川村秀三郎

かわむらひでさぶろう



当選回数回

川村秀三郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  将来にわたりまして農業の持続的な発展を図りまして、国民的重要な課題でございます食料の自給率の向上を図っていく、そういったものには、農業の構造改革、これが肝心でございます。効率的で安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を実現する...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  最近、農業を職業として選ばれる方もかなりふえております。まだ絶対数は低うございますけれども、急増をしてございます。  都市に生活されておりまして農業とはこれまで無縁であった方々も、そういうふうに農村を志向されておるという実態がございます...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 経営所得安定対策でございますが、まず、新しい基本法の下で今後の望ましい農業構造を展望しております。その中では、正に効率的、安定的な農業経営が大宗を占める農業構造にしていくんだと、そのためにはその構造改革にチャレンジをされる方々をいろんな形で支援をして...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今お尋ねのことにつきましては、十四年度予算におきまして具体化をしておるわけでございます。負債農家や離農農家の経営の再生を図るということの支援策といたしまして、地域におきまして不良債権の最終処理に向けた合意形成、こういったものを促すとともに、その地域で...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 選定につきましては、正にその負債の状況を見まして、それが償還可能かどうかというところを精査をして決めていくということで、これはかなり個々の判断にわたると思います。画一的な基準ではなかなか判断できないと思っております。
○政府参考人(川村秀三郎君) これはもうあくまで当事者間のお話合いということでございますので、その意思を無視してするようなことはないということでございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) これはもう正に今後のその事業の実施の具体的な運営になるわけでございますが、正にそういう意思を無視したようなことというのは非常にいいことではないわけでございますので、正にその合意形成ということは、そういった方々を含めた関係者が納得の上でそういう対策を講...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 先生が今御指摘のような、地域によってはなかなか、非常にその再生のためのプランが作りにくい地域というのもあるということは十分承知しております。それがゆえに、正にその地域の再生、その地域農業をどう位置付けていくのかという非常に重要な課題を抱えているという...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 農業体験学習のお尋ねでございます。  今、先生おっしゃったとおり、この問題につきましては、単に農林水産行政のみならず、教育行政を担当されている部局と緊密に連携をいたしまして、効果的な取組の実現ということが必要であるということを考えております。  ...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○川村政府参考人 まず、運用面でのお話がございました。  これまで制度資金につきましては、まさに現場で、どの資金を借りていいかわからないとか、手続が煩雑でわかりにくい、また、融資を断られた理由がわからない等、御指摘があったわけでございます。こういった問題点を踏まえまして、今回の...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  農業法人投資育成会社の運営の基本的なイメージについてのお尋ねでございます。  まず、農業法人投資育成会社が投資をいたします農業法人につきまして、どういう農業法人について対象にするかということでございますが、やはり今後の農業法人の育成のモ...全文を見る
○川村政府参考人 農業改良資金制度についてのお尋ねでございました。  これまでの農業改良資金でございますけれども、国が定めました特定の農業技術等を導入する場合に貸し付けを行うというもので、極めて限定的でございまして、この方式でございますと、みずからの創意工夫で多様な先駆的な取り...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。農業近代化資金の関係でのお尋ねでございます。  今回の改正によりまして、農業近代化資金の資金使途といたしまして、従来の施設資金だけではなくて、賃借料の一括前払いなど長期運転資金、こういったものを追加いたしまして、今御指摘がございましたとおり、...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  委員御指摘の農業経営政策に関する研究会におきましては、農業経営政策全般におきまして議論が行われたところでございます。まさに望ましい農業構造に向けて、その支援策としていかにあるべきかということで、すべての政策手法につきまして大議論がなされた...全文を見る
○川村政府参考人 農業経営関連施策についてのお尋ねでございます。  今先生御指摘のとおり、市場評価の迅速な伝達、あるいは農業経営の改善の安定化、人材育成、こういうことがまさに基本的な視点でなければならないと考えております。そして、この農業経営政策の基本は、まさに今申されたような...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  制度資金の融資実績のお話でございますが、データ的には今先生が申されたとおりでございます。  ただ、この貸付実績が減少いたしました要因というのは、まず一つはやはり需要の落ち込み等がございますし、また、輸入品との競合等もございまして農産物の...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今回の改正におきまして、農業近代化資金の資金使途といたしまして、従来の施設資金だけではなくてスーパーL並みの長期運転資金などを追加するということで、基本的に資金内容を統一したところでございます。  これは、借りる側にとりまして、この資金...全文を見る
○川村政府参考人 経営体育成強化資金でございますが、これまでは、御指摘のとおり土地利用型に限られておったわけでございます。今般、これを土地利用型以外の農業種目、全農業種目に拡大をするということでございますが、これによりまして、今全般的に経営環境が低迷をしておる農業状況の中で、園芸...全文を見る
○川村政府参考人 農業改良資金でございますが、貸し付けの実績は、先ほど御指摘があったとおり、非常に低迷をしております。これは、経済全般の低迷、それから金利の低下といったことでの背景もあるわけでございますが、この資金内容が、特に国があらかじめ定めた特定の技術等を導入する場合に貸し付...全文を見る
