川口順子

かわぐちよりこ



当選回数回

川口順子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 私は、すばらしい男性の前で涙を流して、それは女性の武器だと一度言われてみたいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) ただいま関係府省と連携をいたしまして、京都議定書の本年の締結を目指しまして精力的に準備をしているところでございます。  例えば、どういうことをやっているかといいますと、地球温暖化対策推進大綱を見直し中でございます。それから、この国会での京都議定書の締結...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この通常国会での京都議定書の締結の承認をいただくべく準備を進めております。
○国務大臣(川口順子君) アジア太平洋環境開発フォーラムにおきまして、これは橋本元総理大臣を議長といたしまして一月にバンコクで開かれたばかりでございまして、私オブザーバーとして出席をさせていただきましたけれども、御指摘のように、ここでも再生エネルギーについて議論がなされました。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平成七年に策定をされまして平成十二年度を目標年度といたします政府の率先実行計画というのがございますけれども、これにおきましても建築物の省エネルギー化あるいは太陽光利用等のエネルギーの有効利用等がうたわれております。  そこで、各省の状況でございますけれ...全文を見る
01月31日第154回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 温暖化対策につきましては、ずっと前、七〇年代から省エネルギー政策を日本は取っておりまして、やってきておりますし、特に京都議定書が九七年に作られました後は、温暖化対策推進法、地球温暖化対策大綱といった形で進めてきております。  京都議定書につきましては、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは気候変動枠組み条約という条約がございまして、これに基づいて、我が国は温暖化ガス排出を抑制し、そのための政策を取ることが義務付けられております。  温暖化問題は人類の生存基盤にかかわる重要な問題でございますので、仮に御指摘のようなことがございまして...全文を見る
02月04日第154回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(川口順子君) このたび、私は外務大臣を拝命いたしました。  私は、これまで、改革を断行する小泉内閣の一員として、私たちがよりよい環境を享受できるような政策の策定と実施に努めてまいりました。これからは、平和で安定し、かつ繁栄する国際社会の実現を目標として、日本外交のか...全文を見る
02月04日第154回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○川口国務大臣 土曜日に、ロシアのイワノフ外務大臣と私は初めての公式会談をいたしました。原口委員が先ほどおっしゃいました、合意された、署名をした文書というのは、実は領土問題についての文書ではございませんで、国際テロに対する共同声明でございます。両国一緒に闘っていくという種類の文書...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりでございます。基本方針に変更はございません。
○川口国務大臣 一言で申し上げれば、田中大臣には大変なカリスマがおありになると思いますし、大変に魅力的な方でいらっしゃると私は思っております。国民がその魅力を感じ、また田中大臣は、外交という日ごろ国民の生活の範囲から遠くにあることについて国民の関心を引きつけられたということが、国...全文を見る
○川口国務大臣 私は、その時点では環境大臣をしておりましたので、それから、まだ就任をして二日目でございますので、後からよく経緯を聞いて考えたいと考えておりますが、ここで座って聞いていた範囲では、双方それぞれ、総理がおっしゃっていることも、重家局長が申していることも、矛盾はないよう...全文を見る
02月04日第154回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(川口順子君) このたび、私は外務大臣を拝命いたしました。  私は、これまで改革を断行する小泉内閣の一員として、私たちがより良い環境を享受できるような政策の策定と実施に努めてまいりました。これからは、平和で安定し、かつ繁栄する国際社会の実現を目標として日本外交のかじ取...全文を見る
02月06日第154回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(川口順子君) 外務省改革を進める上でどういう決意を持っているかというお尋ねでございます。  外交の任を担っていく上で重要なことは、外交が国民に理解され、国民に支持されなくてはならないということです。私は、昨年の一連の不祥事を踏まえ、何よりも外務省改革の推進が重要だと...全文を見る
02月08日第154回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 私に対しまして、二つのお尋ねがございました。  一つは、外務省の体質についてのお尋ねでございます。  私としては、野上次官が外務省を守ったとして英雄扱いされているとは感じておりません。いずれにいたしましても、総理の三つの御指示も踏まえまして、外務省に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省改革を進める決意についてお尋ねでございますけれども、外交の任を担っていく上で重要なことは、外交が国民に理解され国民に支持されなくてはならないということです。  私は、昨年の一連の不祥事を踏まえ、何よりも外務省改革の推進が重要と考えています。私は、...全文を見る
02月12日第154回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、外交というものは、国民の理解、それから御支援がないと進めることができないと思います。それで、その国民の御理解、御支援のベースになければいけないものは、外務省に対する信頼だと思います。幸い、不幸なことなんですけれども、これにつきまして、...全文を見る
○川口国務大臣 不審船の引き揚げについてのお尋ねでございますけれども、今回の事件につきましては、関係の当局においてただいま鋭意捜査を進めておりまして、引き続き、事実関係の解明につきまして全力を尽くしていくものと承知をいたしております。  これまで、船体の引き揚げ、潜水調査を行っ...全文を見る
○川口国務大臣 現在、鋭意捜査をしているところでございます。引き続き、関係当局において事実関係の解明に全力を尽くしていただけるものと考えております。
○川口国務大臣 NGOの会議への参加の問題でございますけれども、官邸で改めて調査を行っていただきました。その結果が八日に発表されていますけれども、鈴木議員から大西さんの属するNGOの会議への参加を認めるべきではないという意見が出されたことはないということが確認をされております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 もう一度御説明をさせていただきたいと思いますけれども、アフガニスタンの復興支援国際会議にかかわるNGOをめぐる外務省の対応については、改めて官邸で調査をしていただきまして、八日にその結果が発表されております。この調査の結果にございますとおり、鈴木議員から個別のNG...全文を見る
○川口国務大臣 今岡田委員がおっしゃった日付の中で、十二月十四日とおっしゃったのは恐らく十二月十三日の誤りではないかというふうに思いますけれども、私が承知をいたしておりますところでは、十二月の十三日、十二月の十八日に鈴木委員長を訪問を大西さんがなさっていらっしゃいます。そのほかに...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど私申し上げた中で、十二月十八日については大西さんは御出席ではなかったということのようでございますが、十二月十三日及び大西さんの御出席でなかった十二月十八日には、鈴木委員長の御指摘は先ほど申し上げたようなことであるというふうに聞いております。  それからさら...全文を見る
○川口国務大臣 二月の八日に、官邸でいろいろお聞きいただいたことについての取りまとめていただいたことが公表されておりますけれども、それにも、今私が申し上げたのと同じようなことが書いてあるわけでございます。
○川口国務大臣 外務省の同席をしている者の記憶によりますと、御指摘のような発言が、おっしゃったような、私が申し上げたことがその記憶でございまして、岡田委員がおっしゃった、私が申し上げなかったもののうち岡田委員がおっしゃったものにつきましては、そのような記憶はないというふうに聞いて...全文を見る
○川口国務大臣 外務省報償費が内閣官房に上納されているかどうかということにつきまして、これまでも国会の議論の場で、総理、官房長官、それから歴代の外務大臣等によりまして、そうしたことはない旨今まで説明をされてきているというふうに私も思って聞いております。  したがいまして、いわゆ...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の報償費につきましては、来年度の予算では前年度と比べまして約四〇%減というような予算になっておりまして、効率的に使っていく必要があるというふうに考えております。  上納問題につきましては、先ほど申し上げたとおりでございまして、歴代の大臣がそういうふうにお答...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまな考え方があるとは思いますけれども、私は、けさというか昨日の時点で、田中前大臣に御連絡を、事務ベースで秘書を通じて申し上げまして、引き継ぎを申し上げたいというふうに言いました。
○川口国務大臣 私は、外務大臣を拝命いたしましたその夜に実は田中大臣にお電話を申し上げまして、ぜひお話を伺わせていただきたいと申し上げまして、田中前外務大臣は引き継ぎを……(発言する者あり)そうですね、申しわけありません、元です。ということでございましたので、先ほど、きのうと申し...全文を見る
○川口国務大臣 外務省改革というのが大変に重要でございます。私は、透明性、スピード、それから実効性という三つの言葉をキーワードにさせていただいております。  機密費につきましては、外務省の報償費につきましては、外務省は既に、十万円以上の支出につきまして決裁ということに、副大臣以...全文を見る
02月13日第154回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○川口国務大臣 その件につきましては、けさほど話を聞きまして、事務方が先ほど申し上げたようなことを私も聞きました。私は、事務方の言うことを信じたいと思います。  ただ、こういう時期に、一つの省の幹部として、やはり何が適切な行動であるかどうかという判断はあってしかるべきであるとい...全文を見る
○川口国務大臣 概略、そういうことかと存じます。
○川口国務大臣 総額でございますけれども、まず、ソ連邦崩壊後、旧ソ連諸国を支援するための国際機関として支援委員会が設立をされまして、我が国がその委員会を通じまして平成十三年九月までに実施した人道支援でございますが、これが約百三十五億六千万円でございます。  また、支援委員会以外...全文を見る
○川口国務大臣 アフガニスタン復興支援国際会議に係るNGOの参加の問題、そのときの外務省の対応の問題につきまして官邸が調査をなさいまして、八日にその結果が発表をされております。  この調査結果にございますように、鈴木議員から個別のNGOの参加不参加について意見が述べられたことは...全文を見る
○川口国務大臣 NGOの排除の問題につきましては、官邸で調査をしていただいたということだと私は思っております。  ただ、私は、反省すべきは反省すべきだと思っておりますので、改革を一生懸命にやらせていただきたいと思っております。
○川口国務大臣 田中大臣との間でどのような引き継ぎの内容があるかというのは伺ってみないとわかりませんけれども、いずれにしても、それは二人の閣僚の間の引き継ぎでございますので、外に公表するというようなことはございませんし、それを伺って、私はそれなりに自分の仕事につなげたいというふう...全文を見る
○川口国務大臣 NGOの排除問題については官邸が調べてくださったということでございます。  私は、総理の御指示をきちっと踏まえて改革に取り組みたいと思っております。
02月14日第154回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、紛争の抑止というのは引き続き非常に大事なことでございまして、これにはそもそも、経済社会一般の安定、成長といった面から、非常に幅広い問題が中に含まれているというふうに思います。  それで、G8の場では、まず国際テロへの対応につきまして...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初の方の御質問の、どのレベルで中国とコンタクトをしたかということでございますけれども、細かい話でございますので、私はちょっとまだそこまで話は聞いておりませんが、恐らく大使館でやったのではないかというふうに、これは私は想像をいたします。  それから、二番目の...全文を見る
○川口国務大臣 外務省と中国側とやっていますけれども、私はちょっと就任後まだ日が浅いものですから、どのレベルでやっているかという事実関係、だれがということを知らないということを申し上げただけでございます。
○川口国務大臣 二月十二日の衆議院予算委員会において石井一議員より提出が求められていた資料、これは平成八年の橋本内閣成立から現在に至るまでの鈴木宗男議員の外国等訪問の一覧でございますが、この作成に当たりまして、鈴木議員の外国出張に当省職員、これは佐藤優分析第一課主任分析官でござい...全文を見る
○川口国務大臣 私も実はそのように思いました。  それで、出張記録、これは、まさに国民の税金を使って出張に行くわけでございますから、その出張のディテールは全部わかっているはずであると思いまして、質問をいたしました。  それで、確かにそういうこともあると思いましたのは、先ほど申...全文を見る
○川口国務大臣 私がこの話を聞きましたのは、昨日でございましたでしょうか、石井議員の御質問があるという朝、昨日の朝だったと思いますが、聞きました。  いずれにしても、出張の記録あるいはその出張の成果、結果の報告等について外務省の今までのやり方はきちんと改めるべきであると私は考え...全文を見る
○川口国務大臣 当然にございます。これは、役所のお金を使って出張に行く話でございますから、決裁も当然にありますし、いつからいつまで行ったということは残っているということですが、確認をしたかったのは、それが途中で変更になっている、あるいはそのうちどれぐらい鈴木議員と御一緒だったかと...全文を見る
○川口国務大臣 それを申し上げましたのは、非常に漠然とした印象も含めてでございまして、例えば私は大臣室の大きさについて実はそう思ったので、そういうことを申し上げたということでございまして、何が当たり前かと思うところの意識の違いがあるかなと思います。  それから、私、ちょっと先ほ...全文を見る
○川口国務大臣 十四年度の外務省の報償費のことでございますけれども、約三十三・四億円を計上いたしております。十三年度の当初予算が約五十五・七億円であったということでございますので、これを比較しますと、四〇%減額ということになっております。ただ、十三年度の補正予算において、外務省の...全文を見る
○川口国務大臣 私は、今から十年以上前になりますけれども、アメリカの大使館で公使をいたしておりました。  実は私は、その時点では報償費という言葉は全く知らなかったと申し上げていいと思います。それぞれ、いろいろ情報をとったり、いろいろな方とお話をしたり、あるいは講演に行ったり、か...全文を見る
○川口国務大臣 ただいまおっしゃったお話ですけれども、おっしゃられましたように、今関係の当局で鋭意捜査を進めているところでございまして、引き続き事実関係の解明に全力を今尽くしていただいているというふうに承知しています。
○川口国務大臣 政府といたしまして、これまで個別に、ある国家がテロを支援している国家であるとか、あるいはテロを行っている国家であるというように指定をするといったことは行ってきておりません。
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○川口国務大臣 海外における日本語の普及は、日本文化の理解の促進及び国際相互理解の推進のために非常に重要であると考えております。  外務省は、国際交流基金を通じまして日本語教育の普及に努めておりまして、アジア諸国におきましても、日本語学習者の増加など、成果が上がっていると考えて...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど武部大臣がおっしゃられましたような方針を、外務省も国際捕鯨委員会等の場できちんと今までも主張をしてまいってきておりますし、今後とも引き続きやっていきたいと考えております。
○川口国務大臣 捕鯨調査につきましては、IWC条約八条にのっとりまして、健全な鯨資源のみを対象として実施をしているわけでございます。  従来より外務省は、捕獲調査の正当性と必要性につきまして、在外公館を通じまして各国にきちんと主張してきてまいりましたし、捕獲調査の……(河村(た...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるような方針でやりたいと考えております。
○川口国務大臣 外務省の改革ということは非常に重要なことであると考えております。  そのために、私は、先般、「開かれた外務省のための十の改革」というものを発表させていただきまして、変える会という第三者委員会の場でそれを御検討いただき、タイムスケジュールもきちんと決めまして、アク...全文を見る
○川口国務大臣 河村委員には、そこの場で答弁について打ち合わせがあったのではないかという御推測をなさっていらっしゃいますけれども、私は、この点について聞きまして、そういう事実はなかったという報告を受けております。  ただ、申し上げたいのは……(河村(た)委員「こういうときに集ま...全文を見る
○川口国務大臣 ただ、申し上げたいのは、これは、先日も申しましたように、外務省への信頼を、国民の目から見ての信頼を回復しなければいけない、こういった時期に、この間官房長官もおっしゃいましたけれども、李下に冠を正さず、瓜田にくつを直さずといったことをきちんと守る必要があると思ってお...全文を見る
○川口国務大臣 そこで話し合われたことについては、私は、委員のお持ちのような推測はいたしておりません。  それで、その点につきまして、先ほど申しましたように、李下に冠を正さず、瓜田にくつを直さずということで、注意するようには私は既に申しております。
○川口国務大臣 慰労会ということにつきましては、これは、そういうことについて、それぞれの方がこの会議についてそれぞれの思いがおありでいらっしゃいましょうし、そういう思いに基づいて慰労会をなさりたいと思われる方がなさったんではないかというふうに思います。私の立場からは、どちらがすべ...全文を見る
○川口国務大臣 私、国会議員の方に、これは私の推測を交えてということでございますけれども、国会議員のみならず一般に、食事をするときに、御招待をいただいて伺ったときに、そこにほかの方がいらっしゃるということはよくあることではないかというふうに思います。  ただ、いずれにいたしまし...全文を見る
○川口国務大臣 一般的に申しまして、御招待を受けて、夜、席に伺いましたときに、そこにいろいろな方がいらっしゃって、中には存じ上げない方がもちろんいるということはあると思いますけれども、御招待した方の立場、その他への配慮から、そのまま席を御一緒にするということは、これは私の経験から...全文を見る
○川口国務大臣 本件につきましては、私は既に注意をいたしております。
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、この時点で外務省がなすべき重要なことは、外交に対する国民の信頼を回復することであり、そのベースの問題として、外務省に対する国民の信頼を回復することであるというふうに私は思っております。  このような重要な時期に国民の疑惑を招くような行...全文を見る
○川口国務大臣 厳重に注意をいたしました。もちろん、その前に、どういうことであったかということは聞きました。(河村(た)委員「何だと言うておられるの」と呼ぶ)
○川口国務大臣 再三再四お答えいたしましたように、こういう重要な時期に、国民の不要な疑惑を招き、外務省の信頼をさらに地に落とすような行動をすることは非常に遺憾である、したがって、今後そういうことを招かないように十分に注意するべきであるということを言いました。
○川口国務大臣 外務省の事務当局の代表としての次官、それから官房長及び重家局長です。(河村(た)委員「三人ね」と呼ぶ)あと、ほかにも大勢いるところで言いましたので、ほかにだれかいたかもしれませんが、私も、だれがいたか記憶にありません。
○川口国務大臣 国会の答弁の、私はまだ新米でございますので、朝、時間を幹部に割いてもらって勉強をいたしますけれども、その折に言ったということでして、ほかに、当事者以外にだれがいたかというのは、私は実は全員の名前もまだ覚えていない段階でございますので、言うことはできません。
○川口国務大臣 さらに申し上げれば、次官及び官房長には別途注意はいたしております。  それから、さまざまな折にこのことについては、私は、ありとあらゆる場で繰り返し繰り返し言っておりますし、現在、そういう趣旨の文書も用意をするように言ってあります。
○川口国務大臣 厳重に注意を既にいたしております。
○川口国務大臣 何回もいたしておりますので、すべての場所を挙げることはできないと思いますけれども、外務省の政府控室、外務省の大臣室、それから廊下を歩きながら、さまざまなところでやっております。
○川口国務大臣 本人にわかる形できちっと厳重に注意をいたしました。
○川口国務大臣 よく女性はくどいというふうに一般に言われますけれども、私もその部類でございまして、何回も注意をいたしております。
○川口国務大臣 私も、この点については総理と同じ認識を持っております。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、このブッシュ大統領の一般教書演説につきましては、テロとの闘いの決意を表明して、大量破壊兵器の開発を許さないという強い警告を発したものだというふうに考えております。
○川口国務大臣 これは、アメリカの、テロに対する闘い、それから大量破壊兵器、このことについてはずっと言っているわけでございまして、これを警告したということだと思います。
○川口国務大臣 アメリカの大統領の年頭教書は、アメリカの政府部内で真剣に議論をされ、その結果、大統領が議会で演説をするものでございまして、どういう方法、どういうプレゼンテーションのやり方で発表するかというのは、これはアメリカの政府の中の判断の問題でございます。
○川口国務大臣 まず最初に、私、先ほど年頭教書と申し上げたかもしれませんが、一般教書という意味で申し上げました。失礼いたしました。もし年頭教書と申し上げていたらですが。  それから、御質問に対してですけれども、我が国は、テロに対しては、これは人類全体への極めて卑劣な許しがたい挑...全文を見る
○川口国務大臣 我が国がテロという卑劣な行為に対して断固闘うということは、我が国の主体的な問題であるというふうにとらえておりますので、そういった意味で、我が国としては、国際的なテロの防止及び根絶に向けまして、米国を初めとする国際社会の取り組みに積極的に寄与していきたいと考えており...全文を見る
○川口国務大臣 国際的なテロに立ち向かう、立ち向かうべきであるという強い意志は知らせる必要があるというふうに考えております。そういう観点で、これはブッシュ大統領が強い警告を発したのだというふうに考えます。
○川口国務大臣 国際的なテロの根絶のための努力というのは国際的な協力を必要としているというふうに考えます。このテロ根絶の意志ということはブッシュ大統領がこの警告という形で表明をしているということでございまして、アメリカが今後どういうような行動をとるかにつきましては、今の時点で予断...全文を見る
○川口国務大臣 そのように認識をいたしております。
○川口国務大臣 我が国といたしましては、国際的なテロの防止及び根絶に向けての取り組みにつきまして、主体的な判断を持って積極的に寄与をしていくという考えでおります。  我が国といたしましては、日米両国が引き続きテロとの闘いに協力をして取り組んでいくべく、地域情勢についても忌憚のな...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたけれども、ブッシュ大統領の一般教書演説においての表現、一連の言っていることでございますね、それは、テロとの闘いの決意を表明し、警告をしたということだというふうに考えております。  それで、我が国のそれぞれの国に対しての政策ということにつきまして若...全文を見る
○川口国務大臣 普天間代替施設の使用期限問題でございますけれども、国際情勢もありまして、厳しい問題があるというふうに認識をいたしております。  知事及び市長から要請があったことを重く受けとめまして、米国政府に対して、今まで取り上げてきたわけでございますし、今後とも平成十一年末の...全文を見る
○川口国務大臣 詳細につきましては、現在米側に照会中でございます。
○川口国務大臣 この骨太の方針をつくるに当たりまして、私が三つの大事なこと、キーワードでございますが、として考えましたことは、透明性、スピードそれから実効性ということでございます。  おっしゃった、ODA関係、NGOの関係につきましては、このときの理念というのは、いかにして透明...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのことを申し上げたいのですが、まず、この骨太の方針の役割といいますか、その位置づけなんですけれども、それにつきましては、これは私の……(保坂委員「いや、そんなこと聞いていない。現地の大使館が現地のNGOを……」と呼ぶ)
○川口国務大臣 これは私の外務省に対する方針ということでございまして、これは今後、「変える会」という枠組みで御議論をいただきますので、私がここに書いてあること以上にいいことがあれば、それはやっていくということでございますし、これに実際上問題があるということであれば、そこは皆さんに...全文を見る
○川口国務大臣 ODAの透明性の一層の向上につきましては私も関心を持っておりまして、改革の一環としてこれは御議論をいただきたい、「変える会」に御議論をいただきたいというふうに思っております。  ただ、ODAにつきましては、私もまだ勉強は十分にできてはおりませんけれども、私が現在...全文を見る
02月18日第154回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○川口国務大臣 把握をいたしております。
○川口国務大臣 台湾がオブザーバー、準加盟でもいいからWHOへ参加をしたい、総会へのオブザーバー参加について強い関心を持っているということについては、先ほど申しましたように承知をいたしておりますけれども、これについては、加盟国全体のコンセンサスが得られないということでございまして...全文を見る
○川口国務大臣 コンセンサスが形成されるように努力をいたしております。
○川口国務大臣 何よりも、コンセンサスがこの点についてできることが大事であるというふうに考えておりますので、そのための努力をしております。
○川口国務大臣 コンセンサスができませんと議題として上がらないということでございますので、コンセンサスができるように努力をいたしております。
○川口国務大臣 これにつきましては、たしか総務委員会といったと思いますけれども、議題を決定する委員会がございまして、そこで合意されませんと議題となりません。そういう形でコンセンサスができるということが大事だというふうに考えております。
○川口国務大臣 議題とすることもそうでございますし、その後もそうでございますけれども、まず、議題とするということにコンセンサスができませんと議題となることすらないわけでございまして、まずコンセンサスが大事だということでございます。
○川口国務大臣 さまざまな国がさまざまな意見を持っているということではないかと思います。
○川口国務大臣 コンセンサスを形成するということが大事だと考えております。
○川口国務大臣 国際的な問題というのは一国の意思だけで動くものではないというふうに私は考えておりまして、そのためにコンセンサスをつくるということがまず大事だと考えております。(発言する者あり)
○川口国務大臣 我が国といたしましては、こういった国際機関への加盟問題というのは、コンセンサスがなければこれは実現いたしませんので、我が国の立場あるいは国際情勢その他いろいろ勘案いたしましてコンセンサスができるように努力をいたしております。
○川口国務大臣 我が国といたしましては、外交というのはまず日本の国益を守ることが一番重要であるというふうに考えておりまして、その立場から主体的に取り組んでいるところでございます。
○川口国務大臣 どういうあり方が主体的なあり方であるかというのは、事項事項、外交課題、外交課題で異なってくるというふうに考えますが、このWHO総会へのオブザーバー参加につきましては、コンセンサスができるということが非常に大事でございますので、そのための努力をいたしております。
○川口国務大臣 当然そのように考えております。
○川口国務大臣 数は存じておりませんけれども、承知しております。
○川口国務大臣 この問題につきまして、枝野委員のようなお立場の方が大勢いらっしゃるということも承知をいたしております。そういった皆様の御意見、日本の国益、総合的に考えまして、コンセンサスが形成されるように努力をいたしてまいりたいと思います。
○川口国務大臣 今おっしゃられましたもののうち報償費でございますけれども、これはまず全体として四〇%削減をいたしておりまして、そのうち約二五%につきましては、従来の報償費の定義、目的に沿って使用してきたもので、近年ある程度定型化、定例化しているものにつきまして、予算執行の整理の観...全文を見る
○川口国務大臣 外務省のいただいている予算というのは国民の血税でございますから、一円たりとも適切でないやり方で使ってはいけないわけでございまして、この点について、過去においてプール金のようなことがあったということは、私としては非常に遺憾だと思っております。  それで、私が参りま...全文を見る
○川口国務大臣 私は、この問題につきまして、何分にも私が外務大臣になる前のことでございましたので、今余り、前の外務大臣が、田中外務大臣がどのようにおっしゃったかというようなことにつきましても、あるいは過去の経緯についても、十分に聞いたわけではございませんけれども、私が今まで二週間...全文を見る
○川口国務大臣 私は、ちょっとまだ不勉強で、報償費というものが歴史的にいつぐらいから計上されていたものかというのは全然知らないんですけれども、恐らく歴史をずっと通して、外交のあり方あるいは進め方についても変化が起きてきたということではないかというふうに思います。  それで、今回...全文を見る
○川口国務大臣 まず、定型化、定例化してきているものについて、四〇%というふうにおっしゃいましたけれども、これは四〇%ではございませんで、約二五%分ということでございまして、残りの一五%については節約、効率化によって減らしたということでございます。  それで、お尋ねの、ではどう...全文を見る
○川口国務大臣 まず、私は、就任をしたときの記者会見のとき以来、これははっきり申し上げていることでございますけれども、国会議員の方というのは選挙によって選ばれた方々でいらっしゃいまして、したがって、国民の意見を代表していろいろな意見をおっしゃることが必要であり、また、おっしゃられ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、外におりまして新聞を読みながら、いろいろ次から次にたくさんあるものだと実は思っておりましたけれども、最近の例を幾つか挙げさせていただきますと、松尾元室長の事件、九州・沖縄サミット準備事務局のハイヤー契約に係る不正事件、APECの関連会議に係る不正事件、それか...全文を見る
○川口国務大臣 野上事務次官につきましては、後任の竹内次官がインドネシアの大使館におりまして、規則では、本人がここに、日本に戻ってこないと辞令を出すことができないというふうに聞いておりまして、本人は戻ってまいりましたので、明日閣議がございますけれども、閣議でこれをお諮りした上で、...全文を見る
○川口国務大臣 このことにつきましては小泉総理大臣の御判断でございまして、私は、当時閣僚の一員として総理大臣の御指示に従う立場だと思っております。
○川口国務大臣 野上事務次官は発令を、明日、新しい事務次官が発令になりましたときに、官房付にする予定でおります。
○川口国務大臣 官房付ということは、外務省の職員でございます。
○川口国務大臣 先のことについては、私は今の時点では予断を持っておりません。
○川口国務大臣 プール金関係の処分者については、リストを見ております。
○川口国務大臣 新年度に検事の方を監察査察担当にというふうにお書きいたしましたけれども、それは「変える会」の結論を待つまでもなくやりたいと考えておりますし、それから、幾つかのポストにつきまして、外務省外の方に御就任いただくということもできるのではないかと考えております。
02月19日第154回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○川口国務大臣 アラファト議長の幽閉の件につきましては、今委員がおっしゃられたとおり、昨年の十二月の初旬のパレスチナ過激派による連続自爆テロの発生を受けた、イスラエル軍による西岸、パレスチナ地区ラマッラへの侵攻以降、アラファト議長の事実上の行動の自由を妨げているという事態が発生を...全文を見る
○川口国務大臣 物事を解決しようとするときに、片方だけにぴしゃっと言うのも一つのやり方でございましょうし、両方に必要なことを言うということも必要でございましょうし、それはそのケース・バイ・ケースであるかというふうに思います。  この件につきましては、日本政府は、背筋をしゃんとい...全文を見る
02月20日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○川口国務大臣 この国際麻薬統制サミットの会議は、非常に規模も大きい会議でございまして、こういった会議をきちんと扱えるホテル、それから、関係者の方も多うございますので、都心から余り遠くないことということを考えまして、外務省が昨年の九月にホテルニューオータニとの取引停止措置をとる前...全文を見る
○川口国務大臣 けさほど、検討し直すように指示をいたしまして、今ホテルを鋭意当たらせていますけれども、幾つか可能性はあるのではないかと思っております。  ただし、利便性その他からいって、国会議員の方もいらっしゃいますので、国会の近くといったようなことからいうと多少御不便をおかけ...全文を見る
○川口国務大臣 外務省は大いに反省を今いたしておりますし、私は反省すべきだと思っておりまして、それは、委員がいろいろ御指摘になられたようなことは実際にあったわけでございますけれども、反省はきちんといたしております。
○川口国務大臣 まず、菊の御紋か国旗かということでございますけれども、私も全部覚えているわけではございませんが、少なくとも、私が二年間ほど仕事をいたしましたワシントンにあります日本国大使館では、国旗をちゃんと毎日出していたというふうに私は記憶しております。  それから、意識の話...全文を見る
○川口国務大臣 けさテレビを見ましたときに、その後外務省の事務当局に、この話は、今おっしゃった話については聞きました。それで、理由は何であったかということを聞きましたところ、先方の、インドの政府の御希望であったということでございまして、その場合はそこは使えないのでということを申し...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島に人道的な支援をやった方が早く返ってくるのかやらない方が早く返ってくるのかというのは、北風、太陽、いろいろな話がありますけれども、判断はいろいろあるかと思いますけれども、政府といたしましては、人道的な観点からの援助をやることによって、四島の住民の日本への信...全文を見る
○川口国務大臣 私、ちょっと、まだ就任をして二十日でございまして、この支援の今おっしゃったような中身については、細かいことはというか一切聞いておりませんので、これから勉強いたしますけれども、今は、ことしの四月からでしょうか、各省は、政策評価のシステムがありまして、それをやることに...全文を見る
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○川口国務大臣 国際機関の推定によりますと、アフガニスタンには全部で数百万発の地雷が埋まっているそうでございますけれども、アフガニスタンの復興をこれから進めていくに当たりまして、アフガニスタンの国が安全でないとこれをやっていくことができないと思います。  したがいまして、日本政...全文を見る
○川口国務大臣 私も、けさテレビでこの話を聞きましてびっくりいたしまして、外務省に行きまして話を聞きました。  それで、話を聞きましたところ、経緯的に申しますと、浅川事件がありまして、その結果、ニューオータニとのお取引をしばらくは停止ということにしているわけでございまして、実は...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃられるとおりだと思います。公は官のもののみではないという言葉がありますけれども、私も全くそう思っておりまして、こういったアフガニスタン等の復興の分野のみならず、環境についてもあるいは高齢化社会への対応におきましても、いろいろな分野でNGOの方に活躍を...全文を見る
○川口国務大臣 私も全く同じ問題意識を持っておりまして、この間発表させていただきました外務省の十の改革の中でも、NGOについての一項目を設けさせていただいておりますけれども、NGOの方々に、先ほどいいNGOに育っていただく必要があるというふうに申しましたのは、今すべて、例えば公の...全文を見る
○川口国務大臣 私は、そのときの当事者ではございませんでしたので、私がそのNGOの方に謝罪をしなければいけない立場にあるとは思っておりませんし、それから、外務省の判断として、NGOの方に御参加をいただくという判断を当初しなかったということについては、私は不適切だというふうに思いま...全文を見る
○川口国務大臣 外務省として、その後判断を適切なものに変えたということでございますので、そこで、そういうことで決着をしていると思っております。
○川口国務大臣 アフガニスタンの復興に対してNGOの方がかかわっていただくということは非常に重要であると私は考えております。今後、アフガニスタンへのこの間の会議でプレッジされたお金を出して、それを使って、世界全体としてアフガニスタンの復興にかかわっていくということでございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 どれぐらいの実害があったかという御質問でございますけれども、それは、これから復興をまさにやっていくということでございまして、それによって、それがうまくできないということであれば、実害があったという判断もあり得るかと思いますけれども、それはこれからみんなで連携をして...全文を見る
○川口国務大臣 まず、日程のことでございますけれども、私が理解しておりますのは、その二つのNGOの方は、おっしゃったように二十日の午後の会議には出席をできなかった、これはそういうことでございます。翌日の二十一日の会議は、これはNGOの方にはクローズドな、NGOが入らない会議でござ...全文を見る
○川口国務大臣 何回かこの予算委員会の場でも申し上げたかと思いますけれども、NGOの方に御出席をしないようにということを言ったということについての判断は、私は適切ではなかった、不適切であったというふうに言っておりますし、外務省はそれについて厳しく反省をしておりますし、それについて...全文を見る
○川口国務大臣 これからNGOの方々とも含めて、アフガニスタンの復興のために全力を尽くしていきたいというふうに考えております。再三再四申し上げておりますように、それがこれから私どもがすべきことだというふうに考えております。
○川口国務大臣 局長がその判断をし直した時点で、田中元大臣から判断を変えるようにというお話があって判断をし直した時点で、NGOの方にコンタクトをしましたときに、これからは仲よくやっていこうというお話をしたところ、NGOの方はそれを了となさったというのが私が聞いていることでございま...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、NGOの参加問題について、適切でない判断をした、不適切な判断をしたということは、これは外務省の判断でございまして、外務省として大いに反省をしております。  その上で、私も組織に、これで四十年近く仕事をしておりますけれども、すべからく組織で...全文を見る
○川口国務大臣 質問主意書に、「その責任は第一義的には外務省が負うべきものである。」というふうに書いてございます。  それで、私が先ほど申しましたことは、すべての組織は組織の長が、これはその中でどういうことがあったとしても、あるいは長自身には責任が全くないとしても、組織としての...全文を見る
○川口国務大臣 組織の長は外務大臣だと私は自覚しております。
○川口国務大臣 これは、本当にできるだけ早くと思っております。
○川口国務大臣 北方四島の支援の問題につきましては、この間、国会でも……(長妻委員「入札」と呼ぶ)入札の問題も含み、その支援の問題につきましては、この間、国会でも御指摘をいただいたところでございますので、私はその後、指示をいたしております。  それは、外務省には……(長妻委員「...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまな点を、入札も含めてやっていただきたいと考えております。
○川口国務大臣 一月二十四日に、外務省の職員のうち何名かが食事をし、その際に特定の議員の方々と接触をする機会があって、それが、現在言われている答弁の打ち合わせがあったんではないかという観点から不要な疑惑を招く結果になったということについて申し上げているわけです。
○川口国務大臣 このことにつきましては、私は、十五日付で、文書をもって小町官房長と重家局長には注意をいたしました。
○川口国務大臣 責任ある立場に立つ者として、二人に注意をしたということでございます。
○川口国務大臣 一月二十四日の会合のことにつきましては、この委員会の場でも、今までさまざま御質問をいただいて、関係者から御答弁を申し上げている次第でございます。
○川口国務大臣 御疑問の点につきましては、国会の場でとことん御質問をいただきたいと思います。
○川口国務大臣 私はまだ実は来て二十日でございまして、これからいろいろ考えなければいけないということがあると思っておりますけれども、昨年の外務省の人事制度改革、これは昨年十二月に発表されたものでございますけれども、ここに書いてございますのは、任期については最長三年を原則としていく...全文を見る
○川口国務大臣 これは、拝見いたしましたところ、国会議員の方とそれからNGOの方、外務省の人も入っていますけれども、のお話し合いでございますので、国会議員の方が絡むお話は国会で御確認いただくのが一番よろしいのではないかと思いますし、その意味で、けさそれをなさっていただいたのではな...全文を見る
○川口国務大臣 NGOの参加問題自体につきましては、官邸でこれを御確認いただいたというふうに私は思っております。  それから、外務省の同席した者についての話について言えば、具体的な個々の発言について記憶しているわけではないわけですけれども、十二月十三日と十二月十八日に鈴木委員長...全文を見る
○川口国務大臣 私が就任いたしました時点では、鈴木先生は、対外経済協力特別委員会という名前だったと思いますけれども、その委員長でいらっしゃいましたので、とりあえず委員長にということでは電話でごあいさつは短時間いたしましたが、その後委員長をおやめになられまして、それ以降につきまして...全文を見る
○川口国務大臣 私は外務省を刷新したいと思っておりまして、十の改革ということを出させていただいておりまして、今後はこれを実効性、スピード、それから透明性をキーワードとして進めていきたいというふうに考えております。
○川口国務大臣 私もちょっと、就任をして二十日でございまして、その間にロシアの外務大臣やアメリカの大統領やおいでになられましたし、改革の十項目を出させていただいたり、いろいろ忙しかったので全部についてよくわかっているとは思いませんけれども、委員がおっしゃられた今までのことについて...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま総理もおっしゃられましたように、この文書がどういう種類のどういう性格の文書であるかということも含めまして、精査をさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、四島支援問題について、もしも入札の点その他について不適切な点があるということであれば...全文を見る
○川口国務大臣 園部外務省参与、この方は監察査察の御担当の参与でいらっしゃいますけれども、この方にこの件についての調査をお願いするように指示をいたしまして、そのように伝わっているというふうに理解しています。
○川口国務大臣 その私が申しました時点で園部参与は外国にいらっしゃいまして、お帰りになったばかりでいらっしゃるということですので、むしろ、今のところ事務当局でやっていますけれども、園部参与に関係をしていただくのはこれからということになります。
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○川口国務大臣 されているとは承知しておりません。
○川口国務大臣 間違いございません。
○川口国務大臣 外務省の中の機密については、きちんと管理をされるべきものであるというふうに考えております。それでまた管理されているというふうに私としては考えたいと思っておりますけれども、いずれにいたしましても、十の改革、改革の骨太の方針で、こういった点についても一層徹底をする必要...全文を見る
○川口国務大臣 コンゴ大使に対してとおっしゃいましたでしょうか。ちょっとそこのことについては、コンゴ大使というのはよくわかりませんけれども。  コンゴ大使について発給されていなかったかどうかということは確認させていただきます。
○川口国務大臣 その件についての具体的なことは、ちょっと私、まだ二十日で勉強しておりませんけれども、いずれにしても、革命がありまして政権がかわったということがこの問題の背景にあるのではないかと、私としては今の時点で推測をいたしております。
○川口国務大臣 この件につきましては、私、今初めて伺いましたので具体的にはコメントができませんけれども、原則論として申し上げれば、先方から通報があったという人が新しい大使であるということだろうと思いますけれども、恐らくこの件は、よく聞いてみますけれども、要するに、両方から通報があ...全文を見る
○川口国務大臣 新しく通報があったということであれば、原則的にはその方が正式なといいますか、正規の大使であるというふうに思いますけれども、ここにいろいろ御質問をいただくような事態の背景に何かあるのかどうかについては、私は現在つまびらかにいたしませんので、そこについては、話をきちん...全文を見る
○川口国務大臣 ムルアカさんとおっしゃる方は、私が承知をしていますところでは、鈴木宗男議員の私設の秘書であるというふうに思っておりますので、その方の行動について私の立場から何か申し上げるということではないと思っております。  ただ、いずれにいたしましても、先ほどお話しになられた...全文を見る
○川口国務大臣 この方は、先ほど申しましたように、鈴木議員の私設秘書でいらっしゃるというふうに承知いたしておりますので、外務省といたしましては、この方が外交官であるというふうには思っておりませんので、この件についての調査は私どもとしてはできないと思います。
○川口国務大臣 ただいま外務省参与の園部参与、この方は監察査察担当でいらっしゃいますけれども、この方にお願いをいたしまして、調査中でございます。
○川口国務大臣 御指摘の文書につきましては、先ほど申しましたように、これから、園部参与にお願いをしてしている調査の中で、特に念入りに調査をしていただきたいと考えております。  したがって、事実関係が一体どういうことであるかというのは調査の結果を待ちたいと思っておりますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 この資料に書かれているような事実があったかどうかについては至急調査をしたいと考えます。いずれにしても、もしこういう事実があったとしたら、言語道断であると考えます。
○川口国務大臣 一般的にそういった入札に絡む手続の標準的なあり方について、私は承知をいたしておりませんので申し上げられないんですけれども、いずれにいたしましても、そういうものに照らしてこの進め方が非常に不適切であるということでございましたら、これは園部参与にも実はお願いをしてござ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、こういった税金を使うものにつきましては、可能な限り透明で、入札もできるだけ多くの方に参加をしていただいて、わかりやすい形でやるべきであるというふうに思っております。
○川口国務大臣 沖縄は、我が国の全体の中で七五%の米軍の施設・区域が集中している地域であって、県民の方には、その意味で非常に御負担をおかけしているというふうに思っております。
○川口国務大臣 数回ございます。
○川口国務大臣 実は、初めて沖縄を見ましたのが空の上からでございまして、一九五八年に私が高校生でアメリカに留学をした帰りに、飛行機で沖縄の上を飛びました。そのときに、たまたま私が一緒だった友達のお父上が沖縄で亡くなられた方だったものですから、空の上から二人で一生懸命に沖縄を見まし...全文を見る
○川口国務大臣 認識をいたしております。
○川口国務大臣 当然、日本国全体の問題であるというふうに考えておりまして、その中で、沖縄県民の方には特に御負担をおかけしている問題だと思っています。
○川口国務大臣 私は全部の首脳会談に立ち会ったわけではございませんけれども、私が知っている範囲でございますと、総理から、沖縄の負担を軽減するために閣僚レベルで議論をさせたいということをおっしゃられて、大統領から、沖縄については建設的な議論を行いたい、閣僚間でこの問題について緊密に...全文を見る
○川口国務大臣 総理と大統領の間の閣僚にその話をさせようということを受けまして、私とパウエル長官の間でお話をさせていただきました。  私から、在日米軍の安定的な駐留のために、沖縄については、日米両国がSACO最終報告の実施のための協力を継続していくことが必要であるということを申...全文を見る
○川口国務大臣 よく相談をしていきましょうということでございます。
○川口国務大臣 この件につきましては、今後とも、平成十一年末の閣議決定に従いまして、適切に対処したいと考えております。
○川口国務大臣 地位協定につきましては、先ほど委員もおっしゃられた、例えば河野元外務大臣のお話しなさったことと私も全く同じ見解を持っておりまして、その時々の問題につきまして運用の改善に努力をするということと、それから、これが十分に効果的でない場合には、相手もあることでございますけ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、運用の改善のために最大限の努力をしていくということだと私は考えております。
○川口国務大臣 運用の改善は必要だと思っております。
○川口国務大臣 まだ現状では私は不勉強であるということを自分で認めざるを得ませんけれども、今まで日米地位協定の運用改善九項目ということがSACOでだったと思いますけれども取り上げられて、それは、例えば日米合同委員会合意の公表ですとか、米軍公用車両の表示ですとか、そういったことが取...全文を見る
○川口国務大臣 非常に重要な協定だとはもちろん考えております。  今のところ、就任をいたしまして二十一日目でございまして、国会ですとか、あるいは改革の骨太の方針ですとか、あるいはイワノフ・ロシアの外務大臣との会談、ブッシュ大統領御一行の訪日と、矢継ぎ早にこの二十一日間にございま...全文を見る
○川口国務大臣 だんだんにお答えをするのが実は難しくなってまいりまして、これから鋭意勉強をいたします。
○川口国務大臣 沖縄県民の方の御要望を十分に踏まえ、日本の平和と安全、また、それの基礎となる世界の平和と安全といったことを視野に十分に入れまして、これから交渉をしっかりやっていきたいと思っております。これからこの沖縄の問題についてはしっかり取り組んでいきたいと考えております。
○川口国務大臣 私がこのソンドゥ・ミリウにつきまして勉強した範囲では、今西田局長がお答え申し上げましたように、二期工事については先方がやった話で、日本政府としては認めていないということでございますので、これ自体についての資料をお出しできるかどうかということについては、私は難しいん...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○川口国務大臣 外交への信頼が、国民の皆様に信頼を持っていただけないような事態が一連の不祥事を通じて存在をし、またさらに、今回の児童買春事件のようなことでさらにそれがそういうことになってしまったというのは、本当に残念といいますか、遺憾だというか、信じられないというか、大変に私は残...全文を見る
○川口国務大臣 大分前から引き継ぎをいたしましょうということで日程を調整中でございまして、まだ日程の調整ができておりません。
○川口国務大臣 そのメモにかかわる問題につきましては、存在も含めまして調査中でございましたけれども、あるということについては判明いたしましたので、けさ新聞記者の方にそういうふうに申し上げました。
○川口国務大臣 十日以内というのは、けさ総理からも御指示をいただいております。それで、報告、そのまとまったものにつきましては、委員会の御指示に従いたいと思います。
○川口国務大臣 全く変わりございません。
○川口国務大臣 アメリカがかなり長い間の議論を経て、今回、閣僚ベースでの議論が終了し、一つの案をブッシュ大統領が発表なさったということについては、これはアメリカが地球温暖化問題に対して真剣に取り組む姿勢をあらわしたということで、評価をいたしております。  我が国は、先ほど申し上...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま大木環境大臣がおっしゃられましたように、アメリカ案については、幾つか日本の考えていることと共通する要素があると思います。例えば、技術を大事にして取り組んでいくということですとか、環境と経済の両立を図るということですとか、市場メカニズムを活用するとか、そうい...全文を見る
○川口国務大臣 私も、評価という言葉を使わせていただきました。  温暖化問題、これはもう百年あるいはそれ以上を超える長い取り組みの中で、第一歩をアメリカがここでこのような形で発表したことにつきましては大変に評価すべきことだと思っておりますし、さらに、その中について、技術ですとか...全文を見る
○川口国務大臣 同じ方向に向けて努力をしていく、その一つの案であろうと思っております。
○川口国務大臣 日米首脳会談では、ブッシュ大統領から、環境問題については日米は目的を共有している、アメリカの新しい提案は経済成長と環境の両立をねらうものであって、技術開発という意味でも両国の新たな協力が可能であるというお話がございました。  これに対しまして総理から、環境問題は...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ大統領は、京都議定書は支持できないということをはっきり述べられていらっしゃいます。
○川口国務大臣 お話の順番ははっきり記憶していないんですけれども、総理からははっきりと、我が国は京都議定書批准の承認を今国会でお願いする、また、あわせて関係の国内法の整備を行うということをおっしゃられました。
○川口国務大臣 我が国は、発展途上国も含めて、国際的に一つの枠組みを目指して温暖化問題に取り組むことをねらっている、考えている、そのためにアメリカとも話し合っていきたいということは、総理ははっきりおっしゃっていらっしゃいます。
○川口国務大臣 先ほど、国際的に一つの枠組みとおっしゃったか、言葉はちょっと正確でないかもしれませんが、を目指してやっていくことが必要で、そのために日米間でも協力し、話し合っていこうということで働きかけられたというのが私の認識でございまして、京都議定書についてはブッシュ大統領は支...全文を見る
○川口国務大臣 一昨年の十一月のハーグの会議以降、昨年のボン、それからマラケシュの会議と、温暖化の交渉に実際に携わってきた立場の人間といたしましては、京都議定書の今後についての樋高委員の御懸念は、私も共有いたしております。  その上で、アメリカが今回の発表をしたということは、し...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、途上国全体からの排出量というのは、今後、先進国全体のそれを上回るということが予測をされているわけでございます。  途上国に対しましては、これは京都議定書にも、それから枠組み条約自体にも書いてございますけれども、共通だが差異のある責...全文を見る
○川口国務大臣 確認させていただきます。
○川口国務大臣 秘密というのが二つに分かれておりまして、極秘、それから秘ということの二つに分かれております。  それで、秘というのは、極秘に次ぐ程度の秘密でございまして、関係者以外には知らせてはならない、そういう性格のものでございます。
○川口国務大臣 ただいまこの文書の内容につきましては調査をいたしております。その調査の中身、内容として、これがなぜ秘であるかということも含めて調査をいたしております。  それから、文書の御提出につきましては、これは委員会の御判断に従わせていただきます。
○川口国務大臣 ただいま調査をしているというふうに申し上げましたけれども、けさほども総理から調査についての御指示をいただきまして、遅くとも十日以内に、特に今、国会で問題になっているようなことについて調査をということでございまして、調査をしております。  それで、全部についてかと...全文を見る
○川口国務大臣 改革の骨太の方針、「開かれた外務省のための十の改革」という中で、その一番目に政と官の関係については書かせていただいておりまして、これについては、外務省で今回、宮内オリックス会長にヘッドになっていただいてやっていただく「変える会」で御議論をいただこうと思っております...全文を見る
○川口国務大臣 今、園部参与にお願いをいたしております調査につきましては、これはできるだけ早くやらせていただきたいと思います。  それから、「開かれた外務省のための十の改革」の内容につきましては、「変える会」あるいはより広い枠組みで全体として御議論いただく場で御議論をいただいて...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○川口国務大臣 今般、外務大臣に就任いたしました川口順子でございます。玉置委員長を初め各委員に謹んでごあいさつを申し上げます。  私に課せられた第一の責務は、何といっても外務省改革です。さきに発表いたしました「開かれた外務省のための十の改革」に基づいて改革を速やかに実施し、国民...全文を見る
○川口国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、我が国の安全保障政策についての所信を申し上げます。  現下の国際情勢は、昨年九月の米国同時多発テロのような大規模テロの発生、昨年十二月の武装不審船の出現、大量破壊兵器等の拡散といった危険の存在に見られるように、依然として不透明...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○川口国務大臣 今般、外務大臣を拝命いたしました川口順子でございます。沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、萩野委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げるとともに、所信を申し述べたいと思います。  まず、外務省改革について一言申し述べます。  私に課せられた...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○川口国務大臣 委員会の御判断に従いたいと思います。
○川口国務大臣 これは、国会からの資料要求の細部について確認をする必要があったため、これは企画官でしょうか、がコンタクトをしたというような、国民の不要な疑惑を招く行為があったということでございます。
○川口国務大臣 二月十一日だと聞いております。
○川口国務大臣 外務省といたしましては、園部参与に、この方は元最高裁判事でいらっしゃいますけれども、お願いをいたしまして、全面的に必要なことについては御協力をさせていただいて、調査をしていただいております。その途中経過につきましては、私はあえて伺っておりません。したがいまして、き...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、日本を訪問する観光客の数と日本から外国に行く観光客の数との間の差は大変に大きいと思います。  日本に来ていただく方がふえるということによりまして、日本を理解してくださる方もふえますし、それから日本の観光産業の育成、あるいは雇用の増大...全文を見る
○川口国務大臣 原口委員から御質問のコンゴ大使館をめぐる問題につきましては、誠実に調査の上、御報告申し上げます。
02月27日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 私は、発電所が一般的にどういう大きさのものが幾らぐらいかかるかということについての知見を持っておりませんので、その金額がそれにふさわしいかどうかということについては、今突然お話がございましたので、判断はできませんが、基本的にこの援助は人道的な支援ということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 まず、お答えを申し上げる前に、私としては、私の息子が先生のような立派な大人になってくれればいいというふうに思っております。  京都議定書のことでございますけれども、私は、環境大臣時代に、京都議定書に大変一生懸命に取り組んだつもりでございます。それで、多くの国々の...全文を見る
○川口国務大臣 ございます。
○川口国務大臣 三回ぐらいあったと思います。  それから、私だけではなくて、これは副大臣以上ということになっておりますので、私は三回ぐらいだったと思います。
○川口国務大臣 あることに責任をとるということを言いました場合に、どの程度の責任をとるかということは、その処分の対象になった事案との関係で論ずるべき話だと思います。それからもう一つ、他方には、何を、どういう処分をそこで与えられるかということとの関係で考えるべきだと思います。  ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、割に記憶力はいい方だと思っておりますが、総理に叱責をされて人事をやったという記憶はございませんし、総理から早く人事をやれと叱責されたということは全くございません。  ちょっと日にちが、記憶力がいいと言った割には覚えていないんですけれども、官邸に伺いまして、...全文を見る
○川口国務大臣 国会議員からの御意見は、幅広く謙虚に受けとめさせていただきますけれども、人事については、私は自分の判断でやるつもりでおります。
○川口国務大臣 先ほど、十日以内に報告書をお出しするというお話を今させていただいておりまして、園部外務省参与には調査をお願いしておりますけれども、その内容といたしまして、北方四島住民支援に関する事実関係ということで国後島の緊急避難所兼宿泊施設、それからその他ということで、この中に...全文を見る
○川口国務大臣 園部参与には、この調査を徹底的にやっていただきたいというお願いをしておりまして、かりそめにももし外務省がこれについて協力をしないようなことが万が一あったならば、私に直接言ってきてくださいというふうにお話をしておりますけれども、今のところ、園部参与からは、そういうこ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員が献金のお話等をなさったことについては、私は伺っておりましたけれども、当然、常識として、一外務省が党の献金の問題等について調べられるとお思いになられる方が、これは常識の外におありになるのではないかと思います。これは、違うところにそのお話はお持ち込みになっ...全文を見る
○川口国務大臣 国会でお決めいただきたいと思います。
○川口国務大臣 まず、沖縄県の皆様には、在日米軍施設・区域の集中で多大な御負担をおかけしているということを十分に承知しておりまして、米国とも緊密に協力をしつつ、普天間飛行場の移設、返還も含めましてSACO最終報告の実施に全力で取り組んでいきたい、沖縄県民の負担軽減に向けた努力を継...全文を見る
○川口国務大臣 この問題につきまして、今までさまざまな節目があったというふうに思っております。五六年に日ソ共同宣言というのがございまして、これを皮切りといたしまして、七三年の田中総理が訪ソをなさったときのやりとり。それから、今おっしゃられました九三年の東京宣言、それから九七年のク...全文を見る
○川口国務大臣 変わりません。
○川口国務大臣 政府といたしまして、北方四島の帰属の問題を解決することによりまして平和条約を締結する、この一貫した方針を堅持しておりまして、かかる方針に基づいて交渉していくということでございます。
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということは、政府の確立した方針でございまして、委員御指摘のような問題について、いささかなりとも影響を受けることはないと思います。
○川口国務大臣 米国の立場でございますけれども、米国としては、使用期限問題については困難な問題であるけれども、普天間飛行場の移設、返還につき引き続き協議していきたいというものであると承知をいたしております。
○川口国務大臣 私が知っている限り、米国は、そのことについて特に何か具体的に明示的に言ったということはないと思います。
○川口国務大臣 この件につきましては、政府といたしましては、平成十一年末の閣議決定に従いまして適切に対処をすることといたしておりまして、今後とも、この閣議決定に従いまして適切に対処をしてまいりたいと考えております。
○川口国務大臣 泡瀬の干潟が、あるいはそういう意味では一般的に干潟というものが、浄化機能を持ち、それからそこに多くの生物が生息をし、また渡り鳥、シギ・チドリ等の渡来地、飛来地であるという意味で、我が国にとっても非常に重要であるという認識は私は持っておりますし、環境大臣時代に勉強さ...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○川口国務大臣 今般、外務大臣に就任をいたしました川口順子でございます。吉田委員長を初め委員の皆様にごあいさつをさせていただきます。  私は、外務大臣として、国民に理解され、支持される外交を実施していくため、改めるべき点は改め、国益を守る強靱な外交ができる体制を整えていくつもり...全文を見る
○川口国務大臣 初めから大変に根本的な御質問をいただいて、どうお答えしようかなと実は伺いながら思っておりましたけれども、私といたしましては、実は今、外務省の改革についていろいろなことを考えながら、あわせて、これからどういうことに焦点を当てた、あるいはウエートを置いた外交を私なりに...全文を見る
○川口国務大臣 これも非常に大きな基本的な御質問で、まとまって直ちに何を申し上げられるということではないんですけれども、私が今考えている点について申し上げます。  幾つか申し上げたいんですが、外に余り見えていないかもしれないけれども、外務省の改革は実際ある程度進んでいるというこ...全文を見る
○川口国務大臣 これもまた非常に難しい御質問でございますけれども、調査というのは、何を対象にして何を範囲としてやるかというのがおのずから限定をされませんと、無限に広がっていってしまうという側面があると思います。それで、外務省という立場で、すなわち行政を担当するところであって、そこ...全文を見る
○川口国務大臣 立法府の方であるということを申し上げたのは、若干、むしろつけたりというか余計な部分でございまして、私が本来申し上げたかったのは、この調査は外務省が行う調査でありまして、したがって、外務省の職員が業務の執行に当たって適切な行動をとったかということを外務省として調べる...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、外交の機密を守るというのは、相手国との関係においても、それからその他いろいろな考慮をした場合にも、大変に重要なことでございます。これを守れないということは、その信頼を失うということになると思っておりまして、私は、先ほど出させていただきま...全文を見る
○川口国務大臣 この点につきまして、私、まだこれからいろいろ勉強しなければいけないと思っておりますけれども、国連憲章のもとでは、自衛権の行使や安保理の決定に基づく行動などを別にいたしますと、武力の行使が一般的に禁止されていて、伝統的な意味における戦争は認められていないと理解をして...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、将来起こるさまざまな問題についていろいろ考えておくということは、プロアクティブという言葉をよく使いますけれども、非常に大事なことだと思っております。  ただ、それは政府の中ではいろいろ議論をすべきものでございましょうし、また政府の外に...全文を見る
○川口国務大臣 日米同盟関係が日本の外交の基軸であるということは、この間外交演説でも申し上げましたし、私は本当にそう思っております。  この信頼性の向上をどうやって行っていくかということは、多くのことが関係してくると思います。今、ブッシュ大統領と小泉総理との関係が個人的に非常に...全文を見る
○川口国務大臣 我が国といたしましては、冷戦後の安全保障環境の変化を踏まえまして、新たな戦略枠組みの構築を探求しようとするブッシュ大統領の姿勢は理解をいたしております。  我が国としては、ABM条約そのものよりも、新たな戦略枠組みの構築が、軍備管理、軍縮、不拡散努力を含む国際の...全文を見る
○川口国務大臣 中国に対するODAのお話と、それから台湾の問題についての二つのお尋ねであったと思います。  中国のODAについて、私は実は一月の半ばに中国に環境大臣として参りました。中国の環境大臣を初め関係の方々とお話をさせていただきまして、中国における環境問題がいかに大きな問...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮による日本人拉致問題につきまして、十八日の日米首脳会談で、朝鮮半島に関するやりとりの中で、小泉総理から、日朝間には拉致という問題があるということをお話しになられる形で拉致問題は取り上げております。  それから、十八日の夕方、私がパウエル国務長官とお話をさせ...全文を見る
○川口国務大臣 このジュネーブ条約及び民間防衛についての追加議定書につきましては、委員もおっしゃられましたように、国際人道法の分野における主要な条約と考えております。  有事法制につきまして、自衛隊の行動の円滑化という観点からだけではなくて、住民の避難誘導あるいは国民の安全を確...全文を見る
○川口国務大臣 「不当な圧力の排除」ということについては、私の「開かれた外務省のための十の改革」の中で一番目に挙げさせていただきました。  委員おっしゃられますように、何が不当な圧力かというのは非常に難しい問題だと思います。例えば、国益という観点から照らしてどうかということもあ...全文を見る
○川口国務大臣 閣下のお話がありましたけれども、実は、私が外務省の職員の方に、改革について考えていることを書いてくださいというふうにお願いをいたしましたら、その封筒に川口外務大臣閣下とお書きの方がいらっしゃいました。  閣下という言葉は、一つ象徴的な言葉として一般に言われますけ...全文を見る
○川口国務大臣 今、国会もございますし、海外に仕事をしに行く必要のある事案というのがたくさんございまして、その中で、先のことについては今まだどういうふうにしようということについて決めておりません。
○川口国務大臣 現在、二つの議定書の署名に向けまして、省内及び関係省庁との検討作業を加速化させております。
○川口国務大臣 私といたしましては、国連子ども特総を目途に、この議定書について署名ができるように努力をいたしたいと考えております。
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、これは取り組んでいかなければいけない課題だと私は考えております。  具体的に何をするかということですけれども、アフガニスタンについて、まず和平努力が必要であり、それと並んで復興の努力が必要であると思います。この二つが基本的に大事だと思...全文を見る
○川口国務大臣 田中外務大臣につきましては、多分、いろいろな方がいろいろなことをお考えでいらっしゃるのだろうなと思いますけれども、私は、個人的には田中大臣はすばらしいと思っておりまして、それは何についてそう思っているかといいますと、お考えになられたことを非常に、私にはまねもできな...全文を見る
○川口国務大臣 私は、外交への信頼というものの基礎には、それを担っていく外務省への信頼が必要だと考えております。  残念ながら、一連の不祥事がございまして、外務省への信頼が失われてしまった。この失われた信頼を一刻も早く取り戻すことが、日本がいい外交、強靱な外交をやっていくために...全文を見る
○川口国務大臣 自己申告は、今のところ私のところには来ておりません。それにつきましては、期限はつけておりませんが、私のつもりとしては、速やかにというつもりでおりました。  ちなみに、そのときにあわせて、改革について皆さんの考えていることについての提案を紙一枚に書いて私に出してき...全文を見る
○川口国務大臣 新しく改革を進めていくに当たって、PDCAを回していくということでやりますというお話はずっと申し上げております。  お金についてのそのときの話というのは、もし今の時点で何かあったらばということでございまして、それは当然に、もし何かあればそんなに長くおかないで出し...全文を見る
○川口国務大臣 どういう御趣旨の御質問か、ちょっとよくわからなかったのですけれども、私が申し上げましたのは、先ほどの繰り返しになりますけれども、何かあれば出してください、そういうことがなくて、もし後で何かそういうことがあったということがわかった場合には、人事上でそれなりに厳しく対...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員が先ほどおっしゃられましたように、外務省の多くの職員、ほとんどの職員が非常に一生懸命に、まじめに、国益のために、本当に寝食を忘れて仕事をしているということだと私も思っておりまして、委員からそういうことをおっしゃっていただいたことについて、私は大変にうれし...全文を見る
○川口国務大臣 調査結果については公表をさせていただくというのは、小泉総理が先日予算委員会でおっしゃったとおりでございます。
○川口国務大臣 政府といたしまして、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということは一貫した方針でございます。これは、政府としてずっとそういうことで確立した方針として考えておりますので、見直しを検討することは全く考えておりません。
○川口国務大臣 共産党から予算委員会に提出をされました文書につきまして、それが、一つは外務省の文書、もう一つは支援事務局の文書であるということについては、確認を先日させていただきました。  それで、これにつきまして重要なことは事実関係がどうなっているかということでございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 調査が終わりました時点で、その調査の内容を見まして、それで考えるべきことだと考えております。
○川口国務大臣 私は、「開かれた外務省のための十の改革」に「ODAの効率化・透明化」という項目は入れましたけれども、この北方四島の支援については入れませんでした。入れなかったのは、必要ではないということではなくて、これをつくった時点で私はそのことをよく知らなかったということが理由...全文を見る
○川口国務大臣 この不審船の事件につきましては、現在、関係の当局において鋭意捜査をしていただいているところでございまして、幾つかの新聞には写真も出ていましたけれども、今後、引き続き事実関係の解明に向けて全力を尽くしていただけるというふうに考えております。  中国についてどういう...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、今、船体の調査をしているところでございまして、船体の引き揚げにつきましては、こうした調査の結果等を勘案いたしまして、中国とも調整を図りつつ適切に対処してまいりたいと考えます。
○川口国務大臣 聞いておりません。
○川口国務大臣 韓国が通報を受けていたかどうかということについては、私は存じません。  それから、一般的に言いまして、言ってみますと、これは日本になぞらえて考えますと、小泉総理のなさる施政方針演説ということでございます。それについて、例えば日本が事前にほかの国と相談をするという...全文を見る
○川口国務大臣 一般教書演説におけるブッシュ大統領のこの発言でございますけれども、テロの支援と大量破壊兵器の開発は許さないという強い決意のあらわれであると理解をいたしております。  それから、先般の日米首脳会談におきまして、ブッシュ大統領から小泉総理に対しまして、問題を平和的に...全文を見る
○川口国務大臣 米国が京都議定書を支持しないと言ったときから、国際的には、アメリカがそういう傾向を持っているのではないか、あるいはそうではない、そうであるというような意見がいろいろございましたけれども、私は、アメリカは、二十一世紀、国家の間の相互依存が非常に高まってさまざまな課題...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、イラクに対しても、すべての国について、北朝鮮、イラン、イラクに対してでございますけれども、米国は、平和的に解決をしたい、外交努力を続けるというふうに述べていまして、今後の米国の行動について何か予断を持って申し上げることは、今の時点で差し控え...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの繰り返しになりますけれども、アメリカは首脳会談の際に、平和的に解決する努力をする、外交努力を続けるということを言っています。  今委員のおっしゃられたことについては、情報としてありがたくちょうだいをさせていただきます。議員の方のおっしゃることについては幅...全文を見る
○川口国務大臣 御指摘の杉嶋岑さんとおっしゃる方につきまして、外務省は、事件発生当初から北朝鮮側に対してこの早期解決を求めるとともに、邦人保護の観点から、この方の解放に向けた協議等を静かに粘り強く行ってまいりました。今回の解放は、日本の粘り強い働きかけにこたえたものでありまして、...全文を見る
○川口国務大臣 今、日朝間にはさまざまな問題があるわけでございます。北朝鮮政策ということでは、日米韓の三カ国が緊密に連携をいたしまして、安全保障上あるいは人道上の問題の解決に向けて対話を推進していくことが重要だと考えております。  この点につきまして、先般のアメリカとの会談にお...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ニューズウイークの日本版についてでございますけれども、私はその号を読んではおりません。その上で、ニューズウイークの日本版といいますのは、実はアメリカで発行されるニューズウイークのそっくりそのままの翻訳では必ずしもございませんで、時には表紙も異なっているという...全文を見る
○川口国務大臣 この問題につきましては、私、予算委員会で申し上げましたように、誠実に調査の上、御報告をさせていただきたいと考えております。
○川口国務大臣 改めて調査をいたしまして、報告をいたします。
○川口国務大臣 この会議は、委員御指摘になられましたように、非常に成功した会議であったというふうに私は思っておりまして、これにはもちろん、そのカルザイ議長の出席ということもありましたし、それから緒方共同議長ということもございましたでしょうし、その他多くの国々の、アフガニスタンの復...全文を見る
○川口国務大臣 そのころの経緯については、私は、申しわけありませんが、まだ勉強いたしておりませんので、今後聞いてみたいと思います。
○川口国務大臣 私は、今の世界は、一口で言えば、八ケ峰みたいになっていると思います。いろいろな方々、その中には、市民グループの方もNGOの方も、あるいは地方公共団体の方も外国の方も、いろいろな人がかかわって物事が動くというふうになってきているというふうに認識しています。
○川口国務大臣 まさにそういうことを申し上げたつもりでおりますけれども、いろいろな方々が物事を動かすのにはかかわって動いていくというふうに考えております。
○川口国務大臣 具体的な選び方の基準については後で中東局長からお答えをさせていただきますけれども、NGOの方々と政府とのかかわり合いというのは、今後ますます、さまざまな意味で重要になってくると私は思っております。そういう意味では、環境大臣時代にはNGOの方々とのかかわり合いを私は...全文を見る
○川口国務大臣 NGOの方々と政府の政策決定あるいは政策実施に当たっての役割分担については、これはさまざまに考えるべき問題があると思っておりまして、私自身、今の時点で、こうあるべきだということを言うにはまだ少し勉強が足りないと思っております。  ただ、この問題の重要性は私は認識...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては外務省の中で調査をさせていただいております。膨大な資料と取り組んでもらっています。  これにつきましては、発表する前に園部参与にも見ていただいて、それで了解を得た上で発表させていただきたいと考えています。
○川口国務大臣 私はマダガスカルの事情についてはまだよく承知しておりませんので、一般論でございますけれども、どこの国を援助しなければいけないかという援助のニーズ、それと、その時々の危険度というのは必ずしもパラレルではないというふうに思います。援助のニーズがあるということが恐らくそ...全文を見る
○川口国務大臣 中東の和平というのは、歴史的にもいろいろな経緯があって、非常に難しい問題であるというふうに思いますし、同時に、これからの世界の平和の根幹にかかわる非常に重要な問題だという認識をしております。  これについては私も非常に関心を持っておりますし、我が国も中東では今ま...全文を見る
○川口国務大臣 小町官房長と、それから重家中東アフリカ局長につきましては、外務省の改革を進めるという上での人事の刷新をし、私も次官も新しくなりましたので、新しい体制で臨むということが必要であるということで、御本人の申し出も受けまして、交代をしていただくということにしたわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 国民の方にあるいはその他よその方に一〇〇%こちら側の考えを理解していただくというのは、常に非常に難しいということは認識しております。したがいまして、十分に御理解がいただけないようでございましたら、これは御理解をいただくようにお話を申し上げて、わかっていただく努力を...全文を見る
○川口国務大臣 これは人事のことでございまして、人事については私も今いろいろと考えておりますけれども、これについては、こういう公的な場で申し上げるべき筋合いの話ではないと考えております。
○川口国務大臣 このことにつきましては、私が外務大臣になりましたときに、小泉総理から、十分にこの点についてはきちんとやるようにという御指示をいただいております。それを受けまして、私は、「開かれた外務省のための十の改革」を発表させていただきましたときに、その一番上の項目として挙げさ...全文を見る
○川口国務大臣 外務省としては、「変える会」の皆さんに御議論をいただきたいと思っておりますし、それだけではございませんで、まさにここに書かせていただいたように、広く内閣あるいはそういった場でこの問題を取り扱っていただくことがふさわしいというふうに考えております。  また、自民党...全文を見る
○川口国務大臣 「開かれた外務省のための十の改革」でも私書かせていただいたのですけれども、外務省はできることはどんどんやっていきますということを書かせていただきました。  これは、「変える会」の三カ月後の報告を待つことなく、あるいは夏の報告を待つことなく、みずからできることはど...全文を見る
○川口国務大臣 今お話がありましたように、沈没した不審船について船体の調査が行われているわけでございますけれども、この調査結果を見ながら次の段階については判断をすることになると考えております。  したがいまして、今の時点において、不審船の引き揚げについての国際法上の扱い等につき...全文を見る
○川口国務大臣 この調査につきましては、中国側の了解を得るという性格のものではないというふうに思いますけれども、情報は中国側に提供をいたしております。  一般論で申し上げますと、この現場が我が国が事実上中国の排他的経済水域として扱っている海域でございますので、国連の海洋法条約上...全文を見る
○川口国務大臣 九月十一日の同時多発テロでございますけれども、これについては、アメリカは国連安保理に、十月の七日にイギリスとともにアフガニスタンに軍事行動を開始いたしましたときに書簡を安保理議長に出しまして、国連憲章第五十一条に基づく個別的及び集団的自衛権を行使する行動を開始した...全文を見る
○川口国務大臣 戦争というふうにアメリカは言っている、称しているということですけれども、同時に、パウエル国務長官は、昨年の九月十三日の会見で、厳密な法的な意味での戦争ではないというふうにも述べています。  これは、テロに対してどういうふうに対抗していくかということでして、アメリ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、このハイジャックをして大勢の民間人の方を死に至らしめたという行為が極めて重大な犯罪であるということについては言うまでもないと考えておりますが、この関連の国連安保理決議が先般のテロ行為を国際の平和及び安全に対する脅威であると認めているとおり、この行為は単なる犯...全文を見る
○川口国務大臣 これからもとおっしゃられた、そのこれからもの意味でございますけれども、現在、日本は今いたしていることをやっていくということでございますけれども、新しい展開が何かあったということを想定して御質問をなさっているということでございましたら、アメリカの今後の行動について予...全文を見る
○川口国務大臣 まずイラクにつきましては、ブッシュ大統領は先般、小泉総理に対しまして、テロ及び大量破壊兵器の問題を、外交努力を行っていきたい、平和的に解決をしたいということはおっしゃっているわけでございます。したがいまして、米国が今後どういう行動をとるか、その場合日本がどういうこ...全文を見る
○川口国務大臣 ざっと読ませていただきました。
○川口国務大臣 あの文書が事実と照らしてどうであるかということにつきまして、今まさに外務省の園部参与に調査をしていただいておりますので、その調査の結果を拝見したいと考えております。
○川口国務大臣 まさにそのおっしゃった点について、今、園部参与に調査をしていただいていますので、その調査の結果を待ちたいと考えております。
○川口国務大臣 例えば、その入札のやり方について影響力を行使しているように見受けられる点でございます。
○川口国務大臣 私は、通常、入札が一般的にどういうふうに行われるかということについて全く詳しくないので、この例だけで一般的にどうだということは申し上げることはできませんけれども、私がこの資料を見て思いますことは、実際に入札にある企業が加わろうと思ったときに、必ずしもやりやすいとは...全文を見る
○川口国務大臣 総理からは十日以内にというお話をいただいておりまして、私どもとしてはできるだけ多くのものをと思いますけれども、園部参与お一人で書類も精査なさり、ヒアリングもなさりといった形で調査を進めておりますので、おのずから時間的な制約はあるかと思います。  したがいまして、...全文を見る
○川口国務大臣 これは、その後のいろいろな調査の結果も見て、必要であれば調査をしていくということになろうかと思います。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられましたその細かい細目が定められているのかいないのか、ちょっと私今確認をいたしておりませんので、それについてはわかりませんけれども、いずれにいたしましても、私は、必要なことは、この北方四島支援について、透明性のある、国民の税金を使わせていただくの...全文を見る
○川口国務大臣 このあたりも、園部参与の調査の一環としてお調べいただいているのではないかと思います。
○川口国務大臣 調査につきましては、園部参与が、十日という期限の中で、本当に体力と時間との制約の中で一生懸命やってくださっておりますので、私は、園部参与が具体的にどこの項目について、ただいまおっしゃったようなことについても調査をしていただいているのかどうなのか、ここはもうお任せを...全文を見る
○川口国務大臣 調査に外務大臣がどのように具体的にかかわるか、例えば今おっしゃったようなこの項目について調べてくださいというようなことを申し上げるかどうかということについては、松本委員がお考えのような考え方も確かにあると思います。あると思いますが、私は、そういった調査のディテール...全文を見る
○川口国務大臣 実は私は、この中に盛り込まれているある案件について同じような質問を発したことがあります。そのときの答えは、ここは北方四島でございまして、ニューヨークで仕事をするというのとは話が違うということでございまして、現地の受け入れ体制なり、あるいは現地の問題、あるいはそこで...全文を見る
○川口国務大臣 今のことにお答えをする前に、先ほど委員がおっしゃられたことで、私が申し上げたことを若干誤解していらっしゃるのではないかと思いましたので、まずそれを申し上げさせていただきたいと思います。  先ほど委員がおっしゃられた、外務省の出したという、何を調査しているかという...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄には在日米軍施設・区域が集中をしている、日本の七五%が沖縄に集中をしているということがございまして、沖縄県の皆様には多大な御負担をおかけしていると私は思います。これは、SACOの最終報告の着実な実施等を通じまして、軽減に努めなければいけないと考えております。
○川口国務大臣 負担の軽減につながるというふうに認識をいたしております。  例えば、私が知っております範囲では、沖縄に米軍の施設・区域があるという中で、SACOの実施後はこれが約二〇%分、面積にしまして五千ヘクタール余り返還をされるということでございます。例えばそういうことで、...全文を見る
○川口国務大臣 これは大変に難しい御質問といいますか、単純にお答えするのが難しい御質問だと思います。  国益が何かというのは、その時々の問題、事案によって異なるというふうに思います。一般的に言えば、もちろん、外務省の関係するところですと、日本国民の平和と安全ということで、これが...全文を見る
○川口国務大臣 まさに今申し上げたことでございまして、国益はAである、国益はBである、さまざまな事案がありますので、それぞれによって、これが国益である、こちらの話について言えば、こちらの問題に言えばこれが国益である、それはケースごとによって違います。基本的に、日本の平和と安全を守...全文を見る
○川口国務大臣 これも、どういう沖縄の側面についてお考えになっていらっしゃるかということで、一概にお答えをするのは非常に難しいと思います。  例えば、私が環境大臣のときに携わっておりました沖縄の自然あるいは生物の多様性を守るということからいいますと、これを守るということが、沖縄...全文を見る
○川口国務大臣 最初の御質問で申し上げましたように、沖縄に在日米軍の施設・区域が集中をしていて、そのことによって沖縄県の方々に多大な御負担をおかけしているということは、まさに私もそう思っているわけでございます。  その上で、その御負担を減らすために何ができるかということが大事な...全文を見る
○川口国務大臣 あのとき、地位協定について全部読んだかという御質問があって、私としては、まだ読んでいないけれどもできるだけ早くというふうに申し上げましたけれども、それ以降ほぼ毎日、言いわけをするわけではございませんけれども、委員会、国会ですとかあるいは改革関係のことですとか、私、...全文を見る
○川口国務大臣 地位協定というのは、ほかの国においても同じようなことが存在をしているというふうに思っておりまして、これは、安保条約に基づいて、在日米軍の円滑な活動を確保するために、米軍の地位についてさまざまなことを規定しているものだと私は理解をいたしておりますけれども、アメリカと...全文を見る
○川口国務大臣 何をもって対等と言うかということも、非常にこれは難しい判断だと私は思っております。いろいろな、総合的にこれは考えなければいけないということだと思います。  私が何でほかの国との例をお話し申し上げたかといいますと、おのずからそういったものの相場観というものがあって...全文を見る
○川口国務大臣 辺野古につきましては、私も環境大臣のときからずっと関心を持ってまいりましたし、私は環境大臣として、環境問題が議論されますときに、協議会に出席をさせていただきまして意見を述べさせていただいてきておりました。環境影響評価を適切にやって環境への影響を最小限にするようにし...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理から、外務大臣になることを依頼されましたときに、大きなお話はございましたけれども、個別の問題について、あるいは個別の事案について、特にこれにはこうしてほしいというレベルでのお話は特にございませんでした。
○川口国務大臣 沖縄の基地というレベルについて細かくお話を伺ったわけではございませんけれども、今までの、私の前の方々の行っていらした外交を踏まえてきちんとやるようにというお話はございました。
○川口国務大臣 ある仕事を依頼されるときに、その時点ですべて細かいお話、そこまで細かいお話というのは通常ないということだろうと思います。
○川口国務大臣 小泉総理は、私が提言を申し上げるまでもなく、よくおわかりでいらっしゃると思います。
○川口国務大臣 まさに、この普天間飛行場代替施設の使用期限の問題につきましては、政府といたしましては、平成十一年末の閣議決定にございますように、国際情勢もあり厳しい問題があるとの認識を持っておりますけれども、おっしゃったように、沖縄県知事及び名護市長からの要請があったことを重く受...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったとおりのことでございます。  刑事裁判の手続につきましては、この協議の決着が必要であり、また、環境問題について十分な注意を払い、個別の問題に関し緊密に協議をしていくということで意見の一致を見ているところでございます。
○川口国務大臣 私が理解をいたしておりますところでは、例えば土地に新たな汚染等が発見をされたということであった場合に、米軍の使用に起因するものであれば、原状回復義務の履行という観点で、国の責任において対処をするということであると理解をいたしております。  それで、北谷町における...全文を見る
○川口国務大臣 私が理解をしておりますのは、日米地位協定の四条の一項において、米側が施設・区域の返還に際して、これを提供されたときの状態に回復をする、また、その回復のかわりに日本に対して補償する義務を負わないという規定があるというふうに聞いております。  ということでございまし...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○川口国務大臣 先般の日米首脳会談でございますけれども、ブッシュ大統領から小泉総理に対しまして、今おっしゃったイラン、イラク、北朝鮮に関しまして、彼らの行動パターンを変えるように国際社会として協力をする必要があるというお話がございまして、我々、アメリカですけれども、米国としては、...全文を見る
○川口国務大臣 ODAにつきまして、国民の税金がきちんと効率的に、それから効果的に発展途上国のために使われることが非常に大事だと私も考えておりまして、発表させていただきました「開かれた外務省のための十の改革」の中で一項目、「ODAの効率化・透明化」ということで挙げさせていただきま...全文を見る
○川口国務大臣 どちらにいたしましょうか。前の方についても……(小池委員「いや、それでまた時間を食っちゃいますから、どうぞ早く」と呼ぶ)
○川口国務大臣 それでは、サウジアラビアのアブドラ皇太子の提案でございますけれども、委員おっしゃられましたように提案があったわけでございまして、ブッシュ大統領はアブドラ皇太子と電話会談を行って、提案を称賛したというふうに私も承知をいたしております。  それで、日本のこれへの見方...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるロープロファイルではなくて、ちゃんと存在が見える外交ということは私も非常に重要だと考えております。  その上で、外務省の改革というのはやはりどうしても必要であるということは、残念ながら一連の不祥事件がありまして、外務省への信頼が地に落ちてしまって...全文を見る
○川口国務大臣 まず、外務省改革のプラスの意味ということですけれども、私は、外務省が今行っている改革は、失われた信頼をもとに戻すということだけではないと思っております。  外務省の職員の方にEメールで、私が何を考えているかということを出させていただきましたけれども、外務省のやっ...全文を見る
○川口国務大臣 今の質問にお答えする前に一言、先ほど御質問のあった、アメリカの、日本のテロ対策への支援について話がなかったということにつきまして、これは、今アメリカは訂正をしてホームページに載っけておりますので、問題はもはや解消したということで、念のためちょっとお知らせを申し上げ...全文を見る
○川口国務大臣 私が今、小池委員から、問題が解決したというふうに申し上げたというのは、これは載っていないという現象面が解決をしたということで申し上げたわけでございまして、基本的にこれがどういうことで起こったかということについては、アメリカ側は謝罪をしていますけれども、もう一度私も...全文を見る
○川口国務大臣 在米の大使館から国防省に対して問い合わせ、なおかつ遺憾の意を表したと聞いております。
○川口国務大臣 具体的にだれがということについて、今私は情報を持っておりませんけれども、これは確認をいたします。
○川口国務大臣 今防衛庁長官がお触れになりました昨年十月に発表されました四年ごとの国防計画の見直し、QDRと言われるもの、あるいはことしの一月に発表されました核体制の見直しにおきまして、米国は、冷戦後の国際社会において、テロや弾道ミサイルを含む大量破壊兵器の拡散などの脅威が増大を...全文を見る
○川口国務大臣 不審船については、現状はおっしゃったとおりのことでございます。  それで、中国との関係でございますけれども、まず、一般論として申し上げますと、これは、我が国が事実上排他的経済水域として扱っている海域にあるということでございまして、これは国連海洋法条約上、中国が海...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになってしまいますけれども、先ほど一般論として申し上げましたけれども、仮に、船体を引き揚げる場合に、中国の権利、これは先ほど申し上げました、国連海洋法条約上、中国が排他的経済水域として扱っている海域でございますので、海洋環境に関する管轄権及び天然資源に関す...全文を見る
○川口国務大臣 中国の反応についての御質問でございますけれども、まさに委員がおっしゃられた、記者会見で外交部がおっしゃられたこと、これは中国の排他的な経済水域でありますので、環境・資源等の分野において主権的な権利と管轄権を有しているのだということを中国が言っていまして、この事件に...全文を見る
○川口国務大臣 これは、いかなる調整が必要かということについては、まさに、今後どういうような調査の結果があって、それを見ながら我が国政府としてどういう対応をとるかということを考える、まさにその調査の結果によるわけでございまして、今の時点でそれを予断して、こういう調整が必要であると...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられたように、私、先ほど一部の拉致をされた方々の御家族の方とお会いすると申しましたけれども、横田めぐみさんの御両親もその中に入っていらっしゃいます。私は、拉致をされた方々の御家族の方々のお気持ちを考えると、本当にこれはつらいものが、何と言葉で申し上げていい...全文を見る
○川口国務大臣 これは、個人の資格で審議をする五人の専門家と御家族の間のお話でございますので、政府にはその通知は直接に参りませんでした。
○川口国務大臣 この件については外務省も関心を持ってフォローはいたしておりましたので、そういう意味で、向こうの委員会にも問い合わせたということでございます。
○川口国務大臣 確認をいたします。ちょっと今の時点でどちらが問い合わせて、どちらがどうだったかということについて、ちょっと私は情報を持っておりません。
○川口国務大臣 外務省はすべてのといいますか、多くの外交案件につきまして日ごろさまざまな分析や検討を行っているわけでございまして、このイラクをめぐる情勢につきましても、これは重要な問題でございますから、当然にこれに関する情報の収集あるいは分析はやっているわけでございます。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 その新聞記事につきましては、私どもは確認をすることはできません。  それから、大統領と総理の間のお話については、特に日本に対してイラクとの関係で依頼をされたということはございません。  ちなみに、大統領がおっしゃられましたことは、一般教書演説で言及したイラン、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたことに特につけ加えることはございません。
○川口国務大臣 この「変える会」ですけれども、別にこれは法律に基づいた審議会でも何でもございません。言ってみれば、私がお願いをして、私的な懇談会ということだろうかと思います。  メンバーの選定でございますけれども、これはやはり改革ということが大事でございますので、さまざまな観点...全文を見る
○川口国務大臣 ボランティアという意味が、無料奉仕をしてという御質問でございましたら、これだけの方のお時間をいただきますので、本当に役所の謝金というのは大変に少ないんですけれども、いただいた時間についてはお払いをさせていただきたいと考えております。
○川口国務大臣 私、今承知しておりませんので、これは調べますが、いずれにしても、役所のお出しするものでございますので、非常に少額でございます。
○川口国務大臣 基本的に同じことを申し上げることになりますけれども、まず、米国がイラクに対して軍事行動をとるということを予断して何か申し上げるということは適切ではないというふうに考えます。  そう申し上げた上で、その上で一般論として申し上げるわけですけれども、テロ対策特措法に基...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカの攻撃があるかどうか、私がどう思うかということでございますけれども、私は、このことにつきましては、外務大臣という立場で、個人的な感想といえども予断を持って申し上げるということは差し控えさせていただきたいと思っております。
○川口国務大臣 田中外務大臣が伏魔殿とおっしゃったことは私はよく承知をしております。私としては、魔物よりは野獣に出てきてほしいと思っております。
○川口国務大臣 張るほど立派な体を持っておりませんけれども、一生懸命に気持ちの上ではやらせていただきたいと思っております。
○川口国務大臣 私は、役所にもおりましたし、民間企業にもおりましたけれども、いずれの組織においても人事というのは大変に大事だと思っております。  それで、人事を迅速にやるということの意味がちょっとよくわかりませんけれども、いずれにしても改革はスピーディーにやる必要があると思って...全文を見る
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○川口国務大臣 平成十四年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千四百六十五億八千九百万円であり、これを平成十三年度予算と比較いたしますと百六十八億円の減額であり、二・二%の減となっております。  我が国は、かつてなく厳しい財政事情...全文を見る
03月04日第154回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○川口国務大臣 鈴木議員の御発言につきましては、私、議事録をきちんと読んだ上で申し上げるべきだと思いますので、私どもの調査について申し上げさせていただきますと、先ほど園部参与が御発言を記者会見でなさいましたけれども、国後島緊急避難所兼宿泊施設及び国後島桟橋改修工事について、入札参...全文を見る
○川口国務大臣 結果として、外務省が鈴木議員の意向を突出した形で重視をして、行政の公平性、透明性に対して国民の方々に疑念を抱かせたということになったことについては、改めておわびを申し上げたいと思っております。
○川口国務大臣 これにつきましては、報告書を精査いたしました上で、しかるべく対応をいたしたいと考えております。
○川口国務大臣 報告書に書かれていますことは、「支援委員会事務局は、国内企業との契約である以上、当然消費税を支払うべきものと理解し、基本的に消費税を加えた額で契約を行っていた。」ということでございまして、「法律上支払う必要のなかった消費税分については、支援委員会事務局が返還請求を...全文を見る
○川口国務大臣 アメラジアンというのは、一般的には米国人とアジア人の間の混血児を意味するということでございましょうけれども、特に沖縄では、在日米軍人と日本人女性との間に生まれた子供を指して使われる場合が多いというふうに承知をしております。
○川口国務大臣 日本にある米軍の基地の七五%が沖縄にあるということは私はよく承知をしておりまして、沖縄県民の方に多大な御負担をおかけしているというふうに思います。  今委員がおっしゃられた、沖縄が基地を多く持っているという現実、それから、日本として平和戦略があるべきであるという...全文を見る
○川口国務大臣 地位協定の改正についていろいろ議論がなされているということの背景には、県民の方々の中に、これが改定をしていくことが大事なことなんだという意識がおありになるからだというふうに私は思います。  政府の立場ということについては、委員もうよく御承知のとおりのことでござい...全文を見る
03月05日第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○川口国務大臣 調査報告書に人事に係る部分がないというお話でございますけれども、この調査は、予算委員会での審議を踏まえまして、まず、北方四島住民支援に係る案件に関しまして、行政機関たる外務省がどのような行動をとったか、どのような対応をとったか。二番目に、ソンドゥ・ミリウ水力発電所...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたことは、外務省の人事異動につきましては、これは外務省が決めて、任命権者たる外務大臣が決めて発令をするということでございます。  申し上げましたのは、この過程で、鈴木議員が特定の職員の所属部署に対しまして申し入れを行うことがあったということを聞...全文を見る
○川口国務大臣 人事のことでございますので、そういったことについて細かい記録が省内に全部あるかどうかということについては私は承知をいたしておりませんので、まず、そういった経緯についての情報が外務省の中にどれぐらいあるかということについては、私は話は聞いてみようと思います。
○川口国務大臣 園部参与の御印象、強く受けられた印象として、そういう雰囲気が外務省の中にあるということでございました。  私としましては、外務省がそもそもどうしてそういうようなことになったのかということ、これはみずからの問題でございますので、きちんと受けとめて、反省すべきは反省...全文を見る
○川口国務大臣 みずからの問題と申し上げましたのは、まさにそういう問題意識でございまして、この結果、外務省についてはいろいろな問題が、私は、被害者、加害者という言葉を使うのは必ずしも適切ではないと考えておりますけれども、組織としてこういう事態を招来したのは、当然外務省に責任がある...全文を見る
○川口国務大臣 園部参与の調査報告書にもございましたけれども、私といたしましても、支援委員会の事業のやり方について、より透明性を与えていく必要があると考えておりまして、これについては、外務省としても、もちろん検討、改革を進めたいと思いますし、また、この内容について明日から始まる「...全文を見る
○川口国務大臣 川島元次官は、外務省をおやめになっていらっしゃいますので、全く今外にいるということでございます。  野上前次官につきましては、ただいま官房付ということでございます。それで、官房付でございますけれども、指定職の官房付ということでございますので、外務省のルールにより...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の事務次官の職をやめたということでございます。
○川口国務大臣 ただいま総理がおっしゃられましたように、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという一貫した方針にずっと基づいて進めております。
○川口国務大臣 この答弁の随所で人道的かつ緊急にということが書かれておりますけれども、そういう考え方に基づいて今支援が行われていると承知をいたしております。
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、北方四島の支援あるいはロシアに対する技術支援、中でも、北方四島に対する支援は人道的に必要であって、かつ緊急を要するものという考え方に基づいて行われていると思いますし、行うべきであると思っております。
○川口国務大臣 考え方といたしまして、その案件が緊急かつ人道的な観点から必要なものであるということが、それを踏まえて考えるということだと考えております。
○川口国務大臣 北方四島の支援あるいはロシアの市場化経済へ移行への支援、それぞれ重要な支援だというふうに私は思っております。ただ、今のお話でございますけれども、やり方についてはいろいろ改めるべき点が非常にあると思います。  いずれにいたしましても、調査の上、新しい、どういうよう...全文を見る
○川口国務大臣 今回の調査につきましては、行政機関である外務省がどのような対応を行ったかという事実関係についての調査でございますので、入札の実際についての調査ではございませんということで、その点についてはよくわかりません。  それから消費税の件でございますけれども、これは支援委...全文を見る
○川口国務大臣 タンザニアのスズキホールと言われている建物への送金でございますけれども、この件については外務省で内部で調査を行ってまいりました。その結果によりますと、タンザニアのキマンドル中学校講堂及び事務管理棟の建設のために鈴木議員が支援を行われた、それに際し、鈴木議員から依頼...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、こういう事態といいますか、お引き受けをするということについては、非常に不適切な、適切でない判断をそのときに当人がしたというふうに、いろいろな事情はあったのかもしれませんが、私は考えます。  それから、銀行においての手続の件でございますけれ...全文を見る
○川口国務大臣 こちらにコピーをお出しのこの書類はお持ちでいらっしゃると思いますので、それは必要ないと思いますが、先ほど財務省からお答えがありました海外送金に係る支払い報告書、これについては、先ほど副大臣がおっしゃられましたように焼却をされたようでございますけれども、私の承知をし...全文を見る
○川口国務大臣 コンゴ共和国とコンゴ民主共和国と、二つございます。
○川口国務大臣 今問題になっている国はコンゴ民主共和国の方でございまして、コンゴ共和国はその隣にある国でございます。
○川口国務大臣 一月二十四日に小町官房長と重家中東アフリカ局長が会食に、松岡議員との会食に参加をいたしました件については、国民の外務省に対する信頼を回復することが非常に重要な時期に、結果として国民の誤解を招くことになったことは極めて遺憾であるというふうに考えまして、二月の十五日に...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられたところ、ちょっと報告書で直ちに見つけることができませんでしたけれども、その報告書部分は、園部参与がお書きになられた報告書でございますので、園部参与にそのようにお書きになりたいというお気持ちがおありになったのではないかと思います。
○川口国務大臣 二つ申し上げたいと思うのですけれども、一つはこの調査の内容についてですけれども、これは、行政機関である外務省がどのような対応を行ってきたかという事実関係について調査をしたものでございます。したがって、委員がただいまおっしゃったような、職務権限云々というようなことを...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられた一国会議員、北海道開発庁長官あるいは内閣官房副長官というところ全部について、見つけることが今お話を伺っておりましてできなかったのですが、一カ所、例えば委員がただいまおっしゃられたところの「総括」のちょっと後、四ページから五ページでございますけれ...全文を見る
○川口国務大臣 外務省が調査をして出させていただいた報告書の対象となった事柄は、予算委員会で御指摘があって、調査をするようにというお話があり、こちらで調査をしますとお約束をいたしましたことについて調査をしたわけでございます。  したがいまして、その中身は、コンゴ民主共和国臨時代...全文を見る
○川口国務大臣 現在、ソンドゥ・ミリウ以外のODAにつきましても、これは個別案件、かなり数がございますけれども、調査を経済協力局でやっておりまして、できるだけ早くそれを終わらせたいと考えております。
○川口国務大臣 ソンドゥ・ミリウにつきましては、これは円借款でございまして、これを決める過程では、外務省だけではなくて、ほかの省庁、あるいは落札をできなかった企業に至るまで調査の過程でいたしておりますので、客観性は十分に担保されていると考えます。
○川口国務大臣 昨日お出しいたしました調査資料でございますけれども、これは、予算委員会で御指摘があって、私どもとして調査をお約束したものについて調査をさせていただいて、強制権がないといういろいろ制約がある中で最大限の調査を行ったというものでございます。  したがいまして、本件に...全文を見る
○川口国務大臣 当然だと思います。外務省がというより、日本国がそれはすべきものだと考えております。
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○川口国務大臣 そういうことでございます。
○川口国務大臣 特定の場合には、委員会の構成のメンバーが一つまたは二以上の国の政府代表者で当該任務を行うことができるというふうに協定に書いてございまして、その特定な場合というのがどういう場合かと申しますと、「専ら特定の一又は二以上の国に係る任務を行う場合」ということで、したがいま...全文を見る
○川口国務大臣 もともと、この協定ができましたときには、NISといいますかCISといいますか、ほかの国が全部入っていたわけですけれども、その後、それらの国々はODAの対象国になりましたので、ロシアとベラルース以外は全部事実上このところから、このメリットを受けるということができなく...全文を見る
○川口国務大臣 委員会の議事録はございません。  それからもう一つ、今委員がおっしゃられたことで申し上げたいんですけれども、この資料四は北方四島住民支援についての資料でございまして、これ以外に、この支援の枠組みの中では、技術支援それからロシアに対する人道の支援と、二つの別な柱が...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島支援の部分でございますけれども、要請が実際にあったということでございます。ただ、全面的に資料がそろっている、探しましたのですけれども、あるわけではございませんが、要請が現実にあったということはお話しできます。今ちょっと資料を探しておりますけれども、それはご...全文を見る
○川口国務大臣 時間がなくてあるいは全部お出ししてないのかもしれませんけれども、私の手元にある資料でございまして、北方四島住民支援についてでございますけれども、例えば、これは十人乗り四輪駆動車三台、救急車三台といいますものが、平成六年だと思いますがございまして、これは例えば、平成...全文を見る
○川口国務大臣 この協定の四条でございますけれども、ちょっと読ませていただきますが、ここは、「日本国政府は、委員会による第二条(a)にいう」、要するに「要請についての検討」それから「優先分野についての検討を考慮に入れて」というふうに書いてあるわけでございます。「検討を考慮に入れて...全文を見る
○川口国務大臣 委員会につきましては、先ほど申し上げたとおり、今委員がおっしゃられたとおりでございますけれども、この支援につきましては、日本政府が、ちょっと繰り返しになりますけれども、考慮に入れて決定するということでございまして、その意味は、支援委員会による行為というのは支援実施...全文を見る
○川口国務大臣 今のお話に関連して、若干つけ足しでございますけれども申し上げさせていただきたいと思うんですが、この協定につきまして、ロシア側の代表が、ここ日本側がずっと出てきてください、決めてくださいというお願いをしているにもかかわらず出てこないというようなことがございまして、実...全文を見る
○川口国務大臣 申し入れが紙で残っているかどうかというのは確認をいたしますけれども、ロシア側に対しては、これは窓口が今一本化されていない状態が続いておりまして、平成九年九月にロシアの国際人道技術支援ビューローというものが分割、廃止されて以来、現在に至るまで不在という状態が続いてお...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま委員の御指摘になられました、記録の残り方がおかしいではないかということにつきましては、私もそう思います。全面的に、本来残っているべきものが残っていないということは問題があると思いますので、これから支援委員会の事務局の仕事のやり方については厳しく指導をしてい...全文を見る
○川口国務大臣 私は、具体的に、どなたかがこの文書の漏えいについて何かアクションをとるようにおっしゃったかどうかということについては承知はいたしておりませんけれども、私としては、「この開かれた外務省のための十の改革」の中でも書かせていただきましたけれども、外務省として、外交を行う...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと御質問に、前段の部分について申し上げさせていただきたいと思って手を挙げさせていただいたんですけれども、これは、私どもが調べましたところでは、平成十二年の十二月の一日に中近東のアフリカ局幹部が鈴木議員を訪問いたしまして、タンザニアのある次官から要請のあったこ...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのことをちょっと申し上げさせていただきたいんですけれども、まず……(原口委員「結構です。きょう、締め総なので」と呼ぶ)一つだけちょっと……(原口委員「聞いたことに答えないじゃないですか」と呼ぶ)
○川口国務大臣 総理の御指示でございますし、私も、この人間の場合にはかなりランクが上の方に今なっておりますので、お出しできると思います。  それから、十二月の五日、六日に着いた件につきましては、これは銀行の、この東京三菱銀行のコルレス先がタンザニアの中にあるかどうか、あるいは、...全文を見る
○川口国務大臣 これは、預かり証があるかどうかは知りませんが、いずれにしても、出すといたしましたらば、これは鈴木議員に外務省の方から預かり証をお渡しするということでございますので、お送りした後、これをお返しいただいたかどうかということについてはつまびらかにいたしません。
○川口国務大臣 そういうことでございます。
○川口国務大臣 私も、船の分野については全くど素人でございますので、何をはしけと呼ぶかということについて、はっきり専門家のようにお答えができるわけではございませんので。確かに、素人として聞くと、これだけの大きな船を普通ははしけと呼ばないだろうなというふうには思います。
○川口国務大臣 この十四年度にお願いをいたしています支援委員会への拠出金は、ロシアに対しましての技術支援、人道支援、それから北方四島支援、四島の住民支援に必要な経費をお願いいたしているものでございます。  支援委員会の、今までお話に出ましたように、今まで予算を執行してきたその過...全文を見る
○川口国務大臣 ただいまの御質問の、ムルアカ私設秘書の旅券の件でございますけれども、九九年の二月の時点で承知をしていたということは、まずムルアカ氏が中近東アフリカ局に御自身の在留資格について相談があったということで、この時点では知っていたということなんですけれども、実は、これがわ...全文を見る
○川口国務大臣 この時点で、一九九九年の二月の時点でムルアカ氏が公用旅券を所持していたということを知るに至りましたのは、在留資格に係る質問があったということでございますけれども、この相談を踏まえまして、中近東アフリカ局長からこれについては鈴木議員に説明をいたしまして、法務省との関...全文を見る
○川口国務大臣 新聞に報道されておりますのは全体で私が申し上げたことの一部でございまして、私のコンテクスト、私が申し上げましたことは、今ちょっと記録を持っておりませんので正確に申し上げられるかどうかわかりませんけれども、大西さんというのは私はお目にかかったことはないけれども非常に...全文を見る
○川口国務大臣 大西さんのおっしゃったことが間違っているとかそういうことを申し上げているわけではありませんで、そういった大西さんが非常に立派な人であると私は思うということを申し上げた上で、重家局長も立派な人で、どちらがより正しいとかそういうことではない、そういうことを申し上げて、...全文を見る
03月07日第154回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 元島民の方、一万七千人ぐらいいると私は承知をいたしておりますけれども、やはり自分たちが暮らした四つの島に一日も早く帰りたいと思っていらっしゃると思います。私としても、それが一日も早く可能になりますよう、様々な努力をしていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 外務省の出張の出張報告の件については、実は私も来ました後で聞きました。それで、そのときの話では、海外出張が非常に多いものですから、その場合は、これは一般論でございますが、公電でそこのところでの報告があるということで、それをもって代替しているということでご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の発言についてどう思うかというお尋ねですけれども、鈴木議員の御発言あるいはその佐藤、外務省の佐藤の発言、それぞれちょっと私は実際にそういうことがあったのかどうかということは確認できませんので、申し訳ございませんが、それについてのコメントは申し上げられな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤が根室で何をしていたかということについて、ロシア情勢に関する意見交換ということでございますと、それは正に職務に関係したことだと思います。  福山先生が、福山委員が今おっしゃったこと、発言を例に引かれたことにつきましては、そういう事実があったかどうか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先般発表させていただきました調査報告書は、これは北方四島支援、それからケニアのソンドゥ・ミリウ発電所、それからコンゴ大使館、コンゴ民主共和国臨時代理大使の件につきまして、予算委員会でお尋ねがあり、私どもが調査をすることをお約束したことについての調査でござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということではございませんで、私どもはほかにも調査をしているということはございます。ですけれども、国会に予算委員会の場でお約束をして発表するというふうに申し上げたのは、予算委員会で御指摘があって私どもがそれについて調査をお約束をすると、御報告を申し上げま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 新しい、何かこれについて調べてほしいという具体的な御指摘がありましたら、それについて調べさしていただきますし、その上で委員会の御指示に従いたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 今の二点というのは、鈴木議員の佐藤に対する人事介入の問題と出張の件、今、根室への御出張の件だということだったと思いますけれども、それについては委員会の御指示に従わせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げましたように、新しい事実について御指摘がありましたら調査をするつもりはありますと、やぶさかではありませんということは数分前に申し上げたところでございます。
○国務大臣(川口順子君) 委員会の御指示に従います。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来申し上げていますように、外務省といたしましては現在改革を進めているところでございまして、外務省の判断で必要であるということについては改革をやっていき、その前提としては、もちろん現状がどうなっているかということを調べるということは入っております。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まずちょっと一般的なお話をさせていただきたいと思うんですけれども、支援委員会あるいは北方四島支援を含むこの国際取決めにつきましては、今までいろいろな方から、衆議院の予算委員会を含め、いろいろ御指摘をいただいております。それで、これは園部参与に調べていただ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) こういうことを申し上げますと少し分かりやすくなるかなと思うんですが、委員のお書きになった図表のうち、「支援委員会」というのが一番上にありまして、「協定の締約国の要請につき検討」とございまして、その下に「日本国政府」というのがありまして、その間に矢印があっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、それから私も先ほど申し上げましたように、この実施のやり方については大変に、尋常ではないといいますか、問題があると私は認識をいたしておりますので、これを改善するということは園部参与にも御指摘をいただいていますし、私も事務当局には...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いつごろだったか忘れましたけれども、私が外務大臣になりまして割にすぐのころに、たまたまイワノフ、ロシアの外務大臣とお話をするという機会もありましたものですから、その説明を聞いたころか、その直後か、いずれにしても、そのころにロシア側の代表者というのが今空席...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのときにそこまで認識していたかどうか記憶がありませんけれども、論理的に言えばそこまで推測をしてしかるべきだったと思いますが、私自身の頭の中でそういう認識があったかどうかはちょっと今記憶にございません。
○国務大臣(川口順子君) きちんと認識をしましたのは、昨日かおとといか、国会で御質問をいただいたときだったと思います。
○国務大臣(川口順子君) 今回の北方四島の支援についての調査報告書は、これは園部参与におまとめいただいたものですけれども、対象は北方四島の支援の事業のやり方について行政機関としての外務省の対応がどうであったかという事実関係でございまして、国際機関であるこの支援委員会とその事務局と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げましたように、この事業の実際の執行の在り方については、やむを得ない事情があったとはいえ、様々な問題があったと思います。  それで、今ちょっと見ましたところ、ここの資料に付いているこの「支援の流れ」というのは、そういうロシア側の代表者がいな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その船はそもそも造られたのが根室造船で造られたというふうに聞きましたので、その破損の状況を調べるのはその会社がやるのが多分一番いいのではないかと思います。
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) 開かれた外務省のための十の改革という紙を出させていただきまして、委員おっしゃいますように実効性が大事でございまして、私もこのキーワードは透明性、スピード、実効性ということで書かせていただきました。  実効性につきましては、とりあえず外務省としては、この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられますように、機密の保持ということは外交を行う組織あるいは人間にとってはもう大変に重要な、不可欠な前提であると思っております。  この十の改革のところに書かせていただきましたけれども、秘密保持の徹底ということで、今、現在の文書管理規則を見...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられますように、外交の課題に対応をしていくということはこれは申すまでもなく本当に必要なことで、そのために外務省があるわけでございますし、外務大臣がいると思っております。  改革をまず進めませんと、外交に対してあるいは外務省に対して国民の方の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お答えは、しております。日中の治安当局間協議、日中の領事当局間協議というような場がございまして、そこで中国側に対しまして取締り、それから警防活動の強化を要請をしているわけでございます。中国側はこれに対しまして、密航の断固取締りなどの方針を表明して、かつ種...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この条約は、来週の火曜日に国会に提出をさせていただいて審議をお願いすることになると思いますが、欧州評議会で作られました多数国間条約でございます。  内容といたしましては、締約国間にいる外国人の受刑者を一定の要件の下で母国に移送をする手続について定めたも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平成十二年度の数字でございますけれども、総額二千二百七十三億円でございます。ODAを受ける国としては最大でございます。
○国務大臣(川口順子君) 中国へのODAの供与につきましては様々なあるいはお考えがあるかもしれませんけれども、政府といたしましては、ODA大綱、これについてはちょっと後で触れさせていただきますが、踏まえまして、中国の援助への必要性、援助の需要、中国の経済社会の状況、それから日本と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAにつきまして今様々な御意見があるということはよく承知しておりますし、そういった御意見についてはどんどん出していただいて、全体としてどういうODAの在り方がいいかということを議論をしていくのがいいと私は思っております。  それで、私がこの前出させて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 消費税の件でございますけれども、北方四島におけるその工事に関しまして、全部ではないんですけれども、幾つかの件については消費税が、これは国内でございますので、払われるべきであるという前提の下に、事務局から、支援の委員会の事務局から業者の方にお払いをしている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、これは消費税についてもっときちんと自ら調べた上で、このそれぞれのプロジェクトについて、消費税が払われるべきプロジェクトかそうでないかということをやるべきであったと思います。  それで、先ほど委員がおっしゃられました、まあそういう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私といたしましては、これはいろいろな過去において問題があったことでございますので、どうしてそういうことになったのか、これは実は調査をする必要があると思っていまして、今日、実はもう発表をいたしましたけれども、今までお願いをしていた監査法人でない別な監査法人...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この支援委員会を通ずる支出あるいはその前提となった入札の手続その他、今まで御議論をいただいていますように、様々な問題があったと私は思っております。  ということで、これについては、先ほど申しましたように、監査をやり直すということを考えておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシアに対する外交姿勢でございますけれども、政府といたしまして三つの課題がロシアとの間であると思っておりまして、一つは平和条約の締結、もう一つは経済分野における協力、それから三番目に国際舞台、これは広くいわゆるグローバルな場におきまして協力をしていくと。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、元々、国会議員の御出張に役人が同行するということはないわけではないと思います。幾つか例は外務省の例でもございます、鈴木議員以外の議員に御同行させていただいたということでございますけれども。ただ、おっしゃるように、十回、総理の特使として行...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODA基本法、今、委員がおっしゃられましたODA基本法は、ODAの透明性を確保し、それに国民の理解と支持を得るためにいい方策であるということで、かつて国会で議論をされたということは私も承知をいたしております。他方で、ODAを進めていくためには、これは相手...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この報告書につきましては、これは園部参与が、外務省、行政機関である外務省が、国会で御指摘があって資料を、調査をお約束したものについて、強制権がないという制約の下で最大限の努力をしていただいて作った報告書でございまして、園部参与には知り得る限りのことあるい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 園部参与には、十日間という中で全体を、最大限の努力をしていただいて、休日も返上してやっていただきました。こういった点についてヒアリングができること、あるいは資料で可能なことにつきましてはしていただいたわけでございまして、新しい何か、こういうことが違うとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) もう一度繰り返させていただきますけれども、先ほど申し上げましたのは、新しい情報、新しい御指摘をいただいたことについては調査をさせていただきますというふうに申し上げました。
○国務大臣(川口順子君) 御指摘がございましたことについては、そうさせていただきます。
○国務大臣(川口順子君) 野上前外務省の事務次官につきましては、二月の十九日付けで事務次官を免じまして官房付といたしました。任期途中で事務次官を辞任するということは、それ自体、非常に大きな重みがあると考えております。その上で更に公務員を免ずるということが、国家公務員法の規定に照ら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私でございます。
○国務大臣(川口順子君) そのころの具体的な事情について私はよく分かりませんが、新聞、プレスに向けて実はこの鈴木宗男衆議院議員が訪ロをなさるということについて三月三十一日でお知らせをいたしておりまして、それを読みますと、鈴木議員は四月四日にプーチン次期大統領と会談する予定であると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど齋藤局長から御説明をいたしましたように、小渕総理がお話をなさりたいという御希望を持っていらっしゃって、その準備であったというふうに私は承知しています。
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員から、個別のNGOの参加、不参加について意見が述べられたことはないと私は承知をいたしております。NGOの不参加は外務省自身の判断として決定をしたものでございまして、この外務省の判断におきまして、この二団体の不参加を、参加について不許可の決定を行う...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 野上事務次官まで上げて決定をしたと承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 事務次官につきまして、事務次官が辞めた理由につきましては先ほど総理からもお話があったとおりでございまして、私が二月の十九日付けで官房付にいたしました。任期の途中で事務次官を辞任するということは非常に重い、重みがあるものだと考えております。  それから、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどから官僚らしい政治家とかあるいは政治家のような官僚とか、そういう言葉が飛び交っておりますけれども、野上前事務次官につきましては、私は、先ほど申しましたように、任期途中で事務次官を辞任するということは非常に重みがある行為だというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど委員がおっしゃられましたように、昭和四十九年に大平三原則というものがございまして、国会承認条約は三つ、すなわち法律事項を含む国際約束、二番目に財政事項を含む国際約束、三番目に、国家間一般の基本的な関係を法的に規定するという意味で政治的に重要な国際約...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この支援委員会の今までの仕事ぶりについて様々な問題がある、あったということにつきましては、もう委員もおっしゃるとおり、私も全くそう思います。したがいまして、支援委員会のやり方について抜本的に改革をする必要があると思っております。  今朝ほど実は記者会見...全文を見る
03月11日第154回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしましては、改革をきちんとできるだけ早く進めなければいけないということを改めて強く感じた次第でございます。
○国務大臣(川口順子君) 外務省につきまして、あるいは外務省の職員につきまして、今非常に厳しい御指摘をいただきました。  まず、国会答弁で様々な不行き届きがございまして御迷惑をお掛けしていることにつきまして、非常に申し訳ないと思っています。  それから、御指摘いただいた外務省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三月四日に外務省から発表させていただきました報告書につきましては、これは従前から申し上げていますように、行政機関である外務省が御指摘をいただいた事項につきましてどういうような態度で対応したかということの事実関係を解明をするというところにございました。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃられたように、その結果というのは、両国の多分国会議員の方のみならず、一般の国民の方々の意識の差というのを表しているだろうと思います。  私は、先日、韓国の外務大臣ともお話をさせていただきましたけれども、やはり今年はワールドカップという大変に大き...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国会での御議論は御議論として、外務省として改革をきちんと全力でやりまして、国民の皆様の信頼にこたえるような外務省にならなければいけないというふうに思いました。  それから、あわせて、やはり政と官の関係をどう考えるかということは開かれた外務省のための十の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしまして、基本的にロシア外交、北方領土を含めたロシア外交というのは、の基本的な考え方というのは、平和条約の締結、経済分野における協力、それから国際舞台における協力という三つの柱を同時に進めていくということでございます。  それで、お尋ねの件...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省のこの北方領土の返還問題についての方針といいますのは、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということでございまして、これは一貫とした方針でございます。したがいまして、精力的に交渉を続けていきたいというふうに考えております。  鈴木議員...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 資料につきましては、できるだけ調査をして提出申し上げたいと思います。  それから、前回、昨日ですか一昨日ですか申し上げましたように、この今、齋藤局長がいろいろお答えをしているのは、法的に言えばということですけれども、局長も言いましたように、これが本当に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 前回提出をさせていただいた外務省の調査を踏まえまして、それから今後明らかになる新たな監査法人による調査も踏まえまして、必要な措置、人事面も含めまして、これは取っていきたいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来局長が御説明を申し上げていますことについてでございますけれども、これは大事なことは、ロシアの国民、北方四島に住んでいるロシアの人たちを人道的な見地から支援をするということでございます。それでそのときに、これは先ほど局長が申しましたように不法占拠を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、今後返還が実現する過程できちんと整理をしていかなければいけないということだと思います。  道義的に問題がなかったかという御質問でございますけれども、日本として独自にこれをチェックするということをやるということであればやれたかもしれないという気は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府といたしまして北方領土の住民に対してやってきています支援は、現地のニーズを踏まえまして、あくまでも緊急人道の観点から行うものでございまして、ロシアによる北方領土の不法占拠を助長し、その固定化、既成事実化を通じる可能性のあるものなど北方領土問題に関する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どの時点で政策変更がなされたかというお尋ねかと思いますけれども、診療所について言いますと、私どもの資料では、これについての省内での協議が開始されましたのが四月の十一日でございます。平成七年の、における北方四島の住民支援についての協議開始が、これプレハブ診...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員の問題意識はよく理解いたしますけれども、これは二つの違った問題だと御理解をいただきたいと思います。  まず、国有地か私有地かということについては、先ほど申しましたように、これはどちらかの法律にのっとって議論をするとこれ自体が成り立たなくなるものです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃった点につきましては、我が国がロシア政府に出しました口上書におきまして、「いずれの一方の側の法的立場をも害するものと見なしてはならない。」ということを外務省に、ロシアの外務省に口上書で言っております。
○国務大臣(川口順子君) 今、私が持っております口上書は一九九八年の九月十八日付けのものでございます。この前に同じような文言があったかどうかということは、ちょっと今承知しておりません。
○国務大臣(川口順子君) 個々の支援の口上書にその今申し上げた文言が入っているということでございます。(「個々のものに入っている」と呼ぶ者あり)個々の口上書にそれが入っているということです。
○国務大臣(川口順子君) これは、毎年と言っていいかと思いますけれども、日本が外務省の、ロシアの外務省に対して出しているということでございまして、これが入っているということです。
