川口順子

かわぐちよりこ



当選回数回

川口順子の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第159回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(川口順子君) 第百五十九回国会の開会に当たり、我が国外交の基本方針について所信を申し述べます。(拍手)  イラクにおいて、奥大使、井ノ上一等書記官、ジョルジース職員が殉職されてから、既に二カ月近くがたとうとしています。三人の命を奪った卑劣な暴力に対し、強い憤りを感じ...全文を見る
01月19日第159回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(川口順子君) 第百五十九回国会の開会に当たり、我が国外交の基本方針について所信を申し述べます。  イラクにおいて、奥大使、井ノ上一等書記官、ジョルジース職員が殉職されてから、既に二か月近くがたとうとしています。三人の命を奪った卑劣な暴力に対し、強い憤りを感じます。厳...全文を見る
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○川口国務大臣 おっしゃられるとおりでございまして、国連の十分な関与を得ながらイラクの復興をしていくことが大事であると思いますし、そのために、我が国として国連が十分に関与するような形で働きかけていくということが重要であると思います。  また、その観点から、先般、総理特使として中...全文を見る
○川口国務大臣 総理特使といたしまして、先般、橋本元総理を初め大勢の方に外国に行っていただきましたが、橋本特使には、フランス、ドイツにおいて、シラク大統領、シュレーダー首相とお会いをいただきまして、その中でフランス及びドイツからイラク復興への積極的な姿勢を引き出していただいたとい...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられましたように、デモには二種類あると思います。そしてその中で、職を求めるという人の気持ちは非常に強いと思います。私どもとしても、この気持ちにこたえていくということが大変に重要だと考えております。  既に発表させていただきました三つの案件がございますけれ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの人道復興支援につきましては、日本だけでやっているもののほかに、近隣の諸国からも一緒にやりたいという要望が非常に多く参っておりますし、また、サマワの町からも幾つかの希望も出てきているわけでございまして、そういったものをできるだけ早く詰めて実施を早くしていきた...全文を見る
○川口国務大臣 先生がおっしゃられましたように、十三病院等の支援を以前やっております。日本は、非常にイラクには支援をしていたわけでございまして、病院、電力、そういったインフラについては、これは、リハビリ案件というのは比較的効果が早く出るということがございますので、我が国としても、...全文を見る
○川口国務大臣 若干事実関係に関することがございますので、申し上げさせていただきたいと思いますけれども、委員が御案内のように、この直接選挙か間接選挙かということについては、国連が三者会談の後、調査団を送るということを検討するということになっております。日本としては、この調査団が早...全文を見る
○川口国務大臣 若干違う角度から申し上げた方がいいかもしれないと思いまして。  攻撃があった場合に、それが国あるいは国に準ずる者からの攻撃かどうかということを判断する基準として、石破長官が四つおっしゃいましたね、国際性、組織性、計画性、そして継続性と。そういった、それがどうかと...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、申し上げましたように、具体的に判断をしていかないといけないわけですね、それぞれのケースごとに。  それで、全くわからないということではなくて、それなりに、ある攻撃が行われれば、いろいろな……(発言する者あり)聞いていていただきたいんですが、いろいろな攻...全文を見る
○川口国務大臣 一般論として、総括的に申し上げることはできないということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 だれに、どのような対象に供与するかという御質問でございますけれども、これは、統治評議会の各省庁、それと地方政府ということでございまして、ちなみに、先般、パトカー六百二十台の供与ということを決定いたしましたけれども、これの対象は内務省でございます。
○川口国務大臣 これは、イラクには省庁がございまして、内務省もございまして、大臣もおいでになります。
○川口国務大臣 決議一五一一というのが前に国連の安保理で出ておりますけれども、その中の、これは主文の四でございますけれども、そこに、ガバニングカウンシルが、及びそのミニスターズがインテリム、要するに暫定行政機構のボディーである、主たる組織であるというふうに決まっております。そして...全文を見る
○川口国務大臣 これは無償資金協力でございますけれども、これは今までも、例えば草の根・人間の安全保障無償、NGO支援無償ということで、相手国の中央政府以外の人たちに対しても援助を実施してきているというのが現実にございます。  イラクにおきまして復興ニーズが非常に高いということを...全文を見る
○川口国務大臣 それは全く考えておりません。
○川口国務大臣 CPAには資金の援助はいたしません。
○川口国務大臣 CPAに対してODAを供与するということについては、これは政策として考えておりません。  それが法的に、あるいは憲法に照らしてどうかということについては、法制局に御判断をいただく事柄かと思います。
○川口国務大臣 奥大使、井ノ上書記官がイラクの支援をするために、まさに各省庁、そして地方政府とコンタクトをしながらニーズを聞き、そして、いろいろな我が国としてできる支援ということを考えていたということは、全くおっしゃるとおりでございます。そういう意味では、非常に、私も大変にこうい...全文を見る
○川口国務大臣 政府の中で意見が異なるということはございませんで、これについては、CPAに対してODAを供与することはしない、そういうことでございます。
○川口国務大臣 セメント工場については、この十五億ドルの積算、これの中には、先ほどの一千百八十八億円ですね、その中には入っておりません。ただ、これは、今後事態の進展につれて、そういった生活基盤の強化ということは一つ考えられる可能性ではあるかもしれません。  それから、先ほど谷垣...全文を見る
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、今の五百五十九億円、これにつきましては、私企業を対象にするということではございませんで、先ほど申しましたように、地方政府、それからそういった団体等でございますね、ということでございますので、委員のその御心配のことはございません。  いずれ...全文を見る
○川口国務大臣 地方政府というのは市等の評議会のことでございまして、これは民意を反映した形で選ばれているというふうに承知をいたしております。  それから、CPAに選ばれた評議会、中央のバグダッドの統治評議会についてそういう言い方をおっしゃられましたけれども、バグダッドにある統治...全文を見る
○川口国務大臣 まず、サマワにあるセメント工場については、先ほど申しましたように、具体的に今対象として考えているわけではないということでございます。したがいまして、いろいろなセメントについての企業は我が国には随分ございますけれども、それの何が、そもそもセメント工場を対象にするとい...全文を見る
○川口国務大臣 今、何枚の写真であったかということは、記憶はいたしておりません。ただ、その三枚ということで提供いたしましたのは、これは今後引き続き調査、捜査を警察として行っていく必要があって、警察と御相談の上、この三枚が適切であろうということで三枚をお出ししたということでございま...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃった、先方から来た文書ということでおっしゃっていらっしゃいますけれども、私どもは、その文書を見たこともなければ、どういう文書か承知しておりませんので、それについてはコメントいたすことができませんけれども、先ほど来総理がおっしゃっていらっしゃるように、我が...全文を見る
○川口国務大臣 UNEPが二〇〇三年の九月にファクトシートを公表したということでございまして、そこの内容は、劣化ウラン弾の放射線医学的な、また化学的な健康に与える影響は、最悪の事態のシナリオのもとでのみ発生すると予想されるとしている。そして、そうしながら、汚染除去前には爆弾使用地...全文を見る
○川口国務大臣 イギリス軍については、これは約一・九トンの劣化ウラン弾を使用したということを公表いたしております。米軍については、これについて使ったかどうかについてですが、今後とも明らかにするということは予定をしていないというふうに承知をいたしております。  いずれにいたしまし...全文を見る
01月27日第159回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○川口国務大臣 イラクの治安情勢につきまして、これが一般的に全般として予断を許さない状態が続いているということはそういうことでして、治安、これが重要課題の一つになっているということでございます。  ただ、その脅威の度合いは地域によって異なります。いわゆるスンニトライアングルとい...全文を見る
○川口国務大臣 G8の国の中でどういう制度があるかということについては、なかなかよその国の法律ですので有権的に申し上げることが難しい。それから、我が国としては、他国の制度あるいは運用の仕方について十分に詳細を知っているということではないんですけれども、外務省として今把握をしている...全文を見る
○川口国務大臣 総理が今までずっとお話をしていらっしゃいますとおり、新しい決議、これは必要ではなかったということでございます。新しい決議がなくても、それの正当性、これについては全く問題がないということです。  アナン事務総長が言われたこととして今引用なさっていらっしゃることにつ...全文を見る
○川口国務大臣 重要なことは、アナン事務総長の御発言のいかんにかかわらず、今までのその決議で十分であったということであるわけです。  それから、そのアナン事務総長について言えば、もちろん、アナン事務総長の役割というのは非常に重要でありますけれども、これの決議を有権的に解釈すると...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃった幾つかのことで、例えば、宮殿の中をサダム・フセインは全部見せたとかということですが、それはそういうことではなかったわけですし、国際社会が分かれていたかといえば、これは決議一四四一は安保理の満場一致で採択されたものでして、そこで何を決めていたかと...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられた趣旨について、我が国も、極力、国際社会において武器の不要な取引から生ずるような犠牲あるいは問題が少なくなるように努力をいたしております。  一つを例に挙げますと、例えば小型武器、これの非合法的な取引、これを規制すべきであるということで、昨年...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、事実関係を究明し、真相を明らかにするということが重要でございますので、わかったことがあればそれはできるだけ早くお知らせをするようにということで私はずっと言ってきておりますけれども、今の委員の御質問について言えば、これは現地の関係当局、それから日...全文を見る
○川口国務大臣 きょうの時点でまだそういう状況になっていませんで、引き続きイラク監視グループが捜索をしている、そういうことでございます。
○川口国務大臣 そのあたりの情報については、我が国としては把握をいたしておりません。
○川口国務大臣 二点ほど申し上げたいんですが、先ほど来先生がおっしゃっていらっしゃることが、この戦争の目的は大量破壊兵器を差し押さえることであるというふうにおっしゃっていらっしゃいますけれども、これはその目的の一部であって、本来国連の決議が言っていることは、イラクが大量破壊兵器を...全文を見る
○川口国務大臣 今、防衛庁長官がおっしゃったことにさほど多くつけ加えることはありませんけれども、一つだけ。  この安保理決議の解釈、これはそれぞれの加盟国ができるということであって、アメリカのように解釈をした国もあったし、そのように、直ちに、その時点で、解釈そのものはともかくと...全文を見る
○川口国務大臣 諸国が認めていたかどうかというのは非常に漠然とした御質問かと思いますので、安保理の決議があったかどうかというふうにしてお答えをいたしますと、これは、先ほど申しましたように、累次の安保理の決議というのはイラクの武装解除をするということが目的であって、したがって、フセ...全文を見る
○川口国務大臣 米英当局が今実効的な施政を行っているわけでして、この米英当局がイラクの秩序を維持し、そして回復する義務を持っているということであると思います。
○川口国務大臣 今、総理がおっしゃられたとおりなんですけれども、若干説明をつけ加えさせていただきますと、先ほど申しましたように、米英当局が治安を維持し回復する義務があるということを申し上げたわけですけれども、したがいまして、在外公館の人たちを含む外国人の安全を含めて、一般的な責務...全文を見る
○川口国務大臣 二〇〇〇年の十二月に、オイル・フォー・フードの計画のもとで、国連監視のもとで石油輸出が許可をされていたわけですが、二〇〇〇年十二月から石油輸出代金はユーロ建てになったということは承知をいたしております。
○川口国務大臣 イラク中央銀行はイラク開発基金をニューヨーク連銀の口座にドル建てで保有しているというふうに承知をしております。
○川口国務大臣 サマワとルメイサの両市についてですけれども、より民主的な手段で市評議会のメンバーを選出するということで調整をしてきたわけですけれども、その選挙方法について公表をする際の手続に問題があったということで、二十一日にルメイサの市の評議会のメンバーが辞任をし、そして二十四...全文を見る
01月28日第159回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○川口国務大臣 お答えをいたします。  二十四日、サマワ市評議会の総辞職があったわけでございますけれども、外務省としては、これにつきましては、翌二十五日の日曜日に、これは現地時間ですが、オランダ軍と定例の治安会議というのがございまして、その席上でオランダ側から報告があったという...全文を見る
○川口国務大臣 外務省からは、情報を、二十六日の月曜日の時点で、これはもう紙ベースでいろいろ配付をしているようでございますけれども、実際に総理あるいは官房長官御自身がこれについてお知りになったのは、昨日の予算委員会のときの議論の際にこのことについては御認知なさったということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど言いましたように、総理、官房長官がこのことについてきちんとその認識をなさったというのは、二十七日、昨日の予算委員会の議論の際ということでございます。  二十六日に外務省にサマワの現地から公電で連絡があったというのは、まず担当課に入ったわけでございまして、こ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほど申し上げましたとおりでございまして、二十六日の月曜日の午後、外務省の担当課から防衛庁クーリエに報告電を手渡しております。
○川口国務大臣 おっしゃった件の最初の点でございますけれども、まず、米軍施設・区域への立ち入りにつきましては、一九九六年の十二月の施設・区域への立ち入り許可手続に関する日米合同委員会合意に基づく所要の手続によって、米側に対して申請が行われるということになっております。それで、この...全文を見る
01月29日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 サマワの市の評議会議員が総辞職をしたということにつきまして、これにつきましては、二十五日の定例の治安会議におきまして現地の治安を担当しているオランダ軍から、二十四日、サマワ市評議会は最後の会合を開催して議員は総辞職をした、そういう旨の説明を受けております。それから...全文を見る
○川口国務大臣 情報についてはいろいろなソースからとるということでございまして、一つのソースはCPAであり、もう一つのソースはオランダ軍であるということでございます。その二つからは情報をとって、今申し上げたようなことでございます。  それからもう一つ、評議会の議員、これは十二名...全文を見る
○川口国務大臣 まず先にお答えをさせていただきたいと思いますけれども、確認をしないというふうに今横路先生おっしゃいましたけれども、情報というのは、片方だけからとるということではなくて、数多くのソースからとる、しかも責任のあるソースからとる。  この問題について言えば、CPAとい...全文を見る
○川口国務大臣 補正予算の中にございます経済協力予算につきまして、これは、我が国の経済協力の進め方をきちんと守って、透明性、効率性を持って予算の執行をするということは大事であるというふうに考えております。  それで、イラクの場合でございますけれども、先般申し上げましたように、中...全文を見る
○川口国務大臣 結論から申し上げれば、このことによって中東政策が変わるということは一切ない。むしろ、変わらないからこそ、すなわち、中東地域が日本にとって非常に重要であると思うからこそ、イラクにおいてイラクの復興を助けるための人道復興支援を行うことにしているということだと思います。...全文を見る
○川口国務大臣 我が国は、日米同盟とともに国際社会との協調ということを非常に大事にして外交をやってきたわけでございます。その国際社会との協調という意味では、国連を初めとするいろいろな国との協調ということで、これは重要であるというふうに認識をいたしております。  小泉総理の御発言...全文を見る
○川口国務大臣 それはそのとおりだと思います。  それはどういう意味でかというふうに申し上げますと、国連の重要性ということは、再三申し上げていますように、国際協調をいわばする場として重要なわけですけれども、総理がおっしゃったこと、そして私もそう思いますことは、仮に我が国に対して...全文を見る
○川口国務大臣 国連がずうっと、国連ができて以来、国際の平和と安定、これを守るために懸命に努力をしてきたということは、そのとおりだと思います。そして、その努力というのは、別に国連という組織がというよりも、国連の加盟国であるメンバーが国連にそのように機能してもらいたいと思って努力を...全文を見る
○川口国務大臣 世界の人類が国連の果たす機能について期待をしている、その期待に国連が現時点で十分に必ずしもこたえていない、こたえ切れていない、これは事実そうであるというふうに思います。そういった事実はきちんと認識をしなければいけないと思います。  その上で、安保理の理事国であれ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、一番最初にイラクの制度について御理解をいただきたいことは、今イラクは新しい形での制度を生み出していく過程にありまして、いろいろなことが進化の過程にある、そういう状況であるということをまず御理解いただきたいと思います。  それで、地方の評議会ですけれども、こ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど別な委員の御質問に対してお答えをいたしましたけれども、この新しい補正予算でいただいたうちのイラクに直接に渡される約五百五十億ですけれども、そのお金につきましては、これはきちんとしたやり方で、対象として、その対象たる組織を選んでやっていくということで考えており...全文を見る
○川口国務大臣 今の時点で、どこの都市に幾らということではっきりわかっているわけではありません。したがいまして、サマワに対しての経済、文化協力で、これについて、これは補正予算でやるのもございますし、例えば湿原の話が書いてありますけれども、これは補正予算というよりは、むしろ十六年度...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっている御趣旨は、補正予算ではなくて十五年度の通常予算ということでございましたらば、それで行いましたのは、お答えは、結論的に申し上げれば、それは今の時点ではっきり申し上げることはできないということであります。  例えば、六百二十台のパトカーということを言...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど別な委員に御説明を既にいたしたわけですけれども、もう一度繰り返させていただきますと、経済協力の予算を、補正予算にせよ通常予算にせよ、これは国民の税金を使っているわけですから、経済協力の原則に従って、効率性、透明性を持つ形でやっていくということは非常に重要であ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、おっしゃったような形ではない。最初にお金がありきで、お金をベースに交渉をするということではなくて、きちんとニーズの把握をした上で、それを今詰めているということであるわけです。  申しましたように、例えばサマワ市に何を出すかということについてサマワ市のニー...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来、ニーズはちゃんと把握をしているというふうに申し上げました。すなわち、例えばパトカーであればどういったところに幾らぐらいのニーズがあるということは、パトカーの場合は内務省ですけれども、内務省と話をしているということであります。  それで、例えばサマワの、...全文を見る
○川口国務大臣 きのうかおとといも答弁申し上げましたけれども、イラクの中央政府、省庁というのはきちんとございます。また、その省庁のそれぞれの大臣もちゃんとおります。  そういうことで、機能をしていないということでは全くない。もちろん、日本の中央政府が機能している形ということから...全文を見る
○川口国務大臣 省庁、中央政府の省庁というのは、統治評議会のもとにございます。
○川口国務大臣 ちょっと私の記憶には直ちにないものですから、これは至急調べたいと思います。
○川口国務大臣 評議会でございますけれども、これはやっている仕事というのは、行政サービス提供を企画、監督する立場にある組織でございます。  それで、今現在、オランダあるいはCPAから我々が把握をしている情報によりますと、委員の人たちが辞職をしたという情報に接しているわけですけれ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、今までの経済協力の相手方ということで申し上げますと、NGOもございますし、それから病院等もございますし、国もございますし、地方政府もあるということで、いずれにいたしましても、我が国の税金を使って効率的な、透明な援助をすることができる、そういった団体あるいは...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、先ほど申しましたように、これは効率的に、透明に使っていかなければいけない。それで、我が国の援助について言えば、そういったことを確保するための細かいいろいろなルールは決まっているということでございます。それを満たす相手方に対して援助をして、経済協力のお金を...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げたような、能力がある団体ということで考えておりまして、それぞれの相手方がそれに合うかどうか、要するに適格かどうかということについては、個別に、そのケースそのケース、その相手方その相手方で判断をしております。
○川口国務大臣 一概に申し上げることは非常に難しいわけでございまして、きちんとやれるということで考えております。例えばNGOであれば、きちんと設立をされているとか、その活動とか、そういうことをチェックしていくということでございますし、それは、国であれば違いますし、また地方政府であ...全文を見る
○川口国務大臣 ルールがないということを申し上げておりませんで、経済協力の相手方として、すなわち、効率的に透明性を持って国民の税金を使うということに適切である団体、その適格性を持っている団体ということで、ケースケースについて判断をしているということです。  それで、その判断が間...全文を見る
○川口国務大臣 市の評議会であって、なおかつ、そういった、先ほど申し上げたような基準を満たす、要するに、実施をしていく能力のある評議会ということであれば対象となり得るということでございますし、評議会であればすべてが対象になるということでは必ずしもありません。
○川口国務大臣 基準につきましては、私が先ほど申し上げたことに尽きるということでございます。
○川口国務大臣 今まであった市評議会、これがどういうふうにして選ばれたかといいますと、まさに委員がおっしゃったような、いろいろな住民を構成しているグループ、そこに着目をし、それを反映するような形で選ばれた十二人ということです。  今後、CPAが今話し合っていることというのは、よ...全文を見る
○川口国務大臣 これについて、現在イラクの地方の政治制度というのは進化の過程にあるというふうに申しましたけれども、これは地域によってもいろいろあるわけですね。それで、選ばれ方、同じムサンナ県、このムサンナ県には十一の評議会がありますけれども、このそれぞれの選ばれ方も一様ではないと...全文を見る
○川口国務大臣 情勢、刻々変わっていくので、今後注視をしていかなければいけないと思っていますけれども、今私が把握をしている、この時点で持っている情報は、ルメイサについては、やめた、次の選挙が行われるまでの間にあるということでございます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、CPAが、民主的な制度をより民主的にするということで、サマワ、ルメイサについては話をした。それについて、サマワについては、話し合いの過程で、十分にそれについての、言ってみれば、今十二人の人について、話が終わらないうちに、次、ムサンナ県の知事...全文を見る
○川口国務大臣 五百五十九億円、これが全部サマワに行くわけではございませんで、イラク全土を対象に五百五十九億円ということでございます。  それで、これの相手方ですけれども、これについては、NGO、各省庁、県あるいは病院といった組織も対象になるわけでございまして、我々として考えて...全文を見る
○川口国務大臣 無償資金協力については、これは今までもそうですけれども、それからほかの国に対してもそうですが、全部、政府全体での判断ということで閣議決定をいたしております。
○川口国務大臣 これは、今先生のおっしゃったケース、それぞれあり得ると思います。どこかを通じて、例えば県を通じてお金が流れるということもあるでしょうし、直接に病院に行くということもあるわけです。  現に、例えばサマワにある、十三病院のうちの一つですけれども、そこに対しての医療器...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど援助の実施能力という言い方をいたしましたけれども、先生がお持ちの問題意識というのは私どもも全くシェアをしておりまして、それを先ほど実施能力という言葉であらわしているわけですけれども、いずれにしても、本当にこれは国民の税金ですから、きちんと使われることが大事で...全文を見る
○川口国務大臣 援助をするときに、二つの視点というのが私は大事だろうと思います。  一つは、税金を使うという観点からいえば、これが透明かつ効率的な形で使われるということであります。それをどのようにして確保するかという観点からは、先ほど来申し上げているような援助の実施能力があるか...全文を見る
○川口国務大臣 どのような行動をとったかということについては私のところに上がってきております。それで、おおむね、外務省の人たちだけで独自に動くということについては今許しておりませんので、自衛隊の方と一緒に行動をしているという状況でございます。
○川口国務大臣 おっしゃったプロジェクトは、先般閣議決定をいたしましたプロジェクトでして、国連のハビタットですけれども、人間居住計画、それを対象とするプロジェクトです。  それで、ハビタットは、イラクの中に、要するに、サマワ等に事務所をつくって、これはイラク人が行うわけですけれ...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、これは、申しましたように国連人間居住計画を対象にして我が国が支援するプロジェクトでして、国連人間居住計画は、その職員であるイラク人、この事務所をサマワにつくって、そこがイラク人を雇い、そしてこの工事を監督する、要するにイラク化を行うプロジェクトである、そ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほど申しましたように、援助の対象は国連人間居住計画です。そこが施行をする、実施をするプロジェクトであります。したがって、現金で払うか、あるいは何かほかのことをやるか、恐らく現金で払うのではないかと思いますけれども、それは国連人間居住計画が決めることであり...全文を見る
○川口国務大臣 今防衛庁長官がおっしゃったことと全く同じ感想を持っております。
○川口国務大臣 いたしております。
○川口国務大臣 UNEPが二〇〇三年、昨年の十月にまとめた報告書におきまして劣化ウラン弾について記述があって、今後の調査の必要性について示唆をしているというふうに承知しております。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃったUNEPの報告書につきまして、我々としてUNEPに問い合わせをいたしました。そういたしましたら、今月の二十二日ですけれども、当該部分については、二〇〇三年の三月二十六日に米中央軍のブルックス准将が行った会見における発言に基づいて作成をしたという...全文を見る
○川口国務大臣 イギリス軍は劣化ウラン弾を使ったということを認めているというふうに理解をしています。
○川口国務大臣 これは、イギリスみずからが劣化ウラン弾を、一・九トンだったと思いますが、使ったということを言っているということです。
○川口国務大臣 これは、イギリスの政府の公表資料でございます。
○川口国務大臣 いずれにいたしましても、劣化ウラン弾というのは特定通常兵器使用禁止制限条約の規制の対象にはなっていないわけでございます。ということは、その使用は禁じられていないということです。  劣化ウラン弾の健康被害につきまして国際機関等による調査が行われているわけでして、U...全文を見る
○川口国務大臣 経緯という意味では承知をしておりませんけれども、招待をしたのは東京財団だったということは聞いております。
○川口国務大臣 外務省の人間がその会議に出席をしていたわけではございませんので細かいことはよくわかりませんけれども、その会合の席上でリカービ氏が、イラクの南部湿原の復興も含めてイラクが一日も早く安定をして発展する国になるようにしたいということを述べて、日本が長期的な視野に立った支...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるようにイラクは部族社会ということでございますが、ムサンナ県に全部で幾つの部族があるかということについては私は承知をしておりません。サマワについて言いますと、これは分類方法いろいろさまざまあって、幾つですとはっきり申し上げられないのですけれども、主な部族だ...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、今先生がおっしゃられたことに尽きるかと思いますけれども、やはり我が国にとって重要なのは、国際社会が平和で安定をしているということであって、それがなければ我が国の平和と繁栄はないということが一番の基本的な考え方だと思います。  それで、国際社会が平和で安...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、今、米英のほかに三十五カ国の国がイラクの復興のために部隊を派遣しているということでございまして、おっしゃったような小さな国も随分派遣をしています。私も前にマケドニアの外務大臣と話をしましたら、マケドニアもそのころ四十名弱の部隊を派遣...全文を見る
○川口国務大臣 これは先生がおっしゃったとおりでございまして、御指摘になられましたように、ドイツの連邦軍のNATOの域外派遣の問題については基本法の改正は行われていないということでして、一九九四年七月十二日ですが、ドイツ連邦憲法裁判所がこれについて合憲の判決を下したということでご...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりでして、イラクの復興が国際社会の幅広い協調のもとに行われていくということは非常に重要であるというふうに考えております。  フランスとの関係では、我が国は、フランスを含めいろいろな国とそういった協調の枠組みをつくるための努力をしておりまして、先般総...全文を見る
○川口国務大臣 これも先生のおっしゃるとおり、我が国としてそういった努力をすることは重要であると考えております。  基準づくりということについて申し上げれば、今までも国際社会は、テロ防止関連条約をつくったり、それから一定の行為類型、例えばハイジャックとか人質をとるとか、そういっ...全文を見る
○川口国務大臣 教育、子供を大事にしていく。子供は、国の将来を担う子供たちですから、教育をきちんと支援し、その他、今委員がおっしゃった女性の支援等々を進めていくことは非常に重要であると思います。我が国もその考え方に基づいて、アフガニスタンでも、そして今イラクでも、ユニセフ等を通じ...全文を見る
○川口国務大臣 メソポタミアの湿原の回復ということは非常に大事なことでございます。この湿原の回復については、各国政府や国際機関やNGOの方々と情報収集や意見の交換を行ってきております。  私は、環境大臣をしていましたときに、自然の回復ということについて、釧路湿原で自然の回復とい...全文を見る
○川口国務大臣 市評議会に援助を出すというふうに決めていらっしゃるような御質問でございましたけれども、それは必ずしもそういうことではなくて、私が先ほど来申し上げていますように、これを出す先というのは、市評議会の場合もありますけれども、NGOということもありますし、中央の省庁という...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げているように、市評議会だけが対象ではないということを申し上げているわけです。ですから、市評議会の数が全部で幾つあるとしても、幾つあるかということは、この五百五十九億円の援助を適切に行っていくということとは直接には関係がないわけでございます。これについ...全文を見る
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○川口国務大臣 二十九日に改めてオランダ軍に確認をいたしましたところ、オランダ側としては、サマワ市評議会が総辞職をしたという認識には変わりがないというふうに言っているわけです。  それから、同じ二十九日ですけれども、サマワのCPAの関係者から聴取をいたしましたところでは、サマワ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、オランダもCPAも、ともにこの機関について、この位置づけについては確たる見解は持っていないということでございます。  日本といたしましても、このことについて有権的に解釈をする立場にはないと思います。
○川口国務大臣 千百八十八億円の補正予算のうち、今の時点でサマワの評議会を対象として何か具体的に考えているプロジェクトが計上されているかということで申し上げますと、サマワ市の評議会を対象とする支援というのはその中には入っていないわけです。  いろいろな団体、例えばサマワ市の病院...全文を見る
○川口国務大臣 そういった情報については外務省に公電で入ってくるわけです。私自身がその公電をいつ読んだかということについてははっきり記憶をしておりませんけれども、公電が着いた時点で私に上がることになっている情報は回ってきますので、大体の場合は、夜、家に帰ってその日の公電の束を読ん...全文を見る
○川口国務大臣 まことに申しわけないのですけれども、公電というのは秘扱いでございます。ということで、公電自体をお出しするということはできませんし、それから公電の時刻についても、これは申し上げることはできないということでございます。
○川口国務大臣 これは、本当に正直に申し上げて、いろいろ多くの情報が私のところに参ります。イラクもありますし、それから北朝鮮もありますし、いろいろな情報が私のところに入ってきますので、その一つ一つについていつ知ったかというのは、これは一生懸命考えてもはっきり申し上げることはできな...全文を見る
○川口国務大臣 これは、本当に申しわけないんですが、思い出せたらと思いながら考えておりますけれども、記憶、本当に掘り起こせないものですから、それが石破長官と同じようなタイミングであったか違うかということについては何とも申し上げられない。情報の流れですから、基本的に大体同じようなタ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来……(池田委員「求めていないですよ、外務大臣」と呼ぶ)委員長から御指名をいただきましたのでお答えをさせていただきたいと思いますけれども、先ほど来お話に出ています二十九日の総理答弁でございますけれども、これは、総理がおっしゃったとおり、サマワ市評議会議員は総...全文を見る
○川口国務大臣 二十九日に改めてオランダ軍に確認をいたしましたところ、オランダ側としては、サマワ市評議会が総辞職をしたという認識に変わりはないとしています。また、同じ二十九日、サマワのCPA関係者より聴取をいたしましたところ、サマワ市評議会のメンバーより辞意の表明はあったが、次の...全文を見る
○川口国務大臣 二十九日に改めましてオランダ軍に確認をいたしましたところ、オランダ側としては、サマワの市評議会が総辞職をしたという認識に変わりはないということでございました。そして、同じ二十九日にサマワのCPA関係者より聴取をしましたところでは、サマワ市評議会のメンバーより辞意の...全文を見る
○川口国務大臣 市評議会が選出されるまでの期間における評議会の位置づけについては、オランダ軍もCPAも確たる見解は持っておりません。
○川口国務大臣 それにつきましては、まさに総理がおっしゃっているような状況でありますから、我が国としてその状況を有権的に解釈する立場にはないということでございます。  ほかの国の解釈は、先ほど申し上げたとおりでございます。(発言する者あり)
○川口国務大臣 二十九日に改めてオランダ軍に確認をいたしましたところ、オランダ側としては、サマワの市評議会が総辞職をしたという認識に変わりはないとしています。  同じ二十九日にサマワのCPA関係者へも聴取をしたところでは、サマワの市評議会のメンバーより辞意の表明はあったが、次の...全文を見る
○川口国務大臣 有権的に解釈をする立場にないと申し上げましたのは、そもそも、イラクにおいて今いろいろなことが生成期にありますので、市評議会についての法律的な根拠が明確にあるわけではない。  それから、仮にあったとしてもこれはイラクの法律でございまして、他国の法律を日本の立場で解...全文を見る
○川口国務大臣 有権的解釈ということの意味ですけれども、これは、国家機関が行う、拘束力を持つ法の解釈ということでございまして、わかりやすく申し上げれば、かみ砕いて申し上げれば、この解釈が唯一の正しいものだということで、それをそういうふうに決める、そういうことであるということだと思...全文を見る
○川口国務大臣 私が申し上げた、我が国として有権的に解釈をする立場にないと言ったことの意味でございますけれども、まず、イラクにおいて、この市評議会を律する法律がまだないと思われるわけでございます。それで、仮に何かあったとしても、これについて、我が国の立場で、イラクのこの市評議会の...全文を見る
○川口国務大臣 二十九日、改めてオランダ軍に確認したところ、オランダ側としては、サマワ市評議会が総辞職したとの認識に変わりがないとしている。また、同二十九日、サマワのCPA関係者より聴取したところでは、サマワ市評議会のメンバーより辞意の表明はあったが、次のメンバーが決まるまでは職...全文を見る
○川口国務大臣 市評議会とはこの先遣隊以前に何回も面会を日本政府としてはいたしております。その中には、サマワ評議会の議長とお会いをしたときもございます。これは防衛庁長官が御答弁なさることかもしれませんけれども、そういったことを総合的に積み上げた結果として報告があるということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、昨年の九月から十一月にかけて、記録等によって確認できたもので四回お会いをしております。その中には、三回議長とお会いをしているのが含まれているということでございます。
○川口国務大臣 私どもは、その方を議長代理として認識をいたしております。
○川口国務大臣 事務局長というポジションがあるのかどうなのか、あったとして、その人がそうなのか、そういったことについては、いろいろなことが動いていますので、はっきり申し上げることはできません。  私どもが把握しているのは、その方は、御本人もみずからおっしゃっていらっしゃるわけで...全文を見る
○川口国務大臣 その方は、評議会のメンバーでございます。ファディール・アサブさん、評議会のメンバーであって、御本人みずから、自分は、日本の訪問した人に対して、みずから議長の代理であるということを言っているということでございます。
○川口国務大臣 市評議会といいますのは、日本にある組織とは大分違いますので、そういったことを御説明するために、今先生がおっしゃったことを外務省の者が言ったとしたら、そういったことをわかりやすく御説明することとして申し上げたのかもしれませんが、いずれにしても、この人について言えば、...全文を見る
○川口国務大臣 評議会のメンバーは十二人いるわけですけれども、この方は、ファディール・アサブさんという方は評議会のメンバーの一人であります。事務局の人間ではないということです。  別途事務局という組織があるかどうかとか、そういったことは、全部今生成中の、進化しつつある組織ですか...全文を見る
○川口国務大臣 私が役所に残って、夜十二時まで残っているということは非常に迷惑がかかるということでございまして、いずれにしても、これは大臣として読んでおかなければいけないもの、これは読む時間が昼間は国会等で全くございませんので、結果的にそういうことにならざるを得ないということでご...全文を見る
○川口国務大臣 外務省において、大臣はすべての公電にアクセスする権限を持っております。大臣が公電を、それを読むために、だれかに渡すためではなくて、読むために自分の家に持っていってそれを読んでいけないという規則は外務省の規則にはございません。
○川口国務大臣 この英文の報告書でありましたらばすぐにお届けすることはできたわけですけれども、既に、国会対応その他でイラク担当の課はほとんど全員が徹夜という状況で過ごしております。という中で、これだけの長さの証言を日本語に訳して、それでお届けするということが非常に困難であるという...全文を見る
○川口国務大臣 和文で届けてほしいと言われたというふうに聞いておりまして、先ほど申し上げたような事情で、これは本当に時間的に、きのうのけさまでということは、どう考えても時間の範囲を超えるということでございます。(発言する者あり)  総理には全文をお渡ししているわけではございませ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの支援に対するニーズについては、まず、国際機関がこれについて調査をし、そして発表をいたしております。この資料については、私の手元に持っているのは英文のものですけれども、委員のところに御提示を既にしてあるというふうに考えています。
○川口国務大臣 外務省として、そういった今申し上げたような国際機関のニーズの調査、それから、みずからもさまざまなルートで、どういうようなニーズがイラクにあるか、それについて、我が国としてこたえられるものがあるかということについては調べております。  例えば、イラクの中で経済協力...全文を見る
○川口国務大臣 英文の資料そのものについてはお出しをしましたと申し上げるしかないんですけれども、我が国として、先ほど申しましたように、いろいろなルートを通じて把握をいたしております。  五百五十九億円、イラクへの直接支援ということについて言いますと、分野が幾つかございまして、一...全文を見る
○川口国務大臣 主権のイラク人への移譲についてでございますけれども、これは昨年の十一月十五日にCPAと統治評議会との間の合意ができまして、今、統治評議会において、二月末に向けて基本法、この制定準備を進めているという段階、状況でございます。  安保理におきまして、このために、今後...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの復興に関しまして日本が我が国にふさわしい国際貢献をしていく中で、車の両輪として私どもが考えておりますのは、一つは自衛隊や復興支援職員による人的な支援であり、もう一つは経済協力、この二つが車の両輪であるというふうに考えております。  おっしゃったように、こ...全文を見る
○川口国務大臣 ドイツが軍隊をNATOの域外に派遣をするに当たって、ドイツは基本法の改正をしなかったということでございます。ドイツの憲法裁判所が、それについては合憲であるという判断を後刻行ったということでございます。
○川口国務大臣 サマワの市評議会につきましては、これは今、我々の認識として、総辞職をした後に新たな市評議会が選出されるまでの間の期間における位置づけということにつきましては、治安に責任を持つオランダ軍も統治に責任を持つCPAも、確たる見解を有していないということでございます。日本...全文を見る
○川口国務大臣 経済協力の契約ということでいいますと、サマワ市を対象にして行うということは今考えていないということです。  それから、先ほど御質問の、どのような当局があるかということですけれども、サマワ市に限らず、イラクというのはもともと非常に行政機構がしっかりしたところでござ...全文を見る
○川口国務大臣 今局長がお話をしましたことは、イラクの統治の最終責任がCPAにあるということを申し上げているわけでして、日々の行政の監督それから企画、これはそれぞれの市の評議会、その市の評議会のあり方は、今まさにシステムが進化の過程にありますので、地域によって違うところはあります...全文を見る
○川口国務大臣 そもそも、自衛隊が行くにつきましては、これは国連の決議に従って行くわけでございまして、行くことについてだれかの許可が要るということでは全くないということです。  それで、実際にサマワに行きまして、ただ、もちろん、地位協定ではありませんけれども、そういった自衛隊の...全文を見る
○川口国務大臣 選挙に関することでございますので、私からお話をさせていただきたいと思いますけれども、基本的に、おっしゃるように、間接選挙方式の流れというのはあります。それについていろいろなイラク国内に意見があるということもある程度事実ですけれども、サマワ市あるいはルメイサ市におい...全文を見る
○川口国務大臣 今回の評議会メンバーの辞職でございますけれども、これは基本的に、イラクの地方レベルの民主化努力の一つの側面であるというふうに考えております。  今回起こったことは、サマワで選ばれる市評議会の委員について、その選び方について、これをコーカス方式といいますか、間接選...全文を見る
○川口国務大臣 持っております。シスターニ師というのは、現在シーア派の中で恐らく最も力がある方であろうというふうに考えております。
○川口国務大臣 イラクの人口のうち、シーア派が約六〇%を占めるという状況であって、そのことが、イラクにおいて選挙の方式を選ぶときに、いろいろな宗派によって意見の違いをもたらしているという側面はあると思います。  それで、十一月の十五日に統治評議会とCPAとの合意があって、ことし...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃった、先遣隊がCPAを訪問したときにあったデモの性格というのは、私どもの理解では、これは直接選挙にかかわるものであったというふうに理解をしています。  いずれにしても、自衛隊がここで、サマワで歓迎をされているということについては、先ほど申しましたように、...全文を見る
○川口国務大臣 選挙にかかわる動きというのはもちろん注視をしなければいけないと思いますけれども、御参考までに、共同通信がやったサマワでのアンケート調査の結果をちょっと申し上げたいと思います。  日本の自衛隊がサマワに来ることを支持しますか、支持する八六・三%、支持しない七・八%...全文を見る
○川口国務大臣 イラクに派遣される自衛隊が、これはあくまで我が国の指揮のもとで活動するものであって、CPAの指揮下に入ったり占領軍の一員となることはないということでございます。  これにつきましては、十七号の解釈として、我が国は、ここにありますように、我が国の指揮下であって、C...全文を見る
○川口国務大臣 三十五、米英を除いて派遣しているわけですけれども、それらの国々が、基本的には国連の安保理決議の一四八三における連合国であるという立場をとっている、大部分の国がそういう立場をとっているというふうに承知をいたしております。  基本的に、十七号によってこれらの国々は、...全文を見る
○川口国務大臣 ヨルダンについてはもちろん私どもも把握をいたしておりますし、ほかにもございますし、日本もCPAの監督下でやっているわけではございません。
○川口国務大臣 いずれにしても、我が国は、これは連合の司令部の指揮下にはないわけです。それから、そのことについては、CPA側、英国、米国に確認をしているということでございますから、全く、そのホームページのいかんを問わず、我が国としてはそういうことである。これは米国も英国も確認済み...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返し申し上げますけれども、我が国が米軍の指揮下にもなく、我が国の独自の、我が国の指揮下にあり、そして占領を行うわけでもない、戦うわけでもない。総理がずっとおっしゃっていらっしゃいますが、ということは我が国みずから考えていることであり、同時に、我が国がそういうこ...全文を見る
○川口国務大臣 きょうの時点でということでございますけれども、二十九日の時点でオランダ軍に確認をいたしましたら、オランダ側として、サマワ市の評議会が総辞職をしたという認識に変わりはないと言っております。それから、同じく二十九日にCPA関係者より聞きましたところでは、これのメンバー...全文を見る
○川口国務大臣 発生状況については、これは関係国と情報の交換を通じて把握に努めているわけでございます。  それで、そういった傾向については、先ほど防衛庁長官がおっしゃったとおりでございますけれども、具体的な事件の発生件数については、これは相手国との関係がありまして、お答えを差し...全文を見る
○川口国務大臣 端的に申し上げれば、インテリジェンスの情報であるということです。
02月03日第159回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、二〇〇三年の二月から、すなわち、二〇〇三年の二月からということですが、全土について退避勧告をしますということをイラクについては出しております。それから、その時々、いろいろな情報に応じ、状況に応じスポット情報という形で注意喚起もいたしてお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、おっしゃられた外為法の改正でございますけれども、これは今、国会で正に御審議をいただいているわけでございまして、特定の船舶の入港禁止措置につきましても各党において検討が重ねられているところと承知をいたしております。  北朝鮮をめぐるいろいろな問題を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今までずっと六者会談を一日も早く開催をしたいということで調整を続けてまいりました。先ほど、北朝鮮が二十五日に開催をすることに決まったということで発表したようでございます。下旬ということでずっと調整をしてまいりまして、中国側からは最終的に確認は取れておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの社会の安定のために、イラクの今失業状況が非常にひどいものですから、雇用が増えるということは非常に大事なことであると私どもは思っております。元々、イラクの復興支援のときに車の両輪という言葉を使わせていただいておりますけれども、自衛隊等の人的な支援、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今のイラクの人たちの中にある不満感というのは、復興支援が思ったほど速いスピードで動いていないということが一つあると思います。目に見えてそれが良くなっていくということのために日本政府として何ができるか。その一端が自衛隊等の人的な支援であり、そして車の両輪と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるお気持ちは私どもも全く共有をいたしております。  自衛隊の方々が行って人的な支援をなさるに当たって、これがいい形でイラクの方々のお役に立つということが非常に重要であるというふうに思っています。  同時に、鶏か卵かというところもないわけではな...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(川口順子君) 二つのお尋ねがございました。  イラクにおける民間人の死傷者数につきましては、個別の事例についての報道は承知をしているものもございますけれども、その全体像については必ずしも具体的に承知をいたしておりません。  次に、イラクの政治プロセスについてのお尋...全文を見る
02月04日第159回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) イラクは八〇年代に化学兵器を使ったということと、それから実際に国連の査察団に対しまして自らこれとこれを持っている、今細かいことは申しませんけれども、例えばVXガスとかサリンとか、そういうものをどれぐらい持っているということを自ら申告をしているわけですね。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最後にそれを確認されたのがいつかということについて、はっきりした年は分かりませんけれども、九八年まで査察団が入っていてその廃棄の跡を確認をしたということであります。それが、最後が具体的に九八年であったのか六年であったのかということのデータは、資料を私は持...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということをおっしゃったこともありますし、同時に、イラクはこれに、協力について小出しにあるいは迫られて少しずつやるということしか、そういう行動しか取っていないということをおっしゃったということも事実でございます。  いずれにしても、国際社会としてイラク...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど総理がおっしゃいましたように、イラクが立証責任があるということが正に国連の決議の決定でして、そのために査察団がそれを見ていた、査察をしていたわけです。で、イラク自らが九八年ごろに査察団をイラクから追い出したということがあるわけで、イラク自ら、自ら説...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカとイギリスが、新しい大量破壊兵器についての独立調査委員会、これを設けるということを発表をいたしております。  それで、アメリカにつきましても、引き続き、現在もイラク監視グループが新しい体制の下で引き続きイラクの大量破壊兵器の捜索を継続を現在して...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) カナダの対応でございますけれども、これは、アフガニスタンに派遣中のC130三機、これを用いてイラクに関しても人道復興支援物資の輸送を行っていると承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) まず、今アメリカ、イギリスに加えて三十五か国の国がイラクに部隊を派遣をしているわけです。そしてそれは、委員がおっしゃるように、各国によってそれぞれの国の考え方がありますから、それに従って自らの判断でイラクに派遣をする、あるいはどの、どれを、何をするという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことがあるかもしれないし、ないかもしれない。一般論として申し上げることは難しいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 例えばテロという行為があったとします。で、その行為が国あるいは国に準ずる者によってなされたかどうか、それは正にそのケース・バイ・ケースで判断をされるべき問題であって、アプリオリにといいますか、初めからそこにあるかどうかというふうに判断をするということは難...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北方領土の問題は重要だと思っておりまして、私は毎年、北方領土返還要求全国大会に外務大臣になりましてから出席をいたしておりますし、二月七日、今度の土曜、二月七日も出席をするつもりでおります。  方針について、今総理がおっしゃったとおりでございます。今年の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、レジスタンスという言葉をフランス等の報道機関が使っている向きもあるようですけれども、一般にレジスタンスというのは、一般に侵略者に対する抵抗運動というふうに認識をされている、どちらかといえば不当に侵略をした者に対して抵抗するというプラス...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ユニセフ関連の支援でございますけれども、昨年の三月以降、ユニセフを通じまして、水・衛生、児童保護及び教育の分野におきまして合計千五百九十三万ドルの支援を行ってまいりました。例えば、千二百、失礼しました、百二十三万五千人分の教材及び約四十万人のスクールバッ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器が存在をする、あるいはそしてテロリストの手に渡る、そして拡散をしていくということが二十一世紀における世界の脅威だと認識をされているということは言をまたないというふうに思います。  午前中に申し上げましたように、イラクについては国際社会から大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、国連の安保理において、イラクの行為、行動については先ほど申し上げたようなことを満場一致で決定をしたということがあるわけです。そして、国連の査察団がイラクの武装解除義務が本当に実行されているかどうかということを確認をするために作業を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃいましたように、UNEPが九月に公表をしたファクトシートで、劣化ウラン弾の放射線、医学的なまた化学的な健康に与える影響は最悪の事態のシナリオの下でのみ発生すると予想されるとしつつ、汚染除去前に爆弾使用地へは立ち入らないこと等、一般市民に注意を呼...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府といたしまして、今般のイラクについてのものも含めまして、米軍の運用の一つ一つについてその詳細を申し上げる立場にはありませんけれども、昨年の十一月の二十六日の国防省の発表によれば、ラムズフェルド国防長官はイラクの自由作戦のために海兵隊の三大隊及びその支...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米側からの説明によりますと、海兵隊のイラク派遣は七か月の期間を単位とする派遣が二回行われる予定である、今年の三月から九月までの最初の七か月については、現在沖縄に駐留している二大隊及び航空部隊と沖縄に派遣される予定であった予備役部隊、これがイラクに派遣をさ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 七五%の在日米軍施設・区域が沖縄に集中をしているということで、沖縄に多大な御負担をお掛けしているということについて、この軽減のために、政府はSACOの最終報告の着実な実施に引き続き努めていく考えでおります。  そして、先ほど申しましたように、抑止力、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今後のことについて、今回の派遣後には本来沖縄に駐留するはずの規模の部隊が展開をする、沖縄に展開をすることになると、そういう説明を受けております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、これについてこの期間、米軍の運用上の必要な手当てを行うことによって抑止力が低下することはないけれども、これはあくまでも一時的な措置として可能になるものであって、米軍の運用の最適な在り方とは言えない。米軍の最も円滑かつ効果的な運用を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連が国際の平和と安全につきまして引き続き重要な役割を果たしていくということには変わりはないと考えております。  ただ同時に、イラク問題への対応を契機として、加盟国の間に国連改革を行って国連の機能を強化することが、についての関心が高まっていると思います...全文を見る
02月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 一般論として申し上げて、国家公務員が国家公務員法に違反することをすれば、これは厳正に処分をしなければいけないというふうに考えております。  それから、この文書、これにつきましては、私どもとしては、作業中の文書を廃棄をするということにいたしておりますので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、情報というのは命でございまして、情報収集には万全を期さなければいけないと思っております。  バグダッドにおきまして、今大使館がございまして、そこにいる人間はCPAあるいはイラクの統治評議会との関係で情報収集に努力を日夜いたしております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この車両につきましては、ただいま現在はイラクにある日本の大使館の管理下に置かれております。  今後の取扱いでございますけれども、日本の警察当局が必要な捜査を実施できるように、警察と御相談の上、今、日本に搬送するということで所要の準備を行っているところで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) サマーワの町では失業率が六割とか七割とか、いずれにしても非常に高い状況であって、日本が雇用の面でいろいろな支援をしてくれるということに大変な期待があると思っています。それで、既に一つ、二つですけれども、国連の人間居住計画という国際機関ですが、ここを通ずる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の関与ということにつきましては、我が国はずっと国連の関与が大事であるということを言ってきたわけでございます。それで今回、選挙等を通じて六月の終わりにイラク人の手によるイラク人のための政府、これをつくる過程が合意を昨年の秋にされましたけれども、それをや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 関連をする国連決議、安保理決議は三つございます。一四四一、六八七、六七八ということでございます。  それで、一四四一というのは二〇〇二年の十一月の八日に採択をされた、これは満場一致で採択をされた決議でございますけれども、ここで幾つかのことを言っていまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 劣化ウラン弾によるこれが健康被害をもたらすものなのかどうかということにつきましては、これは国際機関で今まで調査が行われております。UNEP、WHOといったところで行われておりますけれども、国際的に確定的な結論が出ているということではないというふうに承知を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 認識いたしております。
○国務大臣(川口順子君) そのおっしゃった機関についての結論ということは承知をいたしておりませんけれども、別途、アメリカの政府がこの調査をやっております。そして、この調査についての結果として、原因は特定をされていないということだと承知をいたしています。
○国務大臣(川口順子君) 手元に資料はございません。もし事前におっしゃっていただけたら用意をしておきましたんですけれども。
○国務大臣(川口順子君) これは、先ほど警察庁の方からも別な委員の御質問に対して細かい御説明ございましたけれども、私どもが今把握をしていることといいますのは、車について、弾丸が、痕跡が左側に集中をしている。それから、金銭等が残っていますので、恐らくテロの公算が大きいだろうというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことが必要であったというふうには聞いておりません。
○国務大臣(川口順子君) 十一枚でございます。  前回も、もし事前にそういう質問があるということを伺っていたら、十一枚とお答えできたんですけれども、突然でしたので、記憶にないと申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) 先生のお考えはお考えとして承らせていただきましたけれども、外務省としてはと申しますか、政府としては、これの真相究明が大事でありまして、特に外務省は恐らくだれよりも一番真相の究明を早くきちんとした形でしたいと思っている、おります。  そういった意味で、今...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致問題につきましては、まずは既に帰国をされた五人の方の北朝鮮に残っている御家族の方が日本に帰国をするということ、それと他の方々について事実関係の解明が必要であるということを言って、この二つを特に強く向こうに、北朝鮮に要求をいたしております。被害者、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、今その優先、最優先の課題として取り組んでいるのが御家族の、北朝鮮に残された御家族の方の帰国ということでございます。これを国交正常化交渉までに実現をしていくということで考えております。それからさらに、この帰国が実現をした上で、安否未...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 失業率が高いイラクにおいて、そしてなかんずくサマワにおきまして雇用を拡大させるような協力をしていくということは非常に重要であるというふうに私は考えております。  今まで我が国はイラクに対しての支援で一億二千万ドルほどの実施を既にいたしておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろな世界の問題を国と国の関係で見るというよりは、一人の人間に着目をしまして、その人間がどういう観点からその人間の安全保障を、その人間の安全保障を守ることができるかという、いろいろなそういった考え方であります。  例えば、国内避難民ですとか、国の保...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクは自ら例えばVXガスを二・四トン持っていた、化学爆弾といいますかケミカルウエポンを持っていたということを国連の査察団に対して自ら申告をしているわけですね。  それを、その武装解除をしたということを説明をしなければいけなかった。したがって、それが十...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 対象になりません。
○国務大臣(川口順子君) 少し長くなるかもしれませんが……
○国務大臣(川口順子君) 日米安保条約の第六条、これの実施に関する交換公文におきまして、合衆国軍隊の日本国への配置における重要な変更、同軍隊の装備における重要な変更並びに日本国から行われる戦闘作戦行動のための基地としての日本国内の施設及び区域の使用は、日本国政府との事前協議の主題...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、これは日本国から行われる戦闘作戦行動に当たらないと、そういうことを申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) ちょっとまた長くなるのでお許しいただきたいと思いますけれども……
○国務大臣(川口順子君) これは、正に日本国から行われる戦闘作戦行動のための基地として日本国内の施設及び区域を、区域の使用と、それに言う戦闘作戦行動は直接に戦闘に、直接戦闘に従事することを目的とした軍事行動を指すものであるということでございます。
○国務大臣(川口順子君) イラクに出撃をするということについては、これはおっしゃったように移動させるということですから、事前協議の対象になるものではないということであります。
○国務大臣(川口順子君) 日本国から行われる戦闘作戦行動ということは、直接戦闘に従事することを目的とした軍事行動を指すものである。米軍の運用上の都合により米軍の部隊等を我が国から他の地域に移動させることは事前協議の対象となるものではないというのが、従来から一貫して御説明をしている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私どもは、自衛隊による人道復興支援とそれから経済協力は車の両輪だという言い方をいたしております。  それで、無償資金、当面、無償資金協力を十五億ドルということを申しましたけれども、これについては、電力、教育、水・衛生、保健といったような分野を中心にイラ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どのようなシステムで考えているかということにつきましては、これは経済協力でございますので、普通の経済協力のやり方ということで考えておりますけれども、イラクの中にどういうニーズがあるかということを既に国際機関やあるいはイラクの統治評議会、あるいはイラクの政...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連のかかわり合い方というのは、一つは経済協力の分野、もう一つは選挙と政治プロセスを前に進めるということの二つがあると思います。  それで、経済協力の方で申しますと、これは先ほどUNDP、失礼しました、ハビタット、国連居住計画、人間居住計画と一緒に地域...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 暫定的なイラクの政権といいますか、イラクのイラク人によるイラク人の手による新しい政権、これを六月末までに作りましょうということが昨年の十一月十五日に既に合意をされているわけです。今、それに従ってそのプロセスを歩みつつあるということであるわけです。その過程...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中東の長い歴史の流れを過去に向かってさかのぼっていきますと、いろいろな問題が、どこが、どこからスタートしたのかということを追っていくということは非常に難しいということだと思います。例えば、それがかつての帝国主義時代までさかのぼるのか、あるいはどうなのか。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨日は非常に誠実にきちんとお答えをさせていただいたわけでございまして、公式なそういった統計はないわけです。ない以上は、何人というふうに申し上げることはできないわけです。  ただ、幾つか、幾つかといいますか、ボディー・カウントという民間団体はございます。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはイラク・ボディー・カウントという市民団体です。
○国務大臣(川口順子君) 刑事裁判所の問題について申し上げたいと思いますけれども、これは委員がおっしゃったとおり、我が国はまだ批准ができないという理由は、これは国内法が未整備であって、それを、今どのような国内法制が必要であるかといったようなことの精査を行っております。
○国務大臣(川口順子君) カタールとの地位協定の交渉の話でございますけれども、これは相手国の政府との関係もございまして、カタール政府との間の協議内容の詳細について明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、陸上自衛隊や航空自衛隊の根拠地及び経由地については、イ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 車の移送をするということについて、非常にすぐにできるではないかというふうにお考えになられているのかもしれませんけれども、実際、この準備の過程というのはなかなか大変なことでして、例えばバグダッドに車が到着をして以降どのルートで、例えばヨルダン経由で運ぶのか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中央アジアの重要性については、これは私は委員が御指摘のとおりだというふうに思います。  それで、我が国としてこの地域に向けての外交に全く関心を持ってこなかったということではございませんで、例えば九七年に当時の橋本総理がユーラシア外交ということで一つの考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国が世界の中で国際秩序の形成にリーダーシップを取っていく中で、この地域における我が国の関与ということは非常に重要であるという認識を持っております。具体的にいろいろな政策についての議論も内部ではやっておりますけれども、引き続き何ができるか、どういう政策...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どこの国に対しても、もし国連の決議に従わなかったら武力行使をするかというと、それはイラクの場合には武力行使容認決議があるということが違うわけです。北朝鮮、イスラエル云々どうして攻撃しないのかという御質問が別な委員からありましたけれども、イラクの場合には武...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、決議六八七の主文の第三十四パラグラフについてお触れになりましたけれども、そこには、委員がおっしゃられましたように、本問題を引き続き検討し、本決議の履行並びに当該地域の平和及び安全の確保のために必要とされる場合には他の措置を取ることを決定するという規定...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどのその三つの決議、六七八、六八七、一四四一、これに基づいて武力行使が行われたという我が国が考えているその解釈につきましては、これはアメリカもイギリスも武力行使の後で国連大使からそれぞれ国連にそのような考え方を伝えているわけでございまして、我が国だけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国は、イラクの国民がどのようなニーズを持っているかということについて、これは国連機関あるいは世銀の調査もありますし、それから我が国が独自に把握をしている情報というのもありますけれども、今そのイラクの中で、外交官の安全について問題がある中で懸命の努力を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今のイラクの国情の中できちんとした民間人の死傷者についての統計を取るということは、非常に難しいことであるというふうに考えております。したがいまして、公式な統計はないというのは先ほど申し上げたとおりです。  翻って考えてみると、そういった我が国は東京都の...全文を見る
02月05日第159回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) 二〇〇二年の世界人口白書でございますが、これは結論的に言えば富裕層と貧困層との格差が拡大をしているということです。まず、世界の上位二〇%の富裕国と下位二〇%の最貧国、これの国民一人当たりの所得を比較をしますと、六〇年、一九六〇年には三十対一、九九年には七...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一日に、二月一日に改めてオランダ軍に確認をいたしましたところ、オランダ側として、サマーワ市評議会が総辞職をしたという認識に変わりがないというふうにしています。  また、一月二十九日にサマーワのCPA関係者よりも聴取したところでは、サマーワ市評議会のメン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、我が国として、我が国にふさわしい国際貢献をする、イラクの重要性等々の観点から決定をしたわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) イラクの国民がどのようなニーズを持っているかということについては、国際機関等の調査もございますし、それから我が方の独自に収集をした情報もございます。そういったことを考慮に入れて決定をしたものでございます。
○国務大臣(川口順子君) イラクの復興に使う経済協力につきましては、これは国民の税金でございますから、きちんと資金の使途等に関して透明性、効率性ということを確保する必要があると考えています。  それで、これにつきましては、例えば十分な知見及び実績を有する専門機関を案件管理に活用...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど、ODAとイラクへの支援を分けて違うもののようにおっしゃられましたけれども、イラクへの支援は正にODAでございますから、ODAを律するルールの下で行うということでございます。  そして、その受取手として、今までもODAの世界では国際機関、NGO、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、イラクの国民が復興の過程で何を必要としているか。これは、そのサダム・フセイン以来の圧政の下にあったわけでして、今度の戦争だけではなくて、その前からイラクの国民は支援を必要としている状況にあって、それは国際機関等がきちんと調査をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 例えば、電力省を例に取りますと、我々は機能しているという判断をしております。大臣がいます。そして、副大臣というか、次官というか、そういう人もいます。それから、その部門の担当の長、これがたしか三十二人だったと思いますが、います。それから、全体の職員が相当の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 沖縄に、おっしゃった調査会の最終報告書の提言で、沖縄に国際機関の事務所を設置することの検討が提唱されています。外務省といたしましては、国連諸機関の沖縄への誘致可能性を検討するために、平成十三年度にニューヨークの国連の事情に詳しい国際コンサルタント二社に調...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしましては、先ほど申しましたように、調査を国際コンサルタントに依頼をして報告書を受けたということでございます。その報告書の結果としていろいろなことが言われておりますが、その結果を踏まえますと、現時点において大規模機関の誘致は現実的ではないとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 照屋寛徳先生の提出の質問主意書の答弁書の中でお答えをいたしておりますけれども、昭和四十八年四月に作成をされたとされる「日米地位協定の考え方」と題する文書については保有をしていないというお答えを申し上げております。
○国務大臣(川口順子君) お答えをいたしました、その主意書でいたしましたことは、平成十六年一月十三日付けの琉球新報の朝刊紙面で外務省元幹部が述べたとされている一九八〇年代に作成された「日米地位協定の考え方」増補版に該当すると思われる文書は保有しているとお答えをいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 御質問の件につきましてですが、政府といたしましては、まず申し上げたいのは、在日米軍施設・区域の存在によって沖縄県を始めとする地元の方々に御負担をお掛けをしているということについては十分に承知をいたしております。このような御負担軽減のために引き続き最大限の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その時々でいろいろな問題があるわけでございまして、それに対してどのように対応していくか。これは機敏に対応していく必要があるわけでして、運用の改善によるやり方で機敏に対応していくということが合理的であるというのが政府の考え方であるわけでございます。という意...全文を見る
02月06日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) 幾つかの重点分野ということを考えております。電力等は国の経済協力をするという中で基盤の整備ということも考えておりますし、それから過去やった、日本が作った発電所、変電所がありますから、そこのリハビリプロジェクトも考えております。広くイラク全体の産業基盤のど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的には、ジャパン・プラットフォームの傘下にある二つの、ピースウィンズと、あとはJENが入っています。それからもう一つ、それとは別個にJVCが入っているというふうに承知をしています。
○国務大臣(川口順子君) そこで働いている人の数ですけれども、ちょっとお待ちください。ピースウィンズとJEN両方合わせて大体六百四十人ぐらい、これは現地のイラクの人ですけれども、六百四十人の現地の人を現地スタッフとして雇用をしているというふうに承知をしています。
○国務大臣(川口順子君) イラク人はアメリカに対しては非常に複雑な感情を持っているというふうに思っていますけれども、かつて、ちょっと私今ここにデータを持っていませんが、かつて私が見ました世論調査、それでいいますと、アメリカ軍に早く立ち去ってほしいかという質問に対しては、いてほしい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの民主化というのは、イラク人が何よりも望んでいるということだと思います。民主化といったときに、その持つ意味、これは様々あるかもしれませんけれども、民主的な統治機構を持った国ということで民意を反映する形でイラクの政治が行われるということは、非常に基本...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクがその基本法に基づいて、今後決まる基本法に基づいて選挙を行って、六月末までにイラク人の手にイラクのその政権を渡すということは、これは昨年の十一月に合意されたことで、このスケジュールに沿って物事が進んでいくということは日本として重要でありますし、その...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、今の時点でスケジュールを遅らせることを前提に物事を考えるべきではないというふうに考えています。先ほど申し上げた三つの要素というのは今非常に重要なことであって、その三つが満たされるように考えていく、それを追求するということが今やるべきことだと思ってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) エプテカール副大統領兼環境大臣は私が京都議定書を環境大臣としてやって以来の友人でもありまして、その昔からメソポタミアの湿原問題については副大統領と話をいたしております。  それで、その意義なんですけれども、メソポタミア湿原というのの重要性、これは生物的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御指摘のように、方法論的には大変に難しい問題だと思っております。  私は環境大臣のときに自然の再生ということを言いまして、釧路の湿原で、このメソポタミア湿原に比べれば本当に小さなところですけれども、国土交通省や農水省と御相談をしながらプロジェクトに取り...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはもう大勢の人が言っていることですから、だれが一番最初に考えたかということについては私はよく分かりません。私自身、個人の問題意識としては、元々、先ほど申し上げたイランの副大統領と私が環境大臣当時にお話をしたということから始まっております。
○国務大臣(川口順子君) これについては、今委員がおっしゃったゲリラの隠れ家であったがゆえに、サダム・フセインはそこを乾燥化させたとか、いろいろな見方があるわけです。  それで、それが起こった原因は何であれ、我々としては、自然をそこに戻すということが重要であるということが基本的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、千五百万ドルの援助をするということを決定しました。委員もよく御案内のように、我が国はパレスチナに対してはもうずっと長い間支援をしてきています。一国ということで取れば日本のパレスチナに対する支援というのは一、二を争う金額であるわけです。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中東問題について非常に詳しくていらっしゃる榛葉先生から、非常に今貴重なお話を伺わせていただいたと思います。考えてみたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 今、榛葉先生が言われたような状況に早くイラクがなって、そういった活動ができるようにするということが重要だと思っています。  それまでの期間、我が国としてイラクの復興に、イラク人が非常に望んでいる復興にいかに貢献をするかということが今の我々の課題であって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの復興のために国際社会の様々な国が様々な形といいます、というのは、NGOの人たちあるいは民間の人たちも含めて、貢献をできるようなときに早くイラクを持っていくということが今大事であるというふうに考えています。  それで、どういうニーズがイラクにある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) さっきお答えをしたと思いますけれども、同じことになりますが、自衛隊の活動は今正に自衛隊でなければできないわけです。そして、日本のNGOの人が、日本人がほとんど行って、まだ行けていないという状況をお考えになられても、今の時点で日本の民間企業やNGOが大勢行...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) バグダッドの日本大使館に今車があるわけでございますけれども、これについて、我が国の警察による検証作業を行うために、これを今月中にも日本に移送をしたいというふうに考えております。何分にも、御案内のようにバグダッドの大使館については、細かいことはいろいろ申し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地元といろいろ今まで接触をしている中で、地元の社会として自衛隊を歓迎をするということと、自衛隊を地元で守っていかなければいけないというふうに思ってくださるというふうに取っております。
○国務大臣(川口順子君) 百万ドルかどうかということについて、私は確認する立場にはございませんのでそれについては触れませんが、基本的に、地元の社会で、それは様々な考え方があるということは事実であり認識をしなければいけないと思います。  幾つかのことを、例えば日本とイラクの社会の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクに今、邦人がいると、これは自衛隊関係者も含めてかなりいるということであります。  それで、何か起こったときにどうするか。これは、まず治安については、これは安保理決議に基づいて、英、米、そしてオランダといったような各国の軍隊がその担当任務を行ってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったような時期に当時の外務副大臣の茂木副大臣が、三月の二日でございましたけれどもイラクに行きまして、アジズ副首相、実質的にはナンバーワン、サダム・フセインに次いでの行政部門でのナンバーワンと言っていいと思いますが、と二時間にわたり話をいたしました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器を持っていないというせりふは、イラクは当時みんなに言っていたわけです。茂木副大臣にも言いましたし、それから私自身も代理大使、東京の、とお話を、同じ話をしましたけれども、聞いています。  元々そういうせりふをずっとイラクは言っていたわけでして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカの発表の仕方ですけれども、敵対行為で亡くなったか、非戦闘事由で亡くなったかというふうに分けて発表しているということです。それから、イギリスについては、敵対行為、その他の原因で亡くなる、敵対行為で亡くなっているか、あるいはその他の原因というふうに分...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今先生がおっしゃったポイントは非常に重要なポイントでございまして、政府としても今まで様々な取組を行っております。幾つかの例を申し上げますと、例えば小泉総理がアル・ジャジーラに出られ、私もアル・アラビアに出演をいたしております。それから、いろいろ特使が行か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、ドガルーン—ヘラート間の道路工事、これはイラン政府の支援により現在行っていて、九〇%が第一次舗装済みであるというふうに聞いております。昨年末完成の予定でしたけれども、ちょっと遅れてるということです。
○国務大臣(川口順子君) まず、イラクの復興支援活動に当たって、イラクに派遣をされる自衛隊員が規律をきっちり守って事件や事故を起こさないようにする、これが非常に重要であると私は思います。  それで、仮に万が一、派遣をされました自衛隊員によって事故、事件が起こされた場合に、これは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米英は国連の決議にのっとって占領国として必要な行動を取っているというふうに承知をいたしております。米軍等の行動は、国連憲章それから国際法にのっとっていると考えています。  ヒューマン・ライツ・ウオッチという団体がアメリカにあって、独自の調査を行って米軍...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国は国際法にのっとって行動をしているというふうに考えております。一つ一つについて米国にそのことを確認をするということは考えておりません。