○川村政府参考人 農業改良資金の民間金融機関を活用した融資方式ということを、今回、大々的に行おうということでございます。  これは、民間金融機関と申しました場合に、今先生御指摘のとおり、農協等が中心になるということは事実と思います。ただ、これは農協に限定されるわけではなくて、信...全文を見る
○川村政府参考人 農業改良資金の貸付実績が低迷していることは、先ほど来申し上げましたとおり、その資金の内容でありますとか、またその貸し付けの方式ということが反映しているということでございます。  今回、民間金融機関等への転貸方式ということを認めますので、この民間金融機関への貸付...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  まさに金融の関係では、今御指摘がございました農家の負債整理をどう行っていくかということが非常に大事な課題でございます。そういう背景にかんがみまして、昨年、大幅な負債整理資金関係の見直しを認めていただいたわけでございますが、その中で大きく三...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  負債農業者の救済の支援措置の一環といたしまして、平成十四年度におきまして新たな、農地保有合理化法人を活用いたしました農業生産法人への経営継承システム事業を実施しようとしております。これは、地域のいろいろな負債を抱えた農家がいらっしゃいます...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  ただいま会計検査院の方から答弁がございました。  まず、農業改良資金でございます。この農業改良資金につきましては、指摘を受けまして、当該貸付金について繰り上げ償還等の措置をとりますとともに、貸し付けの適正化のために、借り受け者に対する制...全文を見る
○川村政府参考人 農林漁業金融公庫補給金の推移でございます。ちょっとトータルはしてございませんが、平成元年当時は千二百七十五億でございました。これがだんだん減ってまいりまして、平成十二年では七百二十七億ということに減少してございます。
○川村政府参考人 お答えいたします。  今回の全農チキンフーズの偽装事件につきましては、先生御指摘のとおり、消費者の信頼を裏切るばかりでなく、生産者の真摯な経営努力を無にしかねないあるまじき行為だということで、極めて遺憾に思っております。今回の事件を契機に、全農としましては、協...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今回の事件を受けまして、三月十二日に、全農とそれから鹿児島経済連に対しまして、事件を起こしました子会社の業務、それから親組合との関係、それから事件の内容等につきまして農協法に基づく報告を求めまして、三月二十六日に全農及び鹿児島経済連から提...全文を見る
○川村政府参考人 農協系統の抱える不良債権の問題でございますが、農協系統の信用事業の健全な運営の確保という意味で、貯金者の信頼確保、それから農協系統においても不良債権の査定を厳正に行うということ、それから不良債権の処理を着実に進めるということで行ってきたところでございます。  ...全文を見る
○川村政府参考人 系統サービサーの関係での御質問でございます。  不良債権の処理に際しましては、引当金の積み増し、それから債権の回収、債権の売却等、種々方法があるわけでございます。売却が適当ではあるけれども売却先が容易に見つからないような案件につきましては、今御質問ありましたサ...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  農協系統におきまして、経営困難な農協を本年四月のペイオフの解禁までに確実に解消するように、必要な場合には今御指摘のございました貯金保険制度、それから全国相互援助制度積立金からの資金援助も行って、積極的に取り組んでおります。  実績でござ...全文を見る
○川村政府参考人 農協系統におきまして、ペイオフ解禁までに経営困難農協を確実に解消するよう、これまで積極的に取り組んできました。  この結果でございますが、自己資本比率四%未満の農協、昨年八月の段階では三十農協ございました。その後、早期是正措置命令が発動されたものが五農協ござい...全文を見る
○川村政府参考人 昨年の通常国会におきまして、農林中金それから信連、農協の総合力を結集しまして、組合員等が安心して貯金ができる新たな農協金融システム、これはJAバンクシステムと言っておりますが、このための農協改革の二法を成立させていただきました。  その中核は、農林中金が農協系...全文を見る
○川村政府参考人 農業法人に対します融資につきましては、これまでそのほとんどを農林公庫が担っております。したがいまして、農業法人についての情報でありますとか融資審査のノウハウは、これまでのところ農林公庫に集中的に蓄積されている現状にございます。このため、農業法人投資育成会社の事業...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今御指摘がございましたとおり、農業近代化資金の資金使途と、それからスーパーLとがほぼ同様の関係になったわけでございます。これによりまして、資金規模がそれほど大きくなくてそれから償還期間も長くないようなケースにつきましては、基本的には農協等...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今回の特別措置法案は、農業法人への投資の円滑化を図るために、農業法人投資育成会社に関する特例措置を設けるものでございます。  この場合、農業法人の中で農地を取得できる農業生産法人に対します出資につきましては、投機的な農地取得につながるこ...全文を見る
○川村政府参考人 ただいまもお答えしたとおり、地方公共団体あるいは系統が議決権の過半数を保有しておりますと、他の議決権についての特段の規制はございません。  ただ、先ほども言いましたとおり、その他のものにつきましては、農林公庫等が補完的に出資するということを考えているところでご...全文を見る
○川村政府参考人 出資の議決権の関係でございます。  平成十二年の農地法改正におきまして、株式会社の参入につきましては、いろいろな懸念払拭ということで、農外からの出資比率は四分の一までとすることなどの農業生産法人としての条件を満たす株式会社に限りまして、参入が認められているとこ...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今回の改正の中で、融資手続につきまして一元化を図ろうとしております。これは、日ごろお取引をしていただいております金融機関、ここに申し込みをしていただきたいということで、農協等ということで、農協に限りませんで、公庫等もいいわけでございます。...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○川村政府参考人 我が国の農業の持続的な発展のためには、まさにおっしゃるとおり、それを担う人材の確保が極めて重要でございます。  その農業後継者をいかに確保していくかということでございますが、今申されましたような現下のいろいろな課題に対応しまして、農業を魅力あるものにするという...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○川村政府参考人 経営所得安定対策の関係でのお尋ねでございます。  今、先生おっしゃいましたとおり、望ましい農業構造の確立に向けまして構造改革を推進しているわけでございますが、そのセーフティーネットとして、水田農業の改革と整合性を持った形で今検討を進めているところでございます。...全文を見る
