川口順子

かわぐちよりこ



当選回数回

川口順子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○川口国務大臣 拉致の五人の方々が日本に帰っていただくことができた一方で、その家族の方が北朝鮮に引き続き残っているという状態になっていることは、私どもにとっても心の痛むことでございます。  この点につきましては、北朝鮮に対して、現在、北朝鮮に残っている家族の人たちを早期に帰国さ...全文を見る
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○川口国務大臣 委員が今まさにおっしゃられましたように、北朝鮮との間では、拉致問題を含む二国間の問題もありますし、それから、国際社会全体の懸念になっている核の拡散あるいは他の大量破壊兵器の懸念の問題がございます。  こういった問題については、特に御質問が大量破壊兵器についての御...全文を見る
○川口国務大臣 これは委員には釈迦に説法になりますけれども、日米安保条約の第五条、これによりますと、日本国の施政のもとにある領域にある、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するという...全文を見る
○川口国務大臣 米国は義務を負っているわけでございます。したがって……(末松委員「何の義務を」と呼ぶ)これは、安保条約五条に従って我が国を防衛する義務を負っているわけでございます。したがいまして、我が国に対しての武力攻撃が発生した場合には、共同してこれに対処をする、そういうことで...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、安保条約五条で、日本が、我が国が攻撃をされたときには防衛をする義務を負っているわけですね。防衛をする義務を負っているわけですから、我が国がこちらからそれについてしてくださいということを要請する、そういう必要はないわけでございます。日...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどお答えさせていただいたつもりなんですけれども、共同で対処する。要するに、義務をアメリカは負っているわけですね、我が国を防衛する。したがって、我が国として要請をするということではなくて、アメリカと共同して協議をして、それで対処する、そういうことであるわけです。
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていることと同じになりますけれども、防衛をする義務を持っているということですね、アメリカは。そして日本は、日本とアメリカは協議をして、共同で対処をしていくわけですね。  協議をするときに、末松委員が御質問なさっていらっしゃるのは、日本は要請をして...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、協議をするというときには、それは、アメリカが協議をしようと言ってくるかもしれない、日本が言うかもしれない、いろいろな態様があるわけですね。  要請をしてはいけないかというと、いけないことではない。要請をすることもあるでしょう、要請...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に強調させていただきたいのは、現在、世界の各国が平和的に問題を解決しようとして外交努力を一生懸命している、今まさに平和的な解決のための外交努力が続いている、そういうことでございます。それをまず申し上げたいと思います。  その上で、イラクが国連の決議を守ら...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな状況がこれから起こり得るわけです。未知数は非常に多いわけでございます。そういったかなり幅を持った問題に対して、決議があったかどうかということだけを基準に、なかった場合といっても、たくさんのそのときの状況がある。それをどう考えるかという三つの要素を先ほど申...全文を見る
○川口国務大臣 決めるための情報が今の時点では十分にない、したがって、決めるには早過ぎると、これは、総理がきのうお答えになられたとおりでございます。
○川口国務大臣 いかなる論理で、今、武力行使が万が一あった場合の日本の対応について決めていないということと、万が一あったときの場合に備えてどのような議論をしておかなければいけないかということとが矛盾するかということを私はちょっと理解できませんけれども、我が国の立場、武力行使が起こ...全文を見る
○川口国務大臣 一月の初めに、国会が始まるまでの間に海外出張を多くこなしておかなければいけない局長は大勢いまして、具体的に何人ということは今直ちに頭に入っていませんが、北米局長や、あとは中近東アフリカ局長は出張をいたしております。  これは、この時期にいたしませんと、国会が始ま...全文を見る
○川口国務大臣 まず、イラクについてでございますけれども、イラクについては、今おっしゃったように査察が行われているわけですけれども、アメリカとしてこれに対して武力行使をするということを今決めたわけではないというのをまず申し上げたいと思います。世界の国が、日本も含めてですけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員がおっしゃった、米国に挙証責任があるかどうかということですけれども、これは、まず一四四一においては、イラクの申告に虚偽や省略があった場合、あるいはイラクが決議の履行、実施のために協力を行わない場合、これはさらなる違反を構成して、安保理に直ちに報告をされる...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がなさったことは、国会において再三再四、私、既に申し上げておりますので、今回、先ほどは一番新しい局面についてだけ触れさせていただいた、そういうことでございますけれども、我が国としては、平和裏に問題が解決するように努力をする、それがまず第一番であるということで...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○川口国務大臣 数については、プライバシーには関係がないであろうという御意見もあるかと思いますけれども、脱北者の場合には、これは中国の政府からいいますと不法入国者ということになっておりまして、中国政府と北朝鮮の政府との関係もございますので、私どもとしては、数も含めて、恐縮ですが、...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の設置法の四条でございますけれども、これに、日本国籍を有する者、要するに「海外における邦人の生命及び身体の保護その他の安全に関すること。」これは日本政府の責務であるということで書かれております。したがいまして、そのように対応している、そういうことです。
○川口国務大臣 脱北者であるとあるいはないとにかかわらず、その人が邦人である、日本人であるということである場合には、先ほど申し上げたような、外務省の、日本政府の責務でございますので、対応をそのようにいたしております。
○川口国務大臣 具体例はございます。ただ、先ほど申しましたように、件数については申し上げられない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国の邦人、日本人でございますね、日本人が日本の在外の公館に庇護を求めてきた場合、これは日本政府の責務として、その人間を保護して安全を図るということがございますので、そのようにしかるべく対応をしているということでございます。  それで、...全文を見る
○川口国務大臣 庇護を求めてきた人がいた場合に、どのような形で庇護を求めてきているか、さまざまな、まさに個別個別の事情がございます。  したがって、その対応はまさに個別個別で、その件に応じて対応を考えているということでございますけれども、一般的には、昨年の瀋陽総領事館事件という...全文を見る
○川口国務大臣 まさにいろいろな対応の仕方があるということを申し上げたわけでございまして、まさにケース・バイ・ケースで、いろいろな対応を邦人保護という目的に照らして行っているということで御理解いただきたいと思います。
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、一人の日本人が日本に速やかに帰国をしていただくために、私どもは全力を今尽くしているところでございます。したがいまして、具体的なことについては今この時点で申し上げることができないということで、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
○川口国務大臣 私どもとして、申し上げることができるなら申し上げたいことはたくさんございますけれども、やはりこれは、一人の日本人が日本に速やかに無事に帰ってきていただくということが何よりも大事なことでございまして、今、そのために全力を尽くしているということでございます。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 その理由というのは、先ほど来申し上げておりますように、御本人の身の安全、それから関係者の安全、北朝鮮に残された家族の人たちあるいは関係者の安全、そして政府の立場、いろいろ申し上げているとおりでございます。
○川口国務大臣 委員のおっしゃっていらっしゃることは、その週刊誌の記事が正しくて、それが間違っているかどうかということを日本政府が申し上げないと、その記事が正しいということを前提で考えられるということだというふうに聞こえますけれども、先ほど来申し上げていますように、私どもとして、...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、個別具体的にはお答えをすることができないということを御理解いただきたいと思います。
○川口国務大臣 私どもとして、省内で常に、とった対応についてそれでよかったかどうかということの反省は不断に行っております。これについても、これはまだ解決をしたということではございませんけれども、どこかの時点で省内での検討はするということになると思いますが、私どもとして、やはり邦人...全文を見る
○川口国務大臣 報奨金とおっしゃる意味がよくわかりませんが、邦人を助けてくれたNGOに対して賞金を出す、そういうような意味でおっしゃっているということでございましたら、ちょっとその意味がよくわかりませんけれども、いずれにいたしましても、具体的にどのような方法で邦人の保護を図るか、...全文を見る
○川口国務大臣 我々といたしましては、どのようにしたら邦人の保護が適切にできるかという観点から日ごろベストを尽くしているということでございます。  例えば、その方が日本に渡ってくるというようなときには渡航費がかかるということでございますね。その渡航費について、例えばその方の親族...全文を見る
○川口国務大臣 まず、一般論でございますけれども、外国人の方が我が国の在外公館に庇護を求めてくるということがありました場合には、これは、個々の事案について具体的にその事情を検討した上で、その上で判断をするということでございます。  そして、在日朝鮮人の方につきましては、外国人で...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げていますのは、それぞれの方、庇護を求めてきた方について、個別具体的な事情を勘案してということでございまして、その中で在日朝鮮人の方については特別な、別な法的な地位を有していらっしゃるということを踏まえるということを申し上げているわけでございます。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 あるかないかということでございましたら、ございます。
○川口国務大臣 脱北者がふえているようであるということについて、国際社会でいろいろ考えている人たちがいるということはあるかと思いますけれども、こういったことについて、難民キャンプをつくるとか、それから調査団を出すとか、そういったことを国際社会と協調して今行うということは考えており...全文を見る
○川口国務大臣 これは、北朝鮮の人が中国に出てきているということで、邦人である場合を除いて、あるいは何らかの理由で日本に庇護を求めてきているという場合は日本政府がかかわりますけれども、一般的には、中国政府としてどういうふうに対応をしたいかということをきちんと踏まえて国際的に話をし...全文を見る
○川口国務大臣 イラクにつきまして、もし武力行使があったときのということについてのお尋ねですけれども、その前にぜひ申し上げておきたいことは、今はまだ武力行使があるということが決定されたわけではない、これはおとといの総理とブッシュ大統領の電話会談でも明らかに出ている話でございます。...全文を見る
○川口国務大臣 国連の決議一四四一でございますけれども、武力行使についての自動性は含んでいない、そのように解釈をされていると思います。
01月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクについてのお尋ねでございますけれども、まず昨日の二十七日に国連の安保理に査察団からの報告がございました。これの報告に出ていた主たる点というのは、イラクの協力が十分でないということでございまして、十分でないという意味は、妨害しないというだけでは十分で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の拉致の方あるいはその家族の方においては本当に、今、委員もおっしゃったように、大変にお気の毒な状況におありになって、政府として一日も早く何とかしなければいけないと思っております。  今、北朝鮮に対して、これは我が国の持っているルートを通じまして事...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 脱北者のことでございますけれども、これはそれぞれの方の安全の問題、関係者の安全の問題等々に十分に注意をいたしまして、そして今、委員がおっしゃいましたように、総合的にいろいろな点を勘案しながら真剣に検討を重ねていくべき問題であるというふうに思っております。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 竹中大臣と私は担当分野は違いますけれども、今おっしゃった御質問については私も竹中大臣と同様に考えております。
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ジュネーブ諸条約でございますけれども、これは武力紛争における病者あるいは傷者、捕虜になった人等の待遇について人道的な考慮に基づいて作成された、そういう方がどういうふうに扱われるかということを決めた条約でございますけれども、そのような趣旨、条約の趣旨にかん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう雰囲気はあったと思います。当時、園部参与に内部調査をしていただいて報告書を書きましたけれども、その中にも、外務省の中に鈴木議員の意向を受けてそれを実現をしなければならないという方に動くという雰囲気があったというふうに書かれていると記憶をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当時、これを受けまして内部調査をした結果といたしまして、たしか昨年の四月の初めだったと思いますけれども、中の、内部の処分はかなり大幅にいたしました。
○国務大臣(川口順子君) 残念ながらまだでございます。
○国務大臣(川口順子君) 私も、今朝この話を聞きましたときに、どうしてかと思いまして聞きました。それで、これは言い訳をするわけではないんですが、といって実際は言い訳ですけれども、本当にそうなものですから申し上げたいと思いますけれども、非常に物理的な作業が多くあって、これだけをやっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは政府全体としてやっておりまして、当然法務省も関係しておりますけれども、まとめているのは外務省だと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 法務大臣がお答えになられたようなことでございまして、理由も先ほど申し上げたようなことでございます。
01月30日第156回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理の靖国神社への参拝につきましては、中国、韓国から、今回それぞれの国の首都、それから東京におきまして、政府からあるいは在京の大使から遺憾の意の表明がございました。  それから、私がちょうどその直後に韓国に行くことになっておりまして参りましたところ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろなテーマがあって会談をしているということでございますから、この問題だけをずっと議論をするということではございませんので、私の方からは御説明をしたという、その後で次のテーマに移ったと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今のイラクの情勢でございますけれども、イラクに関する情勢でございますけれども、二十七日に安保理にエルバラダイIAEA事務局長、それからブリックスUNMOVIC委員長から報告が出ました。その報告が国際社会に与えた影響というのは、ますます国際社会は懸念を深め...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領の一般教書でございますけれども、これが最後の機会であるということを言い、そして、自発的に廃棄をしなければ米国は、米国、意思を同じくする諸国とともにイラクを武装解除をするということを言っていて、また同時に、平和的な解決を希望するということも言...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それぞれの国の今の立場というのは、国によってそれぞれ差がございますけれども、フランス、ドイツ、ロシア辺りは基本的に、まず英米も含めて全部共通していることは、イラクがVXガスなり、それから発見された化学兵器用の弾頭なりドキュメントなり、そういったことについ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ドイツが、委員が先ほどおっしゃったような、そういうことを述べたという情報は私どもも、私も聞いております。  それで、大事なことは、この問題の中核が何かということをどう認識するかということでございまして、それは、国際社会と大量破壊兵器を持っているイラクと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国は、これを作る過程で国際的には非常に積極的に行動を取ってまいりました。そういった評価はきちんとございます。我が国の、今、委員がおっしゃったような腰が引けているというような批判、我が国に対する批判は私は聞いておりません。
○国務大臣(川口順子君) 那覇港湾施設に関する協定におきまして、使用目的は港湾施設及び貯油所とされておりまして、また使用条件につきましては、提供水域は港湾運営のために使用されること等となっております。
○国務大臣(川口順子君) 全部申し上げると長くなってしまうんですけれども、項目としては使用時間そして用途というふうになっております。  それで、使用時間については常時使用されるというふうにされておりまして、それから用途については、先ほど申し上げましたように港湾運営のために使用さ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 代替施設におきましても、現在の機能を確保するということを目的といたしておりまして、代替施設に米軍艦艇を恒常的に前方展開をする計画があるとは承知をいたしておりません。
○国務大臣(川口順子君) 委員がこの問題について、なぜイラクの立場からどう見えるかということを気になさるのかということが私にはよく理解できないんですが、国際社会が今一致をしていることは、これは二十七日に国連に出た報告でもそうでございますし、明らかでございますし、各国みんなが言って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、総理がおっしゃったとおりでございまして、付け加えることは特にございませんけれども、我が方としては、事実関係の究明を徹底的にやっていく、そして拉致の方の御家族の納得するような形でこの問題を解決したいと考えているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 国際機関、例えば国連の人権委員会等に既にこれは話はしているところでございまして、そして、国際機関だけではなくて、ほかの国にも話をしているわけでございます。こういった様々な、可能な限りの関与をしてくださるところ、プラスの方向に動いてくださるところにお話をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 韓国にもそういうような方々がいらして、会があるということは承知をいたしておりますけれども、この会が具体的にどういう行動をおっしゃった時点で取ったかということについては、私は、今情報は手元にございません。
○国務大臣(川口順子君) ICC条約でございますけれども、我が国としては、まず設立を一貫として支持をしているということでございまして、ただいま委員がおっしゃられましたように、国内法の整備がこれを締結するために必要でございますので、それを行う努力をしているということでございますけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国は、国際社会においてこのICCを設立するに当たってリーダーシップを発揮したということについては評価をされているわけでございます。  先ほど申し上げましたように、締結をするための法整備について必要な検討を今行っているというところであるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この国内法の整備にどれぐらい時間が掛かるのかということでもございます。例えば、先ほどの戦争犯罪について申し上げたジュネーブ諸条約の重大な違反行為等が該当すると規定されているわけでございますけれども、これの国内法整備というのはいわゆる有事法制ということの議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 締結については、先ほど申し上げたように、国内法の整備の努力を行っているということでございます。  それから、北朝鮮、拉致の問題について、この点についてICCに提訴をすることにつきましては、これは日本が締結していないということを除きましても、例えばどうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理が先般行ってくださって、プーチン大統領との間にも非常にいい個人的な関係を作っていただいたと思います。  行動計画、これに即して新しい新世紀にふさわしい日本とロシアの関係を築いていき、そして平和条約の問題、すなわち四島の帰属を解決して平和条約を締結す...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクが安保理の決議一四四一を積極的に守っていかなければいけないということは、これは正に一四四一に書いてあることでして、総理が今言われたとおりでございます。  イラクがもしそういった点で遵守をしない、その結果として重大な違反があった場合、これは一四四一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自動性がないということは、先ほど申し上げたとおりでございます。  それで、今、一四四一は同時に、これはイラクが積極的に国際社会の懸念を晴らすために与えた最後の機会であるというふうに書いてあるわけでございます。過去十二年間、イラクは国連の決議を守ってこな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、総理がおっしゃられましたように、在日米軍の区域・施設の七五%が沖縄にある、沖縄県民に多大の負担をお掛けをしているわけでございます。  政府といたしましては、普天間飛行場の移設・返還を含む沖縄に関するSACOの、沖縄に関する特別行動委員会、SACOで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地位協定でございますけれども、これは委員今ちょっとお触れになられましたように、その時々の問題について、運用の改善によりまして機敏に対応していくことが合理的であると、そういう考えの下で運用の改善に努力をいたしております。これが十分に効果的でない場合には、相...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米合同委員会の合意事項につきましては、これは日米両政府の合意がない限り公表されないということとされておりまして、この合同委員会の合意についてもこれまで非公表扱いになってきたわけでございます。  それで、この理由でございますけれども、約三十年前のことで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカ側がこの件で容疑者の身柄の引渡しを拒否をした理由につきましては、これは既に公表いたしておりますとおり、アメリカ政府としては、日本の政府が提起をした要請を十分に考慮をしたけれども、この事件に関する日本政府の説明を真摯に検討した結果、この事件について...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりだと思います。沖縄県におります大使は非常に重要な任務を帯びて仕事をしていると思います。  最近、大使が人事異動に伴い交代をいたしましたけれども、後任の大使にも私からきちんとその仕事の重要性については話をいたしたところでございます。
○国務大臣(川口順子君) 二十八日に普天間飛行場代替施設建設協議会が開かれまして、その場で、使用期限問題について、稲嶺沖縄県知事及び岸本名護市長から政府に対しまして、その解決が図られるように強く要望するというお話をいただきました。そして、使用期限問題については、沖縄県民が多大な負...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 申し訳ないんですが、質問がよく私ちょっと席が離れておりまして聞こえませんでしたけれども、私の理解いたしましたのは、国防省のイラクに対する武力行使の計画を知っているかということでございますでしょうか。──私が承知をしておりますのは、アメリカはまだ武力行使を...全文を見る
01月31日第156回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 第百五十六回国会の開会に当たり、我が国外交の基本方針について所信を申し述べます。(拍手)  北朝鮮をめぐる問題やイラク情勢など、国際社会が緊急に取り組むべき課題に直面している今こそ、我が国には、外交面で積極的かつ創造的な役割を果たすことが特に求められて...全文を見る
01月31日第156回国会 参議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 第百五十六回国会の開会に当たり、我が国外交の基本方針について所信を申し述べます。  北朝鮮をめぐる問題やイラク情勢など、国際社会が緊急に取り組むべき課題に直面している今こそ、我が国には外交面で積極的かつ創造的な役割を果たすことが特に求められています。私...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○川口国務大臣 昨日といいますか、きょう未明のパウエル国務長官の国連安保理における演説でございますけれども、なかなかインテリジェンスの情報を出すということが困難な中で、国際社会に対してきちんと説明をしようと考えた米国の努力については高く評価をいたします。そして、今委員がおっしゃら...全文を見る
○川口国務大臣 問題の本質について、冒頭、委員がおっしゃられたこと、それは全くそういうことであるかと思います。イラクが国際社会によって持たれている疑惑をみずから晴らすことが大事であるということでございます。  若干乱暴な言い方になるかもしれませんけれども、よく国際社会で、査察の...全文を見る
○川口国務大臣 委員おっしゃられましたように、十二日にIAEAの理事会が開かれるということになっております。そこで、その結果として国連に、今付託とおっしゃられましたけれども、報告をすることになるかもしれないということが言われておりますけれども、それも今まだ決まっているということで...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、この問題は、日本に戻ってこられた方々がどのように国内できちんと生活をしていくことができるかということにかかわる問題でございますので、外務省だけではなくて、政府全体の取り組みが必要だということだと思います。  そして、その場合に、お...全文を見る
○川口国務大臣 問題の本質は今総理が言われたとおりでございまして、一四四一で十分か十分でないか、もしその重大なる違反があったときに、という御質問でございます。  我が国の立場といいますのは、我が国は、まず外交努力をやる、これは現在一生懸命やっております。それから、国際社会が協調...全文を見る
○川口国務大臣 わかりやすく申し上げるという意味で、少し乱暴に申し上げますがという前提をつけて申し上げたことをおっしゃっていらっしゃるんだろうと思いますけれども、査察をした場合に、イラクは過去にさまざまな疑惑を残しているということがあるわけでございます。それは、例えばUNSCOM...全文を見る
○川口国務大臣 決議の一四四一に書いてあることをちょっと読み上げさせていただきたいと思いますけれども、まず、ちょっと捨象しますが、イラクは、「義務の重大な違反をこれまでも犯しまた依然として犯していることを決定する。」というふうに書いてあるわけでございます。そして、その後でございま...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が北朝鮮の脱北者の問題等について、非常にこれについては懸念をもちろん持っているわけでございまして、特に我が国の邦人であった、日本人ですね、それから在日の朝鮮人であった方については特に強い関心を持っているというのは、再三国会答弁でお答えを申し上げているとおりで...全文を見る
○川口国務大臣 これはきちんともう一回確認をしたいと思いますけれども、私が今承知をしている範囲では、それはまだ行っていないというふうに思います。
○川口国務大臣 方法はいろいろあると思います。我が国が考えておりますのは、どういう方法で働きかけるのが一番効果があるか、そういう観点で考えている、そういうことでございまして、北朝鮮と我が国は直接のチャネルもございますから、そういう場で話をしたりということをやっております。
○川口国務大臣 いろいろなやり方というものがありまして、それを具体的に今の時点で北朝鮮と二国間の話し合いの場、そこでこの前十月にはいたしましたし、それから、そういったチャネルを利用して、使って、どういう方法が一番いいかということを、そのときの状況を見ながら政府としては考えていると...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃった条件だけで自衛権の発動が可能かどうかということを言うのは困難であろうかと思います。
○川口国務大臣 イラクについては、今国際社会で、平和的に解決をしたいということで一生懸命に対応をしているわけでございます。  それで、そういった状況、我が国も一生懸命外交努力をしている、米国も武力行使をするとは決めていない、そういう状況で、武力行使が行われるということを前提にし...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど総理がお答えになられましたように、武力を行使できるということは二つ、一つは自衛権の行使、あるいは安保理の武力行使の決議ということですが、今回の件について、自衛権の発動によって武力行使が議論を、国際的になされるという議論は国際社会では今行われていない、そういう...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、さらなる重大なる違反がイラクの側においてあったとき、これは、安保理に報告をされるということになっているわけです。
○川口国務大臣 一四四一に基づいて武力行使を行うということはできない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 一四四一にはそういうことでございますけれども、まず最初に申し上げたいことは、最初に戻りますが、国連の平和的な努力、これが失敗をするという先取りをして議論をしているということでは決してないということを申し上げたいと思います。これはとても大事なことだと思います。  ...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま委員が、日本として容認するのはおかしいのではないかというふうにおっしゃいましたけれども、先ほども申しましたように、武力行使をするという決定もなければ、どのような理由でそれが行われるかということについての議論は全くない。したがって、容認するとかしないとかいう...全文を見る
○川口国務大臣 単にロジックの議論だけをしているということの前提でお話をさせていただきますと、先ほど申しましたように、一四四一自体は武力行使についての自動性はない。ただ、一四四一で引用をされているということでございますが、それは、単に委員がおっしゃったように想起をしているというこ...全文を見る
○川口国務大臣 六八七というのは、いろいろなイラクが守るべきことがたくさん書いてあるわけですね。それをイラクが守って初めて停戦だ、そういうことになるわけですね。したがって、イラクがそれを守れていないということを国連安保理で決定しているわけですから、その結果として、それは六七八に戻...全文を見る
○川口国務大臣 六八七をイラクが守っていない、したがって、これは、六八七に書いてあることを守って、それで停戦ということになったわけですね。それをイラクは守っていない。したがいまして、六七八にこれは戻る。そうすると、六七八には、あらゆる必要な手段を使用する権限を付与する、そういうこ...全文を見る
○川口国務大臣 要するに、停戦が合意されていない……(前原委員「どこに書いてあるかを聞いているんです」と呼ぶ)ですから、六八七には書いていないですけれども、六八七には、これを守れば停戦だと、これを守って停戦になると書いてあるわけですね。それが守られていない。六七八はずっと生きてい...全文を見る
○川口国務大臣 まず、日本の立場なんですねとおっしゃられたことについて、今、これは委員もおっしゃっているように、論理的な、ロジックの議論をしているということであって、現在の具体的なイラクの問題についての今の日本の立場を申し上げているわけではないということを、先ほども申しましたけれ...全文を見る
○川口国務大臣 現実の問題と論理の、ロジックの問題との混同があるように思いますので、改めて申し上げますけれども、それに基づいて日本は認めるのかとおっしゃられましたけれども、最初のお話を、だからこそ最初に言わせていただいたんですが、日本は、まさにこれは、今だれも武力行使をすると言っ...全文を見る
○川口国務大臣 ロジックのお話といたしましては、イラクにさらなる重大な違反があれば国連に報告をされるということになります。そして、国連がその上でどのような対応をとるのか、これはいかなる種類のさらなる重大な違反があったか、そのときの議論の状況がどうなのか、そしてそのときの国際情勢が...全文を見る
○川口国務大臣 同じことの繰り返しになりますけれども、まさにロジックの話として、さらなる重大な違反があったときに、どのようなさらなる重大な違反があるか、これは全くわからない。いろいろな対応があり得るわけです。したがって、その国、その可能性を一つ選んで、これでやるということは言えな...全文を見る
○川口国務大臣 ロジックの話といたしましても、一四四一で書いてあることは、さらなる重大なる違反があれば、理事会、安保理に報告をする、そこで議論をする、そこまでしか書いてないわけです。それ以上は可能性の話として、これはいろいろな話が、可能性はある、それを一つ一つ、こういうことがある...全文を見る
○川口国務大臣 一四四一に書いてあるのは、先ほど申し上げたように、理事会に報告をし議論をするということまでです。  それから、先ほどもう一つ申し上げたのは、過去において六八七、六七八で行われたケースというのはありましたというふうに申し上げたので、それ以上のことを申し上げるという...全文を見る
○川口国務大臣 委員がなさっていらっしゃる御質問というのは、仮定に仮定を積み重ねてそれで御質問をしていらっしゃると思うんですね。  今現実に何が起こっているかというと、これは、一四四一がある、そして一四四一にはきちんと書いてある。それは何が書いてあるかというと、さらなる重大なる...全文を見る
○川口国務大臣 事態はどのような展開になるかということは全くわからない時点で、例えば六八七ということを申しましたけれども、六八七が実際にインボークされるような状態がそもそも生じるのか、仮にさらなる重大なる違反があったとしましても、そこは全くわからないわけですね。山ほどいろいろな事...全文を見る
○川口国務大臣 私は、六八七の解釈が変わるということは一言も申し上げていません。六八七がインボークされるような、要するに六八七が適用されるような、そういう状況が生じるかどうか、そういうことは全く今の時点ではわからないということを申し上げた、そういうことです。
○川口国務大臣 御質問になることはおできになると思いますけれども、まさに仮定の話の積み重ねですから、どういうような状況でその武力が行使されるかというところもおっしゃっていただかないと、お答えができない。  国際社会としてどういう対応をとるかということは、まさにどのような形で、武...全文を見る
○川口国務大臣 純粋に論理の話としてお答えをいたします。現実、今現時に起こっていることとの関係は捨象してお聞きいただきたいと思います。  決議六八七、これはいろいろなイラクに対する守るべき義務が書いてあるわけですけれども、その根拠を揺るがすような、すなわちそういうことを守らなか...全文を見る
○川口国務大臣 一四四一には武装解除をするというふうに書いてあります。体制転覆という言葉は私は見た記憶はないということです。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃったようなことをチェイニーが言ったということは私も聞いたことがございますけれども、同時に、ブッシュ大統領は、まだ武力行使をするとは決めていない、これもはっきり言っていることでございます。  したがって、今のような仮定に基づいたことについてはお答え...全文を見る
○川口国務大臣 米国が、どのような国内法に基づき、あるいは政策の考え方に基づき、どういう判断をし、行動をするかということは、これは米国の問題である。我が国としての立場というのは、先ほど申し上げたとおりでございます。
02月07日第156回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○川口国務大臣 北朝鮮が核の凍結をやめる、あるいはNPT等の国際的な約束から脱退をするというようなことを言っているという事実がございます。そのコンテクストでいろいろな懸念が日本にはあるということもそういうことかと思います。  我が国としては、北朝鮮に対しては、NPT等の国際約束...全文を見る
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○川口国務大臣 外務省のこの問題とのかかわり合いがどういう形かといいますと、当然、ロシアとの何であれ交渉をすることがあれば、それは外務省の担当ということでございますし、また、条約の解釈ということでいえば、これは外務省が行うということでございます。  この件は、先ほど官房長官もお...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられました日ソ共同宣言の第六条ですけれども、これは、サンフランシスコの平和条約の第十九条もそうでございますが、敗戦国としての我が国の請求権、戦争請求権の放棄を定めたということで、あわせてロシアに対しても、当時のソ連ですけれども、その請求権の放棄を求め...全文を見る
○川口国務大臣 イエメン向けのミサイルを北朝鮮の船が運んでいたということについては、先ほど委員がちょっとおっしゃいましたように、スペインの軍艦がこれを公海上でとめたということでございます。  そして、このときに、これは米国政府が船舶を監視下に置いていたということでしたけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 ODAの大綱につきましては、先ほど申し上げました我が国から申し入れを行いましたときに、我が国のODA大綱に書かれた考え方については先方に説明をしたということでございます。  それで、我が国として、イエメンに対する政府開発援助、ODAについても、この大綱を踏まえて...全文を見る
○川口国務大臣 予算との関係で言いますと、我が国のODAについて、これは要請主義でやっております。したがいまして、それぞれの国から、どういうプロジェクトがあって、そのために幾ら援助が欲しいという要請があって、それをプロジェクトごとに検討し、さらにそれをODAの大綱に基づいて検討し...全文を見る
○川口国務大臣 平成十五年度の供与額、イエメンからということにつきましては、これからイエメンからどのような要請があるかということを待つ必要があるわけでございます。
○川口国務大臣 ODAの供与につきましていろいろな考え方があるということはよく承知をしております。  我が国の政府の考え方ということについては、これは、先ほど申しましたように、ODAの大綱を踏まえてやっていくということでございまして、イエメンにつきましては、そういったODAの大...全文を見る
○川口国務大臣 ODAの大綱にどういうふうに書かれているかということでございますが、ちょっと読み上げさせていただきますけれども、「政府開発援助の実施に当たっては、国際連合憲章の諸原則及び以下の諸点を踏まえ、相手国の要請、経済社会状況、二国間関係等を総合的に判断の上、実施するものと...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、ここに書いてございますことは、十分に注意を払うというふうに書いているわけですね。それで、これを踏まえてどのように判断をするかということは、先ほどの輸入の件、それから全般的なテロとの闘いにおけるイエメンの貢献、そして先ほど申し上げたような国連...全文を見る
○川口国務大臣 考え方ははっきりいたしておりまして、繰り返しませんが、先ほど申し上げたようなことを総合的に勘案して決めていくということでして、まさにそのための予算を今御審議いただいているわけでございますから、予算の審議が終わった後で、相手の具体的なプロジェクトの要望等、それから、...全文を見る
○川口国務大臣 上田委員のただいまの御意見は御意見として十分に参考にさせていただいて、政府として判断をしていきたいと考えます。
○川口国務大臣 まず、お答えする前に、前提として委員がおっしゃられたコミュニケーションの重要性、これについては私も全く同感でございますし、委員がおっしゃられた幾つかの言葉の中に、心の中から同意をさせていただくという部分もございます。外務省としても、今までも努力をしてきているつもり...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど一緒に考えているわけではないと申し上げたのはちょっと言葉が不適切であったかもしれませんけれども、そこで申し上げたかったのは、イラクにアルカイダの分子がいるからと、これはこの間ブッシュが言いました、ブッシュでしたでしょうか、パウエルが言いましたけれども、だから...全文を見る
○川口国務大臣 この問題の何が脅威なんだろうかというのは一番基本的な問題でございまして、それで、それのお答えは、先ほどの繰り返しになりますけれども、大量破壊兵器、これはまず兵器として非常に問題であるということは御説明する必要もないかと思いますけれども、それをある国が持っている、そ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が、仮に武力行使があったとして、どういうような態度をとるかということについては、これは今まで再三再四申し上げているわけですけれども、まず基本的には、これは新たな国連の決議があることが最も望ましいということを言っているわけです。  それで、その決議がなかった...全文を見る
○川口国務大臣 日本とアメリカは同盟関係にあるということでございますけれども、イラクとの関連においてこの同盟関係というのが一体何かということは、基本的に、同盟関係にある国ですから、さまざまな考え方、例えば民主主義ですとか自由ですとか、あるいは市場経済のメカニズムですとか資本主義で...全文を見る
○川口国務大臣 まず、北朝鮮への我が国の態度ですけれども、これについて、経済協力をする云々ということを今委員がおっしゃられましたけれども、私どもが北朝鮮に対してはっきり言っているのは、拉致問題等の二国間のさまざまな問題、そして安全保障の問題、こういった問題が解決されない限り、国交...全文を見る
○川口国務大臣 私は、情報開示というのは民主主義の基礎であり、また行政機関が透明性を確保しながら行政をやっていくという意味で、非常に重要なことだと思っております。私が環境大臣でありましたときにはそういうことを徹底しまして、私の記憶では、たしかそのとき、環境省の開示の姿勢というのは...全文を見る
○川口国務大臣 冒頭申しましたように、情報開示というのは非常に重要なことだというのは私は思っております。  外務省の制約はございますけれども、極力開示をするように事務方には言っていきたいと思っています。
○川口国務大臣 情報公開を極力させるように事務方には言っていきます。
○川口国務大臣 共同宣言でも言っているわけでございますけれども、ロシア、ドイツ、フランスは、イラクの武装解除こそが大事であると。国際社会の共通目標を示し、武装解除が可能な限り早期に解決されなければならないということを強調するということで始まっておりまして、まさにこの問題の本質は、...全文を見る
○川口国務大臣 まず、私は総理によって任命をされた閣僚でございます。そういう意味で、責任を果たすべく最大の、最善の努力をしている、そういうことであるということをまず申し上げたいと思います。  それから、この三カ国の提言についての私の評価をお聞きでいらっしゃいますので、それについ...全文を見る
○川口国務大臣 これだけ大きな、そして国際社会がいかに解決をしようと考えるか、そのことについてみんなが知恵を出して、それでもなおかつ解決が今目の前に見えてこないという問題に対して、イエスかノーかで答えを申し上げるということはできないと思います。それだけに難しい問題であるというふう...全文を見る
○川口国務大臣 二点の御質問ですけれども、独仏ロ、これの宣言の評価については、もう何度も繰り返しになりますので申しませんけれども、これが成立するためには、イラクが前向きに能動的に、中身において、サブスタンスにおいて武装解除をする、みずからするということを見せることが大事で、それが...全文を見る
○川口国務大臣 昨年の秋から特に我が国としてどのような働きかけをやったかということは、いろいろ委員会の場で再三再四申し上げたつもりでおりますけれども、改めてここでまとめて繰り返させていただきますと、まず、イラク自体に対してという御質問ですので、これは、昨年の十一月に安保理の決議一...全文を見る
○川口国務大臣 イラクで直接働きかけたということは、先ほど申しましたように、在イラクの我が方の臨時代理大使からイラクの外務省に対して働きかけているということは、申し上げたとおりです。それから、私が外務大臣に直接に働きかけたということも、言ったとおりです。  それで、我が国がイラ...全文を見る
○川口国務大臣 私が先ほど申し上げた答弁をきちんと聞いておいていただきたかったと思いますけれども、再度繰り返させていただきますと、イラクへの直接の働きかけをやったということを言っているわけです。  日にちを四回申しました。秋の、私の国連総会におけるイラクの外務大臣との会談から始...全文を見る
○川口国務大臣 御質問の趣旨がきちんと理解できているかどうかはわかりませんけれども、イラクへの査察については、イラクの協力、これは能動的な協力、すなわち、廃棄をした大量破壊兵器についてその証拠を、ここにありますといって見せていく、そういうことがなければ査察はうまくいかないというこ...全文を見る
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○川口国務大臣 国連安保理の決議の拘束性については今、委員がおっしゃったとおりでございまして、この結社の自由委員会の中間報告の勧告については、審査を行って、その結果を理事会に勧告をするということでして、拘束性がないということも委員がおっしゃられたとおりです。それから、この結社の自...全文を見る
○川口国務大臣 該当すると考えます。
○川口国務大臣 創造的な外交と申し上げさせていただきましたのは、やはり我が国にとってやるべきことというのは、創造的に、クリエーティブに世界の国際的な秩序づくり、これを行っていくこと、これに貢献をしていくことだろうと思います。それが、世界が我が国に期待をしていることであると私は考え...全文を見る
○川口国務大臣 外務大臣というのは私は二つの顔があると思うんですね。一つは国内向けの顔、これも大事です。それから、もう一つは外向けの顔、この両方をやることが必要である。外務大臣は内政大臣ではないということを申し上げたいと思います。  私は、決して自分の成果を自慢することを好む人...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃっていることは、まさかそういう意味でおっしゃっているんではないと私は思いますけれども、御発言を伺っていると、アメリカに反対をするか、あるいは賛成をするか、そのことが基軸で日本が国益を守っているか守っていないか、毅然としているかしていないか、そういう判...全文を見る
○川口国務大臣 選択肢がアメリカ型かあるいはフランス、ドイツ型か、どちらかしかないでしょうというふうにおっしゃられましたけれども、実際、外交で今動いていることでございますので、申し上げにくいということを御理解いただきたいんですけれども、いろいろな国が知恵を出そうとしている段階にあ...全文を見る
○川口国務大臣 後半、アーミテージ副長官が何をおっしゃったかということについては北米局長から答えてもらいますけれども、前半の次官の発言、これはもう総理も全くおっしゃっていらっしゃること、これが今、我が国の立場でございまして、国連の新しい決議があるということが最も望ましいということ...全文を見る
○川口国務大臣 貿易あるいは投資というのは非常にダイナミックなものですから、時点時点でいろいろ変わり得ると思います。  ごく直近まで、日本はアメリカとの関係では一位、二位という大きな貿易相手国でございました。それから、中国も今現在非常に大きなアメリカとの貿易国でございます。ただ...全文を見る
○川口国務大臣 アジアの権益を守るためにアメリカ軍が駐留をしているとおっしゃった、そのアジアの権益というのはちょっとどういうことであるかひとつ定かでありませんけれども、我が国として考えておりますのは、アジア地域には、委員のおっしゃったような経済的発展、そういったことにもかかわらず...全文を見る
○川口国務大臣 米側との関係では、例えば昨年の十二月、2プラス2がございまして、石破防衛庁長官と私とワシントンに行きまして、お話をいたしました。その折にも取り上げております。
○川口国務大臣 横田飛行場の件でございますけれども、これは、委員御案内のように、在日米軍の中枢的な施設ということでございまして、重要な役割を果たしているということでございますので、委員も今おっしゃられましたように、それから、扇大臣も先ほど来おっしゃっていらっしゃるように、現時点で...全文を見る
○川口国務大臣 食糧援助でございますけれども、これについては、従来から申し上げておりますのは、人道的な考え方それからその他のさまざまな要素を総合的に配慮して考えますということで、過去においては実施をしてきたという経緯がございます。  一般的に申し上げればそういう考え方でございま...全文を見る
○川口国務大臣 今、ずっと大島大臣と委員の御議論を伺っておりまして、我が国の農業が結果としてかなりの影響を受ける可能性ということについての御懸念、これについてはよく理解をいたしております。  これは少し長い交渉、二〇〇五年までかかる交渉ですけれども、現在、農業について、まさに三...全文を見る
02月14日第156回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○川口国務大臣 私も今、法務大臣の御答弁を伺っていて思い出したんですけれども、私のところにも香港の方がいらっしゃって、委員がおっしゃられましたように、香港のパスポートというのは非常にきちんとしたものであるというお話をいただいた記憶があります。確かに、ビザがないということは、観光客...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、十四日、日本では夜中以降になりますけれども、国連に報告がなされて、それで議論が行われることになると思います。  そして、新しい決議につきましては、これは、我が国の立場は新しい決議があるのが最も望ましいということを各国にずっと伝えてきて...全文を見る
○川口国務大臣 日朝平壌宣言の署名について、ここに書かれていること、これはさまざまな問題があるわけです。拉致の問題も、それから安全保障の問題も、すべての問題をこれから話をしていこうということを言っているのがこの日朝平壌宣言であるわけです。  拉致の問題は、委員がおっしゃったよう...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の問題について、私たちは今、北朝鮮に対して事実関係の解明と、そして、日本に戻ってきている五人の方の北朝鮮にいる家族の方、この方が日本に来るということを求めてきているわけです。  これはその後、一回目の再開交渉をやりました後、二度目の交渉ができる状態に今なって...全文を見る
○川口国務大臣 委員が北朝鮮の労働新聞の方を我が国の政府よりもより信じていらっしゃるとは私思いませんけれども、当然のことながら、北朝鮮は北朝鮮の立場を言っていく、これは当たり前のことでございます。  北朝鮮はずっと交渉の過程で、第一回交渉の過程でも、彼らがまず取り上げるべきだと...全文を見る
○川口国務大臣 交渉は先ほど言いましたように粘り強くやっていくということですけれども、北朝鮮に対してはっきり言っていることは、そういった問題を解決して国交正常化が行われない限り、北朝鮮に対して日本は経済協力を行わないということでございます。  我が国は、北朝鮮に対して、そういう...全文を見る
○川口国務大臣 我々としては、北朝鮮との間でできるだけ早く日朝の正常化交渉を再開させたいと思っています。北朝鮮と我が国がそういったことがいつ再開できるか、これは委員御案内のようなさまざまな今の国際情勢、そういったことも絡んできますので、そういった問題に対しても、核の問題ができるだ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、経済協力全般から申しますと、これは先ほど申しましたように、正常化がなければ行わないということでございます。  それから、人道的な支援については、これは従来から、人道的な観点、そしてさまざまなその他の観点を総合的に勘案して判断をしてきているということでござい...全文を見る
○川口国務大臣 核の開発を北朝鮮が行っている可能性、あるいは現実に持っているかもしれない可能性、そして、一連のNPTの脱退あるいは核の拡散につながる疑念、これは我が国にとっては看過できない深刻な問題であると思います。我が国だけではなくて、国際社会が一緒になってこの問題に対して対応...全文を見る
○川口国務大臣 平壌宣言が署名をされた後、米国のケリー国務次官補の訪朝等に端を発したさまざまなことがあって、その結果として今薮中局長が申し上げたようないろいろなことが起こってしまったわけでございますけれども、この平壌宣言というのは政治的な重みを持った重い文書でありまして、我が国の...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮と我が国との間のやりとり、ないわけではございません。いろいろございますけれども、これについては、今まさに外交上の進行中のことでございますので、ここで申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。  それで、その上で、この平壌宣言を守らなければ国交正...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は今、残念ながら安保理の理事会のメンバーではないものですから、直接にその会議を動かすということは難しいわけでございますけれども、今、安保理のメンバー、理事国に対しては、韓国と日本、この二国が北朝鮮との関連では死活的な関係を持つ国であるので、二国の意見が反映さ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、今、安保理でどのようにこれが取り上げられるかわからない。制裁を、経済制裁も含めて、これを議題にして議論をしようと言っている国は、私が知っている限りはございません。  したがいまして、我が国としては、まだ議論をされていないことですので、それ...全文を見る
○川口国務大臣 反応でございますけれども、中国と韓国と両方から、それぞれ本国とそれから日本で、反応といいますか、抗議がございました。その趣旨は、基本的に遺憾であるということ、そしてA級の戦犯の位牌のある靖国神社に参拝をしたということについて遺憾の意を表す、そういうことでございまし...全文を見る
○川口国務大臣 残り時間が非常に短くなって、多分お答えするのに十分ぐらいかかる御質問がありましたので、非常に簡単に申し上げますと、まず、委員のおっしゃった幾つかの質問のうち、前提が違っているものがあります。  まず、非常任理事国への働きかけ。これは、国際協調が、きのうも予算委員...全文を見る
○川口国務大臣 UNSCOMの報告についてはそういうことであろうと思います。ということは、一定の大量破壊兵器が廃棄をされた、それと同時に、また生化学兵器を中心にわからないものがたくさん残っている、そういうことでございます。
○川口国務大臣 それをまさに証明しなければいけないのがイラクの責任であるということです。
○川口国務大臣 国際社会が、国連決議という形で、イラクがそれを証明しなければならない、そういうことを言っているわけです。
○川口国務大臣 UNSCOMによって、廃棄が、イラク側が証明をしなさいということを言われているもの、これについてイラクは証明をしていない。挙げますと、砲弾等約九百発。VXガス二・四トン以上、これにつきましては、例えば六ミリグラムで致死量でございます。それから、ボツリヌス毒素約二万...全文を見る
○川口国務大臣 ブリクス委員長が言っておりますことは、問題点がたくさん残っている。化学兵器について言いますと、イラクは、約六千五百発の化学兵器砲弾について廃棄した証拠を示していない。査察の結果、合計十六発の化学兵器用の弾頭を発見した。査察の結果、ある施設の研究所でマスタードガスの...全文を見る
○川口国務大臣 イラクを査察する場合に、イラクが全面的に協力をしなければいけないという意味は、能動的に、積極的に、先ほど私が申し上げましたような疑惑にこたえる行動をとらなければいけないということですけれども、例えばブリクス委員長が言っているのは、これは私どもの副大臣におっしゃった...全文を見る
○川口国務大臣 ブリクス及びエルバラダイ事務局長は、これは一月二十七日の安保理においてですけれども、査察プロセスへの安保理の一致した支持、各国からのさらなる情報の提供、イラクの能動的な協力が今後必要とされるということを述べています。この査察を成功させるかどうかというのは、まさにイ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、ぜひ査察を成功させたいと思っています。そして、その成功させたいという国際社会の気持ちをイラクが理解をして、成功させるための能動的な協力をする必要がある、それがなければ査察は成功しない、そういうことだと思います。
○川口国務大臣 一四四一の目的というのはイラクの武装解除であって、査察はそのための手段であるということです。査察自体が目的だということではない。この一四四一で武装解除の義務を遵守する最後の機会をイラクが与えられたということです。  そして、イラクは、一四四一に書いてあることを、...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が質問の中でもおっしゃいましたように、U2を受け入れたということ自体は、これは一四四一に書いてあってとっくにやっていなければいけないこと、それを受け入れたにすぎない。科学者についてもそういうことでございます。それは、ブリクス委員長が言われるところの手続面にお...全文を見る
○川口国務大臣 基本的な認識として、ドイツ、フランス、中国も、イラクが能動的に武装解除を行うということが重要であるということを言っているわけでございます。そして、その上で、査察をやることの意味というのは、まさにイラクがどれぐらい協力をするかということにかかっている。イラクがそれを...全文を見る
○川口国務大臣 大量破壊兵器、これが人類にとって大きな問題であるという懸念を私は持っております。特に今、我が国は当然こういった懸念を持ってしかるべきであると思います。  これを、どうやったら大量破壊兵器を持っている国を武装解除することができるか、このための努力を国際社会は十二年...全文を見る
02月17日第156回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○川口国務大臣 十四日におきまして、委員が御案内のとおりの国連の安保理での議論が行われたわけでございます。そして、その中で、ブリクス及びエルバラダイ事務局長は、一月二十七日に行われた安保理の報告以降の査察につきまして、イラク人の科学者の単独のインタビューが行われたとか、あるいはU...全文を見る
○川口国務大臣 総理もたびたびおっしゃっていらっしゃいますけれども、我が国の立場というのは極めて明確であるということでございます。  それは何かということは、幾つかありますけれども、大量破壊兵器の問題は、まさに、我が国みずからの大事な、我が国みずからの脅威として受けとめるべき問...全文を見る
○川口国務大臣 武力行使ということになった暁に、国連の決議があるということが最も望ましいということは、きょう何も初めて申し上げたことではございませんで、前からずっと申し上げていることです。  それで、十四日の報告を受けて、査察が当面継続をされ強化をされるということになった場合に...全文を見る
○川口国務大臣 私が先ほどの答弁で申し上げたことは、私が記者会見で言っていることと全く同じことを申し上げたわけでして、働きかけの努力、それの内容については、それは国際的に協調をして、そして武力行使が不可避になった場合、あるいはそれに至らないような状況、いずれにしても、関係国といい...全文を見る
○川口国務大臣 これは全く矛盾していることはございませんで、従来から繰り返し繰り返し申し上げているように、我が国は我が国の考え方があるわけです。  先ほどもこの考え方については申し上げましたので繰り返しませんけれども、決議がないような状況においては、我が国としてはそういった幾つ...全文を見る
○川口国務大臣 議長としての総括は、この東京会議は非常に有意義であったということでございます。  それで、委員に御理解をぜひいただきたいのは、そもそもこの非公式閣僚会議なるものがどういう性格の会議であるのかということであります。それは、交渉をする場ではない。交渉はジュネーブで今...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が多国的な、多国間の自由貿易をずっと進めてくる旗頭であったということは、もう歴史的にずっとそうであったと思います。すべてのラウンドで我が国はかなり積極的にそれをやってきたということです。  それで、我が国の外交政策の転換がおくれたのかどうかということですけ...全文を見る
○川口国務大臣 調査をするということではなくて、私が理解をいたしましたのは、十五年度の予算についてどう考えるかということについて聞きたいということであったかというふうに思います。  それにつきましては、いろいろな、今までほかの国あるいはほかの状況においてもやってきましたのと同じ...全文を見る
○川口国務大臣 総合的に考える要素として、一つはODAの大綱というのがあります。そして、そのほかに総合的に考えるという中で、イエメンがテロとの闘いでどのような貢献をしているかということの配慮もあるということも申し上げました。  それで言いますと、イエメンはテロとの闘いの中では大...全文を見る
○川口国務大臣 そもそも非公式の閣僚会議というのは、年に何回かをやっていきまして、WTOの新しいラウンドを前に進めるというときに、限られた数の閣僚が集まって意見交換をやって、次へのステップを模索する、そういうものでございます。  それで、今回は、三月から五月、特に三月において、...全文を見る
○川口国務大臣 今回の会議は有意義であったと思います。関係の閣僚が非公式に、率直に意見を交換してお互いの立場が理解できたという意味ではよかったと思います。次へのステップに向けての大きな一つの段階であったと思います。  他方で、この会議、今、WTOの全体のスケジュールが非常にその...全文を見る
○川口国務大臣 この紙についての見解は後で大島大臣にお話しいただいた方がいいかと思いますけれども、我々の立場というのは、まずこれは、我が国の農業が関心を持っている非貿易的関心、これが反映をされていない、バランスがとれていない、現在農業で行われています改革の努力、これを十分に認めて...全文を見る
○川口国務大臣 報道については私も新聞等で見ております。イラクのこの問題に関連しまして、まさに大量破壊兵器の廃棄という問題ですけれども、平和的に解決をするためにあらゆる努力をするということは当然だと思います。そういう意味で、まさにイラクが、これはエルバラダイ事務局長やそれからブリ...全文を見る
○川口国務大臣 どういう点でそういうふうにお思いでいらっしゃるか具体的に教えていただければ、しかるべく対応したいと思います。
02月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○川口国務大臣 委員もおっしゃってくださいましたように、日本にいる米軍がやはり練度を維持するということが必要で、訓練が必要であると私どもは考えております。  ただ、その訓練に際して、我が国の公共の安全、これに考慮を払って活動をすべきであるということは当然であるわけでして、このア...全文を見る
○川口国務大臣 十四日に、委員がおっしゃられた安保理での討論が、議論があったわけです。それで、そこで行われたことというのは、二人の査察の代表者のトップの説明があったということですけれども、その後、それで最終的に全部の情勢が見えたかというと、引き続きいろいろなことが起こっているとい...全文を見る
○川口国務大臣 様子見というお言葉を使われましたけれども、それは様子見ということではないわけでして、武力行使が仮にあったときにそれを支持する、支持しないということを今言うことがなぜ適切ではないかということの説明は、既に申し上げていますように、国際社会が今協調をしている、そういうと...全文を見る
○川口国務大臣 こういう言い方をしてマスコミの方に失礼に当たってはいけませんけれども、一国の外交政策の責任者である外務大臣が言っていることとマスコミの言っていることと、そもそも比較をするということ自体が、私はどういうことだろうかというふうに思います。
○川口国務大臣 まず、エルバラダイそれからブリクス両方とも言っていますことは、手続面で少し進展は見られたということであって、それはそうだと思います。  ただし、彼ら二人とも言っていますことは、十分ではない。例えばブリクスが言っていることは、科学者三人しかまだインタビューできてい...全文を見る
○川口国務大臣 二つ基本的な問題があると思いますけれども、まず、パウエル国務長官の出した情報自体についていえば、これはまさに機密情報で、かなり具体的なものであって、また、イギリスのドシエについてもこれも同様の記述があるということで、我が国としては、具体性がある等々のことで、十分に...全文を見る
○川口国務大臣 二つのことを申し上げたいと思いますけれども、一つは、アメリカが情報の開示をしたときに私が出させていただいた談話でございます。  これについて、どういう言い方をしているかというと、パウエル国務長官が、途中を略しますけれども、「イラクに大量破壊兵器を廃棄する真の意図...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカが今決議を出すかどうかということについては、我が国としては、まだそういうことはきちんと承知をしておりません。今、基本的な、今後国際社会としてどうするかということについて水面下でさまざまな調整が行われている、そういう段階であります。まだ、決議をテーブルしたと...全文を見る
○川口国務大臣 日本の基本的な立場が何かということの御質問でしたら、改めて申し上げさせていただきますけれども、それは、まずイラクの大量破壊兵器の危険、これは日本自身にとって非常に重要な問題であるということであって、その廃棄のために最も効果的な措置を、手段を、方法をとるべきである、...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、今、外交努力の一環として安保理の非常任理事国に対する働きかけ、これを行い始めております。  それで、ただ、何を働きかけているかといったその内容については……(発言する者あり)
○川口国務大臣 今首藤委員がおっしゃったこととは全くそういうことではない……(首藤委員「これはだめだ、こんな大事なことをやっているのにどうしていないんだ」と呼ぶ)委員がおっしゃったような内容のことでは全くないということでございます。
○川口国務大臣 戦争反対のデモがあるということは私もよく知っていますし、そして、この問題をできるだけ平和的に解決したいと思う気持ちがあるというのは当然だと思います。私自身、非常に小さいときに戦火の中を逃げたという記憶がございますから、そういうことの悲惨さというのはよくわかっている...全文を見る
○川口国務大臣 イラクに対してさまざまな外交努力を日本は既に行っているわけです。私も、大使に、在京の大使ですけれども、話をしていますし、また、国連の場で、ニューヨークでイラクの外務大臣と直接に話もいたしております。そういって働きかけを行っている。バグダッドでも我が外務省は、イラク...全文を見る
○川口国務大臣 ニューヨーク・タイムズにそのような報道があったということは、私もそれについて読みましたけれども、そういったことが今米国の政府の中で具体的に検討されているということは、日本政府としては承知をしておりません。
○川口国務大臣 イラク側が何を言っているかということについては、改めて聞くまでもなく、我が国も国際社会も十分に知っているというふうに思います。また、イラクは、言いたいことはいつでも言える自由を持っている、我が国に言ってくることはできるわけです。  イラクに対して大事なことは、我...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の問題でございますけれども、いわゆる従軍慰安婦の問題、これにつきましては政府が前に談話を出させていただいたということでございます。  その概要については、副長官がいらっしゃいますので、お話をいただきたいというふうに思っております。
○川口国務大臣 北朝鮮をどのように見ているかということですけれども、なかなか北朝鮮という国柄、不透明性が高くてわからない部分というのがございますけれども、経済的に非常に問題があるということはございます。それから、先軍政治といいますか、軍事優先政策をとっているということで、引き続き...全文を見る
○川口国務大臣 その時点が同盟関係の危機であったというふうには考えておりません。  まず、ブッシュ大統領自身、小泉総理の訪朝につきましてはプラスの評価をしていただいているということと、それから、日朝平壌宣言自体が、拉致の問題とかあるいは安全保障の問題とか、その他工作船の問題とか...全文を見る
○川口国務大臣 エルバラダイそれからブリクスの両者の報告、これは比較的中立的なものであったというふうに思います。  そして、査察の継続につきましては、例えばブリクスは、それを決めるのは安保理であるということを言っているわけですけれども、同時に、イラクの対応について、手続面、これ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどまさにそう申し上げたわけでして、その理由として、これは例えばブリクスの報告ですけれども、UNMOVICの求める条件でのインタビューは受け入れられていないということも言っているわけでして、手続面での多少の進展はあったけれども決して十分なものではない、サブスタン...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が言われた、査察体制の強化ですとか幾つの場所を見たというようなことは、これは手続面の話でございまして、これについては、先ほど申し上げましたように、多少の進展はあるけれども一〇〇%ということではないということでございます。  他方で、実質面でのことをたくさん...全文を見る
○川口国務大臣 まず申し上げたいことは……(木島委員「いや、今のことについて。こういうことが書いてあるじゃないですかという質問です」と呼ぶ)同時にこの報告で書いてありますことを読み上げさせていただきたいんですが、多くの人物が、当局の同席やインタビューを録音することが許可されない場...全文を見る
○川口国務大臣 二つ短いことを申し上げたいんですが、査察が無限に続いていくということではない。EUは首脳会談を終わったばかりですけれども、EUの首脳会談においても、このイラクについては、イラクが対応をしなければならない、査察はずっと続けるということはできないということを言っている...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカは、武力行使をすることはまだ決めていないということを言っております。  それで、決議一四四一自体が武力攻撃を容認しているわけではありませんけれども、仮に武力行使が必要であるというときにどのような根拠が使われ得るかということについては、これはまさに、アメリ...全文を見る
○川口国務大臣 私がこの前申し上げたのは、本当に純粋に、論理的なということでして、今の現実問題とは全く関係がない、これは前提として申し上げたいと思います。  そして、一四四一、ここの中では、イラクが決議六八七に違反をしているということを決定したというふうに書いてあるということで...全文を見る
○川口国務大臣 論理的な話としてこれを申し上げた。そして、今の現状の問題としてはそういうことは全く申し上げていないわけでして、これは安保理の、米国が仮に、万が一武力行使をするということになったとしても、それはまさに安保理の決議の一四四一に従って招集される安保理の審議状況を踏まえな...全文を見る
○川口国務大臣 まず、きょう、私は、山花委員の御質問をいただいておりませんし、今、委員がおっしゃったような答弁を申し上げたということはございません。  その上で、委員がお聞きになりたいのは、国民に対してどういうことを説明していくつもりかということであるかと思いますので、それにつ...全文を見る
○川口国務大臣 話し合っておりません。  それからもう一つ、総理のお話について、コメントについて御意見がありましたので、総理の御意思、総理の意図されたことは、これは、イラクの問題についてイラクが能動的にこたえることが平和的に解決をするということのために大事なんだ、メッセージはイ...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろなことを含む御質問だったものですから、どこの部分にお答えをするかということですけれども、まずラムズフェルドの話について言いますと、これは私は直接話はしませんでしたが、彼の議会の証言については読みました。  そして、ここで彼が言っていることは、核兵器の使用...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、国際社会が協調をしてイラクに働きかけるということを強く感じております。したがって、安保理が国際的にまとまった形で、毅然とした態度をとってこの問題に対応することが必要だ、そういう観点から、安保理の非常任理事国、これに対しての働きかけを行っております。...全文を見る
○川口国務大臣 機会をいただいてありがとうございます。  ODAの対象国に働きかけているということではなくて、非常任理事国に働きかけているということです。それを行うに当たって、それとODAを関係づけて働きかけているということではございません。
02月19日第156回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○川口国務大臣 私どもが一番避けなければいけないと思っておりますのは、だれがその人かということが何らかの形でわかってしまうということであるわけです。その結果として、その御本人の身の安全や関係者あるいは北朝鮮に残った家族の人に影響が及ぶということを恐れているということでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 脱北者が日本でちゃんと暮らしていけるようにするための支援を政府として考えていくということは、私は大事なことだと思っています。委員がおっしゃるように、そのために大体何人ぐらいという見当がつかないとできないということももっともだと思います。  そういったことと同時に...全文を見る
○川口国務大臣 外務省としてやっているところというのは、日本に入ってきて生活を始めるというところでございますけれども、基本的に、御本人が自立をなさる、あるいは関係の親族の人がそれを支援する、そしてNGO等の支援者が手伝う、そういう形で暮らしていらっしゃるわけですけれども、それぞれ...全文を見る
○川口国務大臣 答えは、そういうことでございます。
○川口国務大臣 外務省の予算からいいますと、貸し付けの予算が若干あるということでございまして、生活保護の手続をお手伝いするとかそういったことについては特に予算を必要としない。ですから、人件費の範囲内でということで、職員がやっている、そういうことです。
○川口国務大臣 これは一概に申し上げるということが難しくて、個々の事案による、個々のケースによるということです。  したがって、今回のケースにそういうことが当てはまるかどうかはわかりませんけれども、一般的に申し上げますと、我が国としては、申請者の人定事項の確認をする、希望を聴取...全文を見る
○川口国務大臣 我が国において、申請者が難民条約に定義をされる難民に該当するか否か、この判断は出入国管理法そして難民認定法で行われるわけですね。そして、その手続によりますと、難民の認定の申請をすることができるのは、本邦にある、日本にいる外国人であるということでございます。本邦外に...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
議事録を見る
○川口国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、我が国の安全保障政策についての所信を申し述べます。  我が国を取り巻く現下の国際情勢は、北朝鮮の核兵器開発問題、イラクの大量破壊兵器の問題、大規模テロの発生に見られるように、依然として不透明、不確実な要素をはらんでおり、我が国...全文を見る
02月25日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○川口国務大臣 引き続き外務大臣を務めます川口順子でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、仲村委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げますとともに、所信を申し述べたいと考えます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  外務大臣に...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄にも参りましたし、東京でいろいろな方とお話をさせていただきました。また、国会でのこういった場での御質問を通じて、いろいろな思いを私なりに吸収させていただいたつもりです。  沖縄の方がどういうことを政府にやってほしいと思っているかというお尋ねですけれども、さま...全文を見る
○川口国務大臣 私は、昨年就任した後の最初の出張として沖縄に参りまして、そのときに嘉数の高台から普天間の飛行場を見ました。それで、その密集する町の中にぽっかりとそこのところだけが家がない、周りはびっしり家があるというような状況を見まして、一日も早く、こういった、飛行場の周りにびっ...全文を見る
○川口国務大臣 普天間の飛行場の代替施設の移転についての基本計画、これができるまでの間二年ぐらいの時間がかかって、稲嶺知事を初め大勢の方々の御意見を伺いながら、基本計画の合意が昨年の七月にできたわけでございます。そういった地元の方々のお気持ち、これをきちんと踏まえて、そしてこの基...全文を見る
○川口国務大臣 下地議員が冒頭おっしゃられたことが、まさに沖縄の問題の、一番、原点といいますか根っこのところにあると思います。  いみじくもおっしゃられましたように、米軍がこの地域の安全保障の軸となっているわけでして、その人たちの練度を維持するということは、アメリカの軍人さん方...全文を見る
○川口国務大臣 この決議案は、おっしゃいましたように、アメリカ、イギリス、スペイン、三カ国の共同提案であるということでございます。  それで、我が国としてこの決議案をどう評価しているかということをちょっとまず申し上げさせていただきたいんですけれども、これは、イラクが査察にずっと...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと四点を全部頭の中に置いてきちんと御答弁できるか、いま一つ自信ございませんけれども。  まず、麻生政調会長の御発言、これは私としても直接に伺ったことではございませんし、政府の立場として、党の政策を担当していらっしゃる、責任者の方ではいらっしゃいますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問にお答えする前に、先ほどの、麻生政調会長の発言について私が申し上げたことについて委員がおっしゃったことに関連してなんですけれども、私が申し上げたのは、私自身、それを聞いたわけではない、報道で知っただけであるということについて私がコメントをするのは控えたい...全文を見る
○川口国務大臣 2プラス2の会合でございますけれども、これは、我が国にとっての重要な平和と安全、これをどうやって確保するかという観点に立ちまして、我が国を取り巻く国際情勢、あるいは日米安保体制にかかわるいろいろな問題、これを協議する日米間の枠組みでございます。  そして、米国と...全文を見る
○川口国務大臣 これも同じように、日本とアメリカとの間の政府レベルの、さまざまな国際情勢ですとか、この地域あるいは日本の平和と安全にかかわるさまざまな問題を議論する、そして、大臣レベルの会合よりもさらに細かいことを議論する場でもございます。  そういったことでして、先ほど細田大...全文を見る
○川口国務大臣 地位協定の改定につきましては、これは、その時々の運用の改善、それによって機敏に対応していくということが合理的であるという考えのもとで、運用の改善に努力をしております。そして、これが十分に効果的でない場合、この場合には、我が国だけで決定できることではないけれども、日...全文を見る
○川口国務大臣 支援委員会の点ですけれども、これは、十三年度末の時点で、約百四十二億円ぐらいの繰越金があるということでございます。そして、この委員会、これはお約束をしましたけれども、本年度の末、これまでに廃止をするという基本方針、これは全く変わっていないわけでして、このもとで、繰...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄に行ったと申し上げているのは、自慢をして申し上げているわけでは毛頭ございませんで、沖縄に行くということがいかに重要であるかというふうに私が考えているかということを御理解いただきたい、そういうことでございます。  そして、お尋ねの、この間の二月の初めに、二日に...全文を見る
○川口国務大臣 この間の週末に会いましたのが七回目でございます。そして、そのうち五回、沖縄の問題については触れております。
○川口国務大臣 この問題については、沖縄の米軍施設・区域の集中に伴って沖縄の県民の方に非常な負担をおかけしている、そういうことであります。ということで、まさにいろいろ国際情勢もこれあって、非常に厳しい問題があるということは認識をしているけれども、アメリカとの間で引き続きこの問題に...全文を見る
○川口国務大臣 これは私がけさ記者会見でお答えをしたことですけれども、この発射があったということについては、これは、けさ私は聞きました。  それで、委員の御質問が、もしそういうことであれば一体我が国の安全保障との関係で大丈夫なのかという意味でお聞きであれば、これは、韓国あたりが...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、それについては、けさ私、記者会見で言いましたけれども、それを聞いたのはけさであるということです。  私が申し上げたのは、そういうものでない、弾道弾であるということがわかっていた状況では我が国としては十分に対応し得る状況にあるということを申し上げたのです...全文を見る
○川口国務大臣 私が申し上げているのは、事実関係として、私はきょうの朝これについて聞きましたということです。これは事実です。  それで、委員の御質問の背景が、そういうことで一体大丈夫なんですかということであろうと思いましたので、それは、そうでなければ別に申し上げる必要のないこと...全文を見る
○川口国務大臣 部分部分について話を聞くことはありますけれども、読んだか読まないかということでいえば、読んでおりません。
○川口国務大臣 結論のところだけ、お答えを簡単にさせていただきたいと思います。  安全というのは非常に大事なことでございますので、外務省としても注意を払っておりますし、住民の方の御不安というのはあると思います。そして、事件、事故が発生をしたときにアメリカ側に対して申し入れて、原...全文を見る
○川口国務大臣 テロに対応していくということは非常に重要だと思います。我が国としても、我が国との関係では特に東南アジア地域のテロが気になるわけですけれども、東南アジアの国々のテロに対応する能力を高める、そして資金の移転についても注意をする、テロ関係の国際条約がいろいろございますの...全文を見る
○川口国務大臣 委員御案内のように、この決議の内容のうち、書いてあることは、さまざまな前文の後、イラクが安保理の決議一四四一により与えられた最後の機会を生かすことができなかった、それを決定するということを内容とする決議案でございます。  それで、我が国のこの決議案についての理解...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、その中身について言いますと、ここに書いてある、イラクは最後の機会を生かすことができなかったということについて、我々はそういうことを今判断しているわけではないということです。  ただ、そういう決議を今出して、これを外交的な圧力として使ってイラクに迫る、そ...全文を見る
○川口国務大臣 条件をつけて申し上げたわけでして、全部を支持するというふうに申し上げているわけではない。おわかりいただいているかどうか、ちょっとよくわかりませんが、中身についてはそういうふうな判断をしていないというのは、先ほどから申し上げているということです。
○川口国務大臣 最後の機会をイラクが生かすことができるかどうか、これはイラク次第であると思っています。
○川口国務大臣 この三カ国の共同提案になる決議ですけれども、これは先ほど申しましたように……(赤嶺委員「繰り返しはいいです。わかっています」と呼ぶ)決議をするといいますか、決議案を出して、それでイラクに時間を、最後の圧力をかける時間、イラクに最後の時間を与えるという性格のものであ...全文を見る
○川口国務大臣 我々として、国際的に協調してイラクに強く求めていく最後の外交的な圧力である。これを受けてイラクがどのように対応するか、それを見て国際社会として判断をし、安保理で議論をしていく、そういうことだと思います。
○川口国務大臣 このノンペーパーですけれども、これは今委員がおっしゃられましたように、平和的に解決をすることが大事であって、イラクの武力行使のための条件はまだ満たされていないというふうに言っている。そして、百二十日でしたでしょうかの時間を考えているということでございます。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国はずっと、イラクに圧力をかける必要性、これのために国際協調をして、国際社会として一丸となって毅然としてイラクに圧力をかけることが必要であるということを申し上げてきたわけです。  ですから、今、例えば武力行使をする、しない、あるいはほかの点について国際社会が...全文を見る
○川口国務大臣 安全が県民の方の最大の関心事項であるということは当然だと思います。  それで、私どもも、昨年の七月に事件があったときには、先ほど委員が引用なさったようなことを考え、米軍に申し入れ、そして米軍も、県警に最大限の協力をする形で事実の解明に当たったということです。その...全文を見る
○川口国務大臣 私は現場主義ということを言っておりまして、沖縄に伺って沖縄をこの目で見、そして直接にお話を伺うということが非常に大事であると思っています。  ということで、前回行きましてからほぼ一年の時が流れましたので、改めて沖縄に伺った、そういうことです。
○川口国務大臣 今回伺いましたときは、沼田大使と橋本前大使の交歓のレセプションがございましたので、その折に大勢の方が来てくださいまして、名刺の厚さにして多分これぐらいにはなると思いますけれども、もう相当な数の方々とお会いをし、それぞれの方と短い時間でしたけれどもお話をさせていただ...全文を見る
○川口国務大臣 別途の会合を持ったかという御質問であれば、それは持っておりません。
○川口国務大臣 ちょっと、タウンミーティング、何回やったかなと思って今勘定をいたしておりました。今回は、残念ながら時間的に制約があってそういう形でお話をすることができなかったわけですけれども、今いろいろな課題が山積をしている中でございますので、どこでどういうまとまった時間がとれる...全文を見る
○川口国務大臣 これは、いろいろな意味で申し上げております。  一つには、この地域の平和と安全という観点から見ますと、ヨーロッパとは違ってまだまだ不透明性、不安定性があるという認識がございます。そういう観点から、我が国の平和と安全、そしてこの地域の平和と安全、ひいてはそれは世界...全文を見る
○川口国務大臣 稲嶺知事とお話をいたしましたときに、これは稲嶺知事、よく私におっしゃられることですけれども、負担の軽減ということから考えると、沖縄の中であるいは地域で解決をすることができる問題、そして日本の中で解決をすべき問題、さらに、日米間あるいは日本とほかの国も交えた中で解決...全文を見る
○川口国務大臣 目に見える形でということは、知事もおっしゃいましたし、私もそういうふうに思っていますし、言っております。  それで、先ほど、PCBの例、これが目に見えないというふうにおっしゃいましたけれども、今、PCBについては、米国の基地にあるものは、米国製、日本製、両方あり...全文を見る
○川口国務大臣 これを日本の国内から運び出してもらうということについては、大変に重要な問題だと私どもは考えておりました。ということで、この問題については担当部局は相当に働きかけを強力に行い、交渉も行い、私自身、この問題については、環境保護庁、それから国務長官にお会いしたときに重要...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げたPCBの例にしても、以前私が申し上げ、今委員がおっしゃったアメラジアンの件にしても、それから、これは沖縄の話ではありませんが、厚木飛行場の航空祭におけるデモフライトの中止の件といったようなこと、さまざまなことは地位協定の運用の改善でやってきたということ...全文を見る
○川口国務大臣 政府の考え方というのは、運用の改善によって機敏に対応するということが合理的であるということで、これを進めるということでございます。  そして、運用の改善によって対応ができない、効果が出てこない、そういう場合には、これは相手のあることでありますけれども、地位協定の...全文を見る
○川口国務大臣 この北朝鮮のミサイルにつきまして、ずっと事実関係を確認中であったわけですけれども、現在申し上げられることは、二月の二十四日午後に北朝鮮の東北部の海岸地区から地対艦ミサイル射撃を実施したという事実があったということについては、ほぼ確認をされているということでございま...全文を見る
○川口国務大臣 ミサイル発射の影響ということでございますか。恐縮ですが、何の影響かというのがちょっといま一つはっきりしませんでしたけれども、いずれにしても、ミサイルの発射は、その距離からいって我が国の安全を脅かすレベルのものではないということです、百キロでございますから。  そ...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○川口国務大臣 アメリカとイギリスとそれからスペインから新しい決議の提案があったわけでして、我が国としては、イラクがこの機会に大量破壊兵器の廃棄を行うという姿勢をきちんと示して、イラクに課された責任、決議によって課された責任、これをやってくれるということが平和的に物事が解決する唯...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府の姿勢ということでございますけれども、この三国の提案、これは、イラクが依然として査察について非協力的である、大量破壊兵器について今までの安保理決議で求めていることについては対応していない、そういう深刻な状況、この中で問題を平和的に解決するために真に最後の外...全文を見る
○川口国務大臣 言葉というのが大事であるというのは、委員がおっしゃるとおりだと思います。そして、具体的に、その言葉が伝わらないというふうにお思いになられるということでしたら、どこの部分についてそうかということをおっしゃっていただければというふうに思いますけれども、今の御質問、これ...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、信頼関係、非常に大事でございます。  今、その信頼関係ということでいうと、この間、パウエル国務長官が来て記者会見で言っていらっしゃいましたけれども、日本とアメリカの間の関係というのは非常に強い。たしか、ロバストという言葉を使っていらっ...全文を見る
○川口国務大臣 日朝平壌宣言は、我が国にとって、北朝鮮と我が国の今後の関係を前に進めていくときの重要な政治的な文書であると思っています。北朝鮮もそのように思っていまして、これは、最近の金正日の誕生日のときの北朝鮮の発表した文書の中に、これが非常に金正日の、国防委員長の成果であると...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたことは、この日朝平壌宣言というのは、我が国と北朝鮮との間の諸問題を解決して国交正常化をしていくことの重要な、そのための政治的な文書であるわけです。  ですから、大事なことは、この文言の一つ一つについて、これに反しているとか反していないとか、そ...全文を見る
○川口国務大臣 これも委員がおっしゃいますように、北朝鮮との関係を考えるに当たって、中国の役割、非常に重要であると思います。先般、パウエル国務長官が来たときにも、北朝鮮の問題の話をして、中国の役割が重要であるということで意見の一致を見ています。  北朝鮮との今後のかかわり合いを...全文を見る
○川口国務大臣 ストレートに物を言ってしまうのは私の悪い癖でもあると思っていますけれども、中国との間でもいろいろなことを言っております。  一例を挙げれば、私は、中国にとって、今日本があるいはほかの国際社会が持っている共通の価値、これを持ってもらうことが非常に大事だと思っていま...全文を見る
○川口国務大臣 イラクで戦争があったときにどういうような対応をするかという御質問は、ずっと昨年からいただいております。それで、昨年の多分十二月であったと思いますけれども、事態はどんどん進展をしてまいりますので、それに合わせてお話をしておりまして、十二月ぐらいから答弁の申し方、この...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮について、こういう場でオープンに議論をするということの難しさというのがございまして、それはなぜかといいますと、これは全部公開情報でありますから、そういう意味で、北朝鮮に対して我が国がどういうふうに考えているということを申し上げることが、北朝鮮にとって一つの判...全文を見る
○川口国務大臣 経済制裁というお話がありましたけれども、今、国際社会のどの国も、経済制裁を考えている国はいないということです。  それで、経済制裁にしても、あるいはほかの何にしても、今の問題として、要するに、安全保障の問題、あるいは我が国にとっては二国間の問題、さまざまあります...全文を見る
○川口国務大臣 現在、政府の中でそういうことを検討しているということはございません。
○川口国務大臣 当然私どもも、北朝鮮のNPTからの脱退、あるいは核についての国際約束に反しているのではないかという懸念、こういうことに関しては重大な懸念を持っております。そして、北朝鮮に対しては、NPTに戻るように、そしてIAEAの査察ですとかそういった枠組みに戻るように、これは...全文を見る
○川口国務大臣 これは、いろいろな機会に伝えています。北朝鮮に対して、NPTの脱退を発表しましたときにも、北朝鮮がNPTに戻る、国際社会の懸念を払拭するような形で疑惑にこたえるということが大事であるということは、さまざまな折に伝えています。これを、対話を重ね、北朝鮮に平壌宣言を守...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に直接いろいろなメッセージを伝えているかという意味では、伝えています。それは、談話というような形だけではなくて、いろいろな、我々としては日朝平壌宣言に従って正常化のための交渉をやるということが非常に大事ですから、伝えてきています。それについてのやりとり、これ...全文を見る
○川口国務大臣 今、茂木副大臣からお話をしたとおりなんですけれども、これは、イラクが今まで累次の国連の決議、これに全くと言っていいほどこたえてこなかった、全部それに違反をしていた、この認定が一四四一でされたわけですけれども、そういった深刻な状況、それが今あるわけですね。その深刻な...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、人の気持ちというのは全くわからないわけで、幾つか推測をするしかないわけです。これは、別な委員の方の御質問に答えて石破長官がおっしゃったとおりでございます。基本的には、北朝鮮は、この時期毎年ミサイルの発射の訓練をしているということです。ですから、そう...全文を見る
○川口国務大臣 これも本当に、まさにそういうのがあったのかなかったのかということも含めて、こちらにはよくわからないということですけれども、日米韓、これは、北朝鮮に対しては、いつも連携をとった上で同じメッセージをずっと送っているということでございます。この時期、何か別途の理由があっ...全文を見る
○川口国務大臣 これはむしろ石破長官の方がよく御存じの話ですけれども、これは地対艦のミサイルでございまして、距離からいうと百キロメートルぐらいのものであると私は承知をしております。通常毎年やっている話であって、日朝平壌宣言が、弾道ミサイル、これを対象としているということからいうと...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げたばかりなんですけれども、北朝鮮に対して抗議をすることは考えていないということを言ったわけです。  これは、北朝鮮との間では、我が方は、さまざまな問題を解決して国交正常化交渉を進める、そして国際社会の懸念をしている安全保障上の問題、これに対して北朝鮮に...全文を見る
