川端達夫

かわばたたつお



当選回数回

川端達夫の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第112回国会 衆議院 本会議 第6号
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○川端達夫君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、竹下総理大臣並びに関係大臣に質問を行うものであります。  第一は、税制改革の手順についてであります。  中曽根前内閣による税制改革は、公約違反、天下の悪税売上...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○川端分科員 どうも御苦労さんでございます。よろしくお願いします。  本格的な春になってまいりました。季節的にちょうど今卒業シーズンということで、あちこち卒業式の季節ですが、来週あるいは四月になりますと、社会人一年生ということで世の中に、実社会に巣立つ人が数多く出てくるわけです...全文を見る
○川端分科員 おっしゃるように、幾ら最近女性の社会的進出が目覚ましいとはいえ、やはり母子家庭にとっては職業の問題、あるいはそれにも付随しますが、収入等々に大きなハンディキャップを背負わざるを得ない、あるいは家庭生活においてもいろいろな部分で精神的に支えが必要である。そういうような...全文を見る
○川端分科員 昭和五十八年に全国母子世帯等の調査というのをおやりになった。これは五年ごとにずっとやられていて、ちょうど直近が五十八年だったというふうに理解をしているわけですけれども、このたぐいの調査としては初めてこの時点で父子家庭の調査も含めて実施をされているわけです。特に父子家...全文を見る
○川端分科員 確かにこの調査では、比較してみますと、世帯数では母子家庭が七十二万に対して父子家庭が十七万、約四・二倍というのですか、母子家庭の方が多い。しかし、平均的な年齢あるいは家族数あるいは就労率など、家庭の実態にはほとんど差がなくて、今局長がおっしゃったように顕著に差がある...全文を見る
○川端分科員 今までずっと、割に経済的なお話で御質問を申し上げたのですが、確かにおっしゃるように困っていることが家事である、こういうようなことが一番に出てくるということで、非常に問題が難しい。お金を出せばいいというのはちょっと変な言い方ですけれども、そういうものではなかなかカバー...全文を見る
○川端分科員 乳児院で二割ほど母子家庭の方が多い、ほかのケースでは大体倍から三倍くらい父子家庭の方が多いということなんですが、もともとの母子家庭と父子家庭の数は四倍以上違うわけですね。ノーマルな比率でいえば四分の一であって、比率的には同じというのが倍あるということは、父子家庭から...全文を見る
○川端分科員 ぜひともよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○川端分科員 限られた時間ですので、繊維問題について御質問を申し上げたいと思います。  御承知のように、日本の繊維産業というのは、明治以来日本の基幹的な産業として日本の経済発展、国力の増強のために重大な使命を果たし、しかもそれは、輸出立国というふうな観点の中で、輸出産業として重...全文を見る
○川端分科員 今まさにおっしゃいましたように、横ばいないし低下傾向というのは避けられない、日本の繊維産業が非常に重大な構造転換を迫られているというふうに私も認識をしているわけです。六十年九月以降の異常とも言える急激な円高の中で逆にいわゆる輸入国に転換をしたということなんですけれど...全文を見る
○川端分科員 今まで輸入、輸出に関して数字的なことをお伺いしたのですが、総括的に言えることは輸入国に変化をした、その中でも、品目によっては一年間に例えば六〇%も輸入がふえるというふうな異常なふえ方である。しかも、それが国内のトータル需要の中で微々たるものが倍になった、三倍になった...全文を見る
○川端分科員 参考のために、こういうG5以降のいろいろな業界、各種産業でこのようなドラスチックな影響を受けているという部門はほかではどういうところがあるか。これは一番ひどいのじゃないかなというふうに思っているのですけれども、その辺の認識としてはどうでしょうか。
○川端分科員 今までいろいろな数字等の認識をお示しいただいたわけでございますけれども、先ほどおっしゃいました中にもありましたけれども、例えばニットですともう二年間に輸入量が二・三倍になった、あるいはアウターシャツは一年間で二倍以上輸入がふえた、あるいは製品によっては輸入浸透率が五...全文を見る
○川端分科員 局長おっしゃるように、長い目で見たときに市場開放をしていってタフになるということは私も同感です。しかし、余りにもこれは急激過ぎるのではないかということで打つべき手があるのではなかろうか。おっしゃるように、秩序ある輸入体制を何とか維持しようというのは、これもまたトータ...全文を見る
○川端分科員 こういう経済原理の働くところで相互理解を求め、話し合いをしていくというのはなかなか難しいと思います。御苦労されているのは十分に理解をするわけですけれども、昭和五十八年に策定された繊維ビジョンの中でまさにこの通商問題への対応というのが五番目にありまして、その中の「2....全文を見る
○川端分科員 恐らくそういう御答弁だろうということで、その前段に、個別の問題とトータルの問題は別として考えるべきではないかということ、それから、あらゆる手段を講じてという部分が実効としてどうなのかということですね。それで、できることもいろいろやってという部分も含めて今、事ここに至...全文を見る
○川端分科員 どうもありがとうございました。
03月22日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○川端委員 よろしくお願いします。  恩給法等の一部を改正する法律案が付託をされたわけですので、まずそれについて何点かお伺いしたいと思います。  今回の法案は、恩給年額及び最低保障額を一・二五%引き上げるという内容ですが、昨年から、いわゆる総合勘案方式というのですか、それまで...全文を見る
○川端委員 去年も議論になったのですが、総合的に勘案するということでは非常に漠とし過ぎて、どうでもなるんじゃないかということがありまして、そういう意味で、具体的に今年度一・二五%になったわけですけれども、六十二年度の場合ですと二%、このときの公務員の給与改定は二・三%であった、あ...全文を見る
○川端委員 私もいろいろと数字を、今おっしゃったのをもとにして去年とことし相関性があるのかなと思ってやってみたのですけれども、よくわからないのですね。国家補償的な意味がある、これはもちろんなんですが、これが非常に重要な性格であるということと同時に、国家公務員の給与の改定率、それか...全文を見る
○川端委員 何かそういうお話を聞いていると、余り頭がよくないので余計わからなくなってきたのですが、実質的保障、実質的価値を維持するというふうにおっしゃいますと、また考え方が若干違うと思うのですよ。  実質的価値を保障するということになるときに、生活をしていくという消費というもの...全文を見る
○川端委員 ぜひともそうお願いをしたいと思います。  もう一つ、こういう一律アップ方式というものをとりますと、今は非常に低い一・二五%ということでそう目立たないですけれども、今までの方式と違って、最低保障額といわゆる最高額との間の格差というものがそのアップ率に比例して拡大してい...全文を見る
○川端委員 ということは、一律アップ方式自体も、諸般の情勢を見ながら、格差も見ながら、そういう方式をとるかどうかというのも含めてその都度総合的に勘案される、こういうふうに理解してよろしいですか。
○川端委員 それから次に、六十三年度予算案で見ますと、恩給費あるいは受給者人数ともに六十二年度、前年度に比べて減少してきているわけです。この制度自体が新規の受給者を発生するという制度でございませんので、減少していくのは当然だと思いますが、今後どういうふうに推移していくのか。人員的...全文を見る
○川端委員 今お示しいただいた数字でも随分高齢化をしてきている、そして死亡による失権者が非常にふえてくると思うのですが、実際、恩給支払いのシステムとして三カ月ごとに支給をされる、このような数で失権者が出てくるということになると、支給をしている間にお亡くなりになって、その後も手続的...全文を見る
○川端委員 毎年誕生月に分けておやりになるということで、非常に前向きにお取り上げいただいているというのはよくわかったのですが、調査する場合、現在は戸籍謄本ないし戸籍抄本というようなものを添えて出しなさいと。これでいくと、かなり高齢な方が、御家族と一緒にお住みの場合はいいのですけれ...全文を見る
