神崎武法
かんざきたけのり
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
01月13日 | 第142回国会 衆議院 本会議 第2号 議事録を見る | ○神崎武法君 私は、新党平和並びに改革クラブの統一会派であります平和・改革を代表して、橋本総理並びに三塚大蔵大臣の演説に対し、質問をいたします。 まず最初に、去る十日、中国河北省北部で発生した地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。ちょうど三年前の阪神・淡路大震災の...全文を見る |
02月25日 | 第142回国会 衆議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○神崎委員 私は、平和・改革を代表いたしまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 初めに、イラク問題からお尋ねをいたします。 イラクがアナン国連事務総長の調停案を受け入れましたことから、事実上、武力行使が回避される事態になったわけであります。 私どもは、従来から...全文を見る |
○神崎委員 湾岸戦争のときと比較をいたしますと、国際世論も今回は相当違っているように思うわけです。湾岸諸国も、大半は武力行使に反対である。国連安保理常任理事国のうちでも武力行使に相当反対の国もあった。また、米国においても、国内世論も当初は割れていた。そういう状況を考えますと、これ...全文を見る | ||
○神崎委員 日本がどういうことを望んでいるのか、メッセージというものは正確に、アメリカに対しても湾岸諸国に対しても、これはきちんとやはり送るべきだと思うのです。 それから、今回の事態を受けまして、我が国を含めて二十一カ国のメンバーが査察のオブザーバーとして参加する、こういうこ...全文を見る | ||
○神崎委員 この問題は大変重大な問題ですから、これは外務大臣としても本気になって取り組んでいただきたいと思います。 次に、政治倫理の問題についてお尋ねをいたします。 まず、政治家と株取引の問題でございますけれども、故新井将敬氏の株取引にまつわる事件がございました。残念なが...全文を見る | ||
○神崎委員 これは、政治家や政治に対する国民の信頼を回復する意味におきましても、政治家と株取引という問題についていろいろ疑惑が言われている。非常に私どももこの点は、信頼を回復するためにどうすればいいか、真剣に考えなければならないと思うわけであります。その意味でも、まず政党また政治...全文を見る | ||
○神崎委員 検討結果を待たれるのはいいのですけれども、まず一番疑惑を晴らすべきなのは自民党だと思うのです。ですから、まず自民党が率先して実態調査をして、その結果を公表する、それが私は今急がれるのではないか、このように思います。 それから、株取引は正当な経済行為である、これはも...全文を見る | ||
○神崎委員 今、政治家について申し上げたわけでありますけれども、公務員につきましても、今大蔵省スキャンダル等がいろいろ報道されている。これはもう大蔵省だけじゃなくて、各省庁のスキャンダルがこれまでも報道されてきたわけであります。その意味では、公務員の倫理の問題、これはもう何回も何...全文を見る | ||
○神崎委員 次に、当面する経済情勢についてお尋ねをいたします。 現在はもう大変な不況、国民は悲鳴を上げている、これが現状だと思います。将来に対しては老後の不安がある、現在は経済危機で、もうみずから生活防衛をせざるを得ない、これが国民の率直な現状だと思います。 企業の方も、...全文を見る | ||
○神崎委員 そんな甘いことじゃ困るのですよ。 昨年十月までいずれも、昨年十月もそうですよ、景況判断は。「足元は回復テンポが緩やかになっており、企業の景況感にも慎重さがみられるものの、民間需要を中心とする景気回復の基調は続いている。」ずっとそれまでも、景気回復の基調は続いている...全文を見る | ||
○神崎委員 経企庁がそんなのんきな、悠長なことを言っているから困るのですよ。国民はみんな悲鳴を上げているのですよ。それがわからないのですか。いろいろな指標を見れば、これは長期に経済が低迷しているのはもうはっきりしているのです。 一つは、史上類例のない超低金利、〇・五%の公定歩...全文を見る | ||
○神崎委員 平均株価と地価の推移でありますけれども、株価も地価も全く同じような傾向です。長期低落、低迷の傾向になっている。バブル崩壊後、地価は六百兆円目減りがした、株価は四百兆円目減りがした、合計一千兆円の目減りがしたということも言われているわけでありますけれども、この株価と地価...全文を見る | ||
○神崎委員 総理も少しは判断が甘かったということをお認めになっているように思いますけれども、そうなら思い切った路線転換をして、今のこの不況に本気になってやはり取り組む姿勢が必要だと私は思うのです。 実際はこの間、単年度だけで特別減税二兆円を指示されたわけです。これはやはり本来...全文を見る | ||
○神崎委員 今の大蔵大臣の御答弁ですと、日本は景気刺激策をとらなくてもいい、こういうことを言っている国もあったんだ、そのように受けとめていいのですか。 | ||
○神崎委員 共同声明で、日本では経済活動は低迷し、見通しは弱いということを明確に指摘され、かつ、IMFの見方ではというただし書きがついているけれども、景気を刺激する強い理由があるということが共同声明で盛り込まれているわけでしょう。これは各国の共通の認識、理解なんじゃないですか。 | ||
○神崎委員 ルービン米財務長官も共同声明後の記者会見で、財政刺激については、これは財政出動をふやすか減税をするか二つに一つだ、しかし、どちらをとるかは日本政府が判断することだと明確に指摘しているのですよ。これは全然違うじゃないですか。 | ||