○川口国務大臣 独仏ロ案について、今委員が引用なさった私が言ったとすること、それについては、議事録をきちんと見て、どういうコンテクストだったかということを私自身確認してから申し上げたいと思いますけれども、私が独仏ロ案について考えていて、そのときに言ったであろうはずのこと、これは、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど二つ申し上げたうちの前段の方で申し上げましたけれども、もう一回繰り返させていただきますが、百二十日間という時間を与えれば本当にイラクが対応をするのかどうか、これの見方がかぎであるわけですね。  十二年間イラクがこれをやらないできた、そして、十一月以降新しい...全文を見る
○川口国務大臣 よその国の大統領がおっしゃった発言について私の立場でコメントをするということは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、今国際社会が一致して必要だと思っていること、それは、イラクがみずから大量破壊兵器を破棄する、それをやるということが大事であるということであり...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃることはよくわかります。  戦争はできるだけ避けるべきである。アメリカも日本もそのために努力をしている。そのために今やってもらわなければいけないのが、イラクの武器の、大量破壊兵器の廃棄です。それをしなければ、例えばイラクはあのイラン・イラク戦争のと...全文を見る
○川口国務大臣 スコット・リッター氏がそういうことをおっしゃっていて、またそういう本もお書きであるということについては、私も聞いています。ただ、スコット・リッター氏は、それは全く個人としての発言でして、彼は、査察官ではありましたけれども別に国連の職員であったわけでもない、あるいは...全文を見る
○川口国務大臣 当時、八〇年代、イラン革命がありまして、そのイラン革命が中近東に広がっていく、そういうことに対する懸念があって、英米諸国、英米を初めとする幾つかの国がイラクに支援をしていたという事実があるということは知っていますけれども、具体的に何が支援されたかということについて...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○川口国務大臣 平成十五年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千三百五十八億四千八百万円であり、これを平成十四年度予算と比較いたしますと百七億円の減額であり、一・四%の減になっております。  我が国の財政状況は引き続き極めて厳しい...全文を見る
○川口国務大臣 全く個人の意見ということで申し上げさせていただきたいと思います。  私の世代というのは、戦後、小学校に行って、平和憲法とともに育ってきた世代でございます。この憲法の前文で平和主義をうたい、そして国際協調主義をうたっているということで、それとの関係でもございますけ...全文を見る
○川口国務大臣 この辺の御質問になってきますと、個人としての考えを聞いていただいているのか、外務大臣としての発想で言っているのかということがちょっとあいまいになってきてお答えしにくいんですけれども、あくまで個人ということで申し上げさせていただきます、閣内不一致と言われてはいけませ...全文を見る
○川口国務大臣 私も、この問題については委員と問題意識を全く同じに持っております。今、内閣で取りまとめということになっておりますけれども、これを政府を挙げて一生懸命にやらないといけないと思います。  この脱北者の問題については、御案内のように、それぞれの方々の個人個人の安全を守...全文を見る
○川口国務大臣 非常に基本的な御質問、重要な御質問だと思います。  我が国のODA、委員がおっしゃっていらっしゃるように、財政状況が非常に厳しい中で、ここ五年ぐらい、ずっと減り続けてきました。それで、十五年度の予算についても減りましたけれども、今まで一割ぐらい減っていたところを...全文を見る
○川口国務大臣 大石委員や、そして今の杉浦主査のシリアに対する温かい気持ち、これはお話を伺いながらひしひしと感じました。  私も、シリアは中東の中にあって非常に重要な役割を果たしている国だと考えています。大統領の訪日につきましては、先ほど安藤局長からお答えをいたしましたように、...全文を見る
○川口国務大臣 松浪委員を初め海部元総理を団長とする皆様が、先生のお言葉をかりれば平和づくりのために御苦労をいただいていることを大変にありがたく存じます。  大量破壊兵器は、特に、委員もおっしゃいましたように、冷戦後、非常に合理的な行動をする国同士の間の冷戦ということではなくな...全文を見る
○川口国務大臣 日米間では、本当に日常ベースで、アメリカとのコンタクトを東京で、あるいはワシントンでやっております。  その中には、この間、パウエル国務長官が来ましたので、総理もお話をし、そして私もお話をさせていただきました。総理とパウエル長官の会談の中でさまざまな話がありまし...全文を見る
○川口国務大臣 この提案ですけれども、これは、一四四一でイラクに最後の機会を与えて、そして残っている時間は余りないということを言ったのを受けまして新提案がなされた、三カ国の新提案がなされたということです。  我が国のこのペーパー、この提案への評価というのは、これが最後の外交的な...全文を見る
○川口国務大臣 外務省改革は、私は着々と進んでいると思います。省議を外務省でやりまして、ずっと見渡すと、六人、外部からの幹部がいすに座っているという状況で、恐らく霞が関じゅうどこを探しても、省議で六人、外部から登用された人が座っている、そういう役所はないと思います。これは一例です...全文を見る
○川口国務大臣 機構と制度は違います。制度はかなり変えています。  機構というのは組織、設置法における組織の問題です。これは、変えるためには法律も変えなければいけませんし、その前に、例えば総務省といったところとの折衝というのがあります。そういうことをやって機構を変えることができ...全文を見る
○川口国務大臣 政府委員から答弁があると思いますけれども、私の感想という意味で申しますと、投資についての制度の透明化と安定性、これは非常に大事なことである、そういうことです。
○川口国務大臣 この時点で我が国が武力の行使を支持したということは全くないわけです。我が国としてこの決議に賛成するかどうか、これは、現在まさに最後の働きかけをイラクにやっている、茂木副大臣にこれから行っていただきますけれども、そういったことに対するイラクの対応、すなわち積極的に査...全文を見る
○川口国務大臣 まず、常任であれ非常任であれ、安保理の理事国として日本が十分にやっていく能力があるということは、過去既に八回、非常任理事国を、これはブラジルと並んで世界で最多ですが、これをやったということで証明済みだと思います。  それから、常任理事国になることができたら、これ...全文を見る
○川口国務大臣 ミサイルという言葉一言出ますと、大変なことであるというふうに思われるのかもしれませんけれども、これは、弾道ミサイルではなくて、短い、地対艦ミサイルでございます。そして、これの発射の実験というのは、ほぼ毎年今までなされているという性格のもので、平壌宣言の関係からいっ...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮が何を考えてこのミサイルの発射をやったか、これは厳密に言えばわかりません。一つ確実なのは、私が先ほど申しましたように、毎年やっているものであるということです。それから、もう一つ言われていることは、例えばミサイルの性能、これをテストするものであったという指摘も...全文を見る
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○川口国務大臣 池田委員は私の何代か前の外務大臣でいらっしゃいまして、いろいろ日ごろお教えをいただいていますけれども、きょうも池田元外務大臣のお胸を拝借いたしまして、いろいろお教えをいただきたいと思っております。  委員がおっしゃられますとおり、国際政治に関係をするこの地域の状...全文を見る
○川口国務大臣 基本的な北朝鮮との関係については、まさに今委員がおっしゃったとおりだと思います。  外務大臣でいらっしゃったときに、日米の関係については共同宣言をまとめていただきまして、まさに日米安保が考え方、政策の基軸であるということをおっしゃっていただいた、そのとおりだと思...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の問題と一言で言いましてもいろいろな種類の問題がございますけれども、委員がおっしゃっているのは核の問題だと思いますので、その点についての三カ国の認識というのは一致をしていると思います。  それは、核、大量破壊兵器の問題というのは三カ国にとって懸念であって、...全文を見る
○川口国務大臣 日朝平壌宣言の精神と原則にのっとって、さまざまな問題、核の問題も含め、安全保障の問題も含め、そして拉致問題等の二国間の問題も含め、これらの問題をこの地域の平和と安定が増すような形で解決をして、両国は国交を正常化する、そしてその後で経済協力を行う、そのとおりの考え方...全文を見る
○川口国務大臣 御質問の前段の部分だけお答えをさせていただきたいと思います。  そういうことがあったらどうするかということでございますけれども、いろいろなことが考えられますけれども、ここで非常に難しいのは、例えば何々をいたしますということを言うこと自体が、北朝鮮に対して、日本の...全文を見る
○川口国務大臣 食糧支援についてどのように考えるかということについては、今国内、さまざまな御意見があると思います。アメリカは人道的な立場から十万トンの支援をするということを言い、ほかの国も人道的な立場から支援をするということを言っているわけでございます。委員御承知のように、我が国...全文を見る
○川口国務大臣 査察を継続しても、査察の継続の有効性に疑問が生じていることは否めませんということを原口大使が国連で言われたわけですけれども、これは、過去十二年間、さまざまな違反を決議についてイラクはやってきているわけですね。それから、今回、一四四一が昨年の十一月に出て、イラクに対...全文を見る
○川口国務大臣 これは既に大勢の人が言っていますように、ブリクス自体が言っていますように、これ自体でほかにたくさん残されていることがある、それについてイラクはやっていないということは言っているわけですね。これだけで全部ではない。ほかに、例えば化学爆弾、あるいはVXガス、これはあの...全文を見る
○川口国務大臣 原口大使の演説は、査察の継続をもうやめなさいとも言っておりません。武力の行使を容認する決議をしましょうとも言っておりません。原口大使が言われたことは、今まで国会で御答弁を申し上げてきたとおり、それを一歩も超えるものではございません。
○川口国務大臣 武力行使を容認する決議などとは一言も言っていませんで、今まで国会の場で再三再四申し上げていますように、イラクに対して、国際社会が一致して毅然とした態度をもって今までの決議をやっていく、それを求めることが大事であるということを申し上げているわけです。  そういった...全文を見る
○川口国務大臣 今まで再三再四御答弁申し上げましたように、特使を送るということについてはリスクを伴います。例えば、向こう側に行って、向こう側の宣伝に使われてしまう。それから、日本について、イラクの国内で反日感情をかき立てるために使われてしまう、そういう例も過去にあったわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 突然の御質問ですので十分なお答えはできないかもしれませんけれども、まず前者の方ですけれども、これについては国際社会は非難をした、日本も含め非難をしたということです。それから後者の方について、我が国としては、これが起こった、遠いところでございますし、当事者でもないも...全文を見る
○川口国務大臣 後者の方につきましては、それは、まさに国際法というのは常にイボルブしていく、国際法というのは常に変化をしていく、発展生成をしていくという性格のものでございますから、人道的な観点からということをどういうふうに国際法として位置づけるかということであったわけですけれども...全文を見る
○川口国務大臣 米国がまだ武力行使を決めたわけではない状況において、また、今後さまざまなことがイラクをめぐって起こり得る中で、米国がどのような法的根拠に基づいてそういうことをやるのかということについて、私どもは全く何も承知をしておりません。米国としても今の時点で決めたということは...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかの決議が関係をすることになると思いますけれども、まず、安保理の決議の六七八の規定ぶりでございますけれども、ロジックの問題として御説明をいたしますと、六七八の第二パラグラフでございますけれども、これは、あらゆる手段、必要な手段をとる、そういうことが書いてあるわ...全文を見る
○川口国務大臣 今の委員の御質問についてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、まず、これは一四四一の決議の中にこの六八七という決議が生きているということは、ちゃんと書いてあるわけでございます。それから、九八年の十二月にアメリカ、イギリスがイラク攻撃をした。そのときに、これ...全文を見る
○川口国務大臣 まだ武力行使があるということが決まったわけでもない、そういう状況で、そういう事態に政府として具体的に何をするかということについては、なかなか申し上げられないわけでございます。  ただ、一般的に申しますと、仮に万が一そういうようなことがあった場合に、大量破壊兵器の...全文を見る
○川口国務大臣 今何も決めていない、そういうことです。
○川口国務大臣 ですから、考え方については、再三再四御説明をしているとおりです。結論については、まだ決めていないということを申し上げているわけです。  ここで、機会をいただきましたので、改めて考え方について御説明をさせていただきますと、まさに大量破壊兵器の問題は我が国の問題であ...全文を見る
○川口国務大臣 この新しい決議の意図についてのお尋ねでございますけれども、アメリカは、前にも言っていますように、仮にこの新しい決議がないとしても武力行使をするということはできるということも言っているわけですね。ですから、それにもかかわらずアメリカがこういう決議を出してきたというの...全文を見る
○川口国務大臣 日本といたしましては、今茂木副大臣がバグダッドに行っていらっしゃいまして、恐らく副首相にお会いできることになると思いますけれども、イラクが、これが決議を守っていくということがあれば全く問題はなくなるわけですから、そういうことを働きかける、そしてイラクが最後の機会を...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの態度に全くよると思います。イラクの態度を国際社会として見て、そしてこれを安保理で議論をして決議をどうするかということを決める。パウエル国務長官は、この前日本に来ましたときに、七日に報告がある、そしてその後近い時期に決議をどうするかということを安保理として決...全文を見る
○川口国務大臣 今国際社会でやっているのは、イラクがそういったことにならないように全員で働きかけている、そういうことであるわけです。それで、それを見て、安保理としてそういうことなのかどうかを判断する。それについてまだ時間はあるわけでして、したがって、日本も努力をしている、ほかの国...全文を見る
○川口国務大臣 仮定の話ではありますが、決議が採択をされたということであれば、その主文である文章は安保理によってそういうふうに決定をされた、そういうことに当然なります。
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) フランスのは、フランス等のは覚書ということで出されているわけでございますけれども、これについては、一定の期間をイラクに与えようと、百二十日間ということを基本的に言っているだけであるわけですね。  それで、総理が先ほど来おっしゃっていらっしゃいますように...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 同じ紙を見て意見が違うということはよくあることではないでしょうか。民主党と自民党でも私は随分違うと思います。
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、英米、それから仏独、考え方が共通なところはあります、違うところもありますが。  それで、同じところが何かということは、これはもう日本も含め全部一緒ですけれども、大量破壊兵器が大きな問題である、これを廃棄させなければいけない、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私、茂木副大臣と昨日の朝、電話で話をいたしました。茂木副大臣がアジズ副首相にお会いになった、会った後です。  それで、イラク側との違いの一点は、これがどれぐらい差し迫った状況かということについての認識の相違であるかと思います。  で、何でそういうこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 違いがあるという分かりやすい例として申し上げたんですけれども、適切ではなかったと思いますので、撤回させていただきます。
○国務大臣(川口順子君) 安保理決議の一四四一、これは正にイラクの武装解除、これを言っているわけでございます。そして、イラクの体制変更をするということについては言っていないわけです。この点について日米の意見の差はないということです。イラクの国民はイラクの国民が欲する政府を持つ、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、総理が言われたことに一つだけ事実関係としてお話をさせていただきますと、金正日総書記の誕生日がついこの間ありました。そのときに金正日総書記の今までの成果として挙げられたものの中にこの日朝平壌宣言というものが入っているわけです。北朝鮮はこれを総書記の成果...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 持っていないことの証明というのは一見難しいように思えますけれども、過去においてイラクは持っていたという懸念を持たれている。それから、実際に二度にわたり使ったわけですね。したがって、イラクが今しなければいけないのは、それらを廃棄しましたということでございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるとおりでございまして、このことは決議の一四四一、これは全会一致で採択を、安保理で採択をされたわけですが、これにそのように書いてございます。
○国務大臣(川口順子君) 説明の機会をいただきまして大変に有り難く存じます。  そういうことで、イラクは廃棄をしなければいけないということは、先ほど委員がおっしゃった湾岸戦争の停戦を決めた六八七に書いてあるわけですね。それをイラクが守ってきていないということが、先ほど言いました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が引用なさったところは、この前、ブリックス委員長が国連で報告をしたことを引用したところであるということなんですけれども、私は、この問題については国民の方に御理解をいただくということが何よりも大事だということで、外務省のホームページの入口のところか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) なかなか、米国がまだ軍事行動をすると言っていないときに、どういう根拠に基づいてアメリカが軍事行動をするのかということを第三者が予断をして言うということは非常に難しいわけですけれども、いずれにいたしましても、今、国際法上、武力行使ということが認められている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられますように、今、現実にそういう事態になっていないものですから、どういう法的な根拠に基づいて戦いが、武力行使が行われるかというのはなかなか申し上げられない。これは、正にイラクが今後きちんと対応していくかとか、それについて安保理がどういうふ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その田中外審の新聞記事というのは残念ながら見ておりませんけれども、我が国として、田中外審が言いましたように、この問題を極力平和的に解決をしたいと思っています。  そして、その平和的に解決できるかどうかはイラクに掛かっているということでして、そういう意味...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領のこの発言については、私も報道で承知をしております。  アメリカはずっと今まで、いろいろな問題に対応していくときにすべての選択肢を排除しないということをずっと言っておりまして、そして、このことは既にイラクとの、失礼しました、北朝鮮との関係...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃったようなシナリオが今後展開をしていくというふうに私どもは必ずしも予測をしているわけではございませんけれども、万が一何かありました場合には、そしてこれは今までずっとやっていることですけれども、日米韓を中心に国際的に連携をして、そして国際...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、昭和三十一年に開始をされた移住でございます。そして、いろいろな問題に絡みまして、現在、国家賠償の訴訟になっている事件でございます。  そして、当時の実施情勢の下で、ドミニカ共和国政府から与えられた情報、あるいは日本政府の実施した調査等によって得...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 誠に恐縮でございますけれども、その三点については私は存じませんので、調べたいと思います。  それで、三点目の土地の問題につきましては、これは私が外務大臣になってからの話として、ドミニカ政府がおっしゃった、入植当時土地が不足であるという話がありましたので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 申し訳ありませんが、聞いておりません。
03月06日第156回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、世界全体で、アメリカもそうですけれども、歴史問題についての関心は非常に高まってきていると思います。そういうところで、先生が御主張なさっていらっしゃるように、日本の立場をきちんと説明をしていくためにも、私はこういう企画というのは有効であると思っておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私、委員と全く同意見でして、正にそういうことを申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 緒方共同議長、それからセン議長、この方インドの方ですけれども、有識者が国連をベースに集まって、相当に熱のこもった議論をしていただいた結果の報告書がまとまって、東京でシンポジウムをやり、発表したということでございます。  今、委員がおっしゃいましたように...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも正に委員がおっしゃるとおり、ODAの大綱の見直しに当たっては、人間の安全保障あるいは平和の定着、そして国連でミレニアム開発目標というものもありますけれども、そういった点をきちんと据えたいというふうに考えております。  ODAの大綱の見直しに当たっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、それぞれのところで、今、委員がおっしゃった場所で引き続きヒアリングといいますか聞き取りをやっております。そして、あわせて中国政府といろいろ相談をしているところでございます。  どこまでそのめどが付いたか、進んだかということでございますけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) こういった方々、今既に日本に戻ってきていらっしゃる方もいらっしゃるわけでして、今後、日本の国内できちんと日本の社会に溶け込みながら暮らしていただくということは大事なことだと思います。  関係をする省庁いろいろございますけれども、この問題については真剣に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 茂木副大臣がイラクに行かれて、イラクのアジズ副首相とお話をしました。そして、そのときのイラクの態度についての印象ですけれども、フランス、ドイツ、ロシアが武力の行使をしてはいけないと言ったことがいかにイラクに間違ったメッセージを送っているかということだと思...全文を見る
03月07日第156回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について説明いたします。  改正の第一は、在チェンマイ日本国総領事館の新設を行うことであります。  改正の第二は、在バンコック日本国総領事館...全文を見る
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるとおりで、今、国際社会が一致団結してイラクに求めていく、大量破壊兵器の廃棄を求めていく、そういう時期だと思います。我が国としてはいろいろなことをやっておりまして、幾つか例を挙げさせていただきたいと思います。  昨日、総理がシラク大統領と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この寧辺におきます黒鉛減速炉、あるいは報道されていますようなその次のステップといったようなことについては、我が国としては懸念を持っていますけれども、具体的にそういうことが実際に行われていると、いろいろな情報はありますけれども、そういう点について確認をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 黒鉛減速炉、これについてはそういうことであるというような感じだと思います。  ほかのことについては、これは全くアメリカとしてもそういうことが行われたということについての確実な情報というのは持っていない。今いろんな予測がありますけれども、情報にしかすぎな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど防衛庁長官おっしゃいましたように、原爆が一つ、二つあるかもしれないという情報はございますけれども、それについて確認ができているわけではないという状況の下で、我が国としては外交面で今やっておりますことは、北朝鮮に対しては朝鮮半島に核があるということは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについても、そういうことを北朝鮮が実際にやったかどうかということについての確認は全くされていない、恐らくそこまで行っていないであろうということではないかと思います。  いずれにしても、この問題は我が国としては非常に懸念を持っていますので、引き続き関...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮がどういう意図を持って今やっていることをやっているのか、これはどの国も真剣に考えているわけですけれども、こういうことであるということがはっきり分かっているわけではない、我々としては今その種々の分析をやっているという、これはどの国もそうですけれども。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは先ほど委員がおっしゃられたこととも関係しますけれども、政府としては、様々な起こり得る可能性、これは当然考えて、頭の体操という意味ではいろいろ考えております。ただ、大事なことは、これが平和的に解決をするということですから、正に委員がおっしゃられたよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮に対してどういうふうなことをやったらば、先ほど来申し上げているような平和的な解決が可能かということについては、今いろいろな、国際的にもいろいろな国が知恵を絞っているわけです。  それで、二つ考えるべきことがありまして、一つは、これは北朝鮮の安全保...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃったそういった考え方というのも国際社会でいろいろ考えられていることの一つに近いと思います。  どういうふうに、先ほど申し上げた、私が申し上げた二つの軸、要するにマルチ対バイ、それから安全保障対核の開発をやめるということをどういうふうに...全文を見る
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 外交上の対応ということでございますけれども、これは、この問題自体は、先ほど石破長官がおっしゃられましたように、我が国の安全と平和、安全保障に影響を与える問題ではないということでございますので、特に何かをするということではないと思いますが、一般論として申し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 荒木委員には、今からいいますと一昨年になりますでしょうか、プール金事件のときだったと思いますけれども、外務省で非常に御苦労をいただいたということを、私は当時外におりましたけれども、拝見をさせていただいておりました。  今、その後、委員がおっしゃられまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃられたようなことは現在どんどん実施をしております。  私は昨年の二月に外務大臣になりまして、それ以降、本省の幹部とそれから在外の大使、公使に合計、合わせまして十六人を新たに起用をしております。前からいた、私が来る前に既に就任をしていた...全文を見る
03月13日第156回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられた七日に出た修正決議案ですけれども、これは査察を、その前にありましたブリクス委員長の報告は、今、委員がおっしゃったように、査察の継続をすると、数か月というのがございましたけれども、その前提がありまして、一つは、イラクに最大限の圧力が掛か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に、今、先ほど申し上げたような努力が国連の場裏で行われているということでございますので、委員の御質問は、これが仮に採択をされることになったらその後はどうなるかという御質問かと思いますけれども、その前提についてどういう感じのことになるかというのが今、正に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 前提に前提を置いてということで、もしこの修正決議案が可決をされた、採択をされたらという前提でということで申し上げますと、これが採択をされた場合に、これは直ちに武力行使が行われるものという性格のものではないということだと思います。採択後に一定の期限を付して...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことは申し上げなかったと思います。
○国務大臣(川口順子君) そのグリーンストックが、グリーンストック大使が発言なさったというその発言は私自身は承知をしていませんけれども、今イギリスが行っているのは、イギリス大使が行っているのはノンペーパー、これは六項目の項目から成り立っておりまして、それが入っていまして、もしイラ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げた、例えばグリーンストック、イギリスの出したノンペーパーにも日付のところはブランクという形になっているわけですけれども、今様々な国連安保理の中での水面下の議論が行われているということでございまして、今後、時間がだんだんになくなってくるにつれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 新聞にいろいろな日数が出ておりましたけれども、いろいろなことが今水面下で起こっているわけですね。それで、報道されたような三十日とか四十五日とか、そういうのもあったかもしれませんし、あるいはもっと短いのもあったかもしれませんし、いずれにしてもそのカメルーン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大事なことは大量破壊兵器の廃棄であるわけですね。それをどうやってイラクにやらせるかということが問題の一番の根本だと私は考えております。  それで、そのイラクを利するということについては、それは百二十日だからイラクを利すると申し上げたつもりはございません...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四十五日なのか、三十日なのか、百日なのか、安保理の中ではいろんな議論が行われていると思いますけれども、日本が一貫として言っているのは、査察の継続をするかしないかということが問題ではなくて、どうやったら大量破壊兵器を廃棄できるかということが重要なんだという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、正に国際社会が一致をしてイラクに迫り、平和的に問題が解決できるように努力をしている、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 米国、英国が万が一武力行使を行うということがあったとしても、国際法にのっとって行われるというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) 国際法にのっとって行われると考えております。
○国務大臣(川口順子君) 今、平和に向けての努力が行われているところでございますので、戦争が仮に行われるとした場合に、武力行使が仮に行われるとした場合に、どういう法的な根拠に基づいて行われるかということを議論するのは必ずしも適切ではないと思いますけれども、前にも申し上げましたけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、イラクがかぎを握っている、平和的な解決にするためのかぎはイラクが持っているということだと思います。そして、その法的な根拠について、今、正にそういう努力を日本もしているわけでございますので、そういうことを現実的にどうかということは申し上げるのは適当で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクが平和的に解決するために態度を改める、これがまず何よりも大事であろうと思います。アメリカに対しては、国際協調が重要であるということは、これはもう昨年からずっと言っています。
○国務大臣(川口順子君) それまで私や総理が御答弁をしていたのと内容は、その中に入ってくるものでございます。
○国務大臣(川口順子君) 国際協調が重要であるということについては今も引き続きそう思ってやっておりますし、日米同盟、これも重要であると考えます。(発言する者あり)
○国務大臣(川口順子君) 原口大使の演説は、今まで総理や私がお話をしていたのと内容は同じでございまして、平和的に解決するために国際社会が協調することが重要だということを言ったわけでして、それは武力行使をするということと同じではございません。
○国務大臣(川口順子君) 今、局長がお答えしたとおりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 私は、世論の動向というのは非常に大事であると思います。世論の流れ、何を考えているかということをきちんと踏まえて判断をするべきであるというふうに思います。  ただ同時に、世論だけで判断ができるわけではない。この問題については、大量破壊兵器の脅威、これから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) サダム・フセイン大統領が自国の国民の安全をまじめに考えるのであれば、とっくの昔にこの今までの決議にこたえているべきであったと、私はそう思います。
○国務大臣(川口順子君) 平和的な解決は全部の国が望んでいることであると思います。それを可能にするものはイラク政府であると思います。
○国務大臣(川口順子君) 数多く決議がございますので、まとめて申し上げるというのは非常に難しいわけですけれども、日本としては、イスラエルに対してもパレスチナに対しても、テロ等の暴力を振るうべきではない、あるいはイスラエルに対しては、パレスチナへの侵攻を止めるべきであるということは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの態度もいろいろな問題、いろいろな局面でたくさんございますので、具体的にどれについてとおっしゃっていただければお答えできると思います。
○国務大臣(川口順子君) アメリカは中東和平について非常に大きな役割を担っていると考えます。そして、アメリカ自身、それをきちんと理解をして、この問題についてはリーダーシップを取って、今いろいろ働き掛けを行っていると考えております。
○国務大臣(川口順子君) 我が国としては、中東和平というのは、中近東の平和と安全という観点から見ると一番根本的な問題だと考えておりまして、いろいろな立場から、ロードマップも作って、そのような方向で物事が動くように働き掛けをイスラエルにもパレスチナにもしております。
○国務大臣(川口順子君) イラクの前向きの態度への変換を切に祈っております。命は重いものだと私は思っています。
03月14日第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 引き続き外務大臣を務めます川口順子でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、本田委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げますとともに、所信を申し述べたいと考えます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  ...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 外交防衛委員会の開催に当たり、外交政策についての所信を申し述べさせていただきます。  イラクや北朝鮮情勢など、国際社会が緊急に取り組むべき課題に直面している今こそ、外交が果たすべき役割は極めて重要です。我が国は、我が国及び国民の安全と繁栄を確保するため...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米安保条約の第五条でございますけれども、今、委員がおっしゃったところの前のところに、「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、」というのがございます。そして、これは「いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どういう背景があってそれが書かれたかということについては、過去の文献をひもといたことはございませんけれども、これは日米安保条約ですから、米軍について当然触れているわけで、恐らくそういうことを明確にするという意味はあったかもしれませんが、委員が今おっしゃっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いずれにしても、我が国はそのように解釈をしているということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 特定の国が特定の国を攻撃をするということを前提にして政府の立場でお答えをするということは適切でないと思いますので、一般論として申し上げますけれども、日米安保条約、委員のおっしゃった事前協議、六条だと思いますが、六条の実施に関する交換公文、いわゆる岸・ハー...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) クライテリアが何かということですけれども、これは、我が国の国益確保の見地から具体的な事案に即して自主的に判断をして諾否を決めるということでございます。  そして、その国益というのが何かということですけれども、それは我が国の安全を確保するということでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 具体的になるとお答えすることが非常に難しいんですけれども、一般的に申し上げて、いろいろな形があり得るというふうに考えております。したがって、そういったことを事前に想定をして、そのときにこうだというふうに申し上げるということは適切ではない。具体的な事案に即...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どういう事態が具体的にあってかということかと思いますけれども、そのことが周辺事態法、それの、その法律で律することができる範囲のことであるかどうかということだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 在日米軍駐留経費の負担でございますけれども、これは日米安保体制を円滑に、そして効果的に運用をする、していくことに役立っているというふうに考えております。そして、日米同盟関係において基本的な重要性を有しているということであると思います。非常に必要なことであ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、日米安保体制を日本で、安保体制を持つということを日本が自主的に選択をした、主体的に選択をしたわけでございますし、その運用を効果的に、そして円滑に行うということのために重要であるというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) 日米安保体制ということについては、やはりこれを円滑に、そして効果的に運用をしていくということが非常に重要であると私は考えております。  委員が御指摘になられたように、日本の財政事情、これには非常に厳しいものがあるわけでございますけれども、それにも十分に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私自身、この問題については発言をし、アメリカとの間で取り上げてきたわけでございまして、その新聞の記事、それは私、ちょっと直接には読んでおりませんが、それは事実に反するということです。
○国務大臣(川口順子君) 外務大臣になりましてから一年少しの間に何回か取り上げてきておりますけれども、例えば、先般十二月に行われた2プラス2の場では、私から、普天間飛行場代替施設の使用期限問題について沖縄県知事、名護市長からこの要請があったことを日本政府として重く受け止めている、...全文を見る
03月17日第156回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 農業の交渉について今回も非常に大きな焦点になっていることでございますけれども、ウルグアイ・ラウンドのときからずっと引き続き、農業の交渉がウルグアイ・ラウンドの後からも引き続き行われているから今行われているんだということが御説明になるかと思いますけれども、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その晩に農業の担当の大臣の方、これは全部の国からお呼びをしたわけではなくて、農業の大臣が出席をすることがいいと思われる国をお連れくださいということを言ったわけですけれども、何人かの方がいらしていて、大島大臣がその方々と農業の問題についてお話をなさりながら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 農業交渉について、EUとその共闘を組んでいくということは大事だと思っております。現にそういうことで今動いておりまして、私も二月のこの間の会議の前にはEUとその会合の進め方についても随分打合せをいたしました。  それで、交渉がこれからいろいろ動いていくわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガン問題、アフガニスタンの復興問題がかすむようなことになってはいけないというのは国際社会全体の思いでございます。  昨年の九月に国連で、やはりアフガニスタンに援助を、支援をしている国の集まりが、カルザイ大統領も来て行いましたし、それから、今年の二月...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンの復興支援については、先ほどもちらりと申し上げましたけれども、平和の定着外交のまず第一弾ということでございます。委員のおっしゃったイラクというのも、もし万が一そういう事態になりましたら視野に入ってくるであろうと思いますし、その前にも、例えば...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最後までプレッシャーを掛けるとか、ということを言っている時期ではないというふうに委員おっしゃられましたけれども、私は正に今これが最後の、何時間かあるいは何日かという雰囲気が伝わってくる中で、今やこれを最大限の圧力としてイラクに働き掛ける、これがまず日本が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられる、そういうふうに思われる気持ちというのはよく分かりますけれども、これは、というか、そういうふうに思いを持たれる方がいらっしゃるであろうというふうには思いますけれども、我が国として、今までも申し上げてきましたけれども、この最後の段階にあ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の安全保障問題、これに関して日米同盟といいますか日米安保条約、これが根幹の問題であるということは言うまでもない。したがって、安全保障問題を考えるときに日米同盟というのは非常に重要な関係であるというふうに考えます。  それから、国際協調の点ですけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、ぱあっと読まれたので全部を直ちに理解したかどうかよく分かりませんけれども、私の考えは、日本の安全保障を考えるときに日米安保条約というのは日本にとって重要な基軸ですから、日米同盟は非常に重要であるということと、それから国際協調、これは、日本は世界の多く...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのお答えは先ほどしたわけでございまして、イラクの問題が国際社会にとって重要な危機であるということについて、一四四一において、国際協調によってこれは全部の国が賛成をしているわけです。したがって、イラクの問題に対応するときに国際協調は存在するんです。日米同...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) こういう時期ですから、当然様々なことについてどう対応すべきかという頭の体操はしているわけでございます。昨日もかなり多くの幹部が出勤をしておりますし、私も役所には出ませんでしたけれども、一緒に議論をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) ですから、先ほど申し上げましたように、昨日十六日は、こういう時期ですから、様々な問題を議論するために幹部が集まって議論をしていましたということは先ほど申し上げたとおりで、私も役所には出ませんでしたけれども、自宅にみんなに来てもらって議論はいたしております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際関係についての判断は、それぞれの、その時々の細かい動きについての判断、そして中長期的な大局観、この二つを組み合わせて考えていくということであろうと思います。  中長期だけのことを考えて短期のことはどうでもいいということには当然ならない、毎日毎日ある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 電話だけではなかなか解決がしにくい、実際に面と面と向かい合って話をしたときの方が話が通ずる面があるというのは、委員がおっしゃるとおりでございまして、大いに今の言葉に激励をしていただいたと思っております。  今後、そういうようなことに国会から委員のおっし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境大臣のときと比べて何が変わったかというのはなかなか難しい質問でございまして、環境大臣のときも京都議定書なりそれぞれ大変に、廃棄物処理の問題なり大きな問題がありましたし、外務大臣になってからも今起こっているイラクあるいは北朝鮮、その前にたくさんの事件が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 余り長いスカートをはかないようにいたしまして、足軽く動き回ろうと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(川口順子君) これは、何回実は御説明をしてもなかなかお分かりいただけないんですが、北朝鮮との間の話については私が全然知らされていなかったということは全くございませんで、私は外務大臣に昨年の二月になりましてからずうっとこの話については聞いておりまして、承知をしてきて、指...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理が二年前に総理になられてずっと改革を進められてきているわけでして、今の時点で総理から自分の改革は何点であるということはまだおっしゃっていないと思います。  改革の成果がどれぐらいあるかということは、やはり歴史の目で見て成果が出てくるということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御卒業なさった議員の方であれ、あるいは卒業した役人であれ、卒業した民間人であれ、あるいは現役のばりばりの学者であれ、どのような人であったとしても適材適所でそこに、ポストに就けるという方針に変わりありません。  あったかどうかということについては、お一人...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカとイギリスとスペインの首脳がアゾレス諸島でお話をなさって、そして国際社会が一致してイラクに対して圧力を掛けて、イラクが自ら武装解除をすること、そのために最後の外交努力をするということで一致をしたということでございますが、それについて日本政府として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の決議が、今出ている三か国の決議案が採決されなかった、あるいは通らなかったということでございますけれども、私どもとしては、これは、今までイラクが様々な点について六八七を守ってこないということが言われていた、これは一四四一に書いてございますけれども。そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 万が一、武力行使になったときに、邦人の方々に無事に危険な地域を出ていただくということが大変に重要なことでございます。  それで、湾岸地域、ひところ委員がおっしゃられましたように五千人ぐらいいたわけでございますけれども、それ以降、徐々に地域をお出になられ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に難しいところがございまして、連絡先はきちんと教えてある、それから、こちらからも御本人の携帯等に連絡をできるだけしているという状況でございますけれども、今なお説得ができていないということでございます。  そして、この六名の方ですけれども、うち、個人...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私どもとして、先ほど言いましたように、まだイラクが自主的に武装解除をすることの時間はあると思っておりますけれども、万が一そういうふうにならなかった場合に武力行使がアメリカによって行われたときに我が国としてそれについてどういう対応をするかということについて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨年の九月に総理が訪朝して、一回、日朝平壌、日朝の会談が行われましたけれども、それ以降話が進んでいないということについては非常に残念でございます。この状況を何としてでも早く打開をしなければいけないと考えております。  拉致の方々、生存が確認された拉致の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろな機会について、拉致の方々の北朝鮮に残っている家族を日本に戻すべきであるということと、事実の解明、これをやりたいということを、やってくださいということを北側、北朝鮮側には伝えているところでございますけれども、様々な問題が北朝鮮と他国の間にあるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の安保理に対しましては、先般、IAEAから付託がなされました。それを受けて、国連の安保理では専門家の会合でこの問題を議論するということになりました。そして、今その専門家の会合について話合いがなされていると、そういう段階にございます。  それで、一連...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 金正日国防委員長が、総理が平壌に行って話をしましたときに、拉致問題については、これは北朝鮮当局の一部の人間がやったことだということを言い、処分をした、そして二度と起こさない、おわびをするということを言われたわけです。  本当にこれがそういうことなのか、...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 本会議 第15号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの対応について、二つお尋ねがございました。密接に関連をいたしますので、あわせてお答えをさせていただきたいと思います。  我が国は、唯一の被爆国であるからこそ、イラクに対しても、安保理のメンバーに対しても、イラクの大量破壊兵器問題の根本的な解決を訴...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラク問題についてお尋ねでございます。  きょう、ブッシュ米国大統領は、イラクに対して、サダム・フセイン政権がみずから平和の道を選ばなければ武力行使に訴えざるを得ないという通告をいたしました。  日本としては、今まで、国際協調のもとにこの問題の平和的...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 事実関係について細かい部分が必要でしたら後からまた北米局長から補足をいたしますけれども、ブッシュ大統領は、今まで国際協調のための努力を国連の中でずっとしてきたということを述べた後で、この際やはり大量破壊兵器の問題を解決をしていく、イラクを武装解除をするた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理が先ほど述べられたとおりでございますけれども、我が国としては、一貫として国際協調の下に平和的な解決をするということを目指して努力をしてまいりました。  で、イラクの査察については、イラクは十二年間これを破ってきた。そして、ブリクス委員長も言って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、環境大臣がお答えになられたとおりでございますけれども、日米の両政府は、日米合同委員会の下に環境分科委員会というのがございますが、それを通じまして、ジュゴン保護の問題も含めて、日本側、環境の問題についてはいろいろ議論しているわけでございます。  そし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本政府は、普天間飛行場の代替施設の建設については、今、日本政府がこれを米国に提供するということになるということでございまして、環境について、ジュゴンを含む自然環境に著しい影響を及ぼさないように最大限の努力をするということは、一義的には日本政府の責任であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 環境分科委員会の枠組み等を通じまして、ジュゴンの問題あるいはその他の環境問題等を話し合っていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) IUCNやUNEPでジュゴンについての話があったということはよく承知をしております。  それで、政府といたしましては、これは今後、環境影響評価を実施をするとともに、代替施設建設による環境への影響を最小限にとどめるための適切な対策を講じるということを含め...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 合同委員会の下にある環境分科会というのがこういうことをやる場でございまして、その場を活用して話合いを、このことだけではなくて環境問題一般についてもでございますけれども、話合いをしていきたいと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 国連の決議なくしてというふうにおっしゃられましたけれども、国連の決議は、十二年間、イラクが様々な大量破壊兵器の問題、あるいは様々な少数民族の保護ですとか、いろいろなことを守ってこなかった、これは国連の決議を守ってこなかったということでございまして、そうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の決議は幾つかあるわけですけれども、一番最近の決議という意味では一四四一というのがあります。それから、ブッシュ大統領も演説の中で言っていましたけれども、六八七、六七八という決議もあるわけでございます。これらはいまだに有効であるということでございます。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 新しい安保理決議、これが採択をされなかったということについては我が国としては残念だと思っております。  ただ、この安保理、新しい採択されなかった安保理決議というのは、一四四一で決定をされている、イラクが今までの国連の決議を守ってこなかった、これは全会一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどその一四四一のことだけ言って、ほかの決議がありますというふうに申し上げてそれを詳しく御説明しませんでしたけれども、一四四一でも引いている六八七という決議があります。この六八七にイラクは違反をしていると一四四一で書いてあるということで、これが全会一致...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ごまかしではないと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 一四四一には様々なことが書いてありますけれども、この武力行使との関係では、イラクは決議の六八七に違反をしたということが一四四一に書いてあるわけです。御存じのように、一四四一は全会一致で採択をされている決議です。  それで、六八七というのは、先ほどの繰り...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あることが望ましいというのは、総理もおっしゃいますし、私もそう考えておりました。ですから、その新しい決議が採択をされなかったということは残念でございます。我が国としては、平和的に解決ができるように、そして国際協調の下で平和的な解決ができるようにということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 説明でございますけれども、六八七、六七八ということが法律的にはあり得るということは、これも前々から御説明をさせていただいております。それから、新しい決議が望ましいということをずっと言っておりまして、新しい決議がなければできない、武力行使はできないというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 問題の本質は、大量破壊兵器が真にこの世紀、脅威であるということであると私どもは考えています。ブッシュ大統領も演説の中で言っていましたけれども、正に大量破壊兵器がテロリストあるいはその他の国家に拡散をして何十万あるいは何百万の人間に脅威をもたらす、被害を与...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連でこの問題を解決しようと十二年間時間を掛けてイラクに対応してきた。その結果の、その挙げ句イラクがいまだに積極的に対応しようとはしないということが問題の根源でありまして、イラクにすべての問題があるというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) イラクが今、国連の決議に違反をしていろいろ悪いことをやっているということは、一四四一において決議六八七違反であるということが決定をされていることでも明らかではありますけれども、国連といいますか、国際社会が結束をしてイラクに対応をするという意味で更に決議が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 採択されなかったことについては、そういう意味では残念であるというふうに考えています。それでは、世界の意見が一致をしなかったかというと、一四四一で、これは全会一致で、イラクが十二年以上、国連の数々の決議に違反をしてきたということは認めているわけです。それで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカは、今まで安保理の中で国際協調をみんなでしてイラクに当たろうということで過去十二年間努力をしてきたわけです。そして、その点については先ほど申し上げたように意見は一致をしているということですけれども、これはハンス・ブリクス委員長も言っていますように...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 広野委員がおっしゃるように、国民にきちんと納得のいくように説明をするということはとても大事なことだと私も思っております。そして、総理も今日そういう意味で記者会見、ぶら下がりの記者会見をなさったわけですけれども、一番問題の本質というのは、二十一世紀において...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に大ざっぱに言うと三つあると思います。  まず、大量破壊兵器が拡散することが非常に問題だと考えるから。そして二番目に、今まで外交的に解決をしようとずっと努力をしたけれども、イラクがそれに対してきちんと対応してこないから。そして三番目に、武力行使も含...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当然、日本国の憲法の中でやるわけでございますから、日本がその武力行使に直接参加をするということは、これはあり得ないわけでございます。  それで、それでは日本が何をするか、何ができるかということについては、引き続き今いろいろ検討をしていますし、ありとあら...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 外務委員会 第3号
議事録を見る
○川口国務大臣 水野委員がおっしゃるとおりだと思います。  だれしも戦いによって、武力行使によって問題を解決したくない、これはアメリカもイギリスも、そして多くの、全部と言ってもいいと思いますが、人がそう思っていると思います。ただ、今までたびたび機会を与えられながら、そのときに国...全文を見る
○川口国務大臣 日本としても、今委員がおっしゃられましたように、この問題を平和的に、そして国際協調のもとで解決をしたいと考えて、そのための努力をしてまいりましたので、国連で新しい決議が採択をされなかったということについては大変に残念に思っています。  それで、残り少ない期間の中...全文を見る
○川口国務大臣 今回の一連のことは、国連のあり方についてみんなに、世界全体に対して、考える一つのきっかけにはなったと思います。  今まで日本としては、国連の改革ということをずっと強く言い続けてきて、これを推してまいりました。それで、例えば安保理のあり方というのが今の状況でいいの...全文を見る
○川口国務大臣 伊藤委員がおっしゃられましたように、日本政府は国際協調に基づく平和的な解決ということを言って、さまざまな働きかけをイラクに対しても、それからほかの国に対しても、ずっと行ってまいりました。イラクに対しては、茂木副大臣に総理特使ということで行っていただきましたし、私や...全文を見る
○川口国務大臣 これは全くそうでないと思いますね。アメリカがずっとほかの国々と一緒になって国連の決議、これはイラクに対して大量破壊兵器を、それだけではありませんけれども、大量破壊兵器を廃棄させるということをやってきたわけです。そして、一四四一もそうですし、これも国際社会対イラクで...全文を見る
○川口国務大臣 最初に今委員が言われたことに関してですけれども、ブッシュのスピーチですけれども、アメリカは、米国及び同盟国はイラクの大量破壊兵器の廃棄のために武力を行使することを容認されている、これはブッシュのスピーチの中にある言葉です。ということを先ほどは申し上げたということで...全文を見る
○川口国務大臣 また繰り返しになりますけれども、ブリクス委員長の言っていることは、査察を続けるときに前提が二つありますと言っているわけですね。一つは、圧力の存在、そしてもう一つは、イラクが大量破壊兵器の廃棄を、積極的にといいますかプロアクティブにみずから廃棄の証拠を見せるというこ...全文を見る
○川口国務大臣 どこの国の評価が間違っているということではありませんけれども、二つの前提、先ほど申し上げました前提、圧力が存在をするということとイラクが前向きにやっている、そういう点についての評価は中国はしていないと思います。  実際に、例えばミサイルを若干廃棄をしたというよう...全文を見る
○川口国務大臣 私は、逆にフランスに聞きたいんですけれども、それであれば、なぜフランスがイギリスがまとめようとした修正決議案に対してノーと、これを見る前に、議論もしないで拒否をしたかということであります。  これは、委員もよく御案内だと思いますけれども、イギリスの出した修正案と...全文を見る
○川口国務大臣 軍事的なオペレーションの問題について私が理解をしていますのは、気候、温度、そういったことにアメリカの軍隊は左右をされないでオペレーションをする能力を持っている、そういうことを聞いております。  それから、先ほどの三十日延ばしたらということについては、今茂木副大臣...全文を見る
○川口国務大臣 まだ武力行使は行われていないわけですけれども、仮に行われたとしても、これは今までの決議にのっとって行われるわけですから、国連憲章に違反をするとか、あるいは国連の安保理の今までの考え方から外れたことをやっているわけではない、米国は国際法にのっとって行動をするというふ...全文を見る
○川口国務大臣 アナン事務総長は前提をつけておっしゃっていらっしゃるわけで、そういう前提が存在をしないということを私は申し上げているわけです。そういう前提が存在をしない、そこが意見が違うということですけれども、アメリカは、今までの決議があって、それにのっとって行動をする、要するに...全文を見る
○川口国務大臣 私はアナン事務総長の御発言を直接聞いたわけでもございませんし、これを報道ベースで聞いただけでございますので、アナン事務総長が……(発言する者あり)
○川口国務大臣 過去の十六、十七の国連決議について、それを前提にしておっしゃったのか、前提にしないでおっしゃったのか。前提にしないという意味は、それがあってもだめだと考えているのかということについては、私は、アナン事務総長の考えを判断することはできません。  我が国としては、国...全文を見る
○川口国務大臣 私としては、新しい決議を国連の安保理で採択できなかったということについては非常に残念に思っておりますけれども、例えば過去の例で、コソボのような例があったわけです。その後、では国連の権威が傷ついたかというと、それはそうでもない。国連が重要であるということは各国思って...全文を見る
○川口国務大臣 難しい御質問ですけれども、世界のリーダーである大きな国に対しての反感というのは、いつの時代にも常にあったと思います。日本においても、嫌米、反米と言われた時期が一九八〇年代の終わりぐらいにかなりありました。一九六〇年代の安保闘争のころ、そのころにもありました。さまざ...全文を見る
○川口国務大臣 あるフランス人がこういうことを言ったことがあります。アメリカはプロブレムであるけれども、アメリカしかソリューションはない、これは私は至言だと思います。  世界は、アメリカがプロブレムであるということを言い続けることは簡単、そして多くの国が言っています。だけれども...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に同じことを言っているのではないかという気がいたしますけれども、アメリカに対してはっきり物を言えることができる、そしてアメリカにそれを聞いてもらうことができる、それがまさに同盟国の役割であり、そして同盟国のまたこれは利益であるわけです。イギリスもそして日本も...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことはございません。
○川口国務大臣 我が国としてはずっと、幾つかの基準に基づいて判断をしますということを申し上げてきました。  その一番重要なことが、大量破壊兵器の問題のもたらす本質は何かということです。日本にとってその問題が重要である、これをどう考えるか。それから二番目に、この問題を平和的に国際...全文を見る
○川口国務大臣 これは、国際社会として一致して行動することができない状況のもとで、イラクが大量破壊兵器の廃棄のために必要な行動をとらないということについての判断をした。その中で、米国が、国際協調といいますか、新しい決議についての採択ができない、それで苦渋の決断をしたという状況があ...全文を見る
○川口国務大臣 やれる努力を全部やった後での苦渋の選択を、我が国としては、我が国のこの問題の重要性にかんがみ、日本人の安全を考え、支持をしたということです。
○川口国務大臣 副大臣は答弁するためにいるんじゃないですか。
○川口国務大臣 委員長に申し上げたわけじゃないんですが、副大臣が私の方に手を挙げていらっしゃったから。
○川口国務大臣 委員は、正義か正義でないかということで御判断をなさろうとしていらっしゃるというふうに私には聞こえましたけれども、本当の正義は何か。これは、私どもの考えているのは、大量破壊兵器を拡散させない、そして、これをテロリスト、あるいは法律に従って行動しない国家の手に渡さない...全文を見る
○川口国務大臣 万が一戦争という事態になることがあったとしたら、我が国としては、米国は国際法にのっとって行動をするというふうに考えております。
○川口国務大臣 国連憲章にのっとってと言うときに、当然これは国連憲章の七章であります。
○川口国務大臣 六七八、六八七という御説明を今までしていますけれども、これは国連憲章の第七章にのっとった決議であるわけです。
○川口国務大臣 米国は、国家安全保障戦略で先制的行動という言葉は使っています。この先制的行動ということの説明として、米国が脅威に対して先制的に対処するために必ず武力を行使するとしているわけではない、また、先制を侵略のための口実としてはならないということが明記をされているということ...全文を見る
○川口国務大臣 委員の御質問の前提は、米国が先制攻撃をするということがあるわけでございまして、米国は、先ほど御説明しましたように、国家安全保障戦略で、先制的行動というのは先ほど私が御説明したようなものであるということを言っていますけれども、それでイラクを攻撃するということを言って...全文を見る
○川口国務大臣 茂木副大臣は、今委員がそう理解なさったようなことはちっとも言っていませんで、万が一アメリカが武力行使をやるとしたらば、これは自衛権に基づいた攻撃ではなくて、国連憲章の七章に基づいた一四四一、六七八、六八七、そういった決議に基づいて行うということを今副大臣は明確に言...全文を見る
○川口国務大臣 この前にブッシュ大統領もおっしゃいましたけれども、この中東和平についてはきちんと取り組んでいく、もしアブ・マーゼンが首相にちゃんとなって実権を持ってやっていくというような状況のもとで、ロードマップを発表してそれを進めていくということを言っているわけです。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 この問題については、我が国としては、再三再四言っていますように、大量破壊兵器の問題が本質にあると思います。  確かに、今、血を流すということは、これはだれもやりたくないことであります。例えば何十万の人が大量破壊兵器の拡散によって死ぬことになったら、サリン事件二億...全文を見る
○川口国務大臣 副大臣が直接にイラクに行って話をなさっていらっしゃいますので、私、ちょっと簡単にだけ申し上げて、副大臣に補足をしていただきたいと思います。  我が国として、だれがその責任をとるかということですけれども、それでは、イラクは、なぜそんなに簡単なことを、過去において持...全文を見る
○川口国務大臣 この枠組みを北朝鮮に対して是認をするかということをお尋ねですが、この枠組みということが何であるかよくわかりませんけれども、北朝鮮の問題については、我が国としては重大な懸念を持っていて、日本みずからも働きかけていますし、日米韓、そして中国やロシアの関係国も交えた取り...全文を見る
○川口国務大臣 そのような、高度に仮定を含んだ問いに今お答えするということは適切ではないと考えます。
○川口国務大臣 国連というのは、世界のさまざまな国の意思をできるだけ一つに集めて議論をする場、総会と安保理というのは役割が相当に違うと思います。平和と安全に関すること、これは安保理が議論をする場ということであります。  そして、世界はさまざまな時代、例えばパクス・ブリタニカとか...全文を見る
○川口国務大臣 日本は、いろいろな折に米国とは緊密に、密接に議論をしてきています。その中でどういう働きかけをしたかということでいえば、我が国としては、このイラクの問題に対応していくための考え方としては、これはイラク対国際社会、あるいは大量破壊兵器を持つイラク対国際社会であるという...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの繰り返しに、別な委員に対して申し上げたことの繰り返しになりますけれども、米国は、ブッシュの演説でもございますように、もし武力行使をするということがあるとしたら、これは一連の、例えば一四四一とか六七八とか六八七とか、そういった決議に基づいて行われる、それはま...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことではありませんで、衆議院あるいは参議院でも、両方で私は申しましたけれども、過去において国連の、例えば九八年に国連決議の六七八、六八七に基づいて武力行使が行われたということもあったわけですし、そのように読むことができるということは申し上げているわけです。...全文を見る
○川口国務大臣 政府としては、国民の方にこの問題を説明するということは非常に大事なことだと考えていますし、そのための努力を重ねてきたつもりです。  どういうことを説明することが必要であったかということですけれども、それは、例えばこの問題の、一番問題の本質といいますか、それは大量...全文を見る
○川口国務大臣 総理もきのうはっきりおっしゃっていらっしゃるように、我が国が戦闘に直接関与する、これはあり得ないわけです。我が国としては、当然に憲法の枠内で行動をするということでございます。  具体的に何をするかということについては、今まで幾つかの頭の体操をしてきております。例...全文を見る
○川口国務大臣 私は、藤島委員と違って防衛問題は専門家ではございませんので、通常世の中で言われていることが、そのような展開をするであろうというふうに考えているということです。それは、私の理解をしていますところでは、これは基本的に短い時間で戦争が終わるであろう。そして、恐らく最初は...全文を見る
○川口国務大臣 それは一つの手段であると思っています。
○川口国務大臣 客観的に言えば、イラクが例えば今全部出してしまう、大量破壊兵器の証拠なりなんなりを出してしまうということもあり得ると思います。
○川口国務大臣 我が国としては、この問題を平和的に解決するということが非常に重要であるということは、ずっと前からイラクには伝えてきているわけです。これは茂木副大臣もイラクに行っておっしゃっていただいている。そういった平和的な解決への願い、これを大使に伝えたということでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 向こうが拒否をしたということは事実です。そういうことは考えていないということを言いました。そして、私としては、平和的に解決をするための観点からお話をするということを言って、イラクとしてこの問題について適切に判断をしてほしい、そういうことを言ったわけです。
○川口国務大臣 平和的に解決をするようにイラクとして適切に判断をしてほしいということの中には、当然それも含まれているわけです。
○川口国務大臣 私は、自分で英語で話をしていましたので、具体的な、どういう言葉を使ったかということは、今の時点で、ちょっと紙がありませんので覚えていませんけれども、亡命という言葉を使ったという記憶はありませんが、平和的に解決をするために適切に対応してほしいということを言い、先ほど...全文を見る
○川口国務大臣 私は、話をするときにメモを見てメモを読むわけではございませんので、今の時点で、はっきりどういう言葉を使ったかということが全部頭の中にあるわけではありませんけれども、亡命という言葉を使ったということは記憶しておりません。亡命という言葉は、はっきり言えば、私は英語で何...全文を見る
○川口国務大臣 言うまでもなく、国連の、あるいは日本がイラクに求めていること、これは、大量破壊兵器の廃棄ということであるわけです。これは、決議にも書いてあるし、これが目的であります。  そして、そのための手段は何かということで、これは、イラクが、積極的に見せるとか証拠をみずから...全文を見る
○川口国務大臣 国のリーダーとして、あるいは首相として、大統領として、その国民が自分の選ぶ人を選ぶというのは、これは当然の権利でありまして、イラクについてもそういうことであります。それは前提だと思います。  その上で、あまたの国連決議があって、この大量破壊兵器を廃棄するというこ...全文を見る
○川口国務大臣 その問題にお答えする前に、記録というもので私が申し上げたのは、それは、記者会見で、どういう話が行われたかということを言ったときの記録のことでございます。  それから、今の御質問でございますけれども、一四四一それ自体に武力行使を容認するものはない、これは前に申し上...全文を見る
○川口国務大臣 私は、もちろん、戦争は避けられるなら避けた方がいいと思います。いいと思いますが、戦争はほかの策が尽きた場合には万やむを得ない場合があると同時に思っております。この件については、私は日本政府の決定が正しいと思っております。  それから、もう一つ追加させていただきま...全文を見る
○川口国務大臣 個人的な感想という御質問だと思いますので。  私はずっと、もう昨年から、サダム・フセイン大統領が正しい決断をして、大量破壊兵器について全部出して、査察官に全部そういう証拠を見せて、一日、朝、目が覚めて新聞を見たら、そういうことを決定したという報道がないものだろう...全文を見る
○川口国務大臣 国連の新しい決議、これは日本としては、あった方が望ましいというふうに考えて、ずっと努力をしました。そして、それが合意されなかったというか、できなかったということについては、私としては非常に残念に思っています。  それが、米国のあり得る武力行使を正当化するかどうか...全文を見る
○川口国務大臣 今回のイラクの件がテロの撲滅であるというふうに言われましたけれども、それだけではないと私は思うんですね。  まさに我が国は、被爆国家でもありますし、化学兵器、生物兵器、それに対して非常に厳しい対応をしている国であります。それは、単にテロということだけではなくて、...全文を見る
○川口国務大臣 核を持っている国は実際にあるわけです。それは、NPTという枠組みで今規律を持っているということだと思います。先ほど私が言いましたのは、究極的になくしていくことは重要であるということを考えて、我が国は、毎年国連の総会の場で、そういう決議はずっと出してきております。
○川口国務大臣 我が国として、この問題を平和的に解決することができたらどんなに望ましかったことかというふうに思います。それが可能でないような状況になったと残念ながら考えざるを得ない、そういうことだと思います。  査察を続けることによって一体大量破壊兵器の廃棄ができるのかどうか。...全文を見る
○川口国務大臣 平和的に解決をするための努力が見えない、見ようと思わなければ見えないかもしれませんけれども、委員に、私は、茂木副大臣がバグダッドに行って、二時間、ひざ詰め談判で副首相にお話をした、その副大臣の御苦労をお知りいただきたいと思います。その他のさまざまな努力をしています...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理も、そして私も、そういうことは直接にお話をしています。
○川口国務大臣 査察の有効性、それを可能にするための前提の欠如、それについては、我が国は、アメリカの考え方と全く同じことを考えています。今、査察を続けることが有効にこの問題の解決に資するというふうに私どもは思っていない、そういうことです。
○川口国務大臣 私は、この問題の本質は、再三再四言っていますように、大量破壊兵器の脅威からどうやって我が国民を守るかということであると思っています。小泉総理も全く同じことを思っていらっしゃると思います。  そういう観点から、私は小泉総理と、その内心まで伺ったことはありませんけれ...全文を見る
○川口国務大臣 外交官というのはさまざまな場面でさまざまな仕事をするわけですけれども、「体面を維持し、」という言葉は、何も非常に派手にやるとかぜいたくにやるとか、そういうことではないと思うんですね。外交官としての行動にふさわしい、そういう意味であると私は考えております。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 大使の任用について、行動計画や、その他いろいろな方から御意見をいただいたものを踏まえた改革を行っております。  そして、三年ということは、私はできるだけそういうことでやりたいと思っていますけれども、このところ若干問題があったのは、幾つかの過去においてあった事件と...全文を見る
○川口国務大臣 これは私は非常に問題であると思っておりまして、事実をきちんと確認の上、厳正な処分をしたいと思っています。  これは、事実の確認というのは実は簡単ではございませんで、その点については、必要でしたら官房長から補足をさせますけれども、倫理規程との関係で、相当に細かい、...全文を見る
○川口国務大臣 事実に照らして厳正な処分をしたいと思っています。
○川口国務大臣 どういう点で客観性に欠けるとおっしゃっていらっしゃるのかよく理解できないのですが、私としては、これはメンバーについても少しずつ入れかえるということでやっておりますし、また、これは政令を今議論をしていますが、政令が変わった後では、ここに対して、外部から大使の方を登用...全文を見る
○川口国務大臣 私もその話を聞いて、中で聞いてみました。  それで、これについてはきちんと対応するということで今整理をいたしておりまして、そのうち三件については、これについて施設の建設を行う。これは今までもやりたかったんですけれども、予算がついてこなかったという事情があると思い...全文を見る
○川口国務大臣 在勤手当については、その国々の事情が時代の流れとともに変わっていくわけですから、これは適時適切な見直しをしていくということが大事であると思います。  それから、デンバーのような事件、そういった事件というのはあってはいけないことでございまして、現在は、問題があった...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  法律案と同時に可決されました附帯決議は、これを厳粛に受けとめます。  在外公館に勤務する外務公務員...全文を見る
03月19日第156回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、先ほど委員が英米は決議案を取り下げたとおっしゃいましたけれども、これは取り下げたわけではないのです。採択に付さなかったということでございます。  それから、その法的な問題について聞かないとおっしゃったので説明をさせていただく機会を逸して非常に残念...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと書類探せばありますけれども、バウチャーが三十か国の国名を挙げて──失礼しました、挙げております。それによりますと、もちろん、イギリスそしてイタリア、豪州、韓国、日本ですね。そして……
○国務大臣(川口順子君) 豪州、豪州、オーストラリアです。それから、オランダ、ちょっとあとは記憶なんですけれども、スロバキア。ちょっと今、書類をきちんと取ってから全部挙げますけれども、三十の国がそれに賛成をしているということをバウチャーは言っている。これはイラクの武装解除をすると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の一連の決議は大量破壊兵器の廃棄であるということです。我が国もそれを目的としています。そして同時に、できることならばこれを平和的に解決をしたいということを考えているわけです。  それで、イラクの対応が今まで見えているような、要するに前向きに全然対応...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクという国の在り方を考えたときに、フセイン政権が独裁的な政権であるということは近隣のアラブの諸国も含めて全部考えている。そして、近隣のアラブの諸国もそういう意味ではフセインに亡命をしてほしいという働き掛けもやっているわけですけれども、ブッシュ大統領が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 説得できるかできないか、できているかできていないか、私は説得できていると考えております。  ですから、そこは見方が違うわけでございますけれども、改めて御説明をすれば、やはりこの問題の本質というのは、大量破壊兵器を廃棄するということが重要である。この結果...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) もし逆にお伺いすることができるのでしたらば、それでは、いかにフランスやドイツが査察を百二十日間延ばして、その結果として大量破壊兵器を廃棄するということを説得しているでしょうか。圧力が掛かっている、これは全部米軍です。そして、イラクがそういう気を持っていな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に単純にお答えをさせていただきますと、一番重要な問題は、先ほどもちょっと言いましたが、大量破壊兵器、これがテロリストの手に渡ったり無法国家の手に渡ったりということがあって、無辜の民百万、あるいは日本の国民がそれによって死傷するということを日本国の政府...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 残された時間で日本国政府ができることということは、戦争を止めるという意味ではもうほとんどないと思います。ほとんどというか、ないと思います。イラク大使に昨日私は話をしましたけれども、いまだに態度を変えようということは全くありません。それで、万が一戦争になっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 頭の体操というのは論理の世界で考えるという意味で申し上げたわけでして、それだけのことですけれども、言葉が適切でなければ取り消させていただきますけれども、要するに何ができるかということをいろいろ検討をしていると、そういうことです。
○国務大臣(川口順子君) 貧富の格差が広がっているという問題はあると思います。  これは一つは、委員おっしゃるようにグローバリゼーションの影の部分、競争力を持つところとそうでないところとの差が出てくるということだと思います。それからもう一つは、それぞれの国の中での分配政策、これ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 言葉が足りなくて失礼しました。  ODAは大変に効果的である、ODAがこれを救う唯一の手段と言っていいと思います。
○国務大臣(川口順子君) これはなかなか難しいですけれども、委員がおっしゃるように、ODAの中がよく見えていないということは一つ理由としてあると思います。  それで、私どもとしては、国民参加型のODAということで、これをホームページその他いろんなことをやっていますけれども、タウ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、その委員のおっしゃった民主党の予算を見て、経済協力が半分になっているのを見まして、実は愕然といたしたわけでございますけれども、そういうことでは我が国としてはやはり、我が国に期待されている、それから我が国の生存にとって必要な国際社会の平和と安定は達せ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 塩川大臣に是非お願いをして、もっともっと国際の平和の維持のために経済協力をすることができるということが世界の平和に資すると思っております。  効率的に使う、透明性を持たせる、国民参加型にするということはもう前提で申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) やはり、めり張りを付けていく必要があると思っています。それで、新しい外交課題としまして、例えば平和の定着とか、それから人間の安全保障の構築とか、そういった課題があるわけでして、そういったことも含め、それから日本はアジアにあるわけですから、アジアの発展とい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 答えは総理が言われたとおりなんですけれども、六七八という決議がありまして、これは、クウェートに対してイラクが侵入をしたことに対して国際社会がイラクに対して必要な手段を講ずることができると、そういった決議です。  それが、停戦決議六八七というのがあります...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの判断に従っているのではなくて、日本として主体的に判断をした結果、そういうことだと考えているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 武装解除、これが目的であるということでございます。  それで、ただ、今まで努力に努力を重ねてきて、日本もそうですが、国際社会も重ねてきて、それで武装解除をイラクがする状況にはないという今の時点で、平和的に解決をしたいということが世界のもう一つの、我が国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 武装解除を日本は支持をしているわけですが、それを平和的に行う方法として、現実的な手段としてそれも視野に入れているということでございます。それもそういう意味では、そういうことで平和的に解決ができればいいというふうに思っています。
○国務大臣(川口順子君) 体制転覆というのが本来の目的ではありません。本来の目的は武装解除、これであるわけです。  それで、いろいろな手段を尽くしてそれがかなわなかった今、平和的に解決をするための一つの現実的なやり方であると考えているということです。
○国務大臣(川口順子君) 徳川慶喜十五代当主は、大変に時代を見る目があって、そして個人の趣味も豊かに持っていた人間だと思います。勝海舟のような名臣もいた。そういう状況を可能にすることをやっていた、それまでのその政治でやっていたと私は考えます。  もう一言申し上げるならば、フセイ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう、フセイン大統領にイラクを離れていただいて平和的に解決ができるものならと思っているアラブの国というのは非常に多いと思います。現にそういう動きがあるということも、情報としては聞いたことがあります。  ただ、現実問題として、イラク、フセイン大統領は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 済みません、御質問の趣旨は、説明をどのようにしたかということ……
○国務大臣(川口順子君) 受けたかですね。  連絡、そのような採択に付さないという連絡についてはいただきました。パウエル国務長官からいただきました。  それで、そのときの説明は、決議について拒否権を行使をすると言っている国がある以上は、採択に付してもこれは実らないことになるの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨、昨日じゃない、十七日ですね、一昨日になりますけれども、十七日の夜ありました。  それで、そのときに併せて、それからの手順についても説明がありました。
○国務大臣(川口順子君) 武力行使を支持する、支持しないということをずっと言わないと、ちっともはっきりしていない、毅然としていないといって御批判をいただき、言えば言ったで言うべきではないというお話があるわけで、非常にこれは難しいことであると思いますけれども、これは我々として最後の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領はスピーチの中で、大量破壊、米国及び同盟国はイラクの大量破壊兵器の廃棄のために武力を行使することを容認されている、これは六七八、六八七によってということを言っているわけでございます。  ですから、自衛ということではなくて、国連の安保理の決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど私が読み上げたことは、ブッシュ大統領の演説の中にあることを引用させていただいたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 委員の御質問がアメリカの、安保理の、安全保障政策についての御質問であるということであれば、アメリカは先制的な、自衛のために先制的な行動を取るということはあるけれども、それは必ずしも武力行使をするということを意味しているわけではないし、また攻撃を口実にする...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことを行うということは、今どこかの国が考えていることを私は承知をしておりませんので、それについては直接にはお答えをしかねるということでございます。
○国務大臣(川口順子君) アメリカは先制的、自衛のための先制的攻撃をするということをイラクに関しては一言も言っておりません。安保理の決議に従って、国連の枠内で行動をすると承知をいたしております。
03月20日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) アナン事務総長がそういうことをおっしゃったということは私も承知をしています。まだ戦争が始まっているわけではありませんけれども、始まっているわけではないと思いますが、そういう事態にならざるを得ないとしましたら、私も大変に残念に思っています。  日本として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろな御意見はあると思います。  日本が引き揚げたのと同じころにロシアも引き揚げておりまして、それよりも前に既に主要国も引揚げを、そもそもいなかった国もあるわけでございまして、我が国としてはその時点で、実は同じぐらいの日本、六、七人の個人の方がいら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 内容については打診ありません。
○国務大臣(川口順子君) これは官邸でのお話でございますので、外務省としてやったことは、十時にスピーチを聞きまして、その内容を急いでまとめて総理に御報告をしたということでございます。
○国務大臣(川口順子君) これは官邸で、内閣でスピーチ自体については御準備をなさいますので、外務省が作るという性格のものではありませんから、どういう段階でその準備がなされていたかということについては内閣に直接お尋ねいただいた方がいいかと思いますが、外務省はブッシュのスピーチがある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私はお昼に総理のところに伺ってそういうお話をいたしましたし、それからその前に外務省の副大臣や政務官の方々とはそういうお話をして、これもスピーチが終わった後ですけれども、その支持をするという方向についてお話はいたしました。
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ演説ではそういうことを言っていないと思います。
○国務大臣(川口順子君) そうではないと思います。
○国務大臣(川口順子君) と考えます。
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったように、六七八で武力行使が容認されて、武力行使の状態が続いていたわけですね。それで、それを、停戦になるときに六八七があって、イラクがその条件をのんで、それをやるということを言って、それで停戦が発効する。要するに、停戦の発効を、停戦の条件...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の安保理の決議で正当性を持ってこのアメリカの行動は説明をできる、これは条約局長がおっしゃったとおりです。  それで、日本としては、国際的に協調ができて平和的に解決をするということが一番望ましいと思っていましたから、そういう努力をしました。しましたけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 武装解除。
○国務大臣(川口順子君) 総理も昨日お答えになっていらっしゃいましたけれども、我が国としても独自に特使を送ってお話をしました。それから、私もここの在京のイラク大使と二回お話をしました。おとといでしたでしょうか、話をした時点ですら、イラクはいまだに安保理の決議にイラクは従っていると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本としてもそういうふうに考えていますし、それからブリクス委員長も決してイラクはうまくやっているとは言っていません。昨日の、今朝の会議の時点でもブリクスが言っていることは、どのようなアプローチが取られようと、結果はイラクによる実質面での能動的協力次第であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは私の立場、日本の立場からは推測をするわけですけれども、ブッシュの言っていること、これは同盟国の大統領ですから私は信頼をしますけれども、いろいろなインテリジェンスの情報がアメリカ、イギリスにはありますから、そういったことがベースにあると思います。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクは過去に使ったわけですね。三万人を、クルドに対して使用し、それからイランで数千人をやはり死傷させたということがあるわけですね。  それで、九八年のUNSCOMの査察の時点で幾つかの疑問が出されていた。それに対してイラクは答える義務があるわけですね...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それは、そういう飛躍をした議論では私はないと思います。疑わしいから我々としては査察をやり、そしてイラクが協力をさせる。これはみんなが言っていますけれども、それはフランスでも認めていますけれども、圧力が掛かっていてイラクが前向きに協力をする。その二つの条件...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクがテロを支援したかどうかということについては、イラクの北部にテロリストがいたとか、そういう情報はありますけれども、我が国として主体的に持っている情報においては、イラクが組織的にテロリストを支援を、(発言する者あり)アルカイダ、テロリストじゃなくて、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはすべての、それぞれ一つ一つお尋ねですので一つ一つお答えしていってもいいですけれども、我々が気にしているのは、心配をしているのは、イラクが証拠を積極的に見せない以上、そしてその前提として国際社会が持っている疑念がある以上、懸念があってそれをイラクがき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクに対してブッシュ大統領は、同時にここで言っていますのは、依然として有効な安保理決議六七八、六八七、これブッシュのスピーチの中ですが、によって、米国及び同盟国はイラクの大量破壊兵器の廃棄のために武力行使をすることを容認されているということを言っている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、この攻撃が、あり得る攻撃が先制攻撃ということで、要するに自衛権の発動としてなされるというふうに米国が考えているとは考えていません。これについては、米国もそういう、ブッシュ大統領もそう言っているわけですし、英国の法務院についても同じような見解を持って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一番直近の数字は知りませんけれども、今のところ、四十五というふうに聞いています。  それから、フランスですら、これについては、もしイラクが対化学兵器、あるいは生物化学兵器を使うことがあれば問題は全然違うということを言っているということです。