○川端委員 いろいろと前向きに改善されることになっているようで、ありがたく思います。  しかし、この恩給制度、今までもそうなんですが、先ほどの数字にも出てきますように、これからもっとペースを上げて失権者がふえてくる。そういう中で、一つとしてそういう受給権調査というものを効率よく...全文を見る
○川端委員 現実には、例えばひとり暮らしの御老人がおられて、お亡くなりになって全然手続をしなかった、どんどん振り込まれていく。その場合はだれも出していないわけですから、調査をして、ああこの人は失権をしていたというときに、手続をとって返していただくということはそれでいいと思うのです...全文を見る
○川端委員 これからの部分ということはいいんですが、実情としてはどんなふうにお考えになっているのかということなんです。  制度的に非常にそういうものを発生してしまいがちであるということは事実だと思います。だから、可能な限りそういうことの起こらないような手を打っていく。これは難し...全文を見る
○川端委員 この件はこのぐらいにしておきますが、今、支払い自体を郵政に委託をされるというシステムになっているわけです。それはそれで結構なんですけれども、そういうときに、予算を立て、これだけという、これは当然見込みですね、当然これより減額してくるわけですけれども、その分がどういうふ...全文を見る
○川端委員 恩給に関連をして、昨年の恩給法等の一部を改正する法律案のときに当委員会で附帯決議を幾つかしているわけです。ほとんど同じですが、若干違いも含めて参議院の内閣委員会でも附帯決議をされているわけです。これらの附帯決議について、ちょうど一年間たったわけです。いろいろ善処をして...全文を見る
○川端委員 当委員会でなくて参議院の附帯決議の中に、旧日赤救護看護婦等に対する慰労給付金を見直してほしいというふうなことが載っているわけですが、この従軍看護婦の慰労給付金は、昭和六十年六月に増額をされてからこれでもう二年、もうじき三年間据え置きになっているわけです。この分に関して...全文を見る
○川端委員 ぜひとも特段の御配慮をお願いしたいと思います。  それから、両院の委員会附帯決議の中に、「恩給欠格者等の処遇について検討すること。」この件に関して長年触れられているわけです。近々またこの場で審議があると思うので詳しくはその場に譲りたいと思うのですが、特にお伺いしてお...全文を見る
○川端委員 昨年もこの問題で御議論がありまして、本番がまた控えているのできょうは詳しくは避けたいと思いますが、今お述べになりましたように、五十九年十二月に戦後処理問題懇談会の意見といいますか答申が出た。その時点からの部分では、今おっしゃったようにその三つに関して個別に補償するとい...全文を見る
○川端委員 この件はまた後日、本格的な法案の審査のときに譲りたいと思います。  最後に、附帯決議の中で、きょうおいでいただいていると思うのですが、厚生省の方、これは毎年出てくるのですが、老齢福祉年金の支給制限関連の附帯決議、「恩給受給者に対する老齢福祉年金の支給制限を撤廃するこ...全文を見る
○川端委員 特にきょうの部分であれなのは、恩欠者の問題に関して平和祈念事業というもので包含をしていくというのは、今までの経緯からしてちょっと筋が通っていないような印象を受けております。戦後処理問題懇談会の答申が出ているというふうにおっしゃるけれども、それだけでそれが筋として整合性...全文を見る
04月26日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○川端委員 長官どうも御苦労さまです。  平和祈念事業特別基金等に関する法律案について幾つか御質問申し上げたいと思います。  まず冒頭に、この法律案は、いわゆる戦後処理問題というのでいろんな問題があり、具体的に中身のもう決まっているもの、あるいは問題として残っているもの、たく...全文を見る
○川端委員 戦後処理問題懇談会の答申を受けて、それで戦後処理問題の締めくくりということで終結するという形でここにお出しになったという御答弁だったのですが、ということは、この法案の対象とされる人たちあるいは問題というものは、今長官もお述べになりましたように、いわゆる恩欠者それから強...全文を見る
○川端委員 法案の中にそういう人を称して「以下「関係者」と、こういうふうに書いてあるのですが、その第一条の中に、三つのそういう人で、「本邦以外の地域から引き揚げた者等」というふうに書いてあるのですが、この「等」というのはどれぐらいの範囲をお考えになっているのか、政府委員の方で結構...全文を見る
○川端委員 初めの方はよくわかったのですが、最後の方で言われた部分がちょっとあれなんですけれども、メーンとしては、対象者というのは、いわゆる恩欠者と強制抑留者と在外資産、要するに引揚者等をほとんど集中的に考えているのであるということでよろしいですね。
○川端委員 そういう趣旨を受けて、第三条に「目的」ということで「関係者の労苦について国民の理解を深めること等により関係者に対し慰藉(しゃ)の念を示す事業を行うことを目的とする。」ということが書いてありますけれども、これを先ほどの趣旨といろいろあわせて考えますと、恩欠者それから強制...全文を見る
○川端委員 というふうに考えますと、いわゆる戦後問題をいろいろな形で検討し、四十二年に終結宣言をして、その後いろいろな流れの中で懇談会の答申が出た、そういう中で三つの関係者に対して慰藉の念を示す事業をするためにこの法案が出てきたということになるわけですけれども、その目的を達するた...全文を見る
○川端委員 言われることは言葉としてはわからないでもないのですけれども、現実に例えば兵役に従事をした人を通じて、その人たちの関連の資料、記録等々を集めて広く国民に周知をしていくことによって二度と戦争を起こすまいというふうなことをしよう、そして関係者に対しても慰藉をしようというとき...全文を見る
○川端委員 水かけ論になるのであれですけれども、もう一つ、こういう一、二、三の事業を中心とした部分が、平和を祈念し二度と戦争を起こさないということで国民に訴えるということは私はあると思うのです。これは認められると思います。関係者に対して特定、限定したような事業ではないと思います。...全文を見る
○川端委員 いわゆる戦後問題ということで大きく三つがある、延々とかかってきているわけですけれども、そういう中で、未処理の大きなその三つの問題をやりますよというふうな条文を、第一条の法案の趣旨にそういう三つの人たちに対してこの法律はつくるのですよということを大上段でおっしゃる構成を...全文を見る
○川端委員 そういう中で事業をこれから行われる、実際には運営委員会等々でこれからは考えていくということになると答弁があると思うので聞かないですけれども、そういう事業をされるときに、今言われたようにこの調査が参考にされる。そうすると、例えば資料の収集を行うことを望みますかと言えば、...全文を見る
○川端委員 その分は何らか外に見える形でおまとめになっているのでしょうか。
○川端委員 結局、先ほど言いましたように、いろいろな調査で出ている分では、建物が欲しいですかと言えば、それは欲しいとか、あればいいとかいう消極的賛成というので、絶対要りませんというのは少なくなる。使いますかと言えば、使いたい、機会があれば使いたいになるし、絶対使うものか、こんちく...全文を見る
○川端委員 先ほど私ずっと前半御質問した部分で言うと、実際にこの法案で考えられている先ほど申し上げたような事業というのは、思いとしてはそういうものを総決算してこの法案でしようという趣旨として出てきているのはわかるけれども、やられようとしている事業自体は、個々にフィットするものでは...全文を見る
○川端委員 今の御答弁では、なぜなのかということが、いわゆる抽象的な感情の話なんですね。いろいろ議論をした中でそういう人たちだけはと言われても、合理性のある――そういう人たちは、きょうの前段の午前中の議論の中で、やはり国には責任がある、その責任を果たすのの一部ではあるけれどもとい...全文を見る
○川端委員 いろいろとこの法案自体がその前段の趣旨、目的と事業との間に非常に乖離があるという意見を私は持っているわけです。そういう部分で唯一救われるのがこの五なんですね。これは読みようによってはいろいろ読めるのです。そういう部分では、この法案自体のそういう整合性といいますか、趣旨...全文を見る
○川端委員 時間が来ましたので終わりにいたしますが、この平和祈念事業、公益事業をやられるということ自体、実は私自身も昭和二十年一月生まれですから、戦争の記憶というのはもちろん全くありません、そういう世代の者にとっても、実際にいろいろな御苦労をされた方々の記録それから思いをいろいろ...全文を見る