05月21日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 資金の融資枠についてのお尋ねでございます。  制度資金につきましての予算上の手当ては、農林公庫補給金あるいは近代化資金利子補給補助金といったような形で行っておりまして、融資額が即財政支出となるものではございませんが、制度資金の融資枠の決定に当たりま...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 融資枠の未消化が相当あるということは御指摘のとおりでございます。この要因はいろいろございます。  もう先生御指摘のとおり、景気の低迷等農産物需要の低迷もございますし、また輸入品等の競合等による価格の低迷といったようなことで投資意欲が低下しているとい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回、融資手続を一元化するということで窓口の一元化をするわけでございますが、先生が今御指摘のあったとおり、融資機関相互間の連絡調整、これをいかに円滑にかつ適切に行うかということが正に決め手になろうかと思います。  今回、こういった融資機関相互の調整...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 済みません、重ねて決意を申し上げたいと思いますが、そういう正に窓口が非常に重要だということは私ども肝に銘じて認識しておりますので、全力を挙げて頑張っていきたいと思っております。
○政府参考人(川村秀三郎君) 今後の日本の農業の持続的発展、なかんずく食料自給率の向上という目標を掲げておるわけでございますが、このためには、やっぱり農業の構造改革の推進、そして効率的で安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を実現するということは重要だということでござ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回の制度資金の見直しに当たりまして、農林公庫資金、それから農業近代化資金、それから農業改良資金の三資金、こういうものをできるだけ資金の用途とかそういうものの共通化を図ろうと、整理をしたいということでございますが、賃借権あるいは機械リース料の一括前払...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 改良資金の内容の関係でございます。  今回の見直しにおきまして、農業改良資金については、国が定めた特定の農業技術等を導入するための資金から、広く農業の担い手が自らの創意工夫で行う加工分野への進出でありますとか新作物、あるいは新技術の導入といった高リ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) この投資円滑化法案でございますが、地域農業の担い手となります農業法人の育成を支援するために、農協系統それから地方公共団体等の出資によりまして農業法人投資育成会社を設立すると。この会社が農業法人に対しまして、財務基盤強化に資するように、自己資本の充実の...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 投資先の農業法人についての基準でございますが、現在考えております基準といたしましては、一つは、認定農業者であること。それから、二つ目としましては、複式簿記を行っている等、自らの経営内容を正確に把握ができまして、投資家に必要な財務情報を提供することがで...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 農業法人投資育成会社の設立の目的でございますけれども、地域農業の担い手となります農業法人の育成を支援するために、農業法人に対して自己資本の充実のための投資を行えるようにするということでございます。そして、この農業投資法人につきましては、当面、農協系統...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 新しい基本法の下で農業の持続的発展、それから自給率の向上等を図っていくために、効率的、安定的な農業経営体が大宗を占める農業構造にしていくんだというのが基本方針でございます。  そういう中核となる認定農業者等を育てていく、それを構造展望では四十万程度...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 平成十二年三月に公表いたしました農業構造の展望におきまして、平成二十二年までに農地利用の六割程度、これは実数量として二百八十二万ヘクタールでございますが、これが効率的、安定的な農業経営に集積するものと見込んでおります。  現時点といいますか、平成十...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 農林公庫が融資をしております融資は、通常、民間で対応できないものをやっているわけでございます。  これは、まず融資期間でございますけれども、民間はどうしてもその原資が限定されますので、長期のものにはなかなか対応できない。それから、資金規模といたしま...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 民間のあれに比べまして農業というのは極めて収益性が低いし、その回収に長期間を要するということがございますので、やはり低利の資金を供給していかなくちゃいけないという機能も必要でございます。そのためには、やはりその調達資金との間の、末端の金利との間の、逆...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 多少繰り返しになって恐縮でございますが、農林公庫資金、確かに金利は現在民間との金利差が極めて小さくなっておりまして、有利性が薄れてきているというのは事実だと思います。  ただ、農林公庫の融資は長期かつ固定金利でございまして、市場金利が上昇局面にあっ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) この認定農業者育成確保資金でございますが、先ほど来申しておりますように、我が国農業の持続的な発展のために、経営感覚に優れた効率的かつ安定的な経営体を育成するということが急務でございます。こういう効率的、安定的な経営体の核となるのが認定農業者でございま...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) これは、いわゆる公庫資金を使ってスーパーLが発足したということで、認定農業者を育成するというのは、単に公庫の問題だけではなくて、農協系統組織としても自ら取り組む必要があるということでございまして、その系統サイドからの要望等を踏まえてできたものでござい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) この農業近代化資金につきましては、利子補給等国庫が入っておりますので、会計検査院が検査に入るということはやむを得ないところでございますが、農業近代化資金につきまして最近の指摘といたしましては、取得した特定高性能農業機械の利用面積が、農業機械化促進法に...