○国務大臣(川口順子君) 国連協調主義、これを守っているのが仏独であり、破っているのが米英のようなプリゼンテーションがなされているというのは、私は間違いだと思っています。  国連というものを大事にするということはどの国も考えているわけで、アメリカ、イギリスが考えていることは、国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの国内法、今、委員がおっしゃった国内法と国際法の関係については違う意見を持っていますので、あと条約局長から御説明をしたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) イラクに対しては六七八という決議があるわけですね。六七八があって、その必要な措置を取るということがあるからこそ、そしてそれ以降の、それに停戦をするためのあと六八七があって、それ以降の一連の決議をイラクが守ってこないからこういう事態があるということであって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本の政府として考えていることは、それぞれの国の政府はそれぞれの国民が選ぶべきであるということです。そして、中東の和平の問題というのは、中東の地域の平和あるいは発展の根本的なかなめの部分であるというふうに思います。これについては我が国も、委員御案内のよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、具体的な検討を急いでやっておりますけれども、難民支援そして周辺国の支援に対しては、我が国としても今まで平和の定着の活動や人間の安全保障についての活動をやってきましたので、我が国としてやるのにふさわしい、そしてほかの国からも要望の非常に高い分野だと思っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員のODAに対するお考え、そして外務省に対する御期待、非常に有り難く思っています。  それで、中東との日本はおっしゃったように非常に今まで近い関係を持ってきて、お互いに国民同士で友好的な気持ちを持っている、これは今も続いていると思います。  今度の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大統領の宣誓式で、あるいは裁判官や判事の宣誓式、任命式で聖書が使われるということがなぜかということは、私は存じません。  宗教と政治の関係、あるいは宗教と教育の関係、そういったことについてはかなりオープンにアメリカでは議論をされていると思います。アメリ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本のまず中東和平問題、これが中東地域の平和と安定を考えるときのかなめの問題であるということだと思います。  これについては、有馬特使がもうここずっと、一年以上御活躍をいただいていまして、ごく最近でも、二度、有馬大使にこの地域に行っていただいて、日本の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、イラクのこの問題の本質というのは、大量破壊兵器の拡散から人類をどうやって守ることができるかということだと思います。この大量破壊兵器が問題であるということは日本は特によく分かっているわけでして、核についても生物化学兵器についても非常に厳しい対応を今ま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際社会が協調してそういったメッセージをきちんと送るということが非常に重要であったというふうに考えます。それがその新しい決議が望ましいと日本が言っていた、それは正にそういうことであったわけですけれども、一四四一まで、六七八から一四四一までの十何年間、これ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 査察を継続するか、あるいはもう継続をしても有効でないと考えるか、この違いの一番根本的なところは、イラクが積極的に査察に対応しているかどうか、あるいはするつもりがあるかどうか、そこについての判断の違いということがあると思います。査察が有効であるというところ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりだと思います。今、国連、いろいろな立場からいろいろな見方で国連について考えるきっかけがここにあるということは事実だろうと思います。ですから、我が国としては、その改革を今までずっと推し進めてやってきたわけですし、それを積極的にやる立場でござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 難民支援、周辺国支援等に含まれる人道支援は、我が国にとっても非常に重要であるというふうに考えております。それについて全く、いろんな、今こういう事態になりましたので、具体的な対応策については考えておりますけれども、それははっきり発表させていただくことができ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクが大量破壊兵器の開発あるいはその保有をしているという疑惑があるということは、あるということは事実であります。そして、その疑惑を解明をするということが、国連の安保理によって、廃棄の証拠を見せるということをすることがイラクが国連安保理によって課されたイ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理は質問に答えられて、極めて危険であるフセイン大統領に武装解除の意思がないことを断定しているということをおっしゃっていらっしゃるわけですね。
○国務大臣(川口順子君) 戦争の理由は何かということでの御質問でしたら、これは、イラクが大量破壊兵器を廃棄をするという国連の決議に沿った行動を取らない、すなわち、持たれている疑念に対して、その疑念が存在しないなら存在しない、実際に廃棄をしたんだったらば廃棄をした証拠を見せる、そう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ですから、小泉総理が言われていることは、サダム・フセイン大統領が大量破壊兵器を積極的に廃棄をするという姿勢を持っていないということを断定しているということをおっしゃっていらっしゃるわけですね。それは何によって断定されているかというと、決議の一四四一、これ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国がブッシュ大統領の判断を支持をしている理由というのは、大量破壊兵器から世界の人類を守るためにそれをやるしか方法がないというところに追い込まれてしまったけれども、敢然としてその戦いをやろうとしているということを支持しているわけです。
○国務大臣(川口順子君) イラクの武装解除が必要だということについては全く立場を、世界の、世界じゅう全部の国がそれについては一四四一で合意をしています。
○国務大臣(川口順子君) そういう単純な論理ではないと思うんですね。イラクが国際査察団に対して疑念を解消するための努力を、積極的な姿勢を示さなければいけない、これについては国際社会は全部一致しているわけですね。それに対してイラクはこたえていない。  我が国としては、イラクが大量...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理がおっしゃっていることは、イラクが、フセイン大統領は、ちょっと今手元に資料がないのでそのとおり言えませんけれども、イラクのフセイン大統領が武装解除を積極的にやろうという姿勢がないということが断定されているということをおっしゃっていらっしゃる。それは一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうという、そういうというのが何をおっしゃっていらっしゃるのかよく分かりませんが、一四四一で言っていることは、決議六八七を含む関連する決議に基づく義務の重大な違反をこれまでも犯し依然として犯していることを決定するというふうに書いてあるわけです。
○国務大臣(川口順子君) お答えを繰り返すことになりますが、決議六八七というのはイラクに対して停戦の条件として大量破壊兵器の廃棄を求めているわけですね。それで、その決議の一四四一において、決議六八七を含む関連する決議に基づく義務の重大な違反をこれまでも犯し、また依然として犯してい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、最初の方で分からないとおっしゃったことについて再度申し上げますと、私が申し上げているのは、日本は、イラクに大量破壊兵器が存在をしていて廃棄をされていないということを一四四一で全会一致で決定をした。それに従って、その一四四一の決定に従ってイラクが武装...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの政府あるいはイラクの科学者、そういう人たちの協力が、今得られていない協力が得られることになるわけですから、廃棄をすることははるかに容易になるだろうと、そういうことを申し上げています。
○国務大臣(川口順子君) 総理が記者会見でおっしゃいましたように、今何でイラクの武装解除ができないかというと、これはイラクのサダム・フセイン大統領の独裁者の指示によってイラク政府が協力をしないということであるからですね。イラクが、査察が有効であり得るのはイラクの政府が協力をすると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということを申し上げているわけでは全然ありません。
○国務大臣(川口順子君) 目的は武装解除であります。イラクの武装解除であります。
○国務大臣(川口順子君) 先にありきとは、総理も全然おっしゃっていらっしゃいません。  この武力行使の目的は、あくまで大量破壊兵器の廃棄、武装解除であるということです。そして、サダム・フセイン大統領がいなくなるということの意味は、その目的を達成する、要するにその武装解除をすると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現実的には、イラクが協力をしない以上、そのようにつながってきている、結果的にはそういうことになってきているということです。
○国務大臣(川口順子君) 二つ申し上げたいんですが、一つは、六七八には必要な措置、必要なあらゆる措置を講ずることができるというふうに、あらゆる必要な措置を取る権限を与えるというふうに書いてあります。それからもう一つは、さっきも言いましたけれども、サダム・フセインの政権を倒すという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) さっきから繰り返し注意深く申し上げていますけれども、目的は武装解除であります。我が国として政権を倒すということが武力行使の目的であるというふうには申し上げていないんです。
○国務大臣(川口順子君) 所信の中で創造的な外交と私が申しましたときに考えていたことは、例えばスリランカの平和の定着、今、日本で会議をやっていますけれども、そのように国際社会の秩序を作るということに我が国として積極的にかかわっていくということを意味をして、申しました。  もう一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これを書きました時点では、イラクに武力行使が行われる段階にはなっていませんでした。我が国として、今まで懸命に努力をしてきたのは、平和的に国際協調を作ってこの問題を解決をするという過程で我が国が建設的な役割を果たしていくという、そういうことをやっておりまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一〇〇%武力行使が行われるということを言い切ることは、その段階ではできなかったと思います。我が国を始め、ほかの国も、このイラクの問題が武力行使によらないで解決ができるということを願ってみんなが努力をしていたと思います。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどスリランカの例を挙げましたけれども……
○国務大臣(川口順子君) 武力行使に至らないように、それを願っているだけじゃ駄目だとおっしゃられましたけれども、我が国としては願っていただけではありません。そのための働き掛けを様々に行っていたわけです。  ただ、創造的な外交というときには、そこにオリジナルな要素というのを、国際...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 石破長官がお隣にいらっしゃいますから、石破長官の御所管の部分は後で石破長官にお答えいただければと思いますけれども、外務省として何をやるかということでいえば、一番大事なことは、そういうことが起こらないように外交を努力を重ねる、そういうことであると思います。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致問題について政府がずっとやってきましたことは、これは被害者の方々及びその御家族の方々の御意向を踏まえながら、北朝鮮側に対して事実の解明を行っていく必要がある、それをしてください、そして五人の北朝鮮にいる家族の方の早期の帰国を実現するようにしてください...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 残念ながら、今、前進は遅々として、前進はほとんどないと言って差し支えないという状況であります。
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮が大量破壊兵器について核の開発を行い、そして他の大量破壊兵器についても懸念を持たれているということは、一つの我が国にとって大きな懸念であります。それから、それだけではなくて、二国間の間で、例えば不審船の問題ですとかあるいは麻薬の問題ですとか、そうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先般、アメリカで2プラス2の会合を、石破長官も御一緒に行っていただいて、いたしました。そして、その場で報告を受けております。  それは何かといいますと、SACOの最終報告で、FIGというんでしょうか、これが普天間飛行場移設の計画について定期的な見直しを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) SACOの最終、そもそもの普天間の変わった部分ですね、それはSACOの最終報告の趣旨に合致をしているということはいささかの変わりもないということです。そして、その着実な実施を行っていくということが重要であるということは変わりませんし、それが沖縄県民の皆様...全文を見る
03月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第23号
議事録を見る
○川口国務大臣 難民支援あるいは周辺国支援、そして戦争が終わりましたときの復興支援、それぞれ大事であると考えております。  我が国として、とりあえず緊急的な人道支援として行いましたことは、まず、今おっしゃられた医療の関係でございますけれども、これはJICAベースの医療の協力とい...全文を見る
○川口国務大臣 私は、昨年外務大臣になりましてから、一年間で七十日強海外に出ておりますけれども、やはりまだ、国会も大事でございますので、必要な会議に出られないことがございます。田端委員から非常に温かい、会議に出ることについての御支援をいただきましたので、ぜひ必要な会議には出かけて...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろございますけれども、例えばVXガスというのがございます。  これは最も強力な化学兵器の一つというふうに言われておりますけれども、筋肉がけいれんしたり、呼吸障害があってそれで人が死ぬということですが、致死量はわずか〇・二滴程度、サリンの約三百倍の威力がある...全文を見る
○川口国務大臣 六七八の解釈でございますけれども、例えば、一四四一を読んでいただきますと、ここに……(前原委員「いや、六七八の有権解釈権だけ」と呼ぶ)有権的解釈は、もちろん国連の安保理の決議については安保理でということでございますが、我が国としては、我が国の解釈もしております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 アナン事務総長は、何回かその発言をしていらっしゃいます。その最近の発言で、ちょっと引用させていただきますと、もう少し長くやったならば、査察をやったらば、世界は集団的な決定により、今よりも大きな正当性を持って、したがって、より広範な支援を得てこの問題を解決するための...全文を見る
○川口国務大臣 逆に伺わせていただきますと、アナン事務総長に安保理の決議を有権的に解釈をする権限がなぜあるのか。アナン事務総長は安保理の事務局長でございます。事務局長が、安保理の事務局長が安保理のメンバーの決めた決議を有権的に解釈をするという立場にはないということでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 「一九九〇年八月二日の決議六六〇及び決議六六〇に続くすべての関連する決議を支持及び履行するために、並びに同地域における国際の平和及び安全を回復するために、」ということで二つ言っているわけでございまして、これは、先ほど申し上げたように、六七八が目的として二つのことを...全文を見る
○川口国務大臣 まず、いずれにしても、アナン事務総長は、アメリカ、イギリスのとった行動が国連の安保理の決議に反しているということは一度も言っていないということでございます。それが一つ。  それからもう一つは、この解釈、安保理決議の有権的な解釈は安保理が行う。先ほど申し上げた、有...全文を見る
○川口国務大臣 当然のことを申し上げているだけなんですけれども、もう一度説明をさせていただきますと、一四四一……(発言する者あり)
○川口国務大臣 一四四一ということによって、イラクが六八七に重大な違反をしているということが決定されているわけですね。それで一四四一は、その後、イラクに対してそれを是正する機会、これを、最後の機会を与えたというわけですけれども、イラクはその機会を生かすことをしなかったということで...全文を見る
○川口国務大臣 最初の方の点でございますけれども、末松委員がおっしゃられた、注意をすることができるということは、そのとおりです。ただ、それと、私が申し上げたのは、安保理の決議の有権的解釈、これは安保理がやるということを申し上げたので、違う話をしているということでございます。  ...全文を見る
○川口国務大臣 もちろん、安保理が今後そういうことではないということを決めればそれは別ですけれども、今まで決めていない。それから、一国がそういうことを言ったということではない。現に、先ほど言いましたように、九三年、九六年、九八年において、そういう先ほど私が申し上げたようなことで武...全文を見る
○川口国務大臣 ございません。
○川口国務大臣 先ほど総理が御答弁になったとおりでございまして、これは、戦闘作戦行動というのは、直接戦闘に従事することを目的とした軍事行動を指すものであり、米軍の運用上の都合により米軍の部隊等を我が国から他の地域に移動させることは事前協議の対象となるものではない、この解釈は、従来...全文を見る
○川口国務大臣 日本の基地を使用する……(発言する者あり)
○川口国務大臣 日本の施設・区域を使用するということの目的としてそういうことを、今おっしゃったようなことが書いてあるわけですけれども、米軍というのは、日本の基地に来て、日本の安全あるいは極東の平和と安全に資するということをやるわけですけれども、その後、移動できないということはない...全文を見る
○川口国務大臣 従来の政府の答弁としてずっと申し上げていることですけれども、第六条の「極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、」というのは、これはアメリカの陸軍、空軍、海軍等が日本で施設・区域を使用することができる目的であるわけですね。  それで、今、先ほど委員が御...全文を見る
○川口国務大臣 私が申し上げた答弁は、もうずっといろいろなところで答弁が行われておりまして、例えば一九九〇年のときにも外務省の柳井政府委員が、「時として米軍が極東の外の地域に移動してほかの任務につくということがありましても、これがために我が国の安全及び極東の平和と安全に寄与してい...全文を見る
○川口国務大臣 私が先ほど申し上げた答弁、そして先ほど申し上げた当時の柳井政府委員の答弁、いろいろな、ずっと過去において同じ答弁が行われているわけでございまして、米軍が極東の外の地域に移動してほかの任務につくということがあっても……(発言する者あり)
○川口国務大臣 これがために我が国の安全及び極東の平和と安全に寄与しているという実態が損なわれるものではないということは、これはもうずっと申し上げている答弁でございます。
○川口国務大臣 委員が何を問題にしていらっしゃるのかということがよくわからないんですけれども、申し上げていることは、極東の外に移動をするということについては日米安保条約との関係では何も問題がないということを言っているんですね。  これは米軍の運用ですから、実際に米軍が日本にいて...全文を見る
○川口国務大臣 移動という意味では、これは移動するのは軍の特性でございますから、日本で……(前原委員「どこに書いてあるのかと聞いているんです。日米安保条約上、どこに書いてありますかと聞いているんです」と呼び、その他発言する者あり)ですから、それは……
○川口国務大臣 当然運用の一部である、米軍の一部であって、それは、ちょっと終わりまで話をさせていただきたいんですけれども……(前原委員「どこに書いてあるかと聞いているんです」と呼び、その他発言する者あり)
○川口国務大臣 日本で、安保条約に従って、その抑止力をもって我が国と極東の平和と安全の維持に寄与している、これは安保条約で書かれていることですけれども、それを果たしているという実態があるわけですね。実態がある以上、これは軍の性格として、在日米軍を構成するある部隊あるいは艦船が、日...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げたのは解釈でございまして、安保条約の六条に移動と書いてあるわけではない。  要するに、そういう解釈であるということを申し上げているわけで、もう一つ、今委員がおっしゃっていることと非常に似た答弁がございますので御紹介をしますと、これは五十四年の十一月三十...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の施設・区域に寄港することのある艦船が、我が国を出港後、どういう地域、どこをどう運航するかですか、航海するか、ちょっと読めませんが、ということは、安保条約の適用の拡大を意味するものとは考えておりませんと。これは大平内閣総理大臣が御答弁をなさっていらっしゃいま...全文を見る
○川口国務大臣 恐らく、委員のおっしゃっていることと私が申し上げていることと食い違っていることがあると思うんですが、私が申し上げていることは、これは、極東条項とは関係がない話なんですね。極東条項というのは、我が国の施設・区域を米軍が使って、使うことの目的である極東の安全、平和と安...全文を見る
○川口国務大臣 これはもう統一見解でございまして、歴代の御質問をなさった金子先生とかいろいろな委員の方がそれで了承なさって、政府がずっと申し上げているということでございます。
○川口国務大臣 おっしゃるとおり、キティーホークがアラビア湾で活動をしているということは、安保条約に基づく活動ではない、そういう認識をしているわけです。日本から移動をした、そういうことでございます。
○川口国務大臣 我が国が米国を支持したということの理由は、何も安保条約のバーターということではなくて、大量破壊兵器、これが大きな問題であって、我が国にとっても大きな問題であって、これに対して国際社会として毅然とした態度を示す必要があるから、そして米国がこの問題について国際社会とし...全文を見る
○川口国務大臣 まず、法的な根拠としては武装解除である、これはネグロポンテ大使も言っているとおりです。実際に、サダム・フセインがそれを認めない以上、サダム・フセインが武装解除をするときの最大の障害であるということは言えると思います。  六七八がありとあらゆる権利、必要な行動をと...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな考え方はあると思いますけれども、世界が今後、大量破壊兵器あるいはテロの問題に対処をしていくために重要なことは、国際社会が毅然として、敢然と大量破壊兵器あるいはテロに立ち向かうということであるわけですね。  その点からいきますと、国連が一四四一で最後の機...全文を見る
○川口国務大臣 正しいと思います。  逆に、もし査察をずっと続けていたとして、大量破壊兵器の問題にきちんと対応できただろうかということが問題になるわけでございまして、イラクが積極的にいろいろな証拠を開示してということをやっていない、それから、米国が圧力をかけているということがあ...全文を見る
○川口国務大臣 質問の意味をちょっと誤解しているかもしれませんが、米国が武力行使をするということをいつ日本に伝えてきたかということをおっしゃっているのでございましたらば、その当日の、二十日の十一時半ごろであったかと思います。質問の意味をもし誤解していましたら、失礼いたしますが。
○川口国務大臣 米国から、これについて武力行使をするということについて、具体的に相談があったということではございません。我が国として、米国と、このイラクの問題の対応についてはいろいろなことを密接に話し合ってきてはおりますけれども、我が国として、国際社会が協調して平和的に解決をして...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ・ドクトリンというのは、先制的な行動と言っているわけですけれども、具体的にそのブッシュ・ドクトリンに基づいて米国が何か行動をとるとしたら、米国は当然に国際法に合致をした行動をとるというふうに考えております。
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の機能がなぜ今回機能しなかったのかということでございますけれども、私は、委員が示唆なさいましたように、やはり国連の機能というのは、国連の拒否権を持っている常任理事国が合意したとき、そのときに一番よく機能をするという、そういうふうに作られている制度であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいましたように、NGOの役割は、こういった人間の安全保障、あるいは平和の定着と我々が呼んでおります様々な事業、今回のイラクに対する支援ということでも重要だと思います。ジャパン・プラットフォームは、既に今回のイラクとの関係でも支援のための活動...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の外交は、今回のイラクに関しても、一貫として、そして積極的な国際協調、平和的な解決のための努力をし続け、そして、それが難しいということになったときに、いかにすれば大量破壊兵器の脅威をなくすことができるかという観点から、我が国の国益、そしてこの地域の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この新決議案の意味は、委員がおっしゃるように、これ自体が武力行使を容認するという性格のものではないわけでございまして、我が国がこれを一貫して支持をしてきたということは、政治的に、国際社会がイラクに武装解除が大事である、しなければいけないことであるというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのように考えております。
○国務大臣(川口順子君) 六七八に戻るということについてドイツ、フランスが反対をしているというふうにおっしゃられましたけれども、六七八に基づいて過去、例えば九三年、九六年、九八年にイラクに対して武力行使が行われているということですが、フランスも九三年には、六七八に基づいてイラクに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃった二つが並列的に目的として書かれております。
○国務大臣(川口順子君) 二つの御質問があったと思いますので、最初の方からお答えをしますと、先ほどのクウェート、六七八の目的ですけれども、六七八において、あらゆる必要な手段を取ることができるということを言っているわけですが、そのときの条件として二つ。  一つは、安保理の決議六百...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど御説明いたしましたように、この法的な説明というのは安保理決議に基づいて行われたものでありまして、自衛権の行使ということではないということです。  委員がおっしゃったその安全保障戦略の中では、先制行動はするけれども、それは必ずしも武力の行使を意味し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府といたしましては、先ほど委員がおっしゃったような五百三万ドル、約六億円ですけれども、これを三つの国際機関に出すということと、それからNGOの方が現地で活躍をしていただいておりますので、その方々に草の根無償等四億円ということを決定いたしました。それから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イランでは、ジャパン・プラットフォームの方が活動していただいているというのはよく承知をしています。  それで、イランにも難民がかなり、百万とかそういうことをイラン政府は言っていますけれども、十分に対応が必要であるというふうに思います。今、具体的に難民に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理がおっしゃったことですので、支持、総理がおっしゃったこと……(発言する者あり)
○国務大臣(川口順子君) それぞれの数字は、ブリクス委員長が二十九の項目ということで疑念を出した紙に書いてある数字ですが、私は、炭疽菌が一万リットルあるんですね、それからVXガスが二・四トンで、資料を見ながら申し上げていたわけではないので、とっさに混同したので直させていただいたと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第一次案の改訂案については、今、平沼大臣がおっしゃったのと基本的に同じ評価をしております。第一次案自体とほとんど変わらないということでございまして、包括的、外務省といたしましても包括的で現実的なモダリティー案が合意できるように努力をしてまいります。
○国務大臣(川口順子君) 農業交渉は、これは前からの積み残しといいますか、引き続いてやっているものでございまして、農業協定の二十条で、二〇〇〇年から改革過程の継続のための交渉をするということが決まっているわけでございます。そして、二〇〇一年のドーハ宣言においてもこういう記述が引き...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、平沼大臣お答えになられたとおりですけれども、関係省庁が非常に多い交渉でございます。各省が連携をしてやっていく必要がありますし、実際に、この間の二月の交渉をやった経験からいっても、連携は非常によく取れているということではないかと思います。  外務省は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) たしか十一時半ぐらいだったと思いますけれども、官邸の竹内、総理と一緒に竹内事務官がいまして、竹内事務官のところに国務省のアーミテージ副長官からございました。
○国務大臣(川口順子君) 韓国について、いつ、だれからあったということについては私は聞いておりません。
○国務大臣(川口順子君) 事実については、いずれ歴史で分かると思いますけれども、実際のところは大統領から日本には連絡があることになっていました。これはアメリカ側の説明でもそう言っておりますけれども、急遽米国の攻撃についての段取りが変わったということで、大統領が時間がなくなって、大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、事実関係といたしまして、私はノーコメントをずっと貫いてきたというふうにおっしゃいましたけれども、聞かれたのはたった一回で、そのときにコメントできないということを申しました。  その理由は何かといいますと、実はそういう、アメリカからそういう話はあっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省としては、邦人の保護ということがこういった状況で何よりも大事であるというふうに考えておりまして、今ヨルダンの大使館、それからシリアにある大使館、近隣の諸国にある我が国の大使館を通して密接に、イラクの国内にいる日本人と頻繁に連絡を取っております。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現時点で四十五名です。
○国務大臣(川口順子君) 外務省として、出てくださいということを強制するということはできないわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今回のことで国連が意見が、手続面といいますか、その実行の仕方について違ったということでして、イラクの武装解除が必要であるということについては一致を見ているわけでございます。今回のことで国連の重要さが、重要性が何ら減ずるものではございませんし、国際的にいか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 戦費の負担をしてほしいという話は来ておりませんし、我が国として戦費の負担をするという考えは持っておりません。
○国務大臣(川口順子君) 復興につきましては、これは今後の推移で、どのような形で戦争が終わるかということにも依存をいたしますので、今の時点でこういう形でということを、確たることを申し上げることはできませんけれども、いずれにしても、その復興が国連の、国連が関与する形で国際協調の下に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、復興についてどのような形になるかというのは戦争の今後の推移を見ないと分からないということで、今確たることを申し上げることはできないということでございます。  それで、日本がどれぐらい負担をするか、負担しないと委員がおっしゃるよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際法違反ということは全くないと考えております。  我が国としては、細かい説明は省きますけれども、六七八、決議の六七八、六八七、一一四一、そういったことで説明ができるというふうに考えておりますし、それから、アメリカもネグロポンテ国連代表、国連大使がそれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) さようでございます。
○国務大臣(川口順子君) 結構でございます。
○国務大臣(川口順子君) 三つの御質問があったと思うんですけれども、一つは古証文であるかどうか。これは古証文ではございません。六八七、六七八というのに基づいて、九三年、九六年、九八年と武力行使が行われておりますし、九三年にフランスも賛成をしているということですし、当時の事務総長も...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 歴史というのは、どこまでさかのぼれば、あることが始まりになるかというのは非常に難しい判断であるというふうに思います。  中東地域が本来、十九世紀以降、植民地としてずっとあって、それが独立する過程で、当時の大きな国との関係ではいろいろな経験をしてきたとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは全くそういうことではないと考えております。一四四一では、イラクが重大なる違反をしている、六八七で決めたことの違反をしているということを認定をした上で、それを決定をした上で、その上で違反状態を解消する最後の機会をイラクに与えた、是正の機会を与えたわけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本の外務省としてよその国の安全保障戦略について評価をする立場にあるとは思いませんけれども、いずれにしても、これは今の世界が直面をしている様々な脅威、これから国民を守る必要があるという国としての強い意思、これが表明をされているのではないかというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 安保理は国連の中にあって平和と安全にかかわることをやって、担当しているわけですけれども、やはり拒否権ということが大国にありますので、安保理が一番機能するという、よく機能をするというのは、やはり大国の間に意見が一致をしたとき安保理は一番機能するということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 違うと思います。
○国務大臣(川口順子君) 米国は、例えば国連のネグロポンテ大使が、今回の武力行使はイラクの武装解除のために国連安保理決議六七八、六八七、一四四一、これにのっとって行うものであるという手紙を出しているところでございます。
○国務大臣(川口順子君) イラクに対して武装解除のために万やむを得ず武力行使をするということになったわけでして、そういうことの中で副次的効果といいますか、フセイン政権が倒れるということにつながっていくであろうということだと思います。それで、その暁には自分たちで政府を選びより自由な...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領は、戦争についてはできるだけ短期間で、そして死傷者を少なく、民間人の死傷者を少なくということを言っていらっしゃると思います。昨日もラジオでそう言われたと思います。
03月25日第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 遅くなりまして、大変に失礼をいたしました。  小泉総理の一月の訪ロでございますけれども、これは、小泉総理とプーチン大統領の非常にいい関係が更にこの会談によりまして発展をしたというふうに思います。  それで、ここでやりましたことは、今御質問の中でおっし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 目で見るということを今おっしゃいましたけれども、私も昨年八月にタウンミーティングを札幌でした後、根室で同じような会合を持たせていただいて、そのときに、目の前に島を見、それから海上保安庁のヘリコプターで上を飛んで、国後の爺爺岳ですとか、それからあとは花咲半...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これを、なかなか難しい問題ではありますけれども、前に進めていくということをしなければいけないということは強く感じております。努力を重ねたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 一月にロシアを訪問を小泉総理がなさったときに、プーチン大統領との間で日ロ関係そして国際情勢に関する幅広い問題について協議を行いまして、両国関係を幅広い分野にわたって発展をさせていくということをお話しになられました。これが訪問の目的であるということでござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本とロシアの経済の関係でいいますと、かなり補完的な面を持っているというふうに思います。特にシベリアとの関係では、日本はロシアと補完的な関係にある。シベリアには豊富な資源があり、日本には技術及び市場があるということだと思いますが、このロシアの極東が安定的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと今、きちんと確認をする必要があると思いますけれども、北朝鮮というのはもちろんこの地域、極東の地域とは非常に近い地域であります。ロシアとの関係では、先ほど委員もちょっとお触れになられましたように、ロシアが北朝鮮に対して国際社会の責任ある一員となるよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) SACOの最終報告につきましては、これは今、委員がおっしゃいましたように平成十一年末に閣議決定をしたということでございまして、稲嶺知事による移設先の候補地の表明あるいは岸本名護市長による受入れ表明を受けて行ったものでございます。  そして、この閣議決定...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 那覇の港湾の施設でございますけれども、ここでは、米軍が必要とする貨物や人員の沖縄と他の地域との間の輸送のためにその積卸しをやっております。代替施設につきましても、この機能を超えることはないと考えております。  そして、この移設によりまして代替施設がこの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題については、防衛施設庁で適切に御判断なさると思います。
03月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について説明いたします。  改正の第一は、在チェンマイ日本国総領事館の新設を行うことであります。  改正の第二は、在バンコック日本...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 亡命を探る動きについては外務省として、いろいろ報道はされておりますけれども、そういったことについて、それを確認をする情報は持っておりません。引き続きそういった努力はいろいろなところで行われているんであろうと推測はいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 既に、例えば戦争において、戦いにおいて今後二日ぐらいが山になるとか、いろいろな情報はもうマスコミで十分に出ておりますので、それに加えて更に外務省として、こういう点に気を付けたらいいとか、こういう点が押さえるべき点であるとか、そういう意味で申し上げるという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 復興の過程で我が国がそれなりの役割を果たしていくということは重要だと考えています。それで、具体的にどのようなことが我が国としてできるかということについては、正に今後、戦争がどのように展開をしていって、その結果としてどの程度の復旧、復興が必要になるかという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が正におっしゃったように、どれぐらい掛かるかというのは分からないわけですけれども、いろいろな機関でスペキュレーションといいますか推測はやっているわけですけれども、例えば二百五十億ドルからとか千億ドルとか、いろいろな数字がございます。それで、先ほどの、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の状況については引き続き注視をしていくということです。  それで、拉致問題につきましては、我が方としては五人の家族を日本に戻す、それから事実の解明をきちんとしてほしいということを言っておりますし、北朝鮮側は五人を北朝鮮に戻すということを言っており...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いつごろ決めたかということでございますけれども、これは、総理もどこかでおっしゃっていらっしゃいましたが、ブッシュ大統領が、戦争自体への支持ですね、それはブッシュ大統領が戦争をするその開戦のスピーチをなさったということ、そのころでございます。
○国務大臣(川口順子君) この問題について、これは私も、それから総理も国会等でお話をしていましたように、我が国としては、平和的に、そして国際協調の下で解決をされるということが重要であるというふうに考えておりまして、そういう旨の働き掛けを随所に行ってまいりました。  それで、十八...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 原口大使は二回演説をしていますけれども、二回とも独断専行ではございませんで、これは日本政府からの訓令に基づいて演説をしています。  それで、一回目の演説は新しい決議が必要だと考えるということでございますけれども、これは今、広中委員がおっしゃってくださっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 新しい国連決議が必要であるということは、正に国際社会が毅然として一体となって圧力を掛けるということが必要であって、それを表すために決議があった方がいいというふうに考えたということです。  私、日本政府として、例えば茂木副大臣を総理特使として三月の始めに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブリックス委員長が、三月の初めだったでしょうか、国連で発言をしたことの中に、イラクについて二つの条件、すなわち、一つはイラクが自ら情報開示をするということをやるプロアクティブな態度がある。それからもう一つは、圧力が十分にイラクに対して掛けられる。二つのこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二つのことをおっしゃったんですけれども、最初の方の御質問というか御意見について、私の感想でございますが申し上げれば、だれも戦争はやりたくない、私だって戦争というのは見ていられないと思います。それでありながら、それを止めることができたのはサダム・フセインだ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の戦争が始まって今までの間、六日間ですけれども、の間には使用していません。  ただ、八〇年代においてイランに対して、そしてクルド人に対して使って、両方合わせて三万数千人の人を死傷させたという実績は持っているということです。
○国務大臣(川口順子君) 私たちは、使わない、使うべきではないということをイラクに対しては言っているということです。  これは、私は、今日、昼に報道ベースで見たことですので、きちんと確認をしないでこういうことを申し上げるといけないかと思いますけれども、イラクの兵士の残していった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 広中委員のお気持ちはよく分かります。よく分かりますけれども、私は、最初に挙げられた例というのは、これの例としては正しくないだろうと思います。  十二年の間、その少年に行動を正しくしなさいということを国際社会は言ってきたわけですね。それから、昨年の十一月...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現実問題として、国連の安保理のメンバーが、今、その考え方が、イラクに対して二つに分かれている状態にあるということはそうだと思います。  今度のことが国連の権威を落としたのか、あるいは逆なのかということについては、私は、全く異なった見方があると思います。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 復興支援、復旧復興支援については日本としてしかるべき役割を果たすべきだと考えておりまして、それに際しては国連が関与する形で国際社会が協調をして行うことが重要であると考えております。
○国務大臣(川口順子君) これについて情報がいろいろ錯綜しているところがありますので、一遍になかなか分からないんですけれども、連合軍側、米軍、英軍等でございますが、そちら側は、累計としては死者が三十五名、これは今日の朝の時点ですけれども三十五名、行方不明者は少なくとも十六名という...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常によく分かりにくいんですけれども、例えば二十四日の数字で言いますと、これはサハフ情報相の報道ですけれども、民間人の死者は六十二人ということが出ておりまして、軍人についてはこれはよく分からないということです。
○国務大臣(川口順子君) 二十日の空爆以降は話はいたしておりません。  ただ、その前の時点でも、それから今、私は直接には話をしていませんが、日本の大使がそれぞれ現地でコンタクトは引き続き密接に取っておりまして、今回のことについて日本の立場の説明をそれぞれしていますけれども、今回...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、フランスとかドイツとか中国とかロシアとか、連絡をするということがいいことであるという御示唆については非常に有り難いと思います。  それから、説明責任ですけれども、これは私はそれなりにしてきたつもりでありますけれども、十分でないという御意見が多いと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このことについては、米国がどういう理由でどういう意図を持って、とのことについて確認をまずする必要があるというふうに考えて、確認中でございました。そういうことをやってはっきりするまでは外に対してお話をすべきではないということで、一昨日でしたか、コメントはで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 資産の凍結を求めるという話はありました。  それで、これについては平成二年の時点で閣議了解がありまして、安保理の決議の六六一というのがありますが、これを履行するために、イラク政府、政府関係機関が日本に有する預金、これについて、これの引き出しについて許可...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) テロと関係しているかどうかは知りませんけれども、この平成二年というのは、六六一というのは、前回のイラクがクウェートに侵攻したとき、そのときの国連決議に従って取った措置です。
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては二つありまして、一つは経済社会構造上の脆弱性ということです。イラクの影響を、戦争の影響を被りやすい、パレスチナについても同じことがあると思います。それから、パレスチナは最近首相が決まりまして、そしてその行政府改革が進展をしている、これは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 優先度という意味でパレスチナを選んでおりますけれども、パレスチナは御案内のようにずっとイスラエルとの間で衝突があって、そして経済的には大きな打撃を受けていて、貧困層の食糧不足、あるいは人道的な意味での支援が必要、これずっとそういうことである。そういう意味...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回のパレスチナについての支援は食糧援助でございますけれども、したがって貧困層の食糧支援ということですが、私はテロとの関係で二つのことを申し上げたいと思いますが、一つはパレスチナのテロ、それからイスラエルの侵攻、両方に対して日本政府はずっと、両方に対して...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アラブ外相会議でそのようなことについて、決議というのか、ステートメント、声明というのか、ちょっと正式な名称は分かりませんが、発表されたということは承知をしています。クウェートが棄権をしたというふうに聞いています。  これについてはきちんと受け止めなけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 直接に私が、多分これは委員にお教えをいただきたいと思いますが、私が一つすぐそうおっしゃられて思い当たるのは、テロリストを国内に置いていたことがあると、あるいは今も引き続きそういう可能性があると、そういうことです。
○国務大臣(川口順子君) 事実関係についてはきちんと勉強をしたいと思っていますけれども、我が国が二回にわたって周辺国に総理特使を送ってアラブの世界の方々とお話をしました。それから、中東和平を担当していらっしゃる有馬特使も頻繁にあの地域に行っていらっしゃいます。  そういったお話...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、新たにイエメンに対して新しく考えるということではありませんけれども、従来からずっと懸案、検討している案件というのはございます。  イエメンは北朝鮮との関係でいろいろな御議論がありましたけれども、イエメン、ミサイルとの関係で言えば、北朝鮮はそれを拡散...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOについては、NGO支援室というものを外務省の中に置きまして、そしてNGOの担当大使も任命しまして、今、外務省とNGOの関係は非常に強化されつつあると思います。NGOの方がアフガニスタンにしてもどこにしても援助をやっていく上で、おっしゃったような意味...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっとその御質問の意味がよく分かりませんけれども……
○国務大臣(川口順子君) 財源はODAで、草の根無償でございます。
○国務大臣(川口順子君) 湾岸戦争のときにかなり金額が多かったのは、我が国として戦費の負担をしたということでございます。今回については、戦費を負担するということは全く考えていないわけです。  我が国として考えているのは、その周辺国支援や難民支援や、そして復興の段階になったときの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) なかなかその数字がつかみにくいんですけれども、発生をした被害という意味でいいますと、これは確認をできたという意味では、イラクで、バグダッドで国際赤十字が病院を回って二百名の負傷者を確認をしたというのが二十二日の時点で確認をされています。その後、そういう意...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのことについては、答えは私、分かりませんので調べて御連絡をさせていただきたいと思いますが、恐らく難民、国連のアピールというのは、私どもはずっと前から、出るということと、いつごろ出るかということについては情報を取ってきております。それで、当初予定されてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の段階で、いろいろ調整中であると思いますので、具体的に何か申し上げることはできないということです。  それから、先ほど榛葉委員の御質問のときに私、前回湾岸のときに戦費の負担をしたと申しましたけれども、あの負担は戦費ではないということで、ちょっと訂正を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカは今回の戦争を始めるに当たって、民間人の殺傷をできるだけ少なくしたいということを、ブッシュ大統領は、あるいはほかの人もそうですが、繰り返し繰り返し言っています。  それで、例えばそのアフガニスタンのときと比べまして、精密誘導兵器の使い方という意...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理が一貫としておっしゃっていらっしゃるのは、大量破壊兵器の脅威ということであります。今おっしゃった記者会見での小泉総理の御発言も、私はそばで聞いていましたけれども、大量破壊兵器の脅威からどうやって無辜の民を守るかということに関心があるということでし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器の拡散について総理はおっしゃっていらっしゃいますけれども、もちろん我が国の立場としては基本的にはそれだけではなくて、究極的な、例えば核の廃絶を目指して毎年国連総会で決議を出しているわけですから、究極的に廃絶をするということは当然我が国の政策目...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一四四一についてちょっと御質問を取り違えているかもしれませんが、一四四一が一貫として言っているのは、イラクの武装解除であります。
○国務大臣(川口順子君) 一四四一で言っていることは、これは、六八七に戻って大量破壊兵器の武装解除が重要だということを言っているということです。
○国務大臣(川口順子君) 一四四一で、例えば前文で言っていることは、イラクによる同理事会決議の、安保理ですが、不履行及び、不履行並びにですね、大量破壊兵器及び長距離ミサイルの拡散が国際の平和及び安全に与える脅威を認識しというふうに書いてあるわけです。
○国務大臣(川口順子君) これは、私の個人の意見として「論座」に書いておりますので、テロ支援国家、これは潜在的にいろいろな国家があり得ると思っております。これは、むしろ二十一世紀というか、今世紀の脅威としてそのように私としてはとらえている、そういうことです。
○国務大臣(川口順子君) 具体的に特定の国家を頭に置いて言っているということではなくて、考え方として申し上げています。
○国務大臣(川口順子君) 二つのことをおっしゃいましたけれども、まず、今回の武力行使は、テロ支援国家という抽象的な概念で小泉総理は説明をしていらっしゃるわけではなくて、一四四一、六七八、六八七と申し上げているのは、これは一四四一に具体的に、イラクによる、先ほど読みました文章ですが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今度の武力行使に関しまして、中東諸国からは我が国に対し、我が国の立場に対しては特に直接にこれといった反応はないというふうに聞いております。今日、この後、私は東京にいる中東地域の大使の方とお会いしてお話をさせていただくつもりです。そこで、我が国の考え方なり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 比率自体は存じていませんが、民間人の犠牲の方が多かったということは知っています。
○国務大臣(川口順子君) ええとですね、二十……
03月26日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 平成十五年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千三百五十八億四千八百万円であり、これを平成十四年度予算と比較いたしますと百七億円の減額であり、一・四%の減となっております。  我が国の財政状況は引き続き極...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一連の北朝鮮の核関連の行動があるわけでございますが、これについては阻止をしなければいけない、核開発については阻止をしなければいけないというふうに考えています。五メガの黒鉛減速炉の再稼働というのもございましたし、それから、いろいろ取りざたされているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮にどのように対応するかということについては、国の中でいろいろ御意見があるということは承知をしています。  それで、委員がおっしゃったように、北朝鮮の弾道ミサイルの発射実験の可能性、あるいは使用済燃料の再処理の可能性、そういうことについて我々として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今申し上げたその二つのこと、それについては断じて行ってはならないということについては、北朝鮮に対しては繰り返し伝えてきているということでございます。
○国務大臣(川口順子君) まず、国際社会全体の平和と繁栄の実現、これに七百三十五億円ということですけれども、これの中身はいろいろございますが、グローバルな安全保障問題への対処の経費、例えばアフガニスタンの復興支援、和平プロセスの促進の費用とか、それから、そうですね、中東和平の推進...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、広中委員が引用なさった福田長官の御発言が、参議院の予算委員会でなされたもののことを指していらっしゃるんでございましたら、その真意は、日朝平壌宣言を破棄することを検討するということではなかったと私は考えます。  これは、北朝鮮の一連の行為、行動が日朝...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平壌宣言以降、五人の拉致された方が日本に帰っていらしたというのは一歩前に進んだということですけれども、残念ながら、そのほかのことについては進展を見ていないということです。  それで、今、拉致の問題については、政府としては、この五人の北朝鮮に残された家族...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本がイニシアチブを取らなければいけないということはおっしゃるとおりで、外務省としても、私もそう思っています。  それで、そういう観点で韓国、それからアメリカ、中国、ロシア等と北朝鮮の問題についての話合いは緊密にやっています。また、IAEAや国連、IA...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮に対しては、今、委員がおっしゃったように、それから先ほど別な委員もおっしゃいましたけれども、再処理施設、これの稼働をしてはいけない、そしてもう一つはミサイルの、弾道ミサイルの発射実験をしてはいけない、この二つはしては絶対にならないというメッセージは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本は戦費を負担するということはありません。  それから、米国からそれを求められたこともありません。
○国務大臣(川口順子君) 前回は基金を作って、それで基金に沿って日本がその支援のための拠出をしたということでございます。それで、その拠出金の使途を資金協力、それから資機材の調達、輸送、据付け、要するに物資協力ですね、ということでやったということです。  それで、今回について、例...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国としては、政府の対応方針でも発表させていただきましたけれども、難民支援ですとか周辺国支援ですとか、それからいずれ復興をするという段階になったときには復興の支援といったようなことについてはやる考えを持っております。  ただ、いずれにしてもその戦費の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その難民支援、周辺国支援、例えばヨルダンに向けて一億ドルという発表をさせていただきましたし、パレスチナに対しても五億円ですけれども、発表させていただきましたけれども、そういったお金は、これはODAの中から支出をしているということです。  それで、その復...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAの予算、ODAというのは、私は我が国が外交をやっていく上で非常に重要なツールであると思います。  人間の安全保障という話がありますけれども、それですとか、あるいは平和の定着とか、我が国が外交の柱として重要だと考えていることを実際にやっていくために...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODAについての温かい御理解と応援をどうもありがとうございます。NGOについては重要だと思っております。  それで、十五年度の予算では、NGO支援の無償ということでは二十二億円で、厳しい中でこれは前年比二億円増にいたしました。それから、草の根・人間の安...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 金大中大統領はずっと太陽政策を取られて、それは朝鮮半島をめぐる問題の解決のためには北朝鮮を国際社会の責任ある一員としていくことが重要であると、そういう考え方で、韓国自体は米韓安保条約ということをきちんと持ち、安全保障については注意をしながら、そういう対話...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そうおっしゃっていただいて結構です。
○国務大臣(川口順子君) 太陽政策あるいは盧武鉉大統領の平和と繁栄政策、これについての韓国内でのいろいろな議論があるということは承知をしております。  それで、金大中大統領も盧武鉉大統領も、米韓安保条約、要するに安全保障については、アメリカとの間ではきちんと体制を作り、かつ自ら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この前、御家族の方に言いましたことは、これは、北朝鮮による拉致というのは本当に人道上も許せない行為、生命と、生命と安全にかかわる行為ということで、こういうことというのは一般的にはテロって言うんでしょうねと、普通にはテロだというふうに思いますというふうに言...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は個人的には、ある論文にも書かせていただきましたけれども、日本が今までいろいろな問題に、テロに関連する問題に対応するときには、それぞれ別々な法律を引っ張ってきて対応しているということでして、まとまった形でそれを取り扱うということには今なっていないわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 黒田参与がアメリカに行ったことについてそのような報道がなされたということは私も知っていますけれども、事実関係としては、黒田参与は就任後のごあいさつに行かれたということで、新聞に報道されたようなことをやるために行ったということでは全くございません。
○国務大臣(川口順子君) その記事自体を直接全部読んでいませんので、今おっしゃったようなことであれば事実関係とは異なるということです。
○国務大臣(川口順子君) 現在、例えば外為法ですとか、それに基づく輸出貿管令ですとか、そういったような法制で、例えば外為法ですと、ちょっと細かいことは薮中局長から今補足してもらいますけれども、国際的なある種の合意があったときには対応ができるというような、個別法においてできるという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクについての問題は大量破壊兵器の問題である、そして、北朝鮮に関してもその大量破壊兵器についての国際社会の懸念があるということですけれども、これ、それぞれ我が国にとっては大量破壊兵器のもたらす脅威、もたらし得る脅威という観点では我が国は懸念を持っている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについて国際社会でいろいろな意見があるということは承知をしていますけれども、この、問題は大量破壊兵器を廃棄することができるかどうかと、そういうことであったわけですね。それで、ブリクス委員長も言っていますように、このまま査察を続けていって、イラクが、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 後段の方の質問については条約局長か、あるいは総政局長からお答えをしますけれども、最初におっしゃられた一日でも、あるいは二、三日でも続けていたら、査察を続けていたら、大量破壊兵器の廃棄ができただろうかと、これが問題だと思うんですね。フランスは百二十日、ある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、日米同盟関係というのは日米安保条約の権利義務の関係で考えるだけではないと思っています。  日米安保条約というのは、我が国の外交のずっと基軸でありますから、それはもちろん、日本としては、アメリカに対しての、負っている義務に対しては当然そういうことを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 全部を読んだというわけではございませんが、外務省に関係して問題が何があるかという程度のことの把握をいたしました。
○国務大臣(川口順子君) ODAの大綱については今、見直しを始めたばかりでございまして、各省と御相談をしながら、今年の夏ぐらいを目途に解決を、終わらせたいと思っています。それで、例えば要請主義とか今までのやり方について見直すということを考えておりまして、この見直しの基本方針につい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) そのときに処分をしたということは事実です。その処分は、OECDの大使をしていたときの仕事に係ることではなくて、その前の欧州局長、欧亜局長ですか、のときの関係で処分をしたということでございます。  それで、西村大使はスペイン語の人間でして、メキシコの大使...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私、考え方としてはおっしゃるとおりだと思うんですね。  我が国がその国を承認をしたらば、できるだけその国に大使館を置きたい。現に、ほかの大国、フランスとかイギリスとかアメリカとかに比べると、日本の在外公館の数というのは非常に少ないです。  それで、た...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは我が国の領域主権の侵害だと思います。
○国務大臣(川口順子君) 領域主権の侵害、ですから国家主権ですね。
○国務大臣(川口順子君) これは、イラクの武装解除ということを目的にして行ったわけですから、イラクの武装解除がなされる状態になる、そしてその地域の平和と安全が回復をした、そういう状態だと思います。これが具体的に、今戦争が、武力行使が行われていますけれども、具体的な形としてどういう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 武装解除、国連の決議に従って大量破壊兵器をなくすということですね。ですからそれ、そういうことの目的で始めたわけですから、その目的が達成をされ得る状態になったときと、そういうことだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 具体的にどういうそれが物理的な状況かということを申し上げるのは難しいと思いますけれども、その武装解除が可能になる、その目的が達成されるとき。ですから、どういう状況で、実際に、例えば全部されていなくても、それが可能となるような状態になったときということで、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず初めに、前提となさった、戦後日本が他国がやった武力行使を支持するのが今回初めてかというと、そうではないと思います。過去に幾つ例があったかというのはちょっと私、今ここで具体的に申し上げることはできませんが、必要なら調べますけれども、少なくとも、例えば九...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支持をして、当然、我が国は憲法の枠内で行動をするということですから武力行使には参加をいたしませんが、周辺国の支援とか難民の支援とか、それから将来、復興、復旧の段階があったときに、我が国としては我が国にふさわしい役割は果たすということは申し上げているわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう認識は持っておりません。復興段階ということでは、これは、支持した国もあるいは支持しない国も、国際社会が協調して国連が関与する形で行うことが必要だというふうに我が国は考えております。  そういった形の中で、日本として、日本は過去、自らが戦後の破壊...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  法律案と同時に可決されました附帯決議は、これを厳粛に受け止めます。  在外公館に勤務する外務...全文を見る
03月27日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○川口国務大臣 御質問の趣旨に合うかどうか知りませんが、我が国として、化学兵器それから生物兵器、そういったものの国際的な拡散については非常に強い立場をとっております。そういうものについては、我が国は両方参加をいたしております。それから、参加をしていないところには働きかけているとい...全文を見る
○川口国務大臣 二つ御質問がありました。まずKEDOですけれども、このKEDOのプロジェクトは今継続をしています。そして、この枠組みを維持するということが、核問題について、北朝鮮に関連して問題を悪化させないというふうに考えています。  いずれにしても、アメリカ、韓国、EU、日本...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどどういう言葉を使ったか覚えていませんが、留保ということは言っていないと思います。  申し上げたいことは、これは、KEDOについては理事国四つ、関係国ありますね。そこで話し合いながら、どういうことをやることが北朝鮮が核の問題について事態を悪化させないかという...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっていらっしゃるのは、当然にグループとして組織的な活動をしてということでおっしゃっていらっしゃるんだと思いますけれども、そういう情報は持っておりません。
○川口国務大臣 中東和平の問題はずっと大事な問題ですけれども、特に今イラクで戦争が始まって、中東の地域の平和と安定が非常に大事なときに、ますますその問題の重要度というのは増してきていると思います。  日本として、この分野では今までもかなりのことをやってきております。一番最近の時...全文を見る
○川口国務大臣 戦況の情報についてはテレビ等で本当に事細かく報道をされていますし、今回は千七百人に上る従軍記者が行っているという報道もございますので、持っている情報については特に異なった情報を持っているわけではございません。  それで、今後、当初比較的順調に進み、最近少し抵抗が...全文を見る
○川口国務大臣 我が国がこの武力行使を支持した最大の理由は、大量破壊兵器の脅威の問題、それに対応する必要があるということであります。それで、ずっと、これを平和的に国際協調のもとで解決をするということが望ましいというふうに我が国は考えまして、そのためのいろいろな外交努力を行いました...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の方針については、ずっとはっきりさせてきたと思います。武力行使を支持するかしないか、これは先ほど言ったような理由で、最後の最後までイラクが対応するかどうかということを見守りたいと思っていましたから、決めていなかったというのは当然ですけれども、我が国の考え方と...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、イラクの態度についての独自の見方といいますか、考え方をしてきています。我が国が自分の目で、イラクが本当に武装解除をする気があるかどうか確認をするということが非常に大事であるというふうに考えています。  大量破壊兵器の問題が大事だということは先ほど言いま...全文を見る
○川口国務大臣 武力行使を支持するという判断をしましたのは、ブッシュ大統領が、武力行使のやむなきに立ち至って、二十日でしたでしょうか、テレビで放送したとき、それから、もうちょっと前にさかのぼって、十八日に四十八時間の時間を与えたときには、まだ四十八時間の機会を生かすことがあるかも...全文を見る
○川口国務大臣 集団的な自衛権につきましては、閣僚の一人として、今政府の方針と同じ考えを持っております。
○川口国務大臣 私の個人的な意見も余り政府の考え方と変わらないんですけれども、この議論には相当に長い歴史があって、それで今政府の言っているような解釈があるわけでして、私は、これを急に変えるということは難しいだろうと思っております。  ただ、これは政府も最近そう言っていますけれど...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の外交を考えるときに、国連を中心にして考える国際協調は一つの重要な柱であり、それから日米同盟ももう一つの重要な柱であります。これかそれかという選択ではないと思います。
○川口国務大臣 今回の問題というのは、選択肢は、国際協調か日米同盟かという選択肢ではそもそもなかったと思います。国際協調をつくるべく、日本として最大限の努力をした、ただ、安保理で第二の決議をめぐって合意ができなかったということでわかるように、その段階については意見が一致をしなかっ...全文を見る
○川口国務大臣 日本として常に、選択をするときの判断は、我が国の国益が何かということです。我が国の平和と安全と繁栄が保たれるかどうか、これが一番大事なことです。それで、これを達成するための手段として、我が国としては、日米同盟というのは、まさにアメリカは日本の唯一の同盟国であって、...全文を見る
○川口国務大臣 中国は二十日に外交部の声明を出して、イラクに対する軍事行動に関しまして重大な関心を表明し、関係国に対して軍事行動の停止及び政治的な解決を呼びかけていると承知をしております。  今回のイラクの問題については、中国は一貫として国連の枠組みの中で解決をするということを...全文を見る
○川口国務大臣 これは私なりの感想を申し上げるしかないわけですけれども、中国は今、国際化、中国の社会の国際化ということに非常に関心を持っていて、国際社会に受け入れられるということを大事に考えている。そして、その中でアメリカとの関係は非常に大事にしていると思います。そういったさまざ...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、今赤城副大臣がおっしゃったことと同じことでございます。  我が国としては、復興の段階で、これはどういう形になっていくかよくわかりませんけれども、できるだけ国連が関与をした形で、国際社会が協調をした形で行われるということが望ましいと思っていますし、その中...全文を見る
○川口国務大臣 残念ながら、そういうことではないかと思います。
○川口国務大臣 守っていないと言わざるを得ない部分があるということは確かですけれども、履行しているかしていないか、それぞれの項目についていろいろな約束をしているわけですね、北朝鮮は。ですから、守っているかいないか、まだ判定ができない部分というのもあると思います。
○川口国務大臣 その文言の例えばどこの部分かということですが、ミサイルのモラトリアムなんということはきちんと守っているわけですね。それから、一連の核の、例えば黒鉛減速炉ですとかNPTですとか、そういった国際約束、そういったことについては今、国際的に懸念が持たれていろいろ議論をして...全文を見る
○川口国務大臣 そういう意味で、守っていないと言える面もあるのではないかと申し上げているわけです。
○川口国務大臣 私も、委員同様に、これが平和的に解決をするということではなくて、武力行使に至りという状況になったということは残念だと思っています。そして、委員がおっしゃるように、始まってしまったわけですから、できるだけ早く、そして民間人にも軍人にも死傷の少ない形でこれが、さらに大...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことができれば一番よかったと思っております。ですから、日本は、新しい決議についてみんなが合意をしてということをずっと慫慂したといいますか、働きかけてきたわけです。  国連の難しさというのは、やはり特定の国がノーと言う力を持っているということであると思いま...全文を見る
○川口国務大臣 これについての見方は、私は委員とは異なった見方をしています。  大量破壊兵器の廃棄の問題というのが非常に大事だということは問題の一番基本にあると私は思います。これは九・一一の経験からもわかるように、あれは飛行機でしたけれども、総理も同じことをおっしゃっていらっし...全文を見る
○川口国務大臣 米国は決して孤立をしていないと思います。四十のコーリションのメンバーが少なくとも、表明しているだけで、一緒に支持をしているわけで、決して孤立はしていないと考えます。
○川口国務大臣 昨年の夏ぐらいからずっと、我が国は米国に対して、このイラクの問題というのは、イラク対アメリカの問題ではなく、アメリカ対イスラム社会の問題でもなく、大量破壊兵器を持ったイラクと国際社会の問題である、そういうことなんですという話をずっとしてきました。それから、国連で決...全文を見る
○川口国務大臣 不可分のものであるということはおっしゃるとおりだと思います。相互に、日米安保体制も、それから国連での協力も、そして国連の枠組みの中で日米協調するという面もありますし、同じ目的に向かっている話だと思います。
○川口国務大臣 総理が日米同盟を優先したというふうにおっしゃったと今樋高委員はおっしゃいましたけれども、そういう発言は私は記憶をいたしておりません。もしそういう発言をなさったとしたら、教えていただけましたら、それについて、どういうコンテクストでおっしゃったかということを読みたいと...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府が判断に至るまでの過程で、どういうことを考えて判断をしますという基準、考え方については、もうずっと私は、そして総理も何回も国会で答弁をしていらっしゃいます。私もいたしました。  それは、また改めて御説明をしますと、大量破壊兵器、この脅威、これが問題である...全文を見る
○川口国務大臣 今御引用になられた総理のものとされる発言については、私は直接聞いているわけでもございませんし、確認できておりませんので、コメントを申し上げるというのは難しいことでございます。
○川口国務大臣 いろいろな考え方があると思います。
○川口国務大臣 政府の立場は一貫としていまして、ちゃんと説明をし、しかるべき理由に基づいて支持をしているということでございます。  委員あるいは自由党のお立場というのはいろいろあると思いますけれども、意見が違うということは当然あるわけですが、何というんでしょうか、一つのアネクド...全文を見る
○川口国務大臣 何に関する決議のことをおっしゃっていらっしゃるのかよくわかりませんけれども、我々としては、国連の関与、例えば復興過程においてあるということは非常に大事なことだと思っています。
○川口国務大臣 我が国としては、この大量破壊兵器の廃棄という目的が達成される形で、できるだけ早く、できるだけ犠牲の少ない形で終わるということを望んでおります。
○川口国務大臣 査察が有効であるためには、これはブリクス委員長の言葉をかりれば、二つの条件があります。一つは、イラクが積極的に武装解除をみずからするということを見せること。そして二番目に、イラクに対して圧力が、最大限の圧力がかけ続けられること。  我が国は、我が国独自の判断とし...全文を見る
○川口国務大臣 二つ申し上げます。  まず、だれも、このまま続けていったら大量破壊兵器が武装解除が可能だとは言っていない。一番最後の三月十九日、ブリクスが言っていることですけれども、どのようなアプローチがとられようとも結果はイラクによる実質面での能動的協力次第であるということを...全文を見る
○川口国務大臣 大量破壊兵器の廃棄について、イラクが十二年以上にわたってこれに協力をする姿勢を示してこなかったということの最大の原因はサダム・フセイン政権であるというふうに考えざるを得ない。そういう状況で、その目的である大量破壊兵器を廃棄しようということは、現実的なこととして、政...全文を見る
○川口国務大臣 女性の立場からと言われても、女性にもいろいろいますので、非常に、一概に難しいと思いますけれども、私としては、できるだけ、これは民間人にも、そして双方の軍人にも死傷者が少ないという形で所期の目的が達成されるということを祈っているわけでございます。
○川口国務大臣 国際法上、これがいけないということがあるわけではありませんけれども、広がっていくという意味で殺傷率が高い爆弾だというふうに認識をしています。
○川口国務大臣 このイラクの問題については、北朝鮮は、対外的に幾つかのコメントが出ていることからわかるように、非常に関心を持っていると思います。ただ、それをどのように受け取っているかということは定かではないと思います。  外交の世界で、北朝鮮もいろいろなメッセージを出しています...全文を見る
○川口国務大臣 世界のいろいろな国が、北朝鮮との関連については何か具体的に考えていかなければいけないと思っています。我が国も、北朝鮮の情勢には非常に関心がありますので、いろいろな検討はいたしています。ただ、これは外交的な問題でもありますので、相手の国もありますし、具体的にどのよう...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の家族の方々に日本に戻ってきてもらいたい、それから事実の解明をしたいというふうに考えておりまして、これはもうずっと北朝鮮に対しては働きかけを行っています。今の時期も大事でございますし、またその前からずっとそういった働きかけはしておりますし、今後とも続けたいと思...全文を見る
○川口国務大臣 イスラエルとイラクでバランスを失しているんではないかという最初の方の御質問ですけれども、イラクに対して六七八、六八七、一四四一というのがございますけれども、イラクは、六八七によって大量破壊兵器を廃棄しなければいけないとされているわけですね。それで、同じような安保理...全文を見る
○川口国務大臣 PKO法というのは、今、我が国にとって、我が国がこういう状況で国際的な貢献ができる一つのよりどころになっているわけですけれども、最初の方の、五原則との関係でいえば、書きましたように、あるいは委員がおっしゃってくださったように、紛争当事国では同意が得られなくてできな...全文を見る
○川口国務大臣 論座に書きましたことは、これが私は、きょう、あした、あるいはことしというタームで議論が収束をするというふうには必ずしも思っていませんので、もう少し時間をかけて議論をすることが必要だろうと思っています。  ただ、憲法を変えなければ、あるいは憲法の解釈を変えなければ...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の状況につきましてはなかなか不透明なところが多いものですから、金正日総書記が四十日にわたって不在であるということについてどういうような理由なのかということについては、我々として、それを把握しているということではございません。  ただ、我が国として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 戦争の状況については、委員も御存じのとおり、いろいろ報道されております。その基本的に同じ情報を持っているということでございますけれども、国際社会は、今、国連安保理で議論がございましたけれども、やはり、今後、復興の段階でどのように国際協調が作れるかというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領もブレア首相も、この戦いとの関係では時間の設定というのはしていないということでおっしゃっていらっしゃいます。私どもも同じように考えています。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど、復興の段階で国連が関与する形で国際協調を作れるようにというふうに申しましたけれども、我が国として、そういう事態が早く来るように、そしてそれが、国際社会にイラクが与えている脅威、これを除く形で、そしてできるだけ短く、また死傷者が少ない形で終わるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国が今度の武力行使についてどういうような理由で行ったかということについては、これは六七八、六八七、一四四一ということでございまして、先制攻撃というようなことは全く言っていない、理由付けにしていないということでございます。  ただ、そこでブッシュがその...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 復興のことについて原口大使が、昨日でございますか、演説をいたしましたときに、日本として言いましたことは、イラクの問題について、イラクの脅威が取り除かれるということを心から望んでいる。それで、そのときに、戦闘が一刻も早く、そして最小限の犠牲で終わってほしい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろな動きが国連の中ではございますけれども、今、委員がおっしゃった平和の結集、このための手続は二つのやり方でできることになっておりますけれども、これについてそのような動きが今具体化していると、そういう状況ではないと考えております。  やはりこの戦争...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その点については、今まで質疑は、私の承知している限りはございません。
○国務大臣(川口順子君) 今、国連の安保理の公開討論でいろいろな議論が、演説が行われた中で、我が国の立場というのは、これは大量破壊兵器の脅威を取り除くという観点から、そしてイラクが今まで長期にわたって与えられた機会を活用して武装解除をするということをしてこなかった今、武力行使によ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器、これの脅威をなくすために、国際社会が何をやればなくせるかということですね。  それで、やはり安保理の決議ということが大事であって、そして過去十二年間イラクに対してこれをずっと働き掛けてきて、イラクがそれを守らないという状況があるわけですね...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大事なことは、どうやったら大量破壊兵器の脅威、これを世界から除くことができるか。そして、イラクの場合特に大事なのは、二十一世紀、テロリストあるいはそういう懸念をされるような国家が大量破壊兵器を持ち、開発し、拡散をする可能性がある中で、国際社会として毅然と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ここに至るまでの過程で、公明党が平和的な解決を目指していろいろ努力をしていただいたということはよく存じ上げております。有り難く存じております。  そして、今の委員がおっしゃった人道支援ですけれども、これは日本として力を発揮すべきところだと思います。既に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 沖縄県民の方の御負担を軽くしていくということは非常に大事なことだと考えております。それで、SACOというのはそのために何ができるかということで最終報告が出ているわけですけれども、政府としてはその着実な実施に引き続き努力を今いたしております。  私は、パ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事前協議はございません。
04月09日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○川口国務大臣 事実関係、今、茂木副大臣からお話をしたとおりでございますけれども、邦人をどうやって保護するかということは、ケース・バイ・ケース、いろいろな状況があって、毎回、非常に難しいと思いながら、それぞれのケースについて、邦人保護という観点から外務省としては最大限の対応をして...全文を見る
○川口国務大臣 大変に残念でございますけれども、外務省のこの点についての見解は委員とは全く異なるということを申し上げざるを得ないと思います。  委員が事実、事実というふうにおっしゃられることは、これは向こう側の人から聴取をなさったこと、そして我々がベースとしたことについては、そ...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま委員が善意の第三者というふうにおっしゃられましたけれども、先ほど申し上げたようなさまざまなこと、日本の関係者は最後まで居どころは知らされなかったわけでございます。ということですから、善意の第三者というふうには必ずしも考えていない。  いずれにいたしまして...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました二千一年の船舶の有害な防汚方法の規制に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十三年十月に国際海事機関の主催によりロンドンで開催された国際会議において採択されたもの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨日イランの外務次官とお会いしました。これは非常に短時間で表敬を受けたということでして、外務次官が日本にお見えになった理由は、これは日本の外務省との間で定期的な会合があって、話の本筋のところはそちらの方でございまして、その傍らで私に表敬があったと、そうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 山本委員がおっしゃいますように、イスラム世界との対話、中東との関係を深めていくということは非常に大事だと思います。  それで、幾つかの側面があると思いますけれども、一番この問題の根本的な問題というのは、パレスチナ、イスラエルの和平の問題であると思います...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器の状況については、今まで戦争といいますか、武力行使をずっとやってきて余力が余りなかったので、むしろこれからそういった捜索については力を注げるようになるであろうということで、のようでございます。情況証拠といいますか、幾つかの情況証拠は報道もされ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮のスポークスマンがそういうことを言った前提もありまして、問題解決のために米国が北朝鮮政策を根本的に転換をする用意があるということであればということですけれども、対話の形式にはこだわらないということを言っているわけです。  これは、私どもとしては、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、イラクにいまだに大量破壊兵器の懸念があるということについては、これは度々の国連の査察団の報告でも指摘をされているということで、懸念があるということは明らかであると思います。  それで、私が先般ヨーロッパに行きましたときに、この点について今、捜索状...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃっていらっしゃる前提の、泥棒を捕まえるときには罪を犯したという現行犯だったり、あるいは証拠があったりということで捕まえるという例はこのときには当てはまらないということをまず申し上げたいと思います。  それはなぜかというと、イラクは国連の決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の御質問に直接お答えする前に、先ほどのことで誤解があってはいけませんから、念のために更に申し上げますと、国連の決議においてイラクは今までの決議に違反をしているということは既に決定をされているわけですね。六八七違反だということは一四四一において決定をされ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イスラエル、パレスチナ、この問題についての安保理決議につきまして、これはイスラエルとパレスチナと双方に対して暴力の停止を求めると、そういうものでございまして、そのイラクが十二年間にわたって無視をしてきた大量破壊兵器の廃棄等についての安保理の決議の義務違反...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるとおり、中東の和平問題は我が国にとっても非常に大きな関心事であります。そして、有馬特使の任命をいたしまして、有馬特使が今まで、まあ私も一度、イスラエル、パレスチナには参りましたけれども、再三再四、かなり頻繁にこの地域にいらして働き掛けをや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イスラエル、パレスチナ、この問題について大事な国連決議が幾つかありますけれども、その一つが二四二という国連決議であります。  これが何を言っているかといいますと、今、委員がおっしゃっていらっしゃるように、イスラエルの占領地からの撤退、これはイスラエルに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどから申し上げていますことは、イスラエルに対して暴力の停止をしなさい、パレスチナに対してもしなさい、両方のことを言っている。そのために有馬特使はいろいろずっと何回も周辺国も含めて動いている。  この問題が一言で、ある国がイスラエルに対して暴力の停止...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際連盟やあるいは国際連合やそういった国際的な組織、これはそれまでの人類の知恵の成果として生まれたものであるということは、今、委員がおっしゃったとおりだと私も思います。  それでは、特に平和と安全の問題について十分な機能を果たすことができる組織に今まで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど石破長官もおっしゃいましたけれども、米国が国連を無視してきたわけではない。米国は、例えば一四四一、決議一四四一を作る過程でこれを粘り強く説得をして、決議が全会一致でできているわけですね。その後の決議を作る段階で国連が、安保理が一致できなかったこと、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 要員派遣といったときに、どういう形で派遣をするかとか、そこでどういう仕事をするのかとか、いろいろ細かい議論はあると思いますが、基本的に、この問題についての法的な側面、今いろいろ御意見がございましたけれども、それについては、政府としてはきちんと詰めた上で決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一言でお答えすれば、そこまで限定をしていない、あるいは限定できる状況にないということだと思います。  何を申し上げているかといいますと、私が言いましたのは、国際社会が早く亀裂を直して傷をいやして協調してイラクの戦後復興に当たる必要がある、人道も含め、と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米軍が民間人及び相手軍ですね、自国軍はもちろんですけれども、全部、いずれにしてもその死傷者を少なくする、そういう努力をしているということは、私どもはそのように考えております。  それから、クラスター爆弾、それから劣化ウラン弾でございますけれども、クラス...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、クラスター爆弾についての使用の規制はありませんけれども、委員が言われたような不発弾、これが残る可能性があるわけですが、これ、その不発弾を含む爆発性戦争残存物の問題について、これは現在、国際社会において、特定通常兵器使用禁止制限条約...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) こうした問題は、その特定の武力行使について、特定の国との間で話をするということではなくて、国際的な社会として取り組んでいくということが重要だと考えております。  先ほど言いましたように、我が国としては、米国に対してはできるだけ戦傷者を少なくするようにや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど引用なさった、私の前に申し上げたこと、小泉議員との間でそういうお話をあったということを私は記憶していますけれども、簡単に見付かるというトーンでそういうことを申し上げたつもりは全くない。  国連における査察においてイラクに期待されていたこと、イラク...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 前に別な委員の方の御質問にお答えをいたしましたけれども、これについては、武力行使がほぼ最終的な局面に来て、今後そういった問題について対応していくと、そういう段階であるということであります。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど私が述べたとおりです。
