川口順子
かわぐちよりこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月08日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○川口順子君 おはようございます。総理を始め、閣僚の方々には連日大変お疲れさまに存じます。 新聞に今朝も普天間の件あるいは在日米軍の再編成の件、もうたくさん出ていて、八日に発表というふうに出ています。そういうことをなさるんでしょうか、玄葉大臣。 |
○川口順子君 方向性とおっしゃるのはどういうことでしょうか。 | ||
○川口順子君 抑止力の維持ですとか負担の軽減とか、これはもうずっと言ってきたことで、何も新しい話ではないと私は思います。 この細かいことについてはまた後の方で伺いますが、そういう大きな方向性、パッケージをどうするとかということについて、六日の予算委員会の議論では、分かったこと...全文を見る | ||
○川口順子君 質問に答えていただきたいと思います。 何で大筋を決める、防衛大臣が一番絡んでいなきゃいけなかったところに防衛大臣が入っていなかったか、田中大臣が入っていなかったかということを伺っております。 | ||
○川口順子君 それでは、本件について、着任以降、総理と御相談をなさったことがおありですか。総理。 | ||
○川口順子君 静かにということは、大臣を排除するために使っている言葉ではないんです。これは、対外的に秘密にしなければいけない交渉等ありますから、そのときに使う言葉です。 これは、田中大臣は直接に情報を上げてもらえなかった、入ることができなかったというふうに私は理解しますが、田...全文を見る | ||
○川口順子君 当たり前ですよね。就任後、アメリカの国防長官と話をするなんていうのは何ら珍しいことではない。 それでは、防衛大臣は具体的に先ほど指示をなさったとおっしゃいましたけれども、どういう指示を何についてなさいましたか。 | ||
○川口順子君 これは、防衛大臣の指示としては全く見当違いであると言わざるを得ません。防衛大臣としてしなければいけない指示というのは、負担軽減もちろんですけれども、我が国の安全保障、抑止力はこれによって維持されるのか、される必要がある、それを自ら指示をなさり、そして内容を確認すると...全文を見る | ||
○川口順子君 これまた全然質問に答えてないですね。抑止力の維持というのをどう本件について確認なさいましたかということなんです。 日米同盟あるいは安保条約というのが大事なことは分かっていますが、海兵隊は一翼なんていうものじゃないんですよ。抑止力の中で非常に重要な部分、それを動か...全文を見る | ||
○川口順子君 今おっしゃった日米合意が大事の日米合意って何の日米合意ですか。防衛大臣。 | ||
○川口順子君 いや、あきれてちょっと質問ができません。 これは、新しく合意をしようということで今動いていらっしゃるんでしょう。それで、大筋について合意を今日発表しようということなんでしょう。それで抑止力が守られる、維持されるのかどうかということについて、指示もなさらず、質問も...全文を見る | ||
○川口順子君 総理も私の質問にお答えいただいていないと思うんですね。 私の質問は、防衛大臣の今の答弁をお聞きになって、防衛大臣が防衛大臣の職責を果たしていると思っていらっしゃるかということです。 | ||
○川口順子君 職責を果たしているかということにもう一度お答えください。 | ||
○川口順子君 総理の、私は判断能力、人の判断能力にクエスチョンマークを付けざるを得ません。 防衛大臣として果たすべき役割、外務大臣とペアになって果たすべき役割というのは、抑止力、もちろん負担の軽減、とても大事です。だけど、指示はそれだけでは足りない。我が国の安全保障は防衛大臣...全文を見る | ||
○川口順子君 これはインターネットテレビでは流れていますので、防衛大臣がいかにこの問題を把握しているかということについては十分に国民の人は見ている、総理の人事権についても判断をしているということを申し上げさせていただいて、次に行きますが。 総理、それでは、何で今、分散、分断を...全文を見る | ||
○川口順子君 もう一度防衛大臣に伺います。 本パッケージをどのように評価をしていらっしゃいますか。 | ||
○川口順子君 新しい合意のことです。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 普天間を切り離すというのを前提にしている、それを後に遅らせるということですね、という趣旨の御答弁ですか、今のは。 | ||
○川口順子君 ということは、さっきの答弁と違いますが、取り消されるということですね。またまた違う答弁をしている防衛大臣ですけれども。 | ||
○川口順子君 すっかり私は混乱をしてしまいました。共に進めていくということと柔軟に進めていくということと、どういう関係にあるんでしょうか。もう一度明確に答えてください。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 今までのロードマップあるいはグアム協定、これは三者が、三つが一体、それぞれの条件になっていたということです。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 これを切り離すというふうに防衛大臣は言われた。それで、その後の答弁で同時に進めるんですというふうに言われた。従来のロードマップ、グアム協定、これは変えるんですね。明確に答えてください、防衛大臣。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 全く御理解できません。 元々のロードマップ、グアム協定、これを変えることになるような、三者、今までお互いに条件となっていたのをやめる、切り離すということが新しい合意なんですねということを聞きました。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 もう私も混乱の極みに、防衛大臣の答弁を聞けば聞くほどなりますが、結局、切り離すとおっしゃっていらっしゃるわけですね。 で、これについて報告を受けていますと。大臣、何ですか。これぞ自分がそうしたい、あるいはそうしない、してはいけない、部下の交渉に指示する立場ですよ...全文を見る | ||
○川口順子君 今後の協議に臨む。何を協議するんでしょうね。もう聞けば聞くほど分からない。これは混乱が増すばかり。沖縄県民の方は本当に気をもんでいると思います。 それで、この問題について集中審議を求めます。そうしなければ分からない。それでもまだ分からないような御答弁しかできない...全文を見る | ||
