川村秀三郎

かわむらひでさぶろう



当選回数回

川村秀三郎の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第164回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○川村政府参考人 森林経営のお尋ねでございます。これにつきましては、マラケシュ合意の中で一定の定義がございまして、この定義に即しまして、各国が報告をいたしまして、条約事務局の派遣する専門家による審査を受けることになっております。  そして、我が国の取り扱いといたしましては、林野...全文を見る
○川村政府参考人 林野庁におきましては、地球温暖化防止森林吸収源十カ年対策というものをつくりまして、これに基づきまして森林の整備等、いろいろな施策を総合的に進めております。  十八年度の予算におきましては千八百億、対前年比一〇〇%の予算で計上しておりますが、先ほど言いました三・...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○川村政府参考人 お答え申し上げます。  今、委員から御指摘ございましたとおり、木材の生産、流通、加工というものが極めて小規模、分散的かつまた多段階ということでかなり不効率になっておりまして、特に、住宅メーカーでありますとか、大型のユーザーのニーズに十分対応できておらないという...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  最近、原木あるいは資材の調達あるいは販売エリアというものが、都道府県のエリアを越えましてかなり広域化しております。そして、先ほど言いましたようなシステムもそうですけれども、物流の合理化を含めまして改善をしていくためには、やはり情報というも...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今お尋ねございましたとおり、林野の公共事業は対前年比で九七・七%を計上しているところでございます。全般、非常に厳しい財政状況の中でこの数字となっておるわけでございますが、私どもとしましては、この予算をできるだけ効率的、効果的、コストの削減...全文を見る
○川村政府参考人 私ども、京都議定書の温室効果ガス削減目標を踏まえまして、平成十四年に地球温暖化防止森林吸収源十カ年計画を策定しまして、現在、これに基づいて、健全な森林の整備保全、それからまた木材・木質バイオマスの推進といったようなことで総合的に取り組みをしているところでございま...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今委員が申されました三十万ヘクタールというのは年間の伐採面積でございますが、これは三カ年計画に基づいてそういう目標を立ててございます。  端的に申し上げますと、やはり対象となる森林の間伐必要量というのはもっとあるわけでございまして、やは...全文を見る
○川村政府参考人 これから間伐材というのがますます量としては出てくるわけでございまして、いかに間伐材の利用拡大を図るかということが一つのキーポイントになるかということは、委員御指摘のとおりでございます。  そして、幸い技術等がかなり発達をいたしまして、従来なかなか利用できなかっ...全文を見る
○川村政府参考人 木材の利用を高める上では、住宅への利用、これが大切だということは御指摘のとおりでございますし、量的にはくためにも、住宅の使用量がかなり多うございますので、ここで促進するということがやはり量的にも伸びるということになると思っております。  そして、お尋ねの国土交...全文を見る
○川村政府参考人 自給率の上昇と木材の利用の関係、これは確かに概念としましては、自給率の上昇というのは、国産材の利用量が増加して林業の採算性を好転させる、それによって森林所有者等が行う間伐等の森林整備が一層進む、こういうふうなことは定性的には考えられます。  今も申されたように...全文を見る
○川村政府参考人 それぞれの地域でとれました材を使って地域で住宅をつくっていく、これはもうまさに今大臣からもお答えを申し上げましたとおり、非常に意義あることで重要なことでございますし、この気候風土にも合うことだと思っております。私どもは、そういう意味で、住宅におきます地域材の利用...全文を見る
○川村政府参考人 バイオマスの問題は、我々も非常に重要な課題だと思っておりまして、御質問の中にありましたような製材残材等を利用しました木質バイオマスの発電施設、あるいは熱供給施設、あるいはペレット製造の設備や公共施設へのペレットボイラーの導入等を支援しております。  そして、現...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  今お尋ねございました愛・地球博でございますが、随所に木材が使用されたということでございまして、例えて例示を申し上げますと、長久手会場のグローバル・ループで床材に板を使っておられましたし、また、長久手の日本館では、これは今、非常に出てきてお...全文を見る
○川村政府参考人 京都議定書と木材なり森林の関係でございますが、吸収源として森林が位置づけられているのは御案内のとおりでございますし、また木材は住宅とか家具の形で炭素を長く貯蔵するという面がございますので、排出削減の方にも位置づけられております。温室効果ガスの排出削減対策というこ...全文を見る
○川村政府参考人 まず、木材の利用となりました場合には、住宅での利用というものがかなり量的にもはけるわけでございますので、地域材を活用して住宅づくり、特に気候風土にも合いますし、各自治体もかなりそういうことでの支援策をされております。私どもも、そういう各地の支援等を頭に、この普及...全文を見る
