川西清
かわにしきよし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
02月27日 | 第10回国会 衆議院 農林委員会 第12号 議事録を見る | ○川西委員 農業委員会法案について簡單にお尋ねしたいと思います。提案理由の説明中に、この委員会は農村における自作層、小作層の意見が公平に代表し得るように、原則とし階層選挙によるものとし、と説明されたのでありますが、農業委員会提案に伴う参考資料の十四ページにもございますように、一号...全文を見る |
○川西委員 私の考えでは、この経営面積の広狭によつて強弱の差はありましても、現在の実情は、農村におきまして自作、小作ということにおいて強弱の差はほとんどあり得ないと思う。ことさらこのような区分をいたしますことは、農村の一体化を撹乱いたしまして、現在こういう必要性は全然ないものと考...全文を見る | ||
○川西委員 やはり官僚の方で飛躍的な考えをされない方は、前との続きでそういうふうにお考えになるかもわかりませんが、私どもの考えとしては、今の説明では納得が行きません。依然として階層別は必要でないと思います。その階層別も自作、小作というはつきりしたものならばまだ納得が行きますが、こ...全文を見る | ||
○川西委員 この供出関係で、郡の委員会と申しますか、地方委員会会が最も重要であると思うのでありますが、今の御説明のように、各町村から一名ないし二名ということで、いずれにいたしましても大体平均した数字で出るわけでありますからこれは地域代表的なものです。この地方委員会は地域的代表で、...全文を見る | ||
○川西委員 説明されたことは、わかつておりますけれども、そういうふうな性格の全然違うものを農業委員会として並べて、同じ名前の農業委員会としてしまうことは、いかにも不自然であるとお考えならないのでありますか。これだけが地域代表、あとは階層別にいたしますことは、まことに不可思議千万で...全文を見る | ||
02月28日 | 第10回国会 衆議院 農林委員会 第13号 議事録を見る | ○川西委員 昨日の委員会におきまして、この農業委員会の県段階の委員会及び市町村の段階委員会におきまして、階層別の選挙を現在の時期に行いますことは、いたずらに農村の摩擦を激化し、無用の対立を惹起するものと考えて、再考慮を促した次第でありますが、問い残したことがございますので、一、二...全文を見る |
○川西委員 私は賛成いたしておらないのでありまするが、市町村長を委員長にするというような声もあるから、この際選任委員の中に明文で規定してはどうかという私の意見を申し上げたわけであります。この点は御答弁はいりませんが、一応考慮の中に入れていていただきたいと思います。 次に農業改...全文を見る | ||
○川西委員 農業委員会は、先ほど申しましたように、農民代表機関といたしまして、農業行政全般の上に農民の声を反映して行く機関であるということになつておるのでありますが、その農業という意味はどういう範囲でありますか。漁業とか林業とかは、やはりこの中に含んで考えているのか。畜産説明の中...全文を見る | ||
○川西委員 また話がもどつてはなはだくどいようでありますが、漁業調整委員におきましては階層別とかいうことはないはずであります。それとの均衡上、階層別の選挙というのは非常に矛盾しておるのではないか。漁業改革は、農地改革より遅れて始まつたのに階層別はやつておらない。それから一七・五%...全文を見る | ||
○川西委員 農業委員会の費用が、前年度に比しまして、前年度の三十億が約二十二億に減つておる。しかも退職手当とか、委員会の選挙補助を引きますと、さらにうんと減ることになるのでありますが、それに伴いまするところの地方負担はどういうふうになつておるか、これをお聞かせ願いたい。 | ||
○川西委員 この点につきましては、もう少しこまかい数字がありましたら、さらに資料を出していただきたいと思います。やはり考え方としては、この委員会の費用は全額負担することを希望するわけであります。これはこの問題に限つたわけではございませんが、地方行政調査の勧告におきまして、全額負担...全文を見る | ||
○川西委員 この点は農政局長の今の御答弁と気持においてまつたく同一であります。現在はそういうことで非常にけつこうでありまするか、そういう傾向がだんだん強くなつて来る機運がありまするから、農林省といたしましては、気合いをかけて、自治庁その他とともにその機運を反映さすことが必要である...全文を見る | ||
03月14日 | 第10回国会 衆議院 農林委員会 第21号 議事録を見る | ○川西委員 この農林漁業資金融通法案は、御承知の通り長期低利の資金を融通して、農林漁業の生産力を増進するのが目的なんでありますが、こういうような融通資金について、原案のように多種類の利率を設けますことは、あまり前例のないことでありまするし、この差異をつける根拠を正確に求めることは...全文を見る |