○国務大臣(川口順子君) ジュネーブ条約は国際法の一部でございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど、ジュネーブ条約も国際法の一部であるというふうに申し上げましたけれども、当然に、先ほど申し上げたように、米国はジュネーブ、国際法に従ってやっているわけですから、丁寧に申し上げればジュネーブ条約にものっとって行動をしているということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 本会議は私出ておりませんでしたけれども、そこで総理がおっしゃられたように、これは日本政府として米国の国防省、国務省に確認をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 十七号、CPAの命令十七号のセクション一に連合の要員という言葉があります。コアリションパーソネルというふうに書いてありますが、その定義として幾つかのものが列挙されているわけです。それで、その中に一つ、連合国により展開されるすべての部隊、英語で言いますとオ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十七号の中で、我が国において、我々は連合の司令部の指揮下には置かれないということを国防省、国務省に確認をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) ちょっと、どっちに属するとおっしゃったことの意味がよく分かりませんでしたけれども、いずれにしても、我々は、その定義のうち、連合国によって、要するに日本は連合の一部ですから、連合国により展開されるすべての部隊、そこに日本は入る、ほかのところには該当しないん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我々自衛隊は、国防省、国務省に確認をしたとおり、我が国の指揮下において行動をするということであって、そこの御指摘のホームページ、そこに書かれているそれは正確ではないと、そういうことになるわけです。
○国務大臣(川口順子君) まず、おっしゃったテネットの、テネットCIA長官ですけれども、イラクのミサイルを含む大量破壊兵器、運搬手段、核兵器開発計画、生物兵器、化学兵器に関して、イラクの軍事行動前までに得られていた情報に基づく判断と、今判断、今の時点で判明している事項を比較して説...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは私が一人で決めることではなくて、政府全体の判断であると思いますけれども、今、我々がこの判断に至った過程について、これを見直さなければいけない、そういう必要性があると私は考えておりません。  これは、イラクが大量破壊兵器を武装解除をするという義務に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が持っておりますのはギャラップの世論調査の結果でございますけれども、これによりますと、例えば米軍に、そうですね、米軍撤退によりイラクは無政府状態になると思っている人が八五%、米英軍の即時撤退を求める人が二六%であるのに対して、長期の駐留を求めているのが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 同調しているのが三十八か国のみかどうか、これはよく分からないと思います。同調して、連合という形ではっきり意思表示をしているという国はおっしゃったような三十八ということだと思いますけれども、例えば近隣のアラブの諸国の人たちについて言っても、自分たちは国の名...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、エネルギーを所管をしているのが経済産業省ですから、私からお答えすることが適切かどうかよく分かりませんけれども、我が国は、一九七三年の石油危機、第一次石油危機に際して、そのとき、ちょっと何%か数字忘れましたが、非常に高い中東依存を持っていたことから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私がお聞きする限り、総理のおっしゃっていることに私が考えていることはかなり近いというふうに思っております。    〔理事常田享詳君退席、委員長着席〕  我が国は本当に小さな島国であって、資源の海外依存度が非常に高く、この国が資源を海外から買って、外に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の委員のお考えというのは、イラクに対して日本が支援をする、それは日米同盟だから、があるから、そのためにやっている、したがってイラク支援は日米同盟を維持するための費用であるというふうにお考えになっていらっしゃるのではないかというふうに推察をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかの御質問がありましたので間違えずに申し上げないといけないと思っておりますが、まず最初にお尋ねの財源をどう考えるかということでございますけれども、十五億ドルということを当面無償で供与をするということを言ったわけです。その十五億ドルのうち、今補正予算の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) CPAにODAを供与することは考えていないと申しましたのは、今正にその申し上げた千百八十八億円は経済協力予算であります。それから、基本的にCPAは石油開発基金とかそういう形で行政経費については賄うというふうにされているわけでして、この千百八十八億円の中に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクに派遣をされる在沖米軍部隊、これについては事前に話を聞いておりますが、それに関連して、今回の派遣が行われている期間において米軍の運用上の必要な手当てを行うことにより抑止力が低下することはないが、これはあくまで一時的な措置として可能となるものであり、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのアメリカの上院議員の方が……
○国務大臣(川口順子君) 下院、下院議員ですか、失礼しました。  下院議員の方が何をおっしゃったかということはちょっと直接には私確認をいたしておりませんので、それについて直接のコメントということは控えさせていただきたいと思いますけれども、政府としては、沖縄県民の方々の御負担、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) キャンプ・ハンセンの訓練施設でございますけれども、米軍が、施設・区域の管理権の行使の一環として、施設・区域内に米国予算により建設を予定をしているものでございます。それで、日米地位協定上、米軍は、施設・区域における作業に際しまして公共の安全に妥当な考慮を払...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのときにどういう言葉で言われたかということについてちょっと私はつまびらかにいたしておりませんけれども、シベリア出兵とか、そういう言い方もしていたかというふうに思います。
○国務大臣(川口順子君) 岸総理が何についておっしゃっていたことか、ちょっと事前に通告いただいてないものですから、よく分かりかねます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど防衛庁長官もおっしゃっていらっしゃいましたけれども、いわゆる海外派兵、これは一般的に言えば、武力行使の目的を持って武装した部隊を他国の領域に派遣することであると定義付けて説明をされているわけでして、このような海外派兵は一般に自衛のための必要最小限度...全文を見る
02月09日第159回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○川口国務大臣 今先生がおっしゃられましたように、イラクによる安全保障理事会決議の不履行並びに大量破壊兵器及び長距離ミサイルの拡散が国際の平和と安全に与えている脅威を取り除くために、やむを得ず米国を初めとする国々による対イラク武力行使が行われ、状況は改善したものの、現在もなおイラ...全文を見る
○川口国務大臣 安保理の決議の一五一一前文パラ一、ここにおいて、「イラクの状況は、改善されたものの、引き続き国際の平和及び安全に対する脅威を構成する」という決定がなされているわけで、同じ決定が、その前の一四八三、これの前文にも規定をされているわけでございます。それから、それでいえ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、このイラクの大量破壊兵器については、イラク監視グループが新しい体制で引き続き捜索といいますか、やっているわけでございまして、それを我が国としては注視していくという考え方であって、今のイラクにおいて拡散の危険がゼロであるということを断定すると...全文を見る
○川口国務大臣 先生も御案内のように、今、イラクの国内でテロリストたちがいろいろ活動しているわけで、今、統治評議会があり、CPAがありますけれども、それにもかかわらず拡散をする危険というのがゼロとは断定できないと申し上げたのは、そういったことを踏まえて申し上げたということです。
○川口国務大臣 まず、政権の崩壊の直後、行政機構の機能が麻痺する等のことがありまして、略奪等の犯罪があったわけでございます。そういったことで、イラクの国民が困難な状況に置かれたということは事実ありました。それは一つあります。  それから、それに加えて、米英軍によって対イラク武力...全文を見る
○川口国務大臣 イラクが今、無政府状態にあるかどうかということですけれども、これは、イラクは今、無政府状態にはない。  それはなぜかといいますと、連合暫定施政当局が暫定的な施政を行っているわけで、今、その合意ができて、イラク人の手によるイラク人のための政府、これを樹立する、これ...全文を見る
○川口国務大臣 今の質問にお答えする前に、国連のことについて触れられまして、私は、週末にアナン事務総長と電話でお話をさせていただきました。そして、アナン事務総長から、国連の調査団、もう既に入っていますけれども、その話、それから、国連が今後、基本法をつくり、あるいは選挙制度について...全文を見る
○川口国務大臣 イラクにつきましては、我々も情報をとる努力はいろいろしておりますし、また、さまざまな情報には接しております。ただ、具体的にどういう情報があったとかなかったとかということについては、これについて申し上げるということはずっと差し控えさせていただいております。
○川口国務大臣 イラクにおける大使館の関係者は、しかるべく勤務をいたしております。  ただ、具体的にどのような体制になっているかということにつきましては、これは、館員の安全そしてその保安上の必要性といった観点から、これについて申し上げるということは御容赦いただきたいと思っており...全文を見る
○川口国務大臣 まず、イラクについては、邦人の退避勧告を出している国でございますから、そういう状況であるということをもちろん頭に置いて大使館の関係者は勤務をしているわけでございますけれども、これも先ほど別な委員の方の御質問で申し上げたことと同じようなことなんですけれども、政府とし...全文を見る
○川口国務大臣 この前、御答弁をしたときに、サマワに関する予算はこの中に、この補正予算に含まれていないというふうに答弁をしたつもりはございませんで、サマワ評議会を対象としている案件はないというふうに申し上げたわけでございます。  それで、サマワについて、補正予算でやるのと、それ...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げた国連人間居住計画を通ずる学校再建事業、それから、コミュニティーの再建事業で住宅をつくるというのは、これは国連経由でいたします。このハビタットは、イラク人を雇って、イラク人がこれを監督し、なおかつ、実際につくるのもイラク人ということで考えております。
○川口国務大臣 今先生がおっしゃいましたように、昨年の十一月の十五日にCPAと統治評議会の間で合意ができまして、今後の政治プロセスといたしまして、二〇〇四年の五月末までの暫定議会の選出、六月末までの移行行政機構の選出と承認、これによって統治権限の移譲を実現させる、そしてその後で、...全文を見る
○川口国務大臣 思惑ということかどうかでございますけれども、米国は、十一月十五日にCPAと統治評議会の間に合意があったわけでして、この合意を守りたいというふうに強く考えているというふうに考えています。
○川口国務大臣 明確に違う方針があってそれを転換したということかどうかということなんですけれども、やはり事態というのは非常に流動的に動いているわけでございますから、常にこれは、日本もどの国もそうですけれども、事態の変遷を見ながら方針を決めていくということであると思います。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、私がお答えをする立場かどうかでございますけれども、いずれにしても、今まで防衛庁長官がおっしゃっていらっしゃいますように、イラクの復興のニーズが何か、そのために我が国として何をしなければいけないか、それをするときに、自衛隊の役割、これがそれぞれの時点でどうか...全文を見る
○川口国務大臣 自衛隊の法的な位置づけについて、これは、昨年の十一月のCPAと統治評議会の合意、これにおきまして、イラクにおける連合軍の地位もカバーをする治安に関する協定が今後CPAと統治評議会との間で作成をされるということが盛り込まれているわけです。  それで、我が国政府とし...全文を見る
○川口国務大臣 まさにそれをお答えしたということなんですけれども、三月にCPAと統治評議会の間で合意がまずできるわけですね。その合意に基づいて、今後のイラクにおける、例えば米軍とか英軍とか、そういう人たちの地位がどうなるかということについて、それが三月にできる協定の中に含まれると...全文を見る
○川口国務大臣 同じことになるわけですけれども、連合軍に対して、米軍、英軍に対して、これは今占領軍として駐留しているという状況がありますね。その後、その人たちの地位がどうなるかということを、ことしの三月にできる、スケジュールどおり、政治プロセスで三月末までにということになっていま...全文を見る
○川口国務大臣 外国の軍隊がよその国に駐留をするということについては同意が必要だということです。
○川口国務大臣 ですから、それも含めて、どのような形になるかということは、CPAと統治評議会との三月末の合意、これがどういう形になるかということによるということで、いろいろな可能性がありますので、それを踏まえて考えているということでございます。
○川口国務大臣 ですから、三月末の合意によってその後の形というのがどのようになるかが決まる。それから、承継を例えばするのかしないのかといったようなことが、さらにこれも新しい事態としてある。そういったことを踏まえて、きちんとした自衛隊の法的な地位が確保されるように、政府の中でいろい...全文を見る
○川口国務大臣 何度も同じことを申し上げることになるんですけれども、三月末に合意ができます。三月末に合意ができて、そこで連合軍と、統治評議会とCPAとの間で、主権が移譲された後、移転した後、どういうような関係で、連合軍がどういうような取り決めでいるかということが決まっているわけで...全文を見る
○川口国務大臣 前にも申し上げましたように、外国の軍隊が駐留をする、まあ駐留をするというか行くというときには、一般論として同意が必要であるということです。  先ほど来申し上げているのは、主権移譲後のその同意の取りつけ方、これについてはいろいろな形があるということを申し上げている...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、原則、一般論として申し上げて同意は必要であるわけです。その同意が、イラクの場合においてどのような形で同意を取りつけるということが必要なのか、その手続。ですから、単に、三月末に合意ができたとして、その合意をさらに確認するだけで済むのか...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げていることは、一般論として、同意がなければ自衛隊はイラクの中にはいられないということであります。  それで、その同意の取りつけ方、これはいろいろなやり方があるので、それについては、今後、三月末にできる連合軍と統治評議会との間の合意、これに大きく依存をする...全文を見る
○川口国務大臣 これ以上明確に申し上げられないと思って答弁していますが、イラクに自衛隊がいること、これに際してはイラクの同意が必要である、これはもう前から申し上げているとおりです。  それで、それをどのように求めるのかということは、さまざまやり方がありますということを申し上げて...全文を見る
○川口国務大臣 同意は必要でございます。(発言する者あり)
○川口国務大臣 二つのことをずっと申し上げているわけですが、同意は必要であります。  それから二番目に、それが同意を改めてとるという具体的な行動、これを意味するかどうかということは、これはまさに三月の合意、あるいは、今後基本法に場合によっては書かれるかもしれませんし、そういった...全文を見る
○川口国務大臣 同意が必要であるということは、これはそのとおりです。  それで、先ほど来、同意をとるというふうに言葉を使っていらっしゃいますが、その同意をとるという言葉の具体的な意味でありますけれども、同意をとるということが、その新しくできた政権に対して、日本政府として、自衛隊...全文を見る
○川口国務大臣 二つの側面を申し上げているわけです。  同意が必要かどうか、これは同意は必要ですということはもう再三再四明確に申し上げています。それで、その同意をとるということの具体的な言葉の意味をどのような意味で先生がおっしゃっていらっしゃるかということであるわけです。  ...全文を見る
○川口国務大臣 ずっといろいろな調査、情報の把握を行って、そこでそのように考えているということでございます。
○川口国務大臣 根拠というふうにお聞きになられたものですから、その情報は、どういうところで、どういうやり方でとってきたかということをお話をしたわけですけれども、ずっと申し上げていますように、イラクの治安情勢というのは全般として予断を許さない、治安が課題であるということは申し上げて...全文を見る
02月09日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(川口順子君) ブレア首相、ブッシュ大統領ですけれども、これを受けて、基本的に引き続きその調査、大量破壊兵器についての調査、これを、アメリカの場合です、米英で置いているイラク監視グループ、これがその捜索をするということでそれは決定を、依然としてそれをやっているということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最近の例で申し上げますと、昨年の十一月の下旬に、これは米国務省調査部がバグダッド、バスラ、キルクーク、ヒッラ、ディワーニヤの五つの都市に住む十八歳以上の住民、千百六十七人を対象に世論調査を実施をしたということでございますが、その結果について申し上げますと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六八七というのはイラクの停戦の条件を決めたものであります。  それで、その条件の一つとして、パラ八で、イラクに対して、国際的な監視の下で、化学兵器、生物兵器等大量破壊兵器並びに射程距離百五十キロメートルを超えるすべての弾道ミサイル及び関連施設の破壊、撤...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは何回も申し上げているように、イラクはかつて大量破壊兵器を持っていた、そして自ら申告をしているということであります。そしてそれを、国連の決議によれば、我々が持っていないということを証明するのではなくて、イラクが自ら、持っていなければ持っていない、途中...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先生も御案内のように、今正に調査が続いている。イラクが持っていなかったというふうにだれも言っていない。だれも分からないんです、今の時点で。持っている可能性が十分にあると思えばこそ調査を引き続きやっているということだと思います。
○国務大臣(川口順子君) 言い張っているわけではなくて、そのとおりであるからです。これは、アメリカも言っている、イギリスも言っているように、この一連の国連決議に基づいて武力行使が行われたということは正当であるということでございます。
○国務大臣(川口順子君) イラクが、国連の決議によれば、自ら破壊をしたということを見せなければいけなかった。イラクがかつて持っていた、これはよろしい、だれもその持っていなかったと言う人はいないと思うんですけれども、自らその査察団に対して、VXガスをどれぐらい持っている、サリンをど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先生自らおっしゃられたように、正に今調査が引き続き継続をしているわけなので、なかったらということでお答えするのはなかなか難しいんですけれども、我々としては、六七八、六八七、一四四一、それをもって我が国が武力の行使を支持したということについては変わりはあり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国防総省は今の時点で、フセイン元大統領はジュネーブ諸条約での、諸条約の下での戦争捕虜と位置付けられるということを明らかにいたしております。  なお、これについては、赤十字国際委員会ですけれども、これもそのアメリカ当局のこの決定は法的に正しいという見解...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 戦争犯罪あるいは人道に対する罪、それを含めまして犯罪の訴追、処罰について、これはフセイン元大統領に対する関係当局の尋問、これを経まして、しかるべき取扱いが検討されていくというふうに承知をいたしております。  それから、弁護人というお話ございましたけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクは今、邦人に対して退避勧告を出している国であります。ということは、様々な脅威、様々なリスクがあるわけでして、今おっしゃったような、これはオランダのみならず、イタリア軍というのもありましたし、実際にイラクで人道復興支援のために活動している様々な外国の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それから、オランダ軍の関係ということもおっしゃられましたけれども、そういった、先ほどイタリア軍ということも申しましたし、ほかにいろいろありますということも申しました。いろいろな脅威、リスクがあるということをきちんと踏まえて、外務省も退避勧告を出しておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、イラクにおいては、その自衛隊の方々も、そして外務省の職員も、バグダッドとサマワで厳しい環境の中で人道復興支援ということで懸命になって仕事をしているわけです。  私は前から、機会があれば是非訪れて訪問をし、激励をし、また委員がおっしゃるように、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米同盟関係とは何かということでありますけれども、一般には、日米安保体制を基盤としまして、日米両国がその基本的な価値及び利益をともにする国として、安全保障面を始め政治及び経済の各分野で緊密に協調、協力していく関係を総称するものであると申し上げていいと思い...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきまして、我が国の自衛隊が連合の司令部の下、指揮下に置かれない、連合軍には該当しないということは国防省に確認をいたしております。確認済みのことでございます。  それから、そもそもCPAの命令十七号、これには明らかになっていますけれども、イラクで...全文を見る
02月10日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○川口国務大臣 今先生が最初におっしゃられましたように、お金だけじゃなくて人もということをずうっと我が国は考えてきたのだと思います。  考えてみますと、平成二年の十月に国連平和協力法案を、これはまさに金の面だけではなくて人の面でも貢献すべきだということで国会に提出をさせていただ...全文を見る
○川口国務大臣 イラクにおいて、あるいは世界のほかの場でテロに対して闘い続けなければいけないということは、先生がおっしゃるとおりだと私は思います。  二十一世紀において、今、冷戦終了後の世界が直面をしている脅威というのはテロであり、そういったテロリストが大量破壊兵器を入手する、...全文を見る
○川口国務大臣 ここにございますように、テロリスト及びテロ攻撃については一般国際法上確立した定義があるわけではないというのは、そのとおりです。
○川口国務大臣 一般国際法上定義がないと申し上げましたので、一般国際法上何かということは申し上げられませんけれども、そういう観点からは申し上げられませんが、あれはテロであると思います。
○川口国務大臣 この答弁書の、ちょっとこれはページ数がないのでわかりません、二枚目でございましょうか、のところに書いてありますけれども、九・一一テロ、これを受けて米国は、これに対して個別的または集団的自衛権を行使したということであるわけです。  それで、一般国際法上、国際的な武...全文を見る
○川口国務大臣 フセインの残党——残党といっても、どういう組織を持ち、あるいはどういう人たちであるかよくわからないということだと思います。  特措法に言う国際的な武力紛争、これは、国または国に準ずる者の、国家に準ずる組織の間において生ずる武力を用いた争いということであるわけで、...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、例えば、明確な指揮系統があって、そしてそういう政権を再興しましょうと仮に考えて、高度に組織性を持って、そしてそういう能力を持って米英軍に攻撃を続ける、仮にそういうような人たちであれば、それは国または国に準ずる者というふうに、それに該当するというふうに考え...全文を見る
○川口国務大臣 それは、それぞれのケースについて、一体どういう人がやったのか、個別具体的に見ていかないといけないと思います。それぞれの案件についてそこまで詳しい情報がないということで、それは私がここで判断することはできないということだと思います。
○川口国務大臣 具体例を挙げることは、申しわけありませんが、できないです。
○川口国務大臣 イラク特措法上重要なことは非戦闘地域の要件ですから、戦闘、実際にそういう国または国に準ずる者を主体とするような国際的な武力紛争というのがどこかにあったか、なかったか、私は知る立場にはありませんけれども、それは法律が……(末松委員「あることを言ってくれと」と呼ぶ)法...全文を見る
○川口国務大臣 これは法律のお話ですので、石破長官にお答えをいただいた方がよりわかりいいかもしれませんけれども、いずれにしても、戦闘地域と非戦闘地域を色分けるということではないということは、長官が前々からおっしゃっているとおりであります。(末松委員「どういう意味、色分けないの」と...全文を見る
○川口国務大臣 戦闘地域ではないと思います。
○川口国務大臣 ならず者国家と普通に言われているときには、これはきちんとしたガバナンスのない国ということであると思います。日本は決してそういう国ではないと思います。
○川口国務大臣 大変に創造的な御議論であると思って伺っておりましたけれども、この戦争については大義が、武力行使については大義があるということを、もう繰り返し繰り返し昨年から申し上げてきているわけです。  今また、時間もあると思いますので、繰り返そうというふうには思いませんが、イ...全文を見る
○川口国務大臣 正直言って、奥大使が生存をしていらっしゃったらというふうに思うわけでございまして、奥大使もその中にいらっしゃってお会いになられて、今回はおいでにならなかったというのは、大変に残念なことであります。  それで、奥大使のほかに、その議長に一回だけ会ったという人が二人...全文を見る
○川口国務大臣 違う人が行けば違う側面の情報がとれるということは確かにあると思います。NGOはNGOでなければとれない情報もありますし、NGOであるがゆえにとれない情報もあります。ですから、補完し合うということが大事ですが、今おっしゃったような、大勢の日本のNGOがイラクに入って...全文を見る
○川口国務大臣 私もこの新聞記事で、達増先生や石破長官と同様にびっくりをしたということでありまして、この記事は名前入りでありますので、この方には直接御説明をしたいというふうに思いますけれども。  それで、日米同盟、日米同盟関係という言葉を使いますけれども、これは幅の広い概念であ...全文を見る
○川口国務大臣 暗殺の試みがあったという報道は承知をしています。また同時に、そういうことはなかったという報道もございまして、両方あるわけです。  我が方としては、この件についてどうだということの確認はできておりません。
○川口国務大臣 十一月十五日にCPAと暫定評議会との間で合意がありまして、その合意によりますと、おっしゃったような組織委員会というものを各県においてつくるということになっておりまして、その各県における組織委員会の構成というのは、統治評議会によって任命される人が五名、県評議会から任...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に、統治評議会の二十五名、これをCPAが選んだということは事実そうですけれども、県の評議会それから大都市の評議会、この人たちを、これはいろいろな選ばれ方をされていますので、CPAが選んだとは必ずしも言えない。ムサンナ県の場合でも、十一でしたか十二だかの町に...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどから石破長官が、現実と期待の間を埋めるということは非常に重要であるけれども非常に難しいということをおっしゃっていらっしゃいまして、経済協力を担当する外務省としても、この期待と現実に何ができるかということの間を埋めていくというのは、実に、大変に難しいことだと思...全文を見る
○川口国務大臣 国際協調をしてイラクの人道復興支援をやるということが非常に大事であると思います。日本は、その国際協調をつくるべく、フランスやドイツやほかの国々にも働きかけ、近隣のアラブの諸国にも働きかけているわけです。もともと、日米同盟と国際協調というのは相対立する概念では全くな...全文を見る
○川口国務大臣 確かに、全部、世界に百八十ぐらいの国があるわけです。数だけでしょうかということを申し上げたいと思います。  アフリカの、例えば小さなベニンというような国と日本が果たして同じなんだろうか。世界の主要な国というのは、武力行使のときに意見の対立のしこりを残している国々...全文を見る
○川口国務大臣 イラクにおいては、昔から、クルドの人たちとスンニ、シーア派の対立があったわけです。したがって、もともとなかったということではない。今おっしゃった基本法の制定、そして、どのような形で選挙をやるかということをめぐっていろいろな意見の対立があるということは事実だと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、冒頭で御報告をしましたように、デモはありましたけれども、いずれもおおむね平和裏に収束をしているというのが現状であると認識をしています。  今後の動向については、まさに国連の調査団が、選挙についてどのような方式が可能か。私は個人的には、直接選挙、間接選挙の...全文を見る
○川口国務大臣 このデモにつきましても、さきにお話をしましたように、デモがあったけれども、おおむね平和裏に収束をしているということでございます。  先ほども別な委員の方の御質問でお答えしましたけれども、雇用をどのようにふやすかというのは非常に頭が痛い問題であって、自衛隊がそれを...全文を見る
○川口国務大臣 新しい政治プロセスに日本がどのようにかかわっていくかという御質問の方を先にお答えしたいと思いますけれども、国連というのは、選挙のプロセスにはたくさんの知識、ノウハウを持っています。アフガニスタンでも国連が中心になってやりましたし、ほかの国でもそういう経験があります...全文を見る
02月10日第159回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○川口国務大臣 国際社会において、国連が国際社会の平和と安定に果たしていく役割というのは、今までも大きゅうございましたし、これからもますます大きくなっていくと思います。ただ他方で、今回のイラクについて国連が十分に機能を果たせたかというと、必ずしもそうではなかったというふうに思いま...全文を見る
○川口国務大臣 一言だけ追加をさせていただきたいと思いますけれども、総理のリーダーシップのもとで、日本政府としては、小型核の問題につきましても、それから地雷の問題につきましても、米国に対して、懸念ないしは地雷の場合にはオタワ条約に入るようにということを働きかけてきております。これ...全文を見る
02月12日第159回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○川口国務大臣 経緯についてのお尋ねでございますけれども、政府としては、かねてから北朝鮮に対して政府間の協議の実施ということを申し入れてきたわけです。今般、北京の大使館ルートを通じて、田中外務審議官と薮中アジア大洋州局長を受け入れる、そういう旨の連絡があったということでございます...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、ずっと何回も我が国から政府間の協議の実施ということは申し入れてきたわけです。それに対して、今般、北京大使館のルートを通じて、向こう側が受け入れるということを言ってきたということです。
○川口国務大臣 話し合いの中身でございますけれども、これはもちろん拉致の問題、それから、六者会談を通じての、核の問題を六者会談でいたしますので、それに資するためということで、それについても協議をいたしたいと考えています。  それで、拉致の問題について何が重要かということですが、...全文を見る
○川口国務大臣 平和条約締結問題につきましての我が国の方針というのは一貫としておりまして、これは、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということでありまして、この方針を変更したということは一切ございません。二島先行返還というお話について若干お触れになったわけですけれど...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄におきまして米軍構成員による犯罪が、先ほどお示しになられたように、非常にふえているということは大変に遺憾なことであると思っております。  それで、どのような対応をとるかということでございますけれども、まず、いろいろな機会に高いレベルで、米軍に対しまして綱紀の...全文を見る
○川口国務大臣 先生の質問主意書への答弁書におきまして、保有をしていると回答した文書、これは昭和五十年代に作成された部内の参考資料でございまして、日米の地位協定に関する当時の担当者の考え方を記したものでございます。  それで、この中に、部内の考え方のほかに、日米間の外交上のやり...全文を見る
02月13日第159回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○川口国務大臣 外務大臣の川口でございます。謹んで委員の皆様にごあいさつを申し上げます。  日本外交の目標は、何よりも日本及び日本国民の安全と繁栄を確保していくことでございます。そのためには、国際社会の平和と安定が不可欠です。  国際社会の緊急の課題であるイラクの復興の実現に...全文を見る
02月13日第159回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○川口国務大臣 外務省としては前向きに考えたいと思っております。  対象地域の拡大ですけれども、これは、中国とも相談をしながら具体策の検討をしていきたいと思います。  ただ、一つ、団体制度の悪用がありまして、失踪者が多く出るという問題がありますので、その検討に当たっては、中国...全文を見る
○川口国務大臣 そのとおりでございます。
○川口国務大臣 四十九日の法要のあり方については、御両家と御相談をしながら、どのような形がいいかということで御相談をしてまいりました。それで、御葬儀が、外務省との合同葬ということで非常に公的な性格が強かったということで、四十九日の法要は非常にプライベートになさりたい、外務省から公...全文を見る
02月16日第159回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○川口国務大臣 中国のODAにつきましては、先ほど来お話が出ていますような中国の経済発展、それに伴うODA需要の変化というのもございます。また、国内におけるODAを中国に出すことについての厳しい意見というのも踏まえる必要があると考えております。  それで、平成十三年に対中国経済...全文を見る
○川口国務大臣 外務省といたしましても、拡大に前向きに取り組んでいきたいと考えております。他方で、失踪者等の問題もございますので、同時に制度の運用の改善についても中国と話をしていかなければいけないと思っております。  いずれにしても、関係省庁と相談をし調整をしながら、また、中国...全文を見る
○川口国務大臣 今回の協議でございますけれども、これは、拉致問題を含む二国間の諸懸案及び核の問題につきまして、日朝の政府間で話し合うというためのものでございました。  そして、日本側からは、特に拉致問題の解決の重要性を指摘いたしまして、被害者の家族の方すべての無条件の帰国を求め...全文を見る
○川口国務大臣 これは再三申し上げてきておりますけれども、政府間で交渉することが大事なのだということを北朝鮮側に対してずっと日本は働きかけてきたわけでございます。そして、それに対して、北朝鮮側から、これは北京大使館のルートでございますけれども、今回、田中、薮中両名を受け入れるとい...全文を見る
○川口国務大臣 私どもとしては、政府間で協議をしていくということが大事だと考えております。そして、これについては、今後引き続き、いろいろな機会を活用、利用しまして、一歩でも二歩でも前進するように最大限の取り組みをしていくということでございます。  それで、今回の陣容でいいかどう...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の態度はずっとこれについては一貫しておりまして、六カ国の場で、拉致問題につきまして、これを解決することの必要性を北朝鮮側に伝え、これを取り上げていくということは、もうずっと前から申し上げているわけでございます。  一歩でも二歩でも前進するように、いろいろな...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、非常に強い反発があった、この会談の二日前に成立をさせるということは北朝鮮を力ずくで押さえつけようとするものであるということで大変に強い反発があったということでございます。
○川口国務大臣 これは何回か委員にも、東門先生にも申し上げたことですけれども、武力行使の前、ずっとイラクは国連の安保理の決議に継続的に違反をしていたわけですね。さらにその前にさかのぼれば、イラクはみずから、大量破壊兵器を持っているということを自分で言った、国連の査察官に対してそれ...全文を見る
○川口国務大臣 国民への説明ということでしたらもっと初めからきちんとお話をしたいというふうに考えておりますけれども、先生にお時間がないだろうということなので、かいつまんで申し上げたということですけれども、もっともっと詳しく申し上げる用意はございます。
○川口国務大臣 ブッシュ大統領が武力行使をしたということについて、私どもが、我が国が支持をしたということの理由は、先ほど申しましたように、安保理決議にのっとった形でイラクが武装解除をしなかったということが問題であるという立場で支持をしているわけでございます。  国連の憲章におい...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことは外務省には伝わっておりません。  先ほど委員がおっしゃった、ラムズフェルド長官がおっしゃったということについても、私どもはその事実関係を把握いたしておりませんが、私も普天間の飛行場を嘉数の高台から拝見をしました。それで、密集した人家の中にぽこっとそ...全文を見る
○川口国務大臣 今、東門委員がおっしゃられたラムズフェルドが韓国においてしたという発言については、私どもは、それを確認することは、そういうことがあったかどうなのかということについては確認をすることができませんので、その御発言についてコメントをするということは控えさせていただきたい...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄県の方々あるいはその関係の方々からいただいた要望書については、私がみずからいただいたものもありますし、それから、そういうものがあったという報告を受けているというものもございます。  いずれにしても、先ほどの三百八件と、十四年の七月以降だけでそれぐらいの数にな...全文を見る
○川口国務大臣 私は何回か沖縄に伺っていますけれども、まだ残念ながらレンジ4の、そこの場所には伺っておりません。
○川口国務大臣 これは、先ほど委員がみずからおっしゃられたように、この訓練施設ですけれども、米軍が施設・区域の管理権の行使の一環として、その施設・区域の中に米国の予算によって建設を予定しているというものでございます。  それで、もちろん、日米地位協定上、米軍はその施設・区域内に...全文を見る
02月17日第159回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○川口国務大臣 まず、援助の受け皿について御発言がありましたけれども、これにつきましては、前々からずっと申し上げていますように、政府、国際機関及びNGOのほか、地方公共団体、学校、病院等の公共性、中立性の高い団体であって、しっかり機能して、事業を効果的かつ適切に実施する能力のある...全文を見る
○川口国務大臣 援助というのは、ニーズがあって、そこでその団体に対して必要としているものを、その組織に対して必要としているものを渡す、上げる、援助するということが適切であるかどうかということを議論する過程で、その相手方たる組織、これがそういった援助を受けて実施をしていくのに適して...全文を見る
○川口国務大臣 私どもといたしまして、国会で予算の御議論をいただいて、そして予算がきちんと決まって、それからその援助の具体的な、どこの組織に出すかというようなことは議論が始まるわけでございます。その前に、例えば、あなたのところに出します、サマワ、ムサンナ県の評議会に出しますという...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかのことを申し上げたいと思いますが、一つは、まず十六年度予算、イラクに対してどれぐらいのことを想定しているかということをちょっと申し上げたいと思いますけれども、これは二・九億ドルということでございます。十五億ドルというお話を、無償でということを申し上げてありま...全文を見る
○川口国務大臣 援助について申し上げれば、これも先ほど来申し上げていることの繰り返しになりますけれども、きちんとその援助をしていく上で、資金を効率的に使っているか、透明性を持って使っているか、説明責任を果たすことができるような資金の使い方か、これをきちんとしていくことは重要である...全文を見る
○川口国務大臣 私どもは、市の評議会あるいは地方の評議会を受け皿、これが受け皿であるという考え方をしてスタートをしているわけではないということであります。結果的に地方の評議会になることもあり得ると思いますし、国になることもあると思いますし、省ですけれども、それから、学校あるいは病...全文を見る
○川口国務大臣 病院でございますけれども、例えば今現在、無償資金協力で病院ということで考えていますが、その検討している病院はすべて保健省の管轄下の病院であります。例えばムサンナ県で言いますと、これは保健省の出先機関の県の保健局がありまして、サマワの総合病院ですとかサマワの母子病院...全文を見る
○川口国務大臣 私は、昨日、イラクの保健省の副大臣が日本に来ていらっしゃいまして、副大臣とお話をさせていただきました。病院についての支援のお話などもさせていただきましたけれども、保健省というのはきちんとした形で存在をしているということです。  それで、組織の概要を申し上げますと...全文を見る
○川口国務大臣 最初、さっきちょっと一四八三と申し上げましたけれども、一五一一でございますので訂正をさせていただきますが、そこに書いてありますように、ちょっと最初から読みますと、統治評議会及び閣僚が、イラク暫定行政機構の主要な機関であり、国際的に承認された代表政府が樹立され、当局...全文を見る
○川口国務大臣 経済協力の予算について、補正予算につきましては、これは十五年度中にということでございますから、ある程度、より十六年度の予算よりは精査をした形でお話を申し上げましたけれども、十六年度の予算につきましては、これは、イラクだけではなくて、ほかの国についても、そこまで詰め...全文を見る
○川口国務大臣 これは、秘書官を通じまして、一報後、それほど時間のたたないうちに、午前二時近かったかもしれませんが、お伝えをしていると思います。
○川口国務大臣 これは、現地の時間というか、日本の時間で、私どもに連絡がありましたのは、午前一時ぐらいでございました。そのときの連絡は、米軍から、ティクリート付近において日本人らしい二名が殺害をされ、運転手は重症で意識不明であるという連絡があったという旨の電話連絡があったわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 この防弾レベルにつきまして、これは既に、一番厳しいといいますか一番完全な、そういうレベルではなかったということは申し上げていると思います。  それで、これは安全の問題がございますので、我が国の大使館が在外で持っている防弾車のレベルが何であるかということについては...全文を見る
○川口国務大臣 具体的な日時は、今ここに持っておりませんが、武力行使の前であったと思います。
○川口国務大臣 たまたま手元に資料がありましたので。  日本円で申し上げますと、二〇〇三年の国防予算、これは約二・八兆円ということでございます。
○川口国務大臣 中国の国防予算がそもそも一体全部で幾らなのかということについては、非常に不透明性もありまして、必ずしもはっきりわかっていないということでございます。  この透明性の向上をするということは非常に大事なことだと私は思っておりまして、今までに、中国の外務大臣、外交部長...全文を見る
○川口国務大臣 中国についてのODAの考え方は何かというかなり大きなお話でございますけれども、そもそも基本的にODAについての考え方といたしまして、これは昨年の八月にODAの大綱を改正いたしました。  それで、ここに書かれた基本的なODAの目的についての考え方ですけれども、「国...全文を見る
○川口国務大臣 パレスチナ、中東に対する支援というのは、私どもも大変に重要なことだと思っております。  これは、例えばヨルダンに対して、昨年四月ですけれども、六十億円の無償資金の協力ということをやっておりまして、こういったことはこの地域の安定、和平に向けた環境づくりという意味で...全文を見る
○川口国務大臣 今回の政府間の協議でございますけれども、これは一年半ぶりぐらいに開かれた協議でございまして、その意味で、我々としても一歩でも二歩でも前進をしたいというふうに思っておりました。家族の方も、今、木下先生がおっしゃったように、大変な強い御関心を持ってこの推移についてはご...全文を見る
○川口国務大臣 今回の会議につきましては、ずっと日本政府として、政府間の協議をすることが重要だということで、政府間の協議の申し入れをやってきたという経緯があります。それに対して、北朝鮮側から、田中外務審議官と薮中局長を受け入れるということを言ってきたということであって、まず田中さ...全文を見る
○川口国務大臣 二人を受け入れると言ってきたということでございます。
○川口国務大臣 この交渉につきましては、政府そして外務省が一体となってやっている交渉でございます。交渉の責任者、これは主管局長である薮中局長であるということでございます。
○川口国務大臣 我が国の基本的な交渉についての考え方というのは、これは一貫として揺るがない、ずっと同じでございます。  それが何かということですけれども、北朝鮮による核開発の完全、検証可能かつ不可逆的な廃棄ということが必要であるという、これは基本的な立場でございます。そして、米...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮側はそういうことを言っています。
○川口国務大臣 北朝鮮側の意図というのはなかなかわかりづらいところがございまして、こうした場で、意図はこうであろうということをせんさくするということが必ずしも適切かどうかということもあると思いますが、いずれにしても、我々としては、先ほど申しましたように、核の問題も拉致の問題も非常...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国の基本的な考え方、これについては変わりはございません。  それで、先ほど申しましたように、六者会談においては、核の問題だけではなくて拉致の問題についても、諸懸案の包括的な解決が必要であるという考え方、この基本的な立場から、拉致問題解...全文を見る
○川口国務大臣 今、二十五日からの六カ国の会談、この協議で進展をさせようと、関係の諸国が連携をしながら努力をしているという段階でございますので、おっしゃったように、どこまで進展をするかということについては予断はできませんけれども、そういったことがうまくいかないであろうという前提に...全文を見る
○川口国務大臣 竹島は、歴史的にも国際法の観点からも我が国の領土でございます。
○川口国務大臣 韓国が我が国の領土である竹島を対象に切手を発行するということは、あってはならないことであるということでございますけれども、大事なことは、韓国がこの切手を発行しない、それを思いとどまるということであるというふうに考えまして、それを行うためには、国民感情をあおる形であ...全文を見る
○川口国務大臣 領土問題というのは、一つの国にとって大変に重要な問題であるというふうに考えております。そして、その領土問題について交渉をやっていくということのためには、今、北方四島のお話を例に挙げられましたけれども、国民の世論をバックにして領土問題については対応しなければいけない...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○川口国務大臣 外務大臣の川口順子でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、金田委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。また、所信を申し述べたいと考えます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  私は、アジア太平洋地域には...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○川口国務大臣 まず、イラクに行っている、バグダッドとサマワにいる外務省の人間の体の状態、あるいはそのメンタルケアについて御心配をいただいていますことについて感謝を申し上げたいと思います。このことは、特に、残念な事件がありましたので、我々としては、最も重要な考えるべきことの一つで...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、逢沢副大臣から相当丁寧にお答えを申し上げていらしたと、私、来て伺っていましたけれども、六月末の政権の移行、これを守るということは重要なことだと考えております。  今、国連の調査団が入っていますので、シスターニ師、いろいろな方に恐らくお会いになっていらっし...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が御指摘になった、それならば、じゃ、六月の三十日以降どのような暫定的な政府になるのかということは、今、恐らく国際社会で、選挙と表裏一体の話ですので、非常に大きな課題であるということだと思います。  来週ブラヒミさん、あるいは今週末にアナン事務総長と私はお会...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がアフガニスタンの例を引かれましたけれども、イラクとアフガニスタンというのはよく比較をされますけれども、幾つかある相違点のうち、一つの相違点は、イラクにはカルザイ大統領がいないということであるわけです。すなわち、一人の突出したリーダーが現時点では存在をしない...全文を見る
○川口国務大臣 おおむねそういう趣旨で申し上げたということでございます。  日米同盟関係という言葉ですけれども、これは、私どもが考えておりますのは、一般に、日米安全保障体制を基盤として、日米両国がその基本的な価値及び利益をともにする国として、安全保障面を初め政治及び経済の各分野...全文を見る
○川口国務大臣 何で我が国が自衛隊の派遣を決定したかということですけれども、繰り返しになりますけれども、イラクの復興というのは、中東地域全体、ひいては国際社会全体の安定にとって極めて重要であるということがございます。  それで、次に、国際社会が平和であって安定をしていること、こ...全文を見る
○川口国務大臣 今引用なさったことの前に申し上げたことは、イラクに自衛隊を送るという決定は我が国の主体的な決定であるということをまず申し上げたわけです。その理由については先ほど言いましたので繰り返しませんが、そういった主体的な決定がまず初めにありきということであると思います。 ...全文を見る
○川口国務大臣 行けるということをおっしゃっていらっしゃることの意味ですけれども、先ほど来申し上げていますように、イラクに送るということは、日米安保体制を超えたものであるわけです。日米安保体制、日米安保条約に基づいてイラクへの貢献を考えるということではない。条約の権利義務関係に基...全文を見る
○川口国務大臣 日米同盟関係というものは、これは日米安保体制のみを指すものではないということです。  それで、一般に日米同盟関係というのは、まさに先ほど申しましたように、日米安保体制を基盤とはしているけれども、いっぱいいろいろ共通しているところがある、価値観あるいは利益も共通を...全文を見る
○川口国務大臣 日米同盟関係あるいはいかなる同盟関係であったとしても、それを築き上げていくために双方が努力をしていくということは重要であるというふうに思っています。それは、同盟関係というのはお互いに選んでいるわけですから、お互いが魅力ある存在でなければいけないという関係だと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど防衛庁長官がおっしゃった一条の特別事態、ここに書かれていますことは、国連決議三つが書いてありますが、「並びにこれらに関連する同理事会決議に基づき国際連合加盟国によりイラクに対して行われた武力行使」、その次ですが、「並びにこれに引き続く事態」というふうに一条に...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、今おっしゃったような、四半世紀における圧制の疲弊状況というのはあったわけですけれども、申し上げたいのは、それに加えて、政権が武力の行使によって崩壊をした、そして、住民がその結果として非常に困難な状況に置かれたという事態があるわけですね。それ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来、堂道局長が御説明をしていますように、奥大使は私の指揮のもとで、私のもとにあって調整をやっていたということであります。日本国政府とORHAの間の調整をやっていた、そういう意味では、もちろんORHAの人たちと接触を綿密にやっていたということであります。
○川口国務大臣 繰り返し申し上げていますように、奥大使は私の指揮下にあって、CPAやORHAの任務に従事をしていたわけではないということであります。  それから、奥大使がORHAのそういう調整業務をやっていたということが我が国の憲法との関係で問題になるのかならないのかということ...全文を見る
○川口国務大臣 委員が誤解をしていらっしゃるように思いますので、ぜひここで、ひとつ誤解を解いていただきたいというふうに思います。  奥大使が行かれたというのは、先ほど来申し上げているように、我が国の人道復興支援との関連でORHAあるいはCPAと緊密に連携をしていくということが大...全文を見る
○川口国務大臣 国際社会やイラク人やみんながイラクの復興のために懸命になって努力をしている中で、イラクの復興に対して邪魔をしようというふうに考える人たちがいるということについては、これは大変に残念なことだというふうに私は思います。  イラクの市民防衛隊ということですから、これは...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと質問の御趣旨がよくわかりませんけれども、我々としては、こういうことは一つでもあってはいけないというふうに思っているわけです。  それで、どうしたらこういうことを少なくすることができるかということであるわけですけれども、今イラクに対して復興支援をするという...全文を見る
○川口国務大臣 どういう状況でそのテロが行われたか、それがアビザイド司令官をねらったものなのかそうでないのか、そういうことについては確たる情報を持っておりません。
○川口国務大臣 我が国として、ずうっと国連がより大きな形で関与をしていくということが重要であるということは、武力行使の前から言ってきたことであるわけです。  私も、最近、二度ぐらいアナン事務総長と電話で話をさせていただきました。そういった中で、特に選挙のプロセスについて国連がよ...全文を見る
○川口国務大臣 人間の安全保障という考え方は、非常に今の世界にあって大事な考え方であると思います。地域、一つの国の中での紛争、国内での紛争、国内避難民、あるいは国境を越える避難民、さまざまな現象がずっと出てきているわけでして、国がそれぞれの個人を守っていくということが当然だとは言...全文を見る
○川口国務大臣 イラクが、イラク人がオーナーシップを持った形で、イラク人がみずから、みずからの復興に一生懸命になってやっているという状況をつくりながら支援をしていくということは、大事なことだというふうに思います。  我が国が今幾つかの分野について、これは十五億ドルの無償という話...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったことというのは、これは声明の中で「国連はイラクの暫定統治期間中、重要な責任を負っており、(イラク再建において)国連の担う役割を増進する重要性を強調する。」というふうに書かれています。そして、「右は、早急に占領軍が撤退する状況を創り出すこと、新憲法の準備...全文を見る
○川口国務大臣 国連の安保理決議のたしか一四八三であったと思いますけれども、きちんと占領軍の役割が規定をされているわけです。その占領軍の役割というのが、まさに今委員がおっしゃった、暫定統治期間中の役割として規定をされているわけで、そこには、国連がその役割を果たすという書かれ方はし...全文を見る
○川口国務大臣 我が国もずうっと、武力行使前から国連の役割が重要であるということは一貫として述べてきているわけです。それは、多くの国がそういうことを言っている。それに反対をするという国は恐らくないわけでして、ただ、先ほど申しましたように、一四八三においては、当局は、「国際的に承認...全文を見る
○川口国務大臣 少し現実的に物事を考えてみたいと思うわけでございますけれども、国連は今国際職員は一人もイラクの中にいません。みんな国外に退避をしている。それから、デメロさんの後任である特別代表、まだ任命されていません。代行が一人いるということでございます。  いろいろな国の国連...全文を見る
○川口国務大臣 イラクが新しい民主的な国家として復興をしていくためには治安が重要であって、それをイラク人の手でやっていくというために、警察それから軍というのが今組織をされ、訓練をされかかっているわけです。  まさに、占領軍を早く国の外に出して、イラクの独立を回復するためにはそれ...全文を見る
○川口国務大臣 ファルージャは、スンニ・トライアングルと言われる、今までもかなりテロ活動が盛んな地域の一部にあるわけでございまして、ここでまた、おっしゃったようなことが起こったということだと思います。  それで、米軍等による掃討作戦なども行われているわけですけれども、引き続き治...全文を見る
○川口国務大臣 これは、ザルカウィと思われる人物、思われる人物ですが、これがイラク国外にあてたとされる文書を収集、公表したということについては承知をしておりますし、その概略については聞いております。
○川口国務大臣 これは、ザルカウィと思われる人物が国外にあてたとされる文書でございまして、本当にそうであるかも含めてよくわからないところがあるわけで、政府として、その内容に対して逐一コメントをする立場には必ずしもないというふうに思います。  この文書が言っていることは、シーア派...全文を見る
02月18日第159回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○川口国務大臣 そういうことであると思います。
○川口国務大臣 北朝鮮の当局が行ったということであって、北朝鮮の当局というのは北朝鮮の政府組織の一部であるというふうに考えます。
○川口国務大臣 そのときも申し上げたかと思いますけれども、世界でテロというのが何かという定義は、きちんとした国際法上の定義はないということでございまして、普通に考えれば、人を強制的に連れていくんだから、それはテロということであると考えていますというふうに申し上げているわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 政府として拉致問題について申し上げていますことは、これは既に帰国をした五人の方、この方の御家族の帰国の実現ということが一つあります。それから、その事実関係の解明ということも言っております。そして、被害者それからその御家族の方々を初めとする関係者が納得をする形で問題...全文を見る
○川口国務大臣 政府として、先ほど申しましたように、御家族の帰国、そしてその事実関係の究明、そういったことなど、被害者とそれからその御家族を初めとする関係者の方が納得をする形で解決をされるということが重要だと考えております。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、とにかく御家族の方が帰国をする、五人の御家族の方が帰国をするということは、最優先課題であると思っています。それから、事実の究明、これも北朝鮮に対してずっと政府として申し入れているわけです。そういったことなど、それから、もちろん被害者御自身、...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな可能性はあるだろうと思いますけれども、警察において、警察庁におかれて、拉致について、これが拉致をされた方であるという認定を行っているわけでございます。外務省がみずから、この方は拉致をされた人であろうというふうに認定をするということはできないわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 一昨年の九月に総理がピョンヤンで金正日国防委員長と会談をなさった。そのときに、国防委員長から、拉致について認めて、処罰をしたという発言があったわけです。  我々としては、この事実解明について十分に明らかになったとは考えていないわけでございまして、したがいまして、...全文を見る
○川口国務大臣 向こう側の意図が何であったかということについて、これは非常に、交渉をしている相手方でもありますし、いろいろなことを考えて言ってきたんだろうというふうには思いますけれども、その一つ一つについて、我々はそれをこう認識しているということをこの場で申し上げるということも余...全文を見る
○川口国務大臣 委員が冒頭におっしゃいましたように、拉致をされた被害者の方にとって時間は非常に貴重なものであるというのは、私は全くおっしゃるとおりだと思います。  そういう意味で、できるだけ早く解決をしたいと私どもも考えて、懸命に取り組みを行っているわけでございますけれども、北...全文を見る
○川口国務大臣 個別個別のことについてどういう対処方針を持って二人が行ったかということについては、まさに交渉の対処方針でございますので、ここで明らかにするということは差し控えさせていただきたいというふうに思います。  ただ、申し上げたいことは、いろいろなケースを当然のことながら...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対してどのような、今回の六者会談で北朝鮮との間でどのような合意ができるかということについては、我々としてはもちろんベストなシナリオを考えていきたいと思いますけれども、予断を持ってこれを考えるということは難しいと思います。  いずれにしても、はっきりいたし...全文を見る
○川口国務大臣 協議の進展というのは、いろいろな形で進展をしていくということになりまして、すべてのものが同時並行的に動いていくかどうかということは、いろいろなそのときの状況によると思います。  例えば拉致の問題が非常に早くいい形で進展をしていくという状況であれば、それは核の問題...全文を見る
○川口国務大臣 五名の家族の方が日本に帰ってくるということに際しては、一、二週間程度の日程とするということで調整をしていたという経緯はございます。その経緯はございますけれども、その五人を必ず北朝鮮に返すということを約束したということではないということを申し上げているわけです。恐ら...全文を見る
○川口国務大臣 WTOの交渉につきましては、これは、亀井農水大臣と中川経産大臣と私と、連携をとりながらやらせていただいております。  今の御質問、農業の非常に細かい部分にわたりますので、むしろ私よりも亀井大臣にお答えをいただくという方が適切かと思いますけれども、我が国のWTOの...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定の第四条の第一項におきまして、米側は、施設・区域の返還に際して、これを提供されたときの状態に回復をし、またはその回復のかわりに日本に対し補償する義務を負わない旨、規定をされております。  施設・区域として提供された土地が返還をされる場合の原状回復につ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、この十七条の五項(c)ですけれども、そこには、起訴までの間、米側が引き続き拘禁をするというふうに書いてあるとされているわけでございます。  それで、一般論として申し上げれば、日本が、我が国が裁判権を行使する事件の米軍人等の被疑者の身柄が米側の手...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、米軍の責任と判断において被疑者の身柄の確保等に必要な措置を講ずる、そういうことでございます。
○川口国務大臣 今委員がおっしゃった中佐の発言、その報道されたということについては、私自身は今承知をいたしておりませんし、確認をしていませんけれども、そういう事実があったかどうかということについては調べてみたいと思います。
02月19日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○川口国務大臣 外務大臣の川口順子でございます。  衆議院安全保障委員会の開催に当たりまして、小此木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。  我が国の安全保障政策について、所信を申し述べたいと思います。  現在、イラク復興支援への取り組み、北朝鮮をめぐる問題...全文を見る
02月19日第159回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○川口国務大臣 私も、中国との関係につきまして、今先生がおっしゃったような認識、それを持っております。  まず、小泉総理が言われましたように、中国は日本にとってチャンスである、脅威ではない、これは全くそのとおりでありまして、中国という大きなマーケットが近くにあるということは日本...全文を見る
○川口国務大臣 神崎代表には、与党の党首として非常にいい外交を中国でやってきていただいたというふうに思います。我が国としても、日中関係が最も重要な二国間関係の一つであるということの思いは、中国と全く同じでございます。  おっしゃったトップの外交という意味でも、総理は、昨年は胡錦...全文を見る
02月20日第159回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○川口国務大臣 二十五日に六者会合がございまして、その前に、先生がおっしゃったように、韓国において三カ国の打ち合わせがあるわけでございます。  それで、六者会合における基本的な考え方といたしまして、北朝鮮による核開発の完全、検証可能な、そして不可逆的な廃棄が必要であるという基本...全文を見る
○川口国務大臣 確信はございます。  これは、従来より、ずっとこの問題については密接に連携をとりながら話し合ってきているわけでございまして、日本の立場がどういうものであるかということについて両国ともきちんと明確に承知をしている、そして支持をしてくれているということでございます。
○川口国務大臣 我が国の拉致に対する立場につきましては、おっしゃった中国、ロシアだけではなく、世界じゅうのいろいろな国に対して伝えてきているわけです。きのうも、私はイギリスのストロー外務大臣と電話で話をしたときにまたその話をし、イギリスの外務大臣からも、よく理解をしている、支持し...全文を見る
○川口国務大臣 今回の六者会合がどのような進め方で進んでいくかということについては、恐らく中国も、今それを考えているということだろうと思います。こういうやり方でやりますということについて、まだきちんと各国に伝わってきた、話があるということではございません。  ただ、これは、繰り...全文を見る
○川口国務大臣 外為法の効果ということでございますけれども、政府といたしましては、これは外交政策を進める上での一つのツールをいただいたというふうに思っております。  それで、ある法律あるいはあるツールを、どのような効果があったという評価をするというのは、少し長い期間にわたってこ...全文を見る
○川口国務大臣 今回の二国間の会議では、むしろこちらからと申し上げた方がいいと思いますけれども、核の問題、これはミサイルも含む文脈においてお話をしているわけです。それから拉致を含む日朝間の懸案問題について話をいたしております。  それで、今後、ミサイル等についてもどのようにやっ...全文を見る
○川口国務大臣 私が先ほど申し上げたことがどうして主体的に問題を解決する意図がないように聞こえたのか、必ずしもよく理解できませんけれども、我々は、まさに日朝平壌宣言に従って問題を解決していくという基本的な考え方に立って対応しているということを申し上げたわけです。  それから、田...全文を見る
○川口国務大臣 台湾についてのことでございますけれども、まず、そもそも台湾に対する我が国の立場ですけれども、これは日中共同声明にあるとおりでございまして、二つの中国とか一中一台と言われる立場はとっていないわけでございます。台湾の独立も支持をいたしておりません。我が国としては、台湾...全文を見る
○川口国務大臣 これは、日本政府として、相談をした上で、具体的に申し入れた人間というのは、交流協会の所長が申し入れたということでございます。
○川口国務大臣 これはまず、大きく言って二点ございますけれども、最初に、台湾に関する我が国政府の立場は、日中共同声明にあるとおりであり、我が国としては、台湾をめぐる問題が当事者間の話し合いを通じて平和的に解決されること、そのための対話が早期に再開されることを強く期待しているという...全文を見る
○川口国務大臣 交流協会の所長、台北事務所長から申し入れたというふうに先ほど申しましたけれども、交流協会というのは、日台間の交流を円滑に進めていくための民間ベースの実務処理機構ということで、台湾の各方面との間で協議、交渉を行っているということでございまして、このこと自体、これは日...全文を見る
○川口国務大臣 この相手方でございますけれども、邱義仁総統府秘書長であります。
○川口国務大臣 交流協会は、日台間の交流を円滑に進めていくというための組織でございまして、この交流協会が今回行ったようなルートでこういう種類の話をするということは、問題があるとは考えておりません。
○川口国務大臣 中国の反応でございますけれども、これについては、トウカセン国務委員、王毅外交部副部長を初め、中国政府からは、日本政府の態度表明を評価するという反応が出ております。そして、交流協会から申し入れたということ自体は、日中共同声明との関係で、これに反するものではないと考え...全文を見る
○川口国務大臣 まず、これにつきましては、台湾海峡及び地域の平和と安定という観点から、我が国の主体的な判断に基づいて申し入れたわけですけれども、これにつきましては、政府としての意思決定を行った上で行っております。(発言する者あり)
○川口国務大臣 これはきちんと、官邸も含めて、決裁をいただいております。
○川口国務大臣 九六年の選挙のときのことを思い起こしていただきますと、このときは、米国が空母を派遣し、そして中国がさまざまな行動をとった、そういうような事態があったわけでございます。  こういったその地域の平和、台湾海峡及び地域の平和と安定に関しての、その観点からこのことを注視...全文を見る
○川口国務大臣 九六年の時点でも同じようなことがあったわけでして、公民投票ですとかそれから新憲法制定の動きとか、同じような動きがあったということでございます。  それから、先ほど、アメリカのケース、アメリカは最後に責任をとるつもりだからというふうに言われましたけれども、アメリカ...全文を見る
○川口国務大臣 九六年の例を申し上げましたけれども、台湾海峡あるいはその地域の平和と安定と言っていますのは、今回起こったようなさまざまな動き、あるいは前回起こったようなさまざまな動きということの観点からしますと、まさに、公民投票あるいは新憲法制定の動きということがもたらし得る結果...全文を見る
○川口国務大臣 まさに、先ほど申し上げましたように、九六年のときに起こった台湾海峡をめぐる緊張、そういうことを見れば、そういうことが再来をするということは望ましくないということであると思います。
○川口国務大臣 どういう状況で他国に物を申し入れていくか。これは、そのときそのときの状況によって総合的に判断をしていく話であるというふうに考えております。
○川口国務大臣 まず、米国からそのような申し入れを受けたということはないということでございます。  それで、政府の考え方といたしまして、これは何回も御説明を申し上げていますけれども、普天間の移設、返還という方針、これは平成十一年の末に閣議決定をして、キャンプ・シュワブ水域内名護...全文を見る
○川口国務大臣 我々といたしましては、これは、日米安保条約に基づいて米軍がこの地域、日本及び極東の平和と安全ということに対して役割を果たすということは重要であるというふうに考えているわけでございます。この方針について、米国からも、きちんとそういうことをするということを、話は聞いて...全文を見る
○川口国務大臣 普天間飛行場は、委員もおっしゃったように、私も見ましたけれども、密集した市街地の真ん中に、そこだけぽかりと空き地がある、そこが飛行場であるということでございまして、我が国としても、SACOの最終報告に従ってこれをきちんと実行していくということが重要であるというふう...全文を見る
○川口国務大臣 抑止力とは何かと。抑止力というのは、多分皆さんおわかりでいらっしゃって、委員があえてお聞きでいらっしゃるかなと思いますけれども、これはまさに、日米安保条約があって、我が国としては、その日米安保条約に従って米軍が日本及び極東の平和と安全のために日本にいるということに...全文を見る
○川口国務大臣 間違いございません。
○川口国務大臣 先日、東門委員の御質問だったか、ラムズフェルド長官のそのコメントについて御質問がありましたときに、そういった発言、ラムズフェルド長官のとされる発言については確認できないということを申し上げたわけでございますけれども、先ほど申し上げた、米国の政府からそういう申し入れ...全文を見る
○川口国務大臣 これは委員も非常に詳しくていらっしゃると思いますけれども、普天間飛行場の移設、返還の問題につきましては、これは平成十一年の十二月に閣議決定がございまして、普天間飛行場の移設に係る政府方針に基づきまして設置された代替施設協議会で、約二年間にわたって協議が積み重ねられ...全文を見る
○川口国務大臣 今まで申し上げていますように、そういう申し入れがあったという事実というのはないわけでございます。  それで、もしあったらという前提に基づいて、現在ないわけですから、そういう仮定に基づいてお話をするということは難しいわけでございますけれども、政府の方針としては、先...全文を見る
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○川口国務大臣 委員はきょう、赤のブレザーをお召しで、私もここぞというときには赤を着ることにいたしておりますけれども、同好の士がいたということは、私にとっても心強い限りでございます。  それで、劣化ウラン弾のことでございますけれども、オランダ政府が、議会からの質問書に対しまして...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしましては、このオランダ軍の話について情報がありましたので、その後、米軍に対して、米軍といいますか、米政府に対しまして情報を聞きました。そして、米側から、オランダに提供をしたというのと同様であるとして情報の提供を受けました。
○川口国務大臣 湾岸戦争の帰還兵士の中にさまざまな症状があって、国防省においてこれを調べたということは承知をしております。それで、調べた結果といたしまして、特に何か特定の原因によってそういうことがあったということではないということが結論であったというふうに承知をいたしております。...全文を見る
○川口国務大臣 米国防省がこれについては九六年に発表をいたしております。  その報告書ですと、まず一九九〇年、九一年の湾岸戦争には約六十九万七千人の米軍兵士が派遣をされて、その大部分は健康な状態で帰還をした。その後、帰還兵の一部から健康面での影響に関する懸念が表明されたことを受...全文を見る
○川口国務大臣 今、首藤委員がおっしゃられましたように、我が国はエネルギー資源に非常に乏しい国であります。そういった国にとって、原油の自主開発などの安定供給、これを確保するということは非常に重要な国の政策であるわけでございます。  イランにつきまして、そういった意味で、このアザ...全文を見る
○川口国務大臣 ハイチの情勢につきましては、委員がおっしゃられましたように、非常な混乱状況にあると申し上げていいと思います。  これは昨年以降いろいろなことがあったわけですけれども、今月に入って、反政府武装勢力が地方の主要都市で警察署を占拠するというようなことがございまして、治...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃられたシスター本郷それからシスター須藤、このお二方につきましては、退避の働きかけをしているわけでございますけれども、退避の意思はないということでございます。
○川口国務大臣 補正予算のとき、千百八十八億円というお話を当時させていただきまして、そのうち、イラクとの二国間の直接支援、これは五百五十九億円であったわけですけれども、その当時お配りをいたしましたように、電力、水・衛生、保健医療、治安その他の分野といった幅広い分野にまたがるもので...全文を見る
○川口国務大臣 これに……(首藤委員「いや、まだ呼ばれていないですよ」と呼ぶ)委員長から御指名をいただきました。
○川口国務大臣 これにつきましては、今、年度内ということでございますので、先ほど申し上げたような具体的な取り組みをやっております。  今後、あと一カ月強、まあ四十日ぐらいございますけれども、その中で、予算を御承認いただいた後でございますので、促進をして、供与先と協議を一段と加速...全文を見る
○川口国務大臣 今月の九日でございましたでしょうか、補正予算を成立させていただきまして、十日間あったわけでございまして、その十日間で、補正予算を成立させていただいた後、協議を加速化させて、今、取り組みをやっているところでございます。  それで、具体的な名前がないということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、十三病院あるいは電力関係では三つのところの名前を申しましたけれども、これは、補正予算を成立させていただいて、そして具体的にこの協議を先方と今加速化させている。まだ補正予算を成立させていただいて十日間でこれだけのことを今やっているということで...全文を見る
○川口国務大臣 七百六十五億円というお話がございまして、この七百六十五億円という数字、七百六十五・八三億円ということでございますけれども、それの出所ですけれども、これは外務省が重点外交施策ということで発表させていただいたもののうちの一つの柱、これを日本発外交ということで言っており...全文を見る
○川口国務大臣 一般にODAの予算というのがどのような形で予算委員会にお願いをしているかということからお話をさせていただきたいと思っております。前段階で御説明を一般的に申し上げた方がより御理解をいただきやすいと思いますので、そういうふうにさせていただいているわけですけれども……(...全文を見る
○川口国務大臣 一般に、ODAにつきまして、我が国と相手方、これの二国間関係ですとかいろいろなことを勘案いたしまして、これは各国別に拠出額ですとか内容とか、そういうことを決めていくということでございます。  それで、ODAの予算につきまして、これは外交政策の重要な手段でございま...全文を見る
02月24日第159回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○川口国務大臣 逢沢副大臣から直接お話をいただくのがあるいは一番いいかというふうに思いますけれども、多分、間もなくいらっしゃると思いますが、とりあえず、私の方からお話をさせていただきたいと思います。  おっしゃったように、北朝鮮から中国に対して、核の完全廃棄、その前提としての核...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮がそう言ったと王毅副部長はおっしゃっていらっしゃるということでございまして、それ以上のことの確認はいたしておりません。
○川口国務大臣 濃縮ウランの活動がそこに含まれるということは必要なことだと考えております。  ただ、それだけではありませんで、完全な検証可能な不可逆的な核の廃棄ということを言っております。先ほど、前提その他についてまだわからないということを申しましたけれども、そういったことにつ...全文を見る
○川口国務大臣 官房長官がおっしゃったことと同じでございますけれども、政策手段の一つであるというふうに考えております。  今後、その立法の趣旨ですとか外交的な観点、そういったことを踏まえまして、我が国の平和と安全のために適切にこれを運用していきたいというふうに考えております。
○川口国務大臣 北朝鮮は、外為法の改正については、いろいろな機会に発言をしております。非難をする発言をしておりますし、先般、日本の外務省の田中外務審議官、薮中局長がピョンヤンに行きましたときにも、これが、二日前に外為法の改正が行われたということで、向こう側は強い反発を示していたと...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員がおっしゃった例というのは、経済制裁がうまくいった例であるかと思います。このほかに、例えばイラクについても同じようなことが言えるかもしれません。  どういう状況で経済制裁がその効果をよく発揮できるかということについては、いろいろな条件がそろうということが...全文を見る
○川口国務大臣 この法案は、今、党の方において御議論をしていただいているさなかであるというふうに承知をいたしておりまして、政府の立場から、あるいは外務省の立場から、その必要性等についてコメントをするということは差し控えさせていただきたいというふうに思っております。党の議論を注視さ...全文を見る
○川口国務大臣 今ちょっと、外国の法律について、非常に厳密にその内容あるいはその運用の仕方がわかっているというふうに申し上げるということは難しいんですけれども、一般的に申し上げれば、アメリカにおいては、特定の外国の船舶の入港を禁止する法律、これがあるというふうに承知をしております...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮はもうずっと、そもそもが、米国に対しまして、核を、濃縮ウランの活動をやっているということを言ったときを含めまして、さまざまなことを言っているわけでございます。最近に至っては、濃縮ウランはやっていないということを言っていたりするわけでございます。そういう意味で...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が北朝鮮に対して一貫として言ってきたこと、これは、国際社会の責任のある一員として振る舞う、対応していくということが大事だということを言ってきているわけです。これは、おっしゃったようなNPTについて復帰をするようにということも言っているわけでございますし、枠組...全文を見る
○川口国務大臣 日朝平壌宣言、これにつきましては、日本と北朝鮮が二国間の関係をどういう考え方で前に向けて進めていくかということを書いてある重要な政治的な文書であるというふうに考えておりますし、また、このことは、つい先日、ピョンヤンで日朝の協議が行われたときにも、北朝鮮も日朝平壌宣...全文を見る
○川口国務大臣 安保理において、今、北朝鮮に対して何かさらなる行動をとろうという動きはないと承知をいたしております。
○川口国務大臣 パキスタン政府によりまして、カーン博士についての調査が今行われております。  まず、我が国としては、こういった調査が行われること自体は、核拡散防止という観点でパキスタンが取り組もうとしているということだと評価をいたしておりますけれども、それはそれとして、いかなる...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員がおっしゃられたようなパキスタンの政府高官によるブリーフというのは、そういうことをいろいろ言われているわけでございます。  それで、これについて、パキスタン政府は、これは国として、政府としてやったものではない、カーン研究所が、これは独自に運営をされてい...全文を見る
○川口国務大臣 田中外務審議官がそういう態度を表明したということは事実です。  それから、十二月の二十九日にこれは交流協会の台北事務所長が台湾側に対して申し入れをしたということでございますけれども、この指示を出したのは中国課長ではなく、これは日本政府として指示を出したということ...全文を見る
○川口国務大臣 これは外交の案件ということで、政府としての決定を決裁を通じてやっております。
○川口国務大臣 まず、田中審議官が申し入れた立場、これは何も新しいことではなくて、我が国が台湾と中国との関係についてはずっと言ってきていることでございます。(中津川委員「何を言っているんですか」と呼ぶ)  例えば、言った内容でございますけれども、これは、二つの中国、あるいは一つ...全文を見る
○川口国務大臣 現状変更をしないということではなくて、我が国の台湾と中国に関する、台湾に対する基本的な立場、これを述べたものであって、それは何かといいますと、日中共同声明に従って、台湾と我が国の関係は非政府間の実務的な関係であるということで維持をしていくということでございます。田...全文を見る
○川口国務大臣 まず、我が国のこういった申し入れ、これは別に、米国がやったからとか中国に頼まれたからとか、そういうことではなくて、我が国のこの地域の平和と安定、これに関する考え方から主体的に行ったものであるということが第一点です。  それから第二点、台湾だけに言って中国に言って...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、中国に対しても、武力行使は反対であるということをきちんと日本は言ってきているわけです。先ほど田中外務審議官の発言を紹介いたしましたけれども、そのときにもそのことは申し上げております。ですから、台湾に言うと同時に、中国にもきちんと伝えていると...全文を見る
○川口国務大臣 これは委員が、きょうに、これに始まったことではないというふうにおっしゃられましたけれども、まず、先ほど申しましたように、我が国の台湾に対する立場、この基本的な立場というのは、日中共同声明に従って、台湾との関係は非政府間の実務的な関係として取り扱っていく、そういうこ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、おっしゃられるように、かぎ括弧をつけていないということのようであります。  それはなぜかということなんですけれども、これはいろいろな考え方があるというふうに思いますが、我が国は、台湾については、これは従来、国として扱っていたという経緯がもちろんあるわけで...全文を見る
○川口国務大臣 委員が一番最初におっしゃったように、最大限五十億ドルということを言っているわけです。五十億ドルが最大限ということです。  それがいつ払われるかといいますと、まず、二〇〇四年に十五億ドル、これは無償資金協力ということですね。それで、残りの三十五億ドル、これにつきま...全文を見る
○川口国務大臣 これは、二〇〇三年の七月にパリ・クラブの会合がございました。それで、パリ・クラブの会合の後に、事務局が対外公表をしています。  それによりますと、パリ・クラブの債権者に対するイラクの債務残高の合計は、約二百十億ドルということでございます。これは、イラクの政府が持...全文を見る
02月25日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(川口順子君) 警察当局において捜査をできるだけ早くできるようにということで、今その準備については鋭意取り組んでおります。  それで、今日の時点で何月何日にということをはっきり申し上げられるということは若干難しいんですけれども、今何をやっているかということで申し上げま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 車は今大使館の中にございます。  それで、コンテナが手に入ればそれは直ちにということでございますけれども、最終的にコンテナがきちんとこの日に、今そういう日程のアレンジも含めてやっていますけれども、何分にも先があることでございますので、何月何日にとここで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはもう最大限に早く運ぶということで督促をして、今本省も現地も一生懸命にやっております。ただ、是非御理解をいただきたいと思いますのは、バクダッドのその大使館の今の動ける範囲というのは非常に限定があるということでして、例えばほかにもいろいろ今申し上げなか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 情報の公開についての期待値と実際に公開されている情報量の差がいろいろな揣摩憶測をもたらすという委員の御指摘は、私も全くそのとおりだと思います。そういう意味で、この事件が始まって、この件が始まって以来、分かっていることは、申し上げられることはできるだけ早く...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 単純にお答えすればやっていますということなんですが、先ほどおっしゃったサマワの総合病院や県の保健局あるいは母子病院、いろいろなところから医療の支援のニーズはありまして、これは自衛隊と一緒にあるいは自衛隊と連携する形で情報の発掘を行っております。  今委...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、自衛隊の活動に影響を与えるような、そういう対立があるという具体的な情報は入っておりません。  よく御案内のように、宗派対立という意味では、サマワはかなりシーアであって、ほとんどシーアであるということでございます。それから、部族間の対立についても、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの政治プロセスについて今国連が何を考えているかということは昨日お聞きになられたとおりでして、はっきりしているのは、六月の三十日に主権はイラク人に渡す、これを変えることは考えていないということですね。  それから選挙、これの準備については、法的な枠...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず初めに、ツルネン先生の出身国であるフィンランドが国連の平和維持活動の中で非常に貢献をしていらっしゃるということに敬意を表させていただきたいと思います。  それで、日本としてどうするべきかということですけれども、我が国の自衛隊というのは、今まで例えば...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連強化の働き掛けということでいいますと、これはいろいろな場で行っております。  非常に一般的な形で申し上げれば、昨日もアナン事務総長おっしゃっていらっしゃいましたけれども、例えば安保理改革ですとか、それから敵国条項の話ですとか分担率の話ですとか、いろ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 質的に何か今までと違うことをやるということではないと私は思います。アナン事務総長がおっしゃったように、国連と日本の関係、これについては十分に強いものがあって、それはもういろいろなところに表れていると思いますけれども、例えばアナン事務総長がおっしゃったこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 雇用問題がサマーワにおいて課題であるということはおっしゃるとおりでして、本来、経済協力でどこまで雇用を伸ばせるかというと、限界があるということを申し上げざるを得ませんけれども、その範囲でできることを最大限やっているということでございます。  一例を挙げ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連決議六七八、六八七、一四四一、この三つを引かしていただいているわけですけれども、イラクはかつて実際に大量破壊兵器を使ったということはあるわけですね。それで、自ら持っているという申告も行ったということもやっているわけです。それで、六七八は武力行使容認決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 支持した理由を言っている。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど御説明をしたことを今まで何回も繰り返さなければいけなかったというのは、多分それを理解していただいていないからではないかというふうに思います。  背景を言ったわけではないわけです。なぜ日本が支持をしたかという理由を御説明をしているわけです。ですから...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) じゃ……。