○国務大臣(川口順子君) 今までに、武力行使に至るまでの間に国連において、イラクが過去に実際に大量破壊兵器を使った、そして幾つかの、引き続き持っているのではないかという懸念、そういうことが言われ、イラクの側において、国連決議があるにもかかわらず、そして防衛、防衛といいますか武力の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器の具体的な存在場所、あるいはどういうところ、どういう形で存在しているか、何があるかというようなことについて具体的にいろいろな情報をアメリカは既に公開をしているわけです。  我々としては、これについては正に、さっき別な委員に申しましたように、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと一番最後のところがよく聞き取れなかったんですが、大量破壊兵器の廃棄ということが、我が国がこの武力行使を支持をした最大の一番大きなポイントであります。
○国務大臣(川口順子君) 武力行使に至る前あるいはその最中において様々な発言が米国の高官からなされたという報道がございます。今、委員がおっしゃった様々なこと、報道されていることであると思いますけれども、米国において、大量破壊兵器を廃棄するということについては、正にそれを不可能にし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来申し上げていますように、これから武力行使が最終的な局面になって、これから本格的に捜索の実施が始まるということであると思います。現にイラクの国土、一・二倍あるわけですから、それならば、あるわけですから、それだけの期間が掛かるということになるだろうと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 直接にお答えする前に一言申し上げておきたいのは、この武力行使がやむを得ない状況になった、これはひとえにサダム・フセインが決議にこたえるということをしなかった、ここに問題があったからであるということだということをはっきり申し上げておきたいと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃっているずっと居座るかどうか、これらのことは今後どのように事態が動くかということによって、今はっきりまだ見えていない世界のことですから、そういう意味では仮定に基づいての議論をしているわけですけれども、先ほど申し上げたように、イラクにおい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということでしたら初めからきちんと丁寧に申し上げますけれども、今般の米軍による武力行使、米軍等による武力行使ですけれども、これは安保理の決議六七八、六八七、一四四一、これを含む関連安保理決議に基づいてイラクの武装解除等の義務の実施を担保するということを目...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員の御高見は御高見として承らせていただきましたし、あるいは時間が許せばもっとお伺いしたいというふうに思いますけれども、国際協調の必要性というのは、これは大量破壊兵器の問題一つ取っても、あるいは中東の平和と安定に大きな影響を与えるイラクの復興をやっていく...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) マクナマラ長官はかつて私の上司だったことがありますけれども、この著書については読んだことはございません。
○国務大臣(川口順子君) 取りあえず、まず現状について北米局長から御説明を申し上げます。
○国務大臣(川口順子君) この普天間飛行場は、町の中にあって、びっしり市街地に囲まれたところであるわけです。それで、政府としては一日も早く周辺の住民の方の不安、これを解消する必要があると考えております。  引き続き、沖縄県等の地元地方公共団体と十分に協議を行いまして、普天間飛行...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、名護市長それから沖縄県知事からお話はきちんと伺っております。政府といたしましては、代替施設の問題については、平成十一年末の閣議決定及び昨年七月の基本計画に基づきまして、引き続き、地元の公共団体の方々とお話を、協議を十分に申し上げなが...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました児童の権利に関する条約第四十三条2の改正(千九百九十五年十二月十二日に締約国の会議において採択されたもの)の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成七年十二月にジュネーブで開催された児童の...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの戦争は今まだ終了を最終的にしているわけではございませんけれども、委員がおっしゃられましたように、非常に短い期間である程度の成果を見たということ、また、その過程であるいはその結果、さまざまな、我々として新しい認識を持つように至ったということについては委員がた...全文を見る
○川口国務大臣 今後の復興の道筋について今委員がいろいろおっしゃられましたけれども、基本的な考え方というのはおっしゃるとおりだと思います。国際社会で国連の関与ということが一つの論点になっているわけですが、これも委員のおっしゃいますように、言葉が、中心的だとか、あるいはバイタルだと...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮との話し合いにつきまして、我が国は今までさまざまな努力をし、働きかけを行ってきております。これは我が国だけではなくて、韓国も中国もみんな努力をしているということでございます。  最近、北朝鮮が、十二日でございますが、外務省のスポークスマンが、問題の解決のた...全文を見る
○川口国務大臣 拉致をされた御本人が帰られまして、もう半年たってしまって、物事が進展をしていないということについては非常にじくじたる思いがあります。これについてはできるだけのことを全部やるということでございまして、北朝鮮に対する働きかけ、そしてジュネーブ国連人権委員会等の場での働...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が戦争の分類をなさいました。委員がなさった分類は、だれとだれが戦ったのかということを切り口として分類をなさったということであると思います。さまざまな武力行使が歴史において行われた中で、そういった人と人、相手と相手に分類の切り口を置くということもあるでしょうし...全文を見る
○川口国務大臣 委員は、中東の地域において、周りの国が望まない中で先進国が入っていった戦争というふうに位置づけられているように私には聞こえましたけれども、これは私どもの理解、私どもの認識はそういうことではございませんで、これは国連の安保理の決議に基づいて、大量破壊兵器の脅威から人...全文を見る
○川口国務大臣 戦争において建物が、どれがどれぐらい壊されているかということについては、もし事前に御質問の通告をいただいていましたら航空写真なり等を見て調べさせることができますが、基本的には、そういう御質問をいただいておりませんので、今の段階ではお答えをする用意はございません。 ...全文を見る
○川口国務大臣 委員が先見性を常に持たれて御質問をなさる方であるということはよく存じ上げておりますし、そういう意味で御尊敬申し上げておりますけれども、現在イラクの人が必要としていること、これは水であり、医療品であり、病院であり、それから食糧であるわけです。国際社会としてイラクの復...全文を見る
○川口国務大臣 再び大変に先見性をお持ちの御質問でございますが、これについて、復興人道支援局、これは米国のNSCのもとにある組織でございます。そして、国防省を初めとして幾つかの官庁がこれにかかわっているという組織でございますけれども、これにどのような具体的な協力を行うということが...全文を見る
○川口国務大臣 ORHA自体も現在いろいろな、動いているといいますか、今後どういうような形態で人道、復興行政を行っていくかということについてはっきりしているわけではない。今後、イラク全体の人道、復興を行っていくに当たって、事態の変転、変遷、あるいはいろいろな国の考え方に応じてどん...全文を見る
○川口国務大臣 自衛隊をどういう状況で派遣するという、その派遣についての政策自体は私の判断ではございませんで、防衛庁長官の判断でございますので、私がこの場で自衛隊についてはこういうふうにしたいというふうにお答えするということはできないわけでございますけれども、例えば今の時点でもし...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど機雷の話をいたしました。これは自衛隊法で規定がございまして、したがいまして、私が自衛隊法について担当大臣ではございませんけれども、これによりますと、遺棄機雷の処理はできる、既にできます。それで、このことについては既に政府としても発表済みでございまして、三月の...全文を見る
○川口国務大臣 まず、先ほど自衛隊法で遺棄機雷の処理ができるというふうに申し上げました。これはまさにそのとおりでございまして、これを行うということを決定する場合には、その前提として国連の決議が必要だということは全くないわけでございます。  それから、一般的に、国連の決議ですけれ...全文を見る
○川口国務大臣 まず初めに、委員ほどではございませんけれども、外務省もいささかの先見性は持っておりまして、委員が先ほどおっしゃられた決議でございますけれども、これについては、我が国としては、国際協調を、今亀裂が入っておりますので、それを立て直すために、まず、ある形での国連決議をつ...全文を見る
○川口国務大臣 シリアの問題ですけれども、いろいろな報道がなされているということは私どもも承知をしております。ただ、委員もおっしゃられましたように、米国の高官、パウエル長官も含めてですけれども、今シリアに対して武力行使をするということを考えているということではないと私どもは認識を...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の問題については、我が国も、そして近隣の諸国、米国も大きな懸念を核の問題について持っているわけで、またさらに、我が国としてはそれとは別に二国間のさまざまな問題も持っているわけでございます。そして、日本を初め韓国も、みんな働きかけをしてきております。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 政府としては、平壌宣言が無効な文書であるというふうには考えていないわけでございまして、我が国としては、この平壌宣言の精神と基本原則にのっとって北朝鮮との間でいろいろな問題を解決し、そして国交正常化につなげていく、そして国交正常化の暁には経済協力をするというステップ...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮がNPT脱退するということを言ったわけですけれども、我が国として、この北朝鮮の脱退をしますといったそのアナウンスメントが有効であるかどうかということについては疑義を持っているわけでございます。米国あたりは、これについて議論をする必要は認めないということを言っ...全文を見る
○川口国務大臣 私が先ほど来これがてこであるということを申し上げている理由は、北朝鮮が、責任のある、国際社会で責任を持つ国家としてやっていくためには、困っている幾つかの問題、これを解決していかなければいけないわけです。  我が国は、北朝鮮の近くにあって、さまざまな支援を北朝鮮に...全文を見る
○川口国務大臣 平壌宣言の文言に即して言いますと、「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題」ということで拉致問題について触れているわけでして、それから、実際に、第一回の会合あるいはそれ以前のコンタクトの段階、またそれ以降のさまざまなコンタクトの段階で、政府として、今日本にいる拉致...全文を見る
○川口国務大臣 二つの国家のトップの約束、これと、セールスマンの自動車の契約と御一緒になさるということについては、私は必ずしも同意はいたしておりませんけれども、いずれにしても、我が国として、拉致については、先ほど申し上げたような形で強く申し入れております。そして、申し入れていると...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の問題について、本当にその進展がはかばかしくないということについては、私としては非常に残念に思っています。  ただ、では進展が全くないかというと、そういうことではない。我々として努力をしているということで、例えば、その一例を挙げさせていただきますと、これは、...全文を見る
○川口国務大臣 フジモリ元ペルー大統領の処遇につきましてですが、平成十二年の十二月にフジモリ元大統領が日本国籍を有しているということを確認いたしております。現在、フジモリ氏は日本国民として我が国に居住をしています。フジモリ元大統領の日本滞在に関しましては、日本政府としては国内法令...全文を見る
○川口国務大臣 私は、大量破壊兵器の脅威から人類をいかに守るかというのが、冷戦以降の、二十一世紀における世界の、国際社会の最も重要な課題の一つであるというふうに考えております。  それで、イラクに対して、大量破壊兵器を持っているという懸念がございまして、そしてイラクが、それだけ...全文を見る
○川口国務大臣 結論から先に申し上げれば、大量破壊兵器が出てきたという情報については、まだ接しておりません。  それで、今まで武力行使をずっとしてきたわけでして、その段階がある程度最終的な局面に入って、これから本格的な大量破壊兵器の捜査を行うことができるようになった、そのように...全文を見る
○川口国務大臣 十二年間にわたってさまざまな国際社会の圧力があって、そして中には、その過程では武力行使もあって、そして一四四一が十一月に採択された後でも、最後の機会をイラクは生かすことをしなかった。  イラクは、過去においてまず使っていたという事実があるわけでして、九八年の時点...全文を見る
○川口国務大臣 イラクが過去において大量破壊兵器を全く使ったことがないということであれば、あるいは委員のおっしゃっているような考え方もあるかもしれません。ただ、現にイラクは二回にわたり大量破壊兵器を使用したという実績がありますね。  その後九八年に、当時の国連の査察団において具...全文を見る
○川口国務大臣 これについては情報はございません。アメリカにおいてもイギリスにおいても、今の時点で確認できる状況ではないと思います。
○川口国務大臣 現在、米国がシリアに対して武力攻撃をするというふうに考えているとは承知をいたしておりません。  我が国としては、状況については引き続き注視をしておりますけれども、イギリスあるいはアメリカの政府の高官が言っていますように、今、英米がシリアに対して抱いている懸念とい...全文を見る
○川口国務大臣 シリアに対して、米国あるいは英国が武力行使を行うことを決めたということについては、私は何も聞いておりません。当然、米国、英国として国際法にのっとって行動するというふうに私は考えております。
○川口国務大臣 米国や英国が今の時点でシリアに対して武力行使を用意しているとか準備をしているとか、あるいはそういう意図を持っているとか、そういうことが全くない以上、我が国として米国に対して、そういう前提のない、あるいは根拠のない理由に基づいて、そういうことをすべきであるということ...全文を見る
○川口国務大臣 歴史を十二年前に戻していただきますと、イラクに関してはさまざまな問題があったわけですね。シリアに対して今そういう問題があるかといえば、そういうことではない。  米国が我が国の同盟国であります。国際法を守る国でありまして、今の時点で、突然にシリアに対してそういう行...全文を見る
○川口国務大臣 交戦権について我が国が述べた、内閣法制局で述べた見解でしょうか。それについて変更はございません。
○川口国務大臣 我が国の考え方といたしましては、これは少し話が長くなりますけれども……(藤島委員「簡単に。ちょっと時間がないものですから」と呼ぶ)簡単に言うのは非常に難しいんですけれども、簡単に申しますと、要するに、武力行使の後の空白を埋める、その必要が実際にあるわけでして、それ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の交戦権との関係でそれがどうかという御質問でしたら、これは、そもそも伝統的な戦時国際法における交戦権というのは、非交戦国によっては行使し得ないものであるということでございまして、武力の行使を我が国が行わなかったわけでございます。したがいまして、我が国はいかな...全文を見る
○川口国務大臣 基本的には、憲法九条との関係で問題が生ずるということはないというふうに考えております。
○川口国務大臣 イラクにおいて、戦争が今まだ続行中ですが、戦争が終わった段階でどのような形で復興が行われるか、戦後復興が行われるかということについては、今まだ明確ではないということでございますけれども、仮に、米軍が軍を引き続き置いて、そしてイラクに対して復興を行うための暫定的な統...全文を見る
○川口国務大臣 昨日、法制局から同じような趣旨の答弁もございましたけれども、これは、文民である、あるいは文民ではないということとは独立をして、とは関係なく、我が国は憲法九条との関係で、交戦権、これを憲法九条二項で禁止をしているわけですが、我が国はそもそも武力行使をしなかったという...全文を見る
○川口国務大臣 戦争が、あるいは武力行使が、その目的を達成する過程で、シビリアン、市民、それから両軍の兵士の死傷を起こしてしまうということは、非常に残念なことでございます。  今回の戦争に当たっては、できるだけ死傷者の数を減らしてほしいということを私どもは願い、米国にもその話は...全文を見る
○川口国務大臣 米英軍は今、大量破壊兵器の捜査を開始しています。これをどのような形で行っていくかということについては、まだ国際的にはっきり決まっているということではないと考えますけれども、現在のように、パブリックな形で情報がみんなに指摘をされ、詳細に吟味をされ、そういった時代にお...全文を見る
○川口国務大臣 現在、さまざまな検討を行っているところでございまして、今の時点では、まだ決定をしておりません。  連絡という意味では、外務省の職員がORHAとの連絡に当たっている、そういう人間はおります。
○川口国務大臣 当然に、派遣をしない方向であれば検討をする必要がないわけですから、そういう意味で、派遣をするとしたらどういう問題があるか、派遣をすることが可能かどうかというような、それでどういう形態がいいか、そういうことを検討しているということです。
○川口国務大臣 先ほど安藤局長も言いましたように、このORHAというのは、今、イラクの国民が人道の問題から支援を必要としている、あるいは復興のための支援を必要としているということにこたえるということで機能をしているわけであります。我が国として、そういったニーズにどのようにこたえて...全文を見る
○川口国務大臣 テロの防止は、今国際社会にとって課題であり、過去においても課題であり、今後引き続き課題であり続けると思います。テロの防止は、残念ながら一朝一夕あるいは一打でそれができるわけではないということだと考えております。  したがいまして、国際社会としては、特に九・一一以...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの社会で、我々みんなテレビで見るわけですけれども、略奪が起こり、治安の問題があり、そして医薬品を配ろうとした赤十字の人が殺され、人道上さまざまな問題が今起こっている。これは、米軍、英軍がそのための手を最近かなり打っていて、相当下火になってきたというふうに聞い...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの戦後復興の過程については、今さまざまな議論がなされているわけです。国連の関与の仕方についても、例えば、中心的な役割であるとか、あるいは重要なといいますか、決定的なと訳しますか、いろいろな訳し方がありますけれども、バイタルな役割という言葉も、これはアメリカが...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど海老原局長から答弁をしましたように、排他的経済水域において、一定の条件はついていますけれども基本的にそこを使うことができるという権利があるわけでございます。したがって、同盟国の関係といえども、そういった条約で認められている権利を使うことをしないという協定を結...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 考え方は私も全く先生、委員のおっしゃるとおりであると思います。  今まで日本は、おっしゃったように、国際社会が作るルールを受け入れるという形で考えてきたことが多いと思いますけれども、最近、IT化が進み、あるいは経済のグローバル化が進み、環境問題等を始め...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃいましたように、軍事的な成功を政治的な成功、すなわちイラクの治安が回復をし、イラクの国民の民生が向上をし、そして人権問題等について解決がなされ、イラクの国家が、イラク人が主権を持った形で、一体として復興していくということは非常に大事であると思いま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 経験を持った者が自らの経験を踏まえて語る言葉には重みがあると思います。そういった経験や、またもう一つ、日本は自らが灰じんの中から復興したというその方法についても経験があるわけでございますから、そういったことを踏まえて、我が国としてできる限りの復興過程にお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的な考え方ということで申しますと、大量破壊兵器の問題はイラクの場合にとても大きな問題でございましたけれども、これは北朝鮮との関係においても我が国の安全保障に密接に関係をしているという意味で非常に大きな問題であるというふうに考え、懸念を持っています。そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御案内のような形で三か国で話合いが始まるということでございます。  これについては、北朝鮮側はずっとアメリカとのみ二国間で話し合うという、核の問題については二国間で話し合うということを言い、米国は多国間で話し合うと言って、お互いに主張が異なっていまして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの復旧・復興の重要性については言うまでもないと思います。イラクの国民にとっても重要ですし、それから中東地域全体にとっても重要であります。そして、我が国としても、これがどのようなことになっていくか、この帰趨は、石油についての依存度が中東地域に非常に高...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際社会が協調してイラクの人道支援、復旧・復興をやるということが大事であると考えております。そして、そういう国際協調を確保するという観点からいいますと、新たな安保理決議が採択をされれば有意義であるというふうに考えています。  私はヨーロッパ三か国を回り...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私がヨーロッパで話をしましたときに、国連の関与、あるいは、その国際協調を亀裂が入っているという現実を踏まえて、重要であるということで、前に押していくという意味で国連の決議については触れたわけですけれども、その一つの考え方として、我が国としては、先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、いろいろ安藤局長が申しましたように検討をしています。  それで、我が国として、先ほど来委員も御質問になられたように、イラクの復興の過程に貢献をしていくということは非常に重要なことであると考えております。我が国の国益にもつながることであります。ORH...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いずれにいたしましても、ORHAに対してどのような具体的な協力を行うことが可能であり、また適当であるかについて検討を進めているということでございまして、現時点で申し上げられる結論があるわけではないということでございますけれども、現在、検討の最終段階にあり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いつも遠山委員からは現場に即した制度についての御意見をいただいておりまして、大変に有り難いと思っております。  今、古田局長の方からお話をしたような制度の改善を外務省としては行ったということでございますので、それに即しておっしゃっているような点が解決さ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省として、イスラム世界との対話ということを掲げておりまして、イラクのみならずいろいろなイスラム世界の人々との対話をやる努力は河野元外務大臣以来ずっとやっております。  それで、外務省としてORHA以外の枠組みで人道、復興の支援をしていく可能性という...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、この小型武器の問題というのは非常に大きな問題であると私どもは考えております。そして、猪口邦子軍縮代表部の大使が議長を務めて今年の七月にニューヨークで会合が開かれるわけです。我が国としては、様々な形で今まで小型武器の問題については取組をや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も以前、国家公務員をしておりましたときに白書を作る仕事をやったことがございます。それで、確かに実際現場でやってみると、これを集大成をするという作業に掛かる手間あるいは人の数、これも大変なものだろうなと今お話を伺いながら思っておりました。  やはり、基...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も、二月に国連の薬物統制計画のコスタ事務局長と東京でお会いをいたしました。そして、覚せい剤の問題についてはUNDCPとして積極的に取り組んでいく、取り組んでいただきたいというお話をさせていただきました。UNDCPとしては東アジアの問題についても非常に関...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国はそのようにするということを言っておりますので、当然、信頼をいたしております。ただ、その上でなおこの点についてはきちんと見届けていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来、海老原局長がお話を申し上げていますように、これについては今、米軍側と協議に入っているところであります。その中で、これは我が国として日米安保条約がきちんと、そこの決めていることが履行されるという前提、これは大事な前提でございますので、その中で米軍...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一月二十三日の議論について、私、詳細に記憶がないんですけれども──一月とおっしゃいましたでしたか、いずれにしても前回にあった会合ですね。そのときの議論については詳細な記憶を今持っているわけではありませんけれども、私が理解をしておりますのは、これ防衛施設庁...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 外務委員会 第5号
議事録を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十二年十一月にニューヨークで開催された国際連合総会において採択されたものであります。  この条約は、国...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○川口国務大臣 この会議でございますけれども、ずっと北朝鮮は、米国の安全保障を必要とする、安全保障を確保したいという観点から二国間協議ということを強く主張してまいりまして、他方で米国は、安全保障の問題もさることながら、核の問題、これは国際社会の懸念であって、みんなが話に参加をする...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃった韓国の外交通商部部長の発言については私どもとしては承知をいたしておりません。  先ほど申しましたように、我が国としては、国際的な懸念、核の懸念、これについてまず現状をとめるということが、このままでとめるということが大事ですし、その後いろいろな...全文を見る
○川口国務大臣 国際社会の全体としての懸念である大量破壊兵器の問題ということと、また、委員がおっしゃられましたように、我が国はまた、さらに異なる種類の問題についての懸念を、あるいは懸念以上のものを持っているわけでございまして、こういった問題が十分に話し合いに反映されるように、最大...全文を見る
○川口国務大臣 中近東の地域が平和で安定を早く回復するという、イラクにおいてそれが早く回復され、全体として中近東の地域が平和で安全であるということは、我が国としても、これは国益に通ずる、まさに国益そのものであるわけでございます。  そして、その中で、イラクに対して我が国が復旧復...全文を見る
04月18日第156回国会 参議院 本会議 第18号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの武力行使を我が国が支持をした件についてのお尋ねがございました。  ずっと申し上げておりますけれども、これは大量破壊兵器の脅威の問題でございます。そして、この脅威の問題は、北東地域、北東アジアの地域における環境、安全保障環境に非常に関心を持ってい...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃられた外交というのは、狭義の意味での、狭義の意味というか、広義の意味での安全保障であるということというのは、私も外交として基本的なところとしてはそれが入ると思います。  外交は我が国の安全とそして繁栄を守るということを言っているわけでして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラク戦争がほぼ、イラクに対する武力行使がほぼ終結段階を迎えた現在において、この武力行使が今後の国際社会の在り方にどういう影響、あるいはどういう、与えたか、どういう意味合いを持ったことなのかということは、少し時間を掛けてみんなが議論をしていくということが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの大量破壊兵器の本格的な捜索が戦争の終結が近くなってようやくできることになったということで、今それが始まっているというふうに承知をしています。  それで、これがそう簡単ではないということは、イラクは広い国家、国でございます、国土を持っているわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろな考え方があると思います。国際社会でもいろいろな考え方があると思います。  我が国は、前に五原則ということを申しましたけれども、国連の関与の下でという考え方をしていまして、これが具体的にどのような形で可能になるかというのはこれからの国際社会の議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかの案があり得ると思うんですね、これについては。そういう意味では一つの案だと思います。  ただ、実際にこれが国際社会で議論の結果としてみんなで合意ができてそれでそれをやれるということでないと、最終的にはそこにそういうことに落ち着いていくわけですから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今度の三者会談、これについては、この地域の平和と安全に資する重要な一歩であると思っておりますし、そういう意味で、問題なく順調に進んでいってくれるといいというふうに願っているわけです。そういう意味で、平壌宣言と基本的に同じ方向を向いたことであると考えていま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、米軍として沖縄県に県民が負っている負担ということについては十分理解をしているわけで、そういう意味で、ほかの手段があってできることについては基本的にそういうことで行動をしているというふうに理解をしております。  そういうその他の手段...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました国際民間航空条約第五十条(a)の改正に関する千九百九十年十月二十六日にモントリオールで署名された議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この議定書は、平成二年十月にモントリオールで開催さ...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 外務委員会 第6号
議事録を見る
○川口国務大臣 御案内のように、イラク戦争、最終的な段階に入ってきておりまして、散発的な戦闘がまだ続いてはいますけれども、フセイン政権は崩壊をして、組織的な抵抗はもはやないという状況であると思います。  それで、イラク戦争がどういう段階で終結をするかということについて、これは我...全文を見る
○川口国務大臣 まだおっしゃっていないと思います。
○川口国務大臣 先般、ORHAを通じてイラクの復興、人道援助についてのイラク国民への協力を実施する、そのために文民を派遣するということを発表させていただきました。  それで、それがいいかどうかという御質問ですけれども、例えば武力行使云々ということのコンテクストでの御質問であれば...全文を見る
○川口国務大臣 四月の二十一日に政府のイラク問題対策本部会議というのを開きました。そこにおきまして、我が国として、国際協調のもとで、イラクの復興のための支援に積極的に取り組んでいくということの基本的な考え方、取り組んでいくときに踏まえる基本的な考え方、これを発表させていただきまし...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げました政府のイラク問題対策本部で決めましたこと、これはORHAだけに限定をされたことではございませんで、我が国政府としてのイラクの復興、人道支援についての全体としての考え方でございます。  それで、ORHAにつきましては、これは外務省の職員として出...全文を見る
○川口国務大臣 聞かないとか聞くとか、別に、聞かないために行くわけでもなく、聞くために行くわけでもないということでございます。まさに、ORHAを通ずるイラク国民の人道、復旧復興の支援のために行くということでございます。ORHAと連携をし、協力をしながらこれをやっていくという考え方...全文を見る
○川口国務大臣 これは、ORHA自身が持っている考え方というのもあると思いますし、我が国だけではなくてほかの国も人の協力を行っているわけでございますので、そういったさまざまな考え方が反映をされるという形になるのではないかと思います。
○川口国務大臣 我が国のイラクの復旧復興支援、そして人道支援といったことにつきましては、先ほど申しましたように、政府で決めた、イラク問題対策本部で決めた考え方があるわけですね。それを実施していく中で、我が国のORHAを通ずるイラクの国民への協力というのは、その一つであるわけです。...全文を見る
○川口国務大臣 六つ申し上げたうちの、ORHAというのはそのうちの一つであるわけです。先ほど来申し上げていますように、国連機関を通ずる協力、例えばフラッシュアピールに対しての拠出、あるいはNGOに対しての無償の四億円の供与、あるいはイラクの博物館への協力、こういったことはORHA...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、ORHAというのは、これは、イラクの今のニーズ、今の段階においてニーズにどうやってこたえていくかということから始まって、それは本当にベーシックなニーズがあるわけです、電気とか水とか医療とか、そういったことにこたえることから始まって、そしてさ...全文を見る
○川口国務大臣 イラク戦争についての議論というのは国際社会でもいろいろな立場から今後なされると思いますけれども、政府としての考え方を申しますと、これは、たびたび今までも申し上げていますように、イラクが関連をする安保理の決議の義務にずうっと違反をしてきた、継続的に、十二年間にわたっ...全文を見る
○川口国務大臣 私が伺おうと思ったのは、昭和十四年とおっしゃったので、そうでしょうかというのをまず伺いたいと思って手を挙げました。
○川口国務大臣 先ほど篠田審議官が申し上げましたように、これは、国連の安保理決議に従って行われた武力行使であるわけでして、今委員がお読みになられたその調査会の報告に該当するものではないというふうに考えます。
○川口国務大臣 これは何回も申し上げておりますけれども、関連の安保理決議、すなわち一四四一、六八七、六七八、この関係についてはもはや申し上げませんけれども、それによって武力行使が行われたということでございます。
○川口国務大臣 三者協議とは独立して、我が国としては拉致の問題は独立してと申し上げたのは、三者協議があろうが三者協議がなかろうが、我が国として拉致の問題は解決をしなければいけない問題であるということだと思います。それに尽きるわけでございまして、そのために、我が国としてはできる限り...全文を見る
○川口国務大臣 ということを今まで申し上げたつもりでおります。  核の問題、これをやるための多国間の取り組みの第一歩、この話を継続していってもらって、その中で、拉致の問題について、これを取り上げてもらうということが大事だと考えているということでして、先ほど独立をしてと申し上げま...全文を見る
○川口国務大臣 委員と全く同じ意見でございます。
○川口国務大臣 文言の問題でございますので、事務当局から説明させます。
○川口国務大臣 言葉、特に英語については非常に首藤議員が堪能でいらっしゃり、よく知っていらっしゃるということは、私はよく存じ上げております。  ただ、これは、条約について解釈をする立場あるいはそれをつくる立場、また先ほど篠田審議官が言いましたように、これは国際的にずっと議論をな...全文を見る
○川口国務大臣 こういうことは恐らく素人がお話をした方がわかりいいかと思いますので、そういう意味でお話をさせていただきますけれども、先ほどの「金銭的利益その他の物質的利益」ということのアザーの意味ですけれども、これは、金銭的利益も物質的利益の一部であるわけですね。したがって、金銭...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの経済制裁につきまして、これから関係国の間で議論がなされるというふうに思います。そして、委員がおっしゃいましたように、安保理でこの経済制裁が決まっているわけでして、これについて安保理が何らかの結論を出していくということであるかと思います。  我が国の考え方...全文を見る
○川口国務大臣 考え方としては、イラクの人たちの必要性、ニーズを考えれば、早期に経済制裁が解除をされるということが望ましいというふうに考えます。そして、そのために必要な国連の安保理での議論、これについて見守っていきたいと考えております。
○川口国務大臣 経済制裁の解除ということにつきましては、委員が今おっしゃったような二つの相対峙するイシューの間の対立ではないと考えます。
○川口国務大臣 委員が二つ対峙させて比較をしていらっしゃることについて、その二つは対峙する概念ではありませんということを申し上げている意味というのは、委員のおっしゃることに多少論理の飛躍があると思いますけれども、経済制裁を解除すること、これについては国連の安保理で議論をしていくと...全文を見る
○川口国務大臣 私はそういう問題設定をそもそもしていないということです。
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、日本の立場というのは、イラクの復興のためには経済制裁はできるだけ早く解除された方がいいという考え方をしています。そのためには必要な議論が安保理でなされる必要があって、それについては注視をしていきたいというふうに考えているわけです。  ...全文を見る
○川口国務大臣 米国と日本とは同盟国の関係として、日ごろ密接に情報交換をしております。  イラクにおいて武力の行使をした米軍が五十五名のリストを発表した経緯については、我々としては説明を受けておりません。それを問い合わせるということも、やる必要は今の時点ではないと思います。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃったラムズフェルドのメモ、それから小型核兵器、これについて報道があるということは、私どもは聞いて、報道については知っております。  それで、前半の方のラムズフェルド・メモ、これは、まさにアメリカ政府の中のいろいろな議論についてのことですから、私の...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃっていただいたように、全力で取り組んでおります。  けさ、ある新聞の社説を見ていましたら、小泉内閣の評価について、外交のところは及第というふうに書いてございましたので、外務省としての努力あるいは外務大臣としての努力を認めていただいたのだと思ってお...全文を見る
○川口国務大臣 中国の重要性ということについては、私も委員と全く同意見でございます。中国は非常に大きな人口を抱えており、アジアにおいても、それから世界においても、今後、大きな役割を果たしていく国であるというふうに考えます。  それから、北朝鮮との関係で中国の重要性ということです...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、私は、この前行きましたときに、首脳レベルも含むハイレベルの日中の間の交流が大事である、これが我が国と中国との間で共通利益の拡大をしていき、日中関係を強固なものにしていくということが重要であるというお話をいたしました。  両国の首脳...全文を見る
○川口国務大臣 首脳会談ということに限って申し上げますと、これは、両首脳はいろいろな場でお会いになられることになると思います。たくさんの会議や国際会議の場がございます。そういった場でお会いになってお話しになられるということはあるというふうに考えます。
○川口国務大臣 共通の利益を拡大していくということが重要であるということが、我が国として中国に申し上げたことでございます。  何をしたら共通な利益が拡大をできるか。これは、さまざまな分野、さまざまなレベルにおける交流あるいは取り組みをやっていくということが重要であると考えます。
○川口国務大臣 靖国神社についておっしゃられましたけれども、私がお話をした中で、靖国のことについて、靖国という言葉でおっしゃられたのは、李肇星外交部長お一人でいらっしゃいました。ほかの方とは、政治的な基礎をしっかりしていくということが重要であるというお話をさせていただきまして、三...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの戦争が北朝鮮の一連の政策判断にどのような影響を与えているか、これは、委員のおっしゃられたような考え方、現に北朝鮮はそういうふうに言っているわけですけれども、という考え方もあるでしょうし、違う考え方というのもあると思います。いろいろな考え方があると思いますけ...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、委員が今おっしゃられましたように、こういうことが起こってしまったというのは、私としては、それから外務省としては非常に残念に思っております。外務省として反省すべきところというのはあると思います。  私は、連携、特に拉致の家族の方の窓口といいますか、...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃっていただきましたように、この条約のできる過程でも、我が国としては積極的にリーダーシップをとってきたわけでございます。この取り組みというのは一つ非常に重要なものでございますし、それから、それを超えて、我が国として国際組織犯罪を壊滅するということに、政...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、拉致という行為は、人間の生命と安全、人権にかかわる重大な問題でありますし、主権という観点からは、これは領土主権の侵害であるということは明確なわけでございます。そういう意味で、拉致というのは、普通に言えばこれはテロということだと私は考え...全文を見る
○川口国務大臣 曽我ひとみさんには、片方では北朝鮮に家族が残っていて、そしてまた日本には日本のお父様や妹さんや、またその関係の家族の方がいらっしゃってばらばらだというのは本当にお気の毒な、御本人にとっては大変におつらいというふうに、私は心から、そのお気持ちを多分察しても察せられな...全文を見る
○川口国務大臣 しておりません。
○川口国務大臣 こういったことが二度と起こらないように、組織として改めて、私からも連絡をきちんとする、それから、先ほど茂木副大臣がおっしゃられましたように、やはりこれをやるんだという思い、これが非常に私も重要だと思います。そういったことを行いながら、二度と起こらないように、組織と...全文を見る
○川口国務大臣 横田めぐみさんの弟さんのおっしゃるお気持ちというのは、私もよく理解をいたします。御家族の方のお立場に自分を置いてみたときに、当然のことをおっしゃっているというふうに思います。  政府としては、今までいろいろなことをやってまいりましたが、引き続き、この問題は解決さ...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃったようなことは毛頭思っておりません。拉致問題は非常に重要な問題であるという認識を持って、先ほど申し上げたようなことで取り組んでおります。
○川口国務大臣 拉致問題への取り組みというのは重要でありまして、我が国としては、北朝鮮の問題については、日朝平壌宣言の精神と原則にのっとって解決をしてまいりますが、この交渉は問題の解決がなければ妥結をしないということであると考えます。
○川口国務大臣 政府といたしましては、この拉致の問題については、内閣、外務省及び他の関係府省一体となって取り組んでおります。その中で、外務省はたまたま、たまたまといいますか、いろいろな問題が今指摘をされている状況にございますけれども、外務省としては、外務省の担当することについてベ...全文を見る
○川口国務大臣 この北朝鮮との問題は、平和的に解決をしなければならない、そして、外交的な手段で解決をしていくということが非常に重要だと考えております。  今、国際社会で、安保理等の場で、北朝鮮の、これは核の問題を中心にでございますけれども、議論がございますが、経済制裁をすること...全文を見る
○川口国務大臣 まず、この問題に限らず、一般的に、政府の中でたらい回しになるとか縦割りの問題、縦割りの弊害があるとか、そういう議論はいろいろあるわけでして、政府として、そういうことがないように連携をもっと強化しなければいけないと思っております。  この問題につきましては、先ほど...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな要因があると思いますけれども、結果として、現実問題として全く差別がなくなっている状況ではないと私も思っております。なくすための努力を続けることが重要だと考えております。
○川口国務大臣 締結の是非については慎重かつ真剣に検討をしているところでございます。
○川口国務大臣 国際組織犯罪、あるいは国際的でなくても犯罪、これはなかなかなくすのが難しいというのは委員が御案内のとおりでございます。  これは、撲滅の取り組みのための重要な一歩であります。これで満足をすることなく、撲滅のために政府としては最善を尽くす所存でおります。  見通...全文を見る
○川口国務大臣 この選択議定書を締結することの是非について真剣かつ慎重に検討をいたしております。
○川口国務大臣 確かに、おっしゃるように、子供の問題についてはいろいろな側面がありますので、またその側面に応じていろいろな官庁が関係をしているということでございます。  この問題を総合的に対応するために、各関係府省の連携を一層強化して対応していくことが重要だと私は考えております...全文を見る
○川口国務大臣 日本の行政のやり方として、いろいろな問題が多くの官庁に関係をしているというのは日常茶飯事であるわけですね。それで、それを対応していくために関係の府省の連携をよくしていくということは大変重要なことであって、このために私は努力をさらに続けたいと思っております。  こ...全文を見る
○川口国務大臣 質問のお答えになっているかどうかわかりませんけれども、私自身、ちょっと、かつて中教審の委員をしていたことが実はありますけれども、最近出た答申については余りよく知らないので、それとの関連で申し上げることはできないんですけれども、この条約自体、これは非常に重要なもので...全文を見る
○川口国務大臣 昨年の十一月に東門委員とこの点についてはこの場で議論をさせていただいたことを私も覚えております。  その利用度について、沖縄での調査をいたしました。そして、沖縄県によりますと、アメラジアン問題についての相談件数、これに限った統計は存在をしないけれども、各種国際問...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして、今委員がおっしゃったようなことにつきましては、軍籍を離れた人間について米軍として何ができるかということについては限界があるということを言っております。その点については、政府としてもやむを得ないところがあるというふうに考えております。
○川口国務大臣 これは外務省からお答えするよりは、国籍のことでございますので、法務省にお尋ねいただいた方がいいかと思いますけれども、例えば海外で米軍人と日本人の女性との間で子供が生まれた、そして、これは三カ月以内に日本国籍の維持の届け出をしませんと日本国籍を失うということになるわ...全文を見る
04月24日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○川口国務大臣 この二つの議定書につきましては、現在、これを締結する方向で詳細な検討を進めております。
○川口国務大臣 武力攻撃事態対処法案におきまして、事態対処法制というのは、「国際的な武力紛争において適用される国際人道法の的確な実施が確保されたものでなければならない。」という規定がございます。  それで、事態対処法制の整備に当たりまして、関係省庁間で、国際人道法の的確な実施を...全文を見る
○川口国務大臣 同時かどうかということですけれども、同時であるとは必ずしも申し上げられないと思います。  この対処法案で、先ほど申しましたように、「国際人道法の的確な実施が確保されたものでなければならない。」というふうに規定をされているものでございますから、それがそうなりますよ...全文を見る
○川口国務大臣 日ごろから、緊急事態に対しては迅速に対応ができるように、連絡体制等整備をいたしております。連休中につきましても、この点について遺漏ないように図ってまいりたいと考えています。
○川口国務大臣 まず、米軍の活動でございますが、これは、自衛隊の活動と異なりまして、憲法第九条の適用を受けるものではないということは言うまでもございません。  それで、他方、一般国際法上、ある国が自衛権を行使する要件は、国家または国民に対する外部からの急迫不正の侵害があること、...全文を見る
○川口国務大臣 米軍のケースでございますけれども、武力攻撃事態における国民の被害にはさまざまな場合がありまして、個別具体的な判断が必要であると考えております。  いずれにいたしましても、このような被害に対しての補償の問題につきましては、武力攻撃事態終了後の復興施策のあり方の一環...全文を見る
○川口国務大臣 それが核心かどうかということをおっしゃられるわけですけれども、国家安全保障戦略において、アメリカの考え方というのは、今まさに官房長官がおっしゃられたとおりでございます。そして、そのアメリカの対イラクへの軍事行動も、国連決議に基づくもの、国連憲章に合致するものであっ...全文を見る
○川口国務大臣 抽象的に安全保障戦略の核心が何かということを議論をするという問題ではないと思います。これは、よその国の考え方について、官房長官もおっしゃいましたように、我が国としては有権的な評価をする立場にはないということであるわけですけれども、これについて、この武力事態法との関...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、米国は国際連合のメンバーでございます。アメリカが行動する場合に、国際法上の権利及び義務に合致をして行動するというふうに考えております。現に、イラクのケースについてもそういうことでございました。
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、米国が国際法上の権利及び義務に合致をしない形で行動をするということは我が国として考えていない、考えられないということでございます。
○川口国務大臣 あくまでこれは、定型的、類型的にお答えをするということは困難であると思います。  これにつきましては、個別の状況に応じて判断をすべきであって、委員が今設定をなさっていらっしゃるのは、そういった個別の状況ではなくて、定型的、類型的に設定をなさっていらっしゃるという...全文を見る
○川口国務大臣 我が国に対して武力攻撃が発生をすると……(木島委員「発生とは言わない。予測事態だ」と呼ぶ)予測事態という、いずれにいたしましても——予測事態ですか。
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、その特定の事例がそういった武力攻撃予測事態に該当するかどうかについては、防衛庁長官からお答えをいただいた方がいいかと思います。これは個別の状況に応じて判断をするというふうに考えます。
○川口国務大臣 この事態対処法制の整備の中で検討をされる米軍の行動の円滑化に関する法制、これにつきましては、武力攻撃事態対処法案で規定をされていますとおり、米軍が日米安保条約に従って武力攻撃を排除するために必要な行動が円滑かつ効果的に行われるように検討をしております。  この具...全文を見る
04月24日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの復興に当たって、それから、そういう意味ではイラクだけでなくてほかの国についても同じことだと思いますけれども、イラクの人たちの生活、歴史、文化、そういったものが生きるような形ということは非常に大事な考え方だと私どもも思っています。
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃってくださいましたけれども、私は、ゴールデンウイークに国会のお許しをいただければ中東に行きたいというふうに考えております。  それで、ねらいということですが、やはり中東和平問題というのは、この中近東の地域の平和と安定ということから考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の基本的な考え方、これはパレスチナの人々たちの民意ということがどこに反映されているかという考え方であります。  それでいきますと、アラファト自体はパレスチナの人たちによって選ばれたリーダー、それから、アブ・マーゼンはパレスチナの人たちが、まだPL...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私がアラファト議長におととい電話をしたときに、アラファト議長が選んだアブ・マーゼンが組閣をしようとしているということに協力をし、支援をしていくということが重要だ、それは我が国にとっても重要であるということをお伝えをいたしました。  今後とも、パレスチナ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃったとおり、和平にとって、進めるために絶好の機会であると、全くそうだと思います。  であればこそ私は行きたいと考えているわけですが、JICAがパレスチナで大きな役割を果たすことができるということはおっしゃるとおりだと思います。今、所長...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった、イスラエルと共同して、協調をしてパレスチナの支援をするという考え方は非常にいい考え方であると私は思います。  昨年、私がイスラエルに行きましたときに、当時のペレス外務大臣との間で、これは中小企業関係のプロジェクトでしたけれども、そう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御負担をできるだけ減らすということが重要だと思っておりまして、そのための努力は引き続きやっていきたいと考えております。
05月07日第156回国会 衆議院 外務委員会 第7号
議事録を見る
○川口国務大臣 二十三日から二十五日まで北京で三者会談があったわけですけれども、まず、この評価でございますけれども、一定の肯定的な側面があったと思います。  それは何かといいますと、一つは、北朝鮮側が今まで米朝二国間の会談しかやらないということをずっと言ってきたわけですけれども...全文を見る
○川口国務大臣 イラクをめぐって、どのような形で国際協調を進めていくか、特に、国連が不可欠だとかいろいろな言葉が、我が国は十分な国連のという使い方をしておりますけれども、具体的にどういう形にそれがなっていって、それとORHAがどういう関係になっていくか、まだ今後いろいろな展開があ...全文を見る
○川口国務大臣 大きいことで、これですということを申し上げるような状況ではまだないというのは、先ほど安藤局長が言いましたように、ORHA自体がバグダッドに移ったばかりで、準備、まだ床に寝袋で寝ているという状況でやっておりますのでということですが、例えば、先ほどの三人目の根井さんと...全文を見る
○川口国務大臣 早く立ち上げるということで、今週中にと思っております。  先般、調査団を出しました。そして、まだ空港が使えない状況ですので、陸路をアンマンから入ってということで、そのルートも、調査団が行ったときは問題はなかったわけですけれども、例えば違う日には略奪があったりとい...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問に直接お答えする前に、先ほどの大使館の再開の時期ですけれども、今週中にと申し上げましたけれども、確認をしましたところ、今週も早目に、といってもあと三日なんですけれども、早ければあすにでもという感じで今準備が進んでいるということでございますので、若干訂正を...全文を見る
○川口国務大臣 イラクへの武力行使をめぐって亀裂が入ってしまった後、やはり私としては、まず大事なことは、これをもとに戻していく、そして国連として、イラクのことについても、あるいはほかのことについても機能を果たしていくことができるような状況を、安保理を中心としてですが、つくることが...全文を見る
○川口国務大臣 その中身について、まだ各国がこれだということで必ずしも合意ができているわけではないという状況であります。国によって考え方が違うということで、我が国としても、具体的な決議の文章、これが安保理の常任理事国に対してまだ提示をされたという状況でもないものですから、ちょっと...全文を見る
○川口国務大臣 過去、いろいろな状況の中で、国連ができてからの歴史の中で、国連が常にきちんと機能をすることができてきたかというと、それは必ずしもそうではなかった、むしろ、冷戦終了前というのは非常に難しかったというふうに思います。  それはなぜかといいますと、戦争直後にできた、そ...全文を見る
○川口国務大臣 国連改革を進める必要性があるということについては、今委員がおっしゃられましたけれども、多くの国民が分担金の大きさと日本の力が国連の中で適切に反映されていないということについての矛盾について感じているというふうに思います。  そういうことで、我が国は国連の改革につ...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃったような報道については私も承知をしています。委員がおっしゃるように、もしそういうことが事実であれば、それは米国として政策の転換ということになるだろうと思いますけれども、私どもが承知をしていますのはそういうことではない。  アメリカは、北朝鮮につい...全文を見る
○川口国務大臣 イラク問題との関係で言いますと、国連は、私はかなり大きな役割を果たしたと思います。イラク問題、武力行使に至るまで十二年間の経過があったわけでございまして、その十二年間の経過の過程というのは、さまざまな国連での決議、六七八であったり、六八七であったり、十七本の国連に...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど後半部分で申し上げたつもりでございましたのですが、主権国家、それと国連を含む国際機関の関係というのは、やはり主権国家が集まって国連なりその他の国際機関をつくっている、そういう関係であると思います。初めに国連ありき、それに無条件に主権国家が従うという状況までま...全文を見る
○川口国務大臣 問題はいろいろありますけれども、まず、先ほど申しましたように、安保理の常任理事国、これが現在の国際政治における状況を反映したものになっていないということが一つあると思います。  例えば、国連の安保理の構成ですけれども、一九六五年に、非常任理事議席、これが六議席か...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのことをおっしゃられたと思いますけれども、我が国のまず国連についての考え方、思い、これはかなり幅が今国内であると思います。先ほど委員がおっしゃったように、国連がまず初めにありき、国連が決めたことが正しいという考え方をすべきであるという人たち、国民もいますし、...全文を見る
○川口国務大臣 最初の、国連改革をすべきであるかどうかということについては、国連改革をすべきであるということを申し上げてきたつもりでございまして、現状で日本はいいと日本政府としては考えていないということです。  それから、旧敵国条項、これはいろいろな過去の経緯がありますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が国連を動かすことができる、持っている力といいますか、常任理事国でないということ、それなのに分担金は非常に多い、二番目に多いということについての矛盾、これについては、私も含め、日本の国民の多くの人が持っていると思います。  したがって、改革を進めていくとい...全文を見る
○川口国務大臣 拉致について、これは日本から全く無辜の、普通の暮らしをしている国民を強制的に連れていった、場合によってはその人の生命と安全に危険を与える形で連れていった、これは普通の常識的な言葉の使い方をしてテロ行為だということは前も申し上げています。  それから、テロ国家と認...全文を見る
○川口国務大臣 個人的な意見という御質問ではございますけれども、一国の外務大臣という立場がございますので、外務大臣が個人的にこういう国会の場で意見を申し上げるということは、余りあってはいけないことだろうと思います。  私は、そういったテロ的な行為を行うことがある国であるというふ...全文を見る
○川口国務大臣 アブ・マーゼンの内閣ができて、そしてロードマップが発表になったという段階になったことを私は非常に評価をしています。イスラエルそしてパレスチナがこれに沿った形で行動を進めていって、二つの平和的に共存する国家が成立をするということになることを望んでいます。ただ、道は必...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に所属する人たちである、そういうことです。
○川口国務大臣 曽我ひとみさんの御質問が、だれですかということであったという意味で、だれかと考えたというふうにこの前お話をしたんですね。ということで、その人たちが北朝鮮に属する人たちであるということであるから、北朝鮮、そこまでがこの間の説明ですけれども、ですから、それを考えれば、...全文を見る
○川口国務大臣 ということです。
○川口国務大臣 報道でございますので、どういうことでその報道が書かれているかということをはっきり存じませんから、これについてコメントを申し上げるということは差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 まず副大臣の答弁を聞いた後で申し上げます。
○川口国務大臣 副大臣が今申し上げたようなことでございます。
○川口国務大臣 先ほど申し上げたとおりでございます。
○川口国務大臣 その報道について私は承知をしておりません。  米国の開発をしているとされる小型核兵器ですけれども、それについても、米国がそういう決定をしたというふうには承知をいたしておりません。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃっているNPTの運用会議のための準備委員会ですけれども、ここにおいて、私どもの承知しておりますのは、アメリカは現在新型の核兵器を開発していないということを言っている。そして、我が国との二国間協議を米国といたしましたけれども、その場でこれは確認を我が...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国としては、そういうことを協議をした中で確認をしているということです。
○川口国務大臣 核についての米国の政策、核は抑止力という力を持っているわけですけれども、それについて、米国は、これは九五年の段階で言っていることですけれども、「以下の場合を除き、」途中を省略しますけれども、「核兵器を使用しない」ということを再確認しますということです。これは、だれ...全文を見る
○川口国務大臣 米国の先ほど申し上げたような、私が御説明したような政策、これについては変更がないというふうに承知をしております。  それについては、また米国もいろいろな場でそれを表明してきているわけでして、一番直近のところで申しますと、例えば二〇〇二年の二月二十二日、二が並んで...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、唯一の被爆国でございますから、核兵器のない平和で安全な世界ということを目指して外交努力を展開しているわけでございます。それで、NPTを基礎とする国際的な核軍縮、不拡散体制を維持強化することは、我が国の安全保障体制という観点からも重要な意味を持っているとい...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として努力は重ねている、そして核兵器が二度と使われないような、そういう社会になるということは好ましいというふうに考えております。  そして、米国もそういった方針を持っているということではありますけれども、核についてまだ、先ほど申しましたように、国際社会では...全文を見る
○川口国務大臣 二〇〇〇年のNPTの運用検討会議で、全面的な核廃絶に向けた、核兵器国による明確な約束が合意をされたわけでして、これについては、我が国として高く評価をしております。また、昨年日本が国連総会の第一委員会に提出をいたしまして、国際社会でも圧倒的な多数の支持を受けまして採...全文を見る
○川口国務大臣 IAEAによる査察の枠組みというのは重要な役割を果たしていると思います。
○川口国務大臣 イラクのことについて言えば、政府の考え方についてはもう前々から申し上げているとおりですけれども、イラクが大量破壊兵器の問題あるいは他の問題について、十二年間、国連の決議を破ってきた、守ってこなかった。最後の機会、イラクとして身の潔白を示す最後の機会を与えられても、...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府としては、イラクにおいて査察はもはや必要ないという立場は必ずしもとっておりませんけれども、どのようにイラクに対して査察を入れていくか、これは国際的にさまざまな意見があるわけでございまして、また、散発的にではありますけれども武力行使がある状況であれば、物事は...全文を見る
○川口国務大臣 査察のやり方、どういう状況で、イラクにおける大量破壊兵器の廃棄にどういうようなやり方で国連の査察をかませていくか、これについてはいろいろな考え方があると思います。必ずしも、武力行使の前に行われていたやり方、これがいいかどうか、適切であるかどうか、現実的であるかどう...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府として、何らかの国際社会の関与は必要だというふうに考えております。  ただ、このことについて言えば、例えばブリクス委員長が何を言っているかということですけれども、現在の治安情勢は文民による国際査察活動が可能なほど安定しておらず、UNMOVIC設立の前提条...全文を見る
○川口国務大臣 国連の関与が望ましいというふうに考えますけれども、それはブリクス委員長が言っているように、まさに今後安保理の新たなガイダンス、これによるというふうに考えます。
○川口国務大臣 あるともないとも、こういうことがあるではないかということを申し上げる立場にはありませんけれども、まさに安保理の新たなガイダンス、ですからそこでどういう答えが出てくるかということであって、あらかじめ何かを排除するとかそういうことではないという意味で申し上げているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 選挙の結果については承知をいたしております。  このSACO合意でございますけれども、普天間飛行場の問題について、そもそも、平成八年の時点で、橋本総理とモンデール駐日米国大使との間で会談がございまして、五年から七年の間に普天間飛行場が全面的に返還されるということ...全文を見る
○川口国務大臣 普天間飛行場は、私自身も、前に、実際にこの目で見させていただきました。周りの住民の方の不安、これは大変に大きなものがあるというふうに思っています。できるだけ早くこの御不安の解消をするということが大事だというふうに思っています。  それで、今までの過程で、地元の公...全文を見る
○川口国務大臣 先ほども申しましたけれども、この問題について、地元の住民の方が不安に思っていらっしゃるということはよく私も理解をしております。そして、一日も早くこの住民の方々の不安を解消するということが大事であるということは強く思っております。  そういう意味で、この移転の問題...全文を見る
○川口国務大臣 基地の問題で沖縄の県民の方が非常に大きな負担を実際にしょっていらっしゃるということについては、非常に私としても申しわけないというふうに思っておりますけれども、他方で同時に、日米安保体制、これの円滑な運用を確保するということは非常に重要なことであると思います。  ...全文を見る
○川口国務大臣 日米安保体制というのは、我が国の安全保障にとって非常に重要な体制であります。そして、極東の平和と安定のためにも重要なことであります。これを効果的に運用するということは我が国の国益であると思います。  他方で、この負担が沖縄県民の方に非常によるところが多くなってし...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました使用済燃料管理及び放射性廃棄物管理の安全に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成九年九月にウィーンで作成されたものであります。  この条約は、使用済み燃料及び放射性廃棄物の...全文を見る
05月07日第156回国会 参議院 決算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) プール金のお話は、今、山本議員が御説明をなさるのを聞きながら、本当に改めて非常に恥ずかしいと思いながら伺っておりました。外務省の職員全員がそう思って、今もしテレビなどで見ている人がいたらそう思っていると思います。  これは、委員がおっしゃったように、公...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の時期、物事が早く動くものですから、極力電話で連絡をしています。大臣に就任して以来、今まで一年と三か月ぐらいになりますけれども、その間、各国の首脳、外務大臣等と電話をしましたのが百三回電話をしています。その中で一番回数が多いのがパウエル国務長官でござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 用意ドンで独法化をする組織がたくさん十月にできるわけでございまして、外務省としては、JICAというのは非常にそういう意味ではいい独法として育ってもらいたいと思いますし、同時に、今まで特殊法人だったところがもうそれぞれの業務内容は違いますけれども独法化する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、人事については今もう一生懸命に考えております。今の時点で何か申し上げるのは時期尚早かなと思っています。
○国務大臣(川口順子君) 外部登用については積極的にやっていきます。  そして、この大使人事選考委員会ですけれども、これはスタートをしていまして、きちんと動かしたいと思いますし、私は個人的に、これが本来期待された機能を果たしているかどうかということについては、私自身きちんと見て...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の分担金が我が国が非常に比率が高いのに安保理の常任理事国でないということについて、いろいろな今御意見が日本の中にあると思います。  それで、幾つか問題、分けて考えた方がいいと思うんですけれども、国連の分担金を誠実に、アメリカと違って誠実に払い続けて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一つの国が国際社会を動かすことができる能力というのは、これはいろいろなものに依存をすると思います。正にそれがその国の持っている国力であると言ってもいいかもしれません。それは、国際機関においてお金を出さないよりは出した方がいいでしょうし、いろいろな意味で国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際社会で一番存在感がある国というのはもちろん今アメリカだと思います。P5に入っているような国はそうだと思いますし、それから、私は日本もそうだと思っております。日本の存在感、これは国際社会、いろいろぐるぐる回って話をしますと、非常にあるというふうにみんな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際機関で日本が影響力を及ぼすやり方という、一つのやり方として人というのはおっしゃるとおりだと思います。  私もいろいろな国際機関の方にお会いをするたびに、日本の拠出金からいえば、もっと日本人を採るべきであるということをしょっちゅう言っています。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 特にこういう経済の事情、状況が難しい時期に、委員がおっしゃられましたように、外で使う余裕があるのであれば失業者対策にという声があるのは、これは無理からぬところがあると思っています。さはさりながら、日本が世界の中で生きていくために援助というのは非常に重要で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 学校の先輩だからといってよく知っているということではなくて、早速テストを受けているような気がいたしますけれども、民主化とそれから国の成長の関係というのは非常に、いろいろ議論がなされますけれども、答えは大変に難しいと思います。  一つは、例えば国が成長し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御案内のように、今、北朝鮮に対しては、五人の被害者の方の家族が日本に帰って自由な環境の下で意思決定ができるようにということと、それから事実の解明、これを強く求めているということでございます。これについてはいろいろな手段を使って引き続き求め続けていくという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 出席をすることは考えておりません。
○国務大臣(川口順子君) 政府として、先ほど申し上げましたように、拉致問題の解決ということを非常に重要な課題であると考えておりまして、全力を尽くすと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今、榛葉議員がおっしゃったような正に感想を私も持っております。イラクの戦争がこういう状況になった今、国際社会として是非この問題を真剣に取り組まなければいけないということ、それから、そのための情勢、客観的な情勢が今まで数年間の中では非常にできてきているとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が御指摘になられた問題、正に日本の農業、あるいは日本のほかの産業でもいいんですけれども、との関係でどう考えるかというのは非常に難しい問題だと思います。  JICAの技術協力事業について、これを実施するときに、正に農業なら農業の知識、情報をよく持...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十月にJICAは独立行政法人になるわけでして、そのときに外務大臣は理事長とそして監事二名を任命をするということになっているわけです。  この任命につきましては、一つは法律、独立行政法人の通則法ということで決まっている部分がございますけれども、それにのっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十九日、二十日に日本で、イスラエル、そしてパレスチナ、それから日本、それぞれ五名程度の人たちを招いて信頼醸成会議を開きたいと考えています。場所は東京を考えています。これについてはイスラエルでも話をし、パレスチナでも話をいたしまして、それぞれ賛同を得、また...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 不正流用があったというのは本当に残念なことですけれども、目的は、これは外交を適切に円滑に行っていくための費用でございまして、例えば情報収集ですとか、相手方の意見に影響力を与えるための活動ですとか、そういったことでございまして、外交活動を円滑に行っていくた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 情報収集は、いい外交をやっていくときの根本であると思っています。それで、まだまだ外務省においては情報収集について、この蓄積といいますか、これをもっとやっていかなければいけないと思っております。そのための人材の養成も非常に大事であると思います。  私は、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 報償費について一定期間後に公表をするべきではないかという御意見の考え方の背後にあるものというのは、報償費が不正に使われてはいけないということだろうと思います。私も報償費が不正に使われるということがあってはこれはならないと思っています。  そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、告発をするかどうかという決定は最終的に私のところでいたしています。これは、もちろん私は案件が上がってこない限りはどういう案件があるかということは分からないわけでございますけれども、いろいろな今までの私が一年三か月この仕事をやっていての感想で言えば、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が必要と考えればやるつもりです。
○国務大臣(川口順子君) 結論を先に申し上げれば、克服されつつあると思います。外務省にとって、適材適所で人事が行われるというのは外務省にとってのメリットであります。他省に先駆けてということをそのモットーにしてやっていますけれども、外務省で人事の公募制度というのを昨年やって、今年も...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、今、増田副大臣がおっしゃられましたように、政府として適切な判断を行ったというふうに私も考えます。
○国務大臣(川口順子君) 広野委員がおっしゃいますように、今、その拉致の問題について、五人の家族の方が日本に戻れていないという状態が続いていて、またその事実解明について、北朝鮮に求めていることについても回答がないという状態のままで、とんざしているというふうにおっしゃいましたけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際機関の拠出金について滞留金があるということにつきまして会計検査院から指摘がございまして、これについては重く受け止めております。  外務省として、こうしたことについて幾つかのことをやっておりますが、一つは、事業執行あるいは運営管理をより一層適正なもの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、大変に重く受け止めております。そして、必要な改善を図りつつございます。
○国務大臣(川口順子君) 話は聞いております。
05月08日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました児童の権利に関する条約第四十三条2の改正(千九百九十五年十二月十二日に締約国の会議において採択されたもの)の受諾について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成七年十二月にジュネーブで開催され...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、大量破壊兵器については、米、英、まあ連合軍ですけれども、が捜索をしている段階であるというふうに聞いています。  いろいろな報道がなされておりますけれども、基本的には、やはりこれは、イラクは日本の一・二倍という広大なところでありますから、それなりの情...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったNHKのテレビ番組は、私も全部ではありませんけれども一部ちらりと見ましたけれども、その中で査察についてはいろんなことをおっしゃっていらっしゃいましたが、同時に、これはどこかの会合での御発言であったと記憶をしておりますけれども、ブリックス...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 武力行使の前、私が国会で申し上げておりましたのは、武力行使が行われる際には国連の決議があることが最も望ましいというふうに申し上げておりました。それで、そういった中で、御案内のような事情で武力行使が行われて今に至ったということであります。  国連がその機...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられたような点について国民、日本の国民は、そしてその政府としても矛盾を感じているということであります。  国連の改革については政府としてはずっと議論を積極的にリードをしてきておりまして、その議論も既に十年目に入って、なかなか動いていない...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクに対しての国連が今科している経済制裁をどうするかということは、委員がおっしゃっていらっしゃるように、今、国連の安保理として取り組んでいかなければならない重大なテーマ、課題であると思います。そして今、国連の安保理の場ではこれをどうするかということで議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 安保理の会合は今開かれているかということであれば、かなり最近は頻繁にいろいろな形で開かれている、会合が持たれていると思います。公式な会合、非公式な会合、両方あると思います。
○国務大臣(川口順子君) ということではないと理解をしています。総会は開かれて、総会は九月からセッションが始まるということですけれども、安保理あるいはほかの委員会がたくさんございますけれども、そういったものについては開かれているというふうに理解をしています。
○国務大臣(川口順子君) まず、イラクについて、その復興について我が国として積極的に貢献をするということは望ましいというふうに考えております。  それで、PKO法で例えば自衛隊を派遣するとかそういう状況に現在あるかといえばそういうことではないわけでございまして、今後、イラクにお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) シリアで私は大統領と首相と、そして外務大臣のお三方とお会いをしてお話をいたしました。  それで、大量破壊兵器の問題につきましては、私から、CTBT、それから化学兵器禁止条約、生物兵器禁止条約に入ってほしいということを言いました。ちなみに、シリアはNPT...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パレスチナでは四人の方と会談をいたしまして、それは、アラファト議長、まあ会談というより表敬でございましたけれども、それとアブ・アラPLC、議会ですが、の議長、それからシャース、今は外務大臣になりましたけれども、次期外務担当長官との会談、そしてアッバース次...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イスラエルのシャローム外務大臣、御案内のように、シャロームという名前自体が平和という意味、ヘブライ語でですけれども、と平和の話をしたわけでございます。  それで、非常に、初めてお会いをしたわけですけれども、人間と人間の関係としては私はいい関係を作ること...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、イラクと北朝鮮は決して同じではないと思います。  イラクについて言えば、これは十二年間国連が、安保理がずっとかかわって幾つかの決議を出して、それをイラクが守ってこなかった。そして、その最後、一四四一を出して最後の機会、イラク自身が態度を改めて自ら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは非常に、特に中国は日本の隣の国であり、我が国とも人の往来等で関係が強い国でございますので、中国に増えてきているということについては問題だと考えております。  外務省として幾つかのことをやっております。  一つは、その中国ですけれども、これについ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実情についてという……
○国務大臣(川口順子君) パーセントあるいはその個数、箇所数という意味では存じませんけれども、民間航空機の飛行あるいは漁業との関係では、特に飛行の面ではかなり注意を要するような状況であるという認識は持っております。
○国務大臣(川口順子君) そういった選挙の結果については承知をいたしております。普天間基地の移設の問題につきましては、移設・返還の問題につきましては、これは政府として平成十一年末の閣議決定に従ってこれを行っていくということで考えております。
05月09日第156回国会 衆議院 外務委員会 第8号
議事録を見る
○川口国務大臣 瀋陽総領事館事件から一年たって、あっという間にたった一年だったなと思っております。  当時、たしか私の記憶では、水野政務官はまだ外務省にいらしたときであったかと思いますけれども、その中で外務省としては、その後、一連の日中の外相会談、これを経まして、領事協力の枠組...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、この領事の関係の議論をする中で中国側の責任を認める発言があった、そういうことでございます。
○川口国務大臣 当時、日本側にもいろいろな問題があったということは、いろいろ御指摘もあり、こちらからも、そのように考えているということで、処分を外務省の中で、たしかかなり大勢の人数だったと思いますけれども、したということでございます。そういったことで、その責任がこちら側にもあった...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の被害者の五人の方の北朝鮮に残っている家族の方たちが日本に帰ってきて、自由な環境のもとで意思決定をするということが重要であるということを政府としては考え、五人の方に日本に引き続き滞在をしてもらうということを決めた後、政府としてはさまざまな場で北朝鮮に働きかけを...全文を見る
○川口国務大臣 イラクで今大量破壊兵器の捜索を連合軍が行っているところであります。今までイラクについては、過去二回にわたって化学兵器を使ったという実績があるわけでして、九八年の時点で、国連査察団、それ以降その査察が中断をしたわけですけれども、その時点での国連の査察団の報告の中でも...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、私が申し上げているのは、今捜している最中であるということを申し上げているということであります。今までの、過去に実際に使ったという実績、それから、一番ごく最近の時点でも、先ほど申しませんでしたけれども、例えばブリクスは、三十の項目を挙げて、これの疑念が晴ら...全文を見る
○川口国務大臣 一言申し上げたかったのは、鳩山委員がおっしゃっている、幽霊が存在をしていないということを証明するのは難しいということとこのこととはケースが違うということでして、このイラクの場合には、存在をしていたということが明らかであるわけです。それは、実際に化学兵器を使っていた...全文を見る
○川口国務大臣 武力攻撃特別事態法制、これの整備の重要性については改めて申し上げるまでもないことだと思います。そして、これは、有事の際の我が国の行動についての外国への透明性を確保するという意味で非常に効果がございますし、それから、安全保障面での各国の我が国に対する信頼性を高めると...全文を見る
○川口国務大臣 外務省としては、担当といいますか関係がある分野というのは、国際人道法の分野であるわけでございます。こういった分野についても、外務省としては、関係の省庁と密接に連携をしながら鋭意取り組んでまいる所存でおります。
○川口国務大臣 大変に大きな御質問を一言で答えろというのは大変に難しいことではないかと思いますが、我が国の外交の一番大事な目標というのは、我が国の平和と安定と繁栄であるというふうに思います。それで、我が国の立場あるいは地政学的な要件その他から考えますと、そのために必要なことは、国...全文を見る
○川口国務大臣 一言でお答えをしろということではなかったので、若干時間を使わせていただきたいというふうに思います。  あの武力行使が始まる前に、思い起こしますと、国連安保理の場でいろいろ議論があったわけでありますけれども、基本的な問題としては、十二年間イラクが安保理の決議を守ら...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりで、十年間国連改革を進めてきて、結局まだ具体的な形にはなっていない。ただ、その十年間、無為に過ぎたわけではなくて、まだ議論の余地といいますか、意見の差はありますけれども、例えば国連の安保理の理事国の数をどうするとか、あるいはどういう選び方をするとか...全文を見る
○川口国務大臣 外務省としていろいろなことをやっているかどうか、水面下でやっているかどうかというお尋ねに対しては、やっているというお答えをさせていただきたいと思います。  ただ、先ほども申しましたけれども、残念なことに、北朝鮮からこちら側の要求していることに対しての答え、回答と...全文を見る
○川口国務大臣 外交についてもっと見える形でどんどんやれという委員のお気持ちについては、質問の過程を通じてよく理解をいたしております。我が国として、あるいは外務省として、外務大臣として、できる限りの努力、これは引き続き続けていくつもりでおりますし、その過程で、いろいろな点について...全文を見る
○川口国務大臣 一昨日の会合につきましては、私もそういう会合があるということを夕方聞きまして、調べてみましたら、外務省は、これは主催者の方から御招待をいただかなかったということでございまして、出席をすることがそのときにはできませんで、私としては、いろいろ海外出張等ございますのでう...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今おっしゃられましたように、経済制裁と一言で言っても、その内容は非常にさまざまであるわけでして、大変な幅のことを指すということになりますけれども、したがいまして、一概に法律でできるできないということをお答えするというのは難しいということを前提にした上で、今何...全文を見る
○川口国務大臣 実効性と言ったときに幾つかの考え方があると思いますけれども、一つは、ある特定の経済制裁を行うことの効果を考えたときに、新しい法律が必要なのかそうでないかという考え方があると思います。それからもう一つは、本来果たそうと思っている、あるいは獲得しようと思っている外交の...全文を見る
○川口国務大臣 プルトニウムピットの製造の再開ということについては聞いておりますけれども、これは、委員もおっしゃられましたかと思いますが、新しく製造されたピットというのは、古いものとリプレースをするためのものであるというふうに理解をいたしておりまして、いずれにいたしましても、その...全文を見る
○川口国務大臣 有事法制との関係で外務省が担当しているのは米軍の関係あるいは国際人道法の関係でございまして、今の航空機のことはちょっと所管外でございますので、関係のところからお答えをするのが適切だと思います。
○川口国務大臣 論理的にとおっしゃられますけれども、それは政府として、日米安保体制の効果的な運用に効果があるというふうに考えている、そのためにいわゆる思いやり予算を支出することが適当であるというふうに判断をしているということでございます。
05月12日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○川口国務大臣 まず、安保条約によれば、御案内のように、我が国に対して武力攻撃が発生をした場合には、これは日米安保条約の第五条の対象になるわけですけれども、具体的なケース、今おっしゃったようなケース、これもいろいろな形、今防衛庁長官がおっしゃったようにいろいろな形をとり得ますので...全文を見る
○川口国務大臣 武力攻撃事態における米軍の行動の円滑化に関する措置についての御質問でございますけれども、この武力攻撃事態対処法案に定めてありますように、米軍が日米安保条約に従って武力攻撃を排除するために必要な行動が円滑かつ効果的に行われるという観点から、物品、役務の提供などが考え...全文を見る
○川口国務大臣 まさにこの法案に示された枠組みに基づいて整備をするということになっているわけでございまして、これにつきましては、ただいま論点の整理をする作業をやっております。したがいまして、具体的な内容を今の段階で申し上げることができる段階ではないということでございます。
○川口国務大臣 おっしゃっていらっしゃる御質問は武力攻撃事態法案自体についての御質問であるかと思いますので、私がお答えするよりは官房長官あるいは防衛庁長官からお答えした方がよろしいかと思いますけれども、いずれにいたしましても、委員の御質問のとおり、第二条第六号イ2に書かれておりま...全文を見る
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、その支援、米軍に対してどのような支援をするかという具体的なあり方、これにつきましては、今後、政府全体の問題として関係省庁の間で協議をして、そして米側とも協議をしていくということになるわけでございます。  この中には、ACSAを武力攻撃事態...全文を見る
○川口国務大臣 密約のことは安保条約の関係でございますので、その部分についてお答えをさせていただきますと、事前協議についての密約のことについてお触れになられ、また沖縄の返還についての密約のお話ございましたけれども、これまで総理大臣あるいは外務大臣がずっと、歴代の方々がお答えになっ...全文を見る
05月13日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○川口国務大臣 基本的には昨日お答えをしたとおりでございますけれども、予測される事態においてどのような支援をするかということについては、今後、米側のニーズを踏まえて具体的に検討をして必要な法制を整備する、そういうことになります。
○川口国務大臣 私にとおっしゃられましたので、その見解でないところ、前のところについてお答えをさせていただきたいと思います。  それで、武力攻撃事態法の予測事態であるときには、これは武力行使と一体化の問題は生じないわけでございますね。我が国に対して武力攻撃が行われているわけでは...全文を見る
○川口国務大臣 杉浦副大臣が当時御答弁をなさったことについては承知をしておりますけれども、具体的に国民の武力攻撃事態があったときにどのような被害が生じるかということについては、まさに個別具体的な判断が必要であると思います。  こういった被害に対する補償の問題につきましては、武力...全文を見る
○川口国務大臣 昨年の五月に今委員がおっしゃったような答弁をさせていただきましたことについては、私も記憶をしておりますけれども、認識については、いろいろ人さまざまであると思いますが、私は、この前申し上げたようなことで、米国としては、一般国際法上、我が国の国内法を尊重する義務がござ...全文を見る
○川口国務大臣 どこの場合に、あるいはどの場合に米国の行ったことが国際法に違反をしているかという具体的なことでお話をしないといけないかなと思いますけれども、おっしゃったようなグアンタナモの例等においても、米国は国際法にのっとって行っているというふうに言っておりますし、そのように思...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の憲法は平和と安定という観点から非常に重要なものであると思っておりますし、先ほど委員がおっしゃられた一連の法律でございますけれども、それは、我が国が平和と安定、安全を確保して、そしてそういう意味で、国際的にも平和と安全の確保という意味で貢献をするという観点か...全文を見る