○国務大臣(川口順子君) これはこの支援のために日本側から入域をするという、入るということですね、それの都度に口上書を出しておりまして、それにそういうことが書いてあるということで支援の内容を、そこで支援を行うために入るわけですから、それを含んでいるということでございます。  も...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国有地か私有地かというお尋ねだと思いますけれども、これについては確認はできないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) というふうに申しました。
○国務大臣(川口順子君) 確認させていただきます。  確認させていただきますというのは、申し上げたことはそういうこと、そのとおりだということを確認させていただきます。  それから、ちょっと御参考までにもう少し前のところも読ませていただきますと、ここに書いてございますが、これは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのようにさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) もう一度読ませていただきますが、本件手続により行われる訪問及び協力は、これら訪問及び協力に関連するいかなる問題についてもいずれの一方の側の法的立場をも害するものとみなしてはならないと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 日本側はそういうことを言っておりますけれども、それの意味合いがいかなる恒久的な施設を建ててもいいかというと、そういうことではないということでして、それについて我が国の立場というのは、北方領土住民に対して我が国政府が行ってきている支援は、現地のニーズを踏ま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、先ほども申し上げたことですけれども、このロシア支援の在り方については、望ましい形で行われているとは私は思っておりません。  したがいまして、繰り返しになりますけれども、別な監査法人により事業の仕方も含めて監査をしてもらうということを考えております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、全くおっしゃるとおりだと思っております。
○国務大臣(川口順子君) このイ、ロ、ハの三つは非常に普遍的なチェックポイントといいますか、検討に際してのチェックポイントだと考えます。
○国務大臣(川口順子君) 二点あるんですけれども、一つは委員がおっしゃられたように、この過程でいろいろな御意見が鈴木議員からあって影響を受けたかどうかということですけれども、これは私の推測ですけれども、鈴木議員のことを気にしてということは外務省の側にはあったのではないかと思います...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) かなりの部分聞いておりましたが、一〇〇%全部その時間を証言を聞くことに費やしたということでは残念ながらございませんでした。
○国務大臣(川口順子君) 具体的にどういう改革の策を政と官の関係について取るかという御質問かと思いますけれども、この点については、私は今外務省の中で、問題のある点についてはこれは文書で残す、問題のない点についても文書で残すということではございますけれども、問題のある点については文...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員によってゆがめられたことがないというふうに私が言ったとおっしゃいましたけれども、ゆがめられたともゆがめられていないとも、そういう言葉遣いは私は申し上げていないつもりでございます。  それから、この外務省と鈴木議員のかかわり合いにつきましては、先...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ソンドゥ・ミリウ水力発電所につきましては、外務省の報告書で御報告を申し上げているとおりに私は考えています。
○国務大臣(川口順子君) 外務省としては委員会の御指示に従いたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 私が一貫として申し上げてきておりますことは、今回の調査について、新しい御指摘があれば、その点については調査をしますということを申し上げてきております。その上で、それをお出しするかどうかについては委員会の御指示に従いますということを申し上げてきているわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということでございますが、もう少し丁寧に申し上げさせていただき……
○国務大臣(川口順子君) よろしいですか。じゃ、そういうことです。はい。
○国務大臣(川口順子君) という点を先ほど御説明をさせていただこうと思っていたんですけれども、機会を今いただきましたので。  私がずっと申し上げていますのは、外務省が行った調査ということについては、これは行政機関である外務省が国会で御指摘をいただいたようなことについてどういう対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、外務省としては、行政機関としてできる最大限のことは今までやってきておりますし、今後それをやるということに変わりはございません。  それから、先ほどお問い合わせのあった、ちょっとおっしゃったことですけれども、国会で、鈴木議員による外務省人事への介...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支援委員会につきましては、これは新たなる別な監査法人にお願いをして、業務の仕方も含めて調査をしてもらうということで、既に発表をいたしております。その方針で進めるつもりでおります。
○国務大臣(川口順子君) できるだけ早くというふうに発表をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 調査それ自体がどれぐらい掛かるかということはできるだけ早くということでございますけれども、制度をどういうふうに改めるかということを専門委員会を作って、これは四月中に発表をするというふうにお話を既にいたしておりますので、その両方を併せて四月の終わりまでには...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最初に申しましたように、できるだけ早くこれはやりたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) できるだけ早くこれをやりたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) ムルアカ氏は鈴木議員の私設の秘書でいらっしゃると承知をしておりまして、それから議員連盟はこれは国会の議員の方々の集まりでございますので、この中でムルアカ秘書がどういう役割を果たしていらっしゃるかということについては、外務省の立場ではこれを調査することは困...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 水産物の輸出入のロシア側の数字と日本の数字が非常に差があるということから、この問題があるということは承知しています。
○国務大臣(川口順子君) この問題については、様々な会合が両国の当局者間で行われております。それから、ロシア側のポートクリアランスの問題については、外務省としては、水産庁とも協議をさせていただいておりまして、これについてはロシアの政府についての問い合わせを様々行わせていただきまし...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(川口順子君) まず、冒頭におっしゃられた松尾元室長の件については、私も判決を聞きました。これは外務省として非常に厳粛に受け止めるべきだと思いますし、こういうことが起きてしまって、それが二度と起こらないようにするということがとても大事なことだと思っております。  改革...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはロシアの市場改革に関する会議でございますから、ロシアを、恐らくその予算、制度的にはロシアを所管するところの旅費という形で支出をされるべきものだろうと思います。
○国務大臣(川口順子君) この鈴木議員の御発言というのは、診療所に対する、プレハブ診療所についての議論の中で行われたというふうに私は聞いていますけれども、正直なところ、私はこの発言をこの額面どおりに受け取りますと非常にびっくりする発言であると思っております。ただ、鈴木議員は昨日の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、三月四日に発表させていただきました調査の報告書で、外務省と鈴木議員との関係について、社会の通念からいって異例であるという関係があったというふうに私そのときに申しましたけれども、それについては私は依然としてそう思っておりまして、何でそういうことになっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が外務大臣になりましてからこの問題について勉強しました過程で、やはり委員がおっしゃられましたように、これは日本の国益というものをベースに置いてやることですから、唯一の拠出国である日本が日本の国益に反して何らかの支援をするということにならないようにという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、就任をしまして間もないころの、外務省の職員にあいさつをいたしましたときに、一人A4判一枚で何を考えているか出してほしいということを言いまして、それから在外にいる職員についても同じことを依頼いたしました。その結果として約一千枚ぐらいの紙が参りまして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は不当な圧力の排除というのは非常に大事だと思っておりますし、それから、中の人事制度の改革ということも大変に重要だと思っております。  不当な圧力の排除ということでいいますと、まず外務省は、これはいろいろな方の御意見は幅広く謙虚に伺うべきだと思っており...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったことは私の意見でもございまして、その方向で今考えております。  具体的にこの間発表させていただきましたのは、十人をめどにこの夏ぐらいまでに本省の局長、審議官、課長、在外大使について外務省外の方を登用をするということで考えておりまして、民間の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も委員と実は全く同じ考えを持っておりまして、基準を明確にするということが大事だと思っています。  これは、適材適所といいますけれども、どのポストにどういう人が適材なのかという、言葉はちょっとあれですが、スペックといいますか、そういうことをきちんと作っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 便宜供与を簡素化をしていくということにつきましては、これは私は委員と全く同じ意見でおります。
○国務大臣(川口順子君) 今、日本の財政事情が厳しい中で、援助をどのようにしていくのが一番効率的でありかつ人道的な、あるいは世界の貧しい国々のニーズに応じることができ、それから日本としても国益を反映する形かというのは、委員正におっしゃられるようにきちんと考える必要があると思ってお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 出張が海外出張であれ国内出張であれ、これは税金から由来をするお金を予算としていただいて使っているわけですから、そこでそのお金をいかに効果的に使ったかということをきちんと確認をするということは大事でございまして、復命書というのはすべての件の出張について書か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、世界的に国際会議の場で政府代表団にNGOの方に入っていただくという流れがございます。日本でも幾つかそういうケースが過去にございます。その中で、各国の政府が悩んでいるのは、どういう考え方、あるいはどういう基準で政府代表団に入っていただくNGOの方を選ん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二月の二日に私はイワノフ、ロシアの外務大臣とお話をいたしまして、そこでこれまでのすべての合意に基づき平和条約締結交渉を継続していくということを再確認をいたしました。  明日からモスクワで次官級の会談が始まりますが、そこでは四島の帰属の問題を含む平和条約...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 橋本総理がユーラシア外交ということをおっしゃられたということは、私も承知をしております。これは、従来の地域的な発想を超えて、ロシア、中国、韓国、中央アジア、そういったシルクロード地域との関係を新たな視点からとらえようということであるというふうに聞いており...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 全体としては政と官の議論の中でお決めいただく話だと思いますけれども、私は、私用でというときのその私用というのが何かということが一つ大きな問題になると思います。例えば、その政府の外交の、外交政策上、それと一致するようなそういう目的のために行ってくださるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、先ほど十名と言いましたのは、当面、夏ぐらいまでの間にやることでございまして、またその後更に考えたいと思っております。  それから、その十名というのは、それは全部が大使ということではございませんで、本省の局長級、審議官クラス、課長クラス、様々ござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 例えばJICAの例を申し上げさせていただきますと、危険度三の国で原則業務目的の渡航は見合わせるということになっております。
○国務大臣(川口順子君) 政府とNGOの方々との連携は重要だと考えております。私としても、少し時間ができた段階でといいますか、できるだけ早くNGOの方々ともお会いをいたしたいと思っています。
○国務大臣(川口順子君) 委員から大変に興味深い御提案をいただいて、私なりに勉強をしてみたいと思っておりますけれども、このスウェーデンのNGOの大使の制度、それなりに当初非常に効果があったと聞いていますけれども、同時に、十年ぐらいたったときに、対応すべきNGOの方々がもうたくさん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、齋藤局長がお話を申し上げたことは、多分決裁文書であったかなというのはちょっと私、今確認ができませんが、思いますけれども、その過程でだれかがペン書きでそこを書き込んでいるということではあるんですけれども、じゃ、だれがどういう経緯でそれを書き込んだかとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 報告書の十四ページを見ていただきますと、そこの三と書いてあるところですけれども、「現在、以下の案で上げてみることを事務局と共に検討中である」と。「(来週早々にも説明に行く予定)。」というふうに書いてありまして、これが五月二十八日、何曜日か分かりませんが、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 推測としてはそれについても御説明をした可能性あると思いますけれども、確たる、そうであるという記録が残っていないということを申し上げております。
○国務大臣(川口順子君) この点は園部参与も非常に関心をお持ちになられて、外務省の持っている資料、あるいは人に話を聞くということで、きちんと調べてくださいました。その上で、これはもう強制権のない調査でございますので、その制約の中で園部参与は最大限の、でき得る限りの調査をやった結果...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題についての外務省の対応は、常識で考えていきますと非常におかしい不思議な点が様々あります。ウィーン条約との関係をもし御希望でしたら後で御説明をさせていただきたいと思いますけれども、そういったおかしい対応があったということは、私としては誠に遺憾だと思...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどこれを、メモを作ったといいますか、この対話の当人であった人間がそう言っておりました。私としてはそれが事実であったと考えます。
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員がそういう、先ほどのことを自分の部屋でなさったということだろうと思います。  政府の方針としては、今まで申し上げたように、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという方針は変わっておりませんし、鈴木議員が公的な役割を持って外国に行かれたと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員が公的な役割を担って行かれたことについては、それなりに事前にどういうラインの御発言をいただくかというようなことも打合せをいたしております。それについては、政府のラインで、対処方針で対応していただいたというふうに私は承知をしております。
○国務大臣(川口順子君) 文書規程がございまして、それにのっとって外務省の職員は行動をするということでございます。  それで、その具体的な文書が秘になっているということは、今ちょっとどの文書のことをおっしゃっているか分かりませんけれども、通常、相手の方がいて、その方との関係で、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 読ませていただきました。そこに書かれていることについては、私は大変に賛成でございます。
○国務大臣(川口順子君) 同じことになってしまうんですけれども、ここに、この決議文の一番最初に、ODAの必要性について、「国際貢献と外交政策の柱である」というふうにお書きでいらっしゃいまして、これは私は非常に簡潔にODAの必要性を書いていらっしゃると思います。  それで、そのよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北方四島の支援、それからロシアに対する人道的な支援、ロシアの市場経済への移行を助けるための技術援助、技術支援、この三つが固まりとなりまして、このロシア支援という形になっております。  それで、その中核を成す部分といいますか、それの仕事をする委員会という...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシアの支援につきましては、これは今から約十年ぐらい前にソ連邦が崩壊をして大変に混乱をしていた、そして国全体、それぞれ分かれた国々全体として市場経済化に移行するという過程で支援が始まったということでございまして、いまだに、確かにおっしゃるようにソ連、ごめ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どこまで、いつまで支援をしていくことが必要かということにつきましては、先ほど申しましたように、人道的に緊急な援助をする必要があるという必要性がどこまであるだろうかということだと思います。  それで、これは国際協定で、国際的な取決めでやっている話でござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地位協定については、もう委員中身はよく、私が日本政府の態度について申し上げるまでもなく御存じでいらっしゃると思いますけれども、御存じのように、私どもとしては、これはその時々の問題について運用の改善により機敏に対応していくことが合理的であるということで、運...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最初に委員がおっしゃられたアメリカ政府の方の御発言ということにつきましては、私どもは確認をいたしておりません。  例えば、私はブッシュ大統領が来日をなさったときにパウエル国務長官とお話をいたしましたけれども、そのときについて、そのときに私が申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) SACOの内容についてでございますね。
○国務大臣(川口順子君) はい。  SACOの実施状況につきましては、幾つかの件について、といいいますか、安波訓練場の一件が返還済みであるという……
○国務大臣(川口順子君) それは、全部については読んでおりませんけれども、概要については勉強いたしました。
03月13日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○川口国務大臣 委員のおっしゃられたODAの見直し、あるいはその考え方について、私も大変に賛成でございます。  先ほどODAの改革懇談会のお話が出たと思いますけれども、外務省を「変える会」におきましても、ODAについては、さらなる効率化、効果ある援助、国民の理解が得られる援助と...全文を見る
○川口国務大臣 日本も中央から地方へという流れがございますけれども、地方が行う途上国支援というのは、その地方がみずからの地域の開発のために獲得をしたノウハウを途上国の経済発展、社会発展に生かすことができるということでもございますし、地域の国際交流にも資するという意味で、非常に有用...全文を見る
○川口国務大臣 外務省として、わかる範囲あるいは調査ができる範囲ではもちろん調査をさせていただきます。
○川口国務大臣 日露青年交流委員会につきましては、私は、三月四日に支援委員会についての調査を発表させていただきました記者会見の席上で、これについても調査するということを明言させていただいておりまして、現在、省内で調査をしているところでございます。  それから、ほかのことにつきま...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃった件の具体的な情報を私にお知らせいただきましたら、その件については調べさせていただきます。
03月13日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 今般、外務大臣を拝命いたしました川口順子でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、佐藤委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げるとともに、所信を申し述べたいと考えます。  まず、外務省改革について一言申し述べます。 ...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(川口順子君) 平成八年のことであったようでございますけれども、私が聞きましたところでは、おおむね今日の記事のようなことがあったと。全部について正しいかどうかはちょっと確認できませんが、ということのようでございます。
○国務大臣(川口順子君) 平成八年当時、何で出なかったのかということについては、ちょっと私、分かりません。  それから、今回の新聞記事についても、特に外務省の方からお出しした、発表するということではございませんでした。
○国務大臣(川口順子君) 失礼しました。  外務省といたしまして常にコピーを取っているということは全くございませんで、どなたがどういう旅券を持っていらっしゃるかというのは通常は全く分からないということでございますが、この件についてはたまたま、公用旅券についてはそういう御相談があ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員から委任状はお預かりしていないようでございます。ただ、銀行でお出しをした資料には、それは鈴木宗男議員のためにというふうにローマ字で、英語で書いてございます。
○国務大臣(川口順子君) 現在、その記述につきまして一層の正確を期し、また分かりやすい表現に改めるということのために、全体にわたって検討を加えています。また、アメリカの新政権の軍縮政策等、新しい要素も入れながら、引き続き見直し作業を行っております。この作業が終わり次第、発刊をした...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員会の御指示に従いたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 私も先般、横田めぐみさんの御両親を始めとする御家族の方にお目に掛からせていただきました。私も、横田めぐみさんの御両親につきましては、今、委員がおっしゃられたのと全く同じ印象を持っております。  どういうふうに考えて取り組むかという御質問でございますけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) テロリズムにつきまして国際法上確立された定義があるわけではございませんけれども、一般に特定の主義主張に基づきまして国家等にその受入れ等を強要し、又は社会に恐怖を与えることを目的で、与える目的で行われる人の殺傷行為というものをいうものとされているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国は、一般教書演説でブッシュ大統領がこれについて、悪の枢軸ということで三か国を挙げて発言をしていると承知しています。
○国務大臣(川口順子君) 今回の、今般の了解事項につきましては、これは日米いずれの政府に対しても、そこに盛り込まれた事項の実施を法的に義務付ける性格のものではございませんけれども、飛行場の周辺の住民への影響を可能な限り軽減をするというこれまでの日米両政府の一致した認識を示すという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、内容からいきまして、最大限に配慮をするという部分も含まれておりまして、性格からいって、法的に義務付けるという性格なものではないというふうに思います。
○国務大臣(川口順子君) ございません。
○国務大臣(川口順子君) 昨日の判決につきましては、外務省といたしましてもこれを非常に厳粛に受け止めております。公金をめぐってこのような事件が起きてしまったということは非常に残念でございまして、二度とこういうことが起こらないように、既に再発防止のための措置も取っておりますし、今後...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地雷が存在をするということは、例えばアフガニスタンならアフガニスタンのこれから必要とされている復興の活動を行っていくに当たって非常に大きな障害になると考えております。  今、委員がおっしゃられたような様々な分野で研究開発、あるいは実際にそれを行っていく...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平成九年の十月に四島交流で国後島を訪問をいたしました当時の丹波外務審議官に対しまして、ゼーマ南クリル地区長より、島内の電力事情の窮状が訴えられていたということでございます。平成十年の一月、次の年ですが、に行われた日ロ事務レベル協議におきまして、カラーシン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この間の事情につきましては調査をいたします。
○国務大臣(川口順子君) したがいまして、調査をいたします。(発言する者多し)
○国務大臣(川口順子君) 調査をいたしました上でお答えをさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) できるだけ早くいたします。
○国務大臣(川口順子君) 調査をいたしますと申し上げておりますけれども、これは外務省が行う調査でございますので、強制権もございませんし、外務省の職員がこういうことについてどういう対応を取ったかという事実関係でございますので、その範囲で調べられることについて調べさせていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正にその点につきまして、ここの報告書に書いてございますように、示唆する文書があるが、その経緯については今回の調査の範囲では明らかにならなかったというふうにございまして、その経緯等については不明であったということをきちんとここに書かせていただいているわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま広野委員がおっしゃってくださったように、私も広野委員を四十年近く存じ上げているわけでございまして、ずっと広野委員の知識の該博さ、行動力、先見性についてはずっと御尊敬を申し上げてきたところでございます。  外務省の改革でございますけれども、私は、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 戦後五十年以上たちまして、北朝鮮と日本の関係は非常に不正常な形で今残っているわけでございまして、我が国としては、この北朝鮮との関係を正常化をしていくということを粘り強く、韓国やアメリカとも連携をしながら行っていき、この地域に平和と安定がもたらされるような...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカはそういう形で北朝鮮を指定をいたしておりますけれども、我が国においてはそういう形で特定の国を名指しをしていくというような形は取っておりません。  テロと拉致の関係がどういうものであるか、拉致はテロであるかどうかということをおっしゃる方もいらっし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本国政府の大使館というのがそれぞれの国にあるわけでして、その長として、二つの国の間の関係を友好的なものに維持する、そのために情報を取るとか、あるいは日本の考え方を向こうに伝えるとか、そういった相互のコミュニケーションのための仕事をする人間であると私は考...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(川口順子君) このたび外務大臣に就任をいたしました川口順子でございます。  武見委員長を始め各委員の皆様方にごあいさつを申し上げます。  外交に対する国民の信頼を回復をし、我が国が強靱な外交を展開をしていくことができるためには、やはり外務省の改革というのが今必要で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務大臣としての所信を申し述べたいと思います。  まず、外務省改革について一言申し述べます。  一連の不祥事等で失われた信頼を取り戻し、私は、外務大臣として、国民に理解され、支持される外交を実施していくため、外務省改革を進めることが、外務大臣としての...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(川口順子君) 拉致問題につきまして、この有本恵子さんの件でございますけれども、私としては御家族の方はさぞ御心痛でいらっしゃるというふうに思います。政府といたしましても、これまでも重大な関心をこの件については持ってきておりまして、日朝国交正常化交渉等の場で北朝鮮側に対し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本方針がどういうものであるかというお尋ねでございますけれども、韓国、アメリカ両国と緊密に連携をしながら北東アジアの平和と安定に資するような形で第二次世界大戦以降の日朝間の不正常な関係を正すということでございまして、主張すべきことは主張するということは当...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) COP6それからCOP7と京都議定書の運用ルールにつきまして細かい議論がずっとあったわけでございます。それで、十一月にマラケシュのCOP7で吸収源京都メカニズムそれから遵守等の京都議定書の運用の細目についての実質的な合意がございまして、これらを含めました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四島交流訪問団が平成八年の五月に国後島を訪問いたしました。現地で植樹祭の実施を企画いたしまして、チシマザクラ、アカエゾマツなどの苗木を持参していました。同行の外務省職員は、この企画を現場で知らされ、入域手続に際しましてロシア側税関職員がこれら苗木の検疫証...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ございます。
○国務大臣(川口順子君) 委員会の御指示に従いたいと思います。  ただ、私自身は、今、委員がお読みになられたその箇所が外務省にある記録にあるかどうかということについては、記録を見ておりませんので、承知しておりません。
○国務大臣(川口順子君) 三月四日に外務省が発表させていただきました調査報告書に、鈴木宗男議員と外務省との関係というのは社会通念に照らして異例であるというふうに書かせていただいておりまして、私はそう思います。  外務省として、恐らく多くの国民の方の御疑問は、どうして外務省があそ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御指摘の調査でございますけれども、これは国連人権委員会の決議に基づきまして設置されている強制的失踪作業部会における手続であるというふうに思います。強制的失踪作業部会は、これは失踪者の家族と関係国政府の間の連絡を行いまして、失踪者の所在確認を行うことを目的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連での作業部会のお話とは別に、日本政府として北朝鮮にどのような対応をしてきたかという御質問かと思いますけれども、これは、捜査当局においてこれまで捜査の結果、総合的に慎重に検討いたしました結果、お話の横田めぐみさんも含めまして七件、今八件十一名ですね、の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 有本恵子さんの事案につきまして、北朝鮮に拉致された疑いがあるという判断が警察当局より今般なされたわけでございます。  この事案については、政府といたしましてもこれまでも重大な関心を持って対処をしてきておりまして、日朝国交正常化交渉等の場で北朝鮮側に対し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、先日、横田めぐみさんの御両親を始めとします何人かの御家族の方とお会いをいたしまして、お話を伺わせていただきました。人間として、私も家族を持っている立場でもございますし、御家族の方の気持ちというのは本当に言葉に表せないつらいものがおありになると思いま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま齋藤局長から申し上げましたように、このロシアの支援のスキームは、北方四島だけではなくて、市場化移行への支援、あるいはロシアの人道支援等、様々なことを行っておりまして、現在非常に必要な支出であると私ども思っております。  それで、これをODAに移...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 会合の主催者の肩書で負担の、お金の負担がどういうふうに本来あるべきかというのは非常に難しいと思います。非常に常識的に言えば、政府の役職にあるときには政府がお金を持ち、負担し、党の役職にあるときには恐らく党がお金を持ち、それから衆議院議員という、一人の衆議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員会の御指示に従いたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) どなたをどういう経緯で招聘をすることにしているかということについて、この国境警備隊の方々とかということがどういう経緯で招待されることになったかということについて私は存じません。  ただ、今、この委員会あるいはこの日ロ青年交流については、私はこれはプログ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきまして、まず、国境警備庁との交流自体は私は非常にいいことだと思います。やはり密接に、日本との、ロシアとの関係について、関係のあるところで仕事をしている人たちをお呼びするというのはいいことではないかと思いますし、ほかの国との関係でも、例えばアメリ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日ロ青年交流というのは、先ほども申しましたように、私は、特に若い人たちの交流というのが日本に対するロシアの人たちの意識といいますか、理解を増す上で非常に重要なことだと思います。  それで、鈴木議員との関係ですけれども、この表を見ると、鈴木議員、この交流...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、本当に様々な御指摘を国会の場で、あるいはほかの場でいただいたと思っております。  いろいろ例はございますけれども、例えば、入札参加資格を決める過程でそれがどういう過程で決められたかということが一つございますし、案件選定の話もございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 専門家の会議につきましては、四月の終わりまでにと思っております。
○国務大臣(川口順子君) ロシアのイワノフ外務大臣が三月の十三日に国家院で、いわゆる並行協議につきまして、このような形式は我々に都合が悪く合わない、また、これは日本側の一方的な表明であって、モスクワには受け入れられていないという発言をしたということは私も承知をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシアにおきまして北方領土問題に対して厳しい考え方を持っている人々がいることは事実でございます。サハリン州の公聴会等でもそういった意見が表明をされているわけでございます。  政府といたしまして、種々の交流事業やメディアを通じた啓蒙活動、これを通じまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員の御質問にありましたように、それから今、尾身大臣がおっしゃられましたように、私もこの問題についての、元島民の方あるいは近隣の市町村の方、あるいは広く国民の方がどう思っていらっしゃるかという点についての御意見あるいは御要望をきちんと伺って、それを政策に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては別な委員会でたしか小泉委員から御指摘があったお話でございまして、それについては調査をするということを申し上げているわけでございます。  それで、ただ、今の外務省としての決定があったかどうかということについて申し上げますと、日ロ首脳会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃった資料につきましては、それは委員会の御判断に従いたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 事務局の運営費については、今、至急調べてできるだけ早く数字、出したいと思いますけれども、残額が、繰越金があるということ自体は、これはこの仕組みの考え方が緊急性、緊急人道的なものということで機動的に使えるということが前提になって作られた制度でございますから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように私は環境大臣でございましたので、特に環境問題については非常に関心は持っております。  米軍の活動に起因する環境汚染についてどういうふうに対応するかということについては、JEGSというものがありまして、これは日本の法律とアメリカの法律の厳...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境というのは非常に大事な問題だと思っております。地位協定との関係もさることながら、環境についても共同の発表があるわけでございまして、これに基づいて話合いの場等もちゃんと設けられておりますし、JEGSについても、見直しをその都度、必要なことについては、新...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 沖縄に在日米軍の施設・区域の七五%が集中をしているということは私は認識をしておりますし、そのことが県民の方に非常に御負担をお掛けしているということもきちんと認識をいたしております。明日、沖縄に、残念ながら一日、日帰りになってしまうんですけれども、お伺いを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支援委員会の設立目的でございますけれども、これは、NIS諸国における市場経済への移行を目指す改革を支援するために、日本政府とNISの各国の政府との間で締結をされました支援委員会の設置に関する協定に基づきまして平成五年一月に設置をされました国際機関でござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、この支援委員会が本来意図された形、望ましい形で存在をしていないということについては、そういうことだと私も思っております。  ただ、法的に日本政府代表だけでは委員会が存在しないかといいますと、委員会はこの国際協定で設置をされておりますの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) はい。いずれにしても、申し入れているということです。
○国務大臣(川口順子君) インフラ整備という言葉で何を指しているかということですけれども、恐らく委員の念頭には発電所とかそういったことがおありになるかと思います。  それで、申し上げたいのは、これはインフラ整備ではないということなんですけれども、ここの協定によりますと、何ができ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 機会をいただいてありがとうございます。  委員のお立場、おっしゃっていらっしゃることはよく私も理解をしますし、そういう御意見を持っていらっしゃる方は多いと思います。  あえて何でそういう形にならざるを得なかったかということについてだけ申し上げたいんで...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(川口順子君) 外務省において起こっていたことが政と官の癒着という言葉で表現するのが適正かどうか分かりませんけれども、この三月四日の報告書に書かせていただきましたように、社会通念に照らすと、鈴木議員と外務省との関係というのは異例であると私は思います。  この原因がどこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、きちんとした調査の結果を踏まえまして、人事面も含めて適切な処置を取りたいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど人事面も含めてと申し上げましたのはそういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) えひめ丸の事故につきましては、本当に残念な事故で、御遺族の、御家族の方々には心からお悔やみを申し上げます。  犠牲者の御家族の方、すべての関係者が既に弁護士を選定なさって、弁護士を介して米海軍側と話をしているというふうに承知をいたしております。この話合...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回、この事件につきましては、警察当局から、北朝鮮による拉致の疑いがあると判断されたわけでございますけれども、政府としては、今後とも、この件を含む拉致問題を日朝国交正常化交渉等の場で取り上げまして、北朝鮮側の真剣な対応を粘り強く求めていく方針でございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この事案につきましては、事実関係の解明のために、現在、関係当局において鋭意捜査が進められているわけでございます。先月末には、沈没船、沈没の位置特定のための調査を行ったところでございます。  今後、手順としては引揚げということになるだろうと思われますけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、政治家の方の御自身についての御判断でございますので、私は何もこれについて申し上げることはございません。
○国務大臣(川口順子君) 今、手元にその資料がございませんので、後から御連絡をさせていただきます。
○国務大臣(川口順子君) 外務省が公開をいたしました資料につきましては、これは委員会から資料を提出するようにという御要求がありましたものについて、私どもとしては、非常に真剣に悩みながら、秘の指定解除をしてお出しするかどうかということについて真剣に考えて判断をしたものでございます。
○国務大臣(川口順子君) そういう指示は全くございません。
○国務大臣(川口順子君) この問題は、私はいつかじっくり考えてみたいと思っておりますけれども、やはり基本的には、政と官の関係をどういう形で緊張した関係としてのバランスを置くかということが問題であっただろうと思います。
○国務大臣(川口順子君) 私は、広く政と官の関係をどうするかということについて一つのケースであったというふうに思っております。
○国務大臣(川口順子君) 政府は、二島先行返還論ということを一度も申し上げたこともございませんし、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという一貫した基本方針の下で、対ロ、この領土問題については交渉しているわけでございます。  今、委員がおっしゃられたお話というのは、伺っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するというのが日本政府の一貫とした方針でございます。
○国務大臣(川口順子君) 会計検査は、これは拠出金でございますのでそこまでですけれども、実際には、会計検査院は外務省に実地検査をする際には、外務省としては検査院の求めに応じまして適切な説明をしたいと考えております。  それから、今その透明性をできるだけ持った事業のやり方をやると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今まで行われた監査報告については、ちょっとその中身、今公開をしているのかしていないかということも含めて私存じませんので、それは調べてみたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、これから行う、別な法人を使って検査をしようと思っていますけれども、それに...全文を見る
03月18日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○川口国務大臣 有本さんの件につきましては、過去におきまして、日朝国交正常化交渉等の場で取り上げた経緯がございます。  三月十六、十七日の件につきましては、そういう報道があったということは承知いたしておりますけれども、具体的な接触について何か申し上げるということにつきましては、...全文を見る
○川口国務大臣 具体的な接触につきましては、あったかどうかということにつきましてもコメントは差し控えさせていただきたいと思っております。
○川口国務大臣 一昨日の土曜日に沖縄を訪問させていただきました。私は外務大臣に就任してできるだけ早い時期に沖縄に行きたいと思っておりましたのですけれども、さまざまな仕事がございまして、今まで東京を離れることが、国の外も含めまして全くございませんで、そういう意味で、私が国の内外両方...全文を見る
○川口国務大臣 一昨日、私沖縄に参りまして、沖縄県民の方に多大な御負担をおかけしているということを改めて強く感じました。こうした県民の方のお気持ちのあらわれとして、御指摘の要望が出されているというふうに私は考えます。  政府といたしまして、米側と協議、協力をいたしまして、日米地...全文を見る
○川口国務大臣 環境問題というのは、基地の中であろうと外であろうと同様に非常に重要な問題であると思っておりますし、私は、環境大臣をしていたからということではございませんけれども、特に環境問題には関心を持っております。パウエル長官との間でも、環境問題については、個々の問題について緊...全文を見る
○川口国務大臣 返還後ということで、米軍にそれが起因するものであるということであれば、国がそれは負担をするということだと思います。
○川口国務大臣 環境問題について、米軍が何をやってもいいということには私はなっていないと思います。  JEGSということがございまして、これは委員も御案内のように、日本の環境法令のいい部分、米側の環境法令のいい両方を取り入れたものだというふうに私は理解をいたしておりますし、そも...全文を見る
○川口国務大臣 パウエル国務長官とお話をした中では、JEGSについては直接に私は触れておりませんけれども、環境問題については、個々の環境問題について緊密に協議をいたしていきましょうということで合意をしているところでございます。
○川口国務大臣 失礼いたしました。  十五年問題ですけれども、これについてはパウエル長官との間で取り上げさせていただきました。  私が申し上げましたことは、在日米軍の安定的駐留のために、沖縄については日米両国がSACO最終報告の実施のための協力を継続していくことが必要である、...全文を見る
○川口国務大臣 ホームページ自体は私は見ていませんけれども、そういう会話はいたしました。  それで、その意味がどういうことだったかということをちょっと申し上げさせていただきたいんですけれども、二月二日の外相会談におきまして、私から、歯舞、色丹の引き渡しの議論と、国後、択捉の帰属...全文を見る
○川口国務大臣 イルクーツクの会談で声明が出ているわけですけれども、それについては、一つは、おっしゃったように、五六年の共同宣言、これを交渉プロセスの出発点と位置づけて、有効性を文書で確認するということと、その上で東京宣言に基づいて四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとい...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたことは、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結しようということについては、日本は、我が国は一貫した方針をとってきているわけでして、先月のイワノフ外相との会談について、イワノフ外相からは、話し合いの中であり得るすべての問題を討議する用意があると...全文を見る
○川口国務大臣 後ろに下がっているか下がっていないか、簡単に答えろということで簡単にお答えするほどこの問題は簡単な問題ではないと私は思っています。長い粘り強い交渉の中で、いろいろな局面、紆余曲折というのは、これはあって当然であるわけでして、一つの局面で何があったから後ろに下がった...全文を見る
○川口国務大臣 一昨日、沖縄に行ってまいりまして、私は、初めての出張として沖縄に行くことができてとてもよかったと思っております。私自身にとって、やはりこの目で現地を見るということは、大変に勉強になったことでございました。  それで、この沖縄の問題というのは、アジアの地域にまだ安...全文を見る
○川口国務大臣 まず、二つのことをお聞きでいらっしゃいますので、政府の四島についての方針が変わったかどうかということですけれども、そういうことは全くございません。一貫して日本政府の方針は、四島の帰属の問題を解決して平和条約を結ぶ、締結するということでございまして、この方針に基づい...全文を見る
○川口国務大臣 三月十六日に、私は、かねがねもっと早く伺いたいと思いましたけれども、なかなかできませんで、初めての出張、国の中も外も含めて初めての出張ということで沖縄に伺うことができて、私としては、現場で沖縄の状況を肌で感ずることができて大変に勉強になりました。  何を感じたか...全文を見る
○川口国務大臣 やるべきことは幾つかあるというふうに思っております。一昨日、グレグソン四軍調整官ともお話をいたしましたけれども、沖縄の綱紀の粛正、事故、事件の防止というのは大変に重要なことだと私は今回行って特に強く感じてまいりました。これについてはグレグソン四軍調整官にもお話をさ...全文を見る
○川口国務大臣 稲嶺知事からはこの要望書をいただきまして、それについてのお話と、それから要望書以外にも若干お話がございました。十五年使用期限の問題も出ております。
○川口国務大臣 稲嶺知事とのお話については、要望をいただいたうち幾つかのことについてはお話をさせていただいたわけでございます。基地の整理縮小、普天間飛行場の移設、地位協定の見直し、それからこの要望書の最後に、ここにはついておりますけれども、アメラジアン問題。  それで、後で新聞...全文を見る
○川口国務大臣 簡潔に、それでは申し上げさせていただきます。  十五年問題については、先ほど私が記者会見でお答えをしたこと、そういう考え方をしておりまして、これまでも米国政府に対して取り上げてきたということでございます。  さらに、政府といたしましては、十一年末の閣議決定に従...全文を見る
○川口国務大臣 まず、民間企業であったならばということでございますけれども、この点については、私は、委員がおっしゃるとおりだと思います。  今、マーケットの反応というのは非常に厳しいものがあります。私も企業において消費者関係の対応の仕事をしておりましたけれども、消費者の皆様、お...全文を見る
○川口国務大臣 ずっと聞きほれておりましたので、お答えをする点をこれとこれと頭の中でメモをしてまいりませんでしたので、ちょっと全部カバーできるかどうかわかりませんが、まず、侍の心でございますけれども、私は、新渡戸稲造の「武士道」を読みました。それで、この「武士道」に書かれているさ...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島の交渉につきまして、これは粘り強くやっていくということだと思います。我が国として、ずっとその基本方針として言ってまいりましたことは、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということでございまして、これは我が国の一貫した方針でございまして、これは何ら変...全文を見る
○川口国務大臣 まず、長くお話をして言い忘れるといけませんので、首相官邸がこれについて、この文書を公表すべきであるとかないとか、そういうお話はございませんでした。  それから、秘の指定の文書をどういう基準で出していったかということでございますけれども、基本的に、外務省が秘として...全文を見る
○川口国務大臣 当然、こうやって出しましたものについての責任は私にあると思っております。
○川口国務大臣 全部かどうかというのは、ここではっきり申し上げられませんけれども、ほとんどのものにつきましては私に上がったと思っております。
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(川口順子君) 私が全く市井の人間、個人、一人ということでございましたら、街頭でインタビューをいただいた場合にはお答えをすると思いますけれども、外務大臣ということでここにいさせていただいているわけでございますので、その立場で個人としての御意見を申し上げるべきではないと思...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国に対する武力攻撃が発生いたしました場合には、米国は日米安保条約第五条によりまして我が国を防衛する条約上の義務を負っているわけです。  したがいまして、我が国に対する武力攻撃に際しましては、日米防衛協力のための指針に記述されていますように、日米両国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 失礼しました。国連につきましては──ちょっとお待ちください。  失礼いたしました。国連との関係でございますけれども、国連加盟国が武力攻撃を受けました場合には、国連憲章第五十一条は、「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それぞれの状況に応じてどのような支持を取り付けるかというふうに働き掛けるかということは異なってくると思いますので、一概には申し上げられないと思います。一般的には、我が国が外交の力を常に発揮をしていくということが大事だと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 幾つかの御質問を一度になさっていただいたと思いますので、ちょっと全部についてきちんとその順にお答えできるかどうか分かりませんけれども、まず外務省が文書の公表を恣意的にやっているかどうかと、自分に都合のいい、あるいは都合の悪いものは出さないということでやっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致問題は国民の生命にかかわる重大な問題だと考えております。政府といたしましては従来からそういう認識を持っておりまして、日朝国交正常化交渉等の場で北朝鮮に対しまして、日朝関係を改善していくに当たってこの拉致問題というのは避けて通ることができない問題である...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当然のことでございまして、これを解決することが非常に大事な、非常に重要なことだと思っております。これの解決というのは、拉致された方々が安全な形で日本に戻っていただくと、そういうことだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 独断かどうかは分かりませんけれども、一時的には不参加、参加させないということでは、ある判断をしたんですけれども、その後、田中大臣の御指示を受けて判断を変えた、参加を認めることにしたという意味で、最終的には田中大臣の御意向に沿って判断をしたということだと考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 野上前次官が事務次官の職を辞するということになった経緯としては、これは、総理がこの問題についての、国会の混乱に至ったということについての様々なその責任を考えられ、そういった意味で苦渋の判断をされて、その一環として職を辞するということになったというふうに私...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられますように、NGOの二団体の不参加につきまして、外務省がいったんは不参加と判断をしたということについては適切でなかったと私も考えます。  ただ、外務省の事務当局は、その後、外務大臣の指示を受けまして、私先ほど申しましたように、その出席を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一時的にその判断が適切でないあるいは適切でない判断を行ったということが、国家公務員法の規定に照らして処分をするということに、その、そういう件に当たるかどうかということですけれども、私は、これは国家公務員法の規定に照らして、これについて、要するに判断の間違...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 口上書につきましては、そういう方向で今作業中でございます。  具体的には、口上書は相手が、相手の国がございますので、口上書を外にお出しする場合には相手の国の了解を取らなければいけないということでございまして、今ロシアの政府の了解を取りつつあります。間も...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 失礼しました。  偽造旅券の件でございますけれども、日本時間の三月十二日の未明に、在キンシャサ日本国大使館より本省に対しまして、ムルアカ氏の旅券に関する我が方照会に対する回答といたしまして、コンゴ民主共和国外務国際協力省発口上書を受領したという連絡があ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、一連のことにつきましては、今、総理がおっしゃられましたように、当然外務省についても責任があるわけでございまして、この点については、外務省が国民の皆さんの御信頼を裏切ったということについては深く反省をすべきであると思っておりますし、国民の方におわびを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカが中国にどういう経済援助をやっているか、イギリスが中国に対してどういう経済協力をやっているかということについて、ちょっと具体的な情報は私今持ち合わせておりませんので調べたいと思いますが、これを機会に勉強したいと思いますけれども、我が国の今後中国に...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) まず初めに、激励をしていただきましてありがとうございました。  今まで過去にいろいろな外務大臣がいらっしゃって、皆さん非常にいいお仕事をなさっていかれて、私がそういった方々に比べていただくぐらいまでの仕事ができれば、私としては非常に本望だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、開かれた外務省のための十の改革ですけれども、幾つかのことについてそれは私の発想だろうとおっしゃっていただきましたけれども、この紙に書いてありますことは、基本的に全部私の発想でございます。この十の項目も私が自分で考えた項目でございます。  例示とし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず私は、先ほども言いましたけれども、政治家の方が役所に御意見をおっしゃるということは非常にいいと思っています。それを阻害するつもりは全くない。これは国会でも私申し上げていますけれども、政治家はまず選挙で選ばれた人たちです。ですから、国民の意見が反映され...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃる意味はよく分かります。  二つあると思うんですけれども、一つは報償費自体への理解を深めるということと、それから報償費の使われ方が適正であるということについていかにそれを国民に納得していただくかと二つあると思うんですけれども、まずその適正に使わ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろ私も思うことがあるものですから、ついつい長くなってしまって申し訳ございませんが、外務省をまず解体をするぐらいの発想でということは、私はおっしゃるとおりだと思います。今、そういうベースに立っての発想が必要だと思います。  その上で、どういう形でど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この前、参議院の外交防衛委員会でも申し上げさせていただいたことですけれども、私は、外交の目標として我が国が追求すべきものというのは、自らの安全と繁栄の確保であると考えています。そのためには、国際社会の平和、安定、それから繁栄が実現するということが不可欠だ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に委員がおっしゃられた外交の基本戦略の考え方に私としても基本的に賛成でございまして、先ほど申しましたように、米国との同盟関係を基軸とし、近隣諸国との関係を強化をし、そして今申し上げたような国際社会の直面する問題、二つ申し上げましたけれども、そこに積極的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二つともおっしゃるとおりだと考えます。  まず、外務省が、何で外務省がそういう形で不当な圧力にああいう形で対応する結果になったのかということについては、私は、国民の目から見て分かりやすい説明が必要であり、みんな不思議に思っているわけですから、外務省の職...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、大使への登用について、外務省のⅠ種以外の、Ⅰ種といいますか、外交官試験を通った人間以外の人を多く登用することは大事だと思っておりまして、それは、この八月までに、それも含めて十人程度をめどに人事を、外部からの登用をいたします、本省の局長も含めてという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三月の十三日でございましたか、次官級の会議がモスクワで行われました。この場では、双方が双方の、二島の返還の議論とそれから二島の帰属の議論の二つについて日本側は提起をさせていただいたわけでございまして、双方が基本的な立場について意見を述べ、それについて政府...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨年の十月の上海での首脳会談以降今日に至るまで、日ロ間の協議の形式について明確な形での合意があったわけではございません。我が国にとって重要なのは議論の形、形式ではなくて内容でございまして、先ほど申しましたように、十三日の次官級協議においては、我が方からは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシアの国会がそのような決議をしたということは私も承知をいたしております。それについては、今後とも関心を持ってフォローをしていきたいと考えております。  ただ、ロシアの政府の立場は国会のその立場とは異なっておりまして、先ほど申し上げましたように、平和条...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支援委員会につきましては、この業務の在り方に関しまして、今回の私どもの調査の結果でもそのように申し上げているわけでございますけれども、種々の御批判をいただいております。種々の問題点があったということでございますので、この御批判あるいは調査の結果を踏まえま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、最初の拉致問題、今後どのように取り上げていくかということでございますけれども、私も拉致された方の御家族、何人かの方にお会いさせていただきましたけれども、本当に御家族の心の思い、御心痛を思いますと、本当に申し上げる言葉がないわけでございます。  こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしましても、モダリティーに対する考え方、方針を整理していく必要があると考えております。  ただ、その中で、モダリティー提案を提出するかどうか、その内容をどのようなものにするかなどについては、議長やWTO事務局、各国の対応も見つつ、検討をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、田中元大臣から外務省改革を含む諸課題に関しましてお話を伺いたいと……
○国務大臣(川口順子君) 失礼しました。  私は、田中元大臣から外務省改革を含む諸課題に関しましてお話を伺うなど、引継ぎを行いたいというふうに考えまして、以前から田中元大臣には面会を申し込んでおりますけれども、実現には至っていないという状況でございます。
○国務大臣(川口順子君) 私は、田中大臣の事務所に引継ぎをしたいのでお会いをしたいと申し上げております。
○国務大臣(川口順子君) こういうことについて過去の経緯はこうであったということを細かく申し上げるというのも必ずしも建設的な時間の使い方ではないかと思いますが、御質問でございますので、それでは丁寧に……
○国務大臣(川口順子君) 全部説明をさせていただきたいと思いますが、私はまず、就任をしました日の夜に田中元大臣にお電話をさせていただきまして、お話を伺いたいということを申し上げました。ちょっと今、頭の中で時系列、具体的に何日後というのははっきり申し上げられませんけれども、お電話で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その後、二月六日の水曜日に田中大臣からお電話をいただきまして、あなたとお話をするということの前提に引継ぎがなければお話はできないというふうに田中大臣がおっしゃられたわけでございまして、私は、田中大臣とお話をしたいと考えておりますと、ただ、引継ぎという形式...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その後、御連絡を、様々なお話をさせていただきたいという御連絡を申し上げたんですけれども、御連絡をいただかなかったものですから、私はその後、これがちょっと何日かはっきり覚えておりませんけれども、田中大臣に再度お電話をして、引継ぎをいたしましょうということを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず最初に申し上げておきたいのは、このNGOの二団体の不参加問題について、外務省がいったん不許可と判断をしたということについては適切さを欠いていたと私は思います。  ただ、その後、事務当局は外務大臣の指示を受けて、当該団体との信頼関係を図りながら、回復...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOとの対話や連携を強めるということで申しているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) それについては冒頭申し上げましたように、私はこの件については不適切な判断であったという判断をいたしております。  さらに、その上に、一般論として申し上げれば、これはNGOの会合でございまして、私自身の判断としては、NGOについては具体的に幾つかのNGO...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということがふさわしいというわけではないと私は考えておりますし。
○国務大臣(川口順子君) 参加、不参加の決定を行うに至った直接の要因は、一月十八日付けの朝日新聞の記事であったというふうに私は聞いています。
○国務大臣(川口順子君) 繰り返し申し上げますけれども、繰り返しお話をさせていただきますが、私はこの件について外務省の事務当局の行った判断は不適切だと考えています。
○国務大臣(川口順子君) それで、それについて政府の、内閣の調査をして、内閣が調査をしましてその結果について私も承知をしておりますけれども、ここにも出ていますように鈴木議員の様々な問題について、特にその前の年の十二月にお話があったことについて、あったことが頭の中にあって、具体的に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それについては先ほどお答えを申し上げたと思いますけれども、再度繰り返させていただきますと、まず判断自体、不参加であると、不参加にするということを判断をしたこと自体が間違いであるというのが第一点です。  それから、第二点目としては、本来それは、もし不参加...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 不参加にしたということ自体について、それを大臣に話をしなかったという、結果的にそれが大きな問題につながることになったということが不適切だと。  その二点については、先ほど申し上げたとおりです。
○国務大臣(川口順子君) 私は分かりません。
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員と外務省との関係、それは鈴木議員が政務次官でいらしたとき、あるいは内閣副長官でいらしたとき、あるいはその後の大臣でいらしたとき、あるいはその後の衆議院議員であって、北方、失礼しました、経済、対外経済協力特別委員会の委員長でいらしたとき、様々な局面...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件につきましては、私は、正に一月二十四日の夜にこういうことで夕食会に出席をしたということでございますけれども、外務省の、先ほど来申し上げていますような国民の外務省に対する信頼を回復することが非常に重要な時期であったにもかかわらず、結果として国民の誤解...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 当然にそう思っております。
○国務大臣(川口順子君) 私が両名から聞いたところによれば、この日の夜に呼出しがあったということでございまして、それぞれかなり時間が遅くなってから現場に到着をしているというふうに聞いていますけれども、これは、国会議員の方というのは倫理規程法、倫理規程上の利害関係者ではないというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の個人的な感想を申し上げますと、このときに行けないということを言えるようでしたら、そして事実、当人二名はそう言って最初お断りをしたようでございますけれども、それを通し切ることができないような状況というのがそもそもこうした外務省と鈴木議員との関係が問題で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この一月二十四日の夜でございますけれども、この会合におきまして外務省からはこの経緯について触れたということでございます。  この経緯と申し上げるのは、在京のシリア大使館が賃借権を有すると主張していた建物を競落した民間会社が、東京地裁の引渡命令に基づいて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 少なくとも抗議をすべきであったと私も考えます。
○国務大臣(川口順子君) 現在、当時の関係者から聞き取り調査中でございます。
○国務大臣(川口順子君) 省内でやっております。
○国務大臣(川口順子君) これについては、省内で聞き取りを行っております。
○国務大臣(川口順子君) 外務省が、当時どのような事実関係があって、どのような対応をしたかということについて、現在ヒアリング中でございます。
○国務大臣(川口順子君) 現在、外務省におきまして調査中の案件がたくさんございまして、それを順次やっているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 新聞の記事につきまして、私の方から御説明をする能力は私は持っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 新聞社が書きました記事につきまして、私の方から御説明をする能力は私は持っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 新聞社に代わって記事の意味を御説明する立場に私はないということを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) その新聞の記事の意味を説明せよと委員が御質問になられましたので、そういう立場にはない、そういう能力はないと申し上げただけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 外務省はそういうことは申し上げておりません。
○国務大臣(川口順子君) 外務省をめぐっていろいろな意見が最近は新聞に出ております。正しいものもございますし、正しくないのもあると思っております。現在のところ、その一つ一つの間違った記事に対して、これに抗議をするということは行っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 拉致問題につきましての安倍副長官からの外務省の言ったとされる意見につきましては、昨日、国会の場で伺わせていただきました。  それで、それについて調査をいたしました。現在までに調査をした限りでは、報道されているような、安倍副長官おっしゃっていらっしゃるよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どの外務省の職員がそれを言ったかということについては分からないわけでございますけれども、現在までにその点についてそういう発言があったかどうかということを調査をいたしまして、今現在まで調査をした限りでは、そのような発言があったという事実は確認をされていない...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 副長官は国会の場でそういう発言を聞いたと、もし私の記憶が正しければ、ということをおっしゃっていらっしゃいますので、副長官の御発言はそういうことだと私は理解をいたしております。  したがいまして、それをベースに私どもは外務省は現在までそれについての調査を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことは全く申し上げておりません。
○国務大臣(川口順子君) 極めて簡単に見える問題がそうでないケースというのは最近我々はよく見ているわけでございまして、私は安倍副長官は非常に立派な方でいらっしゃって、うそをおっしゃるような方ではないと思っておりますし、そういった双方が、非常にそれぞれの立場にある人間がそういうこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その前に、まず言った言わないと、そんなうるさいことについては話をするつもりはないというような趣旨の話は、私はこの場でも今申し上げておりません。  私が今申し上げましたのは、安倍副長官のような立派な方が言ったとおっしゃっていらっしゃる、その事実は重く受け...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃっていらっしゃる私のコメントというものがどういうものかよく分かりませんが、この件について私がコメントという形で物事を出したという事実はございません。  ただ一つ申し上げましたのは、昨日国会で御意見を申し上げたと、御答弁を申し上げたということと、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正におっしゃるような考え方で、すべていろいろなことに今対応させていただいているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 北方四島の件につきましては、今まで九件の資料を提出させていただいたと理解しています。
○国務大臣(川口順子君) 九件と申しました。
○国務大臣(川口順子君) 失礼いたしました。  おっしゃっている資料は、一番最初のこの問題の発端となったリークをした資料のことだろうと思います。  その資料につきまして、まず基本的な資料を出すときの考え方でございますけれども、基本的に私どもは秘扱いあるいは極秘扱いの文書という...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 恐縮ですが、何なんですかとおっしゃる意味をもうちょっと、御質問をおっしゃっていただけますか。
○国務大臣(川口順子君) 先ほども申しましたように、今回の漏えいについての調査は今内部で行っているところでございます。
○国務大臣(川口順子君) 現在調査中でございます。
○国務大臣(川口順子君) 現在調査中でございます。
○国務大臣(川口順子君) 何についての御感想か、恐縮でございます、もう一回おっしゃっていただけますでしょうか。
○国務大臣(川口順子君) 私なりには存じ上げているつもりでございます。
○国務大臣(川口順子君) どこまで申し上げればいいのかよく分かりませんけれども、最高裁の判事をしていらっしゃったということでございますし、ずっとさかのぼっては京都大学で法学部の助教授もしていらっしゃったというふうに聞いております。行政法の大家であるというふうに認識をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 園部参与は、しばらく前から外務省の監察査察担当の参与をお引き受けいただいているわけでございまして、その意味から、この調査をやっていただくのに最もふさわしい方であるというふうに思っておりますし、今、先ほど申し上げた経歴のほかに、監査の仕事にも携わった経験を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤、当時の分析官が根室に出張したということにつきまして私が聞いておりますのは、当初は鈴木議員の御依頼に基づいて、議員がプーチン大統領訪日等につき旧島民、報道関係者等に説明する際に、ロシアの専門家としてロシア情勢、ロシアの外交政策について補足的に説明する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私がおかしいと思わないと決め付けていらっしゃるようですけれども、先ほども申したように、私はおかしいと思っているわけです。  それで、先ほど申し上げましたように、一般的に公務で外の方が、要するに外務省であれ環境省であれ、よその省、その省以外の者が旅費を負...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に不適切であったと思います。
○国務大臣(川口順子君) 今、佐藤委員がかなりの点についておっしゃったものですから、あえて繰り返す必要もないと思って繰り返しませんでしたけれども、幾つかの問題点はあり、これは非常に望ましくない形で運営をされていたと私は考えています。で、……
○国務大臣(川口順子君) あの、正に今それを申し上げ掛けようと思いまして、で、というふうに申し上げたんですけれども、途中で遮られたものですから中途でやめましたが。  私が続いて申し上げたかったことは、正に委員がおっしゃられたように、一つはその支援委員会というものは両方の代表から...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当然のことながら、しております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどお答えを佐藤委員御自身がなさいましたので、繰り返すことになりますけれども、北方四島の支援の調査報告書自体は、当時、委員会、国会で御指摘があったことについて、時間を切って行政組織、行政機関としての外務省がそれぞれの御指摘のあった問題についてどのような...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシア側には過去何回か申入れをしたと私は聞きました。これは質問をしてそういう答えを聞いています。  それから、私になりましてからも二回ほどこの申入れをさせています。一番最近は、この間の三月十三日の次官級の会合の場で日本側からロシア側に対して申入れをして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今までに行われてきた姿が望ましいものではなかったという意味で、望ましい形にするためにロシア側の委員を出してほしいということを言っていたわけでございますけれども、他方で、メンバー側が、日本側だけであったとしても支援委員会という組織はこの協定上は存続をしてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私もおかしいと思います。
○国務大臣(川口順子君) テロリズムの定義があるかどうかという御質問でございますけれども、国際法上、確立された定義が存在するわけではありません。  ですが、このテロ資金供与防止条約におきましては、既存の九本のテロ防止関連条約がございまして、その条約上の犯罪に該当する行為を対象と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の不審船事件における海上保安庁の巡視船の威嚇のための船体射撃は、委員がおっしゃられますように、関連の国際法と国内法令に照らして問題のない適切なものであったと考えます。その旨は、事件発生以来、周辺国を始め国際社会に明確に説明してきたところでございまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃいますように、日本の外交というのは国民の支持があって初めて外交として強靱な外交ができるということでございますので、必要な国民の理解を得るための情報提供ということは、一般論として申し上げて必要だと私は考えます。
○国務大臣(川口順子君) 自分の国を自分で守るというのは当然であると思います。さらに、現在の世の中で、日米安全保障条約というのがあるわけでございますけれども、そういった条約あるいは日ごろの外交努力、そこにおける他国との友好関係、様々な要素が全部相まって自分の国を守るということにつ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私個人の考え方についてお聞きでいらっしゃいますけれども、私としては当然そう思っております。
○国務大臣(川口順子君) これにつきまして、私個人の御意見をお聞きでいらっしゃるのかどうかよく分かりませんけれども……
○国務大臣(川口順子君) 個人の意見として申し上げれば、私は国際情勢がいかなるものか、また近隣諸国の反応がいかなるものであろうかといった様々な要素に配慮を加えながら、あるいはそういった要素に働き掛けながら、私としては防衛庁が防衛省に昇格をするということについてはそういうことだと考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも個人の意見として申し上げるということで申し上げますけれども、やはり日本は過去においてある歴史を持っているわけでございます。そういった歴史が近隣諸国の日本に対する考え方に、そこにそれがあるということも理解をしなければいけないと思います。そういった近隣...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 何についてそう考えるとおっしゃられたのか、ちょっとはっきりいたしませんが、防衛庁が防衛省になるということなのか、その防衛を自分がやるべきであると考えることなのかということの両方がありますが。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げましたことをもう一回繰り返させていただきますと、国際情勢を見ながら、また近隣諸国の考え方に配慮しながら、またそれらに働き掛けながら、防衛庁が防衛省になるということについては、私はそういう考え方でおります。
○国務大臣(川口順子君) これも全く個人の意見として申し上げるということで申し上げますけれども……
○国務大臣(川口順子君) 私は個人の意見ということでさっきから一連のことを申し上げておりますので、その継続線上で個人としての意見を申し上げているわけでございますけれども、国を愛し、国のために命をささげるということができるようになるということのためには、その国の在り方あるいは国のよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も外務省のいわゆる体質と言われるものについて様々な問題があると思っております。いろいろな、特定の議員との社会通念に照らして異例な関係ということを私は前からお話をさせていただいておりますけれども、それは現に存在をしたと思いますが、その中でなぜ外務省がそう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省の体質について、あるいはその在り方についていろいろな御批判があるということについては私もよく承知していますし、私自身そう思っている部分もありますし、御批判は外務省として甘んじて受け入れて、直すところを直していくべきだと思っております。  ただ、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省の秘、何をもって秘とするかということにつきましては、先ほど申し上げましたように、今文書管理で何を秘にすべきかということを改めて中で議論をいたしておりますけれども、基本的な考え方としては、情報公開法の行政文書の開示のところの考え方をベースにしているわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は先日、拉致された御家族の方数名とお目に掛からせていただいて、お話をさせていただきました。人の親あるいは兄弟として、家族がそういった形で突然にいなくなるということについて、その心の痛みは本当にいかばかりかと、私としてはもう言葉がない気持ちがいたしました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致問題の場合に非常に大事なことは、拉致された方々に安全に帰国をしていただくということでございます。外務省としては、そのために日朝国交正常化交渉等の場で粘り強く北朝鮮側に働き掛けていくということが大事だと考えています。
○国務大臣(川口順子君) 今、防衛庁長官がおっしゃったとおりと思いますけれども、国際テロの防止、根絶は、息の長い、そして幅の広い取組が必要だと考えております。このテロとの戦いというのは、どこかよその国の問題ではなくて、我が国自らの問題であると私も思っています。これを国際社会と連携...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、防衛庁長官がおっしゃったとおりでございます。  沖縄の問題というのは、正に日本全体の安全保障のためにやっていることの実際の御負担が沖縄県に非常に強い形で、七五%の基地、区域・施設が沖縄に集中をしている形で表れているというのがこの問題の要点だというふ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は……
○国務大臣(川口順子君) はい。それでは三つのことを申し上げたいと思います。  まず、普天間飛行場、普天間基地を嘉数の高台公園から見ました。そこで強く感じたのは、正に市街地の真ん中に飛行場がありまして、これにつきまして、正に現状のままであってはならないということが一つ強く感じた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平和の礎は真っ先に伺わせていただきました。正に平和のためにあの場所がいかに多くのメッセージを発しているかということを強く感じました。  たまたまそこで学生さんのグループと会いまして、聞きましたら、そこに来るのは二回目だとおっしゃっていまして、ここは何回...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あそこで数字を見させていただきまして、圧倒的に沖縄の方が多かった。特に沖縄の場合には、石に彫り込まれた名前を拝見いたしましたけれども、ほかの県にはない女性の名前、それから何々の子とだけ書かれた名前、そういうことを拝見をしまして、沖縄では、一部の兵隊として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) キャンプ・シュワブは伺わせていただきました。ここは目の下に正に辺野古の海岸といいますか、今後、代替施設が造られるというふうにされている場所が見えるわけでございまして、ここは環境大臣として私が関係をしてきた場所でございまして、平成十一年の閣議決定にあるよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと直接にお答えすることはできませんけれども、貴重な藻場があり、サンゴ礁があり、それからジュゴンがその海域で目撃されているということはよく承知をしています。
○国務大臣(川口順子君) よく分かりません。
○国務大臣(川口順子君) 決してそういうふうには思っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 私は、言及をしていなかったという意識を持って全く今までおりませんでしたので、今そのお話を伺って改めてこれを見てみましたらそこについては言及が確かにないようでございまして、非常に適切でなかったと思います。
○国務大臣(川口順子君) 知事がたくさんの問題を一度におっしゃられて、それについてその項目の部分でお答えをしていったわけでございます。項目の部分については、普天間基地というふうに書いて、普天間基地の移設についてというふうに項目がございまして、ほかにも例えば日米地位協定の見直しとか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 細かいことがありましたので、そこについては時間的に触れる余裕がなかったということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 十五年問題につきましては、これは国際情勢もございまして厳しい問題があるとは思っておりますけれども、稲嶺知事あるいは岸本名護市長からの御要請をこれは私は重く受け止めておりまして、これについて日米の場で……
○国務大臣(川口順子君) 取り上げていくというふうに考えております。  それで、現に日米の外相会談ではこの問題に……
○国務大臣(川口順子君) 失礼いたしました。  日米の外相会談、この場、問題につきましては日米外相会談の場で申し上げさせて、取り上げて私はおります。
○国務大臣(川口順子君) 十五年問題につきましては、先ほども申しましたように、国際情勢もあるわけでございまして、なかなか厳しい問題があると思いますけれども、これについては知事それから市長の御要望は私は重く受け止めておりますので……
○国務大臣(川口順子君) 日米の外相会談等の場で取り上げたいと考えておりますし、現に取り上げさせていただいたことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 平成十一年末の閣議決定にあるとおり、それに沿って適切に対応したいと考えております。
03月20日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○川口国務大臣 委員が今おっしゃられましたように、私は、つい数日前に、土曜日でございましたけれども、沖縄を訪れました。  いろいろな方とお話をさせていただいた中に、お目にかかった方のお一人として、グレグソン四軍調整官がいらっしゃいます。  この方とは、比較的時間が短かったので...全文を見る
○川口国務大臣 先般、沖縄を訪問いたしましたときに、稲嶺知事とお話をさせていただきました。  さまざまな問題についてお話をさせていただき、御要望をまず知事からいただいたわけでございまして、私は、実はあの後夕刊を読みまして、十五年の問題について明言せずというのがタイトルにありまし...全文を見る
○川口国務大臣 身柄の引き渡しにつきましては、これは御案内のように、日米地位協定の第十七条で、具体的には十七条五項(c)で被疑者たる米兵の起訴時の引き渡しを規定いたしているわけでございまして、平成七年の刑事裁判手続に関する日米合同委員会合意によりまして、殺人、強姦等の一定の凶悪な...全文を見る
○川口国務大臣 私としては、特にそういう認識は持っておりません。
○川口国務大臣 米軍の活動、環境条項だけについてお話をさせていただきますと、まず日米地位協定と比較をして、環境条項について、米国が今おっしゃったドイツあるいは韓国と締結をしている地位協定との比較において不利ではないかというお話があるわけでございます。これは、まず一般的に、その地位...全文を見る
○川口国務大臣 ドイツの場合でございますけれども、ボン補足協定第五十三条に関する署名議定書におきまして、軍隊の当局は、ドイツ当局が公務を遂行できるように、ドイツの利益を保護するために必要とするすべての合理的な援助を与えるということを規定しているということでございます。  それで...全文を見る
○川口国務大臣 航空機事故を含めまして、沖縄の米軍による事故等につきまして、この発生については沖縄県民の方にさまざまな御懸念があるということは承知をいたしておりますし、今回、沖縄を私は訪問しまして、事件、事故の防止というのは大変に重要であるというふうに感じてまいりました。  こ...全文を見る
○川口国務大臣 この要望の件につきましては、私も承知をいたしております。本当に、騒音問題というのは大変な問題でして、周辺の地域の住民の方にとっては大変に深刻であると私は思います。この御負担を軽減するために、嘉手納飛行場等における航空機騒音規制措置につきまして米軍と合意をするという...全文を見る
○川口国務大臣 関係の町村、市町村、一般的にいえば市町村の方々の御負担の軽減をするために、関係の省庁と連携をして最大限の努力をしたいと思っております。
○川口国務大臣 国会の決議、昨年の七月十日、日米地位協定の見直しに関する件ということについての決議の中で、「国民の基本的人権を保障している我が国の法律を駐留米軍も尊重するよう、日米地位協定の見直しをも早急に検討し、事態の抜本的改善に取り組むべきである。」ということがあることは承知...全文を見る
03月20日第154回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○川口国務大臣 ロシア、北方四島返還問題につきましてさまざまな御意見があるということは承知をいたしております。ただ、それでは日本政府としてそういうことを言ったかというと、これはそういうことではございませんで、日本政府の方針としては、一貫して四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結...全文を見る
○川口国務大臣 二〇〇〇年七月のその外務委員会における議論というのは、後で議事録をつぶさに勉強したいと思いますけれども、国会の場で御議論いただくということについては、今でもいろいろな御意見をいただいて、さまざまな問題について御議論があるわけでございます。  ただ、この北方四島の...全文を見る
○川口国務大臣 昨年の三月の五日に、鈴木議員とロシュコフ次官との間で会談が行われたということについては承知をいたしております。この会談の内容について政府としてコメントをしますことは、これは先方の関係もございますので、差し控えさせていただきたいと思います。  それから、この会談に...全文を見る
○川口国務大臣 この点につきましても、これはロシアとの交渉の経緯にかかわることでございますので、この点についての御意見を申し上げる、あるいは資料をお出しするということについては、差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 八尾恵さんの件につきましては、これは捜査当局が捜査をしているということでございますので、外務省の立場で申し上げることではございませんけれども、有本さんにつきましては、今までに、日朝の外交関係の正常化の交渉等の場では、その安否等については問い合わせたという経緯がござ...全文を見る
○川口国務大臣 その件につきましては、官房副長官がそのような雰囲気があったということをおっしゃられまして、私どもも、そのときの状況については省内で聞き取り調査を始めておりますけれども、今まだそれは継続中でございます。
○川口国務大臣 拉致の問題は、委員もおっしゃるように非常に重大な問題でございまして、人の、国民の生命がまさにかかっている問題でございます。私も、拉致された方の家族の方とお会いをいたしてお話をいたしましたけれども、やはり私自身も家族がいますので、逆の立場に、その立場に立ったらと考え...全文を見る
○川口国務大臣 不審船の問題につきましては、今、捜査当局が鋭意捜査中でございます。それで、外側からの調査を今やっているわけでございます。  手順としては、今後、引き揚げていくという手順になると思われますけれども、いずれにしても、今調査をやっていることの結果をきちんと分析した上で...全文を見る
○川口国務大臣 日本国の政府として最高裁の決定に従うというのは当然のことだと考えております。あわせて、日本とシリアの二国間の関係というのは重要でございますので、今後とも友好関係を維持するための努力は継続したいと考えております。
○川口国務大臣 沖縄をめぐる情勢を非常に大きな視点からとらえられた問題の提起をしていただいたと思いますけれども、私はずっと現場主義ということを、環境大臣のときも言っておりまして、実はその前からずっとそういうことをやってきておりまして、その中で、外務大臣になってなかなか東京を離れる...全文を見る
○川口国務大臣 強く、温かく、わかりやすくということは、私はいろいろな問題に対応していくときにそのスタイルでやりたいというふうに考えております。  それで、沖縄の問題につきまして、地位協定の話ですが、運用の改善ということを申し上げているわけですけれども、やはりさまざまな問題に機...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカとの関係は、日米関係というのは、今まさに引用していただいた私の日本記者クラブにおきます話、講演にも言わせていただきましたけれども、日本にとって非常に重要な関係、この同盟関係は非常に重要な関係だと思っております。政治的にもそうですし、経済的にもこれほど相互依...全文を見る
○川口国務大臣 これはいろいろな場で総理もおっしゃっていらっしゃいますけれども、米国としては、この三国につきましては、まさに大量破壊兵器あるいは国際的なテロということを考えたときに、大量破壊兵器を開発あるいはそれを拡散というようなことをやるということは非常に問題だということを考え...全文を見る
○川口国務大臣 これはアメリカのブッシュ大統領が一般教書の中で使った言葉でございまして、言ってみれば、我が国の総理大臣が施政方針演説の中でどういう言葉を使うかということであるというふうに思います。  そういったことについて、国際的にといいますか、私どもは、そういった一般教書の中...全文を見る
○川口国務大臣 米国は、二〇〇一年度の国防予算授権法が国防省に今後五から十年間にわたる米国の核体制について包括的な見直しを実施することを義務づけていることに基づきまして、核体制の見直しが議会に提出をされたわけでございますけれども、この中で、おっしゃったような報道が一部について行わ...全文を見る
○川口国務大臣 御指摘の報道につきまして、パウエル国務長官は上院の公聴会におきまして、我々が先制攻撃を考えているとか、あるいは我々が核の敷居を下げたとかいうような報道等について言えば、我々はそのようなことは行っていない、NPRを読んでも、米国が核兵器を使用する可能性が高まるとか、...全文を見る
○川口国務大臣 その隠された部分があると報道された部分につきまして、確認することは考えておりません。
○川口国務大臣 日本と米国は、一般に、安全保障問題について言えば、さまざまな場で意見の交換を十分に行っているわけでございます。その上で、その報道されたNPRの秘とされた部分について、その部分について確認するつもりはないということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 よくという形容詞が適切かどうかはわかりませんけれども、読ませていただきました。
○川口国務大臣 これにつきましては、鈴木議員という一人の議員の方が先方とお話しになられたということであるわけでございまして、その議員の方の会談につきましては、私の方からコメントさせていただくのは控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 東郷局長が同席をしたというふうに書かれているわけでございますけれども、私どもとしては、東郷局長が政府の公的な立場で出席をしたというふうには承知をいたしておりません。  それから、佐藤については、出席をしたというふうに承知しておりません。
○川口国務大臣 確認したいと官房長官がおっしゃったというふうに委員おっしゃいましたけれども、何を確認しようということで官房長官がおっしゃられたのか、ちょっと私、そこを、申しわけございませんが、フォローいたしませんでしたので、よくわかりません。
○川口国務大臣 東郷局長がどういう経緯でその会合に出席をすることになったかということについては、東郷局長に聞いてみたいと思っております。
○川口国務大臣 私は、例の会談に東郷局長が出席をしたというふうには、そのお示しになられた文書で読んでおりますので、そういった経緯については聞いてみたい、そういうことでございます。
○川口国務大臣 この文書は、そういう前書きをつけて送られたということは今伺いましたけれども、政府としては、先ほど出所不明の文書と申しましたけれども、そういった文書についてコメントをすることは控えさせていただきたいと思います。  それから、政府といたしまして、この北方四島の返還問...全文を見る
○川口国務大臣 これは、コメントを申し上げないということについては変わりございません。
○川口国務大臣 一人の議員の会合に、局長が政府を代表する公的な立場で出席をしたとは私どもは承知をしていないわけでございます。どういう経緯でそこに出席をすることになったかということについては聞いてみたいと考えています。
○川口国務大臣 経緯については私は聞いていませんけれども、基本的に、役所の会談で審議官と局長がいろいろな都合でかわるということは、いつでもあるいは幾らでもあり得ることだと考えます。
○川口国務大臣 日本の行政機関の組織というものは、だれが代表して会合に出ようと、それは政府の基本方針を踏まえて交渉を行うというものでございます。  審議官が都合が悪ければ、局長がかわってその交渉のトップを務めるということはもう往々にしてあることでございまして、委員が今までおっし...全文を見る
○川口国務大臣 そのメモにつきましては、出所不明の文書でございますので、私としてはコメントをいたしませんし、それについて調査をするということは考えておりません。
○川口国務大臣 この文書は出所不明の文書でございまして、したがいまして、その内容あるいはその存否について確認をするということは差し控えたいと考えております。
○川口国務大臣 診断……(松本(善)委員「変わりませんかということですよ、鈴木議員は事実無根だと言っているけれども」と呼ぶ)変わりませんというのが、何から変わらないかということがちょっとよくわからないんですけれども。
○川口国務大臣 事実かどうかという御質問であれば、そういうことだと思います。
○川口国務大臣 鈴木議員がどうかということについては私は申し上げませんけれども、外務省の立場として、私の立場としては、そういう事実はあったと考えます。
03月20日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 平成十四年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千四百六十五億八千九百万円であり、これを平成十三年度予算と比較いたしますと百六十八億円の減額であり、二・二%の減となっております。  我が国は、かつてなく厳し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかの点にお触れになられたわけですけれども、まず私は、舛添委員と非常に意見が一致をいたしている点は、ここで外務省の改革を徹底的にやらないと、それで全部の問題をこれは過去のものになったという状況にならないと、外交に対する国民の信頼は得られないし、外務省に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正にそういうケースが、どうしようかと私どもは悩むケースであるわけです。  それで、その件について申し上げますと、これはちょっと、これについての直接の御質問ではございませんので、はっきり全部ちょっと長くは申し上げませんけれども、結果として、私どもはそれに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、先ほど申しましたように、既に別な委員会におきまして、三回あったうちの三回目はないということを前から申し上げているんですけれども、一回目についてはないということは既に御答弁済みでございます。その御答弁を申し上げた時点で、要するにその質問...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支援委員会の今までのオペレーションの在り方が既に国会で御議論されたような状況であるというのは、全く私は遺憾に思っています。望ましい形で行われていない、そういう状況がしばらく続いたということは本当に問題だと思っております。今、やっておりますのは、こういう状...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その時のアセスメントも含め、ほかのいろいろなことも含め、私はODAの透明性を相当上げる必要があると思っていまして、これについては、私、書かせていただいた開かれた外務省のための十の改革の中で一つ項目として挙げておりまして、ODAの効率化、透明化についてはや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後、船体調査を実施した上で、手順としては引き揚げるということになると思いますけれども、こういった調査の結果を見ながら次の段階については判断をするということになると思います。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりでございまして、政府としては……
○国務大臣(川口順子君) 大変に重要な、あるいは最も重要な問題の一つだと考えています。
○国務大臣(川口順子君) まず、そのときのことがどうだったかということについては、今、私としても、もしも本当にそういうことであればそれは問題であろうと思っておりまして、確認中でございます。  それから、併せて申し上げさせていただきたいのは、外務省といたしまして、この拉致の問題を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、引き続き確認中であります。
○国務大臣(川口順子君) 何人かに話を聞く必要がありまして、たまたま外務省は今いろいろ調査中、する案件が非常に多いものですから、たくさん、その合間を縫ってやらせていただいておりますけれども、まだ最終的には終了していないので、できるだけ早くこれはしたいと思っています。
○国務大臣(川口順子君) できるだけ早くというふうに思っておりますけれども、先ほども日ロの青年交流について、この調査は三月の初めにやると申し上げて今やっているわけでございますし、その他幾つも国会で今既にもうお約束をしたことがございまして、そういったことを並行して一生懸命今やってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その発言は私が申し上げたことのほんの一部でございまして、それは一般論としての話なんですが、拉致問題については、私は先ほど来申し上げていますように、これは、日本政府の方針は日朝国交正常化交渉等の場で粘り強く働き掛けていくことである、日朝の国交正常化の過程で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、その産経新聞の記事は見ておりませんので、ちょっとどういうふうな書き方になっているかわかりませんけれども、拉致問題についてそういう御質問、御質問というか、お答えをしたということは事実です。
○国務大臣(川口順子君) いや、違うんです。全然違うんです。
○国務大臣(川口順子君) いえ、全然違うんです。  拉致問題についてそういうお答えをしたことは事実ですというのは、そういうのそういうは、先ほど申し上げたような、日本政府として日朝国交正常化等の場で粘り強く働き掛けるということでありますということです。それでその後で、一般論として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 辛光洙の身柄が北朝鮮に送還をされたことによりまして、我が国の捜査当局が必要性を、必要だと思っている捜査の一部ができなくなったということは非常に残念だと思っていますが、政府としては、この事件も含めまして、やはり人命にかかわるこれは重大な事件でございますので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、こういう報告書というのは正にその後の実行を行うために作るものだと思っていまして、六か月ごとということになるかどうかは分かりませんが、というのはこれは変える会の方がお決めになることですので、私は外務省を、開かれた外務省のための十の改革、骨太の方針でこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) タウンミーティングについて申し上げますと、これは私が昨年の一月に環境庁が環境省になったときに始めたものでございまして、環境省では夏休みとか冬休みとか、そういう時期は除きまして、基本的に一か月に一回ということで実は考えておりました。  結果的には、環境省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOについて、今、委員が御指摘になられた外務省の中の体制が、窓口も関係部署が幾つかあるということはもうおっしゃるとおりでございます。外国における、これは環境NGOについてですけれども、政府とNGOとの関係を見るにつけ、やはり日本はもっと工夫をしなければ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃいますように、アフガニスタンで麻薬の栽培が再開されて、今年の収穫量が相当量に上るであろうと見られておりまして、これについては我が国も懸念をいたしております。アフガニスタンの麻薬対策においては中立性を保つことができる国連機関による対策が重要でご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 代替植物というのはこれは必ず必要でして、また、この地域はスパイス類等についてはかなり生産の蓄積もあると思います。おっしゃった点、ほかの省とも一緒に検討してみたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 米国は、昨年十一月にこの決議案が国連総会第一委員会で採択された直後に、主として包括的核実験禁止条約の早期発効への言及を理由として反対をしたものでございまして、核軍縮に反対したものではない旨の投票理由説明がございました。
○国務大臣(川口順子君) 米国は、この決議案に反対した際にも、核軍縮を支持する立場は明らかにしております。また、核兵器不拡散条約への支持も重ねて明言をしておりまして、今回の投票態度をもって米国が、米国の核兵器不拡散条約や核軍縮に対する基本的な姿勢に変化があったというふうには考えて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、ブッシュ政権がそのような七か国をそういう形で挙げているかどうかということについてはコメント、確認しておりませんので、それについてのコメントは控えさせていただきたいと思いますけれども、また逆に、私が承知をしているアメリカ側の報道では、例えばパウエル国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国政府が先ほど申しましたように何もコメントをしないということを発表している部分でして、私どもとしては、それが事実かどうかということは確認をいたしていないわけです。
○国務大臣(川口順子君) 米国の国防省のコメントは否定はしていないけれども肯定もしていないわけでございまして、私どもとしては、コメントをしないと。米国が言っていることについて確認をするということは考えておりません。
○国務大臣(川口順子君) 再度同じことの繰り返しになりますけれども、我が国としては米国に対して更に確認をすることは考えておりません。
○国務大臣(川口順子君) 確認をすることは考えておりません。
○国務大臣(川口順子君) 五十年というのは今、防衛庁長官もおっしゃったように、NATOの例があるわけでございます。私としても、中谷長官同様、今後とも日米安保体制の堅持を我が国の安全保障政策の重要な柱として位置付けていきたいと考えています。
○国務大臣(川口順子君) 防衛庁長官と同じでございます。
○国務大臣(川口順子君) 知っております。
○国務大臣(川口順子君) CATO研究所は、私が以前ワシントンに勤務をしていたころから実は多少付き合いのある研究所でございますけれども、この研究所が論文を沖縄、米国による東アジアの軍事占領からの解放という論文を九月一日に発行されたこの機関誌に発表したということでございまして、この...全文を見る
03月22日第154回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○川口国務大臣 追加契約があったというのは聞いています。
○川口国務大臣 大事なことは、この資料二に添付されている金額のベースがきちんと適正に要求をされた、そのときにどういう根拠でこの金額になったかという情報だと思います。これについて、私は、この資料二にまとめられたことの背景にある資料自体は自分自身としては見ていませんけれども、その中で...全文を見る
○川口国務大臣 どういう経緯でこの花咲港ということが入ったかということについて調べてみたいと思いますが、これに関連しては園部参与が調べられていて、その報告書には載っていないので、資料があるかどうかについて、ちょっと私わかりませんけれども、聞いてみたいと思います。
○川口国務大臣 外務省としてお調べできることについては極力と思っておりますけれども、この件につきましては、国後島とおっしゃいましたでしょうか、北方四島からドラム缶が戻ってくるということ自体については、外務省としては恐らく把握できないだろうと思います。  その上、外務省として、そ...全文を見る
○川口国務大臣 調査をしないと申し上げているわけではなくて、一番最初に申しましたように、できる範囲でできるだけ調査はさせていただきたいと思いますけれども、外務省が強制的に調査をする権限を持っているわけでは全くございません。ということで、これについては、ここからわかること、外務省が...全文を見る
○川口国務大臣 この表は初めて見まして、これについては全く承知をしておりません。
○川口国務大臣 実は、杉浦副大臣がこれについては一生懸命になさっていらっしゃいまして、杉浦副大臣、今ちょっと別な委員会に出なきゃいけなかったので、本当は副大臣からお答えするのが一番いいと思いますが、今委員がおっしゃっていただいたように、これまでに外務省はさまざまな改革を進めてきて...全文を見る
○川口国務大臣 屋上屋では全くございませんで、私は、「変える会」の、十の改革という骨太の方針をつくらせていただいた段階で、過去の報告あるいはその後の進捗状況について読みましたけれども、私の一番の感想は、何をいつまでにやるということについて全く書かれていないということが問題だと私は...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員が先ほどおっしゃったことで、報告が八月では遅過ぎるではないかということでございますけれども、これも骨太の方針をよく読んでいただければおわかりいただけると思うんですが、まず三カ月、したがいまして、五月にとりあえず出すということをきちんとお書きをしているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったことは、人事が意識を改革する上で重要であるというのは、おっしゃるとおりだと思います。  その上で、それでは、ポストを外すということ以上に、それをもって公務員をやめていただくということが可能かどうかということでございますけれども、もちろん、御本人がそう...全文を見る
○川口国務大臣 プール金の問題につきましては、これは職員の方からお金を自発的にといいますか出していただいたというふうに私は理解をしていまして、その金額が必要とされる金額に匹敵する、あるいはそれを上回る金額が、職員の方あるいはOBの方もあったと思いますけれども、からお金をいただいて...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、当時どういう調査をしたかということについては私は承知をいたしておりませんけれども、私が外務大臣になって今までに、そういうことについてはあったということは聞いておりません。
○川口国務大臣 まさにそういう御質問は今まで何回もいただいておりますが、私のお答えは、そういう意図は全くないということでございます。  お考えいただいてもおわかりいただけると思いますけれども、鈴木議員について御都合が悪いと国民の皆様があるいは国会の皆様がお感じになられる資料がも...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ケニアの話でございますけれども、これは調査をいたしました。  それで、調査の結果について一部は既に、私、そういうことがなかったということについては国会で、その三回の会談につきましてお答えをしていますけれども、残りの部分については、これはほかの委員会でもお話...全文を見る
○川口国務大臣 これは、公電は行かないと私は承知しております。
○川口国務大臣 この紙は、北方四島の調査について書いたものでございます。この二番目の段落のところでございますけれども、「報告書の中では、北方四島住民支援事業の入札参加資格の決定過程において、鈴木議員と外務省関係部局との間で」云々というふうに書いてございまして、これは北方四島につい...全文を見る
○川口国務大臣 ということでございます。
○川口国務大臣 まず、チャーター機に乗せていただいたということでございますけれども、こういった交通が不便な地域で、会談に同席をするということが少なくとも目的の一つであったわけですから、別に行動をするとなかなか難しいということになるだろうと思います。ということで、多分この場合は、チ...全文を見る
○川口国務大臣 これは円借でございますので、関係省庁は常にこの件については連携をとって仕事をしていると思います。  この問題というのは、環境と開発にかかわる古くて新しい非常に大きな問題であると思っておりまして、この件、これ自体に環境をどれぐらい取り入れるかということについては、...全文を見る
○川口国務大臣 国会が参考人を招致するということでお決めになったことについては、参考人と目された人はその事実は重く受けとめるべきであろうと思います。  その上で、私がこの方々に何かを言えるかということなんですけれども、青木さんは、前大使か元大使かちょっと存じませんが、全く今おや...全文を見る
○川口国務大臣 関連があるということは、全くそうだと思います。  では、だから出なさいと言って出なければいけない立場にあるか。基本的には御本人がどうお思いになるかということに尽きてしまうんですけれども、関連があるけれども、じゃ出なさいと言って私の命令、要するに組織的にそういうふ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、支援委員会の活動、あるいは北方四島の支援の問題について、できるだけ調査をし解明をする必要があると思っているというのは、これは全くそういうことでございます。  したがいまして、いろいろな調査もさせていただきましたし、資料についても可能な限りお出しをさせていた...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島、支援委員会、この関連のことについての実態を明らかにするということが必要であるというのは、私は一貫して思っておりまして、そのように行動をいたしているつもりです。その中で、私の権限としてできることを最大限いたしているということです。
○川口国務大臣 有本さんの件につきまして、これは今捜査当局で捜査が行われているというふうに承知をいたしております。  外務省は、過去において、日朝国交正常化交渉等の場で有本さんの件については北朝鮮側に問い合わせたという経緯はございます。  基本的に政府の、外務省の立場といたし...全文を見る
○川口国務大臣 まず、日韓の首脳会談の件でございますけれども、これは安倍副長官が記者にブリーフをなさったところの情報が入ってきておりまして、小泉総理から、拉致問題は国民の生命にかかわる重要問題であり、その解決を強く北朝鮮に求めるという我が国の基本方針を説明なさったとのことです。こ...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理が韓国に行かれて、韓国の首脳との間でどういうお話をするかということについては、当然のことながら、私としては、小泉総理が、今までのこの拉致問題について申し上げれば、先ほど申し上げたような日本の基本的な考え方、粘り強く働きかけていく、それからアメリカ、韓国とも...全文を見る
○川口国務大臣 外交については、外務省と内閣、官邸とは常に連携をとりながら、お話をさせていただきながら進めている話でございまして、先ほど申しましたように、拉致問題についての基本的な考え方というのは、もうずっと前からそういう方針でやってきている話でございます。  むしろそれを外れ...全文を見る
○川口国務大臣 前に質問主意書でもお答えを申し上げているようでございますけれども、政府が朝銀信用組合から北朝鮮当局に資金が流れているというふうには、それを認めたという事実はないということがこの質問主意書にも書かれているわけでございます。  ですから、そういう事実がございませんの...全文を見る
○川口国務大臣 もちろん外務省としては、これに限らず、外交を見ているという立場から、国際情勢については常に関心を払って見ています。  そういうことではありますけれども、この件につきましては、そういった事実、認めたという事実はないわけでございますので、では、そうなったらばどうする...全文を見る
○川口国務大臣 一連の報道については、関心を持って読ませていただいております。
○川口国務大臣 まさに、申し上げたように、関心を持って見させていただいているということです。
○川口国務大臣 不審船につきまして、まさに今委員おっしゃられましたように、中国側は、この不審船が中国の排他的経済水域の中に沈没をしているということで、したがいまして、この引き揚げについては、中国が持っている海洋環境に関する管轄権、それから天然資源に関する主権的な権利、これに関係を...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、国際社会の中でこういった問題の存在を知らせ、認識をしてもらうということは非常に重要だと私どもも考えております。  具体的に、例えば今まで何をしたかということですけれども、日米首脳会談、あるいは私がパウエル国務長官とやりました...全文を見る
○川口国務大臣 個別の接触についてのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 あったかどうかについてもということでございます。
○川口国務大臣 北方四島は我が国固有の領土でございます。この四島の帰属の問題を解決して平和条約の締結ということはずっと我が国の基本的な方針でございます。
○川口国務大臣 まず、被害者が当時これを公にしようとしていたのに外務省がとめたということの事実関係については、私はきちんと存じません。今調査中であるという意味で、確認を申し上げることはできないということです。  その上で、これはやはり、国家公務員が殴られるということは、私は全体...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと当時、当時といいますか、そのときに私がどういう御答弁を申し上げたかということがきっちり記憶の中に今ないんですけれども、今私がどう思うかということについて言いますと、そういうことではないかと思います。
○川口国務大臣 委員の御質問の趣旨がちょっと、いま一つはっきりいたしませんでしたが、この殴打事件について私がどう考えるかということについては、先ほど申し上げたとおりでございます。
○川口国務大臣 鈴木議員がどういう立場で殴られたかということについては、ちょっとよくわかりませんが、当該外務省の職員につきましては、これは、まさに日本の固有の領土である北方領土に対してロシアがこれを不法に占拠しているという状況の中で、我が国の国民が検疫を受けるということはロシア側...全文を見る
○川口国務大臣 これはあくまで一般論でございますけれども、ペーパーでない、紙といいますか、メモといいますか、そういうペーパーとしてきちんと認識をされない紙だというふうに理解します。
○川口国務大臣 この文書につきましては、これは出所不明の文書でございますので、私としては、このペーパーの内容についてコメントを申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 これは、外務省の問題だけではなくて、一連の官庁あるいは企業、さまざまな場で内部告発というのが現在あるわけでございまして、この内部告発をした人間の権利、人権をどう守るかということも含めて、それから、内部告発という組織の人間としての行動が許容されるかどうかということも...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまな問題がありますけれども、この問題については、事実であるということでございますが、なお、いろいろな背景等についてはきわめる必要があると思っております。
○川口国務大臣 松尾事件の判決につきましては、私は、その談話でも申しましたように、この七年六カ月という判決についてはこれを重く受けとめておりますし、これが再発をするということがないように、外務省としても今までさまざまな手を打ってまいりましたし、今後とも、外務省改革の中で、この点に...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃいましたように、こういったことが起こる背景の要素といたしまして、外務省の中における、何の試験を通って入省したかということがその先をある程度規定することにつながっているという部分というのはあると思います。  これにつきましては、今度の「開かれた外務省のため...全文を見る
○川口国務大臣 よく、一連の今回のことに関連して、外務省は被害者の顔をしているという御指摘がございます。御指摘は、いかなることであれ外務省は甘受すべきだと思いますけれども、このことについて申し上げますと、決して被害者の顔をしているということではないと私は考えていますし、もちろんそ...全文を見る
○川口国務大臣 十の改革、骨太の方針の例示として挙げさせていただいたさまざまな対策、これは、私が外務大臣を拝命したとき以来、そういうことをやることが必要ではないかということで頭の中で考えていたことでございますけれども、職員から紙をもらいまして、それを読みました。読みましたけれども...全文を見る
○川口国務大臣 機密費の問題にせよ、プール金の問題にせよ、いかなることをこの「変える会」の場で御議論いただくかということについては、多分その議事録にも書いてあると思いますけれども、すべてこれは「変える会」の委員の方がお決めくださること、お決めになられることでありまして、何を議論し...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案及び在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、一括御説明いたします。  まず、二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(川口順子君) 普天間飛行場の代替施設の使用期限の問題につきましては、これは平成十一年の閣議決定にもございますとおり、政府といたしましては、国際情勢もあり、厳しい問題があるという認識を有していますけれども、沖縄県知事及び名護市長からこの問題についての要請がなされたことを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平成十一年末の閣議決定に従いまして適切に処理をいたしたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますけれども、この点につきましては、平成十一年末の閣議決定に従いまして適切に対応したいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、沖縄県知事、名護市長の要請を私として重く受け止めまして、これを米国政府との話合いの中で取り上げてきているわけでございます。今後とも、平成十一年末の閣議決定に従いまして適切に対応したいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 二月十八日にパウエル国務長官とお会いをいたしましたときに私から、十五年使用期限の問題についての米国の立場は承知をしているけれども、普天間飛行場の移設・返還については引き続き国際情勢を踏まえ相談をしていきたいということを申しました。これに対しましてパウエル...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、正に平成十一年末の閣議決定にございますように、国際情勢もあり、厳しい問題であるという認識を持っておりますけれども、沖縄県知事及び名護市長からの要請を重く受け止めて米国政府に対して取り上げてきたということでございまして、今後ともこの閣議決定に従って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま委員がおっしゃられましたように、沖縄に日本にある米軍の施設・区域が集中をし、実に七五%が沖縄に集中をしているということにつきましては、私も一週間前に、非常に短い時間ではございましたけれども、沖縄を訪問させていただきまして、私もその御負担のほどを感...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の日米安全保障条約、それによる日本の安全保障及びこの地域の安全保障は非常に重大な、重要なものでございます。  ただ、その一方で、それの実施をする段階で負担が沖縄県に偏っている、七五%の基地がそこに集中しているということがこの問題の根本にあるかと思いま...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員の影響力がなくなること自体というよりは、むしろ外務省が何でそういうことを招いたかということについて総括し、反省をするということが改革の第一歩だというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) プール金の問題につきましては、その時点で処分が、人事的な措置が行われたと私は了解を、理解をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 現在、変える会というものを開いておりまして、これは私は骨太の方針ということで十の項目を出させていただきましたけれども、それを、変える会という形で御議論を一つずつ今いただいております。その中に、お金の面について、より透明に、より効率的に、より効果的にお金を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) プール金の関連につきまして、当時の処分者、処分対象者総数三百二十八名ということでございまして、当時の欧亜局長もこの中に含まれていると私は理解しております。
○国務大臣(川口順子君) まず、今回、外務省の内部文書が外に漏えいをしたということにつきましては、これは外交を預かる組織といたしまして、他国との信頼関係等もありますので、そういった観点からは私は非常に問題が大きいと考えておりまして、この点については厳重に調査をするように中に指示を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 組織を良くしていくということは大変に重要だと思います。で、そのやり方としては、私は一義的には組織の中で意見を言い改善をしていくということをやるべきであると思っております。それができないような組織というのは、すなわち中から意見が出せないような組織というのは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省の現在の組織が理想的で望ましい形にあると私は思っておりません。したがいまして、今改革を進めているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) したがいまして、外務省の組織には問題があった、また問題が現在もあるというふうにお答えをしているわけです。
03月26日第154回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○川口国務大臣 誠心誠意お答えしていないというふうにごらんになられるようなことがあれば、これは外務省としては反省をすべきであると思っておりますけれども、さまざまな資料要求をいただいていまして、限られた定員の中で必要な仕事を誠心誠意やらせていただいているつもりでございますし、私もそ...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと申しわけございません、幾つかのことをおっしゃられましたので、そのうちのどれを照会したかという御質問でございましょうか。
○川口国務大臣 それにつきましては、今調査中でございます。
○川口国務大臣 外務省としてどこまでできるかはわからないけれどもというふうに申し上げたと思いますけれども、その範囲内で今調査はいたしております。
○川口国務大臣 その資料を要求をなさったそのもの、資料についてはちょっと私見ておりませんけれども、基本的な考え方といたしましては、これは情報公開法にもそうなっておりますが、個人のプライバシーの問題については、これはお出しをしないという考え方でおります。それで、その情報に非常に大き...全文を見る
○川口国務大臣 更迭という言葉の定義でございますけれども、例えば、ある職、局長なら局長、次官なら次官、課長なら課長というポストを辞職するということ自体については、非常に重い行為だと思っております。  その上で、その人間が国家公務員を辞すことが適切であるかどうかということについて...全文を見る
○川口国務大臣 申しわけございませんが、何が間違っているという、たくさんのことをおっしゃったので、全部について間違っているとおっしゃったのか、ちょっとはっきりいたしませんでしたけれども、車の点につきましては、これは私もおかしいと思います。  局長であったり次官であったり主要な課...全文を見る
○川口国務大臣 国家公務員の給与につきましては、これも決まっておりまして、そういう、幾らということになっているわけでございますね。それにのっとって給与を払っている、そういうことでございます。
○川口国務大臣 一度にたくさんの御質問がありますので、全部お答えできるかどうかわかりませんが、まず、資料の要求に五時間かかったということでございます。  これは、お出しになられる側からは、その資料に基づいて例えば質問をつくろう、いろいろお考えでいらっしゃると思うので、どうしてこ...全文を見る
○川口国務大臣 慰労金というのがそもそも払われているのかどうかということについて調査をしたいと思います。
○川口国務大臣 民間の、あるいは外務省以外の人間を幾つかのポストに登用をするということは既に発表をさせていただいておりまして、この夏をめどに、十ぐらいの大使、局長、審議官、課長といったポストに民間の方についていただきたいというふうに私思っております。それから、それ以降も引き続き民...全文を見る
○川口国務大臣 私自身は、その会についてはどういうものなのかよく存じませんけれども、これは、いかなる組織においても、さまざまな組織の中で私的なグループということはあるわけでございますから、そういう会合であるということではないかと思います。
○川口国務大臣 調査をしたらいいとおっしゃっていらっしゃるのは、キルギスタンではなくてタジキスタンに変更したその過程であるかと思いますけれども、今官房長の方からいろいろ御説明を申し上げましたけれども、再度私から官房長に対して、それ以外の資料があるかどうかということは聞いてみたいと...全文を見る
○川口国務大臣 私も、この資料は今初めて拝見をしているわけですけれども、この「答」のところを見ますと、自分が帰国してから検討をするというふうに鈴木特使がおっしゃっていらっしゃるので、恐らくこれについては、ここで話が向こうから出て、それを受けて検討をするというコンテクストで、文脈で...全文を見る
○川口国務大臣 私もふっと物忘れをすることがございますので、そういうことではないかというふうに思います。
○川口国務大臣 恐縮でございます、何を調査するかということをもう一回おっしゃっていただきたいんですけれども。
○川口国務大臣 私は、けさの段階で、こういったプロジェクトについて日本側から提案をしたということはなかったというふうに聞いておりますけれども、再度確認をしたいと思います。
○川口国務大臣 そういう御疑念をお持ちになる方がいらっしゃるということについては、外務省として反省をすべきだというふうに思いますけれども、監察査察というのは、これは例えばどの民間企業の例をお考えいただいても、監査部というような部は社内にあるわけでございます。それと同時に、外側で、...全文を見る
○川口国務大臣 ユネスコの関連業務でございますが、今までは、フランスにある日本の大使館が所掌をいたしてやっておりました。  最近になりまして、冷戦後の地域紛争の発生、あるいはグローバリゼーションの進行がございまして、教育や文化を通じた国際平和を達成していくということが非常に重要...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃるとおりだと思います。松浦事務局長は、ユネスコ改革を着実に進めていかれていまして、アメリカが脱退をすることになった原因については既に解決をしていると考えておりまして、米国の復帰がユネスコの活動のさらなる発展のためにも重要である、不可欠であると考えており...全文を見る
○川口国務大臣 突然の御質問でございますので、政府参考人もいませんし、ちょっとどこまでお答えできるかわかりませんけれども、まず、おっしゃったように、在外公館の在勤基本手当の額を設定する場合には、物価あるいは為替相場及び生活水準等の状況をきめ細かく考慮して決定しているということだと...全文を見る
○川口国務大臣 どういう要素を勘案して給与の改定をしていくかということは、一応ルールがあって決まっているというふうに思います。  今回、我が国において雇用情勢等を見ますと、まさに未曾有のことが起こっているわけでございまして、どういう状況になったらどの程度勘案するかということにつ...全文を見る
○川口国務大臣 ルールは決まっているわけでございます。どういう要素を勘案するかというのは、その任地の物価ですとか、それから為替レートというようなお話を先ほどさせていただきまして、そのルール、ちょっと今、私手元にございませんけれども、先ほど申し上げた我が国の経済の情勢、雇用の状況の...全文を見る
○川口国務大臣 本は承知しておりますけれども、読んではおりません。
○川口国務大臣 在外公館における給与というものは、それぞれの地域で生活条件が異なりますし、それから、我が国の円とその国の通貨との為替レートも変わっていきますので、そういったものを反映するということだろうと思います。現在は物事の変化が速いわけでございますから、そういった変化を適切に...全文を見る
○川口国務大臣 愛知万博につきましては、環境を配慮して、例えば海上の森の部分を非常に小さくするといったような配慮を、地元の方々、地域の方々を交えて、NGOの方々も交えて、環境について話し合いをしながら今まで進めてきていただいたというふうに私は理解をいたしております。  環境は大...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、環境への影響についても協会において適切に処理をしていただいていると思っておりますし、また、その面で、地元の方あるいは国民の方の理解もこの点については深まっていると私は考えております。
○川口国務大臣 この総領事館あるいは領事館、大使館のいろいろな事件が起こったときに対応がどうであったかということについては批判があり得ると思います。それは、具体的に何が問題であったかということを私が知っていてということではありませんで、中の人間はもちろん誠心誠意対応しているわけで...全文を見る
○川口国務大臣 委員が、沖縄担当大使の官としての、あるいは職務としてのその内容について御意見がおありになるとおっしゃっていらっしゃるのか、あるいは具体的個人の仕事のやり方についておっしゃっているのか定かではございませんけれども、この沖縄大使の仕事といいますのは、外務省の沖縄の事務...全文を見る
○川口国務大臣 私、先日沖縄に参りまして、短い時間でありましたけれども、市町村長の方々とお会いをしていろいろなお話を伺わせていただきました。これは、私は一日伺っただけ、しかも市町村長の方とお話ができたのは、お昼を食べながらの一時間弱の時間でございましたけれども、やはり沖縄担当大使...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄で、例えばSACOの最終報告の実施等々、さまざまな動きがございますけれども、こういったことについて、これが一人の人間の仕事であるということで評価をしていくというのは難しいと思います。この問題については、在沖縄米軍も本省も、それから沖縄の県庁初め沖縄の県民の方々...全文を見る
○川口国務大臣 米軍、米軍人あるいは軍属の方々の犯罪あるいは事故が沖縄県民の方の負担をさらに増しているということについて、私も認識をしております。  実際、先週現地に参りまして思いましたのは、やはりこの問題の重さということでございました。特に、米軍人あるいは米軍属の家族の犯罪と...全文を見る
○川口国務大臣 まず、事件、事故がふえているということは、私は、とても遺憾なことだと思います。  これにどういうふうに取り組んでいくかということですけれども、まず、アメリカ側が自分たちの綱紀の粛正に取り組んでもらう必要があると思います。政府といたしましても、国、米軍、地方自治体...全文を見る
○川口国務大臣 問題の大きさについての認識は、国としても、それから先般お話をした米軍のグレグソン調整官についても、全く同じ、非常に重大だと認識をいたしております。これについては努力を積み重ねて、話し合いを重ねていくということで、実際に犯罪がふえていかないように努力をしたいと考えて...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案及び在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  法律案と同時に可決されました附帯決議に関...全文を見る
