河村たかし

かわむらたかし



当選回数回

河村たかしの1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしてございます。NHK予算の特色というのは、何といっても受信料ということでございまして、受信料をよく見てみますと、カラー契約と、もう一つ、普通契約というのが書いてあるわけですよね。普通契約というのは何かというと、カラーでないものということなんですが、これ...全文を見る
○河村(た)委員 これ、ちょっと大臣に伺わなければいかぬのですけれども、郵政大臣意見とありますよね。「平成九年度収支予算、事業計画及び資金計画は、おおむね適当なものと認める。」これは予算の一番中核たる収入項目、これが、私みたいな者でも、えっと思うわけですよ。白黒テレビはもう五年以...全文を見る
○河村(た)委員 誤解してもらったらいかぬので、私は罰則をつけようなんて言っておりませんし、これは非常にいい制度なんですよ、実は。これは寄附金的な運用でございまして、これは、私、この法案が出てやっておりますけれども、NPOの寄附金控除の問題にもつながる、一人一人の善意というんです...全文を見る
○河村(た)委員 全然話にならぬですけれども、それでは。そんなことで済めば大臣なんか要らぬじゃないですか、皆さん信じておると言えば。そういうことでしょう。  だから、何も僕は罰則する必要はないけれども、これは仮に、民放だったら物すごく熱心にやると思いますよ。問題はそこなんですよ...全文を見る
○河村(た)委員 鋭意努力はいいんですけれども、とにかくこういう体制というのか、私は、NHKはNHKで確かに番組はよ過ぎるんで、こういう非営利的なものが独占されることは問題だ、もっと寄附金を中心にした、まあコミュニティー放送なんかそうですけれども、そういうのをつくれと言っています...全文を見る
○河村(た)委員 とにかくこういう見え見えの、こんなことはわかっておることでね、何年間も。やはり正直にやりましょうよ、正直に。ですから、NHKさんもそういうことで、別に強制的に立ち入り権があるわけじゃありませんし、私もそういうのをつくってはいかぬと思いますから。だけれども、なかな...全文を見る
○河村(た)委員 やはりそういう雰囲気がいいんですよね。大臣もひとつ、大臣答弁じゃなくて、苦しんでおる、これはわかっていたけれども、言えなかったというぐらい言ったらどうですかね、これは。  余りくどく言っていてもしようがありませんけれども、二〇〇〇年ごろにいよいよ受信料改定でこ...全文を見る
○河村(た)委員 じゃ、その問題、やめまして、次に行きますけれども、会長さんが行政改革会議の委員をお務めになっておられる、政府の審議会の。これは間違いございませんね。
○河村(た)委員 放送法を見てみますと、十六条四項三号ですか、審議会、非常勤のものを除くについては事業規定もありますけれども、会長は就任してもいいということなのでございますが、しかし、それからNHKの解説委員さんが政府の審議会の委員等になられる場合は、その時々、状況に応じてその是...全文を見る
○河村(た)委員 ところで、この行革の問題は、NHKは特殊法人中の特殊法人でございまして、それが論議に上がったことはございませんか、この審議会では。
○河村(た)委員 それは、会長がお見えになるから論議に上がらないのじゃないですか。
○河村(た)委員 全くないはいいですけれども、みずからやはりこういうことを考える必要があるという意味で、必要はありませんか。
○河村(た)委員 確かに法律には反しておりませんけれども、世の中、法律に反しておらなければ何をやってもいいというわけではございません。これは僕の感覚がおかしいのか何かようわかりませんけれども、先ほど答弁の中でも不偏不党と言われましたけれども、特にNHKは、内部ででも一層のより高度...全文を見る
○河村(た)委員 私はどうもやはり、個々の解説委員の方ですとそれぞれその場合で考えると言って、トップと、副会長さんも別の審議会の委員になっておられるようですけれども、どうもそこら辺はしっくりいかぬのですけれども、これは次の機会に送っておきます。  それから最後に、先ほど受信料の...全文を見る
○河村(た)委員 寄附金についてはどうですか。     〔委員長退席、岸本委員長代理着席〕
○河村(た)委員 寄附金の重要性だけ指摘させていただいて終わりたいと思います。ありがとうございました。
05月14日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしてございます。  この問題は、ずっと去年も、郵政省の言うことを聞いておるのとNTTの言うことを聞いておるのと全く違いまして、郵政省の話を聞いておると、やはり絶対的に完全分離分割しなければならない。ということは、競争というのは、いわゆる倒産の恐怖ですか...全文を見る
○河村(た)委員 それで、この間ちょっと新聞を見ましたら、突然、サイバー法の検討とかいうことで何か出てきましたけれども、これは実際に何かやっておられるのですか。今言った話は局長さんからもよく伺いますけれども、この中に、例えば、「関係省庁が連携して」とかありますが、これは何かやって...全文を見る
○河村(た)委員 提言があったのはいいのですけれども、問題は、もう既にそのくらいのことを関係省庁でやっておられるかと。こういうことに入ってないと、郵政省というのは何か相変わらず電話のことばかりやっておって、天下り先の確保ばかり考えている、そういうふうに言われたってしようがないです...全文を見る
○河村(た)委員 本当に全く同じような状況が繰り返されておるのではないか。今、やはり問題は、それをインターネットと呼ぶかどうかは別としまして、ネットワークをもっとたくさんの消費者が安心して使えるような、そういう仕組みを早くつくってほしい。これはNTTも願っておると思いますよ。そう...全文を見る
○河村(た)委員 まあ、そう言われることは当たり前でございまして、これから調査をいたしますけれども、一応言質をとったということで考えさせていただきます。  今ちょっと話が出ました、安心してネットワークが使える。例えば、この人はとんでもない人だとだれかがそういうことをネットワーク...全文を見る
○河村(た)委員 何だかわけがわかりませんけれども……。  委員長、これはもうぜひ、今のような時代ですから、こういう変な、党の話でつるしたりとか絶対にないように、本当は委員長の答弁をもらいたいのですけれども、こんなのはいかぬのですか。
○河村(た)委員 まあ、一応それを申し上げておきます。  以上、時代は本当にそういうネットワークを安心して使える時代に入っておりますから、ぜひそちらの方に早く踏み込んだルールづくり、消費者が安心してそういう時代に入っていけるルールづくりを進めなきゃだめだということでございます。...全文を見る
○河村(た)委員 そういう話を聞いたのではなくて、何も遠慮せぬでも結構ですから、やはりKDDとして廃止してほしいと、今みんなが、もっといろいろな事業体が競争してやってほしいと言っているのですから遠慮なしに、言われたと僕は聞いておるのですけれども、自分が言ったか言わぬかも言えぬので...全文を見る
