河本英典

かわもとえいすけ



当選回数回

河本英典の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○河本英典君 おはようございます。自由民主党の河本でございます。  三塚大蔵大臣、西田政務次官におかれましては、朝早くからお出かけくださいましてありがとうございます。また、大臣におかれましては、行財政改革のほか山積の諸問題、諸制度の改革に取り組む橋本内閣の重要なポストで頑張って...全文を見る
○河本英典君 そのお金を使って景気を刺激しようということが余り効果が上がらなかったということ、同時にそれは構造的な新しいステージに日本経済自体が進んでおったということも言えるわけでございますけれども、日本特有の事情というのが多く重なったことの結果であるというふうに認識するわけでご...全文を見る
○河本英典君 アメリカ、イギリス、フランスの例を挙げていただいたわけでございますけれども、実は私、先般関西財界セミナーというのが京都でございまして、そこへ行ってきたところで、ニュージーランドの元の大蔵大臣が見えておりまして基調講演されたわけでございますけれども、英語の同時通訳で聞...全文を見る
○河本英典君 最後に言っていただいたように、財政改革と経済改革は同時に行うものだということで、今橋本内閣は創造と変革ということで多くの改革を掲げられておるわけでございますけれども、本当にここへきて改革が必要だなということを痛感するものでございます。  先ほども、ちょっとお話しさ...全文を見る
○河本英典君 財政構造改革を今後とも強力に推進していくためには、さらに具体的な歳出の削減のための努力を続けていく必要があると思われます。この取り組みは財政当局だけに任せるだけで済む問題ではなく、まさに各歳出分野ごとの公的サービスなどの水準を吟味して、将来どの程度の規模の政府を選択...全文を見る
○河本英典君 その会議で、これからかなりそうしてスケジュールを組んでいただいておるわけでありますけれども、具体的な方策として、例えば財政再建法の骨格の策定なども行われるのでしょうか。
○河本英典君 かなりもうスケジュールを具体的に進めていただいておるわけでございます。我々も、協力させていただく方向で頑張らないかぬというふうに思うわけでございます。  次に、税制についてお伺いしたいと思います。  我が国は、人生八十年という世界の最長寿の高齢化社会へ突入しよう...全文を見る
○河本英典君 四月から消費税の税率が上げられるということで、消費税のことばかりがクローズアップされておるわけでございますけれども、ぜひとも総合的に考えていただかないとだめだと。特に、減税を先行しますと減税したことを忘れてしまいまして上がることばかり言うわけでございますけれども、私...全文を見る
○河本英典君 後段でお話しされましたように、本当に活力ということをぜひとも考えていただきたい。私どもは関西でございますけれども、商売の言葉で、損をして得をとれという言葉がございます。法人税課税を下げるということは、一見損をするようでございますけれども、活力を与えることでたくさんま...全文を見る
○河本英典君 最後に、今ちょっと触れられました金融システム改革ということについて、お伺いしたいと思います。  欧米の金融市場はこの十年間に大きく変わりまして、我が国の金融市場はおくれをとったんではないかというふうに憂慮されております。二十一世紀の高齢化社会において我が国経済が活...全文を見る
○河本英典君 御決意を聞かせていただきまして、あとはやるだけだということで、日本人の英知と勇気にかけたいということでございます。  そういったことはマクロ的な目で見ていただいておるわけでございますけれども、国際経済、日本の経済というか、マクロで見ていただいておるわけでございます...全文を見る
03月21日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○河本英典君 私は、ただいま可決されました酒税法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、新社会党・平和連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     酒税法の一部を改正する法律案に対する附帯決...全文を見る
03月27日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
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○河本英典君 自民党の河本でございます。  きょうは、中東開銀加盟措置法及び世銀、IDAの加盟措置に関します法律の質疑をさせていただきます。  先般の大蔵委員会なり予算委員会なりで、財政が非常に厳しいということがたびたび言われておるわけでございますけれども、その財政の厳しい中...全文を見る
○河本英典君 今お話しございました新幹線も当初借りたということを、私はそのころ高校生ぐらいだったんですけれども、世界銀行の存在というのを初めて知ったのは、新幹線でそういうお金が出たということを聞いておりまして、世界銀行という正式の名前かと思っておりましたらちゃんと長い名前があるわ...全文を見る
○河本英典君 触媒機能という言葉が適当かどうか知りませんけれども、民間資金を導入してやるということは少しのお金で膨らますことができるということで、まさしく経済活動そのものであると思うわけであります。そうした大変アクティブな資金援助になるというお話でございます。  今、専門知識や...全文を見る
○河本英典君 今、国際機関全般のお話をさせていただいておるわけですけれども、今回、中東開銀は中東、北アフリカを対象にされるわけですけれども、世銀があり、第二世銀があり、それからアジア開発銀行があるとか、いろいろ地域開発銀行とのテリトリーといいますか、もちろん設立の当初は明確につく...全文を見る