03月26日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○川口国務大臣 報償費につきまして国会が関与をするということをやっている国は、委員おっしゃったように確かにあると思います。そのときのかぎというのは、いかに機密を保護できるかという問題であるかと思います。そういったことも含めまして、これは国会の関与の仕方ですので国会で御議論をいただ...全文を見る
03月26日第154回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 安倍官房副長官の答弁に関するお尋ねです。  これまで、省内で、当時の記録等を中心に調査いたしましたが、公的な場において御指摘のような発言があったとの事実は確認されていません。  安倍官房副長官は、拉致問題について外務省とさまざまな議論を行ってきた過程...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(川口順子君) 具体的な何か御指摘、こういうことについて調べてほしいということがございましたら、おっしゃっていただきましたらそれについて調査をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) それにつきましては、今まで国会で御質問ございまして、そのたびにお答えを申し上げているわけでございますけれども、一月の二十四日、重家当時の中東アフリカ局長、当時の小町官房長が松岡議員の駐日シリア臨時代理大使との夕食会に急遽招かれて出席をしたというふうに承知...全文を見る
03月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(川口順子君) 御指摘の拉致問題につきまして、今般の日韓首脳会談におきまして総理から、この問題は国民の生命にかかわる重要問題であって、国民は厳しい受け止め方をしていて、これは無視できない問題である、その解決を強く北朝鮮に求めるという旨を述べられていらっしゃいます。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支援委員会につきましては、国会あるいはその他の場で様々な御指摘をいただいております。私は、支援委員会の仕事の仕方、特に予算の執行の在り方について様々な問題があると考えておりまして、このたび専門家による委員会を作りまして、実はその第一回目の会合が今日開かれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この専門家の委員会の方の結論を四月一杯にということでお話をいたしております。また、それと同時に、これはやはりどうしても支出をしなければいけないものについては、これは支援委員会は存在をしているわけでございまして、人もそこで働いているわけでございますし、また...全文を見る
03月28日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○川口国務大臣 外務省の改革の柱の中で、機密費を含む予算の使い方、これがきちんとなされているかということは一つの大きなかぎであると思います。その中で報償費は、これは委員御案内のように、情報収集ですとか、あるいは外交活動を我が国に有利に展開をしていくために必要な費用でございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 私自身も、外務省から秘の印のついた文書が漏えいをしていくということについては、大きな危機感を感じております。それは、外交というのは信頼がベースになってできるものであるということからでございます。  まず、外務省として、一般に公表されていないことで実質的にもそれを...全文を見る
○川口国務大臣 問題意識という意味で申し上げますと、委員がおっしゃった問題意識は私と全く同じだと申し上げていいと思います。  政と官との関係というのは緊張したものでなければいけないということはおっしゃるとおりでございまして、それから、官も政もお互いに政策論議をすることによって相...全文を見る
○川口国務大臣 私は、北朝鮮というのは同じ北東アジアに位置する国で……(平沢委員「そういうことはいいですから、要するに、アメリカはこう言っているんですけれども、それについてどう思うかということをお聞きしているんです」と呼ぶ)  アメリカについて、アメリカの発言についてどう思うか...全文を見る
○川口国務大臣 英文のパンフレットについては、外務省はつくっていないと承知しています。
○川口国務大臣 その発言につきまして省内で当時の記録を中心に調査をしたということでございますし、この発言をしたとされている当人についても聞いたということでございますけれども、そういった発言があったという事実は確認をされていないわけでございます。  九九年の十二月の村山訪朝団の訪...全文を見る
○川口国務大臣 田中局長の発言と今委員がおっしゃったことにつきましては、これは私は個人的に田中に確認をいたしておりまして、そういう事実はございません。  それから、もう一つ申し上げておきたいのは、外務省は、拉致問題というものを非常に重要な、重大な問題だと受けとめておりまして、さ...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、先ほど申し上げましたように、昨年来さまざまな北朝鮮とのやりとりの中で、杉嶋記者の解放といったこともございまして、今回の発表もそういった流れの中であるということかと私ども思っております。  北朝鮮については、小泉総理からおっしゃられたように、...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対して、委員おっしゃるように、粛々と、なおかつ毅然とした態度でということは、非常に大事な要素だと思っております。  おっしゃったレバノンの件については、それぞれ具体的にこれは見てみないとわからないと思いますが、話し合いによって解決をしていくということの重...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、法務省が関係省庁と協議の上に、この事案については、民主主義国家として法令に基づいた処理をする必要があるということでございます。  当時の状況にかんがみて、この処理が長引くと、予期しない混乱が生じるおそれがある、そのように判断をしたというふう...全文を見る
○川口国務大臣 御指摘の人物につきましては、北朝鮮出身者であるということは認められたものの、本名等を確認することはできなかったと承知しております。
○川口国務大臣 これは当時の関係者の皆様方、外務省、法務省その他で協議をしてそういう判断に至ったというふうに承知をしていますけれども、そういう判断に至った詳細につきましては、お答えを差し控えさせていただきます。
○川口国務大臣 これは、先ほど申しましたように、法務省の入管当局において、退去強制手続に必要な範囲の調査を行ったということでございまして、その他の、今お聞きのような御理由については、法務省に直接にお聞きいただければというふうに思います。
○川口国務大臣 私が理解をいたしておりますところでは、この外国人の移送に際して、移送中の混乱を防止し、かつ中国側への引き渡しを円滑に行うという観点から、外務省職員を同行させたというふうに聞いております。
○川口国務大臣 御指摘の人物の人定につきましては、これは入管当局でさまざまな範囲の調査を行いまして、北朝鮮出身者であるとは認められたものの、本名等については確認することができなかったと承知をいたしております。
○川口国務大臣 外務省の職員が同行したということは、現実に、その時点で既に大きな騒ぎがあるという現実がございまして、移送中の混乱を防止して、中国側に引き渡しを円滑にするという観点で同行したということでございます。
○川口国務大臣 これは、法務省の入管当局におきまして、関係法令等に従いまして調査を行って、御指摘の人物の人定につきまして、本名を確認することができなかったというふうに外務省としては承知をいたしております。
○川口国務大臣 まず、おっしゃった件は、二月二十六日に米国防省が配付をした資料の中に日本の貢献について言及がなかったということでございますけれども、この前、三月の十八日に私は政策演説をさせていただいたんですけれども、それは、これから私がどういう姿勢でそれぞれの外交課題に対して外交...全文を見る
○川口国務大臣 ワールドカップを成功させることは非常に大事でございまして、日本の国民もそれに向けて、かなり意識をというか気持ちを高めているというふうに思います。昨夜も十分に寝ていない人が多かったのではないかと思いますけれども。  韓国と一緒にこれを共催し成功させるということは大...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮と我が国との間には、さまざまな問題が残っております。拉致問題、国交正常化問題、被爆者の問題等々ございます。それから、日本人妻の里帰り問題、たくさんございます。  そうした中で、我が国といたしましては、今までも北朝鮮に対して、国交正常化交渉等の場で、この拉致...全文を見る
○川口国務大臣 私が男なら女房役と言うところでございますけれども、夫役、そういうふうに申し上げたいと思います。
○川口国務大臣 どちらと言うのが難しいのは、形の上で、辞令をということでありましたら、私が大臣になった後のことでございます。
○川口国務大臣 これは、形の上でというよりは、むしろその前に、私がむしろ大臣になる前にそういうことであったということでございますけれども、NGO問題に端を発するさまざまな国会の審議にマイナスの影響を与えたということがございまして、総理が苦渋の御決断をなさったというふうに承知をして...全文を見る
○川口国務大臣 NGOの問題に端を発して、国会の審議に影響を与えたということの理由としては、いろいろあるかと思いますけれども、そういう部分もあったという見方もできるのではないかと思います。
○川口国務大臣 野上前次官がやめたということの理由としては、私が先ほど申しましたように、NGO問題に端を発する国会の混乱に対してどうするかということで、総理が苦渋の御判断をなさってということであるというふうに私は理解をいたしております。  それで、事務次官をやめる行為という行為...全文を見る
○川口国務大臣 まず、槙田局長のことについて申しますと、この報道では、九九年の十二月の村山訪朝団の訪朝の後の自民党の関連部会で、拉致問題解決を棚上げして交渉再開を急ぐべきでないとの批判が出たことに対して、槙田局長がそのような発言をして反論したとされているわけでございますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 これは、アジア大洋州局長が本人に電話で確認をしております。そのことを私は局長自身から聞いています。
○川口国務大臣 まず申し上げたいのは、これについては、先ほど申し上げました槙田大使本人からの電話によるヒアリングも含め、省内にあります当時の記録も含め、既に調査をいたしたわけでございます。調査をいたした結果といたしまして、公的な場で、御指摘のような、あるいは報道されているような発...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、拉致の問題は国民の生命にかかわる重大な問題であるという認識でございまして、北朝鮮に対しては、国交の正常化、あるいは日朝関係を改善していく過程で、この問題を避けて通ることはできない問題であるということを繰り返し繰り返し言いまして、その解決を求...全文を見る
○川口国務大臣 中国に送り返したのは、本人の希望であるというふうに聞いております。  外務省の人間が、あるいは法務省の人間が同行をしたということについては、これは当時混乱がありまして、その混乱を避けるためであるということでございます。
○川口国務大臣 これはむしろ入管法の問題でございまして、外務省の問題としてお答えするのは難しいんですけれども、私が聞いておりますところでは、本人が希望した国に帰るケースが多いということのようでございます。
○川口国務大臣 この事案というのは、よその国から不法に我が国に入国をしようとした外国人に対して、入管法の規定で適正な措置をとったということでございまして、そういう意味で、入管法の範囲の措置であるということでございます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、この事案は入管法の問題でございまして、したがいまして、主管は法務省でございます。この件につきましては、したがいまして、入管法の規定に従って適正な措置がとられたというふうに私は承知をしております。
○川口国務大臣 この人間につきましては、これは北朝鮮の人間であるということはわかったようでございますけれども、金正男氏であるということについては、要するに本名はだれだかわかっていないというふうに承知をしております。
○川口国務大臣 本名は確定をしていない、本名はわからないと承知をしております。
○川口国務大臣 外務省が腰抜けであるとは私は認識いたしておりません。
03月28日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案及び在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について、一括御説明いたします。  まず、二千五年日本国際博覧会政府代表...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりで、日本人が国際機関にいる職員の中での比率は、拠出金の比率に比べて、このユネスコもそうですけれども、一般的にほかの国際機関においても非常に低いと思います。したがいまして、これは最低限、分担金の比率まで増やす必要があると思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはおっしゃるとおりでございまして、アフガニスタンの復興をこれから行っていく場合に、このアフガニスタンに対する復興というのは我が国にとって外交上の大きな課題の一つでございまして、そこを行う、その仕事を行う大使館の施設というのが取りあえず今現地にある物件...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員御指摘のように、将来的にも外務省の職員以外の人を大使あるいはその他の外務省のポストにもう少し就けていく、この数を増やしていくということは大事だと考えておりますし、それを行うに際して、透明性の確保も大変に重要だと思います。  今、具体的に何を考えてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理大臣直属の審査会の件でございますけれども、委員御存じのように、大使の任命は外務大臣の申出によりまして内閣が行うということになっております。  外務省が大使の任命に係る申出を行うに際しましては、事前に厳正に審査、選考を行っておりますけれども、さらに、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ハノーバー博もそれから今度の万博についても、その違いという意味で私は余り勉強しているということではありませんけれども、ハノーバー博というのは、それ以前と比較をして市民参加型的要素が深まってきたというのが私の理解です。
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、これまでに省内の当時の記録等を中心に、それからヒアリングも含めて調査をいたしましたけれども、公的な場所で言われているような発言があったという事実は確認されておりません。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、これについては調査をさせていただきました。それで、言われているような発言がないということでございまして、槙田前局長につきましては、これは報道によりますと、発言が一九九九年の十二月に村山訪朝団の訪朝の後の自民党の関連部会であったとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私自身は聞いておりません。
○国務大臣(川口順子君) これは既に別の者が聞いておりますけれども、更に私が聞くことについては別に問題はないと思いますので、私はいつでも聞くことはできますが、多分答えは同じだと思いますけれども。  それから、先ほど閣内の意見が不一致ではないかというお話がございましたけれども、安...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題が重要でないという意識を持っているということは全くございません。
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンの地震というのは、今のアフガニスタンの置かれた状況に、更にその上にアフガニスタンの国民の方には負担が生じたということで、私といたしましても、先日、地震の後で、亡くなられた方の御冥福をお祈りし、お見舞いをするメッセージを出させていただきました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このUNAMAでございますけれども、これは国連事務総長が今月の十八日付でアフガニスタン情勢に関する報告書を出しまして、その中でこれを提案をしているわけです。この報告の中では、ブラヒミ国連事務総長特別代表が既にアフガニスタンにおいて国連の諸活動の総合調整の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このプロジェクトは大変に重要なプロジェクトでございますので、促進をすべく努力をいたします。
○国務大臣(川口順子君) まず、この会談でございますけれども、今の時点ではまだ政府として正式に決定をしたということではないということでございますが──赤十字、ごめんなさい、済みません。  まず、赤十字の会談でございますけれども、北朝鮮の赤十字会が発表いたしました日朝赤十字会談に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件につきましては、私も坂口厚生労働大臣からお話を伺っております。  坂口大臣としては、人道的な観点から、御所管の在北朝鮮被爆者支援問題について、担当者、北朝鮮側の閣僚と非公式の意見交換を行いたいということでございました。  ただ、そういうことであ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、アブ・アラPLC議長には実は明日お会いをすることになっています。  この明日の会談では、パレスチナ側として最大限の過激派の取締りを求めたいと思っております。また、ジニ米特使を交えた治安協議等を通じまして、停戦に向けた前向きの協力も求めたいと考えて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、調査をいたしましてその結果を発表させていただいたわけでございます。  また他方で、鈴木議員御自身も御自分がそういうことをなさったとおっしゃっていらっしゃるわけであり、先ほど委員もおっしゃった政治資金の届出もそれを直されているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、アメリカに貢献をしたという国家のリストの中から、アメリカのリストの中から落ちていたという件につきましては、これはもう委員既に御案内のように、米国からは、事務的な手違いであって申し訳ないということを、ベーカー駐日大使から防衛庁長官及び私にお話があった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) SACOの最終報告は、これは平成八年の十二月に、当時の池田外務大臣、久間防衛庁長官それから米国のペリー国防長官、モンデール駐日大使のお名前を付して出されたものでございまして、先ほど相互性があるかどうかというお話がございましたけれども、これは共同の努力に着...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま二千五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案及び在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。法律案と同時に可決されました附帯決議に関...全文を見る
03月29日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) そのような気持ちを今後ずっと持ち続けていくつもりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 普天間飛行場の代替施設の使用期限の問題につきましては、これは平成十一年末の閣議決定にございますように、政府としては、国際情勢もありまして厳しい問題があると認識をいたしておりますけれども、沖縄県知事、名護市長からこの問題について要請があったことを重く受け止...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平成十一年末の閣議決定に従いまして、適切に対処をする決意でございます。
○国務大臣(川口順子君) 私といたしまして、委員のお気持ちはよく理解をいたしますけれども、それから在日の米軍の施設や区域が沖縄に集中をしていて県民の方に多大な御負担をお掛けしているというふうに本当に思っております。  いろいろな問題が起きましたときに、やはりその運用の改善で機敏...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) コロニア・オキナワというのがあることは存じております。
○国務大臣(川口順子君) SACOの最終報告には今、委員がおっしゃられた九項目の運用改善措置というのが盛り込まれているわけでございますが、それらのすべてを実施に移しました。
○国務大臣(川口順子君) 幾つか例がございますけれども、例えばこの最終項目の中で、最後のところに、この九項目の中ですけれども、例えば地位協定の運用を改善するための努力の継続ということがございますけれども、ここで読めるものとしては、環境問題について、少し長くなってしまいますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御指摘をいただいた件については調査をさせていただきました。それで、若干その後──お話が細かくなりますので、局長からちょっと御答弁をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 四つの調査につきましては、今、内容は局長から御説明を申し上げたとおりでございまして、外務省としては、一番先ほど局長が冒頭でお話をいたしましたように、これは平成九年の十一月のクラスノヤルスク首脳会談で、東京宣言に基づいて二〇〇〇年までに平和条約を締結するよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 調査の報告に、調査につきましては、今回のことで私はそれに尽きているというふうに思っているわけですが、若干さっき齋藤局長からお話をさせていただいたことについて補足をさせていただきたいと思うんですけれども、この調査の報告書四つですけれども、それはすべて技術的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 普天間飛行場代替施設の受入れの過程におきまして、稲嶺知事を始めとする地元からの御要望を踏まえて、当初の米軍専用でなく軍民共用飛行場を念頭に整備を図ることとする等、代替施設の具体的な整備内容に変更が生じたことは事実ですが、代替施設の整備による普天間飛行場の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、代替施設の具体的な整備内容に変更が生じたことは事実ですが、代替施設の整備による普天間飛行場の移設・返還が現時点で最大限実施し得る沖縄の米軍施設・区域の整理、統合、縮小を図るとのSACO最終報告の趣旨に合致している点に、これにはいさ...全文を見る
04月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 支援委員会の平成十四年度の予算の執行につきましては、必要最小限の経常的な経費以外については見合わせるということを申し上げました。  これは現在、専門の方に専門委員会を作りまして今後のやり方について議論をしていただいておりますので、そして四月中に報告を出...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○川口国務大臣 私が三十一日の日曜日に会談をいたしましたのは、シャロン首相ではなくて、イスラエルのペレス外務大臣でございました。  この会談におきまして、私から、イスラエル、パレスチナ間の暴力の悪循環が続いているという状況は非常に問題であると憂慮をしているということを申し上げて...全文を見る
○川口国務大臣 私は昨晩、パウエル国務長官と電話で話をいたしました。それでアメリカの対応、アメリカはこの問題についてはかぎでございますので、アメリカにこの努力をしっかりやっていただきたいというお話もさせていただいたわけでございます。  アラファト議長につきましては、イスラエルあ...全文を見る
○川口国務大臣 国連の場で先日、決議が、一千四百二が採択をされたわけでございますけれども、そういった国連の場での努力に加えまして、我が国といたしましても、実は、きょうから茂田前イスラエル大使を私からの書簡を託しましてイスラエル及びパレスチナに派遣をいたしまして、関係者と話をしても...全文を見る
○川口国務大臣 今、海上保安庁で調査を進めていただいているわけでございまして、この調査の結果を見ながら次の段階について判断をするということになると思いますけれども、外務省といたしましては、中国に対しましては、事件発生の当初から、外交ルートを通じまして随時情報の提供を行ってきており...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、最初に佐々江局長から御説明をいたしましたように、外務省として防衛庁の依頼を受けて、本体とそれから概要を送付したものでございます。  それから、ちょっと申し添えさせていただきたいんですが、この概要の英訳は防衛庁が行っておりまして、外務省が行った...全文を見る
○川口国務大臣 政府としてのこれからの対応につきましては、今、佐々江局長がお話をしたとおりでございますけれども、外務省としては、スイス政府との関係につきましては誠実に対応していきたいと考えております。
○川口国務大臣 ブッシュ大統領が一般教書の演説でおっしゃった、発言をしたわけですけれども、これは、今アメリカ政府として、テロの支援の問題、大量破壊兵器の問題について大きな懸念を持っているわけでございまして、こういったテロの支援と大量破壊兵器の開発は決して許さないという強い決意をお...全文を見る
○川口国務大臣 二月の半ばにブッシュ大統領、パウエル国務長官が来日をなさいました際にも、この問題についてはお話をする機会がございましたけれども、アメリカ政府といたしましては、問題を平和的に解決するということに変わりはない、外交的な努力を行いたいんだということ、すべての選択肢を排除...全文を見る
○川口国務大臣 イラク、イラン、北朝鮮といった国々について従来から米国政府とは意見の交換は行ってきているわけでございまして、その上で、これは一般教書演説というアメリカ政府の演説でブッシュ大統領が使われた表現でございますので、我が国としては、その表現自体はアメリカ政府の認識をあらわ...全文を見る
○川口国務大臣 当然に米国政府といたしましては、九月十一日の同時多発テロを受けて、テロの支援及び大量破壊兵器の開発について問題であるという意識を強くしているわけで、それがそういう表現につながったわけでございますけれども、先ほど申しましたように、米国政府とのこれらの問題についての意...全文を見る
○川口国務大臣 ございませんでした。
○川口国務大臣 北朝鮮に関しまして、私の方からは、注意深く北朝鮮政策を進めて、北朝鮮の具体的行動を引き出していくことが極めて重要である等、それから、そのために引き続き金大中大統領の包容政策への支持と日米韓の緊密な連携が必要であり、そのもとで北朝鮮との対話を進めていくことが必要であ...全文を見る
○川口国務大臣 核疑惑につきましては、私とパウエル長官との話し合いの場ではございませんでしたけれども、ブッシュ大統領と小泉総理のお話の中で小泉総理は、済みません、これはイランについてですね。失礼しました。  北朝鮮については、特になかったと記憶をいたしております。
○川口国務大臣 日米韓の協議、対話の場は、これは北朝鮮をめぐりまして種々な形で行われておりますけれども、これまで継続的に行われてきた代表的な会合といたしましては、日米韓三国の次官級の、事務当局者によるTCOG、北朝鮮問題に関する日韓米三国調整グループ会合という名前でございますが、...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題につきましては、もうこれは委員がよく御案内のように、国民の生命にかかわる重大な問題である、国交正常化の話の過程で、国交正常化のためには決して避けて通れない問題であるということを政府として今まで言ってきているわけでございます。  今に至るまで拉致問題につい...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対する食糧支援につきましては、今まで、北朝鮮の深刻な食料事情に配慮をいたしまして、人道的な観点から行ってきているということでございます。実際の支援の決定に当たりましては、こうした人道上の考慮に加えまして、総合的な観点から判断を行っているわけでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 この北朝鮮の内部事情については、なかなか外からはわかりにくいという事情があるということは事実でございますけれども、世界食糧計画の、これはWFPですが、緊急食糧支援活動に関するアピールにこたえまして我が国が行った食糧支援につきましては、これは子供、老齢者、妊産婦等を...全文を見る
○川口国務大臣 委員が御指摘になられていますように、航空機の騒音問題が基地の周辺の住民に与える影響には大変に深刻なものがあると私も思います。  おっしゃったように、日米安保条約に基づく日米安保体制というのは、我が国及び極東に平和と繁栄をもたらしているわけでございまして、また、ア...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○川口国務大臣 昨日、私から発表させていただきました人事上の措置につきましては、今委員は軽過ぎるとおっしゃられましたが、また同時に、重過ぎるというお立場の意見も私は伺っておりまして、これは、その方のお考え、お立場によってさまざまな思いがおありになると私は思います。  そういった...全文を見る
○川口国務大臣 今までの調査におきまして、問題が存在をするということが確認されなかったものにつきましては、処分をする考えはございません。他方で、今後新たな御指摘がございまして、あるいは、現在既に調査中のものにつきまして問題があるということが確認された場合につきましては、それに基づ...全文を見る
○川口国務大臣 NGOの問題につきましては、おっしゃるように、一連の国会の御審議に対して御迷惑をおかけしたと総理が判断をなさったことの原因になっているということでございますけれども、これにつきましては、国会の御審議にマイナスの影響を与えたということについては、総理の御判断がござい...全文を見る
○川口国務大臣 パレスチナの国家承認問題でございますけれども、これは幾つかのその経緯をたどって考えてみないといけないと思います。  いわゆるパレスチナ解放運動におきまして、歴史的に見ましたときに、その目標についてはさまざまな議論があったわけですけれども、さまざまなその議論を経て...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、和平交渉を経てということを強調させていただきましたけれども、パレスチナが国家である、あるいは国家の独立宣言をするとか、いろいろなプロセスが、いろいろな状況があり得ると考えております。  したがいまして、我が国としては、和平交渉を経てパレスチナが平和裏に国...全文を見る
○川口国務大臣 今までその地域にしてきた援助の金額、これは、パレスチナ人に和平の希望を与え、和平プロセスを側面から支援するという意味合いで行ってきたわけですけれども、六億ドル以上の支援を行ってきております。
○川口国務大臣 まさに、先ほど申しましたように、パレスチナは、オスロ合意に基づいた和平プロセスの片方の当事者でございます。そのパレスチナ人に対して和平の希望を与え、それによって和平のプロセスを側面から支援をするために、支援をしてきているわけでございます。
○川口国務大臣 現在起こっているイスラエルとパレスチナの衝突の中で、日本が支援をしました施設あるいは機材の一部に被害が及んでいるということは、大変に残念なことだと思います。  それで、それは幾つか対象があるわけですけれども、例えば、視覚障害者訓練センター、パレスチナ放送公社、ガ...全文を見る
○川口国務大臣 これも先ほど申しましたように、イスラエルの砲撃によって、こうした我が国が援助した施設あるいは機材が破壊をされているということは大変に問題があると私どもは考えておりまして、今までも、被害を受けたことにつきまして、外交ルートを通じまして、イスラエルに対して遺憾の意を伝...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエルからの返事でございますけれども、我が国のパレスチナ支援プロジェクトの破壊に関しては、日本の援助対象物への被害は、テロへの危険から国民を守るためにとった行動の一環で、意図せざる結果として発生してしまったことを理解してほしい、この件で、良好な日本・イスラエル...全文を見る
○川口国務大臣 今御指摘のお話についてでございますけれども、これは、鈴木議員及び政治家の方々との外務省の不適切な関係、報告書には社会通念から見て異例な関係というふうに書かせていただいておりますけれども、そこにつきまして問題があるということで処分をしたということも入っているわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 一つ申し上げたいのは、外務省のそういったことを招いた、政と官の不適切な関係あるいは社会通念から見て異例な関係を招いたということにつきまして、外務省には当然責任があるわけでございます。そこについて、例えば外務省の信用を失墜したとか、あるいは責任を持って職務の遂行に当...全文を見る
○川口国務大臣 私は、そういう御批判をいただいたとしても、それを決して否定をすることができない状況に外務省は、あるいは外務省の職員はあると思っております。全員がそうであるということを申しているわけでは決してありませんけれども、組織全体としてそういうふうになってしまったということは...全文を見る
○川口国務大臣 東郷大使につきましては、きのう記者会見で三つのことを申しました。  一つは、鈴木議員や特定の外務省職員の役割を過度に重視をしたため、省内のロシア関係専門家を事実上分断をし、彼らの士気を低下させた、また、その過程で同僚や部下に対して外務省幹部としてふさわしくない言...全文を見る
○川口国務大臣 それを具体的に申しましたのが、最初に三つ申し上げました、鈴木議員や特定の外務省職員の役割を過度に重視をしたというようなことでございます。
○川口国務大臣 二島先行返還論につきましてですけれども、これまで我が国としてそれをロシア側に提案をしたということは全くございません。北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという我が国の対ロ基本方針、これは堅持をしてきておりますので、それが揺らいだということではございませ...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げていることが、二島先行返還論ということに、具体的にそういう形であらわれたということは全然ございません。  申し上げているのは、先ほど来の繰り返しになりますけれども、対ロ外交を推進する省内体制に混乱をもたらしたということでございます。その結果として、外務省...全文を見る
○川口国務大臣 なかなか、これで御納得いただけない、こうおっしゃられても困ってしまうんですけれども、それが二島先行返還論を政府として言ったことにつながったということかというと、全然そんなことはないわけですね。二島先行返還論は、一言もそういうことは提案をしていないわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 私は、省内でさまざまな政策論議が行われるということは当然だと思っておりますし、むしろそれはいいことだと思っております。したがいまして、それがあったからといって、それで処分をしたということでは全くありません。  ただ、委員が今おっしゃられるように、東郷局長が局長と...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、省内でさまざまな政策論議があって当然だ、それはむしろ望ましいと私は考えるというふうに申しましたけれども、当然に、論議があるということは、さまざまな考え方があるということでございます。  ただ、そういった意見の違いが省内にあったということがこの処分の対象に...全文を見る
○川口国務大臣 新聞の記事は承知をいたしております。  これにつきましては、私はまだ具体的なことを聞いておりませんのでよくわかりませんが、一般的に申し上げますと、今まで、外務省が外交政策を遂行する上で有益と判断される場合には、鈴木議員を含む国会議員の方、あるいは外務省外の方に対...全文を見る
○川口国務大臣 これは、鈴木議員の事務所に伺って、そういうことがありましたかということを私として申し上げるわけにいきませんので、外務省のサイドで何がわかるかということについては聞いてみたいと思います。
○川口国務大臣 聞いてみたいと思います。
○川口国務大臣 まず、後の方から申し上げますと、私はそういう事実は聞いておりません。  それから、三月三十一日までに発表できなかったということは二つございまして、一つは、事実上、三月三十日、三十一日が土日でございまして、その分時間がかかったということと、これは人事上の話でござい...全文を見る
○川口国務大臣 私は、東郷大使が書かれたものは読ませていただきました。それから、東郷大使がお話しになったことについても内容は聞いております。
○川口国務大臣 これは新聞報道でございますけれども、これも含め、それから外務省で最近かなりの頻度で起こっております漏えい、機密漏えい事件、秘文書の漏えい事件につきましても、これは私は非常に大きな問題であるというふうに考えております。したがいまして、漏えいにつきましては、ただいま調...全文を見る
○川口国務大臣 まず調査をして、その上で何がわかるかということをはっきりする必要があると思っております。例えば、だれが漏えいをしたのかということが特定をされることが大事だというふうに思っております。  そういった意味で、さまざまな調査をした上で、どういう情報が利用可能なのか、要...全文を見る
○川口国務大臣 それを含めて申し上げたわけでございます。
○川口国務大臣 外務省の情報を、あるいは文書をお出しするかどうかということにつきましては、考え方の整理は私どもはきちんとやらせていただいているつもりでございまして、間違っても情報操作をするという意図で何事もやっていないということは前にも申し上げたとおりでございます。  まず、漏...全文を見る
○川口国務大臣 私は、国会で参考人として話を聞きたいという御要請があるものについては、それについては重く受けとめるべきであると思いますけれども、具体的にどういう人間に、だれについて、どういうテーマについてという御要求なのかちょっとよくわかりませんので、一般論としては、国政調査権と...全文を見る
○川口国務大臣 これは外務省としての人事上の措置でございまして、外国との関係において考慮されたものでは一切ございませんし、このことが外交に何らの影響を与えるというふうには、少なくともその相手国の立場については、相手の立場から見た場合には影響を与える問題だとは考えておりません。
○川口国務大臣 一連のことにつきましては、ロシア側も、これは日本の国内問題であるというふうに述べているわけでございます。  それから、我が国として、二島先行返還論についてきちんとそういう主張をしたということは全くございませんで、二島先行返還論について全く提示はしていないわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 ロシア側といたしまして、イワノフ外務大臣が下院で演説をいたしておりまして、鈴木議員をめぐる問題については、ロシア側としては、基本的に日本の国内問題であり、平和条約交渉が影響されるものではないという認識を示しております。
○川口国務大臣 東郷大使にやめていただくという判断をなぜしたかということについては、御説明を申し上げておりますけれども、対ロ外交を推進する省内体制に混乱をもたらして、外務省の職員について、外務公務員への信用を失墜させたということでございます。  それでは、具体的にはそれがどうい...全文を見る
○川口国務大臣 結論から申しますと、これは、刑事上、東郷大使がやったことに問題があったということではございません。東郷大使のおやめいただく理由というのは、まさに省内体制を混乱させて、結果として外務省の信用を失墜させたということでございます。ということで、特別公務員としての彼の立場...全文を見る
○川口国務大臣 歴代の事務次官、歴代の官房長につきましては、おやめになった、要するに外務省をやめた歴代の事務次官も含めて、私は監督責任を問わせていただきました。問わせていただきましたという意味は、やめた事務次官については監督責任があるということを申し上げさせていただきました。 ...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に、外務省としてイカサマをやっているつもりは全くございませんで、いろいろなことにつきまして誠心誠意対応させていただいているつもりでございます。  専門委員会の御議論については、ここでいい考え方をお示しいただくことが非常に重要でございますので、私としては、...全文を見る
○川口国務大臣 専門委員会の委員の方に対しましては、契約によりまして守秘義務をかけさせていただいております。したがいまして、審議上必要だということで私どもが御説明をした場合には、それは、その秘密については守っていただくということになっております。  国会の資料要求についてどのよ...全文を見る
○川口国務大臣 日露青年交流事業につきましては、これは今調査中でございまして、何か問題があれば、あるいは問題がないとしても、その調査結果につきましては、これは私は発表をしたいと考えております。  それから、先ほどの日露医学医療交流事業でロシアに行った方につきましては、これは、だ...全文を見る
○川口国務大臣 入札の手続につきましては、今委員がおっしゃられたように、この期間が必ずしも十分に長くないのではないかという印象があるということは、私申し上げた記憶がございます。  これにつきましては、何で短かったかということについてはよくわからないわけでございますけれども、今後...全文を見る
○川口国務大臣 入札説明会に出席が必要であるということがほかに余り例がないということのお話がございましたけれども、この北方四島の関係の支援事業につきましては、ほかの件と違った特別な事情があるということでございまして、例えば、北方四島については、これは日本の主権のある領土である、そ...全文を見る
○川口国務大臣 具体的な問題の御指摘がありました場合には、常に調査をすると申し上げております。
○川口国務大臣 入札のことにつきましては、先ほど申し上げましたように、なぜその期間が短いかということについてはよくわからないけれども、今後、改善策を議論する中で、何が適切かということは考えたいということを申し上げたとおりでございまして、入札の点について、期間の点については、そうい...全文を見る
○川口国務大臣 まず、再調査の件でございますけれども、外務省は、この調査については、省内にある書類あるいはヒアリング等に基づきましてこの前調査をして、その報告を出させていただいたわけでございまして、この結果については、委員御案内のように、鈴木議員の関与は確認をされなかったというこ...全文を見る
○川口国務大臣 国際約束を行政協定でやるか、あるいは国会承認条約でやるかということについて、どういう場合に国会承認条約でやるかというルールが、委員御案内と思いますけれども、ございます。  これは昭和四十九年に大平三原則として明らかになっているわけでございますけれども、一つは、法...全文を見る
○川口国務大臣 どういった国際約束を国会承認条約にするかという考え方についてお聞きでいらっしゃると思いますけれども、これについては、今あるのは昭和四十九年のそのルールであるということでございまして、これをさらに変える必要があるかどうかということについては、これは、国会として何を国...全文を見る
○川口国務大臣 まず、多額の予算がかかるというお話がございまして、それはそういうことでございますが、この協定に、利用可能な資金の範囲内でというふうに書いてございます。  それで、利用可能な資金の範囲というのは、毎年毎年の予算で、これは国会で御審議いただいてお決めいただいているわ...全文を見る
○川口国務大臣 国際機関ということで考えますと、これは、支出をする、したがって拠出金として国際機関に出すところまでが日本国の中のお話でございますので、そこまでが会計検査院の対象になっているということでございまして、それから先は、これはさまざまな国際機関がございますけれども、それぞ...全文を見る
○川口国務大臣 私が委員会等で申し上げておりますのは、日米地位協定については、その時々の問題について、運用の改善により機敏に対応していくことが合理的であるということを申し上げておりまして、その考えのもとで運用の改善に努力をしているということを申し上げております。  それで、これ...全文を見る
○川口国務大臣 運用の改善につきましては、この刑事裁判手続につきましても、さらなる運用改善が必要であると考えております。このさらなる運用改善に向けて、現在、刑事裁判手続に関する特別専門家委員会等を通じて協議を行っております。先般二月にパウエル国務長官とお話をしましたときにも、この...全文を見る
○川口国務大臣 引き渡しについて、今まで運用の改善の努力をしてきております。引き続き努力を重ねることが必要だと思っております。
04月04日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、坂口厚生労働大臣の非公式会談が、会談の前日の二十九日に先方から延期をしたいという申し入れがありまして、開催されなくなりました。このことについては私も残念だと思います。  政府の立場は、いずれにいたしましても、今後とも引き続き日朝国交...全文を見る
○川口国務大臣 昨日、李鵬委員長との間でこのお話を私の方から触れさせていただきました。そして、この件を日中間の外交問題とすることなく、理性的な話し合いを通じて適切に処理をしていくというふうに申し上げまして、先方とその点についての認識は一致をしたと考えております。
○川口国務大臣 安倍副長官がいらっしゃらないところでお話をさせていただくことになってしまうわけですが、私は、安倍官房副長官は、拉致問題について外務省とさまざまな議論を行ってきた過程で、当時のアジア局には拉致問題を軽んじていると受け取られるような雰囲気があった旨述べられたと承知をい...全文を見る
○川口国務大臣 有本恵子さんの事案につきましては、政府としてもこれまで重大な関心を持って対処をしてきているわけでございまして、日朝国交正常化交渉等の場で、北朝鮮側に対して、その安否について調査の申し入れをしてきた経緯がございます。  この件につきまして、先般、警察当局から北朝鮮...全文を見る
○川口国務大臣 特定されていないと承知しています。
○川口国務大臣 北朝鮮出身者であると認められたものの、本名等について確認することはできなかったと承知をしております。
○川口国務大臣 入管当局で、これは関係法令等に基づいて退去強制手続に必要な範囲の調査を行ったということでございますが、御指摘の人物の人定については、北朝鮮出身者であるということは認められたわけですが、本名等につきまして確認することはできなかったと承知をしております。
○川口国務大臣 中国側との関係につきましては、この事案が発生以来、私どもは中国との連携を行っております。話をしております。  それで、その件について、私は昨日、李鵬全人代委員長とお会いをいたしまして、その点についてこちらから申し上げさせていただきました。  まず私の方から、不...全文を見る
○川口国務大臣 委員長の方からは、日本が不審船の問題に関心を持っているということは理解をしていると。ちょっと全部細かくは申し上げませんけれども、今後とも適切に処理されるものと思う、日中関係の大局に影響をするまで拡大することはないと考える。これは不審船の問題一般についての御発言でご...全文を見る
○川口国務大臣 不審船の引き揚げの局面についてお話をしていらっしゃったわけではないということでございますが、不審船問題に関する一般的な認識として、先ほど申し上げたようなことについて認識が一致をしたということでございます。
○川口国務大臣 私の方からは、この不審船の問題が日本国民にとって非常に重大な問題であるということと、この不審船を引き揚げるべきであるということを考える人が非常に多いのであるということははっきり申し上げてあります。
04月04日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃいますように、人事上の措置は公平、公正でなければいけないと私も考えております。もう当然のことだと思っております。当然のことというか、それが一番の基本だと思っております。したがいまして、それを基本としてというか、それをきちんと守って、頭に置いて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 東郷駐オランダ大使につきましては、対ロ外交を推進する省内体制に混乱をもたらした結果、外務公務員の信用を著しく失墜させたと言わざるを得ないということが理由でございます。具体的にもう少し申し上げますと、三つございますが、鈴木議員や特定の外務省職員の役割を過度...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤前主任分析官につきましては、省内で幹部の立場にはなかったわけですけれども、東郷大使と同様に省内体制に混乱をもたらした責任は重いと考えまして、国家公務員法に基づく懲戒減給処分、給与二〇%分を一か月ですけれども、といたしました。それから、この佐藤の当時の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、私も政策に関する論議、これはとことん省内で活発にやることが望ましいと思っております。  そこの政策に関する省内の論議で言った意見、あるいは結果として取られた意見と違う意見がそこで発言されたとしても、それについて処分の対象にす...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっとお待ちください。  東郷大使につきましては、外務公務員法の第八条の、ごめんなさい、東郷大使につきましては、外務公務員法の第四条によって準用された国公法の九十九条、これは信用失墜行為の禁止をしているわけでございますけれども、それによりまして処分を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、発表したときには、それはたしか質問にお答えしてだったかもしれませんが、申し上げさせていただいております。
○国務大臣(川口順子君) どれぐらいの。
○国務大臣(川口順子君) 変える会につきましては、既に三回の議論をしていただいております。いろいろな考えがそこで提示をされておりまして、まだ、そのうちのどこの何に収束をするという形の議論にはまだなっていませんけれども、二回目の議論では政と官の関係をいたしまして、これは私は出席をす...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も、パレスチナの過激派の相次ぐ自爆テロ等のテロ、それに対する報復としてのイスラエル軍のパレスチナ自治区侵攻、アラファト議長府の包囲といった暴力の悪循環が続いていることにつきましては、大変に憂慮をいたしておりまして、情勢は不透明だと言わざるを得ないと思い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国がこの問題について大きなかぎを持っているということはおっしゃるとおりだと思いますし、私もパウエル国務長官との電話会談の際にその旨はお伝えをいたしております。  私が申し上げた幾つかのことに関しましてパウエル長官が述べたことは、まず、我々としても当事...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは非常に難しい問題だと思います。日本が独自で何かをやってということではなくて、これはあくまで、やることはやっているわけですが、茂田大使の派遣のような幾つかのことはやっておりますけれども、問題の解決のためには、国際社会が協力をして停戦をさせて次のステッ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも必要なことでございまして、私は、最近はヨーロッパの首脳、外務大臣とは電話で話をいたしておりませんけれども、近々する予定も入っておりますので、そういった点についても働き掛けていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 何といいましても、今外務省がきちんとやらなければいけないのは外務省改革であると思います。これはきちんとやらなければいけませんが、それをやる意味というのは、正に外交において、外交の課題において、外務省がそれを推進することができる体制を作る、その行う外交につ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 引揚げにつきましての、引揚げというか不審船につきましての李鵬委員長とのお話でございますけれども、昨日私は、全部で二十分ぐらいの時間でしたけれども、話させていただきまして、私の方から李鵬全人代委員長にこの話については持ち出させていただきました。  それで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、外務省が自ら、どういうことでこのような問題が起こったか、あるいはしかも続いて起こっているかということについて、きちんと理由を踏まえるといいますか、分析をするということは非常に重要なことだと私は思っております。  これをやる、だれがやるかということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 個人の人間が様々な研修を受ける、訓練を受けるという場は、外務省の職員は、これはⅠ種で入ったか専門職として入ったかといったことで違いはありますけれども、割にあるのではないかと思います。  ただ、その訓練の方向が、一つは語学研修でもありますし、一つはそうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 東郷大使の職を免ずる理由でございますけれども、処分の理由は、対ロ外交を推進する省内体制に混乱をもたらした結果、外務公務員の信用を著しく失墜させたということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今回の人事的な措置につきましては、これは、三月四日に発表いたしました北方四島住民支援に関する調査結果報告書及び在京コンゴー民主共和国臨時代理大使等を巡る諸問題に関する調査結果報告書を踏まえまして、ヒアリングを含めた調査を行いまして、これに関して人事上の措...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) したがいまして、先ほど御答弁をさせていただきましたように、今回の措置は三月四日に発表をした二つの調査報告書を踏まえましての人事上の措置であるということです。
○国務大臣(川口順子君) はっきり申し上げておきたいんですけれども、北方領土の返還交渉についての我が国の立場というのは、一貫として四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結をするということでございまして、このような政府の立場が変更をされた二島先行返還論を政府が提示をしたということは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 冒頭申しましたように、東郷大使に対して今回の人事上の措置を取りました理由は、対ロ外交を推進する省内の体制に混乱をもたらした結果、外務公務員の信用を著しく失墜をさせたということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今、パレスチナとイスラエルに起こっている状況というのは本当に悲劇的な状況で、この暴力の悪循環をできるだけ早く止めなければいけないと私は考えております。  これのため、我が国として、私としましては、先月の終わりからアブ・アラ・パレスチナ立法評議会議長とお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) タウンミーティング、今度のテーマ、おっしゃったように外務省改革でございまして、一つは、外務省が改革をするために具体的に何をしようとしているのか、どういう考え方でそれを進めようとしているのかということについて国民の皆さんの御理解をいただき、あわせて、それに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりで、改善をすべき課題だと考えております。  私は、環境省におりまして見ていまして、これは、環境省は、今はもう変わったかもしれませんが、霞が関で一番残業時間の多い官庁であるという不名誉な記録を一時期持ったことがありますけれども、更にその十...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 調査報告書の文章自体、ちょっと今、私手元にないんですけれども、ですから文言は必ずしも一〇〇%正確に引用できていないと思いますけれども、特定の議員との関係が社会の通念に照らして異例であったということを園部参与がお書きでいらっしゃるわけですけれども、それを踏...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が記者会見でも言いましたし、ここでもお話をしていますのは、対ロ外交を推進する省内体制に混乱をもたらした結果、外務公務員の信用を著しく失墜させたということを言っているわけでして、したがって人事上の措置を行ったということですけれども、もう少し具体的にこれを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 具体的に言えばそういうことです。
○国務大臣(川口順子君) したがいまして、先ほど申しましたような三つの側面においてこれを混乱させたということです。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどお話をした三つというのは、対ロ外交に関連してお話をしたわけでございまして、一つは鈴木議員や特定の外務省職員の役割を過度に重視したため、省内のロシア関係専門家を事実上分断し、彼らの士気を低下させたこと、これが一つです。それから二番目に、その過程で同僚...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北方領土問題についての政府の政策というのはずっと一貫をしてきているわけでして、それは四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということです。二島先行返還論ということが言われていますけれども、これについて政府として二島先行返還論を提示したことは一度もな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府として二島先行返還論を提案をしたことは全くないということです。
○国務大臣(川口順子君) 議員としての鈴木議員、一人の議員としての鈴木議員がロシアの、あるいは北方四島問題についてどういうことをお考えであったかということについては、私はコメントをするということは差し控えたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員が議員として北方四島の返還問題についてどういうお立場でいらしたかということについては、私はよく承知をいたしておりません。
○国務大臣(川口順子君) お答え繰り返しになりますけれども、政府として二島先行返還論を提示したということは一度もなかったわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) これも繰り返しになりますけれども、今般の人事上の措置は、いわゆるこういった点についての言われていることとは、政府は一度もそういう提案をしたことがないわけですから、関係がないということです。
○国務大臣(川口順子君) 変える会につきましては、今まで三回会合を開いています。それで、そのたびごとに二人ないし三人の委員の方からまず最初にペーパーをいただいているわけでして、それに基づいて議論をということですので、具体的に今、議論を収束をして、これが提言だと、そういう段階には来...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アナン事務総長が、第三者による監視の問題について、これが重要な問題となっている、世界の多くの指導者からこの問題を、この問題が自分に対して提起をされているということをおっしゃったということは承知をいたしていますけれども、これについては、まだ具体的に事務総長...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) オスロ合意は、一九九三年に大変な努力の結果これができたわけでして、その結果、それを受けて、アラファト議長、ラビン首相、シモン外相がノーベル平和賞を受けているわけでございまして、これは残念ながら、その後それがその動きとなって、具体的な交渉となって結実をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりましたオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正(締約国の第九回会合において採択されたもの)の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成九年九月にモントリオールで開催された...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○川口国務大臣 委員もおっしゃられますように、私も、パレスチナの過激派によるテロの継続、イスラエル軍のパレスチナ自治区侵攻とその議長府の包囲といった暴力の悪循環については、大変に心配をしております。情勢がさらに不透明化しているということを憂慮しております。  私は、まず深刻な現...全文を見る
○川口国務大臣 まず、四月二日に発表いたしました処分というのは、「北方四島住民支援に関する調査結果報告書」及び「在京コンゴー民主共和国臨時代理大使等を巡る諸問題に関する調査結果報告書」、この二つを踏まえまして、ヒアリングを含めました調査を行いまして、これに関する人事上の措置を行っ...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今おっしゃられましたように、省内で政策をめぐってさまざまな意見の交換があるということは望ましいことであると私は考えておりまして、それがなければ外交は停滞をしてしまうと考えております。したがいまして、今回の処分については、省内でいろいろな議論があって、政策をめ...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしまして、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということは一貫した方針でございまして、これを堅持いたしております。このような方針に基づいて交渉を進めてきておりますし、今後とも進める考えでおります。  他方で、政府としては、北方四島に居住する...全文を見る
○川口国務大臣 鈴木議員が、議員として、二島先行返還論あるいは四島返還等の、この北方四島の帰属問題あるいは領土返還問題についてどういうお考えをお持ちでいらっしゃるかということにつきましては、私はよく承知をいたしておりませんので、ちょっとコメントができないわけでございます。
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、この発表させていただいた人事的措置、これにつきましては、北方四島住民支援と在京コンゴ民主共和国の臨時代理大使についての二つの調査の報告書、これを踏まえまして、さらにヒアリング等を行って人事的な措置をとったということでございまして、二島の...全文を見る
○川口国務大臣 先日、四月の一日に外務省で入省式を行いました。その際、私が新しく入った職員に言いましたことは、外交の目標というのは我が国の平和と繁栄を確保することである、それが我が国の国益である。その国益を守っていくということは、抽象的には平和と繁栄の確保という言葉で表現をされる...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしましては、拉致問題は国民の生命にかかわる重要な問題であるという認識を持っておりまして、この認識のもとで、従来から、日朝国交正常化交渉等の場で、北朝鮮に対しまして、日朝関係を改善していくに当たって拉致問題は決して避けて通ることのできない問題であるというこ...全文を見る
○川口国務大臣 米国の政府、アメリカは、一九八七年の大韓航空機の爆破事件、これを契機といたしまして、八八年以降、北朝鮮を、テロ行為を支援している国家ということで、テロ支援国家リストに載っけてきています。  我が国といたしましては、北朝鮮をめぐっては、安全保障上及び人道上の難しい...全文を見る
○川口国務大臣 これは、日朝国交正常化交渉等のさまざまな場、そういう場におきまして、粘り強く人道上の問題、安全保障上の問題について働きかけていくということでございます。そして、これを日米韓連携のもとに行っていくということであると思っております。  私も、拉致をされた方の家族の方...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対してどういうやり方で働きかけていくかということについては、さまざまな御意見があるということを私は承知をいたしております。  北朝鮮に対しまして、国交正常化交渉の過程で拉致問題は避けて通ることができない問題であるということも、再三再四強く言っていますし、...全文を見る
○川口国務大臣 今二つの、インドネシアそれから韓国についてお話がございましたけれども、インドネシアにつきましても、メガワティ大統領に事前の、我が国の立場につきましてはお話をさせていただいております。  それから、韓国につきましても、さきの首脳会談におきまして、総理から金大中大統...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、北朝鮮との関係では、毅然として、そして粛々と進めていくということが大事だと私は考えております。したがいまして、先ほど申しましたように、日朝国交正常化交渉等の場でさまざまな働きかけ、さまざまな問題について繰り返し言っていくということが大事...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮と我が国の関係といいますのは、国交正常化がまだ行われていないという意味で不正常な関係にある国家であると私は考えております。そして、安全保障上あるいは拉致問題を含む人道上の諸問題の解決が必要であると考えております。その上で、毅然としてそういった問題について北朝...全文を見る
○川口国務大臣 この問題につきましては、李鵬委員長もおっしゃっていらっしゃいましたように、不審船の問題を日中間の政治問題あるいは外交問題とすることなく、理性的な話し合いを通じて適切に処理をしていくべきだと考えております。  どこの担当部局の間かという御質問がございましたけれども...全文を見る
○川口国務大臣 変わっておりません。
○川口国務大臣 まず、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという一貫した方針は前提でございます。この方針に何ら変更はございません。  それで、歯舞、色丹の引き渡しの議論、それから国後、択捉の帰属の議論、国後、択捉の議論、これを同時かつ並行的に進めていくということにつ...全文を見る
○川口国務大臣 重要なのは、議論の形式ではなくて内容の問題だと考えております。現在、両国が、双方が関心を持つすべての問題について議論をしていくということで一致をしているわけでございます。
○川口国務大臣 具体的な言葉については記憶がありませんけれども、そういう趣旨をお話ししたかと思います。
○川口国務大臣 先ほど私もそれから局長もお話をしましたように、昨年の十月の上海での首脳会談において、歯舞、色丹の引き渡しの態様の議論と国後、択捉の帰属の議論を同時かつ並行的に進めていくことについてはおおむね一致をしたわけでございますが、平和条約締結交渉というのは、これは領土問題と...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっている文書につきましては、これは出所がよくわからない文書でございますので、この点についてのコメントは差し控えさせていただきたいと考えております。
○川口国務大臣 その文書に言われている三月の五日の鈴木議員とロシュコフ次官との間で会談があったということについては、外務省としては承知をいたしております。  ただ、この会談の内容につきまして政府としてコメントをするということは、先方との関係もございますので、差し控えたいと考えて...全文を見る
○川口国務大臣 その文書、今お触れになられた文書につきましては、これは、外務省といたしましては、出所不明でございますので、コメントは差し控えたいと考えております。
○川口国務大臣 その文書は佐藤のところから出たとされているようでございますけれども、そこについては、そういうふうにされているわけでございますので、出所不明の文書で、私としてはコメントは差し控えたいと考えます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、三月五日に鈴木議員とロシュコフ次官との間で会談が行われたということについては、外務省は承知をいたしております。  ただ、これは鈴木議員の非公式な会談であったということと、それから、先方との関係もございますので、会談の内容について政府として...全文を見る
○川口国務大臣 この文書は佐藤のところから出たとされているわけでございますけれども、それは、されているということでございまして、出所は不明であるということで、それについてコメントを申し上げるのは差し控えたいと思いますし、内容につきましては、先ほど申し上げたようなことで、政府として...全文を見る
○川口国務大臣 この問題について政府の対応が遅いというお話でございましたけれども、私は決してそう思っておりません。  三月の二十九日の時点で、外務省が招聘をいたしましたアブ・アラ・パレスチナ立法評議会の議長が来日をしまして、私はアブ・アラ立法評議会議長とお話をいたしております。...全文を見る
○川口国務大臣 暴力の悪循環と言うのをちょっと言い間違って、訂正をその後させていただいたということでございます。
○川口国務大臣 前イスラエル大使の茂田が、今大使の、何と申し上げたらいいんでしょうか、今、イスラエルの大使のポストが任命をされていなくて、代理大使がいるという形になっておりますので、茂田大使を派遣しているわけでございます。
○川口国務大臣 外務省でのさまざまな問題をめぐっての人事異動が必ずしもタイムリーに行われない状況に残念ながらあることの一つのあらわれになってしまいましたけれども、イスラエル大使をできるだけ早く任命するということは重要であるという認識は十分持っておりますので、近々その手続が始まると...全文を見る
○川口国務大臣 人事異動というのはできるだけすき間なくということが望ましいわけでございますけれども、適材適所という人事の異動を旨といたしますと、時々そういった、人事異動に空間があくことというのはないわけではございませんで、さらに、一連の人事異動が不規則な状態に外務省は現在ございま...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと御質問の趣旨がよくわかりませんで、ジュネーブの軍縮大使とイスラエルの大使との関係について、もう一度御質問していただけますか。
○川口国務大臣 民間大使を一人選ぶということも、あるいは中の人間を大使として選ぶということも、それなりにそう簡単でない問題はございます。  昨日発表させていただきましたジュネーブの軍縮大使につきましても、それなりにかなり長い時間をかけて適材適所の人物を選び、その上でお願いをし、...全文を見る
○川口国務大臣 それについての御質問はたびたびいただいておりますけれども、これは、大使は認証官でございまして、外務大臣が内閣にこの人をというお話をし、内閣でそれに賛成をいただいた上で、所要の手続をとるということでございます。  外交につきまして、内閣と外務省というのは一体となっ...全文を見る
○川口国務大臣 今回の処分は、三月四日に発表いたしました北方四島住民支援に関する調査結果報告書及びコンゴ民主共和国臨時代理大使をめぐる諸問題についての調査結果報告書、この二つを踏まえまして、ということは、この二つで指摘をされた問題に関連をして外務省の職員の責任を明確にするという観...全文を見る
○川口国務大臣 佐藤現補佐は、主任分析官を国際情報局の中で務めていたわけでございまして、その監督責任ということで、その間の国際情報局長と、それから直属の上司であった分析第一課長を監督責任で処分したということです。
○川口国務大臣 まずはっきり申し上げておきたいことは、支援委員会の事務局長につきましては、これは適材適所で選んでいるということでございまして、支援業務に関する理解あるいは人格といった点、あるいはその他の点もいろいろあると思いますが、総合的に判断をして外務省が人選しているということ...全文を見る
○川口国務大臣 お答えする前に、先ほどの点につきまして一言だけ触れさせていただきたいと思いますけれども、通常、人事を行う場合に、このポストにはこの人しかいないということはないわけでございまして、外務省のような大きな組織ですと、数人の、複数の候補者から選ぶ、それは全部が適材適所であ...全文を見る
○川口国務大臣 ODAにつきまして、国民の皆様に御理解を持っていただくことは重要でございまして、外務省としては今、改革を考える中で、さらなる透明性の付与をどうしたらできるかという観点で議論をしておりますし、先般、第二次ODA改革懇談会、これは基本的に、今「変える会」で議論している...全文を見る
○川口国務大臣 アフガニスタン暫定行政機構についてのお尋ねでございますけれども、委員おっしゃいますように、アフガニスタンの暫定行政機構の機能を強化することは、アフガニスタンの今後の復興に向けての努力の中で大変に重要なことだと認識をいたしております。  このアフガニスタン暫定行政...全文を見る
○川口国務大臣 テロ対策特措法に基づきます海上自衛隊の艦艇による協力支援活動の実施状況につきましては、防衛庁より随時御連絡をいただいております。  この新聞記事は拝見いたしましたけれども、海上自衛隊は現地において関係国と十分意志疎通を図っておりまして、御質問にあったような事実関...全文を見る
○川口国務大臣 茂田大使につきましては、現地においてイスラエル政府関係者及びパレスチナ暫定自治政府関係者等と会談をしまして、双方に停戦のための努力を働きかけることといたしております。昨四日でございますが、まず、アブ・アラ・パレスチナ立法評議会議長と会談をして、暴力停止のための最大...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエルの大使につきましては、たまたま人事のタイミングの関係で今こういう状況にありますけれども、近々、できるだけ早くこのポジションについては大使を置くということで行いたいと考えています。  それから、アフガニスタンの臨時代理大使につきましては、これは、大使館の...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカはこの問題についてはかぎを握っている重要な国でございまして、私としましても、パウエル国務長官と四月の一日にお話をいたしまして、その旨をお伝えしております。あわせて、我が国の努力とアメリカとの連携についてもお話をさせていただいているわけでございます。アメリカ...全文を見る
○川口国務大臣 社説あるいは報道がいろいろなことをお書きでいらっしゃると思いますけれども、外務省として二島先行返還論を提案したことは全くないわけでございます。
○川口国務大臣 櫻井よしこさんはよく存じ上げておりますけれども、それについては読んでおりません。
○川口国務大臣 櫻井よしこさんは私も尊敬をするジャーナリストでいらっしゃいますけれども、ジャーナリストの方が個人の情報源、取材源の情報でお書きになられたことにつきまして、私どもとしてコメントをする立場にないわけでございまして、外務省としては、先ほど申し上げましたように、四島の帰属...全文を見る
○川口国務大臣 北方領土の返還交渉が混乱をしていたというふうにおっしゃられますけれども、平和条約締結交渉ということにつきましては、非常に領土問題というのは解決するのが難しい問題、どこの国の領土問題をとっても解決は難しい問題であるわけでございまして、したがって、紆余曲折があるのは当...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島の住民支援についての報告書でございますけれども、これについてここに書かれていますことは、「鈴木議員の意向が」……(松本(善)委員「ちょっと、質問をちゃんと聞いて答えてください。わかっていますか」と呼ぶ)はい、質問を伺っておりますけれども。「鈴木議員の意向が...全文を見る
○川口国務大臣 我が国固有の領土だと考えております。
○川口国務大臣 ずうっと、北海道の一部として、我が国の行政機構といいますか、その組織の中には位置づけられたと承知しています。
○川口国務大臣 内容につきましては、政府としてコメントをすることは差し控えたいと考えます。
○川口国務大臣 先方との関係がございますので、内容については差し控えたいと思います。
○川口国務大臣 ですから、コメントをすることは差し控えたいというふうに申し上げているわけです。
○川口国務大臣 この会談は、三月の五日に鈴木議員とロシュコフ次官との間で会談が行われたというものでございまして、鈴木議員は一議員として、来日中のロシュコフ次官と非公式にお会いになられたというふうに承知をしておりまして、東郷当時の欧亜局長はこれに参加をしたということと承知をいたして...全文を見る
○川口国務大臣 一番最初に挙げられましたその一連の会談が、ちょっと私、その資料が、そういった会談があるという資料を外務省がお出ししたのか、何かよくわかりませんけれども、いずれにいたしましても、このロシュコフ次官と鈴木議員の会談につきましては、私どもとしては、政府として、相手、先方...全文を見る
○川口国務大臣 一九五六年の日ソ共同宣言第九項前段におきましては、日ソ間に「正常な外交関係が回復された後、平和条約の締結に関する交渉を継続する」といたしまして、後段では、「ソヴィエト社会主義共和国連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、政府といたしましては、一貫して四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということで交渉をしてきているわけでございまして、このことは、イルクーツク声明にもちゃんと書かれているわけでございます。
○川口国務大臣 政府としての考え方というのは、北方四島の帰属の問題を解決することによって平和条約を締結するということで一貫して交渉をしてきたわけでございまして、まさに二島先行返還論は提案をしてきていないわけでございます。  他方で、政府としては、北方四島に居住するロシア国民の人...全文を見る
○川口国務大臣 お答えする前に、誤解があってはいけませんので念のために申し上げさせていただきますけれども、委員の御発言が、今回とった人事上の措置が二島先行返還論と関連があるということを示唆しているようにお聞きするものですから、申し上げるわけでございますけれども、これについては、東...全文を見る
○川口国務大臣 まず、今回の野上前次官についての処分の理由でございますけれども、これは私や植竹副大臣も同様でございますけれども、監督責任ということでございます。これには野上前次官だけではなくて、もう外務省をやめましたけれども、柳井元次官、川島元次官、野上前次官の監督責任を問うてい...全文を見る
○川口国務大臣 今回の人事上の措置につきましては、私は、その後さまざまな方からさまざまな御意見をいただいております。今、東門議員がおっしゃったような御意見もございましたし、重過ぎる、軽過ぎる、さまざまな御意見の御表明を伺わせていただきました。  私は、処分の理由については非常に...全文を見る
○川口国務大臣 外務省に対する、あるいは外交に対する信頼を国民の前で回復をしなければいけないということは全くおっしゃるとおりでございまして、それをやっていくことが私の務めであり、外務省の務めであると思って今やっているわけでございます。その一つとして、より外務省が透明性を高めた役所...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるように、処分を受けた当人がいかなることによって処分を受けたかということが明快でなければならないと思います。これについては、本人にきちんと話をしておりますので、明快であると思います。  どういうプロセスで外務省がそういうような状況になったかというこ...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄において米軍人軍属、それからそれらの人たちの家族が事故を起こさない、事件を起こさないということは大事なことだと、私は今回沖縄に行って改めて認識を深く強くいたしました。  この点につきましては、私は先日、三月の半ばでございますけれども、沖縄に行きましたときに、...全文を見る
○川口国務大臣 まず、沖縄の県民の方に偏っている負担ということについては、私はこれはきちんと認識をいたしておりますし、できるだけそれを軽くするための努力をしたいと考えております。  地位協定との関係につきましては、私は、これは再三再四国会の場で申し上げさせていただいておりますよ...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました新たな時代における経済上の連携に関する日本国とシンガポール共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  平成十二年十月の我が国とシンガポールとの間の首脳会談において、二国間経済連携協定締結の...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○川口国務大臣 平成十年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は九千四百五十三億九千百四十六万円余でありまして、支出済み歳出額は八千百二十三億三千三百九万円余、翌年度繰越額は一千二百六十七億三千五百九十九万円余、不用額は六十三億...全文を見る
○川口国務大臣 会計検査院の検査の結果、国際電話の使用実態に応じた割引制度の適用を受けることにより、国際電話料金の節減を図るよう御指摘を受けましたことは、まことに遺憾であります。  これにつきましては、平成十一年九月に国際電話会社に対して割引の申し込みを行い、同年十月から割引制...全文を見る
○川口国務大臣 国益を踏まえて外交を行うことは重要なことだと認識をしております。  それで、しからば国益とは何かということでございますけれども、非常に広く言ってしまえば、これは我が国の平和と繁栄を確保することであると私は思います。そのためには、国際社会全体が平和で安定して繁栄を...全文を見る
○川口国務大臣 具体的に、先ほど申しました個々の外交課題あるいは個々の政策判断を要することについて何が国益であるのかということは、これは外務省だけで決めることではなくて、国内のさまざまな省庁がございますので、そういった省庁と調整をした上で、国全体としての政策あるいは意思決定がある...全文を見る
○川口国務大臣 まことに申しわけございませんけれども、私は外交青書のそのくだりをまだ読む時間がございませんで読んでおりませんけれども、普遍的価値と一般に聞きますと、そこで考えるのは、例えば自由とか民主主義ですとか人権の擁護ですとか、人類社会で基本的な価値として踏まえなければいけな...全文を見る
○川口国務大臣 非常に難しい御質問でございまして、むしろ、外務省としての見解をということよりは、私が個人として何を考えるかということでお話をさせていただきたいと思います。  おっしゃるように、社会、世界の国々にはさまざまありまして、文化的にも宗教の面でも、あるいは社会的な慣習の...全文を見る
○川口国務大臣 ODAにつきましては、我が国の外交政策のツールとして最も重要なものの一つであると私は思っておりまして、その使われ方が、外交政策の観点、先ほど申し上げたような、人道的あるいは人間の安全保障に至るような貧困対策、感染症対策等々も含めた形で使われるということは大事だと思...全文を見る
○川口国務大臣 幾つか、おっしゃった問題というのは、私も全く問題点としてあると思っております。  それで、まず日本からODAの資金を使って調達をするかどうかということが一つ大きな問題としてあるわけですけれども、私は、空洞化の議論というのは、これはなかなか難しい議論で、空洞化をし...全文を見る
○川口国務大臣 まず、国益でございますけれども、これは、全人類への挑戦であるテロとの闘いの支援ということでございます。テロリズムを根絶するためには、先ほどもちょっと申しましたけれども、テロをはぐくむ温床、これをなくさなければいけない、そのために平和で安定したアフガニスタンをつくる...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島というのは我が国固有の領土であるということでございまして、現在、ロシアとの間には、戦後、国境の線が明確に引かれていない状況になっているわけでございますし、平和条約が存在をしていないということでございますので、こうした不健全な状況を解消するということが大事だ...全文を見る
○川口国務大臣 外務公務員についての処分法規を立法化するかどうかということでございますけれども、まず、特別職の外務公務員につきましては、国家公務員法上の身分保障の規定が適用されないという問題がございます。そういった点を十分に考慮する必要があると思います。  いずれにいたしまして...全文を見る
○川口国務大臣 今後改革を進めていく過程で、正すべきは正し、透明性を向上させるということを考えたいと思います。
○川口国務大臣 中の人間が調査をするということは、おのずから難しい点があることは否めないと思います。  まず、そもそも強制的に調査ができるわけではありませんから、御本人がそういうことがないとおっしゃれば、それはないわけでございまして、という限界があります。それから、身内、かばい...全文を見る
○川口国務大臣 ビザの発行の基準については、どういう基準で今やっているのか、ちょっと私はよくわかりませんけれども、現在の、不法入国のお話もなさいましたけれども、いろいろな例があって厳しく審査をしなければいけない状況と、それから、恐らく大勢の方が申請をなさっていらっしゃるということ...全文を見る
○川口国務大臣 ゴルフの方のケースについては、これは外交官の世界で、例えばほかの国でもそういうことがあるのかないのか、この辺は私、全くわかりませんけれども、どういう状況でそういうことが生じているかということは聞いてみたいと思います。  それから、ビザのことにつきましては、ビザを...全文を見る
○川口国務大臣 査察制度につきましても、今いろいろな改革の過程で考えておりまして、私が十の改革の中で書きましたことは、これからすべての公館について外部の方に入っていただいて査察をするということでございます。予算の関係がございまして、短い期間でできないと思いますけれども、何年かかけ...全文を見る
○川口国務大臣 内部告発につきましては、今、社会のいろいろなことを見ていますと、多くの隠されていたことが内部告発で表に出てきているということがあることも事実でございますし、他方、それに伴う問題もいろいろあると思います。客観性ということからもきちんと議論をされなければいけないと思い...全文を見る
○川口国務大臣 このことにつきましては、記者会見であったか国会での御質問だったか、一回、このことというのはこの便宜供与の件ですけれども、お話を伺ったことがございまして、どういうことなのというふうに私は言っております。  当然、これは外務省の中の部分でしか調査をすることはできませ...全文を見る
○川口国務大臣 前段のことについては、そう受け取っていただいて結構です。     〔桜田主査代理退席、主査着席〕
○川口国務大臣 便宜供与の実態については、全く知っておりません。
○川口国務大臣 便宜供与については、私自身、受けたこともございますし、いたしたこともありますので知っておりますけれども、便宜供与の実態については存じませんと申し上げましたのは、その特別な云々ということについては知りませんという意味です。
○川口国務大臣 できるだけ早くと思っています。
04月08日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられますように、ODAは我が国が外交政策を進める上で最も重要な手段の一つであると私も考えております。  我が国は、国際社会の安定と平和、繁栄ということを目指して外交政策をやっているわけでございますけれども、それは正に我が国の国益であり、発...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に御指摘のとおり、国民の幅広い支持と理解が重要だと考えております。  外務省としてそのために今まで行ってきておりますことは、ODAホームページ、さらに我が国の政府開発援助、いわゆるODA白書、経済協力評価報告書等の充実、それから国際協力フェスティバル...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) タイの新国際空港あるいは地下鉄についての具体的な問題については私はちょっと存じませんけれども、一般論として申し上げますと、ODAを行う場合に、品質といいますか、安全性や耐久性等を考えた品質とそれから価格面を考えたコストをバランスが取れたようなものになるこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政と官の間にいい関係、緊張した関係、政策についてはとことん議論をするけれども不当な圧力がない関係ができることは大事なことだと考えておりまして、開かれた外務省のための十の改革の中でもこの項目を挙げさせていただきまして、今、委員の方に御議論をいただいているわ...全文を見る
04月09日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(川口順子君) 今、藤崎局長からもお答えを申しましたけれども、PCBの問題というのは、環境という観点から見て、また人体への影響という点から見て非常に重要な問題であると認識をいたしておりますので、米国に引き続き働き掛けるということで対応したいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 昨年九月十一日の同時多発テロというのは人類全体に対する攻撃でございまして、これについては極めて卑劣である、許し難いと言わざるを得ないと考えております。  他方で、私は、これをアメリカとイスラム諸国の対立というふうに位置付けるということは正しくないと考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このアルカイダグループの同時多発テロという行動につきましては、その原因については様々な識者の様々な分析があると思います。ということで、私個人のこの分析をここで申し上げても余り意味がないと思いますけれども、私は、これは特定のアルカイダというグループの米国に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、猪口大使を、その選考の経緯ということでございますけれども、このポストにどういう資質をお持ちの方がふさわしいかという観点から考えまして、猪口教授がふさわしいというふうに考えましてお願いをいたしましたところ、上智大学、本人及び上智大学が快く御承諾を、御...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外部、外務省以外の人材に大使になっていただくということがございました場合に、その過程につきまして透明性を持たせるということは重要だと私は考えております。そういったことについてどういうようなことが可能か、あるいは適切かということにつきましても、変える会で御...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現下のパレスチナ情勢でございますけれども、相次ぐパレスチナの過激派によるテロ攻撃及びそれに対する報復としてのイスラエル側のパレスチナ自治地区の侵攻、特にアラファト議長の議長府の包囲といった問題がございまして、暴力が悪循環になっていくということについては非...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうふうに御理解をいただいて結構かと思います。
○国務大臣(川口順子君) 我が国のポジションにつきましては、今まで総理あるいは私からパレスチナ及びイスラエルに対してはそのポジションをずっと述べてきているわけでございます。それからさらに、オスロ合意あるいはミッチェル調査報告書、それからテネット了解等の国際的な、あるいは国連の決議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この二階堂談話のそれぞれのポイントと、現在ジニ特使等が調停をしようとしている調停案との間のそれぞれの項目の違いについて、私は、きちんと精査をいたしておりませんので、はっきりこれ二階堂所感そのものですと申し上げることができるか分かりませんけれども、基本的に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二月の十八日にパウエル国務長官と会談をいたしました折に、先方から調査捕鯨についての懸念が表明されました。  私から、この問題についてはIWCの場で議論をしていきたい、また米国とこの件につきまして対話をしていきたいという応答をいたしまして、我が国の立場を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題につきましては、政府といたしましては、従来から北朝鮮により拉致された疑いのある事案として問題解決に向けて北朝鮮側の真剣な対応を求めてきているわけでございます。こうした政府の立場には全く変更はございませんで、政府といたしましては、今後とも北朝鮮側の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国のイスラエル・パレスチナ問題についての基本的な立場は、両当事者が交渉によってイスラエル、パレスチナの二国家が安全が保障され、かつ相互に承認された境界の中で平和裏に共存をすることに合意をするということでございまして、この紛争が解決されることを希望する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げたのは基本的な立場でございますけれども、具体的に何をそのためにやるかという御質問につきましては、これは、私は三月の下旬、二十九日でございましたけれども、お招きで来日をしたアブ・アラ立法評議会議長とお話をいたしました。また、三月の三十一日には...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、イスラエル大使につきましては手続中でございまして、できるだけ早く現地に派遣をしたいと思っておりますけれども、空席になったというのは、いろいろな、国会開会中に人事異動を行うということが非常に困難であるということ、及び様々な、はっきり申し上げて不祥事等...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アラファト議長が現在、幽閉という言葉が適切なのか、あるいは監禁されていると言うことが適切なのか、いろいろな言葉の使い方はあると思いますけれども、このことにつきましては憂慮いたしております。この観点から、先ほど申し上げましたいろいろな取組の中でイスラエル側...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が先ほど、先のことは先のことということではいけないと言われましたけれども、やはり現在やっていますのは鋭意調査をしているということでございまして、次の段階というのは、先ほど海上保安庁からお答えがありましたように、今の状況を踏まえて次の段階に進んでいくと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいましたように、韓国の林特使が北朝鮮にいらっしゃって、そのときに金正日総書記と会談をし、日本との関係では、金総書記が日本とすぐに赤十字会談を開くと言及をしたと、例えばそういうことなど、日本との対話の再開に関心を表明したということは承知をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、この件につきましては、中国側とは、事件が発生をしたその当初から外交ルートを通じまして随時情報提供を行ってきております。今後とも、こうした情報提供は引き続き行っていきたいと考えております。  先般、李鵬全人代委員長が来日をされたわけでございまして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったとおりでございまして、この地域は中国の排他的経済水域ということでございまして、当然ある権益を、天然資源あるいは海洋環境についての権益を中国側として持っているわけでございます。したがいまして、その点について、仮に船体を引き揚げる場合には、中国側...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御指摘の文書は、米国の議会図書館の中にございます米国議会調査局、これは言ってみたら大変に大きな調査をする部門でございますけれども、ここが事実関係を中心といたしまして議員の参考資料として作成をしているのが御指摘の文書でございますので、我が国としてこの文書に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ガイドライン実施につきましてですけれども、我が国を取り巻く国際情勢には依然として不安定、不確実な要因が存在をしておりまして、効果的な日米防衛協力関係を構築することが引き続き重要であると考えております。この認識の下で、日米両政府は、昭和五十三年に作成されま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたのは、日米間の安全保障協議の中で、両国の役割及び任務等にも焦点を当てつつ、引き続き指針の実効性の確保に努めてまいりますというふうに申し上げておりまして、新しい協定と今、委員おっしゃられましたでしょうか、そういう検討をしているということでは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本にとってアメリカは非常に重要な同盟国でございますし、日米間の経済関係、相互依存度ということを考えますと非常に強いものがありまして、その観点で、委員がおっしゃられるように、日米、日本人とアメリカ人が相互に理解をし合うということは大変に重要なことだと私は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私のこれは本当に個人的な感想を申し上げるということになると思いますけれども、私は今まで相当に長い期間米国に住んだ経験を持っております。その経験をベースに米国人を見て私が思っている印象は、アメリカの社会は大変に重層的な、様々な、多様な社会だということでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も、防衛庁長官が今おっしゃられましたように、この地域におきまして依然として不安定性、不確定性があるわけでございまして、我が国としては、今後とも米軍のプレゼンスを確保いたしまして、その抑止力をもって我が国及びアジア太平洋地域の安全と平和を確保していくこと...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○川口国務大臣 現在のパレスチナ、イスラエル情勢が、双方の暴力によりまして暴力の悪循環の状況になっており、これがさらにエスカレーションをしている状況であるということは非常に憂慮をいたしておりまして、先ほど委員おっしゃられましたように、今までも、イスラエルの即時撤退を含む最大の自制...全文を見る
○川口国務大臣 そのために全力を尽くしております。
○川口国務大臣 外務省が、河野元大臣の時代から、そして田中大臣の時代につくった、あるいは表明をした改革案、それはそれぞれ非常に重要だと思っておりまして、決して、だめだというふうに全く思っておりませんし、そういうことを言ったつもりもございません。  他方で、それではなぜあの「開か...全文を見る
○川口国務大臣 これは、この前も申し上げたことでございますけれども、外務省としては、私としては、要求をいただいた資料についてはできるだけ早くお出しをするようにということで話をいたしておりますけれども、また御迷惑をおかけしているということについては残念に思います。  ただ、同時に...全文を見る
○川口国務大臣 御質問につきましては、特定の個人の給与額、だれの給与は幾らであるということにつきましては、これは個人の情報でございます。個人の情報でございますので、この点についての答弁は差し控えさせていただきますが、指定職の号俸の格付につきましては、対象となる職員の職責、経験等を...全文を見る
○川口国務大臣 一般の会社で首を切られた場合というふうに委員おっしゃられましたけれども、一般の会社で首を切られた場合はおっしゃるように会社をやめることになりますけれども、一般の会社で異動をする、あるいは人事刷新のためにその職を辞して別な部署に移る、あるいは子会社に出向する等、さま...全文を見る
○川口国務大臣 そういう事実は全くございません。
○川口国務大臣 現在、イスラエル大使につきましては空席になっておりますけれども、これについては、事態非常に急を告げているわけで、空席というのは非常に望ましくないことでございますので、大使につきまして今手続中でございまして、手続が終了いたしましたら早急に発令をいたしたいと考えており...全文を見る
○川口国務大臣 私も、もしこういうことがあったとしたらこれは大きな問題であると思いましたので、きちんと確認をするように言いました。それで、そういうことはないという返事をもらっています。  このことは、こういう情報が流れる、どういう形で新聞に報道されたのかわかりませんけれども、こ...全文を見る
○川口国務大臣 何か具体的な御指摘があった場合には調査をさせていただきます。
○川口国務大臣 交渉にはそれなりの時間がかかるものでございまして、しかも、本件はかなり幅の広い、内容において野心的な部分も含むものでございますから、そのぐらいの時間はかかるであろうと私は考えております。
○川口国務大臣 国際機関につきましての分担金というのは、これは我が国が幾ら出すということを決めるということではございませんで、その国際機関で、各国がそれぞれ幾ら負担し合うかということを国際的に決めているものでございます。したがいまして、我が国が独自にその金額を払う、払わないという...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が分担金なりあるいは拠出金なりを支払っている国際機関に対して、その運営が適切に、効率的に行われているかという観点で見ていくということは大事なことだと考えております。これは、国際連合におきましても、あるいはその他の国際機関におきましても、常に我が国はほかの国と...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたイスラエルのパレスチナ自治区からの即時撤退ということにつきましては、私はこれまで、イスラエルのシモン・ペレス外務大臣と話をした折にも伝えておりますし、その他、パウエル長官にもお話をいたしておりますし、また、茂田前イスラエル大使も今回現地でそ...全文を見る
○川口国務大臣 私も、三月三十日に談話を出しております。
○川口国務大臣 この談話についての特定の反響については、私はまだ確認をしておりません。
○川口国務大臣 特定の談話に対しての世界の反応ということが重要な問題だということではなくて、日本の今までこの地域について行ってきたさまざまな働きかけ、さまざまな援助、そういったことが総体として世界に認識され、評価をされているかということが問題なのだと私は考えております。  そう...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられたのは学者、民間大使は実は大勢おりまして、民間大使の中で学者出身の大使が四十年ぶりだということでございます。民間出身の大使は今現在でも、私、記憶が正確かどうかわかりませんが、二、三人いると思いますし、過去においてもかなりの数の民間出身の大使の方...全文を見る
○川口国務大臣 今後、物事が円滑に進展をしていって、そういうことになることを希望しているわけでございます。
○川口国務大臣 先ほど田中局長からお答えをいたしましたように、現在、まず、どこに沈んでいるかという場所について調べたということでございます。今後、船体の調査をしていくということになるわけでございます。  その次の手段、その次にとるべき手として、引き揚げていくということになるだろ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、今、まず場所を調べて、次に船体について外部から調べるということをやるわけでございます。そういった調査を踏まえて、今後の順番といいますか、手順といたしましては引き揚げる、そういう手順になると思いますけれども、これは、それまでの、そのときの調査...全文を見る
○川口国務大臣 現在までの取り組みといたしましては、先ほど委員がおっしゃった談話、それから、我が方で御招待をいたしましたパレスチナ立法評議会議長のアブ・アラ議長との会談、あるいはシモン・ペレス・イスラエル外務大臣との会談、パウエル米国国務長官との会談、前イスラエル大使の派遣、それ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたさまざまな取り組みあるいは働きかけの中で、イスラエルに対しましては、パレスチナ自治区からの即時の撤退を含め、最大限の自制をするようにということははっきりと言っております。
○川口国務大臣 今まで、すべての機会にそういうことを言っておりますし、今後ともそれは言い続ける考えでおります。
○川口国務大臣 まず、最初の質問につきましては、存じております。  それから、二番目の質問でございますけれども、我が国の農業が、我が国に必要な食糧の供給を行い、かつ健全な姿で産業として存在し続けるということは重要であると考えております。  やはり我が国の消費者に一番近いところ...全文を見る
○川口国務大臣 こういったこと一つ一つについて地元の住民の方が御不安に思っていらっしゃるという気持ちは、私もよくわかります。  一般的な通報体制というものは当然存在をすると私は承知をいたしておりますけれども、その機能の仕方が実際にどうなっているかということが問題であるわけでござ...全文を見る
○川口国務大臣 どういうことができるか、まず勉強をしてみたいと思います。
○川口国務大臣 沖縄に、今尾身大臣が御検討をして一生懸命に取り組んでいらっしゃる新大学院が設立をされ、そこでいろいろな研究なりあるいは学生、教育者の養成が行われた暁には、これは、シンガポールの大学等とこの枠組みを使って相互に合意ができれば、連携はおのずからできてくるものではないか...全文を見る
○川口国務大臣 恐縮でございますが、ちょっと前段の協定との関係について必ずしも質問を理解していないと思いますので、もう一度おっしゃっていただけると幸いでございます。
○川口国務大臣 在日米軍の施設・区域の七五%が沖縄に集中をしているという現実があるわけでございまして、沖縄県民の方にはこの点で御負担をおかけしていると思います。  私といたしましては、SACOの最終合意の実施を着実に進めていくということで考えております。
○川口国務大臣 SACOの最終合意の実施はきちんとやっていきたいと考えております。
04月11日第154回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(川口順子君) ただいまの両御決議に対しまして、所信を申し述べます。  パレスチナ紛争の即時停止と対話の再開を求める決議につきましては、政府といたしましても、パレスチナ情勢の深刻な現状を強く憂慮しており、私のイスラエル、パレスチナ両当事者との会談や電話会談、また、茂田...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられましたように、北朝鮮赤十字は、昨年の十二月に全面中止を表明した行方不明者の消息調査事業につきまして三月二十二日に調査再開を発表いたしました。これは、我が国政府が調査再開を強く求めてきたことに応じた一つの前向きの動きだと認識をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃったような背景については、私は承知をいたしておりませんけれども、基本的に中国側の発言、具体的な発言のそれぞれについて解釈をする、日本の立場で解釈をしていくということについては、これは適当ではないんではないかと考えております。  私は、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、我が国の税金を使ってODAをやるという立場からいいますと、我が国はその債権はきちんと保全をしなければいけない立場にあると考えています。したがいまして、それがちゃんと保全をされているか、そういうことが可能であるかということについては注意を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が環境大臣でございましたときに、この点につきまして、先ほど環境省から説明がありましたように、モニタリングを日米共同でやっていたわけでございます。そういったことを通じて、私としてはこの事態の改善に努力をしたということでございます。  それで、その撤去と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということで結構でございます。  例えば、瞬間的にいろいろな数値を出すということもあり得るだろうというふうに私は考えたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 当時の私の判断は、抜本的な解決に資するという意味で意味があるだろうと。これは、瞬間的にはいろいろな数字というのはあり得るわけでございまして、そういった問題をなくして抜本的に解決をするという意味ではいいのではないかと私は考えたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 基地に働く労働者の方々の問題につきましては、これは防衛施設庁がこの労働者の雇用主でいるわけでございますので、防衛施設庁とも相談をしつつ、外務省としてできることがあれば必要に応じて適切に処理をしたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 適切に処理をいたします。
○国務大臣(川口順子君) まず、地雷問題は、これは紛争終結後の平和、復興の過程で、ここで人道支援を阻害をする、復興過程を阻害をする大きな要因だと思います。したがって、この地雷の除去は世界にとっても大きな課題だと考えております。我が国は、地雷除去を軍縮外交の一つの大きな柱と位置付け...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も大使の任期というのはある程度の長さが必要だと思います。私は、自分自身でワシントンに、これは大使ではなくて公使としておりましたけれども、このときの経験からいいましても、どんなに早く立ち上がっても、私は二年おりましたけれども、二年の帰るころというのが一番...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 確かに、過去の例を見ますと、大使、これは駐米大使に限らずですけれども、大使として選ばれる人材が民間あるいは外部の人というのは例外的に扱われているということは事実だったと思います。  それから、大使については適材適所ということで考えておりまして、そのとき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 台湾はWHOの総会へのオブザーバー参加について強い関心を持っているということは承知をしております。これにつきまして、加盟国全体のコンセンサスが得られていないということで、今まで総会では議題にならなかったということのようでございます。  我が国としては、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基地関連の収入というのの意味がよく分からないんですけれども、私の印象では、沖縄は公共工事等でかなり財政はそういうところが多いですから、それほど高くないというのが印象です。
○国務大臣(川口順子君) 全く存じません。
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました刑を言い渡された者の移送に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、昭和五十七年九月にストラスブールで開催された欧州評議会の閣僚委員会において採択されたものであります。 ...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○川口国務大臣 委員おっしゃいますように、外交への信頼を国民の方に持っていただくためには、改革を進め、外務省への信頼を国民の方に持っていただくことが大事だと思っております。  予算の効率的な使用、透明性を確保するために何をやっているかということでございますけれども、調達の会計手...全文を見る
○川口国務大臣 通常、予備費等から何かを出すということはあるかもしれませんけれども、どういうところの分類をとっているか、これはその表のつくり方なのかもしれません。よくわかりません。
○川口国務大臣 その資料が入手できなかったのか、押収されて存在をしていないのか、あるいは区分の仕方に違いがあったのか、どういうことで二つの表に差があるのかということについて聞いてみたいと思います。
○川口国務大臣 政府といたしまして、拉致問題は国民の生命にかかわる重要な問題であるという認識を持ちまして、従来から国交正常化交渉等の場で、北朝鮮に対しまして、日朝関係を改善していくに当たって拉致問題は避けて通ることができない問題であるということを繰り返し説明をしてまいってきている...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、日朝国交正常化交渉等の場で、この拉致問題が非常に重要であり、解決が大事であるということを強く働きかけていくということを、毅然たる態度で粛々と進めていきたいと考えております。
○川口国務大臣 そういうことはなかったと承知しています。
○川口国務大臣 私は、その新聞の記事を細かく読んでおりませんので、新聞記事との関係ではよくわかりませんけれども、さっきおっしゃったような、そういう事実はなかったということでございます。
○川口国務大臣 政府に対しまして、今WFPから具体的な支援要請があるわけでもございませんで、また、北朝鮮に対する新たな食糧支援について具体的に検討を行っているということではございません。
○川口国務大臣 北朝鮮に対します食糧援助につきましては、これまでも、北朝鮮の深刻な食糧事情を勘案いたしまして、人道的な観点から行ってきておりまして、実際の支援の決定に当たっては、こうした人道上の考慮に加えまして、総合的な観点から判断を行ってきているわけでございます。  一般論と...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、イスラエル、パレスチナにつきましてどういう働きかけを、あるいはアメリカに対しましてどういう働きかけを行っているかということは、先日、首藤委員の御質問にお答えをしてかなりお話をいたしましたので、重複するところは省略をさせていただきたいと思いますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げました一連の中東関係の外交の展開につきましては、これは常に官邸と密接に連携をとりつつ進めさせていただいているわけでございます。  それから、ただいま小泉総理が博鰲フォーラムに行っていらっしゃるわけですけれども、この場は、アジア各国、地域の政財学の関...全文を見る
○川口国務大臣 猪口上智大学法学部教授には軍縮代表部大使をお願いするということで先般発表させていただきまして、委員おっしゃいましたように、けさ任命のための閣議決定が行われまして、また、憲法及び外務公務員法の規定に従いまして、天皇陛下の認証を経て、本日発令をされることとなります。 ...全文を見る
○川口国務大臣 ICCにつきましては、現在、この規定の内容を精査するとともに、国内法令との整合性について必要な検討を行っているところでございます。  また、具体的に申しますと、国際刑事裁判所は、集団殺害罪、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略の罪に対しまして管轄権を行使し得るというこ...全文を見る
○川口国務大臣 必要な精査を現在行っているわけでございます。
○川口国務大臣 先日、杉島元日経新聞記者とお会いをいたしましたのは、先方からごあいさつをしたいということでおいでになられたということでございまして、お会いをしたわけでございます。  北朝鮮との関係につきましては、昨年来外務省から、拉致問題を初めといたします諸懸案につきまして、北...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の北朝鮮に対する政策といいますのは、日朝国交正常化交渉等の場で粘り強く取り組み、こうした中で拉致問題の解決を目指すということで、これにつきましては今までも再三再四御説明をさせていただいているわけでございます。  それとあわせて、つい先日も、韓国、米国と一緒...全文を見る
○川口国務大臣 まず、博鰲の会議につきましては、これは、その地域の政財学の人たちが集まって、地域の経済の問題、経済協力の問題あるいはこの地域と地域外との問題について自由に話し合うという場でございまして、アジアの経済に非常に大きな責任を持つ我が国として、その問題に積極的に取り組む、...全文を見る
○川口国務大臣 東郷大使につきまして、先ほど委員がおっしゃいましたように、外務委員会理事会から参考人として出席をするように求められているということは承知をいたしております。この旨を北島官房長から東郷大使に伝えているわけでございますけれども、本人からは、既に処分された身であって、帰...全文を見る
○川口国務大臣 読売新聞でございましたでしょうか、その記事につきましては、これは、私どもは直接その場にいたわけでもございませんで、どういう意図でロシュコフ次官がおっしゃったかにつきましては、私としては直接にコメントを申し上げるということは控えさせていただきたいと思います。  我...全文を見る
○川口国務大臣 国会が機密保持ということについてどういうことをお考えになられるか、あるいは秘密会というものをどういうふうにお考えになられるかといったことにつきましては、これは国会の問題でございますので、私の立場からコメントを申し上げるということではないと考えております。  外交...全文を見る
○川口国務大臣 現在、イスラエルとパレスチナの間で暴力の悪循環が発生をしていまして、それぞれ相手方に対しては大変に厳しい思いを持っているということは、そういうことであろうかと思います。  今、現状打開の糸口が見えない状況にありまして、国際社会として、情勢の鎮静化、和平交渉の再開...全文を見る
○川口国務大臣 我が国といたしましては、従来から、パレスチナ人の独立国家樹立の権利を含む民族自決権、これを支持してきております。近い将来、この権利に基づいて、平和裏にパレスチナ国家が樹立をされ、イスラエル、パレスチナの二国家の平和共存が達成されることを希望しているわけでございます...全文を見る
○川口国務大臣 パウエル米国務長官は、暴力の停止への道筋を示したテネット了解の履行状況を監視するオブザーバーあるいは監視団の派遣について前向きの発言をしていらっしゃる、前向きに検討しているということを発言しているということは承知をしております。  第三者による監視につきましては...全文を見る
○川口国務大臣 四月の十日に、EU加盟国で構成をいたします欧州議会が、イスラエルに対しまして、EU・イスラエル連合協定の停止を含む経済制裁を科すように求める決議の採択をいたしましたが、この決議につきましては、賛成と反対がほぼ真っ二つに分かれているという状況でございました。賛成が二...全文を見る
○川口国務大臣 ドイツ、フランス、イギリスがイスラエルに対して軍事物質の輸出延期に着手をしたという報道があるということは、報道については承知をいたしております。  我が国としては、これは武器輸出三原則及び武器輸出に関する政府見解に基づきまして、原則として軍事物質の輸出は認めない...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエル大使につきましては、早急に発令を行うべく、今所要の手続をとっている最中でございます。
○川口国務大臣 まず、茂田前大使はイスラエルの主要閣僚を初め全員の必要な人にお会いできていますので、実態的に、現在、日本政府とそれからイスラエル政府との間でのコミュニケーション上の問題は全く存在をしていないと考えております。  私も、シモン・ペレス外務大臣と先日お話を直接いたし...全文を見る
○川口国務大臣 駒野在アフガニスタン臨時代理大使が議員が御指摘のような発言をしたということは、承知をいたしておりません。  それから、なぜ臨時代理大使であるかということでございますけれども、これについては、館の立ち上げのときは大体そういうことになっているということのようでござい...全文を見る
○川口国務大臣 当然のことながら、治安の確保は重要なことでございますし、復興を進めていくための前提条件であると思います。  三日に、ジュネーブにおきまして第二回アフガニスタン復興支援運営グループ治安会合が開催をされまして、我が国からも出席をいたしましたけれども、ここでも、国際社...全文を見る
○川口国務大臣 二月に日米外相会談がございましたけれども、その席上で私は、委員が今言われましたように、ミサイル防衛を含め、安保に関する日米対話をさらに強化していきたいということを申しました。それに対しまして、パウエル国務長官から、日米安保体制はアジア太平洋地域の平和と安定のかなめ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としてのミサイル防衛についての考え方につきましては、従来から申し上げているとおりで、変更はございません。
○川口国務大臣 いろいろ、幾つか言っていることがあるわけですけれども、今委員がおっしゃられた、理解をするという言葉が入っているという意味では、米国がミサイル防衛計画を検討していることを我が国として理解しているということも言っております。
○川口国務大臣 タウンミーティングは、私が、昨年の一月に環境庁が環境省になりましたときに始めたことでございまして、それはその後、昨年の春、小泉内閣が発足をした後、小泉内閣によっても引き続き内閣のタウンミーティングとして行われているわけでございます。  私は、環境大臣時代に、昨年...全文を見る
○川口国務大臣 私は日ごろ、現場主義ということを言っておりまして、そういう意味で、タウンミーティングで国民の、参加者の皆様の意見をじかに聞けるということが非常に重要なことだと思います。その観点から、外務省の幹部にも、かなり多くの人間に、御意見を聞くために出席をしてもらいました。 ...全文を見る
○川口国務大臣 タウンミーティングでは、確かにODAに関しまして委員がおっしゃったような御意見をいただきました。それについて私がお答えをしましたことは、今委員がおっしゃられたODA総合戦略会議というものの設置についてでございまして、この三月の終わりに、第二次ODA改革懇談会、これ...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今おっしゃったような形の御答弁を申し上げたか、私は、たくさん御質問をいつもいただいていますので、ちょっと記憶にございません。
○川口国務大臣 日ソ共同宣言第九項に、両国間の外交関係の回復の後、平和条約締結交渉を継続することに同意をすると書いてございます。さらに、ソ連は、歯舞諸島及び色丹島を日本に引き渡すことに同意、ただし、これらの諸島は平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとするというふうに書い...全文を見る
○川口国務大臣 この五六年の日ソ共同宣言につきまして、ここで書かれている、先ほども言いましたように、平和条約交渉の対象となるべき重要な問題は、日ソ共同宣言で解決されなかった領土問題、すなわち国後、択捉の問題であるということは明らかであったということでございます。
○川口国務大臣 国会に対しましてきちんと御説明を申し上げるべきこと、あるいは御説明できることについては申し上げているわけでございます。  したがいまして、今の欧州局長の答弁につきましても、五六年の日ソ共同宣言以降、さまざまなステージを経まして、現在ロシアとの関係でお話をしており...全文を見る
○川口国務大臣 四島の帰属の問題を解決して平和条約を結ぶということについては一致をしているわけでございますけれども、だからといって、それでは帰属の問題が解決をしたということではないわけですから、現在、話が終わって平和条約を結ぶ段階にないということでございます。
○川口国務大臣 先ほど私が申しましたことは、イルクーツク声明におきまして、東京宣言に基づいて四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということが再確認をされているわけでございます。
○川口国務大臣 一九五六年の日ソ共同宣言におきまして、平和条約締結後に歯舞諸島、色丹島が日本に引き渡されるということは明文で規定されているところでございまして、この宣言が義務的であるということはロシア側も認めているわけでございます。  他方でロシア側は、五六年宣言に規定されてい...全文を見る
○川口国務大臣 マスコミが報道し、その結果として国民が全部知っているということと、国会の場で政府が何をお話しするかということは、全く別な問題でございまして、それは具体的なケース、そのマスコミが報道し国民が知っているという問題が何であるか、それを政府がマスコミにお話をした問題である...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問に対してのお答えでございますけれども、まず、二〇〇〇年の十一月三十日にモスクワにおいて東郷欧亜局長とロシュコフ次官との間で協議が行われたことは事実でございます。  それで、その結果につきましては、これはイルクーツク声明においてきちんと書かれているわけで...全文を見る
○川口国務大臣 ロシアの中には、領土問題についてさまざまな意見があると思います。こうしたさまざまな意見については、日本としては、我が国の立場について、この考え方について、折あるごとにさまざまな努力をして働きかけているわけでございます。  いずれにいたしましても、我が国としては、...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島は、我が国固有の領土でございます。したがいまして、我が国としては、粘り強くかつ精力的にこの領土交渉を進めていく、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということで交渉をしているわけでございます。
○川口国務大臣 米軍がフィリピンで行っている活動は、フィリピン政府の要請に基づきまして、フィリピン政府がフィリピン国内で行っている対テロ対策を支援するものであると承知をいたしております。
○川口国務大臣 沖縄県民の方には常にいろいろな思いがおありになるというふうには思っております。他方で、米軍がフィリピンで行っている活動は、先ほど申しましたように、フィリピン政府の要請に基づいて、フィリピン政府が国内で行っている対テロ対策を支援するものであるというふうに承知をいたし...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、フィリピンにおける米軍の活動と在日米軍の関係につきまして我が国として申し上げる立場にはございませんで、この活動に在日米軍が参加をしているということを前提になさっていらっしゃる質問にお答えするということは、適切ではないと考えております。
○川口国務大臣 先ほどの繰り返しになって恐縮でございますけれども、私といたしまして、フィリピンにおける米軍の活動と在日米軍の関係についてお答えを申し上げる立場にはないということでございます。
○川口国務大臣 今勉強を始めたところでございまして、今の時点でこういうことですと私の方から申し上げる段階にまだ至っておりません。
○川口国務大臣 事件、事故の防止につきまして、それの通報のルールということでございますけれども、これについては、まず事件、事故の防止というのは非常に重要であるということは言をまたないわけでございますけれども、既に具体的な幾つかの策が講じられているということでございまして、今後の問...全文を見る
○川口国務大臣 国会でなさった決議につきましては、この趣旨を体して、その時々の課題、事態の改善であるなりなんなりでございますけれども、それに鋭意努力をしていくべきでもある、あるいはそういうことを申し上げているということだと思います。
○川口国務大臣 決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して努力をしていくというべき筋合いのものだと考えております。
○川口国務大臣 おっしゃっていらっしゃるのは、二〇〇〇年に沖縄県が政府に対して日米地位協定改正の要望書をお出しになっている、そのことでよろしゅうございますか。  これにつきましては、沖縄県民の方に、在日米軍の施設・区域が沖縄に集中しているということにつきまして御負担をおかけして...全文を見る
○川口国務大臣 何をやってきたかということでございますけれども、例えば沖縄県より、日米地位協定第十七条に関連しまして、被疑者の起訴前の拘禁移転につき要請をいただいているわけですけれども、日米合同委員会の場におきまして、日米両国は、殺人または強姦という凶悪な犯罪やその他の特定の場合...全文を見る
○川口国務大臣 運用の改善につきましては、その時々の問題について努力をしないといけないと考えておりますけれども、昨年の九月以降ということで何をやったかということでございますが、刑事裁判手続の運用改善についての協議につきましては、刑事裁判手続に関する特別専門家委員会等の場を通じまし...全文を見る
○川口国務大臣 去年の夏からということで申し上げますと、例えば環境問題につきまして、これは環境原則に関する共同発表というものを出したわけでございますけれども、この具体化作業の成果といたしまして、まず、昨年の六月の時点で、環境分科委員会を定期的に開催をするように、この付託事項を改定...全文を見る
○川口国務大臣 質問の御通告がございませんので、私はディテールについては全部を承知いたしておりません。
○川口国務大臣 おっしゃられました沖縄振興特別措置法の附帯決議に際しまして、尾身沖縄及び北方対策担当大臣から、十分に附帯決議の趣旨を尊重して努力をしていく所存である旨の御発言があったと承知をいたしております。  私も尾身大臣と同じ考えでおりまして、これらの決議の趣旨を体しまして...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、私も尾身大臣と同じ考えでおりまして、これらの決議の趣旨を体しまして、事態の改善に鋭意努力をしていきたいと考えております。  具体的には、政府といたしましては、日米地位協定につきましては、その時々の問題について運用の改善により機敏に対応して...全文を見る
○川口国務大臣 運用の改善については、鋭意努力をいたしていきたいと思います。ただ、いかなる時点で、いかなる場合にどうなるかということについては、これは鋭意努力をいたしますけれども、相手のあるお話でございまして、外務省の改革を私が先頭に立って行うということとは問題の性格がおのずから...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定につきましては、その時々の問題について、運用の改善により機敏に対応していくことが合理的であるという考えを持っております。その認識のもとで、運用の改善につきまして努力をしているところでございまして、先ほど申しましたように、外務省の改革でタイムテーブルをつ...全文を見る
○川口国務大臣 稲嶺知事のこの記者会見の記事というのは、今初めて拝見をいたしましたけれども、普天間飛行場代替施設の使用期限の問題につきましては、これは平成十一年末の閣議決定にもございますように、政府といたしましては、国際情勢もあり、厳しい問題があるという認識を持っていますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 普天間飛行場代替施設の使用期限の問題につきましては、平成十一年末の閣議決定に従いまして適切に対応したいと考えております。
○川口国務大臣 ただいま議題となりましたテロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十一年十二月にニューヨークで開催されました国際連合の総会において採択されたものであります。  こ...全文を見る
04月12日第154回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(川口順子君) ただいまの両御決議に対しまして、所信を申し述べます。  パレスチナ紛争の即時停止と対話の再開を求める決議につきましては、政府といたしましてもパレスチナ情勢の深刻な現状を強く憂慮しており、私のイスラエル、パレスチナ両当事者との会談や電話会談、また茂田前大...全文を見る
04月16日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) まず、背景の方から先に申し上げたいと思いますけれども、この受刑者移送条約は、欧州諸国におきまして、一九七〇年代に入りまして欧州の地域経済の発展や交通、通信の発達に伴いまして外国人の犯罪が増加をし、あるいは犯罪が国際化をしたということが背景となりまして、外...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられることにつきましては、私も同じ疑問を持ちまして、どういうことかということは聞きました。その聞いた返事は今、杉浦副大臣からお話を申し上げたようなことでした。
○国務大臣(川口順子君) 今まで副大臣がお話をさせていただいてきましたように、我が国は外国人受刑者の移送についての実績が全くないわけでございます。  今回、この条約の締結に伴いまして、我が国においても刑の執行の分野で司法共助の体制が整備をされることになりますので、今後の受刑者の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、アメリカの国民というのは非常に全体としてバランスのある考え方をし、判断をしている国民であるというふうに思っておりまして、そういうことがその数字に出ているのではないかという印象を持ちます。  ただ、おっしゃった数字につきましては、私は自分自身でその...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃっていらっしゃいますように、このイスラエル、パレスチナの地域における状況というのは誠に憂慮すべき状況だと私も思います。  小泉総理もそういう観点から、例えば三月二十二日には、アラブの首脳会議があったときですけれども、我が国の立場を書簡でお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の点でございますけれども、まず、我が国としては、抑留者が国際法を踏まえて人道的に扱われるということが大事だと考えております。米国政府は、この点について、国際法を踏まえて抑留者を人道的に待遇をするということを繰り返し表明をしているということと理解をいたし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書は私が環境大臣でありましたときにかなり深くかかわった問題でございます。温室効果ガスの排出量が非常に増えていくということで、京都議定書というのはこの問題に国際的に取り組む第一歩であるわけでございまして、そういう意味で、これができるだけ早く発効をす...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 多国間条約で行うのか二国間条約で行うのか、いろいろな考え方はあると思いますけれども、まずこの条約との関係で言いますと、まず欧州評議会から加盟の申請が必要でございますので、それが多国間条約でやるという場合には前提になるかと思います。  それで、それが難し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点については、まず、アメリカの米軍関係者につきましてもこの条約についての移送の対象となり得るということでございます。これは、アメリカが条約の締約国でありますから、当然そういうことになるわけでございます。  それで、個々の事案におきまして、我が国が米...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パウエル国務長官は非常に難しいミッションを献身的に行っていらっしゃると私は考えております。  様々、歴史的にも、それから今までの経緯からいっても非常に複雑な問題であると思いますので、何か一点、この点が引っ掛かって難しいということではなくて、やはりそのも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしましては、イスラエルに対してはパレスチナ自治区からの即時撤退及び、その中に入っていますけれども、国連安保理の決議一四〇二の実施についてイスラエルに働き掛けているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) イスラエルに対しましては、アメリカも国連決議一四〇二の実施を働き掛けるということで言っているわけでございまして、イスラエルの論理を認めて、イスラエルの今やっていることが正しいと言っているわけでは全くないわけでございます。  この問題については、その数々...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカはパレスチナに対しては、これはアメリカだけが言っているわけじゃなくて日本もほかの国も全部言っているわけですけれども、民間人、一般人を殺傷するようなテロ、自爆テロというのは即時やめるようにということをパレスチナサイドには言っているわけですね。その一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イスラエルに対しては、これも再三再四申し上げておりますけれども、パレスチナ自治区からの即時撤兵、撤退を行い、停戦をし、そして和平のプロセスに行くということが大事であるということを言っておりますし、またパレスチナに対しては民間人を殺傷するような自爆テロ、過...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このパレスチナとイスラエルの問題というのは、様々な要素を含んだ非常に複雑な問題であるというふうに認識をしております。  したがいまして、これを解決するためには、今、委員がおっしゃった入植地の問題もございますし、エルサレムの問題もありますし、パレスチナの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省に対して失われた国民の信頼が取り戻せるように、ということは、外交に対して失われた国民の信頼を取り戻すために必要なすべてのことを可能な限り行いたいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) 残念ながら、やるべきことは私はたくさんあると思っております。一番、これについて私は前に十の改革ということで出させていただきましたけれども、まず、これちょっと順番が何がより重要だという順番を付けるのは難しいわけですけれども、この間来ずっと御指摘をいただいて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省の活力がなくなることがあるとしたら、それは私は問題であると思います。それは改革によって新たな活力が生まれるということだと思います。変える会ということで、これは外部の有識者の方の会ですけれども、同時並行的に、今外務省の中で変わる会というのが中の職員の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 短くと思いましたものですから非常にはしょって申しましたけれども、変える会というのは外務省を改革するために外部の方にお願いをして外から見ていただいているということでございまして、具体的に案を提示していただくということで進んでいるわけですけれども、改革を行っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 変える会というのは外部の委員の方によって構成されている会でして、外務省をどのように改革をしていくかということについて具体的にタイムスケジュールといいますか、その工程表も含めた形で案を出し、外務省にこれをやってほしいということを言い、外務省はこれをやってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは非常に自発的にできてきた動きでございまして、正式に会合を、何月何日の時点でだれを長としてスタートしますという形で組織の幹部が押し付けた、押し付けたという言葉は悪いですが、そういう会合ではなくて、いろいろな人たちが中で変えようということで自発的に作り...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことでして、部内、省内の様々な人たち、中心は課長補佐クラスであるようですけれども、自発的にそういう会が始まって、今動いているということでして、これをやりなさいと言ってやった、やらせたという性格のものではないと、そういうことです。
04月17日第154回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○川口国務大臣 まず初めに、宮澤議員のようなすばらしい後輩が国会で御活躍をいただいていることについて、私は、中学校、高等学校、大学の先輩といたしましてと言うのもおこがましいんですけれども、大変にうれしく思っております。物理的な年齢だけは先輩でございます、ほかのことはそうでもござい...全文を見る
○川口国務大臣 今、外務省にもう二カ月以上おりまして、その過程でかなり私の考え方も変わってきたところがありますので、外務大臣になる前に外務省のことをどう思っていたかというのは、今ちょっとはっきりもう申し上げられなくなってきてしまっているんですけれども、私は外務省に対しては、基本的...全文を見る
○川口国務大臣 御質問を伺いながら、いろいろな思いが心の中を去来したわけでございますけれども、まず、今思っていますのは、外務省改革によって外務省に対する信頼を回復し、それを外交に対する信頼回復につなげなければいけない。その上でというか、実際には同時並行的にということでございますけ...全文を見る
○川口国務大臣 結論から先に申し上げますと、何らかの形で、これは各国の制度のあり方も参考にしながら、どういうやり方がいいのかということを検討するということだと思います。  それで、その前に幾つかちょっと、前提といいますか、考えていることをお話をしたいと思うんですけれども、一つは...全文を見る
○川口国務大臣 まず、中国の首脳の方が、この間の朱鎔基総理、それから前に李鵬委員長あるいはトウカセン外務大臣、この問題については幾つかコメントをしていらっしゃいますけれども、外務大臣として、それぞれのコメントについて、それを解釈して何か申し上げるということは適切ではないと思ってお...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、船体調査等をやって、事実関係を踏まえた上で次のステップに進んでいくということで考えておりまして、これが中国の排他的経済水域にあるということでございまして、天然資源についての主権的な権利を持っていますし、海洋環境についてもその管轄権を持ってい...全文を見る