○川口順子君 さっきから切り離すとか切り離さないとかちっともおっしゃっていただかない話の一つに、普天間飛行場の移設問題があります。 これについて、これを固定化してはならないというふうに思いますが、総理、もう一回決意を沖縄県民のためにおっしゃってください。 | ||
○川口順子君 協議って何を協議するんですか、普天間飛行場の移設について。 | ||
○川口順子君 これ、総理、冗談じゃないですよ。アメリカが今の答弁を聞いたら一体どういう反応を示すでしょうね。普天間の移設は、これは日本の国内問題なんです。総理が自分の責任で進めなければいけないことなんです。それを人ごとのように、アメリカに投げて協議すれば移設が進むようなおっしゃり...全文を見る | ||
○川口順子君 述語が逆じゃないですか。協議をしながら自分が進めるというふうにおっしゃってください。沖縄県民が聞いています。 | ||
○川口順子君 具体的にどういうふうに進められますか。 | ||
○川口順子君 今まで沖縄に御就任後一回も行っていらっしゃらない、忙しかったと思いますが、本件、今日発表になるんでしょうから、それを説明に行かれますね。 | ||
○川口順子君 この問題の解決のためには総理が行かなければいけない。総理が行くことからこれは解決が始まるんです。 総理、もう一回、行かれるというおつもりはないですか。 | ||
○川口順子君 いつごろ行かれますか。 | ||
○川口順子君 真っ先に行って、真っ先に総理自ら説明するという姿勢が必要なんですね。民主党政権と沖縄県民の間の信頼関係は壊れている。どんどんそれを、今の総理の一言一言、防衛大臣の一言一言、それで更に壊している。これについての認識がないと言わざるを得ません。民主党政権は国民の目線で物...全文を見る | ||
○川口順子君 ちっとも分からない御答弁なんですけれども。今、本当に、今日発表するという段階になって、国会でその方向性すら言えないんですか。 | ||
○川口順子君 私も沖縄県の皆様とともに嘉手納以南の基地の返還が早期に行われることを期待をしておりますが、これについて、私たち自民党、公明党、たちあがれ日本、みんなの党、新党改革、そして社民党も関心を持っていただいていますが、返還特措法というのを昨日、国会に野党の案を提出させていた...全文を見る | ||
○川口順子君 沖縄の県民の方は責任ということを言ってほしいと強く希望しています。沖縄県民の気持ちを考えるんだったら、同じような意味だったらどうして責任と言われないんですか。 | ||
○川口順子君 川端大臣自身が昨年の十月の沖北委員会、衆議院沖北で、基地の返還後の跡地利用に関しても国が責任を持っているということは紛れもない事実と答弁しているんです。答弁している以上、法律の文言に責任という言葉を入れてください。 | ||
○川口順子君 県民の心に寄り添っていないと言わざるを得ません。責任と書いた法律はほかにもあります。責任と言って、民主党のマニフェストである国民の目線で物事を考える、沖縄県民の方々の心をきちんととらえて自分のものとして、それで民主党政権は事に当たっていただきたいと思います。 終...全文を見る | ||
02月29日 | 第180回国会 参議院 憲法審査会 第2号 議事録を見る | ○川口順子君 自民党参議院議員の川口順子でございます。 二つ質問をさせていただきます。 まず、内閣に対してですけれども、今般、年齢条項の見直しに関する検討委員会の設置要領を改正していただいて、年齢条項の見直しにこれから拍車を掛けて行うという雰囲気がございまして非常に結構か...全文を見る |
03月12日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○川口順子君 自民党、川口順子でございます。 まず、瓦れきの処理についてお伺いをいたします。 総理は、昨日記者会見をなさって、そのときに瓦れきについても触れられました。正直言いまして、私の感想を申し上げます、何を今ごろということでございます。これは総理がリーダーシップを取...全文を見る |
○川口順子君 何をそれではこれからやろうとなさっているんでしょうか。昨日、一部おっしゃったかと思いますが、改めておっしゃってください。 | ||
○川口順子君 文書によってとおっしゃいましたけれども、処理の基準というのはもうとっくに環境省が決めております。何にも新しいことはありません。それから、新聞記事で閣僚会議つくるということも読みましたけれども、またもう一つ会議つくるのという話です。新しいことは全くない。 ここで必...全文を見る | ||
○川口順子君 昨日は広域の処理についてのキャンペーンに協力をさせていただきましたけれども、昨日は昨日、今日は今日、今日は厳しく追及をさせていただきたいというふうに思います。 六条というふうにおっしゃいましたけれども、総理はやろうと思えばもっと大きな権限を持っている。我々国会は...全文を見る | ||
○川口順子君 総理は非常に大事なことをおっしゃった。市町村がまだ要請をしていない、市町村の要請があれば国は代行をするというふうに今言われたわけです。ですから、それを聞いたら市町村は多分代行ということで言ってくるというふうに私は思いますが、いずれにしても、今までなぜそれを使っていな...全文を見る | ||
○川口順子君 五%しか総理もおっしゃったようにできていないということは事実、それで瓦れきの処理が復興の土台である、入口であるということもよく御案内のとおりです。五%しかできていないということであったら、今いろんな言い訳めいたお話は伺いましたけれども、それはそれであるかもしれません...全文を見る | ||
○川口順子君 もう一つ私は御提案があります。 国有地に焼却灰、今ずっと先ほどから福島県以外の瓦れきのお話を話しておりますけれども、国有地に焼却灰を埋める、処分をするということを国として、国が積極的にやるということの一例としておやりになりませんか。 | ||
○川口順子君 二年掛かるとおっしゃるけれども、この計画、全部の瓦れきの処理は二年で終えるというのが計画で、にもかかわらず、今五%しかできていないので、二年では終わらないということはもう目に見えているんです。二年で終わりますか。責任持って、終わる、終わらせるとおっしゃいますか。 | ||
○川口順子君 責任を持って二年でやるというふうに言われた。これは野田内閣として、そのことに内閣全体として責任を持ちますね、総理。 | ||
○川口順子君 あらまほしきことは二年で終わることであるということをおっしゃっているにすぎない。ですから、焼却場が二年建設に掛かるでしょうというふうにも私も承知をしていますが、二年でやったって、二年間で終われば早く片付くんです。 農水副大臣、いらしていると思いますけれども、農水...全文を見る | ||
