っても過言ではな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書を二〇〇二年までに発効させるということのためには、COP3の議長国である日本を初めといたしまして多くの国が締結をすることが可能となるということが不可欠の条件でございます。このためには、COP6再開会合で合意成立、京都議定書の運用ルールについての...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日中韓の環境大臣会合の際に、私も金明子環境大臣に韓国におけるノリ不作の問題についてお伺いをいたしました。  それで、大臣からは、韓国において水質の汚濁の問題等でノリの不作の問題が生じたというケースはあるということで、環境部としては水質の保全の観点からこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 清水委員がおっしゃいましたように、環境問題については、どういう対応策が可能かということの前提に、モニタリング等で科学的知見を深めて、どういうことがどういう要因で起こっているかということを確認する必要があると思います。  それで、温暖化問題につきましては...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書を二〇〇二年までに発効させるために、多くの国々が、日本を含むことは当然でございますが、国内対策の推進に積極的に取り組んで二〇〇二年までに京都議定書を締結するということは不可欠だというふうに認識をいたしております。  日本といたしましては、この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第三者委員会につきまして、三回にわたる議論の後、報告が出たわけでございます、提言が出たわけでございますけれども、その際、ノリの不作の原因究明は二年程度かけて徹底的な調査研究を行う必要がある、まずは水門を閉めたまま十分な調査を行い現状を把握すべきであるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 堤防外の環境に悪影響を与える可能性のある工事は凍結することが望ましいというのが第三者委員会の提言でございますので、これは農水省の方からお答えいただくのが適切かもしれませんが、環境省といたしましては、環境保全の観点から対応を適切に行っていきたいと思っている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、調査を行っているわけでございまして、その原因の究明は予断を持たずに徹底的にということでございまして、それがまず必要だというふうに考えております。  それから、堤防外の環境にどういった工事が悪影響を与えるのかどうかといったことを判断するためにも、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃいますように、干潟には底生生物ですとか魚類ですとかさまざまな生物が生息をしておりますし、水をきれいにする機能あるいは渡り鳥が渡来をするところという意味で大変に重要な機能を持っているところだと私も認識をいたしております。  環境省として何をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 干潟の重要性ということをできるだけ大勢の方にわかっていただきたいと私も思っております。ただ、失われる干潟の重要性の計算をして、それでそういうどれぐらいの被害があるという言い方をしていくというのは、方法論的には非常に難しいということは先ほど局長が申し上げた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 特にございません。
○国務大臣(川口順子君) 幾つか考え方について少し問題の整理をしてみたいと思うわけでございますけれども、この地球温暖化の問題を考えるに当たって一番大事なことは、これから世界の国々がとろうとしている政策が本当に地球の温暖化の防止につながるかどうかということが原点であろうかと思います...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど、私は途上国参加について担保がないというふうには申し上げなかったつもりでして、アメリカが参加をしない場合に途上国が将来的に参加をしていく、この意味はちょっと後で申しますけれども、ということについて困難がかなり大きくなるという懸念がある、懸念があると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃるように、アメリカは七月までには考え方をまとめるということを言っておりまして、その前にアンブレラの諸国に相談をするということも言っているわけでございます。  具体的にはその案がどういう形の案なのか、何なのかということが今の時点ではわかりませ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 少し話が戻りますが、ハーグで最後の時点でまとまりそうになった案を拒否したのは実はEUであったわけでして、それでなぜEUがしたかといいますと、市場のメカニズムをもう少し使いたいと思うようなアメリカの意見をEUは拒否をしたということでございました。もし、あの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカは、気候変動枠組み条約に署名いたしましたし批准もいたしております。ですから、その参加国としてCOP6、COP6ビスに参加をするというのが当然の義務であるというふうに私は思います。
○国務大臣(川口順子君) 当然そのつもりでおりますというふうに申し上げておきます。
○国務大臣(川口順子君) 政府代表団の派遣のときにどなたに行っていただくかということにつきましては、副大臣か、先ほど沓掛副大臣がおっしゃいましたけれども、副大臣か政務官かどちらかを出してほしいということであったわけです。したがいまして、環境省としては、ちょっと言い方があれなんです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領も一連の手紙あるいは発言の中、報道官を通ずる発言の中では、温暖化問題については、これは重要な問題なので真剣に取り組むというふうには言っていますので、きちんと考えているというふうに私は思っております。  それで、温暖化ガスの排出という意味で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一部先ほど申し上げたこととダブってしまいますけれども、日本の取り組みの方針には全く変わりがないということで、日本といたしましては、交渉に全力を尽くすと同時に、アンブレラの会合の場、あるいはEUとともに、あるいはアジアのほかの国々とともに連携をしてアメリカ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書は、国際社会がずっと時間をかけてさまざまな困難を乗り越えて築き上げた枠組みでございまして、非常に重要な枠組みでございます。今、さまざまな反対が一応京都議定書という形でそれなりにまとまって存在をしているわけでございますから、これが交渉のベースであ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省で有明について緊急補足調査を農水省と連携をしてやらせていただきまして、その結果を三月二十七日の第三回の第三者委員会に御報告を申し上げました。  それで、第三者委員会の提言では、この結果も踏まえていただいて提言があったわけですけれども、その中で、現...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろ申し上げたいことはあるんですけれども、環境省に環境庁からしていただいたということに関しては、やはり環境行政が大事だということについての国民の皆様の期待があるというふうに私ども全員思っておりまして、その責任は強く感じております。温暖化の問題にしても...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四月四日にアンブレラの諸国で電話会談をいたしました。そこにはアメリカから国務省の高官も出ていたわけでございます。それで、その席上でアンブレラのアメリカ以外の国の環境大臣は、全員で京都議定書が交渉のベースであるということで一致したわけでございます。  と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 批准をしていくことのためには二つの条件が必要でございます。一つは、その合意が国際的に京都議定書の運用ルールについてできているということでございます。それからもう一つは、国内でその合意に基づいて実行していく制度が構築されているということでございます。その二...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平成十三年度から海域環境の改善方策の方向性も含めまして総合的な調査検討を行うということになっております。  有明海につきましては、豊かな海に戻していくということが必要だと私どもも思っておりまして、こういった調査あるいは第三者委員会の検討の結果も含めまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、国内的な温暖化防止に対して取り組んでいくための制度を構築するということは非常に大事なことだと思っております。  それで、環境省といたしましては、中央環境審議会に二つの小委員会を設けまして、京都議定書の目標達成を可能にするよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) OECDの環境アウトルックの記述については私も承知はいたしております。これによりますと、炭素税の導入などの政策パッケージを導入することによって二〇二〇年におけるOECD諸国のCO2の排出量を一五%削減することができる、その一方で経済への影響はGDPの損失...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、大木議員の御発言については、私は事実関係を承知いたしておりませんので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。  それから、米国が政策を変えるべきであるというお話がございましたけれども、この京都議定書、あるいは気候温暖化をどうやって防止し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 会議の議題、進め方についてはまだ決まっておりません。したがいまして、そういった進め方について状況が見えてきた段階で、日本政府としてどういう対処方針で臨むかということを関係省庁と相談して考えたいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) 有明海のことにつきましては、環境省といたしましては、諫早湾干拓事業について実施されました環境影響評価の後、公有水面埋立法に基づく承認に当たって環境省が意見を出させていただいたわけでして、この当初の予測結果を点検しまして、必要に応じて対策を講ずるために現在...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 有明海で何が起こっているのかということを現在徹底的に予断を持たずに調べるということが大事でございまして、そういった大きな原因究明は関係の省庁が連携して当たるということが非常に重要でございます。その中で、環境省といたしましては、環境の保全という立場から、底...全文を見る
04月18日第151回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(川口順子君) 地球温暖化問題は、地球規模の重大な問題であり、世界各国が一体となってこの問題に取り組むことが必要であると認識しております。  政府といたしましては、ただいまの御決議の趣旨を十分尊重いたしまして、地球温暖化防止の国内制度の構築に全力で取り組むとともに、京...全文を見る
05月11日第151回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(川口順子君) 京都議定書につきまして、アメリカが不支持の表明をしたことについてのアメリカへの働きかけについての御質問がございました。  アメリカは、閣僚レベルで現在真剣に対応の議論をいたしておりまして、その結果を踏まえまして地球温暖化対策についてどのようなことができ...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○川口国務大臣 去る四月二十六日に環境大臣及び地球環境担当を再び拝命いたしました川口でございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。委員各位の御理解と御協力をぜひよろしくお願いいたしたいと存じております。  現在、環境省が直面している最大の懸案は、地球温暖化問題への対応であり...全文を見る
05月17日第151回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○国務大臣(川口順子君) 去る四月二十六日に環境大臣及び地球環境担当を再び拝命いたしました川口順子でございます。引き続きよろしくお願いをいたします。  本日は、再任に当たって、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  現在、環境...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○川口国務大臣 かつて、私が尊敬を申し上げている野口悠紀雄東大教授がおっしゃったことで、法律の定義というのは数式であらわすのが一番わかりやすいというふうに言われたことがありますけれども、御質問の、その「廃棄物等」とか「循環資源」とか「再生資源」とか、そういったことの定義の関係はま...全文を見る
○川口国務大臣 竹中大臣ほど教授としての経験はありませんので、申し上げ方が非常にうまくなくて申しわけないと思っております。  委員の御質問を伺いますと、中身がもうかなりおわかりになっていらっしゃると思いますので、私のお答えの方があるいは混乱をすることになるかもしれませんけれども...全文を見る
○川口国務大臣 タイヤに限りません。したがってパチンコ台にも、そういうような状況であれば適用をされるということでございます。
○川口国務大臣 私の申し上げ方が悪かったかもしれませんが、定義というのは法律で決まっております。  先ほど、紙二枚を使いまして廃棄物等と廃棄物ということを申しましたけれども、これは、循環型社会形成推進基本法の二条の二項に決まっておりまして、二条二項の一号にあるのが廃棄物であり、...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、その法律のもとにある政令、あるいは政令の下にある省令といったことで原則何が定義であるかということは極力明確になるようになっているわけでございまして、実態的にそうなっていると思いますけれども、やはり法律はある時点で決めるものですから、その後の現実社会の動き...全文を見る
○川口国務大臣 まず、総論的に申し上げますと、環境事業団は、今小泉内閣で行っています特殊法人の見直しの一環として、これは環境事業団のみならず、全部の特殊法人が、本当に民でできるものは民でやるべきであって、それ以外の、要するに環境事業団の事業部の見直しというのは、一環として行うべき...全文を見る
○川口国務大臣 過去十年間というお尋ねでございますけれども、過去十年間に環境事業団を退職した役員の退職金につきましては、延べ八人で、総額約一億七千万円でございます。  以上です。
○川口国務大臣 平成十年に閣議決定がございまして、それは「特殊法人の役員の給与について」という閣議決定でございましたが、そこで、一般職の給与に関する法律の指定職俸給表十一号俸相当額というふうに、これはすなわち事務次官クラスということのようでございますけれども、それの範囲内で適切に...全文を見る
○川口国務大臣 本会議における小泉総理と中井先生との水のお話というのは、双方それぞれコップのお水をお飲みになりまして、大変に印象的でよく記憶をいたしております。  水につきましては、例えばアメリカにレスター・ブラウンという環境NGOがいますけれども、これからの大きな環境の課題は...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたことに加えまして、さらにさまざまな知恵を環境省として出していきたいと思っておりますけれども、環境基本計画の中で、各府省でもこの計画を踏まえて環境配慮を織り込んだ施策が行われることになるというふうに考えております。  環境省は中央環境審議会において...全文を見る
○川口国務大臣 道路特定財源につきまして数字を調べましたら、平成十三年度の予算額で約六百五十億円ぐらいの金額が環境保全の経費というふうになっているということでして、これの中身は騒音対策、振動対策といった道路沿いの、沿道の環境対策ということのようでございます。  環境省といたしま...全文を見る
○川口国務大臣 私は、五月の連休のさなかに、慰霊式がございましたときに水俣に伺いまして、その折に、患者の方、今語り部として仕事をしていらっしゃる方ともお会いをいたしましたし、資料館でさまざまな写真も、この写真は以前から拝見はいたしておりましたけれども、見せていただきました。関係者...全文を見る
○川口国務大臣 上告をする決定に至った過程では、さまざまな要素、要因、理由がございますけれども、かえって混乱を生ずるというふうに申し上げたということで言いますと、例えば病像論の議論というのがございます。  これは、認定をするときに、今度の高裁の判決では、舌の先の二点識別の感覚に...全文を見る
○川口国務大臣 予防原則についてお答えをする前に、先ほど私が関西訴訟についてなぜ上告をしたかという説明で、十分でなかった点があると思いますのでちょっと補足だけさせていただきたいと思います。  高裁の判決では、昭和三十四年末には、国、県が当時の水質二法等に基づきチッソの排水規制を...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカにおきましては、政府の高官を初めとしまして、アメリカのNGOの方々や、それからシンクタンクの方ともお会いをいたしていろいろ話を聞きました。  それで、この三項目の点ですけれども、私は、国会の決議を含めまして日本の立場は、アメリカの京都議定書不支持について...全文を見る
○川口国務大臣 私は、アメリカ政府の高官に対しまして、このアメリカ政府の検討が早期に終わって、七月のボンの会議の十分前に友好国と相談をできるタイミングで出てくることが非常に大事であるというふうにお話をいたしました。それから、ニューヨークにおける会議でも、日本のみならずほかの国々も...全文を見る
○川口国務大臣 これはもう早ければ早いほどいいというふうに思っていますし、明確であれば明確であるほどいいと思っております。  ただ、この日よりも一日後に出てきたら検討が全くできないかというと、そういうことでもないと思っております。
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、環境庁が環境省になりまして、廃棄物行政等のように新しい責任がふえたわけでございまして、きちんと行政をやっていくことの責任を非常に重く感じております。  私は、環境庁の長官に昨年の七月にしていただきましたときに、生活者の視点で考えたい...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられたことは全くそういうことでございまして、私ども環境省は、その方向で仕事をするべく一生懸命に取り組んでいるところでございます。  それから、もう一つつけ加えさせていただきたいのは、環境省の役割というのはさまざまありまして、一つは、おっしゃったよう...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、道路特定財源につきましては、既にそのうちの一定割合が環境の保全に使われているわけでございまして、環境省といたしましては、これがもっと拡大をしていくということを強く希望いたしているわけでございます。  それで、この見直しという作業自体につい...全文を見る
○川口国務大臣 内閣の組織というのは、今さまざまに変わりつつあり、また、そのときの総理あるいは内閣の官房長官の御意向でいろいろ柔軟に変わるものであるというふうに認識をいたしております。  小泉総理が環境に非常に御熱心であるということについては所信表明を見ていただいてもおわかりで...全文を見る
○川口国務大臣 私は、総理にお話を申し上げようと思いましたら、いつでもすることができます。それから、環境省の事務当局も、お時間をいただいていつでもお話をすることができるわけですし、これは官房長官に対しても全く同じでございますし、今名前が変わりましたのでちょっと今の名前が出てきませ...全文を見る
○川口国務大臣 アーミテージ国務省副長官の仕事というのは、二国間の関係にかかわることをやっている人でございまして、ですから、彼の仕事のうちの重要な部分というのは、まさに日本とアメリカの政治問題なり安全保障問題であり、外交問題、狭い意味での外交問題、あるいは経済問題も含みますけれど...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの私の申し上げ方が、恐らく十分に伝わるような申し上げ方でなかったのかなと御発言を聞いて思いましたけれども、私が申し上げたのは、アメリカで環境問題、この京都議定書問題を中心にやっている人はアーミテージではないということを申し上げたわけでございます。  アーミ...全文を見る
○川口国務大臣 直接にはお会いをしておりませんが、おっしゃっていらっしゃることについては承知をしております。
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、アメリカが今そういった態度をとっているということは、もう再三再四申し上げていますように、私どもとしては大変に残念なことで、できるだけ早くアメリカが、今、温暖化問題について検討していることを検討し終えて、我々と一緒に議論をしてくれる立場...全文を見る
○川口国務大臣 御質問の意味がはっきりとれているかどうかわかりませんけれども、なぜ日本が締結を今の時点でしないのかという御質問でございましたら、締結をするために必要な国内措置がまだでき上がっていないということでございますし、じゃ、なぜそれができないかという御質問でございましたら、...全文を見る
○川口国務大臣 そういう御趣旨の御質問でございましたら、お答えを申し上げたいと思いますことは二つございまして、一つは、環境省は、中央環境審議会の地球環境部会のもとで二つ小委員会をつくりまして検討をやっているところでございます。一つは、技術的にどういうことが可能かということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまな御質問を一つの御質問に含められたと思いますので、順番にお答えを申し上げたいと思います。  まず、国民のレベルで危機感を十分に認識してもらうような働きかけがあるかどうかということについてでございますけれども、これは、委員の目には十分でないと映っているかも...全文を見る
○川口国務大臣 サマータイムは、私はぜひ進めたいというふうに思っております。  これは、地球温暖化の大綱でもサマータイムということが言われておりまして、温暖化ガスの六%削減を達成するためには、産業界の省エネの努力だけではなくて、国民の生活スタイルを変えていくということが非常に重...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理は、先ほど委員がおっしゃられましたように、所信表明で、さまざまな箇所で環境のことについて触れていらっしゃいます。  委員がおっしゃられた、公用車を低公害車に切りかえる、ごみゼロ、それから二〇〇二年までの京都議定書の発効に向けての努力、自然との共生が可能と...全文を見る
○川口国務大臣 まず、私が個人的にどういう取り組みをしているかということでございますけれども、私は広告の裏に計算をして育った世代でございますので、非常に個々については一生懸命にやっているつもりでございます。  例えば現在ですと、大臣室のごみ箱といいますか、ありますけれども、紙に...全文を見る
○川口国務大臣 公明党が御提言なさいましたエコタウン構想十カ年戦略は、廃棄物の処理から緑に至るまで、大変に幅の広い問題をあるいはプロジェクトを対象として含んだ構想だというふうに拝見をいたしております。  循環型社会をつくっていくということは申し上げるまでもなく非常に重要なことで...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書をアメリカが支持しないということをブッシュ大統領が言いましたことにつきましては、大変に遺憾だと思っておりますし、私どもとしては大変に大きな懸念を持っております。このことは、四月の下旬にアメリカに私が参りましたときに、アメリカ政府には、いただいた国会決議も...全文を見る
○川口国務大臣 対策のための国内制度の構築というのは、大変に重要なことであると私は思っております。  ハーグで交渉いたしましたときも、日本の発言に対しての信頼というのは、まさに、今まで日本が省エネルギー等の面で、あるいは温暖化対策推進法を真っ先につくったという実績から生じている...全文を見る
○川口国務大臣 非常に簡単で恐縮でございますが、お答えさせていただきます。  大気汚染の防止、改善というのは非常に重要でございますので、全力で取り組ませていただきたいと思っております。  それから、アレルギーフリー社会、アレルギーについての調査研究というのが非常に重要でござい...全文を見る
○川口国務大臣 まず初めに、私も、引き続き樋高委員とこれから御議論をさせていただく機会がありますことを大変にうれしく思っております。  エントロピーの難しい話は私はちょっと苦手でございますが、循環の意味の考え方につきましては、私も委員と全く同じ意見を持っております。  「環(...全文を見る
○川口国務大臣 点よりは線、線よりは面ということも、私は全く同じふうに思っております。それから、面と面を続けていく、つなげていくということも大事でございまして、例えば、野生生物が一つの地域からほかの地域に動けるような回廊づくりというプロジェクトも行っているわけでございます。  ...全文を見る