○河村(た)委員 こういうものかという感じがするのですけれども。多分、完全な民間業者だったら、経営する人でしたら、こういうふうにしてくださいよと自分の意思を言うと思うのですよね。だから、KDDがいりまても郵政省にとって非常にかわいい存在で、過保護にあるのではないかという話が出てく...全文を見る
○河村(た)委員 本当に私は、もっと言っていただくというか、情けないですね、これは、KDDのためにもNTTのためにも。何か皆さんから言われると、この間一年間の議論は、郵政省がいかね許認可持っておるから、そういう話じゃなかったですか、NTTさんは今の話はちょっと違いますけれどもね。...全文を見る
○河村(た)委員 私は、ぜひKDDにお願いしたいのは、それは、従来型の電話の競争もいいですけれどもね、例えば向こうの映像会社から直接配給を受けてそういう動画をどんどん流していく、それも、光ファイバーもいいですけれども、今、何と言いましたか、いわゆる銅線でデジタル映像を送る技術がに...全文を見る
○河村(た)委員 本当はちょっと不満なんですけれどもね。そういうことよりも、向こうのいわゆるコンテンツプロバイダーというのですかね、内容を持っているということですね、映像会社とかそういうところともっと早くタイアップして中身でどんどん勝負する、そっちをやっていかないと、何か郵政省の...全文を見る
○河村(た)委員 国際的な通信のユニバーサルサービス、こうなると思いますけれども、現実に全部の国に線を持ってKDDはやっておるのですか、どうですか、実際に線を。借りてやっている部分はあるのですか。
○河村(た)委員 裏から言いましたけれども、かなりの部分でない部分は借りてやっておるということですね、もう既に。ですから、今は、そうKDD、KDDと言う必要もないので、メガコンペティションの時代だと言いますけれども、それはほとんど、線を引くよりみんな借りてやるわけで、ほとんどとい...全文を見る
○河村(た)委員 そこらはやめておきます。  次に、今度の持ち株会社論でございますけれども、これが突然出てまいりまして、私どもも、去年一年間、本当に何のために、努力ではないけれども、勉強させていただいたのか、こんなことなら早く言ってほしかったという感じもするのですけれども、これ...全文を見る
○河村(た)委員 されていないということになりますと、これはだしぬけになりますけれども、審議会の答申についてもかなり勉強させていただいたのだけれども、政務次官、これは、審議会の人からすれば、なんちゅうこっちゃという感じになると思うのですけれども、まあ、それはそれでいいのですか、や...全文を見る
○河村(た)委員 議論もされていないようなものがぽんと出てくるということは、これは信じられないんですけれども。持ち株会社論というのは、ほかのところでは、NTTファミリーから出てきた議論で、ここは郵政、そごに座っておられる方々といろいろな議論をしまして、持ち株会社ではいかぬ、もっと...全文を見る
○河村(た)委員 これは、踏まえていると言う人と全然違うと言う人とありまして、僕は違うんじゃないかなと思うんですよね。  やはり分離分割論の趣旨は、本当に倒産する恐怖、議員だったら落選する恐怖を与えるぐらいの競争状況に追い込まないと、冒頭に言いましたけれども、やはり日本の情報通...全文を見る
○河村(た)委員 いや、いろいろな議論に決まっておるわけですよ。  非常に興味があるのは、どっちが言いかけたかということですよ、どちらが初めに。どうですか。
○河村(た)委員 雑誌に出ていた云々という話、だけれども、それは審議会では一遍も言われなかったということですね、先ほど来の話で。  ちょっと固有名詞を出すのはやめますけれども、NTTファミリーのどこかから、これで行こうというような働きかけはあったんじゃないですか。
○河村(た)委員 そうすると、またちょっと戻りますけれども、どちらが初めに言いかけたということはやはり言えないということですか。とりあえずそれをちょっと確認しておきます。
○河村(た)委員 これはやはり、本当にどういうふうに情報通信のフレームワークができていくかということですから、こんなことは言ってもいいと思うんですよ。NTTさんからあったのか、いやいや、どこどこの会社の方がお見えになって正論を言っていかれた、私は感動してそうしましたということでい...全文を見る
○河村(た)委員 競争を図るということですけれども、とにかく答申によれば、そのためには、先ほど言いましたように、倒産の恐怖にさらされるような競争状況に置かなければならないと何遍も言いましたよね、これは。そういうことだったんですよ。それは撤回したということですか。
○河村(た)委員 趣旨、趣旨と言いますけれども、一遍も出てきたことのない議論がぽんと出てきて、本当に沿ったのかどうかわかりません。  ちょっとNTTにお伺いしたいんですけれども、今度三社に分かれまして、一個ふえましたね、これは結局。東西の役員の選任、これはどうも資料を見ておりま...全文を見る
○河村(た)委員 定数じゃなくて、例えば東NTTの社長にだれがなるとか、役員にだれがなるとかいうのを決めるのは、どなたがお決めになるかということです。
○河村(た)委員 ということは、三社の役員については持ち株NTTが全部統率する、握るということですね。それは間違いないですね。
○河村(た)委員 そうなりますと、これはおいしい話だよね。NTTは、これはどうですか、まず四十人ぐらい役員になりますかね。あとそれに、結局、つっと条文を見ると、東西NTTには郵政省は役員の認可権がないようになっていますけれども、持ち株NTTは今のままで、郵政省さんがいい、悪いと言...全文を見る
○河村(た)委員 それから、一つ聞きますけれども、何かNTTの内部で、将来の分離、三社、四社ですか、なったときに、ばらばらにならないように話し合いのグループができたという話があるのですけれども、そういう事実はありませんか。
○河村(た)委員 ちょっと今のところ、まだその内容はわかりませんけれども、郵政省に言わせれば、競争するためにこれをやったんだと言っていますから、それが、再編成室が手続だけならええのですけれども、将来分かれたときに競争しないように仲ようやっていこまいか、そういうことをよもや一言でも...全文を見る
○河村(た)委員 とにかく、技術開発といってもなれ合いじゃないので、世界と競争するわけですからね。反対に、NTT内部でも、だれかがどうのこうのとぽんと決めてしまう話ではなくて、本当に死力を尽くした、失敗したら倒産するぞぐらいの危機感の中でやらないと僕はいかぬというふうに思っていま...全文を見る
○河村(た)委員 期待されるんじゃなくて、実際三年後の中間経過期間が過ぎた場合、経営体力は差ができたとしますよ、現実論。同じにはなりませんよ。じゃ、値段の差を、東と西と違う値段が出てきた場合、それはそのまま即認可されるのか、いやいやこれは困るよ、同じにしてくれと言われるのか、どう...全文を見る
○河村(た)委員 何かよう考えられて、官僚答弁と言うと谷さんに怒られますけれども、当たらずとも遠からずという話が多いので、差を認めるのか認めないかについてはようわからぬのですけれども、NTTさん、じゃどうされますか、これ、違う料金で郵政省さんに認可申請されますか。
○河村(た)委員 そんなことだったら、結局話し合って仲よくやれることじゃないですか、実際は、四社で、NTTが。これが本当に競争してやるというんだったら、郵政省、谷さんも、そんなのはっきり、もし体力がついたら、それは競争原理だから違う料金でも認可しますよと。なるべく一緒にしてくれぐ...全文を見る