○川口順子君 非常に前向きで結構かと思いますが、環境大臣との間では意見の調整が必要で、総理、これは総理の責任ですよ、まとめるの。国有林担当のところはいいと言っている。なさいますね。国有林に最終処理をするための場を置いて、そこで埋立処分をするということでいいですね。それはおっしゃっ...全文を見る | ||
○川口順子君 農水副大臣に伺ったのは、放射性物質に汚染されていない瓦れきの最終処分ということで私は伺っております。閣内で意見が異なると思います。どうお考えですか。これ、調整するのは官房長官の役目ですよ。 | ||
○川口順子君 閣内不一致、総理はそれをちゃんとリーダーシップを取ってまとめられますね。 | ||
○川口順子君 総理が調整をなさるそうですから、また後刻、これにどういうことをなさったか伺いたいと思いますが、今はどっちの方向で調整なさいますか。 | ||
○川口順子君 今まで調整をしたことがある方とは全く思えない発言でございます。調整をするときには、調整者がどの方向でという腹案を持って調整する。どっちの方向ですかというのを伺っているのですが、官房長官からは聞けないので、総理、もう一度答えてください。 | ||
○川口順子君 瓦れきの処理が促進される方向でという御答弁ですから、これは当然に国有林で処分をする方向であるというふうに私は取らせていただきますが、いいですね。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 この問題はまた別途取り上げたいと思いますが、いずれにしても、総理は、もちろん環境大臣もですけれども、二年以内に必ず片付けるとおっしゃったということで、それが進捗をそのスケジュールでしているかどうかもきちんとフォローをしていきたいと私は思っておりますが、具体的に残り九...全文を見る | ||
○川口順子君 質問はなぜ四月一日に発足させることが必要かということでございまして、その答えがなかったということは、四月一日でなくてもいいということを今総理おっしゃったということですね。確認です。 | ||
○川口順子君 まず、今までおっしゃったことと四月一日とはつながらないということを最初に申し上げたいと思います。 それから、一年たってもできていないということについては、そもそも事故調の調査だって遅れているんです。できていないのは規制庁だけじゃない。事故調の結果が遅れています。...全文を見る | ||
○川口順子君 根本的な問題は、組織をつくったらそう簡単に変えられないということです。国民の税金を使って組織をつくるんです。総理としてはあるまじき答弁であると思います。やはり国際的には、事故調で調べた結果を踏まえて組織をつくるということが、この畑村委員会をお願いした総理の立場からい...全文を見る | ||
○川口順子君 そもそも、私も八月の閣議決定見ましたけれども、これは四月を目途につくりたいということを書いているだけであって、四月一日に発足させたいとは一言も書いてありません。 それから、事故調についての質問、私の質問は答えていただいておりません。無視するつもりですかということ...全文を見る | ||
○川口順子君 四月を目途にということは、四月一日までに発足させなければいけないということではありません。これは今から、今もう三月半ばですから、審議時間ほとんどない状況で審議やろうとしているということです。今の時点に至っても四月一日をお変えにならないわけですね。それを変更するつもり...全文を見る | ||
○川口順子君 それでは、総理、四月一日とおっしゃっていらっしゃいますが、前に政府がつくった組織は消費者庁、この審議に一体どれぐらい国会は時間を使ったか、おっしゃってください。 | ||
○川口順子君 時間でいうと、多分これを見ていらっしゃる視聴者の方じゃ分からないと思うんですが、衆議院で一か月、参議院で一か月、二か月掛けて審議をしたのが消費者庁であります。これは恐らくもっと時間が必要な話で、四月一日などというのはとてもできる話ではありません。 また、先ほどか...全文を見る | ||
○川口順子君 事故調の報告を待ってからということについての御答弁になってないんですが、もう一度お答えください。 | ||
○川口順子君 じゃ、伺いますが、今、政府案は環境省の中に原子力規制庁をつくるということを書いてあります。黒川委員長も、新しい組織の在り方についてはそれに示唆的なことをおっしゃりたいという御希望をお持ちのようでございます。 もし委員会の結論の結果が環境省の中にあってはいけないと...全文を見る | ||
○川口順子君 いや、それは事故調を尊重している立場の方とは思えません、その答弁は。もし事故調が環境省の中にない方がいい、これは十分にあり得る私は結論だと思っています、これからまた質問しますが。ということであった場合には変えなければいけない、それをやるつもりがあるかどうかを今の段階...全文を見る | ||
○川口順子君 事故調の結論は、畑村最終報告書は恐らく今年の夏です。ということで、それから法案にいかに反映させるか。黒川報告書もどこかその前後にできるんだろうと思います。それで、反映をさせるということで、今総理は利用と規制の分離とおっしゃいました。これは大事です。これだけじゃないん...全文を見る | ||
○川口順子君 検討を進め、それをその組織に反映させるということでよろしいですね。 | ||
○川口順子君 およそ無駄なことをやっていらっしゃいます。一つつくっておいて、全く違うものを二十四年末までにつくろうとする。その人事の対象になる人のことを考えてください。それだけの無駄なことをやるよりは、きちんと国会でも議論をし、事故調の結果を待って、そして、先ほど環境大臣がおっし...全文を見る | ||
○川口順子君 総理は、国際基準、安全を律する組織の在り方についての国際基準については一部分しか多分御理解をしていらっしゃらないんじゃないかと失礼ながら申し上げます。利用と規制の分離、これは大変大事です。同時に、国際基準であるIAEAのルールが言っているのは、他の政府組織からの独立...全文を見る | ||
○川口順子君 これは環境大臣も、大変失礼ながら、私は国際基準の在り方について十分に、自分に少なくとも都合のいいように理解をしているというふうに私は思います。 これは、事故になったときに自衛隊あるいは消防庁なりの手助けが必要である場合というのはあるかもしれません。IAEAのルー...全文を見る | ||
○川口順子君 一つだけちょっと時間をいただいて、このお配りした資料、これの三枚目に、イギリスがそういう場合にどうやっているかということが書いてあります。これはEメールですが、決してやらせメールではありません。イギリスの大使館からいただいたメールです。 これ、イギリス大使館から...全文を見る | ||
