川田悦子
かわだえつこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月27日 | 第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○川田委員 最後の登板ですので、よろしくお願いします。無所属の川田悦子です。 私はきょう、時間も少ないですので、血液事業にかかわる問題について質問させていただきたいと思います。 その前に、私は委員会での質問がほとんどありませんので、きょうの質疑を聞いて若干感想と、大臣の答...全文を見る |
○川田委員 ありがとうございます。 食品衛生監視員については、今どのぐらいの数がいるか、後で調べてお答えしていただきたいと思います。 次に、血液事業にかかわる問題について質問したいと思います。 実は、一月三十日に議員のヒアリングがありまして、厚生省が資料を出してきてく...全文を見る | ||
○川田委員 実はこれは、WHOでも、国内で自給をすべきだ、献血で賄うべきだということを勧告しているわけですけれども、同じ時期に我が国でも画期的な提言が出されているわけです。それは、献血自給を法制化すべきという内容なんです。 その中には、これが研究会の提言ですけれども、こういう...全文を見る | ||
○川田委員 いや、これは被害者の人たちは納得しているわけではありません。今回の所信表明の中にも、関係者との合意のもとで法律をつくるというふうになっていますけれども、今大臣そのように答弁なさいましたけれども、被害者の人たちがこのような内容では納得していないんです。 一度この審議...全文を見る | ||
○川田委員 そのことについてはちょっと私は納得できません。そのことをちょっと、また後で、大臣とは原告団の方で交渉したりして直接話をしたいと思います。 次に、リコンビナント製剤の問題について質問いたします。 先ほど家西委員の方からも御質問がありましたけれども、昨年、大変な状...全文を見る | ||
○川田委員 市場の原理に任せてしまうと、リコンビナントがどんどん入ってくるという状況で、それは自給率がずっと低下してきているわけですから、きちんとした一定のルールをつくっていただきたいと思います。よろしいですか。 | ||
○川田委員 はい、これで終わりにします。 一言、C型肝炎についてぜひお聞きしたいんですけれども、今、毎年三万人以上がC型肝炎で、肝硬変、肝がんで亡くなっているわけですけれども、現在推定で二百万から三百万人いるのではないかと言われています。ほとんどが医原性であります。十四年度予...全文を見る | ||
○川田委員 最後、これで終わります。 | ||
○川田委員 どうもありがとうございました。 | ||
06月12日 | 第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○川田委員 きょうはちょっと時間も短いので、医療について大臣がどう考えていらっしゃるのか、その精神というか哲学を伺いたいと思います。 まず初めに、なぜ薬害エイズが引き起こされたのか、大臣はどのように認識されているか、そこをお聞かせいただきたいと思います。 |
○川田委員 これはもう皆さん周知のことだと思いますけれども、なぜこの日本で悲惨な薬害エイズが引き起こされたかといえば、それはまさに政官業の癒着の構造にあったわけです。 一九八二年ごろから厚生省は危機感を持っていまして、さまざまな情報をアメリカから入手していたんです。そして、八...全文を見る | ||
○川田委員 アメリカでは、一九八三年一月にアメリカのCDCが血液製剤が危険であるという指摘をしまして、八三年三月にアメリカのFDAは血液製剤加熱の勧告をしたんです。日本は、このようなことを無視してきまして、八五年七月まで血液製剤加熱の認可がおくらされたわけですけれども、アメリカに...全文を見る | ||
○川田委員 アメリカでは、お金があれば心臓移植でも何でも受けられるわけですけれども、お金がなければきちんとした治療が受けられない。そして、救急で運ぶそのときでも、以前は、保険の種類によってはうちでは診れないということで追い返されるという状況があって、余りにも人道上問題があるのでは...全文を見る | ||
○川田委員 七五年にベトナム戦争が終結しまして、そしてアメリカでは、だぶついた血液製剤を日本に輸出をし始めて、七九年には、ほとんど日本の血友病患者は、アメリカの原料血漿を輸入して製品化を国内でするとか製品そのものを輸入するという形で、アメリカからの血液製剤を使うようになっていって...全文を見る | ||
○川田委員 ありがとうございます。 皆保険を維持するという言葉だけじゃなくて、公的保険をきちんと維持するというふうにもう一度、公的保険ということでよろしいですか。 私は、もう終わりますけれども、医療というのはそもそも営利追求になじまないものだと思っています。そこを今巨大な...全文を見る | ||
○川田委員 ちょっと一つだけ、ごめんなさい。領収証、明細書についてちょっと一言だけ。 なぜできないのかという理由が再三言われていましたけれども、では、どうしたらできるのかという点で、かなり経費が大変じゃないかとか、煩わしいのではないかという御意見がありましたけれども、ならば、...全文を見る | ||
○川田委員 わかりました。 そのことについて、ぜひ善処していただきたいというふうに思っています。 ありがとうございました。 | ||
11月01日 | 第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号 議事録を見る | ○川田委員 よろしくお願いいたします。 今回、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法案が特別委員会で一括審議されるということを知りまして、大変強い危機感を抱き、一般質問をさせていただくことになりました。 弾力的な運用ができるということで、国家公務員総定員法の中で大幅な削減が...全文を見る |
○川田委員 いや、全く違うのでありまして、大変危険な動きになっているんですね。 特に、新しい独法になった場合に、役員人事については適正かつ公正な人物が採用されるというのは当然であります。過去においても、薬害が繰り返し起きてきた原因は、まさに企業と官僚の癒着にあったわけです。薬...全文を見る | ||
○川田委員 いつも、天下りの問題でも職業選択の自由とかと言われてしまうわけですけれども、この非公務員型の法人において過度の就業の制限を設けることは憲法上問題があるではないかとかいろいろ言われるわけです。しかし、行政権の一端を担うことに変わりないわけですから、行政権が適正、公正に行...全文を見る | ||
○川田委員 もう時間なんですけれども、最後に、今回のこの機構ですけれども、企業にインセンティブを与えて研究開発を促進するものであると言えます。一方で、企業にとって収益の期待できない希少な医薬品については、その研究開発がないがしろにされる可能性が出てくるんです。今回、企業の手の届き...全文を見る |