川橋幸子

かわはしゆきこ



当選回数回

川橋幸子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第147回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第2号
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○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。よろしくお願い申し上げます。  私の持ち時間、三十分でございますけれども、久方ぶりに、労働行政の中でも女性の労働、働く女性の問題について伺わせていただきたいと思います。  まず、新しい千年紀を迎えたわけでございますけれども...全文を見る
○川橋幸子君 労働省も御努力いただいているわけでございますが、ここに「国際女性」という、これは雑誌といいますか機関誌でございます。私にとっても先輩、もちろん労働省の皆様にとっても先輩である赤松良子さん、赤松良子元文部大臣でございますけれども、女子差別撤廃条約のモニターをいたします...全文を見る
○川橋幸子君 今、局長がお答えのとおりなんです。フルタイムの労働者の所定内給与、一時間当たりで比較すると格差がどのぐらいかというのが差別がどのぐらいあるかのそういう統計的な指標になるわけでございますけれども、フルタイムの労働者の男女賃金格差というのは、長期的には五九・何%から現在...全文を見る
○川橋幸子君 男性正社員の年収というのは、毎勤の月額を十二倍すると大体五百四十万ぐらいの年収が統計上は出てまいります。それに対してパートの方々の年収というのは、税制上の措置があることから大体百万円ぐらいのところに収れんしてしまうわけでございます。ですから、それは比較対照の労働者が...全文を見る
○川橋幸子君 あらゆる機会をとらえて、さまざまな手法を駆使して、日本の現実に合わせて何とか事業主の方々にそうした改善措置を講じてもらうように働きかけていく。これはもちろんそうしていただきたいと思うし、そうしなければいけないと思うんですが、それだけではむしろ足りないんじゃないかとい...全文を見る
○川橋幸子君 大臣に最後に所信を伺いたいと思いますが、その前に今の局長の話を受けまして申し上げたいと思いますのは、EUの話あるいは諸外国、先進諸国の話、先ほど申し上げました、雇用の柔軟性の一方で安定というものを大事にするということが一点。どういうふうに大事にするかといえば、パート...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第3号
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○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。昨日に引き続きまして女性労働の問題を中心にお尋ねさせていただきたいと思います。  昨日、私が強調させていただきましたのは、二〇〇〇年という年は大変大きな節目の年になるであろう、二十世紀の後半、一九七五年から始まりましたいわゆ...全文を見る
○川橋幸子君 大臣御自身がこの二つの条例を篤とごらんいただきまして御検討いただきまして、モデル条例として労働省としても後押しされたいと、このような御答弁をいただきましたことを私は大変うれしく存じます。ぜひ、大臣のお力添えをちょうだいしたいと思います。  さて、東京都の男女平等参...全文を見る
○川橋幸子君 もう一つの埼玉県の方の男女共同参画推進条例でございますが、ここも国の規定ぶりとは異なる上乗せ条例という感じで規定が見られるところでございます。  この男女共同参画社会基本法の、国の法律の方では「積極的改善措置」という、そういう表現になっておりますけれども、埼玉県の...全文を見る
○川橋幸子君 さて、今、二条例についての大臣の御答弁、それからやや中身の問題についての局長のコメントを述べていただいたわけでございますけれども、総括政務次官の方にお尋ねしたいと思いますが、このような条例の規定ぶりと雇用機会均等法のポジティブアクションというのはいかなる関係になるの...全文を見る
○川橋幸子君 実は、国の法律をつくりますときも国会の委員会の中で、私も参加させていただきましたが、事業主の責務を明記すべきという意見が女性の側から強く出されておりましたこと、それから積極的差別是正措置、改善措置という名前ではなくて差別是正措置と、その施策の意味合い、課題がはっきり...全文を見る
○川橋幸子君 両々相まってというところで、ぜひ自治体の動向を見ながら、国のポジティブアクションの中身についても改善を図っていただきますようこれはお願いさせていただきたいと思います。  もう一つ、男女共同参画社会基本法の中で注目される規定がございますので、それを御紹介してお尋ねさ...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、パートの問題に絞ってですが、昨日も、フルタイム労働者の男女賃金格差は徐々に縮小してきている、しかしパートを含めた全体の男女賃金格差を見ますと五割台、先進諸国の中では本当にこれは異常なほどの格差の大きさになるわけでございます。昨日私は、明白な差別、格差という...全文を見る
