河野正美

かわのまさみ



当選回数回

河野正美の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  私もIR関連でいわゆるギャンブル依存症を後でお聞きしたいと思いますが、まずは、我が党の提案している法案等についてお尋ねを申し上げます。  昨年、原発再稼働の是非が争点となる二つの県知事選挙が行われたかと思います。鹿児島...全文を見る
○河野(正)委員 もちろん国の機関がいろいろな審査をするわけでありますが、事実上は事業者が判断をされるということになると思います。  個別の原発再稼働について、自治体も国もそういった権限がないということを十分に国民は理解されていないのではないかと思います。原発再稼働を唯一の争点...全文を見る
○河野(正)委員 踏み込んで答弁いただいておりますので、次の問題に行きたいと思います。  最終処分プロセスについても、原発再稼働責任法案では、その手続が停止したら原発の稼働を禁止するといった仕組みを我々は提案しております。  政府は、おととし十二月の関係閣僚会議で最終処分場の...全文を見る
○河野(正)委員 私、以前、環境委員会の理事をさせていただいているときにフィンランドのオンカロも行ってまいりましたし、あと、超党派の先生方と北海道の幌延も行ってまいりました。そういったことから、本当に、最終処分地、科学的有望地が我が国の国内にあるのかどうか、懸念を持っておりますし...全文を見る
○河野(正)委員 次に、築地市場の安全性について伺いたいと思います。  平成二十八年一月に農林水産省が発表した卸売市場整備基本方針では、コールドチェーンの確立を含め、低温の卸売場や荷さばき場、あるいは温度別冷蔵庫等の低温管理施設等の整備、配置を計画的に推進することを定めておりま...全文を見る
○河野(正)委員 問題はないということでありましたが、我が党としても、これはしっかりと現場を見て、今後、考えて政策提言していきたいと思っております。  卸売市場の土壌や地下水について、東京都の豊洲に限らず、姫路市や京都市の卸売市場についても問題となっています。  我が党といた...全文を見る
○河野(正)委員 総理にコメントをいただきたかったところでありますが、次に行きたいと思います。  最後の問題として、先ほど来お話があった依存症対策についてお伺いをいたしたいと思います。  私、精神科医で、長く依存症治療の現場にもおりました。約七百名国会議員がおられますが、現在...全文を見る
○河野(正)委員 ちょっと先に行きますが、いわゆるギャンブル依存症は、我が国が既に抱えている問題と考えておられるのか、または、IR導入、先ほど来カジノということが出ておりますが、これから生じる問題と考えておられるのか。捉え方を、安倍総理の見解を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 ありがとうございました。  先ほど清水委員の質問でもありましたけれども、総理は治療が必要なものというふうにおっしゃいましたけれども、ではどういった人を治療対象とするのかというのが一番大事な問題でありまして、やはり、先ほどのお話にあったように、社会生活が困難にな...全文を見る
○河野(正)委員 我が党におきましても、一部報道されておると思いますが、依存症対策基本法案の検討を重ねているところであります。政府が法案を提出するのであれば、ぜひ我が党の提案も反映していただきたいというふうに考えております。  ことし一月二十三日の日本経済新聞に「公営競技、ネッ...全文を見る
○河野(正)委員 依存症対策に係る来年度予算を見ますと、厚生労働省において、今年度予算のほぼ五倍、五・三億円が計上されております。治療拠点や相談拠点を拡充することが大きく掲げられております。これ自体は非常に画期的なことと、私、ずっと依存症の治療現場におりました人間としては、個人的...全文を見る
○河野(正)委員 公的機関で人材育成、研修等も大事でありますけれども、喫緊の課題、既にあるというふうに総理もおっしゃったところでありますので、喫緊の課題といたしましては、やはり今動いている民間の団体等々にもしっかりと予算をつけていっていただきたいなと考えるところであります。  ...全文を見る
○河野(正)委員 これまで国全体の取り組みが十分でなかったこともあり、依存症に関する専門人材が十分にいるとは言えません。先ほど拠点をつくるということをおっしゃっていましたけれども、本当に人材がいないというのが大きな問題だと思います。  私自身も、大学病院で研修を受けていたときに...全文を見る
○河野(正)委員 医学部で教える前に、まず教える先生がいないというのが大変な問題だと思いますので、本当にしっかりと考えて対応していただきたいなというふうに思います。  最後の質問に移りますが、依存症というと、世の中では依然として、本人の認識、意識が甘いとか意志が弱い、自己責任だ...全文を見る
○河野(正)委員 IR法案に関連しましていわゆる依存症対策についてお話を伺いましたけれども、やはり、今まで依存症対策というのは本当に置き去りにされていたところがありますので、これを機に我が国の依存症医療、薬物であるとかアルコールも含めて、あるいはギャンブル依存、パチンコ等でも既に...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○河野(正)分科員 日本維新の会の河野正美でございます。三十分間よろしくお願い申し上げます。  まず、きょうは、我が国における寄附行為、寄附の文化ということについて、現状を伺いたいというふうに思います。  まず、日本における寄附の現状について、総務省家計調査から見ますと、二〇...全文を見る
○河野(正)分科員 個人や法人にとって、寄附としての支出が税金より一定程度引かれる寄附金控除の仕組みは、金銭的なインセンティブとしても機能しているものだというふうに思います。  現在の寄附金控除の対象といたしましては七つあるということで、国または地方公共団体に対する寄附金とか、...全文を見る
○河野(正)分科員 随分年によって差があるなと思います。  平成二十三年の税制改正の際に寄附税制が変わったと思います。認定NPO法人や特定公益増進法人、公益社団とか財団法人、学校法人などの一定の要件を満たしたものへの寄附に新たに税額控除が導入されることとなりました。また、都道府...全文を見る
○河野(正)分科員 次に、ふるさと納税について伺いたいと思います。  我が国における寄附のあり方に大きなインパクトを与えたものだというふうに思います。ふるさと納税は、納税と言っておりますけれども、実際には都道府県、市区町村への寄附行為に当たるのではないかと思います。普通に自治体...全文を見る
○河野(正)分科員 みずからを育んだ地域ではないところに寄附されている方が多数おられるんじゃないかなと懸念しているところであります。  基本的には、ふるさと納税という総務省の施策がどんどん広く国民に受け入れられており、国民の支持を得たという意味では、いわばヒットした政策であると...全文を見る
○河野(正)分科員 確かに、ふるさと納税の本とかガイドブックみたいなのが本屋さんに行ったら並んでいる状況にありますので、非常に盛んにそういったのが広報されているわけであると思いますが、また返礼品についても少しずつ聞いていきます。  最近、このようなふるさと納税について、自治体の...全文を見る
○河野(正)分科員 私の知り合いとかでも、パソコンがもらえるとか、そういったことも話を聞いたことがございます。  繰り返しになるかもしれませんが、返礼品の問題は、制度の利用が拡大するにつれて指摘されるようになってきました。この間、制度見直しも行われていたと思います。平成二十七年...全文を見る
○河野(正)分科員 パソコンがもらえるというのもあれですけれども、やはりプリペイドカードとかであれば換金できてしまうので、これは本当に、きちんとこの制度を見直さなきゃいけないのかなというふうに、きょうは寄附の文化ということで伺いますけれども、このふるさと納税も絡めて、しっかりと寄...全文を見る
○河野(正)分科員 ありがとうございました。多分、共通の認識を持って頑張っていただいているものと思います。  またちょっと事務的なことを伺って確認していきますが、ふるさと納税は、都市から地方へお金を流すということもその目的の一つであるというふうに思います。最近のふるさと納税の利...全文を見る
○河野(正)分科員 時間も余りありませんので、大臣にもお聞きしたいことがあったんですが、もう先ほどいろいろ踏み込んで答弁していただいたので割愛させていただきたいと思います。  次に、ふるさと納税自体は、先ほど来話があった、生まれ育ったふるさとに貢献できる制度、自分の意思で応援し...全文を見る
○河野(正)分科員 では、次にちょっと移りたいと思います。  先ほど、災害のときの寄附という話がありました。冒頭で御答弁いただきましたように、大規模災害が発生した年というのは寄附金額が非常に大きくなっています。阪神・淡路大震災のとき、一九九五年は五千八百三十四円、東日本大震災の...全文を見る
○河野(正)分科員 最後に、政治活動と寄附について幾つか伺いたいと思います。  我々日本維新の会の国会議員団では、本来、議員歳費カットということを言っておるわけですけれども、他党他会派の方に同調いただけませんで、残念ながらカットできないということで、では、その分、一人当たり月額...全文を見る
○河野(正)分科員 政治活動はお金がかかりますし、そういった寄附文化がしっかりと根づいていけばいいのかなというふうに思いますが、そういう中で我々としては、例えば所属の地方議員であれば、熊本にその二割カット分を寄附させていただいたりとかしておりますが、国会議員はなかなかそういったこ...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
議事録を見る
○河野(正)分科員 日本維新の会の河野正美でございます。よろしくお願いいたします。  本日は、私の地元であります福岡空港の問題から入らせていただきたいと思います。  もう御承知の方が多いかと思いますが、福岡空港は非常に利便性がいいということで、利用客がたくさんおられます。滑走...全文を見る
○河野(正)分科員 確かにいろいろな対策はとられておるかと思うんですが、やはり本当に動線が長くて、どうしてもという方は、事前に言えば車で移動したりとかもできるというようなことをお聞きしておりますけれども、いざ搭乗口に入ってみたら、それから飛行機に乗るところまでが極めて長いというこ...全文を見る
○河野(正)分科員 よろしくお願いいたします。  それでは、施設整備に当たって、具体的に計画されるタイミングや完成前の段階など、適時適切に障害当事者の御意見も伺っておくことが必要だと考えますが、こういった点はいかがでしょうか。
○河野(正)分科員 今後整備される新ターミナルは、飛行機に乗らない方々に対しても空港を身近に楽しんでいただくような集客施設の展開を予定しているというふうに聞いております。  空港運営にコンセッション方式が導入されることによりまして、民間事業者によって空港施設への集客努力にも力を...全文を見る
○河野(正)分科員 日本全国、今いろいろな空港で企画がされておりますし、羽田の国際線のところもターミナルに非常にいろいろなお店がありますけれども、今後福岡空港も、滑走路をつくるに当たって、工事費用捻出において、空港に飛行機を乗りおりする方あるいはお迎えに来る方以外の方も来ていただ...全文を見る
○河野(正)分科員 若干重なるかもしれませんけれども、まず、福岡県内における全体の道路整備状況を国はどのように認識されているか。今、空港の周辺についてお話しいただきましたが、国土政策の観点から改めてお答えいただきたいと思います。
○河野(正)分科員 よろしくお願いいたします。  それでは、若干踏み込んで、本日は、主要地方道であります筑紫野古賀線について取り上げて伺いたいと思います。  福岡県古賀市の国道三号線から新宮町、久山町、篠栗町、粕屋町、須恵町、宇美町、そして太宰府市、筑紫野市を結んでおる道路で...全文を見る
○河野(正)分科員 中でも、福岡篠栗線と交差する粕屋町に門松交差点というのがございます。県内でも有数の渋滞発生箇所というふうに位置づけられているかと思います。抜本的な渋滞解消のため、現在の道とは別に、新たにバイパス道路の建設が進められております。既に、事業開始から十二年経過してい...全文を見る
○河野(正)分科員 福岡県のみならず、北部九州にとっても欠かせない道路でありまして、また、国道三号線を補完する動脈の一つとなります。交通量も極めて多く、一刻も早い事業完成、供用開始が求められると思います。  今、工事場所が狭いとかいろいろな理由がありましたけれども、もしお金の問...全文を見る
○河野(正)分科員 地元の方からは、本当に進んでいない、お金がちゃんとあるのかどうか、予算がついているのかと非常に心配する声もいただいております。ぜひとも早く実現したいというふうに思っております。  北九州から久留米に抜けていく非常に大事な道でもありますので、ぜひお願いしたいと...全文を見る
○河野(正)分科員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願い申し上げます。  次に、電車の方の、鉄道の話題に移りたいと思います。  昨年来、視覚障害を持つ方がホームから転落して亡くなるという痛ましい事故がたび重なっております。昨年の八月には東京メトロ銀座線青山一丁目駅、十月に...全文を見る
○河野(正)分科員 昨年八月の事故を受けて、国土交通省では、駅ホームにおける安全性向上のための検討会を設けて、対策に取り組むための議論が進められていると思います。十二月には中間取りまとめが公表され、ハード、ソフト両面の対策が網羅的に示されておるかと思います。  これまでの取り組...全文を見る
○河野(正)分科員 いろいろテレビで私も見ましたけれども、可変式のものとかで、列車によってドアの場所が一定でなくても対応できるようなものもできているようですので、ぜひとも早急にホームドア等を整備すべきではないかなと思います。  今、声かけ運動ということをお話しいただきましたが、...全文を見る
○河野(正)分科員 いろいろと鉄道事業者においても試みられていると思います。  また、JR九州では、福岡近郊の香椎線というところで、無人駅化に伴い遠隔監視システムなどを導入したということでありますけれども、電話が設置されていても、聴覚障害の方であればすぐに意思疎通というのは難し...全文を見る
○河野(正)分科員 また話がちょっと戻りますが、視覚障害者にとりまして鉄道のホームは欄干のない橋とも言われるそうです。転落事故というのは、先ほど、酔っぱらった方とかお酒を飲んだ方が落ちるという場合がかなり、六割でしたか、あるというふうに聞いておりますけれども、障害の有無にかかわら...全文を見る
○河野(正)分科員 時間が来ましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
03月08日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  大臣所信から随分たちましたけれども、ようやく出番が来ましたので、先日の大臣所信に対する質問をさせていただきたいと思います。  まず、きょうは精神保健福祉法改正案からお尋ねをいたします。  昨年七月、神奈川県相模原市の...全文を見る
○河野(正)委員 概要を見せていただいておりますけれども、なかなか、しっかりと検討はされていると思います。ただ、まだまだ不十分じゃないかなという点もございましたので、これはまた法案審議の際に細かくお話を聞かせていただきたいと思います。  国会に提出された法改正案では、措置入院者...全文を見る
○河野(正)委員 今回の法改正案によりまして、先ほどお話ししたように、随分と支援策がしっかりとしてきているものと期待しておるところであります。  ただ、措置が解除された後、地域で暮らすめどが立たないために、任意入院等で、あるいはまた医療保護入院という同じような強制的な入院形態で...全文を見る
○河野(正)委員 しっかりと整備していただかないと、例えば、措置入院を解除した後に、骨折されたとか、内科的疾患、外科疾患とかで、一旦、ほかの病院に移ったりする方もいらっしゃいます。それで戻ってきたときになると新規入院扱いになっちゃいますので、履歴が十分残っているのかどうかという問...全文を見る
○河野(正)委員 先日の大臣所信では触れられていなかったんですけれども、一昨年発覚しました精神保健指定医の資格不正取得問題というのは、我が国の精神保健福祉制度の根幹を大きく揺るがしかねない極めて大きな問題だったと思っております。  聖マリアンナ医科大学で発覚した事案を受けて全国...全文を見る
○河野(正)委員 この処分を不服として訴えた方がいらっしゃると思います。この事例については、厚生労働省のした処分が一時停止ということで、結局、処分、取り消しに今至っていないという方がおられると聞いております。これは係争中の事例だと思いますが、可能な範囲で受けとめをお聞かせいただき...全文を見る
○河野(正)委員 そういったことで、いろいろな処分が行われ、調査も行われたということで、現場で働く精神科の先生方から、現在新たに精神保健指定医の資格を申請している方の審査がおくれている、合否の連絡が全く来ない、取得に大変時間がかかっているという声をたびたび耳にしております。申請中...全文を見る
○河野(正)委員 済みません、ちょっと今難しかったんですけれども、たしか、申請して半年後ぐらいには合否が教えていただける状況でしたよね。それが、多分一年以上、合否の連絡がないということだと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。
○河野(正)委員 当事者あるいは当該地域にとっては大変な損失ともなりかねませんので、しっかりと、速やかにやっていただきたいなと思います。  時間がありませんので、次に移ります。  ギャンブル依存症対策でありますけれども、さきの予算委員会でも取り上げさせていただきまして、いわゆ...全文を見る
○河野(正)委員 IR実施法の検討とあわせまして、厚生労働省を中心に総合的な依存症対策を推進することが来年度予算案でも示されております。  予算委員会でも申し上げましたが、この分野は民間の取り組みが先を行っている状況だと思っております。政府には、自助グループや家族、当事者団体、...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  次の話題に行きたいと思いますが、大臣所信に続いて、古屋副大臣から予算の説明がございました。若干、私、衝撃的だったのが、医療の国際展開、外国人患者の受け入れ体制の充実といった施策が第一の矢として先に示されまして、地域医療確保対策の推...全文を見る
○河野(正)委員 ぜひ我が国の、日本人の医療もよろしくお願いいたします。  時間がありませんので先に進みますが、来年には診療報酬、介護報酬の同時改定も控えておりますし、厚生労働大臣、しっかりと頑張っていただきたいと思います。  次に、受動喫煙対策について若干お尋ねをしたいと思...全文を見る
○河野(正)委員 一部小規模店は例外ということも言われておりますけれども、これは働く側の観点からして、この労働者の受動喫煙というのはいかがなんでしょうか。
○河野(正)委員 ここで確認をさせていただきたいんですが、昨今ブームになっている感じもあります電子たばこは、受動喫煙対策の対象となるのかどうか、いろいろ報道されておりますが、確認させていただきたいと思います。