○河村(た)委員 いや、これはやはりだめですね。これでは、与党の皆さん、申しわけないけれども。やはり一体論ですわ、これは。  競争するときに商売はだれでもそうだけれども、ラーメン屋さんだって、よそのもやしラーメンよりうちの方が安くつくる、おいしいのを。これはだれでもまず考えるこ...全文を見る
○河村(た)委員 本当に、消費者からいって、NTTさんが内部でどれだけ努力してもらったって、悪いけれども、余り関係ないんだよ、これ。やはり通信料金を下げてもらうことですよ、多彩なメニューを提供してくれることですよ。  特に長距離はもう自由になるんでしょう。それで民間会社になるわ...全文を見る
○河村(た)委員 いや、これはやはり電話時代の呪縛ですね。非常に残念ですね、やはり  それは、そういうユニバーサルサービスというのはいいんですけれども、もっと、どんどん動画の時代にも入りておって、やはり競争する以上は、最低でも、下げる方の格差はつきますぐらいのことを言っていかな...全文を見る
○河村(た)委員 何か、再就職という話を聞きまして、えらいいろいろな言い方があるのだなと思うけれども、では、NTTから、受け入れませんと言ったらどうですか。
○河村(た)委員 要するに、優秀な方は入れるということですね。社内にもたくさんおるけれども、霞が関にもおる、こういうことですね。  時間がもう終わりですから、最後、もう一問だけです。  いわゆる料金が、今、二種、一種と分かれていますけれども、KDDさんなどは特に思われると思い...全文を見る
○河村(た)委員 まあ独占力の行使をしないようなために、一種の関係もあると思うのですけれども、これは競争を入れるためにいろいろな業者を登場させているわけですから、そこでやはり、一種でやるには自己矛盾になりますし、ぜひKDDさんのためにもやはりもっと早くちょっとやり方を変えて、向こ...全文を見る
05月20日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしてございます。  まず齋藤先生に一問と、それから佐々森委員長に一問ということでございます。  齋藤先生には、いろいろ大競争時代とかマルチメディアとか言いますけれども、言っておるだけでその世の中が来るんではないんですね。やはりその時代のコンセプトで非...全文を見る
○河村(た)委員 もう終わりますけれども、ネットワークの一体とはちょっと話はまた別だと、時間もありませんので。いずれにしろ、それぞれ一人ずつの人間の創意工夫が生きるように、それが実は高度情報化社会だということが忘れられてはいかぬなということでございます。  以上で終わります。
○河村(た)委員 河村たかしてございます。まず鈴木さんにちょっとお話を伺いたいと思います。  いろいろ鈴木さんの、エコノミストや何かによく論文が出ておりますし、今もちょっとお話を聞きまして、自由というのは独占を排除することが必要だという論理は非常に勇気のある発言でございまして、...全文を見る
○河村(た)委員 なかなかお顔も古武士然としておりまして、やはり巨大なものと戦うというのは大変なことでございます。僕も四年ほど勉強してまいりまして、先ほども言いましたけれども、マルチメディアとか高度情報化社会とか国際競争力の時代だとかいろいろ言うのですけれども、これはやはり大きく...全文を見る
○河村(た)委員 いや、どちらかというと、そんな理論的な方向じゃなくて、私は基本的には、やはりとにかく社会を分権化していった方がいいという立場ですから。それは、どういう方法論で、振り返りますとですよ、まあ、まだ審議中に振り返ってというのはあきらめに似たようなあれですけれどもね。 ...全文を見る
○河村(た)委員 私も同じ、これは非常にむなしい気持ちでおります。やはり議員の仕事だと思うのですよね。損をしてでも大きいものにぶち当たっていくということになかなかならないのですよね、本当に。  どうしたらいいのか。だから、一つの話としては、もっとNCCさんが実際に、やはり自分た...全文を見る
○河村(た)委員 あれだけ議論されまして、こちら側もやっておるのですけれども、それが全然違うのが出てきた。それが、政治のパワーというのはこういうものかどうかわかりませんけれども、ある程度、一歩前進じゃないかというような発言をされざるを得ないということもあると思いますけれども、この...全文を見る
○河村(た)委員 それではもう一つですけれども、この間、ドコモへの出資比率を下げてくれというような話が公取からあった。あれはどうも二年ぐらい前にあったようです、新聞に出たのは最近ですけれども。それと持ち株会社というのはどうも矛盾するのではないかという感じが僕はするのですね。公取と...全文を見る
○河村(た)委員 確かに、長距離と地域二社がそれぞれ参入してそれぞれ競争するというのは郵政省の言っておったことですが、そうなれば、やはりドコモに対して持ち株を少なくしてくれと言ったのと同じようなことになるわけで、競争を促進するためということになりますと、やはりちょっと矛盾があるの...全文を見る
05月22日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
議事録を見る
○河村(た)委員 ただいま議題となりました電気通信事業法の一部を改正する法律案、国際電信電話株式会社法の一部を改正する法律案及び日本電信電話株式会社法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたし...全文を見る
05月29日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○河村(た)議員 おはようございます。河村たかしでございます。  慣例によりまして文書を読みますけれども、皆さん御承知のように、NPOという社会システムは、いわゆる二十一世紀、今からでも結構なんですけれども、国民が社会的なものにどうかかわっていこうかという仕組みをつくる、例えば...全文を見る
○河村(た)議員 どの省令に従えばよいかということですけれども、これは前の委員会でも一遍答えましたが、そのときは法制局の方からありまして、共同省令という方式があるということでございますので、そんなお答えであったかと思います。  それから、機関委任事務がどうかということについては...全文を見る
○河村(た)議員 まことに申しわけないのですけれども、ちょっと質問が聞き取れなかったものですから、もう一回言っていただけますか。済みません。
○河村(た)議員 主たる活動がその県内にあるということになっておりまして、別に問題はございませんし、そういうことだろうと思いますけれども。
○河村(た)議員 税制上の措置としましてば、たくさん盛り込んでございますけれども、例えば、市民公益法人、法人格を取得した場合は、法人格取得段階では非収益事業非課税ということでございます。そして、活動状況を公開している等一定の要件を満たせば、知事の認定を受ければ、特定口座を通じてな...全文を見る
○河村(た)議員 税制上の措置ですか。これは、市民公益法人の課税については、先ほど言いましたように原則として人格なき社団と同様でございますが、地方税法六条一項により、個々の地方公共団体は、公益上その他の事由があるときは、その独自の判断により一定の範囲のものに対して課税しないことが...全文を見る