○川口国務大臣 平成七年の十月に地球環境保全に関する関係閣僚会議におきまして、現行の生物多様性国家戦略が決定をされたわけでございまして、毎年実施状況については見直すこと、それから五年後程度を目途として見直しを行うということがそれに盛り込まれています。  環境省は、現在学識経験者...全文を見る
○川口国務大臣 樋高委員がおっしゃられましたように、第七回のラムサール条約締約国会議で、日本は、インドと一緒に地域の代表として常設委員会のメンバーに選ばれたわけでございます。  あわせまして、その会議では、アジア・太平洋地域における渡り性水鳥及びその生息地の保全を目的とした国際...全文を見る
○川口国務大臣 ことしの一月に三番瀬に伺いまして現地を見せていただき、そのときに、東京湾といった大都会に非常に近いところで自然が残されているということは非常によかった、よく残ったものだというふうにも思いましたし、それから、今の計画につきまして、もっと陸域でできる部分があるのではな...全文を見る
○川口国務大臣 低公害車の普及を政府で行う、政府の一般公用車について低公害車を使っていくということにつきましては、実は、ここ数年来、率先実行計画というのがございまして、一〇%を目標に進めておりました。  ことしのことだったか昨年のことだったか、少し記憶が薄れましたけれども、私か...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。国の機関ということを超えて、志を同じくする人間が低公害車に乗るという取り組みをしていくことが非常に大事だと思います。国会議員の方々も、事務所であるいは個人でお乗りの車で、ぜひそういうふうにしていただければ、私としてはこの上もない幸いで...全文を見る
○川口国務大臣 循環型社会をつくっていくためのリサイクルの輪を完結するということは非常に大事なことであるということは、先生の御指摘のとおりでございますし、グリーン購入法もその目的のためにつくられたわけでございます。  それで、廃棄物処理施設と、廃棄物の処理という観点とプラスチッ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、ビールは大好きでございます。どちらを飲んでいるかということでお尋ねでございますので、私は缶ビールを買っております。  なぜかといいますと、私は、今はそういう自由はなくなってしまいましたけれども、以前、地下鉄の駅をおりますと近くにお酒のディスカウントストアが...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカが京都議定書を支持しないということを言ったことについては、私どもも大変に大きな懸念を持っておりますし、他国もこれを共有いたしておりますし、アメリカが早期にこの京都議定書の議論に戻ることが非常に重要であるということも伝えてございます。アメリカは、今閣僚レベル...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書は、関係国が集まりまして九二年に気候変動枠組み条約ができまして以降ずうっと議論をしてきた枠組みでございまして、非常に重要な枠組みだというふうに私ども考えております。それがアメリカの発言によりまして、難しい状況に、最大の危機を迎える状況にあるということにつ...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカは、世界の温暖化ガスの排出量の四分の一を占める排出大国でございまして、そういう意味で、米国が参加をしないと実効ある京都議定書の実施は困難だというふうに考えております。  それから、将来の途上国の参加も、これは将来的には中国、インドといった国は非常に大きな...全文を見る
○川口国務大臣 シンクあるいは京都メカニズムといった柔軟性メカニズムというのは、京都議定書に既に含まれているメカニズムでございまして、九七年に京都において先進国が平均して五・二%の削減ということに合意をいたしましたときには、そのシンクなり京都メカニズムが前提となって合意をされたと...全文を見る
○川口国務大臣 国際交渉において合意に達するために参加各国は大変に努力をいたすわけでございまして、私が所信の中で申し上げましたことは、そういった努力が必要であるということを申し上げておりまして、これはハーグでの最終段階においても、関係の国々が知恵を出し合って、こういうパッケージで...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃる地球温暖化の進み方、それが非常に重大であるということについては、私も全く同じ認識を持っております。  京都議定書の削減目標を確実に達成していくために必要な対策ですとか制度のあり方につきましては、現在中央環境審議会で、大綱に盛り込まれている個々の対...全文を見る
○川口国務大臣 文芸春秋の記事は私も読ませていただきました。自然公園等の事業は、自然環境の再生や自然との触れ合いを最も重視して推進すべきものであると思います。一部の事業について、文芸春秋に指摘を受けたような、必ずしも自然環境と十分に適合しない点があったことについては反省をするとこ...全文を見る
○川口国務大臣 瀬戸内海の美しさというのは、この前、本を読んでおりましたら、小西さんという方が、昔、その美しさに着目をして、戦前から国立公園化ということを考え、国立公園として指定をされたというふうに書いてございまして、大変にその美しさは昔から日本人が着目をしているところ、注目をし...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、環境省は今まで、自然環境保全基礎調査の一環として、瀬戸内海の海岸の改変状況ですとか陸域の植生などの調査を行ってきているところでございます。  今後とも、この調査の充実等によりまして、瀬戸内海の自然環境の保全には努めていきたいというふうに考...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃいますように、松葉というのは身近なところにありまして、松葉を利用したダイオキシン汚染の調査というのはだれもが参加できてわかりやすいということで、国民の皆様のダイオキシン問題についての関心を深めるという意味では、いただいた資料は大変に興味深いというふうに...全文を見る
05月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま総理から自然との共生が非常に重要であるというお話をいただきましたけれども、環の国日本という考え方を環境省は、環境庁から環境省になりましたときに打ち出しておりまして、これは自然との共生も含む、それから日本と他の国々との環も含む考え方でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、トキの数でございますけれども、けさ最後の卵がふ化をいたしまして、ひなの数が十二羽、それから大人のトキが七羽ございまして、合計十九羽ということでございます。  先ほど、真鍋委員が、トキが一羽からここまでふえることに至った経緯をお話しいただきましたけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 気候変動問題は非常に重要な、重大な問題であるというふうに認識をしております。ただいま真鍋委員から、この交渉の過程で日本がリーダーシップをとる重要性について御指摘をいただきました。そのお言葉を肝に銘じて仕事をしていきたいと思っております。  その際、二点...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 循環型社会形成といいますのは、今までの生活スタイルが大量に生産をし、大量に消費をし、大量に廃棄をするということでございましたのを、質が高く、簡素で、できるだけその資源を使わずリサイクルをし、あるいはリユースをし、そして出るごみの量をできるだけ少なくし、ど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 循環型社会に社会がなっていくに従いまして必要なのは、そういった資源をリサイクルするあるいは再生をするといった仕事に携わる方々、あるいはそういった仕事でございますし、それからその技術開発も非常に重要になっておりますので、そういう意味からも技術開発、あるいは...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられました国際的な緑化の運動というのは非常に重要なことで、ぜひ進めるべき問題だと思っております。おっしゃるように、地球の温暖化防止ということにもなりますし、ただいま砂漠化の問題が非常に発展途上国では大きな問題になっておりまして、お隣の中国を初...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ダイオキシンですとか環境ホルモンなどの国民の安全と安心の感覚に非常に影響を与えるもの、非常に不安を与えるようなものにつきましては、環境保全の観点から取り組むべき重要な課題というふうに私ども考えております。  それで、ダイオキシンのようにある程度環境への...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四月の下旬に、私はニューヨークで気候変動枠組み条約の関係の非公式の閣僚会議がございましたのでそこに出席をしてまいりまして、その後、ワシントンに寄りましてアメリカ政府の高官と意見の交換をし、国会の決議についてもきちんとお話を申し上げましたし、アメリカが不支...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○国務大臣(川口順子君) 冒頭に激励のお言葉をいただきまして、ありがとうございました。私といたしましても全力で課題に取り組みたいと思っております。  小泉内閣で、所信表明に出ていますように、環境問題について今までよりも多くの言葉が割かれていまして、私としては大変に心強く、うれし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いただいた国会決議は大変に重いものと受けとめております。  アメリカに参りましたときに、この決議についてお話をいたしまして、これを英語に直して紙にして持っていきまして、これが全会一致であったことも含めてお話をいたしております。  政府といたしまして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二点申し上げたいと思うんですけれども、一つは、アメリカの政府の中での議論が非常に真剣なものであるということでして、これは例えば、私はアメリカの政府の高官に会ったのと同時にワシントンにいるシンクタンクの方等にもお会いをいたしましたけれども、そこでホワイトハ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国会で申し上げるのがふさわしいかどうかと申し上げたのは、まさにそれが私の個人的な感触にしかすぎないということで申し上げておりますので、それを前提にお聞きいただいたんですけれども、まず、一般的に環境問題についての取り組みについて非常に真剣になってきたという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が四月の終わりに国会のお許しをいただいてアメリカに行ったことの成果の一つは、これ以降電話で実は話ができるようになったということでございまして、そのときに会った政府の高官の方々と電話でお話をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど浜中局長から私が会ったと申し上げた方々です。
○国務大臣(川口順子君) アメリカのエネルギー戦略が発表になりまして、これも地球環境問題についての閣僚レベルの議論と全く同様に閣僚レベルで議論をされていたものでして、こちらの方が先に発表されるというふうに言われていまして、そのとおりそういうことであったということで、一つには閣僚レ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的なデータは同じであると思います。
○国務大臣(川口順子君) 福山委員が今二つのオプションがあるというふうにおっしゃられました。  まず最初の方のオプションですけれども、私は、気候変動問題というのは環境十全性という視点で物事を考えるべきである、判断すべきであるというふうに思っておりますので、そういう観点から申し上...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどのもう一つのオプションですけれども、私は、おっしゃった二つのオプションというのは、実は両方の、言ってみたら極端なケース、その両端のケースをおっしゃられたというふうに思いまして、実際その間にいろいろな可能性がまだほかにもあると思います。  今二カ月...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) EU側と電話で直接話をしているということはございません、議長とというのはありますけれども。それは、日本はアンブレラの国でございまして、基本的に交渉事はグループでやるということでございますので、そういうことになります。
○国務大臣(川口順子君) プロンク議長は、これから会議、といいますのはその全体の気候変動枠組み条約に基づく今後の動きを、COP6の議長でございますので、どういうふうにしていったらいいだろうかということをいろいろお考えでいらっしゃるということで、各国から、主要国からそれについてどう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 半分しかお答えしないで失礼をいたしました。  まず、アドバイスを得に来たということでございますので、交渉したわけでもなく、したがって、当然に合意をしたとかそういうことではございません。  私とプロンク議長の話につきましては、プロンク議長からの強い御要...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) コメントはしようがないというふうにおっしゃっていただいて、本当にコメントの申し上げようがないんですけれども、一つ申し上げますと、プロンク議長が日本に来たのは、ニューヨークの会合の一番最後のところでプロンク議長に対して会場から、要するに参加国から、これから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理とは、前に申しましたように、私が環境大臣になるに当たって小泉総理から幾つかのことをおっしゃっていただいた中の一つでございまして、この問題について合意が可能となるように努力をせよということでございました。それで、私からは、これは官邸での記者会見の際...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 個別にお話をしたわけではございません。
○国務大臣(川口順子君) 話を聞いていまして、私、ちょっとこの点については具体的に自分自身の勉強はしておりませんけれども、今のやりとりを聞いていまして、恐らく七〇年代と今と事情が変わったという一番大きな点は中国側が輸出の禁止をしたということであろうかと思います。  それで、おっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、風間副大臣が述べましたように、非常に複雑な問題、確かに問題は問題だと思います。これをどうやって解決するかというと、非常に難しい問題だというふうに思います。  したがいまして、どういうところから手をつけたらいいかということも検討をこれからするべきだと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいましたように、水問題が二十一世紀の主要な環境課題であるという、全くそういうことだと思います。すべての国際的にかかわりのある環境問題が国際的な政治問題であるということでありますけれども、この水問題も、水をめぐる国際紛争等にもつながりかねない...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国民の水道水離れというふうにおっしゃって、今データを一緒に拝見いたしていましたら、確かにびっくりするような数字が出ていると思います。若い人を中心としてペットボトルを持って歩くことが格好いいとか、どこにいてもおいしい水が飲めるとか、そういったこともあるだろ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) さまざまな人間社会の経済活動あるいは生産活動の中で窒素やその化合物が幅広く利用されているということでございまして、その結果として窒素がまたさまざまな形で排出をされているという問題は全くそういうことでございます。  それで、排出された窒素が、それは二酸化...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど局長からお答えいたしましたような今段階にございますけれども、これは委員もおっしゃられましたように、地元の方々の御理解というのも非常に重要でございまして、それからまた知見の集積というのも非常に重要でございますので、鋭意検討に努力をして進めていきたいと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 循環型社会形成推進基本法を成立させていただいて、それのもとに幾つかのリサイクル法がございまして、容器包装リサイクル法のようにかなり前から実際に運用されているものもございますし、始まったばかりのものもございますし、これからというものもございますけれども、委...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理の昨日の御決断については、私も大変に高く評価をさせていただいているところでございます。  実は、同じようなことが水俣病におきましても過去ございまして、それは、今から五年ぐらい前の平成七年に当時の自さ社三党の政権で連合でやったときに、村山総理が非...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も関西訴訟の原告の方々と先日お目にかからせていただきまして、原告の方それぞれ御高齢でもいらっしゃり、また健康上の問題もお持ちでいらっしゃる方で大変にお気の毒だと思いまして、お見舞いを申し上げたところでございます。  それで、今の清水委員の御質問に関し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省としてこれから取り組んでいかなければいけない課題というのはたくさんあると思いますけれども、今、石原部長が申しました土壌の汚染の問題というのは一つの大きな課題だというふうに認識をしていまして、昨年の十二月から検討を始めておりますので、できるだけ早く、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イエス、ノーでお答えするには余りにも重い問題でございまして、イエスあるいはノーでお答えすることによる誤解をおそれるものですから、あえて時間をいただいてお話をさせていただきたいというふうに思います。  水俣病関西訴訟につきましては、これは委員も先ほどおっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理は聖域なきとおっしゃっていらっしゃいまして、当然、廃棄物・リサイクル行政も、聖域なきですから対象となると考えております。
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理が循環型社会ということに大変に力を入れていらっしゃいまして、私どもとしても循環型社会の形成ということは大変重要なことだと思っております。  それで、廃棄物の発生を抑制するというのがその中で非常に重要なことであると私ども考えております。それで、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 廃棄物の発生抑制が循環型社会の形成に非常に重大な要素であるということは全くおっしゃるとおりだと思います。  それで、今、発生抑制のためのさまざまな措置というのがかなり強化をされておりまして、一つは、昨年の循環型社会形成推進基本法、それからもう一つ、資源...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件について、私よりも専門的な知見を持っている者が参考人登録をされていないということのようなもので、かわってお答えをいたします。  まず、EUの家電リサイクル法のお話ですけれども、おっしゃるように、施行後十年を上限として法施行前に販売された製品にかか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四品目になっているということではおっしゃるとおりでございまして、どういう基準でその四品目が選ばれたかということですけれども、四つの基準がございまして、四つの観点がございまして、一つが、主に家庭から排出されて市町村等での処理が困難であるということでございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、日本の仕組みといたしましては、家電製品が廃棄物となった場合には、廃棄物処理法の規定に基づいて処理、リサイクルが行われて、生活環境上の安全、保全を確保するという仕組みになっているわけでございますけれども、今後とも、経済産業省と連携をいたしまして、有害...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました温泉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  我が国は、世界的な温泉国であり、温泉は私たちの生活の一部として欠かすことのできない天然資源であると言っても過言ではありません。  この法律案は...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○国務大臣(川口順子君) 先ほど来委員御指摘のように、大都市地域を中心としまして二酸化窒素ですとかそれから浮遊粒子状物質による大気の汚染というのがひどい状況にあるということで、私どももそういうふうに認識をいたしております。  それで、自動車NOx法をこのために改正いたしまして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現行の自動車NOx法で特定地域で平成十二年度までに二酸化窒素の大気環境基準を達成するということを目標にしていろいろな施策を講じてきたということでございますけれども、結果としては目標の達成が非常に困難になった、困難な状況になったというふうに認識いたしていま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現行のNOx法による対策が十分に効果を上げ得なかったということは大気の環境基準の数字となってもあらわれているわけでございまして、こういった結果になったということは謙虚に反省をしなければいけないというふうに考えています。
○国務大臣(川口順子君) NOx法の改正というのは、これから大気汚染対策を進めていく上で非常に重要なことだというふうに私ども考えております。  環境省といたしましては、必要なことをやっていくために全力を尽くして取り組んでいく所存でございますけれども、ぜひこの法律の改正の成立をよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど松本局長から申し上げましたように、PM二・五の環境基準をできるだけ早く設定したいということで、ただいま健康影響に関する調査研究をやっているということです。  アメリカでどうかということですが、一九九七年にPM二・五の環境基準を設定いたしております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員ただいまおっしゃられましたように、国民の皆様の健康への影響ということから考えますと、目標年次はもうできるだけ早く、その目標を早く達成することが望ましいというふうに思っております。ただ、改正をした後のその自動車NOx法、NOx・PM法でございますけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、その中間的なレビューも含めまして、NOx法の改正により加わった新しい粒子状物質対策ですとか、それから車種規制の強化ですとか事業者の排出抑制対策等の拡充強化を含めまして、全力で取り組んでいきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 自動車の排出ガスというのはどういう要素で決まるかということを考えてみますと、自動車単体の排出ガスの性能というのがあります。排ガス性能、どれぐらいのガスを削減できて排出するかということですけれども。それから走行台数、自動車の走行の速度といったような要因で自...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境というのは国民の一人一人にかかわり合いがあることでございまして、国民の一人一人が自分の周りの環境がどういうふうになっているかということをデータで把握しているということは非常に意味のあることだと思います。  そういう意味で環境省も、例えば子供葉っぱ博...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いただいた資料で拝見いたしますと、七八年のある一日、二十四時間の比較と、それから二〇〇〇年五月十八日の六時から翌日の六時までということで一日の比較をしていらっしゃるということでございます。これは先ほど私が申し上げたこととも関係をいたしますが、大勢の方がか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 全国で、これは子供に限らず大人につきましてもというのが私の理解ですけれども、ぜんそくを患っている人の数がふえているということについては認識をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 全国でふえているということについては、先ほど私の認識を申し上げさせていただきましたけれども、環境省の私の理解いたしているところでは、調査によりますと、その因果関係が何かということですけれども、大気汚染とぜんそくなどの有症率に有意な相関が見られないというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常におっしゃられたことの関係する意味合いが、大きい意味合いのことをおっしゃられているので、ちょっとお答えも抽象的にならざるを得ないかもしれませんけれども、やはり国民一人一人の健康というのは大事なことですし、それから大気汚染の問題というのもまたそれはそれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お答えする前に一言訂正をさせていただきたいのですが、私は先ほど控訴と言うべきところを上告と言ったようでございますので訂正をさせていただきます。  それから、今の御質問についてのお答えですけれども、ぜんそくという疾病の原因につきましては、大気汚染だけでは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 清水委員御指摘になられましたように、環境省がここでリーダーシップをとっていかなければいけないというのは全くそのとおりでございまして、私どもとしてはこの点につきまして主導的な役割を果たして効果が上がるように努力をいたしたいと思います。  それから、もう一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 経済財政諮問会議でさまざまな議論が今なされていて、六月ごろを目途に骨太な方針を出すということは聞いておりますけれども、ここで特に環境税の議論がなされているというふうに私どもは聞いておりません。  それから、一般論として、環境税につきまして、これは経済的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自動車排出ガス対策を推進するためには、自動車の単体対策ですとか低公害車の普及のための政策といったさまざまな施策を総合的にやっていくことが必要だというふうに思います。  それで、自動車NOx法が改正されました後は、各自治体ごとに策定される総量削減計画にお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 経済社会の変化というのは非常に大きい、早いものがあると思います。  ということで、今から十年前になりますでしょうか、その時点での、十年ではないですね、ちょっと具体的に何年前と申し上げられませんけれども、その前の時点でそのときに考えていたことと、その後の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 改正いたしました後の自動車NOx法におきましてさまざまな措置を盛り込んでいるわけでございまして、例えば車種規制の強化、これは基準値の強化であったりディーゼル乗用車を対象に追加をするといったようなことでございます。  それから、一定規模以上の事業者に対し...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 私は、民間人でございましたので、特に私が何を考えていたかということについては申し上げても意味がないと思います。  今後については、小泉内閣の一員として、総理が所信表明の中でおっしゃったことと同じで考えております。