05月13日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 閣議で話をされたことについては、これは、閣議、内閣のルールで、官房長官がまとめていつも御報告を記者の方々にするということでやっていらっしゃると思います。  私が承知をしている限りは、官房長官がこの大量破壊兵器について議論があったということを御報告してい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 閣議についての御質問でございましたから、閣議についてはそういうルールになっているということでして、それから、閣議の性格からいきますと、今、委員がおっしゃられたようなお話は閣議よりはむしろ、その後にある閣僚懇談会という場がございますが、そこで議論をするとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉内閣として、大量破壊兵器についてどうでもいいと思っていることを全く申し上げたつもりはございません。  これについては、委員が御案内のように、イラクが実際に大量破壊兵器を使って、そして国際社会がイラクが疑惑を晴らすようにということを言ってきたことに対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国は、今、大量破壊兵器についての本格的な捜索をやっているというふうに承知をしています。そして、これはアーミテージ国務副長官の発言ですけれども、先ほどの、イラク、大量破壊兵器があることをこれ以上ないほどに確信をしているということと、それで、いまだほとんど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) フセイン大統領を始めとしまして、フセイン一族の行方については、今まで死亡したとか重傷を負ったとか、あるいは国外に逃亡したとか、いろいろな情報が錯綜をしているということについては委員も御存じのとおりでございます。そして、米国についても、この点についてはこれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国、米側は、米軍は、五十五人のトランプのカードの人を出していて、現在二十九人、そのうち、五十五人のうち二十九人が拘束をされているというふうに聞いていますけれども、その中にフセイン大統領及びその二人の子供、これについては入っていないわけですね。  委員...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど委員がいろいろな可能性についてお触れになられて、報道関係も含めていろいろな情報が錯綜をしている、いろいろ存在をしているということは承知をしていますけれども、消息についてこうであるということについて、米軍側が、米国側が何らの確認をしているということは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろな政策問題について、これはイラクというのも非常に大きいですし、それからその他SARSの問題等もございますけれども、そういったことについて日ごろいろいろな政策決定の議論はいたしております。また、それに直接関係のないことであったとしても様々な情報は上...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本がまずなぜ今安保理の常任理事国でないかということについては、これは国連を作る議論そのものがまだ終戦前の段階から始まっているということからもお分かりのように、基本的にあの時点での国際政治における状況を表したものでございますから、日本が安保理常任理事国に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの大量破壊兵器、これがこのイラクの紛争の元々の一番の問題であるということについては今更申し上げるまでもなく、これはもう過去二か月間、多分委員の方々の耳にたこができるぐらい申し上げてきたというふうに思います。これは全く変わりはない。引き続き我が国の政...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四月三十日です。
○国務大臣(川口順子君) アメリカの政府の高官やあるいはその報道官が、これについて、例のブッシュ大統領の主要な戦闘が終わったという発言以降、どういうところでどういうふうに行われているかということについては今資料を持っておりませんので、一例として申し上げたわけですが、それについては...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員の御質問の背景にある問題意識ということは、そういう問題意識を持っていらっしゃる方はあるだろうということは理解をいたしております。  それで、グローバル化というのが今進展をしているわけでして、それに伴って影の部分といいますか、グローバル化のその負の部...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正にそういうことをお答えをしたつもりでございますけれども、必要ならもう一回繰り返させていただきますが。
○国務大臣(川口順子君) NPTの運用検討会議の準備会合、準備委員会ですけれども、が行われたということでして、これは、我が国は申し上げるまでもなく唯一の被爆国でございまして、核のない平和な世界というのを目指しているわけです。そして、外交努力をやっている一環として、これは大変重要な...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、その前提の北朝鮮のNPTからの脱退が四月十日に発効したかどうかということについては、これは国際社会では一致をした見解とはなっていないということです。一月十日に脱退通告をしたわけですけれども、これがNPTのルールに従って適正に行われたかどうかというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平和的に解決をするということが、これは我が国はずっと言ってまいりましたし、これは今後も言い続けていくことであると考えております。そして、粘り強く北朝鮮が国際社会の一員として行動をするということが大事だということを言っていくということです。
○国務大臣(川口順子君) これは、我が国としても児童の福祉向上ということはずっと目指してやってきたわけでございまして、国際的に、国際社会として見た場合に、まだまだ児童の福祉、そして、ということが十分に、児童の権利ですね、これが守られていない現状であるというふうに認識をしております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今までも子供の福祉あるいは子供の権利というのが守られてこなかったという面はあると思いますけれども、また最近、特にIT化が進み、グローバル化が進み、そういった社会状況の中で、今までに増して、それから世界全体から見れば貧困の問題があり、児童の権利が十分に守ら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際的に日本が役割を果たしていくということは非常に大事なことであると私は思っています。これは、別に日本が推薦をしたからといってそういうふうになるということではないので、適材適所の人間を日本が推薦できるということが重要であると私は考えております。  です...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 子供の問題をきちんと取り扱っていかない国には将来はない、私はおっしゃるとおりだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 個人としてということであればいろいろ申し上げられますけれども、内閣としては、今、政府の立場というのは、御説明があったように、今新しい部局を作るということを考えているわけではないということだろうと思います。  すべての、いろいろな重要な問題が、いろんな省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 教育の問題は私は必ずしも専門家ではありませんし、教育基本法の改正について外務大臣の立場で何か申し上げるということは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、この条約の子供の権利、これについて、これを踏まえた形で議論がなされるということは重要だというふ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の問題についての基本的な考え方は、先ほど別な委員からも御質問ございましたけれども、平和的に解決をするということと朝鮮半島に核があるということは認められないというのが日本の基本的な立場であります。  問題は、委員の御質問していらっしゃることは、どう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 対話をするときに、その目的は、日本が望む結果を、対話によってその結果に到達をするということであるわけですね。  それで、その対話を効果的に進めるという意味では常にもう、別に圧力と大げさなことをお考えいただく必要はないんですが、それが望ましい結果が出るよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国として、北朝鮮との対話を続けていくということの重要性は、これは全く同じ考え方をしているわけでございまして、北京の場での会談についても、あるいは我が国が二国間でやっている会談、会談といいますかコンタクトといいますか、そういうことについても、ちょっと会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、現時点で経済制裁を我が国が考えているかということであれば、そういうことではないということです。今、北朝鮮、これは国際社会でも経済制裁を口にしている国は全くないわけでございます。  そして、全体として、今北朝鮮が対話を北京の場に出...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮について具体的に何をやっていくかという際に、これはいろんな考え方があります。おっしゃったような、現在ある、取っている措置、これを強化をしていくということもあるでしょうし、国際社会と協調して何かを行う、あるいは協調して行わなければ効果が上がらないとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の改正、これは数を増やすということであるわけでして、これを実施をするに当たって、国内法的に何らかの新しい措置が必要であるかどうかということについては、私は承知をしておりませんが、恐らく要らないんだろうと思います。
○国務大臣(川口順子君) 我々みんなその共通の認識を持っていると思いますけれども、先ほど来お話が出ていますように、我が国において児童を取り巻く環境というのは、毎日、新聞を開ければもう非常に問題があるという状況であると思います。問題は、それをどのようにして我が国としてそれを今後政策...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 児童の問題がうまく対応されるということは我が国の将来にとって非常に重要な問題であると私は思っております。  それで、各省、いろいろな観点から同じテーマを所管をしているということが現実であって、連携をしていくということで、連携を強化する、実質的にそれをや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃった憲法が国の最高法規として存在をしているわけでございます。北朝鮮政策に限らないわけですが、いかなる政策についてもこの実施をしていく段階で政府として憲法の規定を踏まえて、そしてその基本理念を実現するように努力をしていくということは当然であるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日朝平壌宣言に書かれておりますように、「双方は、相互の信頼関係に基づき、国交正常化の実現に至る過程においても、日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む強い決意を表明した。」というふうにございます。  先ほど申しましたように、北朝鮮を相手として交渉を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったような報道があったということについては、私も承知をしております。  それで、ただ我が国として、その数字について、これについて確認をするという立場にはない、確認をすることはできません。現時点ですることはできないということでございます。ただ、い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国としては、様々な情報についての様々な評価ということをしているわけでございます。これは米国の様々な組織の評価、それぞれの評価であって、これを我が国として自分自身でそれが正しいかどうかということを確認することができないということを申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 米軍のみならず、いろいろな国が北朝鮮の中のことを、ミサイルの配置も含めて、については様々な情報を分析をして評価をしているわけですね。それで、我が国も当然にこういった国々と情報の交換をするということはもちろんやっているわけです。  私が申し上げているのは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう報道があるということは承知をしています。  それから、関係国が北朝鮮のミサイル等の問題について情報をそれぞれ持とうと努め、そしてその情報について、それが本当にそうなのかどうかという評価ですね、これは、評価をするという作業はやっているわけです。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 何回も申し上げているんですが、米国とは緊密に情報の交換は行っています。     ─────────────
○国務大臣(川口順子君) クラスター爆弾についてのお尋ねですけれども、まず、そもそも戦争があったときに大勢の子供たちや弱者が犠牲になっているという問題は、これはどの戦争においても常にあって、非常に残念なことだと私は思います。  それでクラスター爆弾ですけれども、これについては特...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 外務委員会 第9号
議事録を見る
○川口国務大臣 私も、この件につきましては、談話を昨日出させていただきました。この件については、多くの民間人が犠牲になっていらっしゃいまして、我が国としても、私としても、強い憤りを覚えております。  それで、現在どういう状況が把握されているかということですけれども、米国も、最終...全文を見る
○川口国務大臣 これは現時点でと、私の持っている情報は昨夜の、夜の時点でございまして、今の時点で何人になったかというのは、もし必要でしたらまた再度確認をいたしますけれども、今はちょっとまだ真夜中でございますので、現地が。  それで、わかっているところでは、米国人十名を含む約二十...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのことをやっておりますけれども、まず、この事件の発生を受けまして、十三日、昨日の時点で、駐サウジアラビア大使である阿部大使からイスマイル外務次官に対しまして、在留邦人の安全確保のための一層の配慮を要請いたしました。それから、大使館から在留邦人に対しまして注意...全文を見る
○川口国務大臣 一般的に、従来からやっていることとして、テロの可能性が非常に高い地域、ここについては、それぞれの現地の大使館において、現地日本人社会におけるさまざまな取り組みを行っております。これは、それぞれの大使館でホームページを持っておりますし、それから、電話のネットワーク、...全文を見る
○川口国務大臣 台湾のオブザーバーとしてのWHOの参加の件につきましては、先般、王毅外交副部長と私がお会いをいたしましたときに、先方から、台湾が、このSARSについて、これを利用してオブザーバー参加ということで政治的な活動を行っているということについての反発、これが伝えられたとい...全文を見る
○川口国務大臣 これは、国際社会全体でといいますか、WHOで決めることでございますので、この点について我が国として何らかの予測をするということは非常に難しいというふうに考えております。  いろいろなWHOの中の手続がございまして、そういった手続を踏むという過程があると思います。...全文を見る
○川口国務大臣 現在、何かが具体的に決まっているということはございません。
○川口国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、現在、何かが具体的に決まったということではないということでございまして、会わないということが決まったわけでもない、現在、何も決まっていないということでございます。
○川口国務大臣 それは事実でございます。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃったことは、私もその報道記事で読みましたけれども、詳細についてはまた後で出てくるというふうに書いてありまして、本当のところ、どういうことをおっしゃったのかということがよく、今の時点ではわかりませんので、その小さな記事をベースに私が安倍副長官のおっし...全文を見る
○川口国務大臣 というふうにおっしゃられますけれども、外務大臣の立場であるからこそ、きちんとした前提を持たないで言うということが大きな影響を持ち得るから、慎重にこういうことについてならざるを得ないということをおわかりいただきたいと思います。  私が外務大臣でなくて普通の評論家で...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃったようなクラスター爆弾ですとかそういったものについて、今、国際的にそれのもたらすマイナスの影響についていろいろ議論がなされ、あるいは懸念があるということは承知をいたしておりますけれども、この条約との観点でいえば、我が国の立場というのは、クラスター爆弾に...全文を見る
○川口国務大臣 兵器が国際人道法に反しない形で使われるということは非常に重要であると私どもは思っております。今回のイラクの戦争に際しても、殺傷ができるだけ少なくなるように使うべきであるということは申し入れております。それは非常に大事なことだと思っております。  それから、先ほど...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、残留物があって、それが何年かたった後で、子供たちが遊んだり、いろいろな場で爆発をする、そして、人体に影響を及ぼす、殺傷するということは、私は非常に残念であるというふうに思います。  それで、今国際的に行われているのは、これにどのように対応...全文を見る
○川口国務大臣 米軍としてそれを全部やる義務があると思ってやっているかどうかということについては、そういうことははっきり申し上げられないと思いますけれども、これはやはり人道上の立場からそういう動きをしているということを私は読んだ記憶がございます。
○川口国務大臣 今、委員の御説明の前提は、我が国の自衛隊が海外に行って、そこでクラスター爆弾を使うということでお話しになられたわけですけれども、私が承知をしております今までの政府の見解、これによりますと、ここに過去の答弁を持っておりませんので、そっくりそのまま申し上げることはでき...全文を見る
○川口国務大臣 岡本さんの御発言について、私は、そういうことをおっしゃったということはどこか記憶の隅にございますけれども、先ほど来申し上げていますように、日本として、クラスター爆弾については、不発の残存物について、この条約との関係でこれに取り組んでいるということでございます。要す...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃっていらっしゃいますように、国際社会でのずうっと流れを見ていますと、これは、兵器については人道法を守る形で使われなければいけない、あるいは、残虐なものについてはなくしていこうという方向で流れていると私も思っております。  我が国としては、これは憲法...全文を見る
○川口国務大臣 私は、この放送を全部見たわけではございませんので、見た範囲についての印象を申し上げますと、ブリクス委員長は、確かにいろいろなことをおっしゃっていましたけれども、同時に、大量破壊兵器については、イラクが大量破壊兵器についてそれを廃棄したということを、それであれば何で...全文を見る
○川口国務大臣 毎日新聞の、廃棄したという証言をしたという報道は見ましたけれども、政府としては、それについて確認をすることはできておりません。  それで、捏造であるとか、いろいろな報道があるということも承知をいたしておりますけれども、いずれにしても、アメリカ政府あるいは英国政府...全文を見る
○川口国務大臣 小型核兵器の問題については、これはその後、引き続き確認をいたしておりますけれども、私が今の時点で承知をしているのは、議会がみずから、禁止をするということを言った、その条項を外すということをやっているというふうに承知をしております。
○川口国務大臣 劣化ウラン弾の影響が環境や人体にどれぐらいあるかという御質問ですけれども、これはUNEPやWHOで調査研究が行われたわけでございまして、その中では、劣化ウラン弾の人体や環境に与える影響というのはほとんどないという結論がなされているということでございます。  ただ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど別な委員にお答えしたのと同じことになりますけれども、私は、そういった兵器について、国際人道法上問題がない使われ方をするということは大事なことだと考えております。それから、例えばクラスター爆弾のように、その残ったものが人体に影響を与えるようなこと、これに関して...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、これを行われている海域といいますか水域といいますか、それが、国際法上これができる海域である、区域であるということが一つございます。  沿岸国が排他的な経済水域において一定の権利を持っている、その一方で、どの国においても他国の排他的な経済水域の...全文を見る
○川口国務大臣 普天間飛行場の移設の問題につきましては、代替施設協議会等の場で地元の方々に今まで入っていただきながら十分に議論をして、平成十一年末の閣議決定に従って政府としてはやっていく、そういう状況にあるわけでして、今その次の段階として環境の影響評価の段階に入ってきているわけで...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました二千一年の船舶の有害な防汚方法の規制に関する国際条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十三年十月に国際海事機関の主催によりロンドンで開催された国際会議において採択されたものでありま...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○川口国務大臣 総理が、昨年九月、ピョンヤンに行かれて、日朝平壌宣言を署名なさいました。我が国としては、日朝平壌宣言に従いまして、交渉によって核問題を含む安保問題、そして拉致問題、そういった日朝間の諸懸案を包括的に解決をしまして、北東アジア、この地域の平和と安全に資する形で日朝国...全文を見る
○川口国務大臣 経済制裁についてお答えする前に、先ほどNPTのお話がございましたけれども、今国際社会で、北朝鮮がNPTを脱退した、これがきちんとそういうことであるということについては、疑義を持たれています。というのは、脱退の手続において、北朝鮮はすると言ったんですけれども、これは...全文を見る
○川口国務大臣 委員のおっしゃっている問題意識というのは私も理解をいたします。これは、対話を続けていくときにどのようなメッセージを北朝鮮に対して送るということが、対話を続けていって、対話を通ずる問題解決につながりやすいかという発想であるかと思います。  ただ、先ほど申しましたよ...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました使用済燃料管理及び放射性廃棄物管理の安全に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成九年九月にウィーンで作成されたものであります。  この条約は、使用済燃料及び放射性廃...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンが忘れ去られてはならないということは、全くおっしゃるとおりだと思います。  今年の三月にブラッセルでアフガニスタン・ハイレベル戦略フォーラムというのが開かれまして、そこでまた各国から追加の支援のコミットが、例えばアメリカは六億ドルとかとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題、今、委員がおっしゃった問題意識は私も共有をいたしております。政府の中でも、日本の支援についての一番の問題は、安全確保がODAの関係ではできていないということで実際に実施できないということが多いということですから、政府として何ができるかということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 変わりはございません。  後段の二番目の方は、これは現実的な、要するに実際に何が世界で起こっているかということでございますので、私の認識というよりは事実関係の問題だと思います。  それから、一番目の方は、政府として今の時点で経済制裁を考えているという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 経済制裁を議論しているということの意味ですけれども、もちろんいろいろな人たちが、政府の中にもいろいろな人がいますから、アメリカにおいてもイギリスにおいても、あるいは韓国においてもいろんな人がいますので、個人個人の意見として様々な意見を言っている人がいると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が承知をしております限り、アメリカは現在、経済制裁を北朝鮮についてするということについてはそういうことは言っていない、北朝鮮との関係では慎重に事を進めるということが重要だということを言っているというふうに理解をしています。
○国務大臣(川口順子君) これは、政府の政策として具体的にどの段階でどういう発言をしていくかということについては、これは、慎重に考え、適切なときに適切な発言をしていくことだというふうに考えています。  そういう意味で、北朝鮮に対して重要なことは、この問題について平和的に、そして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国は、この北朝鮮の問題だけではなくて、常にすべての国際的な問題、外交問題に対してすべての選択肢、オプションを持っているということは、もうこれはいつも言っているせりふであります。ですから、別に新しいことでは何もないわけですね。  それで、本当にこれは山...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、その経済制裁を、その議論をするということを、これについて今考えていることを、具体的には考えていないということを申し上げ、経済制裁の実施についてはですね、ということを、今具体的に考えていないということを申し上げているわけですけれども、今、北朝鮮の問題...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、過去において北朝鮮に対して、抑止という意味ではメッセージはたくさん送ったと思います。今も送っていると思います。  例えば、一例を挙げれば、我が国はそういった、平壌宣言に書いてあることですけれども、問題が解決をした後初めて正常化をします、正常化をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 議員立法についての御意見を申し上げる前に、先ほどのちょっと抑止のことについて一度触れさせて、もう一度戻らせていただきたいんですが、厳密に抑止という言葉を使えば、それは北朝鮮問題についての我が国の持っている最大の抑止力というのは日米安保であり、それから我が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実は長いコメントしかできないようなお話でございましたけれども、私としては、今まで申し上げたとおりのことでございまして、議員立法、議院で、国会の中での議員の方々の御活動については、引き続き注視をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) 昨年、私、アフガニスタンに参りましたけれども、その前に、アフガニスタンにつきまして三つの要素があるということを申しました。一つは和平プロセスであります。アフガニスタンにどのように平和を定着させていくかということについてですね。一つは和平のプロセスでありま...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
議事録を見る
○川口国務大臣 実際に、アフガニスタンからどういう経路でどういうところに拡散しているかをきちんと追跡しているということは、なかなかわからないことでございまして、海も広ければ、また国境線もあるということでございます。  いずれにしても、今官房長官がおっしゃいましたように、各国の政...全文を見る
○川口国務大臣 日本と韓国、そして米国は、今まで非常に緊密に連携をとってきておりますし、今回の米韓会談の前にも、外務省の薮中局長、そして田中外務審議官が韓国に行きまして、事前のすり合わせも行っております。  そして、この米韓会談につきまして、まあ紙で読んだだけでございますので、...全文を見る
○川口国務大臣 共同声明には、さらなるステップということが書いてございます。これの意味合いは、引き続き米国及び韓国から話を聞いてみないとよくまだわからない部分がございますけれども、我が国の立場としては、これは、平和的な解決をする、そして包括的に解決をしていく、核の問題を含む安全保...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、これは大変に難しい問題でございます。正常化交渉を一回行いまして、そして二度目の正常化交渉を直ちに開けるという展望が今まだないということも、残念ながら事実でございます。  こうした中にあって、我が国としてはさまざまな努力をしております。例えば、二...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の安全保障政策を考えるに当たって、外務省と防衛庁との連携が緊密であるということは非常に重要なことでして、これは出先の公館においても全く同じことであろうと思います。  今回、赤城副長官と私どもの矢野副大臣が話をいたしまして、改善をすることで合意ができたという...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 外務委員会 第10号
議事録を見る
○川口国務大臣 ただいま委員から議員立法の動きのお話がございましたけれども、今、国際社会においてさまざまな脅威があり、テロですとか大量破壊兵器ですとか、いろいろある中で、我が国が問題を解決していくためにどういう可能な方法があるかという意味で、議員の方々の中でそういう御議論をいただ...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカに対して中国が何を言ったかということはよくわかりませんけれども、我が国の立場は、これは私もこの前中国政府に対してお話をしましたし、同じことをずっと言っておりますけれども、関係者の満足のいく形で台湾のオブザーバー参加、これはメンバーになるということは難しいと...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府のイラクについての考え方は、私は四月の初めにヨーロッパに行きまして独仏英の外務大臣と会談をいたしましたけれども、その前に、イラクの復興についての五つの基本的な考え方、これは、主権はイラクのもとにあって、領土を分けてはいけないとか、天然資源はイラク人に属する...全文を見る
○川口国務大臣 国際社会として最終的にどのような枠組みをつくっていくかということについては、今度の国連決議での議論も踏まえて今後決まっていくことになると思いますけれども、その中で、日本としては今まで幾つかの具体的な提案も働きかけも行って、そういった議論には寄与をしております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 米国に対してといいますか、北朝鮮側が三者会談でなされた提案につきましては、そういったものがなされたというふうにもちろん聞いておりますけれども、具体的な提案の中身については、これは当事者の国がどこも表に出していないものですから、日本の立場で、我々はこういうことを聞い...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題については、最重要課題として我が国の政府としていろいろできることを全部やっておりますけれども、残念ながら、今の段階でまだ結果が出ていない。これは大変に残念なことでございます。  そして、これをどうやっていくかということですが、二国間での働きかけ、これもも...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の問題が、委員がおっしゃるように、我が国の領土主権を侵す問題であるということはそのとおりでございまして、そういうことについては、我が国は直接に北朝鮮にこの問題についての我が国の立場については何度も伝えているところでございます。北朝鮮に対しては、拉致の問題につい...全文を見る
○川口国務大臣 きょう、茂木副大臣が帰国しますので、その後、ニーズについては直接に報告を受けたいと思っています。  イラクの新法につきましては、そういったことも踏まえ、新たな法律がそもそも必要かどうかということについては、今の段階ではニーズもよくわかりませんし、確たることを申し...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの復興に対して、人道支援も含めてですけれども、我が国としてどのような貢献をすることができるかどうか、可能かどうかということについて主体的に考えるというのは当然のことでございまして、それをずっとやってきている。  また、その一環として、それがゆえに我が国とし...全文を見る
○川口国務大臣 査察でございますけれども、まず、経済制裁の解除については、我が国としては、イラクの早期な復興をぜひ早く進める必要があるということでございますので、経済制裁を解除するということについては賛成でございます。早期にそれが行われるということが望ましいと考えています。  ...全文を見る
○川口国務大臣 この問題にずっと長いこと携わってこられた委員におかれましては、昨日の事態を受けて、いろいろな感慨をお持ちでいらっしゃると思います。  むしろ、私の方がその感慨をお聞きしたいというふうに思うわけでございますけれども、我が国としては、武力攻撃に対処をする体制をつくっ...全文を見る
○川口国務大臣 シカゴ条約ではそういうことが禁止されているわけではない。それからまた、武力行使があるような事態においては、これは国際法においては、一般の国民を守らなければいけないということになっているわけでございますから、国際法にのっとって各国は行動をするわけでございまして、そう...全文を見る
○川口国務大臣 生物多様性条約というのは非常に重要な条約でございまして、委員がおっしゃるように、これは移入種とか人間活動とかさまざまありますけれども、生物の多様性が世界的に今失われてきているということは非常に残念でございまして、我が国としては、生物多様性条約を締結して、そしてこの...全文を見る
○川口国務大臣 これは、環境影響評価調査をこれからやるわけでございますけれども、政府としては、平成十一年末の閣議決定やこの間の基本計画、これにつきましては、地元の方も御一緒に、みんなで議論をしてできたものでございますけれども、それに基づいて今後の対応をしていきたいと考えております...全文を見る
○川口国務大臣 我が国において米軍の施設・区域の七五%が沖縄にあるということについては、大変な御負担を沖縄県民の方におかけしていると思います。  それで、政府といたしましては、この御負担をできるだけ少なくしていくための努力が重要であると思っています。SACOの最終報告を実施する...全文を見る
○川口国務大臣 SACOの最終報告をつくりましたときに、これは地元の県民の方が負担が大きい、これをできるだけ減らしてほしい、そういう県民の方のお気持ちを受けて、政府として、アメリカ政府と話をし、SACOの最終報告にまとめ上げた、そういうことでございます。
○川口国務大臣 これは、この前申しましたように、海洋法に基づいて、排他的経済水域については、米国は、一定の条件はありますけれども、例えば天然資源に対する私権ですとか環境についての管轄権とか、これを侵すものでなければ、それを使う権利を持っているわけでございますね。したがって、その権...全文を見る
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○川口国務大臣 平成十三年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は九千三百三十三億百十一万円余でありまして、支出済み歳出額は八千百三十七億六千百七十七万円余、翌年度繰越額は一千十一億九百三十五万円余、不用額は百八十四億二千九百九...全文を見る
○川口国務大臣 会計検査院の検査の結果、国際会議開催等に必要な経費の支払いにおける会計経理、支援委員会等の国際機関等に対する拠出金等について指摘を受けたことは、まことに遺憾であります。  国際会議開催等に係る会計経理につきましては、職員に対する会計研修の徹底、調達の一元化等、契...全文を見る
○川口国務大臣 経済状況が非常に苦しい中で、そして財政状況も非常に難しい中で、税金については、これは十分に効果的に使っていくということが国としての役目であるというふうに私も思っております。そういう考え方を外務省の中で徹底していくように、昨年の二月の外務省の改革を始めまして以来、そ...全文を見る
○川口国務大臣 個人個人の退職金の多寡につきましては、これは、その人の勤続の年数とかいろいろな要素によって影響される部分はありますけれども、基本的に、国家公務員全体の問題でございます。国家公務員に関する給与ですとか退職金ですとか、これは、確かに世の中にいろいろ御議論はあると思いま...全文を見る
○川口国務大臣 これは、一概にどうだということを申し上げるのは非常に難しいと思うんですね。どういう事件があったかとか、その人がその事件にどれぐらいかかわっていたとか、監督責任をある件について持っている人は大勢いるわけですから、その人たち全部の退職金について、一概に、どっかの時点で...全文を見る
○川口国務大臣 機密費といいますか、報償費でございますけれども、報償費について、どのようにそれを使っているかということについては、まことに申しわけないんですけれども、お答えを差し控えさせていただいておりますので、これについても、そういうことで、お答えを直接に申し上げられないという...全文を見る
○川口国務大臣 日本外交協会は社団法人でございますので、その会員の出す会費、これが主たる、主たるといいますか、それを使っているわけですね。ですから、法律に、というのは、国家公務員法ですとか、あるいは報酬を得た場合に届け出るというルールでございますね、そういったことに違反をしていれ...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員の日本とASEANの関係のお話を伺いながら、七〇年代の初めに田中総理がASEAN、インドネシア訪問をしたときのこと、それから九〇年代の初めにAPECが始まって、そして日本とASEANの関係が非常に深まったということを思い出していましたけれども、今度の経済連...全文を見る
○川口国務大臣 ことしの十二月の首脳間の会議、これはおっしゃるように画期的なことでございますし、FTAだけではなくて、いろいろな意味で意味があるというものにしていかなければいけないというふうに考えております。  FTAについてこの時点でどのような形になっているかということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 FTAあるいは経済連携協定、これを日本としても政策課題として取り組むに至った過程というのは、今委員がおっしゃいましたように、WTOの補完という位置づけですけれども、やはり基本的に、WTOは国の数が多過ぎてなかなか自由化が進まないということも一つあるわけですけれども...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員がおっしゃられたことについて、私も、日本は貿易立国という言葉がずっとございまして、国際社会とのかかわり、国際経済の中に日本があるということは重要だと思います。そして、委員もおっしゃいましたように、歴代総理はそのことに取り組んでこられたわけでして、また小泉...全文を見る
○川口国務大臣 SARSの拡大については、私どもも懸念をしています。これだけ人的な交流あるいは物の交流が頻繁になっている中で、そしてまた、SARSがASEANの国々に経済的にも影響を与えるような事態になれば、これは日本にもはね返ってくるということでございますから、日本の問題でもあ...全文を見る
○川口国務大臣 昨年の四月の時点からきょうまでの間に、一面では、委員もさっきおっしゃいましたように、非常に大きな動きがあった。総理の訪朝があり、そして五人の方が日本に今いるということがあったわけですけれども、他方で、その後引き続き我々が求めていること、すなわち、五人の家族の方が日...全文を見る
○川口国務大臣 普通に言えば、テロという行為を行う国家ということは言えると思いますけれども、我が国として、アメリカと違いまして、テロ国家という指定をするとか、そういう制度は持っていませんので、そういう形で、それがこういうことでありますと、定義とかそういうことはないということであり...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、テロ国家という、そういう概念が日本国にはないという前提で、拉致というのは国民の命、安全にかかわることであるわけですから、そういうことは普通にはテロと言うんであろうというふうに申し上げているわけでして、そういうことをやっている国家ということは...全文を見る
○川口国務大臣 普通の人の考え方では、これはテロであるということを申し上げています。
○川口国務大臣 私個人の意見ということでお尋ねでしたら、私も普通の人でございますから、そういうことです。
○川口国務大臣 米国と韓国が非常に緊密な関係にある、同盟関係にあるわけですが、それがいい同盟関係であるということは、日本にとっても非常に重要でございます。  そういう意味で、この間の米韓会談において、北朝鮮の核問題については、核保有を認めないとか、北朝鮮の核プログラムを平和的な...全文を見る
○川口国務大臣 現時点で経済制裁を具体的に検討しているということは我が国においてはございませんし、また国際社会においても、今こういったことを口にしている国というのはないというふうに承知をしております。
○川口国務大臣 経済措置を考えない、まあこれは経済制裁といったような言葉の意味が何かということにもなるわけですけれども。  例えば、米国と比較をしますと、米国は北朝鮮をテロ国家であるということを言って幾つかの措置をとっております。我が国が現状で北朝鮮との関係でとっている措置を見...全文を見る
○川口国務大臣 日本の国内で経済制裁についてのさまざまな議論が今行われているわけですけれども、今外交的にこの問題を解決しようとする動きがあるわけでして、そういったときに何をするのが一番適切かということを考えなければいけないというふうに私は思っています。  これは、外交でございま...全文を見る
○川口国務大臣 中国における遺棄化学兵器問題につきましては、これは中国側から、戦後被害を受けた中国の民間人が大勢いるという説明を受けております。それで、我が国といたしましては、こういった被害が今後生じないようにするためにも、化学兵器禁止条約に入っておりますので、これに基づきまして...全文を見る
○川口国務大臣 中国の方でこの遺棄化学兵器でいろいろな被害を受けられた方がいらっしゃるということについては、そういうことがあったということは、大変に残念なことだと私も思っております。  それで、一応、地裁で、被告側、国側が勝訴をしたという判決があったわけでございまして、今後につ...全文を見る
○川口国務大臣 今、北京に、あるいは中国にいらっしゃる日本の方は、先生がおっしゃるように、毎日大変に不安な気持ちを抱えているということはよく認識をしています。そして、家族が日本にいて、あるいは向こうにいて、大変にお互いのことが心配だということも、そのとおりだと思います。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 大使館の医務官に対しましては、これは本来的には大使館の職員あるいはその家族のためということですけれども、しばらく前に、このSARSのことということではないんですけれども、通達を出していまして、広く、現地の邦人の方で健康相談ということをなさりたい方があれば、積極的に...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 本会議 第24号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ジュネーブ諸条約等に関連する国内法の整備についてのお尋ねでございますが、現在、関係省庁間で国際人道法の的確な実施を確保した国内法制の整備に向けた検討作業が進められております。  外務省としては、事態対処法制の検討に引き続き積極的にかかわっていき、できる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の核開発問題に関するお尋ねがございました。  政府としては、北朝鮮の核兵器開発問題は国際社会全体の問題であると認識をしており、北朝鮮が問題の平和的解決に向けて前向きな姿勢を取るよう、関係国や関係国際機関とも協力し、北朝鮮に対する働き掛けを行ってき...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいますように、この有事法制につきましては、これは国の独立と主権、国民の安全を確保するために主権国家として当然に整備すべきものでございますが、そして各国に不安感や警戒感をもたらすようなものではないというふうに考えております。そして、むしろ有事...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実施の状況についてでございますけれども、これは現在、関係省庁間で国際人道法の的確な実施を確保した国内法制の整備に向けた検討作業を今進めているところでございます。  それで、外務省といたしましては、ジュネーブ諸条約、これは我が国が既に締結済みでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、マイケル・グリーンが言ったと委員がおっしゃられたことですけれども、彼は元々NSCに入るまでは学者でございますから、今おっしゃった、引用なさったことがどの時点で出てきたかということであるかと思います。少なくとも、NSCの部長としてのマイケル・グリーン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 同じでございます。
○国務大臣(川口順子君) 米軍への支援につきましては、先ほど申しましたように、この法制の示す枠組みに従ってこれから具体的に検討していくということでございます。それと先ほど委員の御質問の自衛隊法の改正の結果の話とは、これはまた別な話でございます。
○国務大臣(川口順子君) そういう事態が必要でございましたら、それは日米地位協定に従いまして考えていくということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、米軍に対してどういう支援を行っていくかということはこれから検討していくということを申し上げたわけでして、そういう意味では検討の課題の一つであると思います。必要であれば日米地位協定に従って考えていくということで、委員の御質問の、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 具体的にいかなる支援を行うか、そのためにどのような制度が必要かということはこれから検討いたしますけれども、先ほど来申し上げていますように、必要であればそれは日米地位協定に基づいて行うわけでございまして、そういう意味では、その中にはその施設・区域ということ...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 外務委員会 第11号
議事録を見る
○川口国務大臣 支援の枠組み、いろいろな分類の仕方はあるだろうと思いますけれども、今委員がおっしゃったようなORHAを通じてということが一つですね。これは、既に三人の外務省の職員に、私から出張命令を出して行ってもらっているということをやっております。三人それぞれ、現地で非常に高い...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、イラク全体でどのような形の支援がどのような局面で必要になるかというのは、物事の流れを見ながら、それから一方で国連の決議が今動いておりますので、ORHAあるいはIIAあるいは国連の決議にある当局と言われるもの、そのあたりがどのような形で関連を...全文を見る
○川口国務大臣 国連の決議案については、今私どもが把握をしているところでは、先ほどの議論でさらに修正が、小さな修正だと思いますけれども、現地時間の二十一日の時点で出されて、恐らく二十二日の時点で投票にかかるということになるだろうと思います。  それで、ここでは、今まで特別調整官...全文を見る
○川口国務大臣 アチェの問題につきましては、我が国としては、今までさまざまな支援をしてきておりまして、例えば、ついこの間の週末も、日本で場所を提供してということでやっておりましたけれども、この目下の問題の解決につながることなくこういう形になっているということは、我が国としては、平...全文を見る
○川口国務大臣 おります。
○川口国務大臣 横田さんを初め、委員がおっしゃられました五人のここに戻っていらっしゃる方、あるいは日本にいるその家族の方、あるいは現地にいる家族の方、あるいは日本が拉致をされたであろうと言っている人、あるいはそれ以外の可能性のある人、すべてのことについて、委員がおっしゃったように...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の問題への対応については、国民の皆様の中にさまざまな御意見があるということは、私も、それから外務省もよく承知をしております。  その中で、先ほど申しましたように、やはり外交というのは、その手段としてとることについては有効でなければならない。委員がおっしゃっ...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対しては、メッセージはきちんと送っているつもりです。これは、この問題について日本がどう考えているかということは、小泉総理がピョンヤンでお話しになられたときも、厳しい抗議をしていらっしゃるわけで、きちんとメッセージは送れていると思います。  それで、委員の...全文を見る
○川口国務大臣 これは、両首脳がまさにお二人でお話しになることについて、事前に私が、こういう話をすることになっていますということを申し上げる話ではないと思います。そういうことでありますが、基本的な考え方としては、これは、先ほど申しましたように、日本としては北朝鮮との問題は平和的に...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、先ほど申しましたように、日本としては、基本的な考え方として、この問題については平和的に、そして包括的に、各国と連携をしながら解決していく問題であるというふうに思っているということでございます。  特に大きな問題としては、核の問題及び拉致の問題というのが...全文を見る
○川口国務大臣 こういった考えとおっしゃったそのこういったというのはいろいろなものを含み得るので、どの部分かちょっとはっきりいたしませんが。
○川口国務大臣 福田官房長官が会見でおっしゃったものは、これは外為法の解釈、これについて、特にそれを変更したということではなくて、考え方の整理をしたということをおっしゃられた、その整理をしたことをおっしゃられたわけですね。  したがって、それは我が国として外為法の運用について何...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、経済制裁については、現時点で外交的な努力が行われている中で行うということについては我が国としては考えておりません。そして、国際場裏でもそれを考えている国は一つもないというふうに承知をしております。  ただ、先ほど申し上げましたのは、例えば...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろ、仮定に仮定を積み重ねて御質問をいただいているわけでございますけれども、まず、パウエル長官がロシアに行ってそういう保証をしたとかという記事はございましたけれども、政府としては確認をしておりません。  それから、ロシアもパリ・クラブのメンバーであります。パ...全文を見る
○川口国務大臣 日本の持っている債権を確保するということが非常に重要であるということは、委員の御指摘のとおりで、我々も、政府としても同じことを考えております。  私どもの、政府としての考え方、債務の削減問題ですけれども、それについて一般的な形ですが申し上げますと、一つは、イラク...全文を見る
○川口国務大臣 アチェの問題について、先ほど会場提供と言いましたのは、アチェについて行っている我が国の側面的支援、これをシンボリックに申し上げただけでありまして、別にどんがらだけ提供して後は何も知らないと言っているわけではない。これを解決するための努力は当事者、両者が基本的に行う...全文を見る
○川口国務大臣 首藤議員は、まさにアチェの問題の重要性というものを非常によく御理解をいただいていて、この地域の重要性を初めさまざまなことを今御質問の中でおっしゃっていただいたわけでして、昨年の十二月以来、我が国としては、これは我が国とEUそしてアメリカ、それから世銀も一緒になって...全文を見る
○川口国務大臣 再三再四申し上げていますように、拉致は、普通に言えばテロであるということは申し上げているということです。
○川口国務大臣 国会の内外においていろいろな御意見があって御議論をいただいているというのは、本当に民主国家日本にふさわしいことであると私は思っております。  経済制裁という言葉について、これが今使われているときに、現実問題として非常に幅を持った言葉として使われているということは...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、我が国として、今の時点で経済制裁を具体的に検討しているということはないわけです。  それから、国際社会においても、経済制裁が検討されているということでは全くない。どの国も、それを考えている国はございません。これは申し上げたとおりです。...全文を見る
○川口国務大臣 例えば貿易について、北朝鮮との貿易を停止した場合にどういう影響が日本にあるかどうかということは、そのときの、例えば国際的な、ほかの国がどうするかということによるところがかなり大きいと思います。  例えば、北朝鮮で最大の貿易国は中国であるわけでして、エネルギーにせ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、そもそも、日米関係の重視と、それから国連の中における我が国の協調とを二つ対峙する概念として位置づけて議論をしていくというところが問題があると思っております。  そういうことでは決してないわけでして、我が国にとっては、日米同盟は我が国の平和と安全を確保するた...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮は非常に不透明な国でございまして、中のことがわかるというのは非常に難しいというふうに思います。  いろいろなことが言われていますけれども、我が国として具体的に何か確認ができているということでは全くない。今、細川部長が言われたようなことだろうと思います。
○川口国務大臣 ということで結構です。
○川口国務大臣 北朝鮮が核の開発、保有あるいは移転ということをやるべきではないということが我が国の考え方です。
○川口国務大臣 北朝鮮が、国際社会において責任ある国である、その国として行動をすることが大事であるということについては、我が国は北朝鮮に再三再四はっきりと伝えてきております。また、そういった国として行動をすることができるように、我が国として平和的、外交的に働きかけを行ってきており...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、日米韓の連携は非常に重要視をしておりますし、また、近隣の中国、ロシアといった国もこの点については非常に関心を持っているわけでして、こういった国々と連携をし、あるいは国際機関を通ずる働きかけを行い、そして二国間でも働きかけを行い、こういった外交的な努...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、北朝鮮が国際合意を守り、国際社会の責任ある一国として行動するということが重要であるということは、再三再四伝えてきております。
○川口国務大臣 北朝鮮が国際社会の責任ある一国として行動するということは、国際法を守り、そして、先ほども申しましたが、北朝鮮が行った国際的な合意を守り、そういう形で行動することが重要であるということだと思います。
○川口国務大臣 我が国は、北朝鮮に対してこの問題を平和的に、外交的に解決をしたいということはずっと伝えてきております。北朝鮮も国連のメンバーで、加盟国でございます。我が国も、それから近隣の関係国も国連の加盟国であります。したがいまして、国際法にのっとってすべての国が行動するという...全文を見る
○川口国務大臣 先制攻撃をとおっしゃられましたけれども、今、北朝鮮に対して先制攻撃をしようと考えている国はないと私は承知をいたしております。  いずれにしても、すべての国が国際法を守る形で行動するということが重要であると考えております。また、北朝鮮についてはそういうふうにしてほ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの問題について松本委員と何回か御議論をさせていただきましたけれども、この点についての考え方は、私は委員とは異なる考え方をいたしておりまして、米国あるいは英国のイラクに対する武力行使は、再三再四御説明をさせていただいていますように、一連の国連決議に基づくもので...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、平和的に、外交的に解決をしようということが基本的な考え方であるということは、今まで申し上げたとおりです。  そして、米国もこの点については、先ほど申しましたように、例えばブッシュ・盧武鉉大統領の会談のときにも平和的な解決に確信を持っているということ...全文を見る
○川口国務大臣 有事法制について、その通過があったときに、アジアの国々から反発というものはなかった、恐らく北朝鮮を除いてですけれども、反発はなかったというふうに承知をしております。我が国として、この我が国の有事法制について関係の国々にきちんと説明するということは重要なことですので...全文を見る
○川口国務大臣 申し入れをするということは、私は大事なことであると思います。そして、そういうようなことが起こったときにはやはり常に申し入れていくということでなければいけないと思っています。アメリカ側に対しても、それに対応して何らかの必要な措置をとってもらうということが大事でござい...全文を見る
○川口国務大臣 まず、下地島の着陸について、これはそういう予定でありましたけれども、台風の影響があって——帰路に使用する計画ですね。(東門委員「はい、そうです」と呼ぶ)そういうことですね。ということですけれども、けさの米軍からの連絡によりまして、きょうじゅうの下地島の使用はなくな...全文を見る
○川口国務大臣 普天間飛行場の周辺の地域の住民の方々にとって、騒音問題というのが大変に大きな問題であるということについては、私もよく承知をいたしております。  それで、我が国として、やはりそういった騒音を減らすための努力、それをするということは非常に大事であると思いますので、普...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) そこに至るまでの過程の情報という意味では、外務省としてはいろいろな出先を通じまして様々な情報を取っております。その中には、関係国というのもございますし、IAEA自体から、その日本から出向した人ということではございませんが、例えばエルバラダイ氏あるいはそれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の御質問は、戦争の始まる前のということでよろしゅうございますですね。  茂木副大臣は、あのときに例えばブリックス、IAEAのエルバラダイ氏等とも会いましてお話をいたしました。それから、バグダッドでは二時間余り、アジズ当時の副首相ともひざ詰めの話をいた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 核だけということではありませんで、大量破壊兵器の武装解除ということが国連の決議の求めていることでございましたから、大量破壊兵器ということでお話をいたしまして、むしろイラクの場合には核よりは生物化学兵器の方に重点があったということでございます。
○国務大臣(川口順子君) イラクは茂木副大臣に対しても大量破壊兵器は持っていないということを言ったわけでございまして、それに対して、それであれば、国連が最後の機会を与えているこのときに持っていないということを証明をする、それが国連がずっと一連の決議で求めていたわけですけれども、例...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点についての意見は、恐縮ですが、委員のお考えと私は全く違う意見を持っております。  過去十二年間にわたってイラクがずっと、そのころは攻撃をするというような武力的な圧力というのは、その時点に比べればはるかに少なかった、にもかかわらず出してこなかった。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 武力行使に至るまでの間に、査察をどのような形でやっていくかということについては国連の安保理の場で様々な議論が行われました。ただ、どの国も言っていたことは、イラクがこの査察にプロアクティブにといいますか、積極的に応じないということである以上はなかなかうまく...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) エジプトで先般、昨日でございますか、一昨日、総理はそのお話をなさいましたけれども、エジプトだけということではなくて、その前に私がヨルダンに行きましたときも、ヨルダンのハシミテ慈善財団と一緒にイラクにおける医療活動をやりましょう、その支援をしましょうという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国がイラクに対して行う復興支援というその中に石油関連が含まれているかというお尋ねでございましたら、私どもが今のところイラクにコミットをしたのは、国連のフラッシュアピール一億ドルというのの中で、例えば人道支援ですとか医療の関連ですとか教育ですとか、そう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、今回の決議については参加を、票を投じた国は全部賛成をしたという形で賛成がなされた、採択されたということについては大きな意味があったと思いますし、この決議の採択のために努力をした様々な国の努力を評価をしたいと思っています。  それで、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、この採択をされました決議の主文の九にそういったことが書かれているわけでございます。  それで、我が国としてここにどのような協力ができるかということについては、今後のイラクの状況、イラクにおける事態の進展あるいは国際社会の動向を十分に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先週の終わりに五千万ドルの支援を発表いたしましたときに、併せて調査団を発表をするということを検討しますというお話を申し上げました。  それで、この間、茂木副大臣がイラクに行きまして、現地で今どういうニーズがあるかということを現地と話をしてきて、あるいは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後、我が国としてイラク人のためにどのようなイラクの復旧について貢献ができるかということについては、イラクのニーズも踏まえて政府の部内できちんと検討をしてまいりますが、その際、今、委員がおっしゃられた御意見についても十分に念頭にとどめたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) スリランカの和平に向けた取組というのは、私が外務大臣になりまして平和の定着ということを申し上げているわけですけれども、その一環として我が国として取り組んでいるものでございます。  御案内のように、スリランカは過去二十年にわたる戦乱がございまして、そして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の改革が非常に大事であるということは、私も全くそう思っております。我が国が安保理のメンバーであったらということを私自身もイラク戦争に、イラクに対する武力行使に至る過程で安保理での議論の状況をテレビで見ながら強くそのように思いました。  それで、国連...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 敵国条項でございますけれども、これについても今までの長い歴史が、議論の歴史がございます。  まず、最近のところでは九五年の十二月ですけれども、ここで、旧敵国条項は時代後れであって、その削除のための憲章改正手続を最も至近の適当な時期に開始をするという意図...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 今まで政府参考人から答弁があったように、人権の問題というのは非常に重要な問題でして、我々は何をするに当たってもこの問題をきちんと心に留めて行動しなければいけないと思います。  過去、委員が挙げられた例あるいはその他の例、様々なその例について思いをいたし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、NSCについて、これは近藤委員に申し上げるのは本当に釈迦に説法以上のものでございまして、大変に申し上げにくいんですけれども、近藤委員も御案内のように、アメリカのNSCは大変によく機能していると私は思っております。  それで、これは片方で国防省、片...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平和と安全、平和と安定ということは我が国の外交の目標ですけれども、特にこのアジアの地域にあってこれを確保していくことは我が国にとって重要でございます。その意味でこの地域を見ますと、世界の他の地域とは異なってまだまだ不透明なところがあり、そして不確実な要素...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、官房長官がおっしゃったことに尽きていると思いますけれども、先般の外務大臣のG8の会合におきましても、テロの問題というのはたくさんあった議題のうちの第一番目の議題として取り上げられ、各国、熱心に議論をいたしまして、テロ、国際テロの問題というのはまだしば...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国が、茂木副大臣をまだ、まだ戦争が、主たる戦争が終わって間もないころに現地に派遣をして現地のニーズをこの目で見てきたということについては、非常に良かったと思っております。今、官房長官おっしゃいましたように、イラク人のために我が国として何ができるかとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 分担金についてのお話ですけれども、委員がおっしゃられますように、分担率の決め方というのはルールで決まっておりまして、加盟国の支払能力といいますから、これは国民総生産、これの実は過去少し長く取ったものと短く取ったものの平均という形でございますので、我が国に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国の先制攻撃ということについて、今、官房長官がおっしゃったとおりでございまして、米国が国際法に違反をするようなことがあるというふうには考えられないということであるわけです。  それから、周辺事態との関係についていえば、米国は我が国の同盟国であります。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理がおっしゃったコンテクスト、文意、あるいは含意を私が敷衍をして申し上げるということは適切ではないと思いますけれども、それから官房長官おっしゃったように、我が国として米国の国際法の解釈について有権的に申し上げる立場ではありませんけれども、アメリカの国家...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃられたことのみをもって判断をするということは難しいかと思いますけれども、いずれにしても、米国が国際法に違反をするようなことはないというふうに我が国としては考えておりますし、また、委員が先ほど言われた点に関して、同時にこの米国国家安全保障...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来申し上げていますように、我が国としては、米国が国際法の権利と義務に合致をして行動すると考えているわけでございますし、また、いずれにしても我が国が国際法上認められていない活動、これに加わることはないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどから何回も申し上げておりますけれども、そもそも米国が国際法上の権利と義務に違反をする行動を取ることはないと考えているということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来申し上げていますように、我が国としては、米国が国際法上の権利と義務に違反をするようなことをするとは考えていないということでございますし、我が国として、国際法上認められないような活動に我が国が加わるということはあり得ないと、そういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりの考え方だと思います。  それで、まず一つは、ミサイルの拡散を抑えるためにミサイル技術管理レジーム、MTCRと言われておりますけれども、それがございまして、それは国際的に協調して輸出管理体制をきちんとする、それによって関係のある技術物資...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったとおりだと思います。  我が国として、ミサイルというのは、これは大量破壊兵器を運搬をする手段ですから、これが拡散をするようなことがあってはいけないわけで、大量破壊兵器の取組とともに、ミサイルについても拡散を防ぐための最大限の努力を続けたいと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 対話と圧力ということは、これは外交をやるときの基本的な考え方であるわけでございまして、ずっと我が国の政府としては外交をやるときにこういう考え方に基づいてやってきているわけで、何ら新しいことを言っているわけではないということでございます。基本的に、そういっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしましては、今までずっと韓国、それと米国と連携をしまして、北朝鮮に対する政策については一緒に考え、様々な会議を開き、やってきているわけでございます。それで、韓国の金大中大統領の時代から太陽政策、今は平和繁栄政策というふうに名前を変えていますけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった基本的な幾つかのことについて、私は事実と異なることが随分あると思います。  米国についての考え方、これは人様々、いろいろあると思いますけれども、例えば幾つか例を挙げれば、経済制裁を米国が推している、決してそんなことはございませんで、現...全文を見る
05月28日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連改革の必要性については、これは委員のおっしゃるとおりだと思います。  我が国の外交というのは、日米同盟を基軸とし、そして同時に、国際社会の平和と安全というのが非常に大事なことでございますから、そういう意味で国際協調を中心とする、国連というのはその国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃいましたように、我が国としては、ICCの設立に向けて一貫として積極的なリーダーシップを発揮をしまして、努力をしてきたわけでございます。  そして、これは先ほど三月とおっしゃいましたけれども、七月に発効をいたしまして、それで、ICCのこの規...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、まだ未締結であるわけですが、これを締結を、追加議定書を締結をするためには、先ほど申しましたように、所要の国内の実施のための措置を取るということが不可欠であります。  そして、現在、事態対処法制の整備に当たり、関係省庁間で国際人道法の的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 恐縮ですが、今、把握をいたしておりませんので、これについては調べまして、また御連絡をさしていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、タイミングにつきましては、事態対処に関する諸法制全体の整備と時期を同じくして追加議定書を締結する方向で、現在、詳細な検討を進めております。
○国務大臣(川口順子君) 追加議定書の締結につきましては、これは先ほど申しましたように、関係省庁間で国際人道法の的確な実施を確保した国内法制の整備に向けた検討が行われているわけでございます。これを踏まえまして、事態対処に関する諸法制全体の整備と時期を同じくして追加議定書を締結する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについても今まで何回か別な委員の方からお尋ねをいただいておりますけれども、このおっしゃった二つの議定書、女子差別撤廃条約選択議定書と自由権規約選択議定書ですが、これはそれぞれ個人通報制度を定めておりまして、これは条約の効果的な担保を図るという趣旨から...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四月の二十三日に北京でございましたアメリカ、中国、そして北朝鮮の会談のときに、北朝鮮が核を保有しているという発言をしたということがパウエル長官が上院で公聴会で証言をしたときに出ておりますけれども、米国は今まで北朝鮮が一個あるいは二個程度の核兵器を持ってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 抑止と圧力の違いということでございますけれども、いずれにしても、両方とも、我が国が持っている外交目的、これが実現をするように何らかの働き掛けを行う、あるいは、ということである、そういう意味を持つということであると私は考えております。  圧力という言葉が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の核開発問題につきましては、今般、先般行われました日米首脳会談におきまして、核兵器開発計画は認められない、そして日米韓で連携をして問題の平和的な解決のために真剣かつ毅然として取り組むということが確認をされたわけでございます。  エビアン・サミット...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 圧力という言葉が聞く人の心の中でいろいろなものを意味するかもしれませんけれども、まずその経済制裁ということをお考えでいらっしゃいましたら、これは今、問題を平和的に外交的に解決をしようという努力が行われているその中でございますので、この時点では北朝鮮の最近...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 議長総括は、議長国であるフランスが会議での議論の状況、これを踏まえましてまとめるといったものでございますから、その会議の前に、今の時点でその内容がこうあるということを申し上げるのは非常にできないわけでございますけれども、G8の外相会談でも話がありましたよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御家族、北朝鮮にいる御家族の方々が日本に帰ってきて、自由な環境の下で意思決定をしていただくということが必要であるということは、政府が決定をいたしたところでございまして、またそれと同時に、拉致の関係の事実関係の解明を求めておりますけれども、その方針には変化...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 外務委員会 第12号
議事録を見る
○川口国務大臣 委員が今おっしゃった、お触れになりましたロサンゼルス・タイムズの報道につきましては、これは報道は承知をいたしております。  そして、米国が、四年ごとの国防計画の見直し、QDRと言っていますけれども、それに基づいてグローバルな兵力構成ですとか兵力展開の見直し作業を...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げたように、米国はこれを否定しているということでございます。  それから、一般的に、安全保障の問題については、これは今までも、私も昨年2プラス2でアメリカと話をしましたけれども、いろいろな課題については緊密に協議をしておりますし、それから、ついこの間行わ...全文を見る
○川口国務大臣 米国が否定をしているというふうに申し上げたのは、確認をした結果でございます。確認をいたしました。
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、これについては、小泉総理が日米首脳会談の中で取り上げられたわけでございまして、御自身のイニシアチブでこれをおっしゃられたということでございます。  この飛行場が都心に近いということから、何らかの形で民間との共用化を行い、飛行場を一層...全文を見る
○川口国務大臣 軍民共用化ということで総理がおっしゃられて、それについての検討が始まるということでございますけれども、これは総理もブッシュ大統領にお話しになられたときにおっしゃったようでございますが、横田というのは在日米軍にとって中枢の施設・区域でございます。したがいまして、安保...全文を見る
○川口国務大臣 これについて、御案内のように、今地元の方が既に使っているという事実もあるわけでございまして、今後、地元の自治体による限定的な使用、こういうことについてのさらに具体的な要望があれば、それについては日米合同委員会等の場で取り上げていきたいというふうに考えております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 そのとおりでございます。
○川口国務大臣 田中前大臣が外務大臣でいらしたころの外務委員会の様子については、私は環境大臣をしておりましたので、そばで拝見をしていまして、土肥委員長と田中前大臣との活発なやりとりについては、いろいろ新聞報道等で拝見をしておりまして、そのときこの目でその状況を見られなかったという...全文を見る
○川口国務大臣 いつも委員会の議論の中でいろいろ叱咤激励いただきまして、大変にありがたいと思っております。  それで、対話と圧力のことでございますけれども、歯にきぬを着せず物を言えというふうにおっしゃっていただいていますので、委員がおっしゃっていただいたように、政策の決定過程、...全文を見る
○川口国務大臣 これは日米首脳会談でございますから、当然に総理でいらっしゃるわけです。それで、総理にどのようなことをおっしゃっていただくのがいいか、それについてどのような形で発表するのが適切か、そういったことについては、先ほど申しましたように、外交問題であれば外務省が十分に検討を...全文を見る
○川口国務大臣 ミスターXとおっしゃっていらっしゃる意中の方が、私の考えている人と同じかどうかちょっとよくわかりませんけれども、政府の一員であるということでございましたら、当然そのすべての人間が、ミスターXであれ、ミスターYであれ、ミスターZであれ、あるいはミスZであれ、すべてが...全文を見る
○川口国務大臣 ODAの改革は、外務省の改革の中でも重要な柱の一つだと私は考えております。就任直後に、「開かれた外務省のための十の改革」という紙を出させていただきましたけれども、その中でも一項目、ODAの改革については立てさせていただいておりますし、これは、外務省の経済協力局が改...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほど別な委員の御質問がございまして、お答えをさせていただきましたけれども、報道があったわけでございますが、これについて私どもにそういう話が米国政府からあったということではない。これについて照会をしましたところ、これは事実ではないということでございました。...全文を見る
○川口国務大臣 これは法務省の御所管で、その法務省が、そういった申請があったかどうかということも含めて何も言えないとおっしゃっていらっしゃいますので、それ以上私の立場からこの件について申し上げることはできないと思います。  ただ、一般論として申し上げれば、難民申請についてどうで...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、一般論のまた一般論というのは本当に広い意味で申し上げたわけでして、難民の問題、これについては、どういう形であれ、先ほど法務省からお話のあったような本人の生命や親族の生命と安全にかかわる問題が出てくるわけですね。そのことは大事にすべき要素であると私は思ってい...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、その個人の生命あるいはその親族の生命、安全、それが重要だということを申し上げた意味は、したがって、そういうことはできないであろうというふうに考えますということでございます。  一人の難民の方の申請の有無についてもおっしゃらないということの考え方で日本政府...全文を見る
○川口国務大臣 非常に明快にお答えをしているつもりなんですが、手段として使えない手段は、それは手段ではないということでございます。
○川口国務大臣 仮に法務省において、個別な名前は挙げないまでも、北朝鮮出身の方が難民の申請を行い、難民として認定をされたということを発表なさるのであればそれは別ですけれども、先ほど来お聞きでいらっしゃるように、法務省、これは所管は法務省でございます、その考え方として、そういうこと...全文を見る
○川口国務大臣 これは法務省の御所管のことでございますので、法務省としてそういう御判断であれば私としてそれ以上申し上げることはないわけでございまして、仄聞をするところによりますと、森山法務大臣も、そういう形でマスコミの報道があったということについて、どういうお言葉を使われたのかわ...全文を見る
○川口国務大臣 これ以上どのようにお答えをしたらいいのか非常に悩みますけれども、法務省が、難民認定があったかどうかも含めて、一切公表しないとおっしゃっているわけですね。公表しない以上は、政府として、そういうことがあったかどうか、これは外務省といえども、総理大臣といえども確認はでき...全文を見る
○川口国務大臣 私は、そもそも対話派と圧力派という違いがあるというふうに全く思っておりません。日本政府の基本方針は、対話と圧力ということが基本方針で、圧力というのは、そもそも対話を進めるための、平和的に、外交的にこの問題を解決するための手段であるわけです。対話、圧力、この二つが対...全文を見る
○川口国務大臣 人事の問題について、これは私が人事権を持っておりますけれども、今回のことに関して、私は、人事権者として処分をするなりあるいは更迭をするなり、そういうことをしなければいけない理由があるとは全く思っておりません。政府の方針に基づいて関係者はきちんと行動したというふうに...全文を見る
○川口国務大臣 対話と圧力という考え方については先ほど申し上げたようなことでございまして、今までもやってきましたし、今後もどういうことを行っていくかは事態の進展いかんということにもなりますけれども、基本的な考え方としてこれは持っている。これは北朝鮮だけではなくて、ほかの外交の場で...全文を見る
○川口国務大臣 まず、北朝鮮に対しましてさまざまな、麻薬の問題ですとか、幾つかの違法行為があるわけでして、そういったことについて、我が国として持てる手段を使ってきちんと対応していくということは、当然のことながら重要であると思います。そして、このことは北朝鮮に対してのみということで...全文を見る
○川口国務大臣 これは、よその国がどのように考えているかということについて、日本政府としてそれを云々することは適切ではないと私は思います。  ただ、私が承知をしている限り、ブッシュ大統領は、すべてのオプションはテーブルの上にあるとおっしゃっていますが、同時に、平和的、外交的な解...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の北朝鮮問題についての基本的な考え方でございますけれども、これは日朝平壌宣言に従い、交渉により、核問題を含む安保問題、そして拉致問題といった日朝間の諸懸案を包括的に解決し、北東アジアのこの地域の平和と安全に資するような形で日朝国交正常化を実現する、そういう方...全文を見る
○川口国務大臣 イランにつきまして、これはこの間のG8の外務大臣会合の場でも十分に議論をいたしました。そして、その中で、イランの行っている原子力関連の活動について各国から懸念が表明をされまして、イランがもっとその透明性を向上させるということが重要であり、IAEAの追加議定書を締結...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が、日米関係としてこうあるべきだということをずっとお述べになられたところ、これはまさに小泉総理が思っていらっしゃることであると思います。  日米首脳会談で小泉総理は、まさにそういった考え方、日本とアメリカとは真の友人であり、ブッシュ大統領と小泉総理は真の友...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今おっしゃいましたように、沖縄の負担軽減の重要性、沖縄での負担の軽減を考えていかなければいけないということを総理からおっしゃった。その前提として、総理は、在日の米軍の施設・区域の七五%が沖縄に集中をしているということについてお話しになられて、そういうことを言...全文を見る
○川口国務大臣 具体的なことについて話をしないと言ったのは、すべてのことについて首脳会談が抽象的な話をするという意味で申し上げたわけではなくて、沖縄の県民の方々の負担の軽減については、まさに今委員がおっしゃったSACOの最終合意もあるわけでして、そういった道筋がついていることのさ...全文を見る
○川口国務大臣 事実関係については先ほど申し上げたとおりでございまして、今の時点で米国としてそういったことを検討しているという事実はないということでございます。  日本とアメリカとの間で、安全保障問題については、これは常に緊密に連携をとりながら協議をしているわけでございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃっていることはよくわかります。  日米安保体制というのは、我が国にとって、我が国の平和と安全、そしてアジア太平洋地域における安定と発展のための基本的な枠組みであって、これは我が国として有効に機能しているというふうに考えております。他方で、そのメリッ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、そのパウエル長官に私が英語で何と言ったか、英語で話をいたしましたけれども、具体的にどういう言葉を使ったかということは覚えておりませんけれども、これは日本語の記録によって申し上げるしかないわけですけれども、二十三日にパリで会談を非常に短時間いたしました。本当に...全文を見る
○川口国務大臣 具体的にいかなるメリットを申し上げても、いろいろなデメリットが同時にありますので、非常にこれは申し上げるということが難しいというふうに思っております。  ただ、全くメリットがないかというと、個別に、全体のコンテクストから離れてそれだけを一つ拾い出させていただけれ...全文を見る
○川口国務大臣 限られた時間の中ですべて話をするわけにはいかないわけでして、我が国の普天間飛行場の移設、返還あるいはその十五年の期限問題、これについての我が国政府の考え方は、繰り返しませんが、委員が全く御存じのとおりの考え方をしておりまして、この考え方については、米国には既に、私...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 答弁をする機会をいただきましてありがとうございます。  告発につきましては、今、平成十三年度よりも前の時点につきましてどういう状況であったかということについて調査をしております。その結果を踏まえまして今後考えていきたいと思っております。
06月02日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) これは外務公務員法の七条で決まっているわけですけれども、これは国家公務員法の特別法として外務公務員法がございますのは、外務省の職員、外務公務員の仕事というのが、常に対外的な関係、国際的な関係を持っているということから来ておりまして、特に外国にいる場合、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 官房長官にお答えをいただくので全然構わなかったんですけれども。  先ほど官房長官おっしゃいましたように、まず外交努力、そして我が国の安全保障環境を整えていくということですが、やはり最近、国際情勢をごらんいただけると、実際に核を持っている国もありますし、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるように、正に基軸は同盟関係であると思います。この同盟関係を我が国としても日々強化をし、確固たるものにしていく努力が必要であると思います。それの努力の一端は、我が国が自らを守ると、そういう強い気持ち、それを持つということであるということは総...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりの状況であると思います。  テロ組織自体が国際的に国境を越えて動くわけでございますから、ここに的確に対応するためには、やはり我が国も国際的に情報を収集するその体制の強化が必要だと思います。  現在、テロに関連しては、大使も任命をされて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど委員が実体法の分野でとおっしゃった分野で、ICCは集団殺害罪、あと人道に対する罪、戦争犯罪、侵略の罪、これに対して管轄権を行使し得るということにされているわけですけれども、戦争犯罪について、そのうち戦争犯罪についてジュネーブ諸条約の重大な違反行為等...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと先ほど一つ落としたと思いますが、その有事、戦争犯罪、それから人道に対する罪のうち、有事における人道犯罪の罪、これについてカバーをするということであるわけでして、したがいまして、これ以外に例えば集団殺害罪、そして平時の人道に対する罪、それからまだ構...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 報告、働き掛け、対応の三つですけれども、まず報告は、この十八条、武力攻撃事態法十八条において、五十一条、国連憲章の定める、五十一条の定める報告義務、これが十八条で確認をされているということでございます。  それから、その働き掛け等ですけれども、これ、一...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員のおっしゃっていることは、感覚的には私はよく分かります。そのような議論がずっとなされているということは、考えてみれば、日本の戦後のずっと歴史を通して安全保障の問題に対する考え方、これが国民のレベルでかなり変わってきているという、その変化の過程で、政府...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 武力行使という事態が外交が失敗をしたところにあるということがよく言われますけれども、私もそういうふうに思っています。  それで、日本の外交、そのために委員も御指摘のように外交を進めていくということは重要であるわけでございますが、外交の目的というのは我が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国が有事法制について近隣の諸外国に説明をしていくことは、委員の御指摘のとおり大変重要なことだと思います。これを持っているということは、むしろ有事のときに我が国がどういう行動を取るかということについての透明性を高めるという意味があると思います。無用な誤...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、北米局長が言いましたように、いずれにしてもこういうことについては、これは合同委員会、失礼しました、日米地位協定の第二条四項一に基づいてできることになっているわけでございまして、それはまた、その有事についてどのような枠組みで物事を行うかということについ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 必要があればそういうことだと考えます。
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、委員がおっしゃられましたように、平成十二年の三月の時点でコーエン前国防長官から返還に同意をする旨の発言があったということを受けまして、今民間航空分科委員会の下に専門家レベルの特別作業部会、これが設置をされまして、具体的な問題について検...全文を見る
06月04日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 日ごろ御尊敬を申し上げております山本先生から非常に気合の入った御質問でございますので、多少気合を入れてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、まず、基本的に事実か事実でないかというお問い合わせございまして、これは通常申し上げていることは、こういう部...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、中での議論というのは、自由に濶達に、だれにも遠慮することなく、いい外交政策を作るために行われるべきであると思っています。それを私は外務省の意識改革の中で、どんどん、もっともっと育てていきたいと思っております。  したがいまして、それに何らかの形で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかのことを言われたので幾つかお答えしたいと思いますが、まず……
○国務大臣(川口順子君) それは、そういう意味では、外務省内の手続を取って、きちんと取っております。これのもし中身が必要でしたらば、それは別途だれか政府参考人がいると思いますので、お答えをさせます。
○国務大臣(川口順子君) 省内の手続を取ったという意味は、これはインタビューでございますので、インタビューの場合は、外務省で報道官組織というのがございますが、そこに届けて、そこに、問題があればそのときにノーということはあり得ますけれども、届出、きちんきちんと届出がなされているとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 田中外審からは、この後話を聞いております。そして、こういった場で発言を、特にインタビューの場合には、自分で書いたものと違いまして自分で文章をコントロールできるということではない、テレビもそうですけれども、ということを踏まえて十分に発言した方がいいわねとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) したと言ったんですけれどもね。
○国務大臣(川口順子君) そういうことをしたという意味で申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 知っております。
○国務大臣(川口順子君) 私自身はそういうコンタクトのたびに報告を聞いておりますが、文書になって記録があるかないか、そういったことについては、細かいことについては申し上げるのを控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 私は、日本の北朝鮮に対する政策が不正常な形で決定されるとは、されているとは全く思っておりません。  委員がおっしゃられるように、情報、これについては複数の情報ソースから取っていくということについては外交上の当然のことでございまして、北朝鮮についても我が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったとおり、先ほど私が申し上げたのは、複数のパイプを持っておりますということを申し上げたわけです。  委員のおっしゃっている外交政策の作り方、みんなでそこを精査をし議論をする、複数、いろいろな情報がございますので、田中外務審議官の情報はそ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、今まで何回か答弁をさせていただきましたけれども、そういった不安が表明をされているということは全くございません。  私は、この春、中国と韓国の新しい外務大臣とそれぞれ初めて会談をいたしましたけれども、その折にもそういうことにつきましては全くなかっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、政府レベルでもないということでございますし、もちろん個人個人、アジアの国々の一人一人には様々な意見はあると思いますけれども、在外公館を通じまして、それが非常に大きな問題があるという形では全く我々のところには情報は来ておりません。