○河野(正)委員 あと、民泊についても伺いたくて、観光庁から来ていただいていたんですが、済みません、時間が来てしまいましたので、終わりたいと思います。  最後に、我々日本維新の会は、今国会におきましても、真に充実した議論を心がけ、審議拒否、遅延行動をとることなく行動してまいるこ...全文を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  四人の参考人の方々、本当に、きょうは貴重なお話、ありがとうございました。  私、もともと医師として仕事をしておりましたので、大学病院で研修していたときに人材育成という面で先輩からいろいろ言われたこととか、あるいは、今、...全文を見る
○河野(正)委員 残り五分ということで、四人の方にはちょっとお聞きできないかもしれませんが、島田参考人に伺いたいと思います。  先ほど長期休暇ということをちょっと言われたと思うんですけれども、我が国において、長期休暇は非常にとりづらいのかなと思います。特に私も医療の現場にいたと...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  国会は、先日もプレミアムフライデーというのをやっておりましたけれども、あれで実際帰れたのは議員ばかりで、月曜日なんか特に衆議院は予算案の大詰めでしたので、最後、質問に立つ、大臣のために官僚の方はさまざまな準備が必要で、帰ったのは議員...全文を見る
○河野(正)委員 時間を守って終わりたいと思います。ありがとうございました。
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  本日、三度目の質問に立たせていただきます。  一昨年の冬、大手企業に勤務する入社一年目の社員の方が長時間労働に苦しむ中、みずから命を絶つ痛ましい事件が起き、改めて若年層を中心に長時間労働にさいなまれる現場の実態がクロー...全文を見る
○河野(正)委員 大臣所信では、日本の企業や暮らし方の文化を変えていくという決意を表明されたと思います。労働政策を担う厚生労働省こそ、その真価が問われる年ではないかなというふうに思います。  先ほどの参考人質疑においても、参考人の方から有給休暇というのは一日単位じゃなくて一週間...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  自殺対策についてお話を伺いたいと思います。  国会では、過労死により家族を亡くされた方々の思いの後押しを受けて、三年前の平成二十六年、過労死防止対策推進法が成立しまして、翌年には、過労死等の防止のための対策に関する大綱というのが...全文を見る
○河野(正)委員 先ほど参考人質疑のときにもお話をさせていただいたんですが、長時間労働、大変な思いをされている方々、早期に精神科を受診していただければうつ病による自殺というのは高率で防げるんじゃないかなと思いますが、そもそも休みがとれないと受診することもできないというふうな環境が...全文を見る
○河野(正)委員 かつては、先日も東京マラソンがあったと思うんですけれども、東京マラソンの参加者と同じぐらいの数が年間自殺されていたという状況でしたので、若干減ってきて本当によかったなと思うところであります。  次に、医療、福祉の現場において、先ほども参考人の方にお尋ねしたんで...全文を見る
○河野(正)委員 時間もありませんので、先に進みたいと思います。  医療や福祉の現場は、基本的に二十四時間、休みない対応が求められます。そのため、昼夜を分かたず働かなければならない。特に、夜勤明け、宿直明けにもかかわらず通常勤務に当たっている例も多く聞かれます。徹夜で働いた後、...全文を見る
○河野(正)委員 先に進みたいと思います。  現在、内閣官房で働き方改革というのが議論されているかと思いますが、先日、日本病院会より、働き方改革で議論されている時間外労働の上限規制について、医師は適用除外とするように求める要望を提出する意向が示されたというふうに報じられておりま...全文を見る
○河野(正)委員 きょう、テーマは長時間労働です。時間を守ろうということで今紙が来ましたので、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月10日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  雇用保険法改正案について質疑をさせていただきますが、きょうは持ち時間を二十七分いただいておりまして、多分質問が最後まで行かないんじゃないかなと思います。改めて、両筆頭間の御配慮で多数の時間をいただけると期待しながら、行け...全文を見る
○河野(正)委員 法案の内容が多岐にわたりますので、以下、個別の論点について質問をさせていただきたいと思います。  まず、雇用保険給付の拡充ということで、今回の法改正では、雇用保険の被保険者期間が一年以上五年未満の三十歳から四十五歳未満について、所定の給付日数内で就職できる者の...全文を見る
○河野(正)委員 就職率が低い、少ないという意味では、被保険者期間が一年に満たない人々も同様であると思いますが、こちらは全世代とも九十日という所定の給付日数のまま維持されているのはなぜなのか。特に就職支援の必要性をどう考えられているのか、別途支援策を講じているのか、見解を伺いたい...全文を見る
○河野(正)委員 次、病気の方の就労支援ということでお話を伺いたいと思います。  本改正案では、個別延長給付を恒久化して、心身の状況や大規模災害による離職者などについて給付日数が延長できるようになります。そこで、心身の状況を理由にした給付延長について、その背景を確認しておきたい...全文を見る
○河野(正)委員 病気の治療と就労を両立させるために困難を抱えている方が少なからずおられることがわかるかと思います。  こうした実態を踏まえて、現在の制度にはどのような課題があり、それをどのように改善していこうと捉えられているのか、政府としての問題意識を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。やはり、がん等々で治療することになれば、その治療費用というのもかかってくると思いますので、仕事ができないと収入がなくなってしまう、減ってしまうということになれば、生活とともに治療も十分にできないということになってしまいますので、そういっ...全文を見る
○河野(正)委員 早急に対応しなければいけない問題だと思います。  病気にかかってやむを得ず離職をした方にとっては、再就職するために失業等給付が支えとなります。本改正案では、特定受給資格者等のうち、心身の状況が政省令で定められる基準に該当する者について、給付日数を延長できるよう...全文を見る
○河野(正)委員 ちょっと話がそれるかもしれませんが、私は精神科医でしたので、うつ病の患者さんとかをよく診ておりました。うつ病の患者さんというのは、うつ状態のひどいときには重大事項を決めてはいけないということを診察のときに指導していくわけなんですけれども、大抵、会社とかが非常にス...全文を見る
○河野(正)委員 手帳のあるなしでそういった支援が変わってしまうというのは、ちょっとどうなのかなと思いますが、早急に検討していただきたい。今のところ議論はされているということでしたので、よろしくお願いいたします。  本改正案では、雇用保険二事業について、「労働生産性の向上に資す...全文を見る
○河野(正)委員 残り時間が少なくなりましたので、先に行きたいと思います。  きょうは会計検査院の方からも来ていただいていると思うんですが、雇用調整助成金についてであります。  これは、極めて、不正受給の問題が後を絶たないということで、大きな額になってきているかと思います。会...全文を見る
○河野(正)委員 手元に資料をいただいておりますが、かなり看過できないような額なんじゃないかなというふうに思っております。  このように不正受給が指摘され続けている状況を踏まえて、会計検査院としては、どのような原因が背景にあると考えられておるのか、また、どのような対応をされてい...全文を見る
○河野(正)委員 時間が来ましたので、最後に一問だけ、済みません。  厚生労働省といたしましては、この不正受給について、どのような理由を考えておられるのか、そして、どのような対策をとられているのか、お答えいただきたいと思います。
○河野(正)委員 時間になりましたので、残ったものは次回、機会をいただいてやりたいと思います。  ありがとうございました。
03月14日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  きょうは、五名の参考人の方、本当に貴重なお話、また、お忙しい中、ありがとうございました。五名の方それぞれに幾つか質問をしたいと思いますが、私、最後の質疑者ですので、大体、準備をしていても、当初の皆さんの開陳された陳述と、...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございます。  やはり、貴重な財源ですので、不正取得のないようにしっかりとしていかなければいけないなというふうに考えております。  次に、天野参考人と矢島参考人にお尋ねしたいんですが、男性育休ということについて改めて伺いたいと思います。  ちょう...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  上西参考人に伺いたいと思いますが、まずもって、最後に、上西参考人がおっしゃいました、一括法案から切り離してということでありますが、我々野党の立場でございまして、本当に、ここの部分は賛成できるけれどもここは絶対譲れないというところが全...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  それでは、阿部参考人に伺いたいと思いますが、先ほど、資料を提示していただきまして、早期から就職活動を行っておくことが再就職割合を大きく左右していく、よくなっていくということでありますし、また、そうなのかなと思います。また、早期から就...全文を見る
○河野(正)委員 それでは、時間がほとんどありませんので、最後に岩村参考人と阿部参考人、お二方だけお伺いしたいと思いますが、雇用保険法改正というのは極めて頻繁に行われております。経済情勢や雇用情勢の変動を見て、緊急的、暫定的措置も含めて頻繁に見直していくということでありますが、お...全文を見る
○河野(正)委員 本当に貴重な意見、ありがとうございました。  時間が参りましたのでこれで終わります。ありがとうございました。
03月15日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  三月十日に引き続いて、二度目の質問をさせていただきます。  まず、雇用調整助成金についてでございますが、先日の質疑で、不正受給が続いている状況と、それへの対応策を確認させていただきました。会計検査院から毎年度の不正受給...全文を見る
○河野(正)委員 先日の答弁によれば、不正受給があった場合には三年間の助成金を不支給にすること、事案によっては企業名の公表、刑事告発などの対応をとっているということでございました。  そこで確認をいたしますが、これまでこのような対応がとられた事例がどの程度あるのか、お答えいただ...全文を見る
○河野(正)委員 事業者側から見れば、企業名を公表されても大きな影響を受けないであるとか、あるいは助成金不支給となっても、もともと経営的に厳しい状況に置かれているので余り痛手には感じないといった批判の声があります。  不正受給が明らかになった場合には金銭的な制裁を科すなど、より...全文を見る
○河野(正)委員 雇用調整助成金の不正受給が判明した場合、当然、支払った金額を返していただく必要があるものの、十分に回収できていないという報道もございます。二〇一三年から二〇一五年度で約五十四・三億円の不正受給が発覚していると思いますが、うち二十三・八億円は返還されていないという...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  雇用調整助成金をめぐりましては、例えば、事業が成り立たない企業を延命させているだけで、無駄な雇用を維持するにすぎない、産業転換や労働移動を阻害しているといった批判の声もあります。このことは、独立行政法人労働政策研究・研修機構が行っ...全文を見る
○河野(正)委員 不正受給が続く雇用調整助成金の背景には、実際に事業者の窓口となって対応する各都道府県労働局の事務執行体制に問題があるのではないかという声もあります。  ただでさえ雇用関係の助成事業はその種類も多種多様であるのに加え、時限的、暫定的な制度も多く、複雑な制度となっ...全文を見る
○河野(正)委員 過去の不正受給の発覚の報道を見てみますと、労働局が、日々の業務に加えて、会計検査への対応、不正事案を受けての刑事告訴のための準備などによって多忙をきわめていて、十分に検査ができなかったという声も聞こえております。現状の助成金を続けるのであれば、不正を許さない仕組...全文を見る
○河野(正)委員 適正な事務と不正防止、よろしくお願いいたします。  次の質問に移りますが、育休について伺います。  安倍総理が就任された翌年の二〇一三年四月、成長戦略スピーチで、三年間だっこし放題ということが提唱されました。それに対して、三年間も職場から離れてしまっては復帰...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  本改正案では、最長二歳まで育児休業期間を延長でき、給付も受けられるようになりますが、職場復帰を考えれば、二年というブランクは大きいと言えるかと思います。  そもそも、保育所に入れないなどの場合に限って育児休業期間を延長できる仕組...全文を見る
○河野(正)委員 次の話題として、医師、看護師の確保対策について伺いたいと思います。  地域医療において、医師の確保が難しい状況はなかなか改善しておりません。日本病院会が昨年公表した二〇一五年地域医療再生に関するアンケート調査報告書によれば、都市部の病院では勤務医の増加が見られ...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  時間がないので簡単にお聞きしますが、以前にもお聞きしておりますけれども、人材あっせん会社が医師確保で存在感を高めていることに対する政府の受けとめをお聞かせいただきたいと思います。非常にあっせん料が高額になっておりますので、看過でき...全文を見る
○河野(正)委員 今お話しいただきましたけれども、本当に、半年間ぐらい就労していれば、それで手数料はもう返さないということになってしまいます、完結するということになりますので、悪質な業者であれば、一度病院なりに紹介したお医者さんや看護師さんを、もう一回電話をかけて引っ張って、違う...全文を見る
○河野(正)委員 今、我が国は少子高齢化社会を迎えまして、我が国の世界に誇れる国民皆保険制度をどのように維持していくのかということが極めて問題だと思っております。持続可能な社会保障制度という観点から、極めて難しい政治判断が求められている時期ではないかなと思います。  私は、限ら...全文を見る
○河野(正)委員 先ほどお話ししましたように、個人的人脈等でお医者さんが来てくれればいいんですけれども、なかなか地域差とかもあって、紹介業者に頼らざるを得ないという点もあると思います。そういった意味で、なるべくこういった高額な手数料によって、地域医療の本当に少ない診療報酬がどんど...全文を見る
03月16日第193回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  きょうは短い時間であります。伊東委員と二人でやりたいと思いますので、十五分間ですけれども、よろしくお願いいたします。  私は、きょうは一点、いわゆる仮設住宅に絞ってお伺いをしたいと思います。  東日本大震災から六年を...全文を見る
○河野(正)委員 特に東日本大震災の被災三県では、仮設住宅がゼロになる見通しが六年を経過して今なお不透明と言えます。  NHKの調査によれば、仮設住宅で生活している方の七人に一人が住宅を再建するつもりがないと回答されているようです。  避難生活の長期化に伴って、生活や住まいを...全文を見る
○河野(正)委員 長引けば長引くほど戻っていけなくなってしまうということがあると思いますので、しっかりとお願いいたします。  現在、上限とされている二年では短過ぎるといった声が被災自治体からも聞かれております。  例えば、毎日新聞による被災自治体の首長に対するアンケートでは、...全文を見る
○河野(正)委員 ところで、先日来、東日本大震災から六年ということで、さまざまな報道がされておりました。その中で、仮設住宅が狭過ぎるといった声がありまして、ちょっと調べてみましたところ、仮設住宅というのは、一戸当たり平均二十九・七平米、費用上限が二百六十六万円以内と定められており...全文を見る
○河野(正)委員 限られた面積で早期に大量につくらなければいけない、そして、早期に離れていただくという趣旨からすると仕方がないのかもしれませんが、やはり二年ないし三年という間、そこで住まわれるわけでございますので、子供さんとかがいらっしゃれば、当然、勉強したり、いろいろな家庭生活...全文を見る
○河野(正)委員 それでは、余り時間がありませんので、ちょっと一言ずつお尋ねしたいんです。  私は福岡県でございますので、お隣の熊本に行く機会が多々ございます。そういった中で、東日本大震災も含めて、本当に復興予算、よく政治家は予算をつけたということは言いますけれども、実際にそれ...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。
03月17日第193回国会 衆議院 環境委員会 第5号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  議題の法案について質問をさせていただきますが、当初は三十分と思っておりまして、通告分の質問を完了することができないと思います。途中飛ばしながら質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、原子力規制委...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  原子力に関する技術や安全規制に当たっては、我が国だけにとどまることなく、広く世界的な知見を積極的に収集して取り入れていくことが重要だと考えております。  現在、原子力規制委員会では、国際協力として、条約や多国間、二国間での情報交...全文を見る
○河野(正)委員 ことし三月、韓国・古里原子力発電所で深刻な事故が発生したとき日本が受ける影響について取り上げた記事が出ております。古里から長崎県の対馬までは約七十キロ、私は福岡ですが、福岡まで約二百キロ、広島三百キロという距離のようであります。私は福岡なんですが、福岡―北九州が...全文を見る
○河野(正)委員 先ほど委員長より、原子力規制委員会、非常に仲よくやっているというような御趣旨の発言でしたが、人材育成という面から、原子力規制委員会を支える人材の採用、育成に当たっての現状と政府の問題意識を確認させていただきたいと思います。