○川村政府参考人 森のありがたさ、ありがたみ、恵み、そしてまた木の文化、こういうものをちゃんと子供に理解をしてもらう、そして親しみを持ってもらうということは非常に重要だと我々も思っております。  具体的な例では、まさに先生の御地元の愛知県でも取り組みがなされておりまして、NPO...全文を見る
○川村政府参考人 私どもも、児童の木育といいますか、森林なり木材の意義、そういったものの認識を深めていただくということで、交付金が実はあったわけでございますが、三位一体の関係で、来年度から税源移譲されるということがございますが、しかし、これは非常に重要な予算でございますので、私ど...全文を見る
○川村政府参考人 最近、木造の公共施設もかなりふえております。それからまた、技術の進歩もございまして、かなり大きな構造の公共物も木材でつくられるようになってきています。例えばホールとか体育館、こういうものも木材を利用してつくられているものがございます。これは非常にシンボル的な意味...全文を見る
○川村政府参考人 緑資源の平成十六年度の契約でございますけれども、指名競争入札または随意契約で行われておりまして、一般競争入札による契約は行われていないということでございます。
○川村政府参考人 今お尋ねの、予定価格が工事で五百万円以上、それから物品三百万円以上で指名競争入札または随意契約を行っている契約の件数でございますが、三百二十六件、契約金額の合計は約二百八十三億円でございます。  それから、指名競争入札の平均落札率は九三・九%となっております。
○川村政府参考人 緑資源の会計事務は、緑資源機構の会計規程、今申されましたもの、それから契約事務細則というものがありますが、これに基づいてなされております。
○川村政府参考人 お答えいたします。  緑資源機構の役員、八名おりますが、国家公務員出身者、これは平成十七年四月一日現在で六名でございます。
○川村政府参考人 お答えいたします。  緑資源機構への移行前の平成十四年度時点でございますが、役員の報酬等の公表方法などにつきましての統一された基準が存在しておりませんで、緑資源公団の指定職などの給与年額につきましては公表されていなかったということから、本表への記載は行わないこ...全文を見る
○川村政府参考人 十四年度の取り扱いは、先ほど申し上げたとおりの理由でございます。  資料四の今御指摘のございましたところに確かに数字が書いてございますので、これは、ちょっとこの場で、なぜここにこういう記載があるのか、ちょっと理由なり背景あるいは経緯、これではわかりませんので、...全文を見る
○川村政府参考人 どういう経緯で、はたまたどういう指示によってこういう形になったのか、それは速やかに調べてみたいと思います。
○川村政府参考人 調査の経過がわかり次第、資料をお配りした方々には再度説明をさせていただきたいと思います。
○川村政府参考人 公共事業と同様に、この事業費につきましては、予算成立後、農林水産大臣が路線ごとの支出負担行為実施計画を作成しまして、財務大臣の承認を得て決定されるという仕組みになっておりまして、現時点ではその額は決定を見ておりません。
○川村政府参考人 先ほど副大臣の方から申し上げましたとおり、平成十八年度が期中評価の、再評価の時期に当たっておりまして、その中で費用対効果の分析も出てまいります。  近々こういうことが行われるということでございますので、その結果を踏まえて判断してまいりたい、こういうふうに思って...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  ただいま御質問にありましたとおり、森林・林業政策の改革につきましては、平成十二年に林政改革大綱、それから林政改革プログラムができておりまして、それを受けて基本法、そしてその法律に基づきまして森林・林業基本計画ができておりまして、これに基づ...全文を見る
○川村政府参考人 ただいま政策評価につきましては八分野で実施しているということだけ申し上げましたが、より具体的に申し上げますと、例えば木材利用の推進と木材産業の健全な発展、あるいは森林の整備などの政策分野、こういうことでございまして、平成十六年度、八分野でございまして、あらかじめ...全文を見る
○川村政府参考人 ただいま委員より集落の減少という観点からの御指摘がございました。確かに、山村部におきまして集落の戸数が減り、そして集落が消えてしまうということもある、そういう現実があることは承知しております。  山村地域におきましては、林業、これがやはり基盤となる産業でござい...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今委員に御指摘いただきましたように、森林に国民が期待される機能というのは、年によって違いますし、最近は、先ほど申されましたように、地球温暖化の防止でありますとかあるいは保健休養、こういうものがかなり高くなっております。そういう国民のニーズ...全文を見る
○川村政府参考人 また、御指摘をいただきました、小規模経営の林家におきまして林業生産の意識が低くなっている、これもアンケートで実態を把握しております。そしてまた、不在村の山主が非常に多くなっておりまして、こちらもまさに森林とその所有者の方との距離が遠くなっている、こういう実態がご...全文を見る
○川村政府参考人 林業力の減少それからまた木材産業におきます労働力、そういうものの減少はもう委員御指摘のとおりでございます。  私どもも、人が中心になって活性化しなくちゃいけないということでございますけれども、やはり、そのためには経済ベースで成り立つ部分がないことには長続きしな...全文を見る