○国務大臣(川口順子君) 四月の終わりにワシントンを訪問いたしましたときに、クレイグ上院議員とほぼ一時間にわたりまして、かなり密度の濃い議論をさせていただきました。  クレイグ上院議員の主張は、今、委員がおっしゃられましたように、技術の発展によってもっと安いコストで温暖化ガスを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) EUと日本を含むアンブレラ諸国は、アメリカの参加が必要であるということについては意見は一致をいたしております。違いは戦略でございまして、EUは、アメリカを抜きにして先に進めば後でアメリカが入ってくるだろうというふうに考えているということでございます。ただ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、委員のおっしゃるとおりだと思います。ODAをやることによって、あるいはその過程で相手の国において環境負荷がふえるようなことがあってはならないというふうに考えております。  その観点では、現在、環境配慮の手続の一層の改善について国際...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員のおっしゃるとおりでございまして、温暖化ガスというものはさまざまなソースから生じてくるものでございますので、これは産業界もございますし、国民の使う自動車というのもございますし、あるいは農業部門からというのもございますので、そういったさまざまな原因で生...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○国務大臣(川口順子君) 現在、自動車の交通量が非常にふえている、あるいは都市に集中をしているということを考えますと、そこからの大気汚染というのは非常に問題になっているわけでございまして、自動車交通を分散させる、あるいはスムーズに走れるようにするといったことは大事でございまして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 板橋区の大和町の交差点は私も数カ月前に行きまして現場を見せていただきましたし、地元の方ともちょっとの間でしたけれども話をさせていただきました。  おっしゃるように道路の上に道路が重なっているという状況で、道路の天井でふたをしたような感じのつくりになって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 覚書ということのそもそもの性格でございますけれども……
○国務大臣(川口順子君) ちょっと言わせていただけませんかしら。(発言する者あり)政府の……(発言する者あり)
○国務大臣(川口順子君) よろしゅうございますか。政府……(発言する者あり)
○国務大臣(川口順子君) NOx法の関係で、政府部内で結んだ条文及び国会審議に反する覚書につきましては、破棄をいたします。
○国務大臣(川口順子君) NOx法に基づきまして対策をとったわけでございますけれども、総合的に見てNOx法に基づく対策が十分な効果を上げ得なかったということにつきましては、謙虚に反省をいたしております。  したがいまして、今回、粒子状物質を本法の対象物質といたしますとともに、事...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) フライブルク市の例というのは、歩行者専用区域を町の真ん中につくってそこを車の乗り入れ禁止にしたということであると、乗り入れを規制しているということだというふうに理解をいたしております。  TDMといいますか、交通需要を的確に管理をしまして交通に起因する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中環審の最終報告でTDM、交通需要マネジメントにつきましては、交通量を抑制していく手法であって、大変に重要な施策だというふうに位置づけているわけでございます。  ただ、TDMに関する施策の中身というのは非常に多様でして、また、それをどこの地域で適用でき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 横浜市の実態調査を踏まえまして、横浜市と相談をいたしまして必要に応じて対策をとっていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられますように、大都市の大気の汚染の問題というのは非常に深刻でして、さまざまな対策を総合的にとっていかなければいけないということだと私どもも思っております。  この改正NOx法におきましても、国が総量削減基本方針、これは案は環境省がつくるわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず国会において法案について御審議をいただいているわけでございまして、その御審議の内容が何よりも優先をするということは全くそのとおりだというふうに思っております。したがいまして、先ほど申し上げましたように、NOx法の関係では、政府部内で結んだ条文及び国会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりましたポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては、ポリ塩化ビフェニル廃棄物が長期にわたり処分されていない状況にあることにかんがみ、...全文を見る
06月01日第151回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○川口国務大臣 かおり百選は今公募中でございまして、それから、委員がおっしゃった音百選は環境省のホームページから入ることができまして、例えば釧路のタンチョウヅルの鳴き声とか、そういうものが入っております。  かおり百選の具体的なイメージとして、これはいろいろな方がいろいろ思われ...全文を見る
○川口国務大臣 数字でございますが、全国八十六自治体を対象といたしまして、平成十二年の四月と十三年の四月を比べまして調査を行いました。廃家電の不法投棄台数は、増加した自治体が五十二、減少した自治体が二十九、変わらない自治体が五つでございまして、台数としては全体で四百二台の増加があ...全文を見る
○川口国務大臣 民に任せられるものは民に任せろと小泉総理はおっしゃっていらっしゃいまして、地方に任せることができるものは地方に任せる、この考え方に私は賛成でございます。  この浄化槽の設備士が、あるいは管理士がそういったジャンルに入るものかどうかということでございますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、単に温泉というふうに称しているということだけであれば、それによってその利用者に健康被害があるとか、それから健康被害を起こすおそれがあるというふうには言えませんで、温泉法で禁止することにはなじまないということでございます。  それで、...全文を見る
○川口国務大臣 私が理解をいたしておりますのは、温泉の成分については、一般的には、季節や時間帯で変化をする場合もありますけれども、大体泉質が、温泉の質が大きく変わることはないというふうに言われているということでございます。  したがいまして、委員おっしゃられますように、温泉成分...全文を見る
○川口国務大臣 日本は温泉に非常に恵まれた国でございまして、今温泉ブームでもございますし、いろいろな温泉、特に隠れ湯的な温泉にみんなで行くというのを趣味にしている人というのは相当多くなっているというふうに思います。  温泉は、そういう貴重な、全国民で楽しむことのできる資源である...全文を見る
○川口国務大臣 国民保養温泉地というのが何かという御質問でございますけれども、まず温泉は、国民の健康の増進あるいは自然との触れ合いといった観点で非常に大きな役割を果たすということでございますので、それにふさわしい温泉地を国民保養温泉地として指定するということになっておりまして、こ...全文を見る
○川口国務大臣 最近、社会の変化が速くなってきていて、国民のニーズが非常に多様化している、こういう状況で、各省の施策の融合といいますか連携というのは非常に重要なことだと思っております。  これは、温泉のみならず、一般的に広く行われるべきものでございまして、温泉につきましても、厚...全文を見る
○川口国務大臣 温泉に行って事故があるというようなことがあってはいけないということで、発生しないような注意は非常に大事なことです。  温泉法の施行に当たりましては、例えば硫化水素が高濃度にならないといったような施設構造上の配慮をする、これを都道府県知事が指導するということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 二十一世紀が環境の世紀というふうに言われておりまして、環境庁は、まさにその二十一世紀の初めに環境庁から環境省にしていただいたわけでございます。  二十一世紀循環型社会をずっとつくっていくということを、二十一世紀が環境の世紀であって、国民の皆さん一人一人に行動して...全文を見る
○川口国務大臣 行政改革といいますか、公益法人の見直しというのは小泉内閣の大きな課題でございまして、環境省といたしましても、政府の一員といたしまして平仄を合わせて、むだのないように、それから、国民の公共の利益のために業務が行われるように見直しに取り組んでいきたいと思います。
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、温泉というのは日本には非常に豊富にありまして、多くの国民が、小さいときから老年に至るまで、温泉をかなり、しばしば楽しむということになっていると思います。  そういった温泉を、国民が健康に問題のないような状況で、きちんと安全な形で温泉...全文を見る
○川口国務大臣 道路特定財源の議論というのは、現在、時々新聞をにぎわしておりますし、国土交通省あるいは財務省において、今、まず基本的に中で見直しが議論されているというふうに承知しております。  これは、内閣全体としてどういうふうに考えていくかという問題でございますけれども、環境...全文を見る
○川口国務大臣 利権が絡むからというお話でございましたけれども、温泉を掘削するときの許可というのは、周辺の温泉源への影響を防止するというようなことが目的、温泉源の保護が目的でございますから、鉱山を採掘する権利といった採掘権のような財産権を与えるといった性格のものではないわけでござ...全文を見る
○川口国務大臣 この保証制度につきましては、当初、いわゆる小型合併処理浄化槽についての設置なさった方々の不安がございまして、その不安に対応するということでこたえるという目的があったというふうに承知をいたしております。  小型合併処理浄化槽機能保証制度というのは、おっしゃるように...全文を見る
○川口国務大臣 国庫補助の要件にはこの保証制度への加入はなっていないということでございますので、地域によっておっしゃるようなそういうケースがあるかどうか確認をいたしまして、問題があれば、国庫補助制度が適切に実施されるようにしたいと思います。
○川口国務大臣 この保証制度は、先ほど岡澤部長が申しましたように、合併処理浄化槽に対しての信頼性の確保という観点からできた制度でございまして、任意加入の制度でございます。決して国として、それが国庫補助の補助を受けるときの要件になっているものではないということでございます。  と...全文を見る
○川口国務大臣 生活排水等を中心にしまして、川あるいは水質が汚染するということは、今非常に大きな問題だというふうに思っております。  おっしゃった大磯の例でございますけれども、基本的には地方公共団体が、自分の地域の情勢あるいはその特性に応じてどういった整備の仕方がいいかというこ...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 環境委員会 第13号
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○国務大臣(川口順子君) 沓掛委員とは昨年の十二月から密接にいろいろなお話し合いをしながら一緒に仕事をさせていただきまして、ありがとうございました。  おっしゃった各省庁との連携の重要性、それから地元の国民の一人一人の方、あるいはNGOの方、あるいは産業界の方々との連携というの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境事業団は、今委員がおっしゃられましたように、大気汚染等の公害を防止することを目的とした住宅地と工場、事業場等の間の緑地の整備、あるいは廃棄物処分場の跡地などでの住民の憩いの場となる緑地の整備を行っております。  先日の私の所信でも述べさせていただき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) PCB廃棄物の早急な処理を進めまして、一刻も早い根絶を目指して最大限の努力をいたします。
○国務大臣(川口順子君) 私も、一人の生活者でございましてこの問題については非常な関心を持ってきております。この問題が存在をしていること、それから必ずしもきちんと解明ができていないというようなふうに認識をしております。
○国務大臣(川口順子君) 広く環境ホルモンにつきまして、国際的にも連携をして取り組んで、どういった問題があるかということについては、方法論も含めましてただいま取り組みが行われております。また、環境省においてもミレニアムプロジェクトでその実施評価を行っているところでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が三十年間の取り組みのことをおっしゃられましたけれども、約三十年間の関係事業者を含めた取り組みの中では残念ながら問題の解決には至らなかったわけでございますけれども、これは廃棄物処理法におきます排出事業者の責任原則だけではPCBの廃棄物の処理施設の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の特別措置法案は、PCB廃棄物の保管、処分等について必要な規制を行うとともに、処理のための必要な体制を速やかに整備することによりまして、確実かつ適正な処理を推進してPCBによる環境汚染を防止するというものでございます。  一方で、PCBの製造それか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それを今回の法律に書いてございませんのは、法律の性格が違うからというふうに申し上げるのがいいかと思います。  環境基本法あるいは循環基本法というのはそういった基本法という法律でございますけれども、これにおいてはその基本的な理念を定める、したがいまして環...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) PCBを生産しておりました当時は、PCBが有害なものであるということではございませんで、これは化学的に安定ないい物質であるということで製造が行われていたわけでございます。それで、カネミ油症事件を契機に製造が中止されたということでございまして、それまでは有...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、社会的な責任を果たしていただくという観点で、産業界につきましては、PCB製造業者それからPCB使用製品の製造業者を中心にいたしましてPCB処理基金に対する出捐を経団連を通じてお願いを申し上げているということでございます。  先ほ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境行政を進めていく上で、環境コミュニケーションといいますか、国民の方々とのコミュニケーションというのは非常に大事なことだというふうに思っております。  国の基本計画の策定時におきましては、環境省といたしましては、パブリックコメント等で、これにはもちろ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) PCB廃棄物を処理する施設の設置に関しまして、地域の住民の方に情報公開をしていくということは大変重要なことだと考えております。  平成九年に廃棄物処理法が改正をされまして、その際、幾つかのことが導入をされました。事業者による生活環境影響調査の実施、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 処理期限につきましては、政府としていつまでに処理を終える考えなのかを明確にした上で処理体制の構築に取り組んでいくべきであると考えておりまして、法律の成立後直ちに政令を定めることとしたいと考えております。  この政令で定める処理期限は、その前提となる処理...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) POPs条約は、つい先日、五月二十二日にストックホルムで開かれました会議で採択をされました。この条約は、PCBを含みます十二種類の化学物質につきまして、製造・輸入規制、排出削減、廃化学品の適正処理の推進などを義務づけておりまして、これらの化学物質による地...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最近、企業が工場跡地を再開発する、あるいは事業者によって自主的な汚染調査をするというようなことがございまして、土地の土壌の汚染が判明しているケースがふえてきております。  環境省といたしましては、このような状況を踏まえまして、土壌環境保全対策のために必...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) PCBは残留性の有機汚染物質でございまして、その特徴といたしまして、環境中で残留性が高い、生物に濃縮しやすい、あるいは長距離を移動して極地に蓄積しやすいといった性格を持っております。したがいまして、例えばホッキョクグマの脂肪から検出されるといったようなこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) PCBを含みますPOPsにつきまして、我が国では、人の健康等に対する有害性評価に基づきまして、化審法、ダイオキシン類対策特別措置法等により、製造や排出の規制等の対策を講じてきているところでございます。また、これらの物質の環境汚染の実態等につきましても継続...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実は風間副大臣の方が私よりもこの道のプロでいらっしゃいまして、よくお答えになれると思いますけれども、それでは私から申し上げます。  PCBの汚染は、先進国だけではございませんで、オセアニアやアジアの開発途上国においても共通な問題となっているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 横須賀市の臨海公園の前の海域で神奈川県の保険医協会が行った魚類の調査で脊柱側わん等の異常が見られたという報告があったということは承知をいたしております。  この件について、先ほど、県と防衛施設庁と環境省との三つの関係者がいるので、その三つの窓口を環境省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この地域におきます水質の状況につきましては、崩落がございました平成十二年五月に防衛施設庁が調査を行っておりまして、その結果では、私どもが承知しておりますのでは、鉛について一時的に水質環境基準を超える検出があったものの一週間後には改善をされた。それから、カ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在のところ、先ほど申し上げましたように考えております。  今後、引き続き必要がございました場合には、関係者と連携をいたしまして対応していきたいと考えます。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃられましたように、土壌汚染の対策を進めるためにも、汚染された土地がどこにあるか、どれぐらい汚染されているかといったことについての把握をすることが大事だというふうに存じます。  この汚染地の把握のあり方につきましては、今後、今後といいますか幅広く...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省におきましては、土壌環境保全対策のために必要な制度のあり方を検討することを昨年から始めておりまして、昨年十二月に学識経験者等から成る検討会を開きまして、土壌汚染による環境リスクのとらえ方、調査、処理対策のあり方等について検討を行っております。さまざ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 長野県におきまして、公共関与の廃棄物処理施設を豊科町に整備するために、平成八年度から住民に対する説明会等を行ってきたというふうに聞いております。  長野県では、それまでの取り組みを踏まえまして、施設の立地選定の議論だけではなくて、豊科町を含む中心地区に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来、中村委員のお話を伺っておりまして、この長野県の取り組みというのは一つの試行といたしまして大変に興味深いケースだと私も思っております。  大事なことは、これがうまく機能していい結果が出るということでございまして、特に住民に参加していただいて物事...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実物を見たことは残念ながらございません。写真では見ております。
○国務大臣(川口順子君) 新石垣空港の用地の選定につきましては、先ほど清水委員がお述べになったような経緯があって、さまざまな調整、検討が地元で行われた結果、現在のカラ岳陸上案が選定をされて、さらに具体的な検討が今行われているというふうに理解をいたしております。  したがいまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事業を実施するかどうかということにつきましては、事業者が環境影響評価調査の結果を踏まえて検討を総合的に行って判断をするものだというふうに思います。環境省といたしましては、その過程で技術的なアドバイス等をできるだけやっていきたいというふうに考えております、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、岡澤部長から御説明をいたしましたように、住民の方の理解が得られなかったというのが非常に大きな問題であったわけでございます。したがいまして、今回は高温焼却処理の方法ではなくて、化学的な処理方法による施設整備を図るということを考えております。  それに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) リスクコミュニケーションあるいは環境についてより広くコミュニケーションを持っていくということは非常に重要でございます。このことを環境事業団にも周知徹底をいたしまして、環境事業団にはそのために努力をしてもらう、私どももできるだけそれを、どういう状況でそれが...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○川口国務大臣 産廃処理業者などの民間事業者に対して焼却炉の補償、撤去を国の費用で行った事例というのは、環境省としては承知をいたしておりません。
