河村たかし

かわむらたかし



当選回数回

河村たかしの2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第159回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○河村(た)委員 総理をねらう男、河村たかしでございます。(発言する者あり)もうちょっと待っておってください。  総理、冒頭に、日本の今の問題点というのを。  総理も一緒に、民営化というか民間経済を大事にする人だ。私もずっとそうやってきた。まあ、総理が留学しておるときに、私は...全文を見る
○河村(た)委員 本当は、身分が安定しておるから給料が安ならないかぬのだよ、小泉さん、総理。海外はみんなそうなんだ。海外はそうなんです。海外は、公務員というのは身分が安定しておるから民間より安いんです。日本でも、バブルのちょっと前までは、実は安かったんだ。だから、そのころの公務員...全文を見る
○河村(た)委員 農水大臣にお願いします。  鳥インフルエンザでワクチンを買われましたね。これはメキシコでお幾らだったんですか、このワクチンは、買われたやつは。幾らのワクチンだったんですか。
○河村(た)委員 現地で幾らのワクチンになっているんですか。
○河村(た)委員 委員長、めちゃくちゃですよ、これは。現地の価格をわからぬようなワクチンを買ったの、これ。何をやっておるんですか。人の金だと思っておるせいかね。だれだって、税金を使って何か買うときは、向こうで幾らなんて当然わかってやりますよ。何なんですか、これ。とんでもない話だよ...全文を見る
○河村(た)委員 何か単位がよくわかりませんが、はっきり言いますと、買われたのは一本大体三千円ぐらいですね、五百ミリリッターが、現地で。それを八千六百十円で買っているんですよ、これ。運賃も入れて四千円ぐらいのを倍で買っておるということですわ。そういう情けない、どさくさでとんでもな...全文を見る
○河村(た)委員 緊急、緊急といっても、去年からいろいろ指摘があって、冗談じゃないですよ。私も農水省と会っていろいろやっているんだから。そんなどさくさ紛れに、ろくな情報もなくて、めちゃくちゃやったというだけじゃないですか。——もう結構です。
○河村(た)委員 まあ、いいですわ。緊急の事態として、運賃も入れて現地の倍の値段で買ったということです、これ。とんでもない話です、まず。  では、次に行きましょう。次は、これは小泉総理。  先ほどちょっと海江田さんも言われたけれども、公務員の給与が倍になったと、これは公務員に...全文を見る
○河村(た)委員 いや、これは秘書官、何やっておるんだ、一体。私は、総理の手を煩わせる気もありませんよ、当然。ちゃんと言っておきましたよ、調べておけと言って。  これ、今、どういうことかわかりませんけれども、先ほど海江田さんも言いましたけれども、私が例えば六十になると四百五十万...全文を見る
○河村(た)委員 もうちょっと、せっかくでしたら、僕は総理をちょっと、余り褒めると後で怒られるかわからぬけれども、二十五年表彰をやめられたのは立派だと思います。私も委員長特権をやめましたよ、一日六千円要らぬと言って。それでいろいろ嫌われた、これ。二カ月で首になってまったですよ。だ...全文を見る
○河村(た)委員 これは本当なんです。(発言する者あり)いや、本当なんです。ぜひ回ってください。  私、こういう本当に商売をやっておる人を助けたいんですよ。助けたい。それは政治の力が要りますよ、どうしても政治の力が。だから、こういうもの、一番いかぬのは、要するに、天下りの話をし...全文を見る
○河村(た)委員 では、とりあえず調査だけ、総理の方から、こういう実態、これは命じていただきたい。——いや、総理の方から命じていただければいいですわ。命じていただければいい。
○河村(た)委員 どこを回ってきておるんだよ、一体。だからだめだと言うんですよ、これ。先がたの方でもそうだけれども。本当に土建屋さんの現場、聞いてやってくださいよ。私、行ってきたんだから、これ。(発言する者あり)そうなんですよ。だれが、大臣が言って、そういうことがあると言いますか...全文を見る
○河村(た)委員 それはしてはいけないですし、総理言われたけれども、民間から頼むことも事実ですよ、みんな苦しいから。だけれども、それは、そういう権限があるからそうなっちゃうんですよ。役所の方から、そういうことをしません、集団であっせんはしません、どうしても行きたければ自力で回りな...全文を見る
○河村(た)委員 あると言って、今ここにあるじゃないですか。会社の名前なんか言えるわけないじゃないですか、プライバシーがあるし。何を思っているんですよ、あなた。何を言っているんだよ、もう。何を言っているんだ。まともに調べればすぐ出てくるんだよ、これ。  後で言いますけれども、総...全文を見る
○河村(た)委員 もう一回。だから、こういうところに建設省のOBなんかの国会議員が人事に口を出したり金を要求したりとか、そういうことはないですね。
○河村(た)委員 これも、あると言うはずがないからしようがないわね。結構でございます、これは。  だけれども、先ほど調査してくれると言いますから、これは委員長、九州地方整備局というんですよね、ここの局長か責任者を一遍参考人で呼んで、そちらから聞きましょう、そちらから。それを取り...全文を見る
○河村(た)委員 では、次は、どうも地方の公共事業で、私も最近思ったんだけれども、二つの道があるようですね。議員がもうけて党がもうけるというシステムと、それから、先ほど言ったのはいわゆる役所のOBが官製談合、そういうパターンとあるんです。先ほどのは、役所のOBの方です。  それ...全文を見る
○河村(た)委員 総理、法律にのっとるということは当たり前なんですよ。法律にのっとらなんだら犯罪ですから、これ。よくそう言われますけれども、政治献金で。法律にのっとった合法的なことでもやはりやり過ぎじゃないかと、これは。(発言する者あり)道義的にというよりも政治的にですね、これ。...全文を見る
○河村(た)委員 これはやはり、総理大臣になるとこんなに苦しいんかと私は思いますね。やはりお気持ちからすれば、これは幾ら何でも、仕事をとったら全部自民党へ金出せいうことですわ、はっきり言えば、端的に言えば。いや、これは実際そうなんだもの。だけれども、それは合法的かもわかりません。...全文を見る
○河村(た)委員 いやあ苦しい、これは苦しい。私が総理になったらやめます、こういうことは。いやあ本当に苦しい。自民党の組織というか、長年培ってきたこの官僚組織、自民党の組織はやはり限界がある、しがらみに満ちて。  僕は、小泉さん本当に、二十五年表彰を破ったとき、立派だと思いまし...全文を見る
○河村(た)委員 もう一回繰り返しますけれども、保護房内で転倒してやはり体を傷つける可能性はある、フロアもかたいから。それで、それを直したんでしょう、去年の八月に、フロアをやわらかいものに。
○河村(た)委員 ところで、手錠を強く引いたというようなことだったんですが、これは実は、後でわかったというか、私も調べて、手錠をぐるぐる巻きますと背中にしゅっとしっぽが出ますから、縛りしろが出ますよね。あとの長さがビデオに映っているんです、これは実は。これで、実は、七十センチとい...全文を見る
