川端達夫

かわばたたつお



当選回数回

川端達夫の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第108回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○川端委員 このたび提案をされました地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律案について御質問を申し上げたいと思います。  過去十八年間にわたって継続されてきました同封及び地対関係の物的事業について期限が切れるという状況の中で、物的事業についての財政上の措置が講...全文を見る
○川端委員 そういう意味でこの財政の特別措置というのは理解をするわけですけれども、今までの積み重ねの部分、先ほども御議論がありましたいわゆる人権条約の批准も含めて、そういうふうな位置づけの中で、国内法的にもすべての人権を国の責任として、国民の総意として守っていくんだといういわゆる...全文を見る
○川端委員 時間が限られておりますので、中身についての御質問をさせていただきたいと思うのですが、歴史的にもそれから周りからの差別の実態から見ても、明らかに被差別地帯といいますか同和地区という地区であるけれども、いわゆる指定地域になっていないという地区あるいは事業指定を受けていない...全文を見る
○川端委員 地域住民の意思として選択しなかったというのがあるかもしれないというふうな御答弁だったのですけれども、その理由というのを何か御推察されるようなことがございますか。
○川端委員 私が聞き及んでいる部分でもそういう事例があるのですけれども、そういう中に、いわゆる同和の看板をつけるということだけでも差別を受けるのではないかというふうな非常に内向した実際の差別という問題、あるいは地域のいろいろな団体等々との問題とかで、非常に複合した理由でいろいろな...全文を見る
○川端委員 若干すれ違いの議論になるので余りあれですけれども、住民の意思によって事業推進の申請をするという方式のときに、いろんな事業が、残事業が完結して、これでもう終わりだというふうになるのがもちろん当初の目的でありますし、一日も早くそうなっていただきたいというふうに我々は思って...全文を見る
○川端委員 基本的な姿勢として、まさに時代の流れの中で時代おくれになって不必要なものを整理をしていく、あるいは、まさに自立、向上の精神涵養を本来図るべきものがもう十分であるという、これ以上というのはかえって自立を阻害するんじゃないかというふうなものを整理していくということは、流れ...全文を見る
○川端委員 今の御答弁でも明らかなように、給付制度というのは非常に効果があった。そして、その制度のおかげで現在五%まで、もう少しで一般と差がないところまでいった。それは給付というものに支えられて存在をしているということで、給付から貸与にしたということで、せっかくのここまでの積み上...全文を見る
○川端委員 この事業は非常に効果のある大事な制度だと思います。そういう意味で、国の直轄となった途端に非常に条件が厳しくてなかなか受けられないとかいうことになりますと、せっかくの制度が台なしになりますので、実態に即した運用をされるように特にお願いをしておきたいと思います。  それ...全文を見る
○川端委員 もう時間が来てしまったんですけれども、私、先ほどお伺いした中で、えせ同和団体あるいはえせ同和行為というものをどういうふうに定義されているのかということについて、もう少し明確にしていただきたいと思います。
○川端委員 本当に今まで御努力をされてきた運動が一つの事例によって無に帰すような重要な問題であります。そういう意味でかねてから指摘はあったわけですので、遅きに失していると思いますが、具体的に実効の上がる対策をとっていただきたいと切にお願いをして、時間が参りましたので、質問を終わり...全文を見る
05月14日第108回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○川端委員 時間が限られておりますので、端的にお伺いをしたいと思います。  初めに、今回提案をされた恩給法等の一部を改正する法律案についてお伺いをしたいと思います。  まず初めに、恩給年額の増額に関してでございますが、「仮定俸給年額を、昭和六十二年四月分以降、二%引き上げる」...全文を見る
○川端委員 それに引きかえて今年度は、前年度の国家公務員の給与水準改定が、前年度と同じような数字でいいますと行政職俸給表(一)の平均改善率が二・三%に対して、いえば二%となっている。そして表現的にも、前年までそういう明記をしていた分が明らかに欠落をした形で提案をされているわけです...全文を見る
○川端委員 確かにおっしゃるように、恩給法第二条ノ二で、「年金タル恩給ノ額ニ付テハ国民ノ生活水準、国家公務員ノ給与、物価其ノ値ノ諸事情ニ著シキ変動ガ生ジタル場合ニ」云々ということで、諸事情を総合勘案して改定の措置をとる、こういうふうに条文でうたってあるわけですが、これは殊さら今回...全文を見る
○川端委員 「諸事情ヲ総合勘案」というその「諸事情」の中に、いわゆる公的年金と恩給というものの性格の違い、いわゆる社会福祉的な側面だけではなくて国家補償的な意味を有している、そういう理解をするということはいかがお考えでしょう。
○川端委員 先ほど、臨調答申のいわゆる公的年金とのバランスというものの検討を急ぎなさいというふうな背景の中で今回出てきたという御説明だったのですが、その公的年金の関係でいいますと、六十年十一月二十九日及び十二月十九日に、国家公務員及び地方公務員等の共済組合法等の一部を改正する法律...全文を見る
○川端委員 その公的年金とのバランスという意味でお伺いをしたいのですが、いわゆる最終的な公的年金の一元化という制度の骨格の問題と、それから給付のいわゆる基準の改定、その水準というものと両面あると思うのですけれども、その分で、臨調答申及び国家公務員、地方公務員の公的年金の制度改定に...全文を見る