○川村政府参考人 木材の利用拡大ということにつきましては、委員御指摘のとおり、建物、こういうものでの利用がやはり量的には一番使用量が多いものですから、住宅利用ということで、まさに地域材を利用した住宅ということでの各自治体でいろいろな努力といいますか支援策を講じておられます。  ...全文を見る
○川村政府参考人 森林・山村に係ります地方財政措置でございます。平成五年度に森林・山村対策という柱が創設をされまして、かつ、また平成十年度には、新たに、農山漁村地域が国土保全上多面的な機能を果たしているということで、国土保全対策という柱が立っております。そして、平成十七年度で申し...全文を見る
○川村政府参考人 まず、面積でございますが、公社造林は四十二万ヘクタールでございます。債務の残高はこの十七年三月末で一兆円余でございます。  そして、この対策でございますが、これまでも林野庁、各種施策で助成をしてきております。そして地財措置も講じられております。そして、特に十八...全文を見る
○川村政府参考人 地域材の利用拡大ということでは、私どもも非常に重要なことだと思っておりますので、各省とも連携をいたしまして、木材の活用といいますか利用拡大ということに努めております。  例えて言いますと、文部科学省との間では、学校に併設して整備をされます複合的な公共施設の木造...全文を見る
○川村政府参考人 木材の利用の促進につきましては、もちろん国による取り組みも必要でございますけれども、地域の実情に即しまして各自治体が創意工夫をされまして、こういう利用拡大の取り組みをされるというのは非常に重要なことであるし、意義のあることだと思っております。そして、実際、各自治...全文を見る
○川村政府参考人 水源涵養機能というものは非常に重要でございまして、このためには、治山事業でありますとか間伐等の森林整備、いろいろやっておりますが、今申されました上下流の連携によります森林整備、これは国民的な盛り上がりをつくる上でも非常に重要であると思っております。  その一つ...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  今お尋ねの新生産システムでございますが、木材産業の一番の課題は、生産、流通、加工が非常に小規模で分散的でかつ多段階ということで、大型ユーザーを始めとしてその対応が十分できておらないというところがございます。  このため、十八...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  木炭の利用、これは森林資源を非常に有効に使うという意味でも大事でございます。そして、特に木炭につきましては、今先生の御質問にございましたとおり、単に燃料としてだけではなくて、水質の浄化でありますとか、あるいは湿気を調節する調湿剤、あるいは...全文を見る
○川村政府参考人 これまでも御議論ございましたとおり、バイオマスを有効に使っていくということは非常に重要なことでございます。ただ、その場合、やはり一番課題になりますのはコストの問題でございまして、やはり実用性のあるコスト、そういうものでないといけないということでございます。  ...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 国会の答弁のルールとして、総理出ますと、その担当の部局が答弁を作成するということに基本的にはなっております。
○政府参考人(川村秀三郎君) 今回の答弁に関してレクしたという事実はありません。事前にどこかでお聞きになったようなことをお答えいただいたんではないかと思っております。
○政府参考人(川村秀三郎君) 総理の答弁の中で倍の値段で売れているといったような御答弁ありますが、これまでの実績の中で、例えば私どもの関係します丸太でございますが、日本の国内で一万円程度のものが中国で二万円程度で取引された事例はございますので、間違いではないというふうに思っており...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、松下議員から輸出についての問題点等をるる御説明いただきました。御指摘の点、確かにあるかと思いますが、私どもの方から少し補足をさしていただきますと、確かに輸出というのは一直線にスムーズな形では伸びないと思います。  そういった積荷のときのトラブル...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今委員の御質問の中にございましたとおり、なかなか林業経営をめぐる状況は厳しいものがございます。特に、端的には木材価格が低迷をしておりまして、なかなか採算性が悪いということがございます。そのために、ただ、価格が非常に落ちたということで、一方では国産材を...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 御質問の基本計画でございますが、平成十三年に策定しておりまして、最初の策定をしておりまして、この大きくは二つの目標を掲げました。一つは森林の有する多面的機能の発揮に関する目標ということが一つ、それからもう一つは、今二千五百万立米と申されましたように、...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 御指摘のとおり、国産材の利用をいかに拡大するかということが、ひいては林業の活性化、また地球温暖化防止に資するということでございまして、木材の利用の、特に地域材の利用の普及啓発が必要だろうと思っております。  昨年から、国民運動としてこれを盛り上げて...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  昨年七月のG8のグレンイーグルズ・サミットにおきましては、関係各国が森林の減少に危機感を深めまして、国際的枠組みの中で違法な森林の伐採を防ぐためのグレンイーグルズ行動計画に賛意を表したところでございます。  