川橋幸子

かわはしゆきこ



当選回数回

川橋幸子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第154回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○川橋幸子君 すごいプレッシャーが掛かりまして。民主党・新緑風会の川橋幸子と申します。内閣委員会にこのたび初めて所属させていただきました。  それでは、前半の三十分間は内閣全体の問題について私の方から質問させていただきまして、後半は岡崎委員の方にお譲りして、従軍慰安婦の問題を超...全文を見る
○川橋幸子君 内閣府が置かれるとともに、内閣官房の機能が大変強化されたわけでございます。内閣官房長官、副総理と言うぐらい、副大統領と言うぐらいの大きな権限をお持ちになる、そのような制度改正であったと思いますが、次の三点につきまして、一年たった後の官房長官御自身の事後評価をお伺いし...全文を見る
○川橋幸子君 率直な御答弁、ありがとうございました。  ただ、総理の発議権は、骨太方針について閣議に報告、発議というのか、これは報告じゃないかというような感じいたしますし、予算案の提案はいつもやっていらっしゃることでございますし、何か発議権というほどには国民にぱっと、あ、政治が...全文を見る
○川橋幸子君 本人が考えるというのは、これはもう当たり前のことでございまして、あえておっしゃっていただかなくてもいいことのような気がいたします。それだけ議員というのは身分が保障されると同時に、自己責任というものを厳しく問うものが議員、その辺の、倫理綱領に書いてあるんじゃないかと。...全文を見る
○川橋幸子君 今回、改めて政と官の問題、政官問題というふうなことが問われていると、こういうメディアの報道ないしは国会の中でもそのような問題意識が持たれているわけでございますが、振り返りますと、私は九二年に参議院に当選させていただきましたけれども、ちょうどその直後に金丸信さんの問題...全文を見る
○川橋幸子君 そうしますと、ガイドラインの話は、そうした大きな流れの中で国の意思決定はどうすべきか、その中で政治と官はどう付き合うかという、その大きな流れの中で御検討なさるということで、ガイドラインの話はちょっと一歩、それ待ちという話でございますか。
○川橋幸子君 今日は三十分の質問時間でございましたのに、お聞きしたいことを盛りだくさん、たくさん入れてしまいました。今のガイドラインの話は、それまでの間やはり私は必要だと思いますので、是非官房長官のところでガイドラインをお作りいただきたいと。その方が役人も安心いたしまして能力を発...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、時間短うございますけれども、尾身大臣に伺いたいと思います。  岡崎委員が少し時間を吐き出していただきましたので、先輩議員の協力を得まして質問さしていただきたいと思います。二問でございます。  科学技術政策について伺いたいと思うのでございますが、一点目は...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○川橋幸子君 おはようございます。民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  今日は、竹中経済財政担当大臣と石原行政改革担当大臣のお二人に御質問をさせていただきます。  さて、先日、官房長官へのお尋ねの中にも、まず私の質問の導入部分では、明治維新に匹敵するような大変大きな中央...全文を見る
○川橋幸子君 骨太方針を出されたころからあった議論です。  ウサギが一匹なのか二匹なのかという話にも関係いたしますけれども、骨太方針で示されたのは競争力を強化すると、こういう経済政策が強調されたわけでございますが、最近のデフレの中にありまして、競争力強化というのは需要喚起にも役...全文を見る
○川橋幸子君 中長期のタイムラグ、経済が安定的な基調に乗る中長期のタイムラグは、二、三年ということなのでございましょうか。しからば、短期的にも需要喚起に効果を上げると。その短期というのはどのぐらい、すぐ即効性のあるものでございますか。
○川橋幸子君 それでは、短期のタイムラグということですと、また質問させていただく機会もあろうかと思いますので、フォローアップをさせていただきたいと思っています。  さて、これから、経済財政諮問会議の検討内容、検討事項としましては、この不況に対応するための経済活性化、それから石原...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、ちょっと質問の順番変えさせていただきまして、政府系金融機関の質問の方に先に移らせていただきたいと思います。その後でNPO支援についてお伺いしたいと思いますが。  政府系金融機関の取扱いについてでございますが、結局これは、金融機関の在り方についてといいまし...全文を見る
○川橋幸子君 今、この不景気の中で、中小企業の資金繰りが大変苦しい中でこの政策金融の役割は重要だと、こういう議論が蒸し返し出されている中での御議論なわけでございますけれども、本来の検討の視点を失わずに、大臣の手で大胆に処理していただきたいと要望させていただきます。  さて、NP...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、ちょっと残り十分切れましたけれども、今度は石原大臣の方にお伺いさせていただきます。  さて、大変御苦労の末だったんだろうとは拝察いたしますが、昨年十二月に決定されました特殊法人等整理合理化計画については、これもメディアの評は大変辛いと言わざるを得ないと思...全文を見る
○川橋幸子君 次は、これも大きな課題でございまして、公務員制度改革について伺います。  先ほど、大綱でしたでしょうか、まとめられて公表されたわけでございますが、その中の一番の目玉、目玉といいましょうか重点、改革の重点としては信賞必罰と。ちょっと古めかしい言葉でございますが、要す...全文を見る
○川橋幸子君 あと一問、三十七分までの持ち時間でございますので、もう要望で終わるかと思いますが、申し上げます。  天下りについてでございますが、人事院の事前承認制というものがなくなりまして、各省大臣の権限が強くなったということでございますが、今回の外務省における政官の付き合い方...全文を見る
04月10日第154回国会 参議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋でございます。  まず最初に、総論的な意見を述べさせていただきます。  四月一日の毎日新聞の社説でしたが、こんな表現がありました。旧憲法、明治憲法ですけれども、不磨の大典と発布勅語で呼ばれたそうでございます。また、当時、山県有朋首相の施政方...全文を見る
04月26日第154回国会 参議院 本会議 第21号
議事録を見る
○川橋幸子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました道路関係四公団民営化推進委員会設置法案について質問をいたします。  聖域なき構造改革を掲げて発足した小泉内閣にとって、くしくも今日、四月二十六日は満一年目に当たります。自民党を壊すと言って党総裁になられた人...全文を見る
05月08日第154回国会 参議院 憲法調査会 第6号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子と申します。よろしくお願いいたします。  まず、今の同僚議員の質問に関連いたしますが、もう少しその辺りの具体的な話を伺いたいのですが、人権というのが非常にルーズな意味で使われ過ぎて本来の意味を失っている、その危惧を先生からちょうだいしまし...全文を見る
○川橋幸子君 そうですか。私は、社会的・経済的ということで同じ問題意識でとらえてしまって、どちらにも人権インフレがある、その危険をもっと具体的にお教えいただければということなんですけれども。
○川橋幸子君 会長、恐れ入ります。  それじゃ、後ほどもし時間がありまして途中で思い付かれましたらお教えいただければということで、次の質問に移らせていただきたいと思います。  私、それほど深い理解がない人間でございますが、以前、学生時代に憲法を教わったときには、法の下の平等と...全文を見る
