川橋幸子

かわはしゆきこ



当選回数回

川橋幸子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第145回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党の川橋幸子であります。  ただいま男女共同参画社会を担当していらっしゃる官房長官の御答弁、円委員の質問に答えてございましたけれども、このところ、男女共同参画に関係する事件が非常に集中的に起きているような気がいたします。もう既に円より子さんほか同僚の女性議員の...全文を見る
○川橋幸子君 御本人が帰朝して、報告を受けた上でしかるべき措置というふうにおっしゃっておられますが、しかるべき措置といいますのは、あるいは既にこの委員会でも大臣がその趣旨を体してお話しになっていらっしゃるかもしれませんけれども、解任という厳しい処分を考えていらっしゃるということで...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、この総領事の方が日本文化に絡む発言をしたということが現地の報道機関で報じられておりまして、これは現地だけでなく、もちろん日本本国でも、あるいは世界各国でも妻を殴ることは許されるというんでしょうか。それは日本の文化、殴られても仕方がない妻もいる、夫婦間の問題...全文を見る
○川橋幸子君 現地報道と御本人から電話で受けられた報告との間にずれがあるということでございますか。
○川橋幸子君 そのずれを大臣としてはしっかりとお調べくださいますか。
○川橋幸子君 現地報道というのは、記者の方が書く文章と、それから現地の取り調べに当たられました警察のしかるべき担当者の人の発言、そういうものがあるかと思いますけれども、それについては、ただいまの大臣のお話では本人の報告とちゃんと突き合わせて、あるいは逆に現地の州警察の関係者の取り...全文を見る
○川橋幸子君 大臣、局長、お二人からのお話のように、大変これは対外的に神経を使う話でございます。それを踏まえるからこそ、なお日本文化の問題について、多分この記事を見たカナダ在住の日本人の方々あるいは私ども本国にいる人間もそうでございますけれども、文化の問題についてはもっとセンシテ...全文を見る
○川橋幸子君 これを奇貨として今後の対応、私も外交の問題について今何か大変いいアイデアを申し上げられるような、そういう人間ではありませんけれども、外交のプロの方々に識者の方々の意見もまとめていただきまして、こうした場合の、これは外交問題としては非常に大きいと私は思っておりますが、...全文を見る
○川橋幸子君 次は、低用量ピルの問題について質問させていただきます。  低用量ピルの問題につきましても、予算委員会ではしばしば同僚委員から質問させていただきましてやりとりがあったわけでございますが、一昨日ですか、三月三日、中央薬事審議会の常任部会の審議結果がまとまりまして発表さ...全文を見る
○川橋幸子君 そうしますと、ピルについては長年、申請から九年余が経過しておるわけでございますが、さまざまな関係者の方に御苦労いただいたことは私どももわかるわけでございますけれども、有効性、安全性についての常任部会の審議はまとまった。これから今度は薬の服用についての、むしろピルを服...全文を見る
○川橋幸子君 審議会の結論を尊重して行政は進めるというのが通常の大臣答弁でございますけれども、今回の新聞報道ぶり、これは大臣のお気持ちとほぼ共通していらっしゃるんじゃないかと私は想像しております。六月には免許になると。それは審議が尽くされて今度は服用についての環境整備の結論が出た...全文を見る
○川橋幸子君 リプロダクティブヘルス・ライツについて御理解いただいておりまして、ありがとうございます。  長年この懸案の中で困っている方々は医療関係者の方々で、高中用量の副作用の強いピルを処方しなければならないお医者様も困っていた。あるいは人口問題についての海外協力の支援、NG...全文を見る
○川橋幸子君 教育の問題は文部省だからということでお断りされるかと思いましたら、本当に真摯な答弁をいただきましてありがとうございます。ぜひ文部省と御一緒に、あるいは内閣全体で人権の問題、男女共同参画の問題に取り組んでいただきたいと思います。  さてそこで、男女共同参画社会基本法...全文を見る
○川橋幸子君 参政権を得まして、参政権というのはもちろん投票をする権利と同時に選ばれる被選挙権もあるわけでございますが、法律制度上は女性たちにこの参政権が保障されていましても、なかなか実現が難しい、壁があるというのがこれが日本の実態であるわけでございます。  さて、県議会に女性...全文を見る
○川橋幸子君 用語の意味あるいはその概念をお伺いしたつもりが、用心深い官房長官からは法案要綱を読まれてしまいました。  それでは、聞き方を変えまして、男女共同参画という言葉は総理府でもあるいは外務省でも英語に訳すときは何と言っていらっしゃるのでしょうか。それでは内閣官房長官に英...全文を見る
○川橋幸子君 ジェンダーイクオリティーというふうに対外的には英訳していらっしゃると思いますが、逆に今度はジェンダーイクオリティーを素直に日本語に訳しましたらどういう言葉になりますでしょうか。
○川橋幸子君 国の役所の組織の英訳名の定訳がないというのもちょっと不思議な気がいたしますが、ちょろっと正直に言ってくださいました、男女平等と訳しますと。ジェンダーイクオリティーというのは男女平等、男女共同参画というのはやっぱり男女平等の社会を目指して努力することということかと思い...全文を見る
○川橋幸子君 置かれることになると。  どうもありがとうございました。
03月09日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党の川橋幸子であります。  一時間時間をちょうだいしておりますので、きょうは大臣の所信に対する質疑ということでございますので、余り細かい技術的な問題よりもむしろ労働行政ないしは労働政策というのはどうあるべきか、あるいは非常に大きな環境変化のある中で労働分野にお...全文を見る
○川橋幸子君 大変リベラルな御回答をいただいたように思います。  私は民主党に所属しておる人間でございますけれども、どちらかと言えば、むしろ高齢化、国際化、これはコストプッシュ要因になる。コストというのは人件費だけではなくて設備投資やら金融やらさまざまなコストがあるわけでござい...全文を見る
○川橋幸子君 構造改革が課題というふうにおっしゃってくださったこと、あるいはピンチこそチャンスという趣旨のことをおっしゃっていただいたこと、大変私も同感でございまして、そのように労働行政を引っ張っていっていただきたいと思うわけでございます。  これは大臣に申し上げる話ではなくて...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  俗に言うアメリカモデルは小さなモデルで競争重視、大陸といいますかヨーロッパモデルは、大きな政府といいましょうか、政府の介入があってソーシャルな公正を保とうとするというふうに言われているわけでございまして、大臣が御紹介いただきましたとおり...全文を見る
○川橋幸子君 いわゆる日本の戦後のといいますか、六〇年代以降、六〇年代、七〇年代の高度経済成長期、驚異の成長を遂げて奇跡と言われたわけでございますが、そのときにどういうシステムが生まれて、どういうシステムが効率的であって、どういうシステムであったからメリットがあったということに、...全文を見る
○川橋幸子君 個々の新規学卒者が自分の職業人生をどういうふうに選ぶか考える上でも、将来の労働市場の変化、こういう仕事につけばこうだよとか、選択をするわけでございますよね。私は、むしろ定性的な将来の見込みを量的に置きかえた場合にはどこまでこの非正規社員というのは伸びていくのだろうか...全文を見る