04月18日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○川口順子君 自由民主党の川口順子でございます。 今回、今、蓮舫議員が御質問なさいましたけれども、北朝鮮への対応につきましては様々な心配が国民の間で出ていると思います。こういう状況で、もし武力行使事態、あるいはそれに近いような状況があったときに一体日本は大丈夫なんだろうか、今...全文を見る |
○川口順子君 基本的には、敵失があってこの程度で収まったということだろうと思います。総理の今の御答弁を伺っていますと、日本のその対応について大きな問題があったということに対する危機感が私は非常に薄いのではないかというふうに思っております。国民の皆様に安心感を持っていただくというこ...全文を見る | ||
○川口順子君 そもそも、そういう防衛省と官邸との連絡関係でよかったんでしょうか。これは本質的に大きな問題だと思います。 SEWの入感、入る感ずると書いて入感というんだそうですけれども、は防衛省が受け取られた。それから、JADGE、これは自動警戒管制システム、防衛省のシステム、...全文を見る | ||
○川口順子君 そもそも、マニュアルに、防衛省から官邸にいつ連絡すべきだ、最初、官房長官が三つの条件挙げられましたけれども、そういうことを聞いた後で官邸に連絡をしてこいというマニュアルだったんでしょうか、伺います。 | ||
○川口順子君 国民にどの段階で伝えるか、これはこれで、今おっしゃったことに私はまだそれでも問題あると思いますけれども、それは別として、中枢たる官邸がSEWの入感情報すら確認するまでは要らないよとおっしゃっている、そんなことでいいんですか。官房長官も総理も、それで危機管理ができると...全文を見る | ||
○川口順子君 あえてずらして答弁をしていらっしゃるとしか思えません。 官邸が情報をそれぞれ逐次入手しているということは、総理であれば、官房長官であれば、もし来なければ要求をなさらなければいけない、そういうことだと思います。マニュアルに、そもそもそういうマニュアルを、官邸には、...全文を見る | ||
○川口順子君 共有をしていらっしゃるということであると思いますけれども、じゃ、その正確さを期するとして、防衛省のそのレーダー網ですね、それがJADGEということであると私は理解をしていますけれども、それは想定ではSEWの情報から何分後ぐらいに入手をするという想定をなさっていらっし...全文を見る | ||
○川口順子君 SEWの入感があって、その二、三分後、二、三分後に情報が自衛隊のそのシステムで確認される、その間は見ている、そういうことが今やっていらっしゃるマニュアルに書いてあるということですね。確認です。 | ||
○川口順子君 SEW情報からJADGE情報の入手まで何分ぐらいと思っていらっしゃったかということを聞いています。 | ||
○川口順子君 このマニュアルで、正確性を期するということで言っている。二、三分間の情報をウエーストする、無駄にするということが本当に正しい判断なのかということを申し上げておきますが。 その二、三分たって何事も起こらなかった、そのときに大臣はどのように判断なさいましたか。防衛大...全文を見る | ||
○川口順子君 二、三分たって何事もありませんでした、本来感知されているべき情報が入っていません、これも官邸にすぐに伝えるべき情報じゃないですか。 | ||
○川口順子君 いただいた政府作成のクロノロジーにはそんなことは、政府に、官邸に連絡をしたなんて一言も書いていないんですね。 七時四十分ぐらいにSEWを入感しているので、二、三分後、七時遅くとも四十五分には官邸に、確認、自衛隊のレーダー網ではできていないということを言わなければ...全文を見る | ||
○川口順子君 どこか別なソースから入手なさったとここでおっしゃったわけですから、どこから入手なさったか、おっしゃってください。 | ||
○川口順子君 今のは決して言い訳にならないんですね。 本来、日本として、もちろん裏の情報で確認を取るということは必要です。それはいいと思いますけれども、表の情報で確認をしなければ正確性も何もないということであります。その正確性を期する情報が、防衛省のレーダーが捕捉できていない...全文を見る | ||
○川口順子君 マニュアルの基礎になっている正確性第一という概念、これが重要だと判断した理由は何かということを伺っております。もっと本質的なことを聞いています。 | ||
○川口順子君 正確性を期して時間を二、三分、あるいはイージス艦の位置によってはもっと長い間要して、その間に国民の命が危殆に瀕しているということになるわけです。ですから、そういったことを考えて、正確性第一というマニュアルを疑いもしなかった大臣、田中大臣の判断というのがいかがかという...全文を見る | ||
○川口順子君 今の陣容では、きちんとしたそもそもの解明ができるとはとても思えません。国民の皆さんもそう思っていらっしゃるというふうに思います。これは、客観的なことが言える、また理解できる専門家に守秘義務を課して入ってもらってやるべきであるというふうに私は考えております。 最後...全文を見る | ||
○川口順子君 防衛大臣にお伺いしますが、沖縄の持つこの地域の安全保障に対する抑止力、これを十分にキープするようにということをちゃんとおっしゃっていらっしゃいますか。 | ||
○川口順子君 時間がなくなっちゃったのでやめますけれども、どういうことで抑止力が維持されているかということをお聞きをしたいというふうに思いました。これはまた、答弁はもし機会があればまた後で伺いたいというふうに思います。 ありがとうございました。 | ||
05月30日 | 第180回国会 参議院 憲法審査会 第6号 議事録を見る | ○川口順子君 ありがとうございます。 今回、災害と憲法というテーマで、人権、統治機構、緊急事態にどう対応するかということについて非常に活発な議論が行われたということは、憲法審査会のスタートとして大変に私は喜ぶべきことであったというふうに思います。非常に皆様が熱心にやっていただ...全文を見る |
○川口順子君 先ほど瓦れきについて私が申し上げたことにつきまして井上委員から御発言があったので、更にその論点を深めさせていただきたいと思い名札を上げましたけれども、それについて申し上げる前に、私は緊急権について非常に重要だと思って発言をさせていただいております。そういう点で、東日...全文を見る | ||
07月10日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第22号 議事録を見る | ○川口順子君 おはようございます。用意をいたしました質問に入る前に、一つ、昨日報道がございましたので、それについて外務大臣にお伺いをいたします。 報道は韓国紙の報道でございまして、クリントン長官が旧日本軍の従軍慰安婦について強制的な性奴隷と言うべきだというふうに指摘をしたとい...全文を見る |