05月12日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○川端委員 長官、どうも御苦労さまでございます。よろしくお願いします。  私は、日本の防衛問題、特にアメリカとの関係についてを中心に、基本的な部分をお聞きをしたいと思っております。  日本の防衛あるいは安全保障を考えるときに、強力なパートナーでありますアメリカという国の状態と...全文を見る
○川端委員 今おっしゃいましたように、総論的に自由主義陣営の安全をおのおのの責任において、アメリカももちろん中心になってでありますが、守っていくということ自体の論議は昔から言われてきたと思いますが、現実にアメリカの経済が双子の赤字と言われるように非常に厳しくなってきている、あるい...全文を見る
○川端委員 おっしゃるように、私も、防衛に関してアメリカは、自分のことはできるだけ自分でやりなさい、それから、自由主義陣営の安全保障を考えるときに、能力に応じてできるところがおのおの分担をしてやってほしいというふうな基本的なスタンスを持ってきていると思うのですが、そういう中で、日...全文を見る
○川端委員 私が聞いたのは、地位協定の特別協定を変えることで基本給の負担をすることが技術的にできるのかどうか、理論的にできるのかどうかということをお伺いしたのが一点。  それから、質問したのはその点なんですが、いわゆる理由として、急激な円高による経済環境のために特例的に今回行っ...全文を見る
○川端委員 個々の労務費の負担という部分ということだけにとらわれた問題じゃなくて、背景として、アメリカのそういう自国の経済事情も含めての問題というもの、それから自由主義陣営を全体で守っていくという応分の負担というものがある限りは、いろいろな形で駐留米軍の日本人労働者の問題に絡めて...全文を見る
○川端委員 そういう重要な役割を果たしているフィリピンの米軍基地なんですけれども、そういうふうなものに関連をして、アメリカ及びフィリピンから、日本の対フィリピン援助について、新聞報道によるといろいろな要求といいますか希望といいますかそういうふうなものが出されているやに伺っているの...全文を見る
○川端委員 先ほどフィリピンの基地というものの日本の安全保障の中での重要な位置づけに対しての御答弁がありました。それから、相次いで米比の政府の要人が日本に来られた。援助の具体的な中身は別にしてそういう会談がなされた。  その背景に、アメリカとしては、日本の安全保障にも非常に重要...全文を見る
○川端委員 そういう御答弁に当然公式にはなるわけですが、間違いなくアメリカあるいはフィリピンとして、背景にそういう要因がある、それは全く否定はできないというふうに考えております。  そういう中で、ダイレクトに在比米軍基地の費用を維持するための援助を我が国が出すとかいうことはでき...全文を見る
○川端委員 これも新聞情報なんですが、五月九日の読売新聞で、ワシントン・ポスト紙が米政府、議会筋の話として、要約すると、対比援助をアメリカあるいは日本、ヨーロッパを中心として、いわゆる昔で言うマーシャル・プラン的な、五年間で総額百億ドルの規模で日本、西ドイツ等々が加盟をして基金と...全文を見る
○川端委員 先ほど使途を限定しない援助はできないという御答弁がありましたけれども、こういう形のものというのはどちらに属するように分類されるのでしょうか。
○川端委員 これは仮定の話ではなかなか御答弁は難しいと思うのですが、この前シグール氏が来られたときには具体的なお話はなかったということなので無理かもしれませんが、一応考えているこういうふうなプラン、このフィリピンのこれをどうするかということではなくて、こういう形で援助をする、そう...全文を見る
○川端委員 五月三日から五日に日米安保事務レベル協議が行われたわけですけれども、ここでの議論といいますか中身、あるいは合意されたこと等々について御報告をお願いしたいと思います。
○川端委員 冒頭からずっと、アメリカが自由主義陣営の安全保障の分担という部分で、先ほど局長もお答えになりましたけれども、防衛力の整備に関しては自国でできることは可能な限り自分のところでやりなさい、それから、自由主義全体の安全保障の確保のためにやる部分は能力に応じておのおの分担でき...全文を見る
○川端委員 そういう意味では、今もお触れになりましたけれども、いわゆる駐留経費の問題も、今回にとどまらず将来にわたって日本の負担というものをアメリカとしては強く期待をしているということは、先ほどそうでないんだというような御答弁がありましたけれども、やはり違うと思うのですね。それか...全文を見る
○川端委員 先ほどから議論が出ていますけれども、例の物品・役務融通協定の件について、繰り返しになって恐縮なんですが、どういう姿勢で臨まれるのか、お伺いをしたいと思います。
○川端委員 そうすると、今まではどういう根拠といいますか、例えば共同演習をしていてオイルが足らなくなった、あるいは米兵が風邪を引いた、そのときに日本人の医者が診てはいけないというふうな問題があったやに聞いているのですけれども、今まではそういう協定なしでどういう形で行っておられたの...全文を見る
○川端委員 ということは、今重大な支障を来しているということではないというふうに理解をしたのですが、ただ、伺っておりますと、何かいろいろな条文をつまみ食いして、本来それのためにできているのでない部分を適用しているような印象も受けました。  そういう意味では、先ほどの御答弁ではそ...全文を見る
○川端委員 時間があと少しになってしまいましたので、要点だけをお伺いしますので簡潔にお願いしたいと思います。  四月の末にアメリカの国防総省が一九八八年版「ソ連の軍事力」というものを発表されたのは御承知だと思いますが、その中で日本に対する部分、「第七章 地域バランス」というとこ...全文を見る
○川端委員 この中ではあり得る選択肢が二つしかない、その中の一つが上陸するということを指摘をしているわけでありまして、いろいろ百も二百もある中に一つ、そういうこともひょっとしたらあるかもしれないという分析ではないというふうに思っております。そういう意味で、二つしかないうちの一つと...全文を見る
○川端委員 最後にしたいと思いますが、本当は中期防、六十六年以降に関してのお考えをお伺いしたかったのですが、今の話と中期防に関連をして、二月二十九日の読売新聞に、「六十六年以降の次期防衛力整備計画では、防衛力整備の重点を「陸」に移し、陸上自衛隊が新たに「前方対処・早期撃破」戦略を...全文を見る
○川端委員 終わります。どうもありがとうございました。
08月30日第113回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○川端委員 まず初めに、給与勧告について一、二お伺いをしたいと思います。  人事院勧告の中の給与勧告が一昨年、昨年といわゆる五%条項というふうないろいろな議論がある中で、本年も勧告をされたということに関しては、まず評価をしたいというふうに思います。加えまして、当然といえば当然な...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。  今あらゆるデータを駆使してということで、その数字について若干お尋ねをしておきたいと思いますが、今回の勧告においても全国約七千七百の事業所、約五十三万人を対象に、層化無作為抽出による職種別民間給与実態調査をベースにして行った、こういうことな...全文を見る
○川端委員 日本の経済、産業自体がそういうふうに非常に変化をしていく中で、国民に納得の得られると同時に公務員の従事している方々の納得性というものも当然必要であります。今後ともそういう部分に関しての御努力をひとつお願いしたいと思います。  次に、今回の人事院勧告の中に、単身赴任問...全文を見る
○川端委員 こういう単身赴任の問題は、公務員に限らず特に民間の方がいろいろな問題でここ数年間言われてきているわけですけれども、人事院としては単身赴任が生じる理由をどういうようなものを考えておられるのか、お伺いをいたしたいと思います。
○川端委員 私も今おっしゃったような問題がほとんどであろう、家族を帯同できないというふうには思うのですが、そのときに人事院の方では、単身赴任を減少させていく、これは二つの方法があると思うのですね。一つは、今言われたような問題を解決していく。しかし、このおのおのの問題というのはそう...全文を見る
○川端委員 これからの議論ということでむしろ遅きに失したのじゃないかなという気もするのですが、ぜひともひとつよろしくお願いしたいと思います。  時間が非常に限られておりますので、次に週休二日制の問題について質問をしたいのですが、今回、長年の要請でありました週休二日制に対してかな...全文を見る