○川橋幸子君 何とかそのあたりを工夫してもらえないものかというのが私の希望でございます。  先ほど、男女賃金格差はフルタイム同士で比べれば縮んでいるというお話がございました。それはもちろんそうであろうと思いますし、そうならなければならないと思いますが、むしろ最近の男女賃金格差の...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございます。  今、大臣がお答えいただいたのと私も同趣旨でございますが、多分そのあたりの問題ですね。労働市場と申しましたけれども、労働市場の、悪貨は良貨を駆逐するじゃありませんが、質の悪い雇用機会が悪循環でふえていくというのは経済のデフレスパイラルが労働...全文を見る
○川橋幸子君 私も細かいことを知らないわけでございますけれども、この戦略会議の提唱を見た途端に、今は景気を上げるため、あるいは雇用不安を、不安感を除去するために何でもありといいますか、思いつくことは何でもやるというふうに総理も言っておられるわけでございますけれども、思い切った案を...全文を見る
○川橋幸子君 もう時間がないので、私の方から。時間がなくなりましたので。  こうした問題を私、労働・社会政策委員会に所属させていただきまして、これから議論をする機会があれば大変ありがたいと思います。  大臣には本当に、きょうは原則大臣と議論したいということをあらかじめ申し上げ...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○男女共同参画基本法案(川橋幸子君外二名発議  )     ─────────────
05月13日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第7号
議事録を見る
○川橋幸子君 おはようございます。民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  本日は九十分の質問時間をちょうだいしておりますけれども、議題となっております安衛法、作業環境測定法の改正以外にも、さまざまこの時期、労働問題、雇用問題をめぐる問題がございますので、質問をたくさん通告さ...全文を見る
○川橋幸子君 まずは労働省の把握では円滑に施行が始まったというふうにとらえられているようでございます。それは結構なことだろうと思いますけれども、先ほど冒頭申し上げました深夜業についてのさまざまな明暗を分けるような影響が懸念されておったわけでございます。  昨年四月、ちょうど一年...全文を見る
○川橋幸子君 今の局長のアウトラインの説明で、深夜業の実態というんでしょうか、深夜業につく人々の健康状態あるいは精神的なメンタルな問題、それから会社側での雇用管理上の配慮の問題、雇用管理というんでしょうか健康管理というんでしょうか、配慮の問題が浮き彫りになってまいりまして、やはり...全文を見る
○川橋幸子君 大変ありがとうございました。ということで、大臣におまとめいただいたところでもう既に費用助成のお話も大臣の方からお答えいただいているところで、今回安衛法の改正におきまして大きく取り上げられておりますのが自発的な健康診断の問題でございます。法定は年二回、深夜業につく労働...全文を見る
○川橋幸子君 法定の健診との均衡を見て等々というその表現ぶりは、自発的といったからといって法定以上にはなかなか面倒見れないよ、そんなふうな感じが聞こえるわけでございます。まず最初に何か上限があるというようなそういう印象を受けてしまうわけでございますけれども、私としましては、できる...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、まだ自発的健診には聞く項目をお伝えしておきましたけれども、そろそろスピードアップを図らなければいけないということでございますので、次の質問に移らせていただきます。  次は、ILO百七十一号条約という、夜業に関するILOの国際基準があるわけでございます。今...全文を見る
○川橋幸子君 国情が違うと一口に言われるわけでございますけれども、労働市場の違い、あるいは働く労働者と資本の側の立場の違いから生ずる労使双方の意識の違い等々から考えますと、日本は日本らしく、日本らしくというのは変ですが、日本に適した方法でのこの条約の趣旨を取り入れる、こういう方向...全文を見る
○川橋幸子君 ということで、局長の御答弁どおりこれから鋭意仕事をやっていただくといたしまして、私の感じは、総合的ガイドラインというのは全業種に非常に共通する事項、基本的な事項についてガイドラインを決めることが先で、具体的な各労使の中の業種別あるいは職種別の特殊なディテールはむしろ...全文を見る
○川橋幸子君 もう少しこの話はちゃんとした議論をしなければいけないんだろうと思いますが、とりあえず私の要望ということでこの場は終わらせていただきたいのですが、後ほど大臣にも質問するわけですけれども、今度は内閣府に男女共同参画会議というものが置かれまして、女性の問題というのは実は女...全文を見る
○川橋幸子君 聞きようによっては非常に御理解いただいているような感じもいたしますし、また別の耳で聞きますと、まだ大臣もうちょっと男女共同参画の意味を御理解いただきたいという気もいたしますが、まずは御答弁ありがとうございました。  さてそれでは、今回衆議院の審議でも、あるいは現場...全文を見る
○川橋幸子君 結論は、規則というよりもこれからの話し合いの中でということのように承りました。  さてそこで、大変形式になって恐縮でございますけれども、お答えぶりを確認させていただきたいと思います。  問いは、深夜業に従事する労働者の健康確保の措置を強めるため、適当な睡眠及び仮...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。やはり時間の使い方が、どうも私も聞きたいときには言葉を多く聞いてしまいましておくれぎみでございます。  化学物質の管理関係についても、今回は作業環境測定法の改正ということでMSDS、データシートという新しい手法が出ているわけでございますが、...全文を見る
○川橋幸子君 先ほど夜業条約の方では、各国の労働市場あるいは雇用制度、慣行はそれぞれの国の今までの経緯、バックグラウンドの違いから、それは日本にとって直にILO条約の規定がぴったり当てはまるかどうか、これについては私はその事情を理解するような発言、質問をさせていただきましたが、安...全文を見る
○川橋幸子君 次回というんでしょうか、五年ごとの改正があるわけでございますが、前回の改正から五年経過といいますと平成十三年になるわけでございます。その見直しに当たっては、制度上の格差問題について十分御検討いただくと。できれば改善すべきということを再度ポイントとして申し上げさせてい...全文を見る
○川橋幸子君 大変御丁寧な説明、そうした真摯な態度で当たっていただくということで了解いたしますが、やはりちょっと文字にして確認させていただきたいと。大臣、恐縮ですが、御確認の答弁をお願いしたいと存じます。  問いは、大阪府の清掃工場の作業者の血液から高濃度のダイオキシンが検出さ...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  それでは、労災の関係で、大分前でございましたが、労働委員会と称しておりましたころに過労死の問題を取り上げさせていただきましたが、今回、自殺過労死の労災認定の件についてお伺いしたいと思います。  これは長野の飯田市の方でございますけれど...全文を見る
○川橋幸子君 年度内には明らかにして地方に示せる、そういうスケジュールだということでよろしゅうございますね。  ぜひ、鋭意急いでいただきたいと思いますのは、現在、こうした雇用状況の中で、過労死を言っているわけではないですが、労働者間の競争が非常に高まってきている。ですから、健康...全文を見る
○川橋幸子君 もうそこで結構です。過労死とサービス残業を、重箱の隅のように伺っているわけではありませんので。  サービス残業はあってはならないことと、大臣のその一言を大変私は評価させていただきまして、ぜひその姿勢で労働行政をやっていただきたいと思います。  さて、残り時間、三...全文を見る