○川口国務大臣 海洋法条約に基づく中国の権利がかかわることになる場合には、これとの調整を図ることが必要だと考えております。
○川口国務大臣 これにつきまして、まさにその一つ前の段階を一つずつ経て、そういったことが問題になるかどうかということを考えながら進んでいくということだと思います。
○川口国務大臣 日朝の国交正常化交渉につきましては、一昨年の十月に北京で行われました会談におきまして、この会談での協議を踏まえて、さらによく検討を行って、双方の準備が整ったところで行うということになっているわけでございます。  この交渉は非常に難しい交渉だと考えております。した...全文を見る
○川口国務大臣 現在、日程について調整中でございます。
○川口国務大臣 私といたしましては、これができるだけ早く開かれることを期待しているわけでございますけれども、日程につきましては、現在調整中でございます。
○川口国務大臣 さまざまなことをやっております。  今どれぐらいのお時間があって、それを細かく申し上げることが可能かどうか、よくわかりませんけれども、基本的には、非常に簡単に申し上げますと、私から、イスラエル、パレスチナの首脳及びアメリカの首脳、まあ首脳というのはちょっと言葉が...全文を見る
○川口国務大臣 ドイツの外務大臣の提案、それから、それよりずっと前にさかのぼって、オスロ合意もございましたし、国連におけるさまざまな決議、さまざまな今後の進め方についての考え方が今提示をされているわけでございます。  今、そのパウエル国務長官の仲介の努力を支援しながら、そして注...全文を見る
○川口国務大臣 この前、日本記者クラブで政策全般について話をさせていただきました折に、私の外交のスタイルとして、強い外交、温かい外交、わかりやすい外交ということを申し上げさせていただきました。  そういう形で進めていきたいと考えておりますが、四月の終わりから五月にかけての連休に...全文を見る
○川口国務大臣 日米の防衛協力の指針というのがございますが、そこに記述されているわけですけれども、我が国に対する武力攻撃が差し迫った場合には、日米両政府は情報交換及び政策協議を強化するとともに、整合のとれた対応を確保するために必要な準備を行うわけでございます。また、我が国に対する...全文を見る
○川口国務大臣 テロリズムという言葉でございますが、国際法上確立した定義があるわけではないということでございます。  これまで国際社会は、テロ防止関連条約の作成に当たりまして、ハイジャックですとか人質行為ですとか爆発物の設置ですとか、典型的ないわゆるテロ行為に該当する一定の行為...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、テロリズムについて国際法上確立した定義があるわけではございません。  この条約におきましては、既存の九本のテロ防止関連条約上の犯罪に該当する行為、これは具体的に行為類型として決まっているわけでございますけれども、それにもう一つ、または、こ...全文を見る
○川口国務大臣 この条約の第二条でございますけれども、ここに、「附属書に掲げるいずれかの条約の適用の対象となり、かつ、当該いずれかの条約に定める犯罪を構成する行為」、例えばそのように書かれているわけでございます。
○川口国務大臣 この条約におきましては、いわゆるテロリスト等を認定して、その取り締まりを求めているということではないわけでございます。  この条約は、既存のテロ防止関連条約に定める犯罪行為等を行うための資金の提供及び収集を犯罪とすること、その犯人が刑事手続を免れることのないよう...全文を見る
○川口国務大臣 前文におきまして、「あらゆる形態のテロリズムの行為が世界的規模で増大していることを深く憂慮し、」というふうに書かれているわけでございます。ここで言っている「あらゆる形態のテロリズム」とは、そのようなテロ行為を行う手段、態様を問わないという趣旨であると考えます。
○川口国務大臣 英文には、委員おっしゃるように、確かに「forms and manifestations,」と書いてあるわけでございまして、日本語も「形態」と書いてございます。
○川口国務大臣 こういう御質問に対しては政府参考人をお許しいただいておいていただきたかったと思うわけでございますけれども、これはまさに、「forms」、形、及び「manifestations,」、あらわれ方ということでございまして、この日本語の文章が英語の文章と整合性があるという...全文を見る
○川口国務大臣 私は先ほど、通告がなかったと申し上げたわけではございませんで、政府参考人を呼ぶことをいいというふうにおっしゃっていただきたかったと申し上げたわけでございます。
○川口国務大臣 政府といたしましては、先ほど申しましたように、正規の手続を経てこの日本語の文章を決定しているわけでございまして、委員のおっしゃられるような、二つが違うということはございません。
○川口国務大臣 今の点につきまして再度申し上げさせていただきますけれども、臨時国会におきまして、テロリストによる爆弾使用の防止に関する国際条約ということを国会の御承認をいただいて締結させていただいておりますけれども、この中にも「あらゆる形態のテロリズムの行為が」というふうに書いて...全文を見る
○川口国務大臣 今、首藤委員からお話のございました日本語訳の問題でございますけれども、これにつきましては、原文の、英語の正文の「forms and manifestations,」という言葉は、「形態」ということで、内閣の法制局も経まして確定した訳として、政府として確定した訳だと...全文を見る
○川口国務大臣 国連の人権委員会の日本の棄権のことにつきましては、私はその対象となったことについて十分に承知をしておりませんけれども、日本の立場といたしましては、これは必ずいつも同じことを申し上げているわけでございまして、一つは、イスラエルに対しては、この問題、パレスチナ自治区へ...全文を見る
○川口国務大臣 中東問題につきましては、今、パウエル国務長官が精力的に、献身的に働きかけているわけでございまして、我が国としては、この帰趨を注視し、これにできるだけの支援をしたいと考えております。  その後どのような展開になるかということにつきましては、まだはっきり決まった話は...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、テロ資金摘発のための規制をうんと強めるということを行うと、確かに自由な経済の動きというのは、反面、影響を受けるという側面があると思います。  ただ、現実問題として、今、そこまで厳しい、経済の自由な動きを阻害するほどの強い規制を行うこと...全文を見る
○川口国務大臣 確かに、おっしゃったように、朱鎔基総理から、最近北朝鮮をめぐる情勢は緩和しており、これはよい方向、よい兆しであると思う旨の発言があったというふうに承知をいたしております。  この発言に基づきまして、憶測に基づいて何か私の方から申し上げるということは差し控えたいと...全文を見る
○川口国務大臣 中国との間では、これまでも本問題に対する協力を求めてきているところでございます。この考え方につきましては、変わるところはございません。
○川口国務大臣 私もことしの二月に、拉致された方の御家族の方とお会いをさせていただきまして、お話をかなり長い時間伺わせていただきました。お気持ちを考えると、大変に私も心が痛むというか凍るというか、本当に何とも申し上げられない気持ちがいたしました。  政府といたしまして、拉致問題...全文を見る
○川口国務大臣 感想をということでございますけれども、これについてのこの記事は読んでおります。  鈴木議員の問題につきましては、他方で、イワノフ外務大臣が、三月十二日に、ロシア国家院、政府の時間の際の北方領土問題についての説明の中で、本件は日本の国内問題であると述べていらっしゃ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の北方領土問題に関する立場というのは、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということで、ずっと一貫とした方針で進めておりまして、二島先行返還論ということを今まで政府として提案をしたことはないわけでございます。したがいまして、先般行いました一連の処分に...全文を見る
○川口国務大臣 領土交渉というのは非常に難しい問題であると思います。この問題につきましては、粘り強く精力的に交渉をしていく我が国の基本的な立場というのは全く変わらないということでございます。
○川口国務大臣 今委員が、変わってほしいと思っているとおっしゃられましたけれども、それは、二島先行返還論に変えてほしいということをおっしゃっているわけではないと私は理解をいたしておりますけれども、我が国の基本的な方針というのは、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するというこ...全文を見る
○川口国務大臣 四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという、この基本の方針は変わらないということを、政府といたしましては、我が国の国民にも発信をいたしておりますし、ロシアに対しても発信をしているわけでございます。
○川口国務大臣 安倍副長官の御発言がどちらの立場でなさったかということについては私は存じませんけれども、いずれにいたしましても、安倍副長官の御発言の内容につきましては、今、副長官から御説明がありましたように、政府の基本方針と何らそごはないと考えております。
○川口国務大臣 テロ根絶のためにはさまざまな努力が、またさまざまな取り組みが必要であると考えております。  これまで国際社会は、テロ防止の関連条約の作成に当たりまして、ハイジャックですとか、人質行為ですとか、爆発物の設置ですとか、典型的ないわゆるテロ行為に該当する一定の行為類型...全文を見る
○川口国務大臣 テロに対処をする、テロに対応するということの具体的なやり方についてさまざまな考え方は存在するだろうと思います。私は、今まで国際社会が一致団結をしてやってきたこのやり方、今までの取り組みは、それなりの成果を上げていると考えております。
○川口国務大臣 先ほど、今まで国際社会が行ってきたテロに対する取り組みの具体的な例を申し上げさせていただきましたけれども、そういった今までの取り組みはそれぞれ成果を上げてきていると私は考えております。
○川口国務大臣 私は、委員がただいまおっしゃられましたように、今月の十一日にリオール在京のイスラエル大使とお会いをいたしまして、イスラエル軍のパレスチナ自治区からの即時撤退を強く申し入れたわけでございます。  この今の暴力の悪循環については深く憂慮をいたしているわけでございまし...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエルのパレスチナ自治区からの即時撤退、停戦、和平への交渉を行うということにつきましての我が国の立場は、全く変更ございません。
○川口国務大臣 現在、パウエル国務長官は、仲介という非常に困難な仕事を献身的に努力をしている過程にあるわけでございまして、我が国としても、ほかの国々とともに、EU等とともに、このパウエル国務長官の努力を支援し、支持し、見守っていきたいと考えております。
○川口国務大臣 二月に行われました日米首脳会談におきまして、ブッシュ大統領は、イラクにつきましては、その行動パターンを変えるように国際社会が協力をする必要がある、米国は、全部のオプション、選択肢を排除していないけれども、平和的に物事を解決したいと考えていて、外交努力を続けたいと考...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、テロの根絶につきましてはさまざまな取り組みを行っていくことが大事でございまして、その中の一つとして、委員がおっしゃった国際世論というのもあると思います。他方で、我が国を初め、ほかの国々が協調して今まで行ってきたテロ根絶のための取り組みは、そ...全文を見る
○川口国務大臣 パレスチナとイスラエルとの間で暴力の悪循環がずっと起こっているということについては大変に憂慮いたしております。  再三再四、イスラエルに対しましては、パレスチナ自治区からの即時撤退、停戦を求めてきているわけでございまして、これはイスラエルの外務大臣に対しても、そ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員もおっしゃっていらっしゃいましたけれども、テロリズムにつきまして厳密な定義が存在するわけではなくて、国際的にも大きな議論があると思います。一般的には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れ等を強要し、または社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷...全文を見る
○川口国務大臣 まず、清末さんとおっしゃいましたでしょうか、その方がけがをなさったということについてはお見舞いを申し上げたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、テロリズムについては、一般的に、国際社会で厳密な定義が存在をするわけではないわけでございます。それに加えまして、国...全文を見る
○川口国務大臣 二つ御質問がありまして、まず一つは、パレスチナに援助をしたものについての賠償請求をしないかということでございました。これにつきまして、我が国の支援によって建設をされた施設が被害を受けたことにつきましては、我が国としては、イスラエルに対して、今まで遺憾の意の表明を累...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました国際電気通信衛星機構(インテルサット)に関する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成十二年十一月にワシントンD・Cで開催された国際電気通信衛星機構の締約国総会において採択され...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○川口国務大臣 まず、委員が今お配りになられた資料でございますけれども、これは私は初めて見た文書でございまして、それがどういうところから出てきたのか、外務省の文書であるのか、そこに書いてある中身が本当に議論をされたことなのか、私は全くわかりませんので、それを前提に、一般論としてお...全文を見る
○川口国務大臣 まさに先ほど申し上げたことを繰り返すことになるわけですけれども、守らなければいけない秘、その理由があって秘扱いになっているわけでございまして、そうした理由と、国政調査権に御協力をするという立場で秘の指定を解除してお出しをするという、そのバランスをどこに求めるかとい...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、私はこの文書をここで初めて見まして、したがいまして、それがそもそもどこから出てきた文書なのか、中身が何なのか、全くわかりませんので、申しわけございませんけれども、今の御質問にはお答えができません。
○川口国務大臣 プール金事件ということにつきましては、これは国民の方が外務省のお金の使い方に御不信の念を持たれるということは、私はよくわかります。通常であれば、例えば送別会といったようなことであれば、みずからお金を積み立てたり、あるいは原稿料を一定金額積み立てたり、あるいは全額積...全文を見る
04月17日第154回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(川口順子君) 在日米軍基地の返還に関しお尋ねがありました。  冷戦後もアジア太平洋地域には依然として不安定性及び不確実性が存在していますが、我が国としては、米軍の我が国への駐留は引き続き我が国の安全の確保及びアジア太平洋地域の安定と発展への寄与との観点から必要である...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○川口国務大臣 そのようなお話をいただいております。
○川口国務大臣 初心は変わっておりませんし、前と同様に、あるいは前以上に改革も一生懸命にやっております。
○川口国務大臣 外務省報償費が内閣官房に上納されているかどうかということにつきましては、これまでも国会の議論の場におきまして、総理、官房長官及び歴代の外務大臣が、今委員がおっしゃられましたように、そうしたことはないという御説明をされてきていると承知をいたしております。  という...全文を見る
○川口国務大臣 日米安保条約第六条の実施に関する交換公文、今委員がおっしゃった交換公文ですが、におきまして、「合衆国軍隊の日本国への配置における重要な変更」や「同軍隊の装備における重要な変更」は、日本国政府との事前の協議の主題となることが規定をされているわけでございます。  こ...全文を見る
○川口国務大臣 御指摘の艦船につきましては、先ほど申し上げましたとおり、乗組員の家族を我が国に居住させることとなりました結果、我が国への寄港回数が増加をしたり寄港期間が長くなったりしているのでございまして、これは日本国への配置には該当しない、したがいまして、事前協議の対象とはなら...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(川口順子君) ロシアの京都議定書締結に関する我が国の外交努力についてのお尋ねがございました。  ロシアは、京都議定書に関する検討を進めているものの、締結に関する公式決定はまだ行っていないと承知しています。  ロシアに対しましては、二月二日の日ロ外相会談の折に、私か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書の発効に向けての今後の方針についてのお尋ねがございました。  温室効果ガスの排出量の急増が懸念される中で、京都議定書は国際的取り組み強化への重要な一歩と考えております。我が国といたしましては、京都議定書の早期発効に向けて、二国間協議や多国間協...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書を発効させる国際的なリーダーシップについてのお尋ねがございました。  温室効果ガスの排出量の急増が懸念される中で、京都議定書は国際的取り組み強化への重要な第一歩だと考えております。この考えのもと、政府は、今国会での京都議定書締結の承認を求めて...全文を見る
04月19日第154回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○川口国務大臣 今おっしゃったことの具体的な、情報公開が市民の方からあって一部分をお出ししたということについては今初めて私は聞きましたけれども、基本的に、申し上げた点、それは、内部の人間の率直な意見交換が行われにくくなるということになってはいけないということは変わりはございません...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと誤解があってはいけないと思いまして、念のために申し上げさせていただきたいのですけれども、案件がふえているということを今官房長が言いましたけれども、だから対応あるいはお断りするという意味で言っているわけでは全くありませんで、人数については全くふえていないわけ...全文を見る
○川口国務大臣 委員からいろいろなお話をいただきましたけれども、まず、基本的に、国の予算につきましては、これは税金が予算のベースになっているわけですから、これを効率的に、それからむだなく使うことが必要だと私は思っておりまして、今までにも、それからまた今行いつつある外務省改革の一環...全文を見る
○川口国務大臣 まず、今回の百四十四号条約について時間がかかったということにつきましては、国内的にどういうような措置をとることが必要であるかということについてはっきりさせるための時間が必要であったということで遅くなったというふうに私は承知をしております。  それから、百五号、百...全文を見る
○川口国務大臣 私は、日本の中東外交が無策であるとは思っておりませんで、それなりの努力を重ねているわけでございます。  先ほど委員もおっしゃっていただきましたように、パウエル国務長官が献身的な努力をしてアメリカに戻られたわけでございますけれども、これの評価でございますが、結果と...全文を見る
○川口国務大臣 これも、恐縮でございますけれども、私は、日本が今まで空白で何もやっていなかったとは思っておりませんで、回数にしても、会った人、あるいは電話会談、相当のことをやっておりまして、今時間がないとおっしゃられますのでそれは繰り返しませんけれども、決して空白だとは思っており...全文を見る
○川口国務大臣 二つ御質問がありましたので前半の方についてお答えをしたいと思いますが、先ほど申し上げたように、さまざまな電話会談等は現在もやっておりますし、引き続きやっていくわけでございまして、国際社会と協調して、日本がどの段階で何をするのが一番効果的かというのは、会談、電話に加...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして我が国は棄権票を投じたわけでございますけれども、これは、採択された決議案について、パレスチナの正当な抵抗の権利といった我が方として同意できない概念が含まれていたということ、また、イスラエルのみをほとんど一方的に非難をするという内容になっていたという...全文を見る
○川口国務大臣 東ティモールにつきましては、今委員がおっしゃられましたように、大変高い投票率の選挙の結果としてシャナナ・グスマン氏が初代の大統領に選出をされて、五月二十日の独立を前に、そのプロセスが最終的な段階に今入っているわけでございます。独立後の東ティモールにつきましては、持...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、いろいろな対立はあるわけで、したがいまして、先ほど申しましたように、難民問題の包括的な解決を初めとする国民的な和解という課題があるというふうに申し上げているわけでして、そういった問題に一致団結して取り組んで、民主主義的なプロセスをきち...全文を見る
○川口国務大臣 東ティモールのPKOに派遣をされる自衛隊の施設部隊は、既にほぼ全隊員が東ティモールに到着をいたしておりまして、現在、中心都市のディリ、西部地区のスアイ、マリアナ、西ティモールにある飛び地でありますオクシ、この四カ所に分かれて展開中でございます。  そのうち、スア...全文を見る
○川口国務大臣 三つ質問をいただいたわけでございますけれども、まず一番最初のILOの問題につきましては、これは、外務省として何ができるかということを踏まえまして、適切に対応したいと考えています。  それから、二番目のインテルサットの途上国との関係でございますけれども、途上国のサ...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員がおっしゃったその普天間飛行場の件等のことにつきましては、特に私は普天間飛行場も実際に見ておりますので、そういった点についての県民の方の御心配、御懸念というのは私は理解をいたします。また、軍人軍属、その家族の人たちによる事故、事件等がふえているということも...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、この件について、まず米軍に綱紀粛正に取り組んでもらうということが大事ですけれども、もちろんそれで十分であるわけではないわけでございまして、政府といたしましても、国、米軍、地方自治体等の関係者が協力をして取り組むことが大事だと考えています。 ...全文を見る
○川口国務大臣 米軍の施設・区域の七五%が沖縄に集中をしているということで、県民の方に多大な御負担をおかけしているということについては、大変な御負担であるということだと思っております。  それで、政府といたしましては、この負担をできるだけ軽減するということで、SACOの最終報告...全文を見る
04月23日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(川口順子君) 私から李鵬全人代委員長に対しては、不審船につきまして日本国民の中に不審船を引き揚げるべきであると考える人が非常に多いということをお話をして、理解をいただきたいと、その点について理解をいただきたいということをお話をいたしました。日本国民が、それに対しまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この不審船の問題につきましては、これは正に今、捜査当局で真相究明の努力をしているわけでございまして、私としては外務省はこの真相究明の努力に支援をしていくべきだというふうに思っています。  それで、今、様々な手順を踏んでいるわけでございまして、船体の調査...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、いろいろなステップを踏みながら次の段階に想定されることというのはそういうこと、引き揚げるということだろうと思いますけれども、そこに行くまでに幾つかのステップを踏み、調整を進めるということが前提だということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今のそのアンケートの七割というのは、一般論としての七割だろうというふうに私は理解させていただきましたけれども、やはり一国が自分の国際社会において自らの国益を守っていくということのためには、そのそれぞれの国の立場をしっかりと発信をしていくということは基本だ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が聞いていますところでは、この相互事前通報の枠組みというのは昨年の二月にできたということでございまして、昨年の夏ぐらいまで事前通報なしに調査を行ったり、あるいは事前通報の内容とは異なる期間、水域で調査を行うなど、この枠組みに合致をしない行動を取る中国の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられるように、現在、イスラエルにつきましては経済にはマイナスの影響が及んでいるということだと思います。これは当然に戦争になれば物は、戦いになれば破壊される部分、それから非常にリスクが高まりますから投資も起こらない、観光客も行かないということに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題につきましての日本の立場、態度というのは極めて明確であると思います。それをまた今まで再三再四いろいろな場で、まあ今繰り返しませんが、その態度については表明をしてきているわけです。  これは、電話もありますし、様々な談話もありますし、書簡もありま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう考え方もあるかと思いますけれども、やはりこれは国内の法律がどういうふうに作っていけるかということを注意深く見ながら考えていくということだと考えます。
04月24日第154回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○川口国務大臣 この件につきまして、私は、国会を無視するつもりもございませんし、したつもりもございませんし、野党を無視したつもりもございませんし、民主党を無視したつもりも全くございません。  これについては、新聞に事前に出てしまったというのは、私は非常に遺憾であり、どういうこと...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことで、当時、最終調整の段階にあったということでございます。
○川口国務大臣 もしその情報が流れていたということが、私は、その御答弁を申し上げた時点でそういうことが流れていたということは全く知りませんでしたけれども、もし、そういうことが外務省の事務方から仮に出ていたということがあれば、それは大変におかしな話であるというふうに思いますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃったようなそういう動き方というのは、私は、あり得たと思います。
○川口国務大臣 国会の場での御説明という意味で申し上げたわけではございません。
○川口国務大臣 先ほど委員から、そういうことであれば、十七日に国会が終わった後で説明があってもよかったではないかという御趣旨の御発言をいただいたと私は理解しましたので、そういう動きもあり得たと思いますと申し上げたわけでございます。
○川口国務大臣 外務省にとってこの際一番大事なことは、まさに大事な赤十字会談が始まるという段階にあったわけでございまして、それが何らかの理由で、前回、坂口大臣のときにあったようなことにならないということを確保することが一番大事であると私は思っておりました。  二十九日、三十日、...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理は、所感でもおっしゃられましたように、明治維新以降の国のために命をささげた方々に対して平和の祈りを込めてお参りをするということでいらしたというふうに私は承知をしております。  このことについて、これをめぐりまして、中国、韓国から、若干異なった反応ではござ...全文を見る
○川口国務大臣 二十一日の朝、聞きました。朝、ある新聞社の方から電話が私の自宅にありまして、総理が靖国に行かれたということを聞きました。私自身そういうことですけれども、総理も、お決めになったのは当日の朝と聞いておりまして、そういう意味では、私が当日の朝知ったということでございます...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げましたように、新聞社から電話があって知りました。
○川口国務大臣 総理もお決めになったのが当日の朝であるとおっしゃっていらっしゃいますので、そういうことかなと思っております。
○川口国務大臣 総理のお気持ちを私が推しはかることもできないわけでございますけれども、総理には総理のお考えがあってそういうふうになさったんだと思っております。
○川口国務大臣 総理がいろいろお考えになられて、そういう行動をとられたんだと私は思っております。
○川口国務大臣 日本と中国は安保の分野でも対話を深めていこうということのお話し合いがあったわけでして、それにのっとってその話が動いていたということでございますので、私としては、それは残念に思っております。
○川口国務大臣 委員がおっしゃっていらっしゃることは私はよくわかっているつもりでございます。したがいまして、そういったことが今起こったことは残念だと思っているわけですが、私としては、今後、日中関係がきちんとした、未来志向の発想にのっとって協力関係、友好関係が深まっていく、そのため...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題につきましては、御案内のように、我が国の政府としては、これが国民の生命に係る非常に重大な問題だという認識で、今まで北朝鮮側に対しても、この問題を国交正常化交渉の過程では避けて通ることはできないということはきっちりずっと言ってきているわけでございます。  ...全文を見る
○川口国務大臣 追加費用の問題につきましては、すべて透明性というのは私は大事だと思っておりまして、現在、ある企業でございますけれども、検査をしていただく監査法人にお願いをして全面的に見ていただいておりまして、また、それを踏まえて、どのような新しいやり方が適切かどうかということも、...全文を見る
○川口国務大臣 スー・チー女史は二〇〇〇年の九月から自宅軟禁の状態にあるというふうに思っております。我が国からは働きかけを行っておりますし、また、国連の事務総長特使のラザリさん、この方の尽力もありまして、二〇〇〇年の十月から、ビルマ政府とスー・チー女史との間では対話があるというふ...全文を見る
○川口国務大臣 まさにこれは総理御自身が当日の朝お決めになったことでございまして、所感にあるようなお気持ちで行かれたということでございます。このことによって、ちょっと具体的な言葉は今手元にありませんが、警戒をあるいは不信を与えるということはまさに総理御自身がお望みにならないところ...全文を見る
○川口国務大臣 総理としてもいろいろお考えになられた上で朝突然お決めになられて、それで実行に移されたというお考えだと私は承っております。外務大臣としては、この問題はあったわけでございますけれども、中国及び韓国と未来志向の協力関係が築いていけるように努力をいたしたいと考えております...全文を見る
○川口国務大臣 外務大臣といたしましては、あるいは外務省といたしましては、今後、中国、韓国との間で未来志向の関係を築いていくための努力をいたしていきたいと考えております。
○川口国務大臣 この問題は、おっしゃるように、世界のすべての国にとって今非常に重大な問題でございまして、今電話をするだけではなくとおっしゃられたその直後に、また電話の話になりますけれども、昨晩は私はパウエル長官からお電話をいただいて、この問題について話し合っておりました。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 バルーチャンの第二水力発電所の補修計画でございますけれども、これにつきましては、昨年の四月に、河野当時の外務大臣がキン・マウン・ウィン外務副大臣に対しまして、この案件を実施するとの方針を伝達なさいまして、その後、八月と十一月に二回にわたりまして事前の調査団を派遣い...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ミャンマーについての考え方でございますけれども、今、軍事政権下にある、スー・チー女史を自宅軟禁下に置いている軍事政権に対して、どういうやり方で接していくかということについては、いろいろな考え方があると思います。欧米のような、北風をというやり方もあるだろうとい...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、委員御案内のように、第二期工事について、今さまざまな議論が行われているということでございます。
○川口国務大臣 外交につきましては、総理あるいは官邸と外務省というのは、御相談をしながら外交をやっていくということであると思っております。したがいまして、総理としては、常に外交と内政両方をお考えになられた上で御判断をいろいろなさっていらっしゃるというふうに思います。  この問題...全文を見る
○川口国務大臣 まず、一番基本的な問題といたしまして、日米安保条約に基づく日米安保体制、これが我が国に平和と安定をもたらしているということでございますけれども、それのみならず、そのことが極東地域あるいはアジア太平洋地域における安定と発展のための基本的な枠組みであるという評価が存在...全文を見る
○川口国務大臣 韓国の全土に占める基地の比率というのは〇・二%ということでございまして、韓国は狭い国土でございますので我が国と比べますと、我が国は沖縄に集中をしていて沖縄では非常に高い比率でございますけれども、全体として比べますと日本に比べて非常に高い。我が国が〇・〇八%というこ...全文を見る
○川口国務大臣 このLPPの中身については、私は、詳細についてはこれから少し勉強したいと思っておりまして、今の時点ではこの部分がということを申し上げる立場にはないということでございますけれども、私自身としては、この点について、代替施設を提供するという、いろいろな手法についてはいろ...全文を見る
○川口国務大臣 今月の二十九、三十と北京で日朝赤十字会談が開催をされるということでございまして、その会談では、行方不明者の安否調査、日本人配偶者の故郷訪問、その他日朝両国が互いに関心を持っている人道問題について議論をするということになると承知をしております。  今、日朝の間には...全文を見る
○川口国務大臣 二つございましたけれども、まず拉致問題、拉致か行方不明かということでございますが、北朝鮮側は、御案内のように、これは行方不明者という形で言っているわけでございますが、政府といたしましては、この問題につきましては、きちんと、北朝鮮により拉致された疑いのある事案である...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げたような動きを踏まえまして、適切に、そして慎重に取り組んでいきたいと考えております。
○川口国務大臣 政府の基本的な方針でございますけれども、これは、日朝国交正常化交渉の進展について粘り強く取り組み、こうした努力を通じまして、拉致問題を初めとする人道上の問題あるいは安全保障上の問題の解決に向けて取り組んでいく、解決を目指していくということでございます。
○川口国務大臣 両方に深く関係を持った問題だととらえております。
○川口国務大臣 これにつきましては、小泉総理が所感を出していらっしゃいまして、その所感についてきちんと先方に御説明をするように、そういうことでございます。
○川口国務大臣 まさにこれは、中国、韓国に対しては、小泉総理がおっしゃっていらっしゃる所感、この中身というのは、委員も御案内のように、「明治維新以来の我が国の歴史において、心ならずも、家族を残し、国のために、命を捧げられた方々全体に対して、衷心から追悼を行う」ということが総理のお...全文を見る
○川口国務大臣 今回について、中国、韓国については、事実関係を御説明申し上げておりまして、特に、歴史認識についてこちらから御説明をしたということではございません。
○川口国務大臣 いろいろな反応が双方の政府からございます。  二十一日午後の時点で、中国の外交部のスポークスマンの談話がございまして、これにつきましては、靖国神社を参拝することに断固として反対をする、強い不満を表明する、いろいろございますけれども、簡単に言うとそういうトーンでご...全文を見る
○川口国務大臣 国の内外に警戒あるいは不安を抱かせるということにつきましては、これは小泉総理が所感でおっしゃっていますように、まさに小泉総理の意に反するということでございます。熟慮の上で、今月の二十一日を選んで参拝をなさったというふうに私は承知をいたしておりますけれども、今回の参...全文を見る
○川口国務大臣 まず、外務省の改革は、今、外務省の職員が一生懸命に取り組んでいることでございまして、もちろん、私も、「変える会」の委員の皆様も、それから、昨日は自民党の外務省の改革の小委員会の方々にお話を伺わせていただきましたけれども、一般の国民の方を含め大勢の方が外務省の改革に...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員が先ほどおっしゃった、四月二日の処分を発表して過去との決別をしたというふうに私が申し上げたという記憶はちょっとございませんで、これにつきましては、まさに委員おっしゃったように、問題になった事柄、北方四島の住民支援をめぐる幾つかのこと、あるいは、アフリカの...全文を見る
○川口国務大臣 政と官の関係につきましては、これは今までも、今、委員がおっしゃったようなさまざまな場で御議論をいただいているわけでございまして、先ほどの自民党の小委員会の中にも提案が、この関連では二つ盛り込まれていると私は認識をしております。  私個人がこのことについてどう考え...全文を見る
○川口国務大臣 国際機関もいろいろあるわけでございますけれども、委員が念頭にお持ちでいらっしゃるような、例えば支援委員会につきましては、支援委員会の予算の使い方については非常に問題があったと思いますし、運営のあり方についてもいろいろ問題があった、透明性が十分でなかったという問題が...全文を見る
○川口国務大臣 国際機関、さまざまございまして、委員が今おっしゃった二十六というのは、行政取り決めに基づく国際機関、これは二十六ございますので、これのことをおっしゃっているのかなと思っておりますが、これ以外にも、先ほど申しましたユネスコですとか、数多くの国際機関があるわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ODA予算について効率性と透明性を高めるということについては、私は大賛成でございます。  私の「開かれた外務省のための十の改革」におきましても、これは一項目として挙げさせていただいております。それから、外務省の第二次ODA改革懇談会という場で御議論をずっと...全文を見る
○川口国務大臣 まず、靖国神社に総理がいらしたことにつきましては、これは総理は所感でもおっしゃっていらっしゃいますように、明治維新以来の我が国の歴史において、心ならずも家族を残し国のために命をささげられた方全体に対して衷心から追悼を行うということが目的であったと承知をしております...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしましては、小泉総理もおっしゃっていらっしゃるように、二度と戦争をしないという考え方、これの誓いを堅持するということが大事であると私は考えておりまして、その上で、近隣の諸国と未来志向の協力関係を結んでいくということのために、私としても努力をしたいと考えて...全文を見る
○川口国務大臣 現在、我が国に対する武力攻撃の可能性が具体的に存在をすると私は考えておりません。ただ、我が国が、これは総理がさまざまな場所でまさに述べていらっしゃいますように、国の独立と主権、国民の安全と平和、これを確保していくということは国の責務でございまして、まさに備えあれば...全文を見る
○川口国務大臣 現在、我が国に対する武力攻撃のおそれが具体的な形で存在をしているとは考えておりません。
○川口国務大臣 まず、どの国がということではございませんけれども、現在、我が国に対して武力攻撃という意味で差し迫った脅威があるということは考えていないわけでございます。
○川口国務大臣 個別個別の国についてということで申し上げているわけではございませんが、現在我が国に対して差し迫った脅威がある、武力の攻撃という可能性があるというふうには考えておりません。一般論として申し上げております。
○川口国務大臣 まさに備えあれば憂いなしと総理がおっしゃっていらっしゃるわけでございまして、日本国の憲法のもとで、我が国に対する武力攻撃に対処する体制を整えておくということは、国としての責務であると私は考えております。  我が国がみずからの安全確保のために主体的に努力をするとい...全文を見る
○川口国務大臣 三条四項におきましては、まさに、日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならないというように規定をされております。そして、これに制限が加えられる場合には、その制限は必要最小限のものであって、かつ公正、適正な手続のもとで行われなければならないというふう...全文を見る
○川口国務大臣 内閣総理大臣が告示する地域であって、日本国の中に限るというふうに私は承知をしておりますけれども、細部については防衛局長に答弁をしていただきたいと思います。
○川口国務大臣 一人の方に偏っているということはそういうことであったというふうに、私も数字を聞いて感じました。  この交流委員会のあり方につきましては、今、中で調査をいたしておりますので、そういった過程で、どういうことであったのかということは私も聞きたいと思っています。
○川口国務大臣 特定の飲食店が鈴木議員と特に深い関係がおありになったかどうかについては、私はちょっと、全く存じませんので、コメントは控えさせていただきたい。
○川口国務大臣 全く確認を私はできておりませんので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 パンフレットに特定の方の写真が載っていたというのは、これは政府のお役職にあったときの写真であるわけでございますので、特に問題はないのではないかと私は思っております。
○川口国務大臣 私が聞いておりますのは、ある内容、ある人を考えている段階で、それについて否定的なお話があったということは聞いておりますけれども、といって、この人がいいという形での関与はなかったというのが私の理解でございます。  なお、私の記憶違いがあるといけませんので、欧州局長...全文を見る
○川口国務大臣 調査の結果を待っているところでございます。
○川口国務大臣 私はできるだけ早くと思っておりますけれども、いつということで私から申し上げられる段階にはないと思います。
○川口国務大臣 できるだけ早く出してもらいたいと考えております。
○川口国務大臣 支援委員会につきましては、今まで国会で御答弁申し上げていますように、今、専門家の委員会をつくりまして、そこで、北方四島の住民支援あるいはロシアに対する市場化支援のための技術支援、それからロシアに対する人道支援、こういった仕事をするのに、何がどういう組織でやるのがい...全文を見る
○川口国務大臣 今まで、この前発表させていただきましたその調査によりまして、関与のあったもの、あるいは関与が確認をされなかったもの、さまざまな形がございました。それは報告書に書かれているとおりでございますけれども、関与のあったものについて申し上げれば、そのときに私が申し上げたよう...全文を見る
○川口国務大臣 この前の調査の中には、日露青年交流委員会あるいは日ロ青年交流については含まれていないわけでございます。  私が先ほど申し上げましたのは、この前調査を行ったもの、すなわち北方四島住民支援のうち国会で御指摘のあったもの、それについての調査でございます。したがいまして...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと私の記憶の混乱を確認いたしておりましたけれども、御質問の米軍の基地が沖縄の全土に占める割合というのは一〇・三%ということでございます。
○川口国務大臣 本島における数字というのは持っておりません。
○川口国務大臣 この件につきまして、四月の初めから、アメリカ側から外務省沖縄事務所及び那覇防衛施設局に対しまして説明がありまして、沖縄県を含めまして、その対応ぶりについては関係者の間で協議をしてきたわけでございます。  委員がちょっと触れられましたように、沖縄県からは、県民感情...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定第五条について、緊急事態のときに使うということだと委員はおっしゃられましたけれども、私どもの理解はそういうことではございませんで、日米地位協定五条で飛行場及び港湾を米軍が使用する権利が認められているのは、平素から米軍の円滑かつ効果的な活動を確保し、もっ...全文を見る
○川口国務大臣 東門委員が、私が米軍の権益といいますか関心だけを守っている、沖縄県民の懸念について配慮がないというふうにおっしゃられましたけれども、私自身は全くそういうことはないというふうに思っておりますということを、まず申し上げさせていただきたいと思います。  それで、さまざ...全文を見る
○川口国務大臣 夜間の外出制限についての議論の中で、委員が、アメリカ人の人権、それならば沖縄の県民の人権はどうだということをお考えになるお気持ちは私はわかりますけれども、ただ、これはまさにそれぞれルールがあってやっていくという話でございます。  在日米軍犯罪者の身柄引き渡しにつ...全文を見る
○川口国務大臣 三者協やシンデレラタイムのことばかり言っているとおっしゃられましたけれども、東門委員のお目にとまっていないというのは非常に私としては残念でございますし、意外でもございますが、例えば、三月十八日に、私は沖縄に参りましたときに、グレッグソン四軍調整官とお会いをいたしま...全文を見る
○川口国務大臣 この決議につきましては、これは当時、田中外務大臣のときに出された決議でございますが、田中大臣からそのときに、決議の趣旨を体し事態の改善に鋭意努力をしていきたいという御表明がございましたし、また、先月の衆参両院の沖縄振興特別措置法の附帯決議に際しまして、尾身大臣から...全文を見る
○川口国務大臣 冷戦は終わりましたけれども、北東アジア、この地域においては、依然としてアジア太平洋地域全般に不確定性、不安定性が存在をしているわけでございます。我が国としては、米軍の駐留が我が国の安全の確保及びアジア太平洋地域の安定と安全に寄与しているという観点で重要だと考えてお...全文を見る
○川口国務大臣 都市部にあるかどうか、人口密集地域にあるかどうかといったことにかかわらず、米軍が活動するに当たっては、公共の安全をきちんと配慮するということは大事だと思っております。  政府といたしまして、米軍の活動に起因する事件、事故に対する周辺の住民の方の御不安、御懸念につ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、米軍が活動するに当たって、周辺の住民の安全に注意を払うということは大事であるということを一点申し上げさせていただいたわけですが、その上で、米軍施設・区域の移転の可否、それから適否につきましては、それぞれの施設・区域の目的や機能に着目をして慎重に検討をすべきで...全文を見る
○川口国務大臣 在日米軍の施設・区域の存在が地域の住民の方に御負担をおかけしているということは、その集中が非常に大きい沖縄はもちろんのこと、沖縄以外の地域についても、地元の住民の方に御負担をおかけしたり、関係の自治体の方に御負担をおかけしたりということは私も承知をしております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろなことを今走りながら思っているわけでございまして、まず第一に大事なのが外務省の改革であるということは言をまたないと思っております。  それから二番目に、外交課題、これはさまざまあるわけでございまして、米国にせよ中国にせよロシアにせよ、アジア、ASEANに...全文を見る
○川口国務大臣 まず、子ども特総への私の出席のことでございますけれども、私もぜひ出席をしたいと思いましたけれども、さまざまな日程の関係、国会での審議のこともございまして、今、恐らく、まだ最終的に国会のお許しをいただく段階になっていないかもしれませんけれども、別な女性の議員の方に出...全文を見る
○川口国務大臣 国会のお許しをいただいて、そういうことで進めさせていただきたいと私は思っております。
○川口国務大臣 アフガニスタンにつきましては、先般、アフガニスタンの教育大臣が日本においでになられましたときに、教育のお話、それから教育を受ける子供のお話について若干お話をさせていただきました。  今度のアフガニスタン訪問に際しましては、実はそのときに私は、ぜひ学校を視察させて...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエルの侵攻についての国際法上の考え方、これについては、さまざまな考え方が現在あるというふうに私は承知をしておりまして、もちろん、我が国の立場というのは、イスラエルは即時撤退をすべきであるということでありまして、侵攻自体は国際法上非常に問題があるというふうに、...全文を見る
○川口国務大臣 なかなか難しい御質問をいただいているわけでございますけれども、先ほど申しましたように、国際法上これをどう考えるかというのは、まさに委員も幾つかおっしゃられましたように、さまざまな立場があって議論をされていると私は思っております。  我が国の立場というのは、イスラ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたさまざまな外交課題の中で、この中東問題というのは、今緊急に取り組まなければいけない一つの課題だと私は考えております。幾つか日本がやるべきことを段階に分けて考えなければいけないと思っておりますけれども、とにかく、今一番必要な緊急の課題というのは停戦の...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました投資の自由化、促進及び保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十一年九月以来、大韓民国との間でこの協定の交渉を行いました。その結果、平成十四年...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(川口順子君) まず、委員のおっしゃった点について触れる前に、外務省の改革について自民党を始めいろいろな方が御関心をお持ちいただいて、一般の国民の方からもお手紙をいただきますけれども、そういった御関心を持っていただく中で改革を進めることができるというのは、私としては大変...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも、委員のおっしゃっていらっしゃる考え方については、私は大賛成でございます。  私としては、これも大使だけではなくて本省のポストにも優秀な人をというふうに考えておりますけれども、一太の五原則ではありませんが、川口の何とか原則というのも一応、今考えて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自民党の外交部会で外務省改革について外務省改革案を発表していただきまして、様々な検討があったと私は承知をしております。  このここでの出てきました改革案、それから、今、変える会で御議論をいただいていますし、省内でも様々な議論があります。そういった全部の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理は、所感でもお述べになっていらっしゃいますように、明治維新以降の国のために命をささげられた方々に追悼をするということで、二度と悲惨な戦争を起こさないという不戦の誓いを堅持することが大事ということをお考えで靖国神社に行かれたとおっしゃっていらっしゃるわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと今手元に紙がありませんけれども、政府として靖国神社の参拝に関してどう考えるかということは、内閣として、あるいは内閣法制局だったかもしれませんけれども、見解が、あるいはその統一的な考え方というのは存在をすると私は思います。少なくとも現時点ではあると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自爆テロという言葉がありますけれども、基本的にはテロリズムという言葉の定義というのははっきりしたものが存在しているわけではないと思います。国際的にも様々な議論がこの点についてはありまして、一般的には、特定の主義主張に基づいて国家等にその受入れを強要したり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) テロをやめるようにということは、私はパレスチナ側の人とお会いをするたびに、あるいは電話でお話をするたびにお伝えをしているわけでございます。  委員がおっしゃられましたように、この前、アラファト議長が自爆テロをやめるようにということを発表をしたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、イスラエルの今度の動きをめぐって世界の人々の中に反ユダヤ感情が高まるのではないかというお話がございましたけれども、そういうことになるかどうか、ちょっと私はよく分かりませんが、いずれにしても、今度のパレスチナ、イスラエルの紛争をめぐっては様々な立場、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ジェニンの虐殺調査のための国連調査団が、イスラエル政府が受入れについてまだ調整が必要だとしているということにつきましては、私どもとしては、一日も早く調査団が現地に赴くことができる、そして調査をし、真相が明らかになるということを望んでいるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、ODAについて今大事なことは、ODAのお金がきちんと使われている、効率的に透明性を持って使われているということを確保するということであると思っております。それで、また同時に、ODAを実施するときに、ODAがその問題を熟知している人間によって実施をさ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAの今の仕組みについて、委員がおっしゃられますように、様々な観点からこれは不断に改善をしていくための努力が必要だと私も思います。  基本法の制定でございますけれども、これは、ODAの透明性を確保して国民の理解を得るための一つの方法といたしまして、今...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと具体的なことを今確認をさせていただきたいと思いますので、しばらくお時間をこの点についていただければと思います。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃいましたジュネーブ諸条約の第一及び第二追加議定書でございますけれども、これは一九四九年のジュネーブ諸条約と並んで国際人道法の主要な条約と位置付けられているわけでございます。内容的にもジュネーブ諸条約と不可分であるということでございますので、これら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も、委員がおっしゃいますように、日本が安保理の常任理事国になるということは大事な課題であると考えております。  それで、現在の進捗状況でございますけれども、委員おっしゃいましたように、国連は安保理改革をほかの、財政改革といったようなほかの改革と並んで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先般、大西代表を始めとするジャパン・プラットフォームの関係者の方々とお会いをいたしました。それから、今日の午後、アフガニスタンで活動しているNGOの方々とお会いをしたいと思っております。  先日お会いをしたときは実は余り時間が十分でなくて、それぞれの方...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOとの連携は、これも申し上げるまでもなく私は非常に大事なことだと思っております。  それから、現在、外務省ではNGO連絡センターが窓口になってやらせていただいているわけですけれども、そのNGOの担当大使についての御指摘も委員及び先般の自民党の小委員...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理は、日ごろから、備えあれば憂いなしということをおっしゃっていらっしゃるわけでして、今回作ろうとしている体制というのは、これは国の独立と主権、国民の安全を確保するために、備えがあれば憂いなしという考え方に立って、日本国憲法の下でこの武力攻撃に対処する体...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が、なぜそういう考え方をイスラムの世界の人が持っているかというふうにおっしゃられましたけれども、私は、この同時多発テロとイスラムの世界と一緒に考えるということは危険であると思っております。  イスラム、これは事件の後、ブッシュ大統領も明確にこの点に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どういうグループがこれを行ったかということにつきましては、今様々な推測もなされているわけでございますし、実際に何人かの人が捕まって、それでこれから裁判、もう行われることになるのではないかと私は予測をいたしておりますので、そういう中で、この問題、この事件を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本が明治の初め、江戸の終わりに開国をしたことと現在中東の諸国が置かれている状況と、類似性があると私は必ずしも思っていないわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) パレスチナに大使はおりません。それはなぜかということですけれども、我が国がパレスチナを国家としてまだ認めていないからということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 中国はパレスチナに大使を置いているようでございます。
○国務大臣(川口順子君) ということでございます。  ただ、もう一つ付け加えますと、大使は置いていませんけれども、ガザに出張駐在員、駐在官事務所がございます。
○国務大臣(川口順子君) ということで結構です。
○国務大臣(川口順子君) 逆に、日本というのはパレスチナからもイスラエルからもやっていることについては非常に評価をされているわけですけれども、その一つの大きな根拠は、この地域において日本が今まで手を汚していないということが信頼の基になっているわけでございますし、全く同じことが、今...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、前者のことについては、そういうことだと私も思っております。  それから、後者のことですけれども、今年は日中国交正常化、中国との国交正常化三十年でございます。国民交流年、韓国についても同じ様々な行事が行われるわけですけれども、こういった行事への取組...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理は、所感でおっしゃっていらっしゃるように、これは、我が国が国のために命をささげた人たちの追悼である、明治維新以降のずっと様々な局面でそういう人たちへの追悼であるということをおっしゃっていらっしゃるわけですし、それから、正に戦争がないような平和を希求す...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、日本と近隣の諸国との間でその未来志向型の協力関係、友好関係が築かれるように、外務省としてあるいは私としては努力を続けていくということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 下地島につきましては、今、委員がおっしゃられましたように、沖縄県から、その県民感情も踏まえて使用の自粛と代替手段の検討の要請があったというふうに聞いております。  それから、米側によれば、この沖縄県からの要請を受けて種々の検討を行いましたけれども、最終...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました新たな時代における経済上の連携に関する日本国とシンガポール共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  平成十二年十月の我が国とシンガポールとの間の首脳会談において、二国間経済連携...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○川口国務大臣 パレスチナ問題に我が国としてどのように対応していくかということで、私は、実は昨日、ある新聞に試論を出させていただきましたけれども、基本的な考え方といたしまして、停戦後、我が国として幾つかのことをやれる、またはやることが必要であろうと思っております。  国際社会と...全文を見る
○川口国務大臣 まず、返済計画ですけれども、これは委員会に提出した資料のとおりでして、十年間の据え置きの後、二〇〇七年から二十年間にわたって半年賦ということでございます。これは第一期の借款がまだ全部貸し付けられていませんので、もしそれが全部貸し付けられるといたしますと、一回につき...全文を見る
○川口国務大臣 台湾と我が国との間には外交関係はございませんで、したがいまして、台湾の情報収集につきましては、交流協会を通じまして行っているわけでございます。  この件についても、その一環として種々の情報を得ているわけですけれども、今局長が申しましたように、この報道が事実である...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどおっしゃった有本さんの御両親の御発言、私も、本当にそういうふうに当然にお思いになるだろうと思います。  私自身前に、そのときには有本さんの御両親は御一緒ではなかったというか、その前の話でございましたけれども、拉致された方の家族の方とお会いをしたときに、さま...全文を見る
○川口国務大臣 私は、その四月二十一日のテレビというのは見ておりませんので、石原都知事がどのようにおっしゃったかわかりませんけれども、私がパウエル長官とこの件についてはお話をしておりまして、パウエル長官が御存じないということはあり得ないわけでございます。
○川口国務大臣 我が国はテロ支援国家というような概念は持っていないわけでございますので、ブッシュ大統領、アメリカはそのようにおっしゃっていらっしゃるのかもしれませんけれども、我が国としてはそのように考えておりません。
○川口国務大臣 ある国家をテロを支援している国家であると定義するという考え方をしていないということです。
○川口国務大臣 米国は、ある国家を、ある特定の国を、テロを支援している国であるという形で指定するということをやっているわけでございますね。我が国は、それに対して、ある国をそういう形で指定するということはやっていないということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、この拉致問題は、我が国の国民の生命にかかわる重大な問題であるという認識を持っております。  我が国と北朝鮮とのさまざまな接触、あるいは、接触といいますか北朝鮮をめぐる最近の情勢を見ますと、新しい局面に入ってきたという認識を持つわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 幾つか御質問がありましたけれども、会計担当官の会議が、アジア、北米、中南米、欧州、大洋州、アフリカ、地域ごとに会計の担当官と本省の会計指導の担当者が出席をして意見交換を行うという会議が開かれているということは事実でございます。  それで、開かれたその会議の議事録...全文を見る
○川口国務大臣 今の段階で一番大事なことは、停戦をするということであると私は考えています。  それで、停戦に向けてのパウエル長官の努力が失敗したという御認識を委員はお持ちのようでいらっしゃいますけれども、私はそう思っていないわけでございます。今、これは続いている努力であると思っ...全文を見る
○川口国務大臣 支援委員会を今後どうしていくかということについて、これはまだ最終的に決定をする段階にはないということでございまして、これについてはしばらく、月の単位で時間がかかると思います。  今の段階で何が起こっているかということで申し上げますと、専門委員会というものをつくら...全文を見る
○川口国務大臣 投資環境がいいということは、私は、企業がその国に対して進出をしていく上で重要であると思います。また、進出した企業がその地、その国での労働者の方々と円滑な関係を持てるということは、その企業がその地域で地域の一員として経済活動を行い、発展をしていくという上で重要なこと...全文を見る
○川口国務大臣 韓国との間では、ことしは日韓国民交流年でもございまして、幅広い、底の深い交流がこれから始まって、さらに深まっていくというふうに私は思っております。  その中で、投資の役割ですけれども、これは言ってみますと、日本から韓国への投資もこれによって活発化するでしょうし、...全文を見る
○川口国務大臣 まず、我が国が外交努力をもって極東あるいはアジア太平洋地域に平和と安定がもたらされる、あるいは平和と安定が壊されない、そういった努力をし、そういう状態を維持していくということは、当然の前提であると思っています。  その上で、この武力攻撃事態法制の整備でございます...全文を見る
○川口国務大臣 中谷長官から具体的なやりとりについて伺ったわけではございませんけれども、理解を深めていただいた、そういうふうに承知をいたしております。
○川口国務大臣 ブッシュ政権は北朝鮮に対して、全く前提なくいつでも話をする用意があるということを言っているわけでございます。そして、米朝会談が始まる動き等ございまして、現実にもその方向に向かっていると私は理解をいたしております。
○川口国務大臣 現在、アジア、北朝鮮をめぐる情勢については、先日、新しい局面に入りつつあるという認識を申し上げましたけれども、そういったさまざまな動きがございまして、先ほど申しましたように、アメリカとの間でも話し合いが始まりつつあるという動きがございますので、委員が御懸念なさって...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、まず、我が国が外交努力によってこの地域の平和と安全、我が国の安全が確保されるように努力をするというのは、当然ずっとやってきていることでございますし、前提でございます。  この武力攻撃事態対処法等でございますけれども、これはまさに、総理が備...全文を見る
○川口国務大臣 武力攻撃事態が生じた場合、そういった場合の対処について、これは日本国の憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されるということは当然のことでございまして、これに制限が加えられる場合であったとしても、その制限は必要最小限なものである、かつ、公正かつ適正な手続のもとで行わ...全文を見る
○川口国務大臣 この件について政府参考人がおりませんので、私からお話をさせていただきたいと思います。  確かに、委員がおっしゃられますように、二十四日、二十五日と二日続いているということでございまして、二十五日の件は、内容については委員がおっしゃったような状況でございます。着陸...全文を見る
○川口国務大臣 この件が起こったのが午後四時五十分ごろで、そしてマスコミを通じて外務省が知ったのが五時ごろということのようでございます。
○川口国務大臣 今の御質問の件につきましては、調べます。
○川口国務大臣 我が国の中において、在日米軍の施設・区域の七五%が沖縄にあるということでございまして、この件について、日ごろ沖縄の県民の方に非常に負担をおかけしていると私は思っております。  こういったことが二十四日、二十五日と二日続いたということで、しかも燃料漏れを住宅地の上...全文を見る
○川口国務大臣 とりあえず在沖縄米軍に対しては、遺憾の意を表し、再発防止を申し入れということでございまして、原因究明もしてほしいということを言いましたので、これを受けて、在沖縄米軍がどういうことをしたかということについて、まず聞きたいと考えます。
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、在日本の米軍の施設・区域のうちの七五%が沖縄にあるわけでして、この点で、沖縄県民の方には日ごろから大変な負担をおかけしているということであるわけでございます。したがいまして、政府は、今回の件については、先ほど申し上げたような対応をし、今...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、沖縄の県民の方には日ごろから、この在日米軍の施設・区域が沖縄に集中しているということで、大変な御負担をおかけしているということでございます。  特に、この件、先ほど申しましたように、住宅の密集をしているところの上で燃料漏れがあったとい...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(川口順子君) 有事法制整備に向けた外務省の信頼回復についてお尋ねがありました。  私といたしましては、武力攻撃事態対処法案等も含め、内外の重要課題にしっかりと取り組んでいくためにも、私に課せられた第一の使命でございます外務省改革を断行し、一日も早く国民の皆様の信頼を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お答えいたします。  米軍支援等に関する法制の概要と方針についてのお尋ねがありました。  これにつきましては、日米安保条約に従って武力攻撃を排除するために必要な行動を実施する米軍に対しまして、物品、役務、施設の提供等を実施するための法制整備などが対象...全文を見る
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 今国会におきまして、米軍の行動に関する法案は御提出をしていないわけでございますけれども、今後、武力攻撃事態対処法案に規定をしておりますとおり、日米安保条約に従いまして武力攻撃を排除するために必要な行動を実施する米軍に対しまして、物品、役務、施設の提供あるいはその他...全文を見る
○川口国務大臣 まず、米軍につきましてでございますけれども、米軍は、我が国に対する武力攻撃が発生した場合に、我が国を防衛することを主たる目的の一つといたしまして、我が国との合意に基づきまして駐留をしているわけでございます。  一般国際法上、駐留を認められた外国軍隊には、特別の取...全文を見る
○川口国務大臣 期間内に国民の多くの皆様の御理解が得られるような法制をつくるべく全力で取り組んでまいります。
○川口国務大臣 お尋ねに対してでございますけれども、米軍に対する支援のあり方といたしましては、武力攻撃事態対処法案に規定をされていますように、日米安保条約に従いまして武力攻撃事態を排除するために必要な行動が円滑かつ効果的に行われるために実施をする物品、施設または役務の提供などが考...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定との関係でお尋ねでございますけれども、先ほど申しましたように、武力攻撃事態における米軍の行動を円滑かつ効果的なものにするための措置のあり方につきましては、今後、この武力攻撃事態対処法案に基づきます事態対処法制の整備の中で検討をしていくということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 具体的な内容につきましては、これから検討する中で検討をしていくことです。
○川口国務大臣 国内的な法制ということについては、ございませんので、それを検討していくということでございまして……(玄葉委員「武器弾薬について」と呼ぶ)武器弾薬について、自衛権の行使の範囲内でそれはできると思いますけれども、それをやっていく国内的な法制、それをこれから検討する、そ...全文を見る
○川口国務大臣 御質問が、我が国に対する武力攻撃以前の段階における必要な行動と安保条約との関係ということでございましたら、まず、日米安保条約第五条に基づいて米軍が武力の行使を行うのは、我が国に対する武力攻撃が行われた場合に我が国を防衛するためであるということでございますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 この安保条約の第五条でございますけれども、これは、我が国に対する武力攻撃がいまだ発生していない時点において、米軍が我が国に対する武力攻撃を効果的に排除するために安保条約の範囲内において必要な行動をとるということを想定していると考えております。  そのような米軍の...全文を見る
05月07日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、シンガポールは我が国にとって最初のFTAを含むEPAということであるわけですけれども、この理由は様々あると思いますけれども、一つはシンガポールが我が国と同じような経済についての考え方、市場経済を共有しているとか、考え方が同じ国であるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) FTAあるいはまあそういった精神を酌む幾つかいろいろな枠組みがあると思いますけれども、同じような考え方があると思いますが、そういったものが議論をされ実現に向かっているというのは、それは今のWTOの枠組みを更に深掘りして貿易を自由化するという試みですから、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、日本がこの点について全部受け身なということでは、受け身であるということではないということでございまして、今話が進んでいるASEAN、これは我が国から持ち掛けて話を進めているということでございます。  そのほかのことについて、今どういうところと話が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、FTAをこれから我が国が進めるに当たりましては、我が国や相手国の国情や、何を考えているか、あるいはセンシティブな産業分野が何かといったようなことを考えながら、幅広い観点から議論、検討していくことが必要と考えております。
○国務大臣(川口順子君) 園部参与の調査につきましては、またそれからその後、監査法人で調査を行っておりますけれども、それはあくまで任意の調査でございまして、制約がある条件の下での、そういう意味での制約がある条件で調査を行ったものでございますけれども、そういった制約があるということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、現在捜査中の案件でございますのでコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) これもまた恐縮でございますけれども、今捜査中の案件でございますのでコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) これも誠に恐縮なんですけれども、今捜査中の案件でございますのでコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) ちょっと確認をさせていただきます。ちょっとお時間下さい。
○国務大臣(川口順子君) 監査法人の報告書でございますけれども、これによりますと予定価格が三万、九千七百万円であったということが書いてございます。ちょっと待って……。
○国務大臣(川口順子君) 失礼しました。  予定価格が三億九千七百万円であるというふうに設定されているということは書いてあるわけでございますが、それだけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 見積価格というのは、その予定価格の前の段階にコンサルタントが見積もって出すものだという、それが見積価格と予定価格の違いであるというふうに理解をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃったことについては、私が申し上げましたのは、予定価格が三億九千七百万円に設定をされているということがこの報告書に書いてあるということを申し上げたわけでございまして、それ以外の、ここに書いてありますこと以外のことにつきましては、恐縮ですが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど、ここに書いてあること以外はと申し上げました、ここに書いてあることというのは今正に委員がお読みになったことでございまして、ここに書いてあることはここに出ているとおりでございまして、全部読み上げませんでしたけれども、そういうことでございますが、ここに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも恐縮でございますけれども、今、委員がおっしゃっていらっしゃるのは、予定価格を決めるまでの過程のお話をお聞きいただいているわけですけれども、捜査中の案件でございますのでコメントは差し控えさせていただきたいわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) それも含めましてコメントを差し控えさせていただきたいと申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、外務省の調査といたしましては、園部参与の調査、それから監査法人の調査ということで、二回にわたって行いました。これは任意の調査でありまして、制約があるということも先ほど申し上げさせていただきましたけれども、そういう中で二回やったわけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その今、委員がおっしゃっていらっしゃる報告書のことでございますけれども、これについて私が理解をいたしておりますところは、ちょっと長くなってしまいますけれども、古釜布にある発電所は、七基のディーゼル発電機を備えて総設備容量が五千八百キロワットであると。しか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この部分に、この報告書、新日本監査法人による調査報告書につきましては、今、委員がおっしゃった国後島の地熱発電に関する現地調査の結果について鈴木内閣官房副長官に報告をすることとされていたという部分がございまして、これにつきましては園部報告には書いて、の段階...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げましたように、外務省は、園部参与にしていただいた調査とそれから新日本監査法人でやっていただいた調査と、二回この問題については調査をしておりまして、これは任意の調査であるという制約がある下でベストを尽くして調査をしたものでございまして、したが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 違いはないわけでございまして、従来から申し上げていますように、外務省としてはそういった各種の報告書の精査をいたしました上で、従来から国後島からなされていたディーゼル発電機に対する支援の要請、それから、今、委員もおっしゃられました川奈における日ロ首脳会談で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げましたように、外務省の調査は二回にわたって制約条件下で行っておりまして、これで外務省ができる調査ということは尽きているというのが私の考えていることでございます。     ─────────────
○国務大臣(川口順子君) 捜査中でございますので、捜査の過程で物事を明らかにしていただくということが適切であるというふうに考えているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 捜査が現在行われているわけでございまして、そういった捜査の過程が今どういう状況であるかよく分かりませんので、捜査に影響を及ぼすような発言は控えさせていただきたいと考えているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 項目を十挙げさせていただきましたけれども、これらは相互に関連があるものばかりでございまして、今、既にこの十の改革は進み始めて、動き始めているわけでございます。十というのは、これは数え方によっては二十にもなるかもしれませんし、五つになるかもしれませんし、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この十の中の項目として出させていただきましたのは、これは「例示」としてございますように、ここのカテゴリーの中の、この分類の中での何をやるかという例示でございます。具体的にこれを、何をやったらいいか、どうやったらいいかということについては、今、変える会でも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 主要ポストの全体というのは、何をもって主要ポストと言うかということでございますけれども……
○国務大臣(川口順子君) これは、全体としては非常に数が、例えば大使のポストですと百十ぐらいあるわけでございまして、それから本省の幹部ポストももっと、ちょっと今、数はすぐに出ませんけれども、かなり多いわけでございます。  十というふうに言いましたのは、この夏を目途にということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、変える会で御議論をいただいておりまして、ポストを、数字を、ポストについてどれぐらいという数字を変える会のところでどういうふうに御判断なさるかということは、今、変える会で正に御議論をいただいておりますので、その御議論の結果を待ちたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 人事改革が改革の中でも特に重要であるということは、私もそういうふうに思っております。それについては、先ほど申し上げた十人という例からお分かりいただきますように、そのほかにも幾つかのもう既に改革はやっておりまして、例えば省内の公募制ということにつきましても...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○川口国務大臣 この前お答えいたしましたときに、金融市場に悪影響があるというふうに申し上げたということではございませんで、その国が金融市場で借り入れをしたりするということがあるわけですけれども、そのときのレーティングその他信用にかかわる情報を他国が出すということに問題があるという...全文を見る
○川口国務大臣 まず、国際機関で日本人が、特に上の方に、日本が出している拠出にふさわしいだけのその人数がいないということは確かでございまして、これは我が国の国益としても、私は日本人がもっとふえるべきであるというふうに思います。  それから二番目に、各国、国際機関のトップあるいは...全文を見る
○川口国務大臣 首藤委員がおっしゃっていらっしゃるのは、援助のプロジェクトをどのようにして選ぶべきかということであるかと思います。さまざまな考慮を入れなければいけない。まずその国の開発ニーズ、それから持続的な開発という観点、それからそれによって得る社会的なベネフィット等々たくさん...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○川口国務大臣 ただいま御決議のありました公金をめぐる不祥事の防止につきましては、本年二月に発表した「開かれた外務省のための十の改革」の中で、調達などの会計手続の見直しや監察、査察制度の活用などの再発防止策を示し、改革に向け鋭意取り組んできておりますが、御決議の趣旨を踏まえ、今後...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○川口国務大臣 まず、海幕の、一番最初におっしゃった件については、外務省といたしましては承知はいたしておりません。  この件についての関連で私どもが承知をしておりますのは、四月の二十九日に、訪米中の与党三幹事長がアメリカの国防省でウォルフォビッツ国防副長官とお会いをいたしました...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の情報を公開することについては、私は就任以降、透明化ということには心がけて出すようにしてきたつもりでございます。  ただ、何をお出しして何をお出ししないかということについての基本的な考え方に基づいてお出しをしているわけでございまして、そのときの基本的な考え...全文を見る
○川口国務大臣 今回申し上げましたことについても、そういったことで判断をさせていただいてお出しをしているわけでございます。  私としては、できるだけ外務省も透明な情報を公開していくということは大事だと思っております。
○川口国務大臣 先ほどの、次官の、元次官の退職金のことでございますけれども、先ほど官房長から申し上げましたように、これは個人のプライバシーの問題であるということで先ほどの御答弁を申し上げたわけでございますけれども、また同時に、国家公務員の給与であるという側面もあるということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま人事院に聞きに、連絡をとらせております。
○川口国務大臣 石井委員の御質問にいかに前向きにお答えをさせていただくかということと個人情報の保護という二つの間でどういうお答えの仕方があるかと考えまして、これから申し上げるようなことでお答えをさせていただきたいと思います。  それから、先ほど午前中に、人事院に聞いてというふう...全文を見る
○川口国務大臣 一般論で申し上げまして、いい外交を行っていくということのためには、いい情報収集ができるというのは一つの大事な要件であると思っております。外務省の情報能力あるいは日本政府としての情報能力が一〇〇%満足できる水準であるかというと、まだまだ努力する余地はあると思っており...全文を見る
○川口国務大臣 毎年五人受け入れるということを申しました。  ただいまアフガニスタンが必要としていることの中には、さまざま多くのことがございますけれども、一つがやはり行政機構についてキャパシティービルディングをする、人材育成をするということでございまして、そういう意味で外交官に...全文を見る
○川口国務大臣 金子委員と常に意見が一致をするというわけでないのは非常に残念でございますけれども、アフガニスタンの研修生の受け入れ等につきまして、これはアフガニスタン政府から要望を受けて受け入れるということにしたものでございますが、外務省で、日本の、我が国の外務省で研修をしたいと...全文を見る
○川口国務大臣 今ちょっと私手元に、民主党の御要求の資料がどれぐらいお出ししないままに残っているのかという情報を持ち合わせておりませんので、よくわかりませんけれども、できるだけ外務省としては透明性を増すということが望ましい、外交の信頼を増すためにも望ましいと思いますので、お出しを...全文を見る
○川口国務大臣 私としましては、できるだけ透明性を増すということで考えたいと思っております。
○川口国務大臣 犯罪と考えるかどうかというお話がございまして、いずれにしても非常に重大な問題であるという認識はいたしておりまして、北朝鮮に対しては、これが我が国としては国民の生命財産に係る重要な問題なのできちんと対応すること、国交正常化の過程でこの問題は避けて通ることができないと...全文を見る
○川口国務大臣 食糧支援につきましては、政府といたしまして、今まで、人道上の考慮に加えまして、さらに種々の要素を総合的に勘案をいたしまして検討し、実施をしたものについては実施をしたということでございます。  ただ、現時点で、食糧支援を北朝鮮に対して行うということについて、具体的...全文を見る
○川口国務大臣 基本的には同じ概念だと存じます。
○川口国務大臣 今おっしゃられました九一年の七月のロンドン・サミット政治宣言でございますけれども、これは、国連の権威のもとに国際社会が結集をいたしまして、一致協力することによって湾岸の危機を克服したということを踏まえまして、国際の平和と安全の維持における国連の役割、これが強化され...全文を見る
○川口国務大臣 そのように考えております。
○川口国務大臣 密約というふうにおっしゃられましたけれども、歴代の総理、外務大臣が述べていらっしゃいますように、事前協議に関しましていかなる密約もございません。  事前協議につきましては、米側は、安保条約上の対日義務を誠実に履行すること、日本政府の意思に反しまして行動することは...全文を見る
○川口国務大臣 同じお答えになってしまうんですけれども、日米安保条約の六条の実施に関する交換公文、いわゆる岸・ハーター交換公文でございますけれども、そこでは、合衆国軍隊の日本国への配置における重要な変更、装備における重要な変更につきましては事前協議のテーマとなるということが規定を...全文を見る
05月08日第154回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(川口順子君) 会計検査院の実地検査についてのお尋ねでございました。  御指摘の平成十二年度の決算検査報告書におきましては、会計検査院は、「相手国に対しては検査権限は及ばないことなどの制約の下で現地調査を実施した」と述べられているわけでございます。この記述は、会計検査...全文を見る
05月09日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○川口国務大臣 委員おっしゃられますように、ウィーン条約の観点から考えますと、これには問題があるわけでございまして、直ちに中国にあります大使館から中国政府に対して申し入れをいたしておりまして、現在、その回答を待っている段階でございます。
○川口国務大臣 おっしゃった件につきましては、八日の夕刻で、午後三時ごろでございますけれども、北朝鮮人と見られる五名が瀋陽の総領事館に突入を試みたということでございまして、総領事館の入り口で三名が中国側武装警察によって取り押さえられ、その後、二名が総領事館内に駆け込みましたところ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、おっしゃるように米軍が、これは我が国に対する武力攻撃が発生した場合には我が国を防衛するということを目的の一つとして、我が国との合意に基づいて駐留をしているわけでございまして、一般国際法上、外国軍隊には法令は適用されませんけれども、尊重義務があるわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 尊重義務が一般国際法上あるわけでございますので、ここに仮に書いてないとしても、尊重義務は当然にあるということでございます。
○川口国務大臣 それでは経緯については省かせていただきますけれども、これはウィーン条約の第三十一条に違反でございます。これは、領事機関の公館の不可侵を定めたものでございます。  ということで、中国側に、在中国の我が方の大使館から、昨日の段階で強く抗議をしたところでございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 中国に関しては三つのことを昨日いたしておりまして、一つは、先ほど申しましたように、中国側に対して強く抗議をしたということでございますが、その内容といたしましては、総領事館内から連行をいたしました二人についての引き渡しを求めるということでございます。また、事実関係及...全文を見る
○川口国務大臣 まさにおっしゃるようなことでございまして、尊重義務が一般国際法によってあるわけでございます。適用はないけれども尊重義務があるということでございます。  それで、そういったことの中身というのは、まさに公益あるいは国民の利益をどうやって守るか、国民に対する影響を考慮...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○川口国務大臣 そういった有事の際でございますけれども、米軍の行動に必要な施設、物品または役務の提供ということがあるわけでございますけれども、そういったことの法制につきましては、今後二年以内に検討をしていく、取り組んでいくということでございます。
○川口国務大臣 尊重義務の中身、どういう義務があるかということでございますけれども、米軍が我が国の国内法令を尊重するということは、我が国の国内法令を実体的に守るということでございます。  それで、実体的に守るということは、米軍は、個々の法令につきまして、手続規定を含めて、厳密な...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の国内法令に対する尊重義務というのが、その具体的な内容に関しましては、平時においても、それから有事においても、日米安保条約の目的達成の範囲内での米軍の行動の必要性、それから我が国の公共の秩序及び国民生活に対する影響を考慮に入れて判断をされるべきものであると考...全文を見る
○川口国務大臣 尊重をするというのが前提でございます。
○川口国務大臣 尊重をするということが前提であるということでございます。
○川口国務大臣 武力攻撃事態における米軍の行動を円滑かつ効果的にするための措置のあり方につきましては、今後、政府全体として検討していくことになるわけでございますけれども、そのような措置をとるために日米地位協定を改正するということにつきましては、検討はいたしておりません。
○川口国務大臣 その後の状況でございますけれども、本日の十一時から、東京におきまして、外務省の次官から、在日の中国大使に対して申し入れをいたしまして、抗議をいたしました。重大な事態であって、中国側に早急に対応してもらう必要があるということを言っております。  今後とも、中国側に...全文を見る
○川口国務大臣 先方として本国に伝えるということを言っておりますので、それを踏まえて次に何をするべきか考えたいと考えております。
○川口国務大臣 これは重大な事態だと認識をいたしておりまして、現在毅然とした態度で対応いたしておりまして、今後とも毅然とした態度で対応をしていくつもりでおります。
○川口国務大臣 あらかじめ承知をしていたということは全くございません。
○川口国務大臣 瀋陽の総領事館では、ビザを取得するために訪ねる人がいますので、門を一メートルぐらいあけてございまして、内側で、総領事館が雇い入れている警備員が身分証明書等をチェックしているということでございまして、そういう意味で門があいているということでございます。
○川口国務大臣 委員のお話を大変興味深く聞きほれておりましたものですから、感想はと言われても、とっさに何も申し上げることがないんですけれども。  一番最初におっしゃいました、台湾からの資金と言われることでございますけれども、これは私は報道等では承知をいたしておりますけれども、外...全文を見る
○川口国務大臣 捕虜の問題につきましては、さきの大戦後、サンフランシスコの平和条約の義務を誠実に履行してきたわけではございますけれども、委員おっしゃるように、現実問題として、捕虜の問題がくすぶり続けているという事実は存在すると思います。  しかしながら、今官房長官がお話しになら...全文を見る
05月10日第154回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(川口順子君) 気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書の締結について趣旨説明をさせていただく前に、一言御報告を申し上げたいと思います。  五月八日に在瀋陽日本国総領事館において発生した、中国当局による北朝鮮出身者と見られる五名の連行事件について、私より、議員各位...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お答えをいたします。  北朝鮮人と見られる方々の在瀋陽総領事館への入館阻止に関するお尋ねがございました。  本件は極めて重大な事態だと考えます。  今回の中国側の対応については、特に中国側の武装警察が我が方の同意なく我が方総領事館に侵入したことは、...全文を見る
05月14日第154回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(川口順子君) 瀋陽総領事館事件については、五月十日、衆議院本会議において、私から、我が国政府の対応等を報告させていただきました。本日は、その後の動向について、議員各位及び国民の皆様に改めて御説明したいと思います。  十日夜、中国政府は、外交部報道官談話を発表しました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、今回の問題につきまして、今後の対応等についてのお尋ねがございました。  今回の問題では、瀋陽総領事館における危機意識が希薄であったとの意識面の問題に加え、指揮命令系統の問題、警備面の問題など、体制上の問題が明らかになったと考えております。その結果...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 瀋陽総領事館事件への対応に関する国民感情をどう受けとめるかという点についてのお尋ねがありました。  私自身、報道を通じて、抵抗する二人の女性と立ち尽くす子供の表情を見まして、胸のつぶれる思いがいたしました。あのときになぜ違う対応ができなかったのかと、多...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 瀋陽総領事館事件についての中国側の見解に関するお尋ねがございました。  五月十日、私は、小野領事移住部長を中国に派遣して、本件に係る事実関係の調査に当たらせましたが、このような調査を踏まえて昨日発表した調査結果でも明確に示しているとおり、中国側のそのよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 瀋陽総領事館事件に関する責任についてのお尋ねがありました。  現在、今般の調査結果をも踏まえ、中国側との折衝を含め、国際法及び人道上の観点から、毅然かつ冷静に対処しつつ、問題を早期に解決することが第一の責任であると考えております。  北朝鮮住民が総領...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 七問の御質問がございました。  まず、中国側への抗議についてのお尋ねがありました。  関係者五名が武装警察詰所に収容された後、現場にいた総領事館の館員は、両手を広げて武装警察詰所入り口に立ちふさがり、武装警察の動きを制止し、武装警察を詰所内部へ押し戻...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、私がいつ本件の第一報を受けたのか等につき、お尋ねがありました。  八日午後は、国会出席中でございましたので、十七時に委員会が終了した直後に、秘書官より、本件について説明を受けました。  国会出席中でございましたので、私が本件を知ったのは発生から...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三点の御質問がございました。  まず、外務省の調査の信憑性及び同意の有無についてお尋ねがありました。  幼児を含む女性三名の総領事館敷地内からの引きずり出し、男性二名の総領事館査証待合室からの連行及び同五名の武装警察詰所からの連行のいずれについても、...全文を見る
05月15日第154回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(川口順子君) 五月八日に発生した瀋陽総領事館事件について、私から、議員各位及び国民の皆様に対し、事実関係の報告及び今後の対処方針について御説明したいと思います。  まず、今回の外務省の対応ぶりにつき、種々御批判、御叱責等をいただいていることにつきましては、謙虚に反省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本政府が難民、亡命者に対し国家としてどのような対応をしていくつもりかという点についてのお尋ねでございますが、我が国における難民の受入れに関して、難民認定は法務省の所管ですが、同省においては、難民条約にのっとり、個別に審査の上、適正に難民の認定を行ってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 情報収集を含め外務省の体制等についてお尋ねがありました。  外務省としては、様々な緊急事態に対処できるような体制作り、情報収集に努力してきたところですが、今回の事件につき結果として事前に情報を入手することができなかったこと、これを重く受け止めなければな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国側武装警察官の公館への侵入に対する日本側の行為についてお尋ねがありました。  中国側武装警察官の最初の総領事館敷地内への立入り、また、査証待合室に到達した二名を連行するための総領事館内への立入りのいずれについても、日本側が同意を与えたとの事実はあり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 瀋陽総領事館の門扉の開閉に関するお尋ねですが、在外公館の正面ゲートは通常閉じた上で、門扉内側に配置された警備員が、来訪者につき訪問目的と身分証明書等を確認した上で個々に入構を認める方法を取るように指示しています。  脱北者につきましては、中国へ不法入国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 警察官の女性たちに対する過剰な行動を制止するのが人の道ではないか、また、私の責任についてのお尋ねがございました。  あの夜、テレビを見て、子供の表情を見て胸をつかれた国民は多かったと思います。私も胸が痛みました。もう少し違う対応をと思われた国民の方も多...全文を見る
05月16日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
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○川口国務大臣 今、委員からお話がございましたように、今回の在瀋陽総領事館における事件につきましては、映像がもたらした強烈なイメージとともに、我々外務省の人間に対しまして、あるいは広く国民の方々にさまざまなメッセージを与え、また私どもは、国民の皆様のこの問題についての外務省は何を...全文を見る
○川口国務大臣 まず、今回の背任事件でございますけれども、これは、今は、不祥事が続いている外務省の中でまた一つそういうことが起きてしまいまして、大変に反省もしておりますし、国民の方に申しわけないと思っております。外務省としては、全面的に捜査に協力をいたしまして、この件が早く解明さ...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま委員がおっしゃられましたように、日中関係というのは、もちろん、言うまでもなく非常に重要であり、特に国交回復後三十年というこの年にこういう事件が起こってしまいましたことは、まことに残念であり、遺憾でございまして、これを大きな問題とすることなく、適切に対応して...全文を見る
○川口国務大臣 五名の関係者の取り扱いについてのお尋ねでございますが、先ほど申しましたように、人道上の配慮ということが極めて重要であると思っておりまして、すなわち、だれであっても、また、どのような場合であっても、みずから迫害がなされるおそれのある国に送られてはいけないということが...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま官房長官からもお話がございましたように、この亡命者あるいは難民の受け入れ、この問題は非常に難しい問題だと思いますけれども、広く国民の皆さんの御理解と御関心をいただいて議論をしていくということが、幅広く議論をしていくということが重要ではないかと私は考えており...全文を見る
○川口国務大臣 今先生が御指摘になられた警備面の問題と並んで、意識面の問題それから指揮命令系統の問題というのは、私どもの調査でも問題であるということで述べさせていただきましたけれども、現在行いつつある外務省の改革の中で、この点に特に留意をいたしまして、改革を深く広く進めていきたい...全文を見る
○川口国務大臣 地域間の外交それから地球全体の例えば環境問題のようなグローバルな問題へのかかわりと並んで、人権、委員がおっしゃったような人間の安全保障の問題というのは非常に重要な問題だと思っております。委員のお考えに私は賛成でございます。
○川口国務大臣 ミャンマーにつきましては、ただいま委員がおっしゃられましたように、アウン・サン・スー・チーさんの行動制限が解除されるといった一定の前進があったわけでございます。  私どもは、我が国は、今までもミャンマーの民主化に向けましてさまざまな働きかけをしてまいりまして、先...全文を見る
05月16日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりましたテロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十一年十二月にニューヨークで開催された国際連合の総会において採択されたものであります。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本側は私どもが調査をしたということを申し上げているわけでありまして、一番大きな違いは同意をめぐる点であると思います。
○国務大臣(川口順子君) 日本側の調査の結果については、先般十三日の月曜日に私から発表させていただいたとおりでございまして、ここに申し上げていますように中国側武装警察官が最初に総領事館敷地内に立ち入った際に、日本側が同意を与えたとの事実はない。これはテレビで画面を見ていただければ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 感謝の意を表明した事実もないということは申し上げました。
○国務大臣(川口順子君) 現地で懇談会があったということについては私は承知をいたしておりませんので、小野部長からお答えをします。
○国務大臣(川口順子君) 私は、その懇談会が何時にあったのかということをちょっとよく承知をいたしておりませんが、その事態のあった後、恐らく様々な混乱が現場にあり、また瀋陽の公安関係のところだったでしょうか、抗議に行ったりと、いろいろなことがまた同時に起こっていたわけでございますの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 様々な記者懇があったと申し上げているわけではなくて、まず申し上げたのは、記者懇が何時にあったのかということについて私は情報を持っておりませんけれどもと申し上げまして、その上で、現地に限られた人数しかいない、その人たちが例えば瀋陽の公安関係との話、まあ抗議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が承知をしていますその手紙に関しての事情というのは、これは十二日夜にならなければその話というのは出てこなかったということで、私、そのまず記者懇でそういうことがあったかどうかということの事実の確認は私自身いたしておりませんので、承知をしておりませんので、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 記者懇があったかなかったかということについては確認をいたします。
○国務大臣(川口順子君) 五人の身元については、中国側からは情報を得ておりません。
○国務大臣(川口順子君) 外務省としては、これら五人の方についての人定は行っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 中国側がこの五人の身柄を、中国側に渡っていますので、外務省としては確実にこれらの方々がどういう方であるかということを確定するすべがないということを申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 以下であるのか以上であるのか、そういうことは私は存じませんが、私が申し上げているのは、外務省としてこれらの五人の人が中国にいる以上、確実に身元をあるいは名前を確認するすべがないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 中国からは、今それについてはまだ調査中であるという返事をもらっております。
○国務大臣(川口順子君) 中国側からは、現在調査中であるという情報、ということを聞いております。
○国務大臣(川口順子君) 委員の御質問がこの五人の身元が分かっているかという御質問でございますから、それについて外務省というか政府として確実にこういうことを言うことができるためにはその方々に人定をしなければいけないわけですけれども、この五人は中国側に、中国にいますのでそれができな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省はその情報に接しておりません。
○国務大臣(川口順子君) 外務省はその情報に接しておりません。
○国務大臣(川口順子君) 客観的に言えば、テレビが、ビデオが撮られて、それが放映されているわけですから、だれかがその正面のところからそれを撮ったということは事実だと思います。そういう意味でいえば、そのことを事前に知っていた人たちがいたということも、そうだろうというふうに思います。
○国務大臣(川口順子君) 何も承知しておりません。
○国務大臣(川口順子君) 御質問の趣旨がよく分かりませんので、ちょっとお答え申し上げられません。
○国務大臣(川口順子君) 私は、今、委員がおっしゃった共同通信がNGOからフィルムを買ったということについては全く承知しておりませんけれども、課長がそう言ったかどうかということについては、本人に聞いてみたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) それから、おっしゃったフィルムを聞いてみるかどうかということですけれども、共同通信がそういったことをしているかどうかということの確認ができておりませんので、そういうことは今できないと思います。
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられましたように、今回の総領事館の対応について、特にその初動の段階で私はやはり問題があったと思っております。それから警備面でも問題があったと思います。そういった、また、そのときのその指揮命令系統の面でも問題はあったと思います。こういった点に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 複数のケースはございましたが、これについて詳細は申し上げることを差し控えたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 確認いたします。
○国務大臣(川口順子君) 何を調査すべきかというのが、ちょっと委員の御質問でよく分からなかったんですけれども。
○国務大臣(川口順子君) 再度申し訳ありませんが、おっしゃったのは、阿南大使が中国課長時代、公使時代ではないでしょうか。
○国務大臣(川口順子君) 中国課長時代、ああ、そうですか。
○国務大臣(川口順子君) それにつきましては、私は全然どういうことを言ったか承知をしていませんので、阿南課長が当時、大分前のことですのでどれぐらいはっきり分かるか分かりませんけれども、聞いてみたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 私は、環境大臣のときに、京都議定書の関連でNGOの方々と現地で一緒に話をしたり意見を聞いたりということをいたしました。それで、私も、その役割として、今、委員がおっしゃったこととほぼ同じことを考えておりまして、賛成でございます。  政府から、政府として、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃる方向で前向きに対応したいと私は考えております。
○国務大臣(川口順子君) 総理の御発言と私が申し上げていることは同じでございまして、外務省では、最近になって北朝鮮から中国への脱北者が急増をして、今年三月には中国において北朝鮮からの亡命者による第三国公館への侵入事件があったことを踏まえて、実際に脱北者が立ち入った場合を念頭に対処...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が冒頭に御質問にお答えして申し上げた対処ぶり、これの具体的な内容については、これは関係者の安全等にかかわりますので公表は控えたいというふうに考えております。  阿南発言の概要については、先ほど委員がおっしゃったとおりでございまして、いったん館内に入っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的なところで申し上げれば、大体同じような方向であるということです。
○国務大臣(川口順子君) 先ほども申しましたように、外務省の対処についての内容の具体的なことは、関係者の安全にかかわることでございますので、これについては公表は申し上げられないということでございますけれども、一般的に脱北者ということにつきましては正確な定義があるわけではないという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 脱北者というのは、先ほど申し上げましたように、一般的に言えばそういう人のことを言うということです。それから、どういう人が不審者かということについては、これは一般的に定義ができる話ではなくて、事案ごとに考えていく必要があるだろうと思います。
○国務大臣(川口順子君) この方々がどういう方であるかということについて、身元をきちんと外務省として確認をしたわけではありませんけれども、この人たちは北朝鮮の人であるというところは大体分かっているわけでございまして、そういう意味でいえば、確実には言えませんけれども、北朝鮮から来た...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 脱北者か不審者かということですけれども、在外公館に庇護を求めてくる人たちについて、その身元を確認できなければ不審者であるわけですね。それで、その不審者については容易に入館させるべきではないということは当然だと思います。  それから、その人たちが脱北者か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、関係者がいわゆる脱北者かどうかということについては、それからまた、この人たちにどういう具体的な対応をするかということについては、この件をめぐる周辺の事情あるいは人定等の事実関係の確認、そういった結果を総合的に勘案して判断をするとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 脱北者だから許可なく館内に入れるということではないと思います。
○国務大臣(川口順子君) 阿南大使が発言をなさっている概要は、いったん館内に入ったらば人道的な見地から保護をするということでして、それから、大使館としては不審者が大使館の敷地に許可なく入ろうとする場合には門外で事情を聴取をすると、そういうことを言っているわけです。
○国務大臣(川口順子君) まず、基本的な考え方として、脱北者と見られる人間についての具体的な対応ぶりは個々の事案で異なってくるということですから、個別の事例に応じて対処をするということです。それで、まずそのような者が公館の外側にいる場合、これは警備上の観点からの対応が当然に必要で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことでございまして、これは我が国だけではなくて、各国の在外公館も同じでございます。
○国務大臣(川口順子君) 通常は、この大使館に入ろうとする人間についてのチェックといいますか、人定をするというのは大使館の警備員であると考えております。
○国務大臣(川口順子君) 警備の観点から門扉は通常閉めておくということになっております。
○国務大臣(川口順子君) 脱北者について具体的にどのような対応ぶりをするかということについては、先ほど申しましたように、個々の事案で異なっていくわけでございますので、これは個々の事例に応じて対処をするということであると思います。
○国務大臣(川口順子君) 私は、具体的に手紙が出てきたら受け取るべきかどうかというようなことが規則に書いてあるかどうかということは知りませんけれども、一般的な考え方として申し上げれば、このケースの場合は、五人が北朝鮮の人であるということについてはほぼ見当が付いていた状況であったわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この報告書をお出ししたのは、中国側の主張が同意があったということを言っていたので、同意があったかどうかということを中心にこれは記述をした報告書であったということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 十時……
○国務大臣(川口順子君) いずれにしても、その時点では知りませんでした。
○国務大臣(川口順子君) 今から考えれば、これは載っていた方がよかったかなと私は思いますけれども、ただ、そのときの調査の報告をまとめる際の考え方というのが同意があったか同意がなかったかということをまとめようと、中国側の言っていることへの反論という形で作ったということだったので、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この一番最後のところに、総領事館の対応について「意識面の問題点」「指揮命令系統の問題点」等々というふうに書きましたのは、これがその初動の段階で非常に問題があったという厳しい御指摘、御叱責、それは全く私もそういうことであったと思いますけれども、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはとおっしゃるのは、その紙の、手紙のことでございますね。  それについて、私は今の時点で考えれば、またそれが記載をされていた方がよかったというふうには思うというのは先ほど申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、複数あるというふうに先ほど申しましたけれども、具体的に何人であったかということについてはお答えを差し控えさせていただきたいということです。
○国務大臣(川口順子君) これは我が国の様々なこういったことについての考え方なり、あるいは総理もおっしゃったような関係の方々のプライバシー、身の安全、そういったことを総合的に考えて、それは差し控えたいと申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 危機意識ということについて言いますと、ここにお書きをしましたように、この瀋陽の地域は北朝鮮に近いわけでございまして、多数の北朝鮮関係者がいると言われておりまして、そのために常に一種の緊張状態にあるということでございます。  しかし、そうした緊張状態があ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ここで申し上げた緊張状態というのは、この地域がです。    〔委員長退席、理事吉村剛太郎君着席〕
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮からの関係者といいますか、北朝鮮から脱出をしてきた人、それからそれを取り締まろうとする北朝鮮の当局の関係者がいると言われていまして、それで一種の緊張状態にあるということでございます。
○国務大臣(川口順子君) そういう人たちがいると言われているので、我々としてはその地域は緊張状態にあると認識、我々及び中国当局もそうだと思いますが、その結果として警備も厳重である。警備が厳重であるので、またそういった状態に対する慣れが存在をしているということでして、その慣れの結果...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 様々なことを言っていると思いますけれども、この総領事館ないし、あるいは大使館というようなところにあって、それが常に外国において日本を代表をしているその先端のところであるという意識を常に持って、それにふさわしい行動、それにふさわしい判断をしていくべきである...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が理解をしていますのは、これは中国語の研修をしたグループ、場所は中国であったり香港であったり台湾であったりするだろうと思いますけれども、中国語の研修をしたグループであって、これはロシアンスクールとか、あるいは英語とかアラビア語とか、言葉によっていろいろ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) チャイナスクールというのは、私の理解では、中国語を得意とするというか、それを研修でやった人のグループであるというふうに認識しておりまして、他方で、中国に対する政策というのは、所管のアジアの中国を担当している課あるいはその上司、局長ですね、といったラインで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、語学の研修者のグループ、それの長所、短所ということは様々あると思います。その人たち、例えばチャイナスクールの人でなければ中国の担当になれないとか、アラビア語をやった人でなければ中東の担当になれないとか、そういうことではなくて、今は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはチャイナスクールということについて書いてありますけれども、それぞれ、先ほど申しましたように、ある特定の言葉を研修した人たちのグループということは外交政策をやっていく上では重要だと思いますし、やはり外交官は言葉がしゃべれないとなかなか円滑に外交をやっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 読んでおりません。
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました国際電気通信衛星機構(インテルサット)に関する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成十二年十一月にワシントンD・Cで開催された国際電気通信衛星機構の締約国総会におい...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この議定書は、平成九年十二月に京都で開催された気候変動に関する国際連合枠組条約の第三回締約国会合におきまして採択された...全文を見る
○川口国務大臣 五人の状況については問い合わせをいたしておりますけれども、現在調査中であるとのことで、それ以上のことはわかっておりません。
○川口国務大臣 おっしゃっていらっしゃるのは、一番最初に、五月八日の日に、中国にあります日本大使館で発表した文書に、確かに「侵入未遂事件」と書いてございますし、「侵入を試み、」というふうに書いてございます。これは当時、これを出した時点で、物事のきちんとした把握、これができていなか...全文を見る
○川口国務大臣 言葉の持つ重要性というのは、委員おっしゃるとおりでございます。私も、言葉は大事だと思います。  それで、その後事情がわかった、確認をされた後につきましては、これは全部の文書を確認はいたしておりませんけれども、当然、正しいといいますか適切な言葉遣いに変わっていると...全文を見る
○川口国務大臣 言葉の使い方について金子委員から御注意をいただいたということについては、私のところまでは到達いたしておりません。
○川口国務大臣 まず、御案内のように、昨今、特に九月十一日以降のさまざまな国際的なテロ事件というものがございまして、在外にあります公館の警備というものはきちんとしておきませんと、周りの、その国にも御迷惑をおかけすることになりますし、館員の安全にも関係がありますので、そこは警備をき...全文を見る
○川口国務大臣 聞いたことはございません。
○川口国務大臣 当時、委員会中でございまして、五時ごろ耳に入ったということはそのとおりでございます。本省の秘書官室には、その前に、四時ぐらいに情報は入っていたと聞いています。  報告書あるいはその他でも申し上げたかもしれませんけれども、本件について、初動の連絡体制については、私...全文を見る
○川口国務大臣 今となりましては、実はその後、いろいろな情報に触れてきたものですから、一番最初に聞いたときに何を聞いたかということを、はっきり再現できる自信は必ずしもございませんけれども、当時たしか、私はその次の日にテレビを見て、あれと思ったわけですので、五人が全部中に入ったとい...全文を見る
○川口国務大臣 私も、この件についてどういうことだったのか聞きましたところ、これは、十六日の夜、つまりきのうの夜ですけれども、確認ができたこととして、八日の三時過ぎに瀋陽総領事館の査証担当副領事が遼寧省の外事弁公室に電話をして、本日重大な事件が発生をしたということを言って、現地職...全文を見る
○川口国務大臣 委員が御示唆なさっていらっしゃいますように、私も、日中関係というのは、我が国にとって、あるいはこの地域の安定と発展にとりましても非常に重要な二国間関係だと思っております。特にことしは、日中国交回復三十周年という重要な節目の年でもございますので、そういった年にこうい...全文を見る
○川口国務大臣 パレスチナ問題については、委員おっしゃられますように、今非常にいい兆候がたくさん見えてきていると思っております。  アラファト議長の演説では、これはパレスチナ立法評議会で演説をなさったわけですが、一般市民を標的とするテロ攻撃を拒否するということをおっしゃり、さら...全文を見る
○川口国務大臣 亡命あるいは難民といった方々をどういう態度で外務省は扱うか、どういう方針を持っているかということでございますけれども、まず、難民の受け入れということで申し上げますと、難民の認定というのは法務省の所管でございまして、法務省では難民条約にのっとって個別に審査をして、適...全文を見る
○川口国務大臣 危機管理面ということで、改善をしていかなければいけないということはたくさんあると思います。  まず、今回、対策本部というのを本省に設けておりまして、そこの中で、今の課題として検討していかなければいけないということを挙げておりますけれども、その中に警備面の強化、そ...全文を見る
○川口国務大臣 途上国の温室効果ガス削減における役割というのは非常に重要でございまして、なぜかといえば、恐らく二〇一〇年ごろには、途上国全体としての温室効果ガスの排出は先進国のそれを上回ると言われているからでございます。  この枠組み条約の議論の中で、先進国はさまざまな努力をし...全文を見る
○川口国務大臣 米国は、世界最大の温室効果ガス排出国でございます。したがって、米国がこの世界共通の取り組みの中に入ってくるということは、非常に重要だと考えております。  我が国としては、米国も含む、途上国も含む、すべての国が参加する共通のルールづくり、これを目指しまして、米国の...全文を見る
○川口国務大臣 環境問題、地球温暖化問題とそれからエネルギーというのは、非常に関係が強くございます。環境、エネルギー、経済、この三つは非常に密接に関係があるわけでございます。  委員がおっしゃられましたように、アメリカは、エネルギーの産出国でもございますし、また大きな消費国でも...全文を見る
○川口国務大臣 日本国の外務大臣でございます。
○川口国務大臣 瀋陽総領事館事件につきましては、国際法上また人道上の問題があると考えます。国際法上の問題といたしまして、これは我が国の主権の侵害としてではなくて、領事関係に関するウィーン条約において認められた、領事機関の公館の不可侵に対する違反としてとらえるべきものであると考えて...全文を見る
○川口国務大臣 現在一番重要なことは、この問題を人道的、国際的な観点から早期に解決をしていく、そのために冷静にかつ毅然とした態度で中国と協議をしていく、これが第一の責任であると考えております。
○川口国務大臣 問題が解決をいたしました後で、これはぜひ再発がないようにしないといけないと考えておりますので、これに現在既に取り組んでおりますけれども、そういった問題が二度と生じないように全省挙げて、また公館の警備については、中国側と協力をし、どういうやり方をやるかということにつ...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書の交渉を必死にやっておりましてから半年ぐらい、それが十一月のことでしたので半年ぐらい経過をいたしまして、内容の細かいことについてすべて私がお答えできるかどうか自信はありませんけれども、まず吸収源のことで申し上げれば、これは、京都議定書自体、したがいまして...全文を見る
○川口国務大臣 京都議定書の中に定められております京都メカニズムというのは、価格メカニズムを活用して、温暖化ガスの削減を費用効果的にいいやり方で行おう、そういう考え方でございまして、これも九七年に京都議定書が京都で合意をされました段階で既に入っている考え方でございます。  同じ...全文を見る
○川口国務大臣 委員は幾つかの新聞をお挙げになられましたけれども、私は、自分のことですので余り申し上げたくはないんですけれども、ほかの新聞等ではまた別の評価をしていただいていると思っております。マラケシュの会合が終わった後だったと思いますが、EUの文書には、こういうことはめったに...全文を見る
○川口国務大臣 米国が京都議定書を支持しないということを昨年の三月に言ったということは、私としても非常に残念なことでございましたけれども、他方で米国は、ブッシュ大統領がその後、米国としていかに温暖化問題に取り組むかということを発表いたしまして、科学技術の面、その他の面で取り組みを...全文を見る
○川口国務大臣 まず、公館の外側、これには中国の警察権が及びます。したがいまして、その脱北者、これは、部長が言いましたように、いろいろな人がいますから、例えばその人たちの中に中国への不法入国者がいた場合、これは中国が警察権を使って対応をするということは十分にあり得る話であると思い...全文を見る
○川口国務大臣 受け取っていないわけですから、その内容は日本政府にはわからないということです。
○川口国務大臣 手紙につきましては、手紙と言われるものが存在をしているということは承知をしておりますけれども、先ほど申し上げましたのは、日本政府として、それが全く同じものであるかどうかということについては確認することができないということでございます。  それから、在外公館がどう...全文を見る
○川口国務大臣 まず、阿南発言につきましては、これの内容は、時間の点もありますので詳しくは申しませんけれども、一言で言ってしまえば、警備の強化をする必要があるということで、館内の定例会議で言われた通常の業務上の発言でありまして、今回の調査との関係でいうと、それを盛り込まなければい...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、この五人の人権といいますか、人道上の取り扱いというのは非常に大事であると思っています。  本件につきましては、これは国際法上の立場、人道上の観点、そういったことをきちんと踏まえて、冷静かつ毅然として、早期解決に向けて中国政府と協議を...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、冷静かつ毅然とした態度で対応をしたいと考えております。
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、事実関係についての考え方については、我が国と中国側との言っている認識が全く違うといいますか、違う部分がかなりあるわけでございまして、特に、同意があった、なかった、この点をめぐって相違があるわけでございます。  これを今どのように、早...全文を見る
○川口国務大臣 我が国におきます難民の受け入れにつきましては、難民の認定は法務省の所管でございまして、法務省で難民条約にのっとって個別に審査をした上で、適切に判断をして認定を行っているというふうに私は承知をしております。  亡命ということについての考え方でいきますと、亡命という...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃった館内の定例会議におきます阿南大使の発言の概要で私が承知をしておりますのは、脱北者は中国へ不法入国をしている者が多いけれども、一たん館内に入った以上は人道的な見地から保護をする、第三国への移動等適切に対処する必要がある、他方で、大使館としては、昨秋来、テ...全文を見る
○川口国務大臣 こういう非常に重要なときであればこそ、大臣としてやらなければいけないことは非常にたくさんございまして、先ほど申しましたように、この問題を人道的、国際法の立場から、これをきちんと早期解決に向けて、冷静かつ毅然として中国と協議をしながら解決をするというのが、今の一番の...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと御質問を全部理解したかどうかわかりませんけれども、これは館内の会議での発言でございまして、通常の業務を行っているときの発言ですので、調査の結果を発表した中には入れてございません。  この会議における阿南大使の発言がどういう形で漏れたかということについては...全文を見る
○川口国務大臣 この難民、亡命等の問題につきましては、先ほど申しましたように、我が国全体として広く議論をしていくことが必要であると私は考えております。
○川口国務大臣 ここ三十年の間に、沖縄を初めとして日本各地でさまざまなものが変わり、さまざまなものが変わらなかったということだと思います。沖縄において変わらなかったことといいますと、やはり委員がおっしゃったように、基地の存在ということでもありましょうし、また同時に、沖縄の持ってい...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄の今後の十年間ということですけれども、過去を振り返ってみますと、一九七二年から二〇〇二年までの、ことしまでの三十年の間に、沖縄の基地について言いますと、一六%が返還をされた、四千四百六十ヘクタール返還をされたということでございます。  今後の十年間ということ...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄で航空機からの落下事故が続きまして、これについて五月八日に、レミントン嘉手納飛行場司令官ほかが説明会を地元の皆さんに行ったという話は私も承知をいたしております。  何が事故かという、事故の定義の話をしてみても、余りその意味があるかどうか私はわかりませんけれど...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、さまざまなアプローチを、働きかけを米軍に行っております。私自身、つい二、三日前に、ちょっといつだったか日にちを忘れましたけれども、アメリカの太平洋軍司令官がいらっしゃいまして、その方とお話をしたときにも、事件、事故の防止というのは非常に重要であると...全文を見る
○川口国務大臣 事故という名前をつけるかどうかという問題はあるのかもしれませんけれども、私は、五月八日に、先ほどおっしゃったレミントン嘉手納基地司令官ほかが地元関係者の方々へ行った説明会、この場において、米空軍が事故の防止のために行っている航空機の運用についての安全対策についての...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカ側が、安全性の確保、これをきちんとやるべきことは、これは言うまでもないことでございます。我が国といたしましては、必要な安全措置がとられるように、そして事故が起こらないように、米軍に対しては申し入れを随時、必要に応じてやっていきたいと考えているわけです。
○川口国務大臣 電報は入ってきております。
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、今回の問題の背景といいますか根底のところに、難民あるいは亡命者をどういうふうに日本として考えるかということがあると思います。この点について、さまざまな御意見があると思いますけれども、広く議論をされるということが重要だと思います。  い...全文を見る
○川口国務大臣 この二つについては署名をいたしましたけれども、私もよく記憶をしておりますけれども、委員がぜひその署名をということをおっしゃっていらっしゃったということは非常に記憶に新しいです。  外務省、瀋陽の事件等でも、情報の伝達についていろいろ問題があるという御指摘はいただ...全文を見る
○川口国務大臣 民間人と政治家と違うかというふうにおっしゃられれば、それは当然違うわけでございます。片方は、選挙で選ばれた人たちでございますし、片方は、それぞれ立派な仕事をしているにしても、選挙で選ばれたわけではない。ただ、共通をしているのは、両方とも同じ人間であるということだと...全文を見る
○川口国務大臣 大使館等の在外公館で、政治家に対する便宜供与と民間人に対する便宜供与のあり方が異なるのはなぜかという御質問でございましたら、それは異なるというルールがございますのでそういうことになっているわけですけれども、先ほど申しましたように、大使館あるいは在外公館は、これは外...全文を見る
○川口国務大臣 一貫していないというお話でございましたけれども、まず難民の受け入れにつきましては、難民認定というのは法務省の所管でございまして、私は、法務省がこの難民条約にのっとって個別審査の上、適切に判断をしていると思っております。  それから、亡命について、一般的に国際法上...全文を見る
○川口国務大臣 私は、一般論として申し上げれば、日本の外交政策というのは非常に透明度の高い枠組みの中で、雰囲気の中で決定をされ、実施をされていると考えております。
○川口国務大臣 今捜査中の案件について、私の立場で何か申し上げるということはふさわしくないと思いますけれども、つい先般の外務省の職員二名の逮捕につきましては、今まで外務省の関連の不祥事件で国民の皆様には大分御迷惑をおかけし、外交に対する信頼を失うようなことが続いている中で、また今...全文を見る
○川口国務大臣 支援委員会の予算の支出の仕方に絡んでこういうことが起こっていたということでございますけれども、まさにこれについて今捜査中の案件でございますので、コメントは差し控えたいというふうに思います。  支援委員会については、専門家の方の会議の結果、そして外務省でつくりまし...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃってくださった、日ロ関係、これに何ら変更はないというメッセージは、まさに私どもがロシアにきちんと伝えてほしい、伝えたい、理解してほしいと思っているメッセージでございまして、そういう意味で、そのメッセージを伝えていただいたということについては、大変にあ...全文を見る
○川口国務大臣 国際交渉というのはさまざまな紆余曲折があるわけでございまして、特に領土問題の交渉という非常に難しい問題の場合には、そういうことがあっても当然であるというふうに思います。  特にこの問題については、日ロ双方、交渉を精力的に行ってきてはいますけれども、国内世論を背景...全文を見る
○川口国務大臣 調査をできなかった理由というのは、今まさに齋藤局長が申しましたように、外務省はこういうところを調査する権限がないわけでございまして、調査をすることができないということが一つでございます。  それからもう一つは、あの報告書につきましては、これは、外務省の職員がさま...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエルへの出張の件でございますけれども、そのときの外務省の決裁というのは、その支出が、決裁書に載っている事項について支出を行うということが協定上可能かどうかという外務省としての判断をその当時に行ったものであるというふうに私は承知をしております。  この件につ...全文を見る
○川口国務大臣 毅然たる態度というのは毅然たる態度ということでございまして、それをさらに説明するということは難しいと思いますけれども、日中関係は非常に重要でございますから、それは前提でございますけれども、こちらとして考えることをはっきりきちんと伝えていくということだと思います。 ...全文を見る
○川口国務大臣 難民の問題につきまして、確かに委員がおっしゃられますように、はっきりした数字は私は存じませんが、一般的に日本は受け入れが世界の中でも少ない国であるということだろうと思います。その方針をどうするのかというのは、まさにこれは、国を挙げてみんなが考えて議論をして答えを出...全文を見る
○川口国務大臣 今後の問題ということで申し上げたんですけれども、今の考え方で言いますと、難民認定を、法務省が難民条約にのっとって個別に審査の上、適正に判断をする、そういうことでございます。  外国に、在外公館に庇護を求めて人が来たときにどうなるかというときの扱いにつきましては、...全文を見る
○川口国務大臣 不審者という日本語は、身元がはっきりしていない、そういう人のことをいうと思います。
○川口国務大臣 北朝鮮の方としても、不法に入国をした人も合法的に入国をした人も両方いると思いますので、一概に北朝鮮の人が全部不法入国したというふうに私は思いませんけれども、いずれにしても、不法入国した人は、これはどこの国の人であれ、例えば身元証明の書類を見せられるといったようなと...全文を見る
○川口国務大臣 言い直す必要があるということで申し上げているわけではなくて、私が申し上げたことについての委員の理解が、私が申し上げたことと違うということを申し上げたいわけです。
○川口国務大臣 御指摘のありました支出につきましては、これは、決裁書に記載をされている事項に基づきまして支出を行うことが協定上可能かどうかということについての外務省としての判断をその当時行ったものだというふうに私は承知をしています。  この件につきましては、起案者等が個人的に費...全文を見る
○川口国務大臣 二点ございまして、まず、受益諸国における市場経済への移行の円滑な実現に資するための活動のために必要な役務ということに該当をしないというお話、最初の方の御質問ですけれども、純粋に協定の解釈の問題として申し上げますと、外務省としては、第三国のロシア研究者を招聘したり、...全文を見る
○川口国務大臣 非常にニュアンスのある問題でございますので、もう一度答弁を繰り返させていただくことになると思いますけれども、まず、御指摘の支出でございますけれども、これについては、決裁書に記載されている事項に基づいて支出を行うことは協定上可能か否かについての外務省としての判断をそ...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、確かに物事が非常に複雑に絡まって見えるときというのは、きちんと問題を整理して、物事の本質が何かということを見きわめるということが非常に重要な作業であると、私もお話を伺いながら思った次第でございます。  この問題について言いますと、い...全文を見る
○川口国務大臣 北方領土の問題にいたしましても、それから拉致問題にいたしましても、原田委員がおっしゃられましたように、この問題の存在を世界に広く知ってもらう努力が必要でございますし、その国々にそれぞれ働きかけてもらうということも大事だと思っております。  私自身、パウエル国務長...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 アフガニスタンにおきましては、昨年十二月のボン合意以降、ボン合意に基づきます暫定政権の成立等、和平プロセスが着実に進みつつあるわけでございます。  現在、六月十日に緊急ロヤ・ジルガという、部族大会と言われますが、大きな集会がございまして、そこで次の政権が選ばれる...全文を見る
○川口国務大臣 まず、テロ特措法のもとで対米支援の調整のために日米調整委員会というのがございますが、そこで十日に第三回の日米調整委員会が開催をされまして、米側からは、アフガニスタンにおける戦いは終わっていない、まだ行うことはたくさんある、もし日本が支援の継続を決められるのであれば...全文を見る
○川口国務大臣 アフガニスタンでいろいろな、今の暫定政権の、暫定行政機構のリーダーの方々、カルザイ議長を初めお会いをいたしました。そのときに、タリバーンの支配の話等、それからアルカーイダがどれぐらいいるかといったようなお話も伺いました。タリバーンの支配が終わったということではなく...全文を見る
○川口国務大臣 防衛庁長官にちょっと補足をさせていただきますと、私どもの在外公館からの情報によりますと、米英軍の対アルカーイダ攻撃が今引き続きアフガニスタンで行われているわけですけれども、その中で、五月一月をとっても、アルカーイダ及びタリバーン、この残存勢力による米英軍への攻撃、...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問にストレートにお答えしますと、いろいろなものが今併存しているということだろうと思います。戦闘も、私がおりました五月の初めには、マザリシャリフの近くでは戦闘が行われておりました。それから、さらに地域で、地方の軍閥といいましょうか、それぞれの兵力を持った勢力...全文を見る