○河村(た)委員 これは裁判の問題はありますよ。それは関係ないんです、実は。行政として別個に再発防止義務というのがありますね、当然。保護房の中で、今、一年間に大体六千件ですね、六千件の方が収容されますから、こういう方が傷つかないようにしないかぬでしょう。だから、当然、大臣、事故の...全文を見る
○河村(た)委員 いやいや、名古屋であったことについてまず真相解明をしないと、再発防止対策がとれないんですよ。何だってそうですよ。まず真相解明して、それじゃどうしようかですよ。だから、名古屋のことについて、裁判は関係ないですよ、あくまで行政としてですよ、行政として、再発防止、受刑...全文を見る
○河村(た)委員 時間がないので言っておきますけれども、完全にあるんですよ、別個の義務が。それは、矯正局とすれば、事故が起こらないようにしなきゃいかぬじゃないですか、今度。  ところで、法務大臣、この八名の刑務官、話があってからヒアリング、ちゃんと当事者に全部、これはどういうふ...全文を見る
○河村(た)委員 質問の答えが違います。事故発生ですから、おととしの十月に、事故発生直後に、皆さんはまず当事者に聞かないかぬですね、再発防止のために。どうして保護房内で二人亡くなって一人けがをしたんだろうと。受刑者の皆さんがそういうけががないように、聞かないかぬ。  だから、当...全文を見る
○河村(た)委員 二名の者からと言って、あとはどうなったんですか、一体。八名ですよ、八名。あとはどうなったんですか。
○河村(た)委員 その後というのは、起訴される前ですか、後ですか。
○河村(た)委員 これは大変ですよ、本当に。当事者にちゃんと聞かずに告発してしまった、調査もせずに。いいですか。法務大臣、なぜ告発したんですか、調査もせずに。
○河村(た)委員 十分じゃないですよ、全然。聞いてもいないし、それから、何か報告書を書きたいというときに、報告書はこうやって書けと言って刑務所の上の人間がやらせたんじゃないの、違うのをつくらせて。そういうことですよ。  それから、こういう転倒事故とか、それから自分でぶつかる場合...全文を見る
○河村(た)委員 重いものです、重いものですよ。
○河村(た)委員 では、過去のいわゆる転倒とかけが、それは調べて出してくださいね、法務大臣。
○河村(た)委員 ちょっと総理、今ずっとお聞きになられて、一遍、法務委員会でも、覚えておられると思いますけれども、私、この話をしまして、本当に国の秩序、これは受刑者のためにもやらないかぬです。やはり、なぜ二人亡くなって一人けがをしたのか、今後のために行政としてやらないかぬ。  ...全文を見る
○河村(た)委員 時間がありませんから。裁判とは別なんです、これは本当に。例えば交通事故、列車の事故なんかが起きたときでも、裁判は裁判でやりますけれども、再発防止というのはありますから。例えば運転手が飲酒運転だったという場合どうするかとか、これは完全に行政がやらないかぬのです。こ...全文を見る
○河村(た)委員 ありがとうございました。刑務所の問題は以上でございます。  それから、国税の問題ですね。  二年前でしょうか、これもやはり予算委員会で、国税のOBが、集団的ですよ、これも。あのときはひどかったですね。何億という収入があるという状況で、それも正規に申告をしてい...全文を見る
○河村(た)委員 またそういうことを言って。商売でもやってくださいよ、一遍。役所や税務署が、先ほどの建設省のOBが、今まで仕事をもらっておった人が、どうだと言って顔を出されたら、民間業者は耐えられますか、それに。何を言っているんですか、あなたはいつまでも、民間の需要があると言って...全文を見る
○河村(た)委員 これは続いていますから。ちょっと時間がないから、今度の予算委員会でまたやりますけれども、集団あっせんは続いております。国税局の人事課であっせんを集団で、やっているの間違いないね。それだけ答えてください、時間がないから。
○河村(た)委員 総理、続いているんです。(小泉内閣総理大臣「強制じゃないんでしょう」と呼ぶ)いや、強制なんです、事実上。いや、そこは、民間の商売やっておる人というのは、そんなに、もっと考えてくださいよ、本当に民間の商売人の気持ちになって。税務署とか、土建の事務所の副所長が来たら...全文を見る
○河村(た)委員 幾つの医療機関で名義貸しがあったかと。きのうは、うちに来て言ったじゃないですか。言ってくださいよ。
○河村(た)委員 すごいことですわ、これ。名義借りというのは議員がやったらとんでもないことなんですね、秘書で。ドクター、これはどうなんですか。これはほかっといていいんですか。取り消したところがある。保険医療機関の取り消しをされたというのは、幾つ取り消されましたか。
○河村(た)委員 これは初めて出た数字ですから。これは初めて出た数字です。大変なことになってきました。  では、名義貸しをしておった学生なんかおりますよね。これは、大学の方は何に使ったんですか、この金を。医療機関に行っているから、金をもらっておるはずなんですよ。何に使っておった...全文を見る
○河村(た)委員 調べておらぬくせに、もらったという認識だとか、いいかげんなことを言っちゃいかぬよ。何なんだ、それは一体。調査するときに、金をどうしたのと聞くに決まっているじゃないですか、そんなもの。言えないんじゃないの、これ。研究費に使ったとか、そういうことがあるんじゃないの。...全文を見る
○河村(た)委員 では、河村大臣、せっかくですから、同じ名前なものですから、これはちゃんと調べると一言だけ言ってください。
○河村(た)委員 では、これはしっかりやってくださいよ。  では、最後に、住基ネットのことについてやはりお伺いしましょう。  総理、御存じだと思うけれども、私は自由主義を愛する者でして、これはもう絶対いかぬです、人間に番号つけて、こんなカードを配って。大体、ほとんど持たないじ...全文を見る
○河村(た)委員 そうは言えないということですから、本心は廃止したい、そう思っておると解釈させていただきまして、きょうは終わります。
02月19日第159回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしでございます。  まず、農水大臣に、二十分かそこらですけれども、この間、私は鳥インフルエンザについて聞きまして、どさくさに紛れてとんでもない高いもの買ったんじゃないか、こう言いましたら、大臣は、血相を変えられたわけではございませんが、どさくさに紛れて...全文を見る
○河村(た)委員 そんなことで、もうおととしの十月に話をしておるんですわ、私、実は。それだから怒っておるのよ、これ。何をやっておったんだと、一年半近くも、本当に。  もう一つ、せっかくですから。名称について、このときに、この鳥インフルエンザの名称について私が申し上げまして、それ...全文を見る
○河村(た)委員 これ、よう聞いておってちょうだいよ、自民党の皆さん。別に、党がどうのこうのいうよりも、やはりこれは大変にすごい、例えば上野動物園で一個出たらどうなるんですか。半径三十キロといったら、横浜から国立から全部移動禁止になって、卵はみんなパアですよ。  そのときはそう...全文を見る
○河村(た)委員 よし、それではそれでいいです。  とにかく、これからが意外とこれは大変なんで、撲滅撲滅と言っておりますけれども、大体役所というのはうそばかりだ、これは。だけれども、そうはいきませんぜ、これは。  では、その備蓄の準備をする、検討するということで、一体これは何...全文を見る