○川橋幸子君 女子学生の就職が氷河期と言われた、バブルが破綻した直後そんな表現が使われました。氷河期あるいは超氷河期というふうな表現も見られました。そのときに、厳しいときにこそ性別によって差別されることなく、厳しいなら厳しいように男女ともにその厳しさを公平に負うという、そういう社...全文を見る
○川橋幸子君 一番目立つ大臣としてぜひ、まだ失業率は上がるということが大方の見方でございます。この危機の時代に一番目立つ大臣として御活躍を私もお願い申し上げたいと思います。  けさの新聞では、日経連の根本会長が、雇用創出二兆というんでしょうか、何かそんな記事、補正を求める声が上...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  本日は、労働、厚生両省にまたがる共通の問題として社会保険の問題をお伺いしますとともに、現下の緊急な最重要課題でございます雇用失業対策についてお伺いさせていただき、あと若干厚生省所管等々について伺わせていただきたいと思いま...全文を見る
○川橋幸子君 こうした会計検査院からの指摘に対しまして、八、九年度の検査結果に対する指摘でございますと、既に現在は十一年度、この間、厚生といいますかあるいは社会保険庁というふうにお呼びした方がよろしいのでしょうか、それと労働両省の指摘に対する措置、対応をお伺いしたいと思います。初...全文を見る
○川橋幸子君 それぞれ会計検査院の指摘に対して誠実に一生懸命、事業所に常時働いているフルタイムの労働者と違って、派遣の場合は事業所を変わり、あるいは働く側のさまざまな理由がありということですと難しいことがあるわけですが、とにかく強制適用であるがゆえのメリットのある社会保険の適用に...全文を見る
○川橋幸子君 現在、衆議院の労働委員会におきまして労働者派遣事業法の改正が審議中でございますが、方向といたしましては今までのポジティブリスト、要するに派遣事業の許可が得られる二十六業務が基本的には原則自由、一定の制限のもとでネガティブリスト化が図られるわけでございます。  徴収...全文を見る
○川橋幸子君 これはきのうの朝日新聞でございますが、たまたま、たまたまといいますか記者の方は今のタイミングをとらえて記事を書かれたんだろうと思いますが、大変わかりやすい解説記事がございます。「派遣されて行ったけど」というタイトルの記事でございまして、暮らし面でこうした問題をわかり...全文を見る
○川橋幸子君 御苦労はいっぱいあるかと思いますが、伺いたかったのは、制度上の検討なりあるいは手続上もっとスムーズにいくこと、そのあたりを行政の側もお考えいただきたいということを申し上げたかったということでございます。  さて、それで労働省にお伺いしたいのは、派遣労働に限りません...全文を見る
○川橋幸子君 雇用対策の中にはさまざまな対策が今必要だとされて、さまざまな論議があるわけでございますけれども、この社会保険の面につきましては、緊急なというよりもむしろ中長期の中でしっかりとした御議論をしていただくことが必要だと思います。大臣のお言葉どおり、そうした問題についても目...全文を見る
○川橋幸子君 十分御検討いただきたいと要望させていただきます。  さて、緊急雇用失業対策については、前回、労働・社会政策委員会で労働安全衛生法の改正の際に大臣に御質問させていただいた部分でございます。そのお話をきょうもさせていただきたいと思います。  ちょうど土曜、日曜にかけ...全文を見る
○川橋幸子君 五月中にということで鋭意作業が進んでいるということでございます。報道は報道でございますけれども、常識的に考えればサミットの前に何らかの日本の経済政策、とりわけ雇用の安定に留意した経済政策をまとめるというのが常識的といえば常識的なことでございまして、対米公約とかあるい...全文を見る
○川橋幸子君 労働大臣としても大変同感される部分が大きい、新会長の就任を歓迎していらっしゃるというふうに私、今聞かせていただきました。  さて、これは紹介だけで別に御答弁は要らないのですが、きのうの東京新聞で、ロナルド・ドーアさんという、知日派の労働経済学者というか労働経済を飛...全文を見る
○川橋幸子君 今の大臣の答弁、大変ありがとうございました。  ところで、肝心の雇用対策の中身になるわけでございます。最も望ましいシナリオというのは、何か対症療法で手当てするというよりも構造改革をきちんとやって新産業の創出を図るということかと思いますけれども、当面、新産業の創出と...全文を見る
○川橋幸子君 聞き方がまずかったでしょうか。要望させていただきたいと思いますのは、金融不安の解消ということであれだけ国民の税金が使われた。そして今度、競争力強化のための産業再生となりますと、設備廃棄に対する企業の対応策をスムーズにやらせるような金融・税制面の優遇措置というのが入る...全文を見る
○川橋幸子君 ぜひその方向で鋭意御検討いただきたいと思います。  ちょっと辛目のまたこれ解説記事を御紹介させていただいて、こういうことではないとは思いますので、こうじゃない方向で労働省の御努力をお願いしたいと思います。  これは日経新聞の佐野さんとおっしゃる編集委員の方なんで...全文を見る
○川橋幸子君 それでは次に、年金関係の質問をさせていただきます。  少々通告した質問よりも少なくて恐縮ですが、伺いたいのは、一点目は、年金福祉事業団の廃止が決まりまして、省庁改革とともに新たな姿になってまいるわけでございますが、これまでの資金運用で一兆と言われる赤字を今後どう処...全文を見る
○川橋幸子君 伺っても、これは長期的な資金の運用なのでその中で解消を図っていくということ、それ以上でも以下でもないのかなと思うのでございますけれども、ぜひそういうところをしっかりやっていただいて、しっかりやるというのも非常に俗な言い方でございますが、問題は、資金運用の中立性、透明...全文を見る
○川橋幸子君 それでは最後に、育児休業中の社会保険料の本人負担の免除がこの四月からの施行によりまして実現したわけでございます。介護休業中の社会保険料の負担について免除措置がないということで、両制度間で格差があるのではないかということが女性の間から疑問視されているところでございます...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。
05月18日第145回国会 参議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○男女共同参画基本法案(川橋幸子君外二名発議  )     ─────────────
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子であります。  私は、労働省で働いておりまして、前回初めて雇用機会均等法が制定されるときの、その制定作業の一端に携わった経験がございます。そしてまた、総理府の、当時婦人問題担当室と申しておりましたが、そこの事務局に勤めさせていただいたこと...全文を見る
○川橋幸子君 前回の委員会では、男女平等という言葉と男女共同参画という言葉、それと英語のジェンダーイクオリティーという言葉をめぐりましてさまざまな議論があり、どうやらここらあたりがしっかりと説明されればこの法案の必要性、意義というものがより明確になってくると思うわけでございます。...全文を見る
○川橋幸子君 これは国会図書館の立法考査局がつくりました「外国の立法」という女性問題を特集した平成七年に書かれているものでございます。そこで「男女平等法制の新段階 「法的平等」から「事実上の平等」へ」というタイトルで書かれているものをちょっと御紹介させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○川橋幸子君 官房長官から別の言葉で御説明いただきたかったのでございます。  実は前回の審議でも、官房長官の提案理由はとてもよくわかりやすい、なぜこの法律が必要かを提案理由の中で大変簡潔にまとめられているということを私どもの党の江田議員から申し上げたところでございました。  ...全文を見る