この中で、同年三...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 違法伐採木材の我が国の利用の実態ということは、なかなか現時点ではその識別が困難でありまして把握することは難しいわけでございますが、ただ生産国におきます事例で申し上げますと、例えばインドネシアでございますが、生産される木材の過半が違法に伐採された木材で...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今御指摘の違法伐採問題でございますが、正に地球規模での環境保全、持続可能な森林経営の推進ということで極めて重要な課題でございます。そして、我が国としましては、違法に伐採された木材は使用しないという基本的考え方で対応してきておりますが、取り組んできてい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  平成十六年の数字で申し上げますと、まず販売量の量的な問題でございますが、針葉樹で二百十一万立方、それから広葉樹で二十万立方となっておりまして、販売金額でございますが、針葉樹が百六十五億円、広葉樹が十八億円と、こういうことになっ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  昨年十二月に閣議決定をされました行政改革の重要方針というものがございまして、この中で、国有林野事業特別会計につきましては、平成二十二年度に、借入金の処理等事業運営に必要な措置を講じつつ、企業特別会計としての特性及びこれまでの取...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○政府参考人(川村秀三郎君) まず、十七年度におきましてどのような林野庁としての対応をしたかというのをまず御報告申し上げます。  一つは、花粉の少ない杉品種の供給、普及ということでございまして、十七年度は約九万本の供給を行う見込みでございます。  また、二点目としましては、無...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 一部、農林省のホームページと、それから説明資料の中にかなり断定的に書いている部分がございました。  昨年のお尋ねのときは、この成果といたしまして、この農水委の場で小川先生に対しましても、この二〇から三〇%の伐採率で五〇%減少している事例があるという...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 全国で、ちょっと具体的に植林されたあれはよく分かりませんが、苗木の供給は約千五百万本というふうに言われております。ですから、供給、先ほど言いました九万本というのはかなり少ないわけでございまして、まだあれなんですが、ただ、あと、無花粉杉の方は昨年開発さ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 私、単年度で申し上げましたのでそういう数字になりましたが、平成十一年度から十六年度の間では、花粉の少ない杉の品種、これは少ないというのは通常のものに比べまして一%以下という、かなりもうほとんど出ないという品種でございますけれども、約三十二万本を供給し...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) お答えを申し上げます。  森林総合研究所でございますが、これは平成十六年度に試験研究機関全体の見直しの作業の一環としまして前倒しで見直しが既に終了しておりました。他方、もう一方の林木育種センターでございますけれども、本年度にその他の機関全体の見直し...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 御案内のとおり、林野庁は国有林も所有をしております。国土の面積の二割、森林面積の三割でございます。それと同時に、民有林の行政もしております。やはり今後はその民有林、国有林が一体となりまして、また連携をいたしまして治山治水の問題にしましても、また川下の...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 平成二十二年で二千五百万立方メートルという目標を立てております。  昨今の状況を見ますと、かなり林業活動の停滞等があったわけでございますし、また木材需要の全体としての伸びも停滞をしておったということもありまして、近年は千七百万立方メートル程度で推移...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 正に今、この秋の基本計画の策定に向けまして、現状の分析でありますとか今後の見通しというものを今精査をしておりますので、現時点ではこの二千五百万立米をどういうふうに設定するかということはまだ白紙の状態でございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) お尋ねの林業就業者数でございます。これは年々減少を続けておりまして、ピークの昭和五十年には十八万人おりましたけれども、平成十二年には六万七千人まで減少をしております。  年齢分布でございますが、このピークの昭和五十年のころでございますけれども、四十...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 結構です。