○川橋幸子君 既にそうした考え方の方向で税、社会保険、社会保険といいますか社会保障制度の中での広範囲な視点からの検討、あるいは労働省から要請が関係省庁に行われるということでございますが、昨日伺ったところでは、パートタイム雇用管理研究会がパートの賃金につきまして、通常の労働者との均...全文を見る
○川橋幸子君 労使の中の専門的、技術的な検討であるということでございますが、通常の労働者との均衡、均等を考慮した労働条件、処遇、つまり賃金のあり方となれば、税制の問題が強く密接にかかわるのはこれは自明の理でございます。ですので、労働省が依頼しなくてもその研究会の方では検討されるの...全文を見る
○川橋幸子君 長勢政務次官に何かいなされたような感じがいたしますけれども、私は、公正とか公平とか、あるいは労働市場が分断されて労働市場原理が徹底しないところにむしろ格差が生ずるという経済的な考え方が一つと、国の制度がどのように阻害要因になるかというのは非常に大きな課題だと思います...全文を見る
04月17日第147回国会 参議院 本会議 第17号
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○川橋幸子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま提案されました雇用保険法等の一部を改正する法律案並びに高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案について、森総理及び関係大臣に対して質問をいたします。  まず、本案の質問に先立ち、石原都知事の三国人発言につ...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第8号
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○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  きょうは、大変有意義なそれぞれの意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  私は、まず最初に大沢参考人にお伺いしたいと思います。  レジュメの一番最後に書かれておりました「政策的インプリケーション」、とて...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございます。  成瀬参考人は別の御意見かと思いますが、後ほどまた伺わせていただいて、続けて大沢参考人に伺いたいと思います。  御示唆の第二点は、「女性の就労促進を」と、その方が家計のリスクが分散されるであろうというふうなお話がございまして、ただいま同僚...全文を見る
○川橋幸子君 その年齢差別なんですが、この委員会でもよく議論が出るのでございますけれども、逆に男性の方々は、定年制というのは年齢によって優遇する、保護するという、そういう機能が今の日本では大きくてかつ必要なんだと、そういうお話が出てくるわけでございますけれども、そうした定年制と年...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、ほかの方々にもお聞きしたいので、大沢参考人にもう一問だけ伺いたいと思います。  生活保護の抜本改革が必要だというふうにお話しでございます。しかし、私ども頭に入っておりますのは、現役時代の所得保障は雇用保険で、引退すれば年金で、生活保護というのが何か一般の...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  それでは次に、大須参考人に伺いたいと思います。  大須参考人も、雇用保険が失業保険から雇用保険に変わったときから問題を抱えたのではないかとか、あるいは私の単純な聞き方でございますけれども、むしろ失業対策事業が必要なのではないかというふ...全文を見る
○川橋幸子君 関根参考人にお伺いさせていただきます。  派遣法が改正されまして、特に最近は派遣あるいは有期契約あるいはパート等非正規労働者の方が非常にふえていらっしゃる。  きょうは派遣の方の活動をやっていらっしゃる参考人から御意見を伺って大変興味深かったんですが、伺ってもい...全文を見る
○川橋幸子君 成瀬参考人に最後にお伺いしたいと思います。  今の質問に関連しての問い、後ほど申し上げますが、その前に一言。先ほど同僚議員の質問に対しまして、セーフティーネット、大事には違いないんだけれども、何よりもかによりも雇用確保、雇用機会を確保される、あるいは雇用機会をつく...全文を見る
04月27日第147回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
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○川橋幸子君 それでは引き続き、民主党・新緑風会、川橋幸子でございますけれども、質問させていただきます。  本日、高嶋委員の方から高齢者雇用法の関係について中心に質問し、あるいはさきの質疑のときには長谷川委員の方から雇用保険法の関係の質問をさせていただいております。  それら...全文を見る