○川口国務大臣 この撤去等の措置につきましては、廃棄物処理法や大気汚染防止法の環境法令とは別に、この件の特殊事情によりまして実施されたものでございまして、廃棄物処理法や大気汚染防止法といったような環境法令とは関係がございません。
○川口国務大臣 お話の件につきましては、判決が確定したということではございませんので、今の時点ではコメントを申し上げることはできません。
○川口国務大臣 ただいま御指摘の、おそれ条項に該当するのではないかということでございますけれども、ある者がこれに該当するか否かということは、許可権者でございます都道府県知事が判断をすることになります。  このおそれ条項に該当する者といいますのは、例えば、法令違反を繰り返すなどし...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられました十二億円は防衛施設庁から支払われたものでございまして、環境省との関係では、十二億円の支払いについては私の方からお答え申し上げるのを差し控えさせていただきます。
○川口国務大臣 米軍におきましては、環境問題につきましては、米軍のつくりました、たしかJEGSといったと思いますけれども、環境法令に従いまして適正に環境問題については処理をしていただいているというふうに承知をいたしております。
06月07日第151回国会 衆議院 本会議 第36号
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○国務大臣(川口順子君) 住民の意見に対する回答の義務づけについてのお尋ねがございました。  御指摘の環境影響評価法における住民等の意見聴取の手続につきましては、環境情報を収集する趣旨から、事業者が、住民等だけではなく、広く環境保全の見地から意見を有する者より意見を求める仕組み...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○川口国務大臣 ただいま御決議になられました決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力する所存でございます。
○川口国務大臣 ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  大都市地域を中心とする窒素酸化物による大気汚染については、工場等の固定発生...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○川口国務大臣 閣議がございまして、遅刻いたしまして大変に失礼をいたしました。  お尋ねの件でございますけれども、ただいま大都市を中心に大気の汚染の問題は大変に深刻でございます。これに対応するために、NOx法の改正をすることによりまして粒子状物質を対象に加え、それから車種規制を...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュが声明を出し、あるいはプロンク議長が新しいペーパーを出しと、今後の検討、展開を考えるに新しい資料がここのところ出てきているわけでございますけれども、日本政府の基本的な方針といたしまして、二〇〇二年までの京都議定書の発効を目指して、来るボンの会合で合意に向け...全文を見る
○川口国務大臣 私が理解をいたしておりますところでは、国際的な条約あるいは約束を日本が締結するためには、それを実際に担保することができる国内的な制度が必要であるというふうに理解をいたしております。
○川口国務大臣 我が国といたしましては、二〇〇二年までの発効が可能になるように、まず国内的な問題といたしましては、先ほど局長から御説明をいたしましたように、環境省におきましては、中央環境審議会でどのような制度を構築することがいいかという議論を鋭意進めているところでございますし、同...全文を見る
○川口国務大臣 文京区に住んでおります。
○川口国務大臣 大気の環境基準が二酸化窒素あるいは浮遊粒子状物質について守られてきていないという状況にありますことについては、これは歴代の環境庁長官が全力で努力をされていらしたと思いますけれども、私としても、それから環境省といたしましても、この事実は謙虚に受けとめて反省をしていく...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、大気の環境の基準が今までの努力にもかかわりませず達成できていないという事実は、環境省として、あるいは私として非常に重く受けとめております。  これからNOx法の改正による施策の実施、それから総合的にさまざまな政策を実施する、中間レビューも...全文を見る
○川口国務大臣 幾つか感想はございますけれども、旧NOx法におきまして、例えば、事業者の方々にとっていただく対策についての規定の仕方が必ずしも実効性を持つようなものではなかったという問題もあったかと思います。また、粒子状物質が含まれていなかったという部分もあるかと思います。それか...全文を見る
○川口国務大臣 現行自動車NOx法の対策が、今までのさまざまな努力にもかかわりませず総合的に見て十分な効果を上げなかったということは、全くそのとおりでございまして、この事実をきちんと踏まえまして、これを謙虚に反省する必要があるというふうに考えております。  今後につきましては、...全文を見る
○川口国務大臣 現行のNOx法の目標が達成できなかった理由といたしましては幾つかあると思いますが、一つは、車種規制による対策の効果が交通量の増大で減殺をされてしまったということがあるかと思います。それから、事業者の自動車使用の合理化に関する事業所管大臣による指針、それからその指導...全文を見る
○川口国務大臣 中間見直しにつきましては、附則第三条におきまして、自動車排出窒素酸化物及び粒子状物質の総量の削減に関する目標の達成状況に応じて、改正法に検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるというふうにしております。  中間見直しを具体的にいつ行うかにつきましては、中...全文を見る
○川口国務大臣 浮遊粒子状物質の対策地域の選定に関しましては、窒素酸化物のように濃度予測の手法が十分でないということから、中央環境審議会の答申におきまして、環境基準の超過状況を的確に反映できる指標を選んで、これを基礎として地域を選定するという考え方が示されております。  先ほど...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員から、二倍に広げてというようなお話もございましたけれども、やはりNOx法の効果を着実に上げるということのためには、市町村がまとまりを持って存在する必要がある、その地域を対策地域に指定する必要があるということでございます。  局地的に大気汚染がある仙台あ...全文を見る
○川口国務大臣 国も総量削減計画を策定すべきではないかということにつきましてですけれども、今の仕組みが、国は総量削減基本方針を定めまして、この基本方針に基づいて都道府県が、地域の実情を勘案して、あるいは地域の実情に即して総量削減を定めるということで施策を推進するという仕組みになっ...全文を見る
○川口国務大臣 自動車運送事業者については、ただいま国土交通省からお話がございましたように、現在ある既存の法制度は、国土交通大臣が業の許認可を行っているとたしかおっしゃったと思いますけれども、そういった既存の法制度にかんがみ指導を的確に行うという観点から、国土交通大臣が指導を行う...全文を見る
○川口国務大臣 中間的に見直しを的確に行っていくということは、この法律の実効性をあらしめるために非常に重要なことだというふうに考えております。この中間的な見直しの過程で、目標に照らし、問題がある場合には、その原因についてきちんと把握をし、必要な措置をとっていくことが必要だと考えて...全文を見る
○川口国務大臣 低公害車につきましては、小泉内閣のもとで、国の一般公用車については三年以内に低公害車にするということで取り組んでいるわけでございますけれども、国以外の地方公共団体あるいは一般の事業者におかれましても、できるだけ低公害車を使っていただく、あるいはそういう方向で大気汚...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられますように、いかなる法律、いかなる制度といえども、その運用に当たって、その目的をきちんとやっていくんだという、目的を達成するために全力を尽くすという決意が何よりも重要だというふうに考えております。  環境省といたしましては、そういった決意を持ってこれ...全文を見る
○川口国務大臣 今回の制度改正によりまして新たに設けられることになりました事業者の判断基準に基づきまして、事業者は、自動車排出窒素酸化物等の排出を抑制するために計画的に取り組みを行うこととなるわけでございますけれども、その内容といたしましては、例えば低公害車を使用していく、あるい...全文を見る
○川口国務大臣 自動車運送事業者につきましては国土交通大臣が指導するということでございますけれども、これは、この事業に関します現存の法制度からいきまして、指導を的確に行うということからいきますと、国土交通大臣が指導を行うことが適切であるというふうに判断されるからでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 一般論といたしまして、情報公開が取り組みを進める上で非常に有用なものであるというふうに私も思っております。その意味で情報公開は重要でございます。  本件についてお答えをさせていただきますと、事業者から提出をされます自動車の使用管理計画あるいはその報告の内容につい...全文を見る
○川口国務大臣 お尋ねの現行自動車NOx法の目標が達成されませんでした要因といたしましては、車種規制等の効果が自動車交通量の増大によりまして減殺をされたこと、それから、事業者の自動車使用合理化に関する事業所管大臣による指針と指導の仕組みが必ずしも十分に機能をしなかったといった点が...全文を見る
○川口国務大臣 環境省におきましては、ディーゼル排気粒子のリスク評価を実施いたしておりまして、昨年の九月に中間報告を取りまとめたところでございます。この中で、自動車交通量の多い道路の沿道住民の方々の呼吸器症状の増加が多くの研究で報告をされております。ただ、これに対するディーゼル排...全文を見る
○川口国務大臣 連携の重要性について御指摘がございまして、全くそのとおりだと私も考えております。  改正法案におきましては、総量削減基本方針は閣議の決定を求めなければならないとされております。それから、環境大臣の総量削減計画の同意に当たりましても、関係大臣が委員となっている公害...全文を見る
○川口国務大臣 自動車から排出されます粒子状物質につきましては、質量で見ました場合には、その大部分が粒径が〇・一から〇・三マイクロメートルの範囲内にあるということでございますので、その大部分がPM二・五に含まれていると言うことができます。  このために、これまでのとおり、PMに...全文を見る
○川口国務大臣 今回改正をお願いいたしております自動車NOx法案は、ディーゼル排気微粒子リスクによる健康影響があるということにかんがみまして、PMを対策の対象に加えて対策の強化を図ろうとするものでございます。  DPFにつきましては、先ほど局長が申し上げましたように、ことしの五...全文を見る
○川口国務大臣 今回の自動車NOx法の改正は、大都市域における大気汚染がひどい、その改善がはかばかしくないという現状を踏まえまして、車種規制の強化拡充、それとともに、国、地方公共団体を通じて施策の実施体制を強化しようというものでございます。  委員がおっしゃられました、例えばア...全文を見る
○川口国務大臣 大気汚染の状況というのは地域によって異なるものでございますので、地域の公害防止に責任を持つ地方公共団体が各地域の社会的な条件あるいは自然的な条件に応じまして積極的に対策をとるということは重要であるというふうに考えておりますし、それを尊重すべきものというふうに思って...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理が所信表明演説の中で、「司法制度改革審議会から提出される最終意見を踏まえ、国民と国際社会から信頼される、新しい時代にふさわしい制度を目指した改革を進めます。」というふうにおっしゃっていらっしゃいます。  この前、原委員から御質問をいただいたことはよく記憶...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 環境委員会 第15号
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○国務大臣(川口順子君) おっしゃられましたPOPs条約でございますけれども、これは世界の各国が協調いたしまして、PCBなど十二種類の残留性有機汚染物質の廃絶や削減を図ろうとするものでございます。地球規模の環境の汚染を減らしていくという意味で重要な条約だと認識をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど委員から御質問のありましたようなPCB使用安定器の破裂事故というのがございまして、委員がただいま御指摘になられましたように、それを受けて平成十二年の十一月に閣議了解をいたしまして、十三年度末までに交換を終えるという対策を行うこととしたわけでございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お尋ねの件でございますけれども、PCB廃棄物処理基金につきましては、国と都道府県の補助金それから民間からの拠出金でつくることになっております。費用の負担能力の小さな中小企業が高圧トランスあるいはコンデンサーの処理費用を行う場合に、実質的にこれを軽減するた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉内閣は改革断行内閣ということで、おっしゃったように、民でできることは民で、地方でできることは地方でということで今仕事を進めているわけでございます。  特殊法人の事業や組織の形態につきましては、昨年の十二月に行政改革大綱で抜本的な見直しを行うというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、一般論といたしましてはPFI事業を高く評価いたしております。ただ、PFIがこのPCBの処理になじむかどうかということについては、結論を先に申し上げますと、なじまないというふうに考えております。  なぜかといいますと、そもそもPFIというのは、本来...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず大事なことは、事業の実施を安全に適正に行っていくことだというふうに考えております。そのために、環境事業団には学識経験者から成る委員会を設置いたしまして、採用する技術の選定あるいは施設の安全性の評価を行うといったことに万全を尽くして、事故が起きないよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられましたように、PCBの処理の責任につきましては、国内法制度の整備をお願いいたしまして、この整備を図るということが国が果たすべき責任であるというふうに考えております。  それで、事業者責任の原則のもとで、事業者に対しては一定期間内の処分と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられますように、適正な処理ができるようになるまでの間、保管がきちんとなされることは重要なことだというふうに思います。  特別措置法では、保管、処理について届け出ということになっておりますので、それにより実態の把握に努めるということができます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) PCBを使用している製品の量でございますけれども、これは廃棄物となりますときに、PCB廃棄物の発生量の見込みという形で、都道府県が定めるPCB廃棄物処理計画の中に入ってくることになります。それで、都道府県がPCB廃棄物処理計画を定める際におきまして、交換...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 廃棄物の処理施設を設置いたします際に、十分に情報を公開いたしまして、住民の方の意見を踏まえながら地域の生活環境の保全を行っていく、生活環境の保全に配慮をしたような施設の確保を図ることが大変重要だと思っております。  それで、平成九年の廃棄物処理法改正に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が繰り返し強調していらっしゃいますように、情報公開というのは極めて重要であると私どもも考えております。  このために、PCBの化学的処理を行う施設につきましては、細かく言いますと、政令改正を行うことによって、焼却処理施設や最終処分場と同様に、維持管...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後とも、事業団の制度運用の中でできる限りの対応をいたしますということと、必要がございましたら、どのようなことが可能か、経済産業省や財務省と相談をしていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃられますように、廃棄物処分場の設置につきましては、やはり地元の方の御理解というのが非常に大事でございまして、市民の理解が今以上に進みますように久留米市に努力をしてもらいたいというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) 本件につきましては、私どもは地元の自治体といろいろな分野、これに限らず常日ごろ密接に連携はとって仕事をさせていただいておりますので、その過程で環境省からも久留米市に対してはそういうことを今までも積極的に言ってきたと思いますし、これからも地元の住民の方との...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、この敦賀市の件につきましてですけれども、地元の方々が環境の汚染あるいは安全性ということを心配していらっしゃるということにつきましては承っておりまして、地元の県や市が十分な対応を行うことが必要であると考えております。  福井県では、問題の処分場につ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(川口順子君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(川口順子君) オゾン層を破壊し地球温暖化をもたらすフロン類の回収・破壊の確保という困難な課題につきまして、超党派の御尽力により法案をお取りまとめいただきましたことに御礼を申し上げます。  本法律案が成立した暁には、本年七月にUNEPに提出をするCFC管理戦略に盛り込...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力いたします所存でございます。
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました温泉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。  我が国は世界的な温泉国であり、温泉は私たちの生活の一部として欠かすことのできない天然資源であると言っても過言ではありません。  この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました浄化槽法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国においては、水質汚濁の主要な原因の一つである生活排水への対策を推進するため、浄化槽の整備促進が大きな課題となっております。浄...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 環境委員会 第15号
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○川口国務大臣 私は国会議員ではございませんので、国会で法律を制定なさる際に、どういう手続をおとりになってなさるかということについて御意見を申し上げるのは控えさせていただきたいと思いますけれども、私、国民の一人でございますので、国民の一人として私の個人的な意見を申し上げさせていた...全文を見る
○川口国務大臣 私といたしましては、外務大臣がアメリカに行かれて、京都議定書に米国が戻ってくるように、というのは米国の参加が非常に重要でございますので、米国に働きかけていただけるということが非常に重要なことだというふうに思っております。  田中外務大臣とは、二、三日前でございま...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしましては、国会決議を重く受けとめまして、京都議定書の二〇〇二年までの発効を目指しまして、このための国際交渉に世界最大の温室効果ガスの排出国でございます米国が前向きに参加をするように求めるということとともに、七月にございますCOP6の再開会合において、そ...全文を見る
○川口国務大臣 今回のブッシュ大統領の声明につきましては、以前と同様に、京都議定書については、フェータリーフロードと、致命的な欠陥があるということを言っておりまして、それについては大変に残念だと思っております。  同時に、アメリカは、国際的な枠組みということを言っておりますけれ...全文を見る
○川口国務大臣 私も、小泉総理が御訪米になられたときに、ブッシュ大統領とこの問題について直接首脳同士でお話しをいただくということが非常に重要なことだと考えております。  政府といたしましては、小泉総理が所信表明演説でおっしゃられましたように、二〇〇二年までの発効に向けて全力で取...全文を見る
○川口国務大臣 中央省庁で三年以内に、政府で三年以内に一般公用車を全部低公害車に切りかえるという総理の御方針がありまして、今それに向けて努力をしているところでございますけれども、特殊法人につきましても同じ対象になっておりますので、環境省といたしましては、取り組むということのお願い...全文を見る
○川口国務大臣 アイドリングストップというのは大変大事なことでございまして、企業の環境報告書を見ておりますと、それを行動目標に掲げ、あるいはその企業の環境方針に入れて実行している企業がかなりの数ございます。  まさに委員おっしゃられましたように、一人一人が実施できるということで...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、これの実効性を上げるために取り組んでいくということが何よりも肝要なことだというふうに思っておりますし、それが環境省の責務だというふうに認識をいたしております。  したがいまして、地方公共団体や関係の省庁と連携をいたしまして、環境基準の...全文を見る
○川口国務大臣 現行自動車NOx法に基づきます対策が総合的に見て十分な効果を上げ得なかったということにつきましては、これを謙虚に反省いたしております。  今後は、粒子状物質を改正NOx法の対象に加えるとともに、車種規制の強化あるいは事業者指導の仕組みの強化等の改正を行いまして、...全文を見る
○川口国務大臣 御指摘がございました、例えば事業所に対する自動車の排出総量規制につきましては、これは事業所ごとに自動車、車を持っているその所有の形態ですとか、あるいは走るときの態様が業態によって異なります。ということで、排出実態が異なりますので、一律に規制をするということは困難だ...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃいますように、中央環境審議会の平成十二年十二月におきます答申の中では、「東京都の場合には、他の地域に比べて環境基準の概ね達成には更なる対策努力が必要」と指摘がなされております。環境基準のおおむね達成に向けて大変大きな努力が要るということは事実だと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 大変に興味深い御提案ではございますけれども、今、全体としての環境基準の設定の考え方が、この前申し上げたように、十分な安全を見込んで設定をされている、国民が健康で文化的な生活を確保する上で何が望ましいかということで考えられているということでございまして、自動車NOx...全文を見る
○川口国務大臣 この十三条といいますのは、車種規制に関する経過措置でございまして、車種規制というのは、持っている自動車に対して何らかの制限を課すものですから、そういう意味では、憲法の二十九条の一項に「財産権は、これを侵してはならない。」というふうにありますので、それを制限するとい...全文を見る
06月18日第151回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領は、三月に発表いたしました京都議定書に対して支持をしないという手紙の中で、発展途上国が参加をしていないということを京都議定書を支持しないことの理由として挙げています。  これは、京都議定書の母体となっております温暖化のための枠組み条約がご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が発展途上国の方々に対しまして今おっしゃられたような働きかけをやっていてくださるということは、私といたしましても大変にうれしく、また力強く考えて、感じております。  発展途上国が、次の段階から何らかの責任を持ってこの国際的な枠組みに参加をしてくれる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) エネルギーと環境というのは、非常に密接に関係があるというふうに私どもはかねがね思っているわけでございますけれども、国民の方がそういった環境の保全におけるエネルギー政策の重要性をきちんと認識していただいているということはとても適切なことであるというふうに考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が御指摘になられましたように、ことし、アメリカの国家エネルギー政策におきまして、原子力は温室効果ガスを排出せずに今後大きな役割を果たすことが可能であるというふうにされていることは私も存じております。  日本の温暖化対策における原子力の位置づけでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 電力の自由化につきまして、環境大臣の立場から何か申し上げる立場には必ずしもございませんけれども、あえて申し上げれば、私も個人的には委員と同じように電力の自由化というのは大事なことだというふうに思っておりまして、基本的にはこれを進めるべきものだというふうに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま自然環境局長からお答えをいたしましたように、また委員がおっしゃられましたように、藤前干潟というのは六十種類ぐらいの鳥の渡来がございまして、本当に全国有数の干潟でございます。ということでございますので、ラムサール条約の登録湿地としてはふさわしい地域...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、万博の会場をことしの一月に伺わせていただきまして、海上の森、それから青少年公園を見せていただきました。  海上の森はすばらしい里山でございまして、それがその地元の方の話し合いであのような形で会場の決定がなされたということは非常によかったと思ってお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 伊勢湾を初めといたしました内湾につきましては、富栄養化の防止ですとか、あるいは生物にとって良好な生息環境であるということを維持するための環境の保全が非常に重要だというふうに考えております。  このようなことから、環境省といたしましては、中部国際空港の建...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 環境委員会 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 私まだ公電は届いておりませんので、それについては正式な報告は受けておりません。報道等では読んでおります。