○河野(正)委員 安全研究の分野においては、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、JAEAの強化、人材育成の観点からの協力の強化が課題として挙げられていると思います。こうした安全研究に注力することは有意義なことだと思っております。  ただ、JAEAは、安全研究だけではなく、高...全文を見る
○河野(正)委員 原子力規制委員会では、原発再稼働の是非を判断する審査業務に大きな負担がかかっていると思います。事業者や経済団体からも、審査に時間がかかるという批判もあるようですが、かなり、こういった負担によって長時間労働があるんじゃないかということで、原子力規制委員会における長...全文を見る
○河野(正)委員 時間もありませんので、先に行きたいと思います。  廃炉に関して伺いたいと思いますが、本改正案では、発電用原子炉設置者等が、事業の開始段階から、施設を廃止するに当たっての実施方針を作成し、公表しなければならないとする規定が新たに設けられております。  この改正...全文を見る
○河野(正)委員 この方針には、放射性廃棄物の発生量の見込み、廃止措置に要する費用の見積もり、資金の調達方法といったことを記載するよう求めていくとの答弁もあったかと思います。  そこで、お尋ねですが、想定される放射性廃棄物の処分の方法については記載を求めることとなるんでしょうか...全文を見る
○河野(正)委員 以前、JAEAが廃止措置を進めている「ふげん」を視察してまいりました。狭い建屋を区切って廃棄物を取り出し、仕分けする作業、大変手間のかかるものだと実感したところであります。  しかしながら、放射能レベルを確実に見きわめて厳格に仕分けを進めることというのは解体作...全文を見る
○河野(正)委員 時間がありませんので、最後に、ちょっと大臣に一言コメントをいただきたいなと思うんです。  我々日本維新の会は、原発については即時ゼロという立場はとっておりませんが、市場原理により原発はフェードアウトしていくものだというふうに考えておりますし、原発再稼働責任法と...全文を見る
○河野(正)委員 時間が来ましたので、通告した分、十分質問できなかったかもしれません。申しわけありませんでした。  終わります。
03月17日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  私は、いつも、医療問題に関連して質問をさせていただくときは、地域医療の問題であるとか精神科医療が多いんですが、今回はちょっと、外科医療について、懸念の声をいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。  外科...全文を見る
○河野(正)委員 今、お二方とも、主に群馬大学にいろいろ問題があるということで終始されたのかなというふうに受けとめました。  しかし、今、群馬大学の事案をもとにお話をさせていただきましたが、単に一大学の問題にとどまらず、医学教育の根幹にかかわる問題が含まれているのではないかなと...全文を見る
○河野(正)委員 御遺体を手術室に入れるということはできませんので、こういったことは解剖学実習室等で行うこととなると思います。ここは教育機関ですので、文部科学省の管轄だと思います。  そこで、医学教育や研究現場において、このカダバートレーニングはどのように位置づけられ、取り組ん...全文を見る
○河野(正)委員 このカダバートレーニングというのはあくまでも解剖学教室でやらなければいけないということですので、それなりにそのために器具をそろえなければいけない。手術室で用いている器具と同じようなものも用意しておかなければ練習できませんので、そういったことを考えると、極めて費用...全文を見る
○河野(正)委員 やはり安全な医療そして高度な医療を開発、提供していくためにも、ぜひとも、こういったカダバートレーニングというものを推進していただけるような環境づくりをお願いしたいと思います。  我が国の医療技術がますます進歩して、多くの患者さんがその恩恵にあずかることができる...全文を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  議題の法案について質問をさせていただきます。  まず、ディオバン事案では、不正研究の舞台の多くが大学の医学部でありました。不正にかかわったとされる教授が、奨学寄附金があるほど実力があると認められる、寄附金をできるだけ集...全文を見る
○河野(正)委員 製薬会社がもうけ過ぎだなどという声もございますが、ヒット薬、ヒットする薬が誕生する背景には、無数の失敗の積み重ねがあるというふうに思います。例えば、ウォールストリート・ジャーナルが記事で取り上げておりますが、アメリカのクリーブランド病院が二〇一四年に発表した研究...全文を見る
○河野(正)委員 最近は、画期的な新薬が必ずしも世の中に歓迎されず、高価な薬価がつくものとして、医療保険制度を脅かす存在としても厳しい扱いを受ける傾向も見られます。ただ治療成績のよい新薬を開発するだけではなく、それをできるだけ安いコストで開発せよと社会的に圧力をかけられているよう...全文を見る
○河野(正)委員 本法案では、製薬企業から資金提供を受けた研究、未承認、適応外医薬品等を使うものを対象とし、医薬品等以外の手術手技の開発等の臨床研究、高度な技術を要する医療は対象外とするものの、附則において、有効性、安全性を検証するための措置を検討し、必要な措置をとるよう求めてお...全文を見る
○河野(正)委員 病院で事前に行ったことのない難度の高い医療技術、高難度新規医療技術で患者への重大な影響が想定されるものは、各病院で導入可否を判断する部門の設置、審査プロセスを遵守させる取り組みも進められています。  先ほどの質問でもお話ししたんですが、医師とはいえ、誰もが初め...全文を見る
○河野(正)委員 最後に一問だけ大臣に伺いたいと思います。  医学研究において、製薬企業との関係は切っても切れない部分が多く、連携すること自体は重要であり、そこを切り離すことは研究開発力を損ないかねません。そして、不正への対策が過剰となれば、製薬企業や医学研究の現場を萎縮させて...全文を見る
○河野(正)委員 若干残り時間はあるかと思いますが、予定していた質問が終わりましたので、これで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月24日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  きょう、大きく三つのことを伺いたいなと思っておりますが、最初に、精神保健福祉法の改正について伺いたいと思います。  確認でございますが、今回改正を予定されている一つの大きな要因として、精神保健指定医の不正取得という問題...全文を見る
○河野(正)委員 そういった精神保健指定医の質という問題もありますし、また、難しいからそういうふうにケースレポートを使い回していたというのが今回の実情でしょうから、その辺をしっかりと鑑みて判断をしていただきたいなと思います。  障害保健福祉部長はこれ一問ですので、退席されて結構...全文を見る
○河野(正)委員 済みません、具体的に何平米ぐらいを想定されているのかお答えいただきたいと思います。     〔委員長退席、三ッ林委員長代理着席〕
○河野(正)委員 今、三十平米ということでお答えをいただいたんですが、その根拠についていろいろ議論しなきゃいけないんじゃないかなと思いますし、我が国では坪単位で取引をするという考えもあります。十坪という仕切りで考えていきますと三十三平米となって、今お答えになった三十平米を超えてし...全文を見る
○河野(正)委員 私の実感としては、三十平方メートルをわずかに超える店舗というのが意外に多いんじゃないかなというように思っております。先ほど言ったように、日本流に考えると、十坪ということだと三十平米を超えてしまうということであります。これらに喫煙スペースを設けるとすると、かなり大...全文を見る
○河野(正)委員 今後しっかり検討していただかないと、二重扉をつけていると、三十二平米ぐらいのお店ではそれが大部分を占めてしまうということで、営業が事実上困難になってしまう可能性もありますので、三十平米という考えをお持ちであるのならば、こういったところをどのような対策をするのか、...全文を見る
○河野(正)委員 そうなりますと、例えば今、病院では、個室、差額ベッドを使って、非常にVIPルームみたいな病院の個室等々ありますけれども、こういったところであれば除外ということでよろしいんでしょうか。
○河野(正)委員 それでは次に、働く方々に対する受動喫煙をもっと考慮しておかなければならないのではないかという観点からお尋ねをいたします。  先日の委員会質疑でも、労働安全衛生法で事業者の努力義務を課していると答弁をいただきました。平成二十七年六月から義務が課せられ、間もなく二...全文を見る
○河野(正)委員 こういった機会に労働者の受動喫煙対策というものもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  先ほどもちょっとお話が出ましたけれども、飲食店は十代の若い人たちが初めてのアルバイト先として選ぶ場所となっていることも多いかと思います。こうした青少年の方々が、受動...全文を見る
○河野(正)委員 そういった未成年の方々がやはり喫煙室の中に出入りしなくていいような配慮というのもしっかり考えていただかなければいけないのではないかなというふうに思っております。  細かく論点を見てまいりますと、もう本当にいろいろな議論がある、賛否両論がたくさんあるのかなと思い...全文を見る
○河野(正)委員 私の提起した問題点は幾つか、きょう述べさせていただきましたので、しっかり御検討いただきたいと思いますし、余りかける時間がないのかなとも思いますので、しっかり頑張っていただきたいと思います。  次に、先日、時間切れで質問できなかった民泊ですけれども、またきょうも...全文を見る
○河野(正)委員 先に進みたいと思います。  国会に提出された法案では、民泊可能な日数が年間百八十日という上限を設けた上で、自治体がその上限を引き下げることも可能にする条例制定を認める仕組みにされているというふうに伺っております。  事実関係の確認ですが、なぜ年間百八十日とさ...全文を見る
○河野(正)委員 自治体が上限を引き下げる条例の制定が可能ということでありますが、逆に上限を引き上げることというのはできるのかどうか、確認したいと思います。
○河野(正)委員 時間もありませんので、先に行きたいと思います。  三月一日、厚生労働省は、全国民泊実態調査の結果を公表されております。無許可が三割を占めているということも問題でありますが、物件を特定できないといった事例が五割以上に上ることも大変な問題だと思います。  このよ...全文を見る
○河野(正)委員 最後の質問に行きます。  宿泊施設の不足を補うため、いわゆるラブホテルを一般ホテルへ転換することを促していくことも検討されているというふうに伺っております。また、レンタルルームでの宿泊利用など、法制度のすき間を縫うようなサービスが広がっているというふうにも報じ...全文を見る
○河野(正)委員 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。
03月28日第193回国会 衆議院 本会議 第13号
議事録を見る
○河野正美君 日本維新の会の河野正美です。  私は、日本維新の会を代表して、ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に関して質問をいたします。(拍手)  我が党は、年金、医療、介護について、社会保険における受益と負担のバラン...全文を見る
03月31日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  介護保険法等の一部改正案ということで、何回かに分けて質問時間をいただけると思います。きょうは第一回ということで、たくさん準備しておりますが、行けるところまで順番に行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。我が党は...全文を見る
○河野(正)委員 平成二十年代に入ってから、今回で四回目の制度改正になると思います。平成二十三年改正では、地域包括ケアの推進の理念が盛り込まれ、その三年後の二十六年改正においては、地域包括ケアシステム構築に向けた地域支援事業の充実などが進められてきました。そして、二年後の今国会で...全文を見る
○河野(正)委員 本改正案では、地域包括ケアに加えて、地域共生社会、我が事・丸ごとといった言葉が新たに登場いたしました。  厚生労働省によれば、地域共生社会とは、制度、分野ごとの縦割りや支え手、受け手という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が我が事として参画し、人と人、人...全文を見る
○河野(正)委員 今、富山とか北海道のこともおっしゃいましたけれども、また私の地元のことも交えて質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、一点、ごみ屋敷の対策は、実は環境委員会の理事をしているときに小沢鋭仁先生と一緒に議員立法で、超党派で出させていた...全文を見る
○河野(正)委員 次に、地域住民が福祉活動へ参加することを促進するための環境整備とは具体的にどのようなものかを確認したいと思います。
○河野(正)委員 市町村に対しては、包括的な支援体制づくりに努める旨の規定が置かれます。現場からは、既にそうした支援体制があるのに今さらかという声もある一方、そうした取り組みが進んでいないという自治体もあるかと思います。  なぜあえて規定を置くこととしたのか、問題意識を確認した...全文を見る
○河野(正)委員 こうした取り組みの狙いとしましては、介護や、障害者、就労など多様な背景を持ち、問題を抱えた住民に対して制度横断的に支えていこうということかと思います。その思いは理解できますが、現に今行政の窓口を利用する立場から、現在の制度こそ見直してほしいという声も伺っておりま...全文を見る
○河野(正)委員 地域包括ケアシステムでは、自助、互助、共助、公助をつなぎ合わせるような役割が重要であり、とりわけ都市部では意識的に互助の強化を行わなければ強い互助を期待できないと指摘されております。  ここで言う互助が地域共生社会実現にも不可欠との認識かどうか、なぜとりわけ互...全文を見る
○河野(正)委員 地域での互助は、費用負担が制度的に保障されていないボランティアなどの支援、住民の取り組みと示されております。これは例えば民生委員、児童委員といった方々が負ってきた役割とも重なるように思われるところです。  ただ、こうした委員の方のなり手がいないという問題が指摘...全文を見る
○河野(正)委員 互助の問題は、なかなか難しい時代なのかなというふうに思います。  地元の方々にお話を伺うと、住民に参加してもらうことの大変さ、難しさを語っておられました。例えば、社会福祉協議会の職員が、日々の業務の合間を縫って地区の住民の会合に出向き、自主的な支援の取り組みの...全文を見る
○河野(正)委員 ここから、実際に私の地元でいただいた御意見というか御相談を紹介しながら、伺いたいと思います。  福岡県の福津市というところに若木台という地区がございます。JR鹿児島本線の東福間駅の南側に広がる住宅街で、地域内を国道三号線が通る、人口四千五百人ほど、二千世帯弱が...全文を見る
○河野(正)委員 今御答弁いただきましたが、御承知のように、医療や介護というのは施設基準であるとか人員配置基準というのがありますので、仮に手があいているという方がいても、本来業務の人員が本当に足りているんだろうかとか疑念が生じたり、場合によっては報酬を返還しなさいという命令が来て...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。やはり、そういったデイサービスとかで使っている車だと、お年寄りの方が乗りやすい形になっていたりとかすると思いますので、地域住民の方が自分の車を使ってやるというよりはいい場合もあると思いますので、ぜひそういったことはお考えいただきたいと思...全文を見る
○河野(正)委員 時間が参りましたので、これできょうは終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月05日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  三月三十一日に続きまして、二度目の質問をさせていただきます。  予定していた順番に質問をさせていただきたいと思いますが、まず、前回に続いて地域共生社会について伺いたいと思います。  前回の質疑で最後に取り上げました、私の地元...全文を見る
○河野(正)委員 ということは、事業者が明確に何か記録を残す形をとればいいということでよろしいでしょうか。
○河野(正)委員 先日の質疑では、サービスの提供に支障がない範囲で、積極的に地域活動に貢献できるようにすると大臣からも答弁をいただきました。基本的には時間帯の区別だけでよろしいのかどうか、細かいことですけれども、また再度確認させてください。
○河野(正)委員 ありがとうございます。  今回の通知は、各地域での支え合い活動を一歩進める役割もあり、各自治体や事業者へ周知することで、さらに活動が広がることも期待できると思います。  「「地域共生社会」の実現に向けて」では、「今後三年(平成三十二年まで)を目処に、地域にお...全文を見る
○河野(正)委員 お手元に配付したような一枚の通知文書でも、随分こういった地域の取り組みが促進されると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。  次に、高齢者と障害児者が同一の事業所でサービスを受けやすくするため、新たに共生型サービス事業所という類型が設けられます。設け...全文を見る
○河野(正)委員 次に、指定基準等の詳細は平成三十年度改定時に検討というふうにされておりますが、方向性がどうなっているのか、従来どおり、障害福祉サービス事業所と介護保険事業所と並行する位置づけなのか、共生型サービス事業所への移行を誘導していくのか、政府の見解を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 介護保険制度と障害者施策とは、その事業内容において重なる部分があるのは確かだというふうに思います。介護保険制度が始まる前にも議論がなされたと思いますが、障害者施策は公の責任で進めるべき、障害者の介護サービスの内容は多様といった意見から、当面、障害者施策の枠組みで...全文を見る
○河野(正)委員 次の質問に移りたいと思います。  東京商工リサーチの調べによりますと、昨年の老人福祉・介護事業の倒産件数が百八件に上り、過去最大となったということであります。従業員五人未満の事業所が全体の約七割、設立から五年以内がおよそ半数を占めたことから、小規模で新しく参入...全文を見る
○河野(正)委員 今御答弁いただきましたが、倒産の増加について、東京商工リサーチによれば、競争激化による淘汰、介護報酬のマイナス改定、あるいは職員不足による人件費の上昇などの要因が指摘されております。  実際に現場の声を伺いますと、三年に一度の報酬改定によって事業環境が大きく変...全文を見る
○河野(正)委員 地域では、病院など医療機関が開設する介護事業者は、医療、介護の連携が目に見える形で行われることもあってか、運営に安定感がある一方、そうした基盤を持たない事業者は経営に苦戦しているということも言えます。病院などの医療機関はグループの介護事業所を持つことでいわば顧客...全文を見る