○川橋幸子君 次は、訓練延長給付の質問でございます。  長谷川委員の質問で、今回この訓練延長給付についてはお尋ねさせていただいているわけでございますけれども、過日行われました参考人の意見聴取の中では、大沢参考人の方から、日本の雇用保険の特徴といいますか、OECD加盟国の中で日本...全文を見る
○川橋幸子君 問いの三は、離職理由の認定基準についてでございます。  衆議院の審議の段階でもあるいはこの委員会の段階でも、今回の雇用保険の改正が失業理由によりまして給付が重点化されている、その部分につきまして端的に申し上げますと、自発的な失業なのか非自発的な失業を余儀なくされる...全文を見る
○川橋幸子君 審議会の中ではしっかりと御議論いただきたいと思います。  問いの四は、リストラ促進の歯どめについて伺いたいと思います。  今回の高齢法の改正とも絡まるわけでございますけれども、給付の関係でも、労働力の流動化を促進する、あるいは企業の中の雇用機会を確保する、相矛盾...全文を見る
○川橋幸子君 五番目の問いは、パートタイム労働者ですとか派遣労働者などのいわゆる非正規労働者と言われる方々への雇用保険の適用拡大ないしは事業主の側から見れば加入促進の問いでございます。  雇用が不安な層の人たちにこそ雇用保険の機能が行き渡ってほしいと思うわけでございますが、お尋...全文を見る
○川橋幸子君 次は、仕事と子育ての両立支援についての質問でございます。  今回、育児休業期間中あるいは介護休業期間中の所得が二五%から四割へと引き上げられたことは評価するものでございますけれども、逆に児童手当の問題とか介護保険の問題とか、政府全体のさまざまな施策の中でこうした休...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、雇用保険法関係の最後の七番目の質問といたしまして、教育訓練給付の指定基準の問題についてお尋ねさせていただきます。  冒頭、高嶋委員の方から、今や雇用不安は若者にも広がっていて五人中四人と、そんなお話が紹介されたわけでございます。  若者の能力開発、これ...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  それでは、高年齢者雇用安定法の改正、こちらの法案についての確認答弁を幾つか求めさせていただきたいと思います。  今回の改正によりまして、在職中から求職活動が円滑にできて失業なき労働移動ができるようにと、そのようなことから再就職援助計画...全文を見る
○川橋幸子君 同じくこの計画作成について二点目の質問でございますが、この計画作成が効果的に行われるには、かなり職業安定所の方が作成を要請するなどイニシアチブをとられることが必要かと思います。  そこで、お尋ねいたします。再就職援助計画は公共職業安定所長の要請に基づいて作成するこ...全文を見る
○川橋幸子君 もう一問、この計画についてお尋ねさせていただきます。  先ほど私は、再就職についても企業の側の責任があるのではないか、再就職口が見つかるようにすべきではないかという、そういう責任を申し上げたところでございますが、事業主の方の努力も必要かと存じます。  そこで、再...全文を見る
○川橋幸子君 最後に、シルバー人材センターの業務の拡大についてお尋ねさせていただきます。  我が会派の長谷川委員からも紹介されましたが、シルバー人材センターの生みの親というのは大河内先生であったと。そのころからシルバー人材センターの努力が進んでいるわけでございますが、なかなかこ...全文を見る
○川橋幸子君 過日の質問の中では、事務を望む会員が多いけれどもなかなかそういう仕事が見つからないという、そういうお話もございましたので、確認答弁の中にはありませんが、私から要望させていただきたいことは、会員のニーズに沿った仕事の開拓にも御努力いただきたいということが一つでございま...全文を見る
○川橋幸子君 ぜひ、地域における雇用創出について、今回のフォローアップも含めて御検討いただきたいと思います。  最後に、非常に単純な割り切り方の質問をさせていただきたいと思いますが、何が問題かというと、失業対策事業のあり方についてお尋ねさせていただきます。  先般、参考人の意...全文を見る
○川橋幸子君 内容を考えていただければ、かつてのものをまた若い人たちにさせるなんて、これは大変ナンセンスな話でございます。訓練という失業対策事業もあるわけですし、あるいは海外ボランティアという対策事業もあるかと思いますので、要望でございますが、御検討いただきたいということで、終わ...全文を見る
○川橋幸子君 私は、ただいま可決されました雇用保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     雇用保険法等の一部を改正する...全文を見る
○川橋幸子君 私はただいま可決されました高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。  ...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第11号