○国務大臣(川口順子君) 小泉総理のおっしゃったそういう心証であったというのは、もう小泉総理の個人の御感覚であろうと思います。それはそういうことだと思いますけれども、申し上げたいのは、我々は、先ほどアメリカのブッシュ大統領あるいはパウエル長官の国会で、国連での説明についておっしゃ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いや、もう一つ申し上げたいのは、一四四一において、日本だけではなくてほかの国も、一四四一においてイラクが六八七に重大な違反を犯しているということを決定をしているわけです。それは日本だけじゃなくて、正に安保理の満場一致の決定であるということを申し上げたいと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはさっきお答えしたつもりなんですけれども、パウエル長官、米国、英国がその状況について国連で話をした。まだ、あった、あるということが証明されていない。なかったということも証明されていないんですけれども、あったということも証明されていない、これは事実であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラク特措法に決議一四八三、一五一一というのが根拠として引かれているわけでございますが、その一五一一のどこかという御質問でございますので、これは一四八三を前提としながら幾つかのことを言っていまして、パラ十三、イラクの安全に貢献する多国籍軍の活動、パラ十四...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先般、UNEP、国連環境計画のテッファーさんがお見えになったときにこのお話をかなり長い時間、私いたしました。それから、その前に、一月にイランに行きましたときも、イランも非常に密接な関係がありますので、環境大臣、エブテカール環境大臣兼副大統領ですが、とこの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今委員が言われたようなウンムカスル港のイラクにおける重要性、これについてはおっしゃるとおりでして、その重要性についての認識は私どもも持っています。経済開発という意味でこれが非常に重要な拠点であるということでもありますし、それから物流の拠点だということもお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 対人地雷関係の活動というのは、我が国が今までもかなり力を入れてきたところです。カンボジア、それからアフガニスタン、スリランカ、アンゴラ、様々なところで支援をしてきているわけですけれども、それを実際に除去するという作業、それから地雷を回避する教育、子供たち...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったとおりで、いろいろな障害、大きくこれを進めていくための障害がございます。  外務省としては、この対人地雷については、これをきちんとした形で取り扱うために、組織も、昨年だったと思いますけれども、少し改編をして、これが扱いやすいような形にもいた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ずっと申し上げてきましたことは、イラクの選挙について、イラクの民意を反映する形でできるだけ早期に、そして実行可能な形で選挙が行われることが望ましいということを申し上げたわけでして、基本的な考え方としてこれは変わっていないということであります。  それで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十一月十五日の合意といいますのは、これは国連の決議で十二月の十五日までに今後のタイムラインを出すということで書かれていましたので、それにこたえる形で、その時点で一番ふさわしい、一番適切であるということに、と思われることについて統治評議会とCPAとの間で合...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外国の軍隊がよその国に行って駐留をするということを行うためには、その国の何らかの同意が必要であるということであります。したがいまして、六月末にCPAからイラクに対して主権が移されるということになっているわけですから、その際に、自衛隊のイラクの活動、これに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その十一月十五日の合意において書かれていることというのは、今年の三月にイラクに駐留する軍隊の地位をカバーする治安に関する協定が結ばれるというふうに書いてあるわけでございます、イラクに駐留する軍隊の地位をカバーする。ということですから、我が国として、その協...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、連合軍、連合ということですけれども、一例を挙げれば、例えばCPAの十七号、CPAの指令の十七号、これには連合軍の定義として日本のような国の軍隊は入るというふうに書かれているわけですね。そういうこともありますが、いずれにしても今後のことについてどのよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、自衛隊、これは連合軍の一員ではないけれども、地位を確保するという意味ではきちんと十七号、指令の十七号に位置付けられているわけですね。そういう現実が現在ではあります。  それで、それが引き続き維持されるかされないかといういろいろな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ですから、最終的には、それも含めてイラクの同意がある形で自衛隊は駐留をするということを申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) どういう形で地位を確保するか、これは今後決まってくることであるということです。今はそのCPAの指令十七号に基づいて地位が確保されている。これは地位協定を日本として別途結んだということではないわけですね。ですから、どういう形であれ、日本としては適切に自衛隊...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いえいえ、ですから、それは今後、三月に決まっていくということであって、そのときの書かれ方によりますけれども、例えば六月三十日後の、にできる政権、これはイラクの主権がある政権ですけれども、そことやる形になるのか、あるいはそれを、もう基本法のようなものにそれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、衆議院の方の議論でも何回か実は申し上げているんですけれども、我が国が連合軍の一員ではなく、我が国の自衛隊は我が国の指揮の下において行動するということは、米国の国防省との間できちんと確認をしていることであります。そういった、その文書を私自身はまだ見...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 安保条約の六条に基づいて我が国はその施設・区域の提供を米軍に対してしているわけでございますけれども、その六条の運用をめぐって両方の、米国と日本国との了解、これを明確にするためにということであると思います。
○国務大臣(川口順子君) 我が国として、人物の招聘ということは今までもほかの地域でもやっておりますけれども、サマーワにおいて、これは自衛隊による人道復興支援とODAは車の両輪であるという位置付けを行っております。部族の関係者の有力者を日本に呼んで日本を理解してもらい、日本のイラク...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○川口国務大臣 そのような打診、辺野古沖への代替施設の建設にかわる案について米側から打診を受けているという事実はございません。
○川口国務大臣 何日にだれとだれが会ったということについては、これは日米、同盟国という関係でございますから、我々はワシントンであるいは東京で日本とアメリカの間の両国の政府のコンタクトというのは、それは頻繁にございます。ございますが、先ほど先生がおっしゃったような普天間飛行場の移設...全文を見る
○川口国務大臣 もしなされたらということでございますけれども、我々が承知をしている限りは、米国も日本もSACOの最終報告の実施ということをずうっとコミットしているわけでございますから、そういうことがあるかどうかという仮定の話、そういうことを前提にして日本政府としてどうですと申し上...全文を見る
○川口国務大臣 昨年、ラムズフェルド国防長官が日本にお見えになったときに沖縄に行かれたということは事実でございます。そのときに、沖縄で、沖縄にある米軍の施設・区域も視察をなさったということと承知をしています。  ただ、そのときにラムズフェルド国防長官が何をおっしゃったのかという...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来、何回か申し上げておりますように、国防省、米国政府から、普天間基地について、代替施設なしの返還といったような打診が日本政府に対して行われているという事実はございません。
○川口国務大臣 普天間基地を嘉手納基地に統合するという点についての打診を米側から受けたという事実はございません。
○川口国務大臣 普天間基地につきましては、政府の考え方というのは、先ほど申しましたように、平成十一年の閣議決定に従って、地元の地方公共団体の方々と御相談を、協議をしながら進めていくということでございまして、これにいささかの揺るぎもございません。
○川口国務大臣 今沖縄にいる三千人の、沖縄に三千人だったかと思いますけれども、海兵隊がイラクに行くということについては、事前に通報は、話は聞いております。その人たちが終わった後、七カ月であるというふうに記憶をいたしておりますけれども、イラクでの仕事が終わった後、アメリカに帰るのか...全文を見る
○川口国務大臣 我が国といたしまして、そのSACOの最終報告を実施していくということについて変わりはないわけでございまして、普天間飛行場の移設、返還につきましては、平成十一年の閣議決定、これに従って、いろいろな経緯があって閣議決定に至った話でございます、この閣議決定に従って、地元...全文を見る
○川口国務大臣 米側が、今までのそういった経緯があって、SACOの最終報告ですとか、それから代替施設の基本計画を踏まえて米側と緊密に協議をしてきたという経緯があるわけでございます。したがいまして、米側からそういうような話がある、今まであったということはないというふうに申し上げてい...全文を見る
○川口国務大臣 台湾に我が国として何を先般言ったかということについては、お話を申し上げたとおりでございます。同時に、そのときに、御答弁も申し上げておりますけれども、中国に対しても言っています。  中国に対してどういうことを言ったかということでありますけれども、昨年の十二月の二十...全文を見る
○川口国務大臣 政府としては、そのように考えております。  先般ピョンヤンで二国間会談が開かれましたけれども、そのときにも、先方もそれから日本も、日朝平壌宣言をベースに置いて、それにのっとって今後日本と北朝鮮の交渉を進めていきましょうということになっているわけで、先方もそういう...全文を見る
○川口国務大臣 お話を伺っていて幾つか思うことがありましたけれども、日本の基本的な方針というのが対話と圧力、これはそのとおりであります。それで、対話と圧力の意味というのは、私は押したり引いたりということではないと思っております。対話でも押す。圧力というのは何かといいますと、これは...全文を見る
○川口国務大臣 まず、韓国が今回の六者会談の中でエネルギーの支援についてどういうことを言ったかということについては、今まさに進行中でありますし、私どもはきちんと承知をしておりません。(松本(剛)委員「あらかじめそういう意思を示したということですか、会議の前に」と呼ぶ)ええ。  ...全文を見る
○川口国務大臣 二つぐらいのことを申し上げたいと思いますけれども、米国政府は、ブッシュ大統領が昨年、たしか十一月だったかと思いますけれども、相談をすると言っているということでございます。それで、日本とアメリカ、これは同盟国でございますから、いろいろな折に緊密にこういった問題につい...全文を見る
○川口国務大臣 これは、政府の中の決裁を、そのことをやることについてとるという形で行われております。
○川口国務大臣 先ほど赤松委員にお話をした田中外務審議官の発言というのは、これは日中外交当局の協議が一回目、それからもう一回あったわけですけれども、そういった協議に際しては、常にその後に記者ブリーフをしております。もちろん、いろいろなテーマが入って、広い日中間の協議、外交当局の協...全文を見る
○川口国務大臣 今先生が提示なさったこの文章でございますけれども、これが外務省がやっている訳であるというニュアンスでおっしゃられたんですけれども、我々としては、この文章の出典ということについては全く承知をしていないです。  外務省として使ってある文章というのは何かといいますと、...全文を見る
○川口国務大臣 具体的な例について、領海侵犯とか、何かそういうようなことがあったかどうかということについて、私はちょっと今知りませんので、それは調べてみたいと思います。
○川口国務大臣 これは、先ほど兒玉審議官の方からお話をいたしましたように、確かに、例えば昨年の例としては、中国海軍が我が国の排他的な経済水域において漂泊をしたとか、そしてワイヤをつりおろして調べたとか、それからもう一つ、これは領海外ですけれども、近くを中国の国旗を掲揚して浮上航行...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 御質問のことにつきまして、選挙があってプーチン大統領が再選する可能性というのが世の中でいろいろ言われておりますけれども、日ロの間の交渉、平和条約についての交渉、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという基本的な立場をまたこの機会に強く訴え、交渉していく必要...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃられました日ロ賢人会議ですけれども、これは、昨年の十月の時点で総理とプーチン大統領との会談によって設立が決まったものでございます。  これの目的ですけれども、これは、日ロ関係の強化に向けた中長期的な展望につきまして、日ロの有識者の間で自由に大所高所から御...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどおっしゃったように、北方四島の元の島民の方が、自分の孫やあるいはその子孫にずっとその経験を伝えていきたい、それによって、その運動の風化を防いで国民の中に定着をさせていくということは、重要なことだと私も思っております。  それで、拡大の話ですけれども、今まで...全文を見る
○川口国務大臣 御質問のその進捗状況というのが、行動計画全体のお話なのか、平和条約の部分なのか、ちょっとよくわからなかったんですが……(仲野委員「日ロ行動計画です」と呼ぶ)失礼いたしました。  行動計画の進捗状況ということで申し上げますと、まず、御案内のように六つの柱があるわけ...全文を見る
○川口国務大臣 ことしの前半にもというふうに申し上げまして、今、ロシアともスケジュール等について話をいたしておりますけれども、何分にもことしの前半のほとんどは国会開催中でございますので、ぜひこの点についても国会の御協力をいただければ大変に幸いに存じます。  イワノフ外務大臣と私...全文を見る
○川口国務大臣 まず、経済分野が先行して領土問題がおろそかになるのではないかという御心配を聞かないわけではないんですけれども、そういうことではありませんということをお話しいたしたいと思います。  日ロ行動計画というのは、先ほど申しましたように、六つの柱、その中で平和条約というの...全文を見る
○川口国務大臣 日本とアメリカとは常日ごろ人の往来が盛んにあり、この安全保障分野もその例外ではございません。そして、安全保障についても、さまざまな問題について話し合っております。  ですから、最近いらした、ラムズフェルド長官を初めとする一連の方が、日本と、安全保障に関してのさま...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカの国務省やホワイトハウスや国防省や、そういったところからおいでになるアメリカ政府の高官とは、まさに今委員がおっしゃったように、イラクの話もしますし、北朝鮮の話もしますし、イランの話もしますし、いろいろな話をしております。その中に安全保障に絡む話というのもも...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、トランスフォーメーションの議論というのはアメリカの中で始まっているということを申し上げたわけでございまして、安全保障と申し上げたときに、安全保障は非常に広い話であるわけでして、当然にそういったトランスフォーメーションに関する話もその中に含まれるということで...全文を見る
○川口国務大臣 在日米軍の兵力の構成の話については、もちろんそういうことについても意見交換はしているわけでございます。在日米軍でございますから、在沖米軍についてももちろん入っているということです。
○川口国務大臣 今先生がおっしゃった、普天間についてラムズフェルド長官がごらんになってどういう感想を持たれたか、あるいは、その後どういうことを考えられたかということについては全くつまびらかにいたしませんけれども、私自身としては、普天間、前に拝見をいたしまして、やはりこれは地元の住...全文を見る
○川口国務大臣 SACOの最終報告の一つの大きなテーマでございます。それから、普天間については基本計画もつくったわけでございます。それを実施していくという段階に今あるわけでございまして、そういった実施をしていくためには米軍と緊密に協議をしなければいけないという状況でございます。そ...全文を見る
○川口国務大臣 SACOの最終報告で、普天間の飛行場のところについて具体的にどういう文言があるかということについて、今ちょっと急いで探しているんですが、わかりませんけれども、SACOの最終報告の重要な柱であるということでございます。
○川口国務大臣 平成八年だったかと思いますけれども、モンデール大使とそれから橋本総理との間で会談があって、そのときに、今おっしゃったようなそういうことが合意をされ、その趣旨がSACOの最終報告に書かれているということは承知をしております。  今、手元に文書が来ました。「今後五乃...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、先生もいろいろ御案内のような経緯がございました。  平成十年の二月に、当時の大田知事が海上ヘリポートの建設の受け入れ拒否ということがございまして、その後に、平成十一年の稲嶺知事による移設先の候補地の表明、それから岸本名護市長による受け入れの表...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと手元に資料がないものですから私のうろ覚えなんですけれども、SACOの最終報告はそういうことで、五年から七年ということが書かれているわけですが、さっき申し上げたようないろいろな経緯、それを踏まえて新しい計画ができたわけですね。だからといって、そのSACOの最...全文を見る
○川口国務大臣 先生の御質問の趣旨をあるいは酌み取り過ぎて先回りのお答えをしてしまったかもしれないと思っておりますけれども、先ほど申しましたように、これは、SACOの最終報告と、この新しい基本計画で定められた普天間の移設、返還についてのこととの関係を先ほど来申し上げているわけです...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げているのは、そういうことではありませんで、何となくではなくて、きちんとした形でなったということを申し上げているわけです。  SACOの最終報告を承認した場、平成八年にこれをしたのは日米安全保障協議委員会というところであるわけです。この場が、SACOのその...全文を見る
○川口国務大臣 平成八年に承認をされたSACOの最終報告には、「今後五乃至七年以内に、十分な代替施設が完成し運用可能になった後、普天間飛行場を返還する。」と書いてあるわけですね。  それで、もし必要ならもう一回繰り返しますけれども、先ほど長々と申し上げた、大田知事が何をおっしゃ...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと御質問の意味が定かでないんですが、その協議会、SACOの最終報告を承認した場、それが、新しい基本計画、それに基づいてやっていきましょうということを確認しているわけです。要するに、基本計画をつくったわけですから。代替施設協議会で議論をして、地元の方も含めて一...全文を見る
○川口国務大臣 SACOの最終報告が変わったということを確認したのではなくて、SACOの最終報告に盛り込まれているあることについて、別なことでやりましょうということを確認したということなんですね。  それは、SACOの最終報告を……(川内委員「だから、それがあるんですかというこ...全文を見る
○川口国務大臣 日米安全保障協議委員会を二〇〇二年の十二月にやっております。この後、共同の発表をいたしておりまして、そこにおいて、これは、外務大臣、防衛庁長官が日本からで、先方から国防長官、国務長官が出るという場でありますけれども、「閣僚は、二〇〇二年七月の基本計画の策定を沖縄県...全文を見る
○川口国務大臣 長い文章なものですからその一部しか読み上げなかったんですが、全部を読み上げさせていただきたいと思います。(川内委員「後でください、それを」と呼ぶ)  それでは、後からその共同発表の文書はお渡ししたいと思います。
○川口国務大臣 先ほど来申し上げているように、それは違っているということであります。それで、その理由、事情は申し上げたとおりです。
○川口国務大臣 SACOの最終報告は条約ではないわけです。これは、両国の政治的な約束であるということであります。  それは、先ほど来申し上げていますように、先生の先回りをして私は深読みをし過ぎていまして、正当性の議論を先に申し上げてしたわけですけれども、まさに、そのSACOの最...全文を見る
○川口国務大臣 二つ御質問があったかと思います。  まず、刑事裁判手続の話でありますけれども、これは、昨年鋭意交渉をしたわけですけれども、まだ彼我の差が縮まるところに至らなかったといった経緯がございます。  これにつきましては、先般、ラムズフェルド国防長官がお見えになったとき...全文を見る
○川口国務大臣 神崎代表を初めとしてアナン事務総長とお会いいただいて、いい会談をしていただいたというふうに伺っております。  それで、国連機関の沖縄への誘致ですけれども、これは先ほど白保先生もおっしゃられた、前にやった調査がございます。この調査の結果を踏まえれば、大規模な機関の...全文を見る
02月27日第159回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○川口国務大臣 北京で開かれている六者会合でございますけれども、きょう三日目でございますが、朝、日本時間の午前十一時三十分、これは北京ですと一時間時差がありますが、全体会合が始まりました。それで、お昼過ぎに一度この全体会合が終了したということでございます。それで、また再び、団長の...全文を見る
○川口国務大臣 予断を許さないというふうに申し上げるのが一番正確だろうと思います。一部、これは報道で、韓国の政府のスポークスマンが明日にも続くということを言っているという報道が流れておりますけれども、これは私どもは確認をいたしておりません。  ということで、作業に今入ったばかり...全文を見る
○川口国務大臣 会議に二通りあるだろうと思います。比較的、例えば二国間の定例的な協議といったようなタイプの協議ですと、いつ始まっていつ終わって、その間の細かい具体的なその時間づけも初めからはっきりしていてやるということが多いと申し上げていいと思いますけれども、そういうときには割に...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃられましたように、私ども一月十三日から十五日というふうに聞いておりますけれども、台北において、国際国会議員アジア太平洋地域安全フォーラム第一回年次総会ということで開催をされて、ここでアジア太平洋地域の安全の問題について討議がなされて、そして共同声明が採択...全文を見る
○川口国務大臣 ミサイルの件でございますけれども、昨年の十一月の三十日ですが、台湾の高雄において陳水扁総統が、中国が、中国東南沿岸地域の台湾から六百キロメートル以内のところに合計四百九十六基のミサイルを配備して随時演習を行い、台湾を攻撃しようとしているというふうに述べられたという...全文を見る
○川口国務大臣 交流協会、これは財団法人でございますが、一九七二年の日中国交正常化以降、我が国と台湾との関係は、非政府間の実務関係ということで維持をされております。財団法人交流協会は、このような日台間の交流を円滑に維持するということを目的として設立された団体でございまして、外務省...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、公民投票の実施、あるいはその設問の内容についてコメントを、これはよその国でやろうということでございますので、コメントをする立場にはないということでございます。  それで、ここで言いました先方がやっている設問は、台湾人民は、台湾海峡問題は平和的に解決...全文を見る
○川口国務大臣 我が国が申し入れた理由でございますけれども、これは、この地域の平和と安定……(西銘委員「我が国がではなくて、交流協会がです」と呼ぶ)失礼しました。交流協会が申し入れた理由ですけれども、これは、この地域の平和と安定が我が国にとって極めて重要であって、現在中台間で高ま...全文を見る
○川口国務大臣 私も、日本と台湾との関係というのは非常に重要であると思っております。日本から見まして台湾は第四の貿易相手国であります。それから、人の交流ということを見ても二百万人に上るという関係であって、大変重要な関係だと思っています。  それで、我が国として、私がお答えをした...全文を見る
○川口国務大臣 まず、今現在の動きですけれども、日本時間の午前十一時五分に全体会合が始まって十二時三十五分に終了をし、その後、団長レベル、副団長レベル、二つのグループに分かれてまた協議が始まったということでございます。  それで、日本の国民の方に強い関心をお持ちいただいている拉...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員が挙げられた世論調査の数字、これについては政府として重く受けとめなければいけないと思っております。  それから、先生もおっしゃったように、今日本に帰ってきている被害者の方々及びその御家族等の関係者の方々、このお気持ちというのは本当につらいものがあると私...全文を見る
○川口国務大臣 そのとおりでございます。
○川口国務大臣 私どもとして、警察庁と御相談をしながら、いろいろなお名前が挙がっていらっしゃいますけれども、警察庁の方でこの方は拉致であろうということでございましたら、この人についてやはりきちんと北朝鮮に申し入れるということを、先般、平壌で二国間の会合がございましたときに北朝鮮に...全文を見る
○川口国務大臣 改正をされました外為法につきましては、政府として一つのツールをいただいたというふうに思っております。それで、基本的な考え方として、政府は対話と圧力ということをずっと言ってきておりまして、これは変わりがございません。  それで、まさに今先生がおっしゃられたように、...全文を見る
○川口国務大臣 国際的な連携が重要であるということはもうおっしゃるとおりだと私どもも思っています。この方向に向けてさまざまな取り組みをしてきております。私は、いろいろな国の外務大臣とお話をしていますけれども、多分、拉致のことをお話ししなかった外務大臣との会談あるいは電話会談という...全文を見る
○川口国務大臣 委員がみずからおっしゃられましたように、これはまだ今やっているさなかでございまして、今の時点でこれが成果であったとか、こういう評価であったとか、そういうことを言っていくというのは非常に難しいというふうに思います。  私どもとして思っていますことは、大事なことは前...全文を見る
○川口国務大臣 我々として、引き続き協議をしましょうということに、その八十分間の会談でなったわけですけれども、それだけでは十分じゃないわけでございまして、次の会合を具体的にどのようにやっていくかということを話をすることが重要だと思っております。そういう働きかけは引き続きやっており...全文を見る
○川口国務大臣 我々としては、そのような方向に向けての努力を今やっているということでございます。ボールは先方のコートにあるということです。
○川口国務大臣 二十五日の全体会合がございましたときに、我が国として基調の発言を団長から行っております。その中で我が国が言いましたことは、北朝鮮は、朝鮮半島の非核化のため、ウラン濃縮計画を含め、あらゆる核計画・活動を速やかに廃棄するとのコミットメントを行い、核計画について完全な開...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の考え方ですけれども、北朝鮮の核の凍結の提案、これについては完全検証可能かつ不可逆的な核廃棄の実現に向けた第一歩という位置づけのもとで、幾つかの前提条件を置きまして、この前提条件というのは、例えば、検証をきちんとする、あるいは凍結の期間はできるだけ短い、次に...全文を見る
○川口国務大臣 アナン事務総長と、国連の改革やそれからイラクについていろいろなお話をいたしました。そして、これは、お会いした日はまだ国連の報告書が出る前であったわけですけれども、その内容については相当に詳しく伺わせていただきました。それからまた、一昨日でしたでしょうか、ブラヒミさ...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮が何をどの段階で言うかということについて、一つの段階で言ったことですべてということでもないというふうに考えております。  濃縮ウランについて、これはいろいろな情報を総合的に考えますと、我々としては、北朝鮮が濃縮ウランをやっているであろうという感触を持ってい...全文を見る
○川口国務大臣 よその国の提案したことについて、日本の立場として余り細かく申し上げるべきではないかという気もいたしますけれども、韓国が提案をしているということについては、これは相当にきちんと条件をつけてやっているわけでございます。そして、我が国としては、そういった条件のもとで、要...全文を見る
○川口国務大臣 どれぐらいのマンデートを持って交渉に行くかということが全般にかかわりがある御質問でありますけれども、それは、基本的な考え方については合意をした上で、それをベースにして行っているわけです。  それで、今、前原先生がおっしゃったような、例えば濃縮ウランはどうかとか、...全文を見る
○川口国務大臣 委員の御質問は非常にわかりやすくて、誤解をしているわけではないと思います。  ただ、異なるのは、問題の立て方が違うということであるわけです。  どのように問題の立て方が違うかというと、交渉において、一つの条件だけで何かが決まっていくということではない、これは一...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、今、日本はエネルギーの支援をするような状況ではないというのが我々の判断であります。  それで、直接に今の御質問にお答えする前に若干申し上げておきたいのは、核の問題と拉致の問題、これは、北朝鮮の金桂冠副相がどういう観点でおっしゃった...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな前提を置いて御質問をなさっていらっしゃいますけれども、先ほど申しましたように、全部をぴったりとこの場で決める、交渉の始まる前に決めて代表団を送り出すということは非常に難しいということです。  細かいことでいろいろ、例えば、今回の交渉で核、全部片づいてし...全文を見る
○川口国務大臣 現時点で我が国がエネルギー支援をするということは考えていません。(前原委員「現時点でではなくて」と呼ぶ)現時点で考えていないということです。
○川口国務大臣 こういったことというのは、先ほど申しましたように、現実に交渉しているわけです。ですから、そういった問題について、仮想の極端な例を一つ仮定にして置いてあるということではなくて、それは現実に即して考えていく。  大事なことは、これは非常に大事なことだと思いますけれど...全文を見る
○川口国務大臣 原則ははっきりしているわけです。これは繰り返しませんが、先ほど申し上げたということです。我が国がその原則に立って問題を解決するということが重要であると考えている。それは、核の問題も拉致の問題も、あるいはその他の問題も含みます。そういった問題を解決することが大事であ...全文を見る
○川口国務大臣 原則を申し上げている、この原則は平壌宣言に書いてありますし、北朝鮮はよく知っています。  それで、実際の現実、現場の交渉、これはいろいろな可能性があるわけで、我々が今見えていない可能性、その他いろいろなことがあり得ると思います。そういった我々が考えていない可能性...全文を見る
○川口国務大臣 今、交渉をしているさなかでございます。あえてそこも今は申し上げたくないということを申し上げたいと思います。
○川口国務大臣 私自身が、小泉総理が参拝をなさることについて何を思っているかということを御質問ですけれども、これは、私は閣僚でございます。それで、小泉総理がおっしゃっていらっしゃるように、これは過去の戦没者に対する敬意と感謝をささげる、それと同時に、日本は今後二度と戦争を起こして...全文を見る
○川口国務大臣 ぎくしゃくして意思疎通が十分にできていないということの意味をどれぐらいに前原先生が思っていらっしゃるかということがよくわかりませんけれども、総理はいろいろな場で、例えば胡錦濤国家主席とか温家宝総理とか、お話をしていらっしゃるわけですね。意思疎通をしていないわけでは...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃるように、A級戦犯の合祀、これがあるところに総理大臣が参拝に行くということが問題であるというのは、中国側の方々、リーダーの人たちが今言っていることであるということは事実であります。  それから、私、先ほども言いましたように、中国側が靖国神社への参拝...全文を見る
○川口国務大臣 これは委員は、ガイドラインに即しての御質問か、あるいはもっと広く、それを離れての日米間の協力ということでおっしゃっていらっしゃるのか、ちょっとその辺、余り明確によくわかりませんが、日本とアメリカの関係というのは、もちろん、安全保障条約というのがあって、それをコアと...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題について、これは前から申し上げていることですけれども、まず、御家族の帰国、無条件の帰国、これはその最優先課題で取り組むべきことだと思っております。  同様に重要なのが、安否不明であるとされている方々、これについての真相究明、これも同様に重要であるというふ...全文を見る
○川口国務大臣 細かく申せばいろいろほかにありますけれども、例えば、今警察の方で、その他行方不明で拉致の可能性があるとされている方々についての調査といいますか、捜査をやっていただいております。我々外務省としては、これはこの前の二国間の会合のときに既に北朝鮮には言ってありますけれど...全文を見る
○川口国務大臣 細かいことと申し上げたのは、別にそれが小さいことであるという意味で申し上げたわけではなくて、ずうっと今まで二本の柱のお話をしていましたので、最初その二本の柱のお話をしたということでございますけれども、誤解を受けるといけませんので、それは取り消させていただきます。
○川口国務大臣 これは、冒頭のあいさつは非常に短時間、その後、基調の演説とプレゼンテーションというのがあったわけでして、我が方としては、この二つは一組、セットということで考えて言っているわけでございます。
○川口国務大臣 最初にプレスが入って、短い時間でラウンドをしたというふうに理解をしていますけれども、そのときの発言と、その後プレスが出た後で各国がラウンドをした発言、それが組み合わせられるものである。要するに、それが二つで一体である、そういう意味です。
○川口国務大臣 我々として、それは一組であるということで構成を考えてやっていたということでございまして、それ以外の意味ということは特にないというふうに御理解をいただきたいと思います。
○川口国務大臣 申し上げているところの繰り返しになってしまうんですけれども、これについて、我が方として、ここでの発言とその後の発言、一つの組み合わせ、それで一体であるということで考えて発言をしている、そういうことであります。
○川口国務大臣 今委員が三段論法とおっしゃったそのこと、それは、日朝平壌宣言そのものが言っていることであります。日朝平壌宣言にはそのように書いてあって、我が国として、日朝平壌宣言を基本としてやっていくということであります。  それで、拉致問題で、日朝の間で、五人の御家族の方の八...全文を見る
○川口国務大臣 今、安否が不明である十人の方、この方と、今後認定をされる可能性のある方々、これを分けて考えているつもりは全くありません。  ただ、時間的に言いますと、今、十名の方は既に認定をそういう意味ではされているという現実があるわけですし、警察庁による拉致の認定というのは今...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたのは、拉致問題で、五人の方の御家族、この方たちが日本に無条件で帰ってくるということは最優先の、最重要の課題である、これは日朝の国交正常化交渉が行われる前でなければならないというふうに考えております。  その上で、安否が不明の人、これは今後そうであ...全文を見る
○川口国務大臣 八人の家族の方の帰国、これは正常化交渉が始まる前になされなければいけないというふうに考えています。そして、ですから、逆の言い方をすれば、八人の家族の方の帰国が実現をすれば、これは国交正常化交渉を再開する用意があって、そこで十名の方の真相の究明をしていくということで...全文を見る
○川口国務大臣 まあ、そういうことですというのがお答えなんですけれども、繰り返しますと、八名の方、五人の方の御家族、この方々が無条件で日本に帰ってくる、それは国交正常化交渉が始まる前にしなければいけないということを言っているわけでして、そして、ですから、帰らなければ国交正常化交渉...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、私自身、紙を見ないで申し上げていたので、あるいは言い間違い、後でちょっと議事録を見てみますけれども。先ほど、注意をして申し上げていたつもりでございますが、国交正常化と交渉と分けて申し上げていたつもりなんです。  申し上げているのは、拉致の問題も含めていろ...全文を見る
○川口国務大臣 再開の用意があるということを申し上げているわけです。  ですから、八人の人たちが帰ってくるということは、国交正常化交渉の前に帰ってこなければいけない、国交正常化交渉、交渉です、国交正常化交渉の再開前に戻ってこなければいけないということを言っているわけですね。 ...全文を見る
○川口国務大臣 交渉をしていきませんと、要するに、話し合っていきませんと、十人の方、あるいはそれに加える何人の方々、この安否については話し合っていけないわけですね。いろいろな形を、話し合わないと物事は前に進んでいかないということであるわけです。  それで、その国交正常化交渉の再...全文を見る
○川口国務大臣 もちろん、その真相の究明が早くできればそれにこしたことはないわけでして、我々は、国交正常化交渉の再開の前にも、今も情報の要求はしているわけでございます。この間、薮中局長が行ったときもその話はしているわけです。  ですから、再開しないとそれを話さないということでは...全文を見る
○川口国務大臣 先方が、北朝鮮側が国交正常化交渉の再開に同意をするということであれば、八人の帰国が実現をした後、我が方としては再開をする用意があるということを言っているわけなので、先方が合意をすれば、それは再開をするということになると思います。  それは、この安否の事実関係の解...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題を解決するために日朝国交正常化を再開するということを……(武正委員「交渉」と呼ぶ)いえ、ごめんなさい、今交渉と言いませんでしたでしょうか。(武正委員「言い方が違う」と呼ぶ)失礼しました。拉致問題を解決するために日朝国交正常化交渉を行うということであります。
○川口国務大臣 拉致被害者の御本人、あるいは御家族の方々がいろいろ御心配をしていらっしゃる気持ちというのは私はよく理解をしております。それから、今武正先生がおっしゃったような考え方、そういった考え方も一つそれはあると思います。  我々が考えていますのは、経済協力というのは我々に...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったように、韓国語版のホームページにおきまして、日本海が東海と表記をされたり、あるいは日本海と東海が併記をされるという形で記載をされていた部分があるということは、これは大変に遺憾ながら事実であります。
○川口国務大臣 これはもう本当にあってはならない、二度とあってはならない、全くどうしてこういうところで手抜かりがあったのか、私も非常に遺憾に思います。  それで、これについて直ちに全部のホームページを見ましたところ、全部で直したところが五カ所、五件六カ所ですか、ということであっ...全文を見る
○川口国務大臣 東海の問題については、これは昨年の九月の時点で、飛行機会社に対して調べるようにということを、私から訓令を出しております。それで、その結果、いろいろなやり方をしているということがわかったわけでございまして、日本海単独表記をしていない航空会社、これに対しては、日本海単...全文を見る
○川口国務大臣 このタイの大使館のケースというのも、私にとっては非常に残念なケースでありますけれども、これは若干御説明をしますと、東海という単独表記ではなくて、あるいは併記ではなくて、何も書いていなかった、空白になっていた。空白になっていたので、そのままそれを見過ごしていたという...全文を見る
○川口国務大臣 それも、そういうこともあわせて言ってあります。
○川口国務大臣 ラムズフェルド長官が、沖縄で普天間基地を視察なさった後どのようなコメントをなさったかということについて、直接把握をしているわけではございませんので、それについてコメントをするということは、ちょっと難しいと申し上げざるを得ないんです。
○川口国務大臣 まさにその平和、日本と極東の平和と安全、これを維持するために、我が国としては、施設・区域ということを、六条によってそれを米軍に対して使用せしめているということであります。まさに安保条約の目的を達成するために必要なことを六条によって我が国は行っているということだと思...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄の県民の方の御負担、これを少しでも軽減していく、そのために最善の努力をしていくということが重要だと私は思っております。SACOの最終報告を着実に実施していくということに全力投球をしたいと考えております。
○川口国務大臣 普天間飛行場の移設、返還につきましては、これは、これまでも地元の地方公共団体の方々と御相談を十分に行いながら全力で取り組んできたわけでございます。地元の方々の不安、これについては十分に認識をしておりまして、これを一日も早く解消したいと思っております。  それで、...全文を見る
○川口国務大臣 効果ですけれども、これは米軍に対して幅広い分野で講義をしているということでありまして、これは外務省の関係者と意見交換をしたり、あるいは日本の真髄を日本の文化を通じて触れるということもやっております。そういったことがやはり日本に対する理解を増して、そして日米の安保条...全文を見る
○川口国務大臣 これは、何をもって効果というのをはかるかというのは難しいことであると思いますけれども、この人たちに終わりに当たってアンケートをしたときの結果を私は前に見たことがあるんですけれども、やはり相当に理解が深まったということについて、本人たちも自覚をして書いているというこ...全文を見る
○川口国務大臣 そのメリットが私どもはあるというふうに考えております。
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○川口国務大臣 平成十六年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千二百十二億二千六百万円であり、これを平成十五年度予算と比較いたしますと、百四十六億円の減額であり、二・〇%の減となっております。我が国外交の極めて重要な手段であるODA...全文を見る
○川口国務大臣 大変に広い、そして深い御質問を最初からいただきまして、どのようにお答えしようかなと思っておりますけれども、委員がおっしゃった政治の根幹は安全保障である、私も、外交の一番核の部分、しんの部分というのは我が国の安全保障をいかに守るかということであるというふうに思ってお...全文を見る
○川口国務大臣 これは私の個人の意見というふうにお聞きでいらっしゃいますが、基本的に日本としてどういうふうに今まで考えているかということで、かなり固まったものがあると私は思っております。  それで、それは、答えの方を先に申し上げてしまえば、一般には条約に憲法が優先をするという考...全文を見る
○川口国務大臣 環境問題について、これは先ほど局長が申し上げたようないろいろな取り組みが日米間で行われて、その結果として幾つかの積み重ねというのができてきているわけです。  環境問題については、これは日本国民の関心、沖縄県民の方、近くにいらっしゃる方はもちろんのことですけれども...全文を見る
○川口国務大臣 十七条第五項の(c)でございますけれども、それについて、今ある規定というのは、ほぼNATOの規定、ほぼといいますかNATOの地位協定の規定と同じようなものになっているわけでございます。それで、十七条の五項の(a)、これは……(発言する者あり)そうですね、両国で相互...全文を見る
○川口国務大臣 委員の御出身の京都は、私も大好きな町でございまして、日本の歴史が生み出した、いろいろな面で世界に誇るべき都市であるというふうに思っています。将来どこかで機会があれば、私は一年間京都に住んで四季を味わってみたいというふうに思っております。  そのような京都や、それ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、十分に達成可能だと思っております。
○川口国務大臣 私は、学生時代のかなり早い時期に通訳案内業の免許を取りまして、大学時代にガイド業をアルバイトにいたしておりました。そういう意味で、日本にいらっしゃる外国人の観光のお手伝いを随分させていただきまして、観光には非常に関心を持って学生時代を過ごしてまいりました。  そ...全文を見る
○川口国務大臣 各省が、それぞれの仕事をするために、かつて特殊法人とかその傘下に公益法人をつくって守っていた。今それがおっしゃったように独立行政法人になっていますけれども。今まで同じような、どこかで、縁のところで、周辺部分で仕事が非常に重なってくるというところはあるわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 私がお会いする外務大臣、外国の外務大臣ですね、その方々が、時間があるときには大体京都に行かれるということだと思います。やはり日本で東京以外のところ、要するに、仕事で東京、それ以外に余裕があって何をするかといったら、京都で観光、これは定番コースだと思います。それぐら...全文を見る
○川口国務大臣 英語を第二公用語として位置づけるかどうかということは、それ自体非常に大きな問題ですけれども、その問題についてのアプローチいかんを問わず、私は、日本人が外国語を話せるようになるということが重要だと思っています。  それは、先生がおっしゃったような観光客が訪れたとき...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかありますが、まず留学生でございますが、十万人は達成した、質の問題がありますというのは、おっしゃるとおりです。この留学生の選考方法について改めなければいけない部分もあるかもしれないということで、文科省と連携をしながらこれについては検討をしていきたい、特に国費留...全文を見る
○川口国務大臣 就任をいたしまして、これは二月十日の時点ですので、ちょっと前の時点でまとめていますが、今まで七百四十日間中、百五十九日、ですから比率にして二一%、それぐらい外国に行っているということでございます。  海外出張回数が三十回、訪問国数が五十六、それからお会いした人、...全文を見る
○川口国務大臣 全権大使が何をする人間かといいますと、外務大臣の命を受けて、外国において日本を代表するというのが一番わかりやすい申し上げ方かなというふうに思います。  それに加えて、いろいろもう少しありますので、それから、窓口のことも含めまして、領事移住部長から御説明をするよう...全文を見る
○川口国務大臣 点数で申し上げるのはちょっと難しいと思いますけれども、我々は、核問題について一歩前進というふうに評価をいたしております。
○川口国務大臣 北朝鮮との交渉の進め方について、これはいろいろな御意見が日本の中にあると思います。政府の考え方というのは、今おっしゃった対話と圧力ということである、これは一貫しております。  それで、圧力というのは、これは、この問題について、我々は、日本のみならずほかの国も全部...全文を見る
○川口国務大臣 特別委員会を設置するかどうかということにつきましては、これは委員も最初におっしゃられましたように、立法府の、国会の御判断でございますので、政府の立場としてそれに何か申し上げるということは差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、はっきり申し上げておきたいの...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、我が国として、いろいろ日本のために北朝鮮に行って話をするように働きかけをいたしております。  例を二つほど挙げますけれども、一つは中国ですが、昨年の十月に呉邦国全人代の常務委員長が訪朝しましたけれども、それに先立って、日本から中国...全文を見る
○川口国務大臣 先生のおっしゃるとおりだと思います。先ほど申しましたように、一日も早く解決をしなければいけないというふうに強く思っております。働きかけを続けていきたいと思います。同時に、北朝鮮が前向きに対応していくことが何よりも大事で、北朝鮮がそのようにするべきであるというふうに...全文を見る
○川口国務大臣 この間の閣僚懇談会でこれについてのお話が出ました。それで、私がそのときに申し上げましたのは、切手を発行することがいいか悪いか、これは私が判断を、先ほど総務省の政務官からお話がありましたように、外務大臣として判断を一義的にすべきことではございません、外務省の所管では...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられましたように、竹島は、疑うべくもなく歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であります。一六〇〇年代の、もう遅くとも後半ぐらいには、我が国の竹島について、それを地域の、今でいえば島根県の方がそれを領主からもらっているということがちゃんと残っているわ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来申しましたように、竹島というのは、我が国の、国際法上も歴史的にも重要な固有の領土である、これは、だれが何を言っても我が国の立場が変わることはないわけでございます。  このホームページのページというのは今初めて拝見をいたしましたけれども、確かに、この基本方...全文を見る
○川口国務大臣 そうしたいと思います。
○川口国務大臣 竹島につきまして、これは切手の発行というのは一部でございまして、本質は、竹島が我が国固有の領土であるということでございます。そういった問題をどのように解決をしていくか、あるいはどのように前進をさせていくか、そういうことについては、いろいろな、一朝一夕に何か名案が出...全文を見る
○川口国務大臣 活動の実態の細かいことでございますので、もし事前に御通告いただいていたら円滑に審議ができるように調べてまいりましたのですけれども、それについては、そういうレベルまでの御質問をいただくというふうに承知しておりませんでしたので、至急調べたいと思います。
○川口国務大臣 この実施の件につきまして各国でいろいろな意見があったということは、当時私は外務大臣ではございませんでしたけれども、その当時に聞いておりました。  それで、これは先生がよく御案内でいらっしゃると思いますけれども、サンフランシスコ平和条約の当事国との間では賠償並びに...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、この問題は非常に難しい点を幾つかはらんでいるということだと思います。  それで、まず従軍慰安婦の問題については、これはサンフランシスコ平和条約等の当事国との間では請求権を放棄しているということでございまして、この問題というのは法的に解決済...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして、一歩前進ということを先ほど申し上げたということでございます。  それで、何をもって一歩前進かということですけれども、朝鮮半島の非核化ということが関係者の中で目標であるということで確認をされたというのが一つでございます。  それから、我が国とし...全文を見る
○川口国務大臣 朝鮮半島の非核化ということが共通の目標であるということは認識をされているわけでございます。その具体的な内容について、これは今後引き続き議論が行われていく。先ほど、その対象が一つの実質的な問題として残っているというふうに申しましたけれども、それはまさに、それを含めて...全文を見る
○川口国務大臣 調整された措置、英語でコーディネーテッド・ステップスという言葉になっていますけれども、これは北朝鮮が、先ほどの、完全な、非可逆的な、検証可能な核の廃棄、これを行う、そういう前提のもと、そういうコミットメントをするということを前提にいたしまして、核問題を中心といたし...全文を見る
○川口国務大臣 作業部会の位置づけですけれども、これはさらにその次の六者会談の準備のためということであります。それで、何を作業部会で検討するのかということについては、今の段階で決まっているものはなくて、これを今後外交チャネルで、外交当局間で話をしていって決めていこうということにな...全文を見る
○川口国務大臣 薮中局長がどういう意味で軟化というふうに安倍幹事長に申し上げたのか、それについては私は直接薮中局長から聞いておりませんので、こういうことでしょうと申し上げかねるところがありますけれども、私なりに思いましたこととしては、前回日朝の二国間会談をやりましたときには、外為...全文を見る
○川口国務大臣 具体的な言葉遣いということではありませんけれども、話すべきテーマといいますか、問題がかなり広いことであったわけですけれども、それについて常に、別に席を立つわけでもなし、声を荒げるということでもなく、問題にきちんと冷静に北朝鮮の立場を主張したということであったという...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして、今回の北京での会合の際に、二十五日、最初の日ですけれども、北朝鮮と直接に一時間以上の会談を行った、八十分間にわたって行ったということであって、金桂冠副相との間で率直なやりとりを行ったわけでございます。それで、その後、繰り返し引き続きこの問題につい...全文を見る
○川口国務大臣 そのとおりです。
○川口国務大臣 外交会談でだれが出るかということについては、例えば向こうのレベルといったことにもよりますので、会談の日程が決まっていない時点でだれがこれをやりますということを申し上げるというのは難しいというふうに思います。  ただ、申し上げられるのは、大体同じレベルで合わせると...全文を見る
○川口国務大臣 一つのツールであるというふうに申し上げたわけですけれども、日本として、対話と圧力という基本的な方針は持っています。今後、北朝鮮が事態を悪化させるようなことがある場合には、そのときに適切な対応方法を考えていくということでございます。
○川口国務大臣 今はまさに対話が行われている最中であります。対話によって解決をしていきましょうということでみんな合意をしている、それを進めているということでございます。  北朝鮮からしかるべきルートでの回答というのを我々としては待っているということであると思います。
○川口国務大臣 対話と圧力というのが基本的な方針であるということを申し上げました。それをいつ、どのようにやっていくのかということについては、私はそれを事前に申し上げるべき話ではないと思います。それは、交渉をしていることでありますから、その交渉の状況に応じて適切に判断をしていくとい...全文を見る
○川口国務大臣 拉致に遭われた被害者の方や、その御家族、関係者の方々のこの問題についてのお気持ちは、私は強く認識をいたしております。この解決のために全力投球をする所存でございます。
○川口国務大臣 米軍は、これは委員がよく御存じのように、日米の地位協定五条で飛行場や港湾に出入りするということについては重要である、できることになっているわけでございます。それで、昨年の答弁で申しましたように、米軍が公共の安全に妥当な考慮を払うとか、それから地元との関係に考慮を払...全文を見る
○川口国務大臣 環境問題につきましては、これは沖縄県民の方はもちろん、日本国民の関心が高く、また、在日の米軍、在沖米軍においても関心が高いというふうに私は承知をいたしております。  それで、おっしゃったように、二〇〇〇年の九月でしたか、環境原則に関する共同声明を出した。そして、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど環境についての御質問がございましたけれども、例えば環境のように新しくいろいろな規制ができたり、人々の意識が変わったりといった分野というのは確かにあると思います。これは、地位協定のみならず、社会全体の問題として、そういった新しいことに追いついていっているかどう...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄は、これも何回か申し上げていることですけれども、日本にある米軍の基地、施設の七五%があるということで、御負担がかかっているということについてはよく承知をいたしております。  それで、アメリカの兵力構成の議論に当たって、我々としては、沖縄を含む日本の地域の方々...全文を見る
○川口国務大臣 具体的に、例えば代替数が幾つかとか、そういった形で申し上げるということは、アメリカ自身が今考えていることでもございますし、我々として具体的にどうかということは申し上げる立場にはないというふうに思います。  私として、これが日本の方針ですから、方針といいますか基本...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃってくださいましたように、二年前の二月一日に、小泉総理が、あなたの最大の課題は外務省改革であるというふうにおっしゃられまして、外務省の改革に取り組んでまいりました。  それで、私が一番最初に考えたことは、外務省というのは外務省の省員のものではない、外務...全文を見る
○川口国務大臣 台湾について、同じような価値観を持った我が国としても、重要なパートナーである地域であるというふうに考えております。  それから、中国ですけれども、一方で中国との関係では、これは、ともに歩みともに進んでいくという小泉総理のおっしゃった東アジア・コミュニティーとの関...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、昭和四十七年に締結されたアメリカ合衆国との間の現行の...全文を見る
○川口国務大臣 日米の通商問題につきまして、私も、一九六〇年代の後半から、仕事の過程で日米の通商問題に触れることが非常に多かったわけですけれども、考えてみますと、繊維問題に始まってずっと、テレビですとか鉄鋼ですとか自動車ですとか、およそありとあらゆる日本の主要輸出製品がアメリカと...全文を見る
○川口国務大臣 対日直接投資も、おっしゃったような雇用もございますし、新しい技術あるいは革新的な経営をもたらすという意味で、非常に意味があることであります。  昨年の一月の施政方針演説におきまして、総理が、五年間で対日直接投資の残高を倍増するという、それを目指す方針を打ち出され...全文を見る
○川口国務大臣 この条約でございますが、現行の日米租税条約を全面的に新しくするものでございまして、OECD条約のモデルというのを基本としているということであります。日米両国の緊密な経済関係を反映して、積極的に投資交流の促進を図るということをねらいとしています。  具体的には、配...全文を見る
○川口国務大臣 特許について、これは恐らく今の時点と将来の時点と両方考える必要があるだろうと思います。私は今、特許の日米間の収支がどうなっているかという数字をちょっと持っていませんので、後でもし何かあれば補足をしてもらいたいと思いますけれども、それは恐らく現状の姿、どっちにせよ。...全文を見る
○川口国務大臣 外務省が内閣にどれぐらい人を出しているかというのはちょっと後で補足をしてもらいたいと思いますけれども、おっしゃったように、これは国連海洋法条約で、沿岸国の領海基線から二百海里までの海底等を大陸棚とするということともに、大陸の縁辺部が領海基線から二百海里を超えて延び...全文を見る
○川口国務大臣 内閣に出ている人については、ちょっと後で事務方から補足をしてもらいたいと思いますけれども、その前に、ロシアが申請をして、却下をしたということについては、我が国が実は密接に関係をしていまして、これは北方四島を、ロシアから出した資料について、基線として用いていたという...全文を見る
○川口国務大臣 資源は重要な問題でありますので、そういった協議等が始まる段階あるいはそれ以前の段階から、外務省の総力を挙げて対応したいと思います。内閣に出ている人もさることながら、基本的には外務省の本省でこれをやっていくということだと思います。
○川口国務大臣 まず、現行の日米租税条約を全面的に新しくするものであるということでして、それは、OECD条約モデルを基本としながら、さらに、日米両国の大変に緊密な経済関係を反映しまして、積極的に投資交流の促進を図るというものであります。  具体的には、配当、利子及び使用料の支払...全文を見る
○川口国務大臣 双子の赤字というのは、前にも、一九八〇年代から九〇年代にかけても言われたことがあるわけでございまして、そのときには、それがアメリカの経済の低迷の原因であったわけです。したがいまして、その双子の赤字の再現がある、存在しているということについては、これは米国経済にどの...全文を見る
○川口国務大臣 ブッシュ政権は、九月十一日のテロの後、テロとの闘いあるいはイラクでの軍事行動、復興支援の政策の実施のために、一連の歳出関連法案を成立させております。同時に、国内経済への配慮がございまして、今まで二度にわたる大型減税を実施している。  そして、二〇〇一年には年間十...全文を見る
○川口国務大臣 米国政府は、自由貿易の推進、これを主要な政策課題に掲げておりまして、WTOの新ラウンドの交渉とFTA、二カ国間、地域的な貿易自由化のFTA交渉を今並行して進めています。  WTOの新ラウンドでは、先般、ことしの初めに、ゼーリック通商代表から手紙が各国の閣僚に送ら...全文を見る
○川口国務大臣 米国と中国の経済関係は、おっしゃったように、今拡大をしてきているわけです。  それで、米国にとって中国は今第三番目の貿易相手国、日本は四番目になっていますけれども、中国は第三番目ということでありまして、二〇〇三年の米中間の貿易総額が約千八百八億ドルということでご...全文を見る
○川口国務大臣 米国が、今この条約については、上院で早期の締結に向けたプロセスを進めているわけです。  具体的に申しますと、二月の二十五日に上院における公聴会が終了しまして、米国政府の説明によれば、三月の上旬には上院で承認が得られる見込みであるというふうに聞いております。多分、...全文を見る
○川口国務大臣 現在ですけれども、我が国は、今、五十五カ国と租税条約を結んでいる。厳密に言えば、五十五カ国に租税条約の適用があるということであります。  それで、今回いろいろな措置をとったということでございますし、これは今後の交渉の基本方針にもなるわけでございまして、今後、どの...全文を見る
○川口国務大臣 必要でしたら後で財務省から補足をしていただきたいと思いますけれども、アジアについては、今、十五カ国と既に結んでいるわけです。それから、欧州については、ヨーロッパについては、三十一カ国と結んでいるということです。  それで、今後締結をしていくときの基本方針として、...全文を見る
○川口国務大臣 我々は一歩前進をしたというふうに評価をしています。  それで、どういう点で評価をしているかということですけれども、まず朝鮮半島の非核化、これが全体としての共通の目標であるということが確認をされたということが一つです。  次に、日本としても重視をしている、北朝鮮...全文を見る
○川口国務大臣 私も、その前に、李肇星外務大臣と話をしたことがありますけれども、中国の拉致についての理解と支持、これはきちんとあります。それから、現に、戴秉国さんが前に北朝鮮に行ったときに、これについて日本はメッセージを頼み、そして働きかけてくれるというようなことも中国としてやっ...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の問題をどのようなやり方でほかの国が対応しようとしているか、あるいは解決をしようとしていくか、これはいろいろな考え方があると思います。  委員がおっしゃるように、この問題についてのシンボリックな何かということが非常に重要であるということも私はよく理解をしてい...全文を見る
○川口国務大臣 オランダとの租税条約の改正が必要である、必要性、これにつきましては認識をしています。  オランダ当局と、国際課税に関する論点について、今まで非公式に議論をしてきております。正式な交渉に向けまして、関係省庁とただいま鋭意検討をいたしているところです。
○川口国務大臣 ここに、「核兵器のない朝鮮半島を実現すること、」というふうに議長声明に書いているわけであります。我が国として、今まで申し上げているように、完全で検証可能で不可逆的な核の廃棄という立場を基本的な立場として持っているわけです。そういった中で、我が国として、細かいことを...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮が今までやったことについて見ますと、例えば、黒鉛減速炉について、我々がみんな知っているような形で国際社会の信頼を裏切ったわけです。IAEAの査察をしている人を追い返した、さまざまなことをやっているわけでして、北朝鮮が今国際社会のこういった面で信頼を十分に持っ...全文を見る
○川口国務大臣 本当にあらゆるということで申し上げているんですが、今までやってきたことという意味では、例えば、私は、よその国の外務大臣とお話をするときに、拉致の話について取り上げなかったことということはまずないと申し上げて、全部記録を精査したわけではありませんし、時間の制約等もあ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としまして、これは結論から先に申せば、消極的になったということは全くありません。  今までの取り組み、今委員がおっしゃられましたように、一九九八年の七月にICCの規程が採択をされて以降、いろいろな分野でのルールづくり、このために準備委員会がつくられたわけで...全文を見る
○川口国務大臣 今門司審議官から申し上げたことは、国内法令で担保できるというめどが立って署名をする、そして国内法令で担保できるということで批准をするということで、委員のおっしゃったこととは逆なことが日本の考え方である。これは、このICCだけではなくて、条約については一般的にそうい...全文を見る
○川口国務大臣 その際に申し上げましたように、米軍の運用について、我が方として具体的にこちらから申し上げる立場にはないということでございます、ということがお答えだと思います。
○川口国務大臣 一時的にどういう措置をとるかということは、それは米軍の運用の問題であるわけです。我が国として、米国がそういった一時的な、必要な手当てを行うことによって抑止力が低下することはないということを言っているわけでございまして、その米軍の運用の詳細について政府として具体的に...全文を見る
○川口国務大臣 米軍の兵力構成の今あるさまざまな議論、これについては、先般来申し上げていますように、沖縄県の県民の方々の御負担がございますから、考え方の一つの柱として、沖縄県を含む、施設・区域が存在をする地元の地方公共団体の方々の負担を軽減するということは一つの柱として考えていま...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の抑止力についての考え方ですけれども、これは、アジア太平洋地域には冷戦終了後も、複雑で多様な要因を背景とした地域紛争、WMDやミサイルの拡散、依然として不安定性、不確実性があるということを考えております。そして、日本がみずからの自衛力だけでは自国の安全が脅か...全文を見る
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○川口国務大臣 一般的に申し上げて、海外の日本人補習校というのがございます。これにつきましては、これは基本的に在留邦人の方によって運営をされるということであって、要件ということで、入学資格ですとかそういうことをおっしゃっていらっしゃるのでしたら、どういう人が、大体、運営委員会とい...全文を見る
○川口国務大臣 どういう人たちが中に入れるかというのは、まさに、それぞれの補習校の運営委員会、そこで決まっていくというふうに承知をしていますので、今委員がおっしゃられた話からすれば、具体的にどういう例があると知っているわけではありませんが、論理的な可能性としては、日系人も入るとこ...全文を見る
○川口国務大臣 世界で幾つ補習学校があるか私は知りませんけれども、それぞれの学校でどのような入学資格を付与し、それからそれをどのように知らせていくか、一義的には、これをやっていくのはまさに運営委員会の仕事であるということです。  もちろん、おっしゃいますように、大使館としまして...全文を見る
○川口国務大臣 JICAの移住融資の目的でございますが、これは、移住者の方々の移住先国における定着、そして安定に必要な生活基盤の確立を支援していくというものでございます。  そして、これは個人もしくは団体で農業、工業、漁業等の分野で事業を行う方々に対しまして、おのおの事業に必要...全文を見る
○川口国務大臣 これについて現地にも確認をいたしましたけれども、ドミニカ共和国においてドル建て融資を明示的に禁止しているという法令は存在するとは承知をしていないということでございます。  それから、今までもJICAの移住融資をやってきたわけですけれども、ドミニカ共和国の関係当局...全文を見る
○川口国務大臣 外国に、要するに為替変動がある関係のところに貸し付けをした場合に、だれがこの為替リスクを負うのかというのは、この問題も含め、あるいは円借款のようなことも含め、あるいは企業の貸し付けも含め、すべてこれはいつも変わらぬ問題であるということだと思います。  それで、特...全文を見る
○川口国務大臣 本来のその政策目的を貫徹するならば、ペソ建てであるべきではないかという御意見、これもあり得る御意見だと思います。  先ほど円借款の例を出しましたけれども、円借款も、言ってみたら途上国に対して支援をするわけでございまして、支援の対象として、国と個人はもちろん違いま...全文を見る
○川口国務大臣 まず、委員がおっしゃっていらっしゃる問題意識、ドミニカに移住した人がインフレの中で返すことが非常に難しくなってきていて気の毒である、何とかしなければいけない、この気持ち、これは私もよくわかります。  それは、そういうことを申し上げた上で、幾つかのことを申し上げて...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃっていらっしゃる、今、移住者の中に困っていらっしゃる方がいらっしゃるということについては、その問題意識は私もよく理解をいたします。  その上で、今後のその動向について注視をして、必要に応じ適切に対応していきたいというふうに考えております。
03月03日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○川口国務大臣 我が国といたしまして、国際の平和と安全を維持するということを目的としている国連の諸活動に対して積極的な役割を果たしていくことは、我が国の平和と安全を確保するという観点からも重要でございます。国連の決議に基づく国際的な要請がある等の場合に、憲法の枠内で協力をしていく...全文を見る
○川口国務大臣 今回の食糧支援ということが具体的にどのことをお指しでいらっしゃるのかですけれども、いずれにしても基本的な考え方として、我が国はODAの供与に当たって、みずからが、日本が日本の税金を使って外国の人たちを支援するわけですから、それは日本から来たのだということがはっきり...全文を見る
○川口国務大臣 現地の言葉でこれが日本国からのものであるということを示していくことというのも、非常に重要であるというふうに思っています。  私、例えばヨルダンでイスラエルとの間の橋を渡ったことがありますけれども、アラビア語で書いてあり、それから英語でもたしか書いてあったと思いま...全文を見る
○川口国務大臣 御指摘を踏まえまして、我々としても、日本がやった支援がイラクの人の心の中に将来も残り続けるということが大事だと思います。そのように何が、そういったことで何を残すことができるか。十三病院はそういう形で今しっかり残っているということでございます。いろいろ考えていきたい...全文を見る
○川口国務大臣 この点についての御質問は今までも何回かございましたけれども、多国籍軍によって民間にどれぐらいの死傷者が出たかということについて、これは、公式に取りまとめられた情報というのは存在をいたしておりません。こういう状況でございます。  そもそも、統計があるということは、...全文を見る
○川口国務大臣 大臣の職というのは、特別職の国家公務員でございます。それで、国家公務員である以上は、この公僕の定義を委員がどのようにお使いになっているかわかりませんけれども、通常の常識で、国家公務員のことは公僕だとみんな思っているんじゃないかと思います。
○川口国務大臣 外交あるいはすべての行政、これは、政府、内閣としてやっているわけでございます。そういう意味では、政治の主導もありますし、それから、ディテールにわたって、細かいことにわたってのいろんな情報等々は下から上がってくるということもありまして、一体となって外交をやっていると...全文を見る
○川口国務大臣 こういった案件の基本にあるものは、イラクの人たちのニーズであります。ニーズをいろいろな形で把握して案件を形成しつつあるということでございます。
○川口国務大臣 これはさまざまなルートでニーズが上がってくるわけでございます。そうしたニーズを踏まえまして、我が国として、どういう分野で支援をするということについて比較優位があるか、そしてイラクの人たちのプライオリティーはその中でもどういうところにあるか、そしてタイミング等々、い...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、案件形成についての成熟度ということが大きなかぎであると思います。
○川口国務大臣 先ほど総合的にというふうに申しましたけれども、そのときに申し上げたようないろいろな要素、そして、これは補正予算ということですから、補正予算であれば年度内に支出をする、これは決定を年度内にするということでやっておりますので、いろいろなことを、先ほど申し上げたようなこ...全文を見る
○川口国務大臣 スタートをするという意味でございますけれども、案件の議論をしておりますから、そういう意味では既にスタートをしております。この予算について、案件の決定を三月に、要するに年度中に基本的に行っていくということでございます。
○川口国務大臣 言葉でございます。手がけた、そしてつくった、そういうようなことで申し上げているということでございます。
○川口国務大臣 想定と申し上げたと思います。
○川口国務大臣 外務省の仕事としてやるべきことということはたくさんございます。そういった中で、国会で承認をいただいた予算と定員の範囲内で仕事をしているわけでございます。その中で、おのずと仕事についてはプライオリティーをつけざるを得ないということでございます。余力があれば、もちろん...全文を見る
○川口国務大臣 前回申し上げたことにつきまして誤解があるように思いますので、私が前回申し上げた意味は、徹夜で仕事をしているということを申しました。それは、先ほど申しましたように、国会で御審議をいただいていただいている人員とそして予算の中で、さまざまな仕事をやっている。国会答弁とい...全文を見る
○川口国務大臣 委員御案内でいらっしゃると思いますけれども、今、これは外務省だけではなくてほかの省も同じようなことだと思いますけれども、さまざまな仕事の中で、ほぼ、大変に残業に残業を積み重ねてやっているわけでございます。私が毎日心配しているのは、これで過労死が出たらどうしようかと...全文を見る
○川口国務大臣 抜粋という言葉を使うか、要約という言葉を使うか、要点という言葉を使うか、いろいろな読み方があると思いますけれども、ポイントを、ここに書いてありますというように、言ったことの概要のポイントはこのようなものである、そういう趣旨のペーパーであります。
○川口国務大臣 私が先ほど抜粋という言葉を自分で使ったのかどうかちょっと記憶にございませんけれども、いずれにしても、今申し上げましたように、証言の内容、そのポイント、それを書いたものであるということでございます。
○川口国務大臣 通常の日本語ということでいえば、私はそのお持ちをした人間が抜粋ですというふうに申し上げたのかどうかということを確認することができませんので、そういうふうにその人間が申し上げたという前提でお話をするということではございませんけれども、通常の常識でいえば、抜粋というの...全文を見る
○川口国務大臣 私は広辞苑の編者でもございませんし国語の有識者でもございませんので、抜粋という言葉の意味を、先生に対してこの抜粋という言葉の定義はこうですというふうに申し上げられる立場には全くないと思っておりますけれども、しかも、抜粋ということを申し上げたかどうかということが確認...全文を見る
○川口国務大臣 今まで防衛庁長官がおっしゃっていらっしゃることが正しいと思います。
○川口国務大臣 ナシリヤにおいてイタリア軍に対してなされた攻撃でございますけれども、これが一般的な意味でテロかどうかということについて、厳密に申し上げれば、だれがやったか、どういう目的でやったのか、これは今まだわかっていないわけでございますから、そういう意味で、あれがテロであった...全文を見る
○川口国務大臣 占領軍に対する攻撃が一般的にテロであるとかないとかいうことを申し上げるのは非常に難しいと思います。いろいろなタイプの攻撃があって、その一つ一つについて、事実関係についてきちんと把握をしているわけではございません。  先ほど申しましたように、一般的に考えれば、先ほ...全文を見る
○川口国務大臣 フセイン大統領につきましては、今委員がおっしゃいましたように捕虜という発表がございましたけれども、ほかの捕まった、拘束された人たちに対して、それが捕虜であるとかそういった発表はなされていないということでございまして、我々としてそれについて承知をする立場にございませ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったように、二月の二十八、二十九日、イラクの復興信託基金のドナー委員会がア首連のアブダビで開催をされました。そして、昨年の十月のイラク復興支援会議がマドリッドでございましたけれども、そのときに無償資金協力をプレッジした国、国際機関が招待をされまして、そのう...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったとおりです。
○川口国務大臣 委員が一元的管理ということをおっしゃっていらっしゃるのが、前に国連の決議でも決定、決定といいますか書き込まれてあります例えばイラク開発基金のようなことをおっしゃっていらっしゃるのか、ちょっと判然といたしません。  いずれにいたしましても、アメリカがこの会議でどの...全文を見る
○川口国務大臣 アラブ諸国、近隣の諸国は、先日、しばらく前に会議を開きまして、そこにはイラクからも出席をして、イラクの復興支援問題について話し合いをいたしております。  その中で、イラクに対して復興の支援をしていこうというふうに決定があるということを、そういうことについての合意...全文を見る
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○川口国務大臣 北朝鮮は、委員がおっしゃるようにいろいろ不透明なところがある国でございまして、いろいろなことを恐らく考えて、いろいろな手を打ってきているということであろうかと思います。そういった一つ一つに惑わされることなく、基本的な方針を堅持してやっていくということが重要だという...全文を見る
○川口国務大臣 まず、二十五日に会合が始まりましたけれども、その会合の基調発言というのがございまして、その中で我が方から、北東アジアの平和と安定のためには、諸問題を包括的に解決し、北朝鮮と関係国との関係改善が図られるべきである。先般、拉致問題を含む日朝間の諸問題の解決のため、日朝...全文を見る
○川口国務大臣 これは、そういうことで調整をしていたという経緯はございましたけれども、そういうことで約束をしたということはございません。この五人の方々は日本で生まれた日本人でございまして、日本に帰ってきて日本に住むという判断があったということでございます。約束があったということで...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮の意図がどういうことかということは、ちょっとよその国のことでございますので、我々としてその判断をするという立場にはないわけでございますけれども、北朝鮮が今、拉致の問題についてどういうことを言っているかといいますと、これは六者会談が終わった後の北朝鮮の代表の発...全文を見る
○川口国務大臣 約束であるということにつきまして、先般の日朝のハイレベルの協議においても、先方からは、その点について、だれとだれの約束であるということについての説明というのはなかったとのことでございます。
○川口国務大臣 この点につきましては、先ほど申しましたように、我が方としては、そういうように調整をした経緯というのはあるけれども、この人たちは日本で生まれた日本人であって、日本に帰ってきて日本に住むということを、これは政府としてもそのように判断をしたわけであるということを説明して...全文を見る
○川口国務大臣 しかるべきルートで回答するということを言ったということは事実でございます。  会合の初日の二十五日に、一時間以上、八十分間にわたる会談を行いましたことを含めまして、連日、先方の金桂冠副相との間では率直なやりとりを行いました。そして今回、拉致問題についての前進、北...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の方々につきましては、外務省は警察庁と密に連携をとりながら、この問題については対応をさせてきていただいております。  それで、今、認定をされた方々、十五名の方がいらっしゃいますけれども、その方々に限定することなく、今後新たに拉致の認定をされるという事案がある...全文を見る
○川口国務大臣 私どもは、先般の六者会談の評価につきましては、これは一歩前進であったというふうに考えております。  なぜ一歩前進かということでありますけれども、まず、朝鮮半島の非核化が、これが共通の目標であるということがきちんと確認をされたということであります。  それから、...全文を見る
○川口国務大臣 時が重要である、核の問題もそうですし、それから、特に拉致の問題については、家族の方、残っていらっしゃる家族、そして関係者の方、それぞれ、一秒一秒、毎日、時を刻んでいるわけですから、その重要性については私も全くそう思っております。  その上で、交渉するときに、目標...全文を見る
○川口国務大臣 交渉のときに時がどちらの味方かという議論がございます。今、鳩山委員がおっしゃっていらっしゃるのは、時間がたつということは北朝鮮に対して一方的に有利であるという前提に立って御質問をしていらっしゃるというふうに受け取らせていただいておりますけれども、現実問題としては、...全文を見る
○川口国務大臣 今、委員がおっしゃられましたように、いろいろな党でこのカードについて御検討をいただいていると承知をいたしております。立法府で、そして党で、まず今、党で御議論をいただいている段階ということでございます。政府として、この点についてコメントを今の時点で申し上げるというこ...全文を見る
○川口国務大臣 今おっしゃっているカード、これは外為法のことをおっしゃっていらっしゃるのかと思いますけれども、これについての政府の立場というのは、北朝鮮が事情を悪化するということがあった場合には、その時点、その状況をよく判断して、また、その立法の趣旨あるいは外交上の観点、そういっ...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げたのが、私がいつも言っていることでございます。したがいまして、委員がおっしゃった、使うつもりはないというようなことを言ったということはございません。
○川口国務大臣 本人がそういうことを言ったことはないと言っているわけですから、言ったに違いないとおっしゃられるというのは、非常に私としては解せないということであります。本人よりもマスコミの方をお信じになっていらっしゃるのかということであります。  いずれにしても、外交当局、外交...全文を見る
○川口国務大臣 脱北者の問題でございますけれども、外務省といたしましては、これは邦人保護という立場から、従来から、これについては熱心に取り組んできております。それから、邦人保護と並んで、在日の方でいらした方で脱北をしていらした方についても、同じような考え方で取り組んできているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、この問題につきまして、UNHCRと話をしております。また、UNHCRもそういう観点から中国とも話をしているということもございます。  この問題は、現実を踏まえ、現実的に、そして人権問題の重要性についてはきちんとそれを認識し、踏まえた上で、現実的に...全文を見る
○川口国務大臣 これは、六者会談の席上におきまして、韓国から、いろいろな前提を置いた上で、そういった前提が満たされるのであれば、その先そういうことをやるということを考える、エネルギー支援をするということを考えるという発言があったということは事実であります。  その前提といいます...全文を見る
○川口国務大臣 そういう前提が満たされる上でほかの国がエネルギー支援をするということであれば、我が国としてはそれに反対しないということでございます。  ただし、我が国として、今、みずからエネルギーの支援をするということはないということも言っているわけでございます。
○川口国務大臣 かなえるもかなえないも、五人の方々、この方々は自由に判断をなさり、行動をしていらっしゃるわけでございますから、政府がこれについて何かを申し上げているということは全くありませんし、何も申し上げるつもりはないわけでございまして、御当人同士、直接にお話をなさるお話である...全文を見る
○川口国務大臣 ファン・ジャンヨプ氏の訪日につきましては、政府としては、黄氏の、御本人の御意向を踏まえ、そして、韓国政府の協力を得つつ、適切に対処をしてまいりたいと考えております。
○川口国務大臣 この国連決議、人権委員会の決議につきましては、我が国は、たしか共同提案国を行ってあるというふうに思います。  それで、反対をした十カ国の国、これらの国の反対の理由、考え方でございますけれども、これは、北朝鮮であろうがあるいはほかのどの国であろうが、個別の国の人権...全文を見る
○川口国務大臣 作業部会の場それから六者会合の場、両方を通じまして、その完全で検証可能な非可逆的な核の廃棄という目標を達成するように議論をしていくということが大事であるというふうに考えております。
○川口国務大臣 まず、キャンプ座間の件については、米側から提案を受けたという事実はございません。  それから、謝罪というのは、先ほど総理もおっしゃいましたけれども、拉致について、金正日委員長は、これについては明確に謝罪をなさったわけでございます。率直にお話を申し上げたいというこ...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○川口国務大臣 まず評議会でございますけれども、この補正予算を使いまして、評議会を相手に、直接支援の中におきまして、相手方が評議会であるということは今想定をされていない、評議会を相手に交渉あるいはその詰めをやっているという案件は一つもございません。  それから、一般的に申しまし...全文を見る
○川口国務大臣 過去の議事録を見ていただければというふうに思いますけれども、私は、この席で何回も、地方評議会ということは考えていないということは申し上げております。今委員がそうおっしゃられたので、なるほど、その地方評議会について、今まで私がそう申し上げているにもかかわらず御質問が...全文を見る
○川口国務大臣 主権の移転があった後、まさにイラク人の手による政府ができるということでございます。それが中央集権型の政府であれ連邦政府であれ、連邦制であろうということで報道等がございますけれども、我々は今、それについてきちんとコメントをする状況ではないわけでございます。  ただ...全文を見る
○川口国務大臣 主権が移転をされて、移譲をされまして、そして新しいイラク人の政府ができる、イラクの政府側の体制がますます強化をされるというように思っております。  私は、きのう、イラクの情報通信大臣と会談を持ちましたけれども、そういった方の御感触といたしましても、今ニーズとして...全文を見る
○川口国務大臣 今正統に権限を持っている中央政府の省庁等と署名をすることになるわけでございます。そういった案件について、先ほど申しましたように、六月末以降、これが強化されこそすれ、主権がイラク人に移行するわけですから、強化されこそすれ、それがなくなってしまうとかそういうことにはな...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられた件、これは、国際機関経由で、そのように国際機関にはきっちりやっていただいているわけでございます。そして、我が国が行うイラクに対する直接支援、これにつきましても全く同様に、案件が正式に決定をされる場合には、そのように具体的に、かつ詳細に積算をつ...全文を見る