○川端委員 そういう背景の中で、いわゆる給与スライドから、何方式とおっしゃるのかちょっとまだよく理解できませんけれども、二条ノ二の総合的に勘案をするというふうに変えられたという御説明であったのですが、そのときに、この恩給というのは過去の経緯もあり、いろいろな複雑な経過をたどってき...全文を見る
○川端委員 時間が限られていますのでこれ以上申し上げませんが、総合的に勘案をするということは、それであればことしの二%が二・一%でいけないのかいいのかということは、まさにどの数字にでもなるというふうに理解できますので、何らかの工夫をしていただきたいなというふうな感を強く持つことを...全文を見る
○川端委員 民間を中心とした賃上げ闘争は大体終結に向かっているというふうに思います。いろいろな団体によって対象も違いますのであれですが、ことしの賃上げ相場は前年に比較して約一%低い水準になっているのが実情がというふうに思いますが、このあたりをどのように把握しておられるか、それから...全文を見る
○川端委員 今申されましたように、ことしの賃上げ闘争は、情勢としては労働側にとっても経営側にとっても非常に厳しい環境であったというふうに思います。おっしゃったように、円高、貿易摩擦、まさに企業の存立を問われるような状況の中で、しかし、やはり労使協調して企業を守っていく、雇用を守っ...全文を見る
○川端委員 どうもありがとうございました。  総裁の後にお伺いしようと思いましたら、冒頭に長官の方からお答えいただきまして、勧告が出たら完全実施をする決意をお持ちだという決意をもう既に表明していただいておりますので、ぜひとも勧告していただきますようにお願いをしたいというふうに思...全文を見る
○川端委員 そういう中で、懇談会報告を受けて内閣総理大臣官房特別基金検討調査室というのが六十年四月に設置され、六十年度一億三千六百万円、六十一年度一億三千五百万円の予算で特別基金の検討及び調査を行うということで、六十一年七月に調査結果、意識調査と実態調査ですか、を出されているわけ...全文を見る
○川端委員 時間が来てしまいましたけれども、長官もおっしゃいましたように、まさにこの方たちの思いというものは大変なものだと思いますし、実際の御苦労も大変だと思います。そういう意味で、政府として、まさに戦争の犠牲に対する補償という意味で形があらわれるような、形のあらわれ方はいろいろ...全文を見る
08月27日第109回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○川端委員 私は、民社党・民主連合を代表し、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行います。  言うまでもなく、安全保障政策は国政の基本であり、国民生活の向上や福祉の充実も国家の平...全文を見る
12月09日第111回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○川端委員 大臣及び関係者、御苦労さまでございます。  総務庁長官がお時間が限られているようですので、取り急ぎ質問をさせていただきたいと思いますが、今回の給与法の改定内容は、昨年に引き続き人事院勧告の完全実施ということで、今回の法案提出に至るまでの関係各位の御努力に対しては深く...全文を見る
○川端委員 どうもありがとうございました。  今おっしゃいましたように人事院勧告のいわゆる是非は、人事院がまさに独立的に自主的に責任を持って判断をされる事項であるというふうに思いますし、それによって公務員の労働基本権の代償措置がとられている、保障されているということであるという...全文を見る
○川端委員 どうもありがとうございました。  まさにそういう観点から公務員の給与勧告というものは今後も姿勢を貫いていただきたいと思いますし、今総裁もさらにおっしゃったように、いわゆる五%という問題は、まさにそれを超えているのにしないということはいけないという意味だけではないとい...全文を見る
○川端委員 どうもありがとうございました。  国家公務員は言うに及ばず、地方公務員へも当然このことが波及いたします。今の御答弁を心強く受けとめさせていただきました。  本当は長官にもう少しお伺いしたかったのですが、御退席いただいて結構でございます。  人勧の一方で、先ほどか...全文を見る
○川端委員 法律的な問題と時期の問題についてはいかがでございましょう。
○川端委員 土曜閉庁というのは当然本格的な週休二日制への移行の前段として位置づけられているというふうに思っているわけですが、この場合、それから総合的な時短の問題も含めまして、いわゆる仕事の、公務の能率向上というものが当然不可欠であると思いますし、このことは国民の大多数が望んでいる...全文を見る
○川端委員 総論的にはそうなんですけれども、私が申し上げたかったのは、例えば具体的に「事務効率化も含めた事務処理方法の改善、」というふうな表現までしておられるという部分でいうと、所管する総務庁としては、各省庁に共通的な事務というものはこういう形で効率化というものをしようではないか...全文を見る
○川端委員 複雑な事情があり慎重に考えていくということをずっと続けていて、現に必死の思いでみずからの命を守る人がいるという部分にどう対処されるのかということに関しては、やはり国民は非常に複雑な思いをしているというふうに思います。私は今すぐ自衛隊法にこういう条項があるからそこに行っ...全文を見る
○川端委員 時間が来ましたので終わりにいたしますが、長官、就任されて各部隊等々を御視察されたと思いますが、そこで国を守るために必死の努力をし真剣に活動している人たちが、正直言って何か日陰にいるような議論がややもするとあると思います。そういうことじゃなくて、日本の防衛論議というのが...全文を見る