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○川橋幸子君 私は、ただいま可決されました港湾労働法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会及び社会民主党・護憲連合の各派並びに各派に属しない議員魚住汎英委員の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     港湾労働法の...全文を見る
05月23日第147回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第14号
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○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。本日は、四人の参考人の方々に大変貴重なお話を伺いましてありがとうございます。  四人の参考人の方々のお話ですけれども、成瀬参考人以外の三人の方々がどちらかといいますといわゆるグローバリゼーションの影の部分を非常に強く訴えられ...全文を見る
○川橋幸子君 今のお話の続きで、重ねてお伺いしたいと思うのですけれども、以前、企業はむしろ色がつかない、無色の新卒に入ってきてもらって、自分の企業の中でそれはトレーニングするんだというようなお話だったんですが、今のお話ですと、まさに個人個人が技能を磨いて、エンプロイアビリティーが...全文を見る
○川橋幸子君 成瀬参考人に、日本の産業界代表に私が注文するという、こういう図式の発言というのは余りよくないのかもわかりませんけれども、その昔、こんな女にだれがしたという流行歌、古い歌がございます。今の経済界ないしは労働界を見ていますと、こんな労働者にだれがしたと言いたくもなるよう...全文を見る
○川橋幸子君 不信感を持っているように感じられるなんて申し上げたのは実は私自身の感情移入がございまして、私自身もどちらかというと今のグローバリゼーションの中で日本の企業の対応というのはどうも御都合主義に過ぎるところがあるのではないかと。ちょっと関係者の方がいたら恐縮ですけれども、...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  坂本参考人に一問お伺いさせていただきたいと思います。  今回の法律に対して、四十一年間とおっしゃいましたでしょうか、本当に熱血弁護士で御活躍していらっしゃるような御様子、承らせていただきました。先ほど但馬委員の御質問へのお答えの中に、...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  時間も参りましたので。小谷野参考人、お伺いできませんで残念でございました。
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  六十分の質問時間をちょうだいしておりますが、質問の数が多うございますので、効率的に質問させていただく関係から、恐縮ですけれども、大臣の方に初めに五問まとめまして確認の答弁をちょうだいしたいと思います。  まず第一問目は...全文を見る
○川橋幸子君 二問目は、同じく民主党案におきましては組織変更を理由といたします解雇の規制について案を出しておったわけでございますが、この点についても政府共同修正案ということで私どもは歩み寄らせていただきましたけれども、なお確認させていただきたいと思います。  企業組織の再編を理...全文を見る
○川橋幸子君 三問目は、労働者との協議の点についての質問でございます。  商法改正案並びに本法案に基づく労働者との協議等は新しい制度であることから、その周知徹底を図るため、その具体的手順について実務的な解説を作成し普及する等の対処を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
○川橋幸子君 四問目は、労働者への通知という点でございます。  今回、私どもの主張した同意権はそのまま入ったわけではございませんが、異議申し立て等のさまざまな配慮はなされているところは評価されているわけでございますが、やはり労働者が考えるにつきましては通知の期間が必要ではないか...全文を見る
○川橋幸子君 それでは最後、五番目の確認答弁をお尋ねさせていただきたいと思います。  本法第八条では、労働契約、労働協約の承継に関する措置として指針を定めるということが定められたわけでございます。  そこでお尋ねさせていただきます。  本法案第八条に基づき労働大臣が定める指...全文を見る
○川橋幸子君 大臣、どうもありがとうございました。  五問まとめてお尋ねさせていただきまして、それぞれ御答弁をちょうだいいたしました。そのとおり実施されるよう重ねて要望させていただきたいと思います。  さて、残りの時間を一般的な質問に当てさせていただきたいと思います。  第...全文を見る
○川橋幸子君 社会人となって胸膨らませて出てくるであろう、卒業するであろう若者たちにとっては大変暗い春と、残念ながらそういう状況になったわけでございます。  昨年の春、やはり同じように失業率が高どまりしている、さらに高くなることが心配されまして、雇用対策が実施されたわけでござい...全文を見る