○川口国務大臣 アナン事務総長は、このところずっと、ほぼ一年に一回ぐらいのペースで日本においでになっていらっしゃるわけです。今回の前というのが、実はちょっと時間があきまして、二〇〇二年の一月にアフガニスタンの復興支援の国際会議を東京で開きましたけれども、それに出席をするために日本...全文を見る
○川口国務大臣 アナン事務総長が私におっしゃったこと、それから記者ブリーフをしたこと、何ら間違い、違いはないわけでございます。  記者ブリーフについて御説明を記者の方にしましたのは、アナン事務総長は自衛隊の派遣を含む日本のイラクへの支援について感謝している旨答えたというのがブリ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、例えばドビルパン外務大臣と、おとといの夜、会談をいたしましたけれども、こういった会談というのは、お互いの信頼関係の上に立って、そして、それぞれ思っていることを率直に話し合うということでございます。  したがいまして、相手との信頼関係がございますので、こうい...全文を見る
○川口国務大臣 外務省としては、会談の内容についてはすべてブリーフを、その後、相当に細かくいたしております。そして、その概要という形の文書はつくっております。それを超えて、もちろん、今先生からお問い合わせがありましたから、実際にこう彼が言いましたということを、その部分だけ申し上げ...全文を見る
○川口国務大臣 これは非公開を前提とした会談でございます。外交慣例といたしまして、そういったものについて公表するということはないわけでございます。したがいまして、これについて、アナン事務総長にそれを公表していいかどうかいうことを聞くということは考えておりません。
○川口国務大臣 外務省の考え方ということは、これを公表しないということでございます。国連が、広報の担当の方が何をおっしゃったかということについては、私は確認をできません。
○川口国務大臣 公表をしないということは外交慣例でございます。そういったことを変えてくださいというような問い合わせをするつもりはございません。外務省としても、公表するつもりはございません。
○川口国務大臣 御指摘のようなことにつきまして、米軍から打診をされたという事実はございません。
○川口国務大臣 我が国と米国とは同盟関係にありますので、まさにいろいろな場でいろいろなことにつきましての意見の交換を行っております。行っておりますけれども、そういった協議につきまして具体的に一つ一つ申し上げるということは必ずしもしていないわけでございます。
○川口国務大臣 ちょっと私、今手元に、だれが行ったかということについては承知をしておりませんし、資料を持っておりませんので、調べたいと思います。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、米側からそのような提案を受けたという事実はございません。したがいまして、その場合どうなるかということについてお答えを申し上げるのは難しいということでございます。  米側としては、今、委員がおっしゃったようなグローバルな軍事体制の見直し、そ...全文を見る
03月05日第159回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○川口国務大臣 まず、最初の方の質問の、イエスかノーかということですけれども、これは、再三再四申し上げているように、なかったということでございます。(玄葉委員「違う違う違う、米軍の再編。在日米軍が入るかどうか」と呼ぶ)ごめんなさい。失礼しました。米軍の再編ということには、当然、在...全文を見る
○川口国務大臣 前提としていらっしゃる、代替なしの返還ということをおっしゃっていらっしゃるわけですけれども、これは、現にそういうことではなくて、平成十一年の閣議決定に従って辺野古の沖に代替の施設をつくるということで、これは地元の公共団体とも御相談をしながら、そのように今動いている...全文を見る
○川口国務大臣 現在、この地域における問題を考えましたときに、抑止力が維持をされているということは重要であるということを我々は考えているということでございます。
○川口国務大臣 これは、具体的なその日にちについて、もし事前にお話しいただいていたら調べてまいりましたけれども、具体的に申し上げることはできませんが、これについて逮捕状が出されたのが平成十五年一月八日でございます。したがって、その後、多分それに近い日取りではないかというふうに推測...全文を見る
○川口国務大臣 失礼いたしました。  今の話について、これを確認いたす努力をしておりますけれども、おっしゃった要求をしたかどうか、これについて、確認をしておりますけれども、まだその確認をできる情報が手元にないということでございますので、これについて引き続き調べたいと思います。
○川口国務大臣 先ほど、その日にちについて確認はできないというふうに申し上げましたのは、その御質問の通告をいただいて、それで調べているわけでございます。それで、それを確認できる情報がまだ見つかっていないということでございます。したがって、引き続き、今調べております。
○川口国務大臣 したがいまして、きのう、その質問の御通告をいただいて、それをどの時点でどのように伝えたかということを今確認しているということであります。  したがいまして、それを見つけるということでございます。今の時点では、今調査中であるということで、申しわけございませんが、引...全文を見る
○川口国務大臣 向こうに対してそれを伝えたということについて、今、確認をしている、その作業をしているわけでございまして、もちろん、それができれば、いつそれをやったということが申し上げられるということでございます。  これは大事なことだと私も思っております。引き続き、鋭意調査をさ...全文を見る
○川口国務大臣 したがいまして、おっしゃったように、したという証拠が見つかっていない。したがって、したということを、いつ付でしましたということを申し上げられるためには、いつ付にそれをしたということについてのきちんとした資料を見つけないと申し上げられないものですから、今それをやって...全文を見る
○川口国務大臣 これは申しわけないんですが、いつ、例えばどういうルートでこのようにいたしましたということの確たる情報を見つけることができませんと、本当にいたしましたということを申し上げられないんです。それで、それを今鋭意やらせておりますし、また、督促を今いたしました。それで、万が...全文を見る
○川口国務大臣 当時、日朝の国交の正常化は交渉も行っていなかった時点でございまして、一九九一年の時点で第一回の日朝国交正常化交渉が行われたわけでございます。それで、その後、第三回の本会談、これは九一年の五月の時点でございますけれども、この時点で、日本側から、この李恩恵さんの問題を...全文を見る
○川口国務大臣 外務省として、これは国交正常化交渉が九一年まで始まっていなかったわけです。したがって、北朝鮮の政府に突如それを言うという手段はその正常化交渉が始まって初めてできたということでございます。  それよりも前の段階に外務省が北朝鮮に李恩恵さんのことを提起することができ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったのは、八〇年のこの拉致事件について、八八年に当時の梶山国家公安委員長が答弁をなさって、北朝鮮へ拉致された疑いのある事実として述べられたということであるかと思います。  それで、外務省……(筒井委員「違う違う、私の質問は全然違う。それは別の答えだ」と呼...全文を見る
○川口国務大臣 大変に失礼をいたしました。  これにつきまして、八五年に韓国当局に逮捕されたということでございまして、その後、日本から、捜査共助といたしまして、この件に関する捜査の書類の送付や証拠物の提供を求めたということでございます。  それから、一昨年の八月でございますが...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、捜査共助ということで、これに対しての捜査書類の送付や証拠物件の提供を求めております。  我が方が、外務省が身柄引き渡しの要求をしたかどうか、これは、そのとき、もし警察からそのような要求があれば、それは外務省からいたしたと思いますし、そうで...全文を見る
○川口国務大臣 午前中は御迷惑をおかけいたしました。  金世鎬の身柄引き渡しについての御質問でございましたけれども、それについて調べましたところ、引き渡し要求は北朝鮮に対し行っておりません。  それで、理由でございますけれども、これは久米裕さんについての事件でございますが、こ...全文を見る
○川口国務大臣 その後、直ちに行動をとったかということについては、直ちにはとっておりません。  それはなぜかということでございますけれども、当時、日朝の国交正常化交渉はまだ開始されていなかったということでして、北朝鮮に対して働きかけを行う、そういったルートに制約があったというこ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、九一年の日朝国交正常化交渉第一回、このときでございます。
○川口国務大臣 そのような判断であったと思います。
03月08日第159回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) イラクでございますけれども、これは昨年十月にマドリッドで支援会議がございました。その会合で、我が国は最大限五十億ドル、うち十五億ドルが無償でございまして、三十五億ドル、最大限三十五億ドルが円借款という感じでございます。基本的に円借款ということでございます...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど欧州委員会、EU加盟国として総額十二・六億ドルというふうにまとめて申しましたけれども、内訳で申しますと、イギリスが一国として約四・五億ドル、それからイタリアが約二・四億ドル、フランスは具体的には一つの国としては幾らということを今言っていないと承知を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 草の根・人間の安全保障無償の良さにつきましては先ほど先生がおっしゃっていただいたとおりでございまして、これは非常にきめ細かに地域の事情に詳しい在外の公館が中心になりまして、そこで活動をしている日本、外国あるいはその国のNGO等を対象にしてやっていくもので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国のNGOに対しても無償の同じようなものは、お金は出ておりまして、これは日本のNGO無償という予算的には別なカテゴリーで、草の根無償というのは現地あるいはその外国のNGOということでございます。これについてもきちんと金額は用意をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 調査を昨年いたしました。そして、これはレソトにございます、レソトでございますけれども、これは、ここでかんがいポンプ、そして歩行用トラクター、こういったものがまだ売られないで残っていたということでございました。  それで、食糧増産援助でございますけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このケラウ・ダムでございますけれども、これは、我が国はパハン・スランゴール導水計画というものに対しまして円借款を供与いたしました。その導水計画の一部でございます。  それで、このパハン・スランゴール導水計画は、ダムに加えて導水トンネルを建設をするという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 在勤手当につきまして、外務省の中だけで決めて国会等に全然お話をしていないということでは、これは全くないということでございます。  まず、在勤手当。これは調査の上、外人審かけまして、そして基準額の改訂ということになりますけれども、これは法律の改正法案でご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、法律に規定されているとおりに、外務省としてはそれを忠実にやらせていただいているわけでございます。  それで、先ほど政令で二五%というお話がございましたけれども、これは在外のことでございまして、為替変動が、それはいろいろな形でございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あの……(「財務、財務」と呼ぶ者あり)財務大臣ですか。
○国務大臣(川口順子君) これは会計検査院の方からお答えいただく方が適切かと思いますけれども、会計検査院の検査権限が被援助国、要するに我が国の外には及ばないというふうに解されているということで、外について検査をすることには制約があるということをおっしゃっていらっしゃるということだ...全文を見る
03月09日第159回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(川口順子君) 一般に出先の公館と、奥大使の場合は出張者ということでございますけれども、連絡は大使館を通じて来るということでございますから、公館とそれから外務省あるいは日本政府との間のそれぞれのやり取り、個別のやり取りについては、これは平でない限りは公開をしないというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのような法律があることは存じております。
○国務大臣(川口順子君) そのような法律があるということは存じております。
○国務大臣(川口順子君) 今日は予算委員会の初日でございますので、非常に重要な日でございます。それで、気合を自分自身に入れたいと思いまして赤い洋服を着てまいりました。  振り返ってみまして、私が外務大臣に総理から任命をいただきましたときに、第一の課題は、外交の、外務省の改革であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) はい。  それで、そういった幾つかのことにつきまして、改革をベースにいたしまして引き続きやっていかなければいけないと思っております。  人、金、知恵、そして情報、これが改革を今後進め、いい外交をやっていくための大事なツールといいますか、切り口であると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アナン事務総長は、日本の国際社会、特に国連との関連における今までの様々な活動を高く評価をしていただいて、たしか、世界の市民として非常にいい活動をしている日本というふうにおっしゃられたという記憶がございますけれども、そういった、基本的には日本が今までやって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先日の六者会談においては一歩前進という評価をしております。ほかの国もおおむね同じような、ニュアンスの差はありますけれども、評価をしていると思います。今後、六月末までに次の六者会談を開くことと作業部会を作りましょうということで合意がございました。  それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致の問題につきましては、矢野先生が副大臣のときに、先ほどおっしゃった様々な家族の方との交流あるいはお話合いに非常な力を注いでくださったその道を維持し、そして強化をしていくということでやっていきたいというふうに思っています。  それで、日朝の二国間の場...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 聞こえなかったんですが、トランスフォーメーションを知っているかと。
○国務大臣(川口順子君) もちろん承知をいたしております。これについてはいろいろな情報交換も行っております。
○国務大臣(川口順子君) トランスフォーメーションは、もちろん日本におけるいわゆる在日米軍も含み得るものでございます。お聞きなのは方針ですね。
○国務大臣(川口順子君) そうですね。これについての日本政府の考え方、これは二つございます。一つは抑止力、これを維持できること。それからもう一つは、沖縄を含みます地域、この基地のある地方公共団体、これの負担が軽減をするものであるという、その二つでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今、農水大臣から御答弁があったとおりでございます。この合同委員会の合意に従いまして輸入の手続が終わって、行われているということでございます。  いずれにしても、疾病の日本への進出を止めるという意味では日米意識を共通にいたしておりますので、緊密に日米で協...全文を見る
03月10日第159回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) 私がその点について前にどのような答弁をしたかということを今正確にまた再生することはできないんですけれども、恐らく申し上げたこととしては、これは昭和三十年代前半におきまして、戦前と違って、移住の在り方、戦前の移民とは違った考え方をしていたということであるか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二年前の五月でございましたけれども、このときの、その連れ出されたときの状況ということですが、正門前から総領事館の事務所に駆け戻った査証担当副領事が、中国側の警察官が背後から総領事館敷地内に入ってきたことには気付いていませんでした。また、この副領事が査証待...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきましては、その後阿部副大臣に現地に飛んでいただきました。阿部副大臣がいろいろな、ヘリコプターで視察をしていただいて、そういった状況について話を聞いております。そういった点について、もちろん御質問をいただいたらお答えをするということで考えておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 予算委員会の場で御報告をするというふうに考えておりました。
○国務大臣(川口順子君) 阿部副大臣に飛んでいただいて調べていただきましたので、阿部副大臣から御報告をさせていただきます。
○国務大臣(川口順子君) まず、このネイバ、ドベルジェの両地区について、そのときに先生がお引きになられたようなそういう表現というのも確かにそこにあるわけですけれども、またその文章の違うところを見ますと、例えば、今時視察の結果を総合するに、ネイバ、ドベルジェ両地区とも概して良好なり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当時の事実関係に関することですので、鹿取領事移住部長からお答えをさせたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 中国人による犯罪のこの件数の多さ等については、私も外務当局も、外務省の事務方も大変に強い危機感を持っております。  私自身は、中国との例で申し上げますと、李肇星外務大臣と、たしか昨年の九月だったか、会談をいたしましたときに、この点については取り上げまし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今環境大臣からいろいろお話ございましたけれども、外務省といたしましても環境省と全面的に協力をしてこれに取り組んでいきたいと思っております。  外務省の観点からは、これは環境というのももちろんですけれども、そこから出ていった、あるいは出された人たちが戻れ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、今回の改正で武力攻撃事態等の際の活動、これは五条ですが、それと、六条といたしまして、国際の平和、安全への寄与、大規模災害への対処、その他の目的のための活動というのが入っているわけでございます。  委員の御質問は、その六条の方について、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国といたしましては、そういった大規模の災害ですとか邦人救出の際ですとか、そのときに生ずるニーズを踏まえまして、主体的にこれは考えております。
03月11日第159回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました外務省設置法の一部を改正する法律案及び在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について、一括御説明いたします。  まず、外務省設置法の一部を改正する法律案について御説明いたします。...全文を見る
03月11日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○川口国務大臣 基本法でございますけれども、これはそもそも二月末の制定というものを目指していたわけでございます。それが、現地時間の三月八日、若干おくれまして、イラクの統治評議会メンバーの全員によって署名をされたということであります。  それで、幾つかのことがこれに書かれているわ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど言いましたように、一番最初のところにきちんと共和制、連邦制、民主主義ということが書かれているわけであります。  それで、選挙について具体的にどのような形でやっていくのか。それは、先ほど申しましたように、これから考えていくことであるということだと私どもは理解...全文を見る
○川口国務大臣 基本的に、決議一四八三においても、それから一五一一についても、これはいつまで有効である、あるいはいつまでしか有効でないということは書かれていないわけでございます。我が国としては、この一四八三そして一五一一にこたえてイラクの人たちの復興を支援するということで、車の両...全文を見る
○川口国務大臣 国連の決議のことでございましたら私の担当でございますけれども、法律それ自体ということでしたらば、イラク特措法が有効かどうかということであれば、防衛庁長官にお聞きいただくということであるかと思います。  それで、私の立場から、一四八三、これがCPAを前提としている...全文を見る
○川口国務大臣 幾つかの点について整理が必要であるかと思います。  我が国の自衛隊がなぜイラクにいるかということについては、これは国連決議にこたえてということですが、一般国際法上、軍隊が、要するに自衛隊がイラクにいるということについては相手国の同意が要るということであるわけです...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、何らかの形でとる。その形態については、これはいろいろなことがあり得る。それは詰めていきますが、何らかの同意がなければ、そもそも、国際法上、自衛隊はいられないということは今までも申し上げたとおりであります。ですから、同意の確認というふうに申し上げているわけ...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、一四八三、一五一一というのは引き続き有効であるということを申し上げて、新しい決議を今議論するという状況ではない、されていないということを先ほど申し上げたわけです。  新たな国連決議が必要であるか必要でないかというのは、何について国連決議をつくろうと...全文を見る
○川口国務大臣 ずっと今まで申し上げていますように、国連の決議、これは必要に応じて、できるということであれば、それはその方がいいというわけであります。だけれども、なければ何かできないかというと、それは新たに何か新しいことをやるということであれば必要かもしれませんけれども、我が国は...全文を見る
○川口国務大臣 イラクにございます我が方の大使館の安全について関心を持っていただいて、大変にありがたいと思っております。  それで、今検討しているということですが、これは現在何をしているかというと、関係の各省庁と協議を行っております。  それで、どういうことについて検討をして...全文を見る
○川口国務大臣 時間があるときにできるだけ読むようにいたしております。  時間があるときというのは、いろいろな場、もちろん自宅であるというときもありますし、役所の中ということもございます。いろいろな場所で読んでおります。     〔西田委員長代理退席、委員長着席〕
○川口国務大臣 現在も引き続いて言えることは、これは地域によって違いがあるということであります。  スンニ・トライアングル、これを中心といたしまして、連合軍やイラク警察等に対する攻撃、これは顕著であります。また、クルド人ですとかシーア派の巡礼に対する、いわゆるソフトターゲットに...全文を見る
○川口国務大臣 これは、イラクの今後の原則として、共和制、連邦制、民主主義ということを言っているわけでして、民主的な政府、これの成立に向けて基本的な枠組みをつくることができたという意味で、我々としてはそれを評価し、歓迎しているわけでございます。  このほかに幾つかのことを決めて...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったように、シーア派、スンニ派そしてクルドの人たちといった違うグループが一緒に議論をして、協議をして、そして合意に達したという難しい過程を経て署名に至ったわけです。  当然に、いろいろな立場が違っていたわけですから、妥協をする過程で、自分たちの思っている...全文を見る
○川口国務大臣 考え方の基本的な骨組みとしてはそういうことでございます。  それで、一四四一は、今先生がおっしゃった、停戦決議六八七などの関連決議の重大な違反を犯しているということを決定しているわけですけれども、同時に、ほかのことも幾つか一四四一は決定をしているということでござ...全文を見る
○川口国務大臣 停戦の効力がなくなったと先生がおっしゃっていらっしゃる意味というのがよく、ちょっとわかりませんけれども、まず六八七のその三十四パラ、これはおっしゃったように、「本問題を引き続き検討し、本決議の履行並びに当該地域の平和及び安全の確保のために必要とされる場合には他の措...全文を見る
○川口国務大臣 今申し上げましたように、このパラ三十四、これの意味ですけれども、政府として考えていますのは、このパラというのは、この問題の重要性にかんがみて安保理として引き続き強くこの問題に関与していくという意図表明を行ったということでございまして、このパラ三十四で言っている「他...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、我々が政府として、これはもう九八年当時から申し上げていることですけれども、安保理としてこの問題の重要性にかんがみて引き続き強く関与していくということを言っているのがパラ三十四であるというのが政府の考え方であるということでございます。安保理が新たに何か授権...全文を見る
○川口国務大臣 その安保理が、イラクが六八七について重大な違反を犯し続けているということを決定したわけですね。それが一四四一であるわけです。したがって、六八七にイラクは違反をしている。  それから、先ほど申し上げた、繰り返しませんが、一連のことが一四四一で決定をされた結果として...全文を見る
○川口国務大臣 一四四一は、最後の機会を先生がおっしゃったように与えるということを決定したわけですね。それから、さらに幾つかのことを決定していまして、イラクが完全なる協力を行わないことはさらなる重大な違反を構成するということも決定をしているわけです。そして、イラクはその継続的な義...全文を見る
○川口国務大臣 安保理に報告されて、安保理で議論をするということになっていたということであります。
○川口国務大臣 安保理は、したがいまして、そのイラクの問題には引き続き関与をしているということであります。
○川口国務大臣 決議の一四四一、これが武力行使の権限を付与する新たな安保理の決議を必要としているということではない、そういうことを意図したのではないということであるわけです。もしそういうことであれば、それは一四四一にそのように書いてあるということであって、そのようなことは書いてい...全文を見る
○川口国務大臣 一番最初に申し上げたことでありますけれども、一四四一、これは、最後の機会を与えたとか、それを履行しない場合に、その深刻な結果についてイラクに対して警告をしたということに加えて、一四四一においては、いかなる時点であってもイラクが決議一四四一の遵守、そしてこれの実施の...全文を見る
○川口国務大臣 先ほども言いましたけれども、一四四一では、イラクが完全な協力を行わなければ、それはさらなる重大な違反を構成する、これは決定されているわけですね。それで、イラクは、みずからが完全な協力を行っているということを証明できなかったわけですね。ブリクス委員長も、イラクの協力...全文を見る
○川口国務大臣 一つだけ、大事なことですから、申し上げたいと思います。  決議六七八、これはおっしゃったように、クウェートを侵攻するということで平和を破壊したイラクの行為を停止させるということが一つあります。同時に、並びに、このような危険なイラクが地域の平和と安全を再び侵すこと...全文を見る
○川口国務大臣 シスターニ師がそのような発言をしたということについては承知をいたしております。  その意味が何かというのはよくわからないわけでございますけれども、今回の合意に至るまでの間に、これは非常に粘り強い交渉があって、妥協に妥協を重ねて合意が見出されたということであるわけ...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(川口順子君) 外交防衛委員会の開催に当たり、外交政策についての所信を申し述べます。  イラクの復興は、国際社会の緊急の課題であり、我が国の国益にも直結する問題です。こうしたイラクの復興に可能な限り貢献することは、国際社会の責任ある一員としての我が国の責務です。  ...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) 民主主義というのが何かということで、これは非常にお答え一度に申し上げるのは難しいんですが、私の頭の中の整理では、民主主義というのは人々の意見が反映される民主的な統治を持っているそういう国、あるいはそういう一つの考え方、システムということであるというふうに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も、台湾は今まで民主的な方法で二度選挙をやっている、そういう制度が定着をしている国であるというふうに思います。それから、経済的な関係、これを見ましても、我が国との間では、貿易量にしてもあるいは人の往来にしても大変に密接な相互依存的な関係ができ上がってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 当時のことについての私の記憶では、これは、おっしゃった、正門わきの詰所に連れ込まれた、武装警察によって連れ込まれた脱北者が手紙を渡した。その手紙を見て、これは英語で書いてあってよく分からなかったので返したということがありましたけれども、それは担当の、警備...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 交流協会に意見の相違があったかどうかについては、今、薮中局長の方から答えてもらいますが、その前に一言だけ。  先ほど先生がおっしゃった事実関係、調べられた結果というのは、私どもの承知している、あるいは行ったこととは若干違うようなふうに思っておりますとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員のこの問題についてのお立場が私どものと異なるということについてはよく理解をいたしておりますけれども、これは、先般来、先ほど来申し上げていますように、正に平和と安全、この地域及び台湾海峡の平和と安全が我が国にとって非常に重要であるという観点からこういう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今は、期間五年で滞在期間九十日の数次査証、これが発行できると、発給できるという措置が取られているわけでございます。  おっしゃるように、台湾からの観光客は日本で二番目、非常に有望なマーケットでございます。査証免除というお話でございましたら、これにつきま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、中国がその報道にあるようなことを言っているかどうかということでございますけれども、私どもとして、その六者会合の将来について中国が、中国政府がそういうことを考えているというふうな認識は持っていないわけでございます。  それから、我が国としてどうかと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国として近隣の諸国に対して我が国の基本的なこの地域の安全、平和についての考え方、これをきちんと説明をしていくということは重要であるというふうに思っております。そのための努力はしていくということでございます。現在はその六者で北朝鮮の核の問題、これをきち...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、お答えは、そういうふうにならないということが結論でございますけれども、どうしてそうなるかということを申し上げますけれども、ACSAが改正される、そしてそれに基づいて物品役務の提供というのが行われるわけですが、これは現に有効な我が国の国内法に基づいて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的に我が国が行うことというのは、我が国の法令の範囲内で行うということであります。したがって、いかなるものを提供するかということは、すべてその法令で認められている範囲でしか出さないということであります。  それから、それがどのような目的でアメリカに提...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これにつきまして先般申し上げましたように、在日米軍もこのトランスフォーメーションの見直しの中に、例外ではない、含まれるということであるわけです。  それから、普天間飛行場の移設・返還につきましては、これはSACOの最終報告ですとか代替施設協議会ですとか...全文を見る
03月12日第159回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○川口国務大臣 テレビは、私はできるだけいろいろな番組を見たいと思っているんですが、何分にもいろいろやることがございまして、夜、外交案件なんかで帰りが遅いこともございますし、ニュースステーションは、その方がお出になった一回目か何かのときにちらりとだけ見ましたけれども、それ以降は見...全文を見る
○川口国務大臣 ちらりちらりとそういうようなことがあるということについては聞いております。  基本的に外務省についての御批判についてはできるだけ目を自分で通すようにはしておりますけれども、具体的にどういうことをどこで言われていたかということについて、今はっきり全部記憶にあるわけ...全文を見る
○川口国務大臣 私が二年ぐらい前に小泉総理に外務大臣になるようにというお話をいただきましたときに、総理が一番最初におっしゃったことは、第一の仕事は外務省改革であるということを言われたわけでございます。それで、私もそれまで環境大臣として外務省の状況を横で見ていたわけですけれども、改...全文を見る
○川口国務大臣 国会に対してきちんと対応をしていく、国会議員の方についてきちんと御説明をしていくということは大変に重要なことでありまして、これは日ごろから外務省の職員の人にその話は、重要性については言ってきております。総理のおっしゃったことは重く受けとめて、引き続きそういったこと...全文を見る
○川口国務大臣 説明をもっと時間を使って申し上げるということが大事なんだと思っています。それが必ずしも十分にできていないのではないかというふうに思います。  さらに、なぜそれがそうなのかというと、やはり問題というのが固まるんですね、あるところに。例えば北朝鮮、例えばイラク、御関...全文を見る
○川口国務大臣 私が通産省にいたのはもう十年以上前でございますので、大分皮膚感覚としての感覚が薄れておりますけれども、通産省そして民間企業、それから環境省、外務省と来まして、やはり組織の育つ、持つ文化、考え方というのが違うという印象は持っております。  これは、私が通産省から民...全文を見る
○川口国務大臣 今は公務員試験で採用しておりまして、ちょっと今二回目になるのか、ことしの今度の採用で三回目になるのか、それぐらいだと思います。  エリート意識を外務省だけが特に持っているかといえば、それは私はそうでもないのではないだろうかという気がしています。国家公務員であるた...全文を見る
○川口国務大臣 二〇〇二年の八月のことでございましたけれども、韓国が東海というふうにこれを併記すべきだということを受けまして、国際水路機関が日本海の部分のページを含まないIHOの海図を加盟国に配付した、そしてその賛否を問う回章というのを出したというのが事件の発端でございましたけれ...全文を見る
○川口国務大臣 間違いございません。
○川口国務大臣 これはもう委員のおっしゃるとおりでございまして、私も本当に、これは何事かということだと思っております。
○川口国務大臣 発注をした人間というのは、これは組織でございますので、いろいろな段階でかかわり合いをみんなが持って発注をしているということなので、だれか個人が、一人がこの責任者ということではないというふうに思っていますが、その事実関係、どういうそれぞれ責任関係になってやっているの...全文を見る
○川口国務大臣 これは翻訳をした人にももちろん問題があるわけですけれども、やはり基本的な問題は、我が方の大使館においてこれを十分にチェックしていない、すべきところをしなかったということであると思うんですね。納入があったらば、その納入をした人がそのとおりやっているかどうかということ...全文を見る
○川口国務大臣 それについて、私は承知をしておりませんので、調べてみます。
○川口国務大臣 これについては、先ほど言いましたように、今さらなるチェックを、その責任体制についての事実関係の確認をしておりますが、その確認ができた上で、この問題については私は厳正に対応したいと思っております。
○川口国務大臣 既にいろいろな手を打っております。細かくお話をする時間があるかどうかよくわかりませんけれども、まず……(岩永委員「言ってください。細かく言ってください。大事なことですから」と呼ぶ)はい。  まず一番大事なのは、再発防止という観点でチェック機能を強化するということ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、日本の戦後の外交については、非常に主体的に物事を考えて外交をやってきている、いい成果を国際社会でも上げ、そのように日本は認識をされているというふうに思っております。  なぜそう思うかということなんですけれども、これはいろいろな場で申し上げておりますけれども...全文を見る
○川口国務大臣 これは、委員がおっしゃるとおりであると思います。  基本的に同盟関係をお互いにどうやって育てていって意味のあるものにするか、これは意味のあるものにするかと申し上げたのは、日本とアメリカ二国間のためだけではなくて、例えば、日本とアメリカのGDPを足し上げますと四六...全文を見る
○川口国務大臣 拉致問題について、今、物事が我々がやりたいと思っているスピードで、物事の解決を進めたいと思っているスピードで動いていないということについては、これは大変に残念に思っておりますし、御家族の方を北朝鮮に残していらっしゃる拉致の被害者の方々及びその関係の家族の方々等のお...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカが日本の立場だったらどうするであろうかということについて、これは他国のことでございますので、外務大臣の立場としては何かコメントをするということは控えたいというふうに思いますけれども、日本もアメリカも、この北朝鮮の問題については、平和的に、外交的に解決をしま...全文を見る
○川口国務大臣 盧武鉉大統領が、平和と繁栄政策ということで、朝鮮半島における平和の増進とそれから共同繁栄ということが目標であって、対話を通じた問題解決ですとか相互信頼の増進といったことを追求していらっしゃるというふうに承知をしていますけれども、同時に、盧武鉉大統領は、北朝鮮の核は...全文を見る
○川口国務大臣 我が国としては、これは日朝平壌宣言にのっとって北朝鮮との関係を律していくということですから、懸案が解決しなければ正常化をしない、正常化しなければ経済協力を行わないということを言っているわけです。したがって、我が国は、問題が解決しない限りまさに正常化もしないし経済協...全文を見る
○川口国務大臣 私は、北朝鮮のリーダーシップ層は世界の情報について十分に把握をしていると思います。かなりきちんと把握をし、かつ分析もしているということだと思います。例えば、ここにおける北朝鮮についての議論、日本の状況についてもよくフォローをしているという感じを持っております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、一言で申し上げれば、これは誠心誠意だというふうに思っております。  先ほど申しましたように、日本の国益を守るということが我が国の外務省に課せられた使命でありまして、それがどういうふうに評価されるかというと、それは実際にそれができるかどうかということで評価を...全文を見る
○川口国務大臣 世の中の方がおっしゃることについては常に謙虚に、これは自分を反省してさらにいい仕事ができるようにという意味で、きちんと受けとめなければいけないというふうに思っておりますけれども、ただ同時に、今先生もおっしゃられましたように、世の中の人全部が自分について支持し、総理...全文を見る
○川口国務大臣 私自身のことで申し上げれば、会談をしている相手、これは相当に数多くの方々と私はお会いを今までしていますけれども、まず、ほとんどと言っていいと思いますが、北朝鮮のことを取り上げ、拉致のことについてお話をし、理解を求め、支持を求めているということをやっております。それ...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮に対して、どのような手法あるいは方法をどのような局面においてとっていくかということは、常に、外交当局にとっても、あるいはそれを見ていらっしゃる国民の皆さんにとっても、大きないろいろな意見が出るところであるというふうに思います。  理解と支持を得るだけでは北...全文を見る
○川口国務大臣 ASEAN首脳会議、これは、おっしゃられたように、まさに初めての域外での首脳会談であったわけです。ここで日本は、過去三十年間のASEANとの歴史、これについてきちんとそのレビューを一緒にし、それから今後に向けて一緒にどのようなことをやっていくかということを東京宣言...全文を見る
○川口国務大臣 私は、アジアというのは、今世界で最もダイナミックに発展をしている地域であると思っております。それから、そういった発展を続ける力を持っている地域であるというふうに思っております。  それで、アジアの要素として、東南アジア、ASEAN等とそれから北東アジアというのが...全文を見る
○川口国務大臣 この北方四島の問題は、委員もおっしゃられましたように、これは我が国の固有の領土であります。四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということをずっと言い続けて、かつ交渉をしてきているわけでございます。今、具体的なやり方として考えていますのは、先般、総理の昨年の...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として外交でやるべきことというのは、国益を確保するということだと思っています。その国益の中身は何かということですけれども、具体的にはいろいろありますが、基本的に大きく申し上げれば、日本が平和であって、繁栄をしていくという状況であるということだと思います。それ...全文を見る
○川口国務大臣 成果について申し上げる前に、ただいま委員がおっしゃられたことについて若干コメントをさせていただきたいと思うんですけれども、外交が日本の精神とかかわっていくものであるというのは全くそのとおりだと思います。平和と繁栄の確保が国益であるというふうに申し上げましたけれども...全文を見る
○川口国務大臣 韓国が実効支配をする中で、我が国が実効的な方法をとれなかった、実効性のある方法をとれなかったということで今日に至っているということは大変に遺憾だと思っています。過去において、例えば司法裁判所に話を持っていこうという努力とか、さまざまな取り組みはあったわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 我が国として、この尖閣諸島を実効的に支配しているということをきちんと維持し続けるということは、これは大変に重要なことであると私は思っております。そのために、今、海上保安庁等、いろいろなことが行われているわけですけれども、こういった実効的な支配の継続、こういうことの...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきまして、北米局長からお答えをさせます。
○川口国務大臣 地元の方が建設に反対をしていらっしゃるということについては承知をいたしております。これは、日米地位協定上、米軍は、施設・区域内における作業について、公共の安全に妥当な考慮を払う義務というのを負っているわけでございまして、今回の建設計画については、安全、地元の方々の...全文を見る
03月12日第159回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(川口順子君) おっしゃられましたように、今アジアでは、既に締結をしたシンガポールに加えて、マレーシア、フィリピン、タイといった国とやっております。さらに、韓国ともやっているわけでございます。  いつまでにということでございますけれども、大体のめどといたしましては、で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは作業部会、六者会談の中では作業部会をやっていくということで考えているわけでございますし、バイ、日朝の二国間の会談についても、今北朝鮮に対してこれをできるだけ早く開催をしようということで、それがまた北朝鮮にとっても利益であるということを言っているわけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国としても、これはその家族の方、一日も早く、本当に一刻も待てない、一秒が大事だというふうに思っていらっしゃると私も思います。そういう気持ちをきちんと踏まえて、できるだけ早くというふうに思っているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) いたしまして、米国から関連する情報の提供を受けております。
○国務大臣(川口順子君) 私どもがアメリカ側から得ている情報には、これは軍事的に機微な情報も含まれておりますし、また相手国との信頼関係もありまして、内容をつまびらかにするということは差し控えたいと思いますけれども、カンプ・オランダの国防相がオランダの議会で述べたように、劣化ウラン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) サマワでも使われた模様であるという認識を持っております。
○国務大臣(川口順子君) 地元の方がこれについて危惧を抱かれ、反対をしていらっしゃるということについてはよく承知をいたしております。  それで、この訓練施設というのは、委員も御案内のように、アメリカが施設・区域の管理権の行使の一環として施設・区域内にアメリカの予算によって建設を...全文を見る
03月15日第159回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(川口順子君) FTAの関係でございますけれども、これはフィリピンあるいはタイといったような国で交渉の開始前に作業部会というのを開いて議論をいたしております。そういった中では、看護師やあるいは介護士について、これを日本が受け入れるということについて強い関心を示した国もご...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 東南アジアとの関係で、ODAについては、おっしゃるように、人材の養成ということを日本としてはかなりやっているわけでございます。それで、特にHIV、エイズの問題を中心としてとか、あるいは社会的な支援一般の中で教育分野についての支援とか、そういうことも行って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは今まで何回か別な先生に御答弁を申し上げていることですけれども、あのときの話といたしまして、一、二週間程度の日程ということで調整をしていた経緯はございます。ですけれども、その五名を必ず北朝鮮に返すという約束があったわけではないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、そういうことで調整をしていたという、一、二週間で返すということで調整をしていたということをそういう言葉で表現をしたということであるかと思いますが、この五人を必ず返すという約束をしていたことではないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 五名の被害者の帰国に際して、日程を一、二週間程度という日程にするということで調整をしていたという経緯があったということでございます。
03月16日第159回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○川口国務大臣 この外務省の機構改革につきましては、当時の土屋政務官にも本当に加わっていただいて、ちょうど昨年の今ごろ、最後の段階の議論を一生懸命にみんなでしていたわけでございますけれども、おっしゃった儀典長を法律職から政令職にするということについては、おっしゃったようないろいろ...全文を見る
○川口国務大臣 改革によって外務省の機能をより戦略的でより能動的な外交にしていくためにさまざまな機構の拡充をやったわけですが、その過程で、本当に苦渋の選択として儀典長のポストを法律職から政令職にせざるを得なかったということですが、おっしゃるように重要なポストでございますので、実質...全文を見る
○川口国務大臣 在勤手当でございますが、これは今委員がおっしゃられましたように、この額の決定をするに当たりましては、在外公館長から、それぞれの任地の物価指数ですとか通貨についての為替相場、あるいは任地の勤務、生活環境等に関する各種のデータ、情報、これを定期的に、そして必要に応じて...全文を見る
○川口国務大臣 今回の外務省の機構改革については、幾つかの目玉といいますか、重点事項がございます。今おっしゃった情報収集の強化もその一つですけれども、幾つか、どういうものがその重点かということで申し上げたいと思います。  まず、総合外交政策局の改編による外交戦略策定機能の強化と...全文を見る
○川口国務大臣 大変に大きな御質問であって、どのようにお答えをするのが一番いいかなと、今ここに立ちながらちょっと考えておりますけれども、私が愛国心という言葉を聞くときに真っ先に思い浮かべることというのは、ケネディ大統領の、ちょっと言葉は正確ではありませんが、国が自分のために何をす...全文を見る
○川口国務大臣 イラクのことにつきましては、後で局長からきちんと話をさせていただきますけれども、一連の先生のディスカッションを伺って、先生はさぞかし情熱的な方でいらっしゃるんだろうというふうに思うに至っております。  それで、外務大臣が政治家でなければいけないかどうか、これはさ...全文を見る
○川口国務大臣 一言で申しまして、在外において日本国を代表するということでございます。
○川口国務大臣 今、百点であるというふうには申しません。情報収集能力といっても、ただ存在するものをとってくる、聞いてくるということだけではない、問題意識を持って日本に必要な情報を必要な角度からとってくる、なおかつ、我が国が考えていることをきちんと相手に伝えて、それをその方向に動く...全文を見る
○川口国務大臣 大使館と直接に常に接触を持っているというのは地域局であります。あるいは、機能を担当している局にあっては、その内容について幾つかの大使館とコミュニケーションを持つというようなこともやっております。いずれにしても、それぞれの担当の局において、常にコンタクトを持ちながら...全文を見る
○川口国務大臣 報告書そのものは見ておりません。これは、それを整理して外人審に報告をするということになっております。そういったまとめた形では見たことがあります。
○川口国務大臣 これは非常に細かい内容でございますので、官房長から答弁をさせます。
○川口国務大臣 そういうものをまとめたものを見たことがあるというふうに申し上げたわけです。
○川口国務大臣 まず、私は、基本的に手がけたという言葉を使っているつもりでございまして、日本がつくったということは意識としては言っていないつもりでございまして、注意をしているつもりですが、何かの関係でそういうことを言ったことがどこかであるかもしれませんけれども、基本的には手がけた...全文を見る
○川口国務大臣 そうでございますというふうに申し上げたというつもりはございませんで、いろいろな意味でかかわっている、広い意味ではつくったということかもしれませんが、手がけたという言葉を使っているわけでございます。
○川口国務大臣 普通、日本語で手がけたと言ったときに、それは、つくったということを意味する場合もあるかもしれませんけれども、それを、イコールではないということだと思います。まあ、言葉の問題ですねというふうにそのときに私が申し上げたわけでございます。手がけたことはつくったという意味...全文を見る
○川口国務大臣 私は、十三病院について前から話がありましたので、日本がどのようなかかわり合いを持ったかということは大分前に質問をして、それは建物をつくったということではないということは、私自身は承知をいたしております。そういうことで、必ずしも、つくったという意味で、私は物事の言葉...全文を見る
○川口国務大臣 私がどうしてこれについてお答えをするのかよくわかりませんけれども……(中野(譲)委員「トップリーダーでしょうが、外務大臣が」と呼ぶ)外務省の人間は、イラクの状況について、経済協力についてはきちんと、これはもうイラクにおいて武力行使が終了した後から、直後から、いろい...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの復興については、もう本当に時間、二十四時間以上、一日二十四時間以上を使って外務省は取り組んでいるわけでございます。情報収集ができていないというようなことは全くないということでございます。
○川口国務大臣 情報がたくさんあるということは、もちろん今もう情報過多の時代ですから、いろいろあるということであります。  そして、情報がたくさんあるときには、おのずからぶつかる、違う、相矛盾する情報もあるかもしれない、それは精査をしてやっていくということであると思います。それ...全文を見る
○川口国務大臣 日本語の問題だと思うんですけれども、手がけたということは手がけた、つくったということも、何もそのどんがらを立ち上げたということを一〇〇%意味するわけではない。そういう幅を持って日本語を使っているということであると思います。中には、勘違いをする、あるいは状況によって...全文を見る
○川口国務大臣 古田局長の方から答弁をさせます。
○川口国務大臣 一億三千万が高いか安いかということですけれども、これは、今イラクにおいては大変に、情報収集あるいは連絡、そして人をヨルダンまで派遣したり、いろいろなことがあるわけです。そういった……(中野(譲)委員「それはCAがやっているんですから、JICSがやっているんじゃない...全文を見る
○川口国務大臣 この北部の訓練場につきましては、SACOの最終報告におきまして、ヘリコプター着陸帯を残余の部分に移設するということなどを条件に、その過半を返還するということとされているわけでございます。そして、今までお話がありましたように、今、その移設をどのような場所にするか、環...全文を見る
○川口国務大臣 これは、この前もう御答弁したかというふうに思いますけれども、今まさに委員が引用していただいたように、私は、沖縄の担当大使というのは大変に重要な役割を果たしていると思います。県を初めとした地方公共団体、米軍、それから地元の市民の方々、そういった方々との間に立って、大...全文を見る
○川口国務大臣 情報公開法のどの条文に当たるかというのは後で海老原局長から答弁をいたしますけれども、具体的にどのような不都合があるか、これは大きく言って二つあるというふうに考えています。  一つは、これは増補版のお話ですけれども、一つは、これについては、部内のこの問題についての...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま外務省設置法の一部を改正する法律案及び在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  法律案と同時に可決されました附帯決議については、これを厳粛に...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりましたサイバー犯罪に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十三年十一月にストラスブールで開催された欧州評議会閣僚委員会において採択されたものであります。  この条約は、サイバー犯...全文を見る
03月16日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) アッバーディ大臣と私もお会いをしてお話を伺わせていただきました。大変に、今委員もおっしゃったような情報通信についての破壊の程度が大きくて、ニーズが非常に強いということについて私もきちんと認識をいたしました。  それで、私が申し上げたことは、これについて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 盧武鉉大統領の弾劾の議決の際には、韓国の外交通商部長官から私はお電話をいただいて、説明をしたいということでございました。そして、双方で合意を、確認をし合ったことは、このことによって日韓のその関係についての基本的な相互の政策、そして六者会談を含む北朝鮮への...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは藤崎外務審議官が首席代表ということでやっております。外務省として、総合的な調整の役割を果たしながら、各省緊密に連携をしながらこれをまとめていきたいと思っています。
○国務大臣(川口順子君) ということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 大事なことでございまして、今懸命に取り組んでいて、もっともっとやらなければいけないこともあると思っています。  それで、余りこれが戦略ですと申し上げて手のうちをさらしてしまうというのもいかがかと思いますけれども、幾つかのことをやっています。  一つは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、今年の前半にもロシアに行きたいというふうに私としては考えておりまして、そのことは国会の初めの外交演説においてもその旨申し上げさせていただいたわけです。  具体的に、じゃいつかということですけれども、たまたまロシアの方で内閣が替わったり、そして選...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 五月に決まったわけではございません。どちらかといえば、むしろ五月の初めというのは私どもにとってはいい都合、都合がいいんですけれども、プーチン大統領の就任式がございまして、日程の調整がそれほど容易ではない時期ではないかというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) プーチンは非常に高い投票率の下で大変な多数の票を得て再選をされたわけであります。政府として、引き続きロシアとの関係については変わりがない、考え方については変わりがないわけでして、これは一月に、昨年の一月に総理が訪ロをなさったときに日ロ行動宣言ということを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはきちんとした手続にのっとってロシアで選挙を実施をなさったということでございますから、我が国としてロシアの選挙のやり方、在り方に何か今の時点で申し上げるという立場にはないと思っています。  それで、プーチン大統領がこれだけの多数の支持を得て当選をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 報道に基づいて一国の政府が他国の政府の選挙について云々をするということではないと私は思っております。  今の段階でそういう報道があるということは承知をしていますけれども、ロシアの中央選挙管理委員会がそういった投票について何か問題があったということを指摘...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ロシアであれアメリカであれフランスであれ、どこであれ、政府が相手の国の政府に対して何かを言うときに、報道に基づいてこれはおかしいということでは、そういうことはあってはならないと思うんですね。逆のことを考えればそれはお分かりいただけるというふうに思います。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) スペインで、与党の民衆党が優勢であるということを言われている中で選挙で敗北をしたということになったわけであります。我々としても、これの結果これがどういうことを意味するか、あるいはなぜかということについては関心を持って分析をしています。  ただ、これは相...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の立場ですけれども、これはスペインの新政権もテロ、これが最重要な課題の一つであるという言い方をしていらっしゃると承知をしています。したがいまして、我が国としてもテロというのは二十一世紀において非常に大きな問題だと考えているわけで、問題意識はともにし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも四月に行くという方向で今調整をしておりますけれども、最終的に今の段階で発表できる状況に、段階ではないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) これは今発表できる段階ではないと申し上げたわけです。  それはなぜかといいますと、幾つか理由がありまして、一つは、中国の政府と打ち合わせた、発表のタイミングについて打ち合わせた上で発表をしなければいけないというのが外交のルールであります。それからもう一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかのことを言いたいというふうに考えております。  一つは、二国間関係、これが非常に重要な関係であって、日本にとっては最も重要な二国間関係の一つであるという位置付けであります。そういったメッセージについては、これは何度も何度も我が国として発する、分か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 齋藤委員がトップ同士が会えないというふうにおっしゃられましたけれども、それはそういうことではないわけですね。昨年でも小泉総理は三回会っていらっしゃいます。それから、先ほど、この週末に戴秉国副部長がいらした折にも総理に対して親書を持ってきているわけです。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、佐藤委員が集団的自衛権のことを例に取ってお話をしていらっしゃるわけですけれども、恐らくその委員の問題意識というのはもうちょっと広くて、憲法のその枠内で一体何ができるのか、何ができないのかということをもっと議論したらいいのではないかということではないか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃったその自由な判断、それをしてもらうために正に日本に無条件で帰国をしてもらわなければいけないということを我々は言っているわけです。  それは、北朝鮮の国の社会の在り方、それを考えていただいたら、北朝鮮にその子供たち、まあ親に対して子供と言...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 新しい社会労働党の政権の今後の政策については、まだはっきり固まったという状況で表に出ているわけではありませんので、引き続き注目をしていきたいと思いますが、今、表に出ている範囲で出ていますのは、イラクについては、先ほど委員がおっしゃったように、六月三十日ま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 台湾についての我が政府の立場、見方ということについては、この前、日本として台湾に申し入れたということからお分かりいただけるかと思いますけれども、昨年の十二月の時点で、十二月の終わりですけれども、台湾に対して我が国の立場、台湾に対する立場というのは日中共同...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃった点は、我が国の今後の外交を考えていく上で一つの基本的な視点といいますか、基本的な問題の問題意識であるというふうに私も思っております。  それで、日米関係について、世界の中の日米同盟ということをこれは言って、首脳会談で言っているわけですけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃったような、例えばその憲法の枠内だとか、国連の決議が、安保理の決議があるとか、国益にかなうとか、いろんな考え方はあると思います。  そういうその最低限の大枠といいますか、必ず守られなければならない大枠、それが何であるかという議論というのは、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは何回か今まで申し上げたように、我が国は占領軍ではありませんし、このCPAの指令十七号、これに書いてありますように、ちょっと日本語の訳がないんですけれども、「all non-Iraqi military and civilian personnel ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その件につきましては、外務省としてもいろいろお手伝いはしてまいりましたけれども、最終的には佐世保市にお任せをするということになったということでございます。
○国務大臣(川口順子君) これについて、基本的な考え方として、原子力潜水艦が事故を起こし得るかどうかということについての考え方に相違があったということであるわけでして、引き続きこの点に、その点について地元の佐世保市との考え方が違うということがまだ解消されていないということであって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ここで事務方から話を聞いてということでも皆様のお時間の無駄だと思いますので、いろいろな、どういう過去において経緯があったのか、事情があったのか、一度、帰ってからきちんと聞いてみたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) この御質問は、神戸市議会である神戸市会、これが核兵器の積載艦艇の神戸港入港拒否に関する決議を作ったということに関することであると思いますけれども、これまで国会で繰り返し御答弁をしてきていますけれども、地方公共団体がいわゆる非核証明書の提出を求めて、そして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いや、今申し上げたのは、国の立場というのは非核三原則を堅持するという立場であるわけです。そして、仮に事前の協議が行われたという場合には、これは核の持込みについて常にこれを拒否するという所存であるということであって、国の対応によって非核三原則は守られている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについては今引き続き検討中であると、そういう段階であります。
○国務大臣(川口順子君) より細かいことが必要でしたら北米局長から答弁をさせますけれども、非常に大まかに申し上げれば、例えばそのSACOの最終報告、これについては、土地の返還を始め進展が進んでいるということであると思います。それから、環境への取組ですとかPCBの返還ですとか幾つか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、昭和四十七年に締結されたアメリカ合衆国との...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 外務大臣の川口順子でございます。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、谷林委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げますとともに、所信を申し述べさせていただきます。  まず、沖縄に関する事項について申し述べます。  私は、アジア...全文を見る
03月17日第159回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(川口順子君) 大変な多数のサポートで当選をしたわけですけれども、これは過去四年間のプーチンの政策に対しての強力な支持が国民の間にあるということであるというふうに思います。私どもとしては、ロシアが、そのプーチン大統領がその支持の上に乗って引き続き国内の改革、経済社会の情...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) よその国の選挙ではありますが、私どもも今委員がおっしゃったようなその選挙の結果になるんではないかということを考えておりまして、日ロ行動計画というものをその両首脳の間で合意をしていただき、そこに盛り込まれている六つの柱を着実に進めながら、平和条約の問題につ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、日ロ関係、様々な側面を一歩前に進めていく一つの大きなチャンスが今目の前にあるというふうに思っています。ロシアでプーチン大統領が必ずしも日本の問題について認識が低いというふうに私どもは思っておりませんで、極東というのはロシアにとって非常に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、日本とイランは歴史的にも伝統的にもそして今もいい関係を持っているわけでございます。それから同時に、日本は唯一の被爆国でありますから、核の問題については非常に強い意識を持っているということでございまして、今年の一月に私が行きましたときにも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的にはないというのが我々の考え方でございます。  それはなぜかといいますと、外交案件につきまして、今までも保守派、保守派の現実派がこれをやってきたという経緯がありまして、正にローハニ書記の、書記をしていらっしゃる最高安全保障委員会でしたでしょうか、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、中国に対してどのような内容のODAをやっていくかということは重要な、重大な問題であると思っています。  円借について言いますと、今、先ほど阿部副大臣からお話ありましたけれども、かなり多くの部分が、先生がおっしゃった人材交流、それから環...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) FTAの交渉は、これは外務省が中心となって、この食の安全の場合ですと農水省あるいは厚生労働省と連携をしながら交渉をしております。外務省が総合調整をするという立場でございます。    〔理事尾辻秀久君退席、委員長着席〕  それで、基本的な考え方といたし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、農水省そして厚生労働省と御相談をしながら、この問題については総合的な立場から考えていきたいというふうに考えております。
03月18日第159回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○川口国務大臣 二つの議定書について国会で今御審議をいただけることになったことにつきまして、丸谷先生は今までずっとこれに携わってこられて、感慨無量な思いをしていらっしゃるというふうに思います。私も、そういう段階になって大変にうれしく思っています。  児童買春あるいは児童のポルノ...全文を見る
○川口国務大臣 三月十四日の選挙は、今委員がおっしゃったような結果でございまして、この結果として、プーチン大統領の基盤がさらに強化をされたということだと思います。そうした強力になった基盤をベースに、プーチン大統領が日ロ関係の進展についてさらにリーダーシップを発揮していただくという...全文を見る
○川口国務大臣 私も、先般千島連盟の方ともお会いをいたしましたし、それから何回かにわたって今までお会いしていますけれども、どういう状況で一九四五年の八月に島から脱出をするに至ったかという話も聞いております。  国境線が画定をされていないという状況に今あるわけでございます。四島の...全文を見る
○川口国務大臣 その日、私はずっと仕事をしておりまして、高島報道官の記者会見がある日であるという認識も持っておりませんでした。
○川口国務大臣 外務省としては、当然、これはもう、この問題も含めほかの問題もすべてそうですけれども、総理の御発言というのは、これをきちんと体しまして対応をしているわけでございます。そのことと、このドミニカ問題については、現在、先生も御案内のように、裁判が行われて、係争中であるわけ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの繰り返しになって恐縮ですけれども、総理の御発言、御指示ということについては、これは、この問題も含め、すべて私どもはそれを体しまして対応をするということでございます。具体的に、その内容が何か。これは一般的な御指示でございますので、我々としてはそれを体して今後...全文を見る
○川口国務大臣 そのお答えも先ほど申し上げさせていただいたわけでございますけれども、今、国を相手取って争われている事柄、これについての判断、これは今裁判所にお任せをしているということでございますので、そこにゆだねるということが適切であると考えておりますけれども、総理の御指示、これ...全文を見る
○川口国務大臣 この条約ですけれども、これはいろいろな行為が類型的に犯罪とされているわけですね。それは、例えばウイルスの製造もありますし、コンピューターシステムの妨害というのもありますし、さらにコンピューターを使った、例えば児童ポルノとかそういった犯罪というのも入っているわけです...全文を見る
○川口国務大臣 この条約の効果というのは、多くの国が入れば入るほど実効性が高まるということであると私は思っております。したがって、アジアの国も含め、今後条約に広く入ってもらうように働きかけていくことは大事だというふうに思います。そのためには、まず我が国が批准をして締結をしなければ...全文を見る
○川口国務大臣 報道ではいろいろECHELONについて聞きますけれども、我々として、その存在については把握をいたしておりません。
○川口国務大臣 報道で私が聞いていますのは、幾つかの国、主要な国が一緒にいろいろなシステムを使って通信の傍受を行っているという趣旨の報道を聞いております。
○川口国務大臣 ちょっと文章の全文を見るということが必要かと思いますけれども……(増子委員「見ていないんですか」と呼ぶ)私は、これはコンシューマーディマンドということで言っているということですが、この買春、ポルノといったことは、これは……(増子委員「ちょっと短くて結構ですから、自...全文を見る
○川口国務大臣 私が一番最初に申し上げた趣旨というのは、この言葉一つを見るということではなくて、全体のコンテクスト、それでとらえるということが必要だということで申し上げているわけです。  それで、先ほど申しましたように、これは人権にかかわること、特に子供については未来にかかわる...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの武力行使について、大量破壊兵器とのかかわり合い、この武力行使を我が国が支持したということについての正当性については、これはいろいろな場で国連の決議を引いて今までお話をさせていただきました。簡単にそれをもう一度触れさせていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、事実関係といたしまして、そのケリー大統領候補が仮に大統領になったときのことを何とおっしゃっていらっしゃるかということですけれども、イラクまたアフガニスタンにおいて我々には今や任務を完了するという厳粛な責務がある、途中略しますけれども、我々は仕事が完了するまで...全文を見る
○川口国務大臣 クラスター爆弾にせよ、劣化ウラン弾にせよ、地雷その他にせよ、あるいはWMDと言われる武器にせよ、いずれにしても、そういったものを使った武力行使というのは世の中にできるだけない方がいいということであると思います。  現実に、アフリカの中での国内での紛争、部族間の対...全文を見る
○川口国務大臣 非常に残虐性のある兵器、先ほど申し上げたことの前提の上に立って申し上げるわけですけれども、残虐性のある兵器、これについては条約で、使ってはいけないということになっているわけです。委員がおっしゃられたクラスター爆弾あるいは劣化ウラン弾、これはその対象にはなっていない...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) 三十年ぶりの改定ということでございますので、これができた三十年前、これは一九七二年、昭和四十七年に締結をされたわけですが、当時の日米経済関係を考えてみますと、例えば投資交流ということはほとんど行われていなかった時代であります。七〇年代の初め、石油ショック...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 租税条約にしても、様々な制度の広い意味でのハーモナイゼーション、これはWTOでもやっているわけですし、WIPOでもやっているわけですし、いろんなところでやっているわけですけれども、それはすべて各国の経済が活性化をし、そして世界全体として繁栄をしていくとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一元化するか多元的に、多元的にといいますか、今のような形でやるか、これは常にどの政府にとっても非常に悩ましい問題であると思うんですね。  それで、例えば韓国の例を見ましても、今は外交通商部の下に通商関係は一元化されているということですし、それがもっと自...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 選挙の後を受けまして、サパテロ、新しい政権ができるわけですけれども、彼が言っているのは、イラクについて言うと、六月三十日までに現状に変更がなければ、友好国及びすべての政治勢力に連絡を取った上でイラクにいるスペイン派遣部隊は帰国するであろうということを言っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どうでしょうかという意味は……
○国務大臣(川口順子君) 知的財産立国ということをよく使われていますけれども、これは知的所有権、知的財産権というのは将来の成長の糧を生み出すという意味で大変に重要であり、我が国としても力を入れておりまして、その保護にはいろいろな働き掛けも、そうなっていない国に対して行っているわけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) FTA、EPA、租税条約は、先ほど来審議官がおっしゃっていらっしゃるように課税権の調整であるわけですね。それで、それはいかなるシステムにのっとって、考え方にのっとって調整をするかということであります。  FTAないしEPA、これはいろいろなことを内容と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 直接的には関係がないと申し上げてもいいんだと思います。それぞれ二国間の経済関係をより透明にしていくというか分かりやすくしていく、円滑にしていく、そういう意味では同じ方向に資する部分というのはあると思います。同じ目的に資する、経済の活性化という意味で同じ方...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) FTAというものを我々はWTO、マルチの体制の補完であるというふうに位置付けているわけです。それで、FTAだけを結んでいきますと、例えばFTAの恩恵に浴さない小さな国、世界の貿易から取り残される国ということが出てくるということであります。  ですから、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 選挙によりましてプーチン大統領が非常な高い支持を得て大統領に再選をされたということの結果、プーチン大統領の基盤、国内における基盤というのは強化をされたというふうに思っています。  それで、プーチン大統領が国内の改革いろいろ今進めていらっしゃいますけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 投資が行われるということは単にお金が動くだけではなくて、人も動く、技術も動く、その技術が繁栄をしているところのその考え方、広い意味で文化、そういったものが動く、そういうことで申し上げている。それから、もちろんその文化自体を、例えば漫画ですとか映画ですとか...全文を見る
03月19日第159回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(川口順子君) この前申し上げたことと全く同じことでして、拉致というのは国民の生命、安全にかかわる問題であるというふうに考えております。こういうことを普通にはテロと言います。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げたわけでございますけれども、この拉致というのは、国民の安全、国民の生命にかかわる重大な問題であるというふうに考えております。そういう状況を普通にはテロと言うと我々は考えます。
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮に対しましては、政府として対話と圧力ということを言ってきているわけでございます。そして、その対話、これは今、ピョンヤン、失礼しました、六者会談等で進めているということでございますし、それからまた圧力ということも、対話に向けるために適時適切に使ってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お答えをする前に、冒頭、委員から藤井課長にお言葉をいただきまして、ありがとうございました。  それで、御質問の日ロの北方領土のロードマップということでございますけれども、これはまず、昨年の一月に両首脳が日ロ行動計画について合意をし、署名をいたしました。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろなことについてこれから交渉していくということでございますけれども、四島の帰属の問題を解決をするということが、そして平和条約を締結するということでございまして、いつ等の点につきましては、それは今後の交渉の中で決定をされていくということであると思いま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この北方四島につきましては、これは実際に重要なことは帰属の問題が解決をしていくということであると思っています。今、この施政権、これは我が国にない形に残念ながらなっているわけでございまして、今後、領土、日ロ行動計画に基づいて、そして交渉をしていくということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日ロ行動計画についていろいろな御意見があるということはよく承知をいたしております。  ただ、政府として、その日ロ行動計画の中において平和条約をきちんと一つの柱として取り上げているわけでございまして、それを形だけ取り上げているというふうに我が方は当然考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ラブロフ新外相がそういうことをおっしゃったということは間接的に聞いております。もちろん、これは交渉事でございますから、それは双方それぞれの思いがあっていろんなことを言うということであると思います。そういった発言一つ一つというのはそれなりの多分意図を持って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今法務大臣がおっしゃられましたように、現実の問題として、戦後ずっと六十年近く北方領土に住み続けているロシア人がいると。そこで生まれて育った、あるいは亡くなられた方がいるという事実はきちんと踏まえなければいけないというふうに思っております。  そういった...全文を見る
03月22日第159回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(川口順子君) 基本的な考え方として、人的な交流の促進という観点から、アジア諸国・地域に対しまして、これまで数次にわたり査証手続の簡素化は行っております。  具体的に申しますと、韓国人に対しまして、これは平成十四年の一月から、有効期間五年間の数次の短期滞在査証を発給し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま四つの国とアジアでは交渉しているということでございまして、韓国、タイ、フィリピン、マレーシアということでございます。それぞれの国と一、二回、既に交渉をいたしておりまして、基本的な考え方であったり、今後の作業のスケジュールであったり、どういったこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国はその経済という関係で我が国にとっては非常に重要な国でございまして、総理がおっしゃられましたように、これを脅威ではなくてチャンスであるというふうにとらえているわけでございます。相互依存関係、特にその補完的な相互依存関係が年々深まってきているというふう...全文を見る
03月23日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、カザフスタンの首都移転に伴い、在カザフスタン日本国大使館をアルマティからアスタナに移転...全文を見る
03月23日第159回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(川口順子君) 委員が人道復興支援について、その日本の役割が大きいとおっしゃられて、全くそのとおりだと思います。  中東の国も、おっしゃったその日本の今までの円借等の支援による日本への印象に加えまして、先日聞きましたところでは、アル・ジャジーラが四月に一九四五年の日本...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、北朝鮮をめぐる問題、特に核の問題、そして我が国にとっては拉致の問題、これは一日も早く解決をしたいと我々みんなが思っている問題でございます。  特に、核の問題につきましては、これは六者の会談で今議論をしておりまして、なかなか非常に速いス...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 韓国と日本の関係というのは、これはこの地域にあって韓国は、例えば民主主義ですとか自由ですとか、そういった基本的な考え方を共有している重要な友好国であるというふうに考えております。両方ともアメリカと同盟関係を結んでいるという国でございます。そういった国と、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今まで拉致の問題について北朝鮮から得ている情報、これはもう非常に乏しいことで、ものでございます。  それで、政府といたしましては、今まで外国の政府、他の外国政府ですね、それから拉致の脱北者の方々、拉致というのは取り消しますが、脱北者の方々、これから、こ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、この事実解明というのは重要なことでございます。ございますので、脱北者や外国の政府や様々なソースから情報を集めております。  それで、先ほど私が申しましたように、今の段階でこの事実が確認をできる、おっしゃった事実が確認できるような...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本語の問題で行き違いがあるのかもしれませんけれども、そういう、横田めぐみさんが生存をしていらっしゃるという事実を確認できていないということを申し上げているわけでございます。大変に残念だということでございます。
○国務大臣(川口順子君) まず、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。  これはずっと政府としていろいろな機会に申し上げておりますけれども、帰国された五人の方、この五人の方の北朝鮮に残っている御家族の方、この方々が無条件で帰国をするということが一つでございます。それと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、米国がテロ支援国家というふうに書いてある中に拉致のことというのは理由としては明記をされていないという現状があるわけでございますけれども、これをどのように載っけて、書いていくか、どのような記載をするかということは、最終的には米国の判断の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしまして、この会談においてどういうことが話されたかというようなことは確認をいたしておりません。これは考えてみていただければ、例えば総理がどなたかを集められてお話しになられて、その中身が、ではアメリカが全部確認できるだろうかと。首脳の会談、ほか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、その表についてですけれども、私どもが理解をしているのと若干、その整理と違うのではないかというふうに思います。  拉致の問題について解決ができていないということについての思い、これは私どもも全く木俣委員と共通にいたしておりますけれども、中国、ロシア...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについては今、齋木審議官から御説明をしたとおりでございまして、私どもとしては最もこれが有効であるときにこれを行っていきたいということでございます。