○川橋幸子君 ポジティブアクションということでやっていただいた方がよりわかりやすくなる、一般にもそのように受けとめられております。  そこで、ポジティブアクションなるものを先ほどの「外国の立法」の文章から紹介いたしますと、積極的に差別を是正するための措置を意味する概念というよう...全文を見る
○川橋幸子君 積極的に進めてまいりたいというその姿勢を評価させていただきまして、それでは公務部門のポジティブアクションについて質問させていただきたいと思います。  五月十七日の日経新聞でございます。「遅れる企業の女性活用」というようなタイトルなんですが、そこで「「官」が行動計画...全文を見る
○川橋幸子君 それぞれ大変前向きな答弁をちょうだいしましてありがたいと思います。  そこで、今度はこの基本法が成立すると新たな段階を迎えることになるのではないかと思います。ことし三月十六日に公務員制度調査会からもこの件について報告といいますか答申がなされているようでございますが...全文を見る
○川橋幸子君 率先垂範して取り組んでくださるというその御決意を伺って、大変女性たちにとっては朗報かと思いますが、お疲れのところ恐縮でございますけれども、政府全体の問題でもございますので、官房長官の御決意も一言お願いしたいと思います。
○川橋幸子君 総務庁の方からの答弁を官房長官も政府全体の問題としてプッシュしてくださるようにお願いして、次の第三条に入りたいと思います。  前回の質疑でも、女性に対する暴力への取り組みがここの中で明示されていないことについて大変質問が集中しておりました。これはこの三条の中の「個...全文を見る
○川橋幸子君 今、御紹介いただきましたように、国連では非常に目に見える動きがこれにかかってきているわけでございます。  女性への暴力といいますのが、例えばセクシュアルハラスメントなんかはもう既に政府の中でも措置済みでございまして、暴力は違法なものということは、その一般的な概念は...全文を見る
○川橋幸子君 この問題はどうも水かけ論で終わりそうでございますので、実際の取り組みについて重要課題としてやっていくというその政府の姿勢を官房長官に伺いたいと思います。  近く、女性に対する暴力に関する男女共同参画審議会の答申がまとまる、こういう時期を迎えているわけでございますが...全文を見る
○川橋幸子君 次は、第三条に関連しまして前回質疑で議論になっておりましたのが間接差別の問題でございました。  「差別的取扱いを受けないこと、」という表現の中に、直接的な差別だけではなくて、その結果としていずれか男女一方に差別的な効果をもたらすという取り扱いを含むべきではないかと...全文を見る
○川橋幸子君 官房長官に確認の意味で同じ質問をさせていただきたいと思います。  今のやりとりはかなり技術的でございますけれども、官房長官御自身のお口で、御自身の言葉で、この差別的取り扱いを受けないということについてはそう狭い範囲ではないということをお述べいただきたいと思います。...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございます。考えていないというところに重点を置いて受けとめさせていただきました。  さて、次は第四条でございますが、間接差別かどうか等々の関係からもよく言われるわけでございますが、社会における制度または慣行についての配慮という条文がございます。  性に...全文を見る
○川橋幸子君 必要な検討を行わなければならないと、そういう御答弁ですね。それがこの「配慮」の中に含まれるということを確認させていただきます。  さて、その制度、慣行というものが性中立的なものでない、こういう影響を及ぼすというそのバックグラウンドは、性別による固定的な役割分担意識...全文を見る
○川橋幸子君 学校教育の中でも取り組んでくださると、そこを私は期待したいと思います。  さて、次は第五条でございます。  方針の立案、決定に参画する機会が確保される、方針、立案への参画、男女共同参画の中でも根幹的な基本理念となる部分でございます。政府の取り組みはポジティブアク...全文を見る
○川橋幸子君 次は、七条と十九条に関連いたしまして、国際的協調という部分、七条の方が理念として規定され、十九条の方はそのための国がとるべき措置として規定されている、この部分について伺いたいと思います。  まず、この国際的協調という言葉なのですけれども、何となく仲よくすると、協調...全文を見る
○川橋幸子君 関連して、きょうは外務省にお越しいただいております。  お伺いしたいことは、女子差別撤廃条約の選択議定書の草案が承認されて、ことし秋の国連総会で採択される見込みと、こういう報道がなされているわけでございます。  この選択議定書といいますのは、個人に申し立てを認め...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、またこの議論は官房長官にも後ほど逐条のところで伺いたいと思いますが、一つ外務省の方から上田部長に確認させていただきたいことは、国内人権機関のあり方に関しては国際的な基準、いわゆるパリ原則というものが九三年の国連総会で採択されているというふうに伺っていますが、...全文を見る
○川橋幸子君 肝心なところをこれは明確な意図によって除かれたのでしょうか。私の方が紹介させていただきますと、「委員会は、」、委員会はというのは人権委員会はでございますが、「人権擁護委員は、法務省の監督下にあり、また、その権限は勧告を発することに限定されていることから、そのような仕...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  それでは、この点は後ほどといいましても、持ち時間が十数分なのでございますが、外務省ありがとうございました。  次の条文に参りたいと思います。九条でございます。地方公共団体の責務が書かれているところでございます。この基本法につきましては...全文を見る
○川橋幸子君 国の施策に準じた施策をとるべきだという地方の責務に関しまして、積極的改善措置というものは含まれるのでしょうか。
○川橋幸子君 自治体にもポジティブアクションをとるという、それは含まれているということをそれでは確認させていただきまして、次は第十条でございます。  第十条、事業主の責務を明記すべきだという要望が大変強うございますが、「国民の責務」と、こう書かれているこの「国民」の中には主要な...全文を見る
○川橋幸子君 このところは関心の深いところでございますので、ぜひ今の答弁を周知徹底していただきたいと考えます。  次に、基本計画に入らせていただきます。  基本計画につきましては、民主党の方はこの計画の中に盛り込むべき事項を種々書かせていただきましたが、それが明示されるか否か...全文を見る
○川橋幸子君 十四条に移りたいと思います。  国の計画と同様に都道府県の場合は計画の策定義務がこの法律では盛られているわけでございますが、市町村の行動計画については努力義務ということになっているわけでございます。  ところで、市町村といいますと、市は別にしまして、町村となりま...全文を見る
○川橋幸子君 一四%だそうでございます。これが実態。地方に参りますと、固定的な役割分担意識というのは非常に根強いものがございまして、それぞれ自治体は苦慮するあるいは女性たちももどかしい思いをするというのが現状でございます。  そこで、十四条に市町村の計画とそれから二十条に自治体...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、一問飛びまして、もう時間がございませんので、十七条、先ほど来既に申し上げておりますが、苦情の処理等被害者の人権侵害の救済、この問題に移らせていただきたいと思います。  既存の制度を十分活用するということは当然のことでございまして、そのように政府では努力す...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、あと二問、三十三分まででございますが、質問が言葉足らずになるかもわかりませんが、よろしくお願いいたします。  二十一条に男女共同参画審議会という規定が入っておりまして、現在の審議会設置法がここの中に盛られているわけでございますが、審議会設置法のときも話題...全文を見る