○河本英典君 先ほど冒頭申しましたように、大変厳しい財政状況の中で、今回の出資限度といいますのが、中東開銀への出資限度が四百六十八億円、それから世銀の増資の出資限度額が三十三億協定ドル、それからIDAの出資限度二千三百四億円というふうに聞いておるわけですけれども、これは大変大きな...全文を見る
○河本英典君 そういう意味では、手品と言ったら失礼ですけれども、本当に便利な方法だなというふうに思うわけです。資金需要としては、やはりお金のないIDAからの要求が一番あると思うんですけれども、実際の財政支出の少なくて済む世銀であるとか中東開銀の方へ逆にたくさん出せば負担が少なくて...全文を見る
○河本英典君 日本国内の金利が大変安いので、為替の問題さえなけりゃ日本はそういう意味でたくさん出してあげたら非常に喜ばれるんじゃないかなというような気もいたしますけれども、今お話しさせていただいたのは全般のお話でございます。これから、それぞれの機関について少しお聞きしたいと思いま...全文を見る
○河本英典君 これも単純に考えますと、一番我が国から遠い中東・北アフリカに、米国は世界のアメリカでございますのでちょっと意味合いが違うと思いますけれども、我が国が第二位の出資国になるというのは何となく奇妙なというふうに受け取ったんですけれども、植民地の関係があってフランスであると...全文を見る
○河本英典君 経済的な意味で、そういうかかわりを持っていくということは非常に大事なことだと思うわけでございますけれども、まさしく経済大国日本そのものでありますけれども、政治的に非常に、中近東の石油のところとちょっと違いまして、中東、北アフリカというのは日本からいいますと一番政治的...全文を見る
○河本英典君 今、大蔵大臣からお話いただきましたけれども、国際紛争の種というのは一つは貧困ということでありますので、そこへお金を入れて還流させるということは非常にいいことだと思います。また、先ほども申しました環境問題にも配慮していただきたい。これは地球環境が今大変大きなテーマにな...全文を見る
○河本英典君 そうすると、日本も今外務委員会で並行してやっていただいているわけでございますけれども、うまく期日に間に合うようにやらにゃいかぬというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  今までは大体中東開銀について伺いましたけれども、次にもう一つの方でござ...全文を見る
○河本英典君 先ほどから何度もお話ありますように、一国一票じゃなしに、出資に応じて発言権があるというのはまことにそういった意味では出しがい、やりがいのあることだというふうに思うわけでございます。これは、先ほどから言っておりますように、単なる経済援助という切り口だけじゃなしに、やは...全文を見る
○河本英典君 人材の話で、ついでにちょっとお話ししておきたいんですけれども、この国際機関の中で職員のシェアといいますか、国別の表が出ておりましたが、ぱっと気がついたら日本が少ないな、インドなんかが割と多いなというような感じがいたしました。それなりの理由はあるんでしょうけれども、お...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございました。
05月09日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
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○河本英典君 自由民主党の河本でございます。  きょうは、参考人の皆様方、大変お忙しいところお出ましいただきまして、ありがとうございます。銀行、商社、証券会社ということで、それぞれ立場の違う民間の外国為替に業務上大変かかわりの深いところからのお話を聞かせていただいたわけでござい...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  やはり、かなり事務的なこと、それから丁寧にやらなければいかぬということで法律を改正するのは大変なようでございます。しかし、先ほど言いましたように、大変なスピードで時代なり経済は動いておりますので、ここら辺をきっちりやるということがある意味...全文を見る
○河本英典君 それでは室町参考人、私少し誤解しておるかもしれませんけれども、銀行はある意味では為銀ということでマイナス面が大きいのかなというふうに思っておるわけでございますけれども、大きな目でとらえていただいて、先ほどお話がございましたように、東京市場という、グローバルスタンダー...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  タイミングは早くはないけれども、まあいいんじゃないかということでお伺いしたわけでございますけれども、内容につきましては、これは完全自由化と思っていいと思うんです。先ほどから皆様方おっしゃっていましたように、報告義務ですか、報告のことで若干...全文を見る
○河本英典君 それこそ必要性というのは、市場が必要とするわけですから、国会が決めるとか役所がいつがいいとかいうことじゃなしに、市場の要求するとおりやっていくということが一番大事ではないかなと。私は、経済は生き物ですのでせいぜい稼いでもらって税金を取ったらいいという主義なので、税率...全文を見る
○河本英典君 わかりました。ありがとうございました。  時間が来ましたので、終わります。
