川端達夫

かわばたたつお



当選回数回

川端達夫の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○川端委員長代理 次に、城島正光君。
04月14日第145回国会 衆議院 労働委員会 第7号
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○川端委員 大臣、よろしくお願いします。  四月から改正男女雇用機会均等法が施行されました。また、昨年の改正で、労働基準法の一種の規制緩和という中で、女子の深夜業もこの四月から解禁をされたという部分で大きな変化がありました。就業形態の多様化、それから働く人のいろいろなニーズ、雇...全文を見る
○川端委員 三%が高いか低いかという議論はあると思うんですけれども、やはりこういうものは基本的に一〇〇%でなければならないものだというふうに思っておりますので、なおの実効を上げていただきたいと思うんですが、そういう中で、新たに自発的な健康診断というのを今回加えようということでござ...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。今お答えいただいた中で、大ざっぱに言えば、要するに深夜業をやる際、それからやっているところで働いている人が健康の不安を覚えたというときに、今まで定期的に受けている部分の回数というか中身も含めてより充実した健診を受けたい、あるいは受けさせたいとい...全文を見る
○川端委員 二回やるという部分で、一種の定点観測的にきちっとするという部分は意義があると思います。ただ、その検査項目をより充実するということ自体も私は非常に意義があることだというふうに思います。  それで、平成十年十一月の労働省の深夜業の就業環境、健康管理等の在り方に関する研究...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。  それで、深夜業に従事する労働者が自発的に実施する健康診断ということなんですが、この費用については助成という部分をしないといけないんではないかということです。  この費用助成についてお伺いしたいと思うんですが、助成の方法、対象項目、金額等...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。ぜひともによろしくお願いをしたいと思います。  次に、そういうふうにして健康診断を二回プラスアルファ受けるということで、いろいろな不安を覚えたときに、その結果に対してのフォローがきちっとされないと何の意味もないということであります。  それ...全文を見る
○川端委員 ただはいいから。まずは確認だけ。  だから、法文としては医師または歯科医師の意見を聞きなさい、こういうふうになっているわけですね。ところが、私が申し上げたように、そのときに、全然関係ないお医者さんというのは余り想定せずに、一般論的に言っても、いわゆる事業所における産...全文を見る
○川端委員 今の部分で、自発的健康診断を実施した医師の意見を排除するものではないということはよろしいですね。意見を聞くことはよろしいですね。うなずいておられるので、いいという理解をいたします。  今おっしゃった部分はわからないではないんですが、実はこの指針の後段は、産業医の選任...全文を見る
○川端委員 時間が参りましたので終わります。  どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
04月28日第145回国会 衆議院 労働委員会 第9号
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○川端委員長代理 大森猛君。
05月12日第145回国会 衆議院 労働委員会 第12号
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○川端委員 大臣、よろしくお願いをいたします。  今、荒井委員の質問を一生懸命聞いておったんですが、失業にもいろいろあるというのはおっしゃるとおりでありますし、雇用形態の中で求職者の意識も実態も随分変わってきていることは確かなんですが、ちょっと気になりましたので、確認だけ、大臣...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。私は、失業率が高いけれども、実は大したことないんだ、マインドに影響するからということは言うべきでなくて、大変である、大変であるからこそ、かくかくしかじかの手をきちっととるから大丈夫なんだと言うのが基本だというふうに思いますし、大臣もその御趣旨で...全文を見る