○河野(正)委員 利用者の方々にとっては、やはり医療機関であるとか医師、看護師がいるということはかなり大きな要因になると思いますので、その辺の連携というのが難しいのかなというふうに思います。  介護職員の担い手不足やたび重なる処遇改善の結果、人件費が上昇していることも、先ほどお...全文を見る
○河野(正)委員 次に、来年度の診療報酬、介護報酬同時改定は、いわゆる二〇二五年問題、団塊の世代の方々が七十五歳以上となり、六十五歳以上の高齢者が三人に一人となるといった問題に向けた、事実上最後の同時改定となるかと思います。  我が国が二〇二五年にどのような社会を迎えているのか...全文を見る
○河野(正)委員 次の質問に移りたいと思います。  前回の法改正、二〇一五年改正によりまして、要支援一、二を対象にした介護予防の訪問・通所介護が介護保険制度から外れ、市町村による介護予防・日常生活支援総合事業へ段階的に移行されることとなりました。まず、現在までの移行の状況、評価...全文を見る
○河野(正)委員 地元でお話を伺いますと、介護事業者が、要支援一、二を対象としたサービスはもうからないのでということで断ることが多くて、結果としては、社協などの準公的な組織が自治体からの要請もあって引き受けている例も多いということであります。  例えば、私の地元、福岡県糟屋郡志...全文を見る
○河野(正)委員 いわゆる公的なところがいろいろな面で介護サービスを引き受けざるを得ないという面もあると思います。やはり営利業者であるとかそういったところであれば、もうからないからやめてしまう、事業も撤退するということもあると思います。先ほどのデータにもありましたように、かなり経...全文を見る
○河野(正)委員 医療や介護の現場というのは本当に厳しい職場でありますので、やはりそういったことを考えると、他の職種と働く方を奪い合うことになれば、介護報酬や診療報酬が下がっていく中では極めて厳しい戦いになってくると思います。介護職や医療のそういった職員の確保というのは厳しい状況...全文を見る
○河野(正)委員 今お答えいただきましたが、やはり加算に伴う事務負担を訴える声が大きいように思います。加算をとるために必要な資料の作成、整備、申請、取得後の実績報告など、準備しなければならない書類が大変に多く、本来の業務を圧迫しているという声が根強く聞こえてまいります。この点をど...全文を見る
○河野(正)委員 本当に現場の介護職員だけじゃなくていろいろな業種、職種がありますので、やはり何か介護職員だけに加算をつけていくというのはシステム的に厳しいものがあるのかなと思っております。  そういう状況を抱える中で、来年度、臨時の介護報酬改定によってさらに月額一万円相当の加...全文を見る
○河野(正)委員 済みません。今年度ですね。三月からずっとこの質問を続けていましたので、失礼いたしました。  次に、加算のあり方についてさらに伺いたいと思いますが、処遇改善加算を初め、介護報酬改定では、基本をマイナスとしつつ、各種加算を設けることでめり張りをつけ、政策誘導の手段...全文を見る
○河野(正)委員 先ほどからずっと加算について伺っておりますが、事業者にとっては、加算をとることは事務手続の負担も生じる上、次の報酬改定で加算がどのように変化するのか不透明なため、加算を取得するかどうか大いに悩まされているとも伺っております。例えば認知症加算、中重度者ケア体制加算...全文を見る
○河野(正)委員 介護の現場というのは非常に、今本当に苦労して事業を続けておられる方もいらっしゃいますし、大変な思いをしている方はたくさんおられると思います。そういった働く方のためにもしっかりと検討していただきたいと思います。  それでは、時間が来ましたので、これできょうは終わ...全文を見る
04月07日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  三回目の質問ということで、前回に引き続いた質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、加算に関連しまして、前回の質問で最後に答弁いただいた点に関連して、まず確認をしたいと思います。  個別加算ではな...全文を見る
○河野(正)委員 今、国会でもペーパーレス化ということがいろいろ議論されていると思いますし、やはりそういった事務負担を少なくしていかなければいけない時代なのかなと思っております。  それでは、次の項目に移りたいと思いますが、地域間の差について伺います。  これまでも申し上げて...全文を見る
○河野(正)委員 今後の見通しにおいて、特に七十五歳以上の人口は、もともと高齢者が多い地方では緩やかな増加が見込まれる一方で、都市部では二〇一五年比一・五倍に及ぶ急速な増加というのが見られると予想されています。現在の取り組みのみでこの急増に対応できるのか、居場所のないお年寄りが社...全文を見る
○河野(正)委員 先ほど家族構成の話もありましたけれども、都市部ではやはり、家族構成という面でも在宅介護は厳しい面もあるかもしれませんので、しっかりと対応していただきたいと思います。  先日からの質疑で、またきょうも話題となっておりましたけれども、厚生労働省は、寝たきりなどで介...全文を見る
○河野(正)委員 今の介護保険の枠組みだけで全てが対応できるのかどうか。待機児童問題の二の舞にならないか。  待機児童問題は、認可保育所の受け皿が限られることから、各自治体が独自に認証基準を定めるなどして、基準を緩めた認可外保育所というのをふやすことで、ふえ続ける需要に対応して...全文を見る
○河野(正)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  次の質問に移りたいと思います。  介護保険制度の持続可能性ということでありますけれども、制度開始以来、介護保険料は増加の一途をたどっております。当初、全国平均で二千九百十一円だった保険料が、現在、五千五百十四円と二倍弱にふえ...全文を見る
○河野(正)委員 予想を上回っていっているということは、二〇二五年、今のところ八千円ですけれども、これがどうなっちゃうのかなと若干心配になってくるところであります。  保険料の増加が続く現状は放置すべきではなく、保険料の金額だけではなく、対象者を三十九歳以下の若年層に広げるとい...全文を見る
○河野(正)委員 今お話を聞いていまして、きょう赤枝委員が最初の介護保険を導入したころの話をされていまして、まさに私も医師会の会員で、特にまだまだ若いというか下の方にいましたので、ケアマネジャーの資格を取らなきゃいけないと言われて、既に失効しましたけれども、取りに行ったりとか、さ...全文を見る
○河野(正)委員 否定はされないというような状況かなと認識をいたしております。  介護保険制度の持続可能性を高めるという目的で、高所得層にはさらに負担を求め、一部の方は三割負担となります。  そもそも、介護保険の理念としては、保険料で所得に応じた負担の差を設け、利用する際の負...全文を見る
○河野(正)委員 二割負担になってもう一年八カ月で上げてしまうというのは、いささかちょっと早過ぎるんじゃないのかな、もうちょっと検証してもいいんじゃないのかなと思いますけれども、その点、ちょっといかがでしょうか。早過ぎるんじゃないかという声に。
○河野(正)委員 委員席の方からいろいろな声が飛んでおりますけれども、やはりそれだけ、もうちょっと慎重に検討された方がよかったんじゃないのかなということだと思います。  次に移りますが、このようなたび重なる利用者自己負担の引き上げは、介護保険制度への信頼を損ないかねないという懸...全文を見る
○河野(正)委員 今、保険料も、八千円というのももっと上がるかもしれないということですし、いろいろな負担の割合とか、答弁を聞いていますと、介護保険制度は一体どのような状態になったら持続可能性が確保できる、安心できる制度になるのかな、果たしてそういったことになるのかなという懸念もあ...全文を見る
○河野(正)委員 確かに、介護保険制度は定着をしてきたものと思っておりますし、いろいろ社会情勢は変わっていきますから、不断の見直しということで、見直しを頻回やっていかなければいけないものかなと思いますが、若干、保険料のこととか自己負担割合とかを見ていくと、まだまだ不安の声が国民の...全文を見る
○河野(正)委員 この間、政府は、介護離職ゼロ推進のために必要な介護サービスの確保、働く環境の改善と家族支援を両輪として取り組んでこられたかと思います。この一年半にわたる取り組みがどの程度効果を上げていると評価されているのかを伺いたいと思います。
○河野(正)委員 最後になると思いますが、昨年十一月、オリックス・リビング株式会社が実施した第九回介護に関する意識調査では、そもそも、政府の掲げる介護離職ゼロの内容を正しく理解している人が半数程度にとどまるという結果が示されました。そもそも、介護離職ゼロ推進の背景には、介護サービ...全文を見る
○河野(正)委員 それでは、時間が来ましたので、きょうはこれで終わりにしたいと思います。  ありがとうございました。
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○河野(正)分科員 日本維新の会の河野正美でございます。  本日は、原発再稼働に関連して質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  冒頭、世耕大臣にお尋ねを申し上げますが、人類は原子力をコントロールできているとお考えかどうか、御見解を伺いたいと思います...全文を見る
○河野(正)分科員 丁寧に御答弁いただきまして、ありがとうございます。  私も、もう既に我々は原子力を用いた文化的な生活を享受してきたわけでありますけれども、原子力をコントロールする、あるいは制御するということは極めて大変な問題ではないかなというふうに思っております。  そう...全文を見る
○河野(正)分科員 先日の予算委員会で、世耕大臣は、再稼働の是非を判断する権限は原子力規制委員会が持っていて、新規制基準に適合すると認めた原発を、電力事業者が運転主体として再稼働を行うかどうか判断するというふうにお答えいただきました。そして、経済産業省の役割は、エネルギー政策を推...全文を見る
○河野(正)分科員 我が党のお示しした法案に関連してお尋ねしたいと思いますが、その内容について幾つか御紹介しながら、見解を伺いたいと思います。  地域の避難計画や地域防災計画について、国に関与させることとしております。地域防災計画は原子力規制委員会に報告し、規制委員会に助言、勧...全文を見る
○河野(正)分科員 地元知事さんのお話ですけれども、再稼働に関する知事の権限を法律で定めておくべきではないかと考えておりますが、これについてはいかがでしょうか。
○河野(正)分科員 コミュニケーションはいいんですけれども、やはりそういった責任というところを明確にした方がいいんじゃないかなと考えております。  次に、原子炉を設置する事業者の供給計画について、経済産業大臣による認可制を導入して、総理を含めた関係閣僚会議で協議することにされて...全文を見る
○河野(正)分科員 予算委員会で、安倍総理から、政府や地方公共団体、事業者は、政策を推進する責任や炉を安全に運転する責任など、それぞれが担っている責任を全うすることが求められていると答弁がありました。  しかし、責任をそれぞれが分担することによって、例えば事業者が避難計画の作成...全文を見る
○河野(正)分科員 では次に、放射性廃棄物の最終処分について伺いたいと思います。  我が党が提案する原発再稼働責任法案では、最終処分が決まらない場合は原発の再稼働はできないというふうなルールを定めております。最終処分場の立地見通しが全く立たないままで再稼働を進めることは、放射性...全文を見る
○河野(正)分科員 今お話しいただきましたように、科学的有望地ということについて伺いたいと思います。  これは、平成二十八年中の提示を目指すとされ、昨年も全国シンポジウムや自治体説明会を開催してきたものの、いまだ公開には至っていないという状況でございます。  まず、この間の見...全文を見る
○河野(正)分科員 昨年中の提示を目指した科学的有望地が明らかにならない理由について、さきの予算委員会で、世耕大臣より、原子力委員会が、パブリックコメントの結果等を踏まえて国民目線に立ってもう一度注意深く慎重に検討すべきと指摘したことを受けて、スケジュールありきではなくて、丁寧な...全文を見る
○河野(正)分科員 時間が余りありませんので、ちょっと先に進みたいと思います。  私は、これまで幾つかの施設を視察させていただきました。環境委員会の理事をしておりましたときに、フィンランドのオンカロも行ってまいりました。国内では、六ケ所村であるとか、北海道の幌延といったところも...全文を見る
○河野(正)分科員 ありがとうございます。私も、運搬するところとか、船で運ぶとか、いろいろ見せていただきました。  最後になると思いますが、これまでの科学的有望地の議論を振り返ると、国が前面に立ってそれを示すことによって、国民の間に最終処分についての関心や理解が高まり、地域での...全文を見る
○河野(正)分科員 やはり我々はもう既に原子力の恩恵を受けてしまった世代で、しっかりとこういった核のごみについても検討して、次世代に先送りすることなく、道筋はつくらなければいけないと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。  以上で終わります。
04月11日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  本日は、五名の参考人の方、本当にお忙しいところ、国会までお越しくださいまして、また貴重な意見を開陳くださいましたこと、心より感謝申し上げます。  私、精神科の医師でございまして、今も精神科病院の理事長を務めております。...全文を見る
○河野(正)委員 今、三人の参考人の方が言われましたように、やはり、抜本的にこの辺の問題は解決していかなければいけないのかなというふうに思います。  また、私、精神科病院の立場から、よく、社会復帰促進ということで、なるべく患者さんを外に出しましょう、余り精神科の患者さんを病院の...全文を見る
○河野(正)委員 それぞれの貴重な御意見、ありがとうございました。  次に、遠藤参考人に伺いたいと思いますが、先ほど来、所得ということで負担割合が決まっているわけですけれども、総資産に応じた制度、今、マイナンバーの制度も始まっておりますので、そうしたことで、そういった議論につい...全文を見る
○河野(正)委員 時間がほとんどありませんので、最後に田部井参考人に伺いたいと思いますが、我々は、どうしても持続可能な制度をつくっていかなければいけないということで、厳しい議論もしていくわけでありますけれども、端的に、納得できる提案を出してほしいということをおっしゃっていましたけ...全文を見る
○河野(正)委員 持続可能な制度とするとともに、やはり利用される方々の気持ちに寄り添って、しっかりと検討しなければいけないというふうに思っております。  本当に、きょうは五人の参考人の方、それぞれの立場から御意見をありがとうございました。  終わります。
04月12日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  私、持ち時間、十分ですので、なるべく余計なことは言いたくないのでありますけれども、今回、総理入りの質疑ということで、野党のみ質問時間をいただいております。また、当初の提案、与党提案よりも多少多目に御配慮をいただいたものと...全文を見る
○河野(正)委員 先日、看護師、介護福祉士それぞれの国家試験の合格者が発表されております。EPA候補者の受験結果は、介護福祉士では、二百九名が受験して百四名合格、合格率は、前年、一%ほど下がりまして四九・八%。看護師では、四百四十七人が受験され六十五人合格、合格率一四・五%という...全文を見る
○河野(正)委員 EPA候補者を受け入れている医療機関や介護施設では、候補者の居住先の確保であるとか、その周辺環境の整備、日々の業務の指導、研修など、さまざまな形で労力を割き、汗をかいておられるということであります。本当に切実な声も聞いているところです。  現状のようにEPA候...全文を見る
○河野(正)委員 安倍内閣、そして小泉内閣のときにできて、この制度、随分、もう数千人単位でふえてきている問題だとは思いますけれども、非常に合格率が低いということで危惧をしております。受け入れる側も、外国人の方を受け入れるということで一生懸命頑張っておられるんですけれども、この合格...全文を見る
○河野(正)委員 時間になりましたので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  まず冒頭、十分間ですので、先ほども、余り質問から離れたことを言いたくなかったんですが、立場上ちょっと言わせていただきますが、御承知のように、委員会の運営は、与野党、大会派の理事さんが、それぞれ与野党筆頭理事として御苦労い...全文を見る
○河野(正)委員 そうした中で、取り組みが進む中で、先月二十八日、第二十九回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。何よりも、受験者数が前年の十五・二万人から七・六万人へと、ほぼ半分に減ってしまったということが特徴的かと思います。一方、合格率は七二・一%と高まったことで、結果的...全文を見る
○河野(正)委員 先ほども総理にもお聞きをしていたことでありますけれども、不足する介護現場の担い手として注目されているのが、外国からの人材かと思っております。  ことし九月には在留資格に介護が追加され、十一月からは技能実習制度に介護の職種が追加されることとなっております。現在、...全文を見る
○河野(正)委員 昨日、参考人質疑でもいろいろな意見が出ておりましたけれども、やはり介護人材を集めるのは非常に大変だと思いますし、また、処遇改善手当等が出たとしても、介護から離れた場合、医療機関の方で仕事をされた場合にはそれが出ないとか、あるいは、同じ介護に従事する方でも、現場に...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  国会議員になって五年目ですけれども、何か国会というのは非常にわかりにくいし、不思議なことがいっぱいあるなと思いまして、既に採決が終わった法案について質問を重ねていくというのは初めての経験でございます。  そして、わかり...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございます。  実は、受け入れた側の先生方からいろいろなお話を聞いておりまして、外国人の方、日本の習慣になじんでいただくように一生懸命努力をして、住居であるとか寮とか、そういうものを完備させたり、そこにエアコンをつけたり、さまざまな取り組みをされて、...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございます。  それだけ、やはり日本人人材も不足しているし、海外から日本で介護、看護をやろうという方は優秀な人材だと思いますので、そういった方を積極的に受け入れたいという医療機関、介護施設は多いんだというふうに思いますが、実際、受け入れてみたら、合格...全文を見る