○川口国務大臣 アフガニスタンを民主的な国家に戻していくという国際的な努力というのには、私は今三つのことを同時にやることが必要だと思っています。  一つは、まさにロヤ・ジルガが六月の初めに開かれようとしていますけれども、政治的なプロセスをつくっていくこと。  それから、非常に...全文を見る
○川口国務大臣 イラクに対する空爆の問題でございますけれども、これは、大統領が悪の枢軸と言うところにイラクを含めて、特に非常に話題になっています。国際社会として、イラクが行っている大量破壊兵器の開発については、そしてそれについて査察を受けないということについては、非常に懸念を持っ...全文を見る
○川口国務大臣 私も、危機管理ということに着目をした場合に、この間の外務省の瀋陽総領事館の事件というのは、全くその非常にいい例をお見せしてしまって大変に申しわけないと思っておりますけれども、それぞれの組織、あるいは日本国全体と申し上げてもいいかもしれませんが、余りにも平和な状態を...全文を見る
○川口国務大臣 私は承知いたしておりません。
○川口国務大臣 まず、イラクとの関係につきましては、ことしの二月にパウエル国務長官と私が話をいたしましたときに、アメリカは、イラクに対していかなる選択肢も排除はしていないけれども、平和的に話を進めたいと思っている、外交交渉で解決したいと思っているということを述べていまして、それに...全文を見る
○川口国務大臣 その点について何かその場で話が出たかどうかということを確認することはできますけれども、その内容をお伝えするということは恐らくできないと思っております。
○川口国務大臣 まず、先ほどの御質問について藤崎局長に確認をいたしましたところ、その件については全く会合では話が出ていない、話をしなかったということでございます。  それから、今お話しになられた外務大臣の御意見につきましては、私は、今までお目にかかったすべての外務大臣の意見につ...全文を見る
05月20日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○川口国務大臣 これにつきましては、この法律のもとで法制の整備が行われますけれども、その中で議論をして、政府全体として議論をしていくということになります。
○川口国務大臣 締結をするということで、今後進めていくわけでございます。
○川口国務大臣 中国の軍事予算につきまして、数字は今委員がおっしゃられたようなことだと思いますけれども、このほかに、委員も示唆なさっていらっしゃいますように、中国の軍事関係予算には発表された国防予算以外の不透明な部分もあるわけでございまして、我が国といたしましては、近年の国防予算...全文を見る
○川口国務大臣 ASEAN地域フォーラムにおける予防外交の議論についてのお尋ねでございますけれども、委員がおっしゃられましたように、ここでは、一九九五年の第二回の閣僚会合におきまして、今後の活動の方向性としまして、信頼醸成の促進、予防外交の進展、紛争へのアプローチの充実といった三...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカの政権が、クリントン政権からブッシュ政権にかわって、民主党から共和党にかわってどのように外交政策が変わったか、あるいは物の考え方が変わったかということについては、非常にこれは難しい御質問で、非常にきれいに色分けができる話でもないだろうと思います。民主党、共...全文を見る
○川口国務大臣 ジュネーブ条約とおっしゃったのはウィーン条約のおつもりでおっしゃられたんだと思いますけれども、ウィーン条約でこれは、在外公館、領事機関の不可侵ということが三十一条に決められておりまして、その不可侵権の違反である、そういう認識でございます。  それで、主権というの...全文を見る
○川口国務大臣 瀋陽の総領事館には警備員が二名おりました。この二名とも中国人でございますけれども、たまたま、その事件が起こりましたときには、一人は公用で外に行っておりまして、一人しか残っていなかったわけです。後でビデオを見ましたら、その一人は二人の人が中に入っていったのを追いかけ...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、国際法上、人道上の問題があるわけでございまして、私ども日本政府といたしましては、この二つの観点から、冷静かつ毅然と中国側と協議をしているという状況に今ございまして、特に人道上の問題を最優先に考えているわけでございます。これは、中国側と今お話を...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、国際法上の問題、人道上の問題があるわけでございまして、我が国政府としては、人道上の問題を最優先に話し合っておりますけれども、もちろん国際法上の問題も重要でございますので、それも話し合っているわけでございます。
○川口国務大臣 中国と日本は友好国であると考えております。日中の友好関係を大局的に損なわないような形で、人道上の問題、国際法上の問題、そういった点をただいま冷静かつ毅然として中国側と協議をいたしておりますので、どういう形になったら日本側はそれでいいのかということについては、これも...全文を見る
○川口国務大臣 これは本会議でも申し上げさせていただきましたけれども、人道上の問題につきましては、何人であっても、いかなる場合でも、みずからが迫害を受けるおそれのある国、地域に送還されてはならないという要請が満たされるということが重要であると考えております。  先ほど申しました...全文を見る
○川口国務大臣 在外公館は不可侵権を持っているわけでございますので、同意を与えられた場合は、その場合にはそういうことがあり得るかと思いますけれども、それがなければ入らないということでございます。それから、ウィーン条約によれば、火事等の場合については同意があったとみなされるというふ...全文を見る
○川口国務大臣 米軍の行動の円滑化に関する法制の整備に関しまして、その内容としては、この法律に規定されていますように、米軍が日米安保条約に従って武力攻撃事態を排除するために必要な行動が円滑かつ効果的に行われるために実施する物品、役務、施設等の提供というのがあるわけでございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 有事ACSAを排除するものではないと。
○川口国務大臣 米軍が我が国に対する武力攻撃を排除するために必要な行動を開始する時点というのは、個別具体的な状況で決まってきますので一概には申し上げられないわけですけれども、この武力攻撃事態対処法に基づく対処措置の対象となる米軍による我が国に対する武力攻撃を排除するために必要な行...全文を見る
○川口国務大臣 武力攻撃が発生をしたときに安保条約五条によって共同対処をするということが必要なわけでございまして、そのために準備が必要だという準備は、安保条約の第五条の範囲内であると考えているわけでございます。
○川口国務大臣 昨日、ベーカー大使は、御自身の上院議員であったときの沖縄の返還についてのかかわり合いも含めまして、沖縄がこの地域の平和と安定のために果たしている役割について述べられたと思います。また、米軍人、その家族に対しての沖縄の県民の方々の温かいホスピタリティーといいますか、...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○川口国務大臣 私は、今回有事法制が提出され、議論をされるようになったということは、我が国の歴史の中ですばらしいことだと思っております。そして、それが一日も早く成立することを望んでおります。  法律のつくり方というのは、さまざまなつくり方が潜在的にはあり得るだろうと思います。い...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、二年間で法制の整備をしていくということを申し上げたつもりでございまして、それによって日米安保体制への信頼性が増すということでございます。  今の日米安保条約によりまして、第五条で、武力の行使があった場合には、米軍と日本は共同して対処をするということに既に...全文を見る
○川口国務大臣 私は、その委員の御質問が、それならば有事法制がなくてもいいとおっしゃっているのではないと思いますけれども、まず第一歩として有事法制をつくろう、それに基づいて二年かけて整備をしていこうということであって、本来であればもっと前になされていたことをやろうとしていることに...全文を見る
○川口国務大臣 これは、まさに国民の生命と財産であると思います。
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、今後二年で法制整備をやっていくわけでございまして、それについて、もっと前にできていてしかるべきであったという議論はもちろんあり得ると思います。それは今になっているわけでございますけれども、これからこの法律ができました後、二年かけてそれを...全文を見る
○川口国務大臣 武力攻撃事態におきまして、米軍は、我が国に対する武力を排除して、我が国とそれから国民の安全を守るために行動するということになるわけでございますけれども、その際に、まず、我が国に駐留する米軍は、一般国際法上、我が国の国内法令を尊重する義務があるということと、それから...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(川口順子君) 我が国政府といたしましては、今、中国側と協議をいたしております。  基本的な考え方としては、これは国会でも今まで申し上げていますように、日中関係を大事に、冷静に毅然として人道上の問題、そして国際法上の問題、人道上の問題、国際法上の問題ですね、そういった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私どもの人道上の問題についての基本的な考え方は、何人も自分が望まないところに送られるということではない、迫害を受ける可能性のあるところに送られないということが大事だということでございます。  いろいろな報道はなされておりますけれども、私どもとしてはそう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、我々の立場は、何人であれいかなる場合においても自らが迫害を受けるおそれのある国、地域に送還されてはならないという、そういう要請が満たされることが大事だというふうに考えているわけです。
○国務大臣(川口順子君) まず最初に、この問題正に今協議をしていることでございますので、この協議の細かいことをここで、私が具体的なことをここで申し上げることによって協議自体に影響がある、影響を与える、その結果として、例えばあることが可能でなくなるといったようなことがあるといけませ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も、一人の国会議員の方が国会議員の職を辞されるかどうかということについては、その方がお決めになられることであると思います。神奈川県の県議会を始め、ほかの県でも同じような動きがあるというふうに今お話しになられましたけれども、それについて、それぞれの県議会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、報道にあった公聴会の開催が、今の時点で決定されたというふうには聞いておりません。米国の議会が今後どういうような動きをするかについては注視をしていきたいと考えています。  いずれにいたしましても、国際社会がこの件について人道的な観点から関心を持って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) コメントは控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 様々な事情はあっただろうというふうには思いますけれども、二十五年が長かったか短かったかというふうに言えば、それは短くはなかったんだろうと思います。
○国務大臣(川口順子君) 条約の交渉を国際的な場でしていくときに、我が国の主張がその条約の中に盛り込まれるように政府として努力をするということは当然のことであると思います。それがなければ、我が国として締結をすることが可能とならないということになるからです。  それで、それでは、...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○川口国務大臣 まず、阿南大使でございますけれども、私は一〇〇%信頼をしています。中国を知っている、中国語を話す、中国人の中に人脈が非常にある、そういう意味で、日本が今中国で持つことができる最高の大使であると私は思っています。  それから、副領事の件でございますけれども、これは...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、ウィーン条約三十一条との関係で、武装警察が大使館の構内に入ることについて同意があったか、同意がなかったかということが、今中国側と意見、事実認識の違うところでございます。まさにここについて調査をして、その結果を調査の結果として発表させていただ...全文を見る
○川口国務大臣 外務省では、最近になりまして北朝鮮からの脱北者、中国に来る人たちが急増したことを踏まえまして、実際に脱北者が立ち入った場合を念頭に、対処ぶりを準備いたしまして、関係公館に伝達をしておりました。  身元が確認されていない者が我が方の在外公館に駆け込みをはかる場合の...全文を見る
○川口国務大臣 総領事館と大使館の関係は上下関係にあるということではございませんで、こういったことに対しまして、阿南大使から総領事館に伝達をするということはございません。
○川口国務大臣 渡るべきものではないと思っております。
○川口国務大臣 私が申し上げた趣旨は、国会に資料を出すかどうかを情報公開法に基づいてやっているということではございませんで、情報公開法の考え方、それを踏まえて判断をしている、そういう趣旨で申し上げたわけでございまして、言い方が先生に誤解を招くようなことでございましたら、そういう意...全文を見る
○川口国務大臣 私が申し上げましたのは、外務省としては、国会審議の場も含めまして対外的に情報を公開する場合に、その公開する情報の範囲を決定する場合に、情報提供のあり方に一貫性を持たせるということが大事ですので、できる限り情報公開法の考え方、それを踏まえて判断をしている、そういう意...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に、石井委員が私に人事院でないということを教えたはずだというふうにおっしゃられましたけれども、私の記憶に間違いがなければ、石井委員自体が、御自身が人事院と電話をするだけですからというふうにおっしゃられていますので、これは総務省であるということを伺ったのは石...全文を見る
○川口国務大臣 最低価格につきましての資料は、お出しできるかどうかは検討させていただきます。  それから、恐縮でございますが、もう一つ資料をとおっしゃられたんですけれども、ちょっとそれを具体的に把握できませんでしたので、それは後で伺わせていただきたいと思いますが、それもあわせて...全文を見る
○川口国務大臣 基地が今遊休であるときにそれをどうするかということでございますけれども、恐らくこれについて、それぞれ個別に私は事情をまだ把握をいたしておりませんけれども、ある今の時点で遊休である、それは拝見しましたけれども、ということで、それが返還可能かどうかということは、また違...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの図、確かに減っていると思います。それで、減って、それぞれ個々のケースで本当にそれが必要かどうかということは判断されなければならないと思いますし、それから、地元の方がどう思われるか、あるいはこの地域の情勢、その他いろいろなことを考える必要があるんではないだろ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、五十万キロで、これが送信業務をもう停止しているのかどうか、ちょっとそれだけで判断できないんですけれども、先ほど申しましたように、地元の方がどうお思いになるか、あるいはその場所の機能をこれからどう考えようとしているのか、それから国際情勢はどうであるか、そういっ...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄のSACO報告等で、基地の整理縮小というのはやってきているわけでございます。まさに必要性その他、先ほど申しましたけれども、そういったことに基づいて考えていきたいと考えます。
05月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○川口国務大臣 この瀋陽総領事館事件についての日本側の基本的な態度というのは、先ほど総理がお話しになられたとおりでございますけれども、私は、その中で、特に人道問題というものを現在の時点で最優先をして考える必要があると思っております。  本件につきまして、その事実関係ということで...全文を見る
○川口国務大臣 委員がまさに今御指摘になられましたように、今度の瀋陽総領事館事件につきましては、初動の段階でさまざまな総領事館における対処についての問題があったと思います。この点につきましては、調査の結果で報告をさせていただいておりますけれども、意識面、指揮命令系統面、それから警...全文を見る
○川口国務大臣 委員御指摘の点につきましては全くそのとおりでございまして、今点検を始めているところでございます。
○川口国務大臣 委員が御示唆なさっていらっしゃるように、この問題の根底に、背景にございますのが、難民の受け入れの問題であると思います。おっしゃられましたように、日本の領域に入った人を難民として受け入れるか否かということと、それから、在外公館に庇護を求めてきている人を庇護するかどう...全文を見る
○川口国務大臣 ハンガリーのことでございますけれども、一九八九年の九月に、ハンガリーとオーストリアの国境開放をハンガリーがいたしまして、当時、観光客といたしましてハンガリー国内で西側への出国を待っていた東ドイツ人の出国を認めました。このことによりまして、約十二万人の東ドイツ人が西...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮におきましては、厳しい食糧難、経済難等、さまざまな問題が国内にあって、その結果として多数の北朝鮮の人が中国に入っていっているという事情があるということでございます。これは北朝鮮の内部の問題でございまして、不透明なところが多いわけでございますけれども、我が国と...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の中につきましては、さっき申しましたように、なかなかわかりにくいということでございますけれども、食糧援助を初めとします北朝鮮に対しての人道支援につきましては、そういった食糧難というような問題があるということを含め、総合的な観点から考える必要があると思います。...全文を見る
○川口国務大臣 支援委員会につきまして、支援委員会が行ってきた予算の支出のあり方については、この予算委員会でもさまざまな委員の方に御指摘をいただきましたように、非常に望ましい姿で行われていたとは言えない部分があったということは今まで申し上げたとおりでございますけれども、この支援委...全文を見る
○川口国務大臣 このお金につきましては、今後、どういう枠組みでこの事業をやっていくかということを相談し、そして財務省とも相談させていただいて決めていきたいと思っております。
○川口国務大臣 ロシアとの関係で存在をしますもの、国際機関ですが、これは行政取り決めによるものを勘定しますと、六機関、六つあります。  支援委員会のほかには、ロシアとの青年交流、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、ベラルーシとの間で核兵器の廃棄協力を行っている機関がございます。こ...全文を見る
○川口国務大臣 見方を変えるというのは、いつも大事な発想だと私も思っております。  それで、まず記者会見をした場合ということでございますけれども、これは今の時点ではまさに人道上の問題を最優先として、これについての早期解決をと考えている時点でございますので、ちょっとその先のことに...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、事実関係について日本側はきちんと調査をしたわけでございまして、その事実関係についての日本の立場は全く変わらないわけでございます。他方で、中国側も調査を行いまして、その結果を尊重してほしいということを要望しているわけでございます。そういった違い...全文を見る
○川口国務大臣 現在、中国側と話し合っていることにつきましては、現在まさにそういう状況でございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 あのビデオについてということで申しますと、それを見た人の心の中にさまざまな思いはあったと思います。ある人たちは、まさに今委員がおっしゃったように、総領事館の副領事の対応があれでよかったのかというふうに思われたでしょうし、また他の人たちは、全く別な観点から、人権、中...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員が御指摘なさった、現場での、その門のところでの対応という点についての副領事の置かれた状況というのが、まさに私どもが報告書の中で御説明をしたポイントでございまして、この二ページ、事実関係のところで、「総領事館入口付近で女性二名、幼児一名が取り押さえられた際の...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられていらっしゃいますように、私どもの発表をさせていただきました調査の結果というのは、まさに同意があったか否かということがポイントでございまして、私どもは同意がなかったということを申し上げているわけでございますし、中国側は同意があったというふうに言っている...全文を見る
○川口国務大臣 今回の瀋陽総領事館事件につきましては、委員が御指摘のように、今後に向かって改善すべきさまざまな問題点があると思っています。報告書でも指摘をいたしましたけれども、意識面の問題、指揮命令系統の問題、警備の問題、さまざまございます。  これにつきましては、改善に取りか...全文を見る
○川口国務大臣 総領事が一番最初に連絡を受けたのが二時二十分ごろか、あるいはもうちょっと後の時点でございますけれども、そのときになぜすぐに抗議をしろと言わなかったかということにつきまして、私は本人から直接話を聞いているわけではございませんけれども、この時点では、何が起こったかとい...全文を見る
○川口国務大臣 外務省という組織のトップは私でございますので、外務省の関連での最終の責任は私にあるということでございます。
○川口国務大臣 園部参与による調査につきましては、議員がおっしゃられたとおりでございまして、その後、新日本監査法人による調査をいたしましたけれども、そこにおいても園部報告と比較して特段の新しい点というのはなかったわけでございます。  外務省といたしましては、この件につきましては...全文を見る
○川口国務大臣 これは、質問の意味を必ずしもきちんと理解をさせていただいたかどうかわかりませんけれども、この報告書によりますと、この点、鈴木事務所において一堂に会した際に、日本工営の社員がいたか否かについては、一部の方は否定をなさり、一部の方はいた、あるいは一部の人はわからないと...全文を見る
○川口国務大臣 今の情報漏えいにつきましては、調べた際の資料の中に、情報を漏えいした可能性があるということに関する記述があったわけでございます。ただ、いかなる情報を漏えいしたかということについての記述がなかったということでございますので、確認できなかったということでございます。
○川口国務大臣 まさに先ほど申しましたのはその資料のことを言っていたわけでございまして、そういう紙があるわけですから、情報が漏えいされたであろうということはわかるわけでございますけれども、ヒアリングをしてもわからなかったということでございます。情報の中身が、いかなる情報が漏えいさ...全文を見る
○川口国務大臣 五名の出国につきまして種々のニュースが流れておりますけれども、日本といたしましては、現在、早期解決に向けて努力をいたしておりまして、人道上の要請等ございますので、現段階で一切確認あるいはコメント申し上げられないということをぜひ御理解いただきたいと思います。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、一切確認あるいはコメントできないということをぜひ御理解いただきたいと思います。
○川口国務大臣 フィリピン政府の方が記者会見をなさった、私は見ておりませんけれども、という事実はあったようでございますけれども、内容につきましては、まことに申しわけございませんけれども、確認もコメントもできないということをお許しいただきたいと思います。
○川口国務大臣 本件につきましては、私は適正であったと思っております。
○川口国務大臣 今、適正であったと申し上げたのは、決裁の範囲が適正だ、だれに決裁を回すかということでございます。  それで、決裁の内容につきましてでございますけれども、これは、純粋に協定の解釈の問題として考えた場合に、本来の姿でいけばそれは適正であったということで決裁がなされた...全文を見る
○川口国務大臣 現在、当時の決裁の判断の基礎となりました事実等について捜査が行われているところでございまして、この支出が協定違反になるか否かは、捜査の進展を見きわめた上で判断をしたいと考えております。
○川口国務大臣 これは現在捜査中のことでございますので、私の判断は差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 東郷前大使は外務省を退職しておりまして、当省、外務省といたしましては、東郷前大使がどこにいらっしゃるかということを逐一把握する立場にないわけでございます。  いずれにいたしましても、私といたしましては、東郷前大使が捜査に協力をし、国会に協力をしていくということを...全文を見る
○川口国務大臣 東郷前大使につきましては、先ほど申しましたように、私としては、所在を明らかにして国会でお話をしていただくというのがいいと思いますけれども、現在所在が、私は所在は把握いたしておりませんので、直接に御連絡をしかねるということでございます。
○川口国務大臣 先ほど局長が申しましたように、特使は小渕総理の御意向を受けて行かれたわけでございますし、一国の外交というのは、総理の御意見というのはもちろん非常に重要でございますけれども、基本的な方針が、総理がかわった時点でがらっと変わるものではないと私は思います。  したがい...全文を見る
○川口国務大臣 阿南大使は、今局長が答弁をしたようなことを言われたと私は承知をしております。
○川口国務大臣 私は、阿南大使が今局長が言ったようなことを言われた、言ったと承知をしております。
○川口国務大臣 新日本監査法人からは、監査をしていただきました後、いろいろな問題点を指摘いただいております。それから、その前の園部参与にお願いをした調査についても、当時外務省と鈴木議員との異常な、社会的通念から見て異例な関係というのも御指摘いただいております。  私としては、そ...全文を見る
○川口国務大臣 大分前にこのことについて予算委員会で御議論をいただいたときに私も申し上げたわけですけれども、この支援委員会における予算の支出のあり方が最も望ましい形で行われていたかというと、必ずしもそうではない。このことにつきましては、新日本監査法人の報告書の中でも、ちょっと今手...全文を見る
○川口国務大臣 事実だと聞いています。
○川口国務大臣 これにつきましては、ただいま慎重に検討をしているところです。
○川口国務大臣 この件の決裁は次官にも上がっているようでございますので、そういう意味では次官も知っていたと思います。
○川口国務大臣 どこまで細かく知っているかということについては自信がございませんけれども、ある程度は知っていると思います。
○川口国務大臣 私は、その当時のだれがそれを許可したとか、そういうことについてはよく知りません。
○川口国務大臣 この件につきまして外務省から逮捕者が出たということについては、私は非常に重く受けとめております。外務省としては、捜査に全面的に協力をいたしまして、事実関係が早く解明されるということで協力をしたいと思っております。
○川口国務大臣 支援委員会につきましては、これまでも申し上げてきておりますけれども、協定上、相手国と合意がなければ変えることができませんので、そういったことを進めまして、私としては、専門委員会の提言を重く受けとめておりますので、廃止したいと考えております。
○川口国務大臣 この瀋陽総領事館事件につきましての我が国の政府の基本的な考え方については、先ほど総理がおっしゃったとおりでございまして、まず、国際法関係のことについては、日本側は調査も行い、その事実関係に基づく立場に変更はございません。他方で、中国側も調査を行いまして、その結果を...全文を見る
○川口国務大臣 瀋陽総領事館の例でいきますと、いわゆるキャリアと言われる人は二名でございまして、この方々はよその省から出向している人たちです。  それで、領事業務というのは非常に重要な業務でございまして、私は日ごろから、大使館あるいは総領事館、領事館といったような在外公館は、外...全文を見る
○川口国務大臣 外務省といたしまして、こういった情報を事前に把握をしていたということは全くございません。  それから、外務省の知る限りでは、ほかの部門がこれを知っていたということは、はっきり承知しておりません。
○川口国務大臣 外務大臣でございます。
○川口国務大臣 この件につきまして、まず、中国大使館の立場でございますけれども、先ほど申しましたように、中国大使館は瀋陽総領事館を指揮監督する立場にはございませんけれども、総領事がたまたまこのときに、管内ではありましたけれども瀋陽にいなかったということのために、中国大使館のアドバ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、さらなる指示があるまで現状を維持せよという指示を査証担当の副領事に北東アジア課の課長補佐からしたということがございます。これが多分二時半ごろだというふうに思います。  それから、中国課長から、二時五十分ぐらいだと思いますけれども、これは抗議の上、身柄を構内...全文を見る
○川口国務大臣 連絡体制の不備ということについては、国際電話機能を携帯につけるということも含めて、今対応中でございます。
○川口国務大臣 警備体制の見直しというのは重要なことだと考えておりまして、今既に着手をいたしております。  それから、御指摘の、何で中国の方を警備員に使っていたかということでございますけれども、これは大体の在外公館で現地の人を日本人の警備担当者の監督のもとに使っているわけでござ...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエルにおける国際学会への日本からの参加に要する費用を支援委員会の予算から支出したということは事実でございまして、このときの判断は、この国際学会がロシアの情勢をめぐって世界各国からの有識者が意見交換を行うという趣旨のものであったので、そこでの議論が支援委員会が...全文を見る
○川口国務大臣 返上をしていると聞いています。
○川口国務大臣 決裁文書のことですけれども、通常の常識でいえば、ある組織の特定のランクの人が出張に行くというときには、おのずからそれを決裁するランクの人というのは決まっているということだろうと思います。  ただ、それ以外の人がつけ加わることがないかというと、案件によっては、この...全文を見る
○川口国務大臣 私の席からはちょっと全部見えませんでしたので、同じであるかどうかよくわかりませんが、同じようなものはつくっております。
○川口国務大臣 外務省にこの情報が入りましたのが大体二時半ごろでございました。それでその後、局長室かどこかで、局長室だろうと思いますが、集まって議論をしまして、そして抗議の上身柄を構内に戻すように指示を試みた、これが二時五十分ごろでございますので、二十分間でこの判断をしたというこ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、二時半ごろに警備担当副領事が、現状維持のために武装警察詰所入り口に立ちふさがって移動を阻止したということでございまして、ここで、動かさない、現状を維持するということをずうっと態度であらわしているわけでございます。
○川口国務大臣 現状維持というのは、そこの場から動かすな、連行をさせるなということでございます。  それから、抗議につきましては、これは、抗議の上、身柄を構内に戻すように指示を試みたということですけれども、査証担当副領事の電話につながらなかったということで、抗議をしろという指示...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほども申しましたように、二時半に本省で情報を受けて二時五十分に電話を試みたということのところの間に、どういうことをすべきかということを決めた、そういうことでございます。
○川口国務大臣 このクロノロジーにございますように、中国課長が二時五十分ごろに伝達をしようとした、電話がお話し中であった、あるいは通じなかったと書いてありますが、ということでございます。  同じころに、この中国課長が連絡をしようと試みていた査証担当副領事が、すぐその下に書いてあ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、今、冷静な頭で、もし一カ所の携帯が通じなかったらばほかに連絡できるところがあったはずと思うのは、私は容易だと思いますけれども、このときに本省がやろうとしていたことは、現場の副領事に一刻も早くこれを伝えたいと思っていた。この間、二十分間なんですね。...全文を見る
○川口国務大臣 この中国大使館の公使は、相談を受けて助言をするという立場にあったわけでございまして、このときに電話をもらって、そこで話をしたということです。そのときに阿南大使が何をしていたかということですけれども、阿南大使はこのとき現状把握の努力をしていたというふうに承知をしてお...全文を見る
○川口国務大臣 まさに、この二十分間の混乱の時期に、中国大使館それから本省それぞれに、中国大使館はアドバイスという立場で、本省は指示をという立場で、この査証担当の副領事それから警備担当の副領事に連絡をしようとしていたということでございます。総領事も、同じころに同様の趣旨をこの警備...全文を見る
○川口国務大臣 今、すべて事情がわかって、わかった時点でこの問題を考えるときに、この書簡を受け取るべきであったと言うことは私は容易だと思います。  これについて、私が受け取った方が適切であったと言いましたのは、この警備担当の副領事が外出先から帰ってきて、帰ってきてみたらこういう...全文を見る
○川口国務大臣 これについて、報道官の立場といいますか、本省の中のいろいろな情報の連絡体制が十分であるかどうかという観点から反省をしないといけないと私は思っております。
○川口国務大臣 阿南大使の発言の中身でございますけれども、脱北者が、脱北者は中国へ不法入国している人が多いわけですけれども、一たん館内に入った場合、入った以上は人道的な見地からこれを保護する、そして第三国への移動等の適切な処理をする必要がある。他方で、テロ等の事件がさまざまある中...全文を見る
○川口国務大臣 事実ではないと承知をいたしております。  それから、この阿南大使の発言は、大使館の定例会議という場で起こりまして、ここにいた人は大勢いたわけでして、人によって、人の話、よく伝話ゲームというのがございますけれども、とり方が異なってくるということはあることかと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 この外務省の決裁でございますけれども、これは、その支出につきまして、決裁書に載っている事項に基づきまして支出を行うことが協定上可能かどうかということについての外務省としての判断を当時行ったものでございます。  それで、この件につきまして、起案者等が個人的に使う、...全文を見る
○川口国務大臣 主任分析官のポストにつきましては、これは平成十年の七月に設けたわけでして、この理由は、国際情報局における特定の地域、分野の情報分析機能の強化であったというふうに聞いております。
05月22日第154回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(川口順子君) 米国の態度を厳しく批判し、国際的な取決めを守るように申し入れるべきであるというお尋ねでございます。  京都議定書の排出削減約束の達成は、地球温暖化防止に向けた国際的な取組の第一歩といたしまして極めて重要だと考えています。また、地球規模での温室効果ガスの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平和外交についてお尋ねがありました。  戦争に至らないように外交を展開をするということは極めて重要だと考えています。我が国は、従来より、国際社会全体の平和と安定の実現に向けまして、軍備管理・軍縮・不拡散、紛争予防等の取組を行ってきております。我が国とし...全文を見る
05月23日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○川口国務大臣 たくさんの御質問がございましたので、全部漏れなくお答えできるかどうかちょっと自信がありませんけれども、まず、日本政府に事前に通報がございましたのは、二十一日の夜遅くといいますか、二十二日の早朝、未明といいますか、要するに夜中の時間、二十一日から二十二日にかけての夜...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど外交ルートでと申し上げまして、それ以上の細かいことはちょっと、問題の性格にかんがみ、控えさせていただきたいと思います。外交ルートです。
○川口国務大臣 事情聴取といいますか、仁川空港で、到着後、寺田大使ほかがお会いをして日本政府としてのお話をさせていただいたということでございまして、事情聴取という、細かい、そういったディテールに入ったものではございません。
○川口国務大臣 時間的には非常に短いものでございまして、雑談といいますか、日本政府として本件について考えている思い、それから日本政府としてなした努力等についてお話をさせていただいたということでございます。
○川口国務大臣 私は、問題の解決に対して不退転の決意で行うということを申し上げました。問題は二つございまして、一つは人道上の問題、もう一つが国際法上の問題でございます。  それで、人道上の問題と日本がずっと言ってきたことにつきましては、非常に幸いなことに、本当によかったと思って...全文を見る
○川口国務大臣 まさに委員の御指摘のとおりだと私も思います。  先ほど官房長官がおっしゃられましたように、この瀋陽総領事館事件がもたらした、私たちが考えなければいけない問題点のうち最大のものと言っても過言ではないのが、この我が国の難民問題、亡命者問題に対する対応のあり方だと思い...全文を見る
○川口国務大臣 中国への外交姿勢のことでございますけれども、まず、中国が安定的に発展をしまして日中間が友好的に推移をするということは、我が国及びこの地域の平和と安定に対して非常に重要なことであると考えております。  ODAのお話がございましたけれども、中国に対してのODAは、O...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました投資の自由化、促進及び保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十一年九月以来、大韓民国との間でこの協定の交渉を行いました。その結果、...全文を見る
05月24日第154回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(川口順子君) 気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書の締結について国会の承認を求めるの件につきまして、趣旨の御説明を申し上げます。  この議定書は、先進国等が二千八年から二千十二年までの五年間において数量化された約束に従って二酸化炭素等の温室効果ガスの排出を抑...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書に関する交渉と我が国の対応についてのお尋ねでございますけれども、昨年のCOP6再開会合及びCOP7におきまして、我が国は、京都議定書の京都会議の議長国といたしまして、二〇〇二年の発効を目指しまして合意形成に最大限努力をいたしました。  温室効...全文を見る
05月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしましては、この瀋陽総領事館事件が発生をいたしました直後から中国に対しましては、中国側の武装警察が総領事館に立ち入り、そして五名を連行したことに関しまして現地当局に対しまして抗議を行うと同時に、外交ルートにおいても様々なレベルで、私も行いまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきまして、ウィーン条約三十一条に基づいての我が国の不可侵が侵されたということはおっしゃるとおりでございまして、この点について中国との認識が違うということになっておりますけれども、中国に対しては我が国の主張を毅然として貫きながら、日中の関係の大局...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、韓国に対しましては、この五人の方とお話をしたい、関係者から話を聞きたいということで、先ほど委員おっしゃられましたように、空港で寺田大使が短時間お会いしたということに加えて、韓国政府には話を聞きたい旨申し入れてございまして、時期を見まして、関係者の方...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国に対するODAの供与の在り方につきましては、実はかなり前から問題意識を持っておりまして、今までのところ、これから申し上げるようなことをいたしております。  まず、中国の援助の需要、経済社会の状況、日中の二国間関係を総合的に判断して対中経済協力を実施...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったこと一つ一つ、正におっしゃるとおりだと私は思っております。ビデオなかりせばというふうにおっしゃられましたけれども、本当にビデオがなかったらば、そういった状況を例えば私が自分の目できちんと確認するということも恐らくなかったわけでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支援委員会の在り方につきまして様々な問題があったということは全くそのとおりだと思います。  この新しい姿につきまして、どういう形でやっていくのがいいかということを、委員も今おっしゃられました専門家会議、この場で御提言をいただきました。それによりますと、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に今、委員が御指摘になった点が新しい制度を考える上で一番基本にあるべき点であると私は思っております。きちんとした監査制度があるということはもちろんでございますし、それ以外にも可能なチェック体制というのを組み込むということが、そして十分な透明性を確保する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 通報でございますけれども、二十一日の夜、北京時間の十一時ごろに中国の外交部から北京にあります我が国の大使館に対してございました。そのときの内容でございますけれども、これは、関係者五名を二十二日中に第三国に出国をさせるということと、その手配が韓国政府によっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お尋ねのその英文の手紙でございますけれども、私は、このことについては本来は受け取った方がよかった、受け取るべきであったと私は思います。  その当時の状況からして、このときに一人で五人の連行を両手を広げて阻んでいた副領事自身は、非常に混乱をした、また非常...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国のこの地域には北朝鮮から逃れてきた人が多いと言われているということは全くそういうことでございまして、この逃れてきた北朝鮮の住民に対してどういうふうに対応していくかということは、中国、韓国の関係国などの考え方あるいは立場が異なりますので、この国々と国際...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このことについては、御本人を含め聞かせていただきましたけれども、そういう事実はないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) ただいま外務省は他省あるいは民間の方、要するに外務省外の方を大使に登用する、あるいは本省の幹部に登用するということで、この夏をめどに約十名ということをお話をさせていただいておりまして、既に何名か発表させていただいております。  いい、適材適所の人材を登...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、十名、これは大使及び本省の幹部のポジションということで考えております。今、様々な人材について検討をさせていただいておりますので、所要の手続を経て、ということは外務省が推薦をし、内閣で決定をするということでございますけれども、手続を経ました上でそれぞれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、採用の、どういうやり方で採用しているかということですけれども、不透明であるかどうかと……
○国務大臣(川口順子君) 不透明かどうかということにつきましては、私は不透明なことがあってはいけないと考えております。適材適所ということで考えるべきだと思っておりまして、どういう方が大使ということでふさわしいかという幾つかの基準を設けまして、それに基づいて選考をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お話をさせていただいておりますように、大使というのは日本の顔でございますので、適材適所ということを外してはならないと私は考えております。  という観点で、先ほど申しましたように、幾つかの基準から検討をいたしておりまして、所要の手続を経て、その上で、個人...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、ガーナの大使、駐ガーナ大使として既に認証も済んでおります浅井弁護士、浅井大使につきましては、先ほど申しましたように、御本人も含め聞かせていただいて、そういう事実はないということでございますので、この上調査をする必要はないと私は考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が、もう少し血の通った人間性を感じる反応というふうにおっしゃいましたけれども、全くそのとおりだと思います。多くの国民のあのテレビを見た人がみんなそう思ったであろうと私も思います。  今度の事件は、外務省の意識改革という面で、今までよりもはるかに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点について、中国側と我が方と考え方は、考え方といいますか、事実認識が異なるわけでございます。  これにつきましては、私どもは、中国側によって我が国総領事館の不可侵が侵されたということに関しまして、我が方の主張を毅然として貫き、日中両国の大局を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が方の立場をきちんと中国に伝えるということは大事でございまして、それを毅然として行いながら、中国とともにこの問題についての対処をしていきたいと考えているわけです。
○国務大臣(川口順子君) この難民の問題、亡命者の問題が今回の問題の一番根本のところの問題として存在をしていると私は考えております。  今この点について法務省で、この難民の問題の扱い方というのは法務省の専管でございますけれども、難民の問題については法務省の、法務大臣のところで懇...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、そのときの当人のいろいろな事情、非常に緊迫した情勢の中で一人で五人の連行を止めるために対応していたという事情はあったにせよ、やはり受け取るということが適切であったと私は考えております。  そこで、そういうことができなかったのは非常に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきまして、先ほど申しましたように、この副領事一人でできるだけ両手を広げて連行を止めようとしていた中でこの手紙が手渡されて、返してしまったということは、受け取った方がよかったと私思いますけれども、そういった点について、先ほど申しましたように、外務...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最近になりまして北朝鮮からの脱出者が非常に増えてきておりましたので、外務省としては情報収集の点について努めてきたわけでございますけれども、この件については事前に知っていたということはございませんでした。ちなみに、韓国政府もそれから米国政府も、この件につい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点についても非常に問題があると思っております。阿南大使の発言自体はいわゆる機密ということではございませんけれども、内部の会議での発言がああいった形でいろいろ漏れてしまうということは、中で自由な意見の交換ができないといったことにもつながりますし、問題だ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) カシミール問題をめぐりまして、インドとパキスタンの間の緊張が特に最近高まってきているわけでございまして、私も非常に危惧をしております。  この点につきまして、どういうふうにするかということですけれども、パキスタンには、カシミールへの過激派の、テロリスト...全文を見る
05月28日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号
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○川口国務大臣 北方四島の返還問題というのは、これは我が国にとってロシアとの間で戦後ずっと問題となってきた点でございまして、委員がおっしゃられましたように、多くの方がこれに携わって一生懸命にやってこられたということは、私もよく理解、認識をいたしております。  外務省が今回の一連...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、一九九三年十月の東京宣言の第二項で、領土問題を北方四島の帰属に関する問題であるというふうに位置づけまして、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結し、両国関係を完全に正常化するという手順を明確化したということでございます。そして、領土問題を「歴史...全文を見る
○川口国務大臣 東京宣言はエリツィン大統領が訪日をしましたときに両国で署名をしたものでございまして、したがって、これは両国が合意をしたということだということでございます。  それから、その後の九七年のクラスノヤルスクの合意、これは首脳会談があったわけですけれども、ここでも、「東...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったその九二年に、コズイレフ外務大臣が渡辺外務大臣に対しての会談、これにつきましては、交渉中の案件であって、ロシア側との関係もございますので、その中身にかかわることについて、政府としてコメントは差し控えさせていただきたいということです。
○川口国務大臣 これは、先ほど申しましたように、これまでの交渉の姿を明確な形で総括することができた、平和条約の締結に向けた前進の具体的な方向性、これを決定するということで一致したという意味で、委員のおっしゃったとおりだと思います。
○川口国務大臣 二〇〇一年十月の上海の日ロ首脳会談でございますけれども、これは、歯舞、色丹の返還の態様の議論と国後、択捉の帰属の問題の議論とを、同時にかつ並行的に進めていくということでおおむね一致をしたということでございます。
○川口国務大臣 先ほどのイルクーツク首脳会談、それから上海のAPECの際の首脳会談の合意を含むこれまでの合意をすべて遵守していくということで、私がイワノフ外務大臣とことしの二月に行いましたときには、その旨の確認がされたということで、そのために、四島の帰属の問題を含む平和条約交渉に...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのお尋ねがございましたので、ちょっとどういう順番に申し上げるか迷っておりますけれども、まず、委員がおっしゃった領土問題、これはそこに住んでいる人の、例えば不安、そういった問題についても、十分に注意を払って進めなければいけないというのは私はそのとおりだと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島に関する双方が関心を持つすべての問題について議論をしていこうということでございます。
○川口国務大臣 日本側としては、今まで積み重ねてきたすべてのことの上に立って、きっちりと交渉をしていくということでございます。
○川口国務大臣 支援委員会のことでございますけれども、これは、四月に専門部会の方が御検討いただいて、提言をいただいておりまして、私といたしましては、この支援委員会の事業の内容、北方四島への人道的支援、ロシアへの人道的支援、それから市場経済化への支援ということは必要だと思っておりま...全文を見る
○川口国務大臣 これは、委員がおっしゃられますように、そもそも国民の税金を使ってこれをつくっているわけですから、それが一年遊んでいるような状態になり得ることを最初に認識していない、それでこのはしけをつくるということは、私は大きな問題があると思います。  それで、今、そういう状況...全文を見る
○川口国務大臣 私は、二重の意味でおかしいと思っておりまして、一つは、もちろん、国会議員の方がこの日ロの交流についてどういうふうに考えているかといったようなことについて、来た若い人たちが話を聞く、これは私はいいと思うんですね。ただ、それはずっと一人の人だけに限定されることはないだ...全文を見る
○川口国務大臣 このパンフレットの準備がいつごろなされていたのかということについて私はよくわかりませんので。ということでございますけれども、いろいろな過去の経緯あるいは過去の活動状況等を紹介するという形でパンフレットができるというのはないわけではないと思います。
○川口国務大臣 このパンフレットは、聞きましたら、青年交流協会自体がつくったパンフレットであるそうでございまして、私は、外務省がこういった団体がつくるパンフレットの表紙あるいは中身まで一々口を出していると思いませんけれども、いずれにしても、これも、報告書に書かれていた、社会通念と...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄の復帰後三十年という時間の長さの重さというのは、私はこの前沖縄に三十周年記念で伺いましてしみじみと改めて思いました。  通貨の切りかえ、あるいは道路を走る車の方向が右から左に移る、そういったプロセスを経て、沖縄の方のさまざまな御努力もあってここまで来たという...全文を見る
○川口国務大臣 これは繰り返しになりますけれども、東門委員がもう既に御存じのように、政府のこの問題に対しての今の立場というのは、先ほど尾身大臣がおっしゃったとおりでございまして、日米地位協定については、その時々の問題について運用の改善により機敏に対応していくということが合理的であ...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、報告が橋本大使からございました。  これにおきまして、橋本大使からは、一連の事故の発生を遺憾として、米軍側が原因究明について徹底した再発防止策をとるということについて橋本大使は改めて述べたということでございまして、このような意思の疎通は重要で...全文を見る
05月28日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(川口順子君) この日韓犯罪人引渡し条約の交渉に随分時間が掛かったということは、全くおっしゃるとおりだと思います。  私のところには、実はこれは私が外務大臣になる前にもう仮署名が済んでおりましたので、そういう交渉過程の話というのは、私は話が上がってきてそれについて指示...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この犯罪人引渡し条約をどこの国と締結をするかということについて考えていく際の幾つかの基準といいますか、点があると思います、押さえるべき点があると思います。  それが何かといいますと、まず当該国との犯罪人引渡し、需要が、必要性があるかどうかということです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、幾つかの点を押さえなければいけないというふうに申しましたけれども、一つは、現実に犯罪人の引渡しの要請があるという需要の点、多いところだというところですね。それからもう一つは、この犯罪人の引渡しについては基本的な人権にかかわり合いが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず事実関係ですけれども……
○国務大臣(川口順子君) 二つありまして、一つは、その当日の午後、連絡が査証担当の副領事からあって、これが車で大連に向かっている総領事のところに行った。それで、総領事は、中国大使館の公使に連絡をせよと言い、そして外務本省に自分自身は連絡を取ったということのようでございます。その後...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 全部ひっくるめて言って、この総領事館の中の館員の相互関係は非常に規律という観点からいうと問題があったというふうに私は思います。  それから、その首席領事がすぐに帰らなかった、これは飛行機の切符が取れなかったという事情があったようですけれども、これはやっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 部長がワイシャツであったかどうかということは私は確認していませんけれども、いずれにしても、これはもう中で調査をしていたわけですし、非常に暑い中でやっていて、中国側に訪問をするとかそういう状況ではなかったということだと私は思います。
○国務大臣(川口順子君) 例外ないというFTAを結ぶ決意があるかどうかというふうにおっしゃられるわけですけれども、FTAの締結については実質上すべての貿易を対象とするということで書かれているわけでございまして、こういったFTAの要件を満たすもの、これがどのような形でできるかという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、私どもは全くこの問題が解決したなどと思っているわけではないです。事実関係についての認識が違う。そこに関連して、我が国の立場としては、総領事館の不可侵が侵害をされたという認識を持っているわけでして、これは中国側の言っていることと事実関係の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私としてこの言葉で何を考えているかということで、私なりの感じ方といいますと、やはり日本と中国とは隣り合った相互に非常に重要な国であるという認識を持っている関係であるということであります。私はそういうことを考えているということです。
○国務大臣(川口順子君) まず、委員がおっしゃった阿南大使の経済問題に対する今日の新聞に出ていた発言については、これはそういうことで言ったのではない、統計の意味あるいは経済の実態を踏まえてその全体を正確に報告すべきだと、評価をすべきだということを言ったというふうに私は承知していま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについては、参拝後に小泉総理がおっしゃっていらっしゃいますけれども、内閣総理大臣である小泉純一郎として参拝をしたということでして、それをもって公式参拝とかあるいは政府の行事とか言うのには当たらないと私は思います。
○国務大臣(川口順子君) この報道につきまして、村田元駐独大使に確認を外務省としてさせていただきました。  神崎代表に批判的な発言をしたということについては事実であると。ただ、これはあくまでも個人としてのコメントを述べたものだということで、顧問ということでお話をしたわけではない...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについては、初動の段階でいろいろな問題が私はあったと思います。事実、不可侵が侵害をされたということで抗議、これは連行された後で、あるいは連行される前に物理的に止めようとしていた、あるいは連行された後で抗議をしたということであって、もちろん日本としては...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員のおっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 瀋陽の総領事館事件につきましては、これは中国側と協議の過程で、人道問題ということが最優先の課題であるということを中国側に伝えていって、それを中国側には申し入れていったわけですけれども、この問題の早期解決という観点から、中国は、我が国の申入れそれから国際社...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ウィーン条約との関係では、我が日本は一貫として、中国側は同意なしに、我が国は同意を与えなかった、中国側は同意なしに総領事館の館内に入ったということをずっと言ってきているわけです。で、これに対して中国側はそれと異なる事実認識を持っているということで、意見の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当初、五名の引渡しということを中国側に対して言いました。その点について協議を中国側としていく過程において、やはり人道上の観点を最優先にすべきであろうという立場から、中国に対して、先ほど申しましたように、最優先にすべきだということを伝えていったということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど言いましたように、中国側は、我が方は協議をする過程で人道の問題が最優先の課題であるということを申し入れたということでございまして、それを、その申入れに配慮をして、人道上の配慮をして措置を取ったということでして、この事実関係についての認識の違い、我が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは主権ということではなくて、不可侵の、ウィーン条約によります不可侵の侵害であって、我が国の主権が踏みにじられたという問題ではないということです。
○国務大臣(川口順子君) 私が申し上げていますのは、ウィーン条約による不可侵、これを中国が侵害をしたということについては日本はずっと一貫として主張しているわけであって、この侵害に対しては毅然として我が国の主張を通すべく、日中関係の大局を踏まえて、我が国としては引き続き中国と冷静に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことでございまして、我が国が、不可侵の、ウィーン条約によって不可侵であるべきであるということです。  これの考え方は、戦前はその治外法権ということで委員がおっしゃっていらっしゃるようなことであったわけですが、今の考え方は、これは、領事機能の維持...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、我が国の外務省だけがそう考えているわけではございませんで、領事関係に関するウィーン条約の前文におきまして、「領事上の特権及び免除の目的が、個人に利益を与えることにあるのではなく、領事機関が自国のために行う任務の能率的な遂行を確保することにあること...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 主権侵害ということについては、先ほど申しましたように、これはウィーン条約に基づく総領事館の不可侵の侵害であって主権の侵害ではない、ウィーン条約違反だというのが我が国の立場でございます。
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この議定書は、平成九年十二月に京都で開催された気候変動に関する国際連合枠組条約の第三回締約国会議において採択...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました実演及びレコードに関する世界知的所有権機関条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成八年十二月にジュネーブで開催された国際会議において採択されたものであります。  この条約は、情報関...全文を見る
○川口国務大臣 浅井大使につきましては、この方は非常に国際経験豊かな弁護士でいらっしゃいます。国際問題にも非常に造詣が深い方でして、国際関係に対する知識あるいは高等学校のときの留学経験も含めて、高等教育をアメリカやイギリスで受けていらっしゃる。そういった意味で、外国語能力もありま...全文を見る
○川口国務大臣 この方の経歴について御関心がおありでいらっしゃいますようなので。  高等学校時代は、アメリカン・フィールド・サービスの五期生として留学をしていらっしゃいます。最近でこそ高校で留学をする人というのは非常に多いわけでございますけれども、この年代、アメリカに高校で留学...全文を見る
○川口国務大臣 修士課程修了でMPhと書いてありますから、多分Mフィルだと思います。
○川口国務大臣 私どもは、これから民間の人や他省の人、要するに外務省以外の人、こういう方々を多数大使に任用したいと考えております。本省の幹部のポジションもそういうことですけれども。  それで、いろいろな方がこの点についていろいろな御提言をくださっていますけれども、人によっては、...全文を見る
○川口国務大臣 浅井弁護士からは、アフリカに行った経験があります、仕事をした経験がありますということを伺っていますけれども、私がなぜさっき基準を申し上げたかというと、アフリカに詳しい人でなければアフリカの大使になれないというのは、委員の御判断、御基準でいらっしゃいましょうけれども...全文を見る
○川口国務大臣 浅井弁護士からは、アフリカに行ったことがある、仕事をしたことがあるということを聞いているということを先ほど申しました。
○川口国務大臣 先ほど御答弁したとおりでございます。
○川口国務大臣 私どもが大使を選ぶ基準でございますけれども、先ほど六点ほど申し上げさせていただいたわけでございます。そういった基準に基づいて私どもで選考をし、選んだということでございます。
○川口国務大臣 先ほどお答えをいたしましたので三回目の答弁になりますけれども、アフリカに行ったことがある、出張したことがあるということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 この方は中谷防衛庁長官のおば様に当たられる方でいらっしゃって、この方はもう六十歳でいらっしゃいますけれども、中谷防衛庁長官には、中谷さんが、大臣が防衛庁長官になるまで長年にわたって寄附はしたということを本人から伺っております。  それから、ちなみに、先ほど、アフ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員がおっしゃられるように、私も、民間から登用する場合、適材適所でなければいけないし、その基準は明確でなければいけないと思っております。そういう意味で、先ほど基準については非常に大まかに申し上げましたし、中には、内部にはもっときちんとした基準も持っております...全文を見る
○川口国務大臣 協定上は、確かに委員会名義の勘定というふうになっているわけでございまして、事務局としては、委員会名義の勘定をつくりたかったという意図は十分にあったわけですけれども、銀行の方で、先ほど齋藤局長が申し上げましたように、権利能力なき社団ということで、この委員会名義の預金...全文を見る
○川口国務大臣 国際機関であるので、日本国政府から出るときは拠出金という形で出て、その限りにおいては、一つのまとまった金額としてそれだけが委員会に移る、そういう考え方なんだろうと思います。  ただ、当然その拠出金が必要となる背景、裏づけとしての幾つかのプロジェクトというのがあっ...全文を見る
○川口国務大臣 この発電所の設置について、本来の望ましい姿でなされていなかったかもしれないというのは、今局長が言ったとおりだと私は思いますけれども、この北方四島の支援というのが領土交渉の中でどういう役割を持つのか、要するにこの政策の評価、特定ディーゼル発電所ということではなくて、...全文を見る
○川口国務大臣 やったことはないということでございます。
○川口国務大臣 今回の事件で、とりわけ初動の段階で、いろいろな方に御指摘をいただいていますようなさまざまな問題があったということは、私も全くそう思います。  それで、その指示の件ですけれども、これは総領事館の中で起こったことですから、当然に、その総領事館の長というものがまず一義...全文を見る
○川口国務大臣 総領事が違う行動をとるべきであったであろうという印象については昨日申し上げたとおりですけれども、本件全体として、だれがどの問題について責任を持つかということについては、この一件にめどがついた段階で、私は、その総括をしてきちんと改善策につなげる必要があると思っており...全文を見る
○川口国務大臣 総領事のそのときの行動についての私の感想は昨日申し上げたとおりでございますけれども、この総領事が、やはりこれは館の館長で、その中にあることについては責任があるわけですから、館長としての判断を適切に行い、そして、その総領事館というのは直接に本省につながっているわけで...全文を見る
○川口国務大臣 これは、組織上の権限からいけば、総領事館と大使館というのは横並びの関係にあるということが組織上の関係です。  それから、大使が総領事館から相談を受けたということに対しては、まあ状況が、もちろんその当事者じゃないから把握をするということが最初にあるべきだと思います...全文を見る
○川口国務大臣 大使館にこのお話が伝わったというのが二時二十分ごろということでして、その過程で、どういう現場についての情報の把握の仕方を大使館としてしたのか、そのあたり、それから、どういう会議の中身であったのかということについて精査をしてみる必要があると思います。
○川口国務大臣 その事実関係の把握について、委員がおっしゃられたように、きちんと把握をしている……(中川(正)委員「しているじゃないですか。さっき答弁したじゃないですか」と呼ぶ)要するに、二人は入っていたということはわかっていたわけですけれども、五人が入っていたというのは、その時...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来、中川委員が問題意識として持っていらっしゃるように、初動の問題があるということを私も言っていますけれども、日本の、ある意味では非常に有効に働いてきたコンセンサスシステムがベースになって意思決定が行われるということが常であるという社会の中で、本当に危機管理、...全文を見る
○川口国務大臣 我が国において、文化財についてどのような不法取引が行われているかということについて、実態が必ずしもわからないわけでございますけれども、いずれにしても、各国にある文化財や文化遺産が盗難等に遭ってその地域から外に流出をしていくということは、その地域の文化遺産を貧困化さ...全文を見る
○川口国務大臣 中国との関係でこの問題について申しますと、私どもは最初から一貫いたしまして、ウィーン条約三十一条違反ということがあった、我が国としては同意を与えていないということを明確に言ってきたわけでございます。それで、その過程で、人道上の問題、五人の人道上の要請が満たされると...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほど申しましたように、我が国の立場を毅然として貫きながら、日中関係の大局を踏まえて冷静に対処をしていくということでございます。
○川口国務大臣 まさに我が国の不可侵が侵害されたということについては、これは毅然として貫かなければいけないと考えております。その上で、日中関係の大局を踏まえて冷静に対処をしていくということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 この問題について、前から申し上げていますように、初動の段階でさまざまな問題が我が方にあったということは事実だと思います。ただ、そういったことはいろいろありますが、そのことは、我が方が中国に対してこの問題について同意を与えなかったということを変えるものでは全くないと...全文を見る
○川口国務大臣 これだけ世の中をお騒がせした大きな事件でもございまして、外務省として、私は前から申し上げていますように、反省する、猛省するところはある案件でございます。ということでございますので、これは、この件についてめどがついた時点で、全体をきちんと総括して、改善策をきちんとま...全文を見る
○川口国務大臣 めどがついた時点でと申しましたのは、これはまさにまだ進行中の案件でございますので、めどがついた時点でということを申し上げているわけでございます。  それで、処分の程度ということをおっしゃられましたけれども、これはまさに、その総括をして、精査をして、いろいろ考える...全文を見る
○川口国務大臣 在外公館の警備というのは、ずっとテロ事件なんかもございまして、非常に重要なことでございます。この警備計画というのは、接受国の官憲、この協力を得ることなしにはできないわけでございまして、そういったことを前提にして、在外公館の警備に万全を期すということになっているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の警備の仕方というのは、これは日本人の警備担当者が指揮監督をする中で、そのもとで現地の警備員に警備をさせているということでございます。こういった体制をとっているのは日本だけではないということですけれども、今回非常に問題があったわけでございますので、今回のこと...全文を見る
○川口国務大臣 この在外公館警備対策官の主たる職務内容というのは、在外公館の警備に関する企画立案、それから治安情報の収集等ということになっております。
○川口国務大臣 この人たち、警備対策官になる人は、警備分野での知見がある人たちの中から選んでいます。例えば県警の御出身の方ですとかそういうことですが、その警備対策官に対しては、赴任前に約二カ月間研修、教育をやっていまして、この中身は、外務講義、語学、在外公館警備にかかわる座学、実...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、外交を進めていくときに、それが国民の皆様の理解を得ながら進めていかなければいい外交ができないということは、私は委員おっしゃるとおりだと思います。  という基本的な考え方は私も持っておりますけれども、三月十九日に共産党が公表したこの資料、これについては、...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島は、これはずっと我が国固有の領土であったわけでございまして、一度もほかの国の領土になったことがない土地でございます。したがいまして、現在、ロシアがこれを不法に占拠している、まさにそういうことだと思います。
○川口国務大臣 北方四島のロシア側の占拠につきましては、これは法的な根拠がなくして行われている占拠であるという意味で、不法占拠であると申し上げているわけです。
○川口国務大臣 まず、我が国はこの条約は望ましいものであると考えておりまして、この採択を支持いたしました。  この条約につきましては、これを締結するためには、それを担保する国内法がなければいけないということでございまして、一言で申し上げれば、その国内法の担保がなかった、そこの段...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどひっくるめて言いましたので、担保措置がなかったということを申しましたけれども、これは、どのスキームを使って担保をするかということも含めて、したがいまして、存在をする中で何を使うかという部分の議論も含めてということで申しましたので、若干、きちんと申し上げさせて...全文を見る
○川口国務大臣 文化遺産というのは人類共通の遺産であると思います。それが存在をする地から不法に盗まれない、そしてその売買の対象にならないということは重要であると思っております。  我が国は、今までも既にその文化財の保護についてそれなりの努力をしてきておりまして、例えばユネスコに...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるように、知的所有権の保護というのは、人類の社会経済的な活動、文化的な活動、これを発展させていく、進展させていくためにも、インフラともいえるべき非常に大事なことだと私も思っております。今後、ますますこの面が充実されますように、私としても努力をしていき...全文を見る
○川口国務大臣 米国側が、こういった、このところ続いているさまざまな幾つかの事故について、非常に問題であると思い、原因究明そして再発をしないような対策について真剣に取り組んでいるということは私は事実だと考えておりまして、そういった米側の考え方についてきちんと説明をするという態度を...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、この前ファーゴ太平洋軍司令官が東京にいらしたときに、私からも申し入れをしているわけでございます。  それから、私のレベルではそういうことですけれども、それ以外のレベルでも、橋本大使ほかから、この点については、まさに委員がおっしゃったように、...全文を見る
○川口国務大臣 私がファーゴ太平洋軍司令官にお会いをしたのは五月の十四日でございまして、一連の事故の後でございます。
○川口国務大臣 事件、事故についての通報が十分に早くないという点については、私がこの前沖縄に第一回目に伺いました時点でも伺いましたし、その後も委員を初め何人かの方から伺っております。  このことについて、米軍側のどなたとお話をしたか記憶していませんけれども、グレッグソン四軍調整...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカ側は、先ほどちょっと言いましたけれども、アクシデントという言葉を全部のカテゴリーについて使っていない。私どもの立場からいえば、事故ということをむしろ逆にカテゴリーに分けて考えていて、そのときのそれぞれのカテゴリーごとに名前を変えているということであると思い...全文を見る
○川口国務大臣 文化財の不法取引というのは、世界の文化遺産というのがそれぞれの地域にあって意味がある、価値があるという中で、非常に大きな問題であるというふうに私は認識をしています。これを保護していくということは、まさに国際協力が必要な分野でして、その問題に対応するというのがこの条...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
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○川口国務大臣 今度の瀋陽総領事館事件がもたらしたさまざまな教訓のうち、一つ大きいものとして、在外公館の警備体制がどうあるべきかという問題があると思います。  欧米の主要国の中には、自国の武装した警備の人を在外公館に配置をしているということを行っている国もございます。我が国とし...全文を見る
○川口国務大臣 とりあえず、早急に改善をできること、これをやっていくことが重要だと思っておりまして、そういう意味で、カメラですとか、それから、可能であれば人員を増加するということも考えております。  例えば警察官、例えば自衛隊といった話は、時間的には恐らく、それがいいとしても時...全文を見る
○川口国務大臣 どこまで一挙に視野に入れるかという問題はあると思います。  いずれにしても、やりやすく、コスト的にも、さまざまな意味でコスト的にもそれほどかからなくてできることをまずやっていって、それで状態を再度検討するということではないかと思います。
○川口国務大臣 まず、米軍の行動が円滑かつ効果的に行われるために、武力攻撃事態対処法案で想定いたしておりますように、米軍に対する物品、施設または役務の提供などについて、米軍の行動の円滑化に関する法制を事態対処法制の整備の中で検討していく必要があるということでございます。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、それはあくまで一例として挙げさせていただいたということでございまして、そのことについての具体的なこと、その他も含みますけれども、具体的にどのような、米軍の行動が円滑になるように支援をしていくかということは、今後法制を整備する中で、関係の省庁が政府全体とし...全文を見る
○川口国務大臣 まさに、先ほど申し上げましたように、米軍に対する物品、施設または役務の提供などについて、米軍の行動の円滑化に関する法制を、事態対処法制の整備の中で政府全体として検討していくわけでございまして、それはまさに、これから検討をするということで具体化していくことでございま...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の施設・区域の七五%が集中をしている沖縄の県民の方のこの問題に関する御懸念というのは、私も認識をいたしております。  その上で、先ほど来申し上げていますように、こういった事態対処法制の整備をこれからこの事態対処法案に基づいて行っていくわけでございますので、...全文を見る
○川口国務大臣 米軍の行動の円滑化に関する法制の整備の中で、今後政府全体として検討をしていくことになるわけでございます。
05月30日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(川口順子君) 私は、そういう報道は承知しておりません。
○国務大臣(川口順子君) そういう報道は全く承知をしておりませんので、そういう、したがって発言との関係ということも申し上げられないんですけれども、発言について。
○国務大臣(川口順子君) 私は、そういうことをどなたにも言ったことはありません。処分について私が言いましたのは、これは記者会見でも言っていますけれども、昨日の衆議院の外務委員会だったと思いますが、そこでその御質問をいただきましたので、この事件、瀋陽総領事館事件にめどが付いた時点で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 広中委員がおっしゃられますように、内部での会議の模様が外部に漏れていくということは、これは内部での自由な議論ということを阻害をすることにつながると思いますので、これは非常に問題があると私は思います。組織として、きちんと規律があるという組織である必要が私は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 京都議定書は、大木現環境大臣が環境庁長官でいらしたときに、九七年にそこで合意がされたわけでございまして、今、委員がおっしゃっていただいたように、私も三回の締約国会議に出席をして、それなりに仕事をここでしたという感じもあるものですから、今日ここでこの議定書...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 排出権取引というのは、京都議定書の中にある京都メカニズムと言われるものの一つでございまして、これを活用することによって、価格の、市場メカニズムを削減に活用するというメカニズムであるわけで、この京都議定書の会議に参加をした国々がみんな関心を持っている問題で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、九二年にリオで開催されたいわゆる地球サミットで環境と開発という問題が包括的に議論をされたわけでございまして、そこでアジェンダ21という行動計画が採択をされました。ヨハネスブルク・サミットでは、このアジェンダ21の見直し、それから新しい課題の検討を行...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、米国は世界最大の温暖化ガス排出国ですから、このアメリカが温暖化ガスの削減に向かって真剣に取り組んでいくということは非常に重要なことだと私も考えています。  米国が京都議定書を支持しないと言いまして相当に長くの間、この発表があ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国が一歩前に進んで、考え方を発表した、取組の具体案を出したということを評価をする、そしてその考え方の柱については共通な部分があるので、その考え方が重要であって、今後一層強化をしてほしいと、そういうことを言っているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 米国がこの具体的な案を発表したことを評価をし、そして、考え方の内容である技術開発を進めるという考え方と環境と経済の両立を図る考え方については、我が国としても重要であるということを言っている、重要と考えているということを言っているわけです。そして、更なる一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、私、二つのことを申し上げたいんですけれども、私どもはこれが抜け穴であるとは全く考えていないということでございます。  それで、なぜかといいますと、まず、京都メカニズムというのは価格メカニズムを使って温暖化の削減をするということでございまして、例え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実際にどういう数字に結果としてなるかということは、これは全く別な話ですけれども、各国の合意によりまして温暖化、森林についてはこれは三・九%という数字が合意をされていまして、これは六%のうちの三・九ではなくて、実際に考えなければいけないのは、我が国が既に九...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ですから、京都議定書の中で取り決められている森林の数は、パーセンテージでいうと三・九%、私の記憶では千五百万トンであったと思いますけれども、それ分が認められているということでして、京都メカニズムについてはそういう決まった数値はない、そういうことです。
○国務大臣(川口順子君) 今年の八月のヨハネスブルクでのサミットは、今後の持続可能な開発への取組の在り方について議論される会議でございまして、我が国は過去において公害を克服しながら経済成長を果たしたという意味で環境と開発を両立をした経験を持つ国であるわけですので、そういった我が国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、この温暖化という問題は、地球を取り巻く温暖化ガスというのは一つでございますから、すべての国が参加をする枠組みができるということが望ましいと私どもは考えています。したがいまして、米国や途上国も参加ができるような、参加をする共通のルールの構...全文を見る
05月31日第154回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○川口国務大臣 e—Japanは、私は、日本の情報化の進展、高度化に向けて非常に重要な取り組みであると思っております。  このe—Japan戦略の主たる目的でございますけれども、これは、我が国のすべての国民がITを積極的に活用して、その恩恵を最大限に享受できる社会をつくる、五年...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろなことをおっしゃられて、お答えが長くなっちゃいそうなんですが、とりあえずちょっと申し上げたいことなんですが、私は、外務省の情報化ということを考えましたときに、実は、外務省に来まして一つ驚いたことがあります。  それは、私の机の上にコンピューターが欲しいと...全文を見る
○川口国務大臣 私も、委員がおっしゃられますように、そもそも共催をするという決断をしたこと自体が大変な英断、いい決断であったと思います。  それから、もちろん、その開催の準備、あるいは、まさにきょう開会されて実際の大会を運営していく過程で、日本と韓国の間にさまざまな共同作業があ...全文を見る
○川口国務大臣 外務省は、テレビの撮影ビデオは見ました。ただ、そのテレビのもともとのテープそのものを入手しているわけではございません。
○川口国務大臣 私どもが承知をいたしておりますことは、共同通信社が二十九日に、瀋陽総領事館事件の取材、ビデオ・写真撮影をしたのは同社の記者であったと公表をいたしました。そして、共同通信社によれば、女性三名が取り押さえられた後、同社の記者は現場を離れたため、総領事館から二名の……(...全文を見る
○川口国務大臣 外務省は、そのテープについて外務省に提供するように、提出するようにということは、共同通信社に対しては言っておりません。
○川口国務大臣 先ほども申しましたように、外務省としては、放映をされなかった部分のテープについて確認をするということはいたしていないわけでございます。これは、いろいろ考え方は私はあると思いますけれども、報道されていない情報を特定の報道機関に対してその提供を求める、政府が求めるとい...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初におっしゃった、時間がかかり過ぎたではないかということについてでございますけれども、八日に事件が起こって、実際に五人の方が出国をしたというのは二十二日でございましたので、約二週間近い時間がかかっているわけです。この時間が長かったか短かったか、これはいろいろ...全文を見る
○川口国務大臣 今回の瀋陽の総領事館事件というのは、これは国会でも申し上げさせていただきましたように、特に初動の段階でいろいろな面で反省すべき点がたくさんあると私は思います。  それで、これを一度きちんと考えて改善策をつくり、その改善策は、単に制度の面、予算をふやすとか人をふや...全文を見る
○川口国務大臣 浅井ガーナ大使につきましては、これは選ぶ過程でさまざまな基準に基づいて、この方が適当である、適材であるという判断をいたしまして、さまざまなことについて確認をさせていただいた上で決定をし、内閣に推薦をさせていただいたという手続を経ております。ということで、いろいろ出...全文を見る
○川口国務大臣 浅井大使を大使にお願いをする過程で、浅井大使の、弁護士をずっとしていらしたわけでございますので、それまでの活動につきましては確認をさせていただいたということでございます。その上で判断をしているということでございます。  そして、いろいろ記事に載っている、週刊誌等...全文を見る
○川口国務大臣 確認をいたしておりますので、そういったことが問題になるようなことはないと考えております。
○川口国務大臣 調査についてはかなり進んでいると承知をしておりますので、できるだけ早く調査の結果をまとめるように督促をしているところでございます。
○川口国務大臣 この件につきましては、今確認作業をしております。  まず、国家公務員倫理法施行、平成十二年の四月一日ですが、以降は、課長補佐級以上の外務省職員が日露青年交流委員会の費用負担、これは五千円以上の場合で会食を行ったケースについて、倫理法で贈与等報告書の提出を義務づけ...全文を見る
○川口国務大臣 一般的に、国際機関というものは、複数の国が集まって、そこで協定を何らかの形で結んで仕事を、事業をしているというものでございます。ですから、その国際機関として本来はさまざまな、透明性を確保するための努力をし、広報をし、やっていくべき種類のものであると思います。  ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、国際機関は、国際機関である以上は、理事会等でそのあり方を議論し、その場で透明性を高めるための努力を、合意をして出していくということだと思います。日本は、お金を出している以上は、当然そういった理事会等の場で発言をし、透明性を高めるための方向を...全文を見る
○川口国務大臣 たくさんの御質問が一度にございましたので、順番にと思いますけれども。  まず、瀋陽事件の、事実関係が不可侵の侵害について異なるということでございますけれども、これはまさに委員が御指摘のように、不可侵の侵害について同意があったかなかったかという基本的な認識について...全文を見る
○川口国務大臣 インドとパキスタンの関係につきまして、昨年の十二月のインドの国会襲撃事件以来、インドとパキスタンの間は緊張が高まっているわけでして、またそれが、特にこの五月十四日のジャンムーでのバスの襲撃ということから、ますます再び高まっているということでございます。  インド...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、不断の外交の努力というものが何よりも重要であるということは全くそのとおりでございまして、外務省としても日夜努力をしているわけでございます。  この北東アジアの地域というのは、地理的にも歴史的にも、言うまでもなく我が国と非常に密接な関係...全文を見る
○川口国務大臣 ARFで一つ枠組みがありまして、そこで二〇〇〇年の七月から北朝鮮も加えて対話を行っていく、これについては引き続き進めていきたいと考えております。  これに加えまして、我が国はかねてから、日、米、中、ロ、韓、北朝鮮、この六者が参画をした対話の場の設定を提案してきて...全文を見る
○川口国務大臣 委員御案内のように、日ロ関係というのは、我が国にとって非常に重要な二国間関係でございます。もちろん、国会に出席をして国会議員の方の御質問にお答えするというのも局長の重要な役割でございますけれども、それと同時に、本来のやるべき外交のための努力というのも非常に重要でご...全文を見る
○川口国務大臣 浅井大使は、ずっと渉外関係の弁護士をなさってきた方でいらっしゃいまして、国際経験が豊富な弁護士でいらっしゃる。そういった弁護士としてのお仕事はもちろんでございますし、国際問題にも造詣が深い方です。アメリカや英国で高等教育も受けられている、外国語能力や海外生活の経験...全文を見る
○川口国務大臣 浅井大使は非常に適材、適任な方を適所に置かせていただいていると私は思っております。  人事の細かいことについては、まさに人事でございますので、これについては控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 大使をお願いするわけでございますから、この大使をお願いするという方針を固めるに当たりましては、当然のことながら、これまでの弁護士としての活動の状況等につきまして確認をさせていただいております。  かつて浅井大使が、週刊誌記事にあるような企業の監査役を務めていたと...全文を見る
○川口国務大臣 これは当然に、外務省が内閣に推薦をするに当たっては、私は外務省の一番トップでございますから、当然に責任を持って推薦をいたしました。
○川口国務大臣 まさに今塩尻審議官からお答えをしたようなことでございます。  それで、私は、これは先ほど塩尻審議官からお話をしましたように、二〇〇〇年までに平和条約を締結をする、そのために全力を尽くすというクラスノヤルスクの合意が九七年の十一月にあったわけでございまして、それを...全文を見る
○川口国務大臣 まず初めに申し上げておきたいと思いますけれども、浅井大使は、私どもが、ガーナ大使を務めていただくに当たり、私どもの持っている基準に照らし、適材であるという判断をいたして推薦し、認証をいただいた大使であるということでございます。  その上で、委員は、浅井大使のアフ...全文を見る
○川口国務大臣 委員のただいまの御質問の背景にお持ちの問題意識が、浅井大使のガーナ大使としての適性に御疑問を持たれての御質問であるといたしましたら、これについては私どもが、この浅井大使について、さまざまな判断をした上で適材であるということを考えて、任命をするための推薦をしたという...全文を見る
○川口国務大臣 外務省が、民間の方の中で大使あるいは本省の幹部に登用をする、この夏までに十人をめどにするということを前に発表させていただいておりまして、この基本的な方針につきましては、外務省の今後の意識改革にとって非常に意味がある、そして外務省の透明性に資するものであるという意味...全文を見る
○川口国務大臣 現在、この地域に紛争が起こらないように、要するに紛争がエスカレートしないように、我が国も、それから国際社会も努力をしているわけでございます。
○川口国務大臣 北方四島の問題、これは我が国が真剣に取り組んでいかなければいけない問題でございまして、外務省としても今まで真剣に取り組み、また、今後とも真剣に取り組んでいく重大な課題と認識をしております。  それで、平和条約交渉をずっと今までやってきたわけでございますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 そういった政府のハイレベルでロシアとの間で話し合いが行われることは、私は重要であると思います。  先ほど申しましたように、近い時点ではG8の外務大臣会合、あるいはG8の首脳会合というところがございますので、そこではロシアと話をするということになると思います。また...全文を見る
○川口国務大臣 よく言われています二島先行返還論、これについて政府として先方に提示をしたことはなかったということでございます。それから、政府の方針は一貫として変わっていない、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということは変わっていないわけでございます。  ロシアと、昔...全文を見る
○川口国務大臣 こういった問題が再発をしないということは非常に重要であると私は思います。  委員が先ほどおっしゃいましたように、そして調査の結果の発表のときにも申し上げさせていただいていますけれども、初動の段階で、危機管理の意識ですとか情報の連絡体制、あるいは警備の状況について...全文を見る
○川口国務大臣 まず、今回の瀋陽総領事館事件についての事実の認識、これについては日中間で立場に相違がございます。ございますけれども、中国側武装警察官の瀋陽総領事館の立ち入り、それから関係者の連行について、日本側が同意を与えていないということを言っている、この主張が揺らぐものでは決...全文を見る
○川口国務大臣 不可侵の侵害についての中国側との話についてでございますけれども、現下の情勢で、中国側の出方を見きわめつつ、日中関係の大局を踏まえて冷静に対処をしたいということでございます。今の時点で、具体的にいつという日程が確定をしているわけではございません。
○川口国務大臣 この不審船の問題につきましては、きょうの閣議の後の記者会見で私からも申し上げさせていただきましたけれども、きょう、閣議の後で、小泉総理から扇国土交通大臣と私に対しまして、不審船の引き揚げについては台風シーズン前に可能となるよう中国側と協議をし、理解を得て進めてほし...全文を見る
○川口国務大臣 まさにこの問題につきましては、事件が起こった以降、技術的な調査も必要でございまして、そういった手順を踏みながら一歩一歩進めてきたということでございます。  それから、中国側との協議でございますけれども、これは委員がおっしゃられましたように、海洋法条約によりまして...全文を見る
○川口国務大臣 チャイナスクールというのは、外務省において、中国ですとか香港ですとか、あるいはそういった中国語が話される地域で研修をした人たちのグループを指して俗にチャイナスクールと言っているということであります。同じように、語学の研修がどこで行われたかということで、ロシアスクー...全文を見る
○川口国務大臣 中国の国内で過去の我が国の行為についてさまざまな複雑な感情が存在をしているということは現実にあると思いますし、その現実は我が国の国民として直視をしなければいけないと私は思っております。  そういった施設が、中国の国内に委員がおっしゃったような施設があるということ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員会がちゃんと動いているかどうかということでございますけれども、今月の二十五日に、民間の専門家から構成される日韓歴史共同研究委員会、この第一回会合がソウルで開かれたところでございます。  それから、この結果が教科書に反映されるかどうかという二番目の御質問...全文を見る
○川口国務大臣 今、これは交渉中の事柄でございます。交渉中の事柄について、いろいろな人がいろいろなことを言うということはよくあることでございまして、それぞれ個人の立場でいろいろな考えをおっしゃるというのは全く自由でもあり、また、それなりの思いを持って皆さんおっしゃるわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。
○川口国務大臣 千島列島につきましては、これは我が国が、サンフランシスコ平和条約第二条(c)項で、同列島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄しているということでございます。この条項を一方的に廃棄をするということはできないわけでございます。
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、この北方四島の問題、領土問題に対して、国民の皆さんがより大きな関心を持っていただけるようにメッセージを発していくということは、私は重要なことであると思います。  そのときに、いかなる論拠で我が国が、この北方四島が日本の領土であるとい...全文を見る
○川口国務大臣 私として、できる限りの努力をいたしております。
○川口国務大臣 そのように努力をいたしております。
○川口国務大臣 だれにとって有益であるか、有益でないかということについては、それぞれ、お一人お一人の立場でさまざまな考え方があると思いますけれども、私は、日米安保体制というのは、我が国及びこの地域の平和と安定にとって、非常に重要な役割を果たしていると考えています。この地域に平和と...全文を見る
○川口国務大臣 米国国防省のウォルフォビッツ副長官が、シンガポール訪問に先立って、記者会見を現地時間で二十九日に行って、今委員おっしゃいましたように、米国として、沖縄の方々の御負担を最大限軽減し、できる限りよき隣人であろうと、常に大きな努力を払っているということを述べて、米軍の駐...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、この地域の安定と平和に対して、アメリカの軍の存在、日米安保体制の存在というのが重要な役割を果たしているということは事実であると私は思っていまして、その他方で、この問題が沖縄の県民の方に特に御負担をおかけしているということが事実として存在...全文を見る
○川口国務大臣 すべての問題がイエスかノーでお答えできる問題ではないと私は思っておりまして、したがいまして、繰り返しになりますけれども、米軍が存在をしているということが平和と安定のために非常に重要だ、その反面で、これが沖縄県民の方に日本の中で非常に大きな負担をおかけしているという...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカにおいて、沖縄問題についての関心が小さい、三十周年についてほとんど取り上げられなかったというお話がございました。  私は、この点について、沖縄に関してのアメリカにおける当時の報道がどういうものであったか、あるいはどれぐらいあったかなかったかということにつ...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄で最近、事故、事件が特に続いているということについては、我が方からさまざまな機会に申し入れをしているわけでございます。一連のいろいろな申し入れをやったことについては、これは繰り返しません。橋本大使、藤崎局長あるいは私のレベルで、さまざまに申し入れております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 立ち入りということですけれども、その前に少し別なことを申し上げたいんですけれども、まず、米軍は一定以上の規模の事故について事故調査報告書を作成するというふうに私どもは承知をしていまして、政府として、この場合に、日米合同委員会の枠組みにおいて事故調査報告書の提出を求...全文を見る
○川口国務大臣 いずれにしても、アメリカ軍側がその調査を行うということでございまして、その上でそれを適切に公表をしていく、それから必要な場合にはそれをきちんと地元の方に説明をしていく、そういうことであると思いますし、一連の今回の事件につきましても、地元関係者を事故発生現場である嘉...全文を見る
○川口国務大臣 事前通報でございますけれども、まず日米地位協定第五条によりまして、米軍の艦船は我が国の港に出入りする権利を有しているわけでございます。その上で「外国の港における合衆国原子力軍艦の運航に関する合衆国政府の声明」というのがございまして、これは先方の一方的措置ということ...全文を見る
○川口国務大臣 合衆国政府が、通常、受け入れ国政府の当局に対し、少なくとも二十四時間前に、その原子力軍艦の到着予定時刻及び停泊または投錨の予定位置につき通報するということを言っているわけでして、これが事前通報をアメリカがやるということの根拠でございます。  それで、先ほどの、最...全文を見る
○川口国務大臣 まさに先ほどそのために申し上げたわけでございまして、これは米側の一方的な措置として行っているということで、現在安全上の問題があって不公表を維持する必要があるとアメリカ側は引き続き思っている、そういうことです。
○川口国務大臣 普天間基地の代替飛行場の十五年使用期限問題については、平成十一年末の閣議決定、これに従いまして適切に対処してまいりたいと考えます。
○川口国務大臣 まさに閣議決定の中に書かれていますように、これを米国政府との話し合いの中で取り上げるとともに、国際情勢の変化に対応して、代替施設を含め、在沖縄米軍の兵力構成等の軍事体制につき、米国政府と協議をしていくということで努力をしているわけでございます。
○川口国務大臣 平成十一年末の閣議決定に従いまして、適切に対処をしていきたいと考えております。
○川口国務大臣 ざっと目を通しております。
○川口国務大臣 ただいま議題となりましたエネルギー憲章に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成六年十二月にリスボンで開催された国際会議において採択されたものであります。  この条約は、エネルギー原料及びエネルギー...全文を見る
06月04日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号
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○川口国務大臣 支援委員会についての行政評価ですけれども、行政評価法に基づく政策評価というのは、この四月一日からやることになっているわけでございまして、それぞれのところで自分の政策について評価をする。外務省の場合に、どういうような柱の太さといいますか、柱で政策を評価していくかとい...全文を見る
○川口国務大臣 そういう意味でございましたら、私どもは、支援委員会への評価を、評価といいますか調査を既に行って、支援委員会についてはこれを廃止するということで、新しい枠組みをつくっていくことをもう決めたわけでございます。  そういう意味で、今後、その方向にのっとって、これはロシ...全文を見る
○川口国務大臣 北方領土の返還について、常に国民の皆様にきちんと説明をしながらこれを進めていくということは、重要なことだと私も考えております。また、委員がおっしゃったように、地元のこの運動に携わっている方々にお話をしていくということは特に重要だと思います。  私も、この意味で、...全文を見る
○川口国務大臣 まず、北方四島についての政府の基本的な方針は、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということでございますけれども、そういった一貫した方針のもとで四島への我が国の主権が確認される必要があるというふうに考えています。  他方で、北方四島に居住をするロシア...全文を見る
○川口国務大臣 ことしの三月十八日に、ロシア国下院におきまして領土問題に関する公聴会が開催をされまして、領土問題の存在を否定して、領土条項抜きの善隣協力条約を日本と締結すべきであるという勧告案が配付されたと私は承知をいたしております。我が国といたしましても、こうした動きについては...全文を見る
○川口国務大臣 まず、昨年の十月の上海の首脳会談において、歯舞、色丹の引き渡しの議論と国後、択捉の帰属の議論、これを同時かつ並行的に進めていくことについておおむね一致をいたしました。その後、さらに、おっしゃったことしの二月二日の外相会談におきまして、私から再度このような考え方につ...全文を見る
○川口国務大臣 米国政府の基本的な立場でございますけれども、まず、北方四島は、歴史的にも法的にも我が国の固有の領土であって、我が国がサンフランシスコ平和条約により放棄をした千島列島には、北方四島は含まれていないわけでございます。このような我が国の立場について、米国政府も一貫して支...全文を見る
○川口国務大臣 二〇〇〇年九月におけるプーチン大統領訪問の際に、森総理から、得撫島と択捉島の間に日ロ間の国境を画定するということを核として、双方にとってぎりぎり受け入れ可能な方法を見出したいという考えを述べたことがございます。おっしゃった御指摘の記述というのは、このような考え方に...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかの制約はございますけれども、その制約の範囲内で極力前向きに対応させていただきたいという姿勢は変わりございません。
○川口国務大臣 委員が不思議だと思われるということは私もよく理解をいたしますが、今、齋藤局長から答弁をしましたように、そこについていろいろ調べているんだけれども、今のところではまだわからないということのようでございますので、齋藤局長に引き続きこの点について解明をするように督促をし...全文を見る
○川口国務大臣 私は、本当はきょう六時からテレビの前に座り込みたかったんですけれども、それができませんので、気持ちだけ日本チームを応援するために、青い洋服を着てまいりました。  これは、委員がおっしゃられますように、日本と韓国が共催をするという最初の試みでございます。そういった...全文を見る
○川口国務大臣 専門家の方が集まって、いろいろ知恵を出していただいて、また議論をしていただく過程についても聞きましたけれども、大変に熱心に、夜中まで議論をしていただいてという結果、まとめていただいた提言でございまして、私としては非常にありがたく思っています。この提言を重く受けとめ...全文を見る
○川口国務大臣 支援委員会に限らず、外務省のやっていることについて国民の皆様の信頼をいただくということは、外交への信頼につながるわけでございまして、それは大変に大事なことだと思っております。  したがいまして、外務省の政策についていろいろなお考え、皆さんお持ちでいらっしゃいます...全文を見る
○川口国務大臣 今検討中の新しい枠組みにつきましては、専門家の会合の提言の中で、この原則といたしまして、一つは意思決定機能と業務実施機能の明確な分離、チェック機能の強化、業務実施体制の透明性の確保ということを御指摘いただいているわけでございまして、これをきちんと踏まえて、今検討中...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の組織をどういうふうにすべきかということは、大変に大きな問題であると私は思います。欧州局の機能をどうするかということは、それは一つの課題ではありますけれども、それだけで議論が完結するわけでございませんで、一つの局をいじるときには、すべての組織全体を考える必要...全文を見る
○川口国務大臣 言うまでもなく、北方領土問題は、戦後の日本とロシアの間に残された最大の懸案でございます。この問題を解決するために、両国はずっと今まで、首脳レベルでの何回もの会談を含めて交渉を行ってきているわけでございまして、一九五六年の日ソ共同宣言を皮切りに、九三年の東京宣言や昨...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(川口順子君) 京都議定書につきましては、先ほど閣議で受諾の決定をいたしまして、今日、恐らく日本時間で午後になると思いますけれども、ニューヨークで佐藤国連大使から国連に受諾の寄託をするということで全部の措置が完結をするということで、受諾書の寄託をするということで完結をす...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、気候変動枠組条約が九二年にできまして、その条約は基本的には義務を課するということではなくて自主的に削減をしていこうということで組み立てられている条約でございますけれども、それをずっと先進国が取り組んできている段階で、必ずしも温暖化ガスの削減のために...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 交渉の場合に、どういう形であった場合に交渉の双方の当事者に公平であるかという判断は非常に難しい判断だと私は思います。確かに、この排出削減約束の設定、EUと日本の差は二%分ありますけれども、それについて、十分に我が国の省エネが進んだということが反映している...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国が不参加をするということ、不参加の決定をしたということについてのことは、今、委員がおっしゃったとおりのことでございますけれども、我が国としては、米国がこの地球温暖化問題についての取組を一層強化することが重要だと考えております。そして、米国や発展途上国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 発展途上国も今後排出量が増えてきまして、二〇一〇年辺りでは途上国全体の排出量が先進国のそれを上回るというふうに考えられていますので、この途上国の参加を得ていくということは重要なことだと私も考えております。  我が国としては、韓国や中国やインド等の開発途...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後、発展途上国に参加を働き掛けていく過程で、いろいろな考え方が私は議論をされることになるのではないかと思います。この京都議定書の効果ある削減、温暖化ガスを削減をしていくための手法として様々な、本にも何冊か出ているぐらい考え方はあるわけでございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 次の約束期間に向けての交渉というのは二〇〇五年から始まるわけでございまして、それまでの間、この第一約束期間は二〇〇八年まで始まりませんけれども、今の時点から我が国は削減に向けての努力を始めるわけでございまして、そういった経験を踏まえまして、またそれまでの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) COPMOP1と言われますこの京都議定書が発効してから後の第一回の会合が、発効してすぐに開かれるということになるだろうと思いますけれども、ここでは、ずっと今まで京都議定書の運用の細目について議論をしてきた中で残ったことといたしまして、遵守制度についての法...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○川口国務大臣 まず、非核三原則をどう思うかということでございますけれども、私は、これは歴代の内閣がずうっと、我が国の政策として堅持をするということを言ってきているわけでございまして、これを明確に今後とも維持をするということについては変わりはないと考えております。  それから、...全文を見る
○川口国務大臣 非核三原則、これは堅持をしてきているということは先ほど申し上げました。その非核三原則というのは、まさに、持たず、つくらず、持ち込ませずということであるということでございます。  それから、憲法の理解ということでいえば、自衛のための必要最小限度を超えない実力を保持...全文を見る
○川口国務大臣 ロシアとの関係というのは日本にとって非常に重要な関係でありまして、今まで、北方四島の問題もございますし、それ以外に、経済の分野で、あるいは広く国際舞台での協力といった幅広い関係を持ち、今後とも深めていく必要があるわけでございます。  ロシアの関係について、北方四...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の北方四島の返還についての交渉の基本方針は、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということでございます。これは一貫として変わっていないわけです。今後とも変わらないわけです。  そして、委員が示唆をされている二島先行返還論ということは、政府として今ま...全文を見る
○川口国務大臣 御質問をちゃんと理解していないのかもしれませんが、先ほど申し上げましたように、二島先行返還論を提案したことはないということでございます。
○川口国務大臣 依然として先生の御質問を十分理解していないのかもしれませんけれども、例えば、上海での日ロ首脳会談が行われましたときに、歯舞、色丹の返還の議論と国後、択捉の帰属の議論、これを同時にかつ並行的に進めていこうということでおおむね一致をしたということで、おっしゃっているこ...全文を見る
○川口国務大臣 一連の、ことしの三月に発表いたしました処分に関連をして、まず、ロシアスクールを更迭したということではないわけでございます。これは、幾つかそのときに申しましたけれども、対ロ外交を推進する省内体制に混乱をもたらした結果、外務公務員の信用を著しく失墜させた等々の理由で処...全文を見る
○川口国務大臣 このことについては、外務省として厳粛に受けとめております。大変に遺憾なことだと存じています。  昨日付で、この二人につきましては、休職処分、休職にいたしております。
○川口国務大臣 両名を昨日の段階で休職にいたしましたのは、一般論として、処分を行うということのためには両人の話を聞かなければいけないということでございますけれども、この両名から今直接十分な事実関係を確認することができなかったということでございまして、したがって休職にしたということ...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことでございまして、今までの場合は本人から直接話を聞くことができて、本人がそれを認めているということでございます。今回はまだ話を聞くことができない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 辞職の理由ということであれば、本人から、責任をとってやめたいという話があって、それでそれを受理したということでございます。  それから、今委員がおっしゃったような、そういうことが本当にあったとしたら、大使たる者の立場からいって、非常に遺憾であると私は考えます。も...全文を見る
○川口国務大臣 私としては、在職中にそういうことがあったかどうかということは聞いてみたいと思います。  ただ、これはこういう、委員も御案内のような性格の事件であるということでございましたら、それをこういった場でお話しするということは差し控えたいと思います。
○川口国務大臣 総理からは、きちんと反省をするようにというお話はいただいています。
○川口国務大臣 総理がおっしゃったこと、一言一句全部覚えているわけじゃないのですけれども、外務省は反省が足りないというお話はございました。
○川口国務大臣 一般的に関連法規に逸脱をしているとおっしゃられましても、それぞれ関連の法規に逸脱をしたかどうかということは、具体的にあることがしているかどうかということで判断をされるべきだというふうに私は思います。
○川口国務大臣 まず、私も今まで申し上げてきていますように、この支援委員会の予算の支出のあり方、あるいは業務の実施の仕方について、必ずしも望ましい姿で行われてきたわけではないということは、私も予算委員会等で再三再四お答えをしたとおりでございます。  それから、物品ということにつ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどと同じようなパターンになるんですけれども、まず、はしけについておっしゃられたわけなんですが、これも、当時の考え方としては、それが読めるという解釈であったと思います。  その読み方ですけれども、これは物品あるいは機材として読んだということではなくて、協定第三...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、先ほどのプレハブ仮設診療所の件ですけれども、これは当時の考え方を今申し上げているわけですが、これは診療所自体を物品として供与したということではないということでございまして、それを構成している資材、これが物品である、そういう理解であったと...全文を見る
○川口国務大臣 それは、現在の解釈についてはいろいろあり得るであろうと私は思います。
○川口国務大臣 申し上げていることは、この診療所についてのプレハブの資材、それを構成している資材ですね……(上田(清)委員「資材を聞いているんじゃないと言っているじゃないですか。診療所です」と呼ぶ)いえいえ、それが物品であるという解釈を当時行ったということを説明しているわけでござ...全文を見る
○川口国務大臣 政務官と私は常に一緒に考えておりますが、今お尋ねのものについては、その必要な資材が物品に該当をするということを申し上げているわけでございます。
○川口国務大臣 発電機そのものは物品でございまして……(上田(清)委員「発電機のことは聞いていません」と呼ぶ)発電所については、それを構成している、それをつくるために使っている資材が物品であるというのがそのときの解釈でございました。
○川口国務大臣 発電所が資材であると私は申し上げておりませんで、まず、発電所を構成するもののうち、発電機は物品である、それから、その他のもののうち、それを構成する資材、それが物品である、そういうことを申し上げているわけで、発電所が資材ということを申し上げたことはございません。
○川口国務大臣 今争点になっているのは、仮設診療所なり発電所なりがこの協定で読めるか読めないかという議論であると私は理解をいたしております。  それで、読めるか読めないかということで言いますと、再三申し上げていますように、当時の協定の解釈として、これは先ほど申し上げたような形で...全文を見る
○川口国務大臣 これもまた繰り返しになりますけれども、協定の解釈の仕方にはいろいろあり得るというふうに思います。しかしながら、これが最も望ましい形で行われていたか、支出が行われていたかということについては、いろいろな、外務省としては反省をすべき点が多くあったというふうに私は思って...全文を見る
○川口国務大臣 この協定の解釈については、先ほど申し上げましたように、これは、読めるという解釈とそれから読めないという解釈とあり得ると私は思いますが、外務省の現在の解釈はということをお聞きでいらっしゃいますので、外務省の協定の解釈は当時とは変わっていないということを申し上げます。
○川口国務大臣 おっしゃっている発言については、これは個人の立場で政府の外でなされたものであろうと私は思いますので、それについて具体的にコメントを申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 安倍副長官の発言とおっしゃっていらっしゃるのが、この前、安倍副長官が早稲田大学で学生たちに対して授業を、あるいは講演をするときにおっしゃった発言をお指しになっていらっしゃるのであれば、私、その発言の内容を全部はっきり記憶しておりませんが、いずれにいたしましても、こ...全文を見る
○川口国務大臣 福田官房長官の御発言については、福田官房長官御自身で記者会見の場でお話をなさっていらっしゃるので、特に私からコメントを申し上げる話でもないと思いますが、これは国の安全保障のあり方について、それぞれの時代状況、国際情勢等を踏まえたさまざまな国民的議論というふうにおっ...全文を見る
○川口国務大臣 この緊張関係が実際の戦争あるいは軍事衝突という形に発展する確率というのを数字で申し上げるのは非常に難しいというふうに思います。我が国を初めとしまして、すべての国が、こういうことがないように圧力を両国にかけ、対話を求め、パキスタンに対しては過激派の越境を禁止するよう...全文を見る
○川口国務大臣 これは緊張はかなり高まっているというふうに思います。したがいまして、それが軍事衝突に発展しないようにインドもパキスタンも、それから各国とも努力をしているということでございます。
○川口国務大臣 昨日、私はパキスタンの外務大臣とお話をいたしましたけれども、パキスタンの外務大臣はそのときアルマトイにいまして、この信頼醸成会議に出席をしているところであるということでございました。  この会議で提唱のございました非核地帯をつくっていこうということでございますけ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、福田官房長官の御発言については、その場にいませんでしたので、官房長官が記者会見で御説明をなさったことを伺ったわけですけれども、はっきりと、現内閣において、非核三原則の変更や見直しを考え、あるいは今後の課題として検討しているということは全くないということをおっ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、福田長官の発言がそういうことであったとは承知をしておりませんで、国の安全保障のあり方について、これは議事録をこの部分について読んだ範囲でございますけれども、国民的な議論があり得るということはおっしゃったのかもしれませんけれども、政府としてこの考え方について議...全文を見る
○川口国務大臣 私は、福田長官の御発言が非核三原則の変更を何らかの形で示唆したものであるとは毛頭思っておりませんで、福田長官は、非核三原則は政府として堅持すべきものであるということについては揺るぎない考えをお持ちでいらっしゃると思います。個人としても、そういう議論が必要であると思...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が非核三原則を堅持しているということにつきましては、今までも外国に対して説明をしてきたわけでございますし、今後ともしていくつもりです。それについての理解は十分に近隣の諸国にシェアをされていると思っています。  今回の発言について、発言の真意が一部誤解をされ...全文を見る
○川口国務大臣 今の発言については確認をされていないということでございますが、ロシアが京都議定書に参加をするということは、発効のために、委員おっしゃるように、本当に大事なことだと思っておりますので、このための働きかけは今までもいたしましたし、今後、例えば近い機会では今度のG8がご...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカがこの京都議定書を支持しないと言ったことについて、私はかなり心配をいたしておりましたけれども、この新しい政策をアメリカが打ち出して、これから温暖化政策にはきちんと取り組んでいくということでございます。このアメリカの今の政策というのは、本当に初めにしかすぎな...全文を見る
○川口国務大臣 重要なことは、今後、米国だけではなく先進国それから途上国、全部が共通のルールにのっとって温暖化削減ができるように、そうしたルールの構築をするように働きかけていくことであるというふうに考えておりまして、そのために米国との間ではハイレベル協議も持っておりますし、現実に...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、我が国が必要と考える、重要であると考えるさまざまな国際取り決めに積極的に参加をし、その目的とするところが実際に実現されるように努力をする、その過程で、もしそれに参加をしていない国があるとしたら、より多くの国が参加するように、参加をしていない国々に対...全文を見る
○川口国務大臣 まず、近隣の諸国への影響についてでございますけれども、これについては、例えば中国のスポークスマンがおっしゃっていらっしゃることとか、報道されていることはございます。  この発言の本当の真意については、先ほどお話をいたしましたので省きますけれども、我が国がずうっと...全文を見る
○川口国務大臣 読売新聞にそういう報道があったということは承知をいたしております。  米国の方針というのは、沖縄県とも密接に協力をしながらSACO最終報告を着実に実施していくということでございまして、これについては、先般二月に私がパウエル国務長官と会談をいたしました際においても...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、この発言があったかどうかということについては、まさにラーセン司令官の懇談の場であったということでございますし、外務省の人間はこの場には出席をしていないので確認ができないということでございます。  これについて、そういうことがあったかどうかということを問...全文を見る
○川口国務大臣 そういう趣旨の発言がなかったということです。
06月06日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(川口順子君) 我が国が非核三原則を堅持しているということについては、今まで答弁がございましたように、これは歴代ずっと表明をしてきているわけでございますし、今後ともこれを堅持していく立場には変わりはないわけでございます。  この点については、近隣の諸国に対して今までも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国が非核三原則を堅持、ずっとしてきている、今後し続けるというふうに官房長官はおっしゃったと私は理解をいたしておりまして、これをきちんと近隣の諸国に伝えたところでございます。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったような個人情報リストは存在をしないという報告を受けています。
○国務大臣(川口順子君) このディーゼル発電施設につきまして国会等で種々議論をされてきております。その中での御指摘を受けて、外務省としては反省すべきをきちんと反省をいたしまして、今後の支援の在り方の改革につなげていく必要があると、そういう趣旨を申し上げたということでございます。
○国務大臣(川口順子君) これも前に申し上げていますように、二〇〇〇年までに平和条約を締結をするということで、その中で最大限の努力を行うという中で交渉のモーメンタムを維持する必要があるという政策的な判断があったわけでございます。  支援が拡大をされて、そういう政策的判断に基づい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このディーゼル発電施設につきましては、先ほど来齋藤局長がお話をしている新日本監査法人の調査で行ったわけでございます。それで、その結果分かりましたことが、今御説明していますように、メモが一枚あった。そのメモの中身は、調査結果については鈴木議員へ報告すること...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員会の御指示に従いたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) これは、この前も申しましたように、園部報告書、それから今回の新日本監査法人の報告書、二回にわたってこの点については調査をいたしておりまして、外務省のできる調査という意味ではこの二つに尽きていると私は考えております。
○国務大臣(川口順子君) これは、新日本監査法人の調査に際しまして、外務省の持っているこの関連の資料を見ていただいて調査をしていただいたわけでございまして、非常に詳しい調査をしていただいたということでございます。したがいまして、この調査に尽きるというふうに申し上げていいわけでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このリストの問題というのは、私は非常に重要な問題だと認識をしています。  外務省におきましては、防衛庁が作成したと報じられているような開示要求者、開示請求者についてのリストは存在はしないという報告を受けております。ただいま総務省から全省的に調査をすると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 防衛庁が作成をしていると報じられているようなリストが存在しない、リストは存在しないと申し上げているわけでございまして、また念のため、総務省からの調査の依頼がありましたので、更に念を入れて調査をしているということを申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 総務省の調査にこたえるために更なる調査は今行っています。
○国務大臣(川口順子君) 私が申し上げているのは、開示請求に関連をいたしまして、報じられているような情報公開法や電子計算機処理に係る個人情報保護法、この趣旨に沿わない個人情報リストは作成をしていないと、そういう報告を受けているということを申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました実演及びレコードに関する世界知的所有権機関条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成八年十二月にジュネーブで開催された国際会議において採択されたものであります。  この条約...全文を見る
06月10日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第14号
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○川口国務大臣 我が国が非核三原則を堅持いたしておりまして、これをさまざまな場で、国際的な場で今まで表明をしてきたということでございます。例えば、NPTを締結している、また、国連総会での核廃絶決議案を提出している、CTBTの早期発効に向けた働きかけをしている等々ございます。このよ...全文を見る
○川口国務大臣 長崎県知事それから長崎市長が、今委員がおっしゃったようなお申し入れをいただいたということについては、外務省から事前に米側にはお伝えをしておりまして、地元のお気持ちを認識するようにということを申し入れておりました。  一般的に言いまして、米軍の艦船の日本の港への寄...全文を見る
06月11日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(川口順子君) 委員がディプロマッツというグループを作っていらっしゃるということは伺ったことがございますけれども、おっしゃられるように、今回視聴覚的な実演は保護の対象になっていないわけです。  これが除外された経緯といたしましては、EUと米国の対立があったわけで、EU...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 承知しておりません。
○国務大臣(川口順子君) 中国の金融界がかなり問題があるということについてはそのとおりだと思います。かつて中国銀行の幹部であった人間が逮捕をされたり、これは朱鎔基の元の非常な優秀な幹部ですけれども、問題、金融上の問題をめぐって逮捕をされたりという様々なことが中国にあって、この面で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、民間企業に七年間籍を置きまして、そこで仕事をした経験からいいますと、それで現実に中国でも仕事をいたしておりましたけれども、中国と仕事をするに当たって、やはり民は民でという鉄則を貫くということが民間企業としては大事だと私は考えております。  その上...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃったような残された問題については、私もそういう認識を持っておりますし、それについて、それぞれ取り組みつつあるか、あるいはタイミングを見ているという状況にございます。  まず、事実認識の問題につきましては、日中間で御案内のように立場の相違...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 毅然と冷静に対処をしていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 出入国の問題でございますので、これは一義的には法務省の問題であるわけでございまして、法務省が責任を持って自らの所管の業務をやっていただいていると思っております。
○国務大臣(川口順子君) 私も、衆議院におけるこの条約の議論のときに話を聞きまして、相当長い時間が掛かっている。相当どころか本当に長い時間が掛かっているということだと思いまして、どういったことが理由なのかということは聞きました。  それで、幾つか答えが返ってきたわけでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) こういった問題にけじめが必要であるということは、これは委員がおっしゃるとおりだと私は思います。処分の問題につきましては、この瀋陽総領事館事件でまだ残った部分があるわけで、これをやっていく必要があるわけでございます。それで、そういったこの問題についてのめど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、この問題についてめどが立った時点できちんと総括をして、その過程で処分については考えるということを申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) まず、松尾元要人外国訪問支援室長の判決でございますけれども、これは私も読ませていただきました。そして、この判決については、私は、外務省がまずこういったことが二度と起こらないようにきちんと、制度的にも、それから人間の倫理観をきちんとするという上でもきちんと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、この条約が三十年以上締結をしないままにあったということについては、私も本当に問題があると思います。こういったことが二度起こってはいけないと思っています。  それを申し上げた上で、もう一つ委員がおっしゃられた文化交流というのが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がただいまおっしゃられた平山ユネスコ親善大使の取組等については私も聞いております。平山ユネスコ親善大使は、長年続いた内戦の中でアフガニスタンから流出をした文化財についてこれを文化財難民として一時的に保管をなさったり、あるいはインターネットで仮想博物館...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御指摘のように、五月三十一日付けのアメリカの政府の発表、報道によりますと、これはプルトニウムピット、これは核兵器の起爆装置となるプルトニウムの塊だそうですが、これの製造施設の概念設計を開始するということが報道されていると私は承知をいたしております。一方で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国は、十年間新しい核兵器を生産していないということを言っていて、現在新しい核兵器を開発もしていないということを言っている、米国は核実験モラトリアムを引き続き遵守をして他国がそういうことを行うことを奨励すると米国は言っているというふうに承知をいたしており...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 結構でございます。
○国務大臣(川口順子君) ちょっと質問の意味がよく理解できていないかもしれませんけれども、この前申し上げましたように、そもそもその主権が何かということでいいますと、これは純粋に、まあ法理論的に申し上げると、主権というのはその国家が、自分の国の領域ですね、それは領土、領空、領海、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このアメリカの大使館、この建物が、これがアメリカの大使館の建物であるということを表しているということであって、ここにアメリカは主権を持って存在をしているんだということを言っているわけではないと思っています。
○国務大臣(川口順子君) これは、入っていけないわけでして、正に、ウィーン条約二つございまして、先ほど申し上げた三十一条云々というのは領事に関係するウィーン条約でございますけれども、もう一つ、外交関係に関するウィーン条約というものがございまして、それの第二十二条によりますと、「使...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、外交関係に関するウィーン条約というのがございます。今まで三十一条の関係でお話をしていたのは領事関係に関するウィーン条約、今申し上げているのは外交関係に関するウィーン条約、ここの二十二条で、ここに書いてございますのは、この二十二条の一項ですけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米安保条約上、核兵器が持ち込まれる場合には、すべてこれは事前協議の対象となります。そして、核持込みの事前協議が行われる場合には、政府は常にこれを拒否をいたします。  米政府は我が国の立場、関心を最高レベルを含めて十二分に理解をいたしていまして、我が国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このイントロデュースについてですけれども、これは通過ですとか寄港ですとか、そういったことが入るということです。
○国務大臣(川口順子君) 歴代の総理大臣、それから外務大臣が明確に述べていますように、これは政府としてはっきり申し上げていることですけれども、事前協議についてはいかなる密約もないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) アメリカ側が事前協議、アメリカ側からない以上、核持込みがないことについて全く疑いは有していないわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 残念ながら、まだ読む時間がございません。
07月02日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○国務大臣(川口順子君) 昨日、小泉総理と金大中大統領との間で首脳会談がございまして、その席上で、韓国側からは、太陽政策、包容政策について、これを引き続き、この基調は維持をしていくということを先方がおっしゃられて、小泉総理からこれを支持するということをお答えをした、お話をしたとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、一般論で申し上げて、常に外務省としてほかの政策を取った場合どうだろうかということを頭に置いて政策を考えていくというのは大変に重要なことだと私も思っております。  この太陽政策について、太陽政策を行っている、政策として考えている当事者というのは、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨日、アブドラ国王と、それからムアッシャル外務大臣に私、お会いをいたしましたけれども、中東和平においてヨルダンの果たしている役割、この大きさ、ヨルダンという国の重要性ということについては委員がおっしゃるとおりだと私は思います。
○国務大臣(川口順子君) このような中東和平に重要な役割を果たしているヨルダンが引き続きこの役割を果たしていくということは非常に重要な、大事なことであると思います。そして、ヨルダンは今、経済社会を、ちょっと具体的な言葉は忘れましたけれども、トランスフォームをしていく計画ということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パレスチナの選挙が来年行われることになっているわけですけれども、この選挙において選ばれた人がパレスチナの自治政府のリーダーであるということについては私も前から申し上げているとおりですし、ヨルダンともこの点については意見は一致をしております。