○国務大臣(川口順子君) 委員の御指摘になられました椎名答弁、椎名外務大臣の御答弁につきましては、私はそれ自体を承知いたしておりませんので、それについて、そういったことがあるかどうか調べまして、その上で委員に御報告をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が非常に端的に総理のなさったことをまとめていただいたと思いますけれども、全体としてこれはサンクトペテルブルクからエビアンということで非常に長いサミットでございましたけれども、大変に総理は御活躍をなさって、北朝鮮についてもいい議長サマリーができたと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の段階で、例えば次にいつ三者会談が行われるとかあるいは五者、六者会談が行われるとか、そういった日程は決まっておりません。様々な二国間の場、それから複数の国が集まる場がございます。例えば、二国間の場ですと近々韓国の盧武鉉大統領がお見えになられまして、そこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省の中に様々な違う意見があって、それが表に出ているというのは、委員もお考えになっていらっしゃっての御質問ではないかと思いますけれども、この点につきましては、これは先ほど防衛庁長官がおっしゃられましたように、総理がサミットから帰られてお考えになって政府...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的に、委員がおっしゃっていらっしゃることはよく私は理解をしているつもりでございます。  大量破壊兵器の問題については、これは、米国はこれを、何分にも面積が広い国である等々で時間が掛かっていますけれども、これの捜査、調査については今取り組んでいるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ACSAについては、今、委員がおっしゃられたようなことでございますけれども、米軍に対する支援の具体的な在り方、これにつきましては、このACSAを武力攻撃事態等に適用するというために改正をする可能性も含めまして、今後、政府全体の問題として関係省庁の間で協議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この沖縄の報道の件につきましては、これは別な委員会でも申し上げたかと思いますけれども、こういうことが今、米側によって検討されている、報道されているようなことがあるというふうには私どもは確認をした上で承知をいたしておりませんで、また、つい先日でしたでしょう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それぞれ重要な点であると思います。  国連改革については、先般、日米首脳会談でも総理から取り上げて、一緒にフォローをしていきましょうということになっておりますけれども、これについては全力を投球したいと思いますし、それから、敵国条項については、委員おっし...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました過度に傷害を与え又は無差別に効果を及ぼすことがあると認められる通常兵器の使用の禁止又は制限に関する条約第一条の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成十三年十二月にジュネー...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的に、おっしゃったとおりではないかと思います。
○国務大臣(川口順子君) まず、私は、我が国は世界に冠たる独立国家であると思っております。ほかの国からそこについて懸念を持たれているようなことというのは一切ないと私は考えております。そういうことを考えている国は外国にはないと思います。  ただ、おっしゃるように、例えば有事法制が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御質問の意味がちょっとはっきり私理解しているかどうか分かりませんけれども、集団的な安全保障ということでおっしゃっていらっしゃることが、狭い、狭義の意味での自衛隊あるいは軍を使っての安全保障ということでおっしゃっているのか、あるいはもう少し広く、自衛隊その...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本と韓国の関係は、金大中大統領の大統領でいらした五年間非常に大きく強いものに発展をしたというふうに思います。一番端的な例は昨年のワールドカップのサッカーの共催でございまして、その過程を通じまして、日本と韓国の国民のレベルでも連帯感というのが生まれたとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、北朝鮮との間で政府がどのようにこの問題を解決したいかということについての考え方、これは今まで様々な折に明確にお話をさせていただいているところでございまして、これは、日朝平壌宣言に従いまして、交渉によって核の問題を含む安保問題、拉致問題といった日朝間...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に、昨年の九月十七日に総理が自ら決断をなさり、北朝鮮に行かれ、そして話合いの糸口を作られたわけでございます。そして、日朝平壌宣言に署名をなさって、先ほど申しましたように、これにのっとってやっていくというのが我が国の考え方であって、これについては北朝鮮側...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、三者会談に日本と韓国の両方が入るべきであるということを我が国も韓国も主張をしていますけれども、それについては先般の、例えば日本と、小泉総理と胡錦濤主席との会談においても中国側から理解を示されているわけでございます。  それで、何をロードマップと呼...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中東和平についても、カルテットのロードマップということで、二国家、二つの国家が併存をして平和的に共存をするということについてそれを認め、そして三年にわたってステップを踏んでそこまで到達をするということが道筋が描かれているわけでございまして、その第一歩は、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨日もちょっと申しましたけれども、政府でない個人個人のレベルといいますかグループといいますか、そういうレベルで、もちろんアジアの国々に対しては、日本に対して様々な意見が当然にあるというふうに思います。我が国として、もちろんそういった声については十分に注意...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アジアというのは我が国の周辺にあって、我が国にとって非常に重要な国々であります。その国が政府のレベルで、あるいは国民のレベルでどういうことを考えているか、我が国に対して考えているかということには、外交をやっていく立場として十分に注意を払っていく必要がある...全文を見る
06月06日第156回国会 参議院 本会議 第30号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の核兵器開発問題についてお尋ねがありました。  御指摘のように、昨年末以来、北朝鮮は国際原子力機関の査察官を追放し、NPT脱退を宣言する等の行動を取ってきておりまして、我が国として重大な懸念を持っています。  我が国としては、今後とも、米韓両国...全文を見る
06月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシアの、特に極東側にある退役原子力潜水艦の解体によって余剰の核物質を取り出すという作業については、我が国は今真剣に取り組んでおります。  それで、ずっとすずらんというプロジェクトを、これはミュンヘンのサミット以来作ってやっていたわけですけれども、様々...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 停戦の合意がございまして、その後、六回、和平交渉がございまして、一回は箱根でもいたしましたけれども、その後なかなか物事が今進んでいない状況にあるのは残念だと思っています。  ただ、これは両者とも前向きに動かしたいという強い熱意は持っていると私は理解をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについて余り今、事を急いではいけないだろうというふうに思います。当面やるべきことというのは、復興の資金をどのようにスリランカ全体に配分をしていくのかということについての話合いの場を作っていって、それをやる過程で更にその先に進んでいくということを期待を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) IAEAに関しまして、これはおっしゃったように、保障協定の完全な履行を求める決議等を再開をしています。一番新しいところでは、二月の十二日にIAEAの理事会を開きまして、そこで北朝鮮の保障措置協定の違反等を国連の安保理に報告をするということで決議が行われて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮問題に対しての基本的な我が国の考え方というのはずっと一貫をしておりまして、それは日朝平壌宣言に従って、日朝間の、あるいは国際社会にも関係のある諸懸案を解決をしていく、これは核の問題もございますし、当然に拉致の問題もあるわけでして、そういった問題を解...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったように、今踏ん張りどころであるというのはそのとおりだと思います。  アッバス、それからシャロン、それぞれのその国のリーダーが、国内で必ずしも自分がやることについて一〇〇%支持がないということが分かりながら、それでも必要なことをリーダー...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在のイラクで最大の問題は治安の維持であるというふうに思っています。  それで、これはサダム・フセイン政権が事実上崩壊をした後、サダム・フセイン政権が持っていた警察の機能等の政府機能が失われている、それを立て直すちょうどその時期にあるということでして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 治安が改善されつつあるというふうに今申し上げたわけですけれども、それは調査団の情報等を中心にしております。
○国務大臣(川口順子君) 調査団、これは内閣官房を中心に、防衛庁、外務省から調査団を出しました。そして、その中で、バグダッド市内及びバグダッド以南の地域において治安状況は改善をされている、中には多くの店舗が再開されるなど市民生活が正常に戻りつつあり、治安は大幅に改善されている地域...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、資料のことですけれども、この調査団は内閣、現地の調査報告のことですが、内閣が出しておりますので、内閣にお話をつながせていただきたいと思います。  それから、戦闘地域、非戦闘地域ということですけれども、法律について、これは、との関連で議論をされてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、国際人道法上問題がある兵器、これについてはやはり規制をしていくという方向で考えるべきであるというふうに思います。他方で、実際に武器としていろいろ使われ、あるいはその効果があると考えられているものについて、国際的に直ちにそういったことを合意していくと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の自衛、これは外務省の所管ではありませんけれども、そういう観点からいかなる装備をするべきかということについては防衛庁でこれは御判断をしてやっていらっしゃると思います。  そういう観点から、やはり必要な武器を持つということは必要であろうと思います。
○国務大臣(川口順子君) 劣化ウラン弾の影響がどうかということですけれども、ここについては国際機関等で調査が行われております。例えば、UNEPあるいはWHOがコソボで行った調査がございます。この報告においては、劣化ウラン弾の人体及び環境に対する影響はほとんどないという結論であった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるように、どの情報をどのように評価をするということが判断としては重要なことであると思います。そういう意味では、国際機関の調査ということは信頼が置けるソースであるかと私は考えます。  先ほど申しましたように、この調査について、国際機関等によ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 在日米軍は日ごろから即応態勢に備えるために、緊急事態に備えての種々の装備、物資、これを保有をしていますけれども、そしてその中で、劣化ウラン弾についてもこのような観点から我が国における一部の施設及び区域に保管をされているというふうに承知をしております。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の一部の区域・施設で安全に保管をされているというふうに承知をしています。  それで、訓練との関連については、米軍は内規によりまして、我が国の訓練場における劣化ウラン弾の使用を禁止をしているというふうに承知をしています。
○国務大臣(川口順子君) 米国は、我が国の訓練場ではこれを使用禁止しているということでございます。  アメリカ軍が何を考えて、劣化ウラン弾についてどのように考えているかということについては、私の立場から米軍に代わって申し上げるという情報は何ら持っておりません
○国務大臣(川口順子君) 全くそのようには理解をしておりません。
○国務大臣(川口順子君) これは、ヨルダンの当局が捜査をした結果、クラスター爆弾の子爆弾であるという報告がなされたというふうに承知をしています。
○国務大臣(川口順子君) 変わっておりません。
○国務大臣(川口順子君) 認識をしています。  圧力という言葉から委員が何をお考えになられるかということが違うのかもしれませんけれども、外交をやっていくときに、圧力という言葉を使っていただいても結構ですし働き掛けという言葉を使っていただいても結構ですけれども、いろいろな場で北朝...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国が北朝鮮との間で外交をやっていくときに、これは直接、間接、いろいろな形でやっているわけでございまして、それの具体的な対応については、これは正に外交の一環でございますので、この場でだれとどういうことをやっているということをお話をするのは差し控えさせて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に広い問題の御提起でございますので、まず北朝鮮との関係で言えば、これは歴史的にいろいろなやり方を通して、まあ今に始まったことではなくて、ずっと、特に九〇年代の初めの正常化交渉が始まった以降、いろいろなことを通じて北朝鮮に対応をしてきたというふうに私は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外為法の改正ということでございますと、外務大臣、主管大臣ではございませんので、これをどうすべきだということについては申し上げられないということです。  一般的に経済制裁についての考え方ということですけれども、で申し上げれば、これは再三再四言っていますよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小型武器が事実上の大量破壊兵器であるというふうにこれはよく言われているわけでして、私もそのように思っています。  我が国としては、その小型武器につきましては、これは国際的にいろいろなリーダーシップを取ってきておりまして、この夏にも国連の場で日本の人が議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについて、ホンジュラスで、ここは中南米諸国の中でも経済開発が最も後れた国の一つでございまして、治安状況も厳しい状況にあります。そこで、今、委員がおっしゃったような、若い、若者を含む犯罪が、殺害事件がいろいろある、特に若い人たちに対しての殺害事件が多い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは委員のおっしゃるとおりでして、我が国として、今までホンジュラスの政府あるいはホンジュラスの市民社会に対してもそういうメッセージを発してきております。我が国とほかの主要な援助国が一緒に、政府や市民社会に対して改革が必要である、それから特に司法・治安制...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当然に国によって北朝鮮に対する政策は異なる部分があるということだと思います。それは、基本的な方針としては一致しているということではありますが、例えば平和的に解決をする必要があるとか、対話と、日本の言葉を使えば対話と圧力という考え方であるとか、今後更に事態...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、何をロードマップと呼ぶかということがいろいろあるかと思いますけれども、日米韓、連携をして今までずっと北朝鮮については相談をしながら対応をしてきているわけでして、そういう意味で、今後とも引き続き北朝鮮に平和的に解決をするために、前向きの行動を取らせる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国は、北朝鮮の問題を平和的に外交的に解決をすることが重要であるというふうに考えております。したがいまして、武力行使に至らないように外交努力を行っていくということが重要であるというふうに思います。これは、日本、韓国、米国関係者の間で、首脳のレベルで確認...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米首脳会談の場で、今後事態が悪化をしたときに厳しい、より厳しい対応が必要であるというお話はございましたけれども、それが具体的に何かということについての議論はございませんでした。  ただ、いずれにいたしましても、この北朝鮮の問題については平和的に外交的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮が何を考えてそのような行動を取っているかということについては、これは日本の立場でよく分からないことが多いわけですけれども、いずれにしても、北朝鮮が今まで取ってきた言動がこの北東アジアの地域で周辺の諸国の懸念、これをかき立てるような種類のものであった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮に対して我が国は、日朝平壌宣言に従っていろいろな問題を解決をして、そして北アジア、北東アジアの地域の平和と安定に資する形で国交正常化交渉をすると、この基本方針に変わりはないわけで、正にそういったことがもたらされるように、対話と圧力という考え方に基づ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国におきまして、米軍ですけれども、平成八年以降、毎年、鳥島における劣化ウラン弾の回収と陸域調査を実施している、そして、これまでに二百四十七発の劣化ウラン弾が回収をされているということであります。昨年の、そして、米軍による鳥島による劣化ウラン弾の回収及び...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の御質問にお答えする前に、先ほどの劣化ウラン弾の話について私が申し上げた二つのことの関係を申し上げたいと思いますけれども、これは、平成七年十二月から翌年の一月にかけて、米海兵隊ハリアー機が、弾薬のカタログに記載ミスがあったためハリアー機に誤ってこの劣化...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○川口国務大臣 まず、ロサンゼルス・タイムズの新聞報道の件ですけれども、これについては、委員が今おっしゃいましたように、記者会見で、沖縄の海兵隊が豪州に移駐をするということについては何も聞いていないということは、確かに申しました。  それで、照会を米国政府にし、おっしゃったよう...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問にお答えを申し上げる前に、先ほど、外務省の沖縄駐在大使がバリアになったということをおっしゃられましたけれども、これは全くそういうことはありませんで、沖縄大使は、米軍と沖縄県民の間に立って、さまざまな問題について、柔軟に、そして声を聞きながら対応していると...全文を見る
○川口国務大臣 先般、五月に行われました第三回の島サミットでございますけれども、太平洋・島サミットというのが正確でございますが、これは、開催地の沖縄県民の皆様の本当に温かいおもてなしをいただいて、おっしゃったように、参加をなさった方は大変満足な気持ちを持ってお帰りになられたと思い...全文を見る
○川口国務大臣 島サミットに出られた方々が沖縄に向かわれる前に、私も東京でレセプションを開きまして、おいでいただきましたけれども、外国の出席者の方々とお話をさせていただきました。その席上で、私も、日本に対する非常に強い期待を感じました。  この沖縄イニシアチブの中では、例えば、...全文を見る
○川口国務大臣 今回突然SARSが浮上したということを考えますと、新たな感染症が否定できないというのは全くそのとおりだと私も思っております。特に、地域的にまとまって対応しなければ感染症の場合は意味がないわけでございまして、そういう意味で、私も、G8の外務大臣会合の場でSARSの話...全文を見る
○川口国務大臣 先般行われました日ロの首脳会談におきまして、政府としては、領土問題については、日ロ行動計画の着実な実施を通じて、日ロ関係をあらゆる分野にわたって発展させていく中で、我が国の固有の領土である四島の帰属の問題、これにつきまして、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結...全文を見る
○川口国務大臣 まさに先ほど海老原局長がお答えをしましたように、考え方として、一つは、冷戦後の世界にどのように対応していくか。これは、冷戦時代、ヨーロッパに非常に多くの陸軍があったわけでございまして、そういったことが今後どうあるべきかということが一つあるだろうと思います。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、新しい安全保障環境に対して米軍がどのような兵力の構成を考えているかということは、これは米軍の問題でございます。アメリカの問題としてアメリカが考えている。  それで、ロサンゼルス・タイムズに載っかっているような、沖縄の米軍を豪州に移すとか、あるいはフィリピン...全文を見る
06月13日第156回国会 衆議院 外務委員会 第13号
議事録を見る
○川口国務大臣 おっしゃるようにきちんと御説明をすることは大事だと考えます。  それで、御質問についてですが、安保理決議の一四八三の前文におきまして、まず、統合された司令部、当局でございますが、のもとにある占領国としての米英の関係国際法のもとでの特定の権限、責任及び義務を認識い...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮が国際社会に責任ある国家として行動するようにするために、中国の役割は大変に重大だと思います。中国が具体的に北朝鮮にどのようなことをやっているかについていろいろな報道がございますけれども、中国は努力を今している、御質問にお答えをすれば、働きかけを一生懸命行って...全文を見る
○川口国務大臣 一連の会議の中で、北朝鮮は、ARFについてはメンバーでございます。ほかの会議はメンバーではないわけですが、そのARFの議長国であるカンボジアに対して、北朝鮮の白南淳外務大臣が出席をしないという連絡があったということは聞いております。私も、昨年、ARFの場に出席をし...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、重慶というのは中国の内陸部にあって、大変に重要な、また大きな町でございます。情報収集という観点からも重要ですし、経済協力という観点からも重要ですし、そして、我が国の企業が進出をしているという意味でも重要でございます。さまざまな点で我が...全文を見る
○川口国務大臣 重慶のほかにもあるということですけれども、先ほど申しましたように、重慶の重要性は増してきているというふうに外務省としては認識をいたしております。
○川口国務大臣 実はたくさんのことをやっておりますので、今ここで全部申し上げることができるかどうかちょっとわかりませんけれども、基本的に、ミャンマーにございます日本の大使館を中心にミャンマーの政府に対してさまざまな働きかけを、これはほかの国に先駆けて行っております。そしてその中で...全文を見る
○川口国務大臣 今の段階でミャンマーの政府から聞いておりますのは、これはテンポラリーであるということでございまして、これはずっとミャンマー政府が言っていることでありますけれども、それ以上に、具体的に、例えばどれぐらいの期間ということはまだ聞いておりません。この点についても、即時と...全文を見る
○川口国務大臣 そのような法案が上院で既に可決をされているということでございますけれども、我が国としては、ODAの考え方について、これはODA大綱がございます。その原則に基づきまして、軍事的用途への使用回避をする、民主化を促進する、基本的人権の保障状況に十分に注意を払う、そして相...全文を見る
○川口国務大臣 ミャンマーへのODAの供与ですけれども、これは、民主化そして人権状況の改善を見守りながら、民衆に直接裨益する基礎生活分野、ベーシック・ヒューマン・ニーズ等の案件を中心に、ケース・バイ・ケースで検討しながら実施しているわけでございまして、現在、無償資金協力と専門家派...全文を見る
○川口国務大臣 ミャンマーの事態については、我が国としては深刻に受けとめているということでございます。そして先ほど申しましたように、ミャンマーの事態の変化等を十分に注視しながら、ODA大綱の原則にのっとって、これを踏まえまして適切に対応していくという考え方でおります。
○川口国務大臣 私は、日本とミャンマーの関係というのは今世界の中で、ミャンマーのこの問題に対応するときに、日本がミャンマーとの間で持っているパイプの太さに大いに期待をされているところがあると思っております。  これは、アウン・サン・スー・チー女史がこのような事態に遭遇をすること...全文を見る
○川口国務大臣 この釈放が行われることが、国際社会にとっても、そしてまず何よりもミャンマーのために必要なことであるということをはっきり申し上げたいと思っております。  それから今、電話のアレンジ中でございますけれども、電話のアレンジがうまくいかなかったとしても、プノンペンでミャ...全文を見る
○川口国務大臣 なぜかということについてお答えするのはなかなか難しいかもしれませんが、考え方がずれているわけではないということをまず申し上げたいと思います。  日韓首脳共同声明にある文言、これは、五月十四日及び五月二十三日にそれぞれ行われた韓米首脳会談及び日米首脳会談で合意をし...全文を見る
○川口国務大臣 これは、具体的にどのような状況があるかということに係りますので、今の時点でこういうことをするということは申し上げにくい、申し上げることはできないと思いますが、いずれにしても、日ごろベースで、TCOGもありますし、その他の場もございます、連携は密に行っております。そ...全文を見る
○川口国務大臣 セイシン企業の行為ですけれども、これは、我が国の輸出管理に対する内外の不信感、これを醸成しかねないということで、遺憾だと考えております。そして、この事案の違法性、故意性、これが明らかになりました場合には、関係当局が厳正に対処すると承知をいたしております。  いず...全文を見る
○川口国務大臣 日本は北朝鮮を国家承認していないわけでございます。したがいまして、また、北朝鮮と外交関係を持っていないということです。  朝鮮総連の関連施設、これは外交関係に関するウィーン条約に規定をする外交使節団の公館ではない、また、この条約による租税等の免除を享有するもので...全文を見る
○川口国務大臣 法的な根拠はどこにあるか、それがまさに今議論をしていただいているイラク新法でございます。  その新法については、これは国連決議一四八三で、主文パラ一におきまして、国連加盟国及び関係機関に対して、制度を改革し国家を再建する努力について、イラク国民を援助するとともに...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、先ほどは、私は四とは言っていませんで、主文のパラ一とそしてパラ二と申し上げたわけですけれども、その主文の一、もう一回、必要なら読みますが、パラ一とパラ二、そこで国連加盟国及び関係機関に対して要請をしているわけでございます。したがいまして、自...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど私や茂木副大臣からお話をしましたように、パラ一そしてパラ二、これで安保理が要請をしているわけですね。それで、その要請にこたえて各国がどのようなことをするかというのは、これは各国が主体的に決めることであります。  そういう意味で、我が国として、今いろいろ御議...全文を見る
○川口国務大臣 復興人道支援局、これが六月の一日付でOCPA、連合暫定統治機構、オフィス・オブ・ザ・コアリション・プロビジョナル・オーソリティーというふうに改組をされたという報告を受けております。  そして、国連決議一四八三、これによりますと、安保理は、占領軍として米英の特別な...全文を見る
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、出張している三名、これにつきましては、外務省の職員として外務大臣の命を受けて、イラクの復興を通ずる、通ずるといいますか、イラクの復興に対して協力をしている、そういうことで出張をしているということでございます。そのために必要な仕事をやっている...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、先ほども申しましたように、出張している三人、これは、我が国のイラク人に対する復興、イラクの復興についての協力といいますか貢献、それをするために行っているわけでございます。それをするために何をするかということは、これはさまざまあり得ると思います。  先ほ...全文を見る
○川口国務大臣 ハマスというのは、いろいろな過激な、あるいは暴力行動をとっている、そういう集団であると考えます。
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、ハマス、これはイスラム原理主義のグループでございますけれども、今までの幾つかのテロ活動について、例えば八日に、まず一連の事の始めになりました、イスラエルとパレスチナのガザの境界の検問所で、武装したパレスチナ人三人がイスラエル兵を銃撃して...全文を見る
○川口国務大臣 ハマスについてですけれども、安保理の決議が前にあって、それでテロ組織の資産が凍結をするということになる、そういうことをしているわけですけれども、幾つかを指定していますけれども、我が国として、今の段階ではハマスをこの対象としては指定していないということです。  た...全文を見る
○川口国務大臣 これについては非常に懸念をしておりまして、今まで同様に談話を出させていただいております。  それから、それに引き続き、とまる様子がないということでございますので、きょう私は、イスラエルのシャロン首相、それからパレスチナの方のアッバース首相、両方に電話をするという...全文を見る
○川口国務大臣 日米の間ではいろいろな会議の場がございます。先般も日米首脳会談がございましたし、それから、今般、アーミテージ国務副長官がいらして、竹内次官との間でも会談を持っておりますし、福田長官や私にも表敬がございました。  そういったときに、そのような具体的な支援、これの要...全文を見る
○川口国務大臣 我が国に対して、自衛隊派遣について具体的な要請があったという事実はございません。
○川口国務大臣 何回も繰り返しになりますけれども、我が国に対して、自衛隊の派遣について具体的な支援の要請というのはございません。受けておりません。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃった三月十九日に、ここに私はその具体的な速記録を持っておりませんので、どのようなふうに申し上げたか、まだ再精査することができませんけれども。  いずれにしても、私が申し上げた趣旨というのは、米国等によるイラクに対する武力行使以前、この時点において...全文を見る
○川口国務大臣 この点について、例えば質問主意書等をいただいておりますけれども、政府として申し上げているのは、国連査察団が指摘をしている数々の疑惑にかんがみれば、イラクに大量破壊兵器が存在しなかったとは想定しがたいと考えるというふうに申し上げております。
○川口国務大臣 ですから、政府の見解として申し上げていることは、先ほど言いましたように、国連の査察団が指摘している数々の疑惑にかんがみれば、イラクに大量破壊兵器が存在しなかったとは想定しがたいというふうに申し上げている。これは、質問主意書に対する答弁でもこのように申し上げているわ...全文を見る
○川口国務大臣 読んではおりませんが、概要については聞きました。
○川口国務大臣 ジョン・ディーン元大統領法律顧問が、先ほど委員がおっしゃったようなことを言っているということは承知をしております。  これについて、米国のまさに憲法の問題でございまして、これがどのような解釈であるべきかということについては、外国の憲法の解釈のことですので、日本国...全文を見る
○川口国務大臣 これが大問題であり、大統領選挙の争点にまでなっているかどうかということについては、私は判断をする立場にはございません。まさにアメリカでいろいろなことが、自由な国でございますので、言われ、行われ、かつ透明性を持って行われる、そういう制度自体は、一般論といたしまして、...全文を見る
○川口国務大臣 国連の決議の一四八三によりまして、国連は、加盟国そして国際機関に対して、いろいろなイラクの復興人道支援、治安その他に対しての支援を行うということを要請しているわけです。イラクは我が国にとって重要な国であり、また重要な中東という地域にあるわけでございまして、この国連...全文を見る
○川口国務大臣 どこが非戦闘地域かというような御質問でございますけれども、これは、法案自体、まず今内閣官房を中心に検討をしているということでございまして、与党と相談しながら検討中であるということでございますので、今の時点で、外務省から法案について御説明をするということは適切ではな...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来、責任者だから答弁をせよとおっしゃっていらっしゃいますけれども、そういうことであれば、すべての問題について、外務大臣は外務省の所管については責任者でございまして、外務大臣以外の人間が答弁できなくなるということになるのではないかと私は危惧をしております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 一概に、アフガニスタンという国とイラクという国と、その大きな国土を持つ二つの国を比べてどちらが危険かという御質問をなさっても、それに対してお答えするということは難しいと思います。
○川口国務大臣 この事件、非常に遺憾な事件だと思います。  この事件が発生をしたのが二十五日ということでございます。それで、これについては、警察から事件発生について、事件発生の翌日に第一報を受けております。受けておりますけれども、何時ごろということについては記憶はございません。...全文を見る
○川口国務大臣 事件の発生の翌日に警察からは連絡がございました。(東門委員「大臣に」と呼ぶ)私が聞いたのは、ほぼ全く同時ぐらいに聞いていると思います。何日かというのはちょっと今ここではっきり日にちを言うことはできないのですが、それがあった日に聞いています。  それから、そのとき...全文を見る
○川口国務大臣 私自身も、委員がおっしゃられるように、もうこの辺でこういうことは終わりにしたいと強く思います。人、特に女の子を持った親であれば、常に心配をしていることであると思います。  それはそういうことですけれども、これをどうやって終わりにすることができるだろうかということ...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄に七五%の施設・区域があるということが、沖縄県民に多大な御負担をおかけしている。この負担の最たるものの一つが、今回起こったような事件であると思います。委員がおっしゃるように、これは、女性として考えれば、女性の尊厳を傷つけるものである、それを無視するものであると...全文を見る
○川口国務大臣 総理がおっしゃった、その日本国全体として、日本国民全体として負担をしていくべきであるということは、総理のおっしゃったとおりだと思います。それで、それをどうやっていくかということは、日米間の問題ではなくて、日本の国内の問題であるかと思います。  それから、沖縄県民...全文を見る
○川口国務大臣 普通の人が静かに観光を楽しんでいるところに、ライフル銃を肩にかけた人があらわれたら、みんなどきっとするということは、そういうことだと私も思います。そういう住民あるいは観光客に不安を与えるようなことをするべきではない、配慮をすべきであるというふうに思います。  こ...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 申し訳ございません。通告いただいておりませんで、ちょっと調べておりませんけれども、至急調べまして、電話で今聞かせますので、御連絡させていただきます。
○国務大臣(川口順子君) これは通告をいただいておりまして、平成十三年度までの累計でございますけれども、これは、一九八〇年度でございますから二十二年前でございますが、累計として約三兆九百十二億円。ちなみに平成十三年度、直近の数字が分かっているところでは千七百五十五億円ということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも委員がおっしゃったとおりでございまして、我が国の血税を使って行った援助というのは、そうだということが認識されてしかるべきだというふうに考えております。  それで、中国におきましても、例えば環境センター、日中環境センターというのがございますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、把握をしているといえば言えます。大体五億ドル程度というふうに考えておりますけれども、難しいのは、中国の場合はなかなか制度が透明でございませんで、そのように、今我々が調査をした範囲ではそういうことであるということでございます。これはいろいろな、軍事...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、中国のASEANに対する債務免除の実態ということでございますけれども、これは、確かに昨年の十一月に中国とASEANの首脳会談、この際に、中国は、アジア各国といいましてもベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア、アフガニスタン等でございますが、ここに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、大綱には、十分に注意を払うというふうに書いてございます。それで、これにつきましては、軍事的な支援をしている、あるいはその透明性がないということについては私どもも大変に懸念を持っているということでございます。  例えば、私は今年の四月...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際的な情報格差問題に対する包括的協力策ということを言われまして、それを行っていくために、政府として今まで調査団の派遣やそして政策対話などを行ってきております。そして、それに基づく援助額ですが、今年の三月の末の時点でございますが、合わせて約四十五億ドルと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、そういうことではございませんで、百五十億ドルを目途にそういったものに援助を上げますということでありますが、それぞれの年、その年に案件を精査いたしまして出していくということで、予算的に事前にイヤマークされているということではございません。
○国務大臣(川口順子君) 総理が全部おっしゃられましたので付け加えることは少ないんですけれども、具体的に、じゃ、どうやって進めるかということで、この間、総理がプーチン大統領とお話しになられたときにプーチン大統領は三つのことをおっしゃっていらっしゃいます。一つは、領土問題を解決した...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま御決議のありました政府開発援助につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、これまでに進めてまいりましたODA改革を徹底し、その透明性の確保、効率的かつ効果的な実施に努めてまいる所存であります。  また、国際機関等に対する拠出金の問題につきましては、拠...全文を見る
06月24日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○川口国務大臣 今回の事件は、委員がただいままさにおっしゃいましたように、未成年の女性に対して、そして婦女暴行致傷罪ということでございまして、大変に遺憾であると思います。  これについては、私は、逮捕状が発出をされました十六日の日に、ベーカー大使にお電話で、かなり長い時間お話を...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま委員がおっしゃられましたように、日米地位協定のもとでの刑事裁判手続に関する問題の交渉のために、二週間以内にアメリカの政府の代表団が来日をいたします。そして、四十五日以内に交渉を妥結することを目標とするということで、十八日に開かれました合同委員会において一致...全文を見る
○川口国務大臣 日米の地位協定の改定についての日本の考え方、これは前から申し上げていますように、運用の改善を行っていく、それで十分に効果がないときには協定の改定も視野に入れていくということにおいて変わりはございません。  平成七年の運用の改善の枠組み、これが適切に運用されるよう...全文を見る
○川口国務大臣 今回の事件の話を私は一番最初に聞いたときに、今委員がおっしゃいましたように、またあったのかというふうに私も思いました。非常に残念でございました。そして、もちろん遺憾に思いまして、その旨は、十六日にベーカー大使にお電話をいたしましたときにはっきり申しました。何度こう...全文を見る
○川口国務大臣 稲嶺知事が、日米地位協定の改定について、各自治体を回られてその働きかけをなさっていらっしゃるということは十分に承知をいたしております。  沖縄県の知事として、この駐留の問題で、この御負担が沖縄県民の方に非常に重くかかっているということはまさにそのとおりでございま...全文を見る
○川口国務大臣 運用の改善が今一〇〇%満足する状況まで行われているというふうに申し上げているわけではなくて、まだまだ努力が必要だと思っています。  ただ、今まで努力をずうっとしてきておりまして、それは、その現場において一定の成果を上げていると私は考えております。  一例を挙げ...全文を見る
○川口国務大臣 日米の安保協定、日米の間にある安保協定、これは、安全保障条約は、我が国にとって、我が国の安全を守っていく、極東の平和と安定に資するという意味で、非常に重要な我が国の平和と安全を守る柱でございます。もちろんこれだけではありませんで、防衛力を持つ、あるいは外交力を使う...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定が何を定めているかということですけれども、先ほど海老原北米局長からお話をしましたように、基本的に、日本国において当然日本国の持つ主権があるわけであります。同時にアメリカの、アメリカということだけではなくて、一般的に言えば、軍隊が持つその国の主権に基づく...全文を見る
○川口国務大臣 全くございません。
○川口国務大臣 昨年の十一月の未遂事件でございますけれども、これについては、米国政府から、合同委員会の席上で、米国政府としては日本政府が提起した要請を十分に考慮したが、本事件に関する日本政府の説明を真摯に検討した結果、平成七年の刑事裁判手続に係る日米合同委員会合意に基づく起訴前の...全文を見る
○川口国務大臣 全国の数字と沖縄の数字と、今の話ですとカテゴリーが違いますので、すぐに何かを申し上げるのは難しいところもございますけれども、多いか少ないかということについては、一件であっても多いと私は思います。
○川口国務大臣 それぞれの組織はそれぞれのルールがあるわけでございまして、そういったルールをきちんと徹底してやってほしいということで申し上げております。  今回あったような事件、これは綱紀粛正ということからいえば、米軍が持っているルール、あるいは米軍が持っているルールまでいかな...全文を見る
○川口国務大臣 町で飲酒をしてはいけないというルールを米軍は持っていないと思います。それから、泥酔をした、あるいはその結果として、飲酒の結果としていろいろ問題を起こした、これについてはルールを持っている。ですからチェックをしたりしているわけですけれども、飲酒そのものも禁じる、ある...全文を見る
○川口国務大臣 なかなか難しい問題であると思っています。基本的には、深夜飲み歩いても個人の責任においてそういうことをやらない、そのように教育がなされている、そのように綱紀の粛正が徹底をされているということが一番大事なことであって、我々はそれを米軍に求めているということでございます...全文を見る
○川口国務大臣 これもまたお答えするのが非常に難しい質問であると思います。何をもって平等であるかということにかかってくるからということでございまして、地位協定についての考え方ということでいえば、我が国としては、これは時代が変わり、いろいろな新しい問題も出てくる。例えば、PCBをど...全文を見る
○川口国務大臣 地位協定の改正をするべきであるという声が非常に大きく出てきているということについては承知をいたしておりますし、沖縄県知事がいろいろな働きかけを行っていらっしゃるということも承知をしております。  どこまでさかのぼってその理由を申し上げるかということですけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄の米軍においてさまざまな犯罪が発生をしているということの背景が何かと、今いろいろ挙げられましたけれども、これは、個々のケースでいろいろな理由がそれぞれあるわけでございまして、一般的にこれが理由だという形で申し上げるということは難しいかと思います。  ただ、い...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃったようなことについては存じません。経緯については、先ほど海老原局長から御説明申し上げたとおりと承知をしています。
06月24日第156回国会 衆議院 本会議 第42号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 自衛隊派遣の必要性についてのお尋ねがございました。  これにつきましては、総理がお答えいたしましたとおり、厳しい環境においても効果的な活動を遂行できる自衛隊を活用する必要があると考えます。  今後、自衛隊派遣の具体的必要性については、在外公館を通じた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOの支援についてのお尋ねです。  NGOによる国際協力活動は、開発途上国・地域の多様なニーズに応じたきめ細かな援助や、迅速かつ柔軟な緊急人道支援活動の実施という観点から、極めて重要です。  このようなNGOの重要性にかんがみ、政府としては、我が国...全文を見る
06月25日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○川口国務大臣 委員が見てくださいましたように、外務省のホームページでは、過去においてイラクが実際に大量破壊兵器を使ったこと、そしてその後、虚偽の申告を国連の査察活動に対してし、そして九八年以降、特にさまざまな妨害活動をやっていたということを言っているわけでございます。  先ほ...全文を見る
○川口国務大臣 国連の改革は、我が国にとりまして重要な課題であるというふうに考えております。これは、総理が先般ブッシュ大統領とお会いになられましたときも国連改革の重要性についてお話をしていただいておりまして、そしてブッシュ大統領から理解をいただき、今後フォローアップを一緒にしてい...全文を見る
○川口国務大臣 変わっていないと思います。
○川口国務大臣 大量破壊兵器の問題につきましては、これは前の委員からのお尋ねもございましたけれども、大量破壊兵器について、イラクが国連の決議にこたえて、みずからこれを廃棄した、あるいは持っている等々の証拠を見せてこなかったということから、一四四一によって与えられた最後の機会を生か...全文を見る
○川口国務大臣 一連の以前の委員会で申し上げたことの繰り返しになりますけれども、そういう形でイラクは、一四四一によって与えられた最後の機会を生かさなかったわけですね。それで、我が国にとっても、あるいは国際社会にとって、大量破壊兵器の問題というのは大きな脅威であるという共通の認識が...全文を見る
○川口国務大臣 大量破壊兵器は、先ほど言いましたように、今捜索を行っているということでございますから、我が国としてそれを注視しているということでございます。  先ほど私が申し上げましたのは、イラクに対して武力行使が行われた経緯、そして、それが国際法上適切なものであった、そういう...全文を見る
○川口国務大臣 御質問が、我が国の対応に問題があったかどうかということであれば、問題はなかったということを申し上げているわけです。  それで、大量破壊兵器、これについては今捜索が行われていますし、それから、例えばブッシュ大統領は、これは時間がかかってもずっと捜していくという旨の...全文を見る
○川口国務大臣 仮定の御質問になりますけれども、私が申し上げていますのは、我が国の対応、これについて問題はなかったということであります。  それで、大量破壊兵器について申し上げれば、繰り返しませんが、これは今までさまざまな疑惑があった。したがいまして、イラクに大量破壊兵器が存在...全文を見る
○川口国務大臣 同じことを申し上げますけれども、イラクが国連の決議に従わなかったということは事実として残っているわけです。したがって、我が国は、国連の安保理決議に従って武力行使を行った英米を支持するということは、我が国の脅威に対する意識からいって国益であるというふうに考えますし、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの点でございますけれども、いろいろなことがあったとしても、そして、その大量破壊兵器の保有についての米英で起こっていることについては、これはブレア首相も明確に否定をしている。それからブッシュ大統領も、これは、サダム・フセインが大量破壊兵器を保有していたことは確...全文を見る
○川口国務大臣 談話をよく読んでいただきたいと思いますけれども、その談話で言いましたことは、アメリカが情報を提示したことを高く評価をする、そして情報が示されたことを重視している、また、これによって疑惑はさらに深まったということを言っているわけであって、これが事実であるとかないとか...全文を見る
○川口国務大臣 今般のイラクに対する武力行使が、一連の、六七八、六八七、一四四一という国連の決議に基づいて行われたということでございます。したがいまして、これは、委員がおっしゃるように、国連憲章の前文あるいは第二条第四項の文言と矛盾をしない、すなわち国連憲章にのっとったものである...全文を見る
○川口国務大臣 イランのことでございますけれども、イランに対しては、今、アメリカだけではなくて、日本も含む国際社会が核の問題についての懸念を持っております。これは我が国も共有をいたしております。  それで、最近ですが、十九日にIAEAの理事会で、事務局長が申告漏れというような報...全文を見る
○川口国務大臣 今の時点で存じておりますところでは、既に派遣をした国、十三カ国ございます。オーストラリア、イタリア、ポーランド等でございます、必要であれば全部読み上げますが。  それから、派遣を決定した国として十四カ国。これは、ウクライナ、オランダ、タイ等でございます。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対しての懸念というのは国際社会全般で共有をしているわけでして、我が国は、安保理の国々も含め、いろいろな国とこの問題については議論をいたしております。  それで、安保理で今後この問題についてどのような行動をとっていくかということについては、これはさまざまな...全文を見る
○川口国務大臣 御案内のように、ブッシュ大統領は、五月一日に、イラク国内における主要な戦闘は基本的に終了したということを言っておりまして、大規模な戦闘は行われていないということを認識として持っております。  それで、戦後、戦後といいますか、現在の国際法において、これは委員の方が...全文を見る
○川口国務大臣 イラク国内における戦闘は完全に終了したとは言えないということが見解でございます。ということでございまして、これは大体のことを言えば、戦闘が完全に終結をしていないということであるわけです。今、一部続いている。  それから、死者の数ですけれども、先ほど百名というふう...全文を見る
○川口国務大臣 日本の自衛隊は、日本の自衛隊として行くわけであります。当局のもとにおいて当局のために働くわけではない。国連の決議一四八三に基づいて、主文のパラ一、パラ二にございますけれども、イラクの安全、安定の確保、そして復興、人道の支援、それを行うために日本の自衛隊として行く、...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が、戦闘行為中、捕らわれてとおっしゃられましたけれども、戦闘行為をしないということでございます。自衛隊員は非戦闘地域で活動をするということでして、捕虜となるということは考えられないということです。
○川口国務大臣 派遣をされる自衛隊員が安全であるということは大変に重要なことであります。したがいまして、その地域の設定とか基本計画の策定あるいは活動の実施に至るまで、政府全体として安全について最大限の配慮をいたします。したがいまして、そのような事態が起こらないということのために万...全文を見る
○川口国務大臣 防衛庁長官がお答えになる前に、さっきのジュネーブ条約上のお話との関係で、これは委員がおっしゃったように、ジュネーブ条約上の捕虜ということになる事態は想定されない。要するに、ジュネーブ条約上は捕虜としては扱えない。ただ、その前に、自衛隊の職員を捕まえること自体が国際...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの戦争につきまして、得たもの、失ったものという形で整理するのはなかなか難しいと思いますけれども、そもそも、大量破壊兵器の拡散についての国際的な懸念があったわけでございます。そういった問題に対して、国際社会が一丸となって毅然とした態度をイラクに対してあらわし、...全文を見る
○川口国務大臣 今回のイラクの問題をめぐりまして、ずっと国連が果たしてきた役割、あるいは国連の今後の役割について、クローズアップをされ、議論をされたと思います。それはそれで一つの意味があると思いますけれども、決して今回のことを通じて国連の役割が減じたわけではないと考えております。...全文を見る
○川口国務大臣 現状におきまして我が国が今やっておりますことは、国際機関それからNGOを通じて人道上の支援をしているということでございます。  それで、例えば、けさからお話が出ていますけれども、国連、教育についてはユニセフを通じて、あるいは雇用促進という意味ではUNDPを通じて...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま、イラクには我が国の大使館も再開をされてございます、職員がおります。それから、当然、外国の公館あるいはその当局等々と密に情報交換を行いながら情報を収集しておりますし、今後ともそうやってまいります。
○川口国務大臣 委員が今いろいろおっしゃってくださいましたけれども、我が国に対しての国際社会の期待、これは大変に大きなものがございます。おっしゃったような、人道面、医療、その他ございますけれども、それぞれについて大変に大きな需要がございます。  我が国として、そういった国際社会...全文を見る
○川口国務大臣 お答えは、単純に申しますと、いいという場合とそうでない場合とあるということでございますけれども、その考え方は、先ほどこれは防衛庁長官がおっしゃいましたけれども、他国が行う活動、おっしゃった例で言うと、アメリカ軍のやっているその作戦、それが、この法案に基づきまして日...全文を見る
○川口国務大臣 劣化ウラン弾の使用につきましては、米軍は、今回イラクでそれを使ったかどうかということについては何も言及をいたしておりません。劣化ウラン弾の問題につきましては、これは国際機関でいろいろ調査をしておりますので、我々としては、その国際機関の健康への影響の調査、これを見守...全文を見る
06月26日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○川口国務大臣 まず、杉浦委員には、本当に酷暑の中非常に密度の濃い調査をしていただきまして、今御報告をきちんと伺わせていただきましたけれども、いろいろ参考になる点が多々ございました。ありがとうございました。  それで、御指摘の人的な協力ですけれども、イラクの復興について、国連あ...全文を見る
○川口国務大臣 行政面で人が必要であるということは、そういうことがあろうかと思います。CPAに今六人、人を出しておりますし、その他さらなる派遣についての検討もしております。現地の実情、ニーズを踏まえまして、人的な派遣については検討をしてまいりたいと考えております。  それから、...全文を見る
○川口国務大臣 教育は、我が国が、イラクも含めアフガニスタンも含め、支援の中では重視をしている分野でございます。これは我が国の経験からも来ているわけですけれども。  それで、イラクとの関係でいきますと、既に教育分野では、ユニセフで百万人の児童が裨益するプロジェクトに一千万円強の...全文を見る
○川口国務大臣 医療についても必要があるということについては十分認識を持っておりますし、今までも、国際機関あるいはNGOを通じての医療支援を実施してきております。今後もできる限りのことをいたしたいと思っています。  それで、下水のお話がございましたけれども、私も昨日、下水があふ...全文を見る
○川口国務大臣 よく、国連中心主義なのか米国中心主義なのかという問いが発せられるわけでございますけれども、私は、その二つは相対峙するものではないと考えております。  我が国の外交の観点から申しますと、外交の目的は、言うまでもなく、我が国の安全とそして繁栄を確保するということであ...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと手元に資料がございませんので記憶から申し上げますけれども、C130、これをたしか三機かと思いますが、それを使いまして輸送活動をしている、陸上部隊をイラクの中に置いているということはないと承知をしております。
○川口国務大臣 昨日、総理がはっきりおっしゃいましたように、そのようなことはございません。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、ブッシュ大統領が九月の十一日の同時多発テロを受けて、国際テロとの闘いを戦争と言われたということはあったと聞いております。そしてこれは、そのような米国に起こったようなテロが戦争の被害にも匹敵をするような大きなかつ悲惨な被害を招いている...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカが武力行使に踏み切った理由ということですけれども、これは、その後でアメリカの国連の大使が、国連に、安保理の議長あてだったと思いますが、議長に出した手紙でも明らかなように、六七八、六八七、一四四一といった安保理の決議、これのもとで、イラクにおける大量破壊兵器...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの繰り返しになる部分が多いんですけれども、イラクに……(桑原委員「いや、同じなら同じだと言ってください」と呼ぶ)基本的には同じことでございます。  我が国としては、イラクが一連の国連の決議を守って行動する、その結果として問題が平和的に解決するということを望...全文を見る
○川口国務大臣 大量破壊兵器に関してのイラクに対する疑惑、これは国際社会が持っている疑惑でございます。日本も、当然にそれをシェアしている。それは、決議の一四四一において全会一致で、イラクが六八七に継続的に違反をしているということは認められてきているわけです。これはまさに、大量破壊...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの大量破壊兵器の国際社会にまつわる懸念、これをどうやって取り除くかということについて、委員は今、査察によって継続をするということをおっしゃられましたけれども、この点については、確かに意見は国際社会において分かれていたということではございましたけれども、査察に...全文を見る
○川口国務大臣 委員は、あったかどうかの証明を、イラクでない方の国、国際社会側がしなければいけないというふうにお考えのようでございますけれども、決議について言いますと、イラクがそれをするべきである、そういうことであったわけです。  それで、イラクがそれをするように、国際社会とし...全文を見る
○川口国務大臣 これは、米国がきちんと説明をしておりますように、国連の憲章第七章のもとで採択をされました安保理決議の六七八、六八七、一四四一、これを含む関連の安保理決議のもとで行われた戦争、戦争といいますか武力行使であるということでございまして、伝統的な意味での戦争には当たらない...全文を見る
○川口国務大臣 最後の段階で、立場といいますか、その物事の進め方について二つに意見が分かれたということは事実あったと思います。ただ、イラクにおける大量破壊兵器に関する懸念、これについては国際社会が一致をしていたということで、これは間違いがないところです。  それで、新決議案につ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げたことは、国際社会として、最後の段階で、どのような方法によってイラクに大量破壊兵器の脅威、それを対応させるかという方法論において考え方が違ったということであって、イラクの大量破壊兵器の問題に国際社会として対応しなければいけない、これは一致をしていた。...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の復興の過程を考えてみても、一番大事なことは、我が国の国民がどのような日本をつくりたかったか、そして、そのためにいかに努力をしたかということであったと思います。そういう意味で、イラク人のイラク人のための国家の建設ということが非常に重要であると考えております。...全文を見る
○川口国務大臣 委員の今おっしゃられたことは、私ども、全くそのように思っています。重要なことだと考えております。  それで、幾つか具体的なことはやっております。例えば、復旧に際しまして、ヨルダンあるいはエジプトのNGOの人たちと一緒になって医療面での支援を行うというようなプログ...全文を見る
○川口国務大臣 国連決議一四八三におきまして、世界、国連の加盟国に対しまして、イラクの人道、復旧に対して加盟国が貢献をすることの要請、それから安全確保についての要請というのがあったわけでございます。我が国として、そのために我が国として何をしたらいいかということを考える中で、主体的...全文を見る
○川口国務大臣 これは、安全の面もございますし、例えば水、下水、電力、さまざまなことがあると思います。そういった厳しい環境の中で、イラクの社会に迷惑をかけないで、行った人たちが自己完結的にイラクのために貢献ができるということが重要であると考えます。
○川口国務大臣 おっしゃるとおりであると思います。  我が国として——それからその前に、NGOも自己完結的であるというふうに言われましたけれども、私は、NGOは自己完結的であるとは思っておりません。自己完結的なのは軍、自衛隊であると思っています。  なぜNGOが自己完結的でな...全文を見る
○川口国務大臣 安保理が承認をしているかいないかということについて、どういう観点からの御質問かよくわかりませんけれども、アメリカとイギリスのイラクに対する武力行使、これは安保理の決議の六七八、六八七、一四四一にのっとったものであるということが我が国の見解でございます。
○川口国務大臣 新しい決議、これは結果的には日の目を見なかったわけですけれども、これは、我が国としてこれができなかったということは残念であります。  残念でありますという意味は、これが武力行使の根拠として不可欠なものであったのに、これがなかったという意味では全くございませんで、...全文を見る
○川口国務大臣 一般論として申し上げれば、委員がおっしゃったように、国際社会においていろいろな新しいことが起こっていて、国際法のレジームがそれについていっていない部分というのは、現実問題として存在をすると思います。  そういうことでありますけれども、この場合、このイラクの大量破...全文を見る
○川口国務大臣 これは、具体的な言葉として、ちょっと今ここにその資料が、具体的な文言がありませんけれども、必要な行動をとることができるというふうに六七八においてされているということでございます。
○川口国務大臣 文言といたしましてありますのは、安保理決議六六〇及びすべての累次の関連諸決議を堅持かつ実施し、同地域における国際の平和と安全を回復するために、あらゆる必要な手段をとる権限を与えるということになっております。
○川口国務大臣 過去において、六七八、これにつきまして、例えば、九三年、九六年、九八年のアメリカ、イギリス等による武力行使の根拠として六七八は引用されているわけですし、現実にフランスも九三年にはこれに基づいて軍事行動に参加をしているということでして、六七八は、今申し上げたようなコ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの復旧あるいは人道的な支援、安全確保の支援、これをイラクのために行うということは大変に重要なことであると思います。  それは、イラクの人たちの不満、これを一日も早く解消し、イラクの人たちが快適な市民生活ができるようにしていくということのためには時間も大きな...全文を見る
○川口国務大臣 これは、委員に申し上げるのは釈迦に説法もいいところだと思いますけれども、我が国の外交の基本的な考え方として、我が国の安全とそれから繁栄ということがあるわけでして、それのために国際社会が平和で安定的に、そして繁栄をしていくということが重要であるわけで、この目的を達す...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、日本とアメリカは同盟関係を持っている国同士ですから、いろいろな物の考え方について考え方を共有している。実際のところ、ここまで共有をしている国であるから同盟であるわけですし、ということでございます。  ただ、今回のこと、これは昨日も総理がお...全文を見る
○川口国務大臣 法律との関係でお話をしますと、だれがそうであるかということを今の時点で申し上げるということは、法律とは関係がないことであるわけです。  法律で規定をしていますのは……(発言する者あり)お聞きいただきたいと思いますが、我が国領域及び現に戦闘行為が行われていない、要...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に戦闘は終わったということを言っておりますけれども、それは一〇〇%終わったということは申し上げていないわけです。ということは、そのような戦闘行為が行われる可能性あるいはそれが行われる地域があるであろうという可能性は排除をしていない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 ちょっと補足をさせていただきますと、イラクの中で活動しているすべての外国の軍隊、これは、その指揮下に入っている国は全く一つもございません。  それで、この解釈ですけれども、現在はイラクの安定と安全の確保ということのために当局が全般的な責任を負っているわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 CPAというふうに解されております。
○川口国務大臣 CPAと米軍の関係でございますけれども、これは、連合軍司令官及び米中央軍司令官は、敵対行為の阻止やイラクの領土一体性及び安全を維持すること等を通じましてCPAを直接的に支援するとしておりまして、CPAと米英軍は直接の指揮命令関係にはございませんけれども、相互に調整...全文を見る
○川口国務大臣 この法案に規定をしております人道復興支援活動及び安全確保支援活動につきまして、今の時点では、これらの活動を行うよう国連加盟国に要請する安保理決議一四八三に基づき実施をするということを考えておりまして、これらに加えて他の安保理決議が必要であるというふうには考えており...全文を見る
○川口国務大臣 この法律におきましては、我が国の活動を決めるその根拠であるというふうに考えております。
○川口国務大臣 現時点では、具体的にはCPAということだと思います。
○川口国務大臣 これは、占領国としての、その関係の国が、例えば人道法、国際人道法等でございますけれども、そういった権限、責任及び義務をきちんと守るということを確認した、そういうことでございます。
○川口国務大臣 一番目の答えは、イエスでございます。  それから二番目の答えは、占領後も続く場合がある。  それから三番目は、日本は追加議定書を締結いたしておりませんので、適用されない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 昨日お答えしたとおりでございます。
○川口国務大臣 米軍が、劣化ウラン弾をイラクに対する軍事行動において使ったかどうかということについては述べていないということです。ブルックス陸軍准将が、そもそも米軍の保有する劣化ウラン弾はほんのわずかであって、また、その安全性を確信しているというふうには述べておりますけれども、そ...全文を見る
○川口国務大臣 今後、法案が通りまして、我が国がその地域を決めることになるわけですけれども、活動する場所を決めることになるわけですけれども、その際においては、今後、いろいろな情報を収集して安全面で問題がないようにしたいと考えています。
○川口国務大臣 いろいろな情報をいろいろなところから収集して安全な活動場所を決めていくわけでございますけれども、劣化ウラン弾との関係でいえば、これは国際機関等において調査が今行われています。例えば、WHO、これがコソボで行った調査報告では、人体及び環境に対する影響はほとんどないと...全文を見る
○川口国務大臣 いかなる調査をするかということについては、それは、どのような場所を選定するかということと同時並行的に、その場所に必要なことが変わってくると思いますが、それはきちんと個別具体的に、ふさわしい安全性の調査をしたいと考えます。
○川口国務大臣 この法律に基づいて活動をする場所を決める場合、必要な調査は安全性確保という観点から行います。
○川口国務大臣 場所を決定するに当たってどういう情報を集めるか、収集するかということは、むしろ私がお答えするよりは自衛隊の関連のことであると思いますけれども、劣化ウラン弾ということで申し上げれば、先ほど言いましたように、これはWHOの調査等によりますと、人体及び環境に対する影響は...全文を見る
○川口国務大臣 委員が今引用なさった数字がどのような出所の数字であるかということについて、ちょっと私はよくわかりませんので、それに基づいて確定的にこうだということを申し上げるというのは難しいと思いますけれども、仮に、因果関係が非常に明確になっていて、その上での数字であるということ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員のおっしゃった数字、それを見て、その因果関係等についてどれぐらいきちんとした調査かということを見る必要があると思いますけれども、外務省としてはその面において専門的な知見があるわけではございませんので、専門家の方に、むしろ厚生労働省等にお話をいただければと...全文を見る
○川口国務大臣 いかなる事業をこの人道支援の対象としていくかということについては、今後、政府全体として決めていくということでございますので、その中で相談をしたいと思います。
06月27日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○川口国務大臣 まさにそれが、外務省が日々努力をしていることの一つでございます。
○川口国務大臣 思い起こしていただきますと、これは二月十四日という日付ですけれども、あのときは、この二番目の黒丸のところに書いてありますように、我が国としては、新たな安保理決議が最も望ましいと考えていた。平和的な努力の解決が可能であると思っていた。そのために、国際社会が懸命になっ...全文を見る
○川口国務大臣 どの時点でお答えをしたかということは覚えておりませんけれども、一四四一それ自体で自動性を持っていないというふうには申し上げております。  それから、先ほど委員がおっしゃった件ですけれども、当然に、外交当局という立場というのは立法府の立場とは異なる部分があるわけで...全文を見る
○川口国務大臣 重大な帰結というのは重大な帰結であって、その時点で、具体的にこれが重大な帰結であるということを一つのことに限って言えるということではないと思います。
○川口国務大臣 一四四一におきまして、一四四一は、イラクが六八七に違反をしているということを言っているわけですけれども、そして、依然として犯しているということを決定した文書でありますけれども、そこで言ったことは、「申告書における虚偽の供述または省略並びにいかなる時点においてであれ...全文を見る
○川口国務大臣 御質問が漠然としていて、何をお聞きになりたいのかよくわかりませんけれども、一四四一において、これは今までもかねがね申し上げてきていますように、六八七、六七八と、六八七が違反を決定されているわけですから、その場合、六七八に戻る。これは御説明を、論理的にはということで...全文を見る
○川口国務大臣 説明をしてきていないとおっしゃいますけれども、この一番最初の黒丸のところで言っているのは、安保理決議六七八、六八七の規定ぶりについての理論的な説明、並びに九八年の米英による云々云々、やりとりについては、答弁したとおりである。また、安保理決議一四四一において決議六七...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問は、その当時も、それからつい先ほどもお答えをしましたけれども、六七八において必要な措置をとることができるというふうに書いてあって、それが武力行使を含み得るというのは国際社会としての考え方であるということは申し上げたばかりです。
○川口国務大臣 含み得ます。
○川口国務大臣 イラクの民間人の死亡者数ですけれども、これは六月十日発表のAP通信の独自調査ということですが、少なくとも三千二百四十人ということになっております。
○川口国務大臣 現在入手可能な一番詳しい資料ということでAP通信のを引かせていただきまして、現在の時点でCPAがこれ以上詳しい数字を、内訳も含めて把握しているということはございません。AP通信の独自調査の今申し上げた数字、これが一番詳しい数字であるということです。
○川口国務大臣 五月一日以降の数字でして、アメリカ軍で亡くなった方は四十七件五十六名ということですけれども、そのうち襲撃で亡くなった方は十七名。それから、イギリス軍でいきますと、死者総数十名で、襲撃で亡くなった方は六名ということになっています。  それで、場所ですけれども、それ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクに対する米英の武力行使でございますが、これはまず、国連憲章第七章のもとでの六七八、六八七、一四四一を含む関連の安保理決議に合致するものであるということで、伝統的な戦争ということではないということを、まず第一点申し上げたいと思います。  伝統的な意味での戦争...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられますように、全く当たらないというふうに考えます。  我が国がやります支援というのは、安保理決議一四八三のもとで、各国が資金面、物質面、そして人的な面で協力することを通じ、イラク復興等への支援についてやっていくということの我が国としてのあり方といいます...全文を見る
○川口国務大臣 CPAと米英軍の関係でございますけれども、米英軍、連合軍司令官としての中央軍司令官は、この方は、イラクの領土一体性及び安全を維持するということを通じてCPAを直接的に支援するということとなっておりまして、CPAと米英軍は直接的な指揮命令関係にはないということです。...全文を見る
○川口国務大臣 決議一四八三の中で国連の役割については規定がされているわけでございます。我が国として、国連のその重要な加盟国の一員として、国連のやる活動にできるだけの協力をしていきたいと思っております。  今具体的にやっていることは、例えばフラッシュアピールにこたえまして、一億...全文を見る
○川口国務大臣 御提案、ありがとうございます。  委員が御指摘いただきましたように、ジェンダーの問題については我が国は非常に熱心にやってきておりまして、イラクについては、今まで世俗国家としての発展の過程で、大変に能力を持った女性の人が大勢います。そういったことを見ながら、委員の...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどおっしゃったその人権委員会に提出する資料について、その前に、いろいろな連絡のミスですとかその他問題があったことについては、非常に申しわけないと思っています。  それで、政府の中でこのテロの問題、拉致の問題も含みまして広く対応していくためには、やはり連携は不...全文を見る
○川口国務大臣 ODAにつきましては、我が国の外交の目的を達成するために、一つの重要な手段としてこれを行っているわけでございますけれども、それをやるに際しては、経済協力の大綱に基づいて考えてやっております。今、その大綱については、これは十年たってしまいましたので、その見直しの作業...全文を見る
○川口国務大臣 これは決して紙一枚配って終わりということではございませんで、現地の代表部がございますのでそこで、また、東京でそれぞれの大使館に対して、それから、先ほど申しましたように、矢野副大臣がそれぞれ大使館の大使に話をするということで、可能な限り幅広く、その国に対しての申し入...全文を見る
○川口国務大臣 日本が中東地域に果たす役割は非常に大きいと思います。  幾つかの理由がありますけれども、日本の側からいえば、これはもちろん、中東の地域の、イラクも含め、平和と安定というのが我が国の国益であるということでありますけれども、向こうの側から、中東の側から見ても、我が国...全文を見る
○川口国務大臣 我が国のODAの考え方の一つの柱として、国民参加型ということを言っております。  その中身として、これはNGOによるODAといいますか、NGOが行っている事業の支援というのもございますし、シニアボランティアあるいは青年海外協力隊の方、こういった派遣をやってきてお...全文を見る
○川口国務大臣 これはフセイン政権の残存勢力と言われているわけですけれども、具体的に、また、本当にだれがやったかということは確認をすることはできないということでございます。
○川口国務大臣 多国籍軍という、正式な定義の意味で申し上げているわけではありませんが、多くの国が協力をしているという意味では、イラクは国際協調による復旧の舞台になっているというふうに思います。  我が国が英米とそれから独仏ロと分かれた時点以降、戦後、国際社会の協調を回復すべく、...全文を見る
○川口国務大臣 同じ答弁をしようと思っておりましたので、つけ加えることはありません。
○川口国務大臣 あの文章は、「最後の機会を与えることを決定し、」これは決定したわけですね、最後の機会であるということは。それで、「強化された査察体制を構築することを決定する。」これも決定をした。それで、それは行ったということでございます。
○川口国務大臣 周辺国の支援については、今までもやってきておりますし、今後やろうとしているものもあります。  例えば、今までやってきたものの例を挙げますと、ヨルダンに対して一億ドルの支援をいたしました。これは、始まったときとほぼ同時にいたしました。それから、今考えていますのは、...全文を見る
○川口国務大臣 米国等によりますイラクにおける暫定的な施政の法的な根拠と交戦権との関係については、次のとおりでございます。  まず、国連憲章のもとでは戦争は一般的に違法とされているので、伝統的な意味での交戦権をそのままの形で適用することはできません。次に、自衛権ないし安保理の所...全文を見る
○川口国務大臣 まず、憲法第九条二項でございますが、「国の交戦権は、これを認めない。」としているわけでして、ここにいう交戦権とは、戦いを交える権利という意味ではございませんで、交戦国が国際法上有する種々の権利の総称であって、相手国の兵力の殺傷や破壊、相手国の領土の占領、そこにおけ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の考え方に従えばそういうことでございますが、他の国の解釈について有権的に解釈をする立場にはないと思います。
○川口国務大臣 幾つかのことがございますけれども、まず、領土の実効的な統治を通じたイラク国民の福祉の増進に関する権限、それから、イラク開発基金やオイル・フォー・フード計画に関する一定の権限、イラクにおける政治プロセスへの一定の関与、その他の権利義務、これは例えば、特別代表との調整...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、一四八三で、統合された司令部、これのもとにある米英両国の関係国際法のもとでの権限、責任、義務を認識するという規定があるわけです。そして、CPA、コアリション・プロビジョナル・オーソリティー、連合暫定司令局、これがこのような占領国としての権限を行使...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと、事前に伺っていたらまとめておいたのですが、国のリストがございまして、それを片端から申し上げることになりますけれども、よろしゅうございましょうか。
○川口国務大臣 照会をいたしました結果です。
○川口国務大臣 前文の十三、十四、十五は、それぞれ「当局の下」という言葉を使っております。  これの意味は、現在、イラクの安定と安全の確保について当局が全般的な責任を負っているわけですから、そのことから、この分野で国連の加盟国が活動するに当たっては当局と緊密に連携をとっていくと...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来から引用に出てきております与党イラク現地調査団の報告でございますけれども、それのまとめのところ、「調査の概要」のところの「結論」の前のところを読んでいただきますと、「支援分野については、日本の主体的な判断を尊重する」という見解が示されています。これはソーヤ...全文を見る
○川口国務大臣 一四四一におきまして安保理は、イラクが決議六八七を含む関連諸決議の義務の重大な違反を継続的に犯しているということを決定しました。そしてイラクに対して、関連安保理決議を履行する最後の機会を与えました。  これまでの査察団による安保理への累次の報告等において明らかで...全文を見る
○川口国務大臣 結構でございます。
○川口国務大臣 一四四一自体、それのみで武力行使をしてもいいという基礎になるものではないということです。
○川口国務大臣 これは、大量破壊兵器についてイラクは疑惑を持たれていたということでして、大量破壊兵器について、これのもたらす脅威、これは我が国としてもみずからに対する脅威であるというふうに受けとめていたということでございます。  そして、イラクがその累次の国連決議に従って、きち...全文を見る
○川口国務大臣 今まで申し上げましたように、今回の武力行使は、六七八、六八七、一四四一等の国連決議、これによって正当化されるというふうに考えているわけです。  今申し上げたのは、そういった国連憲章に基づいた安保理決議に基づいて行われた武力行使に対して我が国が支持をした理由を申し...全文を見る
○川口国務大臣 どうしてならなかったかという御質問に対してどのようにお答えをしたらいいかというのは、非常に戸惑いを覚えますけれども、それは、それぞれの国が主体的に判断をした結果であると思います。
○川口国務大臣 当然、そういうことです。
○川口国務大臣 余り揚げ足取りのようなお話をしたくないんですけれども、主体的に判断をしたということを申しましたけれども、その前に、国連決議に基づいて正当化されることであると考えているということは申し上げております。
○川口国務大臣 委任をしているということかとおっしゃられて、その意味は私はちょっとよく理解できませんが、一四八三によって、この当局に対してはさまざまな権限が認められているわけです。それは例えば、領土の実効的な統治を通じたイラク国民の福祉の増進に関する権限、それからイラクの開発基金...全文を見る
○川口国務大臣 いかなる権限が与えられているかというのは、個別のパラに記されているとおりでございます。
○川口国務大臣 先ほど私が申し上げたような権限、これは新しく与えられたものであります。
○川口国務大臣 協力の依頼という言葉で何を意味していらっしゃるか、ちょっとよくわかりませんけれども、例えば主文一、主文二において、これはいろいろなことに貢献するように訴えている、あるいは支援をするように要請している、そういうことでございます。
○川口国務大臣 と思います。
○川口国務大臣 必ずしもそのような形で書き分けられているとは考えていません。
○川口国務大臣 各国がイラク復興の支援のために行っている軍隊、あるいは文民の派遣というのもありますけれども、それは各国が主体的に判断をして実施しているということでございますから、すべての国が一四八三との関係を明言しているわけではありません。  ただ、今後イラクの復興に向けての各...全文を見る
○川口国務大臣 イラクに具体的などのような支援をやっているかということは、各国がそれぞれの事情に基づいて決めて実施をするというものですから、日本が、なぜある国が派遣しないかを全般的に把握できるということではないと思います。  なお、申し上げたいのは、サウジアラビアあるいはヨルダ...全文を見る
○川口国務大臣 今、米国及び英国で、根拠あるいは大量破壊兵器の有無についての見方、情報に関する議論が議会で行われているということは承知をいたしております。民主主義の国家アメリカ、透明性をたっとぶ国アメリカとして、イギリスもそうですけれども、そういうことは当然に行われているというこ...全文を見る
○川口国務大臣 イギリスについて、ジャック・ストロー外務大臣が言ったということは承知をしております。  それの内容は、それを引用したときに出典を明らかにしなかったということであるということで理解をいたしております。
○川口国務大臣 イラクにおいて大量破壊兵器が実際に使われたということは事実としてあるわけです。それから、それ以来、イラクの政府が国連の査察団に対して妨害をしたり、あるいはきちんと対応をしなかったりということをやってきまして、そして最後は、査察団の活動を認めなかったという事実がある...全文を見る
○川口国務大臣 国際的なという意味がどういう意味かよくわかりませんけれども、今、米英豪等が大量破壊兵器については捜索活動をしているというのは先ほど申し上げたとおりでございます。  ブッシュ大統領は、これはある、見つかるまで時間をかけて捜すということを言っているわけで、日本の一・...全文を見る
○川口国務大臣 英米豪が今捜索活動をしているということを申しましたけれども、国連との関係では、これは、一四八三においてこのことについては触れられておりまして、これは主文のパラ十一ですけれども、イラクがその武装解除の義務を果たさなければならないことを再確認し、イギリスとアメリカに対...全文を見る
○川口国務大臣 米軍は劣化ウラン弾を使ったということは確認をしていないと承知をしております。
○川口国務大臣 三月二十六日とおっしゃったその同じ日かどうかというのは、私、ちょっと今資料が手元にありませんのではっきりいたしませんけれども、ブルックス准将が記者会見で、米軍は、持っている兵器のうち、非常に少量だけれども劣化ウラン弾を持っているということを言い、ただし安全性につい...全文を見る
○川口国務大臣 余り私は、子供のときから宿題をいただくのは好きではありませんので、急遽探し出しましたら、おっしゃった三月二十六日、これが先ほど私が申し上げたことをブルックス陸軍准将が言った日でして、中央軍、そもそも米軍の保有する劣化ウラン弾はほんのわずかであり、また、その安全性を...全文を見る
○川口国務大臣 結果的に、武力行使が非常に短期間で終わり、テントを使うようなことがなくて、我々としては、よかったと思っております。  今の時点で、そういった事態を見て、必要がないではないか、むだ遣いではないかとおっしゃることは簡単だと思いますけれども、あの当時、もしそういうこと...全文を見る
06月30日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○川口国務大臣 条約局長が国際法の仕組みの問題と、それから事実関係の問題と、これは二つに分けて御答弁をしていると思うんですけれども、国際法の仕組みの問題としては、これはずっと条約局長が申し上げているように、自衛隊の人が仮に捕まったとして、捕虜ではないということですね。  それで...全文を見る
○川口国務大臣 邦人の安全に関する話でございますので、ちょっと私からその部分についてお答えしたいと思います。  今、イラクについては、全土について危険情報として避難勧告が出ています。したがって、おっしゃるようなカテゴリーのうちの一つの普通の民間の人、ビジネスの人、その人たちにつ...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に、政府としてIAEAに出向している人に聞かないということは、この人たちは国際機関の職員でございまして、日本政府のために働いているわけではない。日本政府に国際機関の仕事の上で知り得た内容を漏らしてしまうということは服務規律違反になるということでございまして...全文を見る
○川口国務大臣 御案内のように、今六人の人間が出ておりまして、これは外務大臣の指示のもとに現地におります。そして、CPAの活動を通ずるイラクの復興、イラク人のために今仕事をしているわけでございます。あくまで指揮権は、外務大臣の指示に基づいて仕事をしております。  それで、御案内...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、イラクの国内にたくさん武器があって、これをいかに回収をしていくかということが非常に難しい仕事であるということは、そのとおりだと思います。アフガニスタンの例でも、DDRというのが必要であるけれども非常に難しいということであります。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 手元にちょっと資料がございませんので細かいことはよくわかりませんけれども、今の時点で、ここで申し上げることができませんけれども、その現地の大使館が、それから、恐らくヨルダンにおける大使館もですけれども、これについてはいろいろな確認をするための努力をしたというふうに...全文を見る
○川口国務大臣 イランにつきましては、これは大分前から核の問題等について疑念が表明をされてきているわけです。先般、IAEAの場においても、イランが例えば輸入したものについて報告をしなかった、査察について、一定の場所についての立ち入りを拒んだ等々の報告がIAEAによって出されており...全文を見る
○川口国務大臣 クック氏は、その当時、武力行使が行われたときには院内総務であったわけですけれども、イギリスにおける情報についてのチェックがなされているという動きについては、今後、引き続き関心を持って注視をしていきたいと思っています。
○川口国務大臣 イラクに大量破壊兵器の疑惑があるということは、現状でというか、実際にイラクが使ったということがまずあるわけです。それから、たびたびの国連の査察団の報告書があるということです。これについて、詳しい話は飛ばしますけれども、最後の段階でも二十九にわたる疑問が呈されている...全文を見る
○川口国務大臣 米国の議会におけるこの情報についての議論につきましては、注視をしてまいりたいと思っています。
○川口国務大臣 カウンシル・オン・フォーリン・リレーションズ、外交評議会というのは一つのシンクタンクであるわけで、これのソースが国防省というふうになっていますけれども、国防省そのものがこういう図を出しているかどうかということであれば、それはその国防省の理解としてはそうだということ...全文を見る
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、連合軍司令部は、このいただいた図にも、直接支援、CPAを支援というふうに書いて、あるいはブレマーを支援というふうに書いてあるわけですけれども、我が国の派遣した自衛隊がCPAの指揮のもとで動くということはそもそもないわけです。指揮下にはない。...全文を見る
○川口国務大臣 安保理決議の一四八三ですけれども、これは、統合された司令部のもとにある占領国としての米英両国の関係国際法のもとでの権限、責任、義務を認識する旨規定した上で、当局に対して、実効的な施政を通じたイラクの国民の福祉の増進に関する権限等を付与しているわけです。そして、CP...全文を見る
○川口国務大臣 それでよろしいかと思います。
○川口国務大臣 例えば今度のガラガラヘビ作戦、これを指揮命令系統という意味でだれがやっているのかということについては、事実関係を確認する必要があると考えています。要するに、中央軍がやっているのか、その下でやっているのか、そういったことを確認する必要があると思います。
○川口国務大臣 確認をする必要があるというふうに申し上げましたのは、そういった作戦を中央軍の指揮命令、要するにコマンドのもとでやっているかどうか、そういったことについて確認をする必要があるということです。
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、この図についての御質問の通告をいただいているわけではございませんので、調べないとわからないところがある。例えば、ガラガラヘビの指揮命令系統、どこから来ているかということがわからないということでありますけれども、いずれにいたしましても、我が国...全文を見る
○川口国務大臣 いずれにしても、我が国の支援というのは、ここのくくっていらっしゃる連合軍司令部あるいは復興人道支援局、ここに対してなされるわけでございます。
○川口国務大臣 今、イラクに対して、送るあるいは送る決定をしたという国は、たしか、ちょっと手元に資料がありませんが、十三カ国あったというふうに記憶しています。
○川口国務大臣 劣化ウラン弾についていろいろな御意見がおありになるということについては、私は承知をしておりますし、それから、NGOの人たちが、まだ今の時点ではほとんど北部クルド地域にいまして、数が多くないわけですけれども、いずれ、イラクの復興にかなりのNGOの方々に御活躍をいただ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、日本がアメリカの同盟国であるから言うことを聞くとか聞かないとか、そういうこととは無関係の話であります。  劣化ウラン弾については、国際機関で調査、先ほど申しましたけれども、WHOがし、あるいはUNEPもしております。そして、それぞれの機関の報告において、...全文を見る
○川口国務大臣 手元に資料がございませんので、この日にちについては調べたいと思いますが、名前を申し上げたのはUNEPとWHOでありまして、そのうちUNEP、先ほどWHOについて言いましたけれども、UNEPの調査報告では、これは一九九九年のコソボ紛争に展開をした欧州各国軍の帰還兵に...全文を見る
07月02日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○川口国務大臣 順番に、いろいろな国がいろいろやっておりますけれども、例えば例を挙げさせていただきますと、ニュージーランド、イラク南部で浄水、電力等の一般施設整備をやるということに決めて、これは派遣を決定した国でございますので、恐らくまだ行っていないというふうに思います。それから...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、この法案が成立をした暁に外国の領域に自衛隊員を駐留部隊として派遣をする場合に、我が国は、任務の円滑な実施のために、受け入れ国との関係で自衛隊員の法的地位を確保する必要があります。  その具体的な内容及び形式、口上書なのか何なのかというふうにおっ...全文を見る
○川口国務大臣 手元に資料はございませんけれども、米国として、イラクの復興のための予算、これを補正する必要があったという認識で行ったのではないかと考えます。
○川口国務大臣 この国際機関の調査、これは、委員がおっしゃいますように、九九年のコソボ紛争の際に、がん、白血病が発生をしたということで、劣化ウラン弾との関係が疑われて、調査をWHO、UNEP等でしたということであります。  それで、その報告自体は、環境や健康への害がほとんどなか...全文を見る
○川口国務大臣 まず、六十何人というふうにおっしゃいましたけれども、襲撃を受けて殺されたという意味では、二十人あるいは二十一人という数字でございます。  それから、個別個別のケースについてどうなのかというお尋ねですけれども、政府として、基本的に戦闘が終了しているということを判断...全文を見る
○川口国務大臣 これは、個別個別のケースを具体的に承知をしていませんので、ここで、これはこうであるということを一概に申し上げるということは非常に難しいのですけれども、全くないというふうに否定はできないだろうと思います。ある可能性について否定はできない。  ただ、基本的に戦闘状況...全文を見る
○川口国務大臣 ブリクス委員長がテレビでそのような感想をお述べになっていらっしゃるということは承知をいたしておりますし、おやめになったブリクス氏のお立場としてそういう考えをお述べになられたというふうに思います。  それで、我が国の立場として、これは何回か申し上げていますように、...全文を見る
○川口国務大臣 イラクに大量破壊兵器の疑惑はないということは、これを証明しなければいけないのは、何回も申し上げていますけれども、イラクであります。それが国連決議によってイラクがやらなければいけないことであるということを、まず申し上げたいと思います。  それから、我が国が、イラク...全文を見る
○川口国務大臣 ないということをどうやってイラクが証明するかということは、これは、まさに国連査察団が、イラクのやったことについて、そういうことをイラクがやったかどうか決める話でございまして、例えば、いろいろ言われていますが、廃棄をした証拠を示す、あるいは、引き続き持っているのであ...全文を見る
○川口国務大臣 今の委員のお話は一つの示唆として承らせていただきますけれども、実際に我が国がイラクにおいてどのような支援をしておくかということは、これは、いろいろなイラクが持つニーズの中で我が国として何をやるのが適切であるか、そしてまた、そういった能力があるか、さまざまなことを勘...全文を見る
○川口国務大臣 そういう意味で一つの御示唆として承らせていただくということを言っているわけでございまして、委員が考えていらっしゃる、例えば白血病等々の治療については、我が国はそれなりに比較優位を持っているお医者さんはいると思います。それで、チェルノブイリその他についてもそういうこ...全文を見る
○川口国務大臣 十月の会議でございますけれども、これ自体、この前に会議がワシントンであったわけですが、その会議を実現するためにイニシアチブをとったのは日本でございます。  これは、私が前にフラッシュアピールについて日本の立場を表明するときに、国際機関を中心にして会議をやったらど...全文を見る
○川口国務大臣 これは国家公務員、一般職の公務員でございます。
○川口国務大臣 松田教授がそのようにお話しになられたということは承知をいたしておりますが、政府の見解は以前申し上げたのと変わりございません。必要でしたら繰り返しますが。
○川口国務大臣 国際法でございますので、これは外務省の見解でございまして、それを政府部内で御相談して申し上げたということでございます。
○川口国務大臣 これは外務省の有権的な解釈でございます。
○川口国務大臣 これにつきましても、松田教授の御意見は承知をいたしておりますけれども、この法案に基づいて我が国が行う活動は武力の行使に該当をしない、また、いわゆる非戦闘地域で行われますので、我が国は武力紛争の当事者とはならないわけでございます。さらに、我が国は、この法案に基づいて...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、戦闘が終わったような状態であるというふうに認識をしています。ただ、散発的な抵抗がないわけではない。特に、クルド地区を除く北部、それから西部、そういったところにあると思います。  ただ、市民の生活は徐々に平穏に戻りつつあって、商店も、これは全イラクにおい...全文を見る
○川口国務大臣 わきまえていると思います。