○河村(た)委員 言われたはいいですけれども、検討するんだから何か知っておるでしょう、品質とか価格、数量ですわね。そういうことでしょう。これはどういう検討をされましたですか。
○河村(た)委員 どういうふうに具体的に対比しましたか、具体的に。
○河村(た)委員 だから、採用の理由ですよね。理由をちゃんと言ってください、理由。もう一回ちゃんと言ってください。
○河村(た)委員 期限と言っていますけれども、それは何ですか。これは期限が違うわけ、みんな、能力が。同じなんだ、これ。同じですよ。
○河村(た)委員 いやいや、それは、ワクチンって、あれでしょう、ストレーンというらしいけれども、株ですよね、株。同じでしょう、物は。
○河村(た)委員 使用期限といって、そんなの、能力は同じなんでしょう、全部。
○河村(た)委員 どういう話を一体聞いておるの、これは。話を聞いて、ただ受け売りしただけじゃないの、それは。  ワクチンというのは、では、どうやってつくるんですか、これ。
○河村(た)委員 お聞きをしたって、一年半近くも準備があって、あんなところにようけおるわけでしょう、役人が。自分のところである程度、そのワクチンの、これがいい、あれが悪いと全然比較しておらなんだのを、それを聞いただけかね。どうなの。  ウイルスは、それでは、根っこの株はどこが提...全文を見る
○河村(た)委員 だから、同じなんだよ、これは実は。同じなんだ。同じなんです。その媒介する卵が、これも同じなんだ。  では、何でそんな高い値段のを買ったんだよ。値段の比較、なぜしなかったんだ。同じじゃないの。
○河村(た)委員 安全性と言うんだったら、その買われた、ちょっと名前を出すと感じが悪いので、民間会社だから言いませんけれども、そこの会社、そこがどこかでトラブルを起こしたことありませんか。
○河村(た)委員 違法行為という、トラブルが起きて問題になったことありませんか。
○河村(た)委員 これは違うんですよ。これが、どこだったかな、チリだったかな、どこかでトラブルを起こしておるんですよ。迷入といいまして、ほかのワクチンが入っておって、これはトラブルを起こしておるんですよ。そんなこと知らずに買ったのかね。何ちゅうこっちゃこれ。これは、大臣、どさくさ...全文を見る
○河村(た)委員 チリで二年前にトラブルを起こしておるんですよ。  私は、言っておきますけれども、おととしの十月だよ、おたくの課長に来てもらって、こういうことが起こるといかぬから、ちゃんと慎重にワクチンのことも考えてやってくださいと言ったんですよ、私、名前のことまで。何を私にど...全文を見る
○河村(た)委員 では、その検討結果を、ちょっと悪いですけれども、文書にしてきちっと出してもらって、これは報告してください。ここでけんかしておってもしようがないので、これは。結果がよくなればいい。  だけれども、どさくさに紛れてという言葉を考えて使ってくださいというのは撤回して...全文を見る
○河村(た)委員 いずれにしましても、こういうのをどさくさと言うので、では、相場の二倍から三倍のワクチンであったということは認めますね、理由は別として。
○河村(た)委員 いや、高かったじゃなくて、二倍から三倍とはっきり言っておいてください。(発言する者あり)二倍でもいいです。三倍でもいいです。それは言ってください。
○河村(た)委員 それでは、この問題はそれで、委員長、資料を出させてくださいね、きちっと報告を……(発言する者あり)いや、何を言っておるんだ、だれを守っておるんだ、一体。国民の税金を守りなさいよ。(発言する者あり)安全を守るんですよ。だから、どういう検討をしてきちっと選んだかとい...全文を見る
○河村(た)委員 そんなことは関係ありませんよ。何を言っておるんですよ。(発言する者あり)
○河村(た)委員 ちゃんと検討過程だけ、冗談じゃありませんよ、こんなもの。検討過程だけ出してくださいよ。言ってくださいよ。
○河村(た)委員 私、言っておきますけれども、余りそういうことは関係ないんですわ。ただ、おととしから、名前も変えてきまして、こういうことが起こると大変なんです、これは。だから、そういうことで、民間業者が困らぬように、消費者が困らぬようにとやってきた、こういうことでございます。 ...全文を見る
○河村(た)委員 国交大臣、国交大臣に聞きます。  この間、いわゆる建設省のOBの再就職についていろいろ聞きましたよね。それで、あっせんについて聞きましたけれども、これはどうですか、あっせんについて、そのときの答弁、もう一回、ちょっと。これはやはり大臣の方がいいかな。やはり大臣...全文を見る
○河村(た)委員 ちょっとこれ、大臣、この間と同じ話なんだけれども、それを官から民へという精神で、これは下手すると官が民へという今状況なんですね、これは。本当にこれは業者が困っておるわけですよ。  それで、何かさらに深めて調べられた、ノンキャリの天下り。
○河村(た)委員 一応やはり調べられたところが、私はいいことはいいとちゃんと言いますので、役人に聞いた、ところが、それはそんなことしていないと言ったと言われましたよね。だけれども、さらに疑問を持たれて、そうとも言えないというのか、いろいろな新しい事情で対応を考える、そういうふうに...全文を見る
○河村(た)委員 透明性を高めるというのは何かよくわからぬですけれども、じゃ、まあ、そういうことってやはりあったと。  じゃ、もう一回原点に戻って、集団的あっせんはあったのか、なかったのか。
○河村(た)委員 そうすると、旧建設省ですか、国交省の方から集団的に、例えば仕事が一億から二億あれば一人行ってくれというような、そういう集団的あっせんはなかったという理解でいいですね。
○河村(た)委員 不正確だ。  じゃ、民間から仮に言ってきた場合に、これは国税庁とちょっと違うんですよ、言ってきた場合に、それはそれで、しかし、おたくの何だったか、調査官かな、あそこがずっと、わあっとこういうふうに組織的にあっせんする、そういうこともないんですか。
○河村(た)委員 それは組織的にやっておるのですか、情報提供を。情報提供か何か知りませんけれども、それも一応ちゃんと、いわゆる国土交通省の事務として、自分のところの仕事としてやっておるんですか、ちゃんと。そういうのを組織的というんですよ。
○河村(た)委員 いや、職務としてやっておるかどうか、職務として。それと、情報提供じゃなくて、何月何日、ここに行きますけれども、こうですよと、そういう就職の実際の世話もやっているわけですね。
○河村(た)委員 ちょっとこれは、大臣、そういうことを言っておるけれども、これは本当なわけ。本当なわけ。
○河村(た)委員 じゃ、これはもし違っておったら、一定の責任をとられますか、大臣。もう大分時間がたっていますからね、これ。
○河村(た)委員 やめられるかということですよ。
○河村(た)委員 だまされていたらといって、やはり次官と違うものね、大臣は。次官だったらいいですよ。だけれども、大臣は、いわゆる議院内閣制の趣旨からいえば民主的コントロールを及ぼすわけでしょう。  だから、役人がそう言っても、やはり僕もこれだけ言っておるんだから、本当かな、これ...全文を見る