05月21日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○河本英典君 自民党の河本英典でございます。  まず、先頭バッターとして、きょうから始まります環境影響評価法案につきましての質疑を進めていきたいと思うわけでございます。  私も平成四年の選挙で初当選、上げていただいたわけでございますけれども、当初から環境特別委員会に所属させて...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  基本部分について聞かせていただいたわけでございますけれども、今お話の中にありましたように、今回の法案は、中央環境審議会の答申に基づいて、従来の閣議アセスに比べて随分と充実した内容になっているというふうに思うわけでございます。  具体的に...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  法案の内容についてこれからお聞きしたいわけでございますけれども、事業計画の初期段階から住民参加の手続を盛り込むなど、従来の閣議アセスメントに比べまして前進した内容になっております。その点については大変評価すべき点だというふうに思っておりま...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  次に、審査体制ということについてお伺いしたいと思うわけです。  環境アセスメント制度の信頼性を確保するために、環境庁が第三者的な立場から科学的な見方で公正、客観的に審査を行うということが大変重要であるわけでありますけれども、審査をしっか...全文を見る
○河本英典君 おっしゃいましたように、今行政改革でうるさいときでございますので、増員とかいろいろ難しい問題が出てくるかもしれませんけれども、これは非常に重要な問題ですので、ただふやすということじゃなしに、審査能力、体制の増強でございますので、その辺は反対もなかろうと思うわけでござ...全文を見る
○河本英典君 ちょっと変な言い方なんですけれども、こういう質問をいたしましたのは、確かに環境保全というのは重要なことであるには違いないんですけれども、一方、事業者の立場に立ちまして物を考えました場合、意見を言える者の範囲に限定がなくなって、場合によっては関係各方面から限りなく意見...全文を見る
○河本英典君 この環境アセスメント法案が今までなかなかできなかった理由というのは、実は事業者の方の心配が大きかったからおくれたということも一つ言えるんじゃないかなと思いまして、環境保全環境保全というにしきの御旗といいますか、そっちの方ばかりいきまして、事業者の立場もちょっと心配し...全文を見る
○河本英典君 今、局長がおっしゃっていただいた部分をよくPRしてもらわないと、環境保全のためにやるんだということをよくやっておかぬと、反対のための反対であるとか、何か言い得とか、わあわあたくさんの人が言っているようなイメージでいろいろ何か物事が回るというふうな風潮もないわけじゃな...全文を見る
○河本英典君 五十九団体のうち五十一団体でもう既に制度化されているというお話でございますけれども、それだけいろいろ問題があって、それぞれが一つの解決の手段として制度を設けられてきたという歴史的な経過があるというふうに思うわけでございます。  また一つ懸念でございますけれども、こ...全文を見る
○河本英典君 環境問題といいますのは、ほかの行政分野に比較しまして非常に地域性の高い分野であるということは言えると思うんです。それゆえに、地域の事情に対応した柔軟な対応というのが必要であるというふうに思います。大気汚染防止法や水質汚濁防止法を見ましても、法律が対象としている工場や...全文を見る
○河本英典君 なるほどそうですか。手続法ということで、規制法とは違うということで理解したらいいわけですね。わかりました。  それでは、このアセスメントですけれども、環境影響をあらかじめ予測して、それを評価して、その結果を事業内容に反映させることによってあらかじめ環境汚染を防ぐと...全文を見る
○河本英典君 今回のアセスメントの法制化は、環境庁にとどまらず、先ほど冒頭に申し上げましたように、大変長年の悲願であったというふうに思うわけでございますけれども、これが制定されて、環境庁の立場もありますし、それから環境庁長官という主務大臣としてこれからの運用についてぜひとも頑張っ...全文を見る
○河本英典君 終わります。
05月28日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○河本英典君 自民党の河本英典でございます。  先般も環境影響評価法案についての質問をさせていただいたわけでございますけれども、きょうもまた少し立たせていただきます。きょうは、本来のアセス法と少し変えまして、先般の質疑の中で諌早湾の干拓問題が取り上げられておりましたので、私も幾...全文を見る
○河本英典君 そうすると、その中間報告書では、全体が防災上の効果がないと言っているわけじゃないわけですね。
○河本英典君 次に、今話が出ました調整池の効果についてお伺いしたいと思うんですけれども、潮受け堤防を閉め切りの後、去る五月十三日から十四日にかけて諌早湾沿岸地域でかなりの雨が降ったそうでございます。その際の調整池の効果についていろいろな評価があるように聞いておるわけでございます。...全文を見る
○河本英典君 だから、最初の質問と一緒ですけれども、防災上の効果がないと言われるのは農水省としてはまことに遺憾であるというところなんでしょうね。お話を聞く限り、それなりの効果があるように思うわけでございますけれども。  次に、環境モニタリングについてお伺いするわけですけれども、...全文を見る
○河本英典君 いろいろ聞かせていただいたわけでございますけれども、私がなぜあえてこの諌早湾の問題を農水省にお聞きしたいかといいますと、私も実はテレビでこの諌早湾の報道を聞いたわけでございますけれども、何かあれを聞いていますと、環境を無視して農地をつくろうと、干拓しておると。今もち...全文を見る
○河本英典君 地元は長年の悲願として非常に望んでおられるというふうに認識していいわけですね。  もともとあの地域は火山灰が大変多く昔から水の流れが悪くて、そういうことをせにゃいかぬところであるというようなこと、何か古くは推古天皇のときに及ぶんだというような話も聞きまして、現在の...全文を見る
