川村秀三郎
かわむらひでさぶろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月16日 | 第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○川村政府参考人 今お尋ねのございました不足払い法の問題でございます。 これまで、乳製品とその原料につきましては政府が基準取引価格等を決めておりまして、極めて硬直的ということで、必ずしも需要者のニーズが反映されておらなかったという問題がございました。 このため、昨年、先ほ...全文を見る |
○川村政府参考人 先ほど申し上げましたように、加工原料乳の取引というものは、今後、市場実勢を反映して形成されるという仕組みに改まるわけでございます。この場合、先生おっしゃるとおり、透明性の高い、公正かつ適正な価格形成というものが今後確保されなければならないというふうに我々も認識し...全文を見る | ||
○川村政府参考人 加工原料乳の保証価格につきましては、御案内のとおり、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の規定に基づいて算定をしているわけでございます。 この十二年度の現行法に基づく恐らく最後の保証乳価ということでございましょうが、昨年の三月にこの大綱におきまして、今回の価格...全文を見る | ||
○川村政府参考人 今御指摘のありました無脂乳固形分の取り扱いでございますが、まず、事実関係から申し上げますと、私どもの保証価格なりの算定に当たりましては、乳脂肪分のみを基準としてございまして、三・五%を基準とした算定を行っているところでございます。 これを反映できないのかとい...全文を見る | ||
○川村政府参考人 今、畜産排せつ物の対策についての御質問がございました。この問題につきましては非常に重要な課題と考えてございます。そして、この補助つきリースにつきましても非常に要望が多うございまして、これの拡充ということが期待をされております。 我々も、その実情なりそういうも...全文を見る | ||
○川村政府参考人 先生の御指摘のとおりでございます。 | ||
○川村政府参考人 今、一般セーフガードの発動についての御指摘がございましたが、この問題につきましては非常に要件が厳しくなっておりまして、まさに国内に被害を与えたというようなことを挙証しなければならないわけでございます。 先ほどのハイファットチーズについて補足をいたしますと、事...全文を見る | ||
○川村政府参考人 ただいま先生の方から、牛肉関税収入実績と肉用子牛等対策費の差額の問題、未使用額の問題がございました。これは、先生が読み上げられましたように、肉用子牛生産安定等特別措置法第十三条の二項の規定に基づきまして、その必要があると認められる場合に必要な額を肉用子牛対策に充...全文を見る | ||
○川村政府参考人 今御指摘がございましたとおり、酪農経営は着実に規模拡大が進んでおるところでございます。 ただ、今後の方向といたしましては、今後も規模拡大を続けていくということももちろん大事ではございますけれども、ゆとりある経営の実現ということがまた肝要であろうかと思っており...全文を見る | ||
○川村政府参考人 酪農労働についての評価の問題でございます。 私どもは、生産費の調査を受けまして保証価格を算定するに当たりましては、評価がえということをしてございます。今先生からるる御指摘のありましたような酪農労働の実態がございますので、それをできるだけ適正に評価するというこ...全文を見る | ||
○川村政府参考人 十三年度から不足払い制度を変えまして、暫定措置法の改正を提出しているところでございますが、その中で、酪農家の経営安定という観点から、今委員から御指摘のありましたように、低落時の影響を緩和するための経営安定措置をつくるということもその一つに盛り込んでございます。現...全文を見る | ||
○川村政府参考人 家畜排せつ物の適正な利用につきましては、委員おっしゃるとおり非常に重要な問題でございますので、この施設整備につきましては、我々もきめ細かく対応していきたいと思います。 個人で対応される場合、また共同で対応される場合、補助事業による場合、金融措置あるいはリース...全文を見る | ||
03月16日 | 第147回国会 参議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○政府参考人(川村秀三郎君) 今、中川先生は五十二年当時の数字と平成九年の数字を恐らく比較されたと思いますが、五十二年の労働費一時間当たりは七百二十九円三十銭でございました。これに対しまして、平成九年は千七百四十二円…… |
○政府参考人(川村秀三郎君) わかりました。 言われたとおりでございます。 | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、数字の御指摘がございましたが、これは北海道と内地ではかなり違うわけでございますが、確かに規模が大きい層におきましては三千時間を超える実態もございます。 これにつきましては、極めて重要な課題と思っておりまして、その労働時間を、できるだけゆとりあ...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回の乳価算定に当たりまして、単価といたしましては千七百六十八円二十五銭という単価を基礎にしてございます。 | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) ただいま委員の方から労賃の関係での御指摘がございました。 確かに、酪農部門ということでの労賃の統計もございまして、それは乳量といいますか乳価だけの数字ではなくて、あわせて育成をやっておられるとか、そういうことも込みの数字であると聞いておりますけれ...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 私どもは、保証乳価の算定に当たりまして評価がえをしているわけでございますが、その原データといたしましては、略称毎勤統計というデータを使ってございます。このデータの中には、常勤役員の報酬等は入ってございますが、トップの社長といいますか、その給与は入って...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 私の承知しております限りでは、役員報酬まで含めて入っているというふうに聞いておりましたけれども、再度調べてまいりたいと思います。 | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 飼料自給率の向上のための対策についてのお尋ねでございます。 飼料自給率の向上というのは、先ほど大臣も御答弁されましたけれども、我が国の食料自給率の向上といった観点からも非常に重要でございます。また、生産コストを低減していくとかあるいは経営の安定化...