○川口順子君 今事実確認中でありますとおっしゃったんだったら私はさっと次の質問に行こうと思っておりました。ただ、何もしていらっしゃらないということは、これはやっぱり看過できないことだと思うんですね。いかなる報道であれ、これはやはり先見性を持ってリスクマネジメントをしないといけない...全文を見る | ||
○川口順子君 誰もその件についてコメントしてくれという質問は私はしていないんです。どういう行動を取りましたかというのが私の最初の質問でございます。 これは、外務大臣、よくお分かりのことだと思いますけれども、この問題は、もし事実であれば、そして、もし事実関係の進展がコントロール...全文を見る | ||
○川口順子君 またこれは後でフォローをしていきたいというふうに思います。 それでは、用意をした質問に移らせていただきたいと思います。 社会保障と税の一体改革、この三党合意が六月十五日にできました。そして、世間はこれを決められない政治がようやく前進をしたというふうに評価をい...全文を見る | ||
○川口順子君 これから参議院での議論が始まっていくわけですけれども、それでは、参議院の中で総理は何をしていらっしゃいますか。そういう潜在的な造反者が新聞報道ですと約二十名ぐらいはいるとされています。その方々に対して総理は何をしていらっしゃいますか。 | ||
○川口順子君 そういうことでしたら、参議院の採決に際して造反はないというふうにおっしゃれますね。 | ||
○川口順子君 参議院でございます、ここは。もし、その質疑をやっている過程で、審議をやっている過程で、そういった造反、反対というような動きが見えたらば、参議院では審議ができないことになります。それを十分に承知をなさって、そして取り組んでいただきたいというふうに思います。我々とても、...全文を見る | ||
○川口順子君 それならばお伺いをします。一生懸命にまとめる努力をしていらっしゃるとおっしゃいますので伺いますが、衆議院通って参議院に行くまで相当の時間が掛かっています。三党合意が六月十五日、衆議院通ったのが、本来六月二十一日に投票と言われていたのが六月二十六日になった。で、ようや...全文を見る | ||
○川口順子君 謝っても、二十日以上の日数が過ぎたということは、もう過ぎてしまったんですよ、貴重な日数です。我々はやるつもりがある、与党の中の事情で二十日以上も参議院で議論が始まらなかった、これを与党力がないと申し上げているんです。 ちなみに申し上げますと、自民党は衆議院での採...全文を見る | ||
○川口順子君 いろいろ謝っていらっしゃいますが、それが本当にそうなっていくか、衆議院が終わった後、参議院で与党力が発揮されるかどうかということについて、我々はじっくりと見させていただきたいと思います。 それで、これまでの議論で見ていらっしゃる方お分かりいただいたと思うんですが...全文を見る | ||
○川口順子君 三代の平均。 | ||
○川口順子君 それでは、自民党の同じような数字、三代分言ってください。安倍、福田、麻生。 | ||
○川口順子君 テレビを御覧になっていらっしゃる方はよくお聞きになったと思うんですが、民主党の三代平均して六八%、これがまず衆議院に入った、衆議院先議の、閣法というのは政府が通したいと思って出している法律です、それのその三代の平均が六八、自民党三代は八七%、二割も違うんですね。これ...全文を見る | ||
○川口順子君 綱領の代わりに基本理念のことをおっしゃる。私、基本理念読ませていただきました。これをもって綱領に代えられるような、そういう性格の明確なものではないというのが私の判断でございます。今、作るべく検討をしているとおっしゃいましたので、それができ上がるのを楽しみにしています...全文を見る | ||
○川口順子君 必ずしも十分なお答えではないと思いますけれども、一つの理念の下にその理念を共有する人たちが集まる、そういった役割を果たすのが綱領です。それがないから党内ばらばらというふうに私は思っております。 少し質問を先に急がせていただきます。 綱領がないということと同じ...全文を見る | ||
○川口順子君 これは、党の現時点での憲法についての考え方を表したものというふうに総理はおっしゃったわけですが、どのようなことが書いてありますか。 | ||
○川口順子君 私もこの憲法提言というのは読ませていただきました。もう随所に何々を検討することが必要だということが書いてあります。 緊急権と総理おっしゃいました。憲法審査会、私が筆頭をやらせて参議院ではいただいておりますけれども、ここで震災と緊急権の議論をいたしましたときに、御...全文を見る | ||
○川口順子君 緊急権のことについて伺ったんですが、緊急権については一言もおっしゃられませんでした。お答えください。 | ||
○川口順子君 おっしゃっていることは、党で紙はあるけれども、ちっとも徹底していないし、考え方はばらばらでまだ議論をしている過程だということであると思います。 それではもう一つ、天皇陛下、天皇についてどのような記述がありますか。 | ||
○川口順子君 もう信じ難いんですね。天皇陛下、第一章です。何にもそれについて書いていなくて、それが民主党の憲法についての考え方だと。 民主党が、あるいは政党、政権与党が憲法についての考え方を国民に提示するということの意味合いは何だと総理はお考えですか。 | ||
○川口順子君 代表といえども、提言に一言も書いていないことをこれはこういう意味であるというふうにおっしゃって、ほかの党の方がどういうことをお感じになるか分かりませんけれども、では、天皇を元首として考えることは反対と総理はおっしゃっていらっしゃるわけですね。 | ||
○川口順子君 党の代表として総理は、民主党は天皇について象徴天皇で、今のでいいというふうに先ほど、今の答弁の前に答弁をなさいました。党の代表としての答弁をなさった後で、突然に今になって総理だから現行憲法の解釈は政府のやるその解釈と同じだというのは矛盾していませんか、答弁が。 | ||
○川口順子君 政権に就いたから憲法の解釈は政府の解釈で、今まである政府の解釈をそれを使っていらっしゃる、それが正しいと思っていらっしゃるということでいいですね。 | ||
○川口順子君 ここは議院内閣制の制度を持っている国でございます。今、政府がやっている憲法解釈というのは、自民党がずっと長い間の歴史を通じてつくってきた憲法解釈でございます。民主党は自民党と同じ考え方になったというふうに理解してよろしいですね、政権与党になった途端に。 | ||