○川西委員 今御答弁がございましたけれども、この資料だけによりましては、利率をこういうふうに区別してつけなければならぬという、はつきり得心の行くような根拠がどこにも見出しがたいのであります。さらに預金部から六十億だすということは、われわれの最も念願するところでありますけれども、特...全文を見る | ||
○川西委員 ただいまのお話のように、利子收入から総額を逆算されることはちよつと常識上おかしいと思う。この点につきましてはさらに熟考していただくように願います。 もう一点こまかいことだけお尋ねいたします。塩田の煎熬場は融資の対象になつておらないようでありますが、その点どういうふ...全文を見る | ||
○川西委員 この点、塩田は農業同様に原始産業であることをもう一回勘案されまして、さらに御考慮を願うことを希望して質問を打切ります。 | ||
03月22日 | 第10回国会 衆議院 農林委員会 第26号 議事録を見る | ○川西委員 ただいま金子委員から、るる蘊蓄を傾けられた御質問がございましたが、価格の点につきましては、私としても同感の点が少くないのであります。そうであるからと申して、農村の多くの者が麦類の統制継続を望んでいるというようなことは、私どもが農村をまわつて一人々々の意見を聞きました際...全文を見る |
○川西委員 第三條の二の話は、あとからのつけ足しでありますけれども、私の先ほど申しました農民の声を十分考えられまして、この第三條ノニのごとき條文は、ほとんど絶体絶命の場合でない限り御発動なさらないように希望する次第であります。 それからもちろん麦の話ですが、これが事後割当にな...全文を見る | ||
03月23日 | 第10回国会 衆議院 農林委員会 第27号 議事録を見る | ○川西委員 食糧の政府買入数量の指示に関する法律案及び食糧管理法の一部を改正する法律案は、この前相当時間を費しまして大体質問も循環的な質問になつて参りましたので、この程度で質疑を打切られることを望みます。 |
○川西委員 討論を省略いたしまして、ただちに採決せられることを望みます。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 | ||
03月27日 | 第10回国会 衆議院 農林委員会 第29号 議事録を見る | ○川西委員 農林漁業資金融通法案に対する修正案を申し上げます。政府提出原案によりますれば、農林漁業資金融通の対象として牧野の規定がありませんのでこれを加え、また漁港の修築または復旧に必要な資金の貸付について、すえ置き期間が一年となつておりますが、これは短か過ぎるので三箇年に改め、...全文を見る |
03月28日 | 第10回国会 衆議院 本会議 第26号 議事録を見る | ○川西清君 私は、ただいま農林委員長より御報告のありました農林漁業資金融通法案に対しまして、自由党、民主党並びに社会党を代表いたしまして修正案の趣旨弁明を行いたいと存じます。 国民生活に必要な基礎物資の生産に当りまする農林漁業ないし塩業は、原始産業のゆえをもちまして、とかくそ...全文を見る |
05月29日 | 第10回国会 衆議院 農林委員会 第43号 議事録を見る | ○川西委員 私は、共産党を除く各派を代表いたしまして、ただいま議題と相なつております農林物資規格法の一部を改正する法律案に対しまして、お手元に配付いたしました修正案について、その趣旨の弁明をいたします。 河野謙三君外三名の方により提出せられております改正法律案によりますと、従...全文を見る |
11月28日 | 第12回国会 衆議院 農林委員会 第14号 議事録を見る | ○川西委員 請願及び陳情書審査小委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。 農林委員会に付託されました請願は合計百九十九件でありまして、これについて去る十一月二十二日小委員会を開き審査いたしましたところ、このうち百十二件は採択すべきものと決しました。なおその内容及び議...全文を見る |
○川西委員 小委員長の報告の際に、保留になつたという言葉は使いませんでしたが、百九十九件のうち百十二件を採択いたしたと申したのでありますから、論理的に言うて残りは保留ということになるのであります。それから米麦統制問題に関する陳情、請願は、井上君の御紹介のものを初め十数件ございまし...全文を見る | ||
○川西委員 小委員会におきましても、井上君のただいまの御意見同様の意見を開陳された方もありましたけれども、多数決によつてただいま御報告いたした通り議決いたした次第でございます。これは否決したというわけではないのでありまして、保留の分につきましては適当な時期にさらに審議いたしたいと...全文を見る |