○河村(た)議員 そのことをもって、実は、これは私どもの一番言いたいところでございまして、先ほど自民党さんにも聞かれておりましたけれども、社会にどうかかわっていくかという公共サービスを提供する場合は、公共サービスのやはり対価が入らないといかぬわけですね。何か物を売ったり買ったりだ...全文を見る
○河村(た)委員 河村たかしでございます。  まず冒頭ですけれども、先ほども趣旨説明で申し上げましたように、このNPOというのは、市民社会の憲法というような極めて大きな位置づけのある法律だと思います。それで、こうして審議を始めておるわけでございますけれども、きょうの新聞なんかに...全文を見る
○河村(た)委員 採決をしないということは約束いただけませんか。
○河村(た)委員 どうもいろいろ御事情があると思いますけれども、仮に出口がそんなようなことで決まっておるようでしたら、本当にこれは悲しいことだと思いますね。  僕は、この問題というのは、先ほどいろいろな質問もありましたけれども、一億国民がどうやって社会にかかわっていくかというこ...全文を見る
○河村(た)委員 とにかく、そういうことのないようにね。  内容に入りますけれども、何もこの国会で拙速に決めることもないし、本当に皆さんが理解して、いいものをつくっていく、それにふさわしい法律です。私、自民党の皆さんにも、今から質問で言いますけれども、これはどういう社会をつくっ...全文を見る
○河村(た)委員 ここからぜひ自民党の皆さんに聞いておってほしいのですよ。市民が主役になろうというのは同じなんです。じゃ、どうやってその団体は生きていくのですか。皆さんも私も議員ですけれども、実は税金で給料をもらっているのですよ、今こういうことをやって。これはいい法律をつくってい...全文を見る
○河村(た)委員 今言われた中で、みずからの資源でやるというのを中心にお考えのようですね。  すると、いろいろな団体があり得ると思いますけれども、これは自民党の皆さんに言わないかぬのだけども、単なる民間企業ならいいですよ。なぜかというと、例えばこのコップを売ったり買ったりという...全文を見る
○河村(た)委員 一応のイメージは描いているということはどういうことですかね。そこでそういう団体をイメージしているということですか。いわゆるボランティア、まあボランティアという言い方は悪いですけれども、そういうような寄附金とか一部の補助金とか、そういう公的なお金の入らない団体をイ...全文を見る
○河村(た)委員 いや、これは本当にまことに申しわけないですけれども、うまくいきゃ本当にいいかもしれませんけれども、今の発想ですと、これ、信用があるとかないとかって、どこでどういうふうに信用が出るかわかりませんけれども、やはり市民がいいと思ったところには寄附をしていく、自分の意思...全文を見る
○河村(た)委員 これは本当にだめですね。これは申しわけないけれどもちょっと哲学が異なる。どこが異なるかといいますと、いい団体がどうかの判断を——熊代さんの考え方もそうですよ。いいんです、それは。役所なり何かが税法なら税法で厳しくチェックして、それでよければ特典を与える、こういう...全文を見る
○河村(た)委員 無論、私どもの法案でも、寄附金控除を受ける団体というのは厳しいことは厳しいんですよ。いわゆるアカウンタビリティーといいますか、公益活動をしっかりやっているかどうか、それはやはり厳しくチェックしております。  これは熊代さんも御存じのように、向こうでは非常に基準...全文を見る
○河村(た)委員 くどいと思われるかもわかりませんけれども、皆さん、これは本当にここのところが一番大事なんですよ、どういう社会をつくるかというのが。悪いけれども、今ではっきりしましたね、熊代さんの考えは。一番尊敬に値するのは、補助金とか寄附金などに頼らないいわゆるボランティア活動...全文を見る
○河村(た)委員 やはりこれがもし決まっちゃうとすると本当に残念ですね。まことに申しわけないけれども、こういうものじゃないんですよ、自民党の皆さん。  いろいろな段階を経て、いろいろなステップを経て考えられるのもいいですよ。だけれども、僕が言いたいのは、今の熊代さんの考え方だっ...全文を見る
○河村(た)委員 河村たかしでございます。  午前中も質問をしましたけれども、やはりとにかくこれは理解が分かれていますね。自民党の方でも、なぜ自民党ばかり言いますかというと、何遍も繰り返しますけれども、今も小川先生に言いましたけれども、NPOというのは自由主義の論理なんですね。...全文を見る
○河村(た)委員 そういうものを支援するのは、なぜ役所がやるのですか、まだ法律がないのに。どういう権限でやっているのですか、これは。
○河村(た)委員 こういう情報センターなんかは、経企庁がやるのも一つ。役所がやるパターン、それから営利会社がやるパターン、NPOがやるパターンとか、いろいろ多様に出てきていいわけですよ、NPO社会で言えば。それをあなたたちが権限もないのに……(発言する者あり)そういうことにとられ...全文を見る
○河村(た)委員 その経企庁が今度、皆さんの法律だと主務官庁になるのですよ、所轄庁に。いいのですか、これは。
○河村(た)委員 適当であると言われますが、経企庁が所轄庁になるんでしょう、これ。NPOというのは実は物すごい話で、すごい団体が出てくるわけですね。将来なる役所が、自分のところが初めから権限を持っているならいいですよ、これからなろうというところが何か予算をもらって、それでいろいろ...全文を見る
○河村(た)委員 とにかく、与党案によれば、目的限定していますから、早いこと言えば、今言った長良川河口堰の問題とか、それから、僕は九段の宿舎ですからきょう靖国神社を通ってきましたけれども、例えば靖国を守る会なんて出てきたら、もう判断つかないのですよ、知事は。こんなこと見えているの...全文を見る
○河村(た)委員 ここでまた、自民党の方、なぜ繰り返し言うかといいますと、もうこの法案、三日に決めるのでしょう、来月の三日に、僕が聞いておるところでは。だから、僕は最後に本当に頼んでおるのですよ、自民党の皆さんの良心に。もう法律が決まる前から所轄庁になろうという経企庁が——市民団...全文を見る
○河村(た)委員 とにかく言えますことは、もう一回繰り返しますけれども、NPOは何かということについての理解がばらばらになっているということだけはぜひ御理解をいただきたいと思います。  私ども新進党方は、多元的な社会というか、公共サービスは役所が全部やる必要はない。お金もですよ...全文を見る
○河村(た)委員 まあ、それは当たり前のことですけれども。この終盤になってこれほど無理をして、NPOとは何かということの理解がまだ国会の中で不十分だとは思われませんか、国会議員の中で、正直なことを言って。今言った話ですよ、寄附金の話等も含めて。  それからもう一つ、これは委員の...全文を見る
○河村(た)委員 あ、そうですか。済みません。委員長の御配慮、ありがとうございます。  それから、ちょっと個別のお話にも入りたいと思いますけれども、これはまあだれも気がつくところですけれども、この十一項目の限定ということでございますけれども、これはだれがどう判断するんですか、い...全文を見る
○河村(た)委員 コモンセンス、コモンセンスと言われますけれども、これは何ですか、これから、基準もなしで、どなたかがぽっと入るか入らないかと、こう来るわけですか、これ。コモンセンスですか、これは、知事か経企庁の。