○河村(た)委員 じゃ、もうちょっと具体的に進めまして、OBの方が選挙に出られる、議員になられる、そういうときに、OBの方を集めて、そういうふうなところに現職の方が、例えば講演会というような格好で、講演会というのは、サポーターじゃなくて、レクチャーというか勉強会ですね、そこで講師...全文を見る
○河村(た)委員 それは言ったらだめですよ。それは言ったら公選法違反だ、一発で。  だけれども、そういうふうなところで、実際上何らかのいわゆる政策的な話をするんですけれども、場所が、実際それが終わったらすぐ後にその議員の後援会の会合であった、そこにも現職の人間が何人か参加してい...全文を見る
○河村(た)委員 いや、これは本当に調査してもらわないと、実際あるんですよ、これが。  何となくこういうふうだから対政党的な感じになるので感じ悪いんだけれども、やはり地元の土建業者さんたちが、今、正直言ってかなり苦しんでおるんですわ、これは正直言って。(発言する者あり)いや、こ...全文を見る
○河村(た)委員 いや、それは調べるからいいですよ。
○河村(た)委員 調べられますよ。出さぬ方がいいでしょう。いいですよ、それは。
○河村(た)委員 では、それはそういうことですから、ぜひひとつ。本当に民間経済を大事にしてほしいんです、私。官が民へということになって、これは膨大な力ですから。  では次、ちょっと国税庁に。  国税庁、ちょっと財務大臣、この間、例の国税の一定の官職になると、いわゆるOB税理士...全文を見る
○河村(た)委員 これは本当にお願いしたいですわ。何遍これを言っても、何の効果もなしに延々と続けられるということなんでね、これは。自分でやればいいんですよ、要は、再就職は自分で。定年までおるなりなんなりして、それから半年か一年かかるかわからんけれども、自分で回ったらどうですか、こ...全文を見る
○河村(た)委員 では、二千万円以上もらっておる人はおりますか。
○河村(た)委員 そういう抽象的でなしに、二千万円以上もらっておる人。
○河村(た)委員 ちょっとこういうことでございまして、二倍程度の人がいると。だから、二千万程度もらっておる人がおるということでございますけれども。  まず大臣、そんな有益だったら、何で二年ごとにかえるわけ。大体二年間なんですよ、あっせん。そんな有益な人だったら、税法に詳しいとか...全文を見る
○河村(た)委員 そういうわけで、大臣、今の話を聞いておられて、二年ごとなんです、原則的に。大臣がレクを受けられた話によると、民間からニーズがあるというふうに答弁することになっておるんですわ、これは。  だけれども、税理士というのはおるんですよ、そこに。これは御存じだと思うけれ...全文を見る
○河村(た)委員 やはりやめない、こういうシステムをやめない。
○河村(た)委員 そうすると、やめないということですね。ちゃんと答えてください。
○河村(た)委員 石原大臣、結構でございます。済みません。御苦労さまでした。  民間がしっかりして断りゃいいじゃないかと小泉総理も言われたけれども、そんなもんじゃないのよ、本当にこれ。こんなことで何遍も言っておったってしようがないけれども、ここのところは本当に、官から民へじゃな...全文を見る
○河村(た)委員 だから、再発防止のために調査を尽くすと。何か事故があったときに、大臣、何か事故が、いろんな事故がありますよね、行政に絡む事故が。そのときに、やはり真相究明を行政として、司法と別に行政として真相究明をして、そういうことが起こらないようにするという当然の法律上の義務...全文を見る
○河村(た)委員 ところで、私も、きょう矯正局長が見えて、堂々と、変なやみ討ちみたいなことはやりたくなかったから、おととし、平成十三年の十二月ですか、あそこで放水の話があるんですけれども、そこの保護房内に、プラスチック製の湯飲みみたいなのが入っていたということがあるんですよ、これ...全文を見る
○河村(た)委員 そのものをね。そのままのものを。  それで、それ以後、行ったときには、やわらかい筒だったですよね。
○河村(た)委員 やわらかいものにかわっていた。そのときに、私が、何でかえたんだと。  それで、ペットボトルをやわらかいものにかえたのはいつだったですかね、あれは。
○河村(た)委員 これはちょっと皆さんに言っておきますけれども、予算委員会でたしか集中審議もやったと思いますよ、このことで。集中審議もやった、そういうことですから、ぜひ、そのときにやったことが本当に真実であったかどうかということはやはりきちっと明らかにしないと、これは大事なことな...全文を見る
○河村(た)委員 それと、委員会の視察と違っておったということですから、これ。山本有二さん見えんか。山本有二さんが、副大臣がおるといいんです、彼が委員長だったときですから。委員会で……(発言する者あり)そうなんです、どうも、大変、与党の筆頭理事で。  だから、園田さん、あのとき...全文を見る
○河村(た)委員 そういうことでございまして、(発言する者あり)いや、これは大変なことなんですよ。いや、これは本当に大変なことなんですよ。委員会で何遍これをやったのか。  だから、見に行った。こういうことですよ、要するに保護房内で、フロアはかちかちのコンクリートだったんです。こ...全文を見る
○河村(た)委員 終わります。
02月24日第159回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○河村(た)委員 総理にお越しいただいております。河村たかしでございます。  参議院選挙を三年前にやりましたけれども、あのときに郵政省御出身の方が郵政省ぐるみの大きい選挙違反をやりまして、大変なことになりましたわな、これ。それが実は、建設省といいますか、今は国土交通省ですか、こ...全文を見る
○河村(た)委員 決してないと言われましたが、総理も、信じとれば世話ねえことだ、また同じようなことを役人が言っておるわ、こういうふうに思ってみえると思いますが、これは真っ赤なうそだということを示しますよ。  それから、ちょっと石原大臣、このことを調べてくれと言いましたでしょう。...全文を見る
○河村(た)委員 一応、これは総務省ですか、選挙の関係、来ておられますので、端的にちょっと、公務員の地位利用が禁止されておるのを簡単に言ってください。
○河村(た)委員 後援会活動もだめですね。
○河村(た)委員 後援団体、後援会に勧誘することも、これはだめなんです。  ところで、まあ悪いけれども、建設省、うそじゃないですか、これは、本当に。これね、総理。  私、これは、申しわけない、ちょっとお手元にあるのを読みます、皆さんに。これは「○○」になっていますけれども、こ...全文を見る
○河村(た)委員 いや、そんなところに現職が来ておったら終わりじゃないですか、即。即終わりですよ、それ、もしこれで頼むと言ったら。だけれども、現職はおらぬようです。全部とは言いません、私も、全部、日本じゅう調べたわけじゃないですから。  だけれども、この方が非常に御尽力されてこ...全文を見る
○河村(た)委員 要は実態なんですよね、要は実態。要するに、そこの場所にかつて自分の再就職に骨折ってくれた人がおるわけですよ。これ、おって、それからもう一つ、土木の人もおるし、二次会というのが、ここがいわゆる後援会づくりの場になるというふうに聞いております。そこでパンフレットを配...全文を見る