○川橋幸子君 今度の省庁改革によりますと、内閣府に置かれる男女共同参画会議の構成メンバーには各省庁の大臣が入ってこられるわけです。現状、小渕内閣では郵政大臣の野田聖子さんがいらっしゃいますけれども、大臣というのは非常に女性が少ないわけでございます。  有識者の中では女性の割合が...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  終わります。
05月20日第145回国会 参議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  参考人の意見聴取を終わりまして、本日、再度改めて質疑をさせていただきます。私の持ち時間は三十分ということでございますが、どうかよろしくお願いいたします。  前回もかなり逐条的にお話をさせていただきまして、確認的な御答弁...全文を見る
○川橋幸子君 同じく四条でございますけれども、こうした固定的な役割分担、これを反映して、性に中立的ではない社会制度、慣行の見直しが規定されているところでございます。  前回の質問では、そうした社会における制度または慣行が性に中立的なものであるよう配慮と書いてある、その配慮の中身...全文を見る
○川橋幸子君 次に、リプロダクティブヘルス・ライツについてお尋ねさせていただきます。  新しい概念でございますが、リプロダクティブヘルス・ライツの点につきましては、九四年の国連のカイロ会議、それから九五年の国連の北京会議、そしてそれに沿いまして、既に政府の中では二〇〇〇年プラン...全文を見る
○川橋幸子君 次に、積極的改善措置についてお尋ねいたします。今回、基本法に積極的改善措置、通称いわゆるポジティブアクションでございますが、本法案に定義がしっかり書き込まれたことは評価するところでございます。  この積極的改善措置につきましては、雇用機会均等法につきましては民間部...全文を見る
○川橋幸子君 次に、女性に対する暴力についてお尋ねさせていただきます。  女性に対する暴力の問題につきましては、前回私も質問をさせていただきましたし、また本日の参考人意見聴取の中では非常に大きな問題として各同僚議員からの質問があり、そして参考人からそれぞれの意見が述べられたとこ...全文を見る
○川橋幸子君 次に、苦情処理、被害者の救済措置についてお尋ねいたします。  これは前回私も質疑をさせていただきましたけれども、各会派の同僚委員からの質疑、それを踏まえましての本日の参考人の意見陳述の中でも、この基本法の中では非常に重要な問題として指摘されているところでございます...全文を見る
○川橋幸子君 それでは次に、本法の将来の問題といたしまして、必要に応じての見直しの問題についてお尋ねさせていただきます。  現在、基本法が初めて提案されまして審議されているばかりであり、将来の見直しについて言及すべきでないというようなお答えがありそうではございますが、今までの審...全文を見る
○川橋幸子君 次に、地方公共団体への支援という問題をお尋ねさせていただきます。  本日の参考人の意見聴取におきましても、特に東京都の男女平等推進条例、これが検討中であること、あるいは川崎市の男女平等オンブドの設置が検討中であること等々が紹介されまして、地方におきますこうした男女...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  以上で急遽事務方の協力も得まして質問させていただく確認事項の質問を終わらせていただきますが、確認事項ということでいささか私の方も読み上げ口調で質問させていただきましたし、お答えの方もそういうことでありまして、少々退屈な質疑だったかと思い...全文を見る
○川橋幸子君 四十四分まで時間をちょうだいしておりまして、まだ少々時間が一、二分ございまして、せっかくの時間でございます。官房長官に御質問させていただく機会というのは非常に少のうございますので、これはもうお気軽な御答弁をちょうだいしたいと思います。確認答弁という形をとりませんので...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  終わります。     ─────────────
06月28日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  きょうは、ケルン・サミットを受けましての雇用失業問題、それから男女共同参画会議について、人権について、最後に統合が予定されております厚生労働省の関係について伺わせていただきます。  最初に、ケルン・サミットで八カ国首脳...全文を見る
○川橋幸子君 ただいま総理御紹介のように、今回出されました緊急雇用対策のポイントは、一つは新たな産業発展といいましょうか、雇用創出が期待されるような部門での雇用創出、これが強調されております。  その中の施策の柱といたしましては、もちろんたくさんございますけれども、ベンチャーへ...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、労働大臣にお伺いしたいと思います。  事業に着目して健全に発展していくことが望ましい、そのような企画庁長官のお答えぶりでございますが、緊急雇用対策につきましては、補正予算の中で審議された後に直ちにできるところからやっていくという性格のことであるとすると、...全文を見る
○川橋幸子君 地方分権がこの委員会で審議されている段階でございまして、自治体の創意工夫にまつということは非常に大切なことではございますけれども、むしろ、NPOというのはまだ地方ではそう出てきておらない、都市部の方が多いといたしますと、自治体に任せるといったものが、逆に自治体の下請...全文を見る
○川橋幸子君 労働大臣は心配ないという見解ではいらっしゃいますけれども、現にNPOのNPO、NPOをバックアップするという意味でNPOサポートセンターというNPOがございます。そこが、新たな社会理念への投資、NPOの雇用創出機能への提言というものを取りまとめる、そういう意欲を示し...全文を見る
○川橋幸子君 近い将来善処してくださるということで、ぜひそれはしっかりお願いしたいと思います。  NPOの場合も、例えばアメリカでもあるいはヨーロッパの国もそうではないかと存じますが、ファンドレイジングという言葉が使われておりまして、基金をまずしっかりつくり上げるということが重...全文を見る
○川橋幸子君 前段と後段でややトーンが違ったかと思いますけれども、そちらの方向であるというふうに私は理解させていただきまして、その方向でお願いしたいと思います。  そもそもNPOというのはどこの省が所管になるのかというのが私の疑問でございます。それぞれの事業体に事業に応じてそれ...全文を見る
○川橋幸子君 きょうは盛りだくさんで余りとどまっていても最後まで消化できない危険が出てまいりましたが、でも今のような両大臣のお話を聞きますと、やっぱり総理から一言お伺いしたいと思います。  先ほどのNPOサポートセンターの提言の附属資料を見ておりましたら、連合と労働省とこのNP...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。ぜひその方向で今回の失業対策を可といたしまして進めていただきたいと存じます。  ケルン・サミットでもう一点お伺いさせていただきたいと思います。  最貧国債務六百五十億ドルの削減というケルン・サミット債務イニシアチブが合意されているわけでご...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、まとめて総理にこの件についてお伺いしたいと存じます。  日本はODAのトップドナーの国でございます。だから、金額が大きいからこそまたこの債務削減の額も当然大きくなるということで、その点については国民的な合意ができるように調和点を見出したいという外務大臣のお...全文を見る