○河村(た)委員 きょう午前中もちょっと、会もありましたけれども、これは具体的な会でございますので余り言うといかぬかもわかりませんけれども、例えば臓器提供者情報センターなのですね。こういうのは、これどうなりますか。厚生省のオーソリティーでございますので、熊代先生、臓器提供者の情報...全文を見る
○河村(た)委員 ここが臓器移植法案を推進しかけると、どうなりますか、これは。
○河村(た)委員 いずれにしろ、入るか入らないかはチェックするということですね、目的は。これは自民党です。
○河村(た)委員 許可というのじゃないですか、そういうのは。
○河村(た)委員 そうしたら、女子大生の雇用を考える会なんてどうですか、これは。
○河村(た)委員 まあ、そういうところが、また雇用の促進法というのありましたね、そういうことをやりかけると、これはまた政治がいいかどうかとかいうことになってくるわけでしょう。まあいいですよ。  それから、例えば北方四島の返還を求める会はどうですか、これは。これはどうですか。 ...全文を見る
○河村(た)委員 国際協力とは言えませんか、これ、先ほど言われたから。私は国際協力でしょうと、北方四島。これはだめなのですか。
○河村(た)委員 こんなことを延々とやっておってもしようがないぐらいのことはわかっておることで、こんなものは。  だから、どういうことかというと、入るか入らないかが問題ではなくて、これは多分経企庁になります。知事はそんな限界事例はもうやめてくださいと言いますよ、必ず。これは経企...全文を見る
○河村(た)委員 じゃ、地球環境を守る、どうですか、地球環境を守る。緑の党、これは何ですか。
○河村(た)委員 政治上の主義でもあるんじゃないですか。
○河村(た)委員 私が言った人だけ答えてください、時間がないですから。  民主憲法を守る会というのはどうなります。熊代さんやってください。
○河村(た)委員 ですから、こんな例を挙げれば切りがないですけれども、とにかく、認証という言葉は、まことに申しわけないけれども、うそという言葉を使うとせっかくの法律に対して申しわけないので使いませんけれども、認証ではないですね。法制局、どうですか、認証という言葉でいいですか。
○河村(た)委員 そんなこと言っていいんですか、本当に。なかなか苦しいところだと思いますけれども、十人以上に入るか入らないかとか、そういうことはいいですよ。しかし、目的限定で、これが入るか入らないか、政治上の主義になるかならないかとか、こんなのは内容に立ち入らないとわかりませんで...全文を見る
○河村(た)委員 そうすると、これは公益法人の場合は今のところまだ各々別々ですね。これと、よく熊代さん税のことを言われると、公益法人等との調整を盛んに言われますけれども、これは一体いいんですか、NPOだけは経企庁、ウルトラスーパー官庁、あとは公益法人は各今の霞が関、こういうふうに...全文を見る
○河村(た)委員 どうもようわからぬのですけれども。  自由裁量が少ない少ないと言いますけれども、目的をチェックして、政治、宗教をチェックして、何が少ないんですか。ええかげんにしておいてもらわないかぬですよ、本当に。  そう考えると、実は、民法三十四条で三億と書いていないです...全文を見る
○河村(た)委員 だから、結局、民法三十四条がそもそも許可で、実は今度のやつも実態上チェックするわけですよ。これは何のためにつくったかということになるんですよ、寄附金控除も何もないし。そういうことですね。法人格だけは、どういうふうかわかりませんけれども、一応許可的に運用で与えられ...全文を見る
○河村(た)委員 これはちょっと、とんでもない話で、公益を判断しないんですか、あなたのところは、与党案は。公益判断なしですか、これは。
○河村(た)委員 公益判断をするのかしないのか、言ってください。
○河村(た)委員 そうすると、いわゆる公益よりいささか広いんですか。私どもは、市民公益ということで、やはり法律の建前も、きょうは市民団体の方がたくさん見えていますけれども、従来の公益というのは血塗られた公益でございまして、公益そのものが悪かったんではない、その後に続く許可というの...全文を見る
○河村(た)委員 それは、先ほどの話はちょっとしっかり訂正しておかなきゃいかぬですけれどもね。私どもは地域限定とすぐと言われますけれども、それは全く間違っております。  今もし仮にそうだとすると、公益は同じだとしますね、僕はちょっとどうも釈然とせぬのですけれども。どうも自民案は...全文を見る
○河村(た)委員 これはむちゃとしか言いようがないんでね。これは欠陥法で、多分僕は直すことになる——欠陥と言うと御無礼かもわからぬで、直すことになると思いますよ。  二県以上に事務所があれば経企庁長官で、それで海外に事務所があって結構だとか、ないし、事務所が県内に一つだけで、日...全文を見る
○河村(た)委員 なるべく監督をしないなんというのは当たり前のことでございますけれども、やはり事務所一つだけで、多分そのうち法案を直されるのではないか、僕はそんな気がしております。  もう時間がありませんから、最後にさせていただきます。  何遍も繰り返し申し上げて本当に申しわ...全文を見る
○河村(た)議員 準則主義をとられるということで、やはり基本的には準則主義なんですけれども、もう一段階ちょっと考えるところがあるところは、アメリカは準則主義ですけれども、あれは営利法人でも届け出だけでいいんですね。資本金要らぬのですよ、向こうの法人は。届け出ということなんですよ、...全文を見る
○河村(た)議員 どうなのかということは、何ですか、ちょっと今、しばらく見ていなかったものですから。
○河村(た)議員 一応要件は絞っていますよね、立入検査の場合も。具体的に絞っていまして、民法はたしか、いつでもどこでも立入検査ですね。だけれども、私の法律は「法令、法令に基づいてする行政庁の処分及び定款が遵守されているかどうかを確かめるため必要があると認める」場合に限ってという要...全文を見る
○河村(た)議員 一言で言えば、私どもの案の特色は、寄附金控除があるということと、もう一つは、目的審査をしない、これが極めて特色なんですよね。だから「もんじゅ」でも何でもそういう批判するものは全部オーケーですから、公益であれば。自分たちの利益はだめですよ、釣りクラブとかそういうの...全文を見る
○河村(た)議員 ちょっと、そこのところ、これはつくったときは覚えておったのですけれども、また後日きちっと返事させていただいていいですか。そうさせてください。
○河村(た)議員 私も全く奥田先生の御意見と同じでございまして、あえて対立する気持ちは全くありません。  せっかくこうやってみんなで新しい世の中をつくるのですから、もしうまく折り合えば折り合って、本当に二十一世紀の日本の仕組みをこの内閣委員会がみんなでつくったな、そういうふうに...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○河村(た)議員 どうもありがとうございます。本当に、一番すばらしい質問だと思います。やはりここを描きながら、まず、そういう国家像を選択するのかしないのかですね、それで、もし選択するとするならどういうステップでそこへ近づけるのか、こういう議論を本当に与党の皆さんと具体的に、議員立...全文を見る