○川端委員 原則的に増員をしないで仕事の合理化、効率化、あるいは、不必要と言ったら語弊がありますが、仕事を整理していくということでおやりになるということは、そのとおり、それでいいと思いますが、一方で、原則的にはそうであっても、時代の要請によって、時代の変化によってどんどん仕事量が...全文を見る
○川端委員 懸命の御努力をされているのはよく承知をしておるのですが、そういうふうに時代の要請によって要員をふやしていかざるを得ないところで時短をするというときに、原則的に一人もふやさずに時短をするんだぞということで対応し切れない部署も出てくるのではないかと思います。先ほど原則的に...全文を見る
○川端委員 今試行のお話が出ました。試行状況はいろいろお聞きするところによるとほぼ順調に進んでいると集約されているということなんですが、これは実質的には土曜日が一カ月に二回分労働時間が短縮されている。その分の仕事がどこかで吸収できているかどうかということなんです。実総労働時間が試...全文を見る
○川端委員 時間が来ましたので終わりますが、鶏か卵かという部分でのフレームを少なくするというのは、確かに一つの非常に大きな効果がある。しかし、仕事の中身という部分で言えば、実際にその仕事がなくなるという部分じゃなくて、残る、持ち越すという部分が実際に吸収されたかどうかというのは、...全文を見る
09月16日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第3号
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○川端委員 私は、今川崎市の助役さんの問題に端を発しまして国民の非常に大きな関心になっているリクルート問題を中心にお尋ねをしたいというふうに思います。  まず初めに総理に御所見をお伺いをしたいのですけれども、このリクルート問題、国民の皆さんがいろいろな思いを、問題意識をお持ちに...全文を見る
○川端委員 今非常に抽象的、総括的にお答えをいただいたわけですが、国民の感情と申しますか、いろいろな思いというものを、私も実際にじかにいろいろな国民の皆さんに接する機会が多うございますけれども、そういうときに、こちらから話題を持ち出さなくてもすぐその話題になるぐらい非常に重要な関...全文を見る
○川端委員 そこで、これまで相当の期間がたっているわけですけれども、この問題に対して、例えば国会の場でも、本会議の代表質問あるいは予算委員会の審議あるいは本委員会での審議等々を含めて、随分いろいろな議論がされてまいりました。そういう経過を踏まえて、いろいろ先ほど私が申し上げたよう...全文を見る
○川端委員 どういう政治があるべきかという国民の期待の部分には、私も総理と全く見解は一緒であります。  そこで、その部分に非常に信じられないということをこの問題がつくり出してしまった。だから、いろいろな経緯の中でだんだんにというふうにおっしゃったわけですけれども、理解が深まって...全文を見る
○川端委員 私の頭がよくないのか余り理解ができないのですが、真相究明をしていくべきである、そうしないと、本当にこの問題がどういう背景でどういう展開をしたのかという、それにまつわるいろんな情況証拠あるいはうわさ、そういうものに基づいて政治に対する非常に不信を今皆さんお持ちである。だ...全文を見る
○川端委員 今のような御答弁が続くので、政治が非常にわかりにくいしうやむやになるという、政治に対する不信が続いているのではないかというふうに思います。   李下に冠を正さずというふうにお述べになったことがあると思いますが、スモモ畑で既に冠に手を触れられたわけです。スモモをとった...全文を見る
○川端委員 それで、同一時期、そして五十人以上、均一の条件というのを認定をされたわけですけれども、何を調査をし、どういう根拠に基づいてその判定をされたのかということについて、もう少し具体的に明らかにしていただきたいと思います。
○川端委員 そんなことを聞いているのじゃないのです。七十六人というのはどういうふうにして確定をされたのか、何に基づいてされたのか、千二百円というのが皆均一で同じであったというのは何に基づいて判断されたのか、払込期日が同一時期である、若干の幅はあるけれども同一時期であるということは...全文を見る
○川端委員 振替伝票のコピーという部分には名前が書いてあるのですか、個々人の。
○川端委員 まとめたものをと言うが、振替伝票というものは、個々にあるものをどういうふうにまとめたものになるのか。それから、七十六人はコスモス社も認めているとおっしゃるのですけれども、コスモス社が認めているということだけで、裏づけがなくて七十六人の認定ができるのか。それから三十九人...全文を見る
○川端委員 認定に固有名詞が要るかということではなくて、固有名詞のある書類が当然確定する際に入手できるのではないかということに関してはいかがでしょうか。
○川端委員 相手がそのとおりだと言ったから、それは例えば人数は七十六人は争っていないからそれでいいというのは、若干理解ができない。例えば、私が何か罪を犯しましたと本人が言うだけでそれを認定するのか。それは客観的な証拠に足り得る事実の実証がなければいけないというふうに思います。争っ...全文を見る
○川端委員 この問題は、改正証取法百九十条には違反をする、しかし現行の証取法には違反をしない。しかし、インサイダー取引自体が、日本の株式市場の閉鎖性と同時に、そういうインサイダー規制に対して非常にルーズではないかという国際的な指摘の中で、これからきちっとしなければいけないという流...全文を見る
○川端委員 現行で証取法に違反をしていないにもかかわらず個々人の売買記録を詳細にお調べになる。これは、してはいけないということを言っているのではなくて、証券行政の根幹にかかわる問題に関しては、将来の展望も踏まえて、そういう証券行政の公正さという観点からおやりになるということは是と...全文を見る
○川端委員 第四条の届け出の場合に、違反者の賠償責任というのが十六条あるいはその周辺で載っています。規定をされている。これはまさに投資者保護という観点でなされていると思います。  今回の場合は届け出がなかった。それから、今行政指導して届け出をされたらどうですかということに関して...全文を見る
○川端委員 ただいま、事情聴取の結果そういうことが行われていないという部分は、買われた人に対して確認をされたということですか。
○川端委員 近い将来登録をするから必ずもうかりますということで買ってくださいよというふうなことの疑いがなかったのですか。何をもってそういう疑いがなかったというふうな判断をされたのですか。
○川端委員 それでは、もう一つの、行政処分を予定をされているということなんですが、この条文によりますと、届け出の義務者はコスモスなんですね。それから売り出し者はリクルートである。そして届け出の義務違反をした場合には売ったコスモスが罰せられる、そういう仕組みになっているので間違いご...全文を見る
○川端委員 本来、四条違反の場合は、罰則はリクルートにかけられる、コスモス社ではない。しかし、時効になっている。法的に言いますと、コスモス社は、大株主であるリクルートが株を売りたい、五十人以上に対して売り出しをしたいというときに、申し出を断る権利があるはずです。売ってほしくない、...全文を見る
○川端委員 そうしますと、実態として売買が行われた。そして、それは現時点においても届け出――後追いが意味があるのかどうかは知りませんが、本来の趣旨からいうと、後追いで届け出、形を整えるというのに何ら実効的な意味はないと思うのですが、現実に届け出もない、四条違反の売買がされた、これ...全文を見る
○川端委員 いや、残念であるのかないのかそういう感情的な問題を聞いているわけではなくて、現に第四条に違反して、届け出もなしに、株を買った人に対して情報の提示もせずに違法な売買がされた。四条違反の認定というのはそういうことだと思うのです。ということは、この売買自体が証券取引法で言う...全文を見る
○川端委員 しかし、目的は投資者保護という観点から、しかもその部分にいろいろな政治あるいは役所の関係しているのではないかというふうなことも含めて、取引自体非常に国民から不審な目で見られている、そういう要素を非常に含んでいると思うのです。そういう意味で、再度になりますが、いわゆる証...全文を見る
○川端委員 時間の関係もありますから、見解が違うのであれですが、投資家保護という部分で、今回の取引もディスクローズされていなかった、何も知らないで、実態を知っていたら買わなかったかもしれないわけです。こういうことに巻き込まれることもなかったかもしれない。そういう部分で、本人の実態...全文を見る
○川端委員 この件は既に脱税として起訴をされている件でありますので中身に関しては特に触れませんが、この件に関していろいろな報道がされた。そういう中で、いわゆる株取引、今大蔵省の方からは仮名口座の問題は非常に問題であるから直すべきだということで手を打たれたということで、そのほかにも...全文を見る