○国務大臣(川口順子君) ヨルダンの国王からは、昨日、先方の方から日本が中東について果たしていく役割というのが非常に重要なんだと、果たさなければならないということをおっしゃられています。私としても、そのつもりで引き続きやっていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) それを申し上げる前に、まず先ほどの瀋陽のことでございますけれども、この件については、私どもは最初から一貫してウィーン条約、ウィーン領事条約についての違反があったということを中国側に言っているわけでございまして、その点で、先ほど委員がおっしゃられた事実関係...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員のおっしゃったNGOからの書簡が総理のところに出されたということについては聞いております。それから、総理から具体的な回答がなされたということはないというふうに承知をいたしております。  それで、委員のお尋ねの過去の歴史についてアジアの人々の立場...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一般論としておっしゃっていらっしゃるんだろうと思いますけれども、請求権については先ほど田中局長からお話をしたとおりでございますので、これはそれぞれの国の国民がその国の政府との関係で一義的には問題の処理をするということになるわけでございますけれども、過去の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしましては、先ほども申し上げましたように、戦争を排して平和を志向するという基本的な立場があるわけでございまして、例えばさきの大戦については、村山当時の総理大臣の談話で、我が国が遠くない過去の一時期、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 沖縄の返還国会の当時から外務大臣及びその他の交渉の担当者の方々が一貫して繰り返して御説明を申し上げているわけですけれども、沖縄返還に際する支払問題に関する日米間の合意は、沖縄返還協定、これがすべてであって、密約は一切存在をしないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 委員がアメリカの公文書であるとおっしゃるその文書の性格については、日本政府としては承知をいたしておりませんので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 我が国としては、我が国の公文書の確認ということはできますけれども、相手のおっしゃるその文書でございますけれども、これについてはその性格がよく分からないので、コメントを申し上げることができないということです。
○国務大臣(川口順子君) 問い合わせ、文書の性格については先ほど申し上げたわけですけれども、この密約がないということについては、アメリカに対しては、アメリカに対してといいますか、当時の河野外務大臣が日本側の交渉当事者であった吉野元アメリカ局長に直接話をなさって、密約が存在をしない...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりましたエネルギー憲章に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成六年十二月にリスボンで開催された国際会議において採択されたものであります。  この条約は、エネルギー原料及びエ...全文を見る
07月03日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第12号
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○川口国務大臣 瀋陽の総領事館で発生いたしました事件につきまして、調査結果を五月の十三日に発表いたしましたが、その後、本事件への対応についてはさまざまな御批判をいただいたところでございます。  このような御批判を真摯に受けとめまして、改めて問題点を精査するとともに、今後の改善策...全文を見る
○川口国務大臣 報告書という名前が適切かどうかよくわかりませんけれども、先ほど申しましたように、改めて問題点の精査はいたしまして、それに基づいて今後の改善策を考えているということでございます。
○川口国務大臣 これは今、中で検討をいたしているところでございますので、それ以上に詳しいことは、少し話を煮詰めました後でというふうに思います。
○川口国務大臣 御指摘の四つの非核化委員会につきまして、現在抜本的な見直し作業を行っているところでございます。これを廃止するという結論があったということはございませんで、ロシアの政府と相談をしながら、できるだけ早く、ただし非常に抜本的な見直しをしたいということを考えているわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃった問題につきまして、これはG8グローバルパートナーシップという名前で呼ばれているものでございますけれども、これが今回のG8サミットで大量破壊兵器等の拡散に対しまして対処をするために、G8グローバルパートナーシップが合意されたわけでございます。  今委員...全文を見る
07月03日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第17号
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○川口国務大臣 冒頭の委員のお話を伺いながら、子供は常に紛争の犠牲者であるということは全くそのとおりだと私も思って伺わせていただきました。  そして、御指摘のございました児童の権利に関する条約でございますけれども、三十八条でございますが、武力紛争において自国に適用される国際人道...全文を見る
○川口国務大臣 御案内のように、一般国内法上の自衛権の発動の要件ということでございますけれども、三つございます。  それから、国際法上、集団的自衛権というものは、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利をい...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しました武力攻撃を受けた国の要請または同意というものの中には、集団的自衛権の行使について、条約等により同意をする場合というのも含まれるわけでございます。  ということで、先ほど簡単に省略をして申しましたけれども、自衛権というのは、国家または国民に対する外...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどのお尋ねの同時多発テロ、これについて米軍がとった軍事行動ということですと、これは、個別的、集団的自衛権の行使として、国連憲章第五十一条に従って安保理に報告がなされているわけでございます。  先ほど申しましたように、一般国際法上、自衛権とは、国家または国民に...全文を見る
○川口国務大臣 御質問の趣旨を多分私はきちんと理解をしていないのかもしれませんけれども、これはまさに、この間のテロに対しての米軍の軍事行動は、個別的、集団的自衛権の行使として、国連憲章五十一条に従いまして安保理に報告がなされているわけでございます。  この件につきましては、米軍...全文を見る
○川口国務大臣 昨年の九月の米国におけるテロの攻撃といいますのは、高度の組織性、計画性が見られるなど、通常のテロの事例とは次元が異なって、武力攻撃に当たるというふうに考えられるわけでございます。  我が国は、ある国及びその国民を標的として計画的、組織的にテロ行為が継続して行われ...全文を見る
07月04日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○国務大臣(川口順子君) ロシアというのは我が国の隣国で、しかもエネルギー資源の豊富な大国でございまして、この国が条約の締結を行うということが重要であるということでございます。ということでございますので、ロシアの締結に向けた動きを我が国としては注視をしながら、我が国自身の締結の時...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国との関係におきまして、私は、委員がおっしゃるように、エネルギー及び環境の役割といいますか、の分野というのは重要であると私は思っております。環境については、既に日本と中国との間では様々な共同の取組が行われておりますし、それから中国向けの円借款の中に占め...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、外務省の職員がまた再び逮捕をされるということになりましたことにつきましては、大変に遺憾ですし、国民の皆様には申し訳ないと思っております。外務省としては、全面的に捜査に協力をして全容の解明に資していきたいというふうに考えております。  それで、ロシ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本NGO支援無償資金協力の創設につきましては、私どもの意図としては、それがNGOの方々に対して今までよりも統合することによってより使いやすくなるということが大事だと考えているわけですけれども、当然、具体的にどういう方法でNGOの方にその説明をしていった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) オリエンテーションについてはできる限りのことをやるつもりでおります。
○国務大臣(川口順子君) 現地の大使館でもNGOの方々、現地で活動をしているNGOの方々との連携を強めるということについては非常に熱心に今やっております。  委員がいらしたアフガニスタンでは、私もこの前アフガニスタンに参りましたときに、現地で活動しているNGOの人たち、これは日...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOの支援無償の支援対象となっている、委員が今おっしゃったソフト経費ですけれども、これは具体的には人件費、会議・セミナー等の開催費、プロジェクト管理費といった経費を指しているわけでございます。この経費というのは形に残らないものに掛かる費用でございまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGO支援無償資金協力は、開発途上国のいわゆる草の根レベルに直接メリットが及ぶような形できめ細かな支援をするということでございまして、この資金協力の支援対象は、NGOが開発途上国のために実施するプロジェクトにかかわる経費ということになっているわけです。委...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 活動環境整備費です。
○国務大臣(川口順子君) 我が国の援助における市民社会の役割がより大きくなっていくことが重要であるという委員の御指摘については、私も全面的に賛成でございます。それぞれ国の状況によってどこまでNGOが育ってきているかということも一つの要素として考えなければいけないと私は思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられました海外技術協力推進団体補助金、これは開発途上国からの研修員の受入れや専門家の派遣等、公益法人が行う開発協力事業に対しまして財政支援を行うものでございまして、委員おっしゃっていただきましたように、これまで重要な役割を果たしてきたと私ど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしましては、この行政改革大綱に基づいて縮減合理化、見直しということを進めることが必要になってきているわけですけれども、人材育成の重要性、これについては十分認識をいたしておりますので、引き続き様々なスキームを通じましてこれを支援していきたいと考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられましたように、この条約については米国は署名をしていない、ロシアは署名をいたしましたが未締結の状態にあるということでございます。  他方で、近年、カスピ海沿岸油田等において、我が国企業がエネルギー資源開発投資を活発化させているという状況...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国はエネルギー資源に乏しい国でございます。したがいまして、エネルギーの安全保障は大変に重要である。この条約はエネルギーの貿易や投資の促進を重視しているわけでございます。そういった意味で、この条約に入ることによりましてエネルギーの貿易あるいはエネルギー...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国がエネルギーの安全保障の確保を図るためにどのような課題に取り組むことが必要かということで申し上げたいと思いますけれども、一つはIEAにおける石油備蓄緊急融通制度を軸とした緊急時の対応策に取り組んで強化をしていくということ、それから中東諸国を始めとす...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられましたように、我が国はこのICCの設立を一貫として支持をしてきておりまして、その締結への、その成立に向けての過程でかなり努力をしてきたところでございます。  現在、政府は、ICC規程の締結に向けまして、同規程の内容や各国の法整備の状況を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられましたように、エネルギー憲章条約の十九条は、こうした環境とのかかわりについて規定をしているわけでございます。  この条約が、十九条で言っておりますことは、まず汚染者が原則として汚染に係る費用を負担すべきこと、これは十九条の(1)です...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当時、二〇〇〇年までに平和条約を締結をするということで最大限の努力をするとされました中で、交渉のモーメンタムを維持していくという政策的な判断があって支援が拡大をされていったという次第でございます。  こうした中で、この本件の支援の在り方については、反省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この決裁書に記述をされていますとおり、平成十一年の十月に鈴木議員を含む我が方支援団が国後島を訪問した際に、ゼーマ地区長から支援団に対しまして、国後島におけるディーゼル発電施設設置について要請があったということでございまして、これはその支援団に要請があった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますけれども、先ほど私が申し上げましたのは、この支援団に対してのゼーマ地区長からの要請というのは、鈴木議員に対して、個人に対してなされたということではなくて、支援団に対してなされたということであるわけです。全体として、鈴木議員についてのこの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 要請の状況については、先ほど私から申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、鈴木議員個人に対してのみ要請を行ったというふうに私どもは理解しておりませんで、これは鈴木議員を含む我が方支援団に対して要請があったと、そういうふうな理解でございます。
○国務大臣(川口順子君) 鈴木議員を含む我が方支援団というふうに申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 本件については今司直の手で調べていただいている点でございまして、外務省としてはそれに全面的に協力をして、事態の解明のために協力をしたいと考えておりますけれども、外務省はこの件について別途調査をするということは考えておりません。
○国務大臣(川口順子君) 支援委員会には支援委員会のお考えがあると存じますけれども、外務省といたしましては、司法当局にお任せをして、それに協力をしていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしまして今まで二回の調査をいたしております。今までも申し上げましたように、外務省は強制権を持った調査ができるわけではございませんので、その範囲内で最大限の調査を自ら行い、あるいはお願いをして、していただいたということでございまして、そこで調査...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 瀋陽総領事館の事件につきましては、改めて問題点を精査するとともに、関係者の処分についても現在検討を行っております。必要な作業が終了次第、速やかに結果を発表したいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 新聞記事のどこの部分についてそのとおりとおっしゃっていらっしゃるのか定かでございませんけれども、処分の内容については、必要な作業が終了次第、速やかに発表をしたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 大変に大きなくくりの御質問でございますので、どのようにお答えをしたらいいかと今ちょっと迷っているところでございますけれども、この瀋陽の事件というのは様々な側面を持った事件でございまして、私どもとしては、これにつきましては国際法上の問題、人道上の問題等がご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、たしか五月の十三日に、同意を、中国の武装警察が領事館内の敷地内に入ることについて同意をした事実はないという点についての報告書を発表させていただきました際に併せて、初動態勢について問題があった等の問題点についても併せて発表をさせていた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 五月の十三日の報告書で指摘させていただいた問題点、指摘いたしました問題点としては大きく、意識面の問題点、指揮命令系統の問題点、警備面の問題点等がございます。その発表をさせていただきました後でまた更なる御批判をいろいろいただいたところでございまして、今回、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 普天間飛行場の移設・返還問題についての世論調査の結果の新聞記事というのは、私も拝見をいたしております。  この移設・返還問題につきましては、私も飛行場を嘉数の高台から見ましたけれども、市街地の真ん中にありまして、一日も早く周辺住民の方々の不安を解消した...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件については一昨年も報道がございました。そしてその際、当時の河野外務大臣が、元アメリカ局長でこの問題にかかわった吉野元局長に直接話をされて、密約は存在しないということを確認済みでございます。したがいまして、改めて調査を行う考えは持っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 河野外務大臣が直接に聞かれたわけですね、一昨年、吉野元局長に。ということですから、それで十分であると私は考えております。
○国務大臣(川口順子君) この件について、同じ件について一昨年報道がありまして、その際、河野元大臣が、外務大臣が吉野元局長に対して直接に聞かれたということをやっていらっしゃるわけでございます。したがって、それで十分であると私は考えております。
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになって恐縮でございますけれども、河野外務大臣が直接に吉野元アメリカ局長に対して話をして、密約は存在しないということを確認済みでございます。改めて調査をする考えは持っておりません。
07月09日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○川口国務大臣 中国からは、事件発生以来、漁民の方が、そこに巡視船がいますので、入れないということで、意見は、御要望はいただいているわけでございます。  我が国政府としては、この中国の要望に対しては、真剣にこれを取り上げて誠実に対応するということで今協議をしているということでご...全文を見る
○川口国務大臣 十二日からの韓国訪問につきましては、これは先日、金大中大統領が日本にいらっしゃいましたときに、小泉総理との間で外務大臣の訪韓ということでお話をいただいていまして、その後日程の調整をいたしておりましたけれども、十二日からということになったということでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 まず議題のことでございますけれども、今の時点で何と何を議題にするということが固まっているわけではございません。  それから、脱北者の問題について私がどう考えるかということでございますけれども、この間の瀋陽の総領事館事件というのは、我が国にとってこの問題の非常に基...全文を見る
○川口国務大臣 脱北者の問題もそうですし、それから、ほかの国についても同じようなことが言えるかと思いますけれども、ある国を出てほかの国に行きたいという状況があるということは、その国の経済社会あるいは政治について、やはり基本的に不安定な要因があるということであると認識をしております...全文を見る
○川口国務大臣 まだテーマは決まっていないというのは先ほど申し上げたとおりですけれども、韓国と日本の国の、近くの国の情勢というのは、非常に大きな両国にとっての関心事だと私は思います。
○川口国務大臣 この事件の翌々日でしょうか、一日に日韓首脳会談がございまして、金大中大統領から小泉総理に対しまして、引き続き太陽政策あるいは包容政策の基調は維持していくという立場が表明されたわけでございます。小泉総理からは、それに対しまして、大統領の立場を全面的に支持するという旨...全文を見る
○川口国務大臣 報告書をつくりました委員会とおっしゃいましたけれども、二つ、二回やっておりまして、一回は外務省の参与が中心になってまとめたものでございます。それからもう一つは、外部に委託をいたしまして、そこで全面的に調査をしてもらったということでございまして、それぞれ委員会という...全文を見る
○川口国務大臣 改革は現在着々と進みつつあると私は考えております。  けさも、例えばODAの改革について今後やるべき項目十五項目を発表させていただいたわけでございますし、このODAの改革は、私が一番最初に「開かれた外務省のための十の改革」というものを出した中の一項目になっている...全文を見る
○川口国務大臣 大使館と外務大臣、総領事館と外務大臣というふうに、それぞれ別個に外務大臣につながっているわけです。
○川口国務大臣 例えば、本省から指示の電報を打ちますときも、本省からそれぞれ大使館と総領事館、それぞれの総領事館に別個に行くということになっております。
○川口国務大臣 お話の文書の件でございますけれども、沖縄返還国会の当時から一貫して、外務大臣及びその他の交渉担当者が繰り返し説明をいたしていますように、沖縄返還に関する、その際に行われた支払い問題に関する日米間の合意におきましては、沖縄返還協定がすべてでありまして、密約は一切ござ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、これについては、調査を過去にして、密約がないということが確認をされておりますので、改めて調査をする必要はないと考えております。
○川口国務大臣 文書を、米国の公式文書というふうにおっしゃられているわけですけれども、私どもとしては、この米国の文書の性格はよくわからないわけでございますので、それから先ほど申しましたように、密約が存在をしていないということでございますので、これについて調査をする考えは持っていな...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、この沖縄返還協定の四条三項におきまして、いろいろここに書いてございますけれども、土地の原状回復のための自発的支払いをアメリカ合衆国政府は行うというふうにされているわけでございます。したがいまして、まさにこの協定にのっとって行われた...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今戦没者の追悼というふうに言われましたけれども……(赤嶺委員「復帰式典でも同じように言っています」と呼ぶ)私、ちょっと追悼式典の方での小泉総理のごあいさつについては今認識をしておりませんけれども、沖縄復帰三十周年の記念式典で小泉総理が言われたことは、沖縄にお...全文を見る
○川口国務大臣 まさに沖縄県民の方に、在日米軍の施設・区域が沖縄に集中することによって多大な御負担をおかけしているということでございますので、その負担の軽減の観点から、米軍とも緊密に協力をしながら、SACOの最終報告の実施に全力で取り組む、及び先ほど委員もおっしゃられました、米軍...全文を見る
○川口国務大臣 外務省といたしましては、在沖縄米軍に関します沖縄の地元の皆様のお気持ちを認識いたしております。  平成十一年末の閣議決定にもありますように、沖縄県における米軍施設・区域の負担を軽減するために、県民の皆様の理解と協力をいただいて、また、米国及び日本側の関係省庁と協...全文を見る
○川口国務大臣 米軍の事故、事件については、私どもとしては非常に関心を持っておりまして、在沖米軍とこの点については常に密接に連携を、連絡をしているところです。
○川口国務大臣 在沖縄の米軍につきましては、これは先ほど来申し上げていますように、まさに我が国及びこの地域の平和と安全に大きな役割を果たしているわけでございまして、在日米軍が訓練を行うということは非常に大事であるということだと思いますが、同時に、それをするに当たって、公共の安全と...全文を見る
○川口国務大臣 まさに、先ほど申しましたように、米軍の訓練ということについては、米軍が沖縄で、あるいはそのほかの地域で、日米安全保障条約のもたらす役割ということをきちんとやっていくという上で訓練は重要であると思いますけれども、先ほど申しましたように、同時に公共の安全に十分に留意を...全文を見る
○川口国務大臣 日本とアメリカの関係についての委員の御指摘は、私も対等のパートナーであるというのはそのとおりであると思います。  深谷の施設についての御指摘でございますけれども、これについては、現地の視察、関係省庁との協議を行っているところでございまして、日米安保条約の目的達成...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としまして、中国が安定的に発展をして、日中間に安定をした友好的な関係があるということは、我が国にとって大事なことでございますし、また、アジア太平洋地域の平和と安定、繁栄にとって極めて重要であると考えています。  我が国の中国に対するODAでございますけれど...全文を見る
07月09日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○国務大臣(川口順子君) この事件に対する中国への対応が七月四日の処分をもって終わりということでは全くございません。  まず、私は六月十九日に唐家セン外務大臣、外交部長ですが、と会談をいたしまして、私から、この件をめぐる事実関係については双方の立場は異なるということを申し上げま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この事件につきまして、これを総括する過程で改めて問題点を精査をいたしました。  この処分について、私は、霞、外務省のクラブで発表いたしました際の質問でも、あるいは翌日の新聞の論調でも、軽いとおっしゃられた方と、それから重いとおっしゃられた方と、両方の立...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりです。
○国務大臣(川口順子君) 全く委員がおっしゃるとおりだと私は考えております。  先般、改善策を処分の際に併せて発表させていただきましたけれども、ここでは外交領事特権等の侵害がある場合等、在外公館において起こり得る緊急事態を想定いたしまして、ケーススタディーを通じた実践的な研修を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 諸外国の例をお聞きでいらっしゃいますですね。  諸外国では、在外公館の警備のために、例えばアメリカの海兵隊、ドイツの国境警備隊のような、実際の警備に当たる自国要員を派遣をいたしております。それからまた、これ以上他国の警備の実態について、これはその関係の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについて詳細なこと、ちょっと私、よく今分かりません。
○国務大臣(川口順子君) 検討を要する点、様々あるかと思います。例えば、自衛隊をということであれば自衛隊法ということが問題になってくるわけでございますし、あと、予算、定員その他、そういった点もございます。
○国務大臣(川口順子君) まず、警備の点につきましては様々やることがあると考えております。物品面、それから人的、物的な面、いろいろございますけれども、今回の措置としては、抜本的な警備体制の改善を図るために、人的、物的両面の整備を中心といたしまして五か年計画を策定いたしまして、在外...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しました企画立案等を行う警備対策官、これは外交官といいますか、定員の中で出す人です。それから警備専門員、これは、この方々は委託をするという形でございます。
○国務大臣(川口順子君) ということでございます。
○国務大臣(川口順子君) こういう事件が起こったわけでございますから、警備につきましてはこの際、抜本的に考えるべきだと私は思います。今までやってきたように家を建て増ししていくという形ではなくて、抜本的に考える必要があると思いますけれども、外務省として予算あるいは定員をお願いするこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件につきましては、六月の十九日にタイで会議がございました際に、唐家セン外交部長と二国間の会談を持ちました。その際に、この瀋陽総領事館事件と同じような事件が発生した場合に依拠すべき根拠となり得るものとして領事条約についての協議を開始をするという御提案が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、ほかの国でもございます。ございますし、多分おっしゃるようにウィーン条約に入る前の話であったかと思います。
○国務大臣(川口順子君) チャイナスクールについて様々な、特に瀋陽総領事館事件以降、議論がなされているわけでございますけれども、まず、政策決定の段階でチャイナスクールが対中国への政策を決めているかというと、私は決してそうではないと思います。中国についての専門家としてのチャイナスク...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 不審船の引揚げにつきましての中国側との協議におきまして、中国側からは、不審船事件発生以来、日本の巡視船が現場海域に展開をしているので中国の漁船が漁場に近づけない、漁民から強い不満が提起されているという指摘がなされてきました。  我が方といたしましては、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の時点で先ほど申しましたように具体的な対応を決めているわけではないということでございますけれども、我が方として速やかに誠意を持って対応することとしているということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃっている考え方に私は賛成でございまして、日中関係というのは非常に幅が広い関係でございまして、いろいろな問題があるわけでございますので、そういった様々な問題に対応ができる専門家が集まって、単に日本専門家あるいは中国専門家ということではなくて、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員おっしゃられましたように、二〇〇六年にロシアにおいてG8サミットが開催されるということが今回合意をされたわけでございます。  背景といたしまして、先月の二十六日のカナナスキスの首脳会合におきましてG8におけるロシアの役割について議論がございまして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、ロシアがG8化を、二〇〇六年にG8サミットを開催をすることになったということで、ロシアとして国際社会でそれにふさわしい役割を果たしていくということについてまず期待をしているわけでございます。  そして、こうした認識を踏まえまして、今後ロシアとの間...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常にいろいろ幅の広い点についてお触れになられましたので、お話伺いながらいろいろな感想を持ったわけでございますけれども、まず処分の点でございますが、これにつきましては、外務省として、今般の事件につきまして総括をする過程で、改めて問題点の精査をいたしました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今お尋ねのそのロシア支援室のことについて触れる前に、ちょっと事実関係に関係することで、議事録に残ると思いますので、事実関係の訂正だけ先ほどの総領事の行動についてさせていただきたいと思いますけれども、総領事は決して職場離脱をしていたのではなくて、大連で航空...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それから、ロシアの担当室の室長、幹部が行き先が分からないということであったという点でございますけれども、通常、これは役所に限らずどの組織でも、席を離れるときの連絡体制をきちんとしておくということについては、これはもう当然の組織に働く人間としてのイロハであ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 通常、組織に働く人間としては、自分がその自分の席を離れるときにはどれぐらいの時間どこに行くということを言って出るのは組織の人間の常識だと私は思っておりますし、外務省でもこれは守られていると私は考えておりますが、この件については、委員がおっしゃるように、室...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、支援委員会の事務局から、四月三十日付けの書簡で、誤払いをしたことが判明した国後島ディーゼル発電施設の設置工事の際に支払われた消費税相当額の返還請求を受注業者である三井物産株式会社に対して行ったと承知をいたしております。  これまで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきまして、直接三井物産とコンタクトをしてやっておりますのは、外務省ではなくて支援委員会の事務局ということでございます。そして、支援委員会の事務局としては、五月二十日までに支援事務局、支援委員会事務局の銀行口座に、外務省にではなくて支援委員会の事務...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、支援委員会の事務局は三井物産に再三再四対応を、督促をし、やっているわけでございます。外務省としても、この支援委員会の事務局がどういうやり方で三井物産あるいはその他の会社に対応しているかということについてはきちんと把握をし、必要に応...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 就任以来まだロシアには行く機会がございませんので、見ておりません。
○国務大臣(川口順子君) 話は当然に聞いております。見たことがあるかというふうにおっしゃって、感想はどうかと申し上げたので、そこについては見たことがないというふうに今申し上げたわけですけれども、これは現在、新しい事務所について、これが大使館としてロシアにおいて果たすべき役割を果た...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この銃撃事件が起こりました翌日がサッカーの決勝戦で、このときのために金大中大統領ほかがお見えになっていまして、いろいろお話を伺ったわけでございますけれども、先般七日に韓国政府からこの評価についての発表がございました。そして、それによりますと、今回の北朝鮮...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 被害者の救済ということについて、これは先ほど局長からお話がありましたように、国家に対して被害者個人が直接的に賠償請求をできるかどうかということについては、これを国際的な枠組みを作ろうとしている動きが存在をしていないということでございますけれども、被害者の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしまして、従来から、紛争問題の解決には和平の働き掛けが重要であると考えてきています。この考えの下で、紛争の解決と平和で安定をした国際社会の構築を目指して、国連による取組の支援を始めとして、紛争当事者への働き掛け、紛争当事者間の対話の促進のため...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が引用なさったロンドン・サミットの政治宣言の一部でございますけれども、一九九一年の七月に出ていますが、これは国連の権威の下に国際社会が結集して一致することによって湾岸戦争、湾岸の危機を克服をしたという当時の情勢、これを踏まえまして、国際の平和と安...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の外交の基本は、何よりも我が国が自らの安全と繁栄を確保していくことが重要であって、そのためには国際社会全体としての平和、安定、繁栄が必要である、その実現に取り組むことが大事であるという考え方だと思います。だと思いますではなくて、考え方です。そういう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 軍事力、経済力、道理と、三つに分けておっしゃいましたけれども、それぞれが一つ一つ分けて考えるということではなくて、一般にこれ申し上げてということでございますけれども、国際社会はそういった様々な力が一緒になった形で国際社会、国際政治というのは動いているので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先日申し上げましたように、さきの大戦に対する我が国の政府の考え方は、戦後五十周年に発表された村山内閣総理大臣の談話にございますように、我が国が、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって多くの国々...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 領事条約の締結について、九一年の日中領事当局間協議以来、中国から累次提案があったということについては事実でございます。
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、必ずしもはっきりしない、中国側が同じその提案を行った理由が必ずしも明らかでない等の理由によりまして、今のところ、今に至るまで中身も余りはっきりしないということで推移をしているというふうに承知をしております。
○国務大臣(川口順子君) 全く何も言っていないかどうかということについては、私、今この場で全く何も具体的なことは分かっていないと、申し上げることができるかどうかよりもう一度確認をいたしたいと思いますけれども、いずれにしても、この問題について具体的に議論が行われてきたということはな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本側につきましては、この中国側の提案について、日中両国ともウィーン条約の締約国でございまして、このウィーン条約との関係等についても検討を行う必要があるということで、また中国側がこの提案を行っている理由が必ずしも明らかでないといったようなことで、具体的な...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは中国側が、先ほど申しましたように、提案をしたということです。そして、中国側がこの領事条約の内容について具体的にどういうことを考えているのかということについては、今の時点では必ずしも明らかではないわけですが、この点について、まず中国の意図を聴取をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 具体的な再発防止の在り方について、今後、これは両国の外交当局間が話し合う中で決めていくことになると思います。
○国務大臣(川口順子君) この点について、これは日中というのは隣国同士であるわけでございます。問題が起こるということがあるわけです。そうした問題が起こって、それが日中関係の全般に影響を及ぼすということを防止するということは、非常に重要な両国にとっての課題であるわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう御批判があるということについては聞いておりますけれども、先ほど官房長から申し上げましたように、外務省の扱っている文書というのはやはり国と国の交渉に係る文書が多いというような理由がございまして、性格上、文書の性格上、あるいは内容上と申し上げた方がい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 麻生政調会長の移設についての見解についての報道は、私は承知をいたしておりますけれども、麻生議員からこのお考えについて、内容ですとか背景等を伺ったということではございませんので、私の立場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと考えます。
07月10日第154回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○川口国務大臣 まず私は、サミットにロシアが入ることが席取りゲームで日本がいすを失うことにつながるとは全く思っておりません。サミットというのは、世界のリーダーである国々が集まって、お互いに知恵を出しながら意見の交換をしながら、どうやって世界のさまざまな課題に対応していくかというこ...全文を見る
○川口国務大臣 短い期間に余り変わることができなくて申しわけないと思いますけれども、委員がおっしゃったぐらいの期間は、実は私もサミットとかかわり合いを持っておりまして、私は、第一回の、そもそもサミットがランブイエで始まったときからサミットには関係をいたしておりますし、東京での第一...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、ロシアは既に国際舞台においてかなりの貢献をし、国際社会の平和と安定のために実際に行動をしてきているわけです。サミットにも実質的に相当の部分について参加をしてきているわけでございます。  そのロシアに対して、そういった役割を果たす国であると...全文を見る
○川口国務大臣 私は、どうして影響があるかということをよく理解できませんので、まさにロシアの参加については影響がない。それは、ますます国際社会にとってプラスであることであって、北方領土問題の我が方のスタンスあるいは対ロ外交の基軸といったこととは、これは別な話でございまして、プラス...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、ブッシュ大統領が中東の和平会議等についての演説をいたしました。これは、米国が和平に向けた積極的な関与と構想を示したというふうに我が国としては評価をしているわけでございます。中東和平の達成に向けまして、米国及び国際社会がお互いに協力、提...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国としては、アラファト議長が現在、パレスチナ人によって民主的な手続で選ばれた正当な指導者であると考えているということでございます。一方で、今後さまざまな課題に対応するための改革の動きが出てきているということについては、委員が御案内のとお...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、パレスチナ人による公正な選挙によって選ばれた指導者が引き続きテロ防止等の改革に取り組んでいく、指導者として取り組んでいくということが我が国にとっては重要なことであると考えていると申し上げたわけでございます。
○川口国務大臣 だれが選挙の結果選ばれることになるかということは先の話でございますので、そういったことを、具体的な人の名前を予見して何か申し上げるということは適切でないと考えておりますが、再三申し上げていますように、公正な選挙によって選ばれた指導者がさまざまな改革に取り組んで、和...全文を見る
○川口国務大臣 公正な選挙によって選ばれた指導者が指導者としての役割を果たしていくことが重要であると我が国としては考えているということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 何度も繰り返し申し上げますけれども、公正な選挙によってパレスチナ人によって選ばれた指導者が改革あるいは和平の交渉といった点でリーダーとして活動をしていくということが重要だというのが我が国の立場でございます。
○川口国務大臣 公正な選挙で民主的にパレスチナ人の手で選ばれた指導者が指導者としての役割を果たすということが重要だと我が国は考えているということを申し上げています。
○川口国務大臣 委員が、我が国がTICADというプロセスを通じましてアフリカの支援にずっと世界の中でイニシアチブをとって努力をしてきたということについて御認識をいただいていることを、私としては非常にうれしく思っております。  このNEPAD、カナナスキス・サミットでG8としての...全文を見る
○川口国務大臣 TICADとNEPADというのは、そういう意味では補完的に、一緒にやっていこうという考え方でございます。  TICADは、我が国が今までアフリカの国と一緒にやってきたプロセス、NEPADというのは、これをG8のパートナーシップとしてやっていこうということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 TICADというのは日本のアフリカ開発問題への取り組みでございまして、その中に基本原則というのがあります。そこの中に、先ほど申し上げたように、アフリカ諸国の自主性、これはオーナーシップという言葉ですけれども、及び開発パートナーとのパートナーシップということで、この...全文を見る
○川口国務大臣 アラファト議長がパレスチナの人々によって民主的なプロセスで選挙をされた指導者であるということは、そのとおりだと私は思っております。  アラファト議長に対しては、まさに指導者として、パレスチナの改革、治安の改革ですとか、さまざまな、司法、立法、行政府の改革が必要で...全文を見る
○川口国務大臣 私は、全く総理と私の間に考え方の差があるとは思っておりません。先ほど申しましたように、アラファト議長に対しては、自爆テロをとめるあるいはパレスチナの改革を進めるといったことについてやってもらう必要があるということは私も言っているわけでして、それは先ほどお話をしたと...全文を見る
○川口国務大臣 私が申し上げていることと総理がおっしゃっていることとどこが違うのかということについて、委員がどうお考えか私はよくわかりませんので、思っていらっしゃることに沿うようなお答えになるかどうかわかりませんけれども、私の認識は、まず、総理がおっしゃっていらっしゃることと何も...全文を見る
○川口国務大臣 私が思っておりますのは、まさにブッシュ大統領が演説で言われた部分でございます。アラファト議長について個別に排除をすべきだというくだりが演説にあるとは思っていないということです。
○川口国務大臣 我が国としては、アラファト議長が、九六年の暫定自治政府長官選挙によって、パレスチナ人により民主的な手続で選ばれた正当な指導者であるというふうに考えているわけでございます。  一方で、今後さまざまな課題に対応していくための改革の動きがパレスチナ指導部及びパレスチナ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、TICADのプロセスで、今までさまざまな努力をしてきているわけでございます。  それで、先ほど申し上げましたように、TICADの中で、基本原則として、アフリカ諸国の自主性、それから開発パートナーとのパートナーシップ、いわゆるオーナーシップとパートナーシ...全文を見る
○川口国務大臣 脱北者なりあるいは難民なり亡命者なりが、具体的な個人についてどういうような扱いになるかというのは、まさに個々のケースによるものでございますので申し上げられないと思いますけれども、一般的な問題といたしまして、外務省の考え方といいますのは、実際にだれかが我が方の在外公...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げましたように、一人の外国人が我が国の公館に庇護を求めてくるという事態、この際の判断というのは、まさに個人個人、先ほど申し上げたような、その人がどういう人であるかということで具体的に判断をされるべきことであると思っております。  したがいまして、我が国の公...全文を見る
○川口国務大臣 阿南大使につきましての御質問ですので、まず、瀋陽で初動に当たっていた副領事等でございますけれども、これは、持っていた携帯電話が国際電話がかけられなかったということでございまして、そういった物理的な制約がありましたので、電話でかけられる在中国大使館の幹部に対して対応...全文を見る
○川口国務大臣 今回の処分を発表する前に、外務省といたしましては、この事件について総括をする過程で、改めて事件の関係者、当時の関係者の対応等について問題点の精査をいたしました。そして、その結果を踏まえまして処分を発表したということでございます。先ほど申し上げた点というのは、そうい...全文を見る
○川口国務大臣 まさにこの点については国会のお話でございますので、委員会の中で御議論をいただくということで、私の方から国会に対しましてどうこうという立場にはないと思います。
○川口国務大臣 米国政府は、イラク等につきましては、その行動パターンを変えるように国際社会が協力をする必要がある、すべての選択肢を排除はしていないけれども、平和的に解決をしたいと考えている、外交的な努力を続ける考えであるということをずっと表明してきているわけでございます。  し...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるとおりだと思います。  今回サミットで合意をされました大量破壊兵器及び物質の拡散に対するG8グローバル・パートナーシップということは、安全保障、テロ対策を含む不拡散、環境保全の三つの点で大きな意義があると考えます。国際社会として取り組むべき課題で...全文を見る
○川口国務大臣 アフリカというのがこの間のG8の首脳会談で大きなテーマになったわけでございまして、この点については、我が国がTICADというプロセスでずっと努力をしてきたということが国際的に理解され、パートナーシップとしてシェアをされるということで、非常に大きな意味があると思いま...全文を見る
○川口国務大臣 ロシアが二〇〇六年に議長国として参加をする、議長国を務めるということが今回決まったわけでございます。  ロシアが完全な形でサミットに参加をする問題につきましては、これまでもサミットのプロセスの中で議論をされてきております。ことしにおきましては、来年のサンクトペテ...全文を見る
○川口国務大臣 北方領土問題について話を進めていくということは、我が国にとっては非常に重要な問題でございまして、従来から申し上げています、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するというずっととっております方針、そして、ロシアとの間では、経済分野、平和条約の交渉の分野、そし...全文を見る
○川口国務大臣 日本とロシアの関係については、先般ウィスラーでイワノフ・ロシアの外務大臣とお話をしました際も、両国の間で対話を深めていきましょう、さまざまな分野で、先ほど申し上げたような分野で協力をしていきましょうということで合意をしているわけでございまして、外務大臣の秋の訪ロ、...全文を見る
○川口国務大臣 瀋陽の総領事館事件について、この処分によって決着がついたとは私は毛頭考えておりません。  それから、処分についてでございますけれども、これは、処分に当たって改めて問題点を精査した上で、人事院の規則、指針それから外務省の内部の規則にのっとって、また過去の例等を踏ま...全文を見る
○川口国務大臣 中国に対しては不可侵の侵害ということを言っているわけでございます。六月の十九日に中国のトウカセン外務大臣と話をしまして、そのときに、中国側によって我が国総領事館の不可侵が侵害されたことについて我が国の措置は全く変わっていないということを申し上げてございます。したが...全文を見る
○川口国務大臣 中国側からは、ずっと今まで中国側が言っている立場が改めて示されたということでございます。他方で、両国は、日中関係の大局を踏まえてこの件について冷静に対処をしていくことが重要で、再発を防止するという観点から、領事条約、協定の締結の可能性も含めて、再発防止のために外交...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、六月十九日のトウカセン外交部長との会談において、この件をめぐる事実関係について、私の方から、中国が我が国総領事館の不可侵を侵害されたということについての我が方の立場には変わりはないということを言っているわけでございまして、この主張を毅然とし...全文を見る
○川口国務大臣 中国側との協議において中国側からは、不審船の事件が発生して以来、日本の巡視船が現場海域に展開をいたしていますので中国の漁船が漁場に近づけない、漁民から強い不満が出ている、そういう指摘がなされてきております。我が方といたしまして、この時点で具体的な対応を決めているわ...全文を見る
○川口国務大臣 私個人の意見を聞いていただいているというふうに理解をしてお答えをさせて……(松本(善)委員「閣僚の一員として」と呼ぶ)閣僚の一員としてということでございましたら、これはまさに内閣として、総理大臣が出席をしたサミットについては、こういった場も含めさまざまな場で御報告...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまな委員会ということがあるわけで、例えば私はきょう外務委員会でサミットについての御報告を実際に申し上げているわけでございますし、総理大臣が具体的にどの委員会、どの本会議でどういうようなことをおっしゃったかということについては個々には承知をしておりませんけれど...全文を見る
○川口国務大臣 偽計業務妨害であると承知をしています。
○川口国務大臣 この件について、外務省の職員が逮捕されたということについて、私は遺憾だと思っております。そして、外務省として、今、司法の手で問題の解明が進みつつありますので、全面的に協力をして事態の解明に資したいというふうに考えています。
○川口国務大臣 わかりません。
○川口国務大臣 まず、ちょっと、誤解をしていただくといけませんので、もう一度説明をさせていただきたいと思いますけれども、先ほど委員が数字をおっしゃって、それについて私は知らないというふうにお答えをしたのは、そういった数字が報道されているということについて知らないと申し上げたわけで...全文を見る
○川口国務大臣 私は、その決裁書の最終決裁者がだれであるかということは承知をしておりませんので、これについては欧州局長から答えさせます。
○川口国務大臣 この問題が非常に重大な問題であって、外務省としては遺憾に思っているということは、ことしの二月以来申し上げているところでございます。
○川口国務大臣 この件につきましては、外務省の園部参与にお願いをいたしまして、その時点で国会で問題になっていた事柄について調査をし、任意の調査であるという制約のもとで、それに関して外務省の職員がどういう行動をとったかということをきちんと調べていただいたわけでございまして、これにつ...全文を見る
○川口国務大臣 三井物産の件につきましては、先ほど申しましたように、これは、ディーゼルの件について園部報告書の段階でも調べさせていただきましたし、その後、もう一つの委託をして、業務全般について調べてもらった中でも対象となっておりまして、外務省が任意調査という範囲の中で調べられるこ...全文を見る
○川口国務大臣 今回のカナナスキスのサミットでの総理とブッシュ大統領のお話は非常に広い分野にわたったわけですけれども、その中で、沖縄につきましては、まさに委員が今おっしゃったような、二月の日米首脳会談で行われたのと同様の、外務大臣同士で話を詳しくしてもらいましょうということであっ...全文を見る
○川口国務大臣 二月の両首脳の、外務大臣同士で話をしてもらおうということを受けまして、パウエル国務長官とは、二月の時点でも、それから今回ウィスラーでG8の外相会談があった際にも、沖縄のことについてお話をいたしております。  例えば、今回でございますと、SACOの着実な実施が重要...全文を見る
○川口国務大臣 総理のあのときのお話は、普天間代替基地全体の進捗についてお話をなさったというふうに私は理解しております。
○川口国務大臣 私が承知をしておりますところでは、総理のあのお答えというのは普天間基地全体の進捗状況についておっしゃったんだと理解をいたしております。政府全体の方針としては、平成十一年末の閣議決定に従いまして進めていく、そういうことであると思います。
○川口国務大臣 今のお話ですけれども、私が承知をしておりますのは、記者の御質問が、十五年使用期限問題も含めて普天間代替基地について膠着をしているかどうか、そういう質問であったというふうに私は聞いております。
07月10日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第13号
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○川口国務大臣 私は、処分につきましては、事件にめどがついた時点で全体を総括する中で再発防止を考える、その過程で処分をするということを、事件が発生をして記者会見をしましたときに申しておりまして、そういう意味で、ある段階で総括を再度して、そして再発防止策を考えるということが終わった...全文を見る
○川口国務大臣 その点につきましては、七月四日に記者会見をいたしまして処分を発表いたしましたときに、資料を二つ、三つですけれども、一つが処分の紙でして、そのほかに二つお配りをいたしております。そのうちの一つが「瀋陽総領事館事件の問題点」という紙でございまして、それぞれ、在瀋陽総領...全文を見る
○川口国務大臣 再度、あのときに起こったことを精査いたしました。そして、それを発表させていただきましたのが、「問題点」という形で資料で配らせていただいたということでございます。
○川口国務大臣 今回の処分につきましては、その後のいろいろな方の御意見を伺っていますと、今委員がおっしゃっていらっしゃるように、軽いというふうにおっしゃられた方もいらっしゃいますし、また、法律違反がないのにもかかわらず重いではないかとおっしゃっていらっしゃる方もいらっしゃいます。...全文を見る
○川口国務大臣 六月の十九日に、タイのバンコックで、私は、トウカセン外務大臣、中国の外交部長ですけれども、とお会いをして会談をいたしました。そして、そのとき私から、この件、瀋陽総領事館事件をめぐる事実関係、これにつきましては、双方の立場は異なるといたしました上で、特に、中国側によ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、この件についての我が国の立場は変わっていないということでございまして、両国の関係の大局を踏まえて、両国で冷静に対処をしていこうということを話をしたわけでございます。
○川口国務大臣 この件についての我が国の立場、これに全く変化はないということでございまして、中国と日本両国で、日中関係の大局を踏まえて冷静に対処をしていくという考えでおります。
○川口国務大臣 この件につきまして、外務省の職員が再び逮捕をされるという事態になったことにつきましては、私は大変に遺憾だと考えております。  この点につきまして、今、司法当局の手で解明をされているという過程にございますので、外務省といたしまして、この解明に全面的に協力をし、一日...全文を見る
○川口国務大臣 私は、組織ぐるみであったということはないと考えております。  いずれにいたしましても、この件につきましては、現在司法当局の手で解明がされつつございますので、外務省としては、それに全面的に協力をし、解明を待ちたいと思っております。
○川口国務大臣 北方四島の支援委員会との関係で、委員がこの委員会のことについて御議論なさいましたけれども、経理的にも事業的にも、私、今話をずっと聞いておりまして、きちんと運営をされている団体であるというふうに私は思っております。
○川口国務大臣 リストについてはお出しさせていただきますが、私から先ほどきちんと活動しているというふうに申し上げましたのは、助成申請を受けて、ちゃんとこれを審査するということでやらせていただいているということで、委員会も、設立以来、日中双方の委員が参加をして委員会の会合を開いて事...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(川口順子君) 入札価格、最低の予定価格を当日決めたということにつきましては、ぎりぎり言えば恐らくその入札のときまでに決まっていればいいということではございましょうけれども、余り常識的ではないだろうというふうに思います。
○国務大臣(川口順子君) 根拠については、先ほど齋藤欧州局長が御説明を申し上げたとおりだと私どもは支援委員会から聞いているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) ディーゼル発電機に関連いたしますことにつきまして、外務省は今までに二度調査をいたしました。  一回目は外務省の参与の方に調査をしてもらいまして、そしてその結果としまして、これは任意の調査であるということで制約はございますけれども、鈴木議員との関与は、鈴...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省が行いましたこの二度の調査でございますけれども、先ほど申しましたように、任意の調査であるという限界はあるわけでございますけれども、そこで、利用可能であった調査をベースに園部参与に調べていただき、あるいは総理の御答弁の後、新日本監査法人に調べていただ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に今、司法当局で強制権を持ってお調べいただいているわけでございますので、外務省としては全面的にそれに御協力を申し上げると、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) それぞれの調査は、それぞれの時点で最大限の努力をして調査をしたということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 六月の十九日にタイで私と唐家セン、中国の外交部長と話をいたしました。その場で、私の方からは、この瀋陽総領事館事件において不可侵の侵害があったということについての我が国の立場には全く変わりはない、双方の立場が異なるということではありますけれども、我が国の立...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点について警備というふうにおっしゃいましたけれども、その点も含めて、先ほど、先日、処分をいたしましたときに改善策を発表させていただきました。一つが外務省の職員の意識の改革でございます。二番目に危機管理体制の整備。そして、三番目に警備の点ということでご...全文を見る
07月11日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号
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○国務大臣(川口順子君) 委員の御質問の三点につきましては、まずその五人を国外に出す、北朝鮮に送り返さないということにつきましては委員が先ほどおっしゃったような対応を中国側が取ったわけでございまして、この点については、我が国が主張していたことを中国が配慮をしてそういう対応措置を取...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件については、我が国は、今、委員がおっしゃったような国際法上、人道上、特に五人を国外に出すということについては、人道上の立場から出すことが重要だということをずっと、これは発生以来中国側には言ってきたわけでございます。事前に日本側には中国から連絡があっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点についての中国の立場といいますのは、そもそも同意があったということを言っているわけでございます。それで、我が方の立場としては同意がなかったということでございまして、そして、これについて我が方の立場としては、現場にいた副領事については総領事の指名を受...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについても、ちょっと今、手元に文書がないので具体的なことを再現できないんですけれども、ということで少し抽象的なお話をさせていただきますが、中国は遺憾の意を表した、韓国も遺憾の意を表した、具体的にどういう言い方をしたか、ちょっと今、手元に資料がないので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この処分をそのタイミングでやったという、まず、ことについてですけれども、私は、事件が発生をいたしまして、五月の十三日だったかと思いますけれども、報告書を発表をしました段階で、たしかそのときだったと思いますが、処分をどう考えるかというふうに聞かれまして、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) はい。それでは、はい……
○国務大臣(川口順子君) 非常に大ざっぱに申し上げますと、在瀋陽総領事館の岡崎総領事ですけれども、国家公務員法上の懲戒減給でございます。そして、帰朝命令を出しました。岡崎総領事につきましては、館内の体制の整備を十分に行っていなかった、これは指揮命令系統、協力体制、警備対策等でござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) はい。岡崎総領事については、そういう公館長としての責任です。  それから、中国大使館につきましては、これは大使館は直接に指揮命令系統の関係には総領事館とはないということでございますが、聞かれて助言を与える立場であったということでして、総領事館関係者に対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の認識は、べきであったということでございまして、実はこれはそういうふうに思っていて、直してもらおうと思って、ちょっと時間がぎりぎりのところでこれを私言いそびれてこの文章が、幾つかのところは「べきであった。」と変えてもらったんですけれども、残っちゃったと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点については、総括をして再発防止を講ずるという過程で問題の、問題点の精査を再度いたしました。そして、この問題点について、これが先ほど委員がおっしゃった文章であるわけでして、これはそういう形でまとめたということでございます。  それで、その中で、阿南...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今のにお答えする前に、先ほどの点で、大連の件についても、指示ではなかったということをちょっと念のために申し上げておきたいということでございます。  それから、今のことでございますけれども、正にここに書いてあることに尽きるわけでございまして、いろいろな意...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この国家公務員法上の処分にするか内規で処分をするか、だれを国家公務員法上でするか、だれを内規にするかということについては、私も大分考えました。その結果として、私の判断として、今御提示を申し上げたような、そういった処分にしたということでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、法令違反がこの件についてはなかったということでございます。  委員が今おっしゃった酔っ払い運転とか酒気帯び運転とか、あるいは外務省でも例がございましたけれども買春行為があったとか、そういうことについては、これは法令違反であって、国家公務員法上の処...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私どもとしては、そして私としては、先ほど申しましたように、この件についてウィーン領事条約上の公館の不可侵が侵害をされた、に定められている公館の不可侵が侵害をされたという立場については全く変わりはないわけでございまして、合意がなかったということはあくまでも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件について私は、国会で御質問等をいろいろいただきましたけれども、私が申し上げたのは、外務大臣として私がすべきことというのは問題の解決であり、再発防止であり、そういったことにきちんとやるということが外務大臣としての第一の責任であると考えるということを当...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務大臣としての意見ということでございますと、国防、我が国の防衛の基本問題について、これは目まぐるしく変化をする国際情勢を踏まえながら、国会を始めとする政治の場で真剣に議論をすべき課題であるということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられましたように、六月の二十五日に瀋陽総領事館に駆け込んだ五名との面談を行いました。これは韓国政府に要請を、関係者の五名の人定事項等を確認をするということで、そういう目的でしていまして、それが実現をしたということでございます。  この面談...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) より一般的に、今回の事件があったということで、今後変わっていく部分とそれから変わらない部分というのは二つ両方それぞれあると私は思います。  それで、北朝鮮への政策ということでいいますと、これは国交正常化が行われていない関係にある国でございまして、人道上...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃった中には幾つかの点があると思いますけれども、まず、力の外交というものがどれぐらいの効果を持つかどうか。  これは二つの考え方があって、力の外交をやる場合もあれば、そうでない場合もある。そういうことをする国もあれば、そうでない国もある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと、事実関係の御質問がありましたので、その部分だけ先に局長からお答えをします。
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった在外公館がどうあるべきかという問題意識は私も持っておりまして、委員が今おっしゃったことが、どうすれば在外公館をもっと強化して、そしていい外交ができるかということにつながるような、そういう問題意識であると私は思って、伺わせていただきました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 何回か申し上げましたように、これについては軽いとおっしゃる方もいらっしゃいましたし、重いとおっしゃる方もいらっしゃいました。私は適正だと思っております。  そして、これについては先ほど、もし必要でしたらもう一度申し上げますけれども、様々な考え方を整理を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 阿南発言と一番最初におっしゃられた発言というのは、恐らく脱北者が入ってきた場合にどうするかということの発言に関してではないかと思いますけれども、後ほどで、後ほど大連に戻るということについても触れられましたので、ちょっと両方おっしゃっているのかどちらかかよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ノンキャリの人に重いのではないかということをおっしゃられたわけでございますけれども、私は、この処分については、先ほど申しましたように、事実関係を再び精査をして、その上でその問題点を把握して、それにのっとって、国家公務員法上の規定あるいは内規を踏まえて処分...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 阿南大使ですか。
○国務大臣(川口順子君) その前にちょっと、もう一度繰り返しになりますけれども、ある処分をしたときに、私は、組織の長としては、その処分が公平であって適切であるということが大事でございまして、先ほど言いましたように、外で、世論、国民の方々の御意見、これは委員もおっしゃるように非常に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件については、委員がよく御案内のように、我が国としては領事館の不可侵が侵害をされたということを毅然と中国側に伝えているわけですし、中国側としては不可侵の侵害については同意があったという立場を同様に毅然として伝えて、我が方に言ってきているということでご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が正に、この危機管理官についてどういう観点から検討しなければいけないかという問題点を今正におっしゃっていただいたと思いますが、外務省としては、この危機管理官の在り方それから危機管理体制の強化の方策については現在検討中でございます。  現在検討中でご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろ、そういった御提言をいただくことは非常に有り難いと思っております。  今、外務省の設置法上でこの危機管理という仕事が総合政策局にあるということでございますので、これを今やっていくという過程で総合政策局ということで考えているということでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと済みません、十秒だけ。訂正が入りまして。  済みません、一つだけ、さっき間違ったことを言いましたので訂正をさせていただきたいと思いますが、設置法の改正が必要だと申しましたけれども、設置法ではなくて、政令の、組織令の改正が必要だというふうに訂正を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、私は外務省を所管をしている大臣でございますので、外務省としてのこの件に対応、この件の対応に問題があったということについての所管大臣としての責任だということです。
○国務大臣(川口順子君) これは、今回、事件につきまして改めて問題点の精査をしたわけでございます。そして、その中で問題点を書かせていただいておりますが、一つは危機意識の問題でございます。それから危機管理体制の問題、そして三番目に警備上の問題と、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 内規で処分をいたしましたことの理由というのは、責任を持って職務の遂行に当たらなかったということでございまして、これは、岡崎総領事は国家公務員法でございますけれども、ほかにつきましては、全員が責任を持って職務の遂行に当たらなかったということで考えているわけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 申し上げましたように、国家公務員法上で処分をされた岡崎総領事以外につきましては、この内規の責任を持って職務の遂行に当たらなかったというふうになっているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 責任を持って職務の遂行に当たらなかった場合という場合に、直接的な理由、間接的な理由というのがそれぞれあると思います。  今回の場合、直接的な理由としてそれぞれ、より直接的な問題について、これはプレスにも説明をさせていただきましたけれども、そこで、直接的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点については、堀之内中国課長の訓戒の処分の理由として、事実関係の欠落をめぐって混乱を招いたということで、これは入っております。それから、馬木副領事は厳重注意ということですが、この理由の一つとしても、返却をしたことについては適切な行動ではなかったという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、この問題を直接に分析をしたことがありませんので、個人的な印象を述べるということしかできませんけれども、そういうことでよろしければ、感想としては、日本が海に囲まれた国であるということが一つあると思います。それから、日本が、アメリカのように人種のサラダ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったように、使命感を持って仕事をするということは、外務省に限らずすべての組織で、官であれ民であれ、私は必要なことだと思っています。そして、外務省にも、使命感という意味では、使命感を持って仕事をしている職員がほとんどであると私は思っております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは本当におっしゃるとおりでして、危機意識が希薄であった、分からないでもないということではあるかと思いますけれども、危機が非常に日常性を帯びるということによって希薄になってきたということは非常に問題があったと私は思っています。
○国務大臣(川口順子君) この五人が北朝鮮に送られることなく国外に、中国の国外に出国をするということが大事だということは我が国から中国に対して再三再四伝えてきているわけでございます。そしてまた、この国外への退去、国外に出すということが決まりました段階で、日本に対しては北京大使館に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件につきましては、この事件が発生をした直後に現地当局に対しまして抗議を行うとともに、外交レベルで、外交ルートを通じまして中国側に抗議をいたしました。その後も、事務次官、阿南中国大使、私といった形で累次申入れを行いまして、我が国の立場を毅然として主張し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これを取り下げたということは全くありません。
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、私は、事件の後の、合意がなかったということについての報告書を五月十三日に出させていただきましたけれども、その段階で新聞記者の方の質問がございまして、それに対して、この件についてある段階まで来たところで全体を総括をして再発防止策をきちん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、まず今回の事件については、岡崎総領事も含めまして法令違反に当たる行為及び上司の明示的な職務命令に違反をした行為があったということは認められなかったということが一つございます。  それで、国家公務員法の第八十二条におきまして、一項第二...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国家公務員の処分につきましては、法令やそれからその組織の内部の規則、そして人事院規則、人事院の定める懲戒処分の指針等を踏まえて適切に行われる必要があると私は考えております。
○国務大臣(川口順子君) これは、処分を発表しましたときに問題点として述べさせていただいたとおりでございまして、大きく三点あると思います。  まず、危機意識の問題、それから二番目に危機管理体制の問題、そして三番目に警備上の問題、そういったことが問題点であると思います。
○国務大臣(川口順子君) この問題の背景として、そういった問題があると私は考えます。
○国務大臣(川口順子君) この問題のさかのぼっていった一番根本のところには、北朝鮮の社会、経済、政治の状況はどうかということがあるということではございますけれども、何が一番大事であるかということではなくて、今、委員がおっしゃられたような出てきた問題点について、すべてについて整理を...全文を見る
07月12日第154回国会 衆議院 外務委員会 第21号
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○川口国務大臣 松尾事件が起こりましたのは、私が外務大臣になる一年前のことでございまして、その詳細についてきちんと私自身が把握しているわけではございませんけれども、これは、外務省についての国民の皆様の信頼がなくなっていく、そういったことの一番最初の段階であった話でございまして、や...全文を見る
○川口国務大臣 どういう状況なのか、話を聞いてみたいと思います。
○川口国務大臣 この話につきましては、私は話を聞きました。その話の中では、そういった偽装工作をするようなことはやっていないということを聞きました。  それで、もし仮に委員がおっしゃるようにそういう偽装工作があったとすれば、これは適切ではないと私は思います。そういう文書があったか...全文を見る
○川口国務大臣 このモスクワの大使館につきましては、百億円という報道がございましたけれども、まず、結論的に申しますと、委員がおっしゃるように、百億円かける必要があるということを役所はきちんと説明する必要はあると思います。それは必ずしも今まで十分になされてなかったかもしれないと思い...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと、私は、五カ月それを隠していたという状況があったのかどうかを直接承知しておりませんので、それについてはどういう状況だったかを聞いてみたいと思います。
○川口国務大臣 ですから、その点につきましては、例えば、ロシアにある大使館にふさわしい安全を確保するための設備ですとか、普通の、東京に建物を建てるのとは異なったスペックといいますか配慮が必要であるといったことがあって、それを複数の施工業者の方から見積もりをとって、比較をして、それ...全文を見る
○川口国務大臣 ODAの改革というのは、私も、外務省の改革の中で特に力を入れている点の一つでございまして、最初に就任をしたときに出した十の改革の中にもODAの改革ということを入れております。  それで、ODAにつきましては、そういった十の改革あるいは第二次ODA改革懇談会の最終...全文を見る
○川口国務大臣 まさに今検討に入ったばかりでございますので、頭から、何が可能で何が可能でないかということを私一人の判断で今申し上げることはできませんけれども、現代、今の時代にふさわしい、そして必要な人材のネットワーク化ということを行う、そういう組織を考えたいと思います。
○川口国務大臣 今、企業と官との間の人の交流といいますか、こういうことについては一定のルールがあるわけでございます。そして、企業の方もそれから官の方も、そのルールにのっとってやっているわけでございます。私は、日本全体を考えたときに、適材が適所に行くということは非常にいいことだと思...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっていらっしゃるのは、都甲前駐ロシア大使が三井物産の顧問に就任をしたということであるかと思いますけれども、今問題になっているディーゼル発電施設の設置を三井物産が受注したことと、大使が三井物産の顧問を務めているということは関係がない、独立をした話であるという...全文を見る
○川口国務大臣 御指摘の点につきまして、関係者から外務省において聞き取り調査を行いました。結果を先に申し上げますと、鈴木議員に対して、国家公務員法上の守秘義務違反を行って公電を渡していたという事実は今の時点で確認をされていません。  まず、鈴木議員が官房副長官でいらしたときに渡...全文を見る
○川口国務大臣 調べた結果を先ほど申し上げて、その理由を御説明申し上げたつもりですけれども、もう一回ちょっと御説明をさせていただきます。  まず、鈴木議員にヒアリングをして調査をいたしました。それで、その結果といたしまして、鈴木議員に公電が提供されていたということについては、ま...全文を見る
○川口国務大臣 中国と六月十九日に私がどういう話をしたかということについては、この前申し上げたとおりですので、ここで繰り返しませんが、いずれにしても、現在、中国側からは再発防止のために領事条約、協定の締結の提案がありまして、この領事条約、協定の締結の可能性を含め、再発防止のために...全文を見る
○川口国務大臣 私の言動のどこを見て改革に後ろ向きだとおっしゃっていらっしゃるのか、教えていただきたいと思いますけれども、私としては、今委員の御発言を聞いて、改革を支援してくださる力強い味方がまたもう一人あらわれてくださったというふうに感じております。  自民党の「政治主導で断...全文を見る
○川口国務大臣 米朝関係で、米国が、米国代表団の訪朝、この日程に関して、これを取りやめた、テーブルからおろしたということを言ったわけでございますけれども、この理由といたしましては、米国代表団の訪朝日程に関する北朝鮮からの適時の回答が得られなかったこと、そして、黄海における銃撃戦事...全文を見る
○川口国務大臣 七日に、韓国政府から、今回の北朝鮮軍の行為は事前に緻密に計画をした意図的攻撃と評価をされる、ただし、どのレベルからの指示に基づいてなされたものであるかについては、さらなる分析が必要であるという発表が行われております。  今回の事件につきまして、政府といたしまして...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、この点につきましては、さらに情報収集を続け、検討を進めたいと考えています。
○川口国務大臣 委員は二つのことをおっしゃられたわけですけれども、まず、監査の重要性ということでございますが、私は、監査は大変に重要だと思っております。国民の……(土田委員「情けないと言っているんです」と呼ぶ)それをやらなければいけないということが情けないということでは全くなくて...全文を見る
○川口国務大臣 中国に対するODAについて国内にさまざまな御意見があるということは、私どもは十分に認識をいたしております。  まず、中国が安定をして発展していき、日中間に安定した友好関係が築かれること、これは我が国だけではなくて、アジアの近隣の諸国にとっても、そしてもちろん中国...全文を見る
○川口国務大臣 現在、日程を調整中でございます。
○川口国務大臣 日程を調整中ということです。
○川口国務大臣 日程が、今調整を行われている、調整ができていないということです。
○川口国務大臣 ブッシュ大統領が、今委員がおっしゃいましたように、六月一日に行った演説において先制行動に関する発言をいたしました。これは、米国の安全保障のためには、すべての米国民が積極的かつ確固とした決意を持ち、米国の自由と米国民の生命を守るために必要な場合の先制行動の用意がなけ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、米国が仮に将来新たな軍事行動をとる場合には、米国の国際法上の権利及び義務に合致をして行うということは当然であると考えております。
○川口国務大臣 一つの新聞の言ったことについて一つ一つコメントをするということについては、差し控えたいと思います。  委員が引用になられた記事は、ワシントン・ポストが米国の政策をどう考えるかということでございますので、ワシントン・ポストの見解であるわけでございまして、一つ一つそ...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのことをおっしゃっていらっしゃいますが、一つは、核態勢の見直し、NPRが核兵器の使用等に言及をしているという報道について、これに対しては米国防省が、誤解を招くようなものであるとしつつもコメントをしない旨発表をしたと承知をいたしておりますので、これについて直接...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどのNPRの話でございますけれども、これについては、パウエル国務長官は上院の公聴会で、我々が先制攻撃を考えているとか、あるいは我々が核の敷居を下げたとかいうような報道等について言えば、我々はそのようなことは行っていない、NPRを読んでも、米国が核兵器を使用する...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、米国が先制的な核攻撃をするというふうには私は承知をいたしておりませんので、そういうことを前提にした御質問に対してお答えするということは適切ではないと思います。  それから、これは私から申し上げるまでもなく、国際の安全保障が結果的に核が使用...全文を見る
○川口国務大臣 米国が核による先制攻撃を行うということを予断した御質問にはお答えをすることが適切ではないと考えるわけです。
○川口国務大臣 我が国としての核兵器の使用に関する考え方といいますのは、委員御案内のとおりでございますけれども、国際の安全保障が、結果的に核が使用されない形で確保されるのが望ましいということは言うまでもないわけでございます。  他方で、現実の国際社会におきまして、いまだ核戦力を...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ大統領の演説でございますが、我が国は、ブッシュ大統領が演説によって、米国が和平に向けた積極的な関与をしていくという姿勢を表明したということを高く評価をしております。この評価は、我が国だけではなくて他の多くの国によって表明をされておりますし、さきのサミットで...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、先ほども申しましたけれども、来る選挙で選ばれた指導者がパレスチナの指導者であるというふうに考えております。
○川口国務大臣 それぞれイスラエルにしてもパレスチナにしても、今までの長い歴史の中で相手に対する不信感を持っておりまして、二つの間の信頼感を醸成していくということは非常に大変なことであると思います。  イスラエルは、まさに今委員がおっしゃったようなことを思っているわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、急使というのは今委員がおっしゃったようなことになっているわけでございますけれども、他方で、委員がおっしゃっていらっしゃいますように、この六月に発生をした窃盗容疑事件につきましては、逮捕された米軍人が深夜に飲食をしていたということでございました...全文を見る
○川口国務大臣 地位協定につきましては、これも同じことの繰り返しになってしまいますけれども、その都度運用を改善していくということで対応していくということが適切であるというふうに考えております。そして、その改善で効果が見られないということがありました場合には、これは相手があることで...全文を見る
○川口国務大臣 なお一層、運用の改善に努めてまいりたいと考えております。
○川口国務大臣 ただいま議題となりましたアジア=太平洋郵便連合憲章の第二追加議定書及びアジア=太平洋郵便連合一般規則の追加議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  これらの追加議定書は、平成十二年九月にテヘランで開催されたアジア=太平洋郵...全文を見る
07月12日第154回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) 我が国における在日米軍の施設・区域の七五%が沖縄県に集中をしている、このことによって沖縄県民の方に大変な御負担をお掛けをしているということについては私もよく認識をいたしております。この点につきまして、政府といたしまして、SACOの最終報告の実施が非常に大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということだと承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 平成十四年の二月末までに招聘事業でロシアより招聘をした七十九グループでございますが、そのうち鈴木宗男衆議院議員主催の会食は四十四回実施をされております。うち三回につきまして日露青年交流委員会で費用負担をした例を確認をいたしております。それ以外の会食につい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 普天間飛行場の代替施設の使用期限の問題につきましては、これは平成十一年の閣議決定に従いまして適切に対処をするという考え方でおります。  そして、今、委員がこれを非公式に米国と話しているというふうに言われたわけでございますけれども、これは非公式ということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられましたように、普天間飛行場の代替施設の使用期限の問題について、平成十二年のSCC、日米安全保障協議委員会、それから普天間実施委員会の場でも取り上げられてきているわけでございます。  今年の九月にSCCが開催されるかどうかということに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃられましたロシアの経済水域で外国の操業を減らしていこうとか禁止をしようとか、あるいはロシアの乗船をした人に高いお金を要求しているとか、それから市場に来ているとか、お話ございましたけれども、まず、ロシアの経済水域で外国漁船の操業を禁止をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務大臣といたしましては、これは、交渉ということは外務省の所管でございますけれども、漁業が成り立つような状況かどうかということについては水産庁が所管をいたしておりますので、いずれにいたしましても、水産庁とよく相談をしたいと考えます。
○国務大臣(川口順子君) 北方四島が我が国の固有の領土であるということについては、これは言うまでもないわけでございますが、北方四島がロシアの不法占拠の下にあるという厳しい現実があるということも、これまた事実でございます。  この日ソ地先沖合漁業協定におきましては、日ロ双方が自国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国における在日米軍の施設・区域の七五%が沖縄県に集中をしているということによりまして沖縄県民の方に多大な御負担をお掛けをしているということについては、私も認識をいたしております。この沖縄県民の御負担の軽減のために、政府としては、SACOの最終報告の着...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃいましたように、沖縄の五十二市町村中、四十九で決議がされているということは、そういう状況はよく承知をいたしております。  政府といたしましては、日米地位協定につきましては、その時々の問題について運用の改善により機敏に対応していくことが合...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま尾身大臣がおっしゃいましたように、外務省といたしましても、平成十一年末の閣議決定に従いまして、国際情勢の変化に対応して、この施設を始め在沖縄米軍の兵力構成等の軍事態勢につき米国政府と協議をしていく考えでございますし、併せて国際情勢が肯定的に変化し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 普天間飛行場の代替施設につきましては、平成十一年末の閣議決定におきまして、地域の安全対策及び代替施設から発生する諸問題の対策を講じますために、政府関係当局と名護市との間で代替施設の使用に関する協定を締結することとされているわけです。つまり、平成十一年末の...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 今回の処分につきましては、ただいま委員が御示唆をなさっていらっしゃるように、軽過ぎるというふうにおっしゃられる方もいらっしゃいますし、それから法律に対する違反があったわけではないのに重過ぎるではないかという御意見も私どもはちょうだいをいたしております。様...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六月の十九日にタイのバンコクで私は中国の唐家セン外交部長とお話をいたしました。そして、その場において私の方から、この瀋陽事件をめぐる事実関係、これについては両方の国の考え方、見方は違うということを言いました。特に、中国側によりまして我が方の総領事館の不可...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、先ほど委員がいろいろ引用なさった中で、生活費に機密費を充てて自分の給与は貯金をしているという人がいるというくだりございましたけれども、いやしくも国家公務員でございますから、そういうことがあってはならないということは当然のことでございます。  機密...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 海野議員とは別な委員会の場でもこれについてお話をさせていただきましたけれども、今度の処分につきまして、キャリアであるかノンキャリアであるかという観点でこの処分をとらえていただくということは私としては非常に残念でございます。そういう意図はこの処分に関連して...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、食糧増産援助でございますけれども、これは実施に当たりまして、事前に相手国の政府から資機材の使用計画、配付体制、在庫報告等の提出を求めております。それとともに、定期的に現地に調査団を派遣することによって使用の状況も確認をしております。そして、供与後に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ございます。
○国務大臣(川口順子君) 外務省では、実は入れ替わり立ち替わり出張に出ているものですから、別に金額が少ないのが副大臣で大きいのが私ということでもなく、いろいろ上がってまいります。
○国務大臣(川口順子君) 今年の四月に発表いたしました外務報償費の中で、今、正に委員がおっしゃられましたように、平成十四年の予算からレセプション開催、要人外国訪問支援関連経費では庁費でやっております。その中には、ちょっと今取りあえず確認したところでは、外務省以外のもの、要人訪問支...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、この慰安婦の問題というのは、当時、軍の関与の下に多くの女性の尊厳を傷付けた問題であったと思います。  そういうことは基本的な考え方でございますけれども、今回寄附をいたしましたのは、こういう、今、官房長官おっしゃいましたように、事業の仕上げの時期に...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第10号
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○国務大臣(川口順子君) 一番最後のは……
○国務大臣(川口順子君) 三つ御質問がございましたけれども、まず、鈴木議員の関与があったかどうかということについての報告書ですけれども、これはその当時、国会でこういうことが問題ではないかということを御指摘いただいたことについて、園部参与に調べてもらったということでございます。した...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、官と民の間の人事の交流について様々な御意見が国民の間にあるということは私はよく承知をいたしております。その中で、どういう形で行われるのがいいのかということは、これは外務省の問題、外務省のみの問題ではなくて、広く政府として今議論をしていただいて、一定の...全文を見る
07月17日第154回国会 衆議院 外務委員会 第22号
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○川口国務大臣 国会も終わりに近づいてきまして、各省人事の季節に入っているわけでございまして、それぞれいろいろな構想でやっていらっしゃると思いますけれども、外務省としても、定期異動の一環ということで、人事は今いろいろ考えつつございます。  それで、個別の人事につきましては、これ...全文を見る
○川口国務大臣 一般論は先ほど申し上げたとおりでございますけれども、個別の人事につきましては、本当に、まことに申しわけないんですけれども、官邸のプロセスをきちんと経た上で決まっていくということでございますので、個別の議論ということでございましたら、恐縮ですが、検討中であるというふ...全文を見る
○川口国務大臣 ODAについて私が基本的なところで考えていることは、国民の税金を使ってODA、援助をやっていくということでございますから、これはきちんと透明性を確保して、そしてこのお金をむだなく効率的に使っていく必要があるということでございます。  そして、これについては、どう...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、おっしゃることには賛成でございます。  まず、十五の改革が純粋な意味でのODAの改革ではない、行政の改革だとおっしゃられることについては、私は、国民の皆さんがODAについて考えていることにこたえるためには、この十五の改革で言っていることというのは非常に...全文を見る
○川口国務大臣 ODAをどういう形で考えていくか、実施もありますし、その政策レベルの話もありますけれども、それを今のように外務省や文科省やその他さまざまな省庁で、たしか十一ぐらいの省庁に分かれていると思いますが、やっていくのがいいのか、あるいはそれを、援助庁、いろいろな名前で呼ば...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、個別の人事につきましては検討中であるというふうに申し上げさせていただくということでございますけれども、一般論として申し上げまして、基本的に、今まで既に外務省にほかの省庁の人、これは大使館なんかも大勢来ていただいているわけですけれども、いろい...全文を見る
○川口国務大臣 恐縮でございますが、個別の人事については検討中であるということでございます。
○川口国務大臣 いろいろな情報には接しております。
○川口国務大臣 まず、ブルネイで開かれるARFの閣僚会合ですけれども、この会合に北朝鮮からどなたが御出席になるかということについては、まだ最終的に決まっていないということでございます。ただ、インドネシアに北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長が訪問をしたときに、恐らく白南淳外務大臣...全文を見る
○川口国務大臣 この「変えよう!変わろう!外務省」の会は、委員がおっしゃったような形で、五つのグループに分かれまして相当に熱心に議論をしてくれたと思います。このメンバーとしては、管理職もいれば管理職でない人もいまして、そういった人たちがまざり合って、例えばリーダーは管理職でない人...全文を見る
○川口国務大臣 ここに書いてあることというのは、私は、事実認識としてはそういうことだろうと思います。  私が理解をしていますところでは、この認識について、これは外務省の中でも実はかなり前から持たれてきていて、総合政策局というのを今から十年ぐらい前でしょうかつくりましたのも、こう...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりだと思っています。
○川口国務大臣 お答えする前に、先ほど委員がおっしゃられた、外務省の政策を重点的につくる必要と、それから外部から人材を入れて意識改革をすることとの関係について、私は、これは両々相まって両方がうまくいくということではないかというふうに思っております。  それから、ICCの管轄権に...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃっていらっしゃるような形で、今後ほかの国も同じようなことになって、ICCが本来の目的を達成できないということが問題であるという懸念については理解をいたしますけれども、現実的な解決と申し上げたのは、やはり対応しなければいけない問題はさまざまあるわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 外務大臣からは、今委員がおっしゃったような、事前に緻密に計画をされた意図的な攻撃というふうに評価をされるということでございましたけれども、どのレベルでその指示があったかということについては今分析中であるということでございました。これは国防軍の発表であったわけですけ...全文を見る
○川口国務大臣 金大中大統領は、今回の銃撃戦を受けまして、今度の銃撃戦が太陽政策のゆえに起こったということは全く事実と合わないということをおっしゃっていらっしゃいます。そして、確固たる安保体制、韓米軍事同盟の基盤の上に南北間の和解、協力を追求する、そのような太陽政策を続けることが...全文を見る
○川口国務大臣 これは開催をすることといたしております。
○川口国務大臣 外務省の改革については、今委員がおっしゃったようなさまざまな努力あるいは提言がなされているわけでございまして、それを受けて私の感想としては、かなり着実に改革が進んでいると考えております。  そのたびごとに、できるだけそれを発表させていただいておりますけれども、必...全文を見る
○川口国務大臣 隅から隅まで眼光紙背に徹して読んだかとおっしゃられれば、そういうことではございませんけれども、ざっと全体は見ましたし、それから説明もきちんと受けております。
○川口国務大臣 改革の重要性というのは言うまでもございませんし、また、改革が重要だということを外務省の職員全員が思っているということも、私は間違いがないところだと考えています。であればこそ、この「変えよう!変わろう!外務省」のような会合ができて、提言が行われるわけだと思います。 ...全文を見る
○川口国務大臣 改革を進める中で人事の改革というのが重要だということは、もう御指摘のとおりだと思います。私もそう思っております。  先ほど改革は着実に進みつつあるということを申しましたけれども、人事の面でも着実に改革は進みつつあると私は思っています。先ほど申し上げましたような外...全文を見る
○川口国務大臣 政府開発援助も重要ですけれども、民間セクターの投資あるいは貿易というのも非常に大きな効果を上げているということは、例えばこの東アジアの地域で、戦後あるいは最近見たときにどれぐらい経済成長が進んでいるかということを見ていただければおわかりだと思います。  我が国と...全文を見る
○川口国務大臣 閣議でこの点が問題になったかどうかということについては、閣議ではこの点についての議論はございませんでした。
○川口国務大臣 閣僚レベルでこの点についての議論はいたしておりません。事務的にどういうことがあったかということについては、事務当局からお答えをいたします。
○川口国務大臣 新聞でいろいろな報道が出ているということは承知をいたしております。委員がおっしゃったニューヨーク・タイムズを初め、いろいろなことが出ているわけでございます。  ただ、私どもが承知をしていますのは、ブッシュ大統領は、イラン、イラク、北朝鮮について、彼らの行動パター...全文を見る
○川口国務大臣 そういう話があったと私は聞いておりませんし、それから、大統領がイラクを攻撃する旨明言をして総理が了解をしたというような事実はございません。
○川口国務大臣 報道は見ております。
○川口国務大臣 私が先ほど、そういうことは聞いていないと申しましたのは、私は、二月の日米首脳会談で首脳同士が少人数で会った会合には出席をしていませんけれども、その日米首脳会談のときには既に外務大臣になっておりましたから、この状況はきちんと把握をしています。  そういった私のかか...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げていますように、米軍がイラクに対して軍事行動をとるということを予断した御質問にお答えをするということは、私どもは適当でないと考えております。
○川口国務大臣 米国政府は、イラク攻撃につきましては、イラクの行動パターンを変えるように国際社会が協力をする必要がある、すべての選択肢を排除していないけれども、イラクに対しては平和的に問題解決をしたいと考えていて、外交努力を続ける必要があるということを述べているわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 イラク攻撃の可能性というのは、先ほど申し上げたとおりでございまして、それを前提にして御質問にお答えをするというのは適切でないということで考えているわけでございますけれども、テロ特措法の関係で、その協力支援活動について一般論として申し上げれば、この活動については、昨...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、米軍のイラクに対する軍事行動を予断した御質問についてお答えするのは適当でないと考えております。  その上で、テロ特措法に基づく自衛隊の活動については、あくまでこの法律の定めるところに従って実施をするということは当然であるというこ...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになってまことに恐縮でございますけれども、米軍のイラクに対する軍事的行動を予断した御質問にお答えすることは適当でないと考えているわけでございます。  そして、テロ特措法に基づく自衛隊の活動については、あくまでこの法律の定めるところに従って実施をするという...全文を見る
○川口国務大臣 急使の件について橋本大使が言ったということについて、大使の立場としては、現在そうなっている、制度的にそうであるということを申し上げたんだろうと思います。  いずれにしても、これについては米側に申し入れを行いましたし、それから、今回のこの件を踏まえまして、いかなる...全文を見る
○川口国務大臣 運用改善によって対応していくということがさまざまな問題について機敏に対応できるということで、これをやっていくということは今まで申し上げているとおりでございます。今まで申し上げてきたように、これについては、いろいろな問題が生じた場合には、それに応じて、必要と思われる...全文を見る
○川口国務大臣 ICCにつきましては、米国の主張に関連して、安保理におきまして、PKOの要員に対するICC管轄権をめぐる問題に関しまして現実的な解決が図られたと私は歓迎をいたしております。  これは、国連のPKOあるいは多国籍軍といった安保理で承認をされた活動というのは、国際の...全文を見る
○川口国務大臣 我が国といたしまして、国際社会における最も深刻な犯罪の発生を防止して、国際の平和と安全を維持するという観点から、ICCの規程につきましてはずうっと一貫して支持をし、実現に向けての努力をしてきたわけです。  この規程の締結につきまして、現在、内容、各国における法整...全文を見る
○川口国務大臣 サミットが七五年に始まって以来の流れというのは、今委員がおっしゃったように、経済から始まって政治に移ったということでして、最近はそれにグローバルなさまざまな問題が対象として加わってきている。例えば貧困の問題ですとか環境の問題ですとか、そういったことが入ってきている...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったような、カナナスキス・サミットで合意された、大量破壊兵器及び核物質の拡散に対するG8グローバルパートナーシップということにつきましては、おっしゃったテロ対策という観点からも、安全保障という観点、それから環境という観点からも大きな意義を持っていると私は考...全文を見る
○川口国務大臣 二つ御質問がありまして、一つがアフリカ支援ですが、まず一般的に申し上げまして、債務救済イニシアチブが適用される重債務貧困国に対して、我が国としては、ODA債権及び適格な非ODA債権を一〇〇%削減をするということにしておりまして、これらの国々に対して、我が国としては...全文を見る
○川口国務大臣 国際機関のいろいろな合理化あるいは改革ということについて、私は、我が国はかなりの努力をしてきていると思います。国連しかり、ユネスコしかりということでございます。これについても、そういった我が国の考え方と、それから今までの経験を生かして対応していくべきであり、そうし...全文を見る
○川口国務大臣 アジアは一つという言葉がありましたし、アジアは多様であるという言葉もございます。両方が正しいんだと私は思っていますけれども、そういったアジアのさまざまな文化を交流していって相互に理解を深めるということは、私は非常に意味のあることだと思っています。
○川口国務大臣 私が願っているような結果に導いていくための過程としては、お相手にお話をしなければいけないということは当然でございまして、今そういった過程を進みつつございますが、いずれにいたしましてもこの件は検討中でございまして、官邸の人事検討会議、それを経まして決まっていくという...全文を見る
○川口国務大臣 経済協力で改革をしなければいけない点というのは、非常に多岐にわたっていると考えております。委員がおっしゃった点というのも確かに一つございますけれども、こういった点については、透明性を上げ、そして効率性を増すことによって、そういった改革をしていくことによって対応して...全文を見る
○川口国務大臣 田中先生は田中先生、私は私でございます。
○川口国務大臣 ただいま議題となりました刑を言い渡された者の移送に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、昭和五十七年九月にストラスブールで開催された欧州評議会の閣僚委員会において採択されたものであります。  この条約...全文を見る
07月18日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第27号
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○国務大臣(川口順子君) 本日、外交問題に精通される外交防衛委員会の諸先生方に対し、外務省改革の現状と今後の方針を御説明する機会を与えていただいたことに感謝申し上げます。  昨年来の外務省をめぐる様々な事件などにより、本年二月に私が大臣に就任した時点で、国民の皆様の外務省及び外...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 委員のおっしゃる外務省の職員が高い士気を持って仕事をするために、どういうふうにしてどういう改革をしてそういうふうになってもらうかということが改革のかぎであるわけでございますね。それで、そのための手法として、例えば競争を導入して組織を活性化させるということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省の問題の根源がどこにあるか、組織なのか、人の責任感等の問題なのかというお話でございますけれども、私は両方だと思っています。  いい外交をするということができていないということが今日の外務省の問題であるわけですけれども、まず組織面からいいますと、外...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ここに挙げた十の改革、あるいはいろいろなところで出していただいている改革、私が書いた十の改革でいいますと、これで外務省が国民の信頼を得るような強靱な外交を展開できるようになる、これのみでできるようになると私は思っているわけではございません。むしろ、方向性...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAというのは日本の外交にとっても、それからその他の課題を国際社会で進めていく上でも、非常に重要な手段だと私は思っておりますので、財政的にも経済的にも厳しい中でODAの機能をきちんと国際社会で発揮をさせるためには、やはり効率的にお金を使う、必要なところ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二つのことを申し上げたいと思うんですけれども、まずODAを進めていくということのために極力、私は省庁の壁を取り払うべきである。一つの省の観点からということではなくて、日本全体としてのどういうODAの在り方がいいかという発想を持って考えていくということが大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃった点というのがこの改革の行き着く点として一番重要なことだと考えております。  私は、十の改革を出した時点で、あえて組織をいじるということについてはお出しをしませんでした。これはこれから先の段階として、どういった、必要ならば組織を考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、変えなければいけない現実的な制度、あるいは今ある制度の機能を高めるということは必要だと、これが十の改革で出ているところですけれども、委員がおっしゃった、領事業務がいかに大事かということは、例えば、昔これだけ、千何百万人も日本人は海外に旅行に出ていま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二つとも非常に、五分でお答えするには中身が、お答えが非常に長くなってしまう御質問なんですけれども、まず、冷戦前と冷戦後で日本の外交政策がどのように変わったかということですけれども、私は、基本的な理念という意味では同じだと思います。それは日本の、我が国の平...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについてはかなり多くのことを言っています。例えば、Ⅲ種職員のキャリアパスをきちんとするということが必要である。競争原理の徹底を図ることが大事である。それから、専門能力の強化、活用、これはⅢ種にもかかわりますけれども、専門職の点についてもということが必...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 逆ピラミッド構造について二つの考え方があると思います。  私は、逆ピラミッド構造が結果として逆ピラミッドの中にいる人たちの競争力を失わせることになるから問題だという考え方が一つあると思います。それは正に私も賛成でして、できるだけ競争を導入をする。それは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) きちんと伺わせていただきました。きちんと受け止めたいと考えます。
○国務大臣(川口順子君) まずODA庁でございますけれども、私は国会答弁でも申し上げておりますけれども、ODA庁という考え方については賛成をいたしておりませんし、それから内閣で今ODA庁を検討をしているということはないわけでございます。  それから、ODAの基本法というお話がご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったところが非常に重要だと思います。  私は民間企業にいて、どうやって民間企業が中の職員の人たちの努力を認め、それをその人のプラスになるような形で生かしていくかということを見ております。役所にそれを適用しようと思いますと、本当にいろいろな制約が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 変える会の皆さんにつきましては、瀋陽事件の後、項目を付け加えていただいて、危機管理体制について御議論をいただいて、それが最終的な報告の中に取り組まれて、入ってくるというふうに伺っております。この問題については、変える会の立場から関心を持っていただいて御議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一番最初の方の御質問、ちょっときちんと伺えたかどうか分かりませんが、御質問は、外務大臣として何が一番大事と考えるかということであったというふうに私は理解をいたしましたけれども。
○国務大臣(川口順子君) 私は、外務大臣として幾つかの大事なことがあると思います。一つは、まず国益が何かということをきちんと踏まえるということだと思います。それから二番目に、その国益を実施に移していく段階でどういうふうにやるのが一番いいかという実施面をきちんとやっていくということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、変える会をフォローアップをする場として残すということについては、既にお願い済みでございます。  それから、民間からの登用の大使の数値をどうするかということですけれども、これは様々な考え方があって、変える会の中でも、あるいは外の世界でもいろいろ御意...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどからいろいろな方から局長人事についての御質問が出るたびに、実は私は非常に申し上げていることについて隔靴掻痒の感を持ちながら申し上げておりまして、というのは、大変に申し訳ございませんけれども、個別人事の話でございまして、これはしかるべきプロセスを経て...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大変に難しい御質問の御提起でございますが、その前に、難しい質問でございますが、おっしゃっていらっしゃるのは、これ外務省であろうがよその省であろうが、政治家グループとそれから官僚との関係がどうあるべきかということだと思います。これは各省それぞれの歴史あるい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 舛添委員がおっしゃっていらっしゃる問題意識は、私も率直に申し上げてシェアをいたします。  まず、総政局、基本的な調整機能が弱いんじゃないかということについては、総政局ができたときの意識としては非常にいい、そういうことであったわけですけれども、その後の十...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省という組織の本質的なところを見ていただいて、大変に有り難いと思っています。
○国務大臣(川口順子君) 省全体として刺激を常に受けながら行政をしていくということは大事であると思います。  そういう刺激の源、源泉は、人だったり組織の改編だったりいろいろするわけですけれども、そういうことは大事にしていかなければいけませんし、人の場合には、組織としてバックアッ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりましたアジア=太平洋郵便連合憲章の第二追加議定書及びアジア=太平洋郵便連合一般規則の追加議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  これらの追加議定書は、平成十二年九月にテヘランで開催されたアジア...全文を見る
07月19日第154回国会 衆議院 外務委員会 第23号
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○川口国務大臣 この条約の目的は、共助ということであるわけです。条約が、刑の執行について、それを目的として作成されているということですから、この条約がその趣旨にのっとって運用されるということが締約国の共通の利益であるわけでございますね。  ですから、そういうことを考えれば、これ...全文を見る
○川口国務大臣 アフリカを何とかしなければいけないというのは、今世界の各国の思いだと思います。  なぜかといいますと、アフリカには世界の国の数の約四分の一が集まっている、所得も低く、感染症もかなりありまして、さらに、紛争が多発している地域でもあります。この地域が、開発が進んで、...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初にお断り申し上げたいんですけれども、個別人事につきましては、これはしかるべき手続を経て正式なものになっていくわけでございまして、まさに人事権を持っている人間がそうした手続を経ないである個別の人事について申し上げるということはできないので、これについて、個別...全文を見る
○川口国務大臣 日本の企業が日本の円借についてこの受益者になるという、タイドであるかアンタイドであるかということについては相当国際的には長い議論がありまして、アンタイドであるべきだという方向に今進んでいるわけでございまして、日本はこの分野ではどちらかといえば優等生でございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 これも一般論として申し上げたいと思います。  その記者会見のときにも私は申し上げさせていただきましたけれども、今、いろいろ言われているような援助庁構想ということに関連しては、これは国会で何回か御答弁させていただきましたけれども、私どもとしては、援助というのは、経...全文を見る
○川口国務大臣 私は、今、ほかの国が援助疲れを卒業しまして援助をふやそうとしているということは非常に意味のあることだと思っています。例えば、アメリカは今後三年間に五十億ドル援助をふやすということを、この間の三月のモントレーの会議でブッシュ大統領がみずから言っているわけでございまし...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと質問の御趣旨がはっきりしなかったんですけれども、ということで、きちんと理解させていただいているかどうかわかりませんが、この条約のポイントというのは、外国で裁判を受けた結果、刑を科せられて、その外国で服役をしている受刑者、この社会復帰を図るために、その受刑者...全文を見る
○川口国務大臣 法体系が国によって異なるということは、当然そういうことになっているわけでございます。  そして、この条約におきましては、移送を実施するに当たっての幾つかの条件の一つとして、裁判国での犯罪行為が執行国の法令において犯罪になるということがあるわけでございまして、要す...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと今、日付は、手元に資料がありませんのでよくわかりませんが、いずれにしても、この浅井さんは、浅井大使は弁護士はとっくにやめられていらっしゃいますし、事務所のパートナーでもないということでございます。
○川口国務大臣 浅井大使は、国際経験が豊富な弁護士として活躍をされてこられただけではなくて、国際問題にも造詣が深い方で、また、外国語能力あるいは海外生活経験、こういったことにも照らしまして、我が国の大使として適任であるというふうに判断をされましたので、外務公務員法第八条に基づきま...全文を見る
○川口国務大臣 手元にデータがございませんので、調べたいと思います。
○川口国務大臣 個別の大使の在任の期間、これについては、さまざま幅がございます。それ以上に新田大使についての個人的な人事関連のことについては、お答えを差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 浅井大使は弁護士としてこの仕事を行ったわけでございまして、弁護士としての職務上、対外的に、これは守秘義務が弁護士としてはあるわけでございますので、控えてほしいという本人の御要望もございます。したがいまして、これを尊重したいと考えております。
○川口国務大臣 個別人事についてのそういった名前等が新聞に書かれているのは私も承知いたしておりますけれども、どういうルートで新聞がそういう情報を入手したのか、私としても知りたいと思っています。
○川口国務大臣 個別人事につきましては、先ほど安倍副長官からもお話をいたしましたように、しかるべきプロセスを経て決まっていくということでございます。今、この時点で個別人事について私の立場で御答弁するということは、適切でないと考えております。  他方で、援助の重点の動きということ...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、個別人事についてお答えをするということは適当でないと考えております。  それから、一般論として申しまして、私は、十人をめどに、この夏までに、外務省の人以外の人を局長それから審議官そして大使に登用するということを申しまして、今のところ六...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が経済協力の実施を行うに当たって、NGOの方々が果たしている役割というのは非常に重要だと思っていまして、先般発表いたしました経済協力の改革の十五項目の中で、NGOの方々についてはきちんと取り上げているわけでございます。
○川口国務大臣 たくさんの御質問を一度におっしゃられたものですから、お答えも長くなってしまうかと思いますけれども、まず、ODAの必要性について国民に理解をいただくということは非常に必要で、私もそう思います。私どもはその努力をしておりまして、例えば、あした大阪で私はODAについての...全文を見る
○川口国務大臣 ODA大綱の第三原則といいますのは、「開発途上国の軍事支出、大量破壊兵器・ミサイルの開発・製造、武器の輸出入等の動向に十分注意を払う。」というものでございます。ちょっと長いものですから前段は略しましたけれども、「十分注意を払う。」ということでございます。  とい...全文を見る
○川口国務大臣 出席の可能性については、まだ現時点で最終的に決定をしたわけではないというふうに承知しています。  北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長が七月十日からインドネシアを訪問いたしまして、その折に、白南淳外務大臣がARFに派遣されるという説明があったということは聞いてお...全文を見る
○川口国務大臣 アジア太平洋地域における国防あるいは安全保障といった問題について、まず我が国としては、ARFメンバー間の信頼醸成を一層促進させるということが重要で、実務的協力を推進するという観点から、ARFプロセスに国防、軍事当局者の関与を高めていくということの重要性については支...全文を見る
○川口国務大臣 この問題につきましては法務省から話を聞いておりますので、法務省や米軍と相談をして適切に対処したいと考えます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、法務省や米側と話し合って適切に対処していきたいと考えています。
○川口国務大臣 正式な外交ルートとおっしゃる意味がよくわからないんですけれども、法務省、米側と話し合っていきたいと思います。
○川口国務大臣 これは、先ほど事務当局から御答弁をいたしましたように、国内法令との整合性について必要な検討を行っているところでございます。七月一日にICCの規程が発効したことを踏まえまして、政府として検討を進めていきたいと考えております。
○川口国務大臣 これが政策論的に適切かどうかということについては、多分いろいろな考え方はあり得ると思います。  今、沖縄以外の本土のすべての施設・区域において民間タクシーがどういうふうになっているかという現状については調査をしているということでございますので、全体としてどういう...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりましたオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正(締約国の第九回会合において採択されたもの)の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成九年九月にモントリオールで開催されたオゾン層を...全文を見る
07月22日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第11号
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○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、現在、インドシナ難民に対しての支援策と、それから条約難民についての支援策と差があるということは事実でございます。  インドシナ難民に対しましては、昭和五十四年七月に閣議了解がありまして、これに基づきまして、定住促進施設におい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODA庁といいますか国際援助庁については、これは私が知っております限り、三十年とか四十年とかそれぐらいの期間、作るべきかそうでないかという議論が存在をしていると思います。これについてまた最近様々な御意見が出ているわけですけれども、政府として今この問題を検...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAにつきまして、委員が先ほどNGOの方々と一緒にやっていく必要性等々について述べられましたけれども、私も全くそのとおりだと思います。  今、外務省でODAの改革ということを、十五の改革を先般発表させていただきまして、それを今進めている最中ですけれど...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第4号
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○川口国務大臣 平成十二年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は九千三百三十六億六千五十七万円余でありまして、支出済み歳出額は八千百二十九億二千五百六十八万円余、翌年度繰越額は一千六十億六千四百九十九万円余、不用額は百四十六億...全文を見る
○川口国務大臣 会計検査院の検査の結果、物品・役務の調達手続、報償費の執行、総理外国訪問における内閣官房との事務分担、在外公館における会計経理等について指摘を受けたことは、まことに遺憾であります。  これらにつきましては、物品・役務の調達の一元化を含む調達手続の改善、報償費の執...全文を見る
○川口国務大臣 海外でずっと長いこと住んで苦労していらっしゃる方々を表彰するべきであるという委員のお気持ちはよくわかりますが、外務省は、従来から、移住業務に貢献してきた方々、団体については外務大臣の表彰の対象にいたしておりまして、その御苦労に報いるということは心がけてきております...全文を見る
○川口国務大臣 これは、個別の人事については今まさに検討中であるとしか実は申し上げられない。といいますのは、この人事というのは、官邸で、あるプロセスがありまして、委員会を通った後でないと確定しないということでございますので、その手前で人事権者である私が具体的なことを申し上げるとい...全文を見る
○川口国務大臣 ODAについては、私は、軍事力がない日本として、国際社会で非常に大きな貢献を日本が果たしているとほかの国々に見てもらう重要な要素になっていると思います。  先般、私はアフガニスタンに参りまして、アフガニスタンの今大統領になりましたカルザイ大統領ほか、財務大臣です...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、やはり経済が非常に国内で厳しくなってきて失業率が高まってくる、こういう状況のもとで、何で国の中でお金を使わないのか、外国で使っているのかという疑問が出てくるのは、これは日本だけではなくて、世界じゅうにそういうところはあると思います。...全文を見る
○川口国務大臣 中国は我が国の隣にある大国でございまして、この国が平和に、安定的に発展していくということは、我が国の平和、安定、繁栄に関係いたしまして非常に重要なことだと私は思っております。  中国自体は、一人当たりの国民所得で見ますとまだまだ貧しい国でありまして、水の問題とか...全文を見る
○川口国務大臣 ODAの重要性はどんどん増していっていると思います。私たちとしては、このODAを、限られた財政的な状況の中で、できるだけ資金を重点的に、効率的に、また、国民の皆様に見えるような、理解していただきやすい形で使って、国際的に日本の存在感をきちんと位置づけ、世界の平和、...全文を見る
○川口国務大臣 プール金事件につきましては、今、官房長が、どういう状況にあるかということを御説明をしたということでございます。  一般論として申し上げれば、私は、告発を、これはプール金事件だけのことではなくて一般論として申し上げて、告発が初めからないという状況で物事を考えている...全文を見る
○川口国務大臣 私は、植竹副大臣の記者会見の中身というのは全く承知をいたしておりません。  それで、このデンバーの件については、先ほど官房長が言いましたように、捜査当局にも相談しながら、元総領事の意思や行為が犯罪の構成要件に該当するのか否かについて現在も慎重に検討しているという...全文を見る
○川口国務大臣 一つ一つの件について、その人がやったことが、あるいはその意思、行為が犯罪の構成要件に該当するかどうかということについて検討するということが前提だと思います。それをした結果、判断を当然ながらするということだと思います。
○川口国務大臣 アフガニスタンの難民支援について我が国が行っていることでございますね。  我が国としては、ことしの一月に復興支援会議というのも東京で開かせていただきまして、各国から資金を募っているわけです。その中で、アフガニスタンの難民というのは、今、考えられていたよりもはるか...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員がおっしゃったことを伺っていますと、普通に常識的に考えれば不思議だという気がいたしますけれども、多分、かつて、そういうふうに仕分けがなされたということの背景には、そのときにはそれなりの理由があったんだろうかなというふうにも思いますので、そのあたりを少し勉強...全文を見る
○川口国務大臣 自治体との協力ですけれども、外務省では、昭和五十四年のインドシナ難民対策連絡調整会議においての政府決定を受けまして、定住促進施設を退所したインドシナ難民に対するアフターケアとしまして、難民相談業務を財団法人アジア福祉教育財団に委託をいたしております。  この財団...全文を見る
○川口国務大臣 確かに、たくさんの省庁が関係をしているということが、何のためにはどこに行ったらいいかということがわかりにくくなっていることの原因だと思います。  委員がおっしゃった支援センターが、そういった窓口のお話なのか、あるいは政策自体を考えることなのか、ちょっとそのあたり...全文を見る
07月23日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第28号
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○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃった北方領土問題に対する我が国政府の基本的なスタンスの問題として、北方領土が我が国の固有の領土であって、そこに行くことあるいはそこで行うことについて、これが外国のものであるという建前、立場に、前提に立たないということは全くおっしゃるとお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の北方領土問題に対する基本的なスタンスというのは、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということでございまして、これは委員がおっしゃったとおりでございます。これに全くの揺るぎはございません。今後ともこの方針にのっとって交渉を続けていくという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この報告書につきましては、変える会の宮内座長を始め委員の方が本当に多くの時間を使っていただいて真剣に御議論をしていただいた、その成果であると思っています。外務省として、この報告、最終報告書を踏まえて、これからいかなる改革策が外務省として出せるかということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の知る限り、ないと思います。
○国務大臣(川口順子君) 早く拝見をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) これは正に変える会でお考えになられたことでございますので、私の方から論拠がこれであろうということはちょっと申し上げるだけの材料を持っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 何が実際に変わることになるかということは、これを適材適所の原則に基づいて実行して、しばらく年月がたって評価はされるということだと考えますけれども、私としては、まず意識改革ということが、外務省の職員の意識改革ということがあると思いますし、それからさらに、日...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、これは二月、今年の二月に十の改革、開かれた外務省のための十の改革を出した時点で、既に変える会には引き続き終わった後フォローアップをしてほしいということを言っております。この報告書に基づいて、外務省が行動計画といいますかアクションプログラムを出すわけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 変える会がどれぐらいの期間、監視の役を務めていただくかということについては、今の時点ではっきり決めているわけではございません。必要な限りお願いをしたいと思っています。
○国務大臣(川口順子君) 私は、変える会のメンバーの方が外務省の改革を、そして日本の外交の改革を非常に熱意を持って考えていただいているということは全くそういうことでして、だからこそ私はお願いをしたということでございます。  それで、フォローアップをしていただくということももう既...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 変える会の方には、こういった場での意見表明も含めて、開かれた外務省のための十の改革の中でもずっとフォローアップをしていただきますということはもう公言済みでございます。ですから、先ほどから申し上げているのは、必要な限りやっていただくということを申し上げてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 適材を外部から登用するに当たっては、私はそれなりの透明性が必要だと考えております。その透明性を確保するためにどういう制度が一番いいかということは、何らかの委員会のようなものが必要ではないかと私は考えております。いずれにしても、その具体的な形というのはアク...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大使は、これは我が国の制度では、外務大臣が内閣に推薦をして内閣で決めてということになっております。  先ほど、私は委員会ということを言いましたけれども、それは透明性の確保そして広く人材を外に求めるときの正に推薦をしていただくとか、そういうことのために必...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAについて改革が必要だということは委員がおっしゃるとおりでございまして、外務省としては、先般十五の改革を発表させていただきましたし、また私が自分で議長をしていますけれども、ODA総合戦略会議というのも既に二回の会合を開いております。  そういった中...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAの連携を、NGOとの政府のODAについての連携を図っていくということにつきましては、まずODA改革・十五の改革というのを先般発表させていただきましたけれども、その中でも示させていただいておりますけれども、ODA大使館と一応仮称で呼んでおりますけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOを支援をしていくに際しまして、特に人件費ですとか管理費ですとか、そういったことにおいて、従来から草の根無償資金協力で現地におけるスタッフの雇用経費やプロジェクト管理費については支援を行ってきております。それから、今年の六月から導入しました日本NGO...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) シニアボランティアの方の希望者は増えてきています。大体千人を超す方々がシニアボランティアとして活動していただいているという状況でございます。  このシニア海外ボランティア事業で派遣をされます中高年の方々の支援のために、JICAでは随伴した、家族を連れて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかの問題点が私はあったと思います。  まず、ルールがきちんと決まっていない部分があった。大きなところは決まっていたわけですけれども、きちんと細かいところで決まっていないところがあったので、恣意的になる余地があったということだと思います。  それか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北方四島の支援については、これは園部参与に作っていただいた報告書の中でも述べていらっしゃいますけれども、特定の議員との社会通念に照らして異例だというべき関係は私はあったと思います。それの影響があったと考えます。
○国務大臣(川口順子君) 国後島のディーゼルの発電につきましては、これは今司法当局の手で厳正に、手の中にございますので、ちょっとここでその具体的な件について私の感想を述べることについては差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 無償資金協力、有償資金協力、それぞれ今ルールがあって、それなりに動いているということでございますけれども、経済協力の中で改革を進めるに当たって、私は常に今の制度がこれで果たしていいだろうかということを念頭に置いて不断に見、そして改革を進めることが重要であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に、おっしゃったような点も十分に念頭に置いて改革を考えていきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 私は、その変える会の報告にもありましたように、実際に案件を決定する段階では様々な視点が反映されるということは大事なことであると思います。この円借款について、各省が、現在ですと外交政策の観点から、あるいは財政の観点から、あるいは通商政策の観点からということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 急使につきましては、今回の事案を踏まえて、いかなる場合がこの合同委員会の合意にいう急使に当てはまるか等について米側と協議をしていきたいと考えています。