○政府参考人(川村秀三郎君) 杉の立木一立方の価格で雇用できる林業労働者数の試算というものをしております。御案内のとおり、この立木の価格は五十五年をピークに低下をしておりまして、労賃が以降横ばいぎみということでございます。  そういう結果からいたしますと、このピークの、立木価格...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今申し上げましたとおり、林業就業者数というのは減少を続けておりますが、例えば、緑の雇用のように新たな雇用対策を打ちましたところ、就業者数が下げ止まるどころか増えているという状況がございます。また、機械化なりその体系が非常に進んでおりますので、こういっ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 立木の山元の価格で申し上げますと、昭和五十五年が約二万三千円弱でございました。昨今の状況は、これは次第に低下をいたしまして、平成十六年の私どもの手元の数字では約四千四百円程度に下落をしてございます。
○政府参考人(川村秀三郎君) 確かに、木材価格は極めて低調といいますか、値下がりをしてございます。ただ、昨今、非常に国産材の利用技術が進んでおりまして、例えば合板でありますとか集成材におきまして国産材の利用が拡大をしてございます。そういう意味で、まず市場のマーケットとして国産材を...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、委員が御指摘ございましたとおり、作業路網の整備というのは非常に私どもも、今後の森林の多面的機能の発揮もそうですが、森林施業の効率的な実施という上でも非常に不可欠なものだというふうに思っておるわけでございます。そして、この路網は幾つかのパーツになる...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) ちょっと負担を試算したものはございませんけれども、この作業網は非常に単価が様々でございまして、それこそ一番効率的にやられる場合はメーター当たり二千円程度でやられるものもありますし、一万円近いところもあります。そこは私どもも、地形とかそこの森の状況によ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 御指摘のとおり、正に先ほど来私ども申し上げているように、路網の充実ということがこの不可欠な要素だと思っております。  今、御質問の中でもありましたように、チップ等の対応、これもコストが勝負でございますので、いかにその搬出コストを、あるいはその輸送コ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 農地の場合の耕作放棄地という概念があるわけでございますが、森林の場合、なかなか手入れが行き届かないという、放置されているという観点からしますと、類似の概念といたしまして、伐採した後に造林がされていない森林というものがそういうものとして、一つの概念とし...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 良く整備された森林というものをどういうふうに概念していくかということでございます。  森林は、大きく二つありまして、いわゆる人工林的に人為によりまして育成していく育成林というものが一つございます。それからまた、主として天然の力を活用するということで...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 住宅の新規着工の約六五%が木質系の住宅というデータがございますけれども、現実にそのうちどの程度の国産材が使われているかというのは詳しいデータはございません。
○政府参考人(川村秀三郎君) 森林が持つ機能というのは様々でございます。項目的に言いますと、生物多様性もありますし、地球環境の保全もございますし、土砂災害あるいは水源涵養等々いろんな機能がございます。その機能すべてこの貨幣評価ができればいいんですけれども、なかなか現状でまだそうい...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、委員お尋ねのとおり、削減目標六%のうち三・九%分を森林吸収量で確保するということになっております。この目標の達成に向けまして、平成十四年に地球温暖化防止森林吸収源十か年対策を策定をしました。この下に、健全な森林の整備保全、それから木材、木質バイオ...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 木材の需給は、今、委員が御指摘のとおり、国産材のシェアが最近に至るまで低下をして、八割が輸入ということになっておりました。  ただ、今日の午前中にもお答えをしたように、国産材のシェアがここに来まして上昇傾向にあるというのがございます。これは、非常に...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 宮崎の事情には、今、政務官の方からお答えをしたわけでございますが、木材の需給を考えますと、今後非常に、例えば中国でありますとか韓国、台湾、こういうところは需要が伸びるということが予想されます。そしてまた、木材の、今まで丸太の輸出が多かったわけでござい...全文を見る
04月20日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○川村政府参考人 お答えを申し上げます。  林業の活性化を図る、そしてまたそれによって森林の再生を図っていくということは極めて重要でございまして、そのためにも、木材をいかに利用していただくかということが大切だと思っております。そして、この木材の利用拡大には、やはり、消費者といい...全文を見る