○川端委員 言葉としてはおっしゃるとおりでありまして、非常に留意をしなければならない。まさに李下に冠を正さずというのはここにあると思うのです。そういう意味で、例えば使う方としてできるだけ政治にお金がかからないようにする、選挙にもお金がかからないようにするというふうな部分ということ...全文を見る
○川端委員 本来、当然ながらそういうことであるべきだと思います。間違っても利権のためであるとかそういう便宜供与のためであってはいけないということは当然のことであります。  そのときに、例えば明電工事件の場合に、いろいろなグレーゾーンあるいはブラックゾーンで資金を調達されたけれど...全文を見る
○川端委員 株の譲渡自体でというふうなことを申し上げているのではなくて、例えばファイナンスからお借りになった場合であれば結果的には利益だけを手にされたというふうなことになるわけで、そういう結果的に得た利益が政治活動資金という寄附あるいはその収入としてなっていないというふうなことで...全文を見る
○川端委員 証取法の枠の話をしているわけではなくて、国の政治の信頼の根幹の話ということで申し上げてお願いをし、かつ、総理自身の御名誉のためにも疑いを晴らすべきであるということでお願いをした次第であります。  委員長にお願いをしたいのですが、私は、このような国民の政治不信を非常に...全文を見る
○川端委員 最近の展開として楢崎議員の告発問題というのがありましたけれども、この事件の真相は、告発があったわけですから当局の捜査にまつことになると思いますが、私は、この一連のことを見て二つのことを思いました。これ以上いろんな場で真相が明らかになるとよほど困ることがあるのではないだ...全文を見る
○川端委員 再発の防止についてお尋ねをしたいのですが、こういうことが二度と起こってはいけない。ただ、現に、今までの範疇でありますと、通常な商取引であるという部分に終始をいたしますと、これからもこういうことはやってもいいということになる。もらう方の倫理にさえ気をつければいいというこ...全文を見る
○川端委員 総理に。そうした再発防止に関してのいろいろなそういう項目があるわけですけれども、もう一つ忘れてはいけないのは、今回の問題というのは、たまたま川崎市の助役さんの問題から今日までのいろいろな問題が明るみに出てきた。いろいろな対策をとるときに、今おっしゃいました予防的な処置...全文を見る
○川端委員 時間が参りましたので、最後にお願いを申し上げたいと思います。  国民の政治の信頼を取り戻すというのは、本当にいろいろな方法があると思います。そういう中で、いろいろな方法がある中で、どうしても事実経過を明らかにして、そのもとから正していくという姿勢を示さない限りこの回...全文を見る
10月11日第113回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○川端委員 委員長、長官、よろしくお願いします。  今回議題となっております行政機関の保有する電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律案についてお伺いをしたいのですが、今までい ろんな意味でいわゆる時代の流れとともに個人のプライバシーという部分の議論が非常に盛んになって...全文を見る
○川端委員 法案の背景はそういうことで理解をしておるのですが、私、今お伺いしたのは、その法案の趣旨の前提となるプライバシーというのは保護されるべきであるというふうに私は思うわけですけれども、その部分の御認識、それからプライバシーというものが、今まで個人の情報を勝手に知られたくない...全文を見る
○川端委員 長官はこの法案について非常に御勉強されておるので法案のことまでお触れになりましたけれども、私、一般論として、今そういう個人情報コントロール権を含めたプライバシーを可能な限り保護していくということが国民の間からも求められているし、行政もその基本的な認識の中でいろいろなこ...全文を見る
○川端委員 今の法案がOECDのガイドラインを踏まえたものであるという御見解であります。そうすれば、もう一つ、政府の方での提案、我が国の状況というものを述べておられるわけですけれども、そういう部分でも、国民の間に自己の情報が予期しない形で収集、蓄積、利用または提供されているのでは...全文を見る
○川端委員 提案の趣旨はそういうところにあるというふうに思うわけですけれども、つぶさに法案を読んでみまして、あるいはいろいろな関係する資料等々を見ますと、どうもそういう国民のプライバシーの保護という観点よりは行政の都合といいますか運用というものにやや力点が置かれているのではないか...全文を見る
○川端委員 ぜひともそう読みたいわけですけれども、なかなか読めない部分が出て困るのです。  先ほども少しお触れになりましたけれども、総務庁の方でいろいろと検討していかれた、実際にその情報を保有し管理をしている各省庁間で随分意見交換といいますか、すり合わせというふうなものをおやり...全文を見る
○川端委員 今いみじくもおっしゃいましたけれども、そこの行政のおのおのの仕事という部分、これがまさに行政の円滑な遂行ということだと思います。縦割り行政の中で、そういう部分では今まで情報を公開するあるいは開示をするというふうなことは全くなかったわけですから、非常に抵抗がある。個人の...全文を見る
○川端委員 現実には不必要なものは持っているはずがないのですね。不必要なものを持っているはずがない中で現実に利用をし行政が運用されている。そういう中で、恐らく今回の法案のいろいろな規制の中でもほとんど実害がない、だから支障のない範囲で通知をし公示をし開示をしていくという、今まで開...全文を見る
○川端委員 守秘義務あるいは仕組みとしての部外利用が余り実態的にされないというふうなことはわかるのですけれども、それだけが個人情報の保護ではない。機密漏えいとかいうことだけではなくて、そういうもののファイルがあるということを知るということ、あるいはその中身が間違っているかどうかと...全文を見る
○川端委員 個人情報の保護という趣旨からいうと、私はこの法は実務的にはよく理解はできますけれども、この法案の趣旨からいって、精神条項として、いわゆる個人情報というのは個人のまさに基本的な人権として守るのだ、そこにはコンピューターもマニュアルもない、そういうものであるという基本的な...全文を見る
○川端委員 期待はしばしば裏切られるので、そういうことも将来マニュアルをどうするとかいうときにはぜひとも考えていただきたい。それは基本的なことだというふうに思います。  関連をしてというか同じような部分で、先ほど長官もお触れになりましたので繰り返しになるかもしれませんが、公的部...全文を見る
○川端委員 民間部門は今すぐにというのは難しいと思うのですが、ぜひとも御努力いただいて、国民の不安の解消になるようにしていただきたいというふうに思います。  そういう中で、今お触れになりましたけれども、情報が漏れているという事件が既に起こっている。一つは、千葉の社会保険事務所か...全文を見る
○川端委員 民間の場合は、そういういわゆる政府といいますか公の権力というものを及ぼすという部分には慎重にやらなければいけない。その中で特殊法人の場合は、まさにおっしゃるように個個に自主的にいろいろな運営をし、運用をしていこう、事業をしていこうという団体である、そういう意味では非常...全文を見る
○川端委員 非常に難しい問題がたくさんあるのですけれども、この情報公開がこれから検討されていく過程で、個人情報保護の名目のもとに、こういうファイルは例えば存在すら言えないとかという部分が非常にその境界というので関連していろいろな問題、むしろこちらのこの法案によってその部分の範囲を...全文を見る
○川端委員 一般的に行政機関の保有するというふうな法案の中身として、内閣官房も行政機関ではないのかなと素人目に、詳しい定義はよくわからないのですが、内閣が行政府の最高機関であるという部分で言えば、そういう解釈であるのではないかな。そういうときに、そこにはコンピューターでファイルを...全文を見る
○川端委員 この法案が個人情報の保護をするというためにあるのであれば、内閣官房の、持っているのか持っていないのか知りませんけれども、ファイル自体をどういうふうに個人情報の保護という観点から取り扱うべきなのか。そこの役所の役割が補助的であるのか分担であるのかというのは別にしてやるべ...全文を見る
○川端委員 自主的におやりになることを期待されることが非常に多いように承ります。  次に、第四条に関連するのかとも思いますが、ちょっとよくわからないのですが、OECDのガイドライン、「個人データの収集には、制限を設けるべきであり、いかなる個人データも、適正かつ公正な手段によって...全文を見る