○川口国務大臣 大分お話が難しくなってきましたので、混乱をしないように注意をして御答弁申し上げないといけないと思っておりますけれども、先ほど、一番最初におっしゃられましたユス・アド・ベルムの問題について、これは合法的な正当性がないというふうにおっしゃいましたけれども、これについて...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、余り議論をするつもりがないとおっしゃられましたけれども、我々政府の立場というのは、そもそもこの戦争は正当であるという立場であります。したがいまして、その後の、ユス・ベロの問題を切り離して、違うものかどうかということで議論をする現実的な意味は余りないというこ...全文を見る
○川口国務大臣 もう一度繰り返させていただきますけれども、今回の武力行使、これは政府の見解では正当であるということであります。それで、正当な戦争について、安保理決議一四八三、これが占領を正当化したということであります。議論の先取りを少し私の方がしているのかもしれませんが、それはそ...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろ深読みをしていただいたようですけれども、私が最初から申し上げていますように、今回の武力行使、これは六七八、六八七、一四四一を含む関連安保理決議によりそもそも正当化されているものであるということを申し上げたいわけであります。  したがって、総理が申し上げま...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの前文の十三、「認識し、」ということでございますけれども、これはもともと、国際人道法上の権限、責任及び義務、これはあるわけでして、したがいまして、これを新たに付与するというものではない、これは認識をするということであります。そして、さらに、新たに領土の実効的...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来、切り離して、切り離してと、こうおっしゃっていらっしゃいますけれども、この場合については、これは繰り返しになりますが、正当な武力行使に基づいて正当に占領が行われているということであります。  今おっしゃった点については基本的にそういうことでございますが、...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しますが、この武力行使は正当に行われ、占領も正当に行われているわけです。したがって、イラク国民はこれに服さなければならないということであります。
○川口国務大臣 認識しておりません。
○川口国務大臣 いろいろ委員と意見が異なることが多うございまして、恐縮に存じますが、これについて申し上げますと、これは、一般的に国際法上、自衛隊の部隊等の政府機関が他国の領域内でこの法案にあるような対応措置を実施する場合には、当該国の政府当局が存在をする状況であれば、その同意を得...全文を見る
○川口国務大臣 占領軍の同意を得てとおっしゃられましたけれども、この一四八三、これは、当局に対して、領土の実効的な施政を通じたイラク国民の福祉の増進に関する権限等を付与しているわけでございます。したがいまして、先ほど申しましたように、この当局から我が国は同意を取得するということで...全文を見る
○川口国務大臣 問題の法的な側面と、それから事実上のお話と、混同があるように思いますけれども、法的には、これは合法的にイラクの国民が反抗できるということではないということです。  当局は、一四八三によって実効的な施政を行う権限を付与されているわけでございますから、合法的な関係を...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○川口国務大臣 ファン・ジャンヨプ氏が新聞等で日本においでになりたいとおっしゃっていらっしゃるという報道は見ておりますけれども、政府に対して直接御本人からそういうことをしたいというお話は、今のところまだございません。そういうお話が、御本人のお気持ち次第ということで、その上で判断を...全文を見る
○川口国務大臣 カルザイ政権ですけれども、考えてみますと、二〇〇一年の十二月にボンでの合意がございまして、それ以降さまざまなことが動いてきたわけでございます。翌二〇〇二年の一月には、東京で復興会議がございました。  それで、現在どうかということですけれども、おおむねそれ以降着実...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、昨年の一月の復興会議において、お金を五億ドル、二年半でということをコミットいたしました。そのうち、ほぼ、約四億ドルが既に支出をしております。  平和定着のための協力、それから、ユニセフを通ずる学校への支援、そして、DDRと言われていますけれども、兵士が...全文を見る
○川口国務大臣 緒方さんには地方にも行っていただくということを予定していますけれども、地域開発については、例えばカンダハルですとか、そういうところでもいろいろ考えております。  地域中心の安定的な平和の定着ということから始まって、アフガニスタン、国が全体として発展をしていくとい...全文を見る
○川口国務大臣 在外の公館としてすることはたくさんあると思います。  やはり基本的なところとしては、情報の収集、これは安全情報も含め、それから、どのような支援のニーズがあるかということも含め、さまざまな情報の収集活動というのがあると思います。  それから、邦人の安全ということ...全文を見る
○川口国務大臣 退避勧告が出ておりまして、これは一般邦人の方ですけれども、渡航について、情勢が安定するまでの間、延期するということをお勧めいたしています。
○川口国務大臣 まず、退避勧告が出ているということを申しましたけれども、これは、ビジネスや観光を目的としている一般国民を対象にしているわけです。つまり、その背景としてございますのは、自助努力によって安全対策の確保をするということが限定されているからということであります。  それ...全文を見る
○川口国務大臣 今平沼大臣がおっしゃったとおりでございまして、民間の方も、ただいま、外務省員として、私の指揮のもとに現地にいるということでございます。(末松委員「CPAの指揮下に入っているのかどうか」と呼ぶ)いえ、CPAの指揮下には入っていない。私の、外務大臣の命により現地に出張...全文を見る
○川口国務大臣 今はちょっとそれを申し上げられる段階ではございませんけれども、検討が終わり、それが可能であるという結論に達しました段階で発表をすることになると思います。
○川口国務大臣 イランについて、大量破壊兵器の開発の疑惑があります。それから、原子力開発についての国際的な疑惑があるわけでございまして、我が国としても、この疑惑ということは共有をしております。そして、イラン側に対して、国際社会の懸念を早く払拭する、これを重く受けとめて懸念を払拭す...全文を見る
○川口国務大臣 国連の機能をさらに高めていくために必要なことというのは、やはり国連の改革であるというふうに考えています。  それで、外務省として、あるいは日本国政府として、二つの点を中心にして国連の改革を働きかけておりますが、一つは安保理の改革でございます。これは、常任理事国五...全文を見る
○川口国務大臣 まず、米英軍は、国連の決議一四八三によって、事実上、警察権を行使する権限を与えられているということでして、今、ではイラクにどのような法律があって、それに基づいて対応をしているかということについては、残っている法律も、イラクの法律で使われているものもございますし、そ...全文を見る
○川口国務大臣 それは、先ほど申し上げましたように、警察権の行使の対象であれば、それはその法律に基づいて、あるいはルールに基づいて行われているわけでございますし、捕虜ということであれば、国際法にのっとって行われているということであります。米英は当然にそういうことをやる国であるとい...全文を見る
○川口国務大臣 アフガニスタンにおきまして、PKO活動は行われておりません。(一川委員「間違いないですか」と呼ぶ)ええ。ございません。
○川口国務大臣 お答えを申し上げます。(発言する者あり)
○川口国務大臣 一四四一がそれ自体で武力行使を正当化するものではないということは、委員がおっしゃったとおりですけれども、それは前に御答弁申し上げたとおりですが、同時に、一四四一は、イラクが六八七を含む関連する決議に基づく義務の重大な違反をこれまで犯し、依然として犯しているというこ...全文を見る
○川口国務大臣 行われております。
○川口国務大臣 これは、決議が出る必要はありませんで、会合をして報告が行われればいい、そういうことでございます。
○川口国務大臣 一四八三に基づいて正当に施政を行っている占領当局であります。
○川口国務大臣 一四八三の、例えば前文のパラ十三ですけれども、「統合された司令部(「当局」)の下にある占領国としてのこれらの諸国の関係国際法の下での特定の権限、」云々ということを言っております。
07月03日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○川口国務大臣 ただいま御決議のありました沖縄県民に対する米国軍人等の犯罪の防止につきましては、決議の趣旨を踏まえ、引き続き鋭意努力してまいる所存であります。  今回、婦女暴行致傷罪という凶悪な犯罪の容疑で、米海兵隊員に対する逮捕状が発出されるといった事態が発生したことは大変遺...全文を見る
07月07日第156回国会 参議院 本会議 第37号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 千葉議員から四つの御質問がございましたので、順番にお答えをしたいと思います。  まず、イラクの現地情勢に関するお尋ねですが、イラクでは、フセイン政権の残党による散発的、局地的な抵抗があるものの、戦闘は基本的に終了しているものと承知しています。こうした中...全文を見る
07月09日第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省及び私に対する激励をいただきまして、ありがとうございます。  委員がおっしゃいますように、中東地域に対して我が国がどのような基本的な戦略を持ち、やっていくか、そのための外交努力をやっていくかということは、このイラクの問題も含めて非常に重要であると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御指摘のように、我が国はイラクとの間では非常に親しい友好関係を持ってきております。外交関係を樹立しましてから、八〇年代初めにはイラクにいる日本の邦人は五千人を超えるというような水準までの関係を持ってきております。ただ、その後、イラク・イラン戦争がございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 「目的」一条に、「もってイラクの国家の再建を通じて我が国を含む国際社会の平和及び安全の確保に資することを目的とする。」というふうにございまして、もう少し国益との関係でストレートに書けないだろうかという御趣旨かと思いますけれども、まず、国際社会の平和と安全...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、総理からお話がありましたように、中東地域が平和で安定をしているということは、我が国の資源確保という観点からも、それから広く国際社会全体が石油資源については中東地域に依存をしていますので、そういった世界の経済全体の安全、繁栄が我が国に影響を持ち得るとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、支援、人道復興支援ということで、これは国際機関経由で我が国としてやっておりますもの、あるいはNGO経由でやっておりますものございますけれども、国際機関経由のものとしては、例えばユネスコを経由をして文化遺産の保存、修復をやったり、あるいは教育の支援を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃられましたように、イラクに対する武力行使の結果、サダム・フセイン政権が崩壊をいたしまして、イラクにおいて権力の空白が生じたということになりました。それで、その空白がございましたので、米英はその支配下にある地域の民生、秩序を回復をして維持...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府の職員、現状で行っております、六名行っております。それから、NGOも現状で行っております。  それで、政府の職員につきましては、これは外務大臣の、外務省の職員として外務大臣の命により行っております。そして、CPA等と連携をしながら様々な活動をしてお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NGOの方々につきましては、これは正にその災害発生地ですとか危険な地域で活動をしていただいているわけでございまして、私は昨年アフガニスタンに行きましたときにも、アフガニスタンの各地で活動をしている日本のNGOの方々とお話をして、いかに安全に関する情報が手...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 前の話に戻っての御質問ですので、武力行使がなぜ正当であるかということの御説明をもう一度させていただきたいと思います。  それで、これは六七八、六八七、一四四一と主な決議が三つありますけれども、六八七というのは停戦の条件を決めた決議です。その中で、査察に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) じゃ、また御質問がありましたらお答えさせていただきます。
○国務大臣(川口順子君) この間のイラクの支援国会合でございますけれども、そもそもこれの発端は、実は日本が、国際機関を中心にこういうことをやったらどうだろうかということを言いまして、それを受けて国連がやりますというお話になって、G8のサミットでこれについてのエンドースメントをいた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当局というのは、イラク人の手で政府ができるまでの間施政を行うということでございますけれども、そのイラクの見通し、新しい政府の見通しですが、今月の三日にブレマー行政官がイラク人、イラクの国民に対してのメッセージを出しました。その中で、今後二週間以内にイラク...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、そのかばんのことでございますけれども、私たちは日本の顔が見える支援ということが大事だろうと思っています。したがいまして、そこにあるような日本のものであるということが分かるようにいろいろな、これは一例でございますけれども、現在努力をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 下水があふれているところは写真やテレビで私も見ましたし、医薬品についても非常にニーズがあるというふうに考えております。医薬品についてはNGO経由での支援も行っておりますが、今後引き続き、いろいろな調査の結果を踏まえて、必要性が大きいところに出していきたい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃっていらっしゃるのは、国連の関連の機関が人道支援をするときに、この間ルールを作りまして、それは拘束的なものではありませんけれども、三つのグループに分けて、直接人と相対するもの、それは例えば配給をするとか水を渡すとかそういうことですけれども。そのカ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは先ほど申し上げたように三つのカテゴリーに分かれているうちの、直接受益者と相対して水を配る、食料を配るということだけですが、間接は異なった取決めになっておりまして、例えばその支援要員の輸送とか物資の輸送とか、そういうことについてはこれとは別なカテゴリ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の自衛隊も、それからよその国の軍隊も、人道支援の支援をイラクで行う人たちは、これはすべて国連の要請を受けて、一四八三の要請を受けて正に中立的な立場でこれを行うわけです。それが国連の要請であり、それが必要であるから国連が要請をしているわけです。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米軍がいかなる武器を使ったか、そしてどのような武器をもって攻撃目標を攻撃をしたかということについて全貌を知っているわけではございません。ただ、米軍としては当然に国際人道法を遵守をして行動しているというふうに考えております。  それから、特殊爆弾、いろい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 参加の意味がよく分かりませんけれども、我が国の基地から移動をした在日米軍はあるかと思います。その先については存じません。
○国務大臣(川口順子君) いずれにいたしましても、事前協議の対象となることではないと考えております。
07月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員のおっしゃられることは、すべておっしゃるとおりだと思います。  我が国が、この法案に基づいて、あるいはそれ以外にも既に経済協力等でイラクの国民に対して協力をしている部分というのはあるわけでございますけれども、例えばユニセフを通ずる教育等ございますが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 仕事ということは私は大事なことだと考えております。魚を与えるのではなくて、魚を捕る道具を上げるということが重要だと思います。  これは、我が国も既にそういう考え方に基づいて、例えばアフガニスタンですと略称でREAPというプログラムを作っておりまして、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクに大量破壊兵器がかつて、少なくともかつて存在をしたということはだれも疑っていないわけですね。これは、イランに対しても使い、それからクルドに対し、クルド人に対しても使ったということでございます。それから、その後、国連の査察団、これが入っていろいろ調査...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクが国連の決議、例えば六八七というのは停戦の決議でありますけれども、それに違反をしている。これは大量破壊兵器を持ってはいけないということも含めて違反をしているということは、国際社会全体が一致をして決定をしているわけです、これが決議一四四一であるわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員長。
○国務大臣(川口順子君) まず、結論から先に申し上げますと、私は、政府としてはと申し上げていいと思いますけれども、大量破壊兵器、これそのもの、あるいはそれを隠匿をした証拠、あるいは査察団に通告をしないで廃棄をしたその証拠等が最終的に発見をされないということは想定し難いというふうに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 例えば生物化学兵器用の特殊弾頭、これについて言いますと、UNSCOMの時点でこれはイラクが七十五発持っていますとイラク自身が申告をいたしました。それで、これに対して三十発をUNSCOMの監視下で廃棄をしました。そして、残り四十五発あるということでして、イ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういった疑惑について、関係国の情報を参考にしながら、基本的には今申し上げたような累次の国連査察団による報告書に基づいて評価をしているわけでございまして、したがいまして、先ほど申し上げましたように、そういった報告等に照らせば、大量破壊兵器そのもの、それを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) できるだけ分かりやすく御理解をいただけるようにと思って御説明を申し上げておりますけれども、フセイン大統領の生死については、これはその生死は確認をできていないということをアメリカもイギリスも言っているというふうに承知をいたしております。  例えば、七月の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤委員もこのイラクの問題については大きな関心を持っていただいているわけですから、当然に、クルド人が子供も含めてイラク軍の使った化学兵器の犠牲となって町ぐるみで倒れて死んでいるという写真をごらんになったと思います。それから、今イラクのあちこちで政治犯が大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、官房長官が、あるいは先ほど官房長官がおっしゃったことを今御説明更にございましたけれども、そういうことと違うことを今まで申し上げているわけでは全くございませんで、私が今まで申し上げ、ごく最近でもそういうふうにお話をしていますけれども、調査、査察について...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 報道官がどのような説明をしたかということについては後で安藤局長の方から話をしてもらいますけれども、基本的に、確実でない情報に基づいた説明が一般教書の中にあった、ただ、基本的なそれが立場、問題についての立場を変えることになったかというとそうではないというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ここの部分については、IAEAのエルバラダイ氏もしばらく前に、もっと早い時期に確報、確定された情報ではないということを言っているわけでして、米国政府としてこの部分についてもう少しきちんとした精査があってよかったという気は私としていたしております。
○国務大臣(川口順子君) 前にも申し上げましたけれども、我が国のこの問題についての判断、これは基本的に、先ほど別な委員の方からの御質問でもお答えをしましたように、査察団の累次の報告等をベースにいたしまして、そして英米等の情報を参照にして我が国としては判断をしてきているわけです。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 韓国については、今、副大臣がおっしゃったとおりでございます。  それから、中国についても、これは中国側の記者会見での場の発言ですけれども、日本が専守防衛政策を着実に遵守をし、平和発展の道を堅持することは、日本自身の利益に合致し、地域、世界の平和と安定に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が引かれたところは安保理決議の前文であるわけですね。それで、大量破壊兵器の武装、主文のところでは、これは比較していただきますと、例えば安定及び安全の状態に貢献するように訴える、それから人道上その他の要請を満たすよう支援するように要請するということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それについて、今ちょっと正確にCPAのその仕事の範囲、これはまあ抽象的に書かれているわけですけれども、その中に具体的に大量破壊兵器の捜索を行うということが書かれているかどうかは確認をいたします。
○国務大臣(川口順子君) 確認をいたします。
○国務大臣(川口順子君) いずれにいたしましても、そのCPAのマンデートに入っているかどうかは今確認中ですけれども、明らかなことは、先ほど申しましたように、加盟国、すなわち日本のような国に対してそれは要請をされていないと、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどから伺っていますと、委員の御質問の焦点がずれていっているんですが、まず先ほどの御質問にお答えをさせていただきたいんですけれども、この法案から大量破壊兵器の部分を除いたことということと、CPAがその権限としていかに大量破壊兵器のことをマンデートとして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、現状が、そういう今おっしゃったような形でアメリカ、イギリス等が中心となってこれを捜索をしている、そしてそれは国連の決議によって報告を国連安保理にしなさいということが慫慂されているという状況でやっているわけです。  それで、委員がさっきおっしゃった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ですから、先ほど来申し上げているように、焦点をずらすことなく申し上げているように、現実的に今CPAといいますか、英米で捜索がなされていて、それを国連の安保理に報告をするということが慫慂されている状況にあるわけです。これが現実であるわけです。  したがっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 認めていないですよ。
○国務大臣(川口順子君) まず、そのお示しになられた図表、それは確かに前、別な委員から御提示ありまして、そのときに私が申し上げましたのは、これのソースは外交評議会、外交問題評議会ということになっていまして、そのホームページのその更なるソースは国防省というふうに書いてありました。そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど別な委員の方の御質問に対してお答えが内閣官房からありましたけれども、国際法上、我が国の組織、自衛隊、この場合自衛隊ですけれども、国の組織ですね、それが外国に行くということのためには、国際法上同意が必要であるということであります。これについて法案にも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは私がお答えすることではないかもしれませんけれども、いずれにしても、この法案の範囲での活動をするわけでございまして、そこの何を、いかなる措置を現地で行うかということについて当局等から同意を得て活動をするということであります。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどから申し上げていますように、国際法上、政府の機関、自衛隊の部隊等ですけれども、これがよその国の主権下にある領土、よその国に行って活動するときには同意が必要である。そのときにどのような活動をするかということについて同意を得るということであります。どの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来申し上げていますように、自衛隊のやる仕事というのはこの法案の範囲内で行うということです。
○国務大臣(川口順子君) いろいろな、少し混乱があるように思いますけれども、先ほど来申し上げていますのは、自衛隊は、この法案に明記されていますように、イラクの中で活動するに当たって、そのたしか対応措置について何を、入ること自体これは国際法上同意が必要であって、入って、そこで何をす...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 失礼しました。  自衛隊が現地でやるということについての対応措置の中身は法案の範囲内であり、それから、ですから、具体的な個別個別のことがそれで読めるかどうかということは、法案のそれぞれのその個別個別に応じ、それが法案で読めるかどうかということで判断をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは総理も何回も言っていらっしゃると思いますけれども、日本の自衛隊は占領軍としてイラクに行くわけでは全くないわけです。そういうことではない。ですから、そのCPAの同意を得て入るということですけれども、それは入ることについての同意。  それで我が国が、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どのように御説明をしたら混乱をほどくことができるだろうかというふうに悩んでおりますけれども、我が国の自衛隊は人道復興支援を例えばしに行きます。それで、結果的にはたまたま我が国の行う人道復興支援はCPAの行う人道復興支援と人道復興支援という言葉においては同...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) CPAは一四八三によって、何をするということが一四八三に書いてあるわけですが、我が国の自衛隊が行くのは正に同じ一四八三が要請をしているから、我が国として主体的に判断をした結果、自衛隊を送るということが適切だろうという判断があって、今この法案の審議をお願い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一四八三の要請を得て、我が国としてはイラクの安保理の決議の要請をしているようなことのために行く。CPAも同じことをやっている。CPAと我が国は緊密に連携をし、調整をしながらやっていくということであります。
○国務大臣(川口順子君) 自衛隊がそういう抵抗が事実上あったときに、その可能性は論理的には排除できない、すべて全くないということは言えないという意味で申し上げたわけですけれども、当然に武器使用、要するにその自然権的な権利として自らを守る、これは防衛庁長官が再三再四おっしゃっていら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これが日本の国益でございますと言って幾つか挙げることはできますし、これはちょっとその後でいたしますけれども、物の考え方、その基本的な流れとして、国際社会の全体の秩序あるいはその安定、平和ということを考えるときに、世界が全体として豊かになるにつれ格差がある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大変にイラクについての情報の必要性についてのいい御指摘だと思います。  イラクで武力行使が始まる前後、前ぐらいから、イラクについての情報については特に入念にお知らせをするように外務省のホームページで工夫をしています。それで、今後この法案を通していただい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはいろいろな要因があるだろうと思いますけれども、ちっとも生活が良くならない、物事が前に進んでいかないという感情というのは背景として強く流れていると思います。  そういう意味で、今、国際社会としてやらなければいけないことは、できるだけ早く、できるだけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 英語で動詞が違うというのは、これはおっしゃるとおり、英語の文章は違うわけですけれども、我が国の政府の理解としては、その動詞の違いということはそれに対して要請をしているということに対して影響を与えていない、動詞が違うからといって片方は要請をし、片方は要請し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このオールというのが入っているかどうかというのは、これは主文ではオールメンバーズにコールズ・アポンとなっているということはおっしゃるとおりですけれども、そういった要請を受けて我々としてどのように対応するか、正に主体性の問題であるわけですね。我が国だけでは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連が重要であり、それから国連の改革が重要であるというのは私は委員と全く同じ意見を持っております。  考えてみますと、今回の一連のイラクをめぐる問題をめぐって、なかなか国連でまとまりが付くのに時間が掛かったりいろいろあった過程で、日本が何で安保理の理事...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、合意できるところから合意をして進めていくというふうに考えております。  ということは、例えば安保理の改革の問題であれば、国の数、拒否権の数、合意できるところからしていきましょうということでございますし、それから敵国条項のことについて言えば、これを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地雷の処理については、日本は今までいろんなところで、特に日本のNGOを中心にして貢献をしています。私自身、スリランカで、アンゴラで、アフガニスタンで、地雷処理の現場を見ました。みんな日本のNGOがかなりそこに出て一生懸命やっているわけです。  それで、...全文を見る
07月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員長の御指名をいただいて……(発言する者多し)
○国務大臣(川口順子君) 事実関係についてだけ、総理がすべておっしゃったとおりなんですが、事実関係についてだけ、一点だけ申し上げたい。  イラクが自分で申告をして、大量破壊兵器を持っていると言っているんです。例えば、生物化学兵器を七十五発、VX三・九トン、その他、ほかのことにつ...全文を見る
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
議事録を見る
○川口国務大臣 大綱の改定にあわせて外務省の改革もまた進めておりますので、その一環として、経済協力局については、人事それから組織等のあり方については、既に考えております。  それで、機構という意味では、新しい、来年度の要求ということになりますので、我々がどう考えているかというこ...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま御決議のありました北朝鮮による日本人拉致問題につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、外務省としては、同問題が我が国国民の生命と安全にかかわる重大な問題であるとの認識のもと、拉致被害者御家族の帰国、事実解明を含めた同問題の早期解決のため、被害者の方々及び御家族...全文を見る
07月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の核の開発について、特に再処理につきましていろいろな報道が委員がおっしゃったようにございます。そして、どういうような情報を持っているかということですけれども、北朝鮮の核の問題についてはこれまでも米国政府と、及び関係のほかの国もございますけれども、緊...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 情報を収集し、分析をするということのために、関係の国々との情報交換というのも大事でございますし、また我が国が情報収集をし、分析をするということも大事であると私は考えております。  北朝鮮の核についての動向については、日本政府として、御案内のように、これ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 再処理の状況等については先ほど申し上げたとおりでございますけれども、そういったことと日朝平壌宣言との関係についてですが、日朝平壌宣言というのは、今後の日朝関係を取り進めていく上での方向性を示す重要な文書であるというふうに考えております。そして、政府として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国は、伝統的に、政治的にも経済的にも北朝鮮と強い関係を持っている、深い関係を持っている国であります。そういったその関係を、中国がてことして使って北朝鮮に働き掛けることができるというふうに日本としては考えているということでございます。  その働き掛けが...全文を見る
07月16日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○川口国務大臣 アフガニスタンでは、ずっと戦乱が続いていたわけでございます、二十年以上続いていた。それで、今の時点で、確かに、まだ地方においていろいろ問題が残っているということは確かでございますけれども、アフガニスタンの国民の、しかも国外に出ていた多くのアフガニスタン人が国に戻り...全文を見る
○川口国務大臣 インド洋で我が国が貢献をする一方で、先ほどちらりと申し上げましたけれども、アフガニスタンの国内では関係国が支援を行い、さまざまな活動が行われておりまして、相当程度社会の安定が進んできております。  安全という意味では、ISAFが引き続き活動をしておりますし、それ...全文を見る
○川口国務大臣 各国の艦船が出ているわけですけれども、テロリストの海路逃亡阻止の活動をしているわけでして、これは二〇〇三年の五月にアメリカの発表した数字でございますが、約一千件の船舶に対する検査、約四万六千件に及ぶ無線による照会などを行っているということでございます。  こうし...全文を見る
○川口国務大臣 成果といいますのは、先ほど申し上げたような結果、例えば何人が捕まえられたかということであるかもしれませんけれども、ということが御質問の意図であるかもしれませんが、捕捉を何人したかということについて米軍は発表していないということです。  それから、成果というのは、...全文を見る
○川口国務大臣 米側とは、この作戦の継続については、いろいろな意見の交換は日常ベースといっていいぐらい頻繁にやっているわけでございます。ただ、これは軍事機密に属することということでございますので、具体的に何人の人間が捕捉をされたかということについては申し上げられないということです...全文を見る
○川口国務大臣 軍事機密という言葉は少し大げさであったかもしれませんが、いずれにしても、軍事オペレーションあるいは捜査に関する情報でございまして、そういうことについてはつまびらかにしないということでございます。
○川口国務大臣 何人という数字はどこにも申し上げていないというふうに思いますが、いずれにしても、米側にはこういった公表可能な数字があるかどうかという意味で、もう一度問い合わせたいと思います。
○川口国務大臣 失礼しました。早急に問い合わせをいたします。
○川口国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、この数字については、今まで公表をしないということでどこにもお出しをしていないわけでございまして、現在、在京のアメリカ大使館、そして米国の、これは時差がありまして夜中でございますけれども、そこに再度問い合わせをいたしております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 海上での活動の成果がどういうところに出ているかということについてはっきり知りたいとおっしゃられることはもっともであるというふうに思います。  それについて、極力丁寧にお答えを申し上げたいと思いますけれども、まず、各国で、全体、アメリカが今までオペレーションをいろ...全文を見る
○川口国務大臣 軍事オペレーションあるいは捜査ということで、今までアメリカに対しては何回も問い合わせてきておりますけれども、私どもがお話しをできる数字というのは、先ほど申し上げた四万六千件等々の数字であるわけでございます。  これについて、テロに対する対応の成果というのを何でと...全文を見る
07月16日第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今うんざりしているというふうに沖縄の県民の方のお気持ちをおっしゃいましたけれども、私もこの事件の第一報を聞きましたときに最初に思ったことは、またかということでございました。  福田長官あるいは今、細田大臣が言われたように、これはもう本当にあっては...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 沖縄のその犯罪の、米軍関係者による犯罪の件数が一時期減ってきましたけれども、また増えてきているという状況にあるということは遺憾であると私は思います。  先ほども申しましたが、綱紀粛正等々、様々なことをきちんと米軍にやっていただく必要がありますし、また、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地位協定の改定の問題につきましては、沖縄の方々から様々な意見が寄せられていること、寄せられているということは私もよく承知をしております。稲嶺県知事が地方自治体を回られているということもございますし、御要望もいただいております。  今、細田大臣がおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 犯罪については再発をさせてはいけないと思います。再発の防止が重要で、そのためには、綱紀が緩んでいるのではないかというふうにおっしゃいましたけれども、綱紀粛正についてはきちんと機会あるごとに申入れをいたしておりますし、今後もしていきたいと思います。その上で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題についての問題の立て方というのが少し違うのではないかなという気がします。  今、委員がおっしゃっていらっしゃることの前提は、日本人、あるいは国籍必ずしも日本人ではないかもしれませんが、基本的に我が国が一次裁判権をその人に持っているということを前...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 衆議院の山田委員との間の、やり取りをしたということは記憶にございますけれども、全部きちんとその前後の関係をはっきり覚えているわけではないんですけれども、そのときに申し上げたことは、今、先ほど大塚委員に申し上げたことと同じことでございまして、米軍人が裁判を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は必ずしも法律の専門家ではございませんので、外務省としてのそのきちんとした、どういう、憲法との関連で答弁をするということであれば条約局長をお呼びいただいた方が適切であったかというふうに思いますが、私が申し上げておりますことは、これは裁判を受ける権利とい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは度々申し上げているとおりでございますけれども、その改定の問題については、その都度いろいろな問題ございますから、機敏に対応していくということが合理的である、運用の改善によって機敏に対応していくということが合理的であるというふうに思っております。それで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 合理的にという意味は、そのときに問題がいろいろ、いろいろな種類の問題が起こるわけですけれども、その問題に対して対応すると、対応できるということが重要であると私は考えております。そのいろいろな種類の問題があって、どのようなやり方をするのが一番対応が、できる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 犯罪がなぜ起こるかというのは、我々も毎日毎日、新聞を見るたびに考えさせられていることでございますけれども、個別米軍人の沖縄における犯罪についても、それぞれ個別にいろいろな事情が背景としてはあったであろうというふうに思います。犯罪はあってはいけないことであ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカ政府が日本と様々な問題について交渉をするときに、あるいはこの裁判権の問題について議論するときに、米国政府の基本的な方針が何であるかということについて日本政府として何か申し上げる立場にはないというふうに思います。これは、正に米国政府が考え、そして日...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられたこの二つの文書について、これがどういう性格の文書であるかということについては不明であるわけでございますし、この文書の作成について日本政府が関与をしているということではないわけでございます。したがって、日本政府として、これについてコメ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、この引用なさった文書に書かれていることについて、我が国の政府としてコメントをする立場にはないと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 私は、運用の改善については少しずつでも前に進んでいくということが非常に重要だと考えておりまして、様々な努力を重ねてきておりますし、また、例は細かく挙げませんけれども、PCB等、改善が見られているというふうに思います。  改定の問題につきましては、別な委...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま御決議のありました沖縄県民に対する米国軍人等の犯罪の防止等につきましては、決議の趣旨を踏まえ、引き続き鋭意努力してまいる所存であります。  今回、婦女暴行致傷罪という凶悪な犯罪の容疑で米海兵隊員に対する逮捕状が発出されるといった事態が発生したこ...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 七月十三日に、おっしゃられますようにイラクにおいて政治評議会が発足をいたしました。今まで発足をさせると言われていたスケジュールに沿って一歩前に進んだということでございまして、これを受けて、イラクの国内の治安や復興が一層進展をするということを外務省としては...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この構成でございますけれども、私もその民族の構成とのギャップがどれぐらいあるかということでちょっとチェックをいたしてみましたけれども、おおむねほぼ民族の構成の比率に合っているというふうに言って差し支えはないのではないかというふうに思います。シーア派六〇%...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私もアメリカの政府の一部に日本の占領時期と比べて考える人がいるということは聞いたことがありますけれども、おっしゃるように、いろいろすぐに全くパラレルかというとそうでない部分もあると思います。  ブレマー行政官は非常にはっきりおっしゃっていらっしゃいまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 姿勢としては、これはおっしゃるとおりだと思います。  我が国が今後、もっと人が、イラクに我が国からの人が配置され、そして現状についてのもっとはっきりした情報が入手をすることが、もっと、例えばこれイラクというのは、国によって場所によって非常にまだら模様で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イランとの関係では二つの政策の課題があるというふうに考えまして、一つが核疑惑の問題であります。  これについては、IAEAが六月十九日に理事会をいたしまして、そこで議長総括というものを出しました。この議長総括には、イランが過去に行った保障措置協定上の申...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカが、ニューヨークでのアメリカと北朝鮮との非公式の接触の際に、北朝鮮、これは国連の関係者ですけれども、北朝鮮が使用済燃料の再処理を完了したと言ったということを十五日にアメリカが明らかにしているわけです。  そして、この件については、我が国といたし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中朝の協議が行われて、それについて中国側の発表としては、今回の訪問は非常に重要かつ有益なものであったということを言っています。それから北朝鮮側も、双方は、朝米間の核問題と相互の関心事となる国際問題について深みのある意見を交わしたというふうに言っております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 韓国の盧武鉉大統領と小泉総理とこの前東京でお話をして、発表させていただいたようなステートメントを出させていただきました。あそこに書いてあることというのが日韓両方の首脳が合意をしたということであります。  韓国は、北朝鮮と地続きの国である、それから同じ民...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の北朝鮮に対する政策の基本的な考え方につきましては、これは前からも申し上げておりますように、日朝平壌宣言に従って核問題あるいは拉致問題を含む諸懸案を解決をして国交正常化を実現をしていく、これが北朝鮮にとって利益であるということを北朝鮮に理解をさせる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その報道は承知をいたしております。韓国軍当局者が、死傷者はなかったというふうに述べているというふうに聞いています。  今、事実関係について、韓国側に対して情報を収集をしているところです。
○国務大臣(川口順子君) そういうことがあったということについては政府間レベルで確認をしております。
○国務大臣(川口順子君) お答えを、その質問にお答えをする前に、先ほど委員から御質問のあった韓国のDMZのところでの銃撃戦についてですけれども、これは十七日の午前六時十分ごろに、中部前線、場所からいいますと、ソウルをほぼ真北にしたところのDMZでございますけれども、そこの中部前線...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NATOにつきましては、今NATOの中で議論をしているところと承知をしていますし、今の時点ではまだ決めていないということですけれども、一般的な雰囲気としましては、ヨーロッパ、いろいろな今までの経緯がございますので、NATOとしてはどちらかといえば消極的な...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 調査団でございますけれども、これは幾つかエジプトといろいろ話をし、またイラクの現場を見た上で、まず日本とエジプトが合同をして、今後イラクにおいて医療に関する協力を行っていくに当たって、バグダッド大学病院、これをその拠点の一つとして候補がそこにできたと、候...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、イラクにおける我が国の援助の方針としては、医療とか電力とか教育とかそういった生活基盤分野ということがあるわけですけれども、エジプトとの間で何を医療以外に具体的にやっていくことが適切かということについては、これはエジプトの意向も聞かないといけませんが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後の査察についての我が国の立場ということですけれども、これは今後大量破壊兵器についての査察が可能な状態になれば、少なくとも最終的には国連等の国際機関の関与、これが重要であるというのが我が国の考え方であります。  それで、今はどういうふうになっているか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、現実的に考えた場合に、現在、アメリカ、イギリス、豪州等が捜索を行っているという状況にあります。そして、この動向についてどういう状況に今なっているかということについては、機会があるたびに極力私自身も聞くことにいたしておりますし、今後引き続きこの状況を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃった考え方というのは一つの筋の通った考え方であるというふうに思っています。  それで、日本の政府として言っている、少なくとも最終的には、最終的な検証には国連等の国際機関の関与が重要だと言っている趣旨の背景にはそういうことがございます。そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米軍の劣化ウランの使用状況については、政府として今、委員がおっしゃってくださいましたように改めて確認中でございまして、まだその結果には接していません。
○国務大臣(川口順子君) 外交ルートでワシントンで聞いております。今ワシントンのだれがだれにということについては情報を持っておりません。
○国務大臣(川口順子君) アメリカ軍が何でこれを公表しないかということの理由を私は推測することはできません。イギリス軍は使用量については発表している。アメリカ軍が発表しないということについては何か理由はあるであろうというふうに思いますが、それについては今私は承知をしておりません。
○国務大臣(川口順子君) 法的にこれを公表しなければいけないということは全くないと思います。これが何らかの形で問題が、国際法上問題があるとされているわけではないということであります。あとはイギリス軍のように何をどこで使ったか、どこというのは言わなかったかと思いますが、どれぐらい使...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの問題とそれからアメリカの問題とは異なると思います。  これ、ここでまた繰り返しませんけれども、イラクの場合は十年にわたる安保理の決議に対して違反をしてきたということが背景にあるわけです。それで、劣化ウラン弾、これについての評価は、今国際的にはそ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの復興について、切れ目なくオールジャパンでという話をしております。それで、NGOの方々もイラクの復興に当たっては非常に重要な役割を果たすと思います。  そのNGOはもちろん日本のNGOもありますし、例えばヨルダンのNGOに対して我が国は支援をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この前申し上げたオールジャパンで適材適所をという考え方に基づきまして、今いろいろ検討をいたしております。  私は、JICAという組織について、これはシリアにこの前行ったときにもシリアの外務大臣の夫人に言われましたけれども、我が国がやっている支援の中で、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領は、まず、六月の二十一日のラジオ演説で、サダム・フセインの歴史を知る者はすべて、彼が化学兵器及び生物兵器を保有し、彼が過去に化学兵器を使用したことについて合意している、多数の国の情報機関がサダム・フセインが違法な兵器を保有していると結論付け...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それ、総理のそのときの答弁、具体的に私、今ちょっと記憶ははっきりいたしておりませんので、今そういうことを総理が言われたかどうかということについてははっきり申し上げられませんけれども、私がそのときに出ませんでしたのは、何回か今まで出て共産党の方に指名してい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 既に派遣を行った国、これは十六か国、アメリカ、イギリスを含んで十六か国です。それから、派遣を決定した国、これは十八か国でございます。  したがいまして、足しますと三十四か国ということになると思います。
○国務大臣(川口順子君) これはすべての国についてあなたが派遣をしている根拠は何ですかという形で把握をしているわけではありませんので漏れている部分があるかと思いますけれども、私どもが把握をしている範囲では、派遣をしているか、あるいは派遣決定済みの国々のうち、十一か国が一四八三に基...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの国内において安全及び安定を回復する活動というのは二つあると考えています。一つは犯罪等の防止によってイラク国民の生命、身体の安全、ひいては社会全体の安全を確保するということです。もう一つは、イラク国民の生活を安定させることによって社会秩序を回復する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう会談を持ったということは事実です。
○国務大臣(川口順子君) イラクにおける米軍の亡くなった方の数ですけれども、五月と六月が三十七、二十八、七月が十六日現在で十八ということになっているわけです。それで、七月は、特に昨日、割に多かったわけですけれども、これは十六日、十七日がそれぞれバース党関連の記念日に当たっていると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この法案に基づきまして外国の領域に自衛隊を派遣する場合には、おっしゃったように、これは任務が円滑に行われるということを確保するために、受入先との関係で自衛隊員の法的な地位を確保する必要があると考えています。  それで、それでは具体的にどのような内容ある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、まず、受入れの同意ということで、当局、具体的にはCPAですけれども、そこから同意を得るということが必要であると思っています。  その同意に加えて、さらに自衛隊員の法的な地位を確保するということに当たっても、当局、具体的にはCPAです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの統治評議会がどのような権限を持っているかということについて、CPAのホームページ、これで見ますと、四つ書いてございまして、一つは、各省庁の大臣を指名する、そして二番目に、統治評議会のメンバーはイラクを国際的に代表できる、三番目に、予算を承認する、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点については、今、山口委員がおっしゃったとおりだと思います。  過去、日本はイラクとの間で、特にイラクのインフラ形成については日本の企業を中心として大きな役割を果たしてきています。そして、前に茂木副大臣が調査に行きましたときの感想としても、イラクの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支援の根拠という意味ではそういうことだと思います。
○国務大臣(川口順子君) まず、イギリス、アメリカ等の武力行使に反対、あるいは消極的な立場を表明しながら、現在イラクに支援を行っている国ということで挙げますと、スウェーデン、オーストリア、スイスなど多数ございます。そして、この中にはフランス、ロシア、中国といった国も含まれています...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 軍隊を出す、派遣をもって支援を行っている国という意味では、サウジアラビア、ヨルダンの軍関係者がイラク国内で野戦病院を設置をするための活動を行っているということを聞いています。それから、ノルウェーが施設部隊の派遣を決定をして、先遣隊を派遣しているというふう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃったようなアメリカ、中国、韓国といった国は、もう長い間我が国の安全保障についての考え方については非常によく理解をして、関係を持ってきていますので非常によく理解をしていると思います。  それで、容認をしているかあるいは変えたいと思っているかとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) とても難しい、お答えするには難しい御質問だと思いますけれども、その国益を、私は総じて国益に沿っているというふうに申し上げていいと思っています。もし国益に反するようなことであれば、それは当然にその過去ウン十年の間に、五十年の間に我が国としてはそういうことを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府のこの点に、集団的自衛権についての考え方はあるわけでございまして、それはすなわち、過去五十年余にわたる国会での議論の積み重ねがあるので、その解釈の変更については十分に慎重でなければならないというふうに言っているわけです。  それで、他方で、これにつ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大事な観点だと思います。
○国務大臣(川口順子君) 一言一句たがわず同じ意見でございます。
○国務大臣(川口順子君) 委員に御質問いただきましたような小型武器、地雷といった問題は、我が国として国際社会において貢献をしていくべき重要な分野、分野であると私は思っております。  委員の御示唆もいただいて、今おっしゃっていただいたような体制、通常兵器室というのを作りました。作...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パリ・クラブの債権国の会合というのが、パリ・クラブ会合が七月の十日に行われましたけれども、そのときにプレスリリースがございまして、その中で公表されております債権額は全体で二百十億ドル、そして日本が約、そのうち四十一億ドル、これはパリ・クラブ債権国で最大で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、債権の放棄というふうにおっしゃいましたけれども、今の時点でパリ・クラブの会合でもそれが決まったわけではございません。  この間のパリ・クラブでは、二〇〇四年末まではイラクがパリ・クラブ債権国に支払を再開する状況になるということは期待しないという認識...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、二つの御質問のうちの二番目の方、判断は今も間違っていなかったかと考えているかということのお答えの方が簡単ですので、そちらを先にお答えをします。判断は間違っていないというふうに今でも政府としては考えております。  それで、その理由というのが、最初に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、六七八、六八七、一四四一ということであります。  六七八というのは、イラクに対して一九九〇年に武力容認行使決議をしたということでございます。イラクに対してその必要な措置を取るということができる。六八七については、これは停戦の決議であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) なぜAかBかという問題提起になるのか、私としてはよく理解をできないところでございまして、両方相まって我が国の今日の状況を作り出したというふうに思います。
○国務大臣(川口順子君) 駐留経費を負担することは考えておりません。
07月18日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○川口国務大臣 一昨日に御質問の際には、答弁が十分ではなくて御迷惑をおかけいたしました。  そして、そのお尋ねの点でございますけれども、これは、これまでも数回にわたり米側に照会をしてきたところでございますけれども、この前の委員の御質問の重要性にかんがみまして、改めて、我が国での...全文を見る
○川口国務大臣 これは、最初はこちらにある大使館と、それからワシントンにある大使館と両方からやりましたけれども、結果的には、ワシントンの公使のレベルで、米国の国務省を経由いたしまして、さらに、国務省以外の部署、国防省、これは非常に関係がありますので、国防省の次官補レベルのところに...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったとおり、もちろん、上に上がれば上がるほど、そういう意味では、答えとしては政治的な判断であるということであると思いますが、政治的な判断という意味でいえば、次官補というのは政治的なアポインティーでございまして、これ以上、上に上がっても、今茂木副大臣からお話...全文を見る
○川口国務大臣 国務省経由で、国防省、国防省の軍の統合参謀本部に聞いております。  そして、ここは、次官補クラスと言いましたけれども、それと、それから国防省の判断ということでございます。これ以上、上に上げても返事は同じであるということで聞いております。
○川口国務大臣 これは、先ほど申しましたように、今回のやりとりの中で、こちら側からは、まさに委員がおっしゃったような、そういうことは私たちに言えないんであれば、そういうことは絶対にないんですねということを聞いております。それに対しては、米側からは、先ほど申しましたように、議会を含...全文を見る
○川口国務大臣 これは、海上でということに限定をしたということではなくて、全体の話をしているということであります。  それでまた、これについては幹部についてのお話をしているわけでして、タリバン幹部は、要するに幹部のうち数名は捕獲されたものの、恐らくは、オサマ・ビンラーディンを含...全文を見る
○川口国務大臣 テロ組織でございまして、軍隊あるいは自衛隊と違って、例えば佐官以上は何とかとか、そのような、はっきり組織があって、人数を一、二、三、四、五と数えられる組織ではないということかと思います。  私が申し上げた数字についていえば、これは本当に、つい昨日アメリカとの間で...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられるように、情報というのをきちんと把握していく努力、これは非常に重要であると思っています。そして、これについては、先ほど申しましたように、今後引き続き米国との間では不断にこういう努力をしていく必要があると考えております。  数字、何名かということ...全文を見る
○川口国務大臣 その件についての、お知りになりたい、その重要性というのはよく理解をいたしております。  いろいろな情報があればあるほど、それは効果についての御説明ということにはなるだろうと思いますけれども、先ほど申しましたように、この効果というのは、海上でどれぐらい捕まえたかと...全文を見る
○川口国務大臣 先ほども申しましたけれども、これは、軍あるいは国防省、ひいてはアメリカ政府全体としての、組織としての判断である。私一人がある数字を知りたいから、ラムズフェルド長官に教えてちょうだいというお話とはこれは違うわけですね。組織として、国会でこれを開示するということについ...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げているのは、私が個人的にある数字を知りたいという話であれば教えてくれる可能性は非常に大きいと思います。そういうことに意味があるわけではない。  これは、末松委員が非常に大事な御質問をなさって、それは我々も重要だと思いますから、それに対して、また国会を通じ...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、先ほども申しましたけれども、末松委員の質問の前に、数回、米国政府には問い合わせをしております。そして、そういった経緯を経て、その過程でも、先ほど申し上げたような理由で米国政府としてはこれは開示ができないということを聞いていた。それについて末松議員か...全文を見る
○川口国務大臣 今防衛庁長官がおっしゃられましたように、まさに海上捕捉者数のみで成果がわかるということではないわけでして、海をしっかり閉めれば陸に回る、そこで捕まえやすくなるということであります。逆に海をあけてしまえば、陸から逃げるのではなくてみんな海に向かうことになる。そういう...全文を見る
○川口国務大臣 これはいろいろなルート、ありとあらゆるレベルでやっております。調整委員会というのがありまして、これは定期的にアフガニスタンについての支援について意見交換をしている場、局長クラスでやっている場ですし、それから、外交ルートを通じて、あるいは先ほど防衛庁長官がおっしゃっ...全文を見る
○川口国務大臣 一番最近の場は五月でございます。それから、前回行われたのは十一月でございました。
○川口国務大臣 そういう委員会としては約半年に一回ですけれども、それ以外にも日米の間でのコンタクトというのは、東京で、ワシントンで、あるいはその他の場で、もう頻繁にやっております。アフガニスタンでもやっております。パキスタンでもやっております。そういう意味で、何回とかどれぐらいの...全文を見る
○川口国務大臣 調整委員会、これはことしの五月の段階が第五回目の調整委員会ですけれども、そういった場でも必ず、日本の支援の継続のニーズがあるかどうか、評価がどういうものかということは話をいたしております。  先ほど申し上げたような数字、海上捕捉者数に限定をしてお聞きになりたいと...全文を見る
○川口国務大臣 中国の外交部の戴秉国副部長が、次官ですけれども、十二日から十五日まで北朝鮮に行きました。そこで金正日総書記、外務省の姜錫柱第一次官等々と会談をした。このほかに白南淳外務大臣、金永南最高人民会議常任委員長といったトップクラスと会談を、ずっとお会いしたわけです。  ...全文を見る
○川口国務大臣 お察しのように、具体的に何が話されたかということについては、関係国のこともございますので、ここで私の口から申し上げるわけにはいかないわけですけれども、中国側は大変に努力をしているというふうに思っています。
○川口国務大臣 今の段階で、いつ次の多国間協議が行われるかということについて、何ら決まっているわけではございません。ございませんが、我が国としては、関係国がこういった国際的な努力を積み重ねるということが重要であるというふうに考えております。  関係の国々もみんなそれぞれ、平和的...全文を見る
○川口国務大臣 中国と北朝鮮の間にあった話というのは相当聞いていると思います。そして、これに基づいて今後どのような進展があるかということについては、関係国が幾つかありますから、そういった関係国の状況、対応あるいは考え方、そういうことに依存をすると思います。  いずれにしても、今...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろ御心配をいただいておりますけれども、日本が知っている北朝鮮、我が国として知り得る、要するに政府ベースで知り得る情報ということは、我が国の政府のこの問題に関係をする閣僚等によって完全にシェアをされているということを申し上げておきます。  それで、これについ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、再処理を完了したということを北朝鮮が米国に対して言ったということでございます。  これは、当然、米国との間でこういう情報のシェアはございます。  それが事実かどうかということについては、これは、日ごろ、アメリカとの間ではさまざまな情報の交換をやっておりま...全文を見る
○川口国務大臣 受けて行います。
○川口国務大臣 おっしゃった佐藤大使の演説というのは、恐らくウサマ・ビンラーデン等について言ったのではないかというふうに思いますけれども、国際的なテロ事件、これに対応していく、あるいはこれに処罰を与えるために特別の国際法廷を設置するという考え方というのは、これはあり得るというふう...全文を見る
07月18日第156回国会 衆議院 外務委員会 第14号
議事録を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の核開発の問題については、委員がおっしゃるように、非常に我が国にとって懸念であります。これについて、米国を初めとする関係国の間でさまざまな情報交換を行っております。意見交換もしてきております。そこで申し上げられることは、今の時点で、北朝鮮の核の開発の現状につ...全文を見る
○川口国務大臣 情報を知り得ないということではなくて、いろいろな情報入手のための努力を行い、そして情報交換、意見交換を行っているわけでございまして、いろいろな情報は持っておりますけれども、それらに基づいてそういったことを分析、評価するわけですけれども、具体的に、これはこの段階にあ...全文を見る
○川口国務大臣 日本独自のという意味がよくわかりませんけれども、先ほど申し上げた日本の政策の考え方ということは日本の考え方であります。そういう意味では日本独自の考え方であり、それを実施していくに当たって、関係の国々と緊密に連携をし、対応をみんなでしていくということでやっているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 非常に明快に提示をさせていただいているわけです。平和的に、外交的に解決をしたい。北朝鮮が核を持つということは許容できない。核について国際的な枠組みに、NPT等ですが、戻るべきである。それから、その五者の会談、対話が重要であるというふうに考えている。これをやっていく...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島は、申し上げるまでもなく、歴史的にも法的にも我が国の固有の領土であります。そして、これについて我が国としては、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということについてはずっと申し上げてきているわけです。  ロシアとの間で、ことし総理が訪ロをなさった...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島が我が国固有の領土であるということについては、米国政府との間では十分に話がしてありまして、米国政府は一貫して我が国の立場を支持しているわけです。  我が国の立場というのは、北方四島で、我が国または第三国の企業がロシア側の管轄権に属すること、そしてそのロシ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの復興を国際協調を組みながらやっていくことが重要であるというのは、我が国の基本的な考え方であります。そのための取り組みをやっていきたいと思っていますし、既にやっている。  一例を申し上げれば、先般、ニューヨークだったと思いますけれども、イラクの復興支援の国...全文を見る
○川口国務大臣 中東和平の問題というのは、我が国にとって非常に重要な中東地域の中で、特に中核の問題であるというふうに私は思っています。  この前、私は連休に、イスラエルそれからパレスチナ及び周辺国に参りまして、いろいろ話をいたしました。我が国として、そこに関与をし、このロードマ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、目に見える取り組みだけをやって問題が解決するとは思っていない、目に見えない取り組みというのが外交的な努力のほとんどと言っても過言ではないというふうに思います。  たって、目に見える努力ということを何をやっているかということの御質問ですから、例えば申し上げま...全文を見る
○川口国務大臣 日本のイラクにおける支援の重要分野というのは、かなり子供に関係のある部分です。医療というのもそうですし、それから教育も我が国として重点分野ということでやってきております。  そういった分野の中で具体的にどのようなプロジェクトをやっていくかということについては、今...全文を見る
○川口国務大臣 これは先ほど申し上げたように、UNEP、WHOの調査ということであります。  もう少し具体的に言いますと、UNEPの調査は、一九九九年のコソボ紛争で展開をした欧州各国軍の帰還兵にがんや白血病が発生をしたということによって、アメリカによって使用された劣化ウラン弾と...全文を見る
○川口国務大臣 私は、環境大臣をしていたときから、NGOと政府との関係の強化というのは非常に大事であるというふうに思ってきておりまして、そういった関係の強化をずっと努めてきております。  それで、ODA等のNGOとの関係でいいますと、これは、きめの細かい、あるいは地に足のついた...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げたことの中にそのお答えの一つ、一部が入っていると私は思いますけれども、やはり何といってもNGOの人たちの社会において歴史的にも果たしてきた役割の大きさが違う、社会の仕組みがそういうふうに今日本はなっていないということであると思います。  我が国とし...全文を見る
○川口国務大臣 日米両国の司法制度というのは確かにいろいろ違っているということは、我々はずっとテレビなどでアメリカの法廷の場面などを見て、ああ、こんなに違うのかということを思った記憶というのはいろいろあると思います。  それで、現在交渉中の話については先ほど法務省からお話があっ...全文を見る
○川口国務大臣 戴秉国、これは中国の外交部の副部長といいますか、日本でいえば次官という方ですけれども、十五日まで北朝鮮を訪問したということでございます。この結果については、十六日に我が国には中国から連絡をいただいています。  それで、今報道ではいろいろなことが報道されております...全文を見る
○川口国務大臣 中国が何を言っていたということを申し上げるということはできないということですけれども、我が国がなぜ中国の努力を多としているかということで申し上げますと、中国はこの間の北京の会合以来、対話の継続をどのようにできるかということで非常に努力をし、働きかけを行ってきている...全文を見る
○川口国務大臣 国連の場というところと、それから、北京で行われたような、あるいは我が国が考えている五者会談というような二つのことがございます。  それで、我が国は、この間北京で行われたような対話プロセスが、日本、韓国が参加をして継続をするということが重要であるということが基本的...全文を見る
○川口国務大臣 これは、まだしばらく、関係者は北朝鮮だけではありませんので、関係国がどのような対応をしていくかということを見ないといけないというふうに思います。  我が国としては、先ほどちょっと申しましたように、この対話のプロセスが、日本、韓国が参加をして継続をしていくというこ...全文を見る
○川口国務大臣 総理は物事の本質を非常にわかりやすくおっしゃろうというふうに思われたんだろうと思います。これは、実際に使った、そして国連の査察団も、持っていることについて、そしてそれが説明されていないということを言っているわけでございますので、我が国としてはその推移を今後注視して...全文を見る
○川口国務大臣 地位協定の四条というのがございますけれども、これで、米国が施設・区域を返還するに当たって原状回復義務や原状回復のかわりに日本国に補償する義務を負わないという規定がございまして、そのことから、日本側においてこの処理は実施をするということになっているわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に、その写真のお母さん、赤ちゃん、非常にお気の毒だと思います。そういうケースがほかにもいろいろあるだろうというふうに思いますし、なかなか日本として支援としてやることがたくさんあるというふうにも思っています。  それで、御質問のことですけれども、武器を持っ...全文を見る
○川口国務大臣 医療面での支援というのは、我が国の今後イラクで支援をしていくときの大きな柱の一つです。  具体的には、幾つかのことをやっておりますし、今後引き続き何をしていくかということについては、状況を見、調査団等を送って、イラク人の需要等をきちんと把握して考えていきたいとい...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな状況に応じて、調査団を送って把握をしていくというプロセスを経ることになると思います。そういった過程を経て、我が国として何ができるか、何がイラクの人たちにとって重要かというさまざまな観点を考えて、いかなる支援をするか対応をしていくということになると思います...全文を見る
○川口国務大臣 ウラン235の含有率が低いウラン、これが劣化ウランであると理解をしています。
○川口国務大臣 アメリカが劣化ウラン弾をどこでどれぐらい使ったかということについては、米国政府は公表をしていない。我が国としては、これについては現在問い合わせ中でございますが、返事は今のところ届いておりません。  それから、安全性については、先ほど委員がおっしゃっていただいたの...全文を見る
○川口国務大臣 多分時間がないとおっしゃられると思いますので細かいことは申しませんが、医療というのは、今までさまざまな支援を既に行ってきております。今後、医療の分野でどのような支援を行っていくかということについては、引き続きイラク人の需要、あるいは日本の能力、調査団による現地の状...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) それに加えて、統治協議会というのが先般できまして、これはイラク人二十五名から成っているということであります。  それぞれ、司令部はCPAとの間では支援をする関係になっています。それから評議会、これは権限的に、もし必要でしたら細かく説明しますが、幾つかの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アザデガン油田についての御質問でございますけれども、今イランとの関係では二つの課題、大きな課題があります。一つはアザデガン油田ですが、もう一つはイランの持っている、国際社会全体が持っている、我が国も共有している核の疑惑でございます。それで、この二つについ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イランについては、我が国は国際社会唯一の被爆国として、イランの核の開発の懸念については我が国としても大きな懸念を持っています。この意味では、これは我が国の問題として考えているということです。  そして、そういった我が国の懸念も含めた国際社会の懸念をイラ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国として、イランの問題、これは、イランはNPTに入っている国でありまして、そういった国が核の開発についての疑惑を持たれるということがあっては正に国際秩序に非常に大きな問題があり得るという国際社会全体が持っている懸念、これを我が国も共有をしている、我が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の大島次長の発言、報道で出ていたと承知をいたしております。ただ、私の理解をするところでは、大島次長は安保理決議の一四八三が非軍事的な決議であるというふうに言った記憶はないと考えていると、そういうことだと思います。  我が国の考え方は、これは安保理決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現地で働いている、活動しているNGOの人たちに支援をしていくことは重要なことだと思っています。草の根無償等、あるいはNGOの支援のための制度を持っておりますけれども、例えばその中で、NGOのための支援の中で、保険料等についても最大限の保険が掛けられるよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二十日ですけれども、イラクのムハンマディーヤで移動中のIOM、国際移住機構という組織ですが、の車両が別の車両に乗っていただれかに銃撃をされまして、そして、近くをたまたまバスが通行していて、そのときにそのバスに衝突をしたという事件がありました。そこで、イラ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) はっきりしたことを、そのときの情報は持っておりませんけれども、国際機関でございますので、国連なりなんなりの印は付けていたという推測をする方が、してよろしいかと思います。
○国務大臣(川口順子君) 前にも御説明をいたしましたけれども、いろいろな項目について、イラクは、前に使ったという、イラク自ら持っているということも含めて申告をしているわけですね。それが今まではっきりどうなったか分かっていない部分があるということであります。ですから、今千三百人ぐら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府の今まで見解として申し上げてきましたことは、見付からないと、今申し上げた大量破壊兵器そのもの、あるいはそれを隠匿をした証拠、あるいは黙って査察団に言わないで廃棄をした証拠、何らかのものが見付からないということは想定し難いというふうに考えています。
○国務大臣(川口順子君) それらのものが見付からないということは想定し難いというふうに思っているということです。
○国務大臣(川口順子君) そういったものが見付かるであろうというふうに考えているということです。
○国務大臣(川口順子君) これは、そこに至る過程で、当然、外務省としてフランスとはコンタクトを緊密に取っていました。私自身も、ドミニク・ドビルパン外務大臣と電話でお話もしましたし、それから在京の大使ともお電話でお話をしています。  それで、フランスとそれから英米の考え方の違いと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラク、カンボジア、ベトナムというふうにおっしゃられました。我が国が決まった援助のための財源をもってどの国にどれぐらい援助をするかというのはいつも物すごく難しい問題です。例えばカンボジア、ベトナムということの重要性からいえば、ASEANの中のCLMVの二...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、お答えは可能ではないということです。国連の統括の下に行われる活動ではないわけですね、これは。ですから、その国連の、UNの入った例えばヘルメットを付けると、そういうようなことは適当ではない、不適当であるというふうに考えます。
○国務大臣(川口順子君) バラドで給水支援をという話がアメリカからあったという報道、これは私も読んでおります。自衛隊の活動地域あるいは活動内容等について米国から具体的な要請、これは受けてはおりません。
○国務大臣(川口順子君) 邦人の保護というのは外務省の非常に重要な仕事の一つでありますから、現地で大使館が、いらっしゃる邦人の方について居場所の確認をし、危険に関しては情報を流すという形で保護をしています。それから、万が一その方々に何かあった場合、これは外交的なチャンネルを通じて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どういう状況で発砲がなされるのか。例えば、粛々と何もしないで行進をしているデモ隊に発砲するということなのか、あるいはそうでない状況なのか、ちょっと具体的な背景がありませんとお答えするの難しいんですけれども。  そういうことで、一般論としてということでお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後のことですけれども、まず委員がおっしゃったように、イラク統治評議会ができました。七月の十三日だったかと思いますが、できまして、二十五人の評議委員会、ほぼイラク国内の人種的といいますか、宗教的な分布を反映をした形になっていると思います。それで、幾つかの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラク人のイラク人の手によるイラク人のための政府ということを言っておりますけれども、先ほど申し上げたような憲法会議等のプロセスを経て、早くそういったイラク人のイラク人によるイラク人のための政府ができるということが重要であると、政府としては考えております。
○国務大臣(川口順子君) 私どもが承知をしておりますのは、ポーランド軍は米英軍の指揮下にあるということではなくて、米英軍と調整をしながらその仕事をしていると聞いております。最大二千五百名の兵員を派遣をするということを考えていると承知をしています。
○国務大臣(川口順子君) これは七月二十一日までの時点ですけれども、米軍の死亡者数が二百二十九名、うち五月一日以降が九十一名、これは襲撃以外の交通事故その他を全部含みます。それから、英軍の死亡者数が四十三名、五月一日以降は十名、同じく交通事故その他、襲撃以外のものを含んでいます。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラク人道復興支援にかかわる各国の軍隊派遣の状況で、既に派遣を行っている国が米英に加えて十四か国、それから派遣を決定をした国が十八か国あると思います。それで、今、米英軍を支援するというふうにおっしゃられましたけれども、それぞれイラクの復興、復旧、それから...全文を見る
07月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 事実関係、今、榛葉委員がおっしゃられた、基本的に、とおりであります。  その理解をどうするかという、その祝砲については、私はやはり祝砲という意味があったと思いますし、それから、そのリベンジということについていえば、今後これが我々としては事態の、その治安...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来防衛庁長官がお答えのように、これについてはきちんとした準備をした上で申し上げるべき話であって、私の立場でこれについて今の時点で無責任にここはそうであろうと言うことは差し控えたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど一進一退と申しましたけれども、榛葉委員おっしゃるように、イラク人の中にいろいろな不満があるということは事実そうだろうと思います。  それで、じゃどうすればいいのか。これは、事態は、一刻も早く支援の手を大量に差し伸べて、イラクの社会に平和と安定をも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の前から申し上げている立場というのは、イラクにおける復興には国連の十分な関与を得ながら国際社会が一致をして当たるということが重要であるということであります。このUNAMIの設立について、今後安保理でどのような議論があるかということを注視をしてまいり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今までの国連決議の中に、安保理の決議の中にフセイン政権を打倒するようにという決議はございません。
○国務大臣(川口順子君) 米国政府は、イラク人のイラク人によるイラク人のための政府ができ次第、できるだけ早くCPA当局はその職を離れてその仕事を終わるということを言っているわけであります。それは公の場でそういう発言をしております。
○国務大臣(川口順子君) 戦死という言葉を使われて今おっしゃったわけですけれども、この言葉の意味ですが、例えばジュネーブ条約において戦死あるいは戦死者という用語は使われていないわけでございます。ですから、死者という意味で使われているということです。  それで、いずれにしても、ジ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 謀略の意味はちょっと私よく分かりませんけれども、アメリカ側は情報の開示については私は非常に透明な国であるというふうに思っております。  委員がおっしゃっていらっしゃるのは多分ニジェールからのウランの購入にかかわることかと思いますけれども、その情報が不正...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二つの問題があって、一つは、核の開発、これは疑惑であって、今、IAEAやほかの国が、国際社会が働き掛けているということであります。
○国務大臣(川口順子君) それから、そのアサデガンは、委員がおっしゃられたように、今交渉中の話であります。民間企業が交渉している話であります。  究極の話というふうにおっしゃられますけれども、これはこれ、こちらはこちらという問題なんですね。そして、それぞれが今動いている。ですか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事前協議制をめぐって、いろいろな歴史といいますか、いろいろな方の発言があったと思いますけれども、事前協議が行われなかった、これは事実であるわけでございまして、事前協議が行われる場合というのが、これは六条の実施に関する交換公文できちんと決まっているわけです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どういう場合にされないかという書かれ方ではなくて、どういう場合に事前協議がなされるかということについて決まっている交換公文であります。
○国務大臣(川口順子君) ですから、申し上げましたように、そういうことではなくて、どういう場合に事前協議が行われるかということが書かれているということです。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどおっしゃった昭和四十七年、七二年の戦闘作戦行動に関する政府統一の見解というのはございますが、それはおっしゃったような、まず、ことで、  「日本国から行われる戦闘作戦行動のための基地としての日本国内の施設及び区域の使用」にいう「戦闘作戦行動」とは、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事前協議はございませんでした。  それから、こちらから申し入れるという御質問ですけれども、これは、事前協議というのは、先ほど申し上げました日米安保条約第六条の実施に関する交換公文に基づいて米側から申入れをなされるべきものであるということでございます。我...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、イラクの大使館について、これは立ち上げて、今、業務を始めておりますけれども、警備体制については強化が必要であると思います。今、大使館に八名ぐらいの人が行っておりますけれども、人数も増強しなければいけない、そうするとより広いところも必要だ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 取りあえず、ちょっと事実関係に関係することでございますので、私からまず申し上げたいと思いますが、国際調整評議会というのは、これは、支援について、それをいろいろな国との間で調整をするというところであります。我が国としては、イラクにおいて行う活動は、そことも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも事実関係ですので私からお答えさせていただきますけれども、これとも、このICC、国際調整評議会というところは何をするところかといいますと、これは国際社会のイラク復旧・復興開発支援への参加を支援、慫慂することを目的として設立をされている組織であるわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事実関係でございますので申し上げたいと思いますけれども、まず、一四八三で米英の当局は国際法上認められて、正当にイラクの国民に対してそれを今、施政を行っているわけですね。これは正当なんです。したがって、イラク国民がこの正当性を否定をするということはできない...全文を見る
09月30日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、国際テロというのは、その活動が国境を越えて行われるものですから、当然に対応策としても、例えば、その資金の流れをとめるとか、あるいは人の動き、これに対応していくとか、あるいはテロ関連の物質、物ですけれども、それを国際的に動かないようにする...全文を見る
○川口国務大臣 今月の二十三日に国連総会で演説をいたしまして、その中で北朝鮮の拉致の問題を取り上げました。翌日の二十四日に、これを否定するということで北朝鮮側が答弁権を行使したわけでございまして、これについては大変に遺憾であると私は考えております。その当時、私はもう既に帰国の途上...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、昭和三十四年の時点で外務省の調査がございまして、これは、「在日朝鮮人の渡来および引揚げに関する経緯、とくに、戦時中の徴用労務者について」という資料でございますが、昭和三十四年にその記事資料を発表しまして、その中で、戦前から終戦時に至る...全文を見る
○川口国務大臣 この特別委員会を設置するかどうかにつきましては、まさに、今委員がおっしゃいましたように、立法府の問題でございますので、私の立場から、すべきであるとか、あるいはどうだという御意見を申し上げる立場にはないと考えております。  政府といたしましては、今、日本に帰ってい...全文を見る
○川口国務大臣 今、国際社会の関心がイラクに向いている中で、アフガニスタンに対する関心がともすれば薄れてきそうになるということは私も大きな問題であるというふうに考えておりまして、日本政府としても引き続きアフガニスタンに関与をしていきたいと考えています。  その中で、委員のおっし...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろアフガニスタンで見ていただいて大変にありがたいと思っております。  緒方イニシアチブ、これは緒方さんのおっしゃっていらっしゃる人間の安全保障の考え方をも根拠といいますか背景にしました、地域の社会を育ててそこに人を定住させてという考え方でございますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 成果が上がったかどうかということで、成果ということを、どれぐらいのテロリストを捕捉するかということで考えてみるというのは一つの考え方であると思いますけれども、その前に、このそもそもの目的が何かということをちょっとお話をさせていただきたいと思います。  これは、イ...全文を見る
○川口国務大臣 数字ということでもう一度申し上げさせていただきますと、テロとの闘いの成果ということでは、三千人に上るアルカイダのメンバーを拘束した、それからアルカイダの幹部及びタリバンの指導者が合わせて四十人、殺害または捕捉をされた。そして、これは、アルカイダ幹部については全体の...全文を見る
○川口国務大臣 日本とアメリカというのは非常に強い同盟関係にございまして、いろいろな問題、この問題も含めまして、かなり密接にアメリカとの間で連携あるいは情報の交換を行っております。  その一つ一つを全部公表申し上げるわけにいかないということでございますけれども、この不朽の自由作...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、アメリカとの間ではいろいろな情報を得ております。それは、一番高いレベルにおける情報交換も含めていろいろ得ておりますけれども、そういったことについて、これは、今後の円滑な作戦の実行、施行という観点から今ここで申し上げるわけにはいかないわけです...全文を見る
○川口国務大臣 例えば、捕まえたテロリストの幹部の名前を知っているかという御質問でございましたら、それについては聞いております。  そういうことでございますし、それから、先ほど申しましたように、情報について、それの裏をとるといいますか、判断をするということが必要ですので、これに...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、名前は聞いていると申し上げました。(前原委員「それは全体ですか」と呼ぶ)全部について聞いております。ただ、全部について名前を申し上げることはできないわけですけれども、例えば、一例を挙げれば、ムハンマド・アーテフ、この人とか、あるいはアブカイド・スネイヤン・...全文を見る
○川口国務大臣 細かい情報は持っております。持っておりますけれども、それは先ほど申しましたように、今後の作戦の円滑な施行、実行という観点から申し上げられないということでございます。
○川口国務大臣 これは前の通常国会のときにもどなたかの委員の方にお答えをさせていただきましたけれども、日本がイラクに対して感じた大量破壊兵器に対する懸念、これはアメリカの情報からそういう判断をしたということよりは、むしろ国連の情報をベースに分析をしたということであります。  こ...全文を見る
○川口国務大臣 矛盾はないというふうに考えております。  安保理決議の一四四一、これを思い起こしていただきたいと思いますけれども、これは何を言ったかといいますと、まず、イラクが、停戦決議である決議の六八七、あるいは関連決議の重大な違反を犯し続けているということを国連が決定したわ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、同盟国アメリカの持っている情報収集能力、これには信頼を置いております。  それで、それの結果として、ただ、それに対しては、おっしゃるように、常に分析を加え、あるいは、それが本当にそうなのかということは考えていかなければいけない。それを我々は、したがいまして...全文を見る
○川口国務大臣 私は、民主党がいずれ政権をとられることがあったときに、前原委員は外務大臣として非常にふさわしい方ではないかとひそかに思っておりましたけれども、今の御発言を伺って、それは間違っていたのではないかというふうに思うに至りました。  それはなぜかといいますと、やはり同盟...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、これはテロとの闘いで、アルカイダの掃討作戦をやっているわけでございます。(首藤委員「委員長、本質的な問題を聞いています。おかしい。政府のことを言っている。提案者のことを聞いているんです」と呼ぶ)  それの成果という意味でいいますと、...全文を見る
○川口国務大臣 指導者を合わせて四十人の殺害、それを捕捉があったということでございます。これは、アルカイダ幹部について全体の約三分の二に当たる。この成果にはこのオペレーションが機能している、そういうことでございます。