○川村政府参考人 お尋ねの森林整備地域活動支援交付金でございますが、十四年度から開始をいたしまして、御指摘のとおり十八年度で終了するということになっております。ただ、十九年度以降どうするかということにつきましては、学識経験者によります検討会を設置いたしまして検討している最中でござ...全文を見る
○川村政府参考人 野生鳥獣によります森林被害でございますが、お尋ねのように、シカあるいはクマなどによりまして、年間で約七千から八千ヘクタールの被害が出ておりまして、特にシカによる被害というものが多くて、約五割以上を占めているということでございます。  この野生鳥獣による森林被害...全文を見る
○川村政府参考人 森林整備地域活動支援交付金でございますけれども、これは森林の現況調査とかあるいは適切な森林施業に不可欠な地域活動を支援する措置を目的にしております。  そして、その実績でございますが、十七年度の見込みでございますと、百六十三万ヘクタールの森林が対象となっており...全文を見る
○川村政府参考人 この交付金制度でございますけれども、平成十四年度から始まっておりまして、五年間の事業でございまして、平成十八年度に一応終わるということになっております。ただ、十九年度以降どうするかにつきましては、今、検討会を開いて、第三者といいますか学識経験者に参加をしていただ...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○川村政府参考人 私の方からは、平地林の問題につきましてお答えを申し上げます。  農地につきましては、委員の御指摘のような相続税の猶予制度がございます。これはなぜかと申しますと、農地につきましては、転用でありますとか、取得、譲渡が非常に厳格に制限をされております。権利移動につき...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答え申し上げます。  木製ガードレールでございますけれども、これは私どもの所管しております森林・林業の関係で、正に木材の利用促進という面もありますし、またいろんなその環境的な側面もございます。  そういうことで、私どもの例えば森づくり交付金の中...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  森林組合についてのお尋ねでございます。  森林組合は、委員御指摘のとおり、森林所有者の協同組織といたしまして植林あるいは除間伐等の七割を実施しておりまして、我が国の森林整備の中心的な役割を果たしておられます。また、これも御指...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) お答えいたします。  国有林野事業についてのお尋ねでございます。これも委員御指摘のとおり、平成十年十月に成立をいたしました国有林改革二法に基づきまして、木材生産を重視しました管理経営の方針から公益的機能の維持増進を旨とする方針へ転換をしたところでご...全文を見る
05月29日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 木質バイオマスについてのお尋ねでございます。  御指摘のとおり、木質バイオマスの利用は、林産業の活性化でございますとか森林の適正な整備等々、非常に循環型社会の形成に資する重要な課題というふうに考えておるわけでございます。  ただ、現状を申し上げま...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  林業公社の問題でございます。  委員が御指摘ございましたとおり、林業公社は、昭和三十四年に長崎県の対馬に設立されて以来、昭和四十年代前半を中心に、拡大造林の推進あるいは造林事業を通じた山村地域の振興を目的に設立をされまして、現在、三十八...全文を見る
○川村政府参考人 林業公社の経営問題、これは私ども林政全般にとりましても非常に重要な課題だというふうに思っております。また、公社の設置されております森林県連合等からもいろいろな御要望等も出されております。  お尋ねの金融関係でございますが、これも非常に大きなファクターでございま...全文を見る
○川村政府参考人 ただいま金融措置の関係での御説明、御答弁を申し上げました。  お尋ねのように、それだけでなくて、できる限り経営の改善に資するような形で助成ができないかということでいろいろ検討してまいったわけでございまして、特に十八年度におきましては、先ほど言いましたように森林...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  この木質バイオマスの有効利用、これは大変な重要な課題であるというふうに思っておりますので、バイオマス発電施設、それから熱供給施設の整備等につきまして支援をしておるところでございます。  また、この場合の非常に問題点といいますか課題は、御...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  京都議定書が発効いたしまして、日本としまして、この削減目標六%のうち三・九%を森林吸収量で確保するということを決めているわけでございます。そして、委員の御指摘にございましたとおり、平成十四年に地球温暖化防止森林吸収源十カ年対策を策定いたし...全文を見る