○国務大臣(川口順子君) それはよくわかりません。きょうじゅうのどこかだと思いますけれども。
○国務大臣(川口順子君) 正確なところはきちんとした公電を見た上で申し上げないといけないと思っておりますが、報道を見た感じで言いますと、パウエル長官が言ったとされています、アメリカは対案を持っていないというのは、恐らく私の感じでは、前回のブッシュ大統領のアメリカでの声明発表、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ございません。
○国務大臣(川口順子君) 変わりませんと申し上げました中身でございますけれども、政府としては、国会の決議を重く受けとめて、二〇〇二年までの発効を目指してボンでの会合で合意に達するように全力を尽くすということに変わりはございませんし、それから米国が今、今後の案、提案について具体的な...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非公式閣僚会合の場というのは交渉の場ではございませんで、それはなぜかといいますと、全部の国が参加をしていない、一部の国だけが参加をしている場でございますので、この性格はプロンク議長に対するアドバイスの場ということでございます。  ということでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理が何を日米会談で発言なさるかということについては、私はまだ最終的に承知をいたしておりません。私といたしましては、日米会談の前にこの非公式の閣僚会議がございますし、その折にプロンク議長を初め各国の閣僚の方々とはお話をすることにしたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私どもはアメリカの参加を働きかけるというふうに申し上げております。
○国務大臣(川口順子君) この前、ブッシュ大統領が声明で言いましたように、今後のアメリカの具体的な提案については、関係の閣僚が集まっていろいろな方から話を聞きながらということで、幾つかの原則を含んだ提案を考えるというふうに言っているわけでございます。  したがいまして、アメリカ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカが参加をするということは、これは何よりも環境十全性の立場から大事でございます。それはもう繰り返しになってしまいますけれども、アメリカはアネックスⅠ、排出ガスを制限しなければいけない国の中で、排出量のシェアが四分の一ということでございますし、アメリ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカは今本当に真剣に閣僚レベルで議論をいたしておりますし、それで私どもとしては、アメリカに、小泉総理を初め田中外務大臣にもやっていただきましたし、私も今までやりましたし、また今後もやりたいと思っておりますし、働きかける、これが環境十全性の立場から日本...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますけれども、COP6再開会合まではまだ日にちがあるわけでございまして、アメリカは一生懸命対案を考えると言っているわけでございます。  したがいまして、アメリカにとことん働きかけていくということが大事でございます。同時に、先ほど申しました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は反しているとは全く思っておりませんで、国会決議というのは非常に重く受けとめておりますから、ですから政府としての方針は、二〇〇二年までの発効を目指して、今度の会合で合意が成立するように全力で取り組むということでございます。
○国務大臣(川口順子君) COP6ビス、再開会合の場で日本が全力を尽くして取り組むということについては、いかなる状況のもとであったとしても変わりはありません。
○国務大臣(川口順子君) アメリカは今検討中でございますので、アメリカがどういうような態度でCOP6再開会合に臨むかということについては、私は今の時点では承知をいたしておりません。
○国務大臣(川口順子君) 国会決議を重く受けとめて行動するということは、まさに国際会議で合意に達するというための努力、そのために全力を尽くすということと、それから、それと密接に関係しますけれども、そこでの合意を踏まえて国際的な合意を担保するための国内的な制度の構築をきちんと行うと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 温泉は本当に古くから日本の人々に楽しまれて、日本の人々が楽しんできたものでございまして、それぞれの地域地域、それぞれの温泉温泉で古い習慣、あるいはその地域の社会的な管理のあり方ということがずっと行われて、それでずっと来たということかと思います。したがいま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 温泉法という法律は、温泉の保護とそれから適正な利用を図るという観点で規制を定めているというものでございます。したがいまして、温泉が乱掘されて、あるいはほかの理由によって温泉の成分やわき出す湧出量に影響が出たというような場合には、温泉法で対応をするというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米会談で総理がどのように対応をなさりたいとお考えかということは、まさに総理がこの間の党首討論で今考えているというふうにおっしゃられたわけでございまして、内閣の一員としては、最終的には総理がどうお考えになるかということに従いたいと思っておりますけれども、...全文を見る
06月20日第151回国会 参議院 本会議 第33号
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○国務大臣(川口順子君) お答えを申し上げます。  国連世界森林年についてのお尋ねがございました。  森林の有する多様な価値に焦点を当て、昨年、国連大学で開催されました国際会議は、広中議員がリーダーシップをとられ、私も一部参加をさせていただきましたけれども、まさに時宜を得た大...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 環境委員会 第17号
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○国務大臣(川口順子君) 田中大臣からは本件について直接にお話を伺う機会はまだございません。それから、外務省からはこういうお話があったという情報はいただいております。
○国務大臣(川口順子君) 地球温暖化対策につきましては、田中大臣から、地球温暖化対策についての米国の立場には共感できない旨を御発言なさったということでございます。それから、先方から、京都議定書を受け入れられないが検討のプロセスは継続する、COP6再開会合の問題は大変難しい問題であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 同会合までに答えを準備することは難しいかもしれない旨発言があったということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 私も新聞でおっしゃったように読みましたけれども、外務省から聞いたお話ですと、米国の立場には共感できない旨発言をなさったということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 余り時間が、田中大臣も非常にお忙しい方でいらっしゃいまして、お互いに時間がすれ違っているわけですけれども、私としては行く前に時間がうまく合えば伺いたいとは思っておりますけれども、今のところは、先ほど申しましたように、まだ伺う機会はございません。
○国務大臣(川口順子君) 難しいかもしれないとおっしゃられたというふうに聞いております。
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしましては、それから私といたしましても、アメリカができるだけ早い機会に今検討中の案について世界に答えを出してほしい。特にアンブレラ諸国に対しては、これは実はアンブレラの国々全部がアメリカに対して言っていることですけれども、十分に検討する余地が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず総理は、御案内のように御自身の言葉でお話しになられる総理でいらっしゃいますから、総理の御発言と総理に対していろいろな方が行われるであろうインプットとの関係がどうかということについて、もし御質問の趣旨が、例えば私が総理にお話をした、総理とお話をしたこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ございませんでした。  総理は実は、私が前にお話を一回申し上げたときも、これはこの問題ではなかったかもしれませんが、非常に黙ってよくお聞きいただいて、ほとんど私に対しては言葉は非常に少ない方でいらっしゃいます。
○国務大臣(川口順子君) きのうの党首討論でも総理はおっしゃっていらっしゃいましたけれども、まだ結論を出す時期ではない、今考えているということをおっしゃっていらっしゃいまして、そういうふうな状態でおありになるんだろうと私は推測をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 総理のお心を推しはかるわけにも私まいりませんので。ですから、答えはございませんでした。
○国務大臣(川口順子君) 私は、客観的に、EUの今の状況、それからアメリカの状況、それから国内の私が把握をしている状況、これについては恐らく総理の方が私よりもお詳しいかもしれませんけれども、私なりに把握をしている状況、そういうことについて御報告を申し上げております。
○国務大臣(川口順子君) 御報告を申し上げて、さらに私としては、非公式の会合等でEUなりアメリカなりあるいは発展途上国が考えていることについて話をして、状況はきちんと認識をしていきたいというふうには申し上げております。それに対して総理からは、しっかりやりなさいというふうに言われた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) きのう私が本会議で申し上げたとおりでございますが、非公式会合自体はこれは交渉の場ではございませんで、幾つかの国が集まってプロンク議長に対してアドバイスをする場ということでございますので、プロンク議長がどういう点について参加国のアドバイスを求めるかというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 福山議員がこの温暖化の問題につきましてかなり長い期間非常に熱心にかかわっていらっしゃって、この問題についても非常にお詳しく勉強をしていらっしゃるということ、これは非常に私は前からよく認識をさせていただいておりますし、そういう意味で御尊敬を申し上げておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理はいろいろ今お考えでいらっしゃると思います。私としては、総理の御判断に資するようにいろいろな情報、先ほど申し上げました経緯なり、あるいは各国、各グループのスタンスをきちんとお話しし、また今度の非公式会合の場でもそういった点についての情報をきちんと把握...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、いろいろな総理の時間等についても官邸の方でお考えでいらっしゃる、御出発の時間について、というふうに聞いておりますけれども、私の希望としては、これは官邸にお伝えしてありますけれども、帰国後、総理と直接お目にかかってお話をさせていただきたいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 両方あると思います。  九八年でございましたか、地球温暖化対策推進大綱というのができまして、その段階で、ビジネス・アズ・ユージュアルで二一%近くふえるということを前提に、何によって削減をしてマイナス六%にするということが決まっております。これはもう非常...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、基本的な立場としては、日本は国際的な情勢がどうであれ国内制度の枠組みはきちんとつくっていくべきだというふうに思っております。六%削減ということは日本が実際に合意をしたことでありますから。それは恐らく、今ある方法だけでは多分十分ではなくて、そのために...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が申し上げたのは、考え方としてはそういうことだということで申し上げまして、ですから先ほど申し上げましたように、実際にその京都議定書の枠組みが使えないような形で六%を達成するということは困難であろうというふうに思いますけれどもというのは、そういう意味で申...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 前の答弁の後段とおっしゃられると、私はちょっとたくさんあってどの部分をおっしゃっていらっしゃるのか混乱をしましてきちんとそれを理解しているかどうかわかりませんけれども。  申し上げたいことは、二〇〇二年の発効を目指して今度の国際的な場で、COP6再開会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 答弁が長いとおっしゃられて大変に申しわけないんですが、いつもですと質問の通告をしていただいていまして、事務方で答弁を用意してくれていますのでそのとおり答えていると非常に短くて済むんですけれども、本日は御質問の御通告がなかったようでございますので、私のペー...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理が今いろいろお考えでいらっしゃるということでもございますので、今の時点で、それから政府といたしましても当然に今度のCOP6に臨む対処方針というのはまだこれからでございますので、その時点でそれを踏まえたいというふうに思っております。  ただ、申し上げ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国が、京都議定書には致命的な欠陥があるという言葉を使って、しかもそれを繰り返し使って京都議定書を批判しているということについては、私はもう非常に残念だと思っています。それで、また同時に、アメリカはEUとのサミットにおいても、それでは代替の案としてはどう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が申し上げているのは、アメリカの参加がないと京都議定書の実効性が問題となるというふうに今申し上げているわけでございまして、おっしゃられましたように、この地球温暖化対策に緊急に取り組んでいくというのは大変に重要なことだと思っております。  IPCCの第...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本政府といたしまして、今までのいろいろな国際的な場で、過去のこのCOP6関係の交渉の場も含めて、二〇〇二年までの発効を目指して合意に達するべく全力を尽くすということは申し上げておりますし、それは変わっておりません。  ということで申し上げておりますけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 川辺川の事業につきましては、地元の方々や関係団体の方々からさまざまな御意見がある、環境保全上の問題で非常な懸念を持っていらっしゃる方が地元にいらっしゃるということは私もよく承知をいたしています。  それから、これは岩佐委員には本当に釈迦に説法でございま...全文を見る
06月22日第151回国会 衆議院 環境委員会 第16号
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○川口国務大臣 ブッシュ大統領が六月の十一日に、ヨーロッパに行きますその前にホワイトハウスにて声明を発しまして、アメリカがEUのサミットで首脳と会ったときにどういうことを言うつもりかということを発表いたしました。  そのときの見解では、アメリカは相変わらず、京都議定書には致命的...全文を見る
○川口国務大臣 プロンク議長は、考えてみますと、昨年の今ごろあるいはもう少し前から、この温暖化の交渉を進めるためにはさまざまな努力をしていらっしゃいまして、世界じゅうをそのために駆け回っていらっしゃるということで、今回も非常に精力的に、四月のニューヨークでの会合の後、新しい改定案...全文を見る
○川口国務大臣 今、交渉当事者といいますか、私のほかの国の環境大臣たちの頭の中は、どうしたら合意ができるかということでみんな頭がいっぱいであるというふうに思います。私もそうでございます。  黄金の一手というものは実は残念ながらないわけでございまして、ハーグのときと同じように、粘...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられました経済と環境の関係の考え方は、私も全くそのとおりだと思います。  経済と環境は統合された一体として考えられなければいけませんし、そういう意味では、技術革新、燃料電池等ございますけれども、それが日本経済のさらなる進歩、世界経済のさらなる進歩に役...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、こういう大きな問題、さらに申し上げれば、これは、環境問題の分野に限定された問題だけではなくて、相当に大きな問題である。きのうもたまたまアメリカのあるNGOの方とお話をしておりましたけれども、これはまさに世界各国の首脳の問題であるという...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃるとおりでございまして、この地球環境問題、京都議定書についてのさまざまな考え方についてのメリット、デメリットについてはきちんと御説明をしてし過ぎることはない、もっともっとすべきであるというふうに思っております。私も、先ほど申しましたように、時間がある限...全文を見る
○川口国務大臣 私も、おっしゃるとおりだと思っておりまして、日本としては、地球温暖化防止のための国内対策の手を緩めることなく取り組むということが大事であるというふうに思います。  それで、中央環境審議会でも、二〇〇二年までに京都の議定書が締結できるように二つの小委員会を設置いた...全文を見る
○川口国務大臣 七月のCOP6再開会合におきまして、各国は合意を目指して一生懸命に交渉をするわけでございます。私も、二〇〇二年までの発効を目指して、この会合で全力を尽くして国際的な合意に達するべく努力をしたいというふうに考えております。  私を含めて各国の環境大臣の頭の中は、ど...全文を見る
○川口国務大臣 非公式会合は実は二つの部に分かれておりまして、最初がまず締約国、アネックス1の会合でございます。それから、途上国も含めた形での非公式会合、この二つがあるわけでございます。  ただいま議題が来ているのが、最初の日の締約国の1に属する国の会合の議題だけでございまして...全文を見る
○川口国務大臣 田端委員からは、ただいま大変に建設的な御提案もいただきまして、ありがとうございました。これからその京都議定書の議論をするCOP6再開会合までの間に、おっしゃるように余り時間もございませんので、また、こういうときに各国さまざまな意見あるいはアイデアが出てくるというふ...全文を見る
○川口国務大臣 フロン法につきましては、議員立法で大勢の方の御苦労をいただいて、リーダーシップをいただいて成立をさせていただきまして、大変にありがとうございました。今月あるいは来月の温暖化のための国際会議の場で、日本はフロンについての法律があるということを、国内対策をきちんとやっ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられました自動車ユーザーからの費用の徴収方法につきましては、現在、中央環境審議会と経済産業省の産業構造審議会で、自動車リサイクル制度の検討の中で鋭意検討中でございます。フロンが大気中に不法に放出されるということを防止して、回収の実効性を高めるという観点に立...全文を見る
○川口国務大臣 何をもって交渉というかということでございますけれども、今回はヨーロッパで会議がございます。きちんとした会合の場ではという意味では、十六日のCOP6会合ということでございますが、今までの例ですと、それまでの間に、いろいろな電話会談ですとかあるいは個別の電話の会議とか...全文を見る
○川口国務大臣 さようでございます。
○川口国務大臣 今の御質問へのお答えは後で局長の方からいたしますけれども、ちょっとさっきの局長の答弁に補足をしたいと思って申し上げたいのです。  七月の十日に、地球環境保全に関する関係閣僚会議を開催しようと考えております。ボンに向けての直近のまとまった政府の考え方という意味では...全文を見る
○川口国務大臣 天然ガスの方が石油、石炭よりもクリーンであるということは、委員おっしゃられるとおりだと思います。  ただ、環境の分野から考えればそれが一番望ましいということは言えると思いますけれども、例えばエネルギーの供給の安全、例えば発電を一つの種類の燃料だけに頼ってしまうと...全文を見る
○川口国務大臣 釈迦に説法もいいところになってしまいますけれども、私は、アメリカの参加ということが、実効性ある温暖化対応のシステムを世界につくっていくために非常に大事だというふうに考えております。  総理もおっしゃっていらっしゃいますように、それは、とことん粘り強く交渉をし説得...全文を見る
○川口国務大臣 我が国といたしましては、二〇〇二年までの京都議定書の発効を目指して、来るCOP6再開会合におきまして合意に達するべく、全力を尽くして取り組むということにいささかの変更もございません。  また、そういった国際的な合意を踏まえて、国内的に担保できるような、その国際的...全文を見る
○川口国務大臣 三月の不支持表明というのは私も非常に残念だと思っておりますが、その際、日本を初めとし、アンブレラのほかの国々に対しては事前の通告はございませんでした。これについては、日本だけではなくて、アンブレラのほかの国々も非常に残念だと思っているというふうに私は直接に聞いてお...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書を非常に大事に思っているということにつきましては、日本はCOP3の開催国でございましたので、ほかの国にも増してそれが大事であるというふうに思っていると思います。  私どもは、こういった観点も含めて、京都議定書の二〇〇二年までの発効を目指して、来るCOP...全文を見る
○川口国務大臣 私どもがアメリカの参加が非常に重要であるというふうに申し上げておりますのは、言うまでもなく、アメリカが四分の一の最大の排出国であるということ、これが入らないと問題であるということと、それから、最大の排出国が参加をしない議定書に、途上国が将来的に削減の義務を負う形で...全文を見る
○川口国務大臣 六月の十五日に経団連の今井会長から政府に対して、粘り強い交渉を求めるというメッセージが出されて、その中で、産業界は温暖化に対応するためのその手を緩めるべきではないというふうにもおっしゃっていらっしゃるということは承知をいたしております。  経団連では、今まで自主...全文を見る
○川口国務大臣 二〇〇二年までの発効が可能になるためには、その一つの前提として、国内制度の構築、六%の削減を可能とする国内制度の構築が非常に重要であるわけでございます。さらに、温暖化ガスの排出というのは、まさに私どもの毎日の暮らしからの排出も含めてさまざまなソースから排出をされる...全文を見る
○川口国務大臣 プロンク議長が、日本の立場についての理解を深めていただいているというふうに理解をいたしております。
○川口国務大臣 プロンク議長は、議長としてCOP6をハーグのときからまとめる責任を非常に痛感していらっしゃると思います。そういう意味で、昨年からアフリカにもいらっしゃり、南米にもいらっしゃり、世界じゅう東奔西走、走り回っていらっしゃって、日本にも、私が閣僚になってから、多分二回か...全文を見る
○川口国務大臣 経団連が六月十五日に発表いたしました今井会長のメッセージについては存じております。  経団連は、当然経団連の立場でどういうことを望ましいと考えるかということを言っているわけでございまして、この間総理もおっしゃられましたように、さまざまな立場からさまざまな御意見が...全文を見る