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、私が項目的に申し上げました日本型放牧について、やや詳しく述べさせていただきたいと思います。 我が国の土地条件、非常に中山間地等困難なところもありますが、放牧ということに関しましては適地という考え方もできるわけでございます。そういうことで、中山...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、先生の方から御指摘がありましたように、家畜排せつ物の問題は非常に我が畜産行政にとりまして重要な課題でございます。そういうことで、ハード、ソフト、いろんな観点から施策をきめ細かく対応していく必要があろうかと考えております。 ハード面での整備とい...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 牛乳の表示の問題について御指摘がございました。 御指摘のとおり、昨年十二月二十二日に飲用乳の表示に関する公正競争規約が変更になりまして、商品名の表示の改善、それから原材料名の表示の適正化ということで一歩前進したと思ってございます。 今御指摘の...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 牛乳の消費の年齢別の動向でございますが、まさに先生が御指摘のとおりでございまして、男子では十三から十五歳まで、いわゆる中学生までは三百二十四ミリリットル飲んでございますが、その後の十六歳から十九歳までは二百三十ということで三分の二になってしまう。また...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 後継者の問題、非常に重要でございます。 酪農経営は、他の農業部門に比べますと比較的後継者はいる方でございますが、それでもやはり今後の将来像を考えますと、いかに後継者を確保していくか、また円滑な経営継承をしていくかということは極めて重要な課題でござ...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、委員から御質問がございましたとおり、家畜排せつ物法につきましては昨年の十一月一日から施行をいたしたところでございまして、排せつ物についての管理基準等につきまして国の基本方針を定めて公表いたしました。この管理基準につきましては、野積み、素掘り等を解...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回、酪肉近という基本方針を改定いたしますが、その中では標準的なコストがどの程度になるかという試算もしてございます。また、各地域からどの程度の費用が今かかっておるかということも徴集をしてございまして、今、酪農の場合でまず申し上げますと、飼養頭数が五十...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 酪農ヘルパーにつきましては着実に普及をしてございます。平成十年度で申し上げますと、一万六千戸の酪農家がこれを利用しておりまして、定期的な休日の確保のために一年当たり十三日利用をしてございます。一月に一日以上ということでございます。また利用料金につきま...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 私ども保証乳価の算定に当たりましては、統計情報部で行っております生産費調査の結果をもとに評価がえ、あるいは物価修正等を行いまして算定をしてございます。 と申しますのは、生産費は、その前年の八月までの前一年間のデータでございますので、十二年度の価格...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、先生のお話にありました大家畜経営活性化資金、これは低利の資金に借りかえをするという資金でございます。一時は非常にこの件数も多うございました。しかし、最近ではその件数も安定して、また金額も年々平均化してございます。ピークに比べますとそういうことで比...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、家畜排せつ物の処理の問題が提起をされておりますが、これは非常にいろんな各般の施策をやらないといけないと思います。 〔理事亀谷博昭君退席、委員長着席〕 今、先生が例示として挙げられましたこの二分の一の補助つきリース、これも非常に大好評で...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 堆肥センターでございますが、その機能といたしまして、良質の堆肥の生産を行うと、これによりまして土づくりが非常にうまくいくということで大きな役割を果たしているわけでございます。そのセンターの経営の状況というのは、我々調べておりますが、黒字あるいは収支均...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) この補助つきリースの予算配分の考え方でございます。私ども、都道府県への予算の配分を行うに当たりましては、当該都道府県の畜産農家の戸数でありますとか、家畜の飼養頭数あるいは苦情の発生件数、それから当面特に問題であります野積み、素掘りの件数でありますとか...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) ただいま御指摘いただきました点は非常に重要な点だと我々も認識してございます。 まさに適正な規模で適正な予算ででき上がるということが非常に肝心でございまして、過大な装備をいたしますと、またこれが経営を圧迫するという結果にもなりかねませんので、そうい...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) ふん尿問題の処理につきましては、いみじくも御指摘がございましたとおり、発生量と需要量とのアンバランスというものがございます。特に、南九州とかいう畜産地帯におきましてアンバランスがございます。 今、先生からも御指摘がございましたように、宮崎県におき...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) 今の御指摘でございますが、私どもの考え方はすべての乳工場等につきまして一律にこれを適用するという考えではございません。これも日量二トン以上の工場ということで限らせていただいております。 これは、先生が今おっしゃいましたように、規模が小さくても地産...全文を見る | ||
○政府参考人(川村秀三郎君) HACCP手法の問題につきましては、両方の意見があると思います。私どもが掲げました目標については七割ということで、食品であるのでこれは低過ぎるのではないかという御意見がある一方で、今、先生が御指摘のような御意見も確かにあるわけでございます。 我々...全文を見る |