○川村政府参考人 木材の供給量の関係でございますが、国産材の利用がここのところわずかながら向上しております。十七年の速報では、七年ぶりに二割台の自給率が確保できるのではないかというふうに思っておりますが、合板なり集成材への利用拡大、こういうものが技術的な進歩もありまして進んでおり...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  今委員が申されましたとおり、各都道府県におきまして、高知県を初めといたしまして森林環境税というものを創設されまして、現在実施中のものが十六県あるわけでございます。  この税は、まさに県民を挙げて、森林の持つ公益的機能、こういったものを十...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○川村政府参考人 お答えいたします。  委員の御質問がございましたように、現在、森林・林業基本計画の見直しの作業をしてございます。九月の策定を目指して今鋭意検討しているところでございます。  森林はさまざまな機能を持っておりまして、これは、広く国民が享受している多面的機能、こ...全文を見る
○川村政府参考人 現行の森林計画でございますが、今御指摘がございましたように、森林の有する多面的機能をできるだけ健全な形で発揮していくということで、三つの区分を現行計画から導入をいたしました。水土保全林、森林と人との共生林、それから三番目が資源の循環利用林ということでございます。...全文を見る
○川村政府参考人 この国産材の適切な利用ということは、今申されたように、森林を持続的かつ健全に発展、維持していくという意味では極めて重要なことでございます。  今委員が申されましたような目標を現行計画は掲げておりますが、この点、非常に残念ではございますけれども、我が国の木材需要...全文を見る
○川村政府参考人 お答えいたします。  先ほど来申し上げておりますけれども、森林の国民生活あるいは国民経済に果たします非常に重要な役割、こういうものを考えますと、森林を重視すべき機能に応じて、水土保全林、それから森林と人との共生林、資源の循環利用林の三つに区分して、それぞれの区...全文を見る
06月12日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○政府参考人(川村秀三郎君) お答え申し上げます。  違法伐採の問題は正に地球的な規模での問題になっているわけでございます。累次のサミットにおきましてもこの問題は取り上げられておりまして、例えば二〇〇〇年の九州・沖縄サミットでも、輸出、調達に関する慣行を含め、違法伐採に対処する...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 林野庁といたしましても、このグリーン購入法に基づく購入が円滑に進みますように、この木材、木材製品の合法性、そしてまた持続可能性の証明のためのガイドラインということで同じく二月に策定をしておるところでございます。今後、このガイドラインに基づきまして調達...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 正にスタートを切ったばかりでございますので、今後具体的にどういうやり方をして検証を進め更に実効性が高いものとなるように努力するかということはまだ現在白紙でございますが、少なくともこのガイドラインの中にも、今申し上げましたように、木材関連団体、それから...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) この違法伐採問題を取り組むには、正に木材の追及システム、これが極めて肝要でございます。そして、まずスタートといたしまして日本とインドネシアの間でこの木材の履歴追跡をいかに信頼性を持って進めるかということでの技術開発を進めようということで今開始をしたと...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) この森林法の施行に関する東アジア会議でございますが、私ども林野庁もこれは非常に有意義な集まりだというふうに思っております。これまでも参加をしてまいりましたし、今後とも積極的に参加をしてまいりたいと、こういうふうに思っておるところでございます。
10月26日第165回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 森林・林業の関係でお答えを申し上げます。  今、委員が御指摘いただきましたように、森林の持つ多面的機能、特に最近は地球温暖化の防止ということでも森林の機能が着目されておりますけれども、こうした機能を十分に発揮するということでは、正に国産材が利用され...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 低気圧によります被害でございますが、国有林の関係、昨日の時点でございます、十勝地方を中心に区域面積で申し上げますと、三千四百ヘクタールの風倒木の被害が発生をいたしております。  この風倒木の被害地の復旧につきましては、二次被害のおそれもありますので...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) この民有林につきましても、昨日現在で四千四百ヘクタール、被害額約二十二億円の被害の報告を受けておりまして、まだこれは現在調査中でありますので更に増えるものと思います。  風倒木被害につきましては、国有林と同様でございますけれども、やはり二次災害の防...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 森林セラピーについてのお尋ねでございます。  今、委員が御指摘ございましたとおり、これまで森林浴等で森林の中を歩きますと快適でリラックスするといったような効果が実感はされておりましたけれども、この研究が進みまして、具体的に科学的な測定、そして効果が...全文を見る