○川口順子君 自民党が政権時代につくった解釈をそのまま、政府になった途端に民主党、政権与党としてそれを追随するというふうに認められたということですね。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 民主党は政権取ったんでしょう。いろんなマニフェストを掲げ、あるいはいろいろな政権構想を掲げて取ったわけですよね。憲法については自民党と全く同じ解釈をしますということでおっしゃっているわけですね。それ以外には解釈できません。(発言する者あり) | ||
○川口順子君 民主党は、政権を取られてから変えられたことたくさんあるわけですよね。その中で、法律だって、自民党が作り守ってきた法律を無視をしているというようなことは山ほどあります。憲法だけ変更をしない、踏襲する。矛盾をしていると思います。 いずれにしても、ここで分かったのは、...全文を見る | ||
○川口順子君 憲法というのは国の形、いわゆる国の形、これの法的な表現でございます。したがって、その党が政権を取ろうというからには、天皇、先ほどの話も含め、どのような国の形をここに描いているかということを国民に知らせる義務がある、義務です。これをなさっていないということは、政権与党...全文を見る | ||
○川口順子君 震災は大変なことでしたけれども、あれは昨年。この法案は、それを遡ること更に一年前から出ております。ちなみに、鳩山さんは二〇〇九年に国連でマイナス二五%を公約をしている。にもかかわらず、それを担保する法律を全然動かそうとしない。多数を持っている衆議院で動かしていない。...全文を見る | ||
○川口順子君 一五シナリオ、二〇から二五シナリオ、それぞれ原発の新増設はどれぐらいになりますか、稼働率どれぐらいになりますか。 | ||
○川口順子君 二つ質問がありますが、一つは、この一番削減をするという二〇—二五シナリオを取ったとしても、温室効果ガスの排出は真水で一〇から一一%にしかならない、到底二五%にはならないわけです。これで二五%削減は、基本法にも書いてありますし公約もしていますが、国際公約下ろされますね...全文を見る | ||
○川口順子君 非常に困難などころか不可能であると私は思います。下ろしますね、これは。 | ||
○川口順子君 国内の真水で一一%削減、ほかの京メカとかそれから森林源等々でそれ以上の一四%最低削減できなければ間に合わないということで、再検討とか今ごろのんびり言っている時期ではないというふうに思います。 総理、今のやり取り聞いて、どうお考えですか。 | ||
○川口順子君 基本法を見直されますね、細野大臣。 | ||
○川口順子君 政権与党ですから、まず政権与党が中をまとめて、そして三党に話を持ってくるべきだということを強く申し上げます。これぞ与党力の問題でございます。 それから、原発について、新増設、数を明らかにしていないというのがさっきお話でございましたけれども、こんなことで国民に提示...全文を見る | ||
○川口順子君 前回の基本計画は基数を出していました。どうして今回出せないんですか。 | ||
○川口順子君 国民の最大の関心事は、どれぐらいの原発を造らなければ、このシナリオが達成できるかどうかということなんですね。それを出さない。これは欺瞞以外の何物でもない、国民対話に真摯に向き合っていないと言わざるを得ません。 時間ですからこれでやめますが、森本大臣には質問をする...全文を見る | ||
07月26日 | 第180回国会 参議院 環境委員会 第9号 議事録を見る | ○川口順子君 それでは、一時間時間をちょうだいいたしましたので、質問をさせていただきます。 二つのテーマについて、一つは規制委員会、それからもう一つは温暖化問題について質問をさせていただきます。 国会事故調から報告が出ました。七つの提言をいたしております。それから、政府の...全文を見る |
○川口順子君 いえ、両方です。 | ||
○川口順子君 私も国会事故調を読ませていただいて、この規制委員会をつくるに際して協議が衆議院で行われたときに、一番大きな争点、少なくとも大きな争点の一つは、独立性に関すること、この規制委員会を三条委員会にするか、それから、あるいは元々の政府案のように規制庁という形で環境省の一つの...全文を見る | ||
○川口順子君 大臣がお感じになられましたように、独立性との関係で私これ質問をさせていただいているわけでございまして、質問の趣旨についてはよく分かっていただいたというふうに思いますけれども。 そのときに、まだ規制委員会も規制庁も発足していないわけですから、その前、その空間の期間...全文を見る | ||
○川口順子君 引き続きやっていくということに私は何ら異論はないんです。ですから、やることは大事だということについては私は大臣と意見を全く同じにしていますけれども。 今おっしゃったことで、準備室は準備室なんです、あくまでも。今大臣のおっしゃったようなその仕事をやるべきところは、...全文を見る | ||
○川口順子君 今、できていない段階でのことでございますから、いろいろ新しいことを本邦初演という形でなさらなければいけないということで、いろいろ問題は具体的にはあると思います。この設置法及び附則には、政府のやるべきこととして、予算を確保するというのもきちんと書いてあるわけですので、...全文を見る | ||
○川口順子君 その関係でもう一つ確認をさせていただきたいことがありますけれども、これはノーリターンルールのことでございます。 それで、ノーリターンルールについて、これは附則だったかと思いますけれども、ノーリターンルールということを書いてあって、これについては事故調の提言と少し...全文を見る | ||
○川口順子君 私は個人的には、五年という猶予は、それぞれの職業の選択の自由というのもありますので最初の段階ではやむを得ないかなというふうには思いますけれども、ほかの省庁との、この推進官庁というふうに限定をしたということについては違和感があるということを申し上げておきます。 環...全文を見る | ||
○川口順子君 箸の上げ下げを問題にするような質問を申し上げているつもりはないんです。独立性ということがそれほど重要なので、そして、大臣はよく分かっていらっしゃると思いますけれども、細野大臣も永久に環境大臣をやっていらっしゃるわけではありませんし、いろんな方がまた環境大臣になる、副...全文を見る | ||
○川口順子君 若干当てはめの質問をさせていただきますけれども、この間菅総理が行ったことが大きな問題に、ほとんどの事故調の報告書で問題だというふうにされております。政府の報告書を除いてはですけれども。 総理がサイトに行きたい、次の事故があったときに、あってほしくないですが、万が...全文を見る | ||
○川口順子君 もう一つ質問をさせていただきますけれども、事故の真っ最中に、事業者が、消防署を入れることが大事だということを言って、規制委員会はそれを入れるべきだという判断をするということを言って、塀の外にそれを頼みますということを言ったとします。官邸というか、災害対策本部は、いや...全文を見る | ||