○川橋幸子君 個の尊厳、個人の尊厳も、私はどちらかといいますと、先生のお話を伺うまではむしろ自由権的なもの、生まれながらにして侵さざる、侵されてはならない個人の人格、個人であることを侵害されてはならないものというふうに思っていましたら、ドイツの基本法は、むしろナチス・ドイツの反省...全文を見る
○川橋幸子君 日本人の憲法観といいますか、特に人権概念に対する理解というのはどうも西欧諸国に比べるとまだまだ日本は遅れているといいましょうか、成熟していないといいましょうか、そのようなことがよく言われますが、そういった場合に、やはりこれは西欧で生まれた概念であって、日本は輸入して...全文を見る
○川橋幸子君 新しい人権のところで、プライバシーとか環境権などが代表的なのだろうと思いますけれども、前回の参考人の先生からのお話でも、それらは個別に憲法に規定するということよりもむしろ立法政策の問題であって、そういうものを規定することは日本国憲法はウエルカムであると、ウエルカムと...全文を見る
○川橋幸子君 もう一点、この調査会でも度々話題にはなりますけれども、それほど議論というか詳しい話に入らなかったことにヒトクローンの問題、生命倫理の問題がございますが、もう技術としては可能な世の中になったと言われておりますけれども、そうした生命倫理の問題については、人権の角度から見...全文を見る
○川橋幸子君 その先を、人権と人権がぶつかったときの、人権の衝突の先の考え方を教えていただきたいんですが。
○川橋幸子君 関連して。これからの問題でございましょうか。
○川橋幸子君 憲法改正の話が今回の有事法制なんかもめぐっていろいろ出ていますが、事この人権に関しては、非常に人類の歴史の中で得られた普遍的なものであるとすると、人権の部分は改正できないというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○川橋幸子君 済みません、ちょっと言葉が足りなかったかもしれません。  一番基本的な基本権の部分について、制限してもよろしいというような逆の改正でございます。人権を保障しないという方の改正です。
○川橋幸子君 人権から離れるかもしれませんが、私個人は人権と同義語ぐらいに考えておりますのが日本国憲法の平和主義と言われるものでございます。平和な中に生きていく、一つの人間として人間らしく生きる生存権みたいなものの、そういう理解の仕方を個人はしておりまして、そうした場合に、平和主...全文を見る
○川橋幸子君 時間が一分半ぐらいなんです。でも、有効に使わせていただきまして、これまた、先生の今日のお話とは懸け離れると言われるかも分かりませんが、民主主義国は戦争しないという、俗に言われる言葉については、先生はどんなふうにお考えになられますでしょうか。
○川橋幸子君 どうもありがとうございました。  御専門、せっかくの講義から離れた質問をしてしまいまして、おわび申し上げたいと思います。  ありがとうございました。
05月21日第154回国会 参議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。百分間の時間をちょうだいしておりますので、よろしくお願いいたします。  民主党の立場はもう皆さんもよく御存じでいらっしゃると思います。衆議院では、修正案を提出させていただいて、政府案には反対、こういう立場を取らせていただきま...全文を見る
○川橋幸子君 大臣おっしゃったとおりだと私も思うんです。経済システムあるいは社会システム、政治を含めてでございますけれども、日本の国の在り方が合わなくなってきているというその部分でも本当に構造的な改革を掲げられているわけでございます。そのように私も承知しておりますが、しからば、こ...全文を見る
○川橋幸子君 スピードを速める、どこかタブーを取り払って、聖域なき、できることはやると、そういう意味で聖域なきなんだろうと思うんですが、そのスピードと深さだけではなくて、私は、私自身はまた別の考えがありますけれども、総理から発信されているメッセージというものの中で非常にはっきりし...全文を見る
○川橋幸子君 という答弁をいただきますと、ここまでは大臣とは大変協調できる部分でございまして、是非応援したいと思うわけでございますが、そうした公約がなかなか特殊法人等改革、なかんずく先行七法人の改革、そして期待された道路四公団の改革、ここに結び付いていないというのが民主党の考え方...全文を見る
○川橋幸子君 大臣の御答弁、前段の方を伺っておりましたら、計画を前倒しにしたからなかなか実績が上がらないという感じの御答弁。二番目は、国会審議に手間が掛かるからなかなか早くできないという、そういうニュアンスの御答弁。三点目は、与党内の調整も結構大変だというような、そんなふうな感じ...全文を見る
○川橋幸子君 本当は私、大臣は非常に残念でいらっしゃるんじゃないかと思うのですよ。私は、大臣の内心をおもんぱかって今のような質問をしているわけでございますけれども、日本語で石油公団の廃止と書いて、そういう名前の特殊法人がなくなるから廃止だというのはいかにも機械的で、本当にこれが小...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、大臣のおっしゃることを信じたいと思います。また、ほかの委員会で平沼大臣の答弁も伺ってみたいと思いますが、自分でなかなかぜい肉をそぎ落としにくいところが行革をきっかけにして外からの外圧でもってうまいことそぎ落として、今度うまいところだけもう一回看板掛けてやる...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、これからのプロセス、私どもも見させていただきたいと思いますが、情報公開もしっかりやっていただきたい。是非、大臣がおっしゃったような方向での石油公団の改革であることを実現していただきたいと願います。  さて、今回郵政公社法が総理の念願かなって提案されたよう...全文を見る
○川橋幸子君 ちょっと伺いたかったことが、私の理解不足かも分かりませんけれども、はっきりしなかったんですけれども、特殊法人というジャンルの法律用語とか概念とかをこれからも残すのですかという、そういう技術的な質問だったのですが、こういう質問をする問題意識は、特殊法人は余りいい言葉じ...全文を見る
○川橋幸子君 それでは是非よろしくお願いいたします。  さて、次は政府系金融機関の在り方についてでございますけれども、今回のデフレ不況の中で、なかなか公的金融の問題はそう簡単に、器の切ったり張ったりでは難しいと、そういう趣旨からでしょうか、経済財政諮問会議において今年年初から検...全文を見る
○川橋幸子君 大蔵からも今日は御答弁お願いしていいですか。──はい、是非。  財務大臣、非常に苦しんではおられる様子はよく分かるのでございますけれども、苦しむ余りに混乱されても国民が迷惑するばかりでございますが、今の石原大臣の御答弁聞かれていかがでしょうか。
○川橋幸子君 今お答えいただいたのはみんなどこかで私拝見したような文章でございまして、その程度の知識は私も持っておりますので、もっと端的に、今日の議論を財務大臣にお伝えいただきまして、私は、財務大臣、財政を担当される、財政改革を担当される塩川大臣こそが改革なくして成長なしで、もっ...全文を見る
○川橋幸子君 今ここで来年度も一兆円規模で量的指標を明示しろというような、そういう駄々っ子のような質問はいたしませんけれども、私は、ある種の量的表示は必要なんじゃないかと思います。御検討いただきたいと思いますので、これは要望で終わります。  さて、その次でございますが、ようやく...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、私、先ほど午前中の質問の中で、委員の構成のときに、道路についてまるっきり知らないど素人というお話も出てまいりましたが、私なんかはその一人でございますが、それでも非常に分かりにくいのですね。一生懸命分からない人間が分かろうとして理解して読んでみるのですが、分か...全文を見る