○川口国務大臣 日本は民主主義国家でございますので、さまざまな意見をお持ちの方がそれぞれの立場から御意見をおっしゃるということは当然だというふうに私は思っております。  それから、これはアメリカなんかもそうだと思いますけれども、そういった多様な意見が表に出てくるということが、日...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカの参加というのは、環境十全性を確保するという観点から非常に重要でございます。  京都議定書の実効性というのが、四分の一の温室効果ガスを排出している国が参加しないような状況ではまさに抜け穴ができてしまうということでございますし、将来的に発展途上国が、今すぐ...全文を見る
○川口国務大臣 委員の御発言は、京都議定書が非常に大事であるというお気持ちをおっしゃっていらっしゃると思いますけれども、私もそれについては全く同じ考えを持っております。  二〇〇二年までの発効を目指して全力を尽くす、COP6の再開会合で全力を尽くすということを私は再三再四申し上...全文を見る
○川口国務大臣 日本の交渉の方針は、もうつとに明確に海外では、あるいは国内でも申し上げておりまして、それは、二〇〇二年までの発効を目指して全力を尽くして国際交渉に臨み、合意に達するべく努力をし、あわせて国内制度の構築をするために全力を尽くすということでございまして、これはもう既に...全文を見る
10月05日第153回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○川口国務大臣 今御質問をいただきました森林の下草刈りですとかごみマップの作成でございますけれども、要求中の数字あるいはその人員については今厚生労働大臣からお答えいただいたとおりでございますけれども、私どもで考えておりますことは、例えばごみマップの作成ということでございますと、地...全文を見る
10月09日第153回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 実感といたしまして、最近温暖化が進んでいるのではないかというふうに思っておりますし、現に統計を見ましても、暑い日、二十世紀を通しまして暑かった年というのは、一九九〇年代あるいは一九八〇年代に集中しているということもございます。
○国務大臣(川口順子君) アメリカは、先ほど総理がおっしゃられましたように、最大の排出国でございますので、私どもは、日本だけではなくて、実はほかの国もアメリカに向けて、参加に向けて働きかけを行っているところでございます。  なお、アメリカは温暖化問題については非常に関心を持って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、日本は二〇〇二年の発効に向けて、来るCOP7の会合で合意に向けて最大限の努力をする所存でございます。アメリカへの働きかけはとことん最後の最後までやる必要があるというふうに思っております。
○国務大臣(川口順子君) 最後の最後までと申し上げましたけれども、最後の最後までということでございまして、同時に我が国は、アメリカとの間では、国際的な合意の過程をアメリカとの、働きかけとの関係でおくらせるということはしないということも申し上げております。
○国務大臣(川口順子君) 都市再生につきましては既に八つのプロジェクトが決まっておりますけれども、その一つとしてごみゼロ型都市への再構築ということが決まっております。それから、重点分野として決まっている中に廃棄物リサイクルというのが入っております。  環境省といたしましては、排...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自然の再生事業といいますのは、総理に主宰をしていただきました二十一世紀「環の国」づくりの中である委員がおっしゃり、それが報告書に載せられたということでございまして、自然の保全に加えて、より積極的に自然を再生していこうということでございます。  このため...全文を見る
10月18日第153回国会 参議院 環境委員会 第1号
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○国務大臣(川口順子君) 第百五十三回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  我々人類は、二十世紀において、快適さを追い求め、多くの資源を消費し、自然に手を加え、物質的に...全文を見る
10月23日第153回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○川口国務大臣 第百五十三回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  我々人類は、二十世紀において、快適さを追い求め、多くの資源を消費し、自然に手を加え、物質的に豊かな生活...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○川口国務大臣 ただいま山本委員の、京都議定書が九七年に採択をされまして以降の歴史、携わってこられた歴史の流れについてのお話を伺いまして、私も、改めて、はるばるここまで来つるものかなという感じを持ちました。  今度のCOP7におきましては、委員おっしゃられましたように、COP6...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、環境分野というのは、日本が国際社会においてリーダーシップをとっていける、そしてとるべき分野であると私も考えております。  その意味におきまして、アメリカからCOP7までに提案が出るかもしれないということでございまして、私ども、今まで...全文を見る
○川口国務大臣 今度のCOP7会合におきまして、日本として合意に向けて最大限の努力をしていくということに全く変わりはございません。そのつもりでおります。
○川口国務大臣 アメリカが京都議定書を支持しないと言った理由の一つが、途上国が参加をしていないということでございました。それで、途上国の参加というのも、委員おっしゃられますように非常に重要でございまして、例えば、二〇一〇年以降、途上国の排出ガスの総量は先進国の排出量の総量を超える...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカの参加というのは非常に重要でございますし、また、先ほど委員の御質問にございました途上国の参加も、アメリカの参加がなければこれを実現していくことは非常に難しいというふうに私は認識をいたしております。したがいまして、アメリカへの働きかけは今後ずっといろいろな場...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、経済界を中心としまして、日本は既に過去さまざまな取り組みを行って優等生であるので、今後引き続き同じペースでやっていくことは非常に難しいという声が上がっていることについては、私もよく承知をいたしております。  確かに、我が国は、石油...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、この問題というのは国民一人一人の生活のスタイルから生じている問題である、自動車を使うとかエネルギーを使うとかということですけれども、そこからきている問題であるということを国民の一人一人にきちんと理解をしていただくということは非常に大事で...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、途上国が将来参加をしてくる、実際に義務を履行するような形になるということは非常に重要であると考えております。  そのためにも、米国が参加をすることが大事でございまして、私どもとしては、米国に対して働きかけを今までも行ってまいりましたし...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ政権がことしの三月に京都議定書を不支持、支持しないということを言いましたことは、私どもとしては非常に残念なことでございまして、委員おっしゃっていただきましたように、それ以降、再三再四、いろいろな機会をとらえてアメリカに対しては働きかけを行っているところでご...全文を見る
○川口国務大臣 温暖化を抑制するために取り組んでいくということは、二十一世紀における我々人類の大きなやるべき課題であり、また義務であるというふうに思っております。この観点で、委員がおっしゃられましたように、日本の産業は今までもかなり取り組みはやってきていますし、それなりの成果は上...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカが京都議定書についての他の国々の議論といいますか交渉について、アメリカに非常に大きなかかわり合いを持つ部分については積極的に参加をするという姿勢、それから、京都議定書の発効について合意が達成したら、発効がその次の段階としてあり得るであろうということについて...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、二〇〇二年の発効を目指して、今度のCOP7の会合の場で合意に達すべく全力を尽くして交渉を行う所存でございます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国は、京都議定書の二〇〇二年の発効を目指して今度のCOP7の場での合意を目指すということと、同時にまた、京都議定書の目標を達成するための国内的な制度をつくっていくために総力で取り組んでいるところでございます。現在、中央環境審議会におきま...全文を見る
○川口国務大臣 IPCCは三度にわたって報告書を出しまして、その過程でさまざまな知見を積み上げてき、あるいはその知見を訂正しながら前に進んできている部分もあるわけでございますけれども、科学とそれから政策のあり方の密接な関係ということを考えましたときに、IPCCの果たしてきた役割と...全文を見る
○川口国務大臣 私も、そういう認識でおります。
○川口国務大臣 まず、先ほど御質問のあったフロンのことでございますけれども、これは、あるデータによりますと、産業界の自主的な取り組み状況でフロンのガスがどれぐらい進んできたかということにつきまして、一九九五年がこれは基準でございますけれども、二〇〇〇年の時点で三つ、HFC、PFC...全文を見る
○川口国務大臣 森林の吸収源といいますのは、実は昨年の十一月にハーグで交渉をいたしましたときに一つの大きな争点になったところでございまして、この間、ボンにおいては、みんなで知恵を出し合った末、御案内のような結果が一つの表になって国ごとの数字として出てきたわけでございます。これは、...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃった三条四項の最後のくだりのところでございますけれども、これを英語で言いますと、「ア パーティー メイ チューズ」ということになっておりまして、使うことができるという書き方になっているわけでございます。私が聞いたところによりますと、この部分というのは、九七...全文を見る
○川口国務大臣 上限でございますので、基準年である一九九〇年に比べて第一約束期間のその期間でふえていた分について、要するに吸収が増加をした分についてそれが使えるということでございます。
○川口国務大臣 この三条四項は、人為的に行われたその活動というのが条件になっているわけでございまして、そういったその条件の範囲内で、細かいルールはこれからまた決められていくことになりますけれども、そのルールにのっとって、吸収がふえたところについてこれが適用される、その上限であると...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど炭谷局長から申し上げました中央環境審議会で行っております議論といいますのは、これは、中央環境審議会の議論でございますので、環境大臣の諮問に基づいて議論をして、環境大臣に対して報告をしてくるという性格の報告でございます。  それから、大綱は、政府に地球温暖化...全文を見る
○川口国務大臣 まず、人間活動によるということは三条四項に明記をしてございますので、それはそういうことでございます。  それから、私はちょっと先ほど勘違いをして、これ、大事なところで勘違いをして間違えて申し上げたので訂正をさせていただきますけれども、九〇年と比較してということで...全文を見る
○川口国務大臣 この吸収源をめぐる議論というのは、非常に細かい点がいろいろございまして、そういったルールづくりは国際的な場で共通なルールをつくろうということで今作業を進めているところでございます。これは、いずれ国際的に合意がなされた形でルールはきちんとしてきまして、それにのっとっ...全文を見る
○川口国務大臣 私も、アメリカという国は、委員おっしゃられるように、非常にすばらしい面を持っている国、あるいはそうでない部分もあわせ持つ国というふうに言ってもいいかもしれませんが、だと思っております。  アメリカにおける排出量取引の歴史というのはかなり長い実績がございまして、温...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカに向けての働きかけは引き続きやっていきたいというふうに、これには最大限努力をしたいと思っておりますが、念のためにですけれども、このアメリカの企業が考えている排出量取引の枠組みと京都議定書という国際的な合意がなされる枠組みとの関係についてはまだ不明ということ...全文を見る
○川口国務大臣 COP7は、先ほど委員がおっしゃられましたように、ボンで合意をした京都議定書の中核的要素を法的な文書にしていくという作業でございまして、先ほど委員がおっしゃられたような問題点がまだ残っているということでございますが、二〇〇二年の発効を目指してマラケシュで合意をする...全文を見る
○川口国務大臣 米国におきましては、私が得ている印象でございますと、同時多発テロ以前まではかなり検討も進み、幾つかの考え方も整理をしという段階にあったというふうに私は受けとめておりますけれども、その後、テロ事件の結果として、そこに人的な資源あるいは時間を割けなくなってしまったとい...全文を見る
○川口国務大臣 地球温暖化対策推進法に基づきまして平成十一年に決定をされました地球温暖化対策に関する基本方針におきましては、次のように書かれております。   地球温暖化対策は、あらゆる社会経済活動にかかわり、また、それを見直していく作業であり、その過程で、投資を呼び、技術革新を...全文を見る
○川口国務大臣 国内制度をきちんとしていく、それによって六%削減義務を果たしていくということは日本として非常に重要なことでございまして、現在、中央環境審議会においてそのための国内制度の取りまとめという議論をしていただいております。  これについては、七月に中間取りまとめをしてい...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、私も、温暖化抑制のためにどういうことをしたらいいか、あるいは何が問題でそういうことになっているのかといった点についての啓発活動、環境教育がまだまだ十分ではないというふうに思っております。まだまだ努力をしていかなければいけないと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 最近、企業が工場跡地を再開発するということですとか、あるいは事業者が自主的に調査をするといったことが進んでおります結果、委員おっしゃられましたように、有害汚染物質についての土壌汚染事例の判明件数が著しく増加をいたしております。  このような土壌汚染による健康影響...全文を見る
○川口国務大臣 人の健康に対する影響あるいは国民の安全と安心を確保するという観点から、土壌汚染対策というのは非常に重要なことであると考えております。  先ほど申しました中間取りまとめ、あるいは今回諮問をいたしました中央環境審議会による検討の結果を踏まえまして、できるだけ早く制度...全文を見る
○川口国務大臣 重要湿地それから重要地域につきましては、環境基本計画や生物多様性国家戦略の長期目標でございますところの生物多様性保全上重要な地域が保全されていることを実現するために、環境省といたしまして、多くの専門家の方々をお煩わせいたしまして取りまとめを実施いたしまして、それを...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、生物保全の重要性ということを理解していただくためには、やはり地図というのは非常に重要なツールであるというふうに思います。  五万分の一の地図あるいは二万五千分の一の地図というふうにおっしゃいましたけれども、やはりその地図の上に落とし...全文を見る
○川口国務大臣 平成十四年度のダイオキシンの基準に合致する炉を持つために、ただいま市町村につきましては整備を一生懸命にやっているところでございまして、十四年度の予算及び今年度の補正予算におきましても、そのための国の補助についてのお願いは財務省にいたしているところでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 ことしの四月に家電リサイクル法が施行されまして半年になります。約四百五十万台の廃家電が引き取られておりまして、おおむね順調に推移をしているのではないかと私どもは認識をいたしております。  廃家電の不法投棄でございますが、委員がおっしゃられましたように、前の年度と...全文を見る
○川口国務大臣 委員がさまざまなことをおっしゃられましたことがすべて今後不法投棄が減っていく社会をつくっていくために必要なことだというふうに考えております。環境省として、さまざまな政策ツールを使いまして、その方向の努力をしてまいりたいと存じます。
○川口国務大臣 COP6再開会合に臨んだ日本の方針といいますのは、二〇〇二年までの発効を目指して合意に最大限の努力をするということと、それから、アメリカの参加ということは非常に重要なので働きかけるということと、それから、我が国としては国内制度の構築に全力を尽くすということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま委員が、アメリカと日本の異常な意見表明とおっしゃったように伺いましたけれども、日本の異常な意見表明というのが、もし私の聞き違いでなければ、何についておっしゃられたのか私には意味がよくわかりませんけれども、いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたように、...全文を見る
○川口国務大臣 今回の、今回のといいますか、COP6再開会合におきましての合意の成立について、若干手前みそに聞こえるかもしれませんけれども、日本の貢献が最大であったということに対する評価というのは国際的に確立をしていると思いますし、それは、最後の場における日本に対する拍手の多さ、...全文を見る
○川口国務大臣 遵守のところにつきましては、COP6再開会合でいろいろ議論がなされたところでございまして、ボン会合におきましては、法的な拘束力のある遵守制度の導入を主張するEU、途上国と、それから、懲罰的なものではなくて、不遵守を回避し遵守を促進する、そういう制度にすべきであると...全文を見る
○川口国務大臣 まず、我が国といたしましては、みずからが締結をしますあらゆる条約、議定書につきましては、それそのものが条約、議定書であれば、それそのものに法的拘束性があるわけでございますから、その罰則規定の有無にかかわらず、締結する以上は必ず守るという考えでおります。  いずれ...全文を見る
○川口国務大臣 森林等の吸収源の保全及び強化は、京都議定書におきまして地球温暖化対策の一つとしてきちんと位置づけられているわけでございまして、先般のボンでの合意におきましても、京都議定書の第三条四項に基づきまして各国に認められる吸収量につきましての合意がなされたわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国といたしましては、七〇年代あるいは八〇年代にさまざまな努力を積み重ねて、先進国の中でも、例えばGDP単位当たりのCO2排出量あるいはエネルギー排出量という指標でとりましても、先進国の中で最大と言っていい、フランスが原子力発電をやってお...全文を見る
○川口国務大臣 ボン合意におきましては、クリーン開発メカニズムや共同実施につきまして、原子力発電施設から生じたクレジットの使用を差し控えるというふうになっております。これは、原子力が発電過程におきまして地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しないエネルギーであるということを否定す...全文を見る
○川口国務大臣 御質問が三つございましたので、答えの方も三つ分になりまして、ちょっと長くなるかと存じますけれども、御容赦いただきたいと思います。  まず、最初の御質問について、国内制度のことでございますけれども、現在、中央環境審議会の国内制度小委員会におきまして、京都議定書の目...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書の二〇〇二年の発効を目指しまして、COP7におきまして合意を目指して最大限の努力をいたします。
○川口国務大臣 里地里山などの生態系の保全を含む生物多様性国家戦略の策定に当たりまして、環境省にエールを送っていただいたことに感謝を申し上げます。  この新しい生物多様性国家戦略は、先日、十月の十日に中央環境審議会に対して諮問をいたしたばかりでございまして、今年度末を目途に見直...全文を見る
○川口国務大臣 これは、委員おっしゃられましたように、かなり前に、委員が生まれる前に始まった話でございまして、そういう意味では、法的なアセスの制度のもとでアセスが行われたということではございませんけれども、事業者が環境保全という観点からはきちんと調査を行っているというふうに私ども...全文を見る
10月30日第153回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) まず、COP7で何をそもそもすることになっているかということでございますけれども、京都議定書、それから一部は枠組み条約そのものにも関係をいたしますけれども、四つの固まりに分かれていまして、一つが途上国問題、それから二番目が京都メカニズム、それから三つ目が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカが参加をするということは非常に大事でございまして、それはなぜかといいますと、温暖化対策という観点から見たときに、アメリカは世界で最大の温暖化ガスの排出国であるということでございまして、その最大の排出国が入らない状況では合意された京都議定書の実効性...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほども申し上げましたように、米国が参加をして国際的に一つの枠組みのもとでみんなが温暖化に対応するということは非常に重要なことだと私は思っております。  私が九月の初めにアメリカに行きましたときに、アメリカは温暖化対応に向けての幾つかのことを考えている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤委員おっしゃられるとおり、国民の皆様方にこういうシナリオでこういうやり方で達成可能であるというメッセージを発することは非常に大事だというふうに思います。私どもとしては既にそれを発出しているつもりでもございます。まだ十分ではないということはあると思いま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 廃棄物問題とそれから循環型社会構築の必要性、それからビジネスにそれがつながるものであることという一連の委員のお考えは、私は全くそのとおりであると思います。現在、日本は廃棄物処理をするに当たっての処理場の残余年数が非常に少なくなっているという問題を抱えてお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 循環型社会をつくっていくときに大事なことは、そのための取り組みを自分だけではなくてみんながやる、自分がやらないでほかの人がやってくれると思わない、やらなければいけないのは自分だと思うということだと思います。その自分だというのは、消費者であったり企業であっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 廃棄物行政とリサイクル行政が表裏一体であるというのは委員おっしゃられるとおりだと思います。ことしの一月に厚生省から廃棄物行政が環境省に移されたということの一つの大きな意味合いは、まさに廃棄物行政を循環型社会構築の、リサイクルと並んで循環型社会構築の一部で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自然と共生をする社会づくりというのは、総理が実は今年の三月ぐらいから、四月ぐらいからやっていただいた「環の国」日本づくりという、「環の国」づくり会議ということで議論していただきまして、そこでの報告書にも出ておりますけれども、二十一世紀は人間と自然が共生す...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小宮山委員に建設的な議論をというふうにおっしゃっていただいて、私も大変に心強くうれしく思っております。  環境行政は今非常に注目を浴びているというふうに私は思っておりまして、そもそもそのテーマが地球温暖化の問題、循環型社会を構築していく問題、あるいは化...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃられましたように、COP7がきのうから始まりました。それで今のところは非常に順調に期待どおりに実は推移をいたしておりまして、議長の選挙ですとか議題の採択ですとか、そういった会議の初めにやらなければいけないことをやり、それで進んでいるということでし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 繰り返し申し上げていますように、アメリカの参加が非常に大事であるというのは、これは日本だけではございませんで、EUもそれから途上国もすべての国が今言っていることでございます。  私どもとしては、二〇〇二年の発効を目指して今度のCOP7で合意に向けて最大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本として二〇〇二年の発効を目指して合意に向けての最大限の努力をするということは、今まで申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 日本がアメリカに対して行っている働きかけというのは、三月にアメリカが京都議定書を支持しないということを表明して以降、ありとあらゆる場を活用して、総理にもやっていただいておりますし、私もできるだけいろいろな場でやっております。