○河野(正)委員 これまで述べましたように、現在のEPAの枠組みをただ続けていくのであれば、制度の行く末に不安も感じるところであります。  今後、現在受け入れている三カ国以外へ拡大する可能性があるのかといった点を含めて、看護師、介護福祉士のEPA候補者の受け入れ制度の将来的な見...全文を見る
○河野(正)委員 私も医師の資格を持っておりますけれども、この委員会は医療系の資格をお持ちの先生方がたくさんおられるかと思いますけれども、日本の国家試験というのは、結構、ひっかけ問題と言われるような、日本人が読んでいてもよくわからないような問題というのもありますので。やはりそうい...全文を見る
○河野(正)委員 先月、私の地元福岡の西日本新聞に出ていた記事ですが、これを引用してちょっと伺いたいと思います。  「「逃げる」介護人材 ミャンマー 交差するアジア」という見出しであります。ミャンマーで、ことしから始まる介護の技能実習生の面談や採用、研修を進めている業者の声を紹...全文を見る
○河野(正)委員 今月発表されたあるレポートがあります。外国人労働力は介護人材不足を解消しないといったものであります。このレポートによれば、ドイツは日本と同様、専門資格の保有者を中心に介護人材が不足しており、EU域内からの外国人労働者を積極的に受け入れてきたものの、専門人材は限定...全文を見る
○河野(正)委員 果たして、介護分野における外国人材を受け入れる仕組みが今のままで維持し続けられるかどうか。  例えば、九州経済連合会のワーキンググループによる調査によれば、福岡市にある特別養護老人ホームやデイサービス、訪問介護などに取り組む千二百八十四事業所のうち、回答のあっ...全文を見る
○河野(正)委員 時間がありませんので、次に行きたいと思います。  介護医療院について伺っておきたいと思います。  介護療養病床は、医療と介護の役割を明確化するために、平成十八年に平成二十三年度までに廃止することが決まったものの、廃止、転換が進まず、平成二十九年度まで期限が延...全文を見る
○河野(正)委員 今回の改正案で導入される介護医療院は、長期的な医療と介護のニーズをあわせ持つ高齢者を対象とし、日常的な医学管理やみとり、ターミナルケア等の機能と生活施設としての機能とを兼ね備えた施設とされます。  しかし、実際に移行が進むかどうか、介護報酬や人員配置基準などの...全文を見る
○河野(正)委員 ずっと質問を繰り返させていただいておりまして、あと、保険者機能の強化、インセンティブの付与などについて最後残しておったわけですけれども、時間があと、五分前ということになっておりますので、もう質問はやめにさせていただきます。  いずれにせよ、今回の質疑の中で、介...全文を見る
04月18日第193回国会 衆議院 環境委員会 第12号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  十五分間ですので、早速質問に入りたいと思います。  昨年四月二十六日の環境委員会におきまして、オーストラリアのグレートバリアリーフでのサンゴの白化、大量死について取り上げ、日本への影響について伺いました。その際は、監視を強化し...全文を見る
○河野(正)委員 最大級ということでございますが、事前の予防あるいは被害を抑える取り組みというのは難しいんでしょうか。見解を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 一度白化してしまったサンゴはなかなか回復できないと聞いておりますが、回復というのが今後、可能なのかどうか、また、回復のための取り組みについて改めて伺いたいと思います。
○河野(正)委員 サンゴは、海の熱帯林とも称されるほど生命豊かな場所であり、そこが大規模に失われてしまうということは、海洋の生態系を脅かすおそれもあると思います。  サンゴの大規模な白化が海洋生物、生態系にどのような影響を及ぼすおそれがあるのか、現時点で想定できる範囲で具体的に...全文を見る
○河野(正)委員 時間もありませんので、次の質問に移っていきたいと思います。  今月、沖縄にて、サンゴ大規模白化緊急対策会議が開催されるということが発表されました。関係者が一堂に会して、白化を抑えるための取り組みが前進することを願ってやまないわけでありますけれども、会議開催の意...全文を見る
○河野(正)委員 我々も期待しております。よろしくお願いいたします。  それでは、次の質問ということで、再生可能エネルギーの普及について伺いたいと思います。  四月十一日、大臣は記者会見で、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーの普及を進めるための特別チームを設けるといった...全文を見る
○河野(正)委員 地熱発電や洋上風力発電について、特に導入がおくれているので普及を図るという発言があったかと思いますが、地熱に関しましては、私、九州・福岡でございますので、九州は大きなポテンシャルがあるというふうに思っております。  九州電力も、かなり地熱発電ということで一生懸...全文を見る
○河野(正)委員 私どもの九州というのは数多くの島がありますし、大臣も、四国ということで島にはなじみがあるのかなと思いますが、離島というのは、今まで、電気、水道、交通などインフラという面で多くのハンディを背負ってきましたが、再生可能エネルギーを促進することによって、エネルギーの地...全文を見る
○河野(正)委員 最後に、大臣に伺いたいと思いますが、再生可能エネルギーというのは、まだまだ開発の可能性、活用の可能性があると思います。今、離島のお話もさせていただいたところでありますが、最後に、山本大臣の見解を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 では、以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
04月18日第193回国会 衆議院 本会議 第20号
議事録を見る
○河野正美君 日本維新の会の河野正美です。  私は、日本維新の会を代表して、ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に関して、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  冒頭、本案の委員会審議において、与野党理事間の信頼関係...全文を見る
04月19日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  早速質問に入りたいと思います。  四月十四日金曜日、前回の厚生労働委員会の審議の後に塩崎厚生労働大臣は官邸で未来投資会議に出席され、「新たな医療・介護・予防システムの構築に向けて」というテーマで議論されたと伺っております。 ...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。丁寧にお話しいただきました。  この中で、科学的介護という言葉が出てまいります。その要旨は、科学的に自立支援等の効果が裏づけられた介護を提供するために、世界に例のないデータを集め、分析して国民に示すということで、先ほどもお話しいただいた...全文を見る
○河野(正)委員 科学的に自立支援等の効果が裏づけられたサービスを明らかにするということは、そのサービスを利用することを報酬上も評価することで、そのサービスへ利用者を誘導しようとする意図があると考えてよいのかどうか、政府の見解を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 同じ資料では、国民に対し、科学的介護を提供する、サービスを受けられる事業所を見える化するとも示されております。報酬上も評価し、サービス提供の有無を公表すれば、介護事業者はおのずとそうしたサービス提供へとシフトしていくことになるかと思います。それ以外のサービスでは...全文を見る
○河野(正)委員 お年寄り、介護の必要な方は人それぞれでしょうから、その辺も検討していただけたらと思います。  次に参ります。  未来投資会議では、総理が、難病に苦しんでこられた経験を振り返られながら、健康を保持するための運動などの情報と、治療、健診などの医療情報が関係者に共...全文を見る
○河野(正)委員 ここまでの議論から、政府の考える自立というのは、自分で立つ、誰にも頼らず立つ、そういった単純なところにあるようにも思えるわけであります。この議論は、障害のある方からしばしば聞く話でもあります。  しかし、自立というのは本来定義づけが難しいものではないかと思いま...全文を見る
○河野(正)委員 私も医師として医療現場におりましたので、特に障害者医療もしくは高齢者を診てまいりましたけれども、中には、自立をしたくないんだ、もうゆっくりと過ごしたいという方もいらっしゃるので、個々人の自立という概念というのは非常に難しい問題があって対応は厳しいかと思いますが、...全文を見る
○河野(正)委員 ちょっと脱線をしますけれども、午前中、大西委員も受動喫煙に対して質問をされていたかと思います。喫煙に関して、東京オリンピック・パラリンピック、あるいはその前年のラグビーワールドカップまでに受動喫煙対策を国際基準に少しでも近づけようと厚生労働省は今努力されているの...全文を見る
○河野(正)委員 今大臣がいろいろ詳しくお話しいただきましたが、多分、与党の厚労部会長は聞かれていたのかなと思いますので、ぜひ前に進めていただきたいなと思うところであります。  一方で、法務委員会ではテロ等準備罪に関する法案審議が始まるということで、非常にマスコミ等でも大きく報...全文を見る
○河野(正)委員 国際基準に少しでも近づけようというのであれば、東京とかのオリジナルの調査も重要だと思いますが、まずこういった法案をつくるという第一歩から考えれば、国際基準に合わせて、ドイツというのを参考にされるのもいいのではないかなと思います。  大きな問題を用意していたんで...全文を見る
○河野(正)委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。      ————◇—————
04月21日第193回国会 衆議院 環境委員会 第13号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  種の保存法改正に際しまして、さまざまな方々から御意見をいただいておりますので、そういった意見や心配事、懸念事項に沿った形で質問を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、種の保存法が制定された一九...全文を見る
○河野(正)委員 本改正案が検討される過程で、環境省は昨年より、前回改正時の附則に従い、三年後の改正を行うための講ずべき措置に関しての検討会を開かれました。前回改正時に示された十一の附帯決議への対応が求められており、講ずべき措置において、その検討も行われたと思います。  附帯決...全文を見る
○河野(正)委員 この検討会での議論の結果、中央環境審議会に出された答申では、現時点では絶滅危惧種の選定が十分に行われていない、海洋生物については分布や生態等に関する情報が不足しているため、絶滅危惧種の選定が十分に行われておらず、指定が進展していないといった言葉が並んでおります。...全文を見る
○河野(正)委員 我が国は、排他的経済水域を含めますと、四百四十七万平方キロメートルとなり、国土の南北約三千キロに比べると、非常に広い海域を有しております。種の保存法では、生息域について、第三章「生息地等の保護に関する規制」で定められておりますが、海洋生物の生息域は排他的経済水域...全文を見る
○河野(正)委員 国土と比べて非常に大きな海域を同法対象とする場合、それなりの人材や資金も必要であり、場合によっては対応するための専門組織も必要なのかもしれません。  海洋については、平成十九年に海洋基本法が制定され、参議院国土交通委員会の附帯決議では、「生物多様性条約その他の...全文を見る
○河野(正)委員 極めて広い海域を保護していくためには相当お金もかかると思いますが、せめてホームページの更新等はしっかりとやっていただきたいなと思ったところでございます。  ことし三月二十一日、環境省は、絶滅のおそれのある海洋生物を掲載したレッドリストを初めて公表されました。四...全文を見る
○河野(正)委員 ほかので、影響がなければもう指定しないということでよろしいんですか。検討はされないということでしょうか。
○河野(正)委員 しっかり検討していただきたいと思います。  環境省によるレッドリスト公表と同じ日に、水産庁も、資源評価を行っている種と小型鯨類の九十四種を対象に、絶滅のおそれと判定をされておりますが、レッドリストの掲載には至っておりません。  国際自然保護連合、IUCNで危...全文を見る
○河野(正)委員 次に参ります。  先日、資源の枯渇が懸念される太平洋クロマグロのうち、小型の魚の漁獲量が上限を超える見込みとの報道がありました。違法操業の影響もあるということであります。  例えば日本海域を産卵場としているクロマグロに関して、既に、国際的には、初期資源量の二...全文を見る
○河野(正)委員 日本が世界の中で高い消費をしておりながら、クロマグロが危ないという報道をよく見かけますのに、レッドリストなどでは絶滅危惧種とは位置づけられていないという状況は、国民的に見ると、わかりにくいのかなと思います。  自然資源は、利用と保護の両立、共存が重要なのは当然...全文を見る
○河野(正)委員 役割分担をしながらも、山本大臣におかれましては、しっかりとリーダーシップをとってやっていただきたいと思います。  環境省は、本改正案の検討過程において、海洋生物の情報不足を指摘していましたけれども、実際には、法改正案の国会提出と相前後して、海洋生物のレッドリス...全文を見る
○河野(正)委員 それでは、時間が来ましたので、また次回に持ち越しということで、きょうは、これで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月21日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  最後の質問者でございますので、午前中からずっと、かなり重複した質問になるかもしれません。我が党としても確認しておきたい事項でありますので、重複質問になるかもしれませんが、ぜひよろしくお願いいたします。  まず、医務技監の役割に...全文を見る
○河野(正)委員 厚生労働省のホームページを見ますと、医系技官というのは、「人々の健康を守るため、医師免許・歯科医師免許を有し、専門知識をもって保健医療に関わる制度作りの中心となって活躍する技術系行政官のことです。」というふうに記載されております。  医学的知見の活用ということ...全文を見る
○河野(正)委員 知識、経験があるというと、やはりどうしても医師免許もしくは歯科医師免許を持っている者が当たるものなのかなというふうに考えております。  次に進みますが、医系技官として採用された者が就任するということでも、今の話になればなさそうなんですが、そうしたら、済みません...全文を見る
○河野(正)委員 大臣には通告しておりませんでしたが、ありがとうございました。  それでは、次にいきますが、これまで、技術・国際保健総括審議官は厚生科学課のある九階に執務室があったということです。医務技監の執務室はどのようにされているのか。大臣初めいわゆる政務三役の方々、次官、...全文を見る
○河野(正)委員 大臣を支えるポストの創設という点では、平成二十六年九月、大臣補佐官が設けられ、公益社団法人経済同友会の菅原晶子さんが就任されて、現在も御活躍中なのかなと思っております。  大臣の活動、意思決定を支えるという意味で、大臣補佐官や次官クラスの幹部職員に求められる役...全文を見る
○河野(正)委員 冒頭述べましたけれども、医系技官というのは、「人々の健康を守るため、医師免許・歯科医師免許を有し、専門知識をもって保健医療に関わる制度作りの中心となって活躍する技術系行政官」ということであり、政策の立案から実施に至る全てにかかわる仕事で、医師としての専門性と行政...全文を見る
○河野(正)委員 かつて、舛添厚生労働大臣時代に、医系技官の指定ポストと言われていた医政局長に事務官が就任され、保険局長に医系技官がなるという人事が行われて話題となったかと思います。  局長のほかにも、医系技官が課長を務めるポストなど、いわば医系技官の指定席と言われるポストがあ...全文を見る
○河野(正)委員 医系技官は医師としての知識、行政官としての能力がともに求められるもので、適材適所という考え方もあると思います。  一方で、医系技官という集団の仲間内で固まってしまっていても人事や組織が硬直化してしまう、地位自体が半ば既得権益化してしまうおそれもあると思います。...全文を見る
○河野(正)委員 平成二十九年度の厚生労働省の組織再編では、本改正案による医務技監の創設のほかにも、雇用均等・児童家庭局が雇用環境・均等局と子ども家庭局に、職業能力開発局が人材開発統括官に改組されるなど、大きな見直しが行われていると思います。  今回の組織再編の狙いを、簡単にで...全文を見る
○河野(正)委員 最後に、塩崎大臣に伺います。  雇用均等・児童家庭局は、厚生省と労働省が中央省庁再編で統合した際にそれぞれの省庁の部局を統合したので、家庭、地域、職場を総合的に捉えた少子化対策を推進し、仕事と子育ての両立を支援することが、運営・施策の融合化の方針として行政改革...全文を見る
○河野(正)委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月25日第193回国会 衆議院 環境委員会 第14号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  早速、前回に続いた質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  河口域や内湾に生息する貝類は、平成二十四年発表のレッドリストでも評価されており、その多くが絶滅危惧種というふうに判定されておりましたが、海の...全文を見る
○河野(正)委員 こういった海の干潟とかは、レジャーとかで人間の活動も活発でしょうし、漁業もありますので、しっかりと調査をしていただきたいなというふうに思います。  次に、干潟や浅海域の保全の国際的な枠組みとしてラムサール条約があり、条約湿地への登録とその法的担保措置として国立...全文を見る
○河野(正)委員 次に、国際希少動植物種の取引について伺いたいというふうに思います。  国際的に協力して種の保存を図っていくために、国際取引や国内取引が禁止されているのが国際希少動植物種でありますが、条約や法律の施行前に所有していたものについては例外的に取引が可能とされ、そのた...全文を見る
○河野(正)委員 違法行為の摘発が難しい理由として、登録票の様式の問題があるかと思います。個体や器官、加工品という対象物が違法であることが明確にわかるように、表記を見直していく必要があるんじゃないかなと思います。  お手元に配付資料をお配りしておりますので、資料を見ていただきた...全文を見る
○河野(正)委員 昨年九月に開催されたワシントン条約第十七回締約国会議で、象牙の国内市場の閉鎖が決議されました。背景に、アフリカゾウの激減と密猟、密輸の横行による非武装組織の資金調達といった点も指摘されております。また、国際自然保護連合による世界自然保護会議では、国内取引禁止の勧...全文を見る
○河野(正)委員 国際希少野生動植物種に指定されている野生生物の中には、ペットとしての取引が大きな脅威となっているものも多いというように思われます。しかし、種の保存法では、生体を扱う事業者は規制対象になっておらず、国際的に希少な野生生物のこういった取引が心配されるところであります...全文を見る