○川口順子君 今の御発言に関連して、ちょっと別な角度の話になりますけれども、消防はおっしゃったような問題があります。先ほどの質問に対しては、技術的、専門的なことが必要なことについてということはきちんと守るというふうにおっしゃっているというふうに理解をしますので、ちょっと次の角度か...全文を見る | ||
○川口順子君 オンサイトとオフサイトの関係、規制委員会と防災会議の関係ですけれども、これはあくまでどのような対応をするというのが一番いいかということで、防災会議の防災指針を作るのもこれは規制委員会であるわけですから、ゆめゆめ防災会議がイニシアチブを取って中のことも決めてしまう、関...全文を見る | ||
○川口順子君 改正炉規法、これには、原子力事業者は原子力の災害の防止に関し必要な措置を講ずる責務を有することが明確化しているというふうには書いてあるんですけれども、それは附則で改正をした部分に乗っかっているにすぎないということであると私は思います。いずれにしても、大事だということ...全文を見る | ||
○川口順子君 英語の表現で、箱の外に出て考えるというのがありますけれども、それぐらいこの原子力事故の件というのは大変な国難でもあり、これを解決できなければ日本が先に進めないということで、原子力規制委員会あるいは規制庁の職員については、例えば別な俸給表を、給与法を作るとか、あるいは...全文を見る | ||
○川口順子君 私の知っている例ですと、日本人が、これは逆のケースですが、NRCに行くときに協定を日米両政府間で結んで、その人がNRCで守秘義務を維持しながら仕事ができるようになっているという例も、これはアメリカと日本と国情が違いますからきちんと調べないといけないと思いますけれども...全文を見る | ||
○川口順子君 見直しをするというのは当然なんですね。 私が申し上げているのは、先ほど、この慎重シナリオかあるいはもうちょっと低いシナリオでというふうにおっしゃられましたけれども、私が申し上げているのは、もう一つのシナリオ、経済成長率が高い方のシナリオ、それをなぜ使わなかったん...全文を見る | ||
○川口順子君 それであれば、政府の慎重シナリオでない方のもう一つのシナリオは、これは取り消すんですね。誰もそれを信じないようなシナリオ、これは政府が国民に意見を問うているんですよ。大事な決断なんです、原発どれぐらい置く必要があるか。それに、増えるときの可能性も入れない。 政府...全文を見る | ||
○川口順子君 いや、全く答弁になっていないですね。 政府が出している見通しなんですよ、このエネルギーミックスの、国民に提示して今国民対話をやっているのは。それに政府が言っている成長率と矛盾している。これは答えになっていないと思います。満足する答えを言ってください。 | ||
○川口順子君 まだしていないということをおっしゃっていらっしゃるんですか。じゃ、それも国民に提示して、その場合は原発どれぐらい必要になりますよ、どれぐらいしか削減できませんよというシナリオをまたお出しになるわけですね。 | ||
○川口順子君 それであれば、国民に今提示しているこの表ですけれども、「シナリオごとの二〇三〇年の姿」、これ撤回してください。一部しか出していないんです、政府の今後の成長についてのそのお話について。それで国民との対話をします、姿を決めます、話半分じゃないですか。後で、これから検討し...全文を見る | ||
○川口順子君 そんなことじゃないんですね。一・八%成長シナリオですけれども、それを国民との対話、国民の意見を聞くのが終わってからでは遅過ぎるんです。国民に今の時点で同時に情報を与えなきゃおかしいということを申し上げています。 これ、予算委員会だったら止めますよ、私。環境委員会...全文を見る | ||
○川口順子君 いつごろまでにやっていただけますか。 | ||
○川口順子君 締切り前に間に合わせるようには少なくともなさるわけですね。 | ||
○川口順子君 この点については今後いろんな場でしっかりとフォローをしていきたいというふうに思います。 締切り前に間に合うように成長シナリオに基づくシナリオをお出しになるということを言われたということを、ここでは議事録にとどめておきたいというふうに思います。 それでもう一つ...全文を見る | ||
○川口順子君 時間が遅れて済みませんでした。終わります。ありがとうございました。 | ||
08月03日 | 第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号 議事録を見る | ○川口順子君 自民党の川口順子でございます。 時間十五分しかありませんで、質問七つ八つございますので、どうぞ答弁は簡潔に具体的にしていただきたいと思います。名大臣と言われる方は答弁が短いということでございます。 アメリカ大陸の西海岸に流れている瓦れきのことについてお伺いを...全文を見る |
○川口順子君 四万一千トン、取りあえずということですが、これ、別途政府の出している資料では、全体として五百万トン日本から流出をして、うち約百五十万トンマイナスアルファということですけれども流れ着くであろう、十キロメートル以内のところに行くだろうというふうになっています。これ、百五...全文を見る | ||
○川口順子君 ちっとも具体的じゃないですね。 先方との意見の打合せが大事だということは、当然そうだと思います。向こうにも向こうの事情がありますから、十分に踏まえなければいけませんが、二か月たった今、まだ検討をしていますということしか言えない。これは、今後、あれだけの量の、先ほ...全文を見る | ||
○川口順子君 これ、審議できません。国交副大臣へのまだ質問が終わっていないのにいなくなってしまいました。これ、時間止めてください。 | ||
08月27日 | 第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号 議事録を見る | ○川口順子君 自民党の川口順子でございます。 まず最初に、先ほど吉田副大臣から謝罪の言葉がありましたけれども、大変に遺憾なこと、これは国会議員としても副大臣としても恥ずかしいことであると私は思っております。結果として委員長の了解を得なかったという言葉がありましたけれども、私の...全文を見る |
○川口順子君 具体的にという注文を出していたんですけれども、全く答弁は具体的ではない。ということは、話合いが具体的でなかったということであろうと思います。これから行動計画とおっしゃいますが、環境省の調査でも十月からすぐもう大量に流れ着いてくるというときに、これから行動計画を作るも...全文を見る | ||