○川端委員 私も今のことは全く同感でありまして、私、何十年か前に民間会社におりましたけれども、その会社の当時の社是は三つありまして、株主に安定した配当を、社員には安定した生活を、消費者には良質な商品をということでした。私はもともと滋賀県近江商人の末裔なんだろうと自分で思っているの...全文を見る
○川端委員 今おっしゃった中で、いわゆる自発的に私は派遣のタイプがいいのだという人が多いというのは、現実にそういう人がふえていることは間違いないと思います。一方、失業というか雇用情勢が悪いという中で、たちまち派遣で何とかつないでいくみたいな部分の人もいることも間違いない。  た...全文を見る
○川端委員 これは報道での情報ですが、日本人材派遣協会がまとめた首都圏二十三社の九八年の七—十二月、ですからいわゆる直近、今局長の方は去年の部分までのお話で言われたのですけれども、いわゆる平成十年の直近の数字でいうと、派遣者数は前年同期比二・三%増で四十五万人弱。伸び率が、九七年...全文を見る
○川端委員 実際、これからの推移、法改正の後で答えは出る話なんですけれども、企業の本音の部分といいますか、きっちり守らなければいけないという部分でいいますと、やはり短期で即戦力になるというふうないわゆる技能や専門性の部分の仕事ももちろんそういうことでやりたいというニーズと同時に、...全文を見る
○川端委員 それでは、現実に今の状態の中でのお話で御質問したいと思うのですが、東京都の労働経済局がいろいろなアンケートをやっておられて、これがすべてではないのでしょうけれども、その中で、派遣先への要望、派遣トラブルベストスリーというのは、契約の不当な打ち切り、中途解約はやめてほし...全文を見る
○川端委員 そういういろいろな苦情、トラブルに対して、行政としての対応というのは今どういう仕組みになっているのか、教えてください。
○川端委員 派遣法の四十七条の二に指針というのがありますね。いろいろな御指導、処理というのは、基本的にはこれを基準にされているということでよろしいのでしょうか。
○川端委員 この指針が平成八年の十二月十三日に出ているわけですけれども、今職安を通じてということで、当局を通じていろいろな苦情処理をしていただいているということなのですが、現実には、そこへ持ち込む持ち込まないは別にして、意識調査という部分では非常にたくさん出ているというのが実態で...全文を見る
○川端委員 ぜひとも御検討いただきたいというふうに思います。  それと、こういう一方的な中途解約の保護措置として、今言われたように、一つは指針を一度総ざらえをしていただくという部分もあるというふうに思いますが、ある種の部分は、損害賠償の責任があるんですよということも考慮すべきで...全文を見る
○川端委員 そういう背景の中で規定が設けられることになるという御提案だと思うんですが、派遣事業自体から人材派遣会社の個人データが流出したという事件が去年ありました。何かマスコミ的には、容姿ランクつきリスト流出みたいなことで出ました。それ以外にも、これは派遣会社ではないですが、ごく...全文を見る
○川端委員 第二十四条の三で、私申し上げた部分で言うと、情報を管理するという部分に関してはそういう規定だと思うんです。問題は、その中身なんですね。そのときに、条文としては、「その業務上取り扱つたことについて知り得た秘密」という書き方をしているわけですね。業務上取り扱ったことについ...全文を見る
○川端委員 去年六月の労働者の個人情報保護に関する研究会報告なんかを見ましても随分幅広の議論もありますし、おっしゃるように、いわゆる一般的に言われる秘密という概念よりは、労働者の部分での個人情報の保護というのはもっと幅広いんだろう。極端に言えば、年齢でさえ、あるいは住所さえ、知っ...全文を見る
○川端委員 この二十四条の三で、派遣元における個人情報保護の実効性を確保する措置というのは一応担保した書き方になっているというふうに思うんですが、派遣先が労働者を使うときに、例えば派遣元にこういう技能を有する人で期間はこれだけということを提示したときに、派遣元からこういう人という...全文を見る
○川端委員 許していない、今のでいうといわゆる脱法的行為の部分で、そういうことはしてはいけないという読み方ができるということなんです。一応そういう部分ではガードはしているということになっているんですが、私はそれは非常に弱いというふうに思っています。  そういう意味では、何かすき...全文を見る
○川端委員 御趣旨は、一般の事業主との兼ね合いというのはよくわかるんですが、今回の改正で言ういわゆる登録型も含めましての実態でいいますと、普通の会社が普通に人を雇っているという部分とはやはり随分形態が、間違いなく違うという実態の中でいうと、職業紹介の部分に非常に近いということだと...全文を見る