○川橋幸子君 私が大変混乱するのは、混乱しているのも、聞くはいっときの恥でございますので、質問させていただきたいと思いますが、この基準の十番目のところですね。事業の性格上、アウトソーシングしなくても政府の直轄処理により十分対応可能なもの、この項目と採算性と民営化、この三つのトライ...全文を見る
○川橋幸子君 大変滑らかな答弁なんで、何か聞いて分からないと、聞いた方が能力が低いような感じになってしまうのですが、依然としてなぞは私はぴたっと胸に落ちないのですね。  それで、堂々巡りしても仕方がありませんので、その次の質問に移らせていただきますが、結局、採算性というものをど...全文を見る
○川橋幸子君 という予測を持ったが、そういうふうにはならなかったというか、当初は三十年だったわけですけれども、だんだん償還期限が延ばされてきているわけですね。今回の委員会というのは、過去のことは仕方がないと、これから先、新しい組織で考えましょうと、そういう割り切り方法かなとも思う...全文を見る
○川橋幸子君 一般的には、それじゃ既定路線、もう既に決まったところはどうするんだという話が様々ありまして、民主党は凍結を主張して、凍結というそういう決定にはならなかったのでございますけれども、凍結するかしないかは別にしまして、新たな組織により建設する路線だけの採算性なのかというの...全文を見る
○川橋幸子君 大変、ようやく私にも理解が及ぶいい御答弁いただきまして、是非、実施主体の公団の側におかれましても、あるいは担当される行革大臣におかれましても、それからもちろん国交省におかれましても経過期間の採算性というものを十分考えていただきたい。どさくさ紛れに何かということはない...全文を見る
○川橋幸子君 採算性の問題、やはりプール制の見直しと。これも石原大臣はもうお約束いただいているわけでございますが、そうした問題については後日、同僚議員が専門的な立場からまた質問させていただきたいと思いますので、残りの質問の中で、少し飛び飛びでお尋ねさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○川橋幸子君 それこそ何か時代に合わなくなっていると。議員立法だから議員立法で改正しろというようなお話、何もかも分かりません。一応私どもは、私は力がないですけれども党内に持ち帰って発言してみたいと思いますが、そこにそんなに党の有力者が入られて、今本当に、路線決定するときに、政治と...全文を見る
○川橋幸子君 何か前段は御理解あるような御答弁でありましたけれども、最後は全く理解できない、従来路線にお返りになられたようで、がくっとしてまいりましたけれども。  石原大臣、どうなんでしょうか。そんな超大物がそこに入っていらっしゃる、その上にある委員会が大なた振るえると思われま...全文を見る
○川橋幸子君 何かうまくかわされてごまかされたという感じもいたしますが、行革の理念に燃えておられる先生方でいらっしゃいますので、是非、この委員会の場では根本的に考えると言ってくださったわけですよね、プール制についても見直す、あるいは採算性についても厳密に把握する、それから、先日の...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、最後、時間がなくなりましたが、単純な質問を、委員会の人選の件について伺わせていただきます。  五月十二日、東京新聞では、石原大臣の地方での何か記者会見のものが上がっておりまして、早ければ来月早々にというような記事が東京新聞に上がっておりましたけれども、私...全文を見る
○川橋幸子君 終わります。
06月06日第154回国会 参議院 内閣委員会 第14号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  本日は官房長官にもお忙しい中お出ましいただきましたので、まず最初に、官房長官の非核三原則見直し発言などをめぐりまして質疑をさせていただきます。時間がございませんので、本当に短く私の方もお尋ねいたしますので、その範囲内で官...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、二点目に移らせていただきます。今度は福田官房長官御自身の発言についてお伺いさせていただきます。  核の問題でございますが、要旨、法理論的にと報じられておりました。法理論的に持ってはいけないというふうには書いていないと、このような報道がございました。憲法だ...全文を見る
○川橋幸子君 官房長官は、ICBMの話から発展して非核三原則そのものについての記者との懇談の場でお話しされたと、このように私は報じられていると思います。その際に、核の問題になったときに、今はこうだけれども、国際情勢が変わればということを前提にした上で核の問題をお話しになられたので...全文を見る
○川橋幸子君 聞いたことにだけお答え賜りたいと思います。  私が伺いましたのは、絶えず法理論的という話と政策論的な話、二つあると。政策論的に持てないことになっている、だけど法理論的には持てるんだというこの発言について伺っているわけでございます。  憲法解釈については、私も法制...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、法理論的にもそれは間違っていたと、おっしゃったことは間違っていたというふうに私は受け取らせていただきます。  それでは、その次に入ります。  既に官房長官は、非核三原則の国是について、国際的な公約としても重要であるという旨の御答弁をさきにありましたけれ...全文を見る
○川橋幸子君 枝葉の問題よりも根幹にお答えください。
○川橋幸子君 今回、記者懇という場でいらっしゃったわけでございまして、そういう意味で、メディア批判をなさるお気持ちがある、あると言ったら申し訳ございません、そういう部分は私は情状酌量の余地はあると思っておりますし、大変率直に、慎重居士であると言われておられた官房長官がこのような発...全文を見る
○川橋幸子君 小泉内閣に対する、小泉内閣が倒れるか倒れないかというお話を伺っているのではないのです。そうした内輪の問題ではない、しっかり日本国の総理としての御見解を伺いたいと、こういう気持ちから私は伺っております。  それでは、新聞に報じられたことですが、最初に総理の方の反応が...全文を見る
○川橋幸子君 歴代自民党総理の中で、私は小泉総理に期待した、野党ですが期待した一人です。それは、言葉が率直であること、隠さない、話すこと。これは、私は買いでした。買いって失礼でございますけれども、期待いたしました。ですが、私も、やっぱり総理の対応はおかしかったと思います。  首...全文を見る
○川橋幸子君 いつもメッセージは強く発せられる総理ですが、この件に関しては国民にそのメッセージは来なかったと思います。  例えば、どうってことないという発言が、どうってことないじゃないのという強弁発言が独り歩きしています。これに関してはどう思われますか。
○川橋幸子君 問題をすり替えておられると思います。非核三原則変わりないというのは、国民は当たり前の話でございまして、それを守ってくださらない内閣はすぐにも倒れると私は確信しています。  つまり、総理としての御自分の責任が自覚されていない。どうってことないよ、事を鎮めようとなさる...全文を見る
○川橋幸子君 お疲れのことは分かりますけれども、真剣に問う相手に対して真剣に答える、それは子供に対してもそうだと思います。私はそれほど肩書のある人間ではありません。ですけれども、もし私の言うことが心に響いていらっしゃるならそのようにお答えなさる、これが総理として、市民の信頼を得、...全文を見る
○川橋幸子君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっております道路関係四公団民営化推進委員会設置法案につきまして、反対の立場から討論を行います。  民主党・新緑風会は、結党以来、常に市民が主役となる参加型の政治を考え、道路関係四公団を始めとする特殊法人等の...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○川橋幸子君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました平成十二年度一般会計公共事業等予備費外十一件に対し、承諾を与えることに反対する旨の討論を行います。  以下、理由を申し述べたいと思います。  まず、平成十二年度公共事業等予備費五千億円の使用は問題...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子と申します。  今日は官房長官に、男女共同参画の担当大臣としての質問を四問ばかり、短い時間でございますけれども、さしていただきたいと思います。  それでは、まず一点目でございますけれども、男女共同参画社会基本法というものができまして三年...全文を見る