ことしの七月にもいたしましたし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本の取り組みといいますか、日本の方針は日本の方針でございまして、我が国としては二〇〇二年の発効を目指して今度のCOP7で最大限の努力をするということ、アメリカの参加が必要である、重要であると考えているということ、それから日本でその義務が果たせるようなそ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカから参加をするのは国務省の次官のポーラ・ドブリアンスキーという、この方は人権問題やエイズの話とか、そういう分野で今まで非常に多くの貢献をなさっていらっしゃる方でして、伝統的にアメリカは、この方の上というのは国務長官、パウエル長官ですけれども、パウ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小宮山委員全くおっしゃるとおりで、アメリカというのは非常にバラエティーに富んだ国でございますから、議定書に反対だという人もいれば、賛成で政府が不支持というのは問題だという人、これは党派を問わず両方いると思います。  私も、アメリカの中にはかなり個人的に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 吸収源が京都議定書に入っている、これを認めるべきであるということは、そもそも九七年にCOP3で京都議定書が採択された段階からこれを含めて、いわばワンセットで採択をされているわけでございまして、吸収源を日本としては、その点についてはずっと議論を、日本だけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、小宮山委員が吸収源はどうしても使わなければいけないときに使えるというふうにおっしゃられましたけれども、私どもの理解は必ずしもそういうことではございませんで、吸収源というのは、三条三項について言えば、これは当然入っている話でございますし、第一約束期間...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、三条四項のその数字が上限であるということは、これはすべての国、日本も含めての理解でございます。  それから、具体的なはかり方でございますけれども、これについてはさまざまな専門家の方々の意見がございまして、これは今後詰めて、COP9、たしか9だった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 人為的な活動というのは、これは三条四項の前提に入っている言葉でございまして、具体的に何がどうか、どういう場合にそれを認めるか、どうやってそれを報告するか、検証するか、そういったさまざまな問題については、先ほど申しましたように、今議論を専門家の方々にいただ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都メカニズムについてCOP7で何をやるかということについてですけれども、ボンで政治的に合意をしたその合意を法的な文書に落としていくということでございまして、委員おっしゃられたように、そもそも京都議定書では、京都メカニズムの活用は国内措置に対して補足的で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃっていらっしゃるのは、CDM、クリーン開発メカニズムにおける原子力発電の扱いだと思いますけれども、これについて日本のポジションは、そしてこれは、日本だけではなくてほかの国、一部の発展途上国も含めて同じようなポジションでしたけれども、そもそもCDM...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 上関の近くの瀬戸内海にスナメリがいたりあるいはカクメイ科という貝がいたりということがあるということはよく承知をいたしておりますし、今までも国会で御質問いただいたこともございます。  環境の保全ということは非常に大事であるというふうに思っておりますし、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられますように、途上国の支援というのは日本が積極的に今までもリーダーシップを発揮してまいりましたし、今後とも積極的に取り組んでいくべき分野だというふうに考えております。  九七年の京都議定書が合意をされました後、九七年の十二月に日本は京都...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ボン合意におきましては、遵守につきましてはその具体的な内容について合意をした上で、それの法的な拘束性、法的な性格づけにつきましては第一回目の京都議定書に基づく締約国会合、そこで決めるというふうに政治的に合意をしたわけでございます。  日本は、ずっとこの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員御指摘のように、経済界もいろいろな企業がありまして、それぞれさまざまなことを考えているわけですけれども、経済界全体としては温暖化問題あるいは京都議定書に反対だと言っているわけではありませんで、それぞれ今までにも熱心に温暖化問題へ取り組んできていただい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境税につきましては、これは市場メカニズムを使ったそれぞれの経済主体が消費行動あるいは投資行動を主体的に市場のメカニズムに合わせてしていくという意味で、非常に効率的な制度であるというふうに思っております。  それで、また現在、先ほど委員が御指摘になった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二〇〇二年の発効を目指して、今度のCOP7で合意に達するために最大限の努力をいたしたいと思っております。  それから、日本で義務を達成するための取り組みができるということが非常に大事なことでございますので、それにも総力を挙げて取り組みたいと、あるいは現...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 新しい生物多様性国家戦略は、国土全体の自然環境の保全と再生に向けて中長期的にトータルプランをつくるということでございまして、この間、先日十月十日に私から諮問をさせていただいたところでございまして、小委員会ベースでいろいろヒアリングをしたり議論が始まってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃってくださいましたように、各省の持っている知見を大事にし、各省と連携をしながら環境省がリーダーシップを持って自然の再生をしていくということは非常に大事なことであると思います。  この調整費の予算、今お願いをいたしているところでございますけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先日まとめました重要湿地というのは、その選定の基準といたしましてラムサール条約の基準、クライテリアを参考にいたして基準を設けましたので、その意味では資格としてはラムサールの登録湿地としての資格は持っているというふうに言えるのではないかと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ジュゴンの広域的な調査についてどれぐらい、どこまで準備が進んでいるかというお尋ねでございましたけれども、六月八日に第七回の代替施設協議会が開かれまして、そこにおいて全般的なジュゴンの保護方策を検討することを目的として、ジュゴンと藻場とについて広域的な調査...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 法整備の必要性についての部分でございますけれども、マングース、ブラックバスあるいはタイワンザルといったような移入種の問題が、在来種ですとか生態系に影響を与えているといった問題がございますが、環境省では、現在は野生生物の専門家を中心にいたしまして検討会を開...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境教育がますます重要になってきております折から、環境カウンセラーが果たす役割というのはますます大きくなってきていると思います。  委員おっしゃられました事業者の関係でも、いろいろやるべきこと、できることがありますし、それから学校における活用という観点...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地球温暖化問題が現存の問題であって、早急な対応を必要としている問題であるというふうに私どもは考えております。それで、日本といたしまして京都議定書の二〇〇二年の発効を目指してCOP7で合意に向けての、全力でそれのための努力をするということについては、全く変...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、新生物多様性国家戦略でございますけれども、これは十月十日に中央環境審議会に諮問をいたしまして、今御検討をいただいているところでございまして、国土全体の自然環境の保全と再生ということで、骨太の方針とするべくお願いを申し上げておりまして、今年度の終わり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ボンの会議で京都議定書の運用ルールの中核的要素について政治的な合意が成立したところでございまして、COP7ではこのほとんどについて、途上国問題を除きましてですけれども、法的な文書にする作業があり、その上で採択をし、あわせてボンで合意を見ました途上国の関係...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしまして、繰り返し申し上げておりますように、京都議定書の二〇〇二年の発効を目指してという立場には全く変わりはございません。まず、できるだけ多くの国が参加することが可能となるようにCOP7において合意を達成すべく全力を尽くしたいと考えております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最近、委員御案内のように、干潟や湿原等の湿地の減少それから劣化が進行いたしておりまして、国民の皆様からの湿地の保全をしてほしいという要請の高まりがございます。それから、平成十一年の五月にラムサール条約の第七回の締約国会合がコスタリカで開かれましたが、ここ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境省といたしましては、中城湾の海域、浅海域につきましても、現在行っておりますシギ、チドリのモニタリングの調査を初めといたしまして、保全に必要な情報の収集に努めてまいりたいというふうに考えております。  それから、中城湾において開発計画を持っていらっし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 循環型社会形成基本法におきまして、廃棄物の排出抑制というのがまず第一に取り組むべき最重要課題として規定をされているわけでございます。このために、政府といたしましては、廃棄物処理に関する国の基本方針において国の目標を設定いたしましてこれに取り組んでおります...全文を見る
11月12日第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○川口国務大臣 COP7において、各国の熱心な交渉の結果、合意ができまして、これによりまして京都議定書の発効に向けた国際的な条件が整ったというふうに考えております。  この成果を踏まえまして、政府としまして、きょうの夕方、地球温暖化対策推進本部を開きまして、ここにおきまして京都...全文を見る
○川口国務大臣 自然の再生につきましては、二十一世紀「環(わ)の国」づくり会議でも指摘をされたところでございまして、生態系を総合的な観点から考えるという意味で、各省の連携が非常に重要であると考えております。  環境省といたしましては、国土交通省、農林水産省などの関係省庁と連携い...全文を見る
○川口国務大臣 現下の経済情勢ということから、温暖化への取り組みについていろいろな御懸念がおありになるということであろうかと思いますけれども、今回の交渉におきまして、日本の政府団として一番心を砕きましたことは、京都メカニズム、守るためのフレキシブルなメカニズムについて、不必要な制...全文を見る
○川口国務大臣 今回の交渉におきまして日本の代表団が大事だと考えておりましたことは、環境十全性、この京都議定書の実効性が確保されるということでございました。この京都議定書の実効性が確保されるということは、京都議定書に定められているさまざまな仕組みが、産業界あるいは国民の方々の創意...全文を見る
○川口国務大臣 一例を挙げまして、先ほど委員が遵守と参加資格のことをおっしゃられましたので、それについて御説明をさせていただきたいと思いますけれども、遵守というのは、例えば日本の場合は六%の削減目標を守れなかった場合にどういうことをするかということでございまして、その場合には、既...全文を見る
11月15日第153回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(川口順子君) 今回の交渉におきまして、日本を含む先進諸国が一番心を砕きましたのは温暖化抑制のために京都議定書が実際に機能するということでございました。そのために、京都メカニズムの不確定性を排し、京都メカニズムを使えるようにするということが非常に重要でございまして、アン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十二日の地球温暖化対策推進本部におきまして、次期通常国会に向けて、京都議定書の締結の承認及び京都議定書の締結に必要な国内制度の整備、構築のための準備を本格化するというふうに決定をいたしたところでございます。
○国務大臣(川口順子君) 米国への働きかけというのは、私としては非常に大事なことだと思っております。  ことしになりまして、七月のボンの会合の前にも参りましたし、それから九月にも参りましたし、この間のマラケシュの会合の前にも寄りまして、アメリカの政府のこの問題についての非常に重...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 森林吸収源につきましては、これは京都議定書で三条三項、三条四項にきちんと決まっていることでございますので、我が国としては、これも我が国が削減目標を達成するために重要なツールであるというふうに考えております。  それから、そのはかり方でございますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 少し細かくなってしまいますけれども、全くそのはかり方が決まっていないということではございませんで、既に幾つか決まっていることもございます。  例えば、議定書第三条三項の関係では、九〇年以降に行われた土地利用変更を伴う新規植林、再植林、森林減少を計上する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 経済界は今まで非常に一生懸命にこの温暖化問題については取り組んでいただいているというふうに私は考えております。省エネ機器の開発あるいはその生産プロセスでの対応といったようなことをやっていただいているというふうに認識をいたしております。  それで、十一月...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私もそう思っております。
○国務大臣(川口順子君) これはもう通常いろいろな情報を世の中に広めていくという方法でございまして、いろいろお話をするとかさまざまな方法があると思いますので、ありとあらゆる手段を使ってそういうことをしていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 環境税のお話でございますけれども、これは価格を通じて市場メカニズムを活用してということで、その結果としていろいろな、消費者ですとか生産者ですとかという経済主体が投資行動あるいは消費行動を非常に合理的にやっていくという効果を持ちまして、そういう意味では効率...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられましたように、民生部門での温暖化ガスの伸びというのは非常に大きなものがございます。  例えば、これは温暖化ガスのうちの二酸化炭素の例でございますけれども、産業部門において一九九〇年度比で〇・八%の増加であるわけですけれども、この間に、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先般、十二日に、地球温暖化対策推進本部で準備を本格化するということを御決定いただきましたので、それに沿いましてまず大綱の見直しをするということでございます。  それから、この間マラケシュで合意をいたしました法的な文書を今事務局で整理をしているところだと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 途上国の参加問題につきましては、来年のCOP8で新たな一歩が踏み出されることを私どもとしては期待をしているわけでございます。  それで、途上国の支援ということにつきましては、委員おっしゃられましたように、今後途上国からの排出が非常にふえてまいりますので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自然再生ということでございますけれども、これは生態系を重視するということが非常に大事でございまして、これを総合的に考えていく必要があるわけです。川も森林も非常な微妙な関係になっている生態系を一緒に考えるということが大事でございますので、各省連携をして政府...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最終処理といいますか、焼却は非常に大事でございまして、環境省が調べましたところでは、十一月十四日の時点でございますけれども、年間約十二万トン程度が受け入れ可能である、これは市町村等の廃棄物焼却施設によってということでございますが、という数字がございます。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられますように、捨てさせないということが大事でございますし、またごみマップをつくるだけでは十分でなくて撤去をしなければいけないということは、そういうことだと思います。  環境省におきまして、平成十三年度補正予算におきまして、不法投棄対策とい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) COP7における合意を受けまして、十二日、月曜日でございますが、地球温暖化対策推進本部を開かせていただきまして、そこで我が国として京都議定書の二〇〇二年締結に向けた準備を本格的に開始をするということを決定をいたしました。具体的には、京都議定書の目標を達成...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二十一世紀を通して循環型社会をつくっていかなければいけないということはそのとおりでございまして、それは、リサイクルだけではなくて、リユースの場合でもリサイクルの場合でも、あるいは廃棄の場合でも、それに伴うリスクというのをきちんと踏まえ、食の安全だけではな...全文を見る
11月20日第153回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○川口国務大臣 気候変動枠組み条約第七回締約国会議が、十月二十九日から、会期を一日延長して十一月十日朝までモロッコ王国マラケシュで開催されました。我が国からは、国会のお許しを得て、私が代表団長として出席をいたしました。  今回の会合では、本年七月に開催されたCOP6再開会合にお...全文を見る
○川口国務大臣 COP7が終わりまして非常に私としてはよかったと思っておりますが、ここに至るまでの過程でさまざまな方に御指導をいただき、政府の、これは環境省はもちろんですけれども、ほかの省の方々とも大変にいい連携のもとに仕事ができ、また国際的にも、関係の国々の環境大臣の方々と非常...全文を見る
○川口国務大臣 各国の状況でございますけれども、まず、EUにおきましては、来年九月の持続可能な開発に関する世界サミット、ヨハネスブルグ・サミットでございますが、終了までに議定書を発効させるということで、ということは、すなわち、すべてのEU加盟国が来年六月十四日までに議定書を締結す...全文を見る
○川口国務大臣 非常に大きな質問でございますので、どういうふうにお答えをしたらいいのかと思うわけでございますけれども。  まず、COP7における合意が成立をしたということについて、これが日本の一つの国際的な貢献であるというふうに認識をしていただいたのではないかというふうに思いま...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書に限らず、すべての政策の決定というのは、長い目で見たときに、歴史の目でそれが正しい選択であったかどうかということは判断されるべきものであり、そういうことになるだろうというふうに思っております。ということではありますけれども、今回のボン合意については、現在...全文を見る
○川口国務大臣 原子力発電につきましてですけれども、これは二酸化炭素排出をしないということでございまして、ヨーロッパの国、例えばフランスあるいはスウェーデン等でもかなりこの発電に占めるシェアは高いわけでございます。  地球温暖化対策推進法に基づきまして策定されました基本方針にご...全文を見る
○川口国務大臣 温暖化問題のみならず環境問題一般に、日本は、ブラジルのリオデジャネイロで十年前に行われました会議のころから非常にリーダーシップを発揮してきているというふうに思います。今回のマラケシュでの合意は、その先達の取り組みを踏まえた日本としての国際的な貢献であったと思ってお...全文を見る
○川口国務大臣 これは私見を申し上げたというふうに申し上げた方がいいと思いますけれども、平和と環境というのは非常に密接な関係を持っていると思います。環境がきちんとした形でない、環境が保全されていないような状況では、まさに今の貧困というものが、その結果として貧困がどんどん悪化してい...全文を見る
○川口国務大臣 アフガニスタンのケースにつきましては、私も新聞で読む以外のことは全く存じておりませんので、具体的なケースについてコメントは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、一般に、貧困と環境の表裏一体の関係ということについては非常に大きな問題とされ、リオデジャネイロで...全文を見る
○川口国務大臣 遵守につきましての考え方は、先ほど長浜委員の御質問のときにお答えをしたとおりでございまして、これは、不整合がメカニズムの部分と遵守の部分との間にあった、これはプロンク議長も認めているところでございますが、あったということでございます。  これが残念ながら生じてし...全文を見る
○川口国務大臣 近藤委員まさにおっしゃっていただいたように、これは不整合を直すということであってリオープンではない、この不整合をこのまま残しておきますとまた将来的にも問題が生ずるということであったと私どもは考えております。  どういうところが問題であったかということを説明をとい...全文を見る
○川口国務大臣 遵守規定がどういうふうにあるべきかということにつきましては、京都議定書、私の知っている範囲でもCOP6においては非常に大きな問題の一つでございましたし、その前の段階でも恐らくそうであったのではないかというふうに思います。  それで、争点になっておりましたことは、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、京都議定書は条約でございますから、条約を締結した国は守らなければいけないということにすべて尽きるというふうに思います。  それで、先ほどその見直しについてお触れになりましたけれども、京都議定書の第十三条におきまして、定期的に締約国の義務を...全文を見る
○川口国務大臣 今回の合意につながりました遵守に対する規定部分というのは、日本が中心となって、日本がまさに提案をしたところでございまして、それについて合意がなされたということでございまして、日本としては、国際的なリーダーシップについて十分に発揮をしているというふうに私は考えており...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどお話しいたしましたように、マラケシュに行く前にアメリカを訪れました。そこで話をいたしましたことでございますけれども、COP7において日米両国が密接に協力をしていきたいということと、アメリカがこのCOP7での議論に積極的に参加をしてほしいということをアメリカに...全文を見る
○川口国務大臣 米国は、ことしの三月にブッシュ大統領が京都議定書を支持しないという発言をした時点からずっと、温暖化問題について米国としてどういう取り組みが可能かどうかということについてはきちんとやっていくということを、ちょっと文言は正確ではないかもしれませんが、言っていたというふ...全文を見る
○川口国務大臣 今手元にブッシュ大統領の発言のきちんとした資料を持っておりませんので記憶でございますけれども、二つの理由を挙げておりまして、一つは、発展途上国が参加をしていないということでしたし、もう一つの理由は、アメリカの経済に悪影響がある、そういった二点を挙げていたかと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 途上国の参加問題につきましては、今後全体で、これは、アメリカあるいは日本のみならず全部の国が非常に関心を持っているテーマでございまして、これについては今後どこかの場で議論が進んでいくことを私どもとしては期待をしているわけでございまして、先ほども申しましたように、私...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の経済界は、今までも温暖化を抑制するための取り組みについて、省エネ技術等かなり貢献をしてきたというふうに思っております。  また、現在、足元の経済が非常に厳しいところからそういう御発言が出るのではないかというふうに思いますけれども、委員おっしゃられましたよ...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカとの話し合いの場には経済諮問委員会のハバード委員長も出席をしておりまして、経済への影響につきましても話し合いをいたしております。