○神崎委員 それでは、G7を終えた現在におきましても、大型減税はしない、それから財政出動を伴う景気対策は平成十年度においては、この橋本内閣においては選択肢の中にないのだ、こういうことを言えますか。 | ||
○神崎委員 内閣として景気に大きく踏み込むという明確なメッセージがないのですよ。(発言する者あり) | ||
○神崎委員 それで、要するに現在の最大の景気対策は、路線転換の態度を表明することなんです。そのメッセージがないから、内外の市場は非常に今厳しい状況になっているわけでしょう。 「財界」の新春特別号で、瀬島龍三氏が「日本の再建」と題する緊急提言をしております。 これを読みます...全文を見る | ||
○神崎委員 これだけ景気が悪い、しかも与党の幹部からも景気対策を打ち出せということが言われている。これは当委員会での質疑の中でも、そういう指摘が与党委員からも出ている。そういう中で、なぜこの平成十年度予算にこだわるのか、景気対策を今やれないのか、非常に私は疑問に思うわけです。 ...全文を見る | ||
○神崎委員 アメリカの例に触れました関係上、つけ加えますと、アメリカでは、一九九二年に二千九百四億ドルあった財政の赤字が五年間で激変して、今や黒字に転換するに至ったわけであります。 なぜこの赤字が削減したのか。いろいろな理由がありますけれども、財務省や行政管理予算局の資料で調...全文を見る | ||
○神崎委員 私は、今、景気対策を打ち出せないでいる一つの原因は財政構造改革法にある、こういうことを指摘いたしました。 もう一つは、予算の修正という問題について、何で抵抗するんですか。今必要なことをすぐ打ち出せばいいと思うのです。予算を修正しないで平成十年度の補正予算を組むとか...全文を見る | ||
○神崎委員 今大事なことは、官僚の言うままに行動することじゃなくて、政治がやはりリーダーシップを発揮するときなのです。今国民が求めている、経済が求めている、これにきちんと政治がこたえることが大事なんだ。そのためには、やはり総理がリーダーシップを発揮すべきですよ。どうなんですか。 | ||
○神崎委員 私たちは、現状の景気を打開して、景気を回復するためには、やはり大事なことは、一つは、大型の減税が必要だと考えております。二兆円の所得税の恒久減税を含めて、法人税の実効税率を四〇%に引き下げることなどを含めて、合計六兆円規模の減税が必要だ、このように考えます。 また...全文を見る | ||
○神崎委員 それから、これもまた声でありますけれども、この際、政府系金融機関の融資対象業種、融資限度額、資金の使途の制約、融資期間の規制などを一時的にも外す必要があるのではないか。これらの規制は主務大臣の通達あるいは業務方法書などで規制されている、大臣の決断次第でこのような規制を...全文を見る | ||
○神崎委員 この実態調査の問題については、いろいろな機会にまた政府にも申し上げたいと考えております。 日銀総裁にお見えいただいておりますので、金利の問題で、一点だけお尋ねをいたしたいと思います。 二年以上超低金利が継続されているわけであります。その景気下支えの効果という面...全文を見る | ||
○神崎委員 時間が参りましたので、同僚議員の質疑にゆだねます。 どうもありがとうございました。 | ||
03月18日 | 第142回国会 衆議院 逓信委員会 第4号 議事録を見る | ○神崎委員 私も、Vチップの問題を取り上げたいと思います。 最近、ナイフを使った少年事件が大変多発しております。教育の現場においても起こっております。教育の荒廃が言われて久しいものでありますけれども、その原因として、学校の問題、家庭の問題、社会の問題、制度の問題などが複雑に絡...全文を見る |
○神崎委員 ぜひ調査研究の成果はその都度公表をしていただきたいと思います。 それから、NHK会長にお伺いしたいわけでありますけれども、この問題についていろいろ伺っておりますと、会長御自身は余り積極的でないような印象を受けているわけでありますけれども、率直にどうお考えになってい...全文を見る | ||
○神崎委員 時間がありませんので簡単に、デジタル化の問題についてお尋ねしますけれども、BS、地上波も予定を前倒しして二〇〇〇年にデジタル化するという方針と伺っております。 世界の趨勢もこれはデジタル化という大きな流れがあるわけでありますし、米英では本年中に地上放送のデジタル化...全文を見る | ||
○神崎委員 NHKの場合、公共放送ですから、このデジタルの問題は非常に難しい問題も抱えていることも事実だと思うのですね。デジタルになってスクランブル方式を採用した場合に、受信料を払っていない人は見られなくなる。そういう意味では、受信料制度の根幹にこれはかかわってくるだろうというふ...全文を見る | ||
○神崎委員 終わります。どうもありがとうございました。 | ||
08月10日 | 第143回国会 衆議院 本会議 第4号 議事録を見る | ○神崎武法君 新党平和の神崎武法です。統一会派平和・改革を代表して、小渕総理の所信表明演説に対し、質問を行います。 冒頭、先週、新潟県を襲った集中豪雨災害において、死者を含め多くの被害が出ておりますことについて、被害に遭われた方々に対し、会派を代表して心よりのお見舞いを申し上...全文を見る |
11月30日 | 第144回国会 衆議院 本会議 第2号 議事録を見る | ○神崎武法君 私は、公明党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました小渕総理の所信演説を中心に、山積する内外の諸問題に対して質問をいたします。 まず最初に、私たち公明党は、去る十一月七日の公明党全国大会において、新党平和と公明が合流して、新しい公明党として船出い...全文を見る |