○河本英典君 この間かなりお話が出ていましたので、早速動いていただいたのかなというような気がいたしますけれども、立場はちょっと違うわけでございますけれども、環境庁というお立場でぜひとも頑張っていただきたいと思うわけでございます。  先ほどから言っておりますように、本事業の実施に...全文を見る
○河本英典君 私も行ったことのないところの話をしておりますので、非常にしゃべりにくいところもありまして、これだけ質問するなら行っておけばよかったなと思っておるんですけれども。  本当にかなり広大なところで、いろんなことを考えていただいて、渡り鳥の話も出たわけでございます。自然環...全文を見る
○河本英典君 先ほどから話の出ております調整池のことをちょっとお聞きしたいんですが、調整池の水質が悪化しているのではないかというような懸念があるというふうに伺ったわけです。環境庁もこれまで水質汚濁防止の見地から意見をおっしゃっているわけでございますが、環境がまた随分変わっているわ...全文を見る
○河本英典君 本日、職員を現地に派遣されたというふうに聞いておりますが、現地の実情を把握するのは結構なんですが、同時に環境保全対策について地元の県との意思疎通が非常に大切だと思います。だから、先日は担当者レベルで現地視察をされたと承っておりますが、今回はどのような職員をどのような...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  農水省にもう一つ、ちょっと戻ってお話を伺いたいんですけれども、諌早湾の背後の地域は、土地が低く台風や集中豪雨に見舞われることが多くて、昔から高潮や洪水によって農作物が冠水し、住宅が浸水する被害、災害に見舞われているということです。昭和三十...全文を見る
○河本英典君 この間、水門をあげるとか、ちょっとあけたらいいじゃないかというような話もあったんですけれども、私もそんなに言うんならあけたらいいじゃないかと思っておったんですけれども、聞いてみたらかなり不都合だということのようでございます。きょうは農水省にわざわざ来ていただいて聞か...全文を見る
○河本英典君 どうもありがとうございます。  我々といたしましては、環境庁は環境によく配慮して独自の意見をきっちり言っていただいて、これから農水省だけじゃなしにいろんな省庁との事業が出てくるわけでございますし、その辺は自主性、独自性を持って頑張っていただきたい。  我々もそれ...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第17号
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○河本英典君 自由民主党の河本でございます。  日銀法改正の本委員会での議論も本日で第三回目といいますか三巡目でございまして、いろいろな議論が活発に行われておるところでございます。私も私の視点で疑問に思ったこと、聞いてみたいなと思いましたことを、散発的になるかもしれませんけれど...全文を見る
○河本英典君 そうすると、議長は総裁がされるんですか。
○河本英典君 我々は、会社の運営に当たっては、役員会なりそれなりの幹部の会をやるわけでございます。それなりの議長を決めてやるわけですけれども、民間の会社でさえも、ともすれば割と続けてやっていますと何か形を追っかけてしまうような、本当に実情が伝わってくるかどうかというのは、逆に言い...全文を見る
○河本英典君 支店長会議の方はそれでよくわかったんですけれども、一方、支店長はそれぞれの支店におられて日常的に地元の経済人なりいろんな人と会われていろんな形で情報収集をされるんですけれども、私はその支店長に特にお目にかかる機会もなかったわけですが、これもイメージですけれども、敷居...全文を見る
○河本英典君 それなら、銀行としての仕事をしていただいておるんだなと、大分大蔵省とは違うなという感じがいたしておるわけでございますけれども。  先ほど出ておりました指標といいますか、いろんな調査なり、短観という言葉が出ておりますけれども、ああいった指数で経済の動きを見るというこ...全文を見る
○河本英典君 日銀だけでもいろいろそうした数字を持っておられて、また今少しお話しいただきました。いろいろ各省庁それなりの経済動向を知る数値をお持ちなんですけれども、俗に言われます縦割り行政であれば、それぞれの数値は大事にされるんでしょうけれども、ほかの省庁の数値というのは少しは参...全文を見る
○河本英典君 数値は、恐らく正確なものだというふうに思うわけでございますけれども、あとは時期を逸しないかどうか、早くそれが使えるかどうかというところが実はポイントではなかろうかと。先ほど清水議員の話にございましたように、それが金融政策に本当に生かされるのかどうかということが一つの...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  それはこの辺で終わりまして、次は日本銀行の目的であります物価の安定ということです。いろいろ先ほどからお話が出ておったわけでございますけれども、物価の安定とそれから通貨の安定、為替の安定、それから資産価格の安定といろいろ話が出ておったわけで...全文を見る
○河本英典君 ちょっとまとめてきたんで、少し土地についての考え方を述べたいと思うんです。  まず、土地価格を適正水準に維持することということで、我が国には明治初期以来、土地を担保にする間接金融のシステムが定着している。近代化の過程の中で、いわば無から有を生じるがごとく土地を担保...全文を見る
○河本英典君 税制で土地の取引とかいろんなことで税収を上げろということでなしに、やはりあるべき姿へ誘導するような税制に変えていってほしいということのお願いですし、私があえて言いましたのは、土地が何か悪者になっておりますけれども、実は今の経済を一番早く回復させるのにはバブル以前の水...全文を見る
○河本英典君 高いとか安いとか、いろいろ議論は、主観の問題もあるわけですけれども、今おっしゃいました市中銀行と比べてということなんですけれども、市中銀行というのは大体民間でも一番高い水準にあるわけでして、それに合わすと当然高い水準になるのは当たり前でして、総裁の年俸が三権の長より...全文を見る