○川端委員 内容の制限に関して第四条第一項で保有の制限をしている。ところが先ほどの御答弁の中で、およそ法律に基づき行政の役に立つもの以外を持つはずがないという趣旨のことがあったわけですね。これは当たり前のことなんですね。これは決して内容を制限しているものではないのではないか。この...全文を見る
○川端委員 おっしゃるとおりだと思うのです。それで、私は表からすべきだ。これはなぜかといいますと、先ほどの議論でも、将来にわたっては私の部分にも個人情報の保護ということに関しては何らかの枠をはめていくべきだ、いわゆる民間部門にもしていくべきだ、それから、自助努力によって趣旨を読み...全文を見る
○川端委員 これに時間をとるわけにいきませんが、今みたいな御答弁が、基本的にこの法案が個人情報の保護をするという中で行政のいろいろな情報をどうコントロールしていくかというふうなものではなくて、行政機能の運用に関してそういう部分を適当な部分で差し支えない範囲で機能させるというふうに...全文を見る
○川端委員 次に、第六条の保有に関しての事前通知なんですが、前段までの部分で私は表から堂堂と収集の制限というものがきちっと国民にわかる形でされるべきではないかということを申し上げたわけですが、御提案の法案では、行政側が行政の目的に沿ってその都度収集をおやりはなるということで、その...全文を見る
○川端委員 そういう意味では、私は事前通知あるいは公示というのはこの法案の中で非常に重要な位置を占めているというふうに思いますし、役割は今おっしゃったようなことだというふうに思います。しかし、そのときに、つぶさに検討しますと余りにも例外が多過ぎるのではないか。骨組みとしては非常に...全文を見る
○川端委員 ということは、各省庁がいろいろな個人情報に関するファイルを持つと、その部分が、個人を保護していく観点から見たときに、何 のファイルであるかということ自体がその省庁あるいはもっと小さな部局、課の中以外に全くわからないという仕組みをつくっているわけですね。そういう意味で...全文を見る
○川端委員 前段の一、二に関しては、ある程度の制限というのはまあ百歩譲ってやむを得ない部分もあるなというふうな理解をするのですが、その後の部分に関して、次の第七条で規定をしている、いわゆる公示をするまでもないということでは理解をするのですけれども、持っていること自体言わなくてもい...全文を見る
○川端委員 御趣旨はわかるのですけれども、法律がひとり歩きをする、ここの部分でそういう判断をして通知をしないということ自体に、総務庁は一切関与をしない。ガイドラインか何かお示しになるのか知りませんけれども、その部分でよほど厳格な規定を、この抽象的な部分をもっと具体的にするというこ...全文を見る
○川端委員 時間が迫ってきてあれなんですが、第九条に「利用及び提供の制限」というのがあるわけです。第一項の趣旨は全体にかかわるものだと思いますが、この趣旨は個人の利益を不当に侵害しないために目的外に利用したり提供してはいけないということと理解していいのでしょうか。
○川端委員 そうであるならば、これは本来第一項に書くべきではないかな。第二項のただし書に今言ったような趣旨が出てくるわけですね。「本人又は第三者の権利利益を不当に侵害するおそれがあると認められるとき」にはいけないということで、こういう構成になっているわけですけれども、本来から言う...全文を見る
○川端委員 時間が超過してしまいましたので終わりますが、今の部分に関しても保有機関の長にその分を任せるという部分でどうなのかという懸念をやはり持たざるを得ないということで、仕組みとして何らかのガイドラインあるいはチェック機能というものをつけるべきではないかというふうな意見を持って...全文を見る
10月20日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第11号
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○川端委員 よろしくお願いします。  総理、きょうはリクルート関連に限定をして質問をさせていただきたいと思うのです。  ちょうどほぼ一カ月前、九月十六日の本委員会で私いろいろと質問をさせていただきました。そのときにも申し上げたのですけれども、このリクルートの一連のいろいろな問...全文を見る
○川端委員 今四つの観点からお答えをいただいたわけですが、特に検察を除きましては、これからどうあるべきか、いろんなこういうことが起こって二度と起こらないようにという観点からの部分では確かにそのとおりだと思います。しかし、今までのことがどうであったのか、真相を知りたい、はっきりして...全文を見る
○川端委員 今そういう御答弁になったんですけれども、現実にこの一カ月たって、今お述べになりましたけれども、一カ月前でも、既に行政指導というのはおやりになった後であります。  その後、流れを見ますと、いわゆる国会の本委員会として江副さんの入院先に行って病床で聴取をしたということ、...全文を見る
○川端委員 議論の過程ではややもするとふたをしよう、ふたをしようとしているんではないかというふうに思えてならないわけです。そういう意味で具体的にお伺いをしたいと思います。いわゆる仮名取引の問題が今いろいろと言われているわけですけれども、仮名取引に関して証券局長名で四十八年三月十五...全文を見る
○川端委員 今お触れになった部分でそういうことかと思うのですが、別の観点からは、いわゆる明電工事件なんかではこれを通じて脱税が行われる可能性があるということも含めてであろうと思いますが、この通達にも「このような行為は、取引の公正を阻害するとともに、証券界全体に対する社会的信頼を失...全文を見る
○川端委員 ということは、裏返して言いますと、仮名取引が行われるということ自体は証券取引の公正さを著しく欠く行為である、戒めなければならないし、その公正さを欠くという取引である、このように認識をしていいと思います。そういう意味で、昨今、まことに残念なことでありますが、今回のリクル...全文を見る
○川端委員 結果的にこのことは、大蔵大臣自体が、相対取引の部分ということで通達には触れない、しかし、その後の部分の口座の使用は、明らかに仮名口座であったということでいわゆる著しく公正を欠く取引があった、そういう意味で、そのかかわりの中で証券行政の信頼というものを非常に大きく損なっ...全文を見る
○川端委員 仮名取引があったのです。一番初めに私は、この通達自体は公正な取引を阻害させるということがあってはいけないということでやるんだ、そういう意味では、そういう取引がこのいわゆるリクルート云々と言われている部分に存在しているということで、今まで個々の取引には行政が調査をするの...全文を見る
○川端委員 本来の目的は不公正な仮名取引があってはいけないということであって、その一つの手段として、証券会社はきちっとしなさいよということであって、売買者は善意の第三者ということであってもそういう疑いがある部分は調査をすべきであるし、できると思うのですね。それを殊さらにやりたがら...全文を見る
○川端委員 従来まではそういう御答弁を聞いておりますし、それでよかったと思うのです。  それで、これは新聞情報で恐縮なんですが、十月十三日の朝日に、見出しは「新たなトンネル会社?」ということで「リクルートコスモスの有価証券報告書によると、ビッグウェイは六十年四月、十二万株の第三...全文を見る
○川端委員 一義的にはそうだと思うのです。しかし、これだけこの国会の場でもあるいは報道を通じても一連のこの株取引にいろいろな疑惑が持たれ、不透明さが持たれている。このことは当然ながら証券行政のあり方の根幹に不信を持たれている。そういう部分にこういう報道で、会社名を使って社長が代表...全文を見る
○川端委員 報道されたことがやはり仮名口座であるかどうかということを確認をし調査をするということは、証券行政にとって非常に重大なことだと思うのですね。その部分が、届け出が正規の名前でされている、一方の報道ではそうではないというふうに現社長、当時専務が言っている。今の国税のお話にも...全文を見る
○川端委員 今ので、この第三者割り当て増資自体は証券業界を適していないということ、それでよろしいですか、相対取引なんですか。ちょっと確認だけ。
○川端委員 情況証拠でいうと、これはやはり仮名の取引をされたということだと思うのです。それで通達でも、そういうことはやってはいけませんという通達を証券会社に出される。それから、証券会社はそれを受けて、ポスターを張ったりあるいは個人の名前を確認するために身分証明書、免許証の提示を求...全文を見る
○川端委員 仮名取引であると私は申し上げていない。仮名取引の疑いがあると新聞にまで載っている。それを放置をすること自体が証券行政をつかさどる責任ある立場としては怠慢ではないかと申し上げておるわけなんです。大蔵大臣どうですか。