○川橋幸子君 時間が短うございまして、大変恐縮ですが、総理以下閣僚の方の御答弁は短目でお願いできるとありがたいと思います。  さてそこで、男女共同参画会議に移らせていただきます。  このほど男女共同参画社会基本法が施行されましたこととあわせまして、内閣府の中に男女共同参画会議...全文を見る
○川橋幸子君 大変いつもは明晰な総務庁長官ですが、ということになっておりますのでということでありますという御答弁のように伺いました。  さて、それでは一歩下がりまして、百歩譲りまして、官房長官が議長となられて男女共同参画担当大臣に就任されるといたしましても、大変多忙な官房長官の...全文を見る
○川橋幸子君 というと、必置ではないけれども副大臣が設けられる可能性があるということでとらせていただきたいと存じます。  さて、今度の男女共同参画会議でございますが、二十五名以内ということになっているわけでございます。各省大臣と学識経験者によって構成されるということでございます...全文を見る
○川橋幸子君 現状は現状だから仕方がない、わかるようにという御趣旨なのかもわかりませんが、もし四割ルールがよいと思うなら、せめてアクションプランの目標値は四割に上げてくださるように重ねて御要望をさせていただきたいと思います。  さて、きょうは大変欲張りまして大勢の大臣にお見えい...全文を見る
○川橋幸子君 一言解説を加えさせていただいて、各大臣の御理解を促進させていただきたいと思います。  公務員法には成績主義、能力主義が書かれているので、今までは法のもとの平等は私は適用されていると思います。だけれども、制度上の平等だけではなかなか女性の能力は開発されない、あるいは...全文を見る
○川橋幸子君 そういうお答えから、私どもは、どうも法務省が所管される人権というのは人権政策が含まれていないのではないかという危惧を持つわけでございます。  例えば、外務省では人権難民課という課が置かれまして、この課の所掌ではかなりグローバルな課題を人権問題の中で扱っているわけで...全文を見る
○川橋幸子君 外務大臣、お尋ねさせていただいてよろしゅうございますでしょうか。  基本的人権、憲法に定められた人権だということでございますけれども、憲法の中には個の尊厳からさまざまな人権に関する規定があるわけでございます。それから、国連の中では、特に九〇年代に入りましてヒューマ...全文を見る
○川橋幸子君 総理に簡単にお伺いさせていただきます。  人権という言葉には、理想としての人権、それから法律上の人権、それから法律の中でも憲法のように理想、プログラムとしての人権を実際に実定法上の権利でやっていく、いわゆる法務省などが中心としておられる法律に基づく実定法上の人権、...全文を見る
○川橋幸子君 対人地雷の条約に大変お力を振るっていただきました総理から伺う言葉にしては大変私は物足りない気がいたします。またいずれ質問させていただく機会もあるかということで、最後に、厚生大臣にもお見えいただいておりますので、一問だけ。  介護休業についても育児休業と同様に休業期...全文を見る
○川橋幸子君 時間切れでございますが、三十秒だけ。
○川橋幸子君 介護休業中の本人負担については、もうこれは死ぬ方だから保険料は取れないから本人負担は免除しないという、あるいは介護については社会化されて今度介護保険のもとで公的サービスが行われるから家族のサービスは要らないではないかというふうに誤解されて聞こえるということだけ申し上...全文を見る
07月07日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  本日は、公述人の皆様、貴重な御意見を大変ありがとうございます。  四人の方々の御意見を伺っていましたら、最初に山上公述人が非常にオールラウンドにコメントをしていただきまして、その後、加藤先生、藤原先生、遠山先生と少しず...全文を見る
○川橋幸子君 一つは、システムというんでしょうか、制度、機構の問題であり、一つは政治家の資質、能力の問題ということかなというふうに伺っておりましたけれども、後の方の、日本の経済界にもさまざまな分野の中に優秀な方がおられるのになぜ政治にチャレンジしようとなさってくださらないのか、こ...全文を見る
○川橋幸子君 山上先生からもう加藤先生に質問が振られてしまったようでございますので、それでは私も加藤先生の方にお尋ねさせていただきたいと思います。  先日、参考人の意見聴取のときに、北海道大学の山口二郎さんがお見えくださいまして、そこでも内閣機能の強化、あるいは官僚主導から政治...全文を見る
○川橋幸子君 制度面で内閣機能の強化をさまざま工夫したにしろ、実質的にそういう面が担保されない、いわば制度の下に来る政治インフラが熟さないとうまくいかないと、こういう状況のような気がいたしますけれども、それを変えるにはどうしたらいいという何か妙案があるのかないのか、いずれも卵か鶏...全文を見る
○川橋幸子君 いえ、その政治主導の機能を内閣機能の強化として今度制度面で整備しても、政党がそのように実力者を送り込んでいかなければこれは発揮されないという、こういうお話でしたものですから。こういう質問です。
○川橋幸子君 法律論じゃないところばかりに時間を費やしてしまいましたけれども。  それでは今度は今回の法律論の話で、先ほど、経済財政諮問会議というのが屋上屋になってむだが出るようなことになるのではないかという、こんな懸念を加藤先生はおっしゃったと思います。それから、昨日の中央公...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、時間があと三分ぐらいになりましたので、最後に遠山公述人と藤原公述人に一問ずつお伺いさせていただきたいと思います。  国立病院の問題、再編をしなければいけない時期に来ている、そういう問題と今度のエージェンシー化がぶつかってさまざま危惧を持たれていることは私...全文を見る
○川橋幸子君 時間が来てしまいまして、藤原先生にもお尋ねしたかったのですけれども、申しわけございません。以上で終わります。  ありがとうございました。
07月08日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○川橋幸子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました中央省庁等改革関連法案に対し、反対の立場から討論をいたします。  今回の中央省庁等の改革は、地方分権とあわせて、明治以来の我が国の行政システムを抜本的に見直し、二十一世紀における「この国のかたち」を行政組織...全文を見る
08月05日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第20号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  私は労働・社会政策委員会に所属している委員でございまして、甘利労働大臣とはたびたび議論をさせていただいておりますが、また、この席上、我が会派には労働のベテランもたくさんいらっしゃるんですけれども、通産大臣と労働大臣が仲よ...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  さて、ことしの経済白書はメディアでは大変好評に報じられているようでございます。ハードランディングですとかリスクテーキングですとか片仮名文字がどうも多過ぎるような気もいたしますけれども、わかりやすい思い切ったメッセージを国民に送っていると...全文を見る