○河村(た)委員 では、ちょっと違う筋から。  回っていただきたいというのは、総理、選挙違反のこともありますけれども、後、今からこれは入りますけれども、この間聞きましたいわゆる再就職の件。  そういうようなことで、大体、どうも公共事業、国の、国交省の仕事を一億から二億受けると...全文を見る
○河村(た)委員 そうすると、官房長に聞いたわけね、大臣。  官房長でいいわ。官房長、あなた、聞かれたわけですね、大臣に。だれに調べました。どうやって調べたの、あなた。
○河村(た)委員 政治活動じゃなくて、今の再就職のあっせん。
○河村(た)委員 うそばかり言うんじゃないよ、本当に。もういいかげんにしてやってほしいよ。  それでは、初めの、一番最初のアプローチのときに、あなたたちは地方整備局に呼びつけておるか、どうですか、電話かけて、民間業者を。どうしていますか、その情報提供は。
○河村(た)委員 では、初め、来てくれと言いますか。どういうふうですか、初めの段取りとしては。一番最初、どうやってアプローチするんですか。
○河村(た)委員 それでは、この辺また、もし違っておったら、あなた、やめなあかんで。いいですか、これ。そういうことないと言われましたね、これ。  だけれども、それは初めから、一応、今民間業者も苦しいから、自分のところから言わざるを得ない状況もあるようですけれども、みんな呼びつけ...全文を見る
○河村(た)委員 だから、それはわかりますけれども、ぜひ、お忙しいことはわかっていますけれども、では、特に九州でもいいですけれども、まあ時間ができる限りという条件つきで結構ですから、一遍民間の声も聞こう、それだけ一言言ってくださいよ。
○河村(た)委員 何かようわかりませんけれども、ぜひ九州の方に……(発言する者あり)九州じゃなくてもいいんですけれども、そういう地元の、ぜひ回って聞いてやってくださいね。それだけ、まあわかったと言ってくださいよ。
○河村(た)委員 よし、これでいろいろな現状がわかってくると思います。本当に建設省ぐるみの選挙はいかぬですから、また三年前の郵政省のを繰り返さぬようにと思っています。  では、最後に一つだけちょっと、すぐ終わりますけれども、防衛庁の皆さんの、これは竹中さんに聞こうかな、いわゆる...全文を見る
○河村(た)委員 では最後に、そういうことで、きょうは経済の問題ですけれども、民間の業者は意外なところで苦しんでいるということを一つ指摘させていただきたいと思います。  終わります。
02月25日第159回国会 衆議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○河村(た)委員 きょうは割と冷静に、日ごろは割とエキサイトしていろいろやっていますけれども、冷静に事実を淡々と確認したい、そんなふうに思っています。  名古屋の刑務所の三事案、これをずっと私も、前回の、去年以来ですか、やってきまして、とんでもないことがわかりまして、これは事実...全文を見る
○河村(た)委員 そこで、きのうもちょっとお話ししたんだけれども、この四舎一階の舎房担当ですか、が、ないよと言った理由についてちょっと言われましたよね。そこのところ、ちょっとお答えいただきたいと思います。
○河村(た)委員 いや、きのう、邊野喜さんが、よかったら邊野喜さんに答えてもらってもいいんですけれども、伝言ゲームだと間違える可能性がありますけれども。邊野喜さんが、四舎一階の担当者は就任してすぐだったから、そこのところが、当時の平成十三年当時をよくわからずにそういう返事をしたと...全文を見る
○河村(た)委員 それは、就任したのは平成十五年の四月ですから、舎房担当がかわった後よね。舎房担当がかわったんですから、そのかわられた方はいつかわったんですか、これは。
○河村(た)委員 はい、じゃ、このことはこういうことで。  これは、どういうことかといいますと、ぜひ自民党の皆さんも聞いとってほしいんですけれども、委員会として、余り党のこれは体質の、政局とは全く無関係でございますので、本当の、法務委員会で見に行ったわけですよ、これ。  とこ...全文を見る
○河村(た)委員 答えにくいからそういうことになると思いますけれども、これは私が言うよりしようがないんですけれども、そういうことなんです。やわらかい物しかないから自分を傷つけることはできないということで。  委員会ですからね、これは、委員長、言っておきますけれども。委員会の正規...全文を見る
○河村(た)委員 それで、実は、そのボトルが、今ちょっと話を聞いておられるとあれかわかりませんけれども、実はあったんですね。これはなかったということになっていまして、私もなかったと思っていました、私も。ないと思ったから。  なぜわかったかと思いますと、質問なんかもあるんですけれ...全文を見る
○河村(た)委員 そういうことで、なかったということで、私も困りまして、自分で、そんなはずは、なかったと思っておるんですけれども、何とか手に入れにゃいかぬですから、頼んだんですけれども、ないということですから。  だから、どうなったかといいますと、自分で業者を探し当てまして、納...全文を見る
○河村(た)委員 矯正局として、昨夜というか、夜私にないと言った話が実はあったとわかったのは、これはいつになるんですか。
○河村(た)委員 では、ちょっと、きのう邊野喜さんからも伺いましたけれども、どういうふうに伝達されて、今横田局長言われましたけれども、問い合わされて、どういう経路で後。きのうちょっと、官職名ですね、固有名詞はちょっととりあえず控えるということでしたが、官職は言うと言われましたので...全文を見る
○河村(た)委員 いやいや、そこからでいいです。きのう聞いた話では、夜中の二時ごろにメールを送られたと。そこからでいいです。
○河村(た)委員 そうすると、現在ある数を確認していきましょうか。それを矯正局に報告があって、九時半ごろわかったということですか。私のところへ言ってきたのは二時ぐらいですけれども、この間はどういうふうになっておったんですかね、これは。
○河村(た)委員 では、その日の朝、九時半には全体の個数もわかったわけですか、全部これ。
○河村(た)委員 その間に、私のところの秘書が調べに行っておるんですけれども、これは当然、矯正局との間で、そういうものを隠したりとかそういうことはなかったでしょうね、それは。
○河村(た)委員 私のところの秘書が行ったのは何時だったかな、十時、わかりますか、その時間とその間に、今のは一切ないということね。
○河村(た)委員 その間には、当然、隠そうとか、そういうことはなかったわけですね。
○河村(た)委員 では、次の質問ですけれども、今の十二月事案ですね。発生当時かたいのがあって、このやわらかいのになったんですけれども、それはいつごろ、どういう理由でなったのかということを。
○河村(た)委員 そこはしっかり一遍調べていただくように、委員長から命じてください。
○河村(た)委員 だけど、私が聞いておるところは、刑務所というのはすごい、ある意味では秩序がしっかりしていて、いろいろな食器を変えるときなんかは全部、そういうような書類を出すということを聞いていますよ、私。そんな、一つずつ勝手に職員が変えれるようなものじゃないというふうに私は聞い...全文を見る