○川口国務大臣 話し合いの細かいことにつきましてはここでは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、基本的に、米国側も幾つかのモデルにおいてそのシミュレーションをやっていまして、それについての考え方の説明等を伺わせていただきました。
○川口国務大臣 それぞれの国においてそれぞれの異なった状況がございますので、アメリカについては、日本として、これは数字の上で、あるいはモデルの上で、シミュレーションの上でこうであるというようなことを申し上げてはおりませんけれども、基本的な考え方といたしまして、今までの日本の経験か...全文を見る
○川口国務大臣 今局長から説明がございましたけれども、パブリックコメントに多くの意見を寄せていただいたことについては大変にありがたいと思っております。こういった意見を参考にさせていただいて、その内容について吟味をさせていただきまして、参考にできるところは参考にさせていただきたいと...全文を見る
○川口国務大臣 我が国におきましては、大都市地域を中心といたしまして大気汚染が非常に深刻であるという問題がございまして、その原因として、自動車、とりわけディーゼル車の寄与が大きいというのが現状でございます。このため、さきの通常国会で改正をされました自動車NOx・PM法に基づく施策...全文を見る
○川口国務大臣 まず、吸収源についての委員の御意見は承らせていただきましたけれども、これにつきましては、三条四項に基づく上限については今回の会議で国ごとに確定をしたところでございまして、委員の、アメリカあるいはカナダ、ロシアといったところに対する御懸念は、アメリカは別といたしまし...全文を見る
○川口国務大臣 委員が御引用になられました資源エネルギー庁作成の長期需給見通しで、どういう前提に基づいてそういう数字になったかということは、私はつまびらかにいたしておりませんけれども、御指摘の天然ガスについては、天然ガスを利用した発電は、石炭や石油に比べて二酸化炭素の排出が少ない...全文を見る
○川口国務大臣 今委員からお伺いいたしましたEUの例、非常に興味深く伺わせていただきました。  ことしの初めから、二十一世紀を目指しての「環(わ)の国」日本づくりという会議を総理のもとで開いていただきまして、そこで議論をしていただいた中に、今ある自然を確実に再生をしていく、保全...全文を見る
○川口国務大臣 十一月の十二日の地球温暖化対策推進本部におきまして、京都議定書の二〇〇二年締結に向けた準備を本格的に開始するというふうに決定がなされました。  それに基づいてどういう作業をするかということについては二つございまして、一つが、京都議定書の目標を達成するため、現行の...全文を見る
○川口国務大臣 環境税あるいは地球温暖化税とおっしゃいましたでしょうか、税のことについての御質問でございますが、経済的な手法というのは、価格を通じて市場メカニズムを機能させるということで、各経済主体、消費者ですとか生産者ですとか、そういった主体が、その行動を価格メカニズムを通じて...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカへの働きかけというのは大変に重要なことでございまして、今までもできる限りの努力をいたしてまいりましたけれども、今後とも引き続き、例えば二国間の環境協議の場等を通じまして行っていきたいと考えております。  後半部分の御質問に関してでございますけれども、先ほ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、物がない時代に育った人間でございますので、いろいろなことは一生懸命に今もやっているつもりでございまして、特に温暖化との関係でいきますと、まめに電気を消していくとか、テレビ等の待機電力といいますか、スイッチは必ずもとからきちんと消すということもやっておりますし...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、途上国の参加というのは非常に大事な課題であるというふうに思っております。  途上国の参加を促すために幾つかしなければいけないこと、あるいはできることがあると思っておりますが、まず、地球温暖化対策に取り組んでいく途上国に対しての支援を行...全文を見る
○川口国務大臣 その点につきましては、私は委員と全く同じ意見を持っております。  温暖化対策は、燃料電池等の革新的な技術の開発普及、それから交通インフラの整備等を適切に誘導することによって投資の機会を創出するものでございまして、また雇用対策にもつながるというふうに考えております...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ボン合意をリオープンしたかどうかということでございますけれども、我が国はボン合意をリオープンしてはならないという立場でございまして、ボン合意につきましてはリオープンをしていないということです。  遵守につきましては、そもそも、ボンで合意をいたしました段階で...全文を見る
○川口国務大臣 ボン合意と今回の会議とにおきまして、先ほど申しましたように、遵守について存在をする不整合を直していくということが、今後京都議定書が実効ある形で運用されるという観点から非常に重要であるということで、我が国といたしましては、先ほど申しましたように、他のアンブレラ諸国と...全文を見る
○川口国務大臣 排出量取引につきましては、京都議定書で京都メカニズムの一つとして決定をされておりまして、今回、それについて若干の部分は法的な文書にございますけれども、より具体的にはこれから国際的にみんなでどういう制度がいいかということを考えていくことになるわけでございます。EUの...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書上の義務、削減義務が生ずるのは二〇〇八年でございますが、当面、第一ステップの取り組みといたしましては、取り組み状況の公表や第三者による評価の仕組み等事業者の自主性を重んじた制度設計が適当であるというふうに考えております。その場合、これらの施策を講じたにも...全文を見る
○川口国務大臣 埋め立ての事実を長期間にわたり確認できなかったこと、また、平成六年の公園区域の見直し時に、違法行為により埋め立てられた海水面を陸域として国立公園の区域線を定めましたことは、国立公園を所管する環境省といたしまして遺憾だと存じます。  今後、原状回復が行われて海岸線...全文を見る
○川口国務大臣 温暖化対策の観点からどう思うかという御質問の御趣旨ではないかというふうに思いますけれども、温暖化対策の観点ということで申し上げますと、先ほど申しました基本方針に基づいて適正に考えていきたいと思っておりますし、捨て場の件につきましては、これは経済産業省において適切に...全文を見る
○川口国務大臣 環境省の設置法に書かれておりますのは、「放射性物質に係る環境の状況の把握のための監視及び測定」ということでございますので、一般論としては私の所管ではございませんのでお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 現行の地球温暖化対策推進大綱は、策定当時というのは平成十年六月でございましたけれども、原子力発電所の新増設の将来見通しを前提として策定をいたしました。その後、原子力発電所の立地を取り巻く情勢が変化をしてきましたことから、今回の大綱の見直しにおいては、こうした情勢変...全文を見る
11月22日第153回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 気候変動枠組み条約第七回締約国会議が、十月二十九日から会期を一日延長して十一月十日朝まで、モロッコ王国マラケシュで開催されました。我が国からは、国会のお許しを得て、私が代表団長として出席をいたしました。  今回の会合では、本年七月に開催されたCOP6再...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) マラケシュで最終的に合意をすることができましたのは、清水委員を初め私の前任の方々が敷いてくださったレールがありまして、それに乗りまして交渉をさせていただいたわけでございまして、各国の二〇〇二年までの発効という共通した思いをベースに、みんなで一生懸命に交渉...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの参加ということは、委員もおっしゃいましたように、アメリカは地球温暖化ガスの最大の排出国でありますので非常に重要なことだと考えておりまして、この点は今までも努力をいたしましたし、今後とも引き続き努力をしなければいけない大きな課題であるというふうに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカは、ことしの三月のブッシュ大統領の京都議定書不支持の発言以来、ずっと国内でさまざまな温暖化問題へどうやって対応していくかということについての議論を重ねてきていると認識をしております。  私は、ことし四月と七月と九月の三回にわたりまして、それから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 清水委員のおっしゃられました問題意識というのは私も強く持っております。  地球環境問題、地球温暖化関係は、関係している省庁が非常に多く、またそうした関係している省庁が連携を強く行って対応をしていくということが非常に重要だというふうに思います。その関係で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) マラケシュでの会議は、二〇〇二年における京都議定書の発効を目指して最大限の努力をするという方針のもと、私としては最大限の努力をいたしたつもりでございます。  ただ、その合意の内容といたしまして、京都メカニズム遵守制度、排出量の推計、報告、審査のルールの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) マラケシュでの合意は、参加をしているすべての国がここで合意をすることが非常に重要であるという認識のもとで努力し合った成果であったというふうに私は思っております。特に、最大の争点は排出量取引等の京都メカニズムに関するルール及び遵守制度の策定でございました。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられましたように、マラケシュでの会議が終わりました次の週の最初の月曜日に、地球温暖化対策推進本部の会合を開いていただきまして、そこで地球温暖化対策推進大綱の見直しを行うということと、京都議定書締結の承認及び京都議定書締結に必要な国内制度の整備...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二〇〇二年の締結を目指してこれから作業をやっていくわけでございますけれども、その中にあって、政府が一体となってこの作業を進め、また、国民の皆様あるいは産業界の皆様、関係者の方々の御理解をいただくことが大変に重要だというふうに考えておりますので、そのために...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのように理解をしていただければ大変に幸いでございます。  環境庁が環境省になったということ自体が、これはしばらく前に決まった話でございますけれども、そういった問題意識を日本が全体として共有しているということの証左にほかならないと思っております。その中...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実績を見ていただきたいというふうに思うわけでございますけれども、私は、大事なことは各分野の政策、例えば国土交通省でございましたらその分野での政策、経済産業省でしたらその分野の政策、農林水産業でしたらその分野の政策、それぞれの官庁で御所管のところの政策をや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃっていただいたことの前段も後段も事実にはほど遠いんではないかと思います。
○国務大臣(川口順子君) 日本のみならず、アンブレラの国々全部がずっと主張してきておりましたことは、京都議定書が実際に批准され発効を見た暁に、実際に使えるものである、機能するものであるということでございました。  それが機能するということは、参加をし温暖化の防止に加わって責任を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大橋委員と、私が九月十一日がなければというふうに申し上げたことと必ずしも矛盾をしていないと思うんですけれども、多少違う側面についてお話を私は申し上げたということでございまして、九月十一日前の時点で、九月の初めに私は訪米をいたしまして話をいたしました。それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられましたように、そういう一見小さく見えることから足が地に着いた形で始めていって大きな運動にしていくということは非常に重要なことだと考えております。  日本国内でもさまざまな動きがございまして、委員のやった、先ほどお話がありましたエコバッグ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) マラケシュでの会合におきましては、福山委員には特にマラケシュまでおいでいただいて、いろいろ励ましていただき、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。  それで、今、委員がおっしゃった全体としての参加が少なかった、マスコミの対応にばらつき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 答えは、そういう御理解をいただいて結構でございます。
○国務大臣(川口順子君) 地球温暖化対策推進本部の決定にありますように、我が国として京都議定書の二〇〇二年締結に向けた準備を本格的に開始をするということでございまして、今まさにこの準備を始めたところでございますので、いつまでに準備が終わるかということについては今の時点では申し上げ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 別に年末にということでしているわけではございませんで、準備を開始をした段階にあるということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今まで出たことにつけ加えることは本当にございませんで、一番大事なことは、できた段階で京都議定書の重要な要素である京都メカニズムが実際に使いやすい、使えるものであるということが今回の交渉の一つの大きな柱であったということでございます。  例えば、もともと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、言葉の問題として、法的拘束力のある遵守、法的拘束力のない遵守というふうに一般にこれは私どもも使ってしまうんですけれども、きちんと言えば、法的拘束力の、不遵守の場合の結果について、コンスキャンスについて法的拘束力があるかないかということで、法的拘束力...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に細かい議論になっていってしまうんですけれども、先ほども申しましたように、今回の議論の争点は、京都メカニズムの使用とリンクを、不確定性が生じますので、将来、法的拘束性があるかどうかということが将来の話ですから、そのリンクを切っておくということでござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 不確定性をなくすということが最大の要件であったわけですけれども、法的拘束性の話というのはその一つでございますけれども、将来的に、将来的にと言わなくてもいろいろな状況が広く起こり得るわけですね。参加要件とコンプライアンスがつながっていますと、そのコンプライ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十一月十二日に地球温暖化対策推進本部を開催いたしまして、そこで議定書の二〇〇二年締結に向けた準備を本格的に開始するということを決定いたしたわけでございます。その決定を受けまして、次期の通常国会に向けて、京都議定書の目標を達成するための地球温暖化対策推進大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大綱の見直しについて、今後それを見直していくに当たって、今までの問題を総括し、新しい課題をそこできちんと意識していくということの重要性については、委員と私も全く同じ考えを持っております。それを省庁別にと委員がおっしゃられまして、そういうことがいいのか、あ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 経団連が自主行動計画をつくっていらっしゃるわけでございまして、今までその取り組みについては相当の実績を上げてきたと私は評価をいたしております。その自主行動計画の範囲、含まれている対象業種についても拡大をお考えであるというふうに承っておりますので、そういっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) マラケシュで合意がありました後、十二日に地球温暖化対策推進本部を開かせていただきまして、国内の対策について本格的な準備が始まったということでございます。  国内対策につきまして当面の課題といいますことは、まず事業者の自主性を重んじつつ、取り組み状況の公...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私どもは、京都議定書の二〇〇二年の発効を目指してCOP7で合意を達成すべく最大限の努力を行うという方針を持ちまして会合に臨んだわけでございまして、京都メカニズムにつきましては、京都メカニズムが実際に発効を見た後、使われる際に、目標達成上実行可能な機能し得...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 経済界が今まで自主的に積極的に温暖化の対応に取り組まれてきたということについては、私としても高く評価をしたいと思います。ただ、その上で取り組みについて透明性なり信頼性なりの確保が重要であるということは中央環境審議会での御議論で御指摘をいただいているとおり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今のお話の点につきましては、環境省としても沖縄県環境部局と十分に連絡をとって情報収集等を行いたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 高橋委員がただいまおっしゃられましたように、環境の保全のために手段を講じていくということのためには、現在ある社会のシステムを違う形に転換をしていくというかなり長期間にわたる大きな作業が必要だというふうに思っております。  それで、現在この点につきまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地球温暖化のための対策として、この温暖化の原因がさまざまにわたるものですから、対策としてもさまざまな対策が必要だというふうに思います。  委員がおっしゃられますように、対策をとる人に対してペナルティーがかかるのではなくて、それがいいことだというふうに思...全文を見る
12月04日第153回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○川口国務大臣 公共事業のみならずすべての、国が行う政策あるいは地方公共団体が行う政策の分野で環境の視点が入ってくるということは、「環(わ)の国」日本にあっては大事なことだと思っております。  環境基本法の第十九条におきまして、国が環境に影響を及ぼすと認められる施策を策定、実施...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、公共事業と猛禽類との関係、あるいは希少野生動植物の保全に絡まる案件につきまして、環境省として、すべての件数を把握しているというふうには断定はできない、ただ、おおむねは把握はいたしております。きちんと毎年何件ありましたということを言うためには、やは...全文を見る
○川口国務大臣 二十一世紀の公共事業といいましても非常に広いわけでございまして、そのすべてが環境省に何らかの形でかかわるということでもないかと思います。例えば、その……(佐藤(謙)委員「環境省にかかわる公共事業という意味で解釈して」と呼ぶ)はい、ということでございましたら、私は、...全文を見る
○川口国務大臣 初めに、その前に委員が、私のその前に申し上げたことについて失望をなさったというお言葉をお使いになられたかどうか、おっしゃられましたけれども、委員に失望をしていただく必要は全くございませんで、今、地元の方の意見を聞く、あるいはNGO、NPOの方のかかわり合いを求めて...全文を見る
○川口国務大臣 パブリックコメントといいますのは、これは政府全部共通したやり方でやらせていただいているわけでございまして、この生物多様性国家戦略についてのパブリックコメントは来年の二月ごろに予定をしているということでございますから、まだパブリックコメントは受け付けていない、それは...全文を見る
○川口国務大臣 環境省がことしの一月に環境庁から環境省になりまして、この一年間、新たに廃棄物行政を手がける等新しい展開がございました。  それで、事業官庁か調整官庁かというお尋ねでございますけれども、私は両方だと思っております。新しい事業官庁をやる、事業を直接にやることがあるこ...全文を見る
○川口国務大臣 先取りをするかどうかということについていろいろ御意見はおありになるだろうと思いますが、環境省でも、中央環境審議会では先取り方式ということで御意見はいただいているわけでございます。  その場合に、その資金の管理というのが問題になるわけでございますけれども、製造業者...全文を見る
○川口国務大臣 今、失業率が歴史的に最悪の水準ということでございまして、そのために、厚生労働省だけではなく、他の官庁も、失業をなくすための最大限の努力をしなければいけないということは、委員がおっしゃるとおりでございまして、その観点から環境省の役割も大事だと思っております。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 環境省におきましては、土壌及び地下水の汚染につきましては、平成十一年一月に土壌・地下水汚染に係る調査・対策指針を策定いたしました。その運用基準におきまして、汚染が判明をした場合には、都道府県等は速やかに周辺住民に周知をするように指導してきたところでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 土壌汚染問題につきましては、先ほど来出ていますように、近年、汚染事例の判明の件数が非常に多いということがございまして、土壌汚染による健康被害への影響の懸念ですとか、あるいは対策を確立することに対しての社会的な要請が高まっていると認識をしております。  この土壌汚...全文を見る
○川口国務大臣 能勢の話でございますけれども、この問題は、日本のダイオキシン問題を代表するような大変に重要な事案であるというふうに考えております。  環境省といたしまして、これまで、高濃度ダイオキシン類汚染物分解処理技術マニュアルを策定するなどの技術面の援助を行ってまいりました...全文を見る
○川口国務大臣 ジュゴンと藻場の広域的な調査につきましては、これはジュゴンの全般的な保護方策を検討するために行うものでございまして、基本計画の策定とは別に実施をするものでございます。  普天間飛行場の代替施設の建設につきましては、基本計画の策定後、環境影響評価が行われることにな...全文を見る
12月11日第153回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(川口順子君) 環境省が一九九七年、このときは環境庁でございましたけれども、水質の調査の結果で川辺川が日本一の水質であるということは発表をいたしております。  それで、球磨川への影響でございますけれども、その点について、事業者でございます国土交通省が環境影響評価法に準...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自然との共生、自然と共生する社会の実現ということが非常に二十一世紀になりまして重要な課題としてクローズアップされてきているというふうに感じております。この実現のためには、二十一世紀「環の国」づくり会議というのをことしやらせていただきましたけれども、今ある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がただいまおっしゃられましたように、青少年公園ではオオタカがえさをとっているということでございます。愛知県は専門家から構成をされますオオタカの調査検討会を開いておりまして、青少年公園及びその周辺でオオタカの採餌、営巣等の調査を実施いたしますとともに、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それでは、経済産業大臣の帽子をかぶった方でお答えをさせていただきます。  愛知万博の環境アセスにつきましては、経済産業省の要領に基づきまして博覧会協会が実施をしてまいったところでございます。  万博事業につきましては、計画の熟度の高まりにより会場計画...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 愛知万博の推進に当たりましては、関係の皆様方の十分な理解と幅広い協力が何よりも必要であると認識をいたしております。こうした観点から、経済産業省、県、博覧会協会は、これまでに地元住民、自然保護団体などと意見交換や説明会の開催などを数多く重ねてきたところでご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この博覧会は「自然の叡知」というテーマにふさわしい博覧会であるということでございまして、環境アセスメントにつきましては、会場計画の具体化に応じまして環境保全措置の検討、情報の公開や意見聴取を行うなど、手続を明確にして適切に実施する必要がございますので、関...全文を見る