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 誠に残念でございますけれども、確かに、毎年のようにこういう不当事例等があるわけでございます。  ただ、中身としましては、また同じことの繰り返しということでは必ずしもないわけでございますが、やはり基本的に、こういった基準といいますか、あるいはそういう...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 確かに、資金を借りられる方にとって資金がそれこそ分かりやすく使いやすいということで、ルール違反にもならないようなことが、資金の整理がされるということが重要だろうと思います。  これは正に、今回のこの資金の改正は、そういう観点を十分入れまして、かつま...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) これまで制度資金につきましては、その時代の経過等に応じまして、またニーズの変化に応じまして見直しをしてきているところでございます。  例えて申し上げますと、農林公庫資金でございますが、平成六年度に、認定農業者制度の発足を踏まえまして、これまでござい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今お尋ねのありました日本農業法人協会でございますが、これは農業を営む法人の経営確立、発展のための調査研究、それから提案・提言、情報提供の活動を進めるということによりまして、我が国農業・農村の発展と国民生活の向上に寄与するということを目的としまして、平...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 農業法人と農協との関係でございますが、これまでのあれでは、確かに農協と対立をしたり農協離れをしている法人というのが多々あったわけでございます。ただ、今後、地域での農地の集約化を進めるとか販売のシェアを広げるとか、そういうことではやはり連携をしていくと...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 正に公庫の機能といたしまして、物的担保とか人的保証で、それを得られなければ融資をしないというのが方針ではございません。その経営体の経営能力等を十分審査をいたしまして、物的担保なり人的担保がなくても融資を行うという、そのための融資のノウハウ、そういうも...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 時間の関係もございますので、数字を申し上げます。  本年四月段階で経営管理委員会制度を導入している組合は三農協、それから二十三連合会の計二十六組合に増加をしております。それから、全農、全共連は来年の予定でございましたが、本制度を本年七月から前倒しで...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 正に昨年の農協改革二法でもいろいろ御説明したと思いますが、昨今の経済情勢の中で農協が生き残るためには、正に執行体制と経営管理委という役割分担等が不可欠でございますので、我々としては、これが迅速に普及するように更に力を入れてまいりたいというように思って...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 認定農業者の経営目標というのは、他産業並みの所得、それから労働時間ということでございます。  個々の経営内容の実態は様々でございますが、主たる従事者が今申し上げましたような所得を達成している経営体数、これを二〇〇〇年のセンサスのデータを基に、一定の...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) まず現状でございますが、休眠農協は、十三年の三月末現在でございますけれども、総合農協で二十四組合、それから専門農協で二千二百五十三組合ございます。  これに対しまして、今後の指導なり対策でございますが、昨年の農協法の改正によりまして、行政庁の解散命...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 農林公庫資金の見直しでございます。  今、先生御指摘のとおり、農地等取得資金、それから農業構造改善事業推進資金、この二つにつきましては、廃止をしまして経営体育成強化資金に吸収一体化するということにしておるところでございます。経営体育成資金の中に吸収...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 経営体育成強化資金でございますので、担い手の育成という意味でのもちろん計画なりそういうものはやるわけでございますが、それは当然の内容でございます。そういう運用面で厳しくなるということではなくて、そういうクリアを当然していただくということは必要かと思い...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 従来、農地等の取得資金につきましては、新規就農者のうち認定就農者につきましては、都道府県知事の認定を受けた認定就農計画に従って農地等の取得を行う場合にあっては、これを貸付けの対象としておりました。  今般、この農地等取得資金を吸収する形で経営体育成...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 認定就農者の据置期間の特例がございますが、これは新しい資金制度でも引き継ぐことにしております。
○政府参考人(川村秀三郎君) 投資育成会社はどんな形でもできるわけでございますが、今回、農業生産法人への投資を認めております投資育成会社というのは農協系統が過半を占めるということの要件を課しておりまして、先生が御心配するような関係にはならないというふうに法制度上担保しているところ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) この円滑化法案は、地域農業の担い手となります農業法人の健全な発展を支援するということが目的でございます。そのため、この投資事業を営もうとする投資育成会社は、適正な事業運営を確保するために投資事業に関する事業計画を作成しまして、農林水産大臣の承認を要す...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今の御指摘でございますが、従来の制度資金でございます。資金種類ごとに借りられる農業者の範囲が異なっておったり、それから資金の使途が異なっているために、借りる側に立ちますと、なかなかどういう資金を借りられるかよく分からないというのがございました。また、...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 正に岩本先生おっしゃったとおりでございまして、我々も運用面の、正に浸透といいますか、PR、これが本当にこの制度改正の決め手になると思っておりますので、そこのところは力を入れて取り組んでいきたいと思っております。