○国務大臣(川口順子君) カーン博士をめぐるネットワークでございますけれども、そのネットワークが今国際社会において調査をなされ、少し見えてきているということは、非常に先の核の不拡散と、あるいは大量破壊兵器の不拡散という観点から望ましいことであるというふうに思います。  それで、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の査察団も認めているように、イラクは、ボツリヌス菌、炭疽菌、VXガス、サリン、いろいろ挙げられますけれども、そういうものを持っていたわけです。そして、その国連の査察に対して、それを廃棄をした、あるいはどこかに隠した、あるいは今持っている、いずれにして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 刑事裁判手続でございますけれども、これは昨年の夏に会合が開かれまして、それ以降中断をしているという形になっていまして、昨年の十一月にラムズフェルド国防長官が日本にお見えになったときに私との間で、できるだけ早期にこれにつきまして解決をしていきましょうという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、韓国でございますけれども、いろいろなことが、弾劾ということが行われ可決をされましたけれども、日韓関係でこれが何か違いをもたらすか、あるいは六者会談についてもたらすかといえば、これは基本的にそういったことはない、韓国の外交政策は基本的に変わらないとい...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(川口順子君) 平成十六年度外務省所管一般会計予算の概要について御説明申し上げます。  外務省予算の総額は七千二百十二億二千六百万円であり、これを平成十五年度予算と比較いたしますと百四十六億円の減額であり、二・〇%の減となっております。我が国外交の極めて重要な手段であ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その発言を私がいたしましたときに幾つかのことが頭にありました。阿部副大臣に御出張に行っていただいてその御報告を私が聞きましたときに、阿部副大臣がメヒーア大統領に表敬をなさった。そのときに先方からお話があった中で、在ドミニカの日系人社会、これが非常に活躍を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の申し上げようであるいは誤解をいただいているようなことになっているのかもしれないと今思いながら伺っておりましたけれども、私が申し上げたのは、成功している人がいらっしゃる、すばらしいことだと思いますが、あるいはそうならなかった方もいらっしゃる、それが裁判...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が理解をいたしておりますのは、これは大使としてその日系人社会の融合が大事であるという観点で、例えばその日系人社会を対象にしたいろいろな催し事、新年会ですとか、新年会兼成人式ですね、あとは敬老会、そういったものを主催をするというふうにしているということと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回、イスラエルがヤシン師を殺害をしたということについては、これはその影響等、非常に大きなものが今起こっているわけでございまして、全く無謀な行為、正当化できない行為であって、非常に遺憾であるというふうに思っております。  私は、それを直接に今申し入れよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が先ほど申し上げましたのは、私が直接に両国の外務大臣と電話で話をするということの調整をしているということを申し上げたわけです。昨日の段階で堂道局長がイスラエル大使を呼んで遺憾の意を表明し、強く自制を促しているわけです。そのことは、大使との関係では昨日も...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今のにちょっと一つ追加を申し上げたいと思うんですけれども、私は、このことを直接にパウエル長官とお話をしたいと思っていまして、これも時間を調整するように指示をしてあります。今調整中です。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど若干申し上げましたけれども、イスラエルに対しては、これは遺憾の意をきちんと表す、全く無謀な正当化できないことであると考えておりますので、遺憾であるということを伝えるということと同時に、最大限の、先ほどおっしゃった、今後の、最終的にイスラエルがどのよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 壁の建設がグリーンラインの内側で行われている部分が相当にあります。そして、これはパレスチナの社会を分断をする結果をもたらしているという意味で、人々の、パレスチナの人々の生活が成り立たなく今なりつつあります。  日本も、私も今までイスラエルに、外務大臣に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) シスターニ師が国連のブラヒミ特別顧問に対しましてその手紙を出したということでございます。  それで、二つのことを言っていまして、一つは、基本法がイラクの国民の多数の支持を得ていない、得ておらず、同法が安保理決議で言及されることによって国際的に正当化され...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 両方の御意見というのがこれについては多分あるんだろうなと思います。  今のイラクの治安状態がそういう状況で、ほかの国の外務大臣があるいはその担当大臣がイラクに行くということが非常に難しい中で、ほかの国の立場からいえば、イラクの閣僚あるいはその統治評議会...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本的な考え方として、運用の改善でその時々の問題に対応するということが合理的であろうということで運用の改善を進めていく、そしてそれに効果がない場合には協定の改定も視野に入れていくというのが日本政府のずっと申し上げている立場でございます。変わりございません...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 刑事裁判手続につきまして昨年の夏に四回ほど交渉して、その後一時中断をしているわけでございますけれども、昨年の秋にラムズフェルド国防長官が訪日をなさったときに、私は国防長官とお話をして、この交渉をできるだけ早く再開をして、問題を早期に解決をすることが重要で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、中長期的にといいますか、本来あるべき姿としては、きちんとその国境が画定をし、国境が何らかの形で保護をされる、国境として認識をされるということであると思います、それを、ということであるというふうに考えております。  したがいまして、二つの国をつくろ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イスラエルの領土内に作るのであれば、もちろん問題はないと思います。
○国務大臣(川口順子君) まず、談話はおとといの夜出しております。昨日の朝ではありません。  それで、そのおとといの夜の時点で、できるだけ早く、この事件が起こってできるだけ早く日本政府としての態度、これを早く表明をするというタイミングの早さ、それをまず考えて、事件後、急速に事態...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) なかなか難しいお話、テロの定義ということは非常に難しい話になってしまうわけですけれども、何がテロだということを定義しないではっきり私の感想を申し上げれば、自爆テロ、これはテロであると思います。
○国務大臣(川口順子君) なかなかその事実関係が、本当にそういう首謀者であったのかどうなのかということについて十分に今の時点で把握をしていないという前提はありますけれども、ハマスのヤシン師、これは精神的な指導者であるということであれば、私はこれは間違っていると思います。
○国務大臣(川口順子君) 議論としては、何が自衛かという議論であると思うんですね。自衛として許容されることかどうかということだと思います。  そして、オサマ・ビンラディンの場合には、これは九・一一あるいはその他の様々なテロ行為、これについて首謀者であった。そのほかに、急迫不正の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今も、ハンバリは捕まっているということであります。このハンバリが日本あるいは日本国の国益を、我が国との関連では、直接にねらっていたという情報には接していないということです。
○国務大臣(川口順子君) 日系人、現地に勤務をしている日本人が割に住んでいるアパートに住んでいたというふうに承知しております。
○国務大臣(川口順子君) では、ちょっとその間に。今、数字について今調べている間に、その補足を若干したいと思いますけれども、私は、これの一番大きな眼目というのは、領事移住部を局にすることによって、外務省の中で領事の仕事の重要性についての認識が変わる、意識が変わる、そこからすべての...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは引き続き必要であると考えておりまして、今鋭意検討をさせています。  それで、自衛隊に加えて、警察という可能性、それから外務省自らが警備を強化をして警備をすると、三つの選択肢を持ちまして、防衛庁、警察庁にも今御相談をしながら詰めているところでござい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 邦人の保護をそういった誘拐の場合にどのようにやっていくかということは、委員御指摘のように、まだまだ工夫が必要であるというふうに思っています。  それから、情報が漏れるというふうにおっしゃられて、これはあってはならないことであると私は思っています。もし何...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 確かにイスラエルがこの問題についてずっと国連決議を無視してきたということはあるわけですけれども、同時に国連決議は、イスラエルに対してのみではなくてパレスチナに対しても暴力の自制ということを訴えている決議が、ちょっと一つ一つ申しませんけれども、ほとんどであ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨年来、我が国に対しての幾つかの脅威の情報というのはあるわけでございまして、そういう意味では、我が国に対して何らかのそういったことが起こる可能性を完全に否定し切ることは難しいというふうに思います。  したがいまして、そういうことがないように、自衛隊、イ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アメリカが中東の平和と安定のためにどのような改革を中東諸国がしていったらいいか、そういった構想を幅広い分野に関して行っているということは現在ございます。  そして、このことについては、例えば一月にブッシュ大統領が一般教書演説をしたときにもこの中東の民主...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我々日本として、今、これはG8で議論をすべく今関係の間での議論が行われていますけれども、我が国の考え方というのは、このイニシアチブというのは中東諸国自身から出てくるということが重要であるということが一つ。それから、これの実施については、これはオーナーシッ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中東構想、大中東構想というものの内容が今固まって何かあるということではないわけでございまして、したがって、それがどういう性格のものかということについては分からない状況でコメントはしにくいということでありますけれども、米国として、これはブッシュ大統領のスピ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六者会合につきまして作業部会でどういう内容の議論をするか、どのような形で進めていくかといったことについて、今外交チャネルを通じて議論が行われております。  これにつきまして、おっしゃったように、李肇星中国の外交部長が今北朝鮮に行っていらっしゃいますので...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今度の外務省の改革で、情報収集能力の強化ということは一つの、目玉の一つでございます。  それで、時間がないので具体的には言いませんが、強化をいたします。強化をするだけでは十分ではなくて、更にこの分析能力を高めるとか、あるいは情報収集の相手先を拡大すると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この一年間を振り返って反省をすべき点というのが日本政府として全くなかったかどうかということについては、それは考えていけば幾つか、具体的に今何がということで申し上げることはできませんけれども、例えば復興支援の在り方あるいはタイミング、いろいろな意味で改善、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、今年はその日露については百周年になる、戦争が終わってから六十周年になるという節目の年でもございますし、おっしゃったような日本側の抑留された人々の思い、これも様々にあるわけでございます。そして、その真の日ロ関係を築いていくということが重...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、今説明がありましたように、外務省のみで何かを判断するということではございませんけれども、外務省としては、このシベリア抑留問題について、関係の他の省庁と連携をしながら取り組んでいきたいと思っています。
○国務大臣(川口順子君) 大阪、と思います。
○国務大臣(川口順子君) 基本的に、その地域において外務省を代表して、外務省の所管に係ることにつきまして関係のところと話をしたり折衝をしたり、あるいは外務省の政策を広報したり、そういったことであります。
○国務大臣(川口順子君) 私はその三人全員の仕事を知っているわけではありませんけれども、私が外務大臣になって私の知っている範囲のことで申し上げますと、それぞれその自分の仕事をきちんとわきまえて非常にいい動きをしてきたというふうに私は思っております。
03月25日第159回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、尖閣諸島は歴史的にも国際法上も我が国固有の領土でございます。ここについては全く疑う余地がないことでございます。我が国として、そういった事柄に基づいて、国内法にのっとって必要な手続を行っていくということであると考えております。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったような普天間飛行場の代替施設につきまして、そのような打診、これを米国政府から受けているという事実はございません。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、いろいろそういう報道が出ること自体が沖縄県民の方に対して心を惑わせるようなことになっていてはいけないというふうに私どもも思っております。  それで、先ほど申しましたように、嘉手納統合案あるいは下地島、それらを含めまして辺野古沖での代...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地位協定に関しまして刑事裁判手続、これにつきましては今、日米交渉を、現地時間で三月の二十四日と二十五日、正に今でございますけれども、ワシントンで行っております。  そして、これは昨年の夏に交渉が中断をいたしまして、それまで四回交渉がありましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この前、三月に阿部副大臣共々、沖縄県御出身の国会議員の方々からこのお話を伺わせていただきました。もしそのときに、ボリビア政府から要望がないというふうに申し上げたということであれば、これは私の申し上げ方が悪かったのでおわびをいたしますけれども、私が申し上げ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三月十四日の大統領選挙でプーチン大統領が七割以上の高い支持率をもって再選をされたということでございます。これの意味するところというのは、基本的に、プーチン大統領が今まで進めてきた政策が継続をするであろうということと、そして、非常に強力な基盤、これを持って...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 選挙で高い支持率で当選をされて、そしてプーチン大統領としてロシアの内部、国内政策としては改革を引き続き進められるというふうに思っています。そして、この国際関係、平和条約の問題についても強力なリーダーシップを発揮をしていただけると我々は期待をしているという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど委員が沖縄のその戦争以来の様々な事柄を語られましたけれども、そういったことが実際に沖縄に起こって、その結果として沖縄の県の方々が今の、そのことをもってといいますか、その結果として今その沖縄の方々が基地の存在等について大変に深い複雑な感じをお持ちでい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現在、二十四日、二十五と、アメリカで行われて、正に交渉が、いるさなかでございますので、ちょっと直接にそれとの関係で何か申し上げるということではございませんけれども、一般的な形で申し上げまして、これは好意的に配慮をする、好意的な、好意的考慮を行うといった犯...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米の地位協定の改定についての政府の立場は、よく今までも申し上げているとおりですので繰り返しませんけれども、したがいまして、運用の改善に努力をしているということでございますから、政府として、その地位協定の改定交渉の具体的な手続、これについて検討していると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米軍の体制の再編の問題について三つほど、三つといいますか四つでしょうか、お話がございました。  それで、これは冷戦終了後、世界をめぐる、世界における脅威、これがテロですとか大量破壊兵器ですとか、そういった形で、今までとは違ったより予測し難い脅威に変わっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 資料として配付されたものは見ております。
○国務大臣(川口順子君) 沖縄から海兵隊がなくなっていいかどうかということを考えるときに重要なことは、我が国をめぐる国際環境において脅威が存在しなくなったのかどうかということを考えるということであるというふうに思います。  それで、その点を考えてみるということですけれども、確か...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に今の御質問の点についてお答えを申し上げたということでございます。
03月25日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(川口順子君) 私も環境庁長官をいたしておりましたときに愛知先生と環境委員会で質疑をさせていただいたことをよく覚えております。一年生議員でとおっしゃられましたけれども、私も一年生大臣でございまして、一生懸命仕事をさせていただいたわけですけれども、引き続き私は今毎日を一年...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パブリックディプロマシーという言葉が使われているわけですけれども、この時代にあって、外交についても国際的な外交活動と同時に、それを国内できちんと御説明をしていくことというのは非常に重要であると思います。国会における御説明、それから一般の国民に対しての御説...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、私からざっと申し上げて、必要でしたら後で補足をするようにしたいと思います。  まず、役所でございますので、定員と、それから予算の範囲内でやっていかなければいけないということでございます。  それで、新設だけをしていくわけにいかないということなん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、決め方については官房長からお話をいたしますけれども、基本的な考え方として、きちんと外交活動をやっていただくと、大使にやってもらうということが重要でございますので、それなりに配慮を十分に行って、問題があればそれに対して対応をしていくという努力を重ねてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これも具体的なことは官房長からお話をさせていただきますけれども、いろいろな外務省に関して起こった不祥事等もございまして、この監察査察をきちんとやっていくことは大事だというふうに考えております。特に、十三年の九月の末から、公認会計士それから弁護士の外部の専...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げた百二十の査察というのは、公認会計士も含め、そういう方も含めて現地に行って、大使及び公館の大使館員の人たち等に直接に面接をして、それで査察をやっている。それが百二十既にやって、できるだけ残りも早く終わらせたいと思っております。
○国務大臣(川口順子君) 今のに追加しまして、百二十やったと言いましたけれども、十五年度、昨年度、十四年度というのは私が来てからですけれども、十四年度には五十公館、そして十五年度には四十二。したがいまして、百二十のうちのほとんど、九十幾つは私が来てからということであります。
○国務大臣(川口順子君) 民間大使六名、他省庁から九名、合計十五名が外務省外で、比率一二・三%。それから、外務省の中でⅡ種、Ⅲ種、Ⅰ種以外の人、この人たちが約二〇%、こういう比率で今登用しておりまして、これはいろいろな評価あるいは改善すべき点をしながら今後引き続き続けていきたいと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ビジット・ジャパン、これは大変に重要な国の施策ですから、外務省としても外務省の役割はきちんと果たしていかなければいけないと思いますし、それをやるときにほかの省庁と連携をすることが重要だということも今政府の中で話をきちんとしております。また、現に連携もして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかのことに触れたいと思うんですけれども、まず事実関係としまして、増えているとおっしゃられた予算ですけれども、これは在勤基本手当、これは見掛け上、前年度比一・三%増になっていますけれども、これは為替レート、ユーロが高くなったということを反映したものであ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、文化交流というのは我が国の外交政策の柱の一つであります。文化、そして、文化交流、安全保障、対外経済関係、そして経済協力といった柱の一つであるというふうに位置付けています。  現実にもかなり文化のための政策はやっていまして、例えばロシア...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 予算が減ってきているということは、今政府全体の予算が減ってきているということでやむを得ない部分もございますけれども、ODAの予算、文化交流の予算、これについてはきちんと、せめて下げ止め、そして反転させて増やしていくという方向に持っていけないかというふうに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど局長から申しましたように、このミサイル防衛というのは日本の防衛政策上の極めて重要な課題であるというふうに考えていまして、アメリカと一緒に取り組んでいくということであります。それが日米同盟関係の信頼関係の強化に資するというふうに我々としては考えている...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 緊張を激化するというふうに考えていないということです。
○国務大臣(川口順子君) そのような打診を受けたということはございません。
○国務大臣(川口順子君) 打診を受けたことがないので、そういう前提でそのお話をすることは難しいということですけれども、政府の立場は、前から申し上げているように、平成十一年の閣議決定に従って、地元の公共団体、地方公共団体の方々とお話を、協議をしながら、これをきちんとやっていくという...全文を見る
03月26日第159回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国とアメリカ合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十一年二月以来、アメリカ合衆国との間でこの条約の交渉を行いました。その結果、平成十五年八月五...全文を見る
03月26日第159回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった、クラーク前米大統領特別顧問が二十一日にテレビでのインタビューに答えて御指摘のような発言を行ったということ、そういう報道については承知をいたしておりますけれども、そういったそのやり取りが実際にクラーク顧問と大統領との間で行われたかどうか...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ポーランドの大統領についての御発言についてお触れになりましたけれども、この御発言の内容というのは、ポーランドは安定化任務が成功裏に終了してからイラクを撤退するということでございまして、大統領の発言がこれまでのポーランドの立場を変更するというものでないこと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ブリックス氏も当時、国連の決議一四四一あるいはその武力行使に至る前のその後の時期の様々な議論の中で、イラクはこの協力を小出しにしかしていないということを言っているわけで、イラクが決議に従って無条件、無制限、即時の協力をしていないということについてはブリッ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) どちらでもございません。
○国務大臣(川口順子君) だまされてもおりませんし、うのみにしているわけでもございません。
○国務大臣(川口順子君) これは、私はその発言の当事者ではございませんし、また発言が行われたとされるその場にいたわけでもございません。我々としてもちろん確認できませんし、その前に米国政府としても確認をしていないということは先ほど申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(川口順子君) 米国には、あるいは世界にはいろいろな発言があると思いますし、またそれを信じる、あるいは信じたいと思われる方もいらっしゃると思います。  我々の判断、これは先ほど申しましたように国連の査察団が報告を作っているわけです。それを検討いたしました。そして、イラ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 在日米軍の施設・区域の七五%が沖縄にある、このことが沖縄の県民の方々に大きな御負担になっているということについては深く認識をいたしております。日米安保体制というのが我が国及び極東の平和と安全を守る上で必要であるという中で、特定の地元公共団体の方々に負担が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 幾つかのことをおっしゃられたわけですが、米軍の、在日米軍の軍事体制の見直し、これにつきまして、これに関するアメリカとの協議におきましては、在日の米軍が持っている抑止力、これが効果的に維持をされるということと、沖縄を含む米軍施設・区域が所在をする地元の公共...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は今、中国訪問を国会のお許しをいただければ行いたいと思っております。  そういうお許しがいただけるという前提の上でお話をさせていただきたいと思いますけれども、日本と中国の間には二国間の問題もございますし、それから、広く世界の、例えばイラクですとか北朝...全文を見る
03月29日第159回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) それはございません。  この尖閣諸島というのは歴史的にも国際法上も我が国の固有の領土でございます。したがいまして、その国内法に基づいて適正に、適切に判断をするということであってしかるべきことでございまして、外務省として、あるいは私としてそういった配慮を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大使館の前で国旗を燃やし、あるいは踏みにじるという行動があったわけでございます。これは大変に遺憾なことだと存じております。これにつきましては、我が国として竹内次官から武大偉大使に対して抗議をきちんといたしまして、それから、私からも金曜日に李肇星外交部長と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、私は李肇星部長と話をいたしまして再発防止も申し入れてございますけれども、直接に言及はございませんでした。中国側は、尖閣諸島に対しての中国の立場、これを述べたということでございます。
○国務大臣(川口順子君) この点につきましては、私は次の週末に中国に参りますけれども、その際にもきちんとこちら側の考え方については中国側に述べる決意でおります。  それで、大使を召還しないかするかどうかということでございますけれども、現時点では我々としては今強く申入れを行ってい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 福島先生のおっしゃるとおりであるというふうに思います。  日本と中国は経済的に考えましても非常に密接な関係を持った国、二国間関係でありますし、政治、安全保障との関連でも非常に大事な国でございます。昨年の時点で、日本から中国への輸出は四〇%増えております...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮の拉致問題について引き続き解決のための努力をやっていかなければいけない、それを日朝間だけではなくて国際的な場で取り組んでいかなければいけないということについて、委員のおっしゃるとおりであるというふうに思っております。  それで、今後、北朝鮮との間...全文を見る
03月30日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○川口国務大臣 ただいま御決議のありました我が国の領土保全につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、鋭意努力してまいる所存でございます。
○川口国務大臣 けさほど議運で、来月の三日、四日の私の訪中について御了承をいただきましたので、今度の土曜日と日曜日、北京に行ってまいります。そして、その際には、今回のことにつきまして明確に我が国の立場について述べることを行ってまいります。我が国の立場というのは、もちろん領土問題に...全文を見る
○川口国務大臣 拉致の問題の解決につきましては、政府を挙げて引き続き全力を尽くしてまいりたいと思います。  その中で、私が行くことというふうに御提案をいただきまして、これは政府全体として、一番いい方法を一番いいときにとっていくということであると思います。私が行くことによって問題...全文を見る
○川口国務大臣 少し丁寧にお答えをさせていただきたいと思います。  まず、普天間飛行場の移設、返還問題につきましては、SACOの最終報告が出た後、海上ヘリポート案がとんざをした、そういったこと等の経緯がございました。それで、平成十一年の稲嶺知事による移設先の候補地の表明、そして...全文を見る
○川口国務大臣 普天間飛行場の代替施設の具体的な整備内容について変更が生じたということは事実でございますけれども、これがSACOの最終報告の趣旨に合致をしているという点は何らの変更もないということでございます。
○川口国務大臣 これは過去において、例えば当時の防衛庁長官の国会における御発言だと思いますけれども、そういった移設、返還であるという答弁があったということは承知をいたしております。  それで、これの意味でございますけれども、これは、普天間飛行場の移設、返還がSACO最終報告の最...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に、私が先ほど申しましたのは、最も大きな課題の一つということを申し上げているので、最も大きな課題だというふうに申し上げているわけではございません。  それから、既に申し上げましたように、代替施設、これの具体的な整備内容、これに変更が生じたということは事実...全文を見る
○川口国務大臣 見直しではないというふうに申し上げていますのは、確かにその具体的な整備内容、そこに変更が、先ほど申し上げたような、これは恣意的に変更したということではなくて、沖縄の県民の方の、繰り返しませんが、御要望等がございまして、そして地元と協議を積み重ねて行ったということで...全文を見る
○川口国務大臣 当然に一部でございます。
○川口国務大臣 逆に、委員がどうして見直されたという言葉にこだわっていらっしゃるのか、必ずしもはっきりいたしませんけれども、それはずうっと、繰り返しませんけれども、いろいろな経緯があったというわけでございます。  もう一度、大事なことですから繰り返させていただきますけれども、ま...全文を見る
○川口国務大臣 まさに、この共同発表文にございますように、SACOの最終報告の実施に関する両政府のコミットメントをこのときに再確認しているということでございます。日本政府として、SACOの最終報告をきちんと着実に実施していくという立場であるわけでございまして、これを申し上げている...全文を見る
○川口国務大臣 二十五、二十六と大使会議がありまして、そこで出席をするということで、そのときは帰ってきておりました。日本に帰ってきてからそういうことがあったということでございます。  それで、私からは、二十五日に会議がありまして、二十六日も会議だったんですけれども、早く帰るよう...全文を見る
○川口国務大臣 中国におきましては、実際に抗議をするということを臨時代理大使がきちんとやっております。それから東京においても、局長、次官、そして私ということをこちらでやっているわけでございまして、外務省全体としての仕事、抗議をしていく、この問題に適切に厳しく対応するということにつ...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして、大使の仕事、いろいろございます。二十五日の日に東京で会議をするということも非常に大事な会議でございまして、我々としても、中国との関係を東京でやっていくにつきまして、阿南大使がここにいたということは、プラスになった面もあったということだと思います。...全文を見る
○川口国務大臣 中国に対するODAにつきましては、これは経済協力の中期計画というものをつくりまして、それに基づきまして今やっておりますが、内陸部、そして環境問題、環境問題が六割弱、残りは人材育成ということで、それ以外の案件というのはないという状況で今やっているわけでございます。そ...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしましては、この事件が起こりました後、すぐに談話を出しております。これは起こった直後に出したんですけれども、その後、次の日に、事態のその後の推移を見て、さらに強いトーンの談話といいますか、ステートメントを行っております。  それから、私は、昨日の時点で...全文を見る
○川口国務大臣 パキスタンにつきまして申し上げる前に、テロに対して世界で取り組んで対応していく、テロを減らさなければいけないということはみんなの思いであります。そして、それは我が国も大変重要なことだと思っておりますし、ビンラディンについては、これはパキスタンの六〇%が支持をしてい...全文を見る
○川口国務大臣 経済の専門家でいらっしゃる委員の御質問でございますから、なかなかお答えをきちんと申し上げるのが難しいのでございますけれども、アジアの国もさまざまあると思います。例えば、アジアの中でも一段とずば抜けて大きい中国、この中国の経済は非常に健全に今伸びているわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 世界をカバーして御質問をなさいましたので、ちょっとその事実関係の把握と、それからその論理の整理について、必ずしも私と同じでないところがおありになるということで、お答えをしにくいということでございますけれども、基本的に日本として考えていますのは、世界の中において日本...全文を見る
○川口国務大臣 外務省は、私のもとでしっかりと自分の足で立って、物事を主体的に判断いたしておりますけれども、その主体的な判断の結果として日米同盟ということは非常に重要な関係であるということが、私たちはそのように思っているわけでございます。
○川口国務大臣 内政不干渉という点からこの問題をごらんになっていらっしゃるというわけですけれども、私どもの見方というのはそういうことではございませんで、イラクに対しての武力行使、これにつきましては、国連の安保理の決議、これは第七章のもとの決議ですけれども、それに基づきまして、これ...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、時間というのが非常に大事でございまして、人間どんどん年を重ねていきますので、子供たちも大きくなっていく、拉致の被害者の親もどんどん年をとっていくという状況であると思います。  それで、その点につきまして、先般ピョンヤンで、田中外務審議官、薮中局...全文を見る
03月30日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  法律案と同時に可決されました附帯決議については、これを厳粛に受け止めます。  在外公館の警...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃっていただきましたように、外務省の改革は非常に当初から大きな課題であり、そして、引き続き課題であり続けているというふうに思っております。この改革については、その過程で、国会からも、国会議員の方からもあるいは党の方々からも大変にお知恵をいろいろいた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 情報収集とそれの活用の重要性というのは、外交をやる立場の人間にとっては基本的なことであろうと思います。今回の機構改革あるいは外務省の改革の中で、これも重要視をしていることの一つです。  先生がおっしゃられましたように、問題意識を持つ、問題意識をその本省...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃられましたように、我が国の外務省の人数、外交、出先の公館の数、これは世界の主要国に比べると本当に段違いに少ない状況にありまして、外交の足腰を強くしていくためには、質という点ももちろんありますが、これを強化充実をしていかないといけないと私は思ってお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この報道につきましては、私も昨日でしたか週末でしたか、それを見まして、昨日、事実関係はどうなのか、確認を把握するようにという指示を出しておりますけれども、今までの時点で何らかのことが確認できたという報告はまだ私はもらっていません、まだ確認できていないと思...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、吉岡先生のおっしゃられたことのその趣旨をきちんと外務省の省員一人一人が心に留めて、歴史的そして世界史的な視野から自国の問題あるいは二国間の問題について知識を深めていくということの重要性、これをきちんと伝えていきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 地位協定の下における刑事裁判手続につきましての日米交渉が先般、三月の二十四日、二十五日、ワシントンで行われたわけでございまして、これは昨年の夏から四回行われた交渉、そして中断をしたという交渉について、それを早期に再開をするということが必要だ、早期に解決を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まだ引き続き調整をする事項が残っているということです。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げましたように、これは今米国と協議中の事項でございますので、申し訳ありませんけれども、その具体的な内容について申し上げるということについては、今の時点では控えさせていただきたいと思っています。
03月31日第159回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○川口国務大臣 尖閣諸島というのは、歴史的にもそして国際法上も我が国固有の領土であるということでございます。我が国の施政下にあるということでございまして、安保条約の適用になるということでございます。  このことについては、ちょっと具体的な日にちは忘れましたけれども、米国の報道官...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、アメリカとの沖縄返還協定、この第二条におきまして、日米安保条約は「琉球諸島及び大東諸島に適用されることが確認される。」というふうに規定をされているわけです。そして、この二条に言う「琉球諸島及び大東諸島」の範囲につきましては、米国との沖縄返還協定...全文を見る
○川口国務大臣 尖閣諸島が我が国の領土であるというのは、これは歴史上も国際法上も固有の領土であって、これは当然のことであります。そういった事実に、アメリカとの間の国際取り決めもそういうことを言っているわけでございまして、当然のことながら、我が国としては、そういった我が国の立場をア...全文を見る
○川口国務大臣 先ほども申しましたように、これは我が国固有の領土であることは疑いがないわけでございます。そういった観点で、おっしゃった与那国島等の近くにお住まいの方等が本当に無用な御心配をなさらぬように、尖閣につきましては、我が国としても、これは我が国の固有の領土であるということ...全文を見る
○川口国務大臣 そのような決意を持っております。
○川口国務大臣 外務大臣であります。
○川口国務大臣 四月の上旬に警察庁からこの検証の結果について御報告があるという御答弁を伺っております。そういうことが行われた後で、これは先生もおっしゃっていただいたように、御遺族の御心境、お気持ち、これには十分に配慮をしなければいけないと思っております。そして、そういうことを配慮...全文を見る
○川口国務大臣 私が承知していますのは、ナンバープレート、これは回収されたときに車の中にあったということであって、車の中で発見をされたということでございます。  堂道局長がそのときにどういう意図で言ったかということについては、先ほど堂道局長が言いましたように、車の中で発見をされ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、委員もよく御案内のいろいろな経緯があったということでございます。例えば、海上ヘリポートがとんざをしたとか、そういったことがあったわけでございまして、そういったことを受けて、また、地元の方々の、軍民共用というようなお考えもあったわけでございます。  いずれ...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、先ほど申しましたように、平成十一年の閣議決定にのっとりまして、そして、基本計画があるわけでございますので、それを踏まえて、地元の地方公共団体の方々と協議を重ねながらこれを進めてまいりたいというふうに考えております。
○川口国務大臣 これは、尖閣諸島が我が国にとって、歴史的にも、そして国際法上も我が国固有の領土であるという立場があるわけでございまして、そして、この領土において違法行為が行われれば、それは法治国家でございますから、関係法令に従って対応が行われるというのは当然のことであるというふう...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、これは我が国の領土内において行われたことでございまして、それに対しては我が国の国内の法令をもって適切に対処をするということが正しいわけでございます。そういったことを関係の御当局において考えられ、適切なる判断をなさったというふうに私どもは承知...全文を見る
○川口国務大臣 そういった事実関係については私は承知をしておりませんので、もしあれでしたら政府参考人をお呼びいただければというふうに存じます。
○川口国務大臣 これは、国内の制度の仕組みといたしまして、つかさつかさが判断をしていくということでございまして、外務省の立場は、そういったことは国内の法令に従ってそれをつかさどるところで御判断をなさるべきことであって、外務省としてそういうことは、私どもは対外関係のところについては...全文を見る
○川口国務大臣 この七人に対して政府としてどのような対応をするかということについては、御相談はあずかっていません。
○川口国務大臣 これは、二十六日に中国から、電話会談をしたいという申し入れがあったわけでございます。それで、時間の調整をしまして、結果的には夕方になっていたと思います、六時近かったかもしれませんが。  それで、そのときにまず李部長の方から、中国人の活動家の尖閣諸島上陸について問...全文を見る
○川口国務大臣 一番最初にそれについては申し上げたと思いますけれども、当然のことながら、我が国固有の領土であるという立場を述べたというふうに申し上げました。
○川口国務大臣 先ほど立場を述べましたというふうに申し上げたのは、当然に遺憾であるということを我が国は言ってきているわけでして、それも当然含めて、全部を含めて、細かくは申しませんけれども、述べたというふうに言ったわけで、全部それに入っております。
○川口国務大臣 それではもう一回全部を丁寧に申し上げますと、まず、先方からの意見の開陳があったわけでございます。それは、これは中国の領土であるということであったわけですけれども、それに対して、これは歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であるということを言ったわけでございます。そし...全文を見る
○川口国務大臣 これは、電話会談の後に、この件については発表をしないという中国側からのお話があったわけでございまして、当方はそれを守って発表しなかったということでございます。  それで、他方で新華社電について、そのことが報道され、そして、これは必ずしも我が国の立場について、こち...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことでございます。
○川口国務大臣 これは、向こう側から電話をしたいという申し入れがあって我が方が応じた。その先方が、これについては発表を控えたいというお話があったわけでございまして、我が方としてはそれを尊重したということでございます。  この時点で強制送還が決定をしていて、私もそれを伝えたという...全文を見る
○川口国務大臣 このアピールですけれども、ことしの二月七日、これは北方領土の日でございましたが、この日に当たって、民間の有識者が北方領土問題についての見識を対外的に明らかにされたということだと存じております。  そして、そのアピールですけれども、これは、国民世論を啓発する、この...全文を見る
○川口国務大臣 これは、こちら側の座長といいますか、トップも、そしてロシア側のトップも、それぞれの首脳に直結をしている人たち、先方であればルシコフ・モスクワ市長、そして、こちらであれば森元総理ということでございますけれども、そういった方々をそれぞれの共同議長に選んで、そこでの議論...全文を見る
○川口国務大臣 中国訪問につきまして、日程の詳細部分について今調整中でございますけれども、私は、日本と中国の関係というのは、日本にとっても、そして中国にとっても、最も重要な二国間関係の一つとして位置づけられているというふうに思っております。  重要な二国間関係であればこそ、これ...全文を見る
○川口国務大臣 サイバー条約の締結でございますけれども、これにつきまして、我が国は昨日の衆議院の本会議で御承認をいただいたわけでございまして、今後参議院で御審議をお願いするということになるわけでございます。政府としては、国際的なサイバー犯罪の防止及び抑圧の観点から、早期締結を図る...全文を見る
○川口国務大臣 私の記憶ではございません。
○川口国務大臣 最近ですと、数十件の案件が閣議を通り過ぎるわけでございまして、なかなか一つ一つについて議論をするというのは難しいかという気が私は個人的にはいたしております。  いずれにしても、これにつきまして、日本は消費国でもあり、また同時に生産国でもあるということがあるわけで...全文を見る
○川口国務大臣 無形文化財の遺産条約が成立する過程に当たっては、我が国としては非常に積極的にイニシアチブをとってきたわけでございます。そして、我が国の無形文化遺産の保護という意味では、我が国は、世界に率先をしていい制度をつくって、それを実際に動かしているということでございます。そ...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○川口国務大臣 真相を一番多く知りたい、一番知りたいと思っているのが外務省の職員あるいは御家族の方々であるということは、以前と全く変わらないと思います。  それで、外務省といたしまして、ずっと真相の解明、究明に努めてきておりますし、それから、警察、日本の警察、現地の警察あるいは...全文を見る
○川口国務大臣 まず申し上げたいのは、これについては、外務省は警察と一緒になって、政府一体となって調査を進めているということでございます。  司法解剖の結果につきましては、これは日本の警察当局がやっていただいたことでございまして、その結果として何がわかったかということを、当局の...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、警察当局が今どのようなことをしていらっしゃるかということについて、私どもは存じませんので、御発表はまさに警察当局の御判断ということでございます。
○川口国務大臣 私どもとしても、警察当局がお調べになっていることが、できるだけ事実関係が明らかになるような、そういった発表につながっていくことを強く希望いたしているわけでございます。  ただ、これは警察当局がまさに調査をしていらっしゃる、調べていらっしゃることでして、私どもとし...全文を見る
○川口国務大臣 少し長くなりますが、お許しをいただきたいと思います。  まず、平成十五年度の補正予算を国会で御承認いただきました後、イラクの復興支援のプロジェクトにつきましては、具体的な内容あるいは金額につきまして、供与先との間で協議を続けてまいりました。その結果を受けまして、...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、政府といたしましては、このイラクの警察車両供与計画に従いまして警察車両の入札、調達が行われる過程におきまして、おっしゃっているような入札者の談合があったとか政府からの情報流出があったとか、そのような認識はいたしておりませんので、これについて、引...全文を見る
○川口国務大臣 まず申し上げたいことは、外務省として、これは事件の発生以来、わかることは、そしてその場で申し上げられること、すなわち捜査等に影響がないことということでございますけれども、そういうことについては、できるだけ早く国民の皆様に提示をするということでやってきているわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 この案件につきましては、これは私も前に記者会見で申し上げたことがありますけれども、基本的には、まず中国の国内法にかかわる問題でありまして、中国の判断、これを最終的には尊重しなければならない、これはそういうことでございます。  ただ、当然のことながら、我が国として...全文を見る
○川口国務大臣 私の立場は先ほど申し上げたとおりでございます。  それから、おっしゃっていらっしゃる脱北者二名、この方々については、既に、我が国の立場として、北朝鮮に送還されることがないようにという申し入れはいたしております。
○川口国務大臣 おっしゃったその本の著者のクラーク前米大統領特別顧問が、さまざまなインタビューに答えて発言をしたり、あるいはその中で、その本の中で記述をしているということは承知をいたしておりますけれども、その発言に関連いたしまして、ライス大統領補佐官は、ブッシュ大統領は同時多発テ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、その演説を今ちょっと手元に持っておりませんので、全体について記憶をしているということではございませんが、それにつきまして私が記憶をいたしておりますのは、国連憲章との関連で、イラクの義務不履行、それについてきちんと述べていらしたというふうに私は記憶をいたしてお...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、いずれにしても、米国は、武力行使をしたということについては、国連憲章第七章のもとで採択をされた六七八、六八七、一四四一、それに基づいて武力行使の権限を与えられているということを説明しているというふうに承知をいたしております。
○川口国務大臣 大事なことは、米国がどういう権限に基づいて武力行使を行ったかということでございます。  今おっしゃっている演説、私、手元に持っておりませんので、おっしゃったことについて直接コメントできませんけれども、その演説においても、あるいはその他の場所でも、米国は、武力行使...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろなことをおっしゃっていらっしゃるわけですけれども、これは、先ほど申しましたように、国連憲章の、六七八、六八七、一四四一、それによって与えられた権限に基づいて武力行使を行ったということでございます。国連の決議によって権限を与えられているという意味において、こ...全文を見る
○川口国務大臣 今、多国籍軍がイラクに展開をしている。(赤嶺委員「多国籍軍じゃないでしょう、あれは」と呼ぶ)多国籍軍と日本、あるいは幾つかの国は行っていませんけれども、みんな、この多国籍軍というのは、国連の決議によって多国籍軍というふうにオーソライズを今しているわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっているのは、北部、ファルージャにおいて外国民間人の車両二台が襲撃をされて、また、バグダッドの西で、道路わきに仕掛けられた爆弾で米兵五人が死亡という、これは新聞報道で我々も承知をいたしております。  イラクの治安については、先ほど堂道局長から御説明をしま...全文を見る
○川口国務大臣 ヤシン師の暗殺につきましては、これは私からも談話を出させていただきましたし、イスラエルのシャローム外相、それからパレスチナのシャース外相、そしてアメリカのパウエル長官にこの件で電話をいたしております。これは正当化できない行動であるというふうに考えております。  ...全文を見る
○川口国務大臣 米国がパレスチナ和平に対してより強く関与をしていくということは重要でございまして、私も、パウエル長官と電話で話をしたときに、日本としても、米国がこのことについて関与を強めていくということを期待しているということは、お話をさせていただきました。それで、アメリカは既に...全文を見る
04月01日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました外務省設置法の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の内容は、外務省改革の一環として、能動的、戦略的な外交を展開するために外務省の機構を整備するに当たり、儀典長を廃止することであります。なお、儀典長の外交上の役割...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました航空業務に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、ウズベキスタンとの間で航空協定を締結するため、ウズベキスタン政府と交渉を行いました。その結...全文を見る
04月05日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(川口順子君) はっきりしていることは、関係者、六月三十日に主権をイラク人に渡すということであると思います。これを後ろにずらした方がいいという、あるいはずらしたいと望んでいる人はいないと申し上げてもいいと思います。  それで、ただ問題は、そのときに、その後できる暫定政...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の関与、もっと大きな関与が必要であるということは、日本も全く同じように考えております。そのために、働き掛けといたしましては、幾つかのことをやっておりますけれども、例えばこの間、アナン事務総長がお見えになられましたときにも、国連がより大きく関与をするこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 再三申し上げていますように、米軍が誤射をしたという情報には全く接していないわけでございます。  それから、それならば、それを否定する、その誤射をしたという立場を否定するものは何かというふうにおっしゃっていらっしゃるわけですけれども、我々としてはなぜ米軍...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二月の終わりに上村臨代が行きまして、なぜそれをすぐ公表しなかったかという御質問でございますけれども、一回行って、それで未来永劫に行かないということがはっきりしているのであれば、その場ですぐ公表することも可能であったわけですけれども、先ほど来堂道局長がお答...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実際にその上村臨時代理大使が行った後、実はその資料等で引き続きまた取りに行かなければいけないことがございまして、それを、行ったということがございました。ということがありまして、衆議院でお話を申し上げたのはそれから一月ぐらいたって後ということでございました...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 外務省としては、このお二人から何らかのそのときに行くという情報を伺ったわけでは全くございません。委員おっしゃいますように、これは正に政府間で協議すべきことであると私は思っておりますし、そのことは新聞記者会見等で既に申し上げておるところでございます。
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮がどういうことを思ってこういうことを行っているかということを日本政府としてこうでしょうと推測をするということは実は非常に難しいことであるわけでございまして、我々としては、北朝鮮に対して重ねて、この交渉の相手は政府である、また再び日朝協議、政府間の協...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それについて私は存じませんけれども、小泉総理が記者会見等で私は知らないというふうにおっしゃっていらっしゃいますので、当然そういうことだろうと思います。
○国務大臣(川口順子君) 確認をするまでもないことだと思っております。
○国務大臣(川口順子君) このことについて、いろいろな情報はその後取っておりますけれども、だれがだれに何を言った、そのことについていつから知っているとか、そういうことについては申し上げないということにいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 私の方としては、一日も早くそれをすることが大事だということで、ずっと前から北朝鮮に対してそれは言っているということでございます。正式の答えは正式なるルートを通じて来るものであるというふうに考えております。
○国務大臣(川口順子君) パウエル長官のそういう御発言があったということについては、これは私は報道ベースで聞いておりまして、直接パウエル長官ないし、あるいはアメリカ政府に確認をしているという段階ではございませんけれども、事の本質というのは、これは私が何回も申し上げていますとおりで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題については、引き続き人道状況の改善という観点から取り組んでいかなければいけない問題であるというふうに考えています。  それで、その後調べましたところでは、八万人とおっしゃられたんですが、UNHCRでは今約三万五千から四万二千人というふうに人数が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これはいろいろなことが可能であるというふうには思いますけれども、現実可能性という意味では、今イラクの治安状況がそのような中で、国際機関であるUNHCRを通じてやるということが一番早く現実的に可能なやり方ではないかというふうに思っております。その中で、例え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パレスチナ支援をめぐっての透明性の問題というのは、欧米諸国で様々な議論がなされているということは承知をしております。  この間、ファイヤード財務大臣がお見えになられましたときに、こういった透明性の必要性、透明性向上の必要性ということについてもお話を私も...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これを行いましたことによって国際社会の我が国に対する評価、これは大変に深まった、高まったというふうに思っています。いろいろな方がいろいろなことで、ことをおっしゃってくださっていますけれども、アナン事務総長、この前、日本でおっしゃっていただきましたし、それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 通常、継ぎ目のない支援と言っていますけれども、停戦後の人道支援、そこからよりインフラ整備等も含めた復興支援まで継ぎ目なくやっていくということが我が国の平和構築の考え方でもございます。  それで、今イラクにおいてどれぐらいやっているかということですけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは内閣の法律でございますので、正しくは内閣にお聞きいただくのが一番いいかと思いますけれども、私どもが見ており、考えているといいますか、解釈をしているということでいいますと、これは決して有権的な解釈ではないと申し上げないといけないんですが、法律上、被災...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 確かに昨年の十一月の段階で、二〇〇四年の三月末までに統治評議会とCPAによる治安に関する協定ができるというふうに書いてございます。ただ、こういう協定が現時点で具体化されているというふうには承知をいたしておりません。
○国務大臣(川口順子君) その治安協定については先ほど申し上げたようなことでございますけれども、他方で基本法、これが合意をされているわけでございます。そして、この基本法に書いてありますことは、イラク軍はイラクの主権国家としての地位に従い、安保理決議一五一一やその後の関連安保理諸決...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いや、占領軍としては残らないわけですね、多国籍軍は、六月三十日以降は。ただ、これは国連の決議を見ても、それから、この基本法の先ほど読み上げました事柄から考えても引き続き多国籍軍が残るであろう、そういうことが想定されているということはほぼ言えるというふうに...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは今まで何回も申し上げていますけれども、自衛隊というのは、我が国の指揮の下で活動しているということでございまして、一五一一、安保理決議の一五一一に基づく多国籍軍の統合された指揮下にあるということではございません。
○国務大臣(川口順子君) ということにはまずならないだろうというふうに思っております。  まず、先ほども言いましたけれども、基本法によりまして、外国軍隊が統治権限移譲後も活動するということが想定をされている。具体的にどのような形でそれがそうなるかということは今後はっきり決まって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六月三十日に主権移譲をしたいということは、イラクの人たちの願いであり、またCPA、あるいは米国、英国もそのように考えている。国際社会で六月三十日を積極的に遅らせたいと思っている人はいないと私は思っています。  それで、今いろいろなその後の暫定政府をどの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正確な見通しを申し上げることは非常に困難であると思っています。みんなが先ほど申しましたように六月三十日に行いたいと思っている、他方で受皿が必要でして、その受皿をどうするかということは今はっきり決まっているわけではないということだと思います。  基本的に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国の自衛隊がイラクに派遣をして、派遣をしている理由というのは、今委員がおっしゃられたとおり、国連の決議、これに基づきましてイラクの人道復興支援、これのために行っているわけでございます。この判断は主体的なものであります。  同時に、アメリカと我が国と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正にこの法律の目的、これに書いてあるとおりでございます。それは、委員がおっしゃられたとおりであるわけですけれども、国家の速やかな再建を図るためにイラクにおいて行われている、行われている国民生活の安定と向上、民主的な手段による統治組織の設立等に向けたイラク...全文を見る
04月06日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(川口順子君) 機構改革全体のねらいということですけれども、これをするに当たって考えていましたのは、外交を能動的であって戦略的で総合的なものにする、それが可能となるような組織を作るというのが一番大きな目的でございます。  それで、具体的に、そのために例えば総合政策局を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あ、もう一つ、済みません、ちょっと肝心なことを一つ言い忘れました。  肝心なことを一つ忘れまして、領事局、領事移住部、これは外務省として国民の保護、海外に行っている人が多くなっていますし、また外国、いろいろな問題が外国との関係であり得ますので、これをよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それでは、ちょっと一部だけお答えをいたしますけれども、昨日の御質問、これは堂道局長が答えなかった分を私が補足したということで、本質的に堂道局長にそもそもは向けられた質問でしたので、これについては堂道局長からお答えをいたしたいと思いますが、私は、今のむしろ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 前から申し上げていますように、分かっていること、まず、何かを隠しているだろうということがその前提になっていらっしゃる。役所は分かっていることを、あるいは都合の悪い情報は隠しているだろうと。そういうことでは全くないということを前から申し上げていまして、出せ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それは私はやむを得ないというふうに思います。なぜならば、だれがNGOであるか、だれがそうでないか、それは登録させなければ分からない。だれにでも税金まける、あるいはだれにでも運賃をまける、そういうことはできるわけはないわけですね。ですから、テロリストグルー...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず前提として、NGOがイラクにおいてできるだけ復興に貢献できるような仕組み、それは望ましいと私は思っています。  ただ、NGOであれば自動的に関税が掛からない、あるいは何か特権が得られてしかるべきだということにはならないと思います。例えば我が国の制度...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国連の決議によって、今、CPAというのは、イラクにおいて正統性を持ってイラクを統治をしている組織であります。ですから、もちろんそのNGOの方のお気持ちとして占領軍に加担をしたくないというお気持ちを持っていらっしゃる方はいるだろうと思いますけれども、それは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いずれにしても、我が国のNGOが活動するという上で何か問題があるということであれば、それはいつでもその時点で、そのときの政府に申し入れる用意があるということを申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) なぜかというお答えは非常に難しいんですが、やはり抜本的に見直したいと思われていると、そういうことであるかと思います。
○国務大臣(川口順子君) 地政学的に見てユーラシア大陸の真ん中にある中央アジア、この地域は重要な地域であると思います。中国の裏庭に当たる地域でもあります、裏庭というか裏側にある地域でもあります。したがいまして、我が国が常に言っている我が国の安定と繁栄という中に、世界の安定と繁栄が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その地域は港がない国々でありますので、経済開発の一環としてそういった資源の活用は非常に重要であるわけですが、それをどのような形で国際マーケットに出していくかということは一つの大きな課題であるというふうに思います。そういう意味で、その輸送路のインフラ整備を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、アフガニスタンについては我が国としてはカブールからヘラートまでの道路工事、これについてはサウジアラビア、アメリカと一緒になって進めています。それから、ぐるっと回っていくんだと思います。──いや、こっちですね。  それで、ほかの国と道路の話というの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の日本の経済協力の決定の仕組みとして、もらう側からどういうプロジェクトをどういうプライオリティーを持っていますということはお話をいただきます。それから、新しいODAの大綱の改革以降、我が国が力を入れようとしていますのは、こういうプロジェクトがこういうプ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ODA大綱を昨年の八月に改定いたしましたときに政策対話ということを強く入れているわけです。それは相手の国の開発政策の考え方、その段階から議論をしていこうということでして、我が国の考え方はそれに伝わって、そういう形で反映されるということであります。
○国務大臣(川口順子君) 尖閣諸島については、我が国にとってこれは歴史上も、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であるということを言いました。それから、併せて国旗が焼かれた事件について、それを官憲が制止をしなかった件について抗議をいたしたということでございます。  それと同時に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日本側の領有権主張の根拠は御案内のとおりだと思います。一八九五年に、失礼しました、一八九五年に、これは我が国として、それがそれまでどこの国の領土にもなっていないということを確認の上、我が国の領土であるということとしたということでございまして、中国側の根拠...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 地位協定ができた後いろいろな変化があったというわけで、だと思います。  それは運用上の改定ということで、政府の立場としてはそれに取り組んでいるということでございますけれども、例えばその負担が非常に大きい、これをもう少し減らす必要があるんではないか、環境...全文を見る
04月07日第159回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(川口順子君) 難民支援のためのNGO等との連携・協調関係についてのお尋ねでございますけれども、外務省としてもこの分野におけるNGOとの適切な連携・協調関係が重要であると考えております。  外務省は、今般設立をされたと承知をいたしておりますレフュジー・カウンシル・ジャ...全文を見る
04月08日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、従来からアメリカ合衆国との間で人的交流に伴って生ずる年金制度及び医療保険制度への二重加入、保険...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 余り分かっていないということでございますけれども。  現地時間七日の午後十一時過ぎ、日本時間で言いますと八日の午前四時過ぎ、サマワの宿営地の近くで爆発音が三回あったということを確認をしたということでございます。  この爆発音は、迫撃砲又はロケット弾と...全文を見る
04月09日第159回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○川口国務大臣 昨八日夕刻、イラクにおいて三人の邦人が人質になったことを示す映像が存在するとの情報が外務省に入りました。この第一報を受けまして、外務省では、十八時三十分に対策本部を立ち上げました。関係在外公館等と連絡をとり、情報収集に努めた結果、中東の衛星テレビのアルジャジーラが...全文を見る
04月12日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第11号
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○川口国務大臣 八日午後六時二十分、イラクにおいて三人の邦人が人質になったことを示唆する映像が存在するという情報が外務省にもたらされました。  外務省では、直ちにイラク人質事件緊急対策本部を立ち上げ、関係在外公館と連絡をとり、情報収集に努めるとともに、御家族と連絡をとりました。...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしましても、人質になられた三人の方の一日も早い帰国が実現しますように、今、全力を尽くしているところでございます。  そして、お尋ねのテロに対する政府の考え方でございますけれども、そもそも、無辜の民間人三人を人質にするということはあってはならないことであ...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしまして、イラクに対して退避勧告を出しております。それからさらに、昨年の八月から今に至るまで、二十七回のいわゆるスポット情報という注意情報、注意喚起情報でございますけれども、それを出しております。ことしに入ってからだけで十三回、三カ月の間に出しているとい...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられますように、サマワの住民、サマワの人たちが将来についてのビジョンが持てるような形で我が国の経済協力が進んでいくということは基本的に大事なことだろうと思います。それから、そのビジョンに当たっては、これは、経済協力のやはり基本は、オーナーシップとよく...全文を見る
○川口国務大臣 今、小野寺委員もおっしゃってくださいましたように、御家族の方の御心痛はいかばかりかというふうに私も推察申し上げております。それにしても、あのようなテロの行為というのは許されるべきではないと強く思っているところでございます。  それで、先ほど、どういうような経緯で...全文を見る
○川口国務大臣 あと、石破長官に足していただきたいと思いますけれども、まず、誘拐事件を含むいわゆるソフトターゲットに対するテロ事件としてどのような安全策を講じているかということでございますけれども、まず、情報を政府としてきちんと持ち、そして、それを海外に行かれる方に対してきちんと...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、小泉総理とチェイニー副大統領との会談及び昼食会がございまして、その中で出たお話の中に、いろいろなお話をなさったわけですけれども、その中の一つにイラクの問題もございました。  そして、小泉総理から、国際協調の確保が必要であって、そのためにも国連の役割が重要...全文を見る
○川口国務大臣 今の御質問にお答えする前に、冒頭に前原委員がおっしゃったことにつきまして、私の考えているところを申し上げさせていただきたいと思います。それは、日本が自衛隊を派遣したから日本人が人質になったのかどうかということであります。  自衛隊は、これは前原委員に繰り返すまで...全文を見る
○川口国務大臣 アルジャジーラが日本時間のきょう午後三時ごろにそのような報道を流すかもしれないという情報には接しておりましたが、その内容については、あるいはそれがなぜ放送されなかったか等々については、申し上げるということについては差し控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 その情報が信憑性が高いということを政府として申し上げたということは、私は、ないというふうに思います。  ただ、一つ申し上げられることは、そういった種類の情報を一つならず入手していたということはございます。  それから、細田副長官がそういう御発言をしたということ...全文を見る
○川口国務大臣 人質の方々が解放された場合にどのようなことを政府としてしてさしあげられるかということについては、これは常に政府として考えていなければいけないことであるというふうに思っております。  具体的にどういうことをということは申し上げることを差し控えさせていただきたいと思...全文を見る
○川口国務大臣 この点については、まさに人質の安全にかかわることでございますので、答えを控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 冒頭で申し上げましたように、これについては、いろいろな関係国、関係者に協力をお願いし、打てる手を打っているということでございます。  それらの方々が、例えば、申し上げられるのはCPA、これはまさにイラクの統治を行っているという意味で治安に責任があるわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 そういった関係国、関係者の方々とは密接に連携をとっておりますけれども、それがどういう方々であるかということについては、その方々あるいはそういった国の立場、いろいろございますので、この場で御答弁することは控えさせていただきたいと思います。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、どういった国、どういった関係者の方々と接触を持っているかということについては、これはいろいろな方のお立場がございますので申し上げられないということで、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
○川口国務大臣 この団体の概要ですが、これはそもそも、一九五三年以降、イラクにおいてムスリム・ウラマー連盟なる組織がもう存在をしていたということでございます。そして、一九六八年にバース党による政権奪取がありました後、活動が凍結をされていたということでございましたけれども、サダム政...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、おっしゃったような名前の方にインタビューをしたという放送が、昨日の夜遅くでございましたでしょうか、あったということで、それをまた数時間後に別な方が否定をなさったということについてはもちろん承知いたしておりますけれども、政府として、これを、一連の動き...全文を見る
○川口国務大臣 外国人の民間人の方々が拘束をされたということについては、先ほど申し上げましたように承知をいたしておりますけれども、我が国の人質事件とこれらの事件が関連のある事件であるというようなことを示すような情報には、今の時点では接していないということでございます。  幾つか...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理と副大統領は、この人質の話を含む多くの、イラクのいろいろな側面についての議論もございましたし、イラク以外のことについてもいろいろなお話をなさったわけでございます。  そして、そのイラク情勢につきまして、チェイニー副大統領から、アメリカとしては、平和で民主...全文を見る
○川口国務大臣 ちょっと今手元に資料がございませんが、本部長は官房長官です。副本部長が外務大臣でございます。そのほかにメンバーとして入っていますのが、国家公安委員長、それから法務大臣、防衛庁長官、お二人の内閣官房副長官、内閣危機管理監、警察庁長官、外務省の中東アフリカ局長でござい...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、これは、政府の中で邦人保護、こういった人質のケース、外国における人質のケース等を含みますけれども、それは外務省の所掌でございまして、この人質事件対策本部の中では、これについては外務省が担当するということになっております。
○川口国務大臣 この対策本部でございますけれども、この人質事件、それの迅速な解決等に向けまして政府が一体として取り組んで、関係省庁が一致協力して必要な施策を強力に推進をするために設けられたものでございます。
○川口国務大臣 これにつきましては、総理から、イラクにおける日本人三名の人質事件について、三名の無事な救出に全力を政府として挙げているということをお話しになられて、米国の協力に対して謝意を述べられたわけでございます。  これに対しまして、チェイニー副大統領から、米国として解決の...全文を見る
○川口国務大臣 例を挙げて申し上げさせていただきますと、今、逢沢副大臣がヨルダンで現地の対策本部をつくっていらっしゃいますけれども、ヨルダンにはいろいろ御協力をいただいているわけでございます。それから、私からは、シリア、イラン、そしてパレスチナに、外務大臣に対してお願いを申し上げ...全文を見る
○川口国務大臣 総理は、一国の総理として、この問題の解決のために、どのような基本方針でどのようなことをやっていくかということについて常に考えていらっしゃいまして、常に的確な御指示をいただいているということでございます。
○川口国務大臣 私の働きかけで十分だと思っていただけませんでしょうか。私は、そのように今考えて、やらせていただいているわけでございます。
○川口国務大臣 まず、一般論といたしまして、透明性といいますか、国民に対する説明責任というのは大変に重要なことだと私は思っております。総理もそうお思いでいらっしゃると思います。  ただ、この人質事件、これについては、考え方というのは非常に違えていかなければいけないと思っておりま...全文を見る
○川口国務大臣 ビデオメッセージにつきましては、出させていただきました。それについて、政府とは異なったお考えということが御家族の方におありになったということも承知いたしております。
○川口国務大臣 御意見が私の意見と異なったということは、まさにその点について申し上げたわけでございます。
○川口国務大臣 そもそも、自衛隊というのは、国際協調のもとで、国連の決議、安保理の決議を受けてイラクの人道復興支援のために行っているわけでございます。そういう我が国の態度につきましては、これは、世論調査もございましたけれども、イラクの国民から理解をされて歓迎をされているというふう...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの基本法が三月の八日に、イラクの中の各派の合意によってできたわけでございまして、それは、イラク人による政権をつくっていくということに向けての政治プロセスの枠組みをつくったということで大きな意味があるというふうに思います。  今、既に幾つかの省庁においては、...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、御家族との関係については、担当しているのは外務省でございます。もちろん、私がお会いをしたときに御家族の方から伺ったお気持ちについては、あるいは政府に対する要望等については、きちんとお伝えをしてございまして、総理もこのことについては御家族のお...全文を見る
○川口国務大臣 テロ行為、人を人質にして、あることを要求し、それが聞き入れられなければその人質を殺害するということは許されるべきことではないというふうに政府としては考えております。これは皆さん同じであるというふうに思います。  政府としては、この人質になられた方の、まさに無事で...全文を見る
○川口国務大臣 ファルージャにつきましては、これは、四人のアメリカの民間人が殺害をされたということを契機にして、米軍による掃討作戦が強化をされているということでございまして、六日にファルージャを包囲するに至ったわけでございます。  それ以降、激しい戦闘が繰り広げられていたわけで...全文を見る
○川口国務大臣 ファルージャでクラスター爆弾が使われたかどうかということについては、確認をいたしておりません。  それから、先ほどモスクということをおっしゃいましたけれども、実際に空爆をしたのは、モスクから離れた外壁であった、市民の犠牲者はなかった、モスク自体に損傷はなかったと...全文を見る
○川口国務大臣 これは、両国の、副大統領と首相の間のお話でございますから、人質事件、イラク、経済、北朝鮮の問題、中国の話、話題は多岐に及んでおります。
○川口国務大臣 イラクについて、ファルージャという限定的なことではなくて、一般的に情勢の議論を総理と副大統領はなさっているわけでございます。我が国としてのイラクへの考え方、国際協調の必要性、そして今イラクに起こっている暴力、これが少数の勢力によって引き起こされているということ等々...全文を見る
○川口国務大臣 サドル師は、これはシーア派の一部であるということでございまして、シーア派の宗教指導者のシスターニ師は、ファトワを六日に出されて、サドル師側及び米軍の双方に対して、暴力拡大、混沌と流血をもたらすいかなる行動も回避するようにというふうに呼びかけたというふうに考えており...全文を見る
○川口国務大臣 今、政府といたしましても、御家族の方々のお気持ちを考えますとき、非常におつらいものがあるというふうに思っております。一日も早く解決をしたいということで、全力を挙げているところでございます。  御家族に対しての情報の御提供、これにつきましては、十分でないということ...全文を見る
○川口国務大臣 この点についての政府の考え方は、官房長官が最初に記者会見でおっしゃったとおりでございます。
○川口国務大臣 私は、この問題の基本的な解決というのは、犯人側が、我が国がどういう意図を持って自衛隊をイラクに派遣しているか、我が国がいかにイラクの復興のために支援をしているかということについて十分に理解を持つということであるというふうに思います。  そして、もちろん、この三人...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ファルージャについては、停戦合意があったということで、政府としては、できるだけ早くファルージャに秩序そして治安の回復がもたらされるということを望んでいるわけでございます。  それから、この人質事件とファルージャとの関係については、これについて、一番最初の犯...全文を見る
○川口国務大臣 我々としては、米国に対しまして、国際協調のもとでイラクが早く安定をし、六月三十日の主権の移譲、これがその期日どおりに行われるということが重要であるというふうにはずっと申し上げてきているということでございます。
04月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  日米両政府は、武...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(川口順子君) 日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  日米両政府は、武力攻撃事態等...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お答えを申し上げます。  まず、日米安保条約の改正の必要性についてのお尋ねですが、米国は、我が国に対する武力攻撃が発生した場合には、日米安保条約第五条に従って我が国を防衛する義務を負っています。米国は、その他の我が国の緊急事態において特段の行動の義務は...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) お答え申し上げます。  まず、イラクの人質事件についてのお尋ねがございました。  本件につきましては、政府は引き続き、在イラク邦人人質事件対策本部のもと、関係省庁が連携し、関係国、関係機関の協力をさまざまなレベルで仰いでおります。また、現地対策本部で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 赤嶺議員にお答えを申し上げます。  イラクの情勢及び外国人の拘束事案についてお尋ねでございますけれども、イラクの情勢については、全般として予断を許さない状況にあると認識しております。我が国としては、緊迫化しつつある現地情勢を憂慮し、注視しており、できる...全文を見る
04月13日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(川口順子君) 佐藤委員がおっしゃいますように、北方領土の問題、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するということは、我が国とロシアの二国間関係において最大の課題であると私は考えております。  そして、昨年の一月に総理が訪ロをなさって、プーチン大統領との間で日ロ行...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事前に山崎前幹事長、それから平沢先生から御連絡をいただいたという事実はございません。
○国務大臣(川口順子君) いただいたことはございませんと申し上げました。
○国務大臣(川口順子君) この件について私が小泉総理とどのようなお話をしたかということについてここで申し上げるべきではないと思いますけれども、小泉総理はこの件についてはぶら下がりの記者会見でそれは知らなかったというふうにおっしゃっていらっしゃると承知をしています。
○国務大臣(川口順子君) 総理は記者会見で、これについては承知をしていないということをおっしゃっていらっしゃいます。
○国務大臣(川口順子君) 仮定に仮定を重ねて御質問をしていらっしゃるというふうに思いますけれども、この問題について政府の方針というのは、政府間の協議、これは北朝鮮との間での拉致問題等の諸懸案、これの処理については政府間の協議で行うというのが政府の立場でございます。私はそれが正しい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、人質の三人が安否が分からない状況で、イラクにまだいる状況でございます。それから、ここ四月八日にこの事件が起こって以来のいろいろな出来事を見ていただくと、日本でいろいろなことが言われたことが世界じゅうを駆け巡って、当然にテロリストの耳にも入っているとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事件発生以来、政府といたしましては可能な情報の収集は極力やっております。また、関係国、関係者に対して連携を取り、あるいは協力を求めということもやっております。ただ、具体的にどのような情報を持っているかとか、そういうことをどのように分析、評価をしているかと...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 政府といたしましては、昨年の二月の十四日以来、イラク全土に退避勧告の危険情報を継続して出しております。また、昨年の八月以降現在まで計二十七回のスポット情報、注意喚起のための速報ですが、これを出して徹底した注意喚起に努めてまいりました。  外務省といたしましては、...全文を見る
○川口国務大臣 まず、武力攻撃事態、武力攻撃予測事態、これにおきまして、米軍は我が国に対する武力攻撃を排除し、そして我が国及び国民の安全を守るために行動することになるわけですけれども、このときに在日米軍は、一般国際法上、我が国の国内法、これを尊重する義務を持っております。また、武...全文を見る
○川口国務大臣 サマワにいる自衛隊はイラク特措法のもとで活動しているわけでして、国際法上は、イラクにおいて施政を行う当局、これは現在CPAでございますが、そこから同意を得て、安保理決議に従って活動を実施しているということでございます。
○川口国務大臣 現状でお話しできることをということで申し上げさせていただきたいと思いますけれども、今の時点で、三人の人質については確認は引き続きできておりません。  それから、報道にいろいろなことが出ておりますけれども、それについて、これはこの前も前原委員に、別な委員会での御質...全文を見る