○川橋幸子君 スピードアップをしていただけるという御答弁ちょうだいしましたので、今の問題に関連して、パート労働の問題についてもう一点伺わせていただきたいと思います。  先ほど、厚生労働省の方の研究会の意見書が二月に出されたと、中間まとめでございます。近々、七月後半には最終報告が...全文を見る
○川橋幸子君 残る二問を四分間で質問しながら御答弁をちょうだいしたいと思いますので、まとめてお伺いさせていただきたいと思います。  五月三十一日に、アフガニスタンの女性支援策について、これは官房長官が特にイニシアチブを発揮されまして、アフガンの女性支援についてその在り方を有識者...全文を見る
07月23日第154回国会 参議院 内閣委員会 第17号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  さて、いわゆる従軍慰安婦問題、戦時性的強制被害者問題が社会問題化したのは、一九九〇年の六月、参議院予算委員会で本岡昭次議員、現副議長でございますが、が政府に実態調査を迫ったことに端を発しております。あれから十二年がたって...全文を見る
○川橋幸子君 今、総括していただいたとおりの問題なわけでございますね。そこで、今日は、対政府質問はそれぞれ外務副大臣と内閣官房の参事官ということのようでございますが、政府に対して質問をいたします。  七月の十九日、二十日、この二日間にわたりまして、全国紙上、アジア女性基金の募金...全文を見る
○川橋幸子君 というふうに政府はお答えになりますけれども、私は、実態はそうではない、アジア女性基金の枠組みが破綻に瀕しているのではないかと、このような認識を持っております。  例えば、寄附金というのは当初は集まるものでございます。しかし、最近では、閣議で大臣からも寄附を、寄附と...全文を見る
○川橋幸子君 政府の関与でできたアジア女性基金ですよね。純然たる民間の団体といっても、このアジア女性基金に対する私は政府の責任は大きいのではないかと思っております。聞いてみなければ分からないというのは、いかにも私は無責任な感じがいたします。  募金が集まらなくなったということの...全文を見る
○川橋幸子君 政府に聞いています。
○川橋幸子君 アジア女性基金のミッション、使命は、償いの気持ちを表す、償いの事業を行う、これがミッションだったんです。それが私はうまくいかない、こういう実績と言うと変ですね、事実を踏まえて私は議員立法が提案されていると、このように理解しているといいますか、提案者の方ではっきりした...全文を見る
○川橋幸子君 もう少し、そうですね、簡単な単純な聞き方をさせていただきたいと思います。  私も、法的枠組みを作る、国の責任というこの一点を明白にすることによって、アジア女性基金が本来ねらった償い事業というものは生きてくると思います。  法案が成立した場合は、アジア女性基金との...全文を見る
○川橋幸子君 もう少し分かりやすい質問をしなければいけなかったと少し反省しております。  質問の順番を変えまして、それでは実際に既にアジア女性基金から償い金を受け取った人には、この本法の措置としては金銭の支給はどのようになるのでしょうか。
○川橋幸子君 私の個人的な受け止め方ですが、要するにアジア女性基金というのは、国の責任というものをあいまいなままにして、国民からの募金を支給することによって償いと称したわけですね。アジア女性基金の方々も、本当に被害者の方々の心に寄り添って、年老いていき、生涯心と体の傷にさいなまれ...全文を見る
○川橋幸子君 よく分かりました。国家間の問題と国家と個人の問題はまた別。私は、ウィーンの人権会議が開催されて以来、やはり人権問題についての世界の潮流は成熟しつつある、そのように考えるわけでございます。  今回、そうしたことを、関係国の反応、あるいは被害に遭われた方々のお気持ち、...全文を見る
○川橋幸子君 様々なグローバリゼーションがありますが、私は、国連の取組を軸といたしまして、女性同士のといいますか、女性の人権、あるいは、女性に限らず、強制連行問題などもあるわけでございますけれども、人権についてのグローバルな取組が進んでいる中で、私はそのように言ってくださる相手国...全文を見る
○川橋幸子君 この九条は私も大変意味のある法律だと思います。日本という国が過去を直視する、そして人権、平和、あるいは女性の尊厳、命というものの大切さを十分認識している国であるということを私は対外的に示すと同時に、国内にも、国民の理解を得る、国民全体としての合意形成に大きく役立つも...全文を見る
○川橋幸子君 ちょっと質問からは外れますが、解説的に私ども民主党の立場を申し上げさせていただきたいと思います。  民主党の場合は、政治主導を、官僚主導ではない政治主導でもって国政を運営していきたいと、こういう理念を持った政党、特に強く持った政党でございますけれども、そういう意味...全文を見る
○川橋幸子君 早急に御検討をお願いしたいと思います。  さて、アジア女性基金でございますが、先ほど、償い事業、償い金をお渡しする事業、これが終わったというようなことは、むしろミッションが終わったというふうに私は受け取ると、このように申し上げたわけでございます。  今後について...全文を見る
○川橋幸子君 今のようなお答えがあるので、私は官房長官に是非お越しいただきたいと。男女共同参画の担当大臣でいらっしゃって、男女共同参画会議の議長である官房長官なんですね。責任ある答弁を求めたいということはそういう意味だったのです。私ども、この委員会を開くときに、担当の大臣がお見え...全文を見る
○川橋幸子君 結局、私はこのように考えるんです。非常に混乱とあいまいさを残して、アジア女性基金の関係者は非常に苦労してここまでやってきたけれども、その苦労が報われない、そういうままに、そういう努力が無に帰してしまう上にこの償い事業の募金活動を打ち切ると。結局、日本外交の国としての...全文を見る
○川橋幸子君 終わります。
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○川橋幸子君 百九十二日間の長い国会が終わりまして、ようやく休暇が来たかと大臣、思われたかも分かりませんが、今日が参議院決算委員会の総括的質疑、いよいよ参議院決算委員会の出番でございます。どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、去る七月三十一日に平成十三年度決算の...全文を見る
○川橋幸子君 財務大臣に改めてお伺いいたします。  これはテクニカルな問題とは少々違うと私は思います。過去の計数を伸ばすだけではない、小泉総理が改革なくして成長なしとおっしゃって大変財政再建について意欲を燃やしていらっしゃるときに、次年度の政策意思を考えながら、結局、税収不足が...全文を見る
○川橋幸子君 十二年度は持ち直したんですけれども、十三年度でがくっと減ったんです。
○川橋幸子君 十二年度は、実はこれは三兆四千七百八十億円の増収だったんです、当初見込みに対してですよ。全体の税収は、ずっとこのところ、なかなか、景気、デフレ不況の下で低迷しておりますけれども、十二年度については予想外の増収だったと、株価が持ち直したと。それから、十三年度については...全文を見る
○川橋幸子君 官房長官も何か苦笑いなさってお答えになるという状況でございますので、本当にこれがいかに暴論であるかはもう説明するまでもないということかと思います。  本当に、新委員長就任されまして、先ほどこの委員会運営に対する姿勢をお述べいただきましたし、また前委員会の委員長も引...全文を見る