○国務大臣(川口順子君) この報告書でございますけれども、変える会という会の皆様が外務省の改革がどうあるべきかということで御議論をいただいた結果の報告書でございます。  この変える会のメンバーとしては、様々な観点から外務省の改革を考えていただくことができる方々が集まっているとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この会は、私の私的な懇談会という位置付けです。したがって、この会の報告書を外務省がどこまで取り入れるかということは外務省の判断でありますけれども、そういう意味では強制力はもちろん持たないわけですが、先ほど申しましたように、これを踏まえて、これを重く受け止...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省としてこれから改革を行っていく過程で、これからやりますことは、外務省として何を改革のプログラムとしていつまでにやりますというアクションプログラムを作っていくということです。これは外務省が自ら決定をするということですから、外務大臣が替わっても、それは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どういうような項目を変える会として外務省の改革のために必要であるかと考えるかというのは、正に変える会の皆さんの御判断であるわけです。それで、現実問題としては、私がお出しをした開かれた外務省のための十の改革の十の項目に付け加えまして、二つ付け加えて、一つは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省は、危機管理体制を持ち、危機管理を既にやっているわけでございます。これは、この報告書は、変える会の立場として更にどういうことが必要か、何が十分でないと考えるか、それをやることによって外務省の改革を進めるということを念頭に変える会が作られたものである...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった瀋陽のことについては、この前、処分を発表しましたときに再発防止策については既に発表をさせていただいているわけでございます。それから、今回のこの報告書について、これを踏まえて外務省の改革案を出すという中に、この前、瀋陽の事件のときに発表し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 瀋陽事件関連のことについては、先ほど申しましたように、瀋陽の事件の処分を発表する際に今後の改善策として既に発表をいたしました。その中には既にやったものもありますし、これからやりますということをお話をしているものもあります。いずれにしても、それは既に行った...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回のケースについては、過去に例がなかったということもございまして、この軍人の方が急使の身分証明書を持っていたという事実を考慮した上の判断が捜査当局においてなされた。橋本大使はそういった制度についてのお話を念頭に置いて御発言をなさっていらしたと私は思いま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この前、別な委員会で申し上げさせていただきましたけれども、そういった点については私は疑義があるということでございまして、したがって、先ほど申しましたように、疑義を感じましたので、いずれにしてもこの事実を踏まえて、いかなる場合がこの合同委員会の合意にいう急...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 整合性がないわけではなくて、整合性はあるわけでございます。私は、このケースが本当に急使として合同委員会で合意されたことに当てはまるかどうかということについて疑義を感じたということを申し上げているわけでございます。橋本大使は今の制度にのっとって、この方は証...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 夜中であって、午前二時には飲食をしていると、そういう状況であったということです。
○国務大臣(川口順子君) 先般の知事会議における決議のことについては承知をいたしております。  日米地位協定の改正、改定についての政府の立場というのは従来から申し上げているとおりでございまして、その時々の問題について運用の改善を行っていくということでございます。そして、その効果...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本における米軍の施設・区域の七五%が沖縄にあるということによって、沖縄県民の方に多大な負担をお掛けをしているということについては、私は十分に認識をいたしております。  そういった点で、私は機会があるごとにこの日米の地位協定の運用改善の重要性については...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米安保条約が我が国の平和と安全に貢献をしていること、それから、それのみでなくてこの地域の平和と安全に寄与しているということについては、これは私から改めて申し上げるまでもないと思いますが、その過程で、あるいはそのために基地の七五%が沖縄に集中をしているこ...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 外務委員会 第24号
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○川口国務大臣 事件が起こりましたのは七月二十三日の未明のことでございますけれども、これに対しては、本当に多くの市民の方が死亡または負傷をしたわけでございまして、大変に遺憾な事件だったと思います。  外務省としましては、これにつきましては報道官の談話を出しておりまして、その遺憾...全文を見る
○川口国務大臣 浅井大使の任命についてでございますけれども、大使任命の基準の透明性ということについては、私はおっしゃるとおりだと思っていますので、基準については既に公表をさせていただいているわけでございます。  そして、先般「変える会」の、一昨日ですけれども、報告書をいただいた...全文を見る
○川口国務大臣 私は、国会軽視を申し上げているわけでは全くございませんで、ですから、先ほど申し上げたのは、お伝えすればよかったということを申し上げているわけですけれども、ただ、だからといって伝えなければいけなかったか、質問主意書の答弁はそういうことで書かれているということを申し上...全文を見る
○川口国務大臣 開発と環境の両立、持続的開発の考え方というのは、言うまでもなく、今世界の常識であると私は思います。したがいまして、JBICがことしの四月にこういったガイドラインを考えたということについて非常に高く評価をしていますし、JBICのこの基準が、世界の、世銀やそういった機...全文を見る
○川口国務大臣 JBICの異議申し立てのプロセスがどういう形で決まっていくかということは、先ほど申しましたように、私の方としてはこれを注視しているということで、円滑に運用できるような形で決定されるということが大事なことだと思っています。  それから、経済協力局長の人事について、...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、透明性がある、それから説明責任が果たされているということは非常に大事であると考えております。
○川口国務大臣 具体的にどういうポストに位置づけをされるかというのは組織の中の話でございますので、この件について、具体的な形としては何がいいかということを、外務大臣の立場でJBICに対して言うということは差し控えたいと思いますけれども、先ほど委員もおっしゃったように、私としても、...全文を見る
○川口国務大臣 これはきちんと認識をしておりまして、中国側の環境影響評価調査の結果も確認をしております。
○川口国務大臣 承知しております。
○川口国務大臣 ちょっと長くなりますけれども……(金子(善)委員「その部分だけで結構です」と呼ぶ)はい。「外務省において、前任の特命全権大使が同年五月一日に離任した後、在ガーナ日本国大使館を長期間にわたり特命全権大使不在の状態に置くことは適当ではないと判断したこと等による。」これ...全文を見る
○川口国務大臣 私が今申し上げたのは、今の時点で申し上げているということでございます。この質問主意書の時点で、外務省として、大使がいつ赴任するかというのは、先ほど読みましたように、さまざまな事情、特にこの場合は前任大使が一カ月半前にもう離れていたということがあったわけでございまし...全文を見る
○川口国務大臣 原口大使が幾つかの事案について管理監督責任を問われて、過去において処分をされているということは承知しています。
○川口国務大臣 原口大使は、監督者といたしまして、幾つかのことについて処分をされたということでございます。その処分の後もジュネーブの大使をずっとやってきて、そして、その能力、識見、国際社会の評価等、この国連大使というポストにふさわしいという判断をいたしたわけでございます。
○川口国務大臣 これについては、きのう別な委員会で御質問がございましてお答えをしたところでございますけれども、私は、こういった事案について、告発をしないということを前提に検討しているということではないということでございます。  ただ、するかしないかという判断をするに当たってはそ...全文を見る
○川口国務大臣 委員の御要求の資料が、私が理解しておりますところでは、非常に細部まで含んだ資料であるというふうに聞いておりまして、したがいまして、処分に必要な情報は、そこまで細部のことをチェックしてということではございませんので、その細部であるということが時間がかかっているという...全文を見る
○川口国務大臣 間違いございません。
○川口国務大臣 私は、環境大臣をしておりましたときから、環境NGOの方々との連携というのは非常に重要であると思って、実際にかなり頻繁に会合を一緒に持ってまいりました。そういう経験からいきましても、環境問題への取り組みについては、これからはまさに市民社会としての取り組み、環境NGO...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまな改革の中で、意識改革というのは多分一番時間がかかることであろうと思います。さまざまな改革、例えば人事制度で競争をより導入をするとか、そういったことを入れていって、最後に、何年かたったときに、変わった、そういうことになるのが、これは外務省に限らず、組織の改...全文を見る
○川口国務大臣 仮定のお話にお答えをするということは非常に難しいわけでございます。  中国は、今国内でみずからの、WTOにも入りましたし、経済についても改革を進め、そして環境についても国の基本政策として掲げ、さまざまな努力をしているわけでございまして、我が国として中国に支援をし...全文を見る
○川口国務大臣 まず、DACの基準で、援助をする基準というのがございますけれども、それでいきますと、無償協力の場合に、国民一人当たりの国民所得千五百ドル以下、そして有償の借款の場合は三千ドル以下という国際的な基準についての考え方があるわけでございますけれども、中国の一人当たりの国...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃった事案が昨日あったということでございまして、この件を受けまして、昨日の午後、橋本沖縄担当大使からラーセン四軍調整官代理に対しまして、この件の事実関係の確認について米軍の全面的な協力を要請するとともに、この件の原因が究明されるまでは近傍での演習を中...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、本件については早急に原因の究明をするということが大事でありまして、米軍が今それについては協力をしてくれているということでございます。  外務省としては、できるだけ早くこの原因究明ができるように、この件をきちんとウオッチをしていきたい、そう...全文を見る
○川口国務大臣 原因究明をきちんとするということがまず一番大事な事項だと考えております。
○川口国務大臣 全国の知事会が沖縄で開かれて、委員がおっしゃられたような決議があったということについては承知をいたしております。  日米地位協定についての考え方でございますけれども、従前より申し上げておりますように、地位協定というのは、その時々の問題に効果的に対応するということ...全文を見る
○川口国務大臣 運用の改善に努力をしてまいりたいと存じます。
○川口国務大臣 米軍には、一般国際法上、日本の法律を尊重する義務がございまして、そのように適切に対応してくれているものと考えております。
○川口国務大臣 知事会の決議は決議として受けとめさせていただいております。
○川口国務大臣 私は、これがもし事実、米軍によるものであるということであれば、非常に遺憾なことだと思っております。そして、そういうことであれば、再発防止策をとる必要があると考えております。
○川口国務大臣 現在調査を行っておりますので、その調査の結果を見て考えたいと思います。
07月24日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第18号
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○川口国務大臣 先般、私がバンコクでトウカセン中国の外交部長とお会いをいたしましたときに、その瀋陽総領事館事件について話をいたしました。この件について私から、トウカセン外交部長に対して、我が国の総領事館の不可侵が侵害をされたということについての我が国の立場は全く変わっていない、不...全文を見る
○川口国務大臣 その方がどういう方であるか私は全く存じませんけれども、この件につきましては、先般、再度問題点をきちんと精査いたしました上で、当時の関係者についての処分を発表させていただいております。  岡崎総領事につきましては、国家公務員法上の処分をいたしまして、日本に呼び戻し...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかの御質問、まとめてございましたけれども、まず、周辺事態と武力攻撃事態における米軍の行動と我が国のかかわり合い方ということについて申しますと、これはそれぞれ別個の法律上の判断に基づくものであるということでございますので、我が国に対して武力攻撃事態が発生をしてい...全文を見る
○川口国務大臣 有事に想定をされる米軍との特別協定というものがいかなるものであるか、委員がどういうことを意味していらっしゃるかというのは明らかでは必ずしもないわけでございますけれども、これについて、今後、事態対処法制の整備の中で米軍の行動の円滑に関する法制の整備が検討をされていく...全文を見る
○川口国務大臣 米軍は、一般国際法上、我が国の法令を尊重する義務があるということでございます。それはまさに、日米地位協定の十六条に米軍の構成員及び軍属による我が国の法令尊重義務が定められているということにかんがみますと、米軍が我が国の法令に違反するような行動をとるということは一般...全文を見る
○川口国務大臣 米軍が我が国の法令を尊重するということにつきまして、何らかの問題が生じ得るというふうに考えられる場合におきましては、個別に両国間で必要な調整を行って、政府において適時適切に対処をしていく、そういうことになるわけでございます。
○川口国務大臣 例えば、日米の間には合同委員会といったようなメカニズムも既に存在をしているわけでございまして、そういった場もその一つと考えられます。
○川口国務大臣 有事の際におきましても、当然そういったメカニズムは機能するということでございまして、メンバーとしては、これはいろいろなレベルにおいてございますけれども、例えば局長レベル、当方でいえば外務省それから防衛庁の局長レベル、先方はそれに匹敵するレベル、そういうことでござい...全文を見る
○川口国務大臣 これは、既にさまざまな問題についてそういった調整メカニズムというのは機能しているわけでございまして、例えば、一例を挙げれば、環境といったような問題についても平時から行っているわけでございます。
○川口国務大臣 委員が今おっしゃいましたように、日米防衛協力のための指針というものがあるわけでございますけれども、この指針によりますと、日米両政府は日米両国の機関の関与を得て日米間の調整メカニズムを平素から構築するとしておりまして、また、指針は、日本に対する武力攻撃が差し迫ってい...全文を見る
○川口国務大臣 日米合同委員会の場では、日ごろから日米間でさまざまな調整を行っているわけでございます。そういった場が有事においても一つの例といたしまして活用をされ得るわけでございまして、そういった場で議論がなされる、調整がなされるということでございます。  おっしゃったように、...全文を見る
○川口国務大臣 従来から申し上げていますように、米軍の行動の円滑化のための支援、このための法制整備につきましては、先ほど来申し上げていますように、関係省庁で協議の上、米軍とも協議をしていくということでございます。  細かいことについてはそういうことでございますが、先ほど申し上げ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、ガイドラインというのは、日本有事の場合というのも含んでいるわけでございます。  指針について、先ほど申しましたように、細かいことについては、それは今後まだ詰めなければいけないということがあるということは事実でございます。
○川口国務大臣 イエスかノーかということであれでございますけれども、短く答えを申し上げれば、我が方として具体的に今何も決定をしていないということでございます。  これについては、中国側から、事件が発生して以来、現場に我が方の船がずっといまして、漁民が漁業ができないということで要...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、委員御案内のように、昨年の二月にできました枠組みがあるわけでございます。この枠組みに関連して、事前通報なしに中国が調査を行った、あるいは事前に通報したことと異なる行動をとったというようなことは、四件あったと私は承知をしております。  それで、...全文を見る
07月26日第154回国会 衆議院 外務委員会 第25号
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○川口国務大臣 阿南大使には、今までさまざまな局面で一生懸命仕事をしていただいてきたわけでございまして、夏に入り、こういう状況で休暇をおとりになるということは私は非常に自然なことであると思います。やはり、三百六十五日、公に非常に忙しい状況にあるのが各国にいる大使ですから、その国の...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、これはイスラエル軍によるガザ地区への空爆、しかも多くの一般市民を巻き添えにする形での空爆ということでございまして、大変に遺憾な行為だと私は考えます。パレスチナ人がイスラエルに対して抱いている憎悪をあおり立てるということになりまして、事...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が、さまざまなことし起こった事件について触れられたわけでございますけれども、それをお聞きしながら、改めて、再度、沖縄に在日米軍の施設・区域が集中をしているということ、その結果として、そういったことが沖縄の県民の方に負担を及ぼしているということを具体的に感じた...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかの点について、私どもがそうしたいほどスピーディーに解決が見られていないということは確かにあると思いますけれども、私としては、引き続き機敏な対応を可能にすべく、運用の改善に鋭意努めてまいりたいと思っています。
○川口国務大臣 七月の二十九日に開催されることになっております代替施設協議会、ここにおいては、防衛庁長官から報告を受けるとともに、これを参考に基本計画の策定に係る協議が行われるというふうに承知をいたしております。  ここで最終的にどういうような結論になるかということは私が予断す...全文を見る
○川口国務大臣 この件についてはさまざまな意見がおありになるだろうと思います。七月二十九日の会合でどういう結論になるかということについて私が予断をするということはできないわけでございますけれども、私としてはいろいろな方々と御相談をして進めていきたい、そういうふうに考えるわけでござ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国における難民の受け入れに関しまして、これは委員がつとに御存じのように、難民の認定は法務省の所管であるわけでございます。そして、法務省において、難民条約と出入国管理及び難民認定法にのっとりまして適正な運用を行っていると承知をいたしております。  一方で、難民...全文を見る
○川口国務大臣 まず、我が国の難民の受け入れ状況でございますけれども、確かに数が少ないということで消極的であると委員が思われるのかもしれませんけれども、これを比率で見ますと、我が国は平成十二年で見ますと一四%になっておりまして、これは、この年のイギリスの一二%、ドイツの一五%、オ...全文を見る
○川口国務大臣 世界の難民問題については、UNHCR等々の国際会議の場で今までかなり取り上げられてきているわけでございまして、我が国もこうしたことに参加をいたしておりますし、それから北朝鮮からのいわゆる脱北者との関連におきましても、そういった多国間の場以外にも、二国間でこの問題に...全文を見る
○川口国務大臣 七月三十一日に北朝鮮の白南淳外務大臣とお会いをするということでございます。
○川口国務大臣 これは、相手があっての会談ということでございますけれども、私といたしましては、朝鮮半島問題についての日本の立場を明らかにしていく、そして国交正常化の交渉の今後の進め方について議論をするほか、我が国にとってあるいは双方にとって重要な関心を有する日朝間の諸懸案がたくさ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国と北朝鮮の間にはさまざまな問題があるわけでございます。こうした双方が関心を持っている日朝間の諸問題について議論をしたいと考えています。
○川口国務大臣 国際的に食糧を備蓄するというふうにおっしゃられたと思いますけれども、食糧については、世界的に、FAOを初めとしていろいろな考え方があると思います。  私は、備蓄をするということが、これはほかの商品、商品穀物あるいは商品作物についても言えることですけれども、必ずし...全文を見る
○川口国務大臣 国際の安全保障が、結果的には核を使用しない形で維持されることがいいということは言うまでもないと私は思います。  他方で、現実の国際社会を見ますと、核戦力を含む、通常兵器も含む大規模な軍事力というものが存在をしているわけでございまして、核兵器だけを他の兵器と切り離...全文を見る
○川口国務大臣 核兵器だけを切り離して扱うということが抑止のバランスを崩して安全保障を損なうこともあり得るということを先ほど申し上げたわけでございまして、それは、通常兵器の削減をやっていく、あるいは核兵器の削減をやっていくという考え方と全く矛盾をしないというふうに私は考えています...全文を見る
○川口国務大臣 三十一日の会談では、私といたしましては、朝鮮半島情勢に関する日本の立場を明らかにするとともに、国交正常化の今後の進め方について協議をしたいと思いますし、それから、双方が関心を有する日朝間の懸案というものがあるわけでございまして、そういったことについても意見の交換を...全文を見る
○川口国務大臣 どういうふうなことについてお話をするかということについては、今いろいろ考えをめぐらせているところでございますので、この時点でお話ができる用意はございませんけれども、私は、両方のサイドにお会いしたい。したがって、アウン・サン・スー・チーさんにもお会いしたいと思います...全文を見る
○川口国務大臣 まず、それにお答えをする前に、私ちょっとうっかりしてミャンマーと言わなかったようでございまして、おわびをして訂正させていただきます。  それから、何でここまでかかったのかということでございますけれども、これは、国会の委員会の中でさまざまな御議論をいただいて、また...全文を見る
○川口国務大臣 多分、大使を初め大使館としては、お話をする要人訪問の場合の事前のブリーフとか、そういうことで頭がいっぱいであったのではないかというふうに推察はいたしますけれども、この件は重要な件でございますから、お話を申し上げる方が適切であったと私は思います。
○川口国務大臣 私は、異なると思っておりませんで、今、阿南大使が言いましたけれども、この件についての、すなわち不可侵が侵害されたということについての我が国の立場は変わっていない、不変であるということを私も申しました。こういった我が国の立場は変わっているわけではありませんで、大使そ...全文を見る
○川口国務大臣 私どもの立場は全く変わっていないということでございまして、この間六月の十九日に、タイで私は中国の外交部長とお話をいたしましたけれども、そこでお話をしましたのは、我が国として、中国側により我が国総領事館の不可侵が侵害をされたということに関する主張は、毅然として貫いて...全文を見る
○川口国務大臣 事件につきましては、事故発生の直後に、外交ルートを通じまして申し入れを行いました。  その内容は、本件については、今後事実関係をきちんと調査する必要がある、ただし、仮に本件が、韓国警備艇による取り締まり行為の結果接触が生じたものであり、当該取り締まり行為が竹島に...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃるように、言うべきことをきちんと言う、そして友好関係は友好関係という考え方はおっしゃるとおりだと思います。言うべきことをきちんと言ったことによって相手との関係が壊れてしまう、そういうことではないと私は考えております。  いずれにしても、この件につき...全文を見る
○川口国務大臣 その木村外務大臣のおっしゃったことというのは、私は今初めて伺わせていただきましたけれども、内政と外交と、よく対にして言葉を使いますけれども、私は、内政と外交の関係というのは非常に密接でなければいけないと思っております。外交を支えるあるいは外交の方向を指し示すという...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の予算を使うときに、国民の税金を使っていると考える意識がほかの省庁に比べてより希薄かどうかということについて、私は残念ながら比較をすることができないわけですけれども、私が民間企業に七年おりまして、そしてまた霞が関に戻って感じますことは、民間企業でお金を使って...全文を見る
○川口国務大臣 まず、私は、例えば中国にある総領事館が、大使館を経由してではなくて直接に本省とつながっているという組織のあり方というのは、正しいだろうと思います。何か問題があったときに、今、民間企業でもできるだけ意思決定の距離を短く、できるだけ速くということで、フラットな組織とい...全文を見る
○川口国務大臣 G8の外相会議で、私は北朝鮮の問題についてお話をいたしております。これは、追い返すべきだとも、積極的に受け入れるべきだとも、そういう含意の発言ではございませんで、そういった北朝鮮の、恐らく背後にはそういう情勢がありますでしょうし、それへの影響も多々あるわけで、そう...全文を見る
○川口国務大臣 これはG8でございまして、世界じゅうの外務大臣、世界じゅうといいますか、世界に広がった国々の外務大臣が集まっているわけでございまして、全部がアジアの国というわけではないわけでございますね。ですから、それぞれの地域に起こっていることについて、こういう問題があるという...全文を見る
○川口国務大臣 この団体につきましては、ほかの委員会であったかもしれませんけれども、前にお話も出ているわけでございまして、その先ほどの理事長名義の預金といいますのは、私の理解では、これは権利能力のない社団ということでございまして、日本の銀行に預金をするときに、法人格がある団体と違...全文を見る
○川口国務大臣 このロシアの新しい大使館につきましては、ことしの二月に着工をして、十七年度中に完成予定ということであるようでございますが、どういう経緯を経て、設計あるいはその設備等について今のような形になったかという過程については、恐縮ですが、私はちょっと直接には存じませんが、問...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の状況といいますのは、これはなかなか不透明なところが多うございまして、どういう状況になっているのかは必ずしも明確にはわからないわけでございますけれども、大勢の、何万あるいは何十万と言われる脱北者が中国に出てきているという状況は、それなりに、食糧あるいは経済と...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮との間には、我が国は安全保障上の問題、人道上の問題、さまざまな問題があるわけでございます。  今回、私がARF、PMC出席のためにブルネイに行く折に、北朝鮮の白南淳外務大臣とお会いして、お話をする機会を持つことになりました。こういった場で、我が国としては、...全文を見る
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(川口順子君) この百十一号条約の内容については、もう委員よく御存じのことでございますけれども、この問題、我が国の締結についての問題というのは、国内法令上これが十分に担保されているかどうか。  この条約は非常に幅の広い問題について扱っているわけでございまして、例えば雇...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきまして、委員が今おっしゃいましたように、非常に注目をすべき制度があるというふうに考えています。  これは、中身は何かといいますと、個人通報制度というものが定められているわけでございまして、これが条約の実施の効果的な担保を図る上から注目すべき制...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃいましたB規約選択議定書、このほかにも人種差別撤廃条約、そして拷問等禁止条約が個人通報制度については定めているわけでございまして、先ほど申しましたように、我が国の司法制度との関連で問題が生ずるおそれがあるということでございまして、例えば...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それぞれの国においては司法権の独立についての考え方についてそれぞれの立場で考えていると思います。我が国の立場については、先ほど申し上げたようなことで我が国では議論がなされているということでございまして、ほかの国に比べて我が国だけどうしてそこが問題になるの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAにつきましては、これは例えば貧困対策、環境対策、委員がおっしゃった様々なこと、あるいはアジアの域内国としての日本の責任、様々な観点から非常に重要な手段であると思います。緒方貞子さんがODAを行うということは国の品格であるというふうにおっしゃられまし...全文を見る
09月20日第154回国会 衆議院 外務委員会 第27号
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○川口国務大臣 石破委員から幾つかの点についての御質問がございました。  総理が北朝鮮に行かれたことについての認識について全くおっしゃるとおりだと思いますし、また、そのことについて国民の御理解をいただきながら進めていくことが必要であるということもおっしゃるとおりでありますし、そ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、拉致問題でございますけれども、政府といたしまして、今後、御家族の方々の要望をきちんと踏まえ、御家族の方々とともに、早急に、御家族の被害者の方との再会あるいは生存者の御本人の自由な意思による帰国について調整をしたいと思っておりますし、また北朝鮮側に対しまして、...全文を見る
○川口国務大臣 これから行われます国交正常化交渉の過程、これを我が国は誠実に進めていくつもりでおりますけれども、私はその指揮は外務大臣としてとるつもりでおります。実際に会合を北朝鮮の外務大臣と持つかどうか、これはブルネイで一回会合をいたしました。また、そういう機会あるいはそういう...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題につきまして、今回、北朝鮮から、公式、非公式の通知として、拉致被害者の安否の確認及び死亡年月日に関する情報の提供がございました。  我が方としては、当然のことながら、これで問題が終わったとは毛頭思っておりませんで、これが国民の生命と安全にかかわる重大な問...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま田中局長からお話を申し上げましたけれども、まず、日朝の首脳会談では、拉致問題について、遺憾なことであり、おわびをするという発言があったわけでございます。それから、その日、北朝鮮外務省が、北朝鮮側、我々は本件に重く向き合っている、かつて日朝関係が不正常であっ...全文を見る
○川口国務大臣 私といたしましては、これは外務省が本当にどのように一生懸命にやってきたかということとは別に、世の中にはある種の認識、パーセプションというものがあるといたしましたら、それはそういうものがあるというふうに受けとめて反省をしなければいけないというふうに思っております。た...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃったような問題、これは全部重要な問題であると思います。交渉の再開前、今から既に取りかかっているわけでございますし、国交がない国でございますので、引き続き交渉の過程で取り扱っていくということにもなるかと思います。
○川口国務大臣 まず、生存をしていらっしゃる方の御家族につきましては、これはできるだけ早い機会に訪朝をしていただいて、そして御確認をいただくといったようなことがまず必要だと思います。  それから、残念ながら亡くなられたとされている方々の御家族につきましても、やはりいろいろな、そ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国と北朝鮮との間にはずっと五十年以上国交がないという、そういう意味では極めて不正常な関係にあるわけでございまして、しかも、北朝鮮は我が国の本当にすぐ近くにある国でございますから、そのもたらす不安定性というのはかなり大きなものがあったわけでございます。  そし...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしまして、拉致をされた被害者の氏名の公表については慎重に対応をしてまいりましたところでございます。御家族の御了承なしに、拉致の対象となった、被害となられた方の氏名の公表ということは控えてまいりました。  それから、政府といたしまして、拉致をされた方々の...全文を見る
○川口国務大臣 日朝間にさまざまな問題があるわけでございますし、また、国際社会の北朝鮮に対する懸念というものもあるわけでございますけれども、そうした中で、我が国は北朝鮮との間で五十年以上にわたって国交が正常化されていないという異常な状態にある、これをきちんと正常化していくことが歴...全文を見る
○川口国務大臣 日朝の正常化交渉の再開ということでございますから、これから再開をして、これからさまざまな懸案について議論をしていくということでございまして、そういった問題を解決して正常化を図るということで、これを誠実に進めたいと私どもは考えておりますけれども、決して、一定の日まで...全文を見る
○川口国務大臣 この宣言に書かれていますように、この宣言に示された精神及び基本原則に従い正常化の交渉を私どもはやるということでございまして、これについては誠実にやっていきたいと考えておりますけれども、先ほど申しましたように、いつまでに正常化を果たさなければいけないというふうに考え...全文を見る
○川口国務大臣 まさにそういう趣旨のことがこの平壌宣言に書かれているわけでございまして、「この宣言に示された精神及び基本原則に従い、」途中飛ばしますが、あらゆる努力を傾注し、正常化交渉を再開をするということでございますので、先ほど申し上げましたように、この精神及び基本原則に北朝鮮...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま委員がおっしゃいましたように、北朝鮮の核開発あるいは大量破壊兵器の疑惑、それからミサイル技術の輸出といったようなことについて国際社会が懸念を持っているということは事実でございます。そして、今後再開される国交正常化交渉においては、経済協力の問題のみならず、ミ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国と北朝鮮との間には五十年以上国交がないという、近くの国同士の間の関係としては極めて異常な関係に今あるわけでございまして、これを正常化させるということは歴史的な責務であるというふうに小泉総理はお考えになって、また、その方向に向けての前進...全文を見る
○川口国務大臣 この拉致の件といいますのは、委員もおっしゃられましたように、被害者となられた方御自身もさることですし、それから御家族の方々のお気持ちを考えると、本当に煮えくり返る思いをしていらっしゃるというふうに思います。  今後、さまざまなやり方があり得ると思いますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 被害に遭われた方御自身あるいはその御家族が北朝鮮の政府に対して直接補償を求めることができるはずというふうにおっしゃっていらっしゃる質問だというふうに理解をいたしましたけれども、そのことも含めまして、まず、どういう状況で何が起こったかということを、真相をきわめること...全文を見る
○川口国務大臣 まず、私の方から最初のことについてお答えをいたしまして、二番目の方は田中局長からお答えをすることにさせていただきたいと思いますが、パウエル長官、それからライス補佐官両方に対しまして、総理が向こうからメッセージを、米朝の対話を進めたいと考えているということを話をして...全文を見る
○川口国務大臣 我が国といたしましては、一貫として韓国の太陽政策は支持をしてきているということでございます。今、南と北の関係がまた進みつつある、鉄道や道路の起工式をするという話が現実のものになってきている等、進展が見られるということについては、私どもは支持をさせていただいているわ...全文を見る
○川口国務大臣 まさに、日本国民の人権意識が試される話でもあると私は考えております。
○川口国務大臣 国際的な合意を遵守していくということを金正日総書記が言われているわけですけれども、たしか総理も記者会見でおっしゃったかと思いますけれども、これを実際に行動で示していくということが何よりも今大事であると思いますし、また、六者間の安全保障の枠組み等の場でこういった問題...全文を見る
○川口国務大臣 まだ入り口の手前にいるわけでございまして、これから入り口に入るためにも多くのことをしなければいけませんし、入り口に入った後、問題解決のためにさまざまな努力を重ねなければいけないと思っております。  今最も優先的な課題としてございますのは、拉致された方々の家族の方...全文を見る
09月26日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○国務大臣(川口順子君) ただいまの三浦委員の北朝鮮との関係についてのお考えにつきましてはきちんと注意深く伺わせていただきました。ありがとうございました。  この総理の訪朝に関して、国内でも様々な御意見をいただいております。  まず、この訪朝に際して、拉致された人の中で八人の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられましたように、拉致問題につきましては、首脳会談におきまして金正日総書記から、遺憾なことであっておわびをする、関係者については既に処罰をした、今後二度とこのような事案が発生しないようにするという趣旨のお話があったわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回派遣をいたします政府調査団の仕事として、今、委員がおっしゃったような拉致事件についての真相究明のため、事実の解明の努力を全力を挙げて行うということが今度のその調査団の仕事でございます。これをベストを尽くして最善の努力を行って先方と話をしていく、そして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 様々な新しい懸念あるいは拉致されたのではないかと考えられているその御家族のお話を私も報道で接しておりますし、外務省も警察と連携を取りながら話をしておりますけれども、まず、これらについては捜査当局においてきちんと事実の解明が行われるということが第一歩である...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省に対しておしかりをいただいたわけでございまして、私どもは、そういったお一人お一人からのおしかりについてはきちんと、そして重く受け止めて対応をしていきたいと考えております。  その上で、そのリストの話についてですけれども、これにつきましては、そのと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が御指摘のミサイルの問題につきましては、この日朝平壌宣言でも明記をしておりますけれども、北朝鮮ではミサイルの発射のモラトリアムを二〇〇三年以降も更に延長していくという意向を示しているわけでございますけれども、こういったミサイルの開発、配備、輸出、そし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国への経済協力の現状につきましては、先ほど委員がおっしゃられたように、対中経済協力計画に基づいて案件を精査をし、そして毎年援助の額を決めていっているわけでございます。  中国と我が国との関係を考えてみますと、中国は隣国であって、政治、経済、文化、様々...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 八月の終わりからいろいろなところに行って、今直ちにその反応がどうだったかということを思い出せないんですけれども、余り明確な形で反応はなかったのではないかというふうに今考えますけれども、これについて銭其シン副総理からおっしゃったお話は、失礼しました、日本か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、台湾と我が国の基本的な立場ということですけれども、これは日中共同声明に従って、非政府間の実務的な関係として民間及び地域的な往来を維持していくということでございます。  現実には、アジア地域全体の、そして台湾の経済発展に伴って、経済的な交流というの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員もおっしゃられましたように、今回の件については国際的な評価が小泉総理の努力に対してある一方で、拉致された家族の方々、拉致された方の家族の方々におかれましては、様々な思いをこの間お持ち続けていらしたと。その結果として、非常にむごい結果が今、北朝鮮から伝...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員から御指摘のありました発言につきまして、これまで省内で当時の残っている記録を中心に調査をいたしましたけれども、公的な場でそのような発言があったということは確認をされておりません。  他方で、過去の一時期にアジア局において、拉致問題をいかに解決すべき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられましたように、北朝鮮の国内においてこの拉致問題についての報道がなされていないということについては私どもも承知をしております。当面、先ほどから申し上げておりますように、最優先の課題というのは拉致問題の解決で、解決といいますか、その拉致問題...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の訪米の中で、ワシントンにおきましてはパウエル国務長官、ライス補佐官、それからラムズフェルド国防長官にお会いをいたしましたけれども、この会談が終了した時点以降にお会いをいたしまして、その内容についてお話をしたのはライス補佐官とパウエル国務長官でござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二十一世紀において様々な国際政治上の問題あるいは国際経済上の問題があるわけでございまして、こういった問題について世界の各国が連携をしながら、協力をしながら解決をしていくことが重要であるという考えは、アメリカにおいても十分にそれはシェアをされていると私は考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米関係は我が国の外交の基軸でございまして、良好であって強固な日米関係というのを更に強化をしていくということが大事だということが我が国の考え方でございますし、米国もそう考えている。現に、様々な問題、これは日米間の問題だけでなくて、国際的な地球レベルの問題...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられますように、ODAというのは日本の外交にとって極めて重要な手段であると考えております。今、我が国は、財政上の理由から、ODAについては平成十四年度については量的に約一〇%の削減があったわけでございます。  しかしながら、国際社会で様々...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がただいまおっしゃいましたように、拉致の問題について、ピョンヤンにおける日朝の首脳会談でこのような結果が、北朝鮮側から結果についての情報提供があったということは本当に衝撃的で、家族の方にとっては大変につらい、今までつらかった上に更につらいことであるわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御家族の方々のお気持ちを考えますと、そういった今、委員がおっしゃったような、外務省として今まで北朝鮮に対して働き掛けてきたと申し上げたこととの間にギャップがあるではないかということの背景になるような御発言が御家族の方々からあるということは、これは御家族の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 金正日総書記は、我が国日本人の拉致に関与した人物について、その人を処罰をしたということを言っています。どのような処罰がなされたかということについては今の時点では確認をしておりません。確認されておりませんけれども、今後再開をされる国交正常化交渉等において、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題につきましてはいろいろな場で再三再四金融当局から御答弁がございましたけれども、この朝銀信用組合は、我が国の国内の法律に基づいて設置をされています金融機関、認可を受けた金融機関でございます。この破綻処理の問題につきましては、これは金融行政の問題でご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それから、引き続きまして国交正常化の過程で通常兵力の削減問題等について取り上げるかという部分についてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、アメリカのブッシュ大統領が北朝鮮の、あるいは北と南の対峙の現場近くの通常兵力について懸念を持っているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうふうに御解釈いただいて結構です。
○国務大臣(川口順子君) ミサイル問題につきましては、先ごろの日朝の首脳会談の際に、今、委員がおっしゃられましたように、金正日総書記からは、ミサイル問題については、総理の問題意識は十分に理解をしている、日朝関係が順調に改善すればミサイルの問題はなくなる。発射モラトリアムについては...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃられました、アメリカがベトナム戦争中に行方不明になった米兵の調査についてそういった調査機関を設置して行ったということにつきましては、一九九二年にハノイに設置をして四軍及び海軍の文官が参加をした等々ということで情報は持っておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられました朝鮮半島の非核化に関する共同宣言につきましては、これは仮署名をして翌年、一九九二年の二月に発効したということでございます。ただ、この共同宣言にもかかわらず、九三年から九四年に掛けて北朝鮮による核兵器開発疑惑が高まったということで、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 八人の方が亡くなったという情報の提供があったことについては、本当に衝撃的なことで、委員おっしゃいましたように、総理はその中で、国交正常化を進めていくことの歴史的な責務ということと、そうした情報の総理自身も恐らくもたらされたであろう衝撃との間で苦渋の決断を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったように、実際にこれが遵守をされているかどうかということを確認をしていく過程ということは、重要な過程だと考えております。これは、この平壌宣言に、双方は、この宣言に示された精神及び基本原則に従って話を進めていくということでございますから、国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私としては、遠山議員にこのNGOの大使ということについては、重要な御提案をいただいたことを感謝をいたしております。  NGOの方々あるいはその関係団体の方々にこの代表団に加わっていただいていたしましたということは今回初めてでございまして、様々な視点がこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 東チモールにつきましては、司法制度の関連の人材の育成ということは今後の政治、経済、社会の発展を考えたときに非常に重要なことだと考えておりまして、日本としても支援を行っているわけでございます。  委員が御指摘の南南協力の形での、この面での協力ということは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) DDRというのは、東チモールでもアフガニスタンでも大変に重要な考え方といいますか、そのプログラムだと考えておりまして、日本も力を入れております。  それで、東チモールにつきまして雇用に問題があるということでございますが、これについて、今、国連東チモール...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致問題につきましては、大変に総理も、国民の利益と安全に責任を持つ者として大きなショックを、ショックで、強く抗議をする、家族の気持ちを思うといたたまれないということを金正日総書記に対しておっしゃっていらっしゃるわけで、きちんとといいますか強く抗議をなさり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、田中局長からお話を申し上げたとおりでございまして、私から特に付け加えることはございません。
○国務大臣(川口順子君) イラクの核の開発についての疑惑の問題でございますけれども、九一年の停戦以来、国連による査察を繰り返し繰り返し妨害をし、あるいは回避をし続けたということがございます。また、九八年以来四年間、国連の査察を全く受け入れていないということでございまして、国際社会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカは、イラクとの関係で先制攻撃をすると決めたということは一つも言っていないわけでございます。ブッシュ大統領は、先般の国連の一般総会の演説で、アメリカは国連の安保理と協力をするということを述べているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃっていただきましたように、七月の国会の閉会日のころから、ずっと幾つかの会議に出席をし、幾つかの国の訪問をしてまいりました。これらを通じまして、私はその行った国の政府の要人の方々とお話をいたしましたし、また国際会議では日本の立場を主張し、ま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日朝の首脳会談、これにつながるまでに様々なプロセスがあったわけでございますけれども、このプロセスを通じまして、一貫として、私が外務大臣になって以降でございますが、もちろん、これに関与をし、それまでの過程で必要な指示を与え、ということで仕事をしてきたわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、この問題について外務省として秘密主義でやってきたかどうかということでございますけれども、基本的に外交というのは外務省だけでできるわけではございませんで、各省、まあ政府全体として連携をしてやるということでございますし、特に外交は官邸と密接に連携を取り...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、副大臣がおっしゃいましたので、ほとんど付け加えることはございませんけれども、一般的に我が国のような体制の国で外交をやっていくときに、内政と外交とよくつなげて言いますけれども、国内、国民の皆様に、委員がおっしゃるように、御理解をいただきながらでなければ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAが何で必要だろうかということについて、委員がおっしゃるようにきちんと国民の皆様に説明するということは私はとても重要だと思っています。  先ほど申し上げたタウンミーティングでも、大阪でODAを議題として取り上げていたしましたし、また、九月の初めに新...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この日朝の会談については、委員もおっしゃいましたように、御家族の、拉致された被害者の御家族のことを考えますと、私も心が痛みます。我が国として、委員がもう一つ御指摘になられました日本と北朝鮮との間の他の問題、日本の植民地支配によって朝鮮の人々に多大な損害と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本と韓国の例を出されましたけれども、その前に、まず北朝鮮との関係については、この平壌宣言におきまして「財産及び請求権を相互に放棄する」ということを書いてあるわけでございます。それを国交正常化の中で具体的に協議をするということです。委員が先ほど補償という...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますけれども、北朝鮮に在住する元慰安婦の方については、今後行われる日朝国交正常化交渉、そして日朝関係全体の文脈の中で総合的に検討していくべき課題であると、そういうことでございます。
10月10日第154回国会 衆議院 外務委員会 第28号
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○川口国務大臣 この件につきましては、外務省といたしまして、総理の訪朝に至る過程において、私の、外務大臣同士の会談もございましたし、八月に局長の会談もございました。そして、その前からこれについては準備を進めていたわけでございまして、その過程で私は逐一報告を受けておりますし、プロセ...全文を見る
○川口国務大臣 まず申し上げておきたいのは、ミサイルあるいは大量破壊兵器、工作船、拉致その他の日朝間の多くの問題、これ自体につきましては、我が国の政府の中で、関係の省庁あるいは外務省の中で密接に協議をし、連携をしております。また、国際社会の中でも、特に安全保障問題に関心を持ってい...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題の解明というのは、今後、国交正常化交渉を再開して行っていくに当たっての最優先課題、最優先の事項であるというふうに考えております。  これについて、政府の調査団が事実関係の解明のために先般行きましたけれども、まだ引き続き資料の要求をいたしております。また、...全文を見る
○川口国務大臣 今警察庁からお話ございましたように、まず捜査当局において捜査をきちんとしていただいているわけでございますけれども、その結果として拉致であるということでございましたら、その場合は、国交正常化交渉の中で、これについてはきちんと解明をしていくということに全力を挙げていく...全文を見る
○川口国務大臣 この問題につきましては、もちろん日朝の二国間の問題もございますし、同時に国際社会全体が懸念をしているさまざまな問題もございまして、この日朝関係を正常化するための交渉を行っていくに当たっては、韓国、米国との連携を緊密に行っていくことが非常に重要でございます。  九...全文を見る
○川口国務大臣 米朝会談の後、米朝会談を行ったケリー国務省の次官補が日本を通って帰国をいたしまして、そのときにお話を聞きましたけれども、アメリカは北朝鮮に対してさまざまな懸念、これは大量破壊兵器の話もありますし、ミサイルの話もございますし、そして通常兵器の話もあります。また、人権...全文を見る
○川口国務大臣 今大事なことは、イラクが国連の決議を守って大量破壊兵器を廃棄するということであります。そして、そのために国連の査察官を受け入れるということであります。そして、それらのことをイラクに、国際社会全体としてイラクがそういったことを実行するために圧力をかけていく、そのため...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が、米国の国際法の解釈について、これを有権的に評価するという立場にはございませんけれども、この国家安全保障戦略は、米国は、生起する脅威に対して先制的に対処するために必ず武力を行使するとしているわけではなく、国家は先制を侵略のための口実としてはならないというふ...全文を見る
○川口国務大臣 金正日総書記が、先ほど来出ていますように、この拉致問題について、これが遺憾であり、おわびをすると言い、そして再発防止をする、そして関係者を処罰したと言ったことは、これは事実でございます。  これが外に出ていない、彼が外に向かってそれを自分自身で発言していないとい...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題の解明は、国交正常化交渉の中で最優先の事項であると我々は考えておりますし、昨日、関係閣僚会議で基本方針を決定いたしましたけれども、そこにもきちんとそういうふうに書かれているわけでございます。  我々としては、平壌宣言の精神と基本原則、そして昨日決まりまし...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、北朝鮮との交渉に際して拉致問題というのは優先課題、この事実解明については全力を尽くすということでございますし、そうした過程で北朝鮮が、平壌宣言に書いてありますように、この問題について誠意を持って真剣に取り組んでいくかどうかというのは...全文を見る
○川口国務大臣 カードという意味で申しますと、正常化をするということ自体が日本のカードでございます。  ということで、この進め方については、その安全保障協議を立ち上げるということについては第一回の正常化交渉の場で話をしていくということでございますけれども、今の時点で、それぞれの...全文を見る
○川口国務大臣 第一回のといいますか、第十二回の国交正常化交渉におきまして、どのような議題でどのような進め方でやっていくかということを先方と話をしていくということでございます。
○川口国務大臣 先ほど委員が、阿南大使それから槙田大使の局長時代の御発言を引用なさったわけでございますけれども、私ども、そういった発言があったかどうかということについて記録を調べてみましたけれども、公的な場でそういった発言は見当たらなかった、確認できなかったということでございます...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮から、人数はよくわかりませんけれども、多くの脱北者がさまざまな事情によって中国に出てきているということは全くおっしゃるとおりでございまして、国際的にも、そういった問題に対して何かやらなければいけないという動きがあるということも聞いております。  おっしゃっ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、外務省という組織の責任者という立場にございます。日朝の国交の正常化の話はさまざまな問題を含んでいて、外務省だけで話が進む話ではないということでございますけれども、その中で外務省は北朝鮮との交渉のところについては責任を持っているわけでございますから、そこについ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ウェンディ・シャーマンは、私の知人というか友人でございます。彼女について、北朝鮮の話をしたことはございませんけれども、我が国は我が国としての考え方があって、国交正常化交渉の再開に臨むということを決めたわけでございます。  これについてさまざまな考え方がある...全文を見る
○川口国務大臣 初めにお断り申し上げたいと思いますけれども、東委員の御質問が非常にたくさんのものを含んでいましたので、勢い、私のお答えも長くならざるを得ないということをお許しいただきたいと思います。  東委員の御質問は幾つかの仮定を含んでいると私は受け取らせていただきました。 ...全文を見る
○川口国務大臣 委員の御質問の前提でございます、そういった並行協議あるいは二つに分けるという前提が間違っているということでございます。これをまず、国会の場でございますから、きちんと申し上げさせていただきたいと思います。  この平壌宣言をお読みいただければどこにもそういうことは書...全文を見る
○川口国務大臣 こうした問題というのは、まさに安全保障の問題あるいはその他の日朝の間の、二国間の懸念、こういった問題を解決して、そして正常化をし、ここに平壌宣言に書いてありますように、正常化をしなければ経済協力はないというふうに書いてあるわけでございます。したがいまして、日本とし...全文を見る
○川口国務大臣 私は、話し合いだけをすればいいということを申し上げたつもりは全くございません。平壌宣言の精神と基本原則にのっとって話をし、そして国交正常化ができるということになればしていくということを申し上げたわけでございまして、平壌宣言をよくお読みいただければ、ここに「双方は、...全文を見る
○川口国務大臣 九月二十日の国会で、確かに委員がおっしゃったように、御家族の方を支援する部屋を外務省の中に、部屋といいますか、チームをと申し上げたと思いますけれども、外務省の中につくることを考えているということを申しました。  それで、この内閣にできた支援室でございますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 これは委員のおっしゃるとおりでございまして、外務省が情報公開をもっと進めていかなければいけないと私は思っております。  同時に、これは外交の問題、あるいはよその国の問題がかかわることでございますので、我が国だけで一方的に情報公開をするということもできにくいという...全文を見る
○川口国務大臣 米朝会談の内容については新聞にも出ていたということでございまして、これを米国は国に持ち帰って、そして分析をし、協議をするということであるかと思います。  よその国の政策でございますので、我が国にとって、今後米国がどういうふうに、あるいは北朝鮮がどのように対応して...全文を見る
○川口国務大臣 日朝国交正常化交渉を通じまして、安全保障の問題というのは非常に大きな課題でございます。こういった問題についてきちんと議論をして、我が国に対する脅威がなくなるように、そして北東地域の平和と安全が高まるような、そういったことに資する交渉をし、その成果を上げたいというふ...全文を見る
○川口国務大臣 国際的な情勢の変化に対応して、在沖縄米軍の兵力構成等の軍事態勢について米国政府と協議をするということは前からも申し上げているわけでございまして、この北朝鮮の正常化の交渉がいい結果になったということで申し上げますと、それは一つの要素だと思います。  ただ、そのとき...全文を見る
10月10日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(川口順子君) 今般、引き続き外務大臣を拝命いたしました川口順子でございます。  松村委員長始め委員の皆様方には何とぞよろしくお願い申し上げます。  我が国は現在様々な外交課題に直面をいたしております。その中で、特に最重要課題である北朝鮮との関係では、国交正常化交渉...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 家族の帰国が可能になるについては様々な要素が働いたと思います。ケリーの訪朝……
○国務大臣(川口順子君) ごめんなさい、本人の。失礼しました。本人というつもりで申し上げましたが、ちょっと言い間違えまして、失礼しました。  様々な要素が働いたと思います。今、先生御質問のケリーのお話もあったと思いますけれども、何よりも家族、生存なさっている方の御家族の方が非常...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、正常化交渉の中で、拉致問題についてはこれは最優先の問題として取り上げていくということでございます。そして、拉致の問題だけではなく、この平壌宣言に盛られたすべてのこと、これについてきちんと真剣に議論をしていくということでございまして、仮にこの平壌宣言...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 言葉が入っていない。言葉は入っておりませんけれども、会談で総理がいらっしゃいましたときには、この問題については厳しく総理から追及をしていただいておりまして、平壌宣言には「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題」という形で、これも含め、そして工作船の話も含...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平壌宣言に書いてございますように、核、ミサイル等の、先ほどの工作船も含みますけれども、安全保障問題は、これは一つの大きな問題グループとして認識をしているわけでして、これに対応するために安全保障協議を立ち上げるということです。  今度の二十九日、三十日に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後の正常化の交渉、これは安全保障問題も含みますけれども、日朝平壌宣言の精神と基本原則にのっとって進めていくということでございまして、これに違反をするということがあれば正常化のこの過程というのは前に進んでいかないということになると思います。
○国務大臣(川口順子君) 今般、政府の調査団が行きまして、拉致の被害者の方に関する情報を調査をしてきたわけですけれども、そのときに北朝鮮側は平壌宣言を誠実に履行すると言いまして、拉致問題について可能な限り十分な情報を提供するために最善を尽くす用意があるというふうに述べたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、佐藤委員がおっしゃられましたように、この拉致の問題につきまして、政府の事実調査チームが調査をしました結果、一九九八年にこの拉致事件の責任者二名が処罰されているということが向こうから分かったわけでございます。  この一九九八年当時、北朝鮮は拉致事件が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いつという日にちは覚えておりませんけれども、この総理の訪朝につながる事前の様々な過程におきまして、私は外務大臣就任以降、この過程については随時報告を受けております。
○国務大臣(川口順子君) 様々な過程があったわけでございますけれども、様々な過程については報告を受けております。
○国務大臣(川口順子君) 就任以降ずっと受けております。
○国務大臣(川口順子君) まず、外務省の中において局長主導であったということではございませんで、これは外務省の中で局長の上に立つ者がしかるべくこれは報告を受け、指示をして進んできた話でございます。  それから、官邸主導ということにつきましては、これだけの重要な外交案件につきまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについては、安倍副長官のお話もございましたし、外務省として官邸と御相談をしながら対応したいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 有本さんの御家族からの御依頼につきましては、これは外務省としてお話を承ったということだったと私は承知をしております。  当時、国交が北朝鮮と我が国との間にはございませんで、これを現実的に取り上げていく、働き掛けていくということにつきましては、現実的に制...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮による拉致問題への謝罪というのが公式文書にないということでございますけれども、まず、先ほどから申し上げていますように、この拉致の問題の解明、これは国交正常化交渉の中で最優先の事項としてやっていくということでございます。  そして、紙の中では、この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、正常化交渉に当たりましては拉致の問題が最優先の事項であるということを申し上げているのは、これはずっとそういうことで考えております。  そして、具体的に二十九日、三十日の交渉においては、まず、今後交渉をどのようなやり方で進めていくかということについ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ケリー国務省次官補とは、私は会談をしたのは事前でございまして、事後につきましては、私だけではなくてほかの方と一緒に報告を聞いております。  事後の話について、どのような、ケリー次官補が北朝鮮と話をしたかということについての説明におきましては、これは、北...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の問題について、アメリカ、韓国とはずっと緊密な連携を持っておりますし、また中国、ロシアもこの総理の訪朝に至るまでの過程において北朝鮮側に対して働き掛けをしていただいたというふうに承知をしております。また、G8でも私はこの北朝鮮の問題については話をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、朝鮮半島における我が国の過去の植民地支配に関する歴史認識というものは、これは九五年の内閣総理大臣の談話等にあるとおりでございまして、朝鮮の人々に多大な損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのおわびをするということでご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、この日朝の国交正常化交渉の再開に当たっては、これは日朝平壌宣言をきちんと踏まえていくということでございます。  そして、日朝間の懸案はたくさんあるわけでございますけれども、その中でも拉致問題を最優先の事項として取り上げていくということでございます...全文を見る
10月22日第155回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 日朝国交正常化について私にお尋ねが二つございましたけれども、相互に関連をいたしますので、まとめて併せてお答えをさせていただきたいと思います。  総理がお答えをなさいましたように、拉致問題を始めとする諸懸案の解決のためには、交渉の中で北朝鮮に誠実な対応を...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○川口国務大臣 杉浦委員がおっしゃいましたように、拉致の被害者の方々に関しての提供された情報というのは、本当にむごい、悲惨なものでありまして、日本人一同大変なショックを受けたということであったと思います。また、これは、杉浦委員がおっしゃいましたように北朝鮮による犯罪であるというこ...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、北朝鮮への帰還事業で在日朝鮮人の方々とともに北朝鮮に行った日本人妻の方々は、妻といいますか、日本人の配偶者の方ですね、約一千八百人というのは委員がおっしゃったとおりの数字でございます。  政府といたしまして、人道的な観点から、これら...全文を見る
○川口国務大臣 劣化ウランの問題につきましては、私どもも関心を持っておりまして、きちんとそのように対応をしていきたいと思っております。
○川口国務大臣 先ほどの御質問が、北朝鮮がアメリカに対していつ認めたかということであったかというふうに承りましたけれども、そういうことで……(原口委員「いや、いつ、だれが、だれに対して核開発の事実を認めたのかと申しました」と呼ぶ)北朝鮮がいつ認めたかということですね。  十月の...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮は、総理がピョンヤンに行かれて平壌宣言を署名なさる九月十七日の前には、このことについては認めていませんでした。今総理がおっしゃいましたように、北朝鮮が認めましたのは、十月三日から五日までケリー国務次官補が行ったときに認めたということでございます。
○川口国務大臣 北は認めておりませんでした。  他方、我が国に対しては、詳細なことについては伝わっておりませんでしたけれども、九月の十七日の前に、そういった疑惑があるということについてはアメリカから伝えられていた、そういうことでございます。
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) KEDOといいますのは、委員おっしゃられましたように、合意された枠組みに基づいての取決めで行われているわけですけれども、これ自体は北朝鮮の核の開発を進めることを防止をするという意味で重要な役割を果たしていると思います。これは日本、韓国、そして米国が中心に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、合意された枠組みを廃棄するという形には、北朝鮮の方からも米国の方からもそういうことになっていないという状況でございます。この合意された枠組みの上にKEDOは乗っているということでございますので、そういった事態の進展を見ながら、連携をしながら進めてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の顔が見えないとおっしゃられたその根拠がどこにあるかなと思って伺っておりましたら、九月十七日の総理訪朝の折に私が日本にいなかったということだということでございまして、そういうことであれば外務大臣としては逆に外務大臣としての仕事が務まっていないということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理及び官房長官と同じ認識を持っております。
○国務大臣(川口順子君) イラクの大量破壊兵器を開発をしているという問題は、これは国際社会全体の大きな懸念であるわけでございます。今、総理がおっしゃいましたように、イラクが無条件、無制限、そして即時に国連の決議に基づいて査察を受け入れるということが大事でございまして、それをやって...全文を見る
10月29日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○川口国務大臣 今般、引き続き外務大臣を拝命いたしました川口順子でございます。田並委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  我が国を取り巻く現下の国際情勢は、北朝鮮の核開発問題、大規模テロの発生、イラクの大量破壊兵器開発問題に見られるように、依然として不透明、不...全文を見る
○川口国務大臣 今、政府が言っておりますことは、この間官房長官から発表がありましたように、五人の拉致被害者の方々が、家族を含めて、自由な意思決定を行うための環境の設定、特に家族全員の日本への帰国が不可欠かつ急務であるということを考えておりまして、この五人の方々については今後とも日...全文を見る
○川口国務大臣 これは日本政府が、この前、官房長官が発表した中にはこういった方も含まれているということですけれども、それを行うということは、まさに被害者の方々とその子供たちあるいは関係者の方が自由な意思決定ができる、そういう環境に彼らがいるようにということ、そのために日本への帰国...全文を見る
○川口国務大臣 九月十七日に日朝首脳会談がございましたけれども、そこにおいて、金正日国防委員会委員長から、生存者とその家族との面会及び帰国への便宜を保証するという発言がありました。また、北朝鮮外務省から、本人たちが希望する場合には日本への帰国または一時帰国を実現するような必要な措...全文を見る
○川口国務大臣 そもそもそのはっきりした合意ということではございませんで、そのような打ち合わせがあった、そういうことでございます。
○川口国務大臣 まず、政府としてこの間福田官房長官が発表になったことというのは、まさにその自由な意思決定をしてもらうためにまず日本に来ていただくということでして、そして、その上で、自由な環境のもとで、どうしたいかということはまさに御本人あるいは関係者の方が決めていくということでご...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃった問題も含めて、拉致問題というのはこの正常化交渉の中での最優先課題でございます。そういったことでございますので、政府としては北朝鮮に対してこれを強く強く求めていく、そういうことでございます。
○川口国務大臣 拉致問題につきましては、事実関係の解明とともに、生存者とその家族の帰国など、御家族を初めとする関係者が納得をなさる形で問題が解決されるということが重要だと考えています。  現在行っている交渉の中で、被害者の方々の御家族の御意向も踏まえながら、北朝鮮に対しては事実...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、まずこの事実の解明、これは、死亡されたとされている方々の御家族の方のお気持ちからしても、事実について、何が起こったのかということを知りたいというのは強く思っていらっしゃると思います。そういうことを現在、国交正常化交渉の中で行っておりますし、...全文を見る
○川口国務大臣 事実の解明については、おっしゃった八人の、生存者の方、それから死亡されたとされている方、そして新たに拉致というふうに考えられる方々、これらについて事実の解明については求めていく、そういうことでございます。
○川口国務大臣 事実の解明を行う中で、国交正常化交渉の中で、そういった問題については総合的に今後の対応について考えていく、そういうことでございます。
○川口国務大臣 平壌宣言に盛り込まれている、国交正常化に向けての話し合いの中で解決をしていかなければいけない問題というのは非常に多くあるわけですけれども、その中で、政府としては拉致問題と、そして核の問題を含む安全保障の問題については最優先課題であるということを今言っているわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 会議の中で、会議をどのように進めていくか、あるいはそれが進んでいくことになるかということも、相手があることでございますので、これから話し合っていかなければいけないということでございますけれども、日本政府としては、先ほど申し上げた拉致の問題、そして核の問題を含む安全...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど言いましたように、いろいろな問題があるわけでございます。そして、国交正常化交渉の中ではこういった問題を包括的に協議をするという考えでおりますけれども、その中で、拉致問題、そして核問題を含む安全保障問題、これは最優先課題として取り上げていく、そういうことでござ...全文を見る
○川口国務大臣 大事なことは、平壌宣言に書かれているような諸問題が解決をするということでございます。それで、そういった問題を包括的に協議をするということで、その中で、特に拉致と核問題を含む安全保障の問題については最優先課題としてやっていくということでございます。  繰り返します...全文を見る
○川口国務大臣 交渉がきょう再開をしたばかりでございますので、これからどのような状況で交渉が進展をしているかということを、今の時点で予測をして、こうなりますというふうに申し上げるのは非常に難しいことでございますけれども、先般のAPECの際に行われた、日米韓、この三カ国の首脳の会談...全文を見る
○川口国務大臣 この核の問題について、先ほど言いましたように、三人の、三つの国の首脳というのは立場が一致をしているわけでして、先ほど田中局長が言いましたように、これを検証可能な形で廃棄する、そういうことでございまして、それがうまく進まないような状況であれば、これはこの交渉が妥結を...全文を見る
○川口国務大臣 核開発をしているという言葉が適切かどうかはわかりませんけれども、濃縮ウラン、核兵器用の濃縮ウランの開発のプログラムを持っているということについては、情報に接していました。
○川口国務大臣 アメリカは、ブッシュ大統領は、この紛争に行かないということで大事なことは、イラクが国連の決議に従ってこれを守るということが大事であるということを言っているわけでございまして、戦争が不可避であるということを言っているわけでは全くないというふうに私は理解をいたしており...全文を見る
○川口国務大臣 国連で、まさにP5、そして非常任理事国の間でこれが今熱心に議論をされている、妥協に向けて議論をされていると私は承知をいたしております。  先ほど申しましたのを繰り返しになりますけれども、イラクが実際に即時、無条件、無制限に査察を受け入れることが行われるように、必...全文を見る
○川口国務大臣 これは、まさに安保理の理事国の間で議論をされている話でございまして、当然外務省としてもできる範囲での情報収集は行っておりますけれども、これは事柄の性格上、今理事国の間で外に出さない形で議論をされているということでございますので、事柄の性格上、どこまで、その内容につ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、アメリカは軍事力を使うということを決めたわけではございませんし、まさに今それを避けるために安保理の場で決議を採択する努力がなされているわけでございます。  そうした中で、米国が軍事力を使うということを前提にした御質問にこういうことであると...全文を見る
○川口国務大臣 先般行われましたAPECの場で、この首脳会談で、通常の首脳会談の声明とは別に、北朝鮮に関する声明が発表されたわけでございます。そして、これによって、日米韓の三カ国だけではなくて、APECの参加国が全部一緒になって、北朝鮮に対して、核の開発の計画をやめるようにという...全文を見る
○川口国務大臣 九月十七日の場で、今、前原委員がおっしゃったようなことを金正日国防委員会委員長が言ったということでございます。  これが本当にそうなのか、そうでないかということについては、これは日本の中でも、いろいろな考え方あるいは見方がマスコミの中でも取りざたされているわけで...全文を見る
○川口国務大臣 今、我々にわかっている金正日総書記といいますか国防委員長の説明で、まだそれで十分であるというふうには思っていないということでございますので、事実の解明について、北朝鮮との国交正常化交渉の中で強くこれを求めていく、そういう考えでおります。
○川口国務大臣 今認定をされているもの以外、その他のものについて、これが拉致の疑いがあるということを捜査当局で判断されるということでございましたら、当然、外務省はこれを国交正常化交渉の中で強く働きかけていくということでございます。
○川口国務大臣 我が国がどのように情報収集をしているかということについてお話をすることは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、いずれにしても、委員がおっしゃるように、現在の世界にあって、情報というのが非常に大事であるということは十分に認識をしております。
○川口国務大臣 この問題については、政府としても重大な懸念を持っております。八月に日朝の局長レベルの会議がございましたけれども、その場でも取り上げております。まさに日朝国交正常化交渉の中で、この問題も含め、さまざまな諸懸案についてはこれをきちんと解明をしていかなければいけないとい...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、二十四日に官房長官が発表いたしまして、この五人の被害者の方々については今後とも日本に滞在をしていただくということで、自由な環境の中で家族全員の今後の方針についても決めていただくということが大事である、そういう考え方でおります。  先...全文を見る
○川口国務大臣 今、田端委員がおっしゃった点はまことに重要な点だと私も考えております。そういう点をきちんと踏まえて、官房長官が二十四日に発表なさいました方針、これを基本として北朝鮮側に、事実解明、あるいは家族の安全の確保、早期の帰国といったことを目指して交渉していきたいと考えてい...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の問題については、最優先課題として、現在、国交正常化交渉の中で取り上げているわけでございます。  また同時に、委員がおっしゃるように、国際世論にこれを訴えていくということも非常に重要なことでございまして、私も、外国の外務大臣とお話をする際、あるいは国際会議等...全文を見る
○川口国務大臣 この核開発の問題も、日朝国交正常化交渉の中での最優先課題と考えています。  先般行われました日米韓の三カ国のAPECの際における共同声明で、ここでも、これが迅速かつ検証可能な方法でプログラムを撤廃するべきであるということでもう合意をしているわけでございますし、ま...全文を見る
○川口国務大臣 今、マレーシアで国交正常化交渉が行われているわけでございます。日朝の平壌宣言に署名をすべきではなかったという御意見をお持ちの方がいらっしゃるということは承知をしておりますけれども、もしあのときに署名をしていなかったら、本日のこの交渉というのはないわけでございまして...全文を見る
○川口国務大臣 日朝国交正常化、これは、第二次大戦以降不正常な状態が続いている我が国と北朝鮮の関係を正常なものにしていくということでございまして、日本の平和と安全、そしてこの地域の平和と安全、さらに世界の平和と安全を増すような形で、それに資する形でこれを実現していくということがこ...全文を見る
○川口国務大臣 これは平壌宣言にも書いてありますけれども、経済協力、これについては正常化があった後で行うというふうに書いているわけでございます。  交渉の過程では、この拉致の問題、そして核問題を含む安全保障問題を最優先課題として取り上げ、日朝間にさまざまな問題がございますので、...全文を見る
○川口国務大臣 二国間で行う交渉でございますから、何をどういう順番でどのように取り上げていくかということについても、二国間の話し合いの対象になることでございます。  我が国の立場としては、先ほど申しましたように、拉致の問題と核の問題を含む安全保障問題を最優先課題とする、そして、...全文を見る
○川口国務大臣 先般、官房長官が、この問題については、生存者の御家族の方についてその安全が確保される、そして早期の帰国が行われる、そしてその日程が早く確定をされるということが大事で、その結果として、その御本人、生存者の方々及び御家族が自由な意思決定ができる環境のもとで意思の決定を...全文を見る
○川口国務大臣 まさに今、事実解明に向けて北朝鮮側と交渉を始めたということでございます。小泉総理との会談の中で金正日国防委員長は、これについて謝罪をし、これを行った人を処罰したと言い、そして再発を防止するということを言ったわけでございますけれども、北朝鮮側に対してどのような対応を...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮のように近いところに核の開発のプログラムがあるというのは、我が国にとって本当に恐るべきことでございまして、この間の日米韓三カ国の首脳会談がAPECの際にありましたけれども、その中でも北朝鮮に対して、迅速かつ検証可能な方法でウラン濃縮プログラムを廃棄するという...全文を見る
○川口国務大臣 核その他の大量破壊兵器が近くの国に存在をしている可能性があるということは、これは国際社会としてももちろん懸念を持っている問題ですけれども、何よりも我が国の安全保障という観点から非常に重大な問題である、非常に重大な懸念を持っている問題であるわけです。  そして、具...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、今委員がおっしゃられましたように、この訓練は行わないということが決定をされたということでございます。  日米の地位協定とそれから米軍の活動との関係というのは、具体的なケースに基づいて議論をされる、そして判断をすべき問題であるというふうに考えて...全文を見る
○川口国務大臣 その答弁は、多分、私がここにいないときに行われた、最初の質問者についての答弁だと思います。そういう答弁があったかどうかということについて、ちょっと確認をいたしたいと思います。
○川口国務大臣 ただいま北米局長の答弁について確認をいたしましたけれども、北米局長が申し上げたことは、地位協定の五条に基づいて民間の空港にアクセスできるということは大事なことである、必要なことであるということを申し上げた、そういうことでございます。この訓練に関連して申し上げたとい...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、米軍の活動とそれから地位協定の関係、これにつきましては、個別具体的なケースについて判断をすべきであると考えております。  この訓練については行われなかったということでございますので、実際に行われなかった活動と地位協定の関係について確定...全文を見る
○川口国務大臣 今月二十八日の午前中に、午前でしたけれども、東京にある米国大使館から北米局の日米地位協定室に対しまして、二十五日の午後六時三十分ごろ、MC130輸送機から伊江島補助飛行場に水タンク容器三個、これは一個五ガロン、十八・九リットル入ったものだそうですが、それが入ったこ...全文を見る
○川口国務大臣 橋本沖縄担当大使からは、この件につきまして事案の原因究明と再発防止が発表される前に米軍がMC130機を使用するパラシュート降下訓練を再開することになると、県民感情を著しく傷つけることになるということを述べ、迅速な調査の結果の説明と再発防止策の徹底を求めるということ...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄におきます米軍がさまざまな訓練を行っていくということは、必要なことであると考えております。
○川口国務大臣 イラクに関する安保理での協議というのが、赤嶺委員もおっしゃったように、今ニューヨークで続けられているわけでございますけれども、これについて、もちろん我が国としては、どういうような協議かということについては関心を持って情報の収集に努めておりますけれども、これにつきま...全文を見る
○川口国務大臣 安保理で協議がされているということの背景にある問題といいますか、根本のそもそもの問題というのは、イラクが四年にわたって国連の決議を無視し続けたということでございます。我が国としても、イラクが無条件、無制限そして即時国連の査察を受け入れる、国連の今までの決議を守って...全文を見る
○川口国務大臣 米国を初めとする安保理の理事国は、今決議を採択するための努力をしているわけでございまして、米国がイラクに対して軍事力を行使するということを前提にした御質問にお答えをするということは適当ではないと私は考えております。
10月29日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(川口順子君) 外務大臣の川口順子でございます。  松村委員長を始め委員の皆様にごあいさつを申し上げます。  私は、我が国が現在直面している様々な外交課題に取り組む上で、これまで蓄積してきた経験と国際的なネットワークを生かし、特に、総合的な外交、先見性のある外交、創...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○川口国務大臣 お答えを申し上げる前に、私からも、石井議員が亡くなられたことに対して深い哀悼の意を表させていただきたいと思います。  御質問の、アフガニスタンにおけるテロの撲滅作戦の効果、評価は何かということですけれども、アフガニスタンでは、アメリカ軍を中心として引き続きテロと...全文を見る
○川口国務大臣 悪の枢軸というのは、ことしの一月にブッシュ大統領が使った言葉ですけれども、この発言というのは、まさに委員が御指摘になっていらっしゃるようなテロの脅威、そして大量破壊兵器の脅威、こうしたことが問題である、これに対する闘いをしなければいけないという強いブッシュ大統領の...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるように、平和的な解決を目指してこの問題に対応していくことが大事であるということは言うまでもないわけでございまして、それのために、今国連で、安保理のメンバーの中で決議の採択をする努力をしているということであると私は思います。  この国連の決議につい...全文を見る
○川口国務大臣 国連決議の中身についての御質問でございますけれども、私どもは、我が国といたしましては、まさにここで国連の安保理のメンバーが、国際社会の一致した共通のポジションということで一本となって、毅然たる態度をイラクに対して示すことが重要であって、そのために安保理で現在努力が...全文を見る
○川口国務大臣 違いがないと申し上げたというのは、国際社会が一致してこのイラクの大量破壊兵器の問題等に対応する必要があるということについて違いがない、平和的に解決をしていこうということについて違いがないということでございまして、方法論をどうするか、方法論のレベルでは、今まさに、ど...全文を見る
○川口国務大臣 国際社会が協調して、イラクに対して、国連決議を遵守し、査察を受け入れ、大量破壊兵器等についての国際社会の懸念を払拭することが必要であって、そのために国際社会が一致して行動することが大事であるということが我が国の考え方でありまして、我が国としてはそのための外交努力を...全文を見る
○川口国務大臣 米国の議会の上下院が決議をしたわけでございます。その中で、まず第二条で、米国の外交努力の支援ということを言っているということでございます。この決議は、イラクにまさに関連の安保理決議を遵守させるということが大事、そのための安保理を通じた努力を支援するためのものである...全文を見る
○川口国務大臣 これはアメリカの議会が行った決議でございまして、よその国の政府の人間がよその国の議会が決議をした内容について具体的にあれこれ言うという立場にはないと思いますけれども、大事なことは、今米国も、それからほかの国も一致して、イラクに対して、この査察の受け入れや大量破壊兵...全文を見る
○川口国務大臣 米国の政府の人間であるブッシュ大統領は、この決議によって戦争が差し迫ったものになる、あるいは不可避なものであるということではないということを言っているわけでございます。
○川口国務大臣 国連の安保理の場で安保理の理事国が、イラクが無条件、無制限、そして即時の査察を受け入れ、大量破壊兵器を初めとする今までの国連決議を守るということをやらせるような必要かつ適切な決議がつくられるということが大事であると思っておりまして、そういった決議に早期に合意するこ...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカあるいはその他の国々による武力攻撃を今の時点で予断した御質問にお答えするということは、適当ではないと私は考えております。
○川口国務大臣 大事なことは、イラクが無条件、無制限、そして即時に査察を受け入れて、大量破壊兵器やその他のことに関する過去の国連決議を守り、国際社会の懸念を払拭する、それがそもそもの一番の根本であって、我が国の努力としては、そういうことをイラクが行うように働きかけるということであ...全文を見る
○川口国務大臣 議員は戦争が目の前だというふうにおっしゃいますけれども、今まさに国連で安保理の理事国が決議を行って、そしてイラクがこの問題の根本である大量破壊兵器その他に関する国連の決議をきちんと履行するというための努力をしているわけです。ブッシュ大統領自身も、この戦争については...全文を見る
○川口国務大臣 私は、就任をして以来、パレスチナそしてイスラエル双方に対して、暴力の悪循環はやめるべきである、これを停止するために、パレスチナ側に対しては、過激派を取り締まることが大事である、そしてそのために努力をしてほしい、それからイスラエルに対しましては、自治区からの撤退と封...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの、労働党がイスラエルの政権から離脱する可能性については、私も承知をいたしております。承知をいたしているがゆえに、不確定ではあるけれども、もしそういうことがあるとしたらというふうに申し上げた、そういうことでございます。  イスラエルとの関係で具体的に何をや...全文を見る
○川口国務大臣 委員がパキスタンの選挙の監視ということでトライバルエリア、部族地域に行かれたということについては聞いておりますし、そのときに外務省といたしましては、先ほど、自分が死んだらどうするのかとおっしゃられましたけれども、それについてはきちんと対応をさせていただいてきている...全文を見る
○川口国務大臣 アブドラ外務大臣と私はきょうお目にかかることにしておりまして、委員がお触れになったアフガニスタンに対する平和の定着構想のための支援、これについても、このうちの二つの部分について署名をするということになっています。  アフガニスタンにおける邦人の安全ということです...全文を見る
○川口国務大臣 まず、その件については、今回の支援の中に入っています。それで、地域の開発ということは平和の定着という観点からは非常に重要であります。カブールだけがこのアフガニスタンの安定、発展ということのベースになるわけではなくて、地域でこれをやるということも非常に大事なことで、...全文を見る
○川口国務大臣 この問題について、江沢民主席が率直な御自分の御意見を総理に対して述べられ、総理も江沢民主席に対して、総理がずっとこの件についてお考えのことを率直におっしゃられた。両首脳の間でこの点について率直な意見の交換があって、相互の理解が一歩進んだということについて、私は評価...全文を見る
○川口国務大臣 鈴木大使のこの役割にふさわしいという資質について評価をしていただいて、私も非常にうれしく思っております。  鈴木大使は、私はかなり前から個人的にも存じ上げていますけれども、非常にしんのある、立派な、この仕事にふさわしい大使であると思っております。
○川口国務大臣 私は、APECがそもそも一九九〇年にスタートをしたころにこの仕事に若干かかわったことがございますけれども、当時、十二カ国でスタートをしたこのAPECの基本的な考え方は、アジア太平洋地域が、多様ではあるけれども、今後、世界の中での成長を引っ張っていく重要な地域であっ...全文を見る
○川口国務大臣 APECの考え方とFTAの考え方が相互に矛盾をしていくものであるというふうには私は思っておりませんで、APECがスタートしたときに志向した、世界の中でも発展をする地域としてこの地域を大事にしていこうという考え方がFTAにもあらわれている、方法論を多様に考えていると...全文を見る
○川口国務大臣 APECが始まって十二年間あるいは十三年間の間に、この地域における国々の相互の関係というのはかなり変わってきたと思います。その変化は、一部、APECの取り組みが始まったことによってもたらされたと思います。  志向しているところは、より強い経済関係、より強い相互依...全文を見る
○川口国務大臣 私は、今月の十一日から十五日までロシアを訪問いたしまして、イワノフ外務大臣とフリステンコ副首相、それからプーチン大統領とお目にかかってお話をさせていただきました。  今、日本とロシアの関係をどういうふうに築いていくかということを基本的なテーマとしてお話をさせてい...全文を見る
○川口国務大臣 議論をしてきたといいますのは、そういった日本とロシアの二十一世紀にふさわしいあり方について議論をしたということでございますし、それから、総理が一月にいらしていただいたときにプーチン大統領との間で合意をしていただく日ロ行動計画、先ほど海図と申し上げましたけれども、こ...全文を見る
○川口国務大臣 行動計画の大きな要素ということについて合意をいたしました。  それで、その要素というのは今六つ考えておりまして、政治対話の深化、平和条約の問題、経済関係の強化、国際舞台における協力、そして文化の交流、治安・防衛の分野、それを六つの要素といたしまして、それについて...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ大統領は、イラクが過去の国連の決議を遵守して、査察を即時、無条件、無制限に受け入れる、このことが、まさにこのイラクを争点として紛争にならない、これを回避する唯一の方法であるということを述べているわけでございまして、戦争が今差し迫っているわけでもない、戦争が...全文を見る
○川口国務大臣 まさに今、国連の力、国連の権威がテストをされている状況にあるというのがブッシュ大統領の認識であると思います。それをお話しになられることによって、国連の安保理における決議あるいはそのメンバーの理事国の間での一致した行動をとるための、態度をとるための妥協といったことを...全文を見る
○川口国務大臣 国連の決議に基づかないでという前提でおっしゃられましたけれども、先ほど来申し上げていますように、アメリカは今戦争をすると言っているわけではない、まさに国連で安保理が決議をする、そのための努力を率先して行っているということでございますので、そういった仮定に基づいて、...全文を見る
○川口国務大臣 これは、国連の決議をするということがどれぐらい可能であるかどうかということにもよるかと思いますけれども、一番最近の記事でございますと、パウエル長官が、国連でのこれまでの安保理各国との交渉を踏まえて、多数が承認する決議を採択することは可能であるという認識を示している...全文を見る
○川口国務大臣 イラクが言っていることで十分ではないかということでございますけれども、国連は、即時、無条件、無制限ということを言っているわけでございます。今イラクが言っていることについては、この国連の言っている即時、無条件、無制限ということを満足していないというふうに思っておりま...全文を見る
○川口国務大臣 これもイラクとの間で武力紛争が起きるということを前提になさっての御質問でございますので、今国連で懸命な努力が行われているときに、その問題に、武力紛争を予断した前提の御質問にお答えするのは適当ではないと思います。ただ、いずれにしてもテロ特措法については、まさにこの法...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が、ことしになって起こったさまざまの事故について述べられました。これを挙げられましたけれども、ここに出てくるように、ことしになってかなり事故が起こっているということについては、私も非常に遺憾であると思います。県民の方がこうした事故が立て続けにあるということに...全文を見る
○川口国務大臣 私としても、こういったことについての県民の懸念あるいは不安を一挙に取り除くような妙策が本当にあればと思いますけれども、これはやはり、アメリカ軍側がきちんとそれぞれのことに対して対応をするように、再発が起こらない、あるいはそのために事故の原因がはっきりわかるといった...全文を見る
○川口国務大臣 予防着陸というふうに今委員がおっしゃられた、そのもとになっているのはスターズ・アンド・ストライプスの記事であるということで、私自身はその記事を読んでおりませんので、その記事についてコメントをするということは、ちょっと申しわけないんですが、できないということを申し上...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど局長がお話をしましたように、米軍が事故を起こさないように、我が方としても、そういったことがあるときに、原因究明あるいは再発防止について申し入れ、米軍側にしかるべく対応をとってもらうということがまず大事であると思います。  その上で、それを超えて、一般的に米...全文を見る
○川口国務大臣 地位協定について運用の改善をやっていくことが重要であるということは、再三再四申し上げているとおりでございまして、それぞれの件について、もし通報のおくれその他の問題があれば、その都度米側に申し入れていく。地位協定については、その時々の問題に機敏に対応していくというこ...全文を見る
○川口国務大臣 運用の改善をするための努力、これは相手があるということでございますけれども、話し合いをして運用の改善をしていくということが、問題に機敏に対応するという上で重要であると思いますし、政府としても、そのための努力を今までもしておりますし、今後とも努力を積み重ねていきたい...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○川口国務大臣 今回の交渉につきましては、これは日本及び世界にとっても重要な問題でございますので、今外務省を挙げて取り組んでいるところでございます。  今回の交渉については、拉致の被害者のお子さん方あるいは家族の方の帰国についてきちんと日取りを確定できなかったという意味では非常...全文を見る
○川口国務大臣 この交渉につきましては、私どもは、当然、平壌宣言に従って、誠実に、粘り強く交渉を進めていくということでございます。  それで、この交渉が中断をするとかしないとか、今後いろいろな展開はあると思いますけれども、それを事前に、そうした方がいいとか、そうでない方がいいと...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮側が国交正常化をするということに非常にメリットを持っている、それが我々のてこであるということは、おっしゃるとおりだと思います。  ただ、私どもも、平壌宣言に従って、誠実に、粘り強く交渉をやっていくという立場でおりまして、問題の解決を交渉を通じてやっていきた...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃるような認識というのは、当然にあると思います。
○川口国務大臣 今回の拉致事件との関係で、今生存していることがはっきりしていない方あるいは拉致をされた可能性が非常に高いと思われる方の、御本人はもとより御家族の方は、一連のこの過程を見ながら、非常に心の中ではつらい思いをしていらっしゃると私も思います。  この方々について、政府...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、この帰国をされている方々が、これから日本の社会に適応してきちんと生活をしていくことができるような、そういう対応を政府としてやっていくということは非常にこれも重要なことだと思います。であるがゆえに、まさにこの問題は閣僚会議を政府の中でつく...全文を見る
○川口国務大臣 今回の交渉の評価につきましては、ほぼ今委員がおっしゃられたということではないかと思いますけれども、最初におっしゃいましたように、日本としては、二つの問題、拉致の問題そして核兵器の開発のプログラムの問題を含む安全保障問題を最優先課題として話をしたということでございま...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の被害者の、日本にいる、あるいは北朝鮮にいる御家族の方のお気持ち、これを尊重して進めていくということは非常に大事なことであると私は考えております。  我が方として最優先課題として取り上げている拉致の問題について、我々の立場はきちんと北朝鮮に伝えていくというこ...全文を見る
○川口国務大臣 先般、伊藤委員とそういうお話をさせていただいたときに、そういう打ち合わせがあったということを申し上げたかと思います。今回の生存者五名を帰国させるということについては、できるだけ早期に帰国をさせたいということがございまして、北朝鮮に外務省として働きかけたわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 政府としては、先般官房長官が発表なさったような方針をこの五人の方については持っているわけでございます。これを政府としては譲ることはできない。したがいまして、それが可能になるように北朝鮮側に対して働きかけを強く行っていく、これを前回の交渉の場で行いましたし、今後、こ...全文を見る
○川口国務大臣 次回の本会議については、委員が御存じのとおり、十一月末までということを向こう側が言いまして、そしてこちら側はその返事を保留して帰ってきているということでございます。  これは、今後の北朝鮮側のいろいろな対応なり、あるいは私どもの今回の交渉を踏まえての今後のいろい...全文を見る
○川口国務大臣 これまでの交渉、あるいはこれまでの展開の評価、あるいは今後のさまざまな物事の展開、いろいろあると思います。私どもは、原則を持たないで交渉をしているわけではございませんで、何が優先課題である、どういうことが最終的に満たされなければ正常化はできない、これはきちんと考え...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げ方が悪かったかもしれませんけれども、私が先ほど申し上げたのは、次の本交渉までの間も、この問題を放置しておくということではなくて、ありとあらゆるツール、チャネルを使って最大限の努力をするということを申し上げたということでございまして、もちろん次の本交渉までの...全文を見る
○川口国務大臣 平壌宣言というのは交渉のベースであるわけです。したがって、平壌宣言を守るということがなければこの交渉は妥結をしない、そういうことをきちんと言っているということでございます。  北朝鮮は、平壌宣言の署名に当たっては、あるいは前回の交渉においても、これを守っていくと...全文を見る
○川口国務大臣 まさにこれを守らせる、そういうことをやっていく、したがって署名をすることによって問題の解決を図っていく、そういうスタンスでございます。
○川口国務大臣 イエスかノーかでお答えできるといいんですけれども、実は、私どもは、平壌での会談の前に米国側からは、はっきりした詳細な情報ではありませんけれども、情報は受けていたということでございます。したがいまして、これを署名することによって北朝鮮側にこの問題の解決を迫る、そうい...全文を見る
○川口国務大臣 日朝首脳会談において小泉総理から、国際合意、特に合意された枠組み、これの遵守を強く求めたということでございます。そして総理から、アメリカは北朝鮮について重大な懸念を核の問題について持っているということを言い、そしてこの合意された枠組みの実施のために査察を受け入れる...全文を見る
○川口国務大臣 九月十七日以前に、米国側から情報の提供を受けていましたけれども、要するに懸念があるということは聞いていましたけれども、詳細な情報を聞いていたということではないということでございます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、総理からは、さまざまな核に関する合意、特に合意された枠組み、これについては、アメリカは核問題について重大な懸念を持っている、そしてこれはアメリカだけの問題じゃなくて、この地域の問題あるいは日本の問題である、そういうことを言ったということでご...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、アメリカ側から懸念についての情報の提供は受けていたということでございますけれども、詳細な情報の提供はなかった、そういうことでございます。
○川口国務大臣 先ほど、総理が金正日国防委員長に何を言ったかということを申し上げたわけでございまして、繰り返しませんけれども、それに対して金正日国防委員長から、KEDOについては軽水炉の建設が遅延していることが問題であって、米国が誠実に対応すれば解決をする、そういう発言があったと...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員がおっしゃるように、この核の問題というのが大変に重大な問題であるということは全く御指摘のとおりで、であるがゆえに、私どももこれを最優先事項として取り上げているわけです。そして、今後とも取り上げていきます。  それから、国連総会で、総理の演説の中では、イ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、経済協力につきましては、この実施自体は正常化した後でなければしないということは、はっきり平壌宣言に書いているわけでございます。  それで、御質問のどの段階で取り上げるかということについて、今回、北朝鮮側は、中核的な問題というのは正常化自体の問題であり、経済...全文を見る
○川口国務大臣 拉致ということで、今日本で、政府の中で言われていること、正式に言われていることというのはこの十五名の方ということでございますけれども、それ以外にもいろいろな可能性があるということはあり得ると思います。これについて外務省としては、今回の交渉の中でも、この十五名以外の...全文を見る
○川口国務大臣 この方々が日本の社会に溶け込んで、日本の社会で生き生きと生きてくださるということは、大変に大事なことだと思います。今内閣府の方からも話をいたしましたけれども、政府全体として取り上げて考えていく問題であると思います。
○川口国務大臣 これは、御本人のプライバシーにかかわる部分もあるかと思いますし、そういう意味で、具体的なそれぞれの要求項目を明らかにするということは難しいかもしれませんけれども、どういう種類のことについて向こう側に要求をしたかというカテゴリーといいますか、ジャンル分けにしたところ...全文を見る
○川口国務大臣 家族の会の方で御発表なさっていらっしゃることもあるわけでございますけれども、それ以外にも、我が国の警察当局の関心事項として入っていることもあるわけでございます。  ということで、先ほどジャンルということを申しましたけれども、そのほかに、全部ではないにしてもそれに...全文を見る
○川口国務大臣 辛光洙につきましては、既に第一回の調査団が行きましたときに、この人間の引き渡しを求めているわけでございます。そこからも、日本政府の態度としては、まさに委員と同じような問題意識を持っているということは明らかであると思います。
○川口国務大臣 まず、委員の前提になさっていらっしゃる、正常化かあるいはこの地域の平和と安定かという、問題提起といいますか、意識といいますか、そこについてちょっとお話をさせていただきたいと思います。  お持ちのような御意見が例えばマスコミなんかで言われているということはあるだろ...全文を見る
○川口国務大臣 どういう議題をどういう順番で扱っていくかということ自体がこれは交渉の一部であるわけです。したがいまして、今の時点で合意をされた扱い方の順番ということはないわけです。  我が方としては、安全保障の問題そして拉致の問題、この二つが最優先課題であるということを言ってい...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、北朝鮮側に対して日本が、拉致問題が最優先課題である、そして核問題を含む安全保障問題が最優先課題であるということについてメッセージをきちんと出していくということは非常に重要だと思いますし、この点については、我々は今回の交渉でも十分にメッセ...全文を見る
○川口国務大臣 私としては明確にお答えをしているつもりなんですけれども。  まさに、何をどこの段階で話をするということは、先ほどから申し上げているように議題をどう決めるかという話の一部でして、これは交渉の中身なんですね。交渉の中身は、まさに相手方といろいろ取引をやりながら話をす...全文を見る
○川口国務大臣 私どもは、平壌宣言を守るようなことがない場合にはこの正常化の交渉は妥結をしないということは言っているわけですけれども、この二つの優先課題が解決をしなければ交渉に入らないということは言っていない。既に交渉には入っているわけです。国交正常化交渉には入っている、そういう...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃっているように、この核のプログラム等々について、北朝鮮側が検証可能な形で廃棄をすることが大事であるということは、既に日本も言っている、これはAPECでの三首脳の合意あるいはステートメントに書かれているわけです。したがって、その点についての委員の認識は...全文を見る
○川口国務大臣 この問題が大きな問題であるということについては、委員と全く認識を同じにしています。  委員がおっしゃったように、中国はこの人たちを難民と認めていませんので、したがって、難民のキャンプをつくるとか、あるいはUNHCRとの関係で難民として扱うということはしないという...全文を見る
○川口国務大臣 今の委員のお話を厳粛な気持ちをもって伺わせていただきました。  この小泉総理の踏み出された第一歩を大切に、外務省は北朝鮮との国交正常化の交渉、幅広い問題の中の交渉に当たる役割を持つわけでございますけれども、この交渉においては、拉致の問題、そして核の問題を含む安全...全文を見る
○川口国務大臣 キム・ヘギョンさんの訪日についてでございますけれども、政府として、この間官房長官が発表いたしました、拉致の被害者の北朝鮮にいる子供たちあるいは家族については早期の日本への帰国を強く求めていくということでございまして、この対象の中にキム・ヘギョンさんは入っているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 交渉に当たって、こちら側が相手に対して何を要求しているかということについては常に明快にメッセージを伝えなければいけないということは、おっしゃるとおりだと思います。  そういった考え方に従って、我が国は、今回の交渉において、あるいはそれ以前から、拉致の問題、そして...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の問題を考えるときに、委員がおっしゃったような近隣の主なプレーヤーの存在というのは非常に重要だと思います。  まず、TCOGといいますのは、三者、日米韓の会議ですけれども、これは日米韓の三つの国が北朝鮮への政策を調整する場でして、これは大変に密接に連携をし...全文を見る
○川口国務大臣 六者協議については、先般ロシアに私が行きましたときに、ロシアとの間ではそういう場が必要だろうという話はいたしております。この地域の国際情勢の動きを見ながら、そういった場をつくるための努力をしていきたいと思っています。
○川口国務大臣 我が国としても、この核の問題は重要でございますので、米国を初め関係国と情報の交換を行ったり話し合ったりということはやってきております。  この問題については、米国あるいはその他の国との関係がございますので、我が国としてどこまで情報を持っているかということについて...全文を見る
○川口国務大臣 国会の許可をいただいて韓国に行くことができました場合には、日米韓の外相レベルの会合を持つということが私は有益であると思いまして、きのう、パウエル国務長官と電話で話をしたときにも、そういうことで話をいたしております。  そういうことが現実のものとなりましたときには...全文を見る
○川口国務大臣 総理の訪朝以前に、この核の疑惑について、あるいはその懸念について米国側から日本に伝えられていたということでございます。ただし、具体的といいますか、詳細に伝えられていたということではないわけでございます。  これは、伝えてきた国との関係がございまして、いつ、だれが...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど田中局長が申しましたように、この平壌宣言を使って、これによれば遵守をすると北朝鮮は言ったわけでございますので、遵守をさせるべく、この平壌宣言を使って、我が方としては可能な限りのてこを全部使ってやっていくということだと思います。  この平壌宣言が守られる、遵...全文を見る
○川口国務大臣 我が方が持てるてこ、これを全部使って交渉をしていくということでございます。
○川口国務大臣 先ほど安藤局長から申しましたように、現在、国連の場で、イラクが即時、無条件、無制限に査察を受け入れるようにする、あるいはなることのための努力が行われているわけでございます。  一番大事なことは、この問題の根源は、イラクが過去四年にわたって査察を受け入れず、さまざ...全文を見る
○川口国務大臣 米国は、まさに今国連の場で、したがって、単独主義でなく、国連の場でこの決議をつくる努力をしている、そういう状況だと思います。
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、この拉致の問題というのは、今回の交渉、あるいは交渉全体を通じて最優先課題でございます。  今までも、この拉致の問題については国際社会への働きかけを行ってきました。今、日本にいる五人の被害者の北朝鮮にいる子供や家族の人たちに、日本に...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったような非常に厳しい交渉であったわけでして、北朝鮮側については、北朝鮮側の立場をかなり原則的に述べたということでございます。我が方も同様に、我が国の立場をきちんと、毅然として、揺るがず述べたということでございまして、拉致問題については、非常に残念でござい...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄で事故が特に最近多発している中で、沖縄県民の方が、飛行機の事故、あるいは物の落下等も含めましてですけれども、そういったことに非常に神経質になっていらっしゃるということは、私はよく認識をしています。事故等があるときにいつもこれは申し入れているわけですけれども、こ...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定につきましては、運用の改善で機敏に対応していくということを今まで申し上げているわけですけれども、石破長官がおっしゃったように、この運用の改善を機敏にやることによって、県民の方に物事が変わっていっているという認識を持っていただけるように、私どもも努力を続...全文を見る
11月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○川口国務大臣 今回の政府の決定について、今岩屋委員がおっしゃったような考え方をなさる方もいらっしゃると思います。  これは政府の方針として、帰られた五人の方が自由な環境のもとで意思決定をすることができる、そういうことのためには、五人の方に引き続きいていただいて、なおかつ北朝鮮...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題がどういう段階になったら解決できるのかということについて、これは非常にはっきりした明快な形で、こうなったらということをお答えするのは難しいかと思いますけれども、基本的に、これについては、今政府として、北朝鮮にいる被害者の人たちの家族の人について、日本に戻っ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げたのは、まさに基本的に委員がおっしゃったことを申し上げたつもりなんですけれども、まず、今ここに帰ってきている拉致の被害者の人たち、この人たちの北朝鮮にいる家族については、まず日本に来てもらいませんと、被害者たちが自由な環境のもとで意思決定ができない、...全文を見る
○川口国務大臣 これは、委員がおっしゃるとおりでございまして、外務省は中国の外交当局を通じてこの人の安否については確認の申し入れをしたということでございまして、今の時点では、どちらにしても、要するに、拘束をしたともしていないとも、そういう情報はまだもらっていない、そういうことでご...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮から難民が大勢中国に出てきているということは、これはこの地域の平和、安全、安定に非常にかかわりのある問題でございますので、我が国としても重大な関心を持ってきているということでございます。  この点については、今まで関係のこの近隣の国々とも話をしてきていると...全文を見る
○川口国務大臣 KEDOにつきましては、これは国際社会が北朝鮮の核の開発をどのように阻止するかということのために非常に現実的な手段であるということでございまして、それはこの前そういうことで合意がなされたわけですし、この点については今も引き続き、この重要性、核開発を阻止するために重...全文を見る
○川口国務大臣 有効でなかったという言い方をするのか、あるいは十分でなかったという言い方をするのか、いろいろな言い方があると思いますけれども、KEDOについては、プルトニウム型の核の開発をとめたということについては有効であったというふうに思います。  それで、北朝鮮側が今、核兵...全文を見る
○川口国務大臣 このKEDOのプログラムというのは、先ほど申しましたように、北朝鮮の核の開発を阻止するという意味で有効である、そういうことが一つあるわけでございます。それは、我が国にとっても、近隣の国にとっても、国際社会にとっても非常に重要なことであると思います。  どうやって...全文を見る
○川口国務大臣 今回の日朝首脳会談が実現をした理由というのは、これはさまざまな理由があったと思います。  北朝鮮が経済的に、国内的に非常に困っている、国際社会と対話をしていくことが重要であるという認識を持ったということもあると思います。米国が悪の枢軸ということを発言した、その影...全文を見る
○川口国務大臣 本質というのが何かということもまた難しい問題だろうと思いますけれども、今回の北朝鮮の変化については、先ほど申し上げたように、今委員が繰り返されたので私はさらに繰り返しませんけれども、さらにそういうことにつけ加えてもう一つ挙げるとすれば、日韓米、この三カ国が緊密に連...全文を見る
○川口国務大臣 私どもも委員と問題意識を同じにしております。大量破壊兵器あるいは通常兵器の開発や製造に寄与する物資、そして技術の北朝鮮向けの輸出については、従来から外為法に基づく輸出管理をきちんと行っているわけです。リストがございまして、そのリストに基づいて、これは経済産業省が所...全文を見る
○川口国務大臣 覚せい剤は非常に大きな問題であると私も認識をしております。  これのうち、北朝鮮を仕出し地とするものの覚せい剤の大量密輸事件が行われているということについては、政府としても重大に受けとめていまして、八月に日朝の局長レベルの会談を行いましたけれども、こういったとこ...全文を見る
○川口国務大臣 すべての国際合意を受け入れるということを言っているわけでございまして、この中には、今副大臣が答弁しましたように、朝鮮半島の非核化の南北の共同宣言というのも入っているわけです。ですから、すべての国際合意を遵守するという中には、当然にそれは入っているわけです。
○川口国務大臣 ミサイルの問題につきましては、既にこの間のクアラルンプールの会談におきまして、配備をされたノドンについては、それを撤去するようにということは既に交渉のテーブルで話をしています。引き続き、この問題についても、当然に安全保障協議の場で、あるいは本交渉の場で話をしていく...全文を見る
○川口国務大臣 前回の交渉の経緯については、今委員がお話しになられたようなことでございまして、特に、拉致の被害者のお子さん等北朝鮮にいらっしゃる家族の方の日本への帰国の日程が決まらなかったということについては大変に残念に思っています。我々といたしましては、引き続き、核を含む安全保...全文を見る
○川口国務大臣 九月十七日に私は、国連総会に行った後ワシントンに行った際に、ちょうどニューヨークからワシントンに戻ってきたばかりのパウエル国務長官とお話をさせていただきました。  私は、普天間飛行場の代替施設の使用期限の問題については、今まで申し上げていますように、平成十一年の...全文を見る
○川口国務大臣 このときに私からパウエル国務長官に言いましたことは、沖縄県民の負担軽減、事件、事故の防止を図ることが重要であって、使用期限の問題については、日米双方の立場があるけれども、引き続き普天間飛行場の移設、返還を含むSACOの着実な実施に向けて協力をしたいというふうに言い...全文を見る
○川口国務大臣 米国の立場といいますのは、使用期限問題については、困難な問題であるけれども、普天間飛行場の移設、返還につき引き続き協議をしていきたい、そういうものであると承知をしています。
○川口国務大臣 申し上げましたように、使用期限の問題については、平成十一年末の閣議決定に従って適切に対処をしてまいる所存でございます。  そして、使用期限の問題の背景に、平和を願う沖縄県民の痛切な気持ちがあるということでございます。政府としまして、厳しい国際情勢があるとはいえ、...全文を見る
○川口国務大臣 これは事務ベースの会議の場でございまして、普天間問題については取り上げておりません。
○川口国務大臣 十五年問題については取り上げていない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 政府といたしましては、平成十一年末の閣議決定に従いまして、適切に対処をしていきたいと考えております。
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、政府といたしましては、平成十一年末の閣議決定に従いまして、適切に対処をしてまいりたいと考えております。     〔委員長退席、末松委員長代理着席〕
○川口国務大臣 今副大臣からお答えしたとおりでございます。
○川口国務大臣 これは、先ほど北米局長が言いましたように、米側とはいろいろな折に話をしているわけですけれども、具体的な例としては、例えばSACOの最終合意というのがあるわけでございます。これについて、もしSACOの合意を実施すれば、これは平成十九年度末を目途にということですけれど...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○川口国務大臣 私も、基本的な考え方としては、河野委員がおっしゃるのと同じことを思っております。  これは、外務省だけではなくて、国家公務員制度全般にかかわる問題でもあると思いますけれども、国がいい人材をいいポストに、その人にふさわしいポストにつけて仕事をしてもらうということは...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員が問題の多くの側面を、ほとんど全部網羅をされたという感じで伺っておりましたけれども、まず、我が国の外交の目標というのは、当然のことながら日本の平和と安定です。そして、それを確保していくためには、これもまた当然にこの地域の平和と安定が必要であり、そしてさらに...全文を見る
○川口国務大臣 KEDOを考える上で大事なことは、今副大臣がお話をいたしましたように、これが北朝鮮の核の開発を阻止するために有効な手段であるということでございます。そういう意味では、これは今まで機能を果たしてきたし大事であると考えます。  いずれにいたしましても、KEDOについ...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカ側からは、この問題については情報の提供を受けているということでございますけれども、これについてどのような情報があって、どういう状況だということは、これはちょっと問題の、あるいは事柄の性格上、こちらから申し上げるわけにはいかないということでございます。  ...全文を見る
○川口国務大臣 これについても総理は、九月十七日の日朝の首脳会談の中で取り上げていらっしゃいます。
○川口国務大臣 日朝平壌宣言は、正常化交渉をやっていくに当たって、我が国にとってもそれから北朝鮮にとっても、交渉の基本的な考え方を記した重要な政治文書であると私は考えております。そして、この平壌宣言を守って交渉を進めていくことが重要であるということです。  それで、委員がおっし...全文を見る
○川口国務大臣 金丸訪朝団は、これは政党として訪問をしたということでございまして、政府として、この訪朝団に関連してコメントをする立場にはないと考えております。
○川口国務大臣 存じません。
○川口国務大臣 これは、入管の話でございますので、法務省ということでございます。
○川口国務大臣 委員が国交正常化の歴史的な意義についてお触れになられましたけれども、私も、戦後五十年間正常化されていなかった北朝鮮と日本の間の国交を正常化するということは、まさに委員がおっしゃったように、我々が二十世紀から引き継いだ問題を次の世代のためにきちんと正常化をしていくと...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、国交正常化が日本と北朝鮮との間で行われれば、この地域の緊張の緩和には資することになると思います。  ただ、同時に、先ほどちらりと申しましたけれども、国際情勢というのはさまざまな要因によって動いていくものでございますので、この一つのことだけ...全文を見る
○川口国務大臣 時期を、いつまでに片づけるという、その物理的な時を設定しているわけではございませんけれども、これは、先ほど委員もおっしゃったように、天地、人、時期が非常にうまくタイミングが合ってスタートをした交渉でございますから、我が国としては、日朝平壌宣言を遵守し、相手にも遵守...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃった二点、外国との関係、外国との連携、そして外務省とほかの省庁の連携、いずれも大変に重要なことだと思っております。  ほかの国との連携ということについては、総理もそれから私も、いろいろな国際会議の場あるいは訪問をしたときにこの問題については話し合っ...全文を見る
○川口国務大臣 まさに委員が今おっしゃられましたように、このことについては北朝鮮に、北朝鮮にいる家族の人たちの早期の帰国、その日にちの確定を求めている、そして自由な環境の中で意思決定を可能とするようにする、これを正面から堂々と北朝鮮との交渉の場でやっていくということであると思いま...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮との正常化交渉の進め方についてはさまざまな御意見をお持ちの方がいらっしゃると思いますけれども、政府としては、これは平壌宣言に従って、この地域の平和と安全に資するような形で二国間の懸案問題を解決していく、その結果として、平壌宣言が遵守をされるということであれば...全文を見る
○川口国務大臣 日本とアメリカとの間では、日ごろ日常的にさまざまなレベルでの意見の交換を行っております。この件についても、東京で、あるいはワシントンでさまざまな人が意見を交換しているわけでございまして、私自身も、先月の終わりだったでしょうか、パウエル国務長官とも電話で話をしている...全文を見る
○川口国務大臣 韓国の立場も我が国と同じでございまして、朝鮮半島に核が存在をするということは認められない。これは南と北の間の合意があるわけでございまして、それをきちんと守ることが大事である、そういうことでございます。
○川口国務大臣 このFTAの話にしても、もともと中国がFTAというふうに考えるようになったきっかけは、日本のシンガポールとのFTAの話にあるわけでございまして、そういった形で我が国と中国が、アジアの地域でお互いに刺激をし合いながら、この地域のために、あるいはこの地域の経済の活性化...全文を見る
○川口国務大臣 具体的に何が無条件、無制限、即時に当たるかということについては、これは査察の進展あるいはイラクの対応等のいろいろな事情を勘案して安保理で判断をするということだと思いますけれども、四年間イラクは査察を受け入れていなかったということであるわけです。そして、そういった事...全文を見る
○川口国務大臣 今までも端的にお答えを申し上げているつもりでございますけれども、言葉が十分でないかもしれませんが、具体的に何が無条件、無制限、即時かということは、これは諸般の事情を考えて安保理で判断をされる、そういうことでございます。  そして、従来の、四年間査察をイラクがブロ...全文を見る
○川口国務大臣 現在、国連の場で、まさにイラクが国際社会の懸念にこたえるような、そういう行動をとるべく働きかけているということでございます。戦争を前提にして何かをしている、そういうことではないということです。イラクの対応に全部かかっている、そういうことだと思います。
○川口国務大臣 十五年使用期限問題につきましては、これは平成十一年末の閣議決定に従いまして適切に対応していきたいと考えております。
○川口国務大臣 アセスでございますけれども、これは、平成十一年十二月の普天間飛行場の移設に係る政府の方針、そして、ことしの七月二十九日の基本計画、委員が今おっしゃった基本計画に基づきまして環境影響評価を行うということでございます。そして、この閣議決定にもありますように、自然環境に...全文を見る
○川口国務大臣 アセスをやっていくということでございますけれども、最終的な具体的な建設場所につきましては、さらに、海底地形調査に基づく設計上の考慮や、そしてアセスの結果を踏まえて最終的に確定をするということでございます。  いずれにしても、政府としては、七月の基本計画を踏まえま...全文を見る
○川口国務大臣 アセスについては先ほど申し上げたとおりでございまして、環境省はそれとは別途、おっしゃったジュゴンの調査をやっているということでございます。このジュゴンの調査については環境省としてきちんとやっていくというふうに私は考えています。
○川口国務大臣 アセスにはアセスとしての手続があって、これはそれで粛々とやっていくということでございます。  それで、環境省のやっている調査というのは、この沖縄の周辺の海域に生息をしているジュゴン、これの全般的な保護方策を検討するためにどういうふうなことをしたらいいかということ...全文を見る
○川口国務大臣 私は現在環境大臣ではございませんので、環境省の立場でお答えをするということはできないわけでございますけれども、先ほど言いましたように、アセスはアセスということで粛々とやっていくということで、これは環境への影響を最大限に防止するという閣議決定に基づいてやっていくわけ...全文を見る
○川口国務大臣 使用協定をアメリカ側と交渉していくに当たりましては、この基本の合意書に盛り込まれているようなこと、こういったことについて、先ほど局長も言いましたけれども、地元の方々にとって、できるだけそのお気持ちに沿えるようなものをつくるように努力をしたいというふうに思っておりま...全文を見る
○川口国務大臣 代替施設への立ち入りというのも基本の合意書に入っていることでして、それも含めて申し上げたつもりでございましたけれども、いずれにしても、地元の方がアメリカ軍との関係で物事が変化をしているという感覚を持っていただくことは非常に大事なことだということを私も思っております...全文を見る
○川口国務大臣 SACOの最終報告を実施していくということは大事なことだと思っておりまして、それについては鋭意取り組んでいるところです。
○川口国務大臣 例えば滑走路の長さが違うというようなことはございます。
○川口国務大臣 平成十一年末の閣議決定に従いまして、適切に対応してまいりたいと思います。
11月07日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 日朝平壌宣言を守ってこの交渉をやっていくというのは大前提であります。これが大前提であるということを北朝鮮側はよく承知をしている、知っていると私は考えています。この点については、北朝鮮自身から、これが前提であるということについては、ことも言っているわけでし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十月に私はロシアに行ってまいりまして、そのときにやったことというのは、一つは、総理の一月の訪ロの準備といいますか、日程をまず確定をし、そして、そこで両国の首脳に合意をしていただく文書、行動計画、これを、この中身を詰めたということでございます。  行動計...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮による核の開発も含めた様々な安全保障上の問題、工作船の話もございますし拉致の話もありますが、特にミサイルの問題、そして核の開発の問題については、これは一番近くにある国で我が国はありますので、非常に大きな問題であるという認識をしていまして、これについ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ミサイル技術の拡散は、委員がおっしゃられますように、これは我が国の平和と安定、そして国際社会の平和と安定、両方の観点から非常に重大な問題であると思います。  この点については、我が国は、ほかの国々と協調をして既に厳格な輸出管理の制度を持っているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大変に重要な問題であると認識をしております。外務大臣としての立場でできることを議論していきたいと思いますし、また委員がおっしゃったように、国務大臣としてどういうことができるかも考えていきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) この方が行方が分からなくなったということが分かりました以降、外務省としては、中国の関連のところの公館を中心としまして、それから北京においてもということですけれども、この方の行方について中国に捜してほしいということを申し入れています。それから、それは現地で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の政策をどういうふうに考えるかということの非常に大きな話について直接今お答えをするのが適切なのか、あるいは家族が牛耳っていると言われることについての感想を求めていらっしゃるのか、ちょっと定かで……
○国務大臣(川口順子君) 感想ですか。その感想について申し上げますと、私は内政と外交という言葉がよく使われますけれども、外交と内政というのは表裏一体であると思っています。  それで、えてして、これはどこの国でもそうですけれども、なかなか、外交について国民の方が関心を持ってくださ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかのことを御質問なさっていらっしゃると思うんですけれども、まず金正日国防委員長がこの交渉の相手としてふさわしいかどうかということについて言いますと、これは国際社会のだれもが、金正日総書記が、あるいは国防委員長が北朝鮮の実質的な最高指導者、最高権力者で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国が今やっていることは、北朝鮮との間で平壌宣言をお互いに遵守をし国交正常化を行っていく、そのための交渉であるわけです。そして、その実質的な最高権力者、北朝鮮における、としての金正日が北朝鮮の中ではこれを行っているということでございます。  北朝鮮の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際交渉というのも様々な性格の交渉というのがあると思います。私は、個人的な感想としては、国際交渉をまとめる、妥結ができるということのために一番重要な条件というのは、交渉の当事者同士がその妥結をしようとする目的、これを確保、獲得することが大事であるというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に大きな御質問であるわけでございますけれども、中東というのは我が国にとって、距離的には遠いかもしれませんけれども、非常に重要な地域であるわけです。これは、我が国の中東からの原油の輸入依存度が非常に高いということでございますので、中東でどういうことが起...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 個人的な話になってしまいますけれども、私は学生のころ非常に関心を持っておりまして、それで今、委員がおっしゃったように、キブツの生活というのを経験をしてみたいと思って、そういうことをいたしました。  それで、そのときに思いましたのは、非常に若かったもので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連での決議については、委員が今おっしゃられましたように、アメリカが決議の修正案を出して、そして四十八時間で採決をしようということを今言っているという状況でございますので、国連での決議をめぐっての議論というのはかなり終わりの状況、段階に入ってきているとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクに対して国際社会が持っている懸念というのは大量破壊兵器の問題が中心でありまして、これを国連の決議に従って廃棄をさせなければいけないということであると思います。  そして、そのほかにも、今まで四年間、イラク、査察を受け入れてこなかった、それからほか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アルカイダとの関係でいいますと、私が承知をしておりますのは、今イラクの行っていること、あるいはイラクの持っている問題の中にアルカイダとの関係を直接に証拠付ける、そういうことは今のところないというふうに理解をしております。