○川橋幸子君 自治体に交付金を出すあのアイデアについては私も前回の労働委員会だったと思いますけれども評価するような質問をさせていただきまして、国がといいますか行政の責任において雇用創出を図るということは必要なことではないか、このように申し上げたところでございます。  ほかの助成...全文を見る
○川橋幸子君 先ほどの数字の御紹介ですと、いわゆる就職浪人、妙な言葉でございますけれども、報道機関が使っている言葉では三十二万、それに見合う三十五万人分ぜひしっかりお願いしたいと存じます。自信のほどがおありのように拝見いたしました。私どもも応援したいと思います。  さて、これも...全文を見る
○川橋幸子君 局長がお答えになったとおりなんだろうと私も思います。  このごろよく使われる言葉で、失われた十年、村上龍さんという作家の方が使い始めて、それが文学的な表現にとどまらず、日本の経済なり日本の社会というのが九〇年代に入ってから非常に失うものが多かった、失われた十年とい...全文を見る
○川橋幸子君 大変意を強くする御答弁をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。  特に、最後に総括政務次官がおっしゃったような再就職機会の確保というのがとてもこれから大事になるのではないかと思われるわけでございます。いい学校を出ていい会社に就職して、そこの会社の中で終身...全文を見る
○川橋幸子君 今回の緊急雇用対策には大変大臣が力を入れられていらっしゃる様子がよく私どもも理解できるわけでございます。  今、大臣の方からもおっしゃいましたように、持参金をつけるだけ、お金をつけるだけということではなくて、まず能力開発が必要だ、特に欠員率が高いような新規・成長分...全文を見る
○川橋幸子君 野寺局長がおっしゃったことに反対しているわけではないのです。それはもちろん必要だということでございまして、民主党案では、それならそれで解雇のルールを今回の法案の中に解雇してはならないという規制の規定を設けるべきだったというのが私どもの主張だったわけでございます。 ...全文を見る
○川橋幸子君 公共職業安定所のみならず、有料職業紹介の機会も通じてそのような秩序が実現できるように徐々に徐々に御努力いただく、ぜひその方向でお願いしたいと思いますが、徐々に徐々にの御努力を積み重ねて、目標としてはエージフリーといいましょうか、不合理な年齢だけによる差別というものを...全文を見る
○川橋幸子君 今回民主党では、企業組織の再編を理由に解雇してはならない、その場合の企業組織の再編というのは、企業分割だけの話ではなくて、合併から営業譲渡から含めた全体の企業組織の再編を取り上げて、労働者の雇用が守られるように、労働条件が守られるように、そういう一項を入れてほしいと...全文を見る
○川橋幸子君 今の大臣のお答えぶりですと、改めて別の場を設定して御検討くださる、そのようにお約束してくださったということで受けとめさせていただいてよろしゅうございますね。
○川橋幸子君 聞きようによりましては大変力強い御答弁でございまして、ふさわしい場所も労働省の方でお考えいただきたいということもあわせて要望させていただきたいと思います。  それと、先ほど確認答弁の一問目で申し上げましたことも、ただ読み上げますとなかなかわかりにくいことかと思いま...全文を見る
○川橋幸子君 こちらの要望を含めた質問に多分おこたえいただいた答弁をちょうだいしたのかなと思いますけれども、もう一回確認させていただきますと、行政から独立という意味は、例えば雇用機会均等法の調停委員会が現にございます。学識経験者で構成されておりまして、学識経験者だから当事者からは...全文を見る
○川橋幸子君 含めて御検討をいただけるということで、ぜひよろしくお願いいたします。  時間が足りないと思いましたら、あと二分ございまして、やはりもう一問質問をやらせていただきたいと思います。  今回、会社分割に当たって労働契約が承継される人、されない人、ここの切り口が、主とし...全文を見る
○川橋幸子君 私は、ただいま可決されました会社の分割に伴う労働契約の承継等に関する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党・改革クラブ、社会民主党・護憲連合及び参議院クラブの各派並びに各派に属しない議員魚住汎英さんの共同提案による附帯決議案を提出いたします。 ...全文を見る
05月29日第147回国会 参議院 本会議 第29号
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○川橋幸子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま大蔵大臣から報告のありました平成十年度決算に関連し、青木首相臨時代理及び関係大臣に質問をいたします。  まず、私は、先週金曜日、森総理が行った異例の釈明会見についてお尋ねしないわけにはまいりません。  天皇を中心とする神...全文を見る
09月05日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子と申します。  本日は、厚生、労働両省の省庁別の決算審査でございますけれども、関連する省庁にもお見えいただいておりますので、よろしくお願いいたします。質問の数が多うございますので、お答えの方もできるだけ簡潔にお願いできればありがたいと存じ...全文を見る