○川橋幸子君 総括質疑というのは最後にもございますけれども、一番前にもございます。政府の政策運営の責任というものが明確に表示される、過去の問題だとしましても、説明責任というものがございます。塩川大臣、最後に何か随分スカートを引っ張られたような気がいたしますけれども、こちらの理事懇...全文を見る
○川橋幸子君 今がその時期でございますので、是非早急な検討をお願いいたしまして、国全体としての戦後処理問題について窓口をしっかり、受皿をしっかり置くということをお願いして、次の質問に移ります。  さて、厚生労働大臣にお伺いしたいと思います。  厚生労働省のパートタイム研究会の...全文を見る
○川橋幸子君 働きに見合った処遇をする、そういう点で、最終報告がその方向をはっきり打ち出されてこれから取りまとめに入っていかれる、その方向は評価するわけでございます。初めて均等処遇原則タイプも法制化へのタイプの一つとして指摘されたことは評価するわけでございますが、法改正につきまし...全文を見る
○川橋幸子君 この問題につきましては官房長官にも内閣委員会でこれまでお尋ねしているところでございます。  内閣主導の行政運営の中に男女共同参画会議を設けまして、個人のライフスタイルの選択に対して税、社会保険あるいは賃金制度などが中立的でなければならないということから、男女共同参...全文を見る
○川橋幸子君 既に影響調査は経済財政諮問会議の方にも報告されて検討されていると、このように伺っておりますが、来年度の予算編成に当たって、政府税調の方では配偶者特別控除を廃止するとか、あるいは年金の方につきましては厚生労働省の方の検討も受けているのでしょうか。六十万ぐらいに適用基準...全文を見る
○川橋幸子君 この問題につきましては、十三年十月、去年の秋でございますが、総務委員会で同僚の八田ひろ子委員の方も総務大臣に尋ねているわけですね。総務大臣のそのときのお答えは、それぞれの地方団体の御判断で実際やってもらうしか仕方がないというような、大変投げやりなといいましょうか、私...全文を見る
○川橋幸子君 ここに、これは三菱総研の、シンクタンクの調査結果でございます。たまたまウェブサイトで入手したばかりでよく中身は見ていませんけれども、パートの賃金の話になりますと必ず出てまいりますのが、事業主の保険負担が高くなると。大手スーパー業界、試算してみたら九十億増えるというよ...全文を見る
○川橋幸子君 内容よりも、そういう国際条約の批准というのは、私は日本外交の一つのプレゼンスの在り方だと思っているんです。日本、アメリカだけと、このような未批准の国が、状況をどう考えるかということを私はお答えしていただきたかったと思うわけでございます。  時間を少々過ぎております...全文を見る
○川橋幸子君 今、川口大臣が個人通報制度のことにもお触れくださいましたけれども、個人通報制度を持っている条約で大変批准国数が多い、発効しましてからこれも三十年近い年月がたっている人権B規約の選択議定書というのがございます。  私事ですけれども、私、当選して十年になるわけでござい...全文を見る
○川橋幸子君 お戻りいただかなくてそのままいただいてもよろしいのですけれども。  なぜ我が国だけが我が国の司法制度の独立との関係で問題があると。ほかの国ではこういう議論というのは聞かれないわけですね。それから、批准国数も大変多いと、全部で百二か国ですか、に及んでいるんです。大臣...全文を見る
○川橋幸子君 川口大臣は大変苦しい答弁だと私は思います。これは、本当に日本の司法の一国主義としか言いようのない問題だと思います。是非、内閣全体としても、今日は担当の法務大臣おいでじゃございませんので、司法制度改革の一環として日本の司法の国際化に御努力いただきたいと。もうこれ以上伺...全文を見る
○川橋幸子君 画一的に言ったことはないとおっしゃられましたけれども、一〇%削減と、これは画一性の何物でもないと私は思います。そういうメッセージが国民に送られているということでございます。  それから、申し上げたいのは、今、貧困撲滅というのが世界平和、テロ事件以来平和外交としても...全文を見る
○川橋幸子君 終わります。
10月03日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  本日は、法務、文部、警察の省庁別の決算審査でございますけれども、皆さんごらんいただきますように、前列閣僚等席にはたくさんの方にお見えいただいております。このように御質問をさせていただきます理由は、ここ数日間に非常に大きな...全文を見る
○川橋幸子君 明確なメッセージを伝えていただきたいというふうに申し上げたのですが、解説は承りましたけれども、もう一つメッセージ力を発揮していただきたいなというのが私の気持ちでございます。デフレを更に加速させて短期間で処理するという手法だってあるわけでございますし、そうじゃない手法...全文を見る
○川橋幸子君 それでは最後に、経済財政担当をされる根本副大臣にお伺いいたします。  経済財政諮問会議はとかく不協和音がメディアでは報じられてまいりました。今回の不良債権処理につきましては、シナリオを書く方と実施する方とがぴたっと呼吸を合わせて総合的なデフレ対策を含めて整合性を持...全文を見る
○川橋幸子君 大変お忙しい中、三副大臣、御出席いただいて、ありがとうございました。次の臨時国会はこの問題が非常に大きなテーマになると思いますので、御活躍をお祈りさせていただきます。
○川橋幸子君 さて、それでは二番目の問題、拉致問題に移らせていただきます。  安倍副長官、それから外務省の方々、大変お疲れさまでございました。  本当に調査団、帰られてから、しかも台風の日にお帰りになられてから深夜まで作業をされ、家族への伝達につきましては今度は大変神経を遣わ...全文を見る
○川橋幸子君 政府全体としての取組のキャップとして安倍副長官への期待が高まっているわけでございます。大変大きな重荷、大きな課題かと存じますけれども、このような外務省の報告を踏まえまして、もう既にテレビ等で談話発表していらっしゃるとは思いますけれども、改めてこの国会の場で安倍副長官...全文を見る
○川橋幸子君 今からお話しすることは、質問ではなくて御紹介ということでございます。  どういうことを申し上げたいかといいますと、昨日、この決算委員会の中で、同僚議員の質問に答えられまして坂口厚生労働大臣がこんなふうにお答えになりました。正確ではありませんが趣旨をお伝えいたします...全文を見る
○川橋幸子君 ただいま大臣は情と理のバランスというふうに表現なさいましたけれども、私も、言葉は違いますが、そのことを考えておりました。日朝国交交渉を開始させることによって東北アジアの緊張を解き、世界平和の構築に寄与するという非常に大きな課題と、それともう一つ人間の情、情といいます...全文を見る
○川橋幸子君 今の副長官の御答弁、私としては、大変にうれしい答弁といいますか、様々メディアの中の批判がある、あるいはやじが飛ぶ中でも初心を貫いていただける、本当に私も期待させていただきたいと思いますが。  ちょっと時間をつぶしてもったいないですが、一点だけ、これはもうお答えは結...全文を見る
○川橋幸子君 今後総合的に考えていくべき問題ということでございますけれども、それに私は異論を唱えるわけではございませんが、総合的に考える前に日本としての解決策をしっかり持っていてほしいというのが私の希望なんです。  中央省庁再編に伴いまして、アジア女性基金、これはアジア女性基金...全文を見る
○川橋幸子君 ということで、余り答弁ぶりは変わらないように承りましたけれども、是非、この問題、副長官の方にも御理解いただきまして、しっかりとしたものを作っていただくことが国際社会の中における日本政府を信用する一つの私は重要なことではないかと思いますので、御努力いただきたいと思いま...全文を見る
○川橋幸子君 今、副長官の方から安全保障協議のことを既にお述べいただきましたけれども、米国ケリー特使が北朝鮮に行っているわけでございます。日米韓という外交の窓口の中で安全保障協議は大きな話になると思いますし、米国の協力ないしは、さらに、将来はロシア、中国までも含めた交渉の中で北朝...全文を見る
○川橋幸子君 結局、日朝交渉とそれから国内の不信感の払拭のこの両立、谷垣大臣の言葉によれば情と理のバランス、私の言葉によれば拉致事件と国交正常化と安保協議のトリプルの課題、この間の非常に大きな機微に沿った判断というのが必要だろうと思いますし、それは独裁的な判断、ちょっと表現悪いで...全文を見る