○河村(た)議員 御質問のこの哲学の差ということの関係、いいと思います、本当に。国家像がどうかということですけれども、具体的に言いますと、僕は今言ったような国家像を持っております。市民が本当の公共的なものにも参加して生きていく、飯を食っていくということですね。収入もあるということ...全文を見る
○河村(た)議員 具体的な法制度の違いを申し上げますと、法人法がまずありますよね。それから税法がある。  法人法については、今の状況ですと一番大きい違いは、私どもは目的の審査をしません迫公益性の審査ははっきりします、反対に。公益団体ということになります。だから釣りクラブとかそう...全文を見る
○河村(た)議員 今お話があって、僕は今まで、確かに熊代さんのきのうの話もあって、割と無報酬の、やはり行政の下請的なものをイメージされておられるのではないかと正直言って思っていたのです。  下請というのはどういう意味かというと、内容をチェックしますと、うちは公益をやるんじゃない...全文を見る
○河村(た)議員 確かに、おっしゃるとおりかもわかりません。だから、その場合は、ぜひ十人なら十人ぐらいできちっとしたメンバーで、こういう寄附金控除をきちっと導入していく。やはり財政当局がおりますから、条文上もここはしっかりした道筋だけはきちっと開いておくということは、僕は最低限ど...全文を見る
○河村(た)議員 それは、第三者機関でやるという方法も当然いいんだろうと思いますね。イギリスなんかのようなイメージをされておると思います。  それから、きのう失礼しましたことでございますけれども、設立認可の取り消しの手続、御質問がありまして、私どもは、まず改善命令と業務停止命令...全文を見る
○河村(た)議員 きのうもちょっと言いましたけれども、アメリカの法人は営利も何もなくて出せるんですよね。日本は、法人というのは取ったときから、これは制度としてですよ、今のところいいか悪いかはちょっと別としまして、一応、第三者の取引の安全をもう図っておりまして、例えば株式会社なら一...全文を見る
○河村(た)議員 同僚議員の方からの質問でございますけれども、一つは、今言いましたように、何にもなしというのも考えられないことはないと思いますけれども、やはり日本の法人制度というのは、何遍も言いましたけれども、一定の、最低限の、法人になったときに取引の安全を考慮して一定の枠を日本...全文を見る
○河村(た)議員 ここが私どもの法案の一番特色になってくると思いますけれども、やはりそういう団体は、事業収入だけでもし食うのだったら、それは営利でもできないことはないということになりますね。やはり公共サービスをみんなでシェアしていくということでございますので、そこは寄附を冒頭から...全文を見る
○河村(た)議員 そこのところは、私もアメリカのものをきちっと勉強しなければいかぬのですけれども、多分幾ら以上ぐらいのところで絞るのではないかという気がしますね。全員の寄附者の名前を全部明らかにしていいかどうかというのは、プライバシーの問題も若干出てくると思いますので、そこのとこ...全文を見る
○河村(た)議員 税金を払わないで買うということですか。それは本来事業、自分の備品なんかが自分のところの公益事業本来のために用いられる場合は、それに必要なお金を入れた場合、それは非課税になりますね。今、日本でも同じでしょうね。本来事業、非課税ですね、そういう物を売ったり買ったりし...全文を見る
○河村(た)議員 私どもの場合は、寄附控除を受けるお金は郵便局または銀行の特定口座を経由することになっております、お金の場合は。財産の寄附は当然入ることになりますが、お金の場合は、今言いましたように、非常に透明性を要求しておりますので、金融機関の口座を経由するところがアメリカとち...全文を見る
○河村(た)議員 それは、今のところ団体の自治に任せておりますので。それと、公開をしますので。  米国の場合を見てみますと、州によって違うかわかりませんけれども、幾ら以上の収入の上位五名は収入を公開しなければならないとか、向こうはそういう規定を持っておりますね、僕が見たのでは。...全文を見る
○河村(た)議員 おっしゃるとおりでして、居座る風土というのは、多分お金がないところですね。日本の自治会等、いろいろありますけれども、もともとお金がないし、若干の補助金ですから、そういうシステムだと居座ってしまうのですよね。これがもし寄附が主流になりますと、やはりそれは能力がない...全文を見る
○河村(た)議員 まず、公開をしているということですが、これは将来、また見直してもいいのですけれども、一応我が法案では、市民公益法人センターというのを全国に一つとしております。なぜかというと、余りこういうふうに決めたくなかったのですけれども、初め、ワークするときに、やはりだれかが...全文を見る
○河村(た)議員 同僚ですけれども、非常にいい質問だと思います。  やはり、そこら辺が実際上の一番の中心のところで、まずこういう活動が入るかどうか。今聞いた話では、ロックミュージシャンを、プロまでいけば飯は食えるけれども、プロにいくまでは飯は食えないから、そういうものを育てる、...全文を見る
○河村(た)議員 私どもは、当然オーケーになります。何の問題もなしということでございます。ここがやはり一番違うところなんですよね。  与党さんの場合は、今言ったように、熊代議員はいいと言うのかもわからぬけれども、北海道知事はいかぬと言うかもわかりませんね。大阪府知事はいいと言う...全文を見る
○河村(た)議員 ということであって、いや、ここは……
○河村(た)議員 わかりました。やめますけれども、今ちょっと議論がありましたけれども、ここをもうちょっとぜひ詰めないと、何を見るかということは物すごい本質的ですから、この両法案は、ということは非常に重要だということです。  私どもは、御承知のように公益の目的については一切全部オ...全文を見る
○河村(た)議員 私どもは多分、すぐ一気に来るかどうかわかりませんけれども、三十万団体から四十万団体。なぜかというと、アメリカが百二、三十万ありますので、宗教法人が非常に多いですけれども、宗教法人が半分としても六十万団体、その中の、経済規模がアメリカの半分としまして、三十万団体か...全文を見る
○河村(た)議員 市民団体の皆さんと、僕も本当に数多く出て話をして、それは大事なのですけれども、やはりこれ、実は国会議員の仕事なのですよ、国のシステムをつくる、法律をつくるということで。内閣委員の皆さんはもう聡明な方ばかりだから、もうほとんど前からわかってみえたかもわかりませんけ...全文を見る
○河村(た)議員 結構でございます。  私どもの立法政策の一番中心は、一条、二条に書いてありますけれども、多様な価値観というか多元的な社会をつくろうということが大原則にありまして、したがって、すみ分けの根拠として、目的限定を絶対しない、そこからスタートしまして、ではどうするかと...全文を見る
○河村(た)議員 主たる活動が県内にあるという意味は、県外、国外で何をやっていただいていて もいいのですが、それをフィードバックしてほとんど実際やられているのですよね。例えば、広報を発行するとかシンポジウムを県内でやるとかそれから写真展をやるとか、寄附を集めることになりますと、...全文を見る