○国務大臣(川口順子君) これは先ほど申しましたように、イラクとの関連で、戦争があるということを予断をした御質問であるということでございますので、今、正に国連決議が合意をされる寸前、あるいはその最終段階にある段階で、戦争を前提としてお答えをするということは避けたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) まず、一般論になりますけれども、外務省あるいは日本が、政府が外交面でやろうとしていることについて、考えていることについて国民の皆様にお話をして御理解をいただくように努めるということは大変に重要なことだと私は思っています。  イラクで戦争があったときにど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、この問題の根源は、イラクが国連の決議を守っていない、四年間査察を入れず多くの国連決議を守っていない、そこから出てきていると思います。  国際社会が今努力をしているのは、国連の決議なりあるいはほかの方法で努力をしているのは、イラクが今まで守ってこな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ASEANプラス3の会合が終わったわけでございまして、この会合の評価という意味では、先ほど委員がおっしゃられましたけれども、一つは、今までのように経済を中心とした議論だけではなくて、地域の安定にかかわる問題、朝鮮半島の問題、そういうことが取り上げられて率...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、我が国は世界の自由な貿易からメリットを多く受ける、そういった国であるということです。  原材料を持たない国としては、原材料の輸入というのは貿易に頼らざるを得ない、そしてそれをすることができるためには日本は輸出をしなければいけないということで、国際...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) FTAが重要であるということについて私、私とといいますか、外務省と委員との間の意見が何ら相違はないと思います。それで、WTOの補完である、FTAがWTOを補完するものであるという位置付けはどの国もそう思っているということであります。中国もWTOに加盟をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、米国が今の時点で、KEDOについて、あるいはその合意された枠組みについて何らかの意思決定をまだしているという状況ではないということです。それで、KEDOの役割というのは、私は、これは北朝鮮が核の開発をすることを阻止する、そういう大きな役割があるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日朝国交正常化交渉というのは、今後様々な山、谷を越えていくことになると思いますけれども、私は戦後五十年間正常化されていなかった、不正常な状態にある日本と北朝鮮の国交が正常化をされる、これを行うということが歴史的な責務であるというふうに、小泉総理もそうおっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この日朝の国交の正常化の交渉に対して、国際的にはいろいろな考え方が存在をしているというふうに思います。  それで、一つ評価をされていることがあるといたしましたら、その点というのは、この日朝の国交正常化を日本と北朝鮮という二国間の関係だけでとらえていると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に委員がおっしゃるとおりで、この平壌宣言を守らなければ、遵守をしなければ正常化交渉は妥結をしないということを言っているわけでございまして、ここに書いてあるような国際的な核に関する様々な合意、これを北朝鮮が遵守をする、そういうことをさせるということによっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致事件の事実解明についてはまだまだしないといけない、そうしないと最終的にはっきりこの問題の性格については言えない面も残っておりますけれども、これが、北朝鮮の公的な機関が日本国民を拉致をしたということについては国際法違反であるというふうに思います。日本か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日朝平壌宣言で「日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。」というふうに書いてございます。これをきちんと踏まえて今後の国交の正常化交渉をやってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 過去の我が国の植民地支配に関する政府の歴史認識については、今まで、平成七年の例えば村山総理の談話等々で明らかにもしているというとおりでございまして、この過去の植民地支配についての政府の考え方、これが後退をするということはないということでございます。日朝国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府が今まで言ってきたような過去の植民地の支配についての政府の考え方、これを後退をさせることなく、日朝平壌宣言に基づいて北朝鮮との国交正常化交渉を行っていく考えでございます。
○国務大臣(川口順子君) 一番基本的な問題であると思いますけれども、北朝鮮は我が国の日本海を隔てた大変に近いところに存在をする国であるということです。その国との国交が五十年以上正常化をされていない状況で来ているということは非常に不正常なことであると思います。これをきちんと正常な形...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国交正常化をしなければ、あるいは今の北朝鮮と日本との関係を見て、我が国が困る状況になっていないかどうかということは一つ大きな問題であると思います。拉致の問題、あるいは工作船の話、ミサイルの問題、核開発の問題、すべて取ったときに、我が国がこれを、この問題を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理が九月十七日に訪朝なさったときに署名をした日朝平壌宣言、これにのっとって国交正常化交渉は行っていくということで、北朝鮮側とここはきちんと合意をしているということでございます。  それで、その平壌宣言に様々なことが書いてあるわけでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ノドンミサイルにつきましては、前回クアラルンプールにおける交渉の際に、北朝鮮側に対して、我が国を射程に入れているノドンミサイルのうち既に配備済みのものの廃棄等について北朝鮮側に具体的な前向きの対応を求めたと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 経済援助といいますか経済協力は、この平壌宣言に書いてあるとおり、国交正常化が行われた、正常化の後行うというふうにこれは宣言に書かれているわけです。  それで、国交正常化自体については、正にこの日朝平壌宣言を守る、ここに書いてあることが守られるということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 安全保障について、お互いの、例えばここに書いてあることは、国際法を遵守して互いの安全を脅かす行動を取らないということを確認をしているわけです。それからさらに、核の問題について、核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の問題について、途中飛ばしますが、問題解...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 具体的にここの平壌宣言で言っているのは、正に先ほど読み上げたような互いの安全を脅かさないとか、それから核とかミサイルの問題解決を図ることが必要だということを確認をしたと、そういうことでございまして、具体的に、ミサイルの問題だけではなくて、何と何と何が北朝...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 沖縄問題と委員がおっしゃられたその沖縄問題というのは、沖縄に基地が集中をしていると、そういう問題だろうというふうに思いますけれども、日本の安全保障ということを考えたときに日米安保条約ということは非常に重要であって、そのメリットといいますか、そのもたらす安...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の所信で沖縄問題について触れていないということは、そういうことで事実でございます。で、今回は国際社会、焦点を国際社会が直面をしている課題ということに絞ったということでございましたので、沖縄の問題に直接には触れなかったということでございますけれども、当...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう意味で申し上げたわけではなくて、国際社会が今抱えて緊急に対応を必要としている正に喫緊の課題に焦点を絞ったと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 普天間の話に関連をしまして、これが例えば滑走路の長さとか、例えば工法とか、そういったことについて元々SACOの最終報告の時点で考えられていたことと違いがあるということはおっしゃったとおりでございます。  それで、ただ、そういうことではございますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 2プラス2というのは、開くということが今まだ決まっていないということでございますので、そういう形式的な意味で議論をするという意味ではまだということですけれども、実際は、先ほど申しましたように、普天間実施委員会でも行っているし、それからこの基本計画に基づい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本側だけで決めたということではないということを今申し上げているということでございまして、正にアメリカ、普天間実施委員会の場で日本がアメリカ側と密接な協議を踏まえて七月二十九日に基本計画を決めたということについて米側から評価があったということでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) SACOの最終報告、この普天間飛行場に関するSACOの最終報告、ここにおいては、普天間実施委員会は普天間飛行場移設の計画について定期的に見直しを行うこととされていると。そういうことでございまして、したがいまして、普天間実施委員会が日本政府が決定をした基本...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第4号
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○川口国務大臣 今委員が御質問になられたことというのは、なぜJICAを独立行政法人化するかということを考えるに当たっての一番基本的な部分にかかわることだと思って伺わせていただきました。  それで、JICAが独立行政法人になりましたときには、今委員がおっしゃられたようなことがJI...全文を見る
○川口国務大臣 文化交流は、私は、経済協力と並んで、日本が外交政策を実施していく上で非常に重要なツールだと考えております。  世界にいろいろな問題がある中で、やはり、より長いスパンで物事を考えるときに、文化交流が大変に重要であるという認識を各国とも持ってきているわけでございます...全文を見る
○川口国務大臣 評価委員会のメンバー等々については後から事務方に答えてもらいたいと思いますけれども、まず戦略について、外務省の考える戦略を独立行政法人たる国際協力機構がどう受けていくかということについては、これは新しい関係をつくるわけですから、双方、こういったやり方が軌道に乗って...全文を見る
○川口国務大臣 まず、国が外交戦略として、あるいは外交のためにいかに経済協力を使うかということについては、これは国が考える問題でございます。国が、今ですと、例えばアジア重視ですとか、人間の安全保障ですとか、平和の構築ですとか、そういったことをお話をしているわけですけれども、そうい...全文を見る
○川口国務大臣 まさに適材適所で、それぞれの独立行政法人の運営をお願いするのにふさわしい方になっていただくべきだと考えています。
○川口国務大臣 委員がお聞きになりたいのは、国家公務員の天下りをどうするかということをお聞きになりたいということなのかもしれませんけれども、私は、国家公務員であったとなかったとにかかわらず、日本全体として、適材適所の人材を選んでやっていかなければいけないと考えております。
○川口国務大臣 これはまさに人事、特に理事長といいますかトップは、外務大臣が任命をするということになっておりますので、適材適所を広く、日本には大勢の方がいらっしゃると思いますけれども、そういうことの中から任命をしたいと思います。それから、いずれにしても、評価をしていくということに...全文を見る
○川口国務大臣 私は、適材適所ということが大事であると思います。そして、適材適所の人材が選ばれたかどうかということは、その後の評価の段階できちんと見える形で評価がされる、そういうのが独立行政法人であると思っております。  ガイドラインをつくるかどうかということは、中川委員の御示...全文を見る
○川口国務大臣 JBICにしましても、それからJICAにいたしましても、それぞれが実施をする機関でございます。そして、その実施をする機関という意味でいいますと、JBICは資金を貸し付けたり金融を行うということでございますし、JICAという意味では、技術の面でさまざまな分野でのエキ...全文を見る
○川口国務大臣 非常に大きな質問を最後になさいましたので、簡単にお答えができるかどうかわかりませんけれども、いずれにしても、組織のあり方からいえば、独立行政法人になって効率化が進んでいく。自主裁量権が高まって効率化が進み、情報開示が進むことによって、競争といいますか、効率的な予算...全文を見る
11月12日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 合意された枠組みの中の大きな要素といいますのは、一つはKEDOであり、そして重油を五十万トン供給をするという話でありますけれども、このKEDOというのは、プルトニウム型の核の開発を阻止をするという大きな役割を果たしているということでございます。  それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国が、今の時点で重油の供給をやめるということを決定したわけではまだないということです。  十四日にKEDOの理事会が開かれることになっていまして、日本、韓国、アメリカはこの重要なメンバーであるわけでして、ここでこの話、重油の供給をどうするかということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 全く同じでございます。
○国務大臣(川口順子君) このビザの申請は昨日なされました。そして、それを受けまして、これは通常の査証の審査のときに行う手続を行うことですけれども、慶応大学とそれから慶応大学の三田祭実行委員会、これが招待をするということでしたので事実関係の確認をいたしましたら、慶応側からは李登輝...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国側からは、先ほど委員がおっしゃった立場についてはもう従来から我が国に対して伝えられてきているところでございまして、この今回の件に関しましても中国側からこうした立場についての表明は行われているということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、李登輝氏側に対して事実関係の確認を行っているということでございまして、その確認が行われるまでは今回の申請のあった内容に基づいて査証の手続をするということは困難と、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 中間選挙がありまして、その結果、上院では共和党が五十一議席を占め、そして下院でも多数を確保したということでございまして、新聞等ではその信任が確保されたという言い方がされているわけです。それで、両院、アメリカの両方の議院の、議会の勢力を見ますと、五十一とい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この決議採択後、米代表が、この決議一四四一においては武力行使に関する隠された引き金も自動性も含まれていないということを言っているわけです。  もし、イラクの更なる違反がUNMOVIC、IAEA、そして安保理の理事国によって報告をされるという場合には、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員の御質問は、これは米国が武力行使をするということを前提に今御質問をしていらっしゃるわけで、仮定の御質問でございますので、今の時点ではイラクに対してこれを、核廃棄をする、大量破壊兵器の廃棄をするということを、国際社会が正に求める、このための外交努力を引...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今大事なことは、国際社会が一致してメッセージをイラクに出していく、そういうことであるわけです。メッセージをイラクに対して、大量破壊兵器を、これが問題の根源ですから、今までの決議に違反をしている、決議に違反をしているということは、今回の一四四一の決議でまた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中東地域の平和と安定というのは非常に重要なことだと私は考えております。我が国の原油の供給の八割以上、これが中東から来ているわけですから、このために中東諸国との関係を密接にしていくということは大事であると思います。  それで、それぞれの国についていろいろ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国にとってといいますか、国際社会にとって重要な問題というのは、大量破壊兵器の危険性にどう対応するかということであると思います。  このイラクの問題というのは正に、その大量破壊兵器の問題だけではありませんけれども、大量破壊兵器を開発をしている可能性、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますけれども、米国は武力行使をすると言っているわけではないんですね。何も決めていないわけです。正にイラクが、今、国際社会が一丸となってイラクに最大限の圧力を掛けてイラクが行動を取る、これが大事なことであると考えます。
○国務大臣(川口順子君) 私、ちょっと昨日日本にいなかったものですから、官房長官の答弁は直接には承知をいたしておりませんけれども、テロ特措法のこの計画の延長というのは十一月十九日ということで、検討を今政府の中で行っているところでございます。  これをイラクとの関係でどうかという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が今年の二月に外務大臣に任命をいただいたときに、私の第一の課題は外務省の改革であるということを申しました。そして、その後、変える会、あるいは外務省の中でできた変えよう!変わろう!外務省、あるいは自民党を始めとするいろいろな方の外務省の改革についての御意...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この土地の問題、あるいはそのほかの会計検査院の御指摘については、これは会計検査院の御報告をいただいたときにきちんとその事実関係については調査をしたいというふうに思いますけれども、いずれにしても、土地の問題については、例えば建て替える、大使館を建て替えると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第三者の問題として申し上げているつもりはなくて、したがいまして、政務層で、要するに私や副大臣や政務官でこの話についてはきちんと聞くということを申し上げているわけです。会計検査院の報告がきちんとなったところでというのは、やっぱり最終的に会計検査院の報告とし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一つの交渉の始めから終わりまでの過程をどのようにとらえるか、どこの段階でどういう人が出ていって何をするかということについては、いろいろな考え方はあると思いますけれども、今回の総理の訪朝の目的というのは、正に局面を打開をして国交正常化の再開をすることが適切...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 確かに、先般私が申し上げたごあいさつの中にはEUについての言及はなかったということでございますけれども、これは、先般のごあいさつを極力、今、国際社会で緊急な対応を必要としている問題を中心に行いましたのでEUについては触れなかったということですけれども、E...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの問題について重要なことは、大量破壊兵器に対して国際社会としてどう対応するか。これがアメリカも含み日本も含む国際社会の問題意識、目的であるということでございます。それだけではなくて、イラクは今までの国連決議に違反をしているということがあるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは戦争にかかわる話でございますので、私ではなくて石破大臣にお答えをいただいた方がよろしいんではないかと思いますが、いずれにしても米国が今の時点でイラクに対して攻撃をするということを決めたということは全くないということでございます。したがいまして、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本は、外交的にイラクに対して今まで働き掛けているわけです。それをずっと働き掛け続ける。つい最近も、新藤政務官や安藤中東局長から働き掛けたということをやっておりますし、それから、イラクに外務省の職員が行く場合に、イラクの政府との間でもそういうことをやって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮にいる日本人の配偶者の問題については、これは既に北朝鮮側に対してはこの問題について提起をしておりますし、今後ともこれはやり続けるつもりです。  それから、帰ってきた、仮に大勢の日本人配偶者が日本に帰ってくるというようなことがあったとして、その場合...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私、昨日、日本にいなくて、官房長官が具体的に何をおっしゃったかということについて把握はしておりませんけれども、今度の一四四一について言いますと、この後で、採択後、投票理由の説明において、アメリカ代表は、この決議一四四一には武力行使に関する隠された引き金も...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 決議自体が言っていることは、今後イラクによる同国の諸義務に関する更なる重大な違反がある場合には、すべての関連する安保理決議の完全な履行の必要性を審議するため安保理は即時招集されると、そういうことが書かれているわけです。
○国務大臣(川口順子君) これは、安保理の決議の解釈ということをお聞きになっていらっしゃるわけですけれども、安保理の決議の解釈自体を、これを有権的にできるというのは安保理ということでありまして、日本政府として安保理に代わってこれを解釈するということはできないということをまず申し上...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの代表の発言として、これはもしイラクが、イラクの更なる違反がUNMOVICやIAEAやあるいは安保理の理事国によって報告をされる場合には、本件は安保理において再び審議をされることになるという発言を行っています。そして、さらにアメリカ代表は、この投...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、安保理の決議自体を解釈するというのは安保理であって、日本が有権的にこれができるわけではないということが一つです。それから、先ほど来申し上げていますように、米国が今イラクに対して武力の行使をするということは何ら決めていないということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国が言っていることは米国が言っていることであるわけでございます。どういう状況が、まずは安保理の決議によって今、国際社会が確保しようとしていることは、イラクが今までの決議あるいは今度の一四四一に従うということでございまして、それが一番大事なことであろうと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますけれども、アメリカは武力行使をするということは何ら決めてないですね。そればかりでなく、米国は、今度の決議をやるに当たって中心となって、もう大変な多くの時間を使って国連の決議の成立にこぎ着けているということがあるわけです。  具体的に、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの大量破壊兵器の問題をイラクが国際社会に分かるような形で認めさせる、その疑惑がないということを認めさせる、あるいはその疑惑が実際にあるならば、それをやめるということは非常にイラクとして今やらなければいけないことであるわけで、そこを国際社会はそれをや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いかなる問題であれ、国際社会として平和裏に問題が解決をした方がいいわけですから、そのための努力を行うということは重要であると私は考えております。
○国務大臣(川口順子君) 今、国際社会にとって最大と言ってもいい課題は、大量破壊兵器の問題に対応するということであります。これが人類にとって脅威とならないようにするということであるわけです。それを行うために、平和的に解決が、それができるように最大限の努力をするということが重要だと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際社会にとっての課題は、この大量破壊兵器が人類にとって脅威にならないそのための対応であると私は考えています。当然のことながら、平和的にこの問題を解決する努力を現在国際社会がやっているわけですし、そのための努力を我が国としても引き続き行っていく、それが重...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今度の決議、かなり長く、それからたくさん前の決議を引用している部分がありますので、御質問に正確にお答えするためには、その過去の決議にさかのぼって、そこで何も言っていないということを確認をしないといけないということでございまして、ちょっと今の時点では、この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) テロに関しては前文で幾つかの過去の決議を引いて触れていますが、そして、それに基づく、それらの決議に基づくコミットメントをイラク政府が遵守しなかったことを憂慮しという文章がございます。
○国務大臣(川口順子君) これは非常に難しい問題だと思います。  いろいろな、外交防衛委員会としてあるいは外務省として、いろいろ先に起こることについて国民の皆様に対していろいろな可能性をお話をして御理解をいただくということは非常に重要なことであるということですけれども、他方で、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、普天間飛行場の代替施設の使用期限の問題については、これは従来からも申し上げておりますように、平成十一年の閣議決定にあるとおり、政府としては、国際情勢もありますけれども、沖縄県知事や名護市長の御要望を重く受け止めて、これについて米国政府との話合いの中...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は存じておりません。
○国務大臣(川口順子君) 今朝の時点で、人員の降下訓練の再開については米軍内で最終調整中であるということを聞いておりまして、再開が決定されたという事実はないと承知をいたしております。  重量物の降下訓練については、アメリカ側から、水タンクの先ほどおっしゃった落下事故、これについ...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○川口国務大臣 今般、国連安保理で決議が全会一致で採択をされたということについては、これは、国際社会が一致をした態度で、イラクの大量破壊兵器問題、イラクがこれを廃棄する、あるいはほかの今までの国連決議を遵守することが大事であるという態度を示したという意味で、日本としても歓迎をいた...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、イラクがこれを受け入れて、関連の決議をすべて履行をするということを強く望んでおります。
○川口国務大臣 KEDOの枠組みというのは、北朝鮮のプルトニウムを使った核兵器の開発をとめる、阻止するという意味で非常に重要な役割を持った枠組みであると考えております。  これにつきまして、十四日にKEDOの理事会がニューヨークでございまして、ここで今後のKEDOについて話し合...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるように、この問題について、最初から北朝鮮側は一〇〇%本人のものであると言ったわけでは必ずしもございませんけれども、別人のものである可能性が非常に強いという科学的な証拠が示されたことについては、これは非常に問題であると思いますし、我が国として、この問...全文を見る
○川口国務大臣 無償資金協力におきましては、個々の案件ごとにJICAが実施をする調査においてJICAの環境ガイドラインを適用いたしまして、環境配慮を行うということにいたしております。委員がおっしゃられましたように、変える会を受けてことしの八月に発表した外務省の改革についての行動計...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるとおりだと思います。環境ガイドラインの改定の作業においても、こうした透明性を確保していくということをきちんと考えて実施する、そういうことだと思っています。
○川口国務大臣 北朝鮮が行っていると米国が言っております核兵器の開発のためのウラン濃縮プログラム、これについては、日本政府として米国側から話は聞いております。  これについて、委員の御質問にある、これが本当なのかどうなのかということでございますけれども、これは、その情報の性格上...全文を見る
○川口国務大臣 判断をできないと申し上げているのではなくて、我々としてこの問題について重大な懸念を持っている、そう申し上げているわけです。
○川口国務大臣 そういうことはちっとも申し上げておりませんで、我々としてアメリカの情報を聞き、そして我々としても重大な懸念を持っている、そういうことを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 我が国は、クアラルンプールにおいて、先月の二十九日、三十日、北朝鮮側と会合を持っております。交渉をいたしております。
○川口国務大臣 この問題について、何よりも北朝鮮自身がアメリカに対してそういうプログラムを持っていると自分で言っているわけですね。ですから、我々としては、この問題について北朝鮮側との日朝国交正常化交渉の折に取り上げて、国際社会の懸念を晴らすべく、これは全部の国がそう思っているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、北朝鮮との間で、日朝平壌宣言に従って、これを守りながら、日朝の国交の正常化をやっていく、そのための交渉を始めているわけです。それをやるに際して、日朝間の拉致問題を筆頭とするさまざまな問題を解決していく。同時に、国際社会の懸念をしている核の問題を初めとする...全文を見る
○川口国務大臣 プルトニウム型もそれから濃縮ウランタイプも両方含めて、北朝鮮の、あるいは朝鮮半島に核兵器が存在をしない、そういうことを国際社会は求めているわけでございまして、我が国も、当然のことながらそれを求めている。それを全部含めて、まさに日朝平壌宣言にこれが書いてあるわけです...全文を見る
○川口国務大臣 首藤委員には、今いろいろシナリオをお書きいただいたわけでございますけれども、この問題は、先ほど副大臣が言いましたように、理事会で決めていく話、米国は今の時点で何ら決定をしているわけでもございませんし、問題は理事会で決定をされる、あるいは議論をしていく話になるという...全文を見る
○川口国務大臣 パキスタンが、責任ある国際社会の一員として、今、経済改革を初めさまざまな改革を国内で進めている、そういう状況にあるわけです。我が国としてこのパキスタンの改革を支援していくということは、非常に重要な我が国の果たすべき役割であると私は考えています。  この改革への支...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の改革の中で、領事の関係の仕事ということは、まさに委員もおっしゃったように、海外に出ている日本人の数が昔と比べて数倍、数十倍、数百倍にふえているわけですから、それにきちんと対応するように業務の拡充をする。人員の確保も含め、あるいはその他外務省以外の方の手を煩...全文を見る
○川口国務大臣 債権がどれぐらいあるかということですけれども、日本政府、政府関係機関はイラクに対しまして、九〇年八月のイラクのクウェート侵攻以前の経済協力あるいは民間の経済活動に伴う債権といたしまして、これは民間債権も含まれますので、必ずしもその全額をきちんと把握するということは...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの政権が三つに分断をされることになるかというのはまさに仮定の話でございまして、こういったことについて予断をするということについては控えさせていただきたいと思います。  いずれにしても、これは国連安保理の決議にのっとりまして、我が国としてもイラクに対して債務...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、これは我が国としてその履行を求めていくということですけれども、イラクということではございませんで、一般的にこういう政権の継承ということはよくあるわけでございます。そういったときに、当然のことながら債務についても新しい政権によって継承されると...全文を見る
○川口国務大臣 イラク問題につきましては、外務大臣、副大臣を初めとして省を挙げて取り組んでいるところです。
○川口国務大臣 イラク問題について、どういうような新しいポストあるいは臨時的なポストあるいは人を任命するかということについては、事態の進展でそういうことが必要になればそれを行うということでございますけれども、現在、先ほど言いましたように、イラクの問題については省を挙げて取り組んで...全文を見る
○川口国務大臣 松木さんの御遺骨とされるものについては、これは先方から、一〇〇%そうであるということは言えないけれども、そうだろうと思われるということでいただいてきたということでございますけれども、委員がおっしゃったように、科学的な方法によってそれが本人のものでない可能性が非常に...全文を見る
○川口国務大臣 日朝安保協議については、我々としては、これを十一月中にということでございますので、そういうことで考えております。北朝鮮側から、返さなければ日朝の安保協議をやらないというようなことがあったとは承知していません。
○川口国務大臣 拉致の被害者の御本人たちを北朝鮮に戻さなければ安保協議に応じないと北朝鮮が言った、そういうことはございません。
○川口国務大臣 全体の日朝交渉についての方針は、これはずっと申し上げていることと一切変化はしておりません。日朝平壌宣言を遵守して、この日朝間のさまざまな懸案問題、その中で拉致問題というのは最優先課題だと申し上げておりますけれども、それと核兵器の開発を含む安全保障問題、そういったさ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、一四四一が全会一致で採択をされたということは、我が国としても大変に喜ばしいことだと考えております。  そして、この一四四一の中で、イラクによる本決議の不履行により、同国の諸義務のさらなる重大な違反があったとみなされる場合等には、すべての関連する安保理決議の...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。我が国としては、この国連の安保理の決議が全会一致で採択されたことを歓迎し、その後、そこにいらっしゃいますが、新藤政務官や、それから安藤中東アフリカ局長が在京のイラク大使館に働きかけていますし、それから現地でも、出張した人間がイラク政府...全文を見る
○川口国務大臣 まさに小泉総理がおっしゃったとおりのことでございまして、どの国も国際法上の義務と権利、これに合致をする行動をとっていく、そういうことであるべきであると思いますし、米国についていえばそういうことだと考えています。
○川口国務大臣 我が国が国際法上の権利と義務に沿って行動していくということは当然のことだと思います。
○川口国務大臣 アメリカは、非常に自由な言論を尊重する国でありますし、また、さまざまな考え方の人が自由に意見を言う、そういう国であります。したがいまして、キッシンジャーがいろいろ言ったということ、それは別にごく普通の話であると思います。  しからば、アメリカが政府としてどうかと...全文を見る
○川口国務大臣 アルカイダとイラクの関係ですけれども、従来から、イラクの北部にアルカイダの分子がいるという話はいろいろ聞こえてきているわけですけれども、我が国政府として、さまざまな情報を総合的に考えましても、イラクの政府が組織的にアルカイダを支援してきている、そういった確証は持っ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクがさらなる違反をした場合には、これは安保理に戻っていくということであると思いますけれども、国連が国際社会でリーダーシップを発揮していくことが期待されているわけでございまして、そういう事態があったときには、国連として一致団結してこの問題に対応ができる存在である...全文を見る
○川口国務大臣 御質問は、軍事行動があるということを予断をした上での御質問でございますので、その場合にはということを直接にお答えすることは難しいわけでございますけれども、いずれにしても、テロ特措法は法律ですから、当然に、その法律の目的に照らして、その目的に沿った形で運用をされる、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、法律の目的に沿った形でというふうに申し上げましたけれども、一般論としてより詳しく申し上げますと、このテロ特措法に基づく協力支援活動というのは、昨年の九月十一日のテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努めることにより国連憲章の目的の達成に寄与する諸外国...全文を見る
○川口国務大臣 十月にロシアを訪問いたしまして、そのときには、イワノフ外務大臣とお話をし、それからプーチン大統領に表敬をいたしました。  プーチン大統領から、イワノフ外務大臣も同じような趣旨のことをおっしゃいましたけれども、日本とロシアは、過去から引き継いだ問題、領土問題という...全文を見る
○川口国務大臣 同時に、私が行きましたのは、総理が一月にロシアを訪問なさいますので、その準備ということでもございますけれども、日本とロシアの間で善隣友好に基づく創造的なパートナーシップをつくっていくことが重要であるということでございます。  これにつきまして、我々として行動計画...全文を見る
○川口国務大臣 委員もおっしゃいましたように、近隣の重要な二国間の関係をとったときに、どの二国間関係よりも我が国とロシアとの間の関係は弱いリンクであるということでございまして、この旨を私はイワノフ外務大臣にも、そしてプーチン大統領にも申し上げました。  先ほど申し上げました行動...全文を見る
○川口国務大臣 この枠組みは、北方領土問題に関する我が国の立場を害さないという大前提のもとで、北方四島周辺水域における我が国漁船による安全操業を実現させるというものでございます。これは、領土問題解決のための環境整備としての意義を持っておりますし、本件の枠組みが確立をされた後、この...全文を見る
○川口国務大臣 石油についてどうかということですけれども、これは、経済産業省においてそのときの油についての対応は適切に対応していただいていると思いますけれども、私が理解をしておりますのは、我が国はずうっと国家備蓄と民間備蓄というものをやっておりまして、恐らく、全部足しますと百二十...全文を見る
11月13日第155回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) まず、お待たせを申し上げまして、大変に失礼をいたしました。  引き続き外務大臣を務めさせていただきます川口順子でございます。本田委員長を始め各委員に謹んでごあいさつを申し上げます。  まず、沖縄については、私といたしましても、我が国の平和と安全のため...全文を見る
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○川口国務大臣 ただいま首藤委員がおっしゃられた時代の新しい考え方、これをJICAあるいは今後の独立行政法人たる国際協力機構において的確に取り入れて、それを業務に反映していくということは、私は非常に大事であると思います。  JICAの時代に既に、例えば人間の安全保障ですとか環境...全文を見る
○川口国務大臣 独立行政法人になりまして、そういった、国際協力機構が実施をしていくときに今までよりもはるかに大きな自由度、透明さというものを持ってやっていくということでございまして、私は事実関係を確認したわけではございませんけれども、例えば、政府が今まで、どういう自動車を使うかと...全文を見る
○川口国務大臣 これはやはり、国が集めている税金、それが使われるということでございます。政府として、先ほど古田局長からお答えをいたしましたように、相手国の政府と何らかの合意を取りつけたもの、それから、これは政府としてということでございますから、外務省だけではなくて、もしほかの省庁...全文を見る
○川口国務大臣 非常に大きな御質問でございまして、短くお答えするというのは難しいかと思いますけれども、そもそも我が国の外交の目的が何かということで言いますと、これは当然のことながら、我が国の平和と、そして安定であると思います。そして、我が国の平和と安定を確保することができるために...全文を見る
○川口国務大臣 まず、前提として委員がおっしゃられました、今の時期、我が国の外交政策あるいはその考え方とツールであるODAの関係が明確であるということは非常に大事なことだと私も思っておりますし、それを明確にする努力を、まだ十分ではないかもしれませんが、これもいたしております。例え...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、中国と我が国が平和で友好的な関係にあるということは、我が国にとっても、この地域にとっても非常に重要なことであると思います。  そうした観点から考えますときに、中国がこれだけの経済発展を、国の一部であると思いますけれども、遂げ、そして世...全文を見る
○川口国務大臣 日朝平壌宣言に、委員がおっしゃられましたように、「国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、」云々と経済協力について触れているわけでございますけれども、小泉総理と金正日国防委員長が話をいたしましたときに、双方はそれぞれ日朝平壌宣言を遵守して交渉を行っていくと...全文を見る
○川口国務大臣 このODAの大綱は、平成四年に閣議決定されたものでございまして、ほぼ十年ぐらいたっているということだと思います。今、世の中、物事の変化が非常に激しゅうございますので、十年ぐらいたったものについては、いずれにしても、変える必要があるか、あるいはどこを変えるかといった...全文を見る
○川口国務大臣 これは閣議で決定をされる内容のものでございます。私としては、外務大臣として、こういうことはどうだろうかということは幾つか考えておりますけれども、そういったことを今の時点で申し上げるということは適切ではなく、その考え方を、いろいろな方の御意見を聞いて、その御意見を踏...全文を見る
11月19日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○川口国務大臣 今、茂木副大臣からお答えをしたとおりですけれども、先ほど末松委員が御指摘になられたところでございますが、これはこの政府の報告書の中で、三ページから「十二日に開催された日米間の調整委員会における米国の説明によれば、」ということで始まっている中の一環でございます。です...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、五ページ以降に政府としてはこう考えているということが書いてあるわけでして、それはまさに、これから引き続き、国際テロの脅威が今も除去されていない状況のもとでテロに対する闘いは継続をしていく、そういうことだと私は考えております。
○川口国務大臣 全体としてこの闘いがどれぐらい続いていくかというのは、そういう意味ではだれもわからないということですけれども、昨年の九月十一日以降一年間闘ってきた、これはむしろ時間的な意味でいえばもっともっと長いこと続くだろうと私も思っております。そういう意味でいえば、始まりに近...全文を見る
○川口国務大臣 我が国及びこの地域の平和と安全に大きなかかわりを持っている米軍としては、私としては、日ごろ、必要に応じて必要な訓練をやっているというふうに考えております。この時期に、この訓練が特に北朝鮮に対して何らかのそういうような意図を持って行われたというふうに考えることは難し...全文を見る
○川口国務大臣 我が国にとりまして、日米安保条約というのは、これに基づいてアメリカとの間でそれぞれその条約の規定することを分担してやっていく、我が国はその基地を提供するという関係にあります。  米国は非常に重要な同盟国であります。我が国が同盟国である米国との関係をどのように律し...全文を見る
○川口国務大臣 仮に米国に行き過ぎがあればというふうにおっしゃられますけれども、米国は今まで、国連の安保理で決議を合意して、そしてそれに基づいてイラクが行動するということをほかの国と一緒になって一生懸命に働きかけてきたということでございます。先般、決議が採択を満場一致でされて、そ...全文を見る
○川口国務大臣 この場所は排他的経済水域でございます。したがいまして、この場所においては、沿岸国の権利と義務に妥当する考慮を払う必要はあるということでありますし、それから我が国の船舶の安全や漁業への悪影響の排除に十分な考慮を払うということが必要なことでございまして、この点について...全文を見る
○川口国務大臣 そもそも十四日、一番最初のときにですけれども、これは訓練の停止を申し入れた、外務省としては申し入れているわけです。  それで、その後の経緯については先ほど来御説明をしているとおりでございますので省きますけれども、星条旗紙のその情報につきましては、これは新聞の情報...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) 拉致問題の解決ということは、総理もそれなくしては国交の正常化はないということをおっしゃっていらっしゃいますし、交渉をしている中で拉致問題とそして核の問題を含む安全保障の問題、これが最優先課題であるということは言ってきているわけです。  それで拉致問題に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本とアメリカと韓国と、KEDOの問題についてどうやっていくかということはもうずっといろいろな場で話をしてきています。APECの場でも話をしてきている、それからTCOGというこれは事務レベルの場ですけれども、している。そして、この間KEDOの理事会でもし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、副大臣からお話を申し上げたとおりの事実関係と判断があったということでして、繰り返しませんけれども、慶応大学やあるいは三田祭の実行委員会が却下をしたことを、それを伏せた形でやりますということを申請をしてきたということがまず一つあります。それは、向こう側...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省として今回そういうような対応を、今回の取った対応を取ったということについては、先ほど申し上げたような事実関係に基づき、そういう判断をしたということであります。  そして、そういうことを、正にこの時期に日本にどうしても来ようと思っていると。そういう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 安否の確認のために政府が努力をすることは非常に重要なことだと思います。  委員もおっしゃられたように、その確認が急がれる人を効率的にどうやってその人たちの安否を確認していくかということとできるだけ大勢の人をということと、両方うまくバランスを取りながらや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 脱北者については、経済的なあるいは食糧難から逃れてきたということで、難民条約上の難民ではないと言っても差し支えないだろうと思います、中にはそういう人もいるかもしれませんが。  それで、中国から見ればこの人たちは不法滞在者、要するに中国の法律に違反をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど委員がおっしゃったような、昔やったような答弁はあったことは私も承知をしていますけれども、それの趣旨というのは、安保条約があるわけですから、安保条約の第六条で、我が国としては米軍が、ちょっといろいろ日本の安全に寄与し云々というその前提が入っていますけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の新聞記事自体について、これを私としては確認はできないということでございますけれども、一般的に申し上げて、普天間基地の移設・返還問題については、これは平成十一年の閣議決定に従って政府としては適切に対応していくということでございますし、沖縄県民の方が基地...全文を見る
11月20日第155回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 国際協力機構によるNGOの支援事業についてのお尋ねがございました。  この国際協力機構が実施する技術協力は、政府間の何らかの合意の下で行われる政府ベースの技術協力でございます。御指摘の事業につきまして、NGO等からの提案を積極的に受け止めて、そして国際...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○川口国務大臣 テロ一般の関係の御質問と今承りましたけれども……(末松委員「いえいえ、九・一一。じゃ、二つ下さい。一般とその九・一一」と呼ぶ)  まず九・一一との関係で申し上げますと、これはアルカーイダのテロということでございますけれども、今イラクの北方にアフガニスタンから逃れ...全文を見る
○川口国務大臣 特措法は、目的に書いてありますように、その九月十一日のテロからの脅威に対応するために活動している外国の軍隊を支援するということでございまして、したがいまして、イラクとの関係でこれがどうかという御質問ですけれども、特措法は特措法の目的に照らして適切に運用をすべきであ...全文を見る
○川口国務大臣 テロ特措法につきまして、その目的は先ほど申し上げたとおりであるわけです。そして、イラクにおけるアルカーイダのテロ分子がどうかということにつきましては、先ほど申し上げましたように、我が国が主体的に集めた情報を総合的に考えても、イラク政府が組織的にアルカーイダを支援し...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、現時点では、我々としては、イラク政府がアルカーイダのテロ組織を組織的に支援しているという事実、事実といいますかそういう証拠には接していない、これは我が国が総合的に、我が国が主体的に集めた情報によればということですけれども、そういうことだということを申し上...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、テロ特措法の目的はそういうことであって、我が国としては今の時点では、我が国が主体的に集めた情報を総合しても、イラク政府が組織的にアルカーイダの組織を支援している、そういう証拠には接していないということを申し上げているわけでございます。
○川口国務大臣 アメリカが攻撃をするかどうかということについては、今何も決めていないということをアメリカは言っているわけでございまして、それを予測して、今の時点で国連決議との関連でどうかということを議論するということは難しいと思います。
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、今大事なことは、イラクがこの決議を守っていくということであるわけですね。それで、国際社会が安保理で決議をして、そして最大の圧力を今イラクにかけている、そういうことであるわけです。アメリカがイラクに対して戦争をするということを決めたわけではな...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカは戦争するということを決めているわけではない。したがって、戦争を仮にアメリカがするということを考えたときに、どういうことが動機になるかということについて、私の立場から申し上げることはできない。  ただ、イラクが違反をしたという、今までのたび重なる決議に違...全文を見る
○川口国務大臣 戦争にすることをちらつかせているかどうか、これは、大事なことは、今国際社会が圧力をかけるということだと思っております。  その上で、それがテロではなくて国連の決議に違反をしたことかという御質問ですけれども、先ほど申し上げましたように、国連のイラクが違反をしたたび...全文を見る
○川口国務大臣 問題の立て方、問題の把握の仕方という意味では、そういうことだと思います。
○川口国務大臣 外務省の中の共通認識と言われると、何をもって共通認識かと思いますけれども、私はそう思っております。
○川口国務大臣 今委員がイラクには前科があるとおっしゃいましたけれども、イラクは九八年から四年間、査察を受け入れることを拒否してきているということがあるわけです。イラクが大量破壊兵器の問題がないのであれば、それはイラクとしては、まさに受け入れてないということを、四年間拒否をしない...全文を見る
○川口国務大臣 大事なことは、イラクが国連決議に従ってきちんと査察を入れて、大量破壊兵器を初めとするほかの決議の違反というのも、大量破壊兵器以外のものもありますけれども、国連決議に従うということが大事である。その一環として査察、委員がおっしゃったような無条件、無制限、即時の査察を...全文を見る
○川口国務大臣 イラクに対して、人道的な観点からどういうふうに対応を考えていくか、そういう配慮であったかと思います。
○川口国務大臣 邦人保護をやるということは非常に重要なことでございます。  つい先般、外務省といたしましても、外務本省あるいは幾つかの大使館と一緒に訓練を、模擬的な訓練もいたしましたし、これには万全を期していきたいと考えております。
○川口国務大臣 国連の決議がなくてもとおっしゃっているのは、イラクのお話に関連しておっしゃっているんだろうと思いますけれども、委員もおっしゃられましたように、これは、今まさにイラクが決議を守って行動をするように、国際社会が平和的にこの問題を解決できるように、最大限の圧力をイラクに...全文を見る
○川口国務大臣 まさにテロ特措法に基づいて派遣できるかどうかというのは、テロ特措法の目的に照らしてそれが適切であるかどうかということを判断して行う、法律の運用としてはそういうことだと思います。
○川口国務大臣 先ほど私が申し上げたことについて委員が拡大解釈をなさっていらっしゃるようでございますので、まず、そういうことではないということを申し上げたいと思います。  テロ特措法の世界はテロ特措法の世界ですけれども、イラクに対して戦争が、武力行使が行われるかどうか、これはあ...全文を見る
○川口国務大臣 まず前提として、イラクに対して武力行使が行われるということが決まったわけではないということを前提に申し上げたいと思いますけれども、したがって一般論として申し上げれば、いろいろな問題が起こっているときに政府として国民の皆様に御説明をできるだけ申し上げて御理解をいただ...全文を見る
○川口国務大臣 十一月十八日に模擬訓練はいたしております。
○川口国務大臣 まず、イラクに対してこれから査察が行われようとしているわけですし、国際社会は、それをイラクがきちんと行って、平和的に問題が解決をされるということのために努力をしているわけでございますので、今の時点で、イラクにおける査察が失敗をしたとか、あるいは米国が軍事行動をとる...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました独立行政法人国際協力機構法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今般の特殊法人等改革において、国際協力事業団の事業及び組織の形態の見直しが求められてきたところでありますが、開発途上地域等の経済及び社...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このことについての新聞報道は私も読ませていただきましたけれども、国会の委員会でだれを参考人として招致をするかということについては、これは正に委員会でお決めになられることだと私は承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 外務省の中に、例えばそういうことについていろいろな意見はあり得るだろうというふうに思いますけれども、これは委員会がお決めになられる、またなられたことだと承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほども申しましたように、外務省として、例えば委員会で御決定をなさることについて、もちろん様々な感想は持つわけでございますけれども、これは本当にそういう意味で委員会がお決めになられたことであると、そういうことだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 当然、外務省と国会の委員との間ではいろいろなお話はさせていただくということはいつものベースで起こっていると思っています。ただ、このことについては、これは委員会でお決めになられること、またなられたことであると、そういうことだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 外務省はそういう働き掛けをしていないと私は思います。
○国務大臣(川口順子君) こういうこととおっしゃいますと。
○国務大臣(川口順子君) これは委員の方もよく御存じでいらっしゃるように、日本の報道あるいは新聞でいろいろなことをお書きになる、全部が全部正しいことだけではない、正しいことももちろん書いていらっしゃいますけれども、というような状況であるということはよくお分かりでいらっしゃると思い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 誠に恐縮ですけれども、ちょっとその点について質問の御通告いただいていなかったものですから、これは後で資料を提供させていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) これは米軍の話でございますので、私どものところで全部把握できるかどうか分かりませんが、分かる範囲で、これ御説明をさせていただきたいと思います。そうですね、分かる範囲かつ申し上げられる範囲でということです。
○国務大臣(川口順子君) 分かる範囲かつ申し上げられる範囲でお話をさせていただくということです。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃっているのは、アフガニスタンへの支援全部でしょうか、それとも自衛隊による支援。
○国務大臣(川口順子君) 支援ですね。
○国務大臣(川口順子君) していないと思います。
○国務大臣(川口順子君) すべての兵器がもちろんなくなるようなことであればいいんだと思いますけれども、それぞれの兵器について残虐度その他いろいろな判断の基準があると思います。そういったことを整理をして、日本として国際的にそれを働き掛けるということが可能かどうかということをまず考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう発言はあったと聞いています。  私は調整委員会の場におりませんでしたので、どういうコンテクストでそれが行われたかということは推測をするしかないんですけれども、その文言から私が察しますのは、それだけ、そういうような性格のものである、テロに対する戦...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 完全に撲滅をするというのを文字どおり取りますと、それは不可能だと思います。
○国務大臣(川口順子君) テロとの戦いが二年過ぎたような場合、これ二年たってみた時点でどういうような状況になっているかということは今の時点で推測をすることは非常に難しいわけでございまして、その時点で政府として適正に判断をするということになると思います。
○国務大臣(川口順子君) 御質問に的確にお答えしていることになるかどうかよく分かりませんけれども、テロに対して我が国も、これは我が国に対する脅威でもありますから、我が国としてテロへの対応を国際社会の他の国々と一緒になってきちんとしていかなければいけないということは、全くそのとおり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは非常に大事なことでございまして、可能な限りできるように今後とも検討していきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 訓練の実態の、その事実関係については後から北米局長の方からお話をさせていただきたいと思いますけれども、これまで、米政府の関係機関から我が国の排他的な経済水域において水中起爆訓練等の訓練が行われるという警報は度々発出をされてきているわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほども申しましたように、排他的な経済水域で行うという場合には、これは米側として当然に我が国の船舶の安全や漁業への悪影響の排除に十分に考慮を払う必要はあるということでございます。そして、その上で、これは国際法上、沿岸国、すなわち日本が許可をするとか許可が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員も御心配のように、こういったことの結果として、我が国の漁業をやっている船舶等に影響があるということがあってはならないということだと思います。それで、この点については、米側は排他的な経済水域で行う場合にこれについて注意を払わなければいけないということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 決議の一四四一で九月十一日の同時多発テロについて何を言っているかということでございますが、これは委員がおっしゃられましたように、安保理決議一三六八というのがございまして、これは九月十一日にアメリカにおいて発生をしたテロ攻撃を国際の平和及び安全に対する脅威...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府といたしまして、イラクが核開発、大量破壊兵器その他の問題について国連の決議に従うように働き掛けを今までずっと行ってまいりました。今回、安保理の決議の一四四一が採択をされましたので、イラクとして、引き続き我が国としては、核廃棄、核を廃棄する、あるいは決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラク問題の解決のために米国とは私も今まで議論の、意見の交換をやってきておりますし、また首脳のレベルでもやっていただいております。  今大事なのは、イラクが、先ほど申し上げたような核の、核廃棄、それからその他の国連の決議をきちんと遵守をしていくというこ...全文を見る
11月22日第155回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○川口国務大臣 今回、李登輝氏のビザの申請があって御存じのような結果であったということの理由は先ほど茂木副大臣が御説明をしたと思いますけれども、大学側の正式な理由でなかったとか、そういうことでございまして、それのみに基づいて判断をしているということでございます。
○川口国務大臣 台湾の国際機関との関係については、委員のような御意見もあるし、そうでない御意見もあると思います。政府の考え方としては、委員がおっしゃった国連の加盟の問題も含めまして、日中共同声明、この立場を踏まえつつ個別に対応していく、そういうものでございます。
○川口国務大臣 政府の方針に変わりはございません。政府の立場というのは、関係国が満足をするような形で台湾がオブザーバー参加をしていくということが望ましい、そういうふうに考えているということです。
○川口国務大臣 関係国のコンセンサスといいますか、満足をするような形で物事が進んでいくということが大事だと思っています。
○川口国務大臣 我が国は、中国に対して、台湾との関係については平和的解決を望むということを言っておりますし、私としても、今まで中国の方にお会いをしたときにそういうことを言っているわけでございます。その趣旨は、まさに平和的に解決をしてほしい、武力の行使をしないで平和的に解決をしてほ...全文を見る
○川口国務大臣 具体的にいろいろなケースについて、我が国の立場としてそれがどうであったかということを判断することは適切ではないと思いますが、我が国の立場としては、先ほど申しましたように、これは双方で平和的に解決をしてほしい、そういうことを強く希望しているということでございます。
○川口国務大臣 外務省が、あるいは一国の外交当局が、外交政策を企画立案し実施をしていく過程でどういうような情報を持っているかということは、委員も御指摘なさっていらっしゃるように、非常に重要なことであると思います。  この点について、外務省としては当然に、意味のある情報については...全文を見る
○川口国務大臣 御家族に行方不明になっていらっしゃる方がいらっしゃるという御家族が、いろいろな報道に接して、あるいは自分の家族の一員が北朝鮮に拉致をされたんではないだろうかというふうに御心配になっていらっしゃるというお気持ちはよくわかります。  そういったことについて、拉致をさ...全文を見る
○川口国務大臣 戦後処理の問題というのは、我が国と北朝鮮との間に存在をすると私も考えております。
○川口国務大臣 このWFPというプログラムでございますけれども、これは、北朝鮮だけではなくて、アフリカ等のやはり人道上の食糧支援が必要な国に対しても活動している機関であります。  こういった国々が食糧が足りなくて、それで人道上ほかの国の支援を必要としているということの原因には、...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の問題の把握といいますか、どういう問題であるかということについては、まさに委員が冒頭でおっしゃったとおりだと思います。拉致問題もあれば安全保障問題もあって、それぞれの含意があるということだと思います。  我が国の基本的な立場といたしましては、これは、日朝平...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃった北朝鮮のスポークスマンの談話というのは、KEDOの理事会の決定に関連して、米朝枠組み合意への完全な違反だということを厳しく非難をしたということであると思います。  これにつきましては、まず、先ほど申しましたように、関係国が一致して、北朝鮮側に核の開発...全文を見る
○川口国務大臣 まさに委員がおっしゃるとおりでして、そのように我が国としては考え、取り組んでいるということでございます。  米朝の枠組み条約については、これはアメリカと北朝鮮が合意をした枠組み、そしてそれぞれがまだそれを終了させたと言っているとは私は承知をいたしておりません。
○川口国務大臣 北朝鮮が不可侵という提案をアメリカに対してやったということですけれども、これは、基本的に従来の北朝鮮の立場を述べたにすぎないということだと私は思います。  北朝鮮に対しては、まず北朝鮮側がこの核兵器のための濃縮ウラン開発計画などの核の問題についての国際社会の疑念...全文を見る
○川口国務大臣 日朝間の不可侵条約というのをどういう意味合いでおっしゃっていらっしゃるかでございますけれども、平和憲法を持っている我が国として、北朝鮮を侵略しようなどということを考えている人はだれもいないと思います。  北朝鮮の側との関係におきましては、きちんと平壌宣言に、国際...全文を見る
○川口国務大臣 先般の政府の決定は、拉致の被害者の御家族の方に日本に来ていただいて自由な意思決定ができる環境の中で自由意思決定をしていただく、そういうことで考えられているということでございます。したがいまして、そういう環境の中で行われた意思決定というのは、まさにその本人の自由な意...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ブッシュ大統領があるいは米国がイラクに対して武力行使をするということを決めたわけではない、だれも決めていないということを申し上げたいと思います。  国際社会として、今イラクが国連安保理の決議に従って、この決議を実行していくということが大事で、そのために国際...全文を見る
○川口国務大臣 福田長官のそういう発言については、私は承知をいたしておりません。
○川口国務大臣 私が理解しておりますところでは、福田長官も昨日の記者会見で、米国から具体的な支援の要請があったわけではないとお答えになっていらっしゃると思います。
○川口国務大臣 先ほどの繰り返しになりますけれども、日米の両国は、イラクの問題その他の問題につきまして、日ごろから緊密に協議をし、連絡をとって、情報の交換もいたしております。そういうことではございますけれども、米国から具体的な支援の要請があったということではないということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 テロの脅威にどういうように対応していくかということは、委員が冒頭おっしゃったような二十一世紀の世界が直面をする脅威の問題として、きちんと考えなければいけない問題であると思います。そして、これに対応していくためには、さまざまな手段が必要であると私は思います。一つだけ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、テロの脅威に対応するためにはさまざまな手段を使っていく必要があるということを申し上げているわけでございまして、米軍、英軍が行使をした軍事力は、例えば何人の捕虜がその結果として生じたかということを考えてみていただいても、そういった抑止の効果が...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ大統領は、これは先ほどの繰り返しになりますけれども、国連の決議が採択されたときの演説の中で、同盟国、そして関係の国々と協議をし、支持を求めているんだということを言っているわけでございまして、日本は米国の同盟国でございますから、今までもこのイラク問題について...全文を見る
○川口国務大臣 特措法は、特措法の目的に従って、すなわち九月十一日の脅威に対して行動をとっている外国の軍隊を支援する、きちんと全部を申し上げていませんけれども、そういう法律の目的に沿って使われる、そういうことでございます。
○川口国務大臣 稲嶺知事が再選をなさったわけでございますけれども、私としては、今までと同様に、例えば普天間飛行場の移設、返還の問題も含めまして、沖縄に基地が集中をしているということから来ているさまざまな沖縄の県民の方におかけをしている御負担の問題について、稲嶺知事と引き続き緊密に...全文を見る
○川口国務大臣 私、今意識的に沖縄の問題と使ったつもりはなかったんですけれども、もしそういう言葉を使ったとすれば、これは沖縄の県民の御負担の問題ということを、私、そういう言葉を使ったと思いますけれども、それを繰り返すことを時間的に省いてしまったというだけのことでございまして、沖縄...全文を見る
○川口国務大臣 アメラジアンの問題については、私がことしの三月に沖縄を訪問させていただいたときにもこれについてのお話をさせていただいたわけでございまして、沖縄に今、人数的にいいますと、かなりのといいますか、千人とも二千人とも言われていますけれども、余り数字もはっきり把握されない形...全文を見る
○川口国務大臣 この窓口の実際の使われ方について聞きましたら、委員が今御指摘になられたように、利用されている件数、利用頻度が非常に低いということでございまして、私としては、それがどういうことに起因をするのかということをきちんと調べてみる必要があると考えておりまして、まずそこからき...全文を見る
○川口国務大臣 委員がまさに今おっしゃられたような問題があるわけでございます。細かいことは省きますけれども、国内で公的機関が養育費等の徴収を行うという、扶養義務の執行を容易にする国内の法制が整備をされているということが、米国との間で双務的な協定を結ぶために不可欠であるということで...全文を見る
○川口国務大臣 今会計検査院からお話のあったような、特に国際機関の拠出金をめぐる御指摘については、外務省として、これを非常に重く受けとめております。  私は就任をして以来、ことしの二月から、外務省の改革ということが第一の課題であるということで、さまざまな取り組みをやってまいりま...全文を見る
○川口国務大臣 今後の処理の問題に入ります前に、先ほどちょっとおっしゃられた、その他の面についても同じようにめちゃくちゃやっているんではないだろうかということにつきましては、この点は非常に重要な点でございますので、外務省改革の、これは私が来る前からの取り組みも含めまして、この点に...全文を見る
○川口国務大臣 前段の改革の部分でございますけれども、これは田中前大臣及びそのさらに前の河野元大臣のときから取り組んでおりまして、そして今、ことしの八月に全部をまとめた形で行動計画というものをつくって、何をいつまでにやるということもきちんと決めてありまして、行動計画に基づいてそれ...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○川口国務大臣 選挙の結果についてはよく承知をいたしております。政府の立場として、選挙の結果についてコメントを申し上げるというのは控えさせていただきたいと思いますけれども、稲嶺知事とは、私は環境庁長官になりまして以来、環境庁と沖縄県もさまざまな関係といいますか、共通に、一緒に努力...全文を見る
○川口国務大臣 結論から先に申し上げますと、その選挙の結果がどうであれ、外務省として、外務省の今までやってきた姿勢が変わることはない、選挙の結果が稲嶺知事の圧勝であったがゆえに手を緩めるということは全くないということでございます。  在日米軍が日本及びこの極東の地域で果たしてい...全文を見る
○川口国務大臣 嘉数委員の過去の、今までのいろいろな御経験、あるいは我が国の歴史を踏まえたお話をしみじみと聞かせていただきました。  いろいろな我が国をめぐる状況があった中で、外務省としてはその時々でベストを尽くして問題の処理に当たってきたと思いますけれども、沖縄県民の方に、外...全文を見る
○川口国務大臣 お気持ちはよくわかっておりますので、外務省としては、重要な外務省としての課題としてこれについて取り組んでいきたいと考えております。
○川口国務大臣 国際情勢もいろいろあって、難しい点、多々あると思います。その中で、一歩でも二歩でも沖縄県民の方のお気持ちにとっていい、理想の姿に近づけるように努力をしたいと考えています。
○川口国務大臣 結論から申し上げれば、きょう、この時点で、イラクがアルカイダを組織的に支援しているといったことについて、我が国が主体的に収集をいたしました情報を総合いたしても、そういうことはないわけでございます。  ただ、イラクの北部等にアルカイダの分子といいますか人たちがいる...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっていらっしゃるのは、クルドの地域ということだと思いますけれども、クルドの地域のみに限定をしているかどうかということについては、はっきりしたことは把握しておりません。
○川口国務大臣 いろいろな前提がありましたものですから、全部の前提をきちんと今頭の中に把握しているかどうかということでございますけれども、まず、国連の安保理の採択された決議によれば、イラクが今の査察団に対して重大なる決議違反をした場合、あるいは、これは査察の問題以外のところも決議...全文を見る
○川口国務大臣 これはどういう状況で、あるいはイラクがどのような国連決議の守り方、あるいはその不遵守をしてという事態になるかということは、これはさまざまな可能性があると思います。したがいまして、イラクが守らなくて国連で安保理で集まる前にアメリカが武力を行使するということも、それほ...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカが武力を行使するといったこと一つだけですべてのことを判断することはできないということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 申し上げているのは、アメリカが仮に武力を行使するということがあったとして、それ自体、そういうことがあるかどうかというのも、これは全く仮定の話という前提でお話をさせていただいているわけですけれども、あったとしても、そのときの武力の行使に至るような状況というのはさまざ...全文を見る
○川口国務大臣 何度も申し上げていますように、一四四一の決議にイラクが不遵守であるといって安保理が集まる前にアメリカが武力を行使するということが仮にあったとして、それがそういうことになる事態というのは、さまざまなそのときのイラクの決議の違反の状況があるわけでございまして、アメリカ...全文を見る
○川口国務大臣 さまざまなことをおっしゃられたわけですけれども、先ほど委員が御質問をなさったことについてのお答えとしては、仮に官房長官がここにいらっしゃったとしても、私がお答えしたことと同じにならざるを得ないと私は考えております。  それから、いろいろおっしゃったことのうち、こ...全文を見る
○川口国務大臣 イラク政策について我が国がどう思っているかということはまた別途申し上げたいと思いますけれども、いつ明らかになるかという御質問でございますので、これは、現時点ではまさに外交努力を一生懸命にやる段階であるということでございまして、そのための努力をしているということを申...全文を見る
○川口国務大臣 日朝の国交の正常化につきましては、拉致問題、そして核の問題を含む安全保障問題について、委員御案内のように、我が国と北朝鮮との間では非常に大きな意見の隔たりがあるというのが現状でございます。  政府としては、この前の正常化交渉の後、次の正常化交渉の日程、あるいは、...全文を見る
○川口国務大臣 FTAとWTOとの間の関係については、疑問に思っていらっしゃる方が多いと思います。  委員がおっしゃられましたように、FTAとWTOは相矛盾するものではない、整合性はあるということでございます。我が国としては、委員がおっしゃられたように、今までは、多角的な自由な...全文を見る
○川口国務大臣 FTAの締結について、ほかの国は我が国よりもかなり前から取り組んでいるところもあるわけでございまして、例えばNAFTAというのもそうですけれども、これの結果として、経済的に利益を受けるとか、あるいは特定地域と経済、政治的に親しくなるとか、あるいは我が国の産業界が望...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、貿易立国だというふうに言われてきまして、戦後ずうっと、多角的に自由な貿易体制、これによって輸出入を行い、そして経済成長を果たしてきたという実績があるわけでございます。そういった全世界的に同じ自由なということに、ずうっとそれをメリットとしてきたということで...全文を見る
○川口国務大臣 メキシコにつきましては、十一月の十八日に交渉がされたわけでございますけれども、これについては、それぞれのセンシティブな分野への考慮を指摘いたしました共同研究会というのがございまして、その報告書を踏まえて行うこととしております。  そして、メキシコに限らず、ほかの...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対する米の支援を拉致の被害者の人たちを救出することにうまくつなげていない、つなげてこられなかったということについての御批判は、国内にもさまざまあると思います。  ですけれども、米の支援ということについては、先ほど田中局長がお話をいたしましたように、これは...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来お話をしていますように、まず拉致問題、それから核開発問題を含む安全保障問題、これは最優先事項として考えております。この二つについて、委員もおっしゃったように、五分五分の解決というのはないということでございます。したがいまして、我が国としては、北朝鮮に対して...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員御案内のように、拉致をされた疑いのある人が今どれぐらいいるかというのは、捜査当局で一義的にこれを検討され、把握をなさっているということでございまして、個人的な感想はいろいろございますけれども、外務大臣としては、この十五名の方以外に何人ぐらいの方がいらっし...全文を見る
○川口国務大臣 拉致をされた疑いのある方について、これがどれぐらい疑いが濃いケースかということを御判断なさるのは、まさに情報を持っている警察庁の方でなさることでございます。  したがいまして、そういった御判断を経て私どものところに来た情報について、この前の国交正常化交渉のときに...全文を見る
○川口国務大臣 交渉は十分に迫力を持って、担当をしている者がやっていると私は思っています。
○川口国務大臣 田中局長が大連で先方とコンタクトをしたというのは、政府として、正常化交渉の後、いろいろなルートでコンタクトをしますということを申し上げてきたその一環でございまして、この件については先方から会いたいという話があったというふうに理解をしています。  それから、もう一...全文を見る
○川口国務大臣 イエス、ノーで答えろということでございますけれども、今の御質問に対してイエスともノーとも、直ちにそういう形でお答えすることが非常に難しいと思います。  委員がおっしゃられるように、現在、毎日毎日緊迫をした情勢が続いているということであって、それで我が国としてはど...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、我が国としては、仮に武力の行使があったらということについては先ほど来申し上げているわけですけれども、そういう前提には立ちませんが、仮にそういうことがあった場合には、我が国は、まさにこの問題、大量破壊兵器の問題というのは我が国みずか...全文を見る
○川口国務大臣 現在、国際社会が一丸となって、イラクに対して、国連の決議を守る、このために最大限の圧力をかけ、そしてそのために努力をしている、我が国としても外交努力をしているということでございます。現在、国際社会にとって一番大事なのは、イラクに対して最大限の圧力をかけるということ...全文を見る
○川口国務大臣 一般論として言えば、どの国も自衛権を持っていまして、安保理の決議がなくても自衛権を行使できるということであると思います。  今回の一四四一、あるいはイラクということの関係で申し上げますと、安保理の決議の一四四一は、違反があった場合に、直ちに、即時に会合をするとい...全文を見る
○川口国務大臣 総理がおっしゃっていらっしゃるのは、今、国際社会がマキシマムの、最大限の圧力をイラクにかけるということが大事であって、その一環として外交努力があるということでございまして、我が国は、これは時間がかかりますから言いませんけれども、ただいま現在、まだそれを行っていると...全文を見る
○川口国務大臣 イラクが安保理の一四四一の決議に違反した場合に、米国が武力行使をすることができるかどうかということについての御質問ですけれども、まず、今の一四四一の決議ですけれども、これは、大量破壊兵器に関する査察受け入れをイラクが受諾をするということを停戦条件とする六八七、これ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの御質問に関してですけれども、米国は、国際社会の責任ある国家として、国際法にのっとって行動をとる国家であると私は考えております。
○川口国務大臣 植竹副大臣がその時点で申し上げたことというのは、そういった諸制度、諸法制の整備を行う必要がありますので、その意味で、有事法制の議論というものがあれば、それがその促進をすることになるだろう、そういう趣旨で申し上げたというふうに思います。  いずれにしても、国内の規...全文を見る
○川口国務大臣 そういう意味で申し上げたのではありませんで、有事法制で決めようとしていること、これは必要なことなんですね。ですから、それを有事法制という枠組みで仮にやらないとしても、国内の法制度を調べて、必要である国内の法制はきちんとつくらなければいけない、いかなる名前であれ。そ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、今この条約を締結することが可能であるかどうか、それを担保する国内法令があるかどうかということを精査しているということでございまして、それを精査し、必要な法令を用意し、その上で、我が国としてはICC条約を締結することができるようになるということでござい...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○川口国務大臣 御質問のございましたいわゆるプール金事件でございますけれども、この問題につきましては、外務省として昨年の十一月に調査の報告書を発表いたしまして、その時点で、そのときにわかったことに関しまして処分も行いました。  その後、会計検査院による検査が行われ、それについて...全文を見る
○川口国務大臣 今回の李登輝前総統の訪日に関してのビザの問題につきまして、委員がおっしゃられたように、これについて何ら裏工作をしたとか、そういうことは全くございませんで、事実を伺って、そしてそれに基づいて判断をしたということでございます。  時間もあれでしょうから、改めてその理...全文を見る
○川口国務大臣 台湾との関係についての我が国の政府の基本的な立場といいますのは、日中共同声明に従いまして、非政府間の実務関係ということで民間及び地域的な往来を維持していく、そういうことでございます。したがって、台湾の当局との間では、原則的に政府間の接触は持ち得ないということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の被害者の五名の方が今回御帰国をなさって、日本に今いらっしゃるわけですけれども、この帰国を実現するに当たって、政府として北朝鮮側といろいろ打ち合わせをした、あるいは調整をした過程で、先方との間では、滞在を一、二週間程度とする、そういう調整はございました。  ...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員がおっしゃったように、拉致の被害者の方々を初め、ほかの方も含まれていますけれども、外務省の職員組合名で書簡が送付されたという事実はございます。そして、この文書につきまして、政府の関係の部局にも配付をされているということがわかりました。  外務省として、こ...全文を見る
11月27日第155回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) 事実関係、確認中でございますので、それが分かりましたら、そしてそういうことであるということでしたら適切に対処いたします。
○国務大臣(川口順子君) 今年の十月に私はロシアに参りまして、プーチン大統領に表敬をし、そしてイワノフ外務大臣と会談をいたしました。そして、そのときの主たる議題というのは、一月に総理が行かれますので、その準備ということでございました。いろいろお話をした中で平和条約の問題というのは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、今年の八月に北海道の札幌で北方領土問題についての政策等を中心にタウンミーティングを開きまして、その翌日に根室に参りまして、納沙布岬にも足を延ばしてまいりました。そのときに、札幌であるいは根室で旧島民の方とお会いしてお話をじっくり聞かせていただきまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど欧州局長も言いましたけれども、この支援委員会をめぐって、その予算の支出について会計検査院からも指摘をされ、あるいは今年の初めごろから国会の中でもいろいろ御指摘をされた点があったということについては、私は大変に遺憾なことだったと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その新日本監査法人につきましては、外務省としては資料を渡して調べてもらったということですけれども、あくまでこれは民間の一企業、そういうことを仕事にはしている企業ですけれども、一企業の任意のベースで調査を行ったということでございます。  そういう意味で、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一般論でございますけれども、独立行政法人になることによって、これは中期目標によって管理をされることになりますので、その業務の実施の仕方が非常に効率的になる、あるいは透明性を持つ、会計等について情報公開をしなければいけないということになりますので透明性を持...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北方四島の返還の問題につきましては、これは我が国の政府の基本的な方針として、帰属の問題を解決して平和条約を締結をすると、これに全く変わりはございません。したがって、この方針に基づいて精力的に交渉をしていくということでございます。  それで、その中で、北...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) とても難しい御質問でございまして、何を一番の障害として申し上げようかと一瞬大変に悩んだわけでございますけれども、やはり二つの国の間でお互いに十分に切っても切れぬ仲という関係にいまだなっていないということではないかと思います。  歴史的に様々なことがあり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシアの議会の中には、これは様々な御意見があると思います。現に、そういった公聴会等でそういう意見が表明をされているということも、今年の三月ごろでしたでしょうか、あったと思います。  ということではございますけれども、私どもはロシアの政府と話をしていくと...全文を見る
11月28日第155回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 台湾とのビザのお話でございますけれども、これは、日中共同声明に従いまして、日本と台湾の関係は非政府間の実務的な関係ということでございます。  それで、李登輝氏のビザの件につきましては、十一日に李登輝から、慶応大学の三田祭において講演をするということで、訪日をした...全文を見る
○川口国務大臣 まず、発言のことでございますけれども、私もその発言については承知をいたしております。ただ、私は、外務省の幹部にそのような発言をする人間がいるはずはないと思っております。  それから、十五年使用期限問題についての日本政府の立場等でございますけれども、この問題につき...全文を見る
○川口国務大臣 この十五年使用期限の問題につきまして、これはこの背後に、平和を願う沖縄県民の強い気持ちがあると私は考えております。外務省といたしまして、先ほど申しましたように、厳しい国際情勢があるという認識はしておりますけれども、こういった県民の方の気持ちを重く受けとめて、一歩で...全文を見る
○川口国務大臣 再発防止のために手を打つことは非常に重要なことだと考えております。  情報あるいは考え方について、きちんと国民の皆様に伝わるということをどうやってやるかでございますけれども、外務省としては、そのときに外務報道談話という形で発表をいたしましたし、その後、こういった...全文を見る
○川口国務大臣 普天間の十五年の期限の問題につきましては、先ほど申しましたように、平成十一年の閣議決定に従いまして、この件について、沖縄県に施設・区域の七五%があるということから、まさに沖縄県民の方に重い御負担をおかけしているわけでございまして、これを重く心に受けとめまして、十五...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、国際情勢等いろいろな問題もございますが、沖縄県民の方のお気持ちを重く受けとめまして、そういった中でこれについても私なりに考えてみたいと思っています。
○川口国務大臣 委員がテーブルにとおっしゃっていらっしゃるのが具体的にどこの場をお指しでいらっしゃるのか、ちょっと私、はっきりしないところがございますけれども……(武正委員「2プラス2」と呼ぶ)2プラス2の場についておっしゃっているということでございましたら、この会合は日米安全保...全文を見る
○川口国務大臣 例えば普天間飛行場に関しますと、日本国内に代替施設協議会という場がございまして、外務大臣もそれから防衛庁長官もメンバーで、沖縄県知事を初めとする沖縄県の方が大勢いらっしゃるわけでございますけれども、そういう場で御意見を伺う機会がございますし、その他の場でも、沖縄県...全文を見る
○川口国務大臣 これは、端的にお答えするのがなかなか難しいんですけれども、基地の固定化を避けて、そして基地の整理縮小を求めるという県民の方々の強い感情が背景にあるというふうに私は思っております。  そういったことを背景に、沖縄の稲嶺知事が選挙のときにおっしゃられましたし、また普...全文を見る
○川口国務大臣 島サミットが沖縄で開催をされることが決定されたわけでございますけれども、この首脳会議では、太平洋地域の情勢ですとか、日本と太平洋諸国の関係等についても議論をするという場でございます。昔から海に出、かつ国際性に富んだ、これらの地域と非常に強い関係を持っている沖縄県で...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと、事前に御通告いただいていなかったもので、恐縮ですが、今資料を手に持っておりません。
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、至急調べまして、御返事をさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 支援委員会による予算の支出につきましては、これは今まで、ことしの初め、例えば参議院の予算委員会等で私からも御答弁申し上げたわけですけれども、必ずしも適切な形ではなかったかもしれないということは遺憾であるということを申し上げております。  そして、協定との関係で、...全文を見る
○川口国務大臣 ロシア支援室長のことをおっしゃっていらっしゃるんだと思いますが、ロシア支援室長は、この支援委員会についていいますと、我が国の政府代表ということになっております。  したがいまして、先ほど申しましたように、ロシア側の代表が不在という形でございまして、日本側の代表し...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどちょっと私言い間違えたかと思いますので、訂正を含めて申し上げさせていただきますけれども、この支援委員会の設置に関する協定の四条でございますけれども、ここで言っておりますのは、ちょっと読み上げますが、「日本国政府は、委員会による第二条(a)にいう要請についての...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど読み上げさせていただきましたけれども、第四条の言っていることは、日本国政府が決定をし、そして委員会に通報する。したがって、決定するのは日本政府でございます。
○川口国務大臣 委員会につきましては、委員もおっしゃっていらっしゃるように、それから先ほど私も申しましたように、ロシアの代表はいなかった、日本の政府代表のみがいたということでございますが、これは、決定しますのは、先ほど申しましたように日本国政府が決定をする。そのときに、委員会によ...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃっている会計検査院の報告というのは、まだ公表をされていないわけでございますけれども、会計検査院の報告においても違法とされていないと私は仄聞をいたしております。  これは、先ほど申しましたように、協定の本来の趣旨に照らして必ずしも適切ではなかったとい...全文を見る
○川口国務大臣 まず、一番最初の数字のことでございますけれども、九三年の一月の設立から平成十三年度末までの支援委員会による執行額、これは四百六十二億四千八百七十二万一千円ということでございます。  そして、先ほど違法であるかないかということについて違法でないというふうに申し上げ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたのは、必ずしも適切でない部分があったかもしれないけれども、違法ではない。違法ではないと申し上げたわけでございます。純粋に法理論的に言えば可能であるということを申し上げたわけでございまして、今後廃止をするときに、その最終的に残った残金については国...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、会計検査院の検査の結果の報告が恐らく今週の末ぐらいに出されることになると思いますけれども、私が仄聞をいたしまして承知をしている限りでは、この会計検査院の報告においても、これは違法であるというふうには言っていないということです。
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、外務省としては、この違法性、違法かどうかということについては、これは協定に照らして、純法律的に考えれば支出をすることは可能であったという判断でございます。  ただ、これも何度も申し上げていますように、この協定の趣旨に照らして、ロシア側...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島は我が国固有の領土であり、委員もいらしたように、私も夏に行って目の当たりにいたしまして、この北方四島を我が国に早く戻さなければいけないという思いを新たにいたしました。  今後の交渉の進め方についてですけれども、基本的な方針というのは、四島の帰属の問題を解...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が日本政府の立場をおっしゃっていただきましたけれども、日本政府の立場というのは今そういうものでございます。プーチン大統領に私がこの前表敬をいたしましたときにも、日ロ両国協力をして過去から引き継いだ問題についてこれを解決していかなければいけない、一言一句正確で...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃるとおりだと考えておりまして、ロシアの国民に対して、我が国の考え方あるいは北方領土問題の現状についても資料をつくり、それをロシア語にして配ったり、そういう活動をいたしております。今ちょっと予算額等について手元に数字がございませんけれども、努力をいたし...全文を見る
○川口国務大臣 支援委員会において、今までその友好の家については維持管理費の経費を一部支出してきたということですけれども、支援委員会については廃止をするということが決まっているわけでして、今後の維持管理費の扱い方、これは一つの大きな検討課題にはなっておりまして、今、中で検討中でご...全文を見る
○川口国務大臣 八月末に、三月までの分を振り込んだということだそうでございます。
○川口国務大臣 これについては、今検討中でございます。
○川口国務大臣 まず最初に、ちょっと、先ほど申し上げたことの訂正で恐縮でございますが、東門委員がおっしゃったように、支払いがおくれておりまして、ことしの八月に払ったのは、二〇〇二年、ことしの三月までの分を払ったということでございまして、それ以降の分、四月から以降の分については、ま...全文を見る
○川口国務大臣 今度のことの結果、委員がおっしゃるように、住民の方に今まで蓄積したものがマイナスになるような感情を抱いていただくということになったら、これは問題であると思います。地元の住民の方には、必ずしも十分に御理解をいただけていないということがあるようでしたら、これはきちんと...全文を見る
○川口国務大臣 支払い等の問題については今検討中であるという形で伝えてありまして、したがって、その後どういうふうにするということが決まっていないものですから、その後についてはその後の話になると思います。
11月28日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 山本委員には、以前JICAの若い方々を紹介をいただいて、そこでかなり長い時間いろいろ意見交換をする機会がありまして、その中で、私は、JICAの若い職員の人たちがJICAの将来をきちんと考え、どういう役割をJICAとして果たしていくべきかということに様々な...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃったような、この法案にほかの関係行政機関との協議ということが入っているものですから、今までよりもそれが制限的になるのではないかという御懸念を持っていらっしゃるNGOの方々いらっしゃると思います。そういうことではないということを申し上げたい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃること、よく分かりますし、そういったJICAの持っている専門的な知見を生かすことが日本としていい援助をやることができることにつながると私は思います。
○国務大臣(川口順子君) 日本のODAについて、戦略性を増すことが大事であると私たちは考えています。その戦略性というのはどういう意味かということですけれども、例えば、我が国の近隣諸国が平和で経済的に発展をしていくということは重要であるという考え方に基づいて、アジアの地域を重点的に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が危惧をしていらっしゃる点というのは理解できますけれども、それは矛盾することでは全くないということを申し上げたいと思います。  戦略化、先ほど申し上げたような、そういったような目標に基づいて、考え方に基づいてと言った方が正確だと思いますが、具体的な...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 女性の視点、ジェンダーの視点というのは我が国としても非常に重要に考えておりまして、先ほど申し上げたアフガニスタンの例でも、これはきちんとそういうことを重要なこととして考えてやっております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどお答えを別な委員の御質問でいたしましたので、ちょっとはしょりますが、許可をするということではないということです。これは外務大臣が関係の省庁と協議をするということでして、許可ではないということをまず申し上げたいと思います。  そういう意味で、規制的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省全体としてどうやって仕事を減らして、必要な分野に人を回す、人材を回すことができるかというのは、外務省のずっと課題として考えています。  それで、今、機構についてもいろいろ意見、中で議論をしておりますけれども、その過程で一番大事なのは、やっぱり今時...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりだと思います。  何で特殊法人を独立行政法人にすると考えたかということの原点に戻って考えますと、そういうことによって官から民への流れを後押しし、独立行政法人は完全に民ではないわけですけれども、日本全体として活性化をしていくということが大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国についてのODAの考え方はいろいろあると思いますし、今、我が国としてはODA大綱に基づいて、それで中国については昨年の秋に経済協力目標を、対中経済協力目標というのを作って、それに基づいてやっているわけですね。  ODAの戦略会合で、これ国別の目標、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当然にそういうことになるということでして、正に自主性を持たせるということが独立行政法人化の一つのメリットになっているわけです。それで、今までは、現行法では主務大臣の一般監督権に基づいてJICAに対して方針を示したり指導したりということですけれども、今後に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 直接的には入れておりませんけれども、私が一番最初に出しました開かれた外務省のための十の改革ということの中では、経済協力について改革をすべきであるということは言っています。
○国務大臣(川口順子君) 特殊法人を改革の一環として独立行政法人化にする、あるいは特殊法人を更に民営化する、幾つかその選択肢がありますけれども、それは国全体としての方針であるわけです。これに基づいて、ある特殊法人、全部の特殊法人をどちらにするかということを各省でこれは判断をしまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということではございませんで、今までは特殊法人ですから、それぞれ所管の官庁の監督の下にある、そういう組織であったわけです。したがって、監督の下にありますから、国が、JICAならJICAのやる業務については、場合によっては認可をし、いろいろなやり方で、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国の予算ですけれども、国の予算は、先ほども別な委員の方の御質問についてのお答えの中で申し上げましたけれども、これは運営交付金という形で出ていきます。したがいまして、それは、そのお金については使途等について緩やかであって、その自主性がその機関の組織の、例え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国の予算を、例えば今までですと、どういうことにこれを使うということを国が決めて、国が決めてといいますか、組織から、JICAならJICAから要望を、案を作ってもらって、そしてその予算を国が認可をするという形でやっていた。予算の使い方についてより厳しいひもが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一切口を出さないということではありませんで、国は独法を、独立行政法人をいろいろな形でそれは見ていくということは変わりません。  まず、実施機関である、政策の立案企画は国がやり、それを実施する機関であるということが一つです。それから、中期目標というものを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領は、イラクに対する安保理の決議一四四一が採択をされました、そのときの演説の中で、イラクの脅威に立ち向かうに当たり、米国は世界の支持を求めるということを述べていまして、同盟国や友好国と協議をするという方針を明らかにしているわけです。  それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま独立行政法人国際協力機構法案及び独立行政法人国際交流基金法案を可決いただきまして、どうもありがとうございました。  法律案と同時に可決されました附帯決議に関しましては、外務省としても、御趣旨を踏まえまして、十分配慮してまいりたいと考えます。
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○川口国務大臣 ジェンキンスさんが訪日をするときの扱いにつきましては、今米国側と意見の交換を行っているところでございます。  ちょっとその具体的な内容については、我が国と北朝鮮との話し合いに及ぼす影響あるいは御本人や関係者の方の御立場もございますので、控えさせていただきたいと思...全文を見る
○川口国務大臣 日本から北朝鮮に渡った人たち、その日本人の配偶者の方がいらっしゃって、千八百人という数字がございます。この方々が、報道ではいろいろな報道がございますけれども、北朝鮮に渡った後どういう状況にあるか、現在何人ぐらいの方がいらっしゃるかということについては、これは日本赤...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃられた点について、完全に予測をするということは非常に難しい部分があると思いますけれども、これは北朝鮮も我が国も、日朝平壌宣言を守って、遵守をして正常化交渉をやっていこう、そういうことでやっているわけでございます。北朝鮮も、正常化をするということが北朝鮮に...全文を見る
○川口国務大臣 五人を帰さなかったということについては、これは総理のもとで政府として決定をした決定でございます。ということでございまして、その意味は、五人の方が日本に帰ってきて、五人の置かれた状況、あるいは日本にいらっしゃる五人の方の家族の方のお気持ち等から、このまま日本に五人の...全文を見る
○川口国務大臣 これは、従来から、北朝鮮と我が国とは、いろいろな場で、いろいろ中で打ち合わせをやっているということでございます。  今回は、マレーシアで、クアラルンプールで会議をした後、さまざまなやり方で意思のコミュニケーションを図っていくということを言っておりまして、その一環...全文を見る
○川口国務大臣 まず、なぜ北京かということについては、この人物が北京までの航空券を持っていたということと聞いております。  それから、過去例があったかどうかということについては、ちょっときちんと調べてみないと、全くなかったかどうかということは申し上げられないわけでございますけれ...全文を見る
12月04日第155回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、この婦女暴行未遂の事件につきましては、これは少佐という立場の、幹部と言っていい方の事件でありまして、非常に遺憾であり、残念であると私は思います。この件につきましては、外務省の竹内事務次官や橋本大使あるいは海老原局長から先方のそれぞれの...全文を見る
○川口国務大臣 テロ対策特措法に基づく協力支援活動等は、あくまでも、平成十三年九月十一日のテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努めることにより国連憲章の目的の達成に寄与する諸外国の軍隊等の活動を支援するためのものでございます。  米国政府の情報によれば、アフガニスタンか...全文を見る
○川口国務大臣 テロ対策特措法に基づきまして、協力支援活動等を行う上でどのような部隊を派遣するかについては、現地の情勢、協力支援活動の実績等を勘案しつつ、我が国自身の問題として、国際テロ根絶のための取り組みにいかに寄与していくかという観点から、主体的に判断をするものでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 稲嶺知事とは、私は、環境庁長官をしていたころから、さまざまな沖縄についての課題、今外務大臣として扱っている課題とは若干違いもありますけれども、いろいろお話をさせていただいております。  着工前ということをおっしゃられていらっしゃいまして、どの時点が着工前かとおっ...全文を見る
○川口国務大臣 今の委員のお話につきましては、これはきちんと傾聴をさせていただきました。そういう御意見もおありだと思います。それからまた他方で、時間を最大限使って努力を最大限にすべきだというふうにお考えの方もいらっしゃると思います。  政府としては、今まで申し上げておりますよう...全文を見る
○川口国務大臣 先月の二十七日からイラクの査察が始まっているわけでございまして、委員が今おっしゃられましたように、これは今後イラクによって重大なる不履行があった場合は、重大なる違反があった場合には、一四四一によって安保理が即時に招集をされるということになっているわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げましたように、もしもイラクによって重大なる違反があったとしたら、その場合、国連の安保理が再び集まるということに一四四一では書かれているということでございます。そして、そこで議論が行われるのだろうと思います。いろいろな形の展開がそこであり得ると思いますので...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカとの間では、このイラクの問題については頻繁にさまざまな意見の交換をやっているわけでございます。そこで我が国として密接な情報の交換はやっていますけれども、その内容については、まさにこれはアメリカと日本と話し合っていることですので、具体的な内容を申し上げること...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、国連における議論は当然、委員がおっしゃるように重視をしてきているわけでございます。また、国連改革等、国連をよくするための努力も一生懸命にやっているということでございます。  今の委員の御質問との関連で申し上げれば、これは、イラクに重大なる不履行が...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるように、予防外交、これは非常に意味のあることだと私どもも考えております。  したがいまして、現在、これが平和的に解決されるように、イラクが決議を守るということになればそういうことになるわけですから、イラクが守って、それから、一四四一だけではなくて...全文を見る
○川口国務大臣 私も、安倍副長官がおっしゃったように、この協会の方でもう少し配慮があったらよかったなというふうに感じております。
○川口国務大臣 そういう事実はございません。
○川口国務大臣 IAEAが、委員のおっしゃる決議をしたわけでございます。この決議を中心になってまとめたのは日本でございます。これがコンセンサスという形で「北朝鮮との保障措置協定の実施」という決議になったということは非常によかったと思います。  それで、この決議の趣旨ですけれども...全文を見る
○川口国務大臣 私も、許されることではないと思っています。したがいまして、これは誤解があってはいけないので申し上げさせていただきたいと思いますけれども、私が就任する前にプール金事件について処分が行われた。今回行いましたのはそれと同じプール金でございまして、前回の処分以降プール金を...全文を見る
○川口国務大臣 テロ対策特措法に基づいて協力支援活動を政府は行っているわけですけれども、どのような部隊を派遣するかといったようなことにつきましては、現地の情勢、協力支援活動の実績等を勘案しつつ、我が国自身の問題として国際テロ根絶のための取り組みにいかに寄与していくかとの観点から、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの安倍副長官のせりふのまねではないんですけれども、私の答弁を委員なりに御解釈なさったというのが今おっしゃったことだと思います。  私が申し上げたのは、アメリカは国際法を守って行動する国家と私は考えるということを言ったわけでございまして、安保理の決議が必要か...全文を見る
○川口国務大臣 そのように認識をいたしております。
○川口国務大臣 例えば安波については既に返還が行われたということでございますし、あとのことも日程が、例えば楚辺でしたでしょうか、平成十六年度というふうになっていると思いますけれども、そういうことに向かって努力が今なされている、そういうことだと思います。
○川口国務大臣 いろいろな意見があるということは承知をいたしておりますけれども、今大事なことは、このSACOの最終合意を着実に実施していく、そのことだと思っています。
○川口国務大臣 東門議員がいろいろお考えになられるというお気持ちはわかりますけれども、政府といたしましては引き続きベストを尽くしていく、そういうことでございます。
○川口国務大臣 私がお答えをいたしましたのは、外務省が中心になって関係の省庁と調整いたしましてまとめた結果を御答弁いたしました。
12月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、外交問題についての我が国の方針というのは主体的に決めるということはもちろんだと思います。  イラクにつきましては、イラクの大量破壊兵器の問題、あるいは過去国連の決議を守ってこなかったということ、これについて、この前、安保理で一四四一...全文を見る
○川口国務大臣 これは別な委員会の場でも私が申し上げたことですけれども、細かい話は後で説明があると思いますけれども、もう少し違う対応があったのではないかというふうに私としては思っております。
○川口国務大臣 二つのことを分けて考える必要があると思っています。  一つは、食糧支援をこの団体が行ったということでして、これについては、これに使われたお金というのは外務省から出たお金ではなくて、民間の資金を使ってこれを行ったということでございます。  外務省の認可をした公益...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、先ほど言いましたように、私としては、あるいは外務省としては、この団体の北朝鮮に対して乾パンを送ったということについてはもう少し違う対応があったのではないか、そういうことは思っておりますし、また向こうに対しては、そのお話があったときに、外務省の考え方はこう...全文を見る
○川口国務大臣 今の日本の官と、それから公益法人あるいは民、公益法人といえども民間の団体ですから、の関係がどうあるべきかということについて、社会のコンセンサスがあると思います。この食糧支援についての外務省の考え方あるいは私個人の考え方については、先ほど来申し上げているとおりです。...全文を見る
○川口国務大臣 外務省は、一般的な監督権限の行使はいたしますけれども、この団体が世の中のために役立って存在をし得る団体かどうかということは、この団体の理事あるいはそういったところにお金を出している人たち、その人たちが決める。外務省もその一員ではありますけれども、外務省の監督権は一...全文を見る
○川口国務大臣 外務省のこの団体に対する一般監督権の範囲内で対応をいたしたいと思います。
○川口国務大臣 一般監督権の範囲内というのは、この団体が公益法人として、定款にのっとって適切な報告あるいは事業計画、決算、そういうことを行ってやっている、その定款を見て外務省は認可をしているわけですから、定款に違反をしていない、そういうことが大事であるということです。
○川口国務大臣 まず結論から申し上げれば、そういう食糧と五人の家族の方の日本への帰国の取引ということは考えておりません。  食糧支援についての考え方というのは、人道的な観点がございますが、それに加えて、我が国の政府の方針というのは、さまざまな事情を総合的に勘案するということでご...全文を見る
○川口国務大臣 頭にあることを申し上げたので、あるいは余計な修飾語をくっつけたかもしれませんけれども、私が申し上げたかったことは、五人の帰国とそれから食糧支援をバーターにする、取引にするということは考えていない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 我が国にとって、大量破壊兵器の開発あるいはその拡散、これは非常に重大な問題である、重大な懸念を有している問題でございます。  我が国だけではなくて、すべての国がそう思っている。そういう意味で、イラクについても、査察等も含めた国連の決議があるわけですし、北朝鮮につ...全文を見る
○川口国務大臣 成功、失敗の定義が何か、それからテロの問題、そういう性格の問題に照らしてそれらは何だろうかという意味で、これは難しい問題でございますけれども、私は成功をしていると思います。ただし、問題を最終的に解決するということはできていないということだと思います。  なぜ成功...全文を見る
○川口国務大臣 私は、いろいろな報道は見ておりますけれども、それについてどうのこうのということを、政府としての見解を申し上げる、そういう立場にはないと思っております。政府として何かそういうことを、こうだということを言えるものはございません。
○川口国務大臣 認可されたのは、私、はっきり記憶していませんが、何十年か前に認可をしているわけです。それで、その後、この団体がその認可をした定款にのっとってきちんと公益法人としての活動をしているか、そういう観点から、外務省は、あるいはほかの官庁もそうですけれども、責任を持っている...全文を見る
○川口国務大臣 何十年か前に認可をしたと申し上げましたけれども、その認可に当たっては、定款、あるいはそれをやろうとしている人たち、そういうことから話を聞き、きちんと適正に判断をしたと考えています。
○川口国務大臣 北朝鮮との関係では、今まで日朝国交正常化交渉等の場で、これについては議題として取り上げて、働きかけをしています。
○川口国務大臣 手元に議事録がありませんのでよくわかりませんが、これについては、調べて、またお話をさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 IAEAの査察というのは、国際社会が懸念をしている問題に対して、これの一つの大事なかぎであったと思います。  そういう意味で、北朝鮮がこれを拒否したということについては、非常に残念に思う、遺憾に思うわけでございますけれども、今後、どういうことをやっていって、北朝...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま米軍は、結果についてできるだけ早期に示すこととしたいということを答えておりますので、米軍の回答を待っているところでございます。
12月05日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) 中山元外務大臣、そして高村元外務大臣、茂木外務副大臣を派遣をいたしまして、それぞれお帰りになられて、実はサウジアラビアだけ日程の調整が今の段階で付かなかったものですから、また十二月の中旬に高村元大臣に伺って、行っていただくことになっていますけれども、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮を我々が求めるようにどういうふうにそういう行動を取るようなふうにしむけていくか、いろいろな考え方はあると思います。論理的には制裁というのは一つ考え方としてはあるかもしれませんけれども、今の時点で政府としてそういうことは全く考えていないということです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二つの理由があります。  一つは、これは結果的にはおっしゃるようなことが大事であって、それでそういう説明はしています。ただ、私と当時、あの日、私が最初やりまして、官房長が後細かいことの説明をしました。それで、私が最初から積み上げとか費消とか細かい数字の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日朝会談の際にお土産をいただいたというお話は、あのときいろいろございました。私自身は、それについては全く何も聞いていませんし、ましてやマツタケがどこからか現れたということもありませんということであります。  それから、基本的に外交、私も行ったりしたとき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理が行かれたときに何かお土産を向こうからいただいたということについては聞いていますけれども、どういう、何をいただいたかということについては、これは外交の慣例でそれについては申し上げないと、そういうのが外交上の儀礼と、そういうこととされていると承知してい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いただいたとされるお土産については、官邸において適正に処理をなさっていらっしゃると私は思います。
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになって恐縮ですけれども、先ほど申し上げましたように、外国を訪問したときに何をいただいたかと、あるいはそもそもいただいたか、何を持っていったか、そもそも持っていったか、そういうようなことについては公にしないというのが外交上の儀礼であると、そういう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) こういったことは相手の国が、なぜ外交上の儀礼かということですけれども、相手の国があるわけですね。例えば、私自身大したお土産は持っていきませんが、お土産を持っていくことがあります。その相手の国が、日本の外務大臣はこれを持ってきた、アメリカの国務長官はこれを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際的に外交上の儀礼でやり取りをしたお土産、そもそもやり取りをしたかということも含めましてこういうことは申し上げないと、そういうことになっているわけですね。  ですから、我が国の処理としては、それぞれその立場立場の方が適正に処理をなさったと思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについては、例えば私はお土産をいただいたか、いただかなかったかということは、だれにも言っていませんし、しかしながら私の判断と良心においてこれは適正に処理をいたしております。それについてどなたにも申し上げられないということでございます。基本的に、お土産...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど、別な委員の御質問に対しましてお答えをしたことの繰り返しになりますけれども、この件については、これは日本外交協会、これは委員のおっしゃる民法上の公益法人で外務省の監督下にある団体です。これは社団法人ですが、これが地方の公共団体から乾パン等を譲り受け...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは委員の御質問としてそういう御疑念をお持ちであるというのは分かりますけれども、正に個別個別の事業ですから、そしてこれに、ですから役所がこれをストップするという性格のものでもなければ、これはやったとして違法であるということではましてやないわけです。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 対外関係タスクフォースは、有識者の方が集まって会議をなさっていらっしゃる場で、この場で様々な外交の課題について議論をなさって、そしてまたその議論をまとめる形で委員の方々が集まって議論なさった、その結果がこの発表された紙であるというふうに理解をしています。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 問題を二つに分けて考えてみたいと思いますけれども、一つは、我が国として、世界の新しく様々起こっていることについての基準作りといいますかスタンダード作りといいますか、いろいろな言い方あると思いますが、法律、条約という形でそれをリードしていくということの重要...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨日、私は唐家セン外務大臣と電話で話をしました。それで、中ロの首脳会談がございまして、その中で朝鮮半島の核、非核化の話については声明に出ているということもございまして、私から、中国のように北朝鮮と歴史的に友好関係にある国において北朝鮮の核兵器の開発を迅速...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮についての食糧支援でございますが、これは、これまでも北朝鮮の厳しい食糧事情を勘案をいたしまして日本政府として支援をしてきたという経緯はあるわけです。そして、その考え方として、これは人道上の考慮、それと総合的に、その時々の関係を考えて総合的に考えて決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) なかなか北朝鮮の内部というのが見えないものですから、食糧事情についてはいろいろなことが言われているわけでして、それについて実態として政府としてどこまできちんと把握をしているかというと、これはなかなか把握し難い状況にあります。  それで、我が国の食糧支援...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのヨーロッパに御滞在の商社の方のような御意見を持っていらっしゃる方もいらっしゃると思いますし、そうでない意見を持っている人もいると思います。  それから、まず大事なことは、米国は今戦争をすると、武力行使をするということを決めたということでは全くないと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 核の問題あるいは拉致の問題、その他の日朝間の様々な懸案の問題、こういった問題を解決をして日本と北朝鮮の間の国交について不正常な状態を解決をしていく、そしてそれをこの地域の平和と安定を増すような形で行っていくということは責務であると考えています。これを日朝...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十五年期限問題につきましては、これは今まで御答弁申し上げておりますけれども、平成十一年末の閣議決定に従ってということで適切に対応しますということを申し上げておりまして、私も従来、パウエル国務長官等のお会いをする場ではこの問題を取り上げてきております。今度...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地位協定のお話につきましては、今まで申し上げてきておりますように、その時々の問題について運用の改善によって機敏に対応することが合理的であるという考えの下で、運用の改善に努力をしてきているわけでございます。  それで、このアメリカの兵隊の被疑者の拘禁の移...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず最初に、委員がおっしゃったように、運用の改善で、それと再発の防止という問題とは、これは再発の防止についてはそれぞれまた違う取組も必要であると思います。これについては、再発の防止ということでは、様々な事件がございましたけれども、またございますけれども、...全文を見る
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(川口順子君) 大変に基本的な、そして大変に重要な御質問をいただいたと思います。  まず、ODAというのは、日本の外交政策、外交目的を達して、果たしていく上で重要なツールであるということだと思います。  それでは、何が日本の外交目的かということですけれども、これは日...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 通産省時代から御尊敬を申し上げました広野先生のお言葉でございますので、きちんと受け止めさせていただいております。  中国について、委員がおっしゃったような、確かにミクロの企業のベースでの判断と国としてどうかということとのバランスというのは常に問題になり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この外交協会の件につきましては、私といたしましてもこの時期にもう少し配慮があってもよかったのではないかというふうに思っているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) ただいま御決議のありましたいわゆるプール金の問題につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、調達の一元化など会計手続の見直し、会計研修の充実、監察・査察制度の強化等の改善措置を着実に実施するとともに、省内の更なる綱紀粛正や公金に対する認識の周知徹底を図り、この...全文を見る
12月11日第155回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○川口国務大臣 アーミテージ米国務副長官でございますが、十二月の九日、ほぼ丸一日、前の日に来て次の朝立ったということですが、日本にいまして、小泉総理、福田官房長官その他の人に会い、私もお会いいたしました。それで、主に、テロとの闘い、イラク、北朝鮮の問題について意見交換をいたしまし...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃった一九七三年の日米合同委員会で合意された文書というのはございます。環境についてということでございます。  これは委員もおっしゃられましたけれども、合同委員会で合意をされた文書というのは、日米双方の公表をするという合意がなければ公表しないということ...全文を見る
○川口国務大臣 それについては、私は事実関係は聞いておりませんので、それは別途、把握をして、御連絡をしたいと思います。
○川口国務大臣 まず茂木副大臣からお答えをさせていただきます。その後で、必要があれば私からお答えをいたします。
○川口国務大臣 今茂木副大臣からお話をしたとおり、私も全く同じ意見、同じことを申し上げたいと思います。
○川口国務大臣 隠す必要がないものについては全部公開するというのはトートロジーであるというふうに思いますけれども、これは今茂木副大臣がおっしゃったとおりでして、SACOの最終報告にも書かれているわけでございまして、合同委員会の合意の公表には努力をしてきたということでございます。相...全文を見る
○川口国務大臣 この問題については、前にも委員とお話をさせていただいた記憶がございますけれども、中国との間でも話をいたしましたし、それから他の関係の国々とも話をしたことはございます。  そのときも申し上げたかもしれませんが、中国は北朝鮮からの人たちについては、不法に中国に入って...全文を見る
○川口国務大臣 中国の立場というのは、先ほど言いましたように、北朝鮮との間には伝統的に非常に長い関係を持っているという立場でございます。それで、北朝鮮の経済の状況なりあるいはその中における北朝鮮の人たちの暮らしについても関心を持って見ているし、情報もある程度持っているという印象は...全文を見る
○川口国務大臣 アーミテージ副長官の来日で、私も含め外務省の幹部と話をいたしました。それで、先ほど別な委員の御質問でお答えをいたしましたけれども、日本側がアメリカに対して、この問題は国際社会と大量破壊兵器の問題であって、国際社会としての協調が必要なんだということを今まで再三再四指...全文を見る
○川口国務大臣 仮に、イラクが国連の決議に関して重大なる違反を行ったということになり、そして軍事行動が不可避になった、そういうときの対応について、具体的に個別なお話をアメリカ側としたということではございません。  米国側はずっと、これについて日本が主体的に決める話であるというこ...全文を見る
○川口国務大臣 このスカッドミサイルの部品とおぼしきものということについての情報の事実関係は、今副大臣がお答えしましたように確認中でございますけれども、もしもこれが事実であるとしたらば、大変に遺憾なことであると思います。  国際社会は今、大量破壊兵器の開発、拡散、そしてそれの運...全文を見る
○川口国務大臣 前々から大量破壊兵器の問題についてそういう御質問をいただいていますけれども、そういうことではないということも前々から申し上げてきているわけです。平壌宣言をまさに守ってもらう、正常化をすることをてこにこれを守ってもらうという過程を通じて、この問題を解決していくという...全文を見る
○川口国務大臣 長い目で善意を持ってゆっくり見ましょうということを決して申し上げているわけではない。この平壌宣言を相手に遵守させる、この過程によって、このプロセスを経て問題の解決をしようということでして、どういう方法で相手に遵守を慫慂できるか、遵守をさせることができるかということ...全文を見る
○川口国務大臣 今まで国際社会がやってきている努力、これをきちんと、委員がなさっていらっしゃるように見ていただければ、答えはおのずから明らかであるということだと思います。  例えば、今、北朝鮮との関係では、国際社会の最大の懸念である大量破壊兵器、特に核の開発問題あるいはその運搬...全文を見る
○川口国務大臣 この問題についてですけれども、これはまさに今、まず平和的に解決をするということで外交努力を一生懸命に各国が行っている最中でして、イラクに対してはこれを、核の問題等々、国連の決議を守って廃棄をするようにという働きかけを行っているわけです。これについては、先般茂木副大...全文を見る
○川口国務大臣 委員が、朝新聞を見て、日本政府はこんなことを考えているのかとびっくりすることがあるとおっしゃいましたけれども、私たちも同様、政府の中の人間が新聞を見て、えっとびっくりすることもあるということを申し上げたいと思います。  九千億円の債務免除でございますけれども、こ...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府の基本的な考え方というのは、ある国の国民がどういう政府を持つかということについてはその国民が決めるということであると私は思います。  もちろん、その結果として生ずる例えば暴力の行使等、これはイスラエルやパレスチナ政府に対して日本がしょっちゅう働きかけてい...全文を見る
○川口国務大臣 日本の国益というのは、まず、日本が平和で安定をしているということですけれども、それは、ひいては世界の国々が平和で安定的であるということであると思います。  特に、中東地域というのは、我が国が石油の八八%ぐらいを、かなり多くを今中東地域から買っているということでご...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど茂木副大臣が別な委員に対してお答えをしましたように、我が国として、例えばアフガニスタンですと二十三年、スリランカですと十九年という長い間戦乱に巻き込まれて疲弊をした地域あるいは国があるわけです。そういったところ、そういった国に対して、それが国際社会の責任ある...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮が我が国の隣国であるという事実、そこの中における政権が、まさに今委員もおっしゃったように、さまざまな不透明性を持ち、必ずしも我が国と基本的な価値、考え方を共有していない国であるという事実はあるわけでございますし、それが国際的に見て、現在この地域で安全保障上の...全文を見る
○川口国務大臣 今我が国は、日朝平壌宣言を署名し、それを守り、そして国交正常化交渉を進めていく、そういう立場で行っているわけです。それで、これについて、国交正常化が可能になるまでの過程で、さまざまな二国間の問題あるいは安全保障上の問題といった多国間の問題を解決していかなければいけ...全文を見る
○川口国務大臣 中国は既に、北朝鮮の状況、問題については多大な関心を持っていて、それをさまざまな折に意見として公表している、また、表には出ていない中で、北朝鮮に恐らくいろいろな伝え方もしているだろうと思います。そういう意味で、中国は既にこの問題には、日本と同じ、協調して考えていこ...全文を見る
○川口国務大臣 今茂木副大臣がおっしゃってくださったので、念のためですけれども、中川委員の先ほどの質問について私がお答えをしましたのは、北朝鮮問題全般についての中国との関係について申し上げたということで、念のために申し上げたいと思います。
○川口国務大臣 基本的に同じことを言おうと思っておりまして、日米関係というのは軍事的な関係だけではない、もっと広いものである、そういうことをちょっと申し上げたかったということです。
○川口国務大臣 まず申し上げたいのは、テロとの闘いについて、こういったようなグローバルな問題に日本が対応しているというのは、まさに国際社会の責任のある一員として、国際社会が課題だと考えている、問題だと考えていることに対して対応するということが日本の基本的な政策である、そういうこと...全文を見る
○川口国務大臣 今回の沖縄での事件、これについては、私は非常に遺憾な事件であったと思います。そして、少佐という立場の人によって、未遂ではございますが起こされた事件ということでございますから、こういうことはあってはならないことであると私は思っております。  それで、事実関係でござ...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定の改定についての今委員がおっしゃったような決議等々があるということについては、十分に認識をし、承知をいたしております。  それで、政府といたしまして、政府の立場でございますけれども、日米地位協定につきましては、その時々の問題について機敏に対応していく...全文を見る
○川口国務大臣 国際社会から大量破壊兵器がなくなるということは非常に大事なことだと考えております。それのためには、イラクが決議の一四四一をきちんと守って、そしてその他の決議を遵守して、イラクとして、そのためにきちんとした行動をとり、それを国際社会に見せるということが重要であると思...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと今具体的な日付が頭にないんですけれども、これはごく最近の、十二月の四日に合同委員会が開かれましたけれども、その前の日ぐらいであったか、そういう話があるということを聞いたと思います。
○川口国務大臣 申し上げたのは、四日に合同委員会が開かれたわけですけれども、たしかその前の日だったと思いますというふうに申し上げましたので、三日、そういうことでございます。
○川口国務大臣 あの平成七年の合同委員会の合意に基づいて、強姦事件も含む凶悪な事件についての引き渡しということが規定されているということは承知をいたしております。  私がこの話を聞いたときには逮捕状が出るという段階でございまして、したがって、そういうことを警察として行いたいとい...全文を見る
○川口国務大臣 在京アメリカ大使館が発出をいたしましたプレスリリースの中で、アメリカ側は、この件をめぐる状況に関する日本政府の説明では、起訴までの間は米側が被疑者の拘禁を行うとの通常の手続から離れた取り扱いを行う必要があることの根拠とはならなかった、そういう発表を行っていると承知...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、その合同委員会の席上でいろいろなやりとりはあったというふうに私は承知をいたしております。再度引き渡しを求めるということをやらない、そういう対応についてでございますけれども、これは、政府部内で関係部局とも相談の上決定をした、そういうことでございます。
○川口国務大臣 私の理解では、この席上で、日本側からはきちんと引き渡しが必要な理由を説明したということでございますので、今委員がおっしゃった、米側が言ったとされることについてはよくわかりません。
○川口国務大臣 申し上げましたのは、委員がおっしゃったことの意味、この状況における意味ということについては私はよくわかりませんと申し上げました。
○川口国務大臣 米国は、日本側の説明を聞き、そしてそれを真摯に検討した結果、そういった結論を出した、そういうふうに理解をしています。
○川口国務大臣 地位協定の改正についての日本政府の立場、これは、今まで何回もこの場で委員にはお答えを申し上げたということでございます。ということでございますので繰り返しませんけれども、そういうことは私の考えでもございます。  ただ、その運用の改善、これをやっていくということは私...全文を見る
○川口国務大臣 これは、私としては機会があるごとに十分に取り上げているつもりでございます。アーミテージ副長官とも、昨日、沖縄の話についてもいたしました。
○川口国務大臣 アーミテージ副長官といろいろなお話をしたもので、ちょっと一瞬、沖縄について何を私が言ったかということがすぐに頭に戻ってこなかったんですけれども、この事件について、私から取り上げました。  それで、被疑者である米兵の起訴前の拘禁の移転について米側が同意をしなかった...全文を見る
○川口国務大臣 副長官からは、日本側の立場は理解しているということと、この件については深刻に受けとめている、そういうお話がございました。
○川口国務大臣 これは無理からぬことであると思いつつ申し上げますけれども、見えなければやっていないというふうに判断をなさるという風潮については、私としては非常に残念であるというふうに思います。外交の世界では、見えないことあるいは見せてはならないこと、それをやっていることというのは...全文を見る