○川口順子君 とても少ないと思うんですよね。 オレゴン州、この間、青森の浮き桟橋が流れ着きました。あれの処理で六百八十万円ぐらい既に掛かっていて、他方で、オレゴン州の二年間の予算で、十三万五千ドルというのは約一千八十万円ですから、二年間分の予算を一件で使っちゃっている、ほぼ使...全文を見る | ||
○川口順子君 地球環境基金から出せるお金というのは年間一千万とか二千万とか、その程度しかないわけです。概算要求がもう締切り間近ということになって、それ以上のものはない。こんなのでやっていけませんよ、本当に。 それでは、吉田副大臣にお伺いをしますけれども、総合海洋政策本部におい...全文を見る | ||
○川口順子君 何にもお答えになっていらっしゃいませんね。 各省やっている、そんな無責任なことでいいんですか。吉田副大臣は副本部長でいらっしゃいます、総合海洋政策本部の。そこが、各省にやらせている、だから自分は何も知らない。 具体的に何も知らないんですか。知っているか、知ら...全文を見る | ||
○川口順子君 それでは、概算要求が出たところで数字をこの委員会に出していただきたいと思います。 私は応援しようと思って質問をしています。そういうことも分からずに、野党にはアイデアないしは対策の具体案を出さないというのは一体として、これはもう日本の問題でもありますから、そういう...全文を見る | ||
○川口順子君 民間の方が日米関係、民主党政権になってから極めて傷んだ日米同盟関係の強化ということも考えてアイデアを出していらっしゃるときに、政権では何も考えていないということですけれども、渡辺副大臣、防衛省の中でも全然そういうことは検討していませんか。 | ||
○川口順子君 仕組みはないとおっしゃいました。仕組みがなければ何も検討しないんですか。仕組みがなければ、必要だと思えばつくるということを考えるのが政府の役割だと思います。 送る、そこまで対応をする必要はない。これだけ日本にある瓦れきの十二、三分の一が流れ着こうとしているときに...全文を見る | ||
○川口順子君 全く先取り的に物事を考えていない。よく官僚が固いと言いますけれども、そんな政治家だったら政治主導できませんよ。 先ほどおっしゃった法律ですけれども、法律では読めないということをおっしゃっていらっしゃるわけですけれども、国際緊急援助隊の派遣に関する法律では読めない...全文を見る | ||
○川口順子君 今の法律では読めないというお答えをいただいたと思います。 要請がなければというふうにおっしゃいますけれども、これ、アメリカとの関係では、自らが行って手伝いたいんですがと言うことに意味があるんですね。それは法律が、そういうような形の法律はないということであれば、こ...全文を見る | ||
○川口順子君 強い政治主導を期待をします。 以上です。 | ||
08月29日 | 第180回国会 参議院 本会議 第25号 議事録を見る | ○川口順子君 私は、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました内閣総理大臣野田佳彦君問責決議案について、賛成の立場から討論を行います。 本問責決議案は、全野党のうち、我が会派と公明党を除く他の七会派によって提案されたものであり、内閣総理大臣野田...全文を見る |
12月28日 | 第182回国会 参議院 環境委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(川口順子君) ただいまから環境委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る十月の二十九日の本会議におきまして環境委員長に選任されました川口順子でございます。 公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、委員の皆...全文を見る |
○委員長(川口順子君) 委員の異動について御報告いたします。 去る十月二十九日までに、松村祥史君、小西洋之君、輿石東君、徳永久志君及び石橋通宏君が委員を辞任され、その補欠として中原八一君、柳田稔君、長浜博行君、西村まさみ君及び池口修次君が選任されました。 ─────...全文を見る | ||
○委員長(川口順子君) 理事の辞任についてお諮りいたします。 小見山幸治君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(川口順子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 理事の辞任及び委員の異動等に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長...全文を見る | ||
○委員長(川口順子君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事にツルネンマルテイ君、柳田稔君、中川雅治君及び中原八一君を指名いたします。 ───────────── | ||
○委員長(川口順子君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、環境及び公害問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(川口順子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(川口順子君) この際、派遣委員の報告に関する件についてお諮りいたします。 先般、本委員会が行いました福岡県及び熊本県における環境保全及び公害対策等に関する実情調査のための委員派遣については、お手元に配付のとおり、報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末...全文を見る | ||
○委員長(川口順子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 ───────────── | ||
○委員長(川口順子君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 環境及び公害問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(川口順子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(川口順子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ───────────── | ||
○委員長(川口順子君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(川口順子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十三分散会 |