○河本英典君 改正法の第三十一条で、日本銀行の給与及び退職手当の支給の基準につき、公表することを前提とした条文になっているということなんですけれども、そうですと、先ほど言いました俸給表というのは一概に言えないということなんですけれども、俸給表を公表すると考えてよいということなんで...全文を見る
○河本英典君 次に、大蔵省にお聞きします。法令で給与及び退職手当の支給基準を作成することになっているほかの特殊法人の場合はどうなっておりますか、お聞きしたいと思います。
○河本英典君 それから、またお金の、人の財布の話ばっかりなんですけれども、衆議院の議論で日銀総裁の交際費が年間三千万円というふうなことなんですが、これも多い少ない、いろいろ考え方はあるんでしょうけれども、アメリカの中央銀行である連邦準備銀行では接待禁止であるというふうにされている...全文を見る
○河本英典君 交際費の話はもう出しましたので、大蔵省にちょっとついでにお話ししておきたいんですけれども、今官官接待であるとかいろんなことで、交際費という言葉は使わないんでしょうけれども、いろいろ言われておるわけですけれども、先ほど言いました民間の立場からいいますと、お役所というの...全文を見る
○河本英典君 終わります。
06月06日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第18号
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○河本英典君 自由民主党の河本英典でございます。  参考人の方々に順番に質問させていただきたいと思います。  きょうは四名の参考人の方々、本当にありがとうございます。いろんな立場からお話を聞かせていただいたわけでございますけれども、まず館参考人からお話を聞かせていただきたいと...全文を見る
○河本英典君 そのお話は大変長くなることを承知でお伺いしたんですけれども、どうしても聞いてみたい質問でございましたので聞かせていただいたわけでございます。  それから、先生おっしゃいました、これも我々の議論の中であったんですけれども、独立性という言葉を使わずに自主性という言葉を...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。先生にはまた後でいろいろお伺いしたいと思います。  佐伯参考人にお聞きしたいと思います。民間の金融機関としてお一人せっかく来ていただいたわけですので、日銀と民間の金融機関という関係で幾つかの接点があると思うんです。それをいろいろお話を伺ったわ...全文を見る
○河本英典君 日銀の考査と大蔵省の検査ということで非常に重なる部分があれば、できるだけうまいこと、うまいことというか効率よくやりたいという御意見なんでしょうけれども、それは今聞かせていただいたわけでございます。  もう一つ伺いました、日銀というのは威張っておるのかというのは、こ...全文を見る
○河本英典君 余り本質的な話じゃないんで申しわけないんですけれども。  もう一つ、日銀は給与が高いという話がこのごろ非常に話題になっておるんですよね。それは民間で同業の、要するにほかの市中銀行が参考になったわけですね。それもまた一番給料のいいトップの六行ですか、そこを基準にして...全文を見る
○河本英典君 わかりました。それはちょっとついでで申しわけなかったんですけれども、大変話題になっておりまして、本来ですと、先ほど先生方にお話ししていただいた中央銀行のあり方ということと、それをどう法改正に落とし込むかというのが本来の議論でありますので、そのことをもっとお話を聞かな...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  ドイツはドイツで大変なインフレがあったという歴史もあるでしょうし、イギリスの近代国家としての早い立ち上がりがあったからという歴史的なこともありましょうし、物の考え方もあるんでしょうけれども、外国の話は外国の話として大変参考になるわけでござ...全文を見る
○河本英典君 大変御苦労いただいたと思うんですけれども、本当にありがとうございました。  最後に立脇参考人にお聞きしたいんですけれども、我々の議論の中で、ちょっと話が前後しますけれども、物価の安定ということが目的になっているだけではどうかという話が随分議論されたわけでございます...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございました。終わります。
06月10日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第19号
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○河本英典君 私は、自由民主党並びに社会民主党・護憲連合を代表して、政府提案の日本銀行法案に対して賛成、民主党・新緑風会提出の修正案に対して反対の討論を行います。  現行の日本銀行法は、昭和十七年に制定された戦時立法であり、「国家経済総力ノ適切ナル発揮」のためを目的、運営理念と...全文を見る
11月05日第141回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○河本英典君 自民党の河本英典でございます。  きょうは、きのうの理事懇で委員会が急速決まりまして、ちょっと急いだわけでございますけれども、ちょうどタイミング的にはボンから帰ってきていただいてその報告を聞かせていただこうということでこの委員会を開かせていただいたわけでございます...全文を見る
○河本英典君 難しい問題でありますので、残された大きな論点というのは京都会議以降ということもあるんでしょうけれども、できるだけ成果を上げていただくということが当面の問題だと思うわけでございます。  今お話がございました数値目標が大変大きな論点となっておるわけでございますけれども...全文を見る