○川橋幸子君 局長、どうもありがとうございました。  そこで、今おっしゃられたようなことは経済白書が出る前に、これは六月ころの甘利労働大臣の新聞のインタビュー記事ですが、肝心なことだけ申し上げますと、短絡的に結びつくとその会社にはプラスでも経済全体ではマイナスになる、これが合成...全文を見る
○川橋幸子君 三つの過剰を解消する、整理する、マイナスの遺産を整理する、その副作用を最小限にするための環境整備をこれだけやります、だから失業は怖くありませんよ、あるいは失業しても再就職ができますよ、この説明責任といいますか、この政策手段をしっかりとやっていただくのはもちろんなんで...全文を見る
○川橋幸子君 労働行政の使命にかけてしっかりとお願いしたいと思います。  もう一問、確認的にこれは大臣の方からお答えいただきたいのでございますけれども、たびたび出ている問題でございますが、やはり一度大臣の口からお答えいただきたいという趣旨で伺わせていただきます。  企業の組織...全文を見る
○川橋幸子君 衆議院の附帯決議は御存じでいらっしゃいますね。衆議院の附帯決議にあるように、法的措置をも含めこの件については検討を行う、これに対応していただけますでしょうか。これは法律の主管大臣である通産大臣にお伺いした方がよろしいのでしょうか。
○川橋幸子君 労働市場、労働慣行が違うのは当たり前の話でございますので、日本は日本で必要な法的措置をぜひ急いで検討していただきたいと思います。
○川橋幸子君 両大臣そろってお答えいただきまして、ありがとうございました。  予定した質問が大分むだになりまして、本当に関係者の方には御迷惑をかけますが、最後に一問だけぜひ聞きたいと思うことを労働大臣にお尋ねしたいと思います。  先ほど前川議員の質問にもございましたことと関連...全文を見る
○川橋幸子君 時間が来ておりますけれども、三十秒だけ。要望させていただきたいと思います。  私が申し上げたかったのは、わかりやすく言いますと、賃金を抑制するとかカットするなんという話になったら、組合の幹部の方だってとても苦しい立場になります。それから、企業経営の方も、これから市...全文を見る
09月29日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  きょうは、法務省所管分を中心に伺いたいと思います。  さきの通常国会で男女共同参画社会基本法が成立いたしました。この席にも同席しておられる清水嘉与子同僚議員を含め、女性議員が超党派で前文の修正をしていただいた。その前文...全文を見る
○川橋幸子君 充て職の場合はなかなか推薦母体から女性が出てこない、そういう問題があるわけでございますけれども、ゼロ審の中に衆参の議員が就任する審議会が目につきました。現在は民主党の方も男性の先生がついておられるようでございますが、行政の立場から政治に対してもこれは要求されて当然の...全文を見る
○川橋幸子君 人権擁護委員に関連いたしまして、総務庁所管の行政相談委員の件について伺わせていただきたいと思います。  男女共同参画社会基本法の十七条に、個人の人権救済について所要の措置を講ずるという、そういう文言が盛られましたし、また行政につきましては苦情処理についても一段とそ...全文を見る
○川橋幸子君 早速御努力いただきましたことはありがたいと思いますけれども、ちょうだいいたしました八月二十七日付の地方に対する依命通知を拝見いたしましたら、今御答弁のありましたとおり、「広報効果の期待される適切な人材の幅広い選考」となっておりまして、ここに人権ですとかさまざまな苦情...全文を見る
○川橋幸子君 全く空になっていて税金がむだになっているわけではないとおっしゃるその趣旨はよくわかりますけれども、やはり法務行政といいますのも時代の要請に適合いたしますように、売春防止法の規定に基づいていることは私も存じておりますが、それに基づく、貧困から売春に走って、その社会復帰...全文を見る
○川橋幸子君 ちょっと時間が足りなくなりましたので少々質問を飛ばさせていただきますが、この審議会におきましては、教育、啓発についての答申を出しました後、これからはいよいよ人権侵害の救済措置についての検討に入っていくわけでございます。  そこで、少々私はアイデアを提供させていただ...全文を見る
○川橋幸子君 少々早口で、お聞きしたいことを詰め込んで慌ただしくお聞きしてしまいました。残された時間を、実は本当に法務大臣に十分御配慮いただきたいという問題に集中させていただきたいと思います。  きょうは傍聴席にも当事者の方々のうちの何人かがお見えでございますけれども、いわゆる...全文を見る
○川橋幸子君 一般的なお答えしかいただけないのかなとは思いましたけれども、ぜひこの問題も次の大臣にしっかりと申し送りしていただきたいと思います。  この御家族の中には、ここに書いてあるイランの方の小学校六年生の長女の方のようですが、「私はイランのことは何もわからず、日本の文化に...全文を見る
○川橋幸子君 もちろん法律は法律でございます。法律がそぐわなければ法律の方を変えなければいけないのでございますけれども、現在のところ、訴えに耳を傾けてほしいといいますのは、そこまでちょっと待てない、あるいは個別事情をよくお考えいただきまして御判断いただきたいという、そういうやむに...全文を見る
○川橋幸子君 突然の質問で大変申しわけございません。でも、いいお答えをいただきましてありがとうございました。  それでは、数分残っておりますのでもう一問伺わせていただきたいと思います。  先ほどの人権擁護施策の件でございますが、今回の人権擁護推進審議会の答申は、法的措置は必要...全文を見る
○川橋幸子君 法的措置の方は。
○川橋幸子君 どうもありがとうございました。  終わります。
09月30日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子であります。  まず第一に、東ティモール問題についてお尋ねしたいと思います。  多国籍軍がディリに行きまして一応の落ちつきを取り戻したという報道ぶりのようでございます。この間、我が国もおおむね適切な対応という、そういう状況ではないかと私...全文を見る
○川橋幸子君 大臣がかわられるというような、大変残念でございますけれども、新聞報道でございますが、むしろ高村大臣の口から最後の締めくくりをやっていただいて、御苦労された大臣が言っていただいていいようなことではなかったかなと私はちらっと思いますけれども、極めて早く新大臣の口からでも...全文を見る
○川橋幸子君 野呂田長官、いかがでしょうか。
○川橋幸子君 政府としては五原則堅持、ただし現時点においてはというお話でございました。  この問題については次期国会で大きな問題になるかと思いますし、私も政府が現時点の判断で五原則堅持を言っていただけることは大変有意義なことだと思っております。臨時国会の中での議論に十分に国民の...全文を見る
○川橋幸子君 いずれにしましても、私は現時点の政府見解というものを堅持されることがアジア諸国に対する日本のメッセージとしては非常に強いものがあるだろうと思っております。次期国会マターということになるかと思いますが、個人的には、日本がなすべき外交、アジア地域において日本がアピールす...全文を見る
○川橋幸子君 人的貢献といいますとすぐにPKFの解除等々のお話がありますけれども、我が国が外交姿勢として従来強調してまいりました人道的なそういう援助というものを引き続きしっかりとやっていただきたいというのが私の要望であります。  さて、高村外務大臣は国連総会の演説を済まされてお...全文を見る
○川橋幸子君 大変控え目な御答弁でいらっしゃいまして、何かもっと強い御意思がおありだったのかなという感じだったのでございますが、これを伺っていますとかなり時間がかかりますので、次の質問に移らせていただきます。  台湾大地震の問題は、東ティモールの記事がかすんでしまうほど、このと...全文を見る
○川橋幸子君 外務大臣からも一言。
○川橋幸子君 そういうお答えぶりだろうと私も思っておりましたけれども、もしそういうことであるとすれば、そもそも緊急援助隊の中に自衛隊の派遣を含める必要というのは余りないのではないか。むしろ、PKFの問題が解決すればそこでしっかりと方針が決まることかなと思いますが、いずれにいたしま...全文を見る