06月06日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 今、委員お尋ねの新聞連、正式な名称は全国新聞情報農業協同組合連合会というわけでございますが、これにつきまして、今申されました株式会社の話を役所が主導的に指導したという事実はございません。  聞いているところによりますと、会員である連合会の合併が進む...全文を見る
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  学校が教育目的で農地を借り受けたり購入することにつきましても、農地法三条の規定に基づきまして都道府県知事の許可を要するということにはなっております。ただ、この場合、その許可の基準要件を大幅に緩和をしておりまして、通常でございま...全文を見る
09月25日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 今、先生の方から気温債券のお話がございました。この気温債券の制度は、今、先生が御紹介あったとおりでございますが、今直ちに農業災害による実際の損失の補てんの役割までは果たさないんではないかというふうにちょっと認識しておるところでございます。災害の際には...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) ただいま株式会社形態の農業生産法人につきまして三点のお尋ねがございました。  まず第一点目でございますが、こういう形態を選択した理由でございます。一つは、対外的な信用力を向上する、また二点目としましては、消費者や関連企業との連携強化、また三点目とし...全文を見る
10月03日第154回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 農協改革についてでございますけれども、今、先生御指摘のとおり、総理の方から平成十四年七月十九日の閣僚懇談会におきまして指示がなされております。これは、国民の期待にこたえる食料産業の活性化と農業構造改革を推進する観点からということで、その改革の項目の一...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、先生が御指摘ありましたとおり、八月三十日の経済財政諮問会議におきまして農協の独禁法の適用除外の問題が取り上げられたわけでございます。  この農協に対する独禁法の適用の問題につきましては、御指摘のとおり、正確な理解の上に立って御議論をいただくこと...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○川村政府参考人 今、委員から経営展望についてのお尋ねがございました。  これはまさに、新しい基本法の理念を達成するために力強い農業構造というものをつくっていく必要がありますが、そのための基礎となる農業経営の類型を示したものでございます。  この類型につきましては、今後の技術...全文を見る
○川村政府参考人 特区の関係の御質問でございますが、今委員が御指摘ございましたような意見は、これまで、生産団体等との日ごろの接触の中、また要請書の中等でも承知をしてございます。
○川村政府参考人 特区の構想が発表されました段階で、特に地方の自治体等からこういった、今御指摘のあったように、地域農業の振興に資するものであれば必要であるといったような御意見も伺っております。
○川村政府参考人 お答えいたします。  今の二点につきましても同様に、これまでの要請書等で伺っております。
11月07日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 今、大臣の方からもお答えしましたように、金融事業につきましては近隣のJA勝英に譲渡いたしましたが、その他の事業はまだ継続をするということで、今調整をしているところでございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) 金融関係については清算をするということでございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) 構造改革特区の中で、農業法人、農業生産法人以外の株式会社等の法人の農業参入を可能とする構造改革特区でございますが、今、委員が御指摘をされましたように、特区法案の十六条においてその対象地域が決められております。それで、その対象地域につきましては、今申さ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回の特区の仕組みでございますけれども、特区におきまして農業に参入する企業等に農地を貸し付けるということができる主体といたしましては、一つは地域農政の推進主体でございます地方公共団体、それから担い手への農地集積等農地保有の合理化を行う農地合理化法人と...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第7号
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○川村政府参考人 委員から、加入者数についてのお尋ねがございました。  新たな農業者年金制度は、この一月からスタートをいたしたところでございます。先生から御指摘がございましたとおり、旧制度の被保険者の方がこの新しい制度に大量に移られるということも、一つは想定をしておりました。そ...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○川村政府参考人 農学部を卒業された方につきましても、もちろん農地の取得は可能でございます。農地法の規定がありまして、その要件を満たすことは必要でございますが、可能でございます。ただ、農学部の出身の方であるからといって特別に優遇するといったような規定にはなっておりません。
○川村政府参考人 農地法の規定に基づいて許可を与えるわけでございますが、農地法の考え方は、農地を適正かつ効率的に耕作する方に農地の権利取得を認める、いわゆる耕作者主義というものをとっております。  具体的に申し上げますと、四つほどございます。一つは、農地のすべてを耕作するという...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  農地法の規定に基づきまして、農地の権利を取得する場合には、先ほど申し上げました四つの要件というものを満たすことが必要なわけでございます。  率直に申し上げまして、この農地法の規制は入り口での規制になっておりまして、その後、その四つの要件...全文を見る
○川村政府参考人 ただいまも説明いたしましたように、農地法の規定というのは、その権利を取得する段階での規制ということになっております。  ただ、先生御指摘のとおり、確かに農地が効率的に利用されまして、まさに究極的には食糧の自給率の向上等に資すということでなければならないというわ...全文を見る
○川村政府参考人 まさに個人につきましては、先ほど申し上げました四つの要件ということでございます。  ただ、法人につきましてはさらに厳しい要件になっておりまして、四つほどございます。法人形態につきましてもありますし、その事業の内容についても過半が農業でなければならない、また、役...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  確かに先生が御指摘のようなお考えもあるわけでございますが、ただ、農業の現場におきましては、農業生産というものは、水利用にしても土地利用にしても、地域運営で行われているということから、やはりその地域との調和が必要であるということで、投機的な...全文を見る