10月30日第165回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 国有林野事業のお尋ねでございます。  国有林野事業につきましては、ただいま委員の御指摘もございましたが、平成十年十月に成立いたしました国有林改革二法に基づきまして、それまでの木材生産を重視した管理経営の方針から公益的機能の維持増進を旨とする方針へ転...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 平成十年の抜本的改革のスキームは、今委員が御指摘のとおりでございます。  ただ、先般の国会で成立しました行政改革推進法の中で、国有林野事業の特別会計は一般会計化、それから独立行政法人化を検討するということになっておりまして、その検討の前提といたしま...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) もちろん、検討して結論を出すという方向ということでございます。
11月28日第165回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○川村政府参考人 お答えをいたします。  森林整備につきまして、公的関与の問題でございます。  これは、改めて申すまでもなく、森林は国民全体の資本ということで、緑の社会資本とも言うべきものでございます。この整備は、もちろん森林所有者の役割もございますが、市町村、県あるいは国と...全文を見る
○川村政府参考人 ただいま三点、お尋ねがございました。  最初の林業事業体と森林組合の連携の問題でございますけれども、これは非常に大事な問題であると思います。  つまり、今幸いにして国産材が使われ始めようという明るい兆しがございます。川下側の大型ユーザーのニーズに対応するため...全文を見る
○川村政府参考人 地球温暖化対策の中での森林吸収源対策でございます。  私どもは、平成十四年に温暖化防止森林吸収源十カ年対策を策定いたしまして、それに基づいていろいろな面からこの対策に取り組んでいるところでございます。ただ、なかなか現状の水準ではこの目標達成は難しいのではないか...全文を見る
○川村政府参考人 近年、大変甚大な被害が各地で発生をしております。本年も梅雨前線の豪雨がございましたし、台風災害もありましたし、最近の低気圧等もあったわけでございます。十一月十五日現在での被害状況、これは国有林、民有林を合わせまして一万六千カ所以上、そして被害額は千百二十六億円に...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 国有林野事業の関係でのお尋ねでございます。  先生も御案内のとおり、国有林野事業、これまでも大変な行政改革の努力をしてきたわけでございます。ただ、一般的な全般的な行政改革の流れの中で、国有林野事業につきましても一部独立行政法人化、また特別会計につき...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 私ども、国有林が果たす役割の重要性というのは十分認識しておりまして、今回大きな枠組みが決まったわけでございます。  委員が御指摘のように、現場において戸惑いといいますか、そういう気持ちもあることは十分理解できますし、また我々としても、今回の見直しの...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 今、委員が御指摘ございましたとおり、近年非常に集中豪雨型といいますか、非常に激甚な災害が各地で発生をしてございます。大変な気象変動ということも背景にあろうかと思います。今年だけでも、数字的に申し上げますと、十一月十五日現在でございますが、民有林、国有...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 木質バイオマスの関係でございますけれども、これは委員が御指摘のように、非常にボリューム的にも多いですし、これを有効に活用いたしますと、林産業のみならず地域の活性化等、また地球温暖化とか循環型の社会に資する極めて重要な課題というふうに思っておるところで...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○政府参考人(川村秀三郎君) 林産物の関係でお答えを申し上げます。  豪州からの我が国の輸入額でございますが、八百三十億、林産物の全体の輸入額に占める割合は七%ということでございます。この内訳でございますけれども、既に無税となっておりますチップ、木くずが大部分を占めておりまして...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 輸出につきましては、非常に今後の森林・林業の活性化のために大変重要なことだと思っておりまして、既に中国、韓国等への動きが出ております。今後の拡大に向けまして、現地情報あるいは輸出手続の収集、提供、効果的なPR手法の検討等を行って、引き続き積極的に取り...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 松くいの被害状況でございますが、五十四年度がピークでございまして、近年はピーク時の三割程度で推移をしております。  ただ、昨今は東北地方等寒冷地において新たな被害が発生しているといったような状況もございますし、また高温少雨の影響で再び被害を受けると...全文を見る
○政府参考人(川村秀三郎君) 植物でございますので、やはり自然条件の適したところに適切な品種を持っていくというのが一番山造りにはいいわけでございます。ただ、このマツノザイセンチュウ、これはもう全国的な問題でございますので、特例を設けておりまして、そこで承認が得られれば使用ができる...全文を見る