○川端委員 どうもやる気がないということみたいなんですけれども、法制局にお伺いしたいんです。  しつこいんですけれども、この前から二十六条の適用がどうかというときに、公益の問題がよく話題になりました。前の、これはもうずっと旧聞かもしれませんが、八月四日に御答弁の印で「証券市場、...全文を見る
○川端委員 前半は非常にいい御答弁だったんですが、後半になってやや意にそぐわないなと、ここが随分この前から議論になっているところなんですけれども、私はもっと素直に、いわゆる二十六条の規定というのは、おっしゃったような公益というものを損なうときには素直にそれを調査するということでは...全文を見る
○川端委員 税制上はいかがでしょうか。三十二万株になり得るということではどうでしょうか。
○川端委員 それと、先ほどの部分で登録の申請の、これは事実かどうかというのを調べないといけないということになりますけれども、実例としては別と考えていただいたらいいと思いますけれども、届け出に虚偽があるという部分で、店頭登録の審査が行われて許可をしたというこの責任というのはどこに所...全文を見る
○川端委員 この取引自体で、外見上見ますと、第三者割り当てを通じてトンネル会社的な構造をつくって、特定の人にいろいろ株をばらまくのを意図していたのではないかというふうな感触を非常に強く受けるわけです。それで、親引けというか親引きというのがありますね。広辞苑に「親引」というので「公...全文を見る
○川端委員 ところが、今回いろいろな報道を通じてわかってきたことを総合的に考えますと、実質的な親引けを、第三者割り当てという名前を使い、そして実質的に仮名口座まで利用してトンネルをして特定の人に配るということを、新株を割り当てるという行為をした。実行行為としてはこの親引けに該当す...全文を見る
○川端委員 時間が参りましたけれども最後に一つだけ申し上げておきたいのですが、証券行政のいわゆる証券取引の公正という観点から見ただけでも、仮名取引あるいは親引けに類似したような行為等々が見受けられる、あるいは譲渡禁止の特別利害関係人になっているのではないか、あるいは税法上も脱税の...全文を見る
10月25日第113回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○川端委員 参考人の皆さん、お忙しいところ、ありがとうございます。また、先ほどは貴重な御見識を御披瀝いただきまして、ありがとうございました。ふだんは、日本の畜産の振興のために懸命の御努力をいただいていることに敬意を表したいと思います。  非常に限られた時間でありますので、かいつ...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。  そういう中で先が見えるといいますか、こうい う形で守っていこうということでいろいろな御努力を現場の方でおやりになっているわけですけれども、そういう部分の一つの示唆といいますか実例があれば、あるいはこういう観点からコストを下げよう、品質を...全文を見る
○川端委員 横田町長さんにも同様の趣旨なんですけれども、実際に町でたくさんの方が従事をされておる。そうすると自由化までは、今まさに救仁郷さんおっしゃったように、それは非常に困るということで、とにかく何とか阻止したいという思いだったと思うのですが、現実にこういう流れに入ってきた。そ...全文を見る
○川端委員 どうもありがとうございました。  時間が来たので終わりますが、国民の皆さんにとってあるいは生産者にとっても、生産者が見える、いわゆる食糧の安全性が確保されて安定的であるという部分で、しかも望ましい品質のときに合意のできる価格帯というのが、私は必ずあると思います。これ...全文を見る
11月08日第113回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○川端委員 いよいよきょうで審議を終了するということで、全般的な見地から幾つかの点についてお伺いしたいと思います。  何回も議論になったところでありますが、今の御答弁でも、この法案自体がプライバシー保護というもの全部を包括するものではないということはよく理解をしておるものであり...全文を見る
○川端委員 今長官がおっしゃったとおりに、各省庁がなぜこういうことをしなければいけないのか、総務庁にそういうことをぐだぐだ言われなければいかぬのかということが、まさに個人のプライバシーを保護するという観点に立った理念というものがまだ十分に徹底していないのではないか。したがって、木...全文を見る
○川端委員 本案から多少ずれるのかもしれませんが、きょうの新聞もそうだったのですが、いわゆるコンピューターウイルスというものが日本にも上陸をした。最近アメリカで軍事情報を含めたところにかなり大規模にウイルスが侵入してしまった。アメリカのある学生がやったということのようでありますけ...全文を見る
○川端委員 次に、先ほどの議論に戻るわけですけれども、長官、いろいろなそのほかのプライバシーの保護という認識が今はまだ日本国民の中にある面ではなじまないというかなじみ切っていないということで、この法案がそういう契機になっていくという要素もあるのではないかという御趣旨の御発言があり...全文を見る
○川端委員 次に、前回私がここで質問させていただいたときにもいろいろ議論になったのですが、第四条に関連するのだと思うのですが、いわゆる収集制限についてお尋ねをしたい。  この前もいろいろな議論をさせていただいたのですが、そのときに御答弁として、国のいろいろな収集制限の考え方があ...全文を見る
○川端委員 法律で定める場合はこの限りでないという言い方が悪かったのかもしれません。ファイルの保有というところに「法律の定める所掌事務を遂行するため必要な場合に限り、」と書いてあるわけですね。この部分だけがただし書きであるというふうにできないでしょうか。今言われたように法律で収集...全文を見る
○川端委員 これまたやると一時間ぐらいかかってしまうのであれですけれども、そういう部分で私が申し上げているのは、今の行政機関が収集し保有するということにおいて、いろいろな目的を持ち、しかも法律の定める所掌事務を行うために持つんだということを制限するつもりはないわけです。逆に、今そ...全文を見る
○川端委員 今言われた部分でもセンシティブの規定は難しいというのは私もそう思うのですけれども、例外的な部分というものに関しては、ここで規定してあるだけの部分でも同じようなことがあるのではないかなというふうなことを思います。もう時間がなくなってしまったのですが、そういう意味で、いわ...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。終わります。
○川端委員 非常にわずかな時間でありますので、簡潔に全体的なことをお伺いをしたいと思うのです。  今回の土曜閉庁法案の本来の目的といいますか目指すところは、当然のことながら、アメリカ、イギリスに比べても三百時間あるいは西ドイツ、フランスに比べると五百時間以上の長時間労働に日本は...全文を見る
○川端委員 実態把握をされていないということなんですが、これからされるつもりはあるでしょうか。あるいはそういう指示をされるつもりはあるのでしょうか。
○川端委員 難しい状況があるというのはどういうことか教えていただきたい。  それと、本来目的が実総労働時間の短縮にある、そういうときに、四週四休から四週五休に移り、四週六休に移ってきた。そういう中で、当然ながらその目的とする時間短縮が実現しているのかしていないのか。休みはふえた...全文を見る
○川端委員 余り時間がないのですが、例えば、そういうふうに残業時間が非常に偏った部署であるというデータがあるのであれば、その部署の人たちは、時間短縮というものをどうとらえたらいいのかということにおいては非常に問題を示すデータになっているわけですね。そういう意味で、いろいろな代休も...全文を見る
○川端委員 個々の仕事の部分はそうであろうと思うのですが、管理監督される省庁としての基本的な労働時間短縮、そしてそれの裏づけとなる業務の効率化推進という観点で指導されるべきである。先ほどからのお話、全般的に各省庁がそういう趣旨にのっとって一生懸命おやりになるだろうということでは非...全文を見る
○川端委員 時間が来てしまいましたので、お願いだけをしておきたいと思います。  いろいろな意識調査でも、国民の皆さんは土曜閉庁になっていわゆるサービスが低下するのではないかという懸念を抱いておられる。それにこたえるべく、働いておられる方々は懸命な努力をされているし、されると信じ...全文を見る
11月21日第113回国会 衆議院 リクルート問題に関する調査特別委員会 第2号