○川口国務大臣 人質事件との関係で、イラクのどこの地域について政府として関心を持っているかということについては、申し上げるのを控えさせていただきたいと思いますけれども、一般論といたしまして、イラクの治安情勢の最近の動き、これはもちろんファルージャの話もございますし、あとはサドル軍...全文を見る
○川口国務大臣 六月三十日に向けての動きの中で、日本政府としては、新たな安保理決議があればあった方がいいというふうに思っております。それで、そのことについて、今、安保理の中でそういった決議の案文が具体的に議論されている、され始めているという状況ではまだないということでございまして...全文を見る
○川口国務大臣 まず、安保条約、これに基づいて我が国を防衛する義務が米国にあるわけですけれども、それに該当するかということでいいますと、緊急対処事態というのは、定義上、我が国に対する武力攻撃が発生した場合というのが安保条約の五条ですから、それに該当しないということで、安保条約によ...全文を見る
○川口国務大臣 在日米軍による、日米安保条約、日米地位協定上、本来予想されている活動ではない活動につきましても、我が国の要請あるいは同意ということに基づいて行われ、そして、在日米軍の駐留目的、これに反しない、反しないというか損なわない活動につきましては、それはあり得るということで...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっている国内法上の根拠というのは、政府がそういった要請をする、その根拠をおっしゃっていらっしゃるわけでしょうか。(前原委員「はい」と呼ぶ)ということであれば、特段のそういった国内法は要らないということであるかと思います。
○川口国務大臣 政府が要請をする国内法上の根拠ということについては、特段の国内法上の規定は必要ではないということであると思います。
○川口国務大臣 これは、先ほど申しましたように、我が国の要請または同意に基づいて行われ、かつ、駐留をしている在日米軍の本来の目的、これを損なわない、駐留目的、これを損なわないという活動については、日米安保条約、日米地位協定によって認められるということであるということです。
○川口国務大臣 武力攻撃事態等におきましても、現行の日米地位協定が適用されることになっているわけでございます。政府といたしまして、現行の日米地位協定のもとで、米軍が武力攻撃事態等に対して円滑に、そして効果的な行動をとることができる、そして米軍の行動が適切に規律をされるというふうに...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃられましたように、一般国際法上、米軍は我が国の国内法を尊重する義務があるということでございますね。それから日米地位協定の十六条、ここにおいて尊重、義務というふうに書いてあるのは、そういう考え方に基づいているということでございます。そして、政府といたし...全文を見る
○川口国務大臣 政府の考え方は、先ほど井上大臣もおっしゃられたとおりでございまして、そういうことだと思います。  個人的に思いますことは、これは緊急事態に備えた基本法という考え方で、何をそういったことの対象にするのか、書き方であると思いますけれども、そういったことについてなかな...全文を見る
○川口国務大臣 昨日、本会議でも申し上げたことに、さらにつけ加えて申し上げればということでございますけれども、これは、ジュネーブ条約に加入をいたしました五三年当時に、政府といたしましては、ジュネーブの諸条約を実施するために新たに必要となる立法措置の大部分はいわゆる有事法制に属する...全文を見る
○川口国務大臣 追加議定書の方でございますけれども、これは、昨年成立をした武力攻撃事態対処法において、「事態対処法制は、国際的な武力紛争において適用される国際人道法の的確な実施」、これを確保するということでなければならないという規定があるわけでございます。それで、事態対処法制の整...全文を見る
○川口国務大臣 これは、私が保証しているのではなくて、日本国が米国と同盟関係を結ぶ、それはすなわち、絶対的にと言ったらちょっと言い過ぎかもしれませんが、米国に対して信頼関係があるからこそ同盟関係があるわけでして、一緒に戦おうという信頼関係を持っている国であるわけです。そういった国...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしましても、人質の方々が一日も早く解放されるということを望んでいまして、そのために、今、全力を尽くしているところでございます。おっしゃるように、御家族の方も相当にお疲れでいらっしゃるようにお見受けいたしております。  それで、御家族との関係でございます...全文を見る
○川口国務大臣 まず、当然のことですけれども、我が国に対して武力攻撃が発生をした場合には、安保条約の五条に従いまして、米軍は我が国を防衛する義務を負っているということでございます。  したがいまして、在沖米軍も含めて米軍が実際に行動をとるということになるわけですけれども、それに...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(川口順子君) 八日、イラクにおいて三人の邦人が人質になったことを示唆する映像が存在するという情報が外務省にもたらされました。  外務省では、直ちにイラク人質事件緊急対策本部を立ち上げ、また逢沢外務副大臣をアンマンに派遣して、十日、逢沢副大臣を本部長とする現地対策本部...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 人質事件につきましては、先ほど申しましたように、政府として、そして外務省としても最大限の今努力をしつつございます。一日も早い救出をと思っております。  外務省では、この事件が勃発を、起こりまして以降、オペレーションセンターに常時百人、時によってはそれを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 十六時間でございますけれども、イラクと時差が五時間ございまして、今イラクで午前の十一時近くになったところということでございまして、夜の間は何もできなかったということでございます。  どのような方法で確認をするかということでございますけれども、これはそも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三人については今確認できないということでございますけれども、その意味は、先ほど先生がおっしゃられた、総理のおっしゃったことでよろしいかと思います。
○国務大臣(川口順子君) 報道でイタリアと連携を取っていくということがございましたけれども、政府としてそのように申し上げたことはございません。  イタリアのケースと日本のケースと、確かに似ていることもあるかもしれませんけれども、また違う部分も多くございます。政府といたしましては...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この話は我が国だけで解決ができる話だと思っておりません。多くの外国人の方も拉致をされたということがあるわけでございます。また、CPAというのが今イラクで治安に責任を持っている責任者でもございますから、CPA、イラク政府、いろいろな方とお話をさせていただい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イタリア政府が、今委員がおっしゃったような対応をしているかどうかについて私どもは確認をしておりませんけれども、いずれにいたしましても、それぞれの国の政府はそれぞれの国の考え方で自分の国の人質事件については対応をしているというふうに思います。  我が国と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、イラクの治安情勢というのは最重要課題であると思います。ファルージャ、あるいはサドル師の下にある軍といった点で幾つかの問題があるわけでございまして、つい先日ブラヒミさんがおっしゃったように、正に政治プロセスを時間どおりに実施に移すということがイラクのた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イランはシーア派の国でございます。私も先般、イランのハラジ外務大臣と電話でお話をさせていただきました。その際にも、ハラジ外務大臣から、このイラクの状況についてイランとしてどういうことができるかということをいろいろ考えているというお話もございました。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御質問は重要な御質問であると思いますけれども、それだけに、それについて今政府がどういうふうに考えているかということを申し上げますと、これはその犯人に情報を送るということにもなりますので、恐縮ですが、お答えは控えさせていただきたいと思います。いろいろな、政...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御家族の方にそういった中傷あるいは誹謗のEメール、電話が行っているということについては、これは大変に遺憾なことだというふうに思います。そういうことはやってはいけないことであろうというふうに思います。  政府といたしまして、この行かれた三人の方、イラクの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクにおいてこういった人質事件が起きるということについて、イラクが将来復興した暁にイラク人に対して悪いイメージを持つことになることにつながりかねないとおっしゃられたことは、確かにそういう部分もあるかもしれませんけれども、私どもとしては、そういうことをや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、昨日この党首討論の場におりませんでしたので、どういうコンテクストでどういう文脈で総理がおっしゃられたかということについて今つまびらかにいたしておりませんけれども、政府といたしましてこの特定の地域の事件とそれから人質事件について直接にリンクがあるとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の時点で何よりも大事なのは、人質の命でございます。一日も早く安全に解放されるということが重要でございます。  我が国として、特定の地域における暴力、イラクでナジャフ、ナシリアといったところでも起きておりますけれども、そういった暴力とこの人質事件との関...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一般論として申し上げさせていただきたいと思いますけれども、ファルージャでは、米国人がファルージャで殺されたということが発生をした以降、米軍がその地域を封鎖をいたしまして掃討作戦を強化をしたわけでございます。十一日以来、停戦が継続をするという状況にございま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その米国人四人が殺されて以来、強化をしたということはあったわけ、その米軍が掃討作戦を強化したということがあったわけでございますけれども、この先般の、先ほどの報告で申し、お伝えしましたように、今、停戦が守られている状態にあるということでございます。十一日以...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米中央軍が発表いたしていますように、これは外壁をねらった、ねらったといいますか、壊れたのは外壁であると。外壁をねらったというのは取り消させていただきますが、壊れたのは外壁であるというふうに承知をいたしているわけでございます。モスクではないということです。
○国務大臣(川口順子君) そういったような報道がいろいろあるということは承知をいたしております。  それから、政府として、いろいろな報道、報道、失礼しました、いろいろな情報には接しておりますけれども、その一つ一つについてここで具体的に申し上げるということでは、ことは控えさせてい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あることが国際法違反であるかどうかということは、その個別具体的なケースをきちんと知った上で申し上げるべきことであるというふうに思います。  一般的に申しまして、米国はジュネーブ諸条約、これについては批准をしているわけですし、それから米国の軍隊の中の文書...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米軍では、キミット准将が記者会見で言っていらっしゃいますように、ファルージャにおける攻勢においては、すべての手段、方法、戦術を駆使して、イラク人や連合軍に対して暴力を振るった者のみに限定して攻勢を行っており、非戦闘員たる市民への被害を最小限に食い止める努...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最大の原因は、この拉致ないし誘惑をした犯行グループが大変にやるべきでない行動、問題な行動をやったということが最大の原因であるというふうに思っています。この行動については糾弾されるべきであると考えております。
○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしましては、この退避勧告、それからスポット情報という、まあ危機情報ですけれども、危険情報ですが、これにつきましては、外務省のホームページで出すだけではなくて、例えば旅行代理店に常にそれは流れるようになっておりまして、切符を買いに行けば、そうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 恐縮ですけれども、これは館員の安全にかかわりますので、大使館に何人いるかということについては申し上げるのを控えさせていただいております。  以前、それにその武力行使の前に何人いたかということについては、これは今情報を持っておりませんので、調べまして御連...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回、チェイニー副大統領がお見えになったときにどのような話をしたかという御質問でございますか。──それでしたら、これは、総理との間では、非常に時間が短い中で、日米関係全般についてのお話はございましたけれども、個別の在日米、在日あるいは在沖米軍についての具...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員がおっしゃられた十一人の死者がいたとかということについての情報は私どもは承知をいたしておりません。  いずれにしても、これはこの前、別な委員会であったかもしれませんが、大田委員との間でお話をさせていただいた記憶がございますけれども、事前協議の対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 歴史の見方というのはいろいろな観点が確かにあるのかもしれませんけれども、今先生のお話を聞いて、ああ、そういう観点もあるのかなと思いましたが、私どもとして、今回のイラクにおける状況と戦前の我が国の満州国建国にまつわるいろいろな経緯と類似性があるとは全く思っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国として、これはこの間小泉総理がチェイニー副大統領にもおっしゃったことでありますけれども、アメリカが国際社会と協調をしてイラクの復興を行っていくべきであるという考えをずっと持っておりまして、それについてはアメリカに機会あるごとに言ってきているというこ...全文を見る
04月15日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりましたサイバー犯罪に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この条約は、平成十三年十一月にストラスブールで開催された欧州評議会閣僚委員会において採択されたものであります。  この条約は、サ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 八日、イラクにおいて三人の邦人が人質になったことを示唆する映像が存在するという情報が外務省にもたらされ、直ちにイラク人質事件緊急対策本部を立ち上げて以来、御心配されている御家族のためにも、今井紀明さん、郡山総一郎さん、高遠菜穂子さんが一刻も早く無事に解放...全文を見る
04月16日第159回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(川口順子君) 在イラク邦人人質事件の対応についてお尋ねでございますが、昨十五日、バグダッドの日本大使館から、イラクで人質とされていた日本人三名が解放され、十五日、現地時間十五時三十分、日本時間二十時三十分に、バグダッド市内のモスクにおいて、急行いたしました大使館員によ...全文を見る
04月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第4号
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○川口国務大臣 我が国としてアメリカ追随がこれによって深まっていくのではないか、主体性がないのではないかということについてでございますけれども、まず、ACSAに従って物品、役務の相互提供ということが、その手続を決める枠組みでございますけれども、それが提供できるかどうかということに...全文を見る
○川口国務大臣 それでは、委員がおっしゃられましたように、今回の一連の法制度の整備の中で、ジュネーブ追加議定書1、2、これを批准するということが可能になれば、ICCの規程を締結するのに向けて一歩前進をするということは確かでございますけれども、それ以外にも、恐らくまだ整備をしなけれ...全文を見る
○川口国務大臣 今、ポーランド、ウクライナというふうに例を挙げられましたけれども、ポーランドもウクライナも、あるいはほかも、基本的にみんな国連の決議にのっとって行っているわけでございます。これはアメリカもそういうことであります。  今イラクで大事なことというのは、六月三十日の、...全文を見る
04月20日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○川口国務大臣 日米地位協定の二条によりまして、日本国内の施設及び区域の使用を合衆国は許されているわけでございます。それで、個々の施設及び区域に関する協定、これは合同委員会を通じて両政府が締結をするということで、政府が締結をするということでございます。
○川口国務大臣 スペインが今おっしゃられたように撤退するということを決めた、それから、ホンジュラスもまた決めたという発表がございました。ほかの国については、撤退するということを決定したという情報には接しておりません。  基本的に、イラクに対してどのような形でイラクの復興を支援し...全文を見る
○川口国務大臣 違和感を感じるかどうかという御質問ですけれども、スペインは、新しい政権が選挙でできた。政権といいますか、政権ができる以前ですが、選挙が終わった後、先ほど委員がおっしゃられたようなことで、国連の新しい決議があればということを言った。そして、その次に、さらにもっと踏み...全文を見る
○川口国務大臣 国際協調ということが今非常に大事だと思っておりますので、我が方のいろいろな国の出先から、その国の政府に対しては、国際協調の必要性、我が国は安保理の決議というのは常に望ましいという立場をずっととってきましたから、そういったことを伝えております。  それから、私は、...全文を見る
○川口国務大臣 安保理決議の一四八三、一五一一は今イラクにおいてコアリションが活動しているということの法的に基盤を与えるということで今まで申し上げているわけですけれども、政治的にはまさに新しい決議があるということが望ましいということでして、それは国際協調をつくるという、その国際政...全文を見る
○川口国務大臣 まさにそう思っておりまして、そして、いろいろ取り組んでいるということを申し上げたわけです。  どのような外交努力をしているかということをこういうオープンな場で申し上げるということが必ずしも適切であるというふうには思いませんけれども、あえてそういう御質問ですから一...全文を見る
○川口国務大臣 冒頭で、質問の中で委員がおっしゃっていただきましたように、この五十八条の(b)というのは、「紛争当事者は、」と書いてありまして、「実行可能な最大限度まで、」ということを書いてあるわけでございます。したがって、おっしゃられましたように、有事ということでございまして、...全文を見る
○川口国務大臣 人口の集中をしている地域ということで言いますと、これを定めているのは五十八条の(b)で、それは、攻撃を受ける側の「紛争当事者は、」したがって紛争が起こったときということですけれども、「実行可能な最大限度まで、」「人口の集中している地域又はその付近に軍事目標を設ける...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ランティシ氏の暗殺事件ですけれども、これについては談話を出させていただきましたけれども、イスラエルの行為を非難しております。そして、事態のさらなる悪化を防ぐように、イスラエルに対して最大限の自制を求めたということでございます。イスラエルに対しても、イスラエル...全文を見る
○川口国務大臣 四十一条「戦闘外にある敵の保護」ということで書かれておりまして、次の者は攻撃の対象としてはならないということで、戦闘外にある者として幾つか書いてあるわけでございます。  それで、これが当てはまるかどうかということですけれども、イスラエルはまず第一追加議定書の締約...全文を見る
○川口国務大臣 まず、外務大臣の談話というのは、日本語でもちろん出しましたけれども、英語でも同時に出ております。そして、この趣旨についてあるいは内容についての説明は、在京外国プレスに外務報道官も行っているわけでございます。それから、我が方としても、これについては在イスラエル大使館...全文を見る
○川口国務大臣 今回の人質事件の後、国内に、今まさに先生が言われたことについて、さまざまな意見があるということだと思います。  この事件が提起をした基本的な問題というのは、国と国民の関係、国と個人の関係がどうあるべきかという点であったかと思います。そのさまざまある意見のスペクト...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろおっしゃった中で、御質問は、個人賠償について政府としてどういうふうに対応するかということであったかと思いますけれども、どういう状況についての個人賠償を言っていらっしゃるのか、もう少しお話しいただけると幸いです。
○川口国務大臣 これは、本会議のときにお尋ねがありまして、そのときにお答えを申し上げたということですけれども、一九五一年にサンフランシスコ条約に署名いたしましたときに、このサンフランシスコ条約の効力発生後一年以内に加入をするということを宣言したわけでございまして、それを踏まえて国...全文を見る
○川口国務大臣 その事務局作成の文書に質問が書いてあるということでしたら、多分答えも書いてあるのではないかというふうに思いまして、委員の方が答えは特にもう既に御存じであるのかもしれませんけれども。  普及義務についてですけれども、政府としては、これまで、学校における教育を通じて...全文を見る
○川口国務大臣 第二追加議定書ですけれども、これは、いわゆる内乱等の非国際的な武力紛争における敵対行為に直接参加していない者に対する人道的な待遇や傷病者、医療要員、医療組織、医療用輸送手段等に対する保護、これを定めているわけでございます。それから、軍事行動から生ずる危険から住民を...全文を見る
○川口国務大臣 第二議定書については今申し上げたとおりでして、第一議定書については、例えば処罰法案というのがございますけれども、重大な違反があったときにそれを処罰するというような規定があるわけですね。それに対応する国内法はないということで、第一議定書についても、もちろん既存の国内...全文を見る
○川口国務大臣 紛争を予防するために外交努力を重ねなければいけない、これが重要であるというのは、まさに委員がおっしゃったとおりであるというふうに思います。
○川口国務大臣 これは先ほど別な委員の御質問にもございましたけれども、ジュネーブ諸条約第一追加議定書の五十八条、これは、攻撃を受ける側の紛争当事者が、実行可能な最大限まで、攻撃の影響に対する予防措置をとるということを定める規定であります。この五十八条の(b)ですけれども、(b)の...全文を見る
○川口国務大臣 五十八条(b)の規定ですけれども、繰り返しになりますが、これは、「紛争当事者は、」と書いてあるわけですね。それは、紛争が起こったときでなければ紛争当事者にならないわけです。そして、「実行可能な最大限度まで、」というふうに書いてある、できる限りということを言っている...全文を見る
○川口国務大臣 一般的に申し上げまして、国会の条約審議権、これを十分に尊重するということは、政府の当然の責務であるということだと思います。  それで、ACSAの改正協定ですけれども、これは、その発効後に米軍への物品、役務の提供権限を自衛隊に追加的に付与をする新たな立法措置、これ...全文を見る
○川口国務大臣 そういう規定はほかの協定でもございまして、例えばシンガポールとのFTAの協定もそういうふうになっております。
04月20日第159回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(川口順子君) 四月十五日、イラクで人質となっていた今井紀明さん、郡山総一郎さん、高遠菜穂子さんの三名が無事保護されたのに続き、十七日、安田純平さん、渡邉修孝さんもバグダッド市内で無事保護されました。  今回の一連の事件に関し、八日、外務省にイラク人質事件緊急対策本部...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イスラム聖職者との関係強化の必要性についてのお尋ねがございました。  そもそも、サダム・フセインの圧制下において、宗教指導者の活動は大きく制約を受けていたと承知をいたしています。フセイン政権崩壊後、イラクにおいては、宗派のいかんを問わず宗教指導者が市民...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 高橋議員から、三問の御質問がございました。  まず、イラクにおける治安の悪化の原因についてお尋ねがありました。  現在、イラクにおいては、民主的な政府の樹立を通じた民生安定の取り組みが進んでいる中、イラク社会を不安定化し、政治プロセスの進展を妨げるこ...全文を見る
04月20日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(川口順子君) 四月十五日、イラクで人質となっていた今井紀明さん、郡山総一郎さん、高遠菜穂子さんの三名が無事保護されたのに続き、十七日、安田純平さん、渡辺修孝さんもバグダッド市内で無事保護されました。  今回の一連の事件に関し、八日、外務省にイラク人質事件緊急対策本部...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この人質事件がこのような形で、五人の解放ということで一応一つの区切りを迎えた。今後、この件から何を学んで今後何を改善をするかということについては、役所も当然のことですけれども、きちんと議論をしていかなければいけない問題だというふうに思っています。今、榛葉...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃられたように、この車は今警察庁で検証を受けている最中であるということです。それで、この検証が終わった後でどのようにするかということですけれども、これは証拠物件ということですから、警察とも引き続き相談をしないといけませんし、また、例えばこれを公開...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この事件につきましては、これは現地で現地の警察そして米軍が調査をしたということであります。調査といいますか捜査をした。そして、日本においては警察庁と外務省と連携をしながら、政府としてこれについての調査を進めてきているということでございます。したがって、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 四月の八日の夕方に人質事件がありまして、関係者が全部そこに今まで掛かってしまったので、必ずしも作業が進んでいないということを御理解いただきたいと思いますけれども、出ている情報については、これは今整理をして発表するということで省内でやっております。そのよう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あっ、四日、四日については私も見ておりませんけれども、それについてそういう事実があるんであれば、それは、そういった事実関係については至急確認をさせたいと思っています。
04月21日第159回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十四年三月以来、ベトナム社会主義共和国との間でこの協定の協議を行いました。...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
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○川口国務大臣 まず、国の独立と主権、これを確保するということのために、平素から、総理が備えあれば憂いなしというふうにおっしゃっていらっしゃいますけれども、そういった考え方に立ちまして、我が国に対する武力攻撃の事態に対して備えておくということは国としての責務であるというふうに考え...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃっていらっしゃるような事態というのがどういう状態であるのか、ちょっと直ちにはわかりにくいわけでございますけれども、いずれにいたしましても、ACSAに基づく手続の枠組みに従って行われる自衛隊による物品、役務の提供は、あくまで個別活動ごとに我が国の国内法...全文を見る
○川口国務大臣 非常に大ざっぱに言えばそういうことなんですけれども、要するに、弾薬を使用できるというのは、我が国に対する攻撃を排除する、そのときに使用できるということであります。
04月21日第159回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(川口順子君) 先ほど会計検査院からお話がございましたように、昨年、五か国の大使館につきまして草の根無償資金協力の調査を会計検査院が行ったわけでございます。  そして、その際に、平成十年度から十二年度の三か年間ですけれども、それの、その間の各国における草の根無償資金協...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 実施をし、それからその実施をしたものについて、その後の状況についてモニターをしていくということも必要になるわけでございまして、仮に一年間に数件といたしまして、五年分ということになりますと何十件という数字になるということを申し上げたわけです。
○国務大臣(川口順子君) これは、おっしゃっていらっしゃるのは、多分、前に岩井先生の御質問にお答えをして答弁を申し上げたときかと思いますけれども、草の根無償ということが、これはほかの大きな、円借とかあるいはほかの一般プロジェクト無償とか、そういうことと性格が異なって、きちんと地元...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのおっしゃった例でございますけれども、私はその個別個別の例について、この九百四十二件について全部承知をしているわけではございませんので、こういったケースについて何件と勘定しているかということについては領事移住部長からお答えをさせていただきます。
○国務大臣(川口順子君) これは、ラルイサの土地に、上に造られた建物をめぐって、土地の所有者とそれから指導センターの片方の当事者である方々、日本ドミニカ友の会の間の利用計画でございまして、外務省が直接当事者ということではございませんのですけれども、この土地については、阿部副大臣が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、委員が御指摘になられたODAをめぐる、例えば、その金額が減ってきたこと、あるいは質の改善についてまだ余地があるということ等々、私も同じ問題意識を持っております。  それで、外務省の改革の一部、大きな一部ですけれども、ODAの改革ということをずっとや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) すべてのことを全国民に知ってもらうということは難しいというふうに思っていますけれども、この人間の安全保障という言葉はこちらにいらっしゃる緒方理事長が御自分でいろいろなさって作られた言葉であるわけでございます。それから、もう一つのミレニアム・ディベロプメン...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、川橋委員がおっしゃられたことは、正に日本のODAの顔として緒方理事長が見えているということをおっしゃっていただいたんだと思いますけれども、正にそういうことになれば非常にいいというのが私どもの考えでございます。  緒方理事長は、恐らく世界の中で日本を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そのオダンゴについては存じません。
○国務大臣(川口順子君) 私は、そのNGOの活動というのが、ODAの世界に限らず、私は環境大臣をしていましたときもNGOの方と非常にお付き合いをさせていただきましたけれども、我が国が市民社会として動いていく、その要素を非常に強くしていくという中で、NGOの活動というのは欠かせない...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国の円借についてのお尋ねでございますけれども、これは中国について幾つかの考え方に基づいて今円借の実施をしているわけでございまして、対中国経済協力計画というのを作っております。  それで、その内容ですけれども、これはまず沿岸の経済インフラの支援から内陸...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の人質事件につきましては、イラクの関係者や各国の支援、そして政府内で一体とした努力ということが実を結びましてこういった形になったということは私どももほっとしておりますけれども、遠山先生の御指摘のように、今後テロが増大をしていく、そして拡散をしていくと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小型武器についての我が国の問題意識、そしてそれへの取組の一端については今委員の方から触れていただきましたけれども、この問題については今まで我が国は国際社会の中で重要な役割を果たしてきていると思っております。    〔理事岩井國臣君退席、委員長着席〕 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃられましたように、日本の難民に対してどのようなことをやっていくかというそのやり方については、もっともっと工夫の余地があるというふうに私は思っております。  このセンターは閉鎖をされるということになるわけですけれども、それに伴って、難民の問題につ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今おっしゃったそのキャンプ座間への米第一軍団司令部の移設ということでございますけれども、おっしゃったような案につきまして米側から打診を受けたという事実はないということを申し上げたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 厚木飛行場の航空機の騒音問題、あるいは周辺地域での騒音問題、これについて、これが深刻であるということについては十分に承知をいたしております。政府といたしましても、この問題について影響をできるだけ少なくするという観点から尽力を、今までもいたしておりますし、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員の御質問が、そのキティーホークの退役後、この後継艦について原子力空母ということを前提に今御質問をしていらっしゃるわけでございますけれども、アメリカの政府は、これは、キティーホークの退役後の後継艦については何も決定を行っていないということでございます。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最初に申し上げたいことは、ODAについていろいろな御指摘等はあるということはそうでございますけれども、先ほど緒方理事長もおっしゃってくださいましたように、我が国の経済協力については、その大部分においては世界において非常に受け入れられ、かつ非常に適切に適正...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと私の問題意識も併せて申し上げたいというふうに思いますけれども、経済協力を行った場合に、確かに今御指摘にありましたような、作った後、例えばNGOとの連携をきちんとしていくとか、あるいは適切にメンテができるような、最初からその経済性を考えてやっていく...全文を見る
04月21日第159回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(川口順子君) 四月十五日、イラクで人質となっていた今井紀明さん、郡山総一郎さん、高遠菜穂子さんの三名が無事保護されたのに続き、十七日、安田純平さん、渡邉修孝さんもバグダッド市内で無事保護されました。  今回の一連の事件に関し、八日、外務省にイラク人質事件緊急対策本部...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 三名の解放された方々に対してどのような言葉を掛けるかという御質問ございました。  解放時に既に私の談話で述べましたように、三名の無事の解放は誠に喜ばしい限りであり、また、御家族の方々に対しては心からのお喜びを申し上げたいと思います。また、私は、三人の解...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ファルージャにおける米軍の行動につきお尋ねがありました。  米国は、作戦においては、非戦闘員たる市民への被害を最小限にとどめる努力を行っており、国際人道法の基本的な考え方を踏まえて行動していると承知しています。  ファルージャについては、十一日以来、...全文を見る
04月22日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○川口国務大臣 イラクにおいて、この間、米英の首脳会談のときに、国連がより大きな役割を果たしていく、中心的なとかバイタルなとか、そういう言葉がありますけれども、ということに向けて合意があった、同じ意見の一致があったということでございます。  日本としても、国連の決議について前々...全文を見る
○川口国務大臣 これは私は、三人の方の解放がわかった後で、三人の御家族の方にお会いをしたときに申し上げましたけれども、三人の方が、イラクの子供たちを助けようとか、あるいはイラクの生活を日本に知らせようとか、そういう意図を持っているということ自体は大事なことであると。  ただ、そ...全文を見る
04月26日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○川口国務大臣 おっしゃったように、十万ドルの支援の決定をいたしました。これは、国連のOCHAを経由いたしまして援助をするということでございます。  それで、今後についてでございますけれども、ただいま、二十四日から現地調査に国連機関等による合同調査団が入っております。そして、今...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○川口国務大臣 ただいま議題となりました国際原子力機関憲章第十四条の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成十一年十月にウィーンで開催された第四十三回国際原子力機関の総会において採択されたものであります。  この改正は、...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第10号
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○川口国務大臣 おっしゃるように、ACSAの改正は、新しくつけ加えるのが五条と六条と二つあるわけですね。それで、五条の方は、先ほど来御議論いただいている、武力攻撃事態等の際の活動について触れているわけです。それから、六条というのが、国際の平和、安全への寄与、大規模災害への対処その...全文を見る
○川口国務大臣 一般論としておっしゃっていらっしゃるのか、周波数の問題についておっしゃっていらっしゃるのか、若干、定かでないところがございますけれども、いずれにしても、日米合同委員会の議事録の扱いということで申しますと、これは公表するには相互の同意が必要だということになっておりま...全文を見る
○川口国務大臣 これは、米軍の運用に影響を与えるというふうに申しましたけれども、いろいろなことが推測可能になってくるということではないかと思います。
○川口国務大臣 たくさんの御質問がございました。  まず最初の、ACSAの通信に航空管制が含まれるかということですけれども、ACSAの五条二項に「通信」とございまして、付表1にその内容が規定をされているわけでございます。それで、その付表1によりますと、「通信設備の利用、通信支援...全文を見る
○川口国務大臣 舌足らずであったところがあったのかもしれませんけれども、ACSAの協定というのは相互に提供する枠組みであるわけでして、我が国からいえば、我が国が提供する立場ということに立っていえば、これはもちろん要請があって、その上で、それに対してこたえることができるということを...全文を見る
○川口国務大臣 場所的な意味でいいますと、それは六条あるいはその前の三条というのもそうかもしれませんが、どこでもできるということであるということです。  それで、では、それがやり過ぎかどうかということをおっしゃっていらっしゃるわけですけれども、ACSAは、これは提供あるいは受領...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃっていらっしゃるのは、付表2に書き込めばいいではないか、その書き込む段階において国会の審議を経ていないではないかということでおっしゃっていらっしゃるのかもしれませんが、これはその十二条できちんとそういうことを政府が行うということを授権しているわけでございま...全文を見る
○川口国務大臣 いえ、全く二転三転しておりませんで、ACSAというのは、相互に提供する手続、これを決める枠組みですね。それに基づいて何かができるかということについては国内法が必要であって、国内法の議論をしていただいているわけです。そして、国内法の議論を国会でしていただいた上で、そ...全文を見る
○川口国務大臣 まさにそういうことを外務委員会で申し上げていたわけです。
○川口国務大臣 一言、念のためですけれども、私が申し上げているのは、先ほど井上大臣もおっしゃいましたけれども、情報の共有等についての連絡はもちろん受けている、最後の判断として、最終決定の判断として強制送還をする、入管に引き渡すということについて、外務省は、私も含めてですが、全く相...全文を見る
04月27日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(川口順子君) 先ほど齋藤委員がおっしゃった、基本法の大部分を制限するということについて、報道は知っております。  そういうことが事実であるかどうかということですけれども、基本的に、今国連のブラヒミ特使といいますか特別顧問がイラクから出られて、国連事務総長にどういう御...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 基本法というのは、先ほども申しましたように、イラクの異なる各派が合意をしたものですから、その意味というのは大きいというふうに思っております。  それで、ただ、基本法は全部をまだ定めていない。基本法と一体化するような暫定政権の作り方等については、今、ブラ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 非常に正確に申し上げて、イラクの人たちの考え方が基本にある、その考え方は基本法に表れていると思っております。  基本法ができた当時から、例えば今後それについて付け加えていくと、付け加えていくといいますか、アネックスといいますか、合体して一体不可分になる...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今御質問の中にありましたように、昨日、沢田横須賀市長が海老原局長のところにお見えになられて、二〇〇八年に退役をする予定のキティーホーク、これの後継艦についての御要請があったわけでございます。そして、その中で、いかなる措置を講じてでも通常型空母を配備すべき...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、スペインが何をもって撤退をすることにしたか、これはスペインの判断でございますので、全く私としてはコメントができません。  それで、この六月三十日に向けて、今非常に国際社会がこれを成功させることの重要性を認識しながら、求心力が高まった形で動きを始め...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 改めて事務当局にはきちんとした形で、疑惑を招かないようにできるだけまとまった形で資料を提出するようには指示をします。  その上で、第三委員会というのは、この間申しましたように、今の時点ではこれになじむというふうには私は考えておりません。ただ、外務省とし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました地中海漁業一般委員会に関する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成九年十月にローマで開催された地中海漁業一般委員会の第二十二回会合において採択されたものであります。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私が個人としてどのように考えているかということは、私が今まで申し上げてきたことで正にございまして、何ら新しい部分というのはございません。  これは、もし必要であれば繰り返し言いますけれども、イラクが度重なる国連決議の違反をやってきたということであります...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃった関与の意味、何をもって関与というかということをどう理解するかということ次第だと思います。  占領軍という意味での米軍の関与ということでいえば、これは基本法を決定をし、六月の三十日に政治プロセスとして統治権、主権がイラクに移るわけですから、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクで五人の日本人の人質になられた方が無事にああいった形で解放されたということについては、私も国民の皆さんも、御家族の方もちろんですけれども、あるいは世界のほかの国々の人たちもみんなほっとしている、喜んでいるということであります。この解放に至る過程で本...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、田村委員がおっしゃったような御意見がたくさんあるということもよく承知をしています。  外務省としては、外務省のその置かれた立場といいますか、しなければいけない業務の中で可能な限り強い言葉で退避を勧告をさせていただいていますし、その都度、いろいろなこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) スペイン及び我々が把握していますところではホンジュラス、そしてドミニカ、ここが撤退をするということを発表をした、決定をし、発表をしたということを承知をしております。それから、そういう国もある一方で、イラクに引き続きいるということを明確にした国もあるわけで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六月三十日以降にどのような形の暫定政府ができるか、その暫定政府が持つ権限というのがどのようなものになるかということについては、今、正にブラヒミ特別顧問がイラクの人たちと話をしながらいろいろ議論をしているということであると思います。  小泉総理がずっとお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) それについての正にお答えをするために、今、国際社会でどういう手順で物事が動こうとしているかということを申し上げるということが一番早道のお答えだと思いましたので、国連決議にも含め、一五一一等の今までの決議も含め、触れさせていただいたということであります。
○国務大臣(川口順子君) まず、一五一一で、これが六月三十日をもって終わるということは想定されていないということは先ほど申し上げたとおりであります。そして、これは米国の言っていることですけれども、米国によれば、多国籍軍は米英軍を含むイラクに駐留している各国軍隊が参加をしているとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米軍によりますと、多国籍軍の統合された司令部というのは、CJTF7、これを指すという、そういう説明を受けております。
○国務大臣(川口順子君) これは委員よくお分かりでいらっしゃるように、我が国の自衛隊というのはあくまでも我が国の指揮の下にあるということであります。日本の自衛隊は、安保理決議一五一一に基づく多国籍軍の統合された司令部の指揮下にはないということであります。これについては、もう累次確...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 小泉委員とはこの点について今まで何回か議論をさせていただいておりますけれども、先ほども申しましたけれども、イラク特措法に基づいて派遣をされている我が国の自衛隊は、これはあくまで我が国の指揮下で活動をしているということであります。それで、シミター紙の報道で...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっとお時間をいただいて読みます。  ただ、この部分だけ読んで何かコメントをするということではない、ホームページ全体を読まないといけないと思いますけれども、いずれにしても説明についてはそういう先ほど申し上げたようなことでありますし、我が国は我が国の立...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 全体のコンテクストは分かりませんけれども、いただいたこの一枚の紙、これだけについて言いますと、最初の日本が入っているところ、これについては指揮系統については触れていない。それで、逆にスタビリティーオペレーションズに貢献をしているというふうに書いてあります...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ということが書いてある。  それから二番目のところについて言えば、ここだけの文章で言えばUK、イギリスですね、イギリスの下で、イギリス、恐らくこれはイッツはイギリスだと思いますので、イギリスの指揮下で幾つかの国が参加をしているというふうに書いてある。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっとその前に。  念のためですけれども、認められ、外務大臣がこれを認めたというふうに先ほどおっしゃったので、あえて念のためですが、この記事はそう書いてあるけれども、我々の立場はそうでないということは先ほど改めて念を押させていただいたとおりであります...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) なかなか予測をするということは難しいと思いますけれども、今、国際社会で六月三十日という日にちをずらすべきである、ずらした方がいいと考えている国あるいはグループというのはないというふうに考えております。
04月28日第159回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○川口国務大臣 三つということで整理がきちんとできるかどうかわかりませんけれども、やはり、日本として一番考えるべきことというのは、我が国の国益というのは何かということを、きちんとそれをベースに据えて考えていくということであると思います。それは、外交の目的というなり、あるいはそこで...全文を見る
○川口国務大臣 木村先生がおっしゃるように、軍事力、経済力は、日本の力を形づくるものとして非常に重要な要素であると思います。それから、全く違う意味で、日本国内の支持ということも重要であるというふうに思います。  それで、政治力の意味というのが何かということでありますけれども、こ...全文を見る
○川口国務大臣 これが明確な根拠ですというふうに申し上げるということは難しいんですけれども、我が国としては、この支援をいち早く発表するということが重要であるというふうに考えておりました。  そして、国連の報告を得て、我が国としてはまさに主体的に十万ドルということを決めたわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど援助の話で一点言い忘れましたけれども、この我が国の十万ドルの支援については、北朝鮮から感謝の言葉が伝えられておりますということを申し添えておきます。  それから、六者の会合の作業部会の件でございますけれども、前回の会合で作業部会を開くということが決定されて...全文を見る
○川口国務大臣 今、イスラエル、パレスチナで起こっていることというのは、大変に懸念すべきことであると思います。大事なことというのは、イスラエル、パレスチナが対話を再開してロードマップに戻るということであり、それを関係国が、国際社会が慫慂していくということが大事であると思います。 ...全文を見る
○川口国務大臣 これはプライバシーの問題であるということは、私はそのとおりであると思いますが、私自身は、あるところで、払いましたという発表を既にいたしておりますので、ここでも同じことを申し上げさせていただきます。払っております。
○川口国務大臣 今の御議論、これは起訴前の拘禁の移転にかかわることであるわけでございますけれども、そういったことを円滑にしかも早くそのような判断がある場合には拘禁をさせるという意味で、これはプラスの効果を持つと私どもは考えております。これは先ほど北米局長から申し上げたとおりであり...全文を見る
○川口国務大臣 ASEANと日本との間で、共同の何らかの種類の文書を出そうという話はずっとございました。そして、おっしゃったカンボジアでの会合、会議の際にもその話は出ましたし、それ以降、十二月に向けての準備の過程で、もうずっとその話をいたしました。  それで、その内容に何を盛り...全文を見る
○川口国務大臣 ASEANと日本の関係というのは、特殊なといいますか特別な関係であるということを、我が国もそしてASEANもそう思っているということをまず申し上げたいと思います。  委員が、全方位外交あるいはASEANが中国に気兼ねをしてというふうにおっしゃられましたけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 私見を申し上げるということでございますけれども、私は、ASEANの国々というのは、地政学的に、アジアのあの場所にあって、中国という大きな国をすぐそばに持ち、ずっといろいろな意味でバランス感覚ということを非常に研ぎ澄まし、大事にしてきた国々であるというふうに思ってお...全文を見る
○川口国務大臣 在外にある大使館というのは、その地で日本を代表する非常に重要な組織であると私は考えております。おっしゃられましたように、大使館あるいは大使を初めとする大使館員が、現地の事情は一番よくわかっているということであります。  私は今まで、新しい大使の方をお送りするたび...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして、我が国の政府といたしましては、これは非常に問題の発言であるということは言うまでもないわけでして、アラファト議長というのは選挙によって選ばれた議長であります。そして、このアラファト議長を殺害するということは、まさに憎悪の悪循環、これをさらに起こすと...全文を見る
○川口国務大臣 私、こういう場をいただいておりますので、こういう場で、先ほども別な委員の御質問に対して意見を申し上げさせていただきましたけれども、これは、このことの結果が及ぼす悪影響、まさに中東和平を危殆に瀕せしむるというようなことも含めまして、大変に問題のある行動であって、我が...全文を見る
○川口国務大臣 中東和平問題については、これは私、この前、ストロー外務大臣、イギリスの外務大臣と電話で話をいたしましたときにも話をいたしましたし、今度五月に行われるG8の外相会談においても、このことは一つの大きなテーマとなるというふうに思っております。こういった場でいろいろ話し合...全文を見る
○川口国務大臣 お気持ちはよくわかるんですけれども、これは、とりあえずの上村臨時代理大使のいろいろな方から聞いたレポートでございまして、この人たちの立場、いろいろにかかわる問題も含まれております。  したがいまして、私がこの前も別な委員会で申し上げましたけれども、外務省として、...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな御要望はおありになると思いますけれども、外務省として今までずっとやらせていただいていることは、この問題について、堂道局長あるいは他のこの問題についてまとまった形で国会に御説明をする立場にある者がそれをさせていただいているということでございますので、そうい...全文を見る
○川口国務大臣 被害車両の公開については、これは委員も今おっしゃってくださったように、関係者のお気持ち等もございます。ということを踏まえた上で、どのような形で、これはもちろん今捜査中のものになっているわけでございますので、警察庁の捜査が終わるということがまず前提でございますけれど...全文を見る
○川口国務大臣 トランスフォーメーション一般について申し上げますと、我が国は米国側に対しまして、我が国の基本的な考え方、これについてはきちんと伝えています。それは、一つは、日米安保の持っている抑止力、これに何ら問題を生じるようなことではないということ、それから、沖縄を含む地元地方...全文を見る
○川口国務大臣 抑止力の低下、これはこの前も申しましたように、そういうことが起こらないように一時的な措置をいろいろとっているという説明を受けているわけです。そして、その一時的な措置について、これは米軍の運用上のことでございますので、日本政府の立場から申し上げるべきことではないとい...全文を見る
04月28日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
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○川口国務大臣 今、委員が、地位協定一般の改定の話と、それから有事と平時との関連における話と、両方をなさったような、まざっているような気がいたしましたけれども、まず、有事、平時ということの関連で言いますと、現行の日米地位協定、これを改正する必要があるというふうには考えておりません...全文を見る
○川口国務大臣 ファルージャでございますけれども、また戦闘が開始された模様であるという報道がございますけれども、政府といたしましては、このファルージャにおいて停戦の努力がなされてきたわけでございまして、その努力が引き続き続けられて状況が鎮静化することを強く期待しているということで...全文を見る
○川口国務大臣 劣化ウラン弾についてということですけれども、これは、今まで別な委員会の場でも申し上げてまいりましたけれども、まず、WHOあるいはUNEPというところでその影響についての調査をしていますけれども、今の段階で、それが健康上被害があるということがきちんと言われているとい...全文を見る
05月10日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○川口国務大臣 他国との例については、後で政府参考人の方からお答えをさせていただきたいと思います。  それで、まず、武力攻撃事態に対しまして自衛隊が米軍に対して物品、役務を提供する、この根拠法は米軍行動関連措置法案の第十条でございますけれども、ここでは、自衛隊が米軍に武器を提供...全文を見る
○川口国務大臣 自衛隊を我が国の憲法との関係でどのように位置づけるかという議論は、これは、本当に戦後何十年かの総括の議論ともいうべき議論であって、国民の中でかなり深く、広く議論をされる必要がある課題であるというふうに思っております。  いろいろな意見があると思います。この意見の...全文を見る
○川口国務大臣 イラクの収容所で起こっていること、これについては私は大変に遺憾なことだというふうに思います。極めて遺憾なことだと思います。  これについては、ブッシュ大統領も謝罪をし、事実関係を今軍事法廷等で処罰をするということを考えてプロセスを進めているということですし、再発...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、これは二度と起こってはならない遺憾な事件である、これについては全く同じ考え方をいたしております。  それで、記者会見で、もちろん総理もおっしゃられた、細田副長官もおっしゃられたわけですけれども、それだけではなくて、我が国の政府として我が国...全文を見る
○川口国務大臣 私の申し上げ方が明確でなかったのかもしれませんが、第二、第三、第四の文書があるということを私が申し上げたということはございません。  我が国とアメリカの間でいろいろなことをお話をしていますけれども、そういったことを文書で公表するということは考えておりません。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、これが国際人道法に違反しているかどうかということについては、一般論として、このような残虐行為が違反をしている可能性ということについては、これはあると考えられるということでございます。我が国として、先ほど岩國委員に対して申しましたけれども、こ...全文を見る
○川口国務大臣 この事件について、これが極めて遺憾な事件であるということについて、日本政府はそのような考え方をいたしております。その旨は米国に伝えてございます。アメリカも同じように考えているということでして、我が国としては、この問題が、先ほど申しましたように、できるだけ速やかに透...全文を見る
○川口国務大臣 前段の方の御質問は外務大臣の所掌ではございませんので、後段の方についてお答えをさせていただきたいというふうに思います。  これにつきまして、先ほど申し上げているように、イラクで起こったような事件ということは大変に遺憾であるということであります。米軍は我が国におい...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったような報道があったということについては承知をいたしております。また、平成十四年四月以降、F15についての幾つかの落下事故等々の事故があったということも承知をいたしております。  それで、政府として、米軍機の運用の実態、詳細について、これを具体的に承知...全文を見る
○川口国務大臣 安全確保については、引き続き申し入れを行っていく所存でございます。
05月11日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第13号
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○川口国務大臣 サマワのオランダ軍の検問所で、手りゅう弾が投げ込まれて、オランダ兵が一名死亡し、一名が負傷したという報道、これは承知をいたしております。  事実関係につきましては、現在、オランダ軍が確認中であるというふうに承知をしております。
○川口国務大臣 これは、オランダ軍がまず事実関係を今確認しているということでございます。そして、我が国としては、オランダに対して事実関係を確認しているということでございます。
○川口国務大臣 まず、オランダ軍あるいはオランダ政府がこれについて発表をした段階ではないというふうに承知をいたしております。我が国は、引き続きオランダ政府に対して確認を行っているということでございます。
○川口国務大臣 当然に、我が国としても、いろいろな情報の確認に努めております。これは、オランダ軍あるいはオランダ国政府、まさにこのオランダ政府あるいはオランダ軍が当事者でございます。当事者が今現在確認中であるということでございますので、我が国といたしましては、そのオランダ軍の確認...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになって恐縮でございますけれども、これはオランダ軍が当事者でございます。そのオランダ軍が、今、事実関係を確認中ということを言っているわけでございます。我が国として、これについてさまざまな、もちろん情報を集める努力をいたしております。オランダ軍がこれを確認し...全文を見る
○川口国務大臣 今回のイラクの刑務所で起こっている事件、写真等で報道されている件につきましては、これは非常に、極めて遺憾であるというふうに考えております。  米側自身、この虐待事件については、これを深刻に受けとめて、ブッシュ大統領自身が謝罪を行い、引き続き調査を行うということを...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員が引かれたラムズフェルド国防長官あるいはブレア首相、それぞれ、遺憾その他の表現で遺憾の意を表明していますけれども、ジュネーブ諸条約違反であるということを明確に言ったということではないと承知をしています。  それから、国際赤十字、これはアブグレイブに入っ...全文を見る
○川口国務大臣 違反の可能性があるというふうに申し上げておりますのは、これは、非常に厳密に言葉を使わせていただいているつもりでございます。我々はその当事者ではない、その現場にいて事実関係をきちんと我がものとして把握しているわけではないわけです。そういった国の政府がこれは違反である...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が言われたような幾つかの例、これについては私は確認をすることはできませんが、先ほどのアブグレイブの事件について、我が国としてどういうことを米国に伝えたかということでございますけれども、我が国の考え方、これは、小泉総理も記者会見、ぶら下がりの場でおっしゃったと...全文を見る
○川口国務大臣 私、ぶら下がりだけとは申し上げていませんで、先ほど申し上げたことは、そのぶら下がりでもちろん意見の表明もしているし、さらに、我が国の政府の立場というのを米国政府に米国大使館経由で伝えたということを申し上げたつもりでございます。  それで、具体的に何を言ったかとい...全文を見る
○川口国務大臣 これはまさに、アメリカ政府が今調査を継続しているということでございます。軍事法廷においてのプロセスも進みつつあるわけでございまして、透明性を持ってこれらが行われるというふうに聞いておりますので、そういった過程を経て、過程を通じて、今おっしゃった点についても解明され...全文を見る
○川口国務大臣 イラクへの援助、無償につきまして十五億ドルということで、これにつきましては、首藤委員も含め国会の御審議をいただいたところでございます。  今後引き続きイラクにどのような支援をしていくかということについては、これは、イラクの人たちのニーズ、復興のための必要性、それ...全文を見る
○川口国務大臣 米軍の軍事教範ですけれども、これは米軍の文書ということでございますので、それについて一条一条、これはジュネーブ条約の何であるということを我が国としてきちんとこの場で解釈を申し上げるということはできませんけれども、いずれにしても、いろいろな米軍あるいは米国政府の方々...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、我が国として、この米国の軍事教範、これは米国の文書でございますので、この場で我が国が解釈をするということは適当だというふうには考えませんけれども、その前提で申し上げるということで申し上げれば、例えば攻撃の対象、これは軍事目標に限定されるとい...全文を見る
○川口国務大臣 ジュネーブの第二追加議定書でございますけれども、これは、いわゆる内乱等の非国際的な武力紛争における敵対行為に直接参加していない者に対する人道的な待遇や、傷病者、医療要員、医療組織、医療用輸送手段等に対する保護について定めているものでございます。そしてまた、軍事行動...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほどもありましたように、米軍というのは我が国の法令の遵守義務というのがあるわけでございます。それから、安保条約、国連憲章、国際人道法、そういったことについて守って行動するというのが当然想定をされるということであると思います。  したがって、そういうこと...全文を見る
○川口国務大臣 今、東門先生から御指摘のあったラムズフェルドの発言ですけれども、これは、私が承知をいたしておりますところでは、四月の二十九日に、安倍幹事長、自民党の幹事長ですね、それから冬柴公明党幹事長とラムズフェルド国防長官との間で会談があった。そのときに、お話が記者会見の中で...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたとおりでございまして、政府として、今これが、SACOの最終報告、普天間につきましてですね、これが見直されるということについて、これは想定しがたいというふうに考えております。
○川口国務大臣 日米安保条約、これによりまして米軍は我が国に駐在をしている、その抑止力をもって我が国の平和と安全を守っているということでありますけれども、その御負担、これは、沖縄県に七五%の施設・区域があるということですし、ほかの地方公共団体にも存在をしておりますけれども、その負...全文を見る
○川口国務大臣 私は辺野古に参りました。海を拝見いたしました。とてもきれいな海だというふうに思います。  なかなか難しい問題はいろいろあると思いますけれども、この普天間飛行場の移設、返還の問題というのは、地元の沖縄の方々と十分に御相談をしながら進めさせていただいた。そして、平成...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 国際社会の動きを見ていただきますと、これは、政治でも経済でも社会面でも今グローバル化が進んで、またそういったことを可能にする技術進歩もあって相互依存が進むという状況になっていて、やはり国際的な新しい枠組みを国際社会で作っていこうという動きが非常にあると思...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その分野については私は全くど素人でございまして、主婦の感覚で申し上げますと、缶詰を作るのにも確かにコストは掛かるんでしょうけれども、お刺身で食べるマグロの鮮度の維持、冷凍倉庫の費用、そういったことがありますから、どちらが低く本来あるべきかというのはきちん...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 事実関係については存じません。存じませんが、私は、日本のその漁業あるいは環境一般についても同じ考え方ですけれども、やっぱり持続的な、持続可能な利用ということは基本にあると思っています。そのように行われているというふうに考えていまして、モロッコの例のように...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、私の中国訪問でございますけれども、これが四月の三日、四日であったわけですが、だれとお会いをして全体としてどういう話をしたかということについては、これはきちんと外務省のホームページにも掲載をさせていただいております。秘密であるというふうには申し上げて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国は日本にとって最も重要な二国間関係を持つ国の一つであるということは日本はずっと言ってきているわけでして、中国にとってもそれは同様であります。  私が訪中をしましたのは、尖閣諸島の問題だけで行ったということではございませんが、話をしたその全般、これは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 靖国神社参拝の問題につきましては、これまでも、そして私が参りましたときも、中国側から原則的な立場が述べられております。私は、これに対しましては、小泉総理は何を思って靖国に行っていらっしゃるか、すなわち、今日の日本の平和、そして繁栄、これが多くの戦没者の犠...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、日本の靖国神社参拝についての考え方を中国に認識してもらうことが重要であるということをずっと中国に対して言っているわけです。
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、これも日中間の大きな問題の一つでありまして、中国人の犯罪が、日本における犯罪が増えているということについては、前回も、それからその他の状況、その他の会談においても、これは問題を提起をいたしてきております。  それで、例えば前回ですと、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今報道されているような米軍による残虐な行為、これについては日本政府としても大変に遺憾に思っています。極めて遺憾と申し上げていいかと思います。  これについて、米国政府は、ブッシュ大統領が謝罪をして、この問題を調査をし、軍法、軍事法廷にかける、処罰をする...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六月三十日に統治権が移転をされ移譲されるということでありますけれども、三月に基本法が署名をされていますけれども、その基本法の五十九条、これにおいて、六月の三十日以降も新憲法に従った新政府の選出まではイラク軍と安保理決議一五一一等々に従い活動する多国籍軍が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 統治権限が移譲された後の多国籍軍の在り方等々について、先ほども申しましたように、今様々な動きがあって議論をされている。安保理の決議についても、新たな決議についても議論をされている、そういうことで確定的に申し上げるということは難しいということであります。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の時点でこういう形ということを確定的に申し上げるということは難しいと思いますが、いずれにしても法的な地位の確保は行うということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 一つだけ補足をよろしいですか。
○国務大臣(川口順子君) 舌足らずであったらいけませんのでちょっと丁寧に申し上げたいと思いますが、先ほども申しましたように、今の時点で確定的なことを申し上げるということはできないということですけれども、そういった前提で申し上げると、基本法においてイラクの移行政府は、移行政府が立法...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 中国側も、これは歴史的にも、国際法上も中国側の領土であるということを言っているわけでございます。その根拠は具体的に何かということについては、これは我が方は領土問題は存在をしないという立場でございますから、これについて中国側について問いただすということはい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いずれにしても、中国外交部が何を言っているかということで申し上げたいと思いますけれども、これは釣魚島といいますが、などの島嶼は、昔から中国の領土である。早くも明代にこれらの島嶼は既に中国の海上防衛区域の中に含まれており、それは琉球、つまり今の沖縄に属する...全文を見る
05月12日第159回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○川口国務大臣 この拉致問題でございますけれども、これは、既に帰国された五名の被害者の方々の家族、この家族の方の帰国ということがまず大事でございます。また同時に、安否が不明である拉致の被害者の方々に関する事実関係の解明、これが重要であるというふうに考えております。  先般、北京...全文を見る
○川口国務大臣 全員とおっしゃるのは……(松原委員「それは、だから、不明者の十人を含む」と呼ぶ)五人の方の家族の方の帰国、これは実現をしなければいけないということでございます。それから、安否不明の方、これについてその安否をまず、何が起こったか、どういうことになっているかということ...全文を見る
○川口国務大臣 そういった解決については、家族の方々、関係をしていらっしゃる家族の方々がそれでいいというふうに感じられるということは重要であると考えております。
○川口国務大臣 重要であるということを申し上げたということは、何をもってこれが条件であって条件でないというふうに、これははっきり色分けができるという事柄ではないと思います。そのような形でそういったことが、将来、これはできるだけ早く、近い将来の方がいいと思いますけれども、実現をして...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきましては、最近の取り組みといたしましては、警察庁と密接に連携を図っております。そして、海外の関係機関との情報交換の強化、これも行ってきておりますし、脱北者の方々からの情報収集も行ってきております。その際に、これは、北朝鮮当局によって拉致された被害者等の支...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして、冒頭で申しましたように、拉致の被害者の方々の家族の方、この方の帰国、そして、安否がわからない方、これについての事実解明、そして、先ほどおっしゃられた特定失踪者のことについて申し上げれば、その中で拉致ということが認定をされるかどうかということが一つ...全文を見る
○川口国務大臣 今先生がお話しになられた点というのは、私もそうですし、恐らく日本の多くの人たちが共有をしている考え方であるというふうに思います。そして、この日本と北朝鮮の間の問題というのは、二国間という意味で拉致は非常に大きな問題でありますし、また国際社会全体にとって核の問題とい...全文を見る
○川口国務大臣 世界を眺め渡したときに、首脳外交というのは非常にしょっちゅう頻繁に行われているというふうに思っております。この北朝鮮とのかかわりの問題ということではなくて、一般論ということでまず申し上げたいと思いますけれども、総理大臣同士あるいは首脳同士の会談ということは、非常に...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、まず既に帰国された五名の方、五名の被害者の方の北朝鮮にいる御家族の帰国、これを実現すること、そして安否が不明の拉致の被害者の方々、これについての事実、真相の確認ということが非常に重要であると考えております。それで...全文を見る
○川口国務大臣 ということで結構でございます。ですから、特定失踪者については、その中で拉致ということが認定をされた場合にはその中に含まれる、そういうことでございます。
○川口国務大臣 これは、警察庁におかれて拉致の認定をやっていらっしゃるということであるわけでございまして、拉致という認定がなされれば当然にその中に含めて考えていくということでございますし、それ以前の問題として、情報の交換等々を今やっているわけでございます。これは関係の国ともやって...全文を見る
○川口国務大臣 今、これは外務省の方でお答えをすることが適切かどうかわかりませんけれども、外務省としては、いろいろな、脱北者の方ですとか関係の方に働きかけて情報の収集をやっているわけでございまして、そういったことについて警察とも連携を密にとっております。  そういった中で拉致と...全文を見る
○川口国務大臣 KEDOの現状でございますけれども、これは、KEDOの軽水炉事業が、北朝鮮がとってきた一連の言動によりまして、当時の状況下において継続をするということが適当ではないというふうな判断がございました。したがいまして、KEDOの理事会の決定によりまして、昨年の十二月の一...全文を見る
○川口国務大臣 今後のことにつきまして、これは一年の期間が終了する前に他の理事国のメンバーの方々と御相談をして決めるということになっているわけでございまして、その結果がどのようなことになるかということについては、今必ずしもわかっていないということでございます。  政府としての考...全文を見る
○川口国務大臣 私が、必ずしもこの分野の担当ではございませんので、お答えするのが適切かどうかよくわかりませんけれども、これは、政府としては、今、日本が電子政府化に非常に力を入れているという現状があるわけでございまして、かなりそれなりに進んでいる、一定の成果を上げているというふうに...全文を見る
○川口国務大臣 まず、条約の名前の長さでございますけれども、長いだけではなくて括弧がたくさんついておりまして、委員長もお読みになるのが大変でいらっしゃると思いますし、私も、提案理由説明、趣旨説明等をさせていただきますときに、どうしてこう長いんだろうか、括弧はどこまでかかるんだろう...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、条約の締結というのは行政府が行う、行政府の権限であるということで、その承認が事前あるいは事後ということであるわけですけれども、どういう条約を結ぶかということについて、留保があるかどうかということも含めて、これは行政府が決めるということである...全文を見る
○川口国務大臣 大変に難しい御質問でございまして、失礼をいたしました。  申し上げることは実は同じことでございますけれども、政府として、行政府として国会にお願いをするということは、こういった種類の条約を結びたいということをお願いするという、その承認をお願いするということであるわ...全文を見る
○川口国務大臣 これは決して路線の変更という形でとらえられる話ではないと私は思います。国連の役割が重要であるということについては、これは我が国は、武力行使が昨年行われる前から、一昨年の時点からそういうことは既に行ってきております。いろいろな働きかけを一昨年の十一月、秋ぐらいもやっ...全文を見る
○川口国務大臣 国連の予算をもっとふやしていきたいというのは私どもの思いでございまして、可能な限りそうしたいというふうに思いますが、なかなか全体、財政状況の中で難しいということも一つありますが、二七%減ったというのは、そういった一般的な話と若干異なる話でございまして、この項目、こ...全文を見る
○川口国務大臣 これはきちんと今協議をしているわけでございまして、この協議をまた引き続き行っていくという所存でございます。
○川口国務大臣 先ほど北米局長からお答えしたとおりでございます。
○川口国務大臣 協議をしているということは申し上げたと思います。
○川口国務大臣 そのことについては、先ほど北米局長からお答えしたとおりでございます。
○川口国務大臣 閣議決定というのは、当然に非常な重みを持ったものであると思っております。  したがいまして、我が国としては、この問題の是正、これを目的といたしまして今まで協議を重ねてきている、今後ともそれを続けていくという所存でおります。
○川口国務大臣 協議は今までもしてきております。
○川口国務大臣 ただいま議題となりました航空業務に関する日本国とウズベキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、ウズベキスタンとの間で航空協定を締結するため、ウズベキスタン政府と交渉を行いました。その結果、平成...全文を見る
05月12日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
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○川口国務大臣 どのように担保するかということですけれども、一般国際法、国際法というのは遵守をする義務があるわけですね、それぞれの国は義務がある。すべて、そういった国際法を遵守するという義務、これに担保が必ず必要かという、必要だというふうにおっしゃっていらっしゃるのかもしれません...全文を見る
○川口国務大臣 テロについて、これも再三再四申し上げていますように、一般国際法上、確立をした定義は存在をしないということでございますし、また、我が国においては、テロ行為ないしはテロの組織を法的に認定するという法制度はないわけでございます。  ですけれども、昨年の九月の三十日に、...全文を見る
○川口国務大臣 一連のイスラエルによるハマスのリーダーを殺す殺害行為、これにつきましては、先ほど委員がおっしゃられたような遺憾の意の表明を我が国としていたしております。  それで、この行為について、イスラエルは、一連のパレスチナ人要人への攻撃について、自爆テロ活動に対する自衛権...全文を見る
○川口国務大臣 ロードマップでございますけれども、イスラエルとパレスチナの二国家の平和的な共存ということにつながっていく唯一の道、これがロードマップであるというふうに思っておりまして、このロードマップを通じた解決しかパレスチナ問題についてはない、それを我が国としては支持していると...全文を見る
○川口国務大臣 アメリカのその先制的攻撃、先制的行動というふうにアメリカは言っていると思いますけれども、ということは、そもそも、そういう武力攻撃をするということの理由づけとして米国として使っているわけではない、我々はそのようには考えていないということは前から申し上げているわけでし...全文を見る
○川口国務大臣 冒頭で、そのように言わないでほしいというふうにおっしゃられたわけですけれども、まさにお答えはそれしかございませんで、恒久法についての議論、これはまさに国会でどのようにそれをなさるかということ、これはまだ全然見えていないわけでございます。  その御議論の中で恐らく...全文を見る
○川口国務大臣 スーパーホーネットの騒音ということが深刻なものであるということについては、私どもも十分に認識をいたしております。  今回の、昨年のですけれども、配備の決定、これにつきましては、米国側に対しまして、周辺住民にできるだけの配慮をする、そして、厚木の飛行場においての騒...全文を見る
○川口国務大臣 この五十八条について、前に東門議員とお話をさせていただいたことを覚えておりますけれども、この五十八条は、まさに、「紛争当事者は、」ということを書いておりまして、平時にということではなくて有事にということで、有事でなければ紛争当事者になりません。「紛争当事者は、」と...全文を見る
○川口国務大臣 沢田市長からの御要望は承っております。  キティーホークの退役後でございますけれども、これについて米国政府といたしまして何かの決定を行ったということはまだ承知をしていないわけでございます。  いずれにいたしましても、今後の米艦船の我が国への展開、これに関する米...全文を見る
05月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
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○川口国務大臣 十日の夜にサマワで発生をいたしました手りゅう弾攻撃によるオランダ軍の兵士二名の死傷について、バルケネンデ首相は、十一日に、声明を発表いたしております。その中で、協力とイラク復興は継続されるということを述べているわけでして、イラク復興支援、これへの決意を改めて表明し...全文を見る
○川口国務大臣 イラク特措法との考え方については、先ほど防衛庁長官がおっしゃられたとおりだと思いますけれども、イラク復興支援のあり方、これにつきましては、これはもう各国が主体的に判断をすべきものでありまして、我が国としては、統治権限のイラクへの移譲というのが六月三十日、すぐ間近に...全文を見る
○川口国務大臣 まず、その考え方ということで申し上げさせていただきたいと思いますけれども、一般的に申しまして、ある国の領域内で起こった犯罪、これにつきましては、その国の当局が対処すべきものであるということでございます。  そういう意味で、イラクの場合ですけれども、この人質事件の...全文を見る
○川口国務大臣 テロが犯罪なのか戦争なのか、そもそも何なのかということでございますけれども、これについて、これを申し上げるというのはなかなか難しいというのは、一般国際法上、確立した定義があるわけではないということでございます。  一般的に言ってしまえば、これは、特定の主義主張に...全文を見る
○川口国務大臣 当然に、今、日本に存在をしているダムあるいは原子力発電所、そういったものは、今まさに平時で日本は民生用に使っているわけでして、軍事用に使っているわけでは全くないわけです。これはもう本当に明確なことであるわけです。  それで、ジュネーブ諸条約との関係でいいますと、...全文を見る
○川口国務大臣 前回、私がその軍事教範との関連で申し上げたことが、少しその前半のきちんとした考え方のところをはしょって申し上げることになって、その分、若干ミスリーディングであったかもしれないと思いますので、その基本的な考え方のところから申し上げさせていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○川口国務大臣 ジュネーブ条約第一追加議定書を批准するかどうかということについては、これは、アメリカ国内でもいろいろな意見があるということであると承知をいたしております。これは、アメリカの国内の問題として、アメリカが議論をして結論を出していくことになると思いますけれども。  我...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定の改定の問題につきましては、これは何回か同じようなことを申し上げているかと思いますけれども、政府としては、これは、その時々の問題に対応していくという意味で、運用の改善によって行っていくということがまず合理的であるというふうな考え方に基づいてやっておりま...全文を見る
○川口国務大臣 ドイツにおける地位協定でございますけれども、例えば一例をとってみますと、起訴前の身柄の移転、こういったことについては、我が国は運用の改善によって獲得をしたことでございます。この点について言えば、我が国の地位協定の運用のあり方というのは世界の中で一番進んでいるという...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどの地位協定について、あと一言だけ追加をさせていただきたいというふうに思っております。  地位協定を運用の改善によって問題を解決していくということについては、これは両国の政府の閣僚レベルの合意でございます。「閣僚は、地位協定の効果的な運用が両国にとり重要であ...全文を見る
05月13日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国とアメリカ合衆国との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十一年二月以来アメリカ合衆国との間でこの条約の交渉を行いました。その結果、平成十五年...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○川口国務大臣 平成十四年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は八千八百五十一億九千百十万円余でありまして、支出済み歳出額は七千六百九十一億九千三百四万円余、翌年度繰越額は一千五十一億七千三百二十万円余、不用額は百八億二千四百...全文を見る
○川口国務大臣 会計検査院の検査の結果、在外公館における会計経理及び国際開発協力関係民間公益団体補助金について指摘を受けたことは、まことに遺憾であります。  在外公館における会計経理につきましては、在外公館に対して改めて会計手続の厳守及び館内におけるチェックを徹底するよう指導す...全文を見る
○川口国務大臣 先ほどのその件につきましてでございますけれども、これにつきましては、関係者につきまして、きちんとその処分をいたしております。その中には告発をした部分も含んでおります。