○河野(正)委員 済みません、ちょっと時間もありませんので、先に進みたいと思います。  国内希少野生動植物種について提案制度というのがありますが、選定に至るプロセスが不透明だと思います。希少野生動植物種の指定に関する検討会は非公開ですが、平成二十六年には三十五種三十八件、平成二...全文を見る
○河野(正)委員 種の保存法第五条は、環境大臣が、種の保存を特に緊急に図る必要があると認めるときには、緊急指定種として指定することができるというふうにされております。  国内希少野生動植物種の指定の議論を公開すると駆け込み捕獲がふえるという意見もありますけれども、全ての種につい...全文を見る
○河野(正)委員 残り時間がありませんので、最後に一問だけ大臣に伺いたいと思います。  環境分野は、国民がそれぞれの地域で活発に活動してきた蓄積というのがあります。政策の立案、企画、実施、監視、いずれの段階でもそうした国民の取り組みを行政が適切に取り入れていくことで、より実態に...全文を見る
○河野(正)委員 環境省における関連する条約はこれ以外にもたくさん批准されていないものがあると思いますし、かなり長期にわたって、もう十年単位で検討が続いているというのもあると思いますので、早期にスピード感を持って対応していただきたいなと思います。  時間が来ましたので、以上で終...全文を見る
05月12日第193回国会 衆議院 環境委員会 第16号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  早速法案の質疑に入りたいと思います。  廃棄物の不適正処理から伺いたいと思いますが、本改正案が生まれるきっかけとしては、昨年一月に発覚した廃棄食品の不正流通問題があったというふうに認識をしております。  これは、愛知県の産業...全文を見る
○河野(正)委員 今回の不正転売事件は、カレー専門店が廃棄したビーフカツが小売店に並んでいたということから発覚いたしましたが、ごみとして処分されたはずの食品が不正な手段で一度流通ルートに乗ってしまうと、商品として消費者の口に入ってしまう危険性がある、そうした実態が明らかになったか...全文を見る
○河野(正)委員 今答弁の中にもありましたように、一見商品に見えたというようなことですので、やはり、排出事業者がごみをきちんとごみの形で出していくということも大切なんじゃないかなというふうに思います。  次に行きたいと思いますが、本改正案では、許可取り消し後の廃棄物処理業者への...全文を見る
○河野(正)委員 また、特定の産業廃棄物を多量に排出する事業者に限って電子マニフェストの使用が義務づけられますが、特定の産業廃棄物に今回不正が行われた廃棄食品が対象となるのか、義務づける範囲を限定した理由とあわせて答弁いただきたいと思います。
○河野(正)委員 今回の問題では、やはり消費者の側にも多くの課題を提起しておると思います。わけあり商品の背景には食の安全を脅かすリスクがあること、非常に安い商品にはそれなりの理由があること、それを食べることのリスクを意識してもらうことも大切ではないかなというふうに思います。  ...全文を見る
○河野(正)委員 次の問題に移りたいと思います。  使用済みの電気電子機器が環境対策をせずに業者によって破壊され、金属スクラップとまぜられて、雑品スクラップの形で輸出されている問題への対応策が本改正案で示されております。  有害使用済み機器を保管、処分する業者に都道府県知事へ...全文を見る
○河野(正)委員 都道府県は、新たに有害使用済み機器の保管、処分業者への対応が求められることとなりますが、先ほど取り上げた廃棄食品の問題を見ても、業務量に対して十分に人員を充てることができないのが実情じゃないかなというふうに思います。  果たして実効性ある規制が今の都道府県の体...全文を見る
○河野(正)委員 残り時間がほとんどありませんので、最後に山本大臣に伺いたいと思います。  町中において、不用品を何でも回収するといったような看板を掲げた業者をよく見かけます。消費者には、そういった業者にごみを出すことによって環境汚染を招きかねないということを知ってもらうことも...全文を見る
○河野(正)委員 これら町中の業者はいろいろ問題もあると思います。平積みしていろいろなものが雨ざらしになっていたりとか、大変な問題もあると思いますので、その辺も含めてしっかりと対応していただければなと思います。  予定していた質問はあと幾つか、まだかなり残ってはいるんですけれど...全文を見る
05月12日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  きょうは、一般質問ということで、かなり多岐にわたる質問になるかと思いますけれども、いろいろな分野から聞きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、アニサキスの問題について伺いたいと思います。  アニサキスという...全文を見る
○河野(正)委員 胃壁に食いつくとすごく痛いということで、内視鏡でつまめばいいわけでありますけれども、そういったものがふえているということで、しっかりと注意喚起も含めてしていただきたいなと思います。  次に移りますが、午前中、大西委員も言われておりましたが、ちょっとしつこいよう...全文を見る
○河野(正)委員 今国会も会期末まで約一カ月程度となりまして、もう短くなっております。  事ここに及んでは、国会の外の国民に見えにくい形で与党である自民党と厚労省が交渉を重ねるというよりも、厚労省案と自民党案を並べるなどして、国民に開かれた国会の場で審議し、結論を得た方がよいの...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  ひときわ大きなバッジをつけた健康局長が答弁されるかなと思ったんですが、大臣みずからお話しいただきましたので、強い決意を持って頑張っていただけるものと思っております。  次に移りますが、アメリカ現地時間の五月三日水曜日、塩崎厚生労働...全文を見る
○河野(正)委員 確認ですけれども、これはトランプ政権になってから出てきた話でしょうか。
○河野(正)委員 お手元にある協力覚書の仮訳を読みますと、ヘルスセキュリティーにとどまらない包括的な内容となっていることがわかります。先ほど大臣も骨太のということでおっしゃっていましたけれども、非常に多岐にわたることです。  優先事項として挙げられている十一項目は見ていただいた...全文を見る
○河野(正)委員 この協力覚書は、専ら公衆衛生上の危機への対応、グローバルヘルスの強化といったテーマが大きく取り上げられておりますけれども、優先事項を見てみますと、医療サービス及び財政という項目もあって、やや違和感も言われております。この医療サービス及び財政という優先事項は具体的...全文を見る
○河野(正)委員 TPPの議論では、我が国の国民皆保険制度が脅かされるのではないかという懸念の声が大変多く聞こえておりました。アメリカがTPPからの離脱を表明し、日米の二国間での経済対話が始まる中で、医療サービス及び財政についての日米協力を進めることが我が国の公的医療保険の内容ま...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  ぜひ一緒に、いいシステムになって、協力がうまくいけばいいなというふうに思います。  介護保険法一部改正案の質問の際から、インセンティブについてお尋ねをしたいなというふうに思ってずっと積み残しをしてきたんですが、きょうも時間がなくな...全文を見る
05月17日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  医療法等の一部を改正する法律案ということで質問に入らせていただきますが、もう本日最後ですし、重複する部分とかあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  また、たくさん通告させていただいておりますが、足りない分はまた後日と...全文を見る
○河野(正)委員 遺伝子検査のあり方について伺いますが、本改正案は、ゲノム医療実現推進協議会のもとに置かれたゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォースが取りまとめた議論を受けて、遺伝子関連検査等の品質や精度を確保するためのものだと思っております。  そもそも我が国におけ...全文を見る
○河野(正)委員 経済産業省の方もよろしいでしょうか。
○河野(正)委員 昨年十月、さきのタスクフォースが、「ゲノム医療等の実現・発展のための具体的方策について(意見とりまとめ)」というのをまとめられました。ここでは、「遺伝子関連検査に特化した日本版ベストプラクティス・ガイドライン等、諸外国と同様の水準を満たすことが必要であり、厚生労...全文を見る
○河野(正)委員 消費者向けの遺伝子検査は、全遺伝情報であるゲノムやその一部を解析することにより、疾患に罹患するリスクや体質、性格の傾向など、統計データに基づいて示すものであり、疾患そのものを診断するものではないために、医行為とはみなされず、医療関連法令の対象外と位置づけられてお...全文を見る
○河野(正)委員 若干繰り返しの質問になるかもしれませんが、例えばインターネットの検索サイトで遺伝子検査と入力をいたしますと、消費者向け遺伝子検査の広告がずらっと並んでたくさん出てきます。そこには、話題の遺伝子検査が三〇%オフであるとか、自宅でできる検査が今ならお得にできる、病気...全文を見る
○河野(正)委員 医療現場では、遺伝子診断に当たって、その結果を読み解くために、医師だけではなく遺伝カウンセリングの専門家が患者さんと向き合うことで、できるだけ正確にその結果を受けとめられるような配慮がなされているというふうに思います。患者側は、医師に尋ねられなかった心配事や結果...全文を見る
○河野(正)委員 日本医療研究開発機構の調査によれば、全国のがん診療連携拠点病院や大学病院などで遺伝に関するカウンセリングを行う認定遺伝カウンセラーが一病院当たり一人もいないことが判明をいたしております。国は、がん対策加速化プランなどで遺伝カウンセラーの配置促進などを打ち出してい...全文を見る
○河野(正)委員 いろいろな法案のときに言っておりますけれども、さまざまな専門医に任せるとか医療従事者に任せるといっても、実際はそういった人材がいないという現状がありますので、その辺、きちんと対応していただきたいというふうに思っております。  このように、医療機関でも読み解くに...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  関連して、ゲノム編集や新型出生前診断の現状について認識を確認したいというふうに思います。  先日、ゲノム編集技術でヒトの受精卵を操作する基礎研究のルールづくりが迷走しているという報道がありました。内閣府の生命倫理専門調査会は、昨...全文を見る
○河野(正)委員 ゲノム編集は、海外でも、一定の条件を課した上で慎重に研究が進んでいる状況だというふうに思っております。研究が進められなくなってしまうような状況は極めて問題であるというふうに思います。今、国が責任を持ってしっかりやっていくということだったと思いますが。  今後、...全文を見る
○河野(正)委員 内閣府の方はいかがでしょうか。
○河野(正)委員 次に、新型出生前診断について伺いたいと思います。  妊婦の血液から胎児の染色体異常を調べる新型出生前診断の臨床研究が始まり、ことしで四年となるということであります。これまでの研究の成果と課題について伺いたいと思います。
○河野(正)委員 新型出生前診断は、どこの医療機関でも受けられるわけではなく、日本産科婦人科学会が定める指針に基づいて日本医学会が認可した全国七十四カ所の医療機関で実施されてきました。しかし、昨年十月、指針に基づかず、認可を受けていない機関で新型出生前診断が行われていることが発覚...全文を見る
○河野(正)委員 残り時間も余りありませんので先に行きまして、大臣に伺いたいと思います。  ゲノム編集や新型出生前診断などの生殖関連医療などの分野では、新しい技術に対して、先ほど来お話がありましたように、学会が自主的なルールを定めて、それに基づいて医療を提供するといった手法がと...全文を見る
○河野(正)委員 遺伝子とか、やはり、今大臣のお言葉からも生命倫理というお話がありましたけれども、極めて繊細な問題で、我々人間が扱っていくには大変いろいろ大きな問題もあると思いますので、十分誤解のないように慎重に進めて、国が責任を持って一定の指針等をつくって、学会任せというだけで...全文を見る
05月19日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  本日は、本来の質問予定時間が他委員会の採決と重なる可能性が生じたために、他会派の御配慮をいただき、質疑順番を変えていただきました。関係の先生方に冒頭で感謝申し上げたいと思います。  それでは、先日、五月十七日に続いた質...全文を見る
○河野(正)委員 前回の質問におきまして、新しい技術への対応は、学会の自主的なルールや行政が策定する指針、ガイドラインに基づいて取り組むという厚生労働省の姿勢が示されました。  しかし、新型出生前診断において認可外の機関が診断を行っていた例に見られるように、ニーズがあるからルー...全文を見る
○河野(正)委員 次に、先日来質疑のあっております医療関連の情報や広告について伺いたいと思います。  今回の法改正案は、消費者委員会の、平成二十七年、美容医療サービスに係るホームページ及び事前説明・同意に関する建議を受けて、医療機関のウエブサイトの表示を現行の広告と同様に規制す...全文を見る
○河野(正)委員 消費者委員会の強い問題意識を受けとめたはずの厚生労働省は、なぜ一回目の建議で法改正しなかったのか。結果として二度手間になったという声も聞こえております。法改正案に至るまで、なぜこれだけの時間を費やすことになったのか、厚生労働省に伺いたいと思います。
○河野(正)委員 自分自身あるいは家族、友人などが病気になったときにインターネットでその診断名を検索し情報収集することは、今や常識と言える行動となったと思います。先日も、井坂委員がかなり詳しく調べられたということでありますから、私も医師でありますけれども、医師はネットで得られる以...全文を見る
○河野(正)委員 本改正案では、これまで医療法上の広告規制の対象外だったウエブサイト等をその対象にする一方、患者による医療に関する適切な選択が阻害されるおそれが少ない場合には、広告可能な事項の限定を解除できるものとし、その詳細は厚生労働省令で定めるというものになっております。イン...全文を見る
○河野(正)委員 大臣に伺いたいと思いますが、希少疾病や難病、未承認薬、医療機器の情報収集など、インターネットは、患者さんや支える家族にとって、日本だけではなく世界に広がる大きな情報源となっております。そうした有用性をより高めるために、規制のあり方も柔軟に見直していくことが必要で...全文を見る
○河野(正)委員 残り少なくなりましたので、最後に伺いますが、ITの大手企業が運営する医療情報を扱うサイトで、不正確な記事や、医療関連法令や著作権侵害に抵触する可能性のある記事が多数見つかり、閉鎖を余儀なくされる事態が発生いたしました。ことし三月に公表された第三者委員会の報告書で...全文を見る
○河野(正)委員 時間が来ましたので、また次回の機会に質問を続けたいと思います。  ありがとうございました。
05月24日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  前回に引き続き質問を行いますが、まず冒頭、一問だけ、消費者向け遺伝子検査事業について大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  消費者向け遺伝子検査の今後については、関係省庁が協力して実態を把握しており、その結果をもとに考...全文を見る
○河野(正)委員 厚生労働省がリーダーシップをとって、しっかりやっていただきたいと思います。  次の質問に移りますが、持ち分なし医療法人に関連してであります。  平成十八年の医療法改正により、医療法人の非営利性を徹底するために、持ち分あり医療法人の新設を認めず、既存の医療法人...全文を見る
○河野(正)委員 今国会で成立しました所得税法等改正案において、これまでの非課税措置等に加えて、持ち分なし医療法人へ移行した場合の持ち分放棄によって医療法人が受けた経済的利益への贈与税の非課税措置が講じられたと思います。こうした税法上の措置により、どの程度移行が進むというふうに想...全文を見る
○河野(正)委員 今回の措置も、三年と期限を区切ったものであります。このような措置を講じたとしても、三年後になお持ち分あり医療法人が残っていることは、今の答弁からも容易に想像できるわけであります。  再々延長というのは選択肢としてあり得るのか、逆に、非営利性の徹底が難しいことを...全文を見る
○河野(正)委員 先ほど医政局長に答弁いただきましたように、四万法人程度あって、移行が進むのが千法人程度ということでありますので、持ち分なしに移行するのが極めて大変な事業なのかなというふうにも思っております。  また、診療所が五%程度ということでありますので、私は、医療法人制度...全文を見る
○河野(正)委員 今回取り消された二つの病院のうち、東京女子医科大学病院は、御存じのように、二度目ということになります。再承認した判断の妥当性も含めて検証を必要とするのではないかと思いますが、政府の見解を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 あと、時間がもうありませんので簡単に伺いますが、聖マリアンナ医科大学におきまして、指定医の不正取得問題というのがございました。患者さんの死亡ということではないものの、人権上は極めて大変な問題、我が国のこういった精神保健制度の根幹を大きく揺るがせる問題ではなかった...全文を見る
○河野(正)委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月26日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  議題の児童福祉法等改正案につきまして、一回目の質問に入らせていただきたいと思います。  かなり通告をさせていただいておりますが、時間が二十四分間ということですので、可能な限りきょう質問させていただいて、また次につなげたいという...全文を見る
○河野(正)委員 今いろいろお答えいただきましたので、ちょっと先に進みたいと思います。  虐待相談の経路は、平成二十七年度は、警察等が三七%、次いで近隣の知人一七%、家族九%、学校等が八%となっていると思います。  十年前の平成十八年度を振り返りますと、家族、近隣知人、福祉事...全文を見る
○河野(正)委員 次に、具体的に確認をさせていただきたいと思いますが、平成二十七年度児童虐待相談対応の件数が十万三千二百八十六件で、そのうち、一時保護は一万七千八百一件、施設入所等は四千五百七十件となっていまして、その他、面接指導といった在宅での支援が中心になっているということで...全文を見る