○川橋幸子君 法律用語を私が理解していないことを大臣から何か御指摘いただいたようでございますけれども、一応警察白書を見ましたら、拉致事件への取組のところに北朝鮮の八件十一人の問題が入っておりましたので拉致と申し上げました。  ほかにも国際法上はいろんな定義があり、国連でももめて...全文を見る
○川橋幸子君 批准するためには国内法の整備を検討しなければいけない、その検討には関係省庁と一緒に着手してくださるという、こういう大臣の御見解でいらっしゃいますね。是非検討をよろしくお願いいたします。  私の持ち時間は実はこれで終わり──そうですよね。同僚の神本議員の質問時間に食...全文を見る
○川橋幸子君 検討のための更なる十年が要ると思うと気が遠くなるような感じがいたしますが。  これは去年の新聞記事でございますが、日弁連の女子差別選択議定書プロジェクトチーム座長、寺沢さんとおっしゃる方が投稿しておられます。そこの一文を御紹介いたしますと、日本が個人通報制度を定め...全文を見る
○川橋幸子君 冤罪であるなら、是非冤罪を晴らす自助努力をしていただけると有り難いと思うのでございますが、要するに、これは政府の立法政策上の問題であって、個別事件を裁く裁判所の問題ではないというお答えなんだろうと思います。それならば、そのように法務省の方で御検討をいただけないものか...全文を見る
11月05日第155回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○川橋幸子君 引き続き、民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  一般質問ということで、よろしくお願いいたします。  さて、拉致問題等、日朝国交正常化交渉につきまして国民の目がテレビにくぎ付けになり、そして被害者の方々の表情に国民自身が自分の問題として痛みを感ずる、こういう...全文を見る
○川橋幸子君 さて、その拉致問題でございますが、家族の問題といった場合に、二十四年前に子供を奪われた親の世代の家族の問題、それから今生存でお帰りになられまして、報道ではあんたらは生きているんだから良かったじゃないかという心ない発言があったと報じられておりますけれども、お帰りになっ...全文を見る
○川橋幸子君 先日の新聞では、衆議院の外交委員会でございましょうか、一時帰国、一、二週間から、それは約束があったのかなかったのかというような、そういう質疑がありまして、約束という言葉は外務省は使わず、調整ということで、何か意味の分からない御答弁があったようでございますが、重ねて、...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、総理が言われたこと、約束以前の問題、国家が犯罪を犯した、その犯罪国家に被害者を引き渡すのはおかしいではないかと、そのような趣旨の総理のコメントでいらしたわけですね。  そこで、私は非常に不思議な感じがするんです。それならば、なぜにこの拉致問題を以前メディア...全文を見る
○川橋幸子君 理解して発言して質問をさせていただいている、そういうつもりでございます。  いろいろなことを言ったのでなかなか受け止められないというような、そういう御答弁でございますが、それでは、こういう言い方をしたらどうでしょうか。  私は、十月三日の決算委員会で、国家と個人...全文を見る
○川橋幸子君 ええ、そうです、官房長官に。
○川橋幸子君 なかなか問題意識が伝わらなくてもどかしい思いがいたします。別に官房長官を糾弾しているわけではなくて、こういう問題意識で臨んでいただきたいということを申し上げているつもりでございます。  つまり、国家間の政治的な思惑で被害を受けた方々の問題を解決することは、うやむや...全文を見る
○川橋幸子君 十月三日の決算委員会でも、私もまず、この生存者の方々の問題につきましては、坂口大臣の言葉も引きまして、まず心のケアが大事ではないか、それから、もし永住帰国を選ばれるんだったら生活の問題、仕事の問題、様々、何といいましょうか、日本社会への再適応の問題、こういうものに対...全文を見る
○川橋幸子君 中山参与の語り口等々を伺っておりまして、官房長官が就任を依頼されたという趣旨はよく分かるわけでございます。官房長官、分かってないのは、第三者がという意味なんですよ。政府の人間に対してどこまで本心が打ち明けられるか、こういう問題についての専門家のカウンセラーが必要じゃ...全文を見る
○川橋幸子君 少し、官房長官なら分かっておられるのか、分かってくださるのかと思いましたけれども、野党の議員の質問ではちょっと耳がかせないということでしたら、どうぞ専門家の御意見を聞いていただきたい。どんな立場に御本人たちがおられるか。生きて帰れたからよかったんじゃなくて、今や二次...全文を見る
○川橋幸子君 具体的なことはなくてもオールラウンドにお尋ねの問いを通告しているはずでございますし、高度に政治的な、あるいは内閣こそが知り得る情報をお伺いしているはずでございますので、お答えできないならお答えできないで結構ですが、通告がなかったという、そういう言われ方は私は釈然とい...全文を見る
○川橋幸子君 官房長官、先ほどサボっているわけではない、組織を設けることに、戦後補償、戦後処理の問題について、内閣官房において一体的に処理することができる組織の検討をサボっているわけではない、急ぐとおっしゃってくださいました。正に、そういう問題をこういうところで考えていただいて日...全文を見る
○川橋幸子君 余り特殊ではないような感じはいたします。これから日本の経済をどうやって再生するかという問題については、こうした大きな問題はこれからも出てくることではないかと思います。タフな大臣でいらっしゃるようですので頑張っていただきたいということでございますが、さて、そのプロセス...全文を見る
○川橋幸子君 もちろんスパンがある話だと思います。やはり市場の評価というのは、これは金融担当大臣としてだけではなくてむしろ経済財政担当大臣と、金融を一体的に対応される大臣の今回のいわゆる総合デフレ対策、金融再生プログラムもそれから企業再生プログラムも、それから一番問題のセーフティ...全文を見る
○川橋幸子君 問題意識はお受け止めいただいたようでございますが、一点要望させていただきたいのは、坂口厚生労働大臣はそのような中長期の抜本策を考えているようだと、そこの部分に私は竹中大臣に要望したいことがあります。  私も旧労働省の出身でございますので、役所の壁、役所の今までの既...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  さて、それでは残り七分ばかりになってしまいました。この後は石原大臣に伺わせていただきたいと思います。NPOの話でございます。  これにつきましても、先ほど岡崎委員の方から基本的な質問があり、基本的なお話が、御答弁がありました。私もその...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、NPOの話が出てくるわけでございますけれども、同僚議員からも質問があったところでございますが、今回、総合デフレ対策の中にNPOの言葉が出てこないことについては何かお感じになることがありますでしょうか。
○川橋幸子君 前回、骨太方針以来、この委員会でもって竹中大臣には質問させていただいて、そのときには、むしろNPOに余り事業を委託するなと、前回は、地域雇用対策の関係でNPOにもお金を上げて、そこで雇用の受皿を作ってもらうというような話がありましたときには、私はむしろ反対の意味の質...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。
11月12日第155回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  先週に引き続いて、今日も拉致問題の話を取り上げて質問をさせていただきます。  先週、官房長官の方の私の受けた御答弁への感じでございますが、相手のあることだし交渉事なんだし、いろいろ御心配いただくのは有り難いのだがと、何...全文を見る