○川橋幸子君 クールに見ていただけるということでございまして、次はキルギスの拉致事件について伺わせていただきます。  今のこの時期でございますので、本当に四人の人質の方やその御家族の方々の御心配、それから日本人だけではなくて現地の通訳の方とか兵士の方々の安全については本当に心か...全文を見る
○川橋幸子君 真摯な御答弁、これからの対策に万全を期していただきたいと思います。  ところで、この地域の日本の外交が非常に進みましたのは、橋本総理のころのユーラシア外交、シルクロード外交、ここを夢とロマンの外交というように国民の方が受け取るような、そういう印象の外交の始まりだっ...全文を見る
○川橋幸子君 民主化はイスラム化を促すと言うとちょっと言葉足らずでございまして、パレスチナの問題にしろ中東にしろ、日本はイスラムの方々とおつき合いをしながら平和ということを考えてきた国でございます。政府もそうしてきたことは私も存じておるつもりですが、最近のイスラムというのはやっぱ...全文を見る
○川橋幸子君 ぜひこの後も外務大臣OBといたしまして御協力いただければありがたいと私も思います。  PRついでに、せっかくのNGOの活動ですので、残った時間紹介させていただくといたしますと、人口問題を解決するのはかつてはお医者さんの仕事、公衆衛生であったり、あるいは家族計画とい...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
議事録を見る
○川橋幸子君 引き続き、民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  初めての、国会活性化の観点からの、政府委員制度がなくなりまして、議員と大臣、政務次官との間の議論といいましょうか話し合いということでこの国会が始まったわけでございます。お互いふなれなところもありまして試行錯誤と...全文を見る
○川橋幸子君 あと二問続けて質問させていただきます。  派遣法に関してのトラブルは、契約が途中で破棄されるといいましょうか解約されるといいましょうか、そのあたりのトラブルが苦情処理となってさまざまなところに上がってくることが多いわけでございます。派遣法審議の際も、損害賠償等に係...全文を見る
○川橋幸子君 それは聞いていない、カットしました。
○川橋幸子君 ひとつこれはぜひ大臣に聞いて、大臣の見解、大臣はどうごらんになるか、御自身の口からお答えいただきたいと思います。  改正雇用機会均等法がことし四月から施行されているわけです。しかし、労働省からいただいた資料でも、あるいは経済企画庁が発表しておりました国民生活白書で...全文を見る
○川橋幸子君 大変ありがとうございました。公務部門にも労働省の方からさらに要請していただけるということで、大変力強く感じます。  男女共同参画社会基本法というものがさきの通常国会で成立いたしました。それ以前からも労働省では雇用機会均等法を持ち、国としての努力をされておられたわけ...全文を見る
○川橋幸子君 あと一問、簡単な質問で終わりたいと思います。  改正雇用機会均等法の中でセクハラ防止の規定が新たに盛られたということで評価されたところでございます。このセクハラ防止の配慮義務が、調査によりますと、どうも企業規模が小さいところは浸透していないようだと、こんな調査結果...全文を見る
11月22日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第5号
議事録を見る
○川橋幸子君 引き続きまして、民主党・新緑風会の川橋幸子であります。  経済政策、中小企業政策、雇用政策、私は労働省で仕事をいたしましたけれども、経済あるいは産業政策には疎い者でございますが、この三つの関連がどうも解けないなぞのように思われまして、多分私がそう思うことは国民の多...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、このごろ非常に迷いますのが、雇用における企業の社会的責任という言葉でございます。  昨日の日曜日、「サンデープロジェクト」、番組をごらんになられたかどうか、あるいはNHKも最後にやっていたようでございますが、この不況期にあってこそ雇用を守るのが企業の社会的...全文を見る
○川橋幸子君 私は、日本的な終身雇用慣行というのは、雇用を守る、これが大前提というよりも、人間の尊厳というのを守っていく、労使の信頼関係というのは、安易なリストラはしない、その企業の中で雇用維持について最大限の努力をする、その一人一人の人の尊厳を守るということに非常に大きなことが...全文を見る
○川橋幸子君 通産大臣におかれましては具体的な雇用の確保の数字を政府の責任としてお述べいただいたこと、それから労働大臣におかれましてはリストラだけではなくて新卒、学卒者の就職につきましても企業の社会的責任ということを強調していただいたということでございます。大変心強く存じます。 ...全文を見る
○川橋幸子君 先ほど参考人の方の大変興味深い意見を伺ったところでございます。その中で、折口さんとおっしゃる参考人の方ですが、日本の教育は間違っておったと。  まず第一点は、プライドを大事にしない、誇りを大事にしない、だから公共心が育たないということ。  それから、目的意識がは...全文を見る
○川橋幸子君 それぞれ御答弁いただいたように、それぞれの法律が運用されることを私は切に望むものでございます。  御答弁いただいても、なおかつ、何となく号令一下みんな自立支援なんだからおまえたち頑張れよという、そういう指導のような感じが私個人はどうも否めない、これは私の偏見かもわ...全文を見る
○川橋幸子君 先ほどの参考人の意見聴取の中に、黒瀬さんとおっしゃる方の大変貴重な御意見がございました。  今度の中小企業基本法の改正というのは、一点、やっぱり経済民主主義を追求していくんだと、追い求めていくんだと。大企業系列の中で支配される企業から、独立それから自立して市場を開...全文を見る
○川橋幸子君 大変いい御答弁をありがとうございました。大臣にもよろしくお伝えくださいまして、実現方、御努力いただきたいと思います。  さて、そういう明るい話のほかに、現状を見ますと、完全失業率は非常に高い状況が続いておりますし、特に非自発的失業者の数が絶対数が高水準にあるという...全文を見る
○川橋幸子君 労働行政は、景気の動向あるいはこうした長期不況の後遺症の後始末がずっと労働行政にかかっていくという点では私も大変御苦労が多いということでシンパシーを感じているところではございますけれども、ここは非常に大事なことでございますので、ぜひ年金と雇用との整合性ある対策をよろ...全文を見る
○川橋幸子君 直ちにそれほど心配するほどでもないのかもわかりませんけれども、私は心配性のせいですか心配をしている人間の一人でございます。  専門的な質問というお話がございましたけれども、実は就職期の子供を持っている親から見れば、今本当にこれは専門どころか子供の将来を考えてとても...全文を見る
○川橋幸子君 教育問題を含めて大事なお話だという、そういう御見解をちょうだいしまして、私も重箱の隅をつついて質問しているわけではございませんで、意を強くしておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  ところで、NPOの問題、先日来堺屋長官に伺ったことがございますが、御...全文を見る
○川橋幸子君 今回の交付金の問題で、NPOからは公募方式をとってさまざま県内からのアイデアを募集したという宮城県の例、浅野史郎さんのところの例なんかもございますので、ぜひそういう方向でやる気を促すような方向でお願いしたいと思います。  早口でずっと参りまして、最後に貴重な一分が...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。終わります。