○川村政府参考人 地域との調和を確保するという趣旨で、今回幾つかの仕組みをとっております。  一つは、地方公共団体と協定を締結していただくということで、その協定の中で地域の農業者との役割分担等も書いていただきます。それから、万が一いろいろな調和が図られない場合に、原状回復のしや...全文を見る
○川村政府参考人 今回、農業関係での特区の一つに農業生産法人以外の株式会社等の法人の農業参入を可能とする構造改革特区を設けておるところでございます。  この対象となります特区の地域は、耕作放棄地や低利用農地が地区の相当程度存在すると認められる地域を対象としておりまして、特区にお...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  ただいま耕作放棄地の状況について先生の方から御指摘ございました。確かに、全国二十一万ヘクタール、平成十二年の農業センサスでそうなっております。これは増加をしていることも御指摘のとおりでございます。  ただ、その耕作放棄地の発生の要因等は...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今回の農業関係の特区を検討するに当たりましては、さまざまな御意見がございまして、先生の御指摘のような事項についての懸念する声も当然あったわけでございます。そういう懸念も十分踏まえまして、適正な農地利用を確保するための仕組みというものを考え...全文を見る
○川村政府参考人 昨年の三月に農地法の改正をいたしまして、一部株式会社形態の参入も認められるようになっております。既に二十七社ほどが参入をされております。その実態を見ますと、食品産業とか、農業に関連する方々ももちろん参入されておりますし、それ以外の方も参入されておりますが、現状の...全文を見る
○川村政府参考人 お答え申し上げます。  農地保有合理化法人というのは、都道府県がやっている場合と、それから市町村がやっている場合とがございます。  先生の御指摘では、市町村が大分農地を抱えているような御指摘がございましたが、私どもの調査によりますと、百四十三の市町村公社がご...全文を見る
11月20日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○川村政府参考人 お答えをいたします。  一般の金融機関のセーフティーネットでございます預金保険法が不良債権処理を一層加速いたしまして、十六年度中に不良債権問題を終結させるということにしておりまして、ペイオフ全面解禁を二年間延長する、そして十七年四月とすることとしておるわけでご...全文を見る
○川村政府参考人 十四年三月末におきまして、農協貯金に占めます流動性貯金の比率は二五%でございます。そして、一千万円を超えるものに限りますと四%程度ということになっております。  今回、こういう法改正を踏まえまして、決済性の貯金の要件を満たす新しい貯金商品をつくるかどうか、つく...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  まさにこの四月にも部分解禁があったわけでございまして、先ほど三十一件という数字を申されましたが、これは貯金保険機構が援助をした実績でございます。三十一件のうち十七件が実は十三年度にやったものでございまして、集中的に信用事業の健全化に努力を...全文を見る
○川村政府参考人 お答えを申し上げます。  まさに本年一月から中金を中心といたしまして自主ルールができ上がりまして、その基本的な考え方は、問題農協を早期発見いたしまして、早期に是正をしていくということでございます。この二年間の猶予の中で、さらにJAの状況をチェックいたしまして、...全文を見る
○川村政府参考人 ただいまの農協系統の金融と、それから漁協系統の金融との比較の中でお話があったわけでございます。  確かに今申されましたとおり、流動性貯金の動向を見ますと、昨年七月末から本年七月末の一年間で、農協は四・三%増加をいたしまして、全体の比率でございますけれども二六・...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  まさに農協系統の金融の体質強化ということが必要なわけでございまして、昨年の農協改革二法、これにおきまして、JAバンクシステムを構築するということで取り組んできたわけでございます。自主ルールをつくりまして、早期発見、早期是正という精神のもと...全文を見る
○川村政府参考人 お答えをいたします。  平成十二年の貯金保険法の一部改正におきまして、今御指摘もありましたが、経営困難な農協の処理を迅速に進めるという観点で、公的管理人制度の導入というのが一点ございます。それからまた、貯金保険機構が行います資金援助方式の多様化といったような内...全文を見る
○川村政府参考人 委員が御指摘のとおり、広域合併等が進んでおりまして、単協レベルそれから県連レベルそれから全国レベルということで三段階で来た系統組織、これにつきましては大幅な見直しが必要な状況になってきているということでございます。  経済事業や共済事業につきましては御指摘のと...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  決済性貯金の問題でございます。一般論といたしまして、我が国におきます決済手段、これは口座振り込みなり口座引き落としということで非常に対応されておりまして、こうした金融機関の関与する決済システムということが非常に重要でございまして、この決済...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  農業者年金の関係でございます。この農業者年金につきましては、本年の一月から新たな制度がスタートをいたしました。この新制度につきましては、正に新しい基本法に基づきます意欲ある担い手というものを育てていく、その生涯所得の老後所得の...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 農林漁業信用基金の関係でございます。  まず、収支の状況を申し上げますと、平成十三年度決算でございますが、まず農業信用保険業務、それから漁業信用保険業務におきましては当期利益ということが出ているわけでございますけれども、林野分野、林業信用保証業務で...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 現状は、先ほどもお答えいたしたとおり、九月末現在で加入者が七万四千人ということでございます。非常にまだ残念な低い水準でございます。  我々としましては、せっかくこの担い手を育成するための政策年金として構築をいただいたわけでございますので、これを有効...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 端的に申し上げまして、現時点ではございません。