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○川端委員 加藤証人、よろしくお願いします。  先ほど委員長からの質問の御答弁の中で、株入手の経緯をお話しになりましたけれども、そのときに、この株は必ずもうかるという種類のお話はございましたか。
○川端委員 先ほど二つ、三つの株の取引の経験がおありというお話だったということでは、いわゆる株の取引ということでは素人と言えるというふうに思いますが、そういう部分の方が、多少上がるだろうという今の御答弁のような不安な感じ、そしてみずからの判断の中で借金までしてお買いになった、普通...全文を見る
○川端委員 今のお話で、池田コスモスの社長も、まあいわゆるおつき合いとしては、お知り合いとしてはリクルート時代だったというふうにお伺いをしたのですが、そういう意味で、著名人などに株を持ってほしいんだというふうなお願いであったという部分の意思ですね、それはだれがそういう人に持ってほ...全文を見る
○川端委員 先ほど、ゴルフの会員権を買うときにも融資がついているものだからという御趣旨のことがありましたけれども、ゴルフの会員権を融資がついた場合、これは返済をしていくわけです。普通の場合は多分マル専手形等々でお金を毎月払っていく。そういう部分で、この融資を受けられたときに、返済...全文を見る
○川端委員 ということは、手に入れられたときは一年以内に売る前提であったということ、月々に返済を分割してしていくというおつもりではなかったということですね。
○川端委員 それと、お売りになったとき、先ほどのお話で銀行通帳のことは伺ったのですけれども、どういうきっかけでお売りになったのか。先ほどのを聞いていますと、何か勝手に銀行にお金が入っていたようにしか経過が聞き取れなかったので、それはみずからが申し出たのかあるいはいつの間にか銀行に...全文を見る
○川端委員 どうもありがとうございました。
12月16日第113回国会 衆議院 リクルート問題に関する調査特別委員会 第3号
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○川端委員 初めに郵政大臣にお尋ねいたしたいのですが、今回まことに残念なことに、NTTの真藤会長がおやめになった。国民の信頼を大きく裏切ったということでは非常に残念に思いますし、これからその信頼を回復すべきお立場にあると思うのですけれども、おやめになるに際して、監督官庁の大臣とい...全文を見る
○川端委員 確認をしたいのですが、今の御説明ですと、いわゆる監督不行き届きということなんですが、広く国民の皆さんのお感じ、私もそうなんですが、そういう部分も確かにあるだろう。しかし、結果的に御自身のお名前、預金口座というお金の流れを含めてこのリクルートの株取引に関与をしていた、御...全文を見る
○川端委員 それをお聞きになって大臣の御認識もそうなんでしょうか。
○川端委員 それでは、NTTから社長、副社長、参考人御苦労さまでございます。  一、二お伺いをしたいのですが、NTTのいわゆる民営化に関しての法案が逓信委員会で、衆議院で審議をされている過程で、回線の単純再販というのですか、こういうものが非常にNTT自身民営化したときの業務とし...全文を見る
○川端委員 そういう法案審議の過程では、NTTの経営をかなり配慮して、むしろ単純再販というものに非常に危惧を持っていた背景があったわけですけれども、結果的にNTTの約款をお決めになる部分では、非常に難しい言葉で書いてあるのであれなんですが、八十四条だと思うのですが、要約して言えば...全文を見る
○川端委員 その部分で確認をしたいのですが、いわゆる衆議院の附帯決議で、単純再販を禁ずる約款をつくってもいいという部分で表現をしている制限する規定の領域と、結果的にNTTが規定を、いわゆる公衆電話回線につなぐという部分はだめだというふうに限定された部分というのは、領域的に言えばN...全文を見る
○川端委員 結果的に、法案審議の過程で、NTTの経営に支障を及ぼすことにかんがみというふうなことで配慮をされて考えられた部分から、実質的に約款ができた場合では非常に限定されて、実質的にはその経営に支障を及ぼすことにかんがみということは小さな親切、大きなお世話みたいな形になってしま...全文を見る
○川端委員 そうすると、新聞で、そういうふうに非常に反対があったのをかなり強引にしたということではないということでございますか。
○川端委員 時間が非常にわずかですので、大臣にお聞きをしたいのですが、いわゆる逓信委員会でこの法案を審議する過程では、単純再販というものは非常に抽象的だとおっしゃいましたけれども、いわゆる自分のところでつくっている回線を、しかも小売もしているものをみすみす卸売をして競合するという...全文を見る
○川端委員 時間が来ましたので、残余の分、交代をいたします。どうもありがとうございました。
○川端委員 大蔵大臣、よろしくお願いします。  リクルートの問題が発覚をしましてから随分の期間がたったわけですけれども、時期を経るに従って、何というのですか、ジグソーパズルを一つずつ積み上げていくようにだんだんといろんなことがわかってきた。そういう中で、この株の取引自体が、いわ...全文を見る
○川端委員 そのアンフエアであるという部分は確かにそうだと思うのです。一般の人には入手できない株を特定の人が声をかけてもらったということであります。国民の皆さんが非常にいろんな思いを持っておられる中にはその部分も確かにあると思います。しかし、形として言えば株を売買したということで...全文を見る
○川端委員 ということは、これは形を変えた、株式取引という装いを持った、結果として言えば、実質的に言えば現金の贈与といいますか、であったというふうにほとんどの人は思っていると思うのですが、総理自体はその点に関してはどういうふうに思っておられるのでしょうか。
○川端委員 ということは、かねがね竹下総理・大蔵大臣は、この問題自体が証券取引法上の問題とそれから税法上の問題、刑法上の問題それから政治倫理上の問題、御不在でしたが、朝の議論では政治資金規正法上の問題もあるんではないかという意見も出ておったのですが、そういうふうな中で問題をとらえ...全文を見る
○川端委員 そういう御見解の中なんですが、実際にいろいろ議論をしていくと、個々の証取法の問題等々の解釈をめぐって、これは行政になじまない云々ということが今までしばしば出てきたわけですけれども、今の御答弁を受けて、ぜひとも生まれ変わった気持ちでひとつ調査をしていただきたい。  そ...全文を見る
○川端委員 時間がないのでこれ以上は言いませんが、結局各論になるとそういう証取法上である、こういうふうにお話はなるのです。いわゆる証券行政の根本に突きつけられた、証券取引に名前をかりて、先ほども総理は実態はそうであろうとおっしゃいましたけれども、証券取引に形をかりて現金の贈与を行...全文を見る
○川端委員 終わります。
12月20日第113回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○川端委員 長官、総裁、よろしくお願いします。時間が限られておりますので、通告をして質問がない場合は御容赦いただきたいと思います。  初めに、人事院総裁にお伺いしたいのですが、今までのきょうの委員会でも公務員の綱紀粛正云々という部分がややもすると非常に話題になりがちなんですけれ...全文を見る
○川端委員 そういう趣旨で、ぜひとも地道に働いておられる方々の意欲の向上というものを図っていただきたいというふうに思います。  総裁は、就任以来実際の現場をいろいろと歩いて、現地の方々との懇談等々あるいは視察等々で積極的に回っておられるというふうに伺っております。非常に御立派だ...全文を見る
○川端委員 今法案でかかっております給与の問題あるいはこの前通りました土曜閉庁の問題を含めて、基本的にまさに国家公務員の皆さん方は国民の財産といいますか、支える仕事をしていただいておるわけですから、そういう部分での国民の皆さんと現場の人とのお互いの理解というものが前提でないと、例...全文を見る
○川端委員 予備自衛官は定足にもなかなか到達しないというふうな非常に環境の厳しい中でもありますし、逆に、本来的に期待する役割というのは非常に大きいという部分では十分な御配慮をお願いしたいと思います。  それから、これはかねがね我が党が主張し、なかなか進展をしない問題の一つなんで...全文を見る
○川端委員 時間がほとんどないので議論をするわけにいかないのですが、この有事法制の問題、いわゆる今の三十条のように法的にも制定をしなさいという部分と、それから各省庁間で法整備をしなければいけないというふうな問題と、どこが担当するのかもはっきりしないけれども問題であるというふうな研...全文を見る
○川端委員 時間が来ましたので終わります。どうもありがとうございました。