○河本英典君 お話を伺うと、いろいろ理由があってその現実的な数字を出されたということのようですけれども、EUとか、大変高い数字が新聞で報道されまして、日本が議長国であるからまとめにゃいかぬという理由はあるでしょうけれども、五%というと、単純に考えますと何か随分やる気がないんだなと...全文を見る
○河本英典君 世界最大の二酸化炭素の排出国であるアメリカが、現実を考えるとそういうことになるのかもしれませんけれども、もう一つ何か消極的にとられるような感じがしまして、リーダーシップを発揮しているというふうには言いがたいというところでありますが、京都における合意のためにはアメリカ...全文を見る
○河本英典君 アメリカと日本というのは消費を美徳とした経済の仕組みをつくってしまった国ですので、現実的に考えますと難しいのかなというような気がいたしますし、ヨーロッパというのはもともと地味な質素なところがございますので、その辺がちょっと違うのかなというような気がするわけですけれど...全文を見る
○河本英典君 資料をいただいた中でEUの内訳を見せていただいたんですが、ルクセンブルクは三〇%ですか、これは小さい国ですから楽なのかもしれませんけれども、ドイツが二五%ですか、これは聞きますと、東ドイツを吸収したから非常に今までひどかったところを直せば数字が上がるというので楽だと...全文を見る
○河本英典君 そういう意味では、日本もいっとき石油ショックで大変な省エネということでやったところである程度効果が上がったというふうに思うわけでございます。私なんかの知っておるのでも、ボイラーなんかでも、昔のボイラーを使っているのを新しく買いかえても、燃料の値段の差、三年分ぐらいの...全文を見る
○河本英典君 先ほどの話に戻りますが、EUがEUバブルというのを重要視して、撤回させることが難しいというならば、これは、このこと自体を容認して、数値目標について現実的なものにするように交渉するということで、そんな中でアメリカに目標値を見直すように働きかけるというような方法というの...全文を見る
○河本英典君 そういうようなことで、この間のボンの会議ではいろいろ話を進めてきていただいて、これから京都会議に臨んでいただくわけでございます。  ぜひとも会議の成功のためにリーダーシップを発揮していただきたいと思うわけですし、国際会議ですので、国際的にも日本の環境に取り組む姿勢...全文を見る
○河本英典君 ぜひともよろしく京都会議の成功を祈るわけでございますし、我々応援しなくては  いけないと思っております。非常に国会のスケジュールが難しい中、これからの参議院での環境特別委員会も頑張ってできるだけやる方向で、そういうふうに願いたいわけですけれども、頑張りたいなという...全文を見る
11月19日第141回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○河本英典君 私は、自由民主党、平成会、民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合、日本共産党及び自由の会の各派共同提案による地球温暖化防止の国際的・国内的取組の推進に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地球温暖化防止の国際的・国内的取組の推進に関す...全文を見る
12月04日第141回国会 参議院 大蔵委員会 第8号
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○河本英典君 自由民主党の河本英典でございます。  臨時国会も大変日程が詰まってまいりまして、特に大蔵委員会は法案がたくさん残っておりまして、スケジュールが大変お忙しい中、大蔵大臣におかれましては衆議院、参議院両方時間をとっていただきまして本当にありがとうございます。  本日...全文を見る
○河本英典君 今、お話を聞いておりますとおり、金融機関の救済というふうに一見とられがちでございますけれども、一番大切なことはやはり預金者なり契約者の保護ということになるわけでございます。  金融システム安定化のための方策として少し具体的な検討ということで考えておられるようなこと...全文を見る
○河本英典君 寄託証券補償基金の法制化を図るというふうなことを聞いておるのでございますけれども、法制化につきまして具体的な内容がありましたらお聞かせ願えますでしょうか。
○河本英典君 銀行のそうした制度と証券会社の制度というのはおのずとその商売の内容が違いますので変わってくるということはわかるわけですけれども、考えてみますと、本当に銀行というのはおもしろいなというように私はいつも思っておるんです。伝票の印影が違えばたとえ百円でも出してくれないわけ...全文を見る
○河本英典君 よその国ではもう既にやられていることでありますので、そういった意味では形態としては理解できるわけですけれども、どういうメリットがあるのかなということをお聞きしたわけでございます。  金融持ち株会社という制度がつくられるということなんですが、この制度をうまくこれから...全文を見る
○河本英典君 現在の状況を予想してこういうものをつくろうということになったわけじゃないと思うんですけれども、お話を聞いておりますと非常にタイムリーなような気もいたします。銀行がそういうことをするかどうかということにもなるわけですけれども、それだけ銀行、会社というものが人間的要素な...全文を見る
○河本英典君 実態に大体基づいて、参考にされて一五%ということで決まっておるということでございます。けれども、もし知っておられたらちょっとお聞きしたいんですけれども、昔の財閥解体というのが日本の終戦処理であったわけですけれども、昔はどの程度まで高い水準があったんでしょうか。御存じ...全文を見る