11月28日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答えを申し上げます。  金融関係の情勢、それからシステムというものが大きく変わろうという中で、農協系統も金融システムの一員でございますので、昨年の農協法改正によりまして、問題農協の早期発見・早期是正という観点で、農林中金が中心となりまして自主ルー...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 先ほど、総体といたしましては、農協貯金が本年の四月のペイオフの部分解禁後も、第二地銀なり信金、信組が預金を減少させる中で、対前年比で一%前後の伸びを示しておるところでございます。  ただ、この内容の内訳でございますが、申し訳ないんですけれども、その...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 先ほども申し上げましたが、農協系統では、農業、農村をめぐる環境が非常に変化するということで、事業機能の一層の強化と経営の効率化、合理化を図るということで合併が進んでおりました。この農協合併につきましては、農協間での財務状況格差というものがありましたの...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 農協金融の重要性につきましては、ただいま大臣の方からお答えになりましたけれども、実際の融資審査に当たりましてどういう考え方でやっておるかということを御説明をいたしたいと思います。  正に農業は、先生が御指摘のとおり、営農類型によりまして区々でござい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) ただいま大臣がお答え申し上げましたとおり、全国中央会への一元化等、改善をしております。そして、今、先生も御指摘のとおり、この限られた人員を有効に活用するということも当然でございますけれども、外部の例えば専門家であります公認会計士、こういう者を積極的に...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 数多く農協金融をやっておりますが、そうたくさんは事例ございませんが、何件かはございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) 正に今先生が御指摘いただきました金融庁の答申の中に、この金融システムの充実の中に盛り込まれておるところでございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) 個別の名称として入っているわけではなくて、その決済機能を充実していくという中で読み込んでいるところでございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) それは系統の判断に任されております。
○政府参考人(川村秀三郎君) お尋ねのとおり、今後、決済用貯金ができますと、御指摘のように、やはりそこのモラルハザードを防止するための格差というものは当然必要であろうと思っております。ただ、まだその導入自体どうするかということも、また具体的な中身も、系統の方はまだそこまでは具体化...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) その点も、他の金融機関との横並びも含めて十分検討させていきたいと思っております。
○政府参考人(川村秀三郎君) この決済用貯金を導入する場合には、そのための、御指摘のようなコンピューターシステムの整備を含めた体制の整備ということを行うことが法律上義務付けられております。  その際の考え方でございますが、正に農林中金を中心といたしまして、信連、農協、こういうも...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回の法改正を踏まえまして、農協系統において決済用の貯金の要件を満たす新しい貯金証券を作るかどうか、また作る場合にどのような貯金証券にするかということはまだ決まっておりません。  今後、これは早急に詰めていくということになりますが、今おっしゃったよ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) まず、繰延税金資産の関係でございます。  農林中金におきましては、本年の三月末現在で千八十九億円、それから信連は、合計でございますが、同じく本年の三月末で三百三十八億円、農協の合計は、これはちょっと一年古くなりますが、十三年三月末現在で二千七百三十...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) お尋ねのJA大原町の関係でございます。  まず、具体的な事業の各状況について御報告をさせていただきます。  まず、共済事業でございますが、既に近隣のJA勝英、その方が一件移転の受入れを決定しておりまして、順次移行手続を進めているところでございます...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 負債整理資金の関係でございますが、経営改善計画を作成するという、その中にいろんな償還計画等も入るわけでございますが、一般論で申し上げまして、水田農業経営確立補助金等の補助金も、その交付を受けることが確実であれば当然収入として計上することは可能でござい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) やはり、負債整理資金等の借入れ申込みに当たりましては、その計画あるいはこれまで来られた経営の状況等はやはり十分踏まえた上でやらなくちゃいけないと思っております。  先ほども言いましたように、既往負債の償還に支障があるという農業者の方でありましても、...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 正に負債の状況というのは、その実態は区々であろうと思います。個々の状況をよく判断することが必要だろうと思っておりますので、画一的に排除するとか採用するとかという指導はしておりません。
○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  市町村のうち農協を指定金融機関としているところは、平成十四年六月末現在で七百十七市町村でございます。これは全市町村中約二二%となっております。また、このほか農協を指定代理金融機関としている市町村が五百八市町村で、全市町村中約一...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) まず、農協について申し上げます。  十三年度末におきます貸出し債権の総額は、農協におきまして二十一兆五千億円になっておりますが、このうちディスクローズされておりますリスク管理債権ベース、これの不良債権の額について申し上げますと、農協が一兆三千四百億...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今申し上げたような状況でございます。ただ、最近の状況はかなり改善を見ておりまして、他の金融機関に比べましても遜色のない状況にはなっていると思います。  そういう状況でございますが、今後とも健全性確保という意味では不良債権の処理を積極的に進めていく必...