○河野(正)委員 例えば、性的虐待での相談を受けた子供さんは、まずは家に帰さずに保護することが重要かと思いますけれども、現場では帰してしまう例が少なくないという声も聞いております。  どういう理由で帰す、帰さないという判断をしているのか。本来であれば帰すべきではないが、保護する...全文を見る
○河野(正)委員 次に行きたいと思いますが、本改正案では、児童虐待の防止等に関する法律の第四条で定める国、地方公共団体の責務等と、児童虐待の早期発見等を規定する第五条において、歯科医師、助産師、看護師を加えています。その趣旨、意図するところを教えていただきたいと思います。
○河野(正)委員 次の設問に移りたいと思いますが、保護者指導に関する勧告で、現行制度では、児童虐待防止法十一条三項によって都道府県知事から保護者に対して勧告ができるといった仕組みがあります。これは、児童虐待を行った保護者が都道府県による指導を受けない場合、保護者に対して都道府県知...全文を見る
○河野(正)委員 先に進みますが、これまで、児童虐待の対応に係る制度において、司法、裁判所は、立入調査の後の臨検、捜索の許可、親権者等不同意での施設入所等の措置の承認に限られていたというふうに思っております。  今回の法改正案が成立しますと、さらに司法の関与がふえることとなりま...全文を見る
○河野(正)委員 ちょっと先に進みたいと思います。  現行制度にある勧告の仕組みは余り利用されていない状況かと思っておりますが、今回新設する制度はどの程度使われると見込んでいるのか、現時点での見通しについて伺いたいと思います。
○河野(正)委員 虐待を受けた児童を、里親委託、施設入所の措置を承認する前段階の制度が設けられることになりますが、そのことで、申し立ての承認、却下に至る結論が出るまでの時間が長くかかることにならないかという懸念があります。現行制度との比較とあわせて、政府の認識を伺いたいと思います...全文を見る
○河野(正)委員 大臣にお尋ねしたいと思いますが、今いろいろ局長の方からお話しいただいた仕組みについてですけれども、これらの新しい仕組みによって、本当に指導の実効性が高まって良好な家庭養育に結びついていくのかどうか、虐待を受けた児童の成長や発達に資することとなっているのかどうか、...全文を見る
○河野(正)委員 相談し切れない、対応し切れないぐらいの多数の事例があって、またそれを中途半端なままやってしまうと、中途半端とは思っていないかもしれませんけれども、やむを得ず、対応が結果的に十分でなかったということで不幸な事件が起きるということでありますし、しっかりと子供たちの成...全文を見る
05月30日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  きょうは、五人の参考人の皆様、本当にお忙しい中お越しいただきまして、また貴重な御意見を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。  私が最後の質疑者ですので、もうかなり議論が進んで、本当に、この法案の問題点、今後の課題というのが...全文を見る
○河野(正)委員 次に、橘参考人に伺いたいと思います。  本当にさまざまな活動をされており、心より敬意を表したいと思います。  お配りいただいた資料にもありましたが、やはり民間のNPOとかボランティア団体等々に対する資金援助というのが非常に厳しい、国としてもそういった補助とい...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  本当に民間団体がこういった現場で一生懸命頑張っていらっしゃるということがたくさんあると思うんですけれども、そういった方たちにどのように支援をしていくのかというのは、考えていかなければいけない我々の問題だと思っております。  次に、...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  次に、鈴木参考人に伺いたいと思います。  先ほど考えていた質問は堀内委員が質問されまして、大分踏み込んで答えていただいたと思いますので。  鈴木参考人は、病院勤務とNPOということで、連携はあるかもしれませんが二つの活動をされて...全文を見る
○河野(正)委員 民間で本当にいろいろな活動をされている方というのは、こういった特殊な、幸運な環境といいますか、そういったものに支えられているというところでありますので、ラッキーだからよかったというんじゃなくて、やはりしっかり、どなたもがこういったモチベーションを持って、頑張って...全文を見る
○河野(正)委員 残り時間が少なくなりましたので、最後に藤林参考人と松田参考人に伺いたいんですが、私も精神科医でございますが、我が国における児童精神医学とか、先ほど松田参考人が見せていただきましたように、本当にいろいろなことを兼務しなければならないというような状況があります。さら...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  本当に、いろいろな制度はできても、実際そこで働く人材が不足している、人材育成をしていかなければならない、そしてまた適切な場所に予算をつけていかなければならない問題だなというふうに思ったところでございます。  本当に貴重な御意見、あ...全文を見る
05月31日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  二回目の質問に入らせていただきますが、先ほど高橋委員も御心配されていたように、かなり空席が目立っている状況です。これから採決も予定されていると思いますので、ネット中継等を見られている委員の方がおられたら、早目に戻ってこら...全文を見る
○河野(正)委員 児童相談所での児童虐待の相談対応件数を都道府県、政令市、児童相談所設置自治体の別に分けて見ていきますと、都市部はもちろん、地方部においても二割程度件数がふえていることが珍しくない状況と思います。  児童相談所の人数配置は相談の急増に対応できているのかどうか、認...全文を見る
○河野(正)委員 人が足りない状況があっても、それを補うためには、やはり予算措置が伴わないと対応ができないんじゃないかと思います。  昨年まとめられました児童相談所強化プランでは、児童福祉司や児童心理司、保健師といった専門職を大幅に増員することとされております。現在二年目であり...全文を見る
○河野(正)委員 児童相談所は虐待への対応に追われているというのが現状だろうと思いますが、障害や育成、非行、保健についての相談も行う必要があります。  虐待相談の急増によって他の相談業務にしわ寄せが及んでいないかどうか、伺いたいと思います。
○河野(正)委員 市町村との役割分担について伺いたいと思います。  昨年成立した改正児童福祉法では、市町村は児童等に対する必要な支援を行うための拠点の整備に努めることとされ、児相との連携、協働した支援を求められていますが、これが実際に機能しているのかどうか。制度が始まったばかり...全文を見る
○河野(正)委員 次に移りまして、家庭裁判所について伺いたいと思います。  司法関与がふえることで、それに対応する家庭裁判所の体制を整えておく必要が生じるのではないかと思います。どのように備えているのかを確認させていただきたいと思います。  実務の中心を担うのは家庭裁判所の調...全文を見る
○河野(正)委員 家庭裁判所は、離婚後の親子の面会交流に関する調停などの場面で、子の福祉、子の成長と向き合う最前線で取り組んでおられることと思います。この問題から、家庭裁判所による実務の現状と課題について伺いたいと思います。  離婚後の親子の面会交流の問題をめぐり、当事者から家...全文を見る
○河野(正)委員 たびたび話題となっておりますけれども、ことし四月、兵庫県伊丹市で、離婚後の面会交流中だった父親と長女が死亡する痛ましい出来事がありました。心より御冥福をお祈りいたしたいと思います。  面会交流の機会が親による子殺しにつながってしまったと言え、なぜ子供の命を救う...全文を見る
○河野(正)委員 配偶者等への暴力の背景に精神疾患がある場合の支援策の検討、子供の成長、発達に向けた児童精神科領域の知見など、医学的知見を有する医師が貢献できる部分はたくさんあるんじゃないかなと思います、実際には人材がいなくて厳しいこともあるかもしれませんが。  例えば、児童へ...全文を見る
○河野(正)委員 では、次の質問に移りたいと思います。  平成二十七年度の児童虐待を理由とした一時保護件数は一万七千八百一件に及び、そのうちおよそ三分の一は児童養護施設や乳児院などに委託されているということであります。経年的に見ますと、一時保護件数は平成二十一年度の一万六百八十...全文を見る
○河野(正)委員 夫婦の離婚と親子の離別は別問題というふうにされておりますが、離婚の原因が配偶者への暴力であり、暴力が日常的に見られる家庭で育つ子供にとっては、そうした家庭環境は良好な成長、発達を阻害すると考えられます。きょうも、面前DVということで随分議論をされていたかと思って...全文を見る
○河野(正)委員 委託に当たっては、委託先の施設に対して委託費が出るものの、一日二千円程度で低過ぎるという声を伺っております。性的虐待の被害者への支援など一定の専門性がありながら、金銭面で十分評価されていないように思われます。  児童虐待の相談件数は増加が続き、それに適切に対応...全文を見る
○河野(正)委員 次に行きますが、接近禁止は、親権者等の意に反して施設入所等の措置がとられている場合に限られておりましたが、本改正案により、同意のもとでの施設入所と一時保護の場合も接近禁止命令が出せるようになります。  説明では、性的虐待を受けた児童生徒を、一時保護、同意入所措...全文を見る
○河野(正)委員 次に移ります。  昨年成立した改正児童福祉法において、児童自立生活援助事業、自立援助ホームの対象者が、二十二歳の年度末までの間にある就学中の者も追加されるとともに、里親等への委託、施設入所措置を受けていた者も原則二十二歳の年度末まで必要な支援を受けられることと...全文を見る
○河野(正)委員 全国社会福祉協議会の調査によりますと、二〇一五年度に児童養護施設等を退所した者のうち、二割近くと連絡がとれなくなっているということであります。退所後も、相談などによって自立支援が必要な例も少なくないはずだと思いますので、こうした状況を放置すべきではないと考えます...全文を見る
○河野(正)委員 いろいろと新たな取り組みも行われているということでございますので、ぜひとも十分なフォローができればなというふうに思います。  大臣に伺いますが、二十二歳まで支援が続く枠組みというのはできましたが、生活基盤を確立するためには、子供たちの状況に応じて支援を続けてい...全文を見る
○河野(正)委員 次の質問に移りたいと思います。  昨年の十一月十五日、私の地元であります福岡の西日本新聞に、「「親子心中は虐待」認識あるか」「精神科医療と児童福祉 足りない連携」「進まぬ対策」と題する記事が掲載されております。親子心中は最悪の身体的虐待であり、保護者自身が精神...全文を見る
○河野(正)委員 精神科医の立場からしますと、守秘義務や患者さんとの信頼関係のために情報提供に応じがたいという面も多々あるかと思います。ただ、その点を難しいからといって放置してしまう、逃げてしまうことによって親子心中のリスクを無視するわけにもいかず、極めて難しい課題なのかなと思い...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  私も多分、医系技官の方々と同じように、何か児童精神医学の専門の先生が講義に来られていたというのは覚えているんですけれども、何を聞いたかはほぼ覚えておりません。  そしてまた、私は研究室としては老年精神医学の方にいたんですけれども、...全文を見る
06月02日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  本日は、一般質問ということで多岐にわたるお尋ねをしたいと思います。  時間も限られておりますので、早速始めたいと思いますが、まず海外出張について伺いたいと思います。  ことし五月十七日から二十一日まで、ドイツ・フラン...全文を見る
○河野(正)委員 次に、先日、民進党の中島委員も取り上げられておりましたが、先ほど中島委員ともちょっと話をしておったんですけれども、塩崎厚生労働大臣も、予定していたG20の保健大臣会合への出席をやめられております。今、橋本副大臣の方から、事務方、ほかの方が行かれて対応されたという...全文を見る
○河野(正)委員 今回、断念されたわけですけれども、国内にとどまって、まあ、行くか行かないかで大変迷われたと思いますが、行かなくてよかったなということはあったんでしょうか。
○河野(正)委員 次に移りたいと思います。  受動喫煙防止対策につきまして、先ほど来、いろいろほかの先生方からも話が出ておりましたが、まず確認をしたいのが、そもそもの話といたしまして、今回の受動喫煙防止対策の徹底の趣旨は、誰かが吸っている喫煙行為が他人の健康に害を及ぼすことを防...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  その辺が若干議論の中で混乱しているところがあるのかなと思いましたので、確認をさせていただきました。  これもまたいろいろ情報があって確認をしたいところなんですが、最近は、紙巻きたばこにかわって、いわゆる電子たばこを愛用される方がふ...全文を見る
○河野(正)委員 今お答えいただきまして、いわゆる電子たばこでも、電気で加熱したり、あるいは液体を使ったりするものなど、さまざまな種類があると思います。  受動喫煙の健康影響について十分な知見が明らかではない、今情報収集されているところだと思いますが、仮に健康影響がない、もしく...全文を見る
○河野(正)委員 我々日本維新の会は、一刻も早い受動喫煙防止対策の議論が必要であるという立場から、提言をまとめて、五月二十三日、塩崎厚生労働大臣にお届けをいたしました。  我が党の考え方としては、いわゆる厚生労働省案をベースとしつつ、飲食店の取り扱い、未成年者の入店禁止、電子た...全文を見る
○河野(正)委員 日本維新の会は、提言に基づいて、法案の形で参議院に提出すべく準備を進めております。政府案が出てこないのであれば、単純に待つのではなくて、各党各会派も案を提出いただき、広く国会で議論すべきではないかというふうに思っているわけであります。国民全体で、結構これは盛り上...全文を見る
○河野(正)委員 実は、前回の精神保健福祉法改正案の審議の際も、私は厚生労働委員ではなかったんですけれども、差しかえで来させていただきまして、参考人質疑でこの場所に立たせていただきました。  精神医療審査会の状況が大変厳しい状況にあり、委員の確保など、自治体も対応に苦慮している...全文を見る
○河野(正)委員 私は、自分自身が十数年こういった仕事をしていたというのはなぜかといいますと、福岡県精神科病院協会で理事をしておりまして、予備委員も含めて、先生方にお願いしますという係をしておりましたので、まず自分が積極的に行って、しかも遠いところの病院の審査に出向かないと、自分...全文を見る
○河野(正)委員 実は、次にインセンティブについて伺おうと思って、これは介護保険のころからずっと用意していたんですけれども、なかなか時間がなくて、きょうも随分精神保健について語ってしまいましたので、時間がほぼありませんので、済みません、また次回に回したいと思います。  最後にで...全文を見る
○河野(正)委員 精神保健福祉法の方はいかがでしょうか。
○河野(正)委員 ありがとうございました。      ————◇—————
06月07日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  旅館業法改正案に関して、たくさん質問を用意しておりますけれども、時間の関係で調整しながら伺いたいと思いますし、一番最後ということで、もう重なっている問題もあるかと思います。  冒頭ですけれども、観光庁の次長に来ていただいたんで...全文を見る
○河野(正)委員 何かあっさりだったんですけれども、先に行きます。  昨年十二月、規制改革推進会議は「旅館業規制の見直しに関する意見」をまとめています。主に、先ほど示したような構造設備の基準の規制全般をゼロベースで見直すように求めたものだというふうに思います。それに対し、厚生労...全文を見る
○河野(正)委員 客室の床面積については、本改正案でホテル、旅館が一体化するのに合わせ、ベッドの有無に着目した規制に改めるとされておりますが、具体的にどういう規制を設けるつもりなのかを、必要性とあわせて伺いたいと思います。
○河野(正)委員 入浴設備の基準については、規制の緩やかな旅館の規制に寄せるとともに、感染症対策、利用者の安全等に必要な規定は維持するというふうにされておりますが、規制が必要な理由と、利用者の安全等に必要な規定とは具体的にどういうものを示しているのか、伺いたいと思います。
○河野(正)委員 私も病院をやっておりますけれども、循環型のお風呂があって、やはりレジオネラ対策でかなりお金もかかりますし、厳しく指導も受けているところでありますので、その辺しっかりと、感染症対策等々やっていただきたいと思います。  玄関帳場については、受付台の長さ一・八メート...全文を見る
○河野(正)委員 言うまでもありませんが、宿泊施設の稼働状況や、宿泊者の多い、少ないというのは地域によってさまざまであり、利用客が集中する時期というのもその場所によって違ってくると思います。法律で制度の枠組みを固め過ぎてしまうと、地域の実情に応じたサービスが展開できなくなりかねな...全文を見る
○河野(正)委員 宿泊拒否制限規定については、幾つか質問を用意していたんですけれども、この辺、ちょっと割愛させていただきまして、私、補助犬議連というのに入っているんですが、これについて伺いたいと思います。  補助犬と一緒に宿泊したいという方々にとりまして、快適な宿泊施設というの...全文を見る
○河野(正)委員 東京オリンピック・パラリンピック等々で補助犬を連れた外国人観光客の方がたくさん来られると思いますので、しっかりと対応をお願いしたいと思います。  次に移りますが、旅館業法施行令第三条の制定趣旨や経緯について伺いたいと思います。あわせて、善良の風俗が害されるよう...全文を見る
○河野(正)委員 具体的にはまだはっきりしないということでよろしいですか。
○河野(正)委員 ホテルなどに泊まりますと、客室に聖書などの書籍が備えられているということも多いと思います。最近では、ホテルの経営者に関する書籍なども置かれていることがあると思いますが、中には、いわゆるヘイトスピーチに当たるのではないか、問題ではないかという声が起こった書籍も見ら...全文を見る
○河野(正)委員 次に、保健所の実務について伺いたいと思います。  厚生労働省がことし三月に公表した全国民泊実態調査では、無許可営業が三割、物件を特定できない、自治体による調査中の事例が五割以上に上っております。  本改正案では無許可営業に対する規制が強化されますが、果たして...全文を見る
○河野(正)委員 特区民泊について伺います。  昨年から国家戦略特区に限って解禁されたいわゆる特区民泊は、東京都大田区や大阪府、大阪市、北九州市で実施されてきました。  しかし、認定件数もことし三月時点で八十施設ほど、利用者もおよそ七百七十名と、余り利用されているとは言いがた...全文を見る
○河野(正)委員 特区民泊のほか、旅館業法、住宅宿泊事業法案と、宿泊分野の選択肢がふえていくことになります。そもそも国家戦略特区は、岩盤規制改革の突破口とされ、旅館業法による規制を打破することが目標であったと思います。今回、それぞれの事業を併存させることになり、あえて特区民泊を継...全文を見る