○河村(た)委員 ちょっと大臣に、先ほどいわゆるレクで、私、要するにもうないというような答弁ぶりですが、そういうのをレクを受けたわけでしょう。いつごろ受けて、いや、実はそうじゃなかった、ありましたというのはいつごろ受けられました、具体的に。
○河村(た)委員 何時ごろですか、それ。
○河村(た)委員 ちょっとそれは思い出してください、後でいいですから。答弁できりゃどうぞ。
○河村(た)委員 ちょっと後で教えてくださいね、後でね。了解いただいたようですので、時間がないもので。
○河村(た)委員 その午後三時というのは変更のレクですね、実はあったんだと。なかったと言っているのは何時ですか。ないというのと変更と二つあるでしょう。
○河村(た)委員 それから、ちょっと時間がないですけれども、保護房の床を変更されておるようですけれども、それはいわゆる転倒等の事故がないようにやわらかいものにしたりとか、さらに今後やわらかいものに改造する予定ですけれども、それの理由と、どういう状況かを教えてください。
○河村(た)委員 いや、今後のやつはさらに事故防止のために、転倒事故等防止のために、さらに二センチよりももっとやわらかいものと聞いておるんですけれども。
○河村(た)委員 それは転倒事故等の防止のためですね。
○河村(た)委員 それでは最後に、もう時間ですから。要するに、こういう新しい事実が出てまいりまして、ですから、受刑者のためも当然ですけれども、この八名は休職処分で、いまだ二人逮捕されたままでございます。  子供も小さいものですから、皆さん、地獄の思いで暮らしてみえるということな...全文を見る
○河村(た)委員 最後ですが、今言った、非常に重要な、水筒ですね、かたいもの、そういうものがあるのに、これは簡単にわかるんですからね、言っておきますけれども。同じところにあるんですから。そういうのを出さなかった。  それから、そういうようなこととか、こういうのは証憑隠滅罪のおそ...全文を見る
○河村(た)委員 ありがとうございました。  それじゃ、きょうは終わりますけれども、ぜひ、しっかりと真相究明を行っていただきたいと思っております。
03月31日第159回国会 衆議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしでございます。  まず法務大臣に、前からずっと言っていますけれども、名古屋刑務所の刑務官の、私どもは事故だと、こういうふうに考えておるのですが、この真相究明ですね、これについては、ぜひ法務大臣、裁判は裁判ですけれども、裁判というのは証拠法則がかなりい...全文を見る
○河村(た)委員 その処遇のあり方というのは、今の話の中にあったのは、それは名古屋刑務所で起こった、こればかりじゃないですけれども、平成十三年十二月、平成十四年五月、九月、この三つの事案も含むということでいいですね。
○河村(た)委員 そうしたら、その前提で、まず、事故が起きたときですね、これは質問通告してありますけれども、それより、時間もありませんから、過去の、この間もちょっと聞きましたけれども、転倒事故ですね、要するに保護房内での。転倒事故の実態というのは、どれぐらいあったのですかね。
○河村(た)委員 その一件というのは、岡崎医療刑務所のだと思いますが、それは二年間だと思いますけれども、言われているのは。その前はどうですか。
○河村(た)委員 それは、二年間の間に一件というこの例ですけれども、これはお亡くなりになられたですね。
○河村(た)委員 だから、一件、報告が現にあるということですけれども、二年以上はわからないということはどういうことなんですかね、これは、わからないということは。
○河村(た)委員 じゃ、もう一回徹底的にちょっと調べてくださいよ、報告がないといったって。こんなのは、悪いですけれども、自分で手錠を施用してみるとわかるのですけれどもね、保護房内で。人間というのは簡単に倒れますからね、手が開けれないと、こういう状況で。  立って、保護房の中で手...全文を見る
○河村(た)委員 そういうことで、ひとつこれもしっかり調べておいてくださいよ。  なぜかと言えば、何か立っていたり、今言ったように、ちょっと言われたけれども、ぶつかったりする例もあるのですよ。自分でやるとわかりますけれども。委員長、これは本当に自分でやるとわかりますけれども、何...全文を見る
○河村(た)委員 では、委員長、ちょっとこれは命じてくださいよ、調べてくれと、転倒事案を。あと、内容についてはちょっと相談しましょうよということで結構ですから。命じてくださいよ、これ。
○河村(た)委員 余り理事会で協議というのは、私もこれを十年やらさせていただいたけれども、別に理事会で言わぬでも、委員長というのは立派なんですよ、本当は。日本は党ばかりでやるから、党のみんな手足みたいになっちゃっていますけれども、委員長というのはすごい権限がありますから、そんな調...全文を見る
○河村(た)委員 では、ちょっと場所、限定についてはまた後日、速やかにちょっと打ち合わせをさせていただきたいと思いますので、そういうことでいいですね、委員長、これは。
○河村(た)委員 それから、いわゆる平成十三年の十二月事案というのがあります。放水で、放水があって、受刑者がその後亡くなったという事案があるんですけれども、このときに、その中に、いわゆる自傷行為に使えるであろうかたいタイプの飲料用ボトルがあった、けれども、なかったと当時矯正局は認...全文を見る
○河村(た)委員 そういうことで、現在ではどういう認識なのかな、これは。少なくとも、ちょっと、現在どういう認識か聞きましょう、では。
○河村(た)委員 認識しておりますって、そんなのはいいですけれども、とんでもない、事実誤認も甚だしいんだけれども、それはそれとして、今の、プラスチック片がその当時あったかなかったかという認識についてはどうなんですか。
○河村(た)委員 では、当時、当該保護房の言うことと、もう一つ、そういうかたいタイプの飲料用ボトルが使用されていたという認識はどうですか。
○河村(た)委員 それは、今、正確に言いますけれども、いわゆるかたいタイプのといいますか、ということで結構ですね、今の飲料用ボトルと言ったのは。
○河村(た)委員 それは、ではそういうことにしまして、それから次に、革手錠を施用するときのこれは施用形態ですけれども、これは、また、いいですよ、調査してくれということだけですから。施用形態についての通達がありますけれども、例えば、二人でこれを引っ張ったらこれは即違法になるかどうか...全文を見る
○河村(た)委員 そうしたら、全国で千件ぐらいでしたかね、たしか。千件弱でしたか。全国で千件弱ですので、去年やめていますから、平成十年からですか。十年から、平成十年以降にしますか。平成十年以降ですね。どこの刑務所かということはちょっと、これはまた相談させていただくとして、平成十年...全文を見る
○河村(た)委員 では、ちょっと命じてくださいよ、これ。
○河村(た)委員 委員会の御指示っていうのは……。今調べてくれということでしょう、これ。これだけは言ってもらわないと、悪いけれども、これは。
○河村(た)委員 では、委員長、悪いけれども、あとちょっと細かいところは打ち合わせさせていただいて、そういう趣旨で、平成十年以降の革手錠の施用の状況ですね、状況。二人で引いているかどうかとか、それを、あとちょっと悪いけれども任せていただいて、そちらの実際上の都合、量もある、物理的...全文を見る