○川橋幸子君 統計全般の御説明ですとなかなか特徴的な傾向が出てこないわけでございますけれども、私がいただいた調査によりますと、特に経済・生活問題、自殺の原因、動機をとられたこの数字でございますけれども、平成九年と平成十年の間に非常に大きな増加が見られる。平成九年が三千五百、これが...全文を見る
○川橋幸子君 両大臣とも大変重く受けとめていただいて、心のケアないしはメンタルヘルスというそういう点からの両省の取り組み、それから総合的なセーフティーネットを整備する、雇用対策を進めるということはぜひお進めいただきたいと思いますが、両省に関連しまして、共通するものでございますが、...全文を見る
○川橋幸子君 労働大臣には後にお伺いさせていただきますが、今の厚生大臣のお答え、大変優等生の言い回しをなさったような感じはいたしますけれども、結論的には私も、大臣のおっしゃるとおりに、附帯決議の中にも盛られたことでもあり、国民生活の最後のよりどころと、こういう機能が発揮されるよう...全文を見る
○川橋幸子君 必要なところは見直してくださるという大臣のお約束でございますので、ぜひ大臣の目でこの行政、見直していただきたいと存じます。  さて、それではお待たせしました。労働大臣にお伺いしたいのは、失業給付というのも、これも働く人々、現役世代の人々にとっては最後のよりどころに...全文を見る
○川橋幸子君 雇用保険法の改正を踏まえた上での、なおかつの改善の私は御要望を申し上げたつもりでございますけれども、確かに日本の場合は雇用保険の保険料率は諸外国に比べれば低いと言われております。  しかし、例えばいつも日本が規制緩和のときにモデルのように持ち出されますアメリカ、イ...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございます。総合的に考えて見直していただきたいと思います。  今は景気がこういう状況ですので、なかなか財政改革も行政改革も進まないというお話がたびたびこの決算委員会であるわけでございます。景気が持ち直した場合に二十一世紀の我が国をどうするかという、こうい...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、先ごろ、法務省の人権擁護推進審議会は、我が国の人権救済機関・制度のあり方について論点整理を公表しておられます。審議会の中では、今、荒木政務次官から御紹介がありましたような国際的な潮流というのは、どのようにしっかりと情報提供され、今回の論点整理の中にも盛り込ま...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございます。  十分にこうした国際的な潮流についての検討が進むように審議会の方に対して法務省としても御努力いただくと、こういうことでございます。  私は一つ、きょうは厚生、労働の関係でございますが、厚生省ももちろん人権救済に関してはケア、救済措置の方で...全文を見る
○川橋幸子君 審議の経過途中でこれからの結論待ちということかとはもちろん思いますけれども、そういう御答弁になるとは思いますけれども、しかし一方で、国から独立した国内人権機関を持つべきだという国際基準との関係から、やはり私は全部審議会にお任せというよりは、国としてはこうあるべきだと...全文を見る
○川橋幸子君 ただいまの答弁を聞いて大変安心をいたしました。  そうしますと、労働省のこうしたソフトな調停制度も、それからパリ原則に合う人権救済機関としての法務省の人権国内機関もともに必要だと、そこで整合性がとれているというこのようなお答えだということで理解させていただいてよろ...全文を見る
○川橋幸子君 同じ御答弁の繰り返しを今伺ったわけでございますけれども、私が確認させていただいたとおりでよろしゅうございますね。労働省の機構も法務省の新たな審議会も両方必要なんだと、これが政府全体の見解なんだというふうにとらせていただいてよろしゅうございますね。
○川橋幸子君 はい。大変結構な答弁をちょうだいいたしまして、大蔵省もぜひ、これは重複する機能だからというようなことで予算をカットするなんという、そういうけちなことをなさらないようにお願いしたいと思います。  さて、残す時間、大変短くなってしまいました。外国人労働者問題についてお...全文を見る
○川橋幸子君 御理解をいただきたいのは私の方でございまして、ぜひ法務省のそうした人道上の配慮について十分御検討の上、個別案件についてここでお答えをいただくということはいたしませんけれども、お願いしたいと存じます。  傍聴席には関係者の市民団体の方々が政務次官の答弁を心配そうにし...全文を見る
○川橋幸子君 私の受け持ち時間がもう終わりになってしまいまして、労働大臣に重ねてお伺いすることは非常に困難でございます。こちらの方からまとめ的な御要望を申し上げさせていただいて、次の質問者の方にお譲りしたいと思います。  結局、労働力という非常に何というんでしょうか、経済上の単...全文を見る