○川口国務大臣 経緯については話を聞いております。  やりとりの中で、これは担当いたしました職員は誠心誠意行ったものと思っておりますけれども、そのやりとりの中でいろいろな行き違いがあって、委員の意に沿わないような部分があったといたしましたら、それについては、今後そういうことのな...全文を見る
○川口国務大臣 マレーシア側でございますけれども、この事業に関する環境影響評価を実施する過程で、地下水の開発、積極的な漏水対策の実施、既存ダムの有効利用、他地域からの導水等の代替案を検討いたしまして、その結果、水資源量、コスト等の面からこの計画が最善であるという結論に至ったという...全文を見る
○川口国務大臣 今説明を申し上げましたように、これは外務省の方として虚偽の回答をしたということではないということでございます。  実際に閲覧が求められたケースはないということの御説明を申し上げたということでございまして、我々が努力をしたから今までできなかったことが初めてできるよ...全文を見る
○川口国務大臣 経済協力につきまして、これは国民の税金を使ってやっている、あるいは円借款の場合ですと税金というよりはむしろ別なルートから、もともとは国民の貯金であるということでございますけれども、大部分だということになりますけれども、いずれにしても、そういったお金を使ってよその国...全文を見る
○川口国務大臣 このプロジェクトにつきましては、マレーシア政府におかれて、住民に対する説明ですとか、そういったことを今、これまで随時行ってきているというふうに承知をいたしておりますし、また、その移転についても住民の代表の方からは問題がないという意見表明も行われたというふうに承知を...全文を見る
○川口国務大臣 外務省といたしまして、人質事件が起こった後、いかにして、どのようにして人質になった日本の、最初は三人でございましたけれども、無事に日本に帰国をしてもらえるようにできるかということで、さまざまな取り組みを行いました。これはその一環でございます。  だれに向けて発信...全文を見る
○川口国務大臣 人質の解放について政府として、これはまさに邦人保護ということで全責任を持ってやっているということでございまして、さまざまな取り組みを行いましたけれども、その取り組みの一つ一つについて御家族の方々の同意を得てやるということはやっておりません。これは、政府の責任におい...全文を見る
○川口国務大臣 御家族がおっしゃったその二点については、私どもも、御家族にそのビデオをお見せしたときに、そのとき直ちにであったか、あるいはその後であったか、いずれにしても、お話は伺っております。それで、伺っておりますが、先ほど申しましたように、これは私ども政府が邦人保護に責任を持...全文を見る
○川口国務大臣 今回の事件が日本の国民を、日本じゅうの人をいろいろな意味で心配させ、あるいはこの問題についてさまざまなインプリケーションといいますか、そういったことを考えさせる、個人と国の間の関係はどうかとか、いろいろな問題提起をした事件であっただけに、それについてのいろいろな思...全文を見る
○川口国務大臣 自己責任論という言葉がひとり歩きをいたしていますけれども、この自己責任論の持つ意味というのは、人によってさまざまに解釈をされているのではないかというふうに私は思います。  海外における邦人の保護、これは外務省に課された重要な責務でございます。そして、我々は過去に...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、まさにイラクの中あるいはイラクの外のいろいろな方にお世話になって解決に持ち込んだということでございます。  今おっしゃったその団体、クバイシ師がスポークスマンをやっているイラク・イスラム聖職者協会、この団体に対しましても、当然のことながら...全文を見る
○川口国務大臣 事務次官の発言は、先ほど私が申し上げたようなことを言っているということだと思います。政府は全力を尽くして救出に努力をする、ただ、イラクのような国でそういったことに限界があるということはみんなに承知をしていただきたい。であればこそ、先ほども言いましたけれども、退避勧...全文を見る
○川口国務大臣 北方四島の住民支援の予算でございますけれども、これは御記憶いただいているかと思いますが、平成十三年度におきまして、この北方四島の支援をめぐるいろいろな議論がございました。それを受けまして、それを担当いたしておりました支援委員会、これは廃止をするということになりまし...全文を見る
○川口国務大臣 今ここで、人道支援だけに区切って金額を申し上げるということは難しゅうございますけれども、今まで行っていましたものにつきましては、例えばおっしゃったように、平成三年度、食料品二千五百万円、四年度、医薬品、食料品等一億五百万円、平成五年度に入りますと、プレハブ倉庫とい...全文を見る
○川口国務大臣 この議論は、実は平成十三年度ぐらいに国会で非常に大きな議論になったことでございまして、北方四島の住民支援について、先ほど申しましたように支援委員会がやっていたわけですけれども、そのあり方をめぐりまして国内でいろいろな問題点が指摘をされたということがあったわけでござ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、引き続きいろいろな残務整理がございまして、今、清算の最終段階にございます。したがって、終了したということではございませんが、来月、六月を目途にこれを完全に終了させたいというふうに思っております。そして、そのときの残余財産ですけれども、これが確定をした時点で...全文を見る
○川口国務大臣 支援委員会をどのような形で整理していくかという議論の中で、残余財産の扱いにつきましては、これは支援委員会設置協定というのがマルチの協定でございまして、その終了に向けて各締約国と調整をいたしましたけれども、その調整の結果、清算業務の終了に際して、日本国政府に対し残余...全文を見る
○川口国務大臣 使用船舶改造と申し上げた方が適切であったかもしれませんが、あるいは新しい購入、どういう形になるかわかりませんけれども、これはぜひ工夫をしていきたいと思っております。  残余財産百二十九億円、これをひもつきの形で新しい北方四島の支援のために使うということについては...全文を見る
○川口国務大臣 安全保障問題という言葉がいいかどうか、これはいろいろな御意見があると思います。  私もこの問題というのは、これはまさに河野官房長官がおっしゃったように、本当に大勢の女性が、当時の軍の関与のもとに、あのような仕打ちを受けた、あるいはあのような経験をすることになった...全文を見る
○川口国務大臣 いわゆる関釜裁判については、委員がおっしゃったとおりでして、最終的には、被告側、すなわち国の側の勝訴ということになったわけでございますけれども、従軍慰安婦問題を含めまして、さきの大戦にかかわる賠償並びに財産及び請求権の問題につきまして、これは法的なことを申しますと...全文を見る
○川口国務大臣 これについて、いろいろな思いがあるということであるかとは思います。  国の立場としては、これは河野当時の官房長官がおっしゃられたように、心身にわたりいやしがたい傷を負われたすべての方々に対し心からおわびと反省の気持ちを申し上げるということを表明させていただいてい...全文を見る
○川口国務大臣 これにつきまして、先ほど申しましたように、法的にはサンフランシスコの平和条約等の当事国間では解決済みであるということでございます。これについて、国民的な議論を尽くした結果、既に高齢と皆さんなっていらっしゃるわけでして、現実的な救済を図るにはどうしたらいいかというこ...全文を見る
05月18日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(川口順子君) 冒頭でたばこの歴史について大変に勉強をさせていただいて、大変に面白く、興味深く伺わせていただいて、かつ発見をしましたのは、たばこの歴史というのが大部分の人類にとってはそれほど古いものではなかったということが意外でもあったわけでございます。  それで、日...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 役所ベースの話になってしまうとそういう形になるのかもしれませんけれども、やはりたばこの害が何かというようなことを考える場合にも、研究を共通、共同でやるとか、いろいろな取組が必要であるというふうに思います。  今、一つの業界を一つの省で見るという制度自体...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど門司審議官からもお話ししましたように、日米の刑事共助条約ができたので、この後各国と二国間の条約の締結に積極的に進んでいきたいという考えを持っております。  それで、おっしゃった、ASEAN、中国、韓国というふうに言われましたけれども、ASEANと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国名というのは、それぞれの国が自分の思いを持って呼んでいる、使っている国名であるというふうに思います。アメリカ合衆国、それから例えばドイツ連邦共和国、みんなそれぞれの組織あるいは思い、歴史、そういったものを付けて呼んでいる。    〔委員長退席、理事舛...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 何で我が国、漢字の国である我が国が英語を日本語に訳して中国を呼ばなければいけないのか、これまた別な考え方を持たれる方もいらっしゃると思うんですね。いろいろな考え方があると思います。我が国は漢字の国であって、漢字を使って自分の国を呼んでいるということであれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 主権が侵害をされることにならないのかということについてですけれども、日米刑事共助条約の九条二というのがござますけれども、これの文章を読みますと、「被請求国は、証言、供述又は物件の取得に係る共助の請求に示された特定の者が当該共助の実施の間立ち会うことを可能...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アブグレイブの刑務所の件につきましては、先週の金曜日にG8の外相会談がワシントンで開かれまして、その折にも、その折に外務大臣がブッシュ大統領に表敬をする機会があったんですけれども、その場で、ブッシュ大統領からも、これについては徹底的に調査をし、問題があれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど言いましたように、この問題についてはアメリカが今、その問題の原因とか何が起こったのかとか、そういった点についてきちんと調査をしている、これはアメリカ政府もやっていますし、議会の公聴会等でもこれは行われているわけでございます。米国として事実関係をきち...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最後の点については条約局長から答弁をしてもらうことにいたしますけれども、その前に二つの違う御質問があると思います。米国に何を言ったのかということと、そのジュネーブ条約違反についてどう考えるかと。  ジュネーブ条約違反についての我が国の考え方は、これは正...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この件については、これはこのような状況があるということは、日米地位協定に照らしても不適切であるというふうに考えています。これについて、今までいろいろな努力を行っておりますが、今後とも関係法令の適切な適用が早急に確保されるように、引き続き米側との間で協議を...全文を見る
05月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○川口国務大臣 パウエル国務長官と短時間でございましたけれどもお話を、今回、G8の外相会談の折にさせていただきました。幾つかのことをお話ししましたが、その中で、御質問の沖縄の関連ですけれども、SACOの最終報告の普天間飛行場、この移設、返還につきましては、日本政府として従来の方針...全文を見る
○川口国務大臣 私の方から申し上げたということです。
○川口国務大臣 沖縄県民の負担の軽減ということは、もう政府としてもずっと言ってきているわけでございます。SACOの最終報告を着実に実施していきましょうということは、そういったコンテクストでお話をすることもありますし、また、トランスフォーメーションについても、そのコンテクストで申し...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ぜひ御理解をいただきたいのは、一時間会談の時間があってじっくりお話をするという状況ではないということでございます。これは、G8の外相会談を非常に短い時間でというか一日以内でやって、そのほかに、ブッシュ大統領への表敬もございましたし、パウエル長官も私以外にもほ...全文を見る
○川口国務大臣 総理がおっしゃったことにまさに尽きると思いますけれども、念のために、今先生がおっしゃったことについて、私が今まで申し上げてきたことというのは、そのまさに五人の家族の方の無条件の帰国ということと、それから、安否がわからない方の真相究明、それから三番目が、今先生がおっ...全文を見る
○川口国務大臣 これは、今まだ国際機関によって調査が続行中でございます。その状況を見てこれは検討をしていこうというふうに考えております。
○川口国務大臣 今の御質問で、バーターにするということは考えているか、私が、考えていないということを申し上げたということですけれども、帰国を例えば食料品の供給とバーターにするということは考えていないということは変わりございません。
○川口国務大臣 現在の日米地位協定でございますけれども、これは、武力攻撃事態のもとにおいても適用されるということになっております。有事のための別の日米地位協定は必要がないというのが政府の立場でございます。
○川口国務大臣 まさに総理が今言われましたように、沖縄にある在日米軍は、これは安全保障上の目的で沖縄にいるわけですけれども、そこから別なところに、米軍の運用上のことでどこかに移るということは、これはまさに米軍の運用の問題でございますから、私どもとして何かコメントをすべき事柄ではな...全文を見る
○川口国務大臣 考え方については繰り返しません。一般国際法、これに基づいて米軍は行動をするということでございます。  具体的にということでございますが、もし何らかの形で米軍が何かの問題に遭遇する等々のことがございました場合には、これは、日米両政府は常にこういった状況において調整...全文を見る
05月19日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(川口順子君) これは何回かもう既に申し上げておりますので、繰り返しになってしまうかもしれませんけれども、そもそも、あったということは、これは事実としてあるわけですね、あった、使った。そして、それを、じゃどういうふうに、もし今ないとしたらばどういうことになったかというと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パウエル長官が報道、テレビのインタビューでございましたでしょうか、今委員がおっしゃったようなことを言ったということは承知をしていますし、それは彼の発言、国連における発言の全部ではなくて一部についてそういうことがあったということは残念だし、残念であったとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今の御質問に直接にお答えする前に一言申し上げたいと思うんですけれども、この報告書、これは今までずっと申し上げてきましたように、私どもが分かっていることを、捜査に差し障りがない、また御家族の方にも御相談をしてお出しをしたというものでございます。  新しい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、決して開き直っているわけではなくて、本当に分からないので、分からないと素直に申し上げているわけでございます。分からないことは、本当に残念ながら、これは我々も残念ですけれども、分からない。警察に行って聞くべきことは聞いてきているわけで、それは報告書の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどからこれは伺っていますと、合理的な説明を求めていらっしゃる。これは合理的な説明を我々も求めました。それで、こう申し上げるとまた開き直りとおっしゃられるかもしれませんが、合理的な説明を求めて分からないものは本当に分からなくて、どうして矛盾があるのか、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと御質問の趣旨がよく分からないんですけれども、記者会見で私が質問に答えたのは、たしか二回ぐらいあったかと思いますけれども、パウエル長官が多国籍軍についてどのような説明をしたかということをお聞きになりたいということでございましょうか。
○国務大臣(川口順子君) 私は記者会見で全部パウエル長官が言ったことについて記憶をしているわけではございませんけれども、これは七月一日以降の状況について、新しい暫定政府が政権を引き継ぐけれども、実際は連合軍に治安の提供を続けるように要請をする、そのような形となるだろうということを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) パウエル長官がこれはおっしゃったこととしてですけれども、六月三十日に統治権限はイラクに、イラク暫定政府に移譲されるということを言われたと、そして、仮に暫定政府が求めれば連合軍は撤退をするけれども、現下の治安状況を踏まえ、新暫定政府が連合軍の残留を歓迎する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 質問をきちんと理解したかどうかよく分かりませんけれども、国連の決議、安保理決議の一五一一で多国籍軍ということが決められた、決議の内容に入っているということはそのとおりであります。
○国務大臣(川口順子君) 今後、七月一日以降のイラクにおける軍の在り方、あるいはその治安をどのように維持をしていくかという仕組みをどう作るかということについては、正にその国連の決議、新しい決議ですね、そこの中で決まっていく話であって、その過程で、これから今ブラヒミさんが大統領、首...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に、その点というのは一つのこれからの争点であるというふうに思います。  主権がイラク人にきちんと渡る、このことについてはだれも疑いを持っていない、そういうふうになるということであります。問題は、そのイラクの人たちがその権利、それをどこまで今の治安の状...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あのパウエル長官の発言ですけれども、これは一部、自動車、移動式トラック等についての御発言でもありまして、彼の二月の報告全部についての報告ではないということで、情報源が不正確であったり、誤っていたことが後になって判明したことは残念であるということを発言をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) あのアブグレイブの事件につきましては、本当にこれは遺憾な事件であるというふうに思っておりますし、そのような趣旨のことも米国に伝えております。  それで、アメリカ、これはこの間のG8の外相会談、会議のときにパウエル長官も言いましたし、それからブッシュ大統...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 隣で石破長官がすばらしいとおっしゃっていらっしゃいますけれども、今委員がおっしゃられたようないろいろなお考えについては、自衛隊がサマワで活動し、あるいは日本国政府としてODAを使ってイラクの復興支援をしていくということの中でどういうやり方をするのがいいか...全文を見る
05月20日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とベトナム社会主義共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十四年三月以来ベトナム社会主義共和国との間でこの協定の協議を行いま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この話の事実関係自体は、私は全く承知をしておりませんので、そういったことについてコメントをする立場にはないと思っております。  それで、一般論として報道の自由ということで言えば、私は二つのことを感じておりまして、一つ、報道の自由というのはこれを確保すべ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 全般的な、基本的な考え方について私からお話をして、細かい話は後で部長にと思いますけれども。  分担率の問題というのは、我が国が分担をしているのと見合った国連の中における発言をする場を持っているかということが一つの側面だと思います。それからもう一つは、委...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我々として、今全部分かっているわけではないわけですから、引き続き分かること、これについては把握をしていきたいというふうに思っていますし、それから昨日申し上げた、別な委員会で申し上げたと思いますけれども、そういって、形で新しく分かったことがあれば、それは捜...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第三者委員会については、これはこの前申し上げましたように、第三者委員会がやったといってより多くのことが分かるということではなくて、これは基本的なデータ、材料にかかわることですから、それを政府が大使館等々を使ってやっていくということが一番事実解明に資すると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府としても総理の訪朝を是非成功させたいと思っています。総理が持っていらっしゃる高い志といいますか、北東アジア、この地域に平和と安定をもたらす、日朝間の拉致の問題を解決し、あるいは核・ミサイルといった安全保障の問題を、日朝平壌宣言にのっとってそれらの問題...全文を見る
05月25日第159回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○川口国務大臣 今回、総理は、北朝鮮に行かれることについて、非常な使命感といいますか、信念を持って行かれたというふうに私は考えております。これは、拉致の問題もそうでございますし、核の問題もそうだというふうに思っています。  御家族のうち、八人のうち五人の方が戻られた、このことに...全文を見る
○川口国務大臣 関心を持っている国の一つではございますけれども、今まで残念ながら訪問したことはございません。
○川口国務大臣 結構でございます。
○川口国務大臣 これでございますけれども、我が国を初めとして、カナダですとかEUですとか、そういった国々が、このヘルムズ・バートン法に基づく国際制裁の中には、国内法の域外適用であるという部分、そういうふうに当たると考えられるおそれがあるものが含まれているということと、WTOの精神...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほど局長から申しましたように、勧告でございますので、その勧告を受けて米国政府としてどのような対応をとるかということはまだわかっていないということでございます。我が国として、今後、それについて事態の進展、推移を注視していきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○川口国務大臣 この再調査のことですけれども、総理と金正日国防委員長との会談の中で、これについて先方から、白紙に戻して、改めて直ちに本格的に、徹底的に調査をするという言質を会談の中で総理が引き出したということでございます。  それで、どのようなやり方でやっていくかということが、...全文を見る
○川口国務大臣 この期限、向こうと協議をするということをいつまでにやるかということですけれども、私は、今週中にも先方とコンタクトをするようにという指示をいたしております。それで、できるだけ早く成果を出していくということが大事であると思っています。
○川口国務大臣 先ほどの再調査の件は、今週中にもコンタクトを開始するということで、今週中に協議が終了するということには必ずしもならないというふうに私は思っています。  それから、もう一つのお尋ねの、曽我さんの再会、これをどのように進めるかということですけれども、この点については...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったとおりでございまして、その判断は我が国が主体的に行うということであります。  総理がおっしゃったことは、従来からの我が国の政府の方針を確認したというものであって、今までずっと申し上げている我が国の対話と圧力という基本的な考え方を何ら変更するものではな...全文を見る
○川口国務大臣 前回の総理の御答弁は、私ちょっと今手元に議事録はございませんけれども、私の記憶では、双方の納得をするということを言われて、北朝鮮の納得をするというふうには言われなかったというふうに私は思っております。基本的に、その総理のおっしゃったことというのは、従来の考え方、我...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の拉致の解決の考え方というのは、先ほど申し上げたような考え方に基づいて解決が行われるということであります。
○川口国務大臣 総理がおっしゃったことというのは、先ほど申し上げたような二つについての考え方について、それが満たされれば納得をするということであるということを総理はおっしゃっていたんだと思います。
○川口国務大臣 先ほど申し上げたと思いますけれども、いわゆる特定失踪者の方々についていろいろな情報を、我が国は、日本国内だけではなくて、ほかの国との関連でもいろいろお願いをして集めています。そういったことをベースに、警察において拉致の被害者であるということが認定をされるのであれば...全文を見る
○川口国務大臣 警察において拉致の被害者であるということであれば、含めていくということを……(前原委員「警察も日本じゃないですか」と呼ぶ)日本の警察です、ということをずっと申し上げております。
○川口国務大臣 どこの部分でお答えになっていないか、恐縮ですが、もう一度おっしゃっていただければと思います。
○川口国務大臣 ですから、答えはイエスと申し上げているわけですけれども、その日本の納得の内容は先ほど来申し上げていることである、そういうことでございます。
○川口国務大臣 前から申し上げていたとおり、バーターということでは全くないということは、これはきょう総理もおっしゃったとおりでございます。それがそう見えないとおっしゃる方もいらっしゃるのかもしれませんけれども、我々はそのように考えていない。  人道支援というのは常に、ニーズがあ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ニーズがあるということが一つです。それから、一連の、総理が北朝鮮に行って金正日と話をした、そういった中での向こうの対応について、核にしても拉致にしてもあるいはミサイルにしても、北朝鮮が一定の前向きの動きをしたいと考えている、そういった、肯定的に、一定のですけ...全文を見る
○川口国務大臣 金正日総書記は、今回、総理に対して、日朝平壌宣言を守っていくと言われたわけです。それから、核の問題にしてもミサイルの問題にしても拉致の問題にしても、それに対して一定の前進があった、そういう状況であるということです。  この日本と北朝鮮の間の国交正常化をしていくと...全文を見る
○川口国務大臣 私も、今増子先生が読み上げられた文書を非常に重苦しい気持ちを持って聞かせていただきました。  今回の総理の訪朝について、これはこの委員会の最初に申し上げさせていただきましたけれども、蓮池御夫妻、地村御夫妻、本当にお子さん方がこれで戻るかどうか、何とも言えぬ気持ち...全文を見る
○川口国務大臣 この点については全くそういうことではないということは、先ほど前原委員に申し上げたとおりであります。  政府としてずっと申し上げてきていること、それで、これは国会でも言っていますし、北朝鮮に対しても伝えてきているわけですけれども、いわゆる特定失踪者について、これは...全文を見る
○川口国務大臣 これは、総理もおっしゃっていらっしゃいますけれども、北朝鮮政府との交渉というのは政府間協議しかあり得ないということでありまして、外務省としては、官邸と一緒になって、総理の指示、官房長官の指示をいただきながらこの交渉を準備していったということで、それに尽きるわけでご...全文を見る
○川口国務大臣 我々は既に、いわゆる特定失踪者について、あるいは十人の安否がわからない人たちについて、できる限りの情報を集めるという努力はいたしております。その上で、警察が認定をするということが大事でございますので、それを行ってもらって、その人たちについて調査をする。  それで...全文を見る
○川口国務大臣 総理の会談が終わりました後、北朝鮮と日本を除く四者の外務大臣と電話で話をいたしまして、それぞれの方、この総理の訪朝、会談の成果について、大変に大きく評価をしていらしたということでございます。お一人お一人のケースについて申し上げませんけれども、基本的に、拉致問題につ...全文を見る
○川口国務大臣 委員がおっしゃいますように、我が国がこの地域の平和と安定、安全に資するような形で北朝鮮と国交の正常化、あるいはその前提としての正常化交渉を行っていくということは意義があるというふうに思います。  それで、その再開でございますけれども、政府はかねてから、拉致問題に...全文を見る
05月25日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(川口順子君) 今、遅れているというふうにおっしゃられたわけですけれども、私どもは、特にこれが何か遅れて、何かに比べて遅れたとか、時間が遅れているというふうには認識をしていませんで、二〇〇二年の四月に日越の首脳会談がありまして、そこで早期に締結をしましょうということをベ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 細かい事実、参考人から御説明をしますけれども、そういった二〇〇二年度中に締結をしましょうと言ったということは事実ではないということであります。  あと、必要に応じ参考人から補足をいたします。
○国務大臣(川口順子君) 別に態度を変更させたということではなくて、検討中であったわけです、正に検討中。そして、検討を終えた結論として加盟をするということに決定をしたということでして、特にやらないと言っていたのをやるということであったといえば態度の変更でしょうけれども、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 問題は生じないというのがお答えなんですけれども、この条約、これは国連憲章を始めとする国際法、これに基づく国際的な義務というのがありますが、それと両立をするような行動を制限するものではないということであります。  それで、日米安保条約、これに基づくいろい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 尖閣諸島ですけれども、まずこれが歴史的にもそれから国際法上も我が国固有の領土であるということは、これは疑いがない。それで、現に我が国が有効に支配をしているということは今まで申し上げたということです。ということで、そもそも尖閣諸島との関係で我が国は、領有権...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、総理は今回の訪朝については大変に強い信念を持って行かれたというふうに思います。  その信念というのは、日朝の様々な問題があるわけで、したがってその結果として、現在正常でない関係がある、あるいは友好的でない関係がある、それを正常な関係にしていく、友...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今委員がおっしゃったことに対して、ここが事実と違いますということを申し上げるとたくさん時間をいただかなければいけなくなってしまうと思いますけれども、最後の部分のお答えについては冒頭の御質問で既にお答えをしたとおりであります。  これは、外務省と官邸と一...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員長。
○国務大臣(川口順子君) お答えをする前に、私はこの委員会でうそをついたという記憶は全くありませんし、何で、何についてうそをついたとおっしゃっていらっしゃるのか、そこを明快にしていただきたいと思います。  私が申し上げたのは、山崎さん、山崎先生と平沢先生、それについて、事前に訪...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃっている件、十九日にシリアの国境近くで米軍によって作戦が行われたということについてだと思いますけれども、それについて日本で報道が行われている、昨日も私、見ましたけれども、ということは承知をしています。  それで、他方で、アメリカはキミット准将が...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど薮中局長が申しましたように、総理と金正日総書記との間で今回改めてこれをやりましょうということになったこと、再調査及び曽我さんの御一家の再会については、これは日本として皆さんの納得のいくような形できちんとやっていく必要があると考えております。
○国務大臣(川口順子君) これは、米国のみならず、ほかの核保有国、もう今、薮中局長からお話をしましたように、これは、これについて尊重を内容とする議定書があるわけですけれども、それに署名をしていない、どの核保有国も署名をしていないということであると承知をいたしております。したがって...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、我が国がメンバーになるということが想定をされていないということであります。  一般的に、我が国として核を持たない、非核の、非核兵器地帯構想についての考え方というのは持っておりますけれども、この地域についての考え方、これは想定を、我が国が入ること...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、日本は唯一の被爆国であるということですから、核兵器国のない平和な世界、核兵器のないですね、平和な世界、これを一日も早く実現をさせたいということで、そのためには現実的な措置を着実に積み重ねていくということが重要であるというふうに考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、その安保理の決議ですけれども、これは提示をされたわけですが、今後、関係国によって、安保理のそのメンバー国によって議論をされていくということで、今、その提示をされた案とされるものに書かれていること、それをベースに議論をするということは必ずしも適切では...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いわゆる多国籍軍、これへの関与の在り方、これについては、その当該多国籍軍の任務ですとか目的ですとかそういった、あるいは編成ですとか、具体的な事実、これに基づいて判断をすると、そういうことであるかと思います。
○国務大臣(川口順子君) それは、イラクが国連決議に従わなかったことに尽きると思います。
○国務大臣(川口順子君) この事態というのは不適切であるというふうに考えております。  したがいまして、今、海老原局長から申しましたように、協議をしているこの件を早急に解決する必要性、これは両方とも持っていますので、引き続き鋭意協議を行っていきたいというふうに考えています。
05月26日第159回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○川口国務大臣 この締結によりまして、これは今、我が国の行政当局の行政許可によってウズベキスタンからの定期便の運航というのが行われているということですけれども、これに法的な安定性が与えられるということが大きなメリット、効果ということです。  具体的に申し上げますと、定期国際航空...全文を見る
○川口国務大臣 これについては、先ほど北米局長から申し上げたとおりでございまして、米国は、米側がその施設・区域内に米国の予算によって必要な施設を建設するということは、管理権の行使の一環として地位協定上認められているわけでございます。したがって、中止を申し入れるという考えは持ってお...全文を見る
○川口国務大臣 ウズベキスタンですけれども、ソ連が崩壊をした後、中央アジアの国の重要性というのは、まず地政学的にも非常に大きなものがございますし、また経済の市場化それから民主化、そういうことを進めているという意味で、それを支援することが重要な国であると思っております。  そうい...全文を見る
○川口国務大臣 この時期に私が韓国に行こうと考えたその理由の大きな一つが、まさに六者会談に向けて韓国との連携をさらに強化するためにさまざまな意見交換をしたいということでございます。  日米韓は今までもずっと連携をしてきておりまして、いわゆるCVID等について同じような歩調をとっ...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま議題となりました社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  政府は、従来からアメリカ合衆国との間で人的交流に伴って生ずる年金制度及び医療保険制度への二重加入、保険期間が短いた...全文を見る
○川口国務大臣 ただいま御決議のありました旅券の不正取得等の旅券犯罪の防止につきましては、御決議の趣旨を踏まえつつ、今後とも努力してまいりたいと思います。
05月26日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  日米両...全文を見る
05月26日第159回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(川口順子君) 日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  日米両政府は、武力攻撃事態等...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、在日米軍の行動に係る我が国政府の対応についてのお尋ねがございました。  今回のイラクにおける事件について、米国が関係者の処罰等の適切な措置を取りつつあることにも表れていますように、米軍は一般に国際人道法の基本的な考え方を踏まえて行動するものと考え...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 有事法制の整備と日米防衛協力のための指針との関係についてお尋ねがありました。  現在、御審議いただいている有事関連七法案・三条約の一部は、その成立、発効後、武力攻撃事態対処法とも相まって、日米防衛協力のための指針にも想定をされている、我が国に対する武力...全文を見る
05月27日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第13号
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○川口国務大臣 御質問の御趣旨をちょっと十分に理解したかどうかわかりませんけれども、基本的な今の物事の動き方という意味では、これは基本法にのっとって物事が進むということでして、いずれにしても、六月三十日に、主権が、あるいは統治権がイラク側に移るということになっているわけです。その...全文を見る
○川口国務大臣 まず、この英米による決議案が出される過程で、日本として、安保理決議案の要素として、これから申し上げるような要素が含まれることが望ましいということは伝えてきております。  それは、例えばどういうことかといいますと、占領の終了とイラクの暫定政府による統治権限の引き受...全文を見る
○川口国務大臣 それぞれ大変に根本的なことでございまして、きちんと、できる限りお話をさせていただきたいと思います。  まず、アドバイザーの件でございますけれども、これは、まずその前提として、六月三十日にCPAはなくなる、そしてイラクの暫定政府ができるということになるわけでござい...全文を見る
○川口国務大臣 難しい御質問ですけれども、主権という言葉の意味をどう考えるかということですけれども、非常に厳密に考えれば、主権はイラクに存在をする、それを行使する権限、これを今はイラク人が持っていないということであろうかと思います。
○川口国務大臣 ですから、厳密な意味ではというふうに申し上げたわけでございますけれども、イラクを統治する権限、統治するすべての権限という意味に現実的には主権という言葉は使われている、使われる場合もあるかと思います。
○川口国務大臣 ブッシュ大統領がどのような主権の定義を使っておっしゃっているかということは、私、ちょっとよくわかりませんけれども、いずれにしても、CPAはなくなる、占領軍は存在しなくなる、そういうことをおっしゃっていらっしゃるんだと思います。
○川口国務大臣 今まさにその点についていろいろな議論が行われているということであるかと思います。安保理決議についても案が出ているということでありまして、そしてその前に、大統領、首相といったような人たちを、ブラヒミさんが今、人を選んでいるという過程になっているわけでございまして、そ...全文を見る
○川口国務大臣 基本的にはそういうことであるかと思います。  イラクの暫定政権が仮に多国籍軍に出ていってくれと言ったら、これは外相会議の後の記者会見でもございましたけれども、我々はいなくなるということでありますので、そういう意味ではおっしゃるようなことかなと思います。
○川口国務大臣 これは、まさに今議論されている問題の一つであるというふうに思っております。さまざまな議論が安保理の中で行われている、何らかの形で具体的に決まったということではないというふうに考えます。
○川口国務大臣 これは、一概に抽象的に申し上げるということは難しいと思います。例えば、どういうことについて議論がなされているか、どういうことについて方針が違うかということも議論されなければいけないというふうに思っております。
○川口国務大臣 これも、抽象的に一概に申し上げるということは難しいというふうに思いますけれども、現実問題として考えれば、これは一方で、両方の意見が大きく異なるという場合には、それでは米軍が独自で行動をとることができるかということであると、なかなか難しいという現実があると思いますし...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、占領を終わる、これは明確であるわけです。  それで、今、委員が限定的な主権の移譲であるというふうにおっしゃられましたけれども、それは私は必ずしもそのように申し上げているわけではございませんで、そもそも一番の基本的な議論というのは、移行政権...全文を見る
○川口国務大臣 申し上げていることは、オール・オア・ナッシングではないということを申し上げているわけです。暫定政権ということの性格、これはイラクの国民によって選挙で選ばれた政権ではないということからくるおのずからの、どこまで主権を持った政府として力を行使することができるだろうかと...全文を見る
○川口国務大臣 妊産婦の死亡率を下げるということは非常に重要なことだというふうに考えております。  我が国のイラクにおける支援というのも、一つの柱はそういった医療面での支援、これは、第三国との協力も含めていろいろなことをやっております。  それで、もう一つ、特に妊産婦死亡率を...全文を見る
○川口国務大臣 この支援というのは、我が国は今までいろいろな国でやってきているわけでして、当面、基本的には、お答えは、今後積極的に取り組んでいきますということですけれども、一定の費用で、エジプトでやった方が言葉その他の点でプラスだという点もありますし、また、日本に連れてきてという...全文を見る
05月27日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(川口順子君) そういうような状況において調整メカニズムということを立ち上げるということになっております。もちろん、その調整メカニズム以前の問題として、日ごろのベースで米軍あるいは米国政府との緊密な様々な協議は行っているところでございますし、また武力攻撃事態が、あるいは...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 数字について今委員からお話がございましたけれども、確かにその六条、これは国際の平和、安全への寄与、大規模災害への対処その他の目的のための活動ということで、これが無限にこの協力関係が広がってしまうのではないかというおそれを持つという方が中にお見受けするんで...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮は、御案内のように内部の状況がよく分からない国でございますから、いろいろ難しい、軍の動向についてこうだということを申し上げるのは難しいわけですけれども、先軍政治という呼び方で呼ばれていますけれども、軍事優先政策を取っているというのが北朝鮮の今の在り...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 金正日国防委員長というのは北朝鮮において最高の意思決定者であるというふうに考えております。何か事を決めるということでは、金正日国防委員長を相手にするということが必要であるということだと考えております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどちょっと申し上げましたけれども、全体としてその情報が非常に乏しい中で、軍が今こういう方向で動いているということをきちんと申し上げるというのはなかなか難しいわけでございます。  基本的には、先ほど申しましたように先軍政治という考え方がある、軍が非常...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは二〇〇二年に総理が九月に訪朝なさったときに金正日国防委員長が直接に言われたことでございますけれども、拉致の目的というのは、特殊機関で日本語の学習ができるようにするためというのが一つ、またもう一つは他人の身分を利用して韓国に入るためという説明があった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど金正日国防委員長が自ら言ったということを御紹介をいたしましたけれども、その二つというのは大きな理由であるというふうに思います。そのほかにも、委員が若干御指摘になられたような様々なことがあり得る、あり得たというふうに思います。  その一つ一つについ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 簡単に。  先制攻撃というふうに言われますけれども、よく御案内のように、今許容できる、許容される武力行使というのは、国連憲章に合う、あるいはその自衛権。アメリカがそれを超えて何かやるということは、これは考えられない。  アメリカは先制攻撃ということが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理からの御指示でございますので、法的な問題について申し上げたいと思います。  我が国の認識は今総理がおっしゃったとおりでございますけれども、これは米軍が今軍法裁判を、会議をやっておりまして事実関係を調査をしているということでございますけれども、この間...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは見させていただきましたけれども、このホームページですけれども、これは委員御案内のように、組織替えがあったということで、前のCJTF7のホームページが組織名を書き換えて、変えたということでもあるわけです。  それで、前から申し上げているわけですけれ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も多分不勉強であるがゆえだと思いますけれども、そういったことを基軸に日米間で議論が行われたということは承知をいたしておりませんので、お教えいただければ大変に幸いに存じます。
05月27日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号
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○国務大臣(川口順子君) ただいま議題となりました国際原子力機関憲章第十四条の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成十一年十月にウィーンで開催された第四十三回国際原子力機関の総会において採択されたものであります。  この...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 五月十四日に発表をする前の段階から、これは政府は二月の段階で、政府はといいますか外務省は二月の段階から日朝交渉等一連の準備を北朝鮮との間で議論を、協議をしてきているわけで、そういったその一連の北朝鮮とのやり取りの中で最終的に総理が訪朝をなさるということを...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 結構です。
○国務大臣(川口順子君) これは従来から申し上げていますとおり、一つは五人の家族の方の帰国ということであります。それからもう一つは、拉致の、された安否の不明の人々、この安否の不明の人々については、もし今後拉致という認定があった場合にはその人たちについてもきちんとその調査ということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことだと考えています。
○国務大臣(川口順子君) 前回私たちが聞いたことについては、その後いろいろな違う情報等をこちらとしては得ているわけでございます。それについて百五十項目等の質問状も出していますけれども、いろいろな事情、例えば約束をめぐってあったなかった、そういった状況の中でそちらが進展をしなかった...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 変わりありません。
○国務大臣(川口順子君) 日本政府は龍川においても既に人道支援をやっております。そういった状況でもありますし、それから国連機関からのアピールも出ているわけです。五十万トン不足だというのが去年の暮れでしたか、十一月でしたかに出ております。  そういったことを踏まえ、我が国政府とし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) NPTを脱退をするという発言をした等々、北朝鮮については幾つかの動きがあって、国際社会としてそれについての議論もございますけれども、必ずしも、それはそういうことを行ったかどうかということについて、そもそも議論が一致していないということもございます。私は、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ゴールデンウイークが正に始まろうとしているときです。
○国務大臣(川口順子君) 聞いておりまして、いろいろな情報の収集の過程で、これはもう少し細かく聞いてみないと分からないと、私もちょっと今話ししながら思っておりましたけれども、もう少し工夫ができたのかなという気がしないでもないところがございますが、これは先生がおっしゃるように、正に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二〇〇二年、今から二年前の九月の十七日に最初の日朝首脳会談が行われたわけですけれども、そのときに金正日国防委員長が、今までずっと否定してきた日本人の拉致の問題について、これを初めて認めた、そして遺憾なことであっておわびをするとした上で、再発防止を約束をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃったように、一連のずうっと起こってきていることというのは、恐らく後の時代に歴史としてきちんと分析をされ、事実関係も解明をされていくということになるかと思いますけれども、一つ大きな要素として考えておかなければいけないのは、やはりほかの、例えば日本と...全文を見る
05月28日第159回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○川口国務大臣 お時間をちょっといただきまして、未明にイラクで起こった事件について御報告をさせていただきたいと思います。  昨日、イラク時間の二十七日二十時三十分、これは日本時間の本日午前一時三十分でございますが、イラク人が在イラク日本大使館を来訪いたしまして、次のことを連絡し...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど委員がお触れになられましたように、今回の総理の訪朝の結果、まだ解決を必要としている問題があるわけでございまして、その御関係の御家族のお気持ちというのは実は大変に悲痛なものが引き続きあると思います。外務省としてこの問題の解決に全力で取り組まなければいけないと思...全文を見る
○川口国務大臣 これは今回の日朝の首脳会談ですとか、曽我ひとみさんのお気持ち、そして北朝鮮にいるジェンキンスさんとお嬢さん二人のお気持ち、こういったことを踏まえて第三国の会談を実現していかなければいけないと思っております。割に時間をとってという御希望もお持ちでいらっしゃるようでご...全文を見る
○川口国務大臣 今まで対話と圧力ということを申し上げてきておりました。この方針は、現在、引き続き変わっていないということでございます。  北朝鮮に対して、引き続き、国際社会の中にあって、諸懸案に対して、これはもちろん、日朝間の問題、それから国際社会がより広く関心を持っている問題...全文を見る
○川口国務大臣 我々がこの報告をまとめたときの姿勢は、わかっていることは捜査に支障のない限り書くということであります。よくいろいろ御質問がある中で、つじつまが合っていないじゃないか、あるいは一部分しか情報がないじゃないか、確認したのかということをおっしゃっていらっしゃるわけですけ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど私が申し上げたことの関連で御質問ですので一言申し上げたいと思いますけれども、外務省が約と、実は、その人数、約六十名ということすら申し上げたくないんです、今。  それは、安全という観点から、いろいろテロリストが日本人をねらっているときに、約どれぐらい数がいる...全文を見る
○川口国務大臣 見当がつきますよね。四月初め約六十名、その数字すら申し上げたくないと私が申し上げているのは、それが三百なのか、それが十名ぐらいなのか、それは特に内訳等もお聞きでいらっしゃいましたから、そういったことについて申し上げるということを極力申し上げたくないというのが我々の...全文を見る
○川口国務大臣 今、原子力、おっしゃっていらっしゃるのはキティーホークの退役後のことをお考えでいらっしゃるということであるかと思いますけれども、いずれにしても、そのことについては米政府としては何ら決定を行っていないということでございます。  それから、一般的に米国の原子力軍艦の...全文を見る
○川口国務大臣 安全性についての考え方は、先ほど北米局長からお答えを申し上げたとおりでございます。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、空母キティーホーク、この退役後、米政府としてどうするかということについては、何ら決定を行ったというふうには我々は承知をしていないわけでございます。  いずれにしましても、今後の米艦船の我が国への展開に関する米国政府のいかなる決定も我が国政...全文を見る
○川口国務大臣 答えは当然イエスでございます。
○川口国務大臣 引き続き解決のための努力を続けたいと思います。
○川口国務大臣 委員がおっしゃいましたように、日中間の関係というのはますます深まってきていますし、日本は中国のことを最も大事な二国間関係の一つだと考え、中国も対日重視という姿勢を明らかにしているわけでございます。経済面でも人の交流でも、そして核、北朝鮮をめぐるようないろいろな問題...全文を見る
○川口国務大臣 日中の間で、特に若い人たちに交流をしてもらって相互理解を深めるということは、中長期的に日中関係を考えたときに大変に重要なことだと私は思っております。  それで、留学生の場合の手続的なことでありますけれども、まず法務省の在留資格認定証明書というのが必要でして、その...全文を見る
○川口国務大臣 そういった安全についての地元の方の御懸念、これは外務省としても十分に認識をしていますし、その点について米側にもきちんと伝えているということでございます。  日米地位協定との関係については触れませんけれども、今回のことについては、米国もそういった地元の方々の懸念に...全文を見る
05月28日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(川口順子君) イラクにおきまして、日本人二人が乗った車両が、現地時間五月二十七日夕刻、バグダッド近郊で襲撃を受けたとの第一報が、日本時間同二十八日午前二時十五分ごろ、在イラク日本国大使館より外務省にもたらされました。  外務省においては、直ちに在イラク日本大使館に対...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは委員がよく御存じのように、ジュネーブ諸条約、これにつきましては、我が国が五一年にサンフランシスコ条約を締結をいたしましたときに、一年以内に入るということで宣言をしたということであったわけですけれども、その実施のために必要な国内法、この立法措置の大部...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も日本と韓国の間の関係というのは非常に重要な関係だと思っております。北東アジアの地域にあって、考え方、民主主義ですとか、それから市場経済ですとか自由ですとか、そういったことについての考え方を共有をしている国であり、経済的にも文化の面でも非常に強いつなが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと質問の趣旨をきちんと理解したかどうか分かりませんが、もしも米軍人が公務中にジュネーブ条約に違反をする行為をしたということであれば、これが我が国の法律で処罰できるかどうかということは、刑法などの我が国の法令や関係する国際法に従って判断を、具体的にそ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この問題の一番根っこのところには、先ほど荒木政府参考人から申しましたように、米軍とは調整をする、そして日本として言うべきことは言っていくという立場に立つということであるかと思います。  それで、もしも何かあったとして、それは、その処罰されるかどうかとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 御案内のように、金正日国防委員長が総理に対して、この安否不明者については白紙に戻して、そして調査を再開をするというお約束をなさったわけでございます。政府としてはこれをできるだけ早くやっていくということで、金正日国防委員長も、できるだけ早くこれをやるという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 言葉が足りなかったかもしれませんが、申し上げたのは、それぞれの状況に応じて最適の方法を取っていくということを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(川口順子君) そのときのことは私もよく覚えております。御家族の方のお気持ちは私としてもよく分かっているつもりでございます。  それで、あのときに電話をするというお話があって、それで、官房長官から私は電話をするようにという御指示をいただきました。それで、私は上に上がっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その後、記者会見が終わった後、既に北朝鮮側とは別になった時点でメッセージが伝わったということで、その時点で北朝鮮側とこの問題についてのコンタクトは恐らく行われていないというふうに私は思います。  いずれにしても、その家族の方の雰囲気についてはきちんとお...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理の訪朝がいろいろな方からプラス、マイナスいろいろな御評価をいただいているわけでございますけれども、御批判は御批判として伺わせていただくという謙虚な姿勢を持っておりますけれども、準備不足であったというふうには思っておりません。これは一連の、二月に日朝の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういった批判、誹謗ということが拉致の被害者の家族の方々のところに行っているということであれば、私はそれは非常に残念なことであると思います。遺憾だと思います。
○国務大臣(川口順子君) 国内法の整備が今までなされなかった理由というのは、この前本会議の中で申し上げたとおりでございます。  それで、自衛権ということで、関係でございますけれども、交戦権との関係ですけれども、これは基本的に備えあれば憂いなしという考え方に立っているわけでござい...全文を見る
05月31日第159回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○国務大臣(川口順子君) なかなか一言ずつというのは難しいんですが、まず第一問、大綱違反かどうか。これは違反でないと考えております。  金額ですが、七九年以降、ODAの累計は三兆三千億円で、うち九割強が円借款でございます。  それから三番目、ODAについての今後の考え方。これ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ドミニカの移住の問題でございますけれども、政府といたしましては、ドミニカの移住に際しましては、移住環境を整えるために当時できる限りの措置を取った次第でございますけれども、現地の予期せぬ政治経済状況の悪化、政権崩壊等によりまして、結果として移住者の方々が大...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昭和三十六年に閣議決定を行いまして……
○国務大臣(川口順子君) 移住者の希望に対して……
○国務大臣(川口順子君) 外務省といたしまして、ODAにつきましては、透明性、効率性、そして国民参加、この三つをキーワードに改革を進めてきております。引き続きその三つのキーワードを現実的に実施に移していくということが大事でございますので、引き続き努力をその意味でするように私からも...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) じゃ、具体的なその数字もかかわることでございますので、簡単に私から取りあえずまずお話をさしていただきたいと思います。  それで、その予算の件ですけれども、これにつきましては、ODAでは今まで支出をしたのは八億五千万ドル。自衛隊との関係では、これを車の両...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 昨年の八月にODAの大綱を改定いたしましたけれども、その中に現地化ということがうたわれておりまして、五十五の国においてJICAとJBICとそれから大使館でODAの現地化といいますか、現地でやるということで今始めております。  それで、考え方としましては...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(川口順子君) このお二人の方がお亡くなりになったことにつきましては、橋田さんの方につきましてはまだ御遺体が御家族によって確認をされるという状況にはなっておりませんけれども、このお二人が亡くなられたことにつきましては私も心から哀悼の意を表させていただきたいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 簡潔に。はい。  それでは、五月の二十七日の現地時間の八時半ごろにイラク大使館にイラクの方がいらして、これについての情報提供がございました。それで、それによりますと、バグダッドの南方の約三十キロのマフムーディーヤというところの近くで、日本人二名、イラク...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国の独立と主権、そして国民の安全を守るということは、我が国にとって非常に重要なことであると考えております。そういう意味では、平素から備えあれば憂いなしということを言葉で申し上げておりますけれども、そういった考え方に立って、我が国が武力攻撃を、我が国に対す...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 外交防衛委員会 第22号
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○国務大臣(川口順子君) 我が国のIAEAにおける活動というのはかなり評価が高いと私は思います。例えば、これはイランのことにしてもほかのことにしても、理事会、我が国は理事会で理事国の一つですけれども、我が国は積極的にいろいろな議論をリードしていっているという活動を、これはずっとや...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) IAEAの組織の能力とそれから制度と、両方の観点から考えないといけないというふうに思いますけれども、まずIAEA、一九五七年に設立をされまして、それ以降、保障措置というのは不拡散体制に重要な役割を果たしてきていると、重要な機能を果たしてきたというふうに考...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おかしいではないかということは、もうおっしゃるとおりだと思うんですね。我々もそれはなぜか知りたいと思いますけれども、説明をきちんと、確定をした説明を申し上げる材料は我々もないわけです。これは我々も、堂道局長さっき言いましたように、分からない。  あえて...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回のその訪朝について、いろいろなお立場からいろいろな御意見おありになると思いますけれども、迎えに、こちらが先方を迎えたではないかという御批判に対しては、それはそうではないということであります。これは別な場でも申し上げましたけれども、あの大同江のあの場所...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、国連の場で新しい安保理決議の議論がなされているわけであります。それは、基本的に、その政権を暫定政府に統治権を移譲した後、それはいろいろなことを考えていかなければいけないので、多国籍軍というのはその一つでありますし、その他今後のイラクのために必要なもの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 統治権限をイラクの暫定政権、政府に移行をした後の多国籍軍の役割等の詳細につきまして、これは新たな安保理決議をめぐる取組もございますし、ブラヒミ特別顧問が今イラクで各派との間で暫定政府についての話合いも行っている。そういった議論を踏まえて、今関係者の間での...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろな議論が今その決議については行われているわけで、決議、日々動いているというのが現状だと思います。日本の自衛隊の位置付けについて、これは多国籍軍との関係も含めて今の時点で確定的なことを申し上げる段階にはないということです。  統治権の移譲後におき...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○川口国務大臣 お会いしたことは何回かあります。
○川口国務大臣 この本部ですけれども、これは、国連大学の要望があるということはちゃんと認識をいたしておりますけれども、まず建物を変えることありきかどうかという、何分にも建てたばかりの建物でございますので、そういう意味で、活動をまた同時に開かれたものにしていくということも大事である...全文を見る
○川口国務大臣 私は、国会の初めから、本年前半にもロシアに行って平和条約交渉等の仕事をやりたいということを申しておりまして、諸般の事情が許せば、六月の下旬、今二十三から二十五と考えておりますが、ロシアに行きたいというふうに考えております。  それから、そのあたりで、六月の下旬か...全文を見る
○川口国務大臣 この安否不明者の再調査、これは、総理が行かれて、それを白紙に戻して早期にやるということを金正日国防委員長が言われたということでございます。我々として、今、委員会をつくって等々というお話ございましたけれども、国内において、これのやり方についてのお考え、さまざまである...全文を見る
○川口国務大臣 国交正常化交渉の再開、交渉の再開ですけれども、これは、しかるべき時期にそれを再開したいというふうに考えておりますけれども、今の時点で、具体的にいつごろとか、そういうことが見えているわけではないということでございます。  それで、核については六者会談で主としてやっ...全文を見る
○川口国務大臣 具体的に、今、いつということが見えているわけではないわけですけれども、今まで、例えば拉致の専門幹事会等でお話をしていたこと、合意されていたことというのは、八人の家族の方の帰国、そして行方不明者の方々の、安否不明者の方々の真相究明、これは正常化交渉の中で真相究明をや...全文を見る
○川口国務大臣 この地域の平和と安全ということを考えますと、核の問題、委員がおっしゃるように、これをできるだけ早く進めていくということが大変に重要なことであると思います。  早く進めるという観点からは、この間総理が行かれて、金正日国防委員長との間で、核の凍結には査察といいますか...全文を見る
○川口国務大臣 今委員がおっしゃられたことというのは、我が国として基本的に踏まえて行動をしていることでございまして、総理は、きっちりそこについては、完全な核放棄が必要だ、検証を伴う完全な核放棄が必要だということを金正日国防委員長に話を迫られたわけであります。  そういった日米韓...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことではないということでございます。
○川口国務大臣 これは、今薮中局長が言いましたように、通常、真っ先にもちろん総理と握手をする、それから総理の一緒におつきの官房副長官と握手をする、そのあたりまでは割にきちんとするんですけれども、例えば、私がいろいろな国の外務大臣とお会いをして、大勢そこについていらっしゃいますけれ...全文を見る
○川口国務大臣 重要な原則あるいは考え方の再確認というのは、外交関係では本当にしょっちゅうやっていることでございます。日米関係、日米同盟関係は重要だ、当たり前であって当然のことですけれども、私はパウエル長官に会うたびにほとんどそれを言っていますし、先般、韓国に行きましたときにも、...全文を見る
○川口国務大臣 私は所管ではございませんので、全く個人的な感想ということにしかすぎませんけれども、私は閣僚になる前に民間企業に籍を置いておりました。そこで身をもって実感をいたしましたことは、やはり企業には何よりも自由を与えることが重要であるということであり、そこからさまざまな知恵...全文を見る
○川口国務大臣 毎日新聞の記事でございましたか、私も見たことを記憶いたしておりますけれども、米側から、米政府からそのような提案があったということはございません。  それから、GPRといいますか、グローバルな米軍の展開の見直し、これに関連しては、いろいろな場で協議といいますか、情...全文を見る
○川口国務大臣 繰り返しになりますけれども、米側からそのような提案があったということはございません。
○川口国務大臣 これも先ほど申し上げたことの繰り返しになりますけれども、いわゆるグローバルな軍事体制の見直し、それについてアメリカは作業を行っているということでございます。  それで、日本、同盟国あるいは友好国、そういったところと緊密に話をしている、協議とおっしゃっても結構かも...全文を見る
○川口国務大臣 申しわけございませんが、けさの琉球新報を私は見ておりませんので、そういったことについて、これはどういうことなのと事務方に聞くということは今までの時点でやっておりません。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、そのことについて、私はちょっと今の時点では何も聞いておりません。ですから、これは後で事務方に聞いた上で、また御連絡を差し上げたいと思います。
○川口国務大臣 ただいま議題となりました地中海漁業一般委員会に関する協定の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成九年十月にローマで開催された地中海漁業一般委員会の第二十二回会合において採択されたものであります。  この...全文を見る
06月02日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○川口国務大臣 ただいま御決議のありました北朝鮮による日本人拉致問題及び核・ミサイル問題につきましては、さきの日朝首脳会談の結果も踏まえながら、御決議の趣旨を体し、拉致問題については、安否不明の方々に関する徹底した真相究明を北朝鮮側に対し引き続き求めていくとともに、曽我ひとみさん...全文を見る
06月02日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(川口順子君) 有事においてということでいろいろな状況を含み得るというふうに思いますけれども、まず、そもそもこの非核三原則、これについて、あえてこの意味については繰り返しませんが、その趣旨にかんがみますと、武力攻撃事態というものが発生をしているという、これはもう我が国に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 細かいことは後から局長からお話をさせていただきますけれども、この大統領、首相等が選ばれたということにつきまして、私どもとして談話を出させていただきまして、その中でブラヒミ特別顧問の努力、これを支持し、評価をさせていただきました。  それから、今回、人選...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるとおりです。
○国務大臣(川口順子君) 委員が今おっしゃられましたように、我が国に駐留する米軍が我が国の国内法を尊重する義務が一般国際法上あるということでございます。そして、米軍は日米安保条約ですとか地位協定、あるいはジュネーブの諸条約を含む国際人道法等を、これはそこに従って行動するということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、イラクの政治プロセスについては、国連の決議の議論がなされていますし、ブラヒミ特別顧問が大統領等を指名をしたということでございます。そういった中で、今後の暫定政府の在り方、これについては我が国としても非常に関心を持っているわけでございます。  我が国...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の担当の条約のところはきちんと勉強をいたしておりまして、頭に入っているつもりでございます。  ほかの部分については、関係があるところを中心に説明を聞きながら理解をし、そこの部分について読んだということでございます。
○国務大臣(川口順子君) まず、地方公共団体がいわゆる非核証明書の提出を求めてその結果に基づいて港湾施設の使用に関し決定を行うということは、外交関係の処理に当たる国の決定に地方公共団体が関与をして、又はこれを制約をするものでございまして、港湾管理者の権能を逸脱するものであって、地...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、神戸市がおやりになっていらっしゃるということであるかと思います。国としてこれを特に今やめさせる権限はないということです。
○国務大臣(川口順子君) そういった立場を持っております。
○国務大臣(川口順子君) 国、国権の発動としての戦争というふうに今おっしゃられたわけでございますけれども、現在の考え方といいますか、問題の整理の仕方として、そういった権利としての、一国の権利としての国の政策を実施をしていくための手段としての戦争という考え方は存在をしていないという...全文を見る
06月03日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
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○国務大臣(川口順子君) まず申し上げたいのは、暫定政権については、これは今、どのような形で六月三十日以降作られていくか、どのような権限を持つか、それから、そういうことについては政治プロセスあるいは国連の決議で今議論中でございますので、はっきりしたことはその点については言えないわ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国は、国連決議、新しい国連決議にこういった要素が含まれるということが重要であろうと、これは人道復興支援とかそういうことだけに限らず、広くということはずっと働き掛けてきているということであります。  例えば、どういうことを言っているかといいますと、ま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、我が国の平和と安全、そしてこの地域の平和と安全ということのために外交努力というのは重要であるというふうに考えております。外務省といたしまして、この外交努力は引き続き続けていきたいというふうに思っております。  それから同時に、もう一つ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) キャンプ・ハンセンでのレンジ4における都市型訓練施設の話ですとか、そういった問題について、これは今までお答えを申し上げているとおりでございます。  有事に際してはどうかということですけれども、有事においてももちろん日米地位協定の下で米軍は行動するという...全文を見る
06月09日第159回国会 衆議院 外務委員会 第21号
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○川口国務大臣 おっしゃいましたように、中西部太平洋というのは、世界のマグロ類漁業生産の約半分、そして我が国のマグロ類漁業の約八〇%を占める大きな、大事な漁場でございます。その中西部太平洋におけるマグロ類の保存管理を目的といたしました条約が、六月の十九日に発効することになっており...全文を見る
○川口国務大臣 まず、意義でございますけれども、先生がおっしゃいましたように、最近、事故が大型化してきている、深刻化してきているという状況がございます。我が国としても、四海、周りは海でございまして、深刻な被害が及ばないとも限らないという状況にあるわけです。  それで、これは、お...全文を見る
○川口国務大臣 内容については、今委員がおっしゃられましたので改めて繰り返しませんけれども、これにつきましては、けさ、私の談話を出させていただいております。  この決議ですけれども、これは、六月三十日を境にして、イラクの完全な主権の回復という、イラクが重要な局面に入ったというこ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど来説明がありましたように、これは国内法の整備というところでのめどが必ずしも今立っていないという現状であります。他方で、政府、外務省といたしましては、この条約を作成する段階で、関係省庁と協力をしながら、ハーグ国際私法会議の特別委員会あるいは外交会議における審議...全文を見る
○川口国務大臣 日本政府の見解も全く委員の見解と同じでございまして、アフガニスタンというのは、やはり戦争から平和に向かって、平和の定着をやっていくための努力のモデルケースだと思うんですね。ここで失敗をしてはほかの国もうまくいかないというふうに考えております。それは国際社会の考え方...全文を見る
○川口国務大臣 小泉総理がおっしゃられたことですけれども、これは、日米の首脳会談におきまして、日本として、イラク暫定政府にも歓迎される形で、イラク人道復興支援特別措置法に基づく自衛隊の派遣を継続する考えであるということを表明なさったというふうに承知をいたしております。  それで...全文を見る
○川口国務大臣 ということでございます。
○川口国務大臣 間違いはありません。
○川口国務大臣 先ほど来申し上げていますように、我が国の立場というのは、先ほど委員も読み上げられた口上書等ではっきりと整理をされているということであります。  ホームページというのは、これは広報、わかりやすさ、そういったことを追求して書いているわけでして、一つ一つ、我々としては...全文を見る
○川口国務大臣 非常に難しい、定義がしにくい御質問ですけれども、我が国として、これは政府といたしまして、海外において我が国の邦人が何らかの理由によって、その安全に危害が及びそうである、あるいは脅威が及ぶ、あるいは非常に困った状況にあるという場合に、邦人を支援するということが邦人保...全文を見る
○川口国務大臣 できる限りのことをするということが政府としての務めであると思っております。それは、そもそもそういうところに行くべきではないというウオーニング、警告を出すというところも含みということであると考えております。  それから、やれる保護、それはそのときの状況いろいろあり...全文を見る
○川口国務大臣 邦人保護ということについて、今後、いろいろな経験を踏まえて、改善できるところはどんどん改善をしていかなければいけないという姿勢で我々は常にいます。  他方で、ただ、非常に現実的にこの事態をお考えいただきたいということもあるわけでございまして、限られた人数で、しか...全文を見る
○川口国務大臣 先ほども申しましたように、改善できるところは改善をしていくということでありますけれども、イラクについては、これはもう本来いていただいては困るということを申し上げているわけでございまして、身の安全をみずから図っていただいて、国外に出ていただく、これをまずお願いしたい...全文を見る
○川口国務大臣 経協局長から答弁させます。
○川口国務大臣 一本の鉛筆でぴっと線を引いて、そこでルール、図ができるという性格のものでは、こういったことというのはないのではないかという気がいたしております。  一方で、本当に人道復興支援が非常に必要だというニーズがあって、我が国としてはODAをやっている、NGOの人たちもそ...全文を見る
○川口国務大臣 北朝鮮と我が国との関係では、国交の正常化もなされていない状況であるわけでございまして、そういった海の資源あるいは海への環境を守るということは非常に重要なことであると私も思いますけれども、北朝鮮が一日も早く国際社会の責任ある一員となって、そういったことも守っていく国...全文を見る
○川口国務大臣 騒音の問題について、この影響が深刻であるということは十分に承知いたしております。そういったことをできるだけ軽減するという観点から、引き続き努力をしていきたいと思います。
06月10日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第16号
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○国務大臣(川口順子君) 国連決議一五四六でございますけれども、先ほど委員がおっしゃってくださいましたように、これは全会一致で可決をされたということでございます。  それで、この内容でございますけれども、これはイラクの暫定政府を設立をするということを是認をし、占領を終了をし、主...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一五四六が全会一致で採択をされたということは喜ばしい、我が国として歓迎をしております。若林委員がおっしゃられましたように、これを受けて国際社会が一致してイラク人の復興のための努力を支援をするということが大事であるというふうに思っております。今まで幾つも安...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 確定的なことは今何も申し上げられないと思います。  それで、これは今後のいろいろな情勢によるというところもあると思いますけれども、更なる支援を、その部分も含めて検討をしているという動きについて接していないわけではないということでございまして、まだ確定的...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 安保理決議の一四八三、一五一一にお触れになられましたけれども、まず一四八三ですけれども、これは国連加盟国に対してイラクに対する人道復興支援及びイラクの安全と安定に貢献するということを要請をするものでございます。一五一一、それから今回の一五四六ですけれども...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほどお答えをいたしましたことが本当に率直にお答えをしたということでして、正にこれはイラクの人道復興支援、これを支援していこうというのが一四八三、一五一一、一五四六、これがその趣旨としているところでありまして、したがって、それにのっとって考えれば、主権の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一般的に申し上げまして、新しい政府がイラクにおいてできた、暫定政府ができたわけですけれども、その暫定政府がイラクにおいて実効支配、これを実効的な支配を確立しているかどうかというのが一つあります。それから、国際法を遵守する意思と能力を持っているかどうかとい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来申し上げていますように、自衛隊の位置付け、これにつきましては、安保理の一五四六の内容をこれから子細に検討をいたしまして、そしていろいろな議論、協議等を踏まえた上で、政府として適切に判断をしていくということになるわけでございます。  それで、した...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 言った内容の事実関係でございますので、政府参考人からお答えをさせたいというふうに思います。
○国務大臣(川口順子君) 今、政府参考人からお話を申し上げたとおりでございまして、いつ決定をするとか、そういうような具体的なことはなかったというふうに承知をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) 米国のそのスポークスパーソンの言ったことについて私は承知をいたしておりませんけれども、いずれにいたしましても、自衛隊の位置付けにつきましては、これは今回のそのサミットでの議論ですとか、それからその各国との関係での協議ですとか、そういった様々なことを踏まえ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の記憶では、二十万人ぐらいだというふうに記憶をいたしております。
○国務大臣(川口順子君) その報道は私も見ましたけれども、日本の政府が米国政府からそのような提案を受けているという事実はございません。
○国務大臣(川口順子君) 日米安保体制につきまして、これは総理はブッシュ大統領との間で、世界の中の日米同盟という考え方に基づきまして意見交換を幅広くいろいろな問題について行ったわけですけれども、その中で日米安保体制につきまして、小泉総理から、沖縄の負担軽減及び抑止力の維持という観...全文を見る
06月11日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○川口国務大臣 国連の決議との関連ででございますけれども、これは、総理が先ほどシーアイランド・サミット後の記者会見をなさったわけですけれども、そこにおいて、多国籍軍が形成され、その中で日本としてできること、いわゆる人道復興支援を継続していく方向で検討していきたいと思うというふうに...全文を見る
○川口国務大臣 自衛隊が今後どのような位置づけで活動していくのかということについては、先ほど申しましたように、今後検討して、政府として適切な判断を行うということでございます。  それから、自衛隊がイラクで活動をする、これに当たっては、これは特措法の範囲内でやるということは当然の...全文を見る
○川口国務大臣 この間総理がお会いになったことにつきましては、今回のシーアイランドの場で総理は、日米、日仏、日英それぞれ、あと日ロですね、お話をなさったときに、その状況あるいは金正日委員長がどういうことを考えているかということについてお話をなさったということであります。そして、議...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、政府として、トランスフォーメーションのみならず、いろいろなことについて開示できる情報は開示をしていくという姿勢を持っていくということは、私は大変重要なことだというふうに思っております。  それで、トランスフォーメーションですけれども、これについ...全文を見る
○川口国務大臣 今委員が言われたポイントというのは、大変に重要なポイントだと私は思います。おっしゃるように、多国籍軍、一色ではないということだと思います。  それで、湾岸戦争時の多国籍軍ですけれども、この目的と任務は、これは安保理決議六七八パラ二にありまして、加盟国に対して、イ...全文を見る
○川口国務大臣 東ティモールについては、PKOとして参加をしているということでございます。  それで、今回一五四六に基づいて多国籍軍として参加をするかどうか、これについては、これは今まで申し上げていますように、総理がお帰りになってから今後検討をしていくということであって、まだ決...全文を見る
○川口国務大臣 まず、今後それらについては検討をして、適切に判断をする必要がある問題であるというふうに考えております。  我が国の自衛隊がイラクで活動する場合には、これはまさに憲法のもとで行わなければいけない、イラク特措法に基づいて行わなければいけないということでございます。逆...全文を見る
○川口国務大臣 まず、政府として、自衛隊が今サマワで人道復興支援をやっているわけですけれども、そういった我が国の貢献を継続するということは適切であると考えているということです。  その次に、じゃ、自衛隊の位置づけはどうなのかということ。特に、自衛隊と多国籍軍の関係はどういうふう...全文を見る
○川口国務大臣 この安否不明者十名の方々につきまして、おっしゃったように白紙に戻って徹底的に調査をするということを北朝鮮は言ったわけですけれども、日朝間では先般の総理の訪朝後も一定のやりとりを行っておりまして、その中で本件再調査についても、これを早くやるべきであるということについ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、北朝鮮という体制の国で、金正日総書記の口から、第一歩であるということ、そして、それには国際的なベリフィケーション、それを伴う、検証を伴うものだと思っているということを引き出したことについては大きな意味があると考えております。  それで、作業部会で確かに第一...全文を見る
○川口国務大臣 外交と一言でそういう言葉を使いますけれども、我が国が我が国以外の国と対して国際関係をやっていく場合に、それから、そのベースになる我が国の内政面において我が国として適切な判断をしていくために、情報の収集活動というのは、私は、委員もおっしゃるように極めて重要、いかに重...全文を見る
○川口国務大臣 一五四六における多国籍軍ですけれども、これは一五一一において言われている多国籍軍、これを具体的に確認したものであるというふうに思っています。
○川口国務大臣 我が国は我が国の指揮のもとで活動をしているということでございまして、統合された司令部の指揮のもとで活動しているということではないということです。
○川口国務大臣 検討をしたいというふうに言われたということです。
06月11日第159回国会 衆議院 外務委員会 第22号
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○川口国務大臣 聞いたことはございますけれども、具体的に、どういう方がやっていらっしゃるとか、そういうことまでは承知しません。
○川口国務大臣 お話を伺っていまして、岩永先生のミャンマーに対して抱いていらっしゃる温かい愛情といいますか親近感といいますか、そういったものを感じさせていただきましたし、そういう意味では、私も、ミャンマーやミャンマーの人々に対して同じような感じ、感情を持っております。  二年前...全文を見る