○川口国務大臣 アフガニスタンについては、委員が今地域紛争の時代に戻りつつあるとおっしゃいましたけれども、私は、地域紛争ということで何を意味されているかというのは定かではありませんが、テロ、アルカイダが関係ない九・一一以前のアフガニスタン、要するにアルカイダが関係がない、タリバン...全文を見る
○川口国務大臣 二つ御質問があったかと思いますけれども、最初の方のことです。  アフガニスタンの現状というのは、おっしゃったように、さまざまな変化を時を経てしているというのは当然でございますけれども、今テロリストが引き続きアフガニスタンにいる、そこで、先ほど御説明申しましたよう...全文を見る
○川口国務大臣 OEF・MIOの実績につきましては、先ほど申しましたように、マイヤーズ統合参謀本部議長からの我が国大使への説明も含めまして、これはさまざまなレベルで協議をしてきております。  ただ、先ほど来申し上げていますように、個々の作戦、今後も作戦が続くわけですから、個々の...全文を見る
○川口国務大臣 難民支援という意味では、一般的にはいろいろ日本は行っておりますけれども、この法律に基づく被災民の救援活動という意味で申し上げますと、掃海母艦による我が国からパキスタン・カラチ港への生活関連物資の輸送を行いました。平成十三年の暮れに行ったということでございます。
○川口国務大臣 当初東アジアもテロの標的として対象にされていたという報道、これは承知をいたしております。  テロに関しましては、米国あるいはほかの関係国政府と密接に協力を行って、関連情報の収集あるいは交換を行っておりますけれども、個別具体的な事例のコメントについては差し控えさせ...全文を見る
○川口国務大臣 ハマスの軍事部門につきましては、既に外為法に基づきまして資金についての対策をとっております。テロリストとしての認定をしているわけでございます。  本日行いましたのは、ハマスの他の部門についても同様な措置をとった、そういうことでございます。
○川口国務大臣 二つの法律の間の関係は今官房長官がおっしゃったとおりだと思いますけれども、アフガニスタンでの九・一一に起因する脅威、これを除去するということに失敗をした場合に、イラクの復興あるいは人道支援、復興に影響が及ぶ可能性はあるという意味で関係はあると申し上げることはできる...全文を見る
○川口国務大臣 テロの根源や背景が何であるかということは非常に難しい、テロの背景というのは根が深いものがあると思います。  それで、いろいろなことが言われていますけれども、一般的に申し上げれば、これは、民族あるいは政治、宗教、思想、そういったことの対立があってテロという手段がと...全文を見る
○川口国務大臣 基本的な考え方ですけれども、我が国といたしましては、今安保理で新しい決議が議論をされているわけですが、安保理が新しい決議を採択しまして、イラクの復興や安全確保に向けた国際協調が一層強化をされるということが重要であるというふうに考えております。今後、引き続き安保理で...全文を見る
○川口国務大臣 アナン事務総長が一般討論演説で言われたこと、今委員がおっしゃったことですけれども、これは一つの大きな問題提起であるというふうに思います。  その問題提起は何かといいますと、一方で、大量破壊兵器による警告なしの攻撃といった平和と安全に関する新しい脅威というものがあ...全文を見る
○川口国務大臣 そのとおりかそのとおりでないかということの御質問の意味がよくわかりませんけれども、アナン事務総長は二つのことを言って問題提起をしていらっしゃる。それを先ほどかいつまんで申し上げたわけですけれども、もう少し丁寧に申し上げますと、一つは……(赤嶺委員「いいから、言われ...全文を見る
○川口国務大臣 一つは、これは、その安保理での合意を待つことなく武力の先制使用を行う権利と義務を国家が有しているという議論が受け入れられるなら、正当性の有無にかかわらず、一方的で無法な武力行使が拡散する先例になりかねないということをおっしゃり、同時にアナン事務総長は、それは単に一...全文を見る
○川口国務大臣 国際法的に正当な武力の行使というのは、五十一条による自衛、あるいは国連によって正当化された、国連決議等ですけれども、そういう場合であるということは、そのとおりであります。
○川口国務大臣 国際社会として、今それは挑戦を受けている課題であるということで、これについての回答はみんなで出していかなければいけない。他方で、先ほど申しましたように、警告なしの大量破壊兵器による攻撃の脅威というのを感じている国があるということについて、対処が必要であるというふう...全文を見る
○川口国務大臣 何が挑戦であるとおっしゃっていらっしゃるのか、主語がよくわかりませんけれども……(赤嶺委員「いやいや、アナン氏の言ったとおりですよ」と呼ぶ)アナン氏は、そういった問題意識を持って両方の立場を述べ、そして、それについて議論をしていかなければいけないということを言った...全文を見る
○川口国務大臣 アナン事務総長が具体的に、何がそうであったというふうにおっしゃったわけではないわけでございます。  私ども日本国の政府としては、前回の三月の武力行使、イラクに対する武力行使については、国際法上正当なものであったというふうに考えております。
○川口国務大臣 我が国といたしまして、アナン事務総長がおっしゃった問題提起というのは、それは、国際社会でさまざまな議論がなされているわけですから、そういうことを受けて、アナン事務総長御自身の問題意識として提起をなさったということであると思います。それが、アナン事務総長がイラクにつ...全文を見る
○川口国務大臣 米国について、先制攻撃戦略をとっているのではないかという批判が国際社会にあるということは、委員がおっしゃっていらっしゃるとおりだと思いますけれども、私は、それは当たっていない。  というのは、米国みずから、米国の国家安全保障戦略は、米国が脅威に対して先制的に対処...全文を見る
○川口国務大臣 このCIAの報告書についてでございますけれども、これは、米国政府は今作成中である、そして、中間報告であって、これは何らかの結論を予断するものではないというふうに説明をしているというふうに聞いております。  私どもは、これを、作成中ということでございますので、その...全文を見る
○川口国務大臣 イラクが、これはUNSCOM、UNMOVICの報告書にもございますように、かつてみずから大量破壊兵器を持っていたということを申告している、そして、それがきちんと廃棄をされたかどうかということについては、これは国連の調査団が確証が持てないということを言っているわけで...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしまして、原潜に関する情報の公表を地元の方が重視をしていらっしゃるということについては、十分に承知をいたしております。したがいまして、政府といたしましては、寄港についての情報の公表が可能になり次第速やかに再開をしてほしいということを、米軍に対しては引き続...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○川口国務大臣 仮に、では、これを中断したらどういうことがあるだろうかというふうに考えてみると抑止効果というのがおわかりいただけるのではないかと思います。  例えば、今でこそ海上に船がいますから、海上経由では出られなくなっている、アフガニスタンの中に封じ込めが成功しているという...全文を見る
○川口国務大臣 想像の世界でというふうにおっしゃられましたけれども、現に今、三十カ国の国が兵隊、軍をアフガニスタンに出しているわけですね。それから、七十の国が何らかの形でこのオペレーションに参加をしている。基地を例えば提供するとかいう形で参加をしているわけです。海にはそのうち約十...全文を見る
○川口国務大臣 海上も重要でございますし、委員が御指摘のように、アフガニスタンの国内での活動というのも私は重要だと思います。そちらの面でも我が国はそれなりのことをやってきているということです。  今、アフガニスタンの国内がどういうような状況になっているかと申しますと、いい面を申...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられたのはイラクのことであるかと思いますけれども……(桑原委員「アフガンです」と呼ぶ)アフガニスタンというのは、今既に、ここ二年ぐらい、もうそれなりに国際社会は資金をコミットしていて、日本も先ほど五億ドルというふうに言いましたけれども、東京での会議...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどアフガニスタンについて申しましたように、四十億ドルを超える金額が国際社会から既にコミットされていて、今、それのディスバースといいますか、支出をしているという段階であります。  今後の、先ほど委員がおっしゃった数字については私も報道で承知をしていますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 アフガニスタンは、委員もおっしゃったように、カルザイ大統領という人材に恵まれて、今まできちんとスケジュールどおり和平プロセスを進んできていると思います。  今後の見通しといたしましては、十月の下旬に憲法の草案が発表されるだろうという見通しになっております。十二月...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、アフガニスタンでは、ほかの国と比較しても相当に立派な情報収集網を持っていると思います。  これは、今、ペルシャ語を話す駒野大使がカルザイ大統領等と直接にコミュニケーションをできるという立場にありますし、それから、今二十人の大使館員が活動をしていますけれ...全文を見る
○川口国務大臣 パシュトゥン人の話すダリ語、これが非常にペルシャ語と似ているということでして、ほぼお互いに通ずるということで、私もアフガニスタンに参りましたときに駒野大使と一緒に行動しましたけれども、ちゃんと話が通ずる、そういうことでございます。
○川口国務大臣 日本から行っている人では、大使館の上から三番目の人がやはり話せるということでございます。それから、もちろん現地、現採で話せる人たち、日本語もできるという人たちがいます。
○川口国務大臣 カルザイ大統領がいなければ、多民族国家であるアフガニスタンは今の状況までこのスピードで戻ってくることはなかったというふうに思います。  国際社会で、カルザイ大統領は、まさにアフガニスタンの独立、独立というか復興のシンボルであります。かつて、パウエル国務長官が、毎...全文を見る
○川口国務大臣 これは前の国会でも申しましたけれども、イラク自身が、大量破壊兵器を現に使い、そして国連に対して、何と何と何をどれぐらい持っているということを申告したわけですね。その申告の後、それがどのぐらい廃棄されたかということを国連の査察団がチェックに入って、査察をして、その結...全文を見る
○川口国務大臣 考えていることは同じですので、同じことを申し上げるしかないわけですけれども、大量破壊兵器は、つくる能力があるけれどもなかったと今委員はおっしゃられましたけれども、実際にあったんですね。これはイラクみずからが、先ほど言いましたように、国連に自分たちが報告をしているわ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、ずっと申し上げたように、一言で申し上げればそういうことでございます。
○川口国務大臣 イラクは、十六の国連決議に違反をし続け、十年間違反をし続け、たび重なる国際社会の警告にもかかわらず、ずっと違反をし続けた。その結果として、決議一四四一によって、二〇〇二年の十一月ですが、イラクは、決議六八七、これは停戦決議ですが、それらの関連決議に重大な違反を犯し...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、イラクに対しては武力行使の容認決議があった、イスラエルに対してはそれがない。単に三十何回とか、そういう回数の問題ではございません。
○川口国務大臣 つき合うつもりかというのは、どういう意味でおっしゃっているのかよくわかりませんけれども、歴史的にいろいろな見方はあるだろうと思います。いろいろあると思いますけれども、やはり、武力行使というのは、国際法に基づいてやるということでなければ国際社会はサポートをしない。現...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府としては、これが先制攻撃であったというふうには考えておりません。先ほど申し上げましたように、六七八、六八七、一四四一等の国連決議に基づく武力行使であったというふうに考えております。
○川口国務大臣 どういう定義で先制攻撃という言葉を使っていらっしゃるのかよくわかりませんけれども、武力行使の容認決議に基づいて、国際法にのっとって、アメリカ、イギリスは武力行使を行ったということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 まさに、先ほどおっしゃった武力行使が容認をされているというのは、国連決議に基づいて武力行使が行われたという意味で国際法にのっとっているということです。  委員が先制攻撃だとお考えになる、それは見解の相違であるとしか申し上げようがないわけです。米国はそういうことで...全文を見る
○川口国務大臣 決議六七八というのは、イラクに対して武力行使を容認した決議でございます。
○川口国務大臣 米国、英国によるイラクに対する武力行使というのは、国際の平和と安全を回復するという目的のために武力行使を認める国連憲章の第七章のもとで採択をされた安保理決議六七八、六八七及び一四四一、これを含む関連の安保理決議に基づくものであって、正当なものであるということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 ということを申し上げました。
○川口国務大臣 六七八、六八七、一四四一、すべて安全保障理事会で採択をされたものでございます。
○川口国務大臣 六七八、六八七、一四四一、それぞれ、安保理の正当なる手続を経て、満場一致で採択をされております。
○川口国務大臣 六七八、六八七、一四四一、それぞれ拒否権は行使をされていない、満場一致の採決をされています。
○川口国務大臣 六七八というのは、そもそも湾岸戦争に対しての武力行使を容認した決議であって、それがおかしいということは世界じゅうだれも言っていないわけです。  六七八、六八七、一四四一、これが今回の武力行使を正当化する国連の安保理の決議であるということで、湾岸戦争では問題なかっ...全文を見る
○川口国務大臣 同じことをもう一度申し上げますけれども、六七八、六八七、一四四一、これが今回のベースであります。  六七八は、湾岸戦争のときの武力行使を容認した決議であります。あらゆる必要な手段をとることを認めた六七八ということは、これは武力行使を含むというのは、国際社会として...全文を見る
○川口国務大臣 戦闘地域についての御質問は、これは防衛庁長官のテリトリーですのであれですが、その前に申し上げたいのは、百数十人という数字をおっしゃいましたけれども、新聞の報道をうのみにできるかどうか。具体的にこういった数字については、きちんとした数字は確たるものは出ていないという...全文を見る
○川口国務大臣 イラクでの情報については、私どもは米国とは常にいろいろ意見を交換いたしておりますし、必要な範囲で聞くことはできると考えております。
○川口国務大臣 現在のところ、我々が把握をしているということでいえば、具体的な数字は確認できていないということでございます。引き続き、必要に応じ、これについては問い合わせていきたいと思います。
○川口国務大臣 テロについて決まった定義があるわけではないというのは、今までの二大臣がおっしゃったとおりです。  私なりにテロということでどういうものかと考えているかというと、これは、特定の主義あるいは主張、特に政治的な主張、それを通すということを目的として、公的な手法等の、公...全文を見る
○川口国務大臣 普通にはテロと言うと思います。
○川口国務大臣 拉致をされた人たちの北朝鮮に残っている家族の人たちが一日も早く日本に帰ることができるように、我々は日夜努力をいたしておりますけれども、今委員がおっしゃられたようなことが、そういうことになっていますということを申し上げることができたらどんなにいいことかというふうに思...全文を見る
○川口国務大臣 複雑な御質問ですけれども、先ほどの私が申し上げたことが誤解を生むということがあってはいけませんので、そういうことがあるという情報には接していない、日本政府として接していない、そういうことであります。
○川口国務大臣 拉致問題について今政府が北朝鮮に言っていることは、帰ってきている生存者の家族を一日も早く帰国させるべきである、それから事実関係の解明をすべきである、この二つを北朝鮮に対しては強く要求をしているということであります。  そういったことが行われ、御家族の方々の、ある...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理に、なぜ私を外務大臣に留任させたかということをお聞きいただきたいと思います。
○川口国務大臣 私が外務省の事務方とこの問題についてどういう関係を持っているかということは、何も委員に御心配をいただくことでは全くないわけです。そういう状況がなければ小泉総理は私を外務大臣に留任させなかったということであると思います。  もう一度申し上げれば、私は、外務省の北朝...全文を見る
○川口国務大臣 冷戦以降、冷戦が落ちついた今の段階で新たな国際社会の脅威は、テロあるいは大量破壊兵器がそういったテロリストの手に渡ることということであるわけですけれども、私は、しばらくの間、テロは残念ながら増加をするのではないかと個人的には思っております。  そして、そのために...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃいましたように、七月の二十三日付の国連事務総長報告の中でも、全体的なアフガニスタンの治安状況は依然として脆弱であって、多くの地域において治安悪化の兆候が見られるというふうに、確かに書かれているわけでございます。  テロとの闘いという意味では、一定...全文を見る
○川口国務大臣 今、官房長官がおっしゃったとおりでして、これは請求権を放棄しているということがあるわけです。そして、日本側が、福田長官が誠意を持って対応しますということをおっしゃられた、八月四日に起こった事件につきまして。ということの意味は、これは、日本政府としてそういう誠意を持...全文を見る
○川口国務大臣 この件への対応につきましては、日中で協議をいたしておりますし、引き続き我が国としては、中国側と密接に協力をしながら誠意を持って対応していくというふうに考えております。  この件が外交的な案件、問題案件というふうになっているということではございませんで、日本と中国...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかの御質問がおありになったと思いますので、幾つかでお答えをしたいと思います。  委員のおっしゃっていらっしゃる、日本が残したものだから、そしてその事件が最近起こったことだから、請求権を放棄したといっても関係ないんではないだろうかということをおっしゃったわけで...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、官房長官がおっしゃられたように、我が国としては、事故の対応について日中の協議を続けておりますし、引き続き中国の政府と協議をしながら、誠実にこの問題に対応していきたい、そういうことでございます。
○川口国務大臣 前に申し上げたことは、劣化ウラン弾を米軍が使ったということについては、米軍はそういうことは確認をしていないということを話をしたわけです。その後、政府といたしまして、再度アメリカ側に確認はいたしております。そして、その結果、アメリカは、今回のイラクに対する軍事行動に...全文を見る
○川口国務大臣 この間の党首の御発言を聞きまして、再度確認をいたしております。そういうことをブリックス准将が言ったことはないということでございます。
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○川口国務大臣 まず、日米韓三カ国の非公式会合につきましては、これは何か決まった結論を出すということではなくて、六者会合の評価あるいは次の六者会合に向けて各国が検討をしていく、それを調整していくという性格のものでございます。  今後とも、六者会合につきましては、核問題を初めとす...全文を見る
○川口国務大臣 劣化ウラン弾につきまして、アメリカ軍のブルックス准将が、アメリカ軍は少量を持っているけれども、それをイラクで使ったかどうかということについては何も言っていないということでございます。  それで、政府といたしまして、アメリカ軍に対して、米政府に対しまして、それを使...全文を見る
○川口国務大臣 これは委員のおっしゃるとおりでございまして、五人の被害者が帰国をいたしました折に、一、二週間程度の日程にする、そういうことを調整したという経緯はございます。  ただ、約束かどうかということでいえば、再び必ず帰すという約束をしたわけではないということでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 これは、日本政府全体として意思を統一した上で、窓口になった人間が行っております。
○川口国務大臣 そういうことで調整をした経緯というのは確かにございます。
○川口国務大臣 六カ国会合、これに先立ちまして、我が国は、米国以外にも中国やロシアや韓国に対しましていろいろなやりとりを行っておりますけれども、その中で、拉致問題の解決の重要性については繰り返し繰り返し述べております。そして、我が国として六者会合で拉致問題を提起する、各国において...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、この六者会合の中で相当に積極的な役割を果たしたというふうに私は考えております。  具体的にどういうことかということをお話しさせていただきますと、我が国としては、まず、米韓両国との緊密な連携のもとに、北朝鮮の核の問題について、完全かつ不可逆的確証ができる...全文を見る
10月02日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○川口国務大臣 イラクの復興というのは、日本にとっても非常に貢献をすべき重要なことであるわけですから、二十三、二十四日までに、日本としていかなる責任を果たす用意があるか、二十三日、二十四日の会議で、それを成功させるためにいかなることをする用意があるかということについては、考えてい...全文を見る
○川口国務大臣 二十三、二十四日の会議ではプレッジをすることになると思います。
○川口国務大臣 まずアフガニスタンですけれども、これは、二年半で最大五億までということをちょうど去年の一月の会議でプレッジをしまして、今までに総額約四億四千万ドルの実施をしています。アフガニスタンについてはそのほかに若干出している分が別にありますが、基本的に今申し上げた数字です。...全文を見る
○川口国務大臣 日本が戦費を負担するということはありません。  それから、行政経費ということが何を意味するかということですけれども、イラクの場合、決議で開発基金というのがありまして、そういったものに行政経費等は入っているというふうに思います。  それから、まだ検討していなくて...全文を見る
○川口国務大臣 今まで日本は、ずっと申し上げていたように、どういう分野を中心に支援をしたいという考え方、イラクの人たちの生活、電力ですとか医療ですとか、そういったことを中心にやりたいという基本的な考え方というのはございます。それで、全体として、そういったことも含めてどこにニーズが...全文を見る
○川口国務大臣 これはまさに今議論をして、議論が終了した後で、場合によっては数字は公表されるのかもしれません。したがいまして、今ある数字が、そのまま何も議論が加わらないで出てくるかどうかということもよくわからないわけでございますので、その数字について、それが正しいとか正しくないか...全文を見る
○川口国務大臣 先般行われた六者会談の席上で一つ非常に明確になったことは、北朝鮮の核の問題については五対一であったということであると思います。これは、中国もロシアも、日韓米はもちろんですけれども、朝鮮半島に核があってはならない、このために強い意思を五カ国が北朝鮮に対して示したとい...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど財務副大臣がおっしゃられたことを繰り返すことになりますけれども、これは、イラクにおいてどういう需要があるかということを世銀やIMFやUNDPが一緒になって調査した報告書であるわけです。今、コアグループが集まってそれを精査して、本当にそうかどうかということを議...全文を見る
○川口国務大臣 これは、今まさに議論をしているコアグループの議論を踏まえて、この結果をきちんと見て、我々として精査をして、そして、日本政府としてどのような形で責任を果たすべきかということをしっかり考えるということでございまして、今の段階で、幾らぐらいとか、そういうことをつかみで頭...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのことをやっていますけれども、最初のことについて言いますと、国際社会においてさまざまな働きかけをやるというのが一つあります。  これは、例えば国連の演説というのもそうですし、それから、私があちこちでバイの会談をしたり、あるいはASEAN、ARFといったよう...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな国で、いろいろな予算の要求の仕方があると思います。今、EUで二億ユーロという話が出ていますけれども、これはEU委員会が二億ユーロという案をつくって、メンバーの加盟各国に諮ろうとしている数字であります。それから、アメリカが七百十億ドル、うち二百億ドルが復興...全文を見る
○川口国務大臣 カルザイ大統領が日本の自衛隊が海上で活動しているということを知らなかったということは、私にとっては非常に意外で、私は今まで何度もカルザイ大統領とお話をして、その都度日本の支援については大変に感謝をしていただいております。  したがって、非常に意外であるということ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、DDRというのは非常に難しいプロセスです、絶対に必要なプロセスであります。これは、アフガニスタンだけではなくて、アンゴラでもそうですし、スリランカでもそうですし、これがなくては次のステップに国は行かないという意味で、絶対に必要なプロセスです。ただ...全文を見る
○川口国務大臣 若いのに記憶力が悪いと言われてしまいそうですけれども、その九月十七日か六日か……(発言する者あり)失礼しました。官房長官よりは若いのにという意味でございます。  そのときに、これは、ベーカー大使がずっと長い夏休みをおとりでいらっしゃって、私も八月の終わりから長い...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、アメリカとそういう数字についての具体的な話をしていることではなくて、これは日本が主体的に決めていく話ということでいつも言っているわけです。  日本はイラクの復興復旧に対してしかるべき責任を果たしていくということは、これは当然のことでありま...全文を見る
○川口国務大臣 日本とアメリカは、イラクの問題については一緒に取り組んできております。例えば、今、マドリード、マドリードじゃなくてちょっと場所はよくわかりませんが、コアグループの会合がイラクの復興についてございます。この会合を立ち上げるために日本としても非常に積極的に働きかけてき...全文を見る
○川口国務大臣 まず信託基金ですけれども、これは、今度の十月の二十三、二十四日のマドリードでの支援国の会合において、設置するかどうかということを協議するということになっております。それで、恐らく、一四八三に言われている開発基金、これとは別に設置をされる可能性が大きいと思いますけれ...全文を見る
○川口国務大臣 お金の性格が違うということを先ほど申し上げたんですけれども、開発基金というのは石油代金と凍結資産からくるということを申し上げました。これは、イラクの人たちの財産、お金を使って、イラクの例えば行政費用ですとかインフラの修復ですとかそういうことに使おう、そういう性格の...全文を見る
○川口国務大臣 これはCPAということです。それで、これに対しては収支報告を国連にすることになっているということです。
○川口国務大臣 これは、そういうことになったときには、当然に情報が日本にも、加盟国ですから来ると思います。
○川口国務大臣 これはまだできておりません。
○川口国務大臣 これは、今まさにコアグループの会合が開かれて、あるいは開かれようとしている、二日に開かれることになっていますので、ということで、そこで、根拠が何かとか、その見方が正しいかとか、そういう議論がなされるということです。
○川口国務大臣 公表されるものについては当然ながらお出ししますし、また、国会の方でも直ちに知ることができるようになると思います。
○川口国務大臣 イラク人にできるだけ早く主権を戻すことが大事だということについては、これは一四八三でもそういうふうに書いてありまして、国際社会が、全員がそれについてはだれも反対する人はいない状況だと思います。日本も、もちろんそう思っているわけです。  それで、イラクの復興をでき...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど言いましたように、基本的にはアメリカも今委員がおっしゃったようなことを言っているわけで、じゃ、いつまでにという期限を切るというのが現実的かどうかということが一つの問題であるわけです。  できるだけ早くイラク人に主権を戻す、そしてそれを国際協調の中でやる。こ...全文を見る
○川口国務大臣 天木大使が外務省を御勇退なさったということは事実であります。そして、その理由として意見具申であったということでは全くない。  私は、外務省改革の中で、意見具申ということは大いにやるべきだというふうに言っていますし、多くの大使の方がそういうことをやってくださってい...全文を見る
○川口国務大臣 これ以上はっきり申し上げられないくらい申し上げたと思います。それは事実ではありません。
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) この案件につきまして御質問があるということで、私も調べてみましたけれども、幾つかの点で確かに十分でない部分があるというふうに私も思います。  フォローアップ、これは場所が首都の三十分ぐらいからのところにありますので割に近くて、この土地を見に大使館員はし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ドミニカの移住募集に当たりまして、政府は当時、数回にわたりまして調査団を現地に派遣をしております。全体のうち、その移住をする方の募集の前に調査ができたところがほとんどですが、そうでなかったところが二つ。ただ、そこの場所についても、その移住者の募集前に現地...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ネイバは先ほど申し上げましたので、ドベルヘ地区、乾燥と炎暑の半砂漠性の地区で、土地は燐酸及び置換性に富み、水さえあれば豊穣な土地になる。かんがいが農業生産のすべてを支配し、大規模かんがい工事を実施中、概要はそういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) この書簡が入植候補地の調査結果についての書簡のことをおっしゃっていらっしゃるんでしたら、ちょっと現物を今手元に持っておりませんので、最後のところで何が書かれているかということを私は今の時点では承知しておりませんけれども、調べて報告をさしていただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、その手紙については調べたいと思いますけれども、ドベルヘについての塩分を含んでいるかどうかということにつきましては、現在、訴訟の争点の一つになっていると承知を私いたしております。当方としては、これが農業ができない土地であったというふ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現物に直接当たってみたいと思います。私が今、このお話があるということで勉強をした範囲では、当方はそういうふうには考えていないという話を聞いております。
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますが、手紙自体というのは私は現物を承知をいたしておりません。このことについて私が受けました説明、これは昭和そもそも三十年代のことでございますので、現物に当たってその手紙を見たいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) ドミニカの植民の件につきましては、今年の初めに委員から御質問があったことをよく覚えておりますけれども、今、裁判が係属中でございまして、今の塩分の点については、現物は当たってみますけれども、正に争点の一つだというふうに承知をいたしております。そういったこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これ、昭和三十年代の初め、三十一年から三十四年にかけて移住が行われたことでございまして、これは五〇年代の終わりの話、後半の話になりますので、今から五十年以上たっているときの話でございます。したがいまして、今、私が現地を訪れたとして、五十年前の状況を今の時...全文を見る
10月03日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○川口国務大臣 情報という意味では、ここで申し上げることができるような新しい追加的な情報というのはございません。先ほど総理がおっしゃったことに尽きます。
○川口国務大臣 問題があるということではなくて、まだまだ十分でないということでございます。人、物、金、テロリスト関係のそういった動き、これが国際的に起こらないようにとめる、そして情報の交換も十分にするということで、例えば出入国の管理ですとか、輸出管理ですとか、税関ですとか、資金の...全文を見る
○川口国務大臣 具体的にはっきりした数字ということは、今存在しておりません。
○川口国務大臣 総理がお答えになられる前に、事実関係だけ申し上げたいと思いますけれども、アメリカの議会の上下院の秘密聴聞会が開かれて、その情報についての調査は秘密聴聞会で議論はされております。  そこで、秘密聴聞会ですから中身はわかりませんけれども、中間報告ということで、その後...全文を見る
○川口国務大臣 一言だけ。  ロシアの新しい、新軍事ドクトリンと言われるものですけれども、これは、まさにアナン事務総長が指摘した、突然の警告なしの大量破壊兵器による攻撃、これが今の世界にとって脅威だと認識されている、そういうことを裏書きした、まさに問題意識が適切だったということ...全文を見る
10月06日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連改革につきまして私の方からお答えをさせていただきまして、その後、必要に応じまして総理からお話をいただきたいというふうに考えております。  国連の改革でございますけれども、これは、今、国連の、特に安保理の状況が戦後の世界の変遷を表していない、反映して...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この作戦の成果というものは、何を目的にして行われた作戦かということに照らして考えるべきであるというふうに思います。  それで、そのまず目的でございますけれども、幾つかございますが、不審船に対しまして無線照会あるいは立入検査を行うことによって、テロリスト...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一般論として、情報公開というのは私も非常に大事であるというふうに考えております。  そして、この不朽の自由作戦ですけれども、我が国としてもこの作戦を支援をしていますので、作戦の中心となる米国とは様々な情報交換を行っております。特に、海上阻止活動について...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 分母については公表できないということでございますけれども、四十名のアルカイダ及びタリバーンの幹部が捕捉あるいは殺害をされた、そのうちのアルカイダについては三分の二ということでございますので、おのずから範囲は数十名ということになるかと思います。
○国務大臣(川口順子君) 人数ということで申し上げるのは難しいわけですけれども、委員も御案内のように、東南アジアでは例えばバリ島における爆弾テロ、あるいはジャカルタにおけるホテルの爆破事件、あるいはミンダナオ島のテロ事件等々と、幾つかの東南アジアではテロ事件が起こっているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) きちんと全部証拠があってということで申し上げることは難しいかと思いますけれども、例えばマレーシアと国境を接したタイ等にも活動が見られるといったような報告というのもございます。
○国務大臣(川口順子君) 過去、一枚の写真、新聞に報道されていますけれども、顔がはっきり写ったということではない一枚の遠くから撮った写真、それしか存じません。
○国務大臣(川口順子君) インドネシア、島が多い国でございまして、なかなか全体としてその把握というのは難しいということだと思いますけれども、先ほども申しましたように、ジュマ・イスラミーヤ等のアルカイーダとの関連がある組織等、様々な今活動がインドネシアの中ではあるというふうには聞い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) テロというのは、テロリストというのは国際的に移動していきますので、国際的に連携を持ってテロリストの移動あるいは関連物資の移動を食い止めるということが非常に重要だというふうに考えております。そういった観点で、そういった取組がどれぐらい功を奏するかということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アジア地域でこういったテロに対応していく能力を身に付けてもらう、キャパシティービルディングの支援というのが我が国がアジア地域において中心的にやっていることでございます。この分野というのはテロ資金、委員がおっしゃったテロ資金もありますし、また物の移動、輸出...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは委員も御案内のように、DDR、これは我が国が国連と一緒になってアフガニスタンの中で主導をしているというものでございます。  これについては様々なことをやっておりまして、例えば今年の二月には東京で国際会議を開きまして、「平和の定着」東京会議、これは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最初におっしゃった力の真空の問題、これは一つの課題でございまして、十分に注意をしながら進めなければいけないと思っています。  軍閥、地方に割拠をしている、あるいは地方に存在をする武器をなくしていくということですから、当然、その武器がDDRによってどこか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中東和平の問題は、この地域の根幹の問題であるというふうに思っております。我が国はどちら側にも加担を今までしたことのない中立的な立場で、委員がおっしゃるように、粘り強くこの問題に我が国としても取り組み、貢献をしていきたいと思っています。
○国務大臣(川口順子君) それは事実でございます。  委員もおっしゃられましたように、国際監視団がいるということはDDRの過程が中立的に、中立性、信頼性を持って行われているということを示す上で非常に重要であるわけで、委員もおっしゃられたように、アフガニスタンには国際監視団という...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、大統領令、これで考えられています国際監視団というものの機能は、まず非武装で公正な選択、除隊兵士の公正な選択そして登録を監視をする、そして除隊作業、武器の回収作業を監視をする、動員解除から社会復帰が適切に進んでいるということについて監視をするということ...全文を見る
10月06日第157回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンの現状、見通しについてお尋ねがありました。  テロとの闘いは一定の成果を上げつつあります。ただ、依然としてウサマ・ビンラーデン、オマル師等、アルカーイダ、タリバーンの主要メンバーは拘束をされていません。他方、パキスタンと国境を接する南部、...全文を見る
10月07日第157回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は総理の発言というのはそのとおりだと思っております。特に、それを改めるようにというふうに申し上げるつもりはございません。私が総理のような独創的な発言ができたかというと、これは別問題でございますけれども、おっしゃっていることは正しいと思います。  なぜ...全文を見る
10月07日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) ICCに関するローマ規程、この重要性は委員もおっしゃっていらっしゃるとおりだと思います。我が国自身がこの成立過程で積極的に動いたということは、我が国のこの問題の重要性についての認識を表していると私は考えております。  先ほど条約局長が言いましたように、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、お答えの方を先にしてしまいますと、捕らえられた幹部の名前等も把握をいたしております。ということですが、よりちょっと一般的に申し上げて、情報公開、情報を国民に提供をするということは私は極めて大事なことであって、委員の問題意識というのは私も全く同じに考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンの支援五億ドル、これを日本がプレッジをし、更にその上に一億二千万ドル人道支援をしております。ですから、実際にした支援という意味では、難民及び国内避難民に対しての一億二千万ドルの人道支援と、五億ドルのうちの四億四千万ドル、これを実施あるいは実...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンの現在の情勢につきましては、一言で言って、いい部分と悪くなっている部分と両方あります。  それで、いい部分というのは、例えば治安について言いますと、北部、西部は比較的安定をしていて、委員がおっしゃいましたように、パキスタンとの国境に近い南...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるとおり、アメリカとの連携というのは重要だと考えています。米軍は、御指摘になられましたように新国軍、これを作っているところであります。それから国防省の改革というのもやっています。我が国のやっているDDRとは本当に隣接をした関係ということです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるように、こういった状況で亡くなられた方、これは民間人であろうとだれであろうと、その命は惜しまるべきものであると思っています。  そういう意味で、民間人の方々のその死者の数についても我々としては関心を持っていますけれども、先ほど堂道局長が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国際協調をして進めていくということは、私は何よりも重要だというふうに思っています。イラクの問題もそうでございますし、それからアフガニスタンもそうですし、それからより広く一般にテロ対策ということでも全くそうだと思います。これが早くいい形でできる、これが対応...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) テロと貧困とどのように関係があるかということについては様々な議論があると思います。貧困というのは確かにそのテロの温床となり得るものですし、同時に貧困な国すべてがテロの温床になるわけでもないということだと思います。  宗教とか民族とか、あるいは文化とか考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どこでテロリストたちが養成されているかということについては、必ずしもまだ十分に把握できていないところもございます。ただ、その把握できているところについてはやはりそれをなくすべきであって、私どもは、ほかの国に対しても、これはアフガニスタン以外の国に対しても...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはいろいろな国からいろいろな評価が、プラスの評価が行われています。いろいろ例を挙げることはたくさんできますけれども、例えば、ごく最近ですと、私は豪州の国防大臣とお話をしましたけれども、国防大臣からのプラスの評価というのもございますし、もちろんその本家...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 臨検をした、あるいは問い合わせたといったことで申し上げますと、五月まで、今年の五月までに約四万六千件の無線照会をして、そして一千件の船舶に対する検査、これを行ったということでして、このペースは六月以降も落ちていないわけでして、最近も、平均をして月当たり二...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの中、これは地域的に差がありますけれども、だれによるか分かりませんが、それがサダム・フセインの残党なのか、あるいは過激派イスラム主義者によるものなのか、あるいはアルカイーダ等の関係を持つ者なのか、これはよく分かりませんけれども、テロが引き続き、テロ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に大きな御質問をいただきましたけれども、まず国民生活ですが、これは小規模な経済活動が活発化をしているということでして、経済成長率、二〇〇二年三〇%、それから穀物生産量、二〇〇一年に比べて二〇〇二年は八二%増。ベースが低いからそれぐらい増えてもという御...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 数字ということで申し上げることは難しいと思います。  戦前とおっしゃいましたけれども、アフガニスタンにとって戦前がいつかというと、もう二十数年前、二十七、八年前ということですので、そのころから何回も何回も異なったグループによる戦いがアフガニスタンの国土...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 失礼いたしました。  アルカーイダ、タリバンの残存勢力ですけれども、まず、ウサマ・ビンラーディン、オマル師等のタリバーンの主要メンバー、アルカーイダの主要メンバーはまだ拘束をされていない状況です。全体としてテロとの戦いは一定の成果を上げて、アフガニスタ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはなかなか把握が難しくて、オマル師あるいはオサマ・ビンラーデン、時々テレビで映像が映ったり声が放送されたりしますけれども、消息はつかめていないということであります。  米国はアルカーイダや又は旧フセインあるいはタリバン、また旧フセイン政権の残党を追...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 治安の確保が引き続き重要な課題であるということは全くそのとおりでして、特にまた、最近、テロの目標が攻撃をしにくいハードターゲットからNGOや国際機関やといったソフトターゲットに移ってきているということも言えると思います。  それで、それはなぜなのかとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中東地域の平和と安定というのは、恐らくいろいろな地域の平和と安定が相互に関連し合っているというふうに思います。イラクの問題と中東和平というのは、やはり密接に、因果関係という意味ではなくて関連をしているというふうに思います。中東の和平がやはり根本的に達成を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、世界が協調をしてイラクの復興のための取組を行っていると思います。今度スペインで支援国、復興のための支援国会合が開かれますけれども、我が国はそこにおいて我が国にふさわしい責任を果たしていかなければいけないと思いますし、それからその他和平、中東和平の問題...全文を見る
10月08日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員もおっしゃっていらっしゃるように、アフガニスタンの治安の状況、引き続き課題であり、かつその状況が地域によって異なるということであると思います。南部、パキスタンとの国境を接する南部、南東部、東部、ここにおいてタリバーン、アルカーイダ、ヘクマティアル派が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンに埋まっている地雷の数、これはいろいろな推測がありまして、一説六百万とも、それから一千万とも、倍ぐらいの差がある推定の数が出ております。  それで、その中でアフガニスタンにおいては、一九八九年から国連アフガニスタン地雷対策センターを中心と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) カルザイ政権が国内をどれぐらい十分に掌握をしているかということについて言いますと、地域的に直接支配をしているところですけれども、これはカブールを含めた一部の地域である、そこに限定をされていると思います。そして、委員がおっしゃるように、地方は多くの軍閥が割...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった八名というのは、少し前の数字ではないかと思います。今アフガニスタンの大使館には十八名の館員がおりまして、そのほかにプラス三人、外務省の人間ではありませんけれども、調査員といった形でおりますので、合計二十一名おります。
○国務大臣(川口順子君) 駒野大使とそれからもう一人、NGO御出身で、アフガニスタンで今NGOとの関係を専ら担当してもらっている館員がいますけれども、その二名ということです。
○国務大臣(川口順子君) お答えする前に、先ほど二名と言いましたけれどももう一名いまして、パシュトゥー語を話せる人がもう一人います。合計三名いるということです。  それから、今のお尋ねについてお答えしますと、館員の中に防衛庁の出向者、防衛駐在官一名、それから警察庁の出身者一名い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンの場合には地域によって安全度、治安の状況が違いますので、そこをそれを前提にいたしまして、カブールについては普通に渡航をすることができる、それから地方についていえば、注意が必要であるということで、分けて、それはそれぞれきちんと渡航情報を出して...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 安全保護体制。大使館の、NGOの。
○国務大臣(川口順子君) 邦人ですね。
○国務大臣(川口順子君) 邦人の保護体制につきましては、これは大使館が、いらっしゃる方と、先ほど申し上げました海外渡航情報及びネットワークを通じましてやっております。  それから、そのNGOの方々、これはいろいろ、カブールだけではございませんで、かなり遠くに、いろいろな地域に展...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 武力容認、武力行使容認決議、新たにそういうことをしていいという権限を与えるという意味での国連の決議は出ておりません。  米国がここで行っていますのは、五十一条に基づく自衛権の行使ということであります。
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったアメリカについてのいろいろな考え方、私も、個人的な話になりますが、委員ほどではございませんけれども、ある年限アメリカに住んだことがありますので、委員がおっしゃったそのアメリカについての御感想はかなりの部分、私も同感をしております。ただ、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは委員に対しても今まで何回か御説明をさせていただきましたけれども、米国等によるイラクに対する武力行使というのは、イラクが今まで数回、まあ幾つかの決議が出ましたけれども、これに対して継続的に違反を、これらの決議の義務に対して、義務を履行しないという形で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンについてのテロ掃討作戦ですが、これはアメリカはいろいろなことをやっております。結果として少しずつ効果が出てきて、総体的な評価としては、アフガニスタンの国内はもはやテロリストの安住の地域では、地ではなくなったということだろうと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、国連決議一三六八というのが当時できております。我が国として、その国連決議に従ってどのような行動を取るのがいいのかということを主体的に判断をした、その結果でございます。
○国務大臣(川口順子君) 後で必要でしたら防衛庁長官にまた御発言をいただきたいと思いますけれども、委員おっしゃったように、産軍複合体という言葉は、これは三十年ぐらい前にかなり、もうちょっと前ですね、有名になった言葉であるわけです。私は、アメリカの民主主義、あるいはこれはアメリカだ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったテレビの報道は、私もちらりちらりと全部ではありませんが見ましたけれども、報道は常に報道であって、そういったことについてきちんとその調査をしているという、しているわけではない、考え方として反対の考え方は常にある、全体を見るべきであろうと思...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった数字というのは、この間、イラク支援国会合がマドリッドで、イラク支援国会合のコア会合、コアグループの会合がマドリッドで行われたわけですけれども、そのときに出た国連と世銀が行ったイラクのニーズに対する調査の報告書の数字であるかと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二十三日、二十四日に行われるマドリッドでの会合を成功させることが重要であると思います。それは、国際社会が一致してイラクの復興にかかわっていくという姿勢の表明でありますので、それを成功させることが必要であると思います。そして、そのために我が国がいかなる貢献...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、政府が北朝鮮に対して今要求をしていることというのは、拉致されて日本に帰ってきていらっしゃる五人の方、この方の家族、北朝鮮にいる家族を日本に帰国させること、それから事実の解明、これをやることということであるわけでして、これが具体的にそういう、どういう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはございます。ございましたということだと思います。  この条約、委員がおっしゃいましたように、七六年、ASEANが第一回の首脳会議をバリで開いたときに、五か国、当時ASEANは五か国でしたので五か国で採択をしたものであって、その後、二〇〇一年になり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは今引き続き検討中であって、正式に入らないとか入るとか決定をしたということではないということです。  それで、どういうことを検討しているかということなんですけれども、これは幾つかあります。まず、委員が御指摘になられたように、日本とASEANの関係は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず申し上げたいのは、私が先ほど二点申し上げたうちの最初の点がその政治的な判断はどうかということでのお答えで、一つの議論として今やっていますということで申し上げたのは、ASEANと日本は別な柄の、もっと多分複雑な柄のシャツをともにもう既に着ているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 失礼いたしました。  私は二〇〇二年の二月に外務大臣になりまして、昨年、ASEANとの会合に出席をいたしました。その前にそういう話を聞いております。
○国務大臣(川口順子君) ASEANと日本の関係というのを今後どのように持っていくかということは、私は今非常に大きな課題であると思っております。今までと違った意味で別な課題、その地域のいろいろな問題が変わってきておりますので、大きな課題であるというふうに思っています。  そうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 軍事力ではテロはなくすことができないというふうに委員がおっしゃったわけでございますけれども、今世界がやっているのは、テロに対してイラクあるいはアフガニスタンで行っている直接的なこと以外にたくさんの国際的な協力、協調をやってテロ対策をやっているということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領は、委員がおっしゃられましたようにアフガニスタンの友人であるということも言っていらっしゃる、アフガニスタンは米国の友人であるということを言っているというふうに聞いておりますけれども、アメリカはアフガニスタンに対して支援にかなりの資金をつぎ込...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米英等によるイラクに対する武力行使の目的は何であったかというお尋ねでございますけれども、これは、武力行使なしにはイラクが関連安保理決議上の義務の重大な違反を継続的に犯してきたことによって高まった大量破壊兵器の脅威を除去し得ない状況に至ったため、関連安保理...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器等の武装解除の義務というのは、イラクは停戦の条件として決議六八七によってこれを課されたわけでございます。そして、こういった大量破壊兵器についての武装解除等の停戦の条件となった様々な国連、六八七と申し上げてもいいですが、その決議に違反をしてきた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本政府の先ほど私が申し上げた見解、これは日本政府だけの見解ではありませんで、武力行使をした米国もそして英国も、その後国連にその旨の報告をしておりますけれども、その報告の理由として六七八、六八七、一四四一ということを挙げておりますので、これは同じ、米英、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの治安情勢ですけれども、まだ十分に注意を要する状況が続いていると思います。ただ、総じて市民生活は改善に向かっていると、そして秩序が回復されつつあるというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) どっかの国がそういうことを言っているかということでいえば、米国についてはそのようには言っていないと思います。それから、ロシアが最近、新軍事ドクトリンというのを出しましたけれども、その内容については今私は勉強中でございまして、意味がおっしゃったようなことか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アナン事務総長はどこかの国の名前を挙げて、どっかの国がそういうふうに言っているということを、特定の国が言っているということを言ったわけではございません。  私どもとしては、そういった大量兵器による無警告の突然の攻撃にさらされる脅威、これに国際社会として...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本政府として、まず、イラクの人たちに統治の権限、これをできるだけ早く移すということは非常に大事なことであるというふうに思っています。それが早期に実現するということは重要です。  ただ他方で、新しい安保理の決議にイラクへの統治権限の移譲の期限を明記しさ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大事なことは、イラクに統治をする権限が移譲されたときに、イラクにおいて治安状況がきちんとする、あるいはその改善をするような状況にイラクの政権、統治評議会であれ何であれですけれども、その移譲された政権が十分にそういう力を持っているか、そういう状況かどうかで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本政府として、国連が十分に関与する形で国際協調が確保されて、イラクの復興が行われるということが重要であるというふうに考えております。  そのためにはどういうルート、どういう方策が一番いいのかということが問題になっているわけでして、例えば国連の人員が今...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) カルザイ政権が一方的にアメリカに頼るというふうにおっしゃられましたけれども、私ども日本もカルザイ政権に十分に頼ってもらっていると感じて、責任を持って行動しなければいけないと思っています。  国際社会全体がカルザイ政権を支えている。なぜそうかといいますと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) もちろん、一年先の、半年以上先のことについて一〇〇%確定をしていますということは、言うことは難しいかもしれませんけれども、我々としては、そういった見通しを持って、そのためにいろいろしなければいけないことがありますから、それを努力をしているということでござ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この決議は、この決議自体は武力の行使を容認したものではないというふうに考えております。  他方で、決議一三六八におきましては、国連憲章に基づく自衛権が各国固有の権利であるということを改めて言及をしております。その意味で、今般の同時多発テロに対応して米国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国は、アフガニスタンにおいては積極的に様々な支援を行っております。  東京で復興支援会議を開いたというのもその一端でございますけれども、国内、アフガニスタン国内でいろいろな支援、例えば再三質問がございましたDDRですね、武装解除、動員解除、社会復帰...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 平和という言葉は余りにも大きい言葉でして、その定義をきちんと今まで考えたことはそういう意味ではございませんけれども、直観的に私がいつも平和という言葉を聞いて考えていることは、紛争等のそういった問題がない、人に脅威、恐怖を与えるようなことがないということで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が考えておりますことというのは、安保条約というのは、これは再三再四申し上げておりますように、我が国の平和と安全にとって非常に重要なもので、重要という以上のなくてはならないものであると思います。  そしてその負担、これが、基地の七五%が沖縄にあるという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領がいらっしゃいますけれども、短時間、総理と親しくお話しになられたいということでいらっしゃいまして、総理とブッシュ大統領がどのようなお話をなさるかということを私が決めるわけにはまいりませんが、私としてその御質問の沖縄県民の御負担の軽減のために...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 沖縄県民の方の御負担というのには大変なものがあると思いますし、今委員がおっしゃっていることについては、私はよく認識をいたしております。引き続きSACOの最終報告の実施等、私として努力をしてまいりたいと思っています。
○国務大臣(川口順子君) 一例をということでございますので、一例を挙げさせていただきたいと思いますけれども、沖縄基地にある米軍の使用した米国製及び日本製のPCB、これを運び出すということについて大きな問題がございました。  これについて、私は環境大臣でもございましたので、PCB...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブッシュ大統領は、バンコックにおきますAPECの首脳会談において、御出席をなさるということで、その途中に日本に一晩、立ち寄られるということでございます。  その場で、その夜ですけれども、総理と親しく御飯を食べながら意見を交わしたいというふうにおっしゃっ...全文を見る
10月09日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、大きく分けてその二つということで結構でございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど不朽の自由作戦、これについては大きく二つの部分から成りますということは申し上げました。そして、現在行われている自衛隊による給油活動ですが、これは二つの、大きく分かれる二つのうち、海上阻止活動に対しての支援を行っているわけですね。  それで、これが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ですから、先ほど丁寧に申し上げたのは、不朽の自由作戦が二つの部分に分かれていますけれども、それを全体としてそれがその申し上げた数字であるということで申し上げたわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) ですから、全体合わせての数字であって、それぞれの数字ということについては、これはいろいろ情報交換をしておりますけれども、これについては申し上げることはできないということも今まで何回か御答弁を申し上げてまいりました。
○国務大臣(川口順子君) 情勢がアフガニスタンでは二年前と変わったというふうにおっしゃられて、何をもって変わったとおっしゃられているのか私、ちょっとよく理解できませんけれども、時々テレビをごらんになられますと、例えばオサマ・ビンラーデンが引き続きその画面に現れてアメリカを攻撃すべ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、一九七七年の追加議定書、これは一九四九年のジュネーブ条約、これを、これの後、武力紛争の種類が非常に多様化をしているということもあって、それに対応しまして、補完、拡充をするという性格のものであると思います。  具体的に言いますと、追加、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 批准をしていない理由でございますけれども、まず我が国としてはこの追加議定書についての国際社会の見方ということをも見てきたわけですけれども、今、議定書は、ジュネーブ諸条約と並んで、先ほど申しましたように、国際人道法上の主要な柱と位置付けられるように国際社会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃるように、こういったことに際して罪のない市民の人たち、アフガニスタンの人たちが傷付き殺されということになっていることについては私も非常に残念で、特に今、委員がおっしゃられたようないろいろな例を具体的に頭に浮かべると大変にお気の毒で言葉を、ど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お尋ねの打診の有無につきましては、これは日米間ではアフガニスタンの支援につきましては本当に様々な意見交換を行っておりますけれども、その一つ一つについて具体的に言及をするということは差し控えさせていただきたいと思います。  それから、PRTですけれども、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 短いお答えを申し上げれば、設けております。まだまだ十分ではない部分もあるかもしれませんが、場を持っております。  例えば、委員もちょっとおっしゃっていただきましたように、G8で国内テロ対策専門家を含んで、テロ専門家による会合が定期的に開催をされておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 「希望の星」については、委員がおっしゃられたとおりでして、これは新藤政務官、前の政務官の新藤政務官の命名によるものでございます。  化学兵器でございますけれども、これは、ロシアは化学兵器禁止条約の締約国でありまして、二〇〇七年までに化学兵器を廃棄しなけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど一%とおっしゃられましたけれども、一%ではなくて、余り違わないとおっしゃるかもしれませんが、三%でございます。  それから、NGOに対する支援ですけれども、私はこれは非常に重要であるとずっと思ってきております。外務省にもNGO担当大使がいまして、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、正に官房長官おっしゃったように日中間で協議をしております。我が国としては誠実に対応するということを申し上げております。中国政府からは、できるだけ早く問題の処理をしてほしいということは伺っております。  このことについては、私も前に、李肇星外務大臣が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その答弁について、私は直接にそれを聞いたわけではありませんが、委員がお読みになったことの意味は、我が国として自発的に補償あるいはその代替措置を取るということができますということを、その政策として取りますという趣旨で言ったことではないというふうに思います。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日中韓を加えたASEANプラス3の枠組みというのは非常に大きな意義があると思っています。これは東アジアが、総理がこの前行かれたときに、ともに歩み、ともに進む関係であるということを言われました。こういったことを目指してやっていくわけで、その意味で、その中で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の北朝鮮の問題に関する考え方というのは一貫をしています。これは、この一部ここにもありますように、平和的な解決、外交的な努力によって解決をするということで考えております。そして、日朝平壌宣言に基づいて、我が国としては核の問題、拉致の問題といった二国間...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮に対する我が国の考え方あるいはその方針に全く変更はないというふうに申し上げました。  この我が国の方針というのは圧力と対話という考え方に基づいてやっているということについては変更ございません。
○国務大臣(川口順子君) そういった考え方、将来の問題として一つあり得るであろうというふうに思います。  ASEANという枠組みもございます。その南の方にSAARCという枠組みもございます。それから、上海機構という枠組みもございます。いろいろな地域のグループというのがあるわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 自衛隊をイラク特措法に基づいてイラクに派遣をするということがあった場合に、周辺国にも自衛隊員を長期滞在をさせるということが予想され得るわけでございます。そういったことから、その場合の自衛隊員の法的な地位の確保ということが重要でございますので、あらかじめそ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういう派遣ということがあると、あったとしてという仮定をいたしましてお話をしますけれども、先ほど一般論としても申し上げましたけれども、形式、形という意味では、地位協定という形を必ずしも取らなければいけないということではないということでございます。ほかにい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一例をとおっしゃられたのでその一例を申し上げましたけれども、必ず、委員がおっしゃっている、おっしゃっていらっしゃいますようにそれにとどまるものでは全くないわけです。そして、今までもそれ以外にもたくさんのことをやってきております。  もう少し例を挙げさせ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったアナン事務総長の発言というのは、安保理のメンバー国とで定期的に昼食会をやっていらっしゃる、その席上で、これは非公式な意見交換の場ですけれども、そこでなされたということのようでございまして、我が国としては、その詳細、その場にいたわけではご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第二ASEAN協和宣言というのが今回出されているわけですけれども、そういったことにおいて、基本的にASEANが今後新しい時代においてどのような対応をしていくのがいいかということがこれの趣旨でございます。  その中で、例えばテロなどの国境を越える犯罪に対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、人間の安全保障というのは我が国が世界に対して発信した知恵でございまして、非常に重要な考え方であると思います。我が国としては、それを、その知恵のみでなく、あるいはお金だけではなく、実際に現場でそれをやっていくという意味で、アフガニスタンで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二つのやり方があると思うんですね。  入る前にきっちり調べて、特に日本の場合は条約を締結をするに当たっては国会の中で非常にきっちりした議論が行われる、それに耐えるだけの材料をきちんと集めてやらなければ、政府としては国会には御提案できないわけです。もう一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まとまった数字という意味ではそういう、今申し上げたとおりなんですが、月当たりの無線照会のペースでいきますと、無線照会が約二千件、月に、立入検査が月三十件ということですので、六月、七月、八月、その数字を足し上げていただければ大体の見当を付けていただけるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 八月までということで言いますと、五万二千件無線照会、立入検査約一千百件と、そういうことでございます。
○国務大臣(川口順子君) 私は二つとも読んでおります。
○国務大臣(川口順子君) その記号云々ということについては、私は別にそれに注意を払って処理をするわけではございません。それの判断というのは当然部局、担当部局が行うことになりますけれども、私自身の判断としては、いろいろ総理はもう山ほど案件を抱えている中で、総理にその二つを読んでいた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その本の内容について、既にかなり調査をしたことが入っております。既に調査をしたことにつきまして、それは過去外務省にいていただいた副大臣の方々の手をお煩わせして、あるいは監察官の手を煩わせして調査をした件も入っております。そういうものについて私は二度調査を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮が行った拉致というのは、これは普通にはテロと考えますということは申し上げているわけですけれども、米国にはテロ、テロ支援国家、これを法、国内法上認定をする制度があります。我が国は、そういう意味ではそういうことを認定をする制度というのは存在をしないとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米は、世界の中の日米同盟でございますから、いろいろな問題について密接に意見交換をしております。イラクの問題についても密接に意見交換をしております。  ただ、その具体的なやり取り、これはいろいろなやり取りございますけれども、やり取りについてはここで申し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、いろいろなイラク問題についてもやり取りをいたしておりますけれども、おっしゃられたような具体的なそういう数字がアーミテージからあった、アーミテージ副長官からあったということはございません。
○国務大臣(川口順子君) 今、総理がお読み上げになったチャラビ議長、そのチャラビ議長が代表をするのはイラク統治評議会というものですけれども、このイラク統治評議会というのは、イラク暫定行政機構、これは国連の決議でもそういう言葉が出てくるわけですが、の主要な機関であって、イラクに国際...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 厳密に申し上げれば、イラクという国はなくなったわけではございませんから、イラクの主権というのはイラクにあります。  イラクの主権を行使をする権利、それを統治する権限というふうに言うわけですけれども、これは今CPAにあるわけです。それを、いずれ正当なる手...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの統治評議会、これは九人の人が議長を、回り持ちで一月ごとに議長の職に就いています。先月、九月、国連総会のあった九月、このときにはチャラビ氏が議長でありまして、したがってイラク統治評議会を代表をして国連で演説をしたということです。今月、十月は、今別な...全文を見る
11月25日第158回国会 衆議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○川口国務大臣 まず、日米地位協定のことでございますけれども、これにつきましては、従来からも申し上げてきておりますけれども、その時々の問題に対して、運用の改善によって機敏に対応していくということが合理的であるということを考えておりまして、その考えのもとで運用の改善に努力をしてまい...全文を見る
11月26日第158回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、アメリカの小型核兵器の開発の問題ですけれども、この間、その授権法で認められたということは、これは研究でございます。それで、その法律にはきちんと研究の後のステージ、例えば開発ですとか生産ですとか、そういうところに行くときには新たに議会の承認が必要であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の懸念である安全保証についての文書化のそのお話でございますけれども、これは国際社会として、その問題と同時に国際社会全体の懸念である北朝鮮の核の開発の問題、この両方、ほかにもまだ問題がございますけれども、そういったことについて議論をしていくことが重要...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) よくアメリカが単独主義であるというふうに言われます。そのジョーゼフ・ナイ教授のその本も、片方で単独主義、片方で国際協調主義ということをおっしゃっていらっしゃるというふうに思いますけれども、単独主義ということを言ったときの実はその定義、何が単独主義かという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮につきましては、これは今、六者、六か国会談と次の六か国会談に向けていろいろな調整が進んできているわけでございます。  今いつ次の六か国会談をやるということについて具体的に日程が決まっている段階ではありませんけれども、そこを目指して、できるだけ早く...全文を見る
12月15日第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○川口国務大臣 我が国は、十五億ドルの無償ということで、委員も今おっしゃっていただいたように、国際的にも大変に評価を受けております。今までのところ、これまで十五億ドルのうち約九千万ドルを超える金額を援助として実施をしたということでございます。  先ほどおっしゃられた井戸を掘ると...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、裁判の問題ということはこれからの問題になっていくと思います。  今の時点では、これはいろいろな意見があるわけでして、サンチェス司令官が記者会見をいたしましたときに、これについては今まだ何も決まっていない、今後検討されていくということを言っている...全文を見る
○川口国務大臣 イラクにいたしましても、アフガニスタンにいたしましても、それから、その他の地域にある公館にいたしましても、この安全を確保するということは、我が国が外交活動をきちんとやっていけるということのために大変に重要なことでございます。  イラクにおきましては、今回のことが...全文を見る
○川口国務大臣 第二段階としてどのようなやり方で警備を行っていくのか、これについてはいろいろな考え方があると思います。そういったことを幅広く視野に入れまして検討をまさに始めたところでございます。ということでございますので、今の時点で何が一番いいかということの結論を出すにはまだ至っ...全文を見る
○川口国務大臣 先生のおっしゃる、イラクの人たちに、日本がどういう意図を持って自衛隊を送るか、あるいは復興支援をしているかということを直接に伝えるということは、私は大変に重要である、問題意識は全く共有をいたしております。  それで、我が国として、外務省といたしましても、今までそ...全文を見る
○川口国務大臣 フセイン大統領が捕らえられて今後の国内の展開がどうなるかという御質問の趣旨がきちんと私、把握できているかどうかよくわかりませんけれども、イラクの国内において、我々が期待をしていることは、これによってフセイン政権が再びできるということははっきりなくなったということの...全文を見る
○川口国務大臣 事実関係につきましては、既にいろいろ御案内でいらっしゃるというふうに思います。事件の後、一時期若干違う情報が流れたということはございましたけれども、それは、それぞれ初動の態勢での聞き込みの際に異なった情報があったということでありまして、これについては直ちに訂正をさ...全文を見る
○川口国務大臣 今調査を続行中でございまして、今行っていてわかったことについては、これは外にお出しをすることにしておりますので、新聞等で報道されているとおりでございます。だれが犯人であったか、それから、もし必要でしたら新聞等に報道されていることを繰り返しますけれども、どのようなこ...全文を見る
○川口国務大臣 あの不幸な、残念な事件が起こりました後で、即刻現場に行ってその調査をしたいと言ったのは上村臨時代理大使であります。我々はそれをとめたわけです。それはなぜかといいますと、大使館員があの時点であそこに行くということは二次災害のおそれが十分にあった、そしてそれはCPAに...全文を見る
○川口国務大臣 外務省におきましては、その事件についての通報がございました直後から、緊急対策本部を私を本部長として設置をいたしまして、そういった事実関係の解明等々について引き続き取り組んでいるところでございます。
○川口国務大臣 これは犯罪の捜査でございますので、我が国としては、しかるべき我が国内のそういったところを担当するところとも御相談をしながら、ただいま進めております。  それで、これは、そこの現場に行きたいという気持ちは大使館の人たちはもちろん持っているわけでございますけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 私は矛盾したことを申し上げているわけではありませんで、あの夜、向こうの時間では夜でしたけれども、とにかくすぐにでも現場に行きたいということは大使館からあったということでございます。  それについては、二次災害の危険があるということでとどめ、そして警備当局からも、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど渡辺委員の御質問にお答えをして、わかっていることは既にお出しをしてありますということを申し上げたわけでして、それは、たまたま国会がそのときは開かれていなかったので、外務省の方針として、はっきりわかっていることは出していきますということでやらせていただいており...全文を見る
○川口国務大臣 国連への働きかけは、武力行使が行われる前から、国連の関与を持った形でということが重要であるということは、もう再三再四働きかけております。  ごく最近の時点では、私は、アナン事務総長と話をしまして、国連の関与の重要性についてお話をさせていただきましたし、近々中山先...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、委員がおっしゃったようなことを、アメリカがウォルフォビッツ国防副長官名の文書において発表したということがございます。それで、さらにこれに関してホワイトハウスからは、この措置というのは、米国の納税者が支払っている百八十六億ドルのイラク復興事業分に...全文を見る
○川口国務大臣 政府の考え方については、後で官房長官なり防衛庁長官からお話があると思いますが、オランダ政府が議会に報告をしたものということについては、情報の把握はいたしております。(赤嶺委員「いたして何ですか。最後、語尾が聞こえなかった」と呼ぶ)把握をいたしておりますと申しました...全文を見る
○川口国務大臣 今先生がおっしゃられたことについて、私は全く同じ考えを持っております。  イラクの今の現状について、まず治安ですけれども、これは全体として予断を許さない状態が続いている。もちろん地域によってその差はあるわけですけれども、全体としてはそういうことであって、今回のサ...全文を見る
○川口国務大臣 これはまさに総理がおっしゃっていらっしゃるようなことであるということに尽きてしまうんですけれども、大義、WMDがあったかどうかということについて言えば、これは実際に、総理がおっしゃっているように、あった、それを一四四一によってフセインが見せなければいけなかった、そ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、事実関係について申し上げたいと……(前原委員「いや、いいですよ、総理に聞いているんだから」と呼ぶ)
○川口国務大臣 まず、事実関係について申し上げたいと思いますけれども、前原委員がおっしゃっていらっしゃる、開発に移ったというのは事実ではないということでございます。開発に移ったというのは間違い。研究段階に入ることについて決定したということであります。事実関係でございますので、お答...全文を見る
○川口国務大臣 事実関係でございますので、私からお話をさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 これは事実関係でございますから、私からお話しさせていただきます。
○川口国務大臣 まず、事実関係について申し上げる、そういう問い合わせでございますので、私からそのお話をさせていただきたいと思いますけれども、これについては外交チャネルで懸念をお伝えしているところでございます。
○川口国務大臣 バグダッドにある大使館におきまして、この事件についての通報があった後、イラクの専門家を現地に派遣して調査を行っております。
○川口国務大臣 テロの可能性が高いということは、先ほど別な委員の方の御質問で申し上げました。  そのテロが日本の大使館員をねらったものであったかどうかということでございますけれども、これは、当日、ほかの外国人も対象になった同じような事件もあったということもございまして、そうであ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国として独自の調査もしましたし、いろいろな関連の情報も得ましたけれども、その日にほかの国の人たちも攻撃をされている、あるいは犯行声明も何も出ていないといったようなことがありまして、これがテロであると断定をする、日本をターゲットにしたテロ...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の大使館につきましては、これは、二度とそういうことが起こらないように最善を尽くさなければいけないと思っております。あれ以来、イラクにあります我が方の大使館につきましては、さまざまな対応を講じております。  これは、どういうことをしているかということをここで...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、国際社会が協調してイラクの問題に対応するということが重要であるというふうに考えております。これは、武力行使以前の三月以前の段階から、ずうっとそういうことで働きかけを行ってきております。  今回も、中山太郎先生を初め大勢の方々に、国際社会の協調をイラクの...全文を見る
○川口国務大臣 イラク特措法が成立して以来、イラクの中の情勢については、変わった部分もあれば変わらない部分もあるというふうに思います。  地域でいえば、おっしゃったように、テロが激しくなった地域もあれば、南部のように、例えばムサンナ県のようにほとんど変わらないところもある、これ...全文を見る
○川口国務大臣 何をもって組織的、何をもって計画的とおっしゃっていらっしゃるのかよくわかりませんけれども、先ほど申しましたように、一部の地域では、確かにテロが激化しているというところもございます。また、ほとんどそういうふうになっていない、変化をしていない地域もあるということは、先...全文を見る
○川口国務大臣 今回の事件は、私たちにとっては大変に残念なことであって、痛恨のきわみであるとしか申し上げようがないことでございます。したがいまして、そういうことが再び起こらないように、安全については十分に注意をして、警備には警備を重ね、やっていかなければいけないというふうに思って...全文を見る
○川口国務大臣 これは先ほどの委員の御質問に対してお答えを既にしたと思いますけれども、事件の後、現地にある大使館が、イラクのその道の専門家を派遣いたしまして、現地で聞き込みあるいは警察からの情報の聴取、それから、現地にいる米軍と話し合う等々の調査活動を行っております。
12月16日第158回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、先生が幾つかの考え方、代替の考え方についておっしゃられて、それはそれぞれそういう御意見をお持ちの方というのはいらっしゃるわけですけれども、まず、国連中心でやったらどうかという御意見があるわけでございます。  これに対して我が国の考え方というのは、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、イラクのそばにある国々、アラブの国々に対して我が国が行おうとしている自衛隊による人道復興支援に対して十分に理解を得るということは非常に重要であるというふうに思っています。  これにつきまして、例えば私は、いろいろなその働き掛けあるいは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理が今おっしゃられましたように、イラクはいろいろなテロあるいは暴力ざたが起こっている地域、国であります。そして、その日本大使館に対する様々な情報についての収集も私どもは常に把握に努めてきておりまして、安全の対策についてはこれを可能な限り取ってきたという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、総理がおっしゃられたとおりなんですけれども、事実関係として一つ申し上げておきたいことは、これは現地の大使館が事件の後、専門家を派遣をいたしております。したがって、政府は自ら調査をしています。  調査に行った人は、これはイラク人であって専門家で、この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今のは、イラクということ。一般に。
○国務大臣(川口順子君) イラクということですね。
○国務大臣(川口順子君) まず、一般論として申し上げますと、その存在をしている国が大使館の警備については責任を持つということがウィーン条約でなっています。  イラクについて言えば、私の承知をしている限りは、日本以外の国は全部その国の武装警察、特殊警察あるいは軍によって警備をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは警察庁の方でやっていらっしゃることでございまして、そういった、それが一体どのような銃弾であったかどうかということについては分析中で、警察庁の方で分析をしているというふうに聞いて、承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) これは四日のことでございます。  済みません、四日に検視、五日に司法解剖であったというふうに聞いています。
○国務大臣(川口順子君) 外務省としては、外務省が把握をしていることで捜査上の障害にならないという警察当局の御判断であれば極力公開をしていくということで、今までそのような方針でやってきたつもりでおります。  お話のその銃弾につきましては、これは私どもとして直接に鑑定をしているわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、実は昨日きちんとお話をさせていただきたいと思ったんですけれども、そういうことをきちんとやらせていただけなかったものですから改めて申し上げたいと思いますけれども、米国が研究開発をしたということではなくて、研究、RアンドDのうちのR、研究、これを再開を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 佐藤先生に法律のお話、裁判のお話をいたしますのは非常に大変に難しいことでございますけれども、お答えを申し上げます。  まず、サンチェス米軍司令官が十四日に記者会見をいたしまして、そのときにフセイン元大統領の取扱いについては今後検討をされていくということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あのイラクの大使館におきまして、これは特命全権大使という人間はおりません。それはなぜかといいますと、特命全権大使を接受する政府というものが存在をしていませんで、九一年以降、日本はイラクに対して特命全権大使を派遣してきていないということでございます。したが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきまして、田村委員のように、国のために命をささげたのでそのように遇するべきであるという御意見を持っていただいている方がいらっしゃるということについては、そういう考え方も持っていただいている方がいらっしゃるということについては、私も有り難いと思って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのように正に申し上げたつもりでいますけれども、何か……
○国務大臣(川口順子君) ええ、ですから時間的に早く、御家族とともに御遺体にできるだけ早く日本に帰ってきていただくということが重要であると考えたからであるというふうに申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 物理的に、専用機というのは北海道にございまして、そこからお迎えに行っていただく必要がある、そしてまた現地から戻ってきていただく必要があるということでございます。ということで、一番早く御遺体に安全に日本に帰ってきていただく道というのは実際に選択をした方法で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) クラスター爆弾でございますけれども、これについては四月二十五日にマイヤーズ米統合参謀幕僚会議議長が、イラクの自由作戦の間、連合軍は約千五百の様々な種類のクラスター爆弾を投下し、そのほとんどは精密誘導弾であったということを言ったというふうに承知をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) カナダの件については調べさせていただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 今、イラクが、引き続きイラクにおいて治安が課題であるということであります。    〔委員長退席、理事佐藤昭郎君着席〕  今、コアリション、米軍、英軍その他のコアリションの軍隊がいるということが非常に重要な役割を果たしているということは、これは我々の認...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に今、委員がおっしゃられたように、我が国の国益とは何かということでございます。  それで、我が国の平和と繁栄、これは国際社会の安定にあるということであると思います。じゃ、その意味は詳しく具体的に言うと何かということであるわけですけれども、幾つかありま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) フセイン大統領が拘束をされたということで、直ちにイラクの治安情勢が良くなっていくというふうに楽観的に考えるということではないというふうに思います。引き続きイラクの治安情勢は課題であり続ける、我が国としても注視をしていく必要があると考えています。    ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクのフセイン大統領の下でバース党の党員に優秀な人はなっていた、あるいはそれは信ずる信じないということとある程度独立をしてバース党の党員にならざるを得なかったという人たちもいるわけであります。  それで、イラクが今、今後復興をし、イラクの暫定評議会あ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) フセイン元大統領をどのように裁くかということについては、いろいろな意見があり得るというふうに思います。  先ほどアメリカが裁くべきではないというお話がございましたけれども、ブッシュ大統領自身がイラクの国民が裁判プロセスに十分関与する必要があると、米国は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかの重要なポイントについてお触れになられましたので、幾つかの点について私が思っていることを申し上げたいと思いますけれども、まず、ブッシュの民主化革命構想でございますけれども、若干危険なものを感ずるという趣旨の御発言ございましたけれども、これはよく読ん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ドイツ、フランスあるいはロシアといった国は軍隊を出していないわけです。これはいろいろ、過去のいろいろないきさつ等、その国その国の事情があると思いますけれども、そういった国も支援という意味ではそれぞれやっているということでございます。例えばドイツですと、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、日米安保条約があるから日本は自衛隊を人道復興支援のためにイラクに派遣することにしたということを申し上げたということは全くございません。そういうことではなくて、日本は正にイラクの人道復興支援をすることが我が国の国益であるということであります。  何...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 「締約国は、国際連合憲章に定めるところに従い、それぞれが関係することのある国際紛争を平和的手段によつて国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決し、並びにそれぞれの国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務大臣として、それに対して正しかった、間違ったということを申し上げるということはできないと考えております。歴史家が判断をするということだと思います。