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 組合員以外のリスク管理債権の関係でございますが、農協のリスク管理債権、これは先ほど言いました一兆二千三百六十億円のうち、農業融資に係るものは一一%、千三百五十七億円でございます。したがいまして、残りの九割、一兆一千三百億円が農業融資以外のものでござい...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 担い手に対します経営安定対策のお尋ねでございます。  私ども、この担い手対策を講じる場合に二点の観点を持っております。一つは、水田営農につきましては、非常に構造改革といいますか、が遅れておるということが、生産構造がまだまだ遅れておるということがござ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 全農チキンフーズに関連いたします業務改善命令を出しております。この全農チキンフーズは全農の子会社でございますが、全農としてはこの子会社におきます法令遵守体制の確立など果たすべき責任を果たしていなかったということで、極めて遺憾であったわけではございます...全文を見る
12月04日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  この担い手に対します経営所得安定対策につきましては、生産調整に関する研究会におきましてもかなりの議論があったところでございます。米のあるべき姿、米のあるべき実態におきましては、やはり担い手というものに特化をして、その担い手を育てるという観...全文を見る
○川村政府参考人 まず担い手の経営安定対策についてお答えをしたいと思います。  新しい基本法に基づきまして、平成十二年に「農業構造の展望」というものを公表してございます。まさに平成二十二年の目標として掲げておるわけでございますが、望ましい農業構造を支えるためには担い手の経営安定...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 今、先生御指摘のとおり、農協法上の法的な立場としては、加入、脱退は自由な組織となっております。
○政府参考人(川村秀三郎君) ただいま、担い手の経営安定対策につきまして、現行の稲作経営安定対策との比較においてお尋ねがあったわけでございます。  私ども、今回、担い手の経営安定対策を新たに打ち出しております。  その考え方でございますが、まず対象者、これにつきましては、私ど...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 集落型経営体とそれから担い手の対象面積ということで、要件としまして、当初は水稲の作付面積で北海道六ヘクタール、それから都府県で三ヘクタールということで案を出しておりました。その後、この水稲作付面積ではあたかも生産調整が行われている中で水稲の作付けを奨...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回打ち出しております担い手の経営安定対策でございます。今、先生が御指摘ございましたとおり、対象者は認定農業者と集落型経営体ということで考えておりますが、幾つか要件がございまして、規模の要件もあるわけでございます。規模の要件は、今先生が御指摘がござい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) まず、戸数について申し上げます。全国で九万戸と申し上げましたが、シェアでは五%でございます。北海道、都府県の内訳で申し上げますと、北海道は一万戸でございますが、これは北海道の四四%に該当いたします。都府県では四%でございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) この担い手の経営安定対策は、今説明したとおりでございますが、この担い手経営安定対策の対象とならない方、これは産地づくり推進交付金というのがございまして、この全体の今回の対策の一環でございますが、生産調整実施者であれば、その規模のいかんを問わず、参加さ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回、米価下落対策を含めまして、先ほど申し上げました産地づくり推進交付金、それから担い手の経営安定対策という構造でやるわけでございますが、この新しい仕組みにしましたのは、現行の稲作経営安定対策が幾つかの問題点なり反省点があるということでございます。 ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 現状で、今申されたように、水稲の集落営農というのは七千ございます。ただ、今回こういう形で集落型営農経営体というものを明確に位置付けをし政策支援をしていくということを打ち出しました。農業団体、系統組織も、今回のこの米政策の見直しを機に、集落での話合いを...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 現状での集落営農の在り方というのは様々でございます。非常に集落内の営農を一括管理運営するという、我が方が今正に目指しているようなものを既に達成されているところもありますし、作付け内の団地内の共同利用等を単に行うだけというものから様々でございます。 ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 私ども、平成二十二年にあるべき姿というものを展望しておりまして、水田作経営でいきますと、経営規模といたしましては北海道で二十一ヘクタール、それから都府県では十二ヘクタールというものを念頭に置いております。そしてまた、経営体としても八万、個別経営体で八...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 我々が二十二年に展望している中では、正に他産業並みの生涯所得を達成するようなということで、そういう経営規模の中でいろんな作物なりそういうものを工夫されてやっていくということだと思います。そういう意味で、最終的な姿では、正に他産業並みの所得、生涯所得水...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 先般の本委員会におきまして、平成十二年のセンサスを基に、個別経営体につきまして、幾つか要件はありますが、規模要件に着目して試算をしたということでございます。そして、その規模要件に基づいて一定の試算をいたしますと北海道で約一万戸ということになります。 ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 先ほども申し上げましたとおり、このセンサスに基づいて規模要件のみでお答えをしたところでございます。それに加えまして、認定農業者でありますとか生産調整実施者であるといったような要件が確かに加わるわけでございますが、今申し上げましたように、個別経営体でま...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、認定農業者の見直しの関係でのお尋ねでしたが、既に認定農業者制度が発足してある程度の期間がたっております。その中で、市町村ごとに認定にばらつきがあるとか、それから経営改善計画のフォローアップを行う必要がある等の御指摘もございます。  そういう実態...全文を見る