○川端委員 法律の解釈として、第二十一条の二項の事業主というのは、今局長言われたように、これは派遣先と読んでいいんですか。
○川端委員 これは、せっかく雇用機会均等法で、セクシュアルハラスメントみたいなことは、とんでもないことは発生しないように、事業主はいろいろなことをちゃんとしなさいという指針をお出しになって、やっていこうとまさにスタートしたところです。  ところが、法律的に言うと、事業主というの...全文を見る
○川端委員 どういうふうに措置するかは検討しなければならぬと思うのですが、確認のために、この趣旨を含めて、実態も含めて、派遣先は派遣労働者に対して、いわゆる雇用機会均等法二十一条に書いてある部分に関しても責任を負っているというふうに理解してよろしいでしょうか。
○川端委員 くどくは言いませんけれども、一般の部分で、雇用主が働く人にちゃんといろいろな職場環境とかをしなさいということととりわけ別に、女性に対してのセクハラ条項を入れたということの流れでいえば、今のような御答弁ではだめだと私は思います。  時間がほとんどなくなってしまいました...全文を見る
○川端委員 一年以内にしたということは、まさに、今までの議論の中で、結局、派遣労働者が一番懸念をする、企業の使い勝手のいい安い労働力ということで、いつでもそこで適当に使えるというふうに、代替労働力になってはいけない。常用雇用者がどんどんそこに切りかわっていくとかいうことであっては...全文を見る
○川端委員 ありがとうございました。  ほとんど時間がなくなってしまいましたので、派遣法の部分はこれぐらいにいたしまして、大臣に、せっかくおいででございますので。  きょうの議論はずっと、雇用は深刻だということの部分に終始をしているわけですけれども、実は、五十年とかの長い目と...全文を見る
○川端委員 もっと掘り下げていろいろ御議論をしたいんですが、時間が来てしまいました。  ありがとうございました。終わります。
07月14日第145回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○川端委員 民主党の川端でございます。総理以下各大臣、よろしくお願いいたします。  この国会、現時点で議論されています予算、緊急の雇用対策に入る前に、一点だけ。  雇用対策、経済対策も大変深刻でありますけれども、それと同じぐらい、あるいはそれ以上に深刻な問題を現在抱えておると...全文を見る
○川端委員 それは、コンピューター二〇〇〇年問題であります。昨日、本会議でも質問があり、総理も御答弁をされました。  いわゆるY2K、イヤー・ツー・キロ、二〇〇〇年問題に対して、総理は、この問題はどういう問題であり、どういう対処をしなければいけないというふうに認識され、行動して...全文を見る
○川端委員 政府がいろいろな対策を必死にとっておられる、あるいは民間もとっておられることは十分承知をしております。  しかし、今総理のお言葉でも、いろいろなことが起こらないようにということで万全の手を打つと。私は、それは一つの切り口として大変大事なことであるし、当然やらなければ...全文を見る
○川端委員 ちょっと質問というか私の申し上げているのと違いまして、そういう体制を一生懸命やっていただいているのはそれで結構なんですよ。大事なことです。そして、広報をやっていただいていること、大きな記事で二〇〇〇年問題というのは幾つか出しておられるのも承知しているのですよ。しかし、...全文を見る
○川端委員 私は、いろいろな事態を想定して、情報開示をし、指針を示し、そして迅速に進めていくのが政治に求められる最大のリーダーシップだというふうに思っております。そういう部分で今までの対応は非常に欠けていると私は率直に思います。これが今の政権の本質ならば大変悲しいことですし、その...全文を見る
○川端委員 総理からこの自殺の背景を分析していただくことを聞いたわけではございません。  例えば、一人の自殺者が出れば十人の未遂者がいると言われる。そして、その自殺あるいは自殺未遂をした人の周辺で、本当に心に傷のつく人が四人ぐらいは最低いると言われる、親御さんであるとか子供さん...全文を見る
○川端委員 企業が、いわゆる国際競争力をしっかり持って頑張っていかなければならない、そのために体質を強化しなければならない、これは当然のことだと思うんです。これが本来のリストラという英語、再構築ということなんだと思います。日本では、その部分に加えて、そのことによって人を減らすこと...全文を見る
○川端委員 できることは何でもやるというときに思いつきみたいな話であってはもったいなさ過ぎるというふうに指摘をしておきたいと思いますし、逆にない方がいいのではないかという気さえいたします。  時間がほとんど来てしまいましたので、もう一点、これも予算の大きな目玉の一つであります二...全文を見る