○河村(た)議員 地域基盤を判断するときに、単に地域基盤と言うとよくわかりませんものですから、それを定量化をした方がかえって市民団体というかNPOにいいだろうということで、そこに参加というかそういう人たちの人数、そういうものと、それから活動と二つ分けたということでございます。 ...全文を見る
○河村(た)議員 これは、主として活動を行う区域だということで結構なんじゃないですか。広報活動とかそういうことは、十分、NPOの本来の活動ですよ。
○河村(た)議員 それは金田さんのおっしゃるとおりですね、特別法ですから。明らかに主たる活動が県外の場合はやはり入らない。けれども、その場合は明らかに民法法人でということになると思いますね。ですけれども、今言った方法によって、実際はかなりの数が主として県内で活動されておるんじゃな...全文を見る
○河村(た)議員 社員要件につきましては、そういうわけで、実態を見て判断する、この参加の状況をということですが。役員については、これは過半数までおろしましたけれども、やはり地域基盤性という以上、一定の地域の方が参加されておるということが必要だと思いますので、それはぜひそういう、ま...全文を見る
○河村(た)議員 それは多分、知事のところで、将来はそれをNPOなんかでやるといいと思いますけれども、広報をどういうふうに出しているかとかシンポジウムをどうしてやっているだとか、そういう一定の基準をつくることになると思いますね。それで非常に形式的に当てはめていく作業が必要になるか...全文を見る
06月03日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○河村(た)議員 以前もちょっと御質問いただいたと思いますけれども、法人格を有するということの最大の意味は、法律上の主体として自己の名において独立して経済活動を営むことができるという点にあります。  したがって、市民公益法人といえども、独立の法人格を付与される以上、経済取引社会...全文を見る
○河村(た)議員 大野先生の御質問でございますけれども、こういうことでございますので、これはまた後でお話ししますけれども、私ども税制改正案もきちっと提出しておりまして、本来ならばそれも同時に審議してやっていただかないと困るのですね、本当に。本当に困るのですよ。  言いますと、市...全文を見る
○河村(た)議員 私も、無論、活動資金の全部を寄附金でというふうには思っておりません。現に、米国の調査においても、大体そういう団体の活動資金の半分が事業収入で、三割が補助金的なもの、あと二割が寄附金ということで、公的な資金の中の二割程度ですか、それによっていわゆる競争が巻き起こっ...全文を見る
○河村(た)議員 補助金交付団体との関係ということでございますね。  私どもは、何遍も言っておりますけれども、小さな政府ということになりますけれども、それは、従来型といいますか、一たん全部お金が上がってきて、それでこういうふうにおりてくるのではなくて、それであれば官と民と結局い...全文を見る
○河村(た)議員 先ほどの話ですけれども、ちょっと戻りますけれども、地域基盤ということであって地域限定じゃないのですよ。これは何遍も今まで答弁しておりますけれども、海外や県外でいろいろな活動をしていただいても、皆さん実際にやっているのですけれども、地域の例えば県内で広報を発行した...全文を見る
○河村(た)議員 先ほども公聴会である方が、このことさえなければすばらしい法案だというお話がございまして、社員の過半数の方は削除する、もうすぐ修正案を出しますけれども、用意をしております、「社員の過半数が、」という要件ですね。それで、役員の方ですね、役員の三分の二については過半数...全文を見る
○河村(た)議員 そういう要件は与党案にも、いわゆる報酬を受ける方の数が盛ってあります。  ここはやはり本当は取りたいのですよ、はっきり言えば。本当はそんなことはいいのですよ。できれば、その県に主たる事務所があると本当はしたいのです。だけれども、やはり地方分権がなかなかそこまで...全文を見る
○河村(た)議員 何遍も申し上げておりますけれども、公的セクター、公共サービスにおいて市民が自発性と自立と責任においてそれを競い合うということがNPOの極めて本質的なことであるという認識がありますものですから、初めからだれかが、この行為が公益的であり、この行為は、目的は公益的でな...全文を見る
○河村(た)議員 そういうことでございまして、与党の案も、まあこんなことはないと言われると思いますけれども、やはり今の状況のままですと市民活動コントロール法案になりかねないんですよね。  ですから、そういうことから、NPO社会をつくっていくファーストステップとして担保するために...全文を見る
○河村(た)議員 先ほど申し上げましたように、すみ分けということになりますと、何らか基準を立てなければならない。問題は、どちらが合理的なのかということだと思いますね、民法改正を除けば。私どもは、地域に基盤を持つということの判断が、目的を限定して入るか入らないかというよりもはるかに...全文を見る
○河村(た)議員 AMDAさんの実際上の活動を私は逐次知りませんけれども、サハリンに行きましても、どの程度の時間お行きになっておるかわかりませんが、行って、一定の医療救援が済めばまた帰ってこられるということで、そういう活動を繰り返されておるとは思うのですよね。そういう状況であれば...全文を見る
○河村(た)議員 NPOの活動の中で、いろいろあると思うのですよね、確かに医療行為なら医療行為も一つありますけれども。やはりそれが、世界のこういうところで非常にこういう困った状況があって、それに対してはこういう医療サービスが必要なんでこういう医療サービスを提供している、こういう問...全文を見る
○河村(た)議員 私はちょっと、AMDAさんの実際上の活動を本当に了知しておりません。ただ、僕はかなり国際協力団体のNGOの方にも実際上は応援していただいておりまして、実際は皆さん、例えば東南アジアで奨学金を交付したり、いろいろな団体でも結構県内で、東京ですと都内でやはりかなり活...全文を見る
○河村(た)議員 まず、他の公益法人等とも調整をとった法案を出させていただいております、税制については。それから、特増は特増、特増並みということで、特定公益増進法人になる道がもう一つできるということでございます。(金田(誠)委員「特増も残るわけですか」と呼ぶ)そういうことです。特...全文を見る
○河村(た)議員 簡単と一言で言われますけれども、簡単というよりは、まあ簡易は簡易ですね。公開しているとか、四つ要件がございますけれども、正確に読みましょうか。  第一に、その運営組織が適正であること。第二に、その理事、社員、設立者、寄附者等に対し、財産の運用及び事業の運営に関...全文を見る
○河村(た)議員 全く矛盾ではございません。一つは、現行の民法法人等も同じ方法によって特増になる道が開かれます、同じ方法によってですね。もう一つは、公開をしていることということはすごいことなんですよね、これは。それで補助金から寄附金へという流れをつくっていく上においては、何遍も言...全文を見る
○河村(た)議員 本当に金田さんの気持ちも何となくしんみりしてきた感じで、私も、ほとんど丸四年間これをやってきましたので。ですから、本当にNPO社会をつくりたい、本物の、活動資金もついたものをつくりたい。  今言われたように、与党案の中にですけれども、やはり最低でも、それで全部...全文を見る