○河野(正)委員 今後のことについて最後に伺っていきたいと思いますが、規制改革推進会議は、オリパラに向けて不断の改革を求めておられると思います。現時点で具体的にどのようなことを考えているのか、確認させていただきたいと思います。
○河野(正)委員 最後の質問になりますが、繁華街を歩きますと、ホテルがライバルという看板を掲げた漫画喫茶であるとか、レンタルルームで休憩、宿泊といったように、法制度のすき間を縫うようなサービスが広がっているといった実態も認識されます。  こうした現状を政府がどのように受けとめて...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  これから、やはりオリンピック・パラリンピックで多数の外国人の観光客の方を迎え入れることになると思いますし、私の地元福岡では本当に、ホテルが足りないと言われるぐらい、大型観光船等、またアジアのゲートウエーを自任しておりますので海外から...全文を見る
06月09日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  まず冒頭、ほかの委員会で質疑をさせていただく関係で、他会派の皆さんに配慮いただきまして、本当にありがとうございます。  それでは、質問に入ります。  受動喫煙防止対策について伺いたいと思います。  今国会も会期末まで、残り...全文を見る
○河野(正)委員 施設の中等まで保健所の職員が入っていかれるということでよろしいでしょうか。
○河野(正)委員 施設等の管理権原者は、喫煙禁止場所や喫煙専用室について、位置等の掲示などの義務が課せられるほか、喫煙禁止場所での喫煙の中止、退出を求めること、二十歳未満の立ち入り防止、その他受動喫煙防止に必要な措置をとるよう努力義務を課すことになると思います。  個人に対して...全文を見る
○河野(正)委員 次に、特定事業目的場所、喫煙専用室への二十歳未満の立ち入りを防止する努力義務が課せられますが、例えば、清掃やメンテナンス等、あるいは営業時間外に立ち入る場合も許されないということなのか。さらに、配送業者さんなどが未成年である場合はどうなるのか。教えていただきたい...全文を見る
○河野(正)委員 実質は、やはり配送業者さん等、荷物を持ってきたのに入れないというのは若干厳しいのかなというふうにも思うところであります。  次に参りますが、喫煙禁止場所について確認をしたいと思います。  医療施設、児童福祉施設等は、第一種施設となり、敷地内禁煙とされると思い...全文を見る
○河野(正)委員 法律にしようとすると、こういったことを想像以上に聞いておかないといけないということになりまして、大変細かくなっておりますが、御容赦いただきたいというふうに思います。  次に、厚生労働省案は、三十平米以下の小規模な飲食店は喫煙可としていると思いますが、この面積は...全文を見る
○河野(正)委員 そうしますと、いわゆるトイレとかは含まれているという解釈でよろしいですか。
○河野(正)委員 ありがとうございました。  何度も言っておりますが、坪という単位のある我が国においては三十三平米というのがたくさんありますので、そうなってくるとどうなのかな、トイレ等によっても微妙にかかわってくると思いますので、お尋ねをいたしました。  屋外の位置指定場所も...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございます。  この問題の最後に、今回の受動喫煙防止対策をめぐる政府・与党の交渉を振り返って、今後の取り組みについて伺いたいと思います。  一部の報道では、大臣が譲歩しないことに責任があるという指摘も見られましたし、厚生労働省の立場からすれば、昨年...全文を見る
○河野(正)委員 妥協できないこともあるということでございますので、しっかりと十分に議論をしていただいて、できればオープンな場面で議論をして、国民の皆さんにもわかりやすいことをやっていくと政治に興味を持っていただけるのかなと思いますし、繰り返しになりますが、本当に時間が足りないと...全文を見る
○河野(正)委員 昨年十月、自民党の二〇二〇年以降の経済財政構想小委員会が「人生百年時代の社会保障へ」と題した提言を示されたと思います。その中では、特に、健康管理に努力してきた人の医療費の自己負担を低くすることで自助を促すインセンティブを強化する健康ゴールド免許の導入が打ち出され...全文を見る
○河野(正)委員 障害や難病を抱える人たちにとって、医療や介護の分野で健康や自助を求めるインセンティブが制度として設けられることは、ともすると、みずからの存在が制度から排除され、社会から疎外されているのではないかとの懸念の声、疑念の声も伺っております。  インセンティブという手...全文を見る
○河野(正)委員 次に移りますが、ことし五月三十一日、新潟労働基準監督署が、新潟市民病院に勤務し、昨年一月に自殺された研修医の方について、長時間労働が自殺の原因であるという判断をされて、労災認定をされました。大変痛ましい事件だと思っております。  個別事例についての答弁はもう結...全文を見る
○河野(正)委員 厚生労働省研究班の調査で、勤務医の長時間労働の実態が明らかとなっております。  時間がありませんので、簡単で結構でございますので、この調査の結果について、浮き彫りになった現状について、医政局長のコメントをいただきたいと思います。
○河野(正)委員 時間がなくなりましたので、最後に一問だけ伺いたいと思いますが、先日、日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで、作業員の方が被曝するという事故が発生いたしました。環境委員会でもこれは議論されていたと思いますが、政府として把握している事実関係、現時点での認識につ...全文を見る
○河野(正)委員 ありがとうございました。  この問題につきましては、私も問題意識をたくさん持っておりますので、改めて質問させていただきたいと思います。  時間が来ましたので終わりたいと思います。ありがとうございました。
06月09日第193回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  早速質問に入りたいと思います。  きょうは、仮設住宅についてまず伺いたいと思いますが、前回、三月十六日の大臣所信に対する質疑で取り上げさせていただきました。東日本大震災から六年、熊本地震から一年を過ぎて、避難者が身を寄せる仮設...全文を見る
○河野(正)委員 質問の直後に、多くの被災地が要望していた事項が実行に移されたということは、歓迎すべきことだと評価をしたいと思います。  以下、具体的に確認をしたいと思います。  応急仮設住宅の面積の基準については、今おっしゃいましたように、二十九・七平米という規定を削除し、...全文を見る
○河野(正)委員 応急仮設住宅の設置に当たって自治体が支出できる一戸当たりの費用についても、これまでの二百六十六万円以内から五百五十一・六万円以内に引き上げられました。  二倍以上の大きな引き上げとなりますが、この見直しの理由について確認したいと思います。
○河野(正)委員 今回の見直しについて、先月、自治体に対する説明会が開かれたと聞いております。  政府は、どのように受けとめられたと認識しておられるのか。一区切りついたと考えているのか、なお課題が残っていると考えているのか、見解を伺いたいと思います。
○河野(正)委員 一方で、自治体から要望の多かった応急仮設住宅の二年という入居条件については今回改められておりません。今、質問を受け付け中ということでありましたが、その理由について伺いたいと思います。
○河野(正)委員 熊本地震では、鉄筋を基礎にした木造の仮設住宅が建設をされました。こうした形の仮設住宅は、プレハブ仮設と違って居住環境が向上するため、避難生活が長くなる被災者の方にとっては大きなメリットがあるというふうに思います。  実際に暮らしている被災者の方からも好評と伺っ...全文を見る
○河野(正)委員 内閣府に置かれた大規模災害時における被災者の住まいの確保策に関する検討会では、被災自治体の事務負担の増加、被災者の避難生活の長期化等が予想されるので、現在の課題等を明らかにし、今後の方向性を検討しているというふうに伺っております。  この検討会の資料を見ますと...全文を見る
○河野(正)委員 仮に長期的な避難生活も見据えた仮設住宅を選択肢として広げる場合、応急的に必要な救助と定めている災害救助法の趣旨との整合性をどのように整理しておくのか検討することも大切だと思います。  現在も仮設住宅で生活する被災者の方の声を伺いますと、住まいの再建の困難さは明...全文を見る
○河野(正)委員 次の質問項目に移りたいと思います。  応急仮設住宅には、民間の賃貸住宅を地方自治体が借り上げて被災者に供与する借り上げ型仮設住宅、みなし仮設住宅とも呼ばれる仕組みがあります。先ほどもお話に出ておったと思います。この仕組みでは、自治体が家賃や共益費、保険料等、賃...全文を見る
○河野(正)委員 この制度では、貸し主、借り主である都道府県、入居する被災者という三者が賃貸借契約を結ぶ必要があるため、既存住宅にすぐ入居できるメリットはあるものの、事務負担が煩雑である、複雑であるという声もありまして、大規模災害では非常に時間がかかるという指摘もあります。また、...全文を見る
○河野(正)委員 ぜひこういったところは柔軟な対応ができるようにしておいていただきたいと思いますし、あくまで、災害が起きてから慌てて考えていくのではなくて、災害のない平時から検討を進めていくべき問題だというふうに思っております。  次に移ります。  一九九五年に発生いたしまし...全文を見る
○河野(正)委員 現金を給付すると、趣旨に合わない使い方をされるおそれが生じる、モラルハザードが起きるとの指摘もつきまとっております。  現在、避難所に寄せられる物資の提供など、現物給付の原則に基づき徹底されていると思いますが、被災後しばらく時間がたてば、流通網が回復し、コンビ...全文を見る
○河野(正)委員 今住宅についてお答えいただきましたけれども、物品に対してはいかがお考えでしょうか。
○河野(正)委員 では、次の質問項目に移りたいと思います。  仮設住宅では、被災者への支援の目が行き届きにくく、孤立しがちとも言われております。東日本大震災や熊本地震でも、仮設住宅、災害公営住宅、それぞれ孤立死の事例が少なくありません。  熊本地震で大きな被害を受けた益城町で...全文を見る
○河野(正)委員 内閣府がリーダーシップをとってしっかりとやっていただきたいと思います。  災害救助法では、災害が発生したときに住んでいた自宅がどれだけの被害を受けたか判断されることによって、受けられる支援メニューが変わってまいります。  例えば、昨年、台風十号の被害に遭った...全文を見る
○河野(正)委員 今、見舞金という性格というふうにおっしゃいましたけれども、賃貸住宅であれば、被災されても、またほかの場所で住み続けることができますし、さらに、先ほど例を話したように、アパートで、一階部分は大規模損壊して潰れてしまったけれども、二階は上に乗っかって滑り落ちただけな...全文を見る
○河野(正)委員 さまざまな課題があると思いますので、平時の際にしっかりと検討しておくべきであるということを述べさせていただきまして、時間が来ましたので、終わります。  ありがとうございました。
09月05日第193回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美です。  冒頭、七月に、私のふるさとでもあります福岡県、そしてお隣の大分県日田市などを中心に、九州北部を襲った豪雨災害によりお亡くなりになった方の御冥福を改めてお祈り申し上げたいと思います。また、今なお五名と言われる行方不明の方がいらっし...全文を見る
○河野(正)委員 山合いの集落が土砂と流木で一気に埋め尽くされ、生活の基盤を全て失うような大きな被害が相次いでおるところであります。今回の北部九州では、被害を受けた地域が広範に及ぶというよりは局所的と言える部分もありますが、被災地では、川の流れが変わり、集落の面影すら失わせ、もと...全文を見る
○河野(正)委員 次に行きます。  今回、福岡県だけでも、道路や河川、ダム等の公共施設の被害額が八百億円にも及ぶというふうに言われております。一自治体で全て担えというのは大変に酷な状況ではないか、国の支援が必要であるというふうに考えております。  さらに、どこの被災地でも、発...全文を見る
○河野(正)委員 ぜひ、今強いお言葉もいただきましたけれども、改良復旧ということで、柔軟な対応をしていただきたいなというふうに思います。  被災地を覆う大量の土砂、流木だけでなく、さらに雨が降ることで流れ込み、堆積するものも多く存在をしております。こうした土砂や流木は被災地の安...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  次に参りますが、集落はもとより、町の風景を一変させるような被害を受けた地域では、住まいやなりわいの土台ごと失われ、再建が厳しいというのは、先ほど各委員からもお話がございました。各地で厳しい環境に立ち向かい、復旧復興に向けた取り組み...全文を見る
○河野(正)委員 ぜひ検討をお願いしたいと思います。  次に移りますが、これまでも指摘しましたように、地域の暮らしを根こそぎ奪うような被害を受けた被災地では、流木や、破壊された建物、構造物などによる膨大な廃棄物が発生をいたしております。今後、復旧工事や家屋の解体工事が進むと、さ...全文を見る
○河野(正)委員 さまざまな場面におきまして熊本地震同様の適用をしていただきたいというのは、ある意味、キーワードでございますので、福岡県の方々からもたくさんそういった声を聞きました。熊本地震同様にやっていただきたいということでありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○河野(正)委員 よろしくお願いいたします。  ちょっと時間もありませんので、先に進みたいと思います。  土砂や流木に覆われた農地の再建というのは、極めて大きな課題であります。特に、朝倉市は果樹生産で有名な地域であります。果樹そのものをゼロから育て直すことが必要となり、作物と...全文を見る
○河野(正)委員 被災地では、流木の多さに驚きを持たれた方も多いかと思います。山の手入れが行き届かなかったことが多くの流木につながったのではないかという声も聞かれるところであります。  林野庁からは、雨が短時間に大量に降ったことが最大の要因というふうに伺っておりますが、林業の衰...全文を見る
○河野(正)委員 今、治山対策をしっかりやらなければいけないということでありましたけれども、本当にこれは、福岡県あるいは大分県、そして昨年の岩手県に限った問題ではないというふうに思っております。  東峰村の渋谷村長は、森林の保全管理について、現場に精通した方ならではの御意見もお...全文を見る
○河野(正)委員 次の問題に行きます。  今回の豪雨によって、大分と久留米を結ぶ久大線、筑豊と筑後を結ぶ日田彦山線が甚大な被害を受けております。長期間の不通が見込まれております。報道で目にされた方も多いと思いますが、花月川の鉄橋が崩壊し、流失した橋の復旧目標というのは来年の夏で...全文を見る
○河野(正)委員 JR九州が上場企業になったからといって対象外ということであれば、本当に厳しい状況になっておると思います。本当に、熊本そして大分、これだけ重なってきますと大変な負担になってくると思いますので、ぜひ前向きな検討をしていただきたいなと思います。  次に、被災地周辺の...全文を見る
○河野(正)委員 時間がありませんので最後になるかと思いますが、西日本新聞の八月二十七日の記事によれば、九州北部豪雨で大きな被害を受けた朝倉市内の地名が、三百年ほど前の水害の状況を記した古文書にも同様に記載されていたというふうにあります。しかし、こうした過去の被害の記録は地域では...全文を見る
○河野(正)委員 今この被災地域は私の選挙区ではありませんが、父親がかつて中選挙区で立候補していたころの地域でありまして、非常に親しみもある地域でありましたので、ぜひとも、人ごととは思えず、本当に対応させていただきたいと思っているところでございます。  今、本当はもっといっぱい...全文を見る
09月20日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
議事録を見る
○河野(正)委員 日本維新の会の河野正美でございます。  短い時間ではありますけれども、党を代表して質問をさせていただきたいと思います。  冒頭申し述べなければなりませんことは、今回の年金一部支給漏れというのは、約六百億円と、決して看過できない額であります。受け取ることなく、...全文を見る
○河野(正)委員 次に移りますが、今回発覚した年金の一部支給漏れは、過去最大規模の約六百億円ということであります。資料によりますと、振替加算については、正しく加算されていない事案が従来から散見されたが、その都度対応してきたものの、近年増加している、そこで総点検をして判明したという...全文を見る
○河野(正)委員 繰り返しにもなりますが、社会保障審議会年金事業管理部会で配られた資料によりますと、再発の防止のための事務処理の改善策が七月一日から実施済みとされています。となれば、その時点でこの問題の実情を把握していたということで、なぜ九月十三日の部会での報告まで時間をかける必...全文を見る
○河野(正)委員 次に移りますが、年金制度は多くの制度改正によって複雑になっていることも事務ミスを生む要因ではないかというふうに思います。  ことし九月で年金保険料の段階的引き上げを終わり、今後はマクロ経済スライドによる給付金額の調整が行われていくことになります。今回のような支...全文を見る
○河野(正)委員 政府が進める年金制度改革は、昨年秋の法案成立で一段落したところであると思います。  ただ、私たちは、年金の積立方式への移行による抜本的な改革を進めるべきと考えておりますし、現在の年金制度においても、高所得者の年金の取り扱いや年金の支給開始年齢の引き上げといった...全文を見る
○河野(正)委員 次に移ります。  地方議員年金復活の問題についてお尋ねをいたします。  地方議員年金は、積立金が枯渇して制度自身が破綻する見込みとなったために、平成二十三年六月一日をもって廃止されたものだと思いますけれども、元議員などへの、既存支給者への給付は公的資金を入れ...全文を見る
○河野(正)委員 我が党の立場は先ほど申し述べたとおりでございます。  年金の支給漏れが明らかにされた九月十三日の社会保障審議会年金事業管理部会では、その他にもさまざまな取り組みが資料とともに報告されているというふうに思います。その中から、昨年秋の臨時国会で成立した年金の受給資...全文を見る
○河野(正)委員 若干繰り返しになるかもしれませんが、資料によりますと、請求書入り封筒を受け取った人や送付対象外だった人が窓口で相談し、空期間等が確認されて、年金を受け取れるようになった人が少なくないということがわかります。保険料を納めた期間が十年未満だったが、空期間がわかり、十...全文を見る
○河野(正)委員 時間がありませんのでもう質問は終わりにしますけれども、年金は、多くの国民にとって、高齢期の生活を支える土台となるものであります。本来支払われるべき金額が払われなかったというのでは、老後の生活の土台を壊しかねないと思いますし、既に亡くなられた受給者、冒頭述べました...全文を見る