○河本英典君 済みません、申しわけないです、要らぬことを聞きまして。  やっぱり進駐軍が財閥解体をしたというのはそれなりの根拠があって、非常に産業支配したということでそういうことになったんだと思うわけですけれども、現在もう既に実質的に一五%という水準に近い状態で間接的、直接的を...全文を見る
○河本英典君 この一五%ルールというのは銀行を子会社とする持ち株会社に対してだけかけられまして、保険会社や証券会社を子会社とする持ち株会社に対してはこのような規制は課せられていないということなんですけれども、その理由はどういったところにあるんでしょうか。
○河本英典君 わかりました。一五%ルールはこの辺にいたしまして、次に違うことをお伺いします。  法案では、行政当局は銀行持ち株会社に対して「監督上必要な措置を命ずることができる。」というふうにされておりますが、「子会社である銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するため必要がある...全文を見る
○河本英典君 同時に、立入検査を行うということになっておりますけれども、これはどのような観点から行われるのかということをお聞きしたいと思います。
○河本英典君 そうすると、今までやってこられた銀行局は銀行局としての検査なり立入検査とかそういったことと、それから証券局がされていたということは、今までの仕事の仕方と違って、これから金融監督庁という形でやられるわけですけれども、当然違ってくるから、今おっしゃったことはそうなるであ...全文を見る
○河本英典君 次に、違う質問をさせていただきます。  法案では、銀行を子会社とする持ち株会社や保険会社を子会社とする持ち株会社については設立に関する認可であるとか連結ベースの規制などさまざまな規制が課せられているのに対しまして、証券会社につきましては証券会社本体への規制を基本と...全文を見る
○河本英典君 銀行持ち株会社の子会社については金融関連の業務に制限されているのに対して、保険持ち株会社の子会社については一般事業を含めて業務範囲に制限が設けられていませんが、これはどういった理由によるものなんでしょうか。
○河本英典君 保険会社のことでもう一つお聞きしたいんですけれども、生命保険会社は多くは相互会社という独特の組織形態をとっているようですけれども、今回の保険持ち株会社を活用できないということです。今後、保険会社が健全性を維持して利用者ニーズの多様化に対応していくためにも、相互会社の...全文を見る
○河本英典君 よろしくお願いいたします。  次は、ディスクロージャー、金融機関の情報開示について少しお聞きいたします。  最近、金融機関の情報開示がよく話題になっていますが、持ち株会社につきましても、いろいろな会社が子会社になって企業集団を形成するということになりますと、銀行...全文を見る
○河本英典君 今回の法案ではその辺のディスクロージャーについての特別な措置というのは講じられているのか、お聞かせ願いたいんです。
○河本英典君 それでは、税制上の措置についてお聞きしたいんですけれども、銀行持ち株会社の設立に特例を設けたとしても、譲渡益課税や登録免許税などについて税制上の措置を講じなければ実際上設立が困難ではないかというふうに考えられますけれども、今後このような対応が行われることになるのでし...全文を見る
○河本英典君 連結納税制度についてお伺いしますけれども、持ち株会社が解禁された場合において、実際にその活用を図っていくに当たって連結納税制度の導入の必要性が指摘されているわけですが、連結納税制度については現在どのような検討が行われているのか、お聞きしたいと思います。
○河本英典君 日本の納税者は所得納税になれ過ぎていまして、これだけ企業活動がこういう持ち株会社を通じてとか国際的になりますと、一体どれが利益なのか実際やっている者もわからなくなるぐらいややこしくなってきておるわけですが、それを確定して税金をかけるということ自体が難しくなってくると...全文を見る
○河本英典君 確定するのが困難か困難でないかとは別に、やはり経費というか手間暇がかかりますから、それも勘案して税を取るということを考えないといけないというふうに思いますので、将来の大きな課題として考えていただきたいなというように思うわけでございます。  ほかに来ていただいたとこ...全文を見る
12月11日第141回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
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○河本英典君 自民党の河本英典でございます。  本臨時国会、残すところあと本日十一日、十二日と大変押し迫った中、この預金保険法の改正案が大変不正常な形で参議院へ送られてきました。大変お忙しい中、大蔵大臣初め大勢お集まりいただきまして、また共産党を除く野党の先生方は残念ながら来て...全文を見る
○河本英典君 そういったことを起こさないようにということのお話でございますけれども、システムとして起こさないようにということはいろいろ技術的にできるわけでございます。  一番大切なことは、先ほども申したわけでございますけれども、心理的な面でございまして、極端に言いますれば私ども...全文を見る
○河本英典君 日本版ビッグバンということが言われて久しいわけでございます。いろいろな制度改革の中でグローバルスタンダードという言葉がよく言われますけれども、国際標準の制度であり、具体的に言いますと国際標準の経営ということがこれから一番求められるわけでございます。特に、この金融機関...全文を見る
○河本英典君 そうしたものが存在して、ふえてまた減ってきたというお話でございます。  こうした傾向を解消していくためにどういった対策というのを考えておられるのかということを次にお聞きしたいのでございます。
○河本英典君 そうすると、ジャパン・プレミアムというのは逆に言いますと日本の金融システムに対する信頼のバロメーターであるというふうに考えていいわけですね。