○川橋幸子君 私も官房長官のおっしゃった戦後の長い歴史に端を発しているということは同感でございます。第二次大戦があり、そして朝鮮戦争がありベトナム戦争がありカンボジアの内紛がありと、非常に近いところで私どもはそれを、海で隔てられているということから、日本は平和ぼけなんて言われまし...全文を見る
○川橋幸子君 先週の質問の中に、拉致被害者・家族支援室が発足したということ、大変私も結構なことだと思うという発言をさせていただいて、なお被害者の心のケアの問題についてお尋ねをさせていただいたわけでございます。  今回、一週間たちまして、まだ検討中だというふうなことでございますが...全文を見る
○川橋幸子君 拉致事件について、政府としては国連の人権委員会の枠組みでの解決を、これは家族の会の御希望だったというふうに報道されておりますけれども、今度は政府としてもそうした枠組みを活用したいということで国連人権委員会の方に齋木参事官が出向かれたというふうに報道されております。大...全文を見る
○川橋幸子君 丁寧な御報告をありがとうございました。  国連人権委員会の方の作業部会のペルーの方の議長の感触、大変心強いものがあると思いますし、やはり小泉総理も国際協調の中で核の問題もこうした人道への問題も解決していかれるということであるといたしますと、今後とも政府としてのサポ...全文を見る
○川橋幸子君 官房長官、御存じでいらっしゃると思います。こうした人権委員会、人権を救済する機構の設置につきましては、パリ原則ということで政府の関与から独立したところに置くようにということがあるわけでございます。  さて、この法案に関して、昨日来大変大きな事件が報じられているわけ...全文を見る
○川橋幸子君 新聞によりますと、名古屋では九八年にもこうした問題が弁護士会に人権救済を求めるということで訴えられていたということがあったとか、あるいは岡山でも類似の事件があって、書類送検ですか、法務省の方でされたとか、法務省といいますか検察庁でされたということとか、私は、氷山の一...全文を見る
○川橋幸子君 前国連のメアリー・ロビンソン人権高等弁務官が、法務省の下に置かれる人権委員会では真に独立性が保てないということで小泉総理に対して親書を渡しておられたということで、この人権委員会、今回の法務省の所轄下の下での人権委員会の設置について強い懸念を表明していたわけでございま...全文を見る
○川橋幸子君 答弁、短くしていただけませんか。
○川橋幸子君 日本の人権政策というのは、どうも自分の国に都合の良いところだけをつまみ食いするようなダブルスタンダードではないかと、このように私はかねて、それこそ重大な懸念を持っているところでございます。  例えば、国際人権B規約の選択議定書を批准していない先進国というのは日本と...全文を見る
○川橋幸子君 先日、これは十月三日の決算委員会でございまして、最高裁、法務省が審査の対象省庁でございました。この問題につきまして私はその場で質問をさせていただいたわけでございますけれども、かねて我が国司法の独立性の問題から最高裁がこの人権B規約選択議定書の締結に反対している、女子...全文を見る
○川橋幸子君 重ねて、それでは立法府のそうした意思というものを行政側は受け止める必要があるのではないでしょうか。
○川橋幸子君 もう先取り答弁をしていただいたようでございますけれども、男女共同参画社会基本法の七条では国際的協調の理念がうたわれ、十九条では国際的協調のための措置がうたわれ、そして男女共同参画基本計画では未批准国際条約の締結の検討がうたわれているわけでございます。  人権の問題...全文を見る
○川橋幸子君 重みのある検討させていただきますのお一言だと思いますので、私も信頼させていただきます。  さて、もう一点、男女共同参画会議の関係の質問をさせていただきます。  ライフスタイルの選択における税と年金と雇用システム、これは政策パッケージとして性中立的な制度となるよう...全文を見る
○川橋幸子君 来年以降と聞いて、がくっときたところでございます。前のお約束と私もこれはお約束が違っているのではないかと思います。でも、もう残された時間が二分しかないのでございます。  谷垣大臣には、もう一つまた新しいお役目を担われて大変御苦労さまでございますが、おめでとうござい...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。終わります。
11月20日第155回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○川橋幸子君 本院議員久野恒一先生は、今国会召集日の前日、十月十七日に、急性心不全のため慶応義塾大学病院において逝去されました。享年六十五歳でありました。誠に痛惜哀悼の念に堪えません。  私は、ここに、皆様のお許しを得て、議員一同を代表して、正五位勲三等故久野恒一先生のみたまに...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。  まず、国民生活センター法案についてお伺いいたします。基本的には、民主党はこの法案について賛成でございます。独立行政法人化をしてそれが消費者行政の進展に寄与するならばという、こういう条件付でございます。  過日、本会議で...全文を見る
○川橋幸子君 今年の実績の数字を四月から九月末までの受付分ということで伺いましたら、確かに去年、二〇〇一年までの様子と直接相談、経由相談のウエートががらっと変わっているわけですね、直接相談が六割で、経由相談が四割。しかし、その前までは四分の三が直接相談で、四分の一だけが経由相談と...全文を見る
○川橋幸子君 私も、そのようなあいまいといいますか、むしろ消費者のニーズに合わせてセンターが仕事をしてくださるということであれば、無理にお断りすることはない。  次の質問とも絡みますけれども、やはりその地方の消費生活センターが一体どのぐらい整備されてきているのか、あるいはもしN...全文を見る
○川橋幸子君 五年前に比べて一二%というのは、どの程度評価するのかという一つ私はあると思います。  四百六十三か所、都道府県は漏れなく、複数置いてある県があると。政令指定都市も財政力からいって置けるでしょう。しかし、市町村になりますと二百八十というこういう数字が報告されているわ...全文を見る
○川橋幸子君 そういう意味で、もう何回も大臣に同じことを申し上げていますので耳たこかも分かりませんけれども、やはり事業委託よりもむしろ体力のある、それから本当に、何というんでしょうか、自主的、自発的に市民参加でもって伸びていくNPO、それが伸びる基盤を整備することが今回の税制改革...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  そのような哲学、方針というのが私は地域の活性化にもなり、あるいはデフレ対策にもなる、このような認識を持っております。  さて、それでもう一問伺いたいのですが、やはり国と地方、公の部分ですね、それとNPOなどの民間というのがネットワーキ...全文を見る
○川橋幸子君 ある種、国民生活センターは、そうした個別情報のプライバシーの部分あるいは企業秘密の部分、これは留意するにしても、一般化、抽象化したシンクタンク機能を持つべきだと思いますので、そちらの方に力を注いでいただきたいという要望をさせていただきます。  先ほども質問がござい...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、今度は役員の問題でございますが、理事長、理事含めて、これは会長が一人減になって理事が二名減になってということでございますね。  そこで、まず非常に大きなかぎを握る理事長ポストでございますが、従来、国の特殊法人の中で、会長といいますかトップに女性がおられる...全文を見る
○川橋幸子君 有賀美智子さん。違いますでしょうか。──済みません、結構です。  記憶の不確かなことを申し上げて恐縮ですが、このポストは女性でねばならぬということはございませんけれども、今の消費者行政の人材、消費者問題に対する知識、経験を、ノウハウを持っているのはむしろ女性だと思...全文を見る