○河村(た)委員 それから、これはちょっと、刑事局長来てみえるけれども、保釈が、どうも最近の人質裁判というようなことで、身柄をとられていますとみんな家族もあるし大変苦しいという状況の中で、保釈と、そのかわり罪を認めろというのが非常にバーターみたいになっちゃって、冤罪の大温床になっ...全文を見る
○河村(た)委員 これ以上論議してもしようがないですけれども。このたび、民主党の方からですけれども、これは刑訴法の改正ということで保釈の要件を、こういうふうにならぬように、今相当な理由ということになっていますけれども、充分な理由が要る、保釈を認めないためにはですね、というのを提案...全文を見る
○河村(た)委員 それではやはり困るんですね。これ、僕では調査できないんですよ、実は。今言いましたように、確かに脱がしてから見たんですけれども、要するにはいていますから、前はですね、これ。脱がしてから放水していますから。論理的に言うと、これは非常に重要な要素になるわけです。ですか...全文を見る
○河村(た)委員 不可能ということは、これ、委員長、命じてもらわにゃいかぬですよ、本当に。そんなことあり得ないじゃないですか、そんなの。刑務官、ついこの間ですよ、まだ平成十三年十二月。でしょう。だから、そんなきちっとやっていけばわかりますよ、必ずこれは。これは真実解明の義務が本当...全文を見る
○河村(た)委員 いや、そんなばかなことはあり得ないんだって、これは。こういうことこそやってもらわなければ。  私は、国会議員で法務委員会に出てきて、去年ずっとこれは野党がやらせていただいておりまして、週一回ずつですよ、みんなで調査してやってきたやつですよ。予算委員会は集中審議...全文を見る
○河村(た)委員 それから、一つ、これはあれですけれども、一遍国政調査の、ほかの何か起きたときでも小委員会をつくったことがありますので、やはりこれだけやったんですから、この国会で、本当に。だから一遍、委員長、例えば小委員会をつくるとか、こうやってばらばらやるんじゃなくて。質問した...全文を見る
○河村(た)委員 理事会、理事会と言いますけれども、繰り返しますけれども、理事会のやるようになっていますけれども、そこで変なふうにしてもらわぬようにね、やはりこれ。  本来なら、理事会も理事会ですけれども、みんなで合意して、そんなことなら真相究明しようでやったりやらないかぬです...全文を見る
○河村(た)委員 それから、もう一つ調査をいただきたいのは、例のビデオですね、ビデオ。平成十四年の九月事案のときのビデオがあるんです。  これは、なぜかといいますと、理事懇で全員が見ていますから、山本有二委員長のときに、自民党の方も合意しまして、塩崎さん、そのときおみえになりま...全文を見る
○河村(た)委員 なおというか、もっとしっかりとっておかなならぬ。だから、途中不明になっているんですよ、これは正直言いまして。不明に。これは大きいですよ、委員会としても。  もう一回、委員長、なぜかというと、これは見ているんですよ、理事懇で全員で。ね、塩崎さん。見たとお答えにな...全文を見る
○河村(た)委員 では、以上で終わりますが、ぜひ真相究明に委員長も大いに本当に乗り出していただいてというように思っております。  終わります。
04月20日第159回国会 衆議院 法務委員会 第16号
議事録を見る
○河村(た)議員 長らく検察、警察の聖域とされておりましたこの捜査の領域においてこういう捜査の適正化の法案が民主党から出されるということ、審議入りするということはすばらしいことだということをまず一言申し上げておきます。  刑事訴訟法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説...全文を見る
○河村(た)議員 これは間違うといけませんから、ちゃんと読まさせていただきます。  本改正案の主な内容は次のとおりでございます。  被疑者の取り調べ及び弁解録取手続に際しては、被疑者に対し弁護人を立ち会わせることができる旨を告知することとし、被疑者取り調べの場合は、弁護人も含...全文を見る
○河村(た)議員 これは、私にとっては、私にとってはですが、この法案提出の立法事実としまして非常に大きかったということで、ビデオテープを当委員会の、去年ですかね、理事懇談会で全員で見まして、そこで言われた話が、当事者の人と話を聞くと全く内容が違っている。それから、放水の話も、当事...全文を見る
○河村(た)議員 やはり人間は失敗があるので、検察も警察もあると思うんですね、やはり。だけれども、実際は公訴の取り消しの規定を持っているんだけれども、それはなかなかできない。やはりしかるべきシステムをつくらないと、これは自民党さんにも言わないかぬのだけれども、やはりこういう密室裁...全文を見る
○河村(た)議員 最終段階というわけではありませんけれども、それぞれ質問した人が立場が、立場がというか、違うと思うんだけれども、僕は去年の二月、三月でしたか、法務をやらせていただいて、三回は、何か法務省が言うことがみんな本当だと思いましたから、あのときは。それで、マスコミもそうだ...全文を見る
○河村(た)議員 これは、与謝野先生、歴史的教訓でして、やはり捜査機関とか権力は時として無実の者をこうやって引っ張って、とんでもないことを言わせて監獄へ入れてしまうということに対して、弁護人制度も歴史が発明した、そういう一環の中に弁護士の立ち会いもあるのであって、やはりそれだけ立...全文を見る
10月26日第161回国会 衆議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○河村(た)委員 河村たかしでございます。  大臣、まず、きょうは所信について聞かなあかんらしいもので、別にこじつけじゃないんですけれども、行刑改革会議の報告が出ておりますわね。行刑改革会議提言というやつです。これらを真摯に受けとめというふうになっておりますけれども、これは何を...全文を見る
○河村(た)委員 実はそういうことで、私何遍も言っておりますけれども、ぜひ国会の皆さんも、行刑改革会議の提案が出ておりますけれども、これは皆さんが、私も含めて、予算委員会、集中審議までしたんです。ここでも、いわゆる一般質疑か、集中審議しまして、それで、刑務官の八名が暴行を働いたと...全文を見る
○河村(た)委員 最後にちょっと聞く予定だったけれども、大臣に言うのを忘れてしまうといかぬで、これはちゃんと通告してありますから。  要するに、ここには偉い人がみえますけれども、みんな、法務省の、日本のトップの方が。だけれども、要するに、一番現場の受刑者の処遇については、当然私...全文を見る
○河村(た)委員 それは間違っておるんですよ。これだと後退するで、ちょっと局長に。  それは三権分立というのは重要ですから、それはそれとしても、やはり再発防止とか別個の行政目的があるんですよ、これ。再発防止するためには事故原因を究明せにゃできぬじゃないですか、これ。だから、そこ...全文を見る
○河村(た)委員 その上で、真相が明らかになりましたら、余り言わぬ方がいいかな、早く復職させてあげたいということについて、どうですか、一言。
○河村(た)委員 返事がなしということでございますので。裁判とは関係ありませんので、これは。別個の行政処分ですから、復職させるかどうかは。  ぜひ早く、もう真相はわかっていますけれども、はっきり言って。三つとも事故であった、そういうことです、はっきり言いまして。事故をそういう事...全文を見る