06月03日第140回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしてございます。皆さん御苦労さまでございます。  まず初めに、今ちょっと岸田先生からの御質問の中で、地域限定というようにとられるような話がございましたけれども、私どもの法案は、地域で限定しているわけじゃなくて、例えば全国的にやられても、それを県に持ち帰...全文を見る
○河村(た)委員 新進党案につきましては、社員の二分の一は削除するようにしております。役員の三分の二については役員の二分の一までにさせていただくということで、かなりの団体が入ってくるのではないか。会員ではありませんから社員だったのですけれども、それも削除するというふうに準備をさせ...全文を見る
○河村(た)委員 これは皆さんに申し上げておきますけれども、附則にある検討するということは、検討すればいいのであって、これはやるということと関係ないのです。そういうことなんです。検討すればいいのです。  だから、本当に僕が恐れるのは、まだまだ本当に理解が始まったところで一たんで...全文を見る
○河村(た)委員 中西さんはどうですか。どう思われますか。
○河村(た)委員 もう時間がなくなりましたから終わりますけれども、自民党の方やらほかの党の方やらとも話をしまして、NPOとは何か、こんな世界だったのかという話がようやく国会で出てきたところですので、僕は、ステップ・バイ・ステップの議論でいくのだったら、今言った二点は、やはりここで...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○河村(た)委員 ただいま議題となっております市民公益活動を行う団体に対する法人格の付与等に関する法律案に対する修正案の趣旨を御説明いたします。  案文はお手元にあるとおりでありますので、朗読は省略させていただきます。  本修正案は、民間部門における公益活動の役割の重要性がさ...全文を見る
○河村(た)委員 きのうのことは本当に残念といいますか無念といいますか、まだ僕の脳裏から去ることはありません。  私ども、先ほど言いましたように、もう三年にもなると思いますけれども、このNPOを少なくとも国会の中で一応形として主張したのは私どもでなかったかというふうに自負はいた...全文を見る
○河村(た)委員 僕は今の熊代さんのお話を聞いておって、若干思ったのですけれども、別に言葉の揚げ足をとるつもりはありません。  要するに、今言われた話の中に、まず法人格である、税はあったにこしたことはないというふうにおっしゃられた。私は、NPOというもののとらえ方ですけれども、...全文を見る
○河村(た)委員 NPO制度につきましては、これはいわゆる社会の中核の一つともなるべき法人制度だと考えております。与党案では、目的限定をしていたり、政治・宗教活動については制限的であったり、極めて不十分なものであると言わざるを得ません。  このようなNPO法人制度について、我が...全文を見る
○河村(た)委員 すべて入るということになれば、それは民法三十四条そのものでございまして、これは特別法にはならないということでございます。こうした公益活動の目的限定は、この項目に沿った活動を行う市民団体は法人格を得て社会的に認知されるけれども、それ以外の団体は極めて不自由な活動を...全文を見る
○河村(た)委員 すみ分けたと言いますけれども、じゃ、これ十二団体どうなったのですか、これは。言ってきた人を順番にとったのですかね。いや、これは全体ですけれども。すみ分けは結構ですけれども、町づくりとか男女共同参画社会とかいろいろ出てきますけれども、なぜこれになったのか、よくわか...全文を見る
○河村(た)委員 そういうふうにお答えになると思いますけれどもね。これがひとり歩きして、今でも具体的に言いますと、例えばオンブズマンなんかで問題になっているでしょう、これは何遍も言われますけれども。オンブズマンでもこの十二項目に対するオンブズマンはいいんだなんて、そんなめちゃくち...全文を見る
○河村(た)委員 手続手続がと言われますけれども、今のオンブズマンのこととか、例えば国際協力と書いてありますよね。では、国際交流はどうなるんだとか、そういうのを一々出てきたときに、この活動はこれはいい、いけないと、それはだれがどう判断していくシステムができるのですか。これはまだ物...全文を見る
○河村(た)委員 今の熊代さんの話ですけれども、国際交流と言われましたが、おたくの法律はたしか国際協力だったと思いますね、あの別表によりますと。提案者は間違えてみえると思いますけれども。このことは、言葉じりはとりません、私もたまに間違えますから。  それはいいけれども、国際協力...全文を見る
○河村(た)委員 さて、そこで問題は、経企庁さん来てみえると思いますけれども、これは、県によっていろいろな、判断がばらばらになる可能性がありますよね、正直言いまして。そういうのも出てきます。それから、首都圏に事務所があってニューヨークに事務所があるのでも、県というふうに読めますよ...全文を見る
○河村(た)委員 もうこれで皆さんわかったと思いますね。これは、残念ながら、与党案においては、これが公益目的にかなうかどうかを、経企庁長官がコモンセンスで、宗教的であるか、政治的であるのかどうか全部判断するということなんですよ。NPQをつくる目的は、そういう社会だったのですか。そ...全文を見る
○河村(た)委員 とにかく、今いろいろおっしゃられたことをやはり法律上の義務としてみんなで考えていくということが必要なんでしょう。そのために条文に規定するんでしょう、税のことを考えようと。そうじゃないんですか。だから、きのうのまことに残念な動きを見ておりますと、やはり税制について...全文を見る
○河村(た)委員 新進党を代表して、以下に述べる理由により、与党案及び四党修正案について反対し、新進党案について賛成する立場から討論を行うものであります。  第一に、活動目的の限定についてであります。  与党案は、NPOの活動目的を十二項目に限定する一方で、第一条の目的規定に...全文を見る
06月06日第140回国会 衆議院 本会議 第43号
議事録を見る
○河村たかし君 河村たかしでございます。新進党を代表して、以下に述べる理由により、与党案及び四党修正案について反対する立場から、討論を行うものであります。(拍手)  NPOとは、国民が国家の成り立ちの中の社会的なものに自立的にどうかかわっていくかの社会の仕組みを考える、いわば市...全文を見る
○河村たかし君(続) 市民活動コントロール法案となる危険が大き過ぎ、そして一たんつくってしまった国家管理型システムは変更が不可能となりかねないということを、真のNPOの誕生を期待する国民の皆様、議員の皆様に心を込めて、心を込めて訴えたいと思います。  必ずや、新進党は真のNPO...全文を見る
12月24日第141回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしてございます。  私は、御承知のようにNPO論者でございますので、本来はこういう問題は寄附金を中心としたNPOなんかが出て、常にいろいろな多様なチェツク、メディアウオツチドツグというのですか、そういうものが出てきてやるべきだと思っておるのですが、日本...全文を見る