○川口国務大臣 簡単にお答えをさせていただきます。  電力事情が非常に悪いということは認識をいたしております。  それで、先ほど申しましたように、個別案件ごとに具体的に検討するという方針で今やっておりますけれども、この案件につきましても、ミャンマー側が、この案件を実施するとい...全文を見る
○川口国務大臣 中国が今、ミャンマーと非常に接近をしつつあるということは、きちんと認識をしておりますし、意識もしております。  そういった中で、先ほど申しましたように、基本的な考え方として、ミャンマーがあの地政学的に非常に重要なロケーションにあって、中長期的に考えたときにどのよ...全文を見る
○川口国務大臣 ミャンマーは、資源もあって、非常に潜在性を持っている国だと思います。  それで、投資のためには投資環境の整備が一番大事でございまして、政府としてできることというのは、いろいろ透明でない部分があったりいたしますので、そういった点についてミャンマー政府に申し入れてい...全文を見る
○川口国務大臣 生物資源、海洋資源はもちろん、ほかの資源もそうですが、資源の持続的な利用という考え方は私は基本だというふうに思っております。  鯨、その他いろいろございますけれども、例えば鯨については、私は、機会あるごとに、IWCに参加をしていない国は参加をし、資源の持続的な利...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど記者会見が、総理が現地でおやりになられたわけですけれども、そのときにおっしゃられたことは、多国籍軍が形成され、その中で日本としてできること、いわゆる人道復興支援を継続していく方向で検討していきたいと思う、この問題は、国内に、日本に帰国してから与党を初め皆さん...全文を見る
○川口国務大臣 総理が日米首脳会談で今おっしゃったようなことを言われたという事実は全くないわけです。これは過去のことになりますので先ほど申しませんでしたけれども、日米首脳会談では、先ほど記者会見に言われたようなこともおっしゃっていらっしゃらない、これは事実としてそういうことでござ...全文を見る
○川口国務大臣 まず、お尋ねのことでございますけれども、先ほど総理がおっしゃられたように、これは今後、議論を、政府として検討していくということになるわけでございます。そして、政府としてその判断をするに際しましては国会の御議論、これを十分に踏まえるということは当然のことであるという...全文を見る
○川口国務大臣 御案内のように、今どのように自衛隊の地位を確保しているかといいますと、CPAの十七号ということになるわけでして、自衛隊が引き続きイラクで活動をしていくということに当たっては、これはイラク特措法に従いまして適切な法的地位を確保する必要があるということでございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 ODAですけれども、我が国は、自衛隊の派遣と並んで車の両輪ということで、今まで積極的に実施をしてきているわけでございまして、今後、暫定政権が、政府ができました後、この支援については、これはODAによる資金協力を引き続き積極的にやっていきたいというふうに考えています...全文を見る
○川口国務大臣 まず、前提のお話といたしまして、これは言わずもがなでございますけれども、先ほど総理が記者会見をなさっておっしゃられたように、多国籍軍、自衛隊の位置づけでございますけれども、そういったことについては今後、総理は、国内に、日本に帰国してから与党を初め皆さんと相談をして...全文を見る
○川口国務大臣 私だけが政府を代表して答弁をするという立場にはないかと思いますけれども、これはどの観点から考えるかということによって一概には申し上げられないということを申し上げているわけです。主権が回復をしたということをとらえれば、それは確かに主権は回復をしたということは新しいこ...全文を見る
○川口国務大臣 国連の一五四六決議ですけれども、これをいろいろ読んでみますと、この中に、二つ手紙がついていて非常にややこしいんですが、調整メカニズムというものをつくりましょう、フォーラムをつくりましょうということが書いてあるわけでございます。それは、その安全保障機構ですけれども、...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、調整をして調整がつかないということは想定をされないということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 特定失踪者につきましては、この百五十項目の中には入っていないということでございます。  特定失踪者については、その認定、拉致の被害者であると認定をされれば、もちろんこれは真相究明をしていくということは既に北朝鮮に伝えているところでございます。
○川口国務大臣 特定失踪者については、これはいろいろな情報を政府としても把握すべく努力をいたしております。警察においてもやっていただいておりますし、外務省としても、これは関係国その他いろいろなところから情報を集めるという努力をいたしております。したがいまして、今委員がおっしゃった...全文を見る
○川口国務大臣 特定失踪者につきましては、情報をまず集めるということが非常に重要であると今考えております。そして、これは外務省あるいは警察、あるいは関係のところでいろいろ集めていただいているわけでございまして、そして、拉致の被害者であるという認定がされるということでありましたら、...全文を見る
○川口国務大臣 この件につきましては、外務省は警察庁と非常に緊密に連携をしているわけでございます。先ほど来鈴木参事官から申し上げていますように、これは本当にそういう情報があった、それを、あった情報をすべて出していきましょうということで出しているわけでございまして、それ以上のもので...全文を見る
○川口国務大臣 この案件ですけれども、これは非常に重要な、重大な案件であって、我々としてぜひ解明をしたいというふうに思っているということでございます。そして、今後何らかの新しい事実が明らかになれば、これはその時点その時点でできるだけ御説明をさせていただきたいというふうに思っており...全文を見る
○川口国務大臣 全体の答弁は長いわけですけれども、その一部であるということです。
○川口国務大臣 全く同じことを申し上げようと思っていました。
○川口国務大臣 具体的に何が負担の軽減かという御質問でありますけれども、幾つか具体的に挙げさせていただきたいと思います。  まず、SACOの最終報告の着実な実施、これは普天間飛行場の移設、返還も含めまして、この着実な実施については今最大限の努力を傾注しております。  それから...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄を含む施設・区域のある地元の方々の負担軽減、これは引き続き最大限の努力をしていかなければいけないというふうに思っております。その努力は今後重ねてまいります。  それから、総理がおっしゃった抑止力の効果的な維持と負担軽減、これは総理がどのようなコンテクストでお...全文を見る
○川口国務大臣 沖縄の県民の方々の負担の軽減が十分に進んでいないというふうにお感じになられるお気持ちというのは、十分に認識をいたしております。政府として、そういったお気持ちを踏まえて、先ほど申しましたように、引き続きこれについては最大限の努力をしていかなければいけないというふうに...全文を見る
06月11日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○国務大臣(川口順子君) おっしゃるように、中国との間で友好関係、これは中長期的に強力なものにしていかなければいけないと思っていますし、そのためには率直に物を中国との間で言っていくということは非常に重要であると私は思っております。そういう観点から、この前、四月に中国に参りましたと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 若林委員もおっしゃっていただいたように、我が国としては、これは設立に向けて準備の段階から非常に積極的に関与をしてきたわけでございます。そして、今度の一連のジュネーブ条約の追加議定書、今回の担保の法律を整備すると、条約を批准するということにより、またそのた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の国連決議、これは全会一致で決まっていった、採択をされたわけでございます。それで、正にそのための努力を米英はしたわけでございまして、そういった意味で、ずっと今まで米国が武力行使の前以来追求をしてきた核不拡散、大量兵器の不拡散ということについての流れの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一五四六を作る過程で我が国としてはかなり、こういったことが新しい決議の要素として入ることが大事であるということを働き掛けを行いました。  それで、例えばどういうことであったかといいますと、一つは、占領の終了とイラクの暫定政府による統治権限の引受け、これ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国が多国籍軍に参加をするか、あるいは何らかの形でその中で我が国のできる活動を、人道復興支援活動をやっていくかどうか、これは総理が記者会見でおっしゃられましたように、今後、総理の帰国の後でいろいろな方の意見を伺って議論をしていくということでございます。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今日、総理、記者会見をなさいましたけれども、その時点の前、それ以前に総理がブッシュ大統領との日米首脳会談で、来週に決定をするということをおっしゃったということは私は承知をいたしておりません。  それで、今日、記者会見で総理がおっしゃられたわけですが、そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の申し上げ方が悪かったかもしれませんが、例えば来週中にもそれを決めるとかということを言われたということが報道でなされていますけれども、そういう発言が現実にあったというふうには我々は承知をしていないということを申し上げたわけでございます。(発言する者あり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 現実に総理が何をおっしゃったかということをお話をするのが一番それでは分かりいいかというふうに思います。  総理がおっしゃられたことは、日本としてイラク暫定政府にも歓迎される形でイラク人道復興支援特別措置法に基づく自衛隊の派遣を継続する考えである、これが...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一連の総理の訪朝につながる前の日本と北朝鮮との間の政府間のいろいろなやり取りということがございまして、その中で外務省として、これは二月でございましたか、平壌で会談もいたしましたし、その他の場でもいたしておりますけれども、その中で外務省としては私の指示の下...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ACSAでございますけれども、これはACSAによって武器の提供自体は行えないということでございますけれども、これは同時に、他方でと申し上げた方がいいと思いますけれども、部品、構成品、これは提供し得る枠組みでございます。  したがって、武器そのものではな...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) そういうことでございます。
06月14日第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
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○国務大臣(川口順子君) ちょっと手元にきちんとした文書を持っておりませんでしたので、失礼をいたしました。  おっしゃられましたのは、多国籍軍が形成され、その中で日本としてできること、いわゆる人道復興支援を継続していく方向で検討していきたいと思う、この問題は国内に、日本に帰国し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 記者会見の中で総理は参加という言葉は使っていらっしゃらないわけでございます。  いずれにいたしましても、先週も申し上げましたように、総理の発言を踏まえまして、自衛隊の位置付け等々については今後政府として適切に判断をしていくということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 我が国の自衛隊は、今イラクで、イラクの人たち、サマーワの人たちに歓迎を受ける形で活動をしているわけでございまして、引き続きいてほしいという要望はジバリ外務大臣あるいはアラウィさんからも言われているわけでございます。  それで、我が国として引き続き活動を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理が記者会見でおっしゃいましたので、要するに、多国籍軍が形成され、その中で日本としてできることを、いわゆる人道復興支援を継続していく方向で検討していきたいと思うということを総理が記者会見で言っていらっしゃるわけですから、政府として今後そういった方向で参...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府として今後検討を行い、適切に判断をしていくということでございます。そのときにベースとすべきことは、総理が記者会見でおっしゃった、多国籍軍が形成され、その中で日本としてできること、いわゆる人道復興支援を継続していく方向で検討していきたいというふうにおっ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 多国籍軍に我が国が参加をするということは私も申し上げていないと思います。いろいろなことを検討するということを申し上げているということで、その後それを検討し適切に判断をするということを申し上げているわけです。
○国務大臣(川口順子君) 自衛隊と多国籍軍との関係につきましては、これは先ほど来別の議員の方にも申し上げていますように、これは正に政府としていろいろな観点、これは決議の内容その他等々いろいろありますから、そういった観点から今後検討し、適切に判断をするということでございます。正に今...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) おっしゃられたように、一万二千五百名の削減、縮小をするということでございまして、これは米軍のグローバルな軍事体制の見直しの一環であるというふうに理解をいたしております。  それで、その日本への影響がどうなのかということが御質問でありますけれども、韓国政...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの最近の情勢からちょっとお話を申し上げたいと思いますけれども、最近、特にラマダンの時期、それ以降ですけれども、四月、今年の四月から五月にかけて悪化をしているということだと思います。ソフトターゲットに対する攻撃も、昨日ございましたように、増えていると...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第一、第二追加議定書、これはジュネーブ諸条約と並びまして国際人道法のその主要な条約であるということでございます。我が国としては、これは非常に重要な意義を持っている国際人道法であるというふうに考えております。  まず、我が国としてこの第一、第二追加議定書...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申しましたように、まだ締結をしていない国、これに対して働き掛けるというふうに申し上げたわけでございまして、この中にはもちろんアメリカも締結をしていないわけでございますから、国際社会の中で日本が締結をするということ自体、この追加議定書の重要性をますま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理が訪朝なさった後、北朝鮮との間では一定のやり取りは行っております。  ただ、このことについて今ここの場で、こういうことがありましたとまとまった形で御報告を申し上げるようなことには至っていないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今、総理がおっしゃられたことに尽きるわけでございますけれども、我々として、この問題については今後、国際機関等々と議論をしながら進めていくということでございます。  それから、拉致の問題も含めて包括的な解決ということを言っておりまして、それがなければ正常...全文を見る
06月15日第159回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 拉致の被害者、これはまず、日本に帰られていらっしゃる五名の方々がいらっしゃるわけです。  それで、そのほかに、政府として認定がなされている安否不明者、十名の方がいらっしゃいます。この方々につきましては、先般、総理が行かれたときに、この安否不明者について...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 特定失踪者の方々について、外務省として、どういう方が特定失踪者であるということについては伺っております。  それで、先ほど申しましたように、この方々についても、とにかく情報はできるだけ政府として集める必要があるというふうに考えていまして、外務省は外国そ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 問題を平和的に解決をしていくということは、全くおっしゃるとおりでございます。  そして、日朝平壌宣言に従って日本と北朝鮮の間の問題を解決をしていくということでございます。  今、委員が言われたその三つの点に是非核の問題、ミサイルの問題等々を加えていた...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 国交正常化交渉につきましてはしかるべき時期に再開をしたいというふうに考えておりますけれども、今の時点でいつごろからということを申し上げる段階には至っていないということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 拉致問題の専門幹事会の決定といたしまして、真相究明、安否不明者の方々の真相究明については国交正常化交渉の中で行っていくということが決められているわけでございます。  おっしゃったように、北朝鮮には北朝鮮として責任を持ってこの人たちに何が起こったかという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮は我が国から距離的には非常に近い国であります。そういった国と正常でない状況に、な関係を今持っていない状況にある、友好的でない関係に今あるということでございます。  我が国の平和と安全、国益のためにも、それから世界の平和と安全、この地域の平和と安全...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 核問題も拉致問題もそれぞれ重要な問題であるということでございます。それぞれの問題を、その他ミサイルの問題、そのほかございますけれども、そういったものを解決をして、そして正常化をしていくというのが我が国の考え方であるわけでございます。  拉致と核の関連と...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 六者会談及びその前の作業部会の日程については、いろいろ報道はあるようでございますけれども、今まだ調整中ということでございます。ただ、調整の最終段階に入っておりまして、遠からず中国から発表があるというふうに思っております。  それで、そこの場で何がどう、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 甲乙丙丁付け難しということであると思っています。核も、拉致も、ミサイルも我が国の安全とそして平和、この地域の平和、我が国の平和と安全、その観点からすべて重要であると考えます。
○国務大臣(川口順子君) 先ほどおっしゃられましたように、今回のG8のサミットで北朝鮮に対して、G8の首脳の一致した考え方として北朝鮮に対して核についても拉致についても強いメッセージが発されたわけでございます。我が国としては、北朝鮮がこの首脳のメッセージをきちんと受け止めて、そし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 第三国で曽我ひとみさんと御家族の方がお会いになられて静かな環境の下でお話をするということは、私どもとしても最大限の努力をして実現するように今やっているところでございます。外務省としても、私のその指示の下で最大限のことをやっているということでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 総理がおっしゃられました趣旨というのは、今委員がおっしゃられましたように、どういう状況があっても制裁を発動することはしないということを言われたわけではないわけでございまして、北朝鮮が日朝平壌宣言にのっとって行動をしている、のっとって行動をしている、そうい...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 直接にお答えする前に、先ほど先生がおっしゃった国内における国民のこの問題についての思い、そして国際社会で理解を得ていくことの必要性、これは全くおっしゃったとおりであると思います。総理も努力をしていらっしゃいますし、私も恐らく外務大臣と二国間会談をやって拉...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先般、私が韓国に行きまして、盧武鉉大統領、それから潘基文長官とお話をさせていただきました。その中で、北朝鮮の話というのが、ほとんどと言うと言い過ぎですけれども、相当大きな部分であったわけでございます。その中で、盧武鉉大統領が、北朝鮮について対応するときの...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 対話と圧力という方針に全く変わりはないわけでございまして、そして今の時点で、北朝鮮が平壌宣言にのっとって行動している限りは制裁を発動するということはしないということを言っている、それ自体、そのように行動をするように北朝鮮に対して慫慂しているということでも...全文を見る
06月18日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第15号
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○川口国務大臣 おっしゃったように、これは法的な地位の確保、もちろん政府の同意ということもそうですが、が必要であるということでございまして、そうして、これについては、イラクの暫定政府ですけれども、これが、イラクでの政治プロセスを決める基本法、これに従いまして、完全な主権の回復後に...全文を見る
○川口国務大臣 この解釈でございますけれども、そもそも、昨年の十月に安保理で決議がございまして、これは一五一一ですけれども、そこにおきまして、一五四六と同様にユニファイドコマンドという言葉がございまして、それを「統合された司令部」というふうに訳したわけでございます。ということでご...全文を見る
○川口国務大臣 了解について御質問がございましたので、その部分についてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、自衛隊が多国籍軍の中で活動する場合の活動のあり方につきましては、六月八日、我が方の在英国大使館公使と英国外務省高官との間で、そして六月九日、我が方の在米国大使館公使...全文を見る
○川口国務大臣 そもそも多国籍軍とは何かわかりにくいということでございます。  国連憲章上、集団安全保障制度の一環として、憲章七章の四十二条、四十三条ですけれども、これに基づいて国連軍が編成をされるということになっているわけですけれども、憲章七章に基づいて編成される本来の意味で...全文を見る
○川口国務大臣 なぜしなかったかということですけれども、実際に、ある多国籍軍の活動に我が国として関与するかどうかということにつきましては、これは、国連決議の内容ですとか多国籍軍の目的、任務、編成等、それから、それのみならず、国際社会が当該事案に対応する上で我が国として果たすべき役...全文を見る
○川口国務大臣 まず、主権国家間の平等あるいは主権の尊重というのは国際関係の中で基本的な原則であって、この考え方は国連憲章等にも反映をされているということでございます。  そういった中で、ある国で例えば人道上の問題が発生をした、そういったときに、他の国あるいは国際機関が支援をす...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、イラクを平和で安全な国にしていくということは、テロの問題あるいはいろいろな問題を含めて全部これは国際社会全体の問題である。今、国連で決議をまとめて、そして、これから国連、国際社会が一体としてこのイラクの復興支援に貢献をしていこう、取り組んでいこう...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど別な委員の御質問にお答えして申し上げましたけれども、まず、多国籍軍にはいろいろな形のものが、いろいろな任務というのがありますということ、目的、任務、態様、いろいろありますということは繰り返しませんけれども、そして、実際に我が国としてある多国籍軍に関与するかど...全文を見る
○川口国務大臣 一般的に言いまして、一国の軍隊が他国の中で活動をするというときには、その国の同意、そして法的な地位の確保、これが必要になります。そして、我が国の自衛隊は今イラクの人たちに歓迎される形でイラクにいるわけでございますけれども、この自衛隊が今後イラクの中で、サマワにおい...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったマクレラン報道官あるいはロドマン国防総省次官補の発言については承知をいたしておりますけれども、私がその方々に成りかわって、私の発言はこういう意味でしたということを申し上げるというのは、いささか難しいというか、できないということですけれども。  したが...全文を見る
○川口国務大臣 我が国の自衛隊が我が国の指揮のもとにある、これについて、これは確認をしているわけでございます。米英との間で確認をしている。ですから、このユニファイドコマンド、我が国は、「統合された司令部」、これは前から、一五一一のときもそのように訳しているわけで、我が方としてはそ...全文を見る
○川口国務大臣 アンダー・ユニファイドコマンドでございますけれども、今、鶴岡審議官からお話をしたこととダブりますけれども、昨年の十月の一五一一ですけれども、ここではユニファイドコマンドを「統合された司令部」ということで訳してきています。これまで、「統合された司令部」ということで訳...全文を見る
○川口国務大臣 事実関係について政府参考人から答弁をしてもらいましたけれども、いずれにしてもはっきりしていることは、我が国として「統一された司令部」というふうに訳していますのは、これは米軍と、米政府と話をして、先ほど申し上げたようなそういうものを指すのであるということをベースにし...全文を見る
○川口国務大臣 米軍は多国籍軍の中で非常に大きな割合をその人数の上からいって占めているわけでございます。そして、多国籍軍のトップ、司令官、これは米国人であるということは、これは既に言われていることでございます。我が国としてそれがおかしいということを申し上げるつもりはないわけです。
○川口国務大臣 我が国の自衛隊は、多国籍軍の統一された司令部と連携をし、調整をし、活動をしていくということでございます。  それで、先ほど申しましたように、多国籍軍の統一された司令部のトップは、これは米国人であるということであって、我が国はそういう理解で、それについて米英政府と...全文を見る
○川口国務大臣 まず、ユニファイドコマンドの意味の確認についての方のお答えでございますけれども、これは、先ほど来申し上げていますように、我が方のそれぞれの大使館の公使とそれぞれの国の高官、外交当局の高官との間で確認をいたして了解に達しているわけでございます。  それで、この了解...全文を見る
○川口国務大臣 どのような了解に達したかというその内容は、次に申し上げるとおりでございます。  まず、人道復興支援が多国籍軍の任務に含まれることは、新たに採択された安保理決議パラ十五及びパウエル米国務長官発安保理議長あて書簡において確認されている。それが一点目。  二点目は、...全文を見る
○川口国務大臣 これは、今まで申し上げておりますように、我が国と米国政府及び英国政府の間の正式な了解、確認された了解でございます。  したがいまして、今までいろいろな、まさにこういう形で了解をするということは外交慣例でございまして、すべて文書によってそういったことが確認をされな...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げました内容、これが米英両政府との間で了解をした事柄であって、それについてこういった形で公表してもいいということがあったからこそ、外務大臣として国会という大事な場で答弁を申し上げているわけでございます。  それがお答えといいますか、それがまさに内容で...全文を見る
○川口国務大臣 一番最後の、ほかの国がどう考えているかという御質問ですけれども、我が国としては、これは、先ほど申し上げたような理由により、米英と了解をしているということで必要十分であるというふうに考えております。それぞれの国が、それぞれの活動の内容は違っているわけでございますし、...全文を見る
○川口国務大臣 委員長から、先ほど私が申し上げた了解の内容、これについて簡単にわかりやすく申し上げるようにという御指示でございますので、そうさせていただきたいというふうに思います。  一つは、この人道復興支援が多国籍軍の任務に含まれているということは確認をされているということで...全文を見る
○川口国務大臣 我が国がどのような、その指揮という点について多国籍軍の統合された司令部との関係にあるかということについては、米英両政府と了解を持っているということを申し上げました。  各国、多国籍軍の中でどのような活動をするか、これはさまざまな活動がございます。そして、各国はそ...全文を見る
○川口国務大臣 必ずしも私が答弁申し上げるのが適切かどうかよくわかりませんけれども、これは、従来、憲法との関係で許されないとされてきましたいわゆる多国籍軍への参加とは、かぎ括弧ついて「参加」というふうに書いてありますが、多国籍軍の司令官の指揮下に入り、一員として行動するという、限...全文を見る
○川口国務大臣 自衛隊が多国籍軍の中で活動する場合の活動のあり方につきましては、六月八日、我が方の在英国大使館公使と英国外務省高官との間で、また、六月九日、我が方在米国大使館公使と米国国務省高官との間で了解に達しております。  それで、この了解でございますけれども、これは、政府...全文を見る
○川口国務大臣 これは、先ほど申しましたように、政府間の公式な了解でございます。個人と個人、特定個人と特定個人の間の了解ではございません。したがいまして、だれがということについては、相手方の関係もございまして、明らかには申し上げられないということです。
○川口国務大臣 先ほど申しましたように、これは、個人と個人の間のお話ではないわけでございます。両方の政府と政府の間の公式な了解でございます。したがって、それは政府間の公式な了解であるということで十分でございまして、個人の名前をここで申し上げるということは控えさせていただきたいと思...全文を見る
○川口国務大臣 この今回の了解でございますけれども、これは口頭の了解でございます。ですけれども、この了解は、政府間の公式な了解として確立をするように事前にそれぞれの政府の中で公式に、正式に検討が行われたということでございます。思いつき的にだれかがだれかに話をしたということでは全く...全文を見る
○川口国務大臣 確かに、立ち話という言葉は、普通の日本人が理解するときには、どこか廊下で呼びとめてという感じがしてしまうという意味で、言葉の使い方、若干不注意であったかなという気がいたしますけれども、外交をやりながら立ち話ということをいう場合には、これは、正式な会談というのは部屋...全文を見る
○川口国務大臣 外務省の事務方はもっと英語に精通をいたしておりますので、英語の質問でございましたら参考人にお声をおかけいただいておくと私よりもより正確な答えができるかというふうに思いますけれども、MNF、マルチナショナル・フォースというふうに書いてあると思います。
08月04日第160回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○川口国務大臣 北朝鮮につきまして、再調査の件と食糧等の支援の二つの御質問でございますけれども、まず安否不明の方の再調査につきましては、これは御案内のように、ことしの五月二十二日の日朝首脳会談、二回目の会談の折に、金正日国防委員長から総理に対しまして、改めて白紙の状態から直ちに本...全文を見る
○川口国務大臣 イラク問題を契機として、特に、今の国連が二十一世紀に世界が直面をしているさまざまな脅威に対応することができるような組織かどうかということについて、実効性という観点から、あるいは信頼性という観点から、大きな問題となって一層クローズアップされたということであるかと思い...全文を見る
○川口国務大臣 人間の安全保障についての日本の取り組みについて、いろいろおっしゃっていただきました。  今、脅威の中で、例えば今、スーダン・ダルフールでも、人間についてのまさに安全保障が問題になるようなことが起こっていますけれども、テロ、貧困、環境破壊等々さまざまな問題がある中...全文を見る
○川口国務大臣 今が絶好の機会であって、これを逃さないようにするためには、きちんとした考え方に基づいてこの改革に向けてのステップを具体化していかなければいけないというふうに考えております。おっしゃるように、時間は制約をされていると思います。  それで、これもおっしゃられた、まず...全文を見る
○川口国務大臣 額賀政調会長が、国防長官とお会いになったときにその趣旨の御発言があったということを記者団に対して説明をしたというふうに聞いておりますけれども、国防長官とは必ずしも以心伝心ということでもございませんで、どのようなことを念頭に置かれてどのような趣旨でそのことをおっしゃ...全文を見る
○川口国務大臣 2プラス2は、私が外務大臣になりまして二年前に一回開催をさせていただきまして、そのときにも沖縄県民の負担の軽減の必要性ということについては私も申し上げたという漠然とした記憶が残っております。  今後いつ2プラス2が開かれるかということについては、今、具体的に決ま...全文を見る
○川口国務大臣 在韓米軍の削減ですけれども、これは三万七千五百人のうちの三分の一が来年末までに削減をされることになったということのようでございますけれども、韓国政府の発表によりますと、この在韓米軍の削減は新たな武器システムの導入等によって可能になるものであって、これによって在韓米...全文を見る
○川口国務大臣 まず、韓国における体制の見直し、これは韓国を防衛する米軍の能力に何ら影響を与えるものではない、能力的には変わらないということがまず第一点、再度申し上げたいと思います。  それから、韓国あるいは北東アジア、これをめぐる国際的な平和と安定ということは、この関係国、周...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったように、この海洋の境界画定について、日本は中間線を引くべきだという等距離基準というのを使っておりますし、中国側はこれに対して衡平原則ということでして、両者の間には大きな隔たりがあるというのが現実でございます。そして、おっしゃられましたように、日本はその...全文を見る
○川口国務大臣 イラクでございますが、まずその政治プロセス、これについては順調に動いているというふうに思います。六月二十八日の移譲後、今のところ順調に動いていて、国民会議が開かれることにつきまして二週間程度延期をするというふうに発表されましたけれども、基本的にはスムーズであると考...全文を見る
○川口国務大臣 六月の十一日にオランダ政府が、イラクの駐留部隊の派遣期間延長の決定を行いましたが、それに際しましてバルケネンデ首相が、派遣期間延長は八カ月で終わりであるという発言をいたしました。また、その後の議会審議の中で、ボット外務大臣ですが、今後の情勢によっては短期間の再延長...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃったように、今回の会議ですが、これは、我が国と立場を同じくする持続的な利用国が前回の会議に比べまして四カ国増加をした、ふえたということでして、反捕鯨国と持続的利用国の数がかなり近くなってきた、拮抗している中で、激しい議論が行われた会議であったというふうに承...全文を見る
○川口国務大臣 まさに持続的利用の考え方、これがどういう考え方であるか、そして、そのベースには科学的な知見があって、持続的な利用ということが重要であるということをきちんと反捕鯨国に説明していくということであると思います。  また同時に、先ほども申し上げたかと思いますけれども、資...全文を見る
○川口国務大臣 過去どのような御相談を外務省と当時の通産省として、どのような経緯を経てそのような結論に至ったかということについて、詳細を私は把握しているわけではございませんけれども、いずれにしても、この海洋法条約については、我が国としてはこれを批准、締結しているわけでございます。...全文を見る
○川口国務大臣 この問題につきましては、いわゆる春暁のガス田、油とガス両方でしょうか、これについて、その設定された鉱区及び地下構造が中間線の日本側の水域にはみ出しているおそれがあるということで、私も、先ほど委員がおっしゃってくださいましたように、李肇星外務大臣との会談ではこれを提...全文を見る
○川口国務大臣 まず、事前通報制度でございますけれども、これは、東シナ海の我が国の排他的な経済水域内における中国の海洋調査船による海洋調査活動、これにつきましては、おっしゃった相互事前通報の枠組みというのが平成十三年に成立をしております。そして、東シナ海においては、平成十四年の九...全文を見る
○川口国務大臣 外交というのは、我が国の国益を守る、すなわち我が国の平和そして安全、これを守るということで行っていくものであると考えております。外務省がそれにふさわしい組織であるかどうか、それを実行していくのにふさわしい組織であるかどうかという観点から、今回の機構改革はいたしてお...全文を見る
○川口国務大臣 機構改革、それからその前から手をつけております意識・制度の改革、この二つが相まって、車の両輪と申し上げたらいいかと思いますけれども、いい外交、戦略的な、能動的な外交ができるということであると考えています。  そのために、機構改革に、現実にどのような問題に取り組ん...全文を見る
○川口国務大臣 委員が先ほどおっしゃいました問題意識を私は全く共有いたしておりまして、それは、組織をいじっただけで外務省が変わることにならないということであります。  したがいまして、その前に意識・制度の改革ということを、これは霞が関初めてのいろいろな取り組みも含めまして、例え...全文を見る
○川口国務大臣 田中眞紀子前外務大臣は、さまざまな点について問題提起をなさったというふうに私は思っています。例えば報償費の問題というのもございました。あるいは、NGOの人たちの考え方あるいは仕事を外務省の行政にどのように生かしていくのか、かなり幅広い分野においていろいろな御指摘を...全文を見る
○川口国務大臣 適材適所な人物をその国に適切な期間いてもらうということが重要であると思っています。短かったという御批判はいろいろいただいておりましたので、この前、意識・制度の改革の一環として三年程度というめどを置いておりますけれども、これにこだわらなければいけないということでもな...全文を見る
○川口国務大臣 我が国はこれは議院内閣制をとっているわけでございまして、憲法のもとで外交関係の処理は内閣の権限となっているわけでございます。これに携わる大使の任命につきましては、外務大臣の申し出によって閣議の手続を経て内閣が行っているということでございます。  今、アメリカの例...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろな考え方があると思いますけれども、大使につきましては、これは日本とその国の、任地国の関係につきまして、その時に触れ、本省に対して報告をしているわけでございます。  国会への二国間関係等についての、どういうことがあるかということについてのお話、これは非常に...全文を見る
○川口国務大臣 人事にかかわる問題、個別人事にかかわる問題については、恐縮でございますけれども、公の場でお話をするということではないというふうに思っております。
○川口国務大臣 我が国は既に日本といたしまして世界の中で重要な役割を果たしてきているというふうに考えております。国連の改革が必要である、その中で我が国が安保理の理事国になることが必要だと思いますのは、今二十一世紀の世界が直面しているさまざまな問題について、国連がこの問題について具...全文を見る
○川口国務大臣 結論を申し上げれば、常任理事国入りをした場合ですけれども、例えば多国籍軍への参加といったような法的義務が新たに生じるということはないということでございます。  より丁寧に申し上げますと、常任理事国については、今の国連憲章上、安保理において選挙を経ずに議席を有する...全文を見る
○川口国務大臣 私は実は、大変に申しわけないんですが、サッカーの試合の実況は見ておりませんけれども、いろいろ報道によりますと、一つの特色として、中国において行われた、特に重慶等で日本のプレーについてのブーイング、あるいは君が代のときのブーイング等が起こったということは聞いておりま...全文を見る
○川口国務大臣 こういった状況におけるマナー、これについて中国人が知らない、あるいは知っていたかどうかよくわかりませんけれども、そういうことについては非常に私は残念なことであるというふうに考えております。あとは先ほど申し上げたとおりです。
○川口国務大臣 昨夜行われましたバーレーンとの試合においては、中国当局が国際試合における観客のあり方等について事前に十分に広報を行い、またさまざまな規制についても行った結果として大きな問題は生じなかった、これは場所は重慶ではございませんでしたけれども、ということも聞いております。...全文を見る
○川口国務大臣 それを見た日本人の心の中の感情はさまざまにあったというふうに思います。先ほど委員がおっしゃったように、失礼なと思った人もいるでしょうし、遺憾だと思った人もいるでしょうし、中国人がもっとそういうことになれて国際化をして、しかるべき行動がとれるようになるということがい...全文を見る
○川口国務大臣 中国人の心の中、お一人お一人いろいろな経験、あるいはいろいろな感情が渦巻いている、それが当然そういう行動になって結果としてあらわれたということであると思いますけれども、過去、特に重慶等で日本が戦争、日中戦争時代のことを考えた人もいたかもしれない、あるいはそういうこ...全文を見る
○川口国務大臣 私は、これは推測をせよということでございましたので、幾つかの要因を推測したということでございまして、具体的に、この人たちに対して世論調査をし、分析を科学的に行って、そういうことであるという判断、断定をしているというわけではございません。そういった断定はかなり学術的...全文を見る
○川口国務大臣 今、日本政府と中国政府とも話し合った結果として、教科書についての研究ということも一緒にやっているわけでございます。そういった問題意識の背景に、一つとして、お互いに歴史の学び方が違うのではないかということもあるわけでございまして、まさに問題意識としてはそういう部分が...全文を見る
○川口国務大臣 そういうことを問題意識として持っているということでございます。
○川口国務大臣 かつて日本とアメリカの間で嫌米と言われた時期がございました。それは、貿易摩擦の激しかった時期に、日本のマスコミ等で嫌米という言葉が躍ったわけでございます。そういった時期に、日米両国は、マスコミにあらわれる報道、それが日本とアメリカとの間でどのように異なっているかと...全文を見る
○川口国務大臣 日米間でもさまざまなことが過去にあったと思います。アメリカにおいて日系人に対していろいろな嫌がらせ等があったということも現に過去においてはあったわけでございます。ですから、それはいろいろな国、二国間の間で起こるということをまず申し上げたいと思います。  それから...全文を見る
○川口国務大臣 今まで何回かこの外務委員会の場でも申し上げたかと思いますけれども、この処理については適切であったというふうに考えております。
○川口国務大臣 これは、政府の中でつかさであるところの法務省あるいは警察といったところが御相談をなさった上での判断をなさったということでございまして、私としては、それは適切であったというふうに思っております。
○川口国務大臣 尖閣諸島は我が国の領土であるわけでございます。そこに対して不当な入国があったということで、この問題の所管は、先ほど申し上げた法務省そして警察であるというふうに考えております。
○川口国務大臣 入国管理法違反ということでございますから、そういった措置、強制的に送還をしたということは適切であったと私も考えます。
○川口国務大臣 そういうことが二度と起こらないということが望ましいということであると思いますけれども、仮に起こった場合、それはどのような状況においてそういうことがあったかという事実関係に基づいて、関係の当局で適切に判断をなされるというふうに思います。
○川口国務大臣 事実関係についての御質問ですので、参考人からお答えをさせます。
○川口国務大臣 認定をされているかどうか。されたということで、これは北朝鮮に対して再開の調査をする対象としていろいろなことを今までも言ってきている、調査の対象として言ってきているということでございます。全くそれ以外のことについて一言も言っていないかどうかということについては私はは...全文を見る
○川口国務大臣 今、再開した調査、これに北朝鮮側は取り組んでいるということでございますけれども、藤田進さんの件について今警察庁からお話ございましたけれども、認定をされるということであれば、当然のことながら、これは、再開をされた調査の中で一人加えて、藤田さんも対象にして取り組むよう...全文を見る
○川口国務大臣 外務省としても、認定のために、認定の調査がはかどっていくようにするために、可能な資料を集める等の努力もいたしております。例えば、関係国において情報を集めるというような努力もいたしてきております。我が国として、あるいは外務省といたしまして、こういったまだ認定をされて...全文を見る
○川口国務大臣 総理がおっしゃられたことは、日朝平壌宣言にのっとっていけばということをおっしゃっていらっしゃるわけでございます。私は、その日朝平壌宣言にのっとって北朝鮮が行動をとることの重要性、これを総理として御指摘なさっていらっしゃるというふうに思います。
○川口国務大臣 トランスフォーメーションは、御案内のように、変化をしていく国際的な安全保障環境の中で、米軍がどのようにそれに適切に対応していくかという観点から行われていると考えられているわけでございますけれども、委員御指摘のように、我が国にとっては、これは我が国の安全保障に対して...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど別な委員に申し上げましたけれども、個別人事の問題については、これは任命権者の責任で行うということでございまして、その前に公の場でそれについてコメントをしないという方針を持っております。  したがって、この件について、それを、大使になるであろうということを前...全文を見る
○川口国務大臣 新聞に、報道にいろいろございますけれども、普天間飛行場を辺野古沖に移設、返還をするということにつきまして、この辺野古の代替施設案にかわる案、これについて米側から打診を受けている、そういう事実はございません。
○川口国務大臣 地位協定との関係につきましては、北米局長から御説明をさせます。
08月04日第160回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○川口国務大臣 結構でございます。
○川口国務大臣 今の御質問に関連して、事実関係だけちょっと明確にさせていただきたいと思うんですが、おっしゃられたムサンナ県の知事の報道された発言でございますけれども、これにつきまして、サマワの外務省事務所長がムサンナ県知事に確認をいたしました、そういうことを言ったのかどうかという...全文を見る
○川口国務大臣 いろいろなつかまえ方、とらえ方というのはあると思いますけれども、おおむね、非常に大ざっぱに申し上げると、委員がおっしゃったような流れをたどってきているのかなというふうに思います。  若干、私としてはちょっと違うふうに考えていますというところがありますので、それを...全文を見る
○川口国務大臣 今ざっとこの資料を拝見させていただきましたけれども、連合軍で死んだ人、一千人を超え、それから、民間人で死んだ人が一万一千から一万三千、その他いろいろあります。こういう数字を見ると非常に残念でなりません。いかなる戦争もそれなりの犠牲を払うということになるわけでして、...全文を見る
○川口国務大臣 まず最初に申し上げたいのは、イラクの復興、これはまさにイラク人が中心となって考えるべきことであって、日本も含め、国際社会はその支援をするということであるということが基本的な考え方の枠組みであります。したがいまして、日本がこのようにイラクは復興すべきであるというビジ...全文を見る
○川口国務大臣 一員になった、メンバーになったという言葉自体それほど厳密な言葉ではないというふうに思いますので、そうなったかならないかということを議論するということの意味が、一般的な言葉のやりとり以上のものを出るというふうに私は思っておりませんが、一般的な意味で参加をしているんだ...全文を見る
○川口国務大臣 否定しているとか肯定しているとかそういうことではございませんで、一員になるということの言葉の定義自体が厳密ではないということなので、それに基づいてイエス、ノーを申し上げるのは非常に難しいということを言っているだけでありまして、今まで申し上げたように、これは多国籍軍...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、一般的に言えば、多国籍軍の一員である、参加しているということを申し上げているわけです。
○川口国務大臣 イスラエルがパレスチナの内側に建設をしている壁の問題でありますけれども、我が方はこれに対しては建設をとめるということで今まで申し入れてきているわけでございます。  それで、この問題を解決するときに必要なことは、法的判断だけではなくて、政治的に解決していくというこ...全文を見る
○川口国務大臣 この問題を政治的に解決していくという部分が必要であるということは、すなわち、それで解決できないかどうかということですけれども、ロードマップがありまして、ロードマップに戻って話し合いをし、ロードマップに従って二つの国家の平和的な共存を図っていくことが必要であるという...全文を見る
○川口国務大臣 ICJの勧告を受けた決議、これ自体は、委員がおっしゃっていらっしゃるよりももうちょっと広い範囲を含んでいるというふうに考えています。  これは、イスラエルに対して、ICJの勧告的な意見で言及された法的義務の履行を求めつつ、イスラエル、パレスチナの両当事者に対して...全文を見る
○川口国務大臣 英米が報告書、国連等でこれについて説明をしたということと同時に、私どもは、判断をする際の一つの重要な材料として、国連の査察団の報告書、これをきちんと分析いたしました。  これは、御案内のように、三十近くの項目にわたりまして、イラクが過去どのような大量破壊兵器を持...全文を見る
○川口国務大臣 日本として、小泉総理がG8の場等で、ブッシュ大統領だけではなくて、国際協調をつくるということを主眼に働きかけられたわけでございます。  冒頭で委員が、民主党の政権下でも国際協調の枠組みづくりが重要であるというふうに言われたわけですけれども、私は、これは言葉の使い...全文を見る
○川口国務大臣 あのときに出しました談話自体を、私、今ちょっと手元に持っておりませんので、ここで文言を再現することはできませんけれども、我々は、あの談話を書きましたときに、これが、パウエル発言の内容、それが正しいという判断をするものではないということについて注意を払って書いたわけ...全文を見る
○川口国務大臣 今、談話の現物が手に入りましたので、先ほど申し上げたことについて再度繰り返すことになりますけれども、今委員がおっしゃられたように、この談話は、パウエル国務長官が提示した情報の内容について高く評価したものではないわけです。先ほど申しましたように、この点については我々...全文を見る
○川口国務大臣 パウエル国務長官及びイギリスのストロー外務大臣は、あのときにイラクの大量破壊兵器について、ほかの国々に対して説明責任を果たしたということであると考えています。そういう行動自体を日本としては高く評価したということでありまして、その情報の一部について正しくない部分が含...全文を見る
○川口国務大臣 おっしゃるように、自衛隊が、イラクあるいはどこの国でもそうですが、いる場合に、その国の同意と、それから地位の確保ということが重要な要件であってくるわけです。地位の確保をどのように行うかということについて、おっしゃるような、個別にその政権と合意をするということも一つ...全文を見る
○川口国務大臣 これは個別個別にどういう事情かといったことがございますので、一般論として申し上げるということは難しいと思います。
08月05日第160回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 政治プロセスですけれども、これについては、まあまあ今までのところは、国民会議の開催に至るまでのところは順調に進んできたということでございます。六月二十八日に移譲して以降、今までは順調であったと思います。  それで、国民会議が八月の、二週間ほど延期をする...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イスラムの国の問題についてお話ありましたのでちょっと具体的に幾つかの例を申し上げたいと思いますけれども、全部の情報を把握しているわけではありませんけれども、マレーシアが七月の二十一日に、マレーシアのアブドラ首相ですけれども、軍の医療チームをイラクに派遣を...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 二番目の中国のサッカーの試合の件ですけれども、本来、スポーツマンシップが発揮され、観客もそれを身に付けて観戦をすべきスポーツの試合の場で、例えば国歌に対して、あるいは日本人選手のプレーに対してブーイングがあるというような行動を中国人の観衆が取ったというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、八五%という世論調査の結果、自衛隊がいてほしい、それから自衛隊がいることについて賛成である、住民の利益になると答えたのは八四%ということでありまして、これは自衛隊が現地で現地の住民の方々に大変好意的に受け入れられているということにほかならない、そう...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、自衛隊が多国籍軍の中に入って活動をするということについて、今までよく引かれているのが中山外務大臣答弁ということがございます。  それで、その参加をして、その答弁ではかぎ括弧付きの参加と書いてありますが、参加とは当該多国籍軍の司令官の指揮下に入り、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 何をもって転換だとおっしゃっていらっしゃるかということでありますけれども、これは私は、私なりの大転換の意味を定義付ければ、そういうことではないというふうに思っております。  今まで自衛隊が今まで行ってきたこと、実態として全く同じことをやっているというこ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私の御説明は、パラフレーズといいますか、普通の人間として申し上げるということでございまして、法制局長官に成り代わって御答弁を申し上げるという能力もありませんし立場でもありませんので、分かりやすい外務大臣としての説明と、普通の人に分かりやすいということで申...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私は、これが転換であるとは考えていないということを申し上げたわけです。私の言葉の使い方であれば、安保政策の転換というのは、例えば日本が、これ極めて仮定の話で、そういう話が余りいいとは思いませんけれども、例えば核を持つことに決めたとか、集団的な自衛権を日本...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 石破長官もおっしゃっていらっしゃいましたけれども、どのような指揮統制の概念を各国の軍隊が持っているか、それは明らかに、一概に明らかにすることはできないということですし、統一された、統合されたですね、統合された司令部と各国の軍隊との関係、これにつきましても...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 過去の答弁について読んでいていただいて、大変に有り難いと思っております。  おっしゃったこと、そのとおりでございまして、我が国はICCの議論の初めから大変に積極的に貢献をしてまいりました。そして、今、これについてはもし後で御質問があれば細かく申し上げま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、これは特に、もう既に御存じの話でございますから繰り返しになると思いますけれども、ICCが幾つかの罪に対して管轄権を持っているということです。それは何かといいますと、集団殺害罪、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略の罪といったようなことであるわけです。それ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 我が国としては、これについては締結を可能にするような国内整備を進め、そして締結をする、それを国会にお願いをしていくということであるかというふうに思っております。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど、今までなぜできなかったか、どうして今後しばらく時間が掛かるのかという御説明を申し上げたというふうに思います。  それは、前半部分は、この間の国会でようやく成立をさせていただいた有事法制、それがこの間の国会までできなかったということでございますし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど来御説明を申し上げているつもりなのですけれども、国によってどのような手順で条約の締結と、それからそれを担保する国内法を考えていくかということには差があります。  我が国は、ずうっと、これは先ほど国際法局長からもお話をいたしましたけれども、きちんと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについて付託する考えはないということは今変わっておりません。  細かいことは国際法局長から申し上げると思いますけれども、我が国はまずこれに今締結をしているという状況でないということもございます。それから、これについては今真相、これについて解明をする...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) ちょっと、今御質問の趣旨をきちんと私が取ってお答えを今申し上げ、申し上げることができるか、若干間違うかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。  おっしゃったという、私が申し上げたという、評価をするということは、アメリカが二国間の、要する...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) かなり多くの国会答弁をしておりますので、ちょっとその、については具体的に記憶は私いたしておりませんけれども、いずれにいたしましても、これは二国間のその協定をやってほしいという話は米国はしているわけでございますし、日本に対してもそういう話はありました。 ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その二国間協定が増えるたびにこのICCが機能しなくなっていくという危惧は、私は当たらないと思っております。  それは、そのICCの規程、正確に言葉を使って、今資料もございませんので、記憶によりますので、言葉を使わないと思いますけれども、基本的にまずその...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 一言だけ申し上げたいと思いますけれども、二国間、アメリカ追随であるというふうにおっしゃられましたけれども、大変に大きな議論の飛躍があると私は思っております。  それから、そのICCの規程の中で、これは委員よく御案内のように、訴追の延期については認められ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 遠山先生がおっしゃるように、NGOの活動というのは平和作りにはあるいはその復興にはなくてはならないものであると私は考えています。きめの細かさ、おっしゃったフットワークの良さ、これはNGOの方々でなければできないということがたくさんあるということであると思...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) イラクの戦争の大義というふうにおっしゃられましたけれども、イラクに対する英米の武力行使の前に国連決議に照らして日本がこれを支持したということについては正しかったということについては、相当に御説明を何回もさせていただいたというふうに思っております。  ま...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 大量破壊兵器が現在イラクにはないという断定をその二つの報告書がしていると私は思っております。
○国務大臣(川口順子君) はい。
○国務大臣(川口順子君) いや、開戦時になかったと、現在同じことを申し上げているんだと思いますけれども、開戦時になかった、現在もないということを申し上げているわけで、そういうことをその報告書が言っているというふうには思っておりません。  先ほど御説明を申し上げましたのは、アメリ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 米国のその情報組織の問題について、これは米国でいろいろ調べられた、そして英国も同じようなことをやった、それの中身について、私としての立場でそれは正しい調査であるとかそうでないとかいうことを申し上げる立場にはないと思っております。  ただ、その調査の結果...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 簡潔に申し上げたいと思いますが、非常に大きなことをおっしゃっていらっしゃるのでなかなか難しいんですけれども、先ほど来もおっしゃられた、アメリカが国連に拘束されないと言っている、そんなことをアメリカは言っていません。それから、アメリカが孤立している、果たし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 防衛庁長官の方が適切かもしれませんけれども、まず湾岸のときの多国籍軍の指揮ですけれども、これは公開資料を見ますと西側連合軍とアラブ諸国軍の二つが併存をしていたというようなことなどが書かれているわけでありますけれども、日本はその湾岸の多国籍軍に参加をいたし...全文を見る
08月05日第160回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(川口順子君) 特定失踪者につきまして今までいろいろな場で北朝鮮に対して調査を求めたことが全くなかったかといえば、そういうことはあったということでございます。
○国務大臣(川口順子君) 北朝鮮と例えば国交正常化交渉等の場で話をするということでありますけれども、その細かいやり取りについては、今の時点で申し上げるということは、そういう正に交渉の話でございますので、差し控えさせていただきたいと思います。  基本的に政府の立場と申しますのは、...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 最初におっしゃられましたように、ほかにも、認定をされた人以外にも拉致された可能性のある事案はあるというふうに考えているわけでして、それについて、関係省庁、国内では警察を中心として所要の調査をしている。ですから、何も全くやらないということは許されないという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 繰り返しになりますけれども……
○国務大臣(川口順子君) 我々としては認定された方々、これはいろいろなことを調べた上で、警察においても調べられ、そうした上で拉致をされたという認定を政府としてしているということであります。  こうした方々に対しては、については、認定の過程で様々な情報を持っているからこそ認定をし...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日朝平壌宣言の今お読みになられたところの次に、「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認」をしたということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 拉致の被害者の認定については、今後いろいろな調査が進むに従って、あるいは捜査が進むに従って、あるいは外務省の国外からの情報の収集が進むに従っていろいろな展開があるであろうというふうに私は思っております。  それで、冒頭に申しましたように、これについて北...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 再開調査をしている対象としているのは基本的に拉致の被害者として認定をされた人について行っているということであります。  それで、これについては、拉致被害者の認定というのは、正に調査、捜査、いろいろな情報収集、そういうことをして起こる、して行うことであり...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その御質問については冒頭、単刀直入にお答えをしたつもりでございます。
○国務大臣(川口順子君) いえ、そのときに申し上げたことは、今まで聞いたことがないというふうには申し上げませんということを言いました。ただし、その内容については正にその二国間の外交の交渉にかかわることなので申し上げられないと、そういうことを言ったわけです。
○国務大臣(川口順子君) かつて聞いたことがなかったかといえば、そう言われること、そういうことではないということを言いました。将来においてそれについて情報収集の一環として聞くことがないかと言われれば、そういうことではない、同じことを申し上げているわけです。過去と現在あるいは将来に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これは、かつて政府の中で専門幹事会、官房、内閣の官房副長官が長になって行っている会合の中で、当時、安倍副長官が副長官でいらしたかと思いますけれども、国交正常化について、この日本に帰ってきている五人の、蓮池さんや地村さんや、の五人の家族の方八人が日本に帰っ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このことは、外務省だけで決めるということではございませんで、政府全体として考えていくということでありまして、先ほど申し上げたことは、政府全体としてそのように考えているということで申し上げたわけです。  具体的に、じゃどの段階で国交正常化交渉が、今後の話...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 委員が御懸念になっていらっしゃる御心配というのは私もよく認識をしております。  それから、その特定失踪者と言われる方々の御家族の方々、この御家族の方々がこれで全部、まあ言葉は悪いですけれども、事が終わりになってしまって、何にも政府はやってくれないのかと...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私はハングルが読めませんので、今おっしゃっていることについて事実、正しいとか正しくないとか申し上げることはできないんですけれども、委員がそうおっしゃっていらっしゃるでしょうから、おっしゃっていらっしゃるわけですから、このハングル文字は謝罪であるということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 謝罪、おわび、ここに使われているニュアンスで仮に、正に同じようなニュアンスを持った言葉であるというふうに私は考えております。これは過去の植民地支配云々云々ということについて痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明した、正にそういうことであると思います。
○国務大臣(川口順子君) 先ほど薮中局長から御説明を申し上げたとおりでございまして、これについての考え方というのは、これは放棄をしたということであります。そして、これを、国交正常化交渉においてこれを具体的に協議をすることとしたということであります。
○国務大臣(川口順子君) 今委員がおっしゃったようなことというのは我々の理解ではございません。  いずれにいたしましても、ここの平壌宣言に書いてありますように、この「放棄」、これは具体的にどのような形でするかということは、今後、国交正常化交渉の中で交渉においてこれを具体的に協議...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この日朝平壌宣言、これはその政治的な重みを持った文書であるというふうに申し上げました。これのその日本語テキスト、すなわち条約ではないということですけれども、この日本語テキスト、朝鮮語テキスト、これはその各々が同等の重みを持っているものではございますけれど...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) いろいろお話、承らせていただきましたけれども、この日朝平壌宣言あるいはそのほかのどの文書にしても、それはその両首脳が署名をなさった重要な政治的な文書であって、両国ともこの原則に基づいて今後正常化交渉の中において正常化に必要なことを議論をしていくということ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず報道の、十一日に開催をされるということでございますけれども、私たちとしては、日本政府といたしましては、ずっとできるだけ早く開きたいというふうに考えてきております。そしてそういうことを、早く開きましょうということの申入れも行ってきております。ただ、今の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この人道支援、食糧等の二十五万トンと医療品等の一千万ドル、これにつきまして、総理が訪朝なさった折に金正日国防委員長との間でそういう話になったということでございます。  それで、その後、これは正に人道支援ということでございます。これについて、これをいつ実...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 調査、しっかりとした調査を行って、その回答が出てくるということを我々としては期待をしているということでありますけれども、同時に、その調査が満足するものではないと我々が感じた場合、これはとことん答えを求め続けていくということであるわけです。  回答が出て...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 先ほど申し上げたのは、前提はできたというふうに申し上げたわけです。それはなぜそうかといいますと、専門幹事会の決定というのがあったわけでして、そういうことで前提はできた、あるいは条件はそろったということだと思います。  ただ、具体的に、じゃいつから正常化...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も曽我ひとみさんとこのことについてお話をさせていただきましたけれども、曽我さん、最終的に家族全員で日本に住みたいと思っていらっしゃるということであります。日本政府としても、そうなるように最大限の支援を現に今行っているところでございます。  これは正に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この北朝鮮との間の問題の解決が日朝の二国間の問題だけではないという御指摘は全くそのとおりであると考えます。  先ほども、先ほど来申していますように、包括的な解決をする、そしてこの地域の平和と安全に資するような形でこれを解決をしていくということは政府の基...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、人道支援、食糧と医薬品の人道支援に、今日決定をするということに決めた理由としては、先ほど薮中局長も言いましたので詳しくは繰り返しませんけれども、基本的に、国際機関と調整する中で北朝鮮の秋から冬にかけてのニーズと照らし合わせて、国際機関から、先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) アジアカップの試合に際しまして、例えば国際スポーツ試合であるにもかかわらず、スポーツ試合らしいフェアな応援がない、国歌の斉唱に関してブーイングがある、あるいは日本のサポーターが身の危険を感じるようなことがあるというようなことが起こったということは非常に残...全文を見る
09月06日第160回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○川口国務大臣 事故機と同型機につきまして、飛ばさないという言葉があったわけですけれども、実際に、八月の二十二日になってそれを飛ばしたということがあったわけでございます。これについては、もう大変に遺憾であると私どもは思っております。海老原局長から後であると思いますが、強く抗議をし...全文を見る
○川口国務大臣 今回の事故につきましては、これは極めて遺憾の一言に尽きると思います。  私も現場の写真を拝見いたしましたけれども、例えば大学に、あそこの場所に非常階段がなかったならばとか、それから、まかり間違って、本当に少しのことで人命に影響を及ぼしかねないような状況があったと...全文を見る
○川口国務大臣 妥当であるかどうかということについて、妥当であったかどうか、それを一概には申し上げられないということを今海老原局長は言っているわけでございまして、こういったことについて、今後その事故分科委員会で、原因究明、そして再発防止策ということの議論をまさにしていくわけでござ...全文を見る
○川口国務大臣 今回、いとまがあったかどうかということでございますけれども、これは米軍の説明によりますと、事故当時、普天間飛行場にいた海兵隊員は、事故機が墜落するのを目撃して、二つのフェンスをよじ登って現場に駆けつけたということでございます。私どもはそのように承知をしているという...全文を見る
○川口国務大臣 そういう事前にいたということについては、外務省といたしましては、事実関係としては把握をいたしていないということでございます。
○川口国務大臣 そういったことについては、現場における対応についての特別分科委員会も設置をされることになっているわけでございますので、そういう中で議論をしていく、また、その過程で外務省としても、必要な情報については当然に把握をしていくということでございます。外務省がみずから把握を...全文を見る
○川口国務大臣 というようには申し上げておりませんで、特別分科委員会で事故のときの現場の対応については議論をしていくということになっているわけでございますね。それについて日本としてどのような認識を持ってそこに出席をしていくかということは、日本政府全体として把握をしていくことであろ...全文を見る
○川口国務大臣 ですから、先ほど申しましたように、外務省としては、そのような状況にあったという把握はいたしていないということでございます。  さらに申し上げれば、それは今後議論をしていくことでございますから、先ほどの繰り返しになりますけれども、そのときにどのような認識を持って日...全文を見る
○川口国務大臣 連絡を警察としなかったということについて、ちょっと御質問をきちんと伺っていないかもしれませんが、私どもの承知いたしておりますのは、日本の警察庁においては、米軍と連絡をしたということであるというふうに聞いております。  それから、そもそもこれは、十七条の十項の(b...全文を見る
○川口国務大臣 十七条十項の(b)でございますけれども、これについては、まさにその規律維持のために必要な範囲に限るものということが書いてあって、その警察権の使用については、日本国の当局との取り決めに従うということを条件としているというふうに書いてあるわけです。  それで、日本の...全文を見る
○川口国務大臣 極めて遺憾なことであったというふうに思っております。  これは、たまたま本当に幾つかのことが重なって人命に影響がなかったということではありますけれども、それは本当にたまたまそういう状況であったということであって、そういうことに十分になり得た可能性も持っていた。そ...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど、どういう文脈でと申し上げたのは、答えというのは、記者会見でよくありますように、そのときの質問の状況に影響を受けることがこれは間々ございます。そういう意味で、この方が本当にそういうふうに思っていらっしゃらないということではなかったんだろうと思うんですね。それ...全文を見る
○川口国務大臣 こういうことが二度と起こってはいけないというふうに思っております。  したがいまして、原因究明と再発防止策、これは事故分科委員会の場できちんとやっていかなければいけない、徹底的にやる必要があると思っております。  それから、より中長期的な話といたしまして、普天...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど申し上げましたように、これは地位協定の枠内にあるわけでございまして、これに基づきました合意議事録がございます。それにのっとったということでございます。  委員の御質問は、それが見直されるべきではないかということであるかというふうに思いますけれども、これは米...全文を見る
○川口国務大臣 私は、その日インドにおりまして、インドで同行の秘書官からメモを見せてもらいました。いろいろなことをやっていたものですから、ちょっと今直ちに十三日の何時であったかということは覚えておりませんけれども、お昼ごろであったか、お昼ちょっと前であったか、そういった状況で、事...全文を見る
○川口国務大臣 私がその話を聞きましたときには非常に簡単な情報しかまだわかっていない状況でございましたけれども、まず私が聞いたことは人命でございました。人命それから負傷、そういった情報でございました。
○川口国務大臣 私はインドにおりますときに、外務省の政治レベルで沖縄に派遣をすべきであるというふうに考えまして、十四日だったと思いますけれども、高いレベルで外務省を代表して沖縄に行って、そして現地の方々のお話を十分に伺い、それから米軍、県との関係で、日本の立場をきちんと伝えること...全文を見る
○川口国務大臣 これはもうずっと日本政府として一丸として取り組んでいることでございましたので、小泉総理との間で、具体的に何か御相談を私から総理に申し上げるということについては特にやらなかったというふうに思います。
○川口国務大臣 総理とはいろいろな折にいろいろなことについて話をしておりますので、何のお話をし、何をしなかったかということは明示的に余り記憶をしていないわけでございますけれども、何か御相談をこれについてしなければいけない、私から申し上げないとその話が進まない、そういうことはなかっ...全文を見る
○川口国務大臣 仮定の問題について、ほかで起こっていたら自分はどうしたであろうかというふうに考えて、こうであろうというふうにお話しするのは非常に難しいということはおわかりいただけると思いますけれども、私の頭の中では、どこで起ころうと、これが重要な問題であるということにはいささかの...全文を見る
○川口国務大臣 先ほど茂木大臣もおっしゃったことですけれども、事故の原因の徹底究明、そして再発の防止策、これについては事故分科委員会の場で徹底的に話し合っていく必要があると思っております。そういった決意で、事故分科委員会の場で我が国といたしましては話をしていくということでございま...全文を見る
○川口国務大臣 またか、またかというふうに沖縄の県民の方が本当につらい気持ちを持ってこのことを考えていらっしゃるということは重大に受けとめておりますし、私としてもいたたまれない気持ちがしております。こういったことが二度と起こらないようにしなければいけないという決意はかたく持ってお...全文を見る
○川口国務大臣 再発をしないように、政府として全力を尽くしていくということでございます。
○川口国務大臣 東門委員には前にも申し上げましたけれども、私も普天間基地は見に参りました。基地の周辺にお住まいの方が大変に不安な思いをしていらっしゃるということは、東門委員のお気持ちは十分に私自身も強く受けとめている、私も同じ気持ちでおります。  普天間基地について、一日も早く...全文を見る
○川口国務大臣 事故の原因等については、まさにこれから事故分科委員会で議論をしていくということでございます。それから、その特別分科委員会におきまして、現場における対応についてもこれから議論をしていこうということでございます。  したがって、今の時点ではっきりと予断をするというこ...全文を見る
○川口国務大臣 日米地位協定というのは国際約束でございます。したがいまして、国際約束として日米双方とも、当然ということですけれども、遵守すべきであるという考えのもとで行動してきているというふうに認識をしてきております。  他方で、過去におきまして、日米地位協定の個々の条項等の解...全文を見る
○川口国務大臣 当然に、国際約束ですから、両方とも遵守をするという認識を持って行動してきています。
○川口国務大臣 その答弁が、全容をちょっと把握いたしておりませんので、具体的な場所について、それがそうであったのか、そういうことがあったとすればどうだったのかという質問であるのか、ちょっと私は理解をしておりませんけれども、いずれにしても、もしそういう協定に違反する事実があれば協定...全文を見る
○川口国務大臣 まことに恐縮ですけれども、その具体的なケースについて、どういう違反の事例があったかということについては、私は質問通告としては伺っておりませんので、それについてはこれから調べさせていただきたいと申し上げたわけです。
○川口国務大臣 その国会答弁についてきちんと読んでみたいと思いますけれども、私どもが考えておりますのは、先ほど申し上げましたように、両方とも遵守をするということで行動してきているわけでございまして、解釈が違うということは具体的な事例としてもちろんあったわけです。ですけれども、具体...全文を見る
○川口国務大臣 今いただきました昭和五十年二月二十五日の、これは予算委員会第二分科会の会議録でございますけれども、これを読みます限りは、米軍が提供区域以外の区域を使用した例があるという答弁でございます。そして、それは安保条約の規定に反するというふうにこの当時の答弁がございます。 ...全文を見る
○川口国務大臣 政府といたしまして、日米地位協定につきましては、その時々の問題について運用の改善により機敏に対応していくことが合理的であるという考えのもとで運用の改善の努力をしているところでありまして、これまでに米側に日米地位協定の改定を提起したことはございません。  なお、つ...全文を見る
○川口国務大臣 事実関係として、防衛施設庁の方から、これは大学当局から確認を、合意をもらったというふうに聞いておりますので、その違う前提に立って申し上げるということは非常に、そうであると言うことは難しいということでございますけれども、万が一もし同意がないという状況があったとすれば...全文を見る
○川口国務大臣 米軍が現場を封鎖したということについてのお尋ねでございますけれども、これは現地の警察と米軍との間で、二次災害のおそれのある事故現場直近は主として米軍が、その周辺は主として警察が警備を行うということが事故後確認をされて、そのような役割分担による共同の警備が実施された...全文を見る
09月07日第160回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(川口順子君) 去る八月十三日に沖縄県宜野湾市で発生した米軍ヘリコプターの墜落事故につき、御報告申し上げます。  本件事故は、八月十三日午後二時二十分ごろ、米海兵隊所属のCH53D型ヘリが普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学の敷地内に墜落し、部品の一部は付近の住宅地域に...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今回の事故につきましては、これは極めて遺憾であるという一言に尽きると思っております。  先ほど委員が奇跡というお言葉を、言葉をお使いになられましたけれども、後で危うく一命を守ることができた赤ちゃんの話等々聞きますと、それから、そのビル、大学のビルですけ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今、西銘委員がおっしゃられたこと、そしてその背後にある沖縄県民の方々の思い、これにつきましては十分に重く受け止めさせていただいております。  この在日米軍の施設・区域、これが存在をしている地元の地方公共団体の方々、沖縄県を始めとして日本にもほかにもある...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このヘリの同型機の運用の再開については、これも大変に遺憾であるというふうに思っております。  経緯についてはよく御案内でいらっしゃるかとも思いますけれども、これは、そもそも八月の十七日の時点で海老原局長がマハラック米代理大使を、臨時代理大使を招致をして...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) この事故が、先ほど西銘委員が奇跡という言葉を使われましたけれども、実際、そういうものだと私も思っております。  それで、大惨事につながりかねないという意味は、人命の損傷ということを強調して申し上げたというふうに御理解をいただきたいというふうに思います。...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) これについては、事故直後、米軍はすべてのヘリコプターの飛行を止めて安全の点検をしたということでございます。それで、その後、同型機でない飛行機につきましては、その安全の点検が終了したということで運用、その飛行が許可されたということで、そのときに、先ほどお話...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) まず、遺憾であると思っているということは先ほど申し上げたとおりでございます。  それで、地位協定に違反をしているかどうかということで申し上げると、これは違反をしているということを一義的に申し上げるということはできない。それは、正に今これから安全について...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正にその法的に評価を行うという立場にないわけでございまして、今後議論をしていくということになると思います。
○国務大臣(川口順子君) このマスコミ関係者の写真フィルムのお話でございますけれども、これについて、まずその法的な根拠ということからいいますと……
○国務大臣(川口順子君) これは排除され得ないというふうに考えております。  もう少し長く言ってよろしければ、長く説明をさせていただきますが。
○国務大臣(川口順子君) 沖縄大使という仕事は、これは、米軍、地方公共、沖縄県ですね、あるいはその地元の市町村、そして住民の方々と十分に連携を取りながらやっていくというのが立場でございます。  ということですから、今委員がおっしゃったような形で、それまでに大学の方とコミュニケー...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 土壌についてのお尋ねございましたけれども、これは米軍側によりますと、事故現場の土壌の浄化、原状の回復に向けて汚染物質を特定化する目的で土壌調査を実施をしたということを米軍としては言っているわけでございます。それで、米軍側のこのような行為ですけれども、自ら...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 政府又は沖縄県からそのような要請があれば米軍は返却をするということを言っております。
○国務大臣(川口順子君) 米軍がそのように言っている以上、返却が必要であれば返却を米軍はすると政府としては考えます。
○国務大臣(川口順子君) まず、伊芸区の米陸軍の複合射撃訓練場の建設についてが最初の御質問であると思いますけれども、これにつきましては、米側は、安全や地元の方々の御懸念、これにつきまして一定の配慮をしているというふうに考えております。政府としては、沖縄県の金武町等がこの訓練施設の...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 正に今申し上げたような経緯で閣議決定をし、その過程で地元の地方公共団体とは緊密に御相談をしながらここまで進めてきているということでございます。正に移設の返還これは、移設・返還、これは一日も早く行わなければいけないというのが政府の思いでございます。
○国務大臣(川口順子君) 今、沖縄の問題についての温度差、考え方の強さの違いということについてのお話ございましたけれども、私は重要なことは、日米安保体制を円滑にそして効果的に運用していくために、日米両国が、あるいはその意味でいうと全日本がどのように沖縄を始めとする地元の方々の負担...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 日米地位協定二十三条等について今おっしゃった内容、米側の同意が要るということについては全くそのとおりでございます。そして、それは例えば機密の保持とか捜査を円滑に行うとか、そういう観点から必要であるということであるかと思います。  それで、おっしゃったよ...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 私も全く同じ気持ち、今のお話についても、これは別な方から前にお伺いをいたしておりますけれども、本当にお話を伺っていていたたまれない気持ちがいたしました。本当に赤ちゃん、無事で何よりであった、本当にたまたま偶然に幸運なことが重なってそういう状況だったという...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 普天間のその周辺の方々の御不安、これは大変に大きなものがあると思います。この不安を一日も早く解消するということが政府にとって取り組むべき大きな課題であるというふうに思っております。  これにつきましては、いろいろな経緯を経て、平成十一年の暮れに閣議決定...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) その今おっしゃった方のお気持ち、あるいはそういったことを直接に、あるいは間接に触れられた方々が今回の事故を見たときにどのように思われたかということは、本当に私は強くその気持ちについてはもうよく、よく分かりますというふうにしか申し上げることができないんです...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) このヘリコプター、これの事故の徹底的な原因の究明、そしてそれに基づいて再発防止策を作っていくということは重要なことで、大事なことであります。日本政府として、これを行うために日米間で事故分科委員会を設けまして、これについてこの中でこれは日米協力をしながら徹...全文を見る
○国務大臣(川口順子君) 今委員がおっしゃったようなその小学生のアンケートに出た結果、あるいは県民の方々の気持ち、これについては十分に認識をいたしておりますし、一歩でもその住民の方々の気持ちが前に進むような、そういう努力を私としてはしていきたいと思っております。  他方で、先ほ...全文を見る