○河村(た)委員 それでは、きょうは手錠を持ってきておりますので、そのきっかけになった一番初めが、大臣もちょっと聞いてやってくださいね、おととしの九月二十五日に、けがをされた方がみえまして、そのビデオがあって、そこにこれが、手錠があるんですけれども、これはまず本物ですけれども、そ...全文を見る
○河村(た)委員 それでは、ちょっと実演をやりますので。  何をやりたい……(発言する者あり)刑務官を呼んでありますので、私にかけまして。要するに、手錠を強く引っ張ったことによって受刑者がけがをしたなり、それから亡くなったという話なんです。要するに、こちらの言いたいところは、穴...全文を見る
○河村(た)委員 では、局長、革手錠をするということはどういう目的になるわけですか。
○河村(た)委員 逃走とか、まあそういうことです。  そうしたら、今のこれでは違法というか適正でないとわかりましたので、じゃどうするかということは、どうしたらいいですか、刑務官としては。先ほどの施用ですね、抜ける施用、ウエストサイズそのものにつけた場合に適法でないとなりますと、...全文を見る
○河村(た)委員 どういうことですか、それは。現実的にどうするということですか。
○河村(た)委員 一つ締めたところが適法になると。
○河村(た)委員 だから、もう一回言いますと、一メーターのところにもう一回入れてくださいね、一メーターのですね。だから、ウエストサイズの位置だと、これは入っていますか。これだと抜けましたよね、今のところで、ここで。もう一回やってもいいですけれども。こうやって抜けますので、この人に...全文を見る
○河村(た)委員 そういうことですね。  今答弁がありましたように、もう一穴先に進めるということですよ。まあ、その当時言われていたのは、もう二穴進めたということなんですけれどもね。それで、九センチから十センチごとにありますから二十センチ進めたというのが、それで起訴されておるんで...全文を見る
○河村(た)委員 局長、そんな、観念して入れるなんてどのくらいあるんですか。
○河村(た)委員 ちょっと後ろの方に聞いてほしいんだけれども、どんだけ彼らも知っておるかどうかわかりませんけれども、ほとんどの人が、これは腹に力を入れるんですよ、反射的にもそうですけれども。これは当然ぐっと腹に力を入れて、締まらないようにする。ほとんどが、でしょう。後ろからアドバ...全文を見る
○河村(た)委員 それは解除のときも入っているの。私が聞いたところは、そんな、六、四なんていうのはあり得ぬと言っていましたよ、九割ほどがやはり必死に、石のようになって抵抗すると。解除のときは緩めますよ。
○河村(た)委員 今の比率ですけれども、私の聞いたところでは、六、四なんてとんでもなくて、ほとんどのやはり受刑者が腹に必死に力を入れて抵抗すると。解除のときは当然緩めるというふうに聞いておりますから。多分、余りやっておらぬのじゃないかな、この偉い様連中は。ようわからぬけれども、そ...全文を見る
○河村(た)委員 ちょっと待ってくださいね。いいですか。もう一回、一メーターのところに入れてください。それを九十センチに。ちょっと済みません、腹に力を入れますよ、いいですか。よし。はい。うっ、うう。入らぬですか。うう。入っていますか。入らぬでしょう。ちょっとやめてください。  ...全文を見る
○河村(た)委員 そうでしょう。では、二人で引いていただきましょうか。(発言する者あり)いやいや、二人で引くんですよ。ここのところをぜひ皆さん、八人のどえらい人権がかかっているから、本当に、いつも真剣だと思うけれども、聞いていてほしいんですよ。彼らは今、休職処分で、世間から物すご...全文を見る
○河村(た)委員 こっちへ行きましょう。  では、ここで。同じように、ちょっともう一回倒してください。いいですか。それでは、もう一回。ちょっと待ってくださいよ。それで、今、一メーターに入っておるわけね。それでは、一人で引っ張っておって、後、途中でちょっとたったら二人で引っ張って...全文を見る
○河村(た)委員 そうですね。大体そういうものなんですよね。だって、腹に力を入れますと、二人であのくらい、あのくらいでですよ、僕は。二人であのくらい引かないと適法施用ができない。  局長、今僕がここだとすれば、二人で引いて穴のはなに入れたところが適法な施用になることでいいですね...全文を見る
○河村(た)委員 二人で引いて入れたことについては。
○河村(た)委員 だけれども、二人で引いたから直ちに違法だということはならないですね。
○河村(た)委員 そういうことですね。  では、もう一つ。手を、こう持っている場合があるらしいんですよ、こういうふうにベルトを。そうすると、もうほとんど動きませんから、その場合は、物すごい苦労して引っ張って、最後は手を解いて、それから入れるという状況になりますので、そこをちょっ...全文を見る
○河村(た)委員 これは適切施用ですよ。適法施用でも、実はこれだけ苦しいは苦しいんですよ、これ、見ていてもらうように。大臣、見ていてちょうだいよ、本当に。これ、物すごくここに食い込んでいますからね。こういう状況が実は適法施用だったんだということなんです。  何か今までは、前のウ...全文を見る
○河村(た)委員 いや、押さえる方やりますか、もう一回。せっかくですから、もう一つの問題は、こうやって……(発言する者あり)まあ、十分ぐらいでしょう。  もう一つの問題は、こうやって力で引いた場合に、体をこうやって押さえていないと、体が動いちゃうわけですよ、どんと、これ。先ほど...全文を見る
○河村(た)委員 僕の今の状況で、何名で押さえていたですか。
○河村(た)委員 では、今のところは、委員席の机でもうこっち側へ行っちゃったものだから必要なかったけれども、普通はこっちに動いちゃうんですよ、ずうっと。  だから、体を押さえていないと施用者がぶっ飛んじゃいますので、三人ぐらいで押さえていないとできないということを、ちょっと最後...全文を見る
○河村(た)委員 何を言っておるか、わからぬですけれども。
○河村(た)委員 どちらにしろ、当然、相当な荷重をかけて引きますので、人体が動くわけですよ。だから、そこに手で人体を動かないように押さえないと、手錠が進まないわけですよ、十センチも。  時によっては早く成功、非常に暴れているときには上に乗ることもある。体の上にですよ、乗ることも...全文を見る
○河村(た)委員 では、もう一回、ちょっと二人で引いてみようか。二人で引いて、普通の感じで引いてみて、どのくらいやはり向こうに動いていくかという。三人ぐらいで押さえぬとだめだと思いますよ、体を。これで、こういうふうでしょう、普通にやってみてもらうと。まあ、体が突っ張っておるで、私...全文を見る
○河村(た)委員 まあ、普通ならそこでもうええところかもわかりませんけれども、ここまでわかっとるのに放置するということになると、問題ですからね、これ。私、こんな法律の専門家の大御所に言って、後で殴られるといかぬですけれども、やはり不作為というのもありますからね、これ、ある程度わか...全文を見る
○河村(た)委員 では、まあそういうことでございますので、本当に、ぜひそういうことでやりましょう、正義感で。  以上で終わります。