○川橋幸子君 それから、先ほどもお話がございましたけれども、天下りというんでしょうか、役人の方の第二の就職先という、そういうポスト確保のための人事というのは減らすべきだと思いますので、多分そのように努力してくださると思いますので要望だけにとどめまして、次の役員報酬についてお伺いさ...全文を見る
○川橋幸子君 資料によりますと、国立公文書館と駐留軍等労働者労務管理機構、この先行二法人の理事長さんのお給料は、これは月額ですね、月額百十万六千円という全く同額になっているんですよ。  今の考え方で、当初は横並びでも仕方がないとしても、これ一つアイデアでございますけれども、各法...全文を見る
○川橋幸子君 流れで。
○川橋幸子君 少し本筋から離れたかもしれませんけれども、将来の独立行政法人の自由度、裁量度というのを考えて、特に私はこの国民生活センターについては、従来、会長は非常勤で月額わずか十五万六千円で随分シンボリックな役割を果たしていただいて、PR効果も果たしていただいて貢献されたんだと...全文を見る
○川橋幸子君 それでは、そこのところはよろしくお願いいたします。  さて、今回、特殊法人でなく独立行政法人になることによりまして、主務大臣とこの法人との関係が変わってくるわけでございます。そこで新たに設けられた規定に、緊急時の指示ということが規定されております。この緊急時の指示...全文を見る
○川橋幸子君 例えばの話ですが、昨年、大変BSE対策で騒然といたしましたけれども、あのような時期には、この指示を発動されて消費者の心理を安定させて、政府の措置もちゃんとさせると、関係省庁の措置もちゃんとさせると、そのような指示というのはなされ得るのですか。この指示に関連してお伺い...全文を見る
○川橋幸子君 限定的であるということは、限定であるべきだろうと私も考えますけれども、むしろこうした指示は的確に発動していただきたいというのがもう一つの国民の期待ではないかと思います。  組織図を拝見しておりましたら、ちょっとすぐ手元に出てまいりませんけれども、国際機関との消費者...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  以上で国民生活センター法案につきましての質問を終わらせていただきまして、残りの時間を経済財政問題について、竹中大臣がこの委員会にお見えくださる機会というのは非常に少なくなるかと思いますので、お伺いさせていただきたいと思います。  前回...全文を見る
○川橋幸子君 そこで、大臣、心配なので伺いたいのですが、百二万円までの部分については特別配偶者控除は廃止すると。でも、それを超える部分の年収があるような人は一挙に逆転現象を起こさないように、収入が減少しないように、なだらかに斜めの線を引っ張って、この部分は残っているわけですよね。...全文を見る
○川橋幸子君 何か、先の将来展望まで考えられた上でまあ取りあえずここまでというのなら分かるのですけれども、激変緩和措置も入れてここまでというのは分かるんですけれども、何かここまで現在の特別配偶者控除の一定限度の廃止というものをジェンダーの方に引っ掛けて言われますと、随分都合の良い...全文を見る
○川橋幸子君 時間が短いので、今日はもう一問用意したのですが、これ中途半端に終わることを避けまして、またの機会を待ちたいと思いますので、むしろ物の考え方として基本的なことを竹中大臣の方に伺いたいと思います。ある種、情報提供の意味もございます。  現在、非常に、先ほど申し上げまし...全文を見る
○川橋幸子君 それでは是非その方向で、坂口大臣とお二人で二人三脚でセーフティーネットの在り方に大臣にも取り組んでいただきたいということを申し上げて、私、質問を終わります。  ありがとうございました。
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○川橋幸子君 民主党・新緑風会の川橋幸子でございます。本日は、雇用のセーフティーネットの在り方と男女共同参画という視点からお尋ねさせていただきたいと思います。  このテーマにつきましては、十一月二十六日の参議院の内閣委員会、国民生活センターの独立行政法人化の法案のときに質問させ...全文を見る
○川橋幸子君 財務大臣、大変正直にお答えいただいたと思います。先日の内閣委員会では、男女共同参画社会の形成にも資するものだという事務方の御答弁がありましたけれども、私はそうではない、やっぱり少々場当たり、ちょっと言葉は違うかも分かりませんけれども、恣意的な制度改正も今のように苦し...全文を見る
○川橋幸子君 私も竹中大臣のお考えに賛成の立場でございます。是非その方向でしっかりと御議論いただきたい。都合のいいところだけつまみ食い、恣意的にされるというのでは個人の生活設計も立たない、ライフスタイルに中立的であるどころか将来展望が描けないという、こういう社会になることを危惧す...全文を見る
○川橋幸子君 政府税調の中には、それほど明確な思想は私は打ち出されていないと思います。  元々、配偶者特別控除の方は、通称パート減税と言われますけれども、かつて労働力不足の時代に家庭の主婦がパートで、駆り出されるというと言葉が悪いですけれども、労働市場に出てくる。そのときの賃金...全文を見る
○川橋幸子君 主たる雇用主が特定の大学であるということがはっきりすれば入れる、これもちょっと問題でございますが、少なくともそれは制度上可能だということでございますね。  大学側の言い分は、働いている人たちが入りたがらないと、このような言い分だったとおっしゃいますけれども、現にこ...全文を見る
○川橋幸子君 非常勤講師の方々によりますと、本当に五つ六つの大学を掛け持ちすることがあると。その通勤時間やら、あるいは授業の下調べのための時間というのも労働時間、通常の労働者ならばカウントされるわけですが、それを除いたにしても、その講座の時間だけを足し上げたにしてもその四分の三、...全文を見る
○川橋幸子君 雇用関係は成立しているわけですね。使用従属関係にあり、この講座はあなた勝手にその時間つぶしてくださいよというそういう指揮命令ではなくて、これこれしかじかのカリキュラムに従ってこれこれしかじかの教育内容をしっかりと教えてほしいと。雇用関係は成立しているわけでございます...全文を見る
○川橋幸子君 それを言っているんじゃない。
○川橋幸子君 オランダの例をおっしゃられましたので、オランダのワークシェアリングというのは、もう釈迦に説法でございますけれども、労使の間でしっかりとした社会契約を結ぶ、労働時間、各職場の中で職務を再設計して、再編成して、どのような労働時間を選択できるかというその仕組みの合意からし...全文を見る
○川橋幸子君 ほかにも予定している質問がございますので、たくさん通告した割にはエッセンスだけのお聞きの仕方になったかも分かりません。でも、もう一回、取りまとめ的にお伺いしたいと思います。  まず一つは、保険というせい、保険制度というせいもありますけれども、組織労働者の意見は入る...全文を見る
○川橋幸子君 ありがとうございました。  残る五分でございますけれども、外務省の方にお伺いしたいと思います。  まず、ODAについてお伺いしたいと思います。  決算委員会でも無駄なODAというお話がいろいろ出てまいりましたし、また不景気になると、なぜODAを供与しなければい...全文を見る
○川橋幸子君 ということで、ODAは国益のために使われる、外交のツールであるということを明言していただいたわけでございます。  今回、総理の私的諮問機関でございますか、正式名称は存じ上げませんが、タスクフォースというところから日本の外交、国家戦略について指摘があるわけでございま...全文を見る
○川橋幸子君 ということで、ミレニアムサミットの合意でございますか、一日一ドル以下の最貧国を支援することが国連の目標になっているわけでございます。しかも、それは持続的でなければ相手国に非常な打撃をもたらすわけでございますね。ということで、来年度予算要求の中で、もちろん質、量の問題...全文を見る
○川橋幸子君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました平成十一年度決算及び平成十二年度決算に対し、その是認に反対するとともに、平成十一年度国有財産関係二件及び平成十二年度国有財産関係二件の是認に賛成、委員長提案の警告決議案に賛成する旨の討論を行います。  平成十...全文を見る