○河本英典君 そうすると、悪いときから比べれば少し落ちついてきたという印象でございますね。  金融システムの安定化のためには短期金融市場が円滑に機能するということが不可欠であると考えますけれども、こうした観点から日銀、大蔵省としてどのように対応していかれるかということをお聞きし...全文を見る
○河本英典君 ちょっと申しわけないんですけれども、きょうは変則的な運営をしますので一たんここで切って、一巡してから次にまた続けてやりますので、よろしくお願いいたします。
○河本英典君 先ほど申しましたように、ちょっときょうは変則的な順番でございますので、御理解いただきたいと思います。一巡しましてまたこちらの番が回ってきましたので、これから引き続いてやらせていただきたいと思います。  先ほどは短期金融市場の話の辺まで行ったわけでございますけれども...全文を見る
○河本英典君 ありがとうございます。  本当に言葉というのは非常にひとり歩きしまして、イメージというのがございまして、若干実際と違うということがございます。特に法律用語は難しいわけですから誤解が起こりがちでございます。  金融システムの安定ということと預金者保護というのが大き...全文を見る
○河本英典君 そういったことでやっていただいておるということはよくわかるわけですけれども、こういったことは一つの流れですので便乗する方もおられるわけです。それは実際は罪にならぬわけです。便乗といいますのは、そういった現象が起こった場合だれでも考える手口といいますか手法であるわけで...全文を見る
○河本英典君 先ほどから少し話が重なって申しわけないんですけれども、この会期末で、特に年末で、ずっと一連の金融機関の破綻があり、それからいまだにまだ金融システムが不安定であるという状況の中で、そしてまた不況といいますか余り景気がよくないという中で、未然に防止するという意味でもこう...全文を見る
○河本英典君 今の局長と大臣のお話は裏と表というふうにまことにきっちり説明していただいているわけでございますけれども、そのことがこの法案成立に当たっての本当のねらいといいますか趣旨であるということをきっちり理解せにゃいかぬな、また知っていただかなきゃいかぬなというふうに思うわけで...全文を見る
○河本英典君 そういったことできっちり理解しておかなきゃいかぬなというふうに思うわけでございますけれども、今回の法改正は言うならば手法をちょっと変えるところに改正のポイントがあるわけです。  次に、財源論といいますか、裏打ちのお金があるかないかという話が先ほども少し出ておりまし...全文を見る
○河本英典君 きょうは三度目の登板でございまして、大変細切れな変則的な質疑で大変申しわけございませんけれども、私にとりましては非常に勉強しながらやらせていただいておるという感じで、今も参考人との質疑を十分に聞かせていただいたところでございます。かなり大蔵省のことなんかおもしろいこ...全文を見る
○河本英典君 重複して申しわけございません。  今、金融ビッグバンの中でグローバルスタンダードということが、これは金融システムだけじゃなしに日本の経営の中でいろいろ言われておるわけでございます。  もちろん、預金者の保護ということには間違いないわけでございますけれども、これは...全文を見る
○河本英典君 本当に極論というふうに聞いていただいたら結構なんですけれども、基本的には私はグローバルスタンダードというのはそういうことになるんじゃないかなというふうに思うわけでございます。  グローバルスタンダードということをもっと幅広く考えますと、経営ということが今言われてお...全文を見る
○河本英典君 貸し渋りという話がよく出ておるわけですけれども、それは自己資本比率を高めるために貸出量を減らそうということになるわけです。逆に、自己資本比率をアップするために先ほど言いました一つの論点の金融機関の財務体質を強化するという論点から株式、第三者発行みたいになるのかどうか...全文を見る
○河本英典君 おっしゃるとおり、貸し渋りの原因が必ずしも自己資本比率の問題だけじゃないということはよくわかりますけれども、しかし、世の中というのはおもしろいもので、必要ない人は余り資金が要らぬわけで、要る人が実は貸してもらえないというのが貸し渋りという言葉になってくると思うんです...全文を見る
○河本英典君 まさしく、今、局長がおっしゃったのは悪循環の方の話でございまして、先ほどの言葉をかりますと、ミクロで一生懸命やればやるほどマクロでおかしな話になるというような状況でございまして、その辺から脱却しないと金融のシステム安定、それから金融機関が非常によいバランスシートをつ...全文を見る
○河本英典君 本当にこれは中途半端なディスクロージャーが一番危ないわけでして、まだ隠しているんじゃないかというようなことで株価が下がったり、先ほどの話になるわけでございますけれども、これは一つの国際ルールであるということで考えていかにゃいかぬなというふうに思うわけでございます。 ...全文を見る
○河本英典君 今、帳面上の云々とおっしゃったように、まさしく私が先ほど言いました実態面での不良債権がどうかということ、これが今の困難というか危機的状況を乗り越える最大のポイントじゃないかというふうに思うわけです。  それと、先ほどの参考人のお話であったおもしろい話ですけれども、...全文を見る
○河本英典君 話として聞いていただいたらいいわけでございますけれども、銀行が全部資産を売りに出したら、買い手がだれやということになるわけですね。言うならば日本の国の不況産業が何か売りに出して、それでまた新しい産業が興ってそこが買い取る、それを一時的に持つのが今まで銀行であったりし...全文を見る
○河本英典君 きょうは金融機関の破綻の問題なんですけれども、経済全体のお話をさせていただいたわけです。やはり、金融というのは経済の血液だと言われているようにある意味では基幹産業でもあるわけですし、それから人間の体も血液を調べたら病気がわかるわけですから、これは単なる金融機関を見る...全文を見る