09月20日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子と申します。  では、早速質問をさせていただきたいと思います。  本日、一番最初にお伺いしたいことは、九月十七日でございますので、先週といいますか去る日曜日でございます。テレビ朝日の「サンデープロジェクト」、田原総一朗さんが司会をしてい...全文を見る
○川橋幸子君 法務省としても調査をなさって、これは民民といいますか私人対私人、上陸を拒否された外国人を送り返す義務というのは国際慣行上航空会社にあるということでございまして、民民の話だということが一つ。  それと、八月四日の朝日の記事によりますと、千葉県警の新東京空港署、成田空...全文を見る
○川橋幸子君 そうしますと、費用が徴収された問題については民民の問題であるから国の責任というものはないという、そういうお答えだったということでございましょうか。  それから、上陸防止施設については国の施設なので管理運営責任はあると、これからはよく管理してまいりたいと、こういうお...全文を見る
○川橋幸子君 大分、大臣は軽くお考えのようなそういう印象があるのでございますけれども、例えばこれは毎日新聞の記事でございますけれども、法務省側はどなたがお会いになったのかわかりませんが、退去外国人の苦情の多いことを認めて、「「警備会社は外国人の処遇に慣れていない。対処すべきかもし...全文を見る
○川橋幸子君 お金の徴収はその施設内で行われたのでございます。それから、あとおっしゃられました個別事件として告発状も出ているので、それはそれで司法の方の裁きに任せると、これは結構でございます。私もそれは個別案件としてはその処理をしていただきたいと思いますけれども、先ほどの元警備員...全文を見る
○川橋幸子君 ぜひいい方向で予算が通り、実現いたしますようにお願いしたいと思います。  そこで、本件については既に医療費部分は共済給付の方から出ているわけでございますけれども、済みません、途中ちょっと条件句入れます。新潟の当該事件で被害に遭われた方にとっては、お金の問題というの...全文を見る
○川橋幸子君 私の話し方が悪かったせいかもわかりません。そういう条件を入れた上で確認をしたつもりでございまして、一点、私は、もしその障害が固定されて見舞金の金額が決まっていった場合に、医療費はこちらの制度、それから障害に応じた見舞金は犯罪被害者ということで、両制度にまたがって構わ...全文を見る
○川橋幸子君 お医者様、専門家にとってはそう困らないような細目まで定められているという、そんなお答えなのでしょうか。  私は、一言、やっぱり「労務」という言葉は非常に違和感を感じているということだけ、これは御記憶いただきたいと思います。学校の生徒に「労務」ということですね。長く...全文を見る
○川橋幸子君 今後研究をしていくというそういうお答えで、それではぜひそのようにお願いしたいということで、この件は終わらせていただきます。  少し時間の使い方がまずいといいますか、質問が盛りだくさんだったせいでしょうか、たくさん質問項目を御用意いただいたのですが、残りの時間が八分...全文を見る
○川橋幸子君 残りの時間、恐縮です、もう時間が少ないので私は自分の意見を述べさせていただきたいと思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。  事情が変わっているといいますのは、批准国数が非常にふえているということですね。規約本体の批准国数が百四十四、そのうちこの通報制度を...全文を見る
11月27日第150回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○川橋幸子君 民主党・新緑風会という会派に所属しております川橋幸子と申します。いいお話を伺いまして、ありがとうございました。  お二人の参考人の先生方に、加藤先生、内田先生の順番で、二十分の時間をいただいておりますので、質問をさせていただきたいと思います。  まず、加藤先生の...全文を見る
○川橋幸子君 大変大きな問題をぶつけましたけれども、先生、わかりやすくお答えいただきましてありがとうございました。そこで、今度は少しお答えしやすいように小さな問題にさせていただきます。  先ほどドイツの基本法、憲法に当たる基本法ですが、四十数回改正されている。アメリカも七回です...全文を見る
○川橋幸子君 加藤先生にお伺いします。
○川橋幸子君 済みません。それじゃ、日本の平和主義は日本国憲法の改正によって変えられるかどうか、その部分だけで結構でございます。
○川橋幸子君 結局、その問題も法律論というよりも、日本が置かれている、アジアの中で置かれている状況、あるいはアメリカとの状況、そういう現実的な状況の中で九条を変えるのが得策かどうか、そう考えた方がいいと、そのように理解させていただいてよろしいでしょうか。  はい。それじゃ、済み...全文を見る
○川橋幸子君 はい、済みません。  ということで、もうくどく申し上げなくてもおわかりいただけたかと思いますが、その主要な論点をお教えいただきたいと思います。
○川橋幸子君 まだ二分ぐらいありますので、この国の形について続けてお答えいただければありがたいと思います。内田先生にお答えいただければと思います。
○川橋幸子君 そうでございますか。
○川橋幸子君 では、加藤先生、お答えいただけますか。この国の形と憲法の関係でお願いいたします。
○川橋幸子君 どうもありがとうございました。